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平成27年 12月 定例会(第322回) 12月14日−06号




平成27年 12月 定例会(第322回) − 12月14日−06号







平成27年 12月 定例会(第322回)



 平成二十七年

        第三百二十二回定例奈良県議会会議録 第六号

 十二月

   平成二十七年十二月十四日(月曜日)午後一時四分開議

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          出席議員(四十四名)

        一番 亀田忠彦          二番 池田慎久

        三番 猪奥美里          四番 山中益敏

        五番 川口延良          六番 松本宗弘

        七番 中川 崇          八番 佐藤光紀

        九番 川田 裕         一〇番 井岡正徳

       一一番 田中惟允         一二番 藤野良次

       一三番 森山賀文         一四番 大国正博

       一五番 岡 史朗         一六番 西川 均

       一七番 小林照代         一八番 清水 勉

       一九番 松尾勇臣         二〇番 阪口 保

       二一番 上田 悟         二二番 中野雅史

       二三番 安井宏一         二四番 田尻 匠

       二五番 奥山博康         二六番 荻田義雄

       二七番 岩田国夫         二八番 乾 浩之

       二九番 太田 敦         三〇番 宮本次郎

       三一番 和田恵治         三二番 山本進章

       三三番 国中憲治         三四番 米田忠則

       三五番 出口武男         三六番 新谷紘一

       三七番 粒谷友示         三八番 秋本登志嗣

       三九番 小泉米造         四〇番 中村 昭

       四一番 山村幸穂         四二番 今井光子

       四三番 梶川虔二         四四番 川口正志

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        議事日程

 一、議第八十七号から議第百十三号

 一、教育委員会の委員の任命同意

 一、収用委員会の委員の任命同意

 一、公害審査会の委員の任命同意

 一、意見書決議

 一、関西広域連合議会議員の選挙

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○議長(中村昭) これより本日の会議を開きます。

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○議長(中村昭) この際、お諮りします。

 教育委員会の委員の任命同意、収用委員会の委員の任命同意、公害審査会の委員の任命同意、意見書決議及び関西広域連合議会議員の選挙を本日の日程に追加することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」の声起こる)

 ご異議がないものと認め、さように決します。

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○議長(中村昭) 次に、議第八十七号から議第百十三号を一括議題とします。

 まず、所管の常任委員会に付託しました各議案並びに去る九月定例県議会で閉会中の審査事件として議決されました事項に対する審査の経過と結果について、各常任委員長の報告を求めます。

 まず、総務警察委員長の報告を求めます。−−三十七番粒谷友示議員。



◆三十七番(粒谷友示) (登壇) 総務警察委員会のご報告を申し上げます。

 去る十二月九日の本会議におきまして、総務警察委員会に付託を受けました議案の調査並びに審査の経過と結果につきまして、ご報告を申し上げます。

 当委員会は、十二月十一日に委員会を開催し、付託されました議案十件につきまして、理事者の出席を求め、慎重に調査並びに審査を行いました。

 その結果、議第八十七号中・当委員会所管分、県庁舎エレベーターホール等木質化事業にかかる契約について、なら維新の会委員から、現在の奈良県の学校施設等の耐震化は終了しておらず、県立高校の生徒たちはストーブもいまだに使用していない状況にあり、県民は、庁舎の飾りつけを行うために税金を支払っているのではないとの理由により反対であると、また、日本共産党委員から、現状でも十分目的を達成している上に、補正予算で緊急な整備が必要であるとは考えられないとの理由により反対であると、意見の開陳がありましたので、起立採決の結果、賛成多数をもちまして、原案どおり可決することに決しました。

 残余の議決案件九件につきましては、全会一致をもちまして、いずれも原案どおり可決することに決しました。

 以上が、付託を受けました議案の調査並びに審査の経過と結果であります。

 次に、当委員会所管に係る議会閉会中の審査事件につきましては、当面する諸問題のうち行財政問題、地域振興対策及び警察行政の充実につきまして、引き続き調査並びに審査の必要がありますので、地方自治法第百九条第八項の規定に基づき、議会閉会中においても継続して調査並びに審査できるよう議決されんことを望みまして、総務警察委員会の委員長報告といたします。

