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兵庫県 香美町

平成19年第20回定例会(第6日目) 本文




2007年06月25日:平成19年第20回定例会(第6日目) 本文

                              午前9時30分 開議
◎議長(森 利秋) おはようございます。
 ただいまの出席議員は20人であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。
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 日程第1 会議録署名議員の指名


◎議長(森 利秋) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、香美町議会会議規則第118条の規定により、議長において浜上勇人君、西坂秀美君を指名します。
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 日程第2 諸般の報告


◎議長(森 利秋) 日程第2 諸般の報告を行います。
 発議書、本日の議事日程は、あらかじめ議場配付いたしておりますので、ご確認ください。
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 日程第3 議案113号 町道野間谷線道路改良工事(その3)の請負契約を締結すること
            について


◎議長(森 利秋) 日程第3 議案第113号 町道野間谷線道路改良工事(その3)の請負契約を締結することについてを議題とします。
 これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
 古岡菊雄君。


◎古岡菊雄(5番) この工事ですが、この工事は第3期目ということになるわけですが、前々からこの工事につきましては、この町道野間谷線、町道八田線に取りつなぐわけですが、その町道八田線との境付近で町道段ノ平線に接続をするということがあるわけです。その町道段ノ平線のところの部分が、段差があってそこになかなか行くのに難儀だというふうなことが、以前からありました。
 そういう中で、このたびの設計変更で久須部川に近いところまで一たん進んでからバックするような形でカーブして段ノ平線に行くというふうなことに変更されておるわけですが、それでもその段ノ平線との接続の部分が、カーブであったりまた急勾配であったりというようなことがあるということで、この部分についてなかなか車が回りにくいのではないかというふうな懸念がされるわけですが、その点についてどうなのかと。
 それから、もちろんその近隣の住民の方々との合意形成ができておるのかということについて、第1点、お尋ねしたいと思います。
 それからもう1点は、図面上で「至小代地域局」というふうなことで書いておりますが、これ、町道谷山線というようですが、この行くまでの間に、ここを相当掘り下げないかんということで、車庫があったり、あるいはほかの事務所があったりというふうなことで、その車庫等と道路との段差ができるということで、報告第5号で繰越明許で313万1,000円ですか、繰り越しになっておって、まだ土地交渉なりそういった交渉ができていないというふうな状況にあるようですが、このことについては交渉が完全にできるのかどうかということで、この2点についてお尋ねしたいと思います。


◎議長(森 利秋) 建設部長。


◎建設部長(田渕和正) おはようございます。それでは、古岡議員の質疑に対してお答えしたいと思います。
 まず、町道段ノ平線との取りつきの関係でございますけども、当初の設計におきましてはこの段ノ平線は、ここでとめるという設計をいたしておったわけでございますけども、関係者等と協議をする中で、現在の位置にこういった形で取りつきをするということの協議の結果、こういった設計をつくったということでございます。
 それから、この道路は勾配は確かに16.何ぼできついわけでございますけども、コンクリートの舗装と、それから中に滑りどめ等もつくった上での道路の構造を考えております。実際的にこれから奥の家屋等の皆さんにも、そういった話をする中でこういう設計を決めているところでございますので、その点のご理解をいただきたいと思います。
 それから、町道谷山線との取りつきの関係ですけども、今この図面に「至小代地域局」というところから先は白地になっております。それから先については、今の勾配と同じ形でいきますので、それから先にあります車庫、事務所等については、影響はないものというふうに思っているところでございます。
 もう一つ、繰り越しとの関係ですけども、今物件移転とそれから用地の交渉をいたしておりまして、近々そういった交渉がまとまるというふうな方向でいっておるということで報告したいと思います。


◎議長(森 利秋) 古岡菊雄君。


◎古岡菊雄(5番) その地域住民との合意形成ができておるというふうなことのようですが、実際に工事をしてみなければ、何でもやっぱりわからないという部分があろうと思います。特に心配されるのは、冬期間の、上りの場合はまだいいんですが、下りというふうなことになると、事故とかいうようなことの可能性があると。段の、大谷の住宅が数戸あるわけでして、その点について、また工事が進行する中で十分チェックして、事故が起こらない状態の工事に、途中から設計変更してでもしてもらうということで、要望しておきたいと思いますが、その点について説明を求めたいと思います。


◎議長(森 利秋) 建設部長。


◎建設部長(田渕和正) 今の段ノ平線につきましては、勾配のあるところといいますのは、当然そこの図面にありますように、上のほうから下りてまいりまして16.3で現道に取りつくという形ですけども、今の現道に対しては平地の部分ができますので、すごい直線を書いていますけども、その部分は平地だというふうに解釈していただきたいと思います。ですから、坂のままの状態でおりてくるわけじゃなしに、坂でおりてきて一たん平地をつくってからカーブするというような形につくっておりますので、その点では当然冬期間については凍結防止剤等もその付近に配置をして、そういった形を進めたいと思っております。


◎議長(森 利秋) 長瀬幸夫君。


◎長瀬幸夫(13番) 長瀬です。
 今の資料、図面でちょっとお聞きしたいと思います。まず、平成15年より着工して総額5億8,800万というようなことで説明があったわけでございますが、この図面で482の西側、この工事でも完成するものか。それから、西側の分で盛土、あるいは一部舗装というようなことで説明があったと思うんですが、それはどの辺が舗装まで完成するのかなという思いでございます。
 それと、あと来年度で上部工とのことで、これは橋脚の上部工ということでございましたが、これ、橋の上部を乗せればもうこれでこの工事は完成ということになるのか、その後何か残るのか。舗装がひょっとしたら、埋め立ての安定するのを待ってするのかなという思いがするんですけど、その辺は舗装も、橋の上部工がかかったら、来年全部完成するということになっておるのかどうかですね。
 それと、その2ページの入札結果が表が出ておりますが、これは予定価格の何%で落札されておるのか。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 建設部長。


◎建設部長(田渕和正) それでは、長瀬議員にお答えしたいと思います。
 まず、482から西側の工事でございますけども、これは議案の提案の説明のときに申し上げましたように、11月末を目標として、全部完成をするという予定で工事に向かっておるところでございます。
 それから、東側のあとの残りの部分ですけども、赤で塗っている部分のうち舗装の工事というのが一部ということで、国道482からちょうど久須部川沿いに横断溝が1本ございますけども、その付近までを舗装するということで、あと残りにつきましては、川までと、それから右岸側の取りつきの分の舗装が20年度に残るということでございます。
 それから、落札の割合でございますけども、96.7%でございます。


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
 長瀬幸夫君。


◎長瀬幸夫(13番) 20年度で上部工ですべて完成ということでいいわけですか。
 それと、落札ですね、96.7%ということでございます。これは前回の工事のときにも少し触れさせていただきながら、失礼ながら3回オーバーしたということで少しあれだったですけど、前回少し、最後まで詰めなかったわけですが、設計見積もりですね。国土交通省のが神戸に来て、神戸のがそのまま設計見積もりはなっておるということでございます。そういう中で、香美町は、それから予定価格は何ぼか下げておるだろうなということで、前回も少し、それは示されないんだけど、この結果から見るとそう解釈したいなという思いはしておるんですけれども、果たして住民に十分な、数字を見ただけでは説明できんという思いがするんですよ。前回のでも、今回のは96.7%というと、それの枠にはまっておるのは何件かわかりませんが、前回ので言いますと、すべて予定価格より上にあって、1者だけが予定価格の下にあるという現状ですね。
 だから、極端な話が、ほかの13者は失格ですね。1者だけが辛うじて入札ができておるというのが、前回の数字を見てもわかるとおりでございますが、果たしてそれで本当に競争入札になっておるのかという疑問に思うわけですよ。
 そこで私は、本当に入札制度が今いろいろと言われる中で、やはりある程度の競争はしていただかなかったらいけんじゃないかなという思いがするんです。そういう中でこの数字を見るときに、逆に1者だけが予定価格の下にあるということは、そういうことはないと思いますけど、逆に情報が流れておるという解釈をされても仕方がないと。要は、業者間の談合じゃなくして官製談合というような、逆に官のほうから情報が流れておるじゃないかという解釈をされても仕方ないような状態ではないんだろうかという思いがするんです。
 だからその辺を、いや、これで一生懸命競争してもらっておるんだという解釈で答弁ができるのかどうか。これを見て、やはり私が疑問に思うようなことは、当事者としても思っておるのか、思っていないのか。いやいや、もう競争してもらっているからこれは当たり前だと言えば、これ以上言うこともないですし。一般競争入札で改善、幾分かしていくんだということが当初予算のときにあったと思うんですけど、その辺をどうとらえておるのか。その辺をひっくるめて少しお聞きしたいと思います。
 その辺、いかがでしょうか。


