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兵庫県 香美町

平成20年第31回定例会(第5日目) 本文




2008年09月30日:平成20年第31回定例会(第5日目) 本文

                              午前9時30分 開議
◎議長(森 利秋) おはようございます。
 ただいまの出席議員は20人であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。
     ──────────────────────────────
 日程第1 会議録署名議員の指名


◎議長(森 利秋) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、香美町議会会議規則第118条の規定により、議長において寺川秀志君、小林利明君を指名いたします。
     ──────────────────────────────
 日程第2 諸般の報告


◎議長(森 利秋) 日程第2 諸般の報告を行います。
 発議書、発議資料、正誤表、本日の議事日程は、あらかじめ議場配付いたしておりますので、ご確認ください。
     ──────────────────────────────
 日程第3 議案第 99号 平成19年度香美町一般会計歳入歳出決算の認定について
 日程第4 議案第100号 平成19年度香美町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の
             認定について
 日程第5 議案第101号 平成19年度香美町老人保健事業特別会計歳入歳出決算の認定
             について
 日程第6 議案第102号 平成19年度香美町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定
             について
 日程第7 議案第103号 平成19年度香美町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定
             について
 日程第8 議案第104号 平成19年度香美町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定に
             ついて
 日程第9 議案第105号 平成19年度香美町財産区特別会計歳入歳出決算の認定につい
             て
 日程第10 議案第106号 平成19年度香美町香住海岸土地造成事業特別会計歳入歳出決
             算の認定について
 日程第11 議案第107号 平成19年度香美町町立地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決
             算の認定について
 日程第12 議案第108号 平成19年度香美町国民宿舎事業特別会計歳入歳出決算の認定
             について
 日程第13 議案第109号 平成19年度香美町矢田川憩いの村事業特別会計歳入歳出決算
             の認定について
 日程第14 議案第110号 平成19年度香美町宅地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定
             について


◎議長(森 利秋) 日程第3 議案第99号 平成19年度香美町一般会計歳入歳出決算の認定について、ないし日程第14 議案第110号 平成19年度香美町宅地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定についての12議案を香美町議会会議規則第37条の規定により、一括議題とします。
 この12議案につきましては、9月11日の本会議において決算特別委員会に付託し、開会中の委員会審査をお願いいたしていた内容であります。委員会の審査が終了し、9月25日付をもって議長のもとに、別紙、委員会審査報告書が提出されました。
 これより、決算特別委員会の審査結果の報告を求めます。
 決算特別委員会委員長、岡田公男君。


◎決算特別委員会委員長(岡田公男) 決算特別委員会委員長報告を申し上げます。
 第31回9月定例議会、9月11日に、議長、監査委員を除く9名で組織する決算特別委員会が設置され、議案第99号 平成19年度香美町一般会計、議案第100号ないし議案第110号の平成19年度11特別会計の計12会計歳入歳出決算の認定の審査が当委員会に付託されました。
 以下、審査の経過と結果について報告をいたします。お手元に配付いたしております発議書の中にあります審査報告書のとおり、いずれも原案認定でありますので、よろしくお願いいたします。
 審査については、9月11日に、委員長に私、副委員長に小林利明議員を決めるとともに、審査日程等について確認を行いました。
 審査の日程は報告書に記載のとおりでありますし、審査の方法は、決算書、主要な施策の成果及び基金運用状況説明書、決算審査意見書に対しての質疑を、原則通告することとし、通告外の質疑は、特にあれば認めるとの確認を行い、審査を行いました。
 審査の着眼点は、予算が議決した趣旨と目的に従って適正に、そして効率的に執行されたかどうか。それによってどのように行政効果が発揮できたか。それから見て、今後の行財政運営においてどのような改善工夫がなされるべきであるかを主眼に、9月16日より関係部長、課長、担当者に、最終日には町長、教育長への総括質疑を行うなど、一問一答で慎重審査を行いました。
 委員より多かった主な質疑事項について、各部ごとに3点ほど挙げますと、産業部は、山の町と海の町との特色を生かした相乗効果の上がるまちづくりはどう進んだか、2つ、町単畜産振興対策事業、3つ、地産地消推進委託料について、村岡地域局は、1つ、地域協議会の開催、2つ、有機センター管理運営に係る修繕料及び借地料について、小代地域局は、1つ、商工費受入金、収入未済額について、2つ、和牛振興公社運営費について、総務部は、1つ、実質単年度収支について、2つ、普通財産売り渡し事業費、3つ、但馬空港利用促進費、4、町民税、固定資産税の不納欠損額について、健康福祉部は、老人福祉費受託料の不用額529万4,000円について、2つ、し尿処理費繰越明許工事請負費913万9,000円の内容、3つに、ごみ処理費工事請負費4,420万5,000円の内容について、教育委員会は、1つ、高齢者大学、しいの木学園の事業内容と参加者人数について、2つ、遠距離通学費補助金について、建設部は、1つ、除雪委託料7,447万6,000円について、2つ、町営住宅使用料の未収額、3つ、香住海岸ルネッサンス事業費の内容についてなど、具体的な事項について、総合的に審査を行いました。
 町長に対しては、9月25日に総括質疑を行いました。主な質疑内容は、1つ、畜産振興、増頭目標と和牛振興公社町単独施策をどう考えるか、2つ、水産加工業振興と下水道料金の70%財源、公平性は、3つ、行政改革、財政改革をどのように実施し、成果をどう評価しているかでありました。
 総括質疑が終了後、各会計ごとに討論、採決を行いました。
 議案第99号一般会計につきましては、山本委員より反対討論がありました。内容は、平成18年の夏、28.8という実質公債費比率、このもので住民に大きなショックを与え、19年は29.4とさらに悪化したと言っておどし続け、19年も18年に続き補助金カット、通学補助を一部保護者負担、教育施設の有料化、上下水道料金の改定の検討など、19年度の町政は、住民をおどし続け、不安を拡大し続けた1年である。また、土地開発基金の運用に当たって、条例に反する処理がなされていることを指摘し反対するとありました。ほかに討論はなく、議案第99号の採決を行い賛成多数で、議案第100号ないし議案第110号の11特別会計につきましては、各議案とも討論はなく各議案全員賛成で、歳入歳出とも全般にはおおむね適正に執行されていると認め、12会計とも認定すべきものと決しました。
 執行部の皆さんにお願いしておきます。監査委員の審査意見書にある不適切な事務処理が発生しないこと、条例・規定に基づいて行政事務に当たっていただくことを求めます。審査中、各委員から出された意見、問題点等はよく検討され、今後の町行政に反映されたい。
 審査に当たって、決算特別委員の皆さんには連日慎重審査をいただき、また、会議の進行にご協力をいただきましたことに心から敬意を表するとともに、感謝を申し上げます。
 また、町長はじめ執行部の皆様には、公務多忙の折にもかかわらず、ご出席くださり、答弁書なり資料等による適切な説明に努めていただき、誠にありがとうございました。この場をかりて厚くお礼申し上げます。
 以上、申し上げまして委員長報告といたします。議員各位のご賛同を賜りますよう、よろしくお願いいたします。


