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奈良県 大和郡山市

平成21年  3月 定例会(第1回) 03月18日−04号




平成21年  3月 定例会(第1回) − 03月18日−04号







平成21年  3月 定例会(第1回)






 ◯平成21年第1回大和郡山市議会定例会会議録(第4号)
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          平成21年3月18日(水曜日) 午前10時2分 開議
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議 事 日 程
 日程第1  選挙第1号 奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙について
 日程第2  議案第2号から議員提出議案第1号までの21議案に対する各委員長報告について
       (質疑、討論、表決)
 日程第3  意見書案第1号 特別養護老人ホーム増設に関する意見書(案)について
 日程第4  意見書案第2号 「緑の社会」への構造改革を求める意見書(案)について
 日程第5  意見書案第3号 派遣労働者をはじめとする非正規労働者の雇用を守る意見書(案)につ
               いて
 日程第6  意見書案第4号 現行保育制度の堅持・拡充と保育・学童保育・子育て支援予算の大幅増
               額を求める意見書(案)について
 日程第7  意見書案第5号 「気候保護法(仮称)」の制定を求める意見書(案)について
 日程第8  決議案第1号 奈良社会保険病院を公的施設として存続させるための対策室の設置を求め
              る決議(案)について
       (日程第3 意見書案第1号から日程第8 決議案第1号まで即決)
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本日の会議に付した事件
 議事日程に同じ
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                    出 席 議 員(24名)
                          1番  出 口 真 一 君
                          2番  福 田 浩 実 君
                          3番  甲 谷 悦 夫 君
                          4番  上 田 健 二 君
                          5番  高 橋 朋 美 君
                          6番  林   浩 史 君
                          7番  西 川 健 次 君
                          8番  東 川 勇 夫 君
                          9番  田 村  俊  君
                          10番  北 門 勝 彦 君
                          11番  西 川 貴 雄 君
                          12番  牛 島 孝 典 君
                          13番  尾 口 五 三 君
                          14番  金 銅 成 悟 君
                          15番  吉 川 幸 喜 君
                          16番  池 田 篤 美 君
                          17番  辻 本 八 郎 君
                          18番  田 房 豊 彦 君
                          19番  仲   元 男 君
                          20番  丸 谷 利 一 君
                          21番  遊 田 直 秋 君
                          22番  石 田 眞 藏 君
                          23番  乾   充 徳 君
                          24番  田 村 雅 勇 君
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                    欠 席 議 員(なし)
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               説明のため出席した者
                       市   長  上 田  清  君
                       副 市 長  水 野 敏 正 君
                       教 育 長  山 田 勝 美 君
                        総務部長  吉 村 安 伸 君
                      市民生活部長  萬 田 善 三 君
                   福祉健康づくり部長  矢 舖 健次郎 君
                      産業振興部長  澤 田 茂 利 君
                      都市建設部長  砥 出 恵 市 君
                      上下水道部長  田 中 利 明 君
                       消 防 長  西 本  博  君
                        教育部長  上 田 邦 男 君
                        財政課長  水 本 裕 丈 君
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               事務局職員出席者
                        事務局長  岩 本 正 和
                       事務局次長  岡 田   豊
                       次長補佐兼
                              西 垣 素 典
                   議事係長兼調査係長
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               午前10時2分 開議



○議長(辻本八郎君) これより本日の会議を開きます。

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○議長(辻本八郎君) ただいまの出席議員数は24名であります。

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○議長(辻本八郎君) 議会運営委員会の結果を委員長より報告願います。

 9番 田村議会運営委員会委員長。

          (田村 俊君登壇)



◆議会運営委員会委員長(田村俊君) ただいまから議会運営委員会の結果について御報告申し上げます。

 本日の日程につきましては、日程第1で奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙を行います。次に、日程第2で、議案第2号から議員提出議案第1号までの21議案に対する各委員長報告について、質疑、討論、表決を行います。日程第3から日程第8までの意見書案5件及び決議案1件については即決でお願いいたします。以上が本日の日程でございます。

 議員各位の御協力をお願いいたしまして、報告を終わります。

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○議長(辻本八郎君) これより日程に入ります。

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○議長(辻本八郎君) 日程第1 選挙第1号 奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。

 この選挙は、市議会議員から選出する広域連合議会議員について欠員が生じたため1名を選出することになりますが、2名の立候補があったことから、広域連合議会議員選挙長より選挙の実施依頼があったものであります。この選挙はこの広域連合規約第8条の規定により、関係市議会の選挙における得票総数により当選人の決定をすることになっておりますので、会議規則第32条の規定に基づく選挙結果の報告のうち、当選人の報告及び当選人への告知は行わないこととなります。

 お諮りいたします。

 選挙結果の報告については、会議規則第32条の規定にかかわらず、有効投票のうち候補者の得票数までを報告することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(辻本八郎君) 御異議なしと認めます。

 よって、選挙結果の報告については、会議規則第32条の規定にかかわらず、有効投票のうち候補者の得票数までを報告することに決しました。

 これより投票を行います。

 議場の閉鎖を命じます。

          (議場閉鎖)



○議長(辻本八郎君) ただいまの出席議員数は24名であります。

 投票用紙を配付いたさせます。

          (投票用紙配付)



○議長(辻本八郎君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(辻本八郎君) 配付漏れなしと認めます。

 投票箱を改めさせます。

          (投票箱点検)



○議長(辻本八郎君) 異状なしと認めます。

 念のため申し上げます。

 投票は単記無記名であります。

 お手元に配付いたしました候補者名簿をもとに、投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、議席番号順に1番より順次投票を願います。

          (投票)



○議長(辻本八郎君) 投票漏れはありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(辻本八郎君) 投票漏れなしと認めます。

 投票を終了いたします。

 議場の閉鎖を解きます。

          (議場開鎖)



○議長(辻本八郎君) 開票を行います。

 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に6番 林 浩史君、13番 尾口五三君を指名いたします。

 両君の立ち会いをお願いいたします。

          (開票)



○議長(辻本八郎君) 選挙の結果を報告いたします。

  投票総数      24票

 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。

 そのうち

  有効投票      14票

  無効投票      10票

 有効投票中

  辻本八郎君     10票

  竹森 衛君     4票

 以上のとおりであります。

 ただいまの選挙の結果を奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙長へ報告いたします。

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○議長(辻本八郎君) 日程第2 議案第2号から議員提出議案第1号までの21議案を一括議題といたします。

 本件に関し、各委員長の報告を求めます。

 13番 尾口総務常任委員長。

          (尾口五三君登壇)



◆総務常任委員長(尾口五三君) ただいまから総務常任委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 委員会は、去る3月11日午前10時から開会し、本委員会に付託された1議案について審査をいたしました。

 結果につきましては、お手元の報告書のとおり、原案承認と決しました。

 まず、議案第5号 平成20年度大和郡山市一般会計補正予算(第7号)についての関係部分について理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、退職者の現状についてはに対し、今回の補正予算は退職者10名分で、その内訳は勧奨退職4名、普通退職6名であります。当初が30名でしたので、合わせて40名になりますとの答弁がありました。また、地域活性化・生活対策臨時交付金について繰り越しをする理由及びその使途目的はに対し、この交付金は国の2次補正予算が2月に、財源関連法案が3月に成立したことによるもので、年内に執行ができなかったことが理由であります。また、使途については、地域の活性化に資する目的の事業であれば広く使えることになっておりますとの答弁がありました。また、この交付金を住民税特徴システムの改修費用の財源としている理由はに対し、この制度は平成21年10月より開始されますので、昨年9月の補正予算で課税側のシステムを改修し、次に平成21年度当初予算で収納側のシステムを改修する予定でしたが、今回、この交付金が交付されることになった関係から補正予算として計上することといたしましたとの答弁がありました。また、ふるさと応援寄附金の状況はに対し、市外からの寄附は95名、市内からの寄附は39名で、合計 134名であります。そのうち99名が市職員からの寄附でありますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 以上が審査の概要であります。報告を終わります。



○議長(辻本八郎君) 16番 池田産業厚生常任委員長。

          (池田篤美君登壇)



◆産業厚生常任委員長(池田篤美君) ただいまから産業厚生常任委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 委員会は、去る3月6日午前10時から開会し、本委員会に付託されました10議案について審査をいたしました。

 結果につきましては、お手元の報告書のとおり、いずれも原案承認と決しました。

 まず、議案第5号 平成20年度大和郡山市一般会計補正予算(第7号)についての関係部分、議案第6号 平成20年度大和郡山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について、議案第7号 平成20年度大和郡山市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)について及び議案第10号 平成20年度大和郡山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について、それぞれ理事者より説明を受け、審査に入りましたが、何ら質疑なく、それぞれ採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 次に、議案第13号 平成21年度大和郡山市国民健康保険特別会計補正予算について理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、保険税の滞納世帯の状況及び年金受給世帯の割合はに対し、滞納世帯は平成20年度では 1,571世帯で全体の 11.37%であります。所得の状況は、所得が 250万円以下の世帯は1万 1,608世帯で、全体の84%を占めております。また、年金受給世帯のデータはありませんが、65歳以上の加入者は 8,651名で全体の35%となっておりますとの答弁がありました。また、このままの状況で推移すると、ここ数年で赤字決算になるであろうことが予測される中で、早いうちに方向性を決めていくべきであると思うが、一般会計からの法定外繰り入れについてどのように考えているのかに対し、国保特別会計のみならず、市全体の決算状況も見ていかなければなりません。国保運営協議会の答申があるのは十分承知いたしておりますので、どこまでできるのか検討していくことは必要であると思いますが、平成21年度予算での法定外繰り入れは考えておりませんとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、討論に入り、一委員より反対討論があり、挙手採決の結果、賛成多数で原案承認と決しました。

 次に、議案第14号 平成21年度大和郡山市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について、議案第15号 平成21年度大和郡山市公園墓地事業特別会計予算について、議案第16号 平成21年度大和郡山市老人保健医療事業特別会計予算について及び議案第19号 平成21年度大和郡山市後期高齢者医療事業特別会計予算について、それぞれ理事者より説明を受け、審査に入りましたが、さしたる質疑なく、それぞれ採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 次に、議員提出議案第1号 大和郡山市路上喫煙防止条例の制定について、提案議員より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、この条例の目的の一つである「青少年の健全育成」と「市民等の健康増進」とはどのような意味かに対し、その他の喫煙率は下がっているのに未成年者の喫煙率は上がっており、その原因が受動喫煙であると考えられること、また、たばこの煙は吐き出す副流煙に有害物質が多く含まれ、それが吐き出されるたびに四方に拡散するため、受動喫煙することで健康被害が想定されるという理由から、青少年の健全育成と市民等の健康増進を条例の目的に掲げておりますとの答弁がありました。また、受動喫煙という観点から本市に当てはめてみた場合の具体的な考えはに対し、本市ではお城まつりなど多くの人が路上を往来するような場合が考えられますが、具体的には禁止区域を設ける必要がある場合は、委員会を設置し、検討することになりますとの答弁がありました。また、委員会の目的とはに対し、禁止区域を設けない場合は委員会が必要とは考えておりませんが、市長の判断によって必要があれば、この条例に基づき設けることができますとの答弁がありました。また、喫煙することで他人に迷惑をかけないということはマナーの問題であって、今すぐに条例を制定するのではなく、喫煙者の意見なども聞いた上でもう少し検討することは考えられないのかに対し、路上喫煙は第一にマナーの問題であり、マナーを守りましょうで防止できるのであれば一番よいと思います。しかし、現実に路上喫煙がある以上、路上喫煙をしないように、またやむを得ず喫煙する場合でも多数の人などが集まる場所は避けてくださいという条例を早急に制定すべきであり、禁止区域まで早急に指定すべきであるという考えではありませんとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、討論に入り、賛成、反対それぞれ討論があり、挙手採決の結果、賛成多数で原案承認と決しました。

 以上が審査の概要であります。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、御報告を終わります。



○議長(辻本八郎君) 18番 田房教育福祉常任委員長。

          (田房豊彦君登壇)



