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兵庫県 稲美町

平成19年第207回定例会(第2号 8月31日)




平成19年第207回定例会(第2号 8月31日)





 
             第207回稲美町議会定例会会議録





                              平成19年8月31日開設


1.議 事 日 程


 第 1.諸報告


 第 2.町の一般事務に関する質問について





1.会議に付した事件


 第 1.諸報告


 第 2.町の一般事務に関する質問について





1.会議に出席した議員(17名)


    1番 木 村 圭 二        2番 南 澤 定 雄


    3番 鷲 野 隆 夫        5番 藤 本   惠


    6番 池 田 博 美        8番 藤 田 佳 恒


    9番 青 木 佑 剛       10番 藤 井 隆 男


   11番 藤 本   操       12番 井 上   進


   13番 東   国 隆       14番 吉 川 善 夫


   15番 植 田 眞一郎       16番 西 川 大 乘


   17番 滝 本 悦 央       18番 赤 松 弥一平


   19番 吉 岡 敏 子





1.会議に欠席した議員(なし)





1.会議に出席した説明員(10名)


   町長               古 谷   博


   副町長              米 田 有 三


   経営政策部長           茨 木 育 夫


   健康福祉部長           福 井 宣 司


   経済環境部長           高 橋 秀 一


   地域整備部長           西 澤 秀 勝


   会計管理者            藤 城 隆 夫


   経営政策部企画課長        松 田 和 良


   教育長              堀 口   昇


   教育政策部長           大 路 一 光





1.会議に出席した事務局職員(3名)


   事務局長             前 川 正 明


   事務局次長            松 原   修


   書記               毛 利 志 穂





               開 会 午前 9時30分


○議長(吉岡敏子)  おはようございます。


 ただいまの出席議員は17人で、議員定足数に達しております。


 よって、第207回稲美町定例会第2日目を開会いたします。


 ただいまから本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付いたしております。


 直ちに日程に入ります。


              ……………………………


                日程第1.諸報告


              ……………………………


○議長(吉岡敏子)  日程第1は諸報告であります。


 地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めました者の職氏名は、お手元に配付いたしております。


        ……………………………………………………………


         日程第2.町の一般事務に関する質問について


        ……………………………………………………………


○議長(吉岡敏子)  次は日程第2、町の一般事務に関する質問についてであります。


 本日の質問者は6名で、通告順に従い、議長より指名いたします。


 この際、質問をされます議員の皆様に申し上げます。


 質問内容が逸脱しないよう、また議員の品位の尊重については今さら申し上げるまでもございませんが、この点よろしくお願いを申し上げます。


 また、答弁をされます当局に申し上げます。


 質問に対しては、事前に通告しております質問要旨の要点を整理の上、的確かつ誠意ある答弁をお願いいたします。


 ただいまから質問を許します。


 2番、南澤定雄議員。


○2番(南澤定雄) (登壇)  皆さん、おはようございます。


 ただいま、貴重な時間を議長より私の一般質問にお許しを得ましたので、私は次の4点について質問をさせていただきます。


 第1点目は、稲美中学校の体育館の耐震検査についてであります。


 近年、大きな地震が多く発生しており、我が国においても先月7月16日に、新潟、長野県を震源とする震度6.2強の大地震が発生しており、死亡者も多く出ております。稲美中学校の体育館は避難場所に指定されておりますので、もし震度7とか8という強い地震が発生した場合には、破損したりしないか、倒れやしないかと、私は心配してなりません。その地震に対しての耐震検査は受けておられますか、また、これまでどんな調査をされておりますかをお尋ねいたします。


 本年の暑さは本当に厳しく、埼玉県、岐阜県両県においても、観測史上最高の40.8度を記録したと報じられておりますが、兵庫県においても厳しい猛暑が何日か続き、熱中症と診断された方も多くあり、病院に搬送された方も50人以上もあると報じられております。


 この、本当に厳しい残暑の中、中学生は部活動に汗を流し練習をしておりますが、体調を悪くして突然倒れた生徒がいないか、病院に運ばれた生徒はなかったのか、その点についてもお尋ねをいたします。


 そして、学校全体にAEDという自動体外式除細動器が設置されておりますが、実際に使用されたことがありますか、お尋ねをいたします。


 2点目は、いなみアクアプラザの利用状況についてであります。


 本年夏は特別な暑さなので、個人的に使用をされた方、結局600円を出して泳ぎに行かれた方、また予約をされて毎日行っておられる方、開設以来どういう状況になっておりますか。黒字なのか、赤字なのか、その内容状況を教えていただきたい。


 次に、アクアプラザの玄関入口横にヤマボウシやエゴの木が植栽されておりますが、この夏の暑さで枯れかかり、もうあれは助からないと私は思っております。


 この植栽に対する管理はどこが担当になっておりますか、お尋ねをいたします。


 また、景観を保つために、前の広場にはモクレン科のコブシの木が18本も植えておられます。この半数以上が枯れてしまっております。今後の植え替え等についてどのように考えておられますか、お尋ねをいたします。


 次に、3点目でございますが、万葉の森について質問をいたします。


 私は、特に万葉の森には愛着を持っております。月に2回ないし3回ぐらいは観察に行っております。本年は、先ほど申しましたように非常な暑さのため、植物が枯れたり泣いております。その中でも四季を通して、万葉の森は心を慰めてくれる小さな草花がたくさん心温かく迎えてくれます。近年にない猛暑の中でも、力強く、可憐な白い、あの高砂百合がところどころに優雅に咲き誇っているあの姿には感動させられます。この万葉の池にEM菌を使って浄化を試みておられますが、これは試用されて6ヶ月が過ぎたように思っておりますが、今日この微生物がなくなり、また土壌の改良ができておりますか、調査はどのようにされておりますか、お尋ねをいたします。


 最後の4点目は、古谷町長さんに、今後10年後の稲美町のビジョンについてお聞かせを願いたい。


 1つ目は、稲美町の財政はどのように変わりますか、具体的によろしくお願いしたいと思います。


 2つ目は、今、町長さんが一番望んでおられる改革はどんなことでしょうか、お尋ねをいたします。


 3点目は、市街化調整区域はどのように考えておられますかお尋ねをしまして、私の質問とさせていただきます。


 ありがとうございました。


○議長(吉岡敏子)  古谷 博町長。


○町長(古谷 博) (登壇)  町長、古谷でございます。


 先ほど、南澤議員の方から、稲美町の10年後のビジョン、そして財政状況、あるいは行政改革、これについての基本的な考え方、そして市街化調整区域の将来の姿ということについてのお問いでございます。


 まず、10年後の稲美町のビジョンでございますけれども、やはり名称としては私は稲美町を末永く続けていきたい。そして、高齢者の笑顔と子供たちの歓声が屋外にとどろくような町、これを指向してまいります。


 特に、財政の問題でございますけれども、これは稲美町に限らず、合併をした市においても、また合併によって大きな、数倍になった町もございます。しかしながら、その市、あるいは町の首長と、機会あるごとに町の財政、市の財政、状況について、私は非常に興味を持ってお話をするわけでございますけれども、どれ一つとっても兵庫県内では合併してよかったという言葉はございません。それぞれに3つの所帯、2つの所帯が1つになることによって、効率的な行財政運営がされるというのは、基本で合併はしたけれども、結果的には財政的に苦しい、また効率的に非常に町域市域が広がり、当初思っておったほどの行政公立が発揮できないということで、はっきり申し上げまして、私は35キロ平方メートルの稲美町は、私は3万5,000人、ヘクタール当たり1,000人ですか、その計算でまいりますと、私は稲美町が日本に誇る理想的な町ではないかと、今現在、議会の議員を含め、50年の歴史をつくってこられた議会、行政の関係者に改めて、この1年経過する中で、敬意を表するところでございます。10年後は、精一杯頑張って、先ほど申し上げたような姿につくり上げたいということでございます。


 財政につきましては、御多分に漏れず、歳入欠陥、あるいは歳出増、これは否めません。しなしながら継続構想の力、私は昨年、あるいは一昨年並の、町民が必要とする諸事業、諸事務を堅持するためには、創意工夫と知恵を絞らなければ、金銭的に制約のある中で、同じようなグレード、レベルの事業を堅持することが、私の課せられた使命と、継続こそ力というふうに置き換えておきたいというふうに思います。何とか職員、議会のお知恵を拝借しながら、町民の理解を得て、できるだけ昨年、一昨年の、右肩上がりとまではいかずとも、横並びの事業を、必要最小限度の事業は何としても継続し続けたいという強い姿勢で臨んでまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。


 また、行政改革でございますけれども、私は三位一体改革、言葉は綺麗ですけれども、結果的には三位一体にはなっておりません。地方いじめ、格差社会をつくってしまっただけの改革であったというふうに理解をしております。これは、弱小町村の首長全てが口を揃えて申されております。決して地方に財政の力をつけるんだという美辞麗句で飾り立てられて、町民税の増、しかしながら所得税の減ですよと。結果的には高齢者、あるいは年金生活者に非常に高負担を強いた税改革でございました。このように私は受け止めておりますので、あらゆる機会を通じまして、国に強くその改善を求めておるところでございます。追って議会のご協力も要請をしたいなと、このように思っておるところでございます。


 続きまして、市街化区域の将来でございますけれども、せっかく可愛い子供が親と同居したい、あるいは家業を継ぐということで帰ってまいりましても、市街化調整区域では住宅が建てられないということを多々聞きます。これは私も、この1年間本当に、議会を含め、町民の皆さんから要請をたくさん請けております。したがいまして、土地利用計画の再見直しの中で、地区計画、あるいは田園住宅等々、加えまして集落土地利用計画、これらの合理的な、有機的な結合と連携を取る中で、追って議会にもご報告も相談も申し上げますけれども、本当に市街化調整区域、先祖から引き継いだ田地田畑を孫子の代まで引き継げるような、住宅と、それから家業の継承継続、これを指向してまいりたいと、このように思います。


 追って、議会にはあらましが固まり、また地元の集落との調整が煮詰まる段階でご報告、ご相談申し上げたいと、このように思いますので、よろしくご指導賜りますようお願い申し上げます。


 その他につきましては、担当部長に詳細に答弁をさせますので、よろしくお願いいたします。


 以上でございます。


○議長(吉岡敏子)  次に、大路一光教育政策部長。


○教育政策部長(大路一光)  それでは、南澤議員さんの質問にお答えをいたしたいと思います。


 まず、稲美中学校体育館の耐震検査等についてでございます。


 1点目の、稲美中学校体育館の耐震検査並びに調査についてでございます。


 稲美中学校体育館の耐震診断につきましては、現在のところ行っておりません。ただ、平成18年度に町内の各学校施設の耐震化優先度調査、これを実施いたしております。この実施結果につきましては、12月に県に提出をいたしております。


 次に、2点目の中学校の夏の部活動で体調が悪くなり、倒れた生徒や病院に運ばれた生徒はなかったかということでございます。両中学校とも部活動中に倒れたり病院に運ばれた生徒はございません。そういう報告は教育委員会の方へは届いておりません。


 また、部活動につきましては、各運動部では1時間毎に給水やテントの設置等によって日陰の確保を行うなど、炎天下の部活動につきましては十分な配慮をしながら練習を行っているところでございます。


 次に、3点目のAEDを実際に使用したことがあるかどうかということでございます。現在、各小中学校にAEDを設置いたしております。万一の場合に備えておりますが、幸いにこれまで児童生徒、また教師に対して使用したことはございません。


 以上でございます。


○議長(吉岡敏子)  西澤秀勝地域整備部長。


○地域整備部長(西澤秀勝)  それでは、2点目のアクアプラザの利用状況についてお答えさせていただきます。


 まず、一般利用でありますが、オープンから本年5月までの間には、月間約1,000人から2,000人の、緩やかな利用の増加傾向にあります。一転して、夏場に入ってはですね、月に約2,000人から4,000人と急増をしておりまして、月の利用者数は、7月には1万人を超えております。そして、その大半がプールの利用者となっております。


 次に、会員の利用でありますが、7月においては約6,500人ということで、利用状況を報告させていただいています。


 次に、経営状況ですが、指定管理者のアクアテックから、平成18年度はオープンから3月までの間ということで、半年でありますが、その間の収支は赤字であるが、この程度は予想の範囲ということで報告を聞いております。


 次に、入口横の木の管理ということですが、この入口の横には、オガ、タマノキ、ヤマボウシ、またエゴの木等々を植栽しております。これらのうちヤマボウシとエゴの木が枯れかかっております。これらの管理については、植栽工事で請け負った業者がまず1年間管理するということになっております。また、これに加えて株式会社アクアテックによる日々の水掛け等を行うなど万全を期しておりましたが、残念ながら現状に至っております。


 次にですが、アクアプラザの前の広場にコブシを18本植栽しておりますが、そのうち約半数が枯れてしまっております。これについても、先ほどと同様、同等のものに植え替えていくということで考えております。その時期については、植え替え適期の3月から4月ごろというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(吉岡敏子)  高橋秀一経済環境部長。


○経済環境部長(高橋秀一)  それでは、3点目の万葉の森の万葉の池のEM菌の浄化のことについて、私の方からご説明を申し上げます。


 現在、文化課とも生活環境課とも共同で、EMボカシの活用会や万葉の森の会の皆さんのご協力をいただきながら、万葉の池の水質浄化に取り組んでいるところでございます。


 これまでの取り組み状況でございますけれども、3月3日に池周辺の緑地帯へEMボカシとEM活性菌を散布をしたところでございます。それと、3月31日には、これに加えましてEMダンゴを池に投入をしております。


 以降、月に2回程度、EM活性菌を池に投入をしております。EMの効果でございますが、月に1回、水質調査も行っておりますけれども、今のところ、濁度、PH、CODなどの数値に、これといった顕著な変化は見られておりません。また、目視でもまだ顕著な効果は見いだせませんが、投入したポンプバス回りのEMダンゴですけれども、当初8割方ぐらいへ泥等で埋もれていたという状況を私も確認をしておりますけれども、現状では半分ぐらいが見えるようになってきております。水の透明度も天候によって左右されていますけれども、最近では徐々によくなってきているんではないかというふうに考えているところでございます。


 今後しばらくは、先進地の事例であったり成功事例も参考にしながら実験を続けていって、万葉の池の水質浄化に取り組んでいきたいというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(吉岡敏子)  茨木育夫経営政策部長。


○経営政策部長(茨木育夫)  先ほど、町長からですね、非常に財政問題も含めてお話がございました。10年後の財政について少しお話をさせていただきますが、現状は非常に厳しいを通り越して非常に深刻でございます。町長もお話されたように、三位一体改革の名のもとにですね、国からの税財源が十分下りてこないことが1点。それから、一般会計の根幹をなす町税の伸びが期待ができないと。団塊の世代の退職による個人町民税が多く望めないこと、あるいは最近ニュースで円高株安、あるいは石油の高騰によるコスト関係で、非常に企業もそういった面では経済成長が非常に望めないと、こういった背景で、歳入は非常に厳しい。


 一方、歳出面では、いつも言っておりますが約16億円、特別会計への繰出金が非常に負担が大きい。こういった状況を考えますと、今後、国の財政事情から考えますと、非常に向こう10年も厳しさは変わらないであろうと。ただ、消費税問題で、地方消費税、その辺の期待しかないのかなあと。ただ、地方財政制度がどのように変わっていくのか、非常に不透明な部分がございますので、非常に町長申しましたように、行財政改革をしっかりやると。合併をしない、自立の道を選んだからにはですね、あらゆる知恵を絞りながら、事業の年度間調整、それから税財源の選択と集中配分の問題等々、知恵を絞りながら健全な財政運営に努めていきたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(吉岡敏子)  2番、南澤定雄議員。


○2番(南澤定雄)  再質問は自席からさせていただきます。


 答弁が、最後の方から答弁なさっておりますので、町長から答弁をいただいたり、茨木部長の方から答弁をいただいたことに対してお尋ねいたします。


 本当に、この地方の時代になってですね、地方交付金が国からも削減されておると。そしてまた、我が稲美町においても合併はしないと。合併はしないで継続的にやっていくというのが町長の答弁にございました。そして、やはりその創意工夫ということを念頭に置いてやっていくと。それと同時に、継続は力なりと、町長は当初よりおっしゃっておりますが、我が町においてですね、国も改善を求めてきておるし、この稲美町においてももっと具体的に、どのような改善、改革がなされていくのかということが、今後において、この高齢化社会ですね、この中でどのように創意工夫されてやっていけるのかということを重ねてお尋ねをいたします。


○議長(吉岡敏子)  茨木育夫経営政策部長。


○経営政策部長(茨木育夫)  平成17年から21年に行政改革大綱に伴います集中改革プラン、これを徹底的にやることが一番、当面求められているものでございます。一方で非常に行政は組織の体質を改善することは非常に難しいんですが、若手の政策研究会的な、そういった若い職員の皆さんのアイディアもこれからいただく必要があると痛切に感じておりますし、年度内に立ち上げます百人委員会、行政の殻に閉じこもっておりますとなかなか発想が出てこない中で、住民の皆さんのお知恵をいただくと、こういうことも合わせて意見を吸収していくと、そんな中で新しい政策展開ができれば、行政改革に繋がるものであれば積極的に取り入れていく、そういったことも含めて今後努力をしてまいります。


○議長(吉岡敏子)  2番、南澤定雄議員。


○2番(南澤定雄)  ありがとうございました。


 その百人委員会を設立するということは前々から聞いておりますけど、これも今部長が申されたように、一つとしてはいいアイディアだなあと、私も同感でございます。そして、最初に町長が答弁されました、合併をして利益がどこもなかったと、本当に合併をして、結果的には損だったと、いや、損というのか、やっぱりメリットがなかったということですね。だから、稲美町は独自的にどことも合併しない、この稲美町の財政を守りながら今後進めていくという町長さんのお考えと察しております。


 そしてまた、高齢者が今度20年ぐらいなると相当増えてくるんじゃないかと、このように思いますので、高齢者なり弱者の問題ですね、寝たきりをつくらないと、障害の方もまたそういう、障害を持たれておられる方々に温かい手を差し延べていただくようお願いしたいと思います。


 よろしくお願いします。


○議長(吉岡敏子)  古谷 博町長。


○町長(古谷 博)  それでは、南澤議員のご質問でございますので、再度締め括りの意味でご答弁申し上げたいと思います。


 冒頭に申しました、合併しない、これは私本当に持論でございます。一番気になりました、昨年就任いたしまして以来、いろんな方々、合併された首長さんといろんな角度でお話を伺いました。はっきり申し上げまして、そこまで合併の批判をされるかなあと、私自身驚いたところでございます。財政的に豊かになるんでしょうと。決してそうじゃないと。借金をつくっておるんですよと。合併債、これは返さなければならない金ですよと。補助金ならば、交付金ならばというのがやっぱりついております。私自身、そうやと思います。借金は返さなきゃならんと。家庭の所帯と一緒でございます。苦しくとも借金をしないで財政運営、家庭の所帯を切り回す、これはやはり知恵と工夫と、若干節約、あるいは贅肉を落とす、辛抱する、買い控える、先延ばしと、こういうものも伴います。しかしながら、それを高圧的に町行政が控除しようと、町民の皆さんよろしくお願いしますと、議会の皆さんご理解を賜りたいと、これではやっぱり前に行かないというふうに思いますので、必ずや手術、あるいは大改革を伴う部分については議会に相談申し上げ、議会の同意を得ながら町民の理解を得ていくと。


 1つの例をとってみますと、昨今の状況でございますので、交通安全施設、たくさんのカーブミラーを設置されております。これも犬の出しました排尿によって根が腐って、それが倒れるということが町内随所で起こっております。そうなりますと、町の職員に何百基のカーブミラーを点検しなさいということで、それは仕事としてやりますけれども、それは緊急にできませんし、なかなか町職員数十人をカーブミラーの点検というふうにはまいりませんので、そこできっちりと組織化されております自治会の力を、地元の底力をということになりますと、お願いすれば自治会それぞれ、自分の自治会内のミラーを点検なさっていただく、可能になってくるというふうなことで、このように自治会のお力、町民の少しの余った時間をいただいて、町行政をサポートしていただく、あるいは点検業務等々、またお知恵を拝借するという形で、私は町民と本当に一体となって、町行政を進めていかなければならん時代が私はくると思います。どうしても緊急の水、あるいは風、そういう風水害だけに限らず、日常行政においても町民のお力添えを賜らなければならん時代が私はくると思いますし、またはそれによって経費を節約し、また緊急に処理しなければならんことが緊急に処理ができるという利点もございましょうから、このあたりはまた町民の皆さんにお願いも申し上げていきたいなと、このように思っております。よろしくお願いいたします。


 それと、高齢者、弱者の問題でございます。やがて私も含めまして団塊の世代がたくさん職場からリタイヤをされます。しかしながら、その行く先々がという話が、今社会的問題になっておりますけれども、2007年というのは現実に私、昨年からずっと申し上げておりますように2010年問題でございます。3年間は恐らくやあふれません。しかしながら、2010年には本当に数年前から警鐘されております2007年問題が現実のものとなってまいりますので、このあたりは受け皿としまして、やはり稲美町は基幹産業たる農業、これに営農組合、法人化、このあたりがうまくドッキングする時期がきます。それと、稲美町は89のため池、これらの守り、維持継続していくためには、どうしても団塊の世代のお力添えをいただかなければ、これは成り立ちません。


 したがいまして、豊かな田園を残しながら、農地・水、このあたりの環境保全を町民の一致団結した形で、私は稲美町内で守り育てていくべきであろうというふうに思っておりますし、今後は田で燃料を生産する時代がやってまいりますし、ごみは燃やさなくて、バイオ処理して、あるいはメタンガス云々に再利用する時代もやってまいります。今、バイオマスタウン構想、これを練り上げておる最中でございますが、稲美町は本当にこのあたりの時代を先取りした施策も今は、実績がまだまだ不透明でございますので、大きな声では申せませんけれども、すでに田でバイオエタノールの原材料となる多収穫米がもうすでに大池の下では栽培をされておるわけでございますので、今後はそのあたりをこの2、3年の間に組み合わせまして、団塊の世代、そして高齢者の福祉、これにつきましては、今、障害者自立支援法の再見直しというのが話題に上がっておりますので、このあたりの動きを見定めながら、稲美町は昨年の4月から実施をいたしております障害者福祉の問題、たくさんの不満、ご批判をいただいております、このあたりも再度見直しもしなければならん時代がくるなと、このように思っております。今後とも、注視しながら行政をスリムな形で継続してまいりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。


