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兵庫県 上郡町

平成20年第3回定例会(第3日 8月21日)




平成20年第3回定例会(第3日 8月21日)





             上郡町議会会議録  (第3日)


 平成20年8月21日午前10時より上郡町議会会議場において平成20年第3回定例


議会を開会した。


 
1.開会日時  平成20年8月21日  10時00分


2.出席議員は次のとおりである。


      1番  外 川 公 子      2番  橋 本 正 行


      3番  松 本 行 人      4番  大 政 正 明


      5番  由 田 五千雄      6番  藤 本 祐 規


      7番  山 本 守 一      8番  阿 部   昭


      9番  赤 松 初 夫     10番  小 寺 政 広


     11番  高 尾 勝 人     12番  沖   正 治


     13番  田 渕 重 幸     14番  村 上   昇


     15番  工 藤   崇     16番  正 木   悟


3.欠席議員は次のとおりである。


      な  し


4.本議会に出席した議会職員は次のとおりである。


   議会事務局長  木 本 善 典


5.地方自治法第121条の規定により、議長より会議事件説明のため出席を求められた


者は次のとおりである。


   町長      山 本   暁  副町長       高 橋 道 夫


   教育長     三 木 一 司  会計管理者     竹 本 義 昭


   技監      上 林 敏 明  企画総務課長    松 石 俊 介


   税務課長    東 末 守 史  住民課長      岡 本   博


   健康福祉課長  松 本   優  産業振興課長    安 達 良 二


   建設課長    身 野 智 重  学校教育課長    金 持 弘 文


   社会教育課長  桝 本 貴 幸  上下水道課長    山 本 善 彦


   企画総務課係長 木 村 将 志  代表監査委員    西 後 竹 則


6.会議事件は次のとおりである。


(1)一般質問


(2)同意第 3号 上郡町教育委員会委員の任命につき同意を求める件


(3)報告第 5号 健全化判断比率及び資金不足比率の報告の件


(4)認定第 1号 平成19年度上郡町一般会計決算認定の件


(5)認定第 2号 平成19年度上郡町特別会計住宅改修建設資金貸付事業決算認定の


          件


(6)認定第 3号 平成19年度上郡町特別会計国民健康保険事業決算認定の件


(7)認定第 4号 平成19年度上郡町特別会計老人保健医療事業決算認定の件


(8)認定第 5号 平成19年度上郡町特別会計介護保険事業決算認定の件


(9)認定第 6号 平成19年度上郡町水道事業会計決算認定の件


(10)認定第 7号 平成19年度上郡町特別会計簡易水道事業決算認定の件


(11)認定第 8号 平成19年度上郡町特別会計農業集落排水事業決算認定の件


(12)認定第 9号 平成19年度上郡町特別会計公共下水道事業決算認定の件


(13)認定第10号 平成19年度上郡町特別会計山野里工業団地造成事業決算認定の件


(14)認定第11号 平成19年度上郡町特別会計公営墓園事業決算認定の件


(15)議案第52号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関


          する条例制定の件


7.会議の大要は次のとおりである。





○議長(正木 悟君) おはようございます。


 ただいまの出席議員は16名であります。定足数に達しておりますので、これより定例会を再開いたします。


 地方自治法第121条の規定により、町長をはじめ、各関係課長並びに監査委員の出席を求めております。


 直ちに本日の会議を開きます。


 昨日に引き続き、一般質問を行います。


 通告7番、議席9番、赤松初夫議員に許可いたします。


○9番(赤松初夫君) 9番議員の赤松でございます。議長よりただいまお許しがありましたので、通告のとおり一般質問をさせていただきます。まず前置きとしまして申しますが、教育長になられたばかりの、しかも初めてこの議場でまみえる三木教育長に本来ならば、お祝いの言葉一つはかけるべきなのでしょうが、私はその気にはなれません。お祝いムード、浮かれ気分には決してなれず、身を引き締めて当たらなければならないという覚悟で臨んでおられる教育長の心境が読み取れるからであります。


 幼稚園・小学校の統廃合問題は、当然のことであり、住民の理解も容易に得られると信じておりますが、ただ住民説明においてはご多忙をきわめることと思います。納得のいく説明に努力を期待しております。


 附帯して起こる人事異動につきましては、加配の要望を強く出す。極力町外に出る教職員の数を減らす努力をする一方、希望を取り入れながら偏見にとらわれることなく、公平無私をもって当たってほしいということであります。後ろ指をさされるようなことは決してあってはなりません。教育長の真価が問われるのはこの点だと思われます。ここまでは私の前置きであります。


 ここで私の取り上げる問題は、小学校を核として生き生きと展開されてきたコミュニティの火を消してはならないという不安があります。廃校になるという憂き目に遭うつらさは昭和大合併と同時に全国的に実施された中学校の廃校という衝撃を経験した人であれば想像できるはずです。


 ?のコミュニティの火を消してはいけないということでありますが、昨日の町長のご答弁で理解しましたので、簡単に述べていただければ結構でございます。


 ?のスクールバスの活用、とりわけ地域公共交通への有効活用ということであります。統廃合と同時に必要となってくるスクールバス、この財政難の時代、資源の有効活用という視点からぜひ行っていただきたい問題です。後の地域公共交通会議にも関連しますが、通学バスを一般のバス路線に利用できるのでしょうか。これも簡単な答弁でよいと思っております。


 次に、行財政改革、集中改革プランについてであります。


 第4次行政改革大綱に沿う施策でありますが、見直しの必要はあるやなしやについても含めてお答え願えればありがたいです。


 ?の行革担当参事と各課の行革担当も含めて、その役割の検証をしてください。まだ5カ月しかたっていない今は、まだ早いと言われそうですが、ただ5カ月もたっています。担当者会議なるものが何回か行われているはずですし、その雰囲気などから、これから先を占うことはできるはずです。いかがでしょうか。また、行革本部との関連についてもお教え願いたいです。


 ?17年度から始まった9項目からなる削減目標の達成は順調でしょうか。その経緯をお示しください。


 ?町民の窓口を創設せよということでございますが、町民のだれでもが気楽に物の言える町民に開かれた窓口です。町長に直接声が伝わる窓口を私は想定しております。


 3番目の地域公共交通会議は、既に発足しているはずですが、その進捗状況をお示しくださいと言うつもりだったのですが、これも町長の発言の一端からわかりました。まだ、一度も行われていないということがわかりました。その理由をお聞かせ願えればありがたいのです。


 以上です。再質問については所定の席で行いますので、よろしくお願いします。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 小学校の統合問題に絡みまして、コミュニティの火を消すなという、確かに私もそういうふうに思っております。非常に大事なことだと思っておるわけですが、ご承知のとおり、小学校の校区すべてに公民館が7カ所設置されているわけでございますが、この運営体制については若干見直さないといけない部分があるわけですが、学校の統廃合と絡めてこれを統廃合してしまうということはございません。地域コミュニティの拠点として、7公民館の体制は今後とも維持させていただこうと考えておるところでございます。


○議長(正木 悟君) 9番。


○9番(赤松初夫君) その点は昨日だったですか、よく町長のお考えはわかりましたので、それで結構でございます。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 次に、スクールバスと地域公共交通の機能的な活用、先ほどもございましたが、むだのないような手法でせよという話でございます。スクールバスそのものの時間帯が非常に短時間に学校へ連れていかないといけないという制約もあります。しかも車につきましても一般の路線バスを使っていくというようなことになっておりまして、半分は立ち席になっているところでございますが、そういうようなバスを運営いたします。そういうことで高齢者の方がその時間帯にぽんぽんと一緒に乗っていくということは非常に不可能だし、定員の中できょうは何人乗るというのがはっきりわかりませんので、非常に難しいのではないかと思っておりますので、また事故も起こりやすいということから、スクールバスとコミュニティを同時に同じ目的で使うということはしないと基本的に考えております。


 ただ、そのバスをコミュニティバスとして合った時間帯に使うかどうかにつきましては、先ほどの座席の関係もありますけども、そういうものを含めて考えさせていただきたいと思っております。その場合は、使うかどうかも含めまして考えさせていただこうと考えております。むだのないようにしたいとは思っております。


○議長(正木 悟君) 9番。


○9番(赤松初夫君) 実は私も今おっしゃることは想像できていたのですが、確認したまででございます。それで結構でございます。


 次にお願いします。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 行政改革の集中改革プランの中の3点ございました。続けてお答えさせていただきます。まず1つは、行革担当参事の件ですが、これはきのうも若干ご説明させていただいているところでございます。4月から行政機構の見直しにおいて、内部組織でございますが、組織等検討委員会の意見を踏まえながら、総務課におっしゃるような行政改革担当の参事を設置させていただきました。


 これは、前回もお話ししましたが、課長職相当分を設置させていただいているわけですが、税務課はじめ8課にそれぞれ担当の副課長とか、あるいは役職ということで決めるのではなしに、その課におきます適任者を設置させていただいておるところでございます。


 現在、担当参事につきましては、総括、あるいは調整役として、各行革担当者に集まっていただいて、担当者会議を開く等のことで運営させていただいております。この担当者会議では、大綱の策定時に設置いたしました事務事業等の検討委員会など3委員会がございましたが、これを統括してこれを担ってやっていこうということになっておりますので、すべてここで対応していくように事務的には考えておるところでございます。


 行政推進本部との連携する行政改革の推進体制という形で、それを密接な格好で直接結んでいこうと考えているところでございまして、担当参事をはじめ、必要があれば担当者も含めまして出席させるということで運営したいと考えております。


 現在の会議につきましては、総括者として担当参事を運営させていただいているところでございますが、集中改革プランの研修、あるいは行政改革についての評価条例の施行に伴います事務事業の仕分け事務を現在やっておるところでございまして、それにあわせまして多面的な方向から、行政改革の検証や推進を行おうとしているところでございます。


 現在はまだまだ発足してまだ間がないから、もう5カ月たっているじゃないかという話がございましたけれども、今まさに準備中でございます。しかも非常に事務事業が大変な量になっておりますので、この仕分けにかかっている最中でございます。そういう中で、行政改革のそれぞれの逐条の検証まではやっていないところでございます。まだまだこれからだというふうにご理解いただきたいと思うわけでございます。行政改革の未実施部分の検証等もまだあるわけでございますので、これも含めてやっていきたい。そして、行政評価の結果公表、あるいは新たな行革の取り組みを推進する方法論を含めまして公表していきたいと考えております。できるだけこの関係につきましては、オープンな形でやっていこうということで、条例等も含めて設置させていただいておりますので、今後とも開かれた上郡町という形でやっていきたいと考えておるところでございます。


 2番目の削減目標の達成は順調かというお話でございます。これはきのう、小寺議員さんのご質問の中でもご説明させていただいたわけでございますが、いわゆる4次の改革大綱及び行政改革行動計画、集中改革プランにつきましてやってきております。そういう中で17年度、18年度、19年度の実績という形できのうも話したと思いますけど、19億4,590万9,000円の実績を上げた。これは当初目的でした3年間の計画よりも3億2,600万円余り効果が上乗せになっております。ただ、若干、事務事業の中で再編、整理、廃止、統合の中で目的より若干下回った項目もあるわけですが、あるいは先ほど申しましたし残しの部分もありますが、そういうことも含めまして現在検討しているというようにご理解いただけたらいいのではないかと思っております。


○議長(正木 悟君) 9番。


○9番(赤松初夫君) 確かに多岐にわたる問題だと思いますので、準備期間も相当要ることだとは思うのですが、今のご答弁では担当者会議などは1回も行われていないと理解してもいいのですね。その上にもう一つお願いします。


 私なりにちょっとした懸念があるわけですが、課長会議、行革本部があります。その下に担当者会議、今町長のご答弁では充て職的なものではなくて、本当に適任者を選んでしているということですので、本当にその点はいいことだと思っておりますが、ただ、各課で課長に物が言いやすいような雰囲気をつくれば、行革担当、直接課長に言えばいいわけです。課長は本部会でそれを集約すればいいと私なりに思っているのですが、わざわざ行革本部の下に行革担当者会議を置いた理由が私にはわかりにくいですので、これをお願いします。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 先ほど1回もしていないということではございませんので、ご理解をしていただきたいと思いますが、なぜ置いたかということにつきましては、非常にいろんな事業がございます。経過もあって歴史もある事業もあるわけですが、そういうものをいろいろな形で書き出していかないといけないし、その結果、こういう形にしていくんだという理由も要るわけでございます。だから、事務作業がかなりあるわけでございまして、ただそうだな、そうしようかという話ではないわけでございますので、担当者をきちっと置いた上で、しかも行革審議のご理解も得られるような形で説明をしないといけないわけでございますので、そうしたいと思います。特に、廃止する事業等につきましては、非常に理由がきっちりしないとなかなか難しいと思っております。新しく設置する分につきましては、そうでもないと思いますけど、むしろやめるのが非常に難しさがあるわけでございますので、その辺も含めまして今の体制でやっていきたいという考え方でございます。


○議長(正木 悟君) 9番。


○9番(赤松初夫君) 確かに若手の会になっていると思うのですが、担当者会議、中山参事さんが統括しているということであります。今の話は1回か2回は開催されているようですが、今この参事さんはここにはおられないのですね。直接、その担当者会議の雰囲気がわかれば、つまり物を言いやすい雰囲気になっているのかどうかとか、そういうことをふだん課長には直接進言できないこともここでは言えるとか、そういう雰囲気があるかどうかということを1つ。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 原則は月1ということにしているのですけれども、それにこだわるわけではございません。問題点等あれば随時やっていく。これは担当参事の自由裁量になっております。そういうことですべてフランクに話せるような雰囲気で、しかも役職がいろいろばらばらになっているわけでございますが、それを越えて話せるような雰囲気をぜひつくってほしいということで指示をしておりますので、そういう中になっていると確信しておりますし、今、議論いただいている分につきましても、そういう雰囲気を感じるところでございます。


○議長(正木 悟君) 9番。


○9番(赤松初夫君) 今のお考えで進めていただきたいと思います。参事さんがそこで集約したものを行革本部の方に直接伝えて、それを行革本部で検討するということですか。確認ですが。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 最終案のところまで検討していただくようにしていただきたいと思いますが、なかなかそれだけでは解決できない。あるいは判断しにくい部分はあるかと思います。そういうものは本部の方である程度、もう一度やる必要があるかと思いますけれども、原則は担当参事ですべて原案をつくってしまうという考え方を持っております。


○議長(正木 悟君) 9番。


○9番(赤松初夫君) 削減目標のところに移りますが、順調に進んでいる。予定よりも3億円以上の削減が進んでいるという発言が今、聞いてうれしく思っているところですが、最終目標は40億円とちょっとぐらいの削減目標が立てられております。21年度末までにという意味でございますが、今19億4,000万円ぐらいだったですか。そうすると、今40億の達成をするとすれば、あと2年間でそれ以上の20億以上の削減ができるかどうかということになるのですが、その点をお伺いしたいのですが、よろしくお願いいたします。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) これにつきましては、今鋭意やっているところでございますので、とにかくこの上郡町にとっては、重点項目をきっちりやらないと生きていけないようなことになっております。今のところ順調にいっておりますし、後ほど説明をさせていただくことになるかと思いますが、債券の公債比率等の説明もそういうところで今年度は順調にある程度下がってきたということを先ほども、きのうもお話ししましたけれども、そういうことですので、どうしてもやり遂げたい。あるいはもう少し順調にできるのだったら、できるだけのことはやっていきたいと思っております。特に、ことし、来年が山だと思っております。そういうようなかたい決意のもとにやっておりますので、よろしくご理解いただくとともにご支援いただきたいと思っております。


○議長(正木 悟君) 9番。


○9番(赤松初夫君) 鋭意努力をお願いいたします。そこで、行革大綱にはいろいろ立派な言葉が並んでいるのですが、各グループの補助金の削減についてもいろいろな面から見直しをして、きちっとした仕事に見合った補助金をという感じのことを書かれております。実際、私の耳に届いてくるのは一律20%とか、一律何%ということは実は耳についておりまして、そのことについてちょっと。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) この集中プランそのものをつくった時点は、私はよく知らないのですが、そういう形に一部はなっているかもわかりません。これは考え方をする場合に非常に難しいものがあります。また、何でうちが20であっちが3%だという話に同じような団体であれば、特にそうなりやすいことになります。また、同じ事業の中でそんなことはあってはならないわけでございますので、手法としてはそうせざるを得ない部分があるんです。だから、一律何ぼだというのは必ずしも悪いわけではないわけで、それを実質するためにはそうせざるを得ない部分が行政的にはどこでもあるわけでございます。橋下さんがやっているのもそんなことをやっているようですけれども。しかし、これは一応出だしはそうですが、その後、反省すべきはするべきだと思っております。ことしやってみた段階でかなりうまくいくなと。これについては若干手直ししないといけないという部分についてはしていきたいと、これは予算措置の段階で検討させていただこうと考えておりますけど、今のところは順調に行っているのが実態でございまして、それを特に先の行革担当者のところでいろいろな問題が出た分については、また検討させていただきたいと思っております。かなりの問題も出てくる可能性もあるわけですので、それは予期していながら、いないというわけではなく想定はしておるつもりです。


○議長(正木 悟君) 9番。


○9番(赤松初夫君) その点も大事な点だと思いますので、検証しながら適正な補助金ということを考えていただければいいかと思います。そこで最近わかったことですが、実質公債費比率が17.4ですね。これは19年度の単年度の数値ということで、普通一般に言われている数値は3年間の平均値をということなんですが、これをもし3年間の平均値に直しますと多分19ぐらいになるのではないか。僕も大ざっぱな計算なんですが、つまり多少減るという格好になるんだと思います。そして昨日の町長のご答弁から、一時的なことでまた上がるのではないかというような、ちらっと聞かれたんですね。その辺のことを何年間かのシミュレーションなんかもある程度町長の発言からできているのではないかと思われるのですが、そのことを聞かせていただければありがたいのですが。


○議長(正木 悟君) 企画総務課長。


○企画総務課長(松石俊介君) 先ほどお尋ねのありました本年度から公表してまいります実質公債費比率、17.4というのは3カ年平均でございます。単年度ベースで申し上げますと、17年度が17.2、18年度が18.18、19年度が16.82となっております。これの平均が17.4で、昨年まで19.5という数字を発表しておりました。このたび全国の自治体がからいろいろいい制度に向けて、いろいろなご意見が出されます。今回、本年度国が全国一斉に算定フォーマットという様式を配ります。その中に意見が反映されまして、税の一部が特定財源扱いにされた税があります。これは都市計画税なんですが、これが19.5のときには反映されておりませんでした。これも安定的な税だということで、総務省がこれを特定財源に認めて算定した結果、17.4になったということでございます。


 将来的な見通しですが、これもいろいろ県の市町振興課、昨年度19.5ということで18を超えておったこともあって、いろいろシビアに指導を受けております。その段階で直近の地上デジタル放送のことも踏まえて、見込みますと来年度が17.2、ピーク時を見ますと平成24年で18.8、その後は下がっていく傾向である。最終的にシミュレーションは平成29年では16.3という見通しを持っております。これもいろいろ変化するかもしれませんが、計画に沿っていく必要があるだろうということを思っております。


 以上です。


○議長(正木 悟君) 9番。


○9番(赤松初夫君) 今の担当課長のご答弁に、私の予想よりもいい結果が出ておりますので、安心しているところでございますが、実は私の誤解だったんですね。単年度計算で17.4と思っておりました。それは私の全くの誤解でありまして、シミュレーションもきちっとできておるようで、本当に安心しております。行政改革がきちっと行われている結果だと思います。


