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兵庫県 上郡町

平成17年第1回定例会(第10日 3月30日)




平成17年第1回定例会(第10日 3月30日)





             上郡町議会会議録  (第10日)


 平成17年3月30日午前10時より上郡町議会会議場において平成17年第1回定例


 議会を開会した。


 
1.開会日時  平成17年3月30日  10時00分


2.出席議員は次のとおりである。


      1番  外 川 公 子      2番  橋 本 正 行


      3番  松 本 行 人      4番  大 政 正 明


      5番  由 田 五千雄      6番  藤 本 祐 規


      7番  山 本 守 一      8番  阿 部   昭


      9番  赤 松 初 夫     10番  小 寺 政 広


     11番  高 尾 勝 人     12番  沖   正 治


     13番  田 渕 重 幸     14番  村 上   昇


     15番  工 藤   崇     16番  正 木   悟





3.欠席議員は次のとおりである。


      な  し


4.本議会に出席した議会職員は次のとおりである。


   議会事務局長  安 達 良 二


5.地方自治法第121条の規定により、議長より会議事件説明のため出席を求められた


者は次のとおりである。


  町長        安 則 眞 一  助役      前 川 清 之


  教育長       尾 上 高 徳  技監      上 林 敏 明


  教育次長      本 田 吉 住  企画管理課長  松 石 俊 介


  税務課長      寺 尾 義 照  住民課長    松 本   優


  健康福祉課長    木 本 善 典  産業振興課長  高 橋 道 夫


  農業委員会事務局長 野 村 元 政  下水道課長   大 国 安 弘


  建設課長      東 末 守 史  都市整備課長  金 持 弘 文


  管理課長      山 本 善 彦  会計課長    田 中 天 憲


  水道事業所長    木 下 秀 幸  ピュアランド支配人


                             桝 本 貴 幸


  企画管理課課長補佐 前 田 一 弘





6.会議事件は次のとおりである。


(1)議案第29号 平成17年度上郡町特別会計住宅改修建設資金貸付事業予算の件


(2)議案第30号 平成17年度上郡町特別会計国民健康保険事業予算の件


(3)議案第31号 平成17年度上郡町特別会計老人保健医療事業予算の件


(4)議案第32号 平成17年度上郡町特別会計介護保険事業予算の件


(5)議案第33号 平成17年度上郡町水道事業会計予算の件


(6)議案第34号 平成17年度上郡町特別会計簡易水道事業予算の件


(7)議案第35号 平成17年度上郡町特別会計農業集落排水事業予算の件


(8)議案第36号 平成17年度上郡町特別会計公共下水道事業予算の件


(9)議案第37号 平成17年度上郡町特別会計山野里工業団地造成事業予算の件


(10)議案第38号 平成17年度上郡町特別会計研修センター管理運営事業予算の件


(11)議案第39号 平成17年度上郡町特別会計公営墓園事業予算の件


(12)発議第 1号 教育基本法の改正に関する意見書の提出について


(13)発議第 2号 北朝鮮に対して即刻経済制裁を求める意見書の提出について


(14)発議第 3号 「人権侵害の救済に関する法律」の早期制定を求める意見書の提出


          について


(15)常任委員会の閉会中の所管事務調査について


(16)議員派遣の件について





7.会議の大要は次のとおりである。





○議長(高尾勝人君) おはようございます。


 ただいまの出席議員は16名であります。定足数に達しておりますので、これより定例会を再開いたします。


 地方自治法第121条の規定により、町長をはじめ各関係課長の出席を求めております。


 直ちに本日の会議を開きます。


 日程第39、議案第29号、平成17年度上郡町特別会計住宅改修建設資金貸付事業予算の件を議題といたします。


 本案の朗読と説明が終わっておりますので、これより質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


              な           し


○議長(高尾勝人君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。


 これより議案第29号、平成17年度上郡町特別会計住宅改修建設資金貸付事業予算の件を起立により採決を行います。


 本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。


              多   数   起   立


○議長(高尾勝人君) 起立多数であります。


 よって、議案第29号は、原案のとおり可決されました。


 次に、日程第40、議案第30号、平成17年度上郡町特別会計国民健康保険事業予算の件を議題といたします。


 本案の朗読と説明が終っておりますので、これより質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


 15番。


○15番(工藤 崇君) 今年度この条例改正でもって、国保税が大幅に値上げとなりました。まじめに支払っているものにとっては身を切るほどの思いであります。1億円を超える未収金もありまして、その取り組みもできておりません中、まじめなものだけが負担を強いられるというようなことは、不公平であります。


 しかしながら、国民健康保険事業を守るためには、何らかの手を打たなければならない。1つは一般会計から繰り入れるか、1億円を超える未収金を何とか少しでも減らして、歳入を確保するか、また長い目で見れば、お年寄り等の生きがい対策を充実させ、病気の早期治療、早期発見をすることによって医療費を抑えるか、最後の手段が値上げでありますが、ことし値上げしたからといって、こういうきちんとした総合的な施策がないままで、1年間もちますか。また値上げをしなければならないのではないかと私は思うわけです。どうですか。


○議長(高尾勝人君) 健康福祉課長。


○健康福祉課長(木本善典君) 本年度、国保の運営協議会におきまして、値上げの方の審議会に諮問をいたしまして、答申をいただきまして、賦課割合について値上げをさせていただいたところでございます。ご指摘のとおり、国保財政につきましては、大変危機的な状況にございます。基金もほとんど皆無に近いという状態でございます。一般会計からもなかなか繰入金も難しいということで、値上げはやむを得ないんですけど、ご指摘のようにそのときだけの短期処置にならないかということでございますけれども、それは十分考えられます。来年度以降も、この状態で推移していくというのは残念ながら予測としてはそういう見込みでございます。よろしくお願いします。


○議長(高尾勝人君) 15番。


○15番(工藤 崇君) 町長にお尋ねしたいんやけれども、今、私が言いましたような中で付託された委員会の中で、町長や担当課は共済の保険に入っているから直接痛みがないと。負担の割合から言えば少ないだろうけれども、ここにおる委員のほとんどは国民健康保険に入っているんだと。直接町民と同じ痛みを味わいながら私らは理解を示そうとしているんだと。あんたらに本当に町長も含め、職員にその苦しさがわかるかというようなもっともな意見が出ておりました。


 町長言いますよ。要するに病気の早期発見、早期治療、またお年寄りの生きがい対策でもって医療費を下げる方法、それから一般会計の繰り入れ、また未収金の解決の方法、それから最後に値上げの方法があります。国保会計を守らないかんのは十分わかって皆さん議員は審議されたわけですが、その姿勢が町長に痛みがわかりますか。その姿勢を述べられてください。


○議長(高尾勝人君) 町長。


○町長(安則眞一君) 国民健康保険に入っているか、入っていないかということで痛みをわかるかわからないかということではなくて、当然、それはそういう国民健康保険に入っている、入っていないにかかわらず、行政としては十分なことをやっていく。先ほど工藤議員が言われましたように、老人が元気であるような環境づくり、滞納についてもそれを少なくするようにという努力をするのは当然でございます。そういう努力をさせていただいて、しかしながらなかなか運営上難しいということで、今回そういう措置をさせていただきました。したがいまして、工藤議員が言われるような値上げだけということではなくて、滞納の問題、それから元気で年配の方が過ごせるようにということについても、当然力を入れて、当然痛みということにつきましては、私も十分にわかっているつもりですので、そういうことについて総合的にいろんなことを配慮して進めていきたい。その中でもやはり苦しいことはく工藤議員もご存じのように、難しい状況でありますので、こういう対応をさせていただいたということでご理解いただきたいと思います。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


 14番。


○14番(村上 昇君) 今、工藤議員が言いましたことについて私も同感をいたしておるんですけども、この体制を、どういう体制をつくって、1億1,000万ぐらい滞納者がおるように聞いておるんですけど、それに対してどういう形で今後金を集めるのか。そういうことについての姿勢を課長の方から聞かせていただきたいと思います。税務課長。


○議長(高尾勝人君) 税務課長。


○税務課長(寺尾義照君) 先ほど村上議員が申されましたように1億余りの滞納が残っております。先般、町長も申されましたように、人事交流をもってそういう体制づくりをすると、そういう体制づくりがなされた中で、当然、徴収の強化ということになろうかと思いますが、時間外手当等の関係もございます。そういう中で、税務職員とどういう形になるかわかりませんがペアで各地区を徴収に回っていきたいと思います。


 当然、昼間に行ってもなかなかこう徴収はできません。夜間徴収になろうかと思います。そういう1つの方策としましても、時差出勤というんですか、そういうことを町長にお願いして、時差出勤をもって夜に徴収をしていきたいと、そういう考えでおります。


○議長(高尾勝人君) 14番。


○14番(村上 昇君) そういう体制で頑張っていただきたいんですけども、それぐらいではなかなか出さないだろうと予測されるんですが、私は逆にこういう1億何ぼの金がたまったいうなら、今まで納税貯金、ああいう奨励を出してもでも、地域の方々にお願いして集めるか、何かそういう方法の方が私は集まりやすいと思う。逆行しておるんや、あんたところのやり方が。納税貯金も結構です。農集排、下水も水道料金なんかも早くから町がやりよってんですけども、逆行したやり方ではなかなか集まらないだろうと、だから農集排のときにも私は質問せんなんと思っておるんですが、今度もいよいよその問題も町が集める。それは結構なことで役員さん楽で、私、役員しとるんじゃけど、ありがたいとよろこんでいるわけやけど。逆にそういうことがなかなか取れないと思うから、やっぱり1つはっきりとそういうようなこともしなかったら、これ取れませんで。取れなかったら、今度は我々に影響していって、我々も値上げしていたらいいんや。こういうことでは全く困るわけや。だから課長だけに僕は言うたのは、まず課長がその姿勢を示す、町長は上からずっとやってもらわなかったら。何ぼでもたまってもたら、我々のやつ何ぼでも値上げやと。こういうことに対して私としても不満を感じておるんですよ。だから、町長、今度姿勢に対して、今、課長が言われたことに対してどのように思いよるのか。私は逆行した戦略をやっとるんちゃうか。よけこれ、集まりませんで。いろいろとあらゆる問題。それはどうとらえておるんですか。ちょっとお聞きします。


○議長(高尾勝人君) ここで14番議員に申し上げます。今、国民健康保険事業予算の件を質疑していただいておりますので、それ以外のことにつきましては、そのときどき、場面場面でお話していただきたい。


○14番(村上 昇君) 場面場面でいうんやけども、逆行した戦略もあるんちがうかと。これとは違う。これはちゃんとわかっとりますよ。だけども、そういうことで町長としては、そういう戦略でいきよると何ぼでもたまってもて、しまいに我々の国民健康保険何ぼでも上げたらいいと、これでは困るから僕は言うんです。どのように町長は解決をつけられるのか。はっきりしてくださいよ。


○議長(高尾勝人君) 町長。


○町長(安則眞一君) 滞納の問題は、国民健康保険だけじゃなくて、水道の料金とか、町民税とか、そういうのもございます。どれだけに限定してということではなくて、新しい組織をつくって、従来じゃないやり方でそれを促進すると、そういう心構えで対応していきたいと思っております。


○議長(高尾勝人君) 14番。


○14番(村上 昇君) ちょっとお聞きしますけど、それでもしうまく成功しないと。ほとんど余りとれない。残業賃を払っていたらとんとんか、ちょっとしかプラスになっておらんというときにはもう値上げしませんな。それはっきりしておいてくださいよ。それで値上げしないのやったら、もう何ぼでもたまったらよろしい。どうですか。


○議長(高尾勝人君) 町長。


○町長(安則眞一君) そういう努力をして、それで国民健康保険の事業が回らないということになりますと、それはそれで町としても困りますので、今、村上議員が値上げしませんなということを明言せいということについては、値上げしませんということは言えないですけども、そうならないように、今回改定させていただいて、努力をするということでございます。


○議長(高尾勝人君) 14番。


○14番(村上 昇君) 形上、またどうじゃ、組織つくってともろてくるんだと、ふたを開けてみたらまた同じことやと。来年ですが困るからまた値上げ。現在、基金が約300万ちょっと切っておるくらいしかないなと思った。だから、非常に困ったな。これはしないとしかたないなと私は思っておりますけど。またどんどんふえていく。また値上げせないかんと、こういうことではもうどうにもならんから言うとるんで、本気で取り組んでくださいよ。それだけ言いまして終わらせていただきます。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


 12番。


○議長(高尾勝人君) 12番。


○12番(沖 正治君) 15ページ、ちょっと課長にお聞きしたいんですけども、金額的には36万8,000円という金額ですけども、無疾病世帯記念品、これ金額は小さいんやけど、これはどういう趣旨のものか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。


○議長(高尾勝人君) 健康福祉課長。


○健康福祉課長(木本善典君) これは、国保に加入されておられます方の医療費の利用状況、医者にかかっていない方を抽出して記念品を出すものでございます。本年度は3,000円の100世帯を見込んでおります。5年間の無疾病という方には5人の方ほど予定をいたしております。品物等につきましてはカタログ販売等のようなものを予定しております。


○議長(高尾勝人君) ほかに。12番。


○12番(沖 正治君) そこで今、金額的には小さいということで私も言わせていただきました。しかしながら、今、2人の議員さんが国保、値上げが大変という質問が出ましたけども、やはりこういうものも、やはり健康で1年でも2年でも5年でも健康であったということを誉れにして、こういう記念品的なものはやはり町民にも理解してくれるのではないかなと。それというのも今も税金の問題出ましたけども、納税組合の還付金やめ、また前納者については、そういう割引もやめたと、そういうことをやっておりますので、これは税金の方は病気の人でも税金を納めないといかんので。入院しとっても税金納めないといかん。前納しとって病気してもそれは税金を納めないといかん。こちらは方や健康でおる人が記念品をもらえると。そういうようなことで、これは今すぐにこれ言うとややこしくなるので、これ以上言いませんけども、やはりこれは検討すべき材料やと、健康の誉れ、健康であるということが健康で毎日が過ごせるということは本当に人間として、本当に喜ばしいことであるので、5年が10年であろうが、1年であろうが健康でおれたということは、家族がおれたということは本当に上郡町が家族においての全体的な喜びやろうと思うんで、それに記念品を渡すということは、財政あっての記念品だろうと思うんで、この苦しい中にはその部分は納税組合のことを言うたらおかしいけど、それとの兼ね合いも考えたら、これはやっぱり町民にも理解していただけるんじゃないかと、これやめても。どうしても国か県かが出せというのなら話は別ですけども。そこら辺も国や県も、そういうふうに健康な人に記念品出せということがあったんか、なかったんか、それだけ聞かせていただいたら。


○議長(高尾勝人君) 健康福祉課長。


○健康福祉課長(木本善典君) 特にそういう指導はございませんけれども、町の方で判断させていただいて執行しております。


○議長(高尾勝人君) 12番。


○12番(沖 正治君) 最後になりますけども、この点について今年度はもうこれ以上、私は言いません。来年度考える意思があるかないか、それだけ聞かせていただいたら。


○議長(高尾勝人君) 健康福祉課長。


○健康福祉課長(木本善典君) この疾病記念品につきましては、来年度も継続してこれは置いておくべきであろうと思っております。


○議長(高尾勝人君) 12番。


○12番(沖 正治君) それであれば、この予算私、座らせていただきます。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


 10番。


○10番(小寺政広君) 1〜2点質問いたします。まず初めに直診勘定の方なんですが、医師が3月末で退職するということになりまして、3月末だとあしたですね。この退職された場合、この広報かみごおり424号、3月号ですね、そのときにお知らせということで休診するということをお知らせしていますね。その場合、あとの残った職員なんかどうなるんですか。仕事、もちろん診療所ですから、医者がいないと仕事ができないという面がありますし、残り職員、正職の看護婦さん、あと臨時職で職員が2名ほどいらっしゃいますから、その仕事の手当とか、そういうのは既にあした、あさってですから、そういう手配はできていると思うんですが、その点お聞きします。