◎議長(森 利秋) 委員会審査報告は終わりました。
 これより、委員長報告に対する質疑を行います。
 質疑はありませんか。
 長瀬幸夫君。


◎長瀬幸夫(13番) おはようございます。
 ただいま、決算の審査報告をいただきました。大変ご苦労さまでした。その中で私も傍聴させていただいておりますので、何か質疑するといじわるなような感じもいたしますけど、2点だけお尋ねしてみたいと思いますが、委員長、先ほどもふれましたが、一部不適切な事務処理ということで、監査委員さんのほうにも質疑した面もありますが、これは処理が大方済んでおるとしながら、そのときに補足的な説明があったのは、ほとんど残業代とすればチャラになるようなというか、せっかくそういうのを徴収しながら残業代でいってしまったというような意味の説明が監査委員さんからあったわけです。
 その中で、私が今回皆さんがどうまとめたかとお聞きしたいのは、自分らがミスをしたものに対して、どれほどの責任を持ってそれに当たったかと。ただ徴収して残業で終わったというようなことで終わっていいのかなという思いがするわけです。その辺が審査の中でどう見えて、あるいはまとめをどうされたかというのが1点。
 それから、もう1点は、監査委員の審査意見にもありましたが、診療所会計に繰上充用している、住民医療に対する不安を持たせないために順次解消させることを望むとしながら、今回の審査の中でも各診療所に700万円のものが出ておるということでございました。これは、やっぱり国も地方の医療を考えるときに、しっかりとそういうものを守っていかないかんという思いの中でこういう交付税算定にあるんじゃないかなと思うわけでございますが、今までそれが見えてこなかったというのが、逆に言えば不思議なことであって、それを繰上充用して赤字を次送りしたということだけに終わっておるということで、これから先、それがどうなるかということを思うわけでございますし、そのときの説明に診療所が8施設あるということで説明を受けたんですけど、私、どう勘定しても7つほどしか勘定できんものですので、8つ目がどんなとこがあったのかなと。例えば、兎塚、射添、原、柤岡、それから佐津、小代、村岡の歯科診療所ですか、7つは折れるんですけど、もう一つがどうも折れてこんというのがありますので、その辺がどういうことになっておるのかなという2点をお尋ねします。


◎議長(森 利秋) 岡田委員長。


◎決算特別委員会委員長(岡田公男) 長瀬委員の質問にお答えいたします。
 ただいま、委員長報告を朗読させていただきました。その中にすべて網羅されておるということで答弁をさせていただきます。
 2点目につきましても、これは審査の中で質疑を交わしてのもので、今後そのようなことのないよう意見、問題点等はよく検討されて今後させていただくということでご理解をいただきたいと思います。


◎議長(森 利秋) 長瀬幸夫君。


◎長瀬幸夫(13番) 何かこれ以上質疑はできんような思いがしますけど、それなりに審議していただいたという思いをしておりますんで、あとは申し上げませんが、さっきの中の診療施設の8施設というのだけは、もしも委員長報告でなしに、当局の方で補足ができるとするならばしていただきたいなと。


◎議長(森 利秋) 委員長。


◎決算特別委員会委員長(岡田公男) 失礼いたしました。歯科施設は2つであります。それで8。(「兎塚と川会で分けるということ」の声あり)
        (「はい、わかりました」長瀬議員より発言あり)


