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平成26年 12月 定例会(第317回) 12月12日−06号




平成26年 12月 定例会(第317回) − 12月12日−06号







平成26年 12月 定例会(第317回)



 平成二十六年

        第三百十七回定例奈良県議会会議録 第六号

 十二月

   平成二十六年十二月十二日(金曜日)午後一時二分開議

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          出席議員(四十二名)

        一番 宮木健一          二番 井岡正徳

        三番 大国正博          四番 阪口 保

        五番 猪奥美里          六番 尾崎充典

        七番 藤野良次          八番 太田 敦

        九番 小林照代         一〇番 大坪宏通

       一一番 田中惟允         一二番 岡 史朗

       一三番 畭 真夕美        一四番 乾 浩之

       一五番 森山賀文         一六番 宮本次郎

       一七番 山村幸穂         一八番 欠員

       一九番 松尾勇臣         二〇番 上田 悟

       二一番 中野雅史         二二番 神田加津代

       二三番 安井宏一         二四番 奥山博康

       二五番 荻田義雄         二六番 岩田国夫

       二七番 森川喜之         二八番 高柳忠夫

       二九番 今井光子         三〇番 和田恵治

       三一番 山本進章         三二番 国中憲治

       三三番 辻本黎士         三四番 米田忠則

       三五番 出口武男         三六番 新谷紘一

       三七番 粒谷友示         三八番 秋本登志嗣

       三九番 小泉米造         四〇番 中村 昭

       四一番 欠員           四二番 山下 力

       四三番 梶川虔二         四四番 川口正志

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        議事日程

一、議第八十六号から議第百六号及び報第三十号から報第三十二号並びに請願第十一号

一、教育委員会の委員の任命同意

一、公安委員会の委員の任命同意

一、収用委員会の委員の任命同意

一、意見書決議

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○議長(山下力) これより本日の会議を開きます。

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○議長(山下力) この際、お諮りします。

 教育委員会の委員の任命同意、公安委員会の委員の任命同意、収用委員会の委員の任命同意及び意見書決議を本日の日程に追加することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」の声起こる)

 ご異議がないものと認め、さように決します。

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○議長(山下力) 次に、議第八十六号から議第百六号及び報第三十号から報第三十二号並びに請願第十一号を一括議題とします。

 まず、所管の常任委員会に付託しました各議案並びに去る九月定例県議会で閉会中の審査事件として議決されました事項に対する審査の経過と結果について、各常任委員長の報告を求めます。

 まず、総務警察委員長の報告を求めます。−−三十五番出口武男議員。



◆三十五番(出口武男) (登壇) 総務警察委員会のご報告を申し上げます。

 去る十二月九日の本会議におきまして、総務警察委員会に付託を受けました議案の調査並びに審査の経過と結果につきまして、ご報告を申し上げます。

 当委員会は、十二月十日に委員会を開催し、付託されました議案九件につきまして、理事者の出席を求め、慎重に調査並びに審査を行いました。

 その結果、日本共産党委員から、議第八十六号中・当委員会所管分及び議第八十九号中・当委員会所管分につきましては、現在の不況のもとで県民の暮らしが厳しい中、一般職の給与については、これまで減額されていたことから、引き上げは当然であるが、県議会議員の議員報酬を含む特別職の給与等の引き上げは、県民の理解が得られないとの理由により、反対であるとの意見の開陳がありましたので、起立採決の結果、賛成多数をもちまして、また、議第八十八号中・当委員会所管分、議第百三号から議第百五号及び報第三十一号につきましては、全会一致をもちまして、いずれも原案どおり可決または承認することに決しました。

 また、報第三十号及び報第三十二号中・当委員会所管分につきましては、理事者から詳細な報告を受けたところであります。

 以上が、付託を受けました議案の調査並びに審査の経過と結果であります。

 次に、当委員会所管に係る議会閉会中の審査事件につきましては、当面する諸問題のうち行財政問題、地域振興対策及び警察行政の充実につきまして、引き続き調査並びに審査の必要がありますので、地方自治法第百九条第八項の規定に基づき、議会閉会中においても継続して調査並びに審査できるよう議決されんことを望みまして、総務警察委員会の委員長報告といたします。

