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兵庫県 香美町

平成20年第26回定例会(第5日目) 本文




2008年03月25日:平成20年第26回定例会(第5日目) 本文

                              午前9時30分 開議
◎議長(森 利秋) おはようございます。
 ただいまの出席議員は19人であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。
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 日程第1 会議録署名議員の指名


◎議長(森 利秋) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、香美町議会会議規則第118条の規定により、議長において後垣晶一君、吉田範明君を指名します。
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 日程第2 諸般の報告


◎議長(森 利秋) 日程第2 諸般の報告を行います。
 発議書、本日の議事日程はあらかじめ議場配付いたしておりますので、ご確認ください。
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 日程第3 議案第55号 香美町上水道条例の一部を改正する条例を定めることについて


◎議長(森 利秋) 日程3 議案第55号 香美町上水道条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とします。
 これより、質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) 山本です。
 課の設置を少し変えるというふうなことで説明があったわけですけれども、このことによって、どう言うんでしょうか、この会計と言いますか、上下水道を含めてなのかもしれませんけれども、会計的には財政上、どんな状態になっていくというふうに見るのか、ということが1点。
 多分、上下水道料金の検討過程の中での議論も踏まえての、こういうことだろうというふうに思うものですから、そういうところ、あるいは料金検討との関係については、どんなふうに見たらいいのか、見えるのか、そのあたり伺いたいと思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) おはようございます。
 上水道料金、下水道料金の料金改定の検討につきましては、ご案内のとおり11月の終わりごろ、第1回を開催して現在も継続をして検討をしていただいておりまして、おおむねまとめがしていただけるような状況までになっております。
 3町の別々の料金を一本化することと、それから当面する、当面といいますか、今後における費用を賄うための、今後10年間の見通しを立てた上での料金改定でありまして、その中には増の部分とあわせて、極力料金増加を抑制するために、経費の節減を図るという観点を積極的に取り組んでいきたいと考えております。
 その一つとして、人的な縮減を図る意味も含めて、この上水道と下水道の関係の業務を一本化するということを、20年4月からスタートしたいということであります。
 もともと、下水道についても建設事業を進めておりましたが、香住区の建設事業も平成19年度で、ほぼ住宅地域については終わりました。
 あと20年度、山手の地域をするというふうに残っておる状況でありますので、今後は管理を中心とした業務になりますので、そうした状況の中では、上水道、下水道一体的に行うのが通例であります。それを今回、そうした料金の抑制という効果も含めて取り組みたいというふうに思っているところでございます。
 具体的に、職員数、若干の減少が図られますので、少し、具体的な数字については、担当部長から説明させますが、そのことによる料金抑制効果も出てくるということをねらっているものであります。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 建設部長。


◎建設部長(田渕和正) 今現在、上下水道合わせて17名の職員がございます。今回の4月より4名減ということで13名の体制で迎えたいというふうに思っているところでございます。


◎議長(森 利秋) 総務部長。


◎総務部長(谷岡喜代司) 会計はどうなるかということでありますけども、上水道事業それから下水道事業を一つの課で統括しましても、会計上はそれぞれ今まで、従前どおり別々の会計で処理することとなります。
 上下水道会計につきましては、公営企業の適用を受けますので、従前どおりの会計処理ということになります。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) ちょっと私の尋ねていることと、少しかみ合ってない部分があるんですけど、それぞれお答えいただいた部分は、それぞれ理解をしました。
 その上で、今総務部長から上水道と下水道とはそれぞれ別の会計、それも上水道の場合は企業会計ということがあるわけで、少し違うんだと、それぞれでやるんだということなんですけれども、少なくても水道課長、下水道課長が1人でやるということになるのかなというふうに思っているもんですから、そうではないのかな。私の認識が違っているんだったら、違っていると教えてください。
 それと、いま一つは、料金改定の検討の中でも少しやりとりがあったことなんですけれども、どう言うんでしょうか、いわゆる公営企業法が適用されていない会計と、されている会計とがあると、要するに簡易水道と、それから上水道。上水道は公営企業法ですよという中で、将来は一本化というか、公営企業法の適用事業というふうなことで、簡水についても、対象人員が、要するに給水人口が違うだけで、中身は変わらへんのだという論がどうもあるようなんですけれども、その辺を含めて、もう少し全体が見えるように、だれか整理してくれませんか。
 どうも、このことが何を意味しているのかというのが、ちょっとまだ私うまくとれてないんで。将来的には、会計を1本にするのか、同じ公営企業法の適用会計として2本立てでいくのか、それも含めて、ようわからんのですよ。そのあたり含めて、いかがですか。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 会計の取り扱いにつきましては、これはそれぞれの規模とか、適用によって違いますので、従来と基本的に変えるつもりはありません。当分の間につきましては、将来の問題は別にしまして。
 今当面、この上下水道課に一本にすることは、上下水道関係のコスト低減を図る中で人件費のウエートが高い、人件費を縮減するためには業務を一体化することによって縮減が図れるという、その効果をねらって一本化を、組織の一本化を図ろうとするものです。
 したがって、お尋ねのように当然一つの課ですから、課長は1人、副課長も1人というふうな体制の中で業務を行う。
 具体的に効果としてどういうものが上がるかといいますと、例えば事務系でもいろいろな料金とか、起債だとかというふうな事務を、現在は課が違いますから、水道関係の業務を行う者、下水道の行う者が別々にやっておりますが、これを1本にやることによって、2人であったものが1.2とか、1.3というふうなことで業務ができることによって縮減が図れる。
 技術関係につきましても、上水道と下水道ではそれほど大きな技術的な違いがありませんので、工事等においても両方総合的に対応することができる。そういうことによる職員数の縮減効果をねらって、その効果を料金の引き上げ抑制に貢献をさせると、そういうことから今回組織的な統合を図ったというねらいであります。


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。
 これより、討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、議案第55号を起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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 日程第4 議案第56号 香美町副町長の選任につき同意を求めることについて


◎議長(森 利秋) 日程第4 議案第56号 香美町副町長の選任について同意を求めることについてを議題とします。
 これより、質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
 西坂秀美君。


◎西坂秀美(14番) 1点お尋ねをしてみたいというふうに思います。
 町長は、合併以来、旧3町の一体感の醸成ということについては、随分と訴えてこられました。
 このたびの副町長を選任するに当たり、その辺はどのように考えられたのか、この点、1点お尋ねしたいというふうに思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 現岩槻副町長の辞意がかたいということで、やむを得ず承認をした後におきましては、それが3町の一体感の醸成をも含め、総合的に私なりの検討をいたしました。
 最終的に、今ご提案をしているような形でお願いをしたいというふうに結論づけたところであります。
 以上です。


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
 長瀬幸夫君。


◎長瀬幸夫(13番) 長瀬です。
 ただいま議案になっております副町長の選任ですが、岩槻副町長が体調がよくないということで退任されるということでございます。大変ご苦労さまでしたと言うしかないわけでございますが、今、西坂議員も言われましたが、もともと合併した後に、やはりそれぞれの旧町でバランスをとるということであったように我々は思いをしておりました。
 そういう中で、今回は香住の方にということになりましたが、本来そういう基本的に持っておられた仕組みを、町長はもういい、合併して3年もなるからそういうことはもういいんだというお考えなのか。いや、そうじゃない、やむを得ず、今言うように、選任する期間が短かったんだと説明があったわけですが、上程のときにも、そういうことなのか、その辺をお聞きしたいと思いますし、この議案の中へ任命はされるんだけど、期間がどうなるかということは全く入ってないわけですね。いつからいつまでという期間は全くないということで、それは現副町長の在任期間が任命になるのか、これから新たに4年間という任命になるのか、その辺が全くふれてないということはどういうことなのか、その辺をお尋ねします。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 1番目のご質問でございますが、人事に関することですので私の心の動きを個々具体的にご説明をするというのは、お許しをいただきたいと思います。
 私は、香美町発足から極力新町における町民の一体感の醸成を図るということで、副町長人事のみならず、全体的な町政運営の観点からそういうふうなことについては、意を用いてきているつもりであります。
 今回の問題につきましても、結論としていろいろな判断の中で、当提案をさせていただいていることにしたということでございます。ご理解をいただきたいと思います。
 それから、任期のことの問題につきましては、任期は4年ということになっておりますので、特に限定をしてどうこうというふうなことを規定すべき性格のものではないというふうに私は思っておりますが、具体的にはまた総務部長からお答えさせます。


◎議長(森 利秋) 総務部長。


◎総務部長(谷岡喜代司) 任期につきましては、今町長から答弁がありましたように、法の定めによりまして4年間ということになっておりますから、何月何日までというような規定はすることは必要ないというように理解をしております。
 以上です。


◎議長(森 利秋) ほかに。
 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) 町長に2つのことをお尋ねしたいと思います。
 1つは、一体感の醸成という言い方をずっとこの間もされますし、バランスということも絶えず言われるんだけれども、ちょっとこの議会の中で、私わからんようになったのは、旧3町間、香住、村岡、小代の住民の一体感ということなのか、町と、町行政と、この香美町の住民との一体感なのか、多分答えは両方だというふうにおっしゃるんだろうけども、どうも時と場合によって、その使い分けをされているように、私にはこのごろ聞こえてきているんですよ。そこんところは、町長が今一番思ってらっしゃるのはどの辺なのかなというのが1点。
 それと、いま一つは、一度退職をされて、さらに再任用であったり、嘱託であったり、それぞれ任について頑張っていただいた方が提案をされておるわけですけれども、逆に次の世代というか、後継者を育成するということについては、どんなふうにお考えなのか。
 私は、今いろんなところでいろんなことが言われる中で、町もだし、村もだし、いろんな組織も後継者をいよいよつくりにくい時代に入ってきたなというふうに感じている部分があるものですから、少なくても財源的に税金が潤沢かどうかは別にして、あって、それが財源になって、次の世代を育てることが可能な町行政が、こんなことをやっていていいのかなという疑念が私の中にはあるもんですから、そのことについてお尋ねしておきたいと思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 1点目の問題につきましては、それは町民の一体感の醸成が大事であります。町民の一体感を醸成する上で、いろいろな部分について考えていく中で、合併直後においては、それは3町間のいろんな面でのバランスということも、一つの考慮に入れなきゃならんというように思います。
 あくまで、町民の皆さんの一体感を醸成して、おらがまち香美町としてのまちづくりを進めていただくための考え方で取り組んでいるところであります。
 後継者というのは、どういう意味で言っておられるのかわかりませんけれども、一般論としては確かに絶えずそういうことは考えていかなきゃならんというふうに思います。
 しかし、今当面する香美町の問題を考えますとき、危機的な状況を一刻も早く乗り越えていく、そのことについて町政が先頭に立って、町民の皆さんと一体となった取り組みをしていくという中で、どういうふうな体制で進めていくのか、そういう観点から私は今回の人選に取り組んだということでございますので、ご理解いただきたいと思います。


◎議長(森 利秋) 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) そうすると、再就職といいますか、後半の部分では病院関係で頑張っていただいたという、そういう経歴からしても、あるいは町長の提案の際の発言の中でも、病院とか、この病院というのは香住病院だというふうに聞こえていますけれども、それやら医師確保というふうなことが、この副町長の主たる任務というか、そういうふうなことを、何ていうかな、ある意味では、実際には限定されることはないということには当然なるんでしょうけれども、そういうことをお考えになってということなんでしょうか。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 副町長は、総括的に町長を補佐してもらうということが建前ですし、当然そうしてもらいますが、当面する、ないしは当面というのが、これは短期的ではなくて、少し期間をもった当面する大きな課題として病院問題、医療問題というのがありますので、そういう部分について、私の対応について助けてもらえる人物というのは、当然選考の過程において配慮したところであります。


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
 古岡菊雄君。


◎古岡菊雄(5番) ただいま上程されております副町長の件ですが、先ほどもありましたように、副町長というのは、いわゆる前の助役ということで、町長の腹心ということであるわけですから、町長の信頼の持てる方を選任するということで異論はないわけですが、人事権にまで私たちが口出しを、口を挟むということはできませんが、先ほど来言っておりますように、一体感の醸成を図っていくという上で、町長も香住、それから副町長も香住、総務部長も香住ということで、中枢の部分が香住に集中しとるというふうなことがあったりして、ほかのいわゆる小代なり、村岡なりというふうなところの部分が、やっぱり町長1人ではわかりにくいというようなことが出てくるというようなことがありますので、そういった点について、今後やっぱり人事の関係、いろんな関係についても、やっぱり考えてしていっていただきたいと、こういうことを強く要望しておく次第であります。


◎議長(森 利秋) 答弁ありますか。
 町長。


◎町長(藤原久嗣) 本来、ご発言の趣旨は理解できますけれども、本来どこの地に住んでいるかとかというふうなことで判断すべきものではないと思います。
 要は、しかし合併直後でありますので、町民の皆さんのお気持ちの中で、そういうふうなお気持ちもあるとするなら、そういうことは配慮はしなきゃならんというふうに考えているところであります。
 合併直後と3年をたったときという問題もありますし、それから地域のそれぞれについての状況につきましては、地域局を置き、地域局長を置いての体制の中で業務を行いますので、実質的な町政の運営に、そうした、どこに住んでおられる方がどうだからとして、政策の偏在が起きると、そんなことはあり得ないと思いますし、またあってはならんことだというふうに考えて、全町的政策展開を一層進めてまいりたいと考えているところであります。


◎議長(森 利秋) ほかに。
 小林利明君。


◎小林利明(17番) 町長、今るるご説明ある中で、町民の一体感が重要だというふうにお答えになっているわけでありますが、質問の中に、今3町のバランスだとかいうお話も、人事についてのバランス等も言われておりますけども、私自身は政策、施策、あるいは行政運営、運用、そういう中で多岐に、住民の一体感を図るということが本来の姿であって、だれがではなくて、政策そのものだと。それでバランスをとるべきだというふうに思いますし、一体感を醸成を図るべきだというふうに考えているわけでありますけども、そのあたりはどのようにお考えに、このたびの選考に当たってなられたのかを伺っておきたいというように思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 小林議員の言われるとおりであります。先ほどもお答えしましたように、要はだれがどこでどこということでなくて、政策で一体感を、醸成を図っていく、全地域が例えば、偏りのあるような政策でないような方向で、香美町全体の発展を図っていくということは当然でありまして、それに適用する適切な人材を職員の場合も含めて配置をするということで、職員の配置についても旧町ごとにどうこうというふうなことについては、基本的に私は考えておりません。優秀な人材については、適材適所で配置をしております。具体的に、小代区の小代、旧美方町の職員、旧村岡町の職員についても、本町における主要な職位にもついてもらっておりますし、それは全町的に見た職員の適切な配置という観点から、取り組んでいるところであります。


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
 白岩安喜夫君。


◎白岩安喜夫(11番) 町長に1点だけお尋ねしておきたいと思いますし、また私は村岡区の議員といいますか、村岡区選出議員でありますので、お尋ねしていきたいと思うのですが。
 合併当時、村岡には農林課、それから教育委員会が来るということで、ほんでも合併やむ得んなという思いが住民にあったと思うわけですが、昨日からの一般質問を聞いておりましても、教育委員会も20年が過ぎたら考えます、農林課は19年で本庁に移管したというような中で、交通体系まで村岡、香住間はバスもなくなる、したら私は思うですけど、村岡区、小代区の住民が、本当に合併のときのお話とは全く違う感覚を持っておられると思うんです、今。
 そこで、副町長まで香住になりますと、町民自体は、我々は合併したけど、どぎゃんなっているでしいなという声があるというふうに思うわけですが、その辺を町長も、副町長の人材がどうこうでなしに、せめて町長の任期1年、1期の任期だけは、そういう対応をとっていただくのが、町民の、何と言いますか、気持ちからしたら最大の公約数ではなかったかなという思いがするんです。
 実際、小代や村岡の住民感情を十分理解していただいておるのか、おらないのか、その辺をお尋ねしておきたいなというふうに思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 先ほどからお答えしておりますように、町民の皆さんの一体感を醸成して、早く香美町のまちづくりを進めていくということを基本にして、この3年間取り組んでおりますし、今後もさらに一層その方向で進めていかなければならないというふうに思っております。
 したがいまして、今ご指摘のような村岡区や小代区の住民の皆さんにも、十分ご理解をいただいて、これからも進めたいというふうに思います。
 そのことと、副町長の選任の成約問題とは、若干の住民の皆さんの思いの中にあるかもわかりませんが、それがすべてということではありませんし、そういうことも十分ご理解をいただいて取り組んでいきたいなというふうに思っているところであります。
 当然のことながら、任期半ばでの副町長のご退任でありますので、その後のことについての対応について、私の思考過程にあっては、何がしかのそうした検討はいたしましたが、結論、結果的に今回ご提案をしているような形をお願いしたいというように考えているところであります。


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 質疑を終了します。
 お諮りします。
 本件は、人事同意案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
              (「異議なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 異議なしと認めます。
 これより、採決を行います。
 この採決は、無記名投票で行います。
 議場の出入り口を閉鎖します。
                 (議場閉鎖)


◎議長(森 利秋) ただいまの出席議員は、議長を除く18人であります。
 次に、開票立会人を指名します。
 開票立会人に、西村伸一君、西坂秀美君を指名します。
 投票用紙を配付します。
               (投票用紙配付)


◎議長(森 利秋) 配付漏れはございませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱の点検をします。
                (投票箱点検)


◎議長(森 利秋) 異状なしと認めます。
 念のため申し上げます。
 本案を可とする諸君は「賛成」と、否とする諸君は「反対」と記載願います。
 なお、重ねて申し上げます。
 投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。
 ただいまから投票を行います。
 職員に点呼させますので、自席で「賛成」「反対」のいずれかを記載の上、順次投票をお願いいたします。
                (点呼・投票)


◎議長(森 利秋) 投票漏れはありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終わります。
 続いて、開票を行います。
 西村伸一君、西坂秀美君の立ち会いを求めます。
                  (開票)


◎議長(森 利秋) これより投票の結果を報告します。
 投票総数18票、うち有効投票18票、無効投票0票。
 有効投票中、賛成16票、反対2票、以上のとおり賛成多数であります。
 よって、本案は原案のとおり同意することに決定しました。
 議場の閉鎖を解きます。
               (議場閉鎖解除)
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 日程第5 一般質問


