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兵庫県 上郡町

平成20年第6回定例会(第1日12月11日)




平成20年第6回定例会(第1日12月11日)





             上郡町議会会議録  (第1日)


 平成20年12月11日午前10時より上郡町議会会議場において平成20年第6回定


例議会を開会した。


 
1.開会日時  平成20年12月11日  10時00分


2.閉会日時  平成20年12月22日  13時46分


3.出席議員は次のとおりである。


      1番  井 口 勝 智      2番  橋 本 正 行


      3番  大 政 正 明      4番  藤 本 祐 規


      5番  山 本 守 一      6番  阿 部   昭


      7番  赤 松 初 夫      8番  小 寺 政 広


      9番  沖   正 治     10番  田 渕 重 幸


     11番  村 上   昇     12番  工 藤   崇


4.欠席議員は次のとおりである。


      な  し


5.本議会に出席した議会職員は次のとおりである。


   議会事務局長  木 本 善 典


6.地方自治法第121条の規定により、議長より会議事件説明のため出席を求められた


者は次のとおりである。


   町長      山 本   暁  副町長       高 橋 道 夫


   教育長     三 木 一 司  会計管理者     竹 本 義 昭


   技監      上 林 敏 明  企画総務課長    松 石 俊 介


   税務課長    東 末 守 史  住民課長      岡 本   博


   健康福祉課長  松 本   優  産業振興課長    安 達 良 二


   建設課長    身 野 智 重  上下水道課長    山 本 善 彦


   学校教育課長  金 持 弘 文  社会教育課長    桝 本 貴 幸


   企画総務課副課長前 田 一 弘


7.会議事件は次のとおりである。


   議会運営委員長報告


(1)会議録署名議員の指名


(2)会期決定の件


(3)町長挨拶(提出案件に対する説明)


(4)執行状況報告


(5)議会活動報告


(6)特別委員長報告


(7)一般質問


(8)同意第 5号 人権擁護委員の推薦につき同意を求める件


(9)同意第 6号 上郡町教育委員会委員の任命につき同意を求める件


(10)議案第64号 兵庫県町土地開発公社定款の変更について


(11)議案第65号 工事請負変更契約締結の件(駅前雨水幹線築造工事)


(12)議案第66号 工事請負変更契約締結の件(上郡中学校新築工事)


(13)議案第67号 上郡町監査委員条例の一部を改正する条例制定の件


(14)議案第68号 上郡町ケーブルテレビ事業分担金条例制定の件


(15)議案第69号 上郡町手数料徴収条例の一部を改正する条例制定の件


(16)議案第70号 上郡町国民健康保険条例の一部を改正する条例制定の件


(17)議案第71号 上郡町立老人福祉センター条例の一部を改正する条例制定の件


(18)議案第72号 上郡町営住宅管理条例の一部を改正する条例制定の件


(19)議案第73号 平成20年度上郡町一般会計補正予算の件


(20)議案第74号 平成20年度上郡町特別会計住宅改修建設資金貸付事業補正予算の


          件


(21)議案第75号 平成20年度上郡町特別会計老人保健医療事業補正予算の件


(22)議案第76号 平成20年度上郡町特別会計後期高齢者医療事業補正予算の件


(23)議案第77号 平成20年度上郡町特別会計介護保険事業補正予算の件


(24)議案第78号 平成20年度上郡町特別会計農業集落排水事業補正予算の件


(25)議案第79号 平成20年度上郡町特別会計公共下水道事業補正予算の件


8.会議の大要は次のとおりである。





○議長(田渕重幸君) おはようございます。開会に先立ちまして一言ごあいさつを申し上げます。


 師走に入り、寒さも一段と増し、各地から雪の便りが聞こえる季節となってまいりました。


 さて、本日ここに平成20年第6回上郡町議会定例会を開催しましたところ、議員各位には、公私ご多用の中、ご壮健にてご出席を賜りまして、まことにありがとうございます。また先日来、各常任委員会を開催されるなど議会活動に精励を賜りまして厚く御礼を申し上げます。


 今期定例会に提出されます案件といたしましては、人事案件2件、定款変更の件1件、工事請負変更契約締結の件2件、条例の一部改正5件、条例の制定1件、補正予算7件の計18件であります。なお、追加議案が予定されております。


 いずれの議案にいたしましても重要な案件でありますので、十分にご審議をいただきまして適切妥当なるご決定とあわせて議会改選後最初の定例会でございますので、円滑なる議会の運営に一層のご協力を賜りますように、お願い申し上げまして、開会のごあいさつといたします。


 ただいまから、先例により議会運営委員長から平成20年第6回上郡町議会定例会の議会運営について報告をいたします。


 沖委員長。


○議会運営委員長(沖 正治君) おはようございます。ただいまから本定例議会の議会運営委員会を開催した報告をただいまからさせていただきます。


 日時につきましては、平成20年12月4日木曜日、午前10時から、場所につきましては第1委員会室。出席者については、私、沖 正治、小寺政広、大政正明、阿部 昭、村上 昇、田渕重幸議長でございます。欠席は藤本議員が欠席でございました。説明のために出席した者の職氏名、山本町長、松石企画総務課長でした。


 協議内容につきましては、平成20年第6回上郡町定例議会の議会運営について。山本町長からあいさつを受け、続いて松石企画総務課長から平成20年第6回上郡町議会定例会に提出される案件と内容について説明を受けました。


 今期定例議会に提出されます案件といたしましては、同意2件、定款変更1件、工事請負変更契約締結の件2件、条例の一部改正5件、条例制定1件、補正予算7件の計18件であります。なお、陳情書3件、要望書1件、意見書1件が提出されておりますが、各議員に配付したとおりであります。


 次に、会期については、12月11日木曜日から12月22日月曜日の12日間と決めました。


 議事日程についてでありますが、各議員のお手元に配付しております議事日程表に基づき、次のとおり進めることにいたしました。


 12月11日木曜日、諸報告並びに一般質問。12日金曜日、一般質問、議案説明及び表決、補正予算説明。13日土曜日、休会。14日日曜日、休会。15日月曜日、議案説明及び表決、補正予算説明。16日火曜日、休会。この日につきましては、播磨高原広域事務組合議会並びに社会福祉協議会理事会が開催される予定になっております。17日水曜日、休会。付託委員会を開催。18日木曜日、休会。同じく付託委員会の開催でございます。この日は月例出納検査がある予定になっております。19日金曜日、休会。付託委員会を開催。この日につきましては農業委員会の開催の予定になっております。20日土曜日、休会。21日日曜日、休会。22日月曜日、付託案件表決並びに補正予算表決、追加議案表決を行う予定にしておりますので、よろしくお願いいたします。


 議案の取り扱いについては、同意第5号、第6号及び議案第64号、第65号、第66号は即決とし、議案第67号、第68号については総務文教常任委員会に、議案第69号、第70号、第71号、第72号は民生建設常任委員会に付託することにいたしました。なお、補正予算については従来どおりの扱いであります。


 また、追加議案が提出される予定であります。


 次に、陳情第3号、第4号、第5号、及び要望書1件、意見書1件については、先ほども申しましたように議員配付とすることといたしました。


 以上、議事日程終了次第、閉会とすることとし、会期末の12月22日は全議案が議了しない場合は延刻することといたしました。


 その他につきましては、本定例会の会期中に全員協議会の開催を予定しております。


 平成21年3月定例議会の開会を3月3日火曜日に予定し、開会に向けての議会運営委員会を2月25日水曜日に開催する予定でありますので、よろしくお願いいたします。


 以上、報告を終わります。


○議長(田渕重幸君) 議会運営委員長の報告が終わりました。


 開会いたします。


 ただいまの出席議員は12名であります。定足数に達しておりますので、これより第6回上郡町議会定例会を開会いたします。


 地方自治法第121条の規定により、町長をはじめ各関係課長の出席を求めております。


 これより、本日の会議を開きます。


 直ちに日程に入ります。


 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により議長から指名いたします。議席3番、大政正明議員と議席4番、藤本祐規議員の両君を指名いたします。


 日程第2、会期決定の件を議題といたします。


 お諮りいたします。


 会議規則第5条の規定に基づき、本定例会の会期は本日12月11日から12月22日までの12日間としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


             異   議   な   し


○議長(田渕重幸君) ご異議なしと認めます。


 よって、議会運営委員長の報告のとおり決しました。


 日程第3、町長のあいさつと提出案件に対する説明をお願いします。


 山本町長。


○町長(山本 暁君) おはようございます。平成20年12月定例議会の開会に当たりまして、一言ごあいさつと提出しております案件につきまして、ご説明を申し上げます。


 年の瀬となり何かと気ぜわしくなってまいりましたが、議員の皆様方には公私ともに大変ご多忙の中、ご出席を賜り厚く御礼申し上げます。


 現在、財政部局におきまして、平成21年度の予算の編成作業を行っておりますが、堅調な動きをしておりました税収につきましては、今後、景気も後退の影響が予想され、また国、県の財政状況も厳しく、昨年にも増して厳しい状況にあるものと思われます。これまで着実に進めてきた行財政改革をさらに進めながら、新年度予算編成に取り組んでいきたいと考えておりますので、議員各位のご理解とご協力を心からお願い申し上げます。


 なお、このたび提出させていただきました案件には、地上デジタル放送への対応及びNTT西日本による次世代ネットワーク導入となるケーブルテレビ事業の関連条例も含まれており、先進的な情報基盤整備による住民生活の向上と町の活性化に大きく寄与するものとして、同事業の早期完了に全力を挙げているところでございます。


 また、県事業として進めていただいております千種川浸水対策特別緊急事業につきましても、町内随所で工事が始まっており、安全で安心なまちづくりに向けて着実に前進をしております。また、新上郡中学校の建設も進んでおり、ここ数年来行われてきました民間も含めた竹万地区の開発とともに、近隣市町には見られない資本の投入が当町において進んでおり、今、まさに上郡町は大きく生まれ変わろうとしている非常に重要な時期にあると考えております。


 さらには、学校園や学級規模の適正化を目指した、幼稚園・小学校の再編問題についても進めており、厳しい財政状況の中ではありますが、職員一丸となって、これら多くの課題に全力で取り組んでおります。どうぞ、議員各位におかれましては、町行政の推進にさらなるご理解とご協力を賜りますよう、改めてお願い申し上げます。


 それでは、本日提出しております案件につきまして、ご説明申し上げます。


 まず、同意第5号につきまして、人権擁護委員の山本清美氏が、平成21年3月31日付で任期満了となりますので、後任として野村道子氏を推薦したく議会の同意を求めるものであります。


 次に、同意第6号につきましては、教育委員会委員の三木一司氏が平成20年12月26日付で任期満了となりますので、引き続き同氏を再任することについて、議会の同意を求めるものであります。


 次に、議案第64号につきましては、民法及び公有地の拡大の推進に関する法律の一部改正に伴い、兵庫県町土地開発公社定款の変更をするもので、公有地の拡大の推進に関する法律の規定により、設立団体の議決を求めるものでございます。


 次に、議案第65号につきましては、駅前雨水幹線築造工事の工事請負変更契約の締結でございまして、現在、仮契約につき議会の議決を求めるものでございます。


 次に、議案第66号につきましては、上郡中学校新築工事の工事請負金額の変更契約の締結でございまして、現在、仮契約につき議会の議決を求めるものでございます。


 次に、議案第67号は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の一部施行等により監査委員条例の一部を改正する必要が生じ、提案するものでございます。


 次に、議案第68号は、地上デジタル放送の視聴と地域情報格差是正等のための情報通信網の整備に伴い、受益者から分担金を徴収するための条例を制定する必要が生じ、提案するものであります。


 次に、議案第69号は、住民基本台帳カードの普及促進のため、特別交付税措置拡大にあわせ、期間を定めて交付手数料を無料にするため、手数料徴収条例の改正を提案するものであります。


 次に、議案第70号は、産科医療保障制度の創設に伴い、出産育児一時金の額を改正する必要が生じ、提案するものであります。


 次に、議案第71号は、行政改革により、老人福祉センター使用料の見直しを行うため、提案するものであります。


 次に、議案第72号は、公営住宅法施行令の一部改正等により、入居収入基準を見直されたことに伴い、上郡町営住宅管理条例を改正したく提案するものであります。


 次に、議案第73号から第79号は、平成20年度一般会計並びに特別会計の住宅改修建設資金貸付事業、老人保健医療事業、後期高齢者医療事業、介護保険事業、農業集落排水事業、公共下水道事業の補正予算でございます。


 まず、一般会計の補正の主なものといたしましては、ケーブルテレビ整備事業の入札減、また他市世帯保育料軽減事業の新設、町の貴重な文化財でありますビャクシン杉の緊急的保存修理及び普通交付税の確定などによる補正でございまして、2億7,258万4,000円を減額し、補正後の総額を90億492万9,000円といたしております。


 次に、住宅改修建設資金貸付事業につきましては、長期債の繰上償還に伴う補正でございまして、206万6,000円を追加し、補正後の予算総額を556万6,000円といたしております。


 次に、老人保健医療事業につきましては、後期高齢者医療制度創設に伴う老人保健医療事業費の減少により補正するものでございまして、1億3,840万円を減額し、補正後の予算総額を2億5,205万2,000円としております。


 次に、後期高齢者医療事業につきましては、軽減措置による広域連合保険料等負担金の減に伴う補正予算でございまして、1,379万3,000円を減額し、補正後の予算総額を1億9,700万1,000円としております。


 次に、介護保険事業につきましては、居宅介護サービスの増及び施設介護サービスの減等に伴う歳入歳出予算の組み替え補正でございまして、予算総額の変動はございません。


 次に、農業集落排水事業につきましては、人件費の減及び長期債の借りかえに伴う補正予算でございまして、116万を減額し、補正後の総額を3億936万6,000円といたしております。


 次に、公共下水道事業につきましては、雨水管渠及び汚水管渠の工事費の増などに伴う補正予算でございまして、609万8,000円を追加し、補正後の予算総額を10億2,433万円といたしております。


 以上、同意2件、定款変更1件、工事請負変更契約締結2件、条例制定及び改正6件、平成20年度補正予算7件、合計18件の案件をここに提出させていただいております。


 いずれも重要な案件でございますので、どうかよろしくご審議の上、適切なるご決定をお願い申し上げ、ごあいさつと提案理由の説明といたします。どうぞ、よろしくお願いいたします。


○議長(田渕重幸君) 町長のあいさつと提出案件に対する説明が終わりました。


 日程第4、執行状況報告を行います。


 高橋副町長。


○副町長(高橋道夫君) おはようございます。平成20年9月議会以降の主な執行状況報告をさせていただきます。


 まず入札についてでございます。平成20年8月19日、竹万第4号公園整備工事ほか2件。9月3日、桐ヶ田尾池堤体漏水防止工事ほか2件。9月12日、駅前分区枝線管渠布設工事その205ほか1件。9月24日、事務所雨水対策工事ほか6件、10月8日、公共下水道事業駅前分区枝線管渠布設工事その206。10月17日、上郡小学校手摺設置工事ほか3件。10月29日、公共下水道事業山野里分区枝線管渠布設工事その207。11月18日、道路維持工事町道梨ヶ原線ほか5件。11月28日、公共下水道駅前雨水幹線築造工事第8工区ほか1件。


 裏面をあけていただきたいと思います。


 12月9日道路改良工事町道雲津線ほか3件。合計33件の執行でございます。


 次に、事業、行事についてであります。平成20年9月15日、敬老会を生涯学習支援センターにおきまして、午前、午後合わせて約1,000人のご参加をいただいて実施いたしました。10月4日、上郡町PTCAフォーラムが鞍居小学校において開催され、約450人のご参加でございました。10月12日、金出地ダムうぉーくをテクノから金出地ダムを経て、鞍居地区運動公園までを約135名の参加を得て実施いたしました。10月25日から11月3日におきまして、上郡町文化祭を生涯学習支援センター・つばき会館において開催いたしました。約920点の展示物でございました。11月2日、健康福祉まつりを保健センターにおいて約1,000名の参加者をいただいて実施いたしました。11月12日、生涯学習支援センターにおいて遺族関係者約150人の参列をいただいて、戦没者追悼式を執り行いました。11月23日、かみごおり赤松の里歴史ハイキングを、上郡駅から苔縄の法雲寺、白旗城まつり会場を経由して河野原円心駅までを230人の参加を得て実施いたしました。12月7日、人権の集いを生涯学習支援センターで開催され約230人の参加をいただきまして開催いたしました。


 以上でございます。


○議長(田渕重幸君) 執行状況報告が終わりました。


 日程第5、議会活動報告を行います。


 事務局長より報告させます。局長。


○議会事務局長(木本善典君) それでは、9月定例会以降の議会活動報告を申し上げます。


 8月15日、上郡地区戦没者追悼式が行われ、議長の出席であります。


 20日、西播磨地域づくり懇話会が開催され、議長の出席であります。


 21日、千種川床上浸水対策特別緊急事業特別委員会が開催され、田渕委員長ほか8名の出席であります。


 22日、農業委員会が開催され、小寺議員の出席であります。同日、にしはりま環境事務組合議会が開催され、議長ほか1名の出席であります。


 23日、安全安心のまち住民大会が開催され、議長の出席であります。


 26日、月例出納検査が開催され、沖議員の出席であります。同日、社会福祉協議会理事会が開催され、工藤議員の出席であります。


 27日、総務文教常任委員会が開催され、藤本委員長ほか5名の出席であります。


 28日、JR上郡駅利用促進協議会幹事会が開催され、議長ほか2名の出席であります。


 9月に入りまして、5日、上郡町森林組合総代会が開催され、議長の出席であります。同日、JR上郡駅利用促進協議会総会が開催され、議長ほか2名の出席であります。


 12日、議会運営委員会が開催され、沖委員長ほか6名の出席であります。


 13日、中学校秋季体育大会が開催され、副議長ほか各議員の出席であります。同日、県知事が千種川改修事業視察に来庁され、議長の出席であります。


 15日、上郡町敬老会が開催され、議長ほか5名の出席であります。


 17日、月例出納検査が開催され、沖議員の出席であります。


 18日 全員協議会が開催され、全議長16名の出席であります。


 19日、農業委員会が開催され、小寺議員の出席であります。


 20日、つばき保育所運動会が開催され、副議長の出席であります。


 22日、小学校区民体育大会が開催され、山野里、高田、鞍居、赤松、船坂校区で開催され、各議員の出席であります。


 23日、小学校区民体育大会が上郡、梨ヶ原校区で行われ、各議員の出席であります。


 26日、川まつり実行委員会が開催され、議長ほか1名の出席であります。


 27日、山野里幼稚園・高田幼稚園運動会が開催され、各議員の出席であります。


 10月に入りまして、1日、社会福祉協議会理事会が開催され、工藤議員の出席であります。


 4日、赤松幼稚園・船坂幼稚園運動会が開催され、各議員の出席であります。同日、上郡町PTCAフォーラムが開催され、各議員の出席であります。


 5日、上郡幼稚園運動会が開催され、各議員の出席であります。


 10日、正副議長就任あいさつ回りが行われ、正副議長の出席であります。


 13日、上郡町民体育大会総合開会式が行われ、議長の出席であります。


 16日、播磨高原広域事務組合議会行政視察が行われ、議長ほか4名の出席であります。


 17日、広報調査特別委員会が行われ、橋本委員長ほか4名の出席であります。


 18日、上郡町保育所園連合保護者会行事が開催され、議長ほか1名の出席であります。


 20日、市町正副議長研修会が開催され、正副議長の出席であります。同日、千種川上郡工区整備連絡協議会が開催され、小寺議員ほか2名の出席であります。同日、上郡町社会福祉協議会第5次地域福祉推進計画振興管理委員会が開催され、工藤議員の出席であります。


 21日、農業委員会が開催され、小寺議員の出席であります。


 22日、赤穂郡高年クラブ連合会ゲートボール大会が開催され、議長の出席であります。


 23日、広報調査特別委員会が開催され、橋本委員長ほか4名の出席であります。


 24日、月例出納検査が開催され、村上議員の出席であります。同日、赤相農業共済事務組合議会が開催され、議長ほか1名の出席であります。


 27日、老人保健福祉計画・介護保険事業計画策定委員会が開催され、工藤議員の出席であります。


 28日、総務文教常任委員会が開催され、赤松委員長ほか5名の出席であります。同日、社会福祉協議会理事会が開催され、工藤議員の出席であります。


 29日、新議員研修会が開催され、井口議員と議長の出席であります。


 30日、広報調査特別委員会が開催され、橋本委員長ほか4名の出席であります。


 11月に入りまして、4日、監査委員研修が行われ、村上議員の出席であります。


 5日、全員協議会が開催され、議長ほか10名の出席であります。同日、上郡町情報通信網整備工事安全祈願祭が行われ、議長ほか9名の出席であります。


 6日、兵庫県連合自治会大会が開催され、議長の出席であります。


 10日、人権文化推進協議会常任委員会が開催され、議長ほか1名の出席であります。


 12日、戦没者追悼式が開催され、議長ほか6名の出席であります。


 14日、西播磨市町議長会現地視察と総会が開催され、議長の出席であります。


 15日、特定非営利活動法人つばき設立総会が開催され、議長ほか1名の出席であります。


 16日、西播磨地域広域防災総合訓練が催され、議長の出席であります。同日、ほうらいの里ふれあいまつりが開催され、副議長の出席であります。


 18日から19日にかけまして、上郡町銘水会の研修が行われ、副議長の出席であります。


 19日、町村議会議長全国大会が開催され、議長の出席であります。


 20日、県議長会評議員会が開催され、議長の出席であります。同日、県下全議員研修会が開催され、議長ほか10名の出席であります。


 21日、千種川床上浸水対策特別緊急事業特別委員会が開催され、小寺委員長ほか10名の出席であります。同日、農業委員会が開催され、小寺議員の出席であります。


 23日、白旗城まつりが開催され、議長ほか各議員の出席であります。


 25日、月例出納検査が開催され、村上議員の出席であります。同日、都市計画審議会が開催され、大政議員ほか1名の出席であります。同日、社会福祉協議会理事会が開催され、工藤議員の出席であります。


