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兵庫県 香美町

平成20年第31回定例会(第1日目) 本文




2008年09月09日:平成20年第31回定例会(第1日目) 本文

                              午前9時30分 開議

             ○ 開 会 あ い さ つ

◎議長(森 利秋) 皆さん、おはようございます。
 第31回香美町議会定例会を開会するに当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
 8月の下旬から天候不順が続いておりましたが、いたくこのことに関しては心配をいたしておりましたが、いよいよ稲刈りのシーズンを迎え、どうやら昨年以上の豊作が期待できそうであります。本年も全国食味コンクールにおきまして香美町から3年連続で金賞受賞者が出ることを祈念するものでございます。海では底曳き網漁やベニズワイガニ漁が解禁となり、浜もにぎわいを見せております。また、先日は香美町前期子牛品評会があり、いずれも但馬牛ブランドにふさわしい優秀な牛ばかりでございました。各小学校、中学校では運動会が盛大に開催されておりますし、ナシの出荷も始まり、スポーツの秋、食欲の秋となってまいりました。
 さて、議員各位におかれましては、極めてご健勝にてご参集を賜り、感謝を申し上げます。今期定例会に提案されます案件は、議案つづりのとおり、報告1件と議案25件の計26件を予定いたしております。また、本年より決算認定につきましては9月定例会中に審議を行うことになりました。決算特別委員会に選出される議員の皆さんには大変ご苦労をおかけいたしますが、よろしくお願いをいたします。
 議員各位におかれましては、何とぞご精励を賜りまして、慎重なるご審議の上、適切、妥当なる結論が得られますようお願いを申し上げまして、開会のあいさつとさせていただきます。
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 開会宣言


◎議長(森 利秋) ただいまの出席議員は19人であります。定足数に達しておりますので、これより平成20年9月第31回香美町議会定例会を開会します。
 直ちに、本日の会議を開きます。
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 日程第1 会議録署名議員の指名


◎議長(森 利秋) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、香美町議会会議規則第118条の規定により、議長において、西村伸一君、白岩安喜夫君を指名します。
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 日程第2 会期の決定


◎議長(森 利秋) 日程第2 会期の決定を議題とします。
 お諮りします。
 今期定例会の会期は、本日9日から9月30日までの22日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
              (「異議なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 異議なしと認めます。
 よって、会期は本日9日から9月30日までの22日間と決定しました。
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 日程第3 諸般の報告


◎議長(森 利秋) 日程第3 諸般の報告を行います。
 今期定例会に提案されます議案つづり等は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。
 次に、行政報告、行政会計決算審査意見書、財政健全化及び経営健全化審査意見書、議案資料1、本日の議事日程は、あらかじめ議場配付いたしておりますので、ご確認ください。
 次に、小林利明君より葬儀のため欠席の届け出が、また、橘秀夫君より検査のため午後早退の届け出がありましたので、許可しております。
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 日程第4 行政報告


◎議長(森 利秋) 日程第4 行政報告を行います。
 町長。


◎町長(藤原久嗣) 皆さん、おはようございます。
 本日、ここに第31回香美町議会が開会されるに当たり、議員各位におかれましては、お元気でご出席をいただきまして、誠にありがとうございます。日ごろは、町行政推進のため、格別のご理解とご協力を賜っておりますこと、深く感謝いたします。
 さて、今年の夏は、殊のほか暑い日が続きましたが、9月に入って朝夕一段と涼しさを増してまいりました。燃油高騰の中で9月から沖合底曳き網漁等が始まりました。これからのシーズン、豊漁で各港がにぎわいますよう願ってやみません。一方、二十世紀ナシの出荷も最盛期を迎えておりますし、町内全域で稲の刈り取りが始まり、これから本格的な実りの秋を迎えます。
 平成20年度も5カ月が過ぎましたが、今年度の各種事業もおおむね順調に進んでいるところであります。
 それでは、7月以降の行政の主だったことにつきまして報告をいたします。
 まず、総務部関係ですが、健全化判断比率及び資金不足比率についてであります。地方公共団体の財政の健全化に関する法律により、財政指標に関する規定が平成20年4月1日から施行され、議会へ報告し、公表しなければならないとされております。平成19年度決算に基づく健全化判断比率のうち実質赤字比率及び連結実質赤字比率につきましては、実質収支等が黒字であるため、比率はいずれも発生しておりません。
 実質公債費比率につきましては、平成17年度から19年度の3カ年平均で27.4%となっており、町政懇談会等では29.1%と説明してきましたが、健全化法における算定方法のうち、コミュニティプラント事業分が一般会計等から公営企業へ移行し、公債費から繰出金となったことと、平成19年度における下水道事業特別会計への繰出抑制により1.7ポイント改善をしております。
 将来負担比率につきましては、271.7%であり、早期健全化基準の350%を下回っております。
 また、資金不足比率につきましては、公立香住総合病院事業会計において51.8%となっていますが、本年度、公立病院特例債の活用により本年度末には資金不足額は発生しない見込みとなっております。その他の会計は資金不足には至っていないので、資金不足比率は発生しておりません。
 なお、算定方法等、詳細につきましては、報告案件の中で説明をさせていただくこととしております。
 次に、ふるさと納税制度でありますが、6月定例議会で議決をいただきましたふるさと納税制度につきましては、7月から募集を始め、9月5日現在では170人の方から580万円の申し込みをいただきました。また、96人の方からは、既に400万円を入金をしていただいておるところであります。都会に出ておられる方々のふるさと香美町への熱い思いに十分応えていくよう、一層まちづくりに努力していかなければならないと痛感をしているところであります。なお、今後も多くの方々のご協力をお願いしていきたいと考えております。
 次に、香美町いきいきまちづくり運動ですが、本年度から始めておりますこの運動については、運動に参加していただくいきいきまちづくりサポーターへの登録について啓蒙を行い、今までからボランティア活動をされている方を含め、約2,200人に登録をしていただき、順次活動を始めていただくこととしております。既にボランティア活動をされている方も含め、さらに一層登録への呼びかけを行い、まちづくり全般にわたり活動の輪を広げていきたいと考えております。
 次に、若者まちづくり懇話会についてでありますが、昨年度から観光やイベント事業の活性化と若者の定住、それから少子化対策について精力的に検討を重ねていただいておりましたが、7月3日に提言をいただきました。建設的な意見を多くいただいておりますので、今後、意見交換をしながら極力町政に反映をしていきたいと考えております。
 次に、第5回若者交流会in香美(海のつどい)でありますが、8月23日から24日の1泊2日の日程で香住区で行いました。町内の独身男性13人と、阪神方面等から参加した8人の女性が国民宿舎ファミリーイン今子浦をメイン会場として交流を深めました。今回は4組の交際カップルが誕生しましたので、これを機会に交流が深まり結婚まで進むことを期待しております。また、次回、山のつどいにつきましては、村岡区で10月18日から19日にかけて行う予定にしております。
 次に、人口が減少し高齢化が進んだ小規模集落、おおむね高齢化率40%以上で50世帯以下の集落を対象にして、その活性化に向けての取り組みでありますが、兵庫県が本年度から3年間で小規模集落元気作戦を展開をされることとなり、県内16のモデル集落が6月12日に決定をいたしました。香美町では村岡区熊波と小代区実山の2集落が選定をされ、集落住民への説明や県が派遣するアドバイザーの指導による集落座談会も始まっております。
 一方、町内には、この基準でいう小規模集落が20集落、熊波や実山も含めてありますので、県の施策と連携をしながら、県のモデル集落に選ばれた2集落以外についても、香美町版の取り組みを始めることとして、7月7日と14日に関係区の区長さんに取り組みの趣旨を説明するとともに、集落ごとに2人ずつ配置した職員により集落の実態等についてアンケートや聞き取り調査を行いました。近く、集落の課題や対応に向けて情報交換などを行う小規模集落対策協議会を開催をして、今後の対策等を協議をしていくこととしております。
 次に、全但バス路線の休止への対応についてでありますが、町政懇談会などでの町民の皆さんからのご意見も踏まえ、代替案の内容の一部見直しを行い、最終的には、7月2日の第3回町地域公共交通会議において10月から町民バスとして運行する内容を決定をしていただきました。その内容は8月号の町広報で町民の皆さんへお知らせしております。10月からの円滑な実施に向けて努めてまいりたいと考えております。
 余部鉄橋関連につきましては、余部鉄橋の継承の取り組みの1つとして撤去鋼材を活用するアイデアコンペを行うため、8月13日に兵庫県が余部鉄橋撤去鋼材活用方策アイデアコンペ委員会を設置しました。9月16日からオブジェ部門、グッズ部門に分けて部材の再利用などについて広くアイデアを募集し、同委員会で11月に審査を行い決定される予定であります。なお、余部橋梁架け替え工事は順調に進められておりますが、平成19年3月に県利活用検討会が知事へ提言をした鉄橋の保存と地域の活性化などの余部鉄橋利活用基本計画案について、兵庫県が9月中旬からパブリックコメントを予定しているところであります。
 次に、既に一部を利用していただいておりますしおかぜ香苑が全面的に完成をしましたので、7月26日の第31回香住ふるさとまつりの際にオープニングセレモニーを行いました。また、8月23日には香住ジュニアフットボールクラブ等が中心となって美方郡内の16チームが参加して、しおかぜ香苑のオープンを記念したイベントとして少年サッカー大会が開催をされました。
 次に、コリドー21(因但県境自治体会議)についてであります。8月4日に県下の香美町と新温泉町、鳥取県の1市3町で構成をします因但県境自治体会議、これはコリドー21といっておりますが、が香美町で行われ、香住海岸ゆうすげサミットとしてファミリーイン今子浦で開催をいたしました。各市町長、議長が出席をして、広域的連携を生かした観光対策について意見交換を行いました。サミット以外には、昨年度に引き続き、各市町で開催をするイベント開催時を利用して交流促進や特産品PRなどを行うこととしております。
 次に、公共工事の入札についてでありますが、主に町が入札参加者を指名する指名競争入札を行ってきましたけれども、入札の透明性、公平性、競争性をより一層高めるため、平成19年度から制限付一般競争入札を試行的に取り入れ、昨年度は3件の工事について入札を実施しました。本年度は2,000万円以上の工事については、原則として制限付一般競争入札により実施することとして、現在までに7件の工事について実施をしてきておるところであります。
 次に、町税徴収強化月間についてであります。7月を管外徴収強化月間と位置づけ、対象者34人中25人に対して一斉徴収を実施をし、20人から納付及び納付約束を取りつけました。町内は3日間の夜間徴収を実施し、後日納付を合わせて181万6,000円の徴収をしました。また、町税滞納者から動産の差し押さえを実施し、17点の動産を差し押さえ、前回の差し押さえ分11点と合わせた28点については、9月10日から12日にインターネット公売を実施をします。今後も収納対策、収納率の向上を図るとともに、課税の適正化に向け取り組んでいきたいと考えております。
 次に、健康福祉部関係でありますが、「矢田川をより美しく」をテーマに河川の環境保全や環境美化の啓発を目的とした矢田川まつり、今年は第18回でありますが、7月19日に村岡区の道の駅あゆの里矢田川で開催をされ、清流矢田川をより一層美しくの合い言葉を参加全員が誓い合い、魚のつかみ取りなどの多彩なイベントが1日中催され、多くの人々でにぎわいました。
 次に、北但行政事務組合が地域住民と行政が一体となって循環型社会形成に向けて、これからのごみ対策について考える契機とするため実施をしております北但地域環境フォーラムを、8月3日に香住区中央公民館で開催をしました。フォーラムには、香美町を中心に約260人の皆さんにご参加いただき、第1部は、広域ごみ汚泥処理施設整備事業の概要について説明をし、第2部では、神戸山手大学の中野加都子教授をコーディネーターに「食卓から環境を考える」をテーマに行政、住民、事業者、処理現場のそれぞれの立場から、町長をはじめ4人のパネリストによるパネルディスカッションを行い、ごみの減量化、リサイクルについて意見を交換をいたしました。
 次に、マイバッグ運動ですが、地球温暖化の原因となる温室効果ガスを削減するための取り組みの1つとして、レジ袋の削減に向けたマイバッグ運動を全町的に展開するため、町民団体、商工会、事業者、行政等をメンバーとする香美町マイバッグ運動推進協議会を9月1日に設立をしました。本協議会では、マイバッグ持参率の目標を、平成21年度末までに50%に引き上げ、レジ袋を50万枚削減するため、10月1日より買い物時にマイバッグを持参しレジ袋を断る運動を展開することとしました。その運動を効果的に展開していくため、町独自のポイントカードを作成し、一定のポイントがたまれば燃えるごみ指定袋1枚と交換できることとし、レジ袋の削減に取り組むこととしております。
 次に、香美町総合防災訓練でありますが、自らの安全は自ら守るため、住民一人一人が日ごろから防災に関する意識を身につけておくことを目的とした防災訓練を8月31日を基準日に、町、自主防災会、消防団、関係機関が一体となって実施をしました。本年は地震を想定した訓練を行い、町内117区、約9,300人が参加をしました。各自治区では想定された被害をもとに災害時要援護者の避難誘導訓練を重点に置き、情報収集及び伝達、津波による避難、初期消火訓練など行いました。町も本庁に災害対策本部、各地域局には地域災害対策本部を設置をして、被害の情報収集や関係機関への伝達、住民への情報提供を行う訓練などを行いました。今後、実施結果の反省点を踏まえ、改善を図りながら災害発生時に万全の対応ができるよう取り組んでいくこととしております。
 次に、特定健診・特定保健指導についてでありますが、5月から町ぐるみ総合健診において特定健康診査を実施しており、メタボリックシンドロームの予備軍や該当者に対して実施する特定保健指導は、40歳から69歳までの方を重点的に実施することにしております。特定保健指導の対象者には、今後も継続的な支援を繰り返しながら6カ月後に成果を評価していくこととしております。特定健康診査等実施計画では、本年度の特定保健指導の実施率を30%としておりますが、現在のところ、それを上回る41.5%の実施率となっております。
 次に、佐津診療所につきましては、常勤医師の不在に伴い、4月から毎週水曜日に小代診療所の医師に診療をお願いしておりましたが、都合により8月から当分の間、休診せざるを得なくなりました。その代替措置として、8月から火曜日と木曜日にJR佐津駅から公立香住病院までを町のマイクロバスで1日2往復の送迎をして、患者の皆さんを香住病院で診察をしていただくこととしております。
 次に、保育所等のあり方検討委員会についてであります。地域における保育所・幼稚園の適正な配置のあり方、効果的、効率的な運営のあり方や費用負担のあり方等について検討を行うため、13人の委員による保育所等のあり方検討委員会を設置し、7月17日、8月29日に委員会を開催をしました。今後も委員会を開催をし、今年度中にこれらの方向を定めていくこととしております。
 次に、香美町高齢者福祉計画策定委員会についてであります。地域の特性を踏まえ、保険・医療・福祉・介護の総合的な計画となる第4期の高齢者福祉計画と必要な介護サービスの内容及び量や介護保険料を定める介護保険事業計画を本年度に策定するため、香美町高齢者福祉計画策定委員会を8月28日に開催をしました。本委員会は、町民が健やかで生きがいのある生涯を過ごすことのできる福祉施策などについて検討を行い、来年2月ごろには計画を策定する予定にしております。
 次に、産業部関係ですが、香住二十世紀ナシの出荷が始まりました。香住の特産であります二十世紀ナシの出荷が香住果樹園芸組合において8月28日に開始されました。これに先立ち、21日に実施されました品位査定会では、7月ごろの高温や乾燥の影響もあり果実の大きさはやや小玉の傾向ですが、味は例年並みの甘さと評価されております。平成17年度に導入しました高性能光センサーつき選果機を活用して、消費者が求める安全安心で品質のすぐれたナシが提供されますので、今後、販路の拡大が大いに期待されているところであります。
 次に、美方郡種子センターについてであります。たじま農協の施設再編計画に伴い、種子乾燥能力の増強や、高騰が続く燃油及び作業時間の削減を目的に、国の補助制度を活用して整備が行われていました村岡区の美方郡種子センターが完成をし、8月25日に初稼働をしました。種子の乾燥は、県内初となる遠赤外線を活用した方式のため、従来の循環型と比べ種子の内側から熱を伝えることで優良品種の安定供給が可能となります。また、今まで美方郡内の2つありました種子センターが1つに統合されましたので、種子生産農家の負担が軽減され、地域農業の振興につながるものと期待をしております。
 次に、第19回北但西部管内緑の少年団交流大会を8月5日、香住区の今子浦グラウンドで開催をしました。大会には、各小学校の緑の少年団員340人が参加し、各町の代表による誓いの言葉の提唱や桜の記念植樹を行いました。また、参加者による丸太切り競技や木工クラフトづくりなどが熱心に行われ、本大会の活動を通じて、子供たちに山の緑を愛し、自然に対する理解を深めてもらうことができました。
 次に、魚食普及推進への取り組みとして、6月28日及び8月23日に香住文化会館で、8月30日には村岡区中央公民館でお魚料理教室を開催をしました。この教室は食文化継承事業として、「魚料理をもっと身近に」をテーマに地元のしゅんの魚を使用して、魚料理の苦手な若い女性や小学生以下の子供を持つ母親を対象として開催をしたものであります。今後、10月に香住文化会館と小代保健センターで、12月には香住文化会館と村岡区中央公民館で、計4回開催する予定としております。
 次に、漁船の建造についてでありますが、但馬漁協香住本所所属の小型ベニズワイガニかご漁船が新たに建造され、解禁の今月1日に初出漁しました。香住区内では4年ぶりの新造船となります。この漁船は、今年度から但馬漁協が取り組んでいる国のもうかる漁業創設支援事業において収益性向上につながる取り組みを実証する用船として使用されます。この事業は、建造された新鋭漁船を漁協が借り上げ、観光業や水産加工業を加えた地域プロジェクトで策定した改革計画に基づいて実証事業を3年間実施し、計画額より実際の漁獲高が少ない場合、その差額の2分の1を国が補助するものです。計画では、省エネ・省人・省力化、高度な品質管理手法の導入等の取り組みによって大幅な収益向上が見込まれる新しい操業体制への転換を図るため、この漁船が活ガニ出荷のための冷水機器等、最新設備を装備しております。来年9月には、この事業で柴山支所所属の沖合底曳き網漁船が新たに建造される予定となっております。
 次に、かつらの千年水の平成名水百選選定の件です。環境問題を主要課題の1つとして7月に開催されました北海道洞爺湖サミットに合わせ環境省が新たに選定をした平成の名水百選に村岡区和池のかつらの千年水が選ばれました。兵庫県内では昭和60年3月に旧環境庁が選定をした3カ所に加えて、今回、本町のかつらの千年水と多可町の名水が選定され、5カ所となっております。今後、さらにこの名水を環境保全の観点だけでなく、町の観光振興へつながるよう有効活用を図っていきたいと考えております。
 次に、海開き等の海水浴に関する行事であります。香住の夏の始まりを告げる恒例の海開き行事が7月1日、今年は佐津海水浴場をメイン会場として開催をされ、この夏の海水浴の安全を願うとともに、地元の子供たちが色とりどりの風船を上げシーズンの到来を祝いました。今年の夏は、昨年より1週間早い梅雨明けで、天気にも比較的恵まれ、連日猛暑が続く夏らしい夏となりました。こうした中、海水浴の状況を見ると、天候には恵まれたとはいうものの、ガソリン価格の高騰が続いていることもあり、6つの海水浴場それぞれについては入り込み状況に違いがありましたが、全体の海水浴場としては昨年を少し下回る結果となったと見ております。
 次に、山陰海岸ジオパークの認証に向けての取り組みであります。山陰海岸国立特別公園を世界の地質公園・ジオパークに認証を受けようと、山陰海岸ジオパーク推進委員会を設立をし取り組みを進めておりますが、去る7月17日、日本ジオパーク委員会に対して候補地域としての申請を行いました。全国の候補地としては、山陰海岸をはじめ5つの地域が申請をしておりますが、このうち3地域が日本からのジオパーク候補地として10月末ごろには決定され、年内に世界ジオパークネットワークに申請されることとなります。また、9月末から10月上旬ごろに日本ジオパーク委員会の現地視察が予定されておりますので、今後一層、関係市町等との連携を深めながら取り組みを進めていきたいと考えております。なお、本町の取り組みとして、去る8月20日、香住高校美術部の皆さんの協力のもと、JR香住駅に「目指せ!山陰海岸ジオパーク」の啓発看板を制作設置したところであります。
 その他の各種イベントについてであります。猿尾滝まつりにつきましては、7月13日、日本の滝百選の1つ猿尾滝で、猿尾滝まつりが開かれました。祭りのメインは滝に通じる歩道沿いに設置された全長約60メートルの青竹のといに750人分のそうめんを流すというイベントで、訪れた多くの観光客は歓声を上げながらそうめんをすくい、おいしそうに食べていました。また、今回は伊井武光さんが作詞作曲をされた「猿尾滝慕情」のお披露目もあり、歌を通じて猿尾滝の魅力をPRをしました。その他、魚のアマゴのつかみ取りなどの催しや、焼きそばや焼き鳥、地元産の野菜を販売するバザーが出店し、祭りを盛り上げました。
 次に、ふるさと小代夏まつりですが、7月19日、第31回ふるさと小代夏まつりが小代区大谷ゴンドラステーション駐車場を会場として開催をされました。ステージでは、村岡高校ブラスバンド部の演奏や、香美町商工会青年部小代支部の皆さんによる「香美超戦隊オジレンジャー」の出演で会場は大いに盛り上がりました。また、会場内には小代区の各団体による18店のバザーが出展され、訪れた多くの参加者は小代の楽しい一夜を過ごされました。
 第31回香住ふるさとまつりは7月26日、27日の両日、しおかぜ香苑や香住浜周辺を会場として開催をしました。初日の26日は、完成したしおかぜ香苑のステージで完成記念セレモニーとともに、よさこい踊りなど、町内外9団体によるステージイベントが日本海をバックに繰り広げられ、多くの観客を魅了しました。また、このたび、香美町民歌に踊りの振りつけをした町民踊りが完成をし、ステージで文化協会の皆さんによる披露がなされました。夜に入り、祭りのメイン行事である海上花火大会では、海上スターマインや約2,000発の色とりどりの花火が打ち上げられ、4万6,000人の町民や観光客の皆さんを魅了しました。翌27日は恒例のたらいこぎ大会、こども大会、フリーマーケット、アームレスリング大会などの行事に、子供たちや若者など、町内外から来場された多くの皆さんでにぎわっていましたが、たらいこぎ大会の途中で突然の大荒れとなり、安全を確保するため、やむなく中止となりました。
 村岡ふるさとまつりですが、8月2日、村岡商店街を会場として開催をされました。爆笑三輪車大会、もちまき大会、カラオケ大会、各種バザーなどの催しや、周辺各地から集まったよさこいソーラン踊りが行われ、多くの人でにぎわいました。今年で6回目を迎えた爆笑三輪車大会は、13チームが参加し、スポーツタイプの三輪車でラムネの早飲みなど、難関4カ所の関所を通りながらゴールを目指し、観客から大きな声援が飛んでおりました。
 そのほか、香住区では7月19日には、ゆうすげコンサート、21日に、かえる島絵馬祈願、24日に万燈の火祭り、8月8日には魚とちびっ子が開催されました。村岡区では、8月15日、山田渓谷まつりなどが開催され、多くの参加者の皆さんが楽しい夏のひとときを過ごされました。
 次に、建設関係ですが、道路につきましては、香住区の町道香住港湾線は、七日市地内で延長70メートルの歩道整備工事を兵庫県の施行しておりましたルネッサンス整備工事にあわせて施行し、香住ふるさとまつりまでに完成をいたしました。
 村岡区の西本町線消流雪溝工事は9月1日に発注をし、積雪期までに完成させることとしております。和池ハチ北線は地元説明を終えましたが、地すべり地帯であることから、兵庫県と協議をしながら測量と設計を進めているところで、10月発注を見込んでおります。
 小代区の町道野間谷線は、8月の臨時議会で議決をいただき契約をしましたので、工程の調整と橋げたの製作を準備しているところであります。
 国・県道関係では、地域高規格道路の余部道路は、油良・間室トンネル建設工事の安全祈願祭が9月24日に行われる予定で、このことにより全区間で工事が進められることとなり、計画どおり順調に進捗をしております。香住村岡線の大乗寺バイパスは、引き続き用地買収や補償を進め、道路部分の工事を一部行う予定であります。境バイパスは今年度から用地買収をすることとし、県道茅野福岡線は測量設計に着手をしました。
 入江住宅の4戸の建設工事は、7月末に建前を行い、進捗率40%で、11月中の完成を目指して、計画どおり進めております。
 次に、上下水道関係ですが、平成19年度繰越工事の下水道整備工事で、上計9工区の汚水管渠布設工事は6月末で完成をしました。平成20年度の上下水道事業で山手工区の配水管布設工事と汚水管渠布設工事は7月30日に発注し、現在、材料の発注及び起工測量等を行っており、終了次第、工事に着手する予定であります。
 また、上下水道料金の改正につきましては、町民の皆様にご理解をいただくため、8月下旬に説明文書を全戸配布しました。引き続き、町広報9月号でもお知らせをして、十分なご理解をいただきたいというふうに考えているところであります。
 次に、公立香住病院の関係ですが、医師につきましては4月から常勤医として鳥取大学から派遣していただいておりました泌尿器科の医師が、7月末をもって医局に引き揚げとなり、8月からは週1回の外来診察と人工透析の指導管理に来ていただいております。
 老人保健施設ゆうすげにつきましては、5月19日から利用いただいておりますが、利用状況は5月が延べ207人、6月が延べ907人、7月は延べ1,189人、8月は延べ1,209人と、徐々に利用者を増加させてきております。利用形態では、長期利用78%、短期利用20%、予防介護利用2%という比率になっております。利用者の皆さんの平均的な介護度は長期入所の方で3.15、短期入所の方で3.16となっております。9月からは通所リハビリも稼働させ、入所とあわせて利用者の皆さんに喜んでいただけ、家族の方々に安心していただける介護に取り組んでいきたいと考えております。
 次に、教育委員会関係ですが、ふるさと教育につきましては、ふるさと教育推進プロジェクト事業の1つでありますふるさと語りべ講座を、各区中央公民館連携講座として開催をし、今年は「食と暮らし」をテーマに、6回の講座を予定しており、うち2回を終えました。毎回40人から50人の参加者があり、大変好評をいただいております。また、11月16日には、青少年育成町民集会・ふるさと学習体験発表会・PTCAフォーラムを計画をしております。
 村岡区の3中学校の統合につきましては、9月1日に校歌の歌詞と校章の公募を終え、校歌4点、校章18点の応募作品をもとに、現在、村岡区統合中学校校名等検討委員会で選定作業を進めていただいております。
 また、校舎の一部改造につきましては、普通教室への間仕切りや図書室の移設などの必要な工事は夏休み期間中に終了いたしました。学校の教育課程の骨格、PTA運営、部活動などの計画については、統合中学校準備調整委員会で引き続き編成作業を進めていくこととしております。
 耐震改修計画につきましては、地震防災対策特別措置法の一部を改正する法律が施行され、平成20年度から22年度の3カ年の時限措置で補助率が引き上げられることになりました。本町の学校教育施設の耐震化につきましては早期に取り組む必要があり、法の一部改正にあわせて今年度から取り組むこととしております。具体的には、該当施設のうち、建設年度が古く老朽化が進んでいる香住小学校と香住第1中学校の一部を、この3カ年の中で手がけることとし、今9月議会で、まず耐震診断の補正予算をお願いをし、21年度で実施設計、22年度に工事着手を計画をしているところであります。また、そのほかの学校教育施設の耐震化につきましても、財源措置を考慮しながら順次進めていきたいと考えております。
 次に、NHKのラジオ上方演芸会についてであります。8月29日の夜、香住区中央公民館で文化ホール事業としてNHKラジオ上方演芸会を開催をいたしました。普段テレビで見ている人気のある漫才3組と漫談1人の楽しい演芸に、場内は満席となり、会場いっぱいに笑いの渦が巻き起こりました。今後も、こうした公開番組の招致を積極的に進めていきたいというふうに考えております。
 次に、マラソン大会ですが、第20回香住潮風マラソン大会が9月27日に、昨年より143人多い1,734人の参加を得て、名勝香住海岸をコースに開催をする予定にしております。また、第11回村岡ダブルフルウルトラランニングは9月28日に、これも昨年より90人多い832人の参加を得て村岡の起伏の激しい残酷なコースで開催することとしております。
 次に、四季を詠う短歌・俳句祭ですが、第3回香美町の四季を詠う短歌・俳句祭を本年度も開催することとし、海のまち香住区、山のまち村岡区、小代区の自然、そこに暮らす人々の生活や歴史、文化、ふれあいなど、心にうつる四季折々の表情をうたっていただくこととしております。現在、関係機関や団体等に案内をしており、12月15日に応募を締め切り、2月2日入賞者発表、3月7日に表彰式を行う予定にしております。
 以上、行政の主だったことにつきまして報告をさせていただきました。
 なお、今議会には、私のほうから報告案件1件、決算認定議案12件、一般議案2件、条例の一部改正議案3件、補正予算議案8件など、計26件を提案をさせていただいております。何とぞご審議を賜り、適切なご決定を賜りますようお願いをし、第31回香美町議会定例会に際しての行政報告といたします。
 どうかよろしくお願いをいたします。


