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奈良県 大和郡山市

平成21年  9月 定例会(第3回) 09月17日−05号




平成21年  9月 定例会(第3回) − 09月17日−05号







平成21年  9月 定例会(第3回)






 ◯平成21年第3回大和郡山市議会定例会会議録(第5号)
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           平成21年9月17日 (木曜日) 午前10時 開議
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議 事 日 程
 日程第1  選挙第4号 奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙について
 日程第2  議案第27号から議案第35号までの9議案に対する各委員長報告について
       (質疑、討論、表決)
 日程第3  議認第1号から議認第11号までの11議案に対する決算特別委員長報告について
       (質疑、討論、表決)
 日程第4  常任委員会の閉会中における継続調査について
 日程第5  意見書案第9号 細菌性髄膜炎から子どもたちを守るワクチンの早期定期接種化等を
               求める意見書(案)について
 日程第6  意見書案第10号 衆議院議員選挙における中選挙区制の復活を求める意見書(案)に
               ついて
       (日程第5 意見書案第9号及び日程第6 意見書案第10号は即決)
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本日の会議に付した事件
 議事日程に同じ
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                    出 席 議 員(24名)
                          1番  出 口 真 一 君
                          2番  福 田 浩 実 君
                          3番  甲 谷 悦 夫 君
                          4番  上 田 健 二 君
                          5番  高 橋 朋 美 君
                          6番  林   浩 史 君
                          7番  西 川 健 次 君
                          8番  東 川 勇 夫 君
                          9番  田 村  俊  君
                          10番  北 門 勝 彦 君
                          11番  西 川 貴 雄 君
                          12番  牛 島 孝 典 君
                          13番  尾 口 五 三 君
                          14番  金 銅 成 悟 君
                          15番  吉 川 幸 喜 君
                          16番  池 田 篤 美 君
                          17番  辻 本 八 郎 君
                          18番  田 房 豊 彦 君
                          19番  仲   元 男 君
                          20番  丸 谷 利 一 君
                          21番  遊 田 直 秋 君
                          22番  石 田 眞 藏 君
                          23番  乾   充 徳 君
                          24番  田 村 雅 勇 君
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                    欠 席 議 員(なし)
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               説明のため出席した者
                       市   長  上 田  清  君
                       副 市 長  水 野 敏 正 君
                       教 育 長  赤 井 繁 夫 君
                        総務部長  吉 村 安 伸 君
                      市民生活部長  萬 田 善 三 君
                   福祉健康づくり部長  森   康 好 君
                      産業振興部長  澤 田 茂 利 君
                      都市建設部長  矢 舖 健次郎 君
                      上下水道部長  上 田 邦 男 君
                       消 防 長  西 本  博  君
                        教育部長  田 中 利 明 君
                        財政課長  水 本 裕 丈 君
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               事務局職員出席者
                        事務局長  岩 本 正 和
                       事務局次長  西 垣 素 典
                       議 事 係  森   佳 輝
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               午前10時 開議



○議長(北門勝彦君) これより本日の会議を開きます。

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○議長(北門勝彦君) ただいまの出席議員数は24名であります。

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○議長(北門勝彦君) 議会運営委員会の結果を委員長より報告願います。

 7番 西川議会運営委員会委員長。

          (西川健次君登壇)



◆議会運営委員会委員長(西川健次君) おはようございます。ただいまから議会運営委員会の結果について御報告いたします。

 本日は、日程第1で奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙を行います。次に、日程第2で議案第27号から議案第35号までの9議案に対する各委員長報告について、質疑、討論、表決を行います。次に、日程第3で議認第1号から議認第11号までの11議案に対する決算特別委員長の報告について、質疑、討論、表決を行います。続いて、日程第4で常任委員会の閉会中における継続調査についてをお諮りいたします。日程第5及び日程第6の意見書案2件については、即決でお願いをいたします。

 以上が本日の日程でございます。議員各位の御協力をお願いいたしまして、報告を終わります。

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○議長(北門勝彦君) これより日程に入ります。

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○議長(北門勝彦君) 日程第1 選挙第4号 奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。

 この選挙は、奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙長から、選挙の実施依頼があったものでありますが、広域連合規約第8条の規定により、関係市議会の選挙における得票総数により、当選人の決定をすることになっておりますので、会議規則第32条の規定に基づく選挙結果の報告のうち、当選人の報告及び当選人への告知は行わないこととなります。

 お諮りいたします。

 選挙結果の報告については、会議規則第32条の規定にかかわらず、有効投票のうち候補者の得票数までを報告することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御異議なしと認めます。

 よって、選挙結果の報告については、会議規則題32条の規定にかかわらず、有効投票のうち、候補者の得票数までを報告することに決しました。

 これより、投票を行います。

 議場の閉鎖を命じます。

          (議場閉鎖)



○議長(北門勝彦君) ただいまの出席議員数は24名であります。

 投票用紙を配付いたさせます。

          (投票用紙配付)



○議長(北門勝彦君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 配付漏れなしと認めます。

 投票箱を改めさせます。

          (投票箱点検)



○議長(北門勝彦君) 異状なしと認めます。

 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。お手元に配付いたしました候補者名簿をもとに、投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、議席番号順に1番より順次投票願います。

          (投 票)



○議長(北門勝彦君) 投票漏れはありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 投票漏れなしと認めます。

 投票を終了いたします。

 議場の閉鎖を解きます。

          (議場開鎖)



○議長(北門勝彦君) 開票を行います。

 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に4番 上田健二君、23番 乾 充徳君を指名いたします。

 両君の立ち会いをお願いいたします。

          (開 票)



○議長(北門勝彦君) 選挙の結果を報告いたします。

 投票総数    24票

 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。

 そのうち

  有効投票   24票

 有効投票中

  山本 清君  20票

  松岡克彦君  4票

 以上のとおりであります。

 ただいまの選挙の結果を、奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙長へ報告いたします。

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○議長(北門勝彦君) 日程第2 議案第27号から議案第35号までの9議案を一括議題といたします。

 本件に関し、各委員長の報告を求めます。

 6番 林総務常任委員長。

          (林 浩史君登壇)



◆総務常任委員長(林浩史君) おはようございます。ただいまから総務常任委員会の審査の経過と結果について御報告を申し上げます。

 委員会は、去る9月9日午前10時から開会をし、本委員会に付託されました4議案について審査をいたしました。

 結果につきましては、お手元の報告書のとおり、いずれも原案承認と決しました。

 まず、議案第27号 職員の退職手当に関する条例の一部改正について、理事者より説明を受け、審査に入りましたが、さしたる質疑はなく、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 次に、議案第32号 消防団消防ポンプ自動車購入契約について、理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、消防団のポンプ自動車の更新はどのくらい済んだのかに対し、今回の分も含め、11個の分団が新型車両への更新が済む見込みでありますとの答弁がありました。

 また、更新後の要らなくなった車両に対し、インターネット公売によりオークションにかけて売却をいたしておりますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 次に、議案第33号 水槽つき消防ポンプ自動車購入契約について、理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、奈良県の消防広域化が進められる中で、広域になるまで極力更新は控えるという話もあったと思うが、今購入する理由はに対しポンプ車については配備から既に19年を経過しているため、今回国の交付金を利用することにより、平成25年4月の広域化までに配備をいたしたいと考えましたとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 次に、議案第34号 平成21年度大和郡山市一般会計補正予算(第3号)の関係部分について、理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、消防職員への新型インフルエンザワクチンの接種についてはに対し、救急隊員や消防職員が医療従事者として優先的にワクチン接種がなされるか、今のところわからない状況でありますとの答弁がありました。