○議長(高尾勝人君) 健康福祉課長。


○健康福祉課長(木本善典君) 鞍居の医師の件につきましては、この3月31日で退職されます。広報等に前段、お知らせはしておるところでございますけれども、今、現在、鋭意後任の募集を国保連合会等に通じまして、いたしておるところでございます。それで、臨時職員があそこに2名、正看護師が1名、運転士さんが1名とおられるのですけども、看護師さんの方につきましては、こちらの方の健康福祉課内での訪問看護ステーション、あるいは保健センターの事業のほうに従事をしていただきまして、また、先生が新しく決まりますと、即そちらの方に行っていただくような体制として、待機的な感じでこちらの方で従事していただきます。


 それから、臨時職の方につきましては、この3月31日をもちまして、一応契約を解除というのですか、そういうことでお話をさせていただきまして、了解をいただいております。


○議長(高尾勝人君) 10番。


○10番(小寺政広君) ありがとうございます。それで、町民への周知徹底なんですけど、私が目にしたのは、このお知らせというのは、今申し上げましたように、広報かみごおり3月号の本当に小さな欄だけなんですね。こういう大事なことですから、やっぱり町民に対しても知らせていただきたい。例えば、きょう朝なんですけど、合併50周年の記念集会、これ全戸折り込みで入っておったと思うんですね。朝、僕新聞に入っておったのを持ってきたんですけど。だから町民の健康と命にかかわるような重大なことですから、やはりせめてこのぐらいので、やっぱり休診になるということは、事前に町民に知らせるということも大事なことだと思いますし、そういう姿勢も大切だと思いますが、その点だけ気持ち、考えをお聞きします。


○議長(高尾勝人君) 健康福祉課長。


○健康福祉課長(木本善典君) 啓発につきましては、十分それは必要だと思います。ただ、休診という形でございます。廃止ではございませんので、いつまた先生が来られると、あしたにでも開業と、そういうことは私の方では予定しておりますので、余り、休業、休業ということになりますと、もう町民の方も本当に廃止かという解釈違いというようなことにもなるのではないかということで、啓発についてはその程度にさせていただいております。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


 12番。


○12番(沖 正治君) 今、課長からそういう来年度は見直す気持ちはないと言われましたけども、課長にだけ責任を負わすのも大変と思いますので、町長の意見を。健康保険を使わなかったら記念品を渡すということですので、そこ町長理解しているのかわかりませんけど、要は健康保険使わない方については1年、また5年、そういうようなことで記念品を渡すと、方や健康保険から外れますけども、税務の方は前納者の割引、また納税組合の還付金もとりやめたと。そこら辺の整合性、健康であるということは本当に人間としてありがたいことだと。方や病気で入院しようが、税金を納めないかんのですよ。そこら辺の兼ね合いだけ、町長の方から再度、来年度見直す気が、ことしはいいですから来年度そういうことは考える余地があるかないか。課長だけに責任負わせるの大変と思いますので、町長の方から再度返事。


○議長(高尾勝人君) 町長。


○町長(安則眞一君) 国民健康保険に加入していて健康であるということ自体が、喜ぶべきことで、これの記念品ということにつきましては、ことしはそういうふうに努力されたということで予算を上げさせてもらっております。来年度につきましては、今、なるべくならそういうふうな対応をしたいですけども、そこら辺については今、沖議員が言われたことも含めて、検討させていただきたいと思います。


○議長(高尾勝人君) 12番。


○12番(沖 正治君) これ、はっきり、何も勉強する必要ないんですよ。町長いつも言われる、考えるとか、努力するとかいう言葉なくして、ここで町長がはっきりと来年度は金額的には36万で小さいんですけど、小さいお金でも財政苦しい、来年もっともっと苦しくなると思うんで、たとえ36万でもやはり始末していこうかと。だれでも言います。入院したりいろんなことをしたら健康が一番大事ですわ。健康でよかったというて、皆言うてです。それを方や税金は、そういうふうに病気しても税金納めないかんのですよ。健康保険でも納めないといかんのですよ。介護保険でも納めないかんのですよ。それでまた職員が金をかけて徴収に回らないかんのですよ。方や健康でおるんですよ。国民健康保険使わないでおるんですよ、健康ということは。たとえわずかな金額にしても、何でそういう、ここでそういう人にも理解をしてもらえると思うんですよ。健康であれば。36万何がしの記念品を渡さなくても。それが考えるとか、検討するとか、努力するとかいう言葉はなくしても、町長みずからはっきりと言えると思う。課長だけでは気の毒だと思うんで、町長、再度その分だけ、確約できたら私も賛成に回りたいし、もしこれができないというのなら、私また再度お座りさせていただきます。


○議長(高尾勝人君) 町長。


○町長(安則眞一君) 基本的にはそういう方についてよく頑張られたということで、記念品を贈るということにつきましては、継続してさせていただきたいと考えております。


○議長(高尾勝人君) 12番。


○12番(沖 正治君) 健康でおったらよう頑張られたと、そういう意味じゃないんですよ。当然、その人も健康でおるのはいろいろと健康管理に気をつけていただいて、当然健康だったら喜ばしいことだし、敬意も表するべきものだろうと思うけども、バランスですよ。そういう面については、新たに記念品もうけて出しますか、これ以外でも。前納した人には全然割引ないんですよ。前もって払うんですよ、前納で。前納してくれたらどれだけ助かるか。滞納はその人の分はないんですよ。一生懸命税金納めた人には、そういう割引せんと、前納で、1年間。片一方1年間健康であったさかいにというて、国民健康保険料我々もみんな払いよるんですよ。その人にわずかな金額でも健康でありましたからと記念品出します。方や税金前納した人に割引ないと。納税組合のことは別でよろしいさかいに。前納した人には全然、そういう今まで割引あったもの切ってしまったんですよ。財政が苦しいからということで。方や健康であるから、健康であってこそ税金納められるんですよ。こんなわかりやすい話ありませんでしょう。これを考えないかんというのがどこにあるんですか。税金で町が運営されておるんですよ。それを前納した人には全然割引制度がなくしてもうて、今まであったものを。方や健康やさかいにたとえわずかなものでも、健康であったからよう努力してくれました。健康保険お使いにならなくてありがとうございましたと、何も健康であった人に出す必要、理解はしていただける。出す必要はないんやなしに、現在の財政事情からそれぐらいのことは健康である人であるから、理解をしてくれるのと違いますかという話なんですよ。簡単な話で、これ私いつも言う。中学生の生徒でもわかりますわ、理屈が。前納した人に割引出さないと。何でや、財政苦しいからこらえてくださいと。税金で町は運営されているんですよ。そのものを税金から今度健康であるからと今度記念品渡すんですよ。これ財政が豊かであってこそいろんなことであっちやこっちでありがとう、ありがとうとすることは結構ですけど、これ前納した人に割引なしで、健康保険を使わないと、全部が健康保険払いよるんですよ。前納の方も健康保険払いよるんですよ、前納で。その人の割引をとって片一方で健康でおるから、健康というものをどのぐらいのものかということを町長、これ認識改めていただいたら、これぐらいのことは理屈でわかる。理屈やなしに理屈抜きでわかるはずですよ。


 何もことしはよろしい、予算上げておるから。来年度はそれを見直す気がありますかとはっきり返事もろたらいいんですよ。そうしたら私も賛成に回るし、これ町長がいやいや絶対にこれは来年まで検討しないといかんのやというのだったら私座っておきますし、どっちでも結構です。再度、はっきりと明快な答えもろたら、そこで私判断させていただきます。


○議長(高尾勝人君) 町長。


○町長(安則眞一君) 疾病予防費ということで、そういう健康でおられるということに関しまして努力をされたという意味で記念品をお渡しするということにつきましては、継続をさせていただきたいと思っております。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。12番。


○12番(沖 正治君) 税金の方は別に前納した人には、よう努力をして払ろてくれたいうことは、それはいいということですな。別に前納してもらわんでも結構です。税金が滞っても結構ですと。よく努力して苦しい中でも税金を払ってくれたという人には感謝の気持ちはないということですな。これは義務ですな。税金を納めるのは義務ですと。片一方は健康でおる人に、何も出すことにそれは町長がはっきりと来年はそういうことを引き続いてやりますとはっきりもろたんやから、私はわかりました。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


              な           し


○議長(高尾勝人君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。


 これより討論を行います。


 まず本案に対する反対討論の発言を許します。


              な           し


○議長(高尾勝人君) 反対討論なしと認めます。


 次に本案に対する賛成討論の発言を許します。


              な           し


○議長(高尾勝人君) 賛成討論なしと認めます。


 これをもって討論を終結いたします。


 これより議案第30号、平成17年度上郡町特別会計国民健康保険事業予算の件を起立により採決を行います。


 本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。


              多   数   起   立


○議長(高尾勝人君) 起立多数であります。


 よって、議案第30号は、原案のとおり可決されました。


 引き続き、日程第41、議案第31号、平成17年度上郡町特別会計老人保健医療事業予算の件を議題といたします。


 本案の朗読と説明が終っておりますので、これより質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


              な           し


○議長(高尾勝人君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。


 これより議案第31号、平成17年度上郡町特別会計老人保健医療事業予算の件を起立により採決を行います。


 本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。


              全   員   起   立


○議長(高尾勝人君) 起立全員であります。


 よって、議案第31号は、原案のとおり可決されました。


 続いて、日程第42、議案第32号、平成17年度上郡町特別会計介護保険事業予算の件を議題といたします。


 本案の朗読と説明が終っておりますので、これより質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


 10番。


○10番(小寺政広君) 1〜2点質問いたします。10ページ。介護サービス等諸費、5目の介護サービス等諸費で、これ減額3,200万余りも減額になっているんです。ご存じのように、介護保険ができまして利用者が急増しているということで、政府や国も大変困っているんですが、金額の増等で、これは介護サービス等諸費が下がっているという、上郡町における大きな原因は何ですか。その点をお聞きします。


○議長(高尾勝人君) 健康福祉課長。


○健康福祉課長(木本善典君) 介護保険制度と申しますのは、ご存じのとおり3カ年の事業計画を立てて、そのうち保険料等も設定しております。この介護サービス諸費の減額とサービスの給付費の減額でございますけれども、本年度は当初そういう給付サービスの伸び、当初予算当時これぐらいの給付が見込まれるであろうという見込みを立てております。その中でこの減となった原因は予想しておりました療養型の医療サービス等が開設に至らなかったとかいうサービスの低下、そういう給付がなかったということが原因でございます。


 以上です。


○議長(高尾勝人君) 10番。


○10番(小寺政広君) 施設が開設に至らなかったということは、潜在的な利用者、ニーズはあるということなんですね。


○議長(高尾勝人君) 健康福祉課長。


○健康福祉課長(木本善典君) そのとおり、ニーズはございます。それ以外にも要因というのはあるんですけれども、やはり給付が伸びておるのは確かなんですけれども、3カ年の見込みの中で見込んだものでございますので、その誤差というのは当然ながら10億何がしの予算の中では、3,000万ぐらいの見込みが誤差が出てくるというものでございます。


 以上です。


○議長(高尾勝人君) 10番。


○10番(小寺政広君) もう一点、逆にさかのぼりますが、5目になりまして一般管理費の報酬の方、介護保険事業計画策定委員会委員報酬ということなんですが、この策定委員会というのは今期、計上されているんですが、この介護策定委員は前回の委員と同じメンバーになるんですか。


○議長(高尾勝人君) 健康福祉課長。


○健康福祉課長(木本善典君) 前回とは、同じ方にもなっていただく場合もございますけれども、全く一緒になるということではございません。保険、福祉、医療関係の分野からそれぞれ学識の経験者、有識者を選定をさせていただいていきたいと思っております。


 以上です。


○議長(高尾勝人君) 10番。


○10番(小寺政広君) これは要望になるんですけど、策定委員が一緒じゃないということになりまして、赤穂市の市長も何か委員を公募にもちろん2名か3名なんですけど、公募にしてそういう人も一般の市民が目が届くような委員会にしたいということをちょっとコメントされたのが新聞に載っていましたから、本町におかれましてもぜひそういう広く町民が参画できるような介護保険にしていただきたいということを要望として終わります。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


              な           し


○議長(高尾勝人君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。


 これより討論を行います。


 まず本案に対する反対討論の発言を許します。


              な           し


○議長(高尾勝人君) 反対討論なしと認めます。


 次に本案に対する賛成討論の発言を許します。


              な           し


○議長(高尾勝人君) 賛成討論なしと認めます。


 これをもって討論を終結いたします。


 これより議案第32号、平成17年度上郡町特別会計介護保険事業予算の件を起立により採決を行います。


 本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。


              全   員   起   立


○議長(高尾勝人君) 起立全員であります。


 よって、議案第32号は、原案のとおり可決されました。


 次に、日程第43、議案第33号、平成17年度上郡町水道事業会計予算の件を議題といたします。


 本案の朗読と説明が終っておりますので、これより質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


 15番。


○15番(工藤 崇君) この水道料金の値上げの不安についてお尋ねをいたします。私、今、マクロ化施設を大枝でやっておりますが、これについてただ水がきれいであれば負担は何ぼでもいいという考え方にはくみしておりませんで、やはり安全とその安全に関するコストに対する負担のバランスが必要だということを主張してまいりました。町民にそれだけの負担をかけて安全であれば何ぼでも負担させてもいいのかと。しかし町民が構わないというのであればいいけれども、しかしながら町としては水道料金をできるだけ値上げしないように努力することが望ましい。そうするべきであると主張してまいりました。平成16年度前年度の水道事業の損益計算書を見ますと、当年度純利益、すなわち経常利益は3,198万4,000円で、これは非常に努力をして経費をできるだけ町民に負担がないように努力していただいてありがたいことですが、水道事業企業会計というのはこの前年度の経営の内容によって組み立てる一般会計等の予算とは違う会計方法をとっておりますので、この3,198万4,000円、これだけ純利益があったという水道所長ほか、職員さんのご努力を敬意を表するとともに、町民にとっては、これ以上将来水道料金の値上げがないのかどうか、これが一番の関心事であり、問題でありますのでお尋ねいたします。


○議長(高尾勝人君) 水道事業所長。


○水道事業所長(木下秀幸君) 大枝新のマクロ化施設の供用開始は平成18年4月でございます。マクロ化施設に関しましては、動力費なり、減価償却費、非常に高額な費用が発生しております。維持管理も含めまして、18年の供用開始の実績を見て、また18年度決算、ですから19年度の初めに18年度の決算が出てきます。その時点で料金改定が必要かどうかという検討をしたいと思っております。そういうふうにするためにも経営の効率化を進めるということが大前提でありまして、費用対効果を含めて、民間ができるものは民間にやっていただくというようなことで、経営の効率化にも努めたいと思っております。


 以上でございます。


○議長(高尾勝人君) 15番。


○15番(工藤 崇君) 町長にお尋ねいたしますが、将来先の話ですけれども、今、水道所長がお話になったように18年度からは検討するというけれども、基本的にはこの水道料金の値上げというのは、下水道の負担、例えばその使用料が減れば下水道の負担も会計も非常に圧迫しますので、大きな箇所にも家庭の箇所に波及し、家庭の生活する方々にも波及するという大きな問題がありますので、町長の姿勢として私はマクロ化施設で安全を高い値段で買うということようなことではなく、できるだけ効率よい水道事業を行っていただきたいと思うのです。