 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(山下力) 次に、厚生委員長の報告を求めます。−−十三番畭真夕美議員。



◆十三番(畭真夕美) (登壇) 厚生委員会のご報告を申し上げます。

 去る十二月九日の本会議におきまして、厚生委員会に付託を受けました議案の調査並びに審査の経過と結果につきまして、ご報告を申し上げます。

 当委員会は、十二月十日に委員会を開催し、付託されました議案七件につきまして、理事者の出席を求め、慎重に調査並びに審査を行いました。

 その結果、日本共産党委員から、議第九十七号につきましては、奈良県社会福祉総合センターについては、専門性、継続性が必要であるため、指定管理者制度にはなじまないとの理由により、反対であるとの意見の開陳がありましたので、起立採決の結果、賛成多数をもちまして、また、議第八十六号中・当委員会所管分、議第八十八号中・当委員会所管分、議第九十号、議第九十二号及び議第九十四号につきましては、全会一致をもちまして、いずれも原案どおり可決することに決しました。

 また、報第三十二号中・当委員会所管分につきましては、理事者から詳細な報告を受けたところであります。

 以上が、付託を受けました議案の調査並びに審査の経過と結果であります。

 次に、当委員会所管に係る議会閉会中の審査事件につきましては、当面する諸問題のうち社会福祉及び医療・保健につきまして、引き続き調査並びに審査の必要がありますので、地方自治法第百九条第八項の規定に基づき、議会閉会中においても継続して調査並びに審査できるよう議決されんことを望みまして、厚生委員会の委員長報告といたします。

 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(山下力) 次に、経済労働委員長の報告を求めます。−−三十七番粒谷友示議員。



◆三十七番(粒谷友示) (登壇) 経済労働委員会のご報告を申し上げます。

 去る十二月九日の本会議におきまして、経済労働委員会に付託を受けました議案の調査並びに審査の経過と結果につきまして、ご報告申し上げます。

 当委員会は、十二月十日に委員会を開催し、付託されました議案四件につきまして、理事者の出席を求め、慎重に調査並びに審査を行いました。

 その結果、日本共産党委員から、議第八十六号中・当委員会所管分につきましては、東京における県産食材レストラン開設準備事業について、県産食材のブランド力を高めるための投資コストが過大であり、かつ民間で実施すべきであるとの理由により、議第九十五号及び議第百号につきましては、地域の元気臨時交付金を活用していながら、相手方が東京、大阪に本社をもつ企業であり、東京一局集中や大企業の応援になること及び教育機関には指定管理者制度が馴染まないとの理由により、反対であるとの意見の開陳がありましたので、起立採決の結果、賛成多数をもちまして、また、議第八十八号中・当委員会所管分につきましては、全会一致をもちまして、いずれも原案どおり可決することに決しました。

 以上が、付託を受けました議案の調査並びに審査の経過と結果であります。

 次に、当委員会所管に係る議会閉会中の審査事件につきましては、当面する諸問題のうち最近の経済の動向に対応する県下の農林業並びに商工労働対策につきまして、引き続き調査並びに審査の必要がありますので、地方自治法第百九条第八項の規定に基づき、議会閉会中においても継続して調査並びに審査できるよう議決されんことを望みまして、経済労働委員会の委員長報告といたします。

 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(山下力) 次に、建設委員長の報告を求めます。−−二十番上田悟議員。