 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(中村昭) 次に、厚生委員長の報告を求めます。−−十七番小林照代議員。



◆十七番(小林照代) (登壇) 厚生委員会のご報告を申し上げます。

 去る十二月九日の本会議におきまして、厚生委員会に付託を受けました議案の調査並びに審査の経過と結果につきまして、ご報告を申し上げます。

 当委員会は、十二月十一日に委員会を開催し、付託されました議案八件につきまして、理事者の出席を求め、慎重に調査並びに審査を行いました。

 その結果、議第八十七号中・当委員会所管分、議第八十九号中・当委員会所管分、議第九十四号から議第九十六号、議第百十号から議第百十二号につきましては、全会一致をもちまして、いずれも原案どおり可決することに決しました。

 以上が、付託を受けました議案の調査並びに審査の経過と結果であります。

 次に、当委員会所管に係る議会閉会中の審査事件につきましては、当面する諸問題のうち社会福祉及び医療・保健につきまして、引き続き調査並びに審査の必要がありますので、地方自治法第百九条第八項の規定に基づき、議会閉会中においても継続して調査並びに審査できるよう議決されんことを望みまして、厚生委員会の委員長報告といたします。

 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(中村昭) 次に、経済労働委員長の報告を求めます。−−三十一番和田恵治議員。



◆三十一番(和田恵治) (登壇) 経済労働委員会のご報告を申し上げます。

 去る十二月九日の本会議におきまして、経済労働委員会に付託を受けました議案の調査並びに審査の経過と結果につきまして、ご報告申し上げます。

 当委員会は、十二月十一日に委員会を開催し、付託されました議案四件につきまして、理事者の出席を求め、慎重に調査並びに審査を行いました。

 その結果、議第八十七号中・当委員会所管分、議第八十八号中・当委員会所管分、議第九十八号及び議第百四号につきましては、全会一致をもちまして、いずれも原案どおり可決することに決しました。

 以上が、付託を受けました議案の調査並びに審査の経過と結果であります。

 次に、当委員会所管に係る議会閉会中の審査事件につきましては、当面する諸問題のうち最近の経済の動向に対応する県下の農林業並びに商工労働対策につきまして、引き続き調査並びに審査の必要がありますので、地方自治法第百九条第八項の規定に基づき、議会閉会中においても継続して調査並びに審査できるよう議決されんことを望みまして、経済労働委員会の委員長報告といたします。

 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(中村昭) 次に、建設委員長の報告を求めます。−−二十七番岩田国夫議員。



◆二十七番(岩田国夫) (登壇) 建設委員会のご報告を申し上げます。

 去る十二月九日の本会議におきまして、建設委員会に付託を受けました議案の調査並びに審査の経過と結果につきまして、ご報告申し上げます。

 当委員会は、十二月十日に委員会を開催し、付託されました議案九件につきまして、理事者の出席を求め、慎重に調査並びに審査を行いました。

 その結果、議第八十七号中・当委員会所管分、議第八十八号中・当委員会所管分、議第八十九号中・当委員会所管分、議第九十九号及び議第百五号から議第百九号につきましては、全会一致をもちまして、いずれも原案どおり可決することに決しました。

 以上が、付託を受けました議案の調査並びに審査の経過と結果であります。

 次に、当委員会所管に係る議会閉会中の審査事件につきましては、当面する諸問題のうち土木行政及び水道事業の充実につきまして、引き続き調査並びに審査の必要がありますので、地方自治法第百九条第八項の規定に基づき、議会閉会中においても継続して調査並びに審査できるよう議決されんことを望みまして、建設委員会の委員長報告といたします。