◆教育福祉常任委員長(田房豊彦君) ただいまから教育福祉常任委員会の審査の経過と結果について御報告を申し上げます。

 委員会は、去る3月9日午前10時から開会し、本委員会に付託されました6議案について審査をいたしました。

 結果につきましては、お手元の報告書のとおり、いずれも原案承認と決しました。

 まず、議案第2号 大和郡山市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定について、理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、この基金は平成24年3月31日限りでその効力を失い、残額がある場合は国庫に返還することとなっているが、保険料の負担軽減という趣旨からは残額が生じないようにするのが望ましいと思うが、そのための対策はに対し、現在の国の考え方では、基金から特別会計に繰り出した分については返還の対象とならず、市において管理することになります。その後、決算において余剰金が生じた場合には、介護給付費準備基金に積み立てするという方策を考えておりますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 次に、議案第5号 平成20年度大和郡山市一般会計補正予算(第7号)についての関係部分及び議案第9号 平成20年度大和郡山市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について、それぞれ理事者より説明を受け、審査に入りましたが、何ら質疑なく、それぞれ採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 次に、議案第11号 大和郡山市介護保険条例の一部改正について、理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、今回の保険料改定に当たって、介護給付費準備基金の取り崩し額とその残高はに対し、残高は約3億 4,000万円で、取り崩し額は 3,444万円の予定ですとの答弁がありました。また、取り崩し額をふやして第1から第4段階の保険料を減額できないのかに対し、第1から第4段階の保険料は政令に基づく標準割合により決定しておりますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 続いて、議案第17号 平成21年度大和郡山市介護保険事業特別会計予算について、理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、この予算では市独自の新規事業は計上しているのかに対し、新規事業は計上しておりませんとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 次に、議案第18号 平成21年度大和郡山市介護サービス事業特別会計予算について、理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、ケアプランを作成している人数の推移はに対し、平成21年1月末で 572名、平成20年3月末で 536名、平成19年3月末で 383名となっておりますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 以上が審査の概要であります。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。



○議長(辻本八郎君) 11番 西川建設水道常任委員長。

          (西川貴雄君登壇)



◆建設水道常任委員長(西川貴雄君) ただいまから建設水道常任委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 委員会は、去る3月10日午前10時から開会し、本委員会に付託されました5議案について審査をいたしました。

 結果につきましては、お手元の報告書のとおり、いずれも原案承認と決しました。

 まず、議案第4号 市道路線の認定について、理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、同じ自治会の中で今回認定になっていない道路が2カ所あるが、その理由はに対し、1カ所は私道であり専用通路になっているため、移管の対象外であります。もう1カ所は底地整理ができていないため認定しておりませんが、今後正式な書類が提出されましたら認定できるように努力いたしますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 次に、議案第5号 平成20年度大和郡山市一般会計補正予算(第7号)についての関係部分について、理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、藺町線街路事業に係る最近の土地取得費の平米当たりの単価はに対し、今年度も前年度と同額で、1平米当たり約12万円でありますとの答弁がありました。また、事業の完成見込みはに対し、先日事業認可を延長し、平成23年3月末までとしております。担当課といたしましては、平成21年度に用地取得、平成22年度に工事を行い、ぜひとも期間内にやり遂げたいと考えておりますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 次に、議案第8号 平成20年度大和郡山市土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について、理事者より説明を受け、審査に入りましたが、さしたる質疑なく、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 次に、議案第20号 平成21年度大和郡山市水道事業会計予算について、理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、この予算での県水と自己水の比率及び1立方メートル当たりの単価はに対し、比率は県水が55.9%、自己水が44.1%になっております。また、単価は税抜きで県水が 145円、自己水が45円でありますとの答弁がありました。また、水道事業の今後の見通しはに対し、ここ数年、年間 8,000万円から 9,000万円の収入が落ち込んでいる中、来年度の予算では 100万円程度の黒字を見込んでおります。ただし、これはイオンの出店を反映した部分もあり、その延期という話が聞こえてくる中では赤字になるという展望も持たざるを得ません。また、大滝ダムが平成25年度には完成されるとのことですが、それによる受水費の見通しも立たないところであります。今後もさらなる経営努力を続けながら、事業全般を見直していきたいと考えておりますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 続いて、議案第21号 平成21年度大和郡山市下水道事業会計予算について、理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、企業債の償還見込みは、また、高金利の債権の整理はどのようになっているのかに対し、今の整備事業費を維持していけば、毎年約12億円を返済し、新たに約9億円を借り入れることになりますので、約3億円程度減っていくことになります。また、高金利の債権は平成19年度に対象になるものはすべて借りかえておりますとの答弁がありました。また、他会計補助金と他会計負担金の使い分けはに対し、どちらも一般会計からの繰入金ですが、他会計負担金は総務省の繰り入れ基準に基づく基準内の繰入金であり、他会計補助金は市が任意で行う基準外の繰入金でありますとの答弁がありました。また、企業努力という面でも今後どのように考えていくのかに対し、今後、部内で組織などを見直し、人員の削減により経営の効率化を図っていきたいと考えております。また、工事についても最少の経費で最大の効果を上げるように効率的な事業執行を図ってまいりたいと考えておりますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、討論に入り、賛成、反対それぞれ討論があり、挙手採決の結果、賛成多数で原案承認と決しました。

 以上が審査の概要であります。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。



○議長(辻本八郎君) 10番 北門長期保有土地問題改革特別委員長。

          (北門勝彦君登壇)



◆長期保有土地問題改革特別委員長(北門勝彦君) ただいまから長期保有土地問題改革特別委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 委員会は、去る3月11日午後1時から開会し、本委員会に付託されました1議案について審査いたしました。

 結果につきましては、お手元の報告書のとおり、原案承認と決しました。

 まず、議案第3号 財産の価格を低減して売却することについて、理事者より説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑については、用途指定期間を過ぎれば自由に処分できるのかに対し、買い戻しの期間については、民法の規定により最長10年となっておりますとの答弁がありました。また、集会所の建設計画は把握しているのかに対し、資金繰りはおおむね把握しておりますが、建設の詳細については、今後総会で決定するものと聞いておりますとの答弁がありました。また、今後、これと同様な事例があった場合には、また価格を低減して売却するという考えはあるのかに対し、今回の件は売却先が自治会であること、保育所運営に支援を受けたこと、また土地の寄附をいただいていることから価格を減額しておりますが、今後については、その都度、対応していくことになるものと考えておりますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。

 以上が審査の概要であります。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。



○議長(辻本八郎君) 10番 北門予算特別委員長。

          (北門勝彦君登壇)



◆予算特別委員長(北門勝彦君) それでは、ただいまから予算特別委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 委員会は、去る3月12日と13日の2日間にわたり開会し、当委員会に付託されました議案第12号 平成21年度大和郡山市一般会計予算について審査をいたしました。

 結果につきましては、お手元の報告書のとおり、原案承認と決しました。

 最初に市長からあいさつがあり、続いて予算案、関係資料、債務負担行為及び給与費全般について、それぞれ説明を受け、一括して質疑に入りました。

 その主な質疑について、市税の減に対する対処ということで、人口が減らないような手だてをどのように考えているのかに対し、税収が減るということになりますと、市としては歳出も減らしていくということになりますが、市民サービスの部分を減らすのではなく、管理部分を中心に見直しをかけて行財政改革をやっていくことが第1点だと思います。それから、昨年夏に立ち上げました定住促進事業がございます。総合計画では10年後の人口がおおむね8万 7,000人ぐらいに減るのではないかと想定しておりますが、何とか9万人を維持したいと努力しているところです。その中で、一番表に上げておりますのが子育て支援でございます。定住促進、子育て支援をあわせながら人口の流出を避けていくような事業をしてまいりたいと考えておりますとの答弁がありました。また、退職者のピークについてはに対し、退職者の状況といたしましては、いわゆる団塊の世代ということですが、昨年度が54名、今年度が40名でございます。21年度が20名、22年度が24名、23年度が29名ということで、昨年とことしがピークということでございますとの答弁がありました。また、職員数と再任用についてはに対し、平成7年は一番人口が多かったということで 943名の職員数でございました。平成18年4月から 769名の体制で、平成21年4月から 700名を切る 695名の予定でございます。これは、国の集中改革プラン、それとリメイクの取り組みの中で新規採用を抑えさせていただきました。その反面、再任用制度がございますので、採用させていただいておりますが、現在42名でございますとの答弁がありました。

 続いて、歳出について、各款ごとに説明を受け、審査に入りました。

 その主な質疑につきまして、まず、議会費について個人研修と常任委員会研修、議会運営委員会研修の予算額はに対し、個人研修費は1人25万円ということでありますので、24名で年間 600万円で、常任委員会と議会運営委員会は1人10万円ということで組んでおりますので 340万円、合わせて 940万円でございますとの答弁がありました。また、講師謝礼の使途についてはに対し、講師招聘に伴う謝礼金として議会改革特別委員会の中で予算要求をすると決められましたので、それを受けまして予算要求をいたしましたとの答弁がありました。

 次に、総務費について、また総合計画策定についての詳細はに対し、平成18年度から第3次総合計画が始まっております。俗に基本構想と申しまして、10年間の基本構想を報告いたしました。そのときに前期の基本計画ということで18年から22年までの5年間の計画を施行しているところです。後期基本計画を策定するに当たりましては、もちろん、現状の分析をやりましてこの5年間の検証もやった中で進めていきたいと考えております。また、検証につきましては、この予算をもとに21年度、22年度も含めまして担当課、担当職員、幹部も含めたプロジェクトをつくり、そこへ市民も参加していただいた中で進めてまいりたいと考えておりますとの答弁がありました。

 また、まちづくりアイデアサポート事業申請状況はに対し、平成18年度から始まっておりまして、3年間が経過しようとしております。基本的には労力はボランティアで、それに付随する経費は市が持ちましょうということで、上限30万円を目安に申請をいただいております。18年度は9団体で9事業が申請され認可されております。19年度は10団体で11事業、20年度は10団体で12事業でございました。今後、もっと事業を膨らませるためには何が必要かという中で議論をしていただき、拡充に努めていきたいと思っておりますとの答弁がありました。

 次に、民生費について、福祉タクシー助成の運用状況についてはに対し、現在、身体障害者の下肢、視覚、内部障害者の手帳3級までの方を対象に助成を行っております。年間48枚のタクシー券の助成を行っておりまして、身体障害者におきましては 888名の対象がございます。また、知的障害者については27名でございます。21年度より精神障害者の1級の方の拡大を図る予定をしておりまして、対象者は約20名でございます。それと、タクシーの初乗り運賃の助成を行っていたものを21年度から 600円の補助となる予定でございますとの答弁がありました。

 次に、衛生費について、また妊産婦健康診査負担金の内訳についてはに対し、妊産婦健康診査の健診回数を5回から14回への拡充につきまして、全市町村が統一した方法でということで奈良県と県医師会とで協議を重ねていただき、3月9日の会議で合意を得たところです。最終的に決定しておりませんでしたので、当初予算は20年度と同様の5回分で組んでおります。方針が決まりましたので、事務的な部分も含めまして予算的には補正により早急な対応を考えていきたいとの答弁がありました。また、産婦人科1次救急体制整備負担金の内訳についてはに対し、奈良県では平成20年2月から輪番制及び当番制によりまして、休日、夜間の救急体制の確保に努められており、この体制に係る事業費約 8,200万円のうち4分の1を各市町村で案分し、負担を行うものでございます。北部では奈良市立病院、近畿大学病院、奈良社会保険病院の3カ所と聞いておりますとの答弁がありました。

 次に、農林水産業費について、農業活性化事業の内容についてはに対し、農業活性化事業のPR、イベントを行うことによって、市内の農業水産を取り巻く諸問題を解決するために、平成19年度よりピカメッセへの参加協賛等を行っております。また、農業設立事業といたしましては、農業体験のために新町で60区画、上三橋で4区画の貸し出しを行っております。それと、菜の花プロジェクト等を行っておりますとの答弁がありました。

 また、土地改良工事の内容についてはに対し、水と農地活用促進事業では、農道の整備といたしまして伊豆七条町、用排水路の整備といたしましては、馬司町、横田町、新木町の3カ所を予定しております。むらづくり交付金事業におきましては、池之内町でゲートの設置、新木町で深井戸のポンプ、小南町と若槻町ではため池のフェンスの設置を計画しておりますとの答弁がありました。

 次に、商工費については、昭和工業団地実態調査業務委託料と農商工連携振興事業委託料の内訳についてはに対し、昭和工業団地の中の空きスペースの調査、各企業の情報収集、集計したデータの整理をいたしまして、企業の活性化なり企業誘致に活用したいということで、緊急雇用創出事業として雇用するものです。また、農商工連携振興事業は、本市産業振興の中心的な役割を担っている市の商工会で地域特産品の販路の拡大、昭和工業団地や地場産業の連携によります新製品の開発等を実施するということで、ふるさと雇用再生事業として雇用を予定しているところでございますとの答弁がありました。また、経営相談業務等委託料の相談件数はに対し、市内経営者等への経営相談として中小企業診断士が助言・指導を行っております。市の商工会へ委託をしておりまして、19年度は66件、20年度では48件の申請がございますとの答弁がありました。