 それで結構です。次、お願いします。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 先ほどの話ですが、これは議会等の協力を得まして条例改正等いろいろさせていただきました。それも全部入っておりまして、おかげでありがとうございました。ちょっと光が見えたという話はいたしましたけども、そういう意味合いでございます。よろしくお願いしたいと思います。今後とも努力していきたいと思っております。


 質問でございました窓口の関係でございますが、上郡町は大都市ではございません。1万8,000人までの町でございますし、役場の中におる職員も130人ほど、8課ほどで、それ以外に若干の委員会等あるわけでございますので、それを窓口をつくって割り振りしておっても二重になる可能性が多々あります。むしろ今のままでさせていただいた方がありがたいというよりも、その方が皆さん方わかりやすいのではないか。そこだということになってしまって、しかも1階のフロアでほとんどが解決してしまうような配置にさせていただいております。2階へ上がっていかないといけないということは建設だとか、総務だとかという部分で、そういう配置にさせていただいておりますので、個別に担当でも置いてするよりも、その方がより効率的ではないかということと、実を申しますと人数が物すごく減っていると。16年度に23人もぼんと一遍に減ったということになっております。そして来年からまた例の団塊の世代ですからどんどん減ってくるわけです。それも踏まえながらしていかないといけないのですが、いずれにいたしましても、今の体制で対応していくのがいいのではないか。より密接に対応できるのではないかと考えておるところでございます。


 それにつきましては、いろいろな考え方もございますが、これぐらいの規模であればその方がいいだろうと考えております。


○議長(正木 悟君) 9番。


○9番(赤松初夫君) 私がなぜこういうことを入れたかと申しますと、実は今回の地デジ、光ファイバーのことについて非常に批判も含めて、いろいろな町民からの声がまるで私がいつの間にか役場の窓口になったのではないかと思われるぐらいにかなり不平不満が多いのですが、特に高田台が多いということなのかもしれません。1つは一般町民は案外どこに行っていいのかわからないという面があるのです。確かに小さな役所ですから、ちょっと尋ねていけば済むことではないかと思われます。わざわざそういう窓口をつくる必要があるのかという今の町長のご答弁でしたが、親しみがあるというのは町長直々に町民の声が伝わるというシステムができれば、それを町政に反映することもできやすくなりますし、上郡町の世論がそれから、大体総括することもできるわけで、僕が頭に描いているのは町長直々に伝わる窓口、1つは赤穂にそういう窓口があるように聞いているのです。どんなことでもいい。それが本当にそのまま市長に伝わっていくというシステムだったと思うんです。


 今、山本町長はいろいろな自治会単位にご自分で出向いて、町民の声を聞くということは多分町長自身としてはされていないと思うんですね。わざわざ出向いていかなくても、そういう窓口をつくれば、いながらにして上郡町の世論、町民の声が伝わると非常に都合のいい面が出てくるのではないかと思ったので取り入れたわけなんですが、どうですか。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 情報関係の収集、そういうことにつきましての考え方、おっしゃる点があると思っております。それが悪いというわけではございません。ただ、私は町長になってから以来、今も一緒なんですが、町長室を閉めたことはありません。お客さんが来て閉められることはむしろあるので、私自身が閉めたことは一切ありませんし、地デジの関係もたくさんの方が町長室へ入ってこられることも、総務課がすぐですから入ってくるのですが、全然何ら私自身はそれについてどうのこうのという感じは受けておりませんのと、もう一つは構えた形でするのではなしに、私たちはこういうことをやっている。皆さん方もそうですけど、常時戦場みたいな考え方があるわけでございますので、それはどこで言っても、昔の人は煙が上がるとか上がらないだけで、どうのこうのしたという人もおられますけども、そういうことで見るもの、聞くものすべてがそれに対応できるように考えていかないといけないだろうと思っております。役場にいるときだけ仕事しているのだということではないのではないかと、僕はそういうふうに認識しております。


 そういうことですので、殊さらそういうものを設けようという考え方は、今のところはありません。ただ、必要な場合はブロックごとに説明会もし、いろいろなこともさせていただきます。あるいは団体別にやってみたり、あるいは業界そのものの中へ入っていって、いろいろな意見も直接聞くということはさせていただきますけれども、それについて今おっしゃるような形のものはむしろパフォーマンス的な部分になりやすいのと、ある特定のものをその担当にさせるものですから、それのスクーリングがかかってしまう。かかりやすいわけですので、むしろ直接意見をいろいろな形でどんな人とでも会うつもりでおるわけですので、それがいいのではないかという考え方を持っているわけで、それはおかしいというのだったら、おかしいかもしれませんが、そのつもりでおります。


○議長(正木 悟君) 9番。


○9番(赤松初夫君) 町長室の扉をいつもあけているといっても、町民からすれば一番上のあそこですので、あそこまで町長室に上がっていくというのはかなり町民の皆さんは非常に勇気が要ることなんです。町長自身は、いつもあけている、いつでも来てもいいということだと思うんですが、町民の立場から言うとなかなかそうはいかない。ただ、町長の今のお考えはよくわかりましたので。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 別に町長室におるからそういうことを言っているのではない。町長室にも来ていただいたらいいのですよ。私は道を歩こうが、どこにおろうが、それはいろいろな話をさせていただきますし、道を通っておっても「町長だ」とか、前も言いましたが、時々小さな子が「暁がおるわ」という話で、立ち止まって話をさせていただくこともちょいちょいありますので、町長室で仕事をするとはさっきも言ったようにそういう意味ではないのです。常時、そういうスタンスでおります。だからだれとでも話をしますし、道端でも長話になることもままあるわけですが、それはやむを得ないと思っております。そのときにこそ、本当の話が出てくるのではないかと思っております。


○議長(正木 悟君) 9番。


○9番(赤松初夫君) それで結構でございます。次に、地域公共交通会議のことなんですが、これは実はきのうか一昨日か、大体まだ1回も開かれていないということもわかりましたし、ただ、なぜまだ1回も開かれていないというのか、その理由をちょっとお聞かせ願いたいのですが。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 私が承知しているのは、こういうことだと思っております。地域公共交通会議でやっていかないといけないということで、今年度予算化させていただきました。ありがとうございます。ただそのことにつきましては、佐用上郡線のことを先に片づけないと、これはうちのある意味では幹線の1つです。これを先に優先的に対応しておかないとだめだということで、その方がまだできないのです。その上で、次の段階でもちろんそれが結論できてからではなしに、その前にうちも立てていこうと思いますけども、そういう方向で順序としてやっていきたいと思っております。早くつくっておっても全然開けない。あるいは佐用線の話が全然つかないのに、次々できませんので、そういう状況になって、ちょっとある意味ではそういうことになってややこしいのですが、しかし県の方からも大体話が出たらこっちもしろという話の指示があるように聞いておるのです。その指導を受けながらやっていこうと思っております。


 もちろん全体の県全域の公共交通の関係も指導していただかないといけないわけですので、その指示待ちになっておりまして、うちがやれないということを言っているのではないのです。ですので、早急にそういうことにつきましてももう一度ただしながら、セットしていきたいと思っております。非常に大事なことですし、これからの上郡町の足がどうなるのかということでございますので、大事にやっていきたいと思っております。


 ですので、これは設置された後、どういう格好でやっていくかという基本的な方針が出たらその時点で、報告するなり、最終結論も含めまして、できるだけオープンな形でしかもリアルタイムでお知らせした方がいいのではないか。これはそういう問題ではないかと思っております。


○議長(正木 悟君) 9番。


○9番(赤松初夫君) ということは、神姫バスは佐用線をまだ撤退するかどうかも決まっていないということなんですか。その辺はちょっとわかりにくい点があるのですが。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) これは撤退を前提に開かれるように聞いております。ですので、よそのことだからよくわかりませんけど、それを前提にやっていこうということですので、それが決まってくるだろうと思います。だからその辺を詰めているんだろうと思いますけれども、その辺はわかりませんけども、そういうように思っております。


 だから、次の段階と言うよりも、もう既に会議はつくっていないのですが、鳥取大学の先生に来ていただいて、上郡町の交通の実態を調査していただこうということで、まず調べていただいております。それでアドバイザーですが、そういう形でやらせていただこうということで、準備は着々と進めておりまして、時期が来ればすっと立ち上げた上で、その人たちのアイデアを入れ、しかも関係者の意見を入れながら、スムーズな形で運営していきたいと思っておるところでございます。


○議長(正木 悟君) 9番。


○9番(赤松初夫君) よくわかりました。そうすると、せっかく立ち上げた地域公共交通会議がいつ始まるかもわからないということですね。私が前回か前々回の議会で、もう一つ法的に立ち上げなければならない交通会議、そういう会議があるわけですが、その立ち上げを来年の4月と町長のご答弁があったんですが、それもなかなかわからないということですね。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) それはそういう準備でやっていきたいと思っております。それは法律的にそういう対応の仕方をしないといけないということで、この前ご答弁させていただいたと思うんですが、それは今も変わっているわけではございません。もう少し事情が変わって、あれは違っていたという話になれば、またご報告させていただきますけども、今はそのままでいこうと思っております。だから、半年間で詰めていかないといけない場合も起こると思っておりますので、それで準備をさせていただいているということです。


○議長(正木 悟君) 9番。


○9番(赤松初夫君) ということは、このことについてまだ深く追求するということは難しいことなんですが、ただ、私の思っている地域の公共交通について、多分町長さんの思っていることと、私の思っていること、あるいは担当課の思っていること、多分共通しているというのか、一致していると私は思っているのです。まだ公共交通会議が開かれてから中身の問題ですので、先走って言うことではないかもしれませんが、よく最近デマンドバスという言葉を町長さんの口からも何度も聞こえてきましたし、担当課の方も言っておられます。私も実はデマンドバスというのか、デマンドタクシーと言ったらいいのか。その辺の正確な呼び名は別として、利用者の要求に応じて運行するというのが、この郡部では一番適しているのではないかと私は思っております。そのダイヤ、時間割りをどう組むかというのは別にしまして、それが失敗のない、また利用者の立場からすると、一番便利な、昨日でしたか、福祉タクシーの半額助成タクシーという問題も出ましたが、券の発行数の60%余りしか実際には使用されていないという話も聞きました。そのことは需用がないというのではなくて、本当に便利な使い勝手のいい交通機関があれば、本当に利用したいと願っている人は非常に多いと思うのです。


 ただ、タクシーの半額助成というのでは実際、まだまだ高いという意識の方が強くて、なかなかせっかく発行していただいた券も十分に使い切っていないというのが実情ではないかと思います。町民の特に高齢者の年金だけで生活している人たちも結構多いわけですから、そういう方々にとってみれば、なかなか半額といっても、実際には半額にはなりません。6割か7割ぐらいは出さなければいけないのが実情ですので、割安のバス料金の半分ぐらいのデマンドバスというのができれば、どんどん利用者もふえると思われますし、今調査をしているということですので、調査をした上でなければなかなか実行には移せないのではないかと思われますが、今の私の強い要望でございます。要望をあえて言わせていただきまして、私の一般質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。以上です。


○議長(正木 悟君) 通告7番、議席9番、赤松初夫議員の一般質問は終わりました。


 ここで暫時休憩いたします。再開は11時。          (10時44分)


              休           憩


○議長(正木 悟君) 再開いたします。            (11時00分)


 通告8番、議席11番、高尾勝人議員に許可いたします。


○8番(高尾勝人君) 議長の許可をいただきましたので、通告に基づき一般質問をさせていただきます。


 中国の北京では、オリンピックの真っ最中であり、世界じゅうの人々がテレビ報道に連日のごとくくぎづけになっていることでしょう。それぞれのすばらしい競技内容と今日までの4カ年にわたる耐え忍んだつらさ、ひたむきな努力に絶大なる拍手を送りたいと思います。さらに、国境を越え、宗教や思想、民族の壁を乗り越えた真に平和の祭典であってほしいものと望むばかりです。


 さて、本定例会は、平成16年改選以後、最後の議会となりましたが、私としても任期最後の1日まで議員としての勤めをしっかり果たしていかねばならないと心しているところであります。


 確実に進み行く少子・高齢者社会の中で、この地に次の世代に生まれ育ち、生き抜く人々のためにも夢と希望の持てるしっかりとしたまちづくりを進めていかねばなりません。そこで本日は、確かなあしたのまちづくりを目指してをテーマに、以下3項目について質問をいたします。よろしくお願いいたします。


 まずは、1項目の行財政改革問題についてであります。私は平成12年4月施行の地方分権一括法、構造改革プラン、さらには三位一体改革が国家政令のもとに始まった時点において、地方自治体の近い将来における財政面での不安を感じ、現実味のある行財政改革の必要性を強く訴えてまいりました。事業評価制度や行政評価制度、パブリック・コメント制度、さらには中長期の事業計画と連動した財政計画の策定提言もその範疇でありました。


 まだまだ十分とは言えませんが、制度そのものは年月とともに整備されてまいりました。特に、第4次行革実行プランの策定につきましては、担当された職員のご努力に対し、お礼を申し上げさせていただきます。が反面、その後の対応については大きく不満を持ち続けています。事あるごとに回を重ねて質疑をしているところでありますが、いまだに納得するご回答を得ていない状況です。


 そこで次の3点についてお伺いします。


 1点は、第4次行財政改革実行プランの検証結果とその公表についてどうなっているのかお尋ねいたします。


 2点目は、さらなる聖域なき見直しは進んでいるのか。現状についてお答え願います。


 3点目は、行革の断行には全職員の意識改革が不可欠であります。このことについては、日ごろ申し上げているところでありますが、さらに改革に対する意識の向上を図るべきと考えますが、どのように受けとめておられますか。また、必要と判断するならば、その方策についてもあわせてご答弁をお願いいたします。


 次に、2項目の安全・安心のまちづくりについて2点お尋ねいたします。1点は、兵庫県が事業主体である千種川床上浸水対策事業の進捗に問題点はないのか。また、さらなる上流部への対策について、どのように考えておられるのか、現状判断についてお伺いいたします。


 2点目は、地球温暖化防止活動への行政としての対策を立てて、実行すべき時期にもはや来ていると考えておりますが、ご所見をお伺いします。


 最後の3項目は、教育改革問題でありますが、2点についてお尋ねいたします。1点目は幼稚園・小学校の統合計画については、住民理解のもとで進めるべきと強く考えます。最初から結論ありきで、地域住民の理解を求めようとするならば、その道は険しく、必ずや困難な道のりとなることは、容易に予測のつくところです。どう思われますか、お伺いします。


 2点目ですが、まずは三木新教育長にご着任のお祝いを申し上げたいと思います。とともに、今後における教育行政の向上に大きくご期待をいたしております。しかしながら、前段議員が質問の中に指摘されましたとおり、今回の教育長並びに上郡中学校長の交代人事に対して、町民の声は、とても理解ができない、不可解であると厳しい意見が多くあることは事実であります。そこで教育委員会のあり方について、透明性と公正、また合理性に問題があるのではないかと思っています。ご見解をお尋ねいたします。


 以上、3項目の7点について質問をさせていただきました。1点ずつ順を追ってご答弁をお願いします。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 最初の行財政改革問題でございますけれども、第4次行財政改革実行プランの検証と公表についてでございますが、第4次行政改革大綱に基づきます集中改革プランを平成19年度決算に基づいて実施状況と平成20年度、21年度の見直しを行いました。これを先般8月9日に開催いたしました行財政組織等審議会に報告し、いろいろなご意見を賜ったところでございます。先般の小寺議員のときにもお答えしたとおり、第4次行財政改革大綱及び行財政改革行動計画、いわゆる集中プランに基づきまして、平成17年度から昨年までの3カ年間で累計いたしますと、22億7,000万円程度の効果が出ているところでございます。これは計画時の目標より約3億3,000万円程度上回った効果が上がっていることになっております。ご意見をいただきました内容や一部未実施の部分もありますが、今後これらの対応につきまして、早急に検討し、方向づけを行ってまいりたいと思っております。


 また、先ほどお話がございました公表問題ですけども、公表につきましては、今回の検証が19年度の決算ということになっておりますので、本議会の決算認定後に現在やっておりますホームページのスタイルで検証結果を公表していきたいと考えているところでございます。


○議長(正木 悟君) 11番。


○11番(高尾勝人君) 何度も何度も同じ質問を繰り返してきているわけですが、なぜこういうことをいつもいつも言わないといけないのか。よく考えていただきたいのです。もはや9月議会を過ぎますと、既にもう来年の手当を準備する時期に入ってまいります。昨年も同じことを申し上げました。早く検証をして何が残っているのか。何が済んでいるのか、さらにゼロベースからの見直しをということを町長さんはおっしゃっておられます。一日も早くこの作業を進めていただいて、来年の当初予算にぜひ反映すべきだと。事業計画もしかり、中長期の財政計画もしかりだと、このように考えるから何度も何度も同じ質問をしないといけない。だから審議会の委員さんの口からも本当にやる気があるのか。その姿勢が余りにも薄いのではないかというふうに耳に入っています。そこら辺も真摯に受けとめていただいて、たしか町長は12月の質問に対して、1月にはやりたい。3月の質問のときには、4月中には何とかけりをつけたいとおっしゃられました。そして6月のときには、近々やらしていただきます。結果、8月9日の土曜日でした。


 だから、そういうことに対して本当に19年度の決算が済まないとできないだろうと、そういうことは言いわけであって、それはそれとしてわかりますが、やれることはあるはずです。ですから、同じことばかりを言わないといけないということは非常に残念だと思っております。


 ですから、今後については、的確に適時に対応していただきたいと思っております。


 次、よろしくお願いいたします。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) ご指摘の点、真摯に受けとめさせていただきたいと思います。行政につきましては、そのときが大事だと思っておりますので、そういう対応の仕方を今後とも努めていきたいと思います。


 さらなる聖域なき見直しは進んでおるのかというお話でございます。職員もいろいろな形で検討いたしておりますし、体制もつくらせていただいたということで、これからはそういう対応の仕方につきましてもスピーディーにできると考えております。


 行財政改革は先ほど来申しますように、が冤罪の上郡町にとっては本当に一番最大の問題なんです。ですので、住民の皆さんのご理解とご協力、また議会の皆さんのご協力を得ながらここまでやってまいりました。先ほど数字的なものにつきましても若干お話しさせていただきましたが、そういうことでございますので、こういうすべてのことを念頭に置きながら進めております。4月に配置いたしました改革担当参事、あるいは各課の担当者、こういう方につきましても、この件につきましては、肝に銘じてよく理解していただいたと考えておりますけれども、さらなる見直しをいろいろな形でやっていきたい。これは各方面、いろんな多角的な方面から考えないと、一方だけで検討いたしますと、非常に問題も起こるのでできるだけ多方面から、あるいは角度を変えて見ないといけないだろうと考えております。そういう意味合いで、対応していきたいと思っておるところでございまして、このさらなる見直しの案が出た段階で、この件につきましてもお話しさせていただこうと考えておるところでございます。


○議長(正木 悟君) 11番。


○11番(高尾勝人君) まさしくご答弁のとおりだと思うんですね。先ほどの話の続きにもなりますけれども、やはり予算編成前ですから、早くやっていただいて、できる改革もありましょうし、幾ら考えてもこれは無理だという事業もあろうかと思います。でしょうけれども、やはり一遍ゼロに戻して、白紙に戻した段階から考えていただくと、そういう作業はぜひ今の時点では必要ではないかということを日ごろから口うるさく申し上げているところです。


 そして、大きくウエートを占めていると思われるのは、今、町有財産がたくさんあるわけです。点在しているわけです。そのときには、財産所有目的のもとに、財産を手に入れたわけなんですが、その以後、いろいろな事情があってたなざらしになったり、用途が変わったような使い道になったりと、いろいろな形になっております。


