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奈良県 大和高田市

平成22年9月定例会(第2号) 本文




2010.09.06 : 平成22年9月定例会(第2号) 本文


           午前10時開議
◯議長(朝井啓祐君) ただいまより、平成22年9月大和高田市議会定例会を再開いたします。
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◯議長(朝井啓祐君) これより本日の会議を開きます。
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日程第1 認第1号平成21年度大和高田市一般会計決算の認定について 外 10 件

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◯議長(朝井啓祐君) 日程に入ります。
 日程第1、認第1号平成21年度大和高田市一般会計決算の認定についてほか、認第2号から認第11号までの11議案を一括して議題といたします。
 これより質疑に入ります。
 議事の進行上、一般会計決算の歳入から質疑を行います。
 質疑はありませんか。8番上田浄議員。

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◯8番(上田浄君) 市長提出議案の今回決算案件認第1号から認第11号までの11議案について、平成21年度決算状況を公表されました。これについて、疑問点を挙げてみます。
 一般会計歳入、市税、個人住民税の滞納問題についてでございます。
 全国で地方税の滞納が2兆円を超えたと言われております。本市の個人市民税も近年増加傾向にあり、その累積滞納額が2億9,000万円を超える大変大きな数字が上がっております。景気低迷の中、失業者がふえ、今後さらに納付率の低下が懸念されるところであります。また、諸収入、延滞金加算金及び過料で180万10円の金額が記載されております。住民税は、前年の所得に対して課税されるため、失業中であっても納税通知が送られてきます。地方税法では、自治体は納付期限を過ぎると、20日以内に支払いを催促し、催促から10日過ぎても完納されない場合、財産の差し押えができると規定されております。延滞金利は、原則納付期限の翌日から1か月間は年7.3%、これも毎年公定歩合によって変わるそうですが、それ以降は年14.6%などと極めて高く設定されております。
 しかし、現実には、解雇された、仕事が見つからない、業者が代金を払わずに逃げたなどの訴えが増加しているのが現状です。払いたくても払えない状況があります。そこで、延滞利息について、商法では年6%、民法では年5%と規定しております。しかし、この地方税は、国の国税に準拠した利息を取っておりまして、税滞納の延滞利息、年14.6%は、これから見ますと非常に高いわけでございます。利息プラス罰金としての罰則的意味合いがあると思われますが、現代感覚からいたしますと、少しずれているように思います。このように、高過ぎる延滞利息について、どのように考えておられるのかお伺いいたします。悪質な滞納者に対して厳しい対応を求める一方、税金を払いたくでも払えない人に対しては、延滞金の減免や軽減措置が機能するような仕組みをつくっていただきたいと念願いたします。
 税金を取る行政ではなく、その人のために生活をサポートする行政に、具体的には、税金を払えない人は、もちろん関連の介護保険料、また国民健康保険料、国民年金保険料なども払えない場合が多いわけでございますので、このための相談窓口の一元化や生活再建の相談に応じる顧問弁護士の活用など、生活支援サービス体制を整えることが必要になっていると思いますが、この点、いかがお考えでしょうか。
 次に、決算確定時期についてでございます。
 毎年通例のことですが、決算案件が半年おくれで議会に提出されることは、非常に遅速の感があります。スピードが要求される現代にあって、通信情報システムの発達、コンピュータ処理速度の向上など会計事務処理能力の著しい生産性向上がなされているにもかかわらず、昔と全く変わらず、当たり前のように9月定例会に上程されております。私たち市議会側も、それに慣れっこになってしまっているのではないか。もっと早められないのかという疑問であります。決算は、迅速をモットーとすべしというのがこの社会の常識です。民間企業では、通常6月に株主総会で決算報告をしているところが多いようでございます。もっと早いところでは、例えば、情報システム武装で有名な花王は、4月に決算報告をしています。このことについて、市民にどのように説明されるでしょうか。さらなる疑問点は、決算書類の不備についてであります。国では平成12年度から資産負債のバランスシートが公表されております。今年6月にできたばかりの昨年3月末時点の国のバランスシートを見てみますと、国の資産は664兆8,000億円、負債が982兆2,000億円、差し引き317兆4,000億円の債務超過となっております。負債が資産の約1.48倍という厳しい内容ですが、このことは、国がバランスシートをつくっているからこそ初めてわかる事実でございます。作成に1年以上かかっており、予算審議に間に合わず、情報として価値が低い、そのために活用されていないというのが現状のようでございます。しかし、もっと問題なのは、日本全体の財政状況を国民、市民の皆様にお知らせしなくてはならないのにできていないという点であります。国の分と地方自治体の分を連結して国、都道府県、市町村、連結して日本全体のバランスシートをつくる必要があります。しかし、これは、道遠しの現状であります。本市では、一体どれくらいの資産があるのか。どれくらいの負債があるのか。このように国と同じように債務超過になっているのか。また、資産があって高田市は大丈夫なのかというような収入支出に加えて、資産負債のバランスシートの作成及び公表について、どのように進めていくおつもりでございますか。
 以上、お伺いいたします。

