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兵庫県 香美町

平成19年第25回定例会(第5日目) 本文




2007年12月20日:平成19年第25回定例会(第5日目) 本文

                              午前9時30分 開議
◎議長(森 利秋) おはようございます。
 ただいまの出席議員は19人であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。
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 日程第1 会議録署名議員の指名


◎議長(森 利秋) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、香美町議会会議規則第118条の規定により、議長において山本賢司君、白岩安喜夫君を指名します。
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 日程第2 諸般の報告


◎議長(森 利秋) 日程第2 諸般の報告を行います。
 発議書1、本日の議事日程は、あらかじめ議場配付いたしておりますので、ご確認ください。
 次に、柴田幸一郎君より、検査のため欠席の届け出がありましたので、許可しております。
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 日程第3 議案第159号 町営住宅入江団地建設工事請負契約を締結することについて


◎議長(森 利秋) 日程第3 議案第159号 町営住宅入江団地建設工事請負契約を締結することについてを議題とします。
 これより、質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
 西坂秀美君。


◎西坂秀美(14番) この土地は、蘇武トンネルの残土を埋め立てして、そこに町営住宅を建てるという計画で、旧の村岡町時代から継続してきた土地であります。戸数とか、あるいは住宅の位置とかは二転三転をしているところでございます。
 現在、最終に示された案で、住宅の位置が、町道入江和田線に面していたものが、今回示されたとおりに変更されているんですけれども、この変更された理由、まず、これを1点目にお聞かせいただきたいというふうに思います。
 それから、いただきました建設工事の図面で、町道入江和田線に沿っての側溝が入っています。それからまた、前の小さい山との間にも側溝が入っています。この側溝は、町道沿いは官民界ですからおそらくきっちりしているだろうなという思いがしておりますけれども、山と、町が借りている土地との間にあります側溝、この部分は民民界というふうになっているのでしょうか。ただ単に側溝をつけたということなのか、あるいは、この側溝の位置が前の小山の部分と、前、田んぼだったところを埋め立てた部分との民民界となっているのか、その辺をお聞きしたいというふうに思います。
 それから、今回の計画の中に、側溝整備、48.97というふうになっているんですけれども、どこの側溝なのでしょうか、どこからどこまでの部分でしょうか。
 それと、今回入札した住宅というものは、いつから入居、あるいは供用開始されるのか、その点、お聞きします。
 それから、空き地の部分、この下に空き地があるんですけれども、この空き地が生じたことによって、町としてはここを有効利用するために転貸という話があったと思うんですけれども、この辺のことで、土地所有者との話がちょっと長引いたために今回の入札もおくれたんだろうなというふうに私は認識しているんですけれども、町が住宅を建てるというふうに申し出て借りたものを、計画変更になったから、その土地はあいた。あいた土地は地元で交渉しなさいよ。これでは、地元民は納得しないというふうに思うんです。町営住宅のある限り、地区民と協議しながら、町としては責任を持つべきだろうなというふうに思うんですけれども、その点についてはどういう話し合いになっているのか。
 以上、お答えいただきたいと思います。


◎議長(森 利秋) 建設部長。


◎建設部長(田渕和正) おはようございます。
 それでは、西坂議員の質疑にお答えしたいと思います。
 まず1点目の変更の理由でございますけども、これは後の一番最後の空き地のこととかかわりがございまして、当初、町道入江和田線に沿って8戸の計画があったわけです。その部分をつくった上で、多目的グラウンドもその横につくるという計画を持っていたわけですけども、そうなりますと、今この図面でいきますと、多目的グラウンドの部分のちょっと左側まで来ますけども、その辺が残ってきます。そういう形になると跡地の利用が非常にしにくいということがございまして、今回の形に変えたというのがその理由でございます。
 次に、側溝の位置、今現在、図面にありますけども、町道沿いにある側溝と、墓の側、山沿いにある側溝があるわけですけども、これは、議員おっしゃっているように、入江和田線沿いにあるものについては官民界の位置にあります。もう一個、墓の側につきましては、必ずしも民民界といいますか、田んぼの際という形ではないわけです。かなりこの土地は、4、5メーターといいますか、多いところではそれぐらいあったと思うんですけども、低い土地でありましたので、埋め立てて今の道の高さまで持ってきますと、その間に、当然、斜面ですから空き地ができるわけです。ですから、山の際に山の水が行くところとして、そういった排水の施設をつくっており、この民民界の位置でない場所でございます。
 次に、3番目については、ちょっと後でお答えしたいと思いますけども、4番目の供用開始の時期でございますけども、このまちづくり交付金事業につきましては、17年から5年間の予定で向かっておりました。その17年から5年という年数は変わらないわけですけども、17年度は全く事業をしておりません。ですから、18年から21年までの4年間が残っておるということで、19年にこの住宅を建設し、20年にも残りの4戸を建設すると。なおかつ、それが終わった後、旧入江にあります入江住宅の取り壊しをするということで、そのことが今の予定では20年度中に、すべてそれを行いたいというふうに思っております。ですから、供用開始の時期は、両方の建物が終わって、移転をした後、建物を取り壊しをするということになりますから、20年度で全部終わらせたいということです。
 それと、最後の5番目の空き地の部分の地元との話し合いの件でございますけども、今、議員のおっしゃっています内容で1つだけ間違っているといいますか、誤解をされている部分がございますので、地元で交渉してくれというような話は全然しておりませんので、その点だけは誤解のないようにお願いしたいと思います。
 この残地の利用という話がかなり前からございまして、一番最初に申し上げましたように、位置の変更も、当然そういったことを含めてあるわけです。それともう一つ、残地の利用に関しては、地元ということではなしに、町のほうが直接いろいろと話をしながら進めてきたということで、11月27日に関係者、役員と地権者を集めまして、入江の公会堂で会議をしたわけですけども、その席において、どういう形にするかということを説明させてもらいました。
 残地につきましては、固有名詞は出しませんけども、ある建設会社が資材とかそういったものの置き場に使われるということで、今、12月3日に正式に転貸の契約をしております。その転貸の契約に当たりまして、事前に関係者の同意を得るということを、先ほど言いました11月27日の会議でやっておるということでございます。
 あとの、今の地図にあります側溝の48.97については次長のほうで説明します。


◎議長(森 利秋) 建設部次長。


◎建設部次長兼建設課長(見塚 修) 3番目の質問の48.97メーターの側溝の位置ですけども、平面図に赤く塗っております、今回、住宅を建てる場所の墓側、住宅の真ん前の墓側、図面ではまだ白いですけど、進入路と書いてあるほう側です。その位置に、町道入江和田線から入るところの道路がつくわけですが、その隅切りの場所から赤く塗ってある部分まで、住宅の玄関側の前の側溝ということになります。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 西坂秀美君。


◎西坂秀美(14番) 説明を聞かせてもらって、この住宅が完成して、玄関をあけると前は墓です。2階に上がって窓をあければ、本当に目の前が墓ということで、本当に住宅としてこれでいいのかなという思いがいたしました。転貸地のほうが何か優先されているような、そんな感じさえ受けたわけですけれども、地元住民との話し合いということであれば、その辺のことも仕方ないかなという思いがいたします。
 それと、私が言いたいのは、進入路が、この計画によると21年度というふうになっていると思うんです。21年度施行予定の部分だというふうに思うんですけれども、何か道ができてから家を建てるのかなと思ったんですけれども、住宅が建って、先に建った2戸の部分が供用開始されずに、次のが建つまで待てるということで、なるほど、それで道がつかないのかなという思いがしたんですけれども、少しでも早く入居するというような考えはないんでしょうか。その辺で、道も後にということになったかなというふうに思いますけれども、そういうお考えはないんでしょうか。
 それともう1点、ここの土地の町との賃貸契約は25年というふうになっていると思うんですけれども、再契約時も、やはり転貸先との交渉等も含めて、やはり町が責任を持ってしてやっていただきたいなという思いがしております。土地所有者、かなり年寄りの方もおられますし、都会に出ておられる不在地主の方もおられます。そういう方々は、やはりその辺のところを、地域でやれと言えば非常に難しくなってくる。ここの地区には、以前、民間に貸して困っているというような土地もございますので、その辺の不安が非常にあるわけです。その辺のところを払拭してもらうためにも、25年の契約終了時、再契約のときにも、この転貸地等についても、やはり町が責任を持ってやってほしいなという思いがしますけども、その辺はどうでしょうか。


◎議長(森 利秋) 建設部長。


◎建設部長(田渕和正) 転貸のことは、今の段階でいきますと、25年までは前の契約が続いておるということですし、その項目の中には転貸をする場合ということも書いてありますから、それは地権者と相談をして、その上で行うということですので、今後の、25年以降の契約についても、当然そういう項目は削除せずに残すというふうに考えておるところでございます。
 それから、もう1点、最初のほうの進入路でございますけども、これはまちづくり交付金の事業費の割り当てというのがありまして、年度割という中で、多目的グラウンドという公園整備にあわせて進入路もするということですので、年度が後になるというのは、住宅を優先して建てるというのが先に来ておるということでございます。
 以上です。


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
 浜上勇人君。


◎浜上勇人(6番) 建設部長に1点だけお尋ねをします。
 この住宅本体の、俗に言う坪単価というのは幾らぐらいになりますか。


◎議長(森 利秋) 建設部長。


◎建設部長(田渕和正) ちょっと次長のほうで答えさせていただきます。


◎議長(森 利秋) 建設部次長。


◎建設部次長兼建設課長(見塚 修) まず、全体を平米当たりの単価にしますと約19万5,000円ですから、坪単価という言い方がどういう言い方で坪単価という言い方なのかわかりませんけども、1.82メーター四方の坪で計算しますと64万4,000円ということになります。このものの中には、屋外の照明だとか、屋外整備のものも含まれているということをご承知願いたいというふうに思います。


◎議長(森 利秋) 長瀬幸夫君。


◎長瀬幸夫(13番) 長瀬です。おはようございます。
 今、入江団地の、これは建設工事に対する契約でございますが、これに関して少しお聞きするのは、経過があるものですから、ただ単にこれだけということにはならないような感じがいたしまして、その辺もお聞きしたいと思いますが。
 といいますのは、この団地の敷地になる部分は、13年から村岡でいろいろと進めてきたという経過もあります。そういう中で、先ほど、なぜこれが今の時期になったかというようなことで同僚議員がお聞きした中でございますが、私が一番気になるのは、今の図面でありますが、総面積はどのぐらいになるのか。それで、町が所有しようとするのはどのぐらいの面積になるのか。転貸先に残りはお貸しするわけだろうと思いますが、それはどうなっているのか。
 それと、これを借りた当時は、田んぼ、畑ということでお借りして、地権者は10軒余りあったと思うわけですが、現状はどうなっておるか。現状、地目が住宅地になっておるのか。どういう格好でこれがなっておるか。それと、地権者の境界はどうなっておるのか。その辺がきちっと整理されておるのか。というのは、やはり長い期間借りておる中で、うわさがいろいろとされますので、そこら辺をしっかりと整理しておかなかったらいけないなと思います。
 それと、先ほど、入居は全部そろって20年にはしたいとされながら、今の21年度に進入路とか、あるいは多目的グラウンドとかという整備、前の部分が整備に入るわけですね。そうすると、20年度から入れるのかということになるし、逆に言えば、今売り出しておるのは、期限は3月25日になっておるんだけど、これは、この時期だから繰り越しでもいいがなという、最初からの頭があるのかなと思いますので、その辺もお聞きしたいと思います。
 それともう1点、この図面で、私、理解できにくいのは、がけの中心線より1.5メーターの線ということで線を入れておるのは、これはどういう意味なのか、その辺もお聞きしたいと思います。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 建設部長。