◎議長(森 利秋) 副町長。


◎副町長(岩槻 健) 今回の入札結果を見られまして、本当に競争原理が働いておるのかというご趣旨のご質問であるわけでございます。
 前回もご答弁申し上げておりますように、標準設計単価がございますから、それによって所管課が設計を組むわけでございます。そして、ではいよいよ入札の際に設計額そのものをもって予定価格にするのかということでございますけれども、やはりそうでなくて、具体的に細かくは言えない面がございますけれども、設計金額からある程度抑えて、予定価格を引くわけでございます。
 そこで今回の場合、見ていただきますと1回で落札しておるわけでございまして、その辺もおとらえになってのご質問かなと思うわけでございますが、入札の手法としましても、2回までやると。それでさらに予定価格にならない場合、最低の業者と交渉をやるというような手法をとっているわけでございますが、これもやっぱり参加された皆さんに、最低価格者と交渉をやりたいと思うがという、ご意向を聞いて、そして了解の上でそういう手法で行っておるということでございます。
 したがって、1回の場合もございますし、2回で落札する場合もございます。あるいはそれで落札しなくて、交渉で契約をやると、こういう手法をとっておるわけでございますので、私どもとしては、やはり競争原理は働いて、落札して今日に及んでいるというふうに理解しておるわけでございます。


◎議長(森 利秋) 建設部長。


◎建設部長(田渕和正) 工事でございますけども、上部工と舗装工事を20年度で完成をさせたいというふうに思っておるところでございます。それで工事はすべて完了いたします。


◎議長(森 利秋) 長瀬幸夫君。


◎長瀬幸夫(13番) 最後に町長にお尋ねしてみたいと思います。
 町長、今副町長が言われた、そのとおりかもわかりません。ただ、私が感じるのは、実際この数字的なものを見て、あるいはその状況を見て、本当に競争原理が働いておるのかといったら、何かもう一つ納得のいかない、といいますのは、今言われるように設計見積もりが100の部分を、予定価格を80に落としておるんだと。その中で競争してもらっておるから、1つしか入っていないのだというなれば納得できるわけですけど、そのことも、言葉ではそうなっておるんだとしながら、わからない。
 あるいはほかの情報では、新聞なんか90、85、あるいは90ぐらいになったら談合ではないかというぐらいに位置づけておる新聞報道があるわけですね。それを町民の皆さんが見たときに、香美町は何だいやと。98も99もなる。本当にこれで競争ができておるんかいやという思いで、私は感じますけど、その辺をどうとらえておられるか。
 それと、副町長は答弁なかったですけど、これが当たり前と感じて改善する余地はないんだというとらえ方をされておるのか、いやいや、一般質問で同僚議員が質問される中で、一般競争入札に移行したいんだと。新聞にも出ましたね。そこらをとらえた中で、どう改善、改善って、これが当たり前でこれでよしとするならば、改善ということは必要ないわけですし、そこらをとらえて一般競争入札ということに移行ということもあったじゃないかなと思うんですけど、その辺、どうとらえておられるのか。
 副町長、さっき答弁されたので、それ以上のことはないと思いますので、町長のほうのお考えをお聞きしたいと思います。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 先ほど副町長からも答弁をいたしましたが、町の仕組みとして、まず入札審査会、副町長を委員長として関係部長等で構成する委員会で、この問題の取り扱いについてはやってもらっております。したがいまして、社会一般にいろいろと談合問題をはじめ建設事業にかかわる話題も出ておりますので、絶えず本町における事務の執行に当たっても適正に行うようにということを副町長にも要請をし、委員会でいろいろな検討をしながら進めてもらっている。そういう状況の中ですので、私は適正に行われているというふうに信じております。
 しかし、いろいろ社会一般に言われておりますような問題もありますので、さらに一層その適正化を図っていくための枠組みというのはやっていく必要があろうと。その1つとして、一般競争入札の導入についても、今年度については試行的にやりたいというふうに思っておりまして、議会でもご答弁しましたように、具体的に今年度の取り扱いをしようということで、今どの事業をどういう形でやるかということについての最終的な内部での検討をしております。
 具体的な内容については、近くといいますか、1カ月ぐらいの範囲内できちっと方向を出したいというふうに思って詰めておりますが、そうした形でいろいろな仕組みを行いながら、より一層クリーンなといいますか、町民の皆さんのご心配のないような方法に向かっての努力はしてまいりたいというふうに思っているところであります。


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
 吉田範明君。


◎吉田範明(15番) ちょっと細かいことになろうかと思いますけど、部長にお聞きしたいと、このように思います。
 まず1点が、このいただいた資料の図面の中で、法面のあとに斜線部がかなりあるんですけど、この斜線部はどういうふうになるのかということが1点お聞きしたいということ。
 それと次の点が、このA-A断面がありますね。その下のところに、森本つるさんという家がありまして、その下に階段状のものがあって、また点々があるんですけれども、ここを現実、今道があるわけなんですけれど、この辺の道の取り合いがどうなるのかなという部分で、この斜線部との兼ね合いも出てくると思うんです。この辺がどうなっていくのかなということを、次にお聞きしたいということです。
 それと、482から西側は今年度で仕上げるということを聞いたわけなんですけれど、逆に今度東側です。そういいますと、今年は一部舗装と、あとは工事をするということだったんですけれど、とりあえず横断溝までは舗装されるということ。そうすると、橋脚までの間を垂直壁を建ててしていくというふうに感じるんですけれど、そういう認識でいいのかどうかということが1点。
 それと、今度は逆に川向こうですね。ここの部分はどういう工事を行うのかということをお聞きしたいということ。それと、残地がかなり残るような部分もあると思うんですけれど、今いろいろと収入を上げる上で、残地等々公有地、歳入の確保ということで売るというふうなこともやっておるんですけれど、この部分は全くそういう残地はないのかどうか。また、あった場合、それを住民が売ってほしいというふうな話があれば、売るようなことになるのかどうか。その辺についてもちょっとお聞きしたいと、このように思います。


◎議長(森 利秋) 建設部長。


◎建設部長(田渕和正) まず、斜線の部分ですけども、これは道路の部分の用地買収で道路部分として購入しているわけでございますけども、斜線として残っている部分は今現在道路には使用していないという部分でございます。
 それから、西側の斜線の部分でございますが、これも歩道等としての利用は可能になるというふうに思っているところでございます。
 それから、森本さんのところのおり口ですけども、これについては当然、今の現状が使えるような形での工事を考えております。
 それから、矢田川の両岸の部分の工事でございますけども、舗装をかけない状態の改良でおくわけでございます。
 それから、右岸側の川向こうにつきましても、雑工等含めて舗装できる前の状態までの工事をするということでございます。
 あと1点の、残地の財産管理の関係ですけども、一応今のところでは行政財産ということでございますので、そういう申し出等がありましたら、本来的に普通財産になるべきものかどうかは検討の上で考えたいというふうに思っております。