 続いて、土木費の主な質疑として、九条公園駐車場整備事業の内容についてはに対し、現在、グラウンドの利用者と公園、プールの利用者が使用しております。グラウンド駐車場を平城遷都1300年祭の開催に伴う駐車場として整備し、奈良県に貸し出します。祭典期間の約1年4カ月の間は使用禁止になりますので、公園とプール利用者の駐車場を九条公園の中で約60台から70台分の仮設駐車場を設けていきたいと考えておりますとの答弁がありました。また、小規模住宅地区改良工事の進捗状況についてはに対し、買収戸数 216戸に対しまして契約戸数 193戸、契約率にいたしまして90%でございます。事業執行は 156億円に対し、 103億円の事業執行をいたしております。率にして約66%でございます。公社の先行取得分が11億 6,000万円ですので、合計が 114億 6,000万円、率にして73%でございます。改良住宅につきましては、現在38戸ができておりまして、すべて入居いただいております。20年度予算分が6戸、9月補正分が2戸、21年度予算分6戸を合わせますと52戸となります。また、仕様書の見直しにより設計額が1戸当たり 100万円の減となっておりますとの答弁がありました。

 次に、消防費の主な質疑については、消防職員の推移についてに対し、19年度は条例定数96名に対しまして定員が92名で充足率が96%、20年度は条例定数96名に対しまして定員が88名で充足率が92%、21年度では条例定数が96名に対しまして定員が81名で充足率にいたしましては84%となる状況でございます。また、近隣の生駒市、天理市、奈良市では充足率は96%以上を維持されていますとの答弁がありました。また、消防職員の採用についてはに対し、18年度、19年度で5名ずつ退職者がございましたので、5名を補充、新規採用をいたしました。今後、21年度の定年退職につきましては5名、22年度は3名ということで、現体制でいけるかどうか消防本部と十分協議しながら今後も進めていきたいとの答弁がありました。

 次に、教育費の主な質疑については、矢田南小学校運動場芝生化事業についての詳細はに対し、この事業は奈良県のモデル事業で全額補助の交付を受けて実施いたします。当小学校はかねてより芝生化に関心が高く、非常に積極的で既に学校、PTA、地元、地域ボランティアなどで芝生化推進協議会を結成されている点で同校を選定いたしました。移植の面積は運動場の 9,000平米のうち約 8,000平米を計画しております。芝生化の実現といたしましては、運動会の実施のころを予定しておりますとの答弁がありました。また、小学校費の工事負担費の内容についてはに対し、小学校4校の体育館補強工事でございます。実施時期はいずれも21年の夏休みを予定しておりまして、工期は2カ月程度かなと思っておりますとの答弁がありました。

 また、図書館の図書購入計画についてはに対し、平成19年度末で18万 927冊でございました。21年度の購入冊数につきましては、20年度の実績から見ますと、 5,500冊は購入できるかと思っております。また、本の盗難等についてどれくらいの被害があるのかに対し、ことしの業者の点検では1年間に約 700冊ぐらいとなっております。貸し本の回収にはできるだけ早く督促を行うなどの手だてをして回収に努めてまいりたいとの答弁がありました。

 次に、歳入について、小規模住宅地区改良自力建設等用地売払収入で自力建設の状況についてはに対し、自立建設用地売払収入は、21年度で2区画、402.97平米で単価が7万 5,297円で、 3,034万 2,000円を計上しております。現在、分譲住宅は15宅地を造成しております。そのうち6宅地が売れております。分譲住宅は17年度まで造成いたしましたが、その後は造成いたしておりません。未契約者が23件ございまして、交渉の過程で分譲住宅を勧めておりますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了しました。

 続いて、田村雅勇委員より修正案の提出があり、各委員に配付後、提出委員から説明を受け、質疑に入りましたが、審議中に遊田直秋委員から同趣旨の修正案の提出があったため、田村雅勇委員より取り下げの申し出があり、全員異議なく承認いたしました。

 次に、遊田直秋委員から説明を受け、質疑に入りました。

 その主な質疑については、今後、財政状況がよくなったときには、また研修費用の予算化をすればよいという考え方かに対し、研修が無駄であるからやめるということではなく、今の経済状況などを考えてやめるべきであるということでありますとの答弁がありました。

 以上で質疑を終了し、討論に入り、原案に反対、賛成の討論がそれぞれあり、また修正案には反対の討論がありました。

 次に、採決に入り、まず修正案について採決を行った結果、可否同数となり委員長裁決により、賛成少数で不承認と決しました。

 次に、原案について採決を行った結果、挙手多数で原案承認と決しました。

 以上が本委員会における審査の概要であります。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。



○議長(辻本八郎君) ただいまの各委員長報告に対する質疑に入ります。(「議長、動議提出」「賛成」と呼ぶ者あり)何。(「動議提出」と呼ぶ者あり)動議。

 暫時休憩します。

               午前10時56分 休憩

               午前11時33分 再開



○議長(辻本八郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 ただいまの各委員長報告に対する質疑に入ります。

 御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(辻本八郎君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終了いたします。

 これより討論に入ります。

 討論の通告がありますので、通告者の発言を許します。

 4番 上田健二君。

          (上田健二君登壇)



◆4番(上田健二君) 議案第12号 平成21年度大和郡山市一般会計予算について、議案第13号 平成21年度大和郡山市国民健康保険事業特別会計予算について、議案第21号 平成21年度大和郡山市下水道事業会計予算について、以上3議案に反対する立場から討論を行います。

 昨年秋以降、日本経済はかつて経験したことのないスピードで悪化しています。派遣切りで職と住居を同時に失う労働者が急増し、資金繰りの悪化や仕事の減少で中小企業が苦しめられるなど、国民はまさに悲鳴を上げています。

 ところが、麻生政権が初めて編成した09年度予算案は、こうした国民の悲鳴に全くこたえていません。それどころか、日本経済の脆弱さに根本にある大企業中心、アメリカ追随の経済路線にしがみつき、そのツケを消費税増税で国民に押しつけるレールを敷こうとしています。週刊現代によると、小泉改革の大罪と日本の不幸の主題に、格差社会、無差別殺人、すべての元凶は市場原理だという副題のついた文章を寄稿している中谷巌氏は、アメリカハーバード大学に留学し、31歳で経済学者博士号を取得し、帰国した後、規制緩和推進派の気鋭の経済学者として注目を集め、その主張は国の政策にも大きな影響力を与えてきました。小泉構造改革を演出した竹中平蔵氏とも主張的に近く、中谷氏もこれまでグローバル資本主義信奉者の一人とみなされてきた。その中谷氏が、「私は、今、これまで自分の主張が誤りだったと率直に反省しています。1990年代、細川内閣や小渕内閣で首相の諮問機関のメンバーだった私は、規制緩和や市場開放の旗を熱心に振り続けました。小泉構造内閣は日本にアメリカ流のグローバル資本主義を持ち込みました。間接的にですが、その改革に参画した私は、小泉、竹中氏同様、日本社会の構造改革を持ち込んだ張本人なんです。しかし、行き過ぎた構造改革は、日本社会のよき伝統を壊す強烈な副作用を生み出しているように思われます。貧困層の増大、異常犯罪の増加、ぬくもりある社会の喪失などです。これはいけないと私はみずからの主張が誤りだったと悔恨の念を持っています。すべての改革が不要だったと言っているわけではありません。ただ、改革は人々が幸せになるための手段です。構造改革で人は幸せになれたのでしょうか。多くの人々を不幸に陥れてしまう改革は改革とは呼べないのです」とざんげをしています。

 また、日本が戦後急激に経済を伸ばしてこられたのは、高い能力を持った一般庶民が活力を持って元気いっぱいに働いてきたからです。競争激化に伴って日本企業は雇用改革に踏み切りました。労働コストを削減するために、従業員を正社員とそれ以外の派遣労働者、パート従業員とにと完全に分断してしまいました。正社員を非正規従業員に切りかえていった企業は、確かに労働コストを下げ、利益率を上昇させることには成功しました。

 しかし、その一方で、この改革は企業の一体感を損ない、また年収 200万円以下の低所得者層を大量に生み出しました。秋葉原の無差別通り魔殺人事件の犯人は、自動車メーカーの下請企業に派遣された非正規従業員でした。もしも彼が立場の安定した正社員であったなら、あのような悲惨な事件を起こすことはなかったのではないか、私はそう思えて仕方がありません。

 小さな政府、自己責任、市場原理を標榜するいわゆる新自由主義は、確かに世界経済を活性化しました。しかし、個人の自由を公益の利益に優先させるこの思想は、世界経済をリーマンショックを初めとする現在の恐慌状態の追い込んだだけではなく、社会の疲弊と人々の連帯感の喪失をもたらしました。小泉流の自己責任論は、道端で食べる物に困っている人に対して、そうなったのはあなたの責任だ、頑張って働けば食べ物も買えるようになるんだから自力で何とかしなさいというようなものです。弱者に対する配慮を失っているのは現首相の麻生さんも同じです。なぜ、何でおれが、たらたら飲んで食べて何もしないやつの医療費を払わなけりゃいけないんだという信じられない言葉を発していると記事に書かれ、中谷氏は批判をしております。今、政府が進めてきた政策が間違いであったと指摘する声が政策を進めてきた中枢の人々、人物から出てきているのです。あの小泉改革は一体何であったのか問われる事態になっています。

 このようなときに、2009年度の国家予算は一般会計の歳出総額が88.5兆円と08年度当初予算に比べ 5.5兆円ふえ、過去最大の規模となりました。他方、税収は約46兆円にとどまり、08年度当初予算より7兆 4,510億円に落ち込む見込みです。この結果、国債の発行額は08年度当初予算を約8兆円上回る33.3兆円となり、4年ぶりに30兆円の大台を超えることになりました。政府が財政再建に向けた足がかりと位置づける基礎的財政収支は、赤字幅が22兆円前後と大幅に悪化し、国と地方を合わせて2011年度に黒字化するという政府の目標は事実上不可能となっています。国と地方を合わせた長期債務の残高も09年度末は 804兆円に達する見込みです。09年度最大の特徴は、地方交付税で1兆円の増額の措置がとられていることです。

 しかし、この増額の前提である歳出削減の要素は、職員削減や給料の引き下げ、市単独事業の削減などです。総務省は平成21年度地方団体の歳入歳出総額の見込み額や財政課長内簡などを見ていくと、国は集中改革プランに基づく職員と給与の削減を進め、既存の一般行政費を1%程度切り詰め、市単独の建設事業は3%程度減らすことを求めることになります。しかし、その一方で、市単独の建設事業費を削減すると、その分地方交付税が削減することになります。

 その一方で、大和郡山市の財政状況といえば、前年度に比べ 3.6%減の総額 261億 7,000万円になり、景気悪化の影響で法人市民税は20.7%減と見込んだことから、財政調整基金など基金から5億円繰り入れたほか、市債の発行が前年度比17.5%増の20億 3,460万円となり、平成4年以降の緊縮財政となっています。平成21年度予算案は、小中学校校舎・屋内運動場耐震補強計画及び実施計画事業、放課後児童健全育成事業、小児医療費助成給付事業、地域支え合いデイハウス事業、コミュニティバス運行事業、妊産婦健診事業、少人数学級、学校事務職員の配置などなど、一定の評価はできるものであります。