◎建設部長(田渕和正) それでは、長瀬議員の質疑にお答えしたいと思います。
 ちょっと順番が飛ぶかもわかりませんけども、まず、現状の借地をしている部分の地目でございますけども、これは台帳上は、いずれも農地ということでございます。ただし、この部分につきましては、転用を農地転用ということでしておりますので、現況で言うと雑種地扱いになったり、家が建つ部分については宅地というふうになるというふうに思います。
 それと、21年度に多目的グラウンドを整備するということで、それと同時に進入路という今の形の道路整備をするわけでございますけども、実質、今の現況を見ていただいたらわかると思いますけども、この部分に上水道、下水道も、今年度19年度で工事を発注しますので、当然、路面については、進入路と言いながら触るわけです。触った後の状況というのが舗装する前の状況という形になりますので、普通の土道というふうに考えてもらったらいいんですけども、そういう形で置くということでございます。21年度に、その部分を新たに舗装、当然道路面の工事を仕上げて、同時に多目的グラウンドもするということでございますので、20年度中に、ここに移転が可能だというふうに考えておるところでございます。
 それと、もう1点の、現在、発注をして、3月25日が繰り越しになるかどうかでございますけども、工期的な日数、それから工事等も勘案すれば、とてつもない大雪が来ない限りできるということで発注をいたしておりますので、何かそういった特別なことがない限り、今の状況では3月までに完成するという見込みで向かっておるところでございます。
 それと、もう1点の全体面積でございますけども、里道、水路を含めて約1町程度です。面積については次長のほうでお答えをします。
 がけの中心線より1.5Hの線というふうに書いていますけども、これは建築限界で、住宅を建てる範囲がこの範囲です。ですから、この部分には建物は建ってはならないという範囲でございます。これは建築基準法上のがけ地の関係でございますので、1.5Hというのはそういう形でございます。


◎議長(森 利秋) 建設部次長。


◎建設部次長兼建設課長(見塚 修) まず、土地の総面積ですけども、ここの土地については、議員おっしゃいますように、いわゆる地権者から借りている土地と、なおかつその中には、いわゆる従前の国有の導水路、現在では法定外水路という土地がございます。合わせまして、約9,960平方メートルあります。その中で、町が使う土地が住宅地と公園用地、この公園用地には、先ほどから出ています道路用地、緑地、グラウンド等が入ると思いますけども、5,180平米、町が使わない転貸の面積が約4,780平方メートルございます。以上、土地の関係でございます。
 それから、地権者の境界でございますけども、既に座標地でもって境界は測量済みでございます。その成果を今持っておるということでございます。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 長瀬幸夫君。


◎長瀬幸夫(13番) 今、農地ということでございます。13年のときに村岡当時、農地として借りて、作付補償として74万9,000円を補償しておったわけですけど、今、農地として補償はどれぐらいしておるのか。あるいは、今後、雑種地あるいは宅地になった場合に、補償の度合いが違うと思うんです。その辺はどのように考えていいのか。
 例えば、転貸地に渡す場合の借地料と、こっちの借地料は一本になってしまうのか。その辺の区分け。今の議題とは少し離れるように思いますが、くるめては、同じ要素を持っておるはずなんですよ。だから、あえてお聞きしておるわけですので、何か違うというような思いもあると思いますが、その辺を詳しく教えていただきたいなと思います。
 それと、地権者とは、きっちりと、こういうすべてが契約として活字になって交わされておるのかどうか。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 建設部長。


◎建設部長(田渕和正) 借地関係の詳細なことについては総務部長にお答えいただきたいと思いますけども、この場所については、坪が1升2合という形で契約しています。この単価は、旧村岡町における住宅用地といいますか、の単価だと思っておりますので、今現在もその単価で契約しております。
 あと、諸問題につきましては、総務部長のほうで。


◎議長(森 利秋) 暫時休憩します。
                 (暫時休憩)


◎議長(森 利秋) 会議を再開いたします。
 建設部次長。


◎建設部次長兼建設課長(見塚 修) まず、借地料ですけども、先ほど部長が答えましたように、全体を坪単価1升2合でお借りしております。そのうち、転貸分について、同じく坪単価1升2合で、これは転貸ですので町のほうから転貸者に同じ単価で貸せるということで、一たん町が全部借りていますので、先ほどの質問の中にもありましたように、平成25年3月31日まで町が借りていますので、この契約を破棄することはできませんので、その中で転貸ができるという項目の中で転貸をさせていただくということでございます。
 以上でございます。


◎議長(森 利秋) それがきちっと契約書でうたわれているかどうか。


◎建設部次長兼建設課長(見塚 修) 転貸の契約書の中に1升2合の単価というのはうたわれております。もちろん、町と全体を契約している中には、場合によったら単価を双方の合意で云々がありますので、同じことが転貸の契約書の中にもうたわれているということでございます。


◎議長(森 利秋) 長瀬幸夫君。


◎長瀬幸夫(13番) なら、今後、雑種地あるいは宅地に変更しても、この賃料は変わらんということになるのか。ただし、変えた場合には、地主さんの固定資産というのは変わってくるんじゃないかなと思いますね、雑種地と宅地と。これはやはりきっちりと、その状況に合わせて登記をしなかったら、町民から見ても矛盾するというものが生まれてくるので、必ずそういう格好にはなると思いますが、その辺は変わらんのかということ。
 それと、先ほども同僚議員が言いましたように、なぜこの位置に変えたのかなというのは、先ほど少し説明があったんだけど、私はどうも、これを考えて、この位置に立ってみて、あるいはそれを建てた2階を想定すると、全くこれ、町が借りて住宅地としてやると言ってそこを望んだのに、余りにも限られた土地に建てるにすれば、窓をあければ、ぱっと墓地が真ん前に、目線の前に見えるというような状況になっちゃうんです。私は、墓地が決して悪いと思いはせん、先祖を敬うという気持ちがあるとするならそれも結構なことかもわかりませんけど、だけど、余りにも、そういう位置を選んだ、本当にこれを町が住宅地として借りて、住宅をするときにふさわしいという思いでこの位置を選んだのかなという疑問が残るんですよ。前のときは道路面に面して南北を町道、裏が北に向いて、玄関口が南を向くというような、いい建て方だなという思いはしたんですけど、今の位置は、西向いて玄関がある。玄関の前はずらっと、それもぽつぽつでなしに、あそこは一帯が墓地です。だから、何か住宅と借りながら、住宅が一番ふさわしくないところに建ったような感じがするんですけど、この辺、町長は、あそこも通られて、あそこに建てるんだなと頭に描きながら通られておると思いますけど、こういう議案になっておるから。それはどんな思いで見られておるんかなと。逆に先祖を敬う気持ちがあって、それがあっていいことだなという思いなのかね。私はどうも、私なりに考えると納得のいかない位置に持ってきたなという思いがしますもので、その辺のお考えも聞いておきたいと思います。
 その点、お尋ねします。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) おはようございます。
 この場所の細かな位置の問題については、副町長以下で協議をし、地元との協議をした上で決めておりますけれども、基本的に、この用地全体の、村岡町時代からの構想の中で、住宅を建設規模8戸ということに決めた段階において、用地が大変広いものですから、有効活用しなきゃならない。できるだけ、今回の転貸のような形で、町が一たん借地料を払っているものを町の負担でないような形にしたいということが大前提にありまして、そうした中にあって、住宅用地と、また転貸をする用地とをできるだけ区別をしたいということで検討を始めました。その中で、具体的に住宅の場所を道路沿いか、墓側かということにつきましては、少し私、その細かなところまでの関与はしておりませんけども、当然、地元の皆さん方、転居される皆さん方のご意見なんかも踏まえて、総合的に判断をしてここに決めたんだというふうに理解をしておりまして、私自身の印象の中で、墓があるからどうこうということは余りそんなに、私個人はそれを意識はしておりませんので、そういう中で決まったのであればいいんじゃないかというふうな判断をしているところであります。もしその判断をした経過について副町長か担当部長から説明ができたら説明してください。


◎議長(森 利秋) 副町長。


◎副町長(岩槻 健) 今、町長のほうからご答弁をいただいたわけでございますが、あそこに、今ご指摘のように、当初は28戸、それがそうはいかないということで、川会にありますところの住宅が老朽化してきている。そのものをあそこに持っていって建てようという発想の中で、今ご指摘のように、最初、図面におろしたときには、町道といいましょうか、それに沿って契約しておったわけでございますけれども、借りている面積が相当な面積になるわけです。では、残地をどういう形で利用するのかということが大きな課題であったわけでございまして、当初は地権者に返せないかという点も検討はしたわけですが、何せあそこに埋め立てをやったいきさつがあるものですから、地権者としては、今さらそんなことを言ってもらっても困るというのが地権者の、何といいましょうか、私たちに指摘があったわけでございます。そこで、行政としても、残地をやっぱり転貸させていただかないと、使わないところの賃借料を払っていくということは到底考えられないということでございます。
 そういった点から、では、残地を利用できやすい形の住宅配置という点になりますと、今ご指摘を受けておりますけれども、墓地のある下に町道がございますが、それに沿って建つことが最良の考え方ではないかということで、そういうふうに決定をしたということでございますので、ごくわかりやすくいえば、残地の利用形態ということを考えての、当初との変わった形での配置をやったということでございますので、ぜひご理解いただきたいというふうに思うわけでございます。


◎議長(森 利秋) 建設部次長。


◎建設部次長兼建設課長(見塚 修) 借地料の単価ですけども、利用の形態によって町の利用の形態、あるいは転貸者の利用の形態によって変わるということはありません。
              (「答弁漏れ」の声あり)


◎議長(森 利秋) 建設部次長。


◎建設部次長兼建設課長(見塚 修) 固定資産税は、詳しいことはわかりませんけども、現況の利用状態によって固定資産税というものは変わるというふうに考えておりますが、それによって転貸料が変わるというものではありません。


◎議長(森 利秋) 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) 今の話を聞いておったら、みんな、違うなと思ったな。
 農地を宅地用として地主さんから借り上げておるわけでしょう。当然、住宅を建てるためには農業委員会に農地転用を出すわけでしょう。そしたら宅地になるわけですよ。宅地になったら、もちろん固定資産税というのは現況課税ですけれども、しかしながら、宅地にして宅地として課税がされる。それでも賃借料は変えないというふうに言ってしまっていいのかなというのが一つの疑問なんですよ。
 過去、いろんなところでいろんなことをやりましたけども、大体、固定資産税が上がるものだから、やっぱり借地料も上げないといかんのですわという話がありませんでしたか。私は、それぞれやってきた記憶があるんですけどね。その辺が1つ、次長のあの答弁でいくのかどうか。
 それから、先ほど副町長が長瀬議員にお答えになられた。少し尋ねますけども、転貸はどんな約束事になっておるんですか。というのは、とりあえず今は8戸分しか計画ができない、21年までの事業の中では。しかし、将来的には、ここを町営住宅の団地として広げましょうということを想定するのか、もうこれだけしかやりません、将来にわたって残地は、地主からは引き続き使ってくれたらいいよと言われる、借地料は払わんならん、だれかが使ってくれたら借地料の町の負担はその分だけは軽くなると。このぐらいの発想で、先々もいくのかどうか。というのは、結局、今日の今のこの議案だけならいいんですよ。しかし、先々を考えたときに、トラブルのもとになるような形にはしてほしくないというのがあって、将来的な計画というか、具体的に事業計画は、今はもうなくなっちゃっているわけですからあれですけども、構想なりそういうものとしてはどう描くのか。その辺をもう一遍きちっと伺っておきたいんです。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 最後の将来構想の問題についてお答えしたいと思います。
 村岡町時代の経過があって、あの面積を活用するということになっておりますが、香美町が引き継いで、現在の時点、この財政状況等、また、町営住宅の必要性等を考えましたとき、現在の8戸で、それから先に新たに増設をするというような構想は、現在のところ持っておりません。加えて、あの土地を何かに活用するというふうな具体的構想も、現在のところは持っておりません。
 したがって、先ほどの転貸をするという部分については、副町長からもお答えしましたように、できればお返しをしたいというのが本心ですが、やはり今までの経過があって、そういうことはできませんので、町の責任において財政負担をなくするための方法として転貸をするということで、25年の契約までということにしております。
 将来の、その後のことにつきましても、そのころまでには町の財政状況も含めて将来方向がより一層具体化する点もありますので、その段階において検討し、何かに利用するというふうなことも出てくるかもわかりませんが、現時点において、私は、具体的にあの土地を何かに使おうというふうな考え方は、今のところは持っておりません。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 総務部長。