 また、財産管理費における公有財産台帳整備のための調査、測量、設計委託料についてどの範囲をどの程度行うのかに対し、大和郡山市の名義以前の、例えば郡山町や片桐町といった名義も含め、総務課の所管する1万 2,000筆の公有財産台帳の簿価額を固定資産税の評価額に改めます。また、不要となっている土地等がわかるように整備していきたいと考えておりますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 以上が審査の概要であります。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。



○議長(北門勝彦君) 15番 吉川産業厚生常任委員長。

          (吉川幸喜君登壇)



◆産業厚生常任委員長(吉川幸喜君) 皆さん、おはようございます。ただいまから産業厚生常任委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 委員会は、去る9月4日午前10時から開会し、本委員会に付託されました4議案について審査をいたしました。

 結果につきましては、お手元の報告書のとおり、いずれも原案承認と決しました。

 まず、議案第28号 大和郡山市小規模改良住宅条例の一部改正について、理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、改良住宅の仕様検討によるコスト面での効果はに対し、1棟当たり 5,000万円から 4,800万円となり、約 200万円の減額となっておりますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 次に、議案第29号 大和郡山市国民健康保険条例の一部改正について、理事者より説明を受けました。審査に入りましたが、何ら質疑なく、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 次に、議案第30号 大和郡山市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例について、理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、規制緩和によって、公害や災害の防止のために必要な遮断地域が守られるのか、あるいは避難地域として適切な位置や規模はこれからも守られていくのか等々心配だがどうかに対し、今回規制が緩和されるのは敷地面積に対する緑地面積の緩和だけであり、生産施設の面積や、周辺部分の環境の面積等に関しては緩和されていないので、悪化ということはないと判断しておりますとの答弁がありました。

 また、緑地面積の緩和によって、増築したいという問い合わせは何社あるかに対し、奈良県が実施したアンケートによれば、3社が増築、改修を考え、11社は老朽化し、3社が耐震化補強工事を検討し、6社は工場敷地が手狭であると回答しておりますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 次に、議案第34号 平成21年度大和郡山市一般会計補正予算(第3号)についての関係部分について、理事者より説明を受け、審査に入りましたが、何ら質疑なく、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 以上が審査の概要であります。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。



○議長(北門勝彦君) 5番 高橋教育福祉常任委員長。

          (高橋朋美君登壇)



◆教育福祉常任委員長(高橋朋美君) おはようございます。ただいまから教育福祉常任委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 委員会は、去る9月7日午前10時から開会し、本委員会に付託されました2議案について審査をいたしました。

 結果につきましては、お手元の報告書のとおり、いずれも原案承認と決しました。

 議案第34号 平成21年度大和郡山市一般会計補正予算(第3号)についての関係部分について、理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、耐震化工事の日程はに対し、現在実施している4小学校の体育館の耐震化工事は、ほぼ完了間近となっております。また、その他の学校においても、実施設計に取りかかっており、来年度の夏休み期間中に子供たちに影響のある部分等の大幅な工事を行い、残工事はそれ以降の土日等に実施していきたいと考えておりますとの答弁がありました。

 次に、昨年の7月臨時議会において、総額40億円から50億円の費用のうち、1割強の金額が市の負担になるとの答弁があったが、今回の補正予算によって負担額は減るかに対し、今回の補正で臨時交付金を活用するものについては、Is値 0.3未満の場合の市の負担が、これまでの13.3%から約6%程度に、Is値 0.3以上の場合の市の負担が、これまでの 31.25%から約11%程度になると見込んでおりますとの答弁がありました。

 次に、小・中学校の耐震化工事は、平成22年度中にすべて完了すると考えてよいかに対し、今回の補正は国の臨時交付金を利用するため、前倒しで申請しており、残りの分についても、来年度の当初予算に計上し、実施設計が終わり次第、直ちに工事に着手していきたいと考えており、お示ししている期日に完了していきたいと考えておりますとの答弁がありました。

 次に、幼稚園の耐震化の計画はに対し、幼稚園はほとんど平屋建てではありますが、法律改正により耐震化が義務化されましたので、小・中学校の耐震化が終わり次第、幼稚園の耐震診断に着手していきたいと考えておりますとの答弁がありました。

 次に、子育て応援特別手当のスケジュールと20年度の実績はに対し、9月15日号の「つながり」に掲載し、10月1日から10月30日までのDV被害者の事前申請受け付け後、県からリストが送付される12月10日以降に申請書を送付したいと考えております。また20年度については、対象者 1,169人のうち、 1,161名に対して交付しており、残り8名となっておりますとの答弁がありました。

 次に、住宅の緊急特別措置事業の制度の中身と周知はに対し、生活保護の基準にのっとり、単身者世帯で月額3万 5,700円、2人以上の世帯で4万 6,000円の住宅手当を支給する制度になっております。支給期間は申請日から6カ月間で、以下の7項目すべてに該当する方が支給対象になっています。1つ目は2年以内に離職した方、2つ目は世帯の生計を維持していた方、3つ目はハローワークに求職の申し込みをしている方、4つ目は住宅を喪失している方、もしくは喪失する恐れのある方、5つ目は原則として収入のない方、6つ目は単身者で50万円以下、複数世帯で 100万円以下の預貯金しかない方、7つ目は国の住宅喪失離職者に対する雇用施策に対する貸付給付を受けていない方を対象としています。また、周知については、10月1日号の「つながり」に掲載する予定になっておりますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 次に、議案第35号 大和郡山市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について、理事者より説明を受け、審査に入りましたが、何ら質疑なく、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 以上が審査の概要であります。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。



○議長(北門勝彦君) 16番 池田建設水道常任委員長。

          (池田篤美君登壇)



◆建設水道常任委員長(池田篤美君) おはようございます。ただいまから建設水道常任委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 委員会は、去る9月8日午前10時から開会し、本委員会に付託されました2議案について審査をいたしました。

 結果につきましては、お手元の報告書のとおり、いずれも原案承認と決しました。

 まず、議案第31号 市道路線の認定について、理事者より説明を受け、審査に入りましたが、さしたる質疑なく、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 次に、議案第34号 平成21年度大和郡山市一般会計補正予算(第3号)についての関係部分について、理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑につきましては、高田稗田美濃庄線道路新設改良工事の進捗状況と、工事完了の見込みはに対し、平成20年度工事に伴う想定外の振動発生により、近隣住民から寄せられた申し出に対応するため、昨年12月10日より約3カ月半の間、工事をストップし、発生原因の究明やその対策について協議いたしました。その結果、建設機械や工法の変更を行い、比較的大きな振動が予測される工事には、振動測定器を設置するなど、改善に努めましたが、予想以上の月日を費やしたために、平成21年度へ繰り越しすることとなりました。ようやく、本年4月初旬に工事を再開いたしましたが、その工事は農業用水路のつけかえを含む大規模なものであり、地元で農業用水路を必要とすることから、工事の大部分は秋の稲刈り後に進めざるを得なくなり、本年12月末完成の予定となっておりますとの答弁がありました。