 27日、全議員先進地視察研修が行われ、議長ほか10名の出席であります。


 28日、議会広報研究会が開催され、橋本委員長ほか4名の出席であります。


 12月に入りまして、1日、民生建設常任委員会が開催され、工藤委員長ほか5名の出席であります。


 2日、播磨高原広域事務組合正副管理者議長会議が開催され、議長の出席であります。


 3日、総務文教常任委員会が開催され、赤松委員長ほか4名の出席であります。


 4日、議会運営委員会が開催され、沖委員長ほか5名の出席であります。


 以上であります。


○議長(田渕重幸君) 議会の活動として主なものは、以上のとおりであります。


 日程第6、特別委員長報告を行います。


 千種川床上浸水対策特別緊急事業特別委員会の委員長報告をしていただきます。


 小寺委員長。


○千種川床上浸水対策特別緊急事業特別委員長(小寺政広君) おはようございます。


 ただいま議長から指名がありましたので、特別委員会のご報告をいたします。


 日時は、平成20年11月21日金曜日、午前9時から。場所は第1委員会室で開きました。出席者は、私、小寺と井口勝智副委員長、橋本正行委員、大政正明委員、藤本祐規委員、赤松初夫委員、沖 正治委員、村上 昇委員、工藤 崇委員、そして田渕重幸議長でございます。欠席者は山本守一委員、阿部 昭委員でございます。


 説明のために出席した者の職氏名は、山本 暁町長、高橋道夫副町長、上林敏明技監、金持弘文学校教育課長、身野智重建設課長、寺内和弘副課長、田渕幸夫副課長、河本 洋副課長、山本正利係長、壽賀 勇係長でした。


 それでは、朗読をもって報告します。報告案件、千種川床上浸水対策特別緊急事業について。


 本年10月20日開催の上郡工区整備連絡協議会にて、上郡土木事務所から報告のあった事業の進捗状況について説明がありました。本年度の工事の進捗状況については、山陽本線から大持井堰までの護岸・築堤工事、道路改良工事、仮歩道橋設置工事等の14カ所の工事進捗並びに工事中の迂回路計画等、また用地買収の状況は現在99%以上であり、多数相続のため、未買収となっている堤外民地については、今年度中に買収の予定であります。


 また、今後、工事の進捗により事業損失、例えば、井戸の枯れ等が発生した場合や、追加買収が生じた場合は随時対応する予定であり、安全対策については、施工業者の安全意識向上のため、安全対策協議会を設置した上で、指導徹底することとしています。


 住民への説明は、要望があれば行うとしており、10月20日以降では、上郡区の役員、大枝新自治会等へ行っているとの報告がありました。委員から、地元住民に対する町道の通行どめの説明、上郡橋西詰付近にあるバス停の安全対策、具体的な残土処分計画の公表について意見がありました。


 2番目に、上郡中学校建設について。


 工事の進捗状況については、本年10月末で64.2%となっており、現在は外装工事、屋根防水工事、内装工事を行っています。通学路安全確保のための信号機設置については、平成21年3月ごろ県道姫路上郡線と町道駅西線の交差点部分及び山野里踏切南側の南部幹線道路の三差路部分に設置される予定で協議しております。


 街路灯の設置については、南部幹線南側歩道に15基設置する予定としています。なお、工期の変更はないが、空調設備等の変更に伴う工事請負契約変更を12月本議会に上程する予定との報告がありました。委員から、通学路の安全には十分配慮を願いたいとの意見がありました。


 以上、報告を終わります。


○議長(田渕重幸君) 報告が終わりました。


 ただいまの委員長報告は、議長を除く全議員による特別委員会でありますので、質疑意見とも省略し、これを了承したいと思いますが、ご異議はございませんか。


             異   議   な   し


○議長(田渕重幸君) ご異議なしと認めます。


 よって、特別委員長の報告は了承とされました。


 ここで暫時休憩します。再開は11時。            (10時39分)


             休           憩


○議長(田渕重幸君) 再開いたします。            (11時00分)


 日程第7、一般質問を行います。


 会議規則第61条第1項の規定により、通告順に発言を許可いたします。


 通告1番、議席4番、藤本祐規議員に許可いたします。


○4番(藤本祐規君) おはようございます。私が藤本祐規でございます。質問に先立ちまして、一言申し上げます。


 本年も師走に入り、2008年も残すところあとわずかとなりました。


 さて、さきの選挙におきまして、再び町民の皆様の付託を受け、三度町政に参画することができました。大きな責任とご期待をしっかりと受けとめ、私自身、いま一度原点に立ち返り、今後さらにみずからを律し、自己研鑽さんを怠らず、また未来への希望を忘れずに、真摯な気持ちで議員活動に臨み、上郡町の発展、住みやすい町の実現に向け、精いっぱい努力してまいります。


 今回が改選後初めての壇上からの質問であります。この場に立たせていただいておりますことを町民の皆様に心から感謝を申し上げ、本日私の3期目の重要なスタートと受けとめ、以下質問をいたします。


 まず、最初の質問は、福祉医療費助成であります。


 冒頭申し上げました住みやすい町の実現は、私が常々申し上げております若者の定住化促進、人口増加を考えるときに極めて大事なことであると思います。上郡町が果たして若い世代にとって住みやすい町、住み続けたい町なのかと考えるときに、さまざまな疑問や不満を耳にいたします。


 地デジ問題はもちろんですが、少なくないのが福祉医療費助成であります。福祉医療費助成には、重度身体障害者医療、老人医療、母子医療、乳幼児医療などがありますが、この中の1つである、乳幼児医療費助成について、私は同世代の母親からの不満の声をよく耳にいたします。近隣市町では、子供が病気にかかり、病院で診療を受ける際に、乳幼児医療受給者証を病院で提示すれば、医療費を立てかえなくてもいいそうですが、上郡町の場合は、一度、医療費を立てかえて支払い、後日その領収書を役所に提出しなくては、立てかえた医療費は返ってこないということです。


 景気低迷が続き、回復の兆しが全く見えない今、給料の少ない若い世代が生活していくのは、厳しい時代となっております。こんな困難な経済状況の中で、子供が急病になったときに、立てかえるお金に事欠き、病院に連れていくのに躊躇するという状況も現実であります。他の近隣市町では、立てかえなくてもいい医療費が、なぜこの上郡町では一時立てかえをしなくてはならないのか、もしこれが事務の怠慢さから来るものであれば、即刻改善すべきであります。出産一時金も立てかえなくてもいいようにしようという政府の動きの中で、我が町のシステムは時代錯誤そのものであります。


 また、11月7日付、読売新聞に掲載されました保護者が国民健康保険料を滞納し、保険証を返還させられて、無保険となっている中学生以下の児童が上郡町でも17名おられるということです。この場合にも、資格証明書を医療機関に提示すれば、そのときに10割負担した後に市町に申請し、自己負担以外の医療費の返還を受けることができるということですが、必要な受診を控えるということも懸念されるので、厚生労働省は自治体に機械的に処理することなく、配慮するよう指示をしているとありました。このことからも今の我が町の状況は、急遽改善すべき状態にあると考えますが、いかがでしょうか。


 次に、合併における町長の姿勢についてであります。


 以前に、地方は自治体の自己決定領域を大幅に拡大する改革であり、基本的に自己努力が求められる。成功する自由と失敗する自由をあわせ持つ改革である。自治体経営は民間企業に限りなく近い経営感覚が要求されるという文章を本で読んだことがあります。非常に共鳴するものでありますが、これからの分権時代のまちづくりを考え、深刻化する財政問題を考えても、市町村の抜本的な改革は極めて重要であり、絶対的に必要であると考えております。


 常々申し上げておりますように、合併は手段であり目的ではありません。そこでお伺いいたします。20万都市が理想であるとお考えであり、地方分権推進論者、合併推進論者の山本町長、今後の施政の姿勢についてお尋ねいたします。


 最後は、町長の政治理念についてであります。早いもので山本町政、1期4年のちょうど折り返し地点である2年が過ぎたわけでありますが、山本町長にはめまぐるしくも充実した日々であったことと思います。そして、後半2年を見据え、さらなる上郡町の発展の実現に向け、決意を新たにしていることと思います。近年世間を震撼させるような事件や事故が後を絶ちません。そして、社会の風潮としては余りにも自己中心的な考えの人がふえているように思います。


 かつて、日本人の美徳であった「人のため」とか、地域社会に貢献するなどの思いやりのある心を持つことが希薄になっておるように思うのであります。このような殺伐とした時代になってしまった今こそ、物から心、量から質への価値観の転換を図り、原点回帰し、心の時代へと戻らないとこのままでは我が国の未来はないと痛感するところであります。


 心の豊かさを大事にし、何事にも思いやりのある心を持つことは政治の世界においても決して忘れてはいけないこと、この思いやりを持たざる者は政治に携わるべきではないと約2年前、前町長に対する質問で述べさせていただきました。そのすぐ後に山本町長が、「上郡に愛の風を」のキャッチフレーズを掲げ、当選されました。


 そこで、この2年間を振り返り、町長の思い通り、上郡町に愛の風を吹かすことができておるのでしょうか。またどのように自己評価されるのでしょうか。そしてこれから先、どのような政治理念のもと、行政を進められるのでしょうか、お尋ねいたします。


 以上、3点について質問をいたします。


○議長(田渕重幸君) 住民課長。


○住民課長(岡本 博君) まず、1番目のお尋ねの福祉医療費助成について、住民課からお答えをさせていただきます。


 先ほど藤本議員さんからお尋ねがありました、乳児医療費助成事業でございますが、これはご案内のとおり、県と町と協働で行っておる事業でございまして、ゼロ歳児から小学3年生までの乳幼児等の子供さんの保護者に対しまして、医療費の一部を助成する制度でございます。内容は子供さんが医療機関で受診した場合に外来では1カ月につき、1医療機関ごとに700円を限度に2回まで負担をしていただきまして、それ以後は無料ということになってございます。入院の場合は、1カ月の医療費の負担は最高2,800円ということになってございます。


 それで、先ほどの質問の中にございました無料化という件でございますが、これは先ほど申しました県と協働で行っております事業とは別に、町が単独で就学時前の子供さんについて、医療費を無料化にするという制度でございます。それで、この制度につきましては、事業開始当初につきましては、余り近隣市町ではこういう制度はなかったのでございますが、現在ではほとんどの市町が、この単独事業で何らかの方法をとっておられるということになっています。兵庫県内には、現在41市町があるのですが、そのうち25市10町、合わせまして35の市町が何らかの単独事業をやっておるということでございます。


 それで、ご質問のありました無料化の方法でございますが、事業開始当初は、こういう口幅ったい言い方になるのですが、近隣市町には余り見られなかった制度ということで、この無料化を実感していただきたいということでございまして、医療機関の窓口で自己負担を払ってもらって、領収書を持ってきていただいて、それをお返しするという今の議員さんのご質問のような方法をとっておりました。


 それで、現在では、医療機関の実績に基づきまして、自動的に3カ月分をまとめて子供さんの保護者の方に自動振り込みで口座に振り込むという形をとっております。そういう状況なんですが、担当課としても保護者の方から議員さんからご質問がありましたような要望も受けることもございます。それで、現在、近隣市町の大半も質問の中でありましたように、医療機関での窓口の無料化を実施しておるということで、上郡町につきましても来年7月、平成21年7月がまた医療受給者証の切りかえの更新時期になるのですが、その時期に合わせまして、窓口での無料化を実施すべく検討していきたいと思っております。


 これにつきましては、今後、常任委員会への協議とか、あるいは条例とか規則の整備、そういうものが必要になってきますので、今後、そういうことから実施に向けて取り組んでいきたいと思っております。


 以上です。


○議長(田渕重幸君) 4番。


○4番(藤本祐規君) 来年の7月に切りかえで、それを機に検討段階に入っておるということですが、これは即刻やるべきだと思うのです。検討段階ということですが、7月から確実にやっていただきたいと思います。その辺、はっきりとお答えをしていただきたい。やるのかやらないのか、はっきりここで言っていただきたい。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) 7月からやらせていただきます。


○議長(田渕重幸君) 4番。


○4番(藤本祐規君) では、私もそれで町民に報告をしますし、やっていただけるということですから、よろしくお願いいたします。


 1点、今現在、どれぐらいの方がこの制度を受けておられるのか、その数字がわかれば、それだけ教えていただきたいと思います。


○議長(田渕重幸君) 住民課長。


○住民課長(岡本 博君) お尋ねの人数ですが、まず対象受給者数、平成20年、ことしの11月末現在では、792名の受給対象者の方がおられます。それでことしの実績を見てみますと、これまでに1,443件、合計しまして439万9,479円の助成をさせていただいております。これをもとに計算しますと、この20年度に入ってから、720名の方がこの医療の無料化のもとで、お医者さんにかかっておられるということになってございます。


 ちなみに19年度につきましては、739人の利用ということで、対象受給者数792名のうち、721人ということなので、ほぼ大半の方がこの対象になっておるということでございます。


○議長(田渕重幸君) 4番。


○4番(藤本祐規君) わかりました。来年の7月から実施をよろしくお願いいたします。


 次に、合併問題をお願いします。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) 町長の姿勢というお話でございますが、私は先ほどご質問の中にもございましたように、昭和の大合併ということで進めていただいている中で、いろいろな考え方はあったと思うのですが、少なくとも条例、あるいは法律等も関係するわけでございますが、20万人以上の都市にするべきではないかという基本的な考え方は持っております。それは保健所、あるいは社会福祉事業等につきましては、20万人以上の都市ではないとできないという形に法律のたて方がなっております。やはり、末端の地方自治体、町なり市なり、村もそうですが、そういうところの町長なり市長が責任を持って住民のために福祉なり、あるいは健康の問題とかいろいろあるわけですが、そういうものの最終的な責任を持てるようにするべきではないか。要するに、住民に一番近いところの町がすべての関係を持つべきではないかと考えておりました関係で、法律は20万でないと、そういう事務所は持てないという形になっております。能力的にもそういうことになろうかと思いますが、そういう意味合いで、20万以上の都市にすべきではないかという考え方を基本的に持っておるところでございます。


 そういう中で、今回、市町村合併が行われて、その当時、3,232の市町村が全国にあったかと思うのですが、その中で現在、1,782の市町村になっております。その中にはかなり大きな市町村もできているわけですが、兵庫県の場合は、12の町が残っておりますが、全部1万以上の町ということになってまいりました。これは非常にいいことではなかったかと思いますが、全国的に見れば、まだ2,000とか1,000以下の村さえあります。


 そういう中で、これからの各末端の市町村のあり方としては、そういう形では住民に対して、あらゆる面についての基本的な第一線の責任というものの対応が非常にしにくいのではないかと考えておりますので、基本的な考えはそういう思いを持っております。


 ところが、先ほど申しましたように、この合併につきましては、兵庫県の中でもそうですが、それほど大きな合併、20万都市はそんなにたくさん生まれませんでした。そういう中であるわけですが、私はこれからもそういう意味合いで、もっと合併を進めていくべきではないかと。昨今道州制の問題も出ておりますが、そういう第二次的な合併も含めまして、いろいろな考え方が出ております。そういう中で、これからの合併につきましても、さらに対応していく必要があるのではないかと、これが終わったものだとは考えておりませんので、これからの合併につきましても積極的な対応はしていきたいと思っております。ただ、現在の法制度の中では、非常に難しさ、従来の旧法のような形の助成制度もなければ、いろいろなことについての特典も非常に減ってしまっているということがあります。


 そして、新法による合併につきましても再来年の3月31日までというふうに期限が切られておるわけでございます。そういう中で合併するということについて、やはり対応としては積極的に対応するけれども、その中でできない場合もありましょうし、できる場合もありますが、これは皆さん方とともどもに考えていくべきではないかと考えております。その中で対応するんだと思っておりまして、合併を含めての姿勢につきまして、そういう基本的な気持ちは持っております。


 以上です。


○議長(田渕重幸君) 4番。


○4番(藤本祐規君) 私、先ほど演壇の方で申し上げましたように、市町村合併というものは、手段であって目的ではないんだということを演壇で申し上げました。この点、町長は市町村合併についてどういう認識を持たれておるのか、いかがですか。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) 内容の中で言ったつもりだったのですが、要するに手段です。目的ではありません。ですので、合併につきましては、そういうものがなされるかどうか。


 目的でなくて手段です。手段は合併だけだと思っております。要するに、行政改革の1つの大きな手段でありますし、住民の福祉の目的を達成するために手段として合併していくのだと考えておるわけでございます。手段と目的がひっくり返っているような考え方は持っておりません。ですので、これからの住民、上郡町民はより豊かな形で生活でき、あるいはいろいろな形で幸せになれるような方法を考えていく、その手段として合併を考えているわけでございます。


○議長(田渕重幸君) 4番。


○4番(藤本祐規君) 合併の問題を話すときに、よく話されるのがメリット、デメリットをすぐに話される方が多いと思うのです。僕はメリット、デメリットについて、例えば、上郡と赤穂が合併する。上郡と佐用が合併する。上郡と相生が合併するといったときに、メリット、デメリットというのを本当に的確に答えられる人というのは少ないと思うのです。ほとんどいないと思うのです。ほとんどが憶測で物を言っているだけであって、だからすぐにメリット、デメリットを話す人というのは合併そのものを目的としてとらえてしまっていると思うのです。市町村合併を考えるときには、これではだめだと思うのです。1つの手段として考えて、合併した後に、合併することによって住民みずからが自分たちで合併した後、どういうまちづくりをしていくのだ。どういうふうによくしていくんだということを見出していって、自分たちでつくり上げていくのが、これからの分権社会であって、合併の本当の意味だと思うのです。


 だから、私は合併は目的ではなくて、手段としてとらえるべきではないかと考えております。この辺を前回の本会議でもお話しさせていただきましたが、篠山市がいい例だと思うんです。合併することで、「百利あって一害なし」と言われた合併が、今や、財政の問題にしてもいろいろなことで行き詰ってきておる。これは合併をするときに、目的としてとらえてしまったのではないかと思うのです。だから、こういう行き詰まりとかが出てきて、合併したら何か合併しただけで何かいいことがあるのと違うか。財政が豊かになるのと違うかということ、これは根本的に間違いだと思うのです。合併をすることによって、自分たち住民そのものがつくり上げていくものが合併だと思うのです。その可能性を最大限利用して。そういう意味で、僕は町長にお伺いしたのですが、もう一度お答えしていただけますでしょうか。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) 先ほど篠山の例が出ましたが、確かにそういう嫌いがあったと思います。ある意味では、こういう事業をするから合併しようじゃないかという話、あるいは合併するならこういう事業をしてやろうじゃないかという発想の部分が篠山の場合、なきにしもあらずではなかったかと思っております。にんじんを前にぶらさげて走っていくみたいな話になっているのではないかと思っているのですが、そうでなしに、合併することによって、地域全体がよくなる方法を考える。村づくり、あるいはまちづくり、あるいは地域づくりの話だろうと思うのです。そういう中で生まれてくるだろうと思っておりますので、ただ、こういう事業があれば補助事業がある。あるいはこういう財政的支援があるからすべてやるんだということではなしに、やらないとだめだろうと、これは基本的にこう思っておるところでございます。今回の問題につきましても、いろいろな問題がありながら、では、はだかになって死ぬまでやるのかということにつきましては、いろいろ考えながらやっていかないといけないわけですが、それは財政事情のこともあるわけですので、そのことについてはもっと検討しないといけないでしょうが、先ほどもお話がございましたように、とにかく目的が合併だということでは、一切ありません。そう考えておりまして、私は言いますように、大規模合併がいい。あるいはこれからのやり方について基本的な基礎自治体としては20万以上でないと、いろいろなことも市町長が責任を持って対応できないのではないか。法律的な制約もありますので。そのためには、こういうまちづくりをする、その基本ではないかと思っておりますので、そう答えておりますし、私もそれがいいのではないかと考えておるところでございます。


○議長(田渕重幸君) 4番。


○4番(藤本祐規君) それと、合併の問題を話されるときに、今、定住自立圏構想のお話が出ております。この合併の問題と定住自立圏構想の問題を1つにして考えておられる方がかなりおるのです。話をすると、合併と定住自立圏構想というのは、全く別ものだということを勘違いされている方が町民の中にもいらっしゃるのです。これはなぜそういう勘違いをされておるのか。行政からそういうことを発信しておるのか。例えば、僕は行けませんでしたが、この間ありました行政懇談会とか、そういうところで話をされているのかわかりませんが、行政がそういうようなことを言われておるのですか。これはどうなんですか。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) 私どもが合併と定住自立圏構想も全く同じものだとは実際言っておりません。そもそもこの考え方自身が違うだろうと思っております。合併そのものについてうまくいかなったということの認識が総務省、国の方にあると思うんですが、それに基づいてこれからのやり方は選択と集中だということで、いろいろな問題についての対応の仕方を合併という包括的なやり方でなしに、それぞれの機能別分担みたいな話ですが、そういう形で対応したらどうか。


 例えば、海の漁村があります。それについては漁村関係は両方でやりましょう。あるいは山の方は山の方で協働しながらやりましょうということだろうと思っております。それが一番いい例ですが、例えば、医療制度につきましても、上郡町自身は、いろいろな形でのマイナス部分がたくさんあります。そういうものは赤穂なり、あるいは備前と協働しながらやっていこうということでございまして、合併していくということとは全然違うわけです。


 そういうことで、私どもも一切、合併と定住自立圏構想の話は全然違った考え方を持っております。この定住自立圏構想は今始まってはおりますが、既に我々も一部やっている部分があるんです。例えば農業関係の共済事業も赤穂、相生、上郡で一緒に一部事務組合でやっております。あるいは広域の関係についてはたつのなども含めた西播磨の関係で協議してやっております。あるいはダムの事業につきましてもご承知のとおりです。


 ですので、こういった広域行政の中で対応している部分については、いろいろな中身もありますし、これまでやってきたのは必ずしも機能的な部分ではないですが、それぞれの中でダムの問題については、水利の関係も含め、あるいは治水のことも含め、同じ共同体としてやっていこうということですので、それぞれの要求に従って、対応できるところは協働でやっていこうということですので、今の定住自立圏構想につきましても、私どもの足らざる部分をともどもにやっていく。あるいは赤穂の足らざる部分についてもうちで対応できるものはやっていこうという考え方ですので、これからはいろいろな形のものが出てくるだろうと思っております。