◎総務部長(谷岡喜代司) 村岡町当時、ここを1升2合で借りておるということでありまして、その1升2合といいますのは、村岡町当時から町が公共施設で借りている土地については単価は統一をされているようにお聞きしております。
 したがいまして、ここは土を入れる場所ということでありますので、もともとが田畑であったとしても、公有地として町が借りるということでありますから単価はそのように設定されておりますから、状況が変わったとしても借地料としては変わらないというふうに考えております。
 また、固定資産税の関係ですけども、当然、現況が変わればそれに応じた現況課税ということになります。今現在、建物がない状況で、今はおそらく雑種地課税をされているというように思っておりますけども、今ちょっと税務課に行って確認をとってきますけども、建物を建てれば、当然、宅地となります。しかし、雑種地は宅地の7割相当の課税であります。しかし、建物を建てますと、今度は、ここは面積が狭い、小さい割には戸数がありますので、この部分につきましては小規模住宅の適用がなされようかと思っております。そうなりますと、宅地となりましての課税標準でいきますと、小規模住宅の場合は6分の1の課税表示になりますので、雑種地の当時から見ますと、むしろ固定資産税は減額になってくる、減ってくるということになります。
 税の関係では以上であります。
     (「確認してくると言っておるんだから待ちましょう」の声あり)


◎議長(森 利秋) 暫時休憩します。
                 (暫時休憩)


◎議長(森 利秋) 再開します。
 総務部長。


◎総務部長(谷岡喜代司) 今、税務課で確認しましたら、やはりここは、現在は雑種地課税になっております。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 今西美憲君。


◎今西美憲(18番) 私は質問をしないつもりだったんですが、今、議論を聞いておりまして非常に不思議な気がいたしました。皆さん方は非常に議論をされておるんですが、私は、もっと基本的なことで疑問を感じます。
 まず、これは賃貸借をされておるんですね、町と。言うまでもなく、賃貸借というのは民法上債権です。売買は賃貸借を破る、よく言われる言葉です。賃貸借は所有者が変われば破れます。ただし、それでは困るので、借地借家法であるとかいろんな法律を決めてそれを保護しているんです。
 今ここを、お聞きしておりますと、非常に多目的に使われております。まず公共的施設があります、公共グラウンド。住宅があります。まだ決まっていないところがあります。これを賃貸の上で、法律上言いますと、いろんな保護を受けるところもあれば、受けないところもある。
 例えばグラウンドというのは公共施設ですから、これは公物管理法が優先しますから、用途廃止をしない限り、本人のほうは土地の引き渡しは、請求しても勝てませんね、裁判でも。価格のほうは、これ、借地借家法の適用を受けますから、25年のあれに関係なく、借地借家法で保護される年限は、借地権は保護されます。それ以外のところは、そういう保護を受ける施設が来るのかどうかわかりません。
 そういたしますと、今、地主の方々が第三者に売られることもあるかも、土地を。例えば売られなくても、相続が開始しますと全然関係ない方、大阪のほうの方とか、あるいは京都のほうの方の所有になることもあり得ます。このときに、賃貸契約というのは非常に不安定になると。なぜこういうものが賃貸契約で、こういう多目的な土地に使うのに土地の基本的な権利設定が賃貸なんですか。私はわかりません。これ、25年後にトラブルが起きることを、町のほうがやっておるんじゃないですか。
 私なら、これなら地上権を設定いたします、地主が売らないというのなら。それで、地主が年々、土地代を下さいと言うのなら、地上権を設定してもそういう方法はあります。地上権になりますと、これは物件です、民法上の。今言うような土地の権利関係についてトラブることがなくなります。
 私は、こういう土地の利用の仕方、しかもこの中には公共的施設まで入っておるわけでしょう。何でそれが賃貸なんですか。私はこの辺はよく理解ができません。むしろ、これ、今決めたとしましても何年か後に、場合によったら権利関係で紛争してきますよ。
 僕は、住宅のところは借地借家法で守られるんだからいいだろう、グラウンドは、用途廃止するまでは公物管理法が優先するからいいんだろうということになっておるんですけど、どうもこの辺はよく理解ができません。この辺の権利関係の想定、例えば建物を建てることを想定しながら賃貸期間が25年、これも理解できません。25年で明け渡すつもりですか。
 こういうことを考えると、私は、今議論されている土地の扱い方の一番基本が理解できません。これは、町のほうはどう整理をして考えられて、こういう賃貸契約で多目的に土地を使うというふうにされたのか、お教えいただければと思います。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 総務部長。


◎総務部長(谷岡喜代司) 今、今西議員ご指摘の部分については、私もそのように考えておりますが、しかし、香美町、もしくは今までの、旧町の村岡町、香住町、美方町におきましても、同様に、そこを借りるについての地上権の設定というのは数限られております。今子の集団団地ぐらいが地上権設定をしておるということは記憶しておりますが、それ以外の借地については、多くは今と同じように賃貸借契約で行っておるのが実態であり、今までの私の経験におきましても、そういった土地所有者とのトラブルというのは、そう生じてきてはおりませんので、今回も同様に同じような方法でもって賃貸借契約ということで考えたところであります。
 なお、25年云々でありますけども、今の契約が25年までということになっております。確かに、新たに建物を建てますので、この際、更新をということも考えたわけでありますけども、現契約が生きている間については、現行の契約を継続という判断をさせていただいたところであります。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 今西美憲君。


◎今西美憲(18番) 今、いみじくも総務部長がお答えになったように、私は、25年であっても家が建ったら、25年というのは、契約上、25年だから明け渡し請求をしたって、家の建っておるところについては通らない話ですから、建物によって年限は、いろんな段階で全然違うわけですから、それはいいです。
 私の言っていることは、今までそういう土地の使い方をされておったかわかりません。確かに公共施設用地であっても賃貸借でやっておられるというのがたくさんあるというのは僕も聞いています。ただ、昔からそうしているんだからずっとそれでいいんだと、僕はそれが問題だと言っているんです。法律上、問題があるんです。今、総務部長は、それで土地、トラブったことがありませんというふうにお答えになりましたけど、本当にトラブったことありませんか。返還請求をされて対応に苦しんだことありませんか。これから、土地の利用が高度化するほどに土地の権利というのはトラブってきますよ。
 そういうことを考えると、10年後の香美町が今のような土地の利用形態でいいと考えるのなら、そんなトラブルはないでしょうとおっしゃっていていいと思うんです。だけど、香美町は発展したいんでしょう。発展するということは、土地の高度利用が進んでいくんです。そういう中で土地の権利関係が問題になるというのは、当然あり得ることです。だから、私の一番言いたいことは、その辺を反省して、取得ができず、借地で公共施設をつくらないかんというのもあり得るでしょう。そういう場合に、可能な限り、賃貸借、債権でなしに物件の設定をしてほしいと。そういう努力をされたんですか。相手方がどうしても地上権や地役権ではだめだ、債権でないとだめだというふうに仮に言われたとしますと、それは長期の利用に、地主のほうが反対をしたらいいということですね。そうですね。地主のほうが長期の利用に賛成しておられれば、地上権なり、地役権なり、物件でもいいわけですから。それを拒まれるというのは何かがあるのではないかと。私はそう思います。
 したがって、そういう土地の利用については、物件に設定をするような努力を本当に町がなされているんだろうか。今、総務部長が言われるように、昔からやっているんだからこれからもやりますだったら、私は相当問題があると思いますよ。それについてもう1回、総務部長からお答えいただきたい。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 今西議員言われますように、確かに全く今のようなやり方で、今までも、今後も問題が起こらないというふうなことはあり得ないと思います。その場所によって、その価値が、その当時はそう高い価値ではないにしても、その後の状況の変化によって関係者の考える価値が高くなるというふうな場合には、起こる可能性も多分にあると思います。従来やってきたことを安易に、その事務処理を踏襲しておったということについては反省をし、これからの対応については、今ご指摘のようなことについて十分、全職員がよく勉強して取り組んでまいりたいというふうに思っております。


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。
 討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、議案第159号を起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決されました。
     ──────────────────────────────
 日程第4 議案第160号 香美町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条
             例を定めることについて


◎議長(森 利秋) 日程第4 議案第160号 香美町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とします。
 これより、質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) 人事院勧告を尊重する、これが基本だと言いながら全く尊重できない事態になっておるというのが、この議案の提案理由なわけですけれども、お尋ねをしたいのは、給料表の部分で若年層を若干上げると。しかし、実際には21年4月以降、要するに19年4月1日じゃなくて2年先送りという、そういうことだというわけですけれども、この給料表の改定に係る現在の職員数、あるいは影響額、そういうものはどうなっているのかなと。いないということではないんだろうと思うので。説明の中では32歳までの若年というふうなことも言われておるんで。
 それから2つ目に、扶養手当、これを500円月額で上げましょうと。しかし、これも上げられない。この対象人員、影響額、さらに期末勤勉手当、これを0.05、月上げると。しかしながら、これも上げられない。この影響額というのは、これはどうしましょう、それぞれ年間ということでいきましょう。年額でどのぐらいの影響額になりますか、その3つの影響額というのは。


◎議長(森 利秋) 総務部長。


◎総務部長(谷岡喜代司) 給与改定に伴います対象者と影響額でありますけども、給与改定をした場合、全会計、香美町全部でありますけども、51人で金額は181万2,000円程度です。
 それから、扶養手当ですけども、これは扶養手当の、もらう職員の数じゃなくて扶養の数です。388で金額は298万6,000円前後です。
 それから、期末勤勉手当ですけども、587万6,000円程度ということになります。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) それぞれ今お答えの金額が年間ということでしょう。おおよそ1,000万。その辺からすると、職員は大変がっかりしていますね。大変なのはわからんことはないけれども、こうやって職員をたたいて何ぼの問題やという話だと私は思っておるものですから、町長、もう一遍、本当にこんなことをやり続けるんですか。どうも先がどんどん見えないねという話をせざるを得ん状況がますます拡大をしていきよるというふうに思えて仕方がないんですけども、いかがですか。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 職員の皆さんに、人事院勧告が基本でありながら、こういうふうなことをお願いするというのは大変私も忍びないというふうに思っております。ただ、現在の本町の状況を考えますとき、行財政改革で18年度からずっと取り組んでいる、20年度、21年度においてもさらなる取り組みをして、せんだっても出ましたような実質公債費比率の25%を切るというのが最大の、第一における目標でして、そのために町民の皆さんにも、町当局も、両方があわせて精力的に行財政改革をして取り組んでいかなきゃならんという状況にあります。したがいまして、新たな負担を伴うということについては極力抑制をしていくという姿勢で、町民の皆さんの理解も得ながら進めていくことが必要である。
 職員の皆さんには、この4月から新たな負担というよりも、現在の負担をさらに切り下げるというようなところまでお願いをしておりますので、少なくとも新たに増加するという部分については、基本的に、当分控えさせていただくということを基本的姿勢としてお願いをしているというものであります。
 しかし、そうはいっても、若年層の、この一番の給料の問題につきましては、給料構造の基本的な部分になりますので、これは改正をして位置づけはする。しかし、ここ当面、2年間については集中的に財政再建を図るということで取り組んでいる時期ですので、その部分の効果は2年後に先送りをさせていただくということで、職員の皆さんにも説明をし、理解を得たということであります。したがいまして、財政状況が好転をすれば、本来の人事院勧告を尊重した形で取り組んでいきたいというふうに思っておりますが、今は、いわば非常事態であるというふうな認識の中で、職員の皆さんにも理解を求めておるという状況であります。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 小林利明君。