 また、当該工事における見積もり誤りの原因についてはに対し、本事業のような大規模で長期的な事業の場合は、単年度ごとに予算計上いたしますが、平成21年度は本事業の最終年度でもあり、改めて本年度予算の見直しを行った結果、工事延長を見誤り、数量を入れかえたため、過小積算となったことが判明いたしました。そのため、平成20年度工事における想定外の振動発生に伴う工事費の増額とあわせて、補正予算を計上しているものでありますとの答弁がありました。

 次に、高田稗田美濃庄線と南回り線との交差点や稗田県営住宅の南北道路との交差点における信号機設置等の安全対策はに対し、信号や交差点の改良、交通安全施設の設置等の協議を事前に奈良県交通規制課と行い、南回り線の信号機は、平成22年3月末の設置を前提に進めていただいております。また、稗田県営住宅からの道路との交差点につきまして、信号機は設置されないものの、規制をどのようにしていくべきかも踏まえ、全線の交通対策について警察とも検討をしておりますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 以上が審査の概要であります。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。



○議長(北門勝彦君) 14番 金銅長期保有土地問題改革特別委員長。

          (金銅成悟君登壇)



◆長期保有土地問題改革特別委員長(金銅成悟君) 皆さん、おはようございます。ただいまから長期保有土地問題改革特別委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 委員会は、去る9月9日午後1時から開会し、本委員会に付託されました1議案について審査をいたしました。

 結果につきましては、お手元の報告書のとおり、原案承認と決しました。

 議案第34号 平成21年度大和郡山市一般会計補正予算(第3号)についての関係部分について、理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、今回建設予定のトイレの詳細や、設置場所、開設時間はに対し、男子用は和式1基、洋式1基、小便器2基、女子用は和式3基、洋式3基、それ以外に多目的スペースを設置する予定であります。また、設置場所については、郡山署に相談もいたし、東側への設置も検討いたしましたが、駐車台数が余りとれないことから、公共下水道に近い北西の隅に設置いたします。また、バスの駐車台数を10台から8台に変更し、前進にて進入させ、駐車場内で転回させたいと考えております。また、開設時間については、朝から夕方までを基本にしながら、観光バスの利用状況により、臨機応変に対応したいと考えておりますとの答弁がありました。

 次に、トイレのバリアフリー化についてはに対し、段差をなくすよう設計業者に指示いたしていますとの答弁がありました。

 また、トイレの壁に観光目的の掲示板等を設置することは検討しているかに対し、設計していく中で他の施設を調査し、期待に添えるよう頑張ってまいりますとの答弁がありました。

 このほか、観光に力を入れるならば、先を読んだ観光戦略を持って、できるだけ多くの方々に観光に来ていただけるようにしてほしいとの意見がありました。

 以上で質疑を終了し、討論に入り、1委員から賛成討論があり、挙手採決の結果、全員賛成で原案承認と決しました。

 以上が審査の概要であります。議員各位の御賛同をお願いしまして、報告を終わります。



○議長(北門勝彦君) ただいまの各委員長報告に対する質疑に入ります。

 御質疑はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論の通告がありますので、通告者の発言を許します。

 20番 丸谷利一君。

          (丸谷利一君登壇)



◆20番(丸谷利一君) おはようございます。私は、平成21年度大和郡山市一般会計補正予算(第3号)に対しまして、賛成の立場から討論に参加させていただきたいと思います。

 今回の補正予算は、総額14億 4,200万円とかなり大型なもんであると。その内容を見てみますと、子育て応援特別手当の交付とか、あるいはまた小・中学校の耐震化補強事業、こういうような市民にとってなくてはならない、これから本当に行政としても大切な事業について予算化されております。この財政、収入の中身を見ても、14億 4,200万円中10億 3,800万円の補助金が国から補助されるということになりまして、これは前政権である自民党・公明党政権が景気政策、子育て支援、こういったことで予算化され、そしてそれに基づいて本市が補正予算化したものであると思っております。事業の補正予算の中身を見てみますと、住宅を失う可能性のある人、あるいは失った人、失業の人等に対しての住宅手当の支給ということも補正予算化されておりまして、非常に市民の命、安全のために全体として非常に積極的な予算化であると、私はそのように思っております。

 ただし、私は、先ほども金銅長期保有土地問題改革特別委員長のお話にもありましたように、賛成討論したときに、この旧五軒屋敷跡の 1,900万円近い便所の整備事業については、去る6月議会にも整備費として2千数百万円が組まれ、全体として、駐車場のための予算が、 5,000万円近くかかっていることに対して、行政が観光戦略という目的を持って観光振興をこれからも積極的に推し進めていくための、観光バスの整備事業であるという説明を受けましたし、今後各旅行会社とも連携をして、積極的に観光客が郡山市に来るように努力をしていくというような御答弁がございました。私は、この観光バスの整備事業が、約 5,000万円もかけられて、整備事業をやった後、観光バスがほとんど平日も集まってこない、停まっていないということになりましたら、これは税金の無駄使いであると思います。しかし、市長のほうも、担当者のほうも、これは積極的に進めると、自信を持って御答弁をなさいましたので、それを信じまして、今回の補正予算について賛成をしたいと思います。

 以上で、賛成討論を終わりたいと思います。ありがとうございました。



○議長(北門勝彦君) 以上で通告による討論を終わります。

 ほかに討論はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 議案第27号から議案第35号までの9議案について一括採決いたします。

 ただいまの各委員長報告は、いずれも原案を可とするものであります。

 議案第27号 職員の退職手当に関する条例の一部改正について、議案第28号 大和郡山市小規模改良住宅条例の一部改正について、議案第29号 大和郡山市国民健康保険条例の一部改正について、議案第30号 大和郡山市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例について、議案第31号 市道路線の認定について、議案第32号 消防団消防ポンプ自動車購入契約について、議案第33号 水槽付消防ポンプ自動車購入契約について、議案第34号 平成21年度大和郡山市一般会計補正予算(第3号)について、議案第35号 平成21年度大和郡山市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について、以上9議案を委員長報告どおりに決するに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第27号から議案第35号までの9議案については原案どおりに可決されました。

    ───────────────────────────────────



○議長(北門勝彦君) 日程第3 議認第1号から議認第11号までの11議案を一括議題といたします。

 本件に関し、委員長の報告を求めます。

 16番 池田決算特別委員長。

          (池田篤美君登壇)



◆決算特別委員長(池田篤美君) 御報告申し上げる前に、過日の決算特別委員会3日間、委員各位、また理事者の方、慎重審議、大変御苦労さまでございました。

 それでは、ただいまから決算特別委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 委員会は、去る9月10日午前10時に開会し、当委員会に付託されました11議案について3日間にわたり審査をいたしました。

 結果につきましては、お手元の報告書のとおり、いずれも認定すべきものと決しました。

 初めに、市長よりあいさつを受け、審査に入りました。

 議認第1号 平成20年度大和郡山市一般会計歳入歳出決算について、理事者から、まず歳入についての一括説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、前年度に比べ、個人市民税と固定資産税が増収になっている理由はに対し、個人市民税については、老齢者の非課税措置の廃止により、また固定資産税については、同対減免の廃止と、店舗などの建物がふえたことによるものでありますとの答弁がありました。

