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兵庫県 上郡町

平成20年第3回定例会(第1日 8月19日)




平成20年第3回定例会(第1日 8月19日)





             上郡町議会会議録  (第1日)


 平成20年8月19日午前10時より上郡町議会会議場において平成20年第3回定例


議会を開会した。


 
1.開会日時  平成20年8月19日  10時00分


2.閉会日時  平成20年9月 1日  13時29分


3.出席議員は次のとおりである。


      1番  外 川 公 子      2番  橋 本 正 行


      3番  松 本 行 人      4番  大 政 正 明


      5番  由 田 五千雄      6番  藤 本 祐 規


      7番  山 本 守 一      8番  阿 部   昭


      9番  赤 松 初 夫     10番  小 寺 政 広


     11番  高 尾 勝 人     12番  沖   正 治


     13番  田 渕 重 幸     14番  村 上   昇


     15番  工 藤   崇     16番  正 木   悟


4.欠席議員は次のとおりである。


      な  し


5.本議会に出席した議会職員は次のとおりである。


   議会事務局長  木 本 善 典


6.地方自治法第121条の規定により、議長より会議事件説明のため出席を求められた


者は次のとおりである。


   町長      山 本   暁  副町長       高 橋 道 夫


   教育長     三 木 一 司  会計管理者     竹 本 義 昭


   技監      上 林 敏 明  企画総務課長    松 石 俊 介


   税務課長    東 末 守 史  住民課長      岡 本   博


   健康福祉課長  松 本   優  産業振興課長    安 達 良 二


   建設課長    身 野 智 重  学校教育課長    金 持 弘 文


   社会教育課長  桝 本 貴 幸  上下水道課長    山 本 善 彦


   企画総務課副課長前 田 一 弘


7.会議事件は次のとおりである。


   議会運営委員長報告


(1)会議録署名議員の指名


(2)会期決定の件


(3)町長挨拶(提出案件に対する説明)


(4)執行状況報告


(5)議会活動報告


(6)特別委員長報告


(7)一般質問


(8)同意第 3号 上郡町教育委員会委員の任命につき同意を求める件


(9)報告第 5号 健全化判断比率及び資金不足比率の報告の件


(10)認定第 1号 平成19年度上郡町一般会計決算認定の件


(11)認定第 2号 平成19年度上郡町特別会計住宅改修建設資金貸付事業決算認定の


          件


(12)認定第 3号 平成19年度上郡町特別会計国民健康保険事業決算認定の件


(13)認定第 4号 平成19年度上郡町特別会計老人保健医療事業決算認定の件


(14)認定第 5号 平成19年度上郡町特別会計介護保険事業決算認定の件


(15)認定第 6号 平成19年度上郡町水道事業会計決算認定の件


(16)認定第 7号 平成19年度上郡町特別会計簡易水道事業決算認定の件


(17)認定第 8号 平成19年度上郡町特別会計農業集落排水事業決算認定の件


(18)認定第 9号 平成19年度上郡町特別会計公共下水道事業決算認定の件


(19)認定第10号 平成19年度上郡町特別会計山野里工業団地造成事業決算認定の件


(20)認定第11号 平成19年度上郡町特別会計公営墓園事業決算認定の件


(21)議案第52号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関


          する条例制定の件


(22)議案第53号 平成20年度上郡町一般会計補正予算の件


(23)議案第54号 平成20年度上郡町特別会計国民健康保険事業補正予算の件


(24)議案第55号 平成20年度上郡町特別会計老人保健医療事業補正予算の件


(25)議案第56号 平成20年度上郡町特別会計後期高齢者医療事業補正予算の件


(26)議案第57号 平成20年度上郡町特別会計介護保険事業補正予算の件


(27)議案第58号 平成20年度上郡町水道事業会計補正予算の件


(28)議案第59号 平成20年度上郡町特別会計簡易水道事業補正予算の件


(29)議案第60号 平成20年度上郡町特別会計農業集落排水事業補正予算の件


(30)議案第61号 平成20年度上郡町特別会計公共下水道事業補正予算の件


(31)議案第62号 平成20年度上郡町特別会計公営墓園事業補正予算の件


8.会議の大要は次のとおりである。





○議長(正木 悟君) 皆さん、おはようございます。開会に先立ちまして一言ごあいさつを申し上げます。


 蝉の声いまだ衰えず、ことしの夏は記録的な猛暑が続いておりますが、この辺で暑さも峠を越えてもらいたいと願う昨今であります。


 さて、本日ここに平成20年第3回上郡町議会定例会を開催いたしましたところ、議員各位には、公私ともご多用の中、ご壮健にてご出席いただきましてまことにありがとうございます。また先日来、常任委員会、特別委員会を開催されるなど、議会活動にご精励を賜り厚くお礼申し上げます。


 今期定例会に提出されます案件といたしましては、同意案件1件、報告案件1件、認定11件、条例制定1件、補正予算10件の計24件であります。なお、追加議案が予定されております。


 いずれの議案にいたしましても重要な案件でありますので、十分にご審議をいただきまして適切妥当なるご決定とあわせて円滑なる議会運営について、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げまして、開会のごあいさつといたします。


 ただいまから、先例により議会運営委員長から平成20年第3回上郡町議会定例会の議会運営について報告をしていただきます。


 沖委員長。


○議会運営委員長(沖 正治君) おはようございます。議長からのご指名がありましたので、議会運営委員会の報告をさせていただきます。


 日時につきましては、平成20年8月13日水曜日、午前10時からでございました。場所につきましては、第1委員会室。出席者は、赤松議員、由田議員、高尾議員、田渕議員、村上議員、正木議長、私、沖でございます。欠席者はなしでございます。説明のために出席した者の職氏名、山本町長、松石企画総務課長。


 協議案件につきましては、平成20年第3回9月定例議会の議会運営について、山本町長からあいさつを受け、続いて松石企画総務課長から平成20年第3回定例議会に提出される案件と内容について説明を受けました。


 今期定例議会に提出されます案件としましては、同意1件、報告1件、認定11件、条例制定1件、補正予算10件の計24件であります。なお追加議案が提出される予定であります。


 会期については、本日8月19日火曜日から9月2日火曜日の15日間と決めました。


 議事日程について、各議員のお手元に配付しております議事日程に基づき、次のとおり進めることにいたしました。


 8月19日火曜日、諸報告及び一般質問。20日水曜日、一般質問、午後休会。これにつきましては西播磨地域づくり懇話会がございますので、午前中で午後は休会いたします。21日木曜日、一般質問及び議案説明及び表決、補正予算説明。このときには延刻もあるかもわかりませんので、ご承知おき願いたいと思います。22日金曜日、議案説明及び表決、補正予算説明、午後を休会にいたします。これにつきましては、午後から農業委員会並びににしはりま環境事務組合議会がございますので、午前中で午後は休会とさせていただきます。


 23日土曜日、休会。24日日曜日、休会。25日月曜日、休会ですけども、付託委員会の開催をお願いします。26日火曜日休会でございますけども、同じく付託委員会を開催をお願いしたいと思います。27日水曜日、休会でございますけれども、同じく付託委員会を開催するのでよろしくお願いしたいと思います。28日木曜日、この日も休会でございますけれども、付託委員会を開催するようにお願いいたします。29日金曜日、この日も休会ですけども、付託委員会の開催をよろしくお願いいたします。30日土曜日、休会。31日日曜日、休会。9月1日月曜日、付託案件表決、補正予算表決、追加議案表決。2日火曜日、付託案件表決、補正予算表決、追加議案表決となっております。


 議案の取り扱いについてでありますが、同意第3号及び報告第5号、議案52号については即決とし、認定第1号については総務文教常任委員会に、認定第6号、第7号、第8号、第9号については土木水道常任委員会に、認定第2号、第3号、第4号、第5号、第10号、第11号については厚生経済常任委員会にそれぞれ審査を付託することにいたしました。なお、補正予算については従来どおりの扱いでございます。


 以上、議事日程終了次第、閉会とすることにいたしました。


 その中で、本定例会の会期中に全員協議会の開催を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。


 以上、報告を終わります。


○議長(正木 悟君) 議会運営委員長の報告が終わりました。


 開会いたします。


 ただいまの出席議員は16名であります。定足数に達しておりますので、これより第3回上郡町議会定例会を開会いたします。


 地方自治法第121条の規定により、町長をはじめ各関係課長の出席を求めております。


 これより、本日の会議を開きます。


 直ちに日程に入ります。


 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により議長から指名いたします。議席3番、松本行人議員と議席4番、大政正明議員の両君に指名いたします。


 日程第2、会期決定の件を議題といたします。


 お諮りいたします。


 会議規則第5条の規定に基づき、本定例会の会期は本日8月19日から9月2日までの15日間としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


              異   議   な   し


○議長(正木 悟君) ご異議なしと認めます。


 よって、議会運営委員長の報告のとおり決しました。


 日程第3、町長のあいさつと提出案件に対する説明をお願いします。


 山本町長。


○町長(山本 暁君) おはようございます。平成20年9月定例議会の開会に当たりまして、一言ごあいさつと提出しております案件につきまして、ご説明申し上げます。


 暦の上では既に立秋を向かえておりますが、毎日大変厳しい残暑が続いております。議員の皆様方におかれましては、何かとご多忙の中をご出席いただき、厚く御礼申し上げます。去る8月3日には、当町最大のイベントであります川の都かみごおり川まつりも皆様方のご協力によりまして、無事多くの町民の皆様方のご支援とご参加のもと、盛会のうちに終えることができました。心より御礼申し上げます。なお、来年以降の開催につきましては、今後の河川改修工事の動向を見ながら検討していきたいと考えております。


 それでは、提出しております案件につきまして、ご説明申し上げます。


 まず、同意第3号は、上郡町教育委員会委員の野村正紀氏が、本年10月17日付で任期満了となりますので、引き続き同氏を任命いたしたく議会の同意を求めるものでございます。


 次に、報告第5号は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、平成19年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率についてご報告申し上げるものでございます。


 次に、認定第1号から認定第11号までは、平成19年度の一般会計、特別会計の住宅改修建設資金貸付事業、国民健康保険事業、老人保健医療事業、介護保険事業、水道事業、簡易水道事業、農業集落排水事業、公共下水道事業、山野里工業団地造成事業、公営墓園事業の各会計決算の認定を求めるものでございます。


 次に、議案第52号につきましては、地方自治法の一部を改正する法律の制定に伴い関係条例を改正する必要が生じたので提案するものでございます。


 次に、議案第53号から議案第62号は、平成20年度一般会計並びに特別会計の国民健康保険事業、老人保健医療事業、後期高齢者医療事業、介護保険事業、水道事業、簡易水道事業、農業集落排水事業、公共下水道事業、公営墓園事業の補正予算でございます。


 まず、一般会計の補正の主なものとしては、歳入では、ケーブルテレビ事業の詳細設計に基づいての財源更正、前年度繰越金の確定による増、歳出では、ケーブルテレビ整備事業費の増、特別会計への繰出金の変更及び人事異動等に伴う人件費の予算補正などで3億9,137万円を追加し、補正後の総額を92億7,751万3,000円といたしております。


 次に、国民健康保険事業につきましては、高額医療費の増及び国・県支出金返還金の確定などによる補正予算でございまして、事業勘定では、4,113万3,000円を追加し、補正後の予算総額を18億1,086万8,000円とし、直診勘定では、歳出予算内で予備費から人件費の予算の組み替えを行う補正でございます。


 次に、老人保健医療事業につきましては、高額医療費を見込んで、歳出予算内の組み替えを行う補正でございます。


 次に、後期高齢者医療事業につきましては、人事異動等に伴う人件費などの補正予算でありまして、37万円を減額し、補正後の予算総額を2億1,079万4,000円といたしております。


 次に、介護保険事業につきましては、前年度繰越金及び国・県支出金返還金の確定等にかかる補正予算でございまして、2,797万9,000円を追加し、補正後の予算総額を12億1,840万7,000円といたしております。


 次に、水道事業会計につきましては、水管橋実施設計委託料の増などに伴う補正予算でございます。


 次に、簡易水道事業につきましては、工事の前倒し実施に係る歳出予算内の組み替えなどに伴うもので、24万8,000円を追加し、補正後の予算総額を7,946万4,000円といたしております。


 次に、農業集落排水事業につきましては、地方債の繰上償還などに伴う補正予算で、697万7,000円を追加し、補正後の予算総額を3億1,052万6,000円といたしております。


 次に、公共下水道事業につきましては、予算繰越額の増に伴うポンプ場建設工事委託料の減額などの補正予算でございまして、6,246万1,000円を減額し、補正後の予算総額を10億1,823万2,000円といたしております。


 次に、公営墓園事業につきましては、繰越金の科目設定に伴う歳出予算内での補正でございます。


 以上、同意1件、報告1件、認定11件、条例制定1件、平成20年度補正予算10件、合計24件の案件をここに提出させていただいております。


 いずれも重要な案件でございますので、どうかよろしくご審議の上、適切なるご決定をお願い申し上げ、ごあいさつと提案理由の説明といたします。どうぞよろしくお願いいたします。


○議長(正木 悟君) 町長のあいさつと提出案件に対する説明が終わりました。


 日程第4、執行状況報告を行います。


 高橋副町長。


○副町長(高橋道夫君) おはようございます。平成20年6月議会以降の主な執行状況をご報告させていただきます。


 まず入札についてであります。平成20年6月25日、宮ヶ丘地区配水管移設工事ほか5件、7月16日、町道栄町6号線ほか2件、7月31日、町道赤岩線ほか、8月11日、東町総合センター防水改修工事ほか1件、合計12件の執行でございます。


 次に、検査、事業、行事等についてでございます。平成20年6月10日、農林水産省所管事業の会計検査院第4局の実地検査がございました。指摘事項等についてはございません。7月12日県民芸術劇場が生涯学習支援センターで約250人の参加を得まして開催いたしました。8月3日、川の都かみごおり川まつりを役場前お祭り広場周辺、親水広場でご来賓をお迎えし、町民多数の参加を得まして盛大に実施いたしました。


 なお、当日の参加者は約1万2,000人でございました。


 以上でございます。


○議長(正木 悟君) 執行状況報告が終わりました。


 日程第5、議会活動報告を行います。


 事務局長より報告させます。局長。


○議会事務局長(木本善典君) 6月定例会以降の主な議会活動報告いたします。


 6月5日、全国治水大会兵庫大会が開催され、議長の出席であります。


 6日、花と緑の協会総会が開催され、議長ほか1名の出席であります。


 7日、人権文化推進協議会総会が開催され、各議員の出席であります。


 17日、播磨高原広域事務組合正副管理者・議長会議が開催され、議長の出席であります。


 19日、広報調査特別委員会が開催され、外川委員長ほか4名の出席であります。


 21日、中山古墳群発掘調査現地説明会が開催され、各議員の出席であります。


 22日、上郡町消防団長褒章受章祝賀会が開催され、議長の出席であります。同日、障害者問題懇話会総会が開催され、副議長の出席であります。


 23日、中国横断自動車道姫鳥線西播磨建設促進期成同盟会総会が開催され、議長の出席であります。同日、農業委員会が開催され、小寺議員の出席であります。同日、社会福祉協議会理事会が開催され、工藤議員の出席であります。同日、兵庫県市町村職員年金者連盟上郡支部総会が開催され、副議長の出席であります。


 24日、反核平和の火リレーが開催され、議長の出席であります。同日、社会を明るくする運動実施委員会が開催され、議長ほか1名の出席であります。


 25日、月例出納検査が開催され、沖議員の出席であります。


 27日、播磨高原広域事務組合監査が行われ、議長の出席であります。同日、上郡町防犯協会総会が開催され、議長の出席であります。


 30日、議会運営委員会が開催され、沖委員長ほか5名の出席であります。


 7月に入りまして、1日、監査委員研修会が行われ、沖委員の出席であります。


 2日、智頭線利用促進協議会総会が開催され、議長の出席であります。


 4日、赤相農業共済事務組合臨時議会が開催され、議長ほか1名の出席であります。


 6日、西播磨地区消防操法大会が行われ、議長の出席であります。


 7日、新都市協議会・播磨高原広域事務組合議会が開催され、議長ほか4名の出席であります。


 8日、千種川水系河川改修事業促進期成同盟会総会が開催され、議長の出席であります。同日、国道2号改修促進協議会総会が開催され、議長の出席であります。


 9日から10日にかけまして、議長研究会が開催され、議長の出席であります。


 9日、環境保全対策審議会が開催され、阿部議員ほか1名の出席であります。


 11日、広報調査特別委員会が開催され、外川委員長ほか5名の出席であります。


 16日、山形県高畠町議会視察来庁があり、議長の出席であります。


 17日、西播磨市町議長会総会が開催され、議長の出席であります。


 18日、全員協議会が開催され、議長ほか14名の出席であります。同日、広報調査特別委員会が開催され、外川委員長ほか5名の出席であります。


 21日、安室ダムまつりが開催され、議長ほか各議員の出席であります。


 22日、決算監査が実施され、沖議員の出席であります。同日、安室ダム水道用水供給企業団議会が開催され、議長ほか1名の出席であります。同日、農業委員会が開催され、小寺議員の出席であります。同日、川まつり実行委員会が開催され、議長ほか1名の出席であります。


 23日、決算監査が実施され、沖議員の出席であります。同日、社会福祉協議会理事会が開催され、工藤議員の出席であります。


 24日、決算監査が実施され、沖議員の出席であります。同日、広報調査特別委員会が開催され、外川委員長ほか5名の出席であります。


 25日、決算監査が実際され、沖議員の出席であります。


 26日、高嶺遺跡発掘調査成果報告会が開催され、各議員の出席であります。


 28日、月例出納検査が実施され、沖議員の出席であります。


 30日、広報調査特別委員会が開催され、外川委員長ほか5名の出席であります。


 8月に入りまして、2日、愛心園夏まつりが開催され、副議長の出席であります。同日、土木水道常任委員会が開催され、阿部委員長ほか4名の出席であります。


 3日、川の都かみごおり川まつりが開催され、各議員の出席であります。


 4日、近畿警察官兵庫県支部相生地区警察官友の会総会が開催され、議長の出席であります。


 6日、千種川床上浸水対策特別緊急事業特別委員会が開催され、田渕委員長ほか8名の出席であります。


 11日、にしはりま環境事務組合議会運営協議会が開催され、議長の出席であります。


 12日、議会運営委員研修会が開催され、沖議員のほか6名の出席であります。


 13日、議会運営委員会が開催され、沖委員長ほか6名の出席であります。


 以上であります。


○議長(正木 悟君) 議会の活動として主なものは、以上のとおりであります。


 日程第6、特別委員長報告を行います。


 千種川床上浸水対策特別緊急事業特別委員会の委員長報告をしていただきます。


 田渕委員長。


○千種川床上浸水対策特別緊急事業特別委員長(田渕重幸高君) ただいま、議長の方からご指名がありましたので、千種川床上浸水対策特別緊急事業特別委員会のご報告をさせていただきます。


 委員長は私、日時は平成20年8月6日水曜日、午前10時から。場所は第1委員会室。出席者は、由田五千雄、橋本正行、藤本祐規、阿部 昭、高尾勝人、沖 正治、村上 昇、正木 悟と私です。欠席者はなし。


 説明のために出席した者の職氏名、山本町長、高橋副町長、上林技監、身野建設課長、寺内副課長、山本係長。


 次に、報告案件。


 (1)千種川床上浸水対策特別緊急事業の進捗状況について。


 各工事箇所の発注時期について、発注予定箇所図(別添図面)の?、?、?、?、?、?、?については9月に発注の予定です。?、?(扉体工事は11月発注)については平成21年1月完了予定であります。?の下部工は9月、上部工は12月発注予定。?については10月発注予定。?、?については11月発注予定。?については11月発注予定。?の下部工は10月、上部工は9月に発注予定です。