◎議長(森 利秋) 吉田範明君。


◎吉田範明(15番) ちょっとよくわからなかったんですけれど、要するに斜線部分は、買っているんだけど、何もそこには工作物等々はないというふうに考えていいということですね。ということは、例えば先ほど言いました、我々はわかるんですけど皆さんにわかりやすく言わないかんものであれなんですけど、16.30%という数字のある、この段ノ平の代替の取りつけの道ですね。それの下の車線は、全く、言葉は悪いんですけど、空き地として残ると、こう考えていいわけですね。
 それとあと、この森本さんのところのこれは、多分、図面の見方がよくわからないんですけど、一応は法が少しあるわけですか、これは。あるということは、具体的に、じゃ、どういうふうに今の道が歩けるような状況になるということですね、ここは。要するに斜線部分は残地として残っているか、平地としてなっているという中で、そのまま道には出られると、こういうふうに認識していいというふうには思うんですけど、その辺確認を含めてちょっとお聞きしたいと、このように思いますし、それと、要するに横断溝までは舗装すると、かけるということなんですけれど、では、こっちの橋脚まで、その部分は要するに北側は垂直壁を建てて、今回はいくというふうに認識していいのか。
 要するに、今のことも現状ではある程度道的にはなっているんですけれど、それをどういうふうにしていくのかということがよくわからないので、その辺の説明を求めているんであって、今でも一応は作業道の延長としては残っていますね。それをどういうふうになっていくのかということをお聞きしておりますので、その辺ちょっと詳しく説明してほしいと。
 それと川向こうですね。これ、現実今は、これでいきますと左右に歩道がつくようになっていますけど、現実今、歩道等々はついていないんですけれど、その辺がどういう工事になるのかなという、やはり今とどう違ってくるのかということをきちっと説明してもらわないと、今のままでも別に、来年度してもいいんじゃないかなというふうな思いもあるので、その辺がどういうふうに、今と変わってくるのかという、工事の概要をちょっと説明してもらわんと、今の答弁では納得できないと、このように思います。
 それと、残地の件です。ということは、今これは行政財産だという中で、残地はあるというふうに考えていいというふうな答弁だったと思うんですけど、それは普通財産に戻して売るか云々ということは、今後の展開になろうというふうに思っているんですけど、かなり残る部分があるんでしょうか、逆に。ということをお聞きしたいということ。
 それと、ちょっと言い忘れたんですけど、実はここにマンホールポンプが1本、道の真ん中にありますね、今現状。それの移転ですね。これについては検討されていると思うんですけれども、それは下水道会計のほうで検討されているのか、これの工事費の中に入っているのか。またその移転先はどういうふうになるのか、むしろ廃止されてしまうのかというふうなことも出てこようと思うんですけれど、その辺どういうふうに考えたらいいのかということです。


◎議長(森 利秋) 建設部次長。


◎建設部次長兼建設課長(見塚 修) まず、16.3%上がったところの上に取り合いの道路があります。その横に斜線を入れてハッチングした部分があります。これが、今まであった上に上がる道路の旧道ということになります。これは、今回は道路の路面そのものとしての使用はないということです。今までは道路だったけど、今回は道路ではないという場所でございます。
 それから次に、森本さんのお家の下といいますか、国道482号側ですが、点々がある、いわゆる人が歩けるような道があります。この道路が、今まであった道路がここも不要になってくるわけですけども、斜線の部分で新しい道路とつながっていく。ここは、歩行者の機能が確保できるようなことで残したい。道路側に少し法面の形状がありますけども、この部分も少し、人が歩けるようには、現実的には切っていきたいと考えております。
 それから、矢田川の左岸側です。橋台は既にできておりますけども、その下にちょうどB-B断面という横断図を入れておりますが、ここに久須部川側には補強土の擁壁工を行います。なおかつ路面の高さまで盛り土をして、南側は土羽の法面ということになります。その下、南側、ここにも斜線があります。この斜線も、用地買収した部分の残地です。標準横断面図のB-B断面の一番右側に、その部分をあらわしてありますが、法下に側溝をつけて、用地買収した残地を越えて買収していない民地側、上から流れてくる水路があります。ここにも水路を入れて、ここは道路の用地として維持管理をしていくということです。
 次に、一番右端になりますが、町道石寺新屋線との取り合いですけども、現在はほぼフラット的な広場的なことになっておりますけども、少し南側、盛土等が出てきます。そのようなことで、車道と、それからここは町道石寺新屋線との三差路になりますので、その処理のためにこのようなRをつくったといいますか、カーブ、隅切りといいますか、そのようなことで工事を行います。平地ですけども、側溝関係、それから歩道と車道との境界のブロック等々、ほとんど水処理とかそういうものの構造物がここには入ります。
 次に、残地の面積ですけども、今どのような面積ということは確認しておりませんけども、用地買収して残地で残っているのは、482号側から矢田川沿いに、図面で行けば10メートルほどいったところの北側に三角地の斜線があります。とても車庫等も建つような幅ではない三角地がここに1つと、先ほど言いましたB-B断面のところ、これが用地買収した残りの残地、ここも、面積的には法のずっと下ですので、使いにくい土地であろうというふうに思っています。
 それから、マンホールポンプの移転ですけども、この前の部長の提案説明の中でも申し上げておりますけども、下水道特別会計の中で移転することとしております。マンホールポンプのあるマンホールそのものは、ここは道路が下がりますので、上だけ切ります。マンホールが飛び出た格好になりますので、上だけ切って下はそのまま置いておくと。
 それから、操作盤がちょうど新しい道路のところ、今まで花壇があったところですけども、ここにありますので、操作盤の移転が生じるということで、操作盤は、今のところでは歩道の中に置くかなと、新しくできる歩道の中に置くかなというようなことを考えたり、いわゆる旧道の残地の分に置くかなと考えたり、操作盤そのものの位置というのは、今検討中です。
 以上でございます。


◎議長(森 利秋) 吉田範明君。


◎吉田範明(15番) では、最後になりますので1点だけ。
 ほぼ、今の工事内容等はわかって、現状よりするということで、特に舗装以外の部分での工事の進捗状況等々は、今素人目で見ますと、とりあえず今のままでも十分いけるんじゃないかなとは思ったんですけど、そういうふうにするということで、内容的にはわかりました。
 そして1点だけ、じゃ、その斜線部分の、特に段ノ平の部分ですね、これの除雪関係等々が今後どうなっていくのかなと。そうなるとここが、どうも今の話ですと、雪のたまり場になりそうな感じもするんですけど、その辺どういうふうに考えたらいいのかというふうなことを思うんですけど、その辺はどういうふうに考えておりますでしょうか。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 建設部次長。


◎建設部次長兼建設課長(見塚 修) いわゆる段ノ平の三角の斜線の部分ですけども、逆にこの部分は、堆雪する場所、路面ではありませんので雪を置く場所になってもいいのかなというふうに思っておりますけど、面積がわずかですので、そんなにたくさんは置けないかなというふうに思っております。
 以上です。


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
 今西美憲君。


◎今西美憲(18番) 今、説明を聞いておりまして、だんだんと疑問が出てまいりましたので、2点ほどお聞きいたします。
 まず、ダンノ何とか線って、図面に書いていないのでわかりませんが、多分今言っておられるのは「至小代地域局」という道路の現道のところ、三差路から分かれて南に下がった道を指しておられるというふうに思います。
 ここで1つ疑問があります。まず、この路線につきまして、新しくつくる道路というのはこの交差点よりもフォーメーションは上がっていますね。高くなっております。ということは、勾配がこれは助かっておるはずなんです。にもかかわらず、ここで迂回をさせて、S字に曲げて川べりで合流させています。なぜこういうことをする必要があったのか。
 フォーメーションが下がって勾配が、この段ノ平線というんですか、が、縦断勾配がとれないというのなら、この方法もうなずけます。縦断勾配は逆に緩くなるほうのフォーメーションを上げておきながら、わざわざ町道をS字にして交差点にもってくる。これはちょっと理解できません。
 それと同時に、三差路であったものを、これを変えることによってこの新しくできる道は三差路の分岐点を2つつくっています。これは道路の常識から言いますと、なぜだということになります。できるだけ交差点というのは統合をするのが、交通安全上望ましいということになっているにもかかわらず、ここでそういう処理をしている。これが1つわかりません。これを説明してください。
 しかも、迂回をしたところのRというのは非常にきついカーブになっています。何でこんな道路構造をせないかんのか。わざわざしかも、下り勾配ですから、どなたか言っておられましたが、下り勾配のカーブというのは非常に危ないわけです。特に冬季、下り勾配の急カーブというのは非常に事故が起きやすい。凍結なんかしたときには、非常に危ないという状態になっているにもかかわらず、ここでわざわざぐりっと曲げて取りつけてくる。この意味がよくわかりません。
 それからもう1点は、B-B断面のところで説明を聞いておりますと、私これ、絵を見たときに、法尻になりますので、低地ができて排水のために盛り土をしなきゃ水の処理ができないから、ハッチを入れたなというふうに見ておったんですが、下の横断図を見ますと、これはほとんどバンクは来ていますけど、こんな小さい図面ですから何センチバンクしたかわかりませんが、平行にバンクしていますね。これならなぜここを買わなきゃいかんのですか。全くこれ、買収する必要ないじゃないですか。これを買収した理由というのを説明してください。
 以上2点、お願いいたします。