◎議長(森 利秋) これをもって、行政報告を終了します。
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 日程第5 一般質問


◎議長(森 利秋) 日程第5 一般質問を行います。
 お諮りします。
 一般質問の方法は一問一答方式で、質問時間は答弁を除き1人30分以内といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
              (「異議なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 異議なしと認めます。
 それでは、そのようにとり行います。
 順次、議長において指名し、発言を許可いたします。
 議長よりお願いをしておきます。
 一般質問は、大所高所からの政策を建設的立場で議論すべきものです。単に事務的な見解をただすにすぎないようなものとか、制度の内容説明やお願いや要望をするようなものではなく、簡明にして、しかも内容ある次元の高い質問を展開していただきたいと思います。
 なお、当局におきましても、的確、明確な答弁をお願いをしておきます。
 なお、本日予定をしておりました小林利明君の一般質問は、葬儀のため順序を変更し、明日の一般質問の最後に行います。
 それでは、初めに、寺川秀志君。


◎寺川秀志(3番) おはようございます。それでは、通告のとおり質問をいたします。
 1問目でございます。議員定数削減について。
 議員定数等調査特別委員会は、ご案内のとおり現在までに議員定数が決定し、今後は議員定数16人の中での常任委員会のあり方など議論しながら委員会数を決める予定になっています。そうした中、定数が少なくなり、議会、また議員の存在感が薄くならないために、そして、より多くの住民の負託に応えるためにも、見える議会としてなお一層の活動が求められるところでございます。なお、今回の質問は次の選挙後の議会の課題としてとらえています。私自身は次回、まだ出るか出ないか決めかねていますが、せっかくの機会ですので質問をさせていただきますので、次の質問について町長のご所見を伺います。
 まず1として、今回の定数の削減をどうとらえているか。2、年間約1,500万円の削減による財政効果をどう生かすか。次の3、4、5点につきましては、ご承知のように栗山町の議会基本条例からの引用です。3としまして、議員の質問に対する反問権の付与、4、政策形成過程に関する資料の提出を義務化、5、政務調査費の予算化。最後の6番は私の考えですが、当初予算を本会議に提案する前に、議員全員協議会等で予算原案を示して意見交換をする、また常任委員会の総意として関係施策に対する予算要求をする場を設ける。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。
 町長。


◎町長(藤原久嗣) 寺川議員の議員定数の問題をはじめとする議会運営に関するご質問にお答えしたいと思います。
 まず、1問目の定数の削減について、どう考えるのかということですが、行財政全般についての今後の適正な運営を図るという観点から、議会の皆さん方が自ら熱心なご検討の中で、こうした1つの方向を出されたことについては、大変なご努力だというふうに思っているところであります。今、各市町でもいろいろな議員定数の見直しについての取り組みも行われておりますけれども、議員自ら、議会自らが、こうしたご決断をされるにはいろいろな問題があると思います。それをあえて乗り越えて、20名を16名というふうなご英断をされたことにつきましては、議員の皆さん方の積極的な町政全体についての取り組みということについて敬意を表する次第であります。もちろん、私がどうこうということではありませんので、こうした議員各位、議会でご決定されたことにつきましては十分尊重をして、これからの対応をしてまいりたいというふうに考えているところであります。
 2番目の、この削減による財政効果をどう生かすかというご質問でございます。議員定数を20人から16人に4人減りますと、今年度、平成20年度の予算で見れば約1,456万円ほど経費が削減されるというふうな計算になります。これらにつきましては、もちろん議会の議会活動の充実を図るために必要な経費が必要とするなら、それを優先的にお使いいただきたいと思いますが。それ以外につきましては、本町も厳しい財政事情の中でありますので、貴重な一般財源として、町政全般についての政策展開の中で有効に生かして使わせていただきたいというふうに考えているところであります。
 3番目の反問権の問題であります。栗山町をはじめ、幾つかの町で議員基本条例等を制定をされて、この制度の導入を図っておられます。反問権について、私の知識では、議員の質問の意図などについて当局側が質問することで、質問の論点とか争点が明確化されるというふうなことを目的とした、いわゆる町当局が議員の皆さんへお尋ねをするという制度だというふうに理解をしておりますが、私としては、そういう制度を議会がとっていただくなら、より一層、当局と議員の皆さんとの議論の活発が図れるんじゃないかなというふうに思っておりまして、これも議会のご判断でありますけれども、そういう方向がなされれば、私としては大変ありがたいというふうに考えているところであります。
 それから、4番目の資料の提出のことでありますが、現在も議会のお求めに応じて資料の提出をさせていただいております。特別に問題があるといいますか、いろいろな検討過程というふうなことは別にして、議会と当局とが十分に当面する町政について議論を闘わさせていただく、議論を深めさせていただくというために必要な資料等については極力出させていただくと、そういう姿勢で現在も取り組んでおりますが、今後もさらに一層、そうした点についての対応をお求めに応じて積極的にとっていきたいというふうに考えているところであります。
 それから、政務調査費の問題であります。これは、ご承知のとおり平成12年から地方自治法の改正によって制度化をされておりまして、議会の議員の調査研究に資するために必要な経費の一部として会派及び議員に交付することができるというふうな制度になっておりまして、現在、県下の12の町という単位で見ますと、5つの町で制度化されておるというふうな状況ですが、但馬3市2町で見ますと、現在は本町と朝来市が制度化をしておりません。しかし、その朝来市も9月定例会で政務調査費についての議案を上程されるというふうなことを聞いておりまして、そうしますと香美町だけというふうな状況になります。当局がどう判断するかというよりも、議会そのものの皆さん方が議会活動、議員活動の中でどうかということが判断をされることでありまして、その判断に従って、その判断を尊重して、我々としては対応したいというふうに考えておりますので、そういう観点からの十分なご検討はいただいて、何らかの示唆をいただきたいというふうに考えているところであります。
 最後の、議員全員協議会等で事前に十分な意見交換をすることをどうかというご質問であります。先ほども言いましたように、町政の方向、特に新しい香美町づくりをしていくということで、新しいルールを1つずつつくっていくという過程にある町政においては、議員の皆さんと正式な議会の場で議論をするだけではなくて、いろんな形でご意見を賜って、その方向に誤りなきを期してまいりたいというふうに考えておりますので、こうした事前に説明をする機会、ないしはその説明に対してご意見をいただけるような機会ができますならば、我々としては望むところでありまして、大いにそういう方向で進めさせていただきたいというふうに考えているところであります。
 以上であります。


◎議長(森 利秋) 寺川秀志君。


◎寺川秀志(3番) 町長、先ほど言われましたように、これ自体は議会が決めることなんです。先ほど言いましたように、私自身も、町長自身も、次のまだ態度は表明されていないんです。しかし、次、私も出るとなった場合、当局側がどういう考えをされとるということも大事な要件ではないかなということで、質問をさせていただいております。それから、削減効果は、先ほど町長が述べられたとおりだと感じております。
 2点目、財政効果をどうするかということで、私、ちょっと違った視点から考えていましてね、といいますのは、合併前から、よく合併効果として専門職を置けるんだということを、私自身、香住町時代からよく聞きましたし、当時の議会の事務局長もよく言っておりました。その辺が、合併してから専門職がおられないという中で、最近どこも財政状況が厳しい中で、町民さんの中から税金に対するいろんな不満、算定のどうこうという、よく聞くんです。特定の方もおられますけど、一般的にも固定資産税がよく取られて、説明を聞きに来ても、あんまり担当課がよくわかるように説明してくれないということに関して、他市町なんかでは取り過ぎだとか、いろんな問題がありまして、やっぱり税制なんかは住民の皆さんに納得してもらうためにも、専門的に職員ですとか、どういう立場になるかわかりませんけど、そういう方がおられて説明されたほうが、住民の方も、どうせ3年に1回、町職の方はかわられるから、あんまりわかっていないという思い込みの中で来ている場合もありますので、その辺に活用できんかなと。これは私の考えですけど、思っております。
 それからもう一つ、当時も出た話なんですが、建設課ね、建設関係にしましても、なかなか発注する担当課が専門家じゃないばかりに、いろんな質疑に対して、果たして納得できる答弁ができているかなという感じがしておりました。これは、香住町時代から、よく同僚議員の中でも話はしていましたんですけど、どこかの課に所属どうこうは抜きにして、やっぱり建設関係も専門職を置いてもいいんじゃないかというような感じがしております。それで、前も例えばだれだれさんが1級建築士を持っておって、結局、全く建設と関係ないところにおられるという話は、町民の中から、よく出ていましたんです。その辺も、一般行政職でとった以上は、やっぱりみんな経験しなくてはいけないし、徐々に上に上がっていかなだめですわね。その辺が、1カ所におると不都合があるから、それは仕方ないなという話にはなっとるんです。それも含めて、専門職のあり方をどのように考えておられるか、ちょっとそれたかもわかりませんけど、自分の中には整合性があるんですけど、その辺、また町長のお考えをお聞きしたいと思います。
 それから、反問権というのは、町長も同じ認識でおられて、これはぜひ町長どうこうより、議員の対する、今度、削減に対して、議員の資質だとか、いろんな意気込みとかいう話は出たんですけど、今度それを想定して、我々は質問をする場合、安易な気持ち、安易という言い方はちょっと適当かどうかわかりませんけど、やっぱりしっかり勉強して、当局に質問をぶつけないと、逆に聞かれたら困ることもあるなということで、大変活性化のためにいいかなという感じはしていますので、町長がそういう前向きな答弁をされていましたので、これは、また同じ話ですけど、次回の話ですけど、何とか実現してほしいなという感じしております。
 それから、政策形成の過程の資料なんですが、これは今でも積極的にされていると理解しております。ただ、過去には決まる資料ができる前の話の中にどういう話があったんだろうということを、いろいろ住民なり、テレビ、マスコミなんかもよく言っていますので、その辺も掘り下げていけたらいいなという感じがして、なかなか無理かどうかわかりませんけど、その辺もどうかなという感じがしております。
 次の政務調査費の予算化も、これも最後には当局の財政的な考えがありまして、その辺は提案する当局のほうに心づもり、なった場合はしっかり議論して、適切妥当な金額でおさまったらという感じがしておりますので、その辺、町長も今、ずっと前向きな感じをされまして、理解しております。
 最後の6番、これは何が言いたいかというと、議員というのは、なかなか自分の結果が見えてこないということで、いろんな提言して実現しても、最後はやっぱりテープカットは町長なり、議長も行くことがありますけど、町民になかなか個々の議会活動が見えてこないと。我々、大変二元代表制の中で、なかなか地方自治の議員としては埋没しやすいなと。結果が、なかなか表に出ないなという感じがしております。町長、県におられて、県議会なんかだったら、何か聞くところによると会派に原案を説明されると。あんまり事前審査になったらだめですから、大枠ぐらいで、質疑は予算委員会でもいいんですけど、そういう慣例的なものがあると聞いておるんですけど、その辺、どういう考えかなという点を聞きたいのと、それから、全員協議会だと話、広くなりますので、せめて常任委員会の委員会として、どうもこれぐらいはやっぱり予算をつけてもらわんと困るでというぐらいな話はできないかなという感じがしていますので、その辺の答弁もお願いしたいと思います。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 1点目の専門職の問題につきましては、確かに合併のときには、職員が合併をすることによって多くなれば少しゆとりもできるので、そういう専門的な職員も置けるというふうな説明をしております。それが、合併後、財政が合併する当時よりも大変厳しい状況になったものですから、職員数を減らして行革を行うということから、そのゆとりがなくなっているということが現状であります。したがって、業務を行う上で一般的な業務だけでなくて、少し専門的な分野に専門性の高い職員を置くということの必要性は感じております。ご指摘のように、税だとか建設だとかというふうな部分について、町民の皆さんからいろいろとお尋ねになって、もちろん担当する職員も精いっぱい勉強させて、それらに対応するようにしておりますけれども、さらに少し詳しいような職員を置くことということについては必要性を感じておりまして、どういう方法で、そういう特定の職員に勉強を深めさせるか、これらについてはよく考えていかなければならんというふうに思います。
 一方で、そういう専門職員を置きますと、その職員がその道1本でということを希望する場合はあれですが、そうでない場合になると、どうしても行政職員というのはいろいろな分野を回りたいというふうな希望もありますので、そういう職員の希望なども含めて総合的に考えながら、要は町民の皆さんに十分説明をし、期待に応えられる行政を行うために、どういう職員配置をしたらいいか、これらについては、まだ検討途上でありますので、これからその態勢について、さらに一層検討を深めて態勢強化をしていかなければならんというふうに考えているところでありまして、そういう中で、専門性の高い職員の配置等についても、よく検討したいというふうに思っております。
 それから、反問権の問題につきましては、お話のように、議論を深めさせていただくというふうな意味でその効果が出るとするならば、私としては大いにそういう方向にさせていただきたいというふうには思っています。しかし、これは議会がお決めになることですので、議会の全体的なご判断をお願いをしたいというふうに思います。
 それから、資料等につきましては、今までから極力、お求めの資料を提出するようにしておりますが、現状、率直に言いまして、いろいろと各議員の皆さんからお求めの部分に当局側がすぐに出す態勢がついていけないために、ぎりぎりになって提出をさせていただくというふうなことで、ご迷惑をかけている点については、私自身ももう少し何とかしなきゃならんというふうな反省をしておるところであります。早く出させていただいて、それをもとに議員の皆さんにもご検討をいただく、我々もそしてまたご意見を聞いて、よりよい政策の展開を行えるように努めていく、そうした形をとらせていただくなら、我々としても大変ありがたいというふうに思っておるところであります。
 政務調査費の問題につきましては、確かに町は財政的な面であれば、それは少ないほうがいい、それはないほうがいいというような感じは持っておりますが、これは本来の議員の皆さんの活動そのものにかかわる問題ですので、議会のご判断をいただければ、町として、それに基づく予算措置は当然行うというスタンスでおりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 それから、最後の事前の説明等につきましては、従来から議案という形にはなじまないようなことで、あらかじめご相談をさせていただく必要があるというふうに思われることにつきましては、全員協議会ないしは委員会の場で説明をさせていただくよう、議長にもお願いをし、取り組んでいるところであります。例えば、せんだっても小代和牛公社の問題等につきましても、最終的な議案という段階になりますと、ほぼ方向が決まりますので、その前の段階でご相談をさせていただくというふうなことで、ご説明をさせていただく。各種の問題について、そうした形をとらせていただきたいというのが私の考え方であります。したがって、それらについて、どこまで事前審査という観点からご判断をいただくか、これもまた議会のほうでご判断をいただき、協議をさせていただければありがたいなというふうに思っているところであります。
 いずれにしましても、合併をして4年目、第1期が終わるところですので、いよいよ財政は厳しくとも新しいまちづくりに積極的に進んでいかければならないという中にあって、それぞれの新しいレールを引いていくための方法は、当局と議会とが十分議論を展開をさせていただきながら、誤りなき方向を定めていきたいという基本的な考え方を持っておりますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。


