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奈良県 大和郡山市

平成22年  3月 定例会(第1回) 03月01日−01号




平成22年  3月 定例会(第1回) − 03月01日−01号







平成22年  3月 定例会(第1回)






 ◯平成22年第1回大和郡山市議会定例会会議録(第1号)
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          平成22年3月1日(月曜日) 午前10時3分 開会
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諸  報  告
    1. 11・12月分例月出納検査及び定期監査の結果について
    2. 大和郡山市土地開発公社に関する報告について
    3. 財団法人大和郡山市文化体育振興公社に関する報告について
議 事 日 程
 日程第1  会議録署名議員の指名について
 日程第2  会期の決定について
 日程第3  議会改革特別委員会の中間報告について
 日程第4  報告第1号  専決処分報告について(平成21年度大和郡山市一般会計補正予算(第
              7号))
 日程第5  同意案第1号 監査委員の選任について
 日程第6  同意案第2号 人権擁護委員の推薦について
       (日程第4 報告第1号から日程第6 同意案第2号までは即決)
 日程第7  議案第1号  市道路線の認定について
 日程第8  議案第2号  重複認定された市道路線の管理に関する協議について
 日程第9  議案第3号  小・中学校電子計算機器購入契約について
 日程第10  議案第4号  平成21年度大和郡山市一般会計補正予算(第8号)について
 日程第11  議案第5号  平成21年度大和郡山市下水道事業会計補正予算(第1号)について
 日程第12  平成22年度大和郡山市施政方針について
 日程第13  平成22年度大和郡山市教育行政方針について
 日程第14  議案第6号  大和郡山市の一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について
 日程第15  議案第7号  大和郡山市国民健康保険税条例の一部改正について
 日程第16  議案第8号  大和郡山市立小学校、中学校及び幼稚園の設置に関する条例及び大和
              郡山市立幼稚園保育料及び入園料条例の一部改正について
 日程第17  議案第9号  大和郡山市火災予防条例の一部改正について
 日程第18  議案第10号  平成22年度大和郡山市一般会計予算について
 日程第19  議案第11号  平成22年度大和郡山市国民健康保険事業特別会計予算について
 日程第20  議案第12号  平成22年度大和郡山市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について
 日程第21  議案第13号  平成22年度大和郡山市公園墓地事業特別会計予算について
 日程第22  議案第14号  平成22年度大和郡山市老人保健医療事業特別会計予算について
 日程第23  議案第15号  平成22年度大和郡山市介護保険事業特別会計予算について
 日程第24  議案第16号  平成22年度大和郡山市介護サービス事業特別会計予算について
 日程第25  議案第17号  平成22年度大和郡山市後期高齢者医療事業特別会計予算について
 日程第26  議案第18号  平成22年度大和郡山市水道事業会計予算について
 日程第27  議案第19号  平成22年度大和郡山市下水道事業会計予算について
 日程第28  議案第20号  平成21年度大和郡山市一般会計補正予算(第9号)について
       (日程第7から日程第11及び日程第14から日程第28までは提案理由説明のみ)
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本日の会議に付した事件
 議事日程に同じ
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                    出 席 議 員(24名)
                          1番  出 口 真 一 君
                          2番  福 田 浩 実 君
                          3番  甲 谷 悦 夫 君
                          4番  上 田 健 二 君
                          5番  高 橋 朋 美 君
                          6番  林   浩 史 君
                          7番  西 川 健 次 君
                          8番  東 川 勇 夫 君
                          9番  田 村  俊  君
                          10番  北 門 勝 彦 君
                          11番  西 川 貴 雄 君
                          12番  牛 島 孝 典 君
                          13番  尾 口 五 三 君
                          14番  金 銅 成 悟 君
                          15番  吉 川 幸 喜 君
                          16番  池 田 篤 美 君
                          17番  辻 本 八 郎 君
                          18番  田 房 豊 彦 君
                          19番  仲   元 男 君
                          20番  丸 谷 利 一 君
                          21番  遊 田 直 秋 君
                          22番  石 田 眞 藏 君
                          23番  乾   充 徳 君
                          24番  田 村 雅 勇 君
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                    欠 席 議 員(なし)
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                説明のため出席した者
                       市   長  上 田  清  君
                       副 市 長  水 野 敏 正 君
                       教 育 長  赤 井 繁 夫 君
                        総務部長  吉 村 安 伸 君
                      市民生活部長  萬 田 善 三 君
                   福祉健康づくり部長  森   康 好 君
                      産業振興部長  澤 田 茂 利 君
                      都市建設部長  矢 舖 健次郎 君
                      上下水道部長  岩 本 正 和 君
                       消 防 長  西 本  博  君
                        教育部長  田 中 利 明 君
                        財政課長  水 本 裕 丈 君
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                  事務局職員出席者
                        事務局長  角 田 克 之
                       事務局次長  西 垣 素 典
                       議 事 係  森   佳 輝
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               午前10時3分 開会



○議長(北門勝彦君) ただいまから平成22年第1回大和郡山市議会定例会を開会いたします。

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○議長(北門勝彦君) 市長より招集のあいさつがございます。

 市長。

          (上田 清君登壇)



◎市長(上田清君) おはようございます。本日ここに平成22年第1回大和郡山市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方におかれましては、年度末何かと御多忙のところ御出席をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。

 今定例市議会に提案申し上げました議案等につきましては、既にお手元にお配りいたしておりますとおり、専決処分報告1件、同意案2件、条例の一部改正議案及び平成22年度一般会計、各特別会計並びに各事業会計予算案等19議案と、本日追加議案としてお配りいたしました平成21年度一般会計補正予算案1件でございます。

 何とぞ慎重に御審議をいただきまして、それぞれの議案等につきまして御議決と御承認を賜りますようお願いを申し上げまして、平成22年第1回大和郡山市議会定例会の招集のあいさつといたします。どうぞよろしくお願いいたします。

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○議長(北門勝彦君) 次に、議会運営委員会の結果を委員長より報告願います。

 7番 西川議会運営委員会委員長。

          (西川健次君登壇)



◆議会運営委員会委員長(西川健次君) おはようございます。ただいまから議会運営委員会の結果について御報告申し上げます。

 今期定例会は、本日から3月17日までの17日間といたします。

 本日は、まず諸報告3件があります。次に、日程に入り、日程第1で会議録署名議員の指名、日程第2で会期の決定を行います。続いて、閉会中に開かれました特別委員会について、日程第3で議会改革特別委員会の中間報告を行います。次に、日程第4 報告第1号から日程第6 同意案第2号までは即決でお願いいたします。続いて、日程第7 議案第1号から日程第11 議案第5号までの5議案の提案理由の説明を求めます。日程第12で平成22年度大和郡山市施政方針について、日程第13で平成22年度大和郡山市教育行政方針についての説明を受けます。次に、日程第14 議案第6号から日程第28 本日提出された議案第20号までの15議案の提案理由の説明を求めます。

 2日は、議案熟読のため、休会いたします。

 3日に再開し、日程第1で、施政方針及び教育行政方針に対する質疑を行います。日程第2で議案第1号から議案第9号及び議案第20号の10議案に対する質疑の後、各委員会に付託をいたします。日程第3で議案第10号から議案第19号までの10議案に対する質疑の後、予算特別委員会を設置し、同委員会へ付託をいたします。

 3月4日から14日までは、本会議を休会し、各常任委員会及び特別委員会を開会いたします。

 15日と16日は、一般質問を行います。

 17日の最終日は、日程第1で、議案第1号から議案第20号までの20議案に対する各委員長報告について質疑、討論、表決を行います。

 本定例会の会期及び議事日程並びに委員会招集日表と議案付託表につきましては、お手元に配付されているとおりでございます。議員各位におかれましては、よろしく御協力のほどをお願いいたしまして、報告を終わります。

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○議長(北門勝彦君) これより本日の会議を開きます。

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○議長(北門勝彦君) ただいまの出席議員数は24名であります。

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○議長(北門勝彦君) 諸報告に入ります。

 11・12月分例月出納検査及び定期監査の結果については、既に皆様のお手元に御配付申し上げております。

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○議長(北門勝彦君) 次に、大和郡山市土地開発公社に関する報告について、質疑の通告がありますので通告者の発言を許します。

 13番 尾口五三君。

          (尾口五三君登壇)



◆13番(尾口五三君) おはようございます。早速、諸報告の2、大和郡山市土地開発公社に関する報告についてお聞きをいたします。

 昨今、土地開発公社の長期保有土地はマスコミの報道で取り上げるなど市民の関心が集まるところとなっています。郡山市においても健全化計画を策定し、改善に向けて努力をしていると認識をしています。借金のツケを市民に強いることがないようにさらなる努力が必要であります。

 そこで、3点お聞きをいたします。

 まず1点目は、今回の事業計画変更の詳細をお聞かせください。

 2点目は、インターネットを使っての土地売却の現状と展望はどういうふうに考えているのか。

 3点目は、債務総額は幾らか、また1日の金利は幾らになるのか、お答えをいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(北門勝彦君) 吉村総務部長。

          (吉村安伸君登壇)



◎総務部長(吉村安伸君) おはようございます。13番尾口議員の質疑にお答えいたします。3点お尋ねでございます。

 まず1点目、計画変更についてでございます。平成21事業年度事業計画変更について御説明いたします。

 土地開発公社経営健全化計画に基づきまして、平成24年度買い戻しを予定いたしておりました305都市計画道路藺町線並びに公共事業代替地買収事業、場所は商工会館に隣接する事業地のところでございます。そこを地域活性化公共投資臨時交付金を活用いたしまして、5億 297万 1,000円で市へ追加売却する事業計画の変更でございます。

 2点目の土地処分の現状でございます。国道24号沿線用地の売却につきましてはリーマン・ショック以降の不況の影響を受け、平成20年の12月、平成21年の12月、ことし2月に行いました、合計3回行いましたヤフーオークションの公有財産売却を利用した一般競争入札を実施いたしましたが、いずれも不調に終わりました。今後の売却スケジュールにつきましては、再度よく検討してまいりたい、このように考えております。

