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奈良県 大和郡山市

平成23年  3月 定例会(第1回) 02月24日−01号




平成23年  3月 定例会(第1回) − 02月24日−01号







平成23年  3月 定例会(第1回)






 ◯平成23年第1回大和郡山市議会定例会会議録(第1号)
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          平成23年2月24日 (木曜日) 午前10時5分 開会
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諸  報  告
    1. 11・12月分例月出納検査及び定期監査の結果について
    2. 大和郡山市土地開発公社に関する報告について
    3. 財団法人大和郡山市文化体育振興公社に関する報告について
議 事 日 程
 日程第1  会議録署名議員の指名について
 日程第2  会期の決定について
 日程第3  議案第2号  大和郡山市老人医療費の助成に関する条例の廃止について
 日程第4  議案第3号  市道路線の認定について
 日程第5  議案第4号  天理市公共下水道施設の設置に関する協議について
 日程第6  議案第5号  平成22年度大和郡山市一般会計補正予算(第6号)について
 日程第7  議案第6号  平成22年度大和郡山市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第
              2号)について
 日程第8  議案第7号  平成22年度大和郡山市下水道事業会計補正予算(第1号)について
 日程第9  平成23年度大和郡山市施政方針について
 日程第10  平成23年度大和郡山市教育行政方針について
 日程第11  議案第8号  大和郡山市自治基本条例の制定について
 日程第12  議案第9号  大和郡山市の一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について
 日程第13  議案第10号  大和郡山市国民健康保険税条例の一部改正について
 日程第14  議案第11号  大和郡山市心身障害者医療費の助成に関する条例の一部改正について
 日程第15  議案第12号  大和郡山市小規模改良住宅条例の一部改正について
 日程第16  議案第13号  大和郡山市道路占用料に関する条例等の一部改正について
 日程第17  議案第14号  大和郡山市九条公園施設条例の一部改正について
 日程第18  議案第15号  平成23年度大和郡山市一般会計予算について
 日程第19  議案第16号  平成23年度大和郡山市国民健康保険事業特別会計予算について
 日程第20  議案第17号  平成23年度大和郡山市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について
 日程第21  議案第18号  平成23年度大和郡山市公園墓地事業特別会計予算について
 日程第22  議案第19号  平成23年度大和郡山市介護保険事業特別会計予算について
 日程第23  議案第20号  平成23年度大和郡山市介護サービス事業特別会計予算について
 日程第24  議案第21号  平成23年度大和郡山市後期高齢者医療事業特別会計予算について
 日程第25  議案第22号  平成23年度大和郡山市水道事業会計予算について
 日程第26  議案第23号  平成23年度大和郡山市下水道事業会計予算について
 日程第27  議員提出議案第1号 大和郡山市生活習慣病予防施策推進条例の制定について
       (日程第3から日程第8及び日程第11から日程第27までは提案理由説明のみ)
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本日の会議に付した事件
 議事日程に同じ
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                    出 席 議 員(24名)
                          1番  出 口 真 一 君
                          2番  福 田 浩 実 君
                          3番  甲 谷 悦 夫 君
                          4番  上 田 健 二 君
                          5番  高 橋 朋 美 君
                          6番  林   浩 史 君
                          7番  西 川 健 次 君
                          8番  東 川 勇 夫 君
                          9番  田 村  俊  君
                          10番  北 門 勝 彦 君
                          11番  西 川 貴 雄 君
                          12番  牛 島 孝 典 君
                          13番  尾 口 五 三 君
                          14番  金 銅 成 悟 君
                          15番  吉 川 幸 喜 君
                          16番  池 田 篤 美 君
                          17番  辻 本 八 郎 君
                          18番  田 房 豊 彦 君
                          19番  仲   元 男 君
                          20番  丸 谷 利 一 君
                          21番  遊 田 直 秋 君
                          22番  石 田 眞 藏 君
                          23番  乾   充 徳 君
                          24番  田 村 雅 勇 君
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                    欠 席 議 員(なし)
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                説明のため出席した者
                       市   長  上 田  清  君
                       副 市 長  水 野 敏 正 君
                       教 育 長  赤 井 繁 夫 君
                        総務部長  吉 村 安 伸 君
                      市民生活部長  西 本  博  君
                   福祉健康づくり部長  森   康 好 君
                      産業振興部長  吉 田 昌 義 君
                      都市建設部長  矢 舖 健次郎 君
                      上下水道部長  岩 本 正 和 君
                       消 防 長  仲 西 龍 人 君
                        教育部長  田 中 利 明 君
                        財政課長  八 木 謙 治 君
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                  事務局職員出席者
                        事務局長  角 田 克 之
                       事務局次長  西 垣 素 典
                       議 事 係  森   佳 輝
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               午前10時5分 開会



○議長(北門勝彦君) ただいまから平成23年第1回大和郡山市議会定例会を開会いたします。

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○議長(北門勝彦君) 市長より招集のあいさつがございます。

 上田市長。

          (上田 清君登壇)



◎市長(上田清君) おはようございます。本日ここに平成23年第1回大和郡山市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方におかれましては、年度末ということで何かと御多忙のところ御出席いただきまして、厚く御礼を申し上げます。

 今定例市議会に提案を申し上げました議案等につきましては、既にお手元にお配りいたしておりますとおり、条例の制定、廃止、一部改正議案等10件、平成22年度一般会計等補正予算案3件及び平成23年度一般会計、特別会計並びに公営企業会計予算案9件でございます。

 何とぞ慎重に御審議をいただきまして、それぞれの議案につきまして御議決を賜りますようお願いを申し上げ、平成23年第1回大和郡山市議会定例会の招集あいさつといたします。どうぞよろしくお願いいたします。

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○議長(北門勝彦君) 次に、議会運営委員会の結果を委員長より報告願います。

 19番 仲議会運営委員会委員長。

          (仲 元男君登壇)



◆議会運営委員会委員長(仲元男君) ただいまから議会運営委員会の結果について御報告申し上げます。

 今期定例会は、本日から3月14日までの19日間といたします。

 本日は、まず諸報告3件がございます。次に、日程に入り、日程第1で会議録署名議員の指名、日程第2で会期の決定を行います。続いて日程第3 議案第2号から日程第8 議案第7号までの6議案の提案理由の説明を求めます。日程第9で平成23年度大和郡山市施政方針について、日程第10で平成23年度大和郡山市教育行政方針についての説明を受けます。次に、日程第11 議案第8号から日程第27 議員提出議案第1号までの17議案の提案理由の説明を求めます。

 25日は、議案熟読のため、休会いたします。

 28日に再開し、日程第1で施政方針及び教育行政方針に対する質疑を行います。日程第2で議案第2号から議案第14号までの13議案に対する質疑の後、各委員会に付託をいたします。日程第3で議員提出議案第1号に対する質疑の後、教育福祉常任委員会に付託をいたします。日程第4で議案第15号から議案第23号までの9議案に対する質疑の後、予算特別委員会を設置し、同委員会へ付託をいたします。

 3月1日から9日までは、本会議を休会し、各常任委員会及び特別委員会を開会いたします。

 10日と11日は、一般質問を行います。

 14日の最終日は、日程第1で議案第2号から議員提出議案第1号までの23議案に対する各委員長報告について、質疑、討論、表決を行います。

 本定例会の会期及び議事日程並びに委員会招集日表と議案付託表につきましては、お手元に配付されているとおりでございます。議員各位におかれましては、よろしく御協力のほどお願いいたしまして、報告を終わります。

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○議長(北門勝彦君) これより本日の会議を開きます。

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○議長(北門勝彦君) ただいまの出席議員数は24名であります。

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○議長(北門勝彦君) 諸報告に入ります。

 11・12月分例月出納検査及び定期監査の結果については、既に皆様のお手元に御配付申し上げております。

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○議長(北門勝彦君) 次に、大和郡山市土地開発公社に関する報告について、御質疑ありませんか。

 5番 高橋朋美君。

          (高橋朋美君登壇)



◆5番(高橋朋美君) おはようございます。

 大和郡山市土地開発公社に関する報告について、4点お尋ねいたします。

 まず、土地開発公社経営健全化計画を策定して、長期保有地の解消に向けて努力をされていますが、現状と今後の見通しをお聞かせください。

 2番目に、平成23事業年度事業計画についてですが、西田中B地区小規模住宅地区改良事業の先行取得 9,047万 7,000円と、また買い戻しの2億 3,149万 7,000円の詳細をお聞かせください。

 3番目に、保有地のうち旧同和事業と小規模住宅地区改良事業の土地面積と金額、そして全体に対する比率はどうなっているのか、お聞かせください。

 4点目に、標準財政規模に対する土地保有額の割合、そしてまた債務残高と1日当たりの支払い金利はどれくらいになっているのか、お聞かせください。



○議長(北門勝彦君) 吉村総務部長。

          (吉村安伸君登壇)