 しかしながら、現在の残っている用地、財産を明確に町民にお知らせしてこれは処分した方がいいのではないかとか、処分の方法もみんなで一緒に考えてみようではないかというようなことをすれば、少し財政面にも潤いが出てくると考えます。これも前にも申し上げたところです。


 そこで、今現在、財産の整理がどのぐらいまで進んでいるのか。以前にも財産の総額を出してほしという資料請求をしたこともあるのですが、今作業中だということで出てきていない状況です。そしてまた、所有財産の公表を法令化でしないといけないという時期に来ています。それについても準備がどの程度進んでいるのか。あわせてご答弁いただきたい。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 私も財産処分につきましては、非常に最初から注目をいたしておりまして、この身が軽くなるという意味ではないのですが、財産処分してより有効に使える方法を考えたいと思っております。いろんな財産を持っておりますと、なかなか動きがとれないし、それの管理費がかかるということにもなりますし、人件費ももちろんなんですが、取りまとめ状況ですけど、毎年決算書に掲載しておりますが、行政財産、また普通財産等の台帳が各課にまたがっているのですが、これの整理のために時間がかかっております。ですので一覧表的なものは現在つくっておりませんけど、先ほどご指摘がございましたように、国が進めております公会計制度に向けて、地方自治体も新しい会計制度への研修が一般にいろいろな形で行われております。それにも参加させていただいているわけでございますが、21年度からこれについての財産関係が取り入れられるとお聞きしております。そういうことで現在、財産の整理整頓、あるいは分類等も含めまして検討を行っているところでございます。今のところまだできておりません。でき次第、公表したいと思っておりますが、これはどことも一斉になってくるだろうと思っておりますが、そういう対応の仕方で現在資料の提供ができない状況ですが、その点はご容赦いただきたい。


○議長(正木 悟君) 11番。


○11番(高尾勝人君) 私ども議員といたしましても、町民の方々からいろいろな要求を受けて、日々議員は活動しているわけなんですが、その中にもこういうことができないかとか、こういうことを考えてくれないかとかいう場面もたくさんあります。皆さんそうだと思います。ですから、そういう評価的な面ではなくて、どのポジションにどんなものがあるのだということさえニュースがあれば、あの土地を使って、そういうことも考えられるなとか、新しい事業も財政との相談をしながら、いろんな新しい事業も考えていけるんだと、このように思っておりますので、ポジションとか、面積とか、地目とか、その程度はわかるような資料を早く議員の皆さんに配付していただいて、またあわせて町民の方にもお知らせして、新たな土地を求めなくてもここを使ったらいいものができるのではないかというようなことに進んでいきますから。その意味で、私は提案をしているわけなんです。


 次、お願いします。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 意識改革につきましては、行財政改革は先ほども申しましたように、最大の課題でございます。職員の意識につきましては、本当にこれが職員が一生懸命やらないとできない。当たり前のことなんですが、一番大事なことでもございます。ですので、先般の審議会でも職員の関係について非常に多くの意見、耳の痛い話も含ましてありました。ありがたかったと思っております。そういった大変厳しい意見を伺っておりますが、それを幹部職員を先頭に浸透できるようにしていきたい。先ほどこの議会のときもお話ししましたけれども、考え方は、「時は金なり」みたいな話も含めましてですが、浸透していきたいと思っております。


 そういう中で規律ある対応の仕方等を含めまして、ある意味では上郡町をどういう格好で導くんだという方向性を私もできるだけわかりやすくしているつもりですが、そういう方向で職員もついていっていただきたい。そういうために職員の資質の向上を図っていくだけでなしに、いわゆる目的意識を持っていきたいなと考えておるところでございますので、またいろいろな点でご指導いただければありがたいと思っております。


○議長(正木 悟君) 11番。


○11番(高尾勝人君) この件も昨年の12月に声を大きくして、危機管理についてお話をさせていただき、提案もさせていただきましたが、やはり幾らプランをつくっても、それを実際に実行していくのは職員の方々の肩、能力にかかっているわけですね。ですから、そこらを真剣に受けとめていただいて、だれもが平等に、だれもが一生懸命汗をかいていく。一人残らず皆一緒の方向を向かって進んでいるという形にぜひしてほしいんですね。町民から見ても、そういう姿が見受けられるという形にすれば、役場もしっかり頑張っている、私らも協力することは協力していこうじゃないかと。財政がこういう状況だから、この最近の川まつりの寄附のことでもそうです。ある人はお話しされまいたが、1,000円、2,000円の寄附は何も惜しくない。ただ、もっと有効に使う方法があるのと違うかというような、きついお話も耳にしました。有効に使ってくるなら、1,000円、2,000円は何も惜しくないぞというようなありがたい話を私は承ったことがあります。ダムまつりの日でした。ですからそういう町民のありがたい言葉がある状況ですから、町民の方々に全職員がそっちに向かって一丸となって進んでいる方向を見せる必要がある、努力をしていることを見せる必要があると思っておりますので、職員の方々の意識改革にぜひとも取り組んでいただきたい。計画をもってやっていただきたい。ただ単に言葉だけで言うのではなくて、各管理職の手腕にかかってくると思いますが、やはりそれは町長のリーダーのもと、また副町長のリーダーのもとにそれは進めていってもらいたいと強く思っています。よく町民の方々は、あの人は一生懸命している、汗かいて、わき目も振らず、一心不乱に仕事をしておる、よくわかる。片や隣では、だらだらしている。言葉は悪いけど遊んでおると。やっぱりそこに不均等感が見えるわけですね。ですから、そういうことがないように、だれが見ても一生懸命やっているという姿を見せていく必要があると、このように思っています。


 それについて、もう一度ご見解をお願いします。あわせて副町長の心意気もお願いしたいと思います。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) ご説のとおりだと思っておりますが、私も意識の向上につきましては、一番大事な部分であろうと思っております。というのは職員がそれに理解をして、それが何の目的でどういう効果を上げていくんだということをきちっと認識していないとなかなか難しい問題は結果的に出てくるわけですので、その辺を特に注意しながら対応していきたいと思っております。ただ、上からがんがん標語的に言うだけでは、とてもじゃないけどだめだろうと思っております。その中身がこういう意味なんだということをきっちり説明できるようにしていきたいと考えておりますので、その辺も含めまして今後とも注意していきたいと思っております。


○議長(正木 悟君) 副町長。


○副町長(高橋道夫君) 高尾議員さんのご質問の件でございますが、十分心して職員の指揮監督に努めたいというふうに思っているところでございますが、この議会のときに町長は時間を守れる職員というふうなご発言、ご答弁があったかと思っております。また、行財政審議会の中にも時間も守れない職員がたくさんおるということも指摘されたこともございます。それを受けまして、私も先週ぐらいから10分前に裏の入り口に立たせていただいて、職員に「おはよう」というあいさつをしながら、時間を厳守してもらいたいという気持ちで立っておるところでございます。それを見てみますと、この4〜5日のうちにやはり職員も意識的に少しずつ意識を持って早く出勤されておるということが見受けられました。そういうことを踏まえながら、私自身といたしましても、決済を持ってこられたときには、職員といろいろな形でコミュニケーションをとりながら、私が40年余り培ってきた、いろいろなことを職員と会話をしながら、意識改革を進めていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いしたいと思っております。


○議長(正木 悟君) 11番。


○11番(高尾勝人君) 非常にかたい決意をお聞きしたので、安堵したわけであります。あえて1つ町民の声をお伝えしておきたいと思いますが、給料の面についても、しっかり成果の上がっているだろうとおよそ思われる、町民から見ても思われる職員と横並びで仕事をしておりながら、もう一つだなと、三角、もしくは黒の三角だなというようなふうに理解をされておられる町民の方、見識ある方々ばかりですが、そのように思っておられる。その人々が同じ給料かと。これはやはり民間から考えたらとっても理解ができないことだなというような話もございます。ですから、鳥取の片山知事のお話を出させていただき、能力主義をたとえ3分の1でも取り入れれば、そこからも少しはカバーができていくのではないかということも提案させていただいたことが現実にございます。そこらも十分研究していただいて、そうすることによってマイナス面も多々あろうかと思いますが、それよりもプラス面の方に期待をして、若い職員がよりやる気を出して、毎日の仕事に励んでいただく。そして頑張れば頑張るだけ成果が自分の実入りの中に成果が出てくる。それからポストについても、年若くしてでも上がれるというような形になっていく。ほぼ民間の姿にニアリィに近づいてくる。このようにも思っておりますので、あえてご紹介をさせていただきます。それでは、次お願いします。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 安全・安心のまちづくりの一番最初でございました床上浸水対策事業の問題点、並びにさらなる上流部への対策でございます。これにつきましては特別委員会の委員長の報告のとおりでございまして、現在のところ工事、用地とも全体的には比較的順調に推移しております。今後、問題になると予測されますのは、河川土壌の搬出、これだろうと思っております。これについては進入路の確保や安全対策の面から関係自治体、また地権者等との協議が必要と思っております。そういうことで、この問題についてはこれからの問題だろうと考えております。


 また、難航しております大持井堰につきましては、8月17日に会合を開かせていただきました。そして2回目なんですが、水利全体の説明会を開催いたしまして、井堰の維持管理等につきまして、町の方針を説明させていただいているところでございます。水利代表者から町の文書回答を待って、全体会議をするということで、この日曜日にするような予定になっておるわけでございます。これにつきましても私どもの一応の考え方等については特別委員会なりに報告させていただこうという気持ちでおりますが、そういう中で、この問題については早急に解決していきたいと考えております。


 それから、河川改修の趣旨について十分理解していただかないと、なかなか難しい問題がすべてにかかっております。これは上郡町全体の町民の生命、もちろん財産にも関係することですので、最優先課題であろうと、これは工事については県土木に特にお願いし、またいろいろな形で陳情もさせていただいております。そういう中でやっているわけですが、全体的な工期といたしましては、5カ年の間でやってしまおうということで、取り組んでやってまいりました。ただ橋げたの問題だとか、いろいろな工期的に2カ年でやらないとどうもできない部分が残りそうな気がいたしておりますのと、若干の残りがあるかもわかりませんので、場合によっては1年繰り越す可能性がありますということは県土木から説明をいただいております。今のところ順調な形で進んでおると思っておるところでございます。


○議長(正木 悟君) 11番。


○11番(高尾勝人君) 平成16年の秋の台風以来、この件につきましてはこの事業をぜひ取り上げていただきたいということで私は私なりに県土木、県土整備部にお願いした経過もございますし、嫌がられるぐらい通ってお話を進めてきた経過があります。町長もご存じだと思いますが、そういう経過もあり、ぜひともこの5カ年プラス1年の中でぜひとも計画どおりに完成させていただきたいと強く願っておりますが、県の主体事業ですから、上郡町議会として余り突っ込んだ話はできかねると判断しておりますので、とにかく上郡町としてやらねばならないことに支障を来さないように、ぜひとも工期に間に合うようにご尽力を図っていただきたい。今、町長が図らずも申されましたが、大持井堰の問題についてもそうでしょうし、土砂持ち出しの件もそうだと思います。現実的にあれだけの量を持ち出すということになりますと、交通のこととか、地域の迷惑のこととか、いろいろなことも湧き上がってくるだろうと考えておりますので、そこら辺も十分な配慮をしていただいた上で、計画していただきたいと念願しておるところです。


 それから、もう一点、前の特別委員会の後、少し個人的にお話しさせていただいた経緯があるのですが、それは既に要望書が出ていると思いますが、大枝新の大持井堰の左岸側の管理道路と現に現存しています大枝新の墓地近辺の道路、それに連結してくれないかという要望が上がっていると思います。私もこの点につきましては、井堰がどうなろうと、河川改修がどうなろうと、竹やぶの裏へ回してというお話を墓地のところが危険なものですから、前の大枝新の平井議員からも承っておりまして、その旨を担当課にお伝えしてきた経過もございますが、この際、ちょうど時期がよろしいから、ついでに強く要望を思っているところです。それについて現在、県土木との協議がどのように進んでおられるか、あわせてお聞きいたします。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) この河川改修全体の問題も広がってくるわけでございますが、昨日も西播磨の議長、市町長と知事との懇談会があった席で、河川改修についていろいろご苦労いただいていることについては御礼と、しかも今後の推進につきましてお願いしておきたいと思って、再度お願いしておったわけですが、この問題につきましては、これまでに県土木とも協議を若干させていただいております。しかし両側に墓があるというのは非常に立地条件上困難をきわめるだろうと予測されるところがありますが、このことにつきまして、これについてできるだけ要望にこたえる方法で今検討中なんだということを聞いております。私どももこれについて忘れずに今後とも対応していきたいと思っておりまして、今言えるのはこれぐらいしか言えないのですが、いずれにしてもこの問題については、忘れることなく対応していきたいと考えております。結果についてはまたお知らせする時期があるのではないかと思っております。


○議長(正木 悟君) 11番。


○11番(高尾勝人君) ルートにつきましては、私は私なりのプランはあるのですが、何せあの状況ですし、非常に困難をきわめるだろうと予測される物件が1つあるものですから、そこのところは最終的に外してもいいと、思っているのですが、もしそういう話が進むのであれば、なるべく効果のある有効な道路体系にしていただいた方が後々の将来のためにいい仕事になるのではないかと思っておりますので、ぜひとも努力をしていただきたいと願っています。


 それでは、次お願いします。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 先ほども若干触れておりましたが、この河川改修の済んだ後の上流の分なんですが、これは16年の災害につきましても、上郡地区と同じように災害を受けた地域ですが、事業の切り方がそういうことになぜかなっております。


 そういう中ですので、取り残した事業というふうな感覚が皆さんあるのではないかと思っておりますけれども、そういう中で河野原、苔縄地区の河川断面図の非常に狭いところがあります。これを何とかしろということに尽きると思うのですが、これを早急に着手できるように私どもも先ほども話がありましたようなことで、それぞれの協議会、あるいは市長会、あるいはそういうようなところで、いろいろな形でお願いしておりますし、国に対しても千種川の河川改修期成同盟の方を通じまして、これについてもお願いしております。これは国交省あるいは整備局を含めまして、理解はしているように思っておりますけれども、今の事業をまずやってしまえと、その上で次の話だということになっております。しかも1年間の事業料が2億円程度しかつけてこないという、これまでの経過がありますので、この時期に早急にやっていって、順調な仕上げを担保に今後ともできるだけ予算をつけてほしい。こういう状況だという話をきっちりしていきたいと思っております。


 そういう実績を踏まえた上での陳情をさらにしていきたいと考えておりますので、今のところ非常に難しさもありますが、引き続き粘り強くやっていきたいと考えております。またその結果についてはご報告もできるだろうと思います。


○議長(正木 悟君) 11番。


○11番(高尾勝人君) ご答弁はまさに今の時期ではそうだろうと思いますし、県の財政状況、その他もろもろ西播地域だけではなくて、よその地域もトータル的に考えますとそういうお答えになってくるんだと思いますが、河野原の河川改修の事業はもともと公共の事業でありまして、それがいつの日か県単の事業に移り変わってきた。その時点で県には河川費がないということでなかなか進んでこなかった経過があると私も県土木の方から説明を受けておりますし、理解をしているところですが、しかしながら用地も圃場整備の際に、購入して手配をしていただいて、県に買っていただいておりますね。上郡町としても計画のある用地も既に手配をしていただいております。


 そして、地域の住民もだれ一人反対する人もおりません。何ら工事着工に対して支障のない工事であります。ですから、県土木の所長にもよく申し上げるのですが、何とぞご考慮をお願いしたいということで、会うたびに申し上げております。口うるさくてかなわないと言われてこのごろ逃げられておりますけれども、とにかく所長がここにおられる間、どっちみち2年が限度で変わられると思っておりますが、その間に何とか印鑑だけでもついておいてくれということでお願いしておりますが、町長もおっしゃっていただいているとおり、粘り強く今の工事が終わるまでにぜひ約束を取りつけていただく必要がある。終わってから新たにということになれば、大体県の事業はどうしてもブランクが5年あきます。ですから、そのように考えておりますので、切れ目なくまた要望していただきたい。私もできる限り努力をしてまいりたいと思っておりますので、ぜひとも力を貸していただきたいと思っています。


 もう1点、国道373の件なんですが、これにつきましても既に国交省の方で計画されて図面もでき上がって、いざかかるという自歩道整備を含めた道路改良ということになっておりまして、私も手元に図面はあるのですが、やっていただくようになっていますが、今年度着工というような話も聞いておったのですが、春以降のニュースがこの件については持ち合わせていないので、この際お聞かせ願いたいと思います。


○議長(正木 悟君) 技監。


○技監(上林敏明君) 国道373の交通安全施設整備、楠河野原間の自転車歩行者整備の工事でございますが、19年度に河野原側の引堤を行いまして、河川断面の確保をいたしました。本年度は楠側から国道373の上流から下流に向かって200メートルの大型ブロックの施工を予定しているということでございます。全長が河川のはたの大型ブロックの延長が全体で440メートルございますので、200メートルといいますと、ちょうど真ん中に柳谷という谷があるのですが、中央採石の近辺から柳谷附近まで200メートルの施工を予定しておるということです。


 それから、右岸側につきましては、河野原側を掘削いたしましたので、河野原橋の取り合いの保護のために張ブロックを行うという2つの工事を計画しているということでございます。


○議長(正木 悟君) 11番。


○11番(高尾勝人君) 大体の工事予定がわかりましたので、それで了解しておきたいのですが、ただ地元の方々のお話はもう少し竹やぶ、上の方をもう少し撤去できないかという話も聞いておるのですが、土木はちょっとあれでこらえてくれという話になって、上郡町の技監からもよく聞いているのだけれども、ちょっと難しいなという話になっておるそうです。住民の方々は、この際だからもう少しとっていただいたら、たとえ2,000立米でも3,000立米でもというような話があるのですが、ちょっと難しいようです。


 それと、結局440分の200ということになりますと、残りの部分については引き続き工事の予定になっておるかだけ確認させてください。


○議長(正木 悟君) 技監。


○技監(上林敏明君) これが20年度事業でございまして、引き続き21年で残りの部分をやっていただけると思っております。


○議長(正木 悟君) 11番。


○11番(高尾勝人君) ありがとうございました。過去に18年でしたか、7,000万ほど予算を国交省につけていただいて、どこに行ってしまったかわからなくて、私も非常に憤慨しまして、神戸まで出かけていって文句を言った経過もありますが、そういうことに決してならないように、上郡町としても目を光らせてもらいたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。


 次、お願いします。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 地球温暖化防止についての町の取り組みというか、考え方みたいな話をおっしゃいましたが、これにつきましては従来からいろいろな形でやってきました。しかも計画等についての実績をなかなか出さなかった経過もあって、申しわけなかったと思っておりますが、そういう中で私どもも地元から、足元からできるものからやっていきたいということで、議員さんもご承知のように、エコサークルの皆さん方にも協力を得ながらやってまいっております。その中で成果としていろいろな形で上がったものも例えば、いわゆるマイバッグ運動等も含めましてお世話になりました。これからもこういう身近なものからやっていきたいと思うのと、町として例えば、暖房、冷房も含めまして温度につきましても、現在いろいろな構造上の問題も建物はあるわけですが、そういう中で、きちっと対応していこうということでさらに考えております。そういうことですので、これからの対応の仕方につきましては、身近なもの、できるところからやっていきたい。これが基本姿勢でいきたいと思っております。ただ、町全体で見ますと山が放置されているという状況の中で、これ全体をどういうふうにするかということ、これは県とも相談しながらやっていかないといけない問題があります。そういう中で、いろいろな広域的な行事の中でも、こういう行政としての触覚、そういうものを持ちながら、それを加味して事業をやっていくような必要があるのではないか。