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◯議長(朝井啓祐君) 財務部長。

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◯財務部長(志野仁秀君) 8番上田議員さんのご質問にお答え申し上げます。
 まず、市税、個人住民税の滞納問題についてであります。
 長引く景気低迷により、雇用不安や生活不安が高まっており、市税に与える影響も厳しいものとなっております。ご質問の納期限後に納付される場合の延滞金の率につきましては、地方税法で定められたもので、厳格に適用されるものでありますが、一方、災害を受けた場合や病気など、やむを得ない理由がある場合につきましては、延滞金を減免することができるという項目も地方税法に明記されております。税を納期内に納めることは当然のことですが、失業や病気などで収入がなくなった人などにつきましては、納税相談の中で十分納税者の実情を把握した上で、納税猶予や分納による納付など、実態に即した対応を行っております。また、生活再建の相談におきましては、多重債務の関係につきましては、市の消費生活センターで受けており、また、総合福祉会館では、生活相談や生活資金、そして法律相談等も行っております。それらの活用をしていただけたらと考えております。また、庁内の関係する窓口においても連携を強めてまいりたいと考えております。
 次に、決算報告についてであります。
 民間企業と違い、各会計の決算額については、5月末日の出納閉鎖後において確定するところであります。その後地方自治法の規定にのっとり、監査委員の決算審査を受け、決算書等の調製に入るわけですが、法律上の手続をとっており、直近の9月定例会の決算の認定をいただくところであります。また、9月定例会まで決算状況について報告をしていないわけではなく、例えば6月の定例会での繰上充用金の専決処分等に関連して決算額を速報値として報告させていただき、いち早く情報の伝達に努めております。なお、県内各市においても、9月議会より早く上程しているところはなく、大都市におきましては、12月の定例会が決算議会となっておる状況であります。
 続きまして、バランスシートについてでありますが、本市においても鋭意研究しているところであり、また、9月補正予算におきまして、バランスシート作成につなげるべく、資産である公有財産台帳の電子化について、緊急雇用創出事業を活用し、予算を計上しております。なお、公会計に基づく財務諸表におきましては、平成22年度の決算について、平成23年度中に公表を目指しているところであります。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。
 以上です。

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◯議長(朝井啓祐君) 8番上田浄議員。

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◯8番(上田浄君) 質問に対しましてご回答賜りましてありがとうございます。志野財務部長に感謝申し上げます。また詳しいことにつきましては、各種委員会で意見を述べさせていただきます。ありがとうございました。

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◯議長(朝井啓祐君) ほかにありませんか。3番沢田洋子議員。

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◯3番(沢田洋子君) 歳入では、地方交付税、国、県支出金の増収により前年度と比較して13億900万円の増収となりましたが、市税の落ち込みは、3億900万円と大きく年々落ち込んでいます。この間の市税の落ち込みの原因の1つには、人口の減少があります。21年度の決算にも、こうした傾向が歳入にマイナスを与えていることは明らかだと思います。2005年3月に総務省は、地方公共団体における行政改革の推進のための新たな指針を策定しました。国から地方への支出金を減らし、それに対応する自治体をつくるために、民間委託や指定管理者制度、職員定数削減の数値目標を設定し、2009年度までの集中改革プラン策定を指示しました。本市でも、これを受けて集中改革プランが策定され、受益者負担の適正化の名のもとに、保育所や幼稚園の保育料の値上げ、学童保育の有料化、下水道料金の値上げなど、各種手数料の値上げなどの市民負担がふやされました。これでは、明るく希望の持てるまちをつくることはできないと思います。人口の減少は、すべてがそうではありませんが、高田市への希望を感じられず離れていく市民も少なくないと思います。いま1度立ちどまって、こうした人口の減少に歯どめをかける施策が必要だと考えますが、いかがでしょうか。