◎総務部長(吉村安伸君) おはようございます。

 5番高橋議員の御質疑にお答えいたします。4点お尋ねでございます。

 まず1点目、土地開発公社経営健全化の状況でございます。経営健全化計画の状況につきましては、平成20年7月に土地開発公社経営健全化団体の指定を受け、平成21年度におきまして16億 9,000万を市に買い戻しいたしました。その結果、21年度末の簿価は93億円となっております。また、22年度におきましては10億を買い戻しました。その結果、22年度末の見込みは83億円を見込んでおります。21年度に比べますと、22年度の末簿価は10億円減の見込みでございます。続いて23年度、来年度でございますが、3事業用地を買い戻す予定で、金額約13億円を見込んでおります。23年度の末の簿価は70億円を見込んでおります。

 2点目でございます。

 平成23年度事業年度におけます西田中町B地区小規模住宅地区改良事業に係ります取得事業及び売却事業の詳細でございます。23年度事業におけます西田中町B地区小規模住宅地区改良事業に係ります 9,047万 7,000円の取得事業といたしましては、面積 1,201平米でございます。続いて、売却事業の2億 3,149万 7,000円につきましては、面積 2,795平米でございまして、事業目的は主に道路用地でございます。

 次に3点目、旧同和対策事業が土地開発公社保有地総面積に占める面積と簿価の割合をお尋ねでございます。

 まず、平成21年度では、旧同対事業の面積が3万 8,000平米でございます。全体に占める比率で36%です。簿価額で申しますと34億 7,000万、率で37%です。平成22年度の末の見込みでございます。面積3万 7,000平米、全体に占める比率が42%、簿価額では34億、率が42%でございます。

 4点目、土地開発公社保有地簿価額は、標準財政規模に占める割合もお尋ねでございます。

 平成21年度の標準財政規模が 184億 1,000万でございますので、割合といたしましては、51%です。平成22年度の標準財政規模が 183億 6,000万でございますので、占める割合は45%でございます。続いて、1日当たりの利息でございます。平成21年度におけます利息は、年間2億 113万円でございます。1日当たり55万円でございました。平成22年度におきましては、支払い額が1億 8,300万円の見込みでございます。1日当たり50万円でございます。

 以上でございます。



○議長(北門勝彦君) 5番 高橋朋美君。

          (高橋朋美君登壇)



◆5番(高橋朋美君) 御答弁いただきました。

 もうちょっと詳しく教えていただきたいので、2回目の質問をさせていただきます。

 23事業年度の事業計画の大体 9,047万 7,000円、先行取得の分と買い戻しの分は主に道路用地だということなんですが、その内訳といいますか、内訳がわかれば、すべて道路用地なのか、それ以外も入っているのであれば内訳も教えていただきたいなと思いまして、2回目質問させていただきます。



○議長(北門勝彦君) 吉村総務部長。

          (吉村安伸君登壇)



◎総務部長(吉村安伸君) 5番高橋議員の再度の質問でございます。

 平成23年度の西田中町B地区小規模住宅地区改良事業に係ります取得事業の 9,047万 7,000円の内訳でございますが、面積 1,201平米のうち 900平米は公園用地、取得金額 6,700万でございます。

 以上でございます。



○議長(北門勝彦君) ほかに御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御質疑がないようでありますので、本件についてはこの程度で打ち切ります。

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○議長(北門勝彦君) 次に、財団法人大和郡山市文化体育振興公社に関する報告について、質疑の通告がありますので通告者の発言を許します。

 1番 出口真一君。

          (出口真一君登壇)



◆1番(出口真一君) 財団法人大和郡山市文化体育振興公社に関する報告について、1つ質問をさせていただきます。

 平成23年度の事業計画がこの報告書にも載っておるわけでございますが、やまと郡山城ホールの開館、ちょうど10周年ということで、10周年の記念行事が計画をされていると。前回の決算の報告書の質問に対してのところでも、記念行事をやっていただくという報告を受けました。その分で計画をされているということでございますが、この内容と財源について報告をお願いしたいと思います。



○議長(北門勝彦君) 吉村総務部長。

          (吉村安伸君登壇)



◎総務部長(吉村安伸君) 1番出口議員の質疑でございます。

 やまと郡山城ホールの開館10周年記念事業につきましては、お手元の資料、平成23年度事業計画書及び収支予算書の3ページにございますとおり、平成23年6月1日に開館10周年を迎えますやまと郡山城ホール記念事業のフィナーレとして4事業を計画いたしております。事業内容といたしましては、開館10周年となります6月1日前後、土、日を含む9日間を記念事業のフィナーレの期間とし、まず5月28日土曜日には中、高校生による吹奏楽コンサートを開催し、市内の中学校、奈良高専の吹奏楽部と天理高校吹奏楽部、天理高校マーチングバンド部の演奏を予定しており、これからの未来を担う若い力がフィナーレのトップを飾ります。次の29日日曜日には、昔なつかしい歌声喫茶を再現し、市民から思い出の歌と歌に寄せるメッセージをつながり等で募集し、観客とホールが一体となって合唱するという事業でございます。それぞれの思いを歌に託し、みんなでホールの10周年を、そして思い出を振り返るという企画でございます。6月4日土曜日には、大和郡山市民で祝う10周年記念として、公募により結成された10周年記念合唱団と奈良フィルハーモニー管弦楽団による第九を披露いたします。そして最後となる5日日曜日は、奈良県出身の演奏家をソリストに迎えての関西フィルハーモニー管弦楽団による奈良コンサートを開催いたします。予算は 770万円を予定いたしております。

 以上でございます。



○議長(北門勝彦君) 以上で通告による質疑を終わります。

 ほかに御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御質疑がないようでありますので、本件についてはこの程度で打ち切ります。

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○議長(北門勝彦君) これより日程に入ります。

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○議長(北門勝彦君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員を会議規則第81条の規定により、議長より指名いたします。

              6番 林   浩 史 君

              9番 田 村   俊 君

 以上2議員の方にお願いいたします。

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○議長(北門勝彦君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、本日から3月14日までの19日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御異議なしと認めます。

 よって会期は19日間と決定いたしました。

 議会運営委員会開催のため、この際暫時休憩いたします。

               午前10時22分 休憩



               午後3時0分 再開



○議長(北門勝彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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○議長(北門勝彦君) 日程第3 議案第2号から日程第8 議案第7号までの6議案を一括議題といたします。

 朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。

 水野副市長。

          (水野敏正君登壇)



◎副市長(水野敏正君) それでは、ただいま上程をいただきましてありがとうございます。6議案の提案説明を申し上げます。

 日程第3 議案第2号 大和郡山市老人医療費の助成に関する条例の廃止について御説明申し上げます。

 本案につきましては、平成17年度において5年間の経過措置期間を経て効力を失うこととされました老人医療費助成制度につきまして、その経過措置期間が満了いたしましたことから本条例を廃止するものでございます。なお、この条例は公布の日から施行するものでございます。

 日程第4 議案第3号 市道路線の認定について、まずおわびを申し上げます。議案書に添付をいたしております参考資料の幅員と延長の記述がすべて逆転をいたしておりました。お手元に訂正いたしました参考資料をお配りいたしておりますので、差しかえをお願いいたしたいと思います。申しわけございませんでした。

 それでは、議案について御説明を申し上げます。今回、認定予定の道路は宮堂町地内線の5路線でございます。いずれも、寄附行為により引き継ぎを受けました道路を市道認定しようとするものでございます。

 日程第5 議案第4号 天理市公共下水道施設の設置に関する協議について、本案につきましては、地方自治法第 244条の3第1項の規定に基づき、本市の区域内において天理市の公共下水道施設を設置することについて、同市より協議がありましたので、同条第3項の規定により議会の議決を求めるものでございます。設置場所は、宮堂町1番12先から 478番先までの市道敷地内で、施設設置の条件として設置及び維持管理に係る経費については、天理市の負担により同市が行うこととするものでございます。

 日程第6 議案第5号 平成22年度大和郡山市一般会計補正予算(第6号)についてでございます。歳入歳出予算にそれぞれ4億 8,912万 1,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を 284億 8,016万 3,000円とするものでございます。

 次に、繰越明許費の補正でございます。総務費のコミュニティ会館補修事業、土木費の道路整備改修事業、教育費の小学校施設整備事業、図書館、図書購入事業につきましては、それぞれ年度内の完了が見込めないため、翌年度へ繰り越し措置をするものでございます。

