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兵庫県 たつの市

平成25年第4回たつの市議会定例会(第3日 9月20日)




平成25年第4回たつの市議会定例会(第3日 9月20日)





       平成25年第4回たつの市議会定例会議事日程(第3日)


 
                    平成25年9月20日(金)午前10時開議





1 開議宣告


  日程第1 一般質問


        発言順位及び発言者


        ? 17番 松 井 重 樹 議員


        ? 23番 横 田   勉 議員


        ? 24番 ? 島 俊 一 議員





2 休会議決(日程通告)





3 散会宣告








          会議に出席した議員





  1番 楠   明 廣       2番 三 里 茂 一


  3番 山 本 修 三       4番 内 匠 勇 人


  5番 赤 木 和 雄       6番 三 木 浩 一


  7番 名 村 嘉 洋       8番 畑 山 剛 一


  9番 桑 野 元 澄      10番 小 寺 昭 男


 11番 松 下 信一郎      12番 井 上   仁


 13番 今 川   明      14番 龍 田   惇


 15番 堀     讓      16番 森 本 重 宣


 17番 松 井 重 樹      18番 柳 生 陽 一


 19番 松 本 義 彦      20番 岸 野 文 信


 21番 角 田   勝      22番 竹 内   豊


 23番 横 田   勉      24番 ? 島 俊 一





          会議に欠席した議員





            な   し





          会議を早退した議員





 12番 井 上   仁





        議事に関係した事務局職員





議会事務局長                米 澤 幸 和


副局長                   上 田 照 一


主幹                    安 積   徹


副主幹                   梅 田 祐 子


副主幹                   中 野 真 吾








     地方自治法第121条の規定による出席者





市長                    西 田 正 則


副市長                   小 西 千 之


行政改革推進室長              堀 本 和 秀


総務部長                  坂 口 孝 志


企画財政部長                井 上 彰 悟


市民生活部長                森 川 幸 一


健康福祉部長兼福祉事務所長         石 原 和 良


産業部長                  小 河 博 信


都市建設部長                井ノ原 康 宏


下水道部長                 家   宏 行


公営企業部長                酒 江   肇


たつの市民病院事務局長           吉 田 末 廣


会計管理者                 井 上 伸 史


新宮総合支所長               高 岸 博 之


揖保川総合支所長              松 田 泰 政


総務部参事兼税務課長            森 本 浩 司


企画財政部参事兼工事検査員         内 海 忠 之


企画財政部参事兼財政課長          菅 原 昌 則


市民生活部参事兼国保医療年金課長      中 岡   清


市民生活部参事兼環境課長          小 谷 真 也


健康福祉部参事兼高年福祉課長        長 尾   孝


健康福祉部参事兼健康課長          柴 田 康 弘


都市建設部参事               松 田 正 義


都市建設部参事兼建設課長          田 中 寿 長


下水道部参事兼下水道課長          堀   秀 三


公営企業部参事兼水道事業所長        山 口 貴美雄


行政改革推進室次長             冨 井 静 也


総務課長                  石 井 和 也


危機管理課長                小 松 精 二


情報推進課長                佐 用 永 喜


企画課長                  田 中 徳 光


広報秘書課長                森 川 智 司


契約課長                  菅 野 博 人


市民課長                  小 川   宏


なんでも相談課長              有 本   功


人権推進課長                西 川   廣


地域福祉課長                石 原 徹 之


児童福祉課長                東 元 千代子


農林水産課長                伊 藤 裕 明


農地整備課長                満 田 勝 義


商工観光課長                眞 殿 幸 寛


用地課長                  ? 田   満


都市計画課長                梶 本 秀 人


町並み対策課長               古 林 義 博


前処理場対策課長              谷   晴 視


総括支配人兼志んぐ荘支配人         加 藤 真 司


会計課長                  中 谷 泰 裕


たつの市民病院事務局次長          森 本 康 路


教育委員会委員長              湯 本 浩 一


教育長                   苅 尾 昌 典


教育管理部長                藤 井 一 重


教育事業部長                加 瀬 康 之


教育管理部参事兼教育総務課長        内 見 博 隆


教育事業部参事               片 岡 利 夫


教育管理部施設課長             和 田 利 恵


教育管理部学校教育課長           糸 井 香代子


教育事業部社会教育課長           水 田 基 幸


教育事業部文化財課長            辻 本 宏 志


教育事業部人権教育推進課長         谷 口 佳 三


教育事業部体育振興課長           西 田 豊 和











                開 議 宣 告





○議長(松本義彦議員)


