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兵庫県 稲美町

平成17年第199回定例会(第2号 9月13日)




平成17年第199回定例会(第2号 9月13日)





 
             第199回稲美町議会定例会会議録





                              平成17年9月13日開設


1.議 事 日 程


 第 1.諸報告


 第 2.町の一般事務に関する質問について





1.会議に付した事件


 第 1.諸報告


 第 2.町の一般事務に関する質問について





1.会議に出席した議員(18名)


    1番 青 木 佑 剛        2番 吉 川 善 夫


    3番 池 田 博 美        5番 藤 井 隆 男


    6番 藤 田 佳 恒        7番 井 上   進


    8番 植 田 眞一郎        9番 中 嶋 修 市


   10番 赤 松 弥一平       11番 南 澤 定 雄


   12番 東   国 隆       13番 滝 本 悦 央


   14番 吉 岡 敏 子       15番 藤 本   惠


   16番 鷲 野 隆 夫       17番 藤 本   操


   18番 西 川 大 乘       19番 木 村 圭 二





1.会議に欠席した議員(なし)





1.会議に出席した説明員(9名)


   町長                赤 松 達 夫


   助役                大 西 由 二


   経営政策部長            前 川 正 明


   健康福祉部長            米 田 有 三


   経済環境部長            藤 原 憲 夫


   地域整備部長            福 井 宣 司


   経営政策部チームリーダー兼企画課長 藤 本 泰 利


   教育長               堀 口   昇


   教育政策部長            黒 田   進





1.会議に出席した事務局職員(3名)


   事務局長              藤 城 隆 夫


   事務局次長             萬 永 康 憲


   書記                青 木 悦 子





               開 会 午前 9時30分


              ……………………………………


○議長(木村圭二)  おはようございます。


 ただいまの出席議員は18人で、議員定足数に達しております。


 よって、第199回稲美町定例会第2日目を開会いたします。


 ただいまから、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付いたしております。


 直ちに日程に入ります。


               …………………………


                日程第1.諸報告


               …………………………


○議長(木村圭二)  日程第1は、諸報告であります。


 地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めました者の職氏名は、お手元に配付いたしております。


         ……………………………………………………………


          日程第2.町の一般事務に関する質問について


         ……………………………………………………………


○議長(木村圭二)  次は日程第2、町の一般事務に関する質問についてであります。


 第198回定例会より一般質問の方法が変わっております。


 一日の人数制限が設けられ、今回の一般質問は2日間になります。


 1人当たりの時間制限は60分以内、2回目以降の再質問は一問一答形式で、回数制限はありません。


 本日の一般質問者は5名で、通告順に従い議長より指名いたします。


 この際、質問をされます議員の皆さんに申し上げます。


 質問内容が逸脱しないよう、また議員の品位の尊重については今さら申し上げるまでもございませんが、この点よろしくお願い申し上げます。


 また、答弁をされます当局に申し上げます。


 質問に対しては事前に通告しております。質問要旨の要点を整理の上、的確かつ誠意ある答弁をお願いいたします。


 ただいまから質問を許します。


 17番、藤本 操議員。


○17番(藤本 操) (登壇)  通告に従って質問をしてまいりたいと思います。


 まず1点目は、アスベスト対策についてであります。


 強烈な改革なくして明日はない、ボウリングで言うと、1ピンを倒さなくてその奥のピンは倒せない、論調郵政民営化の日々が続きました。アスベストについての記事が新聞からふっ飛んでいましたが、早速今朝は、ある新聞ではトップ記事でありました。ともあれ、町でアスベスト対策会議をいち早く設置され、取り組まれてきたことに敬意を表するものであります。


 そこで、1つに、これまでの対策会議の取り組みについて、改めて経過をお示し願いたいと思います。


 2つに、町内で中皮腫による死亡の実態は確認されているのかお伺いいたします。


 3つに、町内で中皮腫による労災認定者はおられますか、おられましたらその人数は。


 4つに、町内での企業のアスベストの使用状況はどうなのかです。調査はされていますか。


 5つに、稲美中学校体育館のアスベストについての対策についてもお尋ねいたします。


 6つに、その他公共施設での調査経過について、どのような段階にあるのかお尋ねいたします。


 2点目になります。


 スクールカウンセラーの配置についてであります。


 子どもの変化に心のケアを必要とする子どもたちが増えてきたのではと思います。寝屋川の事件、長崎の事件、遡れば神戸の事件、痛ましい、悲しい、そして酷い事件が起きています。心の悩みを抱えている子どもたちが増えている中で、スクールカウンセラーの方々は、大きく言うと3つの大きな役割というか、仕事であると思います。


 1つは、子どもたちにカウンセリング、2つは学級担任や生徒指導主事などが行う日常的な教育相談について、専門的な見地から助言、援助、3つは、保護者の方への助言、援助。


 1つ、稲美町の現状と実態についてであります。


 2つは、大変忙しい広範囲なお仕事である中で、スクールカウンセラーの稲美町の配置状況は。


 3つは、学級担任や生徒指導主事とスクールカウンセラーとの日常の連携と現状実態は。


 4つは、保護者の方への助言、援助の状況は。


 3点目の質問です。


 開かれた学校づくりについてであります。


 あの阪神・淡路大震災のとき、学校が避難所となりました。家庭、地域と学校は強制的に連携、コミュニケーション、すなわち信頼関係が生まれて、家庭、地域と学校の垣根が取り除かれました。地域の人々が不自由な避難生活になっても、学校の授業再開に協力をし、家族は学校で住み、子どもには個室がなくなっても、いつでも授業の様子も見ることができる状況であったと思います。


 そこで、稲美町においての開かれた学校づくりの地域から学校の状況。反対に、学校から地域に開かれた学校づくりの状況についてお伺いいたします。


 最後に、学校のスリム化についてであります。


 完全学校週5日制の一つに、子どもたちの生活は大変忙しいです。学校では授業の後部活動、家に帰っては塾通いに追われる。自分で自由に使える時間は少ない、このような状態にある子どもたちを開放し、自由に、仲間同士で主体的に活動をし、遊ぶことができる日をつくるため、また学校観を根底から改める。それには、学校が抱え込み過ぎている教育分野を家庭と地域に返す。子どもの基本的な生活習慣や躾、食事のマナー、服装、身だしなみなどは家庭で、地域社会での子どもの遊びをはじめとした活動の場を、そして家庭と地域がすべき役割をきちっとする、学校のスリム化が言われてきました。


 1つ、実態はどうなのでしょうか。2つ、授業時間の確保は、3つ、家庭教育力は、4つ、地域の教育力は、5つに学力は、をお尋ねいたします。


 よろしくお願いいたします。


○議長(木村圭二)  赤松達夫町長。


○町長(赤松達夫) (登壇)  私の方から、開かれた学校づくりについてお答えをさせていただき、そのほかの質問につきましては担当の部長から答弁をさせますので、よろしくお願いいたします。


 開かれた学校づくりにつきましては、私は、教育は国家100年の大計であると、こう思っておりまして、稲美町につきましても、教育につきまして最重点施策として今進めているところでございます。


 その中で、学校という場だけではなくて、地域と学校という、そういう一つの家庭も含めてですが、この3者がうまく連携をとるということが非常に重要であると、これはもう従来から認識をしておりまして、その3つが一緒になって、地域で子どもたちを育てるという考え方を今進めているところでございます。


 そういう中で、やはり子どもの居場所づくりというものをどうつくっていくかというのが非常に重要であると、こう思っているところでございます。


 今現在、PTCAという、そういう考え方で進めておりますけれども、このC、PTAは従来からありますけれども、Cというコミュニティということで地域社会のことでございます。この3者が共同して共育を進めていくと。共育というのは、共に育という、教える育という表現じゃなくて、共にという教育でございます。そういう一つの、3者が子どもたちを健やかに育てていくということで、今、積極的に進めているところでございます。


 それは、その背景には何かといいますと、子どもたちを今見ておりますと、人間関係を築く能力が少し不足しているということ、あるいは自分さえよかったらいいという自己中心的な意識が非常にあると。そしてまた、自分の自尊意識が持てないと、こういう時代背景、社会背景がありまして、そういうことから、やはり地域社会への人たちが学校へ行って、そして学校はどんどん開放していって、共に一緒に子どもたちの教育を進めていくということが、私は特にこれから必要じゃないかなと、そう思っているところでございます。よく、あれは先生が悪いと、いや、家庭が悪い、地域社会が悪いんだと、こういうなすりつけをするということがよくあります。しかし、そんな評論家的なことで、ことは何も解決しないと思います。自分で実践をしていくということが必要ではないでしょうか。特にそういう、私は危惧を抱いているところでございます。


 ですので、その辺りをうまく連携して、お互いの気持ちを交換をしあって、そして理解をしあうということで、このPTCAという地域社会の、地域住民の皆さんが入っていただいて、そして心を深めていくということが必要であると、こう思いまして、学校開放ということで、今、稲美町内の中でいろんな事業を進めているところでございます。


 ですので、例えば校区のまちづくり委員会による母里の夏祭里、これも学校の中でやっている、子どもさんもその中に入っている、学校は地域の拠点であるという考え方を持つべきやと思います。ですので、学校が中心であるじゃなくて、学校は地域の拠点である、いろんな活動のですね、そういう考え方をこれから持っていくべきだと思います。


 天満南小学校のなんなんフェスタもそうですし、どんと大会などもやっておりますし、いろんなボランティアの皆さんが登下校のときに一緒に歩いて行っていただくということやら、防犯パトロール等々、地域から学校への様々な関わりを今進めているところでございまして、また学校へ地域の人が入ってくるということで、例えば手話教室とか何々教室とかいうことで、竹とんぼをつくるとか、藁草履をつくるとかということで子どもさんたちを教えていくということで、今、実施をしているところでございます。


 まあ、もう一つは、学校側につきましてもどんどん私は開放していくべきだと思います。ですので、まだその辺りが十分じゃないという、私自身は課題を持っておりまして、その課題をこれからも積極的に進めていきたいと。これは、大きく言いますと教育改革ということになると思いますけれども、そういう考え方で、どんどん学校の中身について、授業参観とかいろいろやっておりますけれども、学校の中身について、地域の皆さんがどんどん来てくださいよと。あんまりどんどん来てもらいますと先生が困るという意見もあります。変な授業をやれないという一つの、これは先生に対する地域住民の目というものが、これが効果を現すんじゃないかなと。そんないい面も一杯あるわけでございます。


 ですので、この前天満南小学校でそういうその場をつくるということで、学校側から地域の皆さんにということで、余裕教室を活用して、コミュニティルームなりランチルームなり、学習室なり、そういうものをつくらせていただきました。ですので、こういう余裕教室をつくるというのは、近辺ではあまりありませんけれども、稲美町は率先してやらせていただきました。それも学校へ来ていただくと、それはまた別な意味で変なものが入ってくると、その目が多くなりますから抑止力につながると、犯罪の防止の抑止力につながると、そういう大きな狙いがあるわけでございます。


 私は、あるところへ行きまして、学校は非常に危ないという話が出て、金網を3メートルにすると、そんなんどっかで決まっておるんですかと、こう言うたんですが、まあ3メートルに金網を高くするとかね、5メートルにしたらどうかと、そういう話が出てきた意見がありました。私は3メートルにしようが5メートルにしようが、ここを乗り越える人はどんなことでも乗り越えられる。それよりも地域の皆さんと一緒になって、子どもさんの教育、健やかな教育、成長を見守っていくと、地域みんなで一緒になって、この方が私は教育の、これからの稲美町の教育をする中心だと、そう思っているところでございまして、いろんな学校側もそういうどんどんオープンにしていくという考え方をこれからとっていきたいと思いまして、その一つが、今現在、国の方の奨励で出ておりますけどね、学校運営協議会制度というのがあるんですよ。今、評議員制度というのがあるんです。これは評議員、地域の皆さんが評議員になってもらって、校長先生なり学校から相談があったらそれをお受けするというような中身なんです、意見も言うという中身なんですけど。


 しかし、それからもっと進んでですね、学校運営協議会、コミュニティスクールと、こう言っておりますけれども、こういうものを今後考えていってはどうかなあと。それはどういうことかと言いますと、この協議会、地域の人たちが運営協議会の委員になってもらうわけです。そして、先生の人事についても話をする。あの先生こうやないかと、もっと教育してくださいよ、あの先生素晴らしいなという学校全体の運営について、そういう意見を述べる、校長先生や先生にね。ということ、人事に対する意見も述べますし、学校運営について、例えば教科の専任制をやったらどうかということも、この学校運営協議会の委員さんが言えばいいわけですよ。校長先生等が、学校運営の基本方針はこういたしますということであれば、この学校運営協議会がそれを承認をするという制度なんです。


 ですので、評議員制度よりもっと学校に深く関わっていくという、そういうものが学校運営協議会なんです。


 ですので、これは関東の方ではもうこれ手掛けてやっているところがあります。ですので、非常にこれも、この近辺ありませけれどもね、これはやっぱり地域に開かれたという、そういう中で教育についての地域の住民の皆さんがうまく入って行って、地域の子どもさんを地域で育てるという考え方をとる一つの方法だと思いまして、これについても研究をしていきたいなと、こう思っているところでございます。


 以上でございます。


○議長(木村圭二)  堀口 昇教育長。


○教育長(堀口 昇)  私からは、4点目の学校のスリム化についてお答えをさせていただきます。


 平成14年度から実施をいたしております完全学校週5日制の狙いは、学校、家庭、地域社会での学習や体験活動などを充実することで、子どもたちに自分で考え、判断し、行動して問題を解決していく力や、他人と協調したり、他人を思いやる心や感動する心などの生きる力を身につけさせることであります。そのために、学校教育の充実だけでなく、家庭教育力や地域教育力の充実が求められております。議員ご指摘の、それぞれが役割分担をきっちり行ってということも非常に大事なことだというふうに認識しております。


 教育内容のスリム化では、指導の効率化を目指して、各校で授業研究や指導方法改善の取り組みを真剣に進めていただいております。また、行事のスリム化では、行事の厳選を行ったり、他教科との連携を図って、総合的な学習の充実に努めてまいりましたが、まだまだ研究を進めていかなければならないというふうにも考えております。


 2つ目の授業時間の確保はということでございますが、各学校とも、小中とも、年度当初に年間授業日数から短縮授業日、学校行事、授業時間等を計算して、臨時休業、台風とかそういう災害の休業も考慮して、余裕を持った計画を立てており、学習指導要領における授業時数の確保はできております。


 3点目の家庭教育力についてでございますが、核家族化に伴い家庭教育に不安を持たれる保護者も増えているのも事実でございます。これに対応するために、特に子どもが幼稚園や小学校低学年のうちから、保護者に研修会や懇談会や家庭訪問等で支援、研修、啓発を行っております。


 また、現在子育てについていろいろなサークル活動をされている団体がございます。また、家庭教育学級というようなものも幼稚園とか小学校、PTAでも行ってもらっております。ボランティアの方々にもご尽力いただいておりますが、そういったものもまた整理を総合的にしながら、例えば子育て支援のために親と子の塾のようなものも設置できないか、検討もしていきたいというふうにも考えております。


 4点目の地域教育力についてでございますが、地域の教育力を生かすために、地域の人材、団体等の協力を得ながら、学校の様々な教育活動にその道の専門家として生かせていただいております。今後も地域の方や団体の力をもっともっと取り入れてまいりたいというふうに考えております。


 5点目の学力についてでございますが、平成15年度に稲美町として町内の中学校2年生で国語、数学、英語、また小学校5年生で国語、算数の教育課程の実施状況を調査いたしました。どの教科も全国の平均を上回っておりました。今後も学力向上に向けて授業研究、指導力の向上に取り組んでまいりたいというふうに思います。


 さらに、2学期制であるとか土曜日の扱いをどうするとか、そういったことも総合的に研究してまいりたいと、このように思います。


 以上でございます。


○議長(木村圭二)  前川正明経営政策部長。


○経営政策部長(前川正明)  私の方は、アスベスト対策についてお答えをさせていただきます。


 第1点目の対策会議の経過でございますが、稲美町では住民の安全、安心を確保する観点からアスベスト対策会議を設置しまして、調査、協議を進めております。これまでの取り組み状況を申しますと、7月26日に町長を委員長として助役、関係部局長の計8名で構成します対策会議を設置いたしました。町所有の全公共施設を調査するという町の取り組み方針と、健康相談、調査など各分野での担当窓口を決定をいたしました。


 そして、7月29日に開催されました総務文教常任委員会におきまして、アスベスト対策の取り組み状況を報告させていただいたところでございます。


 第2回目の対策会議は8月2日に開催し、各部課から緊急に対応すべき飛散性のある露出した吹き付けアスベストがあるかどうかの確認と今後の取り組み方針などを協議をさせていただきました。


 第3回目は8月26日に開催し、全111施設のうち吹き付けアスベストが使用されている疑いのある公共施設が6か所あると、調査結果から今後の対策を協議させていただきました。特に稲美中学校体育館の天井につきましては、国の基準を上回るアスベストの含有率が判明したことから、緊急に対応すべきものとして慎重に協議を重ねました。また、この間町内の関係部局はもちろんのこと、近隣市町や県とも情報交換を密にしまして、相互に連携をとりながら、住民の安全と安心確保のために迅速かつ適切な対応に努めているところでございます。


 2番目の町内の中皮腫の死亡実態でございますが、町内の中皮腫の死亡実態は把握できません。経済産業省におきまして、本年7月にアスベストを含有する製品を製造していた89社を対象に調査を行い、7月13日現在で肺癌と中皮腫を合わせて374人の従業員が死亡したとの結果を公表しております。


