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奈良県 奈良市

平成10年  9月 定例会 09月25日−05号




平成10年  9月 定例会 − 09月25日−05号









平成10年  9月 定例会



平成10年奈良市議会9月定例会会議録(第5号)

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   平成10年9月25日(金曜日)午後2時18分開議

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 議事日程

  日程第1 報告第28号  平成9年度奈良市宅地造成事業費特別会計決算の認定について

       報告第29号  平成9年度奈良市水道事業会計決算の認定について

       報告第30号  平成9年度奈良市簡易水道事業会計決算の認定について

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 本日の会議に付した事件

  第1、報告 公営企業決算特別委員会の正副委員長の互選報告について

  第2、日程に同じ

  第3、動議 国営総合農地開発事業に関する意見書

  第4、陳情第38号 北朝鮮の武装ゲリラ・秘密組織の破壊活動から日本を守り、被拉致日本人の原状回復を実現するための陳情書 外1件

  第5、閉会中継続調査申し出について

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 出席議員(40名)

              1番  榧木義秀君

              2番  池田慎久君

              3番  山中賢司君

              4番  森田一成君

              6番  蔵之上政春君

              7番  金野秀一君

              8番  大井国崇君

              9番  岡田佐代子君

             10番  松村和夫君

             11番  山口裕司君

             12番  中村篤子君

             13番  矢追勇夫君

             14番  松田末作君

             15番  峠 宏明君

             16番  上原 雋君

             17番  森 純男君

             18番  山口 誠君

             19番  船越義治君

             20番  島崎光治君

             21番  松石聖一君

             22番  黒川恵三君

             23番  田中美智子君

             24番  原田栄子君

             25番  中西義次君

             26番  山本 清君

             27番  吉田文彦君

             28番  米澤 保君

             29番  堀田征男君

             32番  岡本志郎君

             33番  大谷 督君

             34番  日和佐穣甫君

             35番  小林照代君

             36番  横田利孝君

             37番  中村誠一君

             38番  扇田善次君

             40番  浅川清一君

             41番  中村重信君

             42番  和田晴夫君

             43番  横井健二君

             44番  橋本和信君

 欠席議員(3名)

             30番  福西 靖君

             31番  北尾好章君

             39番  小嶋高年君

 欠番

              5番

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 説明のため出席した者

            市長       大川靖則君

            助役

            消防局長事務取扱 桐木 弘君

            助役       山中俊彦君

            収入役      岩井健司君

            市長公室長    南田昭典君

            企画部長     岡本信男君

            総務部長     南 哲也君

            税務部長     南畑幸則君

            市民部長     山田 進君

            民生部長     大花章義君

            福祉部長     庄司健一君

            環境清美部長   香村侃彦君

            経済部長     村田勝彦君

            建設部長     澤井利雄君

            都市計画部長   藤岡啓太郎君

            都市整備部長   吉村隼鷹君

            水道局長     辻谷清和君

            業務部長     嶋田英隆君

            給水部長     木田 享君

            浄水部長     木村誠二君

            教育委員長    青山 茂君

            教育長      河合利一君

            教育総務部長   宮脇紀夫君

            社会教育部長   佃 忠治君

            監査委員     吉田 肇君

            財政課長     中嶋 肇君

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 議会事務局職員出席者

            議会事務局長   北尾義次

            議会事務局次長

            調査課長事務取扱 福田惠一

            庶務課長     小林 勉

            議事課長     遠藤忠臣

            議事課長補佐   福井 進

            調査課長補佐   吉村安弘

            議事係長     福井俊史

            速記       谷口藤男

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   午後二時十八分 開議



○議長(浅川清一君) 休会前に引き続き、会議を開きます。

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△報告 公営企業決算特別委員会の正副委員長の互選報告について



○議長(浅川清一君) 私より御報告申し上げます。

 去る十七日の本会議において設置されました、公営企業決算特別委員会の委員長に二番池田君、副委員長に八番大井君が、それぞれ互選されました。

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○議長(浅川清一君) 次に、お手元に配付いたしておりますとおり、去る十七日の本会議において公営企業決算特別委員会に付託いたしました案件について、委員長から議長あて審査の結果報告書が提出されております。