◎議長(森 利秋) 寺川秀志君。


◎寺川秀志(3番) 町長、私も先ほど言いましたように、前提がなかなか難しいと。次回のことの当局側の考えを聞かんなんです。その辺が、ごっつい難しいところがありましてね。町長のことは、だれかは出られるんですから、そのときの心づもり、当局側の心づもりとしてお聞きしておりますんで、なかなか答えにくい面も、最終的には議会が決めることなんですが、答えにくいのがありますけど、ご協力よろしくお願いします。
 それで、先ほど専門職、私、言いたかったのはOBさんのことなんですけど、職員はどうしても、ぐっと回らないかんですけど、専門に、常勤嘱託という言葉が適当かどうかわかりませんけど、1週間に何回かおられて、社協でしたかな、弁護士相談というのをされていますわね。そういうことじゃなしに、OBさんで精通した方がおられたら、そこで聞いてもろたらということなんです。というのは、意見を何か言ってこられる方というのは、ある程度、わかった方が言ってこられるんですわ。頭から職員だからあんまりわかっとらんということで、言ってくる方も往々にしてあるんです。私のところも、よく見えまして、いろんな方が。しかし、議員が何も知っとるわけには、結局はいかないんですわ。その辺が、私自身も、特に税制というのは、なかなか勉強しながら考える、なかなか難しいですね。微妙なところは当局側の判断と我々住民との判断が、どうしても利害がぶつかりますから、難しい面あるんですね。その辺が専門的な方がおられて納得するだけのことができないかなという感じがしておるんですね。
 建設のほうもしかり、だから、その辺が香住町時代から出てまいったんですけど、メンテなんかも、その人が来てずっと見ていって、優先順位をつけるとか、予算的にもしっかりしたものができるとか、そういう話がよくありましたんで、どうかなという感じがしております。
 この間、漫才を聞いていましたら、町長自身は漫才さんから5,000万もらったと言っておられて、その5,000万、我々にもらえ、もらえと言っておられたんですけども、これ、冗談ですよ、町長もなってくださいよ。そういう簡単にくれる人がおられたらいいですけど、なかなかないもんで、その辺の工夫をしてほしいなという感じしております。
 それから、反問権も、先ほどの答弁で、議会が決めたらそれに応じるだけということで答弁を聞いております。
 4番目、結果の資料が出てくるんじゃなしに、その結果が決まる過程が、なかなか資料的には難しいと思うんですけど、結果、決まる過程が、住民が一番大事なことだから知りたいということなんですね。どういう過程で決まってきたという、結果報告じゃなしに、その辺が知りたいということなんですけど、資料的なものになると、なかなか難しいなという感じがしておりますが、一応、もう一遍、その辺のお考えをお聞きしたいと思います。
 最後の6点目の予算原案のことなんですけど、全協で重要案件に対して話をするということじゃなしに、予算原案が示されたときに、先ほど言いましたように、県議会なんかは、各会派が要望して、それに対して何か説明というんですか、大まかな説明があると、ちょっと聞いていましたので、その辺がどうかなという感じをしとるんです。なぜかというと、先ほど言いましたように、見える議会として、議会は香美町の重要案件として、このぐらいのことを要望しとるよということが見えたらいいなという感じは、個人的にはしていますので、その辺のことをお聞きしたんですが、答弁がちょっと違うんかなという感じがしていますので、もう一度、答弁お願いいたします。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 大変失礼しました。
 1点目のOBなども含めた専門職の問題につきましては、OBの皆さんですぐれた能力を持たれる方、そういう人たちを配置することでできる仕事と、それから政策的な判断が加わってきて単に知識だけではできない仕事があります。したがって、その辺も含めて、要は最終的に町民の皆さんに納得をしていただく、理解をしていただくような行政の展開が、どういう方法であったらいいかというための方策として、ご意見も踏まえて、よく検討しなきゃならんなというふうに思っております。
 2番目の、検討過程の説明というのは、これは内容によっていろいろと出せないものと出せるものとありますので、それらの個別の内容によって考えなければならんというふうに思います。いろいろな、2つないしは3つの資料をもとに、最終的にどうこうしたというふうな中における資料等は出せますけれども、当局の思考過程におけることとか、特に交渉事等につきましては、これは、やはり途中過程というのは、余り公にはできないというふうな問題もありますので、極力、そうした住民の皆さん、議会の皆さん方がご判断いただく上で必要なものについては出させていただくということを前提にしながら、やはり行政の公平性というのを確保するということを前提に、個別に考えていかなければならんというふうに思っています。
 3番目の議会への説明の問題は、県の場合、会派制をとられているところにつきましては、それぞれの会派に説明をする、事前に説明するというふうなことは、よく行われております。それを、会派制のないところについては全議員に説明するということですので、その場合の、本町の場合ですと、全員協議会等で説明することについてはやぶさかではないというふうに考えております。先ほども言いましたように、当局が考えましたことを、できるだけご理解をいただき、問題点は意見をいただいて、よりよいものとして政策として実現をしていくという基本的な考え方で進みたいと思っておりますので、そうした事前の説明の場を議会として持ってやろうというふうなお話であれば、私としては、喜んでそういう場へ臨ませていただくという考え方を持っておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 寺川秀志君。


◎寺川秀志(3番) 来年の話からの分で、なかなか答弁しにくいと思いますが、一応、心づもりをお聞きしましたので、わかりました。
 それでは、2点目に入りたいと思います。
 下水道未接続対策についてであります。下水道本管への未接続については、担当課で対策を講じられていますが、やや好転しているように見えるんですが、現状では目に見えて好転していないと認識しています。このまま推移すると下水道会計が厳しくなり、本会計への影響を懸念しています。少しでも財政不安をなくするために、また、先に接続している方が不公平にならないためにも、公共ますの設置工事は済んでいるが本管への接続はまだの方に、仮称ですが協力金の名目で基本金を徴収してはどうでしょうか。ちなみに現在、対象者はどのくらいおられるのか、町長のご所見を伺います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 下水道の接続につきましては、我々としても積極的に進めていかなければならんというふうに考えております。今回の料金改定に当たりましても、その必要な収入を確保するためには、単に1家庭当たりの料金を上げるだけでなくて、それが全家庭で負担をしていただくということが前提になっておりまして、接続率を高めることと料金を上げることとをセットにして改定を行うこととしました。その改定の接続の目標としては、平成28年度、およそ10年後に80%まで上げていこうということを目標にして取り組むということを決めておるところであります。
 現在、ちょっと後でご説明をしますが、全町的な接続率の平均は60%ぐらいであります。村岡、小代につきましては、既に面整備が終わっておりますので、接続率は高くなっておりますが、香住区につきましては、特に香住処理区はご案内のとおり、この春に全体の面整備が終わったとことでして、若松から北のほうの地域については、まだ3年以内というふうな状況にあります。したがって、全体としては、町全体で60%ぐらいの接続率になっていますが、当面、3年以内は任意というふうになっておりますので、3年を経過して接続をしていただいていない方の接続促進を、より強化をしていかなきゃならんというふうに考えているところであります。いろんなアンケートをとったり、それからアンケートをもとにした事情を聞いて、それに対する対応を戸別訪問しながらお願いをしておりまして、毎年ある程度の数は接続は進められておりますけれども、まだ十分ではないというふうな状況にあります。
 ご提案のその1つの方法として、公共ますを設置したところについては基本料金を取ってはどうか、これも1つの方法であります。我々いろんな方法を考えるとき、その方法も今回、1つの検討課題としては考えましたが、結果的には、これは少しやはり町が正式な取り組みとして行うには問題があってだめだということが、国や県からも指導も受けていて、できない状況にあります。但馬では、調べますと、合併前の養父市の旧八鹿町、それから養父町で、以前に今、寺川議員がご提案のような方法をとっておりまして、合併とともにやめたという経過があります。それは、最初から、もう接続を3年以内にしない場合には、基本料金は取るということを前提の申し合わせで下水道事業が始まったようです。その結果、3年以内に接続をされない方については基本料金を取ったというふうな経過があるようですが、やっぱり、これも国や県の正式な指導からいくと、やはり実態のないことに対して金を取るということになりますから、まさにペナルティですので、そういうことはだめだということで、今回、合併と同時に廃止をされた。したがって、現在、ご提案のような方法で料金を取っている例はないというふうな状況ですので、我々としても、いろいろな方法の中で、そういう方法もとれるなら、1つの方法として考えたいんですが、あえてそれに踏み切ることについては困難であるというふうな判断をしているところであります。
 もう1点は、議会でも私、1つの案として言っておりましたが、し尿処理、いわゆる本来なら3年以内に接続をしていただければ、下水道にて処理をすることになりますから、その方にとっては町がし尿処理をする必要は本来ない。ところが、接続をしないためにし尿処理を町が行うとなれば、それは割り増し料金を取るという方法で、まさにペナルティとして考えてはどうかということで、これも実は今回の料金改正にあわせて、かなり細かな検討もしたんですが、これはだめというよりは、まだちょっとそこまでの成案を得ておりません。具体的に一律に、じゃ、接続をしていない方については、高齢者家庭も、いろんな事情があっても、一律にもう料金のし尿処理料の割り増しを取っていいかというふうな福祉的な面からのいろいろな色分けをしなきゃならんのではないかという問題もありますし、また、格差料金をどの程度にしたらいいかというふうなことも含めて、実はこの新しい料金体制にするまでに詰め切れなかったものですから、ちょっと留保しておりますが、これについては、これからも検討してまいりたいというふうに思っております。
 結果、今回に、逆にそうしたペナルティではなくて、接続促進のためにいろいろとアンケートで聞きますと、やっぱり接続をするためのお金がないというふうなことも、かなり理由の大きなウエイトを占めておりますので、今までは3年以内に接続をされる方で、資金について不足される方については、その借りられた中での利子補給をしますという制度を設けておりましが、今回、この10月1日に新しい料金体制になってから3年間については、3年後の方についても1%以内の利子補給をするという制度をつくって、逆にそうした促進策を図りながら接続促進を進めていこうというふうな方向を、とりあえずとったところであります。
 したがって、これからもご提案のような接続促進を図るための方法として、どんな方法があるかということを早急に考えて、できるものは取り組んでいきたいなというふうに思っております。根本的には、それぞれの方にご理解をいただいて、本来、3年以内に接続するという制度ですので、そのことの取り組みをしていただくことですので、今まで以上に、それぞれの家庭への訪問を強化をしてご理解をいただくということを進めていきたいというふうに思っているところであります。
 また、町全体の接続率を上げるためには、現在も別途協議をしておりますが、水産加工場関係の接続率の向上というのは、大きなウエイトを占めております。したがって、産業的にいろいろな課題が多くありますので、産業対策も含めて水産加工場の接続促進を図るための、単に下水道対策だけではなくて、産業政策も含めた対策についても今、ご相談をしながら、できるだけ早く実現できるような取り組みにもっていこうと努力をしているところでありまして、こうした努力を積み重ねながら目標達成を図ってまいりたいというふうに考えているところであります。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 寺川秀志君。


◎寺川秀志(3番) これは協力金と言いましたけど、拘束力のない自主的にということの考えだったんです。なかなか、ますをつけた以上は意欲があるということですわね。だけど、諸般の事情でできないということで。
 今、町長が言われましたように、いろんな促進策もあるんです。私も、業者の方とか雑談していまして、その中でいろんな話が出るんですけど、そうすると、先につけた人のほうが不公平でしょう。その辺の問題もあると思うんです。後から、最後の最後にしたほうが、結局、いろんな優遇措置してもらって、やりやすいように感じたときたら、なかなか、後で後で伸びてくる可能性があると思うんですよね。もうちょっと辛抱しようか、もうちょっと辛抱しようかということでね。だから、一見いいようで、逆にかえって難しい話でね。法的にはいろんな問題で基本金をもらうというのは問題点があるんですけど、あくまでも協力金ですから、対象の、先ほどもお聞きしたんですけど、対象が何人おられるかわかりませんけど、その中でも、半分の方が協力してやろうということになったら、それはそれでありがたいことですし、1割でも2割でもね。そういう感覚で、余りにもぎゅうぎゅうじゃなしに、やり方は何か任意団体みたいなのをつくって、そこからするとかいうことはあると思うんで、その辺を考えてもらったらどうかなという感じしております。
 それだけ、まず先にちょっと答弁を。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 確かに、もう3年経過して、かなりの年数のたっている地域もありますので、住民の皆さんからすれば、早く接続したところと、そうでないところの間の差というものに対するご意見もいただいております。したがって、今回の料金改定をするに当たって、ないしは改定の時期には、今まで以上に、そうした問題については解決策を図らなきゃならんというふうに私どもも考えておりまして、先ほど言いましたような、この際、いろんな対応ができないかということで検討したのですが、この時期にどうしても間に合わなかった。したがって、この時期に間に合わなかったので、そのまま放置するのではなくて、引き続き検討して、できるだけ早くそれらの対応をしたいなというふうに考えております。
 現在に接続をされていない方というのは、それなりに個別に聞けば事情がある。例えば高齢者だけの家族で、あと何年か、その先について、子供さんたちが帰ってこられないだとか、それから、合併浄化槽を今、設置をしとって、それがまだ有効に使えるので環境対策としてはとりあえずの対応はできているだとか、そういう方が多い状況にはあります。しかし、そういう方でも、やはり一方で3年以内に接続ということを前提として了解をされていることですから、その責任を果たしていただくということが必要になりますので、具体的にどういう格好でやるか、さらに一層検討して、1つでも2つでも、そうした対策を出していくことが必要だと。今ご指摘のように、早く接続をされた方への信頼性を確保するという観点からも、そうした取り組みが必要だというふうに考えておりまして、何とか早くその辺の方向、検討結果を出したいというふうに努力しているところであります。


◎議長(森 利秋) 人数のことはわかりますか。


◎町長(藤原久嗣) 現在の、ちょっと人数はあれですが、先ほど言いましたように、接続率でいきますと香住区が52.3%の接続率、ですから未接続件数が2,068、村岡区が接続率71.6%で未接続が734、小代区は接続率67.6%で未接続件数は285、香美町全体で接続率60.4%で未接続が3,087件ということになります。大体戸数ですが、ますの数ということです。
 先ほど言いましたように、村岡区、小代区はもう3年経過をしておりますので、この未接続というのは、そうした高齢者夫婦だとか、いろいろ事情があることが多い。香住につきましては、まだこれから接続するという部分もかなり入っておりますので、この数字をもって問題だというふうなことで、若松以北とこちら地域とは分けて判断をして対応していく必要があるというふうに考えているところであります。
 いずれにしましても、合計60%の接続率を、この10年近い28年までに80%に上げるということを目標にしておりますので、そのための具体的な対策を、各区ごとにその事情に応じた対応策をとりながら、全町的なご指摘のありましたような制度もつくれないかどうかと、そんな検討も早急に答えを出す方向で進めていきたいと思っているところであります。


◎議長(森 利秋) 寺川秀志君。


◎寺川秀志(3番) 先ほど合併浄化槽のことを言われましたけど、今、何か自民党も民主党も合併浄化槽は本管につながなくてもいいような検討を、法令化するようなことが、何かネット調べたら載っていましたので、その辺もなかなか本管につなごうかなというようになるかも、ちょっと疑問に思っています。
 そういう中で、下水道本管工事といえば、最近、以前には同僚議員も言っておられたんですが、立ち退きに対する問題で、また最近そういう話を聞きまして、立ち退いたところが本管工事していないから、どうしてくれるんだという話が、町長もご存知だと思いますけど、そういう話、よく聞くんです。当然、立ち退いたとき、いろんな場合でも、新しいところにシヨウしていく場合は自己負担、今までから水道の配管も電気1つにしても利益を得る人が当然出して、後から来た人がそれを利用するのも、当然、これは言い方はおかしいですけど、仕方ないことなんです。その辺の立ち退きしたのやから、何で補償を見てくれんということを何かよく聞きますので、その辺はきっちり説明をしてあげないとね。それで、もう一つ、補償の中にも、何かそういう整備の補償も入っとるようなことも聞きますんで、その辺はしっかり、直接は今のは県の関係ですから、町が関係ないんですけど、どうしても本管の関係したことだから町に来ますわね。その辺、やっぱりきっちりと説明してあげて、納得をされるように、そこでまた考えを曲げてもらったら、またいろんな面で不公平感が出るんですわね。その辺の対応をどのように考えておられるか、ちょっとお聞きします。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 細かな問題は別にしまして、町民の皆さんから、そうした今ご指摘のような本来の当初に接続ができない状況ないしは後で変更されるというふうな場合の取り扱いについて、おかしいんではないかというふうなご意見も聞いております。基本的な考え方についてご説明をしておりますが、住民の皆さんは、その住民の皆さんの立場でご判断されるので、なかなか納得されないというふうなケースもありますが、十分な説明をし、なおかつ、それが直接町の問題以外の問題であっても、町民の皆さんのそうした不安や不審ですから、町として全体的なお答えをしていくような努力をしていかなきゃならんというふうに思っているところであります。具体的な、ちょっとお答えはまだできませんけども、要は十分理解をいただくように制度の趣旨等についての説明を含めて、一層きちっとやっていきたいというふうに考えております。