◎小林利明(17番) 私のほうでもお伺いしたいなというように思っていた点について、山本議員のほうからお尋ねがあってお答えがありましたのですけども、私は、もう1点、町長にこれはぜひ伺いたいなと思うんですが、このたびの勧告について、どんなふうにお考えになっているのかなということでお聞きしたいと思うんです。
 従来の勧告よりも一層に厳しい判断のもとに示された勧告であるというふうに私自身は思っております。いただいております資料の13ページをお開きいただきたいわけですが、ここの囲みの下に、公務員給与の改革への取り組みということで書いてありまして、4行目の後ろのほうから、平成18年勧告の基礎となる民間企業との比較方法について、比較対象企業規模を、それまでの100人以上から50人以上に改めるなど抜本的に見直してと。こういうふうに書いてあるわけです。100人規模、それを50人規模に改めた。このことの持つ意味というのは、町長はどのようにお考えになっているのか。このことをぜひ伺いたいというふうに思うわけです。
 ご案内のとおり、今、大企業を中心に、景気が浮上して、大変な、記録的な黒字計上をしておるわけです。そのもとになっているのは何か。改革のもとに行われた規制緩和、あるいは規制廃棄、あるいは改定に基づいておるわけだというふうに言われていますよね、一般的に。ここの関係だけでいいますと、今や労働基準監督署が機能するような状態にないわけです。正規職員が非正規職員へ変わり、雇用形態がどんどん劣化して、そのしわ寄せが中小企業に多く、重くのしかかっているわけです。技術で国をなしてきたこの日本が、その職人のわざが、今、どんどん抹殺されて、あるいは海外に流出しておるわけです。金融の利率は一向に抑えられたままで、資本はどんどん、お金を借りられる有利な条件のもとで、それをもとにして海外にどんどん安い労働力を求めて進出する。その中で中小企業は、そこでもまた大きなあおりを受けて、自分のところの長年勤めてくれた職人に給料を払えない状態になっていますよ。ほんで、どんどん厳しくなっていって、賃金はどんどん抑えられている。そういう50人規模の企業に照準を合わせて示されたのがこの勧告だということだと思うんですよ。そうやって考えていきますと、この完全実施というのは人並みの生活をするためには絶対必要な金額だと思ってもいいんじゃないかと考えるわけですが、そのあたりはどのように、この100人規模と言っているのを、さらに50人以上に下げた勧告だ。そのことをどういうふうに受けとめておられるのか、ぜひ伺っておきたいというふうに思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 小林議員も言われましたように、従来は100人以上、いわゆる100人程度の企業を中心ではなくて、100人以上の企業を対象にして抽出をして比較したということで、そうなりますと、大企業中心になる。特に今、いろいろ省力化をしておりますので、人数は少なくても規模の大きい企業がたくさんできておりますので、実態として経営形態が大企業中心の比較になるのではないかということから、段階といいますか、まず50人規模まで落としたということ。
 ですから、今回の調査は50人程度のところを中心に抽出したのではなくて、50人規模から上をということで、その一番下を減らした。だから、統計の中に50人から100人がどれだけ入ったかということについては、ちょっと私も確認はしておりませんけども、そこを中心に調査をしたわけではない。しかし、50人規模の状況も反映をされているという状況にあります。
 したがいまして、議員ご指摘のように、従来と比べて、その内容については、より一般的な実態に近いものだというふうな解釈はしなきゃならんというふうに思います。したがいまして、それらを前提とした人事院勧告については、もともと公務員法が公務員の勤務条件について人事院勧告を前提とした仕組みになっておりますから、使用者としてそれを尊重するというのは当然のことだというふうに思います。
 しかし、先ほどお答えしましたように、今、本町の置かれている状況を考えると、当面、とりあえずの措置としては、財政的事情から、これを一時実施しないというふうな方法をとらざるを得ない。その理由は、山本議員からもありましたような、金額の問題もありますけれども、それと加えて、今これから新たに町民の皆さんにも負担を求めるというふうな中での行財政改革を進めていくときに、ひとり町当局、町の職員の部分が今よりもさらに条件をよくするというふうなことは、全体的なことを考えるときに、対応は少し差し控えるべきではないかということを考えたということです。
 決してもっと低い給料が望ましいんだというふうなことは思っておりませんけれども、そうした財政状況との関係で、当面の対応として、総合的に考えて町職員の協力を得なければならんのではないかというふうに判断をいたしました。
 あわせて、香美町の町内の雇用形態の中における賃金水準なども、関連したこととして判断をするとき、経営形態も50人規模以下が大半だということ。それから、個別の問題は別にしまして、全体的な業種ごとに考えたとき、経営状況がいろんな課題にぶつかっておられる業種は多いというふうなこと。それらのことも含めて、総合的に考えて、今そうした多くの町民の皆さんに財政改革のために新たな負担を求めるという中にあっては、先ほど言いましたような非常事態下というふうな観点の中で、職員の皆さんに少し辛抱していただく、そして、この難局を乗り切っていくということが必要ではないかという総合的判断をしてお願いをしたということであります。


◎議長(森 利秋) 小林利明君。


◎小林利明(17番) 実は、昨日からこの質疑をさせていただこうと思って勉強させていただく中で、今もそうでありますけども、心臓がばくばくするほど憤りを感じておるんですよ。だから、言葉がうまく出てきませんけども、町長、今、年収200万円以下の働く人たち、1,000万人と言われていますよね。生活保護を受けておられる家庭というのが100万世帯と言われているんです。何でこんな世の中になっておるんやと。低賃金制度というのがありますね。皆、絡めて、上見て暮らすな、下見て暮らせ、全部下に合わせて、8万円の7万円の話もそうですよ。頑張って働いておっても7万円しかない家庭だってあるんだから、働かないあなたたちが8万円は多過ぎるから落としなさいよと。こうしてだんだん落としていくわけです。その結果が、香美町に存在する中小零細の事業者のなりわいにどのような影響を及ぼすかというようなことについては、ご検討なさったんでしょうか。
 香住の民宿にしろ、小代の民宿にしろ、村岡の民宿にしろ、例えばですが、スキーに行こうと。セレブの人たちが来ますか。利用していますでしょうか。大企業でたくさん懐にお金を入れた人たちが何人利用しているんでしょう。大方は庶民ですよ。その庶民の給料をシーソーのようにして、だんだん下げていく、シーソーゲームをしながら下げていく。そんなことをやれば、私たち、この地域で生きていくことができなくなるんじゃないでしょうか。大方は、下浜の民宿だろうが、訓谷の民宿であろうが、スキー場のハチ北の民宿であろうが、利用しているのは庶民だと思うんですよ。その庶民の給料をどんどん下げる。そうしたシーソーゲームをしながら下げる今の実態に歯どめをかけることこそ、この町が生き残っていく、財政再建に具体的に向かっていける道ではないかなというふうに思うわけですが、そのあたりについては、このたびの判断をされるについてご検討があったのかどうか、お答えください。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 町の職員の給料が町民の負担でなくて、ほかから財源を確保できるというふうになれば、今、小林議員の言われるとおりに私もしたいというふうに思います。ただ、町の職員の給料を上げる財源は町民の皆さんの、一般的に言えば税金になります。新たな税金、新たなといいますか、今よりもたくさん税金、ないしはいろいろな負担、ないしは、こちらから給付しておったものを下げさせていただくというふうな形で、町民の皆さんに、少なくとも新たな総合的に言う負担をお願いしなければ、町の職員の給与財源は確保できません。
 そうした中で、今、町内を見て、町内の勤労者ないしは町民の中で町の職員の所得が低いとなれば、これを優先に上げていかなければならんと思います。ところが、勤務形態は違いますから一概に比較はできませんけれども、少なくとも所得ということを考えますと、一般的に町の職員の所得ベースのほうが高いのではないかと言われている。そういう中で、さらにそれを、言われるような、先導的に上げるために、じゃ、低い一般町民の皆さんから新たな負担をお願いするということが総合的な政策としていいのかどうか。それがなくても、町の職員の給与を上げなくても、町の今の置かれている状況からいって財源不足が生じますので、新たな負担をお願いしなきゃならんということが必至になっている状況の中にあっては、それは、結局その負担をいただいたものは町政の町民に還元をするような、町民に役立つような政策を行いますということの理解のもとで負担をいただくということはやむを得ないと思いますけれども、職員の待遇を上げるためにもいただくんですというふうなことは、町民の側に立ってご理解いただけるかどうか。私はそういうふうな判断の中で、ここは職員の切り下げもしておるぐらいですから、新たに上げるという部分について少し辛抱してもらう。そうしないことには、町が全体としてこの難局を乗り切ることは難しいんではないかという総合的判断をしたということでありますので、ご理解をいただきたいと思います。


◎議長(森 利秋) 小林利明君。


◎小林利明(17番) 町長、僕が申し上げたのは、ここのところで提案をされたことがこの議会で通っていきますと、他の議会や、あるいは行政だけではなくて、民間企業にもその判断は影響を及ぼすというふうに思っておるんです。そうしますと、ここだけの、香美町の中でのお話だけでは済まないというふうに思うんです。そういうシーソーゲームの流れに、シーソーゲームをしながらだんだん基点を下げていく流れに、今こそ、私たちは苦しいからこそ、やっぱり住民の理解を得て踏ん張る。そのことによって他市町の賃金、全国の賃金が下がるのを支えることによって、民宿にも来ていただけるでしょうし、お魚も売れるでしょうし、肉も売れるでしょうという環境をつくっていくということが、そのことによって税収を上げることによっての財政改善を図るということもあっていいんじゃないかというふうに僕自身は思うわけですが、そのあたりでのご検討というのはあったものかどうか、お伺いしたいというふうに思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 確かに一自治体として、今言われますように、単にその当該自治体の対応だけではなくて、社会全般へ波及することということは十分配慮をしていかなければならんというふうに思います。ただ、現在の香美町の置かれている現時点における状況というのは、そうした周辺の状況を配慮するよりも、まず自分の、香美町の再建をどうするかということに100%、150%集中をする時期ではないか。そういうふうな判断をしておりまして、これが乗り切ることができれば、その段階において、今、小林議員の言われますような自治体としての社会的影響度というのを考慮した対応も、当然とっていかなければならんというふうに思っております。


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。
 討論を行います。
 討論はありませんか。
 最初に、原案反対の方の発言を許可いたします。
 小林利明君。