◆二十番(上田悟) (登壇) 建設委員会のご報告を申し上げます。

 去る十二月九日の本会議におきまして、建設委員会に付託を受けました議案の調査並びに審査の経過と結果につきまして、ご報告を申し上げます。

 当委員会は、十二月十一日に委員会を開催し、付託されました議案十件につきまして、理事者の出席を求め、慎重に調査並びに審査を行いました。

 その結果、議第八十六号中・当委員会所管分、議第八十七号、議第八十八号中・当委員会所管分、議第九十一号、議第九十三号、議第九十六号、議第九十八号中・当委員会所管分、議第百一号、議第百二号及び議第百六号につきましては、全会一致をもちまして、いずれも原案どおり可決することに決しました。

 以上が、付託を受けました議案の調査並びに審査の経過と結果であります。

 次に、当委員会所管に係る議会閉会中の審査事件につきましては、当面する諸問題のうち土木行政及び水道事業の充実につきまして、引き続き調査並びに審査の必要がありますので、地方自治法第百九条第八項の規定に基づき、議会閉会中においても継続して調査並びに審査できるよう議決されんことを望みまして、建設委員会の委員長報告といたします。

 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(山下力) 次に、文教くらし委員長の報告を求めます。−−二十八番高柳忠夫議員。



◆二十八番(高柳忠夫) (登壇) 文教くらし委員会のご報告を申し上げます。

 去る十二月九日の本会議におきまして、文教くらし委員会に付託を受けました議案の調査並びに審査の経過と結果につきまして、ご報告を申し上げます。

 当委員会は、十二月十一日に委員会を開催し、付託されました議案五件及び請願一件につきまして、理事者の出席を求め、慎重に調査並びに審査を行いました。

 その結果、現在不況のもとで県民の暮らしが厳しい中、一般職の給与については、これまで減額されていたことから、引き上げは当然であるが、県議会議員の議員報酬を含む特別職の給与等の引き上げは、県民の理解が得られないとの理由により、日本共産党委員から議第八十六号中・当委員会所管分、無所属委員から議第八十六号中・当委員会所管分及び議第八十九号中・当委員会所管分につきましては、反対であるとの意見の開陳がありましたので、起立採決の結果、賛成多数をもちまして、また、議第八十八号中・当委員会所管分、議第九十八号中・当委員会所管分及び議第九十九号につきましては、全会一致をもちまして、いずれも原案どおり可決することに決しました。

 次に、請願第十一号「奈良県犯罪被害者等基本条例の制定に関する請願書」につきましては、全会一致をもちまして、請願事項の一の部分を採択とすることに決しました。

 以上が、付託を受けました議案及び請願の調査並びに審査の経過と結果であります。

 次に、当委員会所管に係る議会閉会中の審査事件につきましては、当面する諸問題のうち生活環境行政の充実、並びに学校教育及び社会教育の充実振興につきまして、引き続き調査並びに審査の必要がありますので、地方自治法第百九条第八項の規定に基づき、議会閉会中においても継続して調査並びに審査できるよう議決されんことを望みまして、文教くらし委員会の委員長報告といたします。

 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(山下力) 委員長報告に対する質疑、討論を省略し、これより採決に入ります。

 まず、議第八十六号について、起立により採決します。

 議第八十六号については、各常任委員長報告どおり決することに、賛成の議員の起立を求めます。

     (賛成者起立)

 ご着席願います。

 起立多数であります。

 よって、本案については、各常任委員長報告どおり決しました。

 次に、議第八十九号について、起立により採決します。

 議第八十九号については、総務警察委員長及び文教くらし委員長報告どおり決することに、賛成の議員の起立を求めます。

     (賛成者起立)

 ご着席願います。

 起立多数であります。

 よって、本案については、各委員長報告どおり決しました。

 次に、議第九十五号、議第九十七号及び議第百号について、起立により採決します。

 以上の議案については、厚生委員長及び経済労働委員長報告どおり決することに、賛成の議員の起立を求めます。

     (賛成者起立)

 ご着席願います。

 起立多数であります。

 よって、以上の議案三件については、各委員長報告どおり決しました。

 お諮りします。

 議第八十七号、議第八十八号、議第九十号から議第九十四号、議第九十六号、議第九十八号、議第九十九号、議第百一号から議第百六号、報第三十号から報第三十二号及び請願第十一号並びに議会閉会中の審査事件については、各常任委員長報告どおり、それぞれ決することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」の声起こる)