 ただいまより本日の会議を開きます。


 初めに、本日の出席議員数及び地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めた者の職・氏名につきまして、事務局長より報告いたさせます。





○議会事務局長(米澤幸和君)


 命によりご報告申し上げます。


 まず、本日の出席議員数についてでありますが、本日ただいまの出席議員数は24名全員であります。


 次に、地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めた者の職・氏名についてでありますが、お手元に配付いたしております名簿のとおりでありますので、ご清覧願います。


 以上でございます。





○議長(松本義彦議員)


 以上で報告を終わります。


 次に、今期定例会の会議録署名議員については、9月5日の定例会第1日に12番井上仁議員、13番岸野文信議員を指名いたしておりますので、両議員、よろしくお願いいたします。





              〜日程第1 一般質問〜





○議長(松本義彦議員)


 これより、本日の日程に入ります。


 日程第1、一般質問を行います。


 通告により、順次質問を許します。


 初めに、17番松井重樹議員。





○17番(松井重樹議員)(登壇)


 議長に許可を得ましたので、事前に通告しております3つの骨子に沿って質問を申し上げます。


 38億9,957万円、36億8,726万円、37億2,660万円、42億8,316万円、44億2,184万円、29億3,082万円、26億5,681万円、これは合併翌年平成18年度以降、会計上における我が市の公共投資金額の推移です。


 公共投資、わかりやすく言うと、道路や橋、病院、学校など、社会で共有される性格を持ち産業、生活、通信、交通などの基盤となる施設やシステムを構築して社会資本とする投資です。残念ながら、この3年間は減少し続けていますが、それがここでの論点ではありません。民間会社であれば、投資の最終目標は、利益であり、投資家にもたらされる金銭という対価です。だから、投資を上回るような人件費は支払えません。


 しかし、地方公共団体はそうではありません。例えば100円の失業保険を1人に支払う施策に対し、山林の間伐をする作業従事者を10人雇い、それぞれに100円ずつ合計1,000円の対価を払って得た成果物としての間伐材を900円で民間に売却するシステムの政策化を頭に浮かべていただきたい。どちらも実態は同じ100円の支払いです。民間ではあり得ない投資を超える人件費の支払いが立派な社会資本システムを生みます。使いやすさとか、過ごしやすさ、暮らしやすさとかいう便利さは、一度味わってしまうと、あることが当たり前の空気のような存在になり、それらへの投資、犠牲がどんなものであったかを忘れさせてしまう。


 振りかえって、一人一人の誰もが1票を持つという普通選挙法という政治形式は、わずか68年の歴史に過ぎません。司馬遼太郎は、明治維新の夜明け前、誰もが1票を持つこの政治形式にさえ変えれば世の中は変わるという憧れを坂本龍馬に発露させています。しかし、同時に、政治形式ではなく一人一人の心の持ちよう、考え方によってでしか変わりようがないのだということを描いてもいます。つまり、この国をよくするために一番影響を与えるのは、つまるところ1票をどう入れるかという一人一人の道徳的価値判断に帰結するのだと、私はとらえているのです。


 以上の考え方から、行政の運用をよくするための最大の投資は、それを担う職員一人一人の人的資質だと思っています。4人、4人、5人、4人、4人、6人、7人、7人、計41人が合併以来のたつの市の事務職員としてデビューしました。ここで少し乱暴な計算をします。予算書に明らかにされている職員の平均給料に諸手当を加え、掛けることの40年間の総支給2億6,000万円。前回、私は、30年後のたつの市についてただしました。その30年後を担うのは、まさに彼ら、彼女らです。そうしてみれば、彼ら新入職員へそれぞれ40年間の期待をかけた100億円こそが合併以来の最大の投資と言えます。ところが、その投資に対する最大の受益者であるはずの市民に対して、毎年どし、採用の経過を含め、採用した人物がどのような歩みをしてきたのか、どのような魅力を持っているのか、どのような期待を込めて採用したのであるか、それらを明らかにされたことがありません。