◎小林利明(17番) ただいま提案されました160号につきましては、町長にもるるご質問させていただいたところであります。どうしても私としては、この町の将来を考えましても、本当にこれでいいのかな、こういうシーソーゲームで来てどんどん下げていく社会の風潮の中に、この議会、加担していいのかな、加担した判断をしていいのかなというふうに1点思います。
 もう一つは、人事院の勧告というのは、やはり権利を奪う一方で保障された制度であり、この制度に基づく勧告を守るということは、まさに遵法である。公が遵法を無視していいのか。長年申し上げてきましたけども、公こそ先んじて遵法し、多くの人たちに法の大切さを理解していただく、そういう役割を担わされているんだというふうに僕は理解しております。
 そういう観点から、このたびの人事院勧告をないがしろにした判断には賛成いたしかねます。同僚議員の皆さんのご同意を求めて、反対の討論といたします。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。
 ありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 反対の方の発言を許可いたします。
 ありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論を終了いたします。
 これより、議案第160号を起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立多数であります。
 よって、本案は原案のとおり可決されました。
 ここで暫時休憩をいたします。再開は11時5分といたします。
                             午前10時52分 休憩

                             午前11時05分 再開


◎議長(森 利秋) 会議を再開いたします。
     ──────────────────────────────
 日程第5 議案第134号 平成18年度香美町一般会計歳入歳出決算の認定について
 日程第6 議案第135号 平成18年度香美町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の
             認定について
 日程第7 議案第136号 平成18年度香美町老人保健事業特別会計歳入歳出決算の認定
             について
 日程第8 議案第137号 平成18年度香美町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定
             について
 日程第9 議案第138号 平成18年度香美町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定
             について
 日程第10 議案第139号 平成18年度香美町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定に
             ついて
 日程第11 議案第140号 平成18年度香美町財産区特別会計歳入歳出決算の認定につい
             て
 日程第12 議案第141号 平成18年度香美町香住海岸土地造成事業特別会計歳入歳出決
             算の認定について
 日程第13 議案第142号 平成18年度香美町町立地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決
             算の認定について
 日程第14 議案第143号 平成18年度香美町国民宿舎事業特別会計歳入歳出決算の認定
             について
 日程第15 議案第144号 平成18年度香美町矢田川憩いの村事業特別会計歳入歳出決算
             の認定について
 日程第16 議案第145号 平成18年度香美町門真市村岡自然ふる里村運営事業特別会計
             歳入歳出決算の認定について
 日程第17 議案第146号 平成18年度香美町宅地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定
             について


◎議長(森 利秋) 日程第5 議案第134号 平成18年度香美町一般会計歳入歳出決算の認定について、ないし日程第17 議案第146号 平成18年度香美町宅地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定についての13議案を香美町議会会議規則第37条の規定により、一括議題とします。
 この13議案につきましては、去る9月定例会、9月27日の本会議において決算特別委員会に付託し、閉会中の委員会審査をお願いしていた内容であります。委員会の審査が終了し、12月10日付をもって議長のもとに、別紙、委員会審査報告書が提出されました。
 これより、決算特別委員会の審査結果の報告を求めます。
 決算特別委員会委員長、西村伸一君。


◎決算特別委員会委員長(西村伸一) 失礼します。それでは、決算特別委員会の委員長報告をさせていただきたいというふうに思います。
 第23回9月定例議会、9月27日、議長、監査委員を除く9名で組織する決算特別委員会が設置され、議案第134号 平成18年度一般会計、議案第135号ないし議案第146号の平成18年度12特別会計の計13会計歳入歳出決算の認定の審査が当委員会に付託されました。
 以下、審査の経過と結果について報告をさせていただきます。お手元に配付いたしております審査報告のとおり、いずれも原案認定でありますので、よろしくお願いします。
 審査の日程は、報告書に記載のとおりであります。
 審査の方法は、決算書、主要な施策の成果及び基金運用状況説明書、決算審査意見書に対しての質疑を、原則通告することとし、通告外の質疑は、特にあれば認めるとの確認を行い、審査を行いました。
 10月24日より委員の出席のもと、予算が議決した趣旨と目的に沿って適正に、そして効率的に執行されたかどうか、それによってどのように行政効果が発揮できたか、それから見て、今後の行財政運営においてどのように改善、工夫がなされるべきであるか等を着眼点に、関係部長、課長、担当者から通告した質疑事項287件、並びに通告以外の事項10件について時間延長も行いながら、一問一答で慎重審査を行いました。
 主な質疑について、各部ごとに3点ほど挙げますと、産業部は、1つといたしまして、畜産施設使用料の未済額について、2つ目に、地籍調査事業の進捗について、3番目に有害鳥獣対策の実績について、村岡地域局は、1つは村岡有機センターの運営について、2つ目に猿尾滝管理費の効果について、小代地域局は、小代堆肥センター経営状況について、2番目といたしまして温泉保養館の収支について、総務部は、1つ目が町税の収入未済額の回収状況について、2つ目が不納欠損の内容とその理由について、3番目が電算システム回線使用料の委託料、地域イントラネットの成果について、教育委員会は、1つ目が小中学校給食費の未納について、2つ目が教育研修所委託料について、3番目が海外派遣交流事業補助金の内容について、健康福祉部は、1つ目が住民基本台帳のカードの発行状況について、2つ目が緊急通報体制と整備事業費の内容について、3番目が放課後児童健全育成事業費の内容について、建設部では、1つ目が除雪委託料について、2つ目が山手土地区画整理組合と町のかかわりについて、3つ目が町営住宅使用料の未収について等であります。
 具体的な事項について総合的に審査を行いました。各部の審査が終了後、11月21日に各会計ごとに討論、採決を行いました。
 議案第134号一般会計につきましては、川端委員より反対討論がありました。内容は、18年度予算は、町民、生徒を含めて暮らしにかかわってくる大変な予算であると反対したが、暮らしが1年たってもよくなっていない。予算のときに指摘したとおりという意味で反対するとありました。ほかに討論はなく、議案第134号の採決を行い賛成多数で、議案第135号ないし議案第146号の12特別会計につきましては、各議案とも討論はなく、採決を行いました。各議案とも全員賛成で、歳入歳出とも全般におおむね適正に執行されていると認め、13会計とも認定すべきものと決しました。
 審査中、各委員から出された意見、問題点等は、よく検討され、今後の町行政に反映されたい。審査に当たっての意見は記載のとおり。
 1つといたしまして、決算において全般的に不用額が見受けられたが、予算積算時におけるさらなる精査と、行政サービスにおける住民ニーズの把握に努められたい。
 2つ目として、高齢重度心身障害者特別医療費助成事業費については、計数の誤りは認められないものの、制度改正にかかわる不適切な事務処理は行政職員として犯してはならない最たるものである。このことを真摯に受けとめて、再発防止の徹底と過誤払い金の早期回収に努められたい。
 3つ目といたしまして、監査委員の指摘のように、収入未済額は、全会計を合わせて総額2億6,000万円を超えている。日夜を問わずの徴収努力には評価をするものの、今後の徴収に当たっては、更なる努力をと工夫を講じられたい。
 審査に当たって、特別委員の皆さんには慎重審査をいただき、また、会議の進行にご協力をいただいたことに心から敬意を表するとともに、感謝を申し上げます。
 また、執行部の皆さんには、公務多忙の折にもかかわらず、ご出席くださり、答弁書なり資料等による適切な説明に努めていただき、誠にありがとうございました。この場をかりて厚くお礼申し上げます。
 ただ、一部の質疑で口頭での説明がありましたが、質疑の通告を行っておりますので、通告事項については、すべて答弁書なり、資料によっての説明を今後お願いしておきます。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。議員各位のご賛同をお願いいたします。


◎議長(森 利秋) 委員会審査報告は終わりました。
 これより、委員長報告に対する質疑を行います。
 質疑はありませんか。
 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) 山本です。
 委員長報告の中で、一般会計については討論があったということがございました。18年度というのは、まさにこのままでは財政大変だという中で行財政改革の検討委員会の答申の段階で18年度から取り組むというふうなことで大綱は後になるわけですけれども、実際、住民には大変な負担増、あるいはサービス低下というふうなことがさまざま行われた年なわけですけれども、そういうことが、本来の地方自治体の目的である住民福祉の向上、あるいは暮らしの安心というふうなことにとってどうであったのかという点についてはどんなふうに見られたのか、その点を伺っておきたいと思います。


◎議長(森 利秋) 西村委員長。


◎決算特別委員会委員長(西村伸一) このことにいたしましても、通告による質疑が出てきておりまして、その中で慎重審査をさせていただいております。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) 慎重審査をされたということは報告でも伺いました。今も伺ったわけですけれども、実際、1年暮らしてみて、住民がどうなっておるかという点はどのように見られた、審査をされたのか、具体的に伺いたいと思います。


◎議長(森 利秋) 西村委員長。


◎決算特別委員会委員長(西村伸一) 具体的ということでありますけれども、委員の皆さんといろいろと質疑なりする中で、このことについては、今、町が、含めて行政改革に取り組んでおるというようなことの中でやむを得ないというような意見が多数出てきたと思います。
 以上です。


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 質疑を終了します。
 西村委員長、ご苦労さまでした。
 これより、この付託案件13件について、各議案ごとに順次、討論、採決を行います。
 初めに、議案第134号 平成18年度香美町一般会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
 討論はありませんか。
 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) 山本です。
 ただいま議題となっております議案第134号 平成18年度香美町一般会計歳入歳出決算の認定について、このものに対して認定をすることに反対の立場で討論をいたします。
 先ほども委員長にもお尋ねをいたしましたけれども、18年度というのは、まさに住民にとっては負担があらゆる場面で増える、サービスが切られていく、そのことを実感した1年であったわけであります。地方自治というのは、本来、住民福祉を向上させる、あるいは住民の日々の暮らしの安心ということが一番のかなめだというふうに私は思っておりますけれども、残念ながら住民を不安に陥れ、生活を苦しくさせるという方向へ行った。こういう点で、一般会計の18年度決算認定について反対をするものであります。
 議員各位のご賛同を心からお願い申し上げます。


◎議長(森 利秋) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。
 ありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) ほかにはありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論を終了いたします。
 これより、議案第134号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立多数であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
 次に、議案第135号 平成18年度香美町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、議案第135号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
 次に、議案第136号 平成18年度香美町老人保健事業特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
 討論はありませんか。
                (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、議案第136号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
 次に、議案第137号 平成18年度香美町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、議案第137号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
 次に、議案第138号 平成18年度香美町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、議案第138号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
 次に、議案第139号 平成18年度香美町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、議案第139号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
 次に、議案第140号 平成18年度香美町財産区事業特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、議案第140号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
 次に、議案第141号 平成18年度香美町香住海岸土地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、議案第141号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
 次に、議案第142号 平成18年度香美町町立地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、議案第142号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
 次に、議案第143号 平成18年度香美町国民宿舎事業特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、議案第143号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
 次に、議案第144号 平成18年度香美町矢田川憩いの村事業特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、議案第144号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
 次に、議案第145号 平成18年度香美町門真市村岡自然ふる里村運営事業特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論をなしと認めます。
 これより、議案第145号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
 次に、議案第146号 平成18年度香美町宅地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、議案第146号を起立により採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
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 日程第18 意見書案第6号 道路特定財源の安定的な確保に関する意見書の提出につい
              て


◎議長(森 利秋) 日程第18 意見書案第6号 道路特定財源の安定的な確保に関する意見書の提出についてを議題といたします。
 職員に意見書案を朗読させます。
                (意見書案朗読)