 また、現在県の疾病対策課におきまして、アスベストによる健康被害の調査を検討している段階でございます。


 で、3点目の町内の中皮腫による労災認定者はどうかということでございますが、町内の中皮腫による労災認定者につきましては、個人情報であることから公表されておりませんので、これも把握ができません。現在公表されておりますのは、平成11年から平成16年までの6年間における厚生労働省調査の労災認定件数で、肺癌と中皮腫を合わせまして全部で534件です。このうち兵庫県は89件ということになっております。


 4点目ですが、町内企業のアスベストの使用状況ということで、民間建設物につきましては国土交通省が7月14日に県を通じて調査を開始いたしております。調査の対象は、昭和31年ごろから昭和55年までに施工された吹き付けアスベストがある床面積1,000平米以上の建物で、その調査結果をもとに、所有者等に必要な指導を行うことになっております。町におきましては、企業のアスベストの使用状況は、そういうようなことで調査をいたしておりません。


 5点目の稲美中学校のアスベストの対策につきましては、これにつきましては教育政策部の方から答弁をさせていただきます。


 6点目のその他の公共施設における調査経過の段階でございますが、調査の対象は町所有の111公共施設全ての建物を対象にいたしました。調査方法は、まず図面による吹き付けアスベストの有無、設計業者などへの部材の確認などによる調査を行いました。そして、現地での実際の目視による調査を行い、飛散性のある吹き付けアスベストがないかどうかの調査をいたしました。吹き付けアスベストのある場合は、専門家の分析機関においてその物質のアスベストの有無を調査をいたしました。そして、もしアスベストの含有率が基準以上であれば除去、または薬剤による密封、またはコンクリートなどによる囲い込みの処理を行うことになります。


 現在の調査の状況ですが、当初から吹き付けアスベストの疑いがあった、緊急を要するという判断をしました稲美中学校体育館と西部配水場につきましては先行的に調査をし、その結果、稲美中学校はアスベストの含有がありと報告され、西部配水場は含有率なしという報告になっております。この施設以外の残りの109施設につきましては、全庁的な調査を行った結果、庁舎浄化槽跡倉庫、それから下沢消防詰所の天井、農村環境改善センターのブロアー室、それから郷土資料館のロビーの4施設につき、吹き付けアスベストの疑いがあるため、専門家の分析機関に調査を依頼しているところでございます。なお、分析結果が出るまでは当該施設は使用禁止にいたしております。


 現在、分析機関は調査依頼が殺到しておりまして、結果が出るまでに1ヵ月から2ヵ月かかるとのことで、もしアスベストの含有が基準以上であれば除去、または密封等の処理を行うことになります。


 また、今後につきましてはさらに住民の安全を確保する意味から、設計図書等を駆使しまして、今回対象としていない非飛散性のアスベストの使用につきましても調査をしていきたいなというように考えております。


 以上でございます。


○議長(木村圭二)  黒田 進教育政策部長。


○教育政策部長(黒田 進)  では、私の方からは稲美中学校の体育館のアスベストの対策についてお答えしたいと思います。


 稲美中学校体育館のアスベストについてでございますが、体育館は昭和50年に開館されましたけれども、その体育館の屋根裏は岩綿の吹き付けが行われております。その後、岩綿が一部剥がれ落ちると、こういうような状況になってまいりまして、使用に支障が出てきたために、平成2年度に大規模改修工事として、フロア部分については吊り天井を取り付け、ステージ部分の天井は従来どおりの吹き付けのままと、こういうことに現状はなっております。


 しかし、平成17年7月に石綿障害予防規則が施行されまして、吹き付けられた石綿等が劣化等によりその粉塵を発散させる恐れがあるときは、管理物は規則に示す除去、封じ込み、囲い込み等の措置を講じなければならないということに規定されております。


 これらの状況を踏まえまして、早速学校施設の石綿の吹き付けについての調査を行いましたところ、体育館の天井が岩綿の吹き付けであることを確認し、早速石綿の含有率の検査を8月1日に業者に依頼いたしました。で、その結果が8月25日に出てまいりまして、含有率4.4%と結果が報告されました。この結果をもちまして、生徒の安全衛生面から、8月25日に体育館の使用を中止するように校長に通知したところでございます。


 以降、学校教育及び部活動に影響を及ぼすことから、早急に工事に着手する必要から、稲美中学校の体育館の施工しました業者に、9月5日から10月末の2ヵ月の、約2ヵ月の工期として発注をすでにしておるところでございます。


 具体的な施工方法は、フロアの天井部分につきましては目貼りによる囲い込み施工で行いたいと思います。それから、ステージの天井は吹き付けが露出しておるわけですので、除去の施工により対応すると、こういうことで考えております。


 以上で、アスベスト対策についてのご回答を終わります。


 続きまして、スクールカウンセラーの配置についてのご説明を申し上げたいと思います。


 町内の現状と実態ということなんですが、昨年度スクールカウンセラーに相談された人数は322人でございます。児童生徒、教師、保護者はほぼ同じような割合でございました。相談内容につきましては主に学校問題、それから家庭問題、その他でございます。


 特に学校問題では不登校が107人、それから友人問題13人、それから学校生活42人、教師への助言20名等がございました。


 2点目の配置につきしまては、兵庫県教育委員会事務局非常勤嘱託員ということで、臨床心理士の有資格者が各中学校に1名ずつ、ということは2名配置されております。


 週1回、8時間勤務というような形で各中学校で勤務していただいておるところでございます。


 3点目の日常の連携と実態につきましては、スクールカウンセラーの出勤、勤務日に担任や生徒指導主事は、授業の合間に随時相談や打ち合わせで連携をとるなど、助言を得ておる状況でございます。


 小学校からの相談につきましては、中学校へ出向いて来ていただくことになりますが、児童の学校生活を観察する必要があるときなどは、スクールカウンセラーが小学校へ出向いて調査すると、指導すると、こういうこともございます。


 生徒指導等の研修会にも講師として助言を仰いでおるところでございます。


 4点目の保護者への援助につきましては、保護者自らの申し込みと学校の紹介による申し込みがあります。一般的には担任等と話し合った後に、スクールカウンセラーに相談をしておられます。相談内容は、不登校問題、親子問題、家庭問題、軽度発達障害等多岐にわたっておるわけです。相談の中で、他の医療機関への診療を薦めることもございます。相談時間が重ならないように予約をとっていることが多いです。特に町ではスクールカウンセラー以外の相談窓口として、稲美町心の健康支援センター等も設置しておりまして、そちらの方でも受付をしているところでございます。


 以上で回答を終わります。


○議長(木村圭二)  17番、藤本 操議員。


○17番(藤本 操) それでは、2回目からは自席の方から質問していきたいと思います。


 通告に従っての質問の内容に準じてやっていきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。


 アスベストからになるんですけど、非常に私も冒頭に申しましたように、非常に町としてもいち早くこういうふうなことに取り組まれてきたことに非常に喜んでいるわけなんですけれども、るる具体的にいろいろ説明を受けた中で、若干ちょっとまだ私自身にわかりにくかった部分がありますので、その分についてお聞きしますが、中学校の分については、それなりに具体的にお話もあり、その中で、お答えされている中でちょっとわかりにくかった、聞こえにくかったんですけれども、こういう状態もはっきりと説明があったんですけど、お答えがあったんですが、それに対して、今使用を止められていると思うんですね、実態は。できるだけ早くそういうことの除去なり、いろいろ確認なりいろんな形のことを言われていましたが、対応としてね、そういう工事について、この9月5日から10月中旬に工事が入る発注をされたと言われたのか、そこらへんはどうなんですか。ちょっと確認のみですけどお願いします。


○議長(木村圭二)  黒田 進教育政策部長。


○教育政策部長(黒田 進)  これについては、発注をいたしております。で、その工期につきましては9月5日から10月31日と。で、その中で、議員も言われましたように一日も早く完成するように、我々も今後、努力してまいりたいと、そのように考えているところでございます。


○議長(木村圭二)  17番、藤本 操議員。


○17番(藤本 操)  ようわかりました。


 それからですね、これ実際に総務文教で7月29日に調査の中で、このアスベストに対してのいろいろな調査の中で出されてきましたですね。その中においても、木村議員さんもずっと前にそういうようなことの問題が起きたときですね、中学校の体育館についての、るるそのときにも言われていましたように、やはり何といっても健康の問題でもありますので、早期にそういうふうなことが調査され、明らかになる中で工事されていくことに非常に安心しております。


 それから、健康診断を経営政策部長の方がお話があったんですけど、実際にこの健康診断を活用したアスベスト疾患調査ということを県の方も言われていると思うんですけど、そこらへんの扱いはどうなっているんでしょうか。


○議長(木村圭二)  米田有三健康福祉部長。


○健康福祉部長(米田有三)  健診の体制につきましては、従来町が行っております住民健診の方で対応してまいりますということで、稲美町の場合はそれぞれ住民健診で行っている、そこでお申し出をいただいて住民健診を行っていくという形の体制をとりたいと思っております。


○議長(木村圭二)  17番、藤本 操議員。


○17番(藤本 操)  もう1点ですね、お聞きしたいんですが、アスベストを含む建築物の解体、改修時のときの標識の義務づけということがありますね。その事柄についての徹底方はどのようになされておるんでしょうか。なされようとしているのか、なされているのか、そこらへんちょっとお聞きします。


○議長(木村圭二)  前川正明経営政策部長。


○経営政策部長(前川正明)  先ほども申し上げましたように、一応公共施設につきましては、今回の調査だけで終わらずに、建築物の設計図書等を参考に駆使をしまして、非飛散性のアスベストについても調査をしていきたいと、このように考えております。


○議長(木村圭二)  17番、藤本 操議員。


○17番(藤本 操)  ちょっと、私の質問とちょっとわかりにくかったんですけれども、僕が聞いているのは、標識の義務づけの関係のことです。


 もう一度言いますけれども、アスベストを含んだ建築物の解体改修時のときに、そういう標識を出してしなさいよということが義務づけを10月1日からなされていると思うんですけれども、そこらへんの部分について、どういうふうな、住民に言われようとしているのか、業者にとか、そこらへんの分についてはどのように考えられているのかなと思いまして。


○議長(木村圭二)  前川正明経営政策部長。


○経営政策部長(前川正明)  それらにつきましては、労働基準局の指定に基づきまして適切な実施をいたしてまいりたいというふうに思っております。


 再度申し上げたいと思います。健康被害が発生したことのある事業所に対しまして、第1次検査を実施することに、アスベストを使用した企業にはそういうようなことが義務づけられておりますのと、もう一つはアスベストを含む建物を解体する場合には、県の届出が義務づけられておりまして、先ほど申されましたように10月1日から、解体時には適切な飛散防止措置をとっていることを示す標識が義務づけられております。それらにつきましては、当然ここに示されたものについては注意深く守っていきたいと、このように思っておりますし、県の指導を仰ぎながらやっていきたいと、このように思っております。


○議長(木村圭二)  17番、藤本 操議員。


○17番(藤本 操)  アスベストについては、ちょっとあまり時間がないので次にいかんとね。申し訳ないですけど、アスベストについてはこのあたりにしておきまして、随分と細かく答弁がありましたので。


 2番目のスクールカウンセラーの2番目ですね、質問しまして。この中でですね、稲美町の中に配置が1名ずつ中学校に配置されている、稲中と北中に配置されているということは、非常に早く、いつからだったのかしりませんけれども、取り組まれているなと思いました。実は私、ちょっと知る範疇では2005年度から基本的に3学級以上の中学校全てに配置しますということを文部省初等中等教育局長さんが述べられていたんですが、まあ、稲美町はすでに取り組まれていただいていることに本当に喜ばしいことと存じます。


 で、その中でね、中学校はなるほどそのようにきちっと配置があってね、忙しい、大変メンタル面のことですので、大事なことであるということの中で、不登校とかこういうことの107とかいろいろとお話がある中において、小学校にもそういうようなことの指導というものが必要であると思うんですね。そうすると、今言うている中学校から小学校に行かれる場合もあるし、小学校から言われてきた分についても対応とか、そういうことで中学校が、例えば稲中やったら南と東と母里の小学校が行かれているんですから、そういうふうなところの対応だと思うんですけれども、そういうこと自身でね、対応がし切れているんでしょうか、そこらへんをちょっとお聞きしたいです。


○議長(木村圭二)  黒田 進教育政策部長。


○教育政策部長(黒田 進)  まあ、この件につきましては先ほど申し上げましたように322人の相談者があるわけですけれども、これを2人でやっておると。で、それから日数につきましては1週間に1回と、こういうような状況の中で、我々が聞いてみたりしている中では、この322人に対応する中で、今のところは問題ないと、そのようにみておるところです。


 で、例えば面談の数で言いますと、全部で322のうち小学生につきましては63人が相談に来られていると、こういう現状でございます。


○議長(木村圭二)  17番、藤本 操議員。


○17番(藤本 操)  322というね、僕は意外と大きな数字だと思うんです。で、その対応に対して週に何回か学校に来られて対応されていると思うんですけど、そこらへんがなんとか対応しきれているのかというような感じなんですけれど、その中でね、非常にこの内容のお仕事から考えてね、私が3つの中でスクールカウンセラーと日常の連携と現状と実態というのは、学校の先生方のところへ日常の中でね、子ども自身の状況とかによって感じたりいろいろして、それを連携をとりながら進められていると思っているんですけど、連携ということになればそれなりの真の連携をしていこうと思ったらね、こういう事柄については非常に研修ですか、この担任の先生とか指導の主事さんとか、そういうようなものに該当するような、先生方の研修というものがあってこそ、理解があってこそ周囲の連携が保たれると思うんですけど、そこらへんの研修ということに対してどのような現状なんですか。実際にそれなりの研修をやっているんやとか、そこらへんはどうなんですか。


○議長(木村圭二)  堀口 昇教育長。


○教育長(堀口 昇)  今おっしゃいました研修が大事ではないかと、担当の先生の研修が大事ではないかということについては、まったくそのとおりでございましてね、生徒指導の担当者については定期的に会議を持っております。また、生徒指導の担当の研修会も随時行っております。また、長期休業中、特に夏休みでございますが、教職員全員を対象とした生徒指導の面、あるいは障害児教育の面についての研修会を、この7月、8月でも2回を実施いたしております。その中でも特に生徒指導についての研修会も全教職員対象に行ったわけですが、非常にこういう生徒指導の面については非常に、特に最近大事なことだというふうに考えておりまして、こういう研修会も持っております。


 以上でございます。


○議長(木村圭二)  17番、藤本 操議員。


○17番(藤本 操)  今、教育長の方からそれなりの大きな時間を割いて研修されているということで安心したんですけれども、私もこの東播磨の、不登校の学校に行かない、行かれない家族ネットワークというものに長年携わってきました。なんといっても早期にやっぱり感じ合わんことには、学校に行かない期間が、日数がその分回復するのにそれだけの日数がかかるという、こういうようなものですので、どうしても初期の気づきが大事であって、つまづきがあって、その生徒自身が悩み、苦しんでいることにあまり最初は気がつかずに、ただ横柄であったりナマクラだとか、そういうふうにとらえがちやすいんですね。そこらへんのことによってはまっていってしまうんですけれども、そこらへんを早期に、この子は今何か悩んでいるなと、それなりのものを、感性をちゃんと早期にキャッチしたならね、そういうようなことに多様にいけると、できると、そうすることによって子どもたちのそういうような心の悩みが解消し、課題が解決していくんだというようなとらまえ方でとらえて、随分と研修をされているんですけれども、全体の先生方にもそういうようなことの機会づくりをこれから多く持っていただくことが、ほんまは未然防止になっていくんやということをお願いして、今のスクールカウンセラーについては終わります。


 その次は、3点目は開かれた学校づくりということで、町長さんの方からるるいろいろと説明があって、非常に稲美町も最重点施策の中でのお話もあったように、非常に熱心に住民の皆さん方も一生懸命に取り組まれていることも肌で感じております。また、今、県民交流広場というて南小学校にできているんですけれども、そういうようなことについても関係者の皆さんが一生懸命努力されていることもわかっております。しかし、ややもするとですね、どうしても管理の方へいきやすいんですね。だから、もう少しオープン的にしていくというような要素も若干あるんじゃないかなというようなことも思っております。


 それで、まあそれはそれとして、これからそのように考えていかれたらいいんじゃないかなと思うんです。


 町長さんの方から言われていました学校運営協議会のお話ですけれども、これはすごく、まあ言うたら関東の方で取り組まれているようなことでこれからも研究していきたいんだというお話なんですけれども、ぜひともこういう開かれた学校づくりは大きなテーマだと思いますし、取り組んでいただきたいなと、研究していっていただきたいなと思うんですけど、よろしくお願いいたします。


○議長(木村圭二)  赤松達夫町長。


○町長(赤松達夫)  学校運営協議会につきまして、先ほどご答弁をさせていただきましたとおりでございますけれども、私がここで注目しておりますのは、やはり保護者、地域、住民が学校に参画すると、学校運営に、これはもう特に必要だと思いますね。ですので、教育の現状、私はいろいろ勉強をさせていただいておりまして、全国の教育の部会にも入っております。その中で絶えず出てきますのは閉鎖された学校、先生の一つの実態がそこに出ないという考え方が、各市長さん、町長さん言われるわけですよ。私もまったく一緒でね、ですので、どんどん外から入ってこられたら先生困ると、なぜ困るんかと、都合が悪いから困る、こういう実態があるんですよ。


