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兵庫県 香美町

平成20年第28回定例会(第6日目) 本文




2008年06月24日:平成20年第28回定例会(第6日目) 本文

                              午前9時30分 開議
◎議長(森 利秋) おはようございます。
 ただいまの出席議員は19人であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。
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 日程第1 会議録署名議員の指名


◎議長(森 利秋) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、香美町議会会議規則第118条の規定により、議長において古岡菊雄君、上田勝幸君を指名いたします。
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 日程第2 諸般の報告


◎議長(森 利秋) 日程第2 諸般の報告を行います。
 発議書1、本日の議事日程は、あらかじめ議場配付いたしておりますので、ご確認ください。
 次に、小林利明君より治療のための欠席の届け出がありましたので、許可いたしております。
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 日程第3 議案第77号 香美町ふるさとづくり寄附条例を定めることについて


◎議長(森 利秋) 日程第3 議案第77号 香美町ふるさとづくり寄附条例を定めることについてを議題とします。
 この案件につきましては、さる6月19日の本会議におきまして、その審査を総務常任委員会に付託されております。6月20日付をもちまして、議長のもとに別紙委員会審査報告書が提出されました。これより総務常任委員会の審査結果の報告を求めます。
 総務常任委員会委員長、山本賢司君。


◎総務常任委員会委員長(山本賢司) おはようございます。
 6月19日の本会議におきまして当委員会に付託されました、議案第77号 香美町ふるさとづくり寄附条例を定めることについての審査経過と結果について、報告をいたします。
 発議書1をご覧をいただきたいと思いますけれども、議長からもございました。審査報告書のとおり原案可決でありますので、よろしくお願いをいたします。
 6月20日、委員会室において委員全員の出席のもと、町長も出席し審査を行いました。提案説明、総括質疑は既に終了しており、直ちに細部の審査を行いました。論点は主に条例案の第2条、第4条、第9条関係でありました。
 第2条関係の論点としましては、町政に6つの柱がある中で、なぜ教育1本に特化したのか。他の自治体を見ると、政策を列記しているところもある。列記するという議論はなかったのか。また、出身者が一番気になるのは、ふるさとに残した肉親や親族のことであり、高齢者福祉を条項に盛り込むことが、その方々の心を動かす大きな要因になるのではないか。
 反面、政策を列記することにより、香美町が目指そうとするまちづくりの方向がぼやけてしまう。列記しなくても、2条の第2号に、町長が必要と認める事業とあるので、それにすべて包含されるのではないか、などが主な論点でありました。
 続いて、第4条関係の論点としては、香美町は合併して年数が浅く、出身者は香美町というより、旧町の意識が強いと思われる。そうなると、寄附者からは、○○区の事業に使ってなど、個々具体的な指定が出てくると思うが、この条項を盛り込んだ真意は何か、が主な論点でありました。
 さらに第9条関係の論点としては、寄附者は自分が寄附したお金がどのような事業に使われたのかが気になると思う。また、寄附したお金は、すぐに事業化されると思っていよう。そのあたりの対応は十分に配慮しなければいけないと思う。どんな方法で寄附者に使途を報告するのか、が主な論点でありました。
 以上の論点を踏まえて、総合的な審査を行いました。最大の論点である第2条関係について、町長より、募集の際には、教育関係以外に、産業の振興、福祉の充実、道路の整備等文言を記載して、寄附者にわかりやすくするとの答弁がありました。
 委員会として、その点について協議を行ったところ、募集の際に、教育関係以外のことを記載するのであれば、運用面で充実が図られるのでいいのではないかとの意見がありました。
 また、4条と9条関係については、町長より地域自治区までは指定をしていただけるように配慮します。寄附者には、いただいた寄附金を当該年度で予算に反映することには無理があるので、基金に積み立て、翌年度もしくは2年から3年以内に予算化するということを寄附者に伝えます。なお、寄附者への報告については、基金の取り崩しにより事業化することによって、寄附金の使途を明確にするとともに、報告については十分に配慮しますとの答弁がありました。
 質疑終了後、討論はなく、採決を行いました。採決の結果、全員賛成で原案可決と決したものです。
 以上であります。議員各位のご賛同を心よりお願いを申し上げます。
 ありがとうございました。


◎議長(森 利秋) 委員会審査報告は終わりました。
 これより委員長報告に対する質疑を行います。
 質疑はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 質疑なしと認めます。
 山本委員長、ご苦労さまでございました。
 これより討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより議案第77号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長報告は、原案可決です。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり可決することに決定しました。
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 日程第4 議案第84号 町営住宅入江団地建設工事の請負契約を締結することについて


◎議長(森 利秋) 日程第4 議案第84号 町営住宅入江団地建設工事の請負契約を締結することについてを議題といたします。
 これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
 長瀬幸夫君。


◎長瀬幸夫(13番) 長瀬です。おはようございます。
 今度今年で8戸が完成するわけでございますが、これによって次年度に残事業はどのぐらい、何が残っていくのかということと、私はこの現場を見させていくただく中で、貸与した分との境はどういう計画になっておったんかなあという。半分、又貸しといいますか、借りた分を貸せるわけですが、それの境ですね。どういうことになっておるのかということとですね。6月から今完成した分には入居するということで、この入札事業とは少し質疑が違うと言われたらそれまでかもわからんですけど、関連すると思いますので。これによって、入居基準ですね。指標、利便係数とか、古いとこから新しいのに移るので指標が変わってくるわけですが、この指標がどういう変わり方して、入居者負担がどういう負担になってくるのか。例えば同じ川会住宅で、そこに新しく入居した場合、同じ条件だったらどのぐらい上がってくるのかということも聞きたいと思いますし、それから、計画では、これができあがったら、古いのは取り壊すということでございますが、その辺はいつごろ、どういう計画になって明け渡すかということと、それと入札結果が出ておりますが、この入札結果は、希望価格はどういうことになっておるのか。それと同じ規模のものが、昨年に売り出されておりますが、物価が高騰する中で、これ、希望価格が変動があったのか、同じ条件で同じような条件になっておるのか。入札を比較すると随分、逆に競争されたのかなあ。安くなっておるという分もあるんですけど、事業内容も少し変わっておりますが、その辺をどうとらえておるのか。その辺をお尋ねします。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 建設部長。


◎建設部長(見塚 修) 入江団地の部分の残事業は、あと、議案資料のその1を見ていただきまして、住宅4棟8戸の図面でいう上側の緑地、駐車場、それから右側の多目的グラウンド、いわゆる公園整備を21年度に行う予定であります。
 それから、住宅地以外の分を貸与する部分との境界はということですけども、同じくその図面の住宅の下側に丸印がたくさんありますが、そこに緑地帯で植栽をすることにしておりますが、その部分との境界になります。杭でその境界をし、なおかつ住宅との間に緑化をするものであります。多目的グラウンド側との境界というのは、まだ設計できておりませんので、今のところ未定でございます。
 それから、入居基準と負担の関係、少し待っていただきたいと思いまして、次に取り壊し、明け渡しの関係ですが、議案の説明のときに申しましたように、12月から入居の予定をしておりますので、その12月から明け渡しが同時に始まるということを考えてまして、それから取り壊しにかかりたいというふうに考えております。
 それから、入札の結果でございますけども、比較価格で入札率96.67%でございます。昨年との比較でございますけけども、昨年より値段的には、設計金額的には少し上がっております。物価の上昇等がありますので少し上がっておりますが、入札結果的には、昨年より率的には下がったということでございます。
 入居基準の詳しいものはちょっと待っていただきたいと思いますが、条例改正のときにもお話いたしましたけども、新しくできた住宅でそのものの住宅単価、あるいはこの入江の住宅地、利便係数で新しいもので行っております。そうすれば当然、新しいものですから、金額が上がっていくわけですけども、急に上がるということは負担がかかるということで、暫定的に少しずつ上げていくという方法をとらせていただいております。詳しい数字は少しお待ちください。


◎議長(森 利秋) 長瀬幸夫君。


◎長瀬幸夫(13番) 今、入居に対しての指数ということをお尋ねしておるわけでございますが、これはなぜかといいますと、今川会団地が8戸あるのが、その受け入れとしてあそこにつくるとしながら、どの程度上がったというのはまだ数字的にはわからないわけですけれども、段階的というのはどういう段階を踏むのかですね。
 というのは、せっかく受け入れを施設としてしてもらったんだけど、川会団地よりうんと上がって、ちょっと入れんがなということにはなっていないのかどうか。目的は1つは、川会団地の受け入れ先としてこしらえたんだけど、今言うように段階的にということで、1つの措置として負担が一遍に上がらないようにという気配りがあるということはあるわけでございますが、その辺で同じ条件であれば、どのぐらい上がって、段階的にどういうことをしようとされるのか。その辺も聞きたいと思っております。


◎議長(森 利秋) このまま暫時休憩します。
                 (暫時休憩)