 なお、現時点での予定であります。用地取得の状況等により変更する場合があります。また、7月31日現在の用地補償の状況は、地権者については総数162名、契約者数は152名(契約率は93.83%)、筆数については総数254筆、契約者数は241筆(契約率は94.88%)、補償の物件につきましては総数117件、契約者数は114件(契約率は97.44%)、金額は総額60億3,700万円、契約済額は59億9,400万円(契約率は99.3%)となっています。


 次に、大持井堰改築工事に係る交渉経過については、平成18年11月15日から、きょうまで交渉してきましたが、平成20年4月11日付で4カ村井堰改築工事の拒否回答が提出されました。その後、7月20日、水利関係者が38名、上郡士木事務所5名、上郡町8名の出席により、本河川改修工事の概要及び大持井堰の改修計画を内容とした全体会議を開催しました。


 会議では、固定堰に比較して負担増となる分は、上郡町が負担してほしい、今以上の負担(3,000円/反)はできない。防火用水や周辺環境等の用途もあるために、非農家に対しても負担を求めてよいのではないかなどの意見が出されました。


 また、町は工事拒否回答の取り下げを求める意見を出しましたが、現時点での取り下げはしないこととなりました。


 全体会議では、意見の合意が得られなかったため、再度9月に全体会議を行うことで了解を得たとの説明を受けております。


 委員から、農用目的だけではなく地域防災・防火を確保する面からも考えて対処していただきたい。各地区水利組合の維持管理の負担状況と統一を図る必要があるのではないかなど、町が負担する場合は、その根拠を明確にしなくてはらないなどの意見が出されました。


 担当課は、当地区は宅地化を促進する市街化区域であり、昭和42年に85ヘクタールあった農地が平成20年3月には17ヘクタールとなり、41年間で農地の80%が宅地化されています。近年の状況(平成9年から平成19年の11年間)では、宅地化される速度は鈍化していますが、このままの状況で宅地化が進むと仮定しますと約15年後には宅地率が100%近くになると推定されます。


 また、当該水路は、都市下水路などの都市施設として、環境保全並びに防火水利機能を有しており、都市施設として重要な施設と考えますので、水利組合と協議し、将来は都市施設として町が管理しなければならないと考えているとの見解を示し、このことを踏まえて、早期解決を図るため全体会議を8月17日に行いたいとのことでありました。


 当委員会といたしましては、当該水路の地域性をかんがみた上で、本緊急事業を早期に完成させるため、担当課が示した案を了承いたしました。


 以上報告を終わります。


○議長(正木 悟君) 報告が終わりました。


 ただいまの委員長報告に対し、質疑を求めます。ご意見も伺います。


 15番。


○15番(工藤 崇君) 委員長報告の最後の方に、大持の可動井堰の件で、早期解決を図るため、全体会議を8月17日に行いたいという当局のご説明があったとおうかがいしておりますが、今、19日でありますので、その後、委員長が何かどういう結論になったか、情報をご存じかどうかお尋ねしたいのですが。


○議長(正木 悟君) 委員長。


○13番(田渕重幸君) ただいまの質問に対しましてお答えさせていただきます。私、この全体会議には出席しておりません。しかし、お話は少々聞いております。なかなか話が難しいようで、この話どおりいかないようでございますけども、また全体会議を開いていただいて、話を早急にまとめていくというようなお話を聞いております。また、特別委員会もまた開いていただけるのではないかと思っております。


 以上です。


○議長(正木 悟君) 15番。


○15番(工藤 崇君) 意見ですけど、実は7月8日だったと思うんですが、千種川水系河川改修事業促進同盟会というのに出席をさせていただいたときに、地元の水利権者の代表の方が必死になって、この可動井堰をつくった後の管理費の負担には耐えられないということを申しておりましたので、私は県の幹部の方にこの問題もありますが、要は千種川の河川改修を期限内に絶対に完成してもらわなければならないので、ご意見等も一理あるので、納得できるご意見があるので、うまいこと軟着陸をして委員長がおっしゃるように、河川改修を完璧に期限内に完成してもらわなくてはならないということの要望なり意見を申したところでございます。


 委員長にお尋ねするものではないのですけれども、委員会といたしましても、ぜひ河川改修の早期完全完成を目指したことの目標のもとに、この問題を解決していただくようお願い申し上げまして、意見といたします。


○議長(正木 悟君) 7番。


○7番(山本守一君) 委員長の報告の中で、なお現時点での予定であり、用地取得の状況等により変更する場合がありますというご報告を受けました。その下段で、地権者については約10名が未契約であると。あるいは補償物件については約13件が未契約、最終総額の補償額については、これは見通しなんでしょうけど契約済額を引きますと4,300万という残額になっております。この用地取得の状況等により変更する場合がありますとなっておりますが、この辺の残り件数、残り契約金額、この辺の進捗ぐあいとか、見通しについては何か報告があったのでしょうか。


○議長(正木 悟君) 13番。


○13番(田渕重幸君) そのことにつきましては、委員会で残りにつきましては聞いておりませんけれども、早急に解決するというお話は常時聞いております。そのように期限がありますので、ぜひ努力をしてほしいということを委員会としてはお願いしております。


 以上です。


○議長(正木 悟君) ほかにございませんか。


              な           し


○議長(正木 悟君) ないようでありますから、質疑、意見とも打ち切り、特別委員長の報告を了承したいと思いますが、ご異議ありませんか。


              異   議   な   し


○議長(正木 悟君) ご異議なしと認めます。


 よって、特別委員長の報告は了承とされました。


 ここで暫時休憩します。再開は11時。            (10時38分)


              休           憩


○議長(正木 悟君) 再開いたします。            (11時00分)


 日程第7、一般質問を行います。


 会議規則第61条第1項の規定により、通告順に発言を許可いたします。


 通告1番、議席3番、松本行人議員に許可いたします。


○3番(松本行人君) 皆さん、おはようございます。3番議員の松本です。通告に基づき、議長のお許しがございましたので、一般質問をさせていただきます。4年間の最後の質問になりましたが、議会人として行政や町民の皆様のお役に立てたのか自信がありませんが、このような機会をいただいたことに対し、感謝の気持ちでいっぱいです。改めてお礼を申し上げます。


 一般質問の要旨は行財政改革大綱4次に基づく集中改革プランの見直しの中で、現状のままでは平成25年度には財政再建団体に転落する可能性を回避するためと言われており、自主財源を確保するために収納率の向上に努めなければならないと考えています。質問のとおり、18年から19年度の収納率の増減についてお尋ねするとともに20年以降の取り組み方についてお尋ねします。


 次に、幼保小学校の再編についてですが、6月議会で再編検討協議会が設立され、その後の進捗状況についてお尋ねします。再質問は指定された席からいたします。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 町税の徴収についてでございますけれども、平成19年度から県税務課に個人住民税特別対策官及び個人住民税の特別対策担当ということが設置されました。そういう人を張りつけてくれたということになっております。この関係の方々につきましては、新しく設置したということで市町村の税徴収についてバックアップしてくれるという状況になっております。昨年は、そういうことの中で、私どももできるだけ早くこれについての対応をしたかったわけですけれども、一応指導だけしていただくということで、19年度はやってまいりました。そして、手とり足とりの部分もあったわけでございますが、個人住民税の特別対策官、並びに対策担当につきましては、しょっちゅう来ていただきまして、いろんな税の方法、あるいは基本からたたき込んでいただいたわけでございます。いずれにしても、19年4月に町で初めて差し押さえしたということになっております。差し押さえ件数は55件に昨年はなったわけですけれども、そういう中で対応いたしておるところでございます。


 中身につきましては、不動産、あるいは給与、町営住宅の敷金なり、あるいは確定申告によります所得税の還付金等の差し押さえを順次やってまいりました。こういうことにつきましてのノウハウもいろいろな形で教えていただいたところでございます。そういうことで対応いたしております。


 その結果、徴収率で申しますと、町税では18年度は固定資産税で、年度末に18年度は非常に多くの滞納された方の分について徴収できたということもあって、少し上がっているわけですけれども、その関係で1.1%の17年度対比で上がっているんですが、それよりもさらに上回りまして、19年度は18年度よりも11.8%増の94.9%の徴税率になっております。そういうことでございますが、これを近隣の4市2町ということで比べますと、私どものところが一番最高でございます。一番高いところで93.3%、一番低いところは84.6%ということになっております。これは19年度の県の決算状況の速報値でございます。ということからいきますと、最高の地域に比べても1.6%余分に徴収できたということで喜んでいるところでございます。


 また、国民健康保険税につきましては、対前年対比で2.3%の増加となりまして、80.7%の徴収という形になっております。また、未収金のお尋ねがございました。未収金でございますが、町全体では18年度決算で1億2,888万3,000円が19年度の決算見込みでは1億2,759万9,000円と約128万4,000円が少なくなっているということで、この分だけ減ってきたということになろうかと思っております。


 町税の中でも固定資産税は税の構成の中で全体で55%ほど占めているということでございますので、同じ徴収率の場合でも未収金額が額としては大きくなっている。これはやむを得ないところでございます。国民保険税につきましては、18年度決算で1億2,024万6,000円が19年度につきましては、1億2,248万6,000円ということで、224万円がより多く徴収してきたということで、これにつきましてもプラスになってございます。そういうことで徴収金額につきましては、対前年度の徴収率の上昇分も計算しますとトータルで約1,540万程度ふえているのではないかと考えております。


 それから、先ほどお尋ねのありました今後の徴収に対する対応でございますけれども、20年度に入りまして、対策官、あるいは徴収担当の方々6名に私どもの町の方で併任辞令を出させていただいて、県の職員に来てもらいました。3カ月間びっちり張りついていただきまして、ともに行動していただきまして、現場の状況あるいは銀行の問題、あるいは税務署等含めまして対応した。また大阪等にも、ともに出張していただいて、いろんな形でご協力、ご教授賜ったところでございます。これにつきましては、3カ月本当にありがたかったと思っております。そういう中でノウハウを積み重ねながら、ことしからはさらに私どもも頑張っていきたいと考えておりまして、できたら下期には少し人員も配置するようなことを考えた上で、この6名の方がやってきていただいたものを継承して、しかもさらにアップしていきたいと考えております。


 そういうことで、どうしてもできない分につきましては福祉対策等の中で考えていく措置はするわけですけれども、やはりとれる分といっては語弊がありますけども、ある方からはきちっともらっていこうという決意でおります。


 そういうことで、これからも県の方々に6名来ていただいたわけですが、これからも連絡を取り合いながら、指導を受けながら地道に研究していきたい。あるいは対応していきたいと考えておるところでございます。


○議長(正木 悟君) 3番。


○3番(松本行人君) ありがとうございます。今、町長言われたのが顕著に一般財政報告の中にあらわれております。非常に努力されまして、17年度から19年度までという間に徴収率が約3.5%ぐらい上がっております。これは税に対する町の取り組み方の姿勢と職員の方の努力の結果だろうと思っております。非常にありがたいことで感謝しております。


 さらに、一般の税金の方で申しますと町の町税の構成といいますと、固定資産税が約5割強あるわけなんです。それで、5割強あるということは徴収率も固定資産税が若干落ちるのではないかということが数字の上であらわれております。それで過去、固定資産税の徴収につきましては、報償費、特例費という形で一括払うとコンマ何%か還元しますよというような方策があったと思うのですが、現在はそれはやられていないと思うのです。そういうことも踏まえて、税の徴収率がアップすることについて、何かそういう方策をお考えかどうか。今のとおりで先ほど町長が言われたように、県と指導を受けながら、徴収のチームも強化していって、さらに税収の収納率を上げるという方向で行かれるのか、その辺考え方があったら教えていただきたいと思います。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 先ほどお話がございました奨励金的な考え方の話でございますが、これにつきましてはこれまでにもいろいろ議論があったところだと思っております。確かにそういうことをすることによって、上がるのではないかという期待はあるんですが、本来は町税というのは、町に持っていっていただくというのが原則になってしまっているわけですが、そういう中でこれをやりますと非常に問題も出てくるということなんですが、いずれにしましても、納税という考え方をきちっと住民に浸透させておきたいというのが一つ、民主主義の根本ですので、これもどうしてもやっておきたいというのが1つでございます。


 そういう中で、今まだはっきりして片づけていない、これから検討しないといけない部分は、いわゆる差し押さえ物件の換金の方法をどうするかということが非常に難しい問題が固定資産の場合たくさんありますが、それについてはインターネットを使ったヤフー等の競売にかけていこうということで勉強させていただいているところでございます。これも県の指導も受けながらやっていきたい、そういう中で万全を期した上でやっていかないと、差し押さえしたけど換金できなかったのでは何もならないわけでございます。そういうことも含めまして検討させていただこうと。その上でさらにそういうことがあれば考えていくのですけれども、この滞納の部分については基本的には奨励金でするという性格ではないのではないかと認識しております。


 そういう中でやっていきたいと思っておるところでございます。


○議長(正木 悟君) 3番。


○3番(松本行人君) よくわかりました。それから細かい話なんですが、固定資産税が、18年度は15億3,047万円であったのが、19年度は14億6,592万4,000円で、18年から19年度にマイナス6,454万6,000円の減額になっておるのですが、これの理由は、評価等の見直しなのか、建物などですとなくなってしまって、評価がなくなったのか、その6,500万といったらかなり大きな額なので、わかれば税務課長、お願いします。


○議長(正木 悟君) 税務課長。


○税務課長(東末守史君) 先ほどの固定資産税でございますが、固定資産税の中には土地、家屋、それから償却資産というのがございまして、大きく今回下がっていますのがスプリング8関係の償却資産分で、18年と19年と比べても約4,000万減額となっています。償却資産は償却するたびに減額となってまいりますので、年々それぐらいの現象があらわれているということで、土地につきましては負担調整とかの関係がございまして、税収そのものはほとんど横ばい状況でございます。家屋についても今現在、区画整理の中とか山野里附近での新しい新築家屋がございまして、家屋についても固定資産税そのものはそんなに減少はございません。


○議長(正木 悟君) 3番。


○3番(松本行人君) 6,500万といったら確かに大きいので、それが国の関係で4,000万ということになってきたらやむを得ないと思うのですが、評価がえの見直しとかいうことで減額するということはないのですか。固定資産税の評価をするのに、評価委員があると思うのですが、そこで土地の価格が下がりましたとか、建物につきましては償却がありますので、当然減額になると思うのですが、そういう土地の見直しとか、そういうことで評価額が下がっておるという状況はありませんか。


○議長(正木 悟君) 税務課長。


○税務課長(東末守史君) 先ほどの土地の評価額の固定の評価の見直しでございますが、原則的には3年に1回という形で、18年度に評価がえをやっております。今度21年度が評価がえの年度になってございますので、今現在それに向けて、今事務を進めてございます。土地については若干上郡では下落の傾向にございます。それを受けて評価額に対して課税標準額を算定して賦課するという形になってまいりますので、それはあくまでも評価額がもとで課税標準額を算定していくという形になってまいります。


○議長(正木 悟君) 3番。


○3番(松本行人君) 先ほど町長が触れられたんですが、18年度に県の指導を受けて徴収率がかなり上がったということをお聞きしたのですが、どういうふうな手法が一番徴収率を上げる中で具体的に言っていただければ、差し押さえもありますし、督促とかそういう要件があると思うんですが、徴収の中で何が一番効果があったか、わかれば教えていただきたいと思います。


○議長(正木 悟君) 税務課長。


○税務課長(東末守史君) やはり効果というのは、差し押さえというのが一番の効果でございます。この差し押さえにつきましては、今まで不動産の差し押さえ等は若干やっておりましたが、町長が話をしましたように19年度初めて預金の差し押さえをやりました。預金はそのまま即金額で反映されますので、預金の差し押さえ、給与の差し押さえも行いまして、差し押さえ予告の時点で本人から差し押さえを解除してくれということで、全額納税するので差し押さえを待ってほしいというケースがかなり出てまいりまして、先ほどの55件の差し押さえの中でも大体預金とか給与関係で22件ございまして、約245万集めております。


 それと19年度に一番大きかったのは、先ほど言われていますように、固定資産税の大型の滞納者の分が納期内に納まらなかったということで、不動産の差し押さえをやりました。これにつきましては、税務署へ入りまして、税務署から取引先の金融機関を調査いたしまして、その金融機関の預金を抑えるという形と不動産を押さえました。その大型の固定資産税の所有者からとりあえず差し押さえを解除してほしいということで、約1,500万、これは現金で収納していただいております。それが一番大きいと思います。


○議長(正木 悟君) 3番。


○3番(松本行人君) 非常に努力していただいてありがとうございます。1つお聞きしたいのですが、上郡町のゴルフ場、播磨自然高原なんかだったら、別荘地とかそういう固定資産で町内の人でなく外部の方が所有されておる固定資産税の土地がたくさんあると思うのですが、若干そういう面では町内外の人で所有されておるウエートというのはどのぐらい、簡単でいいですが、何十%ぐらいあるのか。その所有者からは要するに滞納がないのか、あるのか、その辺はいかがですか。


○議長(正木 悟君) 税務課長。


○税務課長(東末守史君) 船坂ゴルフ場周辺の町外の方の割合はつかんでおりませんが、先ほど19年に差し押さえしましたのは、大阪のある会社ということで、町外で上郡町で滞納されているということ、そういう方を中心に19年度につきましては、町外の方中心に差し押さえした金額が先ほどの金額でございます。


○議長(正木 悟君) 3番。


○3番(松本行人君) よくわかりました。それで、町長が20年度の施政方針の中で県の職員と一緒にやりますということで、現実には19年度はそういう指導をしていただいて非常に効率が上がったと。20年度は一緒に町の職員とスクラムでやりましょうということを施政方針で言われておって、先ほどやっていますよということをお話になられたんですが、それがどういうふうに現実には効果があったのか。もう少しわかりやすく説明をしていただけたらと思うのですが、いかがでしょうか。


○議長(正木 悟君) 税務課長。


○税務課長(東末守史君) この20年度は先ほど町長が話をしましたように、4月から6月の約3カ月間、町職員と県職員とでペアを組みまして、まず滞納の金額の大きい方、それらの滞納者のリストの整理をいたしまして、4、5、6の3カ月間で手がけてきましたのが、約50件手がけてきております。滞納分といたしましては、約4,200万の滞納分を今から処理していくという形で進んできておりまして、実際に3カ月間で入ったのは約600万は収納いたしております。これからこの1年かけまして、県との連絡を密にしながら、これらを的確に滞納整理をやっていくというふうに考えております。


○議長(正木 悟君) 3番。


○3番(松本行人君) 非常に頑張っておられるのですが、未収納額は1億2,000万近く、18年で1億2,800万、19年で1億2,700万という税収の徴収率は上がっておりながら、額がまだ若干残るということで、もう少し先ほどから言う固定資産税の差し押さえとか、給料の差し押さえという、それ以外に現実に徴収が可能な方法はないのですか。その辺を何か考えておられるという施策はございませんか。


○議長(正木 悟君) 税務課長。


○税務課長(東末守史君) 先ほどの差し押さえ等につきましては、財産調査の結果、差し押さえ物件がある方についてはそういう形をしてございます。それから、財産調査の結果、財産もない方もございます。そういう場合につきましては、納付誓約という形で、分納の契約をさせていただいて、固定の場合は4期で納めていただくのですが、それを月々の12カ月で納付していただくという形のものをとってございます。


 先ほどの未収金が減らないのかという話でございますが、町税が年間約25億ございまして、98%徴収というのは大変なんですが、98%徴収したといたしましても、5,000万円は次の年度に未収金として金額が上がってまいるということでございますので、それ以上の滞納分を処理していかないと、数字が減らないということなんで、かなり難しいのは難しいですが、それをできるだけ減らすように努力していきたいと考えております。