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◯議長(朝井啓祐君) 松田副市長。

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◯副市長(松田秀雄君) 3番沢田議員さんのご質問にお答え申し上げます。
 国内経済の厳しい状況と少子高齢化社会の進展に伴い、本市におきましても、その影響から市税収入が減少傾向となっております。このような厳しい中にあっても、住民に最も身近な基礎自治体として地方分権の推進と少子高齢化社会に適応する市民社会を構築するためには、さらにその自立性を高めていくことが求められておりまして、我々にとって重要な課題ととらえております。
 これを踏まえ、集中改革プランに続き、22年度からは財政健全化プログラムを策定、その取り組みを行っておりますが、取り組みに当たりましても、できるだけ市民生活のサービスの質の向上を図りつつ、また総合計画の理念とまちづくりの目標により行政推進をしているところであります。
 人口減少に対しましては、少子化対策の充実と地域コミュニティの活性化を図るとともに、各世代が暮らしやすく住みやすいまち、安全で親しめるまちづくりを進めてまいりたいと思います。
 幸い21年度と本年度を見ますと、全体としては人口減少はやや鈍化しているかと思われます。今後も「商・工・農・住」の均衡のとれたまちの発展を目指して、個性豊かで魅力に満ちた「元気な高田・誇れる高田」の実現に全力を傾注してまいりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 3番沢田洋子議員。

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◯3番(沢田洋子君) 平成21年度の決算は、実質収支9年連続の赤字会計ですが、単年度では3年連続の黒字会計となっています。これは、これまで市民に負担をお願いしてきた成果でもあると思います。市民が元気になる、希望を持てる高田市へ、そしてまた、今急速に進む少子化傾向に歯どめをかける施策など、こうしたことについても委員会の中で深めたいと思います。
 以上です。

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◯議長(朝井啓祐君) ほかにありませんか。12番島田保継議員。

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◯12番(島田保継君) 公明党さんと共産党が質疑をされましたので、市政会といたしましても簡単に質疑をさせていただきたいと思います。
 今回提案されました21年度決算の認定についての歳入について質疑をいたします。簡単に質問をしたいと思いますので、簡単明瞭に答弁願います。
 まず、歳入についての地方交付金、国庫支出金及び市債が大幅に増加していますが、その理由をお聞かせください。

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◯議長(朝井啓祐君) 財務部長。

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◯財務部長(志野仁秀君) 12番島田議員の一般会計歳入についてのご質問にお答えいたします。
 最初に、地方交付税につきましては、国の三位一体の改革により、平成16年度から18年度の3年間で大幅に減額され、その結果、全国の地方自治体において軒並み財政状況が悪化したものであります。このような地方自治体の財政状況を考慮し、平成21年度は地方財政対策として交付税が増額され、また、交付税から市債への振りかえであります臨時財政対策債においても同様に増額となりました。合計で4億9,000万円余り前年度より増加し、市税等の減収を補えたところであり、決算良化の要因となっております。
 なお、市債では、臨時要因である借換債で3億2,700万円、職員退職金の増加に伴う退職手当債で1億5,200万円、土地開発公社からの用地取得事業債が2億8,100万円など、合計で12億2,400万円前年度より増加しております。
 また、国庫支出金につきましては、扶助費の増に対応した法定割合分の補助金並びに平成21年度において国の臨時交付金の交付などで前年度より合計で5億4,000万円の増となっております。
 よろしくご理解賜りますようお願いいたします。

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◯議長(朝井啓祐君) 12番島田保継議員。

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◯12番(島田保継君) わかりました。あと歳出について、このことと関連して議論したいと思います。よろしくお願いします。

