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奈良県 大和高田市

平成22年6月定例会(第2号) 本文




2010.06.17 : 平成22年6月定例会(第2号) 本文


           午前10時6分開議
◯議長(朝井啓祐君) ただいまより、平成22年6月大和高田市議会定例会を再開いたします。
 会議に入ります前に議席の一部変更を行います。会派の異動により会議規則第4条第3項の規定により議席の一部を変更いたします。変更した議席表は、後でお手元に配付をいたします。ご了承願います。
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◯議長(朝井啓祐君) これより、本日の会議を開きます。
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◯議長(朝井啓祐君) 日程に入ります。
 各常任委員長より議案審査報告書の提出がありましたので、お手元に配付しておきましたから、ご精覧おき願います。
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日程第1 議第42号平成22年度大和高田市一般会計補正予算(第2号) 外 3 件
 日程第1、議第42号平成22年度大和高田市一般会計補正予算(第2号)ほか、議第43号から議第45号までの4議案を一括して議題といたします。
 本件4議案は総務財政委員会に付託をして審議いたしておりましたので、委員会の審査結果の報告を願います。
 委員長の報告を求めます。5番稲葉吉彦議員。
           〔総務財政委員会委員長(稲葉吉彦君)登壇〕

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◯総務財政委員会委員長(稲葉吉彦君) 去る6月14日の本会議におきまして、総務財政委員会に付託を受けました議第42号平成22年度大和高田市一般会計補正予算(第2号)ほか、議第43号から議第45号までの4議案について審査いたしましたところ、次の点を理事者に要望し、一括採決の結果、全会一致で原案どおり可決することに決しました。
 以下、審査の概要を報告します。
 まず、議第42号平成22年度大和高田市一般会計補正予算(第2号)についてであります。
 委員より、歳入、第13款、国庫支出金における国庫補助金の中の教育国庫補助金に関連して、教育施設の耐震補強工事の見通しについてただされたのに対し、担当者は、耐震補強の判定が下り次第、予算計上を行っていきたいと答弁されました。同じく委員より、いつごろまでに工事の終了を考えているのかとの問いに、担当者は、財政状況を考慮しながら、大和高田市耐震改修促進計画の最終年度である平成27年度までに完了していきたいと答弁されました。本市の未来を担う子どもたちの安心・安全を守るためにも、早期終了を目指して進められるよう要望しておきます。
 次に、歳出、第2款、総務費の中の総務管理費についてであります。
 委員より、寄附金の使途について、寄附をされた方からの指定はあるのかとの問いに、担当者は、使途については、寄附の申し出をされる方の中に、その使途を指定されている方もあるが、市に一任される方が多いと答弁されました。寄附された方の意思を反映させるとともに、有効に活用されますよう要望しておきます。
 次に、第8款、土木費の中の都市計画費についてであります。
 委員より、本郷大中線の家屋調査を行うため用地購入費から組み替えとのことであるが、事業の完成時期はいつごろと考えているのかとの問いに、担当者は、来年度で事業認可が終了となるので、5年の延長を申請し、その期間内で完成を目指したいと答弁されました。大和高田市の活性化のためにもできるだけ早く完成させるよう要望しておきます。
 次に、議第44号、職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について、及び議第45号大和高田市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてであります。
 委員より、育児休暇を取得された人数と周知方法についてただされたのに対し、担当者は、女性は全員で、男性は1人取得している。周知は庁内のグループウェアで行っていると答弁されました。育児休暇等が必要な時期に取得できる環境づくりに努められますよう要望しておきます。
 なお、議第43号については、提案の趣旨を了としました。
 以上、議員各位におかれましては、委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 委員長の報告に対し、質疑はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) 質疑もないようですので、これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) 討論もないようですので、これより本件4議案を一括して採決いたします。
 本件4議案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。
 おはかりいたします。本件4議案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。
           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) ご異議なしと認めます。よって、本件4議案は委員長の報告どおり決しました。
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日程第2 議第47号大和高田市心身障害者医療費助成条例の一部改正について 外 1 件

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◯議長(朝井啓祐君) 次に、日程第2、議第47号大和高田市心身障害者医療費助成条例の一部改正について、及び議第50号の2議案を一括して議題といたします。
 本件2議案は、民生文教委員会に付託をして審議をいたしておりましたので、委員会の審査結果の報告を願います。
 委員長の報告を求めます。1番萬津力則議員。
           〔民生文教委員会委員長(萬津力則君)登壇〕

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◯民生文教委員会委員長(萬津力則君) 去る6月14日の本会議におきまして、民生文教委員会に付託を受けました議第47号大和高田市心身障害者医療費助成条例の一部改正について、及び議第50号の2議案について審査いたしましたところ、次の点を理事者に要望し、一括採決の結果、全会一致で原案どおり可決することに決しました。
 以下、審査の概要を報告します。
 まず、議第47号大和高田市心身障害者医療費助成条例の一部改正についてであります。
 委員より、今回の改正の対象者の人数についてただされたのに対し、担当者は平成22年5月末でA1が259名、A2が4名となっていると答弁されました。また、委員より、本条例の一部改正については了とするが、心身障害者の「害」の表記を漢字から平仮名に改められないのかとの問いに、担当者は、国の動向を見極めて考えていきたいと答弁されました。国からの指導ではなく、市町村から先駆けて改められますよう要望しておきます。
 次に、議第50号大和高田市立高田商業高等学校の授業料の特例に関する条例の制定についてであります。
 委員より、国からの交付金の算定方法についてただされたのに対し、担当者は、平成21年5月の生徒数を元に算出した授業料の金額に日本全国の減免率を勘案した調整率88.5%を乗じた金額が交付される。最終的には精算を行うことになっているので、収入として入る授業料の総額は今までと変わらないと答弁されました。
 同じく委員より、減免対象者の人数及び減免額の割合についてただされたのに対し、担当者は、21年度の該当者は78名で、全額減免が53名、半額減免が25名となっていると答弁されました。
 以上、議員各位におかれましては、委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 委員長の報告に対し、質疑はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) 質疑もないようですので、これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) 討論もないようですので、これより本件2議案を一括して採決いたします。
 本件2議案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。
 おはかりいたします。本件2議案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。
           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) ご異議なしと認めます。よって、本件2議案は委員長の報告どおり決しました。
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日程第3 議第46号大和高田市自動車駐車場条例の一部改正について 外 3 件

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◯議長(朝井啓祐君) 次に、日程第3、議第46号大和高田市自動車駐車場条例の一部改正についてほか、議第48号、議第49号、及び議第51号の4議案を一括して議題といたします。
 本件4議案は、環境建設委員会に付託をして審議をいたしておりましたので、委員会の審査結果の報告を願います。
 委員長の報告を求めます。15番西川繁和議員。
           〔環境建設委員会委員長(西川繁和君)登壇〕

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◯環境建設委員会委員長(西川繁和君) 去る6月14日の本会議におきまして、環境建設委員会に付託を受けました議第46号大和高田市自動車駐車場条例の一部改正についてほか議第48号、議第49号、及び議第51号の4議案について審査いたしましたところ、次の点を理事者に要望し、一括採決の結果、全会一致で原案どおり可決することに決しました。
 以下、審査の概要を報告します。
 まず、議第48号大和高田市総合公園施設条例の一部改正についてであります。
 委員より、施設の使用料の減免制度についてただされたのに対し、担当者は、市の体育協会や小学校等の使用については、減免を行っていると答弁されました。
 また、委員より、使用料の値上げにより利用者が減少する心配はないのかとの問いに、担当者は、固定の利用者が多く増額が見込めるのではないかと考えていると答弁されました。
 また、委員より、フィットネス器具は継続して利用する高校生も多く、利用しやすい金額にして利用者の増加を図るべきではないかとの問いに、担当者は、減免制度を今後の検討課題として考えたいと答弁されました。利用者の状況を的確に把握されるとともに、学生の利用については、減免についても十分考慮されますよう要望しておきます。
 また、委員より、多目的グラウンドの利用による照明の使用について、夏場等明るい時間帯での無駄な照明使用を控えるよう検討されたいとの意見がありましたので、申し添えておきます。
 なお、議第46号、議第49号、議第51号については、提案の趣旨を了といたしました。
 以上、議員各位におかれましては、委員会の決定にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 委員長の報告に対し、質疑はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) 質疑もないようですので、これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) 討論もないようですので、これより本件4議案を一括して採決いたします。
 本件4議案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。
 おはかりいたします。本件4議案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。
           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) ご異議なしと認めます。よって、本件4議案は委員長の報告どおり決しました。
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日程第4 同第2号固定資産評価審査委員会の委員の選任について

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◯議長(朝井啓祐君) 次に、日程第4、同第2号固定資産評価審査委員会の委員の選任についてを議題といたします。
 市長の説明を求めます。吉田市長。
           〔市長(吉田誠克君)登壇〕

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◯市長(吉田誠克君) ただいま上程になりました案件につきまして、ご説明を申し上げます。
 本市の固定資産評価審査委員会の委員であります吉井正人氏は平成22年6月30日付をもって任期満了となりますが、引き続き同氏を選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により同意を求めるものでございます。よろしくお願いをいたします。

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◯議長(朝井啓祐君) これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) 質疑もないようですので、本件は、委員会付託を省略して審議をいたしたいと存じますが、ご異議ありませんか。
           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) ご異議なしと認めます。よって、委員会付託は省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) 討論もないようですので、これより本件を採決いたします。
 おはかりいたします。本件は同意することにご異議ありませんか。
           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) ご異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決しました。
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日程第5 発議第3号小規模グループホームの防火体制強化を求める意見書の提出について 外 2 件

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◯議長(朝井啓祐君) 次に、日程第5、発議第3号小規模グループホームの防火体制強化を求める意見書、発議第4号米の戸別所得補償対策の見直しを求める意見書、及び発議第5号奈良県立医科大学移転計画の見直しを求める意見書の提出についての3議案を一括して議題といたします。
 議案の朗読を省略して、提案者の説明を求めます。議会運営委員会委員長、13番植田龍一議員。
           〔議会運営委員会委員長(植田龍一君)登壇〕

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◯議会運営委員会委員長(植田龍一君) ただいま上程になりました発議第3号小規模グループホームの防火体制強化を求める意見書、発議第4号米の戸別所得補償対策の見直しを求める意見書、及び発議第5号奈良県立医科大学移転計画の見直しを求める意見書の提出につきましては、お手元に配付の文書のとおりでありますので、ご精覧いただくことで説明にかえさせていただきます。
 どうぞよろしく審議のほどお願い申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) 質疑もないようですので、本件3議案は委員会付託を省略して審議をいたしたいと存じますが、ご異議ありませんか。
           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) ご異議なしと認めます。よって、委員会付託は省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) 討論もないようですので、これより本件3議案を一括して採決いたします。
 おはかりいたします。本件3議案は原案どおり可決することにご異議ありませんか。
           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) ご異議なしと認めます。よって、本件3議案は原案どおり可決することに決しました。
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日程第6 一般質問

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◯議長(朝井啓祐君) 次に、日程第6、一般質問を行います。
 一般質問は、一問一答方式で行います。
 質問の通告のありました者は6人であります。
 質問時間につきましては、市政会が4時間、公明党、日本共産党は1時間30分に制限いたします。
 最初に、2番西村元秀議員の発言を許します。2番西村元秀議員。
           〔2番(西村元秀君)登壇〕

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◯2番(西村元秀君) 議長のお許しを得ましたので、市政会の西村が通告のとおり4項目について一般質問をさせていただきます。久しぶりに一般質問をしますので、大変緊張していますので、よろしくお願いしたいなと。南アフリカでサッカーワールドカップも開かれておりますので、毎晩遅くまでサッカーを見ていますので、少し間違う点もあると思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。
 まず、1点目ですが、葛城広域行政事務組合について質問させていただきます。この組合は、昭和45年に協議会が発足し、平成3年にはふるさと市町村圏に設定され、平成4年には葛城地区休日診療所事務組合を併合し一部事務組合として再発足しました。
 組合の規約で、共同処理する事務ということで、第3条におきまして、1番目としまして、広域行政圏振興整備計画の策定に関する事務、2番目としまして、広域行政圏振興整備計画の実施の連絡の調整に関する事務、3番目としまして、ふるさと市町村圏計画の策定に関する事務、4番目としまして、ふるさと市町村圏計画に基づく事業の実施に関する事務、5番目としまして、休日診療所の設置、管理及び運営並びに財産の取得及び管理に関する事務となっております。
 さて、平成22年度の予算の中の分担金についてでございますけども、本市が437万1,000円、そして御所市が253万1,000円、香芝市が438万円、葛城市が266万1,000円、広陵町が255万7,000円ということで、合計1,650万という分担金があります。そして、休日診療所分担金も3市1町で3,800万円となっています。葛城ふるさと市町村圏基金特別会計では、本年度の振興費での事業の実施内容について何点か挙げさせてもらいます。
 まず、1点目が、4市1町の職員の人材育成、資質向上のための合同研修、2番目としまして、葛城子ども安全メール、そして、イベント情報を携帯電話にて照会し、葛城圏にPRする広域情報発信事業と組合ホームページ、JC葛城が主催する小学校を対象に育成や交流を目的とした事業の補助、地場産フェアの補助、精神障害者の地域活動支援補助、構成市町で実施される広域的なイベントに対しての定額補助、そして、今年は平城遷都1300年記念事業関連組合分担金と、このような事業があるわけでございます。
 そこで、質問させていただきます。分担金についてですが、本当にこの分担金で適切であるのか、現在の状況は、休日診療だけが実施されているのではないかと私は考えております。
 平郡議員さんからの前の一般質問の中に、定住自立圏構想での葛城広域行政事務組合の影響はどのようにあるかという質問がなされました。そのときに、市長の答弁では、今後さまざまな行政課題に広域的な視点から効率的に対応するため、引き続き関連市町と連携をし、広域行政を推進してまいりたいという議事録があります。現在の状況は、市長の答弁のような活動・事務を実施していないのが現実だと思われます。今後の葛城広域行政事務組合の役割についてどのように考えているのか、また、分担金については、本当に妥当な金額であるのかお伺いします。
 そして、香芝市では、保健センターの移転計画が出されています。本年度に基本設計を実施するとのことです。また、移転に伴い、香芝市単独で休日診療も実施するようなことを聞かされております。
 もう1件ですけども、葛城広域行政事務組合議会でも問題になりましたが、葛城子ども安全メールの登録件数が少ないということです。本市ではどのようなPRを実施しているのか、お伺いします。
 2点目ですが、地球温暖化対策について質問させていただきます。平成21年4月に地球温暖化対策の推進に関する法律、エネルギーの使用の合理化に関する法律が改正になりました。改正の背景には、日本の2007年度の温室効果ガス排出量が基準年1990年に対して9.2%増加しており、京都議定書の目標の達成のためには、大幅な排出量減が必要とされたことがあります。また、中長期目標として、温室効果ガス削減目標については、公平かつ実効性のある国際的枠組みの構築や、意欲的な目標の合意を前提として、2020年までに25%削減、また、2050年までには80%削減とするということです。特に、業務部門における省エネ対策を強化することが必要と判断され、オフィス、コンビニ等に対する温室効果ガス排出抑制を強化する目的とされています。
 改正の内容ですが、エネルギー起源CO2の排出量の報告に、これまでは第1種、第2種指定工場に対して事業所単位で定期報告書の提出義務が課されていました。省エネ法の改正に伴い、温対法でも事業者単位の報告に変更となりました。すべての事業所、オフィスのエネルギーの使用料、電気、ガス、重油、石油の合計が、原油換算値で年1,500キロリットル以上の事業者は、今後、本社が各事業所の排出量を合わせて、全体としての排出量を定期報告しなければなりません。
 地方公共団体のエネルギーの管理の範囲についてですが、地方公共団体において設置している一部の工場、事業所の資産管理等も、各種法令に基づき首長以外の者が行っている場合には、当該地方公共団体とは独立した別事業者としてとらえることができます。
 平成21年度は準備期間とされ、平成21年度のエネルギー使用量を、平成22年7月末に使用状況届出書の提出、11月末には定期報告書、中長期計画書を提出しなければなりません。本市では、改正省エネ法に該当する事業者なのか、提出書類についての進捗状況はどのようになっているのかをお伺いします。
 また、省エネ法の改正により特定事業者、事業の実施を統括管理するエネルギー管理統括者及びその補佐を行うエネルギー管理企画推進者を選任する必要がありますが、現在の状況についてお伺いいたします。
 3点目ですが、学校評議員について質問させていただきます。平成15年7月8日に大和高田市立学校評議員設置要綱が制定されました。平成17年から各学校に設置され始め、平成21年には全学校に学校評議員が設置されました。趣旨につきましては、大和高田市立小学校及び中学校の児童及び生徒の保護者、地域住民の協力を得て、地域に開かれた学校運営を推進するため、評議員の人数は5名以内で、メンバーについては保護者、有識者、学校の卒業生、校長が必要と認める者、また、評議員の任期は3年を限度とし再任されることができる。役割については、校長の求めに応じ教育活動の実施、地域社会及び家庭との連携の促進、その他の学校運営に関する事項に関し意見を述べ、助言をするようになっています。会議につきましては、校長が主宰で開かれ、意見を求めるに当たっては、評議員に対し資料の提供、授業の公開及び学校行事への参加等、適切な情報提供を行うとともに、必要に応じて評議員が意見交換会を行う機会を設けることができるとなっております。
 この学校評議員の会は、年に何回会議が招集され、どのような意見、助言がなされたかお伺いします。今後の学校評議員の位置づけ、方向性についてはどのようにするのか、PTAとの連携、校区住民との連携をどのように実施していくのかもお伺いします。
 最後ですけれども、住民票等自動交付機の設置について質問させていただきます。平成19年9月議会におきまして、公明党の上田浄議員さんから住民基本台帳カードでの証明書等自動交付サービスの設置について一般質問がなされました。住民基本台帳カードの交付枚数が少なく、ハード面等でも多額の費用がかかるということで、今後の課題であると答弁されました。
 再度私のほうから質問させていただきます。財政健全化ということで、集中改革プランより職員の人員も削減され、職員の仕事量も増加してきている状況だと思います。また、転出、転入が多いときは大変な繁忙だと考えます。そこで、自動交付機を設置し、少しでも職員の負担軽減策を考えてはどうかということです。
 隣の橿原市では、印鑑登録書に磁気を入れた市民カードが発行されています。住民基本台帳カードと先ほども言いました市民カードをつくり実施することにより、待ち時間の短縮、申請書の記載が不要であり、業務時間の延長も容易にできると考えます。このことにより市民サービスの向上にもつながると考えます。今後、自動交付機の設置について検討されるのかをお伺いします。
 以上で壇上での質問を終わらせていただきます。

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◯議長(朝井啓祐君) 吉田市長。
           〔市長(吉田誠克君)登壇〕

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◯市長(吉田誠克君) 2番西村議員さんの、葛城広域行政事務組合についての質問にお答え申し上げます。
 広域行政のあり方につきましては、国において、ふるさと市町村圏施策を含むこれまでの広域行政圏施策が見直され、平成21年度以降は、各地域の自主的な協議がより重要になってきております。このような状況の中、社会情勢を見ますと、少子高齢化及び住民の生活圏の広域化並びに住民ニーズの多種多様化が進んでおり、また、地方自治体として地方分権の担い手となる自治体にふさわしい行財政基盤の確立が強く求められているところであります。このことから、住民サービスの提供や行政サービスへの対応を考えた場合、市、町を越えた広域的な取り組みにより効率的な行財政運営と自治体間の連携が一層求められると考えております。
 このため、隣接市、町で構成しております葛城広域行政事務組合にてふるさと市町村圏基金のよりよい活用方法等を十分協議し、より意義ある事業推進を図ってまいります。なお、そのための総務費分担金につきましては、必要と考えております。
 次に、広域情報発信事業についてでありますが、平成18年度より組合構成市町で実施するイベント情報や当組合で運営をしております休日診療所の情報等、葛城圏域のPRを推進しているところであります。不審者情報の提供も、その広域情報発信事業の一環として登録者の方に葛城子ども安全メールを発信しており、平成22年5月末で2,724人が登録者となっております。
 おただしの登録者数を増やすPRですが、今年の5月に事業運営委員会で協議していただき、構成市町の教育委員会等と連携を図り、再度子供の安全について注意を呼びかけ、広報していただくことを確認し、調整を図っているところであります。今後ともPRを充実させて登録者の増につなげてまいりたいと考えております。よろしくご理解を賜りたいと思います。
 その他の質問につきましては、各担当からお答えを申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 環境建設部長。

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◯環境建設部長(木綿谷弘之君) 2番西村議員さんの、地球温暖化対策についてのご質問にお答え申し上げます。
 地球温暖化防止のため、CO2の排出量削減による温室効果ガスの排出抑制の取り組みにつきましては、国はもとより地方公共団体等においても積極的に取り組みを行うことが求められております。昨年の省エネ法の改正に基づきまして、平成21年度のエネルギー使用料の把握のため、本市のすべての施設における電気、ガス、重油等の使用料のデータを収集し、現在、原油換算値のエネルギー使用料を算出しているところでございます。概算でございますが、原油換算値のエネルギー使用料は、約5,000キロリットルになると思われ、年間のエネルギー使用料が1,500キロリットル以上の特定事業者の指定を受けることになると思われます。特定事業者に指定されますと、議員さんがご指摘のとおりエネルギー管理体制といたしましてエネルギー管理統括者及びエネルギー管理講習の修了者であるエネルギー管理企画推進者の選任、また定期報告書及び中長期計画書の提出も必要となってまいります。今後は、全庁地球温暖化防止実行委員会におきまして協議いたしまして、管理者の選任及び計画の策定を行ってまいりたく考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 教育委員会事務局長。

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◯教育委員会事務局長(吉村和則君) 2番西村議員さんの、学校評議員についてのご質問にお答え申し上げます。
 学校評議員は、学校が教育活動の実施、地域社会及び家庭との連携の促進等に関し、保護者や地域住民の協力を得てその意向を把握し、反映させながら、地域に開かれた学校運営を推進するために設けられた制度です。本市では、平成17年度から導入され、定数は1校当たり5人以内とし、現在すべての学校、幼稚園に設置されています。そして、評議員には、校区に在住し、教育に識見を有する者で、校長の推薦により保護者の代表、自治会長、元PTA会長、民生児童委員さんなどが委嘱されており、地域の各種団体とも連携を図っております。学校評議委員会は、年に数回、二、三回程度開催し、学校と評議員とが意見交換を行い、学校運営や教育方針、学校現場の教育活動について審議しています。これからも授業の公開や学校行事への参加等、適切な情報提供を行うとともに、学校と教師とが評議員から出された外部意見を学校運営に生かしながら、地域に根差した特色ある学校づくりに努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 市民部長。