 以上でございます。


○議長(吉岡敏子)  2番、南澤定雄議員。


○2番(南澤定雄)  ありがとうございました。


 それでは、この4点目の最後としまして、今、町長さんが申されました自立支援をですね、これは3年に1回見直しをすると、政府はこのように言っておりますけど、やはり稲美町においても3年に1回なのか、それとも要望があればその時点において考えていかれるのかその点を。もう1点は、この町内の集落の土地計画ですけど、これ住宅ね、集落の調整ということは非常に難しいんじゃないかと思いますけど、土地利用計画と我々住んでいる集落が密集しておるところもたくさんあると思いますので、新しく、例えばですね、相の山とか住宅街とかいろいろあると思いますけど、そういうことの調整は、新しく道をつけるにしたって、道路をつけるにいたしましても、住宅が密集しておると消防車も入れないというところがところどころありますので、その点をどのように改革をされるのか、その点だけお願いをいたします。


○議長(吉岡敏子)  福井宣司健康福祉部長。


○健康福祉部長(福井宣司)  障害者自立支援法の関係でございますけれども、3年後にまた見直しがあるということでございます。現在、いろんな弊害が出てきまして、国の方も緊急緩和措置ということで、形で、昨年の補正予算をもって措置をしたところでございます。町におきましても国、県の動向を見ながら、そのときどきに対応してまいりたいと、そのように考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。


○議長(吉岡敏子)  西澤秀勝地域整備部長。


○地域整備部長(西澤秀勝)  市街地の再開発というような感じだと思います。確かに市街化区域で道路等幅員の狭いとこというふうなお話だと思うんですが、やはり今言いましたように、今後とも道路等必要な道路については、やはり拡幅等も持っていかなあかんということに思っております。


 そして、どうしてもそういうふうなことがいけないところについては、市街地再開発みたいな形の、いわゆる区画整理の上部計画みたいな形を今後とも図っていくというふうな形で、市街地の狭い道等を解消したいと、こういうふうに思っております。


○議長(吉岡敏子)  2番、南澤定雄議員。


○2番(南澤定雄)  次に、第1点目の中学校の体育館の問題についてですけど、これ最近ね、新聞等でも報道されておりますけど、地震が本当に多く発生しております。その山崎断層についても、また稲美町に草谷断層があると、前に調査をされたようでありますが、本当にこの大きな地震で耐震強度が、やはり中学校の体育館において、もし生徒が自転車を入れたり、登校時と下校時ですよね、そういうときにそんな大きな地震が発生した場合に、あの柱で大丈夫なんでしょうか。何回も修繕されておりますね。あの玄関の階段にしたって、鉄骨で補強され、そしてまた、まだ鉄筋が見えております。校長室の隣にしたって、やはり鉄筋とコンクリートの被覆がないということですやん。だからしてああいう鉄筋が、錆びた鉄筋が、今現にも見えておりますよ。たくさん見えておりますよ。


 そして、中学校に対してはね、またもうすぐ秋の体育祭があると思いますけど、その運動場にしたって、あの運動用具を入れておるあそこにいたしましてもですね、これ中学生としてはね、僕らが質問せんと学生は何も言えないんですよ、教育委員会に対してもね。まあ、先生に、「先生、こないこない、直してくれへんのか」というて先生に言うたって、先生は「教育委員会の方へまた相談します、言っておきます」と、このような答えしかないと思いますよ。


 あの現況を見てね、校門入って真っ直ぐに、いわゆる校長室の前あたりなんかドアあるでしょう。通られたらすぐわかるでしょう。私たち入学式、卒業式に行っておりますけどね、それは、中学校はね、本当に子供は3年間しか授業を受けないんでね、やはり魅力ある、どうしても「僕らの学校はいい学校やなあ」というようなね、そういう環境にも優しい、本当に立派な学校というような構造にしていただけるかと、その点についてお尋ねします。


○議長(吉岡敏子)  大路一光教育政策部長。


○教育政策部長(大路一光)  稲美中学校につきましては、昭和49年度から建築されておりまして、相当数年数も経過をいたしております。特に耐震診断につきましては、国の方につきましても大規模改造改修工事よりも耐震工事を優先するというようなことの方針も出てきております。まあ、先ほどもお答えいたしましたように、稲美町、昨年度耐震化の優先度調査を行っておりまして、これに基づきまして今年度、各学校の耐震工事の優先順位をつけております。今のところ、稲美中学校の体育館、これが一番最優先という形になっております。


 一つの大きな原因としましては、阪神淡路大震災で屋根の崩落事故というのが相次いでおります。その中で、キャストコンクリート造りということの屋根ですね、あの屋根が非常に崩落事故が相次いだという、そういった事故が相次いでおりますので、そういうこともございますし、稲美中学校体育館は最優先という形では計画をしておりますけれども、非常に大きな費用がかかると思います。そういったことで、財政と十分協議しまして、耐震工事を施工をしていきたいと。あわせて、校舎のあらゆるところの修繕ですね、そういうものも含めて一緒にやっていきたいというふうに考えております。


 以上です。


○議長(吉岡敏子)  2番、南澤定雄議員。


○2番(南澤定雄)  ありがとうございました。


 やはり、今私も一番心配しておるのは屋根のことなんです。屋根がね、あれ防水でね、ゴムシートですね、ゴムシートが貼られておりますね。で、あの屋根はちょっと変形、こういうように波形になっておりますわね。そんな関係上、今現にも体育館の中に雨は漏っておると、そういうことも聞いておりますので、今、大路部長の方から答弁ありましたけど、大変屋根をやり替えるというたら費用が相当かかると思いますわね。その面で大変だろうと思いますけど、優先順位としては一番に稲中を優先するというお答えでした。やはりね、生徒が雨漏りのする体育館で練習したりですね、そして業者がですよ、業者がね、本当に、淺沼建設でしたやろ。この淺沼建設のやったあれ、不法建築やないかと私、このように感じておるんです。前にも質問しておりますけどね、あの、人災かしりませんけどね、ああいうね、いまだにコンクリートがボコボコ落ちておりますやないの。欠陥工事やね、本当に欠陥工事といいますか、やはりそういう耐震検査をやって、その結果を我々に知らしていただきたいと、このように考えるわけですけど、その点についてお尋ねします。


○議長(吉岡敏子)  大路一光教育政策部長。


○教育政策部長(大路一光)  先ほども申し上げましたように、この19年度中に耐震化優先度調査、これを元にしまして、この19年度中、今現在そういった形で計画の見直しをいたしております。


 そういうことで、その結果財政協議が必要となってくるわけでございますけれども、そういった耐震についての今後工事を順次進めていきたいと、このように考えております。


○議長(吉岡敏子)  2番、南澤定雄議員。


○2番(南澤定雄)  次に、AEDについてお尋ねしたいんですけど、これは保健室に多分置かれておるんじゃないかと思いますけど、それはどなたでも使えるんですか、それとも資格がいるんですか。講習を受けてちゃんとされた保健婦さんが、専門の方がおられるのか、その点をお尋ねします。


○議長(吉岡敏子)  大路一光教育政策部長。


○教育政策部長(大路一光)  このAEDにつきましては、一応機械の方から、使用については全部機械の方で支持して、そのとおりやればいいということのようでございますけれども、学校につきましては教師にこの機械の受講をさせまして、そういった修了証も取得、全員ではございませんけれども、そういった形で受講をさせております。


○議長(吉岡敏子)  2番、南澤定雄議員。


○2番(南澤定雄)  その修了証ということは、機械に対して、あれ移動できますね、小さいものですね。小さいもので移動はできますわね。そんなんで、講習は受けられた、今、修了とおっしゃいました、修了、修了ということはそういうなにを受けられたということですよね。受けられて、それはどの先生でも使用されるんですか。それと同時にですね、蘇生法を習っておる方でなかったらね、それはちょっと胸にあてる、心臓がね、やっぱり止まる以前にそれを応急措置をせんといかんと思いますので、その点はどのように、我々素人ではわからんのでね、そういう機械は講習を受けて、そういう修了をされた、それにはそれだけの認可というのか免許証というのか、そういう許可証というのか、そんなんをその人は、受けた人でなかったら使用できないんでしょうか。もっと詳しくお願いしたいです。


○議長(吉岡敏子)  大路一光教育政策部長。


○教育政策部長(大路一光)  講習を受けて、いわゆる修了証というのは講習を受けましたよという修了証になると思います。ただ、このAEDにつきましては、基本的に、例えばパッドをですね、これを右前の胸部、鎖骨の下、それから左側の胸部というようなことで、パッドをあてる場所についても図示されております。


 で、一応音声、機械の方の音声に基づいて操作をすることになっておりますので、基本的には講習を受ければできるということでございます。ただ、全然AEDがどういうものかわからないということについては、これはまあ使用は不可能だと思いますけれども、そういった形で機械の方でいろいろと、例えば充電する場合についても機械の方の判断で充電するというふうなことになっておりますので、講習を受ければ使用は可能、受けなければやはりどういった状況か、使い方がわかりませんから、これはまず使用は不可能だと、このように考えております。


○議長(吉岡敏子)  2番、南澤定雄議員。


○2番(南澤定雄)  あのね、ちょっとインターネットで調べたんですけど、これ電源を入れる場合にですね、傍におる人がね、離れておらないと関電するんですね、そういうように書いてありますし、今おっしゃったパッドですね、このパットを貼ったとこに、そこへ電源を入れるんでしょう。それが、時間がですよ、早いことせんといかんと、こういうように操作の仕方が書いてあるわけですけど、そういう心臓が調子が悪くなって、人口呼吸をしたり、それから、今言いよった蘇生法ですね、それを心肺蘇生法を、これを行いつつ機械を使わんとだめやないかと、このように、ちょっとインターネットを調べたらそういうように書いてありますんで、本当に素人がですね、誰でも、教育長、これ触られたことありますか。誰でもできるんですか。お尋ねします。


○議長(吉岡敏子)  堀口 昇教育長。


○教育長(堀口 昇)  今のご質問の心肺蘇生法とAEDの関わりということですが、AEDを使うことによって助かったと、心配蘇生法、人口呼吸だけでは助からなかったということもございます。この機械によって助かったという事例が非常に最近は多うございます。


 で、先ほど部長がご答弁申し上げたようにですね、説明等もこの機械がしてくれます。ほとんどの人は使えるというふうに思っております。心肺蘇生法とこの機械と同時に使うのが理想でございますけれども、AEDだけでも助かるということはあるわけですので、これをそれぞれの学校、施設に置いておると。まだ、幸いにもまだ使うところに至っておりませんけれども、いざというときには誰でも使えると。特に学校ですと先生方が多いわけですので、1人でされるんじゃなしに何人か必ずそこへ出るわけですので、協力しながらやっていただくと。この研修につきましても、これまで学校で何度となくやっておりますので、いざというときには大丈夫だというふうに考えております。


○議長(吉岡敏子)  2番、南澤定雄議員。


○2番(南澤定雄)  えらいもうしつこいようで、最後にもう1点だけお聞きしたいと思います。


 この電極を与えた場合ですね、電気ショックで、電源をスイッチ入れたら機械が指示をしてくれるようになっておるようですけど、そのショックで悪なったことがあると書いてあります。そんなんで、そういうことが、まあ我々経験がないのでお聞きしておるわけですけど、実際にまだ教育長もやったことがないと、そういう人がなかったわけです。だからこれを、パッドを貼り付けてね、電源に心電図が解析して、電気ショックをあてるときに、このショックによってまた気分が悪くなるという場合があるように、そういうような調査も出ておりますけど、実際使っていなかったらわかりしませんわね。その経験がなかったらね。


○議長(吉岡敏子)  堀口 昇教育長。


○教育長(堀口 昇)  子どもの、まあ成人もですけども、体格というのか、それにもよるわけです。一応、今小学校の低学年ですか、二、三年生あたり以上ということですので、例えば2歳、3歳の子供に、これを今、今のものでですよ、パッドは小さい子供用もあるわけですけれども、今のは小学校の低中学年以上ということですので、例えばこの機械で2歳、3歳ぐらいの子供に対応した場合、先ほどおっしゃったようなショックでいうことはあり得るわけですけれども、その辺が確かにあるわけですけれども、そのリスクよりも使うことによって助かるということの方が多うございますので、今その中で研修をしながら進めておるということでございます。


○議長(吉岡敏子)  2番、南澤定雄議員。


○2番(南澤定雄)  ありがとうございました。


 次に、2点目のアクアプラザについて再度お尋ねをいたします。


 このアクアプラザは、半年ほど経つわけですけど、実質上は赤字と、それでまあ会員数は増えていっておるように思いますね。月2,000人、4,000人、また7月には6,500人と、相当な人数やと思いますけど、この状況は暑いから人が、今年は猛暑で、暑さでプールに来られたんやないかと、このように考えております。やはり業者にしても多かったら町へ還元するというように、当初からそういうふうに言われておりましたんで、今回は非常に暑い日が続きましたので、また最初に質問しましたように、1回600円を出して、行こうかという人が多く増えたんやないかと、かように考えております。


 それと同時にですね、植木の方ですけど、3月、4月に植え替えをすると、今答弁をもらったわけですけど、なぜコブシの木を植えているんでしょうか。この高木やなくしてね、私はさざんかとか、ああいう木の方が、高木やなくしてね、大きくならない木の方がいいかと思いますねんけどね。そうじゃなかったら、あれ高木の場合はやはり根が深く生えるんでね、それで枯れるんやないかと思うんで、そこらはどのように考えておられますか。


○議長(吉岡敏子)  西澤秀勝地域整備部長。


○地域整備部長(西澤秀勝)  まず施設の全体ということですが、まだ1年経っておりませんが、1年の決算の状況を予測しますと、やはり指定管理者協定にあるようにですね、いわゆる9,000万円近くには達するんじゃないかなという予測をしております。ご存じのように10月13日にオープンということですので、1年の結果はまたそのときにご報告をさせていただきたいと思います。


 次に、木の剪定等々のことですが、今後ですね、やはりこれについては専門の植木やさんということで、3月、また2月ということで植え替えを予定しておりますので、そのときに十分に種類等も含めまして、今後業者とも十分協議させていただいて、植え替え等を実施させていただきたい、こういうように思っております。


○議長(吉岡敏子)  堀口 昇教育長。


○教育長(堀口 昇)  先ほどAEDのことで、ちょっと訂正をさせていただきます。


 中低学年以上というふうな表現をいたしましたが、もう少し詳しく申し上げますと、25キログラムの体重以上の子どものものは従来からございました。で、それに加えて今1歳から6歳用のパッド、これもこの月に各校に配布をいたしておりますので、全ての子どもというのか幼児にも対応できるように、今なってございます。そういうことでご理解をお願いをいたします。


○議長(吉岡敏子)  2番、南澤定雄議員。


○2番(南澤定雄)  すみません、西澤部長から答弁いただきましたが、これね、植木の方について再度お尋ねしますけど、このコブシよりね、今パッと思いついたんですけどね、淀川ぐらいにしてもろうたらどうかなあと、私そういうふうに思いますので、よろしくお願いします。


○議長(吉岡敏子)  ただいま、時間になりました。


 以上で、2番、南澤定雄議員の一般質問を終結いたします。


 しばらく休憩をいたします。


              休 憩  午前10時33分


             ………………………………………


              再 開  午前10時45分


○議長(吉岡敏子)  休憩前に引き続きまして、会議を開きます。


 次に、17番、滝本悦央議員。


○17番(滝本悦央) (登壇)  おはようございます。公明党の滝本でございます。


 通告にしたがいまして、一般質問を3点にわたってさせていただきます。


 まず1つ目は、中小学生の不登校についてであります。


 文部科学省の学校基本調査でわかった、2006年度に病気や経済的な理由以外で、学校を年間30日以上欠席した不登校の小中学生は、5年ぶりに増加に転じたと、こういうふうに報道がありました。中学生は、前年度から3,000人増え、10万2,940人で、全生徒の35人に1人に当たる2.9%、前年度は2.8%と、過去最高となりました。


 また、小学生も前年度比約1,000人増の2万3,842人となり、全児童に対する割合は0.3%です。この数字は全国のものであり、兵庫県では率で小学校全体の0.5%、中学校2.75%と、全国平均を下回っておりますが、人数としては、中学生が前年度比58人増となっております。


 そこでお尋ねいたします。


 稲美町ではどのようになっているのか、実態を教えていただきたい。


 まず1点目は、小学校中学校別にどのような実態になっておるのか。


 2番目は、理由がそれぞれわかっているのか。


 3番目は、それに対するカウンセラーはどのようにしているのか。


 4番目。これは私が見た光景でございますが、学校のそばまで保護者が送ってくる、一緒にきておりますけれども、そこから動かない子どもさんがおる。そのときに保護者との話や子どもとの話し合いは学校側とできておるのかどうか。先生もこのときよくおられて、話をされているようですけれども、なかなか中に入っていかないという光景を見ております。


 2つ目は、町内公共施設の有料化についてであります。


 必ず有料化ということはいいか悪いかは別にしましてですね、公共施設の有料化と料金の見直しについて検討する考えはないのかどうか。今利用しているものの利用料や無料の施設について、検討を加えてはいかがなものかと思います。


 一例を挙げれば、加古大池でウインドサーフィンをしている際、池の中ですね、水を清潔にしていくには相当の費用もかかっておると思います。また、後の体を洗うのも水道を使うのもサービスであります。また、各所にある駐車場の料金についても考える余地が今後あるのではないかなと、このように思いますが、当局の考えをお尋ねいたします。


 3番目は、安全・安心のまちづくりについてであります。


 現在、稲美町内は明るくなったとよく言われていますけれども、確かに防犯灯や街灯の設置は充実してきたように思われます。しかし、偏った、また差のあるように見受けられてなりません。一度自治会から、球が切れているところも含めて総点検をしてもらってはどうなのかと思います。それを計画的に改良をされたい。


 また、車道を照らしている蛍光灯がまだ見受けられますが、人が通るところを照らされるように向きを変えるべきではないのか、当局の考えをお尋ねいたします。


 以上3点、私の一般質問とさせていただきます。


○議長(吉岡敏子)  堀口 昇教育長。


○教育長(堀口 昇)  今、不登校についての4点のご質問をいただきました。お答えを申し上げます。


 まず、第1点目でございますが、小学校について申し上げます。平成17年度は3人、出現率は0.15%になります。平成18年度は1名となっており、出現率で申しますと0.05%で、減少傾向にあるというふうに思います。


 中学校では、平成17年度が25人、これは2.49%でございます。平成18年度は28人、3名微増をしております。これも2.89%ということで、微増ということになります。


 いろいろ学校の方で努力をして、小学校の方では減少傾向になっておるわけですけれども、中学校の方は努力をしてくれておりますが、若干、議員が全国の傾向言われましたけれども、そういう傾向になってございます。


 2点目でございますが、平成18年度のデータから、不登校になったきっかけと考えられる理由を申し上げますと、小学生の1人は、転入学時の不適応が原因と考えられます。中学校については、一番多いのが本人に関わる問題、心の病であるとかひきこもりであるとか、そういったことですね、それが14人です。次に多いのが学業不振が理由ということで、これは11名、11人です。それから、家庭の生活、環境の急激な変化、これが理由というので1名、それから親子関係をめぐる問題、これが1名、そしていじめを除く友人関係をめぐる問題、これが1名となっております。


 3点目についてございますが、スクールカウンセラーは各中学校に1名、天満小学校に1名、計3名が概ね週1回、勤務してもらっております。加古小学校は稲美北中学校へ、母里小学校と天満東小学校は稲美中学校へ、そして天満南小学校は天満小学校へ、それぞれ相談に行ってもらうようにしております。


 昨年度の統計によりますと、相談件数は合計で493件でございます。


 内容の区分を申しますと、不登校の相談が227件、いじめについての相談が3件、友人関係が5件、教職員への助言30件、その他90件、家庭の問題87件、学校外の問題51件ということになっております。やはり不登校関係が半数弱となっております。


 4点目でございます。校門付近で保護者と一緒に子どもが来たけれども、なかなか学校に入ろうとしなかったと、そういったところを議員も見かけられたようでございますが、そういったケースにつきましては、学校では、議員もおっしゃいましたように担任の先生であるとか、生徒指導の担当者が入っていろいろ話し合いをいたしております。また、状況によってはスクールカウンセラーもそこに入り、保護者、あるいは子どもと話し合いをいたしております。学校の対応は、適切に対応してくれておると、そういうふうに考えておるところでございます。


 以上であります。


○議長(吉岡敏子)  茨木育夫経営政策部長。


○経営政策部長(茨木育夫)  それでは、2点目の公共施設の有料化の問題でご質問でございます。


 先ほどですね、ちょっと集中改革プランというお話をさせていただきましたが、地方分権の時代に相応しい、簡素で効率的な稲美町の行政システムを確立するために、平成17年度を起点として21年度末までの集中的な改革、取り組みを示しました稲美町行財政改革実施計画書、このことを集中改革プランという名称で呼ばせていただいておりますが、それの取り組みの中で、今ご指摘の、現在無料であるが有料にしてはどうかという施設の問題、あるいは他の市町に比べて非常に使用料が低いのではないか、見直しの問題、もう1点減免規定を見直してはどうか、3点について、本年度ですね、早急に方向性を出すことの検討委員会を予定しております。早急に、非常に厳しい財政状況下でございますので、議員ご指摘のとおりですね、早急に検討していく必要があると考えております。