◎議長(森 利秋) 会議を再開します。
 建設部長。


◎建設部長(見塚 修) 住宅の家賃、ご存知のように本人の年収によって変わってくることがありますが、今まで川会住宅で最終のときに1番最低の方で6,600円、この方が、収入が同じだとして、新しい住宅に入っていただくときには2万5,100円となります。これを住宅法43条に基づきまして、6年かけて暫定的に上げていくという格好になります。
 このことについては、住宅建設に着手したあとに、今現在入っておられる川会住宅に入っておられる方々に説明をいたしたところでございます。
 以上でございます。


◎議長(森 利秋) 長瀬幸夫君。


◎長瀬幸夫(13番) 6年かけていいますのは、これが率からいって、6年同じ率で上がっていくということで解釈していいのか、どっかの辺で、据え置きしておいてぽんと上がるのかという辺はいかがですか。


◎議長(森 利秋) 建設部長。


◎建設部長(見塚 修) 6分の1ずつ上げていくと、差の6分の1ずつ上げていくという方法です。


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
 質疑を終了します。
 これより討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより議案第84号を起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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 日程第5 議案第85号 公立八鹿病院組合規約の変更について


◎議長(森 利秋) 日程第5 議案第85号 公立八鹿病院組合規約の変更についてを議題とします。
 これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
 寺川秀志君。


◎寺川秀志(3番) それでは質疑したいと思います。
 町長、本件の提案内容は、既に豊岡病院組合では同じような内容の規約になっているのは承知しているんですけど、私、ご存知のように八鹿病院議会に出ていまして、今までに余り管理者どうこうという話、話題になった記憶はないんですね。今回の提案が何か唐突だなという感じもせんでもないんですけど、その辺、提案までに町長が副管理者として管理者養父市長との話をどのような協議をされたか。一度お知らせ願いたいと思います。
 それから2点目の、この規約の管理者の選任のところで、新聞でも出ているんですが、9条の(2)の改正ですが、共同任命になっているというところが、この文言がその結果として、関係市町長以外の人が管理者になるんではないかという感じを持っておるんです。その辺もお答え願いたいと思います。
 それから3点目で、組合議会の同意を得ることについてはということで、管理者は同意が要らないと。副管理者は同意が要るということで、自分が思うのは逆ではないかなあと。やっぱり管理者のほうを同意を得て、副管理者は管理者が選任するというほうが、建前上も普通ではないかという感じがしております。その辺もまたお答え願います。
 それから4点目は、附則では本年の7月1日から適用できるようになっているんですが、新管理者は、いつごろ選任される予定か、それもお答え願います。
 よろしくお願いします。


◎町長(藤原久嗣) おはようございます。寺川議員のご質問にお答えしたいと思います。
 今回のこの問題につきましては、今、構成市町長であります養父市長と私と数回にわたって協議をして、今日に至っております。その中で、合意をしてこういう方向でいこうということで提案を申し上げていることであります。
 その理由としましては、今まで八鹿病院組合、施設の建設を中心にいろいろと協議をしておりました。それぞれの構成団体の負担の問題もありますし、まさにそれぞれの市町にとって大きな課題でありますので、市町長が先頭に立って取り組むというような方向に来ておりましたけども、あわせて病院の運営が、ここ1年前から医師の不足等で大変大きな課題になりました。昨年からご案内のとおり但馬の医師確保対策協議会も行う中で、それぞれの単に八鹿病院組合だけの問題でなくて、但馬全体の問題も含めて対応していくという中で、医師の減少も起きるという中で、新しい病院を建設をし、これから経営問題が大きな課題になります。その経営の中で、やっぱり日常における積極的な管理、それから特に医師、病院職員等の一体的な運営という点についての重要性が高まってきておりますので、そういう中では、専任の管理者をおいて、しかも業務全般に精通をしている専任の管理者を置いて、絶えず関係の院長をはじめ、関係の職員との連携を緊密にした体制をやっていかないことには、八鹿病院の今後の運営についてそごを来すことが多いではないかと。そんなことから、既に豊岡病院組合でもそういう体制をとっておりますので、八鹿病院組合もこの際、そういった形に踏み切ろうというのが、今回の規約改正の大きな理由であります。
 2番目の共同任命、実はこの規約の中の1項の関係市町の長による互選というのは、どちらかの市町長が管理者になるという道は、規約の中で残しておりますが、市町長以外を選ぶ場合には、関係市町の長による共同任命ということになります。
 今回我々が考えておりますのは、先ほど説明しましたように、市町長以外の専任の管理者を設置をして管理体制をきちっと確立をしたいというのが趣旨であります。
 3番目の議会の同意が必要ではないかということですが、これにつきまては、八鹿病院組合議会での議員協議会でも説明をしたというふうに聞いておりますけれども、まさに構成市町長との一体的な対応で、信頼できる管理者が責任を持って対応してもらうということが最も重要なことでありますので、市町長が十分信頼できる者を任命するという形をとりたいと思いますし、そうしたことが制度的な面からいっても対応ができるというふうな判断のもとにしているところであります。
 4番目のこの体制をいつごろからというのは、できるだけ早くやりたいと思っております。ただこの仕組みの中で、構成市町長会というのがやはり意思決定といいますか、全体的な対応としては最も重要な機関になりますので、今まで正副管理者でおりましたものを構成市町長会という組織をつくる。これは病院組合の条例として制定をすることになりますので、今の予定ではできるだけ早く、7月中にでも病院議会を開催して、その構成市町長会の設置条例を可決いただいて、その上で新しい体制を、いわゆる構成市町の共同任命によって、新しい管理者の設置というふうな運びにしたいというのが考え方の根底であります。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 寺川秀志君。


◎寺川秀志(3番) 再質疑をしたいと思います。
 今、町長も認められたように外部から招くということで、それはそれとして重要だと思います。そのときに、新たに選任することによって、報酬関係が発生すると思うんです。その辺もこれから先のことで金額どうなるかわかりませんけど、やっぱり外から招くとそこそこの金額になると思うんです。その辺が今の八鹿病院も含めて厳しいときに、果たして理解が得られるかなという感じがしますのと、もう1点は、僕も初めて出させてもらって、各市町のトップがおられる議会と、おられないで開く議会とは、何か大変重みが、おもしがなくなって、果たしてうまくいくんかなという感じが、おられるだけでも大分違うような感じがしますんで、その辺、ちょっと心配しております。
 それからもう一つは、早いことって言われまして、今養父市は秋の選挙も目指して、ダブル選挙ですね。いろいろざわめいていますところで、選挙が終わってからもいいんじゃないかなという感じもしておるんですけどもね。その考えをまたお聞かせください。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 1点目の報酬の問題につきましては、議員も言われますように、我々は、この体制強化を図ることによって病院の負担が多くなるということについては、好ましいことではないというふうに思っております。
 具体的に現在も副管理者ということでの専任の職員もおりますので、人はどうこうは別にして、屋上屋を重ねるようなことではなくて、管理体制を強化する中で、人員配置だとか、必要費用という分については、極力変わらないような状況に持っていく方向で構成市町長としてもやっていかなきゃならんというふうに思っております。
 それから2番目の任命の時期につきましては、養父市の問題について私がどうこうという問題ではありません。そういうふうなことがあるにしても、病院として何が必要か。急ぐ必要性があるかないかというふうな判断のもとで対応するとするならば、こうして新しい病院も完成をし、しかも日々病院を取り巻く、医療を取り巻く環境が変化をしていく中にあって、一刻も早く強力な体制を組んでいきたいという考え方からすれば、養父市の問題とは別に、早くその体制を講じてまいりたいというふうに考えているところであります。


◎議長(森 利秋) 答弁漏れ。いいですか。
 寺川秀志君。


◎寺川秀志(3番) なかなか町長もう一つ言いにくいかなと思って再質疑しなかったんですけども、もう一つ答弁漏れの中で、各市町のトップが議会におられないことで、議会に対する、全般に対する重みというんですか、その辺がバランスが崩れる可能性もなきにしもあらずで、私自身は思っておるんですけどね。その辺、どんなふうに思っておられるかお聞かせください。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 大変失礼しました。意識的にでなくて、ちょっとうっかりして答弁を漏らしておりました。
 構成市町長会の設置条例は、病院議会に提案をするものでありますが、それについても我々としては、内容について考えておりますが、構成市町長会と管理者との関係につきましては、完全に管理者のいろんな対応について、管理者からの進んで諮問を受ける。また諮問がない場合にあっても、構成市町長会として、これは管理者に強く要請をするといいますか、指示をするといいますか、必要があるということについては積極的に対応できるというふうな仕組みをしておりまして、議会の場に直接出ないという点については、現在とは変わってきますけれども、運営そのものについては逐一チェックをし、必要な指示を進んで行うというふうな体制は従来と変わらない方法で進めてまいりたいというふうに考えております。