 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(中村昭) 次に、文教くらし委員長の報告を求めます。−−二十番阪口保議員。



◆二十番(阪口保) (登壇) 文教くらし委員会のご報告を申し上げます。

 去る十二月九日の本会議におきまして、文教くらし委員会に付託を受けました議案の調査並びに審査の経過と結果につきまして、ご報告を申し上げます。

 当委員会は、十二月十日に委員会を開催し、付託されました議案四件につきまして、理事者の出席を求め、慎重に調査並びに審査を行いました。

 その結果、議第八十七号中・当委員会所管分、議第八十八号中・当委員会所管分、議第九十七号及び議第百一号につきましては、全会一致をもちまして、いずれも原案どおり可決することに決しました。

 以上が、付託を受けました議案の調査並びに審査の経過と結果であります。

 次に、当委員会所管に係る議会閉会中の審査事件につきましては、当面する諸問題のうち生活環境行政の充実、並びに学校教育及び社会教育の充実振興につきまして、引き続き調査並びに審査の必要がありますので、地方自治法第百九条第八項の規定に基づき、議会閉会中においても継続して調査並びに審査できるよう議決されんことを望みまして、文教くらし委員会の委員長報告といたします。

 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(中村昭) 次に、十九番松尾勇臣議員ほか四名から、議第八十七号「平成二十七年度奈良県一般会計補正予算(第三号)」に対し、修正の動議が提出されましたので、これを議題とします。

 修正案はお手元に配布しておりますので、ご了承願います。

 九番川田裕議員に、提案理由の説明を求めます。−−九番川田裕議員。



◆九番(川田裕) (登壇) 議長のお許しをいただきましたので、議第八十七号、平成二十七年度奈良県一般会計補正予算(第三号)に対する修正案の提案理由を申し上げます。

 議第八十七号に対する、提案いたしました修正箇所につきましては、配付されました資料のとおり、第三条第三表債務負担行為のうち県庁舎エレベーターホール等木質化事業にかかる契約の項を削除するものであります。

 削除する理由といたしまして、第一点は、庁舎は行政事務を行う場所であり、公共施設ではなく、地方自治法上では公の施設ではありません。よって、理事者の答弁では、目的外支出であり、財政健全化途上では慎んでいただきたい。第二点は、エレベーター周辺の調査では、一切の老朽化はなく、現状でも美しい状況であります。一切の改修を行う理由はありません。第三点は、理事者答弁では、観光者へのアピールにより、奈良県産木材の販売促進でありました。しかし、質疑によるスペンディング・ポリシー効果に対しての答弁は明確でなく、根拠なき提案であることが判明いたしました。第四点は、予算の優先順位であります。一つ例を挙げれば、奈良県立高校に通う子どもたちが陳情に来ました。お金がないという理由で、三学期にならないと暖房は入らず、「おっちゃん、寒くて死にそうだ」と訴え、震えながら授業を受けており、胸の詰まる思いで聞いていました。また、子どもたちの命を守る校舎の耐震化もおくれており、その他、教育現場に限らず、予算を優先する急務な取り組みが山積しております。

 それが、なぜ、何ら問題もないエレベーターホール等の木質化なのか。庁舎の飾りつけより子どもたちの学習環境は劣るのか。県民は納税をしているのに、最低限の公共サービスも受けることができないのか。これが租税理論による租税体系の趣旨なのか。議員報酬の引き下げも、庁舎の飾りつけのためではございません。民主主義の議会制度の趣旨による原点回帰も必要であります。

 よって、議第八十七号の修正をお願いするものであります。どうか、議員の皆様におかれましては、納税の意味の原点、子どもたちが悲しむ顔を思慮いただき、提案にご賛同賜りますよう心からお願いを申し上げまして、提案理由説明とさせていただきます。

 ご清聴ありがとうございます。



○議長(中村昭) お諮りします。

 本修正案については、質疑及び討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ありませんか。

     (「異議なし」の声起こる)