◎議長(森 利秋) 建設部次長。


◎建設部次長兼建設課長(見塚 修) まず、1点目の件ですけども、現道、この斜めの斜線が入っている部分でございますが、そのおりたところ、小代地域局方面との交点になるところでは、現在の道より道路が下がります。1メートル少し下がります。下がることによりまして、上に上がる道路との取り合いができないということで、1番初めの古岡議員のときにも部長が説明していましたように、ここは一番当初の計画では道路はストップするんだと、通れないようになるんだという話がありました。
 しかしながら、昨年1年間かけて地元とのPI方式ですね、地元と種々この道路の計画について協議をいたしまして、きつくてもよいから、通れるようにしたいというようなことの中から、現在の法線、いわゆる久須部方面のところで取り合いをして、カーブ中については勾配をなくして、直線部分で勾配をとる。いわゆる16%とる。また上に上がってカーブのところでは勾配をなくすというようなことを、地元との話の中で話し合ったものです。現道でも非常にきつい坂道であります。


◎議長(森 利秋) 建設部長。


◎建設部長(田渕和正) あとの用地買収の斜線の分でございますけども、この場所につきましては、農地でございまして、この状態で、用地買収の際に道路部分と残る部分がございますけども、その残る斜線の部分につきましては、現在町外の方が持っておられまして、そういった方との話し合いの中で、この形で残った場合には、今、小作でつくってもらっておるんですけども、その人がこういう状態ではつくれないというふうなことがございまして、町のほうで残地については町で買収してをしてくださいということで、今回こういった形で買収いたしておるところでございます。


◎議長(森 利秋) 今西美憲君。


◎今西美憲(18番) 三差路についてはわかりました。それならば、一言言っておきます。標準断面で盛り土の図面だけ出して、ここのところは切土です。フォーメーションを下げるということは、切土ですね。そうですね。切土になるんだというんだったら、切土の標準断面をつけるか、縦断図をつけてください。そうしないとわかりません、この図面では。そうですね。この図面を見れば、みんなバンクだと思いますよ、これ。みんなバンクの図面じゃないですか。
 これは、今説明で現地がそういう地形になっているんだというふうに思いますので、それは理解をいたしました。したがって、三差路のところでフォーメーションが下がるので、勾配を確保するために迂回をして延長をとった。これは理解しました。
 残地については、残地買収の要求があったから、本当は要らないところだけど買収したということですね。そうすると、先ほどの質問がありました。これは全く不用地です。道路区域にも、本来は入れないところです。そうすると、処分対象になっていい土地ですね。
 先ほど質問がありましたので、そのときに、あの質問のときにそう答えていただくべき土地です。処分ができなければ、堆雪地、あるいはそういうことで利用するということは可能ですね。それから、三差路のところのいわゆる現道が不用になってきた分、これは堆雪に使うということなら堆雪に使ってもいいんですけど、処分ができれば、これも処分をする土地に入りますね。
 やっぱりそういう同僚議員の質問があったときに、そういう回答がされないから、私としては非常に疑問を感じたということでございますので、以後、こういう図面をつくられるときには地形がそういうことであれば、我々にも理解ができるような図面にきちっと図面をしてください。
 しかも、もう1回言っておきます。これ、縮小されたんでしょうから、標準断面、これ、私どもの目では全く見えません。これは何か工夫はできないんですか。議員は図面の格好だけ見て数字なんか見えなくたっていいんだというふうに言われるならこれでいいです。しかし、図面として出される以上は、図面を見てきちっとわからんといかんのやと僕は思っていますので、その辺の改善を要望いたしておきます。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 建設部次長。


◎建設部次長兼建設課長(見塚 修) 標準断面図、2つつけておりまして、議員言われます盛土断面というのは、いわゆるB-B断面、矢田川の左岸から少し離れたところにB-B断面で盛土の断面をつけております。
 それから、切土断面としては、A-A断面、国道482号から少し上がった場所にA-A断面ということで、この断面でご説明をしますと、ちょっと図面わかりにくいんですが、車道の中心線のところが、上側の線では側溝的なものがあります。これが現在の高さで、中心線より左側が点線、破線になっておりますが、これが民地を用地買収した地形です。車道の中心線より右側が今の現道でございます。ちょっと図面が小さいので、スケール的なことはわかりませんが、切土断面をここにあらわしております。
 断面の表し方については、今後また見当したいというふうに思っております。


◎議長(森 利秋) 今西美憲君。


◎今西美憲(18番) もう1回文句を言います。
 A-A断面で、これでグラウンド線がはっきりわかりますか。現状グラウンド線が。書くのなら、きちっと現状グラウンド線をきちっと入れてください。そうしないと、計画フォーメーションと今のグラウンドレベルとが、この図面では、私ではわかりません。その辺をもう一度お願いをしておきます。
 これについて次長、これでグラウンド線はいいというふうに、この図面の書き方でいいというふうにお考えでしょうか。


◎議長(森 利秋) 建設部次長。


◎建設部次長兼建設課長(見塚 修) 検討してみたいと思います。


◎議長(森 利秋) 小林利明君。


◎小林利明(17番) 副町長にお伺いしたいと思いますが、先ほど長瀬議員の入札結果に係る質疑を、その答弁をお聞きしておりまして、何か釈然としないんです。何か意味がよくわからないわけでして、発言は控えたいなと思っておりましたが、ぜひ伺っておかなきゃいけないなというように思いましたので、お聞きします。
 まず1点目でありますけれども、予定価格の設定というのはどのような方法で行っておられるのか。これがまず1点であります。
 2つ目に、このたびの入札結果につきましては、おおよそ予定価格を挟んで、下で3.3%、上で約4%強の入札結果になっているかというふうに思います。このような入札予定価格に限りなく近いところで入札されていることについては、どのようなことが考えられる。どのようなことがあって、こうなっているというふうにお考えなのか、お聞かせいただきたいなというふうに思います。
 それから3点目でありますけれども、談合事件について、その検証報道ということでテレビ等でコメンテーターが発言していますように、おおよそ、中には75%以上は談合として疑うべきだというような発言をされるコメンテーターもありますが、そうした数値からははるかに高い数値で、当町の過去の入札結果についても出ているわけですけれども、このままで、結果だから仕方ないということでいくことで、本当にいいのかなと。
 報道番組に出ておられるようなコメンテーターから言わせれば、必ずそういうところには談合があるというふうに断言しておられる方もありますね。そうした結果が出ていることについて、どのようにお考えになっているのか。彼らが指摘するような結果になっていることについて、どのようにお考えになっているのかを伺っておきたいというふうに思います。
 最後に、この入札をするに当たって、きちっと考え方をお持ちだと思いますけども、その考え方なるものは、どのようなところでまとめておられるのか。何を開けばその考え方を、私たちも承知することができるのか。綱領等、要綱等お持ちならば、その部分についても、細部の部分についてもわかるものがあれば、これこれにのっとってやっているんだよ、さらにつけ加えてこういう考え方があるんだよということで、お答えいただけたらというふうに思います。
 その中で、地元業者の育成、保護についての考え方というのは、どのようになっているのかについても、あわせてお答えいただきたいというふうに思います。
 以上です。