◎議長(森 利秋) 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) 山本です。
 私は、この規約改正案を見せてもらって、真っ先に感じたのは、北但の事務組合、ここでは、構成市町長会をなくして、自らが副管理者、1市2町の市町長が管理者・副管理者ということで、議会にも出るし責任を持つんだという形に、ついこの間やったばっかりなんですよね。そのこととの対比を、まず考えたんですよ。北但では自らが、管理者・副管理者として位置づけられるようにし、八鹿病院組合では逆に、今現在管理者・副管理者である者が、結果的には市長も町長もおりるという形で、今もありましたけれども、構成市町長会という形で、意思決定はするけれども現場は全部、管理者・副管理者別の者が日々見ていく。そのことは実は、八鹿病院組合の議会というところでも管理者が答弁席に立つと。市町長は、簡単に言えば傍聴席だという形になっていくわけで、うーんと思いながら、建設の段階と実際の経営の段階との違いだというふうに、先ほど寺川議員にお答えになった部分で、ほんとうにそうなんかなあと思ったりしながら聞いておるんですけれども、もう一遍そのあたり、北但との対比で考えたときにどうなのかなということを伺いたい。
 それといま1つは、7月1日から施行するというふうにあるんですけれども、通常我々の感覚でいくと、7月1日から施行するというときには、その日にはもう次の形ができあがるものなりみたいな認識でありがちなんですけども、今日の段階でこの規約が改正をされて、八鹿病院組合の議会で構成市町長会を組合の条例として定めるということは、これからになるということになると、実際この形で動き出すのがいつの時点になるのかよくわからんのですけれども、簡単にいうと、管理者も副管理者も皆専任という理解でいいのかどうか。もちろん規約を読めば、副管理者になり得るという、10条を見ればその辺が入ってはおるわけですけれども、市町長が専任でここにいられる可能性というのはゼロですから、実際には管理者にも副管理者にもならないということなんだろうなと思うと、どの辺を想定をしておるのか。具体的に人選が進んでおるというふうなことになっておるのかどうか、その辺具体的にどうなのかなということも伺っておきたいというふうに思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 1点目の北但広域行政との関係については、確かに北但広域行政は4月から、管理者は構成市町長の1人が行っておりますが、副管理者に入ってなかったという経過があります。そういう中で、4月から具体的には従来からの管理者である豊岡市長が管理者のままで、私と新温泉町長とが副管理者という位置づけで、議会対応も含めてさせていただくいうような方法をとりました。
 今多く北但行政は、日常管理というものよりも、いわゆる計画施設建設に関する計画を進めていく、毎日の細かいことよりも大きな方針について、それは構成市町の意向を十分体して対応いかなきゃならんといふうな段階であります。
 病院のほうにつきましては、先ほどご説明しましたように、もちろん従来から日常管理の徹底は重要でしたが、さらにその必要性が増してきておる。しかも経営的に考えても大きな課題を抱えて、それらを十分に対応できない場合には、経営的な大きな問題も起きる可能性があるというふうな状況にありますので、そうした中における対応として全責任を持って、日常における対応のできる責任者を配置するということが、一番大きな取り組みの方向であります。
 2番目のご質問の、そのときに構成市町長は、例えば副管理者が何かという格好で入るんかどうかということですが、そういう想定は基本的にしておりません。したがって、この部分は副管理者も規定はありますが、これも管理者が議会の同意を得て決めるというふうな格好になっておりますが、その辺がどうなるかということであります。
 私自身としては、私自身が判断することではありませんけども、それは弾力的に考える必要があることではないかなあというふうに思っております。
 今回、こうして7月1日付でということで、これについては、手続としては県の許可を得なきゃならんというふうな問題もあります。したがって、それを得て、私としてはできるだけ早く八鹿病院議会を開会をして、構成市町との関係についての条例、いわゆる構成市町長会設置条例を決定して、その上で両市町長による共同任命というような格好での任命というような方向に持っていくべきではないかというふうに思っているところであります。
 それによる具体的な人選どうこうにつきましては、構成市町長である程度の協議はしておりますが、今ここで公表するとかどうというふうな段階ではありませんので、お許しをいただきたいといふうに思います。


◎議長(森 利秋) 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) ですから、今お答えにあった、規約ですから、県の許可があった日から実際にはその効力を発するということになるわけですよ。だけども、7月1日から施行しようと思えば、それまでに、要するに、ここでの議決、それから養父市での議決という同文議決があって、それで県に許可の手続をとるわけでしょ。同時に人選だとかそういうことも含めて、通常やるもんだと思っておるもんですから。だって、どうしてもその日にやりたいという場合には、もう夕方間に合わせるようにすっ飛んで行くことだってやるわけですよ。
 その辺考えると、どこまでその、今の答弁伺っておっても、そのうちにやりますわみたいなね。このことは、住民の意向とか、養父市、香美町の意向なのか、県の指導助言なのか、その辺はどうなんですか。どうも私は、我々が人事に口を挟めることではないんですけども、しかしながら、何か県の関係者が管理者・副管理者みたいなとこら辺に来るんではないかなという疑念を私は持っておって、そうなってくると、実際八鹿病院、村岡病院の経営にも、県の意向がストレートで入っていくみたいな、そんな状況になっていくんではないかという疑念を私は持っておるんですけれども、そのあたりは、町長、どんなふうにお考えになってらっしゃるんでしょうか。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) いろいろな県の病院経営についての指導や協力はいただいておりますけれども、事この問題に関しては、県の示唆とか指導は一切ありません。我々養父市長と私とで協議をして、この構成市町としてこうした体制をとることのほうが好ましいという合意を得て、今お願いをしているということでありまして、ご心配のような部分については全くありませんので、断言をしておきます。


◎議長(森 利秋) 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) 今最後に断言というようにおっしゃったんですね。断言とおっしゃったんですね。県からの天下り団体になるようなことはないですね。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) そういう考え方は一切持っておりません。


◎議長(森 利秋) 長瀬幸夫君。


◎長瀬幸夫(13番) 長瀬です。
 今度の組合一部規約の改正というのは、経営面に軸足が置かれたんかなあという思いをして見させていただくわけでございます。
 私も八鹿病院組合の議会に2年ほど出させていただきました。そういう中で、病院の経営というのは、なかなか難しさがある。あるいはまた、今回の医師の不足ということで、大変病院側に大きな責任というか、そういう難しさがあるんだろうなと思いながら、そういう中で、今回の管理者・副管理者、場合によったら構成市町からは出ないというつくりになる。9条では、互選によるという1つのものもあるわけですけど、先ほど町長が同僚議員の答弁にあったように、経営面からすると、私もそれに出させてもらったときに、やはり責任の度合いが構成市町の管理者にあるのか、病院側にあるのかというような弁が随分あったじゃないかなあという思いもして、出席させてもらった面もあるわけでございますが、今回の場合、そういうことが、今町長の答弁では、管理者、どうしても病院経営から考えると、今の構成市町の町長からは難しさがあるではなかろうかなという判断は、私自身したわけでございますが、そうすると、副管理者も出ないというような、10条で、「管理者及び副管理者の任期は、4年とする。ただし、関係市町の長が管理者の場合は、その任期による。」となって、ここで副管理者もこの管理者というものに入ってしまうのかどうかわからないわけですけど、この文言だけでなると、副管理者というのは、関係市町の長の任期というものは、なくなっておるということを考えると、ここには考えていないということになると、副管理者は、あくまでも構成市町長がならないという前提のもとに改正されるのかなあということを思うわけです。その辺はそういう思いでいいのかというのと、議会対応、先ほど同僚議員も言ってましたが、議会に、例えば管理者・副管理者が外れるとするならば、議会には顔が出されないという。議会でそれぞれの構成市町が議員を選出して議会で議論するその場に、その町の管理者というか責任者が出ていないということになってしまうという思いがするんですね。その辺は、そういうことでいいのかどうか。
 先ほど北但議会のこともありましたが、私も北但議会でこんな大事な問題を議論しながら、構成町の首長が出てないということはどういうこっちゃということも言わせてもらったことがありますが、同じことがこの議会で起こり得るという思いがするんですけど、その辺は、そういう心配はないというお考えなのか、その辺もお尋ねしておきます。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 今回の措置は、確かにいろいろな要素がありますけれども、病院の管理体制を最優先に考えた取り組みとして、常勤のきちっとした責任者を置かなきゃならん。そうしないことには、いろんな問題が多く出てくるということからとったものであります。
 ご質問の副管理者に、じゃあ市町長が入ったらどうこうという、条文の上では入れるんですが、ここらについては管理者の判断によると思いますけれども、私は管理者に入らなくて、副管理者だったら入るとかというふうな性格のもんではないであろう。やはり管理体制を専任の体制でやって、それをチェックする。それから、諮問に応じるという体制としての構成市町長会というものを別途条例でつくっていく。そこで十分な連携を図っていくという。議会との関係についても、直接首長と議会とのやりとりはなくなっても、それら重要な問題については当然管理者は、構成市町長会の意見を十分把握をした上で、議会対応をするということになりますから、間接的な点については、少し現在とは変わってくると思いますけれども、機能的には変わらない方法になるし、またそういう方法をとっていかなきゃならんというふうに思っております。