 ですので、やはり外から入って、お互いに切磋琢磨して、そして学校をどうしたら子どもの教育のレベルが上がるんかということを地域みんなで考えていくと、こういう一つの学校の運営まで参画をするということは、随分私は必要だと思いますよ。ですので、閉鎖された、惰性で動いている、そういうことではだめであると。ですので、やっぱりお互いに人間それぞれの立場や役割は違いますけれども、刺激があって成長するという考え方、それと絶えず問題意識を持って、持たないと前進はないと、私はそういう考え方で、教育だけではありませんけれども、町政全般で運営をさせていただいておりますけれども、基本的には学校運営についてもそうだと、そういう考えで、これも積極的に研究をさせていただきたいと思います。


○議長(木村圭二)  17番、藤本 操議員。


○17番(藤本 操)  ぜひともですね、積極的に検討、研究をしていっていただきたいと思います。


 その次が学校のスリム化ということで、当初、こういう学校週5日制の中で、いろいろと私がその一つとして学校のスリム化もうたわれたもんですよ。そういうことの役割分担をきちっと、何でもかんでも学校がするんやと、押しつけてきたことの流れはあったわけなんですけれど、そうじゃないと、やっぱりもっとしていただくものはしていただき、学校の先生方も学校としてそういうふうなことの仕事、内容いうんですか役割をきちっと果たしていただこうと、そういうことになっているんですね。で、そういうことの中で、発想が出た中でものごとが進んできたのに、いつの間にかまた元のさやに収まったような感じで、私も今言うたように、ほら部活やなんやかんやと学校はなんでも、挙げ句の果ては交通指導で、ときには先生方が外へ出てきて交通指導をしている、そういうような姿も見るわけなんですね、それが果たしていいものなのか、先生方は言われたら全部受けてしまっているということの中でね、それ以外に学校でもっと先生がしっかりとやるべきことはやっていただくという考えを出してほしいんですけどね、そこらへんがややもすると何かもう全部受けてしまっているような感じですので、そこらへんははっきりと、家庭でやっていただくものはしてくださいよというように、これからは持っていくべきではないかと、そのように考えます。


 で、特に学校の行事にしろ、先生されていると思うんですけど、それなりの内容もきちっとなされていって、それで地域で文化とかスポーツも受けていただくものは受けていただくと、そういうことがね、せっかく地域に人材を抱えておりながら、また資源を生かしてないという部分も多々ありますので、そこらへんも今後よく精査されて、きちっと原点にかえって学校のスリム化を図り、お願いをしたいと思うんですけど、一言それに対してのご答弁をいただいて終わりたいと思います。


○議長(木村圭二)  堀口 昇教育長。


○教育長(堀口 昇)  藤本 操議員おっしゃいました学校、家庭、地域の役割分担ですね、これは本当に大切なことでして、そのあたりが基本原則となって5日制を始めておるわけで、学校は基本的には何をするところか、しっかりと子どもに勉強を教えるところ、学校に行ったらいろんなことがわかる、先生にしっかり教えてもらえる、これが基本でありまして、あとの躾であるとかマナーであるとか、これも学校でということも多少ありますけれども、基本的には家庭が躾をしていただくというのは当然のことでございまして、地域でも子どもを育てていただくと、こういう声も当然のことで、そのあたりの線引きというものはきっちりとして、お互いに役割分担をきっちりした上でどう連携していくのかと、子どもがよくなっていくように、いろいろ情報交換、連携というものも必要であります。その辺も押さえながらきっちりと役割分担をきっちりとしていただくように、今後も進めてまいりたいと、このように思います。


○議長(木村圭二)  以上で、17番、藤本 操議員の一般質問を終結いたします。


 しばらく休憩します。


              休 憩  午前10時31分


             ……………………………………


              再 開  午前10時45分


○議長(木村圭二)  休憩前に引き続き、会議を開きます。


 次に、3番、池田博美議員。


○3番(池田博美) (登壇)  ただいま議長よりお許しをいただきましたので、通告に従いまして私の一般質問をさせていただきます。


 第1点目、二見・稲美・三木線の進捗状況についてであります。


 東播磨県民局の中長期計画では、南北道の機能充実のため、二見・稲美・三木線において、天満大池以北国安区画整理区域までの事業は新規メニューにより事業認可・着手・測量・設計を行う予定であるとお聞きいたしますが、以下の点について現在の進捗状況をお伺いいたします。


 ? 天満大池に生息する水生植物「あさざ」は絶滅の危険性が高く、万葉歌にも詠まれた稲美町にとって縁のある植物です。また、ため池として水量の確保、文化的景観を考慮のうえ、北池に架かる橋の形はどのような予定でありますか。


 ? 岡西地区を南北に横切る4車線、幅25メートル道路となりますが、自治会内の道路交差はそれぞれの交差点で、立体、平面、どのような交差になる計画でしょうか。


 ? 地元への状況説明が少なく、地域住民は今後の生活設計に迷いを生じています。今後の実施年度、説明会の予定をお尋ねいたします。


 続きまして、アスベストの調査と対応についてであります。


 全国各地でアスベストが原因と見られる健康被害により多数の被害者が出ています。住民のアスベストに関する心配を受けて、町では対策会議を設置し、町所有の全建築物に対しアスベスト使用状況の調査を進めていただいています。現在、アスベストの可能性が高く、サンプル調査の必要がある下記施設の調査結果と対応策についてお伺いいたします。


 ? 庁舎の旧浄化槽跡倉庫 ? 水道西部配水場ポンプ室・機械室 ? 農村環境改善センター浄化槽機械室 ? 郷土資料館 ? 天満南小学校体育倉庫 ? 天満東小学校体育倉庫 ? 稲美中学校体育館天井。また8月16日の宮城県沖地震で、仙台市の屋内プールの吊り天井が落下し、27人が負傷した問題を受け、県は吊り天井の近況調査を通知しています。稲美中学校体育館天井は、アスベスト落下を防ぐための吊り天井がありますが、緊急に安全で安心できる天井構造の調査が必要であります。生徒たちが学校行事、クラブ活動等に安心して使用できる稲美中学校体育館について、当局の考えをお尋ねいたします。


 以上、私の質問とさせていただきます。


○議長(木村圭二)  福井宣司地域整備部長。


○地域整備部長(福井宣司)  二見・稲美・三木線の進捗状況について、まず1点目でございますけれども、天満大池を渡る橋の早期着手につきましては、我々は町長を筆頭にかねてから県に強く要請をしてきました。その結果、平成16年12月に天満大池道路構造物検討会が設置されまして、学識経験者・関係自治会長・土地改良区等関係者により、生態系・環境・景観・歴史・安全性・経済性といった総合的な見地から、町のシンボルになるようなものを目指し、検討を行っております。本年度に入りまして、これまでに地質調査や水質調査、植物調査、魚介類調査を行っております。9月26日には第2回検討委員会が行われる予定でございます。橋の形等につきましても協議中でございます。


 それと、2番目の周辺道路の整備計画につきまして、地元にとって重要なことでございますので、十分検討する必要があると考えております。このことにつきましても現在協議中でございます。


 3番の今後の実施年度につきましては、予定につきましては、地元念願のことでございますので、町も県とともに地元に入りまして、きめ細かく説明する必要があると考えております。大池道路構造物検討委員会の結果ができ次第、以北の事業着手となる予定でございます。


 また、説明会につきましては、用地測量前には行う予定でございますので、ご理解をお願いしたいと思います。


 以上でございます。


○議長(木村圭二)  前川正明経営政策部長。


○経営政策部長(前川正明)  それでは、アスベストについてお答えをさせていただきます。


 ご質問の7施設につきましては、7月29日に開催しました総務文教常任委員会におきまして、吹き付けアスベストの疑いがあると報告した施設でございます。その後、図面によるアスベストの吹き付けの有無、設計業者への部材の確認、現地調査、物質調査などによりまして詳細な調査を行っておりますので、現在の状況を報告をいたします。


 なお、教育施設につきましては教育政策部から回答をさせていただきます。


 庁舎の旧浄化槽跡倉庫、農村環境改善センター浄化槽機械室、郷土資料館のロビーにつきましては、藤本 操議員の質問に答弁をいたしましたとおりでございます。現在、アスベストの吹き付けの疑いがある施設として、専門の検査期間による調査中でございます。


 水道の西部配水場ポンプ室・機械室につきましては、調査の結果、アスベストの含有はないという結果が出ております。


 以上でございます。


○議長(木村圭二)  黒田 進教育政策部長。


○教育政策部長(黒田 進)  では、先ほどの施設の説明に続きまして、学校教育施設についての説明をしたいと思います。


 学校教育施設は、先ほどの7施設のうち4施設ございます。で、そのうち1つ、天満南小学校と天満東小学校の体育倉庫につきましては、現地調査、再度厳密にした結果、岩綿吹き付けの仕上げではなく、プラスチック系の仕上げであったということで、石綿は使われておらないということで人体に影響はないというふうに確認しております。


 それと、郷土資料館でございますが、玄関入りましたところ、ロビーホールの天井がパーライト吹き付けになっております。これにつきましては、先ほどの公共施設とあわせて調査をお願いをしておるところでございます。


 それから、もう1点の稲美中学校の体育館につきましては、藤本 操議員のご質問にお答えしたとおりでございます。


 2点目として、天井の構造についてでございますが、稲美中学校体育館の天井は、屋根から直接軽量鉄骨下地を吊り下げておりまして、石膏ボードを貼り、その上に成型板を貼り付けております。


 建築物の天井の構造につきましては、国土交通省建築工事管理指針の公共建築工事標準仕様書の基準により施工されております。安全の確保の観点から、現場の点検は行いたいと、このようには考えております。


 以上です。


○議長(木村圭二)  3番、池田博美議員。


○3番(池田博美)  再質問は自席からさせていただきます。


 まず、都市計画道二見・稲美・三木線についてでありますが、先ほどの答弁いただいたのでは現在協議中であると。で、また9月26日、今月末ですね、に検討委員会をされると。で、そういうことは去年の12月に第1回をされて、で、第2回がこの9月ということで、けっこう期間が長いように思うんですが、その間にいろいろな調査をされたということ。


 まず、基本的なことからお尋ねいたしますが、4車線25メートルの道路という計画ですが、それは間違いないですか。


○議長(木村圭二)  福井宣司地域整備部長。


○地域整備部長(福井宣司)  昭和55年に都市計画決定をしております。その当時、4車線で、当初盛り土ですね、での計画での施工でございます。現在、そのことについても含めて、水量確保も含めまして、現在協議中でございます。


 以上でございます。


○議長(木村圭二)  3番、池田博美議員。


○3番(池田博美)  それも含めて協議中ということは、4車線と確定はされてないと、それも交通量の調査、いろいろな、橋の形、また用地買収のことも考え、経済性も考えてされるということ。ですので、当初、設計図面でも4車線で進められているとは思うんですが、2車線になればまた道路の幅も半分になるでしょうし、いろいろと構造物も変わってくると思いますが、まずそれの確定も9月26日の検討委員会でお願いしたいんですが、町としての姿勢をお尋ねしたいんです。で、地元としても橋はできるだけ水量確保、あさざとか全てのものを維持できるような状況での道路建設というのはもちろんわかるんですが、その中で毎日の生活と道路との兼ね合いということになりますので、天満神社から行く一番南側の道ですね、天満大池沿いの道の交差は立体になるのか、平面になるのか、また清久寺の裏の道は立体になるのか平面になるのか、また愛宕池の道ですね、そこも立体になるのか平面になるのか、というのも全てこの9月26日の協議でされると思うんですが、まあいろいろと地元の意見、要望も聞いていただいて、一度したらもう末代ですんでね、そういう状況もありますので、地元との協議、また地元の意見をお汲み取りいただいて建設を進めていただきたいと思います。


 で、その交差状況に対しては、協議中しか決定はないですかちょっとお尋ねいたします。


○議長(木村圭二)  赤松達夫町長。


○町長(赤松達夫)  基本的なことを私からご答弁申し上げます。


 この都市計画道路、20年来の念願でございまして、それまではあまり進んでいないということで、私が就任いたしまして、どういうことかということで、県にそれを直接言ってきました。そしたら、稲美町のいろんな事業がたくさんあるけれども、町長絞ってくれと、こういう話です。ですので、私はこれとこれとこれを絞りますよと、そのうちの一つがこの橋なんです。ですので、それで動き出したということなんです。


 ですので、やっとこれが動き出したということで、あの橋は稲美町のシンボルになるような橋を架けてくださいと言ってあります。それと、私の希望は4車線。そして、周囲両サイド歩道と、2メートルぐらいの歩道ですね、これを県にお願いをしております。県事業でございますので、そうは言いましても地元の意見をきちっと聞いていただくと。


 しかし、あの委員会の中の委員は神戸大学の構造上の先生と景観の先生が入っておりますから、この先生の意見も、稲美町に相応しいような、そういう橋になるだろうと、私は強く期待をしております。


 ですので、基本的な考え方はそういうことで、今、積極的に進めているところでございます。


○議長(木村圭二)  福井宣司地域整備部長。


○地域整備部長(福井宣司)  メンバーの中には地元の自治会長さん2名も入っておられます。特に今申し上げましたように、地元にとって非常に念願のことでございますので、周辺道路整備計画につきましては積極的な意見が出ておりますので、その辺の調整も当然されるものと思っております。現在協議中ですので、こういうふうになるということは、今そういう時期じゃございませんので、その辺よろしくお願いしたいと思います。


○議長(木村圭二)  3番、池田博美議員。


○3番(池田博美)  それでは、1回、2回、2回目を9月26日にされるということですが、そしたら事業着手は、3月の広報紙に18年度から事業着手、設計、測量を始めると、そういうようにありましたが、その進捗状況で間違いはないでしょうか。


○議長(木村圭二)  福井宣司地域整備部長。


○地域整備部長(福井宣司)  この大池道路構造物検討委員会の結果が出ましたら、測量と用地買収等を行っていきますので、事業着手、これは間違いございませんので、そういうことと考えております。


○議長(木村圭二)  3番、池田博美議員。


○3番(池田博美)  それで進めていただいておりますが、地元への説明を、決まり次第情報を開示いただき、地元も皆生活設計がありますので、何年度にどういうようになると、それで立ち退きをしなければいけないとか、そういうことも考慮の上での迷いがありますので、そういうことも含めて地元への説明を細かにしていただきたい、また検討委員会にも地元代表5人、行政5人、学識2人という12名で構成いただいていますので、そういう面からも地元の、地域の状況を考えた上での設計をお願いいたしたいと思います。


 続きまして、アスベストの件です。


 まず、いろいろと答弁いただいたんですが、天満南小学校、東小学校の体育倉庫ですね、それはプラスチックなので問題ないということで安心いたしました。


 で、稲美中学校の体育館のことについてお尋ねいたします。


 8月に空気中の飛散濃度の調査をいただきました。で、それも迅速に調査いただいたということに感謝をいたします。1リットル中に1.9本の飛散があったと。で、国の基準としましたら、大気汚染防止法では1リットル中に10本ということで、その基準以内ということではありますが、今後の工事ですね、今、使用中止になって対応していただいていますが、吊り天井を宮城県沖の地震で吊り天井が落下して被害が出たと、そういうこともあります。いろいろと吊り天井をし、また目貼りをすると、通気口がありますので、その通気口を目貼りをいただくんですが、それでも根本的な解決にはなってないんじゃないかと。で、アスベストがあると、天井にね、それも4.4%ですね、基準以上のものがある、その中でただ目貼りをするだけで、またそれで体育館は避難場所になっていますね、緊急時の避難場所に。そういうときに地震で天井が落下したとか、そういう可能性ももちろんありますので、そしたら天井が落下し、またアスベストも落下するということになりかねますので、余計に町行政としても危険なものを覆い、またその覆うのがちょっと天井の吊り天井があまりにも効果がないように思われますので、全面的な改修というのはいかがなんですか、お尋ねいたします。


○議長(木村圭二)  黒田 進教育政策部長。


○教育政策部長(黒田 進)  今、早速対応したことに敬意をいただきましたこと、嬉しく思っております。


 で、その吊り天井でございますが、先ほど宮城地震ですね、ここで天井が落ちたと、こういうことを一つの例で挙げられたわけですが、これにつきましては皆さんの新聞等でご存じだと思いますが、要するに仕様書どおりの施工ができてなかった、そういうことが原因で吊り天井が落ちたと、こういうことはすでに明らかになっておるところでございます。


 そういうところで、町の方では、一応先ほど申し上げました基準に基づいて工事が施工されておりますので、その点は大丈夫と。ただ問題は、地震でございますので、地震も皆さんのご承知のとおり、やはりいろんなパターンの地震が起こります。そういうものについては一部心配な件もございますので、先ほど私が回答申し上げましたように、この宮城地震のような不手際な施工はないか、それについて再度点検してまいりたいと、そのように考えておるところでございます。


○議長(木村圭二)  3番、池田博美議員。


○3番(池田博美)  吊り天井の件ですが、まずアスベストが天井に吹き付けてあるというのは、結局耐熱の被覆ということで、火事になったときに熱が直接鉄骨に当たらないように、またそれで曲がらないようにと、そういうことの効果も含めての耐熱効果をアスベストで賄っていると、そういう状況だと思います。それを取り除いて、全面除去というのはステージ上は全面除去をいただくということを答弁いただいておりますので、それは結構なんですが、避難所でもあるし、また先ほども町長さんから学校は地域の拠点であると、そういうことも言われ、避難所でもあります。そういう中、有害物質を囲い込むだけで、言うたらちょっと不安な点があると思います。その点、再度検討いただくということも必要じゃないかなと思います。