◎議長(森 利秋) 副町長。


◎副町長(岩槻 健) お答え申し上げたいと思います。
 まず4点ほどいただきましたが、入札の指名の基本的な考え方でございますが、これは指名委員会の中で設計金額あるいは設計を組んだところの所管部長等を招聘する場合もございますから、そういうところでいろいろと設計上の、場所によれば相当厳しいところもいろいろあるわけでございまして、そういうところも事情聴取をしながら、所管で組まれておりますところの設計額をどう判断して、予定価格を引くのかということになるわけでございまして、その辺は指名委員会の中でいろいろ、そういう技術とかあるいはノウハウを持った職員も入っておるわけでございますので、では、設計金額から、平たく言いまして何%ぐらい切って予定価格を引くのかというところも論議するわけでございますので、今言う、ご指摘のように、競争原理、そういうものがどう働くのかというご質問でございますけれども、私どもとすれば、内容的に吟味して予定価格を引いておるわけでございますので、今回の場合1回で落札しておるわけでございますが、先ほどお答え申し上げましたように2回になる場合もございますししますので、私どもとすれば、競争原理がそこには働いておるというふうに理解をしておるわけでございます。
 さらに、どのような考え方を持っておるのかということになりますと、これも先ほどご答弁申し上げましたように、設計を組む際に所管課で設計単価というものがあるわけでございますので、では、そのものを幾らで予定価格を引くのかということになりますと、できたものが設計どおりでき上がるということでないといけないわけでございますので、では、それを8割に抑えるとか7割に抑えると、そういうようなことでは到底、今度は出来高、検査というところに大きく影響してきはしないかと思っておるわけでございますので、余り大きくそれを切って予定額を引くというようなことはいたしていないわけでございます。
 それから、談合ということも、我々も新聞とかいろいろなところでそういう情報もよく承知もしておるわけでございまして、そのものが、では、競争原理が働いて落札したかというご趣旨のご指摘だろうというふうに思うわけでございますが、これも、大体常識というものが、やる中ではあるわけでございますので、我々の予定価格を5%切って落札する場合もありますし、あるいは10%切って落札する場合も、いろいろケースがあるわけでございまして、それも設計内容、あるいは工事の現場の状況、こういうものを判断しておるわけでございますので、私としては、これは適正な競争原理が働いておるというふうに認識を持っておるわけでございます。
 さらに、地元業者の育成ということでございますが、これも私は大事な一つの要素だというふうに思っておるわけでございまして、なかなか大きな工事になりますと、事業所、業者にも大変指名する件数の限りがあるわけでございましてしますが、可能な限り地元業者を入れて、さらにはこれを育成し、先に向かって大きく成長していただくということもまた、一つの行政としての使命もあるんではないかと、そんなことを思いながら慎重に指名委員会の中で業者選定を行っておるということでございますので、ひとつご理解願いたいというふうに思います。


◎議長(森 利秋) 小林利明君。


◎小林利明(17番) やっぱり副町長の、わからないですわ。
 簡潔にお聞きします。予定価格というのは、今のお話を聞いておりますと、国・県のということがあろうと思いますが、設計単価の積み上げの結果なんだというふうに理解してよろしいんですか。で、それは、どの部分で、これは庁舎内で積み上げられているということで理解してよろしいですか。
 それから2つ目の、入札価格が、結果ですが、このたびの結果を見ますと、その予定価格、希望する価格の下3.3%、上4%強の数字が出ているわけですね。その狭い範囲に固まっているということは、どういうことでそうなっているというふうにご理解になっているのかと伺っているんです。そのことをどういうふうにご理解されているのかということをお聞きしているんですよ。
 3点目にお伺いしているのは、一般報道では、中には75%以上は談合があるというふうに思ったほうがいいというふうにコメントされる人もおられるわけです、テレビ等見ていますと。そういう中でこの高い数値というのはどうなんだろうなと。余りにも高過ぎるんかなというように思いますし、一般的にそういうふうに見られていると思うんですよ。これをどう改善していく必要があるのか、ないのか、お考えになっているところを聞きたいんです。
 それから4点目は、基本的な工事等の入札に臨むに当たって、基本的な考え方というのをまとめておられると思うんですが、その考え方は、根拠になるものが、要綱等ありますかと。あれば、それはどういう要綱であり、私ども議員にもお示しをいただけますかというふうにお伺いしているんですよ。
 だから、簡潔にお答えいただきたいと思います。


◎議長(森 利秋) 副町長。


◎副町長(岩槻 健) この第1点は入札のお示ししておるデータから、このまま3.3から、あるいは4.0と、そういう範囲のあれがあると、こういうご指摘でございますが、これは、先ほど申し上げておりますように、設計金額が出る。それからでは、具体的に言いますと何%を切って予定価格を引くのかというところも、この結果の、今ご指摘受ける件に関連があるというふうに思うわけでございます。
 そこで、前回もご答弁していますように、工事の内容等ですとか、いろいろなこともしんしゃくして、設計を組む際もそういうこともあるわけでございますけれども、一応は設計金額から何%切るということは、ここではそれは言えないわけでございまして、これは指名委員会、そういう中でも専門的な立場で論議しながら、予定価格を引いていくということでございますが、これも常識がございまして、2割引けばいいかと、あるいは3割引いてもいいではないかということには、やっぱりならないわけでございまして、そこには常識的な予定価格を引く率というものも、おおむねの目安は持ってやっておるということでございますので、そういうふうにひとつご理解を願いたいというふうに思うわけでございます。
 さらに2点目です。新聞紙上等で一般、今は国の補助事業等、そういうことで入札の結果で談合とかいろいろなことがされるということでご指摘を受けておるわけでございますが、私どもとすれば、国土交通省なら国土交通省で単価で示される設計単価で組んで、それに多少そういう事情による率をかけて引くわけでございますので、これが談合されておるとかそういうことを、最初から念頭に置いて入札なされるというようなことを念頭に置いてするものではないわけでございますので、いずれにいたしましても競争原理はそこには働いておるという認識に、実は立っておるわけでございます。
 さらに、入札のあり方、改善とかいうようなことでご指摘もございましてが、我々もできるだけ公正な入札をやることが使命であるわけでございますので、設計上におき、あるいは入札上においても、今後意を用いていかなくてはならないと、こういう気持ちでおるわけでございます。
 そして、要綱等、やっぱり持っておるわけでございますので、これは今ご指摘も受けましたから、一度内部で、指名委員会等でも検討をやって、これが公表するといいましょうか、議員の皆さんにそういうものをご提示するとか、そういう点については検討もしてみたいと、こういうふうに思うわけでございます。


◎議長(森 利秋) 小林利明君。


◎小林利明(17番) 町長、お疲れのようですけども、やっぱりわからないですよ。今の説明を受けましても、私がお尋ねしている思いが正しく伝わっているのかなというふうに思います。
 町長、お答えいただきたいんですが、なぜこういうことを言っているかといいますと、近隣でも近ごろ、その辺ではいろいろ物議をかもしているわけです。新聞報道にもありました。養父市の楽座の施設の中でこんなことがあったんだといって報道していました。その後また、八鹿病院ということでありましたね。緊張感を持って、僕は過去のことをほじくってどうこう言うつもりはないんですよ、少なくとも。これから、やっぱりこうやっていこうや、考えていこうやということが大事かなと思ってお伺いしていますので、ぜひ、町の最高責任者である町長のお考えを、この際伺っておきたいと思いますが、言われるように予定価格を決める、それは国・県に係る設計単価を積み上げて設定しているんだよということですね。これは香住町当時もそういうのをお伺いしているんです、旧町時代にも。だからそのことは承知しているんです。
 だから、ほかの業者にも、それは販売をされているから、入手可能なものだから、そこのところに入札価格が集中するんだよというふうな話も、香住町当時お聞きしました。じゃ、一般的に言われている、75%以上は談合だよという、あの話というのは、ちょっと違うじゃないかと。談合しているわけじゃなくて、そういうものが公表されている中で皆が積算したら、そこの数字に近づいたということじゃないかといって、大見得を切って言える状態だというふうに、本町の入札結果については自信を持っておられるのかどうか。このことをまず1点、お伺いしたいんです。
 設計単価が一般的になっているんだから、それぞれが積み上げたらその数字に近づくのは当たり前じゃないかというふうに言い切れるのかどうか。そのことをお伺いしているんです。そうなんですよ、1つ目は。
 それから2つ目は、地元業者の育成、保護も含めて、入札に臨む基本的な考え方をまとめたものがあるなら、それはつまびらかにしていただきたいと思いますし、僕は勉強不足でそれを調べておりませんから、はっきりしたことは申し上げられませんが、細かい部分についてまできちっと考え方をまとめておられるものがあるなら、雑駁なものじゃなくてあるなら、それはお示しいただけますかというふうにお伺いしています。この2点であります。