○議長(正木 悟君) 3番。


○3番(松本行人君) 非常にきつい話をさせていただいたんですが、98%ということは徴収で言ったら不可能に近いという数字になっていると思うのです。全国を見ても95%以上、徴収されておる市町がどのぐらいあるのかということを考えたら、上郡町はその中では非常に優秀な町だろうと考えております。今後、それを継続していただけるようにお願いしておきたいのと、違う点で言いますと不納欠損というのがございます。これは17年、18年と減ってきて、19年は1,000万ほどなんですが、この不納欠損というのはどういう場合を不納欠損にされているのか、簡単でいいので説明していただきたいと思います。


○議長(正木 悟君) 税務課長。


○税務課長(東末守史君) 不納欠損といいますのは、会社の倒産、個人の場合は死亡で相続放棄、相続人がないとか、行方不明とかそういう形で5年を過ぎてしまいますと、消滅時効という形で税法上は徴収ができないというものについて、不納欠損処理という形をとってございます。


○議長(正木 悟君) 3番。


○3番(松本行人君) 5年たっても取れないものは不納欠損はまだ帳面上は残していかないといけないのですか。その辺は要するに抹消してしまってゼロにするというわけにはいかないのか。その辺の考え方はどうですか。


○議長(正木 悟君) 税務課長。


○税務課長(東末守史君) 不納欠損処理で不納欠損しますと、その金額についてはゼロになってございます。


○議長(正木 悟君) 3番。


○3番(松本行人君) そういうことになれば、年度予算の調定額からもそういう形で差し引いて調定額を決められるわけですね。調定額というのは予算額があって決められるんやけど、その中に不納欠損が上がってきますわね。そうすると翌年度は不納欠損分を調定額から差し引いて予算構成されるという、そういう考え方でいいわけですか。わかりました。


 いろいろとお尋ねして大分中身はわかったのですが、要は上郡町は非常に頑張っていただいているということを理解させていただきます。なおかつ、今後とも町の税金の徴収率が上がるということは町政を支える上で大変大切なことなので、今後ともなお一層税に対してはまじめに取り組んでいただいて、頑張っていただきたいと思います。税金についてはそれで終わります。


 その次、2番目の問題について。


○議長(正木 悟君) 学校教育課長。


○学校教育課長(金持弘文君) 幼稚園、小学校の統廃合につきましては、6月の全員協議会でご報告申し上げたとおり、内部検討いたしました審議のまとめ、これをたたき台に現在上郡町幼稚園・小学校再編検討協議会というので協議を行っているところでございます。第1回は6月29日に開催いたしまして、協議会でお願いいたします調査審議内容や上郡町町立幼稚園・小学校の再編の案について内容の説明をいたしております。2回目は、8月6日に開催いたしまして、いろいろな質問もございましたが、再編の必要性、再編の組み合わせにつきましては、素案のとおり了解をいただいております。


 なお、再編のスケジュールにつきましては、耐震化の時期との関係もありまして、次回に協議することとしております。


 以上が、これまでの進捗状況でございます。


○議長(正木 悟君) 3番。


○3番(松本行人君) ありがとうございます。ということは、いろいろと問題があると思うんですが、そういう学校再編に対しての、今できているメンバーの中ではご理解をしていただいて、次に検討委員会のメンバーは31人おられるんですが、そのメンバーの中でやっぱり将来に向けて必要なんだという認識は十分していただいたということを理解させていただいていいのでしょうか。


○議長(正木 悟君) 学校教育課長。


○学校教育課長(金持弘文君) 必要性とか編制の組み合わせにつきましては、理解していただいたんですが、あとの再編のスケジュールにつきましては、いろいろな条件整備もございますので、そこら辺の話もあわせて次回、そういう話をさせていただく。いろいろな意見もまだ2回ですので、代表者の方が来られて、また地元に帰って、その中で細部協議してまた持ってこられたということもありまして、一定の期間を設けております。次回は9月16日に開催予定でございます。そこでまたいろいろとご意見が出ると思います。


○議長(正木 悟君) 3番。


○3番(松本行人君) この前の資料で統廃合の推進スケジュールというのをいただいております。それで22年度にはB校の船坂、梨ヶ原が山野里にということと、それから、A校の場合ですと鞍居と赤松が上郡小学校にというふうなスケジュールをいただいておるのですが、これと要するに耐震補強の補助が時限立法で5年間ということで国から出ていると思うんです。それとのかみ合わせでいきますと、この年次の間には可能なんですかどうか、その辺可能にすべき努力をするのかどうか。お考え方を説明していただきたいと思います。


○議長(正木 悟君) 学校教育課長。


○学校教育課長(金持弘文君) 校舎等の耐震化につきましては再編協議を踏まえながら21年度、来年度に耐震診断の調査をいたしまして、その結果によりまして年次計画を立てる予定でございます。今申されました地震防災対策特別措置法というのがございますが、これは18年から22年までの時限立法でございます。そのかさ上げが、平成20年から22年度までの3カ月間の時限措置で補助率が2分の1から3分の2にかさ上げされたということでございますが、今回、かさ上げされる対象となるのが、ISという数値があるんですが、耐震性能を示す数値が0.3未満の建物がその対象になるということでございまして、上郡町も今現在、古い建物が赤松と高田小学校でございますが、そこを耐震診断してございます。そして、あと今度山野里、上郡とするんですが、やはり耐震診断の結果を見ないとわかりませんが、予想されるのは3以上であろうということになりますので、この補助基準には該当しないということで予想してございます。


○議長(正木 悟君) 3番。


○3番(松本行人君) 前に耐震補強の調査をされておる小学校がありますね。赤松か鞍居か、そのときにも耐震補強が必要なのかどうかという診断をされて、耐震補強は必要なんだという解釈はされておるんですが、どのぐらい費用がかかるのかというところまでは検討されていないのではないかと思うんですが、これから耐震補強される場合、こういう耐震補強が必要なんだと。それに伴う費用はこんなんだという、そこまで耐震に対する考え方をシビアにやっていただかないと、要するにやるのであれば当然補助の対象にもなるであろうし、町費も要るということなんで、耐震が必要なのかどうかということの判断だけでなしに、耐震するのであれば、これだけ金がかかりますよというとこらへんまで突っ込んだ調査をしていただきたいと思うのですが、その辺の考え方はいかがですか。


○議長(正木 悟君) 学校教育課長。


○学校教育課長(金持弘文君) そのとおりでございまして、耐震診断をしまして、その耐震性能の数値でやはり国交省が示しているのはIS0.6以上で、文科省は0.1かさ上げしまして、文科省が0.7以上ということになってございます。ですから、耐震診断をしまして、それからそういう改修のどういった改修で、どれぐらい費用がかかるかというのは診断してみないとわからないということを聞いてございますので、耐震診断後その計画をしていきたいと思っております。


○議長(正木 悟君) 3番。


○3番(松本行人君) そういうことでシビアに努力していただきたいのですが、耐震補強に対しては、統廃合をされても安全・安心の防災の拠点として残される部分もあるのではないかと思います。だからそういうものに対しての考え方と統廃合されたら、学校の跡地の有効利用をあわせてこれから十分検討していただきたいということをお願いしておきたいと思います。


 最後になりましたが、今回の一般質問の中で各議員さんがいろいろと統廃合のこととか、スクールバスの件とか、スクールバスをコミュニティバスに活用するとかという質問がたくさんされておりますので、その質問は後の先生方にゆだねて、私の質問は終わらせていただきます。どうもありがとうございました。


○議長(正木 悟君) 通告1番、議席3番、松本行人議員の一般質問は終わりました。


 ここで暫時休憩いたします。再開は午後1時。         (11時35分)


              休           憩


○議長(正木 悟君) 再開いたします。            (13時00分)


 通告2番、議席6番、藤本祐規議員に許可いたします。


○6番(藤本祐規君) 藤本祐規でございます。連日オリンピックでの熱戦の様子が北京から届き、その結果に一喜一憂し、見事な努力と精神力でメダルを勝ち取った瞬間には目頭が熱くなるような感動を覚えております。残り1週間となりましたが、今後も日本選手団の活躍を期待するものであります。今議会をもって2期目4年間16回目の定例会となり、きょうがその仕上げの質問になります。早速質問に入ります。


 私がこれからの上郡町の発展において、特に重要と考えております2点について質問をいたします。


 まず1点目は、地方分権における町長の姿勢であります。私は本来、地方自治は我が国の政治、行政を効果的に機能させるため、中央、地方がそれぞれの役割を分担し、地域社会を安全・安心かつ活力あるものにしていくものだと思っております。一人一人が集まって地域ができ、その地域社会が集まって地方自治体となり、地方自治体の集まりが国家を形成しております。国家のための地方ではなく、地方あってこその国家ととらえるべきと考え、いつまでも国任せ主義ではいけないと思っております。地方に活力なくして国に活力なしであります。


 また、地方分権改革は単に中央省庁の握る権限や財源を地方自治体に移管することを言うのではなく、この改革は本来私たち住民に最も身近な政府である基礎自治体を総合的な地方の政府として確立し、その地域地域の状況に応じた政策や事業を私たち住民みずからが選択、決定できるシステム構築のために必要なプロセスでありますから、中央集権型から分権型のものに組み替えるに当たり、地方自治体の長の見識、地域経営力などのトップマネジメントが大いに問われるものだと思っております。すなわち、市町村優先の原則をしっかり打ち立てることが必要であると考えております。


 そこでお尋ねいたします。


 1つ目、我が町のトップである山本町長の描く地方分権時代の社会のあり方、及び上郡町が今後目指すべき道筋をどのように描いておられるのか、具体的にお示しください。


 2つ目、市町村合併について、町長は将来上郡町は合併が必要と考えておられますか、その方向性についてお伺いいたします。


 3つ目、財政改革についてです。地方自治体の財政を取り巻く環境はますます厳しくなる中、自治体は財政基盤をこれまで以上に強化していかなければならないことは言うまでもありません。地方分権改革と財政改革は密接な関係にあると思います。今後の日本経済が順調な実質成長を遂げられるとは残念ながら思いませんし、今後ますます高齢化社会が進み、その福祉分野に費やすお金は増加の一途をたどり、出生率は残念ながらはかばかしくなく、ベビーブームは来そうにありません。


 同じく、地域間経済が均一に発展することは経済原則として難しいことといえ、期待できそうにありません。こういう先細り的なお金のない時代だという認識とだから地方分権が必要なんだという強い意識を融合させて、この貧すれば鈍する時代を切り開いていかなければならないと思うのです。町長はどのようにお考えでしょうか。お尋ねをいたします。


 続いて、2点目の質問、教育問題についてであります。


 まずは、三木新教育長のご就任おめでとうございます。新教育長の今後のご活躍には町民の皆様も私も大いに期待をしております。今回1期4年の仕上げである今定例会で教育問題の質問をするに当たり、私なりにできるだけ多くの子供を持つ町民の方々に意見を聞きました。そこでまず、教育行政を担う者として、今後の我が町の教育のあり方、方向性、そのビジョン、そして教育長としての決意をお聞かせください。


 加えて質問席より一問一答式でお伺いいたします。今回は、深く掘り下げてお聞きしませんので、明確に率直なご意見をお聞かせいただきたく思います。


 壇上からの質問は以上であります。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 政治姿勢についてでございます。まず最初に地方分権でございますけれども、お話がございましたように、私どもおおむねそういう考え方を持っているわけでございますけれども、これから少子・高齢化がさらに進んでいくだろうと考えております。そういう中で、地方財政を取り巻く情勢は本当に厳しくなると認識いたしておるところでございます。そういう中で、我々が生きていくためには、これからの自治体というのはやはりまちづくりの根幹は、何と申しましても参加と協働でないとだめなんじゃないか。住民の方々とともにやっていく。苦労しながらやるという言い方になると思いますけれども、町の実態、あるいはそういったもろもろの施策等も含めまして、きっちり説明責任を持ってやっていく。その上で町民の方に理解いただいた上でそれに対応していく方法しかないのではないか。財政的に昔のような形でどんどん国の方に言えば来るという話でもなくなってしまっているのはご承知のとおりでございますので、いずれにいたしましても、そういう中でやるんですけれども、何と申しましても、やはり根本的には財源と権限の部分が上郡町の町段階では非常に弱い部分がまだあります。いろいろなものにつきましてもそうですけれども、そういった権限と財源をやはり中央からある程度きちっと整理して持ってきていただかないとだめなんじゃないか。やろうと思ってもできないことが多々あるわけでございますので、福祉につきましても医療につきましても、あるいは農業関係につきましてもそういう形になっております。ですので、県に聞かないとならない。あるいはそれ以外の地域にもお願いしないといけないということになっておりますので、ある程度の部分については、きっちり権限と基本的な財源だけはもらっておかないと、非常に住民の方に迷惑がかかるし、そういう中でやっていかないといけないと考えております。


 そしてもう一つは、身近なところで身近なことについての政治をやっていくというのは町の使命だと思いますので、そういう意味合いでお互いに切磋琢磨しながら、皆さん方のご意見を聞き、また住民の方の意見を聞きながら、その中で進むべき方向づけをきっちりした上で、かなり大変な部分があっても、ほかの部分を我慢しながらでも対応していくようなこともあり得ると考えておりますので、甘い話ばかりではなしに、苦い薬も飲んでもらわないといけない場合もあろうかと思っております。


 そういう場合には、きっちり説明する必要もあろうと思っておりますので、これからの地方自治、地方分権につきましては、非常に重たい部分が入ってくると考えておりますので、これからの問題についてはかなりの見識が要るだろう。しかも考え方につきましてもかなりシンプルな形でしていかないと、非常にご理解をしていただけないのではないかと考えておるところでございます。


○議長(正木 悟君) 6番。


○6番(藤本祐規君) この地方分権改革を進めていく上で、先ほど町長のお話にもありましたように、行政側と我々住民側が一体となってまちづくりを進めていかなければならない。それがこの地方分権改革の根本的な考え方であるということなんですが、ちょっと具体的にお聞かせいただきたいのですが、行政側から見て、町長はこの地方分権改革を進めていく上で、私たち住民に対して何を求められるのでしょうか。それを町長は行政側から見て、私たち住民側に何を求めるのか。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 住民の皆さん方に特に求めたい点は、参加に尽きるだろうと思っております。まず参加していただく。その上で意見を聞かないとだめだろうと思います。全然参加する意欲もないということでは非常に困る。何を思っておられるのかわからない。何をしたらいいのかわからないということになりますので、これまでもそうですけど、条例とかいろいろな形でいろいろな意見を聞けるような方向で条例をお願いして通していただきましたけれども、そういう意味合いで、やはり上郡町である上郡町の住民の英知を結集できるような方法が一番いいんだろうと思いますけれども、そのためには、やはり参加していただく必要があるのではないか。しかもその場合に、皆さん方はじめ、我々もそうですが、その中でどういうリーダーシップをとりながらかじをどう持っていくかということが大事ではないか。そのためにはそれぞれの中で見識が要るのではないか。これはこう考えております。


○議長(正木 悟君) 6番。


○6番(藤本祐規君) 私たち住民が今まで、今現在もそうだと思うのですけれども、これは教育の分野においても言えることだと思うんですけれども、行政に対してすごく依存度が高いと思うのです。何でもかんでも行政がするべきだろうと、行政が金を出すべきだろうと。教育の分野でもそうです。これは行政の仕事ではないかという、そういう依存度がすごく高いと思うんです。この依存度を取り払っていくことによって、本当の改革ができるのではないかと思うんですけれども、町長はその辺どういうふうにお考えでありましょうか。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 今はテレビ、あるいはほかのマスコミなんかに言われておりますようなモンスターペアレンツみたいな話があるわけでございますが、何と申しましてもその辺についてはきっちり説明する責任があるのではないか。先ほど申したとおりなんです。そういう中で押さえ込むという意味ではなくて、参加していただいて体験していただいて自分で感じていただかないとそこがわからない場合もあろうと思うんです。ですので、そういう意味合いでできるだけ多くの方に参加してほしい。それは例えば、川まつりもそうなんですけれども、やることはいいんですけれども、それをどういう格好で皆がやれるのか。この川まつりは変な話をしますけれども、横のつながり、上郡町にいて今生きている、生活している方々の横のつながりを広げていく非常に大事な部分だと思っております。ただ花火が上がってよかったなという意味合いでやっているわけじゃ決してありませんし、そういう意味合いも含めましてそれぞれの事業にある意味を持たせてやっていく必要があるし、いろんな考え方を入れながらすべきではないかと思っております。そういうことですので、協力してもらう川まつりにつきましてもそうだったんですけれども、太鼓の関係につきましては、西播磨の17団体が無料で参加しようと。あるいは高瀬舟につきましても、久崎の方々が無料で持っていって持って帰ろうと、船頭もやろうということをしていただいたわけですけれども、これもある意味では横のつながりがあってこそ初めてできたことでもございます。今後もこういう方法で住民参加、あるいはそれで手に合わないときには、ほかにもお願いするということも必要だろうと思いますけれども、いずれにしても分権の中でおっしゃるような考え方をより広めていきたいと考えておるところで、今のお話につきましては、私も賛成でございます。


○議長(正木 悟君) 6番。


○6番(藤本祐規君) 我々住民の行政に対する依存度というものを取り払っていくことによって、分権改革というのは進んでいくんだろうと思います。それと同時に私は自治体職員にも。大いに変っていくべきところがあるのではないかと思うんですね。


 その分権改革を進めていく上で、自治体職員に求められるもの、逆に町長はどういうふうにお考えでありますか。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 自治体職員に求められるということで、いろいろな話の仕方をしても難しい話になりますけども、私はこう思っております。型から入る方法があるのではないか。それは時間を守ること。まずそれを共通のベースでやるべきだ。だれもが生まれたときの時間、子供でもあるいは大人でも時間は同じ長さです。何時何分といったら必ずそうです。そこへ集合するのだったら、そこへ集合するということをきちっと守る。これが原点だと思っております。人間社会の中で約束を守るのはまず時間だと思っております。それから、何々することについての約束だろうと思います。ここの部分をきっちりやれるようになれば、ほかのこともやれるようになるはずなんです。これはどんな集まりでもそういうふうになるんだろうと思っておりますけども、その部分が守れないようではほかはなかなか守れません。会合をこうやりましょう。昔であれば、プロレスがあるから9時にならないとだれも集まってこない。8時にやると言っていても、集まってこないということも多々あったわけですが、そのときに8時にやるときに、8時に全員が集まるところは非常にすばらしかったと思うんです。だから、そういうことだろうと思っておりますので、まず型から入るという方法が1つ大きな方法論の1つ。いろいろありましょうけれども、私はそういうふうに自治体の職員といえども、8時だったら8時、8時半だったら8時半にきちっとおるということはまず根本原理だと思っております。それからでないと、10時になって来たからというわけではございませんけれども、そういうことをきちっと守れるようになれば、ほかのことも守れるようになってくる。どうしてもそういうふうに人間はなっているのではないかと私は認識いたしておりますので、特に職員については時間厳守、何でも約束した時間を守る、そういうふうな上でやっていきたい。その上でどういうことをやっていくかということだろうと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思っております。


○議長(正木 悟君) 6番。


○6番(藤本祐規君) 町長の先ほどのお話からしますと、時は金なりと言いまして、我々町民の税金を預かるものの職員が非常に時間にルーズやというようなお話かのように聞こえるんですけれども、時間を守らない職員というのはかなり多いのですか。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) いや、私はそう言ったわけではございません。時間というものについて一般的にそう申し上げました。だから私どもの職員も確かに8時半になって若干おくれてくる方もままある場合もあるんですけども、今のところ大体8時半には出てきている。これをもっと徹底していきたいと思っております。できたら最低でも5分か10分前には来ていただきたいと思っております。それがまず最初だろうと思っておりますので、それは町長になってからずっと認識はそういうふうに思っておるところでございます。