 続きまして、地方債の補正でございますが、臨時財政対策債につきまして限度額を増額するものでございます。

 それでは、歳出より御説明を申し上げます。第2款 総務費は、3億 4,619万 9,000円の増額補正でございます。その内訳は、第1項 総務管理費、第1目 一般管理費におきまして、退職者の増により退職手当等で2億 1,553万 6,000円、第7目 自治振興費におきまして、観音寺町にございますコミュニティ会館補修に要する経費 876万 3,000円、第12目 諸費におきまして、平成21年度セーフティーネット支援対策等事業費補助金の事業実績報告訂正に伴う返還金 2,190万円と、住宅新築資金等貸付事業特別会計繰出金1億円を増額補正いたすものでございます。第3款 民生費は、 7,460万 8,000円の増額補正でございます。その内訳は、第1項 社会福祉費、第1目 社会福祉総務費におきまして、認知症、高齢者グループホーム建設に係る補助金 375万円、第7目 障害者自立支援等給付費におきまして、利用の増加等により障害介護給付費 5,550万 8,000円、第2項 医療福祉費、第3目 保育所費におきまして、図書の充実を図るために図書購入費35万円、第3項 生活保護費 第1目 生活保護総務費におきまして、受給者の増加により生活扶助費等 1,500万円をそれぞれ増額補正するものでございます。第8款 土木費は、第1項 道路橋梁費、第2目 道路維持費におきまして、道路維持補修工事費 2,000万円を増額補正いたすものでございます。第10款 教育費は、 4,831万 4,000円の増額補正でございます。これは第2項 小学校費、第1目 学校管理費におきまして、平和小学校の消防設備整備に要する経費 236万 4,000円と、小学校全11校のコンピューター教室に空調機器を新設する経費 3,000万円を増額補正いたすものでございます。また、先ほどの保育園と同じく、図書の充実を図るために、図書購入費を小学校費におきまして 110万円、第3項 中学校費におきまして50万円、第4項 幼稚園費におきまして55万円を増額補正いたすとともに、第5項 社会教育費、第3目 やまと郡山城ホール費におきまして、図書館の図書購入費も 1,200万円増額補正いたすものでございます。さらに第5目 学校給食共同調理場費におきまして、光熱水費を 180万円増額補正いたすものでございます。

 次に、歳入についてでございますが、歳出に対する特定財源といたしまして、第14款 国庫支出金 9,631万 2,000円、第15款 県支出金で 1,762万 7,000円をそれぞれ増額いたし、第18款 繰入金において、さきの定例会にて可決いただき、減債基金へ積み立てた1億円を繰り入れいたすものでございます。特に、国庫支出金に関しては、政府の平成22年度補正予算により交付内示があった地域活性化きめ細かな交付金 4,534万 2,000円、住民生活に光を注ぐ交付金 1,196万 6,000円を新たに補正いたし、各対象事業に充当をいたしております。また、第21款 市債において、臨時財政対策債を発行可能額の確定により2億 2,711万 9,000円増額いたし、不足する財源につきましては、前年度繰越金によって補い、収支の均衡を図っております。

 次に、日程第7 議案第6号 平成22年度大和郡山市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)についてでございます。

 この補正は、さきの定例会にて可決いただき、一般会計から減債基金に積み立てていました1億円を本特別会計に繰り入れいたすもので、第2款 諸収入において回収管理組合返戻金を1億円減額し、第1款 一般会計繰入金を同額増額補正いたすものでございます。

 日程第8 議案第7号 平成22年度大和郡山市下水道事業会計補正予算(第1号)について。今回の補正は、排水量の増加に伴う下水道使用料、流域下水道維持管理負担金の増額並びに企業債繰上償還の実施に伴う企業債収入、企業債償還金の予定額等を増額するものでございます。

 まず、収益的収入及び支出でございますが、収入の第1款 下水道事業収益を 6,900万円増額し、総額23億 2,920万 3,000円といたし、支出の第1款 下水道事業費用を 5,523万 8,000円増額し、総額23億 6,892万 9,000円とするものでございます。消費税の納付予定額を除く実質収支は、 4,574万 6,000円と見込んでおります。

 次に、資本的収入及び支出でございますが、収入の第1款 資本的収入を11億 3,870万円増額し、総額25億 4,435万 5,000円とし、支出の第1款 資本的支出を11億 2,846万 8,000円増額し、総額31億 9,512万円とするものでございます。その結果、資本的収入が資本的支出に対して不足する額は6億 5,076万 5,000円となっております。これにつきましては、損益勘定留保資金等で補てんをする予定でございます。

 以上でございます。何とぞよろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(北門勝彦君) ただいま提案理由の説明が終わりました。

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○議長(北門勝彦君) 日程第9 平成23年度大和郡山市施政方針を求めます。

 上田市長。

          (上田 清君登壇)



◎市長(上田清君) 本日、ここに平成23年第1回定例市議会の開会に当たり、平成23年度の予算案を初めとする各議案の説明に先立ちまして、市政運営に関する私の所信を申し上げ、議員各位を初め、市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと思います。

 初めに、平成21年6月の市長選挙におきまして、私は市民の皆様からの御支持をいただき、市長として3期目の重責を担うことになりましたが、早いものでもうすぐその任期も折り返し点を迎えようとしています。平成13年7月に最初に市長に就任したときから通算しますと、間もなく10年の節目を迎えようとしております。

 この10年の間、私の脳裏から片時も離れることがなかったのは、財政健全化の問題であり、市長就任直後から、市民の皆様を初め、議会、職員の御理解と御協力をいただき、市債残高や土地開発公社の簿価といった市の借金を着実に削減するなど財政健全化に取り組んでまいりました。また、それとともに小・中学校の耐震化事業や藺町線街路事業といった喫緊の課題にも積極的に取り組み、市民サービスの低下を招かぬように配慮してきたところでございます。「借金をふやして、子供や孫の代までその負担を先送りするようなことは、決してしてはならない。」ということと同時に、「今の世代だけに過度の負担を強いることも避けなければならない。」ということであります。

 平成26年に、大和郡山市は市制60周年を迎えます。その記念すべき年を財政健全化の目標年と位置づけし、これからも積極的に行財政改革に取り組んでまいります。それとともに、この10年間の経験と、皆様から寄せられました叱咤激励の声を糧として、どんな状況であっても前向きな姿勢で市役所から元気を発信し、元気城下町づくりをさらに推し進めてまいる所存でございます。

 さて、我が国の経済は、平成20年秋に発生した世界同時不況以降の経済危機から回復の兆しを強め、外需の拡大や経済政策による需要の創出、雇用の下支え効果等により持ち直しを見せ始めておりましたが、急速な円高の進行や海外経済の減速懸念により、昨年夏以降、再び先行きの不透明感が強まり、これにデフレの懸念や失業率の高どまりなどの影響が重なり、景気回復の歩みは依然として弱いまま推移をいたしております。

 このような状況の中で、平成23年度における当市の財政状況を見ますと、歳入の根幹をなします個人市民税におきましては、本年度も景気後退による影響が個人所得に波及すると予想されますことから、大幅な減収が見込まれますとともに、法人市民税におきましても、企業業績の回復の立ちおくれから依然低い水準のまま推移するものと見込んでおります。また、固定資産税におきましても、大型ショッピングセンター等の新築による増収が見込まれる一方で、地価下落による時点修正の影響や、企業の新たな設備投資が期待できないことなどから、総額では減収となるものと見込んでおります。そのため、地方交付税を国の地方財政対策に基づき増額し、事業の執行に必要な一般財源の確保を図ったところであります。

 一方、歳出におきましては、事務の効率化、合理化による職員数の削減や給与削減の継続などにより人件費総額は減少するものの、社会保障関係費である扶助費が増大する福祉や保健、医療ニーズに対応するために大幅増となっており、依然として厳しい状況となっています。

 このたび提案をいたします平成23年度各会計の予算案は、このような本市の厳しい財政状況の中で、市民だれもが安心して生活することができるための取り組みを最優先に計上するとともに、未来への投資として必要なものは思い切って予算化するなど、財源の重点的かつ効率的配分に努めたところでございます。

 その結果、予算規模については、一般会計 287億 8,000万円、特別会計 163億 261万 1,000円、公営企業会計91億 1,501万 8,000円、全会計総計では 541億 9,762万 9,000円となったところでございます。

 一般会計につきましては、対前年度比 7.3%増のプラス予算を編成いたしましたが、これは土地開発公社からの買い戻しや子ども手当等の扶助費が増となったためでございます。

 それでは、諸事業及び重点施策につきまして、新規事業を中心に、第3次総合計画の体系によりまして順次御説明申し上げます。

 1点目は、『子育て・教育』の推進についてであります。

 まず、「子育て」についてでありますが、大和郡山市が子育てしやすい町となるよう、また次代(あす)を担う子供たちが健やかに育つ環境を整えるため、子育て支援策に取り組みます。