 3点目の1日当たりの金利等でございます。3年間にわたって報告いたします。平成20年度の実績は、支払い利息合計で2億 3,456万 7,797円、1日当たり64万 2,000円でございます。今年度平成21年度の決算の見込みでございます。支払い利息2億 124万 1,981円、1日当たり55万 1,000円でございます。平成22年度見込みでございます。支払い利息の合計が2億 943万 1,000円、1日当たり57万 3,000円と見込んでおります。残高の総額は、21年度ことしの3末で 109億。失礼いたしました。20年度の3末で 109億、ことしの3末、21年度の3末で 103億と減少いたし、失礼、間違えました。ことしの21年3月末で93億となります。にもかかわらず来年度1日当たりの利息総額等についても、上がっておりますのは、金利が上がると予定しているためでございます。

 以上でございます。



○議長(北門勝彦君) 以上で通告による質疑を終わります。

 ほかに御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御質疑がないようでありますので、本件についてはこの程度で打ち切ります。

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○議長(北門勝彦君) 次に、財団法人大和郡山市文化体育振興公社に関する報告について、御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御質疑がないようでありますので、本件についてはこの程度で打ち切ります。

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○議長(北門勝彦君) これより日程に入ります。

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○議長(北門勝彦君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員を会議規則第81条の規定により、議長より指名いたします。

             9番 田 村   俊 君

             22番 石 田 眞 藏 君

 以上2議員の方にお願いいたします。

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○議長(北門勝彦君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、本日から3月17日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御異議なしと認めます。

 よって会期は17日間と決定いたしました。

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○議長(北門勝彦君) 日程第3 閉会中に開会されました議会改革特別委員会の中間報告を求めます。

 24番 田村議会改革特別委員長。

          (田村雅勇君登壇)



◆議会改革特別委員長(田村雅勇君) ただいまから議会改革特別委員会の中間報告を申し上げます。

 委員会は、去る2月8日及び2月22日の2回開会いたしました。まず、2月8日午後1時から開会し、議員定数について各委員より順次意見を求めました。

 初めに、尾口委員より、定数削減は議会審議の質的低下や監視能力の低下を招く、若い人たちに門戸を開くためにも現状を維持すべきであるとの意見がありました。

 続いて、出口委員より、定数削減は市民の権利を阻害することになると思うが、人口減少という現実もあり、定数削減の方向でいきたいとの意見がありました。

 次に、高橋委員より、議員定数の問題を財源論で論じるべきではないが、経費節減を考えるなら報酬削減もあるとの意見がありました。

 続いて、林委員より、市内の公共の場所で実施したアンケートの結果について報告がありました。男性79人、女性59人、計 138人からの回答のうち、定数削減が必要との回答は 103人で74.4%、削減は必要ないとの回答は7人で 5.1%、どちらとも判断できないとの回答は28人で20.4%であり、削減すべき人数については2名減が10人、3名減が18人、4名減が53人、5名減が7人、6名減が4人、8名減が1人、9名減が4人、12名減が1人、具体的な人数はわからないが5人との報告があり、その結果を踏まえ3名削減に賛成するとの意見がありました。

 次に、西川委員より、定数を減らしては住民の声や要望が十分に反映されないとの理由から、会派として定数削減に反対するとの意見がありました。

 続いて、吉川委員より、議員がみずからの立場を確保しながら理事者に経費削減を求めるのは通らないのではないか、3名削減に賛成するとの意見がありました。

 次に、池田委員より、以前3名削減に賛成したが、削減しなければとの声が今もなお市民に多く、あらゆる観点から考えれば避けて通れないとの意見がありました。

 続いて、辻本委員より、全国の状況を見て判断するためにしばらく現状維持とし、次の改選時、来年4月までさらに煮詰めたいとの意見がありました。

 次に、田房委員より、さらに十分な議論が必要であり、定数削減かあるいは現状維持かについて結論を出すことは時期尚早であるとの意見がありました。

 最後に、乾委員より、新政会として3名削減に賛成しており、自治会の総会などに出席した際、定数削減は当然という声が多かったとの意見がありました。

 続いて、2月22日午後2時から開会し、議員定数について、前回の委員会の段階で協議中あるいはそれ以降の意見の変更があった委員に意見を求めました。

 まず、出口委員から、議員定数を4名減でいきたいとの意見がありました。

 次に、田房委員から、現時点では現状維持であるとの意見がありました。

 続いて、尾口委員から、総務省が来年3月に向けて議会制度改革等について地方自治法の改正を目指しており、引き続き検討するべきだとの意見があり、高橋委員からも議会改革についてもう少し議論を重ねたいとの意見がありました。

 前回の委員会での意見も踏まえて、3名削減との意見が4名、4名削減との意見が1名で、現状維持との意見が5名でありましたので、次回の委員会で削減人数について協議していくことといたしました。

 以上が議会改革特別委員会の中間報告であります。議員各位の御理解をお願いいたしまして報告を終わります。



○議長(北門勝彦君) ただいまの中間報告に対する質疑に入ります。

 御質疑ありませんか。

 5番 高橋朋美君。

          (高橋朋美君登壇)



◆5番(高橋朋美君) ただいまの委員長報告についてお尋ねさせていただきます。

 2月22日の特別委員会で議長の発言があったと私は思っているのですが、その辺が今の報告ではなかったように思っています。どの人数が適切かは難しい話だが、議員がふえれば票を入れた市民の方の意見が生かされるわけで市政にもそれだけ反映される。それだけ死に死んでしまう意見が少なくなる。委員の間では五分五分の意見があるので、そうであれば前委員長のときに、何月末までに決めたからそれに向かって走るのではなく、市民にとっても大事な問題なので意見がまとまってこういうふうにしましょうとなるまで話は続けていってほしい、もっとよく話し合っていただきたいと、このような議長の発言があったのか、なかったのか、お聞かせください。



○議長(北門勝彦君) 24番 田村雅勇君。

          (田村雅勇君登壇)



◆議会改革特別委員長(田村雅勇君) 5番議員にお答えいたします。

 ありました。



○議長(北門勝彦君) ほかに御質疑ありませんか。

 20番 丸谷利一君。

          (丸谷利一君登壇)



◆20番(丸谷利一君) ただいまの田村委員長の報告に対して3点質問したいと思います。

 私も2月2日と2月22日、議会改革特別委員会を傍聴しておりました。それで、一つ、始まっておかしいなと私は感じたんですが、田村委員長も冒頭に申し上げられましたように、今回この議員定数の削減問題一本ということで絞って議題に上げられました。昨年の11月25日でしたか、その議会改革特別委員会では、議員定数の削減はもちろんでございますが、報酬の問題あるいは私がかねがね問題提起しております行政委員の報酬、これは二重取りではないかと、報酬のね。これについてもやはり議論をしていく。そしてまた、質問形態で一問一答の形態でやるべきである、対面方式で議員は一般質問をすべきではないか、こういう点についても結論を議論して出していきたいと、こういうようないろいろなさまざまな角度から課題が明らかにされて、この3月をめどにして出したいという方向で、昨年の11月25日は決まっておったと思います。

 そこで、なぜ今回、議員定数削減一本に絞られたのか。もちろん議員定数削減は議会改革の最大の課題であり、私も議員定数の大幅削減を主張しておりますけれども、この点について、そのプロセスが非常に不透明であるということで、なぜ一本にされたのか。そして、後のこれらのいろいろな議会改革の課題についてこれからどうしようとされているのかということについて、1点目、お聞きしたいと思います。

 それから、2点目でございますけれども、2月2日も2月28日も、いろいろそういう委員会の運営として私は疑問に残ることがありました。それは、2月2日は田房委員、そして2月28日は高橋委員が発言を求めているにもかかわらず一方的に閉会を宣言されたと、やはり特別委員は質問とか意見があれば堂々とそこでしゃべる権利もあるし、また委員長はそれを保障しなければならない、このように思っております。

 そしてまた、もう1点、この委員会の運営の中身として、委員が発言しているにもかかわらずそれを制止して委員長が自分の考え方を押しつける。私は、こういうような独断的なやり方はいかがなものかと、自分の意見、委員長としての意見があるならば委員長交代をして、そして委員として発言をする、これが今までのルールであったと思うし、委員長はあくまでも行司役である。各委員の意見が率直に保障され、そして尊重されなければならない、このように思いますが、このような独断的な委員会運営をなぜされたのか、この点について2点お聞きしたいと思います。

 それから、3点目でございますが、今回の、先ほども田村委員長の話ありましたけれども、議員定数の削減の問題について、3にするとか4にするとかということを決めたいということをおっしゃっておりました。私は1年生議員でございますけれども、これらの特別委員会でこのような3にするとか4にするとかというのを決めていいのかどうかということを非常に疑問に思っております。あくまでも委員会は、さまざまな人の意見が分かれたときに、それは分かれたということで閉議して、委員会として報告するのが当然であると思います。議案であれば、例えば条例改正の議案とか、議員定数の削減の議案とか、そういうことであれば、それは委員会として多数決で決めていく、これは当然でございます。けれども、それ以前に委員会として3にするとか4にするとか、そしてまた今おっしゃったように、委員のうち5名が現状維持という意見もあるわけでございます。したがいまして、私はそういった状況の中で一方的にそれらのことを決め、仮に3名減とすれば、委員会として現状維持の人の考え方、あるいは4名の考え方の人の意見はどのような形でこれは生かされるのか、この点について非常に今疑問に思っております。これらの3点について田村委員長の答弁、説明をお願いしたいと思います。

 以上で第1回目の質問を終わります。



○議長(北門勝彦君) 暫時休憩します。

               午前10時30分 休憩



               午前10時35分 再開



○議長(北門勝彦君) 再開いたします。

 ほかに御質疑ありませんか。(「1番目のやつは答弁してもうて。2つ、3つ目は、まあええやんか。それだけしてもうてください」と呼ぶ者あり)

 暫時休憩します。

               午前10時36分 休憩



               午前10時37分 再開



○議長(北門勝彦君) 再開いたします。

 ほかに御質疑ありませんか。

 18番 田房豊彦君。

          (田房豊彦君登壇)