 しかしながら、賛成できない問題も残されています。

 旧同和対策事業の小規模住宅地区改良事業は、平成10年に 117億円でスタートし、途中見直し、改良事業は54戸から 100戸へと拡大して事業が肥大化しています。さらに、昨年6月議会では突如西田中住民からも異論のある防災公園に名をかりた新たな公園計画を発表しました。3億 4,000万円上乗せをして、 155億 4,000万円になる計画で、期限も平成21年度から26年へと延長されました。改良事業をめぐる問題の一つに残有空き地の問題があります。この残有空き地の発生している原因は、改良住宅の安易な増加と地区外の転出などがあります。若い年齢層を中心とした人口流出が顕著になっているのは大変貧しい環境で生きていかなければならなかった歴史から、地域から抜け出したい、せめて子供や孫には同じ苦労をさせたくない、そのような思いから高齢者だけが取り残されてしまう、そのような現状があります。これまで培ってきた隣近所づき合いがこの事業でずたずたになり、地域活力を減退させ、コミュニティーを崩壊寸前の状況にしてしまう悪循環に陥ってしまっているのが今日の現状ではないでしょうか。残有空き地を欺瞞するために防災公園という名の無駄遣いをしようとするのではないでしょうか。財政が厳しいときに本当にこの場所に防災公園が必要なのか。防災公園を隠れみのにした税金の無駄遣い、残有空き地隠し、問題があると指摘し、中止を求めてきました。土地の買収も進んでいるようですが、建物を取り壊してまで公園を、また、またさらにつくる必要があるのか、公園をつくり防災設備を設置すると言えば、聞こえはきれいかもしれませんが、残有空き地隠し、全く市民の願いを軽視した税金の無駄遣いであることは明らかです。豪華な改良住宅については1戸当たり 2,500万円から 2,300万円へとコストの削減には一定の努力はされていますが、 100年来の大不況と言われる中で大きなしわ寄せが市民にのしかかっているときに、抜本的な見直しが必要です。鉄筋コンクリート2階建てを鉄骨や木造あるいは中層など、工法や設計を変更して建設費の削減を図るべきです。

 以上のような理由から、この一般会計予算案は一括採決であるために反対とさせていただきます。

 大和郡山市国民健康保険事業特別会計予算については、再開日の答弁によると、年収 250万円以下の人が1万 1,600世帯で全体の84%を占め、昨年の81.8%から 2.2ポイントもふえています。また、資格証発行は 340世帯、短期保険証は 818世帯に上っています。ある御夫婦は、「年金暮らしで少ない年金の中から介護保険や国保税、家賃を払いながらも細々と暮らしている。国保税が高い、もう少し安くならないか。食費を削って払っています」と嘆いています。ある商売人さんの方は、「売り上げが減ってどうしようもない。店のローンは残っているし、国保税、何とかならないのか」、このような相談もよく聞きます。低所得者が多く加入する国保は、国の適切な財政支出があってこそ成り立つ医療制度です。

 ところが政府は、1984年の国保法改定で国庫負担率を45%から38.5%へ削減したのを初め、国の責任を後退させてきました。さらに、この不況の中、物価高の影響などで加入者の負担がふえてきているのにもかかわらず、国保税が上がり、払いたくても払えない。滞納者がふえる悪循環を繰り返すことになります。

 このように、大変なとき、今こそ議会決議を尊重し、国保運営協議会の趣旨にのっとり一般会計から法定外繰り入れをすべきですが、今回の答弁では法定外繰り入れは考えていないと答弁し、これまでよりさらに大きく後退した答弁となりました。

 以上の理由から反対とさせていただきます。

 下水道事業会計予算については、昨年12月議会で料金値上げの条例に反対をしました。これは平成19年12月議会で値上げを否決された時期よりもさらに景気は悪化しています。現在の使用料金は県内と比べてもかなり低くなっており、2年間をかけ段階的に引き上げるという一定の配慮は認められます。

 しかし、アメリカ発の金融危機に端を発した景気悪化が暮らしに深刻な打撃を及ぼしています。新聞各紙の報道でも深刻な状況になっています。また、雇用の問題でも深刻です。理解が得られるものではありません。また、先日の一般質問では、公共下水道事業の供用地域の未接続世帯が約 3,300戸放置されております。値上げをする前に企業努力が求められています。

 以上の理由から反対とさせていただきます。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、反対討論とさせていただきます。



○議長(辻本八郎君) 14番 金銅成悟君。

          (金銅成悟君登壇)



◆14番(金銅成悟君) 議案第12号 平成21年度一般会計予算について、政友会を代表して賛成の立場から討論を行います。

 平成21年度の国の予算規模は、前年度に比べ 1.6%の増、奈良県の予算規模は 3.7%の増となっている中、本市においては予算額 261億 7,000万円、対前年比9億 3,000万減となっております。これはアメリカ発の世界的な経済危機の影響から、21年度における市税収入が 132億 5,539万 8,000円と対前年度比マイナス 1.8%との見込みを受けたものであり、特に法人市民税では、マイナス20.7%の3億 9,408万 8,000円の大幅な減額が本市の新年度予算に悪影響を及ぼしていることは言うまでもありません。

 しかし、そのような厳しい状況の中にあっても、市長は大量の職員退職に最低限度の補充で対応し、少数精鋭の体制でこの難局を乗り越えられようとしていることを評価したいと思います。

 それでは、何点かの事業施策につきまして、その所感を述べたいと思います。

 最初に、小中学校の耐震化であります。

 いつ発生するかわからない災害、特に東南海・南海地震等に対する備えとして、本年度に引き続き避難所としても指定され、次代を担う子供たちが過ごす小中学校の体育館や校舎の耐震補強を最優先で着手されたことは、安全・安心のまちづくりにとっては大変重要なことであります。国からの補助があるとしても、大変な経費がかかる事業でありますので、さまざまな他の事業との優先度を考慮され、何よりもこの事業をやると決断された市長のリーダーシップは大いに評価されるものであると同時に、短期間で事業展開される担当職員方の大変な御苦労かと思うところでもございます。安全に、そして早急に本事業が終了するよう願っております。

 次に、子育て支援であります。

 近年、本市の人口は減少傾向にあります。市の総合計画でも9万人を維持する施策として子育て支援を位置づけておられます。少子化の原因は、晩婚化、未婚化、また出生率の低下があり、その背景には、仕事と子育てを両立できる環境整備のおくれや、経済的不安定の増大などが指摘されておりますが、市長は、昨年、サンライフ施設を廃止され、保育園に転用するという思い切った事業展開を提案され、21年度では施設整備補助による保育園の定員増を図っておられます。これは、子供を産んで育てながら仕事を続ける女性方にとって大変大きな支援になることでしょう。しかもサンライフ施設の既存のトレーニング室を三の丸会館に移設し、そして数々の主催講座を他の公共施設で引き続き開催するなど、細部にわたってのお心遣いが感じられます。私は、かねがね大和郡山市10万人都市構想を語ってまいりましたが、時代は少子化、人口減少と相反する傾向にあるわけで、市長のこのような子育て支援施策といいますか、安住のための促進施策が実を結び、市民に浸透すれば、再び右肩上がりの人口増となるのではないかと期待するところであります。

 今後におきましても、市民全体にとって何が最も有用かを適切に見きわめていただきまして、大いにリーダーシップを発揮していただきたいと思っております。

 次に、土地開発公社の健全化であります。

 平成19年度から土地開発公社の所有する、いわゆる塩漬け土地の買い戻しや利子の補てんを実施しています。積極的に当該土地をインターネットオークションなどに公募され、土地を売却しようとされています。何分、本年度の事業は不況の影響を受け、売り払うことはできませんでした。

 しかし、この土地開発公社の健全化は、本市の明るい未来につながることは言うまでもありません。どうか計画的に進めていただきたいと願います。

 そして、定額給付金についてであります。

 これは直接予算にかかわらない部分かもしれませんが、市長は、県下でも早いうちに定額給付金交付事業に積極的に対応され、職員による専門チームをつくられました。そのことが功を奏して、県下12市でも一、二の速さで市民に対し定額給付金を交付されようとしています。定額給付金に対する賛否は別にして、市民サービスのために惜しまぬ努力をされた市長に対し大いに敬意を表し評価するものであります。

 さて、市長は、本年度新たな任期に挑戦をされようとしておいでですが、新年度に予算を作成するには余りにも現状は厳しく、市民の要望に的確にこたえることはできないものであったかもしれません。しかしながら、上田市長のリーダーシップを発揮しためり張りのある予算で、苦渋の選択がかいま見られる内容であると高く評価をするところであります。

 どうか議員各位の賛同をお願いいたしまして、政友会を代表して賛成討論とします。ありがとうございました。



○議長(辻本八郎君) 24番 田村雅勇君。

          (田村雅勇君登壇)



◆24番(田村雅勇君) 議案第12号 平成21年度大和郡山市一般会計予算について、賛成討論を行います。

 予算特別委員会の冒頭のあいさつで、市長は、経済危機を如実に反映して法人市民税の収入見込み額が大幅に減少となり、今後も景気の下降局面がさらに厳しく長くなることも留意しなければならなく、それに普通会計の4年連続の赤字決算の厳然たる事実は、地方財政健全化法の施行で行財政改革に不断の努力が求められる。土地開発公社の健全化も計画にのっとって進めていかねばならず、これらが一般会計の圧迫要因となって減額予算を組まざるを得なかったと、本市の21年度の予算編成の苦しいところを述べました。

 今、世界じゅうが大不況の真っただ中にあります。世界を牽引するアメリカの経済もマジック的な証券化商品の潜在的な損失がこれから実現象になってあらわれ、仮に2年後に景気が下げどまってもゼロ成長になるだけのことで、不況から抜け出せるのはまだまだ先になるとのことであります。

 日本も深刻な不況で需要不足が甚だしく、ために、国は平成20年度の第1次、第2次の補正予算で、また21年度当初予算で、今またなお追加予算を組んで、なりふり構わず財政支出をして需要喚起し、景気の回復を図ろうとしております。

 そんな渦中の3月14日、主要20カ国・地域財務相・中央銀行総裁会議は、財政出動は成長と雇用に極めて重要な支援を与えている。各国が共同して取り組むことの意義を強調する共同声明を採択して、財政出動することの後押しをしました。国はもとより、奈良県を初め市の中でも、不況対策のためにとして増額予算を組んだところもありますが、しかし、よく辛抱して少しでも財政の健全化を図ろうと減額して予算編成した姿勢はまことに正なりでした。ここに本予算を賛成する大前提があります。

 さて、これから世界各国は共同歩調して財政出動することになっておりますが、しかし、これによる財政の悪化は避けられず、日本では景気が回復した暁には増税が待ったなしになることになっております。しかし、増税の前にやってもらわなければならないことがあります。国家公務員の天下りや渡りの仕組み、外郭団体、財団法人等の特殊法人や独立行政法人との解散・整理等の改革であります。聞けば聞くほど、知れば知るほど彼らの専横ぶりに腹が立ちます。随意契約で事業を丸投げして、天下り先を優遇し、そこへ天下る。埋蔵金をため込んでみずからの身分保障を図り、そこでの仕事も、これもまた身内への外注で、組織を構築する巧妙な仕組みをつくり上げています。人事院の総裁の席も天下り・渡りを繰り返した後の着くところで、ここで生涯所得が5億、6億にもなる甘い汁となります。他の数多くの天下り先・渡り先の保全確保に働き、みずからの職責を安全ならしめて、決して改革するはずがないのであります。一体国の政治は何をしているんでありましょうか。

 それはともかくとして、かつて国の求めに応じて行った不況対策、事業費を交付税に算入して補てんするという約束が三位一体の改革で翻弄され、これが財政悪化の背景となりました。そればかりではなく、国の地方財政政策は、不況が来ないことが前提、右肩上がりの経済成長が前提、あるいは人口が減らないことが前提とか、官僚に都合のいい前提のもとで策定され、しかもその多くに見込み違いが出て、地方はそのために苦しむこととなり、そのあげくに地方財政健全化法にじゅうりんされることになって、国の言うことをこれ以上うのみにできず、国の不況対策の一翼は担えないのであります。

 今、市は不要となったものをネットオークションにかけて 700万円の収入を得たり、市の給料袋に広告を載せて収入を上げその印刷費を倹約し、多少というものの収入をふやす努力をしております。ふるさと納税寄附も 134名もの多数に上りました。この納税寄附をしていただいた方々には本席をおかりして厚く御礼申し上げる次第であります。できましたら、継続のほどをよろしくお願いするところであります。これらの収入を上げる努力、1円たりとも経費削減しようとしない議会とは大違いであります。

 では、歳出に入ります。

 一般質問で、もう一つ郡山の展望が描けていないとの批判がありましたが、果たしてそうでしょうか。

 予算特別委員会では、財政が厳しい折と、ほとんどの委員の口から出た言葉でありますが、そんな中にもかかわらず、私にはきちっと目指すところを定めて施策を講じていると思えるのでありますが、ひが目で見ると人にはそうは映らないのかもしれません。物事を批判的にしか見られない人は、どこかにひがみがあるのかもしれません。

