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奈良県 大和郡山市

平成22年  6月 定例会(第2回) 06月28日−05号




平成22年  6月 定例会(第2回) − 06月28日−05号







平成22年  6月 定例会(第2回)






 ◯平成22年第2回大和郡山市議会定例会会議録(第5号)
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          平成22年6月28日 (月曜日) 午前10時30分 開議
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議 事 日 程
 日程第1  議案第28号から議案第38号までの11議案に対する各委員長報告について
       (質疑、討論、表決)
 日程第2  意見書案第7号 消費税率引き上げに反対する意見書(案)について
 日程第3  意見書案第8号 国民健康保険に対する国庫負担の増額を求める意見書(案)につい
               て
 日程第4  意見書案第9号 経済危機から国民生活を守る対策を求める意見書(案)について
 日程第5  意見書案第10号 小規模グループホームの防火体制強化を求める意見書(案)につい
               て
 日程第6  意見書案第11号 未就職新卒者の支援策実施を求める意見書(案)について
 日程第7  意見書案第12号 発達障がいや、その他文字を認識することに困難のある児童生徒の
               ためのマルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書
               (案)について
 日程第8  意見書案第13号 機能性低血糖症に係る国の取り組みを求める意見書(案)について
 日程第9  意見書案第14号 コメの戸別所得補償対策等の見直しを求める意見書(案)について
       (日程第2 意見書案第7号から日程第9 意見書案第14号までは即決)
 日程第10  選任第1号  任期満了に伴う常任委員会委員の選任について
 日程第11  選任第2号  任期満了に伴う議会運営委員会委員の選任について
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本日の会議に付した事件
 日程第1  議案第28号から議案第38号までの11議案に対する各委員長報告について
 日程第2  意見書案第7号 消費税率引き上げに反対する意見書(案)について
 日程第3  意見書案第8号 国民健康保険に対する国庫負担の増額を求める意見書(案)につい
               て
 日程第4  意見書案第9号 経済危機から国民生活を守る対策を求める意見書(案)について
 日程第5  意見書案第10号 小規模グループホームの防火体制強化を求める意見書(案)につい
               て
 日程第6  意見書案第11号 未就職新卒者の支援策実施を求める意見書(案)について
 日程第7  意見書案第12号 発達障がいや、その他文字を認識することに困難のある児童生徒の
               ためのマルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書
               (案)について
 日程第8  意見書案第13号 機能性低血糖症に係る国の取り組みを求める意見書(案)について
 日程第9  意見書案第14号 コメの戸別所得補償対策等の見直しを求める意見書(案)について
 日程第10  決議案第3号 大和郡山市は「財政破綻した、夕張市」とは、状況が全く異なること
              を議会表明する決議(案)
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                    出 席 議 員(23名)
                          1番  出 口 真 一 君
                          2番  福 田 浩 実 君
                          3番  甲 谷 悦 夫 君
                          4番  上 田 健 二 君
                          5番  高 橋 朋 美 君
                          6番  林   浩 史 君
                          7番  西 川 健 次 君
                          8番  東 川 勇 夫 君
                          9番  田 村  俊  君
                          10番  北 門 勝 彦 君
                          11番  西 川 貴 雄 君
                          12番  牛 島 孝 典 君
                          13番  尾 口 五 三 君
                          14番  金 銅 成 悟 君
                          15番  吉 川 幸 喜 君
                          16番  池 田 篤 美 君
                          17番  辻 本 八 郎 君
                          18番  田 房 豊 彦 君
                          19番  仲   元 男 君
                          21番  遊 田 直 秋 君
                          22番  石 田 眞 藏 君
                          23番  乾   充 徳 君
                          24番  田 村 雅 勇 君
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                    欠 席 議 員(1名)
                          20番  丸 谷 利 一 君
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                説明のため出席した者
                       市   長  上 田  清  君
                       副 市 長  水 野 敏 正 君
                       教 育 長  赤 井 繁 夫 君
                        総務部長  吉 村 安 伸 君
                      市民生活部長  西 本  博  君
                   福祉健康づくり部長  森   康 好 君
                      産業振興部長  吉 田 昌 義 君
                      都市建設部長  矢 舖 健次郎 君
                      上下水道部長  岩 本 正 和 君
                       消 防 長  仲 西 龍 人 君
                        教育部長  田 中 利 明 君
                        財政課長  八 木 謙 治 君
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               事務局職員出席者
                        事務局長  角 田 克 之
                       事務局次長  西 垣 素 典
                       議 事 係  森   佳 輝
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               午前10時30分 開議



○議長(北門勝彦君) これより本日の会議を開きます。

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○議長(北門勝彦君) ただいまの出席議員数は23名であります。

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○議長(北門勝彦君) 議会運営委員会の結果を委員長より報告願います。

 7番 西川議会運営委員会委員長。

          (西川健次君登壇)



◆議会運営委員会委員長(西川健次君) おはようございます。ただいまから議会運営委員会の結果について御報告申し上げます。

 本日は、日程第1で議案第28号から議案第38号までの11議案に対する各委員長報告について、質疑、討論、表決を行います。次に、日程第2から日程第9までの意見書案8件については、即決でお願いいたします。続いて、大和郡山市は「財政破綻した、夕張市」とは、状況が全く異なることを議会表明する決議(案)が提出されましたので、日程に追加し、御審議をお願いいたします。

 以上が本日の日程でございます。議員各位の御協力をお願いいたしまして、報告を終わります。

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○議長(北門勝彦君) 過日、田村 俊議員から、6月24日における平成22年3月定例会提案の議案第8号(治道認定こども園関係条例)の議会表明に関する決議(案)に対する質疑の中の発言について、取り消しと謝罪がありましたので御報告いたします。

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○議長(北門勝彦君) 日程第1 議案第28号から議案第38号までの11議案を一括議題といたします。

 本件に関し、各委員長の報告を求めます。

 6番 林総務常任委員長。

          (林 浩史君登壇)



◆総務常任委員長(林浩史君) おはようございます。ただいまから総務常任委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 委員会は、去る6月23日午前10時から開会をし、本委員会に付託されました6議案について審査をいたしました。結果につきましては、お手元の報告書のとおり、いずれも原案承認と決しました。

 まず、議案第28号 大和郡山市職員の育児休業等に関する条例及び大和郡山市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、育児休暇を取得している職員は何名かに対し、平成22年6月1日現在10名が取得しておりますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 次に、議案第29号 職員の退職手当に関する条例及び大和郡山市企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部改正について理事者より説明を受け、審査に入りましたが、さしたる質疑なく採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 続いて、議案第34号 大和郡山市火災予防条例の一部改正について理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、家庭用燃料電池の発電設備も対象になるのかに対し、10キロワット以上のものの設置について届け出が必要であり、届け出の必要のないものは市内で5件となっておりますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 次に、議案第36号 小型消防指令システム購入契約について理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、システムの入れかえの実施時期はいつかに対し、7カ月の工期を見込んでおり、平成23年3月末までに更新いたしますが、システムの切りかえは瞬時に行ってまいりますとの答弁がありました。次に、更新されるシステムの性能はこれまでと同等かに対し、携帯電話やIP電話からの受信に際して、地図表示により位置確認ができることが大きな特徴でありますとの答弁がありました。続いて、奈良県内における消防の広域化との関係はに対し、合併予定の平成25年4月1日から県内の住基データや対象物データを、基幹となる奈良市消防本部の指令システムに移行するのに約3年を見込んでおり、移行までの間は本市の指令システムを使用しなければなりませんが、現在のシステムは平成23年3月末でメーカーの保守契約も終了しますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 続いて、議案第37号 財産の処分について理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、三の丸駐車場のこれまでの経過と、今後大規模改修が必要となったときの市の対応はに対し、昭和55年に西友によって市有地に建設され市に寄附された普通財産として、完成当初から社会福祉協議会に無償貸し付けをいたしております。今後、大規模改修が必要になった場合には、大切な公共駐車場として社会福祉協議会と常に協議をしながら考えてまいりますとの答弁がありました。次に、なぜ今売却するのか、また無償譲渡されたものを有償売却することは問題はないかに対し、行政改革リメイク大和郡山の歳入増加策の一案であり、駐車場収入が大きいため、有償売却でも問題はないものと考えております。西友側にも確認をしておりますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 次に、議案第38号 平成22年度大和郡山市一般会計補正予算(第2号)の関係部分について理事者より説明を受け、審査に入りましたが、さしたる質疑なく採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 以上が審査の概要であります。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。



○議長(北門勝彦君) 15番 吉川産業厚生常任委員長。

          (吉川幸喜君登壇)



◆産業厚生常任委員長(吉川幸喜君) 皆さん、おはようございます。ただいまから産業厚生常任委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 委員会は、去る6月18日午前10時から開会し、本委員会に付託されました4議案について審査をいたしました。結果につきましては、お手元の報告書のとおり、いずれも原案承認と決しました。