 また、検討結果はご報告を、また条例に至る分についてはよくご相談を申し上げたいと考えております。


○議長(吉岡敏子)  高橋秀一経済環境部長。


○経済環境部長(高橋秀一)  それでは、議員さんの3点目、安全・安心のまちづくりの関係で、防犯灯・街灯の設置の部分でお答えを申し上げたいと思います。


 平成17年度、18年度につきましては、通学路の防犯灯の設置を重点的に実施をしてまいりました。こういう状況の中で、地域によっては若干のばらつきが見受けられるんではないかというふうに考えてございます。また、防犯灯・街灯の球切れ箇所等につきましては、主として自治会長さん、また付近の住民、また町の職員であったり、そういったところからの通報によって、球切れ等の修理点検を実施しているところでございます。


 今後は、自治会等にもお願いをしまして、総点検を実施をして問題箇所を把握する中で、年次計画に基づきまして、防犯灯、街灯の設置及び修繕等の維持管理に努めていきたいと考えているところでございます。


 以上でございます。


○議長(吉岡敏子)  17番、滝本悦央議員。


○17番(滝本悦央)  再質問は自席からさせていただきます。


 1番目の不登校の件ですけれども、稲美町はそんなに、全国的に比べたら多いというようではないようですけれども、本人に関わる問題というのがあるんですけれども、これらをよくよく私は掌握しておかんことには、その人が今後どういうふうな考え方を持ってしまうかというのは非常に危ないことではないかなと、私はこれいつも思います。


 そういう中で、人数的なことを言われましたけれども、いじめというのは何人ぐらい、やっぱりおりますかね。それだけちょっと聞かせていただきます。


 それから、スクールカウンセラーですけれども、これらはしっかりとですね、どんな人がやっているのか私はよくわかりませんけれども、専門家だと思うんですが、本当にその人が公正な立場に立った人にお願いしていただきたいなと、このように思いますので、そのへんどうですか。


○議長(吉岡敏子)  堀口 昇教育長。


○教育長(堀口 昇)  いじめが原因で不登校になっておるという子どもはおりません。ただ、いじめが今0かと申しますと、そうではもちろんございませんが、件数は上がってきておりますが、それはその都度解決いたしております。今、それが長引いて、今もその状況にあるということもございません。


 スクールカウンセラーでございますが、資格を持った人で、議員がおっしゃいましたような、そういう公正な判断ができる人というふうにこちらも認識いたしております。


○議長(吉岡敏子)  17番、滝本悦央議員。


○17番(滝本悦央)  あまりしつこくは申しませんが、今、小学校、中学校というのは一番大事なときですから、しっかりと先生が見守っていっていただきたいと思います。先生の一挙手一投足、一つ一つの行動が全部子どもさん見ておりますのでね、私朝、ときどき子どもさん送らせてもらっていますけれども、その中で、朝からしんどそうな格好して来られる先生もなかにはおられると、これで1日やっていけんのかなあというような感じがするときがあるんです。だから、そういう態度をですね、やっぱり子どもさんには見せないで、しっかりと朝から、私はもう厳しくなるぐらいのね、子どもさんに教育をしていただきたいなと、このように思っておりますので、そのへんをひとつ要望というか、回答をちょっといただいて、それは終わります。


○議長(吉岡敏子)  堀口 昇教育長。


○教育長(堀口 昇)  子どもは学校で育てるというのはもちろんでございますし、家庭で育ててもらうのもまた基本でありますし、それと同時に、地域の方に見守っていただくと、これも非常に大事なことでございます。今、滝本議員も実際にされておるわけですが、登下校等、子どもの見守りをしていただいておるわけですが、そういった地域の人の目というものは非常に大事でございます。敬意を表しております。


 で、先生の言動、これも子どもに対して非常に大事なものでございます。それぞれに先生、そういう気持ちで子どもたちに元気を与えられるように、またやる気を持って、また次学校行きたいなというふうに子どもが思うように、先生方していただいておろうかと思いますけれども、今後も引き続き研修等、そういったことができますように、教育委員会としても引き続きそういった研修をしていきたいというふうに思っております。


○議長(吉岡敏子)  17番、滝本悦央議員。


○17番(滝本悦央)  地域や家庭というのも大事なんですけれども、それ以上にやっぱり地域の人が先生を見ているということ忘れないでいただきたいなあと、私はこう思います。それで、ここのところはそれで終わりますが、2つ目はですね、公共施設の有料化というものは前々から話がいろいろ出ていると思うんですが、稲美町は土地があるということで、一番私がいいなあと、やっぱりいいなあと思いますけども、駐車場ですね、非常にいいなあと思います。ただ、いろんな施設を使うのに、稲美町は駐車場がタダやから来るんやという、外から来ている方もたくさん聞きます。特に明石、西区というものは、図書館があるにも関わらずですね、中身はそろっているんで、それはもう当たり前でしょうけれども、ゆっくりと車を置いて見れるということですね、それがとって、有料にしてどうかということは、まだまだ考える余地はあると思いますけどね、すぐに有料化ができるかどうかというのはあれですけれども、よくよくやっぱり考えて、財政の方も厳しい中で、いろいろ考えていただきたい。


 加古川なんか行ったら、全部有料ですね。役場へ入るのも、役場の仕事でしているのは、なんか入場整理券もらっていますけれども、それらのことについて、ぜひ今度見直しをされるということですから、ぜひ検討をお願いしたいと、このように思いますが、よろしいでしょうか。


○議長(吉岡敏子)  茨木育夫経営政策部長。


○経営政策部長(茨木育夫)  駐車場の問題につきましては、以前の検討委員会の中でも議論はした経過があるようでございます。ただ、駐車料金をいただく人の配置の問題、あるいは無人の形態であっても非常に駐車料をいただくことの設備投資、そういったことから考えると、まあ場所にもよりますが、ちょっと考えもんやなというようなことも過去の検討の中身でそういう経過がございます。そういうこともございますが、近年、駐車場有料化というのは普通の現状でございますし、議員がおっしゃいましたように双方とも含めまして、再度協議をしていきたいと思います。


○議長(吉岡敏子)  17番、滝本悦央議員。


○17番(滝本悦央)  駐車場の件は、その施設の最初の設備ということはやっぱりいると思いますけどね、あとは無人でいけるようなものですから、今、そういうのがほとんどできるんじゃないかなと思います。特にアクアプラザなんかですね、それはもう初めからきちっととるべきじゃなかったんかなと私は考えておりましたんですけど、有料にはなってないということですね。そのへんのことも今後考えていかなければならないんじゃないかなと私は思います。


 それと、その一番大事なことはそれが大事なんですけれども、加古大池のですね、あのサーフィンの後始末ですね、あのとき中にシャワーがある、100円ですか、それはありますけれども、ほとんど外でやられているのが多いように思いますね。外で水道が自由に出るというのが3箇所ぐらいあるんですかね。それで、バケツで車を洗ったり、全部が全部じゃないんですけれども、サーフィンを洗ったり、いろんなことをされていますが、それもサービスですね。稲美町はサービスをするぐらい余裕があるのかなあと思いますけれども、そのへんがよくよく検討をしていただきたいなあと思います。


○議長(吉岡敏子)  茨木育夫経営政策部長。


○経営政策部長(茨木育夫)  つい最近ですね、議員おっしゃいます問題、いわゆるシャワーは100円でありますが、洗車をしている実態がある、このことについて非常に心配をしています。で、総務課長、それから産業課長ですね、等と協議をしてですね、もう水を止めてはどうかと、そういうことも含めて対策会議を開いている実態がございます。今後、喜んでもらえることは非常にいいんですが、経費のそういった洗車をされるという行為については防止をするという方向で、今検討中でございます。


○議長(吉岡敏子)  17番、滝本悦央議員。


○17番(滝本悦央)  そのへんはよろしくお願いします。検討の中でよくよく考えていただきたいと思います。


 3番目の、安全・安心のまちづくりですが、17年度、18年度は通学路を中心にやったということで、これは前から聞いておるのは問題でしたけれども、通学路でもですね、ずっとそこからついているところは少ないと思うんですね。学校出てからスーッと。位置場所だけですね、ひとつのとこだけ、30メートルおきでタタタタッとつけてですね、そこへ行くまでが暗いとかね、そういうようなことがありますね。そういうのは非常に偏ったやり方ではないのかなと、そのへんを見直していただきたいというように私は思っています。その明るいところをやめろと言うてしまえば何もないんですけれども、そうじゃなくして、やはりそこに来るまでの電灯をつけていただきたいなと、考えていただきたいなと思います。


 それから、自治会でそういうふうにお願いしていくということを言われましたけれども、電灯が特に私がいろんなところから聞くのが六分一なんですわ。六分一明るいんですね、けっこう、だいぶん遅くまで。そこに電灯がついているわけですわ、蛍光灯がね、防犯灯、街灯。で、要望があったらつける、ちゃんとするということは、それは当たり前だと思うんですが、誰かがやっぱり電話してきていると思いますが、私はなんぼか言うと、晩にしか見えませんから、そこに行って一遍調べてほしいなと思います。非常にたくさん切れていますわ。


 それともう1つは、私前に言いましたけれども、街灯がですね、また防犯灯が車道を照らしていると。これは前に言って向きを変えてもらったことありますけれども、特に六分一のあの信号のとこらへんとかあの近辺を見ていただいたらよくわかるんですが、やっぱり道を照らして、人が歩く通路を照らしていただきたいなと、こういうように思いますので、そのへんのところもできるだけ早くですね、いろいろ話を持っていったら早く行動に移していただきたい。もう1週間過ぎたら長いというふうに私は思いますのでね、私は1週間以上前に言うています。そういうことで、1週間、もうすぐに直していただきたいなあと、このように思いますので、そのへんは、晩に見に行けというのは酷かもわかりませんけれども、できるだけそのように、ちょっと通った人がですね、帰りにでも通ったら見ていただきたいなと思いますが、いかがですか。


○議長(吉岡敏子)  高橋秀一経済環境部長。


○経済環境部長(高橋秀一)  議員さんの、特に通学路の部分でございますけれども、重点的に17年、18年に設置をさせていただいたわけですけれども、確かに状況等をみますとそういう部分はございます。私の方も夜間に巡回したりして状況等は確認をしているわけですけれども、特に六分一のところの部分、担当の職員等につきましても自治会、または住民等から通報があった場合ですね、どんな状況でどういう修理をしなければならない、ただ単に球切れだけなのかどうかという、そういう部分も含めてですね、夜、班ごとに現場を確認して、実際にこういう状況であるからこうしなさいという、そういう、業者に指示をしている部分でございます。


 特に車道を照らしている防犯灯等につきましては、17年度にずっと点検をして、向きを変える状況をつくっていったわけでございますけれども、特に議員さんおっしゃいますように六分一の周辺、私の確認しているのは土山・三木線の川重のあの辺ですね、ああいったところについても若干まだそれはあるなというふうにも確認をしています。そんなことも含めて、早急に球入れ等の対応、また車道を照らしている街灯・防犯灯の対応を進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。


○議長(吉岡敏子)  17番、滝本悦央議員。


○17番(滝本悦央)  総合的にひとつ、簡単にできることもありますので、できるだけ早く検討を加えて対処をお願いしたいと、このように思いますので、よろしくお願いします。


 以上です。


○議長(吉岡敏子)  高橋秀一経済環境部長。


○経済環境部長(高橋秀一)  特に、集落と集落の間の防犯灯というのは非常に私どもも確認がしにくい、住民と自治会の方からも確認しにくいという状況ございます。特に、そういった部分、重点的に職員の方にも指示をしていきたいというように思っていますので、よろしくお願いいたします。


○議長(吉岡敏子)  以上で、17番、滝本悦央議員の一般質問を終結いたします。


 次に、11番、藤本 操議員。


○11番(藤本 操) (登壇)  議長に、私の質問に許可をいただきましたので、質問をしてまいりたいと思います。


 植物・花を通してのまちづくりと題して質問してまいります。


 花はですね、人々の喜び、また悲しみ、心の癒しにと、または生命にと、計り知れない効果、存在であると思います。私は、この植物と花を通して、景観、環境、健康、雇用、農業振興、園芸療法を提言し、8年間のいろんな質問の中でしてまいりました。そこで、再度、今日はまとめてお尋ねしていきたいなと、そのように思っております。


 まず1点目ですが、農業政策に景観植物と雇用についてであります。


 「高齢社会対策大綱」で基本理念にうたわれておりますが、就業に対してです。農地を利活用した景観植物の取り組みはいかがでしょうか。


 2点目ですが、薬草を取り入れた農業振興についてであります。


 人は昔から身体の調子が悪いときは、順調になるように薬草を求めました。稲美町ですから、万葉集にちなんで万葉の薬草植物を加工して、付加価値を上げてブランド商品をつくっての農業振興はどうでしょう。


 3点目ですが、花づくりと環境についてであります。


 ごみの減量化に生ごみの堆肥化の推進、また環境教育の一環として、生ごみ堆肥化への取り組み、そして堆肥を使っての花づくりはいかがでしょうか。


 4点目ですが、園芸療法についてであります。


 一部取り組まれていますが、本格的な取り組みはどうなんですか。お尋ねいたします。


 5点目ですが、景観植物とバイオマスについて。


 稲美町の環境条件の中でどうお考えなのか、そういったことについての、今5点述べました内容について再度お尋ねしてまいりたいと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。


○議長(吉岡敏子)  高橋秀一経済環境部長。


○経済環境部長(高橋秀一)  それでは、藤本 操議員さんの部分で、経済環境部所管の部分でご答弁をさせていただきたいというふうに思います。


 まず1点目の高齢社会大綱の農地利用の関係でございますけれども、高齢者社会の対策大綱が平成13年の12月28日閣議決定されたところでございまして、その中に高齢者の雇用、職への機会の確保を図ることなどが記載をされておるところでございます。稲美町では、景観植物として町花コスモスを啓発するために、営農組合などの栽培をお願いをしております。また、営農組合の事業についても、水稲作付けの規模拡大、野菜であったり花卉類であったり、そういったところの栽培を検討することによって雇用の確保を図れる農業振興に今後も取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。


 続きまして、2番目の薬草を取り入れた農業振興でございますけれども、万葉集には多くの植物が詠まれているところでございまして、薬草としての万葉植物を栽培するということにつきましては、栽培上の管理技術や販売方法など多くの課題があるということを聞いてございます。稲美町の自然環境に適応した野菜、薬草もあると思いますので、栽培方法等についても十分検討していく必要があると考えております。ぜひ、議員さんにもお教えをいただきまして、よろしくお願いをしたいというふうに思います。


 また、栽培管理等についても農業改善普及センター、JAなど関係機関とも十分協議をしていきたいというふうに考えていますので、ひとつよろしくお願いをいたします。


 次に、3点目の花づくりと環境についてでございます。


 ごみの約半分を占める荒ごみの減量化というのは非常に重要であるということを認識しております。また、稲美町では生ごみを堆肥にして、ごみの減量を進めるためにコンポスト容器などの購入費用の補助を行うとともに、広報の啓発、コンポスト容器を使っての実演、講習会などの開催を行っているところでございます。


 また、環境教育の一環としまして、給食残渣の堆肥化についても、すでに母里小学校で実施しておりまして、学校の菜園であったり花壇等を使用して、そういったところで使用してございます。今後も教育委員会と連携協力しながら、ごみの減量化を図っていきたいというふうに考えてございます。


 続きまして、5点目の景観植物とバイオマスについてでございます。


 平成18年度、町内の遊休農地を利用して、県のバイオマスエネルギー資源作物栽培実証法設置委託事業によりまして、向山営農組合で稲美町の環境条件に適応した品種の菜の花を栽培をいたしました。昨秋9月30日に播種作業を行い、本年6月2日には多くの皆様方の協力を得て収穫することができました。中には、現在県が事業を進めています施設が完成次第、引き渡しまして、バイオディーゼル燃料として実用的に、実験的に使用されることになってございます。


 また、今年度は相野の営農組合で栽培をしていただくことになっておりまして、現在、随時協議を進めているところでございます。


 いずれにしましても、今はまだ実証段階ですので、採算性などの多くの課題を解決していかなければなりません。そういった中で、バイオマスの関連した事業を推進をしていきたいというふうに考えてございます。


 以上でございます。


○議長(吉岡敏子)  福井宣司健康福祉部長。


○健康福祉部長(福井宣司)  4番目の園芸療法について、私の方から答弁させていただきます。


 園芸療法とは、園芸活動が持つ特性を高齢者、障害者、社会的に弱い立場である人々の心や体のリハビリ、社会復帰、生きる力の回復などに役立てていこうとする療法でございます。


 現在、障害者ふれあいセンター周辺におきまして、農作業や園芸作業を用いた園芸療法に取り組んでいるところでございます。今後も園芸療法に対する各障害者団体等、必要とされる方々の要望に沿った形で対応していきたいと考えております。


○議長(吉岡敏子)  11番、藤本 操議員。


○11番(藤本 操)  それでは、自席から質問をさせていただきます。


 まず1点目ですね、農業政策の景観植物ということで前回質問をさせていただいて、今質問するわけですけれども、今日のまとめですね、こういう内容の部分です。


 前のときはですね、農業にも、稲美町に母里地域の農業と天満の大池周辺地域の農業とは規模、また形態等大きく違っているんやと、そういった中で、例えば天満大池周辺にそういう景観植物を使って、そして雇用というんですか、管理とかそういったものに対して高齢者の、そこで前のときには言うているのは、団塊の世代の人たちがそういった雇用に、管理に雇用していただいていきがいを求めていくとか、そういう方向の質問を前回させていただいたと思うんですが、そういったことに対してどのように取り組まれたのか、そこらへんの部分ですね。それと今部長からもお話があったように、高齢社会対策大綱には、そういうふうなことについて、皆さんが就業その他の多様な社会的活動に参加する機会が確保されるよういうことで、法的にそういう基本理念をうたわれていますよと。だから、それに沿って、そういうふうなことを相まって取り組まれることはいかがでしょうかというのが、まあ前回の概要になっておると思うんですけれども、それに対しての取り組まれた状況をちょっと答弁願いたいんですが、どうでしょうか。


○議長(吉岡敏子)  高橋秀一経済環境部長。


○経済環境部長(高橋秀一)  特に議員さんおっしゃいましたように、加古、母里、天満、それぞれの地域の中での農業というものは若干の違いがあるだろうというふうに考えております。ただ、稲美町の場合、農地、市街化農地を含めて1,700ヘクタールあるわけですけれども、現在23の営農組合の中で、麦作を中心にしながらやってございます。大体270ヘクタールぐらいの麦作を実際やっているわけですけれども、ただそこで、特にそこへ雇用を生み出してくるということは非常に重要でございます。


 特に、平成19年の品目横断的経営安定対策、18年の10月にそういった申請をしたわけなんですけれども、その中には5年後の法人化という、そういう部分もございます。しかし、実際にその申請にとどまって、それ以降のそれぞれの計画というのはなかなかできにくい部分がございます。特に、雇用を図るということになりますと、今の水稲、裏作の麦作というだけではなかなか難しいだろうと。そういう部分の中で、何を栽培することによって収益が上がって、そこで雇用が図られるかと、そんなこともJAと相談しながら、また農業推進協議会等の中で相談をしながら、現在今進めているという状況でございます。


 以上です。


○議長(吉岡敏子)  11番、藤本 操議員。


○11番(藤本 操)  今部長が言われたようなお話も1つのあれですけれども、ここに言うている景観とかいうことの中で、コスモスのお話も今先ほどの答弁でもありましたですけれども、そういった景観のそういうやつを扱った、そういうような部分的に、地区によって農業が違いますということはお互い認識しているんですけれども、そこらへんの分について、今まで取り組まれた内容をお聞きして、今大体のお話言われたんですけれども、もっとこれからもこういうような部分についてやっぱりがんばっていくんやということ自身のね、お考えをお聞きしたいと思うんです。


○議長(吉岡敏子)  高橋秀一経済環境部長。


○経済環境部長(高橋秀一)  特に議員おっしゃいますように、景観植物というのは非常にそれだけで例えば終わってしまうのかという部分がございます。今、15ヘクタールぐらいのコスモスを栽培をしています。現実にお盆過ぎから播種作業を行っている営農組合もございます、また個人もございます。ただ、今のコスモスが次の、そこから何かを生み出すかということになりますと、非常に難しい問題がある。また、旧南光町等につきましてはひまわりを栽培して、そのひまわりから集客、それとバイオマス、食用油と、そんなような形で動いているところはあるわけですけれども、実際に景観植物だけで、例えばそれぞれの営農組合が成り立っていくかというのは非常に難しい問題ございます。


 今言いましたように、景観植物は、要するに幹線沿いということを中心にしながら、そのコスモスの咲く状況を見ていただくと、そういうことが主なものでございまして、私どもの方ではそれプラス、そこから生み出せる、要するに対価そのものを考えながら、営農組合が現実に今の状況の中でできるもの、そういったものをやっぱり考えていきたい。これは、今後とも品目横断的経営安定対策の中で、国の方からいろいろな問題は出てこようと思いますけれども、稲美町のこういった気候、風土に合ったものというものが一体何か、そういったことも含めて関係機関で協議をしていきたいというふうに考えてございます。


 以上です。


○議長(吉岡敏子)  11番、藤本 操議員。


○11番(藤本 操)  まあ、そういうお考えと、もう1点私の方からね、提言して、この質問を終わりますけれど、例えば、今減反やっている中でレンゲとかいろんなやつの品目がありますね。そういったことを、やっぱりただ単に今の地区の小さな営農組合的な感覚じゃなしに、もっと大きく営農組合自身が一緒になって、ここの分についての減反については一面をレンゲ畑にしようじゃないかとか、そういうふうな大きくね、やっぱりお互いが稲美町の町をつくっていく中で、営農組合も小さな立ち上げやなしに、大きなそういう協議会の中で、そういうようなものが減反に一面をつくって、そしていろんな町から来ていただいて、見ていただく、観光していただく、そういった考えというのも1つはどうでしょうかということを提言して質問を、この分については終わろうと思うんですけど、どうですか、部長。