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◯議長(朝井啓祐君) ほかにありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) 質疑もないようですので、歳出に入ります。
 質疑はありませんか。3番沢田洋子議員。

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◯3番(沢田洋子君) 本市では、平成14年度からの行財政改革に基づき、人件費の削減をかなり思い切った形で実行されました。退職者の不補充、調整手当の支給停止、手当等の削減、特別職の給与、期末手当の削減などを行ってまいりました。平成21年度の決算でも、1,500万円の削減となっています。こうした取り組みで、職員への影響はどうなっているのでしょうか。お聞かせください。
 次に、扶助費についてですが、扶助費は年々増額となっています。扶助費には、生活保護法、児童福祉法、老人福祉法などに基づき、被扶助者に対して支給する費用や、各種サービスなどが含まれています。こうした比較的弱者へ影響を与える予算として、予算の削減の対象であってはならないという立場から質問させていただきます。今格差と貧困の拡大に追い打ちをかける弱者切り捨てや次世代を担う子育て教育行政が市民要求にこたえるものになっていない、こうした一方で、大型開発や大企業支援には大盤振る舞いが行われています。こうした悪政のもと、自治体がこうしたところへとメスを入れざるを得ないという傾向があるとお伺いしていますが、本市としての扶助費へのお考えをお聞かせください。

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◯議長(朝井啓祐君) 企画政策部長。

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◯企画政策部長(高橋信夫君) 3番沢田議員さんの人件費の削減による職員への影響についてのおただしについてお答え申し上げます。
 本市では、集中改革プラン及び財政健全化プログラムを通して組織・機構の再編、事務事業の見直しをはじめ、職員数の削減や職員給与の抑制などにより効率的な行政執行に取り組んでいるところであります。
 ただ、人件費総額の抑制に当たりましては、社会経済情勢と本市の置かれている現状を職員に十分説明し、その必要性を訴え、職員の理解と協力のもと、職員一丸となって取り組んでいるものであります。これらの取り組みの結果として、今後3年間の財政健全化プログラムの実施により一般会計の累積赤字の解消を図れるめどがつくところまでまいりました。もう一段の職員の頑張り、努力に期待をしているところであります。
 今後とも職員研修などの実施により職員の意識改革と能力向上を図るとともに、優秀な職員を管理監督職へ積極的な登用を図るなど、職員のやる気を引き出すことにより、より質の高い市民サービスが提供できる効果的な組織と職員の育成に努めてまいりたいと考えております。
 よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 財務部長。

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◯財務部長(志野仁秀君) 3番沢田議員さんの扶助費についてのご質問にお答えいたします。
 社会経済状況の低迷などによりまして、扶助費は年々増加しており、財政状況を圧迫している要因の1つとなっております。しかしながら、扶助費につきましては、多くは国の施策に基づくものであり、またセーフティネットとしての役割を果たすものでもありますので、今後においても適正な執行に努めるところであります。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。

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◯議長(朝井啓祐君) 3番沢田洋子議員。

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◯3番(沢田洋子君) ご答弁ありがとうございます。本来、自治体には、市民の暮らしを守るこうした役割がございます。こうした点を委員会の中で細かく論議し、次の予算へと生かしていきたいと思います。
 以上です。

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◯議長(朝井啓祐君) ほかにありませんか。12番島田保継議員。

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◯12番(島田保継君) 先ほど志野部長から説明がありました歳入に関連してですが、今回の決算を見ますと、歳入、歳出ともに、市長をはじめ職員一丸となって集中改革プラン、また財政健全化に一丸となって努力され、取り組まれた結果、国の指針である財政健全化比率は良化して、単年度収支において約2億円の黒字になり、まことに喜ばしいことなんです。ところが、その2億円の黒字になった理由と、そして、依然一方では9年連続の赤字であります。そこで、もう1度このことの原点に返ると、赤字の原因は何だったのか、改めてお聞かせいただきたいと思います。
 また、今国会において政権交代がなされ、丸1年、与党民主党では国民不在の代表選挙での権力闘争が行われていますが、地方の国民の暮らしはどうするのか、大変なときですが、現政権に対し市長はどのような考えを持っておられるんですか。お聞きしたいと思います。
 また、市長が就任されてもう7年半になります。丸々ですね。8年目の半ばに入り、任期最後のこの決算議会となりますが、常に標榜されてきた、先ほど副市長からも一部申されておりました「元気な高田・誇れる高田」、この成果がこの決算で8年して見えてきたのかと、こういうことをお聞きしたいと思います。どうかよろしくご答弁願います。