 ご異議がないものと認めます。

 これより、議第八十七号に対する松尾勇臣議員ほか四名から提出されました修正の動議について、起立により採決します。

 本修正案に賛成の議員の起立を求めます。

     (賛成者起立)

 ご着席願います。

 起立少数であります。

 よって、本修正案は否決されました。

 次に、委員長報告に対する質疑、討論を省略し、これより採決に入ります。

 まず、議第八十七号について、起立により採決します。

 議第八十七号については、各常任委員長報告どおり決することに、賛成の議員の起立を求めます。

     (賛成者起立)

 ご着席願います。

 起立多数であります。

 よって、本案については、各常任委員長報告どおり決しました。

 お諮りします。

 議第八十八号から議第百十三号及び議会閉会中の審査事件については、各常任委員長報告どおり、それぞれ決することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」の声起こる)

 ご異議がないものと認めます。

 よって、それぞれ各常任委員長報告どおり決しました。

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○議長(中村昭) 次に、議第百十四号から議第百十六号を一括議題とします。

 以上の議案三件については、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ありませんか。

     (「異議なし」の声起こる)

 ご異議がないものと認めます。

 なお、採決については議案ごとに行います。

 まず、議第百十四号「教育委員会の委員の任命について」お諮りします。

 本案については、原案に同意することに決して、ご異議ありませんか。

     (「異議なし」の声起こる)

 ご異議がないものと認め、本案は、これに同意することに決しました。

 次に、議第百十五号「収用委員会の委員の任命について」お諮りします。

 本案については、原案に同意することに決して、ご異議ありませんか。

     (「異議なし」の声起こる)

 ご異議がないものと認め、本案は、これに同意することに決しました。

 次に、議第百十六号「公害審査会の委員の任命について」お諮りします。

 本案については、原案に同意することに決して、ご異議ありませんか。

     (「異議なし」の声起こる)

 ご異議がないものと認め、本案は、これに同意することに決しました。

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○議長(中村昭) 次に、二十五番奥山博康議員より、意見書第十二号、人権侵害による被害者を救済するための措置を求める意見書決議方の動議が提出されましたので、奥山博康議員に趣旨弁明を求めます。−−二十五番奥山博康議員。



◆二十五番(奥山博康) (登壇) 意見書第十二号、人権侵害による被害者を救済するための措置を求める意見書(案)につきましては、意見書案文の朗読をもって提案にかえさせていただきます。



△意見書第十二号

    人権侵害による被害者を救済するための措置を求める意見書(案)

 人権は、すべての人が生まれながらにして持っている誰からも侵されることのない権利であり、社会的身分、門地、人種、信条又は性別などによって差別することは決して許されないということが日本国憲法や各種法律によって保障されている。

 しかしながら、被差別部落出身者や障害者、外国人、HIV感染者等への差別、児童・高齢者等に対する虐待、ドメスティックバイオレンス、またインターネットを悪用した差別行為等の様々な人権侵害事件が依然として発生しており、それらを抑止し被害者を救済するための実効的な対応が急務の課題となっている。

 近年においても多くの差別と偏見は依然として存在していることから、その解決に向け一歩でも前に進むためにも、様々な人権侵害を抑止し、かつ被害救済をするために、実効性のある人権救済に関する措置を願うものである。

 よって、国においては、人権侵害による被害者を救済するための措置を早期に講じられるよう強く要望する。

 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。

    平成二十七年十二月十四日

                              奈良県議会

 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。



○議長(中村昭) 二十四番田尻匠議員。



◆二十四番(田尻匠) ただいま奥山博康議員から提案されました意見書第十二号、人権侵害による被害者を救済するための措置を求める意見書(案)に賛成をいたします。



○議長(中村昭) 四十三番梶川虔二議員。



◆四十三番(梶川虔二) ただいま奥山博康議員から提案されました意見書第十二号、人権侵害による被害者を救済するための措置を求める意見書(案)に賛成をいたします。



○議長(中村昭) ただいまの動議は、正規の賛成があって成立しました。

 よって、直ちに議題とします。

 お諮りします。

 意見書第十二号については、二十五番奥山博康議員の動議のとおり決することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」の声起こる)