 まず、議案第32号 大和郡山市心身障害者医療費の助成に関する条例の一部改正について理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、助成対象者は変わるか、対象人数はに対し、障害程度に関する表示がA、Bから最重度A1、重度A2、中度B1、軽度B2に変更されますが、助成対象者の変更はありません。また、昨年1年間の受給者数は延べ 713名となっておりますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 次に、議案第33号 大和郡山市小規模改良住宅条例の一部改正について理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、事業の進捗状況と1戸当たりの建設費はに対し、事業費ベースで総事業費約 156億のうち 115億程度を執行し、進捗率は約74%となっております。買収除却契約戸数は 216戸のうち 202戸が契約済みで、契約率は約94%となっております。また、1棟2戸の建設費は 4,170万となっておりますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 続いて、議案第35号 奈良県住宅新築資金等貸付金回収管理組合規約の変更について理事者より説明を受け、審査に入りましたが、さしたる質疑なく採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 次に、議案第38号 平成22年度大和郡山市一般会計補正予算(第2号)についての関係部分について理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、農業経営構造対策補助金の補助対象基準と補助率はに対し、農機具等を購入する際にその5割の資金を借り入れる場合が対象で、事業費の3割が補助の限度となっておりますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 以上が審査の概要であります。議員各位の御賛同をお願いしまして、報告を終わります。



○議長(北門勝彦君) 5番 高橋教育福祉常任委員長。

          (高橋朋美君登壇)



◆教育福祉常任委員長(高橋朋美君) おはようございます。ただいまから教育福祉常任委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 委員会は、去る6月21日午前10時から開会し、本委員会に付託されました3議案について審査をいたしました。結果につきましては、お手元の報告書のとおり、いずれも原案承認と決しました。

 まず、議案第30号 大和郡山市立地域社会教育施設条例の一部改正について理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、地域社会教育施設の現状はに対し、平成21年度の利用率は椎木町の施設で約7%で、利用率の高い施設で約46.7%であります。また、10%未満の施設が三、四施設ありますとの答弁がありました。次に、閉館という結論に至った経緯はに対し、一昨年ごろから管理が難しいとの話は聞いておりましたが、昨年末ごろに来年の管理はできないとの相談がありました。話し合いの末、東椎木、西椎木の総会で決定されましたとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 次に、議案第31号 大和郡山市米寿お祝い事業条例の一部改正について理事者より説明を受け、審査に入りましたが、さしたる質疑なく採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 続いて、議案第38号 平成22年度大和郡山市一般会計補正予算(第2号)についての関係部分について理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、やまと郡山城ホールの弓道場で防矢ネットを破り、矢が民間地に入るような事故はこれまでなかったのか、またどのような補強を行うのかに対し、今までに担当課に直接報告、苦情等は届いておりませんが、過去にも何回かあったことは認識いたしております。工事の内容としては、的場と射場の間に防矢ネットを新設し、的場の上部の防矢ネット横に高さ6メートル、幅8メートルの防矢ネットを増設いたしますとの答弁がありました。次に、認定こども園の現在の状況と施設整備の工期はに対し、6月1日現在、3歳児が13名、4歳児が5名の合計18名となっております。また、工期については今議会で御承認いただいた後、秋には着手する予定です。極力、子供たちのいない時間に実施し、十分に安全を確保しながら工事を進めてまいりたいと考えておりますとの答弁がありました。続いて、来期に実施する認定こども園でのゼロ歳児から2歳児の定員は、また施設の増設と備品購入の内容はに対し、ゼロ歳児から2歳児まで合計25名を予定しております。改修については、給食実施のための調理室等を、また1歳児、2歳児の園児室を既存の園舎の南側に接する形で新設し、備品としてはオルガン等の室内備品を予定しておりますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 以上が審査の概要であります。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。



○議長(北門勝彦君) 16番 池田建設水道常任委員長。

          (池田篤美君登壇)



◆建設水道常任委員長(池田篤美君) ただいまから建設水道常任委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 委員会は、去る6月22日午前10時から開会し、本委員会に付託されました1議案について審査をいたしました。結果につきましては、お手元の報告書のとおり、原案承認と決しました。

 議案第38号 平成22年度大和郡山市一般会計補正予算(第2号)についての関係部分について理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、今回の工事について権利関係や境界明示はどうなっているかに対し、個人所有地に埋設されている雨水管をコンクリートで充てんの上用途廃止し、市として新たな雨水管をつけかえるだけの工事であり、境界明示も既に終わっておりますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 以上が審査の概要であります。議員各位の御賛同をお願いしまして、報告を終わります。



○議長(北門勝彦君) ただいまの各委員長報告に対する質疑に入ります。

 御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 討論を省略し、直ちに採決に入るに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御異議なしと認めます。

 これより採決に入ります。

 議案第28号から議案第38号までの11議案について一括採決いたします。

 ただいまの各委員長報告は、いずれも原案を可とするものでございます。

 議案第28号 大和郡山市職員の育児休業等に関する条例及び大和郡山市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について、議案第29号 職員の退職手当に関する条例及び大和郡山市企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部改正について、議案第30号 大和郡山市立地域社会教育施設条例の一部改正について、議案第31号 大和郡山市米寿お祝い事業条例の一部改正について、議案第32号 大和郡山市心身障害者医療費の助成に関する条例の一部改正について、議案第33号 大和郡山市小規模改良住宅条例の一部改正について、議案第34号 大和郡山市火災予防条例の一部改正について、議案第35号 奈良県住宅新築資金等貸付金回収管理組合規約の変更について、議案第36号 小型消防指令システム購入契約について、議案第37号 財産の処分について、議案第38号 平成22年度大和郡山市一般会計補正予算(第2号)について、以上11議案を委員長報告どおりに決するに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御異議なしと認めます。

 よって議案第28号から議案38号までの11議案については原案どおりに可決されました。

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○議長(北門勝彦君) 日程第2 意見書案第7号 消費税率引き上げに反対する意見書(案)を議題といたします。

 朗読を省略し、提出者の説明を求めます。

 24番 田村雅勇君。

          (田村雅勇君登壇)



◆24番(田村雅勇君) 消費税率引き上げに反対する意見書を取り上げていただきましてありがとうございます。

 それでは、理由をまず述べたいと思います。

 今、参議院選挙たけなわでございまして、注目は民自2大政党がこの消費税率を引き上げるという「同床同夢」を掲げて戦っております。そして、民主党は選挙後超党派で論議すると言っております。したがって、消費税率の引き上げの是非ではなく、自民党の公約に掲げる消費税率10%をめぐっての論議で、このままでは引き上げられることは決まったも同然になってしまっております。次の衆議院選挙でその信を問うとしておりますが、選挙は人と党を選ぶものであります。決まったことの賛否を問うのではないことから、民自賛成で決まってしまった消費税率引き上げの何を問うのかということになってしまうと思うのであります。では、今さら反対といってもということになりますけれども、しかし民主党内にもこの増税に多くの異論があり、また連立を組もうとする政党がこれに反対している、ここにもやっぱり活路があるのではないか、このように思います。

 また、首相自体も、首相になる前の22年1月21日、衆議院予算委員会で、消費税増税は逆立ちしても鼻血も出ないほど無駄をなくしてからと言っておりました。それが、国際会議でギリシャの財政破綻の議論を目の当たりにして、ギリシャの二の舞になってはならないということで、以後増税論者に変節したのであります。現実を見てそれに即応したということで、これはしかし、事情が変わればその現実に、新たに変わった事情にまた即応して増税否定論者に変わる可能性もあって、それはあり得るという識者もいておりまして、考えを変えるアリの一穴かもしれませんが、この反対の意見書を送りたいと思うのであります。

 さて、首相は、ギリシャの財政破綻の議論を目の当たりにしたことから、ギリシャみたいになったらどうするんですか、そうなれば給料が引き下げられ、年金が少なくなるんですよとの街頭演説になりました。この演説、ニュースで全国に流れ、これを見て聞いた人の中には、素直にそうなれば困るなと耳を傾けた人もいたかもしれません。しかし、この訴えには、日本が財政破綻すると、あなた方国民の皆さんにも影響がありますよ、そうならないためにも消費税が上がっても仕方ないですねと言っているように聞こえます。それは、日本が財政破綻すると国民に何らかの影響があるには違いないですけれども、しかしそれがなぜ給料や年金にはね返り、どうして増税で賄われなければならないのか、増税という国民に負担を押しつけることになるのか、ここのところが解明されなければなりません。

 現在、国債の発行残高は 594兆円で、本年度末には 637兆円になると言われておりまして、国債と借入金の残高は 883兆円とのことであります。そもそも、どうしてこんなに借金がふえたのか。国民ではありません。国が、時の政府が、与党がふやしたのであります。例えば、全国に98も空港をつくりました。1県1空港、98といえばほぼ倍近くになりますけれども、だれの発案でこうなったのか。関空ですら赤字で悩み、定期発着便すらない空港もあって、空港建設に莫大な費用を投じ、完成の後はその運営が赤字、需給の見通しも全く立てずにただつくっただけというお粗末さ、この無駄な費用が積もり積もっての借金であります。