 以上、御報告申し上げます。

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△日程第一 報告第二十八号 平成九年度奈良市宅地造成事業費特別会計決算の認定について 外二件議長



○議長(浅川清一君) 日程に入ります。

 日程第一、報告第二十八号 平成九年度奈良市宅地造成事業費特別会計決算の認定についてより報告第三十号までの決算三件を一括して議題といたします。

 本案は、去る十七日の本会議において公営企業決算特別委員会に付託いたしました案件でありますので、これより委員長の報告を求めます。

 二番池田君。

   (二番 池田慎久君 登壇)



◆二番(池田慎久君) 私より、去る九月十七日の本会議におきまして、公営企業決算特別委員会に付託を受けました、平成九年度宅地造成事業費特別会計決算、水道事業会計決算及び簡易水道事業会計決算の審査の経過及び結果について御報告申し上げます。

 委員会は、去る九月十七日、二十一日及び二十二日の三日間開催し、理事者より提出されました支出命令書その他関係書類、監査委員の意見書も参考に、さらに必要な資料の提出を求め、慎重に審査いたしました。

 以下、審査の概要について申し上げます。

 まず、宅地造成事業費特別会計について申し上げます。

 予算に対する決算状況について質問があり、理事者より、収益的収入については、現計予算額二億九千百八十七万二千円に対し、決算額は九千七百六十八万一千百八十六円で、差し引き一億九千四百十九万八百十四円の収入不足が生じた。その理由は、青山五宅地及び学園南三丁目の宅地を売却予定であったが、青山の四宅地が売却できなかったことによるものである。収益的支出については、売却できなかった宅地の売却原価として、不用額一億八千九百九十四万八千八百五十二円が生じた。また、資本的支出については、現計予算額二億六千三百二十万円に対し、中ノ川造成事業の実施設計業務一億八千七百四十万円を十年度に繰り越したため、決算額六千二百三万四千九百六円となったとの答弁がありました。

 次に、完成土地の処分について質問があり、理事者より、都市計画街路の先行取得分として、桂木町、南京終町、六条西一丁目を合わせて九千七百三十二・四一平方メートルを保有しており、事業認可があれば売却したい。青山六丁目については、昨年一宅地を売却し、現在四宅地を保有している。現在一般公募中であり、今後も引き続き売却に努める。三条添川町の一宅地は、代替用地として十年度売却予定である。石木町の十宅地については、一般公募すべく、調整作業中である。秋篠町の九宅地については、大和中央道その他事業の代替用地として保有しているとの答弁がありました。

 また委員より、今後の保有土地の売却見通しについて質問があり、理事者より、非常に厳しい状況と認識しているが、原価を割ってでも売却に努めてはとの意見もあり、今後十分検討していくとの答弁がありました。

 次に、中ノ川造成工事における資金計画について質問があり、理事者より、現在、許認可申請中の十年を償還年限とする公営企業的地域開発事業債資金を充当して、平成十一年度から十三年度にかけて工事を行う予定であり、完成後、積水との交換資金で償還するとの答弁がありました。

 次に、中ノ川造成工事に伴う環境面での対応について質問があり、理事者より、造成計画では止水シートや遮水壁で外部からの雨水を遮断した後、浸透水は新設する処理施設に流入させ、高度処理を行って下流に放流する計画である。また、上・下水道等のインフラ整備もあわせて行うとの答弁がありました。

 次に、積水化学工業の工場移転に伴う跡地利用について質問があり、理事者より、既に決定している朱雀大路と二条大路の復元を除く跡地利用については、関西文化学術研究都市推進機構の中で、平城宮跡地区として古文化財の総集積の形成の場として計画されている。また、県とも、平城京遷都千三百年を見据えて、歴史・文化国際交流ゾーンとして位置づけ、協議を進めているとの答弁がありました。