 そしてこの事業につきましては、場合によっては赤穂、相生、あるいは佐用なんかも含めまして、追加的に入ってくる可能性もあるわけです。別に門戸を閉じてしまった問題ではありませんので、そういう形で、いわゆる市町村が協定を結びながらやっていこう。合併にするわけではございませんので、その辺もご理解いただきたいと思っております。


○議長(田渕重幸君) 4番。


○4番(藤本祐規君) 定住自立圏構想については、私は通告しておりませんから、この件については掘り下げるつもりはございません。ただ、定住自立圏構想と合併というものは全く別物なんだということをもっともっと町民に認識していただく必要があるのではないかと思います。


 町長は、少し前のお話でありましたように、合併推進論者ですよね。この前の全協のときにもおっしゃっていましたし、今もおっしゃっていましたように、20万都市が理想であるんだと。そういう話も私は町長が選挙に出られる前に、そういうお話も聞かせていただいたこともありますし、町長の合併に対する理想みたいなものもいろいろ今まで聞かせていただきました。そういう話を聞かせていただいて、実にすばらしい考えをお持ちであるなということを私はいつも思っていまして、町長があと20年若かったら、革命児になっていたのと違うかなというぐらいの構想をお持ちでありますね。あと20年若かったらと言いましたが、私はまだまだ大丈夫だと思うんです。


 せっかくその席に座られておるのですから、あと任期2年ございます。その20万都市構想をぶち上げて、町長中心になって動いていくということも十分に僕はできるのではないかと思うのですが、そういう考えをぶち上げて、町長が積極的に動いていくと、上郡町の若い世代、私たちと同世代の若者も多く賛同して、町長をどんどん応援してくのではないかと思うのです。


 例えば、姫路とか神戸とか、都会の方から見たら、この上郡町はテクノがありますよね。このテクノを中心として、このテクノを核として、どんどん周りの市、町と合併していって、上郡が中心になっていける。どんどんそういうことをやっていくべきと違うかと見ておられる方もたくさんいらっしゃるのです。それは姫路、神戸という都会の方の政治に携わっておる方もそうです。


 私は本当にそうだなと思うのですが、町長、そういう町長の思い描く理想を、理想とせずに実現するように、これからあと任期2年間、2年と言わず次の選挙でということも考えられますが、そういうことを周りの市町村に対してアピールして、この20万構想をどんどん実現するように動いていったらどうですか。私はそういうように思うのですが、町長、どういうふうに考えていますか。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) おっしゃる趣旨はよくわかっております。私自身もそういう対応の仕方をするべきだろうとは今後思いますが、足元のことが非常にたくさんあります。そういうものをきちっと詰めておかないと、なかなか難しいのではないかという思いがあります。例えば、合併問題にしましても、今既にまた上がっているわけですが、そういうものを1つずつ片づけておかないと、それこそ団子になってしまうということもあるので、整理しながらやっていきたい。私は、これまでやってきたことの中で、いろいろなものを既にやっておりますが、1つずつ解決しながらやっていこうと。


 まず1つは、地域の住民の生命と財産を守っていくのが一番大事ではないか。千種川の工事を全精力を入れてやってきました。用地買収もほとんど済みました。河川改修も恐らく3年後にはほとんどできるだろうと思っております。


 次には、地デジの関係は将来の子供たちのために考えないといけないのではないか。要するに、ここ上郡におりながらでも、ニューヨークやロンドンや、あるいはパリとの商売もできるという形に、今度の地デジの対応の仕方によってはできるわけでございますので、そういう意味合いで、将来に飛躍するような形のものを1つは基盤としてつくるべきではないか。道路と一緒にこの情報網につきましては、1つの大きな基幹的なものだろうと私は思っております。特に、将来の我々人間が生きていくために一番重要な部分の1つになるのではないかと思っておりますので、これも皆さん方の協力を得ながら整備できるようになりました。恐らくこれは来年の9月にほとんどできるだろうと思います。これを利用するか、しないかは皆さん方、あるいは子供たちのこれからのものにかかってくるのではないかと考えております。


 それ以外に、今やろうとしてしているのは、教育問題の中で再編整備をしていきたい。その中で子供たちがより優秀な形で将来を担えるような方法をしたいと思っております。そういうのがたくさんあります。


 例えば、今、過疎地域の問題がたくさん出ておりますが、これについての対策が一番緊急課題ですが、これについて手を入れる必要があるのではないかという考えを持っておりますし、先ほど来出ておりました高齢者に対する対応につきましてもきちっと介護ができるようにしなければならない。今、病院では長いことはおられなくて放り出されてしまうという状況がありますが、それに対して、地域が地域の力を結集しながら、順番に世話をしていく。あるいは介護をしていくような方法が介護制度の中でもとれないか、今検討しておりますが、そういうようなことで、学校が統合された後で、そういうもう一度お年寄りが小学校へ行っていただいて、若い人が介護し、年寄りが介護していただけるような体制を順繰りにできないかと思ったりしております。そういうような活用の仕方、あるいはこれからの上郡町の資源をより豊かな形で使える方法を考えるべきではないかということもひっ提げて、先ほどおっしゃった20万構想なり、あるいは、そういう20万というのは上郡の置かれている立地条件もあるのです。20万、50万までぐらいしか行かないわけですので、その辺もあるのですが、そういう立地条件と人口構成の中で、20万都市という形で上郡町のテクノを中心にそういうものをやっていく必要が今後あるだろうし、あるいは、そういう希望を若い人たちとともどもに共有しながら、進めていくべきではないかと考えておるところでございます。


○議長(田渕重幸君) 4番。


○4番(藤本祐規君) 足元を一つ一つ固めていこうということはよくわかります。先ほど町長、千種川の問題であるとか、統廃合の問題であるとか、地デジの問題とかいろいろおっしゃいましたが、上郡町の山積する課題の中で、その中で1つ重要な問題は町長の口から出てきませんでしたが、相生との合併の署名問題があると思うのです。相生と合併協議会を立ち上げよという署名運動が起こりました。意外に、数が多かったなというのが私の感想なんですが、本当にそういう意味では、上郡町民の方、この合併というものを多くの方が望んでおるのだなと今感じておるわけです。


 議会に入らせていただいてから、約6年、7年になるのですが、非常にこの6年、7年に集中したんだろうと思うのですが、この上郡町というのは住民運動のよく起こるところやなと。私も上郡町民なのですが、住民運動ばかりしてきたなと思うのです。住民運動ばかり起こる上郡というのはどうなんだと思っておったのですが、それだけ政治に対して熱い思いの方がいらっしゃるということなんでしょうが、それともう一つ、上郡町の政治、議会、行政が頼りないと違うかという思いの方もいらっしゃるのではないかと感想を持っておるのですが、町長はこの辺、どう感じておられますでしょうか。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) 上郡につきましては、いろいろな思いもあり、考え方もあるし、私の考えが正しいわけではないでしょうが、歴史的に見ますと戦国時代、あるいはそれ以前からの問題もあるだろうと思いますが、いずれにしても最近のことを考えますと、明治に入ってからでもいいと思いますが、この上郡というところは、やはり農村地帯でもありました。しかし、明治以降、相生、あるいは姫路に大きな工業地帯が出てまいりました。そういう中で、上郡町の農業というものがほかの地域と若干違っていたのではないかと思っております。すべてがそうではないと思いますが、そうでない地域もあるし、上郡よりも条件のいいところもあるのですが、上郡の1戸当たりの平均的な耕作面積がほかに比べて若干多い、大きな地主もいませんが、小さい地主も余りいないということで、まずは大体食べていけるよりも少しほかと比べて豊かなような状況にあったのではないか。これが明治、あるいは大正、昭和の初めぐらいの写真がたくさんありますが、近くの例を言いまして悪いわけですが、宍粟だとか佐用と見比べますと上郡町はかわら屋根がたくさんあります。ほかは非常に少ない。同じ時期でもわら屋根が非常に多い状態になっているわけです。それはやはりある程度、豊かさの証明であったのではないかと思います。


 それはなぜかというと、やはり食べるものがきちっとあり、しかも正職員として、相生やあるいは姫路に勤めにいかれた。佐用とかは出稼ぎのような形で出ていくと。全然違うのです。だから第一次所得の問題もそうなんですが、そういう中で、農業と父親なり、息子さんが勤めている所得というのは総トータルの総所得は非常に高かったのではないか。ほかに比べて、比較の問題なんですが。そういうことでこのかわら屋根の問題は見るべきではないか。あるいはそういうことを教えてくれるのではないかと思っております。


 そういう豊かさの中で、かなり高レベルの教育水準もそういうところが結果としてあったのではないかと思っております。そういう中で、いろいろ政治的な問題も含めまして、いろいろな考えが出てきたと思います。それは歴史的に円心の時代、松の廊下のものも含めまして、いろいろなことで考えが非常に多様化している。上郡町だけでなく、赤穂もそうでしょうが、そういう風土があったのではないかという感じを私は受けとめております。その中で、こういう問題を進めるのは非常に難しさもあるかわりに、非常に賛同も得たり、いろいろな形で力を合わせ手をつないでやっていける方法もあるのではないか。これまでのような形で対応するのではなしに、意思統一、例えば、このたびの地デジの問題ですが、これにつきましても本当に上郡町内の方がほとんどの方が賛同していただけたということもあるわけです。そういう1つのまとまりを持っていくにも、この地域は必ずしも悪くはないと思っております。ただ1つ間違うと、割れる可能性もあるのではないかと思っております。


 ですので、その辺について正しいかどうかは認識は別ですが、やり方さえ間違わなければ、非常に頼もしい町ではないか。将来もあるのではないか。その中で先ほど申しましたように、せっかく天の恵みではないですが、テクノができたのですから、これを中心に世界に冠たる施設でもございますので、これを利用して将来皆さん方、子供たちも含めましてですが、あそこに活路を見出すべきではないかと思っております。


○議長(田渕重幸君) 4番。


○4番(藤本祐規君) 本当にそうやって住民全体が政治に熱い思いを持って、そうやって住民運動なり、いろいろ考えて行動を起こしていくというのはすばらしいことだと思いますし、きょうも船坂小学校の生徒さんがこうやって傍聴に来ておられます。こういうのも本当にすばらしいことだなと。子供からお年寄りまですべて政治に興味を持って、まちづくりをしていくというのは非常にすばらしいことだと思います。


 先ほど申し上げましたように、今、相生との合併協議会を設置するように署名運動が起こって、千何百人の方が署名をされて、請求がされております。そこで、町長が思う、これからの合併のあり方であるとか、町長が思う20万都市構想などもそうなんですが、この相生と上郡町が合併することが、町長が思い描く理想のきっかけにはならないですか。町長、その辺はどうですか。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) この問題につきましては、いろいろな考え方がある中でですが、確かに1つのきっかけではあろうと思っております。ただ、この合併についてのいきさつはご承知のように、赤穂の合併がだめになった以前に、既にはや、2回も相生との協議会を立ち上げた経過があるわけでございまして、その中でこれが新たに出てきた。こういう3度目の正直みたいなものがあります。それをどういうふうに踏ん張るかということがあるんだろうと思っております。


 しかもこれまでの合併のことを云々する気はないわけですが、もしやるとしたら、上郡町民にとってプラスになる。当面の話ではないですよ。長期的に見てプラスになるようなことをきちっと考えないと、もうあと1年半しかないのだから、やってしまおうと。まるで夜店のバナナのたたき売りではないですが、町民をたたき売るような形は絶対したくないと思っておるわけでございまして、きっちり上郡町民が将来、こういうことをすればよくなるのだということをきちっと担保できるようなことを考えないとだめではないかと思っております。というのは、相生市民と上郡町民は2万と3万なんです。こうして議会で出ておられても、3対2になってしまうのです。当面のときに、いろいろなことをやっていったとしても、勢力的にはうちの方が弱いわけでございますので、当初はっきりこれは譲れないからやってほしいということをきちっと相生に言わないとだめだろうと考えております。そうでないと、将来にしまったと言ったのではもう遅いわけです。非常に離れた地域というわけではない。旧赤穂郡の一員でもあったわけですから、そういう中での対応は歴史的に見ましても、対赤穂との問題、対相生との問題の中で、相生と上郡は非常に仲よくやっていたところがたくさん明治以降でもあります。そういう歴史も踏まえますと、大変大事なことだろうと思いますので、これは今、結論をきちっと出すということは非常に難しいのですが、先ほどから申しますように、下世話な言い方をしましたけれども、バナナのたたき売りみたいな形はやりたくないと、これに尽きるだろうと思っております。


○議長(田渕重幸君) 4番。


○4番(藤本祐規君) 相生との合併の問題で、プラスになるのか、マイナスになるのか、当然それは考えることは大事だと思うのです。ただ、私が少し前に言いましたように、プラスになるように持っていって、行動を起こすことが大事だと思う。プラスにするんだと考え、行動を起こすことが大事だと思うのです。


 私は全協でこの合併のお話をしていたときに、町長に宣言したように、今この相生との協議会を立ち上げてくれという署名が上がってきていますが、町長自身は、この相生との合併は賛成ですか、反対ですか、どっちですか。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) この問題は、今申しますように、私自身も全部詰めたわけではないのです。ですので、プラスマイナスという言い方をすると非常に語弊があるのですが、これを今、先ほど言いますように時間がないから慌てて期限内に駆け込んでいくんだという考え方はしたくないというのが1つあります。その中で、将来を見据えて後の先みたいな形になるのかどうか。あるいは先のまた先になるのかわかりませんが、将棋や碁をやっているのと同じようなことなんですが、そういう中で、1つの考えとして、これを1つの核として、この西播磨地区の核にしてしまって、それで相生と上郡が1つになり、ある市ができたら、それを中核としながら、赤穂も抱え、佐用も一緒にし、あるいはたつのも抱えていくというような考え方を順次やっていかないとだめだと思いますが、その問題を素直にすっとやっていくことについては、非常に難しい問題がたくさんあります。ですので、そういう問題を見据えながら考えていく。長期的には必要だろうと思っております。当面、今相生と合併したからといって、どうしようかなということが、まだ協議会はきっちりしていない部分があります。これまで、実を申しますと、赤穂との問題を精力的にやって、新しい赤穂市になって、いいものをつくっていこうという夢を見ていたものを、今度、こうシフトしてしまったような状況になっていますので、それについてはもう一度きちっと勉強し直さないとだめではないかと思っています。これはしまったということにつながりやすいと思っておりますので、私は今のままで一緒にしたらそれで済むんだというようなことを、これまで何遍もやられいてる。皆さん方もよく知っているのかもわかりませんが、私はもう少しよく考えてみて行くべきではないかと思っているのです。


 それともう一つは住民の方々がまずついてきていただけるように、納得していただかないとだめだろうと思うのです。やる、やらないと2つに割れたり、3つに割れたりするのはとてもじゃないけど対応が非常にしにくい。もう一つは相生と上郡が合併する場合、赤穂のときも多少そういう部分があったのですが、1つの夢を描いて、こういうビジョンを持つのだというそのビジョンの部分が、はっきり言いますとどうもちょっと弱いかなと。それは私たちが考えてつくっていかないといけないと思うのです。新しい相生と上郡が合併するとこういうものにするのだと。将来はこういうこともできるんだということを、まだちょっと私自身も練り上げていないし、住民運動された方は持っておられるのだろうと思いますが、そういったことを協議会の中でいろいろ聞いてみたいと思っております。


 本当に、それが上郡町民のためになるのかということを含めて、そういうことでやっていく必要がある中で、これを考えておりまして、私自身が今、非常に迷っているのはそこなんです。


 そして、これからのやつについては、当然基本的に合併論者ではございますし。しないといけないと思っているのです。思っているのですが、これについて皆さん方が町民にこうだから相生とするんだというきちっとしたものを言いにくいのではないかという部分があります。ある程度、相生は新幹線もとまり、西播磨における交通の要衝になっております。そういう意味合いで、これを軸にしながら対応していく必要があるだろうと思います。そして、またこれから地球温暖化になる中で、上郡地域がむしろ重要な位置を占めてくるのではないか。恐らく海が上がってくるだろうと思いますが、そのときに上郡の地域が2市1町の中では中心の地域を占めるのではないかと考えておりますが、これはまだ百年先かもわかりませんが。そういう意味合いで、そういうことを念頭に置きながら対応しておかないと、これからは非常に難しいのではないかと思っておりまして、はやいろいろな問題が出てきております。地球温暖化そのものもそうですが、それ以外に病気だとか、あるいは害虫だとか、いろいろなものが出てきているわけですから、そういうものへの対応も含めまして、これからのことにつきましては、ただ1町、上郡1万7,500で対応するのは非常に困難な問題を抱え込みそうな気配になっておりますので、合併については進めていく力を持って対応できるようにしておきたい。そして、専門知識を持った職員が配置できるようなことでやってこないと、全く何もできませんということでは、町民のためにならないし、町民は不幸せだと思います。


○議長(田渕重幸君) 4番。


○4番(藤本祐規君) 今、町長のお話を聞いていますと、どっちでとらえていいのかというのがよくわからなかったのですが、さすがだと思います。さすが行政を長いことやっておられたなという感じがします。現実、署名を突きつけられているわけですから、政治家としてはイエス・ノーを絶対にはっきり出さないといけないわけです。僕も議決のときにははっきりと出します。


 先ほどの町長の答弁は、どっちでとらえたらいいのでしょうね。六・四で反対だという感じがしたのですが、それでよろしいか。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) これは皆さん方の信じるところで対応していただいたらいいだろうと思っております。本当に難しい問題なんです。今申しますように、これの対応は広く、奥深く受けないと難しいのではないかと思っております。何せ1,088名の方が一生懸命運動されたわけです。非常にこれは重い問題を持っておりますのと、あわせてその構成員が比較的30代、40代の方が中心になっておられたわけでございますので、これまでに上郡町でこういうことは比較的少なかったのではないかと思っております。


 そういう中ですので、重くは受けとめたいと思っておりまして、このことは歴史にも残るでしょうが、私どもも皆さん方とともに考え、苦しんでいきたい。その上で結論を出していきたいと思っております。そうか、では反対だ、賛成だという話ではなしに、もっともっとよく考えてみておく必要があるのではないかと思いますので、私自身の今の気持ちを申し上げたわけでございます。本当にある意味では、涙を流しながらでも口角泡を飛ばしながらでも話をして、本当に上郡町の行く末について考えていく、一番大事な時期に来ていないか。それは外面的にも上郡は非常に変っております。そういう中で、新しい上郡を考えるのにもっともっと苦しんでも何も損ではない。これはこう思っておりますので、幾らそうおっしゃられても、私は今の状態を話をしたわけでございまして、その辺もご理解いただきたいと思っております。


○議長(田渕重幸君) 4番。


○4番(藤本祐規君) 時間が5分前になっておりますので、次の問題に移らせていただきます。簡潔にお願いします。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) 政治理念といいますか、そういう話でございます。これまで私はお話がございましたように、上郡町をどういうふうにしようかなと思って、いろいろ考えたわけですが、当時は非常に上郡町の世論が2つに割れたような形もありました。そういう中で、できるだけ統合するような方法をやっていくべきではないか。これでは毛利元就の話ではないですが、力が出ないのではないかということがあったものですから、まずそこを節にする必要があると思っております。


 それで、当面、赤穂と合併をするということでしたので、それをどんどんやりました。ところがアウトになりました。それは言わずもがななんですが、その中でこれだったら町単独でやらざるを得ないのは当然だと思います。やることにつきましても、上郡町は非常に資源豊かな町でもございますし、先ほど申しますように、町民も非常にハイレベルの方もたくさんいらっしゃいます。非常にだめだということではないのです。単独でやっても十分やっていけるような町だろうと思います。ある意味では、非常にすぐれた町だろうと思います。小学校の再編の問題に始まりまして、給食の問題、あるいは地域公共交通機関、そういったもの、先ほど申しましたような幾つかの残された問題がたくさんあるのです。それを集中的にこれは町民一丸となって今回、地デジをやったような形で、例えば、地域公共交通機関についてはこういうふうな方法でやっていこうじゃないかということをきっちりやって、お年寄りや子供たちが困らない形で、しかもそれについてはただバスをどんどん走らせばいいのだということではなしに、お互いがそれを考えながら、地域における買い物、あるいは病院に通うにはどうしたらいいんだということを考えながら対応する。あるいはタクシーが必要であれば、タクシーをきちっと整えるというようなことを皆で一緒に考えながら、今ないものを整備していくのが必要ではないか。それをまずしていくべきではないかということで、ひとり立ちしないといけない事態に至ったときに、特にそう思ったわけでございますし、生産基盤であります農林水産業、河川も含めて農林水産業につきましても、今の状態ではまだまだ難しいのではないか。やはり農村、あるいは地域があってこその上郡中心部でありますし、あるいは兵庫県、あるいは東京でもあろうと思いますので、いわゆる地域の人々の幸せを願う。


○議長(田渕重幸君) 4番。


○4番(藤本祐規君) 町長、これまでの2年間非常にいろんなことがあって、非常に苦労されたと思います。これからの後半の2年間も町民のためにやってもらわないといけないのですが、今の政治システム上、多数決の原理ですよね。その中に必ず少数意見というものが出てくるじゃないですか。僕もこの議会に入ってから、いつも少数意見だったような気がするのですが、少数意見というものが必ず出てきます。これから町長が政治行政を進めていく上で、この少数意見というものに対してどういう姿勢で進めていかれるかということを簡潔にお答えしていただきたい。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) 民主主義ですから、当然多数決で決まるのですが、多数決について決まったことについてはそれに基づいてどしどしやっていきます。しかし、その少数意見については、それなりのある意味では、普通は温かみのあるような意見が多いわけです。それは大事にしながら、親鳥が卵をかえすように将来に向けて対応しながら考えていきたい。それがきちっとかえるようになれば、やっていく必要があるのではないか。そのときは多数決にももっていけるのではないかと考えております。