○議長(吉岡敏子)  高橋秀一経済環境部長。


○経済環境部長(高橋秀一)  先ほどの議員さんのおっしゃいました、特に景観植物だけじゃなくって、そこから集客、それと稲美町を売り込む、そんなことが非常に大事だというふうに思います。特に、今後いろいろ多収穫米であったりそういったものも現実につくっていますし、コスモス等についても今まででしたらそういった中でイベント等も組んでいたこともございません。特に議員おっしゃいましたように、営農組合の連携というのも非常に大事だというふうに思っています。それと同時に、23の営農組合ということにありますけれども、現実に営農組合設立されてないところについても、何かの方法があるんではないかというふうに思いますので、議員さんおっしゃいましたこと非常に嬉しく思いますので、そういったことを十分に検討する中で進めていきたいというふうに思いますので、今後ともご協力をお願いしたいと思います。


 以上です。


○議長(吉岡敏子)  11番、藤本 操議員。


○11番(藤本 操)  その次ですが、2点目の分ですね、薬草を取り入れた農業振興についてということで、前回、そういうふうなことで質問したことは、薬草の栽培が適しているのかどうかを含んで、農業振興協議会で検討をお願いしていきたいと、こういうことのお話を聞いているんですけれど、答弁をいただいているんですけれど、そこらへんの分についてどのような検討がなされ、今日までに至っているのだろうかと、そういうふうに思いますので、そこらへんの部分をご答弁お願いします。


○議長(吉岡敏子)  高橋秀一経済環境部長。


○経済環境部長(高橋秀一)  2点目の薬草の関係でございます。特に、農業振興協議会の中で、そういった状況等につきましても、薬草の部分だけじゃなくって、稲美町の農業のこれからの姿というものをそれぞれの角度から検証をしていくという、そういう状況でございます。


 特に、万葉の植物、そういった分の中での調査をした部分では、137種類があって、うち薬草ということにつきましては6種類ということになってございます。その中で、水田とか畑の中で、今の稲美町のそういう状況の中で栽培可能な部分というのは1種目、葛ということでございます。それは、非常に葛の薬効というか、そういう部分につきましては葛根湯にして煎じて飲むような、そういった風邪薬であったり肩こりに効くとかいう、そういう状況の部分。ただ、そういった薬草を栽培をすることによって、例えばそこから収益が生まれてくるのかどうか、そんなことが非常に大事だというふうに。特に、薬草等の部分の中では、ごく小さな規模の中で自生をしている、そういったものの根を植えかえて、それを自分の、例えば家の庭で栽培すると、そんなようなことがあって、実際にそれを販売経路に載せていくという、そういう部分の中ではなかなか難しいものがあるだろうというふうに考えてございます。


 ただ、万葉植物等に限らず、例えばゲンノショウコであったり、そういったものについては非常に薬効等が豊富でありますけれども、それが例えば稲美町の中で、規模的な部分の中で栽培可能なのかどうか、そんなこともこれからの農業振興、私が先ほど言いましたように、水稲、麦作だけじゃなくって、他の部分の中でもあるように私ども思いますし、それが稲美町の中で適しているかどうかということも含めて、今後も十分検討していきたいというふうに考えてございます。


 以上でございます。


○議長(吉岡敏子)  11番、藤本 操議員。


○11番(藤本 操)  ありがとうございます。


 それでは、その次の花づくりと環境についてということで、ごみの減量化、生ごみの堆肥化ということでですね、先ほどもご答弁いただきましたですが、生ごみの減量に対して非常にコンポストとかそういうふうな取り組みをなされていることも、努力されていることも重々私も知っておるわけでありますけれども、そして、今母里小学校の方でそういう機械を導入して、当時、私が質問したときに、そういう機械の導入のときでしてね、私も見に行ったんですけれども、非常に給食の残飯を、僕言うておったんですけど、残飯がめちゃくちゃ少ないんですね。ほとんどないぐらいに皆さんはきちっと食べて、残しがないということも事実でした。そういったことの中で、堆肥化して花づくりはいかがでしょうかということを前回のときに言っているわけなんですけれど、そこらへんの分で、今、コンポストとか生ごみの減量が、家庭ごみがずいぶんと減っていることも大きな努力だと思うんですけれども、そこらへんの部分について、ちょっと若干数字的にちょっと教えていただけますか。


○議長(吉岡敏子)  高橋秀一経済環境部長。


○経済環境部長(高橋秀一)  特に、議員さん今おっしゃいましたように、堆肥化容器の状況でございますけれども、3種類に分けて補助をしています。コンポストにつきましては、3,000円ということで補助があるわけですけれども、18年度については28基、17年度が14基でしたんで若干増加をしているなというふうに思っています。


 また、EM容器ですけれども、これはEM菌を入れて、そこで生ごみを発酵させるという、こういうことでなかなか技術的な問題もあるんだろうというふうに思いますけれども、なかなか浸透していない。これは2分の1の補助ということで、18年度については7基、17年度は4基ということです。


 電動の生ごみ処理機ですね、大体2万円、今の段階では2万円切っている部分ありますけれども、上限を2万円という形の中で、18年度については11基、17年度については2基ということで半分ぐらいになっているわけです。また、こういったことについても、今後とも進めていきたい。


 特に、私も実際にコンポストを使っていますけれども、状況等がわからない、要するに使い方ということ、そういった正しく使われてないという意味の中で、それが使用されずに置いておかれるという、そういうとこもあると思います。で、環境の推進委員会の中では、そういった実演をですね、実際にその生ごみを使って野菜をつくっているとか、そういう方を招いてそんな実験をしてございます。実習もしてございます。まあ、広報等にも掲載をしていますけれども、いなみエコチャレンジの皆さんによる堆肥化講習会であったり、1月であったり、そういったところを広報等も掲載をしてございます。


 特に、小学校の生ごみでございますけれども、具体的に母里小学校の方で取り組みを初めてからかなり年数が経っているわけですけれども、残飯が出るということ自体というのは、それは児童が食べないということになるわけですけれども、実際に状況としては、例えばキャベツを刻んだそれのヘタであったり、そんなものが出ているわけで、給食の食べ残しというものはないだろう。私が今設置をした段階のときですね、まあ今もそういうことだと思いますけれども、具体的に母里の学校菜園の中でそれを使用しております。そんなことも一つの生ごみの減量になるだろうというふうに思います。


 最後に、可燃ごみの状況でございますけれども、計画収集の部分で18年度実績9,475トンということになっています。17年度でも若干100トンぐらい増加をしている部分あるんですけれども、これは16年度の逆にそれ以上増えていました。上がり下がりはあるけれども、現状としては減少の方向にいっているというふうにご認識をいただきたいと思います。


 以上でございます。


○議長(吉岡敏子)  11番、藤本 操議員。


○11番(藤本 操)  引き続いて取り組みをお願いしていきたいなと、そのように思います。


 花づくりと環境ということの中でですね、最近引っ越しをされた方とか、そんな方に、ちょいちょい町へ今歩いて出かけていますので、いろんなことをお聞きする中でですね、やはりこの稲美町ね、街路樹がほとんど丸坊主じゃないですかと。そこらへんの取り組みや環境自身、もっと素晴らしい、花と緑のあふれた、また田園風景の中での稲美町やと思って引っ越してきましたと、そういうふうな方もいらっしゃるんですけど、その中で、この環境という中で、樹木はね、街路樹とかそういうふうな、高木ですね、そういうふうなものは少ないですけれども、そこらへんのお考えね、街路樹が丸坊主じゃちょっと困るし、そこらへんの部分についてのお考えをちょっとこれからお聞きします。


○議長(吉岡敏子)  高橋秀一経済環境部長。


○経済環境部長(高橋秀一)  特に街路樹等につきましては地域整備部の方で答えていただきたいと思いますけれども、特に花をつくるという、そういう一つの行為が人の心を和ませて癒せるという、そういう状況は現実にございますし、ボランティア等で、少ない地域の中でもそんなことを取り組んでおられる方もいらっしゃいますし、またEMであったり、生ごみの堆肥をしたものも自分の菜園の中で育てるという、そういうこともされていることも事実でございます。


 そんなことも含めて、これは稲美町の環境をよくしていくという一つの方法として今後も続けていきたいというふうに思います。


 街路樹等については、西澤地域整備部長の方から答えさせていただきます。


○議長(吉岡敏子)  西澤秀勝地域整備部長。


○地域整備部長(西澤秀勝)  街路樹については、定期的にということで剪定をさせていただきます。今議員おっしゃる、いわゆる丸坊主というふうな話なんですが、やはりこれは交通安全等の関係で、やはり見通しの関係もございます。その地域地域によって少し違うんじゃないかと思いますが、適正な街路樹の剪定に努めたいと、こういうように思います。


○議長(吉岡敏子)  11番、藤本 操議員。


○11番(藤本 操)  街路樹についてはそういうことを言われています、感じられていますのでね、そこらへんまたよくお考えをお願いいたします。


 その次に、園芸療法というところ、4番目。


 部長が答弁されていましたように、障害者ふれあいセンター、また加古の福祉会館、そういう周辺でいろいろと一部取り組まれているということでね、私述べたからそんなことの取り組みをなされることに敬意を表するわけなんですけれど、これ自身ね、もう少し姫路地区の方でね、園芸療法について、大学と病院とが連携を持って研究され、1年間の研究結果を発表されているんですけれど、そこらへんのことについてはご存じですか。


○議長(吉岡敏子)  福井宣司健康福祉部長。


○健康福祉部長(福井宣司)  今聞いておりますのは、姫路じゃございません。淡路の景観学校の関係しか聞いておりません。


 以上でございます。


○議長(吉岡敏子)  11番、藤本 操議員。


○11番(藤本 操)  淡路の景観学校については、こういう園芸療法について1年間の講習をしてですね、職員の、主に三重とか奈良とかそこらの職員が、10名程度なんですけど、研修を受けられているということは聞いていますし、それについて稲美町の職員も派遣されてはどうでしょうかと、そういうような研修を参加された職員をつくっていくこと自身が、この園芸療法の促進につながるんじゃないでしょうかという、前のときにもちゃんと述べているんですけれど、そういったことについてもこれからきちっと、まあ最後にお話がありましたけど、要望があってということはお聞きしています。


 そういった意味でですね、今後の、今までの取り組み状況はわかりました。一部お話されてありがたく思っています。しかし、今後どのように、より一層の取り組みを強化されていくのか、そこらへんのお考えをお聞きしたい。


○議長(吉岡敏子)  福井宣司健康福祉部長。


○健康福祉部長(福井宣司)  平成17年度にいきいきセミナーで「初めての野菜づくり」ということで、セミナーとして実施をしております。


 そういうことで、今後とも住民の皆さんの要望に沿った形でいろんな支援をしていきたいと、このように考えております。取り組んでいきたいと考えております。


○議長(吉岡敏子)  11番、藤本 操議員。


○11番(藤本 操)  要望に沿ってですね、取り組んでいくんやったら、なんかそこらへんがね、もう少し具体的にですね、イニシアチブをとって主導的に何かお考えをお持ちなんですか。まったく、言うてこられなかったらもう取り組まないよというお考えなんでしょうか、そこらへんちょっとはっきりしてもらえますか。


○議長(吉岡敏子)  福井宣司健康福祉部長。


○健康福祉部長(福井宣司)  あくまでも支援をしていくと。皆さんの希望に沿った形でいろんな事業展開をしていくということでございますので、そのへんの理解をお願いしたいと思います。


○議長(吉岡敏子)  11番、藤本 操議員。


○11番(藤本 操)  まあそれ以上のことはもう言いませんけれど、また要望があればきちっと応えていくと、取り組みをしていきますよということ言われていますので、大いに要望を、皆さんのお考えを言っていただく、また住民の皆さん方と一緒に合わせて要望をしてまいりますので、よろしくお願いします。


 その次ですね、最後になりましたが、5番目の景観植物とバイオマスということで、私はね、ちょっと言葉足らずで質問があれでしたんですけれど、稲美町ね、このバイオマスの分について、燃料の分について、いろいろと取り組まれていることは知っていますが、そういった中で、今、稲美町の環境条件の中で、今の稲美町の中で本当にバイオマス自身が、いろんなところで今ちょっとなされて、栽培をなされていっているんやということはわかりますけれども、本当にバイオマスと稲美町での環境の中で、本当にそういう取り組みが果たして、本当にその事柄が行くのか、そこにへんの部分がね、もう少しわかりにくいもんで、ときには農業関係の方々にとっては、私ら食べ物のやつを燃料に変えていくんかいとか、いろんなお話が出ていることも私も知っていますけれども、そこらへんのことも含めてですね、概念的にどのようにお考えを、今の環境条件の中でお持ちなのか、ちょっとお聞きしたいと思います。


 賛否いろいろとお聞きしますので。


○議長(吉岡敏子)  高橋秀一経済環境部長。


○経済環境部長(高橋秀一)  特にバイオマスの利活用というのは、地球温暖化防止と循環型社会という基本的な部分にあるというふうに思います。だから、そこで、議員先ほどおっしゃいましたように、食料と燃料の争いになってはだめやというふうに思います。そういう部分の中で、食料の確保をする、そういう全体的なものは譲らない。そういう部分の中で、他の部分の中でできるものがあるんかという、そういうことが非常に先般来の報道等の中であるわけです。


 で、特に稲美町の場合、今、森安の信号から左に入って、県道沿いに約80アールの兵庫牛若丸という、多収量米ですけれども、それを移植と直播に分けてそれぞれ栽培しています。こういったことについても、エタノール米という形の中で燃料にしていく、そういうことも考えられるわけです。ただ、それが今実証段階の部分ですから、県としてもこの3カ年でどれだけの収量を上げるかという、そういう部分の中で今実証をされています。


 また、昨年菜種の部分、1番の項目で言いましたように、県下5箇所でそれぞれの品目によって菜の花を栽培をしています。で、稲美町はトウホウ96号ということで、これはまだ実験段階の種子でして、ななしきぶであったらオオミナタネであったり、そういう部分の中では若干粒がこまいという部分はあるわけです。


 状況等については、説明しますと長くなりますので、神戸市と稲美町、それから姫路、豊岡、洲本、こういったところでそれぞれの、今言いましたようにななしきぶ、東北96号、オオミナタネ、こういったものを栽培をしているわけです。特に、稲美町で東北96号を選んだというのは、オオミナタネ、ななしきぶ等につきましては非常に成熟をするというのは遅い段階でございます。大体稲美町の場合5月の末から6月の10日ぐらいまでに田植えを実施をしますので、そういう条件のまずクリアーできる品種というのはトウホウ96号であったということでございます。ただ、こういったものについて、転作を目的ということで果たしてこれからもいけるのかどうか。例えば転作の奨励の品目ではあるけれども、麦作のような状況の中で、例えば営農組合が取り組めるかどうかということもやはり検討していかなければならない。それがやはり稲美町の環境条件にあったものだというふうに考えてございます。


 これは、あくまでもバイオということですけれども、バイオ以外のものであっても、1番の方で答えさせてもらったように、経営ということで成り立っていくものであるということがやっぱり基本理念。例えば、最初の1、2年は赤が出てもですね、3年4年という状況の中では、それが収益を上げるという、そういうことが絶対的な条件だと思いますので、そういったことでご理解をいただきたいと思いますので、お願いします。


○議長(吉岡敏子)  11番、藤本 操議員。


○11番(藤本 操)  まあ、今最後の方でも言われていた採算性の問題もありますし、そういった条件の中でね、この稲美町自身が取り組まれている内容自身は、まだ実験段階というようなお話ですので、そういったことの中で、あらゆる角度の中からそういう実験を調査をして、取り組みを進めていっていただきたいなと、そのように思います。


 よろしくお願いします。


○議長(吉岡敏子)  高橋秀一経済環境部長。


○経済環境部長(高橋秀一)  特に、県の今推進しているのは、あくまでもデータをとるということが主でございます。また、神戸市のところで今建設中でございますけれども、バイオ燃料、ディーゼル燃料にするもの、早くて恐らく12月ごろには製造したものができるんではないかというふうに思います。県の所有するトラクターで、実際にそれを動かしてみるという、そういうことをしていますので、そんな状況を見ながら、県であったりJAであったり、明石の普及所、そういったところについても協議をしながら、稲美町の環境条件にあった作物、バイオ、そんなものをこれからもいろいろ考えながら推進をしていきたいというふうに思っています。


 よろしくお願いいたします。


 以上でございます。


○議長(吉岡敏子)  以上で、11番、藤本 操議員の一般質問を終結いたします。


 しばらく休憩いたします。


              休 憩 午前11時57分


             ……………………………………


              再 開 午後 1時00分


○議長(吉岡敏子)  休憩前に引き続き、会議を開きます。


 次に、1番、木村圭二議員。


○1番(木村圭二) (登壇)  通告にしたがって、一般質問を行います。


 最初に介護保険について質問します。


 私は、昨年6月定例会から毎回ごとに介護保険料の問題を取り上げてきました。古谷町長、介護保険料の引き下げはあなたの町長選挙での町民との約束であります。あなたが今行うべきことは、町民に約束したことの実行ではありませんか。町民の強い要望を受けて、それを真摯に受け止めるのではなくて、町民の願いを無視し、広報いなみに介護保険の特集を組むというのは邪道であります。これは、町会議員選挙に対する介入であり、公選法に抵触する行為ではありませんか。あらためて、介護保険料の引き下げを強く求めます。古谷町長に答弁いただきたい。


 次に、町内の政策会議について質問します。


 古谷町政後の政策会議なるものが本当に政策会議という名に相応しく機能しているのか。世間話の時間つぶしなのか、この場で明らかにしたいと考えます。


 1つ。一般質問は事前通告で、1週間の間検討する時間的余裕を与えてあります。1週間もの時間がありながら、最初の通告の質問にさえまともに答えようとしていません。一般質問の締め切りから答弁書の作成に至る流れを、この際聞いておきたい。


 議会は、真剣勝負の場です。緊張感を持って議場に、議会に望んでもらいたい。経営政策部長、答弁をしてください。


 2つ目。これに関連して、6月定例会で私が地方自治法第179条に違反すると申し上げた専決処分の問題であります。


 専決処分することに至った決裁の流れ、政策会議での決定について詳細に答弁をしてください。


 次に、解放同盟と庁舎管理について質問します。


 これまでも何回となく取り上げてきた問題です。解放同盟の大路忠夫氏が議会議長宛てに出してきた文書の中に、「2006年7月1日12時01分稲美町役場」とFAXを送信した記録が残っていました。つまり、町職員と解放同盟が一体になって文書を作成したということであります。解放同盟の大路忠夫氏に町職員の誰からFAXを受け取ったのか問い質せば事実関係は明らかにできます。古谷町長には、全容を調査し、公表する義務があります。改めて全容の解明と町民への公開を望みます。


 最後に、マニフェストについて質問します。


 マニフェストの1年目の通信簿なるものが新聞折り込みで公表されました。全部について質す時間がありませんから、幾つかの問題に絞って質問します。


 1つ、役場職員に役職定年制度を導入し、職員の若返りを図り、人件費の削減を図ります。これは、進行中となっております。


 2つ目、月に1回タウンミーティングを開催します。これは、完了となっています。


 3つ目、地元事業者育成で町内雇用拡大を図ります。かなり進行中となっています。


 4つ目、中学校の給食については、保護者の意見を聞き、試験的に実施します。これは、完了となっています。


 以上の点について、町長の所見を聞きたい。マニフェストで約束しながら、都合が悪いのか、通信簿では無視されたものがあります。あなたが温水プールと呼んできた健康づくり施設は、体育文化施設への転換を模索しますとありました。まちづくり基本条例は本当に必要な内容か、再度皆さんに問いかけますとありました。これらは、通信簿では無視されています。この点について所見をお聞かせください。


 以上、私の一般質問といたします。


○議長(吉岡敏子)  古谷 博町長。


○町長(古谷 博) (登壇)  まず、冒頭1点目の介護保険の問題でございますけれども、この問題につきましては、私は公選法にも違反しないし、あるいは町議会議員選挙の妨害ともいうふうに理解をいたしておりません。当然、町民が知り得るべきところをお示ししただけで、あるいは誤解を受けてはお互いに不都合でございますので、実のあるところを町行政の立場で詳細に広報を通じて説明したわけでございます。ご理解賜りますようにお願い申し上げます。


 なお、2つ目にマニフェストでございますけれども、通信簿というふうに、これはいろいろな呼び方でされておりますけれども、これは私が自分の1年間を振り返ってつけたものではございません。つけられた生徒が先生に、逆にもっともっと評価されてもいいんではないかという感さえ私は持っております。しかしながら、これは「かがやく稲美をつくる会」が私の1年間を見まして、客観的につけられたものというふうに理解をせざるを得ない。したがいまして、これについて私が云々と、これは甘い、これは辛いと、これは抜けておるというふうなことをこの場で議論する、あるいは論評する立場にございませんので、差し控えたいと思います。


 あとは6月の定例議会でいろいろとお示しをしたとおりでございますし、考え方につきましても基本条例、そして温水プール、これは途中、温水プールというふうに私は申し上げておりました。しかし、行政、あるいは議会の場では健康増進施設というふうに、これが通っておりますので、私もそういう表現も随所では使わせていただいておりますので、決して本当に町民の税金を、血税を投入した事業を指して、私一個人の考え方をこの場に持ち込んだわけではございませんので、そのあたり誤解のないようにお願いを申し上げたいと思います。


 また、基本条例につきましては、町民の方から一切そういう話もございませんし、議会の場で、再度基本条例の制定をいう声もございません。したがいまして、これはまだ静観の状況でございますので、私は昨年の6月定例会にも申し上げましたように、決してこれを葬り去るとか、あるいは捨て去るというものではなくて、再度町民の議に付そうという立場で提案をし、再度表明したところでございますので、このあたりも誤解のないようにお願い申し上げたいと思います。


 木村議員の多様多岐にわたるご指摘につきましては、この1年間本当にお世話になりました。やっと2年目を迎えておりますけれども、木村議員のご発言の随所、多くの点で私自身意を同じくする面がたくさんございますけれども、やはりこのあたりは議論を経て、最終的には決めざるを得ない、まだ現在進行形のものもたくさんございますので、今後とも木村議員、いろいろとご発言を賜り、我々の行政に非のあるところは非を質し、賛意を示していただける部分は賛同をいただきたいと、こういうふうにお願い申し上げまして、答弁にかえたいと思います。