 また、日本、四囲が海に囲まれております。全国津々浦々に港があって、その港をコンテナ埠頭に整備しました、コンテナも来ないのに。福井港ですら巨大な釣り堀と言われ、全国でこの港湾に大きな無駄遣いをしてきたのであります。さらに、次々に目的が変わってもなおダムをこさえる。目的のないダムになってしまっている。1日に数台しか通らない高速道路をつくりました。不況対策として毒にも薬にもならなかったさまざまな政策、失われた年金の信頼回復にも岡光元厚生事務次官の福祉施策にも、グリーンピアや私のしごと館、あるいはゴルフ三昧だった防衛庁の元次官にも、これらに費やしたお金は巨額に上り、それでいてどれもこれも結局は国民のためになされたものは、結局は何もないということであります。ただ、政官業の癒着のもと利権を生み出すためにだけ、あるいは官の厚遇巣窟の天下り先を確保しただけの、全く国民不在の行政ではなかったのか、そのための借金の積み重ねであったのではなかったか。それで、破綻しそうだからといって、どうして国民に消費税の増税を、負担を強いるのか。ここらが、やはりよく見ておかなければならないところかな、このように思います。

 ギリシャみたいになったらどうするんですかと言われるゆえんはないのであります。歴史をひもといてみて、どんな英雄でもその起こるときは民意の尊重を約束しない者はないが、一たん権力をその掌中におさめるとなると、かつて民意を尊重したためしがない。英雄を政党に置きかえて言いますと、どんな政党でもその起こるときは民意の尊重を約束しない者はないが、一たん権力をその掌中におさめたとなると、かつて民意を尊重したためしがない。今、政府がこの立場に立たされているんではないでしょうか。しかし、これはまたどんな社会の変革でも人民の支持なしになし遂げられたためしがないように、何よりもまず人民の厚い信頼にまたねばならないことにもなりまして、消費税の増税、やはり国民の信頼を得てからにすべきだろうと思います。逆立ちしても鼻血も出ないほど無駄をなくしてから、それが原点ではないでしょうか。首相に、ここに立ち戻ってもらって、再び増税否定論者に戻ってもらいたい、かく思う次第であります。

 なお、さらに今日本の現実はどうかと考えてみますに、少子・高齢、人口減少で、ちまたは大幅な需要減退、需要不足であります。そして、当面成長できるとは思えないのであります。こんなときに増税して、より深い停滞を招くだけではないのでしょうか。むろん、景気低迷、増税で景気上向くという説もあります。本当でしょうか。また、貧富の差を拡大させてきました。増税のときこれらに対処するというふうに政府は言っておりますけれども、その対処より貧富の差が拡大すると何が起こるか。国の退廃と衰亡が来るそうであります。このことに対応することのほうが、より重要ではないのでしょうか。今、日本は、個人金融資産が 1,500兆円あって、その60%以上が60歳以上の人が持っていると言われております。高齢者といえば、大体において消費活動が低いとされております。増税して消費活動の低い、しかもお金を持っている人の活動、なお一層萎縮させてどうするんですか。こういう人たちが資産を減らしても安心だという社会をつくることのほうが先ではないか、このように思います。

 成長路線、言われております。今日まで営々と成長路線をとってきました。成長路線の結果は何か。先ほど言いました多額の借金であります。成長したから税の増収があって借金を減らせたということにならないのが、日本の国家であります。したがって、今回も成長することによって、税の増収があって借金が減らせるという訴えもありますが、過去に照らし合わせて、それはそうならないだろうなというのが順当な考え方ではないでしょうか。

 まだあります。これは、どう整合性をとるんでしょうか。法人税を減税するというんです、消費税を増税して。法人税の減税と消費税の増税、ほぼ見合うと、消費税を5%増税してほぼ見合うということであります。そうすると、社会福祉に増税分を使うといったことは整合性がとれないということになってまいります。そして、減税して増税するということ、消費税の増税は何に使われるかといいますと、新しくふえた税金で公共事業、お願いしますというのが財界の姿勢であります。その結果、何が起こったか。自動車産業が、電機産業が経営者に高額な報酬でもってこたえたということであります。どこに国民が存在したか、ということになります。

 以上、まだまだ申し上げる点多々ありますが、の観点から、どうしてもこの消費税増税には反対しなければならないと、私は責務を感じております。

 したがいまして、別紙、皆様方に、手元にお配りいたしました意見書(案)のとおりの内容をもって、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣に対して提出したいなと、このように思います。皆さん方の御賛同をよろしくお願い申し上げまして、提案の説明を終わりたいと思います。



○議長(北門勝彦君) ただいま説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。

 御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論ありませんか。

 21番 遊田直秋君。

          (遊田直秋君登壇)



◆21番(遊田直秋君) 意見書案第7号 消費税率引き上げに反対する意見書の提出について、これに賛成の立場で討論させていただきます。

 先ほど来、田村議員からもるるお話がありましたが、その中でちょっと僕は、例えば富士山であれば田村議員は甲府から登りますが、私は静岡から登ると、頂点は反対で一緒やと、こういうようなことでちょっと意見が違いますが、御清聴のほどよろしくお願いしたいと思います。

 私は、まずこのようなこの時期に、先に言うておきたいんですけれども、私は、絶えず消費税は絶対に反対はしたことはないんです、消費税は賛成であると。ということは、日本は余りにも税制で直間比率が高い。だから、3億もうけて75%も税金を払わなければならないとなってきたら、やはり、昔ですよ、余りにも労働意欲がなくなるのではないかなと。しかし、それは大分是正されて、消費税は広く薄く一般に取るんですから、それの比率ということで、私は、ある程度消費税は上げなければならない、しかし自民党政権がこの75%から50%ぐらいに引き下げましたので、あえて消費税を引き上げる必要はないと、私は思うわけでございます。しかし、自民党がまず最初に消費税10%と言いました。また、それに応じて民主党も自民党と一緒にこれを議論しようと、こういうふうにおっしゃったわけです。私は、なるかならん、やるかやらんのは、10年先、20年先でわからないとしても、このような不景気のときに将来増税になりますよと、こういうアピールをする、こういうことを国民に知らしめる、この感覚が、僕は、政治家は何という感覚かなと、この感覚をまず最初に疑うわけです。

 世界の国で、景気の悪いときに増税をして経済成長した国はどこもありません。経済成長するとすれば、減税をするんです。極端な言い方をすれば、今この5%の消費税を、これから3年間消費税は取らない、そのかわり4年目には15%、20%の消費税にするかもわかりませんよと、消費税5%で35兆円の財政の赤字です。今、こども手当に消費税1%分の2兆 5,000億ほど使うわけです。これが、景気がよくなると思ってやっているとしたら全くの間違いです。子供のある方は、子供の教育よりも今ローンが払えない。そのローンの払いに、要はこれいただいたことやと、これでローンの返済するでしょう。また、ローンが関係ない人は、将来これが10年も20年も続くということは何の保障もありません。貯金をするでしょう。国債を発行して、利子を払って金を借りて、それを国民にばらまいて、その金が貯金に回るんですよ。こんなばかなことが、この世の中で今現在あるわけです。

 しかし、なぜこういうことを考えたかとなる理由は、僕は2つあると思います。1つは、財務省が自民党と民主党に、財務官僚が書いてこれを押しつけよと、だから、ああ、そのとおりかと、これを読んでそれを真に受けてやられたと、これが第一。世間では、ギリシャがどうのこうのといろいろ話があります。今議会の夕張市と郡山市の違いと一緒です。ギリシャと日本の違いは、赤字額は一緒であっても、日本は、その国債を日本人が持っているわけです。これが大きい違いです。ギリシャは、外国人がその国債を持っているんです。だから、外国人は人の国のことだから、この国債を売ったらすぐにデフォルトが起こるんです。国家が消滅するんです。日本は、日本人が持っているんです。なおかつ、日本はアメリカの債権をたくさん持っています。日本は、それぐらいの金持ちです。これは、恐らく消費税10%と言った方は、こういうことには絶対ならないということを知っていながら、知っているからこういうことを言ったんではないかなと、国民を右往左往させて、そないなったらかなわんから消費税上げられてもしゃあないなと、こういうことを、言うてみたらペテンにかけるようなことではないかなと、このように思うわけです。

 歴史を振り返ってみたいと思います。1979年、大平内閣ができました。このとき消費税を言って、大平首相はかわいそうに病気になって、衆議院で全く議席を減らしました。それから、1989年に……。(「橋本」と呼ぶ者あり)橋本、その次や。飛ばしますわ、すみません。その次に、橋本首相ですわ。小渕内閣です、すみません。小渕内閣がやって、またおかしくなった。今度消費税を上げるときは歴史に学んで慎重にしなければならないというところで橋本総理が、この人は厚労省の出身です。消費税を上げるということは、一番いいのは景気に左右されない。法人税がどっと入ってくるときは景気ええとき、しかし景気が悪くなったら税金が入らない。税金が入らないから保障はできませんよということになったらぐあい悪いから、消費税は値上げをすると、経済が相当上がったときに、橋本首相はこの時期だということでやったわけです。これは1998年です。その景気が上向いているときですら、すぐに失速して景気が悪くなりました。この歴史の3つの観点を、これが30年も50年も前の話だったらいいんですよ。私が覚えているわずか20年前に、この歴史を勉強しようとしない10%とおっしゃっている方は、私は、何たることかと思うんです。ちょうど、最初に大平首相が言われたときは、90兆の財政があったんですわ。90兆の利益があったんですわ。利益が国に入ったんです。今、39兆ですよ。40%ほど今現在下がっているんですよ、税収が。税収が下がるということは景気が悪いんです。こんなときに消費税を上げてどうするんですかと、私は言いたいです。