○議長(正木 悟君) 6番。


○6番(藤本祐規君) この上郡町ではないのですけど、僕がどこかの自治体の役所に行っておったときに、チャイムが鳴った途端、机からほとんどの職員が立ち上がったという光景を見たことがあるんですけれども、僕は自治体の職員というものはそういうものだなとずっと思っているんですね。それはそれでいいか悪いかは別にして、中身が大事でありますから、先ほどの町長のお話、一般的なお話として本当に非常に大事なことだと思いますので、それを町長一番大事だと考えるのであれば、周知徹底していただきたいと思います。


 それでは、2つ目の市町村合併についての見解をお願いします。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 市町村合併につきましては、ご承知のように去年の9月9日でご破算になりましたけれども、市町村合併については、この上郡町を山の上からでも見たらいいんでしょうけど、考えてよく見ておりますと、ちょっと狭いかな。あるいは流域で考えるべきではないか。あるいはテクノで上がればテクノも含めてやるべきではないかというような思いはあります。だから、合併というものについて、必要ではないかなという気は今でもしております。だからこれを拒否するわけでは決してありませんけれども、これまでのいきさつの中で、どうしてもやらざるを得なくなります。そういうことですので、歯を食いしばってでもひとり立ちをしていきたいと考えているのが現在の心境でございます。


 ただ、これからのこと、町民のことをずっと考え、あるいは子供たちのことを考えたら、かたくなにこれを守っていくというのはおかしいのかなと。やはり将来、子供たちも含めて上郡町のためになるような合併、あるいは1つの考え方ですが、そういうビジョンを持ちながらやっていって、それだったらやろうかなという同意ができるならやっていったらどうか。そのためには、赤穂がいい、相生がいいみたいな話だけではなしに、将来ビジョンをきちっと持って、その上でどうしていくんだということでないと、そのためにはこことこことこういうふうに合併すればいいのじゃないかということがはっきり説明できるようにしなければならない、これからはそういう時代になってくるのではないか。先ほどの住民参加のことも含めてですけれども、それはお互い勉強しながら対応していく必要があるだろうと思っております。


 だから、私は場合によっては合併推進したいですけれども、今の段階では今、やれと言われましても、きのうのきょうみたいな話ですので、なかなか難しいなという認識でおります。


○議長(正木 悟君) 6番。


○6番(藤本祐規君) 私も分権改革を進めていく上で、市町村合併、上郡町は将来合併をするべきだという考えであります。それは先ほど町長が言いましたように、上郡町のためになる合併を推進していくべきであり、これは当たり前の話であります。今、また住民運動が上郡町内で起こっておると思うんです。合併協議会を設置するように求める署名活動が起こっておりますけれども、先ほどの町長の考え方を前提に、この住民運動を町長はどういうふうに見ておられるのでしょうか。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 私自身、非常にこのことについて言う立場にいないと思っております。ただこれは住民の権利でございますので、どう思われようが考え方については認めていかざるを得ないだろうと思っておりますので、これをやることについては反対もしなければ手続上はちゃんと選管の方できちっとしていただいて、現に署名集めもしていただいたという中で、8月2日までを区切って、あと60日は選挙がございますので、その後、また残りの部分をやっていただいた後でそれが出てくると形になるだろうと思っております。これはまだ出てくるか出てこないか、まだわかりませんけれども、署名集めをしていることは事実でした。8月3日からはやまっているという状況になっております。その認識はしていますけれども、それについて、下世話な言い方で言えばちょっかいは出していないということでございます。


○議長(正木 悟君) 6番。


○6番(藤本祐規君) 確かに町長の立場としては、それは賛成することもできませんし、反対することもできません。私は今、何でこんな住民運動、署名運動が起こっているのか全く理解ができないのです。今、町民の中に合併をすることで、相生なのか赤穂なのかわからないけども、財政状況が豊かになって、たちまち住民の負担の減につながるものだというふうに理解されておる町民が結構多くおるんです。僕は話をしておっても、そういうふうに言ってこられる町民が多いです。そういう間違った認識を町民の方が持っておられることは非常にまずいことだと思いますし、これは行政の責任でもあり、我々、議会の責任でもあると私はそう感じております。


 こういう住民運動が起こるということは、私なりのそれは意見ですけれども、行政なり議会なりの情報とか、そういうものの乏しさからそういうものが起こってくるのではないかと思うんですよ。この住民運動が起こって、今相生と合併をする協議会を立ち上げろという住民が起こっておることに対して、町長の考え方はわかったんですけど、私は全く理解ができない。これは先ほど申しましたように、もう少し行政側からそういうものの情報というものを的確に発信する必要があるのではないかと思うんですけれども、町長はその辺どういうふうに感じておられますか。私の言っていることは間違っておりますか。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 情報そのものはすべて出ていると思ってはおります。この合併問題につきましては、相当やかましく新聞なりいろいろな形で出たこともありますし、ビラでも出たわけですので、情報が詰まっているのということではないのではないか。むしろこれをやろうとした方の考え方がどの辺にあるのか、100%聞いているわけではないし、わからないのですが、そういうところが問題と言えば問題かもしれませんけれど、そういうところから発想が出ているのではないかと思っております。全体の情勢を見ながらやれることはあったと思うんです。皆さん方もそうだったろうし、ほかのところでもそういうことをやっていないですから、だからそれを一概に情報が入っていないということでは今回の場合はないのではないか。むしろその方々の主体的な意見がそうなっていったのではないか。むしろそっちの方ではないかと僕は思っております。だから、目隠しをしておったからそのまま突っ走ってしまったんだということではないのではないかと思っております。


 いずれにいたしましても、余りこれは深くは言いにくいものですからあれですが、そんな状況だと認識はしております。


○議長(正木 悟君) 6番。


○6番(藤本祐規君) 先ほど言いましたように、僕は合併はする必要があると思うんです。しかしながら、その合併の合併する考え方というのを直接財政が豊かになるからだとか、住民の負担が減にすぐになるんだという、こういう間違いは絶対的にただしていかないといけない。平成の大合併の中で第1号、篠山市でしたね。これは篠山市は合併をすることで「百利あって一害なし」というようなことを言っていたんです。すべて合併することが完璧なんだというようなことを言っておったけども、しかしながら2013年には夕張のようになってしまう可能性が高いと言われているのです。だから余り金、金と、もちろん大事なんですけれども、金ばかりのことを考えて、この市町村合併を進めていくと非常に怖い結果に陥ってしまうぞということを行政側からもちゃんと住民にわかりやすく説明する必要があると思うんです。その辺、町長、答弁は要りませんけれども、よろしく本当にお願いしたいところです。


 次、3つ目の財政改革についてお願いします。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 財政改革はもうおっしゃるとおり今も話が出ましたけれども、少子化だとか、あるいは地価も下がってしまっている。あるいは景気も悪くなっている。あるいは原油は非常に値上がりしてくる。しかも原材料費については町内にいる製造業の方々でも原材料費が7割も上がった。あるいは6割上がったと嘆いている方もいらっしゃいます。そういう状況ですので、この中で財政改革をしていくのは非常に難しい問題を含んでいるわけです。というのは、財政改革というのは切り詰めるだけでなしに、入る方も含めまして考えていかないといけない部分があるわけです。ですので、そういうことと集める部分につきましても効率的に集めていかないといけない。あるいは不公平にならないようにまず入る方はきちっとしないといけないということがあります。出る方につきましても、考え方も成立していかないといけないわけですけれども、どうしてもその辺をきちっとやろうと思うと、総論賛成で各論反対みたいなことが一番多いわけで、非常に苦しいところでございます。


 いずれにしても、そういう中での行財政改革ですので、今回の場合もそうですが、思い切ってきちっと大なたを振るうと言ったら語弊があるけれども、そういうふうな格好でやっていって、その後微調整を翌年度するというような考え方でやらないと、なかなかうまくいかないのではないかと思っております。


 例えば、県は大体50%おとさないといけないのを10%でやって、その次20%やって、30%以上やって、50%ぽんとやるんだというようなやり方をしているのですが、むしろ逆に50%を落としてから、微調整で少し5%なり10%上げていく方がいいのではないかと思っております。これまで県のやっておられる事業についてはとやかく言う気はないのですけれども、20年度の予算についてはご承知のように、新聞に出ていたように本来は50を切らないといけないやつを10ぐらいして、微調整してずっとおろしていこうということを言っているけど、そんなことをしていたら何ぼでも次から次、いつまでやるんだと住民の方は思われるわけです。ここを我慢して、その後、微調整した方がいいんだと。これはこういうように思っております。


 そういう施策の方法論も含めまして、住民に十分納得した上で対応していく方法を私はとっていきたいと考えておりますので、財政改革につきましても、基本的な姿勢、考え方はそういう思いをしております。


○議長(正木 悟君) 6番。


○6番(藤本祐規君) 財政の問題を町民の方から指摘されるとき、それは僕の範囲ですけれども、まず絶対と言っていいほど言われることが、今の上郡町において職員が多過ぎるんだと。半分ぐらいでいいのと違うかと。住民に負担を押しつける前にそこからやるべきではないかということをよく言われるんです。それは半分ぐらいリストラしたらいいのではないかという意見を言われる方が結構多いのですが、町長もそういう意見をよく聞いたのではないかと思うんですけれども、だからといって、公務員の人をリストラするというわけにもいかないでしょうし、町民の方は真剣に言っておられますから。半分やめさせたらいいのではないか。議会はそういうことができますから、定数を何ぼ減らしたらいいのではないか。まだ多過ぎるわとか、さんざん言われますよ。しかしながら、そういうリストラするわけにはいかない、だから仕方がないでは済まされない問題ではあると思うんです。これは本当に住民にばかりこうしろ、何々の値段上げますよ、こんな金を払ってくれと言うけども、あなたたちは一体何だということを本当によく言われるのです。


 先ほど言ったようにリストラするわけにいかない。そうなってきたら、ではどうしたらいいのだということになるのですが、町長はその辺、どういうふうに感じておられるのか。行政のトップとしてどういう意見を持っておられるのか、お聞かせいただきたいと思います。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 今、人数を減らしたらそれで済むのだという問題ではないわけでございます。行政サービスがどこまでやっていけるかなということに尽きてくるだろうと思っております。現在の上郡町の現状から言いますと、リストラについてはかなり前倒しでやってしまっている部分があるわけです。ですので、非常にしわ寄せが来る。しかし事業はまだ切れてしまっていない。落としてしまったらいいのですが、まだ残っているという部分があります。だからどうしても加重になってきたという格好があります。そういうことですので、職員については、場合によったらある意味では加重な部分が出てきたかなという部分があります。しかしそれを乗り越えていかないといけない。しかもその間に事業の方のリストラをきちっとやっていく必要があるのではないか。これは考えております。そして職員についての対応の仕方ですけれども、今の職員につきましては、40代、あるいは30代の後半ぐらいが団子になって多いのです。20代はちょっとしかいない。10年後になったら上郡町はどうなるんだろうと。非常に不安に思うところがあります。だから、職員構成ももう少しきちっとしていかないといけないと思っておりまして、その中である程度人員削減につきましては、計画どおりやっていこうと。今のところは人員につきましては、行革の計画よりも前倒しになっております。ですので、これはこのまま踏襲していこうかなと思っております。それで、十分対応できる。


 隣の佐用は私どもより4,000人ほど多いわけでございますが、職員の数は400人ぐらいおるわけです。うちは170人ほどしかいない中ですので、佐用は大変苦労されております。今おっしゃるように、なかなか公務員はリストラできないということで、今悩んでおられるわけですが、合併したためにすごい金がかかるというような形になっておられると思いますが、この辺につきましても、あなたのところはいいなということを言われることがちょいちょいありますけれども、しかし減り過ぎるのもえらいなという部分があります。その辺の兼ね合いを考えないといけないのと、今申しましたように、職員の構成をきちっとある程度、見通した格好を少しは考えていかないと、将来物すごい禍根を残すのではないかと考えておるところです。


 これは、その場合人がふえる、あるいは減る、両方あると思いますので、その都度、大幅な変更がある場合はご相談させていただきたいと思っております。でないと、やはり上郡町を動かしているのは職員が動かしているわけですので、それは大事にしておきたいと思っております。


○議長(正木 悟君) 6番。


○6番(藤本祐規君) そういうリストラとかにはいかない。そうしたら、僕は財政改革イコール意識改革だと思うんです。意識を徹底的に変えていくと、町民の税金を1円でもむだにしないのだという意識を高めていくことによって、私は町民の理解を得られるのではないかと思っておりますので、その辺強いリーダーシップをとっていただきたいと考えております。


 それでは、次の教育問題に移りたいと思います。お願いします。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) 藤本議員から質問がありました上郡町の教育の方向性とビジョンについて、私なりの考えを述べさせていただきます。


 学校教育につきまして、平成18年の教育基本法の改正、19年の学校教育法の改正を踏まえ、本年文部科学省より新学習指導要領が告示されました。これは平成20年度を周知期間とし、平成21年、22年度の移行期間を経て、小学校においては23年度から、中学校は24年度から全面実施となっております。


 この改訂の基本的な考え方は、1.現行の指導要領から引き続き、生きる力の育成を図る。2.知識技能の習得と思考力、判断力、表現力等をバランスよく育成する。3.道徳教育や体育などを充実させ、心豊かな健やかな体を育成する。以上のことを重視しております。現在、我が国の子供たちに必要と考えられている力を育てるための1つの指針が示されているととらえています。


 また、社会教育では、平成18年の教育基本法の改正において、生涯学習の理念、家庭教育、社会教育、学校、家庭及び地域住民等の相互の連携協力等、生涯学習、社会教育関係の規定の充実を図られました。


 それを受けて、平成20年社会教育法の一部が改正され、その中には、1.人々が学習した成果を社会で実際に活用することができ、学習の意義を実感できるような環境整備と機会の提供、2.学校や家庭外で児童生徒が安全で安心な環境の中で学習やさまざまな活動を行うことができる学習機会の提供、3.家庭教育に関する情報を提供すること等を規定しています。


 さて、私たちのまち、上郡町におきましても、国や県の動向、そして上郡町の教育の現状をかんがみ、上郡町学校教育指導の重点を定め、そのシンボルフレーズを「夢をひらく教育」としています。その基本的な考え方は、心安らぐ学校、生きる力が育つ学校、教育力が育つ学校を目指すこととして、さらに安心で安全な学校環境づくり、児童生徒の基本的な生活態度を育てる。学校の説明責任を果たす。子供に力をつける教職員の力量の向上、活気あふれる地域や保護者の教育力を生かしていくことなどを重点課題として教育を推進していくこととしています。


 各学校が特色ある学校づくりを目指して切磋琢磨し、その結果、我が町が質の高い教育を行うことにより、子供たちに夢を持たせ、その夢を志に変え、それをかなえていく支援を行っていきたいと考えています。社会教育は、これまでにも地域の文化をはぐくむまちづくりを目指して、生涯学習支援センターを中心に、いつでも、どこでも、だれでも学習できる環境づくりを進めてまいりました。これからは、個人の要望と社会の要請を合わせた社会教育推進をしていくためにも、学習成果の活用の機会、学社融合、家庭教育などの機会提供に努めていきたいと考えています。


 私は、このまちで育つすべての子供たちに、確かな学力、豊かな人間性、健康と体力を身につけさせる教育を進めたいと考えています。そのために、このまちの児童、生徒の実態を把握し、まちのよさを生かした教育を進めていこうと思っております。さらに、児童生徒をはぐくむ、このまちの教育環境づくりにおいては、人権文化の創造を根本にした町民全体の地域づくりを充実させ、学校、社会教育ともに、夢をひらく教育に向かって進めていきたいと考えております。


 現在、児童生徒の通学路の安全確保、あるいは学力向上といった教育課題があり、幼稚園・小学校の統廃合問題、校舎の耐震化整備といったハード面も含めた教育課題がございます。これらの課題をクリアするために、一つ一つ丁寧に取り組み、幼小中学校を連携させた本町の教育が夢ひらく教育になりますように努力していくつもりであります。


 以上です。


○議長(正木 悟君) 6番。


○6番(藤本祐規君) いろいろお話をいただきましたけれども、結構難しいようなこともありましたけれども、私は三木教育長は中学校のときに教えていただいて、余り優しい先生ではなかったように記憶しておりますので、ここで質問することをちょっとびびっておるのですけれども、頑張って質問したいと思います。


 教育長の教育に対する考え方をビジョンであるとか、方向性を述べていただきましたけれども、もう一つ具体的にご質問をさせていただいて、考え方をお聞きしたい。一問一答式でお伺いしたいと思っています。これから一問一答式で質問することについてはこれまでに何度も本会議で質問させていただいておることですので、教育長の率直な意見をお聞かせいただけたらと思っております。


 最近、子供が親を殺したりとか、未成年の残虐な事件というのが非常に多くなって、テレビをつけ、新聞を見ると、そういう事件ばかり目に入ってくるように思うんですけれども。私たちもそういう事件を見たら、またかと。そういうマンネリではないですけれども、余り驚かないようになってきている状況にもちょっとびっくりするのですが、そういう小学生や中学生や未成年の残虐な事件というのは非常にここのところ多くなってきておると。そういう状況を昔と今とかなり変ったんだろうなというふうに私は思うんですけれども、教育者の立場から何が変ってこういうふうになったのかなと。その辺教育長としてどういうふうに見ておられますか。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) 私も答弁するのに非常にびびっておりますが、子供たちの人生の価値観といいますか、それから直面した問題の中の思考範囲がやはり非常に単純、または緊張感が非常に高まっておるような、それは社会的な社会の環境がそうなっておるから、その中で育つ子供たちも非常にそういう感情的にも非常に切れやすくなるとか、その後の行動がそういう結果が予知できないということになってまいりましょうが、一番大きいものは、私が昭和50年から教員として勤めてまいりまして、家庭が見えてこない。お父さん、お母さん、またはおじいさん、おばあさんが一生懸命働いて、そして自分が今学ぶことができている。自分がこういう進路をとることができている。そういう家族の支えや家族の愛情や、そういうものを感じにくくなった、そういう生徒もふえてきつつあります。幸い、中学校の教員をしておりまして、うちのまちには、まだまだそういう愛情に触れる部分がたくさんあることに喜びも安心もしておるところでございますが、世の中全体から見ましたら、そのギャップは非常に大きいものがあろうと考えております。


 以上です。


○議長(正木 悟君) 6番。


○6番(藤本祐規君) 次に、いじめの問題もこれは大きな社会問題となって、上郡町の中でも、上郡町は少ないと聞きますけれども、実態としてはあるということも聞いております。いじめは絶対にだめだというお考えだと思うんですけれども、当然、いじめの問題についてはいじめる側に大きな問題があるんですけれども、いじめられる側にも問題はあるんでしょうか。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) いじめられる側に問題があるという定義を立てていきますと、いじめる側に問題がないという、そういう構図が生まれてきます。いじめを撲滅させていくために、いじめる側に問題があって、いじめられる側に問題がない。この視点に立って教育を進めていきたいと思っております。皆、さまざまな生育歴を持って、皆、いろいろ悩みを持って、苦しみを持って、そして生きていくということを考えていきますと、皆が助け合っていく。育ち合っていくという、そういう大事な教育の視点を軸にして、教育を進めていきたいと思います。なかなか、このまちの規模にしましたら、うちは非常に転校生が多いですね。転校生がいじめられているとか、そういう形の転校が入ってくるのに、心を痛めております。本町もこのことについては、厳に取り組んでいきたいと考えております。