 ご異議がないものと認め、さように決し、会議規則第四十一条の二の規定により措置することにします。

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○議長(中村昭) 次に、四十一番山村幸穂議員より、意見書第十三号、大学交付金の削減に反対する意見書決議方の動議が提出されましたので、山村幸穂議員に趣旨弁明を求めます。−−四十一番山村幸穂議員。



◆四十一番(山村幸穂) (登壇) 意見書第十三号、大学交付金の削減に反対する意見書(案)につきましては、意見書案文の朗読をもって提案にかえさせていただきます。



△意見書第十三号

    大学交付金の削減に反対する意見書(案)

 財務省は、政府の財政制度審議会財政制度分科会に「運営交付金に依存する割合と自己収入割合を同じ割合とする」として、国立大学への国の支出を大幅に削減し、残りは大学が「自己収入」を増やしてまかなう、という財政方針を提案した。今後十五年間で一九四八億円の支出削減が見通されている。

 この計画をうけ、「自己収入」を授業料値上げでまかなおうとするならば、毎年二万五千円程度の値上げとなり、十五年後には現行の五十三万円から四十万円増の九十三万円になる。すでに日本の大学は世界でも有数の高学費となっているが、さらに値上げにつながるものである。しかも、「国が半分、学費などの自己収入が半分」という運営方針は、大学が教育や研究を充実させようとすれば学生に学費値上げを強い、学費を抑制しようとすれば教育・研究予算を削減するという「選択」を迫ることになる。

 国立大学協会は「授業料の引上げと併せて運営費交付金の減額を行うことは、経済格差による教育格差の拡大につながる」「意欲と能力のある若者を受け入れて優れた人材を社会に送り出すという国立大学の役割を十分に果たすことができなくなる」という声明を発表し、千葉大、新潟大、金沢大、岡山大、長崎大、熊本大の六学長も連名で反対声明を発表。中央教育審議会も抗議声明を出すなど危惧の声が広がっている。

 政府においては、交付金削減という財務省提案を撤回することを強く求める。

 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。

    平成二十七年十二月十四日

                              奈良県議会

 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。



○議長(中村昭) 二十番阪口保議員。



◆二十番(阪口保) ただいま山村幸穂議員から提案されました意見書第十三号、大学交付金の削減に反対する意見書(案)に賛成します。



○議長(中村昭) 二十八番乾浩之議員。



◆二十八番(乾浩之) ただいま山村幸穂議員から提案されました意見書第十三号、大学交付金の削減に反対する意見書(案)に賛成します。



○議長(中村昭) ただいまの動議は、正規の賛成があって成立しました。

 よって、直ちに議題とします。

 お諮りします。

 意見書第十三号については、四十一番山村幸穂議員の動議のとおり決することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」の声起こる)

 ご異議がないものと認め、さように決し、会議規則第四十一条の二の規定により措置することにします。

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○議長(中村昭) 次に、三十一番和田恵治議員より、意見書第十四号、難病対策の総合的な推進を求める意見書決議方の動議が提出されましたので、和田恵治議員に趣旨弁明を求めます。−−三十一番和田恵治議員。



◆三十一番(和田恵治) (登壇) 意見書第十四号、難病対策の総合的な推進を求める意見書(案)につきましては、意見書案文の朗読をもって提案にかえさせていただきます。



△意見書第十四号

     難病対策の総合的な推進を求める意見書(案)