◎議長(森 利秋) 長瀬幸夫君。


◎長瀬幸夫(13番) 今言われるように機能的には変わらないとしながら、組合議会で議論をする議論が構成市町長にどうして伝わるかということを思うわけですね。それがやはりなくなってしまうということが心配するわけですね。それも経営面では確かにこういう責任というものをきちっと明確にしていったほうが、経営面ではいいんではなかろうかなという思いはするわけですけど、逆に言えば、今度住民医療の問題で、それがどういう反映されていくのか。町長、言われるように今構成市町長会ということが設けて、その中で反映されるということでございますが、結局言えば組合議会の議会というものの議論の大事さというのがどこで反映されるんかなあと、伝わるのかなあということを思うわけでございます。管理者、病院関係には伝わっているけど、そこの責任ある市町の立場にどうして伝わっていくかということを思うわけですが、その辺いかがでしょうか。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 確かに現在ですと、直接管理者・副管理者が議会対応をしておりますので、それらは即時対応ができますが、いわゆる専任管理者を介在することによる問題は全くないとは言えないと思います。したがって、それらが十分機能できるように、いわゆる構成市町長会と管理者との間の緊密な連携を図らなけりゃならんと思いますし、必要に応じて、議会直接とは別に、いわゆる病院議会と構成市町長会との意見交換を行うような場というのも、場合によってつくっていただく。また、我々としても求めるというふうなことは起こることもあっていいんではないか。また、そういうこともあってもいいんじゃないかというふうに私自身は思っております。
 通常の場合の議会運営については、そういうことばかりではありませんので、やっぱり病院の管理体制を強化をしていくという中における取り組みを最優先にやっていただくことがいいんではないかというふうに考えているところであります。


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
 吉田範明君。


◎吉田範明(15番) 特に質疑はないんですけど、言葉じりを拾うような質疑になろうかとは思うんですけど、どうも聞いていると、要するに、基本的にはもう建設的な部分がなくなって日々の業務になってきたという中で、管理・経営面が中心になってきたから、新たな、ここで言いますと、9条の2号の要するに、言葉はいいのかどうかわからないけど、外部的な部分での管理者を置こうと、また副管理者も同じくそういうようにしようというふうに聞こえてならないわけなんですけれど、多分そうだと思うんですけど。じゃあ今までのことはどうだったんだなあっていうふうな、逆にこれはできてないということをあえて認めているような何かどうも発言に聞こえまして、その辺、これ意地悪な質疑になろうかと思うんですけども、どうもそういうことが聞こえまして、それプラス、先ほど言いましたように管理者を外部から2号の管理者を置くということになれば、当然報酬もそれなりの報酬をあげなければならないということは、逆に言えば先ほど日々の病院業務のほうで、その報酬アップの分は吸収するんだという答弁がありましたけど、その辺どうも、言葉はもっと悪いんですけども、責任逃れに使われているんじゃないかなあという思いがちょっときつく言えばしているような気がしてならないわけです。
 そういう質疑に対しまして、町長やはり先ほどいろいろとるる、そういうことじゃなくて、構成市町長会を設けて、その辺はきちっとチェックしていくんだと、こういうふうな話があるわけなんですけど、どうもその心配がぬぐえない。もっと言葉は悪いんですけれど、なかなか過去からこの八鹿病院に関しましては、十分に最終的には予算は我々の税金から出していかなければならない。全部組合のほうがその予算を持っているわけではなくて、我々も負担をしているというところがあるわけです。そうしましたら、決して知らん顔で、もうあれは組合のことですからという話にはならんと思うんですけれど、その辺、同じ答弁になろうかと思うんですけど、その辺再度ちょっとお聞きしたいなと思うんですが。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 本来から言うと、直接責任者がすべてのことについて管理を行うというのが一番望ましいことだというふうに思います。したがって、八鹿病院組合においてもそういうような体制をとってきたと。しかし、病院運営が従来のような、いわゆる副管理者を置いて、ある程度の権限を与えることによって対応ができるというような状況を超えて、大変厳しい状況になってきている。全責任を持って、タイムリーに対策を講じながら全職員を管理をして対応するということを、副管理者であってもできんことなかったですが、さらに全面的な権限を与えて対応しないことには、病院にそのものの存続、そのものが大きく言えば危ぶまれるというふうなことになるというような状況の中にあって、一方、管理者や副管理者がやってます市町長も、今度は自分ところの行政そのものにも忙殺されるという中で、どちらも中途半端になってしまうということは好ましいことではないではないか。特に病院を考えたとき、この時期、これはどこまで続くかわかりませんけども、全面的な体制で、責任体制の中で対応していかなければ、八鹿病院の場合にも大きな問題があるというふうな認識の中で、今回の措置をとろうというふうなことを、養父市長と私との合意のもとに判断をしたということでありまして、責任を逃れるとかどうということでなくて、状況の変化、病院を取り巻く環境が大変厳しい状況になったことによっての対応だというふうにご理解をいただきたいというふうに思います。
 2番目の、特に養父市もそうですが、香美町も多額の費用を出しておりますので、それに伴う、それに伴うというよりも、町民医療という観点から最も望ましい医療体制を可能な限り進めていくということは、八鹿病院組合に強く臨んでいかなきゃならないし、前から臨んでいるところでありまして、これらについては、今後とも一層十分な対応を香美町という立場でやっていかなきゃならんというように思っております。
 したがって、それは組合議会の場における議員の皆さんとのやりとりという部分はなくなりますけれども、どちらかというと、その部分もありますが、どうかというと、病院組合に対する香美町との関係とか、病院運営についての管理者に対する指示だとかという部分が大きな日常におけるウエートを占めますので、それらにそごを来たさないような体制は、今の状況で足らざる部分はさらに補強することも含めて進めてまいりたいというふうに考えているところであります。
 若干違いましていろいろな問題はありますけれども、やっぱり第一は、病院の日常における管理体制を強化をしていかないことには、八鹿病院そのものの将来についていろんな問題が起こる可能性があるというふうな状況の中で、専任の管理者体制をとるということを考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。


◎議長(森 利秋) 吉田範明君。


◎吉田範明(15番) 本来ですと、八鹿病院議会で言うような話になってしまって申しわけないんですけれど、私も何回か八鹿病院に出させてもらったんですけれども、基本的には事務部と医療部というふうな形で、割合わかりにくい構成になっていると。しかしそれが2枚看板の中でやっていくということの中で、どうもその辺がちぐはぐしているというのも、ずうっと感じとったわけですね。それが今回、この管理者をきちっと置くということになれば、その辺が十分に強化されつつ、また、言葉は悪いんですけれど、正常にいくのかなあというふうな感覚は持つわけなんですけれど。
 そうしますと、ちょっと私、不勉強で申しわけないんですけれど、これにあわせて八鹿病院のやはり全体的な体制というものも、やはり整えていかなければならない面があるのではないのかなあと。これは具体的には申しませんけど、そういう可能性もあります。例えば、構成の話ですから議員がそれをいろえる権限もないので、その辺どういうふうに話されているのかお聞きしたいわけなんですけれど、基本的にそれに合わせた形で、また強化される、迅速化をさせるということになれば、やはり今ある体制もある程度いろっておかなければならないんじゃないかな。もっと言えば、議員の立場から言えば、議会事務局体制等々の問題もしかりですね。やはり議員からいう八鹿病院に言うのが本来だとは思うんですが、その辺も考えていかなければならない問題が出てくるんじゃないんかなと。これは個人的な考え方なんですけれど、町長その辺、やはり養父市の市長ともお話になって、ただ管理者と副管理者を入れたらいいというだけの話で終わっているのかどうか、その辺再度、答弁願いたいなあと思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) ちょっと説明が漏れましたが、実はこの4月から既に病院内における管理体制の考えられる対応というのは、とっておる部分があります。例えば副院長も3人体制にして、それぞれの分野ごとに副院長を置いて、院長との連携を図るとか、事務局部門の管理職の体制を強化するとかというふうなこともとっております。しかし、それは、その段階では構成市町長が、管理者・副管理者という体制の中における院内の体制ですので、今回の新しい体制の中で、これでこの4月にとった体制で当面いいのかどうか、さらにつけ加えて対応しなきゃならない問題があるかないかということにつきましては、この際に、より具体的にといいますか、細かな協議を養父市長ともしていかなければならんというふうに思っておるところです。大筋として、現在の状況に対応できる院内体制については4月にとっておりますので、それを基本にして進めてまいりたいというふうに私自身は考えております。