◎議長(森 利秋) 吉田範明君。


◎吉田範明(15番) 吉田範明です。
 私は、残念ながら傍聴に出てないので、ちょっとわからない部分が2点ほどありますし、またお聞きしたいことがありますんで質疑をさせていただきたいと、このように思います。
 まず1点が、大体の質疑の内容はよくわかりましたが、その中で私が気になりますのが、この発議書の中の4番の審査の着眼点という中で、チェックの部分はいいんですけれど、最後の部分の「今後の行財政運営においてどのような改善工夫がなされるべきであるかを主眼に審査を行った」と。もっと言えば、この決算の1つの大きな意味としましては、それを通じて来年度の予算に工夫、改善等を求めるのが1つの大きなところではないかと、このように思うんですが、今の報告ではどのようなことが質疑され、またそれについて執行部からどのような答弁があったのかがちょっとわかりませんので、そのような観点で報告をお願いしたいというのが1点。
 それともう1点が、反対討論の中に、土地開発基金の条例に違反してどうたらこうたらというふうなことがあったように聞いて、それを受けた形で委員長の報告の中に、条例等規定に基づいて運用されたいと、このようなことがあったんですが、これはどういうことなのか。また、それについて委員会としてどのような処置をされ、また、それについて執行部がどのような答弁をされたのか、この辺、2点についてお聞かせ願いたいと、このように思います。


◎議長(森 利秋) 岡田委員長。


◎決算特別委員会委員長(岡田公男) 答弁いたします。
 第1点につきましては、ここの報告書にありますとおり、審査中、各委員から出された意見、問題点をよく検討され、今後に処していただくということで、それに尽きております。
 2点については、条例の中に取り崩す条項がないというような中で、条例にそのような明文化をしての条例整備をしていただくということであります。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 吉田範明君。


◎吉田範明(15番) まず、1点目につきましては質疑の中でされたと。それの答弁らしいものはなかったのか。こういうふうにするんだとか、いや、今後こういうふうに考えているんだというふうなことがあれば、やはり次年度の予算に反映されるべきが決算の大きな目的でございまして、また、今回そのようなことで早めた一面もあると、このように思いますんで、しつこいようですけれど、再度執行部の答弁についてお聞かせ願いたいと、このように思いますし、先ほどの2問目の土地開発基金の条例に違反ということは、基本的には違反されたということは、委員は認め、かつ執行部も認めたと、このように思われるんですけれど。それで今後、その辺を含めて条例等の改正も行うという答弁だったのか、また委員がそれで納得したのかどうか、そのことをちょっとお聞きしたいなと思いますが。


◎議長(森 利秋) 岡田委員長。


◎決算特別委員会委員長(岡田公男) 2点目についてはそのとおりであります。
 1点目につきましては、当然そういった審査、質疑の中で指摘し、それを踏まえて新しい年度、これからそのように処していくということで理解をいただいておるところでございます。
 今の土地開発基金の運用に関しましては、当局は解釈が違っていたということで、条例違反という認識はされていないということです。


◎議長(森 利秋) ここで暫時休憩します。
                 (暫時休憩)


◎議長(森 利秋) 会議を再開いたします。
 岡田委員長。


◎決算特別委員会委員長(岡田公男) 失礼いたしました。
 この条例、土地開発基金の運用に当たっての条例に反する処理がなされていることという指摘が山本委員から出されております。これは、取り崩しについての検討課題、条例よりの明文規定はないという中で、基金がオーバーした部分を取り崩してきたということでのものであって、これについては、今後条例に明文化していくということでのものであったということです。


◎議長(森 利秋) 吉田範明君。


◎吉田範明(15番) 何か、違反とか解釈違反とかちょっとわからないんですけど、ここは置きまして、基本的にはそれで委員会は納得されたと。ここに、審査の結果には出されていませんし、認定ということですんで、多分納得され、また今後、その取り交わされた意見をふまえて運用のほうできちっとされるのか、明文化されるのか、ちょっと執行部の出方がわかりませんけど、これは委員長に聞いてもわからないことですんで、また執行部にもお聞きしたいとは思いますけれど、そういう解釈でしたいと思いますが、それでよろしゅうございますか。