 以上です。


○議長(田渕重幸君) 通告1番、議席4番、藤本祐規議員の一般質問は終わりました。


 ここで暫時休憩いたします。再開は午後1時。         (12時00分)


             休           憩


○議長(田渕重幸君) 再開いたします。            (13時00分)


 通告2番、議席12番、工藤 崇議員に許可いたします。


○12番(工藤 崇君) それでは、通告に基づきまして質問をいたします。


 まず1番目、定住自立圏構想であります。国の説明では、定住自立圏構想とは今後すべての市町村にフルセットの生活機能を整備することは困難であるから、中心市と周辺市町村が生活実態や将来像を勘案して協定を結んで圏域を決定し、中心市に都市機能を集約、整備する。そのため国は中心市に対して交付税、地方債の財政措置やICT、すなわち新しい公共事業の支援、または県の権限の移譲を行うとしております。総務省は、平成20年7月4日から8月29日まで募集した定住自立圏構想の先行実施団体は、中心市20市、周辺市町村3市3町、18圏域が決定したと平成20年10月28日に発表いたしました。


 その中の1つが、岡山県と兵庫県にまたがり、備前市を中心市として赤穂市・上郡町を周辺市町とした圏域であります。国はこの2市1町の定住自立圏における取り組み内容は、医療の連携(病院・診療所の連携)、また学校給食施設の広域利用、観光振興等であると公表しております。確かに上郡町にとって学校給食の早期実施と医療格差の解消は急務であることから、赤穂市等からの学校給食の配送や赤穂市民病院の同一料金が本当に実現するならば、歓迎すべきことではあります。


 しかし、同構想について、町長等は過日の全員協議会で、同構想の中身は全く見えない。県もわからないと言っていると説明をいたしました。わからない中でも一番不可解なのは、中心都市の位置づけであります。中心都市は同構想の骨格となり、また上郡町の将来のまちづくりと広域行政にも影響を与えるものであります。当初、中心都市を赤穂市として国に応募、申請したら、結果発表は備前市が中心市になっていたというように、国の進め方は地元の生活実態や将来像を反映するという同構想の趣旨説明とは異なっており、地元の現状を軽視しておると考えます。


 このままこの構想に乗っていけば、周辺町となる上郡町にメリットは見出せるのか。明るい将来を約束できるのかは疑問であります。町長、担当者は2市との協議で上郡町が不利になるなら、同圏域から撤退するといいますが、同圏域内で上郡町に都合のいい協定や補助が選択できたり、また途中で都合が悪くなったからと簡単に撤退できるものとは考えません。危惧されることは結果的に周辺市町にも義務と負担が発生し、上郡町の将来のまちづくりの手足を縛られるおそれがあるのではないかということであります。そこでお尋ねをいたします。


 1つ目に、同構想への参加の経緯と意思決定の手続はどうだったのか。お尋ねいたします。2番目に、協定内容及び役割分担の中身と国の支援策をわかる範囲で具体的にお示し願いたい。


 2番目の質問に移ります。相生市との合併協議会設置問題であります。


 平成20年11月4日に有効署名総数1,088名による相生市との合併協議会設置請求書が山本上郡町長あてに提出されました。この運動について町長は、若い方が政治に無関心と言われる中、今回は30代、40代の比較的若い方が中心になって、署名活動をされたことは上郡町には少しはプラスになったと評価できると言われました。同請求内容の概要は、1つ目に上郡町の財政状況では1郡1町での行政改革では先は見えている。


 2つ目に、地上デジタル放送の多額な住民負担等に住民は不安を抱いている。


 3つ目に、合併が断られたから仕方がないのではなく、再度合併協議会の設置をというものであります。若い世代の多くは県下で唯一学校給食や学童保育がない、また図書館もない。出産施設や救急病院もない、働く場所も少ない等々、このような旧態依然とした上郡町を何とかして変えていきたいと考えております。


 そういう風潮の中で、1,088名もの方が合併によって町が変るのではないかと期待しているのではないかと思うのであります。町長はこの住民発議の制度は、上郡町の住民から提出されたものを町長が相生市長に持っていって、こういうものが提出されましたから、ご審議願いますというだけで、町長として何のコメントもつけられないし、その動きに対して何も言えない状況となっていると説明をいたしました。


 確かに、制度上はそのとおりかもしれません。しかし、上郡町の町長として、相生市に対して正式に何も今は言えなくても、町民に対しては今回の請求事案についてはもちろん、この際、将来の合併も含めたまちづくりの方針を町民に対して明確に述べる義務があると思うのであります。


 そこでお尋ねいたします。


 1つ目に、同協議会設置について、町長の明確なお考えをお尋ねいたします。


 2つ目に、上郡町のまちづくりの今後の方向について明確なご方向をお示し願いたいと思うのであります。


 3番目の質問に移ります。少子・高齢化、定住策の充実であります。


 1つ目の医療について、まず述べます。中核病院である赤穂市民病院は、医師不足により脳外科と産婦人科が診療制限したことにより、救急患者や妊産婦への受け入れが減少、収益悪化で現在の赤字経営に拍車がかかる見通しと地域の新聞報道がありました。このように、上郡町の周りの医療環境は悪化しつつあります。少子・高齢化策、若者の定住化策に欠かせないものの1つが、安定した医療、救急体制の整備充実であります。


 そこでお尋ねいたします。


 1つ目に、新都市に救命救急、高度医療施設、すなわちリハビリテーションセンターも含めたものについて、このような施設の充実する取り組みについて、町長に姿勢をお尋ねをしたい。


 2つ目に、お年寄りや体の不自由な子供方々等の自立を助けるかなめは、外出支援策の充実であります。例えば、安価な利用料金のデマンド型の乗り合いタクシー等の検討をできないものか、それを急ぐべきでありますが、町長のご所見をお尋ねいたします。


 3つ目に、幼小学校の統廃合計画でありますが、子供の教育環境内容を最も重視したものであるべきであります。その姿勢をお示し願いたいとともに、条件整備として、具体的にスクールバス、学校給食、幼保一元化、図書館整備等、また跡地利用についてもお尋ねいたします。


 4番目に、国は地上デジタル移行の整備にかかる住民負担額を1戸当たり上限約3万5,000円と考えているようであります。このことから、上郡町もできるだけその額に近づけるよう取り組まれたいと思うのであります。もちろん利用料にしてもそうです。この点について、町長のご所見、姿勢をお尋ねいたします。


 再質問は自席で行います。以上であります。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) 先ほどお話がございました定住自立圏構想につきましては、委員からもいろいろ説明があったわけですが、地方から大都市への人口流出を防止するということを検討しておりました。総務省の定住自立圏構想研究会というのがあります。これはいろいろ研究されていたわけでございますが、一定規模以上の地方都市を中心に周辺市町村が合併ではなく、協定を結んで定住自立圏をつくって、いろいろなことをやって、協力できるものはやっていこうというものです。こういうことを報告書をつくりまして、本年5月にまとめて公表されたものでございます。これが発端だろうと思っております。


 この関係に基づきまして、国の方は早速ですが、6月27日に閣議決定もし、いわゆる骨太の方針2008年の中に盛り込んだということになっております。そういうことで盛り込まれた総務省の新しい施策でございますが、その説明会につきましては、近畿では7月24日に京都で、また中国地方では7月25日、続きまして岡山でやったということになっておるわけでございますが、総務省は今年度から定住自立圏の形成に先行して取り組んでいただける市町村を募集しながら、やりたいところを募集して、意見を交換しながら具体的な圏域の形成を進めるということで、それに対して各省庁も協力できるものはしていこう。あるいは意見を出しながら、そういうものを新しく取り組んでいこうではないかと。こういうことで、措置していきたいということを言っているわけでございます。その上で、急な話でしたが、8月29日に先行的な実施団体の応募締め切りということを決めて、話をされていたわけでございますが、そういう中で、私たちといたしましては、締切日に合わせて県の方に8月22日までにヒアリングしろという話で、それこそまさに大変な車輪を回さないといけないような状態になったわけですが、そういう中で提出していったものでございます。これはまだやろうということではなかったのですが、手を挙げていったということでございます。


 ただ、目的が示されておるわけでございますが、先ほども委員のお話がございましたように、具体的な支援策がはっきりしていない。まさに雲をつかむような話でございます。その中で赤穂市長より要望につけての話が出てきたという経過になっているわけですが、この要望についてどうしようかなと相談を受けたのは、私どもと相生と佐用ということでございまして、この4つが意見交換を行い、どういうふうにしようかなということで相談させていただきました。


 その後、8月5日より3度ほど企画課長レベルで集まって、いろいろ相談させていただいたところでございます。意思確認、お互いの考え方等も相違するわけでございますので、そういうことになったわけですが、佐用町は合併後の課題を非常にいろいろやっておりまして、その取り組みに追われてとてもじゃないけど参加しにくいという意向でございます。


 また、相生市は今後の動きを見た上で考えたい。後から飛び乗ってくるという結論であったかと思います。そういうことで今回は外れました。一方、圏域は府県をまたがった形でもいいですよということで、赤穂市の方から備前市へも声をかけられたということでございます。そういうことで、相生市と佐用町が外れ、逆に備前市が加わってきた。2市1町という形で取り組まれて、その後いろいろな相談をしていったということでございます。


 そして、国の申請締め切りが、先ほど申しましたように8月27日であったものですから、前日ですが27日の総務文教常任委員会に、また翌28日の全員協議会の場で状況を説明させていただきました。その時点では、赤穂市ではまだ中心都市としてやっていこうという計画、あるいは国の方の指示であったわけですが、その後の国との協議の中で、昼夜間人口が1以上でないとだめだという基準を、後から持ってきたと言ったら語弊があるのでしょうが、後出しじゃんけんみたいなところがあったかと思います。備前市の方が1以上だったということで、中心は備前市へ移ってしまったということですが、ただ、やはりサブ中心都市というような考え方を持って、事務的、その他、総指揮みたいなことですが、そういうものは赤穂市の方がやっていこうというところで現在来ているわけでございます。


 そういうことで、先行自治団体の決定は、その後、9月、10月といろいろ紆余曲折の話はありましたが、10月28日に発表され、先ほど委員が言われたとおり、全国で18が先行的に指定されてきた。こういうことでございます。


 協定政策については、現在2市1町で協議していくということでございまして、これからの問題はいろいろあろうかと思います。


 次に、協定内容及び役割分担の中の話ですが、支援策等も含めまして、これについても定住自立圏構想についての考え方は先ほども申されたとおりでございまして、もはやすべての市町村にフルセットで生活機能を整備するのは非常に困難だという形のものが出ておりまして、選択と集中という形で、今後国の方では対応していこうということだろうと思います。


 その中で、赤穂市、備前市、上郡町の2市1町で平成21年度の協定に向けて、では優先的に取り組むのは何をするべきかと、こういうことで国との話し合いをやっていかないといけないわけですが、その中で先ほどもお話がございましたように、圏域内の不足する医者の話も一番に挙げております。これは私ども2市1町同一の思いでございますが、こういうことから圏域内の産婦人科の不足のため、赤穂市民病院においては、私たち相生や上郡も含めましてですが、そこでは優先的に妊婦の受け入れができないということになっておりますが、そういうことを改善するために、医師確保のための人件費に相当分の財源を支援していただけるようにお願いしたい。そういうことによって、平等に扱えるようにしていただきたいという思いがあります。


 また、赤穂市民病院の受診料を圏域内利用は、同一料金、同一受診にならないか。要するに上郡町民も備前市民も赤穂の市民病院で診たら、同一にしていただけないかということをクリアできないかということを協議しております。そういう形で対応できればありがたいということでございますが、そういうような考えのもとに、圏域を超えた医療も同時にやれないか。


 例えば、備前には3つの市民病院がございますが、現に上郡の町民も行っておられる方も一部いらっしゃいますが、そういう方も備前と同じような形で受け入れをしていただく。あるいは相互にできるようにしていただけないか。こういう形で協議を行っているところでございます。


 また備前市との関係につきましては、ややもすると、県を越えていますので、疎遠になりがちですが、そうでなしに、やはり交通や観光などでつなげていけるのではないかと考えております。今後の協議の中で、JR、鉄道やコミュニティバスなど、いろいろな交通インフラがありますが、それの充実や圏域内の企業誘致のことについての促進、あるいは今度の光ファイバーを使った遠隔医療の実施や、あるいは学校給食についての取り組み、広域利用といった上郡町民のサービスの向上につながるような協定を練り上げていきたい。私どもとしてはそういうことを主張していきたいと考えておるところでございます。


 そして、先ほども話が出ておりました国の支援策については先行団体となった圏域の地方公共団体と意見を交換しながら具体化していくので、既存の補助金、あるいは交付金等の扱いにつきましてもどうなるかわかりかねるところがあるのですが、優先的に使えるようになるのか、あるいは新たに各省庁がそういう制度をつくるのかということについては、曖昧模糊として今のところはわかっておりません。ただ、向こうが言っていることは、地方の声を聞きながら、新しい枠組みを進めていくということでございますので、今後国に対して、上郡町の実情を踏まえて、力強く提言なり提案をしてまいりたいと考えているところでございます。制度の構築の現場に当たって、現場のレンガの積み方を我々としても手伝う、あるいはそれぞれの意見考え方を入れてきたいということでございます。


○議長(田渕重幸君) 12番。


○12番(工藤 崇君) もしこれが進むとして、今私が質問したように、備前市が中心であれば、備前市の方に交付税とか、補助金がおりたり、新しい公共事業の実施に対する支援が国からあるのです。上郡町にとったら、備前市がだめだとは言いませんが、もちろん東側の方の赤穂市、相生、たつの、姫路、あちらの方の圏域の方がつき合いとしては非常に濃いわけです。備前市が中心になってしまって、結局はこちらが名前だけ周辺町だと言われるようなことになって、やはり備前や赤穂が結託すれば上郡町のメリットというのは消えてしまうことになろうかと思うのです。そんなことでずるずる行っていいのかどうか。要するに、やはり備前市が自分の町、住民がかわいいですから、備前市も非常に高齢化率が高いです。そういう意味では赤穂や上郡よりも高いです。そういう中で、やはり若者のために事業をしようと思えば、公共施設も公共事業の予算も備前市がほとんどとってしまうことになりかねない。結局は、上郡町はいろいろな意味では負担だけが残ったということになれば、目も当てられない。中心地を赤穂であれば、まだまだ話もできますが、備前市にしたことで、上郡町はなぜずるずると一緒につき合わないといけないのか。これは下手しておりましたら、上郡町も西側圏域とのこれからの交流を余儀なくされるのですね。


 町長、ご存じのように消防でも医療でも東側ですよ。赤穂、相生、たつの、姫路、佐用、あっちの方で圏域は成り立っているのです。それをひょっとしてにんじんがぶら下がっておるのかもしれないと思ったら、えらいことになってしまって、町民に責任が持てないことになろうと思うのです。


 それから、もう一つ。なぜそんな大事なことを議会にもっと早く報告しないで、締め切りの前の8月28日に全員協議会に報告としてしました。私らは議論もせずに何のことやと思ったのです。なぜ議会に相談せずに勝手に独断専攻をされるのですか。町長、いいことだと判断したら何でもできるのですか。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) まず、最初にそのことでございますが、非常に時間がなかったということは先ほどご説明いたしましたとおりでございますが、方向づけとしてはこういうことで対応したい。今、先ほどもおっしゃられたように、だめだったらやめてもいいという話を最初にしましたように、そういう状態だったものですから、まず手を挙げないといけないということがございます。そういうことで手を挙げていったことは事実なんです。


 そのことにつきましては、私の責任だと思っております。その中でだめだということであれば、おりるようなことも今の段階ではあるのですが、もう既にこういう格好でやってきております。その中で説明させていただいておりますが、先ほど来、話が3つほどあったと思うのですが、公共事業なりいろいろな事業をやることについて、備前市に全部いかないかなという話があります。備前市中心主義みたいな話ですが、そうでなしに、例えばテクノの新しい産業を興していくのだということで、上郡町が中心になれば、上郡町へその交付金はおりてくる。それぞれの中心でやろうとするところへおりてくる。今のところはっきりわからないところがあるのですが、いずれにしましても医療関係につきましては、市民病院の関係だったら、市民病院を所管している赤穂市におりるでしょうし、あるいは観光の関係で、閑谷中学校の関係をやろうということであれば、その中心へおりて、私どもは大鳥圭介の関係で絡んでくるということになろうかと思います。


 合併と違うところはそこなんです。要は協定でやっていこうということになっております。しかも合併であれば、議会の議決でどうにでも変ってしまう。合併した後の勢力によって変りますが、この協定書はそれぞれの市町村が思ったことをきちっと要求したものを入れておりますので、そのことについて、病院だったら病院のことについて大幅に変ってくるということではございませんので、その辺はご理解いただきたいと思います。


 もちろん、私どもは先ほど申しますように、上郡の実態をきちっと話をして、こういう状況だからこうしてほしい。例えば、産婦人科の関係につきましても上郡町民のお産については、きちっと赤穂の市民病院は受けていただけるのだという担保を取りたいと思っておりますし、料金等についても同じようにしてくれという話でございます。


 また、いろいろな病院との送迎バスについても、そういうことを話していこうと考えておりますので、現在、赤穂の市民が受けている、あるいは備前の市民が受けているのと同じ条件でうちも対応していただけるように持っていく。あるいはうちの方でやっていることについて、備前市の市民が同じように受けられるような形にしていくということでございますので、合併とはかなり違った様相を呈するのではないかと思っております。


 そして、やることもそれぞれの市町のすぐれた部分をとっていって、それにスライドする。それにあわせていって、全体のレベルアップをしていこうという考え方であろうと思っておりますので、先ほど来申しますように、選択と集中ということが的確な表現かと思っております。


○議長(田渕重幸君) 12番。


○12番(工藤 崇君) 議会に相談なしに決めたということについて、町長は、私の責任ですと言っているけど、上郡町の将来はどうなろうと町長はずっと責任取り続けるわけにいきませんので。議会も町長に対してきちっと言っていなかったら、こちらの責任にもなりますから。しかし、町長、町長がそうやって協定を結んだ中身が上郡町が中心である中身であれば、上郡町に金が国からおりる。また医療については協定すれば、赤穂市の方に市民病院等の金がおりるとおっしゃいますが、最初の基本的な考え方では、中心市に財政措置があるというような国の考え方です。そこから中心市が皆に対して分け前を分担してするという考え方でしょう。そんなことではないですよ。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) 必ずしもそれがそういう話ではないのです。すべてがそういうことではないと思うのです。ですので、今言われる中心市については、大方そうなるのですが、特に特化した部分については、今言うようにそれぞれの周辺市町も対応になるということでございます。


 それからもう一つは、上郡町、あるいは赤穂は県境ですので、東と西の問題があると思うのですが、私は上郡町はまるで海の側にあるわけではありません。備前という海があるわけではありません。やはり人が住んでいるし、産業もある。私どもが一番弱い部分は、この西側のバックアップが非常に少ないという部分がJRの問題でもあると思っておるのです。ですので、私どもはかなり備前市とはこれからも手を結んでやっていくことをしていかないと、東ばかり向いておくわけにはいかないのではないかと思っております。これはJRのことをやりかけて、特にそう思ったわけですし、国道2号線の拡幅のことも話をしましたが、非常にうまく連携がとれていない。これが非常に隘路になっているのではないかと思いますので、特にいろいろな形で市長と話をさせていただいておりますが、今後とも備前とも仲よく、協力をきちっとしていかないとだめだろうと思っております。特に、県道、国道、道の関係だけではなしに、JRも含めまして対応していく必要があるのではないかと思っておりまして、この協定の中にできたらこれも突っ込んでいきたいと考えております。


 それから、協定はまだ調印も何もしておりません。そして、こういうことをしたいのだということを今後、議会にもかけさせていただきます。例えば、医療の関係につきましては、こういうことの中身で協定を結ぶのだということになりますので、それは当然そうさせていただくわけでございます。


○議長(田渕重幸君) 12番。


○12番(工藤 崇君) 事が町長の独断専攻で進んでしまって、どうすることもできないような状況ですが、よく考えたら、例えば、中心市を設定するのに人口5万人以上、昼夜間人口比率が1以上となっていますよね。5万人以上というのは赤穂・備前・上郡町で見たら赤穂市だけなんです。17年度の国勢調査で5万1,700人ほど。備前が4万200人ほどです。上郡町が1万7,000人。今度、昼夜間人口比率が赤穂市が0.95、備前が1.018、上郡が0.937です。ところが具体的に昼夜間人口比率といっても、いろいろ財政的なものとか、人口の中身を見ていたら3つの市町の中で赤穂市が一番勢いがいいわけです。備前市の高齢化率はご存じですか。3つの中で一番高いのですよ。27%、赤穂が21%、上郡町23%、昼にたくさん人がいるといっても、失礼ながら活性化している町ではないわけです。おわかりですか。昼夜の人口の動きがあるのだと言ったけど。そういうところに国はしゃくし定規に、昼夜間人口1以上というのをやっているけど、東京や大阪ならともかくも、こういう地方で昼夜間人口だけで備前市を中心市にするようなシステムで、これは本当に上郡町は乗っていけますかということ。そういう地元の実態、自治体の力関係、勢いを反映していない。


 もう一つは、上郡町自身も最初の厚生省の発表で、定住自立圏構想の確定した中に入っていませんでした。忘れていました。今言った18圏域26市町の中に25市町しかないと新聞報道したら、後で済みません、上郡町を入れるのを忘れましたと国が言ったわけでしょう。上郡はそういう町なんです。町長、幾らここでいいことを言っても、国に忘れられて定住自立圏も何もないじゃないですか。