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◯市民部長(上田幸之君) 2番西村議員さんの、自動交付機についてのご質問にお答え申し上げます。
 市民課の業務につきましては、以前よりいろいろなご意見をいただいておりますが、市民の利便性や費用対効果を考えて、どのようなサービスや方法があるのか種々検討をしてまいりました。その中でもご提案いただいております自動交付機による住民票の写し等の交付についてでありますが、県内での設置状況は、2市3町が実施しております。普及が進まない要因の1つにコスト面が考えられます。導入に当たっては、初期費用としてシステムの構築に3,000万円程度、交付機購入については、5年リースとして1台当たり年間300万円程度の経費が必要であります。さらに、1台当たりのランニングコストとして年間100万円程度が必要となります。これらのことから、当面は導入が難しいと考えておりますが、ご指摘のように、職員の負担軽減や市民の利便性向上につながることと考えますので、今後、住民基本台帳法改正に伴う整備改修を終えるとともに、効率的なサービスの提供に向け総合的に検討してまいりたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 2番西村元秀議員。

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◯2番(西村元秀君) まず、1点目ですけども、葛城広域行政事務組合、私は去年、議会議員として参加させていただきまして、いろいろそこで感じたことを書かせてもらいましたけども、予算書とか決算書を見ますと、余りにも人件費がかかっているのかなというようなことで、それで、やはり分担金がこれだけになっているのかなということでございまして、その割には何も機能が、私はされていないという感じをものすごく受けていますけども、そこら辺の点をもう1度きちっと、人件費に対してどんな評価がされているのかどうかが、どうもわかりにくいのですけれども、あまりにも人件費にその分担金が消えているのではないかと。そのわりには、何もやっていないのでは。僕は、休日診療はいいと思います。その中の、もっともっとそういうような、先ほど言わせてもらいましたように、広域的な効率はどのような点なのか、全然見えてきていないというのが本筋だと思いますけど、そこら辺のお考えをよろしくお願いしたいと思います。

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◯議長(朝井啓祐君) 松田副市長。

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◯副市長(松田秀雄君) 西村議員さんのおただしにお答え申し上げます。
 まず、人件費ということでありますが、総務費で人件費を上げている分の所管としましては、局長と職員、臨時雇用職員がたしか1名あったかと思います。また、休日診療所で上げています人件費は、その職員と臨時雇用職員が1名、上がっていたと思います。休日診療所、もちろん同時にかなり推進しております。この職員体制でございますが、一応総務費で人件費を上げております職員につきましても、休日診療所、休日体制でございますので、その任に当番制で当たる。それは、臨時雇用職員もそういうことで活用されていると思います。そういう点で、休日診療所の運営も踏まえました人員配置であると。こんなふうにご理解いただければと思います。ただ、今年度予算に上がっております事務局長分の人件費につきましては、本市の1年前倒し退職者がその事務局長についておりますので、本市の特別嘱託員の人件費分を葛城広域各参画団体の了解を得まして、その分で執行しております。それにつきましては、従来の、と言いますか、通常の嘱託職員の報酬にプラスされている分は本市の持ち出しで、歳出のほうにもその人件費は計上されております。ただし、これは、1年限りでございます。
 そういうことで、職員が連携しながら、休日診療所を含めまして、機能的に一生懸命やってくれていると思っておりますので、妥当であるかなと考えております。よろしくご理解をお願いいたします。

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◯議長(朝井啓祐君) 2番西村元秀議員。

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◯2番(西村元秀君) 休日診療があるからということですけど、それなら休日診療ばっかりに回したらいいのと違うかなと、そういうような私は答弁かなというような感じがしましたので。休日診療だけに全職員をやればよいのかなと。総務費は要らないのではないのかなというような、今の答弁だったら感じましたけども。ただ、この事業を見てみますと、金額を出せば、いろいろな10億円の資金の利子の補助だけをやっているのではないかなというような意識がして仕方がないのですけども、そこら辺が全然見えてこない。
 これもホームページに出ていましたけども、事務事業評価ということで、これは評価年度が平成21年度ということでございまして、この中に、共同処理すべき事務事業の洗い出しを行い、組合で実施可能かどうかの検討を早期に行うよう作業部会等へ働きかけるというようなことを書かれていますけれども、これが全然なされていないというのが本来ではないかなという。事業評価もこのような評価がされているのに、全然これは前を向いてなっていないのかなと。いつまでたっても同じだったら、もうそんなものはもう少し縮小するなり、きちっとした方向性を見なければ、私はおかしいと思います。この分担金が、やはり市の財政も大変厳しい、各市町村も財政が厳しい中、分担金を払ってきている中で、このような評価がされているのであれば、きちっと分担金をもっと下げて、どういうような方向性にするかというのをきちっと決めやんことには、たとえうちのところの財政が、あと3年でゼロにすると言うていますが、10円でも20円でも安くするのが、私は本来のことやと思いますねんけど、そこら辺はどうですか。

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◯議長(朝井啓祐君) 松田副市長。

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◯副市長(松田秀雄君) 今、再度おただしいただきました。総務費の関係をご指摘いただいております。葛城休診の話を、なるほど、先ほどさせていただきました。ただ、これのふるさと市町村圏基金というのは、今も本広域では持っております。その基金の果実で基本的に事業を行うというのがまず第一で、先ほど議員さんも項目を質問の中で言うていただいておりますけれども、このような事業計画、事業推進、また広域という組織を持つ意味では、広域には議会もございますし、それの業務の管理や、あるいは議会の運営や、あるいは庶務的なところで総務費全体の予算がございます。また、職員は、当然まずその第一義でありますそのような管理業務に当たるための業務を、これはもちろん遂行しておりますので、その上に先ほど申し上げましたような葛城休診も合わせながら仕事をしていると。そういう点でご理解をお願いしたいと思います。決して総務費は、必要最小限の事務経費等を積み上げた経費でございますので、今の状態で葛城広域行政を運営するなら必要な経費かと考えております。よろしくお願いいたします。

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◯議長(朝井啓祐君) 2番西村元秀議員。

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◯2番(西村元秀君) そして、これは、借地料というのを50万円ほどもらっていますね、うちのところへ入っていると思いますけれども。そんなんも、私は減らす、別にどこでもええん違うんかなと。うちの庁内に持ってきても、うちの市の人員が減ってきているから、職員さんも減ってきているから、職員さんをこっちの、前は市の内部にあったと聞いていますねんけども、もう一遍戻してきて、たとえこの敷地料でも、50万円でもまけるような、これは各市町村が分担していますので、これはきちっとした方向性を示さなければいけないなというようなことと。
 あとですけども、いろいろな、これは管理者会議が、開催回数とか、事業運営委員会開催回数が年に何回かされて。その場でこういう話が出たのかどうかだけ、もう一度よろしくお願いします。

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◯議長(朝井啓祐君) 吉田市長。

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◯市長(吉田誠克君) 管理者会議の議題、議論の中の質問でございますので、私のほうからお答えさせていただきます。
 議員がご指摘のこの葛城広域行政事務組合自身は、休日診療という大事な仕事をいたしておりますので、この件についてはしっかりと続けていって拡大をしていこうと。昨年の新型インフルエンザ等でも薬が足らなくなるほど補正予算を組んで買い足しをしなければならないほどの、あまり病院が繁盛という言葉を使ったらおかしいですけども、市民にご利用いただいたという実績がございますので、しっかり守っていきたいなと。そういう中でいつも出てくるのは、議員がご指摘の10億円の果実、利息で、広域圏で共同で事業ができることはないか、そして共にPRなり、4市1町で取り組む新たな課題がないか、こういうのは、毎回議題となっております。そういう中でしっかりと話し合いをしながら、今後4市1町で、より広域ですることによってメリットがある、そういう新たな部門、施策なりを見出して、しっかりと運営をしていきたいという思いでございます。

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◯議長(朝井啓祐君) 2番西村元秀議員。

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◯2番(西村元秀君) 開催するのはわかるけども、どのような。やっぱりこれは、17年からずっと、評価制度は17年からずっとやっていますわね、これ。これを見たら、17年が3回、18年度が2回、19年度が2回、20年度が2回ということで、こういう会議が開催されて。何を見直してきたんかというのが見えてこない。見えてこない。そやから、私はあんまり要らんのではないかなということを言うているんです。ただこれ、補助金をするだけやったら、だれでもできますやんか、そんなん。ただ、これは、広域の中でどのようにして効率化を図るということでこういうことが、葛城広域行政組合というのはなされていると、私は思いますのやけども、そこを何もやっていないのに、何でそこにお金を、分担金を、多くの分担金を払わなければいけないのか。それが理解できないと言うているんです。ちょとそこだけ、もう一遍だけ、ここ、ようわかりませんやろう、これ見たら。わかりませんやんか、全然。補助金だけですやん、これは。

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◯議長(朝井啓祐君) 吉田市長。

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◯市長(吉田誠克君) 再度のおただしでございます。
 先生も去年議員で出ていただいたのでおわかりいただいているとは思うんですけども、高田市が元気ウィークの中で、県の地場産フェアに取り組んで拡大していこうとしたときに、やはりこれは広域で、県が地場産フェアをする、そういうのを利用して高田市が乗りながら、広域行政へ呼びかけて、新たに、これは2年ほど前に新たな50万円というのを組んだと思います。そして、その次に、精神障害者の支援活動の助成金につきましても、これは、精神の障害者でありまして、これも3年前であります。高田市にありました団体が、法が変わってなっていかなくなって非常に困られたときに、結果としては、郡山にあります萌という大きな団体に吸収していただいて今存続しておるんですけども、実際に高田市の住民が半数以上入っておられる。そういう中で、それ以外の半数の方を見ますと、広域圏の中から大方の人が入っていただいております。そういう中で、広域として、これはある一定の補助をするべきであろうということで、これも3年か2年前から始めさせていただいた事業でございますので、同じことをずっと協議もしないで続けているのかというおただしでありますけども、その都度、今年は1300年事業を別に組みましたし、助成している団体、内容とも変わってきておりますので、そこらのご理解をいただきたいと思います。

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◯議長(朝井啓祐君) 2番西村元秀議員。

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◯2番(西村元秀君) もうこれ以上申しませんけども、やはりこの葛城広域行政事務組合の、もう一度分担金を減らすというような検討もしなければ、各市町村が納得してこないのではないかなと私は感じていますので、やはり財政が各市町村厳しいですので、やはりきちっとした分担金の、このような使い途をするということは、きちっとした説明が私は必要だと思いますので、これ以上もう質問しませんけども、分担金について検討をお願いしたいというようなことでございます。
 そうしまして、もう1点ですけども、葛城子ども安全メールということで、教育委員会としてはどのように学校に周知されているのか、それだけよろしくお願いしておきます。

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◯議長(朝井啓祐君) 教育委員会事務局長。

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◯教育委員会事務局長(吉村和則君) 西村議員さんの、子ども安全メールのPRについてのご質問にお答え申し上げます。
 学校の見守り活動、登下校につきましては、学校保護者、教育委員会、また高田警察署、地域のボランティア、そして関係団体が連携して見守り活動をしていただいて、安心安全のまちづくりを進めております。市内でも不審者が出没しておりますけれども、幸い大事には至っておりません。多くの人の見守りが、犯罪から子供を守る大きな抑止力となります。不審者情報を共有して多くの人たちの目で犯罪予防に努め、安全で安心なまちづくりに努めていただいております。
 葛城広域子ども安全メールは、そのためには有効な手段でありますので、6月の校長会におきましても、再度子ども安全メールのPRをしたところでございます。今後も機会あるごとにPTA、子供会、補導会等、関係団体に対しましてPRに努めてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 2番西村元秀議員。

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◯2番(西村元秀君) どうもありがとうございました。
 まず、これで1点目の質問は終わりまして、2点目ですねんけども、温暖化対策ということで、省エネ法の改正ということでなされて、なかなかこういうものが情報として入ってこないんかなというようなことでございますので、今後とももっと情報の収集に努めていただきたいなということと、いろいろなことで、この省エネ法が改正になりまして、建築設備計画基準、そして建築設備設計基準というのも改訂になっていますので、そこら辺の法律も全部変わっていますので、そこら辺もよろしく、認識をしてもらいたいなということと。
 今、奈良市、奈良県のほうでは、地域を巻き込んでの地球温暖化対策地方公共団体実行計画というので、これは多分地域を巻き込んだCO2削減策についての検討が、今、奈良市と奈良県ではやられていますので、この検討を多分各市町村にも、向こうがうまくいけば振ってくるんではないかということで、このような、今、地球温暖化、CO2削減策についていろいろな情報がありますので、そこら辺の情報収集にだけ、努めていただきたいということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
 3点目、学校評議員ということで、内容につきましてはよくわかりましたけども、今この学校評議員ということで、私も卒業式に行きまして、学校評議員さんて初めて来たなという感じを受けましたので、余りにも住民さん、地域の人たちの認識がないのではないかなというような感じがしますけども、そこら辺の、私はものすごく、この学校評議員さんは、地域の連携のため、PTAの連携のためには、大変重要な役割と認識しますねんけども、そこら辺がやっぱり住民の方にこういうことがありますよというような周知とか、そういうことはなされないのかお伺いします。

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◯議長(朝井啓祐君) 教育委員会事務局長。

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◯教育委員会事務局長(吉村和則君) 西村議員さんのご質問にお答え申し上げます。
 21年度、すべての学校、幼稚園、小学校、中学校、すべて評議員制度が発足しておりますけれども、認知度という点では、非常にまだ市民の方になじみが少ないのかもしれません。それぞれ学校評議員の方から出されております外部評価の声といたしましては、地域における子供たちの様子、あいさつをしているのか、また自転車の乗り方、子供会活動など、そうした学校では見えない部分を教えていただいて、それを生徒指導に役立てております。また、地域のいろんな情報を得るために学校支援ボランティア活動をしていただける方の、ゲストティーチャーだとかボランティアの方のご紹介などをしていただいております。十分成果は上がっておりますけれども、今後、市民の方にも、十分この学校評議員のPRをしていきたいと思います。今後も、学校評議員も含めまして、学校を支援いただく方々とともに、学校は地域に根差した特色ある学校、園づくりに努めてまりたいとかんがえておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 2番西村元秀議員。

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◯2番(西村元秀君) ありがとうございました。やっぱり学校評議員をもう少し住民の方に認識ということで、伝えていただきたいなというようなことと、もう1つは、やはりこれから、私は教育がものすごく重要であると考えておりますので、やはり学校独自の特色を持ちながら、やはりそれを教育に生かしてほしいなというような思いでございますので。特に、片塩小学校では、金管クラブというのが大変有名だと、私はいろいろなことで、小学校の中では有名であるということで、やはりそういうようなことで、各小学校でもいろいろな特色づくりをして、やっぱりこの学校はこういう特色がありますというそれを地域の住民の方々が見守って育ててあげればいいかなと思いますので、そこら辺のこともよろしくお願いしまして、評議員の質問を終わらせていただきます。
 最後ですけども、自動交付機ですけども、ちょっと昨日、橿原の人から情報を聞きまして、やはりそれぐらいの金額がかかるやろうなと。3,000万円ほど要るのかなというようなことでございますので、大変な金額やということでございますので。いろいろなことがありますけども、これからやっぱり、みんなが入れれば、だんだんコストも安くなるんであればなと思いますので、地域の市町村の状況を見ながら、やはり市民サービスの向上ということでございますので、休日でもいろいろ全部できるとか、やっぱり20時までできるとか、いろいろありますので、そのときには職員さんも要らない状況に、私はなると思いますので、そこら辺のことも検討されるようよろしくお願いしまして、私の一般質問を終わりたいと思います。

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◯議長(朝井啓祐君) 次に、13番植田龍一議員の発言を許します。13番植田龍一議員。
           〔13番(植田龍一君)登壇〕

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◯13番(植田龍一君) 市政会の植田龍一でございます。議長より発言の許可をいただき、西村議員に引き続き一般質問をさせていただきます。
 昨日国会が閉会し、今後の日本の大事な方向性が決められる参議院選挙の日程がやっと決定いたしました。昨年8月の衆議院選挙で政権交代が行われましたが、外交問題や政治と金の問題などで鳩山内閣は1年ももたず、菅新内閣が発足いたしました。今回の参院選は、各政党にとって特に重要な選挙になると言われております。第三局政党も台頭し、今後の日本の行方にとっても大きく影響すると考えられます。また、中央と地方の政治の関係も今後さらに重要となり、注目されるところとなります。市民に一番に近い立場にいる我々議員や行政関係者も市民の命と財産を守るため、市民の期待に応えられるよう一層頑張らなければなりません。今回も、8つの項目について、特にお金のかからないことを中心に質問し、提案させていただきます。
 まず、道州制について質問いたします。近年道州制に関する議論が活発になってまいりました。政府の地方分権改革推進委員会や、地方制度調査会、道州制ビジョン懇談会などにおいても、道州制の導入が適当とされ、道州制への移行の目標時期は、道州制ビジョン懇談会の中間報告や日本経団連など各種団体の報告などでもおおむね2010年代半ばから2017年ごろとされており、与党をはじめとする各政党もマニフェストなどで道州制への移行を掲げられ、いよいよ道州制というものが間近に迫ってまいりました。
 現在の国の形は、明治維新の際、明治4年に廃藩置県が行われ、ほぼ今の形になり、その後明治21年に愛媛県から香川県が分離して、現行の47都道府県になりました。以来、市町村の合併は数度と繰り返されてまいりましたが、都道府県の形は、約120年間そのままとなっております。時代も大きく変わり、今まさに変革の時代を迎えております。これからの国の形、行政規模、国と地方の役割などが国レベルで決められようとしております。市民レベルでは、地域主権型道州制国民協議会が東北、関東、関西、中国と活動を広げられております。四国、九州については、もっと以前から道州制議論が盛んに行われておりました。議員関係では、本年1月に東北6県の超党派の県議、市議、町議、村議と首長などで東北州政治家連盟が発足され、5月には関西州政治家連盟が立ち上げられました。今後さらにさまざまなレベルで国、中央政府の権限と役割、地方自治体の権限と役割などについての議論が進んでいくと思われますが、地方分権を推進してもらうのか、地域主権を進めていくのかが今後重要な議論となるでしょう。本市にとっては、どういう方向がベストなのか、かじ取り役の市長の考えをお伺いいたします。
 2点目には、給食費未納問題と給食の無料化についてお伺いいたします。まず、給食費については、年々未納者が増え、文部科学省の発表では、全国の給食費の滞納は、生徒数で約9万9,000名、金額は約22億3,000万円に達しているということです。学校では、仮に親が給食費を滞納していても、その子供に給食を食べさせないということは不可能です。憲法では、義務教育は無償で行うことが決められております。ただし、給食費は、別の法律で支払うことになっていますが、支払わない場合の罰則がないため、払わない方が得だと勝手に間違った判断で滞納し、その期間も数か月から数年に及び、結局支払わないで卒業する者も出てくる状態で、現場の先生方や関係者の方々が大変困っておられると聞いております。景気の低迷や社会情勢で払えない方も増えてきているのもわかりますが、先ほど申し上げたように、自分の勝手な意見で払わない者が増えてきているようです。結局は、まじめに払っている方々や行政にしわ寄せが来ることになります。本市の現状、滞納の家庭数と金額はどれぐらいあるのか、お伺いいたします。
 次に、給食の無料化についてでありますが、近ごろ少子化対策、子育て支援の一環で、給食費を無料にする自治体も出てきております。このような自治体は、将来的にもっと増えてくると予想され、高田市でもぜひお願いしたいと思っておりますが、財政の問題などで今はとてもやないけど難しいという答弁が返ってくるのは十分わかっております。そこで、4月から半額支給が始まりました子ども手当のもう半分の使い途について、自治体の裁量で使えるようになれば、本市においては、この給食の無料化を最優先で考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。その際、本来、子ども手当は中学生以下となっておりますので、本市の中学校でも近隣他市と同じように給食を実施していただきたいと思いますが、あわせてご回答をお願いいたします。
 3点目、「立志式」、「二分の一成人式」の実施についてでありますが、昔の元服にならって、数えで15歳になる中学2年生が人生について考え決意を新たにする「立志式」が、広島県尾道市をはじめ全国各地で実施されてきています。2年前、民生文教委員会で尾道市を視察に訪れ、尾道教育さくらプランという教育プログラムを研修させていただきました。その中に、この「立志式」の実施があり、これはすばらしいことだ、高田にも必要だと思い、帰ったら議会で現状を質問し、提案しようと思っておりましたが、なぜか忘れておりました。先日政治講座を受講する中で、講師の先生から改めてこの「立志式」の必要性を教えられ、今回質問、提案させていただきます。
 最近の子供たちは、ちょっとしたことで「うざい」と言い、きれる、むかつくなどの言動から、青少年の犯罪は凶悪化、低年齢化し、痛ましい事件が起こるたびにこころの教育の必要性が叫ばれております。しかし、なかなか有効的な手段がなく、このままでは子供たちの精神が崩壊していく恐れがあります。今こそ何かできることからやらなければならないときだと思います。そこで、中学生を対象に「立志式」を行うことが、心の教育につながり、大切な節目の行事ともなります。体格に精神の成長が追いつかず、情緒が不安定になりがちで、エネルギーをもてあましている年代の子供に、人間力の基本となる志の大切さを実感し、将来の生き方にかかわる自覚と意欲を高め、法的にも大人としての立場を理解することで、社会の一員としての自覚を深めてもらうことができます。また、この「立志式」に地域の方々にも参加していただくことにより、地域の方々に育まれているというきずなも感じてもらうことができます。早速、全中学校で実施していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
 また、10歳で「二分の一成人式」という行事をあわせて実施されている自治体もございます。これは、まだ初々しい素直な小学生のときに、志の大切さを教えることができると、この行事も大変有意義な行事とされておりますが、いかがでしょうか。
 次に、4点目、文化、教育的行事に旧暦を活用してはということなんですけど、現在の暦は、明治6年から使用されることになりました。明治維新後は、まだ旧暦が使用されておりましたが、明治6年はうるう月があり、1年が13か月となることから、1か月余分に給料を支払わなければならないということで、この年から現在の新暦に変わったそうです。しかしながら、日本人の生活は、太陰太陽暦が体になじんでおり、月の満ち欠けも生活リズムに大きく影響してきました。24節季なども、自然とのリズムが調和しており、現在の暦では違和感のあるものもございます。例えば、正月ですが、あいさつにも新春や迎春といった春を用いますが、その後に大寒、一番寒い季節が来ることになります。これが、旧暦だと、正月は2月中ごろになり、自然と合致いたします。七夕も毎年梅雨明けごろで、子供たちもひこ星様と織り姫様と天体に夢を見るのですが、実際はいつも雨で、天の川より増水した雨の川を見る結果となっております。また、願い事を書いた短冊もびしょびしょになってしまうこともたびたびです。これが旧暦だと8月半ば、雨も少なく、きれいな星空が広がっております。このように、今の暦では季節感がずれていることがあり、それに対して、旧暦は、日本の自然と合致しております。子供たちに日本本来の自然とのふれあいを体験させるような文化的行事や学校行事などで旧暦を用いてはどうかと思いますが、いかがでしょうか。
 5点目は、お結び課、もしくはお結び係の設置についてであります。最近の傾向に、結婚年齢の高齢化があります。これも問題ですが、さらに未婚化という問題も進んでまいりました。日本の生涯未婚率は、男性で16%、女性で7%と、20年前の約2〜4倍になっております。理由には、本人が望んでも結婚できない、出会いがないなど、情報や機会が不足しているということが挙げられております。また、このことも少子化に大きく影響しているのも事実です。こんな状況をほっとけない、行政の支援が必要だと、「がばいばあちゃん」のロケ地で有名な佐賀県武雄市では、縁結び、婚活支援を行うお結び課を立ち上げられました。こんなことまで公務員が? 少ない職員にこのようなサービスまでさせる余裕があるのかと心配されますが、この武雄市では、お結び課は2人体制で、そのうちお結び課長は外部から公募し、報酬は月額基本料8万円と、成婚1組につき3万円の出来高払いとされています。人員の問題については、考えればいくらでも方法があると思います。本市でも結婚しない方が増えてきていると聞いております。高田市でも、行政としてこのような取り組みをされてはと思いますが、いかがでしょうか。
 6点目は、行政情報発信、ブログやツイッターの活用についてであります。最近、IT技術の目まぐるしい進歩により情報のスピードは、ついていけないほど速くなっております。特に携帯電話はどんどん進歩し、もはや電話と呼べないぐらいの機能がついております。特に若い方々を中心に、その機能をフルに使い、情報やネットワークを共有し、生活の一部にされている方が増えております。現在、高田市行政の情報発信は、ホームページと広報誌が中心となっていると思いますが、自治体によれば、いち早く新しい技術を活用し、情報を発信されているところも増えてきております。ブログやツイッターなどを情報発信に使用されている自治体では、市民が登録するだけで市のあらゆる情報が市民に伝わっていきます。例えば、子育てサークルや子育て支援の情報、納税のお知らせや危険情報など、どんどん入ってくるそうです。
 この件についても、先ほどの武雄市では、たけおブログを開設し、行政関係から武雄市に関係する方ならだれでも登録できるようにされております。その中で、市長のブログや教育委員会の会議録、行政、市民の最新情報が一目でわかるようになっております。また、議会の中継を「You Tube」で配信されたり、どんどん新しい技術も取り入れられております。高田市も、情報発信にブログやツイッターなど新しい技術や手段を取り入れ、時代に乗りおくれないようにしなければならないと思いますが、いかがでしょうか。
 7点目、高田こども園の現状と、今後のこども園設置についてお伺いいたします。今年4月に奈良県初となる高田こども園がオープンしました。このこども園のオープンに関し、昨年9月議会では募集要項などについて、12月には運営方法などについて質問させていただきました。心配されておりました3歳児の受け入れと校区についても、大きな混乱もなく、入園を希望されたほとんどの子どもたちが入園されたと聞きました。また、保護者の方々からも、心配していた安全対策についても十分対応され、さまざまな要望にも応えていただけ、子どもたちも元気に生き生きと通園しているとの喜びの声も聞かせていただきました。これも先生方や関係部署の方々の気遣いと陰の努力があってと感謝申し上げます。
 現在、オープンから2か月半が経過し、新たな問題として車での送迎が増え、雨の日や朝の時間帯で混雑が起き、何とかしてもらえないかという声を聞いております。当初から駐車場が少ししか確保できない、小学校の通学路との兼ね合い、幼稚園児は基本的に徒歩通園など、最初からわかっていたことではありますが、安全面からも何とか緩和できる方法がないのかお伺いいたします。
 また、心配されておりましたプールは間に合うのでしょうか、あわせてお願いいたします。
 次に、今度のこども園の設置予定についてでありますが、平成24年度に土庫認定こども園が開園予定だということですが、場所は決定したのでしょうか。高田こども園では、小さな子供の階段の上りおりが一番気を使うと聞きました。場所の広さによっては、1階建ても考えていただきたいと思います。また、土庫校区は人数が少なく、位置的にも高田校区と重なり定員に達しないことも予想されますが、そのときには、市内広域からの募集を検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
 この園の特色として、広い園庭で、遊具なども、設備も充実させ、送り迎えの駐車スペースを確保し、車での送り迎えが可能な園とされてはいかがでしょうか。
 最後に、職員研修の成果と職員提案、やる気力についてお伺いいたします。職員の方々には、苦しい財政状況の中、まずは累積赤字解消のためにと、ご理解とご協力をいただき、お礼を申し上げます。人員の削減も行われる中で、少数精鋭、一人一人の能力アップが求められております。そのためにも、職員研修は大変重要視されていると思います。現在どのような形で、どれぐらい行っておられるのかお伺いいたします。
 研修の内容もいろいろあるでしょう。専門的なものから一般的なもの、自主的なものや義務的なもの、市役所内部での研修や外へ出て行っての研修などもあると思いますが、そういった研修がどのように生かされた、活用されたなど、成果として上がっているものがあれば、お答えください。
 また、職員提案はどれぐらいされているのか、実例などもあれば、教えていただきたいと思います。
 最後に、やる気力については、職員さんがやる気を起こすようどのように工夫されるのかお伺いいたします。
 以上で壇上での質問を終わります。