 ご異議がないものと認めます。

 よって、それぞれ各常任委員長報告どおり決しました。

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○議長(山下力) 次に、議第百七号から議百九号を一括議題とします。

 以上の議案三件については、質疑、委員会付託及び討論を省略し、ただちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ありませんか。

     (「異議なし」の声起こる)

 ご異議がないものと認めます。

 なお、採決については議案ごとに行います。

 まず、議第百七号「教育委員会の委員の任命について」お諮りします。

 本案については、原案に同意することに決して、ご異議ありませんか。

     (「異議なし」の声起こる)

 ご異議がないものと認め、本案は、これに同意することに決しました。

 次に、議第百八号「公安委員会の委員の任命について」お諮りします。

 本案については、原案に同意することに決して、ご異議ありませんか。

     (「異議なし」の声起こる)

 ご異議がないものと認め、本案は、これに同意することに決しました。

 次に、議第百九号「収用委員会の委員の任命について」お諮りします。

 本案については、原案に同意することに決して、ご異議ありませんか。

     (「異議なし」の声起こる)

 ご異議がないものと認め、本案は、これに同意することに決しました。

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○議長(山下力) 次に、三十六番新谷紘一議員より、意見書第十四号、社会福祉法人の法人税非課税等の税制の堅持を求める意見書決議方の動議が提出されましたので、新谷紘一議員に趣旨弁明を求めます。−−三十六番新谷紘一議員。



◆三十六番(新谷紘一) (登壇) 意見書第十四号、社会福祉法人の法人税非課税等の税制の堅持を求める意見書(案)につきましては、意見書案文の朗読をもって提案にかえさせていただきます。



△意見書第十四号

     社会福祉法人の法人税非課税等の税制の堅持を求める意見書(案)

 政府税制調査会は、平成二十六年六月、イコールフッティングの観点から公益法人等に対する課税の抜本的な見直しを行う必要性を指摘し、特に社会福祉法人が実施する介護事業のように民間と競合しているものについては、非課税の見直しが必要と提言した。

 しかし、社会福祉法人法は、昭和二十五年の社会保障制度審議会勧告に基づいて成立した社会福祉事業法(現社会福祉法)に基づく特別法人であり、その性格から、法人設立時の寄付者の持ち分は認められず、事業で得た収益を他に支出することは制限され、解散時の残余財産は原則として国庫に帰属するなど、他の法人にはない厳しい規制のもとに公的福祉サービスの中核としての役割を果たしてきた。

 このことは、社会福祉法人が私的なものではなく明らかに公的財産の一種であることを示しており、その収益は一般企業等における利益とは全く異なったものであるといえる。

 社会福祉制度としての公的福祉サービスは、過不足なく安定的に供給されることが求められている。社会福祉法人は、他の経営主体では担うことが必ずしも期待できない福祉サービスを安定的に提供することが可能であることなど、社会福祉制度のセーフティネットとしての役割を果たして来ている。

 また、社会情勢の変化のなかで、福祉サービスの種類と内容は多様化しているが、制度によるサービスだけでは対応出来ない「制度の狭間のニーズ」が顕在化してきており、これらに対応できるのは、長年にわたり福祉サービスの中核を担い福祉サービスのノウハウや経験、専門人材や施設・設備を有する社会福祉法人であり、他の経営主体とは明らかに異なる役割を果たすことが期待されている。

 今後もますます増大する福祉ニーズに応え、地域のセーフティネットとしての役割を果たすとともに、地域ニーズへの対応など地域への貢献に取り組み、更に高めていくためには、社会福祉法人が持てる力を最大限発揮・活用することこそが最も有効な方法手段と考える。