 ちょうどこの時期は、来年度採用の最終段階と思われます。採用試験を重ねる試験官の立場からしても、就職先としてどのようにたつの市が見られているかを知ることは大いに勉強になっているのではありますまいか。また、新入職員にしてみても、デビューが市役所という建物・組織ではなく、たつの市へ向けてのものであることが実感できるのではありますまいか。してみれば、新入職員の採用経緯とそれぞれの人物紹介をもってたつの市職員へのデビューとすることについて今後の検討を願うばかりです。


 また、採用後に国や県への出向だけでなく、民間に派遣し専門技能な思考方法を学ばせるセカンド・キャリアを積ませることは、本人のみならず有意義なことと思われます。都市計画や造形、築造、企画立案や接客サービス等々。また、この考えを、方向を変え発展させれば65歳定年延長にこたえる事象にもなり得ます。例えば25歳から50歳までの間に、最長5年間は民間に出すようにする。外に出した人には、数年後ウエーバーにかける。選択権は本人と役所がそれぞれ持つ。民間から求められ役職に戻りたくなければ戻らなくてもいいし、逆に役所がどうしてもその人が必要だと思えばポストアップをしてでも戻せばいい。その点についても、存念をお伺いしたい。


 2つ目、ナショナル・トレーニングセンターの誘致。


 7年後の東京オリンピック開催が決定されました。以前、この場でも提言しましたが、播磨テクノを有用活用する意味でも、国立の、それがかなわなければ県立のトレーニングセンターの誘致を提言したいと思います。いわゆる文化、スポーツ、レクリェーション活動、CSR活動の施設を箱物としての青少年館しか、兵庫県はたつの市に設置していません。立地、構想先として十分な資格があると思われますが、これまでそれを指摘する声を聞いたこともありません。市のスポーツ文化について啓蒙となる施策としてただしたい。


 3つ目、西田イズムとは何であったか。


 さて、西田正則市長。あなたは私にとって鏡のような人でありました。あなたの照りや曇りがたつの市の動静を図ってきました。あなたの明るさや輝きに真正面に向き合おうとすることで、私は過ごしてまいりました。


 西田正則市長。あなたはみんなの鏡でした。あなたがあらわれるだけで、その場がぱっと明るくなりました。あなたが口を開くだけで、今日の3つは何かと固唾をのみました。


 西田正則市長、あなたは大きな鏡でした。あなたの前に立つと、等身大の自分が見えてきました。肩を落とせば落とした姿が、胸を張れば張った自分が、そのことによって自然体でいることの難しさを学んだ気がいたします。


 西田正則市長。あなたとこの市役所で初めて会ったのは、1999年6月17日の木曜日、旧揖保川町の町会議員として、当時、旧龍野市も参加を希望し懸案になっていた斎場建設に関して、「構想によるプロポーザル設計競技」という、この地にはまだ根を下ろしていなかった考え方を理解し、応援していただこうとしてやってきたときでした。それは、結局筑紫の丘斎場として身を結びました。


 西田正則市長。政治を変えるのはシステムではない。一人一人の道徳的価値判断だという考えに基づき、「一将なって万骨枯れてはならない」という私のたつの市議会人として初めての質問に、市民自らの活力をもってするためには、市民の行政に対する信頼が大事だと答えてくださいました。


 西田正則市長。あなたは、政治とは決断によってなせるダイナニズムだと、質問の都度重ねて言う私に対して、「調整力をもってなす政治」を体現し、いさめてくださいました。まさに、質問者冥利に尽きるものでした。


 西田正則市長、あなたはこの都度の退陣表明にあたっても、義理と人情を自他ともに認める男と自己分析なさっています。今改めて西田イズムによってなそうとしてきたこと、なされたこと、なし得たかったことを問わせていただきたい。