 二〇一五年一月に施行された「難病の患者に対する医療等に関する法律」(難病法)によって、わが国の難病対策は、法的根拠をもつ総合的対策として新しく出発しました。

 難病法第四条の基本理念では、難病患者が地域社会において尊厳を持って生きることができるよう、共生社会の実現に向けて、「難病の特性に応じて、社会福祉その他の関連施策との有機的な連携に配慮しつつ、総合的に行われなければならない」と定められました。そして難病法第四条に基づいて厚生労働大臣が定めた「難病の患者に対する医療等の総合的な推進を図るための基本的な方針」(基本方針)では、難病の患者に対する医療等の施策の方向性について、法の基本理念に則り、「難病は、一定の割合で発症することが避けられず、その確率は低いものの、国民の誰もが発症する可能性があり、難病の患者及びその家族を社会が包含し、支援していくことがふさわしいとの認識を基本として、広く国民の理解を得ながら難病対策を推進することが必要である」と謳っています。

 この認識に基づき、これまで五十六の医療費助成の対象であった難病は七月の段階で三〇六に拡充され、難病患者は、障害者施策や就労支援などとあいまって、少しずつ施策が改善されていますが、それらの疾病による障害が見えづらいことから、難病に対する国民の理解を求め、企業の協力を求めることが必要であります。国および地方自治体が、この基本的な推進方向に沿った難病対策の総合的な推進と国民への周知をいっそう進めていただくとともに、治療や医療助成制度の充実を求めるものです。

 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。

     平成二十七年十二月十四日

                              奈良県議会

 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようよろしくお願いをいたします。



○議長(中村昭) 八番佐藤光紀議員。



◆八番(佐藤光紀) ただいま和田恵治議員から提案されました意見書第十四号、難病対策の総合的な推進を求める意見書(案)に賛成をいたします。



○議長(中村昭) 二十九番太田敦議員。



◆二十九番(太田敦) ただいま和田恵治議員から提案されました意見書第十四号、難病対策の総合的な推進を求める意見書(案)に賛成します。



○議長(中村昭) ただいまの動議は、正規の賛成があって成立しました。

 よって、直ちに議題とします。

 お諮りします。

 意見書第十四号については、三十一番和田恵治議員の動議のとおり決することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」の声起こる)

 ご異議がないものと認め、さように決し、会議規則第四十一条の二の規定により措置することにします。

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○議長(中村昭) 次に、三番猪奥美里議員より、意見書第十五号、年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全な運用に関する意見書決議方の動議が提出されましたので、猪奥美里議員に趣旨弁明を求めます。−−三番猪奥美里議員。



◆三番(猪奥美里) (登壇) 意見書第十五号、年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全な運用に関する意見書(案)につきましては、意見書案文の朗読をもって提案にかえさせていただきます。



△意見書第十五号

   年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全な運用に関する意見書(案)

 公的年金は高齢者世帯収入の七割を占め、六割の高齢者世帯が年金収入だけで生活しています。また、特に高齢化率の高い都道府県では県民所得の十七%前後、家計の最終消費支出の二十%前後を占めているなど、年金は老後の生活保障の柱となっています。

 そのような中で、政府は二〇一四年十月、年金積立金を運用する基本ポートフォリオを見直し、国内株式と外国株式の比率を倍増させてそれぞれ二十五%に引き上げるとともに、国内債券の比率を従来の六十%から三十五%に引き下げることを認可しました。

 これまで安全資産とされてきた国内債券中心の運用方法から、株式等のリスク性資産割合を高める急激な変更は、国民の年金制度に対する信頼を損なう可能性があり、国民の財産である年金積立金を毀損しかねません。現に本年七月から九月期の年金運用損失額は約七兆九千億円に上っています。債権中心、国内中心だったこれまでの運用を株式と債券を半々に引き上げたことが年金運用損を膨らませた大きな要因となっています。年金積立金が毀損した場合、結局は厚生労働大臣やGPIFが責任をとるわけではなく、被保険者・受給者が被害を受けることになります。年金積立金は、厚生年金保険法の規定にもとづき、専ら被保険者の利益のために、長期的な観点から安全かつ効率的な運用を行うべきです。