◎議長(森 利秋) 朗読は終わりました。
 提出者の趣旨説明を求めます。
 産業建設常任委員会委員長、吉田増夫君。


◎産業建設常任委員会委員長(吉田増夫) それでは、道路特定財源の安定的な確保に関する意見書(案)について説明をさせていただきます。
 政府では、昨年末、道路特定財源の見直しに関する具体策を閣議決定し、「19年中に今後の具体的な道路整備の姿を示した中期的計画を作成する。毎年度、予算で道路歳出を上回る税収は一般財源とすることとし、20年の通常国会で所要の法改正を行う」としております。
 道路は、国民の経済社会活動を支える基礎的社会基盤施設であり、道路網の整備は活力と魅力ある地域づくりには必要不可欠なものでありますが、地方においては道路網の整備がおくれており、今後、一層の整備促進が必要であります。
 地方では、従前から道路特定財源に加えて、道路整備のために多額の一般財源を投入してきたが、引き続き地方に必要な道路整備を進めていくには膨大な財源が必要であります。
 11月14日、新聞発表された国土交通省中期計画素案では、今後10年間で68兆円の道路財源が必要であり、一般財源に回す余裕はないとのことであります。ついては、県議長会より道路特定財源の安定的な確保に関する意見書の提出についての要請があり、議長より当委員会に諮問がありました。
 11月29日に開催された委員会において、建設部長より資料提出のもと、状況、内容の説明を受けました。その後、委員で議論を行いました。暫定税率は5年ごとに延長され、来春に期限を迎える。延長できなければ、ガソリンにかかる税金は1リットル当たり25円10銭安くなるが、一方で、国と地方で計1兆7,000億円程度の道路財源が減り、今までどおり道路整備ができなくなります。
 中期計画素案には、北近畿豊岡自動車道の未開通区間の計画通りの整備、地域高規格道路、鳥取豊岡宮津自動車道も同計画内での整備が示唆されています。おくれている但馬地域、本町の道路整備の円滑な推進を願う我々にとっては、道路特定財源の暫定税率を堅持するとともに、地方への配分割合を高め、地方の道路整備に必要な財源を確保することが必要不可欠であります。
 そのために意見書を関係官庁に提出しようと、産業建設常任委員会委員全員の賛成を見たので、委員長名で提案するものであります。意見書案を朗読し、趣旨説明といたします。
 道路特定財源の安定的な確保に関する意見書(案)
 道路は、地域の交流、連携を促進するとともに、社会経済の発展や、安全・安心で快適かつ活力ある地域づくりのために必要不可欠な社会基盤施設である。
 本県では、基幹道路網をはじめ、住民生活を支える一般道路も含め、未整備区間が多く残っており、さらに市街地での渋滞対策、通勤や通学、医療等の日常生活を支える生活道路の整備、災害時の緊急輸送路の確保、料金引き下げ等による高速道路の効率的活用等、地域が直面する課題を解決するため、今後とも真に必要な道路の着実な整備を進めていく必要がある。
 しかるに、国においては、道路歳出を上回る税収は一般財源とするとして、道路特定財源を一般財源化する方向で見直すことを、昨年末、閣議決定したが、我々地方が真に必要な道路を整備、維持していくには、現在の地方の道路特定財源は決して十分なものではない。
 本町では、今までも、道路特定財源に加え多額の一般財源を道路整備に充当してきたが、今後は、橋梁等の老朽化に伴う維持管理費の急増など、厳しい財政状況の中でさらなる負担の増大が懸念されているところである。
 よって、国においては年内に作成する中期計画に、地方が真に必要とする道路整備を確実に盛り込み、これが実現のため、道路特定財源の暫定税率を堅持するとともに、地方への配分割合を高め、地方の道路整備に必要な財源が安定的かつ十分に確保されるよう要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成19年12月。衆議院議長様、参議院議長様、内閣総理大臣様、総務大臣様、財務大臣様、国土交通大臣様、内閣官房長官様。
 兵庫県美方郡香美町議会議長、森利秋。


◎議長(森 利秋) これをもって趣旨説明を終わります。
 これより、質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) 山本です。
 意見書案ということで、少しお尋ねをしておきたいというふうに思います。
 1つは、真に地方に必要な道路整備の財源を確保するというふうに言われるんだけれども、説明というか、前段の趣旨説明の中で、本年11月の道路整備中期計画、このものの中に、例えば春日豊岡道という高速道路、このものが含まれておる、あるいは鳥取豊岡宮津という高規格道路が含まれておるというふうなことが具体的に挙げられました。
 私がお尋ねをしたいのは、既に春日から和田山まで供用開始をされております。このことが丹波地域にどんな影響をもたらしているかと。かつて幹線道路だったところが、みんな、春日和田山で、無料の高速道路ということで地域が冷え込んでおるという話、あれが開通した直後から言われ始めて、今まさに大変だという話がたくさん聞こえる状況になっておる。あるいは、まさに高規格道路というのは、我が町で現在も建設工事が行われておるわけですけれども、やっぱり我々としても、この高規格道路が完成したら、通り抜けには便利だろうと。しかし、ここへおりてもらう仕掛けをするのが大変だねという話をせんならんという状況になっておるわけでしょう。
 一方で、我々の目の前で、例えば町の大動脈というか、背骨というか、私はそんなふうに思っておるんですけども、香住村岡線というこの県道の部分改良すらままならないという現実があるわけで、そういう意味では、道路特定財源として中期計画でやろうとしていることというのは、まさに高速交通体系といいますか、但馬地域というのは一番国道がおくれている地域の一つだと、私はその点では思っておりますけれども、しかし、住民生活にとって本当に必要な道路がそっちのけで、高速道路ばかりつくるということが今後もまだ10年も続くのかというのがみんなの気分としてやっぱりあるんだろうと思うんです。その辺、私は、例えばその閣議決定のように一般財源化して、本当に住民の生活に必要な道路を整備するということで使えるように変えていかないとあかんのと違うかなという思いがするんですけれども、そのあたりはどんなふうに検討されたんでしょうか。


◎議長(森 利秋) 吉田委員長。


◎産業建設常任委員会委員長(吉田増夫) ただいまの質疑につきましては、山本議員としての質疑、言い方は、私としてはわかりますが、その件につきましての議論等はなされておりません。


◎議長(森 利秋) 長瀬幸夫君。


◎長瀬幸夫(13番) 長瀬です。
 特定財源の確保ということで、これが暫定としながら、もう30年も続いておるという現状があるわけでございまして、私も、この原油高騰の中でガソリンが上がっていく中で、道は欲しいがガソリンは少し下げてほしいなという思いがあるもので、随分、端的に賛成だなという思いが、複雑な思いでおるわけでございますが、これにおいては、国内でも意見が二分するところではなかろうかなと思うわけでございます。
 実際、ガソリンだけでなくして、車の重量税とかいうのも特定財源の中に入っておるわけでございますが、その辺を、今の原油の高騰というのは一時的なものではない、おそらく現状からいくとかなり続くのではなかろうかなとする中で、我々は一日として車を利用せずに行動ができないという状況で、燃料の負担というのは大きいわけです。
 その中で、特定財源がなくしてでも、道路は、ガソリンに道路税として税は取られておるわけでございますので、余り急がんでも、その分野だけでも、徐々に道路もよくしてほしいな、燃料も下げてほしいなという、私は思いがするんですけど、その辺は委員会でどのような議論をなされたのか、お聞きしたいと思います。


◎議長(森 利秋) 吉田委員長。


◎産業建設常任委員会委員長(吉田増夫) 長瀬委員の質疑につきましては、先ほども申し上げましたように、建設部のほうの資料等の説明により、委員の皆さん、理解していただいているというふうに解釈しております。


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 質疑なしと認めます。
 吉田委員長、ご苦労さまでした。
 これより、討論を行います。
 討論はありませんか。
 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) 山本です。
 ただいま議題となっております道路特定財源の安定的な確保に関する意見書、このものを提出するということについて、少し疑義があるということで、賛成をすることができないという立場で討論をしたいというふうに思います。
 先ほども質疑で少しお尋ねをしましたけれども、国がやろうとしておる道路特定財源、10年間の中期計画、こういうものは、さらに高速交通体系を整備しようと。確かに遠いところに行く人、あるいは通り抜ける人にとっては便利なのかもしれない。しかし、それぞれの地域で暮らしている方々にとっては、この高速交通体系というのが整備をされることによってますます地域が疲弊をするということが一方であるわけです。
 昔からガソリンスタンドが一番早く動くんです。高速交通体系の工事中、今ここまで通れると。その下にはスタンドがいっぱいできるんです。しかし、次ができてつながったら、スタンドは全部どこかへ行っちゃうんです。というぐらい、地域にとったら、高速交通体系というのがいい面と悪い面と両方持っておるという中で、我々からすれば鳥取豊岡宮津という高規格道路を早期につくってほしいというふうなことを町を挙げて、町長以下、あるいは議長以下、皆さんで継続的に運動される、春日豊岡自動車道、これも早期に完成をしてほしいというふうなことを年々継続的な運動としてもやっておるというふうな側面もあるわけですけれども、しかし、道路特定財源という形でなければ道路整備はできないか、我々が今一番求めておるのは、例えば森のバイパスであり、境のバイパスであり、そういうものが1年また1年とおくれていく、こういう現実を見るときに、やっぱり地域住民の暮らしのために、こういう道路特定財源ということで囲っておくということから、一般財源化をして生活道路をきちっと優先的に整備していくという形に金の動き方、動かし方を変えていくということが、今、必要な時期に来ているんではないかなということを思っております。
 そういう意味では、大変、提案者には申しわけない状況なんですけれども、この意見書案に賛成をすることはできない。反対の立場で討論をさせていただきました。議員各位のご賛同を心よりお願い申し上げます。ありがとうございました。


◎議長(森 利秋) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。
 ありませんか。
 今西美憲君。


◎今西美憲(18番) 私は賛成の立場で討論したいと思います。
 確かに、高規格あるいは自動車専用道路のほうに目が行ってること、これは認めます。ただ、今申されましたように、道路特定財源を一般財源化したら、それが生活道路に回るというのは、これはちょっと私は疑問を感じます。今、生活道路なんかの道路の補助、これらのものもすべて道路特別会計で賄われております。一般会計からの道路に対する支出というのは、今の制度では災害以外にはありません。
 したがって、私たちも、高速道路も欲しい、それよりもやっぱり生活道路、これを何とか早くしてほしいという希望も持っております。これをするためにも、道路の特定財源を確保しないと、これを一般財源に回されるということになりますと、この一般の生活道路も整備がおくれてまいります。大都会はもう満杯かもわかりません。いろんな高規格道路、自動車専用道路も整備されています。しかし、我が香美町にとっては、まだまだ道路の整備というのはやっていかなきゃなりませんし、これは非常に大事な社会資本の整備だというふうに感じておりますので、やはり道路の特定財源の確保ということは声を大にしてやらなきゃいかんというふうに考えていますので、私は賛成の立場で討論をいたしたいと思います。どうぞ議員各位のご理解を賜りたいというふうに考えております。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 次に、原案反対の方の発言を許可いたします。
 ありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論を終了いたします。
 これより、意見書案第6号を起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立多数であります。
 よって、本案は原案のとおり可決されました。
 地方自治法第99条の規定により、意見書を関係官庁へ送付いたします。
 なお、意見書第6号で字句等の整理等を要する場合は、議長に一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。
              (「異議なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 異議なしと認めます。
 議長において処置をいたします。
     ──────────────────────────────
 日程第19 請願第4号 悪質商法被害を助長するクレジットの被害を防止するための割
            賦販売法の抜本的改正に関する意見を政府等に提出することを
            求める件


◎議長(森 利秋) 日程第19 請願第4号 悪質商法被害を助長するクレジットの被害を防止するための割賦販売法の抜本的改正に関する意見を政府等に提出することを求める件を議題とします。
 本請願は12月10日の本会議において、産業建設常任委員会に付託され、委員会の審査が終了し、委員長より委員会審査報告書が提出されました。本請願に対する産業建設常任委員会の審査報告を求めます。
 産業建設常任委員会委員長、吉田増夫君。