 私が言うのは、例えば口に入る水であれば、それはいろいろ水を買ってでも飲みますが、この水道のマクロ化というのは昔医療機関で使ったように非常に純度の高い、かつ安全な水をつくるのでありますから、一般家庭はトイレ、洗濯、庭にまく、車を洗う、こういうことには必要はないわけでありますので、ここまで高い値段を出させるのかどうかということはありますが、この点、水道料金の値上げについては、極力全力で抑えていただきたいと思います。この方針について町長は、今後水道事業についてどう思われますか。ご答弁願いたい。


○議長(高尾勝人君) 町長。


○町長(安則眞一君) 今、水道所長からも話がありましたとおり、効率よい経営、水道事業は別会計になっておりますので、そこで締めるということになっておりますので、その中でなるべく町民に負担をかけないと、民間でお願いできるところはお願いする。少ない要因で維持管理をやっていくということについて、長期の計画を立てて対応したいということで、今もその方向で取り組んでおります。なるべく町民に負担をかけないように努力をしていきたい。そういう意味では強い意思を持ってやっていきたいと思っております。


 以上です。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


 10番。


○10番(小寺政広君) 議案書の給与費明細書の方から1点質問したいんですけど、職員の経営努力、本当に努力されているのが数字上からわかるんですが、この1点。前年度より総費用、給与費がふえている、その中身は時間外手当が倍増になっているんですね。この票から見ますと。これ皆さん努力されているのはわかるんですが、なぜこのように時間外手当が倍増、そういう予算計上をされているんですか。この点お尋ねします。


○議長(高尾勝人君) 水道事業所長。


○水道事業所長(木下秀幸君) この時間外手当につきましては、時間数のカウントが16年度の災害復旧に伴う時間数をカウントしてしまいました。そういうことで、大幅に増額になっておりますが、この件につきましては執行状況を見まして、今後減額の方向で実施していきたいと思っております。


○議長(高尾勝人君) 10番。


○10番(小寺政広君) 今度は事項別の方なんですけど、6ページの総係費なんです。その給料、手当ということで、これ職員1名ということで同じ人が1名なんですか。総延べで1名ですか。その辺のところを1点、まず確認しておきたいんですが。


○議長(高尾勝人君) 水道事業所長。


○水道事業所長(木下秀幸君) この職員1名といいますのは、職員はそれぞれの係に分かれておりますが、きちっと仕事の内容を分けることができません、ということでそれぞれの目におきまして、実際どの程度の人員が必要かということで会計全体の中での予算の配置という考え方をしております。


 以上です。


○議長(高尾勝人君) 10番。


○10番(小寺政広君) ありがとうございます。それで確認ですが、時間外手当等、この宿日直手当、宿日直と時間外が同じ人がやっていないということですね、これは。入れかわりやっているからこういうことができるということなんですね。余りにもこの数字だけ見ると1人の人に時間外も宿直も任務が重なっているように感じていましたから、その確認で質問したわけなんです。


○議長(高尾勝人君) 水道事業所長。


○水道事業所長(木下秀幸君) 総係費といいますのは、水道事業経営全般の経費ということでございますので、職員1名分ではございません。職員が年間の宿直の手当ということでございます。


 以上です。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


              な           し


○議長(高尾勝人君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。


 これより討論を行います。


 まず本案に対する反対討論の発言を許します。


              な           し


○議長(高尾勝人君) 反対討論なしと認めます。


 次に本案に対する賛成討論の発言を許します。


              な           し


○議長(高尾勝人君) 賛成討論なしと認めます。


 これをもって討論を終結いたします。


 これより議案第33号、平成17年度上郡町水道事業会計予算の件を起立により採決を行います。


 本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。


              多   数   起   立


○議長(高尾勝人君) 起立多数であります。


 よって、議案第33号は、原案のとおり可決されました。


 次に、日程第44、議案第34号、平成17年度上郡町特別会計簡易水道事業予算の件を議題といたします。


 本案の朗読と説明が終っておりますので、これより質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


              な           し


○議長(高尾勝人君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。


 これより議案第34号、平成17年度上郡町特別会計簡易水道事業予算の件を起立により採決を行います。


  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。


              全   員   起   立


○議長(高尾勝人君) 起立全員であります。


 よって、議案第34号は、原案のとおり可決されました。


 次に、日程第45、議案第35号、平成17年度上郡町特別会計農業集落排水事業予算の件を議題といたします。


 本案の朗読と説明が終っておりますので、これより質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


 14番。


○14番(村上 昇君) ページ数を言うてもよろしいんですが、6ページ。施設管理委託料というのは、これは大きな金額が上がっておるんですけども、このたび農業集落排水等につきましては、地元の方で今まで金を集金して集めておったんですけども、個人になったということで、私は反対はしておるわけやない。ありがたいことや、楽でいいからありがたいことやと僕は思っておるんですけど、しかしながら、うちらの地域におきましても、ある方が名前までは失礼やから避けさせていただきますけども、親戚の者までに攻め込んででも私は取りよったんや。だけども、今度目は個人になったんやから、村上さんこらえてちょうだいよと。私は役場の者がやるから、それ以上は私は言いませんというようなことの件が1件発生しておるわけやね。こういうことはよその地域でもあると思う。だから、いよいよこの問題について私は質問に入るんですが、聞くんですが、もしどんどんと国民健康保険税みたいなもんや。どんどんふえてしまって、いよいよ水道農集排の値上げいうようなことの問題とか、いろいろな問題が私出てこないかなというようなこともちょっと懸念をしておるんですが、そういうことにならないということで、努力はされると思いますけども、そういう問題も将来あり得るだろうなと、その辺に対してどういうように思われておるか。


 それから、もう一点、この農集排の場合は、各地域におきまして管理させていただいておる。これは1件当たりたしか100円出ておるように思とるんですが、あれもまだまだ今からも続けるのかどうか。別にあれは業者に委託してもそう変わらないんやないかなと、僕は思うんですが、その辺の大きな違いがあるんかどうか、私はわからんから、質問をさせていただいておる。この2点についてどのように考えられておるか。1つまず水道の方から、下水の担当ですか、課長の方から回答していただきたい。


○議長(高尾勝人君) 下水道課長。


○下水道課長(大国安弘君) 料金につきましては、平成17年度、この4月1日より供用開始が公共下水道もすべて供用開始になるということで、農業集落排水事業につきましても管理組合長会を年に1回開かせていただいていましたが、その中におきましても公共下水の料金の全地区が供用開始になった時点につきましては、そのときについては料金の方をもう一遍役場の方でお願いしたいということを前々から言われていました。それにつきましては、去る2月27日、そのときに組合長会を開かせていただきまして、そのときに組合長の方から、もう供用開始するならばということで申し出がありました。ただ、八保地区につきましては、今まで従来どおり管理組合長の方が集めさせていただきますということで聞いています。あとのそのほかにつきましては、皆さん、役場の方で徴収するという運びになりました。そして、その中におきましても確かに村上議員さんが言われますように、未納の方が出てくる可能性があります。その方につきましては、役場の方で何とか足を運んで行かせてもらっても徴収していきたいという格好に思っています。確かにそれでも未納が出るという、100%取れるという自信はありませんが、何とか100%集めていくような努力をしてまいりたいと思っています。


 それと、管理組合の施設維持管理の関係なんですけども、これにつきましては農業集落排水事業の趣旨というのが、地区の区域の方に要望におきまして、そして皆様方の同意によって、この農業集落排水事業を進めていったという関係がありまして、その中に施設の維持管理、料金の使用料、使用料といいますのは電気代、電話代、水道代等は管理組合の方で払っていただくということになっていますので、それらにつきましては役場の方で集めさせていただきました料金の中から、そちらの方にあてていかせていただきたいという格好で思っております。


 以上です。


○議長(高尾勝人君) 14番。


○14番(村上 昇君) 今言う管理を今、我々がやって大体ずっと出ております。この管理をいつまでやる気があるのか、できればもういいかげんに業者の方に、業者もずっと来たりいろいろしておりますがな。だからもうあの辺に任せて、何も100円いただく必要もないわけや。だからその辺についてはどうですか。できればそういうことで管理の方はそっちでやってくれという意見も非常に強い。しかしこの今言う、集金の方ですね。これについては努力をするというとるけども、将来ようけたまって、水道料金の値上げに絡むようなことはないだろうなと。農集排の関連で、水道料金になり、いろんな問題が絡んできます、水使いますから。そういうようなことにも影響するから、私は言いよるんですが、そういうようないろいろな問題はないんでしょうなと、それは責任持って絶対ないということをあなたは言えないかどうか、私は確認とりよる。努力するぐらいはだれでも言うことや。だから1つ厳しい話を出しておるんですけども、そういうような問題のないようにしてくれだけで終わっては、私はだめだと思う。大体意見を言うたら、努力させていただきます。何でも努力や。努力したってできることとできないことが絶対出てくるんですよ。だから、私は厳しい意見を申し上げておるんですが、どうですか。そう言うとるんですよ。


○議長(高尾勝人君) 下水道課長。


○下水道課長(大国安弘君) 料金の値上げにつきましては、未納におきましての料金の徴収、出るといったことではありません。また値上げにつきましては、昨今の電気代、またその他の使用関係につきまして、若干高くなりますとやむを得ず上げさせていただくことがあるかもわかりませんが、今のところは何とか上げないような方向で進めていきたいと思っております。


○議長(高尾勝人君) 14番。


○14番(村上 昇君) 課長は町長やないから、それは私が言うことについて、いや、しませんでというていうたら、あんた後で怒られるで済まんかもわからんで、この辺であんたは打ち切らしてもらいます。


 次に、町長に私はお尋ねしたいんやけども、そういうことが起きて将来金がどんどん集金がしにくくなってきて、そして最終的には値上げしかもう方法がなくなると思います。そういうことがないでしょうな。町長、1つお聞きいたします。


○議長(高尾勝人君) 町長。


○町長(安則眞一君) その維持費でいろいろな要素がありますけれども、未納でということについて、今、下水道課長も言いましたように、それをもってということではそういうことをしないということで、対応させていただきたいと思います。


○議長(高尾勝人君) 14番。


○14番(村上 昇君) しないということは確約できるんですな。この問題で金がどんどんたまったと。取れない。また同じような問題が起きた。それは今、町長はそれでは関係ないんだということをしたったけども、私は頭に入れておきますよ。皆様方も入れておいてください。そういうことがあったときには町長、責任とっていただけますか。ちょっとそれだけ言うときます。町長に責任とってくれというたって、なかなかあなたとりません。だから私は確約しよるんですよ。どうですか、それは。今言われたら、それはありませんと言うたった。はっきりしておいてください。


○議長(高尾勝人君) 町長。


○町長(安則眞一君) ですから、農集排の未納によって値上げをするということでは、そういうことはしませんと。ただ、いろいろこれから諸経費なり何なりの要素がございます。そういう意味でのことは検討させてもらいますけども、未納が起こらないという前提でさせてもらいます。未納が発生しても、そういうことをもとに値上げをするということはしないということです。


○議長(高尾勝人君) 14番。


○14番(村上 昇君) それは関連しますよ。それは違うんや、うちは電気代があがった、どうじゃこうじゃということにしますけども、そのような問題は表へ出さずにして、表に出さんとしてもわかりますけども、しかしながらそれは関係ない、こっちでこうやから値上げさせてもらうんやというようなことになったって、理屈は通りませんで。それだけ言うときます。それ以上言うたって、私と意見がちょっとその辺は違っておるんで、ただ努力やとか何とかいうようなことはうそになるわけや。だから私は申し上げておるんです。あらゆる面がそうなってきております。努力します。努力します。これはこう努力しますと。最終的にふたを開けてみたら、みんなペケです。だから私は申し上げておるんです。だからよう頭に入れておきますわ。


 以上です。


○議長(高尾勝人君) ほかに質疑はありませんか。


              な           し


○議長(高尾勝人君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。


 これより討論を行います。


 まず本案に対する反対討論の発言を許します。


              な           し


○議長(高尾勝人君) 反対討論なしと認めます。


 次に本案に対する賛成討論の発言を許します。


              な           し


○議長(高尾勝人君) 賛成討論なしと認めます。


 これをもって討論を終結いたします。


 これより議案第35号、平成17年度上郡町特別会計農業集落排水事業予算の件を起立により採決を行います。


 本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。


              多   数   起   立


○議長(高尾勝人君) 起立多数であります。


 よって、議案第35号は、原案のとおり可決されました。


 ここで暫時休憩します。再開は11時10分。        (10時56分)


              休           憩


○議長(高尾勝人君) 再開いたします。           (11時10分)


 日程第46、議案第36号、平成17年度上郡町特別会計公共下水道事業予算の件を議題といたします。


 本案の朗読と説明が終っておりますので、これより質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


              な           し


○議長(高尾勝人君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。


 これより議案第36号、平成17年度上郡町特別会計公共下水道事業予算の件を起立により採決を行います。


 本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。


              全   員   起   立


○議長(高尾勝人君) 起立全員であります。


 よって、議案第36号は、原案のとおり可決されました。


 日程第47、議案第37号、平成17年度上郡町特別会計山野里工業団地造成事業予算の件を議題といたします。


 本案の朗読と説明が終っておりますので、これより質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


 15番。


○15番(工藤 崇君) この財政難の中、どうするかといえば、歳入を確保するか、歳出を抑えるかしかありません。やはり歳出を抑え込むような違う方向で必要な事業でも抑え込むような方向を間違った方向をとっているところは多々見られるので言いますけども、この山野里工業団地の予算については今までの造成に対する負担等はもう終わっており、用地が売れたり、解決したり、また動きがあれば企業の立地等があればすべて町の歳入となります。そういう意味では不景気であろうと、何であろうと、一生懸命にこの工業団地の工業団地等企業の立地を働きかけて努力をされたい。それが必要ではないかと思うわけであります。それが雇用につながる、また活性化につながるということであります。これについて、町長、また担当課の今後の方針についてどういうお考えなのか。その決意のほどをお尋ねしたい。


○議長(高尾勝人君) 産業振興課長。


○産業振興課長(高橋道夫君) ただいま、15番議員さんのご質問ですが、山野里工業団地には町の未処分地が約1ヘクタールございます。また、個人の所有のものもございますし、またそれぞれ以前に処分した八家化学さんの敷地等もございますが、そういう敷地等の未了地のところにつきましては、やはり地域の活性化、やはり優良な企業の進出等、これから努力してまいりたいと考えておりますが、ある企業のところへお伺いさせていただいたところによりますと、やはり上郡町の住民の方々で、やはり上郡町で工場があるにもかかわらず、よその工場の方へ出られると、上郡町にせっかくあるんやから、上郡町の住民はそういう働き手がたくさんおられるのやから、町内で何とか雇用が役立てるような方法の企業を進出してもらうような形の方向で今後とも努力していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(高尾勝人君) 町長。


○町長(安則眞一君) 今、工藤議員が言われるように、工場が進出するというのは個人の商店が開業されるのとは違いまして、雇用の機会がふえる。それから固定資産税なり何なりが町に入ってくるということでございます。したがいまして、山野里もそういう未処分地、そういうのもございますので、今既にシーダムさんとか、タナックさんとか入っておられますが、タナックさん、シーダムさんについてもいろいろとこれから未処分地についての利用について働きかけをしたいと思っておりますので、今、工藤議員が言われるような雇用の機会をふやす、町の状況を歳入をふやすということにつきましては、この工業団地だけにかかわらず、努力をしていきたいと思います。


○議長(高尾勝人君) 15番。


○15番(工藤 崇君) 町長の公約でも地元の企業を大切にして、活性化をするんだと、前も言いましたように、あの総合庁舎跡地でもベンチャー企業を誘致するという意欲を示されて、非常に町民が期待をしたところでありますが、尻すぼみであります。ただ、歳出を削って町民や職員を苦しめるだけが町長の仕事ではありません。歳入を確保するために、血みどろになって工場なり企業の誘致を図っていかなければならないと、私は思うんです。