◆18番(田房豊彦君) 1つだけ質問させていただきます。

 委員として、今丸谷議員が言われましたように、私、発言を、2日のときの途中で委員会中に発言を求めましたが、それは取り上げられませんでした。それと、高橋議員がその次のときも発言をしようとしたときに取り上げられなかった。それは事実として認めておられますか、それだけ。委員長として認めておられるかどうか。お聞かせください。



○議長(北門勝彦君) 24番 田村雅勇君。

          (田村雅勇君登壇)



◆議会改革特別委員長(田村雅勇君) 質問の趣旨がよくわからんのでありますが、先ほど報告申し上げましたとおり、委員1名ずつそれぞれ意見を求めて全員、だれ1人として発言者なかったことなく終わりました。それで、あとはそれ以上求める必要ないということでございます。

 以上です。



○議長(北門勝彦君) ほかに御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御質疑がないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめます。

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○議長(北門勝彦君) 日程第4 報告第1号 専決処分報告についてを議題といたします。

 朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。

 水野副市長。

          (水野敏正君登壇)



◎副市長(水野敏正君) それでは、ただいま御上程いただきました日程第4 報告第1号 平成21年度大和郡山市一般会計補正予算(第7号)の専決処分報告について提案の説明を申し上げます。

 歳入歳出予算にそれぞれ1億 4,260万円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ 300億 7,749万 2,000円とするものでございます。

 歳出より説明を申し上げます。

 第3款 民生費は1億 4,260万円の増額補正となっております。その内訳は、第1項 社会福祉費、第7目 障害者自立支援等給付費におきまして、利用者数の増加及び報酬単価の引き上げにより、障害介護給付費 8,060万円、第3項 生活保護費、第1目 生活保護総務費におきまして、受給者の増加により生活扶助費等を 6,200万円、それぞれ増額補正いたしたものでございます。

 次に、歳入についてでございますが、歳出に対する特定財源といたしまして、国庫支出金 8,680万円、県支出金 2,015万円を増額補正し、不足する財源につきましては財政調整基金繰入金によって補ったものでございます。

 なお、今回の補正予算につきましては、いずれもその支払いが急務でございましたので、去る2月15日付をもちまして専決処分をいたしたものでございます。

 以上でございます。何とぞよろしく御承認を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(北門勝彦君) ただいま提案理由の説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。

 御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 討論を省略し、直ちに採決に入るに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御異議なしと認めます。

 よってこれより採決に入ります。

 報告第1号 専決処分報告についてを承認することに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御異議なしと認めます。

 よって報告第1号は承認することに決しました。

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○議長(北門勝彦君) 日程第5 同意案第1号 監査委員の選任についてを議題といたします。

 朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。

 上田市長。

          (上田 清君登壇)



◎市長(上田清君) 日程第5 同意案第1号 監査委員の選任について説明を申し上げます。

 山中敏勝氏は、平成18年3月本委員に就任以来、本市行政に御尽力をいただいているところでございます。近年行政組織の構造改革と地方分権に伴いまして、地方自治体の果たすべき役割はますます重要になっております。一方、長引く不況の影響により財政状況は厳しさを増しており、本市におきましても、行財政運営のさらなる適正化、効率化が急務となっております。

 このような厳しい現状にかんがみまして、広い視野と豊富な知識、経験を十分に備えられた氏は、監査委員としてまことに適任と考えまして、引き続き氏を任命いたしたく、地方自治法第 196条第1項の規定により、議会の同意をいただこうとするものでございます。何とぞよろしくお願いを申し上げます。



○議長(北門勝彦君) ただいま提案理由の説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。

 御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 討論を省略し、直ちに採決に入るに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御異議なしと認めます。

 よってこれより採決に入ります。

 同意案第1号 監査委員の選任について、同意することに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御異議なしと認めます。

 よって同意案第1号は同意することに決しました。

    ───────────────────────────────────



○議長(北門勝彦君) 日程第6 同意案第2号 人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。

 朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。

 上田市長。

          (上田 清君登壇)



◎市長(上田清君) 日程第6 同意案第2号 人権擁護委員の推薦について説明を申し上げます。

 辻本昌子氏が平成21年11月30日付で退任されたことに伴いまして、今回新たに中村泰彦氏を人権擁護委員として推薦させていただくものでございます。

 氏は、昭和42年に大和高田市役所に入庁され、平成17年3月に退職されるまでの38年間、同市の職員として尽力をされました。在任期間中は企画広報課係長、史料編纂室長として人権問題にも深くかかわられた後、環境衛生部長、総務部長などの要職を歴任され、平成5年4月からは奈良県立同和問題関係資料センターの研究員として、また平成21年4月からは奈良県住宅新築資金等貸付金回収管理組合監査委員として、旧同和問題の解決にも尽力してこられた方でございます。

 地方行政や人権問題に関する豊富な知識、経験と、人格、見識をともに備えられた氏は、人権擁護委員としてまことに適任と存じ、人権擁護委員法第6条第3項の規定によりまして議会の同意をいただこうとするものでございます。何とぞよろしくお願いを申し上げます。



○議長(北門勝彦君) ただいま提案理由の説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。

 御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 討論を省略し、直ちに採決に入るに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御異議なしと認めます。

 よってこれより採決に入ります。

 同意案第2号 人権擁護委員の推薦について、同意することに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御異議なしと認めます。

 よって同意案第2号は同意することに決しました。

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○議長(北門勝彦君) 日程第7 議案第1号から日程第11 議案第5号までの5議案を一括議題といたします。

 朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。

 水野副市長。

          (水野敏正君登壇)



◎副市長(水野敏正君) それでは、上程をいただきました5議案につきまして提案の説明を申し上げます。

 日程第7 議案第1号 市道路線の認定について御説明申し上げます。

 今回、認定予定の道路は寄附行為による引き継ぎ路線でございます小林町地内線の1路線、事業担当課から移管を受けました西田中町地内線の1路線及び都市計画法に基づき帰属されました小泉町地内線の1路線の合わせて3路線の道路を市道認定するものでございます。

 日程第8 議案第2号 重複認定された市道路線の管理に関する協議について。

 本案につきましては、本市八条町と天理市南六条町及び中町との行政界に位置し、昭和19年8月に当時の昭和村の村道路線として認定されました道路につきまして、その一部が天理市においても市道路線として認定されたことから、道路法第16条第2項ただし書きの規定に基づき、重複認定された部分に係る維持管理の方法等につきまして天理市と協議するべく、議会の議決をいただこうとするものでございます。

 日程第9 議案第3号 小・中学校電子計算機器購入契約について。

 本案につきましては、市立小学校及び中学校において教育用に使用いたしております電子計算機器等が、それぞれ導入より8年以上経過し、処理能力等にかんがみまして、これらを更新するため、電子計算機器 672台及びその周辺機器の購入につきまして、指名競争入札により、シャープシステムプロダクト株式会社近畿支店支店長瀬村倫之と契約金額 9,975万円にて購入契約を締結しようとするものでございます。

 日程第10 議案第4号 平成21年度大和郡山市一般会計補正予算(第8号)について御説明申し上げます。

 歳入歳出予算にそれぞれ8億 2,025万 3,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を 308億 9,774万 5,000円とするものでございます。

 次に、繰越明許費の補正でございますが、民生費の子ども手当準備事業、土木費の道路整備改良事業、排水路整備改良事業、公園施設改修事業、消防費の全国瞬時警報システム設置事業、教育費の小学校施設整備事業、中学校施設整備事業、社会教育会館補修事業につきましては、それぞれ今年度中の完了が見込めないため、翌年度へ繰り越し措置するものでございます。また、中学校施設耐震化推進事業につきましては、事業の進捗に合わせ金額の変更を行うものでございます。

 次に、債務負担行為の補正でございますが、公有財産調査業務につきましては限度額の変更を行いますとともに、郡山西中学校屋内運動場改築事業につきましては、後ほど御説明いたします事業費の増額補正に合わせまして、限度額全額を減額するものでございます。

 続きまして、地方債の補正でございますが、臨時特例借換債を追加するとともに、退職手当債、駐車場整備事業、中学校施設整備事業につきましては限度額を増額するものでございます。

 それでは、歳出より順次御説明を申し上げます。

 第2款 総務費は、4億 828万 1,000円の増額補正でございます。内訳につきましては、第1項 総務管理費、第1目 一般管理費におきまして、退職者の増により職員手当等で2億 8,153万 8,000円、第9目 基金費におきまして、今年度のふるさと応援基金寄附金等を基金に繰り出しする 169万 1,000円、第13目 諸費におきまして、土地開発公社の本年度下半期分の利息支払いに対する利子補助金 9,532万 3,000円及び平成19年度生活保護費国庫負担金の事業実績報告訂正に伴う返還金 2,972万 9,000円をそれぞれ増額補正いたしたものでございます。

 第3款 民生費は、 630万円の増額補正でございます。これは、第2項 児童福祉費、第1目 児童福祉総務費におきまして、平成22年度から実施されます子ども手当支給に係るシステム開発委託料の増額補正でございます。

 第8款 土木費は、 9,000万円の増額補正でございます。その内訳といたしましては、政府の平成21年度第2次補正予算で、地域の活性化に資するきめ細かなインフラ整備事業の実施のため創設されました「地域活性化・きめ細かな臨時交付金」を活用いたしまして、第1項 道路橋りょう費、第2目 道路維持費におきまして、道路維持補修工事費 5,300万円、第6目 用悪水路費におきまして排水路改修工事費 2,200万円、第2項 都市計画費、第4目 公園費におきまして、公園整備工事費 1,500万円をそれぞれ増額補正するものでございます。

 第10款 教育費は、2億 5,828万 9,000円の増額補正でございます。その内訳は、先ほど御説明いたしました「地域活性化・きめ細かな臨時交付金」を活用し、第2項 小学校費、第1目 学校管理費におきまして、郡山南小学校消防施設の改修費用 272万 6,000円、筒井小学校下水道接続工事等 1,491万 1,000円、第3項 中学校費、第1目 学校管理費におきまして、郡山西中学校のバックネット及び防球ネットの改修費用 724万 8,000円を増額補正いたしますとともに、郡山西中学校屋内運動場の建替工事につきましては、補助金の内示に合わせ、前倒しでの予算化を図るため2億 1,201万 4,000円を増額補正するものでございます。