 それよりも、きっちりと備前や赤穂に利用されることなく、きちっとした上郡町のアイデンティティを持ってやったらどうですか。私はこれでもし上郡町にメリットがあるのだったらいいけど。国の考え方が上郡町を全く無視しているのですよ。その中で一緒に乗ってやけどしたらどうするのですか。町長はいろいろな構想を練りますけど、国は骨太の2008年方針というのは後期高齢者医療制度、郵政民営化法、すべてほとんどが財政の支出を押さえる施策なんです。その中の1つがこの定住自立圏構想ですから。お金は出そうとしませんよ。そこで権利だけ発生して、途中ではしごを外されたら、上郡町が一番被害を受けるわけでしょう。町長、そこのところをよく見ておかないと、やけどしたらどうするんですか。町長、そんなこと思いませんか。備前市がなぜ中心市になれるのですか。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) そのことにつきましては、総務省の判断ですので、私がとやかく言う筋合いではないのですが、私が言うのは、今私どもの困っているところは何だという話なんですね。それは医療であり、また地域交通の話なりということになっております。ですので、これについて対応できる方法は何かということで、まず赤穂市の方から声がかかったときに、相生、佐用とともどもにあったわけですが、私どもはまず赤穂市民と同じような条件で、上郡町民が赤穂市の市民病院が使えるようにしてくれと。これが最低の条件だと。これができないのだったら、私らはやめやということをはっきり言っているわけでございまして、今我々が一番心配しているのは高齢化を控えながら、赤穂市民と同じような条件で、赤穂の市民病院が使えないという実態です。子供のこともそうなんです。まずこれをクリアしてほしい。この話でいこうかなという話になっております。


 私どもとしても、それ以外のことでどうのこうのというより、私たちの方がすぐれたところもたくさんあります。ですので、そういう面につきましての話し合いをきちっとしていきたい。先ほども申しますように、まだ曖昧模糊とした部分がありますので、私どもの要求については、きっちりこの際、建設途上の建物ですので、きっちりはめ込みたいと思っているわけでございます。できるだけ早く、一番乗りした方がいいというのは、変な理屈ですが、その中できちっと席をとって、私らの考え方はこうなんだということを制度の中にもはめ込んでいただきたいと思っているのです。制度が決まってから乗り込んでも、なかなかおっしゃるように上郡町が端の方で忘れていたのではできませんが、私はそういう意味合いで、どうしてもいつも皆さん方にも言われるのですが、福祉なり、あるいは医療の問題は上郡町の一番アキレス腱だと。そこをどうしてもクリアしていきたいという思いで、ここに威信をかけている部分があります。それ以外にもいろいろあるのですが、それはその中で解決する必要があるのではないかという思いであります。


 以上でございます。


○議長(田渕重幸君) 12番。


○12番(工藤 崇君) 町長も何とか国の支援策で福祉や交通体系、教育について、上郡がよくなるようにはめ込みたいというのは、気持ちはわかりますが、これは実はある国会での質疑の中で、この定住自立圏構想というのは道州制の1つの一里塚だととらえられていますね。道州制がいいか悪いか別として、上郡町が生きる道は東側ですよ。赤穂、相生、たつの、姫路、道州制になっている。岡山圏域の備前が中心になって、上郡町は岡山の方の道州制に入ってしまったと。だからそういう意味では、そこもちゃんと見ておかないといけないです。ただ、それに乗って、もちろん補助がもらえるのだったらいいことで病院や給食ができるのだったらいいことです。私も反対しません。そこのところもよく見据えて、町長、何でもかんでも手を挙げて万歳、万歳と言っていたら、道州制で気がついたら、こっちは岡山県になっておったと。実は、赤穂と岡山とは昔からつながりがあるのです。ご存じのように福浦があるででしょう。あれは日生町だったのが、越県で編入で赤穂市に合併したんです。だから駅なんかでも備前福河駅というのが赤穂市の中にあります。あそこは備前市だったのです。


 だから、赤穂と備前は交流あるけど、上郡町と備前は余りないですね。要するに、道州制に移行するときに、上郡町がうろうろして、おまえはどっちだ、岡山か兵庫かと言われるようにならないようにしておかないとだめだから言っているのです。町長、わかりますか。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) おっしゃることはよくわかります。上郡はずっと東へ向いてきたと思っております。そこで、今回の鉄道の話だとか、いろいろなことを考えてやっていたときに、我々は近畿のがけっ縁にいて、その後ろは備前という海の中にあるような感覚になっているわけです。やはりそうでなしに、うまくいっているところは、県境といえども手を結んで、お互いに交流しながらやっていく。上郡町の一部の地域ではあるかもしれませんが、通行圏にもなっているわけです。ですので、備前とは全く県境の崖があって、分かれてしまっているわけではないわけですので、やはり力を合わせながらやっていかなかったら、この県境が寂れる一方です。向こうもそうだと思います。こちらもその部分があります。ここのバックアップがないから、東への力がなかなかたまらない、たまっていけないということになるのではないかと思っております。


 だから、やはり我々が手を結んでいくのは、上郡のものは兵庫県の方ばかりではないのだということでなしに、後ろからも押していただけるような環境をつくっていく必要があるのではないかと思います。


 特に、JRで話をしたときに、これは岡山鉄道管理局にきちっと言わないといけないとつくづく思いました。それは我々ではなしに、備前の市民と手を結びながらやっていかないと、どうも難しいという感じも持っておりますので、我々備前へ行って、岡山県になろうと思っているのではありません。やはり上郡町としては、上郡の道を歩む、しかし足らざる部分は補っていただけるような方法をお願いしたいと思っているのと、先ほど来申しますように、上郡としてやはりここだけは許されない。あるいはここだけは引けないのだというところはきちっと持っておかないと、しまった、あるいはこんなはずではなかったということにならないか。ですので、協定を結ぶときに議会にもお諮りいたしますので、その時点でもいろいろな議論があろうかと思いますが、そういうような意気込みで対応したいと思っております。そのプラスの考え方で、今のところは考えているということでございます。


 いろいろな考え方もありますので、いろいろな中で検討させていただこうと思っております。まだまだ時間がないわけでございませんので、この定住自立圏構想については、これから新しく制度として仕上げる部分ですので、我々は思う存分意見が言えるのではないかと思っております。


○議長(田渕重幸君) 12番。


○12番(工藤 崇君) 次の質問をお願いします。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) 合併協議会の件につきましては、るる説明させていただいたらいいわけでございますが、先ほど来申しますように、この請求につきましては、住民の方々によりまして、出ております。そういう中で、私どもといたしましては、法律のルールにのっとった形で現在、相生市長さんにその関係の手続として、相生市の議会へ付議するかどうかということについてのお願いをしておりまして、その回答を待っているという段階になっております。


 そのことについて、相生市長とも全然話したことはないということではないのです。話したことはあるのです。ただ、それはルールとしてこういうことになっているので、やっていこうではないかということが1つあります。当然のことでございますので、当たり前です。その中でどうなるかということについては、非常にお互い難しいという部分があったように考えております。というのは、これは3遍目です。協議会をつくるのは3回目だということがあります。そういう中で考えておりますので、先ほど来申しますように、私は現在の相生市からの回答を待っているわけでございますが、町が二分されるようなことにならないように、どうしても考えていきたい。それは議員の皆様ともどもに考えていきたいと思うのです。上郡町民のためになるような方向を見出しながら、対応していきたい。これしかないのです。要は、これは何ぼ考えてもぎりぎりまで考えておっても、ばちが当たらないと思っております。


 きちっと今、右か左か、表か裏みたいな話だけするのは非常に簡単なんですが、これは根も深いし、将来、100年、200年かかる、後まで続くことでございますので、よっぽどよく考えておかないといけないかなと。


 先ほども話がございましたような見た目ではそうでも、裏はこんなことだという話がある場合もあるのですから、そのこともよくわきまえながら、きちっとしておきたいと考えておりますので、特に、皆さん方とともどもに考えていきたい。いろんな議論につきましては、この席ではなくても、また別のところでもいろいろなことで議論をお伺いした上で、対応したいと思っております。ぎりぎりまで頑張っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(田渕重幸君) 12番。


○12番(工藤 崇君) 町長が、町が二分されないようにしたいのだと。町民にもむだな迷惑かけないようにしたいのだというのであれば、相生市に向かってはとやかくは制度上、言えないけれども、町民に対しては町長が合併推進者であることは表明されているからそれでよろしい。町長自身のお考えだから。しかし、私は合併をするとか、しないとか、いいとか悪いとか言っているのではないのです。要するに、このままいけば、相生市長さんが議会へ付議して、可決されたら上郡町へまたキャッチボールして、議会で議論しないといけないでしょう。もし議会がここにあるように、手続で否決したら町長が住民投票を町民に呼びかけるか、また住民が有権者の6分の1以上の署名をもってまた住民投票するかということになります。やるのだったらやるで両方ともが合併、相生市長も議会も上郡町長も議員も皆でやろうといったらやるで、短い時間だけどできるかどうかわからないけどしないといけないでしょう。そういう意味で、どっちにしろ、議会に町長が任せて判断しろと。私は逃げて後ろを向いておくのだというわけにはいかないでしょう。だから私は合併するのだったら、20万都市なら20万都市でそのときに相生市さんも含めてしたいのだというようなことをおっしゃるのか、一里塚だから相生と一遍やっておくのだと。相生となったら相生市民ですから、上郡町という名前は出ませんけれども。あと主張はできませんがやるのか、それとも将来もうちょっと待って、相生市さんも含めて合併するから、今はもう一つ、合併は反対ではないけど、これについてはいかがかと思うのか。はっきりしなかったら、議員は判断しろといったら判断しますけど、町長だけ逃げるわけにいかんでしょう。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) 私もそれはそういうふうに考えております。これはもう少し議論した方がいいのかなと思うのがあるのは、やはりプラスマイナスといったら語弊があります。先ほども議論がありましたが、町民に納得していただけるような方向でないと、だめだと思うのです。どういう目的できちっとするのだということがまだはっきり見えない。ただ、発議の関係で言ったら、地デジが高いからやるんだという話があったわけですが、それではだめだと思うのです。そうでなしに、我々、上郡町民はどういう考え方で相生と一緒になるんだと。その後、こういうことをしていきたいという部分のビジョンみたいなものがないと、私自身が皆さん方に対して、なかなか説得ができないと思うのです。それを考えた場合に非常に難しいし、はっきり言いますと、この話が上がってきてからまだ余り間がない。はっきり決まってから2カ月しかないわけです。そういう状況の中で、私もこれからも毎日みたいに考えないといけないと思いますが、苦しむのは構わないと思っております。その中で、この議会中には、私の考え方をきちっとどこかで話はさせていただかないと、間に合わないのではないかと思っております。その辺は覚悟しておりますが、今白黒きちっとやったからといって、いいというふうには判断していない。それだけなんです。


 ですので、さきに工藤さんが言った3番目のやつのが一番近いかなという気はしますが、そうでなしに、そういう結論だけでなしに、そのプロセスも説明する必要があるのかなと思っております。そうでないと納得いただけないかと思っておるわけでございます。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) 新都市の救急救命高度医療施設の関係でございますが、これは6月議会のときに、村上議員の方からお話がございました。全くそのときと変っていないのですが、私どもはこれをたつの、佐用、私どもと一緒にこれについては要望しようということをしておったわけですが、できたら私もこういうことをもっともっと継続的に、強力に進めていく必要があるのではないかと考えておりまして、今後とも新都市協議会の議論の中でもやりますし、あるいは西播広域の中でもやっていかないといけないと考えておるところでございますので、これからもいろいろな形で発言していきたいと思います。


 それから、その次のお年寄りと障害者の外出支援につきましては、まことに簡単ですが、新年度予算で検討させていただきます。そういうようなことでございますので、これについてはそういうことでお願いしたいと思います。


○議長(田渕重幸君) 12番。


○12番(工藤 崇君) 今、新年度予算で検討するという前向きなご答弁がありましたように、いろいろ調べてみますと、今私が登壇して言わせてもらいましたように、デマンド型の乗り合いタクシーでもいいかなと。バスそのものが補助金ばかり出してどうにもならないでしょう。そこばかりにしがみついても仕方がないから、地元のある資源を使って、タクシーなりいろいろ、そういうものを使ってする方が玄関から病院やお買い物に行くのにお年寄りを助けられるかなと思うのです。そういうところも検討を重視して考えていただきたいと思うのですが、町長、そこだけイエスかノーかだけ、お答えしていただいて。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) 考え方としてはおっしゃるとおりです。もう一つはバスの関係についても、語弊があったら困るのですが、公共交通関係をやろうと思っておるのですが、これも要望なり、アンケートをしますと毎日、毎日走らせろという話が出てくると思うのです。そうではなしに、週に何回かを旧校区別にでも回るような形で、週2回だったら2回は買い物なり、病院なり行けるような対応を組めたらと考えておりますので、その辺もお知恵を拝借しながらやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。


○議長(田渕重幸君) 学校教育課長。


○学校教育課長(金持弘文君) スクールバス、学校給食、幼保一元化の件でございますが、現在計画しております幼稚園・小学校統合計画案に教育施設再編に向けての解決すべき課題として掲げてございます。スクールバスの運行につきましては、1日3便で赤松2ルート、鞍居、船坂、梨ヶ原各1ルートの系5ルートを運行する計画でございます。バスの通学区域は原則4キロ以内としておりますが、乗降場所を含め、路線ごとに地域で協議していくということとなってございます。


 学校給食につきましては、センター方式での実施は断念せざるを得なくなり、給食調理業者に委託しますデリバリー方式の調査をいたしましたが、毎日900食余りのランチボックスを安全に安定した供給ができる業者は町内にはございませんので、この方法による導入も実施不可能となりまして、近隣市町と広域での実施を調査しておりました。その中で、議員、最初にご質問がございました定住自立圏構想が先行実施団体として決定されておりまして、今後この協議が進んでいる中で、給食施設の広域利用の可能性があると考えてございます。


 幼保一元化の実施につきましては、幼稚園・小学校統合計画の推進とあわせ、跡地利用の中で空き教室を利用した活用を協議していく考えでございます。


 また、図書館の整備につきましても、教育施設跡地利用検討委員会の中で、地域の意向も確認しながら検討していきたいと考えております。


 以上です。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) ケーブルテレビの関係で、特に生活困窮者の援助につきましては、テレビそのものがライフラインでないということや、何をもって生活困窮者という言葉に裏づけるかという非常に難しい問題をいろいろ抱えておるわけでございます。住民の方からいろいろなご意見を聞いております。これを聞いていろいろな考えを練っておるわけですが、このたびの事業につきましては、基本的には任意加入という形になっているところがございます。そういうことで、加入を強制するわけではございませんので、負担金、あるいは使用料についての減免について、非常に幅を広げていくということは非常に困難でないかと考えております。


 そういうことで、初期の費用負担につきましては、生活保護受給者のみを免除させていただくという方向づけをしたい。これが1つでございます。


 また、使用料につきましてですが、これは今回の事業では町の直接使用料を徴収するのではないということが1つあるわけでございますが、生活保護受給者なり、障害者なり、また高齢独居の住民税非課税者世帯対象に、これを減免するような方法はできないかということで、姫路ケーブルテレビと協議させていただいておりまして、2分の1ぐらいでできないかと考えております。ただし、姫路ケーブルテレビは減額させた分だけは町から補てんしないといけないだろうということになりますが、住民の皆さん方の困窮者の方というのではないですが、非課税住民の方については、半額の方向で今検討させていただいているところでございます。その辺ぐらいが限度かなという感じがありますが、よろしくお願いいたしたい。


○議長(田渕重幸君) 12番。


○12番(工藤 崇君) さきにケーブルテレビの当初加入者負担金についてお尋ねします。総務文教委員会の資料、また議案にも4万6,000円というようなことになりました。それで、この1億円の金はどこから、一般財源から出すのですか。計算しておるところはどうなんですか。


○議長(田渕重幸君) 企画総務課長。


○企画総務課長(松石俊介君) 正式にはじきますと、6万6,000円ということになりまして、2万円の引き下げで今回分担金条例、4万6,000円で上程をさせていただいております。この財源措置については、10年分割でありますが、県の補助金が倍の1億になりました。したがって、5,000万円は投入できるという考え方が1つ。残りの5,000万円につきましては、いろいろ財源も詰めますが、とりあえずは一般財源を投入しないといけないだろうという考え方でございます。


○議長(田渕重幸君) 12番。


○12番(工藤 崇君) 私は、国の方針は大体地デジ等の住民負担額、地デジ変換等は3万5,000円台が限度だと考えております。町長に何の罪もないし、議会に何の罪もない。国が勝手に電波を変えることによって、おまえら自分で金を出せということだから、上郡町も大変です。そこで相談なんですが、あと3,000万何とかしたら3万9,000円ほどになるのです。3万円台だったら私は大体の大方の町民の理解を得られると思うのです。町長、どんなもんでしょうか。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) 私自身もこれは本当に何が何でも5万円はどうしても切りたいという思いはありました。そのために補助事業を普通であれば、大体国の補助事業なら1つの事業に1つしかつかないものなんですが、今回は、2つつけ、さらにもう一つつけるような格好になったということ。また県の補助金も5,000万だったやつを倍にしていただいたということの努力はあったわけですが、それは皆さん方のおかげだと思います。しかも95%の方が参入してくれたというデータがない限り、頑張れないわけでございますし、また国の方の職員も非常に上郡町の状況を皆さん方にいっていただいたこともあるのですが、憂慮していただきまして、いろいろな支援をいただいております。これからもそういう形でしていきたい。NGAになったということも、ある意味時の流れの中でなったということもあるのですが、では同じようにしている自治体が入っているかというとそうではないので、これにつきましてもNTTも上郡町については特別に配慮していただけたかなと思っております。


 その中ですので、今のところ私どもの腹づもりというよりも、去年の決算も含めまして、状況とことしの税収が今非常に悪くなってきておるということを抱えておりますので、今のところ4万6,000円でお願いしたいと、これが結論なんです。これを切りますと非常に苦しくなってしまうということです。いずれにしても、これからも頑張っていきたいと思っております。


 先ほど来話しますように、この事業につきましては、将来に非常に役に立つことでもありますし、また上郡町にとっても新しい産業の芽生えにもできることだと思います。要は、東京と同じレベルで今やっていけるというのは町村では上郡町だけなんです。そうなっておりますので、そういうようなものが本当に生かせるように住民の方が使っていただければありがたいと思っております。


 だから、学校教育の現場でも将来に向けて、そういうことをできるだけ教えていただけたらと思っておるところでございます。努力はさせていただきますが、やりますというのは、つらいところでございます。


○議長(田渕重幸君) 12番。


○12番(工藤 崇君) よく頑張りましたよ。職員さんも町長も。しかし今言ったように、あと3,000万何とかしてそこで手を打ちたいと思うのです。それでもう一つ。教育委員会の住民の意見を朝来市でもアンケートで聞いていましたでしょう。ああいうのが必要です。それからもう一つは、幼保一元化も今から赤松幼稚園はあのまま廃校にしてしまうのはだめです。幼保一元化みたいに一部分でもあそこにして、いろいろなバラエティのある保育をしないといけないと思うのです。4分しかないけど、できる範囲でご答弁お願いします。


○議長(田渕重幸君) 学校教育課長。


○学校教育課長(金持弘文君) パブリックコメント、この間の計画案につきましてのコメントは、6名の方から承りまして、内容につきましては、たくさんございました。大きく分けて10項目ほどございまして、これは今現在、回答の案を作成中でございます。その中はほとんど前向きなご質問でございました。あとはどうなるのかと。子供たちがどうしたらいいのかということでございましたので、特にこの計画に対しての大きな問題点はなかったと私は思っておりますが、さらにこれを受けまして、この案件もコメントも公表し、それから住民説明会を来年に計画しておりますので、皆さんに理解をいただけるように頑張りたいと思っております。


 それと、幼保一元化につきましては、議員も申されました赤松幼稚園、いい建物で何でも使用できるような、利用できるような建物でございますので、幼保一元化の実施に向けて、あの建物でできたらということで進めていきたいと思っております。


○議長(田渕重幸君) 12番。


○12番(工藤 崇君) 統廃合はいろいろな意味で絶対反対というのは余り聞かないけれども、地域がさびれたり、子供の通学、通園について心配して学力保障も心配しているところがあるから、アンケートで意見を吸い上げるということは必要です。それをどうするかは別として、そういう6人だけではだめです。わかるでしょう。だからそれをどうするか、方針だけ述べて質問終わります。


○議長(田渕重幸君) 学校教育課長。


○学校教育課長(金持弘文君) コメント自体は、そういった様式も定めておりましたから、なかなかなじみにくいところもあったと思うのです。ですから、今後の地元説明会の中で、いろいろな意見をお聞きしたいと思っております。


○議長(田渕重幸君) 通告2番、議席12番、工藤 崇議員の一般質問は終わりました。


 ここで暫時休憩いたします。再開は午後2時15分。      (13時59分)


             休           憩


○議長(田渕重幸君) 再開いたします。            (14時15分)


 通告3番、議席8番、小寺政広議員に許可いたします。


○8番(小寺政広君) ただいま議長の許可を得ましたので、通告に基づいて質問いたします。なお、先ほどの工藤議員の質問の趣旨が同じと思われますが、ご答弁をお願いいたします。


 昨年、9月9日の赤穂市の住民投票において示された赤穂市民の市を思う熱い意思を受けた私たち上郡町は、当時財政破綻寸前の危機的状況であった中で、多くの町民が落胆し、不安を感じました。このとき町長は課題は山積し、厳しい財政状況であるが、さらなる行財政改革に取り組み、財政の建て直しを図りながら、住みよく活力ある新しいまちづくりに向けて一層の努力をしていきます。町民の皆様のご理解とご協力をお願いしますと呼びかけられました。思い起こしてください。行財政改革と住民に負担を求める行政説明会が開かれ、1年で一番寒い時期の1月末から2月初旬の平日の夜にもかかわらず、多くの町民が参加され、現実に向かい、真剣に意見を述べ思いをぶつけられました。このようにして上郡町は自立の道に立ち、歩み始めたのです。


 今、本町は床上浸水対策特別緊急事業、学校園の統廃合、そして光ケーブルによる地域情報基盤整備事業など、一つ一つどれもが大事業であり、町民の理解と協力を得ながら事業を推進しています。これは町長の呼びかけや行政運営を町民が支持しているからできるものです。光ファイバー網整備についても、国の責任だといって手をこまねいていては、この町は完全におくれてしまうところだったのです。町長の決断、そして町民の理解と協力で時代の最先端をいく事業が始まりました。