 次に、水道事業会計について申し上げます。

 予算に対する決算状況について質問があり、理事者より、水道事業収益については、有収水量の減により水道料金収入が減少したこと等によって、約一億四千五百九十万円の減収となった。一方、水道事業費用については、給水量の鈍化に伴う支出減となったが、経常経費の削減と効率的運営を図り、約三億三千百二十一万円の支出を削減した結果、約二億一千二百七万円の純利益を計上した。資本的収入においては、第六期拡張事業における国庫補助採択率の低下や、配水管移設工事件数の減に伴う負担金収入減などで約五億六千七百十五万円の減収となった。一方、資本的支出については、配水管改良工事費の繰り越しと第六期拡張第一次継続事業の精算等で、約三億八千三百十二万円の減となった。この資本的収入額が資本的支出額に不足する額については、留保資金等で補てんしているものの、九年度末留保資金は予算よりも約三億一千万円好転し、約五億九千三十万円になったとの答弁がありました。

 次に、東部地域等水道整備事業に対する一般会計からの繰り出し額の増について質問があり、理事者より、公営企業の採算性を注視しながら、一般会計において、国保会計等他会計への繰り出しの状況、ダムに関する負担等総合的な見地から、繰り出し額を決めていきたいとの答弁がありました。

 次に、県水からの受水について、日最大五万五千トンとする計画の見直しについて質問があり、理事者より、現在日最大三万トンの契約受水量を、大滝ダム竣工時には五万五千トンまで受水できる権利を得たものであり、今後、水需要の動向を踏まえ、検討課題としたいとの答弁がありました。

 次に、有収率が前年度比〇・八ポイント低下となった要因について質問があり、理事者より、平成九年度においては大口径の給水管を多く布設したことによる洗浄放水、また登美ヶ丘第二配水池、緑ヶ丘配水池の供用開始によるタンク内洗浄、水張りテスト等により、有収率の低下となったが、七年度からは九〇%台を維持しており、今後もこの有収率は確保できるとの答弁がありました。

 次に、ライフラインの確保と今後の取り組みについて質問があり、理事者より、耐震弁類の設置されていない十一配水池のうち、平成八、九年度において、七池に耐震弁類を完備し、十年度で残る四池について施工中である。耐震継ぎ手については、七年度から口径三百五十ミリ以上の新設管に、また九年度からは口径七十五ミリ以上の配水管にも使用しており、九年度末の総布設延長は約十五キロメートルとなった。今後も新設管はすべて耐震管を使用する計画である。また、北和都市の災害時相互応援対策として、九年度において生駒市、大和郡山市、天理市と各一ヵ所、十年度において大和郡山市、天理市と各一ヵ所の連絡工事を施工し、北和都市相互融通の可能な日水量は千六百立方メートルとなった。今後、さらに五ヵ所についても協議を進めていきたいとの答弁がありました。

 次に、マッピングシステム導入への取り組みについて質問があり、理事者より、市民サービスの向上、災害時対策を含む給水の安定化には、稼働施設情報の一元化が不可欠と考えており、平成九年度においてシステム導入に必要な水道施設管理図を作成した。今後、この管理図に最新情報を取り入れ更新を図るとともに、導入に向けての現状分析及び課題について十分検討し、導入計画を推進していきたいとの答弁がありました。

 次に、鉛管の改良状況について質問があり、理事者より、鉛管の改良については、平成元年六月の厚生省通達に基づいて改良指導を行うとともに、局工事による本管改良・修繕の際にはフレキシブルパイプを使用し、九年度末までに約八万三千六百メートルの布設がえを完了したとの答弁がありました。

 委員より、通達から十年を経過しており、今後、積極的に推進されるよう要望がありました。

 次に、三階建て建築物への直結給水の実施状況について質問があり、理事者より、平成三年度から基準を定め、実施している。その後、拡大を図るために、共同住宅では十戸まで、店舗・事務所併用の住宅では一棟当たり一日最大使用水量を十トン以下に緩和を図り、三階建て既設建築物についても、受水槽以後の内部配管が基準に合致すれば直結給水に切りかえできるように改定した。その結果、九年度末で百三十一件となった。今後は、さらに既設配管での使用水量実態調査結果や先進都市の状況等を参考に、基準の見直しを行うとの答弁がありました。

 次に、規制緩和に係る給水装置の工事業者の規制の見直しがされたが、本市の実情について質問があり、理事者より、従来の公認業者数は百二十あったが、指定給水装置工事事業者への切りかえの届け出は、六月末までに完了されている。また、新規の業者登録数は、八月末までに三十八なされている。なお、給水装置工事主任技術者についての経過措置講習会が過去三回実施され、本年十月にも実施の予定であるとの答弁がありました。