 昨年4月に開園しました「はぐみ保育園」に続き、この4月に新たに宮堂町に「あすなら保育園」が開園します。この保育園は、年間 365日の開設を通じて、休日保育等の特別保育も実施することを予定しており、多様な保育ニーズにこたえてまいる予定でございます。また、本市最初の幼稚園と保育所機能をあわせ持つ施設として、昨年4月にスタートいたしました「治道認定こども園」も、この4月よりゼロ歳児から2歳児までの受け入れを始めます。これらの施策によりまして、保育園待機児童の解消、さらなる保育サービスの充実に努めるものでございます。

 次に、地域との交流が希薄になり、子育てに悩む親が多くなっている中、幼い子供をお持ちのお母さんや幼児の触れ合いの場として、また、親同士の交流の場としても有意義な「親子たんとん広場」の充実を図ります。そのうち、「つつい広場」につきましては、昨年4月に南部公民館から南井町児童館へ移転しましたが、好評につき開設日を週2日ふやし、月曜日から金曜日までの平日毎日の開設へと拡充し、子育て支援を推進してまいります。

 また、現在、幼児2人まで同乗することができるための安全基準を満たした自転車が販売されておりますが、この自転車の購入価格は通常より高額になります。そのため、新たな子育て支援の取り組みとして、上限を4万円として、幼児2人同乗用自転車の購入費の2分の1を補助する新たな補助制度を始めてまいります。

 次に、「教育」についてでございます。

 平成23年7月の地上デジタル放送完全移行にあわせて、小・中学校並びに幼稚園のアナログテレビすべてを地上デジタルテレビに入れかえいたします。デジタルテレビがパソコンやデジタルカメラなどと連携しやすいことから、それぞれの教育現場において、「見るテレビ」としてだけでなく、「使うテレビ」としても新たな活用が図れるのではないかと考えております。

 また、子供たちの学校生活をサポートするためのいじめ不登校対策教員、スクールカウンセラー、特別に配慮を要する子供に対応する特別支援教育支援員、英語指導助手、日本語指導講師など、人的対応においても前年度と同様の規模を確保しております。子供たちが笑顔で元気に学べる環境を整えるよう、今後も努めてまいります。

 続きまして、『安全・快適な暮らし』の推進についてであります。

 まず最初に、「安全な暮らし」の推進についてであります。

 「安全な暮らし」で、まず一番に出てくるのは、災害時の想定であります。大規模災害が発生すれば、救援活動、物資の備蓄機能が何よりも求められますが、それとともに地域において一番身近な助け合いの受け皿になるのは自主防災組織であります。自主防災組織の結成をさらに促進いたしますとともに、防災資機材の配備を進めてまいります。

 また、それとともに、高齢者や障害を抱える方など、災害が起きたときに手助けを必要とされる方に対して、自治会、自主防災組織、民生委員、近隣の方など、地域社会が連携して支援を行う「大和郡山市災害時要援護者避難支援制度」を構築してまいります。

 民間既存木造住宅の耐震診断及び耐震改修に対する補助につきましては、各補助制度の普及促進を図ることにより引き続き耐震化を促進いたします。

 近年、局地的な集中豪雨が頻発し、各地で大きな浸水被害が発生しております。そこで、本市におきましても、平和団地地区の内水排除を初めとする治水対策事業を引き続き推進するとともに、新たに蟹川水系の内水による浸水被害防止のため、鴫ヶ池(しんがいけ)を利用した流域貯留浸透事業及び筒井地区・昭和地区の浸水被害防止のための内水排除を主とした治水対策検討業務に取り組んでまいります。

 また、市民の生命と財産を守る消防・救急業務になくてはならない重要な設備である高規格救急自動車1台と、消防分団車両2台の更新を行い、消防・救急体制の充実に努めてまいります。

 「快適な暮らし」の推進に向けては、それぞれの地域特性を生かしながら、都市基盤の整備や交通網の整備を図り、生活の快適性・利便性を高めることが重要であります。

 都市基盤整備の一環として進めている街路事業につきましては、長年にわたる本市の悲願でありました藺町線が、この3月17日、全線開通の時を迎えることになりました。地権者の皆様を初め、地元住民の皆様並びに関係者の皆様のこれまでの御理解と御協力に対しまして、改めて心から感謝申し上げますとともに、この藺町線の開通を単に道路機能の強化のみならず、城下町としての魅力の向上、観光の拠点としての発信、物流や地域産業の新たな展開、中心市街地の活性化等へつなげていかなければならないと意を決する次第でございます。

 一方、今年度から取り組んでおります城廻り線整備事業につきましては、新年度は測量設計、建物調査等を実施し、引き続き推進してまいります。

 続きまして、道路整備についてでございます。

 まず、平成23年度から(仮称)稗田高野線道路新設事業に取り組んでまいります。これは、市道高田稗田美濃庄線と市道番条高野線とを接続することにより、国道24号線及び県道大和郡山広陵線への交通量の適正分散を図り、朝夕の住宅内通過交通量を緩和し、地域住民の皆様の生活における交通安全の確保を図るものでございます。

 また、平成23年度中に、九条町の城北駐在所が近鉄九条駅西側駅前に交番として移転される予定でございます。この近鉄九条駅西側駅前広場に通じる市道九条出口線道路につきまして、車両対向困難箇所の拡幅整備を行い、歩行者や自転車の安全確保を図るとともに、より一層の交通安全対策を講じてまいります。

 市道西田中県営住宅線道路拡幅事業、市道田中西田中線道路拡幅事業及び清浄会館進入路整備事業につきましては、それぞれ引き続き整備を進めてまいります。

 公営住宅建設事業につきましては、片桐東団地の第2期工事A棟建設及び南谷住宅の建てかえについて、引き続き進めるとともに、老朽化が進む霞ヶ丘住宅の建てかえにも着手し、市民が安心して住むことのできる住環境の整備に努めてまいります。

 次に、上下水道事業についてでございます。

 水道事業につきまして、浄水施設整備事業や老朽配水管の敷設がえなどを実施し、安全で良質な水の安定的な供給に努めてまいります。

 また、生活基盤整備の中でも最も重要な施策の一つである下水道事業につきまして、財政的に非常に厳しい状況ではございますが、一層の経費節減と効率的な事業経営を図りながら、市内10工区において管渠整備を進めてまいります。

 続きまして、『産業・環境』の推進についてであります。

 このことにつきましては、道路や鉄道など、本市の地理的な特性を生かした商工業、農水産業などの地域産業の活性化を図りますとともに、自然・歴史・文化など大和郡山市ならではの魅力を生かした観光産業の発展を促すことにより、地域経済に活力を与えることができるものと考えます。

 そのために、まず、農業基盤整備の土地改良事業(水と農地活用促進事業)につきまして、引き続き整備促進に努めてまいりますとともに、平成23年度からは、農業用水確保及び水害防止を目的として、老朽化した白土下池の堤等の整備に取り組んでまいります。

 観光に関しまして、幸いにも本市には、「お城」と「金魚」という先人から引き継いだ大きな財産があります。これらの財産と、全線開通いたします藺町線の利便を生かしまして、効果的な観光施策やまちづくりを展開してまいります。藺町線沿いの箱本十三町内において、観光ボランティアが常駐する市内観光の拠点となる観光案内所の設置に向けて支援を行い、観光案内機能の充実を図ります。また、周辺観光地への観光客の誘導を進めるべく、電動アシスト自転車によるレンタサイクル事業に取り組むことにより周遊型観光の推進に努めます。「ゆっくり、ゆったり歩いて!自転車で!!楽しんでもらえる城下町」のキャッチフレーズのもと、観光案内所とレンタサイクル事業が本市観光の一つの柱となることを期待いたしております。

 一方、国の補助金を活用して、本市特有の歴史性や町並みの雰囲気を大切にしたデザインコンセプトによる統一的な城下町案内板、「城下町サイン」の設置にも取り組み、市内観光に訪れる方に、「城下町大和郡山」、「金魚のまち大和郡山」の魅力を広く効果的に発信してまいります。

 さて、昨年奈良県は、平城遷都1300年祭で大いににぎわいましたが、大和郡山市にはもう一つの1300年があります。それは、本市出身の語り部稗田阿礼が長い年月をかけて語り伝え、新たな都の誕生から2年後の西暦 712年、太安万侶により文字として記録された『古事記』(こじき、あるいはふることぶみ)で、世界に誇る文化遺産と位置づけても決して過言ではないと考えております。

 このまさに宇宙の始まりから綴られていくさまざまな物語の一部は、ことしから小学校の教科書にも採用されるようになりましたが、1300年の時空が流れた今、古代人の宇宙観や世界観、人間観などに改めて思いをいたすとともに、世代間の交流が希薄となり、貴重な体験や経験を「語り継ぐ」ことがややもすれば忘れられようとしている中、「東洋のアンデルセン」と称された稗田阿礼をふるさとの誇りとし、来年2012年、平成24年を『古事記1300年紀』として、市民の皆様の参加のもと、「語り部の里大和郡山」から、現代社会のあり方や、それこそ未来に向けての発信をしてまいりたいと考えております。