 とにかく、この20年間で、中国、韓国、EU、すべての国が発展しました。恐ろしく経済成長を遂げました。テレビで皆さんも御存じのように中国は、買い物をするにも 100万、 200万のお金を出して日本の製品を買うんです。日本人どうですか。かわいそうに、わずか15万や20万のテレビを買うのにエコポイント 2,500点、1点1円で2万 5,000円助かりますねんと、こんなことは30年、40年先、中国と日本は考えられなかったことです。これはなぜか。これは、まさに政府の失政であり、デフレを脱却しないからです、デフレを。20年以上もデフレが進んで、20年前から今現在、月給の下がっている国は日本だけです。月給を下げるんですわ。公務員3割カット、議員何割カット、全部下げるんですわ。だれが買いますか。今こそ減税をして、そんなちまちまとしたエコポイントとそういうことを言わずに、消費税をゼロにするんです、極論すれば。そしたら、住宅、土地、どっと活気出ます。これは、しかし長期金利の問題がありますので、金利が非常に高くなります。それと、やはり外国から、余りにも急激なことをすれば、ヘッジファンドとかグローバル、世界は1つですので、日本の国債に空売りをかけて売ってくると、金融市場ががたがたになると、こういうことだから、この僕の言ったことはなかなか実行には移せないということがあります。しかし、基本的な考え方とすれば、ぜひこれを、こういう方向にですよ、その頂点に上るんじゃなしに、増税から減税に切りかえてやると、この方向を必ず減税のほうへやっていただきたいと、こういうふうに思うわけでございます。

 ここにおられる皆さんは有識者の方ばかりでございますので、これからまだまだ2時間ほどでも言いたいわけでございますが、こういうことについて、まず、私は、結論的にやはりデフレを脱却する、それとこれはちょっと田村議員と僕とは意見が違うんですけれども、法人税の問題です。法人税は日本は30%、もちろん30%ですが、いろいろこういうことをすれば減税する、こういうことで減税するで20%ぐらいになるでしょう。しかし、今は日本の国は伸びないという前提であればよろしいですよ。まず、法人税を下げて、世界の競争力と同じ土俵の上で、大企業の方もそこで大相撲であれば相撲をとっていただきたいし、プロレスであればプロレスをやっていただきたい。同じ土俵の上で、これをやはり政府はしなければ、国際競争力で日本はどんどん沈下する状態になるわけです。だから、もちろん法人税については、私は、法人税を下げて、ちょうど企業は飛行機で言えば前輪と後輪があります。企業は前輪だと思います。景気がよくなって前輪が上がります。前輪が上がったら、後に必ず後輪も上がります。そこで、ずっと飛行機が離陸して安定になるわけです。

 だから、この消費税の論議は、結論的には名目成長率5%、これが3年間続いた時点で消費税を上げたらどうかという、この議論をすべきであるし、また消費税はこういうふうな状況になったときには必ず上げて、福祉の安定財源として上げるのには、私は、当然のことだと思うわけでございます。

 この辺で終わりたいと思います。ひとつ議員の皆さんの御賛同をお願いいたしまして、この消費税は絶対に反対やと、こういうことでひとつよろしくお願いいたします。



○議長(北門勝彦君) 13番 尾口五三君。

          (尾口五三君登壇)



◆13番(尾口五三君) お疲れさまです。賛成の立場で討論をさせていただきます。

 日本経団連は、ことし4月、消費税は一刻も早く引き上げよ、法人税は引き下げよという方針書を出しました。これに基づいて、財界は法人税率を15%も下げるように言っています。経済産業省も同様の数字を上げています。これは、消費税税率に換算すると約4%分にもなります。これでは消費税を5%上げた分、ほとんどの法人税の減税に使われてしまいます。こんなやり方では財政健全化にも社会保障財源にも役立たず、庶民の家計を壊し、消費を冷やし、景気をますます悪化させるだけです。大企業減税のための消費税増税には絶対反対です。

 先ほどの田村議員の主張は、かねがね我が党が指摘してきたことでもあり、したがってこの意見書(案)には賛成をさせていただきます。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、賛成討論とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(北門勝彦君) ほかにありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 意見書案第7号 消費税率引き上げに反対する意見書(案)について、原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。

          (賛成者 挙手)



○議長(北門勝彦君) 挙手多数であります。

 よって意見書案第7号は原案どおり可決されました。

 本意見書を直ちに国会及び関係行政庁へ送付いたします。

    ───────────────────────────────────



○議長(北門勝彦君) 日程第3 意見書案第8号 国民健康保険に対する国庫負担の増額を求める意見書(案)を議題といたします。

 朗読を省略し、提出者の説明を求めます。

 13番 尾口五三君。

          (尾口五三君登壇)



◆13番(尾口五三君) 早速お取り上げいただきまして、ありがとうございます。朗読をもって提案理由の説明とさせていただきたいと思います。

      国民健康保険に対する国庫負担の増額を求める意見書(案)

 現在、国民健康保険の加入者の多くは、高齢者など無業者の割合が増え、さらに青年の非正規雇用者の加入なども増えています。そのため国民健康保険は、事実上、低所得者で他の医療保険に入れない人々の医療保険となっています。また、国民健康保険には、被用者保険の事業主負担分に当たるものがないため、国が国庫負担を定めています。

 ところが、加入者の所得は低下しているのに、年々保険料は上がり、支払いが困難となっている世帯が増え続けています。

 保険料が高くなった原因は、所得の低下や医療費の増加とともに、国が国庫負担率を引き下げたことが大きく影響しています。1984年までは「かかった医療費の45%」が国庫負担だったものが、それ以降、「保険給付費の50%」つまり、かかった医療費の38.5%に引き下げられました。それ以外にも、市町村国民健康保険の事務負担金の国庫補助が廃止され、助産費補助金も改定されています。

 その結果、市町村国民健康保険の総収入に占める国庫負担金の割合は、現在では3割に減っています。

 よって、国におかれては、国民健康保険を真に社会保障として存続させ、加入者が安心して必要な医療が受けられるようにするため、国庫負担を増額されるよう、強く要望します。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣です。

 皆さんの御賛同をお願いいたしまして、提案理由とさせていただきます。よろしくお願いします。



○議長(北門勝彦君) ただいま説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。

 御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 意見書案第8号 国民健康保険に対する国庫負担の増額を求める意見書(案)を原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。

          (賛成者 挙手)



○議長(北門勝彦君) 挙手多数であります。

 よって意見書案第8号は原案どおり可決されました。

 本意見書を直ちに国会及び関係行政庁へ送付いたします。

    ───────────────────────────────────



○議長(北門勝彦君) 日程第4 意見書案第9号 経済危機から国民生活を守る対策を求める意見書(案)を議題といたします。

 朗読を省略し、提出者の説明を求めます。

 5番 高橋朋美君。

          (高橋朋美君登壇)



◆5番(高橋朋美君) おはようございます。早速日程に追加していただき、ありがとうございます。読み上げて提案理由にかえさせていただきます。

       経済危機から国民生活を守る対策を求める意見書(案)

 一昨年秋の「リーマン・ショック」以降の日本の経済危機は、失業、賃下げ、倒産など、いずれの指標も史上最悪の数字が更新され、2009年のGDP(国内総生産)は前年比マイナス 6.1%と大きな落ち込みとなっています。更に、1997年からの10年間、主要7カ国のなかで、唯一GDPが伸びず、雇用者報酬が減り「成長の止まった国」「国民が貧しくなった国」になっています。これは世界でも他にない異常な状況で、他の先進国と比較しても日本だけが経済成長から取り残された状況にあります。これが10年間続いたところに、「リーマン・ショック」がおこり、日本の経済危機をきわめて深刻にしました。この同じ10年間に、大企業の経常利益は15兆円から32兆円に大幅に増加しましたが、労働者の雇用者報酬は、 279兆円から 253兆円まで大幅に減っています。また大企業の内部留保が 142兆円から 229兆円に急増し、正規労働者を非正規労働者へ大量に置き換え、リストラと賃下げ、下請け中小企業の単価の買いたたきにより、国民から吸い上げられた資金が、内部留保として蓄積されました。この内部留保は、設備投資の形で増えず、膨張しているのは海外での子会社や買収した企業などの海外企業の株保有であり、このシステムが、内需・家計を細らせ、日本を「成長の止まった国」にしてしまいました。このシステムを大本から見直す必要があります。