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◯議長(朝井啓祐君) 吉田市長。
           〔市長(吉田誠克君)登壇〕

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◯市長(吉田誠克君) 13番植田龍一議員さんの、道州制についてのご質問にお答え申し上げます。
 植田議員におかれましては、関西州政治家連盟の副代表としてこの課題に積極的に取り組んでいただいておりますことに敬意を払うところでございます。
 さて、今後の道州制を含めた広域行政のあり方についてでありますが、救急医療において、県をまたがったたらい回しが起こったり、産業廃棄物を県をまたいで処理するというような問題も起こったり、また防災や交通など、都道府県域を越えた行政課題が増えており、広域的な対応が求められていると考えております。現在、国や経済連等から道州制に関しての報告や提言がなされておりますが、今の議論は、国全体を大きく地方分権型に変えるというよりは、区割り論や組織論が先行している感じがいたしております。
 私といたしましては、いろいろな自治体、都道府県、市町村がある中で、道州制によって地域住民並びに地方自治体にどのようなメリット、デメリットがあるのか、そして、デメリットについてはどのように解決策が講じられているのか、しっかりと見極めて議論に応じていきたいという思いをしております。基礎自治体としての役割、権限が明確にされ、地域の自主性、自立性が高められるものとなることが必要であると考えております。
 以上、私の考えを述べさせていただきました。その他の質問につきましては、各担当からお答え申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 教育委員会事務局長。

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◯教育委員会事務局長(吉村和則君) 13番植田議員さんの、給食費未納問題と給食の無料化についてのご質問にお答え申し上げます。
 学校給食の未納につきましては、学校を通じて回収努力をしていただいておりますが、平成21年度末で収納率99.06%で、未納件数は81件となっております。このような未納の対応として、学校ではその都度担任が家庭に連絡し、督促するようにしております。また、文書による督促をしておりますが、保護者が納入に応じない場合は、個人懇談や家庭訪問により納入をお願いしております。そして、経済的に困っている家庭には、就学援助制度の利用についての指導もしており、今後も保護者への啓発と徴収に、一層努力してまいりたいと考えております。
 ご提案の、来年度、子ども手当の現物支給という中で、給食費の無料化についてでありますが、給食費相当額を直接国庫負担でいただきますと、給食費の未納問題は解決するものと思います。ただ、国の施策でありますので、今後の国の動向を注視してまいりたいと考えております。中学校の給食実施につきましては、今後、学校や生徒、保護者の意見も聞きながら考えてまいりたいと思っておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。
 次に、「立志式」の実施についてのご質問にお答え申し上げます。「立志式」は、昔の元服にちなんで、満14歳に当たる中学2年生を対象に全国で実施している学校があります。本市では、ホームルームの時間において、各自がそれぞれの志や将来の希望を述べたり、文集等を作成して今後の生活への新たな希望や目標を持たせる機会をつくっております。
 また、「二分の一成人式」は、10歳となる小学4年生で自分を振り返り、育ててくれた家族への感謝と将来の夢を語り合う節目の行事として、本市のすべての小学校で実施しております。「立志式」を学校行事として実施してはどうかとのことですが、学校行事の計画作成に当たりカリキュラムにおける位置づけが重要となっております。学校では、卒業式や入学式などの式典があり、各自がそれぞれの志や将来の希望を新たにする機会となっております。また、学校行事には、儀式的な行事や体育、宿泊、学芸的行事など、いくつかのものがございます。新たに「立志式」を導入するかどうかは、各学校の判断で決定されるのが最良であると考えております。生徒が志を立てることは意義深いことであり、学校行事の1つの選択肢として、今後、校長会等で説明してまいりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 教育長。

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◯教育長(楠征洋君) 13番植田龍一議員さんの、旧暦についてのご質問にお答え申し上げます。
 日本は、四季の自然に恵まれていたこと、また農耕を主たる生業として生活してきたことから、生活を送る上で暦に工夫を凝らし、日常生活や季節の移り変わりの目安としてきました。現在もそれは生きております。しかし、この旧暦も明治5年に改暦され、翌年から世界共通の太陽暦である新暦が施行されました。これにより暦日が約1か月早められたために、文化的年中行事などで今なお新暦、旧暦が混然としている行事も少なくなく、今の季節感から言えば、違和感を感じることもあります。
 現在、幼稚園、学校現場では、日本の伝統的な季節に応じた行事を子どもたちに紹介したり集会活動をして行ったりすることもあります。例えば、幼稚園や小学校において、七夕の行事では一人一人が願いや目標を短冊に書いて笹竹につるしたり、織り姫やひこ星のお話を聞くというような集団活動を行ったりしております。この七夕行事は、現在、新暦を採用して行っており、広く行き渡っているため、学校では旧暦で行ってはおりません。旧暦につきましては、日本古来の伝統文化を学ぶ際に関連した授業、例えば国語、古典、日本史などの中で教えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願いいたします。

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◯議長(朝井啓祐君) 企画政策部長。

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◯企画政策部長(高橋信夫君) 13番植田龍一議員さんの、お結び課設置のご質問にお答え申し上げます。
 現在の少子化の進行には、さまざまな要因が複雑に絡み合っていると思われますが、主な直接要因は、非婚化、晩婚化の進行、夫婦出生率の低下と言われており、非婚化、晩婚化の理由として、「結婚したい相手にめぐり会わないから」が4割以上を占めている状況であります。
 このことから、財団法人地域活性化センターの調べでは、地方公共団体において都道府県では26県が、全政令市、中核市、県庁所在市、人口10万人以上の都市の2割弱の37市が婚活支援の事業や対策を実施されております。
 奈良県におきましても、奈良県こども・子育て応援県民会議がなら出会いセンターを開設し、取り組みをされているところであります。
 議員がおただしの、本市においても婚活支援の取り組みをされてはとのご提案でありますが、施策としての性格上、広域での取り組みも有効であると考えますので、現在、奈良県が実施されている取り組みのさらなる充実を図っていただくべく、その広報等について考えてまいりたいと思っております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。
 続きまして、行政情報発信のためのブログ、ツイッターの活用についてのご質問にお答え申し上げます。議員がご指摘のように、公共団体におきましてもツイッターなどの新しいウェブサービスを情報発信や町の活性化、また市民アンケートやマーケティングなどのツールとして活用されているところがございます。また、情報発信として活用されている場合には、ホームページなど他のメディアとリンクした形での活用が行われている場合が多く見受けられます。現在、公共団体のウェブを利用した情報発信といたしましては、ホームページが一般的に広く知れ渡っているところであり、本市としては、現時点では文字媒体の広報誌「やまとたかだ」、市の公式ホームページを中心に情報発信に努めてまいりたいと考えておりますが、あわせまして、市としてのブログやツイッター等の利活用についても、今後、調査、研究してまいりたいと考えております。
 次に、「You Tube」などの動画による情報発信についてでありますが、インターネット中継で会議の内容をということになりますと、それなりに大がかりな装置が必要であると考えますが、ビデオレター的なものをデータとして張りつける、あるいはインターネット中継を行うことは、技術的には十分可能であると考えております。市のホームページにおきましても、市の紹介の国際交流と姉妹都市を開いていただきますと、2008年8月7日にリズモー市庁舎で行われました姉妹都市45周年事業の記念行事の様子を動画で張りつけてございます。
 動画などの利用につきましては、今後、観光情報の発信など臨場感を感じていただけるものについて利用するなど、検討させていただきたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 改革推進局行革・集中改革プラン担当理事。

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◯改革推進局行革・集中改革プラン担当理事(細川壽弘君) 13番植田龍一議員さんの、こども園についてのご質問にお答え申し上げます。
 現在、高田こども園では、短時間利用児97名、長時間利用児98名、合計195名が在園しております。ご質問の車での送迎時間の混雑は、開園当初、これだけ多くの子どもたちが保護者と一緒に一斉に登園してまいりますと、新たな施設で慣れていないこともあり、相当混雑しておりましたが、高田こども園、保育課、学校教育課の職員が毎朝の立哨を行い、誘導させていただきました。
 こども園では、保護者の方々に車での送迎を控えていただくことや、駐車時間や送迎時刻の調整をお願いいたしまして、開園当初に比べ混雑が若干緩和されつつあります。
 今後、保健センターの駐車場から徒歩による送迎など、保護者の方々にもご協力をお願いしたいと考えております。
 また、プールの設置につきましては、園庭整備とともに急ピッチで工事を進めており、大小2つのプールのうち小プールからオープンの予定です。
 次に、今後のこども園の建設につきましては、平成24年度に(仮称)土庫認定こども園の開園を目指しております。土庫保育所敷地と隣接地を建設用地として、現在、実施設計、建築確認の申請を行うべく準備を進めております。設計に当たりましては、鉄骨造平家建を基本として、駐車スペースの十分な確保、ゆとりのある保育室、また雨水対策や周辺の道路整備等も考慮しております。
 (仮称)土庫認定こども園での園児の受け入れにつきましては、施設規模、通園距離、通園方法、配置できます職員数などを勘案し検討しておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 企画政策部長。

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◯企画政策部長(高橋信夫君) 13番植田龍一議員さんの、職員研修の成果と職員提案、やる気力についてのご質問にお答え申し上げます。
 本市では、職員の能力開発に関する諸施策実施の基準とするため、「大和高田市人材育成基本方針」を定めており、具体的な方策として、人材の確保、人材の育成及び活用、職員研修の充実、人材の評価の4つを掲げております。
 このため、毎年研修計画を策定し、これに基づき職員研修を実施しているところでございますが、独自研修といたしまして、市職員だけでなく葛城広域圏内職員も対象にいたしました研修も企画、実施し、また、奈良県市町村職員研修センターや国際アカデミー等へも職員を派遣しております。平成21年度では、述べ515人が研修に参加しており、これは、全職員から医療職、教育職を除きますと、ほぼ1年間に1回は研修に参加している計算になります。なお、研修費といたしましては、135万円を支出しております。
 そのほかにも、新規職員を例にとりますと、まず、採用前の3月に事前研修として、組織人、社会人としての心構えなどを習得してもらい、4月には市町村職員研修センターにおいて接遇や地方公務員法の基礎を勉強し、6月にはフォロー研修として会計事務や文書事務の研修を受けてもらっています。その後、3年目には市実施の主事昇格研修、3年目以降には、必要に応じまして市町村職員研修センター実施の初級職員研修、中堅職員研修などを受講してもらい、職員の育成に鋭意努めております。また、各担当職場においても、随時専門研修として税務職員研修、社会福祉主事研修などの職務遂行上の研修を受講し、スキルアップを図っております。
 研修の成果といたしましては、業務能率と効果の向上や職員の意識改革につながり、市民サービスの向上に寄与していると考えております。また、派遣研修などで習得した知識やスキルを市や市町村職員研修センターで実施する新規職員研修などの講師として若手職員に指導、教育を行ってもらっております。
 次に、職員提案についてでありますけれども、能率改善等の職員の提案に関する規定により提案を受け付けております。この規定に基づく提案として、平成17年度には4件の提案がございました。18年度以降につきましては、集中改革プランを策定する中で職員から改革に即した提案を受け、専ら改革の取り組み項目として取りまとめてまいったところであります。
 次に、職員のやる気力につきましては、従来から若手職員の管理監督職への登用などにより職員のやる気を引き出しているところですが、今年度におきましても係長職の職員2名を課長補佐を経ずに課長職へ抜擢するとともに、女性の管理職の数を増やすなどの措置を行ったところであります。行政の機能を効率化し、より高めていくためには、職員のマンパワーの活用、いわゆるやる気力が欠かせません。そのため、引き続き人事制度及び職員研修並びに職場づくり、この3つの仕組みを有機的に結合させ、総合的に取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 暫時休憩いたします。午後1時に再開いたします。
           午前11時48分休憩
           〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
           午後1時再開

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◯議長(朝井啓祐君) 休憩を解いて、会議を再開いたします。13番植田龍一議員。

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◯13番(植田龍一君) 午前中の各質問においてご丁寧にご答弁いただきましてありがとうございます。今回の8つの質問は、高田市の財政状況をかんがみ、ほとんど財政負担のないような質問にさせていただきました。これより1問1答となりますので、要望も加えながら質問させていただきます。
 まず、道州制については、市長よりご答弁いただきましたが、おっしゃるとおりで、二、三年先にはこの道州制議論が実現に向けさらに活発になってくると思われます。本市においても、どのように選択していくのか、進めていくのか、決断しなければならなくなると思われますが、先日全国市長会では菅首相からの地域主権改革について、「国の形の一大改革、新内閣でもしっかり前に進めていく」という祝辞の内容に対して、これを批判する決議を採択されたと聞いております。また、先ほどいただいた答弁の中にも、デメリットについてあったと思いますが、具体的にどういうところがデメリットなのかというのをお伺いいたします。

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◯議長(朝井啓祐君) 吉田市長。

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◯市長(吉田誠克君) 再度の植田龍一議員からの道州制についての質問にお答え申し上げます。
 私は、平成15年に市長にならせていただいたとき、小泉政府の中で国でやることは国でやって、地方でできることは地方でやっていこう、そして官がするべきは官がし、官から民への移行をしていこうという大きな流れの中で、私は市長に就任させていただきました。その時点で、国と地方の役割分担という言葉が先行いたしまして、しっかりと税源移譲、権限委譲をする中で、国から地方へ権限も財源も移行する。そして、そういう中で、交付税や補助金というのを削減する中で、地方の特色ある地方行政を推進していただきたいというような形の行政の考え方からスタートして、現実には、権限も財源も来なくて、交付税や補助金のカットが先行して、いまだにその三位一体の後遺症に苦しんでいる現状の中にあります。国が今、900兆、1,000兆という借金を抱える中で、地方分権なり地方主権なりが進んでいく中で、そのしわ寄せ部分が国から地方へ移ってくるというのを一番心配するのではないかなと。まず、税源を地方に移しますと、国が今抱えています借金は、税が基本でございますので、どういう形で返していくのか、そういうビジョンが何ら示されていない中で道州制が先行しますと、国が1,000兆の借金で道州が地域の税収なりで栄える、こういうことはあり得ないことでありまして、国が栄え、地方が栄えという方向をしっかりと示していただきたいという思いで、市長会では討論させていただいております。
 以上です。

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◯議長(朝井啓祐君) 13番植田龍一議員。

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◯13番(植田龍一君) 国から地方への税源とか財源を移譲するという中で、地方へのしわ寄せが一番心配だということをお聞かせいただきました。いろいろな事業があると思うんですけど、その中でも、特に、やはり国でするべきものは国で、逆に市長が就任されてからいろんな今お話しいただいたことの中で、今後、この事業についてはぜひとも基礎自治体でやってほしいというようなものがもしありましたら、高田の未来を見据えて教えていただけたらと思うんですけれども、何かありますでしょうか。

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◯議長(朝井啓祐君) 吉田市長。

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◯市長(吉田誠克君) 再度の質問であります。
 反対に、地方でしたいことやなしに、こういうことは本来は国でするべきであろうということの意見を一、二持っております。それは、国民皆保険である国民保険制度、地方の1自治体の権限で、責任ですべてを賄っていくというのには、最終、大きな無理があろうという思いをしておりますし、もう1点、生活の保護につきましても、今これだけ急増しておる中で、もちろん4分の3が国、4分の1が地方ということになっておりますけども、これは、本来憲法で掲げられております「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」という観点から言いますと、これは国が行うべきではないかという思いを持っております。
 以上です。

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◯議長(朝井啓祐君) 13番植田龍一議員。

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◯13番(植田龍一君) 今、国から地方へというよりも、地方のしんどい部分をやはり国でやるべきところは国でやってほしい、本当にいい意見を聞かせていただいたと思います。そういうこともすべて今後考えていかなければいけないというところなんですけど、道州制について、地方制度調査会の委員の方が、道州制とは何かと問われたら、都道府県よりも原則として広域の機関または団体を新たに創設しようとする制度構想の総称と答えるしかなく、賛成か反対かと言われても、おおよそだれにも答えができない問題だというふうに、地方制度調査会の委員の方がおっしゃっているほどなので。だからこそ、今後、しっかりと各自が研究して、例えば先ほどとは別に、全国で一律では決められないようなこと、こういうことを各地方の行政単位が決定していけるように、権限の委譲を議論したり進めていくということになっていくと思うんです。これからの地方の方向性を各地方でやはり議論し、国というか中央政府から示されるというのではなしに、各地方から自分たちの形、うちはこうやってほしい、うちはこういうことができるというようなことを挙げていかなければいけないようになっていくと思います。やはり自分たちの地域は自分たちで決めていくという意識が必要ですし、今後、道州制について、我々議員もそうなんですけど、市民の方々もそれぞれの立場でしっかりと研究してどうすればよいのかというのを議論し、地方の形、国の形をまた提案していかなければならないと思います。
 次に、給食費の未納問題と給食の無料化については、吉村事務局長よりご答弁いただきました。高田市でもさまざまな指導や努力をいただいているということなんですけど、81件もの滞納者が現実にいるということです。そのような滞納されている方に対して、支払を求められるように指導とかを行っていただいているんですけど、裁判所に申し立てるというような自治体も出てきています。隣の橿原市が既にされたと思うんですけど、平等性を保つためには、やはりそのように法的措置もとっていかなければならないと思いますが、この点についていかがでしょうか。

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◯議長(朝井啓祐君) 教育委員会事務局長。

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◯教育委員会事務局長(吉村和則君) 滞納整理ということで、6月から平成22年度における子ども手当の支給が始まりました。これは、子ども手当は、時代を担う子供たちの健やかな育ちを社会全体で応援するという趣旨で支給されております。これをよい機会としてとらえ、子ども手当の趣旨を説明して学校給食費の徴収努力に努めてまいりたいと考えております。委員さんがご質問の、悪質な滞納者には法的なのはどうかということで、基本的には徴収努力で頑張っていきたいと思いますけれども、どうしても悪質な場合は、法的な手続きも今後検討してまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

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◯議長(朝井啓祐君) 13番植田龍一議員。

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◯13番(植田龍一君) この件につきましては、やはり正直者がばかを見ないように厳しく当たっていただけるようにお願いいたします。
 そして、今、子ども手当が出ましたが、その分をもらっておくだけもらっておいて、そのまま滞納するというのは、本当に悪質だと思われます。天引きできるんなら、していただいたら、一番ありがたいんですけど、生活保護でも以前聞かれたと思うんですけど、やはりいったん支給してもらって、そこから別に支払ってもらうという、手続き上そうなると思うんですけど、自治体によっては、現金支給にして、そのときにその場で払っていただくように、お願いされているところもあると聞いていますが、そういうことは高田市では考えておられないのでしょうか。