 以上です。


○議長(正木 悟君) 6番。


○6番(藤本祐規君) 教育をする上で、体罰の問題なんかもいろいろ問題になっていると思うのですが、むかついたから殴るんだという、こんなのは全然論外ですが、教育する上で、愛のある体罰ならそれは多少なりとも必要であるとお考えでしょうか。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) 私は中学に初任で勤めましたのは、昭和50年です。上郡中学校は34年に5つの中学校が1つに統合になりまして、16年を経たときに入ったんですが、思い起こしましたら非常にそういう統合問題の流れがあったりしたのかもわかりませんが、学校は非常に荒れておりました。全国的にも見ても荒れておりました。私は新任で入りまして、ちゃんと子供を切に指導することはできなかった。どうしていけばいいのかよくわからなかったです。ただ暴れる、先生を殴る、すごい形の反発をする子供と接するということに、暴力をふるったことを振り返ってみまして非常に反省しております。現在、体罰事件が一番多く起こる中学生におきましては、そのようなことは一切ございません。そういう静止させるかどうかという質の最低限のレベルではなしに、今、中学生が本当に主体的に学校を運営していく。自分たちの力で自分たちの学校をつくる。でき得るならば日本一の学校を目指してつくっていきたいと、そういう生徒会を主体として、そういう動きの中で、流れの中で、そういう活動の中で先生と生徒がそういう暴力や体罰で対立していくとか、そういうことが一切起こっておりません。非常に尊敬し合いながら教育が展開されていくと思っております。


 以上です。


○議長(正木 悟君) 6番。


○6番(藤本祐規君) 教育長、今謝罪されましたけれども、非常に戸惑っておるのですが、三木教育長をフォローするわけではないのですけれども、僕は中学校のときに三木教育長に殴られた経験ありますけれども、今はあのときは僕は悪かったんやなと思って、今何とも思っていないですから。一問一答式ですから簡単に意見だけ言わせてもらいますけれども、何でもかんでも殴ったらいいのだとか、そういうことではなくて、多少なり僕は本当にこの子のことを思ってするのであれば、平手の一発ぐらいは必要ではないかと思っております。こういうことを今言うと、非常にひんしゅくを買うかもしれませんけれども、私はそういう考えであります。


 それと次、以前にも私はこの本会議で質問をさせていただいたんですけれども、上郡町で小学生に対して過激な性教育が行われているということを質問したんですが、教育長は小学生に対しての性教育というものをどういうふうに考えておられるのか、お聞かせいただきたいと思います。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) 冷や汗が出ますが、性教育につきましては、尾上前教育長から引き継ぎも受けまして、教育研修所の部会がございまして、その問題につきましても、うちのまちの性教育がどういうレベルが一番適切であろうかということにつきまして、養護教諭の意見、それから担当教員の意見等をいただきまして、うちのまちに合う、小学校から中学校へと教育していける方向性のものを出すようにと、そのようなことを引き継ぎを受けております。努めてそれを実現していくようにしていきたいと思います。


 以上です。


○議長(正木 悟君) 6番。


○6番(藤本祐規君) 最後、同和教育について、どういう見解をお持ちであるかお聞かせいただきたいと思います。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) それは必要であろうか、なかろうかというご質問でしょうか。


 私は必要であろうと。これから先も私が教えた子供たちに責任を持って進めて、この教育の底辺にあるものを必ず責任を持って教えていきたい。それがどんどん人権教育のいろんな部分まで発展していくことを願いまして、やっていきたいと思っております。


○議長(正木 悟君) 6番。


○6番(藤本祐規君) 以上で、私の質問を終わりたいと思いますけれども、1期4年間、16回ここで質問をいろいろさせていただきました。行政の職員の皆さんには不適切な発言等あったかもしれませんが、上郡町のことを強く思ってのこととご理解をしていただきたいと思います。これから、山本町長には、上郡町のさらなる発展と町民の幸せを願って、強いリーダーシップをとっていただいて、上郡町行政を引っ張っていただきたいと考えております。


 また、12月には町長とここでお会いできることを楽しみにしております。どうもありがとうございました。


○議長(正木 悟君) 通告2番、議席6番、藤本祐規議員の一般質問は終わりました。


 ここで暫時休憩いたします。再開は2時15分。        (13時57分)


              休           憩


○議長(正木 悟君) 再開いたします。            (14時15分)


 通告3番、議席10番、小寺政広議員に許可いたします。


○10番(小寺政広君) 小寺政広でございます。ただいま議長の許可を得ましたので、通告に基づいて質問いたします。


 今日の教育の現状を見るとき、児童生徒を取り巻く環境の中で、いじめなどさまざまな事件や問題が発生しており、課題が山積していると認識しております。このような中で、三木一司様におかれましては、本町の教育長に就任されました。これからのご奔命を心から願うものであります。


 初めの質問ですが、先ほど藤本議員への答弁の中で述べられましたすべての子供たちに豊かな人間性と体力をつける教育を進めたいとの方針をお聞きしましたが、いま一度教育長としての所信、一番大事にしたいというものをお尋ねします。


 次に、教育長は教育委員会のもと、教育に関するすべての事務をつかさどる教育行政のかなめであり、事務局を指揮監督して執行する執行者でもあります。行政執行者として父兄や保護者、児童生徒、つまり町民の声を的確に受けとめて、こたえることも教育行政の向上に結びつくことと考えます。町民の声を謙虚に受けとめ、みずからを省みることも一人の人間として大事なことであり、公職の長ともなればなお大事なことと思います。この点について、教育長のお考えをお聞きします。


 3番目に、教育委員会制度について見解をお尋ねします。


 大分県教育委員会、佐伯市教育委員会などの教員採用不正事件など、国民は教育委員会そのものを問題としています。義務教育は、子供たちとその家庭や地域社会のライフライン、生命線でありますが、そのライフラインが寸断されようとしています。エリート教育的な中高一貫校や一元的評価、学校の序列や学力重視の傾向がさらに教育条件の地域格差の拡大など、これでいいのか問われており、改革市町から教育委員会の必置の廃止が叫ばれています。教育長の見解をお尋ねします。


 4番目に、教育委員会の広域連合を検討するときではないでしょうか。今日の教育的課題は広域化しており、隣の佐用郡はずっと以前から4町で1つの教育委員会を設置して、教育行政を進めてきていました。先進的な取り組みの中で、問題解決していき、ひいては4町合併にまでなし遂げました。本町においても、隣接市とさらに連携を詰めていけば、教育課題の解決や効率化、経費削減を図れるものではないかと考えます。教育委員会の広域連合について、当局の見解をお願いします。


 5番目に、教育委員会の情報公開が必要です。せめて定例委員会の開会日や決まったことの報告など、委員会だよりとして町民に知らせることができないかと考えます。行政が次から次と情報公開しております。教育委員会も行政であり、見解をお聞きします。


 この質問の最後になりますが、研修センターピュアランド山の里を子供の館にしよう。図書室を設けて、学習し、学び、憩いも食事もでき、風呂も入れる館、寺子屋のような施設にして、子供が勉強する館にしたい。この提案についてお尋ねします。


 次に、行政改革について質問します。


 本町は、昨年自立の道を選び、まちづくりを進めています。だからこそ行財政改革が命綱であると認識しております。集中改革プランを確実になし遂げることなしに、町の発展を見込むことができません。開始から3年が過ぎました。改革が上滑りしていないか、平成19年度の成果と課題をお聞きします。


 さらに、行財政改革の担い手はやはり職員です。とりわけ幹部職員のやる気は不可欠です。幹部職員に改革に対するゆるみがないかお尋ねいたします。


 以上、再質問は指定された席から行います。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) 5番につきましては、学校教育課長の方から説明させていただきます。


 まず、1番目でございますが、先ほど藤本議員の方に答弁させていただきましたとおり、引き続き質の高い教育を求めていき、子供たちや住民の皆様にこの町の学びに自信や誇りを持っていただくように取り組んでいきたいと思っております。


 さらに、一番大事なものと言われましたので、子供たちが一番大切にしているものを大切にする、そういう教育を進めていきたいと思っております。


 以上です。


○議長(正木 悟君) 10番。


○10番(小寺政広君) 今、答弁いただいたのですが、子供たちが一番大切にしたものは具体的にちょっとわかりかねますから、教育長のとらえている範囲でよろしいですから、お答えお願いします。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) 小学校1年生、または幼稚園、中学の3年生までの中でその学年、その年度、その年の中で子供たちが夢を持って、またはこんなふうに進んでいきたいとか、伸ばしていきたいとか、そういう志や夢や希望やそういうものをしっかりと教育者側がとらえて、それを伸ばしていけるように、進めていけるようにまたその夢に対して挫折することもあろうと思いますが、そこから立ち上がっていくことができるような、そういうたくましい分厚い教育を展開できるように、まず子供たちの大事なものを大事にしていく教育を展開していきたいと考えております。


 以上です。


○議長(正木 悟君) 10番。


○10番(小寺政広君) これは平成19年6月12日の上郡町教育審議会答申の中で、上郡町における魅力ある新しい教育のあり方についての中で述べられていることですが、上郡町の子供たちの現状と課題ということで、学習面、生活面、運動面、それぞれにおいて極めて良好な状況にあるという、本当にこういうことは私自身も知っていますが、しかし問題行動や規範意識の低下等、さまざまな問題も発生しているということも、この4点ほど書かれていますが、この規範意識の低下等、さまざまな問題の発生ということには的確にとらえていますが、今現在社会の中でも次から次へと起きる偽装事件とか大人の問題行動、事件や事故を含めまして違法行為、あるいは犯罪行為、こういう中でどのようにして子供たちにそれを本当にだめなことなんだということを的確に教えるということ、問題として規範意識の低下等、さまざまな問題の発生と出ている現状、この辺にどのような苦労、どうしたらいいということも少しお考えはお持ちなのかどうか。またあれば教えてほしいのですが。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) もうこれは社会的な問題として、心を痛めております。うちの町にもそういうふうな事例も出てきておると。ただ、学校という大きい集団の中では、非常に落ちついて、県下でも最も落ち着いた学校の中に位置づけられているような現状でございます。


 当初、卒業生が在校生に金品を強要するというような、例えば何月何日までに60万円持ってこいと。すると3年生が10万円、2年生が20万円、1年生が30万円、何としてもその日までに集めていかなければ大変なことになるというような、そういうふうなことが半ば卒業生から卒業生というような形で横行しておったような、そんな事例もございましたけれども、先ほど藤本議員の方からの質問がありました中で回答させていただいたように、現在は中学生が非常に日本一の学校を目指して自分たちの力でつくっていきたいという気風が上級生から下級生に引き継がれていき、小学生にまでそれがつながっていく、その過程にあるととらえております。まず、町長が言われたように、型から入っていく。時間を守っていく。物を大切にする。廊下は走らないという、そういう落ちつきのある人間性を育てていくようなことを続けていく中で、子供たちが子供たちを大切にしていくような、そういう学習環境が育ちつつあるように考えております。


 教育委員会としてもその方向性を後押ししていくように努力していきたいと思っております。


 以上です。


○議長(正木 悟君) 10番。


○10番(小寺政広君) 規範意識についてなんですが、やはりこれは私が考えていることなんですが、こういう大人の偽装や不正行為、あるいは違法行為、犯罪行為、やはり私たち、僕自身が規範意識を持って当たっていくということが一番大事だと、僕自身に言いつけて毎日頑張っているところです。本当に自分自身がルールを守って、いろいろな決まりごとやいろんな自治会やいろんな社会の決まり事、あるいは法律はもちろんですが、そういうことを自分が歯を食いしばってでも守っていくということが本当にそのことが子供たちに言いつけるのではなく、そうすることを通じて子供たちがその姿を見てくるということが極めて大事だと僕自身認識しながら頑張っている毎日でございまして、教育長の今の答弁と相通ずるものがありましてうれしく思っております。


 次、お願いします。町民の声について。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) ありがとうございます。就任のよきアドバイスとして受けとめさせていただきます。いろいろな声をぜひ聞かせていただきたいと思います。


 以上です。


○議長(正木 悟君) 10番。


○10番(小寺政広君) この質問は大変失礼なんですけど、こういう質問を初めて就任された教育長に質問するのは本当に悩んで悩んだんですが、あえて町民の皆さんの前で、こういう質問をさせていただきました。それはなぜかというと、本当に大事なことだと僕自身思ったからでございます。6月の同意議案につきまして、議案が上程する前から町民の声が寄せられました。そして議決後、すなわち三木さんは教育委員に同意しました後でも街角やいろんなところで、町民からすさまじい批判を受けてまいりました。これはうそでも何でもないことで、そしてまた僕自身も叱責を受けました。私が賛成した理由は、そのときも議会の審議のところでも述べましたように、私の家の前、もうひさしの下が通学路になっています。その前を毎日毎日登下校する上中生徒のあいさつの声や礼儀正しい姿に、私自身が励まされたり、あるいは勇気づけられまして、今もそうしております。これはもちろん生徒の親御さんの家庭でのしつけはもちろんのことですが、やはり中学校で学校の先生方の懸命の教育の努力とかがあると思っております。その中で三木先生は、校長先生でありますから、そのようなことは絶対ないと思いながら、僕も信じておりました。校長先生として指導指揮監督して、活躍されていることもよく知っております。そして私は議員ですから、佐用町とか相生市とか赤穂市も研修に行ったり、あるいは仕事の関係で参りますが、問われもしないのに、上中の生徒は立派だな、よく頑張っているなということを聞きました。そういうことの中で、間違いなく三木先生を教育長にという町長の提案に賛成いたしました。そして、また質疑の中で、町長答弁の中にも、生徒を見れば先生がわかるのではないかという答弁もいただきまして、私自身間違いなく先生の任命の同意に賛成いたしました。


 しかし、一方で、こういう町民の声があります。私は議員ですから、やはり町民の真剣な思いや声を一番よりどころにしまして、そちらの方に立たなければならない人間ですし、そうするということを決めつけて議員として努めています。そういうことで、教育長、そういうことがあるということをよく胸に抱いてほしいと思います。


 今、演壇でも申しましたように、本当に議員である、私らもそうなんですが、町民の声を謙虚に謙虚に受けとめてみずからを省みるということも本当に大事なことだと思っています。教育長、この点について見解をお尋ねします。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) 先ほど申しましたとおり、謙虚に受けとめさせていただきます。以上です。


○議長(正木 悟君) 10番。


○10番(小寺政広君) わかりました。教育長も本当に剣道の達人として活躍され、また若鷲大会という大きな大きな町にとっても全国的な大会をパイオニア的になされたということも本当に評価しております。だからこそあえて質問いたしました。


 次に、教育委員会制度についてお願いします。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) 教育委員会制度につきましては、廃止論や選択性の導入などさまざまな議論がなされる中、昨年国会においてすべての地方公共団体に教育委員会を置くという現行制度を維持した上で、その体制の充実、強化を図るという法律改正が行われました。改正法が本年4月から実施されたところでございますが、この教育委員会制度を期に、各教育委員会がますます地域の実情に応じた教育行政を展開していくこととなろうと思われるので、本町におきましてもこの必要性を強く感じております。


 以上です。


○議長(正木 悟君) 10番。


○10番(小寺政広君) この教育委員会の必置の廃止ということについては、これは埼玉県の志木市長、穂坂邦夫さんという方を講師とした議会の研究会が昨年、佐用文化センターでありまして、私らはもちろん議会議員ですから行きましたが、この方が声高にやっているんです。この方がおっしゃるのは、本当に、今言ったように必置の廃止を提案しまして、教育委員会は必要ではないのではないか。町民の声をまともに受けた行政の中でやるべきだという先進的な提案をしています。この人は市長のときに、国が進めている行政改革の中で、市長自身も廃止するということを提案されています。そういうすごい方で、もちろん今は市長を引退されまして、普通の民間団体の行政改革という組織をつくって頑張っておられる方で、そういう先を見越したようなことを書いておりまして、なぜかということをちょっと読みますと、教育委員会は合議制です。一般人による委員会の合議制であります。その決定の責任が不明確であり、教育対応が迅速に対応できないようになっているという現状を分析しましてやっております。そういうことを含めると、そういう面を教育委員会では今の上郡町教育委員会は一生懸命頑張っておりますし、そういう中でありますからいいのですが、そういうことは問題点として実際どのようにあらわれて、どのように対応されているか、その点についてお聞きしたいのですが。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) ご質問の内容が、うちの町の教育委員会の体制が、私はまだ教育委員になりまして1月ですが、その執行状況は非常に公明正大、適切に教育委員長のもとでやっているように強く感じました。


 以上です。


○議長(正木 悟君) 10番。


○10番(小寺政広君) 新任の教育長にこういうことはちょっと聞きづらいですが、例えば、決定の責任が不明確というのですか、この人が指摘していることですから、上郡町ではそういうことはないのですが、こういうこともあり得るということもあると思うのですが、その点についてはどうですか。学校教育課長でもよろしいけどね。


○議長(正木 悟君) 学校教育課長。


○学校教育課長(金持弘文君) それは町民、皆さんの意見を取り入れるという考えのもとのことですか。今現在あるのは、学校評議員制度というのがあるのですが、その評議員制というのはPTAの会長さんとか、いろいろな学校の人事案件までは伴わないのですが、いろんな事柄を決めるという程度の評議員会というのは設置してあります。それを充実という形でしょうか。


○議長(正木 悟君) 10番。


○10番(小寺政広君) わかりました。次、4番目、教育委員会の広域連合について見解をお尋ねします。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) 将来におきましては、その方向に向かうことも想定しまして、そのために近隣の市町と教育事務の広域処理方法等についての協議検討をいたさねばならず、まずは本町の再編及びそれに伴う条件整備を進めておく必要があると考えております。


 以上です。


○議長(正木 悟君) 10番。


○10番(小寺政広君) わかりました。本当に明確な答弁ありがとうございます。ただ、僕が議員になってからいろいろなところ、とりわけ佐用町によく行ったんです。佐用町は本当に勉強になるところだと思いまして行きましたら、当時から僕がここの席についてから教育委員会が郡一つでやっていました。議会本会議、教育長がそちらにお座りになりますから、4町の議会どうするのかなと思っておったら、そのときはちゃんと日をずらしてやっている、職員も教育長1人で、職員2人ずつ集まってやっている。そのようなことを見まして、本当に効率化もできるし、いろいろな広域問題もできることがありましたから、それをその時点からすごいことだなと思っておりまして、こういうことをぜひ検討されるということを答弁いただきまして、うれしく思います。進めていっていただけたらと思っております。


 5番目に移ります。教育委員会の情報公開について。


○議長(正木 悟君) 学校教育課長。


○学校教育課長(金持弘文君) 情報公開の件でございますが、教育委員会の会議結果の報告について重要事項がある場合、その内容の周知方法について検討していく予定でございます。地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正によりまして、20年度から教育委員会は毎年その事務の管理及び執行の状況について点検及び評価を行い、その結果に関する報告書を作成し、これを議会に提出するとともに、公表しなければならないと義務化されております。現在、その準備を進めているところでございますが、このような点検評価の報告書の公表等を通じて、情報公開を進めていきたいと考えております。


○議長(正木 悟君) 10番。


○10番(小寺政広君) ここにも演題でも申し上げましたように、せめて定例委員会の開会日、あるいは決まったことを委員会だよりなり、あるいは今広報かみごおりは毎月発行されていますね。委員会の定例会は月に1回ですから、載せられるのではないかと思うのです。決まったこと、大まかなことも載せられると思いますし、何よりも傍聴もできるし、あるいはそういうこともできる。本当に教育委員会が開かれた教育委員会になることができますし、必要ではないかと思うんです。今、申し上げましたように、行政が次から次へと情報公開されています。そういうことはぜひ必要だと思うのですが、せめて委員会の日とか、あるいは決まったことの内容、とりわけ今最近教育委員会の決め事やあるいは決めないといけないことが大事なことです。町民に直接かかわることが多くありますから、なおさらだと思うのですが。上郡広報の1ページ、あるいは2ページを使って、併用して、そういうことをお知らせ、あるいは広報できるのではないかと思うのですが、いかがですか。