○議長(吉岡敏子)  茨木育夫経営政策部長。


○経営政策部長(茨木育夫)  それでは、ご指名でございますので、私の方から2点目の政策会議について。


 まず1点目は、一般質問の答弁書作成の流れの問題をお尋ねでございます。議会から通告を受けた後ですね、町長を除く副町長、教育長、それから部長会、こういったメンバーで、最終的な庁議で決定する事前の準備会をやります。そこで、質問の内容をよくメンバーで検討し、それぞれの担当、事務事業の質問事項を各部課に持って帰りまして、課長、係長とも協議の上で、まず素案の答弁書を作成いたします。


 その後ですね、庁議までに部長会を開催し、それぞれの立場から回答内容を検討いたします。そこで、素案ができるわけでございます。


 それからですね、町長を入れる庁議メンバーで最終の回答書を作成し、回答者を合わせて決定しております。


 こういう流れでございます。


 2点目の専決処分の問題でございます。これは、地方自治法で、議員もおっしゃるように、専決処分の要件の明確化という改正が背景でございます。それからもう1点ですね、なぜ事業を休止するのか、あるいは中断、先送りするのかという説明責任の部分で、委員会に報告してないという問題を含めまして、非常に反省点があるという認識はいたしておりますが、自治法の違反という点については、これは町長の裁量権の範囲で、違反ではございませんということを明確に前回もお話をさせていただいたとおりでございますが、とりわけ、あくまで専決は補充手段でございますので、議員のおっしゃるように、これからは決定後速やかに、次の開催議会で補正をし、あるいは委員会でその旨を説明していくと、こういうことで前のときもお答えをさせていただいておりますが、今後そういうことのないように努めてまいりたいと思います。


 それから、全体的なお話を、政策会議のことをお話しますが、町の重要な施策を協議する会議として政策会議がございます。必要に応じて町長が招集をいたします。関係部課長を交えて協議をしております。定例の庁議におきましても、部長より重要案件について協議をすることもございます。協議した結果については、必要に応じ伺い書により決裁をとり、事務事業を推進しております。


 なお、予算につきましては、各部とも町長ヒアリング時において政策会議、あるいは庁議等の結果を踏まえて予算措置をしております。3月の専決処分につきましては、庁議や予算ヒアリングで決定したものでございます。


 続いて、解放同盟と庁舎管理の問題でございます。


 この質問につきましては、昨年の決算委員会以降各定例会でお尋ねでございます。この基本的な考え方は変わってございません。すでに事実関係の調査を終え、事実関係が確認ができておりませんから、大路忠夫氏に町からは問い質す考えはございません。


 ただ、そういう庁用備品が内部外部を問わず使われるという問題につきましては、何度もお答えをしておりますとおり、庁舎管理の強化に努め、これの再発防止に現在努めておりますという基本的な回答は変わりません。


 以上でございます。


○議長(吉岡敏子)  1番、木村圭二議員。


○1番(木村圭二)  まさかあれが介護保険の答弁とは思いませんでした。これも本当に緊張感がない、事前通告の内容さえもまともに答弁ひとつしない、私は非常に遺憾に思います。


 6月定例会で、先ほど出ましたけれども、決裁、専決処分をされました。専決処分の全体の金額は、5億3,311万9,000円です。そのうち介護保険特別会計の決裁の金額は幾らですか。


○議長(吉岡敏子)  福井宣司健康福祉部長。


○健康福祉部長(福井宣司)  今手持ち資料がございませんので、はっきりした金額をお答えすることはできません。


○議長(吉岡敏子)  1番、木村圭二議員。


○1番(木村圭二)  介護保険特別会計の予算決算さえもこの場に持ってきていない、これも本当に緊張感のない、私は対応だと思います。当然、介護保険の一般質問なんですから、それに関係する資料というのは持ってくるのが当然でしょう、勉強するのが。それ以上言いませんが、6月定例会で5億3,3311万9,000円、一般会計全ての専決処分を行いました。このうち1億2,399万6,000円、これが介護保険であなた方が行った決裁、専決処分です。議会にかけないで勝手に決裁したのが1億2,000万円です。


 そこで、お尋ねをしておきたい。町長、あなたは、「播磨町並に介護保険料を下げたい」と、「願望です」というふうに答弁をされました。7,700万円、決裁で少し上がりましたけど、7,700万円の積立金の、わずか2,700万円を取り崩すだけで、播磨町並の介護保険料が実現できるわけです。あなたが1億2,000万円の決裁を、介護保険特別会計だけでも専決処分やったんですよ。わずか2,700万円程度の金額で専決処分すれば、播磨町並の介護保険料が実現するじゃありませんか。町長、どうですか。


○議長(吉岡敏子)  米田有三副町長。


○副町長(米田有三)  ご質問の論点が少し違うんではないかなというような気がします。基本的に介護保険、1億2,000万円余りの専決処分をいたしました。それは、いろんな経費を集めて基金にいくもの等々でございます。その中からもまた国県返納金等々がありまして、実質8,000万円前後のお金が18、19、20年度の3カ年、介護保険事業の中で運用できるであろうということで、我々の方も初年度としてはいい滑り出しであると。これはずっと同じ質問で同じお答えをしておるところでございます。


 2,700万円という話がございますが、これは1年度分だけの減額をされるという過程の質問というふうに思いますが、介護保険は今言いましたように3カ年の事業計画で臨んでおりますので、木村議員のご質問ですと1年だけ下げればいいという形のご質問でしょうか。少しそこらへんが疑問でございます。


○議長(吉岡敏子)  1番、木村圭二議員。


○1番(木村圭二)  私は1年間ですよ、1年間で7,700万円取り過ぎておったと。1年間ですよ。1年間で7,700万円取り過ぎておったんです。その1年間分を、わずか2,700万円を取り崩せば、播磨町並の介護保険料にできるんでしょう。1年分で7,700万円貯まったんです。だから、私はその分の1年間の話をしているんです。掛ける3にすれば2億数千万円になるかもしりません。そうでしょう。


 部長、聞きますが、そうしますと介護保険事業計画で、あなたは18年度、介護保険料を幾ら想定しておったんですか、もともとは。計画では。言うてください。


 3億2,500万円ですよ、計画では。計画では3億2,500万円です。これは、介護保険事業計画の3年間の計画ですよ。その1年目は3億2,500万円です。ところが、決算では3億6,900万円、決算では。事実でも実際の収入でも、計画よりも多いんです、介護保険料とったのは。計画よりも大幅に介護保険料取り過ぎておったというのは事実ですよ。


 少し質問の方向を変えます。答弁できないでしょうから。


 8月の広報いなみで介護保険の特集を組んでいます。先ほど町長から答弁ありましたけれども、これは介護保険料引き下げを求める住民運動に対する妨害ではありませんか。もう一度、町長、答弁してください。


○議長(吉岡敏子)  米田有三副町長。


○副町長(米田有三)  これも先ほど町長がお答えをいたしましたように、町長が就任して1年間、木村議員と町長が各議会開催中に何度も議論されております。その中で、みんなによく介護保険の制度を知らせていくべきではないか、なぜそうなっているのか、どういうふうになるのかということのご指摘もございました。そういう中で、その都度介護保険の制度、今の現状、そして将来の予想ができる範囲でお知らせをしていくと、それが今回の介護保険の特集でございます。なにも、毎年できるだけ情報サービスを啓発していって、住民の方々にどういうことで介護保険制度がなっているのか、また料金決定がどうなっているのかということのお知らせをしているものでありますので、木村議員のご指摘には当たらないと、このように思っております。


○議長(吉岡敏子)  1番、木村圭二議員。


○1番(木村圭二)  先ほど町長は、住民の皆さんに公表していくんだと、この実態につきましてね。私は、それが正確な内容であればそれでけっこうですよ。しかし、この公表の内容には重大な捏造があります。捏造です。


 町長、あなたは介護保険料の引き下げをしたいんでしょう、したくないんですか。町民の皆さんに約束したんでしょう。そのための努力はどうするんですか。具体的にですね、8月の広報では「介護保険料を引き下げるために」という大きな見出しが出てました。引き下げるためにどうするんですか。大変な捏造の記事です、あれは。答えてください。


○議長(吉岡敏子)  米田有三副町長。


○副町長(米田有三)  広報の8月号の8ページに、タイトル的には「介護保険料を引き下げるために」ということで、「いつまでも健康でいきいきとした生活」という形のことを上げておりますが、これが何か捏造に当たりますか。


○議長(吉岡敏子)  1番、木村圭二議員。


○1番(木村圭二)  結局ですね、住民の皆さん、施設の入所をあまりしないでくださいよと、介護給付を、介護保険を使わないでくださいよということを書いておりますね。そうすると、介護保険料下がるんですよということを書いておるんです、この中に。「1人当たりの介護給付費を適正に」、施設入所者をなるべく減らすと。違うでしょう、実態は。あなた方が7,700万円取り過ぎたんですよ。取り過ぎた介護保険料をお返しすれば、すぐに引き下げできるじゃありませんか。なぜそういうことを考えんのですか。事実をまだわからないんですか。これは住民の世論の誘導ですよ、これは。私はそのことを申し上げておるんです。なぜ7,700万円取り過ぎておりましたと、皆さんから。それで7,700万円余っています、一言も書いていませんよ、この中に。いかがですか。


○議長(吉岡敏子)  米田有三副町長。


○副町長(米田有三)  その8ページの広報の下の段に、「介護保険会計の健全化のために」というタイトルで、「18年度介護給付費準備基金への積み立てができておりますが」等々の説明書きをいたしまして、「第4期の介護保険事業計画に反映させていきたい」という旨を書かせていただいております。


○議長(吉岡敏子)  1番、木村圭二議員。


○1番(木村圭二)  私が申し上げているのは、事実、事実ですよ、介護保険料を7,700万円取り過ぎておりましたと、7,700万円余りましたということが一言も書いていませんよ。介護保険料を下げるためには、あなた方が介護給付費を使うのをやめなさい、施設に入るのをやめなさい、そのことによって介護保険料が下がりますよということを書いていますよ、ここには。介護保険料を下げるには、お返しすればいいんじゃないんですか。1ヶ月平均3,800円でよかったんです、稲美町の介護保険料は。それだけ取り過ぎておったんですよ、そのことの広報が一言もないんです。一言もありません。これは、世論の誘導でしかないと、私は思います。


○議長(吉岡敏子)  米田有三副町長。


○副町長(米田有三)  それは木村さんの、先生の方の理屈でございまして、我々の方は介護保険事業を、この前の議会でもお話しましたように、健全に運営をしていくというふうな責務がございます。その中で、18年度予定よりも少し多い目の基金が積めた。ところが、介護保険事業というのは18、19、20、3カ年で計画しております。18年度は予定よりも少なく済んだが、19、20も必ず予定よりも少なく済むという想定はまだ早いんではないかと。そういう意味で、今もご説明申し上げました、次の21年度以降の事業の3カ年、第4次計画において、それぞれ今の第3次の分で、たとえ少しでも基金ができれば住民の皆さんに還元できるんではないかというふうに考えております。


 それから、使うな、施設に入るなというふうなことは申しておりません。介護保険の最初のときにもよくお話が出てたんですが、やはり当事者、介護を受ける当事者の方々はできるだけ元気でいたいし、できるだけ在宅でおりたい、そういう制度の構築をしていくということで我々の方もがんばっていきたいというふうに思っております。


○議長(吉岡敏子)  1番、木村圭二議員。


○1番(木村圭二)  言いますよ、稲美町周辺市町に多くの介護施設が立地されているため、他市町に比べ施設入所率が高いという現状にありますが、なるべく在宅介護を薦め、比較的利用料の高い施設入所を減らし、比較的利用料の高い施設入所者を減らし、介護給付費の縮減を図っていきます。使うなということですよ。施設に入るなということですよ。言い替えれば。


 7,700万円も取り過ぎておって、介護保険料を。そんなことは知らん存ぜぬで横に置いておいて、あなた方介護給付を使うなと、施設に入るなということで、住民に広報をしているだけです。私はそういう考えは改めていただきたいというふうに申し上げておきたいと思います。


 もう一度、方向を変えます。


 町会議員選挙が間近に迫っていますから、あえて私は議員の名前は申し上げませんが、これはですね、A議員、B議員、2人が町政レポートとして出した資料です。ごらんください。同じ資料です、字体が違うだけですよ。同じ資料です。第1期、第2期、第3期、期間、稲美町、兵庫県平均と書いて、町政レポートとして出した、A議員、B議員が出した町政レポートですよ。全く同じです。これは、あなた方が介護保険料引き下げに反対をしている議員に対して、こういう資料を提供して、そして掲載させ、住民に配付させると。一方では広報で配付をし、議員に対しては介護保険料引き下げに反対をしている議員に対して、こうした資料を提供して配付をさせていると、私は思わざるを得ません。いかがですか。


○議長(吉岡敏子)  米田有三副町長。


○副町長(米田有三)  まず、入所の関係で、入所するなというふうな形でPRしているんではないかというのは、重ねて、我々はそういう意味でなくて、家族で最後まで家の中で過ごしていけるようにというふうな方策をとっていきたいということでございますので、やむを得ず入所する場合は、それはもちろん入所していただければいいというふうに考えております。


 先ほど、各議員のお話が出ておりましたが、それらについては我々の関知するところではございません。


 それから、引き下げを望んでいないという方が反対しているという論調でございましたが、我々ももちろん、議員さん方も引き下げをしていきたいという気持ちは持っておられると思います。ただ、介護保険制度をしっかりと運営していくには、3カ年計画をしっかりと達成した後に引き下げ、引き下げでないという結論に持っていきたいというところを誤解のないようにしていただきたいと思います。


○議長(吉岡敏子)  1番、木村圭二議員。


○1番(木村圭二)  6月定例会ではですね、この介護保険の質問に対して、2回目以降の質問を、質問と答弁をお互いに原稿を読み合うということが傍聴席から見えたそうですよ、傍聴席から。無茶ですわ。2回目以降の質問に対しても、ちゃんとお互いに打ち合わせをして原稿さえつくって、お互いが読み合わせをするというのはね、これも異常ですよ。こんなことをあなた方は、あらゆる手を使って介護保険料引き下げの運動を抑えよう、静めようということしかないと私は思います。こういったことに対しても反省はありませんか、いかがですか。


○議長(吉岡敏子)  米田有三副町長。


○副町長(米田有三)  それぞれ一般質問に際しましては、通告の質問、そしてまた二度目以降の質問について想定をして原稿をつくっております。それを読んだということでございますので、何ら問題はないというふうに思っています。


○議長(吉岡敏子)  1番、木村圭二議員。


○1番(木村圭二)  2回目以降の質問というのは通告にない質問ですよ。それをお互いに原稿を読み合うということはね、私は本当に恥ずかしい、議員として思います。また議会としても緊張感のない、私は本当にひどい議会になったなというふうに思わざるを得ません。私は、介護保険料の引き下げにつきましては、ずっと申し上げてきましたけれども、専決処分で町長が、6月で1億2,000万円の専決処分をしたわけです、議会にかけないで。十分これは、わずか2,700万円、播磨町と同じ介護保険料にしようと思えば、専決処分でできる問題です、議会にかける時間的余裕がなかったら。時間的余裕がないんですから、すぐにでもやろうと思えばできます。町長の決断で、介護保険料の引き下げができるわけです。私はそのことを強く求めておきたい。町長にもう一度答弁をいただきたいと思います。


○議長(吉岡敏子)  米田有三副町長。


○副町長(米田有三)  このご質問も、もう何度目かだと思います。その都度お答えをいたしております。町長は、マニフェストに確かに介護保険の引き下げをしていきたいということを掲げられております。そういう意味で、任期4年間、1期で4年間でございますので、その間に介護保険事業を確実に実施しながら、なおかつ引き下げの方向へ努力をしていくということで、目下努力しているところでございます。


○議長(吉岡敏子)  1番、木村圭二議員。


○1番(木村圭二)  住民の願いは、1日も早く介護保険料を下げてほしいというのが住民の願いです。私は、その願いに応えていただきたいということを強く申し上げておきます。


 政策会議であります。


 私は、政策会議の議事録の公開を求めました。町長からの回答は、全面非公開、公開しないという回答でした。私は、情報公開をすれば、なぜできないのか、情報公開をすれば、それこそ皆さんに全ての流れがわかるでしょうというふうに申し上げておきたいと思いますけれども、なぜ情報公開が、政策会議の情報公開ができないんですか。


○議長(吉岡敏子)  茨木育夫経営政策部長。


○経営政策部長(茨木育夫)  情報公開のことでお尋ねでございます。確かに議員から政策会議の会議録を公開せえという請求がございまして、非公開という考え方でお答えを差し上げ、異議の申し立てが出ましてですね、現在、我々の解釈が正しいかどうか、あるいは部分開示ができるのかどうか、今現在検討中でございます。速やかにということでございますので、追って我々が非公開ということで審査会に説明するという方向にいくのか、あるいは今申しましたように、少し部分公開の道もあるんではないかという、今検討中でございますので、そのことでお答えにかえたいと思います。


○議長(吉岡敏子)  1番、木村圭二議員。


○1番(木村圭二)  尼崎市はですね、政策会議を住民に公開をしています。政策会議の傍聴を認めております。それからいきましても、私は本当に、この情報公開という流れに逆行する、本当にひどい対応だなというふうに思います。あなた方に瑕疵がないんなら、間違ってないんなら、十分全面的に公開して、どうぞ見てくださいよと、このとおりですよということが言えるはずですよ。できないということは、どこかに瑕疵があるのかな、だから公開できないのかな、いろんなことを考えざるを得ません。間違ってないんであれば、事実関係がそのとおりであれば、公開すればいい話ですよ。もう一度お尋ねしたいと思います。公開できないんですか。


○議長(吉岡敏子)  茨木育夫経営政策部長。


○経営政策部長(茨木育夫)  まあ、議員おっしゃるとおりです。情報は公開が原則でございますし、そういう考えに立っての検討をもちろんしておるつもりでございます。ただ、内部資料、それから政策会議の経過でいろんなメンバーが個々に本音で語り合っております。そのことの経過がですね、公開することを前提にすれば、非常にものが言いにくく、発言が阻害される、こういうことを考えますとね、内部資料の経過については、むしろ非公開が正しい考え方ではないかなと、このことは一番の中身でございます。


 が、しかしですね、そういう部分的な公開ができるのかどうか、現状で今検討をしておる最中でございます。


○議長(吉岡敏子)  1番、木村圭二議員。


○1番(木村圭二)  政策会議の会議録の公開をぜひとも全面公開をやってもらいたいというふうに申し上げておきます。


 議会運営委員会で、愛媛県の伊予市へ行政視察に行きました。愛媛県の伊予市では、2日間あれば責任ある答弁ができます。2日間の時間をもらいたいと。2日間あれば、十分責任ある答弁ができますというふうに言われております。稲美町の場合は1週間ですよ、今回は特例で月曜の締め切りで金曜日ですけれども、月曜日締め切って月曜日ですよ、大体。1週間の時間があるのに、例えば6月定例会で専決処分の点につきまして、具体的に個々の事例で、この事業について、事務事業評価についてはいつ決裁したんですか、いつ決めたんですか、いつ決裁したんですかということを全部言うてくださいと言っても答えませんでした。それは、事前通告で出しておっても答えないんですよ。事前通告でさえもあなた方答えないんですよ。政策会議というのは本当に機能しているんですか。緊張感を持って議場に臨もうという、そんな姿勢がありますか。私は、非常に疑問に思います。


 2回目、3回目の質問をしたって、返ってこないんです、答えが。最初から答弁書をつくっておるから、それ以上答えられないかしれませんけど、答弁書をつくる段階で間違っておるんですよ。質問に答えてないんですから。そのことは、いかがですか。そういう認識ありませんか。


○議長(吉岡敏子)  茨木育夫経営政策部長。


○経営政策部長(茨木育夫)  議会の場はですね、議員がおっしゃるように、町長以下我々部長もあわせてですね、緊張感を持って臨んでおるということを強く主張しておきたいと思います。


 で、政策会議も町の重要施策ですから、なにも議員がおっしゃるような形態で会議は進めておりません。慎重に予算のこと、あるいは主要事業のこと、熱心に議論をしておることをお伝えしておきたいと思います。


 それから、情報公開ですが、議員おっしゃるように基本的には公開が原則でございますが、経過がなぜいるのか、我々行政に一番近い議員がですね、なぜその経過が必要なのか。まあ、我々の説明責任の部分で、こういう理由で事業を休止します、あるいは次年度へ事業を送りますとかですね、そういう理由がはっきりしておれば、経過は必要ないのではと、これがそもそもの公開に関する我々の出発点でございます。


 それから、町民に混乱を、部分開示でして、ある部分だけを取り上げてそういう情報活動をされますと、かえって町民の間に混乱が生じる恐れがあります。はっきり申し上げまして、この2点で開示をしないと、あるいは出席した者が全部経過の議論がわかってしまう、この2点で我々は非開示という決断をしたということでございます。


○議長(吉岡敏子)  1番、木村圭二議員。


○1番(木村圭二)  それはもう、基本的におかしいと思いますね。前町政のときには、各種審議会の会議録等も全面的に公開すると。ある委員会では名前さえも公開して、誰がどういう発言をしたかということまでさえも公開しているんですよ。そのことは高くマスコミでも評価されました。稲美町では、介護保険の事業計画策定するのにこれだけの資料をホームページから出すぐらいのことを載せているんです。それをですね、こんないとも簡単に、誰が発言したからまずいんだとかね、これはもう基本的に間違っていますね。基本的な姿勢がやはり、私は違うと思います。基本的な姿勢が。