 既に、市民劇団『古事語り部座』の活動がスタートしていますが、市民の皆様からのアイデアや提言を広く募りつつ、皆様とともに新たな物語を生み出し、語り継ぐ契機にしたいと考えておりますので、議員各位におかれましても御支援、お力添えをいただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。

 一方、環境問題への取り組みといたしまして、本庁舎内の旧型の蛍光灯器具すべてについて、電力消費の少ないインバータ型に取りかえるとともに、各トイレには人感センサーを取りつけ、無駄な電力消費を削減いたします。この取り組みは、電力コストの削減だけではなく、CO2の削減にも有効であり、地球環境の保護に寄与するものと考えております。

 続きまして、『健康・福祉・生きがいづくり』の推進についてであります。

 日々生きがいを感じながら生活を営むためには、健康が大前提であります。しかしながら、健康の維持は、日常的に健康に関心を持ち、継続的な健康づくりへの配慮があってこそ初めて実現されるものであります。

 そこで、保健センターを中心に、14回の公費助成を行う妊婦健診事業や、女性特有のがん検診事業などの各種保健事業を継続実施してまいります。また、それとともに、新年度より子宮頸がんワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンの予防接種について、公費助成を実施してまいります。

 また、乳幼児医療、母子医療、心身障害者医療といった福祉医療助成給付事業における一部負担金や所得制限の撤廃、小児医療の入院助成対象を小学校卒業まで拡大する市単独事業につきましても、「健康・福祉」への取り組みとして継続実施してまいります。

 一方、高齢化社会が到来し、高齢者の働く機会がこれまで以上に増加することが見込まれ、また、障害を抱える方の社会活動もますます活発化しています。さらに、日ごろは「バリア」を感じていない人であっても、病気になったりけがをしたとき、妊産婦となったとき、あるいは乳幼児を連れているときには、「バリアフリーな社会」の必要性を痛感することがあるかと思います。このような意味から、「障壁(バリア)のない(フリーな)社会」は、高齢者や障害を抱える方だけではなく、すべての人にとって生活しやすい社会であるものと考えます。

 そうした認識のもと、本市としましては、バリアフリー新法の施行を受け、新年度から、公共施設や病院、駅など住民が利用する公共性の高い施設が集まった地区について、バリアフリー化を推進するための基本構想策定に取り組みます。「人に優しいバリアフリーのまちづくり」として、だれもが住みやすく、また、住みたくなるような環境を整備し、市民一人一人が誇りと生きがいを持てるまちづくりを進めてまいります。

 国民健康保険事業につきましては、昨今の景気動向などにより引き続き非常に厳しい財政運営を迫られているところでございます。そのため、保険税の収納率向上に努め、歳入の確保を図るとともに、保健事業の積極的な展開により医療費の適正化対策を行い、持続可能な事業運営に努めてまいります。

 介護保険事業につきましては、今後も保険給付の適正化を推進し、健全な事業運営を行ってまいります。また、高齢者の皆様が、いつまでも住みなれた地域で安心して生活を続けられるように、介護・福祉・健康・医療など、さまざまな面から支援を行うべく、地域包括支援センターを新たに1カ所開設し、より地域に密着した高齢者の支援体制の整備を図ってまいります。

 最後に、『協働のまち』の推進についてであります。

 これからのまちづくりでは、市民の皆様と対等な立場で、信頼と協調に基づく連携を図り、それぞれの役割を分担し合いながら行動する、協働のまちづくりを推進していくことが求められています。

 市民との協働のまちづくりを実現・拡大するための自治基本条例に関しましては、今議会において議決をいただきました上で、施行に向けて一層の努力を重ねてまいりたいと考えております。

 市民が自発的なアイデアに基づいて、まちづくりに主体的に参加するための仕組みとして提案させていただいております「まちづくりアイデアサポート事業」や、高齢者を初めとする多くの市民の社会進出を促し、市民と社会とをつなぐ「コミュニティーバス運行事業」につきましては、引き続き進めてまいります。

 次に、将来を見通した持続可能な行財政経営の推進についてでございます。

 3年前から取り組んでまいりました小・中学校の校舎及び体育館の耐震化工事は、昨年末をもちましてすべて完成いたしました。しかしながら、まだ市内には、この庁舎も含めまして昭和50年代前後に建てられた公共施設が点在しているのが現状でございます。限られた財源の中でその老朽化にどう対応するのか、新たな利活用の道はないのかなど、大和郡山市集中改革プラン「リメイク大和郡山ステージ2」におきまして、あらゆる角度から検討を重ねてまいります。

 一方、財政健全化の懸案事項である土地開発公社の長期保有地につきまして、土地開発公社経営健全化計画にのっとり、平成23年度におきましては、国道24号線沿線用地の買い戻しを行います。また、非常に厳しい財政状況ではございますが、残る長期保有地につきましても、将来的な金融機関への利息負担等も勘案し、土地の売却も視野に入れながらできる限り買い戻しを進めていく所存でございます。

 以上、施策体系により、諸事業及び重点施策につきまして御説明申し上げました。

 冒頭に申し上げましたように、平成23年度の予算編成は、市税収入が平成に入って以来、最大限の落ち込みを見せる中での非常に厳しい予算編成となりました。しかしながら、そのような状況にありましても、必要な行政サービスを着実に提供していくことは、市民に最も身近な基礎自治体としての使命であります。そのため、平成23年度の一般会計、特別会計並びに公営企業会計、各会計の予算編成に当たりましては、施策の優先度のさらなる精査と、徹底した経費削減を進めることにより、必要な財源を確保するとともに、各分野のバランスに意を配しつつも、安全・安心に関する施策や、将来を見据えた重点施策には思い切った財政投資をするなど、細心の配慮をいたしたところでございます。

 最後になりますが、これからも大和郡山市がさらなる発展を遂げることができますよう、全職員の先頭に立ち、職員の結束を深めて進取果敢に市政運営に取り組んでまいる所存でございますので、議員各位を初め、市民の皆様の特段の御理解と御協力を心からお願い申し上げまして、私の施政方針とさせていただきます。

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○議長(北門勝彦君) 日程第10 平成23年度大和郡山市教育行政方針を求めます。

 赤井教育長。

          (赤井繁夫君登壇)



◎教育長(赤井繁夫君) 本日、ここに平成23年第1回定例市議会の開会に当たり、本市の平成23年度教育行政方針を申し述べ、御審議の参考に供したいと存じます。

 私たちの町『大和郡山市』が、魅力あふれる町に発展するための基盤は「人づくり」であり、新しい時代を切り開く、心豊かでたくましい市民の育成が教育の最大の使命であると認識しております。

 本市においては、人間尊重の精神に基づき、調和のとれた民主的な社会の形成者として、豊かな人間性と創造性を備えた人材を育成する教育を推進してまいります。

 また、不登校や問題行動等生徒指導上の諸問題につきましては、学校・家庭・地域社会及び関係機関等の緊密な連携・協力を図りながら、きめ細かな支援と指導に努めてまいります。

 大和郡山市の輝く未来の実現に向けて、本市の教育目標である「“自然と郷土を愛し、豊かな人間性を培い、心身ともにたくましく、新しい文化を創造して、国際社会に生きる市民”の育成」を目指した諸施策を進めてまいります。

 第1に、園・学校教育の充実であります。

 一人一人の人格の完成を目指すという教育の目的を達成するために幼稚園、小・中学校の相互連携を密にし、12年間の子供の学びの連続性に配慮した体系的な教育を実現し、知・徳・体の調和がとれ、変化の激しい時代をたくましく生きていくための基礎的な力をはぐくみ、生涯にわたって自己実現を目指す自立した人間を育てることが極めて重要であります。

 そこで、新学習指導要領の実施に伴う授業時数の増加に当たり、子供たちがつまずきやすい内容の確実な習得を図るための繰り返し学習や、知識・技能を活用する学習を行う時間の充実を図ります。全国学力・学習状況調査等の結果を踏まえ、基礎的・基本的な知識・技能の習得と思考力・判断力・表現力等をはぐくむことを目指します。

 さらに、「わかる・できる授業」づくりを目指し、校内研修を充実させるとともに、チーム・ティーチングや少人数指導、補充的・発展的な指導など、個に応じた指導方法の工夫・改善を図ってまいります。

 近年、いじめや不登校などの大きな課題があり、子供たちが主体的にみずからの生き方を切り開いていくための力や、仲間とともに支え合って生きていく力を身につけることは極めて重要であります。そのため、自然体験、社会体験、ボランティア活動などのさまざまな体験活動を通して、自己の生き方を考えさせる指導を推進するとともに、子供の発達段階に即したキャリア教育を充実し、望ましい職業観や勤労観の育成、そして、たくましく生きるための健康・体力など「生きる力」を育成してまいります。また、道徳性や基本的な生活習慣、規範意識を身につける指導の充実を図るとともに、家庭との連携を深めながら、人間としての生き方・あり方について自覚を深め、子供たちの内面に根差した教育を推進するとともに、教職員と子供たちとの人間的触れ合いを大切にし、各園・学校の生徒指導体制や教育専門相談員・スクールカウンセラーなどの教育相談体制の充実を図ってまいります。