 町長は、参画と協働によるまちづくりを繰り返し呼びかけられ、行政運営の一番大事なものとして位置づけており、私もそのことに異論はなく、協力を惜しまない覚悟であります。もう一つ、この町に絶対に大切なものは、近隣市町との連携と関係のさらなる強化だと確信しており、このことは繰り返しこの議会の場でも訴えてきました。


 さて質問に入ります。定住自立圏構想についてですが、構想自体も批判すべきところはあるのですが、この構想の対応について、行政に対して意見があります。町民に皆さんは、この構想についても何も知らされていませんでした。圏域についても応募したことについてももちろんです。新聞で実施団体に決定したとの記事を見たか、読んだかぐらいのものです。この町は参画と協働によるまちづくりを決意し、歩んでおり、参画と協働には何よりも何よりも情報の公開が不可欠であるのです。情報公開がなければ、町民は参画も協働もしません。このことは町長がだれよりも認識していることだと思っております。


 しかし、このたびの定住自立圏構想への当局の一連の取り組みは、情報公開や参画と協働から全く外れた取り組みであり、本町の前途を危うくするものだと言わざるを得ず、懸念するものです。本町の現状の上にしっかりと立ち、これまで築き上げてきている近隣市町との連携をさらに強化していくべきときに、甘い蜜を求め、この町の前途をとめたり、道から外れることは決して町民の利益になりません。今、私たちは右顧左眄(うこさべん)するときではなく、職員と町民を信頼し、情報公開に基づく参画と協働による経営を推し進めるのだと確信しており、町長の見解を求めます。


 次に、町民と声の交換について提言します。


 町長や行政に寄せられたり、届く声や批判は言うまでもなく町民の上郡町への声や意見であります。これらの声や思いや批判はまちづくりに寄与するものであり、だからこそ町全体のものにする必要があると考えます。広報上郡の1ページでも半分でも4分の1のスペースでもいいし、2カ月、3カ月に一度の割合でもいいですから、町長の思いや担当課の返事とともに記事にして声や思いを交換していけば、参画と協働のまちづくりに必ず、必ずプラスになると考えております。当局の考えをお尋ねします。


 以上、再質問は指定された席から行います。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) 先ほどの委員おっしゃられましたが、工藤さんへの回答もいたしましたとおりでございますが、定住圏の自立構想の申請に当たりましては、先ほど来申しますとおりでございます。期限があった、あるいは申請段階ということで十分な説明ができないまま、私の判断で手を挙げたところがありますが、国はあくまでも今後地方と協議しながら、この制度をつくり上げていこうとしていますということでございましたので、そういうことも含めながら、既にある制度、かたまった、コンプリートされた制度について対応したということではございませんが、こういうことをともどもにつくり上げていく一因として我々も参加させていただいたという意味合いが非常に強いわけでございますが、そういう中で、私たちも上郡町として先ほど来申しますように、いいとこ取りではないですが、一番欠けたところについて、できるようにしていきたい。できるだけ国の援助も受け、あるいは隣接の市町村の協力を得ながらやっていきたいという思いでやっております。そういう中で、11月から公民館でやっております行政懇談会の中でも町民から似たようなご意見があったのはご承知のとおりでございます。そういう面につきましても、あくまでも事業ごとに協定を結んでやっていくんだというようなことで、合併とは全く違うのだということはご説明させていただいております。


 そういうことで、現時点での意見交換という段階にあるわけでございますが、今申しますように、いろいろな事業ごとの協定も、あるいは調印もまだ全然していないわけでございます。これにつきましては、協定調印する場合には、議会にかけさせていただいて、承認をいただくと考えておりますので、この辺についてもご理解いただきたいと思います。


 ある意味では、年度が始まって、しかも5月になってから汽車が動き出した。それに飛び乗ったという部分が確かにあることは否めません。しかし、私どもとしては喫緊の課題の1つであります、赤ちゃんを産む。これについて受け入れられない。この苦しみをきっちりと対応できるのは、これを除いてはないのではないか。あるいは上郡町民が赤穂の市民と同じように市民病院で同じ条件で受けられるのは、この際、これを除いてないのではないかということで、あくまでそういう条件をかまして、上郡町民が赤穂の市民と同じ条件で受けてもらえないかということを条件に、これに参画したところがございますので、この辺は十分ご理解いただきたいと考えております。


 広域連携の強化、発展につきましては、お説のとおりでございますが、これにつきましても先ほど来、ご説明いたしましたとおりでございまして、西播広域行政協議会の圏域の自治体に声をかけられたという経過の中で、私どもが参加した。だから上郡町だけを名指しでしてきたわけではございませんので、その辺もそれぞれの自主性に基づいて、一丁おりたというところが佐用と相生だったということで、それに乗ったのが備前だという状況下になっております。


 そういう中で、先ほどもありましたが、JRの山陽本線の利用促進につきましても、あるいは観光のネットワークづくりにつきましても、これは備前とも十分協議していく必要があるのではないかという思いがあります。背後地を整備していく、これが前へ出て行く者の努めでもありますし、力を得る大きな源泉だろうと思っております。また、一部では備前を知らないという人もいらっしゃるかもわかりませんが、上郡町にも備前との通行圏の地域もあります。そういうことでございますので、これからも備前とも、ともどもに隣接市町として協力できるものをやっていきたいという部分がありますので、よろしくお願いしたいと思います。


 それから、自立圏構想について、制度がかたまっていない中での説明会で、募集ありきみたいなところがあったんです。その中に手を突っ込んでいったということが確かに言われても仕方がない部分があるかと思いますが、そういう流れの中で、ある意味では先駆けて手を挙げていったというところがあります。そういうことで、状況を見ながら、あとの市町村もついてくるところは、そういうことに参画してくると思いますが、私どもとしてはいわゆる先発隊としてというよりも、開発者としてよりうまくメリットがあるような方向でやっていきたい。これは私たちの頑張りどころだと思います。いろいろ考えていって、国に対して要望し、要綱なり、あるいは中身を上郡にできるだけ有利な形で対応できるように、上郡町に求めているものが実現できるような方向で話をさせていただけたらと考えております。


 非常に難しいかと思いますが、合併の話がいよいよ収束段階に入ってきたわけですので、これが新しい国の施策の大きな枠組みの1つになるかと思います。そういう中ですので、できるだけ言いたいことは言っておきたいと思っております。よろしくお願いいたしたいと思います。


○議長(田渕重幸君) 8番。


○8番(小寺政広君) 今、答弁いただきましたが、いいとこ取りとおっしゃいましたが、これは恐らく合併のことでも一緒だと思うのですが、篠山市がああいう現実になったのです。平成の合併の第1号ということで、本当に国も近隣市町も兵庫県も進めてまいったと思いますし、多くの市町村が研修とか、いろんな名目で篠山市に出かけ、我れ先に合併に走ったと思います。その篠山市がご存じのように、大変な状況になっているということは皆さんも国の偉い官僚さんも恐らく知っていると思いますし、一番篠山市民が今苦しんでいるところだと思います。


 だから、町長がいいとこどりと言われましたように、今は町長は町民のことを思いまして、そういうことを進めておられると思いますが、世の中、特に日本の行政、地方自治体においては、なかなかそのようになっていないということは町長もよくご存じだと思います。現実に、過疎、過疎となってしまっている多くの地方自治体の現状を見ると、国の言うことは余りあてにもならないし、それに頼り切ることは本当に考えないといけないということは、今多くの方がそう思っていると思うのです。だから町長が篠山市の合併のときににんじんをぶら下げたと言いましたが、これは本当に僕自身はおかしいなと。あるいはそうではないなと、演壇で申しましたように、花の蜜があっちにあるからちょっと行くということより、まず一番初め、一番大事なことは今町長があの苦しい中で決断された自立の道、町民と本当に決断し、町民が支持している自立の道を着々と今進めるべきだと思いまして、質問しているわけなんです。いいとこどりということなんですが、そう本当にいいとこどりになるのだろうかと思うのです。


 例えば、今町長が答弁されました赤ちゃんの分娩のことについてなんですが、上郡は半田さんが今分娩の仕方を変えられまして、中央病院とか、あるいはマリヤさんと協定を結んで、産まれるときはそこへ行ってもらう。ただしおなかにいる間はずっとここで診るということで、いつだったか、半田さんとお会いする機会がありまして話を聞きましたら、何もこの地域から病院がなくなって、市民町民とか住民が大変不便になるのではなくて、今の現状の中ではかえってその方が赤ちゃんのためにも、産むお母さんのためにも、住民のためにも、その方が現実に合っているようなことを先生はおっしゃっておりました。今、あそこの半田さんで、私が1人で維持しようと思ったら、とてもじゃないですが、できないということを言っておりまして、これはある意味でこれからの赤ちゃんを産むという、産婦人科の形態になるのではないかということも本当におっしゃっておりました。


 そういうことから言うと、何もそういう定住自立圏構想で、赤穂がどうのこうのというよりも、大事なことだと思うのです。その方でも解決できると思います。また赤穂も赤穂で医師の問題、これは別に赤穂や僕らだけでなくて、全国的な問題です。妊婦さんがたらい回しされて赤ちゃんが亡くなったり。あれはどこで起こったかといったら、東京の台東区です。日本の首都の、世界の首都の東京で産婦人科の医師の不足が問題にされているのですから、これを一地方自治体の1市や2町が本当に全面的に解決するのは恐らく無理だと思うほど重大なことだと思います。


 その面から見ると、本当にいいとこどりできるのだろうかと私は思うわけです。町長の思惑はそれで、町民のためにそういった努力されるのはわかります。さきに工藤議員に答弁されたことなんですが、赤穂市民と同じ条件で市民病院を使えるようにしてくれる絶対条件を伝えていくということなんですが、そのときに受診料が違うと言われたのですが、これは多分、個室利用の差額料だと思うのですが、その点は間違いないのですか。受診料までも赤穂市民と上郡町民とほかの人と違うのですか。初診料も含めまして。その辺、改めて聞き直したいのですが。私が知っているのは個室の利用料が赤穂市民は赤穂市が税金でその差額を見ているということで結果的に安くなっているということ。その辺、確かめたいのですが。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) 私の言っている話とちょっと食い違っている部分があると思うのですが、私は篠山の例は例えば、こういう箱物をつくります。田舎で田園交響楽が聞けるように音楽堂をつくりますとか、陶芸館の大きなものを借金してやりますというような話で、今ないものを新しくつくる。だからそういうものをつくるから合併しようという話だったのですが、今私が言っているのは要は広域の考え方はそうでなしに、基本的には、今赤穂市がやっているような医療体制をそのまま上郡町民と差別している部分があるから、それについて差別できないような格好にできないかということなんです。だから、おっしゃるように差別ベッドの話はそうなんです。おっしゃるとおりなんです。それから、子供の受け入れについてもおっしゃるとおりなんです。上郡は受けていませんとなって、中央病院だけなんです。中央病院とマリア病院だけは半田さんが付き添いで行っていただいているという状況になっておりますが、それは普通の分娩がほとんどです。そうでない場合は、それではうまくいかない場合もあり得るわけですから、僕の言うのは医療については、非常に上郡町は自分のところで医療体制ができるわけではないですから、これを少なくとも町民と市民が同じ体制でしていただけたら、その部分だけでも安心できるのではないかと考えて、医療だけのことを言っているわけですが、それ以外にいろいろなことも考えられます。


 ですので、こういうことにつきましては、また細かいことを言うかもわかりませんが、今度の相生との合併についても、目玉として何か考えないといけない部分があるわけです。それを広域医療でいろいろやる場合もあるのですが、その場合は介護関係については、相生とはやってもいいじゃないかという考え方も一方では出てくるんです。ですので、組み方によってはいろいろな考え方があろうと思います。ですので、広域でやる。合併でやる。いろいろ方法がありますが、私が言うように、今本当に困っているのを何とかしたい。この部分だけなんです。ですので、市におんぶにだっこしてもらう部分もあるかもわかりませんが、そうしたい。そのかわり上郡町としてやれるようなところについては、上郡町が備前なり、赤穂も抱えながらいきたいと考えておるところでございまして、一方的に頼ってしまう。頼り切ってしまうということを言っているわけではございません。これは合併では決してない。要するに、独立した市と町との関係を堅持しながらやっていきたいということです。


○議長(田渕重幸君) 8番。


○8番(小寺政広君) 僕の質問の趣旨が言葉足らずか不足しているかわからないのですが、いいとこどりが果たしてできるのだろうかということを僕は言いたいのです。例えば、赤穂市民病院について、赤穂市民と同じような条件で利用するようにしていきたい。これをはめ込みたいという要求は答弁されましたが、ご存じのように、市民病院は今、3年連続の赤字なんです。大変な状況になっているのです。これは市民病院が赤穂市民と同じようにしたら、また赤字に赤字を生むような形になるんです。これは赤穂市民と同じように市民税払っているのだったらわかります。上郡町民は市民税払っていませんから。赤穂市には一銭も上郡町は出しません。それで同じように利用料、受診料、差額料だけは同じようにしてくれと、これは虫がよすぎると思うのですよ。こういうことは、連携の趣旨からの言っても、あるいは共存共栄の趣旨から言っても成り立たないと思うのです。やはり行政は負担の公平、公正、そういうのがあると思うのです。恐らく町長が言われても、行政はオーケーといっても、市民が許さないと思うのです。合併の協議がつぶれたところは、恐らくそういうところもあったのではないかと推測するのです。この点どうなんですか。赤穂は今、赤字で大変な状況になっているということは知っていると思うのです。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) その辺は同じような認識はあると思います。ただ、これについての赤字については、交付税で何とかしようじゃないかという考え方が入っているからこの話をしているわけでございまして、何も赤穂の借金を全部私らが入ったから向こうへ交付税で賄ってしてもらうのだというだけのことだったら、先ほど工藤さんの言われたように、赤穂だけがよくなるじゃないかということになるのですが、そうじゃないのです。そういうことをやる、そのためには赤穂市民と同じように、上郡もやっていく。だから交付税を交付するんだという考え方が入っておるわけでございまして、何もうちが余分に払うのではないのです。だから、そういうことでそれはもちろんある程度料金とかいろいろ払わないといけないけど、それは平等にやっていこうということなんです。


 ですので、そこは制度設計上、そんなことをしたらメリットも何もないのだからだれも入りません。


○議長(田渕重幸君) 8番。


○8番(小寺政広君) ちょっと質問と答弁が食い違っている。僕が思うのは、そういういいとこどりということばかりができるのかどうかと思うのです。赤穂の市民病院の例を挙げたのですが、赤穂市民が自分の税金で自分らの利用料の差額をやって低くしている。そこへ上郡町民を備前市も含めて、赤穂市民と同じにしろといったら、赤穂市民がその分を負担しないといけないということなんです。赤字がもっとふえるということでしょう。だからそういうことが通るのですか。そういういいとこどりができるのですか。こういう自立圏構想はできないというのが僕の考えです。行政は利益の公平もあるのですが、負担の公平もあるんですから。そうしないとばらばらになってしまうし、結局うまいこといかないということがあるのだから、そういうことはないのですかということです。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) そういう病院で診てもらう人がおって100人で行けば赤字になるけど、200人になったら黒字になる場合もあるわけです。だからそういう中で国は考えておられると思うのです。それで、なおかつ赤字が出るのだったら、そのやつについては交付金で見ようじゃないかという考え方ですので、何もその分だけ、これは上郡の分だとか、赤穂の分だとかではないわけです。ただしその交付金は上郡町へ入ってきて、上郡町分は上郡町から赤穂の市民病院へ出すのではなしに、赤穂へ一括して入ることは事実です。先ほどお話があったとおりです。それはそういう運用になるかと思います。


 いいとこどりという言い方が非常に変に聞こえたかもしれませんわかりませんが、可能なんです。


○議長(田渕重幸君) 8番。


○8番(小寺政広君) 可能だということで、それは世の中を僕も生きてきたのですが、自治会でも何でもそうです。恐らく自分ところだけがよくて、あとは知らないとはいかない。例えば合併で取り組んでいった国の方針もそうだと思うのですが、結局そういうことになると思うのです。それは仮定の話ですし、またそれは僕の考え方ですから、そこはよくよく肝に銘じて取り組んでほしいのです。


 何よりも僕が言いたいのは、演壇で申し上げましたように、今まで町長が参画と協働と言われて、情報公開と言われて、町長も早く手を挙げたいということもあったのですが、こういうことはこれからは慎んでもらいたいし、こういうことだと町民もついていかれなくなるのではないかという危惧の念を持っておるのですが、どうですか。これからについて。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) この問題は一般的な行政のルールでやってきたかと言えば、国もそうなんですがやってきていないと思っております。そういう中で、希望を早く出せみたいなことになってしまった。しかも我が上郡町は選挙があって、議会を繰り上げてきたというタイミングの問題もあります。そういう経過の中でこうなってしまった。それは町長の責任だと言われても、確かにそうなんです。ですので、先ほどから申しますように、申請段階でしたので、私の考え方でやらせていただいたということなんです。まだ協定を結んだりとか、あるいはどうのこうのという話ではございませんので、そう考えさせていただいて、対応させていただきましたということです。これは上郡町にとっても非常に運用次第ですが、いいことになるのではないかと思った次第です。特に、喫緊の課題でありました病院の関係は特に従来からアキレス腱になっておりますのでやりたいと思っております。


○議長(田渕重幸君) 8番。


○8番(小寺政広君) いずれにしても、これから本当に情報公開して住民の参画と協働を求めていくということを進めていってほしいと思います。でないと、やっと1年間地ついてやっと混乱と混迷の中で踏み出して、上郡町が前進し出したときに、またこういうことで歩みをとめたりはできませんし、本当に一日一日を着実にこれから歩んでくことがこの町にとって一番大事なことと今の時点で思っておりますから、ぜひまたやってほしいと思います。このことについて、広報紙なんかに出すとかできないのですか。今例えば、光ファイバーとか、学校統合についても出ていますし、それをぜひ次の号ぐらいにも早急に出して、町民に広く呼びかけていったら、定住圏の枠組みのことについても、町民がどんどん声を寄せていただけると思うのですが、どうですか。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) それはさせていただこうと思っておりますし、この前からやっております懇談会にもすべてこの話は出ているわけでございますが、そういう中でわかる範囲です。今申しますように、非常に説明しにくいのです。きちっとしたコンプリートされた制度であれば、こうなんだ、要綱もこうだということが言えるのですが、要綱・要領さえ何もないわけです。これからつくっていくようなことになっています。その中に我々も参画させていただいたような格好になっているのですね。ですので、ともどもにつくっていく制度だと。これもまさにこれからの自治体と国との関係だと言われる人もおるのですが、その試金石になる部分もあります。ですので、余計この辺が我々の町の段階でもきちっとできていないと思います。だから、こういう問題が上がった段階で議会との関係も含めましてどうやるかということはコンプリートできていないと思うのです。時間がないから早く手を挙げ、手を挙げみたいな話の中で、議会はいついつでないと始まらないということになっている。これにつきましては、全協なり、あるいはこれからは全協が議会で正式になってまいりましたので、それを使わせていただいたり、あるいは常任委員会を使わせてもらうなりして、的確な時期にできるだけ早くこういう問題については解決、あるいは説明させていただくように今後させていただこうと思います。


○議長(田渕重幸君) 8番。


○8番(小寺政広君) ぜひともその点についてはお願いします。


 それともう一点、私が申しましたように、今進めています近隣市町との連携、あるいは関係の強化、さらに進めていただきたい。赤穂市を含めた2市1町、赤穂市、相生、上郡町、そして佐用を含めました2市2町、佐用、上郡、相生、赤穂、西播広域会議、そして播磨科学公園都市、たつの市、佐用町、上郡町、そしてにしはりま環境事務組合、姫路市、宍粟市、たつの、佐用、上郡とあります。こういう苦しい中で培ってきたこの関係を大事に大事にしていただいたら、もっともっとある意味で違うような定住圏自立構想以前よりももっと充実したものができると思うし、またこの関係強化を抜きにして、上郡町はこれからも成り立たないと思うのです。そういうことも本当に大事にしていただきたいと思うのですが、町長、いかがでしょうか。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) 私は全くそのように考えておりまして、2市2町なり、あるいは広域のものも含め、あるいは西播磨もそうです。また先ほど工藤議員の方から話がございました相生市との関係も、本当に失礼にならないような形で対応していきたいと考えておりまして、これは私自身のこれまでの考え方でもございますが、一応、全体丸くおさまったらいいんだという考え方で言っているのではないのです。言うべきことは言っておいて、その限りにおいて、対応していきたいと思っておりまして、その辺につきましては、非常にこれからの行政運営につきましては、広域的な行政が非常に多くなってくると思います。消防についてもしかりですし、ほかの今出ているのにすべてそうだと思っておりますので、それを合併の進まない段階で、余計それが必要になってくるのではないかと思っておるところでございます。


 理想としてはどういうふうに思っているかというと、先ほど来話をしておりますので、今後ともよろしくお願いし、私も気がつかない点がありましたら、またご指摘いただければありがたいと思っております。