◎議長(森 利秋) 町長。


◎町長(藤原久嗣) 今、副町長からもお答えしてしておりますが、談合という、いわゆる社会一般に言われているようなことはないようにというための、いろいろな対策を講じながら、香美町における入札の業務を執行しているということです。
 その中で、お尋ねの75%だったらどうとかという問題は、これは業者の皆さん方の、そこに集まっておられる参加をされている皆様方のいろいろな思いの問題ではないかというふうに思います。客観的には、その工事を行うに適正な価格を算出し、その上で、副町長も再三お答えしておりますように、香美町としては総合的な見地から若干の額についての調整を行って、それを予定価格という形で出しております。ですから、それぞれの業者の皆さん方が適正な執行を行うとなれば、ある場合同じような金額になることだってあると思いますし、そこに競争が非常に厳しくなれば、その中でこの事業について積極的に取ろうということで、その差もできてくるというふうに思います。
 したがって、そういうふうなことで適正な競争の中で起こるということならいいんですが、談合という格好で起こるようなことのないように、そうした環境が生じないような配慮というのは、我々一生懸命いろんな方策を考えていかなきゃならん。
 その1つが、指名競争入札より一般競争入札のほうが、そうした環境が起こることが少ないであろうという方向が出ておりますので、町としてもその制度の導入について、本年度試行的に行って、それを見ながらできるだけそれが広範囲に対応することが必要な場合には、そういう方法をとっていきたいと思いますし、また、ほかのいろいろな問題についても、いろいろ出ております問題等を考慮しながら、1つずつそうした環境が生じないような対策というのはとっていかなきゃならんというふうに思っております。
 2点目の、町がそうした取り組みをしている上での資料等については、当然大筋のものについては開示をしていいものだと思っております。細かなことについて、指名といいますか、参加業者とのかかわりの中で、逆にいろいろと問題が起きるようなものについてはご勘弁をいただきたいというふうに言っておりますので、その辺のどういうものをお示しするかについては、入札審査会で検討して、お答えをしたいというふうに思っております。
 以上です。


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 質疑なしと認めます。
 討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより議案第113号を起立により採決いたします。
 本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決されました。
 暫時休憩をいたします。再開は11時といたします。
                             午前10時42分 休憩

                             午前11時00分 再開


◎議長(森 利秋) 会議を再開いたします。
     ──────────────────────────────
 日程第4 請願第2号 次期定数改善計画の実施と義務教育費国庫負担制度の2分の1
            復元と堅持に関する件


◎議長(森 利秋) 日程第4 請願第2号 次期定数改善計画の実施と義務教育費国庫負担制度の2分の1復元と堅持に関する件を議題とします。
 本請願は6月11日の本会議において、文教民生常任委員会に付託され、委員会の審査が終了し、委員長より委員会審査報告書が提出されました。
 本請願に対する文教民生常任委員会の審査報告を求めます。
 文教民生常任委員会委員長、西坂秀美君。


◎文教民生常任委員会委員長(西坂秀美) 6月11日の本会議におきまして、当委員会に付託されました、次期定数改善計画の実施と義務教育費国庫負担制度の2分の1復元と堅持に関する件の請願書について、審査の経過と結果を報告いたします。お手元に配付しております審査報告書のとおり、採択でありますので、よろしくお願いいたします。
 6月19日、委員全員の出席のもと、紹介議員、柴田議員の出席を求め、審査を行いました。紹介議員より、請願内容は毎年同じような内容であるが、請願の趣旨に沿った取り扱いをお願いしたいと、請願の内容について朗読説明、あわせて資料の説明が行われました。それをもとに質疑を行いました。主な質疑として、
 委員 第8次教職員定数改善計画とは。
 答え 第8次教職員定数改善計画は、文部科学省が作成しており、計画の完全実施をしてほしい請願である。
 委員 この請願は、毎年行うが、政府は実施してくれるのか。効果はあるのか。
 答え 請願を全くしなければ効果はないが、請願すれば効果はあると思う。
 委員 少人数教育が子供にとって有益かどうか、よくわからない面がある。教育の水準程度は上がっているのか。
 答え 私もちょっとわからないが、OECD諸国に比べ、GDP(国内総生産)に対する学校教育費の比率は、各国の平均で5.1%、日本は3.5%である。また、私費負担を含めた合計では、各国平均は5.8%、日本は4.7%と少ない値である。義務教育費国庫負担制度を2分の1にしてほしい請願だ。
 委員 第8次教職員定数改善計画は、本来平成18年度から22年度の5カ年の計画ということで、平成18年度より実施されるべきものだと解釈している。それがまだ改善計画が実施されていないので、改善計画を実施することが文言に出ていると理解しているが、それでよいか。
 答え そのとおりだと思う。平成18年度が実施されておれば、この文言は出てこない。
 委員 この請願は、兵庫県全体一律全国の各市町に請願しているのか。
 答え そのとおりだと思う。ただ、議会によっては不採択になることもある。地域によって違う、など紹介議員に質疑を行いました。
 その後、委員会で議論を行いました。その中で、まず1番目、2分の1の復元は賛成だが、これを出して効果があるのか。出す意味はわかるが。
 2番目、意見書を出したから、具体的にどういう効果があったのかの判断はなかなか難しい。今こそ有能な人材が求められている。しっかりとした教育のため、人材が必要、などの議論がありました。
 次に、討論を行いましたが、討論はなく、採決を行いました。採決の結果、全員賛成で採択と決しました。
 以上で委員長報告を終わります。
 議員各位のご賛同をお願いいたします。


◎議長(森 利秋) 委員長の審査報告は終わりました。
 これより、委員長の報告に対する質疑に入ります。
 質疑はあありませんか。
 岡田公男君。


◎岡田公男(10番) きめの細かい教育の実現のためにということが言われておりますが、このきめの細かい教育、どう言ったことがきめの細かい教育ということであるのか、そして今現在そのようなことが行われていないからか、その点についてお伺いいたします。


◎議長(森 利秋) 西坂委員長。


◎文教民生常任委員会委員長(西坂秀美) そういうところのきめ細かいというところの議論は、委員会ではなされませんでした。
 ただ、少人数教育というところで出てきた面でお話をしますと、少人数教育でかなりの効果が出ているということは、文部科学省のホームページで確認して、その場でそういう報告はなされました。


◎議長(森 利秋) ほかに質疑はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 質疑なしと認めます。
 これをもって質疑を終了いたします。
 西坂委員長、ご苦労さまでございました。
 これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより請願第2号を採決いたします。
 この請願に対する委員長の報告は採択です。
 この請願は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本請願は採択することに決定されました。
 お諮りいたします。
 先ほど議決いたしました請願第2号に対する意見書の提出の申し出がありました。
 したがいまして、意見書案第2号を日程に追加し、追加日程第1として議題にいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
              (「異議なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 異議なしと認めます。
 よって、意見書案第2号を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定いたしました。
 暫時休憩いたします。その場で休憩をお願いいたします。
                 (暫時休憩)


◎議長(森 利秋) 再開いたします。
 先ほど追加となりました意見書案を配付いたしておりますので、ご確認ください。
     ──────────────────────────────
 追加日程第1 意見書案第2号 次期定数改善計画の実施と義務教育費国庫負担制度の
                2分の1復元と堅持に関する意見書の提出について


◎議長(森 利秋) 追加日程第1 意見書案第2号 次期定数改善計画の実施と義務教育費国庫負担制度の2分の1復元と堅持に関する意見書の提出についてを議題とします。
 職員に朗読をさせます。
                (意見書案朗読)