◎議長(森 利秋) 日程第5 一般質問を行います。
 それでは、西川誠一君の一般質問を行います。
 西川誠一君。


◎西川誠一(2番) おはようございます。
 通告に従いまして、産業の活性化について町長にお伺いいたしたいと思います。
 この問題、質問に関しましては、平成20年度の町政の基本的な考え方ということで、お示しされておりますけども、少し詳しくお聞きしたいように思います。
 1問目でございますけども、香美町の産業の現状認識についてお伺いいたします。
 合併してから3年間が過ぎようとしていますが、香美町における農業・畜産業・商工業・漁業・水産加工業・観光業等の業界の現状をどのようにとらえていらっしゃるのでしょうかという質問です。
 現状をシビアに把握し、現実を直視することが、香美町を誤った方向へと導かない最善の施策と考えておりますので、率直な答弁をよろしくお願いいたします。
 なお、水産関係の業種に関しましては、昨年の6月の定例会で私が一般質問を行い、町長は厳しい現状であるというふうな認識を示されていただきました。
 その後、どのように認識が変化しているのかを含めて、ご答弁いただけたらと思います。よろしくお願いします。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 西川議員の町内の各産業の現状、課題等についてのご質問にお答えしたいというふうに思います。
 香美町の各種産業、それぞれ課題を抱えておりますが、それら課題を1つずつ解決して、乗り越えていこうという努力を、町行政もですし、業界の皆さんも全力で取り組んでいただいているところであります。
 しかし、いろいろと次から次に出てくる課題に対処して、難しい問題を抱えているというのが現状でありますが、各産業ごとにそれぞれの内容についてご説明をしたいというふうに思います。
 まず、農業ですが、昨日の岡田議員のご質問にもお答えしましたように、高齢化してくるという中にあって、耕作放棄地がどんどん増えていっているということが一番大きな問題です。したがいまして、そうした耕作放棄地をこれ以上ふやさないようにどうすべきか。高齢化、後継者不足という現状は、とめることはできませんけれども、それらを地域としてとらえて、それぞれの集団で、ないしは担い手の皆さんを中心とした中で、農地を保全していくという努力を今取り組んでいるところでありまして、担い手やオペレーターの皆さんを中心とした耕作をお願いする同時に、地域として、集落として対応できる部分については、集落営農というふうな形で取り組んでいっていただきたいということで、いろんな支援策等についても講じているところであります。
 そうした中で、対応するにしてもやはり産業ですから、収益が上がる産業でなければなりません。一般的な稲作とか、農作物の生産ではとても採算性がとれないという中にあって、やはり付加価値の高いものを取り組んでいく。幸い、村岡、小代地域の稲作は、寒暖の昼と夜との温度差もあって、米の、良質の米をつくるには最も適した地域でありますので、そうした気象的な優位性を生かして取り組んでいただく。
 あわせて、何回もご説明していますような、畜産、但馬牛のふん尿を活用した有機肥料による栽培というふうな形で、現にも取り組んでいただいておりますので、これらをさらに伸ばしていくことによって、村岡や小代の香美町のおいしい米という形で、発展の方向はあるんではないかというふうに考えているところであります。
 また、野菜等につきましても、同じようにそうした有機栽培をしていただく。これは、専業農家というよりも、高齢者の皆様方の生きがい対策も含めて、そうした取り組みをさらにしていただくことによって、観光地としてのいろいろな消費も、地産地消という形での町内消費も含めて促進をすることによって、その可能性が出てくるんではないかというふうに考えているところであります。
 畜産業につきましては、但馬牛の里として増頭対策を中心に進めていきたいと考えておりまして、現在香美町で1,157頭の繁殖牛がおりますが、これを1,300頭ぐらいまでふやしていくということを目標にして、各種対策を取り組んでおるところであります。
 昨年、1年間でも20頭ほど増えております。これをさらに増頭を加速させて目標達成をしていきたいというふうに考えております。
 どうしても、ここも農家の高齢化が進んでおりますので、少頭飼育の農家にあっては、年をとってやめられるというふうな部分もありまして、必ずしも増加だけでなくて、減少と増加という中において、実質増加を図っていかなきゃならんという問題があります。
 したがって、それらに対する新しい牛へ切りかえるに必要な資金的な支援を中心に、また増頭を行うことによって、牛舎等新たに増設をしなきゃならないものについての、増設に対する支援も含めて取り組んでいるところであります。
 さらに、根本的な問題としてのふん尿の処理につきましては、昨年村岡の有機センターを増設しまして、村岡における800頭規模の処理ができるというふうな対応にいたしました。
 一応、1,300頭規模への対応としては、小代の堆肥センターも含めて、これで対応できるんではないかなというふうに考えております。
 したがいまして、これからは多頭飼育の推進を図って、畜産経営として独立して経営ができるということを中心としながら、また少頭飼育の農家にあっても、それができるような地域全体としての、香美町全体としてのお互いの支援対策ができるような方向についても、畜産農家の皆さんと十分連携を図って取り組んでまいりたいというふうに考えているところであります。
 商工業につきましては、昨日のご質問にもありましたように、どうしても大型店の進出によって消費者の行動もそちらの方向へ動いていくという中にあって、大変苦戦をされております。
 しかし、高齢化はしていく中にあって、そうした高齢者の皆さんへの対応を中心として、活路が見出せるんではないかなと。もちろん、一般消費者に対する品ぞろえ等によっての対応も必要ですが、加えて大型店ではなかなか対応しがたい高齢者対応の部分を中心にして、商工会と一緒になって取り組みをしてまいりたいというふうに考えておりまして、昨日もお答えしましたように、高齢者の品ぞろえをしたものを宅配するような形で取り組まれるというふうなことも、それぞれの商店で取り組んでいただくよう、商工会を通じてお願いやら、協議を進めているところであります。
 さらに、商品券の発行はそうした商店に限定をして、商店からの消費の増加を図るための手段として、取り組んでまいりたいというふうに思っております。
 水産業関係では、漁業はカニも先日に終わりました。幸い、この冬もズワイガニ、松葉ガニの雄は、量はちょっと少なかったようですが、金額的に昨年を上回るというような状況ですし、メスガニ、セコガニは量も金額も増えたというふうなことで、香美町にとってはいい状況ではなかったかなというふうに思っております。
 カニの資源確保につきましても、一時、平成5年ごろは大変量が減った時期がありましたけれども、その後日韓漁業協定の成立や資源確保、漁獲の規制等の中で、毎年漁獲量も増えておりまして、今年度、平成19年は一番低かった15年前の平成5年と比べて、約7倍の量に増えたということで、大変期待が持てるというふうに思っております。
 今後も、乱獲をせずに、計画的な漁獲をし、資源確保を進めていくなら、本町における基盤的な産業として、漁業の中枢を担ってくれるんではないかというふうに思っているところであります。
 また、紅ズワイガニ、香住ガニにつきましても、量が少し減ってはきておりますけれども、民宿、旅館における活用はもうどんどん増えておりますので、松葉ガニの11月から3月の期間を除く時期の観光資源の中心として香住ガニの活用もこれから進めていく、そういうことによって、香住ガニの漁価の安定も図れるんではないかというふうに考えているところであります。
 それ以外の魚種につきましては、大体、若干の毎年の変動はありますけれども、大体こう平年並みで推移している、やや減少しつつあるというふうな状況ですけれども、カレイをはじめ、ハタハタやいろんな魚種がとれておりますので、これらについても安定的な漁獲が図れるように漁業関係者と連携をとりながら、行政が取り組めることについては、積極的に取り組んでまいりたいというふうに思っているところであります。
 こうした中で、当面する問題は、原油の高騰による燃料の高騰が、経営に大きな影響を与えておりまして、15年9月に43円50銭であった燃油が、昨年の11月では80円ぐらい、1.8倍ぐらいまで上がっているというふうな状況の中で、漁業関係者のお話を聞きますと、カニのシーズンは漁獲高が多いですから、何とかコストとしての吸収ができるにしても、これからのカレイやハタハタの一般魚種になりますと、漁獲高が下がりますので、そうであっても燃油の消費は同じでありますから、こういうときにおける経営が大変難しいというふうなことを聞いております。
 したがって、今年度、20年度の予算で漁獲共済の加入促進事業補助金という部分で、従来共済掛金の15%を町が補助しておりましたのを、20%の補助ということにして、漁獲共済は全部の漁業経営者が加入をされておりますから、直接燃油に対する支援というふうな形にはとれませんので、漁業経営に対する支援として、この部分に着目をして、町として及ばずながら対応をしたいというふうに考えているところであります。
 今後も、漁業関係者との協議を、意見交換を行う中で、経営的な問題点について、もちろん国や県で取り組んでいただくことが多くありますけれども、地元の町として取り組めるものは、積極的に取り組んでまいりたいと考えているところであります。
 水産加工の関係につきましては、西川議員もお詳しい状況にありますが、依然として多くな課題を抱えて推移をしているというふうな状況にあります。
 しかし、魚離れを防ぐこと、それから他の産地との中における、香住の伝統的な水産、魚の香住というブランドをさらに維持強化をして、市場における確保を図っていくということが必要ですので、業界の皆さんと一緒になって取り組んでまいりたいというふうに思っております。
 当面、水産加工の施設の整備等に関する近代化資金を借り入れられる場合の利子補給をして、経営支援を行うということをあわせて、水産加工品の市場におけるいろいろな販売促進を図るためのイベント、水産加工業界自らやられるという取り組みを、予定をされておりますので、それに対する支援等を中心に取り組んでまいりたいというふうに思っております。
 また、根本的に魚の消費の低迷を防ぐ、消費拡大を図るということが大前提ですので、地元の香美町にあっても、若い奥さん方が魚離れということが起こっている状況にありますので、まずは地元からということで、従来以上にそうした魚食普及の対策をとってまいりたいというふうに思っております。
 今年度、新たに学校給食で魚を使っておりますので、子供たちは学校で魚を食っているのに、その食っている魚を、お母さん方が自らつくって食べていただくというふうなことも取り組んでいきたいということで、新しい事業としてそういうふうな、若いお母さん方の魚の調理実習のようなものを取り組んでまいりたいというふうに思っているところであります。
 今後も、水産加工関係の皆さんとの意見交換を十分行いながら、本町における大きな特産業ですし、また地域への影響も大きい水産加工業ですので、発展を図る上で、とるべき方法があれば1つずつ取り組んでまいりたいなというふうに思っているところであります。
 観光業につきましては、これもカニシーズンが3月いっぱいですので、ほぼ終わった状況です。今年は、雪も降りませんでしたので、観光客の足については問題がありませんでした。
 しかし、カニスキも全体的に少し低迷をしているというふうな状況がありますが、本町における状況は確実な、きちっとした集約はしておりませんけれども、若干総量では、総人数では減っているという状況の中で、やはり中核になって積極的な取り組みをされている旅館、民宿にあっては、横ばい、ないしは増加というふうな傾向にあるんではないかというふうに思っております。
 少し兼業的な形で取り組んでおられるところにつきましては、若干ずつ減っているということで、町全体としては少し減ったという状況ではないかなというふうに思っておりますが、やはり産業ですので、全体の問題も必要ですけれども、積極的に取り組んでいこうとされている、専業ないしは専業に近い旅館・民宿業の皆さんのさらなる発展を図るという観点からの政策を、これからも進めていかなきゃならんというふうに思っておるところであります。
 そうした各産業のそれぞれの課題について、業界の皆さんと十分連携を図りながら、一歩一歩解決をしていく。そして、それらの産業間連携を図っていくことによって、香美町全体の産業の発展が図れるんではないか、そのことが香美町の活性化に多く貢献をしていただくことになるんではないかというふうな観点から、対策を20年度においても強化をしてまいりたいというふうに考えているところであります。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 西川誠一君。


◎西川誠一(2番) 非常に丁寧に説明いただきましたけども、やっぱり基本的には私は産業といいますか、各業界がどういうふうな状況であるんかということを、全く認識が甘ければ、非常に施策として間違った方向にいきやすい。必ず、やっぱり今の現状を十分に把握することが産業の活性化には、ぜひともつながっていくんだということを私認識持っています。
 確かに、町長おっしゃること、そのとおりでいろいろと各種団体長の皆さんと、日ごろから何回となくお話しされているのがよくうかがえます。
 だけど、町の声としてはもっとひどい声、たくさん聞いています。確かに、大型店舗出てきまして、本当にお年寄りのために宅配されるといいますけども、みんな車で買い物に行きますから、町なかのお店なんか本当年寄りしか来ませんと言っていますね。
 年寄りって、そんなに年寄りの方て、そんなにたくさん買いませんから、本当に今まで売れていたもんが本当にほとんどなくなった。そして、何と言うんですか、若い者が食べるようなものは買いませんから、ですからそういうふうな声も聞きますし、そして建築関係の皆さんの話聞いても、香住に仕事がないんだと。なら、どうするんだと言ったら、豊岡のほうまで仕事行っているんだぜ、もううちらはずっと遠から香住の仕事させてもらったことないでなんて言う人もいます。
 そして、民宿関係、先ほど町長、大きな専業でやっておられるとこは、横ばい、もしくは増加だというふうな認識でしたけども、果たしてそうでしょうかね。私が聞く範囲では、観光協会に出入りされている業者の中で、3社ぐらいは去年より増えたでと言っていると。だから、あとは私もいろいろと浜で聞きますけども、増加どころ、横ばいどころじゃなく、やっぱり減少だということは聞きます。
 これは、ちょっと認識を変えていただかんと、大変なことになるかなというふうに思いますし、土産物が香住区の中でもいろいろと店舗ありますけども、これも年々減っているようでして、売上が。というか、結局お客さん買わないという現象もあるんですけども、お客さん自体も減っていると。これはもう非常に大きな痛手をこうむっているというふうなことも聞きます。
 だから、従来我々が思っていた香美町の全体の産業構成、もしくは産業の勢いというのが、ここに来て急激に衰えているんじゃないかなというふうな思いはします。この認識をとにかく確実に、しっかりとまずしていただくことが、今後の施策にとって大事だなということをまず大前提で、1問目を終わります。
 2問目ですけども、その現状認識を踏まえた上で、次のステップとしての質問をさせていただきます。
 産業の活性化に当たっては、山と海のそれぞれの特色を生かし、観光振興を中心に他の産業との連携を図り、相乗効果が高まる取り組みを推進していくとのお考えですけども、合併後、その成果が見えてきていません。このままだと、観光業と連携し、相乗効果が高まる以前に、それぞれの産業が衰退していくのではないだろうかという不安感さえあります。中心となるべき観光業にしても、いまだに各区それぞれの観光協会も一体感が感じられず、独立した行動を行っております。
 財政状況が悪いときだからこそ、ばらまきではなく、現状を直視したタイムリーで、めり張りの効いた積極的な施策が必要なのではないでしょうか。明快な答弁よろしくお願いいたします。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 確かにご指摘のように、合併をして3年はたちました。観光対策を中心に施策を進めると言っておりながら、じゃ町民がだれもが見て、なるほどと言われるような効果出たのかと言われれば、確かに出ておりません。
 若干、弁解をさせていただきますが、観光対策にしても、すぐにそうした効果が出ないという部分もありますし、全体として議員もご指摘のように、観光客、都市住民の観光行動が少し低迷しておるといいますか、沈滞気味だというふうな状況の中にありますので、その効果がすぐには出てないという点もありますが、1つずつ町政としては積み重ねをしながら、その実現を図る努力をしているところであります。
 そのためには、従来からの香住を中心とした海の観光、また、村岡、小代の山の観光、それぞれの特色ある観光対策を強化していく、あわせてそれを連携を図るということで、結果的にこの3年間、それぞれの山、海の観光の対応を中心に行ってきたと。結果的にはそういうふうにとられてもいたし方ないというふうに思います。
 それながら、ある程度体制が固まりつつありますので、この20年度にあっては、観光協会も含めて、山と海との香美町全体の観光体制の強化を図ってまいりたいというふうに思っているところでありまして、その一つとして山のほうでは、従来村岡、美方という旧町体制での観光対策を、やはり山の観光という一本化を図ることがまず第一であるということで、20年度山の祭典というふうな形での取り組みの中から、一体化を図っていただくような方向で進めているところでありまして、これらを積み重ねながら、今度は海と山との組織的な一本化も図っていきたいなというふうに思っているところであります。
 何とか、そうした中で、めり張りのある観光対策をしていかなければならないというふうに思っておりまして、いろんな対策を協議しながら進めていきたいというふうに思っております。
 海の関係でも、昨年からカニ検定なども取り組んでいきました。全く新しい対策というのがなかなかとりにくい状況にありますけれども、1つずつそうした、現在前の取り組みの中でさらに積み重ねをして、全体としてほかの観光地とは違った観光効果を高めていく努力をしていきたいなというふうに思っておるところであります。
 幸い、来年がJRとの連携を行う大型観光キャンペーンの年でもありますので、来年の4月から6月までの時期を一つの照準にして、一層観光対策の強化を業界の皆さんと十分連携を図りながら進めてまいりたいというふうに思っているところであります。
 以上であります。


◎議長(森 利秋) 西川誠一君。


◎西川誠一(2番) 確かに、いろいろと産業活性化のためにはいろいろと努力はされていることは認めますし、なかなかすぐには結果が出てこないというのもよくわかります。
 ただ、だけど今までの何かずっと見ていますと、結局満遍なくやっていたんでは、とにかくこれは時期が遅くなるというふうに私は思うんです。極端な言い方しましたら、やっぱり、何ていうんですか、今年はこれをやるんだという目玉的なものを、やっぱりどかんどかんと持っていかんことには、それとやっぱりある程度の継続も必要なんでしょうけども、やっぱりそういう形でなかったら、我々例えば産業をやっている者にとって楽しみとか、喜びとか、そういうふうなやりがいとか、やっぱり出てこないと思うんですよね。すべての業種に対してやれ、やれというのは今の財政の状況の中で非常に難しいので、やはり単年度になるんか、それが継続するのかわかりませんけども、やはりそれをやって、あんたの業界は今年はがんばってくれよというふうな形で、何かやっぱり、町のほうが姿勢を示さんことには、やっぱりやるほうも楽しみがない。働くのに楽しみがない、なおかつ、もうからないとなれば、やっぱりやる気なくなってきますから、私はそう思うんです。
 例えば、今、昨年度の、今年度の決算で例えば1億円ぐらい剰余金が出るんだというふうな話が出た場合、それは半分は資金に回さなあかんと。あとの半分、結局1億ぐらい剰余金で、例えば不用額だとか、入札減だとかで5,000万ぐらい残るじゃないですか。だからやっぱり、そういうとき思い切ってそのうち1,000万は産業振興に使うんだというふうな、次年度の、ぐらいな意気込みでやっていただいて私は、今言っているめり張りの効いた本当の施策というふうな思いがするわけですね。
 なら、西川、おまえはどういうふうなことをしたらええんだと言われそうなんで、ちょっと私なりにいろいろとまた考えてきたんですけども、今はやっぱり尼崎だとか、門真だとか、吹田とか、姉妹提携やっているじゃないですか。いろいろとイベントには顔出しますけども、店舗でも、私もたまに行くんですけども、テント1張り、2張りのレベルで宣伝されていますわね。もっともっと大々的に農作物、水産物、それといろいろな畜産とか、ああいうものをもっと大きに香美町の以前やったようなフェスタとか、ああいうものができないだろうかというのがまず1点思いますね。
 そして、最近香美町を取り上げる番組というのが、非常にテレビとか、マスコミなんか取り上げる機会が少なくなったような気がするんですね。実質は、どうなんか知りませんけども、従来3町でそれぞれやっていたものが1つになったんだから、そのままの数ぐらいがあってもいいんでしょうけども、何か全体少なくなったような。
 大型、だからその辺のマスコミなんか、利用した、やっぱり積極的なPR、これも必要だなというふうに思います。それも、お金がかかりますから、やるんだという気になれば、できるというふうに思います。
 それと、最近よく水産なんかそうですけども、中国あたりが非常にいいものを食べていると。日本で、非常に特別高い値段のするものが、全部中国のほうに流れてしまっていると。今、売りの時期じゃないかなというふうに私は思います。香美町にも、但馬牛ですとか、米ですとか水産食品、いろいろあります。もう積極的に、やっぱりそういうふうなものを海外にPRしていくと、国内はもちろんのことですけど、積極的にPRしていくと、それを民間の企業一つ一つができませんので、行政主体で考えていただいて、非常に香美町の産品、すばらしいものいっぱいありますので、そんなんを積極的にまずPRしていただく。それも一つの手じゃないかな。
 だから、1年間をやるんだというふうな、まず意気込みを出していただきたいなというのが思いなんです。その辺に関して、町長の考えをお伺いしたいというふうに思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 今、西川議員からいろんなご提案をいただきました。本当によく検討しなきゃならない課題ばかりだというふうに思います。
 確かに、観光だけじゃなくて、ほかの産業もすべてですが、それに携わる人たちが意欲を持って取り組むということが、根本的に必要なことですから、その意欲を持って取り組んでいただく上での誘い水として、行政のほうで投げかけるということ、よりめり張りの効いた投げかけをやっていくことが必要だというふうに思っております。
 若干、今までいろんな面で3町が一緒になって観光でも、一つの一体化を図っていくというふうなことに意を用いておりましたので、ご指摘のようなそうした、何か1点中心のめり張りという部分については欠けていた点もあるというふうに思います。20年度を機にそうしたご意見も対しながら、少し持てる香美町の資源の中の、これとこれとこれというふうな形での強調した観光対策ということについては、よく考えてみたいというふうに思っております。