 次に、小規模受水槽の安全点検について質問があり、理事者より、十トン未満の小規模受水槽は、市内全域で約千二百ヵ所あり、平成七、八年度で八百十四件、九年度に二百件の調査・点検を実施した。その結果、約七二%について、水槽内の定期的清掃、マンホールの施錠等の指導を行った。今後も設置者に理解を求めながら、一層の指導に努めたいとの答弁がありました。

 次に、高度浄水処理におけるオゾン・粒状活性炭処理の取り組みについて質問があり、理事者より、本市の主要水源の水質は比較的恵まれた状況にあり、平成九年度に実施した原水の水質保全対策策定業務においても、ここ数年は現状のまま推移するとの結果を得ており、直ちに高度浄水処理が必要な状況にはないと判断している。将来的にオゾン・粒状活性炭処理が必要となった場合も、本市が四年度から三年間取り組んできた生物処理方式と組み合わせることも可能である。今後は、水源水質の推移を見守るとともに、国の動向を見ながら対応していきたいとの答弁がありました。

 委員より、水源水質の状況を十分把握し、今後とも衛生的でおいしい水の供給に努められたいとの要望がありました。

 次に、ゴルフ場における農薬の使用実態について質問があり、理事者より、C類については、平成八年度で二百二十四・三キログラム、九年度では百二十三キログラムとかなり減少している。ダイアジノンが主であるBs類については、八年度二百七十七・七キログラム、九年度二百六十八・二キログラムである。また、近年、指導指針にない新しい低毒性の農薬が開発され、それらに移行しているように思うが、指針値のある農薬についても六、七割が使用されているとの答弁がありました。

 委員より、新しい農薬の開発により、指針値のない農薬が大量に使用されることも予想されるので、今後十分、成分等についても研究をされたいとの要望がありました。

 以上が審査の概要でありますが、採決いたしましたところ、三公営企業会計決算について、いずれも多数をもって認定すべきものと決定した次第であります。

 理事者におかれましては、委員会の審査過程における指摘事項、要望のありました点を謙虚に受けとめて、今後の企業運営に努められますよう要望する次第であります。

 以上で公営企業決算特別委員会の報告を終わります。



○議長(浅川清一君) ただいま公営企業決算特別委員長より報告がありましたが、委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

   (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(浅川清一君) 質疑なしと認めます。

 これより討論を行います。

 討論は一括して行います。

 通告がございますので、発言を許します。

 二十四番原田さん。

   (二十四番 原田栄子君 登壇)



◆二十四番(原田栄子君) 私は、日本共産党奈良市会議員団を代表し、公営企業決算特別委員会に付託されました、報告第二十八号 平成九年度奈良市宅地造成事業費特別会計決算の認定について、並びに報告第二十九号 平成九年度奈良市水道事業会計決算の認定について、同じく第三十号 平成九年度奈良市簡易水道事業会計決算の認定について、以上三議案に反対いたします。以下その理由について述べます。

 まず、報告第二十八号についてです。九七年度において、中ノ川の積水化学奈良工場移転予定地の造成工事の実施設計費が計上され、本年度実施設計が行われました。来年度からは造成工事が始まる予定です。しかし、この地域は春日の原生林と隣接し、それらが世界文化遺産に登録されれば、そのバッファーゾーンになるところです。我が党の基本的な考えは、そうした地域に積水化学奈良工場を移転させ、工場団地をつくることに反対です。我が党は、この地域の豊かな自然や景観を生かして、ここに自然公園を建設し、奈良の新しい名所にするなど、他の活用を考えるべきだと考えます。それが反対の理由です。

 なお、これまでの一連の経過の中で積水の移転先が、やむなく中ノ川に落ちつく場合でも、奈良市が先走って造成のみを先取りすることのないよう十分に留意し、また仮に積水が中ノ川に移転した場合でも、その他の残地の活用について、自然や景観にマッチしたものにするよう十分に配慮すべきです。そのことを意見としてつけ加えておきます。