◎議長(森 利秋) 寺川秀志君。


◎寺川秀志(3番) もちろん、質問、確認的なことになるんですけど、今現在は当然、これから本当にいろんなことで立ち退きの、県の工事で、今の小学校のところとか、それから森バイパスの関係ありますわね。その辺も、事前にそういう話をされてあげんと、協力して移転したのに、何で自分らで金を払わんならんという話になってきますから、だから、そういう話はきっちり事前に納得してもらっていくように、下水道課ですかね、事前にわかりますから、自分たちも担当課も、工事のどこのどう、県といえどもわかりますから、その辺をきっちり説明する責任があると思いますので、その辺の考えをもう一度お願いします。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) そういう、今言われましたように、県の事業との絡みだとか、そういう他の機関との関係のあることにつきましては、単に下水道の部分だけが町の仕事だということではなくて、町民という立場で考えて、いろいろなご説明や仲介といいますか、そういうことも含めて、より一層やっていくことが必要だというふうに思っておりまして、職員にも、そういうふうな方向でより一層進めるよう指示をしているところであります。


◎議長(森 利秋) 寺川秀志君。


◎寺川秀志(3番) それでは、3点目に入りたいと思います。


◎議長(森 利秋) 寺川秀志君、質問の途中ですが、ここで暫時休憩をいたします。
 再開は11時10分といたします。
                             午前11時01分 休憩

                             午前11時10分 再開


◎議長(森 利秋) 会議を再開し、一般質問を続けます。
 寺川秀志君。


◎寺川秀志(3番) それでは、3点目の通学路の除雪対策について質問をいたします。
 冬にはまだ早いですが、今のうちに問題提起をして、予算計上のときの判断材料にしていただきたいと思い質問をいたします。
 積雪時の児童の通学路、わき道は、時間帯を考えると除雪されていない状況下での通学、通行になっており、積雪を考えると歩行が困難で危険であります。これから冬に向かいますが、今現在、通学路の危険な状況をどれくらい把握されているか。また、過去には転んだとの話もあり、事故が起きてからでは遅い、そしてわき道はお年寄りも利用されることもあり、危険回避のためにも簡易な方法での消雪工事を施工する考えはないでしょうか。町長の所見を伺います。
 また、教育長には、冬季通学の現状をどうとらえておられるか、所見を伺います。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 除雪対策につきましては、できるだけ住民の皆さんに支障のないようにということで、いろいろと工夫をしながら取り組んでいるところでありますが、どうしても小さい小路のようなところにつきましては除雪機が入らないとか、また、いろんな面で難しい問題もありまして、そういうところを子供たちが通学路として使っている場合に、今ご指摘のような問題が起きる可能性があるというふうに思っております。したがって、秋の段階において学校やPTA、警察、町などが一緒になって、そうしたそれぞれの学校・幼稚園ごとの通園通学路について問題がないかどうかということをパトロールといいますか点検をして、必要な対応をしなきゃならない部分については対応するというふうな取り組みはしているところであります。
 しかし、実際に雪が降る程度にもよりますので、現実問題として、今議員がご指摘のような、いろいろな通学通園上の支障が生ずるというようなことも起こる可能性はあるんではないかというふうに思っております。したがって、事前の対応を十分に今まで以上に行うと同時に、やはりその雪の降っている状況のたびごとに、状況を絶えず見ながら必要な対策もとっていくということをやっていかなければならんのではないかなというふうに思っております。現在も学校・幼稚園等で当然のことながら生徒・園児が通学通園をするところについては、雪が降ったときには職員が出ていって、状況を見ておるようですけども、そうした態勢を、さらに一層強化をしていかなければならんというふうに思います。
 ご質問の、そうした狭いところについて、簡易な除雪方法等がないかどうか。今、特に香住の地域にあっては、主要道路以外のところについては消雪装置も地下水が十分出ないというふうなところからできていないというふうな部分もあります。加えて、狭い道の場合には、そうした対策がどうしてもできない。簡単な方法としては、何か浅井戸を掘って、そこから配水をして、穴のあいたようなノズルのようなもので水を流すというふうな方法もあるようです。しかし、通学通園というルートがたくさんありますので、冬のある一時期だけのために、そうした整備を行うというについても、やっぱり費用の面でも問題がある。
 したがって、現在は主として通学通園になっているところで、そうした除雪が十分できない狭いところについては、その地域の家庭の方や関係の皆さんにご協力をいただいて、できるだけ通学通園をする時間までに子供たちが安全に登校できるような除雪をしてもらうというふうなお願いをしているのが実態であります。この辺は一層十分連携を密にしながら、具体的な事例として問題が起きないように、一層の対策を講じてまいりたいというふうに考えているところであります。


◎議長(森 利秋) 教育長。


◎教育長(清水 忠) 議員ご指摘のように、冬期間の通学、下校で一番大きな課題は児童・生徒の安全確保ということでございます。そのときに、大体バスで通っている生徒はまあまあとして、徒歩通学の児童・生徒がやっぱり課題になってくる。そのときに、いかにして安全を守るかということは、もう最大の課題ですので、学校は安全教育を徹底すると同時に、保護者の皆さんにも協力していただいております。なおまた、先ほど町長がお答えになったように、地域の皆さんに除雪に協力をいただくとか、あるいはそれ以外に、親として、地域の人として、安全確保のために見回りをするとかして、多くの人の協力を得て今までのところはおおむね、というよりも事故なしに冬を過ごしております。今後も安全安心のために、除雪というだけでなくて、小代には小代の課題があり、村岡は村岡、香住区という浜のほうにも、やはりそれぞれの課題を持っておりますので、地域の安全安心に関する教育課題は何であるかということを学校でも十分徹底していただいて、適切な指導をしていきたいと思っております。これからも、安心安全確保には最大の努力を図っていきたいと思います。


◎議長(森 利秋) 寺川秀志君。


◎寺川秀志(3番) 先ほど町長はパトロールをしていると言っておられましたけど、冬の現状、パトロールされているという認識がないんですね。パトロールをされているのを見たことがないんですけどね。
 それで、私の言っとる中で、特定の場所もあるんですけど、そこは近所の方がそう言われるもんで、それは原則、近所がとられたらきれいにあくんですけど、その辺が時間帯もあるでしょうし、その幅にもよるでしょうしね。うちの前なんかは、今うちの前の話をするのは、それは前提には入っていないですけど、そこも通学路になっているんです。かなりの広い道で、なかなか道が、周りに家がないもんで、全然とられていないんですね、雪が。自分ところは業者がとってくれますから、自分の家はなるんですけど、そういうところはもちろんですが、今の家と家のはざまのとこら辺がなかなか、そこも通学路になっとるから、その間が本通りに行くまでに不都合あるということを近所の方が言われまして、何遍も言っとるけど何ららちあかんということで、もう一遍ちょっと問題提起せなあかんという感じがしておるんです。
 その辺、今度、PTAになるんでしょうけども、雪のときに本当に現場を把握されて、どのような考えを持っておられるかというのを聞いておられますか。その辺は教育長にもなると思うんですけど、自分自身は保護者会の人が冬に積雪の部分をチェックして回っているのを見たことがないんですけど、その辺をどのように考えているのか、もう一度ちょっとすみませんけど。


◎議長(森 利秋) 教育長。


◎教育長(清水 忠) 家を出てから、例えば香住区だったらどこへ集合して、大体この通学路を通っていくという通学路をつくっています。家を出てから、そこの集合する場所まで行くまで、全部道を除雪してあるかといったら、これはなかなか狭い道ですから、難しいところもあろうかと思います。これは、もう町に頼るまでに、私どものほうもPTAのほうもお互いに協力して、雪をとらなくても踏み込んで固めるやるとかという方法もあろうと思うし、雪の中を短靴で歩くんではなくて、冬のブーツを履いて歩くような指導をしていくとかして、安全確保という面から最大限の努力をしております。
 それで、例えば長井のほうから出てくるときには、歩道のほうが除雪がしていないというときがあります、行くときには。そういうときには、保護者の方が引率してついていただくなりして安全確保をすると。あるいは奥のほうに行きますというと、除雪はしてあるが屋根から雪が落ちてくるという危険性もあるとか、あるいは除雪用、消雪用の水が川のように流れてくるところを、どのようにして行くかということは適切に見ていただいて、学校にその都度報告していただいておると。見守りだからといって、いつでも道を点検して歩くんではなくて、通る人が、ああ、今日は子供のためにこれは都合が悪いということがあったら学校へ通報していただくとか、いろいろな方法で私どもは安全に十分配慮しています。


◎議長(森 利秋) 寺川秀志君。


◎寺川秀志(3番) そうした中で、教育長、冬の通学の靴のことですね。例えば積雪が何センチまでは運動靴がいいとか、何センチは長靴履けとか、そういう何か指導なんかされとんですか、ちょっとその辺。


◎議長(森 利秋) 教育長。


◎教育長(清水 忠) 靴で何センチ雪が降ったら、どんな靴で、どんな温度が下がったら、どんな底の靴を履けというようなことはしていませんが、但馬におって雪が降るとか、天気予報を見て、今日降るなと思ったら傘を持っていくなり靴を変えていくといくというのは、これは当然の生活力のことであり、危機管理能力といいますか危機予知能力、そういうものも今日の子供には指導していく必要がありますが、ルールとしてそこまで決めておるわけではありません。指導はしております。


◎寺川秀志(3番) 終わります。


◎議長(森 利秋) 以上で、寺川秀志君の一般質問を終わります。
 引き続き一般質問を行います。
 岡田公男君。


◎岡田公男(10番) 岡田公男でございます。第31回9月定例議会に当たり一般質問を行います。
 観光産業についてでございます。
 町長は、平成18年1月26日から28日のまちづくりに関する町政懇談会でまちづくりの重点的施策として、1つ、多彩な資源を生かした観光対策の推進、まちづくりを進めるに当たっては産業の振興による地域の活性化を図っていくことが必要であり、観光産業はその先導的役割を担っていますとあります。2つに、山と海との特色ある産業の振興、主要産業の漁業・水産加工業・畜産業の経営安定化策を強化し、観光振興への普及効果を高めていきます。商工業は、商工会を中心に地元消費拡大を図り、商店街の振興対策を推進しますとして、このような特色ある山と海の資源を生かし、農林水産業、・製造業・商業・観光の幅広い産業間連携を促進し、資源循環型、地産地消型の産業の育成に努めますとお示しされておられます。
 そこで、1つ、山と海の観光施策、産業振興をどのように今日評価されていますか。現行でよいと考えておられますか。2つ、山の観光地の実状をどのように認識されていますか。山を生かした四季型観光を具体的にどのように進められますか。支援策を講じる考えはありませんか、お伺いいたします。


◎議長(森 利秋) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。
 町長。


◎町長(藤原久嗣) 岡田議員の観光対策についてのご質問にお答えをします。
 議員からもご披露いただきましたように、私は、新しい香美町の活性化を図っていくためには、それぞれの漁業や水産加工業・畜産業・農業というふうな各産業の振興を図ると同時に、それを観光というものでくくって相乗効果を上げた一体的な地域振興を図っていくことが必要だと、そうした基本的考え方のもとに町政の推進を図っております。したがって、観光の振興を図っていくことが、とりもなおさず各産業の振興にも直接関係が深くなるということで取り組んでいるところであります。
 ご質問の、海と山との観光という観点から、海の海水浴、カニすき、山のスキーや夏山、これらをそれぞれ観光客を多く呼び込むと同時に、そこに単に海の観光のときには香住地域のそうしたほかの産業との連携だけではなくて、村岡・小代地域のほかの産業との連携、具体的には畜産とか農業とかの連携も図っていく。山の観光対策のときにも、逆にスキー客に香住の新鮮な魚を提供するというふうな形での海と山との連携を図る、そうした仕組みを1つずつ構築しながら進めてきているところであります。まだまだその対策は不十分でありますので、これから一層強化をしていかなければならないというふうに思っておりますが、そうした中で、こうした日本全体の産業の低迷とか、いろいろな国民の価値観の多様化などがありまして、観光客全体が少し減りつつあるというふうな状況にあります。したがって、これからはとりわけ山と川と海という多彩な資源を持っている香美町は、香美町ならではのこうした観光魅力を強調して、ほかにもある中の1つではなくて、香美町しかないというふうなことを強調しながら観光対策を進めていく必要があるんではないかというふうに考えておりまして、そうしたものについて、ひとつ取り組んでいるところであります。
 具体的には、それぞれの山や川や海の自然景観を生かした対策をとるために、よく例に出しておりますが、香住であれば夕日というふうなものを、今まであんまり取り上げていなかったんですが、そうした今の人たちの感動を呼び込むような観光資源をクローズアップするというふうなことを取り組む。それから、最近では山陰海岸ジオパーク、地質という観点からのすばらしさを売り込むというふうなことも含めて、そうした対策を講じているところであります。
 また2つ目には、カニや但馬牛というものをより強くアピールするということで、昨年からカニの場合には、カニ検定の制度をとりまして、今年もまたカニ検定を行う。これは、1つの○○検定というのを、例えばカニ検定というのをやりますと、ほかの地域は同じカニ検定ができないというふうな、1つの慣行がありますので、カニの本場・香住ということを強調するというふうな意味で、そうしたことをやりたいというふうに考えております。また、山の但馬牛につきましても、吉兆問題をはじめ、但馬牛がクローズアップをしておりますので、この際、但馬牛の本場・香美町が、単に繁殖をする但馬牛だけではなくて、肉としての但馬牛の本場であるということを強調するための取り組みをということで、今年度からご案内のとおり山の祭典としての但馬牛食まつりというのを今年から取り組むことにして、11月の1日、2日に第1回の開催をしようということで、今、関係者の皆さんにその準備を進めていただいているところであります。
 そういう問題と、さらに3つ目には、単に来て、見て、食べて帰ってもらうという観光だけでなくて、自らそこで、その自然を生かして体験をしてもらうというふうな体験交流型の観光も進めていくために、いろいろな今まで以上の、特に夏山を中心とした活動をしてもらおうというふうにしているところでありまして、幸い、国が兵庫県の自然学校の全国版のような形で今後、小学生を1週間程度、そうした自然のところに来させていろいろな活動を行う、子ども農産漁村交流プロジェクトという制度がありますので、既に香美町全体のそれぞれの地域をこのモデル地域に指定をしてもらって、そうした多くの子供たちに来てもらう観光ということについても取り組みをしたいというふうに考えているところでありまして、まだまだいろんな対策を講じていかなければなりませんけれども、香美町において活性化のより可能性の高いのは観光振興であるという観点から、特色のある香美町ならではの観光対策をこれからも進めていきたいというふうに考えているところであります。
 その中で、2番目の山の観光についての問題です。議員もご承知のとおり、村岡・小代地域の山の観光の中心はスキーですけれども、このスキーが、1つには気象状況が変わってきて、雪が必ず多く降るというふうな保証がなくなってしまった。それから、スキー客そのものが今までのような雪質がよければどこまでも行くというふうな状況ではなくて、非常に多岐にわたる選択をするようになってきた。あわせて、道路がよくなったことによって、これは海水浴でも一緒ですけれども、スキーに来ても泊まらなくて帰るというふうな格好になっております。我々の観光は、単に多くの国民の皆さんが来ていただいて、楽しんでいただいて帰っていただくというんでなくて、それが産業として成り立つには、一般的な言葉で言えば地元に収入が伴わなきゃならん、それはやはり宿泊を伴う観光だというふうに思います。したがって、宿泊を伴う山の観光を、どうこれから組み立てていくかというのが一番の課題ではないか。
 そのためには、先ほども言いました但馬牛まつりのような、食べるということを1つ入れることによって、食べる場合には、単に昼間来て食べてもらうのもありますけれども、宿泊をして食べてもらうということが多くなりますので、宿泊型観光の1つではないかなと。そういう意味では、但馬牛や食まつり、小代ではスッポン料理やチョウザメ料理もできておりますし、村岡でもいろんな山菜料理も取り組んでいただいておりますから、そういうものをより一層高めていくことによって、それに付随をしていろいろな交流・体験を行うようなイベントも積み重ねることによって、より香美町ならではの観光客誘致が進めるんではないかなというふうに考えているところであります。
 さらに、ご提案もありました地産地消的な意味でも、そうした中における食材を、地元の香美町の食材を極力使っていくというふうなこと、山においては香住の新鮮なカニや魚を使う、香住にあっては但馬牛肉を食材として使う、そうしたことも十分できる地域でありますので、こうした取り組みも今一歩ずつ進めているところでありまして、こうしたことを、より一層観光関係者の皆さん、町民の皆さんと一緒になって進めることによって、より観光振興としてほかの地域よりもすぐれた対策がとれる可能性を秘めた地域であるというふうに思っておりますので、精いっぱいの努力をしたいと考えているところであります。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 岡田公男君。


◎岡田公男(10番) 町長の基本的な考え方、方針は、当初からお聞きいたしておりますが、そういったものがぶれていないということを今の答弁でお聞きいたしまして、今後もそういったものを揺るぎなく、やはり観光といえども攻撃型でいかなければならないということも言われるお方もおられるわけでございます。
 そういった中で、村岡区の山間地、ハチ北高原、そういったところにおきましても頑張っておられる町民の方々がおられます。自然を壊さない、自然環境の保全に努めながら努めていく意識で交流人を増やしていこうということで、地道に取り組んでおられる方がおることは、よく承知していただいておると思います。そういった1つの中でも、自然を、小川を、清い水を利用してアマゴなりマスのつかみ取り、それを焼いて、刺身にして食べる、そうめん流しをして子供も大人も山峡で楽しんでもらう施設を経営しておられる方もあります。また、ボタン、200種類以上、1,100株以上で、高原でありますので、関西でも最も遅い開花ということでの取り組みを、いろんなそういった産地に出向いて勉強して増殖を図るというようなこと、また、そして最近、いろんなところで取り組みがなされておりますが、休耕地等を利用してのハスの栽培、その方もハスを使えなくなった風呂おけというようなものを利用しての取り組みをされて、大勢の方が来ていただいて、そういった高原の中で心を和ましていただくというような取り組み、それから、美しい自然、高原の谷間で清楚で純白の花、ミズバショウの里をとして、守ろうハチ北の大自然、珍しい貴重な山野草、ササユリ、タカサゴユリ、カタクリ、フクジュソウなど、手近なところで、そういったものを楽しんでもらいたいというようなことでも頑張っておられます。やはり、そういった地形を生かしての農業が、農業振興といっても、なかなか難しい、口だけが先行していくと。それに伴わないのが今日の農業形態であると思います。そういったことの中にあっても、段々田んぼを利用して家族単位のオーナーによる棚田交流などにも頑張ろうということも取り組みとしておられます。
 そこで、高原の魅力をより高めようと意欲を燃やして頑張っておられる状況を踏まえて、行政は観光産業をこれからどう守っていくのか。その方たちが言われるのでは、今の町行政に財政的なものを求めても無理であり、希望は持てない。だから、そういった金を求めるものでなく、期待できないから、やはり金を使わないで知恵を使うことと認識しておって頑張っておるけど、個人的にはやはり限界があるんだと。
 そこで、行政支援としては、やはりそういった観光地の状況なりを見て、誘導というか、そういった方向へ持っていく誘導策、それから助言・相談に乗っていただく機能を求めるんだということを言われておりまして、やはりそういった観光産業を担当する者が、実際のそういった現場、そういった状況に出向いていただいて、いろいろと実態を見ながら、そういった機能を果たしていただきたいということが言われております。企業が利用している基金の活用が田舎に利用できるようにならないのか、やはりそこには、そういったことでの自然を守っていく、環境をよくして保全していくために、そういった趣旨の基金があるというようなことから、そういったものへの行政の役割を果たしていただきたい。
 それから、やはり都会の人は、田舎がよい、田舎にふるさとがある人はよいなあというようなことの中で、何を望んでいるのか、そういったことで、先ほども申し上げましたように、現在あるものを生かしていくと。そして、生活文化、この恵まれた社会にあっても、やはり何といっても水の源流を大切にすることである、そういった山の自然、秘めたるそういったことを十分とらえて、いろんな面での観光名所というか、観光地への誘導策を講じていただくべきだということがあります。
 そういった中にも、いろいろと香美町全体、広い香美町ですので、そういった中にあっても、村岡区にあっても、例えて言えば秘めたる山峡の地というか、熊波渓谷、あそこの断崖絶壁というか、天気の日、雨の日に行っても、やはり何か変わった情操を呈する、そういった熊波渓谷等を観光地として誘導する。先ほども言っておりますように、金を出せではない、そういった方向づけなり誘導策を講じていただくことが大事ではないかというところでございます。
 恵まれた自然の山林の中にある、当初も申し上げましたが、ハチ北高原には奥深い地に既存の施設があります。それをやはりよみがえらせていくということが大事ではないかと思います。キャンプ場、それからグラウンドもあります。ですが、そういった立派な施設があっても、現在、道路整備、でこぼこの路面、そこに通じるまでの待避場所が整備がされていないということで、平成19年、20年度予算でも、道路の補修ということで各区を通じて、そのような町道等への施策を講じられておりますが、それだけではとてもできないというようなことで、やはり車両がすれ違いできるようにという、これが1つの春から秋の終わりまで訪れる観光客、入山者が困っているということへの対応が求められておるところでございます。
 そういった面での、道路も改修してくれと、新しくしてくれということではないようで、それはできるならば最善でございますが、そういったことでの、観光産業といっておっても、実際の状況を見て、やはり効果が上がるものについては、そういった対応策を講じていただかなければならないと私は思うわけですが、まず、この点について町長のお考えをお伺いいたします。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 先ほどもお答えましたように、どちらかというと山のほうの観光がスキー中心の観光ということで、町もそれに頼っておったというふうなことについての反省をする上で、やはり四季型観光として、持てるたくさんの資源を有効に生かした対策を早急に取り組んでいかなきゃならんというふうに考えております。そのスタートとして、今年から山の祭典というものを取り組んでいこうというふうな位置づけをしたところでありまして、この考え方には、村岡・小代全体、山の地域を魅力あるそれらの資源を生かして、多くの京阪神からの観光客を呼び込もうということですが、その中で今、岡田議員もご指摘のように、村岡区内には特にいろいろな資源が多様にありますし、またそれらを生かした住民の皆さん自らの取り組みがたくさん行われておりますので、それらの現状を十分に活用させていただきながら、町として対策を講じていくことが必要だというふうに考えております。
 そして、そうしたいろいろな資源のネットワークを図ることによって、観光客の皆さんには、例えば、そうした自然の花を好きな人には、花のコースを回ってもらう、それから滝なんかの好きな人は、滝のコースを回ってもらうというふうな誘導方策も含めて考えていく必要があるというふうに考えておりまして、それらを進めていくためには、地元の積極的な取り組みをされておられる観光関係者の皆さんのご意見を十分聞かせていただきたいというふうに思っているところであります。
 今まで各観光以外の、業界も含めて直接そうした業務に携わっておられる方のご意見を聞くということで、各業界ごとに意見を聞いておりますが、観光関係につきましては、観光協会を窓口にしてお聞きをすることが多くあります。村岡の場合、観光協会と直接そうしたハチ北を中心で山で取り組んでおられる方との、少し状況の違いもありますので、我々の反省として、観光協会プラスそうした直接携わっておられる方々にも直にお集まりいただいて、ご意見も聞かせていただくという中から、村岡地域における観光資源の生かし方については、早急にその組み立てをしていかなければならんというふうに思っているところであります。
 その中で、町も、財政的にはご心配をいただいておりますが、それなりの対応のできる部分については対応をしながら、やはり今しなきゃならないことについては、やっぱりやっていくという姿勢のもとで、いろいろな対策を講じてまいりたいというふうに思っているところであります。
 これから、少しおくれておりますけれども、そうした山の四季型観光については一層力を入れて取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。