 よって、国におかれては、社会福祉法人の法人税非課税等の税制が、今後も堅持されるよう強く要望する。

 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。

     平成二十六年十二月十二日

                              奈良県議会

 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようによろしくお願いをいたします。ありがとうございました。



○議長(山下力) 十番大坪宏通議員。



◆十番(大坪宏通) ただいま新谷紘一議員から提案されました意見書第十四号、社会福祉法人の法人税非課税等の税制の堅持を求める意見書(案)に賛成します。



○議長(山下力) 十五番森山賀文議員。



◆十五番(森山賀文) ただいま新谷紘一議員から提案されました意見書第十四号、社会福祉法人の法人税非課税等の税制の堅持を求める意見書(案)に賛成します。



○議長(山下力) ただいまの動議は、正規の賛成があって成立しました。

 よって、直ちに議題とします。

 お諮りします。

 意見書第十四号については、三十六番新谷紘一議員の動議のとおり決することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」の声起こる)

 ご異議がないものと認め、さように決し、会議規則第四十一条の二の規定により措置することにします。

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○議長(山下力) 次に、六番尾崎充典議員より、意見書第十五号、年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全な運用に関する意見書決議方の動議が提出されましたので、尾崎充典議員に趣旨弁明を求めます。−−六番尾崎充典議員。



◆六番(尾崎充典) (登壇) 意見書第十五号、年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全な運用に関する意見書(案)につきましては、意見書案文の朗読をもって提案にかえさせていただきます。



△意見書第十五号

     年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全な運用に関する意見書(案)

 公的年金は高齢者世帯収入の七割を占め、六割の高齢者世帯が年金収入だけで生活しています。また、特に高齢化率の高い都道府県では県民所得の十七%前後、家計の最終消費支出の二十%前後を占めているなど、年金は老後の生活保障の柱となっています。

 そのような中で、政府は、成長戦略である「日本再興戦略(二〇一三年六月十四日閣議決定)」などにおいて、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)に対し、リスク性資産割合を高める方向での年金積立金の運用の見直しを求めています。年金積立金は、厚生年金保険法等の規定にもとづき、専ら被保険者の利益のために、長期的な観点から安全かつ効率的な運用を堅持すべきものです。

 したがって、政府に対し、次の事項を強く要望します。

 一 年金積立金は、厚生年金保険法等の規定にもとづき、専ら被保険者の利益のために、長期的な観点から安全かつ効率的な運用を堅持すること。

 二 これまで安全資産とされてきた国内債券中心の運用方法から、株式等のリスク性資産割合を高める変更については、被保険者の利益を第一に考えた運用とすること。

 三 GPIFにおいて、被保険者の利益を第一に考えた運用が確実に行われるよう、労使をはじめとするステークホルダーが参画するガバナンス体制を構築すること。

 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。

     平成二十六年十二月十二日

                              奈良県議会

 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(山下力) 十四番乾浩之議員。



◆十四番(乾浩之) ただいま尾崎充典議員から提案されました意見書第十五号、年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全な運用に関する意見書(案)に賛成します。



○議長(山下力) 十六番宮本次郎議員。



◆十六番(宮本次郎) ただいま尾崎充典議員から提案されました意見書第十五号、年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全な運用に関する意見書(案)に賛成します。



○議長(山下力) ただいまの動議は、正規の賛成があって成立しました。

 よって、直ちに議題とします。

 お諮りします。

 意見書第十五号については、六番尾崎充典議員の動議のとおり決することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」の声起こる)

 ご異議がないものと認め、さように決し、会議規則第四十一条の二の規定により措置することにします。

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○議長(山下力) 次に、十七番山村幸穂議員より、意見書第十六号、米価下落に対する緊急対策を求める意見書決議方の動議が提出されましたので、山村幸穂議員に趣旨弁明を求めます。−−十七番山村幸穂議員。



◆十七番(山村幸穂) (登壇) 意見書第十六号、米価下落に対する緊急対策を求める意見書(案)につきましては、意見書案文の朗読をもって提案にかえさせていただきます。