 さて、その評価するところの稗田阿礼、古事記1300年紀と歴史フォーラムについてであります。

 私は、9年前の平成12年度の一般会計の討論で、自由奔放な資本主義には制限を加え、科学と技術には倫理的な制約を加え、人間性を取り戻すべく伝統文化を見直し、生活の質を高め、互いを尊重し、秩序ある社会の構築を図り、自然との共生が大切だとして、そういう社会を目指さなければならないのが資本主義を超える理念・理想があらわれるまでの課題だと述べ、また日本には暮らしの中にみやびがあり、遊びがあり、風流があり、生活を美化し、美を生活してきたという日本人の生活文化を言いあらわした人の一文を紹介して、こういう美しい日々の生活のできるついの住みかを結べるまちづくりが大切で、そのための文化会館、城ホールが完成し、箱本館、外堀緑地公園、鷺池の遊歩道、城趾公園散策道ができて、ついの住みかを結べるまちづくりに一歩近づいた、そういう予算であるとして賛成したのであります。

 日本は今大不況、雇用不安の中にうっとうしく落ち込んでいますが、そんなときに朗報がありました。一度に4人ものノーベル賞学者が出て驚かされ、今また日本の映画「おくりびと」、「つみきのいえ」がアカデミー賞の外国映画賞、短編アニメーション賞を得ました。少し前には河瀬監督があらわれています。彼らは日本に、日本人に光明をもたらせてくれました。ノーベル賞の輝かしい受賞で、この総合芸術とも言うべき映画の評価で世界第2位の経済大国というだけではなく、弱肉強食の競争原理の伴わない智や芸術が世界に誇れることになって何とも幸せな気分であります。

 この芸術性は、日本には暮らしの中にみやびがあり、遊びがあり、風流があり、生活を美化し、美を生活してきた伝統から醸し出されたものだろうと思います。また、市長がよく言うクールジャパン、漫画、アニメ、音楽、ゲームソフト、ファッション、風俗などの若々しい文化にもこれが流出しているのではと思います。これはまた、日本には生きとし生けるもの、山川草木に至るまで、風さえも、神なりさえも神になり、言霊といって言葉には発せられたとおりのことが起こる不思議な力があるとして言葉を大切にする、そういう感性を持ち合わせていて、これで詩歌を詠み、音曲、建造物、絵画、美術工芸品等を創作し、古事記、万葉集、源氏物語等をあらわしました。

 私たちのまちは、語り部として古事記の編さんに携わった稗田阿礼を抱いております。彼女にちなんで記憶力大会を開催してきておりますが、2012年には古事記の編さんから1300年になり、1300年紀を開いて温故知新するときを迎えることができます。今年度はその前年に当たることから、古事記を語る女優をお招きして1300年紀の幕あけに彩りを添えようとのことですが、大いに盛り上がることを期待したいと思います。

 また、歴史フォーラムについてでありますけれども、昨年、西田中瓦窯と藤原京との関係についてのフォーラムが、城ホールの小ホールでほぼ満席の中で行われていました。交流会館で行われた柳沢文庫の歴史講演、これもあふれんばかりの参加者でありました。多くの人々が小泉・西田中瓦窯や羅城門、稗田阿礼、お城と古代から近世にかけての歴史資源に知的好奇心を寄せられていて、このことで郷土愛を感じますが、平城遷都1300年、古事記1300年紀を契機にこれからも質の高いフォーラムを開き、古代の文化とお城の文化とで古代といにしえを語ることのできる歴史のあるまち、奥行きの深いまちとしての成果を高めてもらいたいと思います。

 次に、校舎・学舎の耐震工事であります。

 県内の他市町村の中でいち早くこの工事が行えることは、臨時議会を開いてまで耐震診断を促進したことによるものであります。これで子供たちが日々多くの時間を過ごす学校の安全が確保されることになり一安心しますが、中国四川省の大地震で都江堰の校舎・学舎が崩壊して児童生徒に降りかかった被害を余りに哀れにも悲惨であったことを思えば当然のことでありますけれども、時宜にかなった予算措置であります。この耐震工事、心が痛まない公共工事になります。心が痛まない公共工事、慶応大学の竹森俊平教授の言葉でありますけれども、環境、社会保障、エネルギー、水、食料の確保に資するもの、大局的に見て必ず役に立つ投資であることがこれの対象であります。西中学校の屋内体育館の建てかえも心が痛まない公共工事であります。きっと長らくの間生徒の喜ぶ顔が見られることでしょう。

 次に、産婦人科1次救急体制整備についてであります。

 北和地域は、奈良市立病院、近畿大学附属病院、奈良社会保険病院の3病院があったおかげで産科の救急は安心でしたが、県の主導のもと、この3病院の新たな協力を仰いで産婦人科1次救急体制ができ上がることは、安心感がより確かなものになって喜ばしい限りであります。

 また、このことで郡山市が抱えている奈良社会保険病院の存続問題がよい方向に向くのではないかという希望・期待が持てます。市長を初め知事、その他のこれまでの関係者の尽力に敬意を表しますとともに、さらに好結果がもたらされるよう働きかけをお願いしたいと思います。

 次に、少子対策についてであります。

 仕事と子育てを両立できる環境の整備や、また不安のないように妊産期の手当てをも怠りなく進めておかねばなりません。したがって、妊婦健康診査公費負担回数を14回まで拡大することもよし、入院治療費を小学6年生まで引き上げることもよし、たんとん広場の活動を充実させるのも保育所の整備も必要です。これらに視点を当てた予算は、これも時宜にかなったものであります。

 ただ、未婚を解消する何かよい知恵がないものでしょうか。ここによい知恵を出してもらいたいものであります。よい知恵が出れば移住、定住の施策にもなります。欧州では、結婚・非婚を問わず2人なら税金を半分、子供が多いほど手当はつく、税金は安い、大学までは無償のところもあります。そういう産めば得する社会が効果を上げているそうであります。しかし、この多くは国がやることでしょう。

 次に、アイデアサポート事業についてであります。

 この事業、郡山市にとって大変意義のある重要な施策になりました。市長の提唱する協働のまちづくり、地域の活性あるいはつながりのあるまちづくりにこの事業は広まっております。地域ブランドづくりを目指して活動されております。竹やぶを整備して竹林にする活動は既に実を結んでおります。竹やぶは涼やかな竹林に生まれ変わり、伐採した竹で炭を焼き、小学校の花壇をつくり、竹馬、竹トンボ、いかだをつくって児童生徒と交流ができているそうであります。また、蛍が飛び交い、子供たちのみならず、大人もいやされる環境教育のモデルゾーンにもなるとしてビオトープづくりに一生懸命で、この場が平城遷都祭の屋根のない博覧会場にもなるそうであります。これら地域ブランドづくり構想を持っての真摯な活動が地域の方々に認知され、この休耕田を使ってくださいと農地提供の申し出があって、これが連続しての農地の借り入れになっていけば新たな食農の事業ができそうであります。これはまた食農教育の場にもなると、そういう期待が高まってまいります。この事業が拡大されるとともに、一つ一つの事業に対して事業審査会が予算の拡大とその使い方・使い道にもっと広い裁量を認めることにでもなれば、今培われているノウハウは市内各地に広まって、地域活性にもまたつながっていくことでありましょう。

 次に、藺町線街路事業についてであります。

 収用手続に関する費用が予算化されました。藺町線の道路建設が始まって既に30年がたち、いよいよ終わりを迎えようとしております。道路ができ上がるとともにまちの景観も一変しました。そして、完了まで残るところ数軒ということになったとのことであります。これまでの担当職員の交渉の誠心誠意が成果として現在の状況をあらわしております。これまでの労苦を多としねぎらいますとともに、感謝いたします。今このときになって、収用を考慮せざるを得ない事情が横たわっているというのは何とも悲しく残念であります。しかし、御協力いただく権利者側の踏ん切りがこれでつくという側面もあります。なお、最後の知恵と熱誠と誠心誠意を示して頑張っていただきたいものであります。

 以上、21年度の予算に賛成するところを述べてきました。

 本年7月には市長の任期が来て6月には選挙が行われます。一昨日、次も上田市政だろうからとして一般質問がありました。もう対立候補はないんでしょうか。後援会新聞には「ことしは市長選挙の年。市民にとっても市政にとってもチェンジの節目となりますように。合掌」と書かれておりましたが、これ、どういう意味だったんでしょうか。実際、今の時点で候補擁立の動きがなければ、これから仮にあったとしても、戦いにはならないでしょう。4年前の選挙も事実上は対抗者がなかったのと同じでした。これで8年にわたって政策の争われない無風の状態となり、郡山市制始まって以来のことであります。これはやはり市民が上田市政を信頼して評価しているあらわれではないかなと、このように思います。

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 ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────当21年度の予算の賛成の討論とさせていただきます。議員の賛同をよろしくお願いいたします。



○議長(辻本八郎君) 以上で、通告による討論を終わります。

 ほかに討論ありませんか。

 20番 丸谷利一君。

          (丸谷利一君登壇)



◆20番(丸谷利一君) ただいま田村雅勇議員からるる、いろいろ賛成討論の根拠についてお述べになりました。

 私も議案第12号 平成21年度大和郡山市一般会計予算に対して、賛成の立場から討論に参加をしたいと思います。

 率直に申し上げまして、私は今回の予算に対しまして、賛成か、あるいは反対か、そしてまた棄権か、非常に悩んだわけであります。私は、理事者側がやっていることをすべて他の賛成討論をなさった議員とは違い、それを積極的に評価するものではありません。私は、一般質問でも言いましたが、上田市長は、8年前の平成13年6月、スピード、オープン、チャレンジをモットーに、「オンリーワンのまちづくり」という華々しいスローガンを掲げ当選をなさったわけであります。そして、第2期目の平成17年6月には、行財政改革を進めるとして、庁内にリメイク大和郡山プロジェクトを立ち上げられました。そして、最近では市民と行政による公民協働のまちづくりを標榜されております。これらの上田市長の基本的な理念やスローガンは、上田市長の施策として当然予算に反映させなければなりません。

 しかし、既に3選出馬を表明され、市民に強力なメッセージを発信する必要がある。今回の予算も市民みずからが出されているスローガンや行政課題に明確な形で予算化されたものは、残念ながら私には見当たりませんでした。今、大和郡山市の財政状態は平成20年3月末で、土地開発公社の債務保証も含めて 770億という巨額の借金に苦しんでいる状況であります。したがって、厳しい財政運営の中での予算編成であることはよく承知をしておりますし、財政担当職員の苦労も知っております。今回の予算は一般会計で総額 261億 7,000万、対前年度予算に対し 3.4%減となっております。

 また、アメリカ発の金融危機から未曾有の景気悪化を反映して、歳入では、先ほどもありましたけれども、法人市民税は15億 900万円と対前年度比較でマイナス20.7%となっております。そして歳出では人件費が団塊の世代の大量退職による人員減で、対前年度マイナス 6.2%、生活保護などの扶助費は 1.6%、借金返済の公債費は 3.1%の増加であり、建設事業などの投資的経費は、対前年度比でマイナス17.4%となっていますが、財政内容は厳しさを反映していると言えます。確かに先ほど2議員から賛成討論された中で、安心・安全のための小中学校の耐震補強のための実施設計や補強工事に関する予算が計上され、安心・安全のまちづくりに努力されていること、そして妊婦健康診査事業で、これまで4回のものを15回のそういう妊婦健康診査として拡充されたことは、安心・安全のまちづくりや子育て支援に役立つものであります。

 また、緊急雇用創出事業として期間を限定して雇用する臨時職員の採用や、定期給付金事業の事務作業の実施のための臨時職員の採用も予定されていることなど、一定の努力はされていることは率直に評価をしますが、しかし、これらの事業が実施されたからといって、あるいはスピードが若干速くなったからといって、殊さらこれを評価しなければならないほどのものではないと考えるわけであります。と申し上げますのは、これらの事業は、国が緊急性を認め、地方自治体に実施させるために国庫補助金事業として方針化されたものであります。したがって、実施して当たり前、実施しなければならないものであります。