◎議長(森 利秋) 岡田公男君。


◎岡田公男(10番) 町長のそういった前向きなお考えをお伺いいたしました。当初にも申し上げましたが、町長は年間数回こういった山奥にも来ていただけて、実態を把握してもらえとるということで、そういったことも述べながら、今後も先ほどのご発言のようにやはり前向きに、そういった整備していかなければならないところというようなことでの今後の取り組みを求めておきます。
 それから、平成16年に法人になっております有限責任中間法人としてハチ北高原自然協会でございますが、ここが昭和42年にハチ北高原を開発ということで取り組みがなされております。当初は、瀞川平自然協会として発足され、翌43年からそのような論議を重ねての歩みをしていこうということで、ハチ北高原自然協会として改称して、以後取り組んできて、民宿の最高時には50戸から53戸、またリフトも12基というようなことで、平成3年には入山者が32万255人、入山車両が8万719台というようなことで成長を遂げてきたところでございますが、それ以後、だんだんと減少をしておるというような中でですが、やはりこのそういった危機を何とか乗り切って、町の活性化、そして地域の振興・発展にということで、それの1つの拠点といいますか取り組む母体が、先ほど申し上げました有限責任中間法人ハチ北高原自然協会でございます。
 これが、やはり一昨年ですか、スキー場等への除雪費を負担、これは大きな負担であると、大変であるということを言っております。やはり観光地・スキー場には道路整備というものが一番重要なところでございます。そういった中で、県道茅野福岡線、現在はハチ北大笹、そこから中大谷までの間は、この協会が除雪を行っておると。しかしながら、中大谷から福岡までの間は、これは当然、県が委託でございます。それから、町道の国道9号線ハチ北道の駅から県道茅野福岡線に接続するまでの福岡竹部線、これがそういった業者委託で行われておるという中で、こういった法人化したという中で、これからスキーヤーがスムーズに安全に夜間いつでも入山できるためには、この除雪業務を希望しておるというようなことがあります。
 これはいろいろと難しい面もあると思いますが、国でも、県でも、町でも、今日の行政報告にもありましたが、いろんなそういった業務委託、入札事業ということでの改善がなされておりますので、そういったことで、ここがそのような参入ができるべく、県それから但馬県民局、新温泉土木事務所等にも、やはりそういった申し入れ等の役割を果たしていただくことが大事ではないかということをしながら、担当者が直接いろんな香美町内の観光地等を見て回って、そうした積極的な取り組み姿勢というものを示しながら、またこの自然協会の意見をよく聞いていきながら、これからの香美町発展に向けての行政役割を示してほしいと思いますが、その点についていかがでしょうか。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 先ほどもお答えしましたように、特に村岡地域におけるいろいろな観光対策につきましては、観光協会とあわせて、今お話のハチ北高原自然協会の皆さんの対応していただいている役割というのは非常に大きなものがあります。特に積極的に自ら進んでいろんな対応をし、またイベントもたくさん取り組んで、その活性化を図っておられるという状況にありますので、これからの取り組みにつきましては、今まで以上にこうした自然協会の皆さん方のご意見も十分聞かせていただきながら、全体としてどういう方向へ進めていくか、その中で地元が分担すべきこと、観光協会が受け持つこと、町が受け持つこと、それらの役割分担をしながら進めていかなければならんというふうに思っております。
 さらに、先ほどちょっと村岡の話ばっかりになりますが、基本は、村岡と小代という山の観光という連携も含めてしていきたい。したがって、村岡地域における観光の振興、小代地域における観光の振興、それぞれを具体的にご相談をしながら、それらが連携、さらに村岡・小代全体の連携も含めて、山の魅力を多くの京阪神の住民の皆さんに発信していくという努力をしてまいりたいというふうに思っているところであります。
 除雪の問題をはじめ、具体的なお話もありましたが、そうした中で、町と協会とが分担できることについてはやらせていただくというふうな基本的スタンスの中で取り組んでまいりたいというふうに思っております。


◎議長(森 利秋) 岡田公男君。


◎岡田公男(10番) 除雪につきましては、私の今日の立場では、また12月議会で同じことを質問させていただきますが、その中に、このことが、それまで具体的な県とか、そういった面での考え方、それから町としての町道のそういったものが進んでいなければ、再度その時点でお伺いいたします。
 先ほど町長もありました、やはり自然学校とか、そういったことでの山、民宿と、そういったものを利用してというようなことでございます。今現在は、県立兎和野野外教育センターと、それが主になっている、あそこは施設も整っておりますが、それも大事ですが、やはりそういった町内の民宿等も利用してということでの具体的な面への取り組みも求めるものでございます。私は、何も村岡区だけのことを申し上げておりません。やはり香美町全体の観光産業が、当初にもありました、町長も言われております、農林・畜産・漁業とのつながりで、それを、やはりそこにあってはもうけなければなりません。もうけるために、どうすればよいか。ただ、表面的での表現なりではなくして、そのものが実を結び目的が果たされるという方向での前進していく方策、処置がとられることを求めて、この項の質問を終わらせていただきます。


◎議長(森 利秋) 町長、答弁よろしいか。
 岡田公男君、続けてください。


◎岡田公男(10番) それでは次に、町民の日常生活に欠かすことのできない家計に直接影響を及ぼす上下水道料金改正でございます。
 このことについては、合併協議会の協議項目に基づいて4年目に統一化を図るとの決定に基づき、平成19年12月、香美町上下水道料金改定検討委員会を設置、8回にわたり協議が行われて、平成20年3月末に提言されました。各団体の代表である委員による町民の意見を十分得られたものとして、改正案をもって10会場での町民懇談会で説明、7月臨時議会で条例の一部を改正する条例を定めることについて可決しているところでございますが、10月より新料金による徴収が本当に円滑に行われるか、健全運営が行えるようになるのか、心配するものでございます。
 そこで、1つ、3区の町民が上下水道料金改正に理解を得られましたか。2つ、料金改正により第3次改定、平成26年度から28年度末で赤字解消健全運営が確実に行われますか。3つ、下水道接続率80%は達成できますか。達成するための方策について具体的にお示しください。基金がなくなり、借入金返済額が増加し、赤字額の増大、重なる料金改正到来の懸念はありませんか。4つ、水道施設の老朽化による上水道施設整備建設が必要とされてまいりますが、収支均衡、財政両面から計画を根本的に見直す必要はありませんか。質問通告8月25日に行っております。その後、8月27日、町長より独居老人世帯に対する減免の取り扱いについて文書をいただいておりますが、独居老人世帯の適用だけでなく、私は集落の公民館・集会所についても適用することが必要と考えます。そこで、5つ、減免処置をどのように説明して理解を得るものですか。見直し検討の必要があると考えますが、どうですか。町民公平性について、基本的考えをお伺いいたします。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 質問の途中ですが、ここで暫時休憩をいたします。再開は午後1時といたします。
                             午後12時01分 休憩

                             午後 1時00分 再開


◎議長(森 利秋) 会議を再開いたします。
 午前中に引き続き、一般質問を続行いたします。
 岡田議員の質問に対しての答弁、町長。


◎町長(藤原久嗣) 岡田議員の上下水道料金の改正に伴うご質問にお答えをしたいと思います。
 まず1点の、町民の皆さんが今回の改正について理解をされているのかどうかということであります。今回の料金改定に当たりましては、まず町民代表の皆さん方に委員に参画をしていただきながらご検討をいただき、1つの方向を出していただきました。それをもとに改定案をつくりましたが、加えて4月、5月には、まず各区長さん、自治会長さんに3区別にご説明をし、ご理解をいただくという取り組みをいたしました。その後5月には、町政懇談会で各会場ごとにご説明をして、町民の皆さんの意見もお聞きしたという状況であります。そうした中で取り組んできました。8月28日に最終的な今回の改正について全世帯に、それぞれの考え方、それから具体的料金等についてパンフレットにしてお配りをしたというふうな手順を踏んだところであります。全世帯にお配りをしました後も、特段の問題についての住民の皆さんからの声も聞いておりませんので、すべてご理解いただいたとは考えておりませんけれども、おおむね今回の料金改正について、その状況から見てやむを得ないというふうなご理解をいただいているんではないかな、そんな考え方をとっているところであります。
 2番目の料金改正によって3次改定で健全運営、赤字解消がなされるのかというご質問でございます。今回の料金改正に当たりましては、おおむね10年後、28年度に健全化を図るということを前提にして、それまでの間の主要な経費等を積み上げて、その経費を賄うのに料金を幾らにしたらいいかというふうな形で検討をいたしました。具体的には、28年度末で水道会計が4億1,000万円、下水道会計で16億8,000万円の赤字が現行の料金でいきますと想定されますので、これを3次にわたる改正によって段階的に補完をし、28年度末で収支均衡を図るというふうな計画をしたところであります。したがいまして、予測せざる大きな問題が今後起きるとするなら、そのときは問題ですけれども、おおよその問題点については、すべて含んで見通しを立てておりますので、28年度末に赤字解消が図れるものというふうに考えております。ただ、そうはいっても10年近い長期にわたる問題ですので、これからの運営に当たりましては、毎年点検をしながら、その28年に向かっての年次計画が確実に達成できているかどうか、そうした検証も行いながら取り組んでまいりたいというふうに考えているところであります。
 3点目の下水道接続率80%の達成が可能なのかというご質問でございます。午前中にもご質問がありましたが、現在の下水道接続率は町全体で60.4%、香住区が52.3、村岡が71.6、小代区は67.6というふうな状況です。香住区の52.3につきましては、まだこの春に面的整備が終わったところなども含めて、3年以内に達していないというところが香住の処理施設の中の約3分の1ぐらいを占めておりますので、これらについては自主的に接続をしていただける方も多くあるんではないかというふうに考えておりまして、そういう中における接続率向上への取り組みをさらに積極的に取り組んでいきたいというふうに思います。村岡・小代につきましては、アンケート調査で具体的にどこがどういうご理由で接続ができていないかというふうなこともわかっておりますので、そうした個々の問題点をとらえながらご相談もしながら、早く接続していただくというふうな取り組みを進めていきたいというふうに思っております。
 以前からそういう取り組みをしておりまして、例えば村岡でもこの1年間で50軒ぐらいの接続が行われておりまして、小代でも20軒ぐらいの接続が行われているというふうな状況で、毎年順次接続をしていただいておりますので、その速度を早めるように職員総出で対応してまいりたいというふうに考えているところであります。また、香住区にありましては、これも午前中にもお答えしましたように、水産加工場のウエイトも多くありますので、水産加工場全体として早期の接続をしていただくよう、産業対策も含めて協議を進めてまいりたいというふうに考えているところであります。そのために、これもご説明しましたが、ペナルティ的な対策は今すぐにはとれませんけれども、接続促進を図りますために、接続3年以降の方についても、この10月から3年間に限っては接続する費用をお借りされた場合の利子補給、1%以内の利子補給も、新たに制度としてつくったところでありまして、こうした取り組みを、さらに一層説明をして対応してまいりたいというふうに考えております。
 また、借入金の返済額が増加して赤字が増大するような心配はないかというふうなご質問でありますが、先ほどもお答えしましたように、基金そのものは21年ぐらいで底をつきますが、その後の足らない部分を料金改正によって補うというふうな計画で料金額を決めておりますので、特別大きな問題がなければ、28年度に赤字解消が図れるという計画で進められるものというふうに考えているところであります。
 4番目の浄水場施設整備等に対応するとするならば、今回の計画を見直す必要があるんではないかという意味のご質問でございますが、今回の計画には、先ほども言いましたように、この10年間のいろいろと必要であろうものを入れておりまして、その1つに香住区の上水道の浄水場施設整備の費用についてもカウントをしているところであります。この問題につきましては、今、香住区の浄水場の水源が大乗寺橋の下の近くのほうで取っておりますが、少し水源が枯渇しそうでありまして、新しい水源確保が必要であります。新しい水源確保が必要になりますと、現在、香住の水は非常に質がいいもんですから、浄水施設をつくらずに、単に貯水配水施設だけで行っておりますが、最近におけるクリプトスポリジウム、いわゆるクリプト菌等の問題から、新しい水源を確保した場合には、必ずそうした浄水施設をつくれというのが国の強い指導でありまして、そのことから、今回の水源確保にあわせて浄水施設が必要だということから取り組むものでありまして、これらにつきましては、先ほど申しましたように、10年間の必要費用の中にカウントをしておりますので、新たな対応は必要なく、現在の料金改正の中で吸収できるという状況であります。
 また、簡水の関係では、香住区の余部簡水の水源確保の工事、村岡区で中区簡水の水源確保や浄水場の改修工事、小代区では計装設備の更新工事などが、この10年間で必要になってきますが、これらにつきましても、すべて織り込み済みでありますので、こうした現在考えられる設備改善等につきましても、新たな対応は必要ないというふうに考えているところであります。
 それから、5番目の減免措置の問題につきましては、高齢者の減免措置につきましては、議員へのご連絡はおくれましたが、昨今の高齢者を取り巻く諸状況や議会審議でのいろんな承りましたご意見等も勘案をして、今までの制度の継続というよりも、新たな観点からの制度として、この第1次改正期間に関して取り組むことといたしました。その内容は、全区のいわゆる全町の70歳以上の独居老人世帯を対象にして、今までの対象者だけではなくて、これから新たにその条件が整った場合には対象にするということ、それから、その条件として従来、村岡、小代でとっておられましたのは所得税の非課税世帯というのがありましたが、これを住民税非課税世帯にして、福祉関係施策との整合を図るということにしました。所得税になりますと、税務署まで行って証明を取らなきゃならんというふうな問題もありますから、住民税であれば町として関係課の連携の中でチェックもできますし、また所得税非課税のほうが、若干その状況が有利になるといいますか、対象が増えるというふうな問題もありますので、そういう形をとりたいというふうに思っておりまして、これを第1次改正期間、23年度までに全町で適用することにしているところであります。
 ご意見のありました区の集会所と営農施設の減免につきましては、これは公平性という、ほかの地域、それからほかの料金負担との関係から、今回廃止をさせていただくことになりました。区の集会所の問題につきましては、村岡区の区長さん方からの一部からもお話も聞いておりますので、より十分な説明を近いうちにさせていただいて、ご理解をいただきたいというふうに思っております。また、営農施設につきましても、使用されていないような状況のところもあるように聞いておりますので、それぞれについて今後のご使用についての確認を行うと同時に、使用される場合には通常の料金をいただくというふうな形で十分説明をしてまいりたいというふうに思っているところであります。
 いずれにしましても公共料金でありますので、住民の皆さんに十分ご理解をいただきながら、町全体の大きな問題としての上下水道の料金財政の健全化を図っていくために、ご理解とご協力をいただきたいと考えているところでございます。
 以上でございます。


◎議長(森 利秋) 岡田公男君。


◎岡田公男(10番) 減免処置について、検討委員会でどのぐらいの議論で行われたものであるのか、それから各集落、住民の自治、生活福祉、文化、ふれあいの拠点として公民館・集会所は大切な施設であります。高齢化が進み、お年寄りが寄り添い、だれに気兼ねすることなく、また語り合える集いの場として福祉活動、児童・生徒の健全育成、災害時の避難場所、消防自治などとして果たす役割は大きいと思います。公的施設であっても、各集落、自治が負担する利用料は少額であろうとも、そのことにより公民館の利用回数が減少して、地域福祉、活動、健康福祉が後退すると懸念いたすものであります。香美町として、真に福祉向上を言っていくならば、減免処置について再検討する必要があると思いますが、再度町長にお伺いいたします。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 公民館の使用につきましては、全区に当然ある施設であること、それからいろんな活動をする区の活動の拠点であります。区のいろいろな活動は、その場所としての公民館の問題と同時に、いろいろな活動について共通の費用については、区で負担をされているという中にあって、この公民館の水道、いわゆる上下水道の料金だけ町がその負担を持つということ自身も、少し全体として、旧村岡町、旧美方町における取り扱いとしては、それなりの妥当性が全町域ですからありましたが、香美町全体で考えますと、少しバランス的な面から考えても問題があるのではないか。区の活動における諸費用について、区としてのいろいろなご負担をいただいているという状況の中にあって、この費用についても区で負担をいただくことが妥当ではないか。逆に考えますと、必要とするならば、香住区においてもすべてそれらの費用についての新たな町負担が生じるということを考えますとき、町財政の問題も含めて、そこまでの取り扱いということは全体的な問題として課題が大きいというふうなことから、今回も、いわゆる激変緩和的なものもせずにやめさせていただくというふうな判断をしたところであります。
 委員会においても、そうした内容について、各区ごとに区長会等の皆さんもご出席いただいておりましたが、いろいろな協議の中において、やむを得ないのではないかというふうなご議論であったというふうに聞いております。しかし、個々の区長さん方にとっては、今までの長い取り扱いが変わることになります問題がありますので、十分、先ほど言いましたように、村岡区、小代区については必要に応じて区長会等への説明をさせていただきながらご理解をいただく、そうした取り扱いはしてまいりたいと考えているところであります。