◎議長(森 利秋) 岡田委員長。


◎決算特別委員会委員長(岡田公男) はい、そのようでご理解をいただきたいと思います。


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 質疑を終了します。
 岡田委員長、ご苦労さまでございました。
 これより、付託案件12件について、各議案ごとに順次、討論、採決を行います。
 初めに、議案第99号 平成19年度香美町一般会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
 最初に、原案反対の方の発言を許可いたします。
 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) ただいま議題となっております平成19年度一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論をいたします。
 委員長報告にもございましたけれども、その要旨は、住民をおどし、不安を拡大する政治は許されないということであります。もとより、町政の目指すべきは住民福祉の向上であり、民生安定であり、経世済民でありましょう。18年夏、実質公債費比率が28.8と、全国で7番目、夕張よりも高い、関西ではトップ、こう騒がれました。住民に大きなショックを与えたわけであります。19年はさらに29.4に悪化した、こんなふうにおどし続けて、18年度に続く補助金のカットに加えて通学補助一部保護者負担制度、こういうことで町の一本化施策として実施をしました。6月からは教育施設等の有料化を実施するなど、負担増が押しつけられたわけであります。これを町長は、財政対策のために住民の協力をいただいたものと言いました。これらは、子育て支援や住民との参画と協働のまちづくり、こういう町の大方針に逆行するものであります。29.4とか29.1とか見込まれていた実質公債費比率は、決算で示されたとおり、27.4でありました。これは、コミュニティプラントの起債償還、このものを一般会計からの繰出金に置きかえる国の制度変更によるものです。起債償還であれば約2億円、これが繰出金で約8,000万円と、1億2,000万円分、分子が小さくなったために生じたとされています。国が制度をいじれば変わる、こういうものであります。地方交付税を切り下げ、地方財政が立ち行かなくなっていることをそのままにしていては、地方は切り捨てられるのみであります。国の悪政をそのまま流して住民をおどしてはいけません。分母となる財源を削っておいて、分子を削らないと大きな値だ、こうおどす国。地方は、分母、地方交付税を確保するようみんなで力を合わせよう、こう言うべきでありましょう。
 また、19年度には上下水道料金改定の検討をし、この10月、あしたから第一次料金値上げをする、こう決めました。70歳以上の高齢独居で住民税非課税の世帯の減免をする、こういう町の施策というふうにしましたけれども、そのかなめは、平成28年度に下水道接続率80%を達成することとされています。かつて、下水道接続促進のためのペナルティとして、クリーンセンター使用料の値上げをしたいと町長が発言したことがございます。ペナルティを科す町政は誤りだ、こう指摘をしたわけですけれども、町長は、クリーンセンターは3,800万円程度一般財源の持ち出しと見えるんだけれども、実は交付税で2,000万円見込まれておる。さらに、20年度は奈良のある町からし尿を受け入れるということで、現在実際受け入れているわけですけれども、当初予算の際には約3,000万円ぐらいの財政効果かなというふうに見込むと言っておったものが、この間の実績を受けて、約2,000万円程度の財政効果が見込まれる。だから、クリーンセンターの収支は赤字ではないというふうに言明をしました。値上げの理由にはならない。しかし、下水道接続促進のためのペナルティとして料金値上げをしたい、こう言ったわけであります。まさに町長自らが住民をおどすやり方であり、断じて認められません。
 さらに、一般会計の財政悪化を取り繕うために、交付税に算入されている診療所の費用ですとか病院の費用を繰出さず、それぞれの会計に赤字を押しつけ、その赤字を言い募って診療所が休所されるのではないか、こう不安を拡大してきたことは重大な誤りであります。平成17年度に本町の医療体制の検討が行われ、18から20年度の3年間の推移を見て再度検討しようとされています。同じ時期、但馬の医療確保対策協議会が県も入った形で設置をされ、19年10月から急性期病院、豊岡、八鹿、ここへ医師を集約して、ほかは慢性期の対応と役割分担をするとされました。ところが、村岡病院では、その10月というのが5月に先行実施され、常勤医3名、こういう状態にされ、救急受け入れの制限、こういう状態に立ち至り、国保直診の3施設、診療の縮小というようなことをせざるを得なくなりました。20年度は、柤岡僻地診療所は休所、佐津診療所は医師が不在で小代診療所からの応援、そして現在は香住病院への移送という形で対応し、村岡区内3診療所は、村岡病院の医師によるさらなる縮小診療とされています。
 従来からそうだったのですけれども、普通交付税には一診療施設当たり700万円というものが積算をされています。ところが、19年度で実際に支出されたのは柤岡僻地診療所分の50万円のみであります。8施設という話がありましたけれども、兎塚、川会、原、佐津、小代、柤岡僻地、さらに兎塚歯科、川会歯科という8つの診療施設という中でわずか50万円しか支出されていないのであります。それでいて、決算では佐津診療所で2年分、2,124万7,000円の赤字、このうち19年度分では1,341万9,000円の赤字。兎塚・川会・原で、約10年分たまっているんだそうですけれども、1億6,061万8,000円の赤字、19年度分だけで見ると、3施設で1,497万3,000円の赤字。小代診療所で1,454万1,000円の赤字、19年度分だけで見れば211万6,000円の赤字だというふうに示されております。8施設分、5,600万円交付税で受けて、19年度の赤字は、今言いました5施設全部合わせても3,050万8,000円にすぎません。赤字を言い募るのは、住民をおどし、不安を拡大する以外の何者でもありません。
 医師3名体制とされた村岡病院では、過去7年続いた黒字から、19年度、赤字に転落しました。政治が医師を取り上げ、病院を赤字にしたのです。不採算地区病院へは、所在町へ特別交付税でベッド1当たり68万円が積算をされているということも明らかになりました。村岡病院分として、19年度、3,400万円が特別交付税の中に入っているということは認めました。さらに、20年度は香住病院でも99床という数になって、21年3月、年度末ですけれども、特別交付税が入るということになると確認をされています。これらのことを確認した上で、町長にどうするのかというふうに問いました。21年度から直診の赤字を順次解消していきたい。休所ではなくて、どう診療体制をつくるか検討したい。香住病院への特別交付税分は支援財源として使いたい。村岡病院は組合立であり、養父市と香美町で繰出し基準に沿って出すべきものは既に出している。どう考えても、二重基準で行政を行おうとしているこの状況を変える気はないと見え、住民の不安を解消する方向とは言えません。行財政改革最優先という藤原町政は、行政経費を削減し、住民負担と不安を増大させるおどしの町政と言わざるを得ないのであります。
 なお、土地開発基金の運用についても委員長から報告がございましたけれども、私は、条例に反する処理がなされていることを指摘しなければなりません。2点。この基金制度は、公共用地を先行取得し、一般会計など、事業会計が金利や事務費などを載せた価格で買い戻して事業用地とするということを建前としております。19年度は、基金保有地である旧法務局跡地を坪──端数を省略します──14万円で一般会計に売却をし、一般会計は18万円で売り渡しました。実は、土地開発基金は、この土地を36万円で保有していたというんですね。36万円の土地を14万円で売却した、このこと自体が基金制度の運用をまず1度誤りました。さらに、一般会計に売った3,580万円のうち、3,500万円を取り崩して一般会計へ繰り入れました。また、680万8,000円を取り崩して香住海岸土地造成事業特別会計へ繰り入れもしております。この基金条例には処分条項がございません。処分条項がございませんから、取り崩して他会計に繰り入れることはできない。にもかかわらず、取り崩して繰り入れをする。2度目の過ちを犯しました。条例には、繰り替えという運用の方法だけが規定をされております。年度内の資金運用としての繰り替え、年度内に繰り戻すと。そのときには、金利や短期の期間を定めて基金運用、金のやりくりということだけが可能だというのが、この土地開発基金条例のつくりになっています。
 この基金の財源はもともと一般財源ですから、町民の福祉の向上のために使うことはやぶさかではないと私も思っております。それなら、処分条項を加える条例整備をしなければなりません。もっと言えば、土地の値段が上がり続けることを前提にしたこの基金条例といいますか先行取得の制度そのものを見直さないと、地価がどんどん下がっているという状況のもとでは過ちを犯し続けることになります。このことを付言して、19年度一般会計歳入歳出決算認定に反対をする討論といたします。
 議員各位のご賛同を心より求めます。ありがとうございました。