 西田正則市長、あなたの退陣表明にあたり、私はマッカーサーの次の言葉を思い出しました。「Old soldiers nevar die,but fade away」、日本の完訳は「老兵は死なず。ただ、消え去るのみ」でありますが、事実の解釈は、「老兵は輝かしい戦功を残そうが残さなかろうが、幾多の戦いを戦ってきたその魂は永遠に生き続けるのであり、その心は皆さんとともにあるのだ」と、そういう意味だと私は解釈しております。


 西田正則市長、ありがとうございました。そして、本当にお疲れさまでした。





○議長(松本義彦議員)


 市長。





○市長(西田正則君)(登壇)


 ただいま松井重樹議員から崇高なるいろいろな人物評価をいただきまして、穴があったら入りたい気持ちでいっぱいでございます。長期間にわたりまして、いろんな点でご指摘、またご意見、ご質問をいただきましていろいろ勉強させていただきましたことを心から感謝とお礼を申し上げます。ありがとうございました。


 17番松井重樹議員のご質問のうち、3点目のご質問の西田イズムによってなそうとしてきたこと、あるいはなされたこと及びなし得なかったことについてお答えさせていただきます。


 平成10年10月に、旧龍野市長に就任し、平成17年10月1日に1市3町の合併により、たつの市政がスタートいたしました。同年の11月に、初代のたつの市長に就任し、現在に至っているところでございますが、その中で、今お説のなそうとしてきたこと、それからまたなされたこと、なせなかったこと、言葉は簡単でございますけれども、なかなかこれにジャストミートすることは難しいと。と申しますのは、やろうと思ったこと、それからやったこと、できなんだこと、そう行政の事業というものは簡単にようかんを切るようにはいかない面がたくさんございます。


 例えば姫新線一つにしましても、増便すると、16本の増便は播磨新宮駅までできましたけれども、あそこから佐用まではどんとダウンしております。しかしながら、300万人突破というスローガンを抱いて、これから沿線地域の運動によってそれを徐々に是正していくと、こういうことで、ここまではできたけど、これは一つの布石であってこうあるべきやと。


 250号の御津の道の駅もそうでございます。道の駅であろうが、水族館であろうが何であろうが、ともかく250号、姫路、太子のところまで湾岸道路を国交省が計画しまして、それから室津、相生、赤穂、こっちは交通量が少ないからこれはもう全然、今のところ計画に入らんと、こういうことから、それやったら交通量を増やすためにはどうしたらいいかと。何でもいいから250号に集客する仕掛けをせなあかんと。一番安上がりなのが道の駅やと。あれは水道管をひくと非常に高くつくと。そういうところから周辺の市民の人、あるいはまた市会議員の方のご助言、ご協力を得てやって、おかげで阪神間のナンバーの自動車がたくさんやって来出したと。相生、赤穂の市長にも、たつのの道の駅をつくるのんちゃうで、あれは250号のざっとあんたとこのをみなやっていくんやから、逆に道の駅もしてくれよと、こういう言い方。これは妥当であるかどうかは別としまして、そういう一つの布石を打って、またやらないと、あそこの交通量が増えるということは無理やと思うんです。


 これを建てました、できませんでいくんやけれども、そのご質問は非常に複雑な要因がございまして、ドンピシャリと言えない面がありますが、その点ご理解いただきたいと思います。


 まず、1つは、なそうとしてきたことは、抽象的、概括的でございますけれども、旧龍野市長に就任以来15年間、一貫して常に市民の生の声に耳を傾けて、市民一人一人の持つ創造力、それと英知を結集して、「市民の、市民による、市民のためのまちづくり」、これを力いっぱい進めてきたところでございます。したがいまして、これとても一つの観念論、概念論であってもなかなか具体的な事実で証明することは難しいわけでございます。それは今、申し上げたとおり。