 よって、政府におかれては、経済危機から国民の暮らしを守るために対策をとっていただくよう、下記の事項を要望いたします。

                   記

1.大企業の内部留保と利益を国民へ還元し、社会的責任を果たさせること。

2.労働者派遣法を抜本改正し、製造業派遣については『例外なしの禁止』に、登録型派遣は『原則禁止』にして抜け穴を塞ぎ、派遣先企業による事前面接解禁などの規制緩和をおこなわないこと。

3.下請代金支払遅延防止法と下請中小企業振興法の脱法を一掃させる為、主導的に検査をおこなうことと、下請検査官を増員すること。

4.『中小企業憲章』を策定し、中小企業予算を増額し、1999年に改定された中小企業基本法を見直すこと。

5.仕事がなく倒産のふちに追い詰められている町工場への家賃補助、機械のリース代補助など、緊急に固定費補助をおこなうこと。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣であります。

 議員各位の御賛同をお願いいたしまして、意見書の提案理由にかえさせていただきます。



○議長(北門勝彦君) ただいま説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。

 御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 意見書案第9号 経済危機から国民生活を守る対策を求める意見書(案)を原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。

          (賛成者 挙手)



○議長(北門勝彦君) 挙手多数であります。

 よって意見書案第9号は原案どおり可決されました。

 本意見書を直ちに国会及び関係行政庁へ送付いたします。

    ───────────────────────────────────



○議長(北門勝彦君) 日程第5 意見書案第10号 小規模グループホームの防火体制強化を求める意見書(案)を議題といたします。

 朗読を省略し、提出者の説明を求めます。

 8番 東川勇夫君。

          (東川勇夫君登壇)



◆8番(東川勇夫君) 会議規則第14条の規定により、小規模グループホーム防火体制強化を求める意見書を提出させていただきましたところ、早速日程に上げていただき、ありがとうございます。それでは、提案理由の説明をさせていただきます。

 ことし3月13日未明に発生した札幌市の認知症グループホームの火災は、入居者7名が亡くなるという大変悲惨な結果となりました。 275平米以上はスプリンクラー設置基準になっておりますが、 275以下の小規模施設では設置は自由であります。しかし、小規模の施設は絶対に火災が起こらないという保障はないわけであります。そこで、すべてのグループホームにスプリンクラーの設置を義務化して、その費用を国に支援していただきたいと願い、提案させていただいた意見書であります。案につきましては、皆様方のお手元に配付しておりますとおりでございます。

 地方自治法第99条の規定により、衆参両議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣、総務大臣に送付したいと思います。

 議員各位の御賛同をよろしくお願いいたしまして、提案理由の説明を終わります。



○議長(北門勝彦君) ただいま説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。

 御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 討論を省略し直ちに採決に入るに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御異議なしと認めます。

 よってこれより採決に入ります。

 意見書案第10号 小規模グループホームの防火体制強化を求める意見書(案)を原案どおり決するに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御異議なしと認めます。

 よって意見書案第10号は原案どおり可決されました。

 本意見書を直ちに国会及び関係行政庁へ送付いたします。

    ───────────────────────────────────



○議長(北門勝彦君) 日程第6 意見書案第11号 未就職新卒者の支援策実施を求める意見書(案)を議題といたします。

 朗読を省略し、提出者の説明を求めます。

 3番 甲谷悦夫君。

          (甲谷悦夫君登壇)



◆3番(甲谷悦夫君) 早速意見書を日程に取り上げていただきまして、ありがとうございます。それでは、朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。

         未就職新卒者の支援策実施を求める意見書(案)

 平成21年度大学等卒業予定者の就職内定率は、今年2月1日時点で80%となり、前年同期比 6.3%減で過去最低となりました。社会人として第一歩を踏み出す時に職業に就けないということは、日本の将来を担うべき若者の人生にとって厳しい問題であり、経済・社会の活力低下という点から見ても大変憂慮すべき事態です。

 こうした中で、大企業を中心にした「新卒優先採用」の雇用慣行が卒業後の就職活動を困難にするため、就職活動に有利な「新卒」の立場を続けるために敢えて留年する「希望留年者」を生み出しています。今春、就職未定の新卒者は大学・高校卒などで約20万人とも推計されていますが、この推計には希望留年者は含まれていないため、“未就職新卒者”は実質的に20万人以上に上るとみられます。

 また、景気低迷が続く中で大企業の採用が落ち込んでいるにもかかわらず、学生は大企業志向が高く、一方で、中小企業は採用意欲が高いにもかかわらず人材が不足している――といった雇用のミスマッチ(不適合)解消も喫緊の課題といえます。

 若者の厳しい雇用情勢に対応するため、すみやかに国を挙げて雇用確保のための成長戦略をはじめ、経済政策、雇用支援策など全面的に手を打つべきです。特に、未就職新卒者の支援策を早急に実施するよう、政府に対して以下の項目を強く要請します。

                   記

1.大企業を中心とした「新卒優先採用」という雇用慣行や就職活動の早期化を見直し、卒業後3年間は『新卒』扱いにするなど、企業、大学の間で新しいルールを策定すること。

2.大企業志向を強める学生と人材不足の中小企業を結び付けるための情報提供を行う「政府版中小企業就活応援ナビ」を創設するなど、雇用のミスマッチを解消すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 提出先は、内閣総理大臣、厚生労働大臣、文部科学大臣、経済産業大臣であります。

 議員各位の御賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明にさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(北門勝彦君) ただいま説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。

 御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 意見書案第11号 未就職新卒者の支援策実施を求める意見書(案)を原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。

          (賛成者 挙手)



○議長(北門勝彦君) 挙手少数であります。

 もう一度念のために、本件に反対の諸君の挙手を……。ちょっと待ってください。すみません、念のためにもとへ戻しますので。

 念のため、本件に反対の諸君の挙手を求めます。先ほどは、賛成の諸君。

 反対の挙手を求めます。

          (反対者 挙手)



○議長(北門勝彦君) 賛成、反対とも過半数に達しません。

 よって本案に関しては議決に至りません。

    ───────────────────────────────────



○議長(北門勝彦君) 続きまして、日程第7 意見書案第12号 発達障がいや、その他文字を認識することに困難のある児童生徒のためのマルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書(案)を議題といたします。

 朗読を省略し、提出者の説明を求めます。

 2番 福田浩実君。

          (福田浩実君登壇)



◆2番(福田浩実君) 早速意見書を取り上げていただきまして、ありがとうございます。朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。

     発達障がいや、その他文字を認識することに困難のある児童生徒のためのマルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書(案)

 平成20年9月に「障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書等の普及の促進等に関する法律」、いわゆる教科書バリアフリー法が施行されました。

 この教科書バリアフリー法の施行を機に、平成21年9月より、(財)日本障害者リハビリテーション協会(リハ協)がボランティア団体の協力を得て、通常の教科書と同様のテキストと画像を使用し、デジタル化対応することで、テキスト文字に音声をシンクロ(同期)させて読むことを可能にした「マルチメディアデイジー教科書」(デイジー教科書)の提供を始めました。また文部科学省において平成21年度より、デイジー教科書などの発達障害等の障害特性に応じた教材の在り方やそれらを活用した効果的な指導方法等について、実証的な調査研究が実施されております。

 現在、デイジー教科書は、上記のとおり文部科学省の調査研究事業の対象となっておりますが、その調査研究段階であるにもかかわらず、平成21年12月現在で約 300人の児童生徒に活用され、保護者などから学習理解が向上したとの効果が表明されるなど、デイジー教科書の普及促進への期待が大変に高まっております。

 しかし、デイジー教科書は教科書無償給与の対象となっていないことに加えて、その製作は、多大な時間と費用を要するにもかかわらず、ボランティア団体頼みであるため、必要とする児童生徒の希望に十分に応えられない状況にあり、実際にリハ協が平成21年度にデジタル化対応したデイジー教科書は小中学生用教科書全体の約4分の1に留まっています。

 このような現状を踏まえると、まず教科書用特定図書等の普及促進のための予算の更なる拡充が求められるところですが、平成21年度の同予算が1.72億円に対し、平成22年度は1.56億円と縮減されており、これらの普及促進への取り組みは不十分であると言わざるを得ません。

 よって、政府及び文部科学省におかれては、必要とする児童生徒、担当教員等にデイジー教科書を安定して配布・提供できるように、その普及促進のための体制の整備及び必要な予算措置を講ずることを要望いたします。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 提出先は、内閣総理大臣、文部科学大臣でございます。

 議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(北門勝彦君) ただいま説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。

 御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 意見書案第12号 発達障がいや、その他文字を認識することに困難のある児童生徒のためのマルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書(案)を原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。

          (賛成者 挙手)



○議長(北門勝彦君) 念のため、本案に反対の諸君の挙手を求めます。

          (反対者 挙手)



○議長(北門勝彦君) 可否同数であります。ただいま報告いたしましたとおり可否同数であります。

 よって地方自治法第 116条の規定により、議長において本案に対する可否を裁決いたします。

 本案につきましては、議長は採択と裁決いたします。可決と裁決いたします。

 よって意見書案第12号は原案どおり可決されました。

 本意見書を関係行政庁へ送付いたします。(「さっきのどないなんの」と呼ぶ者あり)