 今回の予算において、私は率直に問題点として2つあると思っております。

 1つは、行財政改革と言いながら大胆な財政健全化に向けてどのような努力がされているのか、予算を見る限りでは具体的な施策としてなかなか見えてこないわけであります。私の一般質問に対し、副市長2人は財政の理由から後任を置かないと言明されたものの、税金の無駄遣いである1カ所でよかった給食センターを2カ所給食センターにしていくという方針は変えられていないこと。また、みずから財政再建の先頭に立つという立場から過大な市長退職金を見直す発言はありませんでした。また、職員の定年退職による自然減に対し補充を抑制され、人件費削減に努力されているものの、大阪府の橋下知事が実施しているような民間の破産会社の従業員との位置づけによる職員の人件費も含めて、市民が納得するような大胆な財政再建策は見当たりません。

 そして、これからの安心・安全のまちづくりのために公民協働によるまちづくりでは、市長が提唱されたまちづくりアイデアサポート事業についても18年度から事業化されたものの、事業発展がなかなか見込めないという現状でございます。また、16日の甲谷議員の一般質問で明らかになりましたが、自主防災組織の組織率が全国平均70%台、奈良県でも60%台ということで、これに対して本市では 149自治会が自主防災組織をつくられているものの、組織率は47%とまことに低い状況であります。これは上田市長が提唱されている大和郡山市の公民協働のまちづくりが、奈良県的に見ても進んでおらないということを示すものであります。公民協働のまちづくりは、少子高齢化が進み、ひとり暮らし高齢者や高齢者世帯……(「賛成や」「反対や」と呼ぶ者あり)最後まで聞いてください。高齢者世帯が急増していること、子供たちの教育や障害者の自立支援、また防犯・防災体制の確立などを考えたとき、公民協働のネットワークづくりは安心・安全の地域づくりの根幹をなすものであります。したがって、公民協働は財政が苦しいからといって、本来行政がやらなければならないものまで住民に肩がわりさせ、下請化させるものではなく、あくまでも地域のために貢献したいという住民を発掘し、支援し、点から線へ、線から面へと発展させていくという基本的な理念と視点がなければなりません。そうした公民協働の理念を実践していくためには、地域での支え合い事業に対して有償ボランティア制度を確立していくこと、そしてそれらを実践していくための庁内のセンターとなるべき組織を創設していくことなど、本格的な仕組みづくりが極めて重要になっておるわけであります。

 今回の平成21年度予算については、残念ながらそれらの予算はほとんど計上されておりません。これではこれからの将来の大和郡山市を見据えた場合、極めて不十分な予算と言えます。

 しかし、今回平成21年度予算に賛成することとなったのは、最後のセーフティーネットと言われる社会保障費や生活保護費や、あるいはまた障害者や高齢者などの扶助費など、これらは当然義務的経費として計上していかなければならないものでございますが、これからのこれらの生活関連予算が計上され、そして副市長2人分の予算や、9月議会で否決された税金の無駄遣いである消防署北出張所の解体経費が計上されていないことなど、消極的に評価をして、今回の予算に賛成するものであります。

 以上で賛成討論を終わります。



○議長(辻本八郎君) 21番 遊田直秋君。

          (遊田直秋君登壇)



◆21番(遊田直秋君) 議案第12号 平成21年度の予算について、賛成の立場で討論させていただきます。時間も余りありませんので、お仙泣かすな馬肥やせ、できるだけ簡潔にいきたいと思います。

 先ほど来、るるいろんな方が、各議員の方が賛成なり反対なり今討論されました。私は、個々すべての方にこの討論された内容がどれ一つとして間違っていると、こういうことは一切思いません。言われた方それぞれその立場に立って言われていると、これは聞いておくべき、参考にすべきものと思うわけでございます。私が常々言っていますが、茶筒であります。その茶筒は上から見たら丸ですが、横から見たら四角、はすかいから見たら円柱であります。それぞれの立場によって物の見方が違います。私はできるだけ、できるだけ市民の目線に立って、そしてまた円柱というグッド、ベター、ベスト、ベストの位置で言いたいなと、こういうふうなことで討論させていただきたいと思うわけでございます。

 いろいろおっしゃいましたが、私はかいつまんで3つの点について指摘していきたいと思います。

 まず、全体の流れで職員数であります。

 職員数は、平成10年は 950名ぐらいの職員の数がありました。今現在、団塊の世代でどんどんと職員数を減らされて、今では 700人を切りました。私もよく聞いたときに 800人は切ることはありませんでしょうというようなことでうちの自治会でお話ししたことを、それは15年ほど前の話ですけれども、思うわけですが、今は 700人を切ったわけです。しかし、市民のニーズは、皆さんも御承知のとおり、非常に平成10年より年々透明性を重視して、非常に職員に対する市民の目が厳しくなっております。この厳しいときに、一番多いときから少ないときまでいったら35%、これだけの人数を減らしておられるわけでございます。私も一般討論で2つや3つの顔を1つにしたらどうですかと、課長が3人いたら1つにしたら1つの管理職手当で済むん違いますかと、こういうふうなことを何回も市長さんに言ったことがあります。しかし、今、このように予算を見させていただいたときに、本当にこれは別に僕が言わんでも、これは当然やられたと、こういうひしひしとしたこの行政改革に対しての姿勢が私は見てとれるわけでございます。

 1つに、先ほど来ある議員がおっしゃいましたが、消防署の定員は96名です。消防というのは市民の財産と命を守るわけでございます。一番任務が救急の場合は重いわけでございます。その消防でさえも、3年前に96人が92名になりました。そして、今現在は81名と、このように非常に少ない人数です。予算委員会である委員の方が、これで郡山市の市民の財産と生命を守れるんですかと、人数少な過ぎませんかと、これも確かにそのとおりの意見でございます。しかし、私はそこまでしてこの十何名を減らしてこられたと、これも一つの事例として高く評価をしたい、こういうふうに思うわけでございます。

 それから、2点目には少子化の問題であります。

 いろいろと自然に流れて何も大きいことをするというか、そういう流れを変えなければ、何ら問題が起こらずに日に日に時は過ぎていきます。しかし、サンライフの問題であります。サンライフの問題ではいろいろと反対が出ました。議会でも1名の賛否によって廃止と決まったわけでございます。私は、全体的から見て、これは80%の皆さんが賛成するであろうと、こういうふうに思っていたわけでございます。私のもとにも、私はちょうどサンライフの地元でございますので、とにかく継続してくれと、私たちは健康してんねんと、そしてこれは継続をすることが大事であって、途中でやめたらまた筋肉がもとへ戻ると、こういうふうなことで賛成してくれ、いろいろありました。もちろんごもっともな意見であります。それに対しては、三の丸会館でできるだけ損傷のないようにやっていくということでございます。私は、この意見ももちろん大事ですが、今、郡山市、ひいてはこれは国の問題ですが、もちろん国の中の一つのこの一郡山市でございますが、私はやはりこの少子化対策に対してぜひぜひ力を入れなければならない、これは本当にわずかなことかもしれません。しかし、これによって郡山が生き生きとしてすばらしい都市になる一歩であると、私は確信しているところでございます。人口がこのように発展して、世界も非常に日々日々進歩している中で、今、働きたいといっても、子供40人も50人も待機児童があると、こういうふうなことがもう我々は当たり前のように、金がないから建てられない、建てられないから待っていただかなければならないと、こういうふうな当然のことのように思うわけでございますが、これは先ほど来もおっしゃったように、2人、3人、4人、5人と子供を産めば、莫大な金の予算がおり、自分の恩給も上がると、こういう施策をしている国があります。これはフランスであります。日本は全くの無策で、40人、50人の定員があってもほったらかしと、これでは過去GNP第2番の世界の先進国の中でもトップクラスの日本が恥ずかしい。

 そこで、私は上田市長さんがあえてこの時期にサンライフを保育所に用途変更すると、この事業については非常にすばらしいことだなと、日に日に感じているわけでございます。もちろん改革はみんなが血を流さなければなりません。例えば授業料にしても、保育料にしても、水道代にしても、電気代にしても、全部がただで楽しく愉快に過ごせれば一番いいわけでございます。しかし、この予算というのは、縦軸に市民の幸せでございます。横軸に財政でございます。財政が3%カットになろうが10%カットになろうが、そのときの状況によりまして市民サービスを低下させて、仮に黒字になっても、これは何も意味がありません。逆に、市民の方に喜んでいただいて、非常に財政が逼迫してつぶれそうになってどんどんやっていると、これもまた大変なことであります。この両者の放物線の交点、この交点にちょうど私は今のこの上田市政が、我が郡山市のこの予算に対してこの市民の幸せを最大限発揮して、そしてまた、財政はできるだけ長期の展望を見て改善をすると、これも交点に立っているのではないかなと、すばらしいなと考えておるわけでございます。

 第3点目は、耐震補強の問題でございます。

 ちょうど臨時議会が開かれたときに、ある議員の方が私におっしゃいました。何もこのことは臨時議会まで開かなかってもいいの違うかなと、こういうふうなことを私に言われたことがあります。それもごもっともでしょう。臨時議会まで開かんでも次の定例会でやれば、恐らく99%不慮の事故もなしに大丈夫だと私も考えたわけでございます。しかし、やはり臨時議会を開いて、新聞に郡山市は耐震設計のために臨時議会を開いたと、このアナウンス効果、このアナウンス効果は、私はどれだけお母さん方が安心するかと、こういうことをねらった、私はこれを臨時議会を開かれたことが本当にすばらしいなと。我が市長さんも教育者、また山田教育長さんも教育者、この教育者の立場で、これは本当にわずかな時間的な差であります。また、臨時議会を開けば、電気代一つにしてもわずかな経費でございますが、経費は要ると。しかし、これをやられたことに対してアナウンス効果は十分であると、十分郡山市は対応している、これこそ目に見えないすばらしい効果が出ているのではないかなと、こういうことも感じて、私はこの予算に対してこの3点一つ一つを言うことはありませんが、まさに水を得た魚のように、厳しい中にもできるだけ将来を見据えた健全財政、市民の幸せに対する予算、これがひしひしと感じ取られるわけでございます。

 このような観点でございますので、議員各位の御賛同をお願いいたしまして賛成討論とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(辻本八郎君) ほかに討論ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(辻本八郎君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。

 議事の都合によりまして、いま少し御辛抱ください。

 これより採決に入ります。

 議事の都合により、議案第12号、議案第13号、議案第21号及び議員提出議案第1号については、後ほど取り扱いいたします。

 議案第2号から議案第11号まで及び議案第14号から議案第20号までの17議案について、一括採決いたします。

 ただいまの各委員長報告は、いずれも原案を可とするものであります。

 議案第2号 大和郡山市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定について、議案第3号 財産の価格を低減して売却することについて、議案第4号 市道路線の認定について、議案第5号 平成20年度大和郡山市一般会計補正予算(第7号)について、議案第6号 平成20年度大和郡山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について、議案第7号 平成20年度大和郡山市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)について、議案第8号 平成20年度大和郡山市土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について、議案第9号 平成20年度大和郡山市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について、議案第10号 平成20年度大和郡山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について、議案第11号 大和郡山市介護保険条例の一部改正について、議案第14号 平成21年度大和郡山市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について、議案第15号 平成21年度大和郡山市公園墓地事業特別会計予算について、議案第16号 平成21年度大和郡山市老人保健医療事業特別会計予算について、議案第17号 平成21年度大和郡山市介護保険事業特別会計予算について、議案第18号 平成21年度大和郡山市介護サービス事業特別会計予算について、議案第19号 平成21年度大和郡山市後期高齢者医療事業特別会計予算について、議案第20号 平成21年度大和郡山市水道事業会計予算について、以上17議案を委員長報告どおり決するに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(辻本八郎君) 御異議なしと認めます。

 よって議案第2号から議案第11号まで及び議案第14号から議案第20号までの17議案については原案どおり可決されました。

 次に、議案第12号 平成21年度大和郡山市一般会計予算についてを挙手により採決いたします。

 委員長報告は原案を可とするものであります。

 委員長報告どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。

          (賛成者 挙手)



○議長(辻本八郎君) 挙手多数であります。

 よって議案第12号は原案どおり可決されました。

 次に、議案第13号 平成21年度大和郡山市国民健康保険事業特別会計予算についてを挙手により採決いたします。

 委員長報告は原案を可とするものであります。

 委員長報告どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。

          (賛成者 挙手)



○議長(辻本八郎君) 挙手多数であります。

 よって議案第13号は原案どおり可決されました。

 次に、議案第21号 平成21年度大和郡山市下水道事業会計予算についてを挙手により採決いたします。

 委員長報告は原案を可とするものであります。

 委員長報告どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。

          (賛成者 挙手)