◎議長(森 利秋) 吉田範明君。


◎吉田範明(15番) 1点だけ具体的に申して、申しわけないんですけれど、これだけ一番今までの質疑を聞いていまして心配するのは、やはり住民の目が届かなくなるんじゃないか。もっと言えば、議会の目が届かなくなるのではないか。もっと言えば、首長も当然選挙で選ばれたわけですから、住民の目です。そういうものが本当にできてくるんかなあという心配を我々はするわけです。決してこの管理職を置いて悪い云々ということは申していません。その辺をどう確立していくかという問題が、構成市町長会であり、議会でありと、このようには理解するわけなんですけれど、そういう中で、どうも議会体制、もっと言えば議会事務局体制がしっかりしてないようなことを、前々から我々はもう感じておるんですけど。もっと言えば、何か聞きますと、議会の事務局なのか当局なのかわからんようなこともちょっと聞きますし、その辺やはり、これは執行部だけの問題ではない。もちろん議会の考え方も出てこようと思いますけれど、しかり最終的な構成はやはり町長しかできませんので、この辺もやっぱりきちっとした形でしていかないと、今のチェック体制、チェックできる体制がちょっと不十分ではないかと感じるわけなんですけど、その辺も含めた答弁なのかどうか、再度確認したいと思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 八鹿病院組合における議会体制については、少し具体的な問題については承知してない部分もありますので、今ご指摘のようなことも含めて、この際お話を十分聞いた上で、必要な内部体制はとれるものをとっていかなければならないというふうに思います。
 いずれにしましても、新しい体制のスタートですから、上の部分だけ直しても、関連する部分についてそごを来す部分もあると思いますから、全体的な体制をどうしていくかということにつきましては、まさに構成市町長会として、事実上の構成市町長として、構成市町長会を発足前から具体的な協議をしながら、可能な限りの万全の体制でスタートを切りたいというふうに考えてございます。
 あわせて、特に、これは養父市も香美町も一緒でありますが、香美町の場合、八鹿病院が町外にあるという関係で、町民の医療という観点からより効果的な活用という面でどうかということにつきましても、今後も十分、養父市民とは別の観点から、私は香美町は状況の推移をよく見ていかなければならない。そして必要な意見は言っていかなけりゃならんというようなスタンスでおりますので、そういうところについては、町議会においても、いろんな面でまたご意見をお聞かせ願って対応したいというふうに考えておるところであります。


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
 西坂秀美君。


◎西坂秀美(14番) メモしてきたことはほとんど出てきたんですけど、1点だけ町長にお尋ねをしてみたいと思います。
 八鹿病院の中でも、特に村岡病院の置かれている立場というのは、我々も町長も既にご承知のことだと思います。地域医療ということに対しては、本当に力を入れていただいていると。ほんとにおらが町の病院ということで、頑張っていただいているんですけれども、その中で、昨今どこの病院もそうなんですけれども、赤字体制が、病院の経営状況がよくないという状況に陥ってきています。これは八鹿病院においてもしかりですけれども。そういう中で先ほどから出てますように、共同任命という部分で、いわゆる部外者という表現は悪いんですけれども、市町長以外から入ってきて、経営面というものを考える場合において、村岡病院というのは、非常にそういう面からいくと、危ないんじゃないかなあと、その辺のところをほんとにどうしていくんかなという思いがするんです。その辺のあたりの引き継ぎていうんですか、地域医療ということに対して力を注いでいるんだというようなことを、次の管理者に対しての町長のお考え、そういうことはきっちりと伝えていくのか、主張していくのか。その辺のところだけ、もう1回ちょっと確認してみたいというように思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 八鹿病院組合にとって、単に養父市民の医療だけではなくて、香美町の旧村岡、美方、いわゆる村岡区、小代区の住民の医療ということも一体として対応するということは、当初からの方向ですので、十分今までからその方向で進めておると思いますけども、こうした厳しい医療環境、それから病院の経営環境になりますと、ややもして、どちらに優劣をつけるというふうなことが起こる可能性があります。
 したがって、そうしたことについては、同じスタンスで取り組んでいく。我々としては、僻地の医療というほうが、より医療環境が悪化しているという中における公的病院の役割の重要性ということを中心に、強く八鹿病院組合の中における首長としての意見を今まで以上に強く反映をしていきたいというふうに思っております。そうでなければ、八鹿病院組合としての運営の意義がなくなってしまうという観点から、今までから強くいろんな面で意見を言っておりますけれども、さらに一層これからはそうしたスタンスで対応してまいりたいというふうに考えております。


◎議長(森 利秋) 西坂秀美君。


◎西坂秀美(14番) 答弁は要りませんけれども、非常に村岡病院も厳しい。そういう中でやはり赤字解消のためには、香住病院にも行いましたけれども、やはり予算的なことも、今後は考えていかなければ難しい状況に陥るんじゃないかなと。そういうときのためには、また補正を組むというようなことの対応も含めて、ご検討いただきたいということを強く求めておきたいというふうに思います。


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
 浜上勇人君。


◎浜上勇人(6番) 町長に2点お尋ねしたいと思います。
 先ほどから同じような質問、たくさん出ておるんですけど、現行の規約のまま、町長が先ほどご説明された関係市町の養父市長と町長とで任命をした管理者をというお話ですけど、現行の規約のまま常勤の副管理者に町長や養父市長さんが想定をされておる、その能力や識見を持った方を充てるというのでは、その病院の運営上何か差しさわりがあるのかなというふうな思いがするのが1点と、先ほど山本議員が言っておられた、北但では逆だと。病院と医療と環境という違いがあっても、今のこれから設置される共同の処理施設というものも、建設には何十億円というような単位でなくて、何百億円だと思いますね。それから実際稼働していけば、それも日々の業務というものが、形の違いはあっても、病院と同じように専門的な運営の仕方にたけた人というふうなことに、施設ができたりしたら、そういうふうな今度の規約改正のような考え方になるんでしょうか。その2点について、ちょっとお尋ねします。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) まず1点目の、副管理者に市町長がなれないのかと。規定の上ではなってもいいことになっていますし、管理者が選ぶということになっておりますが、したがって、なれないというように私がちょっと言うのは語弊がありますけれども、私は今回の制度改正の趣旨からいって、副管理者になれるぐらいだったら管理者になってもいいしというふうな気もですので、やはりその辺は構成市町長会というきちっとした条例設置の位置づけの中で、病院運営についてきちっと意見を述べるというよりも、指示をするということだと思いますので、そういうことができますので、わざわざ副管理者に入る必要性はないんではないかというふうに思っております。ただしこれは、いわゆる発議といいますか、意思を出すのは管理者になった人だということになりますが、仮に私はそれを言われてもちょっとおかしいん違うぞということで、私自身はお返事をためらうということになるというふうに思います、ちょっと具体的な話をしますと。
 2番目の問題につきましては、ちょっとこれはご質問の趣旨はあれですが、どちらにしましても、病院、例えばいろんな建設事業を行う多くの予算を伴うときに、議会に構成市町長が出てないから、でも八鹿病院議会が、じゃあ何億の事業をやってどうこうというようなことができるわけではないと思います、仕組みの上では。構成市町以外の負担による、ないしは財源によって行う事業はそれはできますが、構成市町が財源負担をすることについては、あらかじめその了解を得ないことには、八鹿病院組合としては事業の決断はできないと思いますので、そういう意味では今と全く変わらない。その構成市町長会に協議を持ち上げてもらって、そこで両市町がそれぞれの両市町のためによかれと判断するかどうかというのが、まず先にあるというふうに思っております。
 すべてではなくて、構成市町に関係ない財源でやるものについては、決して構成市町長の了解なく、まさに病院独自で議会でご決定いただくことですが、少しそうした病院議会というのは、いろんな関連性が出てくる性格的なものではないかというふうに思っておりますので、そうしたことの運用を連携をとってやっていくことが必要だというふうに考えているところであります。
 それから、ちょっとなりますが、病院という性格からいって、既にご説明しておりますが、豊岡病院組合も従来構成市町が管理者・副管理者をやっておったものを今専任体制にいっているということで、それが我々の聞いておるのでは、以前よりも円滑に行われているというふうに聞いておりますので、そういうことも参考にしながら、八鹿病院についてもその方式を導入することが、今必要なことだというふうな判断をしておるところであります。