◎議長(森 利秋) 岡田公男君。


◎岡田公男(10番) 大方の町民はやむを得ないと判断されて理解をいただいているということが言われました。そういった中で、先にも申し上げましたが、第29回臨時議会可決後に町長は町民に丁寧に説明して理解をしていただくと、たしか申されましたが、ただビラだけで終わっておるものか、その点、再度お伺いいたしますし、そのチラシの文面の中に、水道料金・下水道料金については合併後3年間は旧町の料金とし、4年目に統一を図ると記されております。これについては、やはり各旧町での、そのようないろんな条件は格差があったことは事実ですが、10月1日より香美町3区とも料金は同じと理解されていないか、その点についても、また香住区と比べまして村岡区、小代区は高い料金となっておる、そういったものを使用者に原因をしっかりと説明されておるのか、その点についてお伺いいたします。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) まず、町民の皆さんに可能な限りの説明をさせていただくということで、段階を追って取り組みをしたいというふうに考えております。区長会の皆さんにも説明が必要であれば改めて行かせていただきますというふうなお話もする中で、料金全体につきましては、もう既に協議の上で決定したことだからいいんではないかというふうなご意見もあってやっておりませんが、今後、例えば特定の区において、もう少しわからないというふうなお話があれば、我々としては進んでご説明に行くという形で、極力ご理解をいただいた上で実行に移るというふうな形をとりたいというふうに考えているところであります。先ほども申しましたように、今のところ直接いろいろな苦情を言われるというふうなことは、なかなか難しい部分もあると思いますけれども、我々のところに、おかしい、どうこうというふうな強いご意見も聞いておりませんので、おおむねやむを得ない対応だというふうなご理解をいただけたんではないかというふうな認識はとっているところであります。
 2点目の、確かに合併協議会の段階においては4年目に統一をする。その意味は同じ料金というふうな意味合いが含まれておったかもわかりません。しかし、大前提は、要はばらばらでいく料金を一本化をするということ、それは同じ料金にするのが望ましいというふうに思いますが、今回、一本化するということで委員会で取り組む中にあって、やはり3年間ぐらいの経過の中では、今までのそれぞれの町の取り組みの仕方が大きく差がありますために、ここで料金の同一化を図ることは少し時期尚早ではないかというふうなことから、あと6年先に、具体的には第3期で同一料金化を図るというふうな方法をとられたということでありまして、これは、やはり皆さん方がご検討の上で最終的にそういう合意をされた、もちろん案は町のほうで出しておりますけど、たたき台は。十分ご検討して出されたところですので、それを方向で進めていただくのがいいんではないかというふうに思っております。
 その理由につきましては、議員もご承知と思いますけれども、やはり、それぞれ今後における必要額等についても、かなり大きな差があるので、それらについては第1期、第2期の段階において、ある程度、それぞれの区ごとにおける負担を加味をして、最終的に一本化を図るというふうな形をとったところであります。もっと具体的に言いますと、下水道については、各区ごとの差の8割は町負担にしよう、2割を利用者負担にする、具体的に一番多い村岡区については、その2割の負担のうちの半分ぐらいを料金転嫁をして、あとの半分ぐらいについては、ほかの地域全体で回していこうというふうなことも検討会の中における協議で決められたというふうな経過もありまして、そういうことも含めて、すべての町民の皆さんがやむを得ないことかなというふうなご判断をいただいたんではないかというふうに、私はとっているところであります。


◎議長(森 利秋) 岡田公男君。


◎岡田公男(10番) 私は、町民、利用者の皆さんが納得されているかというふうに疑問を持っておりましたが、先ほど来の答弁の中で理解が得られているということでお聞きいたしましたので、安心をいたしました。水道・下水道行政が今後経営健全化となり、町民が安心して水に不自由することなく、快適に日々の生活を送れる環境に努力、努めていただくことを求めまして、私の質問を終わります。


◎議長(森 利秋) 以上で、岡田公男君の一般質問を終わります。
 引き続き一般質問を行います。
 上田勝幸君。


◎上田勝幸(16番) 通告に従いまして、質問したいと思います。
 まず、第1点目ですけど、町の保有する公用車による事故が毎回のように議会に報告されていますが、事故を減らす、またはなくする工夫・手段を、どのように考え、町長は職員をどのように指導されているのか、お尋ねしたいというものであります。
 3町合併以前の旧香住町時代でも、毎回のように事故が報告されており、すごい数の車を保有しているのだから、1件や2件の事故が報告するのは当たり前である。まして、合併して町域も広くなり、車の保有台数も増えたのだから、1件や2件の事故報告では以前より減っているというとらえ方ができるかもしれません。それに、職員のほうが幾ら注意していても、事故というもの、相手があることで初めて成立するものであって、相手方の不注意、道路のよしあし、気象条件等にも左右され、避けられない事故も中にはあるだろうと思いますけれども、職員の不注意による事故もなきにしもあらずだと思います。事故を起こしたから悪いとは一概には言えないとは思いますけども、職員の何らかによる不注意による事故であることも何件かは見受けられるところだと思います。
 そして、事故処理の件につき毎回のように当局のほうで説明があるわけですけども、いつも損害賠償の件に関して、町が加入している保険で全額対応できるので、町の持ち出し、負担はゼロであると人ごとのように説明されておりますけども、その加入している保険も、一部はやっぱり町民が汗を流して納めている税金で賄われているわけですから、私は当局のほうがとうとうと何事もなかったように説明されていることに奇異の念を感じざるを得ないようなことが多々あります。
 香美町におきましては、私がこの議会に出させてもらいましてから数年ですけども、その間、物損事故だけで人身事故がない。だから、保険金で対応できる、そういう簡単なことで済ませるとは思うんですけども、やはり町民さんの意識としては、最近、いろいろな物価が上がる、税のほうも、やっぱり前よりは少しずつ大目に払うような時代になっていると思うんです。だから、町民さんは、本当に職員さんの一挙手一投足に目を注いでいます。だから、本当に細かいことにでも、私なんかのところにも苦情がしょっちゅう来るわけですけども、やはり職員さんも、私、職員さんというのは、やっぱり町民の中でも選ばれた選良であると思います。町民に範を垂れるような行動というものを、いつもとっていただきたいと思います。町民は、そういう形でいつも監視しているわけですから、そういうことに関しましても、やはり事故の件に関しましても、そら他市町に比べたら少ないかもしれませんけども、事故というのは、やはり不注意によるものでして、私なんかも、たまにではありますけども、スピード違反なんか起こすことがあります。そのとき、ああ、あのときもう少し気をつけていたら防げたんじゃないかな、数万円の反則金で払うのもったいないというので、ごっつい自責の念に駆られ、次は責任をもってスピード違反を起こさないぞ、そういうふうに決意できるわけですけども、やはり町当局におかれましても、職員さんが毎回毎回のように何らかの事故、それは自然の道路がよい悪い、そういうことで事故が起こったりするわけですから、職員さんの責に帰せられないような事故もあるとは思いますけども、毎回のように報告されることに、やっぱり私、少し違和感を覚えます。
 先ほどのあれですけども、そういう事故を減らすために、町長は減らすことをどのように考え、どのように職員に対して指導しているのか、お聞きしたいというものであります。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 上田議員の職員の交通事故の問題についてのご質問にお答えしたいと思います。
 議員のご指摘のように、職員の仕事の大半は車を使うとはいいながら、その事故が最近多くなっておることにつきましては、私も憂慮しているところであります。十分な絶えず注意はしていてくれるとは思いますけれども、しかし結果的に、自損事故ないしは物損事故が起きるということは、やはり今、上田議員も言われますように、まだまだ注意が不十分であったという結果でありますので、これらについては、もっと徹底した安全対策を講じていかなければならんというふうに思っております。
 町も、そういう観点から職員、組織としてでは、役場の中に安全運転管理者というのを、例えば総務部長とか地域局長とか、よく車を使う職場であります上下水道課長とか、5人の安全運転管理者を置き、また2人の副安全運転管理者を置いて、そうした日常における職場での指導の徹底を図っておるところであります。また、年に1回は警察の交通課長さんを呼んで、全職員を対象にした安全運転についての講習会なども、具体的な事例なんかも引き合いに出しながらやっていただくというふうなことはとっておるんですが、やっぱりそういうことをやっても、こうしたような事故が起きてきているというのは、まだ十分ではないというふうに思っておりまして、より一層、そうした管理者を置くとか、講習会をするとかという形はとっておりますけれども、まだ中身を充実しなければならんというふうに考えているところであります。
 議員の言われますように、それぞれの事故報告が淡々とした説明としてとられておるとするならば、それは少し我々としても反省をしなきゃならんことでして、単に保険で金額的解決が図れるとしても、そのもとになる職員の安全運転、そしてそれが住民の皆さんの信頼関係にどうつながっているかという議員のご指摘の部分を、もっと我々は深く考えていかなきゃならんというふうに思っております。
 職員には具体的には、こうした事故が起きたときには、交通事故全体についての処分基準をつくっておりまして、多くは飲酒運転から、いろいろ飲酒運転の場合はどう、それから交通事故でこちらの責任が重い場合の、相手に負傷させたときにはどう、自損事故の場合にはどうというふうな基準をつくっておりまして、たまたま、今回いろいろな事例は人身に関係ない自損事故ないしは物損事故が多くありますので、これらは副町長ないしは所属部長から厳重注意をするというふうな形の取り決めにしておりますので、その都度、きちっとした注意を与えて反省を促すというふうなことはやっております。
 しかし、何回も言いますように、その職員の反省はあっても、職場としてはまた違う職員がこうした類似の事故を起こすというふうなことが続いておりますので、より一層徹底した対応をしなきゃならんということで、私自身も副町長や総務部長をはじめ、担当部長には絶えず指示をしているところであります。これから、さらに一層その徹底をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどをお願いいたします。


◎議長(森 利秋) 上田勝幸君。


◎上田勝幸(16番) 今、町長から大変いい答弁をいただきまして、ありがとうございますけども、本当に他市町では、人身事故で人を死亡させるというような事故というのが新聞で報道されていることがありましたですね。香美町では、本当に人命にかかわる、人を傷つける、そういうような人身事故というのを、私が議会に出させてもらって、ざっと6年の間に1度も聞いていないことで、安心はしていますけども、事故というのが本当に毎回のように報告されることには、やはり職員さんの交通事故に対する意識が、やはり幾らか欠如している、それが原因ではないかなと思うことがありますので、さらに一層、職員さんに対して注意を喚起していただく、そのように思います。
 1問目の2番目に入ります。私が所属している自家用車協会で毎年チャレンジ100というのを開催しておりまして、役場でも課ごとに数チーム参加していただいております。100日間、無事故・無違反を達成すれば表彰するというものです。参加したチームのほとんどのチームが無事故・無違反を達成していただいております。役場で参加してもらっているチームも、今までのところ100%達成していただいております。ですから、役場でも町長、いろいろと中で検討委員会とか何とかと、いろいろ言われていましたけど、内規でそういうチャレンジに似たような規定をつくって、達成したチームを表彰するといった制度をつくることができるならば、事故は減るし、町民の職員に対する目も変わるでしょうし、町民のいろいろな要望に対する負託にも、心豊かに、また包容力のある、そういう対応ができる職員へと、私は成長すると思うのですが、その点はいかがでしょうか。町長にお尋ねします。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 上田議員からも貴重なそういうご提案もいただきました。今、ご紹介ありましたように、町の職員、チャレンジ100には3チーム参加をして取り組んでおりますが、これとて1チーム10人ということですから30人の者がやるだけのこととなります。やはり、町民の信頼を得るためには、全職員が取り組まなければなりません。
 したがって、今、上田議員のご示唆もいただきましたので、庁内に、役場の中にそうした取り組みをしたいというふうに思います。具体的に、課ごとに、例えば四半期、90日を1つの単位として、その間における事故発生の状況を集約をして、90日で事故がなかったからといって表彰するほどのことではない、当たり前の話ですが、1年なら1年、事故がなければ全員の、それこそ交通安全対策会議のような中で、賞品は出さんでも賞状だけ出した表彰状を出すだとかという格好で、要は1つの競い合うような形で事故の未然防止運動を行う、そうした取り組みを役場の中で行いたいというふうに思っておりまして、早速それらについての取り組み方法等について指示もしているところであります。そして、要は全職員が1歩でも2歩でも、より一層安全運転について意を用いるという意識改革を進めてまいりたいというふうに思っているところであります。


◎上田勝幸(16番) じゃ、1問目は終わります。2問目に入ります。


◎議長(森 利秋) 上田勝幸君。


◎上田勝幸(16番) 公共施設の維持管理はどのようになされているのかということでございます。
 私、香美町囲碁クラブに所属しておりますけど、その役員会で村岡区の中央公民館の2階の会議室を7月でしたね、利用させていただきました。暑いさなかのことで冷房をかけての会議でしたんですが、がんがんと、ものすごい音がして、それでいろいろ話しているんですけど、話が聞き取れないというような状況があったんです。そして、それから後、1カ月後に来て、あの部屋はどうなったんだと聞きましたら、そしたら係の人が、申しわけないことだけど、あのときは皆さんに連絡していなかったから、換気扇を利用していたらしいんですけども、換気扇のほうの音だもんで、その後、換気扇の使用停止という張り札をしてありますということでした。
 また、ここの香住の老人福祉センター、あそこも囲碁クラブで毎日のように利用させてもらっているんですけども、冷房をかけているときに建物の外でものすごい大きな、香住の老人福祉センターの冷房装置というのは水冷式なんか知りませんけど、大きな管が建物の横に通っているんです。そこから、ものすごい量の水がじゃあじゃあと漏れているんです。冷房をとめると、その水の出るのがとまるんです。ある人にお尋ねしましたら、上田さん、あれ、水冷式でも循環して、それがずっと回るように普通はなっとるもんじゃないかと。漏れるなんてことは異常だと、あれ、水の浪費じゃないかと、そういうようなことを私の知り合いから言われたんです。香美町で最近、財政のほうが苦しいからというんで、そういう費用もないんかどうかわかりませんよ、職員さんにも、なるべく始末せいという形で指導されているのかどうかはわかりませんけども、やはり会議をしているときに音ががんがんと出て会議の進行が妨げられる、そういうような状況というのは、やっぱり町のほうとして避けてもらいたいですし、やっぱり老人福祉センターでも、水が横のほうでじゃあじゃあと、ものすごい本当に量の水です、見ていただいたらわかるんですけどね。やっぱり、そういうことというのは住民にとっては迷惑ですし、水道水がずっと冷房のために漏れているとしたら大きな無駄遣いだと思うんですよ。
 だから、職員さんも経費節約の面だということで、いろいろと苦労されているということはわかりますけども、住民さんから出るような苦情だとか、そういうものに対しては十分に対処してほしいと思いますし、それで施設の中でも、さっき言った水がものすごい漏れるというのは、あれ水道水を使ったということですから、やっぱりそういうことでは大きな浪費を来しているわけですから、そういうことに対しては、やはりしっかりと目をめぐらせてほしいと思います。やっぱり、十分そういう公共施設の設備、いろいろの面での設備の維持管理、それをどのように町長のほうで職員さんに指導されているのかお尋ねしたいということでございます。よろしくお願いいたします。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 町の公共施設の施設管理についてのご質問がありました。
 1点目は、村岡の中央公民館の問題ですが、議員も今ご指摘がありましたように、あの2階の部屋というのが、もともと結婚式場として使っておりましたので、結婚式の場合にキャンドルを使うだとか、それから喫煙なんかで煙等も発生するので、その煙等を排出するために天井に埋め込み型のダクト方式の換気扇が設置をされております。現在は結婚式等に使っておりませんので、会議室ですので、それは必要がなくなっておりますが、そのスイッチがある。そのスイッチについて、もう使用不可といいますか、使えないようにするという措置をとっておけばよかったんですが、それができていないために、その部屋を使われる方が間違えて、その換気扇の部分もスイッチを入れられたということではないかというふうに聞いておりますが、以前に使っておって使っていないものですから、逆に今度はその換気扇が不良になったままで大きな音がするというふうな状況が今回起きたということであります。問題は、施設管理上、それを取り外すというのは費用も高く要りますから、要は日常使う必要がないスイッチですので、使っていて、だれが入られても使われないような状況にしておけばよかったのですが、それが十分に対応できていなかったという点で大変なご迷惑をおかけしたというふうに思っております。
 町内には、こうした町民の皆さんが日ごろお使いになる施設というのが約250ぐらいあります。それぞれ、そこを管理する職員、それからその職員では対応できない部分については専門の業者に、例えば空調機だとかボイラーとか等については、そうした業者に定期的に点検をしていただくというふうなことも含めて、不具合が発生しないような管理を進めておりますが、それらが十分徹底をしていない部分があるという点につきましては、今回のご指摘は、我々も深く反省をしておりまして、もう一度、そういう問題が起きないかどうかということを点検をするように指示もしているところであります。その村岡の中央公民館の問題については、紙といいますか、きちっと張って、そのボタン、スイッチは使えないというような状況にしましたので、ご了承いただきたいというふうに思います。
 香住老人福祉センターの水の問題は、これも冷房機械の冷却水が完全に循環式にもできるんですが、ちょっと設備が古いもんですから、完全に循環式にしますとパイプの中に水あかが発生するとか目詰まりがして水が流れにくくなるとかという、逆に効果が薄くなるものですから、少しずつ水を流しながら循環をするというふうな方法をとっておるものであります。その少しずつ水を流す部分が、今度はといが欠損しておりまして、まともに水が落ちてくるので、下のコンクリートに当たりますので、すごい音がするというふうな状況を来しておるものでありまして、水の垂れ流しということではなくて、そうした完全循環をするよりも、少しずつ水を流したほうがよい、その機械では、ほかにかえれば別ですけど、その機械では全体的に考えて効果的だということで取り組んでおるものですけれども、今、議員も言われましたような誤解を与えるようなことになってしまったことについては、大変申しわけないというふうに思っております。
 町民の皆さんに誤解を与えないために、といについても早急にちょっと補強はしなければならんというふうに思っておりますが、根本的な水の問題につきましては、若干7月、8月は、その水が出るので、普段の月よりも水道使用料が多くなるという問題がありますが、その費用よりも新たに循環式の設備をかえるほうが非常に高くつくものですから、当面は今の方法をとりながら、できるだけ早い時期にほかの効果的な方法があれば、その方向へ切りかえていくという検討をしていきたいというふうに思っているところであります。
 いずれにしましても、それぞれの管理をする立場の職員が気を用いなければなりませんけれども、何せ二百数十ある施設を十分にやっているところでは、少し手落ちをしている部分もありますので、住民の皆さんがお気づきの点については即刻情報をお寄せいただいて、そして早く改善を図るという努力をしなければならんというふうに思っておりますので、よろしくお願いをします。


◎議長(森 利秋) 上田勝幸君。


◎上田勝幸(16番) 今、町長の答弁では、そういう施設が250ぐらいあるということですね。たまたま私自身が実際使用させてもらって気がついたところは2カ所ですけども、この2カ所以外の250の施設の中で、やっぱりその地域地域で利用される住民さんに不便をかけているような施設も中にはなきにしもあらずだと思うんですね。そういう場合には、やはりそこの係の担当職員さんが前もって利用される住民さんに説明してあげるとか、そういう心配りというものも必要だと思うんですよ。そのように、私は町長には指導していただきたいと思いますけど、よろしくお願いいたします。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 今回のこういう、先ほどの交通事故もそうですが、ご指摘を契機に、もう少しそれらについての徹底を図りたいと思います。あわせて、その徹底には、根本的なそうした問題解決と同時に、やむを得ずそういう措置をとらざるを得ない場合には、言われますように、何か掲示をするとかいう格好で住民の皆さんに理解をいただくということをしませんと、せっかくほかのいろいろな分野について町として努力をしておっても、住民の皆さんに誤解を与えるということになってしまう。したがって、そういう点についての配意は十分やっていきたいというふうに思っています。
 こうした、先ほども言いましたように、ご指摘をどんどんいただくということが、ご指摘いただくというような状況をつくることは問題ありますけれども、どうしてもそういうものがあるとするなら、いろんな情報をお聞きして、お聞きしたら即刻是正を図る、そのことも重要だと思っておりまして、そうした取り組みをしていきたいと考えているところであります。