 次に、市営住宅使用料の未収額が、昨年度よりふえている理由は、またその中で悪質と思われる滞納の件数はに対し、訪問徴収の際に、入居者からは景気の悪化により倒産やリストラの影響を受けているように聞いております。また、特に悪質と思われる滞納は5件ありましたが、そのうち2件は分納中で、2件は収監中、1件は行方不明でありますとの答弁がありました。

 続いて、歳出の主な質疑については、まず総務費について、退職手当の内訳はに対し、普通会計分で定年退職が27名、勧奨退職が4名、普通退職が8名で、水道事業分を含めますと、42名であります。退職者数は19年度、20年度がピークであり、それに比較しますと、以後は減ってまいりますとの答弁がありました。

 次に、巡回バスの利用状況と新規路線の検討はに対し、20年度の元気城下町号ほかに2路線の合計利用者数は、3万 4,841人で、料金収入は 309万 9,450円であり、おおよそ経費の1割を料金収入で賄っております。現在、新規路線は考えておりませんが、イオンや平和橋の完成、利用者からの要望もありますので、来春を目途に、既存路線の見直しを考えております。また、民間事業者の廃止検討路線については、新たなコミュニティバス事業を検討したいと考えておりますとの答弁がありました。

 次に、民生費について、高齢者生活支援対策事業のひとり暮らし老人等見守り事業の件数と今後の考え方について及び老人クラブの団体数についてはに対し、高齢者生活支援対策事業の利用者については、19年度は 770名、20年度は 781名であります。今後、地域福祉に取り組む上でも、重要な施策として位置づけ、進めてまいりたいと考えております。

 また、ひとり暮らし老人等見守り事業については、延べ対象者数が19年度は 8,937名、20年度は 9,019名であります。配食サービスなど、他の事業においても見守りは行っておりますが、不十分な点については、今後も検討してまいります。

 老人クラブの団体数については、19年度は 148クラブ、20年度は 140クラブでありますとの答弁がありました。

 また、保育所の待機児童の状況はに対し、現在申請があって、待機していただいている児童数は43名で、国の基準では17名になっておりますとの答弁がありました。

 次に、衛生費について、後期高齢者健康診査の受診率はに対し、従来の基本健康診査により、20年度から移行したものでありますが、受診券の発行は 9,018件、受診者数は 1,975名、受診率は18.6%であります。受診率向上のため、現在ホームページや、「つながり」などで啓発を行っておりますとの答弁がありました。

 また、清掃センター施設の耐用年数はに対し、現在の施設は昭和60年10月から稼働し、既に25年を迎えようとしております。その後、平成10年から13年にかけて、ダイオキシン対策の改修を行い、8年が経過しております。本来の耐用年数は過ぎており、そろそろ大規模な補修が必要であり、国に対して補助金の要望を行っているところでありますとの答弁がありました。

 次に、労働費について、シルバー人材センターの登録者数はに対し、20年度は 635名で、19年度末の 692名と比較しますと、57名の減となっております。減少の理由といたしましては、会員の高齢化や、会費の値上げ、また民間企業における再任要請などの影響ではないかと考えておりますとの答弁がありました。

 次に、農林水産業費について、今後の市の農業の活性化などに対する考え方についてはに対し、8月27日地域耕作放棄地対策協議会を立ち上げたところであり、今後県、JAの関係機関と連携を図りながら、遊休農地の活用など、新たな農業の方向性について検討してまいりますとの答弁がありました。

 次に、商工費について、企業支援コーディネーター制度が20年度で終了しているが、どのような成果があったのかに対し、取り組んできました事業としては、企業とのネットワークの確立や、ワンストップサービスの実施などを行ってまいりました。また、昭和工業団地協議会の訪問も一通り終えていただき、企業からの要望などの集約もでき、一定の成果は得られたものと考えておりますとの答弁がありました。

 また、市中小企業融資補償料等補助金の利用状況はに対し、19年度は 114件、20年度は36件で、減少している理由としては、国のセイフティーネット補償制度の対象が拡大され、その利用者が増加したためでありますとの答弁がありました。

 次に、土木費について、道路維持費の需用費に充用されている 350万円の予備費の内容はに対し、20年の3月から4月にかけて、グレーチングが市内各所において、盗難に遭うという事件が発生しました。その被害は、 120枚に上り、新しく購入する必要が緊急に生じたため、予備費を充用したものであります。また、盗難対策としては、番線などでくくる、部分的にキャップを施すなどの処置を講じておりますとの答弁がありました。

 また、九条公園の管理運営委託について、指定管理者による運営状況などについてはに対し、20年4月より、指定管理者による運営が行われておりますが、提出を受けた決算状況によりますと、収入の主なものは、委託料、施設利用料などで、約1億 1,700万円、支出の主なものは人件費、光熱水費などで、約1億 1,000万円であり、約 700万円の黒字決算となっております。利用状況については、プールやグラウンド、体育室などの施設利用者は合計で2万 5,993人となっております。また、自主事業も、2万 7,474人という利用が、かなり伸びてきております。多くの市民の方々が利用される施設でありますので、民間のノウハウを生かした安全管理に努めていただいているところでありますとのとの答弁がありました。

 次に、消防費について、職員数について他市との比較などその現状はに対し、現在の職員数は82名、定員数は96名であり、充足率は85.4%であります。他市の充足率については、奈良市が99.5%、生駒市が93.3%、天理市を含む山辺広域行政事務組合が97.6%であります。また、22年度では、3名の新規採用を予定しておりますが、定年退職者が5名ありますので、全体としては80名になります。現状の中で、消防力の低下のないことを前提に、初動体制を整えられるよう、一致団結して努めているところでありますとの答弁がありました。

 また、自主防災組織の現在の組織率はに対し、現在 315の自治会のうち、 149の自治会が自主防災組織を結成されており、組織率は47.3%となっております。従来は、要望があれば各自治体に出向き、出前トークなどで呼びかけておりましたが、今後は市から出向き、呼びかけていくことも必要ではないかと考えておりますとの答弁がありました。

 次に、教育費について、小学校のトイレフレッシュアップ事業の成果はに対し、これまでの費用をかけた改修ではなく、子供たちのアイデアや工夫を取り入れて、少しでも利用しやすいトイレに改修していくという目的で実施いたしました。具体的には、トイレの壁面やドアなどに自分たちで色を塗る、キャラクターや図柄などを飾りつける、生け花を飾るなどさまざまな工夫やアイデアが見られました。またトイレ以外の廊下まで、フレッシュアップを実施した学校もありました。その活動の様子を各学校のホームページに掲載したところも見られました。昨年度は、トイレの清掃用具などの購入をめどに、各校に30万円程度の分配をいたしました。今年度は、大きな費用の分配はいたしておりませんが、事業については引き続き実施しておりますとの答弁がありました。

 次に、図書館長を外部から招聘したことによる成果はに対し、我々にはない長年の経験をお持ちの方を招いたことで、その経験を生かして、各種講座の開催、幼稚園や小学校に出向いての読み聞かせの実践などを行っていただき、図書館の充実という効果は、非常にあったものと考えておりますとの答弁がありました。

 また、中学校弁当配食事業の状況はに対し、20年度の全配食数は、生徒が 2,101食、教職員が 3,121食で、生徒の平均で1日1校当たり 2.7食の利用があり、前年度と大きな変化はありません。昨年6月に生徒の意向を確認するため、2・3年生の生徒を対象にアンケートを実施しておりますとの答弁がありました。