 例えば、道路工事そのものを1つとってみましても、そういう視点を入れておかないと、だめな時代になってきているのではないかと、基本的に考えております。ですので、これからの対応につきましては、いろいろな意見がありますし、私もこれはよく考えておかないとだめだろうと思います。


 例えば、工場誘致1つとりましても、燃料電池等の工場が非常に需要が高いと聞いております。だからこういったものの誘致につきましても、そういう形のものは上郡町に来れないかなと思ったりいたしておりまして、そういう意味合いで先般もいろいろな話をしましたが、そういう視点を入れながら、非常に大きな排出をする可能性のある企業につきましても、根っこからそういう部分からきちっと整理しておきたいという思いでおりますので、これからもいろいろな問題があろうかと思います。それをできましたら取りまとめた形で、上郡町としての本来の方針的なものを持つべきではないかと思うのです。これは生きた話ですので、非常に難しい問題を含んでおります。いわば農業関係、あるいはそれ以外の工業関係でもいろいろなことの取り組みもありますし、日常生活の問題もありまして、幅広なんで、それはそこまで行けるかどうかわかりませんけども、県とも相談させていただきながら、本当は基本方針をつくるべきではないかと思っておるところでございます。勉強させていただきたいと思います。


○議長(正木 悟君) 11番。


○11番(高尾勝人君) 非常におっしゃられるとおり息の長い、非常に効果の見えにくい部分ではありますが、着実に確実に地球は滅びている方向に進んでおります。これは全地球人が認識しているところです。コマーシャルを見ても、テレビ報道を見ても、毎日毎日エコに関する話、地球の危ない姿を日夜報道しているように思います。特別番組も多々あります。関係する図書もたくさん出ております。子供の教育の面もそこを踏み込んで今、現実的に行われているところです。ですから、今度の臨時国会の中でそういう法案も必ず出てくると私は期待しておりますが、それに基づく町長おっしゃられましたように、方針を立てて上郡町は上郡町として山林の多い中、山間部の広い中でどういう施策を考えられるかということもきっちり検証しながら新たな計画を打ち出し、できるところから足元からやっていくということが非常に大事な時期だと思っていますので、町長は非常にアイデアマンですから、いろいろなこともお持ちであろうと思いますから、十分な精査をされて新たな取り組みをぜひともしていただきたいと思っております。余り予算をかけずともできることは多々あります。幾らでも資料はありますから、お出ししますが、いろいろあると思うので、その中から抜粋していただいて、上郡町はこれができるのではないかということも考えながら、また近隣の市町とも連携をとりながら、広域で取り組めることがないかとかいうことも相談をしていただきながら進めていただきたいと申し述べておきたいと思います。


 それから、非常に今残念に思っているのですが、中学校は来年4月新しく稼働するわけなんですが、以前にせっかく新しい中学校を建てるのだから、少しでも環境面にエコに関した施策をしてほしいと、今の時期ですからということを強く訴えたことがございます。そのときの町長の答弁では、覚えておられると思いますが、3月の予算のときには考えようとおっしゃったわけなんです。ところがふたを開けてみると何の手当てもされていないということで、私も含めて見識者の方々もにしはりまの同僚の人々も口をそろえて何をしているのだと、認識が甘いなというふうに私も地元の議員としておしかりを受けております。非常に恥ずかしい目をしております。


 そこで、そんなにお金をかけずともできることがあります。前にも申し上げましたが、試験的な学習用の太陽光の発電のセットだとか、30センチか45センチぐらいの羽径の風力発電のモデルとか、そんなんやったらそんなに予算もかかりません。聞くところによると2億ぐらい余りそうだという話も漏れ聞いておりますから、そこら辺も踏まえて考えていただきたい。せめて、2,000立米もなくても1,000立米ぐらいでも雨水をためて、20ミリぐらいのポンプを2台すえて、延長をちょっと測ってみたら500メートルぐらいで済むようなことです。雨水管をめぐらせて植栽に使ったり、グラウンドの水まきに使ったり、また運動を終わった子供たちの手足を洗うことに使ったりとか、十分な雨水の利用ができると思っておりますので、ぜひともこれは考えていただきたいと思います。新しいテクノのまちが、そんなおくれたことでは、決して僕は対外的にまずいと思いますので、これはぜひ町長の英断と手腕を期待しておりますので、ぜひともよろしくお願いいたします。


 最後、ちょっとお答えください。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 私も気になって仕方のないところでございます。それと、望遠鏡をどうしようかという2つが非常にのどに刺さっておりまして、困っておりますが、ある程度見込みが立ってくるのではないかと思うのは財政的に思いを先ほど来の話も含めましてあるのですが、できたらそういうことできないか。これではなしに、ほかのものをやるかわかりませんが、そういうことなり、それから防犯関係を含めまして、そういうことが何か加味できないかなということで模索はしておるのです。これにつきましては、恐らく年度がまたがるのではないかと思いますが、そういう対応の仕方をしていきたい。あの時点ではとてもじゃないけど、そんなのをできるような金はなかったのですが、今若干光が差してきた。少しは見えてきたなという気はしますので、それも今後は考えてみたいと考えていますが、100%やっていけるかどうかわかりませんが、順次やっていかざるを得ないと認識はいたしております。


○議長(正木 悟君) 11番。


○11番(高尾勝人君) 委託コンサル料がもったいないようでしたら、幾らでも汗はかきます。申し述べておきたいと思いますので、ぜひとも取り組んでいただきたい。私も阪神間の友達には口をそろえて皆さんと同じように歩調をあわせて空き地に木を植えてくれとか、遊休地に植物を植えてくれとか、いろいろなことを言っているわけです。足元がこういうことでは、非常に私も神戸に行っても顔はないし、丹波へ行っても笑われないといけないし、丹波の森というような立派な森があるところですから、町長直轄の事業でしたからわかっておられると思いますが、そういうことなんで、非常に私も心狭い思いをしますので、それだけではございませんが、子供のためにもぜひこれはしていただきたい。最後に申し述べておきます。


 それから、今後やはり環境というのは私たちの世代では、どうしても間に合わないことです。これから今小学校の子供は義務教育の中、またこれから生まれてくる子供たちがしっかり勉強していただいて、これに対応する必要があるだろうと。県も去年から義務教育の中で環境学習を取り入れるということで、兵庫県の教育長もおっしゃっておられました。ですから、そういう各通達も参ってきておると思いますが、それについて義務教育の中で時間はわかりませんけれども、ぜひ考えていただいて対応していただきたいと思っておりますので、教育長ちょっとお答えください。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) わかりました。前向きに検討させていただきます。


○議長(正木 悟君) 11番。


○11番(高尾勝人君) 検討ではなくて、県の方からそういう指導が参っていると思うのです。知らなかったら知らないでいいんですよ。それだけ確認します。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) 中学校におるときに、そのものは見させていただきまして、学校にということについては、僕の方もちゃんと勉強しておりませんでした。


○議長(正木 悟君) 11番。


○11番(高尾勝人君) 先ほど申し上げましたように、義務教育の中でぜひとも学習していただいて、数学も英語も社会も国語も大事でしょうが、環境学習ほど今の時代に、これからの時代に大事なことはないと確信しております。何せ自分たちが住む日本国土であり、地球全体ですから、地球が壊れてしまえば元も子もないわけですから、次の世に子孫を残すためにもぜひともこれはやっていただきたいと強く望んでおります。


 それでは、次、お願いします。もう時間も余りなくなってきたので簡単にお願いします。先ほど前段にお答えいただいておりますので、簡単でよろしいから。


○議長(正木 悟君) 学校教育課長。


○学校教育課長(金持弘文君) 松本議員さん、工藤議員さん、阿部議員さんにずっとお答え、ご説明申し上げましたように、現在、再編検討協議会で協議をしているところでございますが、最終のまとめに入る段階でパブリックコメントも実施する予定でございます。協議の内容、最終計画案が調整されましたら、町広報、町ホームページで掲載しまして、町民に情報を提供しようと思っております。


 また、地元説明会でご理解願いたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。


○議長(正木 悟君) 11番。


○11番(高尾勝人君) 登壇で申し上げましたとおり、検討協議会の中身が私どもにはよくわからないのですが、出席されている委員さんから回って回ってお聞きするより手がないわけなので、総務委員会で報告されているようですが、生の声がぜひとも聞きたいと思って3〜4人お聞きしているわけなんですが、どうも最初からペーパーをつくっておりまして、結論めいたことが書いてあって、それに基づいて議論をしているということをお聞きしたものですから、それでは議論の進み方に問題があるのではないかと私は感じたものですから、あえて聞いておるわけなんです。やはり最初から結論ありきでするのではなくて、いろいろな問題点を列記して、その中からどういう方向に進むかとかいうことを協議していく必要があるだろうと思っております。最初から結論ありきで進めば、必ずや突き当たります。そういうことを非常に危惧しておりますので、方法につきましても、今後考えていただきたいと思っております。ある委員の方は非常に意見が言いにくい協議会だと、賢い子ですがそういうことを申しておりましたので、あえて伝えておきたいと思います。


 それと、幼稚園・保育園の幼保一元化について、その中で議論をされているのかどうかお聞きしたいと思います。以前に、この問題に触れたときに、実現に向けて検討してまいるというお答えをいただいておりますので、その辺についてお答えください。協議をしているのか、いないのか。


○議長(正木 悟君) 学校教育課長。


○学校教育課長(金持弘文君) 今、現在の協議会の協議の内容としましては、幼稚園・小学校の再編の協議をしてございまして、幼保一元化の内容につきましては、協議しておりません。


○議長(正木 悟君) 11番。


○11番(高尾勝人君) それではやはりまずいのであって、幼稚園の再編も考えて一緒に議論しているのであれば、幼保一元化もやはりついでに同じ土壌にある案件だと思いますので、ぜひともそこらも踏まえた協議をしていただきたいと思いますけれども、どう考えますか。


○議長(正木 悟君) 学校教育課長。


○学校教育課長(金持弘文君) こう言ってしまえばぐあいが悪いかもわかりませんが、やはり厚生労働省と文科省の違いもございますし、またそこまでの調整がなされておりませんので、今、あくまでもしているのは幼稚園と小学校の再編ということで協議させていただいております。


○議長(正木 悟君) 11番。


○11番(高尾勝人君) 文科省と厚生省の問題はだれも大昔から皆、知っていることです。あえて課長から聞かなくても皆知っていることです。ですからそれを踏み越えてたくさんの自治体が現実的にやっておられるわけです。何らかのそこに方向があるはずです。そこらへんも勉強していただいて、どうすればその網から逃げられていく、そういう事業がやっていけるのかということも十分研究していただく必要があるのではないかと思います。今ごろそういう答弁では全く的外れで時期外れでおくれているとしか思えないのですが、前向きに幼稚園の再編を考えているのであれば、幼保一元化も協議すべきだと思います。なるならないは別ですけれども、阿部議員もしっかりおっしゃっておられましたが、将来を見据えた計画をしなければ、行き当たりばったりそのとき任せではいけないと思います。それについて見解はどうですか。


○議長(正木 悟君) 学校教育課長。


○学校教育課長(金持弘文君) 今、検討してる延長保育の関係でございますが、これにつきましては、今2時から4時までという形でやっております。それを拡大しようという考えは持ってございます。


○議長(正木 悟君) 11番。


○11番(高尾勝人君) それ以上の答えが出にくいようですので、それにとどまっておきます。それでは最後お願いします。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) 私自身、19年度末から20年度の校長会の担当をしておりまして、県の代表校長、西播磨の担当、生徒指導協議会の会長、それから中学体育連盟の西播の会長、ことしは西播大会を執行していく。来年度は、県総体を西播磨で実施していくと、あわせて半ば49年の上郡の校舎を閉じて、50年を開校していくと。そのようなときに教育長の方が健康上、これ以上は無理だということを受けまして、再編統廃合はうちの町の教育に非常に大きい問題ということで、5年を残して受けるということにしました。そのことについて何ら不安なものは引き継ぎは受けておりません。


 以上です。


○議長(正木 悟君) 11番。


○11番(高尾勝人君) 登壇して申し上げましたとおり、前段の議員も指摘されましたが、やはり町民の声の中には多くの声として現在残っていることは事実です。ですから、そこら辺も踏まえて、私は三木先生とは25年来の知り合いの中ですから、先生の性格なり心情なり熱意ある教師の態度とか、そこら辺も十分存じておりますから、深くは申し上げませんけれども、とにかく不透明にならないように公正で公平で理屈に合った教育行政全般をこれから進めていってもらいたい。この教訓を得て、今後さらに努力を重ねていただきたい。それをむちにして頑張っていただきたいという気持ちがあるものですから、あえてこの問題を取り上げたわけなんです。ですから、町民の声を一掃するためにも、そういうことがぜひとも必要だと思います。最後に心意気だけお聞かせください。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) いろいろ聞かせていただきました。そのように一生懸命努めてまいりたいと思います。ありがとうございました。


○議長(正木 悟君) 11番。


○11番(高尾勝人君) 終わります。


○議長(正木 悟君) 通告8番、議席11番、高尾勝人議員の一般質問は終わりました。


 ここで暫時休憩いたします。再開は午後1時。         (12時00分)


              休           憩


○議長(正木 悟君) 再開いたします。            (13時00分)


 通告9番、議席4番、大政正明議員に許可いたします。


○4番(大政正明君) 4番議員の大政です。議長の許可がありましたので、通告書に基づき一般質問を行います。


 本9月議会は決算認定、すなわち前年度の予算がどのように使われたかを審査するという議員が重要な使命を果たす議会であります。きょうの質問は予算案のもとになっている施政方針はなぜ報告も審査もないかという素朴な疑問に基づいてさせていただきます。


 上郡町の年度ごとの施策は3月議会で発表される施政方針で示され、そのための経費は予算として計上されます。例えば、ことしの3月議会で町長は平成20年度の施政方針を示され、その中で全町ケーブルテレビ整備事業について、地域生活の向上や地域経済の発展など、町の活性化に結びつけてまいりますと具体的な手順について述べられていないものの聞いている我々も明るい未来を感じるような抱負を述べられました。これは町長が町民に対してされた約束です。


 ところが、施政方針で示された施策がどのように実施され、どのような結果になったかについての報告や議会の審査はなされません。極端な言い方をしますと言いっ放しの状況なのです。その理由は、毎年の施政方針に提案される施策の多くが表現は少し違うものの同じ内容であることによるのかもしれません。


 平成18年度からの施政方針は、10カ年計画である上郡町第4次総合計画の基本計画に従って定められています。また、この基本計画の細目の92%がその前の10年間の町政の基礎となった第3次総合計画の細目を引き継いでいます。つまり、20年間同じ細目が引き継がれ、施政方針のもとになっているのです。このことは特に奇異なことではなく、各年度の施策の多くが町民の日常生活にかかわったものであることを考えると、当然のことかもしれません。


 しかし、施策の中には複数年度にまたがるものがあります。例えば、土地区画整理事業や、上郡町行財政改革行動計画などです。また、全町ケーブルテレビ整備事業のように新しく始める事業もあります。これらの事業は前の年の影響が次の年に及んだりするので、町民の日常的な生活にかかわる施策とは区別し、毎年その年の目標、達成度、問題点等につき報告し、厳しく審査を受けるべきだと思います。


 例えば、駅前土地区画整理事業にしても、きちんと報告され、議会の審査がきちんと行われていれば、あれほど経費が膨らみ期間が延びることも防げたのではないかと思います。


 また、日常的な町民生活にかかわるものであっても、例えば、人口減少や高齢化の進行などの社会的条件が年を経ると変わりますので、何もしないでほうっておくわけにはいきません。


 私は施政方針を言いっ放しにはせず、少なくとも複数年度にまたがる施策や新しい施策については、年次目標、達成度、問題点などの報告を議会の審査結果とともに町民の目に触れるように公表するべきであると考えます。この点について町長の考えをお聞かせいただきたい。


 残りの質問は定められた席からいたします。一問一答形式でお願いします。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) これは議会運営の話でもあるわけでございますが、国会、県会、市町議会、すべてのこの方式でやっているのではないかと思っております。確かに言われても私も理解はできます。これについて若干話をさせていただきたいと思っております。


 町の行政につきましては、継続的にやってずっと100年もあるいはもっと続かないといけないようなことをやっている部分もあるわけですが、おっしゃるように、そのとき、その時期に適したものをやっていくということについての今のくくり方につきましては、ある意味ではそれはいいのではないかという気もしております。というのは、途中でいろいろな変更があります。そういうことで変えないといけない部分もあるわけでございますので、重要な変更等についてはそうだろうと思います。ただ、これにつきましてはその都度、広報なりで説明もさせていただいたり、これにつきましてはこういう格好でできましたという形で委員会等にも報告させていただいているのです。ですので、殊さらこれを前面的に施政方針のすべてを、これはできました、これはできましたと言うのも変な話と言ったら語弊がありますが、中身によって発行したものがありますので厄介なんですが、やり方については検討して、研究しなきゃならないと思います。今言われたように、例えば、駅前の関係についてはこうやった。けれども、皆さん方一生懸命検討いただいた結果ですので、それをしていないと言われると私も非常に残念だと思っております。やっていただいているのではないかと思うわけです。そういう中で、現在があります。


 しかもこれにつきましては、施政方針よりもいわゆる実績報告として事業ごとにやる、あるいはどれでもそうですが、どういう道をつくりました、こういうことをやりましたということについては、広報でその都度、あるいはそれ以外の形のものでも報告させていただいているのです。だからその部分をどういうふうにするかということは一度考えさせていただきたいと思います。提案として、意味はわかるのです。ところがどれとどれとをやるということについては、短期計画のこれは3年計画でやりますといってやっています。例えば、地デジの関係ではことしと来年でやります。と言っているわけです。それにつきましては、その時点で報告もできるし、あるいは実際にやっているのを見ていただけると思います。短期間にやっている花火なんかだったら、確かにやったな、見えたなということで見られているのではないかと思うのですが。だからどのやつをどういうふうにするかということについては、何だこれはという話にならないようにしなければならないので、この辺はもしよければ、その点これとこれをこういうふうにしたらどうだという提案があればしてほしいと思います。私自身もこれまでやっておられることのすべて、これまでの上郡町の議会のやり方が悪いのだというふうには思っておりません。これまでどおりやるものだと思いますし、ですので、その中で例えば今回のような地デジのような大きなこと、これについてはこうやれということをしていただきたい。というのだったらわかります。それから、駅前の関係については国庫補助事業でもありますので、これはこういうことでやりました。終わった時点ではこういう実績を出しますということで、きちっとしますので、その辺もあるのでこの辺の兼ね合いも考えないといけないけれども、意味はわかりますけど、限定した形でのやつでないと施政方針をばっと出して、この実績どうだと言われますと、大変なことになりますので、それを説明するために1日以上かかると思います。


 そんな状況でございますので、もしいい方法があって、その中でもこれということは皆さん方の質問の中でこれまでの方々、8人の方がされたように、このことについてはどうだ、このことはどうだということを言われていますので、それは実績の中で、あるいはお答えする中で、話をさせていただいているのではないかと思っておりますので、意味はわかるのですが、やり方が非常に難しいかなと考えております。