◎議長(森 利秋) 西川誠一君。


◎西川誠一(2番) ぜひともやっていただきたいというふうに思います。
 ちょっと、わき道にそれるかと思いますけども、産業が今停滞しておる状況の中で、若者たちがどういうふうな動きをしておるのだろうというふうなことで、ちょっとふれさせていただきたいなというふうに思います。
 産業が停滞しているからだけじゃないと思いますし、あれでしょうけども、やっぱり産業が停滞するとやっぱり個人所得が少なくなってきます。この間、実は私、昨年ですけども、ある男性のグループ、未婚者が多いもんですから、どないだ結婚だれかするような相手おらんのかといったら、ちょっとおりませんねと言うもんですから、そのグループに対して、ある女性のグループにちょっと働きかけをしまして、今で言う見合いと言わないんですよね、合コンと言うんですかね、合コンでもしたらどないだということで日にちまで設定したんです。
 余計なお世話だったんですけど、日にち設定して、じゃこの日になということで、男性のリーダーと女性のリーダーに、じゃこの日にあんたら勝手にしなはれなというふうな格好で、ちょっと場所設定までしたんです。
 当然、その日迎えたらしているもんだと思ったら、後で聞いたら、実は男性の方からお断りが来ましたという話だった。何だって言ったら、金がないから合コンできませんと言ったという。何、金がないって合コンって別に金がなくてもできるん違うのといったら、いやちょっと給料日前でというふうな、ちょっとした笑い話なんですけども、今の若い子というのは、そういうふうなこともできないのかなと。
 これ、だけど結婚しない男性、女性が増えているのは、1つそこにあるんかなと。確かに、いろいろと出会いの機会がないということで、いろいろと見合いの場をつくっていただいたりはしているんですけども、それプラス、やっぱりそういうことの不安感もあるんじゃないかなというふうなこと、ふと思いまして、それもやはり経済の低迷から、停滞から来るんだなというふうに思いますし、実はこの間、あるテレビ見とったら、3月18日になりますかね、結婚している人の6割が、過去1年間に自分の親や配偶者の親から経済的な支援を受けておるということですわ。20代ならわかりますよ。50代で結婚している人の半数、50%が親からの支援を受けておるというデータ出ておりまして、これも別にだからどうだということにはなりませんけども、やはり結局経済の停滞がそういうふうなことのあれを生むのかなというふうな思いもしています。
 私の考えですけども、やっぱり産業の活性化というのが非常に一番大事な問題である。産業の活性化が雇用を生んでいきます。雇用を生むことによって、高齢者が働く場がまた増えてきたり、そして若者がまた意欲を持って働いたり、そうすることによって個人所得が増えてきます。個人所得が増えてくるというふうな職場があれば、であれば若者は定住し、そしてまた少子化対策、結婚問題へ、非常にうまくいくんではないかと。
 何はともあれ、産業の活性化が一番だというふうに私は思っていますので、その件に対して町長のお考えをよろしくお願いしたいと思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 議員も言われますように、町の活性化を図るためには、産業の発展を図るということが大前提だということで、そういうした観点からの施策を及ばずながら取り組んでいるところであります。
 しかし、その産業の発展の方向については、最終的に行政が主導的に対応するにしても、方向づけを決めていく上では、業界の皆さんの積極的なご意見も十分聞かせていただきたいところで、いろんな懇談もやっておるところであります。
 特に、若い人たちが自分たちの町の産業をどう考えるんかという点については、大変これ重要な問題ですので、合併直後から若者まちづくり懇話会というような名前で、各分野の今後町をしょって立つと思われるような人たちに集まっていただいて、自由な協議の中から、方向についての提案をいただくということを、現在も続けております。そうした中には、非常に進んだといいますか、先を見越した提案もありますので、そういうことも含めて1つずつ具体化をしていく努力を、町政としても取り組んでいきたいなというふうに思っております。
 先ほどの結婚の問題につきましても、今、町が香美町の男性と町外の女性との組み合わせの行事を行っておりまして、それなりに若干の効果は出ておりますが、町内の男女のそういうふうなことについても、してはどうかというふうなご提案もあります。
 しかし、余り知った人たちが会うのも、何か難しいというふうな若者特有の気持ちもあるようでして、それらをどうクリアをして対応していくか、楽しい一つのイベントをして、そこにごく自然に参加をしていただきながら、交流をしていくというふうなことも、一つの方法かと思いますし、そうした若者懇話会の中でも、そうしたご意見を十分いただきながら、1つずつ取り組んでまいりたいなというふうに思っているところであります。


◎議長(森 利秋) 西川誠一君。


◎西川誠一(2番) そんなお見合いの場をつくらなくてもいいぐらい、個人所得が増えれば結婚も増えてくるとも思いますし、ぜひともやっていただきたいなというふうに思います。
 3問目に移ります。
 3問目は、但馬地域の産業活性化推進戦略ということで、どう利用、活用されるのですかと。実は、私もたまたま偶然この資料を受け取りました。いろいろと読んでみたら、非常にいいことばっかり書いてあるんです。これは県民局がまとめて、昨年、19年度には県のほうも同じようなことを多分まとめていると思います。大体内容は一緒なんで、非常に抽象的に書いてあるんで、私は読んでも、なるほどなと思うことぐらいしかありませんけども、町長の目で見られて、この但馬の県民局がまとめられた産業活性化推進戦略、どういうふうに活用されるつもりなのかなというふうなことで質問させていただきました。どう思われますか。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 私も持っておりますが、昨年1年但馬県民局が中心となって、各市町の代表者による協議の中から一つのまとめをしていただいたものです。
 香美町からも、観光協会長が委員として参画をされて、いろいろと意見反映をしていただいています。
 最終的に、十の戦略という形で、方向性について商工業、観光、雇用、産業基盤整備というふうな分野ごとに提言がなされております。
 これは、単に委員会の提言だとか、県の提言ではなくて、まさに但馬が抱える課題、将来方向について共通した方向についての戦略をして、出ておりまして、そのすべてについて香美町にあっても重要な課題だというふうに認識をしております。
 先ほどからのご指摘がありますように、町としていろいろな産業戦略、産業対策をとりましても、そこにはどうしても限界がある。もう一つ、突っ込んだ対応ができないという中であって、県も一緒になって但馬の中における産業対策を推し進めていこうという、こうした取り組みは大変町としてもありがたいことだというふうに思っておりまして、精力的に精いっぱいこうした方向を活用しながら、今までから進めております産業対策を、より強化をしてまいりたいというふうに考えております。
 いろんな分野の課題が出ておりますが、1つはやっぱり企業誘致という部分が大きな問題です。香美町だけで、なかなか企業誘致をといっても、そこには限界があります。但馬の中でも、豊岡とか、和田山とか、工業団地を持っておるところに、だれしも最優先で立地を図るのは当然でありまして、そうした中で香美町の中における立地をとなれば、いろんな香美町特有の資源を有効に活用していただく方を、ごく限定された中から確保していかなきゃならん。そこには、やっぱり県と一帯となって取り組むことが必要ですし、香美町の企業立地条例だけではなかなかその効果は出ません。県の対策も含めて取り組んでいかなきゃなりません。今回、意見が阪神間中心の企業立地戦略から、地域の活性化を図るという観点からの企業立地戦略に方向転換をしておられますので、こうした中で但馬における企業誘致の中で拠点的な豊岡や和田山とは別に、周辺地域の企業立地として一体となって取り組んでいくことが必要ではないかな。
 たとえ一企業でも、また少人数の会社でも来ていただくことによって、新たな活力が沸いてくるということで、これらについての取り組みは、この戦略とのあわせて取り組んでまいりたいというふうに思っているところであります。
 また、但馬ブランドの創出という部分についても、先ほどからもご意見のような、特に水産加工品につきましては、まさに香住の魚としてのブランド力がありますから、これを県とも一体となって取り組んでいくことによって、魚は香住だというふうな点での強化を図っていくことができるんではないかというふうに思います。
 観光対策につきましても、広域観光という観点の推進を図るということになっておりまして、やはり観光客の立場に立ちますなら、香美町の観光資源だけでセットにして「さあ、いらっしゃい」と言ったって、そこには限界があります。やはり、山陰海岸国立公園の海の景観の中で、もちろん香住海岸が中核にはなるとはいうものの、ほかのまちにもそれなりの資源がありますから、それらを連携を図って、観光コースの設定等、広域的な観光対策を進めていく時期になっております。来年の大型観光キャンペーン等はまさに最もふさわしい時期ですので、現在もうそうした方向での取り組みをしておりますけれども、それを単に来年の観光キャンペーン用ではなくて、それをもとにして、これからの連携をした但馬観光、少なくとも北但地域を対象にした観光コースの設定と連携を図っていくことが必要だというふうに考えておりまして、これは海岸部のみならず、山のほうでも同様の対応をして多くの観光客の選択肢の中に、香美町の観光資源を活用してもらうということを進めていくことが必要だというふうに考えております。
 それから、すべてがそうですが、若者の地元定着対策につきましても同様でありまして、あくまで県と連携をすることによる対応をさらに一層進めてまいりたいというふうに思っておりまして、それらのそれぞれの十の対策につきましては、すべてが香美町が従来から取り組んでいこうとしている方向ですので、こうした県民局中心の活性化推進戦略ができたことは、大変こうありがたいなというふうに思っておりまして、最大限この県の力も活用させていただきながら、香美町の産業振興を図ってまいりたいというふうに考えているところであります。


◎議長(森 利秋) 西川誠一君。


◎西川誠一(2番) 1つずつ、それぞれの項目についていろいろとお話も聞きたいんですけども、これはあくまでも町のと、今までずっと取り組んでいることの一つの具体化というか、県との連携であるというふうなことで、そのまま結構だと思います。
 ただ、1点だけ、観光、広域観光の関係で今問題になっているジオパークの関係、そして今年行われるDC、デスティネーションキャンペーン、あれは何かでもJRの駅だとか、JRが今度かなり絡んできますので、それにしてはちょっと香住のJRの駅もちょっとお粗末だなというふうな気がします。
 というのが、キオスクはずっと休んでいますし、JRおりていただいても、何のあれですね、お店もないんですよね、香住の場合は、香住駅の場合はね。だから、やっぱりその辺からまずやっぱり変えていただいて、やっぱり玄関口であるという意識の中で、そういうふうなことも、小さいことですけども、まず整えていただいて、そしてJRとの大型デスティネーションキャンペーンに取り組むというふうな形で持っていっていただくのが、小さいながら形にあらわれた一つの進歩かなというふうに私はとらえておりますので。
 確かに、机上での空論ばかりじゃなくて、現実、足に即したやはりJRに来ていただく、JRとの大型キャンペーンをするんだったら、やはりキオスクぐらいはちゃんと整えておこうかと、こういうふうなことがやっぱり地に足着いた活動になるというふうに思いますので、その辺よろしくお願いしたいというふうに思います。
 4問目に移ります。
 4問目ですけども、食に関する事件や問題に関する質問をさせていただいております。
 我が町、香美町は松葉ガニ、カレイ、ハタハタをはじめとする水産食品、但馬牛、米などの農林食品など、多くの有名ブランドの産出町であります。
 また、この産品によって生計を立てている一次産業の、漁業、農業事業者や、二次産業の水産加工業者、三次産業の観光業者など、多く存在しております。いわば香美町の産業の基幹となる人たちでございます。
 そして、香美町の産業の基幹となる業種の多くは、食の産業なのです。報道、最近の報道などで、食に関する事件や問題が報道されるたびに、もしこの香美町で同じような事件や問題が起こったらどうなるのだろうと想像せざるを得ません。
 食に関する事件や問題が起こらないにこしたことはないのですが、万一発生した場合、行政サイドの対応について、マニュアル化したり、したような対策方法はあるのでしょうか、お伺いいたします。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 最近における偽装表示だとか、いろいろな有害物の混入だとかというふうな問題につきましては、決して他人事ではありません。本町で、もしそういうことが起きたとするならば、町民の健康被害を阻止するというと同時に、もしそれが本町の産業が原因ということになれば、産業全体の大きな問題ですし、また疑い等があった場合の風評被害も含めて大きな影響が出てくるというふうに思います。
 国、県も含めて、今回露呈をしましたのは、それぞれの縦割りにおける対応はできておりますけれども、国民、住民のサイドに立っての総合的な対応策ができてないということが表に出てきました。
 国も、福田総理の指示で現在そうした総合的な対応を、まさにマニュアルといいますか、対応計画について組み立てをされているというふうなところですし、県もそれぞれ縦割りの法律に基づく対応はあっても、全体としての分はないということで、マニュアル化を急いでおるというふうなところであります。
 町も同様でありまして、特にこうした問題につきましては、町内に限定せずに、いろんな波及が起こりますので、県の例えば健康福祉事務所だとか、関係の機関との連携の中で対応するというのが従来のお取り組みでした。
 しかし、今後においてもそうしたそれぞれの現象といいますか、事件の発生に対応するそれぞれの専門部署との連携は当然図るとして、まず地元の町がとることは、そのことによる住民の健康被害の蔓延、それから産業への影響ということをとりあえずとめるということを、早急にしなければならないというふうに思っております。
 具体的なマニュアル化ができておりませんので、早急に対応しなければなりませんけれども、私の考えとしては、特に水産加工とか、ご指摘のように民宿、旅館だとかというふうな多くの業種がある産業については、例えば一つの店で起きたことがほかの店へ波及するという問題も多くありますので、万が一、それらの疑いのあるようなこと起きた場合には、即刻生産、ないしは営業をストップすると同時に、それについての究明を関係機関と連携をとって対処する。あわせて、風評被害等への影響について、先手先手で取り組んでいかなければならないなというふうに思っているところであります。
 具体的な想定をして、ちょっと想定が悪いですが、例えば水産加工品の中にそういうことが起きたときにはどうやるか、旅館でカニスキの時期に起きたときにはどうするか、こういうケースの場合はどうするか、想定できる主要な事象をピックアップして、それに対する具体的マニュアルを早急につくっていきたいというふうに考えております。
 初動体制だけ、きちっとやれば、後はそれぞれの関係機関と連携をとってとれる。
 今までの事件等を、いろいろな事件を見ますと、初動体制のおくれ、混乱というのが後へ大きな尾を引いているということが多いという状況にありますので、それらについては町内において、いわゆる役場の中において、きちっとした体制を早急に構築したいというふうに考えているところであります。


◎議長(森 利秋) 西川誠一君。


◎西川誠一(2番) 町長のおっしゃる初動体制のことが聞きたかったんです。今の段階ではまだできてないということですけども、いつこういう問題が起きるかわかりませんし、それはもうぜひとも、まず、今すごい、マスコミだと報道すごい早いですから、最初の段階で間違ってしまえば、ずっと一生、一生というか長い期間、後へ引いてしまうというのは今の現状だと思います。
 それと、我々国民の皆さんは、例えばこの間起こった中国製の焼きギョーザの農薬の問題でも、焼きギョーザに農薬が入っていて、中国製品は一切買いませんし、ああいうこと。
 それと、ましてや国産の焼きギョーザさえ、みんな敬遠するようなこと、そんなことは起こりやすいんですね。起こりやすいし、現実起こっております。ですから、本当に我々香美町の産品というものは、本当に食に関する産品であって、それが売りで今までずっと観光も来ています。
 だから、万一そういうふうなことがあって、1件、もしくは1件のミス、過ちが、過ち、また事故、事件が全町的に広がる、ましてやほかに広がるということが大いにあり得ると思います。
 それとあと1点、町長が今心配されておるのは、例えば今言われた、私が言った、農薬入りのギョーザだとか、例えば不二家だとか、ミートホープだとかいう改ざんですね。それと、中に入っているもんを改ざんしたという比内地鶏ですかね、船場吉兆だとか、ああいうふうな問題だけに限定されて今お答えいただいているんですけども。
 実は、3月5日の日に明石沖でタンカーの事故がございました。タンカーの事故があって、今現在どうなんだと言ったら、あそこの明石のノリの業者が、年間60億ぐらい売上しとるようですけども、一切してないと、できない状況ですね。ノリの、タンカーの油の流出で。イカナゴの今の最盛期なんですけども、イカナゴの漁も、やっと20日ぐらいから再開したというふうな、こういう外部からの問題というのもあると思うんです。
 と言いますのが、1997年に隠岐の島でロシアのナホトカ号が事故を起こしまして、重油が我が香美町にも流れてきて、みんながボランティアで油を拾ったとかいう事件もありますし、そして2001年になると思いますけども、BSEですね。狂牛病で、牛のプリオンですか、そういうものが出るということで、牛肉からみんなが離れていったという、我が町にもこの2つの非常に過去に大きな外部からの圧力というか、外部からの事件によって受けた被害があるんですね。その件に関しましても、同じように答弁いただきたいと思うんですけども、最初にいただいたのは多分個人業主の関係だろうと思います。
 だけどやっぱり、身近に我々はそういうふうなことを体験しておりますので、そのときも風評被害があって、カニは大丈夫なんかとか、おそらく肉も、肉離れあったんじゃないかというふうに思いますけども、それも同じような考えで対応していただけるのかどうか、その辺をお聞きしたいと思います。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 当面するような事象を中心に先ほどはご説明をしましたが、今ご指摘のように、香美町におけるそうしたことが起きたときに、影響の大きいものはどんなことかというのを、今ご指摘のありましたような過去の事例も参考にしながら取り上げて、それらについて、まずは初動体制をどうするかという部分だけは、早急に、今までの経験もありますので、それを踏まえてマニュアル化をしておく必要があるんではないか。
 人は、職員も変わります。そういう中で、何が起きてもまずは、このことだけはというふうなことを取り組んで、そのあとは事象の程度等に応じて関係機関と協議をしながら、善後策を進めていくということを進めていきたいなというふうに思っておりまして、今まで何かそういう職員の個人的な経験等のノウハウはあるにしても、香美町としてのそうした対応策はないというについては、反省をしなきゃならんと思っておりまして、早急にできれば2、3カ月の間には、その辺についての対応はきちんとしておきたい。
 地震と一緒でして、いつ起こるかわからないという問題ですので、起きたときにまず初動体制がとれるような対応は考えていかなきゃならんというふうに思っているところであります。


◎議長(森 利秋) 西川誠一君。


◎西川誠一(2番) いろいろと産業の活性化について、私が思う範囲で4問質問させていただきましたけども、とにかく産業の活性化がもたらすのは、香美町の活性化につながるというふうなことだけをもう1回繰り返しまして、私の質問を終わります。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 以上で、西川誠一君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩をいたします。再開は11時10分といたします。
                             午前11時00分 休憩

                             午前11時10分 再開


◎議長(森 利秋) 会議を再開します。
 引き続き、一般質問を行います。
 吉田増夫君。


◎吉田増夫(8番) 議長のお許しが出ましたので、私の一般質問をさせていただきます。
 先日以来、同僚議員のほうから農業関係につきましてはいろいろと質疑が出ております。私も、本日の質問につきまして、重複する面があると思いますが、ご理解いただきたいというふうに思います。
 また、本日の質問につきましては、放棄田による地域の環境について、獣害を含め、放棄田の改修についての質問をしたいと思いますので、お願いいたします。
 第23回定例会において、農地の今後について質問させていただきました。農地は、今さら言うまでもなく、国土保全と安全安心な農作物を生産する基盤とともに、地域の生活環境に大きな役割を果たしていると私は思っております。
 現在、水田の転作政策から不便な山間農地の作付放棄が広まり、鳥獣害も含め、今では民家近くの農地まで放棄され始めました。中山間地においては、夏場通じて、民家の近くまでイノシシ、シカが出没しています。
 また、山の木の実の周年結果により、少ない年には熊の出没も少なくありません。小代区においては小中学生の登下校に何の心配もなく通学をしておりましたが、今では不審者対策も含め、特に秋には野獣、熊の出没が多く、被害防止のため、保護者の負担が多くなるにもかかわらず、保護者の送迎、またバスの通学利用等、お願いをせざるを得ない状況ともなっております。
 このように、野獣の住む範囲、私たちが住む範囲の区切れが小さくなってきており、今後民家への野獣の出没が多くなるものと思われます。町長が提唱しております若者定住についても、自然豊かといえども、子供、住民が安全安心に生活できる環境でなければ、定住する人も少なくなると思われます。
 現在、限界集落という言葉が生まれました。住民全体の高齢化率により言われておりますが、このままでは今度獣害の危険による限界集落が生まれてくるのではないかと心配されます。衰退しつつある山間地農業の推進と、生活環境整備の一端として、山林においては今行われておりますが、山林と民家の間にバッファーゾーンをつくり、拡大するため、放棄田の解消が必要ではないでしょうか。
 現在の中山間直接支払制度も残り1年となり、今後制度もできるか否かわかりませんが、今から対策に取り組んでいく必要があると思います。この事業については、集落営農で取り組むべきであろうとは思われますが、全体を見るとき、今の現状では少し無理ではないかと思われます。
 今後、放棄田対策ではなく、耕地に戻す政策として取り組んでいただきたいと思っております。まず、このことについてお尋ねをいたします。
 また、今後組織をつくりやすくし、作業ができやすくするための、仮称、1、農業機械資材等購入基金、1つ、作業用農道新設改修補助金等、新設し、支援することはできないかについてお尋ねいたします。
 財政苦しい時期でありますが、事によっては1年でも早く取り組む必要もあると思います。これについて、町長にお伺いをいたします。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 吉田増夫議員の農地の耕作放棄化を阻止するための手当についてのご質問にお答えをしたいと思います。
 議員もご指摘のとおり、高齢化か後継者不足という中において、耕作放棄地がどんどん増えていくという状況については、何としてもこれをさらなる増加を防いでいかなければならないというふうに考えております。
 昨日もお答えしましたように、町内の耕作放棄地の状況を農業振興地域内の農用地で見ましても、平均して町内全体で14.3%、特に小代区では24%というふうな数字になっておりまして、どんどん加速的に耕作放棄地が増えているという状況にあります。
 何としても、これをとどめるということが必要でありまして、耕作放棄地の復活よりも、まずさらなる放棄地化を阻止する対策を当面、何としてもやっていかなきゃならんというふうに考えておりまして、そのためのとれる対策を町としても取り組んでまいりたいなというふうに考えているところであります。
 再三ご説明しておりますように、また議員もご指摘のように、それぞれの所有者が耕作を復活してもらうということは、どだい無理な話ですから、やはり1つは地域として集落営農のような形で取り組んでいただくか、または中核となる担い手の皆さん、またオペレーターの皆さんに多くの農地について耕作をしていただくよう、お願いをするしかないんではないかなというふうに考えているところでありまして、そのためにそうした取り組みがしやすいような環境づくりをやっていく必要があるというふうに考えております。
 集落的に行う場合には、やはり共同で行う農機具の整備ということが必要になります。集落営農の場合には、それなりの対応ができるんですが、集落営農そのものの形がとれないような地域も現実にありますので、そうしたところについては、議員もご指摘のような中山間地域直接支払制度を、それぞれの農家の取り分として、その年の所得としてとらえられるというんでなくて、今後における継続した耕作が可能なような投資として取り組んでいただきたいなというふうに思っておりまして、具体的に言えば、支払い金の一部を供出して共同の機械や施設をつくっていただくということをお願いしているところであります。
 現在、4カ所にではそうした具体的な取り組みをしていただいておりますが、さらにそうした今後における対応ができるような取り組みをしていただくよう、町としても個別に地域の皆さんにお願いをしたいというふうに考えております。
 もう一つは、これもほかの議員のご質問にもお答えしましたように、認定農業者やオペレーターの皆さんが広範囲に受託耕作はできるような体制づくりをしていく必要があります。
 昨年も、吉田議員のご提言もあり、関係の皆さんにご意見を伺いました。その中で、とりあえずの方法として、そうしたたくさんの、しかもちっちゃい田んぼや大きい田んぼやなんかについての要請にこたえていくために、大きな機械を購入しなきゃならんのだが、そのためにはどうしても資金的対応が困難だというお話がありました。
 本来なら、購入資金の一部を助成するというのが一番効果的かもわかりませんけれども、そこまでの対応が今当面する町の対応として困難ですので、利子を肩代わりさせていただこうというふうな制度を20年度からとったところであります。
 議員もご承知のように、認定農業者の皆さんに対する資金手当については、スーパーL資金や農業近代化資金があり、かつ、町も負担をする利子補給制度があるんですが、認定農業者でない場合にはその資金を使うことができないというふうな仕組みになっておりまして、したがってオペレーターの皆さんには美しい村づくり資金というのをお使いを、現にそれをお使いいただくのが一般的ですので、それに町も利子補給をさせていただくということによって、認定農業者が利用されるスーパーL資金等と本人負担は同等の負担で済むというふうな取り扱いを、とりあえずとらせていただいたということであります。
 ご提案のように、基金を設置してそうした農業機械の購入について多くの支援をするということが望ましいというふうに思いますが、ひとまずこの対応をとりながら、またオペレーターをはじめ、関係の皆さんと協議をさせていただく中で、町の財政状況やほかの産業政策とのバランス等も考慮しながら、とれる方法はとっていきたい。
 そして、要はこれ以上、耕作放棄地化が拡大をするのを少しでも防いでいくという努力をしてまいりたいというふうに考えております。
 それから、農道や作業道等の整備に対する支援の問題ですが、今とっておりますように、国庫補助事業などを活用しながら取り組みをしているところであります。
 しかし、それが十分な対応ができないということからのご提案というふうに考えておりますが、これはもう財政状況との兼ね合いの中で、取り組んでいかなきゃならんというふうに思っております。
 県単の補助事業がありまして、補助率55%で用水路の改修等についてとか、簡易な農道、作業道等について対応しているところでありますけれども、これは予算総額をふやしていくという努力をしながら、そういう対応をしないことには単にオペレーターの皆さんや集落営農の対策だけでは、困難な地域についてはそうした道路等の、農道等の整備についても取り組んでいきたいなというふうに思っているところであります。
 現在、先ほど言いましたように県単の事業としては、農道・かんがい排水路については補助率55%で取り組んでおります。平成20年度には、予算額が100万円ですけども、香住区と小代区で1カ所ずつ用水路の改修を行う予定にしております。
 それから、農道の補修につきましても、原材料を町で手立てをして、いわゆる原材料費を補助して、作業そのものは、道路の場合にも今回とっておるんですが、地元で取り組んでいただく、そんな補助制度もつくっているところでありまして、そうしたものの活用をまず考えていただきたいなというふうに思っているところであります。
 そうした取り組みもしながら、先ほど言いましたように具体的に実行が困難なものについては、十分協議をさせていただくというふうな形で進めてまいりたいというふうに考えているところであります。