 2つ目に、なされたこと、何をしたんやと。これなかなかちょっと難しいんで、それから3つ目のできなんだことは何やと。例えばきのうも出ましたように、鉄軌道の玄関口である竜野駅、あれはもうずっと以前から懸案事項としては、ずっとあげているんですが、なかなか地元の協力とか、地理的条件によって難しいことは申し上げたとおりでございます。そういう点から、今後どうやっていくかと。できなかったというのは、もう諦めたと。じゃなくて一つの方向性を持ってもやらない、やったという範疇には入りにくいとこういうことでございますけれども、いろいろな事業について、具体的な耐震をやりました。何%できました。さらに、こういう施設を新しく建てました。病院を建てましたと、そういうわかりやすい点については、きのうは21番角田勝議員、あるいは20番の三木浩一議員のご質問のときにいろいろ固有名詞をあげながらお答えさせていただいたとおりでございまして、繰り返し、また後で再質問で幾らでもおっしゃっていただきたいと思いますので、ひとつ割愛させていただきますのでご容赦いただきたいと思います。


 そのかわり、変わった点から、今何をすべきかという点について、今日的課題として3点あげさせていただいて、その代案とさせていただきます。


 その1点は、防災訓練はいろいろ各地域で計画してやっていただいております。この間も、夜、海と陸で室津でやっていただきました。しかしながら、東北の実情を見ていただいたり、お話を聞いていただいたらおわかりかと思いますけれども、ああいうものは繰り返し、繰り返し、繰り返し、徹底したトレーニングで体で自然に定着するんやと。頭で考えたり、口で理屈ばっかり言うんじゃなしに体が自然に覚えていることです。知らん間に山の上へ上がっておったと、そういう繰り返しトレーニングの定着ということを徹底的にやらない限り、ただ、事業のための事業でやりまひょか、こうやろか、それだけでは難しい。だから、繰り返し、繰り返し、当たり前のことを当たり前にやっていくことの定着、これが今日的な一番基本になる課題だと、これが1つです。


 それから、もっと掘り下げた具体的な計画、しかもそれについての計画を評価する。よく議員が言われますが、PDCAとか、そういう言葉は別として具体的計画の評価基準。2つ目に、なかなか既設の施設、設備の点検と補修の徹底、これは施政方針でも申し上げたわけでございますけども、最近は非常に物があふれまして、ほとんどが物を大切にすると、何十年間の間にもう忘れてしもてもったいないという言葉を言うと、けちやなあと。そういう点から、既存の設備がポキンと折れるまでほっといて、そんなもん直せるかいと。ちょっとペンキやコールタール、いろいろ塗るという、そんなけちなことはやめとけと、入れかえんかいと、こういう考え方が定着していますが、だから、大きなトンネル事故やいろいろ高度経済成長でできたのが今、事故に結びついております。そういう点から、補修の点検、徹底、これが2つ目の課題でございます。


 それから、3点目、これはまちづくりの集いでどの地域でも出ておるところでございますが、空き家問題は個人の所有する財産、法律的にはいろいろ考えた方もございますし、それ以前に、地域の人がややこしいことにさわらんほうがええと。また、これも議員がご指摘のように、物の見方、考え方、価値判断、こういうものがずっと長い歴史的変遷、特に景気、そういう点から変わってきております。もうあんなややこしいのにさわらんほうがええですというようなことから、いろいろ自立のまちづくりと、事業で、地域で網をかぶせたり、ともかく危険だけは何とか対処療法でやっていこうと、こういうことをしているところでございます。


 やっぱり危ないということは、通っておって上から瓦が落ちてくる、それは危ないというのか、どこの程度でどうなることが危険やと、こういうことの分析を、これは行政がするだけやなくて、地域の方と、これはほんまに危ないんやという点で、もっともっと本質的な物の見方、解決方法を具体的に掘り下げる。


 つまり、我々の問題やないかと。自立した物の見方、考え方を一層、深化拡充しまして、啓蒙、啓発、今申し上げました体でトレーニングしてほっといても体がついていくと。それから、けちや言われても、施設、設備を再度点検して補修すると。それから、今申し上げましたように、空き家はやっぱり危険というものを、自分らは自分らでできることでやっていこうとするこの啓蒙啓発、この3つを提案いしまして、一応、ご質問いただいた、なそうとしてきたこと、なされたこと及びなせなかった、的確には、ようお答えできないわけでございますけれども、課題を提案することによって替えさしていただいてご理解を賜りたいと。あと、いろいろご質問をいただいて結構でございます。なお、その他のご質問は、教育長、総務部長に答弁いたさせます。どうもありがとうございました。