◎議長(森 利秋) 浜上勇人君。


◎浜上勇人(6番) 1点目のことがですね、町長。私は町長が副管理者に今のままならるとかそういうことではなしに、規約を改正して、外部からお招きになるのか、内部から昇格されるのか知りませんけども、規約を改正して、管理者を市町長以外から就任していただくということと、現行の規約のまま、その想定される方を副管理者として、今のまま、実務は同じようなことなんですからね、それをするのとどのような違いあるのかということをお尋ねしておるんです。
 今度養父市長と藤原町長とで任命をされようとしておる、その管理者にというふうに想定をされておる方が、現行の規約のままこの常勤の副管理者として、能力を発揮していただいたら済む話ではないんかなあというふうに思いますので、そのことをお尋ねしておるんです。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 現在も副管理者が常勤ですので、副管理者にある程度の権限を与えて、業務運営を行っておりますが、やはりそこは病院運営の責任者ではありませんので、大きな問題についての判断とか、それから院内の主導というふうな点については、やはりそこは管理者に任せなきゃならんという部分があると思います。
 したがって、そういうことを全面的に新しい管理者に権限を与えて対応していくということが、こうした経常的な業務だけではなくて、多く変化しながら対応していかなきゃならない病院体制の中では、その必要性が非常に高まっている。したがって、それらに対応するためには、やはり全責任を与える管理者を常勤として設置することが必要だというふうな判断をしているところでございまして、副管理者の常勤だとその効果が半減ないしはゼロになるのかのと言われれば、そうではなくて、より効果的な体制、万全な体制を組むために、今回のような措置をとりたいといふううに考えておるところでございます。


◎議長(森 利秋) 古岡菊雄君。


◎古岡菊雄(5番) 同じような質疑なんですけど、これまでから大勢の方が質疑されまして、町長も答弁されました。ただ本当に幾ら聞いておっても、もう一つやっぱりすっきりしないというふうな思いがしております。
 今、浜上議員の質疑に対しまして答弁がありましたんですけれど、私も今の現状のままで、やっぱり管理者は市町長の中から管理者としておってもらうと。それから実務は、その常勤である副管理者にやっぱりしてもらうということで、病院の中の実務的は副管理者がするというようなことがいいんじゃないかなということを私も思います。
 そういうことが、やっぱり先ほど町長が答弁されましたように、その管理者に対しては、市町長会で指示ができるというようなことがありましたですけど、やっぱりその辺は間接的になって弱いんじゃないかと。また議会対応も、やっぱり議会には市長も町長も、管理者や副管理者じゃないわけですから、出席されないわけですね。たとえ出席されても、先ほどどなたかおっしゃっていたように、傍聴的な立場にあるというような感じがせんでもないということがありますんで、ですから、私はどうも今町長が、いろんな方の質疑に対しまして答弁されましたけど、もう一つやっぱり八鹿病院組合の現状を見る上では、規約を改正するするところまでいかないのではないかなというようなことを思いますんで、その点、これまでからいろいろと答弁されましたんですけど、再度その思いをお聞かせ願いたいと思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 管理を徹底をしていくという上では、直接責任者が、日常における管理からすべてのことについて全責任を持って対応する。いわゆる現在の体制の中で、そのすべての対応ができるという状況であれば、それが一番望ましいことだというふうに思います。
 しかし、先ほどから再三言ってますように、ある程度任してもいけるような、いわゆる何ていいますか、順調な経営・運営が進められているときは別にして、今大変状況が厳しい。そして、院内における体制も絶えず十分な注意をはらって、必要な指示をタイムリーにやっていかなきゃならん。そういうときには、やはりそうしたタイムリーな対応ができるような体制を組んで、それと実質的な責任者である構成市町長との連携を緊密にするというふうな方法をとることのほうがいいんではないかというのが、今回の判断です。
 したがって、一長一短は確かにあると思いますが、今何をとるかということを考えたとき、やはり全責任を持つ管理者を設置することが必要であるというふうな判断を、養父市長も私も同じ考えをとっておるということですので、ご理解をいただきたいと思います。
 それからちょっと、言葉の語弊がありましたので、先ほど山本賢司君に断言と言いましたが、私自身はそういう気持ちでおります。ただ、これから私自身が100%決めることではありませんので、両2人で決めることですから、そういう私は思いでおるということで、もし断言という言葉が先走りするんであれば、訂正をさせていただきます。
                (発言する者あり)


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
 質疑を終了いたします。
 これより討論を行います。
 討論はありませんか。
 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) 山本です。
 実は、原稿もなしにこの討論の席に立っております。賛成できない討論をしたいと思っておりましたけれども、町長の最後の断言と言ったが訂正をすると、自らが全責任を持って判断できること、決断できることではない、決定できることではないのでという趣旨だろうと思いますけれども、しかしながら、もうこれで私は賛成できない討論ではなくて、反対討論にさっき切りかえました。
 皆さんも既に十分ご承知だと思っております。この3年、但馬の医療確保ということで、さまざま但馬全域の公立病院どうするというふうなことで議論がされてき、昨年の4月、5月以来、あるいは10月という時期も含めて、医療資源の集約と、何ていうんですかね、拠点とサテライトというふうな言い方で連携をするということで、現実には動いております。
 そういう中で、豊岡病院と八鹿病院に医療資源を集約しようというふうなことが言われておりましたけれども、残念ながら実際には、すべての医療資源が豊岡病院を軸に集約をされると。こうなりました。
 結果、各病院は縮小を余儀なくされてきたわけであります。例えば村岡病院で見れば、許可病床は50床であります。しかし、実際の常勤の医師は3名。この3人の医師の中で、実は許可病床は50床に対して、ざっと35床ぐらいが稼働するということを前提の、看護師等々含めて医療スタッフが配置をされておるというのが、今の村岡病院の姿です。さらに公立病院の勤務医は、日に夜を次いで激務をこなすと。いつまで体がもつかわからんということを言われるお医者さんもいらっしゃるという状況。さらに国保の直診が診療縮小というふうなことをせざるを得ないという状況に、今追い込まれております。
 町長も先ほどの答弁でも、僻地の医療は悪化しているということを訴えたいという答弁をされました。まさに僻地の医療は、切り捨てられつつあるんです。これは何かといいましたら、ここからは政治的な問題。実は総務省がガイドラインというもので、赤字の病院はこの先どうすりゃ、5年以内にどうするという計画を立てろということが各病院に言われておりまして、20年度中には、どことも計画を立てるということになっておりますけれども、その主な方向は、もうやめろと。いろんなやり方があるでしょうと。廃止するということもあるでしょう。民間に、独立行政法人にいろんなことがあるでしょうけれども、もう公立病院としてはもうやめなさい、というのが地方自治体の財政を考えた総務省のこの間の言い方であります。
 医療現場は大変になっておりまして、実はこの4月に、兵庫県の医師会長、前の期に続いて、引き続きということで2期目だそうでありますけれども、この方が医師会の会報というか機関誌に、こんな言葉を書いております。「国による診療報酬の削減、制度の改悪」「改悪」と書いてあります。高齢者医療制度の問題ですとか、診療体系の問題ですとか、診療報酬ですとかいろんなことを書きながら、こんなことをされておっては、病院は現場は大混乱するし大変だと。しかしながら、「医師がいる限り住民の命は守ろうね。一緒に頑張りましょう」と書いてあるんですね。その文章を読んで私は、半分ほっとしましたけれども。しかし、いずれにしても、総務省の意を受けた兵庫県は、但馬をまずターゲットにしているんです。公立病院をつぶせと。香住病院や浜坂病院のことは眼中にありません。豊岡病院組合、八鹿病院組合、ここを自らの手中におさめれば、住民とのパイプなんか全くないわけで、だから県の天下りというふうな団体になってしまうんではないかという疑念も呈しましたけれども、断言と一遍は言いました。しかし、先ほど訂正をされました。こんなことを「よっしゃっ」て言っておったら、どなたかも言われました。住民のための住民自身がつくった病院が、県によって、国によってつぶされるという事態が起こりかねません。私はこんなやり方は、少なくても拙速に今決めんなんことではない。とりあえず今日のところは、通すということだけはやめましょう。ということを訴えて反対討論といたします。ご理解をよろしくお願いします。
 ありがとうございました。


◎議長(森 利秋) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。
 ありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) ないようでございますので、討論を終了します。
 これより議案第85号を起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立多数であります。
 よって、本案は原案のとおり可決されました。
 ここで暫時休憩をいたします。
 再開は、11時10分といたします。
                             午前10時55分 休憩

                             午前11時10分 再開


◎議長(森 利秋) 会議を再開いたします。
     ──────────────────────────────
 日程第6 意見書案第1号 過疎地域自立促進特別措置法の失効に伴う新たな過疎対策
              法の制定に関する意見書の提出について


◎議長(森 利秋) 日程第6 意見書案第1号 過疎地域自立促進特別措置法の失効に伴う新たな過疎対策法の制定に関する意見書の提出についてを議題といたします。
 職員に内容の朗読をさせます。
                (意見書朗読)