◎議長(森 利秋) 吉田増夫君。


◎吉田増夫(8番) ただいま町長からお答えいただきました。
 私も、以前から農地についての大事さというものを踏まえて、これ以上放棄田が増えないように、今の農地、いかにして守っていくか、そのことについていろんな観点からお願いをしてきました。
 そういう中で、先ほどから聞いております、答弁の中にありましたように、本年度新しく機具等の購入についての利子補給、そしてまた基盤整備及び農道についての県、国との補助金への対応、それについては本当にありがたいなと、それには敬意を表したいと思います。
 そういう中で、今の農地を守るということは、まず第一の前提であるということを、私もよく認識しておりますし、町長も認識していただいているという解釈の中で、今、保持をするために、今の集落営農、それから後継者育成、これをやっておるわけですけども、この放棄田対策についての対策に、今の集落営農として一部取り組んでいただいておるとこもあります。というのは、放牧による獣害対策を含めた放棄田対策、これを大きな獣害対策にも効果を得ているということをお聞きしております。
 今後、本当に山田の耕地として使えない部分については、そういう有効利用をしながら、獣害対策を含めて、やはり耕地を守っていくというようなことも私は必要であるし、それからまた、一昨年も畜産でありましたエンドファイド病というんですか、飼料による中毒、そういうことを防ぐためにも、放牧の必要性、やはり但馬の牛の基本となる薬草を食べ、野草を食べる強い牛を育てる一つの観点からも必要があるではないかということで、町長にもお願いしてまいりました。
 そういうことで、今の放牧についても大きな成果があるし、これからも増えていくんではないかなというふうに思います。
 また、この牛のことにつきましては、今ちょっとそれますが、今後飼料の高騰、これは私しか、これは個人的な思いですが、今のいろんな中国からの農薬問題は抜きにして、飼料の高騰というのは今後免れないであろうなということのつく中で、こういう放棄田対策の利用ということも、私は今後考えていく必要があるという中で、放棄田対策も含める中の一端として、そういうことも考えております。
 そういう中で、今の農地を守るということについては、今までも私も言ってきましたし、町長も取り組んでいただいております。
 ですが、放棄田をいかに改修していくかということについては、今まで対策としては言っていましたが、どことも手をつけていないのが今の実態ではないかなというふうに思います。今後、荒れた田んぼ、これは年数がたつにつれて、田んぼ、また畑として使用することはできなくなります。先ほどからも、ちょっと言っておりますように、今獣害に対する策として、山林のバッファーゾーンへの移行、これをやっていただいております。
 ところが、このバッファーゾーンといえども、やはり今農地が荒れている以上、やはり野獣の住みかの一端として野獣はとらえているように私は思っております。やはり、環境整備1つ考える中にも、放棄田対策を解消していかない限りは、野獣のやはり住みかとなっていくんではないかなというふうに思います。
 私が、先ほどから提言しております2つのことにつきましては、町長からも答弁いただきましたが、私の思いとして、まず1点の基金というのは、今放棄されている現状を見ますと、今24%、14%という放棄田の面積の中で従前地がほとんどなんです。ということは、先ほど町長が言われた、今農業を守っていくための機械を買う、機械導入の利子補給及び補助金等については大型機械、現在の農業を守るための機械購入にはいいかもわかりません。
 だけど、今の従前地の田んぼを守っていくためには、それは果たして適当な機械であるかないか、そこら辺は私は無理であろうというふうに思います。
 まして、新しい機械を購入するとなれば、何百万です。
 まして、先ほどから言われますように、後継者、そして集落営農、それからまた後継者を含めた団体をつくれば、補助金は出ます。
 ところが、今言ったこの放棄田対策については、そういう大型機械を買えない、また過剰投資ができないというようなことから、私たちは今、老齢化していく、農業をやめていく人が持っている機械を、いかに有効に使うかということも考えながら、これからやっていかなんだら、今の農業、所得の少ない農業を維持していき、またこのように放棄田を対策していくのには、過剰投資が一番怖いというように思っています。
 そういう面から見て、やはりこれから進めていく中で、こういう言い方はちょっと失礼かもわかりませんが、使いやすい基金という、お金と言い方したんじゃないですが、そういうものがなければ、私は前には進まないというように思います。
 ただ、あてがわれて、補助金それからまた利子補給と言われながらも、それが活用できない今の現状なんですよね。それを、使いやすくし、放棄田対策に取り組んでいく。
 放棄田対策、放棄田対策と言いながらも、手がけなんだら放棄田対策は解消できないと私は思っています。できる、できないということは、未知かもわかりません。でも、とにかく手をつけてみると、そのためにはどうしたらいいのか、それにはどういうことが必要なのか、やっぱりどういう支援をしてほしいのか、そういうことをやはり私たちも言ってく中に、町も対処していっていただけなければできないんじゃないかなというように私は思っております。
 基金のことにつきましても、これは私の思いですが、じゃ基金をつくったから、以後、ずっとそれを維持しなさいというもので、私も言っているつもりはありません。それはなぜかといいますと、これだけ、どの町においても、香美町にももちろん財政は苦しいわけです。その中で、いかに支援をしたかということを考えるときに、私は何年間かの期限付きでいいと思うんです。
 これが、国、県単であれば、町で自由にはできませんが、町単である以上は、いつでも極端に言えば変更することができると、状況を変えることができるというふうに思っております。有効に使え、そしてこれが必要なくなれば、いつでも廃止することができるというのは、これは町単の特権であるというように私は思っております。
 そういう意味で、やはり何をするにしても、する事業に適用した内容のものでなかったら、幾らいい制度があっても私は無意味だというように私は思っております。そのためにも、この資金の一つについても、そういう農家の人が使いやすいような内容というのの中での基金というのができないかということを、まずお尋ねしました。
 また、もう一つの農道新設改良という補助金につきましては、先ほどから言っておりますように、放棄田は従前地です。ましてや、放棄を2年すれば、イノシシ等が道路、あぜ、田んぼ等を工作します。今、そういう従前地、放棄田に行ってみますと、昔は何とかトラクターが通った道も、イノシシが崩壊し、通れない。その道を、やっぱり改善していかなければ農機具は行かない。そういうようなことの中で、やはり放棄田を改修していくのには、機械を導入する、持ち込むためには、今の農道補修もしていかなきゃならない。
 これは、先ほどから町長も言っておりますように、資材や原材料の提供ということあります。私も、このことについては、ちょっと予算の条例については、町道についてという考えでおりましたんで、こういう町道から離れた農道に対しての資材の半額の補助とか、例えばそれからそれにまつわる建設機械の使用とか、そういうものについての細かな面での支援というのをしていただきたいというふうに私は思って、この2点を上げさせていただきました。
 この放棄田対策については、即今言われるように付加価値の高い、高価なものができるというものでは私はないと思っております。そのためにも、今、後継者育成の後継者が取り組める段階ではないというふうに私は思っております。
 町長も、以前にも答弁で言っておられましたけども、団塊の時代が今言われております。確かに、香美町においても退職される方、それからまた都会からそういう人が帰ってこられる方がおられるというのも今の現状におられます。もうそういう、いろんな団塊の時代、この団塊の時代というのは、農地を守る、農地の大切さ、食の大切さを一番わかった、私は年代ではないかなと。
 これは、こういう言い方をすれば失礼かもわかりませんが、これから20年、私たちの年代より後に生まれた人に、農地の大切さ、食の大切さと言われても、育った環境等によって、やはり私と違った考え方にもあるんではないかというふうに思う中に、今この農地を守る大切さ、環境を守る大切さ、いろんな大切さを思う人間が動けるときに、こういうことを手がけることが一番大事であろうというふうに私は思って、この放棄田対策について町長に支援をお願いしたいということで、質問しております。
 町長も、この放棄田対策については、いろいろと考えていただいておりますが、ただいま私もこしょこしょと言いましたけども、これからの放棄田対策について、私の質問を踏まえて町長から答弁をいただきたいと思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 放棄田対策は、農業生産の用地として再生をするということも1つ大きな目標ですけれども、もうそれとあわせて、農業生産ができないにしても、いわゆる国土の保全という環境的なことも含めて、適切な管理ができるようにしていかなければならないこと、直接的にまた我々の地域にあっては、そのことによって議員もご指摘のような鳥獣の被害も倍になるというふうなことも含めて、対策を講じていかなきゃならんというふうに思います。
 したがって、耕作可能な農地については、先ほどのように集落営農なり、オペレーターの協力を得て、放棄化を防ぐということを取り組んでいくと同時に、どうしても生産性の低い水田については、土地については、農地については、それを農地として復活するのじゃなくて、そうした環境保全や獣害対策という観点から、最小限度食いとめるというふうな2つの方法で進めていくことが必要ではないかというふうに考えます。
 ご提案の放牧などは、農地としての活用ではありませんけれども、要は農地を、保全を、いわゆる土地を保全するという観点から有効活用する1つとして、但馬牛の健全な育成を図るための活用ということで、これらについても大いに推進をしていかなければならんというふうに思います。
 現在も、大規模経営といいますか、多頭飼育をされている方を中心に、そうした取り組みもされておりますが、まだ現在はかつて整備をした放牧地を中心とした放牧になっているというふうに聞いておりますので、あわせてこうした農地の放棄田を活用した分についても、推進を図っていきたいと思います。
 数年前から、農業改良普及センターを中心とした協議会の中で、具体的に実証をしていただくなりの取り組みをしておりますので、さらにその普及を図っていきたいな、拡大を図っていきたいなというふうに考えております。
 また、この放棄田が山の奥のほうということになれば別ですが、別の観点から、実は町の美しい花づくりだとか、景観形成という観点から、そうした水田としての活用はできないところを、コスモスだとかそういう花を植えて、町を美しくするというふうな取り組みをしたらどうかというふうな、町民の皆さんからのご提案もあります。
 したがって、そうした多面的な方法で少しでも農地が荒廃をしないための利用ということも、町全体ではやっぱり考えていかなきゃならんのかなというふうに思っているところであります。
 具体的なそうした農地保全の取り組みは、特に国土保全という観点からの取り組みは、必ずしも地域の住民の人たち、それから香美町だけが取り組むことではなくて、もっと広域的に、少なくとも県段階で取り組んでいく必要のある問題ですので、こうした問題、我々として県のほうにも強く要請をして、県と一体となって取り組めるような方法についても、積極的に検討、協議を進めてまいりたいなというふうに思っているところであります。
 そうした中で、今、個々具体的なご提案がありましたような、町としての施策については、財政上の問題やいろんなことを総合的に勘案しながら、取り組めるべくことについては、順次取り組んでいきたいというふうに考えているところであります。


◎議長(森 利秋) 吉田増夫君。


◎吉田増夫(8番) 放棄田対策は、大変難しいもんであるというふうに私は思っております。だから、先ほども言いましたように、畜産、放牧もやっておりますし、これからも続けていくという町長の意向です。
 また、花による景観等を含めた、そういうものの活用ということも言っておられました。これも1ついろんなことがあると思いますが、確かにそのような活用ということも大事だと思っております。
 これ一つの産業の振興を考えるときに、これは一つの例なんですけども、今のこういう従前地の棚田に、例えばそばですね、そういうものを植えることによって、景観と収益が出るという、一つのそういう一環の中で、そしてまた産業としても盛り上がるというようなこともやっておられる所もあります。中山間というのは、今これは1つ、小代区、例に挙げてみますと、例えば新屋の尼崎等の道路脇、子供たちがバスで来る。そういう中に、両方見ても荒れ地ばっかしだと。例えばそこに、畑としてそこにそばを植え、そしてそばの花が咲き、そこでまたいろんな景観楽しみながら、そこでまた収益を上げると、またそれをまた活用するというような考え方も、私はできるんじゃないかと思うし、そういうようなことも考えている人もおります。
 これは一つの例ですけども、例えばそういうことを考えるときに、ただそういう手間のかからない、それからただ簡単なということであるだけであれば、私はそれはそれとしてもいいと思うんですけど、やはそれだけでは何か前向きな振興というのが、やっぱりないんじゃないかな。
 ただ、夢のある、先ほど言われています、夢のある、やはり農業のあり方ということも私は考えていく必要あるんじゃないかなというふうに思っております。そういう面を含めて、町長のお考えをもう一度聞かせていただきたいと思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 今、ご提案のありましたようなそばも含めて、それぞれの地域の土地の形状だとか、それから地域における他のいろいろなまちおこしとの関連の中で、町民の皆さんが、よし、こういう方向でやっていこうというふうな方向について、町も一体的に取り組んでいくというふうな方向を進めていく必要があるというふうに思っております。
 そういう問題については、農業振興対策協議会等の場でも、一度本格的な議論をしていただく必要があるというふうに思っておりますし、また幅広い、そうしたご検討をいただいて、町と町民の皆さんとが一緒になって、ある意味での町民運動のような形で取り組んでいける方法があれば、大いに推進をしたいというふうに考えております。


◎議長(森 利秋) 吉田増夫君。


◎吉田増夫(8番) 私も、質問させていただきました。答弁いただきました。その中で、先ほども意見を聞かせていただいたというふうに思いますが、放棄田対策を含め、農業対策、今言われております対策等じゃなしに、やはり何事についても、ちょっと話が違いますが、鳥獣害についても対策じゃなしに、やはり政策として何事にも私は取り組んでいただきたい。それがやはり農家それぞれの産業の皆さんへの活気になるんじゃないかなというように思います。
 僕も、言葉では言葉だと言いますけども、やはり対策と施策とでは違うという私は思いを持っております。そのことについて、町長の意見をお聞きし、私の一般質問を終わります。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) ご指摘のとおりであります。
 対策というのは言葉として、影響を受けるものをできるだけ最小限に、防ぐ、とどめるというふうなニュアンスが強くありますが、この問題については、もちろんそのことが大事でありますが、それをさらに地域おこしや、いろんな町民の活性化にプラスに活用していく、そうした方向で検討はしていく必要があるというふうに思います。ご指摘のとおりの方向で、検討したいと思います。


◎議長(森 利秋) 以上で、吉田増夫君の一般質問を終わります。
 引き続き、一般質問を行います。
 西村伸一君。


◎西村伸一(9番) 失礼いたします。それでは通告に従い、一般質問をさせていただきたいというふうに思います。
 地場産業の振興策についての1問でありますが、昨日から今日の西川議員まで、多くの方々がこのことについて質問されています。重ね重ねになると思いますが、質問させていただきますので、よろしくお願いします。
 私は、この町の課題を整理する中で、常々こんなことを感じ、思っています。香住病院の問題、またバスの路線の休止の問題、それから今、村岡の中学校の統合の問題などの多くの施設が町の活性化策として取り組む収支の悪化で、厳しい経営状況になっています。
 このようなことになる要因は、すべて人口が減少してきているのではないかなというふうに思いますし、人口の減少をできる限り食いとめなくては次の方策が見出すことができないと思いますし、このまま放置するならば、バス路線はまだまだ、全但バスがいろんなことを言ってくるというふうに思いますし、学校の統合においても、今は村岡だけでございますけれども、まだ次の段階があるんではないかなというふうに思っております。
 これは、永遠の課題かもわかりませんが、旧町の美方、村岡、香住においても、産業の活性化ができにくい旧町ほど、少子・高齢化が進んできたのではないかなというふうに私は思っております。
 私は、村岡区でありますが、ハチ北スキー場の大笹区はそれぞれの家で後継者が育っておったと思いますし、今でも育っております。この事実は、スキーという観光産業の振興が存在したからであり、村岡区の他の集落は今、限界集落になりかねない状態でもあります。
 しかし、スキー場だけでは民宿の経営も成り立たなくなっています。企業誘致は相手があり、なかなか早々簡単にはできないと思います。今こそ、地場産業の振興策を積極的に進めることが不可欠と私は思っております。活力ある香美町にするために、町長がいつも言っております、山を生かした四季型観光、地産地消について伺いたいというふうに思っております。
 まず、山を生かした四季型観光についてであります。
 旧美方町では、今まで、おじろんだとか、それからステーキハウス「石楠花(しゃくなげ)」、物産館、和牛振興公社、また内水面、いわゆるスッポン・チョウザメ事業、また尼崎、それからそういうものがいろいろと山を生かした町の施策ではなかったかなと思いますし、また旧村岡町においても、全国植樹祭をどうしてあの跡地を使うのか、木の殿堂、植物園、また民宿の皆さんが農業体験だとか、ザゼンソウだとか、それからミズバショウだとか、和佐父の棚田も含めて、いろいろ相乗効果を上げながら、山を生かしたまちづくりの活性化を図ってきたんではないかなというふうに思います。
 そんなことで、私は山を生かしたまちづくりを、これから町長、町当局がこんなことをしてまちづくりをしたいんだと、山を生かしたまちづくりはこうあるべきだというようなことをきちっと提案をしていただいて、そのことによって町民、住民を巻き込んだ対策が打てるんではないかなというふうに思いまして、このことについて町長に質問をさせていただきたいというふうに思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 西村議員の、山を生かしたまちづくりについてのご質問にお答えしたいと思います。
 村岡、小代両区には、観光としてのスキーが中心でありますが、温暖化の中でスキーだけでの対応が十分できなくなってきている。昨年のような暖冬の中においては、大変な事態が生じると。今後も、そうしたことが予測される中にあっては、もちろんスキーが核にはなりますけれども、それ以外のシーズンにおいても多くの観光客を呼び込めるような対策を早急につくり上げていくことが必要だというふうに考えます。
 既に、今議員も言われたようなハチ北では、フルシーズンについての対応が進みつつありますけれども、それは単にハチ北の取り組みだけではなくて、村岡区、小代区全体の取り組みとして、町も積極的に関与する中で進めていく時期だということで、それの手始めとして今年度、形として、山の祭典というふうな形の取り組みを始めることにした。これは、そのことが目的ではなくて、そうした取り組みを通じて、さらにいろんな工夫を凝らして、対応していこうというきっかけづくりというふうな位置づけを考えておるところであります。
 そうしたこと考えるときに、村岡、小代にあっては、やはり全国的にと言いますか、対外的に大きなアピールができる資源は但馬牛であります。それが、繁殖牛としての但馬牛となれば、観光資源としての活用はありませんが、但馬牛(ウシ)プラス但馬牛(ギュウ)という形で地元で活用していくことが、まず大きな位置づけじゃないかなというふうに思います。
 さらに、食の問題では、スッポン・チョウザメというような小代における新しい資源も出ておりますから、そうした他にはないオンリーワンと言いますか、いわゆるそこしかないようなものを強調した取り組み、あわせて豊かな高原、自然を、滝をはじめ、そうした自然を売り物にしていく対策をさらに検討していく必要がある。
 そうしたものを材料にして、イベントを直々に開催をしながら、多くの交流人、観光客に来ていただくということによって、村岡、小代の山のすばらしさを認識してもらうということから、取り組みをしていく必要があるんではないかなというふうに思います。
 したがって、それらの取り組みに当たっては、地域住民の皆さんの合意と言いますか、コンセンサスを得て取り組む必要はありますので、観光協会、商工会を中心として、そうした取り組みについての十分な協議をする場も、この山の祭典で連携が図れつつありますので、それをきっかけにして取り組んでまいりたいというふうに思っております。
 議員も言われますように、そうした中における町民への提案をどんどん町政としてもしていくということは、必要なことは承知としておりますので、そうした提案をする前の事前の中核となる人たちの意見交換と合意を踏まえた上で、広く町民に投げかけていくということによって、山を生かした四季型観光の推進を強力に展開していきたいというふうに考えております。
 あわせて、香美町は山のほう、海のほうという個別の対応ではありませんので、そうした特色を、海も山も違った特色をつくり上げて、それをお互いに連携を図るというふうな取り組みもすることによって、観光客の呼び込みというのは、これからも大いに期待できるんではないかというふうに思っておりまして、それを観光による観光客の入り込みをふやすことを中心としながら、他の産業との関連性を高めて、地域全体の活力を高めていく。そうした大きな枠組みの中における対策を講じてまいりたいというふうに考えているところであります。