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◯議長(朝井啓祐君) 吉田市長。

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◯市長(吉田誠克君) 12番島田議員さんの質問にお答えを申し上げます。
 まず、現政権についてでありますが、財政面から見てみますと、平成22年度の交付税の増額など、地方財政への充実につきましては、財政運営上、一定の効果があったと認識しております。しかし、その一方で、国の事業仕分けによります参議院選挙の委託金の減額や、普通建設事業に係る補助金の一括化など、不透明な部分がたくさんございまして、その対応に今後もしっかりと苦慮しながらついていく、そういう思いをしております。今後におきましても、また子ども手当、そして現行の医療制度並びに消費税を含めた税制の抜本的な改革など、現政権におきます動向もしっかりと注意をしながら見ていきたいと、そういう思いをしております。
 また、決算について、また「元気な高田」はどうかというようなご質問でございますが、市長に就任以来財政の抜本的な、揺るがぬ財政基盤の構築というのを第一に掲げて7年半努力してまいりました。赤字をこれ以上積まない集中改革プランを一応終えさせていただいて、その結果として赤字の削減、できるところまでまいりましたが、いまだ5億5,000万円という赤字を抱えているのは現実であります。今後においても、しっかりと5億5,000万円の赤字を1年でも早く解消することによって、市民が安心して暮らしていただける大和高田市、すなわち「元気な高田・誇れる高田」の構築に向けて、さらなる努力をしてまいりたいと考えております。よろしくご理解を賜りたいと思います。

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◯議長(朝井啓祐君) 財務部長。

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◯財務部長(志野仁秀君) 12番島田議員の一般会計の歳出についてのご質問にお答え申し上げます。
 まず、平成21年度一般会計単年度収支の黒字の要因でありますが、従来から行財政改革の継続であります職員退職者の不補充等による人件費並びに起債の元利償還金の減少などで、実質額で3億8,000万円前年度より削減となっております。しかしながら、扶助費の大幅な増加並びに市税の減収などの悪化要因もあり、それらを加味した結果、単年度2億円余りの黒字を計上し、累積赤字の削減となったところでございます。
 続きまして、赤字決算が続いている要因でありますが、過去の年度において公債費などの義務的経費や投資的経費などの増加、歳入の減少等により平成13年度末において赤字決算となり、また、平成16年度からの「三位一体の改革」の影響によりさらに赤字額が膨らみ、非常に厳しい財政状況となったところであります。その対策として、集中改革プランの実行による収支改善に取り組み、平成19年度より3年連続して単年度黒字を計上することができ、赤字の削減に努めた次第でございます。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。