○議長(正木 悟君) 学校教育課長。


○学校教育課長(金持弘文君) 日程とかを決定するには開催日に決定いたしますが、開催の会議結果につきましては、広報に掲載は可能かと思いますが、その月初めに行いますので、次回の開催日というのはうまくいけば、うまく各戸に広報が届けば可能かと思いますが、おくれる場合にはもう既に終わっているという場合もございますので、その件につきましては、結果をどういった形か今から検討し、掲載していこうということを考えております。


○議長(正木 悟君) 10番。


○10番(小寺政広君) ぜひそう進めてほしいと思います。議会だよりもやっていますし、そういうことを通じて町民が教育行政を知るという機会ができるということもありますから。そして何より傍聴もできるし、教育委員会も傍聴できるんですよね。そのように傍聴もできる条例もありますし、そういうことも今多くの方が傍聴されていますが、教育委員会もやはり傍聴できていろいろな問題を教育委員が議論されているのを直に見るということは、本当に町の教育行政の発展については極めて大事なことだと思いますから、ぜひともお願いします。


 今、申し上げましたように、上郡広報の1ページか2ページ使うということは検討できないのですか。別に出したらほかにお金が要りますし、そういうこともぜひ取り入れてほしいのですが。やるおつもりはないですか。


○議長(正木 悟君) 学校教育課長。


○学校教育課長(金持弘文君) 重要事項等がある場合は特集的なものは取り入れないとだめだと思いますが、通常の場合はほとんど行事関係とか、個人情報等もありますので、そのあたりは掲載できませんので、できるもの、例えば学校の再編の関係とか、そこら辺は決定事項として掲載していく予定でございます。


○議長(正木 悟君) 10番。


○10番(小寺政広君) ぜひ進めていただきたいと思います。


 次に、ピュアランドを子供の館にしようということについて。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) ピュアランドにつきましては、指定管理者制度ということで、杵屋さんにお願いしているところでございまして、今年度で切れるという状況になっておりますが、来年度も引き続きやっていただきたいということで、現在協議を進めているところでございまして、まだ決定はいたしておりません。そういう中で、今のお話でございましたけれども、施設の運用につきましては、当然施設の管理者と相談しないといけないわけでございます。これにつきましても、今年度から今申されたような寺子屋的な使い方はできないだろうかということで取り組んでおります。2〜3、例を申し上げますけれども、地域に根差したピュアランドという考え方だろうと思いますけれども、そういう思いを込めてやっているのですが、毎年夏休み前に町内の幼稚園児がいろいろなことをやっておられますけれども、その一環として、お泊り保育ということをことしやっております。これをピュアランドに1泊していただくということでございます。


 また、子供会の方でございますが、7月26日に初めて試みたわけですが、あそこはうどんが名物でございますが、子供のうどん打ち大会、そしてまたそれを食べるという体験をしてもらおうということで、親子手打ちうどん教室を行っております。またこの日には、それ以外にでも、ここを利用してグループを3つに分けまして、2階の研修室では手打ちうどんの生地からのつくり方もやりました。また森林体験ということで、木工工作をやろうということで、グループをまとめてやりました。またあそこの大池にカヌーがございます。それについての勉強をしようということでやって、あと展望風呂に入っていただいて、汗を流して喜んでもらったということをやっております。


 また、これは手打ちうどんだけではなくほかにサンドイッチだとかいろいろな食べ物を子供たちと一緒に親御さんがつくってやるということも取り組めるようにしておりますので、ご利用していただければと思っております。


 また、スポーツセンターとの連携をやって、10名以上であれば、カヌーを使うということもしていただいて、カヌー体験教室もやっていただいたらどうかと思っております。あわせてご承知かと思いますが、光都にサッカー場ができました。それを活用しようということで、この8月23日、80名ほど宿泊していただいて、光都でサッカーをしていただくということを今回は取り組んでおります。これからもそういうような取り組みも、これは何と申しましても、この施設そのものが補助事業という格好でやっています。そういうことで、宿泊、宴会、あるいは企業の研修ということがまずメーンにあって、それに邪魔にならない形で対応しようということで、若干の無理がかかる場合もあるわけですが、そういうことのないように心がけながら、今おっしゃるような趣旨を生かしながらやっていきたいと考えております。


○議長(正木 悟君) 10番。


○10番(小寺政広君) ぜひ進めていただきたいと思います。そして、またいろいろなことを取り組まれておりまして、僕自身うれしく思っております。ピュアランド、貴重な町民の税金でつくった施設が町民が寄りつかない、あるいは離れてしまうというのは本当に残念で申しわけない気持ちでいっぱいなんです。だからそういう意味でも、あそこが活用され、町民が寄りつく、あるいは町民があそこへ行って、憩う場ができるようにするのもまた議員や私たちの務めだと思っておりますから、この質問に入りまして、今町長の答弁をいただきまして、本当にうれしく思っております。


 それでは町長、この演壇でも提案を申し上げましたように、あそこは図書室はどうなんですか。あそこの1室を図書室に設けて、憩いながら勉強もできるようなことができたらなと僕自身思うんです。この寺子屋という言葉を使うのは僕は今、テレビで篤姫やっています。幕末に諸外国の人が当時日本に来るといったら、本当にエリートな、それぞれイギリス、アメリカ、欧米先進国のエリートだったと思います。その人たちが日本に来て、必ずびっくりしたことがあるんですね。それは識字率、あるいは学力の高さ、当時の学力をどうして調べたかはわかりませんが、とにかく庶民が縁側で本を読んでいるというのを見て外交官らがびっくりしたというのです。何という国に来たんだと。本当に私たちがこの国へ来ていろいろなことをするのはこの国にとって幸せになるのだろうかということまで、これはオールコックというイギリスの講師なんですが、そういう「大君の都」という中で書いておられます。そういうほど本当に当時の日本といったら世界的にも識字率、あるいはヨーロッパよりも高かったのと違うかということも出ています。だから、そういう意味で、この寺子屋というそれぞれの地域の教育力を本当に進めるということは、これから本町が生きていく、あるいは日本が生きていく大事な大事なことだと思うのですが、町長、どうですか。図書館とか図書室、あるいはいろいろなことを閲覧できるような部屋を1室ぐらいということは、どうですか。町長。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 考え方としては私も反対はしないのですが、4万冊の蔵書をどういう形で置くかということが念頭にないと、図書室ができない。しかもあの倍ぐらいの施設が要るだろうと思いますけれども、そういうことで考えますと、今のところそれを実現するということは、ちょっと難しいかなと思っております。これは学校の統合も含め、あるいは今の例の総合庁舎の後の話も含めまして、少し学校の整備統合ができた段階で考えざるを得ないかなと。財政的なことも含めまして、そんな順序にならないかなと考えております。


○議長(正木 悟君) 10番。


○10番(小寺政広君) いろいろとピュアランドが本当に町民の施設になるよう、ご尽力をぜひともお願いいたします。


 次に、行政改革について質問を移ります。よろしくお願いいたします。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 先ほど藤本議員さんの方でもお答えいたしましたけれども、第4次行財政改革大綱並びに行財政改革行動計画、いわゆる集中プランというやつですけれども、これに基づきまして、17年、18年、19年と3カ年推し進めてまいりました。これについての評価ですけれども、これにつきましてはトータルで22億7,200万円程度の効果が出ていると算定いたしておりまして、これは行革審議の方にも報告させていただいた数字でございますが、これは計画のときと比べましてどうだこうだという話に当然なるわけですが、これは目標値よりも約3億3,000万ほどより効果が出ているということですので、上滑りというよりもむしろ地道にやっているなという感じでございます。


○議長(正木 悟君) 10番。


○10番(小寺政広君) それはうれしく思います。僕自身、ちょっと不安もありながら、やはり進めてほしいという希望もありまして、質問したので、そういう町長の答弁3億3,000万円を上回った効果が出ているということについてうれしく思っております。


 次なんですが、それはそれとして答弁いただきましてありがとうございます。では、最後になりますが、幹部職員のやる気が不可欠ということについて、幹部職員の改革に対する緩みはないかということについて、答弁をお願いします。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 非常に先ほど来申しますように、職員が激減しているような状況になっておりまして、その中で職員がよくやっているなという感じはいたしておりますが、ご指摘のように、そういう点もあったのではないかということで反省はいたしております。そういう中で、これを先ほど来申しますような方法論で、しかも文書通知なり、あるいは課長会議なりを通じて進めていきたいと思います。ただ、非常に難しいのは、牛の角をためて殺してしまうということでないようにしたい。これは常々心がけておかないといけない問題であろうと思っております。ただ、だから何でもしろということではないのです。きちっとしていきたい。先ほど来、時間の話も申しましたけれども、そういう取り組みの中で期日というのはあるのではないかと考えておりますので、その根本を外さないような中で対応していただこう。特に幹部職員については、一人一人が自覚を持って一人前の人間として対応していただく。これが自立した人間ということになろうかと思いますけれども、そのことで部下の指導ができるのではないかと考えております。


○議長(正木 悟君) 10番。


○10番(小寺政広君) 行革大綱の中で、1番、2番目に取り上げております行財政改革の取り組み、職員の取り組みの中で書かれて、幹部職員の方はよく腹の中におさめられておると、僕自身知っていますし、職員が懸命に職務に遂行されていることを日夜私も見聞しております。特に、川まつりの前後についての職員の暑い中での仕事ぶりなんか本当に感銘しておりました。だから、僕はそのことについてはどうのこうのと言うことはありませんし、またそういうことが本当に行革につながると思っております。


 ただ、この質問をしたのは残念なことなんですが、この川まつりのときなんですが、向こうが会場になります。町の掲示板があるんです。あそこは町の掲示板はなかなかだれも見ていないと思います。見る人も少ないし、今はなおさら工事中ですし、駐車場は裏にありますから、あそこまで行って見るという人がなかなかいないし、気にとめる人もほとんどいないと思います。ただし、町の掲示板といえば、行政執行については極めて大事なところであって、いろいろな議会での決め事の公布をするということについては、あそこに掲示しないと効力が発効しない。法律上、あれがないとできないという大事な大事なところであります。町の職員なら、ましてや幹部職員ならそのことは本当によく知っていることだと思います。


 ただ、その花火のときに気がついたんですが、町の掲示板の中の掲示状態が極めて本当に残念だった思いがするわけです。同じ貼るにしても、前の上に押しピンでとめてしまって、下のことが全く見えない。あるいは押しピンが外れて下へ落ちてしまっている。あの掲示板いっぱいに貼って、どこにあるか、何を読んでいいかわからないような、順序も前後も何もばらばらになってしまって、本当に残念に思いまして、職員が懸命に頑張っている思いの上に、だからこそそう思いましたわけでございます。


 そのことについて、あの責任者は総務課長になるのですか。どういう見解か、あるいはそういうことについての見解をお願いしたいのですが。


○議長(正木 悟君) 企画総務課長。


○企画総務課長(松石俊介君) ご指摘いただいたことについては、いろいろ反省をしております。仕組み的には各課の広告式にのっとって掲示をしているということで、各課にゆだねたこともございまして、こういう現象が起きたと思っています。内部的に直ちに今後の対応を今いろいろ検討しておりまして、定期的に古いのは外すとかいうことも今、考えて早期に取り組んでまいりたいということで考えております。


○議長(正木 悟君) 10番。


○10番(小寺政広君) ぜひそう進めてほしいと思います。ただ、僕がこう言うまでもなく、掲示する場合、課長が命令すると思うんです。それぞれ担当課長がこの公布物を貼りなさいと。ただ行った職員が前のを外すのではなくて、前の上にぽんと置く。その意識が僕らはちょっと理解しかねます。あるいは落ちているのをそのままにして帰るというところが、なぜそうなるのか。一生懸命、一生懸命職員の方が頑張っておられるのに、そういうところがまだあるということについて非常に残念な気持ちであるんです。その辺はどうなんですか。課長が一度一緒に見に行くとか、あるいはそういうことがあったら改めるということを指示するということはないのですか。ただ、これを貼りなさいと言ったら、押しピンでぽんと上へ貼るだけということになっているのですか。あの掲示板、極めて大事な町の掲示板については。


○議長(正木 悟君) 企画総務課長。


○企画総務課長(松石俊介君) 各課の公告の仕組みですけども、あの掲示板ボックスをキーでロックしております。各課が貼り出す場合には、各課が責任を持ってキーをもって開けているという状況で、そのときに他の課の古いものとか、落ちたものは気がついていないのかと想定しております。定期的に私どもの方の担当を含めて管理していきたいと思います。


○議長(正木 悟君) 10番。


○10番(小寺政広君) 多分、公布物ですから、公布期間というのも条例的にもあると思います。だから、そういうこともあるのだと思うのですが、上に2枚も3枚も重ねたら下の方が見えないのはわかり切ったことなんですが、課長らがあそこを見回るということはなされないのですか。週に1回とか、あるいは広告期間は何日とありますから。それを過ぎたら外すということも指示できると思いますし、あるいはそれをチェックするのはどなたの担当というのも決められるんだと思うんですが、そういうことはされていなかったということなんですか。


○議長(正木 悟君) 企画総務課長。


○企画総務課長(松石俊介君) 私は時間があるときに、庁舎内のポスターをよく見て回るんですけども、掲示板までは至っていなかった。ただ、通勤、退庁時にはあそこを通っていますので、見るようには心がけておりますけれども、たまたま熱で押しピンが落ちたということもあります。それも含めて今後は定期的に頻繁に管理していきたいと思っております。


○議長(正木 悟君) 10番。


○10番(小寺政広君) それから、教育課長にお尋ねするんですけど、同じ掲示版ですが、7月1日の教育委員会の告示が課長ご存じだと思いますが、8月6日に教育委員会がありました。その日まであったんですよ。課長、ご存じでしょう。7月1日の教育委員会の告示が8月6日の教育委員会のときまであったんです。その8月の告示の掲示物がなかったんです。ご存じですね。課長、ご存じありませんか。わからなかったらいいのですが、僕は見ましたから。これでは本当にこの行革を一生懸命職員が3億何千万円も出しているのに、ああいうのを見せつけられると、本当に何とかしなければならないなという気持ちが強く思いました。こういう質問して大変失礼ですよ。こんなこと、本当に申しわけないのですけど、やはりこれは指摘しなければならないという責務、そういうことできょうの質問をしていますが、どうしてああいうことになったのですか。


○議長(正木 悟君) 学校教育課長。


○学校教育課長(金持弘文君) 教育委員会の開催が決まってから告示するんですが、当然7月1日にも開催してございます。そのときの掲示物が残ってしまっていたというのだと思うのですが、当然8月6日の委員会のも掲載していると思うのですが、また違う場所に貼ってあったのか、落ちてしまったのかわかりませんが、今後よく気をつけて古いものと入れかえるようにしたいと思います。


○議長(正木 悟君) 10番。


○10番(小寺政広君) ぜひとも気をつけてください。本当にあそこは顔ですから。ぜひともお願いいたします。


 副町長、こういうことについて、副町長は一切権限とかそういうのはないのですか。指導したりあるいはいろいろなことをすることについては、どうなんですか。


○議長(正木 悟君) 副町長。


○副町長(高橋道夫君) 小寺議員さんからのご質問ですが、やはり地方自治法にも出ていますように、指揮監督は私の責任でございますので、十分今後気をつけていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(正木 悟君) 10番。


○10番(小寺政広君) ぜひともそうしてほしい。あるいは指揮監督もそうなんですが、副町長自身も庁舎、あるいはいろいろなところを回っていただく、足でやっていくことも本当に大事なことだと思います。あそこの掲示板、これは職員の方を褒めるんですけど、あの後、すぐにきれいになっていましたね。僕は何も言っていないのです。そういうきれいになっていました。あれは6日の午後だったか。本当に感心しました。だからどなたかが気づかれたと思います。だから、それ以前にやはりそういうことにならないように、副町長はじめ、幹部の職員、本当にそういうところも重々気を行き届かしてほしいのですが、副町長もう一度答弁お願いします。


○議長(正木 悟君) 副町長。


○副町長(高橋道夫君) 私もある1日のうちに町長が不在のときには、自席におりますが、町長がおられるときには、それぞれの各課、巡回ではないのですが、やはり課へ出向いていって、いろいろ課長等とコミュニケーションを取りながら、指揮監督をいたしておりますので、今後十分そういう気持ちを持って職務の指揮監督に当たっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(正木 悟君) 10番。


○10番(小寺政広君) ぜひともお願いします。町民の方は僕以上に町職員のこと、また僕ら自身、議員のことについても本当に厳しい目であるいは的確にとらえております。僕自身も町民の方10人と話せば、6人から7人までが批判や叱責です。本当にそうなんです。そういうことを受けとめて、やはり町政やあるいは職員の方に嫌なことでも伝えねばならないということで頑張っておるわけでございます。職員の方もぜひともそういうことで臨んでいただきたいと思っておるところでございます。


 町長、私は任期中、最後の質問になるのですが、いろいろ失礼なことも申し上げましたし、いろいろなことも伝えました。町長、就任されて2年で、4年ということはないのですが、町長、もう一度町民に対する町長ご自身の行政改革に対する姿勢なりをここの場で表明していただきたいと思います。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 行政改革というよりも、町の運営についての指針の方がいいのではないかと思いますけれども、先ほど来申しますように、この地方自治体における状況が非常にここ10年ほどで変ってしまっているというふうに認識はいたしております。それはやはり国に頼ってしてきた経過がある中で、やはり町自身が全部自分でやっていかないといけない。地方分権の時代になってきたことは事実です。意識としても町民の方々もそうなってきつつあると思っております。そういう中でございますので、やはり先ほど来申しますように、我々の行政がやっていることにつきましては、すべてオープンにしていく。しかも町民の方に参加いただく。あるいは知恵を出していただく。それをまとめていきたいし、我々としても皆さん方ともどもに、それぞれの考え方を持ちながらリーダーシップをとってやっていきたいと思っております。


 そういう中で、いろいろな問題が出てくるやもしれません。というのは1つは非常に先ほど来申しますように、少子・高齢化ということになってまいっております。そういう中での詰めは非常に難しいのではないかと、これは思っております。これはやはり皆さん方と手をとりながら、乗り越えていかないといけない問題ではないかと思っておるところでございます。


○議長(正木 悟君) 10番。


○10番(小寺政広君) 町長、私はいろいろなところで町民の方と話をするのですが、最近、駅前の人と話をしていたら、このまちは今は「昼張」やと言うのですね。昼張といったら何だと思っていたら、夕張の手前で昼から夜になって、夕張になるということで、だからもうすぐ夕張になるということを言われまして、僕ははっとして気がついたんですが、私は本当に絶対にこのまちを夕張にはさせないという思いでおります。絶対にさせないということで頑張っていくつもりでおります。だから、町長はじめ、職員の方も本当に町民の声にこたえて頑張っていただきたいということを強い気持ちで、私の一般質問を終わります。本当にありがとうございました。


○議長(正木 悟君) 通告3番、議席10番、小寺政広議員の一般質問は終わりました。


 ここで暫時休憩いたします。再開は3時20分。        (15時05分)


              休           憩


○議長(正木 悟君) 再開いたします。            (15時20分)


 通告4番、議席15番、工藤 崇議員に許可いたします。


○15番(工藤 崇君) まず通告をしておりました順番について、変更をご報告いたします。町長から、2番目の「住みにくい上郡町」との町民の声を真摯に受けとめ、それを脱却するための施策をというところを先に答弁をさせていただきたいというご依頼がありましたので、2番を先に質問し、1番の上郡町教育のあり方を2番目に質問をさせていただくことに、議長とご相談し決めましたので、ご了解をお願いします。