 一方、教育上特別の支援を必要とする幼児・児童・生徒に対し、一人一人の教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善または克服するなど適切な指導ができるように、特別支援教育支援員などを派遣し、必要な支援を行います。

 また、不登校の取り組みについては、学習の場となる学科指導教室「ASU」及び心理的支援の場となる「ASUカウンセリングステーション」における社会的自立を目指した不登校対策総合プログラムを一層充実させてまいります。

 また、外国語教育において、外国語指導助手を積極的に活用し、中学校における外国語教育の充実を一層図るとともに、小学校においては、新学習指導要領の完全実施に伴う高学年での外国語活動等で、コミュニケーションすることの楽しさを知るとともに、言語や文化になれ親しむことができる指導をさらに充実してまいります。

 昨今の情報化に対応するため、平成22年度に小・中学校のパーソナルコンピューターを新機種へ移行しました。コンピューターの多様な活用を通して、子供たちの興味・関心や学ぶ意欲を高め、主体的に学ぶ態度を育成するとともに、適切な情報を選択し活用できる判断力や情報モラル・マナーを身につける指導のさらなる充実を図ってまいります。

 さらに、豊かな学びを創造するため、小・中学校での読書活動を推進するとともに、市立図書館との連携のもと、子供たちが読書に親しむ機会の拡充を図るとともに、奈良教育大学・奈良女子大学・天理大学・奈良工業高等専門学校との学市連携により、学生や地域人材による子供たちへの学習や心理的な支援、また、科学的なものの見方や考え方の育成など、各園・学校が行うきめ細かな教育活動の一層の充実を目指します。

 教育活動の目標や学校運営の状況については、学校評価などを適切に実施するとともに、積極的な情報の提供に努め、家庭や地域、関係機関との連携を一層深めながら、家庭・地域と園・学校が「子供たちを自立した社会人に育てる」という共通の目標に向け努力しながら、「家庭や地域に開かれ、魅力があり、信頼される学校づくり」を推進してまいります。

 市内幼稚園においては、3年保育を通して発達や学びの連続性を踏まえた、幼児教育全般の深化充実に努め、主体的、意欲的に活動する幼児の育成を図ってまいります。

 また、家庭との連携を図った預かり保育や保護者の子育てについての理解を深める、地域の幼児教育のセンターとしての機能を充実させた「親と子の育ちの場」となるよう努めてまいります。

 なお、子育て支援の取り組みである認定こども園も2年目を迎え、平成23年度は、ゼロから2歳児を受け入れ、幼保連携型の認定こども園としてスタートいたします。

 物的環境づくりにつきまして、園・学校施設は、幼児・児童・生徒が一日の大半を過ごす学習と生活の場であり、年次的、計画的に施設設備の整備を進める必要があります。厳しい財政状況ではありますが、施設の整備・充実に努め、安全確保と学習環境の向上を図ってまいります。

 また、児童の体力の向上、並びに環境学習を推進することを目的に、小学校運動場の芝生化を図ってまいります。

 さらに、アナログ放送終了に伴い、幼稚園、小・中学校に地上デジタル放送に対応したテレビを設置するとともに整備を行ってまいります。

 学校給食においては、大和郡山産の食材を活用した学校給食を引き続き推進するほか、奈良県産の食材もこれまで以上に使用し、地場産物の活用をふやしていくとともに、安全・安心の給食提供を進め、学校給食を活用した食育の推進に努めてまいります。

 近年、子供を取り巻く状況が変化する中、情報伝達の迅速化の要望にこたえて、市民を初め、家庭・学校・教育機関を結ぶメール配信システムを活用し、情報の共有化を図るとともに、小学校全児童に防犯ブザーを携帯させ、子供の安全と安心の確保に努めてまいります。

 人的環境づくりにつきましては、校園長を中心に、教育目標を定め、その具現化に向けた指導体制の確立に努めるとともに、教職員の研修体制を充実させ、その資質の向上を図ってまいります。

 また、各園・学校の教育目標や教育活動の成果や課題について、自己評価と学校評議員などを活用した学校関係者評価による学校評価を実施し、結果については、学校のホームページに掲載するなど、積極的に情報発信をすることで、教育の質の保障と向上、さらに信頼される園・学校づくりに取り組み、家庭や地域との連携と協力を得ながら、かけがえのない一人一人の子供のよさを生かす教育の推進を図ってまいります。

 第2に、人権教育の推進であります。

 人権教育の推進につきましては、「人権教育及び人権啓発の推進に関する法律」の趣旨を踏まえ、平成18年3月に策定された「大和郡山市人権施策に関する基本計画」に基づいて、すべての人の人権が尊重される豊かな人間関係や地域社会を実現するために、諸施策の充実に努めてまいります。

 その際、さまざまな人権問題への対応、具体的な行動を育てる学習機会の提供や、市民が主体となった人権学習の支援など、総合的・効果的な取り組みを推進してまいります。

 第3に、生涯学習とスポーツの推進であります。

 余暇の増大や社会の高齢化、情報化及び国際化の進展に伴い、生きがいや心のゆとりを大切にしようと、人々の生涯学習に対する意欲が高まっています。

 このような状況に対応するため、中央公民館を初め各地区公民館、少年自然の家などの社会教育施設を活用した各種事業を実施してまいります。

 また、大和郡山市立図書館は開館10周年を迎えます。「本と人、人と人との出会いの場」として、乳幼児から高齢者まで多くの市民に利用されております。図書館の基本方針であります「暮らしの中の図書館」、「生涯学習を支援する図書館」に沿って、さらに多くの方に親しまれるよう地域に根差した信頼される図書館サービスを進めてまいります。

 平成19年度より実施しております「大和郡山市子ども読書活動推進計画」につきましては、5年計画の最終年度となります。5年間の実践の総括を行い、課題を明らかにしながら、今後も子供の読書を取り巻く環境の整備・充実に努めてまいります。

 また、人々の創造性をはぐくみ、心豊かな社会の形成に寄与する文化、芸術につきましても、やまと郡山城ホールを拠点として、その振興と充実に努めてまいります。

 生涯学習の振興につきましては、親子まつりや記憶力大会、放課後子供教室など、さまざまな取り組みを通じて地域の連帯意識をはぐくみ、「大和郡山市に住んでよかった」と実感できる豊かな町を目指した施策を推進してまいります。

 スポーツの推進につきましては、従来から実施しています各種スポーツ振興事業を中心に、軽スポーツを主とした生涯スポーツ教室などの事業を積極的に開催し、市民スポーツの奨励・健康増進を図ってまいります。

 第4に、文化財保存事業の推進であります。

 歴史や文化財に対する市民の関心の高まりにこたえるため、歴史フォーラムや展示会の開催など、本市の歴史や文化財に触れる機会をふやし、その普及啓発に努めてまいります。

 また、筒井城跡の保存と活用を図るために発掘調査を継続的に実施してまいります。

 以上が平成23年度教育行政方針の概要でございますが、教育費、予算総額22億 6,275万 6,000円の予算執行に当たりまして、限られた経費で最大限の効果を上げるべく最善を期してまいります。

 議員各位におかれましては、教育行政に深い御理解を賜り、より一層の御支援と御協力をお願いいたしますとともに、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。

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○議長(北門勝彦君) 日程第11 議案第8号から日程第26 議案第23号までの16議案を一括議案といたします。

 朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。

 水野副市長。

          (水野敏正君登壇)



◎副市長(水野敏正君) それでは、ただいま上程をいただきました16議案につきまして、一括して提案の説明を申し上げます。

 日程第11 議案第8号 大和郡山市自治基本条例の制定について御説明申し上げます。

 本案につきましては、地方分権、地域主権が進展する中、市民との協働のまちづくりの実現を図るため、本条例を制定するものでございます。この条例におきましては、まちづくりをどのような理念のもとに、だれがどのような役割と責務を担い、どのような方法で進めていくかなどの自治の基本ルールや、市政運営についての制度、市民の参加、参画、市民との協働の仕組みなどを規定するものでございます。この条例におきまして、本市の自治の基本理念や、まちづくりの基本原則を規定することから、本市の最高規範として位置づけられることとなり、関係する条例、規則等の整備が必要となるため、1年間の準備期間を設けまして平成24年4月1日から施行するものでございます。