◎議長(森 利秋) 朗読は終わりました。
 提出者の趣旨説明を求めます。
 総務常任委員会委員長、山本賢司君。


◎総務常任委員会委員長(山本賢司) 失礼します。それでは発議書の3ページをご覧をいただきたいというふうに思います。過疎地域自立促進特別措置法の失効に伴う新たな過疎対策法の制定に関する意見書(案)について、説明をさせていただきます。
 昭和40年代に主要都市から遠距離にある農山村の人口減少があらわになったことを受けて、昭和45年に初めて過疎地域の要件を定めて支援する法律が、過疎地域対策緊急措置法の名で制定されて以来、10年ごとの時限立法として、その名と内容を修正しつつ現在に至っています。
 今次の法律は、平成12年4月に施行された過疎地域自立促進特別措置法であり、平成22年3月をもって失効を迎えます。過疎地域は、全国の1割足らずの人口で、広大な国土の過半を支えています。農地・森林の適切な維持管理を通して、下流域における土砂災害の防止、水源の涵養、安全・安心な食料の供給、二酸化炭素の吸収などの重要な役割を果たし、水、電気、食料等の供給等を通じて都市を支えている。都市と過疎地域は共生互恵の関係にあり、過疎対策は過疎地域と都市との共生を図るための対策であります。
 6月2日付で、今次過疎法の失効に伴う新たな法律の制定に関する意見書の提出について、全国過疎地域自立促進連盟兵庫県支部支部長名で議長に要請がございました。森議長から当委員会に意見書の提出について諮問がございまして、6月20日開催された総務常任委員会で協議を行いました。次期過疎法の制定はぜひとも必要であり、そのために意見書を関係官庁に提出しようと総務常任委員全員の賛成を見ましたので、委員長名で提案するものであります。
 以下意見書(案)を朗読し、趣旨説明といたします。それでは3ページをご覧いただきたいと思います。
 過疎地域自立促進措置法の失効に伴う新たな過疎対策法の制定に関する意見書(案)
 過疎対策については、昭和45年の「過疎地域対策緊急措置法」を始めとした、4次にわたる特別措置法の制定により、総合的な過疎対策事業が実施され、生活環境の整備や公共施設の整備など一定の成果を上げたところである。
 しかしながら、人口の減少は依然続き少子高齢化は特に過疎地域において顕著であるとともに、本町においても、民間路線バス廃止による住民の「交通手段」の確保、医師不足による医療の確保と病院経営問題など生活環境が悪化している。
 また、地形的に厳しい集落では道路等基盤整備、情報通信に係る整備も遅れ、若者層の流出・高齢化の進行が特に著しく、空き家の増加、生活扶助機能の低下、不耕作地の増加等により「限界集落」、「小規模集落」が生じるなど過疎地域の問題は極めて深刻な状況に直面し生産基盤の弱体化が進行している。
 過疎地域は、我が国の豊かな自然や歴史・文化を有するふるさとの地域であり、また、都市に対して、食糧の供給、水資源の供給、自然環境の保全といやしの場を提供するとともに、森林による地球温暖化の防止に貢献するなど多面的な機能を担っている。
 過疎地域は、国民共通の財産であり、国民の心のよりどころとなる美しい国土と豊かな環境を未来の世代に引き継ぐ努力をしている地域である。
 現行の「過疎地域自立促進措置法」は平成22年3月末をもって失効することとなるが、過疎地域が果たしている多面的公共機能を今後も維持していくためには、引き続き、過疎地域の振興を図り、そこに暮らす人々の生活を支えていくことが重要である。
 過疎地域が、そこに住み続ける住民にとって安全・安心に暮らせる地域として健全に維持されることは、同時に国民全体の安全・安心な生活に寄与するものであることから、引き続き、総合的な過疎対策を充実強化させることが必要であり、特に財政状況が厳しい市町村への支援に配慮する中で、新たな過疎対策法の制定を強く要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成20年6月
 内閣総理大臣 福田 康夫様
 総務大臣   増田 寛也様
 財務大臣   額賀福志郎様
 農林水産大臣 若林 正俊様
 国土交通大臣 冬柴 鉄三様
                 兵庫県香美町議会議長 森 利秋
 以上で趣旨説明を終わります。
 議員各位のご賛同を心からお願いを申し上げます。


◎議長(森 利秋) これをもって趣旨説明を終わります。
 これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 質疑なしと認めます。
 山本委員長、ご苦労さまでした。
 これより討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより意見書案第1号を起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決されました。
 地方自治法第99条の規定により意見書を関係官庁へ送付いたします。
 なお、意見書案第1号で字句等の整理等を要する場合は、議長に一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。
              (「異議なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 異議なしと認めます。
 議長において処置をいたします。
     ──────────────────────────────
 日程第7 請願第1号 次期定数改善計画の実施と義務教育費国庫負担制度の2分の1
            復元と堅持に関する件


◎議長(森 利秋) 日程第7 請願第1号 次期定数改善計画の実施と義務教育費国庫負担制度の2分の1復元と堅持に関する件を議題といたします。
 本請願は、6月10日の本会議において、文教民生常任委員会に付託され、委員会の審査が終了し、委員長より委員会審査報告書が提出されました。
 本請願に対する文教民生常任委員会の審査報告を求めます。
 文教民生常任委員会委員長、西坂秀美君。


◎文教民生常任委員会委員長(西坂秀美) 失礼します。
 6月10日の本会議におきまして、当委員会に付託されました次期定数改善計画の実施と義務教育費国庫負担制度の2分の1復元と堅持に関する件の請願について、審査の経過と結果を報告します。
 お手元に配付しております審査報告書のとおり、採択でありますので、よろしくお願いします。
 6月17日本会議終了後、委員全員の出席のもと、紹介議員である長瀬議員の出席を求め審査を行いました。
 紹介議員より義務教育費国庫負担が2分の1から3分の1になっている現状で、義務制第8次の改革が守れてない。制度の改善・充実が実施計画で出ておりますので、その辺を堅持していただいて、教育費を守りたいというのが今回の請願ですと、請願の内容について朗読説明、あわせて資料の説明がありました。これらをもとに質疑を行いました。主な質疑として、
 問い、趣旨に地方交付税削減の影響とあるが、香美町において、学校・施設等に対する交付税はどれくらいか。答え、香美町の現実は調べていない。新聞に載っておりましたが、調査した自治体の9割が財政難で、図書費の2割流用、教材費の3分1の流用など、国が地方交付税として財源措置した金額が多目的に流用され、教育費が削られていると報道されております。香美町でも同じことが言えるのではないでしょうかという答弁でした。
 また、問いとして、教育費として交付税算入されているものが、他に使われてないか心配する。学校施設の改築もあり、実際どれだけ予算措置され、どれだけ教育費に使われているのか。答え、新聞には、学校耐震化のための交付金のうち、約4分の1が耐震化と直接関係のない他の施設整備に使われていると出ていました。香美町はどうだということは、調べていないという答弁でした。
 問いとして、今まで意見書を出しているが、成果はどうか。答弁、今まで意見書を出しているが、成果が上がっていない。意見書を出さなかったら、これで納得していると判断されるので、継続して提出することに意義がある。
 問いとして、請願者の美方支部とは、範疇は美方郡内ということか。答え、そうです。
 など紹介議員に質疑を行いました。
 その後、質疑にあった学校施設等に対する交付税額については、平成18年度決算特別委員会の資料により確認するとともに、前年度も6月に意見書を提出した。請願が採択されたら、早急に意見書を出したい等の意見交換を行いました。
 その後、討論を行いましたが、討論はなく、採決を行いました。採決の結果、全員賛成で採択と決しました。
 以上で、委員長報告を終わります。
 議員各位のご賛同をお願いします。


◎議長(森 利秋) 委員長の審査報告は終わりました。
 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 質疑なしと認めます。
 西坂委員長、ご苦労さまでした。
 これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより請願第1号を採決いたします。
 この請願に対する委員長の報告は採択です。
 この請願は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本請願は採択することに決定されました。
 お諮りいたします。
 今議決いたしました請願第1号に対する意見書の提出の申し出がありました。
 したがいまして、意見書案第2号を日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
              (「異議なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 異議なしと認めます。
 よって、意見書案第2号を日程追加し、議題とすることに決定いたしました。
 暫時休憩をいたします。その場でお待ちください。
                 (暫時休憩)


◎議長(森 利秋) 会議を再開いたします。
 先ほど追加となりました意見書案を配付いたしておりますので、ご確認ください。
     ──────────────────────────────
 追加日程第1 意見書案第2号 次期定数改善計画の実施と義務教育費国庫負担制度の
                堅持に関する意見書の提出について


◎議長(森 利秋) 追加日程第1 意見書案第2号 次期定数改善計画の実施と義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書の提出についてを議題といたします。
 職員に内容を朗読させます。
                (意見書朗読)