 以上で、歳出に係る質疑を終了いたしました。続いて討論に入り、1委員より反対討論があり、挙手、採決の結果、賛成多数により認定と決しました。

 次に、各特別会計決算について、それぞれ理事者から、歳入歳出一括して説明を受け、審査に入りました。

 まず、議認第2号 平成20年度大和郡山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算についての主な質疑について、資格証明書及び短期保険証の発行件数は、また減免申請の件数はに対し、21年6月1日現在で、資格証明書については 301件で、昨年の同時期より96件の減、短期保険証については 920件で、昨年の同時期より63件の増となっております。また、20年度の減免申請の件数は、41件で、金額では約 250万円でありますとの答弁がありました。

 また、徴収率の低下している理由はに対しまして、20年度の税率の引き上げ、納税意識の高い高齢者が後期高齢者医療制度へ移行したこと、また所得が 250万円以下の世帯が大半を占めており、昨年来の不況の影響を受けていることなどが考えられますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、討論に入り、1議員より反対討論があり、挙手、採決の結果、賛成多数により認定と決しました。

 次に、議認第3号 平成20年度大和郡山市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算についての主な質疑について、不納欠損の件数とその処理についてはに対し、不納欠損の件数は住宅新築資金が7件、宅地取得資金が1件、住宅回収資金が1件の合計9件であります。また不納欠損分は、回収管理組合の審査会において、国の運用基準に基づいた審査の結果、回収不能と判断されたものについては、調停の減額を行いますが、債権の放棄までは行いませんとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、討論に入り、1委員より反対討論があり、挙手、採決の結果、賛成多数により認定と決しました。

 次に、議認第4号 平成20年度大和郡山市下水道事業特別会計歳入歳出決算についての主な質疑について、未接続世帯への対応はに対し、未接続世帯は約 3,300世帯あります。20年度においても、戸別訪問や工事説明会でのPRなどの啓発活動は行っておりましたが、今年度からは専任のスタッフを置いて、戸別訪問をさらに強化いたしております。今後も引き続き、粘り強く啓発に取り組んでいきたいと考えておりますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく認定と決しました。

 続いて、議認第5号 平成20年度大和郡山市公園墓地事業特別会計歳入歳出決算について及び議認第6号 平成20年度大和郡山市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算については、何ら質疑なく、全員異議なくいずれも認定と決しました。

 次に、議認第7号 平成20年度大和郡山市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算についての主な質疑について、この土地区画整理事業は赤字決算ということかに対し、事業期間が長期にわたり、その間にバブル経済の崩壊などが起こり、保留地の造成費と処分金の間に差額分が生じた結果、その分が赤字となったものであります。その赤字相当額を一般会計から繰り入れることで収支をゼロにし、20年度をもって本特別会計を閉じるものでありますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく認定と決しました。

 次に、議認第8号 平成20年度大和郡山市介護保険事業特別会計歳入歳出決算についての主な質疑について、総合相談事業及び権利擁護事業の内容と、その対応はに対し、20年度の相談件数は介護予防マネジメントを除いて、 2,660件で、そのうち権利擁護事業については、成年後見の支援が5件、虐待の相談が6件ありました。相談の多いものとしては、介護予防相談、福祉サービス、福祉用具の相談、医療の相談の順になっております。市の対応といたしましては、各関係機関との調整や、地域の方の協力を得ながら、生活の支援を調整しております。また、成年後見については、申し立ての支援までを行っております。虐待については、身体的な虐待が5件、放任が1件ありましたが、訪問をして福祉サービスの調整をするなどの対応をいたしましたとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく認定と決しました。

 次に、議認第9号 平成20年度大和郡山市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算について及び議認第10号 平成20年度大和郡山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算については、さしたる質疑なく、全員異議なくいずれも認定と決しました。

 最後に、議認第11号 平成20年度大和郡山市水道事業会計決算についての主な質疑について、県水と自己水の割合と単価はに対し、県水割合は 58.94%で、単価は1立米当たり 145円、自己水の割合 41.06%で、単価は1立米当たり51円となっております。現在、配水量が非常に少なくなり、県水の比率が高くなってきておりますので、県と協議を行い、21年度から約35万トン受水量を減らすことで取り決めを行っております。将来的には県水と自己水の比率を50対50に持っていきたいと考えておりますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく認定と決しました。

 以上が決算特別委員会の審査の概要であります。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わらせていただきます。



○議長(北門勝彦君) ただいまの決算特別委員長報告に対する質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論の通告がありますので、通告者の発言を許します。

 13番 尾口五三君。

          (尾口五三君登壇)



◆13番(尾口五三君) お疲れさまです。

 議認第1号 平成20年度大和郡山市一般会計歳入歳出決算について、議認第2号 平成20年度大和郡山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について、議認第3号 平成20年度大和郡山市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算について、以上3議認について、私は日本共産党議員団を代表して反対討論をさせていただきます。

 米国発の金融危機がドミノ倒しのように全世界に広がるきっかけともなった米証券大手リーマン・ブラザースの経営破綻から、15日でちょうど1年になります。アメリカ主導のギャンブル的なカジノ資本主義が崩壊しただけではなく、新自由主義路線全体が破綻した瞬間だったのではないでしょうか。投機マネーが世界中を駆け回って、今回の金融危機を引き起こしたものです。本来、国民が受けとるべき所得が、資本の側に蓄積され、投機マネーに回された。それに、年金基金や生命保険会社のお金も加わり、ヘッジファンドの運用だけで、 200兆円という膨大な額が利ざやを稼ごうと世界中を動き回ったのが原因でした。こういう投機マネーの移動を自由にさせ、投資したお金を何倍にもできるようにしたのが、金融の野放図な規制緩和で、その牽引者がアメリカでした。しかし、サブプライム問題は投機マネーを扱う投資銀行まで破綻させ、金融バブルそのものを崩壊させました。これで一気に金融不安が広がり、株価全体を暴落させ、日本の大企業や大銀行の株も下がり、不況が広がりました。

 アメリカでも日本でも、構造改革と金融自由主義という、新自由主義の二重の害悪が絡み合って、国民生活を苦しめています。こうした事態に対して、投機マネーへの規制や、内需主導の経済への転換が必要です。国内では、昨日鳩山内閣が発足しましたが、この1年、衆議院解散を先延ばし続け、世界経済恐慌への対処策として打ち出した、4次にわたる経済政策も巨額の財政支出を伴うものでした。鳩山新政権は、経済財政諮問会議を廃止する方針です。財界、大企業の代表が参加し、小泉構造改革の司令塔となってきた諮問会議は、幕を閉じることになります。これまで、当時トヨタ自動車会長の奥田 碩氏、キヤノン会長の御手洗冨士夫氏の前・現日本経団連会長も、民間議員を務めました。経済財政諮問会議は、小泉政権時代には、財界の要望に沿って、不良債権の強引な早期最終処理、労働法制の規制緩和、社会保障の抑制、弱肉強食の競争原理、郵政民営化などを推進する司令塔となり、貧困と格差を広げました。8月25日平成21年版厚生労働白書によると、非正規労働者約22万 9,000人が、昨年10月以降に、雇用計画終了時に契約更新されない雇いどめや解雇となったか、今年9月までにそうなる見通しです。居住状況が判明した約12万 5,000人のうち、約 3,400人が、社宅などの住まいを失っていた。白書は、蓄えもなくただちに生活困難に直面し、再就職活動にも支障を来たすケースが生じていると分析。雇用保険の受給資格期間の短縮や、職業拡充といった雇用施策に加え、住居喪失者に対する住居、生活費の貸し付けなど、福祉施策の展開が必要と指摘をしている。また、マスコミは教育の格差は親子の連鎖となることを取り上げ、経済力の差がそのまま学力の格差につながる、家庭環境の差は大きいと問題にしています。先の総選挙は、こうした構造改革路線に対する厳しい審判の場となりました。