 第12款 公債費は、 5,738万 3,000円の増額補正でございます。これは第1項 公債費、第1目 元金におきまして、総務大臣から公的資金補償金免除繰上償還に係る承認を得ましたことから、低利の起債への借りかえが可能となったため、該当する起債の繰上償還金 5,738万 3,000円を増額補正するものでございます。

 次に、歳入についてでございます。

 歳出に対する特定財源といたしまして、国庫支出金2億 9,141万 9,000円、寄附金 169万 1,000円、市債5億 4,080万円を増額補正する一方、財政調整基金繰入金 1,365万 7,000円を減額補正し、収支の均衡を図っております。

 日程第11 議案第5号 平成21年度大和郡山市下水道事業会計補正予算(第1号)についてでございます。

 今回の補正は、平成21年度企業債借りかえの実施に伴い、資本的収支の予定額並びに企業債の要件を補正するものでございます。

 収入についてでございますが、第1款 資本的収入、第1項 企業債を2億 9,220万円増額し、資本的収入の総額を16億 455万 6,000円とするものでございます。

 支出については、第1款 資本的支出、第3項 企業債償還金を2億 9,294万 3,000円増額し、資本的支出の総額を21億 3,484万 8,000円とするものでございます。

 その結果、資本的収入が資本的支出に対して不足する額、5億 3,029万 2,000円となっております。これは損益勘定留保資金等で補てんする予定でございます。

 また、企業債の要件といたしましては、起債の目的を借換債、限度額を2億 9,220円、起債の方法を証書借り入れ、利率を年4%以内とするものでございます。

 以上でございます。何とぞよろしく御審議を賜りますようお願い申し上げまして、提案の説明を終わります。



○議長(北門勝彦君) ただいま提案理由の説明が終わりました。

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○議長(北門勝彦君) 日程第12 平成22年度大和郡山市施政方針を求めます。

 上田市長。

          (上田 清君登壇)



◎市長(上田清君) 本日、ここに平成22年第1回定例市議会の開会に当たり、平成22年度の予算案を初めとする各議案の説明に先立ちまして、私の市政運営に関する所信を申し上げ、市民の皆様を初め、議員各位の御理解と御協力を賜りたいと思います。

 さきの市長選挙において、私は市民の皆様からの御支持をいただき、市長として3期目の重責を担うこととなりました。これからの4年間は、元気城下町づくりをさらに推し進めるため、「つなぐ」という言葉をキーワードとして、大和郡山市の豊かな歴史や伝統に支えられた魅力と可能性をさまざまな形でつなぎ、新たな元気やパワーを生み出すことにより、より一層元気に、そして安心して暮らせるまちを目指し、精いっぱい取り組んでいく所存でございます。

 とりわけ議員の皆様とは、大和郡山市のまちづくりにおける車の両輪でございます。互いに市民の皆様の信託にこたえることができるよう、切磋琢磨しながらかじ取りを行ってまいりたいと考えておりますので、格別の御理解と御協力を賜りますよう重ねてお願いを申し上げます。

 さて、昨年の国政における政権移行の結果、これまでの予算編成のあり方や地方自治体への各種補助金、交付金等の制度などに関しましても大きな見直しが今後も予想され、自治体行政にもさまざまな変化が起こるのではないかと思われます。また、日本経済は、 100年に一度と言われる世界的な経済危機から徐々に立ち直りつつあるものの、高い失業率や下落傾向にある物価水準、そして円高や財政悪化に伴う長期金利上昇の懸念など、依然として厳しい情勢にあります。

 このように、政治も経済も不透明で不安定な時代でありますが、こうしたときにこそ市民生活に密着する基礎自治体の果たす役割は重要であり、勇気を持って課題を解決していく強い気持ちが必要であるとの決意を新たにするところであります。

 このたび提案いたします平成22年度各会計の予算案は、このような厳しく深刻な社会経済情勢を踏まえ、市民だれもが安心して生活することができるための取り組みを最優先に計上し、また本市の極めて厳しい財政事情にあっても、未来への投資として必要なものは積極的に予算化するなど、財源の重点的かつ効率的配分に努めたところでございます。

 その結果、予算規模については、一般会計 268億 2,000万円、特別会計 159億 2,741万 7,000円、公営企業会計77億 5,337万 3,000円、全会計総計では 505億79万円となったところでございます。

 一般会計については、対前年度比 2.5%増のプラス予算を編成いたしましたが、これは、子ども手当13億 9,100万円を措置した影響によるもので、それを除きますと、実質的にはマイナス 0.8%、予算規模では平成4年度来の低水準というべき厳しい内容となっております。

 とりわけ歳入の中心となる市税収入は、総額 124億 2,326万 9,000円と見込まれ、対前年度比マイナス 6.3%、8億 3,212万 9,000円の大幅な減となっております。特に厳しい経済情勢のもと、個人所得の減少に伴い、個人市民税がマイナス 5.5%、2億 5,589万 9,000円の減、景気後退を背景とした企業収益の悪化で、法人市民税がマイナス34.9%、5億 2,620万 4,000円の大幅な減を見込んでおります。

 一方、歳出面では、人件費、公債費は減となってはいますものの、社会保障関係費である扶助費が増大する福祉や保健、医療ニーズに対応するために大幅増となっており、人件費・扶助費・公債費を合わせた、いわゆる義務的経費の歳出全体に占める割合は、59.9%と半分以上を占めております。また、義務的経費以外の経費も、国民健康保険、介護保険、下水道事業への繰出金や、保育所・学校運営に必要な経費など市民生活に直結する経費、また道路・公園・市民利用施設などの安全を確保し、適切な状態に保つための維持修繕費など、縮減することが困難あるいは限度のあるものばかりでございます。そのため実態としては、歳出の大半は、歳入の減により簡単に廃止や削減することができず、新たな政策に振り向けられる財源はわずかしかない構造となっております。

 今後も、歳入の回復が見込めない中で、少子・高齢化などにより増大する扶助費等への対応や、さまざまな市民サービスの提供を着実に行っていかなければならないことを考えれば、まさに財政は危機的な状況にあります。

 平成22年度の予算編成に入った昨年9月時点で約4億円と見込んでおりました一般会計の歳入不足は、その後の経済情勢も2番底と言われるような状態で回復が見込めず、法人市民税を中心に収入がさらに減少となる見込みとなったため、最終的な収支不足額は約5億円まで拡大するなど、大変厳しい予算編成となりました。

 そのため、本予算案では、従来の事務事業の見直しや徹底した節減の継続に加え、2つの財源確保策を講じています。

 1点目は、人件費の削減であります。従来より実施しております特別職や管理職の給与削減に加え、職員の協力を得まして、全職員の給与の削減を行います。また、それとともに職員数や時間外勤務手当等のさらなる見直しにより、前年度に比べ、約3億 5,000万円の削減を図っております。

 2点目は、現在、大和郡山市社会福祉協議会に無償貸与している三の丸駐車場の建物について、同協議会の社会福祉事業の充実のための財源確保と高齢者・障害者の雇用の場の確保を目的として同協議会に売却し、1億 2,000万円の財産収入の確保を図っております。

 これらによりまして、さきに述べましたような、元気に、そして安心して暮らせるまちづくりを目指した予算案としたものでございます。

 それでは、一般会計の歳出における諸事業及び重点施策につきまして、新規事業を中心に第3次総合計画の体系によりまして順次御説明申し上げます。

 最初に、子育て・教育の推進であります。

 まず、子育てに関してでありますが、大和郡山市が子育てしやすいまちとなるよう、またあすを担う子供たちが健やかに育っていくよう、ひいてはそれが本市への転入・定住促進につながると考え、新年度におきましては、子育て支援策について重点的に取り組みます。

 この4月から、旧サンライフ大和郡山を保育所施設として整備しましたはぐみ保育園が開園いたします。中心市街地におきましては保育需要も高く、現在、ほぼ定員どおりの申し込み状況であると聞いております。

 それとともに、保育園が2カ所しかない市南部地域に、新たに社会福祉法人が保育園を整備する費用の補助を行ってまいります。この保育園は、平成23年4月の開園を目指しており、定員として90名、 365日開設の休日保育等の特別保育も実施する予定であり、市南部地域だけではなく、新たな保育需要も掘り起こし、市全体の子育て支援にもつながるものと思っております。

 また、新たな子育て支援の取り組みといたしまして、幼稚園入園者が減少し、保育園の入園希望者がふえている治道地区の現状の中で、治道幼稚園が本市最初の認定こども園としての認定を受け、この4月から保育所機能を備えた大和郡山市立認定こども園治道幼稚園としてスタートいたします。これによりまして、今まで保育園のなかった治道地区の子供たちが地元で入園できる機会がふえ、子育て支援のみならず、家族のきずなや地域のつながりを通して治道地区の活性化にもつながるものであると確信しております。

 放課後児童の健全育成を図る学童保育所につきましては、小学校の余裕教室あるいは学校敷地内に新設するなど整備を進め、市内11学校区すべての整備が完了しております。しかしながら、マンション建設等の要因で児童数が増加している郡山北学童保育所につきまして、新年度に学校敷地内で増設を行い、さらなる学童保育の充実に努めてまいります。

 教育につきましては、平成23年度から小学校高学年に外国語活動が導入される新学習指導要領への移行を適切に行うために、英語指導助手(ALT)を現在の1名から2名に増員し、子供たちが授業でネイティブな英語に触れることのできる機会をふやし、英語教育の推進を図ります。

 また、特別に配慮を要する幼児が増加している幼稚園において、加配講師3名を増員し、教師がかかわることのできる時間をふやし、特別支援教育のより一層の推進を図ります。

 続きまして、安全・快適な暮らしの推進であります。

 まず、安全についてでありますが、本市におきましては、あすを担う子供たちが日々の多くの時間を過ごす学校の安全を第一に考え、平成20年度から平成22年度の3年間で、小中学校の耐震化に全力を傾注しているところでございます。予算措置は、国の交付金等を活用し、すべて平成21年度中の補正予算で計上済みでございますが、工事に関しましては、平成22年度の夏休み中に大半を行い、年度末には小中学校すべての耐震化事業が完了できるよう、引き続き全力で取り組んでまいります。