△意見書第十六号

     米価下落に対する緊急対策を求める意見書(案)

 農林水産省の試算では、米一俵(六十キログラム)あたりの平均生産費は約一万六千円とされているが、八月下旬から今秋の概算金は最低七千円台という想定外の下落になっている。この事態を放置すれば、担い手・後継者が米作りを断念し、結果として一層の高齢化、農業人口の減少、過疎化が進行しかねない。また、米価下落は食料自給率を低下させ、畑に続いて水田の耕作放棄地が拡大し、用排水路に雑草が繁茂し、災害の拡大にも結び付き、地域が衰退することが懸念される。

 そもそもこの間の米価の下落は、二〇一三、二〇一四年度の基本方針を決めた昨年十一月の農林水産省食料・農業・農村政策審議会食糧部会で、今年六月末の在庫が二年前に比べて七十五万トンも増える見通しを政府が認識しながら、何ら対策を講じてこなかったことにある。また、農政改革により四年後に政府が需給調整から撤退する方針を打ち出したことも追い打ちをかけている。

 米は日本国民の主食であり、その需給と価格の安定をはかるのは政府の重要な役割である。

 よって、政府におかれては、事態を重く受け止め、緊急に以下の対策を取ることを求める。

 一 米価下落対策本部を立ち上げ、全国の米価の実態を緊急に調査・把握し、深刻な事態を公表し緊急対策をとること。

 二 米飯給食の推進、米粉を活用した食品の普及等の国内における米の需要拡大のための施策を充実させること。

 三 生産コストに見合う米価制度の確立をすること。

 四 TPPについては、国会決議に沿って交渉すること。

 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。

     平成二十六年十二月十二日

                              奈良県議会

 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようによろしくお願いいたします。



○議長(山下力) 十九番松尾勇臣議員。



◆十九番(松尾勇臣) ただいま山村幸穂議員から提案されました意見書第十六号、米価下落に対する緊急対策を求める意見書(案)に賛成します。



○議長(山下力) 四十番中村昭議員。



◆四十番(中村昭) ただいま山村幸穂議員から提案されました意見書第十六号、米価下落に対する緊急対策を求める意見書(案)に賛成します。



○議長(山下力) ただいまの動議は、正規の賛成があって成立しました。

 よって、直ちに議題とします。

 お諮りします。

 意見書第十六号については、十七番山村幸穂議員の動議のとおり決することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」の声起こる)

 ご異議がないものと認め、さように決し、会議規則第四十一条の二の規定により措置することにします。

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○議長(山下力) 次に、四十三番梶川虔二議員より、意見書第十七号、山村振興法の延長と施策の拡充を求める意見書決議方の動議が提出されましたので、梶川虔二議員に趣旨弁明を求めます。−−四十三番梶川虔二議員。



◆四十三番(梶川虔二) (登壇) 意見書第十七号、山村振興法の延長と施策の拡充を求める意見書(案)につきましては、意見書案文の朗読をもって提案にかえさせていただきます。



△意見書第十七号

     山村振興法の延長と施策の拡充を求める意見書(案)

 山村における経済力の培養と住民の福祉向上、地域格差の是正と国民経済発展に寄与することを目的に一九六五年に制定された「山村振興法」に基づき、国による山村への政策支援が行われ、山村地域は国土・自然環境の保全、水源涵養、地域温暖化防止等、多面的・公益的な役割を果たしてきた。

 しかし、山村地域は農林業の低迷や就業機会の減少、過疎化・高齢化の進行に伴う集落機能の低下などにより、依然として厳しい環境が続いている。こうした中で山村振興法の期限を二〇一五年三月末に迎えるが、山村地域の現状と果たす役割の重要性を踏まえ、地域振興・地域林業の確立に向け、国は同法を延長し万全の対策を講じる必要がある。

 また、地球温暖化防止森林吸収源対策に係る安定的な財源の確保や、森林施業の集約化促進に対する更なる支援策の実施などにより「森林・林業基本計画」の推進を図ることも欠かせない。