 さて、当市の決算は、不況の中で実質収支で7億 1,600万円のマイナスとなり、5年連続の赤字決算となりました。歳出については、住民の声や願いにこたえた施策、乳幼児医療費の無料化、コミュニティバス運行事業、妊産婦健診の拡充、小・中学校の耐震工事、学童保育、つどいの広場っ子事業などが実施されました。また、少人数学級の先生や学校の事務職員、就学援助なども厳しい財政状況の中で実施されたことは評価できる点ですが、認定できない点も残っています。

 旧同和行政として進められてきた小規模住宅地区改良事業は、市全体の財政規模が人口減などにより縮小していく中、20年度も11億円以上の巨額の税金が投入されています。この公共事業が、現在の財政状況や経済の悪化のもとでも聖域にされ、他の施策にも影響を及ぼしています。改良住宅の建設コストは、仕様書の検討を行って、従来の改良住宅より1戸当たり 100万円の減額で、約 2,200万円から 2,100万円に抑えられることになりましたが、依然高額な住宅です。今後、中層の住宅など、構造的な問題も含め、抜本的な見直しが必要です。さらに、自力建設を進め、建てなければならなかった分譲宅地、当初 123戸、現在30戸まで減らし続けてきました。このことが、改良住宅54戸から 100戸へと拡大した原因の一つでもあります。今回 100戸という数字を空き家などの活用で98戸に減らすことも議論になりました。この事業により多くの空き地が発生し、それを浮き彫りにさせないために公園化を進め、さらに防災という名の税金の無駄遣い、防災公園をつくる計画になっています。土地の買収も進んでいますが、建物を取り壊してまで公園をつくる必要はありません。今現在、防災公園を計画している土地から 200メートル西側に、マタカ池の塩漬け土地があります。面積にして、約3万 4,000平方メートル、取得費合計約30億円もかかっており、負の遺産になっています。また、防災公園計画地から北へ 100メートル先に、史跡緑地公園が計画されています。その場所から 100メートル北には、21世紀自由公園があり、さらに60メートル西には、西田中神社前公園が、さらに60メートル先、神社の裏には、やすらぎ公園をつくる計画もあります。財政が厳しいとき、本当に防災に名を借りた公園が必要なのか、優先順位が違うのではないか、税金の無駄遣い、問題点があると指摘をし、中止を求めます。

 次に、消防の職員数は、他市が充足率90%を超える中で、当市は85%と低く、職員が足らないことが明らかになりました。職員の数も十分に確保し、市民の安心・安全、財産を守るべきです。また、農業、商業にかかわる地域経済の問題では、地方経済は深刻な不況のもとで、ますます大変になっています。一定の施策は実証されていますが、大型店出店に伴う商店街への影響、食の安全や環境問題も含めて、市独自の施策は、地域経済を守る上で緊急の対策が求められています。

 以上のような問題点から議認第1号、一般会計歳入歳出決算は、一括採決ですので、不認定とさせていただきます。

 次に、議認第2号についてです。

 国民健康保険法は、その第1条で「この法律は、国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もって社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的とする」と定めています。しかし、今国民の命と健康を守るための制度が、手おくれによる多数の死亡者を生み出しています。その背景には、個人の支払い能力を超えた高過ぎる保険税があり、この値上げに歯どめがかかっていません。保険税を払えない人や無保険の人が多数生み出され、国民皆保険の理念は崩壊の危機に瀕しています。

 当市でも、国保税がこの20年度から18.6%の値上げがあり、市民が悲鳴を上げています。保険税を滞納すると、正規の保険証がもらえず、短期の保険証や、医療費を全額窓口で支払わなければならない資格証明書が発行されます。資格証は 301世帯、短期証は 920世帯と、資格証は昨年に比べ減りはしたものの、短期証は逆に増えており、依然大変な世帯が存在することは、直視しなければなりません。残念ながら、1997年に介護保険法の成立と一緒に資格証明書の発行が義務化され、交付を受ける世帯が急増しました。また、構造改革による労働法制の規制緩和が進み、失業者や非正規労働者の急増の中で、国保の加入手続をとらない無保険者も相当数生まれています。国民健康保険については、年収 250万円以下の方が1万 1,000世帯で全体の84%を占めている。さらにこの不況の中、加入者の負担がふえているときにもかかわらず、保険税1人当たり9万 8,886円で、前年度に比べて1万 2,672円値上げをしています。この金額は、前回12市中で5番目に高いとの報告がありましたが、さらに奈良、生駒に続いて3番目に高くなっています。もともと低所得者が多く加入するこの制度は、会社員が加入する健康保険組合などに比べて負担が重いとの問題点も生じています。払いたくても払えない滞納、収入未済額8億 8,633万 8,000円は、前年度に比べ 6,836万円ふえ、不納欠損額 4,487万円は前年度に比べ 699万円ふえています。また、被保険者数2万 5,746人は、前年度に比べ 6,814人減少しています。後期高齢者に移行したこともありますが、派遣切り、不況で保険税を払えず、無保険になっている若い方もいます。19年度厚生労働省の報告では、被保険者数 4,688万人と、対前年比 1.1%、50万人減少となっており、2年連続減少しています。これは、退職被保険者等の増加と、それ以上に、若い人の減少幅が大きかったことによるものと考えられています。19年度市町村における法定内繰り入れは 4,420億円に対し、法定外繰り入れが 3,806億円、18年度は法定内繰り入れ 4,285億円に対し、法定外繰り入れが 3,618億円と同様に繰り入れされています。このように、全国的にも法定外繰り入れが行われ、県下でもふえている中、当市でも法定外繰り入れを行うべきです。市長が法定外繰り入れを決断されないことが、より深刻なものにしています。大変な状況の今こそ、議会決議を尊重し、国保運営協議会の趣旨にのっとり、一般会計からの法定外繰り入れを求めます。

 以上の理由から、議認第2号 平成20年度大和郡山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について、不認定とさせていただきます。

 議認第3号については、現在県内市町村での事務組合へ事務継承がされ、回収の努力は評価するものですが、過去の不正貸し付けによる補助金の繰り上げ償還、あるいは回収困難などによって、連続大幅赤字決算となっています。また、このことが普通会計に大きな影響を与え、市の財政運営に悪影響となっています。この特別会計を閉鎖する段階において、不正貸し付けのツケが郡山市民に新たな負担としてかかってくることになりますので、この決算については、不認定とさせていただきます。