 既に実施しております民間既存木造住宅の耐震診断、民間既存木造住宅の耐震改修に対する補助についても引き続き実施し、耐震化率向上を目指してまいります。

 また、市民の生命と財産を守る消防・救急業務になくてはならない重要な設備である 119番通報消防緊急通信指令システムの更新を行います。これにより、携帯電話からの位置確認も可能となり、これまで以上に迅速・的確な指令業務が行えるようになり、より一層、市民だれもが安心して生活できる消防・救急体制の整備に努めます。

 快適な暮らしの推進といたしましては、生活の快適性・利便性の向上を考えた場合、交通網の整備をそれぞれの地域特性を生かしながら行っていくことが重要であると考えております。

 都市整備の一環として進めております藺町線街路事業につきましては、平成22年度がいよいよ事業最終年度となり、全線開通に向けて全力を傾けてまいります。藺町線街路が全線開通した暁には、単に道路機能の強化のみならず、城下町としての魅力の向上、ひいては観光の拠点、中心市街地の活性化にもつながっていくものと期待しております。

 また、新たにJR郡山駅公団前から県道奈良郡山斑鳩線へとつなぐ延長 250メートルの街路を新設整備する城廻り線整備事業に着手いたします。これによりまして、駅利用者の利便性の向上、また駅から市街地への狭隘道路への通り抜けを抑制することで、市民や観光客が安心して歩ける中心市街地の形成が図れるものと考えております。

 続いて、道路整備についてでございます。懸案の大和中央道交差点から東へ約 140メートルが未拡幅のため対向が困難な田中西田中線道路につきまして、拡幅整備に着手してまいります。

 市道西田中県営住宅線道路拡幅事業につきましては引き続き実施し、新年度につきましては延長85メートルの歩道整備を行います。

 近鉄九条駅周辺整備事業の残事業につきましては、早期の完了に向け継続して努力してまいります。

 公営住宅建設事業につきましては、新年度から片桐東団地の第2期工事A棟及び老朽化が進む南谷住宅の建てかえに着手し、市民だれもが安心して住まうことのできる住環境の整備に努めてまいります。

 治水対策につきましては、本市や奈良県の地形をかんがみますと避けて通れない状況にあると認識しているところであり、限られた予算の中ではありますが、引き続き努めてまいりますとともに、今月オープンいたします大型商業施設イオンモール大和郡山店とも関連のある平和団地内の治水対策につきまして継続して進めてまいります。

 次に、産業・環境の推進であります。

 まず、産業についてでございますが、現下の経済状況における雇用不安の中、緊急雇用創出事業交付金及びふるさと雇用再生特別交付金を積極的に活用し、新年度におきましても雇用機会の創出を目的に、観光協会や商工会などへのさまざまな委託事業を実施してまいります。

 一方、今月オープンするイオンモール大和郡山店の中に元気城下町プラザを開設いたします。さまざまなイベントや観光スポットの案内、物産品の展示販売、平城京十条遺跡の出土品の展示などを通じて、市民の皆様を初め、広く市外の方々にも大和郡山市の豊かな歴史や伝統に支えられた魅力を効果的に発信することにより、まちなかとつなぐ拠点にしたいと考えております。また、同プラザでは、年末年始以外は年中無休で、午前10時から午後7時まで各種証明書の交付業務や納税業務も行い、市民サービスの充実を図ってまいります。

 同じくこの3月に、旧五軒屋敷跡に整備いたしておりました観光バス駐車場元気城下町バスパークもオープンいたします。4月から本格的に始まります平城遷都1300年祭のほか、お城まつり、盆梅展、金魚すくい大会など例年のイベントはもちろん、歴史・工業・農業・商業・自然などバランスがとれた大和郡山市の魅力をつなぎ、特色あるパッケージとして広く発信をしていきたいと考えております。

 環境についてでございますが、県の地域グリーンニューディール基金を活用しまして、公民館6館の蛍光灯器具を電力消費の少ないものに交換し、電気代とCO2の削減を図ります。

 一方、歴史に視点を向けますと、ことしは平城遷都1300年祭が平城京跡を主会場に開催されております。本市もその一環としてさまざまな取り組みを行っておりますが、平城遷都1300年祭閉幕後の2012年は、本市とかかわりの深い稗田阿礼が古事記を編さんした西暦 712年から 1,300年となることから、「古事記1300年紀」と位置づけ、本市をアピールしてまいります。「古事記1300年紀」実行委員会を中心に、奈良県とも連携を図りながら、本市出身の偉大なる文人稗田阿礼と古事記の情報を内外に発信してまいります。

 それとともに、文化財保護の観点からは、奈良県の指定文化財となりました材木町に所在する薬園寺本堂につきまして、新年度から県の補助等を受けながら3年にわたり修理を進めてまいります。

 続きまして、協働のまちの推進であります。

 本市におきましては、平成18年度に、目標年次を平成27年度とし、計画期間を10年間とした第3次総合計画を策定しております。その中で前期の5カ年については目標年次を平成22年度とする前期基本計画を策定し、この計画に基づき行政運営を推進しております。新年度におきましては、前期基本計画の総括を受け、後期基本計画の施策単位の枠組み整理、検討等を行い、平成23年度から平成27年度までの5カ年の後期基本計画の策定に当たります。

 (仮称)自治基本条例の制定につきましては、市民の方々の経験、知識に基づきさまざまな御意見をいただき作成しました原案をもとに、シンポジウムの開催、パブリックコメントの募集を行い、地方自治体の憲法とも言われます(仮称)自治基本条例の制定に向けて一層の努力をしてまいる所存であります。

 また、市民参加の試みとして提案させていただいた市民と行政をつなぎ、協働でまちづくりを行うまちづくりアイデアサポート事業や、高齢者を初めとする多くの市民の社会進出を促し、市民と社会とをつなぐコミュニティバス運行事業につきましても引き続き進めてまいります。

 一方、財政健全化の懸案事項である土地開発公社の長期保有土地につきましては、土地開発公社健全化計画にのっとり、土地の下落が続く非常に厳しい状況の中ではありますが、売却も視野に入れながらできるだけ買い戻しを進めていく所存でございます。

 最後に、健康・福祉・生きがいづくりの推進であります。

 まず、健康についてでございますが、日々生きがいを感じながら生活を営むためには健康が大前提となります。しかしながら、健康の維持は日常的に関心を持ち、継続的な健康づくりへの配慮があってこそ初めて維持されていくものであります。新年度におきましても、保健センターを中心に、昨年より流行しております新型インフルエンザへの対応はもちろんのこと、各種予防・検診事業、また安心して子供を出産していただくための年14回の公費助成を行う妊婦健診事業や女性特有のがん検診事業などのさまざまな保健事業を継続実施してまいります。

 福祉に関しましては、新年度6月より実施されます中学校修了までの児童を対象に、1人につき月額1万 3,000円が支給される子ども手当支給事業を混乱のないよう円滑に進めてまいります。

 乳幼児医療・小児医療・母子医療・心身障がい者医療といった福祉医療助成給付事業において、一部負担金や所得制限の撤廃、小児医療の入院助成対象を小学校卒業まで拡大する市単独事業につきましては、厳しい財政状況の中ではありますが、福祉だけではなく子育て、健康等いろいろな面にかかわってくることであると考え、引き続き進めてまいります。

 最後に、生きがいづくりですが、やはりそのキーワードは「つなぐ」であると思っております。人とのつながり、家族とのつながり、地域とのつながり、趣味や活動をしている人とのつながりを大事にすることにより、より大きな生きがいが生まれてくるものと思います。地域活動や社会貢献に参画というようなことも含めて、さらなるつながりの手助けができるようなまちづくりに取り組んでいく所存でございます。

 以上、施策体系によりまして御説明申し上げました。

 先ほど申し上げましたように、平成22年度の予算編成は、市民税収入が大幅に落ち込む中、非常に厳しい内容となっております。

 また、例年であれば、補正予算の財源として繰越金または財政調整基金を投入してきたわけでございますが、現時点での平成21年度一般会計の決算見込みは、法人市民税の大幅な減収見込みにより、財政調整基金を全額取り崩し、ようやく収支が均衡する状況に落ちつくのではないかと思われます。そのため、年度途中に、市民生活に直結する新たな施策が必要になった場合、財源不足により迅速に対応することができないおそれがございます。したがって、新年度4月以降も、これまで以上に新たな財源確保や執行上の工夫による支出の抑制に取り組まざるを得ないと考えております。

 さらに、これからも歳入が減り続ける見通しの中で、必要な市民サービスを着実に提供していかなければならないという大きな課題を解決するためには、これまで以上に行財政改革を進めていく必要があります。改革は継続なりという信念のもと、引き続き、大和郡山市集中改革プラン“リメイク大和郡山”に柔軟かつ果敢に取り組み、不退転の決意をもって今後の行政運営を行っていく所存でございます。

 次に、特別会計及び公営事業会計についての概略を御説明申し上げます。

 1.国民健康保険事業特別会計につきましては、国民健康保険加入の世帯数及び被保険者数の伸び、またここ数年の医療費等の動向を勘案し、前年度とほぼ同額の98億 9,268万 4,000円の予算を計上いたしております。

 世界的な経済不況の中ではありますが、税財源の確保に努めますとともに、保健事業の積極的な展開により医療費の適正化対策を行いまして、歳入歳出の収支両面にわたる国保財政の健全化に努めてまいる所存でございます。

 2.住宅新築資金等貸付事業特別会計につきましては、起債償還に伴うもののみとし、 3,150万 9,000円を計上しております。

 3.公園墓地事業特別会計につきましては、 921万 8,000円を計上しております。

 4.老人保健医療事業特別会計につきましては、制度そのものは平成20年3月31日をもって既に終結いたしておりますが、給付請求の時効が2年であることを踏まえ、平成22年度まで特別会計を残すことになっており、平成22年度においては54万円を計上しております。

 5.介護保険事業特別会計につきましては、対前年度比 5.1%増の51億 5,331万円を計上しております。

 新年度は、介護保険制度が施行されてから10年が経過します。要介護認定制度を初めとした介護給付費のさらなる適正化を図り、介護保険事業の円滑な運営に努めてまいります。