    ───────────────────────────────────



○議長(北門勝彦君) 日程第8……(「議長、休憩」と呼ぶ者あり)

 暫時休憩いたします。

               午前11時46分 休憩

               午前11時49分 再開



○議長(北門勝彦君) 再開いたします。

    ───────────────────────────────────



○議長(北門勝彦君) 続きまして、日程第8 意見書案第13号 機能性低血糖症に係る国の取り組みを求める意見書(案)を議題といたします。

 朗読を省略し、提出者の説明を求めます。

 2番 福田浩実君。

          (福田浩実君登壇)



◆2番(福田浩実君) 2件続けて意見書を取り上げていただきまして、感謝を申し上げます。朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。

       機能性低血糖症に係る国の取り組みを求める意見書(案)

 慢性的に血糖値が高い状態が続くと糖尿病を発症することは知られていますが、すい臓の機能失調等による血糖値の調節異常によって発症する「機能性低血糖症」は医師ですらまだ認知度が低い病です。

 機能性低血糖症は、糖の過剰摂取や過激な食事制限、過食といった食生活の乱れやストレスなどが原因となって、血糖値が急激に低下したり、低い状態にとどまってしまう疾患で、現代の食生活も誘因の一つと指摘されており、近年、研究が進むと共に、患者の数も増えております。

 機能性低血糖症は、脳への血糖補給不足に加え、アドレナリンなどの内分泌系異常や自律神経にも影響し、慢性疲労やうつ状態、集中力不足、情緒不安定、記憶障害など、身体面、精神面ともに実にさまざまな症状が引き起こされることが分かってきています。症状から精神疾患や神経疾患などと誤った診断をされるケースも少なくありません。また妊産婦の「低血糖症」は「新生児低血糖症」の要因となり、脳障害を引き起こすことが知られており、発達障害(自閉症スペクトラム)の危険因子の一つであると指摘されております。

 この「機能性低血糖症」の診断には、糖尿病診断に用いられている常用負荷試験および耐糖能精密検査が有効とされていますが、保険適用で行われる一般的な2時間検査では、上昇するはずの血糖値が上昇せず、変化のない平坦な曲線を描く「無反応性低血糖症」や、4時間経過後に血糖値が急落する「反応性低血糖症」などを診断することが難しいのです。精度を高めて5時間かけて検査を行うことが必要で、さらにすい臓の機能障害の程度を診るため3にはインスリン値を調べることも重要なポイントです。ところが、5時間の耐糖能精密検査は保険適用されておらず、高額な自己負担が必要なほか、実施する医療機関も少ないのが問題です。

 機能性低血糖症と正しく診断されたことで、機能性低血糖症のための治療により症状が改善、社会復帰する事例は数多くあります。

 そこで、「機能性低血糖症」に関する調査研究、病名の認知および意識啓発、検査態勢の拡充等が図られるよう、以下の取り組みを国に要望いたします。

1.「機能性低血糖症」についての医学研究の進展と診断・治療法の普及にむけ国として調査研究を進めること。

2.「機能性低血糖症」診断の為の5時間の耐糖能精密検査を保険適用の対象とすること。

3.新生児の「機能性低血糖症」による障害発生を予防するため、周産期医療において妊産婦の生活習慣の改善を図るとともに、早期発見と治療の態勢づくりを推進すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 提出先は、内閣総理大臣、厚生労働大臣であります。

 議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。



○議長(北門勝彦君) ただいま説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。

 御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 意見書案第13号 機能性低血糖症に係る国の取り組みを求める意見書(案)を原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。

          (賛成者 挙手)



○議長(北門勝彦君) 挙手少数であります。

 よって意見書案第13号は否決されました。

    ───────────────────────────────────



○議長(北門勝彦君) 日程第9 意見書案第14号 コメの戸別所得補償対策等の見直しを求める意見書(案)を議題といたします。

 朗読を省略し、提出者の説明を求めます。

 1番 出口真一君。

          (出口真一君登壇)



◆1番(出口真一君) 早速意見書を取り上げていただきまして、ありがとうございます。コメの所得補償対策等の見直しを求める意見書の提出について、議会規則第14条の規定により提出をさせていただきます。朗読をもって提案理由の説明とかえさせていただきます。

       コメの戸別所得補償対策等の見直しを求める意見書(案)

 戸別所得補償モデル対策について、4月1日より加入受付が始まったが、各地の農家からは未だに不安と戸惑いの声が絶えない。周知不足や準備の遅れも否めず、制度運用面での変更も相次いでおり安心して営農できない状況である。

 来年度からは本格実施を行うとしているが、生産現場と地域ごとの事情に配慮し、稚拙な制度にならぬことを求めるとともに、今年度の制度について以下改善を求める。

                   記

一、算定方式の見直し

 コメの生産費について一番高い四国と、一番低い北海道では約 1.7倍の差があり、生産費と販売価格の差額として全国一律とした算定方式は、不公平であり、見直しを求める。

一、地域の自主性を尊重すること

 今まで、地域ごとに産地づくりとして支援してきた特産品作物に対する加算措置がなくなり、産地づくりに取り組んできた農家の経営を阻害する要因になっている。地域の自主性、特色が尊重される仕組みに見直すべきである。

一、農山漁村の基盤整備の促進

 行政刷新会議は先般の事業仕分けにおいて、農道整備事業や森林整備事業を廃止としました。また、米の戸別所得保障モデル事業の実施においても土地改良事業費を約6割削減するなど、必要な環境整備が進んでおりません。用排水路等の更新時期も来ていることから、農村の生活環境の改善、農地の確保や基盤整備、用水の確保や道路などインフラ整備を早期に実施・促進するべきである。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出させていただきます。

 提出先は、内閣総理大臣、農林水産大臣でございます。

 議員各位の御賛同をよろしくお願いいたしまして、意見書の提案理由の説明とさせていただきます。



○議長(北門勝彦君) ただいま説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。

 御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 意見書案第14号 コメの戸別所得補償対策等の見直しを求める意見書(案)を原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。

          (賛成者 挙手)



○議長(北門勝彦君) 挙手多数であります。

 よって意見書案第14号は原案どおり可決されました。

 本意見書を関係行政庁へ送付いたします。

    ───────────────────────────────────



○議長(北門勝彦君) ただいま牛島孝典君外4名から大和郡山市は「財政破綻した、夕張市」とは、状況が全く異なることを議会表明する決議(案)が提出されました。

 お諮りいたします。

 この際、本決議案を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)

          (「異議あり」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 異議ありですか。(「表明しておきます」と呼ぶ者あり)

 異議ありとの意見が出ましたので、お諮りいたします。

 本決議案を日程に追加することに賛成の諸君の挙手を求めます。

          (賛成者 挙手)



○議長(北門勝彦君) 挙手多数であります。

 よってこの際、大和郡山市は「財政破綻した、夕張市」とは、状況が全く異なることを議会表明する決議(案)を日程に追加し、議題とすることに決しました。

    ───────────────────────────────────



○議長(北門勝彦君) 日程第10 決議案第3号 大和郡山市は「財政破綻した、夕張市」とは、状況が全く異なることを議会表明する決議(案)を議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 12番 牛島孝典君。

          (牛島孝典君登壇)



◆12番(牛島孝典君) 早速日程に追加をしていただき、大変ありがとうございます。この件につきましては、せんだっての一般質問で三、四人の方が質問をされまして明らかになったと思うところでございます。それでは、読み上げて提案にかえさせていただきます。大和郡山市は「財政破綻した、夕張市」とは、状況が全く異なることを議会表明する決議書の提出について、このことについて、会議規則第14条の規定により提出をいたします。

     大和郡山市は「財政破綻した、夕張市」とは、状況が全く異なることを議会表明する決議(案)

 本市では、一部の市民団体が「財政破綻した《夕張市》に近づいています」という衝撃的なチラシを、不特定多数に配布し、市民が大変心配しています。

 大和郡山市の財政状況や市勢については、この度の6月定例市議会の一般質問で数人の議員から取り上げられ、歴史的な経過、たくさんの指標や数値から夕張市の状況には、ならないことが明らかになり、夕張市の状況とは全く異なることが明確になりました。

 下記のように、大和郡山市と夕張市の数項目を比較して参考資料とする。

                   記

                大和郡山市               夕張市

 ピーク時人口          96,119人              116,908人

 現在人口            90,717人              11,847人

 財政力指数             0.782                0.24

 実質赤字比率            3.90               703.60

 将来負担比率            210.1               1164.0

 法人市民税           約18億円             約7,200万円

 固定資産税           約56億円              約4億円

 製造品出荷額         約7,245億円              約99億円

 たくさん資料がありますけれども、幾つか挙げただけでございます。

 よって大和郡山市議会は、財政再建団体となった夕張市とは、全く異なることを、決議し、大和郡山市民が未来に向かって、住み続けられるまちづくりを推進していくことを表明する。