○議長(田渕重幸君) 8番。


○8番(小寺政広君) 私もどんどん指摘し、意見を申し上げてまいります。これは余りわからなかったものですから、情報公開もされていないということもあったのですが、そういう意味で定住自立圏構想と言うのだったら、今申し上げました枠組みの中で、それこそが生活もごみも水も医療も保健も含めて、今の枠組みで本当に大事なところで欠かせない形だと思っていましたから。定住自立圏構想というのだったらそうで、備前市と定住圏といっても、備前市が悪いというのではないですが、ちょっと意見が分かれますし、どうしてだという気持ちもあったわけです。恐らく町民の方にもあるのではないかと思うのですが、その中で、赤穂市との交通圏域、JRのことについても町長、今答弁されましたが、町長、医療については病院の利用については言いたい、はめ込めたいという答弁がありましたが、赤穂市の赤穂駅の快速電車の直通、例えば半分元へ戻せということを言えるのですか。これは定住圏のまさに定住になりますよ。そこを本当に言えるようなことでないと、何やったんだということになります。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) これは言うことは簡単です。言っただけのことで、何も効果がないわけですので、そうでなしに、それをきちっと実現できるような担保を取る必要がある。それは何かといったら、結局上郡、山陽本線の電車に人間が乗るか、あるいはその必要性が何ぼあるのかと。要するに相生から、岡山までの間にどこまで必要性があるのかということが重要なわけです。そのためには、上郡、有年のたった2駅だけの話ではない。向こうの方がもっとたくさん駅があるわけです。それをひっつかまえて話をしないと、向こうは海岸線全部は持って話をしている。こっちは2駅だけで話して、7,000人ほどしか乗降客ないのに、全然話にならないのです。だから、和気やとか、吉永、三石を全部抱えて何ぼやと。これで勝負しないと、簡単に言えば向こうとうちは土俵が違うと思うのです。だから、余計、私は備前が必要だということは言っているわけです。そういう中で、この問題を解決するためには、岡山県と兵庫県も、巻き込まないと難しいのではないかと常々思っております。ですので、2駅だけの話ではなしにやっていきたい。しかも今度、上郡駅のバリアフリー化ができました。これは乗降客が1日に5,000ということになっておりますので、それができて、これが下がるまでにやっておいたらよかったなということはあるのですが、本当に微妙なところまで来ているのです。そういう中ですので、ICOCAもそうなんですが、これからもどんどん話は進めていきたいと思いますが、そのときにもあくまで、右手だけでなしに、左手も出して、手を結んでおかないと難しいと、これをご認識いただきまして、その辺も含めてご意見をまた賜りたいと思っております。


○議長(田渕重幸君) 8番。


○8番(小寺政広君) よくわかりました。ただし、赤穂駅の快速電車の直通については、本当に何年前になるのですか。3年になるのですか。当時、本当に町民は頭を殴られたような気持ちだったのです。町長はそのときまだ町長になっていなかったと思うのですが。本当に何でそこまでされるんだという感じがあったのです。そういう町民の気持ちを大事にして、やはりこれもぜひ言っていただきたいのです。吉永も備前市ですし、三石ももちろんですし、あちらの赤穂線も多いかもしれないけど、こっちも多いということで、本当にこのことも抜きにせず、病院と同じような問題として、やっていっていただきたいのです。町長、もう一度ですが、やっていただけますか。お願いします。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) おっしゃるとおりなんです。私も17年のときは、母の介護をしていたから、帰ったり行ったりしておったものですから、余計何遍も頭を殴られたうちの1人ですが。どうしてだということは本当に思いました。しかも貨物ばかり通してということを思ったわけです。しかも昔のことを言ったらおかしいですが、私は稲刈りをするときに、何でこんなに真っ黒けになるんだとよく思っていました。しかも昔は石炭をたいていたから、よく火事をいかすわけです。それでもうちらのところはよく火事がいっていましたから。余計そういう思いがありまして、JRで文句言うときに、なかなか向こうが聞いてくれないときには、その話を出して厳しく言ったことがあります。今は、対応が違って、上のレベルが来てくれますが。


 そういうようなことで、話はいろいろありますが、そのとき、そのときに材料を使いながらいろいろな話をさせていただいているところです。今後は今言うように、備前なり岡山の方まで手を出して、一緒に協力してやっていこうということなんです。しかも岡山の方がひどいのです。和気でとまり、吉永でとまり、三石でとまる。それぞれ3つところでとまってしまう列車がありますから。うちは上郡どめしかないわけです。そういうような意味合いも含めまして、これは通した格好で考えていくべきではないか。こういうふうに方向転換かもわかりませんが、備前の西岡市長にもその話はよくしております。その辺も理解いただきましたのと、2号線が有年のところで4車線でとまってしまっている部分をどうするのだという話をぶつけております。そんなのは知らないと言ったのですが、それは改めて考えていただこうということをしております。そういうことですので、その辺も私どもももっともっと一緒に考えていきたいと思っております。


○議長(田渕重幸君) 8番。


○8番(小寺政広君) ぜひお願いします。本当に町長が言われましたように、情報公開はぜひともお願いしたいのです。町民もいろいろな考え方を持っていますし、町政に参画、協働していきたいという意欲も持っておられます。町長、行政懇談会が高田でありまして、そのときにご存じだと思うのですが、ある自治会の会長が、本当に町政に対して感謝すると言いました。地デジの関係についてですが、そういう方も本当におりますし、町行政について積極的に協力しようという町民も多くいらっしゃいます。そういう人の声をどしどし取り入れてほしいと思います。


 次の質問に移ります。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) 先ほど来言っている部分が、これに入ってしまっているような感じがするのですが。町民や行政に寄せられた批判は、町民のものか、町のものかという話なんですが、現在、町のホームページで行政相談のページがあるわけでございます。この中で、返信先のアドレスを記入していただいている分につきましては、きっちり責任を持って返させていただいているところでございます。メールで返させていただいているわけですが、そのほかにも手紙で来られる方もたくさんあるわけですが、住所、氏名の全然ないのがあるのです。住所、氏名があるものにつきましては、きちっと確認の上、返事をその都度させていただいているところでございます。相手に回答のしようのない部分があるのです。プライベートの問題をやっている部分があります。そういうものをインターネットやあるいは広報に載せるということはできないわけですが、そういう点は非常に無理だろうと思っておりますので、ご理解いただきたいと考えております。


 それから、町民の思いを町全体のものにということで、広報紙の活用、これは同じようなことなんですが、町長室につきましては、私は入って以来、ずっとオープンにいたしております。その都度、自由に入っていただいているわけでございますし、また会いたいなという連絡が入りましたときには、できるだけあけるような形にしておりまして、その方にお会いしております。そういうことで、話もなかなか難しい話もあったりしますが、1時間ぐらいの限度内で大体話はさせていただいております。


 そして、それ以外に私もうろうろするものですから、私の性格もあるのですが、公私ともにそれぞれのところで、あるいは会合の席も含めてですが、お会いさせていただいたときに、気軽に話をしていただくのと、私自身も話しかけるところもあります。そういうことですので、役場でそういう場所を設けてということについてはこれから検討させていただきたいと思っております。


 それが、そういうものについて、ネーミングも考えておかないといけないかと思ったりもしますが、月に1回ぐらいやるか、2回ぐらいするかは考えさせていただきますが、そんな思いでございます。町民からの投書がございますが、これにつきましては、先ほど来も申しますとおりです。プライベートの問題もあったり、あるいは差出人のないものがあったり、いろいろあるのですが、それについては無理ですが、そういうことにつきましては、いろいろ検討させていただいての対応はできるものはさせていただいていております。そうでないものについては、非常に難しいと思っておるわけでございますが、それから根拠がないと非常に難しいのですが、そういうことで根拠があって、差出人があるようなものについては、先ほど来のとおりやらせていただいております。


 ですので、事実であるということと、正確であるということが町の広報としては一番大事なことでございますので、そういうことを心がけながらやっておりまして、要するに一律に掲載していくということが、ちょっと無理な場合があるということについては、ご理解いただきたい。それは何かというと、先ほど来言うように、あて名のないものについて、無責任に出せるかということが1つあります。


 あるいはプライベートの問題がありますので、非常にその辺は一律というのは困難ではないかと、これはご理解いただきたいと思います。いずれにしても、現在のところ、必要最小限度の確認はさせていただいた上で出させていただく。広報に適したものは広報に、あるいはインターネットだったらインターネット、あるいは手紙なら手紙ということで、それぞれに適した方法でやらせていただいている。これも適したという判断はこちらでしているのですが、その辺はご理解いただきたいと思います。


○議長(田渕重幸君) 8番。


○8番(小寺政広君) 私の質問した趣旨は、町民から僕ら自身にもいろいろな声や意見が届きます。ほとんどが叱責とか批判なんですけど、その中にもやはり本当に大事な大事な声もありまして、本当に参考にさせていただいています。そういうことを含めまして、町にも町長へも行政へもそういうことが絶対に必ず届いていると思いますので、質問しておるわけです。また町長の人柄は本当に街角で町民と話をされることを、店屋の中でも見ますし、街角でも見ますし、それはやっているなということは感じているのですが、その町民の町長だけのものになってしまって、本当に残念ではないかなと思いまして、僕は質問したわけです。議員だったらその人のところに行って答弁したり、あるいは手紙や電話で答弁できるのですが、町長はなかなかそういう町民一人一人に答えられないし、一人一人の家に向かっていって、こうですということもなかなか言えないから、そういうことを町民も関心を持っているということを含めまして、やはり広報を利用されたらどうかなという提案です。


 ホームページは、それはいいんですよ。いいんですけど、インターネットでホームページを見てやっている人は上郡町民、多くの方いらっしゃると思いますが、広報の6,000部と比べたら少ないと思うのです。やっぱり広報は来て1回目ぱらっとめくって、ぽんと置いておるけど、また何かの機会で来ておったなとめくりますし、1カ月、2カ月おくれても、こんなのがある、どんなことが書かれていたのだろうかと見たら、私が思っておるようなことが載っておると。思っておってくれとったんと違うかということも必ず出てくると思うんです。だから僕はこうやって演壇で提案しましたように、上郡町広報の1ページといったら大き過ぎると思うのですが、4分の1でもいいですから、また3カ月や6カ月に1回でもいいですから出てきたもので、これだというものを出していただいたらと思います。町長、これは約束できますか。定期的にというのは無理だと思うのですが、そういうことをしたら私は参画と協働のまちづくりに必ずプラスになると考えて質問しました。町長、どうですか。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) 私としては、これまでやったとおりやっておきたいと思うのですが、そういう事例については研究させてください。というのは、本当にある意味、背中のかゆいところに手が届くような部分の方が多いと思うのです。ですので、大事にしないといけないのだけども、その場合にいろいろなことが起こらないかと予測される部分は一遍考えさせてください。その上で、また考えさせていただいて、やれるのだったらやっていきたいと思っております。非常に微妙な問題が恐らく入ってくる可能性が高いと思っておりますので、それも考えながらやっていきたいと思っております。だから、広報なり、あるいはほかのところで出せるかどうかなんですが、出せるものはきちっと出します。その辺は考えさせていただきたいと思います。


 先ほど来の定住圏構想なんかについての話の中でもちょっと難しいな。こういう話については出しにくいなという場合があるのは、まだ相手が決まっていない。あるいは決めていないのにこんな質問はどうだというときは、答えようがないわけです。そのような部分もありますので、その辺も含めまして、考えさせてください。


○議長(田渕重幸君) 8番。


○8番(小寺政広君) ぜひそういう方向でやっていただきたいのです。本当に僕にとっては、大事なことだと思っておりますし、そのことが参画と協働のまちづくりに必ずプラスになると確信しております。長い時間、ご答弁ありがとうございました。これで質問を終わります。


 以上でございます。


○議長(田渕重幸君) 通告3番、議席8番、小寺政広議員の一般質問は終わりました。


 ここで暫時休憩いたします。再開は午後3時20分。      (15時02分)


             休           憩


○議長(田渕重幸君) 再開いたします。            (15時20分)


 通告4番、議席6番、阿部 昭議員に許可いたします。


○6番(阿部 昭君) 6番議員の阿部 昭でございます。通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。


 質問に入る前に、一言お礼を申し上げたいと思います。地上デジタル放送のケーブルテレビの住民負担の件であります。このたびほど地域格差を強く感じたことはありません。当初1世帯当たり12万円程度かかると言われておりましたが、行政当局の町長を筆頭にしての大変な努力をしていただきました。いろいろな予算を取り入れて、また県や国への働きかけも功を奏したと思います。その結果、1世帯当たり4万6,000円の負担へと変りました。私たちもその報告をお聞きしまして、ほっと胸をなでおろしたわけでございます。ただ、すべて完了したわけではありませんので、油断はできませんが、現時点までの行政と担当課の努力に対しまして、まず深く感謝申し上げるものでございます。


 さて、我々議員の定数が12名になり初めての定例本会議となりました。今12月度の本会議を迎えるに当たり、12名という少数議員の一人一人がいかに重要であり、使命の重大さをひしひしと感じながら本会議に挑ませていただきました。町政発展に全力を挙げてまいりますことをこの場をおかりしまして申し上げておきます。


 質問に入らせていただきます。1番目の定額給付金の件でございます。テレビやマスコミに取り上げられ、やればらまきだの、人気取り政策だのと批判の的になっております。インタビューに答える都会のサラリーマンの声で、そんなはした金は要らないとか、野党の国会議員は選挙目当てのばらまきとか、そのようなものは中止せよと大騒ぎをしております。即刻解散して選挙をやれとの大声でわめいている者もございます。しかし、定額給付金は本当に必要ないのでしょうか。地方で生活している庶民の声はどうなのでしょうか。年金で生活している人々や、子育てに懸命の若いお父さん、お母さんのことをわかっているのでしょうか。我々にとって2万円ははした金ではありません。65歳以上と18歳以下の方は合わせて2万円給付されますが、私は一日でも早く給付されることを強く望むものであります。


 そこで町長に質問をいたします。定額給付金に対しての町としての対応と町長の所見をお尋ねいたします。あわせて、町全体の給付金の対象人数と総額をお教えいただきたい。


 2番目の質問に入ります。


 地域活性化緊急安心実現総合対策交付金の概要が10月に発表されました。総額260億円、市町村にしては245億円とありました。各市町に地域活性化を促す交付金として、事業計画を立て、その事業の内容に合わせて交付金の限度額を決めてあるようであります。調べますと本町上郡町には、交付金の限度額は681万4,000円となっておりますが、自治体が行う総合対策実施計画の提出期限は、11月17日であったようですが、提出されたのかどうかお尋ねいたします。


 また、計画を出されたのであれば、事業内容と申請金額を教えていただきたいと思います。金額は少ないかもしれませんが、大事な交付金ですので、真剣な取り組みを要望いたします。


 3番目の質問に入ります。本年7月22日、2008年度の全国学力テストが実施されました。小学校6年生と中学3年生の受験でありました。しかしその結果の数値の公表が各市町の対応がばらばらなのであります。大阪府は市町別平均回答率を公表しました。兵庫県教育委員会は各市町の教育委員会に対応をゆだねたような状況になっております。11月20日に神戸新聞は、この各市町の公表状況を紙面に発表いたしました。その結果、神戸市、西宮市、伊丹市等は平均正答率の数値まで公表いたしました。各市町の状況はまちまちであり、ホームページに発表している市もあり、またパンフレット等で発表したり、町の広報紙で公表すると、いろいろな方法をとっております。議会への報告をしているところもございました。


 本町では、学校単位で対応するとありました。一番公表の仕方が狭いと私は思われます。学校内での対応は県下41市町の中で8市町しかなく、広く町民に知らせるのをとどめているように思えてなりません。私たち上郡町民は教育に関してはそれほど無関心ではありません。むしろ教育には熱心であり、子供たちの成長や成績には関心もあり、心配もしております。どのような理由で学校単位の対応としたのか、お尋ねをいたします。


 また、受験生に対してどのような指導教育をされたのか。これも教育委員会はすべて学校に任せたのか、お尋ねをいたします。教育委員会は開かれたところとは信じておりますので、明快な答弁を重ねて要望いたします。


 4番目の質問をさせていただきます。


 ふるさと思いやり寄附条例の件でございます。6月度に条例化してスタートしたわけでありますが、その後の進捗状況についてお尋ねいたします。先月、神戸新聞に寄附の現況報告がございましたが、本町は町名すらもありませんでした。寄附条例の動きを関心を持って見ている町民も多いと思います。特に、関係の団体の皆さんにとっては、頼みの綱であります。案内のパンフレットの作成やその送付状況はまた推進方法は、また現在までの申し込み件数と金額は幾らになっているのか、お尋ねいたします。


 条例制定の詳細も総務文教委員会での説明のときには、かなり詳しい説明がございました。すなわち本町出身の都市部での生活者が上郡町に寄附した場合、居住地での住民税が還付請求できます。例えば、5万円寄附した場合には幾ら還付されるかという表示の説明もございましたが、あのような詳しい説明を自治会や諸団体やいろいろなところで説明をされたのかどうか、お伺いをいたします。


 最後の質問に入ります。山野里に雇用促進住宅が2棟ございます。80世帯の居住できる建物でありますが、現在では40数世帯が生活されております。この居住者に対しまして、雇用促進住宅の方からは平成22年3月までの退去命令が出ているわけでございます。住んでいる皆さんは非常に困っております。上郡町にはほかに安い家賃の住宅はございません。町営住宅もいっぱいです。居住者の不安は募るばかりであります。単年契約の人は来年3月の退去の人もおります。何とか町営住宅として引き取ることはできないものでしょうか。町長のご所見をお伺いいたします。また、町内には、住宅に困っている人はまだまだたくさんおります。80世帯の住宅が町営になればと思います。雇用促進住宅側の働きかけはあったのでしょうか。あわせてお答えいただきたいと思います。緑ヶ丘住宅や安室住宅の件とあわせて考えるべき時期が来ていると思いますので、町長のお考えをお聞かせ願いたいと思います。


 以上で、私の質問5項目は終わります。再質問は所定の席よりさせていただきます。ありがとうございました。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) 定額給付金の件でございますが、国が打ち出した全国民を対象とする給付金でございますが、12月5日に県による説明会等があったわけですが、打ち出された時分、この構想が出た時分と今の情勢が非常に変っておりまして、非常に不況風がかなりきつくなっているという中で、ある意味では非常に歓迎すべきお金の一部ではないかというふうに私は考えております。それで、最初はいろいろなことが言われたとおりでございまして、いろいろあると思いますが、ある意味では今期待されている方もかなりいらっしゃるのではないかと思っております。


 そういう中で、国からの資料では、現段階ではたたき台であるということの説明があって、今まだはっきりわからない部分がありながら、説明会が行われたと思いますが、現在、国の方も予算化していないわけです。1月にこれをやると考えていらっしゃるように聞いております。その後、各市町村で臨時議会を持って補正予算を組めということですので、恐らく1月の末か2月に臨時議会を開いてこの補正予算を組まないといけない。こういうことになるのではないかと考えておるところでございます。


 そういうことから、年度内に支給を開始するということにもなってくるのだろうと思っておりますが、給付手続につきましては、まだきちっとしたことが国から出ていませんので、これを待って対応しようということになろうかと思います。


 ばらまきだとか、経済効果が薄いだとか、あるいは生活の支援であるからもっとやれというような賛否両方あるわけですが、いろいろな意見のある中ではございますが、今のような状況ですので、粛々と指示どおりやっていきたいと考えているだけでございます。それから、全体の給付金の対象人員につきましては、ご承知のとおり、総額は1人当たり1万2,000円、65歳以上と18歳未満は2万円という形になっております。これを上郡町の11月末現在の住民登録票の関係で計算いたしますと、人口は1万7,621人になっておりまして、それ以外に永住外国人等が90名いらっしゃいますので、1万7,711名ということになります。1人当たり大体1万5,000円ぐらいの計算になるのですが、2億7,200万円ということですので、それだけの金が上郡に落ちてくる。それは消費につながってくるだろうと思っておるところでございます。


○議長(田渕重幸君) 6番。


○6番(阿部 昭君) 私は、一人一人に対する金額は少ないと思うのですが、今お聞きしましたように、2億7,000万というお金が上郡町に入ってまいります。私はこれは地域の活性化にとっては非常に大事なお金ではないか。そして、そのことで地域の人の心も豊かになるでしょうし、そしてそれに伴って例えば、商工会やなんかとタイアップして、その地域にお金が落ちるように何か工夫をするとか、そのことも非常に私は大事になってくるのではないかと思います。先日の駅前での商工まつりも大変な人のにぎわいだと思いますが、例えば、こういう給付金が落ちたときでもそういうイベントを持つとか、商工会と連携をとるとかするようなことはまだ考えてはおりませんでしょうか。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) 私は、あるところでやられている地域のお金、通用金銭というようなことでやっておられる部分で、1割程度上乗せできるような方法もあるのではないかと今は考えておるだけなんです。これは予算もおぼつかないような状況にありましたからそうでしたけども、これも一度考え直してより地域に密着した形、地域で使って、しかも使う人がよりメリットがある方法を一ひねりした方がいいのじゃないか。先ほどおっしゃるように、これは考えております。これは商工会なんかとも相談しながら、例えば、65歳以上だったら2万円いただきますけど、2万円のお金を出したら2万2,000円のチケットをもらえるようなことを考えられないのか。それは地域で使えるようにすれば、バックするのがその分になりますので、2割足せば2億7,000万の効果が3億の効果を産むわけでございますし、そうすればよりメリットがあるのではないかという考え方は私は持っておるのですが、これは今の段階でどうのこうのと言えません。検討はさせていただこうと思っております。それ以外の方法もいろいろあるとは思います。そんなことは嫌やという方もいらっしゃるとは思いますので、できたら上郡の中で消費いただければ、この趣旨の中には沿うのではないかという感じもするし、地域振興に少しでもつながるのでないかという思いはあるんです。


 これは、いろいろまた常任委員会の席でもお話しさせていただいたりした中で、ご検討いただいた上で対応していきたいと考えております。いずれにしても、臨時予算ということになりますので、その辺での説明になろうかと思います。よろしくお願いしたいと思います。


○議長(田渕重幸君) 6番。


○6番(阿部 昭君) 今回の定額給付金のことで各地域でいろいろな方から話を聞きますと、町や市の行政の作業がふえるということで、反対している県や知事がありましたが、上郡町にとってそういうことはないのでしょうか。


○議長(田渕重幸君) 企画総務課長。


○企画総務課長(松石俊介君) 先日説明を受けた中で、前回の地域振興券で相当混乱したという反省を踏まえまして、今回は郵便での簡易書留になろうかと思いますが、申請書を送らせていただきまして、それを郵送で返していただくというのが基本だということを聞いております。それに基づいて本人確認のこともあるのですが、基本は口座振込ということで、これが多くなれば事務はそんなに煩雑ではないだろうと考えております。