◎議長(森 利秋) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。
 小林利明君。


◎小林利明(17番) 原案に賛成の立場から討論をいたします。
 まず、ただいま反対討論の中で、るる、こもごもと指摘がありました。そのことについては、審査結果の中でもふれておりますように、各委員から出された意見、問題点等はよく検討され、今後の町行政に反映されたいということで、委員長から先ほどご報告があったわけでありますが、十分町のほうでも今後検討されるものというふうに理解したいと思いますし、同時に、今ご指摘のあった視点というのは、平成21年度予算の中で十分に議員にも議会にも反映をする責務があろうかなというふうに理解をしております。いずれにしましても、この決算の性格というのは既に執行されたものでありますし、ここで承認をしなかったからとして、法的な何らかの結果を見ることができる性格のものではないというふうに思います。承認をしなかったとしても、これは道義的なものがあるとしても、それはそれだけのものでしかないというふうにも理解します。頭の中がよく整理ができておりませんが、要するに決算認定についてどのように理解するかといえば、やはりとりもなおさず、次年度予算にいかに反映をするかということにあろうかと思いますし、これは一に当局のみならず、議会にも重大な責任があろうかというふうに思いまして、賛成の討論にさせていただきたいというふうに思います。
 皆様のご同意を得れるよう、よろしくお願いを申し上げます。以上です。


◎議長(森 利秋) 次に、原案反対の方の発言を許可いたします。
 ありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 原案賛成の方の発言を許可いたします。
 今西美憲君。