 次、日程第12 議案第9号 大和郡山市の一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について。

 昨年8月10日に行われました人事院勧告を受けまして、国家公務員に係る給与関連法案が同年11月26日付で国会で可決、成立したことに伴い、本市におきましても同年11月30日付専決処分により、これに準じて所要の改正を行ったところでございますが、改正時点において、既に6月分の期末勤勉手当が支給済みであったことから、平成22年度分の期末勤勉手当の支給につきましては、年間の引き下げ額の総額を12月支給分から引き下げることとし措置いたしたところでございます。

 本案につきましては、平成23年度以降の年度分の期末勤勉手当につきまして、6月分と12月分のそれぞれに専決処分により適用した引き下げ額を振り分けるべく所要の改正を行うものでございます。

 改正の内容といたしましては、一般職の職員の期末勤勉手当につきましては、6月及び12月の期末手当を現行の1.25カ月分、1.35カ月分からそれぞれ 1.225カ月分、 1.375カ月分に改めますとともに、勤勉手当につきましても、それぞれ 0.675カ月分に改めるものでございます。また、市議会の議員等、及び市長等の特別職の期末手当につきましても同様の振り分けを行うものでございます。

 なお、この条例は、平成23年4月1日から施行するものでございます。

 日程第13 議案第10号 大和郡山市国民健康保険税条例の一部改正について。

 本案につきましては、地方税法施行令の一部改正に伴い、本市もこれに準じ所要の改正を行うものでございます。

 改正の内容につきましては、同政令におきまして、基礎課税額、後期高齢者支援金等課税額、介護納付金課税額のそれぞれについて規定されております賦課限度額が改められましたことから、本市におきましてもこれに準じ所要の改正を行おうとするものでございます。

 なお、この条例は、平成23年4月1日から施行し、平成23年度以後の年度分の国民健康保険税について適用するものでございます。

 日程第14 議案第11号 大和郡山市心身障害者医療費の助成に関する条例の一部改正について。

 本案につきましては、奈良県福祉医療助成事業の見直しに伴い、本市もこれに準じ所要の改正を行うものでございます。

 改正の内容といたしましては、医療費の助成制度につきまして、奈良県以外の都道府県等において療育手帳の交付を受けている方が、県内に転入された場合、これまでは奈良県において新たに療育手帳が交付されるまでの間は医療費助成制度の対象外といたしておりましたところ、今般、奈良県への交付申請中においては、他の都道府県等から交付された療育手帳をもって奈良県交付の療育手帳とみなすことにより、このような方につきましても、新たに医療費助成制度の対象者とするべく所要の改正を行うものでございます。

 なお、この条例は、平成23年4月1日から施行するものでございます。

 日程第15 議案第12号 大和郡山市小規模改良住宅条例の一部改正について。

 本案につきましては、平成10年度から実施しております西田中町B地区小規模住宅地区改良事業におきまして、大和郡山市西田中町 214番地1に建設しております2戸、大和郡山市西田中町 154番地1に建設しております6戸、大和郡山市西田中町 220番地8に建設をいたしております2戸の小規模改良住宅が完成することに伴いまして、名称、位置等を定めるものでございます。

 なお、この条例は、平成23年4月1日から施行するものでございます。

 日程第16 議案第13号 大和郡山市道路占用料に関する条例等の一部改正について。

 本案につきましては、道路法施行令の一部改正により、国の道路占用料の基準額が見直されることに伴い、本市もこれに準じ所要の改正を行うものでございます。

 本条例により改正いたします条例は、大和郡山市道路占用料に関する条例、大和郡山市準用河川管理条例、大和郡山市都市公園条例の3条例でございます。

 改正内容につきましては、国の占用料金の基礎となります地価水準が全国的に下落しておりますことから、道路法施行令が一部改正され、平成23年度より国の道路占用料の引き下げが行われることとなりました。本市におきましては、従前から国の基準に準じ占用料金を規定しておりますことから、今般もこれに準じ占用料金の見直しを行うものでございます。

 なお、この条例は、平成23年4月1日から施行するものでございます。

 日程第17 議案第14号 大和郡山市九条公園施設条例の一部改正について。

 本案につきましては、九条公園施設のさらなる利用の促進を図るため、プールの利用料金の見直しを行いますとともに、新たにトレーニングコーナーを設置することに伴い所要の改正を行うものでございます。

 主な改正内容といたしましては、施設内に新たにトレーニングコーナーを新設し、その利用料金について規定いたしますとともに、プール利用料金につきまして、新たに定期利用やトレーニングコーナーとの共通利用の仕組みを設けるほか、プールに係る既存の料金体系につきましても、利用料金の引き下げに伴う見直しを行おうとするものでございます。

 なお、この条例は、平成23年4月1日から施行するものでございます。

 日程第18 議案第15号 平成23年度大和郡山市一般会計予算について御説明を申し上げます。

 予算の性格並びに主要な項目につきましては、市長よりの施政方針の中で説明がございましたので、それらの事項及び経常的な経費につきましては省略をさせていただきまして、予算の各費目の重点的な事項につき概略の説明をさせていただき、御審議の参考に供したいと存じます。

 なお、金額につきましては、比較判断を考慮し、いずれも万単位での説明とさせていただきます。

 まず第1に、平成23年度一般会計歳入歳出予算の総額をそれぞれ 287億 8,000万円と定めようとするものであります。これを前年度当初予算と比較いたしますと、率にして 7.3%、金額にいたしますと19億 6,000万円の増となっております。

 なお、この 287億 8,000万円の内訳につきましては、後ほど説明を申し上げます。

 第2に、債務負担行為についてでありますが、各事業及び土地開発公社に、新たに取得依頼された用地の買い戻しの期間及び限度額を定めるものでございます。

 また、土地開発公社の金融機関からの融資に対する債務保証の限度額を、本年度は94億円とするものでございます。

 第3に、地方債でございますが、これは歳出予算に計上しました諸事業に対する充当財源及び通常収支の不足分を補うため、臨時財政対策債の発行を予定いたしております。

 第4に、一時借入金でございますが、借り入れの最高限度額を前年度と同額の60億円とするものでございます。

 それでは、歳出より順次項目別に重要な分について御説明を申し上げます。

 第1款 議会費は3億 2,935万円で、前年度と比較して 145万円の減となっております。

 第2款 総務費は総額44億 921万円で、前年度と比較して11億 5,862万円の増となっております。これは諸費において土地開発公社利子補助金が 4,401万円の減となります反面、一般管理費において退職手当が退職者数の増により1億 2,407万円、選挙費が 5,354万円の増となっておりますのと、財産管理費において国道24号沿線用地買い戻し事業10億 160万円を新規計上いたしたのが主な要因でございます。

 第3款 民生費は 109億 9,278万円で、前年度と比較して6億 1,810万円の増となっております。これは、保育所費において、市立保育園施設整備費補助金1億 2,453万円がなくなった反面、障害者自立支援等給付費が1億 7,621万円、児童措置費における子供手当が4億 9,948万円、生活保護費が1億 9,461万円の増となったことが主な要因でございます。

 第4款 衛生費は21億 3,685万円で、前年度と比較して2億 2,039万円の増となっております。これは、予防費において、子宮頸がんワクチン等接種事業1億 1,148万円、環境衛生費において、清浄会館進入路整備事業 8,249万円をそれぞれ予算計上いたしたものでございます。

 第5款 労働費は 2,995万円で、前年度と比較して 1,536万円の減となっております。

 第6款 農林水産業費は2億 790万円で、前年度と比較して 416万円の増となっております。

 第7款 商工費は1億 8,132万円で、前年度と比較して 452万円の増となっております。

 第8款 土木費は32億 7,771万円で、前年度と比較して 8,398万円の増となっております。

 これは、藺町線街路事業費2億 2,315万円、公園費で平城遷都1300年祭仮設駐車場撤去工事事業 5,000万円がそれぞれなくなった反面、治水対策事業の推進により、用悪水路費が 4,974万円、土地開発公社よりの買い戻しを進めるために小規模住宅地区改良事業費が1億 3,761万円の増となっておりますのと、橋梁維持費 3,630万円、城廻り線街路事業費 3,725万円をそれぞれ新規計上いたしたものでございます。

 第9款 消防費は7億 1,255万円で、前年度と比較して 8,527万円の減となっております。これは、前年度計上いたしました消防緊急通信指令台の更新費用 8,300万円がなくなったためでございます。

 第10款 教育費は総額22億 6,276万円で、前年度と比較して 746万円の増となっております。これは、主に学校、園、地上デジタルテレビ整備事業 3,507万円を新規計上したためでございます。

 第11款 災害復旧費は、前年度と同額の 2,000万円を計上いたしております。

 第12款 公債費は41億 8,962万円で、前年度より 3,514万円の減となっております。

 第13款 諸支出金は、土地取得費 1,000円の計上となっております。

 第14款 予備費は、前年度と同額の 3,000万円を計上いたしております。

 続きまして、歳入関係の御説明でございます。

 第1款 市税の総額は 120億 6,501万円と見込み、前年度より3億 5,826万円の減額となっております。その内訳といたしましては、個人所得の減少により個人市民税が3億 691万円、地価下落による時点修正の影響で固定資産税が1億 3,643万円それぞれ減となっております。