○議長(正木 悟君) 4番。


○4番(大政正明君) 町長の言われることも私は理解します。しかし、現実に先ほど申しました例にあるような駅前のことなんかは、そういうような日常的なことはやられていたにもかかわらず、事業は膨らみ、期間は延びたわけです。ですからやっぱりきちんとしたチェックが働いていなかったということは事実だと思います。ですから、そういうように何も予算の帳尻が合ったことだけを調べる、審査すると、それは帳尻はちゃんと帳簿さえきちんとしていれば帳尻は合っているわけです。しかしながら、そこで見えないものは何かというと、この事業がこの年度はどういうところまで進めるか、それに対してどう達成したかというのが僕はそういうことが起こったということはちゃんと見えていなかったのではないかと解釈します。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 非常に難しい話で言いにくい部分もあるかと思っておりますが、例えば河川改修を今やっております。これについてはこれだけの計画でやりますと。5年間、場合によっては6年間になりますという話もさせていただいておりますし、進捗状況につきましても特別委員会で話し、しかも今回もこういう格好だという話をさせていただいております。井堰もこういうことで延びていますよという話をさせていただきました。恐らく1年延びるときにはきちっと明許繰越でやりますよという説明もこの席でやらせていただこうと思うのです。駅前も同じようなことでやられたのではないかと思います。私は知りませんけれども。そういうことで長くして、そういう計画を延ばしてきて、現在23年だったら23年で終わりますという計画でふんでいるわけです。それでも既に長くなっています。これは議会にも報告していただいて、議決も得て現在にあるわけでございます。予算もそういう形で通っているのです。


 だから、それをしていないと言われると非常に皆さん方が困るのだろうと思うのです。その辺を何かこれとこれに絞って、今言うように特別委員会を設けているような床上浸水対策なんかはそうしているわけです。これはまさにおっしゃるような趣旨でやっていると思うんです。だからさらにと言われますと、それも意見だと思いますので、それはそれとして考えないといけないと思いますが、非常にそれまでやっていくということについては広報で出し、あるいは委員会で報告し、さらにその上でということになると、非常に難しい問題があるというより重複があるかなという気がしますけど。確かに言われることはわかるんですよ。何でこうなったんだろうなと。例えば、本当に靴の下からかいているみたいなところがあるという意味合いも含めての話だろうと思いますので、よくわかるのですが、その辺の解決方法を議会の中でということは非常に難しい。しかも皆さん方のご理解していただくことは昔は悪かったみたいな話を言わざるを得ない部分が出てきますので、私としても言いにくいと思います。


○議長(正木 悟君) 4番。


○4番(大政正明君) 私は昔のことがどうのこうのということを特にあげつらって言っているわけではないのですが、やはり予算がこのようにきちんとした審査を受けているということですから、そのもとになる施策についても、施政方針についても何らかのそういうようなチェックの洗礼を受けるようなシステムをこれから考えておいた方がいいのではないか。そしてそれを住民の方にもきちんとわかるような形で説明した方がいいのではないかと思います。


 ちょっと話は違いますが、ことしの施政方針がどういう形で広報に載っているかというのは町長はごらんになっているか知りませんけれども、ほとんど全部箇条書きなんですね。ですから、あれは住民の方は読む気もしないという表現だと思うのです。やはり行政というのは、住民の方の貴重な税金を預かって事業をされるわけですから、そういう点はもちろん意識は持っておられるとは思いますけれども、でもそういうような住民に対して不親切なような、情報公開とか、あるいは住民の方は駅前をいつまでやっているんだろうというようなことを全然多くの方が非常に不思議がって言っておられる。そういうようなこともありますので、ですからこれはちゃんとこれから解決して、そういうチェックが働くような形に持っていかなくちゃいけないのではないかと思います。その点、お答えいただきたいと思います。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 非常に難しい中身を含んでおられますけれども、民主主義の世の中で、町の組織、あるいは議会の組織、システムがそれが働いていないようなシステムにはなっていないと思うのです。もしそれがあるならとうに改善されていると思うのです。私も言われることもちょっとわかるところもありますので、研究させてください。国の関係も一遍聞いてみますし、国、県の考え方も聞いてみますけど、これは難しいなと思っております。


 それからもう一つ、広報のことにつきましては、いろいろ批判もあって当たり前だと思いますけど、昨年に比べまして広報の書き方はかなり変えております。そういう意味合いで職員の擁護をするわけではないですが、非常に読みやすくなってきたのではないかということでお褒めの言葉もいただいているのですが、確かに施政方針なんかはかたいからなかなか読みづらいと、おっしゃるとおりだと思っておりますので、もう一工夫要るかなと思いますので、それも検討するように言います。


○議長(正木 悟君) 4番。


○4番(大政正明君) 一応町長のご答弁は前向きであったというふうに解釈させていただきます。それで、ただ、今のお話は検討してみるというだけの話ですから、いつごろまでにということを一言お答えいただきたいと思います。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 私も知り合いもおりますので、一度東京へ行った時点なり、あるいは神戸に行ったときに、ざっくばらんにこんな話があったんだけどどうだろうなということで聞いてみようと思います。文書でこうだああだという話をすると、またおまえのところは何をしているのだということにもなりますので、その辺も含めましてそれとなしに聞いてみた上で、僕なりに考えてみたいと思っております。12月の議会までには何とか間に合うのではないか。ここずっと行ける機会はないのですが、そういうことも含めまして、それぐらいの期間は要るかなと僕は思っております。


○議長(正木 悟君) 4番。


○4番(大政正明君) その質問はそのぐらいにいたしまして、平成19年度の施政方針について質問させていただきます。


 まず、学校教育の振興についてという項目がございました。その中に、本年度の具体的施策として小・中学校では基本課題解決のため云々という表現がございました。何を基本課題としてとらえておられたのかというのを伺いたいです。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 上郡町におきまして、これまでるる教育行政に携わっていただいて、いろいろな形をやっておりますが、学校教育の振興を図るために上郡町学校教育指導の重点を定めるということで考えておりまして、教育事業を実施いたしておるわけでございますが、この指導の重点の中で、先ほどらい出ておりますご指摘の基本課題につきましては、3つ掲げているということですが、心安らぐ学校をつくっていこうじゃないか。生きる力が育つ学校をつくろうじゃないか。3つ目が教育力が育つ学校としてということで、基本課題を解決するために設定した具体的到達目標なり、重点指導事項に沿って、各小・中学校において取り組みをされると私どもは聞いておるわけでございます。


○議長(正木 悟君) 4番。


○4番(大政正明君) それで、例えば本年度と書いておられますが、実際どのような結果を得られたのか。あるいはどのような効果があったのか。その辺はお答えいただけますでしょうか。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) 変わりまして、例えば心安らぐ学校を実現するための重点課題を児童生徒の基本的な生活態度を育てることとし、いじめ、退学ゼロ、あいさつなどの礼儀作法の定着に取り組んでおります。そのために、保護者、地域ともに指導事項の共通理解を図るなど、緊密な連携をすることにより、町内において、いじめ、不登校を含めた大きな生徒指導上の問題も減少し、あいさつなどの礼儀についてもよくなっているといううれしい声も伺っているところでございます。


 また、国において公示された新学習指導要領の理念となっている児童生徒の生きる力が育つ学校づくりでは漢字の書き取りや計算といった基礎、基本的な力を確実に身につけさせるとともに、子供の学ぼうとする意欲を大切にしながら、一人一人にきめ細やかな教育的配慮を行っていくこととしております。


 学習のみならず、体を鍛える面においても生徒の日々の鍛錬と、教員の熱心な指導により、中学校では部活動においては非常に優秀な成績をおさめているところでございます。


 以上、今のところそういう形で取り組んでおります。


○議長(正木 悟君) 4番。


○4番(大政正明君) 今おっしゃった漢字の書き取りとか、計算、それはいわゆる文科省の考えている生きる力の中に入っているのですか。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) 生きる力というのは前指導要領から引き続いて、子供の夢をはぐくんでいく、その力の中に基礎、基本の学力も非常にそれが基軸となって大切なものであるということで、引き続いて入っております。


○議長(正木 悟君) 4番。


○4番(大政正明君) そういうものをどうやって進歩をとらえるか、あるいはどういう効果があったかということをとらえるかというのは、かなり生きる力に関しては任意性が入ってきて難しいと思うのです。ですから、ちょっと今のお答えだけでは私はなかなかわかりにくいなと思っております。教育力というのもおっしゃいましたね。その点はどういう成果が上がったのですか。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) 子供を育てていく、学びの教育力、それはもちろん教員の指導力でありましょうし、地域が学校に支援していく地域の教育力でありましょうしという、教育力というのを総合的な教育が結びついて、子供の育ちに役立っていく総合的なものを教育力というように私はとらえております。


○議長(正木 悟君) 4番。


○4番(大政正明君) 私ももともと教育を職業としておりましたので、ですから、町内の教育、学校でどういうことが行われているかということに関しましては、大きな興味があります。それで実際にオープンスクールなんかがありますと、拝見したりしております。いろいろそこで感じたことをもとに、いろいろなことを考えるわけですが、もちろん先生方は一生懸命やっておられる先生も大勢おられるみたいですが、そういった結果から上郡町の教育力というのが、これでいいのかなというのがちょっと感じられますが、その点につきましては、また別の機会に話をさせていただきたいと思います。


 結局、本年度の具体的な施策としてこういうことをやるということをおっしゃられまして、予期した結果との一致度はどうなんですか。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) 申しわけございません。予期した結果という今年度このように進めていることを私は検証していって、そして確実に受け継いで進めていきたいと考えておりますが、現在のところ私、7月1日からであと入って受けておるところは各小学校、中学校の方にヒアリングで聞きましたら、その視点について順調に進めておるというように聞いております。


 以上です。


○議長(正木 悟君) 4番。


○4番(大政正明君) 別に残された課題とか、そういうのはないのですか。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) 今のところ私の方はそこのことについては聞いておりません。


○議長(正木 悟君) 4番。


○4番(大政正明君) その施政方針の中に地域に開かれた新しい学校づくりを推進すると書かれていました。どのような学校づくりを目指していたのかということをお答えいただきたい。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) 学校と家庭や地域の連携は、これからの学校教育を推進する上で、必要不可欠なものと考えていますが、先ほど述べました指導の重点において教育力が育つ学校を実現するために、子供たちをよく知る地域づくりが大切ととらえています。そのために、学校として積極的な情報発信を行って、地域の学校教育への参画意欲を高めたり、例えば、学校支援ボランティアという形で児童生徒の安全確保や総合的な学習の時間といった授業の支援、あるいは学校の環境整備といったところで、地域の方々により深く広く学校にかかわっていただくことで、地域の教育力を生かした学校運営を進めていこうと考えております。また、現在、各学校において学校評議員制度を実施し、保護者や地域の方々の意見や考えを学校運営に生かす取り組みも進めております。


 さらに、改正された学校教育法に規定されているところですが、学校みずからが学校運営に関する評価をし、その状況を情報発信するとともに、地域の方を含めた学校関係者にも評価に加わっていただき、学校運営の改善を図るべく現在取り組んで進めているところでございます。学校と地域、家庭が連携し、特色ある学校づくりが進み、町内の学校が活性化することが町全体の地域活性化につながるのではないかと考えております。


○議長(正木 悟君) 4番。


○4番(大政正明君) 非常に耳ざわりのいいことを答えていただいたのですが、現在、文科省はコミュニティスクールという制度を非常に広めようとしております。それで実際に例えば、京都府なんかは非常にたくさんの学校が既にコミュニティスクールという制度を取り入れているわけですが、これは地域と学校の校長先生というのが非常に大きな力を持ちまして、それで学校を運営するという形なわけです。これがだんだんと浸透してくるんだろうと思いますが、上郡町の場合はこのコミュニティスクールに対する取り組みというのは考えておられるのか、おられないのか、伺いたいと思います。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) 議員が言及されますコミュニティスクールにつきましても、私はもっと勉強していかないとだめだなと思うのですが、まず学校評議員制度を順調に軌道にのせていき、そして保護者、地域の方々からさまざまな意見を学校運営にも反映させる、そういう基盤をつくっていき、さらにコミュニティスクールの方へ進めていくようなことが妥当なものではないかと考えております。


○議長(正木 悟君) 4番。


○4番(大政正明君) この問題は先の話ですから、このぐらいにいたしまして、ただコミュニティスクールというのは学校単位で申請ができるようですから、そういう取り組みが可能な地域はどんどん町内でも進めていかれたらよろしいかと思っています。


 それで、次に問題を変えます。都市基盤の整備という点についてお伺いします。上郡町の玄関口にふさわしい魅力ある都市空間を創造するため、駅前広場の整備に向けて関係機関と協議を進めると施政方針ではお書きになっておられます。これは単に協議を進めただけなのですか。それで進めた結果はどうなったのかということを伺いたい。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) この問題につきましては、1つは駅前ですので当然JRです。それからもう一つは交通関係が主力になりますので、公安委員会ということになります。それ以外は地権者との補償問題も含めて、それぞれの交渉があるわけですが、あとの件は別にいたしまして、前の件につきましては、それぞれJRとの相談、あるいは駅前の整備について協議して、しっ放しではなしに問題点は全部解決させていただいております。そして、またさらにはその責任も含めまして、JRのバリアフリー化をやっております。今、階段を別のところに移すわけですが、それの工事につきましても町側の方の用地も使わないといけないということで、向こうからも協議があります。こちらからもあります。それを相互にすり合わせながら検討していく。しかもその場合に警察も入っていただかないと、その中での道路もありますということで、三者協議なり、二者協議の間でいろいろなことをやっておりまして、逐次成案していって工事に進めていくということです。


 具体的に今年度の例で言うと、例えば駅前のところからずっと駅西線にします。郵便局のところに来ますけれども、郵便局のところで中学生の通るための信号が必要です。これにつきましては一応了解を得て、今年度中に中学生が通学する時点にはできるということになっておるのですが、その場所につきましては、公安も警察も立ち合いの上で決定をさせていただいております。そういうことで、逐次、事業進捗に支障のない形で協議が整っておるところでございます。


○議長(正木 悟君) 4番。


○4番(大政正明君) 今、先ほど読み上げました中に、魅力ある都市空間を創造するためという言葉を使っておられます。魅力ある都市空間というのはどんな完成図を町長は描いておられるのでしょうか。例えば、第3次総合計画には非常にしょうしゃな駅の図がありましたが、あれは実現するべくもない図であると今になってはそうなっています。しかしながら、町長は今の状況からどういうふうに魅力がある絵をおかきになるかというのを伺いたいです。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 私は比較的夢が好きですから、今から書けといったらどんな夢をでも書こうと思いますけれども、これは既に夢が描かれたものがありまして、そして高さ制限だとか、軒先の問題だとか、道路からの問題とか、そういう面の統一をさせていただいているのです。そういう中で、新しい上郡町の駅が温かくて親しみのあるような駅前につくっていこうということで創意工夫をされたと思っております。そういう中で守らないといけない基準を設けて広告だとか、軒の高さ、3階の高さまでは何ぼ、高さ制限もしておりまして、均一性をまとめていくというようなことで、いわゆる温かみのあるような、しかも上郡が水の都である。川の都であるというような趣旨が生かせるような方向で検討されたように聞いておるところでございます。


 しかしこれはなかなか難しいのでありまして、そういうことを例えば、道も真っすぐずっとしたら一番いいのでしょうけれども、そして歩道があって、真ん中の道が真っすぐ道路があればいいんでしょうが、多少川にみたいになっている。蛇行したような道を書いたりしております。将来そういう格好になると思いますけれども、それが悪いのではなしに、そういう余裕のあるようなまちづくりをしていくような考え方が入っているのだと僕は思うのです。それが必ずしも悪いと思っておりませんので、直す気もありませんが、いずれにしましてもショーウインドウにしましても、あらゆる対応の仕方をしていただいております。その中で100%守れるかどうかということについては、でき上がってみないとわからないですけど、今のところご承知かと思いますけれども、駅前の地域の商店街のところがかなりできていますね。あれを見ていただいたらわかりますように、高さだとか、門構えの入り口だとかいうところは比較的統一されていますので、その辺は見ていただいて、ご理解いただきたい。考え方はそういう1つの考え方を軸にしてデザイン化され、あるいは設計されてきたのではないかと思っております。


 私も後から見て、これは非常に難しいなという感じはいたしました。かなり高度な考え方が入っているのではないかと思っております。


○議長(正木 悟君) 4番。


○4番(大政正明君) この区画整理事業に関しましては、まだかなりいろいろ手が入っていて、前に私が質問いたしましたときには、当時の課長さんが平成22年完成というようなことをおっしゃいました。それは22年には完成する成算はおありなんでしょうか。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) これは今現状見られてもだれもわかっておられると思うし、行く行くは延ばさないといけないというふうに、この議会でも話をさせていただいていると思うのですが、一応23年度末で駅前広場等も着手して、この関係について一応23年度の完成形に持っていきたいという考えが1つあります。しかし、その進捗率は100%ではないわけでございます。残りはどうするんだという話ですが、これを延ばしていくということで考えております。ですので、まだもう一遍尺取虫がするようにちょこちょこ延ばしてきた経過があるんですが、その状況になっております。これは国庫補助金等については既に全部使い果たしているということはご承知だと思いますが、ですので町の財政事情が許す範囲内で延ばしていかざるを得ないという形になっております。しかも、昔と違って公債比率やいろいろなことを言われますので、そういう指導の中でやっていかないといけないので、非常に苦しい中になっております。これにつきましては、だからといって放ったということではありません。将来、この全体計画はやっていこうという考え方でおりますので、その辺はご理解いただきたい。


○議長(正木 悟君) 4番。


○4番(大政正明君) この工事で一番ご迷惑をおかけしておるのは、地元にお住まいの住民の方、商店の方だと思うんです。いつまで続くのかというのが見えないというのは非常に精神的にもつらい状況であろうと思います。ですから、やはり町の財政というのは底をついているというのはわかっておりますから、これからどうやって進めていくかというのは非常に難しいですが、やはり将来についてのきちんとした情報を地元の方には披露していかなければいけないのではないかと思います。


 例えば、上郡駅からJA兵庫西のところは今、見てみますと非常に乱雑な状態になっているように見受けます。商店街としてあそこは再生できるのですか。それともどうなるんでしょうか。工事が長引けば再生はだんだん地元の方々も意欲がなえてきて難しいのではないかと思うのですが、その辺はどうなんでしょうか。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 西と東との工事の進捗状況が非常に違っております。西は今申しますように23年で完成形に近い形にしていきたいと思っております。どこもここもだめだというのは困りますので、そういう考え方を持っておりまして、その辺の区切りをしたいのと、もう一つは駅のバリアフリー化も含めまして完成するということもありますので、それをセットしてやっていきたい。しかも便所等の関係につきましても、取り合いがあって、新しくしなきゃいかん問題もあって、そうなっておりますが、東がなかなか難しくなって残っております。それについてもう一度協議しながら対応しないとだめだろうと思っておるとおりでございまして、これはその都度、正式に話をさせていただきたいと思っております。