 で、それとクラブですね、現在バレー部とバスケット部、男子女子がクラブ活動中止を余儀なくされ、天満東小学校と母里小学校、また体育センターをお借りしていると、そういう状況です。それも保護者からの意見もありますので、体育センターを優先的に使えるように、特にバスケットは母里小学校でなく体育センターを、工事の期間中優先的に使えるような方向もお願いしたいという声が多いです。そういうことに対して、教育委員会としての見解をお願いしたいと思います。


 それと、アスベストの飛散濃度ですね、空中の飛散濃度、それは高砂市も2校の小学校でアスベストが検出されたと、また給食室も使用中止されたと、そういう状況です。で、そういう中で、アスベストの飛散濃度を特に教育施設の中、いろいろ定期的に検査をする必要があるんじゃないかと思います。その点、お伺いいたします。


○議長(木村圭二)  黒田 進教育政策部長。


○教育政策部長(黒田 進)  まず、この天井の安全面につきましては先ほど申し上げたとおりでございます。


 それから、体育センターの使用についてのご意見ですけれども、これはもうすでに学校からも申し入れを受けておりまして、我々としては最大限の優先をするという考え方のもとに、一応調整はできておると、こういうふうに考えております。


 それから、定期的な点検、検査、こういうことについても今後考えていきたいと、このように思います。


○議長(木村圭二)  3番、池田博美議員。


○3番(池田博美)  空中の飛散濃度というのは、実際に稲美中学は1.9本であったと。まあ10本が基準ですので大分下ではあったんですが、近隣市町もそういう状況の中でも使用中止をされていると。で、それはいいんですが、工事をするというのはアスベストの飛散をなくすための工事なんですね。ですから、アスベストが現在1リットル中に何本飛散していると、それを工事が終了して、またその時点、また1年先、また2年先、そういう定期的な検査をして、何もアスベストの飛散の効果がなければ工事の効果もないということですのでね、ですので定期的に検査をするというのは、そのための工事ですので、定期的に検査をし、またそれを地域住民、また保護者に回答いただくというのが、住民が、また保護者が安心して、学校施設を使えるということになりますので、ぜひとも定期的な検査をお願いし、また公表いただきたいと思います。その点、お伺いいたします。


○議長(木村圭二)  黒田 進教育政策部長。


○教育政策部長(黒田 進)  ちょっと、定期検査と、こういうものについての考え方が、先ほど私も十分に理解できてなかったんですけれども、この分についての施工工事ですね、囲み込みにつきましては、やはりこれは100%囲み込まなければ意味がないわけでして、それは100%当然囲みます。ステージ上は当然除去します。


 そういうことで、100%物理的に遮断するわけですので、飛散は心配ないと、そのように考えております。


○議長(木村圭二)  3番、池田博美議員。


○3番(池田博美)  100%囲い込みをそれでしていただくとして、そしたら結果の公表というか調査をしていただかないと、実際、現在1.9本飛んでいますと、それを工事終了して、で、1.9本が何本かに減りましたとか、どういう状況か、工事の効果はもちろん必要ですので、そういう意味でも飛散濃度の調査をしていただくのは、定期的な調査をしていただく必要があると思いますが、その点いかがですか。


○議長(木村圭二)  黒田 進教育政策部長。


○教育政策部長(黒田 進)  今回は、一応囲い込み工事だけではなしに除去もやりますので、当然、工事に着工する前に1回、それから工事中に1回、それから完了してから1回ということで、3回の検査をすることになっておりますので、その点ご安心いただきたいと思います。


○議長(木村圭二)  3番、池田博美議員。


○3番(池田博美)  そしたら、工事前、またその途中、またその後ということなんですが、その後、仮に定期的に3年、5年、そういう毎年検査をするという、結局ね、アスベストによって中皮腫にかかって、結局天井にアスベストが含まれていると、それを100%封じ込んだと、またステージ上は全部アスベストを取り除いたと、そういうのは工事をしてわかります。で、その空中の飛散が、結局空中から吸い込むわけでね、生徒がね、ですから、そういう意味でも安全安心なまちづくりをする上においても、稲美中学の体育館にアスベストの飛散はないですよと、そういうようなことを胸を張って言えるようにするためにも調査を定期的にする必要があると思います。その点、定期的な検査、また報告をお願いしたいと思うんですが、いかがですか。


○議長(木村圭二)  黒田 進教育政策部長。


○教育政策部長(黒田 進)  その件については、我々も当然児童、生徒、教師の安全衛生につきましては、当然考えるべき立場でございますので、今後、そういうことも含めて検討をしてまいりたいと、このように思います。


○議長(木村圭二)  3番、池田博美議員。


○3番(池田博美)  ぜひとも定期的な検査をお願いし、安全で安心なまちづくり、その一つの教育施設ですのでね、保護者の安心、また先生方の安心という面でも、飛散してないという状況を確約していただける数値の調査をお願いしたいと思います。


 で、先ほど二見・稲美・三木線の件で私申しました、愛宕池と言ったみたいですが、王子池でありますので、王子池の道にかかる交差点という意味で言いましたので、ちょっと発言が間違っていたようです。愛宕池を王子池に訂正いただきたいと思います。


 以上をもちまして、私の質問を終わらせていただきます。


○議長(木村圭二)  発言の訂正をおっしゃいましたから、議長の方で適切に処理します。


 以上で、3番、池田博美議員の一般質問を終結いたします。


 次に、5番、藤井隆男議員。


○5番(藤井隆男君) (登壇)  通告に従いまして、次の2点について質問をいたします。


 1点目は、教育改革についてであります。


 地方分権時代の現在、国策の三位一体改革による行財政改革が求められ、地域再生のための活動を進める中にあって、稲美町も例外ではなく、少子化対策も重要課題にしております。平成17年度の主な取り組みの1番目に、「教育に重点を置いたまちづくり」としてすくすく教育特区少人数学級を実現させています。ほかに幼・小・中に外国人助手配置による英語活動、中学生のオーストラリア派遣等々、その成果を上げていますが、教育問題については2002年、平成14年度から実施のゆとり教育と言われる公立小中学校の週5日制、教科書で教える知識の量を3割引き下げて、「生きる力」の育成を盛り込んだ総合学習政策により実行、実施されてきましたが、現在、日本の子どもたちの学力低下が保護者からも批判され、基礎学力重視か総合学習政策継続か議論を集めています。


 現在、地方分権の特色を生かした試みが各自治体で実施されています。私は、このような状況の中で、議員に与えられている政務調査費や常任委員会の視察を活用し、本日の提案をまとめてみましたのでご検討いただきますようお願い申し上げます。


 また、今回提案をいたしますが、現在稲美町で実施されている教育施策について批判するものではなく、ご苦労が多く、困難が多い教育に取り組まれている関係者の方々には感謝を申し上げます。


 なお、教育問題を調査する中で、一部の自治体の中に選挙で選ばれた首長が全権を握る中、教育委員会は不要との論があり、自治体の中での教育問題は最重要であり、首長自らが先頭に立つべきとの極端な意見があることも申し添えます。


 提案に先立ち、状況について知りたいことを4点ほど質問をいたします。


 1つ目は、稲美町の学力の状況、小、中別、それから点数、レベル、国レベルですね、県レベルの比較について。


 それから2つ目、保護者の把握している子どもたちの時間の過ごし方、最近いろいろ言われております、テレビを見過ぎるとかゲームをやっているとか、そういったことでございます。子どもの過ごし方、学校に対して望んでいる事項、意見、これは学校側がつかんでおる事例で結構だと思います。


 3つ目です。情報公開の中で先進的な教育施策を実施している自治体、または学校を視察したことがあるか。それはどのような改革に取り組み、効果を上げた事例か。また、参加者数及びその費用は幾らかかっているかお伺いします。


 それから4つ目、その他、稲美町で実施している調査研究事例についてお願いします。


 次に、提案事項について申し上げます。


 1つ目は、小中学校とも2学期制を導入する考えはないか。今、全国的に2割ぐらいの学校で実施、または試行中、さらに30%強の学校が検討中との情報を得ています。稲美町では一部で実験的実施を検討中と伺ったようなことがありますが、それはどこでいつ実施か。


 2つ目、教材に地方の特色を生かした副教本を作成し、子どもが学ぶ「やる気を生む」「楽しく学ぶ」意識づけ学習をする自治体があるが、稲美町の取り組むお考えはどうか。勉強が面白くなれば、全国的に12万3,000人と言われている不登校児、小中学生なんですが1.14%の改善に役立つ。


 不登校の原因は、友人関係をめぐる問題など、学校生活によるものが36.2%、病気によるものと本人に起因するものが35.6%と言われていますので、間接的な効果は大きいと思います。


 また、教師には副教材をつくるというプロセスで、もう一度丁寧に学習指導書を読み直す効果もあり、教育効果は大きくまちづくりにもつながると、愛知県犬山市石田芳弘市長は発表されています。


 3つ目、小学校に教科担任制を導入する考えはないか。


 これは、3年以上の高学年に適用となりますが、中学へ進学する一環教育の序章となり、カルチャーショック緩和剤となり、学力向上につながると思われます。


 4つ目、今、一番カルチャーショックなのが金沢市で実施されている「世界都市金沢」を掲げ、小中一貫英語教育を教育特区として実施し、充実を図っていますが、今稲美町で実施の外国人助手配置による英語を発展的に拡大する考えはありませんか。金沢市の英語教育は、小学校3年以上に週35時間の英語科を設置、中学校では年間140時間、国が定める標準時間は105時間でございます。必須英語の授業を行って実力をつけています。特に、小学校では英語の授業が楽しい、英語の授業がわかる、英語の勉強は大切との意識が芽生え、学校2学期制に加え、人材教育育成に向けて熱く盛り上がり、他市町村、教育の模範となり注目を集めています。


 次に、大きな2点目の子育て支援助成の強化についてであります。


 兵庫県では、1997年、8年前ですね、「すこやか兵庫こども未来プラン」ということで実施しておりましたが、結果については実っておりません。当町でも確実に少子化が進む中で、「いなみ子どもいきいきプラン」が策定されているが、少子化の一番の原因は教育費を含めて子どもを育てるのにお金がかかるとの、それから核家族化が進む中で子育てへの不安も一因となっております。子育て支援保育の育成を含めた支援強化を進め、「子育て支援のまち」のイメージ活動を広げてはどうかと。


 以上、教育改革4項目、子育て支援1項目を申し上げましたが、地方分権時代、地域再生にかけて少子化が深刻になり、教育ルネッサンスとも称され、各自治体ともに改革を模索し、町の生きがいづくり活性化に取り組まれています。


 また、情報交換交流も盛んですが、実施に当たっては各自治体の財政状況も考慮されなければなりませんが、改革は地域の生き残り、住民の幸せ、未来を担っています。


 以上、よろしくお願いを申し上げます。


○議長(木村圭二)  赤松達夫町長。


○町長(赤松達夫) (登壇)  藤井議員のご質問のうち、教育改革につきましての基本的な私の考え方をお答えをさせていただきたいと思います。


 国が興るのも滅ぶのも、そして町が栄えるのも衰えるのも、ことごとく人であります。そういう基本的な考え方で、これから、これまでもそうですけれども、積極的に人づくりについて取り組んでいきたいと、こう思います。


 その中で、私が今、全国の連携交流会、実践連携交流会という、全国首長ですね、全国の市長、町長、60余りの市長、町長で構成しておりますけれども、このメンバーは先進的な取り組みをしているという市長、町長でございますが、この教育部会に私は入っております。この教育部会の中でさまざまな議論が出てまいります。その議論をご説明を、1、2例を挙げて説明させていただきますけれども、こういう地域の現場の意見をぜひ聞きたいということで、この教育部会のこの中に必ず文部科学省の審議官以下課長が入ってきます。場所はもうほとんど文部科学省でやりますけれども、それはなぜかと言いますと、私らは文部科学省に厳しいことを言います。国はまだ権限を握って市町に権限を渡さないのかとか、もっと市町の裁量に委ねるべきであるという、厳しいことを言います。それでも文部科学省は出席をいたします。素晴らしいなと。その文部科学省の出席する意味は、なぜかと言いますと、聞きました。現場の市町長の意見を聞きたいと、こういうことなんですね。県の意見を聞いても中二階で本音が入ってこないと。市町長の意見を聞きたいということで、文部科学省がその場に入ってくるわけなんです。我々はそこでいろいろ議論をして、そしてその議論を最近アピール、提言として、地方教育審議会に提案をさせていただきました。その地方教育審議会の議論を今しておりますけれども、私もその中で、議論があります一つの様々な各市町、そのメンバーが積極的に取り組んでいる熱意は、情熱はすごいものなんですよ。そして、先ほど言われましたように犬山市長、私もメンバーです。私もしょっちゅう意見交換いたしますけど、素晴らしい取り組みをしている。で、私どもも素晴らしい取り組みをされていますねと、お互いに情報交換をしているわけで。


 その中で、教育委員会制度の話が出てまいりましたけれども、教育委員会の制度についてはいるいらないという議論がその場で出てまいりました。もう、市町長で全部総括したらどうかと、監督権を市町長に与えてはどうかと、こういう議論が一方で出てきます。で、一方では、教育委員会は政治色が入ったらいけないから中立性を保つべきだということで教育委員会制度もありますよと、これは原則なんです。それでも一方でそういう話が出てくるわけですね。教育委員会不要論が出てくるわけですよ。


 私は、その提言をするときに申し上げましたのは、教育委員会あるなしという、こういうことは地方分権の時代ですから、地域の実態に応じて、地域のそこが決めたらいいじゃないですかと。ですので、提言の中身は教育委員会を置きたいと、いや、廃止やということは地域で決めたらいいんじゃないですかということで提言がそうなりました。これは地域の、自分で決定をして自分で執行して、そのかわり失敗すればそこが責任をとったらいいわけですよ。これが地方分権の基本的な理念なんです。ですからそれは、絶えずこの問題は重要課題として出てきております。


 もう一つは、先生の人事権の話が出てくるんですよ。この先生の管理、市町村職員であるんです、先生は。小学校、中学校の先生は。市町村、稲美町職員であるんです。しかし、人事権はどこがあるんでしょうか、稲美町にないんですよ。都道府県の兵庫県にあるんです。そしてなんか不祥事を起こしましたら、そこの校長先生が謝罪をすると。しかし、例えば父兄の皆さんが、あの先生学級担任になったら困りますと、大変なことになりますよと、レベルが低いからというのが現実にあるわけですよ。それを言うていってもね、これ人事権が県にあるわけですよ。こんな、私はおかしいことはない。市町村職員であるからには、建物管理とか服務規律、これは町なんですよ。人事権だけなぜ県にあるんですかと、一体的に市町村に人事権を渡すべきであると、こう言っているんです。そこで、国は、最初はそんなことはとてもと言っておったのが、国は大分柔軟になってきて、いろいろ議論を交わす中で、そしたら中核市までその人事権を渡しましょうと、こういう話になったんです。そしたら、私ども稲美町とかこういったところは対象外になるんです。そこで私が言いましたのは、希望するところだったら渡してくださいよと、希望するところね。稲美町だけの人事権だったら稲美町の小さいエリアで回りますから、先生は。それはちょっとどうかなと私は思います。ですので、広域行政の2市2町でこれの組織を持ったらいいわけです。でしょうと。


 ですので、その場で人事権を現場の市町に渡すべきであるというのも一杯議論が出て、今その方向に今いっておりますよ。だから歪な形になっておるわけですよ。だから、言えば先生が人事とか、人事権が県にありますから県の方へ向くわけですよ。市町に向かないんですよ、これ現実的に。そういう一つの様々な課題がたくさんありますけれども、私は基本的に今の少子高齢化、成熟化、情報化、そういう大きな明治維新、戦後改革に次ぐ大きな教育改革のときを迎えております。ですので、これについて国が全てを決めるということじゃなくて、地域は地域で決める、国は標準的な目標を出してくれと。しかし、その標準的な目標を超える場合はどんどん超えていってもらう。しかし、そこまで到達するのは、方法、手段は市町に任せてくださいと、これが私の教育についての改革についての持論でございまして、そういういろんな様々なことを、全国の仲間と言っておりますので、徐々にそういう方向に今行っておりまして、これが実現いたしますと市町で、稲美町で、稲美町の特色ある教育がより一層できると。少人数学級も特色あるあれで、県下で初めて少人数学級しましたけれども、幼稚園も中学校も新しいオーストラリアの先生を入れておりますけれども、これもこの近辺ありませんし、ほかでは評価されておりますけれども、非常にそのほかで様々なやっぱり見直し、時代に相応しい対応をしていくと、これが別名で言いましたら改革であると、改善であると、こう思っておりまして、これをしないと課題、問題、時代背景をうまくとらえないと、稲美町の教育はとり残されると、こう判断、断定してもいいと思います。


 以上でございます。


○議長(木村圭二)  黒田 進教育政策部長。


○教育政策部長(黒田 進)  では、教育改革についてご答弁を申し上げたいと思います。


 まず、提案に先立ち知りたいことの1点目の学力についてでございますが、平成16年2月に小学校5年生でございますが、対象にして国語、算数、それから中学生の2年生に国語、数学、英語を対象にした学力調査を実施いたしました。で、その結果は、小中の全教科が全国平均を上回る成績と、こういうことで調査をしたことがございます。


 それから、2点目の保護者、学校に希望などについてのことでございますが、保護者が把握する子どもの生活時間につきましては、アンケート調査等については行っておりません。ただ、保護者との懇談会などで、担任は概ね把握できております。また、保護者が学校に望むことは、喜んで学校へ行くこと、それから勉強をしっかり教えてほしいということが多いと考えております。


 それから、3点目の先進地視察でございますが、県外では平成16年11月に三重県の津市の研修会に参加させております。当日、コミュニティスクールなどに関する研究発表も行われましたが、参加者は教育委員会事務局職員で、参加費用につきましては約1万1,000円を要しております。