○議長(松本義彦議員)


 総務部長。





○総務部長(坂口孝志君)(登壇)


 引き続きまして、1点目のご質問の魅力ある職員の採用及びその経緯の公表と職員の民間派遣についてお答えいたします。


 まず、採用に関するご質問についてでございますが、本市では、例年、職員採用試験案内におきまして、応募される方の参考として、昨年に実施した試験の受験者数や合格者数、競争率を掲載いたしております。


 また、公務員試験対策のために一般販売されております雑誌におきまして、申込者数、受験者数、一次合格者数、最終合格者数を公表いたしております。


 今後、試験の結果の公表項目にあわせ、ホームページなどを活用し、採用した職員の志望動機や採用後の公務への思いをメッセージとして掲載するなど、本市の採用試験を受験される皆様への情報発信の手法として調査・研究してまいりたいと考えております。


 次に、職員の民間派遣についてでございますが、平成18年度から民間サービス意識やコスト意識に触れさせる機会を設けることで、今後の公務に生かせるよう、係長主査への昇格者と新規採用職員を市内の事業所へ1週間派遣いたしております。開始以降、これまでに市内16の事業所に78人を派遣したところでございます。


 最後に、議員ご質問のとおり、職員を民間に派遣し、技能や思考方法を学ばせることは大変重要なことと認識しておりますが、昨日の1番楠明廣議員のご質問にもお答えいたしましたとおり、職員の資質を向上させるためには、職員自身の日々の積み重ねが大事であり、毎日、毎日が勉強であるとの姿勢を持つことが重要であると考えております。


 その意味からも、市長は常日ごろから、「自信を持って業務に当たれ。職員の取り組む姿勢、実行力、物の見方、考え方は兵庫県で一番であると自負している」と、職員をいつも指導・鼓舞していただいております。その積み重ねにより、土曜日や日曜日のイベントに多数の職員が自主的に参加するなど、市民と協働したまちづくりへの取り組みが着実に実を結びつつあると実感しているところでございます。


 いずれにいたしましても、今後におきましては、さらに研修制度の充実を図り、さまざまな角度から物事を考える力を学ばせる機会や場を検討してまいりますので、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。





○議長(松本義彦議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)(登壇)


 引き続きまして、2点目のご質問のナショナル・トレーニングセンターの誘致についてお答えいたします。


 過日、我が国において昭和39年以来、実に56年ぶりとなる東京オリンピックの開催が決定しましたことは、誠に喜ばしい限りであり、将来を担う若者世代やスポーツを愛する全ての国民にとっても大いなる希望を抱かせる十分な朗報でございました。


 さて、ナショナル・トレーニングセンターにつきましては、議員ご高承のとおり、スキージャンプ、カーリング、ライフル射撃などオリンピック競技種目を主眼とし、メダル獲得を目指す我が国のトップレベルの競技者の養成に特化したトレーニング施設でございます。


 しかしながら、その設置目的から一般的な総合運動施設ではないこと、また地域の住民が利用できない特殊な施設であることから、誘致に伴うスポーツ文化の向上や地域の活性化、経済効果などにつきましては、なお慎重に調査と研究を重ねる必要があるものと考えております。


 一方、県立スポーツセンターの誘致に関するご提言につきましては、本市におけるこれまでの例としましては、かつて兵庫県が言われました積極的に提唱し、推進したCSR事業、すなわちスポーツ・カルチャー・レクリェーション施設として建設し、今は本市が管理する青少年館がございます。


 いずれにいたしましても、このたびの朗報によって市民スポーツに対する関心は高まる一方であることは容易に推察されることから、既存の市立体育館の補修やトレーニング機器類の充実を図るほか、野外運動施設を含めて利用者に対するさらなる利便性の向上を図ってまいりたいと考えております。


 施設面のみならず、本市におきましては、長年の活動実績を有する体育協会や各種スポーツ団体、また学校教育現場での活発なスポーツ推進活動により、過去においてはオリンピックや国民体育大会への出場選手を輩出するなど、他の都市と比較しても決して劣らぬスポーツ文化が熟成されてきた地域でもあります。