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◯議長(朝井啓祐君) 教育委員会事務局長。

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◯教育委員会事務局長(吉村和則君) それぞれ、子ども手当は子ども手当の支給の趣旨がございまして、本人に振込でするということで聞いております。その振込になっておりますので、手渡しでそこから徴収ということやなしに、いつ支給やということは大体わかりますので、それも考えまして、それをよい機会に、その趣旨も説明しながら、学校給食の滞納の徴収に当たっていきたいと考えております。

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◯議長(朝井啓祐君) 13番植田龍一議員。

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◯13番(植田龍一君) 何とかやっぱり、徴収というか滞納がないように、やはり払っている者が損をする、結局そこへしわ寄せが来て、お金が足らなければ材料費を落としていかなければならない、きちっと払っている人がそれだけのものを食べさせてもらえないということにもなりますので、何とか支払ってもらえますように、またしんどいとは思いますが、よろしくお願いしたいと思います。
 次に、給食の調理員さんなんですけど、現在何名おられて、幾つの学校に配置されているのか、また、民間委託は何校でやられていて、調理方法はどういうふうになっているのか、お伺いいたします。

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◯議長(朝井啓祐君) 教育委員会事務局長。

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◯教育委員会事務局長(吉村和則君) 現在、市の職員の給食調理員は12名で、人材派遣が2名、民間委託は4校行っております。直営は4校でございます。
 以上でございます。

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◯議長(朝井啓祐君) 13番植田龍一議員。

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◯13番(植田龍一君) 続いて、中学校で給食の実施については、現場の声を聞いていくとありましたが、これを進めていくに当たっては、センター方式というのを導入されてはどうかと思うんですけど、センター方式の導入についてはどういうふうなお考えなのか、お伺いいたします。

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◯議長(朝井啓祐君) 教育委員会事務局長。

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◯教育委員会事務局長(吉村和則君) 今現在、小学校ではそれぞれの学校で給食室を持っておりまして、自校方式でやっております。委員さんのご指摘のように、センター方式のほうが効率的な経緯から考えますと、非常に効率的でございますけれども、自校方式のよいメリットもございますので、今後、当面は自校方式とは考えておりますけれども、中学給食ということで今おっしゃっておられますので、その辺は、自校式、センター方式も合わせた上で考えていきたいと思っております。

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◯議長(朝井啓祐君) 13番植田龍一議員。

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◯13番(植田龍一君) 先ほどの件とあわせて、調理員さんの数も昔からだんだんと減っていっていると。その分業務委託という形で自校方式で今はやっていただいているんですけど、そのような形で、高田市全体、中学校も含めてのことになりましたら、やはり今、自校方式よりセンター方式というもののほうが衛生面やコスト面、食品の安全性、効率的にもすぐれているということは、昨年、民生文教委員会の視察で高松市の給食センターへ行かせていただいたんですけど、そこでも実証ると言われていましたし、財政的なことも出てまいるんですけど、これは今すぐと言っても無理なことですし、これはもう十分わかっておりますので、先ほど質問でも言わせていただいたとおり、子ども手当の半分の部分が自治体の裁量で自由に使えるというふうになれば、やはりこのことを最優先で考えていただきたいという中での質問ですので、ご理解いただきたいと思います。
 というのは、都会のほうでは、待機児童解消ばかり言われて、保育所関係のほうに子ども手当の半分というのが投入されるように報道では言われているんですけど、高田市の場合は、保育所の分はもう十分充実させていただいておりますので、そっちに逆に流れると、まったくそのメリットがないということになりますので、そうなれば、小学校は給食がありますけど、中学校では、ほかのところでは給食があっても高田市では実施されていない。私も今度12年目、議員をさせていただいているんですけど、昔はやはり弁当もいいところがあるとかという意見が多かったんですけど、最近はやっぱり逆転してきました。給食にしてほしいという声のほうが高まってきております。これは、時代の流れというか、何がいいというよりも、やはりそういう便利というふうになってきているのか、給食のほうがいいと言われる方が増えてきているのは事実になっておりますので、将来に向かって高田市でもそういう形で取り組んでいかなければいけないなと。取り組んでいっていただきたいと思っております。
 この子ども手当の分はどうなるか、国のほうで決定されるんでわからないんですけど、私自身としては、議会からもそういうような自由に使わせてほしいというような要望も上げていかなければいけないと思いますし、やはり基礎自治体の声としても、市長のほうからもそういうふうに、自分たちのところの分は自分たちで、市の自由に使わせていただきたいというようなことを上げていただきたいと要望しておきます。
 次に、「二分の一成人式」の実施は、もう既にすべての小学校でやっておられるということでしたので、具体的にどういうふうにやっていただいているのか、教えていただきたいと思います。

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◯議長(朝井啓祐君) 教育委員会事務局長。

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◯教育委員会事務局長(吉村和則君) 植田議員さんのご質問にお答え申し上げます。
 「二分の一成人式」の実施の内容でございますが、これは、小学4年生の総合学習の時間で、2月の最後の授業参観で保護者の前で児童が発表しております。内容といたしましては、成人、二十歳の半分の年の10歳を祝おうというねらいのもとに、各学校で工夫しながら取り組んでおります。主な事例といたしましては、生まれてからこれまでに思い出に残ったことを話す、また手紙形式で、これまで生きてきて親に苦労をかけてきたこと、親への感謝をあらわす、自分の得意なことを発表する、自分の夢、自分の目標について話す。そうしたことを授業の中で進めていく。そして、学年主任または担任の先生から、一人一人の言葉掛けや証書を手渡しで渡しております。
 以上でございます。

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◯議長(朝井啓祐君) 13番植田龍一議員。

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◯13番(植田龍一君) ありがとうございます。
 そういうすばらしいことが、この高田市で、それも全小学校で取り組んでおられるということは、誇れる高田の1つではないかと。よそでやっておられるところも出てきているからどうですかというふうに質問させていただいたんですけど、逆に高田のほうが先進地というか、本当に進んでやっていただいていることに対しまして評価させていただきたいと思います。そして、今後も、本当にいいことだと思いますので、続けていっていただけたらと思います。
 そして、「立志式」につきましては、学校行事の限られたカリキュラムの中での実施はちょっと難しい部分はあるという答弁だったと思うんですけど、精神的にやはり不安定な時期にある中学2年生、満14歳、数えで15歳、この節目の年に、現在では少年法の適用を受け、刑事処分が可能な年齢となりますので、やはり責任感を養わせる、自分を見詰め直す、将来の自分の生き方を考えるというふうな機会を与えて人生において大変意義があるとことだと思います。自分たちのときにもあったらよかったなというふうにも感じております。中国思想の大家である孔子は「我、15にして学に志す」と語られました。これは、孔子が人生を振り返って述べた有名な言葉ですが、10代における立志の重要性が示されております。高田の子供たちが高田を愛し、そして高田に誇りを持って育ってくれることは、みんなの願いだと思います。この件は、各中学校の判断と先ほど言われましたが、高田市の教育方針として、高田市で志を持った子供を育てるべきだと思うんですけど、これは、教育長のご意見を聞かせていただきたいと思います。

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◯議長(朝井啓祐君) 教育長。

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◯教育長(楠征洋君) 植田議員さんのご質問でございますが、「立志式」というそういう改まった式という事柄でなく、学校のカリキュラムの中において、いわゆるホームルームで、必ず柱として自分の将来を考える時間を与えて討議をすると。多分その時間は、35時間中4時間ないし多いところでは7時間、そういう時間をとっておりますし、また、そのほかに、例えば卒業文集であるとか、そういうところで自分の人生の目標となるもの、簡単に言いますならば、私はプロ野球の選手になりたいとか、そういうような事柄で文章表現をしたり、十分に将来を考える時間はあるわけでございます。ただ、考えない子供はおります。
 以上であります。

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◯議長(朝井啓祐君) 13番植田龍一議員。

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◯13番(植田龍一君) ありがとうございます。
 形式張ったといいいますか、形式としての「立志式」というのは難しくても、ホームルームで考える時間は十分与えているということだったんですけど、栃木県、石川県、愛媛県、宮崎県、熊本県でのほとんどの中学校では、全部実施されております。そのほかでも、この「立志式」の重要性を認められ、導入される自治体も増えてきております。実施されたところでは、入学式や卒業式でもない、中学で一番大事な式になったというような評価もされておるところもあります。10歳で「二分の一成人式」、15歳で「立志式」、二十歳で成人式を迎えたら、大変よい成人式になると思うんですけど、二十歳の成人式、大人になってしまってから、みなさんは今日から大人の仲間入りですよと言ったところで、だれも聞いてくれないというふうに思います。この件は、子供たちの未来のためにも、ぜひ前向きに検討していただきたいと思いますので、強く要望いたします。また、高田市においては、例えば30歳で「自立式」、40歳で「苦楽式」、50歳で「天命式」とかいうふうに人生の区切りごとに自分を振り返る、人育てを大事にする「立志宣言都市」というようなことにしてはどうかと思うんですけど、これも今後検討いただけたらと思います。
 次に、旧暦の活用については、教育長より先ほど答弁いただきました。日本国内でも、地方の行事や高齢者の方などは旧暦を使われることもございます。また、今後、交流が深まるであろう中国、台湾など東アジアの国々でも旧暦を使っているところがたくさんあり、知らないと知っているでは、大きな違いがあります。やはり知っていますと、国際交流にも役立つと思われますので、子供たちや市民の方にも、今後また紹介をしていただきますようにお願いしたいと思います。
 次に、お結び課、お結び係の設置については、高橋部長からお答えをいただきました。大体、県の施策に載っかっていこうというような感じのことなんですけど、県ではお見合いパーティーなどを業者などに委託しているだけで成果もほとんど上がっておらず、それこそ委託するだけというようなことは行政がやることではないと思います。先ほどの武雄市では、お世話係と言われるように、仲人的な、もっと親密なことをされると聞いております。武雄市では、担当者は外部から公募というふうにされていますが、60歳以上の方というふうに限定されておるそうです。高田市においては、職員のOBが採用されることによって、再任用者の職場の確保にもつながると思いますし、職員のOBの方の長年培われた行政経験と顔と信用を生かすことにもなり、婚活情報を入れることにより行政と地域のつながりも期待できると言われておりますが、高橋部長、いかがでしょうか。

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◯議長(朝井啓祐君) 企画政策部長。

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◯企画政策部長(高橋信夫君) 植田議員さんの、OB職員を活用した結婚相談所あるいは仲人的な取り組みについてのご質問でありますけれども、結婚という個人のプライバシーの強い事柄でありますので、どちらかと言いますと民間の分野ではないのかなと思っております。しかしながら、社会問題化しております少子化の対策の一環として、官民の共同、あるいは共催ということで、官が入ることによってそういう官の信用性をバックにして、そういう出会いの場の創出等は、これはある程度必要と考えているところであります。OBの活用でありますけれども、OBの活用につきましては、公務員として今まで培ってこられた知識とか経験を生かした、今現在、市が行っております行政業務とか、あるいは行政事務の一定部分を担っていただきたいと考えております。そういうところですので、よろしくご理解お願いいたしたいと思います。

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◯議長(朝井啓祐君) 13番植田龍一議員。

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◯13番(植田龍一君) ありがとうございます。
 ある程度必要かなということをご答弁いただきました。本当にお金がかかると言いますと再任用の給料だけの分になりますし、何よりも未婚率の解消、少子化、この辺に十分効果が出てくると思われます。武雄市では、既に、早く私の結婚をまとめてというような要望も届いているそうです。この件につきましてもぜひ早期に導入していただきますように要望しておきます。
 次に、行政情報の発信、ブログやツイッターの活用については、いろいろ検討していただくということでしたが、今、情報のスピードアップというのにはすごいものがあると思います。若い人の政治離れを食い止めているのも総理大臣や有名政治家の最新情報が、このツイッターでタイムリーに流れてきて、自分も書き込みをすることで参加できるからだそうです。行政にもスピードアップが求められておりますし、導入が早い自治体では、若い方の行政への参加がすごく増えているそうです。ホームページはもう古いんです。見にきてもらうよりは、やはり今後、発信していくということが大事だと思います。2008年の、先ほどのこともありましたけど、2008年のことと言う自体がもう古い。やはり今、最新の情報はこうだというようなものを、やっぱり動画でも配信していくことが必要だと思います。
 こういう件に関しましては、若い職員さん、私もちょっとまだついていけていないほうなんですけど、もっともっと若い職員さんを活用されると、本当にスピードアップになると思います。そして、たけおブログというふうに、ポータブルサイトで高田ブログというのを早急につくってみられてはどうかと思いますが、この件についてはお金もそんなにかからないですし、どうかご答弁いただきたいと思います。

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◯議長(朝井啓祐君) 企画政策部長。

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◯企画政策部長(高橋信夫君) インターネット等、いろいろウェブサービスを使った新しいサービスが出てきておりまして、ブログとかツイッターについては、どちらかと言いますとコミュニケーション的なツールとして使っておられることが多くて、個人のコミュニケーションの関係、そういうところで使っておられるところが多いと思います。それに対しまして、そのサービスの持っている機能を生かして、企業ではマーケティングとか情報発信とかで使っておられると思いますけれども、市として公のツールとして使っていくのには、どういうものについてどういう形で使っていくのか、その辺を十分検討して研究していきたいと思っているところです。

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◯議長(朝井啓祐君) 13番植田龍一議員。

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◯13番(植田龍一君) ありがとうございます。
 個人的なツールではないか。今後、研究していただくということですので、よろしくお願いしたいと思いますが、最近武雄市のたけおブログも、たけおブログアンドツイッターというふうにツイッターもいけるようにバージョンアップされました。これは、広報課のブログチームがつくり上げられたそうなんですけど、新しいものについては、焦る必要はないと思うんですけど、おくれてはだめだなと思っております。情報発信については、特にそのように思いますんで。今はつぶやきが一番大きな影響を与えていると言われておりますし、ほかの自治体もいろいろ参考になるところがあると思いますので、参考にしていただいて、少しでも早い対応をお願いしたいと思います。期待していますので、よろしくお願いします。
 次に、高田こども園の現状と今後のこども園設置については、細川理事よりご答弁いただきました。高田こども園では大変頑張っていただいているようです。今後もよろしくお願いしたいと思います。今年度の入園については、スムーズにいったと聞かせていただいたんですけど、次年度の3歳児の受け入れについてはどういった状況なのか、まずお伺いいたします。

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◯議長(朝井啓祐君) 改革推進局行革・集中改革プラン担当理事。

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◯改革推進局行革・集中改革プラン担当理事(細川壽弘君) 植田龍一議員さんの再度のご質問にお答え申し上げます。来年度の高田こども園の募集につきましては、基本的には今年度と同様に、同じ基準をもちまして受けたいと考えております。ただ、新しい施設でもありますし、保護者の皆様の評判もよいようですので、入園希望者が増加することも予測しております。

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◯議長(朝井啓祐君) 13番植田龍一議員。

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◯13番(植田龍一君) 本当に新しいですし、おっしゃったとおり人気もあるように聞いております。次年度についても、混乱の起こらないように、前もってしっかり説明していただきますようによろしくお願いしたいと思います。また、平成24年度には、(仮称)土庫こども園がオープンして、そちらでも3歳児も受け入れられることになると思いますが、その(仮称)土庫こども園がオープンしたら、4歳で入園する予定の土庫幼稚園の3歳児の子供を、来年、平成23年度に1年早く受け入れていただきたいというようなことを聞いているんですけど、そういうことは不可能でしょうか。

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◯議長(朝井啓祐君) 改革推進局行革・集中改革プラン担当理事。

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◯改革推進局行革・集中改革プラン担当理事(細川壽弘君) 再度のご質問にお答え申し上げます。
 24年度開園予定の土庫こども園では、3歳児の受け入れを行ってまいります。現在、高田こども園の3歳児の受け入れの状況でございます。また来年度の募集状況を見ながら、あらゆることを想定しながら、総合的に判断していきたいと考えております。よろしくお願いします。

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◯議長(朝井啓祐君) 13番植田龍一議員。

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◯13番(植田龍一君) 平成23年度土庫幼稚園での3歳児の受け入れというのは、もともと土庫幼稚園は子供の人数の少ないところでありますので、施設的にも十分スペースもあると思いますし、その次の年に新しい園に来られるということにもなりますので、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。要望しておきます。
 最後に、職員の研修の成果と職員提案、やる気力についてですが、研修については、1年に約1回は参加していただいていると。提案は、17年度の4件で、その後はないということでした。また、やる気力についても、若手や女性の登用などをされているそうですが、もちろんこういうものは、目に見えるものと見えないものもたくさんあるというのは理解しているんですけど、もっとわかりやすい何かはないのかと思います。例えば、マニフェスト大賞のようなコンテスト形式とか表彰制度というので、提案というのを充実させるとか、トップダウンというのもあれなんですけど、下の意見を吸い上げるというボトムアップというのも大事なことだと思います。我々議員も研修に行きます。そして、その研修先でいろんな先進事例などを学んできて、こういうふうに質問させていただいたり、こういうことはどうですかと提案させていただいたりやっております。職員さんの場合、研修の内容などによって、すべて先進地視察というようなものではないので、一概には言えないんですけど、もっと担当者レベルで、議員みたいにということはないんですけど、先進地に研修に行っていただいて、他の自治体のいいところをどんどん吸収して、提案していただけたら、高田市の発展につながっていくんではないかと思います。
 また、議会でこうやって質問させていただいたり、要望させていただいたことが、この場におられる方とかその直近の方には伝わっていると思うんですけど、末端の職員までなかなか伝わっていないというようなことも聞いております。議会で今、何が議論されているかぐらいは、職員としてやはり知っておかなければならないことだと思います。先ほどのブログやツイッター、「You Tube」での議会発信というものなどをそこの自治体の職員さんが見られているということが、大変多いらしいです。それを見た中で、ああ、これ、こうしたらええやんなというようなことをすぐに提案しやすいというか、提案される場合も多くあるとも聞いております。もっと提案しやすい、聞く耳を持ったと言うと語弊があるかもわからないんですけど、そういう環境づくりが今後必要ではないかと思います。集中改革プランも必要だと思いますが、やはりその次の展開というのも大事だと思います。財政的な見地から見ましても、もう締めつけもそろそろ終わりにして、将来に夢が持てるような企画提案をどんどん今のうちにしていかなければならないと思います。みんなで知恵を出し合って、この高田市をもっともっと住みよい町にしていきたいと思いますので、今後、職員さんの提案もどんどん出てくるように、また方法を考えていただけますようにお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。

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◯議長(朝井啓祐君) 次に、10番奥本英子議員の発言を許します。10番奥本英子議員。
           〔10番(奥本英子君)登壇〕