◎議長(森 利秋) 上田勝幸君。


◎上田勝幸(16番) 以上で質問を終わります。どうもありがとうございました。


◎議長(森 利秋) 以上で、上田勝幸君の一般質問を終わります。
 引き続き一般質問を行います。
 浜上勇人君。


◎浜上勇人(6番) 失礼します。通告に従い、一般質問を行いたいと思います。
 通告、2問いたしておりますけれども、質問の第1は、山手土地区画整理事業について町長のお考えをお尋ねをしたいと思います。
 この事業は、組合施行の区画整理事業として平成10年2月に認可され、事業がスタートし、平成19年9月から保留地の販売が開始されました。事業収入確保のために保留地の面積が広大になり、117区画の販売計画であります。本事業の主な財源は保留地の処分金でありますが、景気の低迷や社会情勢の変化により、予定どおりの販売が難しい状況に陥っております。現状の販売状況を聞きますと、工事関連の事業者の皆さんや組合の役員さん方による4区画ぐらいの契約というふうに伺っております。このままでは事業が清算できない、最悪の場合、事業の行き詰まりも予想されます。
 町としても、本事業には技術的支援として工事の設計や現場管理あるいは事務手続の指導、組合に対する直接間接的な金銭的助成も多額の上っているのは承知をしておりますけれども、町と組合との間に少し距離があるように思います。組合の事業であるということは十分認識をしておりますが、本事業の認可までの経過を見ますと、山手の開発計画は昭和48年ごろまでさかのぼります。いただいた資料を、ちょっと見させていただきましたら、昭和48年に第5次漁港整備計画、新香住漁港、今の東港の建設が採択をされて、その当時から漁港の関連道路でありますとか、今のバイパスの問題が議論されたり、都市計画や今の山手団地の造成のことが議論になったりして、開発審議会や香住町の行財政等基本問題調査会、こういう場で山手開発の課題や今の区画整理方式の採用、開発についての議論がなされております。香住町の当時の議会でも、昭和59年ごろには総務常任委員会の一般会計の予算審査報告書の中で、山手開発計画の早期樹立、早期事業の実施などが議論もされておりますし、同じ総務委員会の中では所管事務調査として山手開発のことについても調査がなされているという経緯があったりします。
 このような経過を見ますと、まさに組合と町とが緊密な連携のもとに事業を完結に導いていかなければならないと考えております。議会としても、私一個人の議員としても、これは組合の事業だからというふうに突き放してばかりはおられないというふうな思いであります。
 保留地の売却をクリアするためには、私は言うまでもなく広く町民の間に流布されている軟弱地盤であること、このことに十分な対応がとられていることを、もっと町としてアピールすること、そして処分単価の見直し、この2点が重要であるというふうに考えます。処分単価の見直しには、組合員の皆さんに対する賦課金でありますとか、あるいは再減歩、残事業の縮減、いろいろな手段が考えられますけれども、どれをとっても簡単なことではありません。組合の内部でも、本事業の進捗の内容に危機感を持ち、保留地単価見直し委員会なる組織が立ち上がったと聞いております。これを機に町と組合が今以上に緊密な連携のもとに事業の完結に向けて対処すべきであります。
 本事業は発足当初、香住町の中心地や海を臨む丘陵地に良好な住宅地を供給する壮大で夢のある、町としても重要な一大プロジェクトであります。民間の活力を利用し、まちづくりを推進するためにこの事業を完結する、町としての役割と責任を藤原町長はどう考えておられるのか、町長の所見を伺い、第1問目の質問といたします。
 以上であります。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 浜上議員の山手開発についての町の取り組み、姿勢についてのご質問にお答えしたいと思います。
 今、議員からも経過等についてのご説明がありましたように、長い期間にわたって香住地域の活性化のための大きな取り組みとして今日まで来ておりますが、いろんな事情から今、分譲開始の段階において予定どおり進まないというようなことから、課題が多く発生をしているものであります。
 町も、当然のことながら、そうしたまちづくりの大きな課題ではありますし、また、現在までにも直接的な部分でも1億7,000万円からの費用を投じておりますし、今後も3,000万円ぐらいの投資を行って支援をするというふうな形をとっておりますし、またそれ以外、現在もやっております町道山手若松線や下水道の整備、公園整備等、多額の資金を投入をして支援をしているところでありまして、何としても、これが円滑に早期にその目標を達成するように努力しなければならん、強く危機感を持って対応をしているところであります。
 今、議員も言われますように、こうした景気状況のときに販売開始という時期になりましたのも1つは問題がありますけれども、そうした中における販売単価が他の近傍地域と比べても高いということが1つの大きな課題であります。軟弱地盤の問題につきましても、いろいろとご心配をいただいておりますが、それについては、技術的にもそれに対応する方策もとっておりますので、そうした不安が、まだ町内とか関係のところにあるとするならば、その払拭のための努力もやっていかなきゃならんと思っております。根本的には当面、価格が少し高いということが大きな問題ではないか。今ご指摘のありましたように、現在の価格では平均平米6万6,500円ということですから、坪約22万円という状況であります。最近における香住での状況を見ますと、駅前の、駅の西側の売買がありますが、これが平米4万2,000円から5万500円ぐらいということですから、坪にしますと14万から16万7,000円ぐらいということで、その状況は違うにしても、余りにも差が大き過ぎる。したがって、当面の目標は、その坪22万というのを20万を切るということが前提ではないか。我々も今までの組合との協議の中で、そのことも強く申し上げ、今、議員も言われましたように、組合でもそれについての検討をする取り組みをしていただいているところであります。
 しかし、その方法としては保留地を増やす、要は組合員さんの持ち分を減らすということが1つの方法で、それぞれの権利関係に影響はしますので、十分早急な検討をしてもらわなければならんというふうに思います。もう一つの安くする方法は、組合が施行する部分を町が肩がわりするという方法もありますが、町も現在までの資金投入の状況、それから現在町が置かれている財政状況等を考えますと、これ以上の取り組みというのは、なかなか難しいという状況にありますので、組合員さん自らが身を削って取り組んでいただくということを強くお願いをしているところであります。
 これらを早く実現、方向を出していただきながら、販売対策を進めていかなければならんと思っておりまして、その販売対策も今、組合の中に保留地販売促進委員会というのをつくって、それぞれ組合員さんが班に分かれて、企業を対象とする人、それからいろいろな対象を分けて取り組んでいただいているところですが、これらについても率直に言いまして、私ももう少しそういう宅地分譲に専門的な人が中核になって取り組むというふうな方向を考えていただくことが必要ではないかというふうなことについての進言もしておりまして、何とか、そうした中心になる人たちがいろいろとしながら、その方針のもとに、それぞれ組合員の皆さんが手分けをして取り組んでいかれるという態勢ができませんと、こうした厳しい状況の中では、努力はするけども成果が上がらないということになってくるんではないかというふうに思っております。
 いずれにしましても、今までから私が町長になってからも、絶えず役員の皆さんとの協議を進めておりますけれども、さらに一層、そうした具体的な問題について方向を出す協議を強化をしていきたいというふうに考えているところであります。現在の計画が、当初は平成15年度に完成というような計画でしたが、それを21年度までということにずらして、現在は26年度までという計画になっております。26年度までに、要はこの117区画を売ることが前提の計画ですので、かなり難しい問題があります。しかし、それをなし遂げるためには、先ほど言いましたような一踏ん張りも二踏ん張りも突っ込んだ、それこそ身を削る対策をやっていかないことには実現しないと思いますので、今後も十分協議を進めてまいりたい。町としても、町自身の問題としてそういう観点からの取り組みを強化してもらいたいというふうに考えているところであります。


◎議長(森 利秋) 浜上勇人君。


◎浜上勇人(6番) 町長の今のご答弁の中では、やはり組合としてももうちょっと頑張ってほしいというようなご答弁もあったわけですけども、結局は、町長も今おっしゃいましたけども、今の処分単価を20万を切る程度にまで下げる、この手法には大体3つあって、先ほど町長もおっしゃった減歩をする方法、それから組合の皆さんに賦課金をお願いする。
 私は素人でなかなかわかりにくいんだけども、役場からいただいた資料を見ましても、この19年度に第3回の事業計画の変更ということで、少し事業費も下げた、このことによって今の22万円、23万円という線が出てきて、当初は25万円、26万円と言われていたのを、事業を縮めることによって処分単価を今の単価に下げたきたと。私は、再減歩といいましても、今の現状の減歩率も6割を超えておって、通常の土地区画の事業より減歩率は高いような事業になっておる。そういう中にあって、もっと減歩を高めて処分地を広げるというのも、なかなか組合員の理解も得られにくいと思いますし、賦課金を組合員の皆さんにお願いをするといっても、組合員の皆さんからとれば、一体この事業は何だったんだというようなことになってくると思うんですね。
 その中で、18億5,000万ほどかかる総事業費を、残っておる残事業が8億円ぐらいあって、そこの部分を町が主導的に何らかの方策で縮減をしていく、そのことによって20万円を切る単価まで引き下げていくというのが一番現実的なやり方ではないんかなと、素人なりに思うんですけども、そこら辺の具合について町長、どうでしょうか。再答弁をお願いしたいと思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 先ほども言いましたように、選択肢の1つとして、それがあります。町が財政的なことも含めて、それが可能であれば一番手っ取り早い方法だ、現実的な方法だというふうに思います。しかし、その事業費も総数千万円というふうなことでは、その効果は出ません。したがって、ここは、やはり組合と町という共通の課題に向かって連携をしながら進めてきた立場として、やっぱりそれぞれがどうするかということを、もう少し検討をしなければならんのではないかというふうに思います。その中で、もうぎりぎりの段階でどういう選択をとるか、それはやっぱり最終判断の問題はあると思いますが、いかんせん、今、町の、単に理屈の問題は別にしましても、財政的に町がこれをすぐに対応するというようなことについては、なかなか難しい問題があります。
 それから、組合と町という中における町の支出増についての理屈といいますか、考え方の整理みたいな問題も、そんな簡単な問題ではない。既に今まで、先ほど言いましたように、かなりの額の町が投資をしているという状況も踏まえますと、町民の皆さんにご理解いただくという観点からも、よく検討しなきゃならんと思います。しかし、そうはいって、ああだこうだと言っておって、これはもう待ったなしの問題ですから、今まで以上に組合と町とのそうした具体的協議を早く詰めていきたいというふうに思っているところでして、絶えず、せんだっても新しい役員さんにかわられましたので、一部、その後においても、その役員さんの皆さんと現在における取り組みや今後の問題についての意見交換も、私自身直接やっておりまして、これからもさらにそうしたことを続けながら、1つずつ進めていく努力をしたいと思っているところであります。


◎議長(森 利秋) 浜上勇人君。


◎浜上勇人(6番) ひとつ町長、私、思いますのは、区画整理の組合の組合員さん、たくさんおられるわけですけども、果たして全部の組合員さんが、役員さん方や中心となられておる役員さん方以外の一般の組合員さんなんかが、この今の事業の実態を十分に認識されておるかどうかということになったら、私はちょっと疑問符があるのかなと。役員さんもおられるだし、町も事務局を持ってくれとるだし、我々がどうこう言わんでも何とかなるわというような組合員さんは意外と多いんじゃないかなと。当該の団体の中に、それを構成される組合員の皆さんの中で、共通認識として今の役員さん方が持っておられる、あるいは町長が持っておられる危機感というのは共有すべき問題であって、このままでは清算できない、事業が行き詰まってしまうというようなことを本当に組合員の皆さん全体としてお持ちなのかどうかというようなことは、やっぱり役場が主導して臨時総会なり、そういう全体の会合の中で、今の危機感を町も組合員も共有すべきだというふうに思うんです。
 それから、先ほど答弁の中で町長がおっしゃっとった有識者の専門的な知識を持つ方というような意味合いは、その辺は私も同じような考えを持っておりまして、言葉は悪いですけど、組合の皆さんと言われましても、俗に言う素人集団だと思うんですね。こういう専門的な不動産関係に詳しい方、町内外を問わず顧問的な立場で山手のこういう問題を検討していただくような、以前に町長が医療問題のことで専門の有識者の皆さんのご意見をちょうだいしたというような形を、このしばらくの間につくり上げて、何とかこれを解決する糸口を見出していかなければならないというふうに思うんです。
 あと1点は、今までに町も多額の投資もしておると。組合員に対する助成も多額に上ってきている。とはいうものの、これからの町としてのさらなる助成をするかどうかについては、判断はもう藤原町長しかできんと思います。高度な政治判断の上に立てば、今までたくさんの助成はしてきて、もうこれ以上は町としても助成はできないという考え方もあるでしょうし、いやいや、このまま組合が行き詰まってしまうのを見過ごしてはおけない、町の財政状況は大変厳しいのはわかっておるけども、ここでさらに町長の高度な政治判断の上に立って、町として今以上の助成をでき得る限りここで示すということが、この区画整理組合の皆さんの自助努力にもつながって、賦課金に応じていただけるとか、あるいは再減歩の話が、町の姿勢によっては道が開けてくるんではないかなというふうな思いがいたしますが、その点について、再度質問をしたいと思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) この問題は、私は組合と町と運命共同体ではないかというふうに思っております。どちらがどうでというのではなくて、まさに一体となってやっていかなければならん。もともとスタートからそういうふうな経過もありますし、現に今まで取り組んでいる状況からいってもそうです。もし、これがうまくいかないようなことが起きたとき、組合だけが困るんじゃなくて、町も大変な影響を受けることは必至であります。したがって、今後についても町主導とかということでなくて、私は組合の皆さんと、今までから話はしておりますが、さらに一段、二段、それこそ裸になってでも話し合いをするぐらいの詰めた話をして、その上で、じゃ、組合がどうしよう、町がどうしようというふうな結論を出して取り組んでいくことが必要だというふうに思っておりまして、その時期が、もう余り余裕がない。したがって、それを判断する上で、我々も正直言って、私もこういう問題については全く素人です。組合の皆さんも、今までの経験があるとはいいながら、議員もご指摘のように、もともとその専門家ではありません。したがって、そういうことにある程度詳しい人の意見も聞きながら、最後の判断をする時期ではないかなというふうに思っておりまして、そういう段階に至った段階においては、私も私なりの町長としての判断はするべきであるというふうには思っております。


◎議長(森 利秋) 浜上勇人君。


◎浜上勇人(6番) ありがとうございました。私も、それこそ、もう任期も少しですけども、この問題については任期いっぱい、いろいろ研究もしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。
 それでは、2問目について質問をお願いしたいと思います。
 2問目の通告は、観光振興について問うということでございます。
 問題は、少し小さくなって恐縮でございますけれども、近年、夏期観光客の誘致の切り札として活イカ料理を官民挙げて推進をしてきております。これは、従来型の海水浴や冬のカニすき一辺倒でなしに、町長が既に従前から言っておられる今子浦の夕日であるとか、そういう感動を呼ぶ観光、あるいは、この活イカについては、今まで香住で取り組んでこなかった味を楽しんでいただくというような、その方向での新しい取り組みということで、数年前から藤原町政のもとで、このことも推進してきておって、関連の団体の観光協会のポスターであったり、そういうものにこの活イカというものがいろいろ宣伝効果もあって、徐々にお客さんが増えてきているような感がいたします。うちらみたいなところでも、たまにぽろぽろ問い合わせがあったり、実際来られて提供したりということがありました。
 ところが、今年は燃油の高騰によるものかどうなのか、イカの回遊の具合なのか、7月ごろからお客さんの問い合わせは結構あるのに、イカが供給できないというようなことを早くから言われておりまして、これは非常にもったいないことだなというふうに我々は個人的には思っておりましたけれども、大型の民宿や旅館の専業でなさっておるようなところは、結構いろいろと辛らつな意見がございまして、勇人君、このごろ町はポスターでも、町の方向として活イカというものを推進してきておって、現実に香住の港や柴山の港に魚槽の補助金をつけたりして、それなりの投資も町としてもしておると。宣伝をしながら、せっかく問い合わせや来ていただいておるお客さんにお断りをせんないけん。電話で「イカ、ちょっと今、手に入らないんです」と言ったら、「ああ、そうか、ほなあるようなところに行くわ」というような答えも聞いておるということで、大変問題が細かくて申しわけないですけども、町が長年かけて団体に対して補助金やそういうもので活イカの体制を整えてきたこと、あるいは観光協会を通じて、そのことを宣伝してきたこと、それぞれの個々の民宿や旅館の個人の事業者が、自分のところの商売のために活イカをパンフレットに載せたり、雑誌に載せたり、ダイレクトメールを送ったりということで、随分と総合的に見れば香住町からの活イカに対する宣伝費用も多くかかっているように思います。
 今年、このような7月、8月、全くイカが地元からは供給されないような事態が続いて、どこにもないのかと思ったら、やっぱりそれぞれ民宿や旅館の人々は他町の業者にも尋ねたりすると、竹野の業者が随分と香住や下浜、配達に来ておりました。それが大分しばらく長い間、続いたんですけれども、何でこういうことになるのかなと。町も補助金をつけて、それなりの設備を漁協に提供したりする。ところが、香住にはイカが揚がらなくて竹野には揚がるのか、よそから求めて竹野の業者が香住に配達するのか、非常に私、町長、これ、もったいない話だというふうに思っております。
 漁協やら、香住漁港、柴山支所、そういう関連団体との連携が、もう少し役場としてとれなかったのかなと、そういう非常に商売上といいますか、香住の観光を振興していく上で大変もったいない夏だったなというふうな思いがありますので、そのことについて町長のお考えをお尋ねしたいと思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 浜上議員の言われますように、夏の観光対策、前の議員さんにもお答えをしましたように、宿泊を伴う観光対策という意味で海水浴客は来られても日帰りで帰られるということが多くなる中で、夏、泊まってもらう大きな目玉は活イカであるということから、数年前から香住としても、香美町としても活イカをメインに出す。したがって、夏のポスターも、海水浴場の海水浴をしている絵なんかは出さなくても、活イカを絵に出すという格好で宣伝をしてきたという経過があります。町も今、ご説明ありましたように、水槽等必要な設備についての補助もして、その態勢を講じてまいりました。
 昨年までは、それで順調にいっておった。町内の民宿等についても、最初は活イカ料理の技術そのものの習得から始められて、今40軒余り、それをやっておられるというふうな状況まで来ました中で、今年に入って、この夏に入って、急にイカが手に入らないというふうな状況になって、実は我々も困惑をし、その打つ手が、今ご指摘がありましたように、この夏の期間中に十分な対応ができなかったという反省をしております。
 少し数字的にいきますと、シロイカの漁獲量が去年の10%を切るぐらいしか、この7月ぐらいまでに香住、柴山でとれなかったという状況があります。したがって、民宿に対する、主としてシロイカの供給は、両漁協でやっていただいておりますが、香住支所では、いろんなほかからのあれをしても、昨年の30%ぐらいしか供給ができなかった。それも、シロイカだけでなくてマイカも含めて、マイカで代用するというふうな格好で、何とか活イカ料理が注文の30%ぐらい対応できた。柴山も35%ぐらいの対応で、その中身はシロイカよりもマイカのほうが多いというふうな状況で、シロイカの漁獲が、先ほども言いましたように10%を切るというような大きな状況が到来をした。ご指摘のように、民宿や旅館の皆さんは、地元でとれない場合には、竹野の商店だとか、ほかから取り入れるというふうな方法もとっておられますけれども、それも十分な供給ができなかって、お客さんの予約を受けながら逆キャンセルを、お断りをするというふうなことが起きたというふうな状況で、大変残念に思っております。
 その原因を調べることが必要で、水産技術センターなどにも町として何が問題なのかというふうなことについての照会をしておりますが、水産技術センターそのものも、現在のところ、とれないという状況はわかっているけど、原因は特定をするということができないというふうな状況です。山口、九州なんかも、呼子をはじめイカの漁獲量が多いところですが、そこらでも、かなり減っているというふうな情報も聞いておりまして、これが日本海全体の回遊の問題か、局所的な但馬沖だけの問題かというふうなことについて、来年の夏までといいますか、夏に間に合うように、今年中ぐらいに、この辺の解明をしなければならんというふうに思っております。
 いずれにしましても、活イカ料理を夏における観光の目玉としてスタートし、おそらく我々が考えてもこれしかないというふうに思っておりますので、地元で確保できないんであったら、好ましいことではありませんけれども、どういう方法で確保するかというふうなことについても、よく調査・検討をして来年の夏に向けての対応を早くやっていかなければならんというふうに思っておるところであります。これから、関係者等、場合によって協議も行いながら、また必要に応じてそうしたほかの地域の状況も職員を派遣して調べるなどして、観光協会と一体となって、来年にはこうした今年のような突発的なことが起きないような対応をやっていくという努力をしてまいりたいと考えているところであります。


◎議長(森 利秋) 浜上勇人君。


◎浜上勇人(6番) ありがとうございました。
 町長もご答弁の中でおっしゃいましたように、せっかく来ていただけるお客さんを宿屋や料理屋がお断りするというのは、本当にもったいない話というふうに思います。今年は特別な要因があったかもしれませんけれども、町が投資した費用、それぞれの事業者が投資した費用、これが無駄にならないような連携を関連の団体ととっていただくようにお願いをして、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。