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◯議長(朝井啓祐君) 12番島田保継議員。

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◯12番(島田保継君) まず、今、志野部長から答えていただきました2億円の黒字になった原因ですが、先に歳入で地方交付金が4億9,000万円もふえたと。過去3年にさかのぼると、三位一体改革で大変削られたということもありますが、しかし、これは、よく両方を加味してみますと、政権交代による施策の変更によりかなり変わってきたんやないかと。そして、また、もちろん職員さんとか私も含めてですが、集中改革プラン、また財政健全化に努力されたことは、もちろんそのとおりです。しかし、やっぱり、実は、この2億円というのを見てみると、全体を見てみたら、あれ、気ついてみたら、職員の皆さんの協力による3%のカットの金額だけが素直にずっとここ3年間数字にあらわれてきていますね。もちろん中身はいろいろあります。そういうことからすると、もう1度そのことをしっかりと踏まえて、国じゃないですけど、この決算を踏まえて、次の予算はもうあしたからやっていくんですから、去年に倣って来年やということじゃなしに、やっぱり思い切って切るところは切って、高田市としての思い切った改革、思い切った施策をやらんと、国はもうますますまた後期高齢者制度も変わるし、そうすると、皆さんが今やろうとしていることは、もうすでに、今度また総理大臣がひょっとしたらかわるかわかれへんと。かわったら、地方に丸投げすんねんとかばかばかしい話をしている候補者もおりますが、そんなことになると、ますますまじめに皆さんが一生懸命努力してもその成果がまた変わってくるということですので、ひとつ、細かくは、決算について、あとしっかり決算特別委員会でもやりますが、そういう数字の上では、やっぱりどこがどうして努力したことがあらわれてきたのかと言うたら、あんまり私はぴんとこない部分があります。
 それはそれとして、この9年連続赤字の原因ですね。ここは、赤字は赤字で当たり前と思うんですよ。しかし、その原因は、市長就任から当初のことを考えると、やっぱり市民の皆さんの幸せの先取りと言って、つまり先行投資のおかげやと。さざんかホールや市立病院、温水プールなどが短時間に大きく投資されて、その投資で、経費がずっとやっぱり返済に重い重圧がかかってきとるわけなんです。しかし、あんまり市長も赤字やから、赤字やからと、赤字を解消するのが高田市の目標ということじゃなしに、やっぱり市民がどれだけ幸せに高田市を謳歌しておられるかということが一番大事と思います。やっぱりこの原因は、市民の皆さんも、さざんかホールがあって、市立病院も結構よくはやっている、また温水プール、その他福祉センターもいろいろありますが、あれをもしやらなかったら、今市長はどうなっているやろうということをちょっと一遍答えてほしいんです。
 それともう1つ、国の施策のおかげと言いますが、先ほど市長が現政権に対する考え方はよくそれなりに理解しますが、やっぱり市民は、さきの参議院選で、市長はどっち向いてはんのやろうと。自民党やろうか民主党やろうか、共産党違うんやろうかというような市民からの大変危惧するようなうわさを聞いて、我々も市長の考えはどこにあるんやろうなということも感じたわけなんです。やっぱり、市長、腹据えて、高田市はこうすんねやということを、堂々と前向いた市政を貫いてもらったら、私は、市民も安心して高田市の赤字、こんなのしれてると。それよりも、これだけいろんな面で福祉もまた教育も充実したことをやってもらっているやんかということで喜んでもらえるんじゃないかと思います。
 そこで、市長、この辺だけ、私が言った2つだけ、ちょっと答弁してもらえますか。

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◯議長(朝井啓祐君) 吉田市長。

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◯市長(吉田誠克君) 島田議員の再度の質問であります。
 まず、今まで各市長さんが過去において精いっぱいやられた結果については、私は、それを継続するという立場でお引き受けをしていますので、今まで、過去に対しては、精いっぱい市民のためにという考えのもとで議会の同意を得て実行された事業でありますので、それはそれなりに評価をさせていただいております。
 また、今後の政治状況につきましては、私自身は、大きな政治的な、個人的な考えを持っているわけでもございません。市長になる前は、一お酒の小売屋さんでしたので、しっかりと現政権の中で自分のあるべき立場をしっかりと考えながら行動していきたいなと、そういう思いでございます。
 以上です。

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◯議長(朝井啓祐君) 12番島田保継議員。

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◯12番(島田保継君) あまり長くやっても仕方ないと思います。1つだけね。やっぱり思い切って自分の信念を貫くと。先ほど、最初おっしゃいましたように、市長になったときはそういう状況じゃなかったと思いますが、やっぱり市の職員のいろんな力をかりながら、その職員の能力を生かして、やっぱり市政に反映することが市長の役目で、おれが責任持ったると、みんなしっかりやってくれというのが、ほんとうは、そういう市長の態度が一番安心できるんじゃないかと私は思いますんで、腹据えて、しっかりやっていただきたいなと思います。
 あと数字については、決算特別委員会もありますんで、そこで質疑をさせてもらいたいと思います。終わります。

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◯議長(朝井啓祐君) ほかにありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) ほかに質疑もないようですので、次に、国民健康保険事業特別会計決算の認定について質疑はありませんか。