 6.介護サービス事業特別会計は、 2,901万 9,000円の予算を計上し、公的な立場でより中立・公正な介護予防サービスが提供できるよう努めてまいります。

 7.後期高齢者医療事業特別会計につきましては、主に保険料及び徴収業務執行のための経費でございますが、高齢者人口の増加に伴う被保険者数の伸びを勘案いたしまして、対前年度比 5.4%増の8億 1,113万 7,000円を予算計上しております。

 8.水道事業につきましては、景気は依然として低迷しており、水需要は大変厳しい状況で、収益的収入は前年度対比 5.5%減の23億 3,094万 5,000円となっております。

 これに対し、収益的支出は、前年度対比 4.7%減の23億 4,814万 8,000円を計上しており、これから予備費及び消費税支出を抜きますと当期純損益は 2,133万 3,000円の赤字と予想しております。

 一方、資本的収支につきましては、西名阪ジャンクション建設に伴う配水管布設がえ工事等の増加により、前年度と比較して収入は55.1%増の5億 2,346万 1,000円、支出は11.7%減の10億 2,488万 2,000円となっております。

 その結果、収入が支出に対して不足する額は、5億 142万 1,000円となっております。これは、損益勘定留保資金等で補てんする予定であります。

 本年度の主な事業といたしましては、浄水施設整備事業や老朽配水管の布設がえなどを予定しており、水道水の安定供給に力を注いでまいります。

 今後も収益が見込めず財政的にも非常に厳しい状況が予想されますが、健全な事業運営に努めますとともに、安全で良質な水を安定的に供給し、災害に強い水道を目指し、よりよいサービスの提供に努める所存でございます。

 9.下水道事業につきましては、使用料改定による増収はあるものの景気の低迷等により汚水量が減少しており、使用料収入は厳しい状況で、収益的収入は対前年度対比 1.6%増の22億 6,020万 3,000円となっております。

 これに対し、収益的支出は、前年度対比 2.0%減の23億 1,369万 1,000円を計上しており、これから予備費及び消費税支出を抜きますと当期純損益は 5,950万 8,000円の赤字と予想しております。

 一方、資本的収支につきましては、前年度と比較して、収入は 7.1%増の14億 565万 5,000円、支出は12.2%増の20億 6,665万 2,000円となりました。

 その結果、収入が支出に対して不足する額は、6億 6,099万 7,000円となっております。これは、損益勘定留保資金等で補てんする予定であります。

 本年度の主な事業といたしましては、市内10工区において管渠整備を予定しており、普及率は、平成21年度末予定の87.1%から87.6%になる見込みであります。

 今後の下水道事業は、財政的には厳しい状況が予想されますが、一層の経費節減と効率的な事業経営を図り、市民の生活環境の改善や公共用水域の水質保全に努めてまいります。

 以上が特別会計及び公営企業会計の概要でございます。

 最後になりましたが、今後とも厳しい財政運営を余儀なくされると予測される中、予算編成に当たりましては、重点化、効率化の観点から細心の配慮をしたところでございます。

 何とぞ、議員各位におかれましても特段の御理解と御協力を賜りますようお願いをいたしまして、私の施政方針とさせていただきます。

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○議長(北門勝彦君) 日程第13 平成22年度大和郡山市教育行政方針を求めます。

 赤井教育長。

          (赤井繁夫君登壇)



◎教育長(赤井繁夫君) 本日、ここに平成22年第1回定例市議会の開会に当たり、本市の平成22年度教育行政方針を申し述べ、御審議の参考に供したいと存じます。

 私たちのまち大和郡山市が、魅力あふれるまちに発展するための基盤は人づくりであり、新しい時代を切り開く心豊かでたくましい市民の育成が、教育の最大の使命であると認識しております。本市においては、人間尊重の精神に基づき、調和のとれた民主的な社会の形成者として、豊かな人間性と創造性を備えた人材を育成する教育を推進してまいります。

 また、不登校や問題行動等生徒指導上の諸問題につきましては、学校・家庭・地域社会及び関係機関等の緊密な連携・協力を図りながら、きめ細かな支援と指導に努めてまいります。

 大和郡山市の輝く未来の実現に向けて、本市の教育目標である「“自然と郷土を愛し、豊かな人間性を培い、心身ともにたくましく、新しい文化を創造して、国際社会に生きる市民”の育成」を目指した諸施策を進めてまいります。

 第1に、園・学校教育の充実であります。

 一人一人の人格の完成を目指すという教育の目的を達成するために、幼稚園、小・中学校の相互連携を密にし、12年間の子供の学びの連続性に配慮した体系的な教育を実現し、知・徳・体の調和がとれ、変化の激しい時代をたくましく生きていくための基礎的な力をはぐくみ、生涯にわたって自己実現を目指す自立した人間を育てることが極めて重要であります。

 そこで、新学習指導要領に基づき、意欲的に学習し、基礎的・基本的な知識・技能やそれらを活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力などを身につけることができるよう努めてまいります。

 子供たち一人一人が生きる力の基礎となる確かな学力を身につけるために、基礎・基本の確実な定着を図り、みずから学びみずから考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力を養うことが大切であるため、主体的に学習に取り組む態度を育てる体験的、問題解決的な学習活動を推進するとともに、各教科や選択教科の指導においてチーム・ティーチングや少人数指導、補充的・発展的な指導など、個に応じた指導方法の工夫改善を一層充実させ、基礎学力の確実な定着を図り、みずから学ぶ意欲と学ぶ力を高める教育を推進してまいります。

 近年、いじめや不登校などの大きな課題があり、子供たちが、主体的にみずからの生き方を切り開いていくための力や仲間とともに支え合って生きていく力を身につけることは極めて重要であります。そのため、自然体験、社会体験、ボランティア活動などのさまざまな体験活動を通して、自己の生き方を考えさせる指導を推進するとともに、子供の発達段階に即したキャリア教育を充実し、望ましい職業観や勤労観の育成、そして、たくましく生きるための健康体力など生きる力を育成してまいります。

 また、道徳性や基本的な生活習慣、規範意識を身につけるための指導の充実を図るとともに、家庭や地域社会との連携を深めながら、人間としての生き方について自覚を深め、子供たちの内面に根差した教育を推進するとともに、教職員と子供たちとの人間的触れ合いを大切にし、各学校の生徒指導体制や教育専門相談員・スクールカウンセラーなど教育相談体制の充実を図ってまいります。

 一方、教育上特別の支援を必要とする幼児、児童、生徒に対し、一人一人の教育的ニーズを把握し、生活や学習上の困難を改善、または克服するため、特別支援教育支援員などを派遣し、適切な指導と必要な支援を行うとともに、不登校の取り組みについては、学科指導教室ASU及びASUカウンセリングステーションにおける、社会的自立を目指した不登校対策総合プログラムを一層充実させてまいります。

 また、外国語教育において、外国語指導助手を積極的に活用し、中学校における外国語教育の充実を一層図るとともに、小学校においては、平成21年度から高学年で外国語活動の授業が始まったこともあり、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成と言語・文化について理解を深める指導をさらに充実してまいります。

 昨今の情報化に対応するため、小中学校のパーソナルコンピューターを新機種へ移行し、情報機器の多様な活用を通して、子供たちの興味・関心や学ぶ意欲を高め、主体的に学ぶ態度を育成するとともに、適切な情報を選択し活用できる判断力や情報モラル・マナーを身につける指導の充実を図ってまいります。

 さらに、豊かな学びを創造するため、小・中学校での読書活動を推進するとともに、市立図書館との連携のもと、子供たちが読書に親しむ機会の充実を図るとともに、奈良教育大学、奈良女子大学、天理大学、奈良工業高等専門学校との学市連携により、学生や地域人材による子供たちへの学習や心理的な支援、また、科学的なものの見方や考え方の育成など、各園・学校が行うきめ細かな教育活動の一層の充実を目指します。

 市内幼稚園においては、3年保育を通して発達や学びの連続性を踏まえた、幼児教育全般の深化充実に努め、主体的、意欲的に活動する幼児の育成を図ってまいります。

 また、家庭との連携を図った預かり保育や保護者の子育てについての理解を深める、地域の幼児教育のセンターとしての機能を充実させた親と子の育ちの場となるよう努めてまいります。

 なお、新たな子育て支援の取り組みといたしまして、認定こども園をスタートさせます。

 物的環境づくりにつきまして、園・学校施設は、幼児、児童、生徒が学習と生活の場として1日の大半を過ごす活動の場であり、また、その多くは災害時に地域住民の避難場所としての役割も果たすことから、安全性の確保は極めて重要であります。

 一昨年度の7月から3年計画として、本格的に事業着手した学校施設の耐震化につきましては、平成21年度に4小学校体育館の耐震補強工事を完了し、あわせて郡山西中学校校舎の大規模改造工事を含む耐震補強工事と体育館の新築工事に着手し、現在、全力で事業に取り組んでいるところであります。

 3年計画の最終年度となる平成22年度は、残り11小学校と1中学校の耐震化工事に着手し、対象となるすべての学校施設を年度内に完了させる予定であります。

 学校給食においては、大和郡山産の食材を活用した学校給食を引き続き推進するほか、奈良県産の食材もこれまで以上に使用し、地場産物の活用をふやしていくとともに、安全・安心の給食提供を進め、食育の推進に努めてまいります。

 近年、子供を取り巻く状況が変化する中、情報伝達の迅速化の要望にこたえて、市民を初め、家庭・学校・教育機関を結ぶメール配信システムを活用し、情報の共有化を図るとともに、小学校全児童に防犯ブザーを携帯させ、子供の安全と安心の確保に努めてまいります。

 人的環境づくりにつきましては、校園長を中心に教育目標を定め、その具現化に向けた指導体制の確立に努めるとともに、教職員の研修体制を充実させ、その資質の向上を図ってまいります。

 また、各園・学校の教育目標や教育活動の成果や課題について、自己評価と学校評議員などを活用した学校関係者評価による学校評価を実施し、結果については学校のホームページに掲載するなど、積極的に情報発信をすることで、教育の質の保証と向上、さらに信頼される園・学校づくりに取り組み、家庭や地域との連携と協力を得ながら、かけがえのない一人一人の子供のよさを生かす教育の推進を図ってまいります。