 産業課長の答弁のとおりでありますが、町長の姿勢を私は問うておるんです。要するに今までずっと、特別会計山野里工業団地造成事業が続いてまいりました。毎年、400万円歳入、一般会計に入っております。繰り出ししておりますが、そういうものではなく、この特別会計、山野里工業団地の特別会計のこの予算そのものがここからなくなる、解決するというのが、事業の完結であります。予算上の措置で企画とか総務に変えるのではなく、この特別会計のこの欄だけがなくなってしまうということを急いでやることが急務であります。だから、この特別会計をわざわざここに上程しなくていいような状況をつくっていただきたいと思うのですが、町長どうですか。


○議長(高尾勝人君) 町長。


○町長(安則眞一君) そういう状況が当然できるようにするのは務めであります。現実問題として、未処分地がありますので、そういうことについて最終的には特別会計が上程する必要がないように努力していきたいと思います。


○議長(高尾勝人君) 15番。


○15番(工藤 崇君) それ以上努力すると言うた以上、努力してもらわないとしようがないんやけど、何かもう一つ駆けずり回って一生懸命になっているところが見えませんので、何とぞここだけの答弁で終わることなく、本当に結果がどうであろうと頑張って企業を誘致するんだと、地元の企業を大切にするんだというような姿勢が見えるような報告をしていただきたいんですが、どうですか。担当課でも議会でも。今後そういうことはやっていただけますか。別に上程したり、報告事項がなくても、工業団地については何日にこうしました。ああしましたということを報告するような、残るようなことをしていただけますか。


○議長(高尾勝人君) 産業振興課長。


○産業振興課長(高橋道夫君) また、厚生常任委員会の方へ、その結果、状況等につきましてはご報告させていただきます。


○議長(高尾勝人君) 15番。


○15番(工藤 崇君) 言われてからするのではなくて、そっちの方から積極的に報告を求めたいと思いますが、それでよろしいね、町長。


○議長(高尾勝人君) 町長。


○町長(安則眞一君) そういう報告をさせてもらうようにします。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


              な           し


○議長(高尾勝人君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。


 これより討論を行います。


 まず本案に対する反対討論の発言を許します。


              な           し


○議長(高尾勝人君) 反対討論なしと認めます。


 次に本案に対する賛成討論の発言を許します。


              な           し


○議長(高尾勝人君) 賛成討論なしと認めます。


 これをもって討論を終結いたします。


 これより議案第37号、平成17年度上郡町特別会計山野里工業団地造成事業予算の件を起立により採決を行います。


 本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。


              多   数   起   立


○議長(高尾勝人君) 起立多数であります。


 よって、議案第37号は、原案のとおり可決されました。


 次に、日程第48、議案第38号、平成17年度上郡町特別会計研修センター管理運営事業予算の件を議題といたします。


 本案の朗読と説明が終っておりますので、これより質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


 15番。


○15番(工藤 崇君) 今年度も一般会計からの研修センターの繰出金が2,780万円となっておりますが、私はこれで終わらないだろうと思います。補正でこれを一般会計の繰り出しをふやしていかなければならないであろう。これはピュアランドの経営がどうだというよりも今の情勢もなかなか厳しい中で、観光客等も少なくなることがありますので、16年度では3,369万9,000円まで繰り入れがふえて、補正で議会に上がったわけでありますが、要するに最初これは剣道の全国大会若鷲旗大会を促進するに当たって、上郡町に宿泊施設がないのは情けないということからの大きな声もありまして、建設いたしました。若鷲旗大会があるときには前も言いましたように、駅前や近くの商店街のおまんじゅうやお菓子や売れて、何らかの波及効果がありました。


 またそれがなくなったと、例えば研修センターにも上郡町に訪れていただいたり、いろんな県の出先機関からのいろんなお客さんも泊まっていただくことがあるかもしれませんが、町民も法事等に使って便利がいいんだという人気がありますけれども、その費用対効果にいたしまして、効果が例えば教育や福祉にお金にはならないけれども、非常に効果があらわれているであるならともかくも、どうもこれは一般会計から持ち出しと、大変な上郡町の財政を圧迫するのであれば、公営企業の管理条例に基づいて、これは何とか方向を決めて、処分する方向をしていかなければならないかもしれません。それについての再度町長に基本的なお考えをお聞きします。ピュアランドだけ残って町がつぶれたというようなことになったら困るから言っているんですよ。町長、どうですか。


○議長(高尾勝人君) 町長。


○町長(安則眞一君) ピュアランドがことし開設して10年になります。過去からの実績を見ていますと毎年、一般会計から繰り入れをしている。それは町民に対するサービスという要素もございます。だから一概に一般会計から繰り入れているからいいとか、悪いとかいうことではなくて、ただし先ほど工藤議員が言った費用対効果、それだけのことまでする必要があるかどうか。その前に一般会計から繰り入れをしないような状況をつくると。つくるということが原則になろうかと思います。したがいまして、そういうことをなるべく町の一般会計から繰り入れにならないようにどうするかということについて、1つの方向として指定管理者制度、そういうことでそういうこともこれから検討させていただいて、それは当然そういうことが可能かどうかということもございます。それも含めまして、町民にとっても行政にとってもメリットがあるという方向を17年度は方向を確実に模索をしていきたいと思っております。


 今、工藤議員が言われたようにピュアランドが残って上郡町がつぶれたということにならないように。額が3,000万という規模ですから、10年たてば3億円というふうになります。そういう意味で公的な施設でも特にピュアランド等につきましては、どうあるべきかということについては今年度、それを前向きに進めていきたいという計画にしております。


○議長(高尾勝人君) 15番。


○15番(工藤 崇君) 私、町長じゃない前に、ピュアランド建てるときに、例えばこういう大きなものよりもヒュッテやロッジ、そのようなことで剣道に訪れる方が上郡町の自然を楽しんでいただくことにしたらどうかと。それよりもまずピュアランドで何十億円使うよりも給食が先だろうというようなことを言いましたけども、何せ剣道が上郡町の目玉だということだったけど、その目玉が飛んでしまって、何と負債だけが残ったようなもんです。だから町長の責任ではないけれど、これはやっぱり上郡町として一貫した方針がないです。現の町長もそう思いますけどね、私は。そういう意味では、このピュアランドもその時代に合わせて検討していかないといけない時代に来ております。何が先かといったらいつもそうです。ピュアランド建てたり、何や建てたりして。少子化や何とか言うて給食後になってもて、建てられないようになってしもた。給食ができない。このような町の姿勢です。町長、それを打開すると言ったんやから、ピュアランドも含めて、ピュアランドの解決策も含めて、確固たる姿勢でいつでもむだなところを省いて、町民の願いを実現するのが町政の仕事なんやから、これも含めて給食や何か、例えば医療福祉も含めてやらんと、これだけの問題じゃないから、そこのところの姿勢をきちっと町長は持つべきだと思うんですよ。次々ね、何もかんもできんというとるけど、やらなあかんことをやらなかったらいつまでたっても、出ばかり多いです。町長、そこのところの姿勢、もう一遍お尋ねします。


○議長(高尾勝人君) 町長。


○町長(安則眞一君) 出ばかりがふえないように、当然そのピュアランドのあり方が改善しますと、その面、別のことがということが可能になります。そういう意味で、今の現状が私はよしとしませんで、そういう意味で17年度に方向を決めていきたいと思っております。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


 1番。


○1番(外川公子君) 6ページの役務費のところでちょっとお尋ねするんですけれども、広告料が去年200万円からことしは100万円に、クリーニング代が去年の1万から220万円になっているんですけど、ここをちょっとお尋ねしたいんですけれども。


○議長(高尾勝人君) ピュアランド支配人。


○ピュアランド支配人(桝本貴幸君) ただいま、外川議員さんのご質問でございますけども、広告料につきましてはそれぞれPRということで、それぞれ有名紙等の新聞も含めましてのピュアランドの広告をしております。従来は今まで100万の予算を計上いたしておりましたが、16年度だけ特別にということでPRをしていこうということで200万を置いておりましたが、新年度、17年度はまた100万に戻しております。ですので内容といたしましては、そのような有名紙等の広告、PR、各新聞等のピュアランドの記事の掲載によるものでございます。


 それから、クリーニング代につきましては、過去ピュアランドがオープンいたしまして10年間、1度もクリーニングをしていないような、例えばクロス張りのいす等が200脚余りございます。そういったものも含めまして、非常に汚れておりまして、使用に耐えなくなったということで、そういったソファーやじゅうたん等も含めましてのクリーニング代ということで、新たに計上したものでございます。


 以上でございます。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


 8番。


○8番(阿部 昭君) 私、ピュアランドのこの予算、毎回見るたびに感じるんですけれども、例えば、あのピュアランドの経営者としての立場としてもし考えるならば、あそこのピュアランドには目玉商品がないんですよね。あそこに行ったらこれがあるんだというものがない。それともう一つは、私はこれに関連するんですが、企業誘致もそうなんですけれども、積極的な営業マンがこの上郡町の行政にはいないんじゃないかと思うんです。支配人も兼ねて営業に回れといってもそれは無理ですわ。営業マンがきちっとおって、例えば都会に行って農家の体験学習するんだと、その宿舎はピュアランドがあるんだとか、そういういろんな形でもって営業マンが走らなければ、あのピュアランドを満杯にすることはできないと私は思うんです。そういう営業政策はあるのかどうかお聞きしたいと思うんですが。町長、いかがですか。


○議長(高尾勝人君) 町長。


○町長(安則眞一君) ピュアランドの営業につきましては、役場の職員と臨時職員、そういうことでやっております。したがいまして、日々回すということが主眼になっております。その中で、いろいろ新聞広告なり、季節の料理なりということで今までいろいろ努力をしてまいりました。しかしながら、そういう意味で言いますと、営業の仕方といいますか、その面がなかなかノウハウ、そういう面で今まで研修センターの毎年利用してもらっておる銀行なり何なりございます。その固定客があるんですが、それを拡大するということがなかなか難しい。いろいろ努力をしてきたんですが、やっていない。今、阿部議員が言われるように、じゃあ、今までと同じやり方でしてもなかなか10年間の経過からするとなかなか今までの継続ということが昨年もいろいろ先ほど言いましたように営業について、予算を計上して努力したんですが、それがそしたらそれだけに跳ね返ってきていないという状況がございまして、そこらも含めて17年度はそのピュアランドの方向をどうするかということを考えていきたいと思っております。


○議長(高尾勝人君) 8番。


○8番(阿部 昭君) また繰り返すようなんですけれども、片手間の営業ではお客さんは来ませんよ。片手間では。本気になって1人の人が走り回らなければ仕事は、お客さんは来ないと思います。それをチラシ程度の営業でお客さんが来るのであれば、民間の企業なんかはとっくにつぶれていますわ。私に言わせれば。そのくらいの必死さが私は見えないですし、それに専門の営業マンをつけなかった限りでは、あの再生は難しいなと。私は前々から思っておりました。また、町民の意見を聞いてみても皆さんそうおっしゃいます。何が魅力があって、あそこに食べにいくの。あそこに泊まりにいくの。せいぜい自治会か何かが忘年会や新年会で使うだけ。そんなんでは到底黒字は見込めないと私は思います。私は再度、このピュアランドの営業に関しましての苦言は何回も呈していきたいと思います。質問終わります。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


 10番。


○10番(小寺政広君) 1〜2点質問します。まず、宿日直手当86万6,000円増になっているんです。前年度4万2,000円、ほかの面ではいろんな面で職員の方努力されているのに、この宿日直手当が86万6,000円も上がっている。この原因、その理由、お願いします。


○議長(高尾勝人君) ピュアランド支配人。


○ピュアランド支配人(桝本貴幸君) この宿直日直手当と申しますのは、従来、今までの宿日直につきましては、シルバー相当の地域、地元に方にお願いをしておりました。いろいろ過去ずっとそういう形でお願いしておりましたが、やはりいろいろ泊まりのお客様の方からも夜間、夜でありますとか、いろんな要望もございまして、そういった職員では一部対応できなくなってきております。そういったことから、今回、全部職員に負担をかけるというのもあれですので、例えば満室になる土曜日に、職員を泊まらせて、そういう対応をしていきたいと考えたもので計上しております。したがいまして、当然、その分、今までお願いしておりましたシルバー関係の賃金がおりますので、人件費につきましては、その分はマイナスしております。差し引きいたしましたら、その頼んでおりますシルバーにつきましては1件につき5,000円でありますし、たしか職員につきましては4,200円ですので、そのプラスマイナス800円、その差が出てきますので、人件費としてはわずかですけども、経費の削減にはなっておると思います。そういったことで、全体としては予算は逆にふえておりません。マイナスになっております。


 以上でございます。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。10番。


○10番(小寺政広君) ありがとうございました。もう一点ですけど、歳入の研修センター使用料、これは200万円ほどが減額になっているんですけど、これ説明によりますと3万8,000人の利用見込みということで、利用者は去年よりふえている予算で計上していることはいいと思うんですが、その中でレストラン売り上げ料が2,000万円弱余りになっていますが、これ昨年、1,600万円ほどになって、400万円ほどの増になっていますね。レストラン売り上げ料。これレストラン、厳しい最近近隣のところでもいろんな個人の店屋もありますし、味自慢とか、そういうのいろんなところがあります。そういう中で400万円の売り上げを図るという、何か特別なプランなりメニューはあるんですか。そういう戦略、その辺。集客のこれだというものがあるか。教えていただきたいんです。


○議長(高尾勝人君) ピュアランド支配人。


○ピュアランド支配人(桝本貴幸君) 当初予算の説明の中で、概略説明させていただきましたけども、本年度、新年度予算を組ませていただきましたのは、15年度の実績、また16年度の見込みによりまして、予算編成をさせていただいております。その中で、16年度につきましてもほかの宿泊料とか、食事料は減額になっておりますが、レストランの売り上げ料につきましては、従来よりも若干伸びております。その理由につきましては、2〜3点ございまして、新しくまず昨年度レストランのメニューを総入れかえをいたしました。それと数もメニューもふやしました。それからもう一つは、いろいろ新しいメニューの中で、季節の膳ということで、この間もそうであったんですけども、各新聞紙上に取り上げていただきまして、新聞に載りましたことが、要するに上郡町だけじゃなしに、姫路とか西播磨の地域から多くの方が来ていただきまして、ふえたのが一番大きな要因でございます。


 もう一つ、昨年ふえた理由につきましては、これも説明いたしましたが、敬老会の関係で利用券を使っていただきましたが、その波及効果が出まして、ほかのお客様もふえたということになっております。以上のようなもので、レストランの使用につきましてはここ年々ふえるようにしておりますし、努力しております。


 以上でございます。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


 14番。


○14番(村上 昇君) 1点だけ、3ページ。これは工藤議員も言われた2,780万円が繰り入れされると。もっともっと私もふえるだろうと思いますが、こういうことで毎年、これ10年間こういう状況が続いておるわけでございまして、いよいよ町長の方は管理者の方に委託するんだというようなことを言われておるんですが、私は研修センターがそういうことができるかできないかという問題は1点あるんじゃないかと思うんですが、その辺の問題はないかどうかお尋ねします。


○議長(高尾勝人君) 町長。


○町長(安則眞一君) 管理者に委託するというふうに決まったわけではございませんで、それについては当然、そういうことをしようとしたら公募してしないとだめですが、それは当然総務委員会なり何なりでもお諮りして、していくことです。じゃあ、研修センターとしてそういうことが可能かどうかということにつきましては、県の方と協議させていただいて、その目的がある程度そういうことに合っておれば、問題ないという確認をさせていただいておりますので、それは当然もしそういう委託になるんであれば、そのときに条件としてそういうことの目的に合うようにということになろうかと思います。