○議長(辻本八郎君) 挙手多数であります。

 よって議案第21号は原案どおり可決されました。

 次に、議員提出議案第1号 大和郡山市路上喫煙防止条例の制定についてを挙手により採決いたします。

 委員長報告は原案を可とするものであります。

 委員長報告どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。

          (賛成者 挙手)



○議長(辻本八郎君) 挙手多数であります。

 よって議員提出議案第1号は原案どおり可決されました。



○議長(辻本八郎君) この際、暫時休憩いたします。

               午後0時56分 休憩

               午後2時21分 再開



○議長(辻本八郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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○議長(辻本八郎君) 議会運営委員会の結果を委員長より報告願います。

 9番 田村議会運営委員会委員長。

          (田村 俊君登壇)



◆議会運営委員会委員長(田村俊君) ただいまから休憩中に開かれました議会運営委員会の結果について御報告申し上げます。

 先ほどの議案第12号に対する田村雅勇議員の賛成討論中の発言について、取り消しに当たる部分があるのではないかとの申し出がありましたので、後日速記録を確認の上、議長において調整することとし、議会運営委員会として継続して審査をいたします。

 以上、報告を終わります。

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○議長(辻本八郎君) 日程第3 意見書案第1号 特別養護老人ホーム増設に関する意見書(案)を議題といたします。

 朗読を省略し、提出者の説明を求めます。

 24番 田村雅勇君。

          (田村雅勇君登壇)



◆24番(田村雅勇君) 特別養護老人ホーム増設の意見書案でございます。提案の理由を説明いたします。

 平成21年1月26日、共同通信社が都道府県などに調査したところによると、特別養護老人ホームへの入所者数は、現在約40万人、入所待機者数は38万 2,000人、入所者数と待機者数とがほぼ同数であると。これは、需要の高まりがあるにもかかわらず、施設整備を怠っていることを裏づけていると奈良新聞は記事掲載しました。

 この調査結果は、また我々議員が日常活動を通じて感得している「市民は特養への入所を心待ちにしている」ということと符合している。実際、人が人生の終末を迎えてそのときがいかに安心・安寧であるかが大きな関心事で、ゆえに特養入所待機者の心底は、終末期医療並びにみとりがあるのかないのかがおののきであり不安であって、これによって介護施設を望む。現に脳血管疾患や認知症で入院患者は自宅で療養する条件がない等の理由で66.9%の人が自宅以外を望み、家族のみとりについても、「みとってくれるはず」はたった9%しかなく、在宅介護を目指す国の施策は国民の意識と大きく乖離している。

 国は指向するところがあって、在宅介護の政策をとり、その制度を導入したが、年月を経るにつれ施設介護の望みがより強まってきている。また、この国民の望むところは本来、福祉が担うの観点から、特養の増設によって今以上に介護保険料の増嵩を来さないように、並びに受益を受ける者の負担を強いないで遂行されなければならない。

 よって、21年度から向こう3年間の介護保険事業計画で特養の増設を図り、もって一日も早い入所待機者の解消を要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により提出します。

 提出先は、内閣総理大臣、衆参両議院議長、財務大臣、厚生労働大臣ということでありまして、本意見書は、入居待機者の一日も早い解消を望むものでありますが、この入居待機、待っている間に起こること、出来事、ことしの3月3日の毎日新聞の記事を引用します。「介護保険制度、殺人防げず」。この文言でこの間の事情を言いあらわしていると思います。記事には、この3年間で介護殺人、無理心中、未遂は含みません。報道されただけで97件にもなる。年間30件を超えているとあります。言い方をかえますと、毎年30人を超える高齢者が介護する家族によって命を奪われているということになります。

 このような痛ましい事件、介護保険制度の始まる直前の99年には21件だったそうであります。在宅での介護が長引いてくると、介護する側にきついという物理的束縛からつらいという精神的苦痛に行き着き、抑うつ症になってしまいます。これが無理心中や殺人という罪をつくることになりまして、悲劇を防ぐため介護施設の増設をという切実な投書もあります。

 そしてまた、これらの事件のうち半数近くは、ヘルパー派遣やデイサービスを利用して介護専門職が家族にかかわっていて、在宅で介護した末に起こっております。2011年度には全国で13万床ある療養型病床が廃止されます。このこともあって、施設には入れない要介護者、いわゆる介護難民が2014年には 200万人になるとされておりまして、この人たちが在宅介護者になって入居待機者になります。 365日24時間の介護、これまで施設で受けてきた人、これを在宅で行うことになる。どんな困難が待ち受けているのか、行く先恐ろしく暗たんたる気持ちになります。

 それに本年4月から介護の認定基準が変わり、例えば散髪。頭髪のない人、これは介助が発生しない、自立と判定になるそうです。重度の寝たきり。移動や異常がない、介助しなくていい、これも自立と判定。食べ物を口にできず点滴。食事の介助が発生しない、これも自立と判定。これらによって要介護度の判定ランクが下がります。これまた、介護現場が混乱します。こうして厚労省が介護保険サービスの利用抑制をひたすら求めることが、どちらも身内の加害者にも被害者にも余りにも哀れな事件をふやすことになる。施設の整備がおくれればおくれるほど、悲劇を防ぐためにも介護施設の増設をということになります。

 以上、よろしく審査願いまして、採択されますことをお願いいたします。



○議長(辻本八郎君) ただいま説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。

 御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(辻本八郎君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論ありませんか。

 18番 田房豊彦君。

          (田房豊彦君登壇)



◆18番(田房豊彦君) ただいまの意見書案でありますが、先ほど提案者が言われましたように、今一日も早い入所待機希望者を解消しなければならないということにつきましては、私も同感であります。

 しかし、先ほども、この意見書にもありますが、国が在宅介護の政策をとっていると、ところが、その制度で対応していて、現在入居者は40万人で、入居待機者は38万 2,000人ということです。資料によっては40万人というふうな形の資料もありますが、そういう形でほぼ同数であるということにつきましても、私も同じように認識しております。

 ただ、この要望によりますと、施設介護を充実させ、施設介護の増設を要望するということでありますけれども、2005年と比べると、この10年後2020年には総人口が1割減少して、70歳以上の高齢者がほぼ倍にふえるということの試算が出ております。そうなりますと、これから先高齢者が終末期に安心して暮らすためには、まず何をしなければならないか。まず、訪問医師あるいは訪問看護師、訪問介護士など、在宅での介護体制システムを充実させる、そういうことをまず最初にやらなければ、できるだけ多くの高齢者を長く最終末まで自宅で生活できる体制、それを最優先で考えなければ、幾ら施設をつくろうとしても、先ほど資料で 200万人の方のことを言われましたが、これから先、10年後、15年後には高齢者は30%を超えます。そうなりますと 3,000万人の高齢者に対応するということが必要になります。

 そこで、今国がやらなければならないことは何かといいますと、居宅でいかに高齢者を最終末まで自宅でみれるだけみると、そういう姿勢が必要です。先日、鳥取の日南町へ行ってまいりました。これは議員の視察で行ってきたんですが、そのとき日南町は既に高齢者率42%でした。ここで対応されているのは、町は大きなホスピタル、つまり町は1つの病院である、町の道路は病院の廊下である、各家庭は病室であるというこの合言葉のもとに、在宅介護支援システムを積極的に取り入れる、これが何よりも必要であると言われておりました。

 今、高齢者の波が日南町のような過疎のまちから始まりました。次に中小の都市に至り、最後に大都市へと必ず広がります。ですから、大都市、中小都市にかかわらず、今すぐに在宅介護支援システムを充実させなければならない。それをしなければ、高齢者が安心して終末期を迎えることができないと述べております。確かに施設介護の充実と在宅介護の充実、両方が望める場合、これを両方とも望みたいんです。しかし、 100年に一度のこの景気の状態、さらに世界に類を見ない少子超高齢社会、どちらかを選びなさいという方向に必ずなります。もう既になっています。そのときに当たり、国に対して施設をつくってください、介護施設をつくってくださいという要求よりは、今しなければならないのは、在宅で、先ほども言いました、大切なことでもう一度言いますが、訪問医師あるいは訪問看護師、訪問介護士などを十分に配置できるシステム、これをつくる、これを国に要望すべき時期であると思います。その観点から、私は、今回、介護施設、そちらを要求するよりは在宅の介護の充実をよろしくお願いしますと、国に要求すべきであると思う。

 その観点から、今回の提案には反対の討論とさせていただきます。



○議長(辻本八郎君) 討論ほかにありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(辻本八郎君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 意見書案第1号 特別養護老人ホーム増設に関する意見書(案)について、原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。

          (賛成者 挙手)



○議長(辻本八郎君) 挙手多数であります。

 よって意見書案第1号は原案どおり可決されました。

 本意見書を直ちに国会及び関係行政庁へ送付いたします。

    ───────────────────────────────────



○議長(辻本八郎君) 日程第4 意見書案第2号 「緑の社会」への構造改革を求める意見書(案)を議題といたします。

 朗読を省略し、提出者の説明を求めます。

 2番 福田浩実君。

          (福田浩実君登壇)



◆2番(福田浩実君) 意見書を取り上げていただきましてありがとうございます。

 朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。

          「緑の社会」への構造改革を求める意見書(案)

  100年に一度といわれる経済危機の打開策として、各国政府は今、環境・エネルギー分野への巨額の集中投資と、それによる雇用創出をめざす、いわゆる「グリーン・ニューディール」を選択し始めています。米国のオバマ大統領が提唱し、ドイツ、イギリス、韓国なども矢継ぎ早に独自策を打ち出しました。世界同時不況の様相を呈するなかで、各国は経済危機を脱する道として「環境」を選んだといえます。

 こうした世界的な動きの中で、日本政府も環境分野を経済成長のけん引役とする「日本版グリーン・ニューディール」をまとめる方針を固め、具体化に着手しました。

 我が国は環境分野で最先端の技術をもっており、それを活かすことで大きな経済効果や雇用創出が期待されています。また、環境保全と経済発展を結びつけ両立させることは、持続可能な社会を構築していく上でも極めて重要です。

 経済危機の今こそ、「緑の社会」へと大転換するチャンスととらえ、「日本版グリーン・ニューディール」を推進すべきです。そして、我が国が諸外国に先駆けて不況を克服し、低炭素社会・循環型社会・自然共生社会のモデルとなるような社会を示すべきと考えます。

 よって、政府におかれては、環境分野へ大胆に投資し、需要を喚起することで産業を振興し雇用創出するなど、下記の項目を実現するよう要望いたします。

                 記

 一、日本の誇る環境技術を駆使して環境産業の活性化を促すこと。そのために3年間で10兆円規模の投資を行い、今後5年間で 100兆円の市場規模、 200万人超の雇用を実現すること。

 一、2020年には、太陽光発電などの再生エネルギーの1次エネルギー構成率20%を目指す。特に太陽光発電については2020年までに10倍とする政府の導入量目標の倍増を検討し、例えば全小中学校への設置など大胆な取り組みをすること。

 一、電気自動車、プラグイン・ハイブリッド車など次世代自動車の普及を急ぎ、5年後に 100万台、2020年に新車販売の70%超を目指すとともに、温室効果ガス排出削減に資する観点から公共交通機関の活性化に対する支援を大幅に充実すること。

 一、省エネ住宅・ビル等の建設を大規模に促進するとともに、環境モデル都市の対象都市を拡大するなど、さらなる国の支援を拡充すること。

 一、森林吸収量の目標として掲げる温室効果ガス排出削減 3.8%の実現に向けて、林業と建設業の協働も行いつつ間伐・植林などの森林整備を進めること。さらに、これらにより林業、造園・建設業など関連業種で新たな雇用を創出すること。

 一、バイオ燃料事業を拡大強化し、その利活用によって地域の特性を活かした活性化を図りバイオマスタウン 300地区を早期に実現すること。

 一、エコ・ポイント事業(温暖化対策行動等に対してポイントを発行するもの)を拡充させるなど、国民生活部門における温室効果ガス排出削減のための活動を支援すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 提出先は、内閣総理大臣、環境大臣でございます。

 議員各位の御賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくお願いします。



○議長(辻本八郎君) ただいま説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。

 御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(辻本八郎君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(辻本八郎君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 意見書案第2号 「緑の社会」への構造改革を求める意見書(案)について、原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。

          (賛成者 挙手)