◎今西美憲(18番) 私は、原案賛成の立場で討論を、私の考え方を述べさせていただきます。
 今、反対討論の中でるる、たくさんございました。一々細かいことを申し上げるつもりはございませんが、一番大きな基本的な点について、私の考え方を述べます。
 まず、今の町政は、財政難により国民をおどして財政改革を行っていく、これは町政として大きな誤りであり、町民の共生と協働によるまちづくりに反するというご意見がございましたが、これは私は大反対でございます。要するに、町民に負担を求めることがすべてそういうふうにおどすことであり、町民参画の新しいまちづくりに反対であるという考え方をされるならば、行政は打ち出の小づちを持って、町民の要求することすべてを行政で賄っていく、こういう行政をやらざるを得ません。
 しかし、皆さん考えてください。町は町民とともにあります。町民がつくっているものです。その町民が自己責任をすべて放棄して、自分の望むことすべてを町が行うという考え方をしていただきますと、これはまちづくりは全くできません。町民が協働と参画という言葉を、町民は町民の立場で自分の町をつくる自己責任を果たすということです。行政は行政の立場でそれぞれの責任を果たし、それによって町をつくっていくということであります。だから、今反対されましたように、財政難は財政難です。おどしておるわけでも何でもありません。現実に財政難でありますから、我々の報酬も減額をされました。この前の特別委員会では、定数も減員いたしました。これはやはり、一番根底にあるのは財政難でございます。それぞれの立場でそれぞれ町をつくるために自己責任を果たしていくという要求の中で当然に出てきた結論であると、私はそのように思っております。したがいまして、今町政が行っているいろんな負担増、あるいは福祉の後退と言われるようなこと、これらのことにつきましても、香美町が、本当に将来すばらしい町をつくっていくための産みの苦しみの1つであります。
 私は、これを言いますと、極論として皆様に叱責を受けるかもわかりませんが、我が国の政治の中で、今一番何が欠けておるかといいますと、自己責任です。これは、世界の政治の潮流を見ていただいてもわかります。やはり自己責任をきちっと明確にし、それぞれの立場でそれぞれのなすべきことをやっていくということがないと、国、地方公共団体ともに成立はいたしません。この意味で、今、香美町は財政難、これはだれも否定ができません。これを立て直していくために、今、香美町の町政を行っている方向というのは、私は間違いでないというふうに考えております。
 もう1点、先ほどから問題になっております公拡法、いわゆる公有地拡大に関する法律が施行されまして、土地開発公社、あるいは土地開発基金というのが国の要請で設立をされております。先ほどの反対意見の方も述べられましたように、この制度は、日本の地価が異常に高騰する中で、これに対応して公共事業を円滑に行うために、先買い制度、先行取得の方法としてこの法律が成立いたしまして現在に至っております。しかし、今は地価は下がっております。
 かつてバブルのとき、皆さん方もご承知のとおり、1年間に地価が最高で98%上昇いたしました。こういう形の中で、公共事業というのは非常に大きく行き詰まりました。これを救済するために今の法律ができました。ところが、現在では地価は下がっております。それで、先ほど言われましたように、先行取得は、取得価格に事務費と金利相当額を上積みして公共事業の施行者が公共用地として買い戻すというのが大原則です。しかし、これは今は現実には成立いたしません、地価が下がっているわけですから。ただ、これを整理する必要は私も認めます。しかし、この制度そのものは他にもまだ運用できる利点も残しております。ただ、香美町の条例が、指摘をされましたように、処分規定という形では整備をされておりません。これは、バブル時代当時につくられたものそのままを1度も改正をされずに今運用をされております。私は、時代が変わり、すべての社会情勢が変わってまいりましたので、行政手続的に条例の整備をする必要は認めます。しかし、これだけの財政難の中でこの基金を、あるいは公社が有する土地を町政のために有効に活用していく、この方向は決して間違いではありません。したがいまして、それをもってこの決算を不承認にするという理由には私は当たらないというふうに考えております。
 以上、述べましたような事由から、私は原案に賛成をいたします。議員各位のご賛同をお願いいたします。以上です。


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 以上で討論を終了します。
 これより、議案第99号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立多数であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
 次に、議案第100号 平成19年度香美町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、議案第100号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
 次に、議案第101号 平成19年度香美町老人保健事業特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、議案第101号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
 次に、議案第102号 平成19年度香美町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、議案第102号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
 次に、議案第103号 平成19年度香美町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、議案第103号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
 次に、議案第104号 平成19年度香美町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、議案第104号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
 次に、議案第105号 平成19年度香美町財産区特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、議案第105号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
 次に、議案第106号 平成19年度香美町香住海岸土地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、議案第106号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
 次に、議案第107号 平成19年度香美町町立地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、議案第107号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
 次に、議案第108号 平成19年度香美町国民宿舎事業特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、議案第108号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
 次に、議案第109号 平成19年度香美町矢田川憩いの村事業特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、議案第109号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
 次に、議案第110号 平成19年度香美町宅地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、議案第110号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
 ここで暫時休憩をいたします。再開は10時40分といたします。
                             午前10時29分 休憩

                             午前10時40分 再開


◎議長(森 利秋) 会議を再開いたします。
     ──────────────────────────────
 日程第15 発議第5号 香美町議会会議規則の一部を改正する規則を定めることについ
            て


◎議長(森 利秋) 日程第15 発議第5号 香美町議会会議規則の一部を改正する規則を定めることについてを議題といたします。
 職員に議案の朗読をさせます。
                (議案書朗読)


◎議長(森 利秋) 朗読は終わりました。
 提出者の趣旨説明を求めます。
 議会運営委員会委員長、今西美憲君。


◎議会運営委員会委員長(今西美憲) それでは、ただいま議題となりました香美町議会会議規則の一部を改正する規則を定めることについての趣旨説明を行います。
 地方自治法の一部を改正する法律が平成20年9月1日に施行されましたことにより香美町議会会議規則の一部を改正する必要が生じましたので、所要の改正を行うものであります。
 内容は、法的根拠のない全員協議会の活動が正規の議会活動として明確に位置づけられました。それによって、費用弁償、公務災害の対象となります。この一部改正につきましては、全国3議長会及び各地方公共団体の議会が要望しており、議員発議の法律案として成立したものであります。これを受けまして、議長より議会運営委員会に諮問があり、調査・研究を行いました。その結果、香美町議会会議規則の一部の改正について、全員賛成であり、委員長発議で行うものであります。
 それでは、発議書の次のページをお開きください。
 ここに、香美町議会会議規則の一部を改正する規則。香美町議会会議規則の一部を次のように改正する。目次中「第15章 議員の派遣(第119条)、第16章 補則(第120条)」を「第15章 全員協議会(第119条)、第16章 議員の派遣(第120条)、第17章 補則(第121条)」に改めます。第16章中第120条を第121条とし、同章を第17章とする。第15章第119条第1項中「第100条第12項」を「第100条第13項」に改め、同条を第120条とし、同章を第16章とする。第14章の次に次の1章を加える。第15章 全員協議会、第119条 法第100条第12項の規定により議案の審査又は議会の運営に関し協議又は調整を行うための場として、全員協議会を設ける。2 全員協議会は、議員の全員で構成し、議長が招集する。3 全員協議会の運営その他必要な事項は、議長が別に定める。附則、この規則は、公布の日から施行するでございます。
 内容につきましては、過日開催されました全員協議会でご説明申し上げましたが、第119条第1項の条文の会社の仕方によっては全員協議会で議案の審査を行うと誤解されがちですが、条文解釈は、議案の審査または議会の運営に関し、協議または調整を行うための場を設けることができる。つまり、議案の審査と議会の運営のそれぞれについて協議と調整を行うということでありますので、くれぐれも誤解のないようにお願いします。
 また、第3項に全員協議会の運営その他必要な事項は、議長が別に定めるとありますが、全員協議会の運営につきましては、委員会条例に相当の規定がありますので、運営については委員会条例の相当規定を準用する。なお、原則として表決は行わない。ただし、表決の必要が生じた場合は、出席者の過半数をもって定めるにいたしたいと思います。
 発議の資料が別冊で配られておりますが、ここに新旧対照のものがございます。後でご清覧をいただきたいと思います。
 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
 以上です。