 以上、決議する。

 大和郡山市議会

 以上でございます。御賛同のほうをよろしくお願いします。



○議長(北門勝彦君) これより質疑に入ります。

 御質疑ありませんか。

 9番 田村 俊君。

          (田村 俊君登壇)



◆9番(田村俊君) 12番牛島孝典君に質問いたします。

 今、先ほど読み上げられた決議書、その中に将来負担率という言葉がございます。もちろん、数値も上がっております。この将来負担率というものはいかなるものか。この将来負担率が、大和郡山市がこの数字やということはこれで認識できました。では、近くの天理市や生駒市はどのようになっておるか、これを教えていただきたいと思います。

 以上が質問でございます。



○議長(北門勝彦君) 12番 牛島孝典君。

          (牛島孝典君登壇)



◆12番(牛島孝典君) ただいまの9番議員、田村 俊議員にお答えをしたいと思います。

 今、将来負担比率というのをお尋ねになりました。詳しい資料は、今天理市とかいろいろおっしゃったんで持ち合わせておりません。これは、議員も御承知のように、当然こういういろんな数値であらわすわけでございますけれども、こういう状況になっていると、それで夕張市と郡山市がこういう形の比になっている。ただ、おっしゃったように当然全国でも市によっていろんな数値が出ております。それはそのとおりでございます。県下の、今、市では12市ありますね。12市の中で当然その差異があります。それで、郡山もこの数字になっているというのは間違いございません。

 ただ、よその市がどうなっているかというのは、ちょっと手元に資料を持ってきておりませんので、この状況の比較だということで御認識していただきたいのと、この将来負担比率などが出てきた背景には、せんだっての一般質問の中でも明らかにしましたように、国が誘導していった事業を進めたということによってこういう数字が生じてきているというのも事実でございますので、その辺は多分御認識されていると思いますけれども、よろしく御理解のほどお願いします。



○議長(北門勝彦君) 9番 田村 俊君。

          (田村 俊君登壇)



◆9番(田村俊君) 今、12番議員に答えていただきました。全く私の尋ねていることの答えになっておりません。私は、将来負担比率とはどういうことかと、これは尋ねましたが、これにもまず答えず、お隣の市はどないなっておるか、これが奈良県には12市あるけれども、最低そのぐらいのことは知った上で述べていただきたい。ちなみに、天理市は90でございます。生駒市はゼロでございます。ということは、この 210という数字がいかに大きな数字であるかということを物語っているかということでございます。危ないで、これ、ほんまに。だから、あなたがそれほど数字にこだわっておっしゃっていただくならば、しっかりと調べてほしいんですよ。

 これは、一応、だから次に質問していきます。

 今、国では民主党が一生懸命国の国債を減らそうと、無駄をなくそうと事業仕分けやっております。これから、第3次事業仕分けが始まります。この第3次は、特別会計において事業仕分けしていくということでございます。大和郡山市特別会計、一般質問、先日いたしました。一般会計では黒字であるけれども特別会計をしたときに、大和郡山市は数億円の赤字が発生しているという現実がもう5年も続いておると、これを何とかしてくれということで一般質問をいたしました。そうしたら、そのときね、ちょっと3つ目のときに言いますけれども、事業仕分けが行われてこの特別会計に手をつけられたときに、大和郡山市のこの 210という数字はどんな数字になるのかということを牛島議員にお尋ねいたします。



○議長(北門勝彦君) 12番 牛島孝典君。

          (牛島孝典君登壇)



◆12番(牛島孝典君) 9番議員、田村議員にお答えをさせていただきます。

 今おっしゃったと思いますけれども、それが正確だったらそうだと思います。この本会議場でええかげんな数字を申すわけにはいきませんので言わなかっただけで、具体的な数字は言わなかったんですけれども、当然先ほども言いましたように、県下の中でも全国でも数字はいろいろございます。ただ、その数字が夕張に近づいているということはむやみに市民の方々に混乱や失望を与えるから、きちっと全体的な数字で理解をしてほしいし、わかってそういうチラシを出すんやったら出してほしいという立場で言っているんです。それで、その数字は当然そうだと思います。当然、財政力とかいろんな形で市町村が違うわけですから。郡山でも、皆さんが活発に使ってもらっている城ホールなんかは80億も投資したわけですからね。当然、これはここに出てくるのは当たり前であってね。

 それで、問題は、そしたら田村さんにこれ聞くわけにはいきませんけれども、赤字やったらそしたら悪い市政かというね、単純に赤字やから悪い市政、黒字やからいい市政というのは限らないんです。いいことをやって赤字が出ているんやったら、それはそれで行政としてこれ良であるわけでございますし、ただこの 210というのはこのとおりの数字ですし、天理とか生駒によって当然違います。僕も、それはわかっていますけれども、ここで言う限りは正確な数字を言わなければならない。それで、先ほど特別会計が閉鎖した時期というのは、多分住宅新築資金のことをおっしゃっているんですかね、何のことかわかりませんけれども。当然、そのことも我々は頭に置いた中で、夕張市には近づかない、むしろ近づかないというよりももう離れている状況にどんどん改善をしていっているわけですから、具体的な数字でね。

 それで、田村議員もちょっと誤解されておったのが、住宅新築資金でも毎年10億を国に払っておるんじゃないかみたいなことで誤解されたらやっぱり困るんで、僕は、正しく理解してほしいということで申し上げているし、チラシなんかもやっぱりきちっと考えて出していただきたいということで、田村議員さんこそがもっときちっと財政を勉強すべきではないかと、私はそう思います。



○議長(北門勝彦君) 9番 田村 俊君。

          (田村 俊君登壇)



◆9番(田村俊君) 12番牛島議員に言われて、私は、一生懸命大和郡山市のために勉強してまいりました。その結果が、牛島議員にまだわからんところを聞いておるわけでございます。先ほど言いました将来負担率、万が一この事業仕分けでなった場合には、この数字は恐らく 210という数字ですね、3倍にも4倍にも5倍にも値する数字になるということでございます。決してこの数字より下回らないということは、今現在の 210よりね、いうことはもうおわかりいただけると思います。

 牛島議員は、本当によく勉強されておるのは、私もよく知っております。すばらしい私の先輩でございます。しかしながら、言葉でごまかしたり、数字に頼ってしまって郡山の状況が見えないと、こういう状態にはしてほしくないんです。だから、私は心配なんでございます。それで、もう一度言っています、本当に大和郡山市は大丈夫なのですか。



○議長(北門勝彦君) 12番 牛島孝典君。

          (牛島孝典君登壇)



◆12番(牛島孝典君) 田村 俊議員が心配なさるのは、それは真剣に心配なさっていると思いますけれども、やはり夕張というのが、なぜ衝撃的な形で全国に発表されたのかというのは、せんだっての一般質問の中でも明らかにしましたように、下から7番目の赤字の状況、今数字をおっしゃいましたね。そういう数字からいきますと下から7番目のところがなぜねらわれたのかと。それなら、郡山市がねらわれるのかということになるわけですけれども、このねらわれる背景には、やはり夕張市の財政上問題点があったわけですから、そこを国も目をつけてこういうやり方をしたと。それで、大体根本的に違うのが石炭産業という、大手の石炭産業があって、これが国の政策で閉鎖してしまうと、そしてその後にあった……、後処理の費用が 583億円もあったと。それで、ここの中で国、北海道の補助というのは 185億円だけで、6割近くは夕張市が起債を起こして持たなければならなかったと。次に、今度リゾート法に乗っかって国の政策で進めたあのメロン城とかああいう施策が、今度はバブルの崩壊などによりまして、これが崩壊してしまったと。それで、撤退する羽目になるわけですね、民間の企業が。そうすると、この民間と観光開発で 686億円を立ち上げた分が、それも市がすべて買い取らなければならないということになったと。こういう、それなら郡山で、田村議員さんの心配はよくわかりますけれども、郡山でこういう国の事業でやっているような石炭産業があるのか、あるいはまたこういうリゾート法に乗っかって失敗したものがあるのか、そういうのは全くないじゃないですか。

 むしろ、夕張市とせんだって比較をしましたけれども、郡山には企業が、何社やったかな、全然違うんですよ。夕張市がね……(「全体の数字か」と呼ぶ者あり)うん、夕張市と郡山市の事業……、売上額もそうなんですけれども、工業団地で約百数十社ありますね。こういう状況が、それなら夕張市にあるのかというと全然違うと。それから、先ほども書いていますように、固定資産税とかその状況なんかも全然違うということも含めて、夕張にはなり得ないと。むしろ、自信を持って、郡山市の発展のために理事者、議員さん、そして市民と手を携えていいまちづくりをしていこうというのが我々のねらいですから、心配を市民がするようなことは控えましょうと、そういうことでこの決議をさせていただいたんで、その辺は賢明な田村 俊議員でございますので、御理解のほどよろしくお願いしたいと思います。



○議長(北門勝彦君) ほかに御質疑ありませんか。

 13番 尾口五三君。

          (尾口五三君登壇)