 第2に、人権教育の推進であります。

 人権教育の推進におきましては、人権教育及び人権啓発の推進に関する法律の趣旨を踏まえ、平成18年3月に策定された大和郡山市人権施策に関する基本計画に基づいて、すべての人の人権が尊重される豊かな人間関係や地域社会を実現するために、諸施策の充実に努めてまいります。

 その際、さまざまな人権問題への対応、具体的な行動を育てる学習機会の提供や、市民が主体となった人権学習の支援など、総合的・効果的な取り組みを推進してまいります。

 第3に、生涯学習とスポーツの推進であります。

 余暇の増大や社会の高齢化、情報化及び国際化の進展に伴い、生きがいや心のゆとりを大切にしようと、人々の生涯学習に対する意欲が高まっています。

 このような状況に対応するため、中央公民館を初め各地区公民館、少年自然の家などの社会教育施設を活用した各種事業を実施してまいります。

 また、市立図書館は開館10年目を迎え、本と人、人と人との出会いの場として、幼児から高齢者まで幅広く利用していただいております。

 平成19年度より5年計画で実施しております大和郡山市子ども読書活動推進計画につきましては、平成20年度に2年目の中間評価を行ったところであり、今後、その結果を踏まえて、園・学校との連携を一層深めるなど、より効果的な取り組みを進めてまいります。

 また、人々の創造性をはぐくみ、心豊かな社会の形成に寄与する文化芸術につきましても、やまと郡山城ホールを拠点として、その振興と充実に努めてまいります。

 生涯学習の振興につきましては、親子まつりや記憶力大会、放課後子ども教室など、さまざまな取り組みを通じて地域の連帯意識をはぐくみ、大和郡山市に住んでよかったと実感できる豊かなまちを目指した施策を推進してまいります。

 スポーツの推進につきましては、従来から実施している各種スポーツ振興事業を中心に、軽スポーツを主とした生涯スポーツ教室などの事業を積極的に開催し、市民スポーツの奨励・健康増進を図ってまいります。

 第4に、文化財保存事業の推進であります。

 歴史や文化財に対する市民の関心の高まりにこたえるため、歴史フォーラムや展示会の開催など、本市の歴史や文化財に触れる機会をふやし、その普及啓発に努めてまいります。また、筒井城跡の保存と活用を図るために発掘調査を継続的に実施してまいります。

 以上が平成22年度教育行政方針の概要でございますが、教育費予算総額22億 5,529万 7,000円の予算執行に当たりまして、限られた経費で最大限の効果を上げるべく最善を期してまいります。

 議員各位におかれましては、教育行政に深い御理解を賜り、より一層の御支援と御協力をお願いいたしますとともに、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。

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○議長(北門勝彦君) 日程第14 議案第6号から日程第28 議案第20号までの15議案を一括議題といたします。

 朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。

 水野副市長。

          (水野敏正君登壇)



◎副市長(水野敏正君) それでは、ただいま上程をいただきました追加議案を含めましての一括しての提案の説明を申し上げます。

 日程第14 議案第6号 大和郡山市の一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について御説明申し上げます。

 本案につきましては、国家公務員の給与に関し、昨年8月に行われた人事院勧告を受けて、給与関連法案が11月30日に国会で可決成立したことに伴いまして、本市におきましても、これに準じて所要の改正を行いますとともに、あわせて地域手当の支給率について見直しを行うものでございます。

 主な内容といたしましては、一般職の職員の6月期の期末手当を現行の 1.4カ月分から1.25カ月分に、市議会議員、市長、副市長及び教育長につきましては、現行の 1.6カ月分から1.45カ月分にそれぞれ引き下げを行いますとともに、再任用職員につきましても同様の引き下げを行うものでございます。

 また、一般職の職員の時間外勤務手当につきましては、時間外勤務が1カ月に60時間を超える場合においては、60時間を超える部分に係る手当の支給割合を現行の 100分の 125から 100分の 150に引き上げますとともに、引き上げに係る25%の割り増し賃金の支払いにかえて、代休を付与することができることとするものでございます。

 また、地域手当につきましては、現在の支給率6%が、国の基準である10%を下回っていることから、これに近づけるため、支給率を7%に改めるものでございますが、本市の厳しい財政状況を勘案し、本市独自の特別措置といたしまして、平成22年度から平成24年度までの3カ年に期間を限定し、地域手当の支給率を2%に引き下げるものでございます。

 なお、この条例は、平成22年4月1日から施行するものでございます。

 日程第15 議案第7号 大和郡山市国民健康保険税条例の一部改正について。

 本案につきましては、税額の軽減割合を変更いたしますとともに、公的年金からの特別徴収制度を導入するため所要の改正を行うものでございます。

 内容といたしましては、国民健康保険税の軽減割合につきまして、現行では所得の段階に応じて6割及び4割軽減の制度を設けておりますところ、今般、軽減割合を7割及び5割といたしますとともに、新たに2割軽減の制度を設けるものでございます。また、国民健康保険税の徴収方法につきましては公的年金からの特別徴収の制度を導入するものでございます。

 なお、この条例は、平成22年4月1日から施行するものでございますが、特別徴収制度につきましては、平成22年10月から導入をいたすものでございます。

 日程第16 議案第8号 大和郡山市立小学校、中学校及び幼稚園の設置に関する条例及び大和郡山市立幼稚園保育料及び入園料条例の一部改正について。

 本案につきましては、就学前の子供に対する教育及び保育並びに保護者に対する子育て支援等を総合的に提供するため、市立治道幼稚園に、新たに認定こども園制度を導入するべく所要の改正を行うものでございます。

 内容といたしましては、認定こども園とする幼稚園において、児童福祉法に定める保育と、地域の子供の養育に関する総合的な子育て支援事業を実施することを規定いたしますとともに、市立治道幼稚園を認定こども園とすることに伴い、その名称を変更するほか、認定こども園における預かり保育料等必要な事項を定めるものでございます。

 なお、この条例は、平成22年4月1日から施行するものでございます。

 日程第17 議案第9号 大和郡山市火災予防条例の一部改正について。

 本案につきましては、平成20年10月に発生した大阪市浪速区の個室ビデオ店火災を踏まえ、総務省消防庁より防火安全対策についての考え方が示されましたことを受けまして、全国消防長会において火災予防条例の一部改正案が取りまとめられたことから、本市もこれに準じ、所要の改正を行うものでございます。

 改正の内容といたしましては、カラオケボックス等の個室型店舗につきまして、遊興の用に供する個室において、避難通路に面して設ける外開き戸の構造等に関し、必要な基準を設けるものでございます。

 なお、この条例は、平成22年4月1日から施行するものでございます。

 日程第18 議案第10号 平成22年度大和郡山市一般会計予算について御説明を申し上げます。

 予算の性格並びに主要な項目につきましては、市長よりの施政方針の中で説明がございましたので、それらの事項及び経常的な経費につきましては省略をさせていただきまして、予算の各費目の重点的な事項につき概略の説明をさせていただき、審議の御参考に供したいと存じます。

 なお、金額につきましては、比較判断を考慮し、いずれも万単位での説明とさせていただきますので御了承をお願いいたします。

 まず第1に、平成22年度一般会計歳入歳出予算の総額を、それぞれ 268億 2,000万円と定めようとするものでございます。これは前年度当初予算と比較いたしますと、率にして 2.5%、金額にいたしますと6億 5,000万円の増となっております。なお、この 268億 2,000万円の内訳につきましては、後ほど予算書に沿ってそれぞれ各款別に御説明をいたします。

 第2に、債務負担行為についてでございますが、各事業及び土地開発公社に新たに取得依頼された用地の買い戻しの期間及び限度額を定めるものでございます。

 また、土地開発公社の金融機関からの融資に対する債務保証の限度額を、本年度は 113億円とするものでございます。

 第3に、地方債でございます。これは歳出予算に計上いたしました諸事業に対する充当財源及び通常収支の不足分を補うため、臨時財政対策債の発行を予定いたしております。

 第4に、一時借入金でございますが、借り入れの最高限度額を前年度と同額の60億円とするものでございます。

 それでは、歳出より説明を申し上げます。

 第1款 議会費は3億 3,080万円で、前年度と比較して 957万円の減となっております。

 第2款 総務費は総額32億 5,059万円で、前年度と比較して1億 8,307万円の増となっております。これは、選挙費が 4,743万円の減となります反面、一般管理費において、退職手当が退職者数の増により 6,031万円、財産管理費において、土地開発公社利子補助金が2億 1,643万円の増となったことが主な要因でございます。

 第3款 民生費は 103億 7,469万円で、前年度と比較して14億 2,217万円の増となっております。その主なものは、障害者自立支援等給付費が1億 9,815万円、生活保護費が2億 1,463万円の増となっておりますのと、平成21年度の児童手当6億 6,006万円にかわりまして、子ども手当13億 9,100万円を新規計上いたしたものが主な要因でございます。

 第4款 衛生費は19億 1,646万円で、前年度と比較して 8,730万円の増となっております。これは妊婦健診に要する費用が 3,688万円の増となっておりますのと、女性特有のがん検診に要する費用 2,185万円を新規計上いたしたものでございます。

 第5款 労働費は 4,531万円で、前年度と比較して 168万円の減となっております。

 第6款 農林水産業費は2億 374万円で、前年度と比較して 4,943万円の減となっております。これは、むらづくり交付金事業が 3,363万円の減となったことが主な要因でございます。

 第7款 商工費は1億 7,680万円で、前年度と比較して 540万円の減となっております。

 第8款 土木費は31億 9,374万円で、前年度と比較して4億18万円の減となっております。これは、高田稗田美濃庄線道路新設改良費が 1,100万円、藺町線街路事業費が1億 7,685万円、公営住宅建設費が 3,114万円、小規模住宅地区改良事業費が 7,670万円、それぞれ減となっております反面、道路新設改良事業費が 4,422万円の増となったためでございます。また、市内一円の道路維持補修工事費及び排水路回収工事費につきましては、議案第4号 平成21年度大和郡山市一般会計補正予算の8号で予算を計上いたしております。その全額を平成22年度に繰り越しいたし、現年分と繰り越し分とを合わせて道路維持補修工事費を1億 1,000万円、排水路改修工事費を 3,500万円とするものでございます。