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◯議長(朝井啓祐君) 3番沢田洋子議員。

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◯3番(沢田洋子君) 国保会計について、細かい点につきましては委員会の中で論議したいと思いますが、国保会計は年々税収が減少しています。21年度の歳入を見ましても、約1,600万円の減収となっています。国保への加入者は、退職者や失業者世帯の加入がふえる中で、失業率は、平成22年度7月の5.2%を見ますと、月単位で見ますと解消されているという結果になっているんですが、依然として悪化している状況になります。そうした中で、さらにその失業者が国民健康保険へと加入することが予測されるのですが、今後の見通しについて、お聞かせください。

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◯議長(朝井啓祐君) 保健部長。

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◯保健部長(杉浦實君) 3番沢田議員さんの国保会計についてのご質問にお答え申し上げます。
 国民健康保険財政を取り巻く環境は、高齢化の進展等による医療費の増加や、景気低迷による保健税収入の減収により昨今大変厳しい状況にございます。議員おただしの、今後の国保会計の収支見込みについてでございますが、景気の低迷が懸念される保険税収入及び医療費の動向を勘案いたしますと、厳しい財政状況が続くものと思われます。しかしながら、平成22年度の決算見込みを考察してみますと、平成20年度に施行されました高齢者医療制度の改正等により新たに前期高齢者交付金、後期高齢者支援金が創設されましたが、平成22年度にこの制度の精算が実施されることにより財政効果額として約1億5,000万円の財源が確保できるものと考えております。これらの財源等をもとに、単年度収支の黒字化を目指しておりますので、よろしくご理解を賜りますようお願い申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) ほかにありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) それでは、次に、国民健康保険天満診療所特別会計決算の認定について質疑はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) 次に、住宅新築資金等貸付金特別会計決算の認定について質疑はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) 次に、老人保健医療事業特別会計決算の認定について質疑はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) 次に、下水道事業特別会計決算の認定について質疑はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) 次に、駐車場事業特別会計決算の認定について質疑はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) 次に、介護保険事業特別会計決算の認定について質疑はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) 次に、後期高齢者医療保険事業特別会計決算の認定について質疑はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) 次に、水道事業会計決算の認定について質疑はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) 次に、市立病院事業会計決算の認定について質疑はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) おはかりいたします。本件11議案は、7人をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審議をいたしたいと存じますが、ご異議ありませんか。
           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) ご異議なしと認めます。よって、本件11議案は、7人をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託することに決しました。
 おはかりいたします。ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任につきましては、議会委員会条例第8条の規定により
    2番  西 村 元 秀  議員   3番  沢 田 洋 子  議員
    8番  上 田   浄  議員   10番  奥 本 英 子  議員
    12番  島 田 保 継  議員   14番  戸 谷 隆 史  議員
    18番  中 谷 修 一  議員
以上7人の諸君を指名いたしたいと存じますが、ご異議ありませんか。
           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました7人の諸君を決算特別委員会の委員に選任することに決しました。
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日程第2 議第52号平成22年度大和高田市一般会計補正予算(第3号)

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◯議長(朝井啓祐君) 次に、日程第2、議第52号平成22年度大和高田市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。
 これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) 質疑もないようですので、本件は総務財政委員会に付託いたします。
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日程第3 議第53号平成22年度大和高田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 外 5 件

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◯議長(朝井啓祐君) 次に、日程第3、議第53号平成22年度大和高田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)ほか議第55号、議第56号、議第58号から議第60号までの6議案を一括して議題といたします。
 これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) 質疑もないようですので、本件6議案は民生文教委員会に付託いたします。
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日程第4 議第54号平成22年度大和高田市下水道事業特別会計補正予算(第1号) 外 4 件

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◯議長(朝井啓祐君) 次に、日程第4、議第54号平成22年度大和高田市下水道事業特別会計補正予算(第1号)ほか議第57号、議第61号から議第63号までの5議案を一括して議題といたします。
 これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) 質疑もないようですので、本件5議案は環境建設委員会に付託いたします。
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◯議長(朝井啓祐君) 以上で、本日の日程は終了いたしましたので、これで散会し、明日7日から9月14日まで休会とし、9月15日に再開いたしたいと存じますが、ご異議ありませんか。
           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) ご異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 本日は、これをもって散会いたします。
           午前10時43分散会