○議長(正木 悟君) 4番。


○4番(大政正明君) そのほかにも伺いたいことはあったんですが、少し話が飛びまして、商店街の活性化一般について施政方針にあったと思いますが、活性化対策としてのイベントの開催や空き店舗などを活用した、にぎわいのある商店街づくりに向けて積極的な支援を進めていきたいと考えているというくだりが前の方にございました。これはどの地域の話なんでしょうか。それでどのような支援をされたんでしょうか。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) これは上郡町イオンタウン等ができまして、あちらはにぎわっているわけですが、駅前の方、あるいは川東地区については、さびれてきたという感じを持っておられるわけでございますが、これについて活力ある形に持っていきたいということで、いろいろなイベントにも支援をさせていただいているわけです。そういったイベントの支援、駅前、あるいは栄町の関係、あるいは浪漫フェスタという形でさせていただいておりますが、それを現物のものとしてさらに地域の商店街が隆盛に向かったということでは今のところは現在はありませんが、やはり駅前の関係につきましては、それぞれ高等学校と商工会が結んで、空き店舗を活用した形で店舗を張ってみたり、いろいろしているわけです。そういう中で、いろいろな活力を生み出したいと思っておりますが、現状はごらんのとおりでございます。むしろイオンタウンの方が中心になりつつあるという状況にありますが、しかしそれだけではなしに、今の工事やいろいろなことをしているせいもあると思うのです。だから少なくとも西だけはきちっと早く完成しておきたいという思いは、私はすぐそう思っておりました。だらだらされているようにおっしゃいましたが、確かにそういう点はありましたが、本当にこれにつきましては、時間がかかって申しわけないと思っております。今後ともできるだけ促進していきたい。今のところ予算が伴っておりません。これははっきりと言えると思います。だから、東半分については、もう既に若干できている部分もあるのですが、中抜けになっております。そういうことにつきましてもこれからもできるだけのことをやっていきたい。しかもこれは町の予算だけではなしに、ほかの資金等もできるものなら例えば、こういうことをつくりたいということについて、地主は金がないけれども、土地は提供できるという人もいらっしゃいます。こういうことをやりたいということで、外から資金を導入してやりたいという人もおります。そういうことも含めまして、今後とも鋭意やっていきたい。これは商売だけではなしに、工業関係につきましてもきのう工藤さんの話のときにもお話しさせていただきましたように、地域の活性化はまさに本当にすべての関係をやっていかないとなかなかうまくいかないので、この商工関係につきましても、あるいは駅前の整備の関係につきましても、町の予算だけでやるのは微々たるものです。だから、そういうことを踏まえまして、あらゆる角度から、あるいはそういう方々のつても含めまして、ご支援いただくようにしたいと思っているところでございまして、そういうことで交渉している部分は若干はあるのですが、今後とも努力をしていきたいと思っております。


○議長(正木 悟君) 4番。


○4番(大政正明君) なかなか大変なことだと思います。それは行政にとってもそうでしょうし、地元の方々にとっても大変なことだと思いますが、なるべく地元の方々の気持ちがなえないように、町の方もその辺を気を使っていただいて、それで進めていただきたいと思います。


 次は、住民が主役のまちづくりということを強調しておられます。参画と協働というテーマです。この項目は第4次総合計画から5つある柱の1つとして、重点項目に格上げされたわけです。ですから、それだけ町が住民参画ということには一生懸命やりますよということをそこで示されたというふうに私は理解します。


 それで、町民への情報提供や民意の把握に努めると、前の質問にも似たようなことがあったかもしれませんが、そういうことが書かれております。19年度の施政方針ですね。それで民意の把握のためにどういうことをなされたのかということをお答えいただければ。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 政策決定したりする場合に、大幅なこと。大きなことをやる。あるいは上郡町の将来を担うようなこと、変更するようなことについての民意の把握というのは非常に大事だと思っております。小さなことと言ったら語弊がありますが、そういうことまでしないといけないわけですが、方向転換とかいろいろな問題について、あるいは危機的状況があるのだというのはきちっと報告しないといけないわけですし、それの見通しについても、あるいは言った以上は、その後どうなったんだということのフォローも必要だと思います。ご指摘のとおりです。同感ですが、そういう中で、例えば、地デジのことにつきましては、説明会もさせていただきました。地区別にやりました。また合併問題も含めましてやっております。そういうことですので、こういった大幅な変更、あるいは新しいものをやる。あるいは考え方として当然やっていかないといけないと思っておりますが、夕張みたいになりますよと言っておって、1月になったら若干修正はして多少なりともやれるような見通しだったです。これは議会の議決も得て条例改正をした部分もあってそうなっているわけですが、さらに先ほど申しましたように、19年度の決算を見ていただいたらわかるように、さらに改善していると思うのです。そういうことを少しでも早く広報で出す。あるいは場合によっては説明会も開く。それ以外に地デジも一緒に説明するようにいったらいいと思うのですが、いずれにしてもそういうような取り組みもさせていただいております。ただ、しょっちゅうそんなことばかりしていたら何をしているのだということになりますので、大きなものについてはさせていただきますが、それ以外につきましては、自治会なり、あるいはそれぞれの団体別のいろいろなところへ出させていただいたりする中で、要望も聞きます。それから、細かい話ですが、歩いている間にけつまずいて、一緒におったときに話を聞いたということもあるわけですが、いずれにしても常に我々は情報はきっちり把握しないといけない。また発信する場合も間違いのないようにしておきたい。発信する方はそんなに多くないのですが、聞く方は倍以上聞かないといけないのではないか。これは心がけているところでございますので、この辺は難しさもありますし、言い方も難しいのですが、そういうふうに努めておりますので、よろしくお願いしたいと思います。


○議長(正木 悟君) 4番。


○4番(大政正明君) お話いただいたことは確かに実際に実行しておられることは私もこの目で確かめたりしてわかっております。ただ、今おっしゃったことはどうしても行政と住民というような、そういう場での話なんですね。それで、やはりそれだけでいいのかということは私は常々疑問に思っています。実際に、役場には職員がたくさんおられまして、それはお一人お一人は実はアンテナなんですね。ですから、そういう方々がきちんと民意の把握に努められようと思えば、幾らでもできる。そういうことはどのぐらい機能しているかということになりますと、私は例えば、自治会の総会なんかに行きまして、私の地域ですと、役場の方も何人もおられるのはわかっているのですが、余りお見かけしたことがないのです。それで、例えば、もうぶっちゃけた話、役場の職員の方で居住地域の自治会総会なんかに出席しておられるのはどのぐらいおられるのですか。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 私もそれはわかりません。私どもの栄町の自治会に1回だけ出席させていただいただけなんです。それ以外に土日ばかり出ることが多いものですから、よく出ていないのですが、1度だけ出させていただいておりますが、できるだけ出るようにということですが、なかなかそのとおりになっていないのではないかと思います。出たよというときもありますし、私も地区の説明会に行くときはかなり来られている職員もいらっしゃいますので、その辺の取り方はどうかわかりませんが、かなり来ているなと僕は思っていたのです。


○議長(正木 悟君) 4番。


○4番(大政正明君) 地域によって違うのかも知れませんが、私どもの自治会総会では余りお見受けしたことがないような気がいたしております。それで、やはり先ほど言いましたように、職員の方は情報を受けるため、あるいは発信するためのアンテナの役割を担っておられると思うのです。ですから、そういうような役割を職員の方に持っていただいて、できるだけそういうところに出ていただくと。実は前の町長にもそのことは申し上げたことがあります。そうしたら職員も町民の一人であるから当然出るべきであるというお答えをそのときはいただいているのですが、やはりそういう意識を持っていただきまして、せっかくの貴重なアンテナ役ですから、民意の把握のため、あるいは非常に公式ではできないような役場からの発信のためにそういうものを活用されるということは必要ではないかと思いますが、その辺についてのご意見を伺います。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 非常に日常生活の中での話になってくるわけですので、町の方でコントロールしろというのは難しい問題がありますが、これは直接的にこれと話が合わないのですが、ほかのことで申します。というのは、大事なことなんですが、例えば今兵庫県もそうですが、どこでもそうです。上郡町は特に高齢化の問題、26%になっておって、集落での営農活動がなかなかできない。だから大規模経営がかなりできましたけど、これもなかなか難しくなりまして、集落営農をやろうということで地域でやっていきたいというような話がかなり出てきました。それについて、職員がそれのオペレーターになってくれないかという話が出てきております。これはそういう集落営農、一番これからも問題になると思うのですが、そういうことについては、やはり町と町長の許可が要る。そういうことを兵庫県でも全然していなかった。今もほとんどしていないと思いますが、やはりこれは地域の営農形態、あるいはそれを知っていただくためにはそれに参加していくべきではないか。そして20日間の休暇の中で、それを消化できるようにしたらどうかということで、私どもは一応それを許可することを決定いたしておりまして、そういう指示を出しております。そういうことで実際に彼らが営農もし、あるいは集落の水利だとか、あるいは草刈も含めてやる。その中でいろいろな意見がともどもに働くことによって聞けるわけです。だからそういうようなことも含めてやるということは非常にいいことだと思いまして、私は踏み切ったわけですけれども、例えば、そういうことも含めまして対応しておりますので、できるだけ町民の方々と言ったら語幣があります。これは職員も町民ですので、その中でいろいろな意見を吸収しながら反映していただければ、あるいは予算なり、あるいはほかのことにも反映していただければありたいと思っておりまして、そういうことにつきましての受け皿なり、私の方で受ける気構えはきちっと持っておるつもりでございます。


○議長(正木 悟君) 4番。


○4番(大政正明君) そういう意味で、職員の方にもできるだけ町民の中にも入っていただくというようなことは、一応最高責任者の町長としてそれは望ましいぐらいのことは言っていただいた方がよろしいかと思います。ある意味から言いますと、そういう職員の方は非常に的確に住民の疑問とかそういうことには答えていただける立場にありますので、そういう意味で、的確にというのは疑問や何かをぶつけたときに、ですからそういう意味で、やはりぜひそれはお願いしたいと思います。住民参画と申しますと、非常に広い領域でありまして、いろいろなことがあると思います。町が単独でこれから頑張っていくということになりますと、それに向けているわけですが、どうしてもそういう意味で住民の方が町のいろいろな仕事の中に、できるだけ協力という形で入ってくるということは必要だと思います。地デジの自主放送もされるという話ですし、僕は思いますのに、例えば、町のホームページのレベルアップなんかも住民に入っていただいて、それで助けていただくようなことも可能ではないかと思います。


 そういうような方向で、これからも住民参画のいろいろなフィールドを広げていって、いろんな場で住民に入ってきていただくというようなところを町長も考えていただいて、そして努力をしていただきたいと思います。


 その点について、ちょっと。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) まさに地方自治のこれからのあり方としては、その方向に進むべきだというふうに認識いたしておるわけでございます。ただ、これにつきましては非常に難しい裏側の話がありまして、責任の問題が出てくるんですね。だからその辺との兼ね合いをどういうふうにするかということを相当、初めのうちからきちっと住民とも話し合いをしておかないと、なかなか難しい問題が出てきますので、それもちゅうちょせずに話をしておきたいと思っております。でないと、なかなか前へ行かないことになってしまう場合、言いっ放しの施政方針にならないように、きちっと責任をとれるような形にならないとだめだと思っておりますので、下世話な言い方だと、尻かせをはめるということになるんですけども、そういうようなことにならないように、きちっと責任もとり、参加もしていだき、発言もしていただくということのルールをきちっとしておかないとだめではないかと思っておりますので、その辺もゆっくり、これはその地域の皆さん方の力のレベルが上がってくるということにもつながるわけですから、そういう方向に向けていきたい。これはなかなか言うのは簡単ですが、できにくいなと思いながら言っているのですが、努力させていただきます。


○議長(正木 悟君) 4番。


○4番(大政正明君) 時間がなくなりましたので、このぐらいにしておきますが、町民の方の中には大変能力のすぐれた方が大勢おられます。ですから、そういう方をぜひとも出ていただいて、そして町のために働いていただくことが必要ではないかと思います。きょうの質問は、施政方針の報告や審査がなされていないということから始まって、平成19年度のことまで言及したわけですが、最初の冒頭のお話で、町長も施政方針をもう少し報告をきちんとするとか、あるいは審査ができるようにするという方向を考えてみるというようなお答えを私はいただいたと思っております。これから、町の運営は大変だと思います。よろしくお願いしたいと思います。


○議長(正木 悟君) 通告9番、議席4番、大政正明議員の一般質問は終わりました。


 以上で、通告に基づく一般質問は終わりました。


 これをもって、一般質問を終結いたします。


 ここで暫時休憩いたします。再開は2時20分。        (14時00分)


              休           憩


○議長(正木 悟君) 再開いたします。            (14時20分)


 日程第8、同意第3号、上郡町教育委員会委員の任命につき同意を求める件を議題といたします。


 局長をして議案の朗読をさせます。局長。


              議   案   朗   読


○議長(正木 悟君) 議案の朗読が終わりました。


 ただいまの上程議案に対する提案理由の説明を求めます。


 町長。


○町長(山本 暁君) それでは、同意第3号の提案理由説明を申し上げます。


 本件につきましては、上郡町教育委員会委員の野村正紀氏が平成20年10月17日付をもちまして任期満了となりますので、引き続き同氏を任命したく提案した次第でございます。


 野村氏は、国立高知大学教育学部を卒業され、教諭として伊丹市立東中学校、相生市立双葉中学校などに勤務され、相生市教育委員会学校教育課及び同和指導室に勤務されておられました。またその後相生市立那波中学校長、同双葉中学校長を歴任されております。平成16年10月から上郡町教育委員会委員として現在に至っておられますが、教育全般に明るく人格も高潔で教育委員に適任の方だと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


○議長(正木 悟君) 提案理由の説明が終わりました。


 これより質疑に入ります。ご意見も伺います。


 10番。


○10番(小寺政広君) 任命権者である町長にお尋ねします。町長は、町長職につかれてから、前々回の樫原さん、前回の三木さん、今の教育長さんを教育委員に任命されたと思うのですが、その判断基準として町長、一番大事な基準、町長が大事にされている任命された判断で、それともう一点、これが僕が議席をいただいてから同意案件はたびたびしてきたのですが、教育委員会でもそうですが、地域別というのは前町長や前々町長も言われたことがありますし、前々回の樫原さんは山野里上郡出身で、山本剛さんの後任ということです。そうなると山本剛さんは山野里上郡地区の人でして樫原さんになられたというのがあったと思うのです。そして前回の三木さん、6月議会ですが尾上高徳さんで船坂の方ですが、三木さん、今の教育長は鞍居の人ということがありますね。これはもちろん町長が任命するのですから、そのことについて僕がとやかく言う必要はないのですが、どういう判断基準ですか。任命の一番大事にされているところ。そしてまた地域別というのが町長の中で判断基準に入っているのか、どの程度入っているのか、またこれから入れていかれるのか、その辺のところをお聞きします。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) この推薦につきましては、経歴等につきまして調べさせていただいた上で対応しておるわけですが、その中で今回、前回、前々回も含めまして、上郡町として今後の教育委員会のあり方も考えないといけない時期に来ておると思うのですが、そういう意味合いで先生ばかりということもおかしいのではないか。あるいは社会的な教育面からも見る必要もあるのではないかということで前々回もそういうようなことをさせていただいております。また、前回も地域別にという考え方も確かにあるやに聞いておったのですが、私になってからそれは全然考慮させていただいておりません。適任者をやらないとだめだということで、地域別にやりますと、そのときにどうしても無理がかかると思っております。ですので、オール上郡町の中で対応できるようにしたいという趣旨で、これまで3名の方につきましては選ばせていただきまして、地区割りということは一切考えておりませんので、その辺は訂正いただけたらと思っております。


○議長(正木 悟君) 10番。


○10番(小寺政広君) 町長のご意見はよくわかりまして、前も地域別を考慮していない。あるいは全町的に選んだといって、その後また地域に戻ったという経験もありますから、その辺のところの確認という意味で質問しました。以上です。


○議長(正木 悟君) 15番。


○15番(工藤 崇君) この議案には賛成します。1つお尋ねしたいのですが、教育委員には保護者を入れるべきだという法律が改正されていませんか。そういう意味では、この方で私は賛成なんですが、そこのところをどう解釈で、それはどう問題がないのかということをお尋ねします。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) そのような改正になっておりまして、現在、三宅委員が保護者の代表ということになっております。三宅一郎委員です。


○議長(正木 悟君) 15番。


○15番(工藤 崇君) それならいいです。きっちりとした現在公立の学校にお通いのお子さんがいらっしゃる保護者ということなんですね。確認します。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) そのとおりです。


○議長(正木 悟君) 4番。


○4番(大政正明君) 審議の手続的なことで申し上げます。この案件には私は同意いたしますけれども、前にも申し上げましたけれども、こういう人事案件の出していただく資料というのは、例えば略歴を口頭で申されるという程度なんですね。それで、もちろん個人情報という問題もあるかもしれませんが、それだったら回収資料で構わないと思うんですけれども、ちゃんとした履歴とか、推薦理由というものをきちんと書いていただいて、一応見せていただくという形にはならないものでしょうか。その辺をちょっと伺いたいと思います。


 ここで暫時休憩いたします。                 (14時28分)


              休           憩


○議長(正木 悟君) 再開いたします。            (14時28分)


 町長。


○町長(山本 暁君) 似たような話が出ましたけれども、そういうようなことで、よその議会でもそんな話が出ておりまして、様式をきちっと考えまして、今度から出させていただきます。


○議長(正木 悟君) 4番。


○4番(大政正明君) ぜひお願いしたいと思います。先ほど議長がテクノの議会のことをおっしゃいましたけど、先日やはり同意案件が出てきまして、それはきちんとした履歴書がついておりました。ですから、それだけちょっと申し上げます。


 以上です。


○議長(正木 悟君) ほかにございませんか。


              な           し


○議長(正木 悟君) ないようですから、これをもって質疑を終結いたします。


 これより同意第3号、上郡町教育委員会委員の任命につき同意を求める件を起立により採決を行います。


 本件について、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。


              多   数   起   立


○議長(正木 悟君) 起立多数であります。


 よって、同意第3号はこれに同意することに決しました。


 日程第9号、報告第5号、健全化判断比率及び資金不足比率の報告の件を議題といたします。


 局長をして議案の朗読をさせます。局長。


              議   案   朗   読


○議長(正木 悟君) 続いて、担当課長から説明を求めます。あわせて本案に対する監査委員の審査意見も求めます。


 企画総務課長。


○企画総務課長(松石俊介君) 報告をいたします健全化判断比率及び資金不足比率につきましては、決算数値に基づきまして、今回から新たに議会への報告が義務づけとなったものでございますが、新しい制度でございますので、少し時間をいただきまして、制度概要について2ページ、3ページの参考資料により説明を申し上げたいと思います。


 2ページに参考資料をつけてございますが、この表題のとおり、地方公共団体の財政の健全化に関する法律につきましては、平成19年6月22日に交付されてございます。この法律の目的第1条にもありますが、少し朗読いたしますと、地方公共団体の財政の健全性に関する比率の公表の制度を設け、当該比率に応じて地方公共団体が財政の早期健全化及び再生並びに公営企業の経営の健全化を図るための計画を策定する制度を定めるとともに、計画の実施の促進を図るための財政上の措置を講ずることによって、地方公共団体の財政の健全化に資するということにされております。


 法第3条では、この指標のことをうたっておりまして、参考資料1の上側の囲みですが、健全段階の囲み部分にありますとおり、指標の整備と情報開示の徹底ということで、毎年ですが、フロー指標及びストック指標を算定することになります。このフロー指標、フローとは収支という意味でございますが、収支の比率については1つは実質赤字比率、2つ目には連結実質赤字比率、3つ目には実質公債費比率、そしてストック指標、ストックとは負債という意味でございますが、ストック比率では将来、負担比率ということで、この4つの指標を監査委員の審査に付した上で、議会に報告し、公表しなければならないということになってございます。この法律の施行期日でありますが、健全化判断比率等の指標の公表については、平成19年度決算から実施されます。財政健全化計画の策定義務づけ等につきましては、平成20年度の決算から適用されるということになっておりまして、本年度は平成19年度の決算に基づいて報告、公表というものでございます。


 平成20年度の決算に基づいて報告をいたしますと、来年度からにつきましては、健全化判断比率等を算定いたしまして、先ほどの4つの指標のうち、1つでもこの比率が国が定めた基準比率で財政の早期健全化基準を超えて、財政の再生基準未満というランクになりますと、参考資料の1の中ほどの囲みにありますように、財政の早期健全化団体ということに位置づけされまして、議会の議決を得て、財政健全化計画を策定し、その実施状況についても毎年度、議会の報告、公表というような実施的な改善努力による健全化が求められます。


 また、将来負担比率を除く3つの指標のうち、1つでも国の財政の再生基準以上という数字になった場合には法律の改正以前でも適用されておりました赤字再建団体と同様に、国の関与による確実な再生が行われる再生団体という位置づけになりまして、議会の議決を得て、財政再生計画を策定公表ということになってございますが、この財政再生計画には、国の関与に大きく制約されることになります。