◎議長(森 利秋) 西村伸一君。


◎西村伸一(9番) 今、肉の販売をしたり、いろいろなことをする中で相乗効果というようなことも、町長言われておりますけれども、例えば養父市のハチ高原は夏山が結構にぎわっておりますし、それから豊岡市の日高町の神鍋高原においてもスキーだけではなしに、いろんなことでスキーよりか、夏山をターゲットに入れて取り組んでおるのを私も横から見させていただいておりますが、その辺の夏山対策とかいうようなとこについて、なぜ村岡のスキー場なり、小代のスキー場ではできないのか、今町長の思っていることがもしありましたら、お聞かせ願いたいというふうに思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 私もちょっと詳しくない点はありますが、ハチ高原や神鍋高原とハチ北や小代とは、地形とかいろいろな面で違いがあるんではないかなというふうには思います。
 あわせて、それぞれの村岡区、小代区の皆さん方の観光に対する意欲と言いますか、意欲という表現はちょっとおかしいですが、とりあえずこれを中心にというふうな方針の違いが、そうした形で神鍋、ハチ伏との違いが出てきているんではないかというふうに思います。
 しかし、先ほどのようにスキー中心の観光ではなかなか対応ができないというふうな状況に至った今日にあっては、やはりほかの活用も積極的に進めていく必要があると。具体的に、神鍋やハチ伏と同じようなことを考える必要はないと思いますけれども、ハチ北や小代の特色を生かして、どう活用するかということについては、地域の皆さんだけじゃなくて、町も含めて検討をしていかなければならんというふうに思っております。
 具体的に、どうしたらいいかという私自身の考えはありませんし、こうした問題については、地元の皆さんのどういう取り組みが必要かというふうな意見も重視をして、聞かせていただくことが必要だというふうに思っておりますので、先ほど言いましたように、この山の祭典という取り組みで、スキー以外について取り組んでいこうという機運が高まったこと、加えて、村岡と小代区が一緒になって対応しようというふうな機運も高まるというとこまでいっていませんけど、きっかけづくりができたということになりますので、これを契機にして、そうしたものについての検討を推し進めていただく、町も一緒になって進めていく、そういう方向で進めていきたいなというふうに思っているところです。
 先ほど、ちょっと答弁が漏らしましたが、さらにそうした中の一環として、地産地消の取り組みも一体として取り組んでいく、そのことによって香美町らしい、香美町の山の観光がほかのところとは一味違うというふうな形で、観光客から見れば神鍋やハチ伏に行くのと同様の選択肢の一つとして、ハチ北や小代というんではなくて、ハチ北、小代を好むファンも多くつくれるんではないかなと。逆に、そうした振興策を考えていくことが、これからの観光地間競争に打ち勝っていく方向ではないかというふうに思っているところです。


◎議長(森 利秋) 質問の途中ですが、ここで暫時休憩をいたします。再開は、午後1時といたします。
                             午後12時00分 休憩

                             午後 1時00分 再開


◎議長(森 利秋) 会議を再開いたします。
 それでは、午前中に引き続き、一般質問を行います。
 西村伸一君。


◎西村伸一(9番) それでは、午前中に続きまして質問させていただきたいというふうに思いますけれども、私の質問の地場産業の振興については、(1)と(2)を上げさせてもらっておりますけれども、大変失礼いたしまして、一括して質問させていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。
 午前中の中で、町長、隣のまちの養父市、それから日高町の神鍋のあたりのことについては、あんまりよくわからないというような答弁でもありましたし、その中で私の感じるとこは、村岡区の例えば大笹の地区においてでも、合宿でたくさんの皆さんが来ていただいて、そこで天気だったらグラウンドを使用したり、雨が降ったら体育館を使用するというようなことが今までも続いておったんではないかなというふうに思うんですけども、その中で日高においては但馬ドーム、それから養父市のハチ高原においては体育館が設備されておりまして、そんなことを踏まえると、今度の中学校の統合問題等でも、体育館がどのようにして使っていくか、兎塚の体育館にしても、射添の体育館にしても、どのように使っていくかというようなとこが問題ではないかなというふうに思いますので、その点について町長の考え方を聞かせていただきたいというふうに思いますし、もう一つはやはり、ただ素通りで四季型観光といっても、素通りで帰っていただくことは、お金が入ってこない。そんな中では、やはり泊まっていただく対策を考えない限り、まちが潤うわけにはいかない。
 そこで、従来からいつも言っております、但馬牛をメインにした、泊まっていただけるような観光システムというのができないかなというふうに私も考えておりまして、町長、一番今このことについてネックというようなことがもしあるなら、お聞かせ願いたいというふうに思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 西村議員のご指摘のように、神鍋やハチ伏ではそうした宿泊施設や山があるだけじゃなくて、それに関連する施設の整備がある程度整っておるという状況の中で、ハチ北、小代については、従来がスキー中心の山の観光でしたから、そういう部分については少し不十分ではないかという点は、確かにそのとおりだというふうに思います。
 できるだけ、既存の施設を活用するということから、多年的な対策がとれるような方向での検討を進めていかなければならないというふうに思います。
 その一つとして、今ご提案になりました、たまたまですが、村岡の中学校統合が、もう来年21年4月ということで進めておりますので、統合した後の校舎の活用についても、そうしたご指摘のような方向で検討する必要があるというふうに思います。
 今、それらの施設の再活用については、昨日もお答えしましたように、村岡区の地域協議会の中で検討をしていただいておりますので、まさに村岡の四季型観光を進めるという観点からも活用ができないかどうか、そうした観点からの検討もしていただく必要があるというふうに思いますし、我々としても問題提起をしたいというふうに思っております。
 また、ハチ北、小代を拠点とする、そうした四季型観光を進めていく上では、ご指摘のとおり、やはり魅力のある、もう山だけの魅力ではなくて、それに関連をする魅力づけが必要であります。
 但馬牛は、まさに全国的に今、ブランド化をしているところですから、但馬牛(ウシ)の、いわゆる但馬牛(ギュウ)を活用することは当然進めていかなきゃならんというふうに思っております。
 その手立てとして、今香美町全体での地産地消の中で進めております活用方法として、単に但馬牛であれば、どこで肥育をしたものでもいいということではなくて、できれば香美町の中で肥育をした但馬牛(ウシ)、但馬牛(ギュウ)を香美町の観光施設の中で提供をしていく。そうしたまさにオンリーワン的な、ここしかないというふうな観光資源、観光メニューをつくり上げていくことが必要ではないかというふうに思っておりまして、そうした一体的な対策も進めていきたいというふうに思っております。
 朝、午前中にもお答えした但馬牛振興対策の繁殖牛についての200頭ぐらい増頭するということとあわせて、そうした肥育牛についても香美町の中で、さらに増頭をしていただくというふうな対策も進めておりますので、そうした中で総数をどのぐらいまでに目標数しておくかということも検討しながら、順次飼育農家の皆さん方に協力をお願いするというふうな取り組みを進めてまいりたいというふうに思います。
 あわせて、単にハチ北であればハチ北を拠点として、その周辺だけの施設を活用するというだけじゃなくて、香美町は山があり、海があり、川がありというふうな、多彩的な観光資源、またいろんな教育施設もありますので、そうしたもののネットワークによって、いろんな活用がしていただけるようなメニューもつくりながら、そうした夏型の観光客誘致を進めていきたいというふうに思っておりまして、それらの全体構想について、町が検討をすると同時に、午前中にもお答えしましたような、村岡、小代両区の商工関係、観光関係の皆さんとも一体となって、構想をつくり上げていきたいというふうに思っているところであります。


◎議長(森 利秋) 西村伸一君。


◎西村伸一(9番) 肉の関係につきましては、ちょっとこの辺で、地産地消について質問させていただきたいというふうに思いますが、予算委員会の中で産業部長も3年間、今年の実績について、肉の取り扱いが25キロだとか、町長も50キロだとか、香住の民宿さんに持っていかれるのが、そんな話をされておりまして、町を挙げてここまで取り組んだとするなら、私の感じるところでございますけれども、やっぱり何トンか、10トンや20トン、30トンぐらいなものを処理していっておるんかなというふうな感じもしたわけですけども、なかなかうまいこと取引がされていないというようなことを聞かせていただいておるわけですけれども、このことについて生産農家が問題なのか、旅館のほうが問題なのか、流通のとこが問題なのか、これをきっと踏まえていかないと、今までどおりのこんな数字になりかねないなというふうに思いますし、その点の、なぜこれがうまいこといかないかというような要因がわかっているなら、お聞かせ願いたいというふうに思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 肉の消費、流通という観点について、2年前から取り組んで、およそ2年近くたちました。現在の状況を非常に進捗がおくれているというふうに評価するかどうか、単に外形的に見れば、外面的に見れば、少しおくれているというふうなことですけれども、全く、無から新しくつくり上げるという中にあって、そんなすぐにはなかなかできない部分があるんではないかと思います。
 お互いが十分理解をし、その体制で進んでいこうというふうなことが、ある程度認識が一致すれば、それからは早いんではないかなと思っておりまして、一昨年は町が提案をしたという段階でして、具体的に流通システムの中で取り組んだのは昨年ですので、実質的には昨年がスタートだというように考えてもいいんではないか。したがって、20年度にはそれを前提にして、いろんな改めるべきことを改めて、少し積極的な展開ができるような方向に持っていきたいというふうに考えております。
 この1年半、2年近くの間の状況を見て考えますのは、1つは最終的な消費をするという部分で、カニ中心の香住の旅館、民宿がカニ中心から、但馬牛についても使っていこうという中で、その使い方と価格の問題というのがあります。
 使いたいけども、少し価格が宿泊料金との関係で、少し割高になるというふうな意見もありますので、この辺をどうクリアしていくかという問題があります。
 そこに至るまでの流通の過程にあっても、当初は直接旅館・民宿にとやっていましたが、そうなりますと町内の精肉店の営業に影響をしてきますので、そうした精肉店を通じての対応ということを昨年からやりました。やり始めて1年というところですので、その辺の円滑化というのが課題です。
 その前の今度は肉の処理といいますか、販売をする肉が牛の中の特定の部位、特定の部分だけということになりますから、それだけがタイムリーに確保できるかどうかという問題が出てきておりまして、それらの問題も他のいわゆる民宿で、民宿・旅館が使う肉以外の肉をどう販売をしていくかという面での対応が、量が増えれば増えるほど必要になってくるんではないかというふうに思いまして、そうした生産から、処理から、流通から、それから最終的な民宿での提供というふうに至る過程の、それぞれについて問題が明らかになりましたので、本年についてはそれらの、それぞれの問題点を同時平行的にクリアをしていくための検討や協議を進めていきたいなというふうに思っておりまして、そういうもの、条件がある程度整備ができれば、さらに利用量が増えてくるんではないかというふうに思っております。
 何としても、先ほど申しましたように、但馬牛の里であり、しかもそれを望んでおられる多くの観光客、消費者の皆さんがおられる。そして、香美町の中でそうした観光客を受け入れるという施設がたくさんあるとなれば、そうした施設で、香美町で生産、肥育をした但馬牛の但馬肉を直接観光資源として提供するという一貫したシステムをつくり上げていきたいというふうに思っておりますので、関係の皆さんと十分な協議をしてまいりたいというふうに思います。


◎議長(森 利秋) 西村伸一君。


◎西村伸一(9番) 但馬牛といっても結構幅が広い、その中で例えば若齢肥育であったり、経産牛であったり、老廃牛であったり、若齢肥育の中ででもメスであったり、いろんなものがこうあると思うんです。
 そこで、やはり消費者という、旅館というところでは今25キロから50キロ取引された中で、評価がどのように上がっているのかなと、そのことをきちっと評価していくことによって、但馬牛の価値が上がってくると思いますし、流通の段階、それもありますけども、やはり最終的に消費していただく方が、これはうまいという感じのものをきちっと供給するシステムをつくり上げていかなくてはならないというふうに思うわけですし、その点、その辺の民宿さんからの評価がどのようになっておるかということもお聞きしたいというふうに思いますし、もう一つは美方町が、旧美方町が和牛振興公社、それから肉の加工所、それからレストラン「石楠花」というシステムをつくり上げて、なかなかうまいこと軌道に乗らなかった。
 そして、美方町においては町民に対して肉の日というようなものを設けて、一斉に肉の販売をしたというようなことも踏まえて、なかなか先行きができなかったというようなこともありますので、生のものを扱うのは大変難しいとは思いますけれども、やはり山の牛ということについては、きちっとやっぱり対応していかなくてはならないなというふうに思っておりますので、山の村岡だったり、小代区ではきちっとした畜産が、農家が供給できる体制をつくっていくことが大事ではないかなというふうに思っております。
 そんなところで、その評価をちょっとお聞かせ願いたいというふうに思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 詳しい評価をきちっと整理をしているわけではありませんけれども、今までの利用されている旅館・民宿の皆さんのお話を総合するなら、品質については申し分ないんだけれども、その旅館の経営と、いわゆるお客さんにいただく料金という中にあって、少し肉の部分のコストが高くつくというふうなご意見は聞いております。
 したがって、いい肉や高い肉であれば、料金を上げてもいいということではなくて、やはり料金はある程度、1泊2食何ぼというふうな一定の枠の中で、宿泊客に望まれる、宿泊客が大変喜ばれるような料理を提供するというのが、旅館・民宿における基本的な取り組みですので、その辺をどう調整をしていくかということだというふうに思います。
 じゃ、もっと安い部分を使えばというふうになりますが、それでは、それこそ本場香美町で出す但馬牛としては、いろいろな別の問題が起きます。
 やっぱり、いいものを、この現地に来ればいいものを安く食べられる。しかも、カニが香住で上がったカニを食べると同じように、但馬牛についても香美町で育てた但馬牛(ウシ)、但馬牛(ギュウ)そのものの肉をその場、本場で食べられるというふうな、ほかにはない観光効果を上げていくということを進めていかなければならんというふうに思っておりまして、その辺のことは、ある程度は私は量を確保することによって、単価が減るという部分、流通コスト等も減って下がってきますから、そういう解決策が図れるんではないかというふうに思っておりまして、関係の皆さんと十分な協議をしていきたいなというふうに思っているところであります。


◎議長(森 利秋) 西村伸一君。


◎西村伸一(9番) 但馬牛、但馬牛、ずっとこう話をさせていただいておるんですけども、やはり民宿さんだけでなしに、町民すべての方に肉を供給するシステムをこれから考えていく必要があるんではないかなと。そのことによって、畜産農家も一生懸命になって、いい肉を生産する。それが香美町の、強いては活力ある産業の発展というふうに思っておりますので、その辺の考え方がこの間の町長の答弁の中には、まず民宿からというようなこともありましたが、そこ辺の考え方をもう一度お聞かせ願いたいというふうに思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) そして、農産物の地産地消というのは、広く多くの皆さんに利用していただくという政策をとるべきだと思いますが、今回の但馬牛につきましては、もともと肥育産地であれば、それは広く町民の皆さんに但馬牛を利用していただくというふうな対策が必要ですが、繁殖牛中心の産地でありますので、いろんな問題があると思います。
 現に今、民宿・旅館の観光資源としてというシステムを考える中であっても、その量がタイムリーに供給できるかどうかというふうについては、まだ肥育頭数そのものをふやしていかなきゃならんというふうな問題もありますので、その段階で一足飛びに広く消費者への、一般町民へのということをとっても、少し無理があるんではないか。
 やはり、観光政策としての取り組みとしての但馬牛というのをきちっと位置づけて、それが十分対応できるようになった段階において、かつ、供給側、いわゆる生産側の体制が、観光対策に対応してもまだ余裕があるという段階においては、広く町民の皆さんにも利用していただくような手立てを、町として関与していく、そうした二段構えで取り組んでいきたいというふうに考えておりまして、決して町民への普及を否定するものではありませんけれども、早くそれを対応することによって、本来の第一の目的が十分達成できない懸念もあるというふうに考えているところであります。


◎議長(森 利秋) 西村伸一君。


◎西村伸一(9番) それでは、教育長のほうにお伺いします。
 学校給食についてでありますけれども、私もいつかのときに質問させていただきました。そのときに、町長の答弁の中には、教育委員会では地産地消は、それよりか農林課がやるべきのことだというようなことを言われて、ここ2、3年来ておるわけですけども、その中で今まさに学校給食、いわゆる偽造問題だとか、中国のギョーザ問題だとか、今絶好のやりやすいチャンスではないかなというふうに思っておりまして、学校の給食に今どれだけの野菜というんか、ジャガイモだとか、そういうものが原材料費が、原材料が使われておるのか、お伺いしたいと思います。


◎議長(森 利秋) 教育長。


◎教育長(清水 忠) 青少年の健全育成と食文化の乱れということから、学校給食が特に今見直されておるし、学校全体で食育の推進ということでやっている中で、今おっしゃるように給食の安心安全ということとあわせて、今地産地消ということも課題になっております。
 ちなみに、大体中学校では190日ぐらい給食をしておると思う。そして、香住は大体1,500食、村岡650食から、それから小代が250食ぐらいをつくっておる中で、魚のほうはその中で、また60回ぐらいは魚の献立が入っております。それに比べて、肉のほうは月に2回ぐらいで、1回はカレーに使うと、もう1回は肉ジャガに使うということで、もっと食べさせたらどうだということになると、これは脂肪のとり過ぎというような問題も出てまいって、栄養士のほうも地産地消は重々、肉のことも承知しながらも、脂肪の関係、それから料金の関係というものから、大体平均して月2回ぐらい肉は使っている、こういうことでございますし、それから米のほうは、村岡、小代は週4回、4.5回、月にパン食べる日がありますから、4.5回の米を、地元のお米を炊いております。
 香住区は、従来から週3回でやったのを、今年からもう1回ふやして週4回米を食べさせるということで、村岡は村岡のとれたお米、それから香住は香住区でとれた米、小代は小代の地産地消の米を使っているということでございます。
 それで、野菜ほうにつきましても、これ詳しいこと、私のほうも少し手元持っておりませんけども、1つ問題になるのは1,500食からつくるというと、どうしてもやっぱり一定量の規格というか、きちっとしてなくってもある程度そろったものがほしいというようなことを、こういうことを言っております。
 で、一番よく出とるのは、小代とか、村岡のほうはそれよりもちょっと量が少ないだけに、使う率が多いというようなことがわかっております。
 いずれにしましても、私ども、安心安全の面からいきて、地産地消という面は学校の栄養士も、給食センターの所長も十分知っているところです、今後とも前向きに取り組んでいきたいとは思っております。