◎議長(森 利秋) 朗読は終わりました。
 提出者の趣旨説明を求めます。
 文教民生常任委員会委員長、西坂秀美君。


◎文教民生常任委員会委員長(西坂秀美) それでは、意見書案について。
 次期定数改善計画の実施と、義務教育費国庫負担制度の2分の1復元と堅持に関する意見書案については、先ほどの請願の採択を受けて提案するものであります。意見書案につきましては、文教民生常任委員会委員全員の賛成であり、委員長名で提出するものであります。
 意見書案を朗読して、趣旨説明にかえさせていただきます。
 次期定数改善計画の実施と義務教育費国庫負担制度の2分の1復元と堅持に関する意見書(案)
 子どもたちに豊かな教育を保障することは、社会の基盤作りにとってきわめて重要なことである。政府は、公務員の総人件費改革実行計画の中で、一般公務員とは別に「人員が多い」ということで、公務員の中でも教職員の人件費削減を求めている。
 これは、国民にとって教育の重要性や水準の在り方、さまざまな教育課題をふまえた上での教育論からでなく、財政縮減の議論から出されたものであり大変遺憾である。
 現在、多くの都道府県で、児童生徒の実態に応じ、きめ細かな対応ができるようにするために、少人数教育が実施され、保護者や子どもたちから大変有益であると評価されている。
 日本の教育予算は、GDP比に占める教育費の割合や教員一人当たりの児童生徒数などに見られるように、OECD諸国に比べてまだまだ脆弱と言わざるを得ない。全国知事会や全国市長会等からも要望されている、「次期教職員定数改善計画の早期策定」や「教職員配置の更なる充実」が必要である。
 また、政府与党合意によって、06年度から義務教育費国庫負担金については、国庫負担が二分の一から三分の一に変更された。全国的な教育水準の確保や地方財政を圧迫させないために、これ以上の国庫負担金の削減はすべきではない。
 教育予算は本来未来への先行投資であり、子どもたちがどこに生まれ育ったとしても、等しく良質な教育が受けられることは、憲法の保障するところである。
 よって、次の事項について政府行政庁に対して、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
                    記
 1.きめ細かい教育の実現のために、義務制第8次教職員定数改善計画を実施すること。
また、自然減を上回る教職員定数の削減を行うことなく、学校現場に必要な教職員の人員・
人材を確保すること。
 2.義務教育費国庫負担制度について、国庫負担率を二分の一に復元することを含め、
制度を堅持すること。
 3.学校施設整備費、就学援助・奨学金など、教育予算の充実のため、地方交付税を含
む国の予算を拡充すること。
 4.教職員に人材を確保するため、教職員給与の財源を確保すること。
 平成19年6月25日
 内閣総理大臣 安倍晋三様
 財務大臣   尾身幸次様
 文部科学大臣 伊吹文明様
 総務大臣   菅 義偉様
                  香美町議会議長 森 利秋
 以上であります。
 議員各位のご賛同をお願いいたします。


◎議長(森 利秋) これをもって趣旨説明を終わります。
 これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 質疑なしと認めます。
 これをもって質疑を終了します。
 西坂委員長、ご苦労さまでございました。
 これより討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより意見書案第2号を起立により採決いたします。
 本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決されました。
 地方自治法第99条の規定により、意見書を関係官庁へ送付いたします。
     ──────────────────────────────
 日程第5 意見書案第1号 有害鳥獣対策の抜本強化を求める意見書の提出について


◎議長(森 利秋) 日程第5 意見書第1号 有害鳥獣対策の抜本強化を求める意見書の提出についてを議題といたします。
 職員に朗読をさせます。
                (意見書案朗読)


◎議長(森 利秋) 朗読は終わりました。
 提出者の趣旨説明を求めます。
 産業建設常任委員会委員長、吉田増夫君。


◎産業建設常任委員会委員長(吉田増夫) それでは有害鳥獣対策の抜本的強化についての意見書案について説明させていただきます。
 有害鳥獣による農作物被害は、本町にとどまらず全国的な問題であります。平成15年度の被害の状況については、面積で約13万ヘクタール、金額で約200億円で、農業総生産額8.9兆円の0.2%相当となっており、特に中山間地域を中心に深刻な問題となっている。
 被害金額で見ると、鳥類で80億円で全体の4割、獣類で120億円で全体の6割となっております。種類別に見ますと、鳥類ではカラスが47%、次いでスズメが12%、獣類ではイノシシが42%、シカが33%、猿が13%と、3獣の計で獣類の約9割に達しております。特に猿による被害金額は、増加傾向にあります。
 全国699市町村長、国会議員200名の会員で構成する、全国山村振興連盟では、鳥獣害対策に関し抜本的対策を講じていただくよう、各方面に働きかけております。最近においては法制化へ向けた検討もなされており、次期臨時国会への法案提出に向けて、さらに検討が進むものと思われます。
 また、この夏には来年度予算の検討がなされておりますが、この中において、鳥獣被害対策に関する予算処置について、大幅な充実・強化が望まれます。そのために、全国山村振興連盟の会員市町村の議会から、鳥獣被害防止対策の法制度化等対策の充実及び財政確立について、一斉に統一して要請行動を行うものです。
 6月21日に産業建設常任委員会を開催いたしまして、産業部長の出席を求め、協議を行いました。有害鳥獣対策の抜本強化は、ぜひとも必要であると、委員会として全員賛成であり、意見書を提出することに決定いたしました。委員長名で提出するものであります。
 意見書案は、手元に配付させていただいておりますが、意見書案を朗読し、趣旨説明といたします。
 有害鳥獣対策の抜本強化を求める意見書(案)
 近年、有害鳥獣の生息分布の拡大・増加とともに、農林業者の高齢化等に伴って、野生鳥獣による農林業被害が深刻化しており、農林業者が営農の意欲を失い、農山村の過疎化をさらに加速化させている極めて深刻な状況となっています。
 本町においては、特にサルの群れの生息とツキノワグマの人家周辺への出没により、農林業被害はもとより、人的被害も懸念される状況となっています。
 ついては、被害の深刻化・広域化に対応して、有害鳥獣対策を抜本的に強化されるよう、次のとおり要請します。
                    記
 1.生息数等の的確な把握に基づく対策
 ツキノワグマ、シカ等の生息数及び農林業被害の迅速で的確な把握と、これに基づく計
画的な個体数管理体制を確立すること。
 2.被害防止対策に対する支援
 現在、サル等の農地への侵入を防ぐため、さまざまな防除柵の設置に対する補助金の交
付や追い払い活動に取り組んでいるが、有害鳥獣の慣れにより効果が薄れている。
 そのような中、サルについては新しい技術での防除柵の設置や犬による追い払いを行っ
ており、効果を上げつつある。
 しかし、防除柵の単価、犬の訓練の費用が高く、農業者・町の財政的負担が大きく、被
害防止対策に対する財政支援を行うこと。
 3.捕獲に関する規制緩和
 有害鳥獣による農林業被害に迅速に対応するため、町への有害鳥獣捕獲許可権限の移譲
促進、有害鳥獣捕獲目的で町や農林業者が行うわなの設置に関する規制の緩和等を行うこ
と。
 また、有害鳥獣の出没により、人命に係わる場合には、銃器の使用禁止区域の緩和を行
うこと。
 4.専門家の育成・確保
 現場では、有害鳥獣対策についての専門家が不足していることから、対策技術の開発・
普及・専門家の育成と派遣を推進すること。
 5.財政負担の軽減
 有害鳥獣対策に要する経費のほとんどが町の負担となっていることから、関連予算の拡
充、地方財政措置の充実等を行うこと。
 6.人と野生鳥獣の棲み分け
 里山整備や野生鳥獣の生息環境づくりに配慮した山づくりなど、人と野生鳥獣の棲み分
け対策を推進すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成19年6月25日
 衆議院議長様
 参議院議長様
 内閣総理大臣様
 農林水産大臣様
 財務大臣様
 総務大臣様
 兵庫県知事様
           兵庫県香美町議会議長 森 利秋
 以上でございます。
 なお、兵庫県議会議長にも提出いたします。
 議員各位のご賛同、よろしくお願いいたします。


◎議長(森 利秋) これをもって趣旨説明を終わります。
 これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
 白岩安喜夫君。