 次に、報告第二十九号です。この決算の認定に反対する理由です。

 まず第一に、この会計は、九七年四月、消費税三%を五%に引き上げたのを、そのまま転嫁していることです。我が党は、昨年三月、予算委員会でもこの点について反対いたしました。昨年四月の消費税引き上げが、現在に至る不況の主要な原因です。そのことは経済企画庁長官みずからも認めるところです。生存に欠くことのできない水にまで税金をかけ、さらに増税分をそのまま水道料金に上乗せしていることを認めることはできません。

 二点目は、過大な水需給計画による水源確保と市政方針に基づく東部地域への水道建設事業が、水道事業会計を大きく圧迫しています。決算委員会資料でも明らかなように、水道事業会計がこのまま推移すれば、九九年から四年間で累積赤字は四十一億円を超え、それを水道料金で解消しようとすれば当然料金値上げにつながります。現在、審議会で料金値上げ等の審議が行われていますが、これらを理由にする料金値上げはすべきではありません。過大な水需給については早急に県水の受水を見直し、また東部の水道事業については、思い切って一般会計からの繰り入れをふやすべきです。また、不況の折、委員会でも主張しましたとおり、一般会計からの繰り入れで、福祉家庭への基本料金の免除をすべきです。

 報告第三十号については二十九号と同じ趣旨です。

 以上で反対討論を終わります。



○議長(浅川清一君) 他に討論はありませんか。

   (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(浅川清一君) 討論なしと認めます。

 これより採決いたします。

 採決は報告第二十八号より第三十号までの決算三件を一括して行います。

 本案に対する委員長の報告はいずれも認定であります。

 委員長報告どおりいずれも認定することに賛成の方の起立を求めます。

   (賛成者 起立)



○議長(浅川清一君) 起立多数であります。

 よって、報告第二十八号より第三十号までの決算三件は、いずれも委員長報告どおり認定することに決定いたしました。

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△報告第二十八号 平成九年度奈良市宅地造成事業費特別会計決算の認定について 外二件

  委員長報告どおり認定と決定

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○議長(浅川清一君) 以上で日程は終了いたしました。

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△動議 国営総合農地開発事業に関する意見書



○議長(浅川清一君) お諮りいたします。

 十五番峠君より、国営総合農地開発事業に関する意見書について動議提出の申し出がありますが、発言を許すことにいたしまして御異議ございませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(浅川清一君) 異議なしと認めます。

 よって、そのように決定いたします。

 十五番峠君。

   (十五番 峠 宏明君 登壇)



◆十五番(峠宏明君) 私より、国営総合農地開発事業に関する意見書について提案の趣旨を御説明申し上げます。

 本事業は、積極的な営農展開がなされることを目的に、全国の十六地区で実施され、県内においても昭和四十九年の五条吉野地区を初め、本市を含む大和高原北部地区、同南部地区と順次事業着手されております。しかしながら、四半世紀が経過した今日もなお事業が完了できず、この間、事業費の増嵩に伴う地元負担金の大幅増や、農業者の高齢化等多くの課題が生じてきました。

 よって、政府に対し、地元負担金償還に係る償還利息の引き下げを図り、事業の早期完了と地元自治体が整備された公共的機能を持つ施設に受益農家負担の助成を行う場合において、地方財政措置の拡大をするよう強く要望するものであります。

 以上、簡単でございますが、提案の趣旨説明といたします。

 各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(浅川清一君) 四十二番和田君。



◆四十二番(和田晴夫君) ただいまの動議に賛成いたします。



○議長(浅川清一君) ただいま十五番峠君より、意見書について動議が提出され、賛成者もあり、動議は成立いたしました。

 よって、本動議を直ちに議題といたします。

 質疑、討論を省略して直ちに採決いたします。

 本動議のとおり可決して意見書を提出することにいたしまして御異議ございませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(浅川清一君) 異議なしと認めます。

 よって、そのように決定いたします。

 なお、提出先、方法等は議長に御一任願います。

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△動議 国営総合農地開発事業に関する意見書

  動議のとおり可決と決定

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△陳情第三十八号 北朝鮮の武装ゲリラ・秘密組織の破壊活動から日本を守り、被拉致日本人の原状回復を実現するための陳情書 外一件