◎議長(森 利秋) 西村伸一君。


◎西村伸一(9番) 地産地消の学校給食については、先ほどもありましたように、規格がそろわないだとか、それからなかなか老齢化しとって、持ってきていただけないとか、そんなことをよく聞いておるわけですけども、このことなら老齢化だとか、規格がそろわないだけで、前に進まないということであれば、このまま終わっちゃうわけですし、やはりそこでクリアせんなんことは、何をクリアせんなんなのか。そんなことを、私は常に、どんな問題点でも必ず壁があるわけですけど、そこをどうして乗り切るかということがポイントであったり、学校給食が地元のものがたくさん原材料費として使われるかということが大事ではないかなというふうに思うんですけども。
 私は、いつも思っていることは、やはりきちっとした、学校給食だったらできる、それはなぜかといいますと、例えば1年間の献立表がぼんと出てきて、その中に例えば8月ごろ、9月ごろ、10月ごろにおいては、ジャガイモがこのぐらい要るんだと、タマネギがこんだけ要るんだと、ニンジンがこんだけ、大根がこんだけ要るんだというものが、すべて出てくるわけですけども、一方先ほど町長にお尋ねした民宿については、旅館については、交流人というんか、そういうことの人口がさっぱりわからず、どれだけ消費するだかわからんのを初めから白菜を何ぼつくってくれとか、大根何ぼつくってくれとか、なかなかこのことはうまいこと回転しないわけですけれども、学校給食だけはカレーがいつごろ、ばんと来て、それによってそれなりの原材料費がこれだけ要るんだと。
 したがって、これだけのものをつくってほしいということを、きっちりと生産者、農家の皆さんに伝えることが大事ではないかなというふうに思うんですけれども、そういう点にちょっと私疑問を持っておりますので、そこら辺のついてどのように考えておるのか、お聞かせ願いたいというふうに思います。


◎議長(森 利秋) 教育長。


◎教育長(清水 忠) 確かにおっしゃるとおりでございます。せんだって、村岡の給食センターのほうが中心になって、地元の生産者の方とお話しする会があったときに出とったんですが、ジャガイモ、カボチャ、サツマイモ、里芋、キャベツ云々、ずっと野菜が上がって、大体これだけぐらいは使わせていただきましたというような話をしたときにも感じとったんですが、今おっしゃるように、献立表があって、もう使う量が間違いなしにわかっておるんだから、これだけつくったから、ある日突然世話してくれといっても、これは農家だって大変ですから、言われるように給食センターではどのぐらい要るから、全部でなくてもこのぐらいは確保してほしいとお願いしたいとかという、何かあらかじめ契約というまでもいかなくても、ある程度地産地消を推進するということを頭に置いて、生産者の方とお話をしていくということが大事なことだと思います。
 今後、進めるという面からいけたら、できないという前提ではなくて、前に行くという建前から、どうするかをまた各給食センターとも相談していきたいと思っております。


◎議長(森 利秋) 西村伸一君。


◎西村伸一(9番) 町の考え方の中に、今ちょっと数字のことをしゃべらせていただいたわけですけども、町長にも今年はこんだけしかできなんだ、50キロしか肉の販売ができなんだとか、そういうことでなしに、今年は何トン扱うんだ、そのためにはどうするんだというような考え方をしていかないと、最後はできただけという物の考え方が、そういう物の考えたばっかりに、なりかねんではないかなと、いつもこんなこと感じております。
 したがって、給食センターにおいても、肉をきちっとすることにおいても、やっぱり今年は民宿の方々に500キロなら500キロの肉をきちっと供給するんだというシステムをつくろうと思ったなら、どうしたらいいんかというようなことを、こまめに対応していかないと、来年の今ごろになったら、また50キロでしたとか、100キロの大根しか扱わなかったというようなことが、ただあるんではないかなというふうに思いますので、前回に話をさせていただいたときは、農林課がするのか、教育委員会がするのかという話もさせてもらってもらいましたが、やはりそういう担当ごとに目標のそこの辺をきちっとしていただくことが大事なではないかなというふうに思いますので、その点について町長にお伺いしたいと思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 確かに、今まで香美町になってから、そうした山と海というふうな中での地産地消に取り組もうということで始めまして、若干試行錯誤しながら検討を重ねているという段階であります。したがって、まだ十分な対応はできておりませんけれども、先ほどお答えしましたように、2年、実質2年たって、ある程度そうした素地もできましたし、検討すべき問題点も1つずつクリアしつつありますので、今の農産物の問題等も含め、役場、町全体で取りまとめていくという体制を早急に組み立てていきたいというふうに思います。
 その中で、給食センターには大体こういうものを、民宿にはこういうものというふうな、おのずと用途の違いによる品質の違いも出てくると思いますので、それらをはっきりとした上で、農家の皆さんに対する生産計画についても協議をしていく、そうした役場の中における全体的な対応を、平成20年度は取り組んでいきたいなというふうに思っております。


◎議長(森 利秋) 西村伸一君。


◎西村伸一(9番) 地産地消の話の中で、前回12月の質問にもさせていただきましたが、米の問題もあると思います。米につきましては、それこそお米につきましては、あれ結構保存ができる商品ですし、今、村岡のお米を香住の民宿さんばかりでなしに、町内の皆さんにどのようにして地産地消の中でとらえていくか、例えば大抵、冷蔵庫の施設を持っておられますし、その中にほうり込んでおれば1年でも2年でも、米は品質は変わらないというような状況ですので、日本一の但馬牛であったり、日本一の食味のお米が、地域内の人に流通をしていただくことが、まずそこから始まって、次に京阪神に売っていくというシステムづくりを考えていくことが大事ではないかなというふうに思っておりますので、お米の関係につきまして、町長、どのように考えておられるか、お聞きしたいというふうに思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 米につきましては、給食センターは先ほど教育長が答弁しましたように、地元産の米を使うというような格好で一定量を使用をしておりますが、旅館・民宿等につきましては、香住の旅館・民宿では多くの方が米もつくっておられる、野菜もつくっておられるという方も結構あります。
 したがって、画一的に肉のような形で地産地消的に対応するというふうなわけにはいかない部分がありますが、そうした村岡、小代のおいしい米をあっせんする、紹介をする、これらについては、これからもさらに進めていかなければならんというふうに思います。
 その過程の中で、やはりそうした旅館における原材料はコストの問題が出てきますので、それらも踏まえて調整をしていく必要があるというふうに思っております。
 しかし、米は単に観光用に使うだけでなくて、一般町民の利用という部分も含めてやっていかなければなりませんから、多くの町民にも、町内におけるそうしたおいしい米のあることを、正直香住区の皆さん方も村岡の米がおいしいということについて、まだ十分に浸透しているわけではありませんので、JAと連携を図りながら、そうした取り組みもやっていきたい、そして町内における産業がお互いに連携を図りながら発展をしていくような方策を、1つずつ取り組んでいきたいなというふうに思っております。


◎議長(森 利秋) 西村伸一君。


◎西村伸一(9番) 香美町の職員の皆さんが怠っているというようなことは思いませんけども、例えば四国の徳島県の上勝町、ここはそれこそ料理に出す紅葉だったり、松だったり、ウラジロだったり、そういう葉っぱ産業で昭和61年ごろからずっと続けて、毎年2億円の販売高を上げながら、それぞれ70歳、80歳のお年寄りの方が取り組んでおられる。
 そのきっかけをつくったのは、やはり行政だったり、そういう立場の人たちがつくり上げたものだというふうに私は思っておりますし、そんなことばっかり気になるところであります。
 ぜひ、皆さんにも、職員の皆さんにもいろいろと提案をしていただいて、それを実行をきちっとしていただくようなシステムをつくっていただくことが、大事ではないかなというふうに思っております。
 ということで、私の一般質問を終わらせていただきたいというふうに思います。


◎議長(森 利秋) 以上で、西村伸一君の一般質問を終わります。
 引き続き、一般質問を行います。
 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) 山本賢司です。
 もう議会も、予算の議論もほぼ終わりですね。最終盤になっておる中ですけれども、幾つか町長あるいは教育長にお尋ねをしたいというふうに思います。
 通告をいたしておりますように、1点は、2月の19日の夜明け前に千葉県の沖合海域で海上自衛隊イージス艦「あたご」と、このものと新勝浦漁協に所属をしておりますマグロはえ縄漁船だそうですけれども「清徳丸」と、このものが衝突をして、漁船が破壊され、2人の漁師、親子だそうですけれども海中に投げ出されて、いまだに行方不明というふうな状況になっているということが起こりました。
 全方位レーダーを備えた最新鋭の巨大護衛艦、1,500トンというふうな大きな船だそうですけれども、小さな漁船を確認し得ない、あるいは法で定められた回避行動をとり得なかったんではないかと、事故調査報告というふうなことも報道されておりますけれども、あの事件が、事故が起こったときに、私は実は我が町の沖合で今から2年前になるんでしょうか、18年7月25日、操業中の我が町の漁協に所属をしております誠龍丸ほか9隻の漁船団が舞鶴の海上自衛隊所属の護衛艦、あるいは戦闘機、こういうものの当日の無警告訓練に遭う危険を感じて、一斉に操業を中止して避難するという事件が起こったことがございます。あのときのことを思い出しました。
 そして、但馬の各市町、あるいは日本海沿岸の漁業協同組合含めて、随分抗議もしたり、あるいは今後このようなことのないようにというふうなことで説明も受けたり、今後に向かってはというふうなことでのやりとりやら、防衛庁、当時防衛庁、今は防衛省ですけれども、もう今後はこういうことのないように気をつけますと、隊員内にも徹底しますというふうなことが回答として我が町にも寄せられておるということがあるわけですけれども、実際に事が起こってみると、あの約束事というか、回答は何だったのかと。やっぱり大して変わってへんな、てなことを随分私自身は感じたわけですけれども、このあたりについて町長の、あの当時、あるいは現時点、両方というふうに思いますけれども、町長としての見解を1点伺っておきたいというふうに思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 今回のイージス艦「あたご」の問題は、1国民として見ておりましても十分な配意ということがイージス艦になかったことが原因ではないかなというふうに思っておりまして、少なくともあのような過密な状況の海域における航行として、必要で、かつ、十分な対応はとるべきではなかったかという点については、強く反省を求めたいなというふうに思っております。
 ご指摘の2年前、7月に日本海でありました事件につきましては、ご案内のとおり、ミサイル、仮想ミサイルを発射することによって、いや、ミサイルの標的を紛らわかすためのフレアーというふうのものを打ち上げる訓練、それを飛行機が追尾をするというふうな訓練を行っておりまして、追尾飛行機が非常に超低空で150メーターぐらいの高さのところを飛行するというふうな中で、付近に我が町の香住ガニ、いわゆる紅ズワイガニ漁船がおって脅威を感じた。
 ちょうど、その事件の前に北朝鮮のミサイル発射訓練があったというようなこともあって、すわ一大事というふうなことで大変な問題を起こしました。
 我々は、漁船からの通報を受けて、すぐに県を通じて当時の防衛省に抗議を申し込むとともに、その事実を明らかにしてもらいたいということで、対応をしたところです。
 あのときは、防衛庁もすぐに担当課長が来る、二度にわたって来て、我々と直接意見交換をする中で、改めるべき点については改めるというふうな約束をしていただきました。
 その後は、約束どおりに対応をしてもらっておりますので、その後における問題はないというふうな状況にあります。
 したがって、防衛という国の重要な業務であることは当然ですけれども、たとえそういう重要な業務であっても、それが国民、住民に影響を及ぼすことについては、十二分に、逆に国の行うことですから十二分な対応をして、少なくとも国民に不安を与えない、ないしは危害を与えないというふうな対応をしてもらうことが当然ではないかというふうに思っております。
 海を前面に控える香美町としては、いろんなケースを想定して、何か事があれば速やかな対応をしていくということを、2年前の事件を教訓にして対応してまいりたいというふうに考えているところであります。


◎議長(森 利秋) 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) 日本海の地域では、その後問題が起こってないということではありますけれども、いつ何が起こるかわからへんというのは、本日もそれぞれ各議員が指摘をしながらやりとりをした部分でもあります。
 そういう意味では、ここの出来事、あそこの出来事、それぞれが別々だというとらえ方というのは、一つの組織なわけですから、自衛隊という、そういう意味からすると、やっぱり私なんかは、ああ、2年前のときにはこう言ったけれども、それはそのときの話、そこでの話であって、いや別のところへ行ったらまた別なんだということが、相も変わらず実態としてはあるのかなというふうに疑念持たざるを得ないんで、この辺については今後とも、事が起こらんことを願いますけども、きちっと対応するということが要るのかなということを思いながら、2点目に進ませていただきます。
 子供を大切にする町にしようということで、町長、教育長にお尋ねをしたいというふうに思います。
 ここのところは、実は合併前に次世代育成支援事業計画でしょうかね、というのを旧町ごとにそれぞれ持って合併をするということがあって、実際には5年という計画期間があるというところで、旧町ごとの計画として、香美町の中で旧町ごとに、この計画は生かしていきましょうというふうなことでつないでいたはずなんですけれども、実際にはほとんど不問に付されるといったら言い過ぎかもしれませんけれども、顧みられることがないまま、今日に至っておると。今年、来年で後期の計画を、今度は香美町として立てるということになっておるということがあるわけですね。
 そういう中で、予算の議論の中では金額的にはわずかですけれども、ニーズ調査をするということが、新年度の予算の中に入っておるということがあります。私は、この計画を立てる際に、計画期間そのものは前期の5カ年、後期の5カ年、今度は後期の5カ年の計画を立てましょうというふうなことだろうというふうには理解はしますけれども、実際に計画の中身的には、ざっと20年ぐらいは想定をするということが要るんではないかなと。結婚をして、出産をして、子育てをして、教育を施して次の世代になっていくという、そこまで最低限20年とか、そういうスパンを考えた計画にすることが必要なんではないかなということを思いながら、どちらかというと、子供時代の部分だけを特定してみたいな、そういう計画であっては実はあんまり住民にとっておもしろいことには、おもしろいというのは意味がある計画にはならないんではないかなということを思うんですよね。
 そのあたりでは、総体として町長は、この後期の計画、このものについてどんなふうに基本的にお考えになっているのか、その点をまず伺いたいと思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 議員の今言われましたように、ちょうど合併前の17年3月に、それぞれの旧町において次世代育成支援行動計画は策定をされ、それをもとにして現在進めております。
 3町別々につくったとは言いながら、この3町が置かれている環境はほぼ同様でありますので、つくりました行動計画もそれほど変わっているものではない。一部、それぞれの地域性が出ておりますけれども、基本は変わっておりません。
 したがって、これらをもとにしながら現在、香美町における、こうした子供に対する取り組みを進めているところであります。
 この5年間と今後22年からの5年間が、じゃ多く変わるかと、それは基本的には変わらないというふうに思います。変わらないと言うよりも、基本的なものは同じでありながら、その内容によって問題性、深刻性がさらに強まっているというふうな部分ではないかというふうに思っておりまして、次回の策定に当たっては、そうした状況の変化及び今後における状況の想定を十分加味をして、計画を策定していくことが必要だというふうに考えております。
 さらに、議員がご指摘のように、単にある一定の年齢までの対応ということではなくて、これは子育てであると同時に、人間としての育成を図っていくという中における幼児期の対応だというふうに考えますので、将来にわたる人間育成の中における幼児期の対応というふうな観点から、先を見越した中における対応を考えていく必要があるというふうに考えております。
 当然ながら、現在の行動計画にも、そうした要素は含まれておりますけれども、次回の策定に当たっては、そうした点を十分、意を用いて対応してまいりたいなというふうに思っております。
 具体的に今、お話がありましたように、20年度から委員会を立ち上げて検討し、21年には計画の策定をしたいというふうに思っておりまして、委員会のみならず、その方向を決めるに当たりましては、多くの町民の皆さんの意見を吸収し、町民総意の計画になるような手立てをとってまいりたいというふうに考えているところであります。


◎議長(森 利秋) 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) 基調が変わらない、だから結果として、計画もそう大きくは変わらないというふうにおっしゃるわけですね。
 じゃ、計画の中身的にはどうかというと、幼児期の対応だと、こういうお答えなんで、私は基調が変わってないかな、そんなことはないと思うんですよ。基調、大きく変わっているでしょう。だって、現に合併するまでは、合併したら何とかなるだろうとおっしゃってきた。
 しかし、合併したら何ともならん。それは、いろいろ合併協議の時点では、想定できなかったことが合併後起こったと。交付税が減らされる、財政を見る指標がそれ以前とは違うものが出てきた、そういうことがあるかもしれない。
 しかしながら、現実に財政が大変だから、子育て支援なんていう言い方をして、さまざま、細かくは国の法律があったり、県の要綱があって、町が条例をつくって、いろんなことをやって、やっておりますけれども、実は子育て世代に対する負担というのは、何か年を追ってだんだん増えていくというのが今の香美町の実状でしょう。そのことを思うと、やっぱりこの町ではなかなか子育てがやりにくい、どんどん子育てに要する費用が、負担が増えてくるというメッセージをずっと出し続けておるわけですよ。
 だからこそ、私は、例えば妊婦検診、19年度は1回分だった、20年度は2回分にしますとか、若干のある意味では前進と言えるのかもしれません。そういうことがあるとしながら、やっぱり一方ではお医者さんがおれへんから、この町では子供が産めないんだとか、いうふうなことが逆に大きなネックになっていくというふうなことがあってみたり、あるいは昨年から子供たちの通学に対しては、一部保護者に負担を求めましょうと。香住では当然負担をしてもらっとったんだからええやないか、負担なしで通える人もいるけれども、負担をかけない、通うのに負担がかかる、そういう子を持つ親がおる、こういう状況がええわけじゃないでしょう。
 しかも、20年度は、21年に向けて保育料ですとか、僻地保育所の協力費ですとか、幼稚園の授業料ですとか、こういうものの引き上げを検討するというようなことを言っているわけでしょう。
 先ほども少し議論がありました。私は聞いとって、ふーん、なるほどというふうに思ったのが1つあるんですよ、それ、午前中の議論でね。
 町長が、企業誘致というふうなことを言われる中で、和田山であってみたり、豊岡であってみたり、工業団地という、ここに来ておくれという用地を準備しておるところ、こういうところがやっぱり中心になるだろうなと、本町では町内の資源を有する特定な、そういう企業でないと難しいのかなという趣旨のことを言われた。
 だとすると、私は本当にこの町が子供を生み育て、暮らしやすいという状況をつくって、なかなか町内には働き場はないけれども、それでもこの町だったら暮らしやすいよという状況にするということがまず1つ、そういう中で人材が集まってくれば、この町、今企業立地しても人材がないんだという声、やっぱり聞くわけですよ、事業者から。
 そういう点では、やっぱり安心して暮らせる町にするというところが、まず出発点に要るのかなと。福祉や教育か、産業振興か、これ対立して考えるべきもんではないと私は思っておりますから、そういう意味では、全体が一連のもの、つながっておるというふうに思いますけれども、本当に子供を安心して育てられるという町にするというメッセージを町が出さないと、今の町が発しているメッセージというのは、ほぼ全く逆のメッセージになっているんではないかなということを思うんですよね。そのあたり、いかがですか。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 今、1、2と例を挙げられました通学費の問題だとか、保育料の問題というのは、そうあるべきだとして取り組んでおることではありません。
 しかし、今町全体の財政問題を考えるとき、やむを得ず一時的にせよ、取らざるを得ない方策だとしてとっているもんであって、それが当然だというふうな形でやっているもんではありません。
 したがって、それについては行動計画との中においては、少し整理をしていかなければならんというふうに思います。
 できるだけ早く、具体的に今、通学費の問題にせよ、できるだけ早く財政負担の少ないような形の対応ができるならば、それにこしたことはないというふうに考えておりますし、また保育料等の問題につきましても、町財政の中でどうあるべきか、したがって町が一方的にどうこうということではなくて、町民自らがまちづくりを進めていく中における負担と受益という観点から、さらに子育てという観点から、どうあるべきかということをご判断いただくということであって、理想的な方向と、いわゆるあるべき理想的な方向と今直面する問題というのは、少し分けて考える必要があるんではないかというふうに考えておりまして、この支援行動計画というのは、確かに5年間という期限を切った内容ではありますけれども、どちらかというとあるべき方向ということを中心にしながら、策定をしていただくことではないかというふうに考えているところであります。