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◯10番(奥本英子君) 10番奥本英子です。議長のお許しを得ましたので、市政会を代表して一般質問いたします。
 最近の市政に関するニュースの中で、21年度一般会計の単年度収支が2億1,380万円黒字だったと。すなわち、3年間連続黒字になったこと、そのために、実質収支が5億5,055万円に圧縮されたこと、これを聞いて大変うれしく思いました。11億円以上の赤字を抱えていたことを思えば、随分荷が軽くなった気がいたします。加えて、市立病院事業会計においても、3,959万円の黒字であったこともうれしいことでした。関係者の努力が実を結んだことですが、職員の人件費の削減、市民の皆さんの思い、忍耐、協力があってのことと存じます。このようなニュースを聞いたときには大変うれしかったんですが、日がたってみたら、何かこれは当たり前のことやなと思います。そして、以前に何でこんなに大きな赤字を抱えてしまったのかなと、そういうことも思いました。単純に喜んでばかりいられない、これからも一層の努力をしていただきたいという思いになりました。
 さて、一般質問は、通告申し上げた4項目です。
 1番目は、サティ高田店の閉店に対して、その後の交渉と対策についてお聞きしたいと思います。昭和51年5月に開店した、当時はニチイと言っていました。34年の長きに渡って慣れ親しんできたサティですけれども、その閉店がいよいよ秒読みになりました。全国的にも大きなスーパーの閉店によって、いわゆるお年寄りの買い物難民と言われる、お年寄りだけじゃなく弱者等の存在が伝えられています。本市の場合は、比較的南のほうに住む市民にとっては、大いに不便を感じることになるはずです。しかし、地元の商店街も頑張ってくれていますから、すぐには買い物難民にはならないと思いますが、今後のやり方次第では、そうはならないとも限りません。
 その地元商店街、片塩地区ですけれども、サティが開店したときには大きな打撃を受けました。魚屋さん、乾物屋さん、おもちゃ屋さん、文具屋さん、宝飾店など、幾つもの商店が現在も閉鎖しております。スーパーひとり勝ちのときもあったはずです。しかし、努力、工夫をしながら、商店街とスーパーが互いに共存し、1つの商圏として、高田市のみならず周辺市町村からの顧客を迎えて、そのニーズに応えてきました。それだけに、核が抜けたらどうなるのかと想像しがたいことです。1商店街の問題ではなく、市全体の商業、産業、また市の税収にも大きな影響が出るでしょう。今までお聞きしたところでは、市長、商工会議所代表、片塩商店街の代表がサティ側と話し合いをしてその存続を強く願ったにもかかわらず、1月の時点で、この6月末日の閉店が通告されました。持ち主であるみずほ信託銀行に対して、後に入る業者を早急に決めてほしいというような交渉をしているということでしたが、その話合いは、どのようになっていますか。市長にお聞きしたいと思います。
 そして、市は、具体的に何か対策を考えておられますか。せんだっても、市の商店街のある方にお会いしましたら、後に入る業者の話だけど、持ち主であるみずほ信託銀行とあわせて市は固定資産税等を優遇したってくれへんのやろうかとかいうような話も聞いていますけれども、具体的に、何かそういうふうなものは考えられますか。
 2番、生活保護の医療扶助費について。生活保護受給者に対して過剰な診療をしたり、必要のない手術をしたりして診療費を不正に請求したことで郡山市の山本病院が告発されました。大阪では、生活保護受給者を車で送り迎えして遠くの歯科医で診療を受けさせ、必要のない差し歯や入れ歯をさせて医療費を稼いでいたことも報道されていました。また、不必要な長期入院、寝たきりを強いて訪問看護を受けさせるなど、医療がビジネス化している例が後を絶ちません。生活保護者の場合、自己負担がないので過剰診療が問題になりにくく、そこに不正が入り込むのでしょう。
 私は、本市の場合はそうしたことがないと思うのですが、一体本市の医療費は幾らほどになっているのか、もう一度目を通しました。大和高田市20年度の決算で、年間の医療扶助費の総額は約11億円、そして、給付を受けた人が1,100人ほどですから、非常にこれは割り算しやすいんです。11億円に対し1,100人と割り算すると、1人当たりの医療費は100万円ほどになります。22年度の予算ベースでは、医療費は約13億円。これもまた、受給者が1,300人になると考えれば、やはり1人当たり100万円、それ以上になるわけです。では、一方、国保会計では、1人当たりの医療費は、奈良県平均で37万7,000円。これは、私たちが負担する額だけではなく、100%の医療費を言っています。37万7,000円。そして、後期高齢者では83万9,000円になっています。ですから、生活保護を受けておられる方は、高齢で病気がちの方が多いというわけですから、1人当たりの医療費は、100万円または110万円であれ、予想される範囲かもしれません。
 ここでお聞きしたいのは、例えば、腹痛になりました、おなかが痛くなりました。医院へ行きました。投薬も出ました。そして、その流れ、最終的には、レセプトによって市は診療費を医療機関に払うわけですけれども、その腹痛になりましたというところから最後の医療機関に市が税金を払うと、その流れは、どのようになっていますか。生活保護の医療費については、レセプト点検は市の仕事だと聞いておりますけれども、市の保護課でやっているんですか。そして、最近の傾向で、レセプトの中から何か見えてくるものがありませんか。感じることがありませんか。
 私が個人的に申し上げたいのは、非常に当たり前のことしか言われませんが、病気にならないように、私も心がけています。高田市の医療費の削減ということだけでなく、ご自身が病気をはねのけて前向きに進む力がなかったらあきません。お互い頑張りましょうということを申し上げたいんです。では、担当の方は、この医療費削減という立場で受給者に対してどのような指導をされておいでですか。お聞きいたします。
 次、3番目肺炎球菌ワクチンの公費助成について。少し耳慣れないことですけれど、これを肺炎ワクチンと言ってしまったらわかりやすいんですけれども、そうすると、少し科学的に、医学的にというか、間違いになるんです。肺炎は、さまざまな病原菌に感染することによって、肺に炎症が起こった状態を言います。一般的には、体力が落ちているときや、高齢になり免疫力が弱ってくるとかかりやすくなります。肺炎の原因となる細菌やウィルスは、呼吸をするとき鼻や口から肺に侵入します。健康な人は、のどでこれらの病原菌を排除することができますが、風邪などを引いてのどに炎症があるとき、病原菌が素通りして肺に入ってしまい、肺に炎症を来します。日本では、肺炎で年間8万人が死亡し、悪性新生物、がんですね、それから心疾患、脳血管疾患に次いで、死亡原因の4位になっています。抗生物質が大変効きにくくなってきた、その上高齢者が増えたことで死亡率がじわじわ上がっています。肺炎で死亡する人の95%が65歳以上と言われます。また、インフルエンザにかかると、4人に1人が肺炎になるそうです。
 先ほど申し上げた肺炎球菌ですけれども、肺炎の中で肺炎球菌で起きる場合がほぼ50%近いと。そのほかには、病院に入っているときに院内感染をしたとか、いろんな菌、レジオネラ菌とかカンピロバクターとか、医学的にはいろいろあるそうです。それから、よく高齢者に起こりがちなのは、誤嚥というか、気管のほうに食物が何かの弾みで入ったときに肺に炎症を来すとか、いろんな原因の中で、肺炎球菌が引き起こす場合が50%近くあると。
 しかも、この肺炎球菌に対して80%効果があるワクチンがあります。しかも、1回の接種で5年効果がありますから、ほとんど私の場合でしたら、今、受けたら一生ものかもしれません。そういうふうに言われています。5年たってまた次に受けることは許されるんですけれども、5年以内に受けることは禁じられております。アメリカでは、65歳以上の65%が受けています。日本では、2001年の北海道せだな町が始まりで2008年で65歳以上の5%、少し認知度が低いです。140万人が受けました。これまで重大な副作用は報告されていないとのことです。費用は1回8,000円、これに対して公費助成を行う自治体は、2010年2月で200を越え、助成額については、自治体によって異なり2,000円の負担から全額負担のところまであります。近隣では、桜井市が比較的早くからやっています。橿原市が2年ほど前から助成を実施しています。先進地からは、医療費が7割になったとか、肺炎による入院患者が3分の1になったとかの報告があるそうです。65才以上の高齢者が対象ですけれども、糖尿病とか慢性的な心疾患を持っている人とか、脾臓を手術で摘出している人とか、そういう人は、年齢に限らずに早く受けたほうがいいんです。インフルエンザのワクチンと肺炎球菌ワクチンとを併用することで、一層効果が現れます。
 高齢者が元気で健康寿命を全うするために、また、医療費を節減するために、肺炎球菌ワクチン接種、略して肺炎のワクチン接種の助成に取り組んでいただけませんか。
 私は、今回、高齢者のことばかり申し上げましたが、乳幼児の肺炎球菌ワクチンについては、2009年9月に承認されて、今年2010年2月24日から任意接種が行われるようになりました。先の議会で、私たちはヒブワクチンの助成ですか、それについて意見書がここで採択されましたし、いずれこの肺炎球菌ワクチンについても、担当のほうでしっかり研究して、乳幼児のほうもぜひ取り組んでいただきたいと思います。
 4番目、桜華殿の利用について。桜華殿は大中公園にあるあの浮御堂であり能舞台です。市政50周年を記念して寄せられた1億円の寄附をもって建てられました。足元には池があり噴水があり、西には二上山の夕日をいただき、また病院の新館も目で見る限りは美しいです。桜のころは言うまでもなく、新緑にも、また紅葉にも、雪景色にも映えて、大中公園の景観を際立たせています。
 3月の予算特別委員会のとき、私は、昨年度は桜華殿は何回使用されたのですかと聞きますと、担当は2回と言われました。景観があれだけすばらしかったら、景観だけでも十分じゃないかと思うんですけれども、市の宝物ですから、中身ももっと利用したほうがよいとは思いませんか。
 2ちゃんねるの掲示板には、あまり建設的なことは書いていないんです、ここは。2ちゃんねるの掲示板では、とり小屋になっていると書かれていますよ。最近の話です。
 昔と言ったら変ですけども、松田市長のころ、水辺プラザが行われていました。そのときには、能、狂言が演じられました。月見の宴もここで行われました。天候の加減で月がうまく出てくれなかったことで、最近はさざんか小ホールで行われています。私の知る限りでは、桜祭りのときの文協の踊りの会とか、老人会が大中公園を2周する「歩こう会」のときに、その後でカラオケをするとか、さざんか劇団の野外演劇会ですか、野外劇場があったこともあります。このように利用が少ないのは、もともとは能の舞台だから、何か日本的なものを演じなければならないという命題があるのか、それとも、今まで市が許可してこられなかったのか、どちらなんでしょう。野外劇場とか野外音楽会とか、野外朗読会とか、私の思いつきですけれども、いろいろ考えてはどうでしょうか。品格をあまり落とさないこと。また、これも問題ですね、後で聞いてみたいと思うんですけど、市立病院に面していることで、騒音が非常に迷惑になるのか、担当の方がおいでだから後から聞いてみたいと思います。その利用について、ホームページや市政だよりで広報していただけたら、利用したい人もたくさんおられるのではないでしょうか。担当は、どんなことに使用してほしいと考えますか。だれでも申し込んだら許可されますか。
 それから、視点を変えて見ると、そもそも能や狂言などのそうした文化の土壌がなかったところに、格調のある建物がいきなりできてしまったということに問題があると思います。それなら、今後の課題として、そういう文化を育てることを考えてみたらどうでしょうか。先ほども、西村議員でしたか、金管バンドの話が出ていましたね、片塩小学校の。ああいうふうに小学校のクラブ、有志の方がクラブをやってくださるように、能、狂言あるいは琴とか尺八とか、そういう方面の才能を持たれた特殊な方に、児童のクラブを育てていくことを考えてみるのも1つの方法ではないでしょうか。なるか、ならないか、それは、そういう人がいるかいないかの問題にもなりますけれども、その辺も考えてみたらいいと思います。
 以上をもちまして、壇上での質問を終わりにいたします。ありがとうございました。

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◯議長(朝井啓祐君) 吉田市長。
           〔市長(吉田誠克君)登壇〕

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◯市長(吉田誠克君) 10番奥本議員さんの質問にお答え申し上げます。
 高田サティの閉店につきましては、昨年12月にマイカル西日本事業本部より唐突にご報告いただき、大変驚いたところであります。34年間の長きにわたって営業されてきたことや、市民生活に身近な食料品等を扱う店舗の閉店は、多くの市民や地元商店街関係の皆さん方にもかなりの戸惑いと動揺をもたらしました。報告を受け、すぐに商工会議所、地元商店街と協議し、連名で営業の存続の要望書をマイカルに提出するとともに、土地、建物の信託を受けております、みずほ信託銀行及びマイカルに対して営業の存続を要望してきたところであります。その後、みずほ信託銀行には実権がなく、実態としての権限を一任されております代理店というものがあり、その裏になお強大なファンド会社が介在することが判明し、その代理店及びファンド会社とも2月以降鋭意協議を重ねているところでございます。
 4月末の話し合いでは、耐震結果診断がおくれているとの報告を受けておりますとともに、食料品部門つきましては、コアになり得る会社からも打診があることから、その他のテナントも含めて、今後、総合的に判断していくとの回答をいただいております。
 また、サティ閉店が明確となってからは、奈良県とも善後策について協議を重ねてまいりました。奈良県では、地域の特徴ある資産の有効活用事業として、「一市一まちづくり構想推進事業」を進めております。この事業は、高田サティの周辺のハード、ソフトを活用した県の考えます「高田市駅周辺賑わいまちづくり構想」を県の積極的な関与のもと、市の施策と共に民間活力をも活用して、車に頼らない、日常の買い物に困らないで暮らせる、高齢者にも優しいまちづくりを目指そうとするものであります。
 市といたしましても、民間は元より県の協力のもと、たくさんの人が住み続けたいと思うまちづくりを積極的に進めてまいりたいと考えております。ご理解を賜りますようお願いいたします。
 なお、その他の質問につきましては、担当から答弁させていただきます。

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◯議長(朝井啓祐君) 福祉部長。

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◯福祉部長(田中英芳君) 10番奥本議員さんのご質問にお答え申し上げます。
 被保護者の医療機関への受診から医療費の支払いまでの流れでございます。医療扶助が決定いたしますと、被保護者は、本市の福祉事務所が交付する医療券で指定医療機関を受診し、診察を実施した指定医療機関は、被保護者に対して行った各医療行為を診療報酬点数表によって定められた点数に従いレセプトを作成いたします。そのレセプトは、奈良県社会保険診療報酬支払基金に診療報酬の請求とともに送付されます。支払基金では、レセプト審査が行われ、疑義のあるレセプトにつきましては、医療機関に返戻され、審査済みのレセプトは、県の地域福祉課に送付されます。県においてもレセプト点検を行い、最終に診療報酬の知事決定が行われた後、県は支払基金に対し診療報酬の支払いを委託いたします。支払基金は、本市に診療報酬の請求を行い、指定医療機関に診療報酬の支払いを行います。最後に、県から市に審査支払済レセプトが送付されますが、市におきましても再度レセプト点検を行いまして、疑義のあるものにつきましては、再審査請求並びに過誤請求を行っております。計3度のレセプト点検が行われているわけでございます。
 医療扶助は、精神疾患の長期入院者、脳梗塞を中心とした循環器系の入院患者、外来における糖尿病や腎不全など、治療費の高額な重傷者が多いという傾向がございます。被保護者となってから重症化したというよりは、その前に重症化した場合が多く、重篤な疾患になったことにより生活が困窮し、被保護者になったケースが多いと考えております。
 最後に、医療費の適正化でありますが、入院患者対策として、長期入院患者、入院期間が180日以上の者につきましては、主治医と意見調整を行い、入院を要しない者に対しての退院指導の実施、外来患者対策といたしまして、頻回受診者(受診日数が15日以上、同一病院、同一病名で通院が3か月以上続いている者)につきましては、主治医訪問により頻回受診者であるか否かを確認した上で、適正な受診の指導等に努めているところでございます。
 以上、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 保健部長。

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◯保健部長(杉浦實君) 10番奥本議員さんの、肺炎球菌ワクチンについてのご質問にお答え申し上げます。
 肺炎球菌は、ほとんどの人の鼻やのどなどに常に存在している可能性のある菌でございまして、約90種類にも及ぶとされております。このうち23種類の菌に対して有効なワクチンが、平成18年10月に日本で認可となり、任意接種として基礎疾患を有する高齢者を中心に接種されているようでございます。肺炎球菌に感染しているだけで肺炎になるわけではございませんが、高齢者が風邪やインフルエンザにかかると、肺炎を併発しやすく、重症化や死亡に至る割合も高いことから、厚生労働省の予防接種に関する検討会におきまして、定期接種対象に追加するように提案された経緯がございますが、今のところ任意接種の状況にあります。
 また、高齢者の方がインフルエンザにかからないことも、1つの予防対策と考えられますので、当市が現在実施している65歳以上の方を対象とした公費助成によるインフルエンザ予防接種の接種率の向上に努めてまいるとともに、今年2月に認可になりました乳幼児用の肺炎球菌ワクチン並びにヒブワクチン、そして、今般の肺炎球菌ワクチンについて、万が一の健康被害をしっかりと救済する位置づけのもと、国が責任を持って実施する、定期接種化の早期実施を要望してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解を賜りますようお願い申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 環境建設部長。

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◯環境建設部長(木綿谷弘之君) 10番奥本議員さんのご質問にお答え申し上げます。
 大中公園にあります桜華殿についてであります。現在、芸術文化の振興を図り、すぐれた芸術の提供を目的に、催し等市民の方々に有料でご使用いただいております。おただしの利用方法でございます。本市といたしましては、一般的な演劇、音楽会、朗読会につきましては、問題ないと考えております。ちなみに、過去に使用不適当と判断いたしました件数は1件ございました。使用目的が、飲酒を伴う宴会でありましたため、桜華殿の設置に至った趣旨から逸脱していたため、不許可といたしております。
 今後、市民に広報等によりまして宣伝に努め、関係する部局、機関とも協議しながら、幅広い活用を推進してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 教育委員会事務局長。

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◯教育委員会事務局長(吉村和則君) 10番奥本議員さんのご質問にお答え申し上げます。
 狂言は、日本の伝統文化として小学校5年生の国語の教科書に「文語調表現に親しむ」というねらいとして登場しています。学校でも、平成19年度には、民生児童委員協議会主催で小学6年生を対象に狂言鑑賞会が開催され、今年9月には落語鑑賞会の開催が予定されています。また、ロータリークラブの記念行事として、12月にはさざんかホールにて市内の中学3年生を能公演に招待していただく予定です。
 能、狂言、邦楽などをクラブ活動として行うことは、今後の課題とし、子供たちが日本の大事な伝統文化に触れる機会をつくるため協力していただける人や団体とも協議しながら考えてまいりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 10番奥本英子議員。

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◯10番(奥本英子君) まず、1点目から、気がついたことですけれども、市長に、最終というか、一番直近の話し合いはいつされたのか、そして、その結果はどうだったのか。サティ側、マイカルのほうと、またはみずほのほうと。それから、みずほ、さらに。ちょっとその辺がわかりにくいんですけど、みずほのまだ後ろにある強力な方ですか、ちょっとわかりにくいですけれども。一番直近では、いつお話し合いをされましたか。

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◯議長(朝井啓祐君) 吉田市長。

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◯市長(吉田誠克君) 奥本議員の再度の質問にお答え申し上げます。
 直近では、4月の中ごろであったと理解しております。そして、明日、議会が済めばできますかというようなアポが今また入ってきておりますので、5回目になると私は思っております。最終のときに、耐震診断の結果がまだ出ておらないので、それが出次第、また協議させてもらいますという形で終わらせていただいて、その時点で少し確実な方向性を協議したいということを伝えていますので、それが明日になるのか、来週になるのかというようなところで、また協議を重ねていきたいと思っております。
 以上です。

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◯議長(朝井啓祐君) 10番奥本英子議員。

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◯10番(奥本英子君) あしたということは、この後ほとんどすぐにもう一度話し合いがあるというわけですね。そういうときに、その話し合いのときに、先ほど私が、あまり申し上げたくなかったんですけど、ちらっと市内の当地区の商店主の話を申し上げましたけれども、市のほうに対してどうしてほしい、こうしてほしいという、相手側からの要望、もしこうしてくれるんだったら継続しますよとか、そういう話は出たことはあるんですか。

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◯議長(朝井啓祐君) 吉田市長。

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◯市長(吉田誠克君) 再度お答えいたします。
 先ほどの答弁の中にもありましたように、みずほ信託銀行自体が、持ち主として固定資産税を払っていただいております。そういう中で、まず第一に、私はそこへ話をしに行かせていただきました。ところが、みずほ信託銀行というのは、代理店、それを信託されている側でありまして、私のところには今後についての決定権は一切ございません。そういう中で、代理店というところを紹介していただいて、その次は代理店と協議をさせていただいた。代理店と話をする中で、私たちは代理をされておりますけども、実際にはファンド化しておりますので、ファンド会社がその後ろにいてというような形で、話が二転三転してきまして、協議を重ねる中で、今なお現状のあのサティの閉店後どうするかという協議の最終結論が向こう側に出ていない。そういう中で、一切こちらに対しても要望もございませんし、私は、最後に、前回、4月の中ごろにあったと思うんですけども、県からも来ていただきましたし、南都銀行からも来ていただいて、商工会議所、市というすべての関係者が一堂に会して、今度こそ最終詰めをしようと思ってかかったんですけども、結局は、耐震補強の結果がまだ出ていません。そして、最終的には、ファンド会社との話し合いはこれからですというような形の答えしか返ってこない。一切、市に対しても、県に対しても、また地元に対しても、自分の考えすら決まっていない状況で、要望すらないというのが現実であります。また近々、しっかりとこの話は進めていきたいという思いをしております。

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◯議長(朝井啓祐君) 10番奥本英子議員。

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◯10番(奥本英子君) 私としましては、市長に、今おっしゃられたように、しっかりと交渉していただきたいと。何か、あっちへ行ったらこっちと話をせえ、こっちとしたら、まだ奥があるんだというような言い方ではぐらかされないで、しっかりと、どうか結論まで頑張っていただきたいと、よい結論が出ることを願っています。
 2番の件ですけれども、流れをお聞きしたんですけれども、レセプトの点検が3回あるということはわかりましたけれども、市が点検するのは、非常に最終段階のような感じを受けました。それであっても、市の方は、3回目であっても、レセプトを点検したときに、おかしいじゃないかと言ったら最初から疑っているみたいになりますけれども、ちょっと言葉で言われましたね、頻回受診とか。何度も何度も、同じ病気で同じお医者さんか、または違ったお医者さんか、何度も何度もかかるとか、それから、長いこと、3か月以上も外来で同じ病気を引きずっているとか、入院も180日以上になるとかいうような事例は出されておりましたけれども、それは、レセプト点検で伺える傾向と考えてよろしいですか。

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◯議長(朝井啓祐君) 福祉部長。

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◯福祉部長(田中英芳君) そのとおりでございます。

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◯議長(朝井啓祐君) 10番奥本英子議員。

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◯10番(奥本英子君) 際立った不正というところまではいかないわけですね。
 高田市の生活保護の全体の扶助費は、26億円でしたか、予算ベースで。そのぐらいになっておりまして、高田市だけでなく、これは、医療扶助費は、大体生活保護全体の半分に相当するというのが、全体的な傾向だと思うんですけれども。保護率も、最初は13.何、パーミルですか、1,000人のうちの13人と言っていた時代から、もう今20パーミルを超えていますね。やっぱりある程度の、私も見ています、議会もしっかりと見ていますよ、行政はもちろん見ていますよというふうな意思表示が必要かなと考えます。
 それから、3番目の肺炎球菌のこれですけれども、担当部長からこのようなことを聞くとは、私は残念です。これは、このごろ少子化、少子化ということで、それを言うとひがみになるんですけど、どうも子どものほうに、子ども手当とか、そっちのほうに大きな福音が向こうにはたくさんいっているように思います。高齢者に会うと、ごあいさつはどうかわかりますか。「私、後期高齢者になりましてん」と、もう何か非常に消え入るようにおっしゃいます。後期高齢者になっても、こんなに元気でよろしいじゃないですかと言って差し上げられて、後期高齢者になったら、肺炎ワクチンも助成いただいて受けられますよ、病気には打ち勝つ力がようけ与えられますよ、そのような福音が高齢者にもあってよいのじゃないですかと。もうちょっとこれを真剣に取り組んでいただきたいと。皆さんには、まだご高齢のご両親がおるかもしれません。若い議員さんには、まだまだご両親がいらっしゃると思います。私は、大いに親孝行になると思います。
 先ほど90種類のうち23種類しか効かないみたいな言い方で言われますと、これも心外ですし、肺炎の球菌のワクチンで、80%以上効果があると。いろんな菌があるけれども、このごろは、ペニシリンをはじめ、抗生物質に対しては耐性ができてきたので、いざなってみると効かない薬が多くなってきたということで、ワクチンさえ受けていただいたら大いに効果があるということをうたわれていますので、もっと積極的に取り組んでいきたいと思いますけれど、もう一度、その点、どうでしょうか。

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◯議長(朝井啓祐君) 保健部長。

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◯保健部長(杉浦實君) 奥本議員さんの再質問にお答え申し上げます。
 肺炎球菌ワクチンの接種でございますけれども、確かに今現在、高齢者を中心としてこのワクチンが4年ほど前に発売されて以来、特に基礎疾患を有する人を中心に接種されているということは聞いております。このワクチンに対する公費助成という要望でございますけれども、これにつきましては、このワクチンの接種の状況、特に副作用とかそういう面も含めまして、十分にいろんな角度から見極めまして、公衆、保健衛生施策全般の中で検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

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◯議長(朝井啓祐君) 10番奥本英子議員。

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◯10番(奥本英子君) 私は、後期高齢者からでも取り組んでいただいたら、これは、お金はあんまりかかることではないと思います。なぜかと言うと、先ほども申し上げましたように、5年間は効くと。うまくいけば一生ものやということですので、毎年75歳になる人に接種していったって、そんなに大きなお金がかかるわけじゃない。これは立派なことやなと、私は心から信じるわけです。そういうことと。ちょっと言うことを忘れてしまいましたね。自分で言うてても言うことを忘れました。ともかくいいことです。
 そして、公費の助成ですけれども、全額しているところは、それは恵まれた、東京都区内ではたくさんあるんです。今さら副作用なんて、どこにも書いていません。どこも言うていません。100万人あっても、重篤な、何も副作用はないと。ちょっと赤くなるぐらいのことで。私はこんな福音はないと思っています。
 それで、高田市の後期高齢者は、7,000人ほどかな、全体で1万5,000人ほどですね、65才以上の高齢者。で、後期高齢者は6,000人か7,000人として、半分の方が受けられると。これも全員受けられるとは限っていません。どうかお金の面もしっかり計算していただいて、毎年75歳か、できたら65歳に越したことはないんですけど、このぐらいの公費ならやっていけるという線を出していただきたいと切に希望します。
 それで、厚労省が接種に踏み切ったときは、これは、考えてみますじゃない、全員接種して当たり前になるわけです。接種しなかったらおかしくなるわけでしょう。だから、隣の橿原市も桜井市もやっていることを思えば、ぜひぜひやっていただきたいと、私は希望します。
 それから、桜華殿の利用についてですけれども、先ほどちょっと聞いてみたいなということをお話ししたんですけれども、病院側としましてはいかがなもんでしょうね。昔は、あそこで、水辺プラザでは、花火もどーん、どーんと上げましたね。そういうことを考えて、桜華殿の利用で、何か、これは騒音として迷惑やなと感じられたことがあるかどうか、ちょっと聞いてみたいと思います。