◆13番(尾口五三君) 提案者に、提案者の認識がどれぐらいのことであるのかということで、少し確認の意味も含めて御質問をさせていただきます。

 私は、郡山市の財政を見るときに、平成元年から20年度まで20年分をいつも比較させていただいています。平成元年から12年の時期と、13年以降の時期というふうに分けていつも考えています。それで、この間郡山市の市債、要するに借金をつくるということですね、借金を。これは、12年以前は平均で35億の市債の発行額ですが、13年以降は平均して30億ということで5億下回っていると、少なく借金をしているということが見えるんじゃないかなと。反対に、公債費です、これは借金返しですね、ローンを返すのと同じですけれども、12年以前は平均で36億返済をしていますが、13年以降は42億円と、返済額も多くふやしています。その間、その効果があって市債の総額が35億円も減っているという実情があるわけです。また、土地開発公社の負担についても53億減らしてきているということを見れば、やはり夕張にはなり得ないし、夕張から遠く遠のいているのではないかなというふうに思いますが、この点について提案者の理解は、このように考えているのかどうか、御返答をお願いします。



○議長(北門勝彦君) 12番 牛島孝典君。

          (牛島孝典君登壇)



◆12番(牛島孝典君) 13番議員にお答えします。

 財政分析調査をされてのことだと思いますので、おおむねそういう状況だと思いますし、減ってきているのは間違いございません。

 以上でございます。



○議長(北門勝彦君) ほかに御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

 9番 田村 俊君。

          (田村 俊君登壇)



◆9番(田村俊君) 私は、この決議案に反対の立場で討論させていただきます。

 なぜ反対かと申しますと、大和郡山市は本当に危ない、この事実がございます。先ほど、この提案者の12番議員さんにお尋ねしました。全く答えてくれない。それで、これ内輪の茶番劇で終わってしまっている。私は、このまちに生まれて住んで、一番感覚的に心配しておるんです。それで、夕張市になってもらっては困るんです。どこへも行かれないんです。だから、私は毎日心配で、どなたか議員さんがおっしゃったように一生懸命勉強もしております。昨日、一般質問をしました。市長に尋ねますと、総務部長が数字で答えてくれた。しかし、市長は、残念としか私の質問に答えてくれなかったんですよ。こんな状態ではだめなんですわ。市長が頑張ってその数字ならもっともっと改善してまいりましょうと、そういう市長であってほしかったんです。だから、質問したんです。その答えが、そしてなぜ議会がこの決議なんですか。

 本来……、今、先ほど13番ですか、議員さんが質問なさった中にも1つの回答がありました。大和郡山市は、本当にいろんな財政の難点に努力しているのは、私もよくよく見ておるんですわ。しかしながら、努力数字が少なくなっているから夕張市を離れていっていますよというんじゃなくて、何でその赤字ができたんやという原点のほうが問題でしょう。私は、そのように思うんです。今、これどこかの方々が常々大和郡山市の公社の、それから利息は幾らになるんだと。そしたら、今1日65万やったかな、一番最終聞いたん。当初は、77万ぐらいから65万、その数字は今ちょっとこだわりたくないんで、この場においてね。減ってきたけれども、間違いなく1日にそういう数字であるということでございます。これを放置して、うちの市は夕張市にはほど遠いんだと言っていただきたくはないんです。だから、こういう決議案は出さないでほしいし、議会として、もっと努力していただくように行政に対して申し込むのが我々議会じゃないだろうかと。その中に、欠点があればしっかりともっともっと、こうしたらどうだろうと提案も含めてともにやってまいるのが我々ではないかと。だから、こういう決議案を出している場合じゃないと、私は思いますので、これについては反対の立場で討論させていただきます。



○議長(北門勝彦君) ほかに。

 21番 遊田直秋君。

          (遊田直秋君登壇)



◆21番(遊田直秋君) 僕も、この決議案に対しては反対の立場で討論したいと思います。

 その理由としては、これはあえて、私は、もう反対だけで終わっておこうと思ったんですが、やっぱりこの議会で一言言いたいと。ということは、やはりこの議会の議決の重みというか、崇高というか。全く、だれが見ても、だれが聞いても、どうなっても、郡山市が夕張のようになるということは、良識があれば考えること自身がおかしいと、私は思います。全く、ゼロと 100です。30と70であっても、70の意見で議決をすると、これがすべての意見とすると、これは、僕は、議決は結構ですよ。しかし、今の場合は、私は、ゼロと 100やと思います。私は、逆に何も理事者の方にごまをするわけではございませんが、大変な時期に市長になられて、上田市長さんのことですよ。非常に赤字になっておるわけです。これは、郡山市だけではないんです。バブルがはじけて、国の政策が悪いがためにすべて塩漬けになったと。そのような中でも、市民のためにということで頑張って、たとえわずかであっても下がっていっていると。これは、私は、全国六百何市あるうちでも郡山市は5本の指に入るのではないかなと、こういうふうに自負しているわけです。

 この市が、夕張市と同じようになっていく、赤字が出ているからと、そのプロセスが、私は問題やと思います、プロセスが。少なくなっているということは、逆に考えたら黒字になっていっているということになるんですよ。郡山市が会社であれば、営利会社であれば、もうこれだけの赤字、将来20年も30年も続くから、もう会社をやめて新たにやり直そうと、これはできますでしょう。しかし、行政というのは赤字であってもできるだけ少なくして、その中で市民に対するサービスがどれぐらいあるか。黒字 100億あってもサービス全然しなかったら、黒字はゼロです。赤字があっても市民サービスがどれだけええかと、財政と市民サービスの交点、これがやるべき行政の姿ではないかなと、私は思います。今まさに、私は、郡山市は胸を張ってこれをやられておると、私は自負しておるわけでございます。

 このときに、この議会の決議、これは牛島議員のおっしゃっているとおりですよ。何ら私は間違っていないと思います。余りにも多過ぎて、これがよ過ぎるわけですわ、逆に。だから、こんなことは高級過ぎるから、わざわざ決議まで、私は、出す必要がなかっても、出さなかっても、良識ある郡山市民の方は必ずや大丈夫やと、その結論を出されるのではないかなと、私はこういうふうに思うわけで、あえてこの議会のこの決議の重みを勘案して、あえてあえて反対させてもらいますので、牛島議員、ひとつよろしくお願いいたします。



○議長(北門勝彦君) ほかに討論はありませんか。

 8番 東川勇夫君。

          (東川勇夫君登壇)



◆8番(東川勇夫君) 私は、この決議に賛成の立場で討論させていただきます。

 時間も昼回っているから、もう、ただ賛成だけしておこうかなと思いましたんですが、討論をさせていただきます。

 今、各駅のターミナルですね、そしてまた文書等で、提案者の牛島議員がおっしゃったように、郡山市は夕張に近づいている、夕張のようになるというふうに今おっしゃっておるわけですね。きのうも葬式がありまして、そこでお年寄りの方から多数、郡山は大変でんな、郡山はもう夕張みたいになってつぶれてしまうんですかというふうに聞かれました。その都度、説明をしておりますが、市民感覚では恐らく行政の状態、また議会の現状などは余りわからないと。もちろん、議会は議員さんに任せておられる。行政は、市民代表として行政をやる中で、議会はチェックしていくわけですがね。一般市民の方は、まるで遠くの話のように思っておられますが、そういった各駅で言われたり、そしてチラシがまかれたら、えらいことやなというふうに心配されるのは当然でございます。我々は、市民レベルではなく議員として、やはり市民を正しく指導して、そして市民とともに歩んでいかなくてはいけないわけでございます。

 もちろん、そうした遊田議員のおっしゃったように、もちろん赤字でも市民サービスがいい場合、また黒字でも市民サービスになっていない場合、いろんな形がありますが、やはりそうした予算の中で、市民の幸せ、郡山の発展を願って頑張っているわけですがね。うそも3遍言えば本当になっていく、私がよく使う言葉でありますがね。やはり、そういったことにならないように頑張っておるんですが、今の現状を正しく伝えていかなくては、市民はそういった駅、ターミナルでおっしゃっているやつやら、また文書でまかれたことを信じておられると。毎日毎日がどうなんのやろ、郡山はどうなんのやろと、将来は大変なことになんのやろうかなという不安の中で過ごされるより、少しでも安心していただくという形でこういった決議をして、また市民に伝えるのも大事なことではないかと思って、私は、賛成の立場で討論させていただきました。

 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(北門勝彦君) ほかに討論はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 決議案第3号 大和郡山市は「財政破綻した、夕張市」とは、状況が全く異なることを議会表明する決議(案)について、原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。

          (賛成者 挙手)



○議長(北門勝彦君) 挙手多数であります。

 よって決議案第3号は可決されました。

 この際、暫時休憩いたします。

               午後0時32分 休憩

               午後5時 自然閉会

地方自治法第 123条第2項及び会議規則第81条の規定により署名する。

              大和郡山市議会

                 議  長   北 門 勝 彦 (印)

                  副議長   仲   元 男 (印)

                 署名議員   福 田 浩 実 (印)

                 署名議員   尾 口 五 三 (印)