 私は、そういう意味では、情報の公開というのは基本においていただいて、ものごとの判断を進めてもらいたい。公開が基本ですよ。公開が基本です。そのことを私は申し上げておきたいと思います。ぜひとも政策会議の会議録は全面公開をするように、強く申し上げておきます。


 庁舎管理につきまして、事実関係は、あなた方自身はそれでいいんです。私が申し上げておるのは、受け取った本人に、ご本人に、誰から受け取ったんですかということを聞けば、誰が送ったかということはすぐわかる話です。「調査したけれどもわかりませんでした」と。それは調査ではありません。相手方の、FAXを受け取った大路忠夫氏に対して、誰から受け取ったんですかということを調査すれば、事実関係はすぐに明らかにできるんです。できない理由があるんですか。できないんですか。できないんですか。しようとしないんですか。答えてください。


○議長(吉岡敏子)  茨木育夫経営政策部長。


○経営政策部長(茨木育夫)  情報公開のことはですね、議員のご意見もよく尊重しながら、今議論をしておる最中でございますので、早急に決断をしたいと考えます。


 それから、大路忠夫氏の問題は、前にも言いましたが、町の流出してはいけない行政情報であればですね、これは大変な問題ですから、我々は徹底的に追求せないかんとは思いますが、ネット上で誰もが入手できるとなりますと、我々庁舎管理者としては、庁用備品を、内外を問わず、使ったという行為が問題であります。犯人捜しよりもそのことを防止しないと、今はこういう考えを先行して、これまでお答えをしてきたとおりでございます。


○議長(吉岡敏子)  1番、木村圭二議員。


○1番(木村圭二)  庁舎管理の責任者である町長にはですね、全容を調査し、それを公表する義務がある、これは私どもの聞いた弁護士の判断であります。町長には、調査し、公表をする義務があるというふうに明確に言われております。また、弁護士がそういうふうに言わなくてもですね、当然のこととして、当事者がわかっておるわけですから、片方の、半分の。その方に聞けばすぐにわかることです。それが聞けないということ自体は、私は休憩中に町長と大路忠夫氏がお茶を飲みながら、笑いながら話をしている、私は現場を見ました。私は、そういう実態では、それはなるほど聞けないかもしれません。でも、庁舎管理の責任者ですよ、町長は。3万町民の命と財産を預かっているんです。その自覚を持ってですね、この問題でも対応をしてもらいたいというふうに強く申し上げておきます。


 マニフェストにつきまして。


 私がつくったものじゃないという趣旨の答弁でございましたが、そんな無責任な話ではすみません。マニフェストというのは、これは町民との約束です。そして、マニフェストの、この通信簿をつくったのは、あなたの後援会長である竹内哲氏が発行したものであります。ですから、これについて私は関知しません、知りませんでは通りません。町長、これは、当然私が申し上げた点につきまして、釈明なり回答するなり、これは答弁するのが町長としての責任であります。いかがですか。


○議長(吉岡敏子)  古谷 博町長。


○町長(古谷 博)  冒頭に申し上げましたように、私だったらもっと甘い点をつけますし、もっと辛いところもございます。しかしこれは私自身が、これが正しいとも間違っておるとも言う立場にないというのは事実でございますので、あえて再度申し上げます。通信簿は本人がつけるものではございませんので、そのために私自身がこれを聞かれましても、先ほども申し上げましたけれども、マニフェストは町長が出したものではございません。発行者、発行責任者書いてございますように、政治団体が出したものでございますので、それを町長候補予定者の古谷に提言をすると、明言されておるのがマニフェストでございます。これを1年経った今日、どのように施策が具体化しているかという評定を通知簿として出しておるわけでございます。そのところ、ご理解を賜りたいと思います。


○議長(吉岡敏子)  1番、木村圭二議員。


○1番(木村圭二)  また答弁が後退したように思います。途中では、最初の答弁では、町外の有識者と相談をしておるとか、マニフェストは毎日毎日変わるものだとか、無責任な発言をしておりましたけれども、予算委員会では、マニフェストについては、4年間かけて着実に実行していきたいという趣旨の答弁ございました。ところが、今回また違った答弁ですね。私とマニフェストは違いますと、関係ありませんねんという答弁では、これはやっぱり無責任ですよ。マニフェストは4年間、町民の皆さんに約束をしたことなんですよ。その認識を持ってくださいよ。途中で認識が変わったんですけれども、また変わりましたね。


 それでは、聞いていきますよ。役場職員に役職定年制度を導入し、職員の若返りを図り、人件費の削減を図ります。これは、マニフェストから言いますと、町長自身どうですか。どう思いますか。今、どこまで進んでいるんですか。


○議長(吉岡敏子)  米田有三副町長。


○副町長(米田有三)  先ほどの大路さんの件で一言だけ。まあ、我々の方は、いつもいつも申し上げております。職員の方から、誰も、確認したところ、大路さんの方に送った者がいないというのが事実でございます。それを付け加えておきます。


 それから、マニフェストの一番目のことについて、町長へのご質問でございますが、今、三位一体、役所の中は非常に財政的には苦しい状態になっております。そういう中で、人員の、人件費の削減、これについて大いに努めておるところでございます。


○議長(吉岡敏子)  1番、木村圭二議員。


○1番(木村圭二)  月に1回タウンミーティングを開催します。これは完了です。町長自身、どう思いますか。これは完了しているんですか。いかがですか。


○議長(吉岡敏子)  古谷 博町長。


○町長(古谷 博)  何度申し上げてもおわかりいただけんようでございます。私がつけた評価ではございませんので、これはいくら、警察の拷問じゃないですけれども、これでもかこれでもか、しまいに苦しまぎれに「わかりました」と言いたいところですけど、そうはまいりません。


○議長(吉岡敏子)  1番、木村圭二議員。


○1番(木村圭二)  マニフェストにはこう書いてありますが、あなた自身どうなんですかと聞いているんです。あなた自身が、町長自身は、月に1回タウンミーティング開催しますということに、このマニフェストに対してあなた自身は、これは今もう実行したんだと、終わったんだという認識を持っておるんですかと。いや、これからなんですよという認識を持っているんですかと、そのことを町長自身に私聞いているんですよ。そのことを答えてください。


○議長(吉岡敏子)  古谷 博町長。


○町長(古谷 博)  毎月1回とは書いてないように思います。月に1回と、月に1回しかできないという意味で、これは書いておるんです。非常に込み入った表現をしていると思います。といいますのは、はっきりやりますとしなきゃならん。ところが、相手のいる問題でございます。実は、今月、明日ですけれども、明日も随所でやりますけれども、これをタウンミーティングと言うのか言わないのかと、このへんの評価を、また木村議員とは平行線がたくさんございましょう。私は、もう過去何回となくやってまいっておるつもりでおります。


○議長(吉岡敏子)  1番、木村圭二議員。


○1番(木村圭二)  車ですれちがって、農道で立ち話をして、これで住民の意見を聞きましたんですと、それをあなた、健康づくり施設の住民の皆さんの意見を聞きますということに対してそういう答弁をしましたよ、無責任ですよ。何回住民の、公開の意見を聞く場をつくったんですかとお訪ねしましたら、車を運転して、車ですれちがって、農道で「オッス」という話をして、それで、これで住民の話を私聞いてますねんと、こんな無茶な話ないですよ。あなたは住民の皆さんの声を聞きますというふうに言ったんです。ところがですね、実態はそうですよ、答弁は。会議録残っています。今の問題でも、毎月とは書いてない、無茶です、こんな答弁は。


 地元事業者育成で、町内雇用拡大図りますということに関しては、町長自身、あなた自身どう思いますか。


○議長(吉岡敏子)  古谷 博町長。


○町長(古谷 博)  私は、自慢は言いたくない性格でございますけれども、これはぜひとも自慢させていただきます。町内に某有名食品加工企業を導入いたしました。こんなことを1年でやった町長はおりません。


○議長(吉岡敏子)  1番、木村圭二議員。


○1番(木村圭二)  町内の雇用拡大が具体的にどう進んだんですかということを聞いておるんです。企業誘致は別の話です。企業誘致は企業誘致で、前町長のときから優先的に税金の減免とかですね、そういう制度を持っております。私が聞いておりますのは、町内の雇用拡大、町民の皆さんの働く場の、実際に働いたということに対する具体的な数字ですよ、お答えください。


○議長(吉岡敏子)  古谷 博町長。


○町長(古谷 博)  町内の雇用促進百数十人、パートも含めまして促進されております。しかしながら、タイミングが悪くて、税の減免にまでは及んでおりません。と申しますのは、税の減免までということになりますと議会の了解がいると。タイミングに非常にずれがございましたので、申し訳なかったんですけれども、助成はせずに雇用の促進だけをしていただいております。


 以上でございます。


○議長(吉岡敏子)  1番、木村圭二議員。


○1番(木村圭二)  中学校の給食については保護者の意見を聞き、試験的に実施します。これは、現在どこまでいっていますか。


○議長(吉岡敏子)  古谷 博町長。


○町長(古谷 博)  これは小学校と中学校と抱き合わせの項目で、政治団体の方が評価をしたようでございます。私は、中学の問題についても完了したというふうには思っておりません。進行中やと思っています。しかしながら、一つの項目を見たときに、かがやく稲美をつくる会は、それを済んだというふうに評点しておるようでございますが、先ほど冒頭に申しましたように、私自身不満だというふうな、その項目にはございます。まだ進行中でございます。


○議長(吉岡敏子)  1番、木村圭二議員。


○1番(木村圭二)  進行中ではなくて、これから取り組む分なんでしょう、これは。これから取り組むんですね。取り組むという課題の中に入っているわけですね。その点をもう一度答弁してください。


○議長(吉岡敏子)  古谷 博町長。


○町長(古谷 博)  そのへんは、木村議員と私と若干と思い入れの差がございます。で、いつの段階でどれをどう評点するかというのは、これはもう議論分かつところだと思います。私は、まだ進行中だと思っています。木村議員はこれからでしょうと。そこで、手もつけてないのに完了としておるというふうなことで、またビラでやられますと、私自身も不本意でございますので、もう肝に銘じて失言、一言多いといつも議員に怒られるわけでございますけれども、今回はそのあたりでご容赦願いたいと思います。


○議長(吉岡敏子)  1番、木村圭二議員。


○1番(木村圭二)  まあ進行中にしても、これから取り組むにしても、これは検討課題として、現在の進行中でという答弁を使いますと、進行中だと、これから取り組むんだというふうに理解をさせてもらってよろしいですね。


 健康づくり施設につきましては、先ほど、昨年6月の所信表明で、はっきりと町長が答弁をされたのは、説明責任ですよ。税のむだづかいではないかと、多くの町民の皆さまの疑問に対し、十分な説明責任を果たしていることが重要であるというふうに言うております。この時点でもう変わったんですね。ところが、変わったんですけれども、そのことさえも実行しなかった。何を実行したかというと、先ほど申し上げたように、通りすがりに住民の方に話をして、少々意見を聞いたんですと。それで説明責任を果たしたんですよと、そういう答弁でしたよ。私は非常に無責任な答弁だと思っております。


 時間がまいりましたから、今日はこのへんでおきますけれども、私は介護保険料の引き下げをはじめとして、町民の皆さんの切実な要望に対して、真摯に耳を傾けて、ぜひとも一歩でも二歩でも前進に向かって取り組んでもらいたいということを強く申し上げて、私の今日の一般質問を終わります。


 答弁よろしいです。


○議長(吉岡敏子)  古谷 博町長。


○町長(古谷 博)  木村議員のするどいご指摘でございます。肝に銘じまして、今後の行政に反映させていきたいと、このように思いますので、よろしくお願いいたします。


 冒頭、随所で意を同じくするというのは中学の問題でございます。これは、党派を越えて当然取り組まなければならない問題だと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。


○議長(吉岡敏子)  以上で、1番、木村圭二議員の一般質問を終結いたします。


 しばらく休憩いたします。


              休 憩 午後 2時00分


             ……………………………………


              再 開 午後 2時10分


○議長(吉岡敏子)  休憩前に引き続き、会議を開きます。


 次に、5番、藤本 惠議員。


○5番(藤本 惠)  議長より貴重な時間を私の質問にお許しをいただきましたので、質問をさせていただきます。


 まず1点目は、少子化対策についてでございます。


 近年の少子化は、女性の社会進出の増大、地域の連携意識の希薄化、家庭の育児機能の低下等、子どもを取り巻く環境の大きな変化によるものと考えられます。住民の意向調査でも保育サービスの充実など、子育てと仕事の両立支援、若い世代の定住化を促進する施策が上位に上がっております。次代を担う子どもたちを安心して産み育てられ、子どもが健やかに育つ環境づくりを進めるとともに、少子化に歯止めをかける必要がございます。


 当町は、少子化対策の施策として、まず、?子供の健全育成の推進、?子育てを楽しむ意識づくり、?家庭における子育て支援、?子育てと仕事の両立支援、?良好な子育て環境づくりの体系で推進をしておられると思いますが、今述べさせていただきました?から?の具体的な施策、推進状況、成果、課題、そして将来目標をお伺いをいたします。


 2点目は、高齢者対策についてお伺いをいたします。社会に長年貢献されている高齢者が、健康でいきがいを持ち、いつまでも地域社会の一員として自立した生活を送ることができるように、高齢者福祉施策として次の5つのものが挙げられると思います。


 まず、?介護予防、生活支援の充実、?生きがいづくりと社会参加の促進、?地域ケア体制の充実、?福祉ボランティアの意識の向上、?専門職の人材確保、以上5つの柱で当町は推進をされておると思いますが、そこでお伺いをいたします。


 以上5つの具体的施策、推進状況、効果、課題、今後の目標についてお尋ねをいたします。


 さらに、上記の推進の結果として、介護保険の今後の推移についてもお伺いをいたします。


 3つ目は、人権についてお伺いをいたします。


 21世紀は人権の世紀と言われ、1997年7月に、「人権教育のための国連10年」に関する国内行動計画が策定され、2000年12月に「人権教育及び人権啓発に関する法律」が制定され、当町においても計画的に進められているところでございます。


 同和問題では、一部において依然として偏見が根深く存在し、潜在化の傾向が見られる等、同和問題の完全解決に至らず、結婚や就職などの差別が今なお残っているのは現状でございます。このことを踏まえ、今後どのような施策方針を推進されますか、お伺いをいたします。


 次に、障害者についてお伺いをいたします。


 本町においても、1999年に稲美町障害者基本計画を策定し、障害のある人をはじめ、全ての人の人権が尊重され、あらゆる面において差別のない平等な社会を目指す「ノーマライゼーション」の理念のもと、様々な障害者施策に取り組んでいただいております。


 そこで、次の3点についてお伺いをいたします。


 ?物理的障壁の整備という点で、稲美町の公共施設及び道路の自歩道でバリアフリーのまちづくりが十分整備をされているかどうか。また、できていなければ計画的に進められているかどうか、お伺いをいたします。


 2点目は、心理的障壁の解消について、具体的な施策の推進状況、効果、課題についてお伺いをいたします。


 ?制度的な障壁。障害者自立支援法により障害者の負担が増えてきたのではないかと思われますが、現状、今後の施策についてお伺いをいたします。


 以上で、私の一般質問とさせていただきます。


○議長(吉岡敏子)  古谷 博町長。


○町長(古谷 博) (登壇)  藤本議員の、多様多岐にわたるご質問でございます。それぞれに私の方からお答え申し上げたいところでございますけれども、なにぶんにもそれぞれの担当部長、もうすでに構えておるようでございますので、私の方からはどっちみち、先ほどの議論もございました介護保険料の今後の推移というところに恐らく議論が及ぶんじゃなかろうかという予防の意味も含めまして、18年度、19年度、20年度の、この第3次介護保険計画、これにつきましては給付金が、思うにまかせて、わりあい安くついたと言う結果でございます。来る21年度からの第4次、これにつきましては、恐らくや、まだまだ国の施策の推移を見守らなければなりませんけれども、必ずや町民の期待に沿えるように、普段の努力を続けるならば実行に移るんではなかろうかなと、このように見通しを立てておりますので、あらかじめて申し上げておきます。


○議長(吉岡敏子)  福井宣司健康福祉部長。


○健康福祉部長(福井宣司)  それでは、少子化対策についてでございますけれども、稲美町の少子化対策は、平成15年7月に制定された次世代育成支援対策推進法において、市町村に義務づけられた地域高度計画として、平成17年3月に策定した「いなみ子どもいきいきプラン2005」に基づき、推進をしているところでございます。


 この政策的な拠り所は、稲美町の第4次総合計画に求めております。その第2章第2節1、子供の健全育成の少子化問題への取り組みの施策体系は、議員のご指摘の5項目でございます。これを受けまして、行動計画「いなみ子どもいきいきプラン2005」では、次代を担う子供たちが健やかに生まれ育つ町を基本理念に、4つの基本目標ごとに評価指標と目標値を定め、計画の推進を図っているところでございます。


 推進につきましては、推進状況につきましては、計画の初年度が17年度でございますので、18年度において、17年度の進捗状況をとりまとめ、稲美町次世代育成支援対策行動計画推進協議会において評価をいただいた後、その内容を町のホームページで公表したところでございます。


 成果としましては、1番としまして、「子供がいきいきと健やかに育つまち」としまして、幼児健康診査の充実、いじめの解消、スクールカウンセリングの充実などでございます。


 2つ目としまして、「安心とゆとりを持って子育てを楽しむまち」として、妊産婦の後期健康診査の助成、児童手当や乳幼児医療助成の拡充などでございます。


 3つ目としまして、地域全体で子育てを支える町としまして、民生委員、児童委員によります相談支援の充実、また安全な通学路の確保などにおいてでございます。4つ目としまして、心身共に健全な、次代の親を育むまちとしましては、乳幼児とのふれあい体験の推進、職に関する生涯学習の場の提供などにおいて、平成21年度の目標に向け、関係確保の取り組みが着実に進んでおります。


 課題、そして将来目標でございます。


 17年度は計画の初年度ということもあり、その評価は各施策とも計画的に実施されているものの、目標値に対する推進状況を数字で表せないなどの課題が、次世代育成支援対策合同計画推進協議会より指摘されましたので、今後は具体的な数値を示して公表していくこととしております。


 また、総合計画は後期基本計画に改定されたため、22年度からの次期行動計画に向けた見直しに着手する必要があると考えております。


 続きまして、次の高齢化対策についてでございます。


 1つ目の介護予防、生活支援の充実についてでありますが、介護予防につきましてはいきいき広場、いきいきサロン、いきいきセミナーなど積極的に展開しています。今後はさらに開催地区を広げ、高齢者の皆さんが閉じこもるのではなく、住み慣れた地域でいつまでも元気で楽しめる場にするために取り組んでいきたいと考えております。


 次に、生活支援の充実につきましては、職の自立支援サービス事業、寝具乾燥サービス事業、外出支援サービス事業、安心ボタン緊急通報システム事業などにより、高齢者の安全の確保や不安の解消、高齢になってもできる限り自分らしく、住み慣れた地域でいきいきと暮らしていけるよう、生活機能の低下を予防する事業を今後も展開していきます。


 次に、2点目のいきがいづくりと社会参加の促進については、高齢者の生活が豊かなものであるためには、安心して生活できる基盤とともに、1人1人が生きがいを持って暮らしていくことが重要であると考えております。そのために、高齢者の生活にも就労の機会の充実、生涯学習、スポーツ、レクリエーションの活動などが必要であります。稲美町におきましても、就労機会充実のため、シルバー人材センターに支援を行っており、生涯学習の場として、コスモホールにおいてあたご大学を開講し、多くの高齢者の学習の場となっております。


 また、スポーツ、レクリエーション活動や交流の場として、総合福祉会館での老人会活動や、各小学校区で活動している校区まちづくり委員会などに積極的に支援を行っているところでございます。今後も、誰もが避けて通れない高齢化の中で、高齢者がいきがいを持って、健康で豊かな生活を送れるように支援を行っていきます。


 次に、3点目の地域ケア体制の充実については、在宅の高齢者、もしくは要介護者になる恐れのある高齢者の多様なニーズに対応するため、福祉、保険、医療などにかかる各種サービスを総合的に調整し、地域ケアの推進を図ることを目的に、地域ケア会議を開催し、介護保険サービスはもちろん、地域における社会資源を含めた地域ケアの向上に努めてまいります。


 次に、4点目の福祉ボランティア意識の向上については、家庭体験を行っております家庭介護教室では、在宅高齢者の介護者や、介護に関心のある皆さんを対象に、介護に関する基礎知識や基本的な介護技術を習得し、在宅介護の推進及び介護予防の普及啓発を図るために実施され、平成18年度においては延べ165人の方が参加されております。今後もボランティアセンターやボランティア協会を通じ、高齢者のボランティアへの積極的な参加を促し、高齢者のいきがいづくりや社会参加の機会の推進を図っていきます。


 次に、5点目の、専門職の人材確保につきましては、近年、医療制度の改正などが度々行われております。平成20年4月からは後期高齢者医療制度の創設などもあり、保健士をはじめとする専門的な人材の必要性が急務となっております。看護学校をはじめとする各種学校や大学病院等の医療機関などに協力を要請するとともに、近隣市町と連携をとりながら人材確保に努めていきたいと考えております。


 続きまして、3番の人権について、同和問題の今後のどのような施策方針で推進するかでございます。


 本町におきましては、平成12年12月制定された人権教育及び人権啓発推進に関する法律に基づき、同和問題をはじめとする様々な人権課題に対し、人権教育及び人権啓発に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、平成19年3月に稲美町人権教育及び人権啓発に関する基本計画を策定し、今後目指すべき重点的な目標と基本的な取り組みを明らかにするとともに、計画の着実な推進を図っているところでございます。


 また、計画が効果的に実施、実行されるよう、稲美町人権教育啓発推進協議会において、この進捗状況を評価していただきながら進めていくこととしております。


 特に、同和問題につきましては、長年にわたり差別のない心豊かな共生社会の実現を目指し、同和対策事業、地域改善対策事業を通じて、同和問題の解決に向けた取り組みを積み重ねてまいりました。その結果、住環境の改善等や差別意識の払拭に一定の成果を上げてきたと考えております。しかし、差別意識の現状については議員のご指摘のとおりでございます。そのため、町としては同和問題を自ら解決すべき身近な課題としてとらえるよう、教育委員会とも連携しながら、学校、地域、職場などへの様々な機会において、正しい理解と認識を深める教育及び啓発を進めてまいります。