◎産業建設常任委員会委員長(吉田増夫) 12月10日の本会議におきまして、当委員会に付託されました請願第4号 悪質商法被害を助長するクレジットの被害を防止するための割賦販売法の抜本的改正に関する意見を政府等に提出することを求める件の請願について審査を行ったので、その経過と結果を報告します。お手元に配付しております審査報告書のとおり採択でありますので、よろしくお願いいたします。
 12月14日、委員全員の出席のもと、紹介議員である浜上議員の出席を求め、審査を行いました。紹介議員より請願趣旨について、近年、クレジットに関する悪質商法被害が社会問題化しており、高齢者ですとか、社会的弱者にクレジットのシステムを使って支払い能力のない方にいろいろと物品を購入させ、そのことにより支払い能力のない方が生活に窮するという社会問題が顕在化しております。
 高額商品を売る業者とクレジット会社が結託して、物品販売時にクレジットの申し込みを自動的にさせられ、後になって悪質商法が判明しても、結局、支払い能力のない方が大きな債務をこうむるという実態があります。
 現行の制度ですと、販売店は、物品を売ってクレジット会社との契約をさせれば、その責任から逃れられることになっておりますが、クレジット会社にも後々問題があった場合には、クレジットの契約解除をするなどの趣旨の法改正をお願いしたいという請願であります。要は、社会的弱者に対して、販売会社とクレジット会社が共同して支払い能力のない方々に無理に商品を売りつけるようなことをあらかじめ予防するという趣旨であります。
 なお、この請願の10月1日時点の地方議会での採択状況は、都道府県議会で5議会が、市町村議会では217議会で採択されています。また、これから審議する予定の都道府県議会は14議会であります。この12月定例会で社会問題化しているクレジット商法被害に係る請願を審議している議会も多いと認識しているとの説明があり、審査を行いました。
 主な質疑については、町内の状況はどうかの問いに対し、詳細なことはわからないが、何年か前に悪徳業者がこの地で1カ月なり2カ月、商売をした後は、農協や銀行にあるお年寄りの貯金が億単位でなくなるという話は聞いたことがあるとの答えでありました。
 次に、契約書型クレジットで契約した場合でもクーリングオフはできるかの問いに対し、法律で決まっているのでできますとの答えでありました。
 次に、信販会社も、販売会社も、消費者に支払い能力があるか、事前に信用調査をするよう規制するものかの問いに対し、今回の請願の3番がその部分に当たるとの回答でありました。
 などの質疑を行いました。その後、委員会で議論を行いました。
 この割賦販売法の問題点として、1)クレジットには2つのタイプがあり、カード型クレジットとカードを使わない契約書型クレジットがあり、今回大きな問題になっているのは、主に訪問販売などで使われる契約書型クレジットである。2)2005年の推計ですが、クレジットの取引高は約43兆円、そのうちカード式は約32兆円、契約書型は約11兆円で、契約書型は約2割にすぎないが、消費生活センターに寄せられたクレジット関係相談件数は、約14万件のうち約8割の10万件が契約書型クレジットによるものである。3)契約書型クレジットの問題点として、販売業者は顧客の支払い能力を無視して販売しても、クレジット会社から代金を確実に取得することができるため、次々に販売をする。4)法の問題点として、過剰与信防止については、「支払い能力を超える与信を行わないよう努めなければならない」と抽象的な内容で、かつ法的責任を伴わない訓示規定になっている。2、不適正与信防止については、売買契約が無効、取り消し、解除となったときは、クレジット契約の未払い金の支払い拒否ができるにとどまり、問題が発覚する前に支払われた既払い金の返還義務がない。このため、クレジット会社は代金の回収を優先させ、加盟販売店の違法な販売方法を把握しても手を切らず、このことが被害の拡大につながっている。3、被害が多発している契約書型クレジット事業は無登録で営業ができ行政規制権限も及ばないため、野放し状態になっている。
 「悪徳商法の撲滅と被害者救済、適正取引化を実現するには法の抜本的改正をすることが重要である。これによって消費者が安心して利用できる安全なクレジットシステムをつくる必要がある」など、議論を行いました。
 審査終了後、討論、採決を行いました。
 賛成討論は後垣委員より、弱者を救済し、悪徳業者の横行をとにかく規制するという内容であり、今の時代に極めて適切な対応の請願だと思い賛成するとありました。
 このほか、討論はなく、採決の結果、全員賛成で採択と決しました。
 以上で、請願第4号の委員長報告を終わります。議員各位のご賛同をお願いいたします。


◎議長(森 利秋) 委員長の審査報告は終わりました。
 これより、委員長の報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 質疑なしと認めます。
 吉田委員長、ご苦労さまでございました。
 これより、討論に入ります。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、請願第4号を採決いたします。
 本請願に対する委員長の報告は採択です。本請願は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本請願は採択することに決定しました。
     ──────────────────────────────
 日程第20 請願第5号 「最低保障年金制度創設」を求める請願書


◎議長(森 利秋) 日程第20 請願第5号 「最低保障年金制度創設」を求める請願書を議題とします。
 本請願は、12月10日の本会議において、文教民生常任委員会に付託され、委員会の審査が終了し、委員長より委員会審査報告書が提出されました。本請願に対する文教民生常任委員会の審査報告を求めます。
 文教民生常任委員会委員長、西坂秀美君。


◎文教民生常任委員会委員長(西坂秀美) 12月10日の本会議におきまして、当委員会に付託されました請願第5号 「最低保障年金制度創設」を求める請願書について、審査の経過と結果を報告いたします。お手元に配付しております審査報告書のとおり、不採択でありますので、よろしくお願いします。
 12月13日、委員全員の出席のもと、紹介議員、山本議員の出席を求め、審査を行いました。
 紹介議員より請願の趣旨は、掛金なしで最低保障年金という制度をつくるというところへ国が向かってほしいというのが最大の趣旨ですと説明があり、その後、請願の趣旨、事項についての朗読説明がありました。補足説明として、「賃金を下げ、年金を削り、セーフティーネットは生活保護だけにしておいて、最低賃金や年金より生活保護基準が高いから下げましょうというのはおかしな論」と厚生省に勤めておられた人の言葉の紹介、町の中の意見として、「年金は信用できないと言われるが、老後の年金だけでなく保険でもあることを考えてほしい。私が頑張れたのは、障害年金があったから」と、20年間、倒れた夫の世話をした60代婦人の言葉の紹介がありました。
 また、「最近のニュースは、消えた年金、宙に浮いた年金とも言われていますが、5,000万件のうち1,975万件、この部分は統合できそうにない。中には死亡したと考えられる人の分は280万件と言われている。こういう方々は遺族年金を受給できなくなるのではないか。今、無年金者が118万人いる。70歳まで掛金しても受給資格の25年に満たない人が大勢いるというニュースになっております。国民年金の掛金の納入率は、免除者を除き68%、免除者を含めると49%の掛金納入率になっており、年金をもらえない無年金者ということが膨大に発生するのかなと思っている。請願の要点は、細かい制度設計は別にして、掛金なしで基礎年金部分について、年をとったらだれでも年金を受け取れる仕組みをつくってほしい。無年金者をなくし、憲法25条で言う健康で文化的な最低限度の生活を保障すると国が向かってほしいというのが請願です」と説明がありました。
 これらをもとに質疑を行いました。
 主な質疑として、委員からの問いとして、すばらしい制度だと思うが、自分の老後を守るため、ある程度自分で責任を持たないといけない。何もかも国任せではいけない。この制度に必要な財源はどれくらいか。この答えとして、制度設計とのかかわりがあるので一概に幾らとは言えない。30兆円、20兆円と試算している団体もあり、制度設計により変わってくる。国の無駄遣いもあり、財源をつくろうと思えばつくれる。
 委員からの問いとして、年金の掛金を払っていない家庭は香美町にどれくらいあるのか。昔から老いたら子に従えという言葉があるが、この制度によって年金をもらえると、年寄りがいつまでも強くて若い世代に頼らなくなることが進み、家庭が崩壊する。また、掛金を払わずに年金をもらったら、国民がなまくらになり、勤労意欲が減退する。答えとして、無年金者をなくすることが最大の眼目である。年金の掛金を払っていない人がどれだけいるか、当局も把握していない。後期高齢者医療制度に移行するときに年金のデータが入ってくる。勤労意欲については、掛金を払ったらその分をもらえるような制度にしなければならないと思う。
 委員からの問いとして、基本的に、この考えがあってもよいが、ただ、この制度ができたら現行制度がどうなるかが心配だ。希望を持って掛けてきた人たちが多くいるという問いに対して、答え、制度設計の問題だと思う。今の制度をつぶそうと思っている人はいない。
 委員からの問いとして、この趣旨部分だけを見れば賛成だが、制度上の問題を出してもらわないとわからない。現制度をつぶすのに悪用されないか。答えとして、制度創設による悪用というのはないと思う。世界の流れは、基礎部分を税金で国が見る、これが社会保障の基本的な流れで、日本もそこに向かわないといけない。
 委員からの問いとして、趣旨には賛同するが、国民年金は最低の保障だと思う。掛金を払えない人は将来年金をもらえないので、それを救うということなのか。答え、それが主な目的です。
 委員の問いとして、年金者組合とはどんな組合か。答え、47都道府県に本部があり、年金を受給している方の組合で、公称8万人の組合です。目的は、将来に向かっていい年金にしようと活動している。活動内容は3割が運動で、7割が組合員の親睦行事を行っている。
 委員からの問い、請願文書に軍事費という表現があるが。答え、用語としては防衛費。指摘は受けておくが、世界レベルで考えれば軍事費だ。
 委員からの問いとして、今、払っている人がこの制度ができたら払わない人が出て、今ある年金制度が崩れる。こうしていくんだというものが見えてこない。この答えとして、この提起は年金組合だけでない、国がそういう方向に向かっていないので、いろんな団体が提起されている。現行制度を壊すものではない。
 など、紹介議員に質疑を行いました。
 質疑終了後、委員同士で意見交換を行いました。その一つとして、財源がどうか、新しい制度がどうなるかという議論があるが、とにかくこういう制度が必要だと理解してほしい。2つ目として、趣旨には賛成するが、一番の問題は財源だと思う。国民年金の制度がどうなるか情勢を見てからで、時期尚早だと思う。3つ目として、これは請願であって、財源をどうするんだというところまで踏み込んでまで意見書を出すものではないと思う。財源まで言うと、あらゆる請願が不採択になる。4点目として、無年金者をつくらないということで制度の創設は大事と思うが、請願書の一部の文言が気になる。5番目として、よいことであるが、現行の制度との整合性の問題がある。今でも若者が国民年金を掛けない人が増えているのに、それを促進するような制度は懸念する。などの意見がありました。
 次に討論を行いました。賛成討論として、川端委員から、現在、無年金者が多数いるし、現制度では今後も増える可能性がある。税金で国が生存権を保障するという観点からも、本請願に賛成する。反対討論はなく、討論を終了し、採決を行いました。
 採決の結果、賛成少数で不採択と決しました。
 以上で、委員長報告を終わります。議員各位のご賛同をお願いいたします。


◎議長(森 利秋) 委員長の審査報告は終わりました。
 これより、委員長の報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 質疑なしと認めます。
 西坂委員長、ご苦労さまでした。
 これより、討論に入ります。
 最初に、原案賛成の方の発言を許可いたします。
 山本賢司君。