○議長(浅川清一君) 本日までに受理した陳情書二件は、お手元に配付しております陳情文書表のとおりであります。御清覧おき願います。

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△閉会中継続調査申し出について



○議長(浅川清一君) お諮りいたします。

 お手元に配付いたしております閉会中継続調査申し出一覧表のとおり、各委員長より、閉会中の継続調査申し出書が提出されております。申し出どおり閉会中の継続調査とすることにいたしまして御異議ございませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(浅川清一君) 異議なしと認めます。

 よって、そのように決定いたします。

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△閉会中継続調査申し出について

 申し出どおり閉会中継続調査と決定

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○議長(浅川清一君) 以上で九月定例会に提出されました案件はすべて議了いたしましたので、本定例会はこれで閉じることにいたします。

 市長よりあいさつがございます。

 市長。

   (市長 大川靖則君 登壇)



◎市長(大川靖則君) 九月定例議会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 本日をもちまして、九月定例議会が終了いたしたのでございますが、議員の皆様におかれましては、御提案を申し上げました全議案につきまして、慎重なる御審議をいただき、原案どおり認定並びに御議決を陽りましたことに、心から厚くお礼を申し上げる次第でございます。ありがとうございました。

 本会議並びに委員会におきまして、議員の皆様より賜りました御意見、御提言につきましては、今後の市政の運営に生かしてまいりたいと存じております。

 さて、去る二十二日、日本列島の中心を襲った台風七号は、奈良県内を暴風雨圏に巻き込み、第二室戸台風級とも言われるほど大型で、大きなつめ跡を残し去りました。これに伴い、直ちに台風対策本部を設置し、その対応策に取り組んでまいりました。この台風により、奈良市では、春日大社の巨木が倒れ、東回廊を損傷させるなど被害をもたらせ、また市内公共施設では、小・中学校の窓ガラスの破損、街路樹の倒木、農作物にも被害を及ぼしました。幸いにいたしまして、人的被害は軽傷のみにとどまったところであります。

 今後、こうした災害については、これを教訓にして最小限度の被害に食いとめるよう取り組んでまいりたいと存じております。

 次に、第三回「建築トリエンナーレ奈良一九九八」の開催についてでございますが、来る十月二十四日より、史跡文化センターなど六会場で、「歴史都市の保存と共生」をテーマとして、世界各地で活躍されている建築家による現代建築家展や、シンポジウム・講演会、建築写真家展を、また奈良女子大学の卒業生による「奈良・くらし・まち」をテーマにしたまちづくりの提案や、「歴史を生きた名建築の再生」のアイデアコンペの開催などを実施いたしてまいります。

 次に、自然環境の保護と緑のまちづくりの一環として、本市のシンボルとしての花・木・鳥の選定についてでありますが、奈良市のシンボルを考える懇談会において市民応募の基準を定めていただき、その定められた種目の中より市民募集をさせていただきました。花といたしましては、アセビ、カキツバタ、ナラヤエザクラ、フジの四点、木といたしましては、イチイガシ、イロハモミジ、春日杉、ツバキの四点、鳥といたしましては、ウグイス、オオルリ、カワセミ、ヒバリの四点でございます。市民よりの募集をさせていただきましたその結果を、来る十月十七日開催の「都市と木の文化の探求」の際、ならまちセンターにおいて発表の予定をいたしているところでございます。市制百周年の記念として、奈良市のシンボルにしてまいりたいと存じております。

 次に、来る十月二十六日は、キャンベラ市との姉妹都市提携五周年に当たります。この記念すべきときに、キャンベラ市のケイト・カーネル市長一行二百四十一名の訪問団が奈良市を訪れることになっております。十月二十四日、二十五日にはJR奈良駅西口広場においてキャンベラデーを開催させていただき、友好交流を図りたいと存じております。

 今回の訪問に際しましては、議員の皆様方に御理解をいただき、御協力を賜りたいと存じておりますので、よろしくお願いを申し上げる次第でございます。

 以上、簡単でございますが、九月定例議会の閉会に当たりまして、ごあいさつとさせていただきます。

 ありがとうございました。



○議長(浅川清一君) 以上で奈良市議会九月定例会を閉会いたします。

   午後二時五十二分 閉会

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 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

     奈良市議会議長   浅川清一

     奈良市議会議員   池田慎久

     奈良市議会議員   上原 雋

     奈良市議会議員   大谷 督