○議長(辻本八郎君) 挙手多数であります。

 よって意見書案第2号は原案どおり可決されました。

 本意見書を直ちに関係行政庁へ送付いたします。

    ───────────────────────────────────



○議長(辻本八郎君) 日程第5 意見書案第3号 派遣労働者をはじめとする非正規労働者の雇用を守る意見書(案)を議題といたします。

 朗読を省略し、提出者の説明を求めます。

 5番 高橋朋美君。

          (高橋朋美君登壇)



◆5番(高橋朋美君) 早速意見書を取り上げていただきありがとうございます。

 朗読をもって提案理由にかえさせていただきます。

       派遣労働者をはじめとする非正規労働者の雇用を守る意見書(案)

 いま、派遣社員や期間社員などを「雇い止め」にする動きが全国的に広がっており、厚生労働省の調査では、昨年10月から今年3月末までに、中途での契約解除による解雇や期間満了後の契約更新がされない見通し等で職を失う労働者が約12万 5,000人も上ると公表しています。このような大量解雇が一斉に行われるというのは、かつてなかった事態であり、その対象になっている労働者の多くは、若者であり、貯えも十分でないために職を失えばただちに路頭に迷うことになります。

 企業は、雇用に対する社会的責任を果たすことが、重要であります。雇用対策法第一条では国は、「労働者の職業を安定させるための事業主の努力を助長するよう努める」としており、国が、財界にも、個別企業にも派遣社員や期間社員の解雇をやめるよう強力な指導をおこなうことが必要です。

 つきましては、派遣労働者をはじめ非正規労働者の雇用を守るために、下記の事項を要望いたします。

                 記

1.労働者派遣契約の解除をはじめ、雇用契約を更新しない「雇い止め」などのルールを守るように企業に指導徹底すること

2.非正規労働者の雇用の維持と機会を増やすための具体策を早急に講じること

3.雇用保険制度の機能を強化し、非正規労働者の適用基準「1年以上の雇用見込み」を「6か月以上」に緩和すること

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、厚生労働大臣であります。

 議員各位の御賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明とさせていただきます。



○議長(辻本八郎君) ただいま説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。

 御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(辻本八郎君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(辻本八郎君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 意見書案第3号 派遣労働者をはじめとする非正規労働者の雇用を守る意見書(案)について、原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。

          (賛成者 挙手)



○議長(辻本八郎君) 挙手多数であります。

 よって意見書案第3号は原案どおり可決されました。

 本意見書を直ちに国会及び関係行政庁へ送付いたします。

    ───────────────────────────────────



○議長(辻本八郎君) 日程第6 意見書案第4号 現行保育制度の堅持・拡充と保育・学童保育・子育て支援予算の大幅増額を求める意見書(案)を議題といたします。

 朗読を省略し、提出者の説明を求めます。

 4番 上田健二君。

          (上田健二君登壇)



◆4番(上田健二君) 早速取り上げていただきましてありがとうございます。

 現行保育制度の堅持・拡充と保育・学童保育・子育て支援予算の大幅増額を求める意見書(案)

 急激な少子化の進行のもとで次世代育成支援に対する国と自治体の責任はこれまでにも増して大きくなっており、中でも保育・学童保育・子育て支援施策の整備・拡充に対する国民の期待が高まっています。「保育・学童保育・子育て支援施策の拡充と予算の大幅増額を求める請願」が、2006年以来、毎年、衆参両院において全会派一致で採択されていることは、こうした国民の声の反映にほかなりません。

 しかし、この間、経済財政諮問会議、地方分権改革推進委員会や規制改革会議などで行われている保育制度改革論議は、直接契約・直接補助方式の導入や最低基準の廃止・引き下げなど、保育の責任を後退させる市場原理に基づく改革論であり、国会で採択された請願内容と逆行するものであります。こうした改革が進めば、子どもの福祉より経済効率が優先され、過度の競争が強まらざるを得ず、保育の地域格差が広がるだけでなく、家庭の経済状況により子どもが受ける保育のレベルにも格差が生じることになります。

 すべての子どもたちの健やかな育ちを保障するためには、請願の趣旨及び請願項目を早急に具体化し、国・自治体の責任で保育・学童保育・子育て支援施策を大幅に拡充することであります。

 よって、大和郡山市議会は、関係機関において下記の項目の具体化を図られるよう、強く要請します。

                 記

1.児童福祉法24条に基づく現行保育制度を堅持・拡充し、直接契約・直接補助方式を導入しないこと。

2.保育所最低基準は堅持し、抜本的に改善すること。

3.待機児童解消のための特別な予算措置を行うこと。

4.保育所、幼稚園、学童保育、子育て支援施策関連予算を大幅に増額すること。

5.子育てにかかわる保護者の負担を軽減し、雇用の安定や労働時間の短縮など、仕事と子育ての両立のための環境整備を進めること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣、少子化対策担当大臣でございます。

 皆さんの御賛同をお願いいたします。



○議長(辻本八郎君) ただいま説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。

 御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(辻本八郎君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(辻本八郎君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 意見書案第4号 現行保育制度の堅持・拡充と保育・学童保育・子育て支援予算の大幅増額を求める意見書(案)について、原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。

          (賛成者 挙手)



○議長(辻本八郎君) 挙手多数であります。

 よって意見書案第4号は原案どおり可決されました。

 本意見書を直ちに国会及び関係行政庁へ送付いたします。

    ───────────────────────────────────



○議長(辻本八郎君) 日程第7 意見書案第5号 「気候保護法(仮称)」の制定を求める意見書(案)を議題といたします。

 朗読を省略し、提出者の説明を求めます。

 13番 尾口五三君。

          (尾口五三君登壇)



◆13番(尾口五三君) 早速お取り上げいただきましてありがとうございます。

 それでは、「気候保護法(仮称)」の制定を求める意見書(案)。

 2008年、京都議定書の第一約束期間が始まったが、日本の対策は遅々として進まず排出量も伸び続けている。一方、年々気候変動による悪影響が世界各地で顕著になっており、このままでは将来世代に安全な地球環境を引き継げず、私たち自身の生活の安全や経済活動の基盤にも深刻な影響がおよびかねない状況にあります。

 2008年7月に開催された洞爺湖サミットでは、長期的に2050年に温室効果ガスを半減する必要があることが合意され、そのため、先進国は2007年のバリ合意に沿って率先して大幅削減を実現しなければなりません。今後、気候の安定化のために日本が確実に低炭素化社会を構築するためには、温室効果ガス削減の中・長期的削減数値目標を設定し、その目標を達成するための政策を包括的・統合的に導入・策定し、実施していく法律が必要です。

 こうした気候変動問題に日本として責任もって対応するためには、京都議定書の6%削減目標を守り、2020年には1990年比30%、2050年には1990年比80%といった大幅な排出削減経路を法律で掲げることが必要です。

 また、排出削減の実効性を担保するための制度として、炭素税やキャップ&トレード型の排出量取引等の制度を導入することで、炭素に価格をつけ、脱温暖化の経済社会を構築し、再生可能エネルギーの導入のインセンティブとなるような固定価格買取制度などを実現すべきです。

 よって、国におかれましては、上記の内容を約束する法律の実現を要請します。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣、経済産業大臣、国土交通大臣、環境大臣であります。

 議員各位の御賛同をお願いしまして、提案とさせていただきます。



○議長(辻本八郎君) ただいま説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。

 御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(辻本八郎君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(辻本八郎君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 意見書案第5号 「気候保護法(仮称)」の制定を求める意見書(案)について、原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。

          (賛成者 挙手)



○議長(辻本八郎君) 挙手多数であります。

 よって意見書案第5号は原案どおり可決されました。

 本意見書を直ちに国会及び関係行政庁へ送付いたします。

    ───────────────────────────────────



○議長(辻本八郎君) 日程第8 決議案第1号 奈良社会保険病院を公的施設として存続させるための対策室の設置を求める決議(案)を議題といたします。

 朗読を省略し、提出者の説明を求めます。

 13番 尾口五三君。

          (尾口五三君登壇)



◆13番(尾口五三君) それでは、奈良社会保険病院を公的施設として存続させるための対策室の設置を求める決議書の提出について、このことについて、会議規則第14条の規定により提出をします。

   奈良社会保険病院を公的施設として存続させるための対策室の設置を求める決議(案)

 国において社会保険庁の改革が進められていることに伴い、本市の公的な中核医療機関として今日まで市民の健康を守り続けてきた奈良社会保険病院は、「独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構」(RFO)に出資され、今後は適切な譲渡先を検討することとなっています。

 本市においては、現在の医療サービスを確保し、公的施設として存続させるため積極的な対応を図るべく、早期に対策室の設置を求める。

 以上、決議をいたします。

 議員各位の賛同をお願いして、提案理由とさせていただきます。



○議長(辻本八郎君) ただいま説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。

 御質疑ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(辻本八郎君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 討論を省略し、直ちに採決に入るに御異議ありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(辻本八郎君) 御異議なしと認めます。

 よってこれより採決に入ります。

 決議案第1号 奈良社会保険病院を公的施設として存続させるための対策室の設置を求める決議(案)について、原案どおり決するに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(辻本八郎君) 御異議なしと認めます。

 よって決議案第1号は原案どおり可決されました。

    ───────────────────────────────────



○議長(辻本八郎君) 以上で今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。

 議員各位には連日慎重に御審議願い、御苦労さんでした。

 これにて閉会いたしたいと存じます。

 市長より閉会のあいさつがございます。

 市長。

          (上田 清君登壇)



◎市長(上田清君) 平成21年第1回大和郡山市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 去る3月3日から本日までの16日間にわたり開会いたしました定例市議会は、本日をもちましてすべての日程が終了することになりました。この間、皆様方には本会議並びに各委員会において慎重な御審議をいただき、心から感謝の意を表する次第でございます。その結果、今議会に提案申し上げました平成21年度予算並びに関係議案につきまして、それぞれ御議決を賜りましたことに厚く御礼を申し上げますとともに、御審議をいただきました内容及び御意見、御提言に十分留意をしながら今後の市政運営に努めてまいりたいと存じます。

 議員各位におかれましては、より一層の市政発展に向けて、今後ともさらなるお力添えを賜りますようお願い申し上げまして、平成21年第1回大和郡山市議会定例会閉会のあいさつといたします。

 まことにありがとうございました。

 なお、この場をおかりし、御報告を申し上げたいと存じます。

 3期10年にわたり、本市教育行政のかなめとして私を補佐してくれました山田教育長が大変残念ではありますが、来る4月2日の任期満了をもって退任の運びとなりました。

 山田教育長には大和郡山市の未来を担う人づくりを念頭に、ハードとソフトの両面にわたり御努力いただく一方、学科指導教室「ASU」の開設など、全国に先駆けた枠組みづくりにもチャレンジをしていただきました。私といたしましてはその労を多とし、感謝するとともに、この間、議員各位には何かとお世話になったことに対し、私の立場からも厚く御礼を申し上げる次第でございます。

 まことにありがとうございました。



○議長(辻本八郎君) ただいまのあいさつにありましたとおり、山田教育長が退任されます。

 退任に当たり、山田教育長からあいさつがございます。

 教育長。

          (山田勝美君登壇)



◎教育長(山田勝美君) 最後にこのような機会を与えていただきまして、本当にありがとうございます。

 平成11年4月から3期10年にわたりまして、私のような愚鈍な者が教育長としてこの日を迎えられましたことは、ひとえに議員各位の温かい御支援のたまものと心から感謝をしております。本当に長い間ありがとうございました。

 今後は、大和郡山市のますますの発展と議員の皆様方の御健康と御活躍を心から祈念をいたしまして、甚だ簡単ではございますが、退任のあいさつとさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手)



○議長(辻本八郎君) ただいまごあいさつがありましたように、山田教育長におかれましては、来る4月2日をもって退任されるわけでありますが、今日までの10年間、教育現場の長として市政発展に尽力され、本当に御苦労さまでございました。

 これからは、くれぐれも健康に留意され、今後とも本市の発展のため御協力くださいますようお願い申し上げまして、感謝の言葉といたします。ありがとうございました。

 これをもって平成21年第1回大和郡山市議会定例会を閉会いたします。

               午後3時5分 閉会

地方自治法第 123条第2項及び会議規則第81条の規定により署名する。

              大和郡山市議会

                 議  長   辻 本 八 郎 (印)

                 副 議 長   牛 島 孝 典 (印)

                 署名議員   甲 谷 悦 夫 (印)

                 署名議員   西 川 健 次 (印)