 こうした現状に鑑み、本議会は政府に対し、次の事項を強く要望します。

 一 株式比率を倍増させた年金積立金運用の基本ポートフォリオを見直し、専ら被保険者の利益のために、長期的な観点から安全かつ効率的な運用を行うこと。

 二 GPIFにおいて、被保険者の利益を第一に考えた運用が確実に行われるよう、早急にガバナンス体制を構築すること。

 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。

     平成二十七年十二月十四日

                              奈良県議会

 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようによろしくお願い申し上げます。



○議長(中村昭) 一番亀田忠彦議員。



◆一番(亀田忠彦) ただいま猪奥美里議員から提案されました意見書第十五号、年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全な運用に関する意見書(案)に賛成します。



○議長(中村昭) 十四番大国正博議員。



◆十四番(大国正博) ただいま猪奥美里議員から提案されました意見書第十五号、年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全な運用に関する意見書(案)に賛成します。



○議長(中村昭) ただいまの動議は、正規の賛成があって成立しました。

 よって、直ちに議題とします。

 お諮りします。

 意見書第十五号については、三番猪奥美里議員の動議のとおり決することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」の声起こる)

 ご異議がないものと認め、さように決し、会議規則第四十一条の二の規定により措置することにします。

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○議長(中村昭) 次に、四番山中益敏議員より、意見書第十六号、マイナンバー制度の円滑な運営に係る財源確保等自治体の負担軽減を求める意見書決議方の動議が提出されましたので、山中益敏議員に趣旨弁明を求めます。−−四番山中益敏議員。



◆四番(山中益敏) (登壇) 意見書第十六号、マイナンバー制度の円滑な運営に係る財源確保等自治体の負担軽減を求める意見書(案)につきましては、意見書案文の朗読をもって提案にかえさせていただきます。



△意見書第十六号

   マイナンバー制度の円滑な運営に係る財源確保等自治体の負担軽減を求める意見書(案)

 マイナンバー(社会保障・税番号)制度の導入に伴い、市町村には通知カード・個人番号カードの交付について対応するよう求められています。直接のカード交付経費である地方公共団体情報システム機構への交付金については、平成二十七年度は国庫補助(個人番号カード交付事業費補助金・補助率十分の十)が措置される一方、市町村のカード交付事務に係る経費については、個人番号カード交付事務費補助金が措置されます。しかし、これは、国が平成二十七年度に予算化した四十億円を、市町村の人口比で按分した額によって交付申請を行うこととされ、本来全額が国庫負担であるべきところ、非常に低い補助上限額となっており、自ずと市町村は財源負担を強いられることとなっています。

 また、平成二十八年度以降についても、個人番号カードは相当数の交付が見込まれるが、現時点では、これらに対して十分な補助金額が確保されるのか明確ではない。

 そこで、政府において自治体負担の軽減のために次の事項について特段の配慮を求めます。

 一 平成二十八年度以降についても、地方公共団体情報システム機構に支払う交付金全額を国の負担とし、充分な予算措置をすること。

 二 同様に、円滑な個人番号カード交付事務を行うため、事務処理に必要な人員の確保やシステム整備経費など、全額を国の負担とし充分な予算措置を行うこと。

 三 地方自治体の予算編成等に支障が出ないよう、補助金交付やシステム改修フローなど、円滑な制度導入準備のために必須の情報を適時適切に提供すること。

 四 マイナンバー制度のスムーズな導入に向けて、地方自治体職員や地域の事業者に対する研修用ガイドブックの作成、研修会の開催など十分な支援を実施すること。

 五 配達できなかった簡易書留郵便(マイナンバー通知)の受取人の所在調査に要する経費の負担軽減を図ること。

 六 マイナンバー制度導入時の混乱に乗じた詐欺の防止や個人番号カードの円滑な交付の推進のための周知広報に対する支援を実施すること。

 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。

    平成二十七年十二月十四日

                              奈良県議会

 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。



○議長(中村昭) 五番川口延良議員。



◆五番(川口延良) ただいま山中益敏議員から提案されました意見書第十六号、マイナンバー制度の円滑な運営に係る財源確保等自治体の負担軽減を求める意見書(案)に賛成いたします。