◎議長(森 利秋) これをもって趣旨説明を終わります。
 これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 質疑なしと認めます。
 これをもって質疑を終了します。
 今西委員長、ご苦労さまでございました。
 これより討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、発議第5号を起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決されました。
     ──────────────────────────────
 日程第16 議員派遣について


◎議長(森 利秋) 日程第16 議員派遣についてを議題とします。
 発議書の7ページのとおり、市町正副議長研修会に寺川秀志君を、全議員研究会に全議員を派遣したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
              (「異議なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 異議なしと認めます。
 よって、議員派遣をすることに決定しました。
 なお、その後その他の事情によって派遣議員の変更等が生じる場合は、議長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
              (「異議なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 異議なしと認めます。
 変更等が生じましたら、議長において処置をいたします。
     ──────────────────────────────
 日程第17 発議第6号 閉会中の所管事務の継続調査(審査)の申し出について


◎議長(森 利秋) 日程第17 発議第6号 閉会中の所管事務の継続調査(審査)の申し出についてを議題とします。
 各常任委員会、議会運営委員会より、香美町議会会議規則第75条の規定により、閉会中も引き続き調査したい旨の申し出がありました。職員に申し出の内容を朗読させます。
               (申出書朗読)


◎議長(森 利秋) 朗読は終わりました。
 各常任委員会、議会運営委員会からの申し出のとおり、閉会中も継続調査(審査)に付することにご異議ございませんか。
              (「異議なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 異議なしと認めます。
 よって、申し出のとおり、閉会中も継続調査(審査)に付することに決定いたしました。
 お諮りをいたします。
 以上で本定例会に付議されました案件はすべて終了いたしました。
 これにて平成20年9月第31回香美町議会定例会を閉会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
              (「異議なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 異議なしと認めます。
 よって、平成20年9月第31回香美町議会定例会を閉会いたします。

             ○ 閉 会 あ い さ つ



◎議長(森 利秋) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 去る9月9日に開会し、本日までの22日間の今期定例会は、平成20年度各会計補正予算、平成19年度決算認定等、本町が直面する重要案件が提出されましたが、議員各位の終始熱心なご審議を賜り、ここに議了することができました。これもひとえに議員各位のご理解、ご協力によるものと深く感謝申し上げますとともに、衷心より厚く御礼を申し上げます。
 当局におかれましては、一般質問、審議等の過程におきまして議員各位が申しました意見等を、今後町の行政に十分反映されますよう希望するところでございます。
 今回より、一般会計及び特別会計の決算認定については9月定例会中に審査することとなり、委員におかれましては、農繁期等でお忙しい中、連日審査を賜りましたこと、厚く御礼を申し上げます。
 また、議会広報特別委員におかれましては、これから議会だよりの編集等、ご苦労になりますが、これまたよろしくお願いをいたします。
 彼岸も過ぎ、いよいよ朝夕めっきり涼しくなってまいりました。議員各位並びに執行部の皆様方におかれましては、健康にご留意の上、町政発展のため、より一層のご精励、ご活躍を賜りますようお願い申し上げ、簡単ではございますが、閉会のあいさつとさせていただきます。
 本当にご苦労さまでございました。
 次に、町長よりあいさつがあります。
 町長。