 次に、障害者についてでございます。


 稲美町では、平成9年度に「稲美町福祉のまちづくり重点地区整備計画」を策定するとともに、平成17年3月に改定を行いました稲美町障害者基本計画の中において、整備計画に基づいた公共的な建築物や道路などの整備や改善を行うこととし、財政状況を勘案しながら計画的に整備を進めています。


 公共施設につきましては、より必要性、緊急性の高いものを優先し、そのほかは施設の建設、および改修時に合わせて順次バリアフリー等の整備を行っております。


 また、道路につきましても、道路改修などに合わせまして、順次段差の解消や防護策の設置などに努めております。


 次に、心理的障害の解消につきましては、平成18年度から専門的な資格や知識を持った相談員が対応する相談支援事業をはじめ、必要な情報の提供を行っております。さらに、実際に障害を持った方や、その家族が相談員として、その経験や体験により、障害者の気持ちがわかった相談を受けております。


 知的障害者相談員、身体障害者相談員の配置事業も行っており、好評を得ております。


 また、地域におけるバリアを取り除くためには、啓発、広報活動や福祉教育の推進が重要であります。稲美町では、平成3年から、12月3日から始まる障害者週間に人権福祉フェスティバルを開催し、障害者に対する差別や偏見の解消を図るとともに、障害者の権利擁護に努め、人権を大切にした、心身ともに障壁のない共生社会の実現を目指しているところでございます。


 次に、障害者自立支援制度は全国統一の制度であり、稲美町だけでどうすることもできませんが、障害者の自立を支援し、障害者が今まで以上に安心して生活できるよう、障害者やその家族などからの相談に応じたり、必要な情報の提供や助言、障害者福祉サービスの利用支援など、町としてできることを積極的に支援していきたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(吉岡敏子)  5番、藤本 惠議員。


○5番(藤本 惠)  たくさんのご答弁がありましたので、まただぶった質問になるかもわかりませんが、お許しを願いたいと思います。


 まず、少子化の問題についてお伺いをしたいんですが、今日の新聞ですかね、加古川市で子育て支援強化ということで、今回から出産直後の家事や育児負担をやわらげる産後家事ヘルパー派遣とか、携帯メールで相談できるというような記事が出ておりました。それで、またテレビの番組なんですが、子供2人おられて3人目の子供ができた。その子供を育てたいんですが自信が持てないということで、子供を産むことを断念したいというようなご相談をされておられた方がおられました。現実に、格差社会になってきて、本当に子供がほしくても子供がつくれない、また子供が多すぎて育てる自信がない、このような問題が多々あろうかと思うんですが、稲美町が独自に、やはりそのへんのところをなんとかひとつできないかと。例えば、3人目の子供ができたときに、その3人目の子供さんの義務教育の間全て医療無料、例えばその子供さん3人とも医療無料、そういうような方法を考えていくことによって、少しでもそういうふうなところがやわらげれるのではないかと思いますが、そういうような考え方も含めてですね、稲美町の今後子供たちをどうして、少子化対策を、どのような対策をとっていくのかというお考えも合わせた中でお答えをいただけたらなと思うんですけど。


○議長(吉岡敏子)  福井宣司健康福祉部長。


○健康福祉部長(福井宣司)  今日の新聞で、加古川市の出産後のヘルパー派遣ということでございます。加古川市は本年度、この8月から開始をされるということを聞いております。稲美町では平成13年4月からエンゼルヘルパーの派遣ということで、もう既に稲美町では行っております。そして、現在家事援助につきましては、自己負担額760円、子守、家事援助につきましては時間1,200円。で、多胎児家庭につきましては、3歳到達までは無料で現在行っておりまして、かなり効果、需要の多い状況でございます。先日も補正予算で補正をさせていただいたというような経過がございます。


 ということで、町としましてはできるだけ子育て支援、いわゆる子育て相談も含みまして支援をしているところでございます。町の子育ての相談につきましては、年間241件が予防接種関係、健康づくり関係での相談をいただいております。育児に関する相談は210件ほどいただいて、年間450件ほどの相談を受けていると、このような状況で、かなり皆さん、いわゆる核家族が多くなったということもございます。そういう相談が非常に多いというような現状でございます。そういうことを受けまして、町の方も児童館、子育て支援センター、地域福祉課、それと健康福祉の保健士を対象に相談事業をやっております。


 今後、今言いましたように3人目の子供の支援、ご提案いただきましたけれども、町として財政の状況もございますけれども、できるだけいろんな情報を得ながらですね、町ができる範囲内で努力してまいりたいと、そのように考えております。


○議長(吉岡敏子)  5番、藤本 惠議員。


○5番(藤本 惠)  今、部長から家事ヘルパーとか子育て支援のおうちに派遣をされている、その時間数がね、非常に足りないと。だから、本当にもう少し時間的な余裕がいただきたいなというお話も私は聞いたことがあるんです。そのへんについても、やはりもう少し充実を図っていく必要があるのではないかなというふうな気がするんです。


 だから、今後やはり、本当に子育てに悩んでおられる方々が、安心して産み、育てられる、やはり環境づくりというものが非常に大事なことである。だから、今言ったように、子供がたくさんできたときにはそれなりの支援を考えていく。多分私、3人以上の家庭に、例えば医療無料にしてね、どれだけの大きな予算が必要かということ、無茶苦茶な金額じゃないと思うんですよ。そのことによってたくさんの子供ができてくる、少子化対策が少しでも前に進むんであれば、ひとつ考えていったらいいんじゃないかと。


 だから、加古川市の場合も、今までインターネットで受け付けておったものを携帯電話でも受け付けると、そういうようなサービスに変わっておる。だから、皆さんが利用しやすいような体系づくりというものを考えていくべきではないかということであります。


 それと、もう1点、今児童館のお話がございましたが、果たして児童館が充実しておる、待機がいないのか、これだけの児童館でよいのかと、このこともやはり大きな問題であろうと思います。そのへんについても考え方をお伺いをしたいと思います。


○議長(吉岡敏子)  福井宣司健康福祉部長。


○健康福祉部長(福井宣司)  先ほどのエンゼルヘルパー派遣事業の件ですけれども、以前にもそういうようなお話を聞きまして、いわゆる地域福祉課と保健士が対応しまして、実態に応じた支援をしていくということで、それぞれいろんな事業等もございますけれども、本人負担の関係もございます。そのへんも含めまして、よく本人と相談しながら対応してまいりたい、このように考えております。それと、需要が多ければそういうふうな中身の対応も考えていきたいと思っております。


 現在のところは、今、相談事業の中で個々に対応させていただいているというふうな状況でございます。


 それと、あと児童館の問題でございますけれども、児童館も一つ枠がございますので、今現在非常に枠が一杯な状況でございます。できるだけ多くの人たちに利用していただきたいと思うんですけれども、今現在子育て支援センター等の部屋も開放していっておりますので、そういうふうである程度分散もやむを得ないと思っておりますので、子育て支援センターと連携を図りながら充実を進めてまいりたい、このように考えております。


○議長(吉岡敏子)  5番、藤本 惠議員。


○5番(藤本 惠)  児童館については、施設が少ないということですね。だから、この施設をどういうふうに充実するかということもやはり一つの課題だろうと思うんですよ。その中で、例えば空いている公共施設がもしあるとするならば、そこにそういう施設をつくっていって、お金をかけずに、できるだけ多くの方を支援ができるような体制づくりというのも考えていくべきではないかなと思います。


 それと、先ほど私が申し上げました3人目以降の、義務教育の間の、3人目以上の子供が生まれた家庭の義務教育の間の医療の無料化ということについても、やはりどれぐらいの家庭が、もししたとするならば、どれぐらいの家庭が必要になってきて、どれぐらいの金額が必要になってくるかということを検討した中で、もし効果があるとするならば、そのへんの話も十分に考えていただきたいというふうにお願いをしたいと思います。


○議長(吉岡敏子)  福井宣司健康福祉部長。


○健康福祉部長(福井宣司)  児童館の関係につきましても、今言いましたように子育て学習センターと連携を図りながら、できるだけ皆さん、各空いている施設を利用しながら、事業の運営ができるような考え方でやっていきたい。なかなか児童館をすぐつくるわけにいきませんので、財政上の問題もございますので、いわゆる施設をうまく利用しながらですね、今の各種子育て学習センターと連携を図りながら、いろんな方策を考えていきたい、このように考えております。


 それと、医療費の無料の件でございますけれども、今、医療費の無料化につきましてもいろんな問題も出てきているのが現状でございます。非常に3歳から6歳にかけての需要が非常に多くて、どっちかと言えば主治医が夜間急病センターというような形で、むやみに、軽い病気もですね、現状としてはたくさんの方々が利用されていて、いわゆる小児科の先生も困っているというような状況が生じております。ある程度の負担と皆さんの、なんでもかんでも医者にかかるんじゃなくして、そのへんの意識づけも周知をしていかないかんなというのが我々の課題でございます。そういうことも踏まえまして、負担の問題、今後の子育ての状況も見ながら、十分調査しながら、もちろん財政状況もございますので、その辺も考えながら、十分検討していきたいと思っております。


○議長(吉岡敏子)  5番、藤本 惠議員。


○5番(藤本 惠)  この問題につきましては、1、2点お願いを申し上げて終わりたいと思いますが、まず1点は、児童館を増設に当たり、余裕施設があればですね、その施設をうまく運用していってですね、児童館的な役割を果たせるようなものがないかどうか検討をいただき、1人でも多くの方が、やはり今待機をされている方、要するに子育てに困っておる方だろうと思うんです。そういう方々を何とか救っていって、産み育てるのが安心してできる環境づくりをやはりつくっていただきたいということをひとつお願いしておきたいと思います。


 それともう1点、前に議会の方で県立病院に産科、婦人科、小児科をつくっていただきたいというお願いを議会に出させていただきました。町の方からも積極的にそのへんの要望を出していただいた。この前、播磨町の議員さんとお会いしたときに、あれは播磨町さんからもなんとかそのへんの意見書を提出していただくようにお願いをしております。2市2町広域の中で、十分にそのへんのところについてもPRにお願いをしていただきたいというふうにお願いをしておきたいと思います。


 次に、2点目の高齢者についての項に入らせていただきます。


 介護予防でいろいろ地域サロン、いきいき広場等々やられております。そしてまた福祉ボランティアによる介護のボランティアもやられております。その成果がどれくらい出てきておるのか。かなり広くやられて、かなり人も増えてきていると思うんですが、それによってですね、やっぱり介護保険の費用ですね、それがやっぱりなんぼかは効果が現われているように思います。そのへんのところについて、いくらかそういう調査をされたのかどうかお伺いしたいと思います。


○議長(吉岡敏子)  福井宣司健康福祉部長。


○健康福祉部長(福井宣司)  費用面の成果につきましては、一概にこれやということはございませんけれども、各県下内で状況が、今決算金額が出てきております。その中で見ますと、他市町では、若干、この17年度から18年度にかけては、少ないですけれども、若干給付費が上がっていると。で、稲美については下がっているというのが現状で、下がっている市町はかなり少ないというのが現状でございます。そのような形で、我々としましてはこのいきいきサロン、いきいき広場、こういう事業が非常に効果が出てきているんじゃないかという見込みを立てております。


 そういうことで、今のところは、数字的にはこうやということは言えませんけれども、県下の状況を見ますと、そのような現象になっているというような状況でございます。


○議長(吉岡敏子)  5番、藤本 惠議員。


○5番(藤本 惠)  介護の、今言う金額が段々下がってきている。ということは、在宅介護が進んできているということに繋がっておるのかどうか、その辺のところも今後の調査をきちっとしていただいて、介護保険料が、住民に対する負担が少なくなるようなご努力をいただきたい、そういうふうに思うわけでございますが、現実の話としてですね、介護者がやはりこれから先どんどん増えてくるわけですね。今、平成17年、高齢者比率が18.06%です。で、23年の目標が23.7%という目標になっておるわけですが、このことによる介護保険料の増加と、健康な方々をつくることによって介護保険料の減少との関連性ですね。先行き、例えば23年の時点では、そのへんの介護保険料の使われる量的なものがどのような変化をされると考えておられますか。


○議長(吉岡敏子)  福井宣司健康福祉部長。


○健康福祉部長(福井宣司)  今後の状況につきましては、まだはっきり言えませんけれども、現状としては、現在の3カ年事業計画の中で、現行初年度がかなり下がってきたということでございます。今後、対象者が増えてきますけれども、今行っております、こういう介護予防事業ですね、また健康増進事業、広めまして、皆さんがいつまでも元気でいっていただく、これが一番の効果でございますので、その事業を進めていって、できるだけ給付費が上がらないですね、また皆さんが健康になれば当然認定率も下がってきますので、そういう努力をしていきたい、このように考えております。


○議長(吉岡敏子)  5番、藤本 惠議員。


○5番(藤本 惠)  今ね、本当に高齢者になってきて、介護を受ける比率が上がってくる可能性があるんですね。これをやっぱり抑えなければ、先行き介護保険料の金額に関わってくるわけですよ。だから、このことをちゃんと整理をいただいてですね、できるだけ先行きの長期的な展望を出していただいて、介護保険料の値段をどうしたら下げれるかということをきちっとしていただきたい。


 そして、その中で、1日も早くですね、やはり先ほども言われていましたように介護保険料の値下げについては、住民全てがやはり、願いは同じなんですよ。ただ問題は、そのことにすぐにやることによって、あとあとまたすぐに元の値段に戻ってしまうというようなことのない、そういう計画を立てていただきたいというのは、私は、私の考え方なんですよ。だから、その辺のところをきちっと整理をいただくことが非常に大事なことなんです。だから、私が言っておるのは、皆さん方が介護の受ける人たちの率をどのように下げていって、それをどのように定着していって、在宅介護の中で十分に、老人の方が介護ができるような状況をどのようにつくっていくことによって値段的なものがこう変わりますよということを、やはりここ1年、2年のうちに私は、ちゃんとしたものをつくっていただいて、その中で、早い時期に、1年でその計画ができればですね、1年のうちに私は介護保険料を下げていただきたい、そういうような考え方のもとに私は進んでいっていただきたいと思うんですが、そのへんはいかがですか。


○議長(吉岡敏子)  福井宣司健康福祉部長。


○健康福祉部長(福井宣司)  現在、介護保険基盤が非常に動きが激しいというんですか、介護報酬を下げますと若干いろんな弊害が出てきていると、コムスン問題がまさしくそういうことで、今現在、介護報酬のアップについて、この9月にまた答申が出ると思うんですけれども、そういう政策展開がなりつつあります。


 それと、一つは医療費を下げるということで、医療施設から、療養型の施設、23万床今現在あるわけでございますが、15万床に減らしていくということで、医療施設から今度介護施設への転換という問題が出てきております。そのような形で、今度医療費は下がっても介護保険料の方に入所者が増えてくるというような減少も生じてきますので、我々としては十分、その辺の介護基盤の状況を見極める中で施策展開をしていかなければいけないというのが現状でございます。


 町としましては、今行っております介護予防事業によって、皆さんがお元気で、もし悪くなっても在宅で対応できるような事業展開をやっていきたい。そして、今、社会福祉協議会が進めております通所、お泊まり、訪問介護ですか、この3つの多機能施設を現在建設するということになっております。そういうような施設を利用しながら、皆さん在宅でという施策を進めてまいりたい。よりも、いつまでもお元気でいただきたい、このような施策展開を進めてまいりたいということで、ご理解願いたいと思います。


○議長(吉岡敏子)  5番、藤本 惠議員。


○5番(藤本 惠)  これから先、高齢化率がどんどんどんどん上がってまいります。それに伴って介護認定の比率も上がってくるのではないかと予想されますが、この介護認定の比率を、今やっている施策、また私はそれ以上の、またほかの健康でいきいき、長生きができる、そういう施策も考えながら、介護認定比率を下げていただいて、しっかりとした介護保険の基盤をつくっていただき、1日も早く介護保険料を下げていただけるように努力をいただくことをお願いを申し上げまして、これが3年計画の中で、2年のうちにそういう基本的なスタンスというのができあがればですね、私はその時点で、また早い時期でも介護保険料の値下げについても、そういう基盤ができたらやっていくべきだろうと思いますので、そのへんの基盤づくり、そして先々の予定、そういうことをきちっとやっていただいて、1日も早い介護保険料の値下げが実現すること、これはお願いを申し上げて、この件については終わりたいと思います。


○議長(吉岡敏子)  米田有三副町長。


○副町長(米田有三)  介護保険の件で、我々もできるだけ早い時点でというふうなことも望んでおるところでございます。


 で、先ほど来部長がお答えしていますように、質問もありました、いきいき広場、いきいきサロン、いきいきセミナー、どんな効果が見えるんかなと、我々もいろんなところから探しているんですけれども、まあ一番これがはっきりしているんかなというのは、先日の広報の6ページに出させていただいています認定率というのがあります。まあ、100人いらっしゃって何人が介護保険の認定でサービスを受けようとしているか。これは、平成12年の当初は13.6%でございました。で、これは加古川さんとか隣と比べると、4ポイントか5ポイントぐらい稲美町が高かったです。で、今現在は、15.2%、それからすると2%ぐらいしか上がっていない。で、他市町の近隣はこれよりも高い数字になっていると、17、18というふうな形になっております。


 で、稲美町も年々、最初の12年から、13.6から15.3、16.0、17.0、17.6、これが16年度で17.6までいきまして、650人余りが977人になりました。このままいくと1,000人を超えて、1,000人、1,100人、1,200人といきそうやなというところで、17年度からポイントが下がってきました。16.9、15.8、そして今15.2。人数も、高齢者の65歳以上の人数が12年当時は4,800人余りだったのが、今は6,000人を超えております。そんな中で、認定者数がそう伸びずに、ピークの977人から3年経っても947人という形で、認定率を抑えていけているということが、一つの成果ではないかというふうに考えています。


 で、そういうふうなことを続けながら、元気な暮らしをしていっていただいて、保険を使わずに我々の介護予防、もっといろんな予防事業があればそういうなのに取り組んで引き下げていきたいし、3年ごとに制度がすごく変わっていくものですから、その辺も見越しまして、介護保険制度に対応しながら、できるだけ皆さんの期待に沿うようにやっていければということで一生懸命やっていきたいと思っております。


 以上です。


○議長(吉岡敏子)  5番、藤本 惠議員。


○5番(藤本 惠)  1日も早く、基盤が整備されて、住民の考えが十分に活かせるようなまちづくりをお願いしておきたいと思います。


 続いて、人権についてお伺いをいたしますが、人権の問題については、今、やられていることで十分に、人権意識が十分に向上がなされておるのかどうか。私は、長くやっておって、同じことばっかりやっているから、そのままずっと流れに乗っているだけで、本当の確信部分が十分に人権意識の向上になっておるのかどうか、その辺のところについてどう思われておりますか。


○議長(吉岡敏子)  福井宣司健康福祉部長。


○健康福祉部長(福井宣司)  人権啓発推進協議会、今議員さんからもそのようなお話がございまして、マンネリ化と言うたらおかしいんですけれども、そういうことがないように今後とも粘り強く普及推進、また学習していかなければならないいうようなお話でございます。


 そういうことで、先ほどもお話させていただきましたように、町全体で取り組んでいくということで、各課連携を取りながら、この認識を求めていきたいということにしております。


 以上でございます。


○議長(吉岡敏子)  5番、藤本 惠議員。


○5番(藤本 惠)  有線でも人権の放送をされております。そのお話の中で子供さんが言われているのは、やはりその人の気持ちになって人権を考えていかなければならないんじゃないかと。自分が逆の立場で、差別される立場だったらどうなのかと、そういうことをやはり人の気持ちに立ってものごとを考えられるような人間の醸成をつくって、心の醸成をしなければならないんじゃないかと思いますので、その辺のところも十分ご理解をいただきながら進めていただきたいというふうにお願いをしておきたいと思います。


 で、障害者の話に入らせていただきます。


 バリアフリー、要するに物理的障壁なんですが、バリアフリーについて、私前々から何度となくお伺いをしたわけですが、年次的に進められておると言われておりますが、本当に道路ですね、年次的に進んでおるんでしょうかね、私はそう見えないんですよ。役場周辺の道路で、段差のない歩道、自歩道がどれくらいあるんですか。


○議長(吉岡敏子)  福井宣司健康福祉部長。


○健康福祉部長(福井宣司)  福祉のまちづくりの重点地区におきましては、庁舎周辺と文化の森周辺地区を指して、平成9年度に計画策定をしたわけでございますけれども、それ以後の施設につきましては、新しい建築基準法等でそれにクリアーできてきていると。その間の部分につきましては、それぞれに、いわゆる公共施設については新しく建てたところとか改造した分についてはもうすでにクリアーできております。


 あと、道路問題につきましては、町道はかなりクリアーできております。しかしながら、県道におきまして、若干まだ一部残っておるというのが現状でございます。


 完成じゃないんですけれども、道路については33%ほどが進行中ということで、これは文化複合施設の関係でございます。それと、庁舎周辺につきましては、県道の25%が進行中というような形になっております。町道については、完了というふうな形でなっております。


 以上でございます。


○議長(吉岡敏子)  5番、藤本 惠議員。


○5番(藤本 惠)  この庁舎の北側地の道路は、まだアップですね。あの道路については、前に道路整備をされたときに私言ったことあるんですけど、なぜこれ庁舎をやられたときに、駐車場をさわられたときに、そのままアップだったかな、方式の歩道なんです。それを、そのときにも、なぜ庁舎の近辺ぐらいはきちっとできなかったんですかというお話をしたことあるんです。だから、まだまだやはり、障害者に優しいまちづくりが十分にできておるとは、私は思わないんです。だから、僕が言いたいのは、年次的にやるんであればですね、全て洗い出しをやってですよ、順番に、その重要なところからやるんであればやるでよろしいですから、順番に年次的にこの部分、この部分、この部分というふうに計画を立てて、私はやるべきであろうと。それを計画的にやるためにはですね、その箇所がどこにどれだけあるかということをきちっと把握できなかったら、できないと思うんですよ。