 それでは、まず通告に基づきまして質問を行います。


 「住みにくい上郡町」との町民の声を真摯に受けとめ、それを脱却するための施策をという質問でございます。上郡町総合計画基本計画には、懸案となっております学校給食を早期に実現に向け努力する必要があるとうたわれております。また、町長もそれを公約されて、子供とお年寄りのための給食センターを実現したいという思いを公約に掲げ、当選されました。山本町長を信じて投票した若い母親だけでなく、週1回のお年寄りの給食が、今後大幅にふえることを楽しみに待っていたという高齢者等から、町長が変ったがやっぱり同じだ。まただまされた。もう工藤さん、選挙には行かない。上郡町を見限って出ていきたいという声が今までになく多く聞かれるようになりました。


 お年寄りは我が家、住みなれた地域で生活を全うしたいと熱望しています。住みにくい上郡町を何とかしてほしいという切実な町民の声を真摯に受けとめ、次の施策などへの方針、お考えをお尋ねいたします。


 若い世代やお年寄りが安心して住める町にするために、まず学校給食、老人給食についてどのようなご構想、計画をお持ちか、具体的にお答えください。また、兵庫県で上郡町だけ給食と同じように実施されていない学童保育についても、お答えをお願いします。


 また、兵庫県で「唯二つ」図書室であるというものは上郡町ともう一つのまちだけであります。ほかのまちは全部県下、図書館を設置しております。これの方針についてお尋ねをいたします。


 それから、高齢化、障害者の方々のために、コミュニティバスやタクシーの補助等、外出支援をすることは急務であります。これについてのご方針、お考えをお尋ねいたします。


 それから、もう一つは町民の多くが望んでおりますケーブルテレビは必要であっても、住民負担を軽減していただきたい。最高12万は本当に年金暮らしや若い方々には大きな負担であるというような声についてどのようにお答えになるか。負担軽減についてのお考えをお尋ねいたします。


 それから、上郡町だけではございませんが、西播磨一体、医療行政、救急、入院、出産等の問題がなかなか町民のニーズにこたえられない問題がありますが、これについて町長のお考え、姿勢をお尋ねいたします。


 それから、やはり若い方々、障害者の方も含めて地元で働いて、地元で住みたいという願いを解決するためにも、企業誘致をし、同時に税収の確保につながることが必要でありますが、これについて町長のお考えをお尋ねいたします。


 2番目、上郡町教育のあり方についてお尋ねいたします。


 まず、上郡町は教育の基本理念を1つ、まちをつくること、それは人をはぐくむこと。1つ、学校はまちづくりの礎。1つ、誠実に頑張る青年こそがこのまちをつくると、どの市町にも引けをとらない表現で気高くうたっております。当然その理念を具現化するために、教育環境の整備と教育内容を充実することが今、町長、教育長に求められておるのであります。しかしその理念が建前だけに終わるのならば、いつまでたっても上郡町の教育、ひいてはまちづくりの展望は見えてきません。


 さて、現在、高橋副町長を委員長、尾上元教育長を副委員長とした上郡町教育施設等再編検討委員会から、町内7校の小学校を3校に統廃合するなどとした方針が出されました。学校の統廃合とは、子供、保護者、地域にとっても、また上郡町においても将来のまちづくりの方向に重大な影響をもたらす問題であります。


 にもかかわらず、統廃合の方針が出されてすぐ、尾上元教育長が突然辞任されました。元教育長の辞任と、その周辺人事等の問題が余りに不自然で、不透明であり、人事というレールが先に敷かれ、そのレールの上に学校の統廃合計画を走らせるようなものであると町民の多くは町行政に疑問や不満、不快感を口にしております。町長は教育委員会幹部のそのような姿勢は教育理念は建前だけで中身はからっぽのままではないか。今後の上郡町のまちづくりを後退させることにつながらないかという大きな不安の声も上がっております。


 そこでお尋ねいたします。


 1つ目に、幼稚園・小学校統廃合の住民合意についてどのようにお考えでしょうか。どのようなプロセスを経るつもりでしょうか。


 2つ目に、統廃合にかかわる条件整備、これがやはり必要でございます。スクールバス、完全給食、学童保育、教育内容の充実、耐震構造等々、その方針と体制づくり、具体的にお答えください。


 3番目に、大分県教育委員会に見る腐敗堕落を招かないための上郡町教育行政の理念と具体的な施策はお持ちでしょうか。これについてお尋ねいたします。


 4番目に、子供、保護者、まちづくりに責任を持てる教育行政について、町民は切望しております。抽象的な表現でなく、具体的な理念をお答え願います。


 それでは、再質問は、自席にて行います。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) ご無理を申しまして申し訳ありませんでした。学校給食並びに学童保育につきましては、後ほど教育委員会の方から条件整備の中でお答えするのが適当かなと思いますので、そちらへ回させていただきまして、老人給食につきまして、まずご説明させていただこうと思います。


 社会福祉協議会の給食サービスの事業につきましては、ひとり暮らしの高齢者の高齢者世帯、及び障害者のひとり暮らしの方を対象に、週1回の水曜日、または金曜日の昼食を調理ボランティア並びに配食ボランティアの皆さんのご協力によりまして、毎週100人程度させていただいているということになっております。


 社協といたしましても、給食サービスの一層の充実を図るということで取り組んでおられまして、調理ボランティアにつきましては、昨年よりも2グループふえまして、17グループで対応させていただいているというふうにお聞きしております。しかし、週1回の給食でございますけれども、これを充実しようということですが、まだ2回までもっていくというのは人員的に無理があるのではないかと思っておりまして、まだまだ困難な状況ということです。そういうことで、当面は給食につきましては、週1回を実施していきたいということでございまして、もう一回増やすような方向でもっていきたいとは思いますが、現在のところそういうような状況でございます。そして、これにつきましては、社協の給食サービスを今後とも充実していくような方向で私どもは考えていきたいと考えております。


 図書館につきましては、先ほど来出ておるわけですが、蔵書が現在のところがいっぱいでどうもならないような状況になっているのはご承知のとおりですし、また閲覧する場所も非常に狭いと私も認識いたしておるところでございます。ただ、単独施設として整備していくことについては非常に大きな隘路があるのではないか。また、第三庁舎、昔の総合庁舎でございますけれども、3階が未利用ということになっておりますが、あれは建築基準法上、耐震性がないということで使えないという状況になっておりまして、3階、4階使っておりませんが、いずれにいたしましても、学校の整備統合とあわせながら、これは整備の形の中で新設は無理にいたしましても、そういった空き校舎等も利用しながら、図書館の整備、図書館の建物だけでなしに、中の蔵書も含めまして充実するような方向を考えていきたい。いろいろな方法があろうかと思いますけど、これにつきましては、その時点で検討させていただきたいと思っております。


 それから、コミバスの話でございますけれども、これは本年度に地域公共交通会議の立ち上げを予定しておるところでございます。しかし、この問題につきましては、佐用線のバスの路線廃止協議のための会議が優先されておりまして、現在、上郡から佐用に行っている分があるわけでございますが、これをどういうふうにするか。廃止していこうということになってきつつあるわけですが、これについての県の指導待ちということになっております。しかし路線廃止の協議が進む前に、私ども上郡町における地域交通会議を立ち上げていきたいと予定しておりまして、現在、これについて何もしていないということではないのですが、このコミュニティバスを検討するにつきましては、地域活性化センターの補助によってアドバイザーを派遣していただいております。これは鳥取大学の教授にお願いしておるわけでございますけれども、今町の実態把握のために、来庁いただきまして、調査していただいております。その中でいろいろなアドバイスをしていただき、たたき台的なものをつくっていくという過程になっておりますが、これらを今後立ち上げていく。地域交通会議の中で委員の皆さん方の意見をさらに入れて、立派な計画にしていきたいと考えておりまして、21年度にそれを具現化する方向で検討していくようになるのではないかと考えております。


 それから、タクシーの補助でございますが、これは高齢者や障害者の方々の外出支援につきましては、ご承知のとおり、現在の制度では65歳の方々のひとり暮らし、高齢者のみの世帯ということでございますし、また重度心身障害者で一般交通の利用が困難な人、また外出手段の確保が難しい日常生活に支障がある方に限られておりますが、これにつきまして、議員のご指摘がありましたように、同居家族に車がありながら、家族の者に外出を頼みにくい。頼みづらい、こういう方にも利用券を出すという話もありますけども、これにつきましても非常に難しい。歯どめがかからないという問題もあります。また、公平性についても若干問題があるのかなと思っておるわけですけれども、これにつきましては検討する必要があろうと思っております。


 そして、現在、限度額であるいは出している分につきましては、1人が月に2枚ということで利用券を出させていただいております。補助率2分の1で片道1,000円を限度に補助するということになっているわけでございますが、これにつきましては交付決定者、対象者というのは511名でございます。そして、現在利用されているのは312名ということで、利用されている実際の率が61%、10人に6人が利用されているという状況になっておりますが、交付枚数は1万1,664枚になるのですが、実際に使われているのは4,232枚になっております。そういうことで、実際に使われたのは交付枚数に対して36%、4割弱の人しか使っていないという状況になっているのが実態でございまして、こういう実態を踏まえながら今後検討していく必要があるのではないかということで、いろいろな考え方があると思うんですけれども、私どもも検討してまいりたいと思っております。


 それから、ケーブルテレビの住民負担についてでございますが、現在、各地区を回りまして、90の地区を説明会を終わりました。これはあと4地区を残すだけと、というところまでやっとこぎつけておるわけでございますが、以前からお話ししているように、住民負担につきまして、12万円を限度という形でお話しさせていただきまして、これがまず出発点、ケーブルテレビの総決起大会のときに出た数字でございますけれども、これを限度としてやっていこうと。現在、詳細設計ができました。そういうことで、これを住民負担が何ぼかということにつきましては、今後補助金の問題、あるいは入札の問題も含めながら対応していく。その過程で決まってくるだろうと思っております。また、ほかの方法もいろいろなことを模索しながらできるだけの引き下げを考えておるわけでございます。今議会でも予算の補正をお願いしておるわけですけれども、これにつきましての国庫補助申請を現在、さっきしたところだとご理解いただきたいと思います。これが決まり次第、補正予算をお願いした分について、決定いただき、そして早急に入札をしていくということで住民負担につきましても確定的な数字をきちっとおさめていきたいと思っております。


 その過程の中で、できるだけ軽減できる措置も考えていく必要があるのではないかと考えているところでございます。


 医療行政の充実につきましては、先ほどもお話がございました。西播磨の中でも上郡町だけをとってみましても、非常に難しい問題を抱えております。私ども上郡町だけで医療行政に対応できるというだけの備えはございませんけれども、しかし現在は比較的軽症な救急患者につきましては、休日診療や在宅診療の往診につきまして、在宅診療をしていただけるようなことで、町内の医者、診療所、救急機関で持ち回りしていただくようなことで、対応いただいているところでございますが、ただ、重症の救急患者、ベッドの要る方、あるいは入院するということになるわけですけれども、こういった疾病につきましては、また出産等につきましては、他府市町にゆだねないとならないのが上郡町の現状でございます。


 そういうことですので、今議員のご指摘がございましたように、医者の確保、あるいは施設の充実といったことについては、上郡町独自ではなかなかできない。しかし隣接の市町村とも連携をとりながら、今後さらに充実を図っていくような方向で考えていきたいと考えているのとあわせまして、テクノにあります県の施設を充実する方向でこれもお願いできないかということで、赤穂の市民病院、相生の市民病院等あるわけですが、それとあわせて県のそういった施設についても充実をお願いいたしているところでございます。


 県当局につきましても、いろいろ今考えていただいておるところでございまして、大学との関連、あるいは周辺施設との関連を踏まえながら、充実していくような方向になるのではないかと思っております。私どもも西播磨全地域の市町村が協力してこの県に対する要望は充実していこうと思っておるところでございます。


 また、在宅療養をされている方の訪問看護サービスにつきましても、訪問看護ステーションの充実に努めております。これは特に最近の傾向として、終末期の看護訪問の要請が非常に多い。ある意味では変な言い方ですけれども、死に様の話になるわけでしょうけれども、どういうふうにやっていくか。病院で死ぬのか、あるいは畳の上で自分の家で死ぬのかということに尽きるというような話で、非常に話がしにくいわけですけれども、現実の問題は確かにそこに隘路があると思いますが、自分の家の畳で死にたいという方が多い感じになってきております。そういう中で、終末期の看護をどこまでやれるか。医者が全部やるわけにはいきません。しかし、注射、あるいは点滴等は看護師さんができる。医者の指示によってできるわけですので、しかも優しい看護師さんに終末を看ていただけるというような格好でやっていくのがいいのではないかと思ったりいたしておりますので、この辺につきましては、充実していきたいと考えておりまして、この看護師の補充が必要だということに尽きるわけですけれども、今定例会におきましても、臨時看護師の雇用に係る賃金の補正をお願いして、増員していきたいと考えておるところでございまして、医療関係でなしに、そちらの方については上郡町も充実した格好で対応できるのではないかと考えております。


 これはこれからもどんどんそういう時代が高齢者がたくさんふえるという中で、よりそういうことが必要性がふえてくるのではないかと予測しておりまして、この辺はいろいろ考えていきたいと思っております。


 その次に、企業誘致の問題でございます。


 これは税収の増加なり、あるいは消費の拡大、雇用の創出、また先ほど来ありました転入者の増加、あるいは各関連産業の需用拡大など、地域の活性化について非常に効果がある。これは当たり前のことでございますが、現在非常に不況が続いております。あるいは不況下になりつつあるといった方がいいかもわかりませんが、原材料が6割、7割と上がってきていまして、町内の業界も非常に苦しい状況にあるわけですが、これについてどういうふうに持っていこうかということでございます。やはり1つの企業があって、そこに就職される、雇用される。雇用創出ができるわけでございますが、就職した本人だけでなしに、その家族、その家族の生活そのものも安定するし、地域の生活、あるいは生活環境もずっとそのおかげでかなり安定してくる。そういう方がだんだんふえるということになりますと、住みよいまちになってくるのであろうと考えておりますが、そのためにどういうふうにしたらいいのだろうかということでございますが、企業誘致によります地域活動や若者、あるいは年長者などの地域住民との交流なり、あるいは地域の立地企業、あるいはその周辺ですが、その住環境の整備などもやっていきたい。あるいは安心、安全のコミュニティをつくっていきたいと考えておりますので、そういうものへの対応も期待できるのではないかと考えております。健全な企業があり、健全な働き手が入る。そして健全な家庭が育成されてくる。そして健全な地域ができるようになるのではないかと考えておるところでございます。


 このため町におきましては、去る3月と6月の議会に改正企業立地促進条例を上程させていただいたとおりでございます。議会の議決をいただきまして、施行しております。そういう中で、企業誘致のための環境整備の向上に努めているところでございまして、先ほどの地デジもその一環でございますが、そう考えております。そして、兵庫県企業庁とも連携しながら、既に企業庁が売却してしまった企業持ちの用地も、ご承知のように山の上に遊んでいるところがかなりあります。この再利用も含めましてですが、これを何とかしないといけないのではないかということで、連携をとりながら事業用地として販売し、企業の誘致を図っていこうと考えておるところでございまして、この7月にもご承知かと思いますけれども、外資系、フランス系の会社ですが、例の姫路に来られるナショナルにテレビのガスを入れるということで、エア・リキードという会社が来られました。これは7月から山の上でいよいよ操業開始をしました。


 そういうようなことで、事例的にはそういうことですが、非常にここへ来て、はっきり言いますと、企業誘致がやりにくい状態になっております。ですので、もちろんこれは継続して今後とも続けていきます。ご承知かと思いますが、アメリカのサブプライム問題が、あるいは原油の高騰、こういうものに端を発しまして、我が国は全く景気的には後退局面に入ったと、こういうふうに認識しておるわけですが、そういう中で企業の業績も悪い。だから進出もなかなかしにくいということになっておりますので、誘致については現在のところなかなか目鼻がつきにくいのが実態です。これまで1年余りやってきまして、4社ほど入ってきたわけですが、その後の状況は難しい。


 それではどうしようかということなんです。ただ、だめだというだけではなしに、6月には町内の製造業者を対象にスプリング8への見学に行ってもらいました。スプリング8について見にいくんだと言うと、彼らの中には、あれは世界一のもので、我々の手の届くものではないなという感覚がほぼ100%に近かったと思っております。それは3月、4月にそういう話をしておったのですが、条例とか、いろいろなことの中で、伸び伸びになっておりましたが、いずれにしても、そういう誘いをかけてまいりました。そして、12社が一緒に行ってくれまして、これが顕微鏡の大きな性能のいいものだ。要するに、分子や原子レベルまで見えるものだということを理解いただきました。そしてしかも我々の生活の中、あるいはそういう企業の生産過程の中で分析なり、あるいはそれを活用する方法についてもそんなに難しいものではないのではないかということが少し理解いただいたと思っております。


 そして、今現在、私どもがこれについて、ただ見に行って、それで終わりということをするつもりはありません。これを一生懸命やっているのは、財団法人兵庫県科学技術協会、兵庫県ものづくり支援センター播磨のスタッフをお呼びしまして、先ほど申しました、行っていただいた企業、あるいは行っていただかなかった企業も含めまして、現在、企業回りをしております。ただ1人ではなしに、このスタッフは複数でやっておりまして、そしていろいろなことに使えるのではないか。ですので、上郡町の企業も、これからスプリング8のあれを使っていく、あるいはX線自由放射光を使うようになってくるのではないか。現に1社、光菱電機は使っておりますが、そういうふうになりました。次は、2社ほどが手を挙げて何とか考えてみようというところまで来ておりますが、もっともっとできたら町内の業者全員に興味持ってもらって、使っていただいて、新しいスプリング8による製品を見つけ出していただきたい。そして雇用の拡大、あるいは上郡町の製品をつくっていって、そして生き生きした上郡町をつくっていく基盤にしたいと考えております。


 これは、これまでは山の上は山の上という感覚が多かったと思います。ですので、これを我々の手の届くところにしたい。そして将来子供たちがあの企業に入り、また科学者にもなり、場合によってはノーベル賞をもらえるような方にもなれるのではないかと考えて、これに鋭意取り組んでいきたいと思っております。


 だから、今後とも、先ほども申しますように企業誘致と、そして企業育成の両方の2本柱でいきたい。これまでは企業誘致だけみたいなことをやっておったんですが、今申しますように、そういった県のスタッフ、あるいは財団のスタッフをフルに活用しまして、上郡町のために使っていきたい。彼らも了解いただきまして、この8月から来ていただいているところでございます。いつ芽が出るかわかりませんが、地道に今度とも努力させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(正木 悟君) 15番。


○15番(工藤 崇君) 逆の方からになりますが、再度お尋ねいたします。町長、おっしゃるように、企業誘致と企業の育成ということから上郡町の魅力あるスプリング8、あるものを使って企業誘致するということは必要でありますが、もう一つ足りないのは、私が今、町長にずっとご答弁いただきました社会的インフラです。実は、私が実体験で申しますと、私は工業団地の造成のときに委員長をさせていただきまして、企業の方々がよく来られまして、委員長、ここにいろいろなところの工業団地を回っていますが、上郡町はどういうところですか。人情の厚い、環境のいいところですよ。しかし、委員長、病院はありますか。給食や図書館がないと聞いているのですが、実はそれだったら子供を連れて嫁さんが来ないんですと言うのです。いや、やりますよ。今度の町長はやってくれますよと半信半疑ながら私も自信ないけれども、強気で言うて、企業を誘致しないといけないので一生懸命言いました。