◎町長(藤原久嗣) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 第31回香美町議会は、全日程を終了し、閉会の運びとなりました。議員各位のご精励に対し、深く敬意を表する次第であります。
 今議会には、報告案件1件、一般議案2件、条例の一部改正議案3件、補正予算議案8件、決算認定議案12件などの26件を提案させていただきましたが、いずれも原案のとおり適切なご決定をいただきまして、誠にありがとうございました。特に、一般会計と11の特別会計の決算につきましては、決算特別委員会に付託され、今定例会中、連日にわたりご審査を賜りましたこと、心から厚くお礼を申し上げます。
 今議会中に賜りました議員各位からのご意見等につきましては、速やかに町政に反映していくよう努めていきたいと考えております。
 さて、先週末には香住潮風マラソン、そして翌日には村岡ダブルフルウルトラランニング大会が開催をされ、多くの県外からのランナーでにぎわいを見せました。今後も各地区などで体育祭などが開催される予定になっておりますし、また、各区で食にまつわる行事もいろいろと計画しております。四季型観光を目指す本町にとって、秋の香美町の魅力を内外に発信をしていく絶好の機会ととらえ、多くの観光客の招致に努めてまいりたいと考えているところであります。
 いよいよ秋も深まりを見せてまいりました。議員各位にはなお一層健康に留意され、ますますご活躍されますよう心からご祈念を申し上げます。
 なお、ここで一、二ご報告をしたいと思います。
 1点は、先ほどのお話にありました但馬の医療確保対策協議会が9月21日に開催されました。これは昨年申し合わせましたことについての進捗状況について確認し合うという会議ですが、ご承知のとおり、但馬の医療機関を中核病院とその他の病院に分けて、中核病院である豊岡、八鹿は急性期医療を中心とした24時間体制に対応できるような医師の配置を行う。周辺病院については、慢性期医療を中心として対応する。医師を豊岡、八鹿に集約をする中で、豊岡、八鹿から周辺病院についての医師派遣も行って、全体としての対応を行うという申し合わせでありました。
 結果、現在の状況を会議の中でそれぞれ確認し合う中で、中核病院の中でも豊岡病院の救急体制について、ある程度の医師確保ができて、若干の効果が上がったということは認められますけれども、逆に周辺病院については、医師が予定をしていた数以上に減少する等の問題があって、但馬全体では、医療確保という観点から、途中の段階としては問題が大きいと。これからも、そうした医師の不足分についての補完、確保について、全体として取り組んでいかなきゃならないというふうなことの申し合わせをしたところでありまして、私も現在の状況を幹事会等でもう一度それぞれ点検をして、必要な、具体的な対応について積極的に取り組んでいくということを進めていく必要があるというふうなことについての発言もしたところであります。幸い、県が現在の僻地医師の派遣とは別に来年度から、義務年限を過ぎた医師等を中心に一定数確保して、そうした医師をさらに僻地に配分をするような考え方を発表されておりますので、それらに大いに期待をしたいなというふうに考えているところであります。
 それと関連して、少し長くなりますが、村岡病院も4名から3名に減ったことによって、病院単体で決算をしますと、ご指摘のように赤字になりました。しかし、これは村岡病院が努力不足でなったのではなくて、そうした但馬全体の医師確保の申し合わせの中における問題ですので、八鹿病院組合という中にあっても、私は単に村岡病院の経営努力でなくて、八鹿病院組合全体として、それらについての補完を行うというふうなことも含めて取り組んでいく必要があるということを強く主張しているところであります。
 いずれにしましても、香美町の香住病院、村岡病院を中心とした住民医療が適正に確保できること、そして経営的にもより健全化が図れるように努力をしてまいりたいというふうに考えているところであります。
 2点目は、八鹿病院組合の議会が昨日ありました。さきにご決定をいただいております専任管理者について、10月1日から、現在の副管理者であります池口寿彦氏を選任するということについて、管理者であります養父市長から報告をさせていただきました。今日の一部新聞にも報道されておりますので、よろしくお願いしたいというふうに思っております。
 なお、本日をもって、実は香住病院の事務局長であります前田定君が退職をすることになりました。前田君につきましては、町政の中枢として香住町時代、香美町に移ってからも努力をしていただきました。とりわけ香住病院につきましては、経営の健全化対策、それから、この5月にオープンしました老健の開設にも当たっていただきまして、大変なご尽力をいただきましたが、ご本人のご事情により退職をされることになりました。議長のご了解を得て、一言この議会にあいさつをさせたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。


◎議長(森 利秋) ただいま町長のあいさつにありましたように、香住病院事務局長、前田定君が本日をもって勇退をされますので、ここであいさつを求めたいと思います。
 前田定君。


◎病院事務局長(前田 定) それでは、貴重なお時間をいただきましてごあいさつさせていただきます。ありがとうございます。
 実は、町長のほうからお話がありましたように、本日をもって退職をさせていただきたいというふうに思っております。振り返ってみますと、私、昭和49年に旧香住町のほうに勤めさせていただきました。それから34年余り過ごしてきたわけですけども、平成10年から旧香住町の幹部ということで、皆さんと一緒にお仕事をさせていただいてきました。また、合併後は産業部、あるいは病院の事務局というふうなことで勤めさせていただきましたですけども、先ほど町長の話の中にありましたように、老健も動きましたし、1つの区切りとしてはいいのかなというふうに考えております。まだまだ山積した課題はたくさんございますけれども、町長に勝手なことを申し上げて許可をいただきました。
 これからは、一住民として、余り気負ったり背伸びをせずに、ごく自然体でこれからの生活を考えてみたいなというふうに思っております。特に何をしなきゃならないというふうな思いが今のところありませんので、大変申しわけないんですけれども、そういうことで、これからゆっくりと考えさせていただくということで努めさせていただきたいと思います。
 また、議員の皆さん、それから幹部の皆さんには、香美町政、なかなか大変だと思いますけれども、健康にご留意をいただいて、ご精励、ご活躍をお願いしたいというふうに思います。私もまた、一町民としてご協力できるところがあれば参画をさせていただきたいといふうに思っています。
 長い間、本当にありがとうございました。(拍手)


◎議長(森 利秋) それでは、皆さん、大変ご苦労さまでございました。
                             午前10時52分 閉会