◎議長(森 利秋) 以上で、浜上勇人君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩をいたします。再開は2時35分といたします。
                              午後2時24分 休憩

                              午後2時35分 再開


◎議長(森 利秋) 会議を再開し、一般質問を行います。
 川端政明君。
 なお、川端議員につきましては、この一般質問は着席のままで行います。
 では、川端議員。


◎川端政明(19番) すみません、川端です。通告に従って、一般質問を行います。
 今、議長のほうから座ってということをお許しいただきました。ご配慮を本当にうれしく思います。皆さんには、こんなことで特例でやっちゃいますけどお許しください。よろしくお願いいたします。
 1問目の学校給食について、私、3つほど質問通告をしております。1問目は、学校給食に地元の食材を使おうということなんですけど、この議論はかつてこの議会でも何回か、ちょっと全部調べてないからわかりませんが、議論されたことです。このことは食の安全安心、あるいは地元の誇れるものを食すという点では、本町でやっているふるさと学習にもつながるかなと思います。さらに、地域産業の活性化というような面でも大事なことだとして論じられてきました。だから、こういう取り組みが各地でなされておりますし、本町でも教育委員会と産業部とが連携して取り組んでいるというようなことを、いろいろ伺ったことでした。
 こういう取り組みを後押しするかのように、今年6月の通常国会で学校給食法が改正されました。その内容をかいつまんでみますと、当然ご存知の方、多いでしょうけども、まず給食の目標が、食生活の改善から、従来の、食に関する指導とか食育の推進というように大きく転換しました。また、地域の産物を学校給食の活用することということも、きっちりと明記されました。つまり、うちの町を含めた各地の取り組みが法的にも位置づけられたと思うわけです。
 ここからお聞きするんですけど、こういう状況を受けて、本町も今まで以上の取り組みをすべきと考えるんですけど、どうだろうかなと。前に聞いた以降、現状と今後、今、法の改正を受けて特に何かお考えで、今後どういうふうに取り組もうとしているかなというようなことがあったらお聞きしたいということが1つ目です。
 続けて、あと2つも一緒に言います。
 それから、その食材の調達や献立づくりなどが大事なんですけども、生産者と学校をつなぐコーディネーターとなっているのが栄養教員です。この教員の役割も今度、法律で条文としてしっかりと明記されました。これまで職務内容は法律で定められてはいなかったんですけども、明記されて、栄養管理だとか食に関する学校全体の計画づくりだとか、あるいは一般教員の指導だとかというようなことが規定されました。そこで、町内の栄養教員が十分に配置されて、役割をしっかり果たしていただいているんかな、うまくいっているんかなということをお聞きしたいわけです。
 3つ目は、物価高騰が学校給食に大きな影響を与えているというようなことを報道でも知ります。自治体は値上げを実施したり検討を予定しているということも結構あるような報道を見るわけです。また一方、果物をカットを小さくしたり、あるいは食材を選ぶときに、どうしても高くなるもんで、値段を優先すると。それで今、食の安全だとか自給率だとかというようなことも、特に農産物で言われるんですけども、そういうことどころか、値段が一番になっちゃうんだというようなことで、質の低下というようなことが随分懸念されると。こういうことも同じように報道をされるところに接するわけです。確かに、値段がいろいろ上がることは、しょっちゅう、これも言われておるわけですけども、大変だろうけども、どうなんでしょう教育長、何とか頑張っていただいて、値上げを回避してほしいわけです。今言いました各地の報道みたいな、本町では値上げをするようなことはお考えじゃないだろうなと思うんですが、いかがでしょう。
 その辺もあわせて3つ、まとめてまたお答えいただきたいと思います。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 質問は終わりました。教育長の答弁を求めます。
 教育長。


◎教育長(清水 忠) ただいまの給食に関する川端議員の質問にお答えします。
 おっしゃるとおりに、このたび、6月の通常国会で給食法が改正されました。従来の国民の食生活の改善というところに軸足を置いておったものが、社会状況の変化であるとか、生活様式の変化であるとか、子供の心の健康であるとか、生活習慣に関する問題等で、いろいろと食べるという食育という面で非常に大きな課題が出てまいりましたので、今、議員指摘されましたように、食育をということを中心にした改定面が1点と、地元産物を学校給食に活用する努力義務というものが法的に整備されてまいりました。
 そこの面について、まず地元産物を学校給食に活用する地産地消の関係から答弁させていただきます。
 本町におきましては、学校給食法が今度6月に改正される以前に、既に3給食センターで地産地消の取り組みを鋭意進めてまいっております、ご承知のように。特に、米については、地元産である香住産のコシヒカリ、村岡産のコシヒカリ、小代産のコシヒカリを100%使用しております。これは、小代・村岡では週5日、香住では今年から週4日、米飯給食を取り入れております。また、米以外にも香住でとれたハタハタ、カレイ、イカ等の魚、それに関するもの、それからナシ、果物とか、酢、しょうゆなどの調味料も、できる限り香美町のものを使うように努力しております。
 もう一つが、19年度の小代地区の学校給食センターでは、チョウザメの肉、キャビア、平成20年度には地元の高級ブランドである但馬牛の肉を、村岡・香住給食センターでは供用しております。また、香住水産振興協会のご理解を得て、年に1回、町内の全小中学生にセコガニ等、特色ある地産地消の先端を走って取り入れてまいりました。野菜におきましても、村岡・小代給食センターでは極力、地元産の野菜等を使うように努力しております。特に、村岡学校給食センターでは、区内の野菜生産者の方々と野菜の出荷申し込み等を調整し、出荷予定等もあらかじめ把握して数量を事前に把握、そして、それらの野菜を学校給食に供用するように努めております。
 あわせて今度、香住給食センターにおきましても、地元野菜の使用を進めて検討しているところでございますが、今のところ、香住産の米と、それからタマネギ等は区内のものを使っておりますが、緑黄野菜等につきましては、何分にも1,400食、1日に給食をするとなりますと、地元の野菜農家の確保が困難になります。品質、規格、整った品物等、こういうものを考えていきますと、なかなか手に入れにくい状況がありますので、今後はJAとか関係者と協議をしながら検討して、村岡産とか小代産の野菜等も、こちらへ運んできて供用することができないか検討していこうと思っております。課題としては、それをだれがどのようにして搬入するか、どこへ蓄えておくかというようなことも出てまいりますけども、課題はあっても乗り越えていきたいと思っております。
 近年、食の問題が大きく取り上げられる中で、身土不二の言葉どおり、その新鮮な野菜を生産者の顔が見える安全安心の面から、できるだけ香美町の子供たちに食べさせていきたいと、そのことが議員さんおっしゃるように地元の町の活性化につながるというようなことを十分考慮して、これから先、工夫を凝らして地元産物の学校給食への供用を考えていきたいと思っております。これが1点目のところです。
 2点目は、おっしゃるとおりに栄養教諭という制度ができました。香美町におきましても、平成20年より栄養教諭が本町に採用されております。現在、2名の栄養教諭と2名臨時学校栄養職員と、4名が配置されております。その内訳は、香住給食センターに栄養教諭と臨時学校栄養職員の2名、村岡学校給食センターに1名の栄養教諭、小代給食センターは1名の臨時学校栄養職員を配置しています。その役目については、議員さん先ほどおっしゃったとおりでございます。
 その職務は、ご指摘のとおり食材の調達や献立作成、また生産者とのコーディネーター役を務めるなど、給食管理を主に行っておりますが、さらに今年度からは学校における食育推進という重要な役目を負っております。19年度は、学校における子供たちへの食育指導として、保護者を対象にした試食会や各学校で子供たちの指導、また講師として幼稚園・保育所で食育の指導に当たっております。したがって、その活動は広い面にわたっております。
 本町は、特に但馬でも先導的に町を挙げて食育推進計画を策定しており、栄養教諭や栄養職員の職は重要な役目を担っております。この4名も月に1回ずつ合同会議を持って研修会をし、献立や今日の子供たちの置かれている食に関する問題点、そういうことをお互いに研修し合い力量を高めることに努め、またそれを現場に生かすように努めております。これからも、栄養教諭と臨時学校栄養職員の活動をさらに充実させて、地産地消を一層推進するとともに、学校給食の、これが香美町の子供たちに本当に将来にわたって健やかな体と心をつくるように努力していきたいと思っております。
 それからもう一つが、給食費のことについてお尋ねです。本町におきましても、昨今の諸物価の値上がりは大変大きな影響があります。おおむねすべての食材が昨年と比較して値上がりしており、議員ご指摘のとおり、学校給食等でよく使われます小麦や油の類、また鶏肉や練り製品の上昇率は30%から、大きいものは50%にもなっております。保護者から徴収した学校給食費は、すべて子供たちの口に入る食材費です。給食センターでは、現行の徴収額で何とか定められた栄養価の摂取量を確保するよう、また、家庭の食の模範となるような献立をつくるよう工夫を凝らしております。
 香住の給食センターの給食費では、なかなか賄い切れないという状態が今、出てまいっております。香住区の給食センターは、小学校で210円、中学区では240円いただいていますが、この金額は平成3年度に値上げして以来、17年間値上げをせずにずっと来ました。但馬の各市町の給食費と比べましても最低価格で、安くおいしい給食を提供するように努めてまいりました。物価が余り上がらなかったことと、14年度から18年度の間に、みなとまち水産加工振興事業で年間約100万円ぐらいの補助をいただいて魚を買うように努めてきました。昨年も相当額の補助を受けております。そういう意味で努力してまいった結果、値上げをせずに今日まで至っております。
 しかし、今度、今学期は1学期でも賄い費が相当やっぱり高くなってまいりました。この現行の給食費で続けることは、ご指摘のとおりなかなか、もう工夫を凝らしていくけども、非常に難しい状況にあることは否めません。安全で安心、そして栄養バランスのとれて子供たちに喜んでもらうような給食をつくるためには、21年度の香住区における給食センターについては今、見直しを検討しなければならないというのが現状でございます。値上げは保護者負担の増加を招くことになりますので、このことについては、今後学校給食運営委員で十分研究し、PTAの皆さんとも十分議論をし研究して、慎重に皆さんの意見を聞いて、今、置かれている状況等も詳しく説明して、研究し検討していきたいと思っております。
 以上、まず1点目の質問にお答えさせていただきましたので、よろしくお願いいたします。


◎議長(森 利秋) 川端政明君。


◎川端政明(19番) ご答弁いただきました。以前にこの問題が出たときと地元食材のことなんか、あんまり変わらないかなと思います。ただ、魚だとか牛肉だとかセコだとかいうふうなことは新聞にも格好の材料としてよく載って、「ああ、香住の子は恵まれているな」と私も思いましたし、私がかつて勤めていた時分に食べた給食にもセコなんかは出たりして、まだ合併していなかったら但馬牛は出ませんでしたけど、今ふと思い出したりしております。比較的、香住の子は恵まれているなと、今日聞いていて思いました。それから、職員の方も随分頑張っておられる様子を聞いて安心しました。
 ただ、仕方がないとは言え、給食の食材は保護者が負担しておるわけですけども、それはどうしようもない状況にあるという実態も聞きました。できれば値上げしないように頑張ってほしいんですけども、しようがなければ、これは十分、今おっしゃったあたりの委員さんをはじめ、全保護者にも十分に理解いただいて、上げるなら上げるということをしてほしいと思います。
 じゃ、1問目はこれでいいです。ありがとうございます。
 じゃ、2問目に行きます。いいでしょうか、議長。もうお答えはいいですから、2問目に行きます。


◎議長(森 利秋) どうぞ。


◎川端政明(19番) 2問目は、香住海岸のルネッサンス計画について、ちょっと簡単にご質問したいと思います。
 今日も観光のことについて議論がありましたけども、夏の観光がもう終わりました。秋、冬の観光に向けて今やっているわけですけども、今年は景気が悪くて海外へというのも減っちゃったようですし、安い、近場、短いというのが夏の観光だと、今年は言われました。それでも、町長の行政報告にもありましたけど、報道なんかも見ても香住の夏のお客さんの入りは少なかったようです。私も見た目でそういうように思うんですけども、これは今年に限らず、夏は特に年々減っているように思っております。それで、観光業者もいろいろ工夫を独自にして、それを町もバックアップして、先ほどの浜上議員の質問にあった活イカなんかの取り組みもしたりして努力はしているんですけども、減っているのは事実だと思います。私、かつてのにぎわいを知っているわけですけども、隔世の感を禁じ得ないというような実感です。夏の多い時分の話ですけども、ある地区の名前が出て、どこどこの夏は毎日が祭りみたいだなという話を、ある方が話していることをお聞きしました。それほどお客さんの量も多かったんですけど、今はとても少なくなっております。
 そういうような状況の中で、このルネッサンスのことについて質問したいんですけども、私、以前にも2回ほど、この辺について質問しておりますけども、今度、1期工事が終わりました。1期工事といっても、中の施設の整備なんかまだ完全にできていないわけですけれども、終わりました。引き続いて、2期工事の民宿リゾートゾーンの工事に向かうべきだというふうに思うわけです。このことについて、簡単にお聞きしたいと思います。
 このルネッサンスの事業が着手されてから、かなりの年月を要します。大方十四、五年になるんですかね。かなりの年月になりますけども、まさに今、お客さんの数が下降をたどる、減ってくる今こそ、2期工事の計画にも言っておりますけども、民宿サービスの高次化を推進する供用サービス機能施設の充実を図り、そして民宿ゾーンのイメージアップを図ると言っていますけど、まさにこのことが今、重要だと考えております。今、下降する状況の中で。香住湾全体の計画の実現、今、こっちだけできているわけですけども、一応。文字どおり香住海岸のルネッサンスといういい名前のことを実現する起爆剤といいますか、大きなきっかけになるんじゃないかと思います。
 さらに、今、ジオパーク化ということで、鳥取から丹後のほうまで、香住もその中心部になるわけですけども、これに向けていろんな取り組みがなされておりますけれども、この認証などがされれば、まさに東から西に、ずっと観光資源、観光地が広がって、多くの方に知っていただけると。香住海岸の観光ベルト地帯といいますか、観光帯として発展するんじゃないかなと思っております。そういう意味でも、ぜひ湾全体をつないだ、しっかりとしたルネッサンスの計画を実現していただきたいと。そして、この2期工事については、多くの住民の皆さんの知恵を凝縮した、もう青写真もできております。ぜひこれを実現いただくような工事を引き続き、そういうような意味でも向かっていただきたいと思うんですが、これはもちろん町だけでできるわけでもない、県とのいろんな話し合い、いろんな要素があるわけですけども、この辺について町長、今のお考えをちょっとお聞きしておきたいと思います。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) お答えする前に、川端議員が、まさに着席でと言いながら自力で発言席で質問をされるまで回復されましたことを本当にお喜びを申し上げます。大変な日常におけるご努力のたまものではないかと、深く敬意を表するところであります。
 香住海岸ルネッサンス計画についてのご質問にお答えをしたいと思います。
 議員も言われますように、ルネッサンス計画は東のふれあいゾーン、それから海浜レクレーションゾーン、そして矢田川を挟んで民宿リゾートゾーン、3つのゾーンに分かれた計画でして、そのうちの東側、ふれあいゾーン、これは町はしおかぜ香苑というふうに呼んでおりますが、その部分と海浜レクレーションゾーン、香住浜海水浴場、七日市の海水浴場ですが、この2つがこの7月に完成をしたというところであります。
 特にふれあいゾーン、しおかぜ香苑につきましては、当初計画では中に施設を整備するというふうな計画もありましたが、地元の対応も含めて二転三転する中で、現在では海浜公園的な利用を行うという形で一応の完成をしたというふうに考えております。すなわち、子供からお年寄りまで自由にここに来て遊べる、運動ができる、文化芸術活動もできる、そうしたゾーンとして整備ができましたので、一応の完成はできたものというふうに思っております。また、海浜レクレーションゾーンであります七日市の海水浴場も、少し今、砂と砂利とが混在はしておりますが、その辺の整備をすることによって一応の完成を見たということで、香美町の香住の地域の活性化に大いな役割を果たせるもの、また町としては、これを最大限に活用して、香住地域の発展に役立たせたいというふうに考えているところであります。
 残るご質問の民宿リゾートゾーンにつきましては、その後における環境の変化等で、当初は矢田川のところへレインボーブリッジ、橋ができて、その向こうの矢田下浜地域に駐車場とか広場、それからウエルネスセンターというふうなスポーツ健康センターなんかも含めた計画がありました。しかし、経済の変化、それから国や県の財政状況等から、これらについての見直しのいろいろな検討が行われ、現在、レインボーブリッジについては困難であろうと。計画としては一応残っておりますが、事実上、難しいだろうというふうな、我々も含めて認識をしておるところであります。問題は、あと駐車場とか多目的広場につきましては、地元の皆さん方も強く要望をしておりますので、何とかこれは実現をしてもらいたいということで、水産事務所にも強く町として要望をしております。
 水産事務所のほうも、県の立場で本庁から予算をとって何とかこれらの事業をやりたいというふうな意向も聞いておりますので、町として、これから今まで以上に強く、この矢田下浜地域の整備について、県に要望してまいりたいというふうに思っているところであります。県も最近、急に財政が厳しくなったというふうなこともありますが、地元水産事務所では、何とかやりたいというふうな強い意気込みも持っておりますので、町として、この香住海岸全体の、川端議員が言われますような整備、そのことが今度のジオパークにも、大きく役割が果たせると思います。さしずめ、あそこには足跡化石があり、それから漣痕化石があり、いろいろな地質上の非常に価値の高い施設もありますので、そういうふうなことも含めて多くの皆さんが来られる駐車場や、それから、いろんな地元としても行事等のイベントの取り組みができる多目的広場をつくっていただくというふうな要望をしてまいりたいというふうに思います。
 現に、いろいろな協議の中で、1つの絵もかかれておりまして、香住高校のグラウンドの辺から唐田川を通ってオメ川の手前まで、これらを香住高校のところから唐田川の辺までを駐車ゾーン、それから唐田川からオメ川の間に多目的広場をつくるというふうな絵もかかれておりますので、これを何とかして実現をしたいというために、町としても強く県に対して要望してまいりたいというふうに考えているところであります。


◎議長(森 利秋) 川端政明君。


◎川端政明(19番) 町長も今言った、1期工事、東から七日市まで、それから私が言いました2期工事の全部がなってこそ、一体的にできてこそ、本当に香住海岸一帯がきっちりとできてこそ、大きな役割を果たすんじゃないかというふうにおっしゃっているんだろうと思って、強く県のほうに要望するということですので、そのとおり、ぜひやってほしいなと思っております。経済の環境が変化したりして、これはかつてもお聞きしたときにふれあいブリッジは無理だろうなという話をお聞きしておりますので、絵のとおりとは言いませんけれども、少なくともそういう全体で、ただあっちの地域だけのことじゃなくて、全体を見通した開発が絶対必要だと思いますので、強力に今お考えようなことを引き続き県のほうと折衝していただきたいということを求めて、終わります。
 ありがとうございます。どうもすみません、こんな座ってだけで申しわけないです。終わります。


◎議長(森 利秋) 町長、答弁があるようで。
 町長。


◎町長(藤原久嗣) レインボーブリッジと言いましたが、ふれあいブリッジが正しいようで、つい、どこかのほかの橋の名前を引用してしまいました。大変申しわけありません。
 それから、ついでの答弁になりますけども、そうした橋が実現不可能ですので、それにかわるのは、やっぱり矢田橋を早く整備をすることだというふうに思っておりまして、50年からたつ老朽化した橋を、幅も広く大きな橋にする。その橋については、その矢田橋の架け替え早期実現に向けて、今までから取り組んでおりますが、これからさらに一層力を入れてまいりたいというふうに考えているところであります。
 以上でございます。


◎川端政明(19番) わかりました。ありがとうございます。すみません、どうも。終わります。


◎議長(森 利秋) 以上で、川端政明君の一般質問を終わります。
 これをもって本日の一般質問を終わります。
 お諮りをいたします。
 以上で、本日の日程はすべて終了しました。
 本日はこれにて散会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
              (「異議なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 異議なしと認めます。
 よって、本日はこれにて散会することに決定しました。
 次の本会議は、明日9月10日水曜日、午前9時30分より再開をいたします。
 本日はどうもご苦労さまでございました。
                              午後3時08分 散会