◎議長(森 利秋) 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) 午前中も、合コンの設定をしたけれども金がなあて参加できないというふうに断りがあった話がちょっと出ましたけれども、やっぱり今若いもんの中で、日給月給で、彼女いるんだけども、なかなか結婚踏み切れないというのが私の知り合いの中にいるんですよね。やっぱり、収入がものすごく減っている、あるいは少ない、不安定という中で、随分いろんな人が苦労している。
 先日、年間の所得と、それから結婚ということとか結びつくのかどうかという調査報告が出ていましたよね。あるところまでの収入がある方々は、それなりに結婚していくと。しかし、それ以下だと、なかなか結婚というところまでいかないと。結婚率が非常に下がるという、そういう報告が少し出ておりましたけれども、やっぱりそこでの、結婚するというところでの踏み切りというか、それが1つと、いま一つは、結婚をしても子供1人、あるいは2人、町長がこの間おっしゃっている中では、夫婦の間に子供が少ないわけじゃないんだということは、たびたびおっしゃっていますから、私自身も子供が5人いますから、一人っ子ということではないわけですけれども、しかしながら、やっぱり子育てに係る経済的な負担というのは、子供を生み育てようという踏ん切りのときに、大きなネックになっているというのは、いろんな調査をすれば、どんどん経済的負担という理由が、昔から見ると随分高くなってきましたよね。
 その辺を含めて考えると、先ほどあるべき方向という言い方をされましたんで、その辺の思いはおありなのかなというふうに思いながら、勝手に想像したんですけれども、その辺についてはいかがですか。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 確かに、子供の養育をする上で、経済的負担が多く要るということは事実ですし、今の若い夫婦の人たちが、子供を産んでいく上で、そうしたことが子供の人数を決める上で、大きな要素になっているということも事実だというふうに思います。
 したがって、町としても、町民の皆さんの子供を、いわゆる町内に子供を多く産んでもらいたいということを勧めるならば、町の可能な範囲において、そうした経済負担が多くならないような方向について、努力していくということは、我々の責務ではないかというふうに思っております。
 問題、そうしたあるべき方向を位置づける中で、そうはいっても町政全体の中において、どの程度までの位置づけにするかという現実的な政策との間には、少し差といいますか、乖離が生じることもときにはあるというふうに思っておりまして、今香美町はその乖離が生じる大きな要素が起きている時期だというふうに思います。
 したがって、早くそうした財政的な対応については、少しご不便をかけますけれども、住民の皆さんにも理解をいただいて乗り切っていくこと、そのことによって本来のあるべき姿に近づけた具体的政策ができるんではないかというふうに思っておりまして、これらについては住民、町民の皆さんによくご理解をいただくための手立てを町としてはやっていかなきゃならんというふうに考えているところであります。


◎議長(森 利秋) 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) 午前中も、山と海との連携と、観光と地場産業との連携ということを議論された中で、そんなことを言っている間に、それぞれの産業がにっちもさっちもいかんとこまで行くぞということを言われた指摘があったんですけれども、今の答弁を伺っておって、どこに力点を置くかなんですよ、まさに。そのときに、子育てにきちっと力点を置くというメッセージを出さないと、いなくなってから、もう一遍戻ってきてなというのは、もっと大変なんだろうなというふうに思うもんですから、たびたびこの話をさせてもらっているというふうに申し上げておきます。後でまた答弁があればいただきます。
 教育長に少し伺いたいんです。
 といいますのは、多分それぞれ見られているというふうに思いますけれども、子供の安全を確保するために活動及び措置に関する指針、これは県がきれいな冊子を出してくれているわけですけれども、子供の生活面全般にわたって安全を守ろうと、関係機関も地域の皆さん方も、子を持つ親も、みんなで気をつけながら子供を大事にしようねと、安全守ろうねということが、るる書かれているわけですけれども、その中で教育長に伺いたいのは、たった1点なんです。
 少なくても、学校を預かる立場にある者として、子供たちの、もちろん学校の中の安全、中での安全というのは当然なんですけれども、登下校の安全、これをどう確保するかというのは、実はこの計画の中でも、学校の設置者の責任なんですよね。設置者の責任なんです。登下校方法の決定というふうなことを含めて、具体的に指示がされているわけで、指針が示されておるわけで、このあたり含めて、西坂議員とのやりとりの中でも、昔みたいに子供が大勢おって、わーわー言いながら行き帰りができる、我々なんかはどちらかというと、途中で日暮らして真っ暗になってから帰りよったほうですから、道草するなと言われた世代なんであれですけども、今の子供たちは、一歩家を出たら、どこに危険が潜んどるかわからんみたいな、もちろん不審というふうなこともありますけれども、山のものも含めて、あるいは車がひっきりなしに通るということも含めて、我々の時代とはもう全然違うという状況の中で、いろんなことを想定せんなん。そういうときに、登下校の安全をきちっと教育委員会として、あるいは学校として確保すると。そのために必要なことはきちっとやるという立場に立ち切るのかどうかと、その点伺いたいんです。


◎議長(森 利秋) 教育長。


◎教育長(清水 忠) 設置者が、子供の登下校の安心安全を守るということは、何もこれは公的なものを入れてするだけでなくて、今、自分の置かれている状況、住んでいる状況見られて、お父さんやお母さんにできることは、お父さん、お母さんもしてもらうと。私たち行政のできるところは行政がする。学校ができることはできるだけのことをして、子供たちの生命安全を守るということでございまして、決して責任を放棄して、あんたらの好きにしなれと言っているわけでない。お互いの持ち分の力を発揮して子供の将来を保障するということが基本だと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。


◎議長(森 利秋) 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) 指針の説明をいただきました。
 今のは、指針の説明なんですよね。私は、学校の設置者としてどうなのかということを伺ったんですよ。町立の小学校であり、中学校であり、そこの責任を預かる教育委員会、教育長なんですから、そのことを含めて少し、何ていうのかな、具体的には長井の小学校の下校時の話を、やりとりの中では、具体的にはされておりましたけれども、どう言うんでしょうか、本当にみんなが安心して、じいちゃん、ばあちゃんが今日は大丈夫だろうかみたいなことを思わんでもええようにせないかんのだろうというふうに思うもんですから、もう一度聞かせてください。


◎議長(森 利秋) 教育長。


◎教育長(清水 忠) いつの時代でも、子を育てる者、人を育てる者は、心配をして、家を出たら帰ってくるまで、無事に帰ってくるかと言って心配して、元気な顔を見たらほっと胸をなでおろすというのは、これは人間、人を育てた者の情で、間違いなしにそれ持っております。
 だけども、それできる精いっぱいの通して、それは周囲の人、あるいは町の力、あるいは近所の人、あるいはボランティアの人、それぞれの持ち分で力を発揮して、今日の与えられた条件を克服していくというのが、そういう仕組みをつくっていく、またそういう理解を得て、条件整備をしていくということも、私たちに課せられた課題でございますので、言われることは意味がわかりますけども、そういう考え方もあるなということだけで、私はどうも1つ腑に落ちんというか、納得できないところがある。
 親としてやっぱりすることはきちっとするし、近所の人としてもするし、地域の社会人としてもしなければならないことがあるということは、ご理解いただきたいと思います。


◎議長(森 利秋) 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) 今、私の言っていることを納得できないということを言われたんで、ああ、そうかいと思っております。
 そういうふうに言われると、別に長井小学校の低学年の帰りだけじゃなくて、実は、何というのかな、本当に子供たちの日々に、教育長として責任を持つという腹があるのかと言いたくなるんですよ。
 それは、行ってらっしゃいと送り出したら、夕方日が暮れて、お帰りと言うまで、それは家の者が我が子の心配、孫の心配をするのは、だれしもみんな一緒なんですよ。そのことを問題にしているんじゃないんです。一歩家を出たら帰ってくるまでは、学校であり、教育委員会が責任を持つわけでしょう。違いますか。


◎議長(森 利秋) 教育長。


◎教育長(清水 忠) 責任を持つということは、公的なものを用意するか、あるいはお父さん、お母さんに、もう自分のそれ相当の力をかりるか、あるいはどうしても近所にもそういうものがないとしたら、次にはどんな方法があるかということを一歩一歩詰めていって、生命、安心安全を確保すると、そういう役目があるということでございます。


◎議長(森 利秋) 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) 私の聞いていることに、絶対答えないんですね。登下校も、学校、教育委員会の責任下でしょう。管理下でしょう。違いますか。


◎議長(森 利秋) 教育長。


◎教育長(清水 忠) 学校の設置者の責任であるから、全部一人の教育長がするんじゃなしに、責任は私が負う。
 だけども、その仕方、方法については、それぞれの力をかりて整理して、子供の安心安全を守っていくのが私の仕事、それは教育委員会が何もかもするんではない。ある人に力をかりる、持っている力をかりるということをして、将来を担う子供を育てるという、そういう責任を持つわけです。


◎議長(森 利秋) 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) 方法はいろいろある、そのとおりです。
 しかし、家を出てから帰ってくるまで、登下校を含めて子供たちの日常は、学校であり、教育委員会の管理下にあるということはお認めになられたんで、そこは出発点として、余りそこから後退をしないように、その上で具体的にどうするかというのは、教育長が何ぼ言ったって、町長、無い袖は振れんわとおっしゃるんだから、無い袖を振れんと言われたら、親にも泣きつかなしょうがないと、現実にそうなっておるのだけど、そこんところをあり得るのはしょうがないんですよ。
 しかし、責任はあくまでも学校であり、教育委員会にあるんだと、そのためにみんなできちっと万が一のときには支えましょうという仕組みも含めてつくってあるわけですから。
 うちの子は、よう走る子だったんですよ。中学校1年のときに、自転車で通学する道中に、自転車こけたんですね。いたっていうから、帰ってきた私が見つけて学校に送り込んだんですよ。そしたら、養護の先生からどしかられました。おまえは何という子を連れてきたと。今すぐ病院に行けと。病院に行ったら、きゃあなもんあかん、わしはよう診んと言って、あっちへ行けと言って、村岡病院から八鹿病院まで行かされました。丸1日かかりましたけども、何やかんやで、実は足のくるぶしがもうぐじゃぐじゃに割れておると。えー、そんなふうになるんと思って、ボルト3本でとめて半年。また半年したら、くっついたでにと言って、ボルト外し、またメス入れるんですね。へー、人間ちゃ何でもあるんだなと思って、実際にそんなことを我が子で経験すると、腰が抜けるほどびっくりしましたけれども、それでも子供は一言も不満言わないんですよ。親も不満言わないんです。
 だけども、そのことの対応は、ちゃんと学校現場は、教育委員会はしましょうということになっているわけですから、少なくても危ないね、危険だねというふうなことが、親なり、地域なりから出されたときには、それに対する対応は、応急の場合もあります、臨時一時的な場合もあります。熊が見えたでに、鈴を持って登下校せよというようなこともやっているわけですから、それはいろんな事象、いろんな場合があります。
 しかしながら、少なくても子を持つ親、地域の皆さん方と本当にきちっと話をして、それでやろうとなったらそのことに対してはきちっとやらないと。そのときに必要な金は、財政権持たない、そこが値打ちなんですから、教育委員会の。教育委員会、財政権持っとったら、いやもう金ないんですわと自分で言いますやん。
 しかし、財政権持ってない教育委員会、教育長が、いや金がないんですわとおっしゃるんですよ、このごろ。もう教育委員会、教育長は銭の話をしたらいけんと私は思っておるんですよ。教育長が一生懸命言う、町長や総務部長が、いやそんなこと言われたって銭がないんですわと悲鳴を上げるぐらい、きちっとせないかんというふうに思うんですけども、いかがですか。


◎議長(森 利秋) 教育長。


◎教育長(清水 忠) 学校教育の責任は校長にあり、そこを管轄しているものが、それは教育委員会ですので、私にその責任はあります。
 そやけど、金はないということは言うなと言われても、ないときにはないと言わにゃいけんこともあります。
 それで、いや本当に、それで、子供さんがけがをされたときの対応というものについては、それは言われなかったかもしれないけども、人の上に立つ者、人育てる者としては、やっぱり満足するような対応してやるというのは、これは教科を教える以上にまた大事なことであり、保健の先生にも今後そういう過去に例があったということは言って、研修を深めていきたいと思っております。よく教えていただきました、ありがとうございました。


◎議長(森 利秋) 山本賢司君。


◎教育長(清水 忠) 教育長が、金がないときにはないと言わにゃしょうがないとおっしゃったら、町長も総務部長も、もうにこにこしてらっしゃる。もう気をつけにゃいけん。
 まだまだ議論はいろいろさせていただきたいんですけれども、通告をしております3点目に移ります。
 世界は挙げて温暖化対策だ、二酸化炭素の削減だというふうなことを言い、福田総理も一生懸命このことは言っておったわけですけれども、この件に関して、それぞれが削減計画を持つ、その計画に従って実行するということになっておるはずなんですけれども、私の不勉強をさらすようで申しわけありません。香美町の削減計画というのは、今どうなっているんですか。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 旧3町時代には、それぞれ計画が策定をされておりまして、いずれも13年度から17年度までと、合併までというふうな形での策定がありました。
 香美町になって、一本化した策定を実はまだこれから策定をしたいというふうに考えておりまして、現在のところ香美町全体の策定がない状況にあります。
 その理由の一つには、合併に伴ういろいろな対応の中における事務的なおくれもありますし、また香美町の町民全体の中における、香美町の庁舎の対応の問題も、移転を、本庁舎移転したというふうなこともあって、少しおくれている点については急がなきゃならんというふうに思っております。
 早急に、平成20年度には町全体の、庁舎の、町としての、町といいますか、香美町の事業主としての香美町の取り組みも含めて、町民の皆さんも含めた総合的な温暖化対策実行計画なるものを策定したいというふうな段取りをして、その準備をしているところであります。


◎議長(森 利秋) 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) もうちょっと聞かせてください。
 今は、今の話は、町、香美町としての実行計画という話なんですよね。この中に、例えばレインボーですとか、あるいはクリーンセンターですとか、そういう町の施設、それなりのエネルギーを実際使っている、あるいは二酸化炭素を排出する、そういう施設もこの実行計画の中に含まれるということにするのか、それはそれぞれだよということにするのか、その辺はどうなんですか。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 当然、今回つくる分については、町民を挙げての対策と同時に、いわゆる事業所としての町の対策もその中に、中心的なものとしてほうり込んでいきたいと。
 したがって、庁舎の中の問題と、それからレインボー等での対応の部分も、すべて包含をしていきたいというふうに考えております。
 従来、合併前からもレインボーはレインボーとしての計画もつくっておりました。
 したがって、それが事実上生きているといいますか、形式的には生きているか、消滅しているか、別にして、その考え方で現在も取り組んでいるという状況にはありますので、そういうものをベースにして、さらに今後の総負荷量をどこに置くかというふうなことを、現在及び将来にわたる日本全体の問題も含めた中で、目標値の設定を図っていきたいというふうに思っているところです。


◎議長(森 利秋) 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) 従前のというか、もとの計画は矢田川レインボーなり、クリーンセンターなりは別の組合の施設ということで、それぞれの計画を、それぞれというか、組合としての計画を持っておるという状態だったものが、いよいよ一つの町になって、組合も当然なくなって、香美町の事業の中だという中で、それ全体を包含したという形での計画になっていくと。
 実は、私は計画をつくることはそんなに難しいと思ってないんですよ。作文ですから、目標値なんかも、そんな難しいとは思ってないんです。
 実は、そういうことを、そういうものを住民のものにできるかどうか。行政がこういう計画をつくりました。行政はこういう計画持っていますよと、何ぼ計画を持っておっても、それは持っとるに過ぎないんですね。
 宝を、やっぱり使ってこそ、宝は生きるというふうに思いますので、そのあたりが実は単に行政が計画を持って、計画の、何というか、目標に向かって頑張るというだけでは、実は効果ないとは言いませんけども、本当のものにはやっぱりなったとは言えないんだろうなと。町民みんなが、そのことを理解し、日々少しずつという、その積み重ねという部分がやっぱり大きいんだろうというふうに思いますから、ただ、この部分は全体から見るとあんまり大きくないんですよね。住民の暮らしというのは、もっとウエート小さいですよね、どうも話を聞いておると。
 そういうことからすると、多分個々の事業者、民間の事業者はそれぞれこういう計画お持ちなんだろうと勝手に思っておるのですけれども、そのあたりというのは行政として、どうとらえておるのか、どうしていくのかというあたり、いかがですか。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) こうした地球温暖化対策については、やはり現在のところは、まだ官主導で取り組んでいる状況だというふうに思います。
 民間においても、かつて香美町も香住町時代、ISOの取得をしておりますが、民間においてもISOを取っておられるところについては、積極的な取り組みをされておりますが、まだその取得率はそう多くはないというふうな状況ですので、町が先導的に事業所としての香美町が行うことによって、町内の事業所に対して普及を図っていくというふうなことは、1つ必要であるというふうに考えております。
 あわせて、町民の皆さんには、具体的に今、マイバッグ運動だとか、いろいろな具体的な運動が、やっぱり住民運動としても展開をしていただいておりますので、こうした運動目標を設定し、かつ、それらについての計画が具体的に実行できるような運動体制を構築しているということが、当然必要なのではないかというふうに思います。
 そういうことによって、総量として香美町全体のCO2対策が総合力として発揮できるというふうな仕組みをつくっていきたいというふうに思っておりまして、単に有識者と町民代表による委員会で一つの目標設定をするだけじゃなくて、それを具体的に実行するための町民運動的な仕掛けと言いますか、取り組みをしながら効果のあるものに持っていきたいなというふうに思っているところであります。


◎議長(森 利秋) 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) いよいよ20年度が始まるという時期になってきました。私は、先ほど議案の中で、3町の住民の一体感ということなのか、町と住民との一体感なのか、どっちだというふうにお尋ねをあえてさせていただきました。
 町長は、3町間の住民の一体感ということを一番考えたいというふうにおっしゃったんで、従来から言ってきたこととあんまり変わってへんなというふうに思ったんですけれども、実は私は今、町と住民との間に信頼関係をどうつくっていくかということが、改めて問われているというふうに思うもんですから、そのあたりどうお考えか、少し伺わせてください、全体を通して。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) ちょっと直接的な質問とは違いますが、確かにこうして財政問題を中心とした対応の中では、町民の皆さんにとっても突然にそうした状況の変化、少なくとも町財政の、住民の皆さんから見られると、町財政の状況が突然に変化したというふうなことから、驚いておられると同時に、町の対応について十分な理解がいただいてないという部分もあります。
 しかし、これらについては、理解をいただくのを待って対応するということでは、遅きに失するという問題がありますので、町が先導的に取り組みをしながら、並行してご理解をいただくというふうな方法での、町と町民との一体感の醸成を図るというふうなことも、私自身はある程度はやむを得ない部分もあるというふうに理解しております。
 ただ、そうした財政問題とは別に、町を挙げて取り組んでいくことについては、いろいろと町民運動というふうな形で私自身が取り上げておりますように、町民の皆さんの理解を得ながら、まさに目標を一にして取り組んでいただくという方向でなければ、これからのまちづくりは効果のあるもんにはできないという考え方を持っておりまして、十分連携を図りながら、取り組んでいくということにしていきたいというふうに思います。
 したがって、そうした面でのまちづくりの取り組みについては、町民の皆さんの理解もある程度いただいておって、町と町民の皆さんとの一体感というのは、それなりにできつつあるというふうに思います。
 議員もご指摘のような、その一体感の、少しまだ差がある部分は財政問題に関する部分だというふうに思っておりまして、これらについては、より一層理解を求めていくこと、そして極力難局を早く突破をしていくために、一致協力して取り組んでいただくご協力をお願いしてまいりたいと考えているところであります。


◎議長(森 利秋) 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) まちをつくっていくのは町民だということと、次の世代をやっぱり我々はしっかりと育てるということが必要だというふうに改めて感じておることを申し上げて終わります。


◎議長(森 利秋) 以上で、山本賢司君の一般質問を終わります。
 これをもって、一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩をいたします。再開は、2時40分といたします。
                              午後2時26分 休憩

                              午後2時40分 再開
     ──────────────────────────────
 日程第6 議案第23号 平成20年度香美町一般会計予算
 日程第7 議案第24号 平成20年度香美町国民健康保険事業特別会計予算
 日程第8 議案第25号 平成20年度香美町老人保健事業特別会計予算
 日程第9 議案第26号 平成20年度香美町後期高齢者医療保険事業特別会計予算
 日程第10 議案第27号 平成20年度香美町介護保険事業特別会計予算
 日程第11 議案第28号 平成20年度香美町簡易水道事業特別会計予算
 日程第12 議案第29号 平成20年度香美町下水道事業特別会計予算
 日程第13 議案第30号 平成20年度香美町財産区特別会計予算
 日程第14 議案第31号 平成20年度香美町香住海岸土地造成事業特別会計予算
 日程第15 議案第32号 平成20年度香美町町立地方卸売市場事業特別会計予算
 日程第16 議案第33号 平成20年度香美町国民宿舎事業特別会計予算
 日程第17 議案第34号 平成20年度香美町矢田川憩いの村事業特別会計予算
 日程第18 議案第35号 平成20年度香美町宅地造成事業特別会計予算
 日程第19 議案第36号 平成20年度香美町公立香住病院事業企業会計予算
 日程第20 議案第37号 平成20年度香美町上水道事業企業会計予算