○議長(高尾勝人君) 14番。


○14番(村上 昇君) 町長がそう言われるんやから、私は意見と、県の方へ相談したら何とか変えたらいけると、こういうように言われたように、今答弁があったと思うんですけども、なかなか私は研修センターというものの意味から反することになるわけですから、そう簡単に僕はいかないのではなかろうかと。これだけ申し上げておきまして、私の質問は終わります。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


 12番。


○12番(沖 正治君) ちょっとお聞きしたいんですけど、いよいよ10年たちました。そういう中で、そもそも何回も予算的でなしに、2,700万の赤字、赤字ということは毎年赤字でいつもいろんな課長大変だろうと思うんですけども、やはり赤字解消するためには、何も今言うこれは赤字をやはり職員いろんな面で営業事業そのものを縮小していくと、だんだん尻つぼみになって、だんだん客が来んということはこれはああいう商売は特にそうなんです。やはり大々的にPRをし、いろんな面で手をかけていかなくては、お金が要るから、だんだん絞っていくと、やはりどうしてもこういう商売的なものは尻すぼみでだんだん赤字が毎年の補てんは大きくなると思います。


 その前に、やはり10年たつ前に、やはりあの近辺、そもそもやるときから初めから赤字ということが前提条件に建てたものと、今も剣道という話があって建てると。そのときには当然赤字だろうということで周辺整備、それも集客に対する整備をしていこうと、観光化をしていこうというのがそもそもの話で3年、5年は辛抱しないといかんだろうというのが前提であそこへ建設したと、こういうようになっておると私は思います。


 そういう中で、都市公園指定というものが多分あそこに指定されておると思います。その中で、やはり言葉はわかりませんけれども、私も土地の地番まで覚えておりませんけども、現在、桜が植わって、今度は桜まつりというようなことも、4月3日にあります。しかしながら、片方桜の反対側の隠れ谷と私はいつも言うんですけども、あの谷が相当広大な土地、あのものも町が買い上げて、そこをきちっと都市公園に持っていき、また下にある大池を、これについてもいろいろと公園化に向けて進めていこうと、多分計画し、私も絵を見せていただきました、立派な絵を。しかし立派な絵をそのまませいとは言いませんけども、やはり継続性のあることをしていただかなければ、今現在完全に消えております。このものが。都市公園指定というものが。その中にきちっとした、どこでつくったものかわかりませんけど、立派な都市公園の絵も見せていただきしました。それの流れを、やっぱり行政というものは継続性のある、毎年でも結構ですので、毎年継続性のある事業を遂行してもらわなくては、その場だけぽっぽぽっぽ話だけしていただいて、1つも継続しない。今、現在広大な土地は草まみれというんですか、草が生えるとまた重機持ってきて削ってみて、ほかに予算を立てる。あれ何回、あの隠れ谷、重機で整地したと思いますか。あれでも相当な予算を継ぎ込んでおりますよ。


 やはり少しでも毎年でもいいですから、やはりそもそも集客に向けた観光の施設、そういうものをきちっと側面から町民に向けての集客、また町外からも客を呼べるような、そういうものはするという約束の中で建てたものが、その上に都市公園の指定まで受け、広大な土地も買い上げ、いろいろしておりますがな。それが現在そのままほかして、毎年のようにお金を入れて、草の草刈やとか、また重機ほり込んで、いろんな地形を変えてみたりとか、いろんなことして何をしよるんやら、さっぱり私も理解に苦しんでおるんですけども、だからやはり何ぼかずつでもやはり桜を植え、また今言う遊歩道も設置をし、それによって体験隊か何かそういうようなボランティアのグループができて、子供さんからいろいろと体験をしに、ワークハウスでやっております。やっぱり、何かしよう、あの広大な土地を何にしていくというようなことも、やはりそれについてもピュアランドに伴う集客の施設、観光施設みたいなものを何ぼかでも進めていただきたいと、あれ野原のままでほかして、何をしよるんかなと。災害が起きても、谷底がえぐられて、そのままほかいてみてみたり、舗装がむけたら、舗装をそのままほかしてみたり、砕石で道路を何もせんとほかいてみたり、ピュアランド前でも舗装せんと、砕石ほかいております。やはりもうちょっと計画をもって、何も一気にせいとは言いませんけども、毎年ちびちびでも結構ですので、手を入れていただいて、当初の目的を達成するようにピュアランドが赤字にならんように、わずかでも客が呼べるようなことを、こつこつと1日1日頑張っていただきたいと、私常々いつも思っておるんですけども、それはなかなか現在も進んでこないと。


 私はもうピュアランドそのものが上郡町の町民の福利厚生施設と、研修施設ということで私は福利厚生の施設だなと理解しております。だから、幾らかの予算を継ぎ込んでも、町民のために喜んでいただけるような福祉に、また厚生的な施設になっていただいても結構ですので、別に赤字がどうのこうのではなしに、赤字を何とかする、当初の目的を達成してもらわなくては、何のために都市指定、公園指定したもんやわかりませんし、そこらのことをもっともっと研究なり、毎日毎日努力してもわらなかったら、言葉だけで済んだ、もう当分いいがなとか、そないすればお金がなくなったらいいがなとかいうのではなしに、やっぱり毎日毎日日々日々の積み重さが上郡町の発展につながると。一気にやれとは言いませんので、そこら辺のことの計画をどういうふうに町長が持っておるか。その部分だけちょっと答弁お願いしたいと思います。


○議長(高尾勝人君) 町長。


○町長(安則眞一君) 当初、ピュアランドを計画するときに、どういうふうにするかというのはピュアランドだけではなくて附帯施設なり何なりの計画がございました。それについては私もプランを知っておりますが、現実問題は、今ピュアランドの建物だけということになっております。それにつきまして、じゃあ、その計画にのっとってということでございますが、今の現状からしてそういうことで、利用度がふえてというふうになるかどうか。なかなか難しい問題もあろうかと思います。上郡町の計画としまして、今の現状、10年前にそういう計画があって、じゃあ、そこにそれについてそのとおり手がけるかどうかということにつきましても、なかなか今難しい状況にはございます。しかしながら、少しずつ努力をするということにつきましては、あそこの散策地ですか、そういうことをしたり、桜園を今回開園しますけども、そういうことも含めてそれなりのことはしてきたつもりでございますが、じゃあ、当初のプランどおり一気呵成にということもなかなか難しい状況もご理解をいただきたい。その中でできる範囲のことをやっていくと。一貫性がないじゃないかという当初のとおりにはなっていませんが、できる範囲のことで努力をしていきたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。12番。


○12番(沖 正治君) それも、町長の方から一気呵成にはなかなか無理と、だから気持ちですな。やっていくという気持ち。私最近その意気が全然感じませんが、だれからも。何かあそこもう済んでしまったような感じで、お金がないからそうかもわかりませんけれども、やはりそういう気持ち、1つでもやっていこうと。1人でもあそこに集めて客を呼ぼうという意気です。何事も。どうもそれが最近薄れてきたような感じで。またあれ仮に2年、1年でも・・・。


○議長(高尾勝人君) 12番議員さんに申し上げますが、この案件とは別件だと思いますので。


○12番(沖 正治君) だから2,700万の赤字のことを言いよるんで、それをするために、ピュアランドそのものの予算を何ぼ削ってみても、あれを減らせば減らすほど、ピュアランドそのものの客は減ります。絶対減ります。ああいう商売は。予算の縮小していって、赤字やさかいまたことしも減らそう、またことしは職員の数減らそう、赤字やからこうこうしよう、中は余り縮小、縮小するとあの商売絶対に大きくなりませんわ、だんだん尻つぼみでこまくなって、しまいには閉鎖になりますわ。


 そうやなしに、やはり当初の目的を達成して、そういうふうな方向で持っていって、ピュアランドの研修施設そのものは、私はもう個人的には、福利厚生の施設と私は思っておりますので。そのためにはそういうような方向づけ、当初の方向づけがあれば、それだけの大きな土地も購入しておるんです。町の土地です。そういう方向づけでやはり考えの転換ですな。赤字赤字というのもいいけども、やはり今言う町民のための福利厚生施設と思って、やってもろたら結構なんですよ。そのためにはそういう方向で考えていただきたいと思うんですよ。やめろと言われればやめますけども、時間も時間ですので。


○議長(高尾勝人君) 質問を明確にしてもらったら、続けていただいたら。


○12番(沖 正治君) それだけ町長、もう一遍再度。


○議長(高尾勝人君) 町長。


○町長(安則眞一君) その福利厚生施設として、一般会計からの繰り入れが例えば3,000万規模になっていると。考え方としてはそれはそれだけの値打ちがあってという、町民のサービス、そういうための施設でもありますから、それも1つの考え方だと思います。しかしながら、現実問題として、年間3,000万円ほどの繰り入れということ自体は、ある程度町の行政としては、それはやはりそれでよしとするわけにはいかない。ですからそれをどういうふうに是正するかということを17年度で方向をかっちりしていきたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


              な           し


○議長(高尾勝人君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。


 これより討論を行います。


 まず本案に対する反対討論の発言を許可します。


              な           し


○議長(高尾勝人君) 反対討論なしと認めます。


 次に本案に対する賛成討論の発言を許可します。


              な           し


○議長(高尾勝人君) 賛成討論なしと認めます。


 これをもって討論を終結いたします。


 これより議案第38号、平成17年度上郡町特別会計研修センター管理運営事業予算の件を起立により採決を行います。


 本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。


              全   員   起   立


○議長(高尾勝人君) 起立全員であります。


 よって、議案第38号は、原案のとおり可決されました。


 続いて、日程第49、議案第39号、平成17年度上郡町特別会計公営墓園事業予算の件を議題といたします。


 本案の朗読と説明が終っておりますので、これより質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


              な           し


○議長(高尾勝人君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。


 これより議案第39号、平成17年度上郡町特別会計公営墓園事業予算の件を起立により採決を行います。


 本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。


              全   員   起   立


○議長(高尾勝人君) 起立全員であります。


 よって、議案第39号は、原案のとおり可決されました。


 ここで暫時休憩します。再開は午後1時。          (11時50分)


              休           憩


○議長(高尾勝人君) 再開いたします。           (13時00分)


 日程第50、発議第1号、教育基本法の改正に関する意見書の提出についてを議題といたします。


 局長をして議案の朗読をさせます。局長。


              議   案   朗   読


○議長(高尾勝人君) 議案の朗読が終わりました。


 本件について、提案者からの説明を求めます。


 藤本祐規議員。


○6番(藤本祐規君) ただいま、議長の許可がございましたので、教育基本法の改正に関する意見書の提案理由の説明をさせていただきます。


 朗読により説明にかえさせていただきます。


 教育基本法の改正に関する意見書(案)


 教育基本法は、昭和22年の制定以来、我が国の教育の大元を示す法規として、その役割を果たしてきた。しかしながら制定以来、1度の改正も行われていない。戦後半世紀を経て、国際社会激動の世界地図を描き、我が日本においても戦後60年の変化は大きく、教育は多くの課題を抱えるに至った。それは国民全体のモラルや、青少年の規範意識の低下、社会への帰属意識や道徳心の希薄化などが遠因と言われている。学校教育における学校崩壊、いじめ、不登校、学力低下などの深刻な問題である。要因としては教育者のモラルの低下、家庭や地域など、さまざまな分野で看過できないゆがみが生じていることなどが指摘されている。今、日本の教育は改めて見直し、今後のあり方について見極める過渡期を迎えている。教育改革は喫緊の国民的課題と言える。


 こうした中、中央教育審議会は昨年3月文部科学大臣に対し、新しい時代を切り開く、心豊かでたくましい日本人を育成する観点から、新しい時代にふさわしい教育基本法と教育振興基本計画のあり方について答申し、教育基本法の改正を提唱している。今こそ教育の再建に向け、歴史や伝統文化を尊重し、郷土や国を愛する心、家族愛、先祖を敬う心、国家、社会の形成者として、公徳心や公共心、そして国際感覚をあわせ持った人材を育成するなど、国際社会でも認められる日本国民のあり方はいかにあるべきかを真剣に考え、新しい時代の教育の方向性を明確に国民に示す必要がある。


 よって、国会及び政府に対し、日本の教育改革のため、一切の聖域を設けることなく、徹底議論を行い、教育基本法の改正の実現を強く要請する。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。以上。


○議長(高尾勝人君) 提案に対する説明が終わりました。


 これより本件に対し質疑を求めます。また、ご意見も伺います。


 15番。


○15番(工藤 崇君) 私は、この現教育基本法は世界に類を見ない、すぐれた現基本法であると思います。今、意見書を藤本議員が朗読されましたが、確かにいろんな社会現象で道徳心の希薄化、また青少年のモラルの意識の低下、確かに見られますが、その原因を教育者のモラルの低下、家庭や地域等のゆがみを原因としております。


 しかし、今のこの教育基本法は、国の責任というのをきちっとうたっております。子供が何かあれば、親だけが悪いんだ、教育者だけが悪いんだということではなく、責めるのは簡単ですが、国がどういう子供に育ってほしいか。子供自身に伸びてほしいか、家庭の教育力の低下をどう救ってあげようかということに力を入れるべきだと教育基本法はうたっております。動物と違って、人間は子供を産めばすぐに親になるわけではございません。いろんな亀や哺乳類は、DNAの中に、その育てる機能を持っておりますが、人間は持っておりません。先人や歴史おじいちゃん、おばあちゃん、また地域の教育力を借りて、子供の育て方を産んだとたんに学んでいくものであります。だから、子供を産んだからすぐ親なんだというわけにはまいりません。親も成長していくもんであります。そこが動物と人間の違いでありますので、国はそれを見込んで、国民のために立派な親になるよう、また教育者とともに行政とともに、親も育てていくという視点を持っておかなければならない。それが現在教育基本法ではうたわれております。ただ、今おっしゃるように、改正する理由に教育者のモラルや家庭が問題だと、地域が問題だということだけでは私は解決つかないと思うわけであります。


 そこで、私はなぜ教育基本法を改正しなければならないのか疑問であります。だから今問題なのは、この今ある教育基本法はこううたっております。第1条教育の目的、教育は人格の完成を目指し、平和的な国家及び社会の形成者として、心理と正義を愛し、個人の価値を尊び、勤労と責任を重んじ、自主的精神に満ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行わなければならない。このようなすばらしい理念を持った教育基本法は外国にもございません。これを国が真摯に受けとめ、予算化し、国民とともに、国民に対して愛情を持っていろんな問題があれば、その目線でもって一緒に考えれば、この教育基本法の内容を予算化し、実践すれば改正しなくてもよいのであります。私はそういうように強く思います。


 また、中央教育審議会の答申の中に、こうあります。教育基本法を改正しなければならないという中に、国を愛しなさい、このようなことが書いてあります。当然であります。この教育基本法も国を愛することを書いております。昔立派な若者や純粋な若者が国を愛するという目的のために多く命を投げ出して、本当に立派な方が死んでいかれました。これに教育者も加担をしたわけであります。行ってこい。国を守るためだと。これの反省の上に立って教育基本法はつくられました。ということは、国をというのは大事であります。国というのは何か、領土と国民であります。その国民をまず大事にしよう。子供たちに愛情を注ごう、国のために働く前に、あなたが立派に大人になるように、国が一生懸命愛情を注ぎ、地域が愛情を注ぎ、教育者も一緒になって子供のために一生懸命尽くそうと。そうすると愛情を受けた子供は必ずいざというときに、国や地域のために働いてくれる。こういうことを信じて教育基本法はつくられました。だから、先に国がありきではないんです。まず子供を大事にしよう。そうしたらそういう国がいざというときに、地域がいざというときに必ず働いてくれる子供ができるという反省の上に立って教育基本法はつくられました。そういう意味で、すぐれてこの教育基本法は国民のためになっております。