 また、先ほど町長も言われましたけれども、全国市町連携交流会教育部会にも参加いたしております。で、教育委員会の事務局職員も参加し、全国の先進的な教育改革について学んできたところでございます。その中身は学力向上、教員の質の向上、市町への教員人事権の移譲、教育委員会制度、学級編成などでいろいろ勉強させていただきました。これについての費用は約4万5,000円でございまして、3人まいっておりますので1万3,500円ということになっております。


 次に、4点目の研究調査についてでありますが、特区で実現した少人数学級の成果と課題を研修することと、英語活動の充実を図るため、各学校において先生方とALT、これは英語補助員でございますが、が協力をして、児童が英語に対してより興味を持って学習する指導方法を研究しております。また、幼稚園の少人数学級編成の可能性についても現在検討しておるところでございます。


 で、提案事項についてでございますが、1点目の2学期制についてでありますが、2学期制につきましては、研究ということを以前から申し上げておりました。で、教育委員会と協力して研究をしている学校は、天満東小学校でございます。2学期制のメリットは授業時間が増えると、こういうようなことでございます。また、デメリットは学期途中で夏、冬休みに入り、学習意欲が続きにくいというようなこともございますが、我々としては前向きに詳しく精査中でございます。


 それから、2点目の副読本の作成の件でございますが、副読本につきましては、稲美町では小学校3年、4年生の社会科で使用するものを作成しておるところでございます。郷土を知り、郷土に愛着を持ち、そして学習を進めていくことを目的で編集されております。この内容につきましても、見直してよりよいものにしてまいりたいと、そのように考えております。


 また、その他社会科に限らず、ほかの教科につきましても今後広げることについても積極的に研究をしてまいりたいと、このように考えておるところでございます。


 それから、3点目の教科担任制の導入の件でございますが、小学校高学年につきましては教科担任制を採用することが多くの効果が期待されるところでございます。


 第1は、学級担任だけでなく、複数の教師が子どもの様子を把握でき、共通理解を図りやすいこと、また第2に、中学生になったとき授業形態に慣れやすいこと、第3に教師の専門性を活用できることなどでございます。ただ、学級担任と子どもが触れ合う時間が少なくなり、信頼関係を築きにくい点も危惧されるところがありますけれども、学校裁量による柔軟な教科担任制の検討に着手してまいりたいと、そのように考えておるところでございます。


 4点目は、小中一貫英語教育でありますが、現在、英語活動は、先ほど町長もご説明ありましたけれども、町内幼稚園と小学校において、先ほど言いましたようにALT、外国人英語助手による指導を行っておるところでございます。子どもたちは、その活動を大変楽しみにしておると、こういうように聞いておるところでございます。今や、英語に慣れ親しむということを目的にしている段階でございますが、指導実践や成果の蓄積をしているところでございます。


 また、現在中学生の海外派遣事業も2年を迎え、小学校でも英語に慣れていくということは大変必要な事態になってきておる、こういう認識のもとに、今後英語科の導入について積極的に研究してまいりたいと、そのように考えておるところでございます。


 それから、私先ほど1万3,500円というふうに発言したかもわかりません。もしそういう発言をしておれば、13万5,000円、4万5,000円の3人分でございます。13万5,000円にご訂正をお願いしたいと思います。


○議長(木村圭二)  米田有三健康福祉部長。


○健康福祉部長(米田有三)  それでは、2点目の子育て支援助成の強化につきましてご回答申し上げます。


 少子化についてのアンケート、町でも実施をいたしております。少子化の理由といたまして、子育てにかかる経済的負担を上げられる方が一番多く、また近年の母親は自分の自由な時間が持てない、子どもとの関わり方がわからないなど、育児に対する不安感を持っておられることが現れております。これらの負担や不安を少しでもなくしていくため、町では保育所のサービスの強化といたしまして、11時間を超えて保育をする延長保育、保護者の疾病・入院等による一時保育の実施、子育て家庭へのショートステイの実施、ファミリーサポート事業の充実、学童保育の充実、子育ての仲間づくりのための子育て広場の実施等々の支援を行っております。


 また、経済的支援につきましては児童手当の支給、そして町独自の軽減策として乳児医療の助成、3才の3月31日まで無料化や、保育料の軽減、国庫基準の約80%を実施しております。さらにすこやか親子21支援事業なども実施をしてまいっております。子育て支援に住民参加型ボランティアによる、例えば紙芝居、絵本の読み聞かせ等々、子育て支援を住民の参加を積極的に推進していきたいということも考えております。これらの支援を充実いたしまして、強化するとともに、地域全体で子育てを支える町のPR活動を広めていきたいと考えております。


 以上です。


○議長(木村圭二)  5番、藤井隆男議員。


○5番(藤井隆男)  2問目からは自席でさせていただきます。


 まず、1点目の質問の方のことからもう一回確認させていただきますが、これ、まず質問の中の1ですね、学力の状況というのは具体的に点数では出ませんか。やっぱり個人情報とかにかかりますか、その辺ちょっと。


○議長(木村圭二)  堀口 昇教育長。


○教育長(堀口 昇)  点数というよりも問題の通過率と言いまして、何パーセントがそこを通過しているというふうなことでございまして、点数というふうな形では出せてはおりません。それと、個人というのか学校、学校の成績の公表をしてはどうかということがおありかと思うんですが、そういったことについては今後それぞれの学校をきっちりと、成績を公表していくかということについては、これはまたいろいろと研究してまいりたいというふうに思っております。


 以上であります。


○議長(木村圭二)  5番、藤井隆男議員。


○5番(藤井隆男)  それでですね、全部聞きますと時間があと30分ということなんで、肝心なことを聞き忘れてはいけませんので、まず知りたいところの3つ目の情報交換の中で先進的な教育施策をやっている学校の自治体の視察ということで、ちょっと非常に少ないなあというふうに感じたんです。学校は学校でプライドがあるんで、あまりよそのところは見たくないとか、自分とこが一番いいと思っておられるのかというようなこともあるんですけど、今、情報では、人気の視察先といって仙台が非常に人気が高くて、それから金沢市、これ数字にしますと仙台が36、金沢市が21、あと東京の品川区が14、京都が7、埼玉の清水市、ここが7、それから宮崎市が7という、そういうランクがありまして、特に私がぜひとも行っていただきたいのは金沢市ですね。教育長が女性の教育長なんですけど、全くやる気のですね、この間選挙がありましたが、小泉さん以上のやる気の人でして、素晴らしいというふうに感じております。直接お声も聞かせていただいていますし、ぜひとも金沢市へ大勢押しかけていただいたら。


 それから、そこの英語関係の教育の仕方、これもビデオで中国とか各国のいろんなところの参考事例として持っているようなんで、学校関係でぜひともコンタクトをとって、参考にしていただいたら。それから、この金沢の方は2学期制を導入していまして、これ平成16年からなんで、まだ近々でやったばっかりなんです。


 それから、学校レベルなんですけど、まあけっこうです。それから、これ学校のレベルというのは学生だけじゃありませんで、教師の資質も影響あろうかと思っております。


 それと、ゆとり教育ですね、この制度の問題もまだ詰められているのかどうかというのをお聞かせ願いたいんですけれども、ゆとり教育というのは詰め込みはやめましょう、学ぶことも少し抑えましょうということで、感じるゆとりとか考えるゆとりとかいうて、自主性の問題が出ているんですけど、小さい子どもはあまり自主性、自主性というよりは、環境の整備という、大人がしないと上がらないんじゃないかなと。それから、学力が上がればやっぱり自信につながります、自分の人生の自信につながります。生活の自信につながります。ですから、不登校とかそういうものがいなくなるんじゃないかなと、少なくなるんじゃないかなというようなことが思われますので質問したわけなんですが。


 それから、まず提案事項の方ですけど、とにかく2学期制ですね、最近ではちょっと中折れ現象というんですか、高校あたりの2学期制というのはやめるところも出てきたというふうに聞いておりますが、小中学校についてはまだ発展途上だというふうに認識しておりまして、それから非常にいいのは夏休みが補習として随分活用できると、それから学校の先生たちの余裕が、3学期であればいろいろ雑務に追われますのでそれがなくなるということで、非常にメリットも聞いております。で、もう一度これについて、積極的に取り組むというふうに伺っておりますが、具体的にはどの程度の見込みということがあるかどうかお伺いしたいと思います。


○議長(木村圭二)  堀口 昇教育長。


○教育長(堀口 昇)  まず、先進地への研修でございますが、先ほど部長の方もご答弁いたしましたような状況でございます。ただ、現場の教師もそれぞれの担当教科、あるいは学級経営、生徒指導等で様々な研修をいたしております。で、議員おっしゃっております新しい教育への取り組みについての研修をどんどんどんどんしたらどうかというようなことで、大変それは大切なことだという認識は持ってございます。品川区であり、金沢であり、仙台市であり、京都であり、いろいろ学校にしても、教育委員会にいたしましてもインターネット等で情報を収集いたしておりますけれども、実際に現地に行ってそういう勉強も今後してまいりたいと、このようなことは考えております。


 それから、ゆとり教育についての見解でございますが、これはもう先ほども言いましたとおり、生きる力を子どもたちにつけていくというふうなことが基本でございます。ただ、いろいろ言われておりますが、学力については、基礎基本をしっかりと子どもに教えていくと、その上で体験学習であり、生きる力であり、心の問題であるわけで、知識をしっかりと教えて、基本的なことをしっかり教えていくということは当然のことでございます。この学力をいかにさらに高めていくかということについては、教師の資質向上ということも当然ございます。授業の質を当然高めていかなければなりません。こういったことで、その授業をより大事にしていく、子どもたちのそういう意味でも学力も大事にしていくということについては、当然必要なことだというふうに考えております。


 それから、2学制についてでございますが、これは幅広く、今研究中でございます。先ほども申しましたように、2学期制の是非についてはいろいろございます。メリットについても今議員ご指摘のとおりでございますが、いろいろ是非もございます。そのことについては土曜日をどうするのかということも含めまして、今後研究してまいりたいと、このように考えているところでございます。


○議長(木村圭二)  5番、藤井隆男議員。


○5番(藤井隆男)  まあ、時間もあとわずかでございますので、もう今回で終わりたいと思っていますが、国際的な学力は、この間2000年と2003年ということで、国の競争というか、要は発表されていましたのが、数学が2000年では日本は1位だったんですが、これが2003年で6位になったと。それから、読解力ですかね、8位だったのが14位になったと。それから、科学の方は2位から2位ということで、まあ科学の方は安心かなということなんですけど、本を読まなくなった、そういうのが理解力が落ちたというようなこと、それから英語につきましては、私のとこに孫がおりまして、まだ3才になってないんですけど、まあ家庭の食材の方に、かぼちゃをパンプキンとかですね、玉葱をオニオンとか、りんごはアップルとかですね、それからじゃがいもをポテトとか、要するに今日常的に幼児のああいうテレビなんかが発達していましてね、意外と英語なんか知っていますんでね、もう中に入っていますんで、我々の時代は中学校になってアイアムアボーイですかね、それでスタートしたんですが、今恥ずかしくて、3才の孫にも負けるような形になっておりますので、早く英語を、もう少し思い切って進めていただきたいなというふうに考えております。


 それから、学力がちょっと低下しますと、今ちょっと聞き漏らしたんですけど、稲美町の学習塾に行ってる数字ですね、つかんでおられるかどうかなんですけど、今全国的には小学校の6年生で35.6%、それから中学生で65.5%ということで、学習塾に行くところが多うございまして、学習塾の数も全国的に4万9,195箇所というようなことで、5年前の平成4年ごろからしますと2,000箇所ぐらい増えたということで、ますます学力についての父兄の認識がどんどんどんどん焦りというんですかね、そういう形が出てきておると思います。ということで、稲美町、本当は改革ということと、それから資源がございませんので、そういった少子化の問題を絡みますと、少子化というのは企業誘致、または教育のそういう教育関係がレベルが高いと、非常に子どもに対して優しい、女性に対して優しい、こういう施策があれば人は寄ってくるのかなと。


 それから、稲美町は幸い土地がございまして、平野が、田畑がございますので、将来ですね、定年後でもかまわないんですけど、自分のできる畑ですね、無農薬畑を耕しながら、孫と生活できると、そういうふうな環境をですね、要は我々あと何年生きるかわかりませんけれども、100年の大計ということで、しっかりと基本をつかんで、我々導いていただきたいなというふうに考えます。


 質問につきましては、以上で終わります。


○議長(木村圭二)  堀口 昇教育長。


○教育長(堀口 昇)  3点ほどご質問いただいたかというふうに思いますが、まず1点目の世界的な調査においては、日本の子どもたちの成績も少し下がっているようなことが一時ございましたが、また後の調査等でも、いやいやそんなに下がってないという議論もございます。ただ、以前の学力に比べてやや下がっておろうかというのは否定できないかというふうに思いますが、そういったことに一喜一憂するんではなくて、取り組んでまいりたいというふうには思いますが、そういう子どもたちに基礎、基本、そういう知識の部分においてもしっかりと教えられるように今後進めてまいりたいというふうに思います。


 それと、2点目の英語でございますが、今、稲美町では幼稚園、小学校におきましてALT、英語指導助手を入れさせていただいており、大変子どもたちも喜んでおり、またその幼稚園によっては、お母さん方がそのALTの英語の先生と一緒に英会話を教えていただいておると、そういうふうな大変望ましい、喜ばしいこともございます。こういった稲美町の状況については、他市町に比べましても大変進んでおろうかと思いますが、そういう状況にございますので、さらに一歩進んで英語科の導入についても今後真剣に研究してまいりたいと、このように考えております。


 それから、教育について、100年の大計とかおっしゃいましたが、そういう素晴らしい教育をすることによって、稲美町にもまた住んでいただいておる、保護者の方にも喜んでもらう、また稲美町にもというふうな町長のお考えでもございます。そういう意味におきましても教育をさらに充実をさせていきたい、このように考えておるところでございます。


 以上でございます。


○議長(木村圭二)  先ほど発言の訂正の申し出がありましたから、議長の方で適正に処理します。


 以上で、5番、藤井隆男議員の一般質問を終結します。


 しばらく休憩します。


              休 憩 午前12時00分


             ……………………………………


              再 開 午後 1時00分


○議長(木村圭二)  休憩前に引き続き、会議を開きます。


 次に、13番、滝本悦央議員。


○13番(滝本悦央) (登壇)  公明党の滝本でございます。


 通告に従いまして、私の一般質問をさせていただきます。


 街路樹の剪定と草刈りということについてお尋ねいたします。


 まず一つは、街路樹の剪定はどのようにされているのかを教えていただきたいということであります。


 いつも8月の中頃になると、街路樹は生い茂る頃になるわけでございますが、緑が多くなり、環境には一番適してきた時期になってきたなと思っている矢先に、その街路樹の葉が全て切り落とされて寂しくなっています。これはなぜそのような緑を全て切り落とさなければならない、その理由を教えていただきたい。今年は途中でやめていただきましたけれども、切り落とされている所があります。このようなことは、何年も前から私は同じことを繰り返して、いろんな所で言わせていただいておりますが、現場を見て指示されているように思うけれども、どのように指示をしておるのかなと、これは疑問に思いますので教えていただきたいと思います。


 それから、低木についての剪定も定期的に行い、常に町の中の美観を損ねないように監督をしていただきたいと。それから、電柱等に覆い被さるようになって、防犯灯や交通指示機が見えなくなっているところがあり、車が出るのに見えにくいところについては、その部分だけを切ればよいと思われるが、どのように考えておられるのか、こういうことを一つお願いしたいと思います。


 それから、2つ目には、前回の一般質問のときにヤマモモの木とモチの木の街道について質問いたしましたが、未だ何もされているように見えないので、それらの経過について教えていただきたいと思います。


 3つ目ですが、県道の草刈りでございますが、どうなっているのかなと。特に役場南線の低木が植えられているところは、見るも無残に野草が生い茂っております。県道の草刈りについては、年に2回ぐらいしかされず、伸び放題のところは町が委託を受けてでも草刈りをすることはできないのかなと、いつも疑問に思っていることを、具体的なことを3点質問をいたします。


 以上でございます。


○議長(木村圭二)  福井宣司地域整備部長。


○地域整備部長(福井宣司)  街路樹の剪定と草刈りについての答弁をしたいと思います。


 1点目の剪定はどのようにされているのですかということでございます。


 公共施設のシルバーへの委託業務については、4月に作業内容と実施時期の確認を行っております。剪定業務につきましては、計画的な剪定と防除や苦情での通知剪定がございます。街路樹の剪定計画は、4月にヤマモモ街道、5月にモチの木街道、低木のシャリンバイ、6月、低木のヒラドつつじ、アベリア、9月にナンキンハゼを行ってきました。街路樹は成育の悪いものもあり、また昨年の台風での経験を生かし、剪定方法は歩道及び車道は1.8メートルを基準として枝払いをし、上部は風通しを考え剪定することとしております。低木のヒラドつつじは夏期が終わってから行うこととしました。


 質問の街路樹での剪定で、大西整形医院の東で10本、城ノ池南側で6本のナンキンハゼの枝の大半を剪定しております。これは、隣接者から交通事故の心配の苦情と、カーブミラーが見えないとの苦情から現場を見て剪定をしました。街路樹につきましては、昨年度に緑の理念を定め、高木を植栽し、緑化に努めることにしております。この理念に基づきまして、剪定方法及び基準を定めておりますので、課員全員が認識し、統一された剪定になるよう徹底指導したいと思っております。