◎議長(森 利秋) 朗読は終わりました。
 提出者の趣旨説明を求めます。
 文教民生常任委員会委員長、西坂秀美君。


◎文教民生常任委員会委員長(西坂秀美) それでは、次期定数改善計画の実施と義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書(案)については、先ほどの請願で採択を受けて提案するものであります。
 意見書案につきましては、文教民生常任委員会委員全員の賛成であり、委員長名で提出するものであります。
 意見書(案)を朗読して、趣旨説明にかえさせていただきます。
 次期定数改善計画の実施と義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書(案)
 子どもたちに豊かな教育を保障することは、社会の基盤づくりにとってきわめて重要なことである。しかし、義務教育費国庫負担金の負担割合が2分の1から3分の1に縮小されたことや、地方交付税削減の影響、厳しい地方財政の状況などから、自治体において教育予算を確保することは困難となっている。
 このように地方財政が逼迫している中、少人数教育の推進、学校施設、旅費・教材費、就学援助・奨学金制度など教育条件の自治体間格差が拡がっている。さらに、就学援助受給者の増大にあらわれているように、社会全体として低所得者層の拡大・固定化がすすんでおり、所得の違いが教育格差につながってきている。
 自治体の財政力や保護者の家計の違いによって、子どもたちが受ける「教育水準」に格差があってはあらない。
 2008年度の国の教育予算は、このように様々な教育課題の現状や、現在の学校がおかれている状況を十分に把握・分析することなく調整がおこなわれ、財政論のみの視点で決着が図られたものであり大変遺憾である。
 日本の教育予算は、GDPに占める教育費の割合や教員一人当たりの児童・生徒数などに見られるように、OECD諸国に比べて、まだまだ脆弱と言わざるを得ない。2008年3月31日の参議院文教科学委員会における、公立義務教育諸学校の学級編成及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案に対する付帯決議にあるように、「教職員定数の改善」が必要であり、「人材確保法」の意義はますます高まっている。
 全国的な教育水準の確保や地方財政を圧迫させないためには、これ以上の国庫負担金の削減はすべきではない。
 教育予算は未来への先行投資であり、子どもたちがどこに生まれ育ったとしても、等しく良質な教育が受けられることは、憲法の保障するところである。
 よって、次の事項について政府行政庁に対して、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
                    記
 1.「子どもと向き合う時間の確保」をはかり、きめの細かい教育の実現のために、義務
制第8次・高校第7次教職員定数改善計画を実施すること。
 2.教育の自治体間格差を生じさせないために、義務教育費国庫負担制度について、国
庫負担金率を2分の1に復元することを含め、制度を堅持すること。
 3.学校施設整備費、就学援助・奨学金、学校・通学路の安全対策など、教育予算の充
実のため、地方交付税を含む国の予算を拡充すること。
 平成20年6月
 内閣総理大臣 福田 康夫様
 財務大臣   額賀福志郎様
 文部科学大臣 渡海紀三朗様
 総務大臣   増田 寛也様
                  兵庫県香美町議会議長 森 利秋
 以上であります。
 議員各位のご賛同をお願いします。


◎議長(森 利秋) これをもって趣旨説明を終わります。
 これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 質疑なしと認めます。
 西坂委員長、ご苦労さまでした。
 これより討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより意見書案第2号を起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決されました。
 地方自治法第99条の規定により意見書を関係官庁へ送付いたします。
 なお、意見書案第2号で、字句等の整理等を要する場合は、議長に一任願いたいと思いますがご異議ございませんか。
              (「異議なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 異議なしと認めます。
 議長において処置いたします。
     ──────────────────────────────
 日程第8 発議第4号 閉会中の所管事務の継続調査(審査)の申し出について


◎議長(森 利秋) 日程第8 発議第4号 閉会中の所管事務の継続調査(審査)の申し出についてを議題といたします。
 各常任委員会、議会運営委員会より香美町議会会議規則第75条の規定により、閉会中も引き続き調査したい旨の申し出がありました。
 職員に申し出の内容を朗読させます。
                (申出書朗読)


◎議長(森 利秋) 朗読は終わりました。
 各常任委員会、議会運営委員会からの申し出のとおり、閉会中も継続調査(審査)に付することにご異議ございませんか。
              (「異議なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 異議なしと認めます。
 よって、申し出のとおり閉会中も継続調査(審査)に付することに決定いたしました。
 お諮りをいたします。
 以上で本定例会に付議されました案件はすべて終了いたしました。
 これにて、平成20年6月第28回香美町議会定例会を閉会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
              (「異議なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 異議なしと認めます。
 よって、平成20年6月第28回香美町議会定例会を閉会いたします。

             ○ 閉 会 あ い さ つ



◎議長(森 利秋) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 去る6月10日に開会し、本日までの15日間の今期定例会は、平成20年度各会計補正予算等、本町が直面する重要案件が提出されましたが、議員各位の終始熱心なご審議を賜り、ここに議了することができました。これもひとえに議員各位のご理解、ご協力によるものと深く感謝申し上げますとともに、衷心より厚く御礼申し上げます。
 また、当局におかれましては、一般質問、審議等の過程におきまして、議員各位が申しました意見等を、今後町の町政に十分反映されますよう希望するところでございます。
 総務常任委員会、文教民生常任委員会並びに産業建設常任委員会におかれましては、閉会中に付議案件の審査を賜りますこと、よろしくお願いをいたします。
 また、議会広報特別委員会の委員各位におかれましては、これから議会だよりの編集等本当にご苦労になりますが、これまたよろしくお願いをいたします。
 これからの寒い日があったり暑い日があったりと、こういった日が続いてまいります。議員各位並びに執行部の皆様方におかれましては、何とぞご自愛の上、町政発展のため、より一層のご精励、ご活躍を賜りますようお願い申し上げ、簡単ではございますが、閉会のあいさつといたします。ありがとうございました。
 次に、町長よりあいさつがあります。
 町長。


◎町長(藤原久嗣) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 第28回香美町議会は全日程を終了し、閉会の運びとなりました。議員各位のご精励に対し深く敬意を表します。今議会には、私のほうから特別会計補正予算に係る専決議案2件、香美町税条例の一部改正など7件の条例改正議案、香美町ふるさとづくり寄附条例など条例制定議案2件、一般会計、特別会計の補正予算議案2件、契約議案1件、また追加議案として契約議案など2件を提案いたしましたが、委員会付託をされました議案を除き、原案どおり適切なるご決定をいただき、誠にありがとうございました。心から厚くお礼を申し上げます。
 なお、香住海岸ふれあい広場「しおかぜ香苑」条例と2つの企業会計の決算につきましては、閉会中にそれぞれの常任委員会でお手数を煩わすことになりますが、どうぞよろしくお願いをいたします。
 今議会でいただきましたご意見につきましては、速やかに町政に反映をしていくよう努めてまいりたいと考えております。
 いよいよ来週7月1日には、各海水浴場で海開きも行われ、本格的な夏の観光シーズンに入ります。第31回香住ふるさとまつりを7月26日に開催することにしておりますし、各区でもふるさとまつりのほか、矢田川まつりなど各種イベントも計画いたしております。これらのイベントを通じて、町民の皆さんがお互いに交流を深めていただくとともに、多くの観光客が香美町を訪れて、活気のある夏にしたいと考えているところであります。
 なお、先日21日の梅雨前線による大雨では、村岡区森脇の観測地点で、18時から19時の間に45ミリという集中豪雨がありました。一部被害等もありますので、この際ご報告をしたいと思います。
 村岡区では、町道宮ノ上布山線の路肩が崩壊しましたが、バリケードを設置して安全を確保し、通行ができるようにしました。また、町道和池ハチ北線では、崩土がありましたが、小規模でしたので、既に土砂を撤去して通行可能となっております。砂防河川高坂川の和池付近で民家横の護岸が流失しましたので、新温泉土木事務所へ報告し、対応を急ぐようにお願いをしております。小代区では、町道八田線と鍛治屋久須部線の法面が崩壊しましたが、バリケード等を設置して安全を確保し、片側通行が可能となっております。
 農地及び農業用施設では、農地災害10件と農業用施設3件の災害が発生しました。村岡区では和池、黒田、宿で9カ所の水田法面が崩壊しましたが、幸いいずれも小規模なものでした。また、宿と口大谷では、水路が崩壊し崩土により埋没していますので、稲の生育に支障が出ないよう早急な対応をします。また、小代区では水間で比較的大規模な水田法面の崩壊がありましたので、工事方法を検討して災害復旧事業の採択申請をする予定にしておるところであります。今後においても台風災害等については、早期の対応に万全を期してまいりたいと考えているところであります。
 議員各位には、今後なお一層健康にご留意され、ますますご活躍いただきますよう心からご祈念申し上げまして、第28回香美町議会の閉会に当たり、お礼のごあいさつといたします。
 ありがとうございました。


◎議長(森 利秋) 皆さん、大変ご苦労さまでございました。
 なお、全員協議会を11時45分から開催しますので、議員の皆さんは委員会室にご参集ください。
                             午前11時35分 閉会