○議長(中村昭) 二十一番上田悟議員。



◆二十一番(上田悟) ただいま山中益敏議員から提案されました意見書第十六号、マイナンバー制度の円滑な運営に係る財源確保等自治体の負担軽減を求める意見書(案)に賛成します。



○議長(中村昭) ただいまの動議は、正規の賛成があって成立しました。

 よって、直ちに議題とします。

 お諮りします。

 意見書第十六号については、四番山中益敏議員の動議のとおり決することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」の声起こる)

 ご異議がないものと認め、さように決し、会議規則第四十一条の二の規定により措置することにします。

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○議長(中村昭) 次に、関西広域連合議会議員の選挙の件を議題とし、直ちに選挙を行います。

 選挙の方法については、地方自治法第百十八条第二項の規定により、議長からの指名推選によることとしたいと思いますが、ご異議ありませんか。

     (「異議なし」の声起こる)

 ご異議がないものと認め、さように決します。

 よって、関西広域連合議会議員には、お手元の配布の名簿のとおり指名します。

 被指名人をもって当選人と定めることにご異議ありませんか。

     (「異議なし」の声起こる)

 ご異議がないものと認めます。

 よって、被指名人が関西広域連合議会議員に当選されました。

     関西広域連合議会議員名簿

    九番 川田 裕議員

   二十番 阪口 保議員

  二十四番 田尻 匠議員

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○議長(中村昭) 以上をもって、今期議会に付議されました議案は、すべて議了しました。

 よって本日の会議を閉じます。

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○議長(中村昭) これをもって、平成二十七年十二月第三百二十二回奈良県議会定例会を閉会します。

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△閉会式



○議長(中村昭) (登壇) 十二月定例県議会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。

 十二月一日の開会以来本日まで、議員各位におかれましては、提出されました諸議案及び県政の重要課題につきまして、終始熱心に調査、審議をいただき、議案は全て滞りなく議了し、ここに閉会の運びとなりましたことは、誠にご同慶にたえません。

 ここに議員各位のご協力に対しまして、心から感謝を申し上げる次第でございます。

 また、知事をはじめ理事者各位には、議会審議に寄せられました真摯な態度に心から敬意を表しますとともに、審議の過程において議員各位から述べられました意見、要望につきましては、県民の声として十分に尊重いただき、今後の県政の執行に反映されますよう望むものでございます。

 さて、本年も残すところわずかとなり、これから寒さも一段と厳しさを増してまいります。

 皆様におかれましては、何とぞご自愛をいただき、ご健勝でよいお年を迎えられますよう、また新たな年におきましても、県勢発展のため、なお一層のご尽力を賜りますよう祈念を申し上げます。

 終わりになりましたが、会期中における報道関係者各位のご協力に対し、厚くお礼を申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。ありがとうございました。



◎知事(荒井正吾) (登壇) 定例県議会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。

 今議会に提案いたしました各議案につきましては、終始熱心にご審議いただき、継続審査となっておりました決算の認定とともに、いずれも原案どおりご議決またはご承認いただきました。誠にありがとうございました。

 本会議をはじめ各委員会の審議の過程でいただきましたご意見、ご提言等につきましては、これを尊重し、今後の県政運営に反映させるよう努めてまいりたく存じます。

 議員各位におかれましては、今後とも県勢発展のため、一層のご支援、ご協力をいただきますようお願い申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。



△午後一時五十六分閉会

地方自治法第百二十三条第二項の規定により署名する。

       奈良県議会議長  中村 昭

       同   副議長  山本進章

       署名議員     井岡正徳

       署名議員     田中惟允

       署名議員     藤野良次