 だから、いろんな社会情勢のゆがみから、子供の発達が阻害されております。これは大人の社会の反映なのであって、子供に罪はございません。大人が本当に道徳性、モラルを示して、子供に教えていくならば、必ず多くの子供は救われると信じております。この教育基本法の中で、私はそういう意味で、なぜ教育基本法を今、改正しなければならないのか。これは法律でもって束縛し、強制することによって子供は育ちません。悪いことは悪いとはっきり言うべきだということは、今の教育基本法にも書いてあります。社会人としてきちんとやりなさい。お年寄りや先輩を敬いなさいということは教育基本法に書いてありますので、何もこの教育基本法に間違ったことはないと思うわけであります。


 で、私は改正する、今その状況にはないと思いますが、藤本議員はどう思われますか。


○議長(高尾勝人君) 6番。


○6番(藤本祐規君) 今、工藤議員のおっしゃることも確かに理解はできるんですが、今、個人の尊重ということも今おっしゃっておられた中に入っておったと思うんですが、私は個人の尊重、個人の尊重、これは確かに個人を尊重していかなければならない。それを強く強く教育していくところに今、本当に今の若者が私の年代もそうなんですが、例えば、フリーセックスのことを申し上げますと、今の日本人は、不特定多数の男性、女性とそういう性行為をすることにどういう考え方を持っておるのかということをアンケートをとっておった本を読んだことがあるんですが、非常にこれ諸外国と比べて日本人は、そういう意味では数字が高かったことがあります。その理由、高いといいますのは、フリーセックスを肯定する数字が高かったと。これの理由としては、これは個人の自由であるということを理由にしております。この例をとって上げて考えたところに、こういう私は本当に、こういう個人の自由ということを教えることによって、こういう考え方になってきておると。これは個人の自由だから別にいいんではないかというような考え方が今の若者には多いということを考えてみますと、この先の一体日本の教育はどういうふうになっていくのかということを考えると、恐ろしくなっていくというふうに私は考えるのが、まず1点でありまして、家庭教育の今、重要性ということがよく言われております。この間も、私、新聞記事を1つ紹介しましたが、その中で、男女の恋愛を、女性の父親が否定したと。その女性のお父さんを2人で殺そうというような事件がありました。


 こういう事件は、本当に教育行政だけで問題が解決するものではない。やっぱり家庭教育を重要視して、考えていかなければならない。今、現行教育基本法では、この家庭教育の重要性というものが欠落しておるという中で、私はこういうことを家庭であるとか、社会であるとか地域であるとか、そういうことのかかわり方をただして、それぞれの責任と役割を明確にすることによって、今の教育が正しい方向に達成するものではないかなと考えておりまして、この家庭教育の重要性なんかも、今の本当に日本に最も必要とされるところではないかと考えております。


 そういうような観点から、私はこの現行教育基本法を改正する点があるんではないかなと考えております。


○議長(高尾勝人君) 15番。


○15番(工藤 崇君) 例えば、性の問題とか、家庭の親を殺した問題とかいうことがあります。確かに、藤本議員おっしゃるように、目に余るものでありますが、この性の問題を法律で取り締まることはできません。例えば、犯罪となれば法律で取り締まれますが、教育の問題として、やはり自分を大切にするんだということと、今、上郡町が他市町に進んで、要するに有害図書撲滅のいろんなキャンペーンや看板を張っております。こういう社会的な上郡町の青少年を守る会の方々の地道な努力、それによって子供は守られます。法律でもって人の心を規制することはできません。人間というのは、生きている以上、動物もそうですが、性という概念がなくてはなりませんし、それを商品化したり、誤った教育をしたり、環境におる中で、子供らがそういうことに入っていってしまうから、そういうのを地域でもって規制をしようと、法律で規制はできません、人の心の中まで。自分を大事にしなさいよということを学校教育で教えるとともに、地域でもって、今、上郡町はほかのまちの議員が質問するぐらいに、青少年を守る、そのゆがんだ性の情報から守るということをやっておる。そのようなことによって守られることであって、1つの表現の自由を例えば規制したりすることは難しいですから、そういう方法をとられるものであろうと。法律で規制することはあかんと。


 例えば、1つの写真であっても、これはわいせつだという人もおれば、いや、これは芸術だという人がおると同じように、やっぱり性の問題についてもそれはきちんと人間の本性であるが、むやみにいろんなきちっと自分を大切にして、社会規範にのっとってしなければならないということは道徳として教えるべきであります。その道徳もきちっと教えるべきだというふうに、現教育基本法は載っております。もちろん性教育を重視することは言うまでもなく、大人がその背中でもって子供に規範を示すことも重要でございます。


 そしてまた、家庭教育が抜かっておるということでありますが、家庭教育も押しつけることはできませんが、今ある教育基本法でも社会教育、学校教育、すべての地域の教育を既にこの時期にうたっております。こういうことで、家庭も家庭の責任だとすることではなく、家庭の責任です、親の責任でありますが、その行政、教育、地域がやっぱりそれも援助していこうと、お互いに。そういう方向を持たなければ、ただ親が悪い、大人が悪い、子供が悪いだけでは広がりがないということを学校教育基本法はうたっておりますので、改正する必要がないと思うのでありますとともに、また、中央教育審議会の答申においては、新しくこういう表現が改正の必要性として持っております。教育は個人の生涯を幸福で実りあるものにするために必須であると同時に、我が国の存立基盤を確立するために、投資効果を高めなければならない。投資効果を高める。教育して国に何か子供が投資しなさいということ、教育しなさいと言ったんです。私は、教育というものは見返りを求めるものではないわけです。要は子供が健全にいろんな立場で発達をして、大きくなって立派になっていくことを地域や教育者や親が求めるのであって、国にご奉仕しなさいと頭から決めるものではありません。一生懸命愛情を注いで、子供の発達をみんなで支えていくならば、必ず国や地域に奉仕する子供が育ちます。そういう方向でありますので、この改正でもって、国が個人にとって私らに奉仕しなさい、見返りをしなさいという意味であれば、これはおかしい。私は、人間というのはやはりそういう必ず、よいものを持っておるということを信じて、教育基本法はつくるべきだと思うのであります。


 いろんな犯罪や間違いは刑法があります。きちっと処罰すべきです。それと教育のあり方とは同一じゃないわけです。あくまで、子供の発育を社会、親の発育を助けるということが教育基本法でありますので、今の現教育基本法はすぐれて、今の社会をこれを本当にまじめに取り組むならば、解決する大きな力になると思いますので、改正する必要はないと信ずるものであります。意見でも結構です。以上。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


 4番。


○4番(大政正明君) 私も工藤議員の発言に全く賛成でございます。それで、もう一つ問題点を指摘いたしたいと思います。意見書の中にあります、地方自治法第99条の規定により意見書を提出すると書いてございます。ところが、地方自治法第99条は、普通地方公共団体の議会は、当該普通地方公共団体の公益に関する事件につき、意見書を国会または関係行政庁に提出することができるとうたってあります。そうしますと、教育基本法改正と申しますのは、これは国全体の問題でありますし、国全体で議論することであります。上郡町単独で、こういう改正案を求めるというのは、上郡町単独の公益ということとはとても理解できない大きな問題ですから、私はこの意見書を提出することについてはそういう面からも反対いたします。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


 9番。


○9番(赤松初夫君) 教育基本法というものは、日本の教育のあり方といいますか、その理念、いわゆる日本の教育の理想というものを総論的にまとめたのが基本法なんですね。ですから今、ここに問題出ているのはいろいろ出ているのですけど、各論ですね。もちろん言っていることは私わかりますし、ですからそういう意味で、今の教育基本法を変えるようなものでは私はないと思います。先ほど言われていますように、日本の教育基本法そのものは、今言った日本の教育の理念を堂々とうたっておるものでありまして、すばらしいものだと私は思っております。だから、各論は今言ったように、指導要領の中とか、あるいは中教審などがそれぞれ問題が出るごとにやっているわけですから。それぞれに任して、基本教育法には触るべきものではないと思います。


 以上です。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


 10番。


○10番(小寺政広君) 提案者に1点質問します。提案者もご存じのように阪神大震災がありましたね。そのときに神戸の市民や被災者は懸命に自分ら自身が命を隣人の命を助け合ったということ、これ先進諸外国、アメリカも地震がありましたし、ヨーロッパも地震がありました。それで必ず被災とともに、発生したことが1つあるんです。それは略奪ですね。先進諸国という先進国の一番すぐれている国においても、アメリカなりヨーロッパでもそういうことが発生して、しかし日本はそういうことが一切発生しなかったわけです、阪神で。これは本当に世界からいって脅威というか、敬意というか、本当に驚くべきすばらしいことだという、これは皆さんもご存じだと思います。こういうことができたのも、やはり戦後日本人が教育を中心にして日本の発展をやろうという一生懸命になってやっていった、足跡の成果だと思うんです。それのもとにはやはり教育基本法があったと僕自身は思っています。その点、提案者はどう思われますか。


○議長(高尾勝人君) 6番。


○6番(藤本祐規君) 今、阪神大震災のきのうテレビでも何かそういうようなことを言っておりましたが、阪神大震災のときに、そういうような犯罪、阪神大震災が起こったと、その中でそれに関連した犯罪が起こっていったということはなかったというようなことをおっしゃっておりましたが、これ、私もその当時、阪神淡路大震災の当時は神戸の方にずっとおりましたから、いろいろ知っておるんですが、ニュース報道されていないだけで、かなりの犯罪、それに関連した犯罪というのがあったんですよ。私はそれとこの教育基本法と結びつけるのはちょっと違うのではないかなと思うんで、ちょっとどのようにお答えしていいのかわかりませんけれども、私が今、ここで申し上げられるのは、これと教育基本法の改正とはちょっと違うんではないかなと思います。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


 5番。


○5番(由田五千雄君) ただいま、大政議員もおっしゃいましたように、こういった意見というか、請願というか、陳情、この意見書、こういった類も今、大政さんがおっしゃったように公共団体の公益に関するというきまりでは、その枠があると思うんです。このレベル、次のレベルも同じような範疇としてとらえておりますけども、いわゆる国政レベルの問題であって、地域の課題を地域の我々が意見をまとめて意見を出すと、こういった地域の課題と申しますという点ですると、大政議員のおっしゃったとおりだと思うんですわ。こういったこれを議会が採択するかどうか、こういう場に出していく場合に、そういったチェックがあるのかどうか、私ちょっと経験がありませんので、よくわからないんですけど、ちょっとこれは直接の反対とは違うんですけども、ご意見としてお聞きしたいと思うんです。


 以上です。


○議長(高尾勝人君) 6番。


○6番(藤本祐規君) 意見書を国会であるとか、日本政府に対して提出するというのは、これはちゃんと地方議会に認められている意見書の提出というのはあるんですね。今国会で議論されていることを、地方議会がそれに対してどうのこうのとか、それやったら私は由田議員にお聞きしたいんですが、衆議院、参議院の選挙に行かれないんですかということを私はお聞きしたいんですが、衆議院、参議院の選挙に行くということは、我々が選んで国会議員に仕事をさせるために選んでいるわけであって、これを教育基本法の改正というのは国民全体に関係することでありまして、これを地方議会が携わるのはおかしいというようなご意見はちょっと私はおかしいんではないかと思いますが。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


              な           し


○議長(高尾勝人君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。


 これより討論を行います。


 まず本案に対する反対討論の発言を許可します。


 15番。


○15番(工藤 崇君) 教育基本法の改正に関する意見書案に対する反対討論をさせていただきます。


 現在の教育基本法は、すぐれて日本の子供の健全な発育と、ひいては日本の平和、人類の福祉への貢献を堂々とうたっております。今、社会環境の悪化がありまして、子供自身にそれが反映し、さまざまな不幸な問題が起きているということはありますけれども、これは日本の社会の大人を含めたゆがみであって、教育規範の目的、この現教育法がこの教育規範の目的から逸脱した、今の現象をとらえ切れていないということではございません。だから、この教育基本法を今、改正するべきではなく、十分この教育基本法の中身は、現在の社会をまともにして、子供を健全に発育させるに十分の中身を持っております。逆に改正こそ、教育問題の解決と健全な日本社会の建設に逆行するものであると思いまして、反対をいたします。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


 1番。


○1番(外川公子君) 失礼します。昨今の青少年における犯罪の低年齢化、凶悪化は目を被うものがあります。戦後の日本における教育のあり方について、いま一度見直そうとする動きとして、文部科学省の諮問機関である中央教育審議会が教育基本法改正を答申、2年が過ぎようとしておりますが、いまだにその内容については議論が分かれたままになっています。さらに小泉首相が掲げる三位一体改革の主軸である郵政関連法案の成立が現在最優先となっており、教育基本法改正に取り組む余裕がないのが実情であると聞いております。


 基本法には、準憲法的な性格があり、憲法改正の流れも現時点で定まっていない状態での基本法改正を論じることは、まず不可能ではないかと考えます。とはいえ、今の日本の現状は行き先を考えるにつけ、暗澹たる思いに駆られるものがあります。何とか打つ手はないものかとだれもが思っているところがですが、その1つに基本法の改正を持ってきたといってもよいでしょう。しかし問題の根っこの部分を解決するのに法改正は本当に十分な有効な手だてであると言えるのでしょうか。そもそも今の子供たちの問題は、大人社会のゆがみから来るものであり、問われているのはまさに私たち大人の生き方にほかならないのだという認識が抜けてはなりません。政治家の汚職や、数々の不祥事といったところから、身近なところでは子供の周りにいる大人たちは誠実に生きることを示すことができているのでしょうか。昨年の答申で、国を愛する心や公共心、伝統、文化の尊重などの理念を加えるということ、文言が公表され、これを受けて全国の公立小学校のうち、172校が評価項目に国や日本を愛する心情を持つ、あるいは持とうとするの言葉を入れた上で、3段階の評価を行ったそうですが、心のありようを評価することは本当に可能でしょうか。もし子供たちが成績表を気にして、答申に沿った答えを出すようなことになれば、国家が個人の内面をコントロールする、心の管理社会が始まるのではないかという懸念が広がっています。


 まず、法改正ありきでは何の解決にもなりません。これから智の世紀を支えるのは、何よりもまず個人の力であり、子供のさまざまな問題も多くは思春期を通して育つべき自己を確立できない、そのことにこそ問題があるのです。国家、社会を持ち出して、枠にはめるよりも、現行法が求めるようにまず、個の確立を目指すことが重要でしょう。何より私たち大人が、子供たちの前に恥ずかしくない個として歩いているかどうか、顧みることを忘れてはならないと思います。もし法改正をするのであれば、以上の点を十分に議論した上で改正されるべきであり、着手されるのはむしろ大人社会の是正についてでありましょう。


 今、行政改革の波で揺れに揺れている中での法改正は急いではならないと思います。今回の意見書提出については反対とさせていただきます。


○議長(高尾勝人君) 10番。


○10番(小寺政広君) 私も反対の討論ということで、その気持ちで討論を述べます。さきの戦争に敗れた日本と日本人は、民主的で文化的国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献することを決意しました。資源もなく海に囲まれた当時の日本人は、教育と勤労によって国の再建を目指して一生懸命働き、勉強をし、そして今日の日本の発展と反映を築いてきたと確信しております。


 確かに、ひずみも生じ、多くの問題を抱えています。しかし今大事なのは、この基本法の精神を私たちがもう一度かみしめて、法の目的を目指し、さらに大人である私たち、そして日本人が努力することが求められていると考えております。


 したがって、私は本案に反対します。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


 4番。


○4番(大政正明君) 教育基本法改正案に対する意見書に対する反対討論をさせていただきます。


 先ほどからいろいろ議論がございましたように、戦後つくられました教育基本法というのは、教育の理念、そういうものを非常に言葉を選んで、そして的確に表したものであります。そして、非常にそういう意味では読んでみたときに普通の法律とは全く違います。先ほどだれかがおっしゃいましたように、それは憲法に準じるものとして、それで基本法という名前が与えられたわけです。それは当然、つくられた背景には太平洋戦争まで、終了まで行われていた教育の目的がときの為政者によって捻じ曲げられたことへの反省に立って、そういうものがつくられたわけです。したがいまして、教育の理念が二度と侵されないように、人によっては教育基本法はあってはならない教育に対して、柵を立てたと、そういうふうに表現する人までいるぐらいです。