 続きまして、ヤマモモ、モチの木の剪定につきましては、本年度の4月・5月に行っております。本年度は台風の関係もございましたので、切り込みを少なくし、風通しをよくするように部分的な枝払いをしております。それと、冬場に草を抑えるためのチップを敷いて対応したいと考えております。


 それと、3番の県道の草刈りについてでございます。県の担当者に草刈りの状況を聞いてみますと、限られた財源の中での状況を見ながら草刈りを行っているのが現実だそうでございます。年に1回か2回ぐらいが普通のようでございます。


 また、町は県より草刈りの委託を受けることはできないか、県より草刈り委託は考えられるが、今まで以上に回数を増やすことは困難ですということでございます。町としましては、草刈りの時期等について、県に対して要望していきたいと考えております。


 よろしくお願いしたいと思います。


○議長(木村圭二)  13番、滝本悦央議員。


○13番(滝本悦央)  自席から、次の質問からさせていただきます。


 今説明がありましたけれども、今年は途中でやめていただいたということもありますけれども、しっかりとやっぱり課員に説明をしていただいて、坊主というたら言葉が悪いかもしれませんが、剪定をしてしまって葉っぱがなくなるということが今までありましたし、今も、今言われたようなところがあります。そういうことは、ぜひ今後はやめていただきたいんで。で、どうしても見通しが悪いとか、そういうところは出口とかいろいろありますね。それは先ほど言われたように切っていかれたらいいんですけれども、現在切れていませんね。そういうところは、やっぱり大体1メートル80か2メートルぐらいの所までは下を切ってしまうと。上はそのまま置いておいたってね、別に何も障害にはならない。どうしても標識等が見えないところはそこだけ切ればいいわけですので、その辺はよく考えてやっぱりやっていかんことには、せっかく緑を増やしていこうとしている景観が損なわれるんではないかなと思いますので、ぜひ今後対応していただきたいと、このように思います。


 それから、ヤマモモとモチの木のところですが、あれは剪定するほどの木には葉がないですね。枯れたやつが何本かありますし、そして歪んだやつもありますし、あれは私が言ったのは、大きなトラックとかミキサー車とかが通っているときにミラーに当たるということと、それから危険を感じるということがあるわけですね。そういう中で、もうちょっと他のものと植え替えていっていただけるような話を前にしたと思うんですけど、そういう意味では植え替えられる範囲は植え替えをしたいという答えもいただいていると思うんですね。そういうことも踏まえて、この3ヵ月間の間に何もされていないように思うんですけれども、今の答えでは剪定をしたということよりも、剪定をするほどの木ではないと、このように思います。その辺がもうちょっと、もう少し経過を教えていただきたい。これから植え替えしていくのか、また枯れている木があるけれども、それをどうしていくのかということについてお願いします。


 それから、県道の草刈りですけれども、特に南線の国安から、国北から下ですね、あそこのところを見たらすごいですね、両方。あれは、自然環境というたらいいかもしらんけど、今はどこでもそれを言われますけれども、せっかく植えている低木がもう隠れてしまったり、それ以上の草がぼわっと生えたりしてですね、いろんなところからあまり景観がよくないよという声も出てきています。それと、いろんなところもそうですけれども、県道のところは非常にそれができていない、そういうことはお金がないから年に1回か2回やと言うけれどもね、実際には町を綺麗にしていこうと思っているのは、はっきり言うて県の人がずっと見ているわけじゃないです。町の人がずっと通って、これはもうちょっと綺麗にしたらいいのになというのは町の人が感じるわけであってね、その辺はちょっとでも何かの形でですね、それこそシルバーの方にお願いして、このルートは、年に何回はこのルートの方がやっていただくというような、先ほど木の剪定がないですけれども、こういうことを決めていただけたらなと思います。


 それともう1つは、チップで草が生えるのを抑えているんですね。あれはいいことだと思うんですけれども、それやったらそれで、全体的にやっぱり見てですね、そういうチップを敷くとか、そういう生えないものがあるらしいんですね。チップが一番いいみたいですけれども、そういうものもずっと敷いてもらうとか、そういう計画はないんですかね、その辺をちょっとお尋ねいたします。


○議長(木村圭二)  大西由二助役。


○助役(大西由二)  まず、その街路樹の剪定ですね、これにつきましては現在のところそれぞれ現場へ行って、担当が指示をしているのが現実です。その中で、地域、近隣、近くの人からどうしてもみんな切ってくれとか、いろんな要望があるわけです。それでは、せっかく街路樹を植えている意味がございませんので、やはりこれからは剪定の標準的な仕様をやっぱりつくって、その基準を守ってもらうように職員に徹底していくと。そうでなければ、その場で強い要望があれば、それに負けてしまって切ってしまうということもあるわけですから、交差点の所だったらこういうような標準的な仕様、それから他のところでの標準仕様ですね、それをつくって、それを元にして職員が対応をしていくと、このような歯止めをつくっておかないと、相手によっては相当大きな切り込みを要望されますから、そういうふうにして、職員が変わってもその仕様を見ながら剪定ができるような、そういう要綱といいますか基準をつくっていきたいと思っております。


○議長(木村圭二)  福井宣司地域整備部長。


○地域整備部長(福井宣司)  ヤマモモ街道の件でございますけれども、枯れている木の対応の件でございます。本年度につきましては稲中の前から蛸草のキング醸造の交差点までを植え替えをすべていたしております。


 そういうことで年次的に、これ一度にできませんので、年次的に植え替え等を考えていきたいと思っております。


 それと、県道の草刈りにつきましては、本年度もいなみ文化の森の第2駐車場の前も相当草が生えておりまして、県に、町でできないかというような話もさせていただきました。町の中でボランティアさんにお願いするなり、いろんな形で対応できないかというようなお話もさせてもらったわけでございますけれども、この辺も含めて今後いい方法を考えていきたいと。また、県の方にも要望していきたいと考えております。


 チップの件でございますけれども、本年度につきましては、モチの木街道とヤマモモの街道につきまして、チップを敷いて行きたいと考えております。継続的なことで、またその辺につきましても全部一度になかなか財源的にもありませんので、できる範囲でやっていきたいと考えております。


○議長(木村圭二)  13番、滝本悦央議員。


○13番(滝本悦央)  全体的に話をしていきますけれども、街路樹の最初の方の、ここはですね、今、助役から話がありましたけれども、仕様書をつくって、ぜひ今後進めていっていただきたい、それを計画的にきちっとやっていただきたいなと思います。


 それはそれでいいんですけれども、2番目のヤマモモとモチの木の街道ですが、このときの答が計画的に稲中と蛸草の通りを植樹をしたということですけれども、あそこはもともとほとんどなかったですね。そこに植えたというだけであって、私が前回質問したのは五軒屋線のところのね、それと六分一のところのモチの木ですかね、あのことを言ったんであって、あれらについてどうするのかということなんですね。


 それから、チップを敷くのは、あんなとこにチップを入れてもらってもしゃあないんですわ。さつきとかがあの下にあるでしょう、シャリンバイとかああいう、そこに草がぎょうさん生えているところを、草を抑えるためにチップを入れたらちがうんじゃないですかということを聞いているんです。そのことを私そっちが言われたと思ってね、よろしくと言うたんですけれども、今話を聞くとヤマモモとモチの木のところということですけれども、あそこはそんなに草も生えてないんですよ。草の生えるところを生えないようにチップをお願いしたいと、このように思うんです。


 それから、県道の草刈りは、これはボランティアとかいろんなことでやろうとは思っているわけですけれども、思う人もたくさんおられると思いますけれども、非常にたくさんの長い距離が、ああいう生えておったらもうぞっとしてしまって、どこまでやったらいいのかわからんというようなことがありますからね、やっぱり計画的に、このルートはシルバーさんの方たちに1ヵ月に1回、2ヵ月なら2ヵ月に1回みてくれと、こういうようなことをしてしもうた後ね、県も町もそんなんもうないと思うんですわ。県がやれへんから、県にお願いしてやれませんと、そんな答もらったってしょうがないんですから。だから、しゅっとできるような計画を立てるということをお答え願いたいなと思いますので、よろしくお願いします。


○議長(木村圭二)  福井宣司地域整備部長。


○地域整備部長(福井宣司)  枯れ木の植え替えにつきましては、年次的に、計画的にやっていきたいと考えております。それと、チップの件でございますけれども、非常にモチの木道路につきましては成育が悪いということで、そのへんも含めまして考えていたわけでございますけれども、今の状況の中で、それも含めて検討して考えていきたいと考えております。


 それと、県につきましては、草の状況を見ながら、再度できないかどうか要望をしていきたいと思っております。


 以上です。


○議長(木村圭二)  13番、滝本悦央議員。


○13番(滝本悦央)  モチの木のところは、枯れているやつは年次的と言いますけれども、もう実際には葉っぱが出てないやつが何本かありますわね、曲がったやつとか。こういうようなものは年次的にというんじゃなしにすぐにやってもらいたいですね。それできないんかなあと。


 まあ、例えばね、もうはっきり言うてとっておくとか。危ないんですわ、余計。こういう曲がった、こんなやつもありますよね、こういうのはちょっと抜いておくとか、次のときに後から立てるとか、植えるとか、こういうふうに考えられないかなと思いますね。年次的というよりも、次にどうするのか、今どうしているのかということが必要やと思うんですね。それから、草刈りですけれども、権利、権利と言われますが、町のシルバーさんにお願いして、ここの所は、このルートはこの草刈りやってもらえませんかと。県にしたら怒られるんですか。町がしたら、勝手にしたらあかんという、何かそういう規則でもあるんですか。その辺が、なんかそっちへこだわっているようなんでね、そういうものがあるのか。そしたら、家の前の人でもやっておったら怒られますよ、これ。なぜかということ、その辺お願いします。


○議長(木村圭二)  福井宣司地域整備部長。


○地域整備部長(福井宣司)  枯れ葉の問題につきましては、枯れ木の問題につきましては、今もう一度点検しまして、計画的な植え替えをしていきたいということでお願いをしておきます。


 それと、県の草刈りの問題でございますけれども、先日県に聞いた段階では、県道を町が刈る場合は、県の届け出と警察への届け出は必要ですということでございます。その辺につきましても、今、県といい方法がないか、もう一度協議をしていきたいと思います。


○議長(木村圭二)  13番、滝本悦央議員。


○13番(滝本悦央)  モチの木の方はできるだけ早くですね、悪いものを切っておいてもらって、次のときに、来年にするとか、こういうような方法があると思いますので、計画的にやっていただきたいと思います。


 草刈りの件は、ここのとこがひっかかりますね。県に県にと言われるんですけれども、町で、そうするとボランティアも何もできないようになってしまいますね。何もできへんですね。その許可もろうたんかと言われたらね、いやもろうてません、ボランティアでやってますと言うでしょう、あかんやないかと言われると、そういうふうになると思うんですね。だから、町のシルバーさんにお願いしてできませんか。こんなん、はっきり言うてシルバーさんたくさんおいでやと思うんでね、お願いして、お金払っているんですからね、このルートは今回3ヵ月に1回、2ヵ月に1回、あそこを引いてくださいということをお願いしていただきたいなと思うんですけどね、その辺を町で勝手にできないのかね、警察の許可が必要だったら警察へ行けばいいんでしょう、町が行ったらあかんということないんですから。道路の許可をもらいに行ったらいいと思うんです。そんなことが全て県道やからいうて県に任せてしまって、県がしてくれへんからいうたら、汚いところでも、町の機関もへちまもないですよ。町でつくっているまちづくり条例の意味なんか全くなくなってしまいますよ、そうなったら。それはやっぱりこっちがもっと自主的にね、警察へ行かなあかんかったら警察へ行って、許可もらってやっていただいたらいけると思うんですけれども、その辺は素人考えかわかりませんので、その辺お答えお願いしたいと思います。


○議長(木村圭二)  大西由二助役。


○助役(大西由二)  言われますように、県道であろうが町道であろうが、他から来られる方、住民の方は県道か町道かわからないわけですから、やっぱり町の景観というのは非常に大事です。草が生えっぱなしで放っておくと、その町のその態様というのは乱れてしまうわけですから、やはりきちっとした景観を守っていくということは大事ですから、県との調整、こちらもそういうことは県には強く要望を今までもしてきております。しかし、いろんな問題点もあるわけですけれども、その辺を十分に県と協議をして、緩和をしていただきながら、稲美町の道路計画、これをしっかりと守っていくと。今言いましたようにシルバーとかの対応、あるいはいろんな方と協働の中で景観を守っていければと思いますので、あまり杓子定規なことばかりではなしにですね、やはりいろんな状況判断をしながらやっていきたいと思います。


 それと、ヤマモモの街道ですね、こういうところにつきましてもやはりヤマモモの街道の剪定によって、どんなふうな形で1本ずつの木をきちっと型どっていくのか、こういう資料もいりますし、高木をできるだけたくさん植えたいという町の大きな方針を出しているわけですから、そのあたり十分に景観を守りながらいい町にするための方策を十分に考えていきたいと思います。


 県とも十分協議しまして、これまでにない形で対応していきます。


○議長(木村圭二)  13番、滝本悦央議員。


○13番(滝本悦央)  そういうことならよろしくお願いしたいんですが、あまり県、県、県と言わずにですね、自分たちのできる範囲は自分たちでやっていこうということが、今、定着しつつあるんですから、我々ボランティアしてこういうこともできると思いますし、これは許可もらわなあかんねんとかね、あっこから許可くれへんねんとかね、あっこへ言わなあかんのですわとか、はっきり言いましてね、木いうの、ヤマモモじゃなしにナンキンハゼの木がばあっと立っているところあるでしょう。こっちは切ろうかと言うてもね、切ったらまた怒られるんとちがうかなという感じもあるわけですわ。で、ちょっと待ってやというて電話するんですけれども、そういうところもあるんでね、やっぱりその辺はもうちょっと町がいろんなところを見てね、そこだけやなくして、平荘・大久保線ですか、あそこのところも草が生えっぱなしですね、ああいうところもきちっと、端から来て見えるやつは、やっぱり景観を守るようにぜひお願いしたいなと思います。


 そういうことで、今後いろいろと草も生えてきますのでね、杓子定規に県、県言わずに、自分たちでできる方法というのを考えていただきたい。よろしくお願いします。


○議長(木村圭二)  大西由二助役。


○助役(大西由二)  先ほども言いましたように、現在のところ、やはり県との協議という固いところもまだあるわけです。その辺を、前例にとらわれずに新しい方法で、よりよいまちづくりに向けて取り組んでまいります。


○議長(木村圭二)  以上で、13番、滝本悦央議員の一般質問を終結いたします。


 次に、2番、吉川善夫議員。


○2番(吉川善夫) (登壇)  議長の許可を得ましたので、一般質問をさせていただきます。


 質問の題名は、もう一つの教育原理ということでございます。


 現在、教育基本法では「憲法の精神に則り、教育は人格の形成を目指し、平和的な国家及び社会の形成者として真理と正義を愛し、個人の価値を尊び、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身共に健康な国民の育成を期して行われる」ということになっております。非常に言葉として難しい条文であります。


 そして、その道徳教育、同和教育、社会教育、生涯学習教育を目標に、あえて細かくカリキュラムが組まれておるようであります。これらは教育の専門家の分野であり、私には非常に難解で、教育原理の全体像というのはどういうことを挙げているのかというのは非常に難しいので、これを問題に取り上げるつもりはありません。これらの教育基本法を教育原理として学ぶことも必要であるけれども、子どもの自制心、規範意識が育たないのは、子どもをめぐる社会環境が変化し、各社会の教育力の低下が原因であるように国会でも研究されております。しかし、原因の根本を父親の威厳の低下、核家族化、女性の社会進出、学歴偏重、教育費の増大等を上げているにとどまっております。そして、稲美町においては少子化問題とからめて施策を考えようとしているように思われます。もっと焦点を絞る考えはないのかどうか。


 人間には、生まれながらにして3つの本能を組み込まれていると聞いております。1つは固体維持本能、2つ目は種族保存本能、3つ目は環境に順応する本能であると言われております。言われておると言いますのは、正確に学問的に証明されておるとはなっておらないらしいです。ですから、これは完全に本としては出てないかもしれません。第3番目のやつを集団本能であるというふうに言う人もおられます。ですから、一つの仮説であるというふうに考えてもらう方がいいと思います。それで、1と2は人間社会を形成するにあたって、本能のままに生きていくことは不都合が多く、法によって規制されていると考えてよい能力だと思います。


 3つ目の本能は、幼児のときから常に接している物理的環境、心理的、生理的環境によって、その常態は正の常態であるということを心身の中に刻み込まれて、それに順応していくという本能であると、こういうふうに言われております。これら三大本能が人間の行動の原理として、底の基本に存在すると言われ、親の背中を見て子は育つという諺がある所以であります。


 私が天満南小学校区の子供会の会長のときに駅伝競走を経験しております。それを例にしますと、それは東山自治会と和田自治会の合同のチームでありますが、親たちが非常に協力をしあって、毎日のように一生懸命選手の練習を世話して、お互いに親同士が励まし合うような人間関係ができあがったと思います。そういうのができたならば、子どもたちもその影響を受けて練習を続けていくうちに、早い子、遅い子がお互いに励まし合いながら強くなっていくという事実を経験しております。これは、平成10年の2月に、研究大会のときに、私が子ども会を代表して発表させていただいております。


 このような経験例を示すことによって、学校教育、生涯学習の場での子育ての手掛かり、人づくりの手掛かりをつかむ人があると思います。子どもの教育については、鳥取自立塾の先生方は家庭の教育、地域の人による教育が重要であると力説されてはおりますが、具体的に行動としては家庭、地域で考える必要があると言われています。第3の本能が子どもたちを支配しているということは学問的に証明されていないが、仮説として子どもたちの生得的能力を証明し、稲美町教育理念の根本としてアピールすることを教育委員会で検討してはいかがでしょう。