◎白岩安喜夫(11番) ちょっと委員長にお尋ねをさせていただきたいと思いますが、平成19年度の有害鳥獣対策費として720万1,000円が予算化されておるわけなんですが、この意見書を出す中で、町としてはどうなのか。例えば700万そこそこで、皆さんの要望にこたえてこの対応ができているのかどうか。その辺をまず、委員会でいろいろとご検討されたというふうに思うわけですが、本年も暖冬の影響か、クマやイノシシやシカが非常にたくさん出ておるという現状なんですが、その辺についてもいろいろとご審議されたというふうに思うわけですが、委員会としてどういうふうなご意見を持っておられるか、お尋ねしておきたいというふうに思います。


◎議長(森 利秋) 委員長。


◎産業建設常任委員会委員長(吉田増夫) その件につきましては、委員会の中でこれまでの予算から、また本年度の予算について、意見としては出ました。内容的にどうであるというようなことの話し合いは、詳しいことは出てはおりません。その本年度の予算につきましては、予算書の中でご存知だと思いますので、省かせていただきます。


◎議長(森 利秋) 白岩安喜夫君。


◎白岩安喜夫(11番) 我が町の中で、例えばそういう対応が十分できておるでしたら、私は意見書まで上げる必要はないというふうに思うわけですが、例えば、この対策が町として十分できていないでしたら、私は大いに国に向かって、上部団体に向かって要求をしていくべきじゃないかなというふうに思うわけですが、その辺の明細はわかりませんでしょうか。その辺だけお尋ねしておきます。


◎議長(森 利秋) 吉田委員長。


◎産業建設常任委員会委員長(吉田増夫) ただいま質疑をいただきました。お答えいたします。
 自治振興事業では、県からの2分の1補助ということしか、今現在なっておりません。先ほど白岩議員さんのほうから質疑がありましたように、この被害に対する防除については、町の一般財源から相当額が出ているという中で、今後一層の支援を県にお願いしたいと、また、国へお願いしたいという趣旨で、この意見書を出すものであるというふうに認識しております。


◎議長(森 利秋) 長瀬幸夫君。


◎長瀬幸夫(13番) 有害鳥獣意見書、農産物の今、著しい被害の中で、意見書として上げられております。大事なことだろうと思うわけでございますが、先ほど被害状況に触れましたが、13万ヘクタール、200億円というようなことや、あるいは鳥の被害で80億、獣の被害で120億というようなことで、その中でイノシシが42、シカが33、猿が13というようなことで、これは全国的な被害であっただろうなという思いですが、これを香美町ではどんなことになっておるのか。そういう現実が、香美町の議会で提案されるわけですから、町の中の現状というのはどういうことになっておる、その辺はどんな議論されたのか、わかれば答弁いただきたいと思います。


◎議長(森 利秋) 吉田委員長。


◎産業建設常任委員会委員長(吉田増夫) その件につきましては、委員会の中での説明は受けてはおりません。求めてもおりませんでした。


◎議長(森 利秋) 長瀬幸夫君。


◎長瀬幸夫(13番) せっかく前段で全体的な数字がある中で、香美町の現実はどうだということが議論されなんだのは、少し寂しいなという思いで、現実にどういう状況であるからということが、私はぜひ、香美町の現状がどうだということがあって、全体があらわされて、この意見書が成り立つということの思いの中でお聞きしたかったんです。わからなかったら、いいんです。
 以上です。


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
 西坂秀美君。


◎西坂秀美(14番) 1点だけ質疑をいたします。
 6月6日ですか、サルボイ犬の認定式というのが行われたんですけれども、このサルボイ犬の先進地では、犬が確かに猿は追うんですけれども、もう既になれっこになっていて、木の上から犬がほえるのを眺めているという状況になっているという報告を、私あちこちの部類から見るんですけれども、そういうことの議論があったのかどうか。そこらの認識があの委員会の中で議論があったのかどうか、お尋ねをいたします。


◎議長(森 利秋) 吉田委員長。


◎産業建設常任委員会委員長(吉田増夫) 現在小代区でサルの追い払いについては認定式を済ませ、やっているわけですけれども、委員会の中につきましてはその内容は少し聞いたという程度で、そのことについての話し合いは行ってはおりません。


◎議長(森 利秋) ほかにありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 質疑なしと認めます。
 これをもって質疑を終了します。
 吉田委員長、ご苦労さまでした。
 これより討論を行います。
 討論はありませんか。
               (「なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 討論なしと認めます。
 これより意見書案第1号を起立により採決いたします。
 本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                (賛成者起立)


◎議長(森 利秋) 起立全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決されました。
 地方自治法第99条の規定により、意見書を関係官庁へ送付いたします。
 なお、意見書第1号ないし意見書第2号で、字句等の整理等を要する場合は、議長に一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。
              (「異議なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 異議なしと認めます。
 そのように措置をいたします。
     ──────────────────────────────
 日程第6 発議第4号 閉会中の所管事務の継続調査(審査)の申し出について


◎議長(森 利秋) 日程第6 発議第4号 閉会中の所管事務の継続調査(審査)の申し出についてを議題といたします。
 各常任委員会、議会運営委員会より、香美町議会会議規則第75条の規定により、閉会中も引き続き調査したい旨の申し出がありました。
 職員に申し出の内容を朗読させます。
                (発議書朗読)


◎議長(森 利秋) 朗読は終わりました。
 各常任委員会、議会運営委員会からの申し出のとおり、閉会中の継続調査(審査)とすることにご異議ございませんか。
              (「異議なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 異議なしと認めます。
 よって、申し出のとおり閉会中の継続調査(審査)とすることに決定いたしました。
 お諮りいたします。
 以上で本定例会に付議されました案件はすべて終了いたしました。
 これにて平成19年6月第20回香美町議会定例会を閉会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
              (「異議なし」の声あり)


◎議長(森 利秋) 異議なしと認めます。
 よって、平成19年6月第20回香美町議会定例会を閉会いたします。
 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 去る6月11日に開会し、本日までの15日間の今期定例会は、平成19年度各会計補正予算等々、本町が直面する重要案件が提出されましたが、議員各位の終始熱心なご審議を賜り、ここに議了することができましたこと、町政発展のため、誠にご同慶にたえません。
 当局におかれましては、一般質問、審議等の過程におきまして、議員各位が申し出されました意見等を、今後町行政に十分反映されますよう、希望するところでございます。
 文教民生常任委員会、並びに産業建設常任委員会におかれましては、企業会計決算の認定について、閉会中の審査を賜りますこと、よろしくお願いを申し上げます。
 これからますます暑さ厳しくなってまいります。議員各位、並びに執行部の皆様方におかれましては、何とぞご自愛の上、町政発展のため、より一層のご精励、ご活躍を賜りますようお願い申し上げ、閉会のあいさつといたします。
 ありがとうございました。
 次に、町長よりあいさつがあります。
 町長。


◎町長(藤原久嗣) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 第20回香美町議会は、全日程を終了し、閉会の運びとなりました。議員各位のご精励に対し、深く敬意を表します。
 今議会には、私のほうから国民健康保険事業特別会計に係る専決議案1件、人権擁護委員の推薦に係る人事案件1件、香美町税条例の一部改正など4件の条例改正議案、一般会計、特別会計の補正予算議案3件、契約議案2件などを提案いたしましたが、いずれも原案どおり適切なるご決定をいただき、誠にありがとうございました。心から厚くお礼を申し上げます。
 また、2つの企業会計の決算につきましては、閉会中、それぞれの常任委員会でお手数を煩わすことになりました。どうかよろしくお願いいたします。
 今議会でいただきました数々のご意見につきましては、速やかに町政に反映していくよう、努めてまいりたいと考えております。
 いよいよ7月も間近となりました。1日には海開き、本格的な夏の観光シーズンを迎えます。7月の終わりには、第30回香住ふるさとまつりをはじめ、各区でのふるさとまつりや各種イベントも盛んに行われます。観光の町香美町として、こうしたイベントを通じて、多くの観光客との交流を図るとともに、町民の皆さんの交流も含めて、積極的な展開に努めてまいりたいというふうに考えております。
 議員各位には、なお一層健康に留意され、ますますご活躍いただきますよう心からご祈念を申し上げまして、お礼のごあいさつといたします。
 ありがとうございました。


◎議長(森 利秋) ご苦労さまでございました。
                             午前11時38分 閉会