 以上、議認第1号、第2号、第3号の反対討論とさせていただきます。議員各位の御賛同をお願いして、終わります。



○議長(北門勝彦君) 以上で通告による討論は終わります。

 ほかに討論はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結したします。

 これより採決に入ります。

 議事の都合により、議認第1号から議認第3号については、後ほど取り扱いいたします。

 議認第4号から議認第11号までの8議案について一括採決いたします。

 ただいまの決算特別委員長報告は、いずれも認定であります。

 議認第4号 平成20年度大和郡山市下水道事業特別会計歳入歳出決算について、議認第5号 平成20年度大和郡山市公園墓地事業特別会計歳入歳出決算について、議認第6号 平成20年度大和郡山市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算について、議認第7号 平成20年度大和郡山市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算について、議認第8号 平成20年度大和郡山市介護保険事業特別会計歳入歳出決算について、議認第9号 平成20年度大和郡山市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算について、議認第10号 平成20年度大和郡山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算について、議認第11号 平成20年度大和郡山市水道事業会計決算について、以上8議案を委員長報告どおり決するに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御異議なしと認めます。

 よって、議認第4号から議認第11号までの8議案についての各号は認定することに決しました。

 次に、議認第1号 平成20年度大和郡山市一般会計歳入歳出決算についてを挙手により採決いたします。

 委員長報告は認定であります。

 委員長報告どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。

          (賛成者 挙手)



○議長(北門勝彦君) 挙手多数であります。

 よって、議認第1号は認定することに決しました。

 次に、議認第2号 平成20年度大和郡山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について、委員長報告は認定であります。

 委員長報告どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。

          (賛成者 挙手)



○議長(北門勝彦君) 挙手多数であります。

 よって、議認第2号は認定することに決しました。

 次に、議認第3号 平成20年度大和郡山市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算について、委員長報告は認定であります。

 委員長報告どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。

          (賛成者 挙手)



○議長(北門勝彦君) 挙手多数であります。

 よって、議認第3号は認定することに決しました。

    ───────────────────────────────────



○議長(北門勝彦君) 日程第4 常任委員会の閉会中における継続調査についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 各常任委員会の閉会中における継続調査については、お手元に配付いたしております一覧表のとおりとすることに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御異議なし。

 よって、各常任委員会の閉会中における継続調査については、お手元に配付いたしております一覧表のとおりとすることに決しました。

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○議長(北門勝彦君) 日程第5 意見書案第9号 細菌性髄膜炎から子どもたちを守るワクチンの早期定期接種化等を求める意見書(案)を議題といたします。

 朗読を省略し、提案者の説明を求めます。

 13番 尾口五三君。

          (尾口五三君登壇)



◆13番(尾口五三君) 早速、御上程いただきましてありがとうございます。

 朗読をもって提案理由にかえたいと思います。

   細菌性髄膜炎から子どもたちを守るワクチンの早期定期接種化等を求める意見書(案)

 細菌性髄膜炎は、国内での5歳未満の発症者数が年間約 600人以上、そのうち約5%が死亡、約20%に後遺症が残るといわれており、乳幼児にとってきわめて重篤な感染症である。発症の原因は、インフルエンザ菌b型(以下「Hib」)によるものが約6割、肺炎球菌によるものが約3割で、この2つの原因菌が全体の約9割を占めているが、発症初期は発熱以外に特別な障害がなく、早期診断が困難であることから、その対処法としては罹患前のワクチンによる予防が非常に有効であるといわれている。

 Hibワクチンは、平成10年にWHOが乳児への定期接種を推奨する声明を出したことを受け、現在 100カ国以上で承認され、90カ国以上で定期予防接種が行われている。これらの国々では、Hibによる細菌性髄膜炎が激減しており、副作用も軽微で安全性が高いことや医療費の削減効果が報告されている。

 一方、我が国においては、Hibワクチンは平成19年1月に承認、昨年12月から販売が開始されたが、いまだに任意接種であり、公的支援も充分ではないことから、4回の接種費用が約3万円前後と自己負担が大きく、全国的な導入普及が遅れている。また肺炎球菌ワクチンについても、乳幼児に使用できる七価ワクチンが世界77カ国で承認されているにもかかわらず、いまだ承認されていない状況である。

 国内の細菌性髄膜炎の発症を未然に抑止し、医療費の削減をすすめるためにも、Hibワクチン及び肺炎球菌ワクチンの早期承認、定期接種化等が急がれるところである。

 よって国におかれては、細菌性髄膜炎から子どもたちを守るため、下記の事項に取り組まれるよう、つよく要望する。

                      記

1.すみやかに細菌性髄膜炎を予防接種法による定期接種対象疾患(一般疾病)に位置づけること

1.乳幼児に使用できる肺炎球菌ワクチン(七価ワクチン)について、薬事法による承認と導入を早期に行うこと

1.Hibワクチンと肺炎球菌ワクチンの安定供給のための措置を講じること

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣であります。

 議員各位の賛同をお願いいたしまして、提案理由とさせていただきます。



○議長(北門勝彦君) ただいま説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。

 御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 意見書案第9号 細菌性髄膜炎から子どもたちを守るワクチンの早期定期接種化等を求める意見書(案)について、原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。

          (賛成者 挙手)



○議長(北門勝彦君) 挙手多数であります。

 よって、意見書案第9号は原案どおり可決されました。

 本意見書は直ちに国会及び関係行政庁へ送付いたします。

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○議長(北門勝彦君) 日程第6 意見書案第10号 衆議院議員選挙における中選挙区制の復活を求める意見書(案)を議題といたします。

 朗読を省略し、提出者の説明を求めます。

 5番 高橋朋美君。

          (高橋朋美君登壇)



◆5番(高橋朋美君) 早速、日程に追加し、取り上げていただきありがとうございます。

 朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。

        衆議院議員選挙における中選挙区制の復活を求める意見書(案)

 衆議院議員選挙は、平成6年の公職選挙法改正以降、小選挙区比例代表並立制で実施されている。

 政策本位、政党本位の選挙ができる、政権交代の可能性が高まり常に緊張感ある政治が行われると謳われて導入された小選挙区制であるが、むしろ国民の政治不信は高まり、この制度の問題点が露呈してきている。

 そもそも小選挙区制は、(1)死票が多く当選者以外に投じられた民意が議席に反映されないこと、(2)選挙区が狭く1位しか当選しないため議員と住民が密接にならざるをえず、地域課題に没頭し外交など国家的課題に取り組む議員が少なくなること、(3)候補者が少なく有権者にとっての選択肢が少ないこと、(4)与野党とも選挙対策として大衆迎合的施策に走りやすいことなど、多くの問題を抱えており、それらが制度導入後5回の選挙を経て露呈してきている。

 よって、国はこうした状況を真摯に受け止め、小選挙区比例代表並立制を廃止し、中選挙区制を復活させるよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣であります。

 議員各位の御賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明とさせていただきます。



○議長(北門勝彦君) ただいま説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。

 御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論ありませんか。

 21番 遊田直秋君。

          (遊田直秋君登壇)



◆21番(遊田直秋君) 今、5番高橋議員の中選挙区に戻すと、中選挙区がいいということに対しての反対の意見で討論させていただきたいと思います。

 私は、中選挙区に戻すのは反対だから今の小選挙区比例代表並立制が完璧なものであると決して思わないわけであります。結論からいけば、小選挙区比例代表並立制を過去5回の選挙にかんがみて、いろいろと矛盾点とか問題点とかをこれから審議していただきたいなと、こういうふうに思うわけでありまして、これが即、短絡的に中選挙区にすると、こういうことは私はとんでもないことではないかなと、こう思うわけでございます。