 この意見書は不思議な意見書で、昨年3月文部科学大臣云々と書いてありますけれども、ちまたに出回っております中央教育審議会の答申は2003年度3月20日に出されたものですけれども、その教育基本法の見直しについての答申は、教育に関連する最近のいろいろな問題の根源を教育基本法の不備ととらえ、その改正を目指すものです。答申には法文に制定すべきと示された項目が22項目あります。そのうち9項目が教育基本法の項目を引き継ぐものです。残りの新たに制定すべきとされた13項目を注意深く読み、そして教育基本法を注意深く読んでみますと、そのうち6項目が現行法で十分にうたわれている内容であるということがわかります。さらに3項目がその根拠が、なぜそういうものが持ち出されたか全く不明なものがあります。


 そして、さらに3項目はさきに述べた、立てた柵を侵す危険があると判断されるものです。このように、中央教育審議会の答申は極めてずさんなものです。なぜ答申がかくもずさんであるのかと考えますと、教育に関連するいろいろな問題と、教育基本法の理念との関連の検証が全く行われていないところに理由があります。


 すなわち、法律のこの部分に欠陥があるからいけないとか、この項目をつけ加えるとこの問題が解決されるという検証が全く行われずに、新たに制定すべき項目、提案しているという信じられないことをやっております。


 要するに、諸問題と教育基本法を短絡的に結びつけ、対処療法的な手当を目指したに過ぎず、提示された項目がさまざまな規制の強化になっても問題解決には結びつきません。非常に多くの知識人、教育関係者がこの答申に反対する理由はまさにこの点にあるわけです。上郡町においても反対意見の人は多々いるはずです。そういう人たちの存在を無視して、上郡町の総意としてこの意見書を出すことはできません。


 以上、反対意見です。


○議長(高尾勝人君) ほかに反対討論ありませんか。


              な           し


○議長(高尾勝人君) 反対討論なしと認めます。


 次に本案に対する賛成討論の発言を許可します。


 8番。


○8番(阿部 昭君) 私は先ほどから聞いておりまして、この基本法の改正ということに関しまして、これは大きな国の問題だから国で論議すればいいんだというふうな意見も多々出ておりますが、私はこれは本末転倒だと思います。地方議会で論議して、あらゆる地方議会が論議をして、そしてその声を国会に持っていくのが当たり前の私は筋道だと思います。ですから、今、日本の国が戦後60年、この法律の改正というものに関しましては非常に皆さん臆病でございました。しかし60年たった今、法律全体の改正の見直しも今叫ばれ始めました。そういうことからもこの意見書の提案をするものと、そしてまた国に対しての地方議会の役割というものを考えた場合、こういう声はどんどん地方議会で起こしていかなければいけない時が来た、このように感じます。よって私は賛成をいたします。


 以上です。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


              な           し


○議長(高尾勝人君) ないようですので、これをもって討論を終結いたします。


 これより発議第1号、教育基本法の改正に関する意見書の提出についてを起立により採決を行います。


 本件は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。


              少   数   起   立


○議長(高尾勝人君) 起立少数であります。


 よって、発議第1号は、原案否決されました。


 次に、日程第51、発議第2号、北朝鮮に対して即刻経済制裁を求める意見書の提出についてを議題といたします。


 局長をして議案の朗読をさせます。局長。


              議   案   朗   読


○議長(高尾勝人君) 議案の朗読が終わりました。


 本件について、提案者からの説明を求めます。


 藤本祐規議員。


○6番(藤本祐規君) ただいま、議長の許可がございましたので、北朝鮮に対して即刻経済制裁を求める意見書案に対して提案理由説明をさせていただきます。


 北朝鮮に対して即刻経済制裁を求める意見書(案)


 北朝鮮による日本人拉致問題について、第3回日朝実務者協議が昨年11月に平壌で開催された。この席上、北朝鮮政府は横田めぐみさんのものだという遺骨や多数の資料、物証などを提示した。これらにより拉致被害者家族をはじめとする日本国民は事件解明につながるものと期待を寄せていたが、遺骨はDNA鑑定の結果、別人のものであることが判明した。別人の遺骨を差し出しておきながら鑑定結果は捏造と回答するなど、このような冷血非情、不誠実な北朝鮮の姿勢は拉致被害者家族、また日本国民を完全に愚弄する行為である。


 平成14年の日朝平壌宣言では、日朝間に存在する諸問題に誠意を持って取り組むとうたわれているが、このたびの北朝鮮政府の対応はとても誠意を持った取り組みからはほど遠く、拉致という極悪非道なみずからの行動を反省しないばかりか、不誠実極まりない姿勢を繰り返す北朝鮮の対応には極めて強い憤りと不信の念を覚える。よって日本政府並びに国会におかれては、北朝鮮に対する経済制裁を即刻発動し、拉致被害者の徹底した消息究明、拉致事件の早期全容解明、解決を図るよう強く要請する。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。以上。


○議長(高尾勝人君) 提案に対する説明が終わりました。


 これより本件に対し質疑を求めます。ご意見も伺います。


 3番。


○3番(松本行人君) 1点だけお尋ねしたいと思います。


 拉致被害者の救済は当然でありますが、経済制裁をすることが救済につながるのか疑問に思います。最近、島根県の竹島問題、さらに6カ国協議と諸問題が国政レベルで議論されている中で、経済制裁をすることが拉致問題をどのように解決できるとお考えなのか、お尋ねしたいと思います。


○議長(高尾勝人君) 6番。


○6番(藤本祐規君) 北朝鮮に対して経済制裁をすることが目的ではなくて、拉致事件を解決することが目的でありまして、その1つの方法として経済制裁をすると。経済制裁をすることによって、例えば北朝鮮国民が食べるものがないとかいうような、北朝鮮国民に対してそれはおかしいというような話がありますけども、今、現在、北朝鮮に対して経済支援をして、その経済支援した米であるとか、お金であるとかは例えば軍の資金になっておるとか、朝鮮労働党の幹部にだけそのものがいって、国民に対してはそういう配給はされていないというのが実態でありまして、今、北朝鮮に対して本当にそれをすることが正しいことなのかと考えたときに、私は北朝鮮政府の対応も考えたときに、本当に、拉致問題を解決することについて北朝鮮に対して経済制裁をすることが一番の近道であると私は考えておりますから、これは必要ではないかなと思っております。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


 15番。


○15番(工藤 崇君) 経済制裁が1つの方法であるということは私も賛成であります。ところが、北朝鮮金正日や労働党の幹部や金正日体制というのは、まともではありません。常識の通じるような国ではございません。だから、血の通った、人の話を聞けるようなものではないですけれども、もし効果があろうとするならば、やはり小泉首相がおっしゃるように、経済制裁とまた対話と両方持っていかなければ、経済制裁一本やりでは、日本の国民が逆に被害をこうむることがあろう。相手は何をする国かわかりませんので。ということになれば、やはり拉致された家族の思いはわかりますが、そういうことも考えなきゃならないのではないかと私は危惧するわけで、この意見書の中に対話も含めてというようなことを入れていただけないか。それがよりベストであろうと思うんですが、意見書であるので難しいかどうかわかりませんが、藤本議員どうでしょうか。


○議長(高尾勝人君) 6番。


○6番(藤本祐規君) 工藤議員のおっしゃることはよくわかるんですが、対話を続けてきた結果が、今現在の横田めぐみさんの遺骨を捏造というような回答をするような、そういうようなことになっておるわけで。例えばレバノンという国がありまして、ここのレバノンでも女性4人が北朝鮮に拉致をされまして、そのレバノン政府は北朝鮮に対して、国民を挙げてこの問題に対して強く解明に全力を尽くすと、国を挙げてやるんだという姿勢を見せたことによって、北朝鮮は3カ月でレバノンの女性2人を、2人は拉致されて逃げていますから、2人を取り返すために、国民挙げて戦うんだという姿勢を見せることによって、3カ月でこのレバノンでの拉致問題は解決しております。工藤議員のおっしゃることはわかるんですが、今、対話を続けてきた結果がまだこういうような解明につながっておりませんので、私はやるべきではないかなと思います。


○議長(高尾勝人君) 15番。


○15番(工藤 崇君) 私はいつまでも対話ばっかりしておれというのではないんですよ。藤本議員おっしゃるように対話した結果、何も反応がないから、業を煮やして、ひとつ揺さぶりをかけようということで経済制裁をやるというのは、僕は賛成です。ところが、その経済制裁のやり方によっては、向こうが経済制裁を受けて反省して、もっと日本の財力をとめられたので困った、参りました、お返ししましょう、拉致した人をお返ししましょうというような素直な国ではございません。何をやるかわかりません。そういう意味では、日本とはっきり言って交戦状態をつくるかもわかりません。そういうときに、やはり危ないときには、やはり国民の世論を結集して北朝鮮を包囲するということは必要ですが、経済制裁一本やりではやはり向こうに口実を、攻撃の口実を与えることになれば、日本も好き好んで戦争したくないです。無益な戦争はしたくない。こっちは、要は逃げ腰ではないんですが、経済制裁をすればよろしいけれども、やっぱり経済制裁のみでは、私は政治の世界としては難しいのではないかと言っているだけで、私は経済制裁と対話というのもやっぱり向こうが何らかの変化をしたら、それをつかまえて、脅しをかけてしまえばおしまいですが、そういうことが対話に引きずり込めるんではないか。それが一番ベストな方法もとれるのではないかということを言っているんですが、どうですか。


○議長(高尾勝人君) 6番。


○6番(藤本祐規君) 私は、本当にいろいろ北朝鮮の経済制裁に関してはいろいろ国民一人一人温度差があると思っておるんですが、考えていただきたいのは、例えばこの北朝鮮に自分のところの家族、例えば子供であるとか親が、これを北朝鮮、国が国の支持によって拉致していったと、20何年間何のあれもなく、北朝鮮に拉致されたままだというこの状況を考えたときに、これは感情論になってくると思うんですが、本当にそういう今、経済制裁をするべきではないのかなとかいう悠長なことを言っておる、そのことが私は理解ができない。北朝鮮に対して経済制裁をすることによって、北朝鮮が日本に対して戦争を吹っかけてくるとかいうことに関しては、いろんなそれも意見はあると思いますが、私は経済制裁をする、しないにかかわらず、北朝鮮はやってくるときにはやるだろうし、私はこの経済制裁と北朝鮮が日本に対して戦争を吹っかけてくることに関しては、直接結びつかないのではないかと考えております。


○議長(高尾勝人君) 15番。


○15番(工藤 崇君) 藤本議員の言うことは私も同感であります。しかし、意見書としては、やはりできるだけよりよい議員や、よりよい町民の多く賛成してもらうことがよろしいかと思って書いたので、家族の立場にしてみれば、あなたのおっしゃるとおりだし、私もそう思いますが、ただそれをできるかできないか聞いただけであります。意見でよろしい。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


 1番。


○1番(外川公子君) こういう外交上の、しかも北朝鮮という常識の尺度ではかれない国との問題について、意見書を提出することでこの問題が何か解決の方向に向けて動くという何らかのメリットがあると考えられるでしょうか。日本と北朝鮮の貿易の額が、この5年間で半減したと私はお聞きしておりますが、その分だけ北朝鮮は韓国とか中国との貿易が大変伸びていると聞いています。結局、その経済制裁という面では、何も北朝鮮にとっては変わっていない。日本独自で経済制裁を行っても、国際的な協力がないのであれば、これはメリットというのは考えられないと思うのですが。


○議長(高尾勝人君) 6番。


○6番(藤本祐規君) この北朝鮮の問題は、国民一人一人が声を上げていくことによって解決に結びついていくんですよ。現在も何人かの北朝鮮に拉致された日本人が帰ってきているのは、国民一人一人が声を上げることによって解決しているんですよ。例えば、私がつけておるこのブルーリボンバッチ、これについてもこれをつけていることによって、何も多分解決しないと思います。ただ、こういう姿勢を見せていることによって、日本政府が動き、国民一人一人が声を上げて、そして解決に結びついていくことですから、そういう意見は意見として持っておられるのはいいかと思いますが、私はその意見に対しては、町民を代表して出てこられている議員の意見とはちょっと考えにくいところがございます。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


 2番。


○2番(橋本正行君) 北朝鮮と南朝鮮は兄弟関係であります。今、竹島の問題が大きくクローズアップされている段階で、この問題を提起することはまだ早いのではないかと私は思います。また、歴史背景を考察することが大事です。戦前日本の領土としておさめていたころ、強制労働、人体実験と朝鮮の人たちを苦しめてきた経緯があります。この歴史見地から、もう一度考えるべきではないか。また6カ国会議の席に着くことを切に望みます。話し合いの場を設けていかなければならないと私は思います。目には目をというだけではいかないのではないか。中国の動向を見て判断するべきではないか。私はそう思います。


 以上です。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


 4番。


○4番(大政正明君) つい最近、100トン以上の船に対して、保険をかけてないものは入港を認めないということが行われました。それによりまして、北朝鮮のほとんどの船が入ってこれなくなったということが報道されております。それどころか、兵庫県の県民がそれによって著しい影響をこうむったとも報道されております。その点を考えますと、私はもう十分制裁は行われたに等しいと考えますけど、その点いかがでしょうか。


○議長(高尾勝人君) 6番。


○6番(藤本祐規君) おっしゃることはわかるんですが、私の意見としては、それでは解決に結びつかないと考えておりますから、いろいろご意見聞かせていただいておりますと、これが本当に日本国民の意見なのかなということを私感じまして、この問題については本当に被害者家族がこのブルーリボンに対してどういう思いを込めて、皆さんにこれをつけてもらって解決に結びつくように声を上げていきたいと、この悲痛の叫びが聞こえていないのか、聞こうとしないのか、今、中国寄りのご意見も出ましたが、私は今本当にそういう意味では一体この国はどういうふうになっていくのかなということさえ、今感じましたし、本当にそれは人それぞれの意見として温度差があって当然ですが、非常に悲しい思いをしております。


○議長(高尾勝人君) 8番。


○8番(阿部 昭君) 私、今話を聞いていまして、人ごとの議論をしているような感じがおきましてしようがないんです。どれだけ悲痛な思いで悩んで苦しんでいる人が日本におる。それは事実なんです。だけども経済措置はあかんとか、もう経済措置は始まっているとか、私、聞きたいんですけど、例えば松本さんは経済措置以外に何か方法があるとお考えなんでしょうか。それはだめだと思いますが。私はむしろそういうふうに疑問に感じるんです。


○議長(高尾勝人君) 提案者に質問してください。


○8番(阿部 昭君) ですから、恐らく今まで話し合いもしてきた、あと経済措置しかなかった。そういう結論なんでしょう。藤本さん。


○議長(高尾勝人君) 6番。


○6番(藤本祐規君) そのとおりであると。もう既に残された道はそれしかないであろうと、私はそういうふうに判断しておりますし、国民の多くもそれを望んでおります。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


              な           し


○議長(高尾勝人君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。


 これより討論を行います。


 まず、本案に対する反対討論の発言を許可します。


 1番。


○1番(外川公子君) 北朝鮮による拉致被害に遭われた方々の報道が出るたびに、この世にこのようなひどいことがあるだろうかと、いつも胸のふさがる思いで聞いております。そして1日も早い解決が来るように願う1人でおります。経済制裁によって物事が解決に結びつくのであれば、1日も早く政府として動いてほしいと、そのようにも思っております。しかし、事態はそのような単純な図式にはなっていないように思われます。現在、北朝鮮は世界の中で孤立しており、なおも核弾頭を装備していると聞いております。もし経済制裁を発動した場合、北朝鮮が態度を硬化させ、かえって問題解決の糸口が途絶えてしまうことも考えなければなりませんし、何より効果的に発動するためには、多国間協力が不可欠とされていますが、現在その展望は見えていないと聞いております。