 さて、本市のスポーツ文化の啓蒙となる施策につきましては、7年後に迫った東京オリンピック開催を視野に入れつつ、例えば今後開催される各種スポーツ大会での上位入賞者のうち、特に優秀な市民選手を選考してオリンピック競技会場に派遣し、その雰囲気を実際に肌で体感させていただくなど、今後一層、市民のスポーツ意識の高揚を図る施策を検討してまいりたいと思いますので、何とぞご理解賜りますようお願いいたします。





○議長(松本義彦議員)


 17番松井重樹議員。





○17番(松井重樹議員)


 私がちょうど高校生の夏休み、小神のご出身だと思うんですが、三木さんという方が仲間と一緒に必ず1日、陸上競技場というか上に上がってこられておりました。そこで初めて知ったのが、ベルリンオリンピックに参加をされた往年の名選手だったというふうに後で知ったようなことでした。つい先日のテレビニュースで、高校のグラウンドで体育祭の練習をはだしでしたら、火ぶくれが足の裏におきて、それがいじめであるか、あるいは体罰であるかなんていうのがニュースに走っておりましたが、どう思われますか。





○議長(松本義彦議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)


 これは反問じゃないんですけど、それが体罰であるかどうかという意味でしょうか。





○議長(松本義彦議員)


 17番松井重樹議員。





○17番(松井重樹議員)


 そうではなくて、私が小学校の小さいころ、運動会の練習といえば組体操をはだしでするのが当たり前でした。ところが、高学年ごろになると靴が出てきました。今度は靴が当たり前になって、昔はリレーの走りをするときは、はだしだった、いやいやわらじだったと、私の想像の域を絶するようなことを年配の人に聞いたことがあります。今、尋ねようとしたのは、火ぶくれを起こしてしまう足の裏というのが、わずか数十年の間に起きてしまっているんです。これがまた教育現場だけでなしに普通に起きている。そのことに対して、昔、体育をご自分で指導なさっていた立場からどう思われるかなと、単にそれだけでお聞きしたんです。足の裏の痛みが、厚さがどう変わったのかな、世の中で。それについての感想をお聞かせください。





○議長(松本義彦議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)


 やはりトレーニングのやり方からしても、足の裏が弱くなったんだなというのが実感でした。ただ、走る選手にとっては、もっともっと強くなる方法もあったんじゃないかなと。あるいは、今の世の中、先ほど市長も答えておりましたように、全部便利になって、議員さんがおっしゃいましたように靴の種類、足袋の種類、わらじ、そういう変遷の時代もさることながら、今は、はだしより軽いとは申しませんというような靴ができております。そのような非常に軽さを追求したり、あるいはクッションを追求したりする靴が発達してきて、人間本来の足の裏の強さとか脚力にちょっと目を向けてなかったんじゃないかなという、そういう気配を先ほどの事から思いました。


 以上です。





○議長(松本義彦議員)


 17番松井重樹議員。





○17番(松井重樹議員)


 それから、CSR活動についてなんですけど、要するに今のテクノにもちろん企業団地、町としてのことを夢見ておられたわけです。しかし、それが形づくっていないわけです。そうこうしたときに、ちょうど播磨養護学校があります。そこの校長に赴任していた方と、時折、年代が変わるたびにお話してたときに、その空間にですね、いろんな人たちが住むことがまちづくりの一番じゃないかということです。


 先ほど申し上げた箱物としての青少年館はあるけれど、県施設として、このたつの市には一つも、つまり実際にそぐうものがないわけです。それから、オリンピックの話をされましたけども、オリンピックが行われるから血沸き肉躍るわけではなくて、そこで駆けめぐる選手の、自分と同じ肉体でありながら自分の想像を絶する、しかも目に見えて100メートルを9秒台で走り、5メートルを飛び、そして8メートルを超える跳躍をする、それを目の当たりにすることがすごいわけですね。そのことによって沸き起こることが、つまりそのスター性が一番のオリンピックが行われる最高の喜びだろうと思うんです。その点についてはいかがですか。





○議長(松本義彦議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)