○議長(田渕重幸君) 6番。


○6番(阿部 昭君) そのようであれば、ちょっと安心だと思いますが、私は大概の人がお金は欲しいのだけれども、マスコミに踊らされて、これは何かまやかしではないかと聞いているような人もおりますし、何か請求するのが悪いのではないかという気持ちでおられる方もおるように思います。だから、私は決してマスコミの流動に踊らされてはならない。今、本当に上郡町の町民の中でそれを待っている。本当に今欲しい。本当は年末に欲しかったという人もたくさんいたように思います。だけどこれはやっぱり国民の意思統一ができなかった。そのために、今年度の末に、ずれ込んでしまった。このことすら私は非常に寂しい思いをしているわけですが、この件に関しまして、町長、この決まった時点でははっきりすぐ実行できますか。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) これは決まって、きちっとしたコンプリートができる段階で、私どもが予算要求していくわけでございますし、それができれば、今言うようなルールに基づいて粛々とやるだけですから、対応できると思っております。ただ、いろんな成りすましみたいな話の分がありますので、その辺を非常に心配されている方もいるのではないかと思います。そういうことについて特別に相談員かなにかを置く必要が出てくるのではないか。これはわかりませんが、いろいろな問題を起こったときに対応できるような体制までとっておかないと、ただ事務的に対応するだけ、その係りだけというだけでは難しいかもわからないと思っております。


○議長(田渕重幸君) 6番。


○6番(阿部 昭君) わかりました。では次の問題お願いします。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) 次は、地域活性化総合対策交付金の話でございます。お尋ねの交付金につきましては、地域活性化緊急安定実現総合対策交付金という長ったらしい名前なんですが、これが本年8月28日の閣議決定されたということになっておりまして、9月補正で私どもも議会に提出させていただきまして、議決いただいたわけでございます。この交付金につきましては、やはり名前のとおりでございますが、地域の活性化につながる、あるいは緊急的なことで安心、安全につながるような事業をしろということになっておると思っております。そういう中で、これの交付金の実施計画につきましては、先ほどお話があったわけですが、私どもも11月12日付で内閣総理大臣に提出させていただきました。こういうことでございます。


 中身なんですが、先ほどお話がございましたが、681万4,000円という金額が一応決まっているわけです。算出は人口だとか、耕地だとか、林野面積等によって地方再生対策費ということで算出する。その結果がこういう数字になっているわけです。この交付金は財政力指数だとか、いろいろなことをごちゃごちゃ計算するもので、私たちが逆算してもできない問題なんですが、そういう形で大方の数字はアバウトには合っていると思います。そういうことでございます。


 だから、上郡町の事業内容については、このたびの地デジで対応していこうと。町単独でやっている部分をこれに任そうと。入れようということで考えておりまして、地域情報通信基盤整備事業の単独事業分について、この部分がありまして、それが1,645万2,000円を申請して、国の補助対象としてこの金額をお願いしたいということでやっておりまして、うまく乗ったといえば乗ったと言えると思っております。


○議長(田渕重幸君) 6番。


○6番(阿部 昭君) 壇上で冒頭に私もお礼を申し上げたわけでございます。そのような地デジ対応に使われたということは非常にうれしいと思っております。私は先ほども言ったのですが、小さな金額の交付金であったとしましても、本当にこれを有効利用していく。町民ために少しでも役立てていこうという町の行政の姿勢が非常に大事ではないのかと。そのように思いましたので、今回これを質問させていただきました。結構でございます。


 次の問題、お願いします。


○議長(田渕重幸君) 教育長。


○教育長(三木一司君) 議員の全国学力テストの公表のご質問ですが、先日、神戸新聞の方に記載されておりました担当記者の方から私の方にどうして公表しないのかという非常にしつこく、そして強く言ってこられて、お話をしたのですが、まず最初に私が申し上げましたのは、それは公表しないということで実施したもので、その結果がよかったから公表するとか、悪かったから公表するとかという類のものではないので、そういうことを公表しないということで実施したものであるので、その結果について守っていくというようにお答えしたのですが、先ほど言われましたように、大阪であるとか、いろいろな伊丹であるとか、それでもやっておるじゃないかと。どうしてしないのか。西播磨は本当にしないのかというような教育長会議で申し合わせ事項をしたわけではございませんが、ご存じだと思いますが、この調査結果の公表については、公表した後においても個々の学校名を明らかにした公表は行わないという条件がついております。これはご存じですかというと、それはよく知っておりますと言われて、上郡町は中学校は1つしかございません。それはご存じですかといってお話ししましたら、知りませんでした。申しわけございません。そのとおりでございます。それはよくわかっておりますので、上郡町の特別な事情ということでご理解させていただきましたということで、終わったのです。公表に当たっては、学校名がうちの場合は中学校を公表しましたら、すぐそのまま上郡中学校になってしまうということなので、この条件には県も同意できないということでございまして、できません。


 ただ、公表しないからそうしたら非常に不安に思っているのかといったら、そんなことではなしに、うちは次の問題にもなりますが、特別な指導方法というのはやっておりませんが、幼稚園教育から本当に充実していると自負しております。そして、小学校、中学校と9カ年、うちは特に学力問題について真摯に取り組んでおる。まず学力テストの国語と算数、数学だけではなしに、すべての教科において、上郡中学校は、学力テストとか、実力テストが悪いよりはよかった方がいいのですが、一番大事にしているのは、卒業後の、卒業生の進路、これが最も大事なものであって、その参考資料として学力テストであるとか、実力テストであるとかいうものは大いに参考にさせていただきたい。


 それで、うちの町の1つしかない中学校の過去5年間の進路状況を説明させていただきまして、私の答弁にさせていただきます。


 平成15年度の卒業生ですが、進学率が100%、これは開校以来初めてこれをたたき出しました。平成16年、大水害があった年なんですね。この年に進学率は98.5%、17年の卒業生がこれも同じく98.5%の進学率と。公立一般入試は100%の合格率を出しております。平成18年度の卒業生は、進学率が99%、そして平成19年度、昨年度は進学率が100%、私立の入試、公立高等学校の一般入試、ともに100%の合格率を出しております。幼稚園から小学校、中学校と1つの町の教育が連携して、出してきておる。何とかこれを維持していくように頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。


○議長(田渕重幸君) 6番。


○6番(阿部 昭君) 今の進学率を聞いて、私も驚いたわけでございます。実は昨年度の学力テストの結果がことしの5月の朝日新聞に出ておったのですが、実は生まれが秋田なものですから、この中に田舎の秋田が出ておりまして、小学校6年生のテスト結果も中学校の3年生のテスト結果も秋田県が1番なんですよね。決して、教育立県ではないです。塾も少ないです。何でいいのかなというと、これに出ているのです。私は、学力テストの結果どうのこうのではないとは思います。今までの流れの中での結果がここに出ていると思うのですが、実はこの中の内容を見ますと、地域の人たちがその地域の子供たちを一生懸命育てているのです。これを見まして、田舎でも、ド田舎でもこういうことができるのだと。そういうことを強く感じたのです。


 片や上郡町のことを考えますと、去年、放課後子ども教室ができました。非常に大人の方、地域の方が協力的でした。私も提案した手前質問したことがあったのですが、老人会の人もそうです。PTAの方もそうです。自治会の方もそうです。皆が一生懸命上郡町の子供たちのために、自分たちの地域の子供たちのために何かやらせてもらおうと、そういう姿勢が本当にはっきり見えてきたなと感じて感動したのです。


 しかし、例えば、今は進学のことしかお聞かせ願えなかったのですが、今の上郡町の子供たちの全体に対して、また県下の中でどのような地位におるのか。全国的に兵庫県はどの程度の階層に入っているのか。子供たち自身に、あなたの今の学力テストは全国的に見たらこうだよと。そういうことを指導しているのか。それを知った上で、全国の学力テストができたのですから、当然、上郡町の子供たち、小学校の6年生の子供たちはどの程度の知的レベルにあるのか。そこら辺のことが非常に町民の皆さんも関心があるのではないかと思うのです。それによって協力を呼びかければ、町民の方も、これをさせてもらいたいと。そういう協力体制もできるでしょうし、秋田の例を見ますと、小学校の子供たちに農作業まで教えているのです。その農作業を通して、いろいろなことを知ってもらおう。覚えてもらおうと。花の名前や木の名前まで教えているのです。そういうのは一環として必要なんではないか。


 だから、ある程度、今言った上郡中学校の地位がどの辺か、はっきり打ち出さないまでも、何らかの形で上郡の子供たちの知的レベルがここら辺なんだということを町民に知らせる方法というのはないものなのかと、疑問に感じました。その点、いかがでしょうか。


○議長(田渕重幸君) 教育長。


○教育長(三木一司君) まず、帰ってきた結果は、小学校は各学校ごとに異なりますので、その結果は各学校でPTAの会合であるとか、または学校だよりであるとか、そういうもので自分のところの学校の長所、課題、そういうのは流していく。個別につきましては、個別指導の方で流していくようにする。心配しているのは、わずかな学校の中で序列が起こってきたり、違う意味の競争が起こってきたりしないように、上郡町の子供たちを上郡町みんなで全体で育てていく方向性でそういうことを活用していくようにしていきたいと、中学校は今言ったように1つしかないので、言ってしまうとすべてになってしまうのですが、兵庫県はご存じのように、全国のほぼ平均になっております。若干の高い低いはあるのですが。中学校は兵庫県下で、兵庫県の平均よりも数段高いです。特に数学については、全国のトップレベルでやっておりますので、1校しかないので、県の平均をそんなに助けているわけではないのですが、上郡中学校は県下でも非常に注目されている中学校になっております。ことしも高等学校の新任の教育視察が、上郡中学校で行われると。その趣旨は、これだけ落ちついて、授業中に勉強している学校があるということを、高等学校の先生に実際に見ていただいて、理解していただいて、高校教育を進めていくうえで1つの体験にしてはどうかということです。


 あと、近在の方でも、教科担当の方から実際に授業風景であるとか、テスト問題の作成であるとか、そういうことについて研修にいきたいというようなことで承ったりしておりますので、そういうことも相互の励みにして頑張っておるところでございます。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。


○議長(田渕重幸君) 6番。


○6番(阿部 昭君) 今のお話を聞きまして、非常に安心もいたしました。ありがとうございます。ただ、私はそういう今のレベルの話もそうなんですが、私たち町民に教えてほしい。地元の小学校、上郡の小学校の子はこんなに頑張っているんだ。上郡の中学校の子供たちはこんなに頑張っているのだということが、私は町民が誇りに思えると思うのです。だから、そういう面で、テストの結果云々でなくても結構ですし、学力テスト云々のことでなくても結構なんですが、いろいろな形での学校教育の成果というか、子供たちの頑張りを町民に知らせてほしい。その方が私たち地域で子供たちに会っても、声もかけやすい。頑張っているなという声もかけられる。そのようにも感じるのですが、これから反省点を見出したときだとか、何かのそういう機会に、我々町民にそういう知らせる場というものは、ないものかどうか。また子供たちを傷つけない。そして子供たちの激励になるような奨励の仕方はないものかどうか。ここら辺のことはどうでしょうか。


○議長(田渕重幸君) 教育長。


○教育長(三木一司君) わかりました。校長会とも相談させていただきまして、何とかご期待に沿うような形を考えていきたいと思います。


○議長(田渕重幸君) 6番。


○6番(阿部 昭君) 非常に感動いたしました。引き続き子供たちの教育、命がけの戦いをしていただきたいと思います。ありがとうございました。次の問題、お願いします。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) ふるさと思いやり寄附条例の件でございます。先ほどお話がございましたが、本年7月1日に施行いたしました。6月議会で通していただいたわけですが、そういう中で、パンフレット等を作成いたしまして、いろいろな形でPRに努めているところでございます。この個性豊かな魅力あるふるさとづくりの寄附金ということで、うたい文句で国の方で通してきたわけですが、これにつきましては、住民税を優遇するふるさと納税制度ということで、改正されたものを、上郡町でどう扱うということでいろいろ議論があったわけですが、6月のことでやらせていただきました。上郡町ふるさとづくり応援寄附条例の議決をいただいたわけで、それからすぐ取りかかっております。


 このPRについては、町のホームページや町広報でも行っていたところでございますが、あわせて手づくりのパンフレットをつくっております。そういうことで、内外に寄附を募っておるところでございまして、まだ緒についたところでもございます。そして、町外の広報については、東京にあります兵庫県人会へのパンフレットの送付や、インターネットのふるさと納税応援サイトというのがございます。そこに「ふたくす」というのがあるのですが、そこへ掲載させていただいて、PRしております。


 また、町内においては、上郡駅に設置しておりますし、また秋以降実施いたしました、いろいろなイベントがありました。大鳥圭介さんの書展や赤松の里のハイキングだとか、あるいは駅前元気市、先ほどありました商工まつりなど、それぞれのイベントで配付させていただいているところでございます。初めて見たなという感じのところだと思っておりますが、そういうこともあります。そして、また年末年始については、里帰りの方がたくさんいらっしゃるということで、職員も持ってかえって、家族、あるいは親戚が帰られたときに見ていただくというようなことでお願いしているようなことでございます。


 それとあわせまして、正月ですので、同窓会が結構あるだろうと思います。1月3日には上郡中学校も最後ですので、公開させていただくということも考えております。そういうことで、同窓会なりいろいろな情報が入り次第、そういうところでもお配りさせてもらったり、場合によっては説明させていただいたりというようなことをピュアランドの活用も含めまして考えているところでございます。


 そういうことで、お返しといったら語弊があるのですが、いただいた方にお礼として円心茶や水車米など、上郡町の特産物を送らせていただいたということでございます。


 現在までの寄附金なんですが、5件ございます。26万円となっておりますが、これは上郡出身の比較的若い方が非常に多かったということで、私どもも驚いているところでございまして、これからもこういう形でPRしていきたいと思っております。あわせまして、上郡町のPRにもなるのではないかと考えております。


○議長(田渕重幸君) 6番。


○6番(阿部 昭君) よくわかりました。ただ、この条例の制定の企画総務課の説明のときに、ある都市に住んでいる方が上郡町に例えば、何万円寄附したら、町に還付請求できるんだと。そして還付請求したらこのくらい返ってくるんじゃないかと説明がありましたよね。ああいうのはほかでは説明したことはあるのですか。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) それはパンフレットの中にも載っているのですが、要するに、5,000円引きの10万円だったら9万5,000円までは税金から控除するというような形になっているとおりでございまして、そういうこともパンフレットの中には入れておりまして、説明させていただくということになっております。


 広報なんかと例の広報以外のことも含めましても、インターネットも含めましてやっております。大体見ていただけたらわかるような資料はつくっておるつもりなんですが、手づくりのパンフレットというようなことで、目を引くようなことも試みてはおります。


○議長(田渕重幸君) 6番。


○6番(阿部 昭君) きのうの新聞だったと思うのですが、神戸新聞でふるさと納税の件で、西脇市の市長が、自分のところの西脇市の出身者の有名人のところに個別にお願いにいったとか、自筆の手紙を出してお願いしたとかいうのが出ておりました。上郡町出身の有名人はだれか私は知りませんが、例えば、大鳥圭介の生家保存会がありますね。その方たちにお願いして、例えば、学習院に行くとか。学習院の総長ですもんね。そういうところにお願いにいくとか、上郡の中学校の同窓生の名簿で、どこそこに出世したかたもおられるとか、そういう個別に当たるようなことは考えてはないのですか。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) これ以外も、いろいろなことでそういうことを考えたらどうかという話は確かにあったのです。例えば、地デジの関係なんかも金がたくさん要るからそういう寄附をお願いしたらどうかという話もないことはなかったのですが、そういうことは今のところやっていないのです。これができてから、大々的にやっていったらいいじゃないかと思っておりまして、これからの話になろうと思っております。そして、これは地域、地域によっても違うでしょうが、ここの上郡町から出られた方ということになっていますので、そういう対応につきましては、今の方法でやる。しかも例えば出世された方については、のこのこ私が出ていってお願いすることはやぶさかではございませんが、そういうことをするなら、かなりリストアップしていかないといけないだろうと思っております。行ったときにいろいろな形の方もいらっしゃいますので、物議は醸さないようには考えていきたいと思っております。


○議長(田渕重幸君) 6番。


○6番(阿部 昭君) やはり詳しく説明してあげれば、興味を示す方も私はたくさんおられるのではないか。ただ、中身を知らないのです。だからその中身をどうやって知らせていくかということが私は行政の皆さんにお願いするしかないと思いますので、できる限り努力していただきたいと思っております。要望したいと思います。最後の質問お願いします。


○議長(田渕重幸君) 建設課長。


○建設課長(身野智重君) 雇用促進住宅の存続をということで、町営住宅として運営継続はできないのかというご質問につきましては、雇用促進住宅につきましては、かつて雇用保険事業の1つであった雇用福祉事業により整備された勤労者向けの住宅として独立行政法人雇用能力開発機構が運営開発しております。しかし、平成19年の閣議決定により、順次譲渡、廃止の方向で平成33年度までに完了させることとされております。


 上郡町にございます雇用促進住宅は、昭和47年3月に運営開始されていると聞いております。構造は鉄筋コンクリート造り5階建ての2棟、1棟が40戸で全体で80戸ということでございます。買い取りということにつきましては、建築年が46〜47年ということで、36年が経過し、建物も老朽化していること、また耐震基準の法改正以前の建築物であることから、耐震補強が必要である。またエレベーターの設置などということで、相当の改修費用が想定されます。また、公営住宅は公募が原則であるため、現入居者を特定入居で存続させるためには、特定公共賃貸住宅として入居者ごと買い取るということであれば、可能というふうにはお聞きしておりますが、公営住宅として継続するということであれば、先ほど言いましたように、公募が原則と。それと公営住宅の方の目的など総合的に見ても町営住宅としての継続は無理だと考えており、先ほど阿部議員さんが言われましたように、買い取りの希望につきましては、希望なしということで回答させていただいております。


 以上です。


○議長(田渕重幸君) 6番。


○6番(阿部 昭君) 要するに、運営しませんかという声はかかったわけですね。


○議長(田渕重幸君) 建設課長。


○建設課長(身野智重君) 買い取りを希望しませんかという声はかかりました。


○議長(田渕重幸君) 6番。


○6番(阿部 昭君) 例えば、雇用促進住宅の方で解体をして、更地を引き取ってくれませんかという話はないのですか。


○議長(田渕重幸君) 建設課長。


○建設課長(身野智重君) 資料によりますと、更地にする場合は一般公募をかけるということは記載されておりました。だから、市町村に先行買収ということはお聞きしておりません。


○議長(田渕重幸君) 6番。


○6番(阿部 昭君) やはり町の中の住宅の施設ですから、例えば、町が希望すれば解体して更地にして、一般公募とか、業者に売るよりは、少し優遇的に販売してくれるとか、そういう説明もなかったのでしょうか。


○議長(田渕重幸君) 建設課長。


○建設課長(身野智重君) 今の機構の方はアクションを起こしているのは、兵庫県には25市町に促進住宅がある。その25のうち買い取りを希望するのは全くなし。買い取りせずが18市町、検討中が7市町ということで、7市町に対して機構さんの方がいろいろ相談をかけているという状況であって、上郡町については買い取り希望はないということで、余り情報が提供されておりません。


○議長(田渕重幸君) 6番。


○6番(阿部 昭君) 建物を見ていますと、耐震的には非常に不安定な建物だという感じはするんです。老朽化もしていますし、だからあのまま存続は厳しいなと思うのですが、例えば、1年なり2年なり、延長ということも考えられないのですか。


○議長(田渕重幸君) 建設課長。


○建設課長(身野智重君) 退去困難な理由がある者については、ある程度延長するというようなことは記載はされております。


○議長(田渕重幸君) 6番。


○6番(阿部 昭君) 入居者に関しますと、本当に非常に所得の少ない方が多いようにも聞いておりますし、今の時点で、来年、再来年の3月だと聞いておりますが、ちょっと外にほうり出されても非常に困る人も多い、そういう場合の何らかの形の救済措置は町長、考えられないですか。


○議長(田渕重幸君) 町長。


○町長(山本 暁君) 今、課長が答弁したとおりなんですが、これはかなり前からそういう話が促進住宅の関係についてはあったわけでございます。私どもは建物を見せていただいたり、いろいろする限り、非常にこれをこのまま生かしてやるのは非常に難しいのではないか。ご承知かと思いますが、階段がありますが、両サイドしかないのです。ずっとあってもエレベーター1つつけただけでは済まないのです。皆、階段ごとに要るような話になってしまいます。今課長が言った以外に、そういう構造上の問題も非常に困難性があるということが加えてあると思います。そういうところで、しかもあの場所でやっていただくのに、向こうの方がやっていただくのは構わないのですが、あとの始末については非常に大変なものになってしまわないか。というのは、アスベストとかいろいろ崩れます。そういうものを私どもの方でまたつぶしていくということになってくると、これは物すごいことになってしまわないかということでございますので、これは今のところちょっと1つおりたなという格好で、返事をさせていただいたのは実際なんです。


 むしろ、上郡町内も一般住宅、賃貸住宅が全然なくて困っているのだというのではなく、逆にがらがらになってしまっている実態が一方にあります。ですので、その辺も考えないといけないかなと思ってはおります。ただ、家賃等の絡みもありますので、一概にはそれは言えないと思いますが、その辺も考えていく必要があるかなと思っております。


○議長(田渕重幸君) 6番。


○6番(阿部 昭君) 今現在の町営住宅の状況から申しまして、緑ヶ丘住宅の方もそうですし、安室住宅の方も今計画はとんざしているわけですから、できれば山野里の今の雇用促進住宅の場所的には、非常にいい場所なんで、例えば更地にして安く売ってくれるというのであれば、やはり検討してもいいのではないかという考えもあるのですが、そこら辺も一考してもらえたらなと考えておるのです。これは別に今すぐどうのこうのということではございませんが、今後、長い目で見ていただいて、あそこの土地を利用できれば、考えていただきたいと思ったわけでございます。そのことをあわせて、彼らの行く先も検討していただきたいと思います。そのことをお願いしまして、質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(田渕重幸君) 通告4番、議席6番、阿部 昭議員の一般質問は終わりました。


 本日はこれをもって休会といたします。


 再開は、あす12月12日金曜日午前10時であります。ご苦労さまでした。


                               (16時11分)


             休           会