 そんな中で、ことしに入ってから北朝鮮への経済制裁を可能にする外為法改正案が提出され、衆院を通過しております。小泉首相は外交手段として、いろいろなカードを持つことはよいことだが、行使するかしないかはそのときの状況を見極めるとして、現段階での実行は否定しております。


 北朝鮮の核問題についても、一番理想的な形は、6カ国協議による解決であり、そのテーブルに着くかどうかの微妙な時期でもあります。拉致問題での北朝鮮の不誠実な対応に被害者の家族の心情を察するに余りにもむごいの一言に尽きます。この感情は家族を持つものである以上、当然のことでありますが、外交手段として発動する経済制裁には国際政治も視野に入れた論議を欠かすことができないと考えます。このような外交上の問題に、1町議会として意見書を提出することが妥当であるかどうか。なおかつその内容が経済制裁の即刻発動の要請という点に、どうしても疑問を感じます。したがいまして、今回のこの意見書の提出については反対とさせていただきます。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


 4番。


○4番(大政正明君) 経済制裁を求める意見書に対しまして、歴史的立場から反対をさせていただきます。私は、拉致という行為そのものは心から憎みます。それから、拉致被害者と家族の方々には心から同情しております。しかしながら、その同情心だけでこの問題を考えていいかということに対しまして、私は非常に疑問を感じております。


 例えば、1910年に韓国併合条約が結ばれました。この条約はどういう条約かと申しますと、合併ではなくて、朝鮮という国をなくしてしまうと、そういう条約だったわけであります。そうして35年間太平洋戦争が終わるまで植民地支配が行われたわけです。当初は武断政治が行われましたけど、1920年からは文化政治と称するいかがわしい政治が行われたわけであります。それはどういう思想に基づいたかといいますと、同化主義と申しまして、朝鮮半島の人々を日本国民、天皇の臣民化する政策ということを行ったわけです。どういうことが実際に行われたかといいますと、創氏改名と申しまして、朝鮮半島の方々に日本名をつける、無理やり。古来の文化を無視しまして、日本名をつけるというそういうことまでやったわけです。


 それと同時に労務動員をやっております。1939年から1944年までの間に65万6,000人余りの人を労務動員として日本に動員しております。特に、1944年からは強制連行、いわゆる強制連行で22万を超える人々を我が国の軍事工場、あるいは炭鉱、その他鉱山、さまざまなところへ追いやっております。


 先ほど申しました創氏改名から新たな悲劇も生まれております。例えば、山口県の宇部にはご存じのように炭鉱がございました。そこで水没事故がございました。現在でも180人を超える朝鮮の方が海底の坑道の中に眠っておられます。それで、どういう困難が発生したかといいますと、創氏改名でもとの名前がわからない。それで遺族を見つめることができない。そのために宇部のボランティアの方々は大変な苦労をされて奔走されたと伺っています。


 先ほど冷血非情という言葉が出てまいりましたけれども、私はこれほど冷血非情なことはあろうかと思います。私は、この問題は国際関係の非常に重要な問題だと思います。一番大切なのは何かと言いますと、それは歴史の直視ということが政治家にとって絶対必要であるということであります。残念ながら今の為政者には歴史の直視ができておりません。そういうようないいかげんな状態で、過去のこれほど悲惨な事件を無視して、私は経済制裁を求める意見書には賛成いたすことはできません。


 以上です。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


              な           し


○議長(高尾勝人君) ないようですので、反対討論を締め切ります。


 次に本案に対する賛成討論の発言を許します。


 8番。


○8番(阿部 昭君) 先ほど話したんですが、とにかくあらゆる手を尽くしてきたと私は思います。小泉総理も、また与党も、そしてあのようにだましですね。それに裏切られると、それに対して手をこまねいて見ているわけにはいかない。また、この問題も国に対して全部お任せするのではなくて、先ほどの問題でもそうですけれども、地方議会から声を上げて、そして国を動かすんだと、これが民主主義の基本なんだと、そのことを私は強く訴えたいと思います。よって、この案をどうしても国に届けたいと思います。


 以上です。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


 15番。


○15番(工藤 崇君) 私は賛成いたします。ただ、内容として意見書には加えられませんでしたが、やっぱり対話ということも政治家としては重要視するべきだと。これは後ろ向きではありません。という意味で、それを込めて、ただの意見といたしますが、藤本議員よろしいか。といいますが、そういうことでもって私は日本国民が、日本国民の守るということはやらなきゃならないという意味で、その意気に対して賛成いたします。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


              な           し


○議長(高尾勝人君) 賛成討論なしと認めます。


 これをもって討論を終結いたします。


 これより発議第2号、北朝鮮に対して即刻経済制裁を求める意見書の提出についてを起立により採決を行います。


 本件は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。


              多   数   起   立


○議長(高尾勝人君) 起立多数であります。


 よって、発議第2号は、原案のとおり可決されました。


 ここで暫時休憩します。再開は14時20分。        (14時05分)


              休           憩


○議長(高尾勝人君) 再開いたします。           (14時20分)


 ただいま可決となりました発議第2号、北朝鮮に対して即刻経済制裁を求める意見書の提出について、提出先をどこなのかを明言を求めたいと思います。


 6番。


○6番(藤本祐規君) 内閣総理大臣あてにお願いしたいと思います。


○議長(高尾勝人君) 了解いたしました。


 それでは続けます。ここで日程及び議案の追加についてお諮りいたします。


 ただいま各議員のお手元に配付いたしました、発議「人権侵害の救済に関する法律」の早期制定を求める意見書の提出についてが提出されました。


 この件について、日程第52、発議第3号、「人権侵害の救済に関する法律」の早期制定を求める意見書の提出についての件を追加し、直ちに議題としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


              異   議   な   し


○議長(高尾勝人君) ご異議なしと認めます。


 よって追加議案を認め、先議することに決しました。


 日程第52、発議第3号、「人権侵害の救済に関する法律」の早期制定を求める意見書の提出についてを議題といたします。


 局長をして議案の朗読をさせます。局長。


              議   案   朗   読


○議長(高尾勝人君) 議案の朗読が終わりました。


 本件について、提案者からの説明を求めます。


 山本守一議員。


○7番(山本守一君) 議長のお許しが出ましたので、「人権侵害の救済に関する法律」の早期制定を求める意見書案を朗読をもってご説明させていただきます。


 「人権侵害の救済に関する法律」の早期制定を求める意見書(案)


 人権侵害の救済に関しては、法的措置を講ずることと明記された人権擁護推進審議会答申、並びに国際的人権潮流に後押しされて、政府は閣議決定された人権擁護法案を提出し、4回にわたって国会での審議が行われた。しかし、この法案は国際的人権基準ともいうべきパリ原則(人権委員会の独立性確保)に合致せずとの国内外からの抜本的修正を求める世論の高まりがあったものの、2003年10月の衆議院解散により、自然廃案となった。しかしながら、熊本県におけるもとハンセン病患者に対する宿泊拒否やいわゆる同和地区を特定し、誹謗中傷をインターネット上で繰り返すという悪質な人権侵害や差別落書きなどが惹起している。よって人権救済に関する法律の早期制定は不可欠の課題である。21世紀を真の人権の世紀としていくため、政府からの独立性を担保した。実効性ある人権侵害の救済に関する法律の早期制定を求め、下記の要望を行うものである。


 記。1.1993年に国連で採択されたパリ原則を踏まえ、独立性を確保するため、新たに設置する人権委員会は内閣府の外局とし、国家行政組織法3条委員会とすること。


 2.人権侵害の被害救済が迅速かつ効果的に実施されるように、少なくとも都道府県ごとに地方人権委員会を設置すること。


 3.国や都道府県に設置される人権委員会には、人権問題、部落問題に精通した委員を選任すること。また事務局についてもそれぞれの人権委員会が人権問題に精通した人材を採用すること。


 4.人権委員会はマスメディアの取材や報道に対する規制、さらにはさまざまな人権団体の自主的活動に対して、不当に干渉することなく、十分な連携をとりつつ活動すること。


 5.人権擁護委員会制度については、抜本的な制度改革を行い、国や都道府県に設置される人権委員会と十分連携をとりながら、効果的な活動ができるようにすること。


 地方自治法第99条の規定により、上記のとおり意見書を提出します。議決をいただいた日。内閣総理大臣、小泉純一郎様。赤穂郡上郡町議会。


 以上であります。


○議長(高尾勝人君) 提案に対する説明が終わりました。


 これより本件に対し質疑を求めます。また、ご意見も伺います。


 15番。


○15番(工藤 崇君) 意見であります。この意見書には反対いたします。


 例えば、熊本県における元ハンセン病患者に対する宿泊拒否、これも世論と解決の方法は法律でもって、この宿泊者に対する制裁は行っており、宿泊者もきちんと謝罪し、そしてこのホテル自身が取りつぶしというか、そういうことになっております。また、同和地区を特定して誹謗中傷するインターネット、また人権侵害の落書、差別落書、これもそういうことは同和地区だけではなくて、個人攻撃をするようなインターネットの中身は今、放送協会やプロバイダー等が規制をして排除していくということにしております。相手が特定できれば警察のそういう軽犯罪の方で取り決めができると聞いております。


 何が問題かといいますと、例えば、あるところでトイレに同和地区の呼称、歴史的な呼び名を書いたような落書があったという事件が頻繁に起こりまして、警察や関係者がずっと捜査し、相手をつかまえたところ、その相手がある同和の運動団体の幹部であったと。その言うことは、平成13年に同和のいろんな同和地区に対する予算措置がなくなったと。そこで差別の事象をつくることによって、自分らの既得権を守らなければならないということから、同和の関係地区住民の中のその運動団体の方がみずからでみずからの辱める行為をやっていたということも起こりました。そういうような、要するに平等、人権を言うのならば、同和地区であろうと女性であろうとお年寄りであろうと障害者であろうと、特別な扱いをして人権、人権と主張することはおかしいということが13年度の同和対策特別措置法の時限立法で終わったわけでありますから、これ以上、人の心の中を覗き見るような、法律でもって人の心の中を裁けるような、こういう法律をつくることは人権の問題をまた弱めてしまう。表現の自由や心の中でということを弱めてしまうおそれがありますので、こういうことを特別にする必要はない。このねらいが何なのかということを、リスクもよく考えてやらなければならないということを主張いたしまして、この人権侵害の救済に関する法律については反対をいたします。よく考えていただきたいと思います。


 以上です。


○議長(高尾勝人君) ほかにありませんか。


              な           し


○議長(高尾勝人君) ないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。


 これより討論を行います。


 まず本案に対する反対討論の発言を許します。


              な           し


○議長(高尾勝人君) 反対討論なしと認めます。


 次に本案に対する賛成討論の発言を許します。


              な           し


○議長(高尾勝人君) 賛成討論なしと認めます。


 これをもって討論を終結いたします。


 これより発議第3号、「人権侵害の救済に関する法律」の早期制定を求める意見書の提出についてを起立により採決を行います。


 本件は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。


              多   数   起   立


○議長(高尾勝人君) 起立多数であります。


 よって、発議第3号は、原案のとおり可決されました。


 次に、日程第53、常任委員会の閉会中の所管事務調査についてを議題といたします。


 常任委員会及び議会運営委員会の所管事務について、それぞれの委員長から会議規則第75条の規定により、お手元に配付しております申出書のとおり、閉会中の継続調査をしたい旨の申し出がありました。


 お諮りいたします。


 各常任委員長及び議会運営委員長からの申出書のとおり、それぞれ閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。


              異   議   な   し


○議長(高尾勝人君) ご異議なしと認めます。


 よって、各常任委員長及び議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。


 日程第54、議員派遣の件についてを議題といたします。


 上郡町議会会議規則(昭和62年議会規則第1号)第121条の規定に基づき、議員を派遣したいと存じます。


 お諮りいたします。


 皆様のお手元に配付しております議員派遣の記載のとおり、議員を派遣することにご異議ありませんか。


              異   議   な   し


○議長(高尾勝人君) ご異議なしと認めます。


 よって、別紙のとおり議員を派遣することに決しました。


 お諮りいたします。


 今期定例会の会議に付議されました案件は、すべて議了いたしました。


 よって、会議規則第7条の規定により、本日をもって閉会したいと思いますが、これにご異議ありませんか。


              異   議   な   し


○議長(高尾勝人君) ご異議なしと認めます。


 よって、今期定例会は、本日をもって閉会することに決定いたしました。


 以上をもって、本日の会議を閉じます。


 ここで、町長から閉会に当たり、ごあいさつの申し出がありますので、許可いたします。


 安則町長。


○町長(安則眞一君) 3月定例議会の閉会に当たりまして、議員の皆様に一言ごあいさつを申し上げます。


 去る3月7日から開会いたしました本定例議会におきましては、規約改正、条例の制定及び改正をはじめ、平成16年度補正予算、平成17年度当初予算など、数多くの重要な案件につきまして慎重にご審議を賜り、厚く御礼申し上げます。


 その中で、ご承諾いただけなかった案件につきましては、住民の皆さんの声として受けとめさせていただいておりますが、町財政が危機的な状況にあることに変わりなく、施政方針で述べましたように、平成17年度は行財政改革の断行に取り組む必要がございます。


 そのような中、議員の皆様には困難な選択をお願いすることもあろうかと思っております。今後、議会とも十分ご協議を申し上げながら進めさせていただきたいと考えておりますが、町行政の正念場である今、これまで以上にご理解とご協力を賜りますことを心よりお願い申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。


 どうもありがとうございました。


○議長(高尾勝人君) これをもって、平成17年第1回上郡町議会定例会を閉会いたします。


 ご苦労さまでした。


 閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。


 去る3月7日に開会されました今期定例会も、ただいま無事閉会の運びとなりました。議員各位には、平成16年度の補正予算をはじめ、平成17年度予算、また予算に関連する条例制定など、当面する町政の諸案件について、終始極めてご真剣にご審議をいただきまして、まことにありがとうございました。


 提出されました案件が、無事議了いたしましたことは、これひとえに議員各位のご協力の賜物であり、厚く御礼申し上げます。


 また、町長はじめ執行部の皆様には、審議に際し、いろいろとご協力をいただき心から感謝を申し上げる次第であります。なお、本定例会を通じて各議員が述べられた意見、要望などは今後の町政運営に十分反映されますよう要望しておきます。


 さて、国が進めております三位一体の改革により、地方交付税や国庫補助金の削減など、また町税の伸び悩みと、地方財政を取り巻く環境は極めて厳しい状況下となっております。このような中、住民のサービス主体である市町は行政サービスの提供を裏づけるだけの財源の確保が必要であり、行財政能力の一層の向上と、簡素で効率的な行政体制の整備を構築することが必要不可欠であります。


 本町においては、少子高齢化や福祉環境問題、高度情報化社会への対応などを含め、市町合併の問題解決と議会の役割と責任は格段と重くなってまいりました。議員各位には、日々研鑽を積まれ、本町の将来的な展望に立った意思決定が行われますよう、期待するところであります。


 これからは、日一日と暖かくなってまいりますが、各位におかれましては、健康には十分に留意されまして、なお一層本町の発展と町民福祉のさらなる向上にご精励を賜りますように、心からお願い申し上げまして、閉会のごあいさつとさせていただきます。


 ご苦労さまでございました。  (14時36分)


              閉           会








地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。





 平成  年  月  日








            上郡町議会議長  高 尾 勝 人





            上郡町議会議員  山 本 守 一





            上郡町議会議員  阿 部   昭