◎山本賢司(1番) 山本です。
 ただいま委員長から報告がございました。最低保障年金制度を求めるということで、随分丁寧にご議論もいただきましたし、先ほどの委員長報告も、ほぼ全体をお示しいただいたというふうに思っておりまして、私が多くを言うことはございません。
 ただ、今の状況を本当にしっかりとお考えいただきたいなというふうに思いますのは、先ほど来の議論の中でも、200万円以下で暮らすという大変厳しい状況が広がっておるという話。日本は、働ける間は給料で生活をして、働けなくなったら年金と。途中で何かが起こったときには障害年金等々含めて年金、一番最後が生活保護、こういう3つのセーフティーネットがしかれておるというふうに言われていたわけですけれども、もう年金の制度は、今、がたがたになっておるというのが見えてきましたし、信頼というのが地に落ちたという状況になっておる。給料は上がらないどころか、みんなでいかに安く働かせるかと。住むところもないというふうな状況までなってきておる。しかも、そういう非常に深刻な生活状況を基礎にした生活保護の基準を下げようという議論まで国がやるというふうな現実がある中で、やっぱり最低保障年金、このものをしっかりとつくっていく。このことが大事だと。
 我々のまちは町ですから、生活保護という事務の権限はないわけですけれども、県だとか、市だとかというところは、生活保護が、今、膨大に増えておるという中で、生活保護が増えていくという世の中はどうにもならない、おかしいと。だから、最低保障年金、こういう制度をつくってほしい。県だとか、市だとかは随分前からこういう議論もやり、国に対して、そういう方向に向かってくれということを言い続けています。
 委員長報告にもありましたけれども、世界の大きな流れ、単に先進と言われている国々だけではなくて、アフリカの国の中にも、国が税金でもって、どのラインにするかという問題はそれぞれあるわけですけれども、最低保障をやりましょうという流れというのが広がっておって、先進国日本でそういう制度がないというのはおかしいねといって国連から言われるという状況に、今現在なっておると。
 例えば連合ですとか、全労連ですとか、民主党ですとか、共産党ですとか、いろんな団体や政党がさまざまな制度設計を、今、案としては示しています。どれがいいのか、私も正直言ってよくわかりません。共産党は共産党で案を持っています。しかし、その案を皆さんに押しつける気もないし、これでいこうやということを言いたいわけでもないんです。
 つまり、国が税金で基礎部分を、しっかりと土台をつくると。そのことへ向かってほしい。そうすることが健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。憲法25条の規定を本当に生かすことにつながるんだと。
 細かい制度設計の話をしかけると、よくわからなくなります。財源論の話も、随分、私も質疑の中で受けました。しかし、これはどういう制度にするかによって違ってきます。
 基礎年金部分に対して国が、今、3分の1持っておる。これは平成2009年、再来年には2分の1に引き上げる。3分の1を2分の1に引き上げるのに必要な金がざっと2兆5,000億円だというふうに言われております。つまり6分の1が2兆5,000億円なんです。6倍すると、基礎年金部分が全額国費になると。ざっと15兆円ぐらいの数字になるんでしょうか。これは一つの参考です。15兆円でできるということを申し上げているわけではありません。これで基礎年金、いわゆる6万6,000円という金額が出てくるわけです。
 そういうことを含めて、国が全部責任を持つという基礎部分をつくる、そこへ向かってほしいということを求めておる請願であることをご理解いただいて、委員長の報告は不採択ということで報告をいただきましたけれども、議員各位には、どうしても、やっぱりこういう請願は採択しようということでご理解をいただきますよう、心からお願いを申し上げます。ありがとうございました。


◎議長(森 利秋) 次に、原案反対の方の発言を許可いたします。
 ありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) ほかに討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これをもって討論を終了します。
 これより、請願第5号を採決いたします。
 本請願に対する委員長の報告は不採択です。したがって、原案の請願について採決をいたします。本案は、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立少数であります。
 よって、本請願は不採択とすることに決定しました。


◎議長(森 利秋) お諮りいたします。
 先ほど議決いたしました請願第4号に対する意見書の提出の申し出がありました。したがいまして、意見書案第7号を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
              (「異議なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 異議なしと認めます。
 よって、意見書案第7号を日程に追加し議題とすることに決定いたしました。
 暫時休憩をいたします。その場で休憩してください。
                 (暫時休憩)


◎議長(森 利秋) 再開いたします。
 先ほど追加となりました意見書案を配付いたしておりますので、ご確認ください。
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 追加日程第1 意見書案第7号 割賦販売法の抜本的改正を求める意見書の提出につい
                て


◎議長(森 利秋) 追加日程第1 意見書案第7号 割賦販売法の抜本的改正を求める意見書の提出についてを議題とします。
 職員に内容を朗読させます。
                (意見書案朗読)


◎議長(森 利秋) 朗読は終わりました。
 提出者の趣旨説明を求めます。
 産業建設常任委員会委員長、吉田増夫君。


◎産業建設常任委員会委員長(吉田増夫) 割賦販売法の抜本的改正に関する意見書案については、請願第4号の採択を受けて提案をするものであります。
 意見書案につきましては、産業建設常任委員会委員全員の賛成であり、委員長名で提出するものであります。意見書案を朗読して趣旨説明にかえさせていただきます。
 割賦販売法の抜本的改正を求める意見書(案)
 近年、高齢者に対する寝具、リフォーム工事等の次々販売被害、また、呉服等の展示会商法等、クレジット悪質商法被害が全国で多発し、ついには多額のクレジット債務に負われた消費者が自らの命を絶つ深刻なケースすら発生し、大きな社会問題となっている。
 こうした被害が発生する要因としては、クレジットは代金回収と商品の引き渡しを分化したシステムであり、販売業者が消費者の資力などを無視した勧誘を行うなどの構造的危険性を有しているにもかかわらず、現行割賦販売法について被害防止に向けた法改正を行ってこなかったこと等が挙げられる。
 よって、本町議会は、こうしたクレジット悪質商法被害の防止と消費者の被害回復、さらには、消費者にとって安心・安全なクレジット社会を築くため、国において割賦販売法の改正に関して、下記の措置を講ずるよう強く要望する。
 記。
1.クレジット事業者の既払い金返還責任(無過失共同責任)について
 被害の集中する契約書型クレジットについては、クレジットが違法な取引に利用された
場合、クレジット事業者は既払い金返還を含む無過失共同責任を負うものとすること。
2.クレジット事業者の不適正与信防止義務について
 契約書型及びカード式も含め、クレジット事業者は、違法な取引にクレジットが利用さ
れ、顧客に被害が発生することを防ぐための調査等、不適正与信を防止する義務(消費者
に被害を及ぼすおそれのある販売店を加盟店としない義務)を負うものとすること。
3.過剰与信防止義務について
 クレジット事業者が過剰与信(消費者の資力を無視したクレジットの提供)を防止する
ための調査義務等を負うことを明記し、さらに、過剰与信防止義務違反については、民事
効を認める等、同義務を実効性のあるものとすること。
4.契約書型クレジットに関する規制強化について
 契約書型クレジットについては、カード式クレジットと同様に登録制度を導入し、かつ
契約書面交付義務を明記すること。
5.指定商品(権利・役務)制及び割賦要件の廃止
 指定商品(権利・役務)制及び割賦要件を廃止し、原則すべての商品(権利・役務)に
ついて割賦販売法の適用対象とし、支障のある取引については、これを適用除外とする制
度に改めること。
 以上のとおり、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成19年12月。衆議院議長様、参議院議長様、内閣総理大臣様、経済産業大臣様。
 兵庫県美方郡香美町議会議長、森利秋。


◎議長(森 利秋) これをもって趣旨説明を終わります。
 これより、質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 質疑なしと認めます。
 吉田委員長、ご苦労さまでした。
 これより、討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより、意見書案第7号を起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決されました。
 地方自治法第99条の規定により、意見書を関係官庁へ送付いたします。
 なお、意見書第7号で、字句等の整理等を要する場合は、議長に一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。
              (「異議なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 異議なしと認めます。
 議長において処置をいたします。
     ──────────────────────────────
 日程第21 発議第7号 閉会中の所管事務の継続調査(審査)の申し出について


◎議長(森 利秋) 日程第21 発議第7号 閉会中の所管事務の継続調査(審査)の申し出についてを議題とします。
 各常任委員会、議会運営委員会より、香美町議会会議規則第75条の規定により、閉会中も引き続き調査したい旨の申し出がありました。職員に申し出の内容を朗読させます。
                (申出書朗読)


◎議長(森 利秋) 朗読は終わりました。
 各常任委員会、議会運営委員会からの申し出のとおり、閉会中も継続調査(審査)に付することにご異議ございませんか。
              (「異議なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 異議なしと認めます。
 よって、申し出のとおり、閉会中も継続調査(審査)に付することに決定いたしました。
 お諮りをいたします。
 以上で本定例会に付議されました案件はすべて終了いたしました。
 これにて、平成19年12月第25回香美町議会定例会を閉会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
              (「異議なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 異議なしと認めます。
 よって、平成19年12月第25回香美町議会定例会を閉会いたします。

             ○ 閉 会 あ い さ つ



◎議長(森 利秋) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 去る12月10日に開会し、本日までの11日間の今期定例会は、平成18年度各会計決算の認定、平成19年度各会計補正予算、条例改正等々、本町が直面する重要案件が提出されましたが、議員各位の終始熱心なご審議を賜り、ここに議了することができましたこと、町政発展のため、誠にご同慶にたえません。
 当局におかれましては、一般質問、審議等の過程におきまして、議員各位が申しました意見等を、今後、町政に十分反映されますよう希望するところでございます。
 また、今回、決算特別委員会委員各位におかれましては、閉会中に一般会計及び特別会計の各決算審査を賜り、大変ご苦労さまでした。
 なお、議会広報特別委員会委員各位におかれましては、これから議会だよりの編集等、大変ご苦労になりますが、よろしくお願いを申し上げます。
 本年も残すところ、あとわずかとなりました。議員各位並びに執行部の皆様方におかれましては、何とぞご自愛の上、ご健勝にて、ご家族おそろいで輝かしい希望に満ちた新春をお健やかに迎えられ、一層の飛躍と前進が図られますようご祈念申し上げ、簡単ではございますが、閉会のあいさつといたします。
 次に、町長よりあいさつがあります。町長。


◎町長(藤原久嗣) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 第25回香美町議会は全日程を終了し、閉会の運びとなりました。議員各位のご精励に対し、深く敬意を表する次第であります。
 今議会には、私のほうから、当初提案として委任専決2件のご報告と、条例の一部改正議案3件、補正予算議案4件など9議案に加えまして、さらに追加議案として契約議案1件、条例の一部改正議案1件を提案させていただきましたが、いずれも原案のとおり適切なご決定をいただき、誠にありがとうございました。心から厚くお礼を申し上げます。
 今議会中に賜りました議員各位からのご意見等につきましては、速やかに町政に反映をしていくよう努めていきたいと考えております。
 いよいよ今年も残り少なくなり、何かと慌ただしさを加えてまいりましたが、願わくばこの年末までに村岡、小代、各スキー場にたくさんの雪が降って、年末年始、海に山に、にぎわいのある香美町になってほしいなと願っているところであります。
 町当局としましては、迎えます平成20年、また新たな気持ちで財政再建と新しいまちづくりに向かって、職員一丸となって取り組んでいきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
 議員各位には、なお一層健康にご留意され、輝かしい新春をお迎えになられますことを心からご祈念申し上げまして、本議会に対するお礼と、この1年間のお礼とさせていただきます。ありがとうございました。


◎議長(森 利秋) 大変ご苦労さまでございました。
 なお、お疲れではありますが、この後、1時30分より委員会室において全員協議会を開催いたしますので、議員の皆様はご参集をいただきますよう、お願いいたします。
                             午後12時33分 閉会