 55年間、自民党政権が続きました。これは、日本の国も繁栄し、また自公連立政権で、非常に日本の活力があって、すばらしい、GNPでも世界で一、二の経済大国になったのは、皆さんも御存じのとおりであります。しかし、その間の弊害として、中選挙区で幾ら選挙をしても、必ず自民党が多数をとるわけであります。これは一回かわってくれと、この政策がぐあい悪いといっても、必ず自民党がとるわけです。もちろん、共産党とか、公明党とか、社民党とか、少数政党も必ず、例えば5人の定数であれば1人は入ってきます。この比例代表になれば、小選挙区では1番しか通らないから埋没してしまうと、そういう危惧がある。それはもうよくわかるわけでございます。この55年間の自民党政治の弊害としては、すばらしいとこがあるけれども、欠点を探すとすれば、やはり企業との癒着、例えば今から10年ほど前に戻ってみたら、立派な国会議員とはどういう人であるかということを聞いたら、いや、市や県にたくさん予算を持って帰ってくれる人が立派な政治家ですよと。そして、それを公共事業のごとくやると。そして、またそれをやって、そういう方が選挙の票は自分がいただくと。こういう図式になってきているわけです。これは、何も自民党が悪いと言うてるわけではありません。どの政党であっても、そういうようなことを長年やっていれば、ちょうど飛行機が制度疲労を起こしたように、やはり政治の中でも一党が何10年とすれば、必ず制度疲労があらわれるのです。あらわれるから、自民党は悪いと言っているのではありません。そのときに、国民はいかに、もう政権は交代したいと、こうなっても絶対に、私は、中選挙区制では政権は交代しないと、このように思うわけでございます。アメリカも、絶えず民主党と共和党と交代しているわけでございます。だから、交代して、脱官僚やということで民主党が今いろいろマニフェストでやられると、これがもしやられなくてぐあい悪かったら、また自然と自民党政治とかわっていくと。いいとこ、いいとことこうなっていくから、小選挙区は絶対に私は必要だと思います。

 ここで、それをちょっと各論に入るんですが、「選挙区が狭く1位しか当選しないため議員と住民が密接にならざるをえず」と、こう書いてあるわけです。まあ、本当の枝葉のことですけれども、密接にならないというのは逆に、小選挙区の私は弊害であると思います。落下傘候補、公明党の冬柴委員長も敗れたように、尼崎で、冬柴議員になられて、新党日本の田中さんが入ってこられたと。それで、住民との対話見たら何もないわけです。選挙の何日前におりてきたんですか。それで、ずっと尼崎のためにやってきたという方が落選しているわけです。これは、もう国会議員は、この道路をよくしてくれ、ここの水路を直してくれ、そんなことにとやかく言う必要はないんです。日本の安全はどうか、日本の進むべき進路、こういう大きい視点に立ってやっていただくわけです。そこでこの、住民と密接にならざるを得ずと、こう何ぼ密接になっても、今の選挙はマニフェストということで、これをやります、あれをやります、これをしますと。こういうことで、この選択を国民に与えられたわけです。私は、これは本当にすばらしいことだと。日本も世界経済では世界の一、二位をとったわけですが、政治は三流と言われてましたから、ようやく自民党がいい、公明党がいい、共産党がいい、何がいい、民主党がいいとか、そんなこと関係なしに、本当の真の民主主義がようやく扉を開けて、これから本当のすばらしい民主主義が、進んでいくのではないかと、私は、今回の選挙でそう思います。また、市民の方に聞いてもそう言います。そのようなときに、また55年体制の全く制度疲労した中選挙区を復活するということは、まさに行政改革の後ずさりであり、しかし高橋議員の言われることはよくわかりますよ。これでは共産党とかそういう少数政党の意見は反映できないと、これはよくわかります。しかし、これができないから、さりとて中選挙区とするということに対しては、私は反対であります。だから、小選挙区比例代表並立制をもっとやっぱり改革していかなければならないと、思うわけであります。しかしそこで、一つ非常に重要な点は、民主党が 308議席とりました。社民党が3議席。わずかしかとってない、もう数から言ったら本当に少ないわけです、 308からいけば。それでも、大臣を1人入れて、その声も聞くと。一般からいけば、 308議席とっている中で、そういうことはもうやめとけと、こうならずに、社民党も大臣のいすをもらうと。国民新党ももらうと。こういうことで、数の横暴でいかず、やはり少数政党の意見も聞くと。こういう立派な制度であると思うわけでございます。長々と、何回言っても同じですが、とにかく私は、今の小選挙区比例代表並立制がベストであるとは言いません。少数政党であっても、国政に国の進路をするためにぜひ通るような施策なり、ぜひやらなければならないと。こういうことでやっぱり並立制というのは、入れるべきであると思うわけでございますが、小選挙区も5回やったけれども、これから6回、7回のうちでいろいろと試行錯誤して、真のすばらしい小選挙区比例代表並立制が、私は必ず誕生して、すばらしい民主主義が成立するのではないかなと、こういうような観点から、今の、現在の制度が悪いから、即中選挙区がいいという、改革を後ずさりする、民主主義の本当に根幹にかかわる問題で、このようなことを郡山市が国会へ送るということは、私は郡山市の恥になるのではないかなと。改革に後ずさりしているようなのではないかなと。私の言っていることが、大多数の民意であると確信を持って、もうこれはやめておこうと思っていたんですが、あえて討論をさせていただきました。議員各位の御賛同、よろしくお願いいたします。



○議長(北門勝彦君) ほかにありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北門勝彦君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 意見書案第10号 衆議院議員選挙における中選挙区制の復活を求める意見書(案)について、原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。

          (賛成者 挙手)



○議長(北門勝彦君) 挙手多数であります。

 よって、意見書案第10号は原案どおり可決されました。

 本意見書を直ちに国会及び関係行政庁へ送付いたします。

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○議長(北門勝彦君) 以上で、今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。

 議員各位には、連日慎重に御審議願い、御苦労さまでございました。

 これにて閉会いたしたいと存じます。

 市長より閉会のあいさつがございます。

 上田市長。

          (上田 清君登壇)



◎市長(上田清君) 平成21年第3回大和郡山市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御礼とごあいさつを申し上げます。

 9月1日から本日まで17日間にわたりまして、開会をいたしました定例市議会は本日をもちましてすべての日程が終了することになりました。この間、皆様方には本会議並びに各委員会におきまして時間をかけ慎重に御審議をいただき、提案申し上げましたすべての案件につきまして、それぞれ御議決と御認定を賜りましたことに厚く御礼を申し上げます。

 本定例会で審議をいただきましたことに十分留意をしながら、今後の市政運営に努めてまいりたいと存じます。

 政権の移行が行われ、国政の状況も大きく変化する中で、議員の皆様方には、なお一層の御指導と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、平成21年第3回大和郡山市議会定例会の閉会のあいさつとさせていだきます。

 どうもありがとうございました。



○議長(北門勝彦君) これをもって平成21年度第3回大和郡山市議会定例会を閉会いたします。

               午前11時36分 閉会

地方自治法第 123条第2項及び会議規則第81条の規定により署名する。

               大和郡山市議会

                  議  長   北 門 勝 彦 (印)

                   副議長   仲   元 男 (印)

                  署名議員   林   浩 史 (印)

                  署名議員   田 房 豊 彦 (印)