 よって、政府におかれては、次の事項を実施されることを要望する。

 一 山村振興法の延長及び内容の拡充を図ること。延長に当たっては都市と山村の格差是正を主眼とした対策に加え、山村地域が果たす多面的機能の発揮に係る国としての責務を明確にすること。また、山村振興の目標に、林業・木材産業の振興による地域資源を活用した地域林業の確立、就業機会の拡大と定住の促進を盛り込み、その達成に必要な施策を講じること。

 二 森林・林業基本計画に基づく森林・林業の再生と整備、森林の多面的機能の持続的発揮に向け、「地球温暖化対策のための税」の使途に森林吸収源対策を追加するなど安定的な財源確保に努めること。また、森林情報の収集や境界確認、合意形成、路網整備、林業の機械化、不在村者対策などの集約化施業の促進に対する更なる支援を図ること。

 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。

     平成二十六年十二月十二日

                              奈良県議会

 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようよろしくお願いをいたします。ありがとうございました。



○議長(山下力) 一番宮木健一議員。



◆一番(宮木健一) ただいま梶川虔二議員から提案されました意見書第十七号、山村振興法の延長と施策の拡充を求める意見書(案)に賛成します。



○議長(山下力) 十二番岡史朗議員。



◆十二番(岡史朗) ただいま梶川虔二議員から提案されました意見書第十七号、山村振興法の延長と施策の拡充を求める意見書(案)に賛成します。



○議長(山下力) ただいまの動議は、正規の賛成があって成立しました。

 よって、直ちに議題とします。

 お諮りします。

 意見書第十七号については、四十三番梶川虔二議員の動議のとおり決することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」の声起こる)

 ご異議がないものと認め、さように決し、会議規則第四十一条の二の規定により措置することにします。

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○議長(山下力) 次に、十三番畭真夕美議員より、意見書第十八号、難病対策の充実等に関する意見書決議方の動議が提出されましたので、畭真夕美議員に趣旨弁明を求めます。−−十三番畭真夕美議員。



◆十三番(畭真夕美) (登壇) 意見書第十八号、難病対策の充実等に関する意見書(案)につきましては、意見書案文の朗読をもって提案にかえさせていただきます。



△意見書第十八号

     難病対策の充実等に関する意見書(案)

 国の難病対策として実施されている特定疾患治療研究事業は、患者の医療費の負担軽減を図るとともに、病態の把握や治療法研究に重要な役割を果たしてきており、難病患者や家族の大きな支えとなって来ました。

 平成二十六年五月には「難病の患者に対する医療等に関する法律(難病法)」が成立し、医療費助成の対象が五十六疾病から三百疾病に大幅に拡充される見通しであり、難病対策充実に関しての大きな改革が四十二年ぶりに実現しました。

 しかしながら、難病法においても、人口の〇.一%程度以上の疾病や診断基準が明確でない疾病は医療費助成の対象とされておらず、また大多数の小児慢性特定疾患治療研究事業の対象者は依然として成人後に医療費助成を受けるすべがないという状況は変わっていません。

 このことは、国が指定難病の選定と医療費助成の制度設計にあたって、患者自身の病状、QOL、生活環境、背景等ではなく疾病の希少性や病名だけに着目してきたことが原因であり、そのため必要な支援・救済措置が十分ではありませんでした。

 よって、国におかれては広く国民の理解を得ながら、難病に関する医療費助成の仕組みがより慎重に構築されますよう、次の事項を実現されることを強く要望します。

 一 難病患者支援が更に強化されるよう、希少性や病名で議論されることなく、患者の病状などが考慮されるよう、施行に向けた手続きは慎重にすすめること。

 二 線維筋痛症、筋痛性脳脊髄炎、脳脊髄液減少症、軽度外傷性脳損傷、一型糖尿病など、人口の〇.一%程度以上の疾病及び診断基準が明確でなく指定難病から除外されている疾病を持つ患者に対する救済措置を実施されること。特に重症化されている患者に対する救済については、自立支援医療の自己負担の減額措置や身体障害者手帳の交付などの措置を実施されること。