 天満南小学校校長より保護者に対して家庭の教育力を説いておられるが、原理と具現性について共同研究する必要があると思いますが、見解をお聞きいたします。


 次に、ISO9001の教育訓練の手法はどのように考えるか。


 6月の定例会でちょっと聞き忘れたので確認をいたします。


 ISO9001の認証が取得できたとすると、その後には当然職員に対して継続的に教育訓練が行われなければならない。是正処置規定、予防処置規定を運用するに当たって、各業務が分担されて、責任、権限を明確にしようと、そういうフローチャートになっておりますが、それらをどのように訓練しようとしているかを一例を挙げて説明をお願いしたいと思います。


 以上です。よろしくお願いいたします。


○議長(木村圭二)  赤松達夫町長。


○町長(赤松達夫) (登壇)  吉川議員さんのご質問の中で、ISOにつきまして私からご答弁をさせていただきます。


 このISO9001と言います、これを導入しようという理由、私の理由でございますけれども、これ基本的なこと、つまり住民の皆さんはお客様ですよという、顧客満足度を高めていくということが、このISOをとるきっかけでございました。その理由は何かと言いますと、今非常に住民の皆さんからお褒めをいただいておりまして、役場変わりましたねと、こう言われておるんですけれども、まあまだまだという面がたくさんありますけれども、しかしそこまできました。


 しかし、私がこちらへまいりまして、当初、挨拶もできないと、はっきり申し上げまして、職員がですよ。どうしたことかなと、役場は。それが強く私には衝撃的なことでございました。1日目、これは考えごとしているのかなと思ったら、3日、4日、5日経っても挨拶しないと。ということは、つまり住民の皆さんにも挨拶をしないということがわかってまいりまして、それでこのISOを取ろうと。これ、別にISOを取ろうと、取る必要はないんです、基本的には当たり前のことをやっておればないんです。しかし、それができないということで、このISOを取ろうという考え方に立ったわけでございまして、それが基本でございます。


 そこで、この内部を見てみますと、1つの物事を決めると、決めたときにそれを個人プレーでやってしまうと。つまり、1つの方針を決めたら、みんな共有して決裁をとって決定するということを、これもISOの中に入っておりまして、これはまあ通常ISOじゃなくても、これも当たり前の話でございます。こういうことも現実にありました。たくさんあります。ですので、それをきちっと組織としてどういう方向を示すのかということを決定した上で、住民の皆さんに対してお客様ですよと。稲美町役場は、町内最大のサービス産業でありますよということを徹底するという考えで、今、進めております。


 私は、「トヨタ方式」を読ませていただきました。トヨタ自動車がどんなことをやっているかと言いますと、毎日毎日が問題、課題意識をきちっと持って仕事をするというのは、末端の社員まで徹底されておるんです。そこで、そこの社長さんはどう言われていたかと言いますと、順調にいっているときはもう順調にいっているから、もう別にええやないかということが、あと1年、2年するとそれが会社の方向がおかしくなると。順調にいっているときこそ問題意識、課題意識を持って、そしてそれを発見をして、そして前進をしていくと、改善をしていくと、それがトヨタの改善方式であると、こういうことでございます。


 ですので、その改善方式、トヨタ方式をそっくりそのまま、ほかの企業さんが導入するというたら、うまく行くかというたらいかない場合が多いんですよ。つまり、一人ひとりの職員がその意識を持たないとうまく行かないと、こういうことなんです。ですので、導入されようとしているほかの企業さんがたくさんあるようですけど、うまくいかないと。というのは、その課題意識、問題意識を社員が持っておればこそ、それがうまくいくということですね。ですので、トヨタの会社の長年の一つの積み上げ、一人ひとりの社員の教育というのはいかに大変だったかなあということを、私はその話をお聞きしまして痛感をしたわけでございまして、私は一つの目標として、稲美町の役場の職員、そういう考え方を持って住民の皆さんにサービスを、きちっとしたサービスを迅速に、的確に手厚くサービスをさせていただくという目標を持って、このISOをとって意識改革を進めていきたいなと、そんなふうに思います。


 この前もISOの方の監査がございまして、私、トップとしてのレビューを受けました。そのときに、稲美町の役場はこういうことでやりますよという基本理念、基本信条を私の考え方を申し上げました。そしてあと、その考え方の中で、もうすぐ認証を受けますと、ここに役場は町内のサービス産業であると、住民の皆さんは顧客ですよということを書いて、そして、例えば1、2例挙げますと、町民の皆様にはみなりをきちんとして、そして挨拶をいたしますと、なんでもないことです。町民の皆さんにたらい回しはいたしませんと。それをカウンターに全部置きます。それで、毎日毎日それを確認しながら仕事をさせていただくということです。


 ですので、職員には私は雇用主は誰ですかということを職員に聞きますと、いや町長ですと、こう答えが返ってきます。町長ではありませんよと、納税者である住民の皆さんが雇用主ですよと、こういうことをずっと申し上げております。


 ですので、そういう一つの、今の行政の官という、これが偉いである、官尊民卑ということがこれまでされてきましたけれども、そうじゃありませんという考え方を、すぐにはいかないと思います。なかなかその意識改革は大分かかります。しかし、それに私は負けないで、きちっとやらせていただきたいと。そのための、このISOを取らせていただきますということでございます。


 基本的な考え方だけ申し上げまして、後は、詳細は担当部長から申し上げます。


○議長(木村圭二)  堀口 昇教育長。


○教育長(堀口 昇)  私の方から、もう一つの教育原理についてのご答弁を申し上げたいというふうに思います。


 少子化対策と子育て対策は、基本的には異なるわけでありまして、よりよく子育て支援をするためには、焦点を絞った施策を展開することが大変大事だというふうには考えております。現在、町教育委員会では、子どもの教育につきましては学校、地域、家庭が一体となった取り組みの必要性をお願いしているところでありますが、子育てについて、議員ご質問のように家庭の物的、人的環境は大変重要でありまして、子育てについてのマニュアルを、ただ単に保護者に提示をしていくということよりも、議員おっしゃっていますような生得的能力と申しましょうか、後天的能力と申しましょうか、その原理の重要性を保護者に啓発し、またそのことについて学校、保護者とも一緒に研究していけたらよいのになというふうに思います。


 また、子育てに対して不安を抱く親も決して少なくありません。現在、子育てのいろんなサークルや家庭教育学級などございます。藤本 操議員ご質問のところでご答弁させていただきましたが、そういうサークルや家庭教育学級なども十分精査、整理した上で、例えば親と子の塾のようなものもつくっていけたらなと、よりよい子育ての学習の場ができないかというふうなことを検討してまいりたいと、このように考えております。


 以上であります。


○議長(木村圭二)  前川正明経営政策部長。


○経営政策部長(前川正明)  それでは、ISO9001について少しお話したいと思います。


 ISO9001は、先ほど町長が申しましたように役場が住民の皆さんを顧客として、サービスの向上を目指そうという仕組みでございます。仕組みができましても教育をしないと、この仕組みも生かすことができません。職員の教育は、基本的にはISOの仕組みの中で教育訓練規定というものを設けておりまして、その中の内部研修で行いますけれども、それ以外にISOの9001におきましては、8.5.1という、そういう番号で表示をしておるんですが、継続的改善の要求事項が挙げられております。その中で、町民のサービス方針、町民のサービス目標、監査結果、データの分析、それから是正措置、予防措置及びマネジメントレビュー、そういうものを通して品質マネジメントシステムの効果を継続的によくしていくことになっており、その過程において教育を行っていくと、こういうことになるわけでございます。


 で、例を申しますと、一つのマネジメントレビューから例をとってみますと、他に比べて選挙の投票率が低いという現状があるとします。町長から、投票率を上げるようにとの指示がありました。なぜ投票率が低いのか。これは職員みんなで考えました。投票率の悪い投票所は、投票所に行くのが不便であったり、遠かったり、住民の皆さんの多くの意見があることがわかりました。そこで、投票所を増やせるかどうか、みんなでまた検討をいたします。そして、投票所を増やしました。そうしますと、結果は投票率が大変上がったと、こういう問題に対してプラン、ドゥ、チェック、アクションのサイクルが繰り返し行われます。そういうことで、住民の皆さんのサービスの向上が図られます。かつ、このサイクルを回すことによって、職員にとって継続的な教育訓練にもなると、こういう仕組みでございます。


 さらにご指摘のようにISOの各業務ではそれぞれ手順書が定められておりまして、その手順書の中に責任と権限が明確にされております。


 また、改善かつ継続的に実施されるように、年2回の内部監査、それから年1回の外部監査委員によります審査等があり、この効果や教育訓練が持続してまいるような、こういう仕組みになっておりまして、それを忠実に実施をしていきたいと、このように思っております。


 それから、ISOの県内で、今どういう状況で取り組まれているかということでございますけれども、今もうすでに取られておりますのは洲本市、それから加美町でございます。それに継いで3番目ということになっております。できるだけこの制度を生かしていきたいと、このように思っております。


○議長(木村圭二)  2番、吉川善夫議員。


○2番(吉川善夫)  自席から質問をさせていただきます。


 最初の方で、ISO9001について先に質問させていただきますけれども、こういういろんな規定を見ても、お答えの方はなるほどPDCAのサイクルをずっとやっていくからそれが教育訓練であるというような意味合いで、で、町長のお話では、机の上に目標を掲げて、たらい回しをしないとか、そういうような、それが日々の教育訓練であると、そういう意味合いになると思うんですね。私が前回消防の訓練を毎日繰り返すことによって、即時にいざという現場での応用がポンとできるというのと同じような意味合いがそこで出てくると思うんですが、このいろんな教育訓練規定であるとか、そういう、繰り返し、それが教育であるというような意味合いがどうも抜けておるように思ったんです。それでちょっと説明をお聞きしたわけでございます。


 ここで一つの例として、例えば所得証明であるとか、そういうものを証明するのに、新しく稲美町の町民になられようとしている人が来られた場合に、所得証明をとるときにどんな指導をされるのか、例えば必要な書類というのができない場合に、例えば民生委員の人の判子をもらうとか、その民生委員が誰かわからないとか、いろんな今までとちがうような状況のものが窓口で起きてくる、苦情が出てくる、そういう苦情に対してどこでどう処置されて、また会議を開いてやるのかどうかというようなことになってきますと、手順がISOによって遅れてしまうようでは具合が悪いと思うんで、その辺をちょっと例をもって説明をしてもらいたいと思うんですが、その辺よろしくお願いします。


○議長(木村圭二)  前川正明経営政策部長。


○経営政策部長(前川正明)  先ほどの所得証明の話で、例えば町民のサービスの提供、所得証明を発行するというのはそういうものに当たるというように思います。そんな中で証明を発行する、そうしますとその証明のやり方が正しいかどうか、その手順書に書いてありますし、それを検証していくと。そんな中で、やはり住民の方への出し方に不都合が生じたと、こんなことがあるとします。それについては、課内の中でどういう手順が間違ったのか、なぜこのような所得証明を出してしまったのかという、そういう話し合いの上で、今度は是正措置という方法がございます。これ、先ほど議員さんの書かれている是正措置でございます。これは、どういう方法でやればなんとか間違った方法でやらなくて正しい方法でできるか、そういう検証をさせていただいて、その代替になる、証明の必要な書類以外に代替になる書類がどういうものがあるかという検討をしまして、今度はそれを新しくつけ加えていくと、そして問題が起こらないように解決していくと、こんな形でやっていくわけでございます。要するに、問題が起こればそれに対してみんなで議論をして直していく、そして正しい方法にして、今度はその正しい方法がどんな効果があるかという検証をしていくと、こういう形でやっていくわけでございます。これが、繰り返しの規定がないという話もされておりましたけれども、これはマネジメントでございますので、こういうことが随所ですね、各課の全ての業務でこういう繰り返しが行われていって、全体として改善を行っていく。それで住民サービスの向上につなげていくと、これが教育ということに、サイクルの中の教育ということ。


 それと、ほかに基本的な全ての教育、ほかで職員の研修をやっています。そんな中でも取り組んでいくと、こんな2手でやっていきたいというふうに思っております。


○議長(木村圭二)  2番、吉川善夫議員。


○2番(吉川善夫)  要するに、考え方とすると日々の業務の中で業務中に教育訓練がずっと行われていくものであると、それがPDCAサイクルであると、そういうように解釈させていただいてよいということですね。


 まあ、是正措置規定の中では、例えば今さっき部長が言いましたように、苦情が出た場合の処置というのは、ここで対策実施者、課長に示された者というふうに書いてあるわけですね、この規定の中には。これは、窓口で受けた者が勝手にポンポンポンと処置していいものかどうか、上に持っていって相談するものかどうか、これの判断力というのは、いわゆる学校では勉強せんような判断力なんですよ。普段の業務の態度によって、その人、人によって違うと思うんですね。よく問題があるのは、担当者で勝手に判断して勝手に処理してしまって、重大な問題について禍根を残したというようなことがあったと聞いております。何でもかんでも、上まで課長や部長、あるいは町長まで、そんないちいち上まで持ってこんでもいいのにというふうな、やっぱり基準というのが、措置規定の中ではなかなか書き表わせないのかどうか、そういうふうに常にこういうのを読んでいて、反応が遅れるなという気がするんですね、苦情に対する反応がですね。これをどこ、とりあえず報告すれば課長、部長が判断すべきかどうかというのは上の方で、即座に反応をするのは課長、部長が反応すべきであろうというふうに思うんですけれども、担当者がとりあえが是正をバンと自分の判断でしてしまうというのは、なかなか困る場合があると思うんですが。担当者の判断をすると同時に、課長、部長に報告をするというようなことだろうと思うんです。その辺のタイミングというのは想像できますか、実施していく段階において。ちょっとその辺を。


○議長(木村圭二)  前川正明経営政策部長。


○経営政策部長(前川正明)  先日も内部監査を実施をいたしました。内部監査1回目、2回目という形で、今回2回目をやらさせていただきました。1回目につきましては、どっちかと言うと指摘を受けると嫌だと、こういう人間の心理が働きます。2回目は、どっかと言うと指摘をしてもらおうという意識に変わってきています。それはなぜかと言うと、やっぱりしてもらって改善していくと、そこのサイクルが回りやすくなると、そんなことが浸透してきているんではないかということでございます。


 それから、担当で判断をして部課長に持っていかないと、こんな話でございますが、是正措置にしろ、予防措置にしろ、これらについては全て記録に残すということが原則になっております。したがいまして、そういうものが発生したら記録に残して、それをどういう形で是正していくか、また予防していくかと、そういうことが決められております。そんなことで、そういう必要があって、知らないで放っておくことのないシステムになっておりますので、徹底もし、続けていきたいと、このように思っております。


○議長(木村圭二)  2番、吉川善夫議員。


○2番(吉川善夫)  今のISOについては大体頭の中にイメージができるようになってきております。


 それとですね、次に、今教育長の方からのお答えがいただきました、この教育原理は、いわゆる教科書に書いてある教育原理ではないわけで、我々がよく経験してきた事柄をそれを本能という、ある意味では科学的に分析しようという、そういう考え方でありました。天満南小学校の校長さんが学校だよりで出されておりまして、家庭の教育力というものを重要視されておられるというのは、便りの中によく現れておるんですけれども、例えば校長先生が家庭に、子どもに対して教育はこうしてください、こうしてくださいというように書いてもですね、それは逆に言うと反発を買う状態になるんですね。親が先生に教育されてしまうと、そういうイメージになると。ここで言う教育原理というのは人に教える原理ではないわけです。


 例えば、第1番目の固体維持本能という、2番目の種族保存本能とかいう本能はですね、これはもう初めから生まれながらに持っておるんですから、これは勝手に寒いやら暑いやら腹減ったやらというようにいろいろあるやつに対する生理的反応があって、それに対して不満であれば喧嘩をしたり、戦争をしたり、それを防止しようとする、そういう本能ですね。闘争本能もこの中に含まれてくる。


 種族保存本能というのは、まあSEXの問題とかそういう問題になるだろうと思います。これも勝手に放っておいて自由なままに、本能のままに生きていかれると、非常に社会の構造上不都合であるということです。


 それから、3番目は法的措置がほとんどなされていないと考えている。これは、子どもたちが親の言うことを最優先に身体の中に覚え込んでいくという能力だろうと思います。その親のつくる暴力につくられてしまうと、無意識のうちのつくられてしまうと、こういうことです。例えば私が天理教の、蛸草にありますね、あそこの松尾さんにお話をちょっと、法事のときにお話をしておったんですが、そこの松尾さんというのは、個人的な名前を出して申し訳ないんですけれども、いわゆる刑務所へ行かれてお話をいろいろとされたんですね。で、その後お話を個人的に受けたときに、囚人の一人が、私はもう12回も13回も刑務所へ入ったり、出たり入ったり出たりしている。これはもう、私の性格はもうなおらないと、しょうがないなと、あきらめておると。で、どうしてもあきらめられないのは、私の息子が同じようなことをするんやと、また刑務所へ入ったり出たり入ったり出たりしようと。これなんとか止めてもらう方法はないやろうかということで、泣きついて相談に上がってきたと、そういう話があるわけです。で、親の教育をしようとしてはいないんです。してはいないんやけども、そういう家庭の中でフッと言ったり、人をだましたり、こそこそとやったり、子どもが同じようにそういう状態になるという、典型的な1例だろうと思うんですね。逆にいいこともあるんです。