 以上が、健全化判断比率等によって、健全化団体、あるいは早期健全化団体なのか、再生団体なのかという位置づけが決められることになります。


 3ページの参考資料2でございますが、健全化判断比率としての4つの比率、並びに公営事業会計ごとの資金不足比率の算定の対象となる会計等を図式化したものでございます。上郡町における現在の会計で申し上げますと、実質赤字比率については、普通会計という区分に入りますが、一般会計並びに住宅改修資金貸付事業会計、そして公営墓園事業会計、この3つの会計で実質赤字の数値を出します。赤字が発生した場合、それが標準財政規模に対しての割合がどうかという比率を算定することになります。これが実質赤字比率でございます。


 次の連結実質赤字比率につきましては、先ほどの普通会計を含めまして、全会計でもって実質赤字の数値を計算いたします。赤字になった場合、標準財政規模に対しての比率を算定したものが、この連結実質赤字比率になります。


 3つ目の実質公債費比率につきましては、起債の元利償還金及び一般会計から特別会計への繰出金のうちの起債償還額に充てられるようなもの、あるいは一部事務組合等への負担金補助金のうち、組合等の起債償還に充てられるもの。また、債務負担行為のうち、公債費に順ずるようなもの、そして一時借入金の利子、これらの合計で算定をいたしまして、標準財政規模に対する比率が算定されますが、この3年平均が実質公債費比率ということになっております。


 4つ目の将来負担比率につきましては、地方債の現在高、あるいは債務負担行為に基づく今後の支出予定額、さらに地方公社や第三セクターへの地方債元金償還の負担金の見込み、当町にはこれは該当しませんが、これらなど、一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の額を標準財政規模に対して比率を求めるというのがこの将来負担比率となっております。


 これに加えて、公営事業会計につきましては、事業ごとに資金の不足額が事業の規模に対してどういう比率かということで、資金不足比率を算定することになっております。以上の制度でもって、平成19年度決算での健全化判断比率及び資金不足比率を国から配付されました算定フォーマットで計算した比率が、ただいまから報告いたします1ページに記載したものでございます。


 実質赤字比率及び資金不足が生じてございませんので、比率としての表現はハイフンとなってございますが、一部事務組合等への繰出金、あるいは負担金補助金のうち、起債償還を含めた全公債費の実質公債費比率といたしましては、19年度3年平均で17.4になってございます。


 4つ目の将来の負担すべき実質的な負債の将来負担比率につきましては、233.2となってございまして、中ほどの早期健全化基準、あるいは再生基準未満になっておりますので、現在のところ健全化の団体という位置づけになってございます。


 なお、参考でございますが、この4つの指標の分母に当たる標準財政規模の数値としましては、平成19年度は47億8,300万になってございます。今後も行財政改革を進めながら、財政の健全化に努めてまいりたいと思っております。


 以上、報告を終わります。


○議長(正木 悟君) 西後代表監査委員、お願いいたします。


○代表監査委員(西後竹則君) 平成19年度上郡町健全化判断比率等に係る審査の意見書を申し上げます。


 審査の日、平成20年7月25日。審査場所、役場401号会議室でございます。


 平成19年度上郡町健全化判断比率等に係る審査意見書。


 1.審査の概要。この財政健全化審査は、上郡町長から提出された健全化判断比率・資金不足比率等及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施いたしました。


 2.審査の結果。(1)総合意見。審査に付された下記の健全化判断比率・資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められます。


 (2)個別意見。健全化判断比率、?実質赤字比率について、平成19年度は実質赤字比率は黒字であり、良好と認めます。


 ?連結実質赤字比率について、平成19年度は連結実質赤字比率は黒字であり、良好と認めます。


 ?実質公債費比率について、平成19年度の実質公債費比率は17.4%となっており、早期健全化基準の25%と比較すると、これを下回り良好と認めます。


 ?将来負担比率について、平成19年度の将来負担比率は233.2%となっており、早期健全化基準の350%と比較すると、これを下回り良好と認めます。


 資金不足比率、?水道事業会計、特別会計公共下水道事業、特別会計農業集落排水事業、特別会計簡易水道事業、特別会計山野里工業団地造成事業の5会計とも、資金不足は生じておらず良好と認めます。


 (3)是正改善を要する事項。特に指摘すべき事項はございません。


 以上、報告を終わります。


○議長(正木 悟君) 朗読と説明並びに審査意見報告が終わりましたので、本件に対して質疑を求めます。


 15番。


○15番(工藤 崇君) 実質公債費比率が18年度の19.5%で危険水域だと新聞等で言われてから、今年度は17.4%になって危険水域を脱出したんですけれども、この内訳とか根拠が示されていない。監査委員さんのおっしゃるとおりだと思うんだけれども、危険水域になった途端に、実質健全財政化計画というのは立てられているでしょう。そういうものがどうなのだということを議会に示しなさいということが今回の法律の趣旨だから、ある程度簡単な中身を議会に示さなかったらいけないのです。というのも夕張で、結局粉飾決算をし続けて、財政再建団体に転落したんですね。一時借入金を毎年決算のときに借りて、収支を合わせてぐるぐる何年度もやって、それを市長がやったと同時に議会も監査委員も見抜けなかったというところに問題があるからこういう制度が生まれたんでしょう。やっぱり監査委員さんが大丈夫だと言われても、議会に対してある程度の資料で中身を示さなかったら、この法律の趣旨はないわけですから、大丈夫だから大丈夫だからといって夕張は出したわけでしょう。その責任は市長並びに監査委員並びに夕張の市議会議員に責任があるわけです。私たちもこれについて、私は反対はしませんが、これについてのもうちょっと簡単な内訳を示すべきだと思うんです。どうなんですか。


○議長(正木 悟君) 企画総務課長。


○企画総務課長(松石俊介君) 実は国から配付された算定フォーマットを表面上4指標ですが、積算のもとになる資料作成には1冊の本ぐらいの量があります。それをすべて出すわけにはいきませんが、それはある程度分析もやっておりますが、含めて今後検討したいと思います。ただ、昨年の19.5から17.4に下がったということは、先ほどの一般質問の中でもお答えいたしましたが、昨年ベースで19年を仮に試算した場合は19.2であったということは担当から聞いています。大きく下がった要因は、特定財源として分子に加えられる税が都市計画税が加わったということでの効果になっております。今後検討させていただきたいと思います。


○議長(正木 悟君) 15番。


○15番(工藤 崇君) 検討するではなくて、出していただけるんですか。私も9月で終わりだけど。次期の議会にきちんと出していただいて、議員さんが知らなかった。町長が悪いのだというわけにはいかないので、そこのところは出しますということを言ってもらわなかったら、次期の議員さんに申しわけない。先輩議員は何をやっていたんだということになるので。


○議長(正木 悟君) 暫時休憩いたします。          (14時45分)


              休           憩


○議長(正木 悟君) 再開いたします。            (14時47分)


 企画総務課長。


○企画総務課長(松石俊介君) 説明に大変困る部分でもあるのですが、4つの指標のもとになる最終部分の段階での資料を提供させていただきたいと思います。お待ちいただければただいまコピーをさせていただきますが。


○議長(正木 悟君) 15番。


○15番(工藤 崇君) それで、いただくのはいろいろわからないことがあって、将来負担比率というのが、要するに地方公社や第三セクターがないのに、数字が233.2になっていたり、そのところは議員さんには全然わからないでしょう。だからそういうのがないのに数字が出ている根拠がわからないということと、例えばおたくらがつくって、県から指導を受けた財政健全化の計画の中には、例えば、地方債の残高が245億3,700万あるんだというようなことがちゃんと書いてあります。それについて、ああそうか、それだけあるのかと。その理由は、要するに下水道の整備集中的な実施と同時に、県が推奨した区画整理や道路整備等を同時期に行った結果、急にピークが出てきたということをしているのです。結局は、その後も第2のピークとして、次の新しい区画整理をやり、公営住宅建設を実施したから平成26年度に第2次のピークが来るぞと。だから議会もよく見ておけよというようなことを県に報告しているのでしょう。そんなことをきちんと言わないと、毎年、毎年、粉飾決算みたいにしてしまったら、何も将来の町、町長が金がないのですと言ったら、みんな、はいはいと、仕方ないです、仕方ないですということになるのです。


 だから、どこが問題で、どういうことを抑えていって、区画整理もやってしまわないといけないけれども、どういうところを抑えていって、どこが問題だったんだと、県が答えよといって、それに今私が言ったように答えているのだから、そこのところ町民のニーズに合わせて、それをうまいことやりくりしていって、起債の償還額を抑えていって、事業を実施しないといけない。ニーズを。そういうところに結びつくわけだから、隠したもので金がない、金がないと、議会や町民を脅すようなことに使われたらかなわないので、はっきりしてほしいと思うのです。町長、どうですか。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 今、コピーをとりにいきますので、出させていただきます。その上で話をさせていただきたいと思います。いずれにしても、おっしゃる趣旨はわかりますし、私たちは県に対してそういう説明をしてきておるわけです。そういうことで理解いただきたいと思いますし、行き当たりばったりの話を一切しておるわけではございません。そういうことでご理解いただきたいし、また数字も見ていただきたいと思います。


 非常にわかりにくいのですが、もしあればご質問をいただければお答えさせていただきたいと思っております。


○議長(正木 悟君) 15番。


○15番(工藤 崇君) そういう答弁で、議会に資料を出していただくのだったらいいです。長いスパンで見て、今何が必要か、大きな事業をここまでやってきて、どこでこれから考え直さないといけないのかということをしなかったら、また大きなものをやって、箱物をやって、上郡町がほかのまちに取り残されるようなことがあったら困るので、身の丈に合った財政をするためにも、町長、はっきりと議員に示して、金がないのですばかりの答弁はだめですよ。いいですね。なぜどうなって、金がないのかということを答弁しながらやりくりをしていくということを議会にも説明しないといけない。いいですか、町長。再度、お願いします。それで終わります。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) おっしゃる趣旨はそうですし、私どももこの比率が出た以上は、そういう説明をするべきだろうと思います。ですので、あれをやりますと本当にむちゃくちゃに長いことになるわけですが、簡潔な方法でお答えできるようにしたいと思っております。


○議長(正木 悟君) 14番。


○14番(村上 昇君) ちょっとお尋ねをしたい。私は勉強不足なのかもわからないけど。前は、実質公債費比率が18以上の場合は、お金を借りる場合には国や県の許可なくしては借れないというような言い方を私は聞いておったのだけど、これは17.4ということになれば、これから借金は何も相談しなくてもできるということですか。それを聞くことによって、今後の問題を十分に私は対処していきたいと思うので、前は19.5と言っていました。そうすると17.4だったら、これから国や県に相談しなくても、実質お金を借りることができるのだということを示されているのではないかと思うんですが、その辺はどうですか。まずそれからお聞きしたいのです。


○議長(正木 悟君) 企画総務課長。


○企画総務課長(松石俊介君) 昨年から実質公債費比率が18を超えますと、起債の協議制ということで、協議許可になります。翌年度それが下ったからということで、昨年度の計画が生きておりますので、やはり協議制は残るということになっております。昨年度の計画が生きておりますので、ただ制度上の算定フォーマットが変わったとしても、今後の動きが見られるということから、県の方では計画は重要視されているということで聞いております。


○議長(正木 悟君) 14番。


○14番(村上 昇君) それはおかしいのと違うか。17.4に19年度からなるんだということになったら、この日にちさえ終わったら、何も相談してする必要はないのと違うか。それまでは、19.4か19.5だったんだろうけども、これから17.4だったら、県や国にとやかく言われることはない。今まではそうだったけれども、健全にいろいろなことに調整して、こういうところまでなったんだから、何も相談することはないのと違いますか。それはいいかげんな話をしてもらったら困る。これは一遍調べてみるけども。何で僕は言っているかというと、デジタルの問題でも、12万円の大きな金額を皆さんからいただいておるわけです。もらわないと仕方ないというようなことになっておるわけだから、その辺を今後はっきりしておかないと、町民から何でもかんでも取り上げるんだというわけにはいかないと思うから。だから、この辺の問題をきちっとしておいてもらいたいということだ。そうしたら、町民も安心するかもわからない。今のところは上郡はつぶれていると思っている。だれかこの間、一般質問でも「昼張」かなにか言ったな。笑い話だけども。


 そういうことでは困るから僕は言っているので、この問題ははっきりしておこうではないかということで、私も県に聞きますけど、今、課長が言われるようなことではちょっとおかしいなと。今まではそうだったか知らないけれども、このたびのことでいったらこうなったんだから、問題ないのと違うのか。その辺をはっきりしておいてくださいよ。


 そうしないと、我々も安心できない。今のところ昼張だと皆が言っているぐらいの状態なんだから。兵庫県も19.5というやつは、このたびの税制で変わりましたか。これも聞かせておいてください。兵庫県にも我々はすごく遠慮している。これを出してもらうのも気の毒だと遠慮しているけど、実質にこういう状態が兵庫県もなっているなら、もう少し兵庫県にも考えてもらわないといけない問題がたくさんありますから。どうですか、兵庫県の場合も。これも聞かせておいてください。


○議長(正木 悟君) 企画総務課長。


○企画総務課長(松石俊介君) まず、先ほどの18を下ったから、いきなり許可は要らないということで、私も単純な気持ちで担当レベルから経緯は聞いております。その段階で協議は残るということは回答いただいております。昨年度の計画から将来の上郡町の負担を見ていますので、やはり協議はされるということになります。


 片や、県は昨日の県知事さんのことで20.2だったと思うんですが、20を超えております。


○議長(正木 悟君) 14番。


○14番(村上 昇君) そう言われるのだから合っていると思うけど、もう一遍聞いてみるわ。それが合っているなら仕方ないけど、ないのだったら少々のことだったら金を借りてでもできるだけ安くしてあげてもらったらいいと。しかし金が足りない状態だったら仕方がないと思っておった。それで質問したんだけどね。わかりました。


○議長(正木 悟君) ほかにございませんか。


              な           し


○議長(正木 悟君) ないようですから、これをもって質疑、意見とも終結し、本件はこれを了承とすることにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


              異   議   な   し


○議長(正木 悟君) ご異議なしと認めます。


 よって、報告第5号、健全化判断比率及び資金不足比率の報告の件は了承とされました。


 日程第10、認定第1号、平成19年度上郡町一般会計決算認定の件、日程第11、認定第2号、平成19年度上郡町特別会計住宅改修建設資金貸付事業決算認定の件、日程第12、認定第3号、平成19年度上郡町特別会計国民健康保険事業決算認定の件、日程第13、認定第4号、平成19年度上郡町特別会計老人保健医療事業決算認定の件、日程第14、認定第5号、平成19年度上郡町特別会計介護保険事業決算認定の件、日程第15、認定第6号、平成19年度上郡町水道事業会計決算認定の件、日程第16、認定第7号、平成19年度上郡町特別会計簡易水道事業決算認定の件、日程第17、認定第8号、平成19年度上郡町特別会計農業集落排水事業決算認定の件、日程第18、認定第9号、平成19年度上郡町特別会計公共下水道事業決算認定の件、日程第19、認定第10号、平成19年度上郡町特別会計山野里工業団地造成事業決算認定の件、日程第20、認定第11号、平成19年度上郡町特別会計公営墓園事業決算認定の件、以上11件を一括議題といたします。


 局長をして議案の朗読をさせます。局長。


              議   案   朗   読


○議長(正木 悟君) 議案の朗読が終わりました。


 この際、ただいま上程いたしましたそれぞれの会計の決算について監査委員から審査報告並びに審査結果についてのご意見等を代表監査委員より報告していただきます。


 ここで暫時休憩いたします。                 (15時06分)


              休           憩


○議長(正木 悟君) 再開いたします。            (15時06分)


 西後代表監査委員。


○代表監査委員(西後竹則君) それでは、平成19年度の上郡町一般会計及び各特別会計決算審査報告並びに意見書。審査の日、平成20年7月22日より平成20年7月25日の4日間、審査場所は、役場401会議室でございます。


 平成19年度上郡町各会計決算審査報告。表の計数等については、省略させていただきます。地方自治法第233条第2項の規定に基づき審査に付された平成19年度上郡町一般会計及び各特別会計の決算、関係諸帳簿、証書類について審査をいたしました。


 1.審査の対象。平成19年度上郡町一般会計決算、平成19年度上郡町特別会計住宅改修建設資金貸付事業決算、平成19年度上郡町特別会計国民健康保険事業決算、平成19年度上郡町特別会計簡易水道事業決算、平成19年度上郡町特別会計老人保健医療事業決算、平成19年度上郡町特別会計介護保険事業決算、平成19年度上郡町特別会計農業集落排水事業決算、平成19年度上郡町特別会計公共下水道事業決算、平成19年度上郡町特別会計山野里工業団地造成事業決算、平成19年度上郡町特別会計公営墓園事業決算、平成19年度上郡町財産に関する調書でございます。


 2.審査の方法。審査に付された各会計の歳入歳出決算及び同附属書類の審査に当たっては、その計数が正確であるか、予算の執行が適正かつ効率的に執行されているか、財務に関する事務が法令に従って処理されているかなどの点につき審査をいたしました。また、各基金の運用状況については、その設置目的に適正に運用されているか、計数は正確であるかなどの審査をいたしました。なお審査の過程で関係者に対する質疑の方法を併用いたしました。


 3.審査の結果。審査に付された各会計の歳入歳出決算及び同附属書類は、法令に基づき作成されており、その計数は関係帳簿及び証拠書類と照合した結果、正確であることを確認いたしました。なお、予算の執行、財務に関する事務処理については、昨年の決算及び事務監査等において指摘したところでございますが、おおむね良好であると認められました。また、各基金の運用状況は、その設置目的に沿って運用されており計数についても正確であると認められました。


 4.決算の概要でございます。(1)決算規模。一般会計及び特別会計の決算規模は第1表のとおりでございます。(2)決算収支。一般会計及び特別会計決算収支状況は第2表のとおりでございます。総計決算における歳入合計額は、158億2,339万6,000円、歳出合計額は、152億914万3,000円で、差引額は6億1,425万3,000円となり、翌年度に繰り越しすべき財源額は5億2,460万8,000円を差し引いた実質収支は8,964万5,000円となっております。


 5.一般会計決算の概要です。(1)といたしまして、予算執行状況、当年度の歳入予算額94億3,631万4,000円に対し、歳入決算額92億1,293万3,000円で、執行率は97.6%であります。また、調定額に対する歳入割合は97.8%で、前年度に比べ2.4%の増になっております。


 歳出では、予算額94億3,631万4,000円に対し、歳出決算額は85億9,845万3,000円で、執行率は91.1%です。また、予算執行による不用額は1億8,958万3,000円で、前年度に比べ2.0%の減となっている。


 当年度の主な事業は、中学校建設事業、町営住宅建てかえ事業、駅前土地区画整理事業等ございます。なお、最近3年間の決算収支の状況は、第3表のとおりであります。


 当年度の実質収支状況でありますが、歳入額92億1,293万3,000円に対し、歳出額85億9,845万3,000円で、歳入額から歳出額を差し引いた形式収支は6億1,448万円であります。この形式収支から翌年度に繰り越しすべき財源4億9,580万3,000円を控除した実質収支は、1億1,867万1,000円の黒字となっております。


 当年度の実質収支1億1,867万2,000円から前年度の実質収支1億4,021万3,000円を差し引きした単年度収支においては、マイナス2,154万1,000円であります。本表でいう基金とは、財政調整基金をいいます。