 三 検査数値が表れにくいとされる線維筋痛症の患者については、患者がいわゆるドクターショッピングをすることを防ぎ、スムーズに適切な医療を受けることができること、及び、救急、夜間病院の迅速な受け入れ体制の構築及び女性の妊娠から出産、産後ケアの充実に向けて、医療現場への疾病の教育及び周知徹底をされること。

  また、このような疾病を持つ患者の痛みや障がいについて、国民への周知教育を行い、社会的認知と共に理解の向上を図られること。

 四 制度設計に当たっては、地方自治体への速やかな情報提供や意見交換の機会の確保を徹底し、地方自治体からの意見を十分に反映させること。

 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。

     平成二十六年十二月十二日

                              奈良県議会

 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。



○議長(山下力) 五番猪奥美里議員。



◆五番(猪奥美里) ただいま畭真夕美議員から提案されました意見書第十八号、難病対策の充実等に関する意見書(案)に賛成します。



○議長(山下力) 三十一番山本進章議員。



◆三十一番(山本進章) ただいま畭真夕美議員から提案されました意見書第十八号、難病対策の充実等に関する意見書(案)に賛成します。



○議長(山下力) ただいまの動議は、正規の賛成があって成立しました。

 よって、直ちに議題とします。

 お諮りします。

 意見書第十八号については、十三番畭真夕美議員の動議のとおり決することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」の声起こる)

 ご異議がないものと認め、さように決し、会議規則第四十一条の二の規定により措置することにします。

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○議長(山下力) 以上をもって、今期議会に付議されました議案は、すべて議了しました。

 よって本日の会議を閉じます。

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○議長(山下力) これをもって、平成二十六年十二月第三百十七回奈良県議会定例会を閉会します。

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△閉会式



○議長(山下力) (登壇) 十二月定例県議会の閉会に当たりまして、一言挨拶申し上げます。

 十二月一日の開会以来、本日まで、議員各位におかれましては提出されました諸議案及び県政の重要な課題について、終始熱心に調査、審議をいただき、議案は全て滞りなく議了し、ここに閉会の運びとなりましたことは、誠にご同慶にたえません。ここに議員各位のご協力に対し、心から感謝を申し上げる次第であります。

 また、知事をはじめ理事者各位には、議会審議に寄せられました真摯な態度に心から敬意を表しますとともに、審議の過程において議員各位から述べられました意見、要望につきましては、県民の声として十分に尊重いただき、今後の県政の執行に反映されますよう望むものであります。

 さて、ことしも残すところわずかとなり、これから寒さも一段と厳しさを増してまいります。皆様におかれましては、何とぞご自愛をいただき、ご健勝でよいお年を迎えられますよう、また新たな年におきましても県勢発展のため,なお一層のご尽力を賜りますよう祈念申し上げます。

 終わりになりましたが、会期中における報道関係者各位のご協力に対し、厚く御礼を申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。



◎知事(荒井正吾) (登壇) 定例県議会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。

 今議会に提案いたしました各議案につきましては、終始熱心にご審議いただき、継続審査となっていた決算の認定とともに、いずれも原案どおりご議決またはご承認いただき、誠にありがとうございました。

 審議の過程でいただきましたご意見、ご提言等につきましては、これを尊重し、今後の県政運営に反映させるよう努めてまいります。

 議員各位におかれましては、今後とも県勢発展のため、一層のご支援、ご協力をいただきますようお願い申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。ありがとうございました。



△午後一時五十四分閉会

地方自治法第百二十三条第二項の規定により署名する。

       奈良県議会議長  山下 力

       同   副議長  井岡正徳

       署名議員     太田 敦

       署名議員     小林照代

       署名議員     大坪宏通