◎議長(森 利秋) 会議を再開いたします。
 日程第6 議案第23号 平成20年度香美町一般会計予算、ないし日程第20 議案第37号平成20年度香美町上水道事業企業会計予算、以上の15議案は香美町議会会議規則第37条の規定により、一括議題といたします。
 この15議案は、3月6日の本会議におきまして、その審査を予算特別委員会に付託していた内容であります。去る3月19日付をもちまして、議長のもとに別紙委員会審査報告書が提出されました。
 これより予算特別委員会の審査結果の報告を求めます。
 予算特別委員会委員長、後垣晶一君。


◎予算特別委員会委員長(後垣晶一) それでは、委員長の報告を行います。
 第26回3月定例会におきまして、議長を除く19名で組織する予算特別委員会に付託されました議案第23号 一般会計予算、議案第24号、ないし議案第37号の特別会計、2つの企業会計予算の計15議案の審査について経過と結果について報告をいたします。
 3月6日に委員長に私、副委員長に長瀬幸夫議員を決めるとともに、審査日程等の確認を行いました。
 審査は、11日に健康福祉部、12日に産業部、13日に産業部と総務部、14日に病院と建設部、19日に教育委員会の質疑を行い、最終日19日には町長の出席を求め、総括質疑を行いました。
 審査の方法は、原則質疑の通告を行うこととし、通告394件、さらに通告外44件について、各案件ごとに部長、次長、課長、担当職員の出席、副町長には事務の支障のない範囲での出席、さらに最終日には町長の出席を求め、本会議に準じて審査を行いました。
 質疑事項、内容につきましては、議長を除く全議員が委員であることから省略いたしますが、審査結果はお手元に配付しております委員会審査報告書のとおり、議案第23号、議案第24号、議案第26号の3議案につきましては賛成多数で、議案第25号、議案第27号、ないし議案第37号の12議案は全員賛成で、いずれも原案可決であります。
 審査の内容につきましては、報告を省略いたしますが、委員におかれましては限られた6日間の日程の中で多数にわたる質疑項目に対して、広い視点から精力的に慎重審査をいただき、また会議時間の延長など、会議の進行に特段のご協力をいただきましたことに対し、心から敬意をあらわすとともに、感謝を申し上げる次第であります。
 さらに、町長をはじめ、副町長、部長、次長、課長、担当職員の皆様には、職務多忙の折にもかかわらず出席くださり、また適切な説明に努めていただき、誠にありがとうございました。この場をかりて厚くお礼を申し上げます。
 予算執行に当たりましては、住民ニーズの的確な把握に努め、住民と一体になった新しいまちづくり、住民サービスの向上のため、適切な執行をお願いする次第であります。
 以上、甚だ簡単ではありますが、平成20年予算特別委員会の委員長報告といたします。ありがとうございました。
 以上でございます。


◎議長(森 利秋) 委員会審査報告は終わりました。
 委員長報告に対する質疑は、議長を除く全議員が委員でありますので省略いたします。
 委員長、大変ご苦労さまでした。
 これより、この付託案件15議案について、各案件ごとに順次討論、採決を行います。
 初めに、議案第23号 平成20年度香美町一般会計予算に対する討論を行います。
 まず、原案に反対の方の発言を許可します。
 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) 山本です。ただいま議題となっております、議案第23号 平成20年度香美町一般会計予算、このものについて反対の立場で討論をいたします。
 今、住民は給料や年金は増えない、若者は不安定、非正規雇用が広がる、農漁業も厳しい、物価上昇はとまらない中で暮らしを守り、子育てをし、老後を必死で生きています。
 このときに、町長自ら合併時と比べて49人正規職員を減らしたい、このことへどんどん向かっています。
 一方で、欠員が生じるので臨時職員をふやすとされ、少なくても合併時88人というふうにくくわれていた臨時職員は、20年度はおそらくや100人という数字になるんだろうというふうに思えて仕方がありません。
 町長自らが働く貧困、こういう状態を生み出す、この原動力になっているわけであります。
 さらに、指定管理料を削り、各種補助金等をさらに約5%削る。20年度後半には上下水道料金の値上げを計画しており、21年度には保育料や僻地保育所協力費、幼稚園授業料を上げるべく検討を始める、こんなことまで予算の中には入っています。
 町長は、小泉改革による交付税削減、こういうことは想定外であったと、こういう発言をしたこともありますけれども、住民の暮らしを圧迫するのではなくて、国に交付税確保をしっかりと求めていく、この発言、努力をすることこそ大事なのではないでしょうか。
 そして、いきいきまちづくりボランティアをすべての町民を求めるとしていることについて、行政のトップがボランティアを求めることは、ある面で行政の脳死、このことを意味するものというふうに指摘しなければなりません。
 過疎地域、自立促進計画の見直しによる大幅な事業削減は、町長の町政に対する長期展望を持たないことを証明した、このことも指摘をしておきたいと思います。
 本予算では、町民は夢を持って暮らし、子育てすることを困難にし、町と町民との協働、町と町民との一体感の醸成にプラスにならないこと、町民の議会に対する信頼を損ないかねないことを申し上げて、反対討論といたします。議員各位のご賛同を心よりお願いを申し上げます。ありがとうございました。


◎議長(森 利秋) 次に、原案に賛成の方の発言を許可します。
 長瀬幸夫君。


◎長瀬幸夫(13番) 長瀬幸夫でございます。ただいま議題となっております議案第23号 平成20年度香美町一般会計を賛成の立場で討論させていただきます。
 予算審査の経過と結果は、予算特別委員長の報告のとおり、各部局にわたり、議員各位が慎重審査を行ったところです。
 内容については、十分ご理解のことと存じますので、くどくど申し上げません。一般財源不足2億4,000万を見込む中で、厳しい予算であり、町民の皆さんに負担の協力を求める、そういう予算になっておることは心は痛むところでございますが、執行に当たり、執行部当局は審査の過程で出された議員の厳しい意見は反映され、改善に努めていただき、町民の福祉の向上に努めていただけるものと信じ、賛成討論とさせていただきます。議員各位の賛同よろしくお願いいたします。


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) なしと認め、討論を終了します。
 これより議案第23号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案可決です。
 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立多数であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第24号 平成20年度香美町国民健康保険事業特別会計予算に対する討論を行います。
 討論はありませんか。
 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) 山本です。ただいま議題となっております議案第24号 平成20年度香美町国民健康保険事業特別会計予算、このものに反対の立場で討論をさせていただきます。
 20年度、後期高齢者医療保険制度が始められるということになり、国保加入者あるいは被保険者は6,700人というふうに見込まれ、75歳以上のお年寄り2,860人が国保事業会計から追い出されると、こう見込まれております。
 負担区分の明確化と称して、医療分、介護保険分、この2区分に加えて、後期高齢者医療分が加わり、税の上限が3万円上がる、増税になるということにもなります。
 19年度末の国保財政調整基金は3億2,213万円と見込まれており、この中には後期高齢者医療制度に追い出される方々の分も含まれていることから、追い出しておいて、財産は自分たちだけで使おうではなくて、高齢者の負担軽減に回すべきと提起をしたことに対して、町長は制度的にはできない、実現性は乏しい、困難だが検討はしてみると、非常に冷たい答弁でありました。
 これでは、国保加入者の心は穏やかではいられません。高齢者を丸裸で追い出す、こんなことは断じて認められないという点を指摘して、本案への反対討論といたします。議員各位のご賛同を心よりお願いを申し上げます。ありがとうございました。


◎議長(森 利秋) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより議案第24号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案可決です。
 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立多数であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第25号 平成20年度香美町老人保健事業特別会計予算に対する討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより議案第25号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案可決です。
 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第26号 平成20年度香美町後期高齢者医療保険事業特別会計予算に対する討論を行います。
 討論はありませんか。
 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) 山本です。
 ただいま議題となっております、議案第26号 後期高齢者医療保険事業特別会計予算、このものに反対の立場で討論をいたします。
 いよいよ4月から75歳以上のお年寄りは、今まで入っていた国民健康保険などの医療保険から全員が強制的に脱退をさせられ、後期高齢者医療保険制度に加入させられます。
 その数は3,800人と、こう見込まれています。障害認定者等を含めると、3,944人ということも示されておりますけれども、同じ家で生計をともにしている親子や夫婦であっても、保険の別居を強いられるのであります。町長は、家族を大事にしてということを言われましたけれども、現実には別居せいということであります。
 特別徴収者は3,710人と見込まれておりまして、4月15日に振り込まれる年金、2月、3月分だというふうになると思いますけれども、この年金から4月、5月分の保険料が先払いを含めて天引きをされるということになるのであります。
 毎年、年金受給額は下がり、物価が高騰する中で、お年寄りの暮らしを直撃することになります。33万円以下、こういう状況で7割減額、1万3,177円の年間保険料がかかる人、これでも1,519人、大変多くの方が見込まれています。
 なぜ、75歳以上の高齢者なのか、何で後期高齢者なんていう言い方をするんだという声も聞こえてきますけれども、国は治療が長引き、複数の病気にかかる、これ1つ。認知症になりやすい、2つ目。避けることのできない死を迎える、3つ目。こういう特性があるんで、個々に適した医療を提供するためと、こういう説明を繰り返しやっていますけれども、高齢者医療費を抑制する、これが目的であることは明らかであります。
 高齢者から、戦争を体験した、戦後は腹いっぱい飯食いたいと、食糧増産で力いっぱい働いてきた、今またこの仕打ちかいや、ひどいやないかと、こういう声を聞かされます。
 長生きを喜べない国にしてはいかん、早く死ねということか、命はすべて平等だ、さまざまの声が聞こえてきます。新年度になって、制度が実施されても、怒りの声はおさまるどころか、さらに広がるでありましょう。長寿を祝う、国柄を大切にするために、この制度、この特別会計が廃止されるまで頑張る決意を表明し、本予算案への反対討論といたします。議員各位のご賛同を心からお願いを申し上げます。ありがとうございました。


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
 小林利明君。


◎小林利明(17番) 私は、本提案に対して賛成の立場から討論をいたします。
 まず、山本議員が、この制度について、るるご指摘がございましたけども、高齢者の、後期高齢者の対象になられる、大変戦中、戦後、ご苦労をなさった年代の方たちに、この制度は非常に厳しいものだという、そこの部分までは同感であります。
 ただ、残念ながら、これは国会で制定された法に基づくものであります。ここは、香美町議会であり、そのことを覆すことは不可能だというふうに、まず理解をしております。
 実際問題として、これに反対をしたからといって、香美町の後期高齢者対象者が救われるわけではない。むしろ、後期高齢者のあすの医療は、どの保険制度で保障するのかを考えますと、むしろ大変厳しいところに、さらに後期高齢者に、高齢者制度に対象しますご高齢の皆さんを、突き落とすことになるというふうにも考えます。
 そうした意味合いから、気持ち的には不本意ながら、この提案には賛成をしていきたいというふうに思います。
 反対者のご意見、重々承知しておりますし、もし国会に意見書を提出されるということであれば、私もこぞって賛成をさせていただき、同調したいというふうに存じます。皆さんのご理解を賜って、ご賛同を得ますよう、よろしくお願いいたします。


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論を終了します。
 これより議案第26号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案可決です。
 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立多数であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第27号 平成20年度香美町介護保険事業特別会計予算に対する討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより議案第27号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案可決です。
 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第28号 平成20年度香美町簡易水道事業特別会計予算に対する討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより議案第28号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案可決です。
 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第29号 平成20年度香美町下水道事業特別会計予算に対する討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより議案第29号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案可決です。
 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第30号 平成20年度香美町財産区特別会計予算に対する討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより議案第30号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案可決です。
 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第31号 平成20年度香美町香住海岸土地造成事業特別会計予算に対する討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより議案第31号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案可決です。
 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第32号 平成20年度香美町町立地方卸売市場事業特別会計予算に対する討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより議案第32号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案可決です。
 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第33号 平成20年度香美町国民宿舎事業特別会計予算に対する討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより議案第33号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案可決です。
 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第34号 平成20年度香美町矢田川憩いの村事業特別会計予算に対する討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより議案第34号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案可決です。
 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第35号 平成20年度香美町宅地造成事業特別会計予算に対する討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより議案第35号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案可決です。
 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第36号 平成20年度香美町公立香住病院事業企業会計予算に対する討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより議案第36号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案可決です。
 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第37号 平成20年度香美町上水道事業企業会計予算に対する討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより議案第37号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案可決です。
 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
     ──────────────────────────────
 日程第21 発議第1号 閉会中の所管事務の継続調査(審査)の申し出について


◎議長(森 利秋) 日程第21 発議第1号 閉会中の所管事務の継続調査(審査)の申し出についてを議題とします。
 職員に申し出の内容を朗読させます。
                (申出書朗読)


◎議長(森 利秋) 朗読は終わりました。
 各常任委員会、議会運営委員会からの申し出のとおり、閉会中も継続調査(審査)に付することにご異議ございませんか。
              (「異議なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 異議なしと認めます。
 よって、申し出のとおり、閉会中も継続調査(審査)に付することに決定いたしました。
 お諮りいたします。
 以上で本定例会に付議されました案件はすべて終了いたしました。
 これにて、平成20年3月第26回香美町議会定例会を閉会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
              (「異議なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 異議なしと認めます。
 よって、平成20年3月第26回香美町議会定例会を閉会いたします。

             ○ 閉 会 あ い さ つ



◎議長(森 利秋) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 本定例会は、3月5日に招集されて以来、本日までの21日間にわたり、15会計、あわせて総額で約224億円の平成20年度予算をはじめ、当面する諸案件が提出されました。
 特に、予算案は一般財源で約2億4,000万の不足が見込まれるなど、行財政改革による人件費、各種補助金の削減など、住民生活に直結する厳しいものとなっております。
 また、後期高齢者医療関係の条例や予算、過疎地域自立促進計画の変更など、議員各位の終始熱心なご審議を賜り、提案されましたすべての案件を議了することができました。これもひとえに議員各位のご理解、ご協力によるものと深く感謝申し上げますとともに、衷心より厚く御礼を申し上げます。
 また、町長をはじめ、執行部の皆様におかれましても、審議の間、常に真摯な態度をもって審議にご協力をいただき、そのご苦労に対しまして、厚く御礼を申し上げます。
 今期定例会を通じて、議員各位は一般質問、あるいは審議等の過程におきまして申しました意見等につきましては、今後、町の行政に十分反映されますよう強く要望をいたしておきますとともに、1日も早い財政の健全化を祈念するものであります。
 なお、議会広報特別委員会委員各位におかれましては、これから議会だよりの編集等、ご苦労になりますが、よろしくお願いをいたします。
 いよいよこれから春本番を迎えます。議員各位並びに執行部の皆様方におかれましては、何とぞご自愛の上、町政発展のため、より一層のご精励、ご活躍を賜りますようお願い申し上げ、簡単ではございますが、閉会のあいさつといたします。本当にありがとうございました。
 次に、町長よりあいさつがあります。
 町長。


◎町長(藤原久嗣) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 去る3月5日から本日までの21日間にわたる、第26回香美町議会は全日程を終了し、閉会の運びとなりました。この間、本会議、予算特別委員会等、議員各位には積極的にご精励をいただきましてありがとうございました。深く感謝を申し上げます。
 今議会には、私のほうから、平成20年度の一般会計予算、14の特別会計、企業会計の予算、平成19年度補正予算14件、報告案件4件、人事案件6件、条例改正等の一般議案16件、規約の変更等5件を提案いたしましたが、いずれも原案どおり適切なるご決定をいただき、誠にありがとうございました。心から厚くお礼を申し上げます。
 審議の過程や、一般質問においていただきました数々のご提案やご意見につきましては、今後の行政運営の参考として大いに生かさせていただきたいと考えております。
 ご説明もしておりますように、合併して4年目となります平成20年度は、新しい香美町づくりの第1期の総括の年と位置づけ、財政再建と新しい香美町づくりのめどをつけていく年として、町政の一層の推進に精力的に取り組んでまいりたいと考えております。
 議員各位には、なお一層健康にご留意をされ、ますますご活躍されますよう心からご祈念申し上げ、お礼とさせていただきます。
 なお、ここで、この3月末で退任をします者につきまして、議長のお許しを得て紹介をさせていただき、ごあいさつをさせていただきたいと思います。
 まず、岩槻健副町長ですが、合併後、香美町の助役、副町長として合併直後における香美町のまちづくりについて格別のご尽力をいただきましたが、このたび勇退されることとなりました。
 また、定年によりまして、建設部長の田渕和正君には合併時から建設部長として香美町の建設行政の中心として取り組んでいただきました。
 また、教育委員会次長の山田啓治君も合併時から教育委員会次長として香美町の教育行政の中心となってご活躍をいただきました。
 以上3名が3月31日をもちまして退任しますので、簡単にそれぞれからごあいさつをさせますので、よろしくお願いをいたします。


◎議長(森 利秋) 初めに、岩槻副町長。


◎副町長(岩槻 健) それでは、神聖な議場の場で退任のごあいさつをさせていただくわけでございまして、大変恐縮をしておるわけでございます。
 実は、私は昭和8年2月生まれでございまして、年齢が75歳になります。この議場でも出ておりましたように、後期高齢者医療の適用を受ける年齢となってきたわけでございまして、自分自身が深く反省しますときに、どうも記憶力でございますとか、判断力でございますとか、行動力等が前のようにいかないようになってきたというようには思ってきたわけでございます。
 こうした点を反省いたしまして、今回職を辞することを決意し、町長のご承諾もいただいた次第でございます。
 振り返ってみますと、役場に就職したのが昭和32年、美方町の役場に就職いたしまして、4年間で旧村岡町に移りました。それから、いろいろなところを歩きましたが、今年で51年目になるわけでございまして、半世紀公務員生活したことになります。
 この間、前半は国民健康保険でございますとか、あるいは農政課でございますとか、企画財政課、後半では総務課、収入役なり、あるいは助役等もさせていただきまして、恵まれた非常にいい環境の中で行政の務めを、歩みをさせていただいたというふうに思っておるわけでございますが、最終は今回の町村合併によりまして、藤原町長さんの大変なご信任もいただき、また議会のご同意をいただきまして、香美町の助役の職も与えていただいたところでございまして、十分皆さんのご期待にこたえてない分があると深く反省しながら、心から深く感謝をいたしておるわけでございます。
 もう、おそらくもう皆さんの前で会話を交わすことも数少なくなると思うんですが、私的を絡めますと、実は私自身が香住高校の1期生でございまして、私以下きょうだい5人香住高校を出ておるわけでございまして、そういった点では香住は随分、何と言いましょうか、最盛期から今日までご縁があったなというふうに述懐をしておるわけでございます。
 職を辞した後も、いろんな立場で、またお目にかかることもあるかと思いますが、ぜひ心安く声をかけていただきたいというように思っております。
 終わりになりますけど、香美町が藤原町長さんを中心として、議会を挙げて、すばらしい香美町にさらにさらに飛躍しますことを心からご祈念申し上げ、また期待を申し上げまして、甚だ意を尽くさないわけでございますが、退任に当たってのごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)


◎議長(森 利秋) 次に、田渕建設部長。


◎建設部長(田渕和正) 失礼します。
 私、3月末をもって定年退職をすることになりました。
 振り返ってみますと、昭和47年に旧美方町役場に奉職して以来、36年間役場の職員として務めさせていただきました。これも、ひとえに皆様のご協力のおかげだと思って感謝いたしているところでございます。その間、平成の大合併という貴重な体験もいたしました。退職しましてからは、地域におきましてボランティア等に参加をしたいというように思っているところでございます。香美町の財政の状況は非常に厳しいものがあります。町民、議会、執行部が一丸となりまして、一日でも早い財政の健全化が達成されますことを願っておるところでございます。
 終わりに当たりまして、皆様のご健勝とご活躍を祈念しまして、あいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)


◎議長(森 利秋) 次に、山田教育次長。


◎教育次長兼教育総務課長(山田啓治) 失礼します。
 旧香住町、香美町、通算して37年間お世話になりまして、この3月末をもって退職することになりました。
 改めてこの37年間を振り返ってみますとき、一々は申し上げませんが、直接、間接にさまざまな事件、また出来事に直面いたしました。そして、その対応に苦慮、苦労したことを今思い浮かべるわけであります。
 しかし、それはそれといたしまして、総じて言いますと、この37年間、平穏な37年間であった、そのように思っているところであります。
 議員各位には、ほんの短い間ではありましたけども、いろいろ勉強させていただきました。また、大変お世話になりました。今後につきましても、同様よろしくお願いしたいと、そう思っております。
 議員各位がご健勝でありますようご祈念いたしますとともに、ますます活躍されるよう期待を申し上げます。ありがとうございました。(拍手)


◎議長(森 利秋) じゃ、皆さん、改めましてお三方、3人の方に拍手をお願いいたします。(拍手)
 お三方には本当に長きにわたりまして大変ご苦労さまでございました。
 議員の皆様も、今議会本当に大変ご苦労さまでございました。
 なお、この後、3時40分から全員協議会を委員会室で開催いたしますので、本会議でお疲れのこととは存じますが、ご参集をいただきますようお願いをいたします。
                              午後3時25分 閉会