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◯議長(朝井啓祐君) 市立病院事務局長。

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◯市立病院事務局長(米田明次君) 奥本議員さんのご質問にお答えいたします。
 以前から、以前も行われておりましたが、花火大会、歌謡ショーもありました。狂言とか能もありました。そのことに関しまして、当時の入院患者さんからも、苦情というものはほとんどありませんでした。かえって喜ばれていたという意見を聞いたような次第であります。ただ、その見物に来られる方の駐車場が少ないために、当院の敷地に入ろうとされる方がかなりおられまして、そこでちょっとトラブルがあったということを記憶しております。もし今後そういうようなことが行われるようであれば、また担当部局とも協議いたしまして、そこらはまたしっかりと対策をとっていきたいと思っております。
 以上です。

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◯議長(朝井啓祐君) 10番奥本英子議員。

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◯10番(奥本英子君) 物事は聞いてみないとわからないものですね。担当は、騒音のことを非常に気にしていらっしゃいましたよ。それは、申し入れされたのかどうか知りませんけれども、騒音があれやから、気使いますわと言うてはりましたから、こうやって病院側から聞いたら、めったに、365日行事があるわけじゃないですから、ある程度、ちょっとそういうふうな騒音的なことがあるとしても、若者の音楽会とか歌謡ショーとか、やっぱり広めたらあるんじゃないですか。それから、吉村事務局長さんから言われましたように、それは、いろいろ、能、狂言の鑑賞、文楽の鑑賞、いろいろ言っていますけど、それは、子供たちの中にそういうものが、理解とか興味とかいうきっかけになるということであって、桜華殿でされるわけではないですね。さざんかホールですね。そういうふうな人探し、そういう才能のある人を、篤志家の人で、邦楽のクラブをつくってもいいよ、指導してもいいよという人があれば、ぜひそういう方向も考えていただきたいと思います。
 あとの部分は、皆、要望になりましたけれども、よろしくお願い申し上げて、私の質問を終わりにさせていただきます。

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◯議長(朝井啓祐君) 暫時休憩いたします。2時45分から再開いたします。
           午後2時32分休憩
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           午後2時45分再開

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◯議長(朝井啓祐君) 休憩を解いて、会議を再開いたします。次に、6番堂本正信議員の発言を許します。6番堂本正信議員。

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◯6番(堂本正信君) 議長のお許しをいただきましたので、公明党大和高田市議団堂本正信が一般質問をさせていただきます。
 お好み焼き専門店「千房」の創業者として有名な奈良県生まれの中井政嗣社長は、著書の中で、「ピンチはチャンスである」と言っております。氏は、「どう考えても、ピンチはピンチであり、ピンチを日本語に訳すと大変と訳され、大きく変わると書きます。大きく変わるとは、改革にほかならない。ピンチは、チャンスとは、改革のチャンスととらえている」と述べています。古来からのことわざの中に、「闇が深ければ深いほど暁は近い」とあります。政治も経済も混沌とし、先行きが見えず、不安要素でいっぱいであります。今こそ、ピンチはチャンスに変革する時であると確信するわけでございます。
 それでは、通告にしたがいまして、質問させていただきます。
 最初に、浸水対策についてお伺いさせていただきます。今、県の高田川のしゅんせつ工事は、高田地内に入り、いよいよ磐築橋の周辺にまで工事が進んできています。川底も大きく削られて深くなり、川の水量も大幅に増えると考えます。これで、築山周辺の浸水被害は大きく改善されると思うわけでございます。そこで、栄町、春日町周辺の浸水対策についてお伺いいたします。
 この地域の浸水対策として、これまでに水路の改修や水中ポンプの増設、また、水路擁壁のかさ上げをしていただきました。果たして、これで浸水被害は防げるのでしょうか。少し様子を見ていればわかることでございますが、甘田川の改修も必要ではないかと考えます。春日町に入る礒野橋から近鉄南大阪線南側の高田川との合流地点までの川幅が、甘田川上流に比べて非常に狭くなっています。これでは、栄町と春日町を流れる水路の水位そのものを変えることはできないのではないかと考えるわけでございます。今、県がやっていただいております高田川のしゅんせつ工事が終わり次第、次は、甘田川の改修を県に実施いただきたいと考えるわけでございますが、お考えをお聞きしたいと思います。
 次に、礒野町周辺の浸水対策についてお伺いいたします。3年に1度ぐらい、集中豪雨のため、市立病院の裏側の周辺や礒野町内で床下浸水が発生しております。これは、市立病院裏から高田川の下をトンネルで、高田高校グランド横の水路へとつながっているわけでございますが、2年ほど前にこのトンネル部分のしゅんせつ工事をしていただきましたが、効果があまり出ておりません。しゅんせつ工事をやっていただいた後でも浸水被害が発生しております。再度のしゅんせつ工事か、それが限界であるなら、トンネル部分の拡張工事を考えていただきたいと思いますが、担当部長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
 次に、「中1ギャップ」の取り組みについてお伺いいたします。小学校から中学校へ進学した際に、環境の変化にうまく対応できず、不登校の急増、学力低下となって現れる「中1ギャップ」が問題となっております。
 例えば、平成20年度の中学校1年生の不登校生は、2万3,149人で、この学年が前年に小学校6年生だったときの不登校児童8,145人と比較すると、約3倍にもはね上がっており、これが「中1ギャップ」の現れの1つであります。小学校6年生から中学1年生に進学した際に、ギャップが生じ、不登校やいじめの問題が顕著に現れるという特徴を、「中1ギャップ」と初めて表現し、命名したのは、新潟県教育委員会でございます。新潟県教育委員会の取り組みとして、同教育委員会では、平成15年度から行った「中1ギャップ」解消に向けての研究事業の結果を踏まえ、平成17年度からは、「中1ギャップ」解消実践研究事業を実施、実践研究校に指定された6中学校で、「中1ギャップ」解消検討会議を設置し、「小中学校の緊密な連携体制の確立」、「人間関係づくりの能力、いわゆる社会的スキルの育成」、「思春期の繊細な内面へのきめ細やかな対応」の3つの視点から自校プランを策定、これは、年間の取り組みを3つの視点から見直し、小中学校が連携して中1ギャップ解消に取り組む年間指導計画を作成し、実践いたしました。具体的には、複数担任制の実施、中学校教員が小学校に出向く出前授業、また、児童生徒一人一人のストレス度を測る心の健康アンケートなどの取り組みでございます。
 実践研究の結果、「中1ギャップ」の現れである不登校やいじめは、大幅に抑制され、減少の傾向を示した。これは同県の教育委員会の発表でございます。ということで、平成18年3月には、各研究校の取り組みを分析、検討した結果を、「中1ギャップ」解消プログラム試案としてまとめ、さらに平成19年2月に、冊子『「中1ギャップ」解消プログラム』を発行しております。
 新潟県以外でも、「中1ギャップ」解消に向けた取り組みが各地で行われております。取り組みの代表的なものは、小中一貫教育、次に教員の加配の2点でございます。
 まず、小中一貫教育についてでありますが、小中一貫教育は、小学校と中学校の計9年間を一体のものとしてとらえ、従来の6・3制を「4・3・2」または「3・4・2」または「5・4」にしたり、あるいは6・3制のまま、小中学校の先生が相互乗り入れで授業を行ったりするなど、弾力的なカリキュラム編成で行われております。また、形態としては、施設一体型一貫校と施設分離型連携校に大別されますが、大半のケースは連携校でございます。小中一貫教育の導入により、学力を着実に高めることや、児童生徒一人一人に対する連続性のある指導を行うことなどができるわけでございます。何よりも、小学校から中学校への環境の変化を緩和することによって、ストレスを解消し、幅広い年齢の児童生徒が学校生活を共にすることで、多様な人間関係を形成することにつながると考えられます。
 全国に先駆けて、平成18年度から小中一貫教育を導入した東京品川区、ここは、一体型一貫校と連携校があるわけでございますが、不登校の増加率が全国平均の半分以下になるなど、成果が出始めていると評価されております。品川区以外の小中一貫教育の事例としては、東京の三鷹市、2009年9月までに小中一貫教育を全市展開しております。
 不登校の出現状況の変化については、にしみたか学園全体の不登校の児童生徒の数は、平成17年度から平成20年度にかけて減少傾向を示しており、中学校進学後に急激に増加する不登校生徒の数が抑えられております。中学校における不登校の出現率は、全国的に見ても、東京都全体でとらえても、低く抑えられております。3年目の検証で安易に因果関係や相関関係を結論づけることはできないわけでございますが、小学校と中学校の教員間、児童生徒間の交流は、小学生に中学入学後の見通しと安心感や期待感を持たせることの意味と、小学校と中学校の教員のそれぞれの児童生徒観、指導観等の変革が及ぼした意義は無視できないわけでございます。
 奈良市における小中一貫教育の展開としては、一体型1校、田原小中学校で行われております。栃木、宇都宮の小中一貫教育としては、宇都宮市では、本年4月から地域力を活用しながら、義務教育9年間を系統的に指導する小中一貫教育制度を6地域で先行実施しております。同制度は、既存の小中学校の施設をそのまま活用し、中学校区を単位とした地域学校園で展開、24年度に全市で導入する予定となっております。
 「中1ギャップ」解消のために、一部教科の教科担任制(小学校5年生から)や少人数(小学校3年生から)を実施、さらに小1から中1で、言葉と英会話を学ぶ会話科を新設し、コミュニケーション力や発言力を養う取り組みをしております。小中一貫教育ではないけれども、小中連携の取り組み事例としては、高知県の教育委員会、「中1ギャップ」解消のための小中連携教育を実施しております。
 次に、教員の加配については、「中1ギャップ」解消のために、少人数学級や複数の教員で学級を担当するチームティーチング(TT)などに活用できる教員の加配を実施し、生徒指導を充実させる取り組みを行っている自治体があります。
 東京都では、「中1ギャップ」の予防、解決のために、今年度から教員を加配しております。佐賀県では、平成21年度から第1学年に1クラス36人以上の学級があり、かつ3学級以上の学校を対象に、35人以下の小規模学級または複数の先生が指導に当たるチームティーチングのどちらかを選択して導入できるようにしております。一人一人の生徒にきめ細やかな指導を行うことで、不登校の生徒の減少や、学力の向上につなげることを目指しております。さらに、今年度から教員加配の実施対象を拡大し、中学1年生の学級が3学級以上の中学校だけではなく、2学級以下の中学校においても実施するように、要件を拡充したわけでございます。
 福岡県古賀市では、平成18年度から市独自の取り組みとして、教員免許を持った人が中1ギャップ対策講師として市内の各中学校に2名から3名の人員で配置されております。中学1年生を対象に、細やかな学習指導や生徒指導を2人制で行うことを目的としております。
 以上のような全国的な取り組みを紹介させていただきましたが、本市教育委員会の「中1ギャップ」に対する考え方をお聞きしたいと思います。また、今後の取り組みについてもお聞かせいただきたいと思います。
 以上で、私の壇上での質問を終わります。

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◯議長(朝井啓祐君) 吉田市長。
           〔市長(吉田誠克君)登壇〕

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◯市長(吉田誠克君) 堂本議員さんのご質問にお答え申し上げます。
 栄町、春日町周辺の本市が維持管理いたしております普通河川及び水路につきましては、平成19年7月の豪雨による被災以降、浸水常襲地域と位置づけをして河川の形状の変更及び断面の拡大等によって対策を講じております。また、昨年8月の被災地域には臨時交付金を活用しながら河川災害を未然に防止するため、さらなる改修工事を進めたところでございます。また、議員がご承知のように、高田川では、県事業として、市内の築山地区におきまして、河床切り下げ工事を鋭意進めていただいており、平成23年度末には全区間が竣工する予定と聞いております。今後は、議員がおただしのスイミングスクールそばの、礒野橋から高田川との合流部までの県管理の甘田川の河川断面の拡大につきまして、しっかりと県に訴えていきたいという思いをしております。頑張ってまいりますので、よろしくご理解を賜りたいと思います。
 その他の質問につきましては、まず担当からお答え申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 環境建設部長。

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◯環境建設部長(木綿谷弘之君) 6番堂本議員さんの、礒野町周辺の浸水対策についてのご質問にお答え申し上げます。
 議員がおただしのとおり、礒野町周辺におきます浸水対策として、昨年度に高田川の河床を横断する配水管のしゅんせつ工事を実施いたしております。なお、配水管の拡張工事につきましては、下流側水路の河床高及び縦断勾配との兼ね合いがありまして難しいと思われますが、さらなるしゅんせつ工事は、現地調査の上検討したく考えております。また、今後、同排水路の下流側におきましても、水路形状、断面等、流れを阻害する状況を確認すべく、現地調査を踏まえ、浸水要因の検証を行ってまいりたく考えております。
 なお、今年度より本市も参加する国、県によります大和川流域総合治水対策として、高田川支川流域をモデル流域指定し、流域の特性を踏まえ、浸水被害を軽減するため、より効果的、効率的な対策方法等について検討する協議会が開催されます。つきましては、その会議におきましても、今後の本市の浸水対策が、国庫補助事業としての採択基準を満たす方策等々、国及び県と協議を重ねてまいりたく考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 教育長。

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◯教育長(楠征洋君) 6番堂本議員さんの、「中1ギャップ」につきましてのご質問にお答え申し上げます。
 中学校に入学後、不登校や問題行動が増加したり、学習についていけなくなる子供が増えたりすることから、小学校と中学校との間には「中1ギャップ」と呼ばれる目に見えない段差があると言われています。その背景には、少子化により集団性、社会性が育っていないなど、いろんな要素が考えられます。本市におきましては、平成21年度において年間30日以上欠席の生徒、月平均3回以上欠席する生徒の数でございますが、この不登校児童生徒数は、中学1年生で20名。その生徒が小学校のとき、6年生のときに不登校になっておったのが10名という数値が上がっております。また、不登校となっている生徒は、かたらい教室で指導を受け、学校と協力しながら、学校復帰を目指して教育活動を行っています。
 「中1ギャップ」の解消のため、本市では中学校教員が同じ校区にある小学校に出向き、6年生に授業を行っております。翌年度入学する児童の実態と教育程度を把握し、中学入学後の適切でスムーズな指導を行うことができるように心がけています。児童にとっても、自分が通う中学校の先生から授業を受けることで、中学入学に関して安心感を持つという取り組みを行っているわけであります。また、小中学校の生徒指導教諭が、学期に1回、相互に情報交換を行っております。スクールカウンセラーの活用も図り、常に情報を共有しながら対応策を協議している体制を整えております。
 本年度、モデル事業としまして、不登校対策を目標に、片塩中学校におきましてオープンキャンパス、片塩フェスタを開催し、来年度入学を控えた小学校の生徒並びに保護者の皆さんが少しでも不安なく、気持ちよく入学できるように、校区在住の小学校6年生とその保護者を対象に、体験授業と部活動体験を行う予定であります。今後このような事業の成果も検証しながら、小中学校の相互の教育内容の理解と連携を深めていきたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 6番堂本正信議員。

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◯6番(堂本正信君) いずれも前向きなすばらしい答弁をいただきましたので、再質問はございません。ただ、ちょっと意見だけ申し添えておきたいと思いますけれども、要望も含めて。
 春日町、栄町の浸水対策につきましては、ぜひ市長、県のほうに要望をよろしくお願いしたいと思います。
 それから、礒野町周辺の浸水対策につきましては、今までは、市立病院の職員さんの駐車場になっているところが、昔は、あれは田んぼやったんです、あの辺一体が。だから、水がばーっとあふれたときに、その田んぼにたまりまして、結構それが調整機能を果たしていただいて、水が道路まであふれるということはほとんどなかったんです。ところが、あそこが駐車場になったためとか、また、あの近辺、近鉄南大阪線の周辺に建て売りが建ったとかいうことで、田んぼがなくなったんです。その分が道路にあふれて、また床下浸水になるという、そういう結果が出たわけです。ですから、しゅんせつ工事もお願いしたいんですけど、上流側でそういう調整機能、もしくはしゅんせつが厳しいのであれば、ポンプアップのことも考えていただきたいと、一応、私は意見として申し添えておきたいと思います。
 それから、「中1ギャップ」につきましては、高田市は、こんなに進んでやっていただいているとは初めて聞きました。ぜひ再度充実していただいて、不登校の児童とか、またいじめとか校内暴力、また学力低下ができるだけなくなるような方向で進めていただきたいということを要望しまして終わります。ありがとうございました。

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◯議長(朝井啓祐君) 次に、8番上田浄議員の発言を許します。8番上田浄議員。
           〔8番(上田浄君)登壇〕