 やっぱり企業というのは、建物を建てるのではないので、人間がある程度指導者が住み続けてこられる。そういう意味では社宅はありますか。アパートはありますか。学校は落ちついていますか。給食ありますか。病院ありますか。学童保育はありますか。公共料金はどうですか。水はおいしいですか。そんなことを具体的に聞いているわけです。そういう意味では、私が今質問したように、町民そのものを幸せにするにも、企業誘致するにも、やはり町長、給食も図書館も医療の充実、それから病院が建てられないのであれば、コミュニティバス、タクシー補助の充実をして、ここに住んでも都会のように地下鉄はないし、たくさんバスはとまりませんが、そんなに不便はかけません。いい空気を吸ってください。いい野菜を食べてください。農業の米を食べてください。そのようなことが言えるようなまちにしなければ、企業も来ないということを、私は数社から聞いたわけです。


 私は、町長でもないので、やりますとは言えませんが、やはり町民を幸せに暮らしやすいようなまちをつくることが、企業も誘致しやすいのです。そこで、このインフラは町長言いました、企業の育成には光ファイバーも必要です。今言いましたスプリング8を利用すること。今言いました社会的な町民の生活のインフラ整備、これを切り離して考えるとだめなんです。わかりますね。そういう意味では、お尋ねいたしますが、老人給食もそうです。ここにずっと住んでいただいている方が例えば、お年寄りの男性が、80数歳になったけど、妻に先立たれたんだと。家のことは一生懸命掃除も畑も庭も管理するが、飯だけは困ってしまっているんだと。確かに医食同源と言いまして、病院に行くより、やっぱり新鮮な野菜が入ったお弁当をきちんとカロリー計算をできたお弁当を食べることが病院に行かなくてもいい、ひとり暮らしのお年寄りを助けることになります。そういう意味では、この人は言いました。赤穂と合併しておったら、5回もらえたのにな。切実ですわ。


 そういう意味では、何でも食べたらいいということではない。ひとり暮らしになれば、同じものばかり食べています。面倒くさいから。そういうことにならないように、その地域でお年寄りが1人でも暮らせるような老人給食というのは非常に大切であり、赤穂とは違って上郡町は手づくりの給食です。業者がやっていません。そういう意味ではこれを2つか3つにふやすことは、お年寄りを大事にする、医療費を下げる意味でもこの老人給食は大切なんですよ。おわかりですか。


 それから、もう一つは、図書館もそうです。矢祭町というところを見ましたら、図書館がないのです。お金がないから。武道場の古いところを畳を敷いたところを図書館にして、本もないから全国で要らない本をくださいとインターネットで募集して、ただでもらってそして子供さんが寝っ転がって、暴れませんが、畳の上でお母さんのひざに座ったりして一生懸命本を読んで、古い武道場をお金をかけずに整備したんです。全国一の図書館の表彰を受けたんです。お金を使うことだけがインフラ整備ではないのです。知恵を使うのです。矢祭町ではそういうことをやったそうです。


 だから工藤が言えば金がかかる。いや、金がない。教育には金をかけたらいけないのだ。そうじゃないのです。子供のためだったら、空き教室でも何でも使って本気でやればできるんです。ただで本をくれましたというのです。そういう意味で図書館をいろいろな意味で必要ですよ。兵庫県で2つしか図書室でない。あとは全部図書館があるんだ。そんなまちはやっぱりだめですよ。教育立町とは言えません。日本一の学校にするんだと三木教育長は言いましたけど、そんなんなりません。やっぱりインフラを整備しなければなりません。


 それから、コミバス、タクシーの補助、巡回バス等ですが、今町長がおっしゃいましたように、バス、タクシーでも余り人が乗らないのだと言いますけど、デマンドといいまして、1,000円ではなかなか使いにくいというところもあります。だからふやしたらいいんだということではなくて、使う人が36%で少ないからこれはだめだではなくて、現実を見れば、ほとんどの竹万にああいうイオンタウンですか、ありますよね。あそこの橋を渡ったら向こうの方、近いと思われる方でも油揚げを買いに行くのに、この暑い中、ひざが痛いのに自転車に乗って行くのは本当にこらえてくれという女性もたくさんいます。そういう意味では。もっと遠いところだったら、本当に買い物、あめ玉1つ買うにも大変な難儀をしていると。病院でも行ってタクシーに乗れば8,000円かかると。1,000円もらっても7,000円だと言っています。町外使ったんだと思いますけど。


 そういう意味では、お年寄りや障害者に対して、デマンド型の例えば乗り合いタクシーをするとか、デマンド型の巡回バス、デマンドと言えば、要望です。ただ時間どおりにして、相手がどうしようと空気でも運ぶのではなくて、そこのところのきちんとオペレータをつけて、効率よくタクシーやバスどっちにするか。入り口から入り口にするか。バスでも停留所にとまるのでなくて、その近くをちょっと寄り道して集落に行って、2〜3人乗せていくとか、そういう工夫をほかのまちでやっています。兵庫県下でもたくさんやっています。これでお年寄りを救っていく。若いときは山の上であろうが、階段があろうが平気なんです。しかしお年寄りについてはちょっとした段差でも、少しの坂道でももう生活に難儀するわけです。やっぱり家に閉じこもります。そうすると病気になります。よくありません。外に出ていただく。そして病院でも買い物でもご趣味でもよろしい。出ていただく。そういうことを可能にすることが町のこれからの高齢化対策になると思うのです。


 町長、そこのところきっちり踏まえて、タクシー券は使わないから要らないのじゃないかではないのです。私は少なくとも多くのほとんどのお年寄りから、障害者から聞きますから。そこのところよく調べてご答弁をいただきたいと思うんです。


 それから、地デジの負担金の問題ですが、これははっきり言って、何遍も私もいろいろ人に聞かれるのですが、12町光ケーブルを引く兵庫県のまちで無料が9つ、有料が佐用の1万円、南あわじ市が2万1,000円、上郡町は12万円、いろいろ調べますけど、12万円という高額なまちは全国でもちょっと見たことがありません。そういう意味では、年金暮らしの方は12万円が10万円になったとしても、宅内の工事、テレビの買いかえ、受信料を入れますと、20万を超えるわけです。これは本当に大変です。町長はお年寄りは年金たくさん持っておられると思っておられるかもわかりませんが、そういうわけにはいきません。ほとんど生活を切り詰めてやっております。そういう意味では、これは国と事業者が上郡町に迷惑をかけないようにすべきですが、上郡町もそういう意味では何らかの方策で国の補助をもう一遍やるか。お願いに行くか。苦しいながら1〜2年間は一般会計から持ち出しをしてでも、直接負担を減らすか、入札というのは相手があることですから、どうなるかわかりませんけど、入札というのは努力しようがありませんから、そういうところで町長、議会も9月で終わりですけど。今度の議会も協力してくれると思いますが、そこのところの方針を出して、例えば、赤穂なんかだったら、共聴アンテナですが、国の方針で3万5,000円以上は出させないということをしております。どうも根拠はわかりませんが、大体国民負担は3万5,000円か3万ぐらいが限度なんじゃないかと国も考えているのではないかと思うのです。


 だから、上郡町では、12万を目標とせずに、例えば、3万円を目標として頑張ろうと、目標になるかならないかわからないけど、そんな具体的な目標を定めて、国や一般会計、また補助金を、入札も含めて努力しようという目標を定めてやる気はありませんかとお尋ねしたいのです。いっぱい質問しましたが、どれでもいいから順番に答えてください。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) 老人給食のことにつきましては、身につまされるようなことがあるわけでございます。確かにおっしゃるとおりでございますので、これはできる限り拡充していこうと考えております。今のところ相手のあることでもございますが、そういうことでできるだけのことをしていきたい。そして、また社協の事業につきましては、本当によくやっていただいていると思っております。そういう中でございますので、これの充実をしていきたいという思いもあります。


 そして、もう一つありましたのは、看護師さんの話は、今回もお願いいたしておりますが、これの取り組みについてはもう少しきっちり考え直して再検討する必要があるのではないかと。そういうことになっておりますので、それをどういうふうに考えるか。要は医者はいないけれども、最後の看取りはきちっとできるという部分だけはしておく必要があるのではないか。はい、終わり。一丁上がり、病院から出てくれではおかしいのではないかと思っておりますので、そういうことではないような考え方を持つ必要があるかなと思っております。


 それから、先ほどありました企業誘致の絡みで確かにおっしゃるとおりだと思っております。これは総合的な力がないと企業についてはなかなか来られない。ところが逆に言うと、そういう企業が来られて力が出れば、そういうことをやろうと思ったらできやすい。にわとりと卵の関係も確かにあるわけですけれども、その辺の努力はさせていただきたいと考えております。


 それから、タクシーにつきましては、これは今の現状だけ説明したわけでございまして、これを削ってしまうとか、そういう話をしているわけではございません。今の実態を知っていただきたいという中で、どこに隘路があるのか。隘路について今お話はございませんでしたので、それは何でこうなっているのかなというのが、はっきり言いまして私どもはわかりません。それで実態だけを説明させていただいたというのが現状でございます。


 それから、図書館のことにつきましては、おっしゃるとおりだと思っております。これは古い施設でもいいんだという話もありましたし、現に矢祭町でもそういう形でやっていただいているわけです。だから、大きな建物ができて、はい、図書館ですよ、それで終わりという考え方ではなしに、やはり町民がどういうものを好んでやって、しかもそれをどういうふうに利用できるかということを考えながらやっていくためには、図書館問題については、非常に深い問題を含んでいると思っております。教育問題も重なるのでそう思っておりますので、少し余裕ができたらと言ったらまた怒られますけども、そういうことを考えております。図書館がないのは非常にある意味では寂しい思いもいたしております。


 それから、コミバスの点につきましては、例の地域交通機関の検討委員会の中で全部検討していこうということで対応しなければならないだろうと思っております。それを先走ってこうするんだという話はなかなかできないと思います。あすに迫った会議でございますので、そういう格好で設定していきたいと考えております。


 それから、企業誘致についてもそういう話でございまして、これからの上郡町の新しい住民も含めまして、できる限り住みよいような形を持っていく。それを目指しながらやっていきたい。ではそれはどこに決定があるのだろうということにつきましても見定めながら、効率的な対応の仕方をするべきではないかと考えておるところでございますので、よろしくお願いいたします。


○議長(正木 悟君) 15番。


○15番(工藤 崇君) 町長、ケーブルテレビの住民負担の軽減のことをもっとはっきりおっしゃってください。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) ケーブルテレビにつきましては、現在、詳細な設計ができました。そしてこれを国へ申請しております。そしてこれにつきましては、本来は1つの事業に対して1つの補助事業というのは普通なんです。ところが今回の場合、これではとてもじゃないけど補助金が足らないじゃないかという話も含めてですけれども、2つの事業をかまして、2つの方から1つの事業に補助金をもらおうというようなことを一生懸命職員が勉強していただいてやっているというのが1つあります。だから、当初よりもかなり補助金が1つだけのときよりふえているということです。


 それから、もう一つは、実際やってみますと、かなり上郡町の場合、佐用と比べても余り遜色がないほどケーブルの距離が長いのです。これは地形を見たらだれでもわかることです。それと、上郡町の場合はもう一つあるのは、佐用なんかは山頂集落が昭和30年代のときにほとんどが山からおりてきてしまっている。だけど上郡町の場合はまだその辺で生活していただいているのがたくさんあります。そういうものも踏まえ、そういう中身があるのではないか。しかし、それを無視するわけにはいきませんし、これもきちっと対応していきたいという思いがあります。


 そして、そういう中で今の話になるわけでございますが、これをほかの方法もあるでしょうが、いろいろな方法を現在考えておりまして、直接的には総務省の方にも補助金の確保についてもう一度動いていきたいと思っております。さらに、もう一つは、起債の関係なんですが、補助金だけでなしに、起債の方を何か有利な条件で対応できないか。例えば、合併特例債の形でやれば、非常に楽になるわけでございますので、そういうこともアンテナを張りながら検討させていただいているところでございます。その上で、入札もする。しかもこれにつきましては、NTTなり、あるいは関電さんも含めてですが、積極的に協力していただけるというそういうことを取りつけております。そして、電柱が7,000本ぐらい関電の方のやつを使うわけですが、これにつきましても協力していこう。しかもそれに配電するのに、職員が要ります。技術屋さんが。これにつきましても、一応目鼻をつけていただいております。そしてこれはなぜそんなことを言うかといいますと、宍粟の方が1万本ぐらいやりますが、そういうことでこれをするだけでも大変な人数が要るように聞いております。それにも対応していただこうということで、この前から所長さんと協議させていただいて、対応していただけるようになりましたので、期限内にはできる見込みがたっております。7月になってからテレビが見られないということにはならないように、まずしておきたいと思っております。その上で、先ほども話がございました、優遇措置をどういうふうに考えるか、これにつきましては全体像が見えた段階で皆さん方にご相談させていただきながら、これは考えていきたいと思っております。


 今、全部こうだということはなかなか言えない状況にありますので、ご理解いただきたいと思います。


○議長(正木 悟君) 15番。


○15番(工藤 崇君) そうしたら、上郡町教育のあり方を1つずつご答弁いただけますか。


○議長(正木 悟君) 学校教育課長。


○学校教育課長(金持弘文君) まず、幼・少学校統廃合の住民合意でございますが、幼稚園・小学校統廃合につきましては、松本議員にご説明申し上げたように、現在再編検討協議会で協議を行っているところでございますが、最終のまとめに入る段階で、パブリックコメントを実施し、広く町民の意見をお聞きしようと考えてございます。その後、再度調整し、最終案につきましては、諸手続を経て校区ごとに住民説明会を実施し、住民の理解を求めていく予定でございます。


○議長(正木 悟君) 15番。


○15番(工藤 崇君) 2番目、スクールバス、給食、学童保育、教育内容の充実などについてご答弁お願いします。


○議長(正木 悟君) 学校教育課長。


○学校教育課長(金持弘文君) 条件整備のスクールバス、給食、学童保育、教育内容の充実、耐震なんでございますが、まずスクールバスにつきましては、第1回目の協議会でも質問もございましたが、スクールバスの送迎を計画しておりまして、計画案につきましては、協議会の第2回目に説明させていただいております。なお、乗降場所等詳細につきましては、4路線で計画しておりますが、路線ごとで協議することとしております。


 それから、学校給食の件につきましては、センター方式での実施は断念せざるを得なくなってから、デリバリー方式、給食業者がランチボックスで各学校に配送する方式を調査いたしました。しかし、学校給食として安全に安定した提供を行うには、当町では業者の選定が難しく、現時点では不可能な状態となってございます。さらに近隣市町への委託も考えながら調査を進めてまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。


 それから、教育内容の充実でございますが、統合後では教育効果が上がる適正な学級、学校規模となります。さらに児童が安心して楽しく通える学校、学力が維持できる学校を目指してまいりたいと思っております。


 それから、耐震でございますが、耐震も松本議員にご説明申し上げましたとおり、再編制協議を踏まえながら、21年度に、来年度に耐震診断の調査をいたしまして、その結果によって年次計画を立てる予定でございます。


○議長(正木 悟君) 社会教育課長。


○社会教育課長(桝本貴幸君) 学童保育につきまして、私の方からお答えさせていただきたいと思います。安心して子育てができる環境づくりは共働きの親が増加する現在、非常に重要なことだと考えております。学童保育の実施につきましては、小学校が統廃合され、新たな体制になることを視野に入れながら、学校の空き教室等を利用し、実施する方向で検討いたしたいと思っております。


 以上でございます。


○議長(正木 悟君) 15番。


○15番(工藤 崇君) 学校給食についてこれは統廃合で同時に実施するということをおっしゃっているのですか。町長は5年間は給食はできないということを住民に説明されておりますよね。だからその中で赤穂や相生のあいた施設を使うか、自分でつくることはできないから、そういうところの話があるかということだけれども、結局統廃合とともに条件整備としてスクールバス等のように、給食もしますよということを想定しているのですか。それともただ、7つを3つにしたら終わりですか。


○議長(正木 悟君) 町長。


○町長(山本 暁君) これにつきましては、7つが3つで終わりだということではなしに、前の方でやりたいと思っております。というのは、やはり給食につきまして、私どものところで調査させていただいたところは今、課長が申し上げましたとおりなんです。そういう中で、ほかのあいている施設を効率的に使う中で、これが対応できるかどうか。あるいは前にも話がありましたけれども、その地域の学校だけである程度、例えばバケツ給食みたいな話ができるのかどうかも含めまして検討させていただきますということを申し上げておりますので、前のように5年間はできませんよという話ではなしに、この中で考えた方がいいのではないかということを思っております。私ももともと言いますように、給食についてはできるだけやる方向で考えないといけないのではないかという思いは今もあります。そういう中で、できたらそういうふうにしたいと思っておるのですが、何せ、5億、8億かかりますという話は今のところちょっと自前のやつで給食センターはできないと。これは財政的に見ていただいたらわかるとおりです。後ほど例の指標の話が出ると思いますけれども、それを入れると、途端にぴしゃっとなってくるという状況にありますので、それは現実の問題として考えていかざるを得ないと思っております。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) 大分県教育委員会幹部による教員採用試験にかかわる汚職事件が発生しており、教育に関する信頼を著しく失墜する、このような事件はまことに遺恨なことだと考えております。町教育委員会におきましては、教員採用試験の合否にかかわる職権はなく、今回の事案に該当いたしませんが、幼稚園を含む教職員人事につきましては、所定の手続にのっとり、適正に執行しており、かかる事案はないと引き継いでおります。今後とも適正な人事業務を進めてまいる所存でございます。


 以上です。


○議長(正木 悟君) 15番。


○15番(工藤 崇君) 教育委員並びに教育長は、人格が高潔で教育、学術及び文化に関し識見を有する者、すなわち人柄が立派で利欲のために心を動かさないということが求められるのです。ちょっとお尋ねしますけど、教育者、指導者という立場にあぐらをかいて、その立場を利用して、保護者、教え子、関係する業者から有限無限にかかわらず金品をせしめたり、またせしめようとしたり、不正な方法で不公平な便宜を与えたり、与えなかったり、教師として信頼の上に成り立つはずの約束を守らず、相手業者に損害を与えてそのまま知らぬ存ぜぬで済ましたことはないか。また、大分県のようにご自分、またはあなたに近い方を反社会的な方法で、地位や採用を得ることをしたり、しようとしたことは過去にありませんか。三木教育長、どうですか。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) そのようなことはございません。


○議長(正木 悟君) 15番。


○15番(工藤 崇君) 教育長たるものはうそをついたらいけませんので、議会の神聖なる場で、それは間違いないですね。うそをついたら責任をとりますね。ご答弁ください。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) そのようなことはございません。ちゃんと責任を持ってやっていきます。


○議長(正木 悟君) 15番。


○15番(工藤 崇君) それはそれ以上のことは私も言いますまい。これからのことをお聞きしましょう。教育長として、町民に責任を持つか、町民の上に立つのか、町民のために働くのか、はっきりと答弁いただきたい。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) ご提言を真摯に受けとめて、責任をもってしっかりとやっていきます。以上です。


○議長(正木 悟君) 15番。


○15番(工藤 崇君) 教育長、町民や議員や議会は見ていますから、その点よくお忘れにならないように、お願いします。どうですか。


○議長(正木 悟君) 教育長。


○教育長(三木一司君) わかりました。


○議長(正木 悟君) 15番。


○15番(工藤 崇君) 時間がありませんので、これで終わります。ありがとうございました。


○議長(正木 悟君) 通告4番、議席15番、工藤 崇議員の一般質問は終わりました。


 本日はこれをもって休会といたします。


 再開は、明日8月20日午前10時であります。ご苦労さまでした。


                               (16時14分)


              休           会