 こういう例以外に、例えばいい例があるのは、例えば私の大阪の友人なんかは、お父さんが東大を出て、会社の重役をやったんです。その息子も東大で、次男も東大で、三男は私と同期でその会社に入社しておったんです。そしたら、なんで、まあ顔は一緒なんです、全く同じ。これはもう遺伝子学的に3兄弟、親と同じような顔している、だから間違いないだろうと思います。別の人ではないと思います。クローン人間のように同じように。で、なぜなったのかという話を追跡調査をしたわけですけど、そのときに、えらいいろいろな見方がありますから、とりあえず点を取るのが上手だという一つの象徴だろうと思いますので、そういう例をとって言うわけですけれども、そのお父さんは重役ですから、我々新入社員に対していろいろ教育をする立場にあったわけです。要するに図書館の本をずっと入社したときに読みよったと、お前らも読めと、そういうふうに教育指導をされた。で、私の友人に、お父さんはそないして勉強をしよったかと言うたら、いや知らん、そんなことしてないと。そしたら嘘かと言うたらどうも嘘ではない。ただ、その息子が、私の同級生が知らんだけの話である。要するに、親がずっとそういうふうに勉強しておる時代に長男、次男が育っていったと、そういう環境にあったんだろうなと分析なんです。


 で、三男坊は、我々と同級生の三男坊はですね、親が出世していろんなつきあいが多くなってきて、自分の家へ呼んで一杯やろうという形で、わいわいがやがややりよったと。そういうときに、子どもが育ってきたんです。三男坊はそういうような環境のところで育ってきたと。同じ親であっても年代によって変わってくるだろうと。兄弟が違うというのはその辺で違うんだろうかという分析結果なんです。これはもちろん素人分析ですからなんですけれども、こういうところに人間の本能、環境に順応していく本能があるだろうかという一例なんです。


 極端な2つの例を挙げましたけれども、こういうようなものは、あちこちで働いて我々が認識、経験、認識をせざるを得ないような経験をしております。まあ、親子で子どもをピアノの教室に連れていって、その後親子でスナックへ演歌を歌いに行くと。子どもがそういう環境になっていったら、この理屈から言うと演歌歌手になる、そういう訓練をしている、ピアノの練習に行ったって、やっぱり親の方の環境に合ってくるという、そういうようなことでいきますと、なんぼ子どもにピアノを勉強させてもうまいこと辻褄が合わなくなってくるだろうなという気がいたします。それが、第3の環境に順応する本能であるというように解釈しております。


 私、チャールズ・ダーウィンの進化論なんかでも同じような、進化論はちょっと意味が解しにくいだろうと思うんですが、そういう中でもやっぱり突然変異というのはある環境が変わることによって起こり得る可能性があるということだろうと思います。餌の問題、仲間の問題というようなものも全部、神が勝手につくったものではありませんし、変化していくのもそういう環境によって変わっていくだろうというふうに思います。


 そういうような考え方をしますと、今の少子化時代の育児休業制度であるとか教育費軽減であるとか、地域の伝統的な行事を社会基盤としてそれを復活させようという、そういうような意味合いを学校側も要望されておるように思うんですね。例えば少子化時代に対して、国の方の問題ですから、お父さんの威厳低下、核家族化が問題であるというような問題をとらまえても、ちょっと筋が違うんじゃないかと。これは少子化の問題であって、子どもの家庭教育力の問題ではないと思うんですが、その辺をちょっとピチッと分けて考えられるのか、教育長それらはどう考えられますか。家庭の教育力というのと少子化問題の問題点のとらまえ方というのをもう少し明確にとらまえてもらいたいなと思うんですけど、その辺は。


○議長(木村圭二)  堀口 昇教育長。


○教育長(堀口 昇)  大変、吉川議員から大きなテーマをいただいておるなというふうに思うわけですが、まず家庭教育、躾というのは家庭がすべきことだというふうには強く感じております。学校がするべきではなくて、家庭がきっちりとやっていただかなくてはいけないと、これはもう当然のことであります。南小学校の学校だよりとして、家庭教育の啓発がなされておるというようなことを承知しておりますが、このことについても本来は家庭でやってもらうべきところを学校の方でいろいろと啓発をされておる、これはもう非常に、通常どこの学校でも大なり小なり行われておることだというふうに思います。で、その中で、もっと具体的というのか、実際親に体験して、親が学んでこれがいいんだなというふうなことを考えてもらうような方法をとった方がいいんではないかと。マニュアルを与えて、親はこうすべきだというふうにすれば、またそれは逆効果になることもあるんとちがうかというふうなご指摘で、確かにそうかもわからないというふうに思います。


 で、家庭環境が非常に大事だというふうなことで、2つの例を示していただいて、私も全く同感であります。この刑務所に何回も入られた男性、父親のことにしても、息子さんを東大なりに行かせた父親の状況にしても、同じ息子、兄弟であっても違う結果になっていると。これはもう父親の人的な環境というのか、そのことによって変わってきたということで、当然そうだというふうに思います。家庭環境、環境が大事だというふうに思うわけですが、子どもは親の言うとおりはしません。親がしているようにはしますがというようなことで、議員ご指摘の親の背中を見て子は育つと、全くそうだというふうに思います。


 私も学校におりましたときに、親御さんにもいろいろお話をさせていただいた中で、こんなことを言ったことを覚えております。子どもの前では夫婦喧嘩はしない方がいいですよと、あるいは子どもの前では先生の悪口は言わんといてくださいと、子どもがおらん所でなんぼ先生の悪口を言ってもらってもいいですけど、悪口を言えば、子どもは授業時間、先生のことをしっかり聞かない子どもになってしまいますというふうなお話を、そういうことをさせてもらった記憶があります。


 また、行政について、いろいろ行政は施策をします。それについて批判をされる親御さんもおられます。それはそれで結構なんですが、子どもの前で行政の批判をする、あるいは子どもを巻き込んでしていく。例えば給食の民間委託の問題にしても、この給食を民間委託するのはよくないよ、あなたはどう思うというふうに子どもを巻き込んでいくというようなことは、子育てとして非常にまずいことだと、ちょっとそんなことも思います。


 議員最後に、教育長はどう考えるんかと、少子化ということと、少子化対策と子育てのことについて、分けて考えるべきではないんだというふうなことについては、全く分けて考えるべきだというふうに思います。関連はもちろんございますけれども、そういうことで、どうしたら子どもにとって、子どもが健全に育つのかというふうなところをしっかりと親御さんにも考えていただく、あるいは我々行政の方もそういう家庭教育ができる支援をしていくと、こういうことが大事だと、こういうふうに考えております。


○議長(木村圭二)  2番、吉川善夫議員。


○2番(吉川善夫)  今教育長、面白いいいことを言うた、言うとおりにはしないけれども、しているとおりのことを子どもがするというのは、これはそのとおりなんですね。こういうのもまたいろいろ参考になると思うんですけど、例えば教育委員会でこういう問題を取り上げて、家庭の方に知らしめるという方法はありそうだろうか。例えば、教育の基本中の基本であるということを家庭に言うと、父兄はかなり反発するだろうかなというふうに私は思うんですね。子育ては私の責任でやるんやさかいに、お前らの言うことなんか余計なおせっかいやという、そういう考え方もするだろうなとは思うんですね。これ、文章にして、ものすごい出しにくいだろうなと思う。意味はよくわかっておるんですよ、皆さんね。何百年も前からわかっておるんですね、この中身はね。ところが、文章にして出すと余計なことになる。それが難しいなという気はするんです。


 例えば、体験してもらうというのもかなり難しい。例えば家庭で子どもたちにテレビを見ながら、漫才を聞きながら、子どもに勉強せんかい、勉強が仕事やぞと言うてみても、これ成り立たないわけですね、この理屈から言うとね。やっぱり家でテレビ消して、親は親の勉強をして、子どもは親の側で勉強をするという姿が、もしつくれたならばいいんですけど、長続きするというのも難しいし、かといって親に子どもの勉強を教えてやってくれというて、小学校の3年生、4年生ぐらいまでは親が教えられるけれども、中学校になったら親が教えられへんようになってしまうと。親が子どもに勉強を教えるのは学校で、そんなんは親はしなくていいと思うんですね。学校が教えてくれるはずなんです。勉強をする気になるような状態にして、初めて子どもが学校で勉強するようになる。


 まあ、余計な話やけれども、ゴルフをやって健康になるかというたらそうやない。健康な状態にしてゴルフをやったら上手になるけれども、楽しくなってストレス解消になるけれども、身体がぐちゃぐちゃの状態でゴルフやったって、ストレスばっかり増えてもてあかんのと一緒で、ある一定の管理はせないかん、身体の管理はせないかん、その管理は、勉強するような環境に育てておいた上で学校へ入れるという、手順があるだろうということなんです。この手順を家庭でやってもらうというのはなかなか難しいなと。


 例えばその書き方、筆順いうのがありますね。先に親に教えてもらったら、その筆順を親に教えてもらった筆順が正しい。学校で教えてもらった漢字を書く筆順が違うと。その子どもは、親の影響を受けていれば受けているほど、この先生に対して反発を持ちます。親と違うことを言う。これ、ちっちゃい話ですけど、全部にあてはまる問題になってくるわけですね。学校でむりやり、その筆順間違っていますということは親を否定されておるわけです。学校の先生は他人ですのでね、学校の先生が自分の親の人間性を否定しておると、そういうふうに植えつけられてしまうんです。それが毎日毎日毎日繋がっていくと大きなものになってくると。これが、いわゆる今の環境に入ってくるということなんです。


 前にテレビでやっていましてね、子ども泣いていましたね、先生が違う手順を教えて、先生にくってかかりよったです。恐らく感受性の強い子どもに限って特殊な例かもしれませんけどね、我々はどっちでもよかったんですが、どっちでもいいという子どももたくさんおるだろうと思いますが、子どもによっては親に教えてもらったやつを断定して、先生に反対されることを拒否する子どもがあります。我々の子どもが言うと、私が教えてやったら、それは学校の先生はそんなこと教えてない、おとうちゃんの言うことは間違っておるというて言うてくれますんで助かっていますけれども。例えば逆の方ですね、我々の場合は。


 だから、子どもというのはどういう環境に置くかというので将来ぐっとちがってくるだろうなというのは、それをずっとたくさんの例を挙げて、ありとあらゆる、今まで、50を過ぎたらいろんな経験をしておるわけです。50を過ぎてきたら自分の子どもがどんな子どもになってきたかなということが大体わかるわけですね。40の前半ではまだ子どもが成長途中であるんで、なかなかわかりにくい。こういう原理があるというような感じもしないと思う。そういう事例をたくさん挙げて、その事例をもって一つの方程式ができて、その方程式を一般論として皆さんに理解してもらうと、理解してもらうしかないんですね。喧嘩をするのは、今教育長、家庭が教育長喧嘩するなというて、夫婦喧嘩はあかんというて言うても、夫婦喧嘩でもいい喧嘩あるんですよね、やっぱり。喧嘩でもいろいろあるわけですよ。人の悪口言うてもと言うけど、悪い人の悪口言うたってかまへんと思う。一概に文章に書かれへん問題がある。そういうのを教育委員会で研究してもらいたいなというのをつくづくと、例えば今さっき言いました給食の問題の、父兄の子どもを連れてきて、教育長にくってかかるわけじゃないけど、問題点を出して、そんなこと行政に対する反社会的行為ということが身体の中にぐるぐるぐるぐる入ってくるわけですね。これを先導しておる人というのは、非常に大きな責任があるだろうと思うんです。気がつかないだけのことです。これなんかが、一番最初によく感じた問題であります。


 まあ、恐らくできることとしたら、子ども、父兄に対して1時間テレビを見るのはやめて子どもがどういう反応を示すか報告してほしいとかいうぐらいのことしか言えないと思うんです。こないしたらこうなりますよというような結果は出ないと思うんです。人によってガラッと違います。その辺は、教育委員会として提案してもらって、できそうかどうか、ちょっとお話をお伺いします。


○議長(木村圭二)  堀口 昇教育長。


○教育長(堀口 昇)  今、家庭は両極端あろうかと思います。二極化しているというふうに思います。いろいろな青少年の事件等ございますが、そういった現れかなというふうに思います。で、家庭教育の大事さというものについては、教育基本法を見直さなければいけないとか、いろいろな議論がございますが、そういった所から出ておろうかというふうに認識しております。


 で、今、議員の方から具体的に事例等を挙げての研究とか、実際そういう体験というのは、経験を家庭の中でしてもらって、実際体験の中から学んでもらうというふうな、そういう施策ができないのかというふうなことにつきましては、非常に大きなテーマだとは思いますが、非常に大事なことだというふうに思います。


 で、先ほど、一番最初のご答弁でも申し上げたように、今、様々な子育てのサークルですとか、家庭教育学級でありますとか、そんなところで子育てについての研修会、学習会等もございます。そういったものを整理していきたいというふうには思っておるわけですが、そんな中で子どもと親、親と子どもの課題は、そういう塾のような形ができれば、そんな中で一緒にこれも考えていきたいというふうに思いますし、今、学校の方でいろいろ保護者に啓発をしております、そういった中でPTAと一緒に、今議員がおっしゃいましたようなことも一緒に考えてもらうというのか、そういったことを教育委員会としても言っていきたい。校長会等でもそういう説明をしてまいりたいと、このように考えておるところであります。


○議長(木村圭二)  2番、吉川善夫議員。


○2番(吉川善夫)  ありがとうございます。そういうのが一遍に言うてもなかなか恐らく理解は難しいだろうなと、わかっておる人はわかっておるんです。こんなものずっと昔からわかっておるんです。ただ、わからん人です。一生わからん人もおるわけですね。例えばオウム真理教で、信者がなぜああいうふうになったか、高学歴で頭のものすごいいい人が、なんでああいう反社会的な行為をしたか、あれは誰が悪いのやと、学校教育が悪いと思っておる人ぎょうさんおるんですよ。かなりの人が学校教育が悪いと思っていますよ。


 私、犬山市長ですね、石田市長さんに勉強会、鳥取自立塾という勉強会が終わった後、懇親会のときに質問したんです。懇親会のときですから、ビール持って質問したんですが、結局、あのオウム真理教で原因は誰が悪いと思いますか、次のうちどれか一つ答えてくださいという質問なんです。要するに学校教育が悪いのか、家庭教育が悪いのか、政府が悪いのか、宗教家が悪いのか、地域の人たちが悪いからああいう子どもが生まれてしまったのかというようなことを問うてどれかと言うたら、一発で100%家庭が悪いと。100%はいかんのですよね、やっぱり。学校も宗教家もなんぼか悪いですね。100%というのはあり得ないんですが、かなり家庭教育という、恐らく信者の家の中を見ると、あまりにも大きな問題がごちょごちょごちょごちょあるだろうな、頭を突っ込みたくないような問題がたくさんあるだろうなと。そういう家庭で子どもが育てられるというのは、ヨーロッパでははっきり言うて、子どもと親とは若いうちにポーンと分けてしまいますからね、寄宿舎なんかに入れてしまいますから。そういう影響は少なくしようとしている、そういう体制になるわけです。食事も親の愛情のこもった食事ではない、いらないんです。一般社会の同じ釜の飯を食うという、そういう構造になっていますからね、いわゆる科学的にも分析されていますからね。だから、中学校ぐらいになってきたら親は離れて、子どもと親といつまでも愛情やどうやこうやと、そんなことを言うことはないわけです。小さいときに親は子どもに愛情は一杯かけないかんけれども、かければかけるほど、大きくなってくると親が離れようとしますね。そういうのも生得的な能力なんです。親から離れようとしておるときに、無理やりに親が囲うというのもおかしな話です。外の飯を食わさないかん。そういうのはまあヨーロッパでも古い社会生活ができあがっていますからね。


 まあ、今、何の話やったかちょっとわからんようになってしまいましたが、結局、余計なことを言いますと自分自身何を言っておるかわからんようになってしまって申し訳ないんですが、犬山市長に言われると、100%問題は家庭にあるというふうに言うんやけれども、100%ではないことは間違いないけれども、かなりの高い確立で家の中が問題であるというような自覚はされております。


 で、だから、地方自治体でどういうふうに教育を進めていくかというのはそちらで考えなさいということなんですよ。そちらで考えなさいというのやったら、一つこちらの方で教育長、一遍この辺を基本にして、体系的に稲美町の教育というものを、根本の基本をつくり上げてもらいたいなというふうに思うんですが、その辺を最後にお伺いして終わります。


○議長(木村圭二)  堀口 昇教育長。


○教育長(堀口 昇)  非常に大きく大事なテーマだと思います。この家庭教育、これも社会教育であり、それは本来は行政なり家庭以外のところから干渉されるべきではないという議論も確かにあろうかと思いますけれども、いやいや、今こそそれが大事だというふうな議論も大変今多くなってきておりまして、こういう家庭教育につきましても、今後も積極的に取り組んでいかなければならないことだというふうに考えております。


 以上であります。


○議長(木村圭二)  2番、吉川善夫議員。


○2番(吉川善夫)  最後に、これで置きますけれども、要するにこういう問題は重箱の隅をつつくような問題になる可能性もあるし、非常に大きな問題として、基本中の基本として置いておくという問題でもあるし、その人によってまたとらまえ方が違うだろうと思います。立場によっても違うだろうと思います。そういうことで、できましたら教育委員会で議題にしてもらって、そういうのを参考にしてもらいたいと思います。ひとつよろしくお願いいたします。


 終わります。


○議長(木村圭二)  以上で、2番、吉川善夫議員の一般質問を終結いたします。


 以上で、本日の日程は終わりました。


 次の本会議は、明14日午前9時30分から再開いたします。


 本日はこれにて散会いたします。


 ご苦労さまでした。





               散 会 午後 2時22分