 第2款 地方譲与税は2億 800万円と見込み、前年度に比べ 400万円の減となっております。

 第3款 利子割交付金は 3,600万円を見込み、前年度に比べ 800万円の減となっております。

 第4款 配当割交付金は 4,000万円を見込み、昨年度に比べ 900万円の増となっております。

 第5款 株式等譲渡所得割交付金につきましては 1,200万円を見込み、前年度に比べまして 400万円の増となっております。

 第6款 地方消費税交付金は8億 1,000万円と見込み、前年度に比べ 4,500万円の増となっております。

 第7款 ゴルフ場利用税交付金は 350万円と見込み、前年度に比べ50万円の減となっております。

 第8款 自動車取得税交付金は 5,500万円と見込み、前年度に比べ 2,000万円の減となっております。

 第9款 地方特例交付金は1億 4,800万円を見込んでおり、前年度に比べ 700万円の増となっております。

 第10款 地方交付税は、普通交付税で42億 300万円、特別交付税で5億円、合わせて47億 300万円を計上いたしております。

 第11款 交通安全対策特別交付金は、前年度と同額の 1,700万円を見込んでおります。

 以上の歳入につきましては、主に前年度の実績及び経済情勢を勘案の上、見積もり、算定いたしております。

 第12款 分担金及び負担金は総額4億 1,592万円を見込んでおり、前年度と比較して 744万円の増となっております。

 第13款 使用料及び手数料は総額5億 3,894万円で、前年度と比較して 1,475万円の減となっております。これは、保育料で 583万円、浄化槽清掃手数料で 647万円が、それぞれ減となることが主な要因でございます。

 第14款 国庫支出金は総額47億 859万円で、前年度と比較して6億 9,636万円の増となっております。これは、障害者自立支援給付負担金で 7,445万円、子供手当負担金で4億 2,519万円、生活保護費等負担金で1億 4,594万円がそれぞれ増となることが主な要因でございます。

 第15款 県支出金は15億 7,990万円で、前年度と比較して 7,125万円の減となっております。これは、障害者自立支援給付費負担金で 3,775万円の増となるとともに、ワクチン接種緊急促進臨時特例交付金 5,269万円を新規計上いたしました反面、安心子育て支援対策事業費補助金1億 356万円、各種統計調査委託金 3,318万円がそれぞれ減となり、平城遷都1300祭関連交通対策事業委託金 5,000万円がなくなったことが主な要因でございます。

 第16款 財産収入は 6,026万円で、前年度と比較しますと1億 8,750万円の減となっております。これは、市有地売払収入が 2,612万円の減となったのと、小規模住宅地区改良事業自立建設等用地売払収入 4,063万円、三の丸駐車場建物売払収入1億 2,000万円がそれぞれなくなったことが主な要因でございます。

 第17款 寄附金につきましては、 100万円を見込んでおります。

 第18款 繰入金は10億 129万円で、前年度と比較しますと9億 9,733万円の増となっております。これは、国道24号沿線用地買い戻しのための財源として、水道事業会計繰入金10億円を新たに計上するためでございます。

 第19款 諸収入は総額2億 3,280万円で、前年度と比較して 2,326万円の減となっております。

 第20款 市債は総額21億 4,380万円を見込み、前年度より 6.1%、金額にして1億 3,960万円の減となっております。これは、公営住宅整備事業債で 3,940万円、小規模住宅地区改良事業債で 5,970万円が増となり、清浄会館整備事業債 5,680万円を新規計上いたしました反面、消防施設整備事業債が 6,410万円、臨時財政対策債が1億 7,710万円それぞれ減となり、放課後児童対策施設整備事業債 2,000万円がなくなったことが主な要因でございます。

 これら歳入の各款につきましては、それぞれ歳出の経費に対応する財源として所要の計上をいたしたものでございます。

 続きまして、各特別会計でございます。

 日程第19 議案第16号 平成23年度大和郡山市国民健康保険事業特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ99億 4,182万 9,000円と定めようとするものでございます。前年度当初予算に対して 0.5%、金額にして 4,914万 5,000円の増となっております。

 日程第20 議案第17号 平成23年度大和郡山市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算につきましては、平成13年度をもって貸付制度が終了したことに伴い、起債償還に伴うもののみとして、総額 2,458万 7,000円の予算を計上いたしております。

 日程第21 議案第18号 平成23年度大和郡山市公園墓地事業特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ 662万 5,000円と定めるものでございます。

 日程第22 議案第19号 平成23年度大和郡山市介護保険事業特別会計予算につきましては、歳入歳出予算総額をそれぞれ54億 6,508万 2,000円と定めるものでございます。前年度当初予算に対しまして 6.0%、金額にしまして3億 1,177万 2,000円の増となっております。

 日程第23 議案第20号 平成23年度大和郡山市介護サービス事業特別会計につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ 2,108万 8,000円と定めるものでございます。

 日程第24 議案第21号 平成23年度大和郡山市後期高齢者医療事業特別会計につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ8億 4,340万円と定めるものでございます。

 続きまして、各公営企業会計でございます。

 日程第25 議案第22号 平成23年度大和郡山市水道事業会計予算につきまして、収益的収入は前年度対比 2.1%増の23億 8,050万 7,000円となっております。これに対しまして、収益的支出は前年度対比 1.0%減の23億 2,464万 1,000円を計上いたしており、これから予備費及び消費税支出を抜きますと、当期純損益は 4,667万 4,000円の黒字ということを予想いたしております。

 一方、資本的収支につきましては、前年度と比較して収入は16.1%増の6億 781万 4,000円、支出は84.9%増の18億 9,534万 7,000円となりました。

 その結果、収入が支出に対して不足する額は12億 8,753万 3,000円となっております。これは、損益勘定留保資金等で補てんする予定でございます。

 新年度の主な事業といたしましては、昭和浄水場排水ポンプ更新工事や総延長約 2,262メートルの配水管敷設がえ事業等を予定いたしております。

 次に、日程第26 議案第23号 平成23年度大和郡山市下水道事業会計予算につきまして、収益的収入は前年度対比 1.6%増の22億 9,586万 2,000円となっております。これに対し収益的支出は、前年度対比 0.5%減の23億 110万 3,000円を計上しており、これから予備費及び消費税支出を抜きますと、当期純損益は 198万 1,000円の赤字と予想いたしております。

 一方、資本的収支につきましては、前年度と比較して、収入は36.3%増の19億 1,609万 3,000円、支出は25.5%増の25億 9,392万 7,000円となりました。

 その結果、収入が支出に対して不足する額は6億 7,783万 4,000円となっております。これは、損益勘定留保資金等で補てんをいたす予定でございます。

 新年度の主な事業といたしましては、管路施設長寿命化計画策定のほか、平和団地、千日町、矢田山町を初め、市内10工区において、延長約 4,323メートルの管渠整備工事を予定しており、普及率は平成22年度末予定の88.9%から89.5%になる見込みでございます。

 以上、条例改正、また平成23年度一般会計及び6特別会計並びに水道事業及び下水道事業会計当初予算の提案説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。



○議長(北門勝彦君) ただいま提案理由の説明が終わりました。

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○議長(北門勝彦君) 日程第27 議員提出議案第1号を議題といたします。

 朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。

 18番 田房豊彦君。

          (田房豊彦君登壇)



◆18番(田房豊彦君) 日程第27 議員提出議案第1号 大和郡山市生活習慣病予防施策推進条例の制定について、提案理由の説明を行います。

 健康増進対策が財政改善にも市民の生活の質にも大きく影響しています。特に、団塊の世代と言われる方々の高齢化によりますます健康増進対策が必要になりました。生活習慣病が成人病と言われていた時代には、成人病予防対策は第2次予防、つまり早期発見、早期治療に重点が置かれていました。しかし、現在のように生活習慣病と言われるようになってから、第1次予防、つまりバランスのとれた食事、適度の運動の実施、十分な休養など、正しい生活習慣の実施そのものが健康増進対策に重要と言われるようになりました。生活習慣病の予防に、1次予防と2次予防のバランスのよい推進を実現するため、必要な事項を定め、市民の健康増進に資することを目的とした条例を提案するものであります。

 なお、この条例は、平成23年4月1日から施行するものであります。

 議員各位の慎重な審議と御理解、御協力をよろしくお願いいたします。



○議長(北門勝彦君) ただいま提案理由の説明が終わりました。

 本日の会議はこの程度にとどめ、これをもって散会いたします。

 明25日は議案熟読のため休会いたします。

 次回は2月28日午前10時より会議を開きます。

 本日はどうも御苦労さまでございました。

               午後2時51分 散会