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◯8番(上田浄君) ただいま議長からお許しをいただきましたので、通告のとおり質問させていただきます。
 まず第1に、農産物直売所の取り組みで地産地消の推進を、これを新たな地域活性策として提案したいと思っております。生産者が市場などを通さず直接消費者に販売する農産物直売所が人気を呼び、活況を呈しております。全国各地で繁盛店が生まれ、農産物のもう1つの販路として定着しつつあり、全国には直売所が約1万3,000か所できています。直売所当たりの出荷農家数は、全国平均で70戸程度ですが、農協が主体の場合には、平均で200戸以上となり、多くの農家に所得機会を提供しています。
 農産物直売所は、1990年代後半以降ドライブ客などが立ち寄る道の駅や農協系施設などでの開業が相次ぎ、全国の店舗数は1万3,538店に上ります。これは、2005年の政府調査です。この数は、コンビニエンスストア最大手のセブンイレブンの店舗数1万2,459店を上回っております。売上額については、公的な統計はないものの、財団法人都市農山漁村活性化機構と共に直売所への全国的なアンケート調査を行った全国農産物直売所ネットワークの推計によりますと、1兆円規模に上ると予想されております。
 農産物直売所の利用について、日本政策金融公庫が全国の消費者2,000人を対象に実施したアンケート調査によりますと、76%の人が農産物直売所を利用した経験があることがわかりました。また、生鮮食品や農産物加工品を農業者、農業グループから通信販売等で購入したことがあるかどうかという問いでは、「利用したことがある」は21%にとどまりましたが、「購入したことがない」と回答した人のうち57%が、今後は購入してみたいと回答しており、通信販売等に対する潜在意識が高いことが浮き彫りになりました。直売所を利用したり、通信販売で購入する理由としては、ともに「新鮮だから」が最も多く、次いで「価格が安い」という理由によるものでした。
 また、財団法人都市農山漁村交流活性化機構がまとめましたモデル直売所における顧客満足度調査では、農産物直売所は、スーパーと比べて、調査した13項目のうち12項目で満足度が高いという結果となりました。そこには、「価格」、「鮮度」、「味・おいしさ」など、直売所の強みとされる項目のほかにも、「パッケージ」、「清潔感・温度・湿度」など、どちらかと言うとスーパーが強いと思われる点でも直売所が上回るという意外な結果も見られ、唯一スーパーに軍配が上がったのは、「営業時間」だけでした。逆に、直売所の満足度が高く、最も隔たりが大きい項目は、「価格」となりました。もちろんすべての直売所がスーパーを上回る満足度を提供しているわけではありませんが、消費者が直売所に対し何を期待しているかが伺えます。
 スーパーよりも直売所とする消費者が多いことは明らかであります。直売所の長所を生かし、商品やサービスの質などを消費者の要望や好みを中心に顧客満足度を高めれば、直売所のリピーター確保につながります。地場産品の重視や直売所間の提携、共同組合間の提携などを模索することも重要です。年間販売額が1,000万円未満の小規模な直売所が全体の半数を占めており、今後の拡大が期待されています。直売所の規模が大きくなれば、そこを活用した食育や地域活性化を進める活動も考えられるのではないでしょうか。
 そこで、直売所に対する政府の取り組みを見てみますと、平成22年度予算の概要といたしまして、地産地消の推進として、強い農業づくり交付金、これは、都道府県型です。そして、地産地消促進特別枠を設けておられまして、地産地消の活動に必要な施設の整備に対する支援として、強い農業づくり交付金の中に特別枠を設け、直売所、加工処理施設、地域食材供給施設等の整備に対して支援することになっております。また、産地収益力向上支援事業のうち、地産地消の取り組み推進といたしまして、地産地消活動の収益力向上のため、販売企画力、生産技術力、人材育成力の強化や、直売所の機能強化、ネットワーク化等の取り組みを支援することになっております。
 また、全国各地での直売所の取り組みの事例についてですが、若干紹介いたしますと、大阪府の東大阪市がやっておりますと、都市の農地を守るための「ファーム・マイレージ運動(購入者に特典つきシール)」を展開するJAグリーン大阪の農産物直売所、フレッシュクラブ吉田店があります。中小企業の町として有名な商工業都市東大阪ではありますが、市や府、地元農協などで構成する東大阪市農業振興啓発協議会が、平成21年5月から市内3か所の農産物直売所でファーム・マイレージ運動を始めました。具体的には、「地産地消で農地の守り手になれます」と表示されたシールを張った市内産農産物を直売所で販売。そのシールを48枚集めた消費者には、結果として、市内の農地5平方メートルの守り手になったことへのお礼として、300円分の農産物と感謝状が贈呈されます。さらに感謝状を10枚集めると、記念品も贈られます。
 先ほどの協議会の会長は、シールが張られた商品を買うと、約1,000平方センチメートルの市内の農地が守れることを消費者にアピールできますと語っております。この1,000平方センチメートルという数値は、野菜1袋を栽培するのに必要な農地面積に当たり、各品目の単位面積当たりの収穫量などを参考に算出したそうであります。
 これらの発案をいたしました大阪府職員は、「農地は失ってから後悔しても手おくれです。収穫に必要な農地面積を具体的な数字で表すことで、消費者に身近な農地の存在と、それを守る意識を持ってもらおうと考えました」と語っております。
 このファーム・マイレージ運動の舞台になっておりますJAグリーン大阪の農産物直売所、フレッシュクラブ吉田店では、既に運動の成果が現れました。「シールが張られた野菜を意識して買っている」、「シールがたまるのが楽しい」と運動に参加する常連客が徐々に増加しております。それに伴いまして、店全体の売上も好調で、特に平成21年8月は、前年同期比24%増を記録いたしました。また、コマツナを出品している方は、シールを張るようになってから、売れ行きが大分違うと語っております。
 以上のことから、本市におきましても、大和高田市特産野菜として平成12年よりホウレンソウ、キクナ、ネギ、シロナ、コマツナの5品目のブランド化を図り、栽培の普及と出荷に努めておられます。加えまして、片塩商店街、高田温泉さくら荘、総合公園など、市内3か所の農産物直売所を既に設けられ、活動を展開しておられますが、その現況報告をお聞かせいただきたいと思います。さらに、今後どのよう拡大策を考えておられるのかをお聞かせくださいませ。
 また、私の居住しております土庫地域では、中和幹線が開通し、それによる地域活性化効果を期待しております。幹線道路沿いにこのような直売所があればと希望いたしますが、いかがでしょうか。
 次に、質問2に移らせていただきます。福祉タクシーの利用拡大と負担軽減を、新たな高齢者福祉、障がい者福祉施策として、2020年には、高齢者、65歳以上が日本の人口構成の3割を占めるという厚労省の試算が出されております。高齢者のうち要介護者は、およそ3割程度と考えられておりますから、総人口が1億2,000万人とすれば、1,080万人が要介護者と想定されることになります。また、現在、身体障がい者は、全人口比2.6%いると考えられており、そのうち67%が車いす利用者と言われております。この人数は210万人となり、これを加えたおよそ1,300万人が移動困難な交通弱者と考えられております。このような交通弱者の外出や移動は、現在のところ、家族や介護支援事業者等に負うところが大きく、家族の場合には、時間的な負担が大きく、利用者が気がねをしたり、介護支援事業者を利用の場合は、目的が制限され、かつまた費用的負担が大きいと、自由な外出や移動を妨げているのが現状でございます。
 そこで、福祉タクシーは、車いす利用者や要介護者の方々の外出や、移動あるいは旅行などに、気軽に一般のタクシーと同様に利用できるシステムとして、今後ますます需要が高まるものと考えられます。高齢者や障がい者等の移動が困難な方々が、気軽にタクシーとして利用できれば、その方々の行動範囲も広がり、生き生きとした生活が送れるでしょう。福祉タクシーは、そのような利用者の利便と公共の福祉を重視した高齢化社会に役立つ交通手段として見直しをはかるべきと考えます。
 しかしながら、現在、平成17年実績でございますが、福祉車両の登録台数は、全国で約1万台です。福祉車両の必要台数は、「人数」割る250人と考えますと、5万2,000台必要となり、明らかに不足の状態でございます。しかし、福祉車両のうち半分以上は介護支援事業者の所有するものと思われますから、純然たる福祉タクシーは、全国で今だ5,000台に満たない状態と言えます。したがって、上記のように交通弱者の要望に応えられる福祉タクシーの充足率は、現在、必要台数の1割程度のものと言えるでしょう。このような状況の中で、政府もこの福祉タクシーの不足解消のため、一般常用旅客自動車運送事業の中に、福祉輸送事業限定として福祉タクシー事業が1人でも容易に開業できるように法律を改めたり、移動円滑化の促進に関する基本方針(平成18年12月15日告示)において、福祉タクシーについては、平成22年度までに約1万8,000台の福祉タクシーを導入するとされています。平成21年3月末現在の福祉タクシーの導入状況は、1万742台で、前年度より228台、2.2%増となっております。福祉タクシーとは、鉄道やバスなど、公共交通機関の利用が困難な方や高齢者などを車いす専用タクシーや寝台専用タクシーなどの福祉車両またはセダン型の車両を使用して、患者搬送サービスをするタクシーです。
 福祉タクシーは、患者等輸送事業として、タクシーやバスなどの事業所が使用する車両による輸送、訪問介護として登録ヘルパーが使用する車両による輸送、NPO法人や社会福祉法人、医療法人など非営利法人が有償運送許可を得て行う輸送があります。
 また、各自治体の介護福祉関係課や各運輸局によって認定や指導を行っており、その扱いにより介護タクシー、福祉移送サービス、福祉有償運送、介護移送サービス、ケア輸送サービス、外出支援サービスなど、呼び方がさまざまあるようです。福祉タクシーの乗務員は1名です。ホームヘルパー資格を取得し、タクシー乗務員が運転手兼介助、介護のサービスを行うことになります。
 福祉タクシーというのは、身体障がい者の外出時のタクシー利用を補助する目的で、市町村が料金の一部を負担する等の制度でできたタクシーのことを言われております。車いすのまま乗車できるリフトつきタクシーなどがあり、ほとんどはタクシー会社が経営していることが多く、料金は、介護保険を使用しない現金及び市町村一部補助扱いが多いようでございます。高齢者は対象とならない制度なので、別に高齢者向けにシルバータクシーなどの制度を設けている自治体もあります。
 例えば、伊丹市では、70歳以上の在宅寝たきり高齢者福祉タクシー助成を行っておりまして、寝たきりの高齢者が居宅から医療機関等への送迎に利用するタクシーの基本料金を助成しております。これは、基本料金のタクシー券を月4枚、年間48枚のタクシーチケットを支給していると。
 また、福井県の鯖江市では、高齢者や身障者などに福祉タクシー券を支給しております。2年ほど前から支給対象年齢を引き下げたり、タクシー券の使用地域を拡大しております。65歳以上の高齢者と身障者、生活保護世帯に、年間1万2,000円分の福祉タクシー券を支給しております。
 また、東京の足立区は、昨年4月から移動が困難な障がい者を対象に交付している福祉タクシーの助成額を増額した上で、対象者を拡大し、関係者に喜ばれております。
 下肢、体幹、平衡機能障がい者で1級から3級、視覚、内部機能障がい者1級の人には、年間2万9,200円分のタクシー券を交付、本年度は、助成額を3万3,000円に増やし、対象者に知的障がい者1、2度、視覚障がい者2級の人を加えたそうです。
 また、島根県出雲市では、障がい者の社会参加を進めようと、福祉タクシー券の交付対象を大幅に拡充し、受給者や家族らから好評を博しておるそうです。
 また、奈良県香芝市では、2006年から福祉タクシー制度の助成額を2倍に増やしております。48枚のチケットを支給していると。
 いずれも、全国の市区町村を調べていきますと、福祉タクシーの対象、また助成額を拡充する方向になっております。これからの福祉タクシーのあり方として、より充実の方向へと拡充されているわけでございます。これからは、高齢者、障がい者、病弱者の人たちが気軽にタクシー利用を促進すべきであると思いますが、本市ではどのようにお考えでしょうか。助成額につきましては、国、市の負担1割、また、タクシー会社が負担1割で、合わせて3割助成している町もございます。本市では、今後この福祉タクシーのあり方といたしまして、どのようにお考えでしょうか。
 最後の質問に移ります。これは、点字よりも簡単に文字情報を得られる道具、「音声コード」の普及促進を、これは、新たな視覚障がい者支援策として、提案していきたいと思います。
 全国に30万人を超える視覚がい害者、さらにはその予備軍まで入れますと、164万人とも言われています。皆様よくご存じの点字は、実は視覚障がい者の87%が読むことができません。読めるようになるためには、相当な学習が必要になるからです。
 我が党は、視覚障がい者があるゆる生活場面で「簡単に文字情報を得られる道具」が世界に先駆けて我が国で開発されていることをつかみ、その機器の購入を、1都道府県や1市町村当たり100万円まで全額国費で補助する予算を獲得することができました。これは、平成23年度まで有効です。
 昨年度からは、上記の予算に加えまして、各都道府県、市町村で、実際に視覚障がい者が「簡単に文字情報と得られる道具」をどのように導入するのか、いかに効果的に活用するかなど、自治体職員の方々に研修をしていただくための予算も、全額国費で1都道府県や1市町村当たり30万円までの予算も、獲得しております。これも平成23年度まで有効です。
 しかしながら、このように全額国費による補助金が用意されていても、全国の都道府県、市町村でもいまだ活用されていな自治体が多くありました。視覚障がい者の皆様が恩恵を受けきれていない状況もあります。
 この道具、「音声コード」を開発したのは、NPO法人日本視覚障害者情報普及協会で、社会福祉法人日本盲人福祉委員会、社会福祉法人日本盲人会連合と協力して開発されたものであります。最近よく使われているQRコードに音声を書き込み、コード化されたもので、これを活字文書読み上げ装置を媒体として文字情報を音声化したものであります。さらに、携帯電話に音声コード読み取り機能が実装されることにより。すべての視覚障がい者が、等級に関係なく、また安価に、携帯電話にて音声情報にアクセスすることが可能となりました。
 これにより、従来視覚障がい者の約10%の点字解読者に提供されていた点字情報に加えて、非点字解読者、視覚障がい者の約90%が当たりますが、この本開発によりまして、携帯電話を通じて音声情報の提供が可能となり、世界に先駆けて情報のバリアフリー化を推進できることになりました。
 音声コードが行政文書、医療関係書類、プライバシー情報、電気料金、ガス料金、銀行口座情報等に印字されることにより、視覚障がい者約31万人に加えて、弱視者約164万人及び軽度視覚障がい者とも呼称される高齢者約2,800万人にも、文書に音声コードが印字されることにより携帯電話にて音声情報を取得できる環境が提供可能となり、大きな社会的な成果が期待されております。
 印刷媒体を健常者と共有して視覚障がい者も利用できることや、プライバシーに関する情報を自分自身で確認できることを目指して、あらゆる請求書、利用明細書等の帳票印刷システムに音声コードを自動付与する「新音声コードプリントシステム」を導入するための普及活動を協会が当事者団体として行っております。そして、平成21年度特別対策事業、視覚障害者等情報支援緊急基盤整備事業にかかる音声コード研修及び広報事業がスタートしております。
 県市町村の取り組みでは、現在のところ大阪府や和歌山県、八尾市が取り組みを始めているようでございます。これを役所の窓口、各部署、社会福祉協議会、スポーツセンター、図書館での障がい者サービス、また病院の受付窓口など、行政機関で活用が待たれております。
 本市におかれましても、視覚障がい者への利用促進のために導入の意義と効果をよく検討され、導入に向けた環境整備を速やかに進められますよう提案いたします。これについて、いかがお考えでしょうか。
 以上で壇上での質問を終わらせていただきます。

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◯議長(朝井啓祐君) 吉田市長。
           〔市長(吉田誠克君)登壇〕

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◯市長(吉田誠克君) 8番上田議員さんの質問にお答え申し上げます。
 新鮮で安全な農産物を求める消費者と地域で生産する農産物を地域の人に届けたい農家の思いがつながり、農産物直売所は、現在、農産物の流通の中で大きな存在となっております。本市におきましては、4か所の直売所があり、いずれの直売所も大変好評を得ております。
 上田議員さんの、中和幹線沿いに直売所を設置してはどうかとのご質問でございますが、中和幹線沿いに直売所を設置することになりますと、駐車場を含めた施設用地の確保や建設費の相当な費用がかかります。さらに、直売所には、量と品ぞろえがないと魅力を欠くことになりますし、直売所を増設して農産物を確保するには、参加農家数を相当数増やす必要がございます。また、最近オープンいたしました近くの大手スーパー内に地場農産物販売コーナーが設置され、広陵町の農業者団体独自の直売所も運営されております。このようなことから、中和幹線沿いに直売所を設置することは、現在のところ大変難しいのではないかという思いをしております。
 次に、本市の地産地消の現状と今後の取り組みについてでございますが、本市におきましては、農業者団体運営の農産物直売所が3か所、商店街運営の直売所が1か所あり、地域的にも分散し、営業日をつなげると、ほとんど毎日直売所が営業されている状況にございます。現在70戸の農家が組織いたしております地産地消推進協議会が直売所を運営していただいております。今後さらに参加農家数を増やし、安全性の確保された、また品ぞろえがよく加工品もある、よりグレードアップした直売所を育ててまいりたいと考えておりますので、ご理解をたまわりますようお願いいたします。
 その他の質問につきましては、各担当からお答え申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 福祉部長。

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◯福祉部長(田中英芳君) 上田浄議員さんのご質問にお答え申し上げます。
 現在、福祉タクシーにつきましては、重度心身障がい者及び障がい児の生活行動範囲の拡大と社会参加の促進を図るため、社会福祉課におきまして利用料金の一部を助成しております。対象者につきましては、聴覚障がい、上肢障がいを除く身体障害者手帳1級及び2級、療育手帳Aの手帳をお持ちの方に限り、タクシーの基本料金分が無料となる利用券を1人につき年間24枚発行し、ご利用いただいております。また、制度上は介護保険制度の要介護1以上の認定を受けておられる方に限り、介護保険サービスを適用し介護タクシーでの通院に際しての乗降介助を利用者1割負担でご利用いただいている状況でございます。ご指摘の、いわゆる福祉タクシーの利用拡大及び負担軽減につきましては、即時実施することは非常に難しい状況にございます。
 続きまして、音声コードについてのご質問にお答え申し上げます。
 現在、視覚障がい者への支援として、社会福祉協議会では、広報誌「やまとたかだ」の録音テープを毎月10人程度の方に貸し出しをしており、また社会福祉課では、視覚障がい者(児)1級及び2級の手帳をお持ちの方の、音声コードの読み取り機であります活字文書読み上げ装置の購入に当たりましては、原則1割でご利用いただける制度がございます。
 ご指摘のとおり、視覚障がいをお持ちの方のうち9割近い方が点字を理解できないと言われている状況の中、音声コードにつきましては、平成21年度から音声コードの導入にかかる研修に対する補助事業がスタートしたばかりで、現時点では音声コード作成ソフトの導入並びに取り扱いにつきましては、重ねて研修、研さんが必要であると考えております。
 なお、「音声コード読み上げ装置」につきましては、来年4月から携帯電話に組み込まれたものが発売される予定と聞いております。
 今後とも新しいシステム、また機器の進歩に追随していくよう心がけますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 8番上田浄議員。

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◯8番(上田浄君) 市長をはじめ、担当部長の方から丁寧なご答弁をいただきましてありがとうございます。
 農産物直売所については、本市も農地を守ろう、また地産地消、また農家の発展のためにこれまで多大な尽力を尽くされております。敬意を表したいと思います。
 また、我々の土庫校区の小さな寂れた地域になりますけれども、地域の発展のために、この農産物直売所を設けて、また農業を守り、農地を守り、また地域の方々、市内の方々、広陵町の方と競争になりますけども、今後どのようにしていくべきか、また地域の皆様方と考えてまいりたいと思います。
 市長、ご答弁、ありがとうございました。
 また、2番目は、福祉タクシーについてでございますが、前回の浴場廃止に伴って福祉タクシー云々も、私は提案したいと思います。その関連で、福祉タクシーに大変興味を持ちまして、いろいろ私なりに調べてみたんですけれども、全国的にはかなり、本市は24枚発行していると。隣の香芝市は、2006年に48枚発行しています。倍増しているんです。だから、水道料金は1番高い町やわ、福祉に1番手を差しのべていない町と言われないように、ひとつ福祉タクシーをしていきたいと。タクシーというのは、市内にタクシー協会がございますけれども、そことタイアップして、より使っていただけるようにしていったらどうかなと思っております。
 また、あわせて、市内循環バスきぼう号が、本当にこれから必要なのかどうなのか。これからは、ドア・ツー・ドアと言われています。バス停まで行くのが大変やという高齢者もこれから増えてくると。そちらに何千万も投資するのであれば、福祉タクシーとか、そういうシルバータクシーのほうにタクシー会社と協働してやっていくのも、新たな方向性はないかなと。オンデマンドバスというのですか。ドア・ツー・ドアと。停留所なんか設けなくてもいいようになるし、もっと交通手段としてどれがいいのか、停留所まで大変やと。うちは停留所ないとか言うて、いろんな地域格差が出てまいります。そういうこともあわせて、総合的にこういう交通弱者に対して手を差し伸べていただきたいと思いますし、そういうことを強く要望したいと思います。
 また、最後の点字の音声コード、携帯電話を使ってかなり使いやすくなることでございますので、まず、高田市が率先して、障害者に優しいまちづくりを進めていただきたいと思います。
 以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。

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◯議長(朝井啓祐君) 暫時休憩いたします。4時から再開いたします。
           午後3時44分休憩
           〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
           午後4時再開

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◯議長(朝井啓祐君) 休憩を解いて、会議を再開いたします。
 本日の会議は、あらかじめこれを延長いたします。
 次に、3番沢田洋子議員の発言を許します。3番沢田洋子議員。

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◯3番(沢田洋子君) 議長のお許しをいただきましたので、日本共産党を代表して、一般質問を行わせていただきます。
 まず初めに、子どもの虐待対策防止についてでございます。この春桜井市で起きた5歳児が餓死した事件を含め、各地で痛ましい虐待死が相次ぎました。児童虐待は年々増加し、昨年全国の児童相談所が受けた相談件数は4万2,662件で、10年前と比べると6倍になっています。虐待は、今や特別の家庭で起こるものではありません。
 この間、私は、子育てされているお母さんやお父さんからお話を聞かせていただいていますが、子どもを育てることは並大抵でなく、自分も虐待と紙一重という声が少なくないことに、この問題の深刻さを感じています。事件後、桜井市では、なぜこのような事件が起きたのかと調査する中で、この両親が、亡くなられた子どもの健診を受けさせていなかったことや、未就園児であったなどという実態を、各機関と連携がとれていたらという思いや、訪問し、何らかの形で、この両親に接し、生活環境を見ることで、何かおかしいことに気づいたのではないかという声も出されたようです。また、訪問活動を強める職員の中で、何と言っても人が足りない、専門職員の研修への支援が必要と要望が出されたそうです。
 今、児童福祉全体に行政としてどう責任を持つかが問われています。子どもを守るという点から、まず実態を把握することが大事ですが、高田市における子どもの虐待の現状はどうなっているのでしょうか。また、子育て家庭と地域社会をつなぐ取り組みとして、生後4か月の乳児のいるすべての家庭を訪問し、育児についてのお話をお聞きしたり、子育てに関する情報提供を行うことで、育児の孤立化を防ぎ、安心して子育てができ、赤ちゃんが健やかに成長できるように地域で子育てを応援する取り組みとして、こんにちは赤ちゃん事業が始まりました。本市での取り組みの状況について、お聞かせください。
 次に、子育てサークルなどの支援についてです。今、ひとりぼっちのお母さんをなくそうと、多くの自治体で子育てされているお母さんを支援する取り組みが行われています。高田市におきましても、子育てサークルなどを通し、お母さんが集まり育児の悩みや不安を相談できる環境づくりに努めていただいています。また、市民団体などでも、育児書やマスコミ情報に左右されるのでなく、お母さん同士のおしゃべりや先輩ママの生きたアドバイスを聞き、みんなで子育てできるサークルの開催、赤ちゃんの発達にいいマッサージや親子のスキンシップを大事にするリズム体操などのサークルが開催されています。
 こうしたサークルなどの悩みは、少子化のため年々参加される子供が減っており、少ない人数では経費の負担も大きくなっていると言われています。こうしたサークル活動への支援として、施設の無料開放を行っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
 次に、子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成と普及啓発についてです。子宮頸がんが20代から30代の女性に急増しています。国内では、毎年約1万5,000人の方が子宮頸がんにかかり、約3,500人がなくなっていると言われています。画期的なワクチンが開発され、このワクチン接種と健診の二重構えで、ほぼ100%予防できると言われています。海外では、100か国以上で使用されています。
 昨年12月に日本でもワクチンが承認され、接種が始まっていますが、費用が高く、公費助成してほしいとの声が広がっています。すでに30か国で接種費用の公費助成をしていますが、日本ではまだされておらず、国の実施を待っていられないと、独自で助成を始めている自治体は40を超えました。高田市でも助成してほしいとの要望が出されていますが、いかがでしょうか。
 また、子宮頸がんの原因となっているヒト・パピローマ・ウィルスは、性交渉で感染するため、性交渉を始める前の10歳代の女性へのワクチン接種が効果的と言われています。予防接種の対象となる低年齢層への性についての正しい知識が必要となっています。子宮頸がんの予防についての情報が広がる中で、産科への問い合わせも増えているようです。問い合わせでは、多くのお母さんが、子宮頸がんについてどこに聞いていいのかわからない、性について子どもにどう話していいのかわからない、教え方によっては、変に男の子を避けてしまうのではと悩まれているそうです。自分の体と性について、正しい知識を得る機会として、本市でも学校などを通して情報の周知徹底が必要だと考えますが、いかがでしょうか。
 次に、公契約条例の制定についてです。国や自治体が行う公共事業や委託事業について、民間業者と契約を結ぶ際に、事業に従事する労働者の賃金、労働条件を適正に定め、確実に末端の労働者にまで確保することを制度として義務づけられる公契約条例の制定については、これまでも共産党の太田議員が取り上げてきた問題です。その後、千葉県野田市では、公契約にかかる業務の質の確保及び公契約の社会的な価値の向上を図るため、公契約にかかる業務に従事する労働者に支払うべき賃金の最低基準を受注者等に義務づける野田市公契約条例が、平成21年9月に全国で初めて制定されました。そのほかの自治体でも、市長が検討すると答弁するなど、公契約条例の制定は、大きく動き出しています。公契約等を求める意見書を採択した地方議会は、40都道府県の776議会に上り、採択件数は784件に達しています。
 また、これまで市の直接雇用や民間委託で働いている給食調理員をはじめとする労働者が市民の安全を守る大切な役割を担っているにもかかわらず、その多くが賃金や労働条件が決してよいとは言えず、ワーキングプアの温床になっているという点も指摘しているわけですが、地域の賃金水準の引き上げ、地域経済の活性化を進める公共事業における公契約条例というものがやはり必要ではないかと考えますが、本市でのその後の取り組みや検討された点について、お聞かせください。
 最後に、若者への家賃補助などについてお伺いします。総務省が5月28日に発表した4月の完全失業率は、5.1%と、2か月連続の悪化です。厚生労働省が同日発表した4月の有効求人倍率は0.48倍となり、完全失業者は356万人になり、前年同月と比べて10万人増えています。今、働きたくても職が見つけられない、そして、まだ年金をもらえる年齢でもない人、働いても低賃金で、年収が150万円以下の人などが増えています。こうした傾向は青年層に多く見られ、失業や不安定雇用で、とても結婚など考えられないという若者が増えています。
 職につきたくてもつけないでいる若者への支援などの重要な課題はたくさんあります。その1つに住宅の支援があります。働くに当たっては、住所がないといけません。家を借りたくても保証人も得られない、まとまったお金もないなど、アパートも借りることが出来ない状況にある若者は少なくありません。派遣切りの中で、仕事を失うと同時に住居を失う人が増加しました。不況のもとで所得が減り、あるいは解雇され、住宅ローンも払えず持ち家を失う人が増えています。今、若い世代の持ち家率は大幅に低下していると言われています。
 NPO法人自立生活サポートセンターの稲葉剛氏は、著書で、貧困ゆえに居住権を侵害されやすい状況を「ハウジングプア」と称しています。1つ目は、派遣社員が寮に入っている状況など、当面は家があるが、派遣切りなどでいつ家を失うかわからない状況、2つ目には、ネットカフェやファストフード店など、とりあえず屋根はあるところにいるが家がない状況、3つ目には、路上、公園での野宿など、屋根がない状況などです。これまでは、年功序列賃金と終身雇用により社宅か賃貸住宅に始まり、給料アップとともにローンを組んで持ち家を購入するという流れがありました。しかし、今は成果主義賃金が多く、非正規労働者が3人に1人です。特に若者層では、2人に1人が非正規労働者にされて、マイホームをゴールとする従来の施策では立ち行かなくなっていると考えます。住宅は自己責任という施策を転換しなければ、特に若年層の多くはハウジングプアに陥ってしまいます。
 稲葉氏は、先進国で若年単身者に対する公的住宅支援や国による家賃補助施策などがないのは日本だけです。ヨーロッパ諸国では、ほとんどの若者が早い時期に親元から自立を果たすのは、公的住宅施策が充実しているからと指摘しています。例えば、フランスは、若年単身者への低家賃公営住宅の入居支援や若年失業者への公的住宅制度、借家契約の連帯保証人代行、保証金の無利子貸与、18か月までの未払い家賃保証などの若者への移行期支援があります。
 日本では、政府がこういった家賃補助制度をつくっていません。それどころか、日本の公営住宅は、絶対数が少ない上に、若年単身者には入所資格すらありません。国内でも、全国的には地方自治体の中で若者への家賃補助制度があります。例えば、岐阜県高山市では、若年定住促進事業補助金として、35歳未満の就業者に対して市内における民間の借家、アパートなどの家賃や駐車場代の合算額の3分の1以内で、月1万5,000円を限度に、最大3年間補助をしています。また、島根県松江市では、35歳以下の転入者に対し、上限1万円まで家賃補助をします。また、東京都新宿区では、18歳から28歳の単身者に月1万円を最大3年間補助しています。こうした支援を大いに国にも声を上げていただきたいのですが、本市としても取り組み、市内在住の若者への家賃補助が必要だと考えますが、いかがでしょうか。
 以上で壇上での質問を終わらせていただきます。