 (2)財務運営状況。性質別歳入歳出の状況、歳入歳出決算において性質別に見ますと、性質別歳入は第4表、歳出は第5表のとおりでございます。


 町が自主的に収入し得る自主財源と国や県から交付される交付金・補助金など依存財源とに区別して比較しますと、自主財源の占める割合は56.1%で、依存財源が占める割合は43.9%と前年度に比べ自主財源の占める割合が14.1%増となっております。自主財源の大部分を占める町税は、税制改正により8.0%増収となりました。依存財源では、普通交付金の減等により、前年度に比べ4.6%減となっております。


 性質別歳入決算内訳及び対前年度比較では、第4表のとおりでございます。


 性質別歳出。歳出決算額を消費的経費と投資的経費その他経費に分類して、前年度と比較すると、歳出決算に占める消費的経費は1.5%増、金額で7,000万2,000円の増となっております。投資的経費は69.9%増、8億2,209万9,000円の増となっております。またその他の経費においては61.8%増、7億1,665万6,000円の増となっております。


 性質別歳出決算内訳及び対前年度比較は第5表のとおりでございます。


 次は町税でございます。当年度の町税の調定額は26億8,427万8,000円で、前年度に比べ1億4,991万7,000円増となっております。収入においては差し押さえ等の徴収努力により収入済額は25億4,646万5,000円で、徴収率は94.9%と前年度に比べ1.8ポイントの増となっております。


 なお収入未済額は1億2,759万9,000円であります。町税は事業を実施するにおいて必要な自主財源であり、未収金は納税者の納税意識に与える影響も非常に大きいものがございます。景気低迷による納税環境は厳しい状況となっておりますが、引き続き財源の確保のために鋭意努力していただきたいと思います。


 町税の税目的別収入状況は第6表のとおりでございます。


 (4)基金の状況。基金の平成19年度末の現在高は、財政調整基金13億2,300円で、土地開発基金1億4,922万7,000円で町債減債基金22万円であります。また、地方振興福祉基金など特定目的基金の総額は、1,989万6,000円であります。


 地方債の状況は下記のとおりでございます。


 本年度の町債発行額は9億9,965万3,000円で、収入決算額に対する割合は10.9%で、前年度に比べ1.7ポイント減少しております。また、償還額は8億1,792万4,000円で前年度に比べ5.5%の増になっております。


 (6)人件費の推移は表のとおりでございますが、本年度の人件費は前年度に比べ1,204万3,000円の減となっております。


 (7)扶助費の推移は下記のとおりでございますが、本年度の扶助費は前年度に比べて1,417万4,000円の増になっております。


 (8)の財政分析についてでございます。経常収支比率91.4%、実質収支比率2.5%、公債費比率15.9%、実質公債費比率17.4%、起債制限比率10.2%、財政力指数は0.567%でございます。経常収支比率は減税補てん債及び臨時財政対策債を含んだもので算出しております。


 財務分析の結果は、次のとおり申し上げます。各比率についての説明は省かせていただきます。


 経常収支比率、当年度は91.4%で前年度に比べ5.8ポイント高くなっております。なお、減税補てん債及び臨時財政対策債を含めない経常収支比率は95.6%で、対前年度比5.6ポイント高くなっております。


 実質収支比率、当年度は2.5%で、前年度に比べ0.7ポイント下がっております。


 公債費比率、当年度は15.9%で、前年度に比べ0.4ポイント上昇しております。


 実質公債比率、本年度の実質公債比率は、17.4%となっております。起債制限比率、当年度は10.2%で、前年度に比べ0.4ポイント上昇しております。


 財政力指数、当年度は0.567%で、前年度に比べ0.014ポイント上昇しております。


 6.各特別会計の決算状況でございます。住宅改修建設資金貸付事業。当会計の決算は歳入決算額454万6,000円に対し、歳出決算額は364万1,000円で、差し引き90万5,000円は翌年度へ繰り越しされます。しかし単年度収支ではマイナス19万4,000円でございます。


 当年度の予算現額453万円に対する執行率は歳入で100.3%、歳出では80.4%であります。なお、貸付金の未償還額は2,548万9,000円で、前年度に比べ33万8,000円減となっている。


 国民健康保険事業、事業勘定でございます。当会計の決算は歳入決算額17億8,498万2,000円に対し、歳出決算額は17億8,330万5,000円で、差引額167万7,000円のうち、100万円を基金に積み立てし、残り67万7,000円は翌年度へ繰り越しされます。また単年度収支では、マイナス4,077万9,000円であります。当年度の予算現額18億1,336万8,000円に対する執行率は、歳入で98.4%、歳出では98.3%であります。


 なお、国民健康保険税の収納率は80.7%で前年度に比べ2.3%増となっており、徴収努力は認められますが、今後もさらに財政の確保、公平負担の観点からも一層の徴収努力を望むものであります。また、財政調整基金の年度末残高は4,746万9,000円でございます。


 国民健康保険の税収入状況は表のとおりでございます。


 国民健康保険事業、直診勘定。当会計の決算は歳入決算額5,672万4,000円に対し、歳出決算額は5,672万4,000円である。なお実質収支はゼロ円であります。当年度の予算現額5,757万8,000円に対する執行率は歳入歳出とも98.5%であります。当年度は財政調整基金757万1,000円を取り崩し、施設管理等の一部に充当されており、財政調整基金の年度末残高は953万4,000円であります。


 簡易水道事業。当年度の給水状況でございますが、給水人口は236人で前年度に比べ16人減少しております。給水栓についても132栓減少しております。給水単価については155円で前年度に比べ1.3円の増。給水原価は1,679.5円で、前年度に比べ279.7円の増となっております。


 本会計の決算は歳入決算額5,841万8,000円に対し、歳出決算額5,767万円で差引額74万8,000円は翌年度に繰り越しされます。なお、単年度収支では20万4,000円の赤字であります。当年度の予算現額6,525万円に対する執行率は、歳入は89.5%、歳出では88.4%であります。なお、水道使用料の収納率は100%であります。一般会計繰入金5,430万円については一般管理費及び施設管理費の一部に充当されております。


 老人保健医療事業。当会計の決算は歳入決算額19億964万6,000円に対し、歳出額は19億8,026万6,000円で、差引額7,062万円の赤字となっております。なお、単年度収支では、マイナス5,900万8,000円の赤字であり当年度の予算現額19億8,027万円に対する執行率は歳入では96.4%、歳出では100%であります。


 介護保険事業。当会計の決算は歳入決算額12億3,156万1,000円に対し、歳出決算額は12億984万6,000円で、差引額は2,171万5,000円は翌年度に繰り越しされます。単年度収支では904万6,000円の黒字であります。当年度の予算現額12億9,483万4,000円に対する執行率は、歳入では95.1%、歳出においては93.4%であります。


 農業集落排水事業、当会計の決算は歳入決算額3億710万3,000円に対し、歳出決算額3億643万4,000円で差引額66万9,000円は翌年度に繰り越しされます。また、単年度収支では2万円の黒字となっております。当年度の予算現額3億680万1,000円に対する執行率は、歳入で100.1%、歳出では99.9%であります。なお、当事業の年度末における普及率は100%でございます。


 公共下水道事業。当会計の決算は歳入決算額10億8,196万8,000円に対し、歳出決算額は10億5,205万7,000円で、差引額2,991万1,000円、このうち繰り越しするべき財源は2,880万円、翌年度への繰越額は111万1,000円であります。また単年度収支では138万8,000円の赤字であります。当年度の予算額16億4,179万6,000円に対する執行率は、歳入で65.9%、歳出では64.1%であります。なお当事業の年度末における普及率は96%であります。


 山野里工業団地造成事業。当会計の決算は歳入決算額1億4,638万5,000円に対し、歳出決算額は1億3,161万7,000円で差引額1,476万8,000円は一般会計へ繰り出しされました。


 公営墓園事業。当会計の決算は歳入歳出とも2,913万円であります。単年度収支では、609万5,000円の赤字であります。当年度の予算現額3,004万7,000円に対する執行率は歳入歳出それぞれ96.9%であります。


 それでは、意見書を申し上げます。


 平成19年度一般会計並びに特別会計決算において、審査を実施したところ、歳入歳出決算書、決算事項別明細書、実質収支及び財産に関する調書等は、法令に基づき作成されており、決算の計数についても関係諸帳簿及び証拠書類と照合した結果、経理、計数とも正確で誤りのないものと認めました。また、各基金の運営状況並びに財産に関する調書等についても書類の計数と関係諸帳簿及び証拠書類が符合しており、いずれも誤りのないものと認められました。上郡町では、限られた財源を財政構造の健全化に配慮しつつ、効率的な行財政運営に対し評価するものであります。しかしながら、自主財源の主となる町税の収入は、徴収努力により前年度に比べ増加しておりますが、税源の移譲等により税収の占める割合も大きくなることから、行政全体の取り組みとして対応し、収納率向上にさらに努めるなど自主財源の確保をより一層図るとともに、歳出においても節減合理化を望むものであります。


 このような状況下にあって、住民ニーズの多様化に伴う行政需要はますます増大するものと考えられ、これに対応するために、町税等の自主財源の確保はもちろん、職員一人一人がコスト意識やサービス精神等の経営感覚を駆使し、また常に時代の要請に的確に対応した組織、機構の再編を図り即応性や機動性を持った組織編制を行い、経常経費の節減合理化を望むものであります。また、多様化する行政需要に限られた財源と組織等で対応していくため、行政と民間の分担の見直しを行い、民間等の持つ効率性、経済性及び専門性に着眼し、民間活力の導入がふさわしい事業については民間委託、指定管理者制度の導入等を積極的に検討する必要があるのではないかと思います。


 町政の運営に当たっては、町民の幸せと生活の向上を図るため、行政需要を的確に把握し、長期的な視野に立ち、健全財政を維持しながら効率的な行財政運営が図られるよう努力されたい。


 なお、本年度の決算審査における指導事項については下記のとおりでございます。


 1.国民健康保険税、介護保険税等の未収金が増加しております。


 町税、料金等は諸事業を実施するための貴重な財源であり、財源確保、あるいは公平負担の上からも未収金の回収が不可欠であり、また善良な納税者の納税意識に与える影響も非常に大きいものがございます。


 したがって、抜本的な徴収方法を講ずる必要があり、全町的に取り組むべきで、滞納個別台帳等の統一化を図るなどし、横の連絡を密に職員全員の義務と意識して、未収金の回収に全力を注がれたい。なお、当年度末における未収金及び不納欠損額は次のとおりでございます。未収金合計で2億9,092万4,000円となっております。


 2.本年度の不納欠損処分は、町税で1,021万4,000円。国民健康保険税で643万4,000円となっております。また、介護保険料についても既に時効の発生が生じているものがあると思われますので、適切に処理を願いたいと思います。


 3.自主財源の確保のためには、未収金の回収とあわせ、公園墓園などの財産、売却努力に傾注されたい。必要でない土地の処分についても検討を視野に入れるべきではないでしょうか。


 4.補助金・負担金・交付金について、いまだ従来の制度を施行されているものがございます。交付基準や規則、補助期限の設定、事業報告書の作成など、事務の適正化を図り、補助金、負担金、交付金の統廃合を進め、補助目的を達成したものや補助効果の乏しいものについては、補助金等を廃止し、特に繰越金の多い団体への補助は十分に決算内容を吟味して執行されたい。


 5.予算流用は法的に認められておりますが、みだりに行うことは適切ではないと思います。予算計画書に綿密な積算をし、必要最小限にとどめるとともに、事業執行上やむを得ないものもございますが、不適切ではないかと感じるものも見受けられるので、当初計画において慎重かつ的確な計画を立てていただきたい。


 6.不用額の多い項目もございますが、扶助費、医療費的なものはやむを得ないとしましても、その他については節約、工夫により生じたものか、過大見積もりによるものかなど、十分見きわめて予算の措置をされたいと思います。


 以上でございます。


 引き続き、19年度上郡町水道事業会計決算及び審査報告並びに意見書でございます。


 審査の日、平成20年7月24日。審査場所、役場401会議室。


 平成19年度上郡町水道事業会計決算審査報告。地方公営企業法第30条の規定により、審査に付された平成19年度上郡町水道事業会計決算書及び関係諸帳簿並びに証書類について審査した結果、次のとおりでございます。


 1.審査の方法。この審査は審査の対象となった水道事業決算報告書、証書類、事業報告書、附属書類の記載事項が地方公営企業法、その他関係法令に準拠して作成されているか。財務諸表が公営企業の経営成績並びに財政状態を適正に表示しているか。また、経営活動が合理的かつ能率的に運営されているかについて審査を実施いたしました。


 審査の結果。審査対象の水道事業決算報告書、証書類、事業報告書、附属書類の記載事項は地方公営企業法、その他関係法令に準拠して作成されており、その係数は諸帳簿と合致し、適正に表示されているものと認められました。


 3.事業の概要。給水人口1万7,288人。年間配水量235万9,922立方メートル。年間有水量213万5,729立方メートル。1日平均有収水量5,835立方メートル。有収率は90.5%、稼働率61.2%でございます。


 4.収支決算の概要。収益的収支決算、収入決算額3億8,319万2,033円。支出決算額3億3,351万5,826円、差引額4,967万6,207円。


 収益的収支は、総収入3億8,319万2,000円に対し総費用3億3,351万6,000円となり、その結果4,967万6,000円の純利益となっております。


 収支の内訳は、営業収支において営業収益3億4,669万6,000円に対し、営業費用2億9,965万3,000円で、差し引き4,704万3,000円の利益になったことと、営業外収益において支払利息3,381万円、雑支出5万3,000円に対し、預金利息147万1,000円、貸付金利息及び有価証券利息286万4,000円、加入負担金及び一般会計繰入金等3,216万1,000円により263万3,000円となっております。


 資本的収支決算書、収入決算額6,873万1,243円、支出決算額4億5,208万7,284円、差引額マイナス3億8,335万6,041円でございます。


 資本的収支においては、収入額6,873万1,000円のうち、5,000万円は一般会計貸付金の返還金であり、支出額4億5,208万7,000円のうち、2,860万6,000円は補償金免除の地方債繰上償還分であります。


 資本的収入が、資本的支出に不足する額3億8,335万6,000円は、当年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額345万6,000円、過年度分損益勘定留保資金2億5,312万2,000円、当年度分損益勘定留保資金7,677万8,000円、減債積立金5,000万円で補てんされています。


 なお、消費税は仮受消費税1,831万4,000円に対し、仮払消費税865万7,000円となり、965万7,000円の納税となっております。


 5番、未収金の状況でございます。未収金徴収は下記のとおりとなっております。平成20年3月末現在の未収金は上記に記載したとおりでありますが、平成20年7月14日現在では水道料金774万4,705円、受託工事収益ゼロ円、雑収益1,000円で、未収金合計は774万5,705円となっております。


 水道料金の徴収率及び未収金の状況でございますが、徴収率は97.94%。決算における給水収益未収金の総額は1,182万9,774円で、前年度の同期に比べて236万9,869円減になっております。


 給水単価及び給水原価の年度別比較表は表のとおりでございます。


 7.年度末給水栓及び増加栓数を調べは表のとおりでございます。


 経営分析。経営内容について分析してみると、次のとおりでございます。


 1.給水単価水1立方メートルの販売単価を見る指標であり、当年度は158.2円で、前年度の159.0円に比べ0.8円減少しております。給水原価水1立方メートルを販売するのに要する費用を見る指標で、当年度は151.5円で前年度の158.7円に比べ7.2円減少しております。


 それでは、水道事業会計決算審査意見書を述べさせていただきます。


 平成19年度水道事業会計決算において審査しましたところ、その経理に誤りなく諸帳簿等の整備についても良好と認められました。


 当年度の給水状況でありますが、給水栓数は前年度に比べ34栓減の6,319栓、給水人口は前年度に比べ189人減の1万7,288人となっております。年間配水量は前年度に比べ2万6,156立方メートルの減であります。年間有収水量においても2万145立方メートルの減となっております。


 給水栓数及び給水人口の増減について、人口の減少と世帯分離によるものであり、年間配水量及び年間有収水量の減少については、住民及び企業の節水意識の向上などによるところが大きいと思われます。しかしながら駅前区画整備事業等に伴う配水管の改良及び老朽管の布設替工事による施設の更新事業の進捗並びに機器等の更新により維持管理の強化などにより、年間有収水量90.5%で前年度に比べ0.1%の増加となっております。


 一方、水道料金の徴収については、現年度分の徴収率は97.9%であり、前年度に比べ0.6%増加しております。なお、平成20年7月14日現在では、98.9%の徴収率となっております。今後とも徴収事務については、大変苦労されると思いますが、公営企業の健全な運営確保をするため、未収金の解消に向けて、なお一層の努力をされたい。


 このような状況において、効率的な運営を確保し、給水原価は151.5円と前年度に比べて7.2円減少しており、有収水量1立方メートル当たり6.7円の利益を計上しております。結果、健全な経営の成果として、当年度純利益は4,967万6,000円計上しており、好ましい状況となっております。なお、利益剰余金は、繰越金を含め減債積立金に1億円積み立てすることとしています。


 当会計において、総合的に企業会計の趣旨を踏まえ、資金の有効的活用等により、健全な財政運営がなされている。第5次拡張事業の推進を図るため、今後とも健全な財政運営が維持できるように努力するとともに、水道は、住民の生活環境や生活様式の変化に伴い、日常生活に欠かすことのできないライフラインとして重要な使命が課せられるものであります。今後とも適正な施設の更新を図り、安全で安定した給水並びに能率的な運営を確保し、かつ経済性を発揮することにより健全な経営に努力されるよう望むものであります。


 以上、報告を終わります。


○議長(正木 悟君) ただいま監査委員から審査結果並びに意見等が報告されました。監査委員の審査報告並びに意見書に対し、質疑、意見などがあればお伺いしたいと思います。


              な           し


○議長(正木 悟君) 質疑、意見ともないようでありますから、以上をもって審査報告を終わります。


 ここで休憩いたします。                   (15時52分)


              休           憩


○議長(正木 悟君) 再開いたします。            (15時52分)


 ここでお諮りいたします。


 ただいま上程されております、それぞれの会計の決算認定につきましては、議会運営委員長の報告のとおり、それぞれ所管する常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ありませんか。


              異   議   な   し


○議長(正木 悟君) ご異議なしと認めます。


 よって、一般会計は総務文教常任委員会に、水道事業、簡易水道事業、農業集落排水事業及び公共下水道事業の4会計は土木水道常任委員会に、住宅改修建設資金貸付事業、国民健康保険事業、老人保健医療事業、介護保険事業及び山野里工業団地造成事業、公営墓園事業の6会計は厚生経済常任委員会に、それぞれ決算認定の審査を付託することに決しました。


 各常任委員会の皆様には大変ご苦労でありますが、休会中に審査をお願いいたします。


 なお、審査の結果については、9月1日の本会議において報告をしていただきます。


 日程第21、議案第52号、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件を議題といたします。


 局長をして議案の朗読をさせます。局長。


              議   案   朗   読


○議長(正木 悟君) 議案の朗読が終わりました。


 これより上程議案に対する提案理由の説明を求めます。


 企画総務課長。


○企画総務課長(松石俊介君) 議案説明。


○議長(正木 悟君) 提案理由の説明が終わりました。


 これより質疑に入ります。


              な           し


○議長(正木 悟君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。


 これより議案第52号、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定の件を起立により採決を行います。


 本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。


              多   数   起   立


○議長(正木 悟君) 起立多数であります。


 よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。


○議長(正木 悟君) 本日は、これをもって休会といたします。


 再開は8月22日午前10時であります。


 ご苦労さまでした。


 再開前にお願いしました千種川の特別委員会を4時15分から第1委員会室で行いますので、委員さんはよろしくお願いいたします。


                               (15時59分)


              休           会