 第9款 消防費は7億 9,782万円で、前年度と比較して 5,097万円の増となっております。これは、消防緊急通信指令台の更新費用 8,300万円を新規計上いたしたためでございます。

 第10款 教育費は総額22億 5,530万円で、前年度と比較して4億 9,763万円の減となっております。これは、小学校及び中学校の耐震補強事業について国の交付金を活用し、平成21年度の補正予算で前倒しして計上いたしたためでございます。工事につきましては、新年度において行っているところでございます。

 第11款 災害復旧費は、前年度と同額の 2,000万円を計上いたしております。

 第12款 公債費は42億 2,475万円で、前年度より1億 2,963万円の減となっております。

 第13款 諸支出金は、土地取得費 1,000円の計上となっております。

 第14款 予備費は、前年度と同額の 3,000万円を計上いたしております。

 続きまして、歳入についての御説明でございます。

 第1款 市税の総額は 124億 2,327万円と見込み、前年度より8億 3,213万円の減額となっております。その内訳といたしまして、個人所得の大幅な減少や企業収益の悪化により、個人市民税が2億 5,590万円、法人市民税が5億 2,620万円の大幅減となっております。

 第2款 地方譲与税は2億 1,200万円と見込み、前年度に比べ 1,500万円の減となっております。

 第3款 利子割交付金は 4,400万円を見込み、前年度に比べ 1,800万円の減となっております。

 第4款 配当割交付金は 3,100万円を見込み、前年度に比べ 800万円の減となっております。

 第5款 株式等譲渡所得割交付金につきましては 800万円を見込み、前年度に比べまして 700万円の減となっております。

 第6款 地方消費税交付金は7億 6,500万円と見込み、前年度に比べ 3,500万円の減となっております。

 第7款 ゴルフ場利用税交付金は、前年度と同額の 400万円と見込んでおります。

 第8款 自動車取得税交付金につきましても、前年度と同額の 7,500万円と見込んでおります。

 第9款 地方特例交付金は1億 4,100万円と見込んでおり、前年度に比べ 1,900万円の減となっております。

 第10款 地方交付税は、普通交付税で32億 3,200万円、特別交付税で4億 5,000万円、合わせて36億 8,200万円を計上いたしております。

 第11款 交通安全対策特別交付金は、前年度と同額の 1,700万円を見込んでおります。

 以上の歳入につきましては、主に前年度の実績及び経済情勢を勘案の上、見積もりをし算定いたしたところでございます。

 第12款 分担金及び負担金は総額4億 848万円と見込んでおり、前年度と比較して 2,275万円の増となっております。これは、民生費負担金で、保育所保育料負担金が 2,173万円の増となったためでございます。

 第13款 使用料及び手数料は総額5億 5,369万円で、前年度と比較して 3,022万円の増となっております。これは、道路占用料で 261万円の減となる反面、住民票等手数料で 401万円、塵芥処理手数料で 2,505万円がそれぞれ増となることが主な要因でございます。

 第14款 国庫支出金は総額40億 1,223万円で、前年度と比較して9億 5,236万円の増となっております。これは、児童手当負担金で2億 5,400万円、藺町線街路事業補助金で 5,500万円、地域住宅交付金で 4,981万円、安全・安心な学校づくり交付金で 8,549万円がそれぞれ減となる反面、障害者自立支援等給付負担金で 8,792万円、生活保護費等負担金で1億 6,098万円の増となるとともに、子ども手当負担金10億 8,433万円を新たに計上いたしたことが主な要因でございます。

 第15款 県支出金は16億 5,115万円で、前年度と比較して3億 7,859万円の増となっております。これは、衆議院選挙委託金 3,300万円が減となるものの、参議院選挙委託金 3,100万円、地域グリーンニューディール基金事業補助金 1,800万円を新たに計上いたしますとともに、障害者自立支援等給付負担金で 4,414万円、国保制度基盤安定負担金で 6,675万円、子ども手当負担金で1億 5,333万円がそれぞれ増となることが主な要因でございます。

 第16款 財産収入は2億 4,776万円で、前年度と比較しますと1億 3,459万円の増となっております。これは、三の丸駐車場建物売払収入1億 2,000万円を新たに計上いたしているためでございます。

 第17款 寄附金につきましては 100万円を見込んでおります。

 第18款 繰入金は 396万円で、前年度と比較しますと5億 370万円の減となっております。これは、財政調整基金繰入金で3億円、福祉基金繰入金で2億55万円がそれぞれ減となるためでございます。

 第19款 諸収入は総額2億 5,606万円で、前年度と比較して 851万円の増となっております。

 第20款 市債は総額22億 8,340万円を見込み、前年度より12.2%、金額にして2億 4,880万円の増となっております。これは、藺町線街路事業債が1億 2,610万円の減となり、退職手当債1億円がなくなった反面、放課後児童対策施設整備事業債で 2,000万円を新たに計上いたしますとともに、消防施設整備事業債で 5,770万円、臨時財政対策債で6億20万円の増となることが主な要因でございます。これらの歳入の各款につきましては、それぞれ歳出の経費に対応する財源として所要の額を計上いたしたものでございます。

 続きまして、各特別会計でございます。

 日程第19 議案第11号 平成22年度大和郡山市国民健康保険事業特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ98億 9,268万 4,000円と定めるものでございます。前年度当初予算に対しまして 0.5%、金額にして 4,754万 1,000円の減となっております。

 日程第20 議案第12号 平成22年度大和郡山市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算につきましては、平成13年度をもって貸付制度が終了したことに伴い、起債償還に伴うもののみとし、総額 3,150万 9,000円の予算を計上いたしております。

 日程第21 議案第13号 平成22年度大和郡山市公園墓地事業特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ 921万 8,000円と定めるものでございます。

 日程第22 議案第14号 平成22年度大和郡山市老人保健医療事業特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ54万円と定めるものでございます。平成19年度における法改正に伴い、制度そのものは終了いたしておりますため、その精算分のみを計上いたしたものでございます。

 日程第23 議案第15号 平成22年度大和郡山市介護保険事業特別会計予算につきまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ51億 5,331万円と定めるものでございます。前年度当初予算に対しまして 5.1%、金額にいたしまして2億 5,035万円の増となっております。

 日程第24 議案第16号 平成22年度大和郡山市介護サービス事業特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ 2,901万 9,000円と定めるものでございます。

 日程第25 議案第17号 平成22年度大和郡山市後期高齢者医療事業特別会計予算につきまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ8億 1,113万 7,000円と定めるものでございます。

 続きまして、各公営企業会計でございます。

 日程第26 議案第18号 平成22年度大和郡山市水道事業会計予算につきまして、収益的収入は前年度対比 5.5%減の23億 3,094万 5,000円となっております。

 これに対し収益的支出は、前年度対比 4.7%減の23億 4,814万 8,000円を計上いたしております。これから予備費及び消費税支出を抜きますと、当期純損益は 2,133万 3,000円の赤字と予想いたしております。

 一方、資本的収支につきましては、前年度と比較して、収入は55.1%増の5億 2,346万 1,000円、支出は11.7%減の10億 2,488万 2,000円となりました。

 その結果、収入が支出に対して不足する額は5億 142万 1,000円となっております。これは、損益勘定留保資金等で補てんする予定でございます。

 本年度の主な事業といたしましては、昭和浄水場ろ過池整備事業や総延長約 7,577メートルの配水管布設がえ事業等を予定いたしております。

 日程第27 議案第19号 平成22年度大和郡山市下水道事業会計予算につきまして、収益的収入は前年度対比 1.6%増の22億 6,020万 3,000円となっております。これに対し収益的支出は、前年度対比 2.0%減の23億 1,369万 1,000円を計上いたしております。これから予備費及び消費税支出を抜きますと、当期純損益は 5,950万 8,000円の赤字と予想いたしております。

 一方、資本的収支につきましては、前年度と比較して、収入は 7.1%増の14億 565万 5,000円、支出は12.2%増の20億 6,665万 2,000円となりました。

 その結果、収入が支出に対して不足する額は、6億 6,099万 7,000円となっております。これは、損益勘定留保資金等で補てんをいたす予定でございます。

 本年度の主な事業といたしましては、市内10工区において延長約 4,163メートルの管渠整備工事を予定いたしております。普及率は、平成21年度末予定の87.1%から87.6%になる見込みでございます。

 続きまして、日程第28 議案第20号 平成21年度大和郡山市一般会計補正予算(第9号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算にそれぞれ5億 1,196万 3,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を 314億 970万 8,000円とするものでございます。

 この補正予算につきましては、地方公共団体が国の施策と歩調を合わせ、地域における公共投資を円滑に実施することができるよう創設をされました地域活性化・公共投資臨時交付金の交付限度額が内閣府から示されたことによりまして、同交付金を財源といたしまして、土地開発公社の健全化に資する駐車場整備事業の増額補正をするものでございます。

 繰越明許費補正につきましては、駐車場整備事業の年度内に完了が見込めない工事等を繰り越し措置いたすものでございます。

 それでは、歳出を説明申し上げます。

 第8款 土木費、第2項 都市計画費、第2目 藺町線街路事業費は5億 1,196万 3,000円の増額補正で、これは藺町線街路事業の代替用地として、土地開発公社が先行取得いたしておりました商工会館北側の用地につきまして、代替地として供用される見込みがなくなったため、同用地の買い戻しを行い、駐車場として整備する費用の増額補正でございます。

 歳入につきましては、先ほど御説明いたしました地域活性化・公共投資臨時交付金を特定財源といたしまして、歳出と同額を増額補正いたしております。

 以上でございます。何とぞよろしく御審議を賜りますようお願い申し上げまして提案の説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(北門勝彦君) ただいま提案理由の説明が終わりました。

 本日の会議はこの程度にとどめ、これをもって散会いたします。

 あす2日は議案熟読のため休会いたします。

 次回は3月3日午前10時より会議を開きます。

 本日はどうも御苦労さまでございました。

               午後0時3分 散会