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◯議長(朝井啓祐君) 吉田市長。
           〔市長(吉田誠克君)登壇〕

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◯市長(吉田誠克君) 3番沢田議員さんの、子どもの虐待対策、防止についてのご質問にお答え申し上げます。
 本市における対策でありますが、虐待防止ネットワークを中心に関係機関等との情報の共有化と連携の強化により虐待等の迅速な対応に取り組んでおります。虐待の通知を受けたときは、48時間以内に安否の確認、見守りの対応、関係機関の情報共有の徹底に努めているところであります。平成21年度の本市の虐待件数は38件で、虐待の種類は、身体的虐待が23件、育児放棄が13件、心理的虐待が2件であります。主な虐待者は、実母が20件、実父が10件、実父母からの虐待が大半を占めております。また、相談回数は、電話相談を含めますと、述べ644回で、家庭訪問による安全確認や電話での相談や対応、関係機関による見守りと経過観察の依頼をいたしております。この虐待者の件数から見ますと、実母が多く占めており、これは、母親の育児不安や負担感によるものととらえております。子育てをしている母親の地域社会や家庭内での孤立化を防止することが大変重要であると考えております。この取り組みとして、本年6月から乳児家庭の孤立化を防ぎ、虐待を発見する足がかりとなる乳児家庭全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん事業)を実施しておりますが、育児に対する不安や悩みの相談、乳児及び保護者の心身の様子、養育環境の把握等に努めているところであります。
 また、スムーズな全戸訪問に当たっては、出生届提出時にお渡ししております訪問はがきによるものや、保健センターで実施しております予防接種手帳交付説明会にも訪問を促進するとともに、さらにそれによっても応答のない家庭にも個別対応し、全戸訪問事業を推進してまいりたいと考えております。
 次に、保健センターが実施をする、乳幼児健康診査等で未受診者である子供とその親の状況についても、ネットワークの活用も図りながら、あらゆる機会を通してその把握に努めてまいります。児童虐待への対応は、地域の市民の方から通報していただくことが大変重要でありますので、児童虐待が疑われたら、迷わず児童福祉課やこども家庭相談センターに通報していただけるよう、広報誌でお願いしているところでございます。また、4月の広報に、子どもを虐待から守るための啓発チラシを全戸配布いたしました。
 最後に、本年度、厚生労働省から「学校及び保育所から市町村または児童相談所への定期的な情報提供に関する指針」が通知され、これに基づき児童虐待の早期発見、早期対応、被害を受けた子どもの適切な保護等、児童虐待防止に向けた適切な対応を図るため、警察、医師会、消防署、保健所、保健センターなどの情報の共有と定期的に会議を開き、虐待防止等に努めているところでございます。よろしくご理解を賜りたいと思います。
 その他の質問につきましては、担当からお答え申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 福祉部長。

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◯福祉部長(田中英芳君) 3番沢田議員さんの、子育てサークルの支援についてのご質問にお答え申し上げます。
 本市の次世代育成支援対策につきましては、本年3月に大和高田市次世代育成支援行動計画、後期計画を作成し、4月からこれに基づく基本目標として、1、安心とゆとりのある子育て環境づくり、2、子育てと仕事が両立できる環境づくり、3、心豊かで健やかな子どもが育つ環境づくり、4、夢のある家庭と次代の親を育む地域社会づくり、の4つを掲げ、全庁で121事業に取り組んでおります。
 子育てサークルの支援につきましては、後期計画に基づく事業の展開としては、子育てサークル活動の支援を主としており、子育てサークルなどの活動の場づくりを進め、サークル相互の交流を推進し、子育てネットワークづくりに努めるものであります。子育てサークルは、現在、活動の場として総合福祉会館、児童館、市公民館などにおいて15サークルが自主的に運営されております。子育て中のお母さん同士が情報を交換したり、親子が楽しく遊べる活動のお手伝いをされており、自主サークルに対しては、総合福祉会館、児童館、市公民館など、活動場所を提供しているところでございます。
 おただしの、サークル活動の支援といたしまして、総合福祉会館、児童館、市公民館などの使用が無料でありますので、施設のご利用を検討していただきますようよろしくご理解を賜りますようお願い申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 保健部長。

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◯保健部長(杉浦實君) 3番沢田議員さんの、子宮頸がんワクチンについてのご質問にお答え申し上げます。
 子宮頸がんは、女性のがんとしては乳がんに次いで多いがんでございます。その発症がその他のがんと異なりウィルスの感染が原因であると解明されたことにより、昨年10月に厚生労働省においてワクチンが認可され、12月より発売が開始されたところで、予防できるがんと言われております。
 特に、10代前半に子宮頸がんワクチンの接種によって予防効果が高いことが認められておりますが、ワクチンの接種は3回実施しなければ効果がないことや、ワクチンの接種費用につきましても、1人当たり約5万円と高額な費用がかかると見込まれております。
 また、この予防接種は任意接種であることで、国の対策としての定期接種になっていないところでございますが、各分野で定期接種化への声が大きくなっていると認識しており、当市といたしましても、今後さらに定期接種化を要望してまいりたいと考えております。
 また若い女性、特に中学生への子宮頸がんに対する正しい知識や情報を提供することが重要でありますので、学校の養護教諭との連携により保健教育の現場においてがんに対する健康教育の実施を検討するとともに、がん予防対策の広報に努めてまいります。
 一方、子宮頸がん検診も重要な対策でありますので、現在実施している子宮頸がん検診の助成制度及び無料クーポン券によるがん検診について、一層の受診啓発に努めてまいりたく考えております。
 以上、よろしくご理解を賜りますようお願いいたします。

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◯議長(朝井啓祐君) 市民部長。

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◯市民部長(上田幸之君) 3番沢田議員さんのご質問にお答え申し上げます。
 市が発注する公共工事や業務委託において、その業務にかかわる労働者に適正な水準の賃金が支払われ、適切な労働条件が確保されることは重要なことであります。このような中で、労働者の賃金等の労働条件が適正なものとなるよう公契約条例の制定が議論されているところであります。
 公契約条例の制定につきましては、これまでもご質問いただき、本市としましても法整備の動向や全国での取り組みの状況の把握に努めてまいりました。現在のところ、法整備の方向性は不透明であり、各自治体におきましては、条例を制定されました野田市での施行状況、課題点の検証が行われていくものと考えられます。
 本市におきましても、法整備の情勢や、自治体での検討状況を、今後も続けて研究してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 環境建設部長。

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◯環境建設部長(木綿谷弘之君) 3番沢田議員さんの、若者への家賃補助などについてのご質問にお答え申し上げます。
 公営住宅につきましては、住宅に困窮する低額所得者の方々に対し、安い家賃にて居住いただくものですが、入居資格は、公営住宅法によりまして、原則として家族世帯を対象としております。
 本市におきましても、家族世帯以外に単身者が入居可能な住宅もございます。年齢に関しましては、65歳以上の高齢者が対象となっております。社会的な立場の弱い方、特にほとんどが仕事を退職された年代の高齢者にとって、近年の経済不況等により単身高齢者の市営住宅への需要は近年拡大傾向にございます。ご指摘のように、若年者の方々に大和高田市に定住していただくことは、地域活性化のために重要であると考えておりますが、市営住宅には社会的弱者である単身高齢者の方々に入居していただき、若年者の方々に関しましては、民間等への住宅をご利用されるのが望ましいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

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◯議長(朝井啓祐君) 3番沢田洋子議員。

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◯3番(沢田洋子君) まず、子どもの虐待の防止についてですが、市長に答弁していただきまして、高田市における虐待の状況や取り組みについて答弁いただいたわけですが、この間、私は、虐待に関するシンポジウムや講演、学習会などに参加させていただいているんですけども、共通して言われることは、児童福祉法のもとで地域で気軽に相談できる、すぐに相談できる窓口として、児童相談所が設立されたのですが、こうした行政が責任を持つ児童相談所での充実がままならないままに社会法人への委託でまる投げした支援センターが進められているということが問題になっていると。これは、子どもを守ることは、国、県レベルで行政が責任を持って進めなければならないことを、今の現状では、国も県もそうしたところから撤退ぎみであるということが大きな問題だと言われていました。しかし、身近で、各市町村でしたら、待ったなしで、こうした虐待への対策や防止が求められるわけですが、市町村レベルでできることを進めなければならないと考えています。そして、もっとも大事なことが、早期発見するという、そうした体制をとるということが言われていました。
 再度の質問なんですけども、本市でのこうした早期発見できる体制について、再度お伺いさせていただきます。また、児童福祉課で行っている子どもを一時預かってもらえるというショートステイ、これも先ほど市長の答弁の中にもありましたように、虐待の多くが実母からで、実母からの虐待が大半を示しているということがあって、これはやっぱりお母さんの育児不安やストレスがあると考えられるのですが、こうしたショートステイとか、トワイライトのこうした事業の現状について、再度お伺いいたします。

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◯議長(朝井啓祐君) 吉田市長。

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◯市長(吉田誠克君) 再度の質問にお答え申し上げます。
 先ほども少し言わせていただいたように、高田市では、この新年度予算で通していただいて、実際には6月から乳児家庭全戸訪問ということで、取り組んでおります。
 まず、先ほど言いましたように、出生時に、すべてのお母さんにおはがきでいつ訪問が望ましいかというアンケートを記入していただいて、その記入していただいた日に看護師が回らせていただくと。そういうのが、今のところ50%ぐらいの回答率でしか返ってこないという実態がございます。そういう中で、保健センターが実施しております予防接種の手帳の交付というのがございます。それは、全母親に通知がいくので、そのときにも担当課が行って、再度初めの出生時のはがきでもれた半数の方に、再度個別対応させていただいて、「いつがよろしいですか、全戸訪問。こういう事業をしています」という説明をまたしていただいて、ある程度の方にまたもう一度チャレンジすると。そして、予防接種の手帳交付のときにも確認ができなかった、そして、出生時にはがきを渡して返答がなかった、両方ともにもれた方を最終チェックして、その最終にもれた方に、担当課から、今度は1件ずつ戸別訪問していって、最終的には全戸チェックできるように頑張っていく、そういう形を組んでおります。
 以上でございます。

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◯議長(朝井啓祐君) 福祉部長。

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◯福祉部長(田中英芳君) ショートステイ、短期有償生活援助事業とトワイライトステイ、夜間養護事業につきましてのご質問にお答え申し上げます。
 これらの事業につきましては、子育て支援の一環として行っております。ショートステイ事業につきましては、児童を養育している保護者が、病気や精神上、育児疲れまたは環境上の理由により家庭において児童を養育することが一時的に困難になったとき、また、トワイライトステイ事業は、育児を養育している保護者が、仕事その他の理由により夜間または休日に不在となり、家庭において児童を養育することが困難となったとき、児童を児童養護施設等におきまして一定の期間養育、保護する事業でございます。利用期間は、ショートステイ事業は、原則として7日以内、トワイライトステイ事業の夜間養護の期間は、おおむね6か月以内で、利用時間は午後10時までが原則となっております。児童養護施設につきましては、県内に7か所ございまして、本市におきましては、平成21年度、母の出産により2件、兄弟の入院により1件、母の入院により2世帯の利用により、計5名のショートステイの利用がございました。夜間の養護事業につきましては、該当者はおりませんでした。
 以上でございます。

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◯議長(朝井啓祐君) 3番沢田洋子議員。

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◯3番(沢田洋子君) 再度のご答弁、ありがとうございます。
 今、子どもの虐待は、不況や格差社会の広がりと比例して増えていると言われています。また、裕福な家庭でそういったことは少ないというデータもあるように聞いています。各地で痛ましい虐待死が相次ぐ中で、各自治体は、地域の協議会、高田市でしたら虐待防止ネットワークですね、こうしたところの構成の見直しやデータの集中化が進められていると言われています。中でも、あらゆる面からシグナルをいち早くキャッチすることが重要と言われているんですけども、そうした点では、行政では、早期に発見できる、シグナルを発見できる宝庫だと言われています。
 例えば、虐待のハイリスクには、先ほども言いましたように貧困層というのがありまして、例えば、国保で滞納されていて、子どもがいるにもかかわらず国保証が発行されていない世帯であったり、生活保護の世帯、また認定に至らなかったとしても、生活保護の申請に至っているような世帯、また、こうした点から、国保課、生活保護課の連携、そして、給食費の滞納であったり、そうした点では、教育委員会との連携、また、このハイリスクの中には、子どもの成長に全く関心がないというのが表立った傾向に言われているんですけれども、未就園児や健診の未受診者などもリストアップして、それも一緒にデータ化して、関係機関との情報交換に努めていくということも大事やと言われています。
 先ほども市長の答弁にありましたように、こんにちはあかちゃん事業は、6月から始まっていて、どういう状況に今あるかという数字的なことはわからないと思うんですけども、やはりこの事業は、希望者に限るということがありまして、本市では市長さんが言われたように、あらゆる面でもれた方も、ちゃんと戸別訪問していただけるということなので、そうしたことを強めていただきたいと思います。今後、虐待防止ネットワークの担当課や機関の見直しでも必要じゃないかと。高田市においても必要じゃないかと思います。
 私がお話を聞かせていただいた1人の方に、20年来ソーシャルワーカーとして勤めておられる方がいたんですけども、その方は、やっぱり虐待の子ども側の被害者として対応した子どもが、今度は親側として虐待をしていたというケースに遭遇することも1件や2件じゃなくあったように聞いています。やはり児童福祉法の大事なところとして、発達権というのがありまして、すべての子どもが健全な大人に成長されなければならないということがありますので、今、先ほど言いましたように、こうした事業、支援に国や県が手を引きぎみな中で、本当に大変な状況だとは思うんですけども、市町村レベルで取り組めることは、いろんなあらゆる機関を、連携する機関を広めていただいて、市町村でも頑張って、高田市でも頑張っていただきたいなと思います。次世代の虐待をなくすという点でも、今後、私たち日本共産党も、引き続き取り上げていきたいと思います。
 続きまして、子育てサークルの支援についてなんですが、ここでは、いろんなところでの無料開放も行っていただいているということだったんですけど、主には南地域に当たるコミュニティセンターでの使用料が、やっぱり大きな負担になると言われています。こうしたサークル活動は、子育てされているお母さんからの関心も多くて、私はゆうゆうセンターのほうでも聞かせていただいたんですけども、やはり電話での問い合わせもよくあると言われていました。いろんな同じような年齢の子供を育てているお母さんとは、どういうふうな形で会えますかとかいうそういう相談もあると聞いていまして、この6月から、今まで2歳児、3歳児でされていたサークル活動を、0歳から2歳まで6か月刻みでサークルも始めていると言われていました。私がちょうどお話を聞かせていただいたときは、1歳6か月から2歳児で13組来られたと言ってはったんですけども、やっぱり0歳から6か月と7か月から1歳のところでは、なかなかまだ出にくい環境というのもあるということも言ってはったんですけど、たくさん来てくれると思ったんだけど1組しか来てくれなかったんですというふうなことも言われていたんですけど、やはり1組でも来ていただいている間は、こうしたところ、手を抜かずに、こうした取り組みを進めていただきたいと思います。今後、コミュニティセンターでもこうした使用料の減免や無料化、子育て支援に関してはこうした減免もしていただけるという体制もちょっと考えていただきたいと思います。
 子宮頸がんの予防接種の助成についてなんですけども、これは、保健センターのほうでちょっとお話を聞かせていただいたんですけども、やっぱり現在、市民から問い合わせもあると言われていまして、養護教部会でも、こうしたところで何か進めやなあかんなという話も出ていると聞かれているんですけど、そこら辺の状況がわかりましたら、教えていただけますか。

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◯議長(朝井啓祐君) 保健部長。

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◯保健部長(杉浦實君) 沢田議員さんの再質問にお答え申し上げます。
 子宮頸がん検診、ワクチンの接種の公費助成についてでありますけれども、現在、奈良県の各市で組織しております都市衛生部会というのがございます。その中で、各市の保健センター担当の者が、課長級の者が、いろんな衛生業務に関して協議をしております。その中で、このようなワクチンについての公費助成と言いますか、定期接種化、この辺について上のほうへ要望していこうというようなことも言われております。
 また、一般論といたしまして、先ほど私は答弁いたしましたけれども、各分野でこのような定期接種化の声が非常に多くなっていると。その各分野と言いますのは、産婦人科学会であったり、被害者と言うか患者の会であったり。これは、ちょっと余談的なことになるかもわかりませんけども、私がテレビのニュースで見聞きした中では、女優の仁科明子が国のほうへ直接、たしか長妻厚生労働大臣であったかと思いますけども、この件に関して要望を出したとか、またその他有名人の方が、いろんな場で要望を出されているというようなことも聞いております。よろしくお願いいたします。

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◯議長(朝井啓祐君) 3番沢田洋子議員。

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◯3番(沢田洋子君) この子宮頸がんの原因については、先ほど壇上での質問でも言わせていただいたんですけど、ウィルスからの感染というのがわかったということなんですけども、あとの要因としてパートナーの数であったり、たばこ、ビタミン不足や慢性炎症などが上げられていると言われています。こうした情報は、いろんなメディアとか雑誌などでも言われているんですけども、産婦人科の先生が見られてもちょっと怖いぐらい、誤った情報も広がっていると言われていまして、いろんな情報を聞いたお母さん方が問い合わせに来たり、いざワクチンの申込に来てからいろんなことを、子宮頸がんってどういうものかというのを聞かれていて、診察時間にも影響があるような事態にもなっていると言われていますので、こうした正しい情報が提供できる場所を、いち早く市としても責任を持っていただきたいと思います。
 子宮頸がんは、唯一予防できるがんの1つとして言われていまして、20代から30代での発症が現実増えているという状況の中で、経済的に予防接種ができないとか、また、市も財政が厳しくて法的な負担ができないという、そしてまた国の政策を待っているだけというこんな残念なことはありませんので、早急な取り組みを検討していただきたいと思います。
 公契約の条例の制定についてなんですが、この問題は、高田市での公的な場で働く人の人権を守るといった点からも重要だと考えています。先ほど答弁の中で、本市でも研究していただいているということですので、さらに進んで、取り組みに向けて進めていただけますようにお願いいたします。
 最後の若者への家賃補助についてなんですけども、本来、答弁していただいたように、公営住宅というのは、住居に困窮する方への、安い家賃で住んでいただくものとして公営住宅というものがあるわけなんですけども、やっぱり今続く不況の中で、今のニーズに合った見直しも必要ではないかなと考えるんですけども。
 今の現状の中で、今の公営住宅、あるもので見直して、数が足りるのかという問題とかもあるんですけども、認識を変えていただきたいと思うんですけども。その辺について、どのように考えられるのかと、あと、私が以前相談に乗った若い方の中に、アルバイトの首を切られて、今住んでいるところの家賃が払えなくなって、2か月払えなかったら出て行ってくださいよという約束で、たちまち月末出やなあかんというふうな事態になったんだけど、お金もなくて、どこに移っていいかわからない。親に助けてもらうのも、両親がそれぞれ再婚されていて行くところもないというような状況のもとで、不動産屋さんに行ったら、もちろんお金がなかったら門前払いで相手にもしてもらえないという状況があったんですけど、そうした相談窓口も、こうしたニーズの中で必要だなと思うんですけども、その辺についても再度考えを聞かせていただけますか。

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◯議長(朝井啓祐君) 環境建設部長。

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◯環境建設部長(木綿谷弘之君) 沢田議員さんの再度のおただしでございます。
 まず、先ほどから答弁させていただいておりますように、やはり本市のほうといたしましては、単身者住宅につきましては65歳以上となっております。ただ、市営住宅の中で、例えば災害、あってはならんのですけども、例えば風水害、火災等ございます。そういう方の一時的な住居の確保ということで、期間におきましては3か月というふうな形での短期的な入居はいたしております。ただ、将来的に、例えば若年者の方、当然うちのほうで、今、単身者、年齢制限しております方とは当然体力的なと言いますか、肉体的な状況も違いますし、やはり本市のほうでそれをお受けするというのは非常にやっぱり難しいと考えております。それと、相談窓口につきましては、本市の建築住宅課のほうへ来られましても、相談としての対応は可能やと思います。
 以上です。

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◯議長(朝井啓祐君) 3番沢田洋子議員。

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◯3番(沢田洋子君) ご答弁ありがとうございます。窓口でそうした相談も行えるということなので、そうしたことも広報などでも広げていただきたいなと。こうした支援は、雇用対策にもつながるもので、今後、一歩進んだ前向きな検討もお願いしたいと思います。
 以上で質問を終わらせていただきます。

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◯議長(朝井啓祐君) 以上で日程は終了いたしました。
 この際、おはかりいたします。お手元に配布いたしております、閉会中の継続調査申し出一覧表のとおり、各委員長より閉会中の継続調査申し出書が提出されております。申し出どおり決することにご異議ありませんか。
           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) ご異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 以上で、本定例会に付議されました案件は、すべて議了いたしましたので、会期中ではございますが、これで閉会いたします。これにご異議ありませんか。
           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(朝井啓祐君) ご異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 議員各位におかれましては、去る14日の開会以来、連日ご精励をいただき、厚く御礼申し上げます。各執行機関におかれましては、議会の意思を十分尊重の上、市政を執行されますよう要望しておきます。
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◯議長(朝井啓祐君) 市長の閉会のあいさつがございます。吉田市長。
           〔市長(吉田誠克君)登壇〕

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◯市長(吉田誠克君) 6月定例市議会の閉会に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。
 本定例会におきまして提案申し上げました案件に関しまして、慎重なるご審議をいただき、議決を賜りましたことに、心から厚く御礼を申し上げます。なお、本会議並びに委員会におきまして、議員各位から貴重なるご意見、ご指摘につきましては、十分にその意を踏まえ、今後の市政運営に反映させていく所存でございます。
 議員各位には、本市の発展のため引き続きご協力を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、閉会のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
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◯議長(朝井啓祐君) これをもって、平成22年6月大和高田市議会定例会を閉会いたします。
           午後4時48分閉会


本会議録の正当なることを証明するため、ここに署名する。

                  議 会 議 長    朝  井  啓  祐
                  署 名 議 員    西  村  元  秀
                  署 名 議 員    友  田  順  子
                  署 名 議 員    上  田     浄