 で、これは障害者だけじゃなくて、高齢者にもやはり問題になってくるわけですね。高齢者が年いってくると車いすで動かなければならないというふうな問題も出てくるわけですから、そのへんのところについても十分に研究していただいて、悪いところ、そういうところを洗い出していただいて、年次的、計画的に進めていただきたいと思うんですが、いかがですか。


○議長(吉岡敏子)  福井宣司健康福祉部長。


○健康福祉部長(福井宣司)  この庁舎周辺、文化の複合施設だけでなく、町内全体に歩道等もございますので、その辺も含めまして、財政状況等を見ながらですね、できるところから計画的にやるように計画をかちっとしていかなければならないと思います。そのへんは担当部局課とよく連携を図りながらですね、どう進めていくかというふうなことを協議しながら取り組んでいきたい、このように思っております。


○議長(吉岡敏子)  5番、藤本 惠議員。


○5番(藤本 惠)  最低限に、やっぱりどこに、どういう場所にやはり問題点があるか、バリアフリーのできてない部分があるかということをやはり調査した中で、その中で計画を立てていただきたいとお願いをしておきたいと思います。


 最後になりましたけれども、16年間、長い間、皆さん方にいろいろお世話になりながら、議会活動をさせていただきました。そしてまた、我々が非常に失礼な質問もしたかもわかりませんけれども、いろいろと温かいご答弁をいただきましたことを心から感謝を申し上げたいと思います。


 まあ、今後、私一町民として、町の発展のために、また一生懸命できる限りのことはさせていただきたいなというふうに思いますので、今後ともご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願いを申し上げたいと思います。


 また、議員の皆さん方にも長い間お世話になりましたことを心から感謝を申し上げたいと思います。


 皆さんと共に歩んできた16年間、本当に私もいろいろ勉強をさせていただきました。そのことについても心から感謝を申し上げたいと思います。


 私は、議会の議員たるものが、町長の下請けじゃなく、議会のチェック機関としての機能を十分に発揮をいただいて、今後とも稲美町の発展のために、議員の皆さん方、ご活躍をいただくことを心からご祈念を申し上げまして、お礼の言葉と一般質問を終わらせていただきます。


 どうもありがとうございました。


○議長(吉岡敏子)  以上で、5番、藤本 惠議員の一般質問を終結いたします。


 次に、14番、吉川善夫議員。


○14番(吉川善夫) (登壇)  通告に従い、一般質問をさせていただきます。


 私の質問は、ごく範囲の狭い質問でございますので、ISO規格と幸福感の共有についてという質問でございます。


 およそ、人生においてある仕事が満足にできあがり、達成感を味わうことの幸福感ほど充実したものはないと言われております。仕事の内容も去ることながら、信頼できる人からその評価を受けると、また格別であるはずである。「仕事は幸福の原因の一つ」とカール・ヒルテイは幸福論で言っております。ヒルテイの幸福論は、仕事をする技術が主題になっております。その流れは、ある哲学の流れの中に書かれてございますので、読んでいただきたいと思います。


 で、町役場の職員の仕事が、内容においては十分にやりがいのあるサービス労務、仕事であるはずであるにもかかわりませず、この頃非常にマンネリ感を、やはり私の議員生活の中で感じざるを得ないわけであります。ISO9001の町民サービス目標実施計画を見ると、何を目標にするか、何を実施するか、何をチェックするかをもっと各課で練る必要があるように思えてならないわけであります。


 例えば、企画課の目標が「現場主義の徹底」「正確な情報」としているが、これらはどのように実現するかという方法論でありまして、ISOでは何をすべきかという具体的なものを要求しているのであって、例えば課目標を、例えばの話ですが、「入札結果の公開」とすれば、その範囲、公開方法はいろいろあり、仕事をする技術として、簡単に言えば、容易なものから始めること、思い切って始めること、演繹法か帰納法かを選択する等があります。住民意見は、副産物として幾らでも聴取できるのではないでしょうか。ほかに生涯学習課の事業は親睦、ふれあいを目的にしてあることが多いんですが、これは、ある具体的な目標に向かって共同することによって得られる副産物であるととらえることがISO規格の原点であると思うんですが、お考えをお聞きしたいと思います。


 また、仕事と休息とは両立しない対立物と考えておられるのか、仕事は生活するための道具なのか、町長、副町長、各部長の幸福論とあわせて論じていただきたい。この際、「人を幸せにすることが自分の幸せだ」というような天上道とか、「人の失敗、不幸が自分の幸福である」というような畜生道は範囲の外にしていただいて、お答え願いたいと思います。


 以上、よろしくお願いいたします。


○議長(吉岡敏子)  古谷 博町長。


○町長(古谷 博) (登壇)  いつも吉川議員の哲学的な質問、あるいは叱咤激励ともとれるわけでございますが、いつも答弁を考える上で、単純に今までの経験から答えが出てこないという質問ばかりでございまして、私この1年間、本当に頭を悩ましました。たまたま知りおいたものもありましたけれども、大半が新しい、一体何をというふうな新しい知識を植え付けられた感が強うございます。


 特に、幸福論でございますけれども、誠に申し訳ございませんが、私自身の幸福論云々たくさん持っておりますけれども、何が幸せかと、何が不幸かというようなことにつきましては、一般の行政事務の、関わりはあろうと思いますけれども、直結いたしませんので、この場で私自身の幸福論は論じかねますけれども、申し訳ございません。


 あと、現地現場主義、ISOにつきましては、もう今はっきり申し上げますけれども、20年度からはISOの指定は、恐らくや行政体はほとんどなくっていくと私は思います。私自身、ISO14001の主任内部監査員ということで、普通の監査員でございません。徹底的に教育を受けて監査員になったわけでございまして、他の行政体でやっておりましたけれども、やりながら疑問を持っておりました。案の定です。答え、的中しました。来年からは尼崎、西宮、神戸、明石、ほとんどISOを撤廃します。これは、単純に、本当に役場、役所には馴染まないという答えが出たんです。4、5年やって、やっと答えが出た。私はもう冒頭から言うておりましたけれども、無駄な研修を受けたなあということで、私はいやいや研修を受けたこともございます。


 とは言いながら、主任にされまして、散々頭悩ましましたけれども、結果的に、本当に自分が行政体の行政マンとして、あるいはサービスをする側におるのか、サービスを受ける側に立ってものを考えるか、これ単純な話です。頭の切り換えです。町職員が全部町民のつもりになったら、答えは出てまいります。議会でいろいろと言われなくても、感謝されるようなことばかりの連続だというふうに私は思いますので、これからは私も含めまして、役場の建物から町内を見渡すんじゃなくて、本当に、私の持論でございます現地現場主義、現場に身を置いて、現場の町民の立場でものを考えていくという頭の切り換えを、私は20年度の現地現場主義の具体的な施策として、ISOの撤廃と合わせて経費の削減、同等の成果は私は、今の町の職員の姿勢からいきますと、私は見る目を、角度を変えるだけですから、能力は十分に持っておりますので、自信を持って取り組んでまいりたいと、このように思います。よろしくお願いいたします。


 以上です。


○議長(吉岡敏子)  茨木育夫経営政策部長。


○経営政策部長(茨木育夫)  まあ、いろいろご意見を述べられました。ISOでは何をすべきか、結びでは、ISO規格の原点というような表現がございます。


 で、町長だいぶんお答えをいたしましたが、私からはISO9001の導入の効果、メリットを中心に、少しだけお話をさせていただきます。


 町長が申しましたのはISOの14001、これは環境に優しいISO。で、我々がやっております9001は、認証取得の経費の問題もございますが、人に優しい、顧客を重視、いわゆる町民の皆さんの喜んでもらうと、こういった、少し角度が違うISOでございます。


 で、なんで取り組んだかと申しますと、やっぱり行政改革の一環で取り組みました。で、3つの項目が私は大事だと思いますが、まず1点目は職員の意識改革と人材育成、これは、昔はPDCAと言いまして、プラン、ドゥ、チェック、アクション。Aというようなアクションは見直しとか改善という意味でございますが、こういった改善をしようという職員の資質の向上、それから論理的なPDCAサイクルによって論理的な思考を養うと、こういったことから職員の意識改革が図れますと。


 それから、住民サービスの向上につながると。PDCAサイクルによって見直して、改善して、よくしていく。あるいは、二度と同じ間違いをしない。それから是正計画、こういったことから一定のサービスの向上が図れますと。


 それから、3点目は品質方針。品質は、企業で言いますと品質ですが、行政ですと行政サービス。これの方針決定をやると。いわゆる町長の考えは現場現場主義、姿勢方針で申されましたが、それがきちんとこういった5つの方針で、同じ職員が共有する。町長の考え方の行政方針を全体の職員が共有すると、こういうメリットがございます。それから、部と課の方針の決定、目標を掲げていくと。


 まあ、大きくはいろいろございますが、この3点をきっちりやりますと、その結果、稲美町役場の体質改善につながる。まあ、自治体はややもすれば前例踏襲、これまで先輩がやってきたから同じことをしていく、こういう体質がPDCAサイクルで体質が変わろうと。で、行政サービスの向上によって、来庁される住民の皆さんに喜んでいただく。この2つにつながれば、これがISOの原点である、私はこういうふうに思いますので、しっかりと、経費をかけないで、ISOはうまくやっていけばメリットが十分あると、そういうふうに考えております。


○議長(吉岡敏子)  14番、吉川善夫議員。


○14番(吉川善夫)  ありがとうございます。


 では、ISOの原点は3つでありますが、そのISOのもう一つ下にあるのはこういうような目標の立て方に非常に効果があるわけです。例えば、今、企画課なんかで現場主義を徹底します、今町長お話がありましたように。現場主義と言うのはですね、あることがらをやるための方法なんです。方法論なんです。私が言いたいのは、目的がもっともっと具体的なものでなきゃならん。たとえば、企画で言いますと公開を言いますね。公開をするためには、いろんな広報を使うとか、あるいは自治会長会のところへ行くとか、あるいはそれぞれの自治会の中へ出向くとか、そういう方法、いろんな方法があると思うんです。その現場主義を徹底するというのは、そういう方法論を言うわけであります。言い方を間違いますと、変なことになりますのでなんですけれども、例えば今、天満神社で祭りがあるとします。これは何のためにやるんやと、目的は何かということ。当番があって、みなで酒飲んで楽しもうというのが目的ではないわけです。1年間神様、神様とういうのは架空のものですけれども、その神様に対してお礼をする、感謝をする、そのために御旅所へ連れて行って、そこで踊りもしてご馳走して、それで帰ってくるという、いろんな方向で引っ張っていこうが、船に乗せていこうがかまわん。慰安旅行なんです。それが、一応目的なんです。それにいろんなものがくっついてきて、池にはめたりですね、飾ったり、あるいはいろんな出店が出たり、露店が出たり、いろんな行事が追加して、そこでふれあいが出てくる。それはみんな副産物なんです。本来の目的というのは、もっともっと具体的なもの。そういうものの考え方をやはりしていかな、このISOには逆に馴染んでこない、空中分解してしまうという、そういう感じがするわけです。ですから、何をするかをもっと具体的な問題を入れて、それにいろんなものがくっついてくる、魚の骨みたいな形でくっついてくる。そういうのがISOの考え方で、何をするかを、どういうようにするかは、その魚の小骨になるわけですから、そういう考え方が私はISOの根本的なところにあると思います。


 ですから、ここにサービス計画一覧表というのを私も手に入れていますけれども、税務課なんかはけっこういい方法ですね、そういう意味では。無申告者への指導達成の向上を図るという意味合いで、このためにはどうするかと言うたら、足で出向いていくという形になると思うんです。電話で連絡するという方法もあると思います。


 そのほかいろんな、読ませていただくと、やっぱり企画課というのは稲美町で一番秀才が多いはずのところの課がですね、この現場主義を徹底するというのは、ちょっと意味不明であります。そういう意味で、ISO9001というのは使い方によったら非常に面白い形になると思うんで、いずれなくなるというふうな、そういう悲観的な答弁をしてもらうと思いませんでしたけれども、14001とは違いますので、9001を大事にちょっと、すぐ廃止するんやなしに、発展をさせていただきたいと思います。


 そういう意味合いで言いますと、町長どないですか。目的をもっと具体的にされるという努力をしてもらえませんか。


○議長(吉岡敏子)  古谷 博町長。


 吉川議員おっしゃるとおりでございます。私自身も現地現場主義というのは抽象的な表現をしておりますけれども、これはやはり町職員と町長との関係、これをやっぱり私自身1年間反省しなきゃならんなと思っておるんです。私の言葉がやっぱり右へ倣えで通ってしまう。これほど長というのはこわいものやなあと、改めて私、思い知らされておるわけでございますから、先ほど言いましたように、お話が出ました、二度と同じ過ちを犯さないと、こういうことも私1年間言い続けてまいりました。2年目からは言わないと、若葉マークがとれた以上は言わないと。そんな、字が間違っているとか、どうのこうの相手で間違っているとか、様がついてない、殿も様もなければ裁判所の呼び出し以下やぞと、そういうことは、これ簡単なようですけども、案外落とし穴、間違います。パソコン病と申しますけれども。こういうものは随所の事業体で経験済みでございます。やはりそれは、ちゃんとつくる人間、チェックする、この辺のシステムさえきっちりしておれば、二度と過ちは起こらんものです。しかし、ややもすると任せる、信用という名のもとに。あなたを信用している、任せる、間違うと。怒られるのは上の仕事と。こういうのが役所というのは通ってきたわけでございますけれども、やっぱりそれでは町民に申し訳ないというようなことから、具体的に私自身も今後は、これをこのようにしようと、しなさいじゃなくて、せよというんじゃなくて、このようにしようと思うけどどうやというふうな相談をかけるような形で、今後は業務命令の指示を出していきたいなと、このように反省もしておるところでございますので、決してISOをおしなべて、全部敵のように言うておるんじゃございません。


 昨今の市町村で、一番節約のやり玉に挙がっているのがこれでございます。20年度予算で、もう周辺の市は全部ISOの経費を削減すると。もう20年度予算に向かって答え出しております。昨日も私自信を強めました。私自身、もういつこれを廃止しようかなあと。しかし、この精神は生かしていかなきゃならんという、それに変わるものを、今それぞれの市では既に構築しております。5つの市でISOの認証機構に匹敵するような団体もつくっています。これはもうみんな経費節約のために職員が寄り集まって、それを実行に移すと、ISOと効果は一緒ですよという状況でございます。


 9001に対して、私自身あまり議論はいたしませんけれども、町職員と、またこのあたり協議して、またご提案申し上げたいと思います。


 以上でございます。


○議長(吉岡敏子)  14番、吉川善夫議員。


○14番(吉川善夫)  大体、将来がそういうことになるかもしれませんね、そしたら。


 次に、仕事と休息のことについての話ですが、例えば目的に向かって大いに進んで仕事をやって、充実感が持つということに関しては、大変に職員全員が充実感を持ちたいと思っているんですよ、皆いい仕事をしたいと思う。ところが、大体今現在は休みのたくさんとろうと、給料を高くもらおうというのが、まあ職員組合との関係もありますけれども、そういう、日本においてはそういう風潮がある。労働の中の休息か、休息と労働は別の枠の問題かというとらまえ方を確立しないと、目的と方法とが逆になってしまう恐れが出てくると思います。達成感というのはなかなか味わえないと思う。そういう意味合いを何度か私は経験しております。


 例えば、一つの方法として、休息というのはちょっと例が難しいかもしれませんが、例えば子供会のバレーボールのボールの話を一遍したことがあると思うんです。少し規定よりも0.03キロ低くしたら、子供たちは非常にいきいきとバレーボールが大会ができて、時間が2時間ぐらい延長になったと。一生懸命やりたいんやけれども、痛うてかなわんので、早く終わってしまいよったわけですね、今まで。それがちょっと柔らかくした、規定よりもちょっと柔らかく、規定違反なんです逆に言いますと。違反をしたけれども、非常によくがんばって一緒にやったという、そういう効果をこの目で見ております。実際経験しております。それが、役場の職員の方でも一生懸命やりたいんやけれども、何か苦しいところがあって、休息という問題と、ちょっと意味が難しい、辻褄が合いにくいかもしれませんけれども、逃げ道がちょっとほしいわけですね。そういうとこらへんで労働と休息という問題をとらまえて、どこか柔らかくしてやる必要があると、やりがいのある仕事というのをつくり出す必要があると。そういう面から幸福論というのは、どうですか副町長、一遍そのへんでちょこっと立ち話でしましたけれども。誰も部長が答えてくれないんで、あなた代表で答えてもらいたいなと思うんですけどが、いかがでしょうか。


 町長の幸福論は、大体わかりましたので、副町長の方からひとつよろしくお願いいたします。


○議長(吉岡敏子)  米田有三副町長。


○副町長(米田有三)  幸福論とはいかにというご質問でございます。これは、先ほど町長がお答えをしましたように、非常に残念なんですけど、町の一般事務に関わるものではないというふうに私は認識しておりますので、ここで論議をするつもりはございません。いつでもまた時間が空いておれば、お話をさせていただければいいと思います。


 ただ、それとは違うかもしれないですけど、仕事に対する取り組みという、そういう意味でどう考えているかと。それは、絶えず一生懸命仕事をしていく、自分のサラリーは当然住民の方にサービスを数倍していくという姿勢で全職員が取り組んでいくと、そういうことで、ものごととして数値で表れるものばかりではございませんので、サービスとして、「ああ助かったわ」とかいう、そういうふうな会話をもらう行為、「何しとんねん」と叱られる行為、そういうようなことを自分の中で取り込んでいって、充実感と言うんですかね、仕事に対して住民に喜んでもらえるということで、職員がきちっと仕事をしていくということが一番の根本ではないかと。それについて、まず第一に何をしないといけないかということで、町長が申します現地現場主義、絶えず住民のところに、まず住民の目線に立って、場所に行って、お話を聞いて、そこからスタートをするということが大切なんではないかなというふうなことを、日頃思っておるところでございます。


○議長(吉岡敏子)  14番、吉川善夫議員。


○14番(吉川善夫)  一生懸命やっておるのに評価がされないというようなことが、ずっと役場の中では続いておるように見受けられます。どうなんですか。やっぱり議会議員は評価に関して、一生懸命やっておるのにひとつも評価してくれんというような認識なんでしょうか、それだけちょっと、町長どないですか。


○議長(吉岡敏子)  古谷 博町長。


○町長(古谷 博)  今のお話伺いますのは、一生懸命やっておるのに評価してくれへん、誰が評価をしないんですか。それはないと私は思います。議会は本当に町民の目線、町民の代表として、それぞれの地域的な問題もございますし、またいろいろとお付き合いの背景も様々でございましょうけれども、いろんな話を聞かせていただきます。この場でお話になることは、やはりどこかで町民が言われていることを代弁なさっておるわけでございますので、私どもは町民の代表として、町民の代弁者として素直にお答えしておるつもりでございます。


 で、町職員のことに話が及んでおるわけでございますけれども、私自身、昨年337日働いておるわけでございます。27日の土日の仕事のない日しかございません。休暇は0でございます。これほど働いたのは一生のうちにこの1年が初めてでございます。しかし、充実しております。やはり、私が行って、それで一応はセレモニーとして行事が前へ行くならばと、つまらない言葉とつまらない挨拶でスタートをするわけでございますけれども、それも一つの役どころということで、本当に盆おどりですと6時から8時までの2時間に7箇所回りました、今月18日には。忙しいけれども、充実しております。本当に行くことによって喜んでいただける。たくさんのもてなしもいただきました。これがやはりコミュニケーション、ふれあいやなあと、本当にふれあいのまちづくりということで、それぞれ銘打って自治会の役員さん、あらゆる方々が、子供、あるいは孫の将来の思い出づくり、それと今のコミュニティづくりということで、目的は一つと。先ほど申されました、祭りとよく似ています。


 で、そういう中に一生懸命行くことによって、それでもう私は満足です。十分でございます。本当に喜んで帰ってくるわけでございます。ですから、忙しいからどうり、暇やからどうのじゃなくて、やはり仕事に打ち込む本人の熱意の、それと仕事ができたかできないか、この辺の私は兼ね合いやと思います。なんぼ頑張っても空回りしておったら、やっぱり不満は残ると思います。私は、町職員にはそれだけに自分の子や、あるいは弟やというふうなつもりで普段から接しておりますので、ただそれだけに、ちょっと甘やかしておるというふうな言葉を、私自身が批判をされることはよくございますけれども、町の職員を批判することはほとんど私は聞きません。いつも私が叱られる立場でございます。まあ、これは町職員を別にどうこうというつもりはございません。私は精一杯頑張ってくれるし、精一杯頑張る能力を持っているというふうに、常々、ちょっと甘いぐらいの点数をつけておりますけれども、85点以上は必ずついております。私に80点つけられたら落第です。


 以上でございます。


○議長(吉岡敏子)  14番、吉川善夫議員。


○14番(吉川善夫)  まあ、今町長の話もお伺いしました、副町長の話もお伺いしました。それで、聞き返すのもなにかと思います。まあ、下世話な話ですが、町長はいろんな所へ出向いて非常に辛い、辛いことが非常に楽しさに変わるんだという充実感があるんだろうと思うんです。その辛さを逃げずにですね、悲痛な思いで行政を改革していただきますと、町民の幸福につながると、そういうものの考え方で今後進んでいっていただきたいと思います。


 どうもありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。


 これで終わります。


○議長(吉岡敏子)  以上で、14番、吉川善夫議員の一般質問を終結いたします。


 以上で、本日の日程は終わりました。


 次の本会議は、9月10日午前9時30分から再開いたします。


 本日は、これにて散会いたします。


 ご苦労さまでございました。





               散 会 午後 3時35分