 子供たちの夢を育む一つの手法としましてやっているトレーニングを真似してみよう、あるいは一流選手が食べているものを一緒に食べてみようとか、そういう自分自身がねらっているものが十分あると思いますので、それをうまく興味、関心に生かしていくのは、私は賛成でございます。だから、そういうオリンピック選手が一流になるためのトレーニングをしているその横で私もやってみたいという、だからそういう施設をつくってみたい、あるいは選手が来る施設をどんどん見学に行かしたいという気持ちの中で、トレーニングのやり方だとか、あるいは自分がこれから夢見るオリンピックに出場したいとか、そういう夢を持たす意味での施設誘致あるいは見学会、自分も一緒に汗を流してみる、ともに練習するというような機会を、先ほどの答弁でもいいましたように夢を持たしたいとこういうように感じております。





○議長(松本義彦議員)


 17番松井重樹議員。





○17番(松井重樹議員)


 この間、東北のほうを巡ったときに、ちょうど円谷選手の出身地を通ったわけです。その折りに、円谷選手が銅メダルをとった後、亡くなられる前に、君原選手に「もう一度オリンピックの会場で日の丸を上げることが国民に対する約束だ」と言われたことがいつまでも残っていて、それがメキシコでの君原さんの銀メダルにつながったんだとおっしゃっておられたことを思い出したんです。


 君原選手は、高校時代ははっきり言うと、それほどの成績を残しておられない。それが就職先の追加で当時の八幡製鉄所に入られたわけです。私の友人が戸畑中央高校におりまして、練習場が八幡製鉄と同じ会場だったそうです。そうすると、高校生のたかだか1,500メートルを4分台、5分を切る程度、5,000メートルを16分切るか切らないかというような選手とオリンピック選手のメダリストとが同じ会場で走れたということがどれだけ幸せだったかということを話して聞かせてくれたことがあるんです。それと同じことが言えるんじゃないかと思ったわけです。


 今も少し触れていただいたんですが、今少し、ご自分の血沸き肉躍るときの話も交えていかがでしょうか。





○議長(松本義彦議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)


 当時の記憶というよりも、皆さんも御存じだと思うんですけども、東京での10月10日から10日間あるいは20日間ほどのオリンピックの後、それぞれの競技施設でアフターオリンピックというものがあったと。今言われました円谷選手が、新装間もない姫路の陸上競技場で走って、アンツーカーになりまして初めてのこけら落としのところを走ったんじゃないかと思うんですけども、円谷選手の走法を見たり、着ているランニングとか日の丸を見て、この周辺部のアスリートたちがどれぐらい夢を持ったか。あるいはそういうことが報道されたことによって見に行ったことを思い出しますと、今回のオリンピックが始まるまでのこと、開催されてから後のまちづくりとはいいませんけれども、残された競技施設をいかに利用するかということも考えまして、今回の東京オリンピックの誘致、成功については、兵庫の片田舎でも何かあったらいいのになというのを私は感じております。


 以上です。





○議長(松本義彦議員)


 17番松井重樹議員。





○17番(松井重樹議員)


 ありがとうございます。ちょうど高円宮の妃殿下がこの間のプレゼンテーションをなされた後、パラリンオリンピックというのが当時の天皇・皇后両陛下のあるお考えが背景になって、オリンピックの後に必ずといいほどパラリンピックが続いてきたということを資料として見た記憶がございます。ぜひ、単なるこれまでのまちづくりではなくて、発想の転換をぜひもたらしていただいて、たつの市自身が血沸き肉躍るような、単なる機械的なテクノではなしに精神がテクノチックになるように、ぜひ誘致をお願いしたいと思います。


 次いで、総務部長、今日最初に申し上げた事項の中で、最初に重ねていたこととは別に申し上げたことがありました。それについて再度申し上げると、結局、きのうも話題になったけど、60歳から65歳の定年が延長になります。ということは、5歳増えることによっての人件費がどうなるかということです。最初に、一番の投資は人なんだと、これが一番なんだということを申し上げました。そのことは少し置いて、入った後、つまり役所は象牙の塔と見られがちです。そのことについて、今は700人ぐらいの会社規模でいるわけです。しかしながら、結局、広い視野を持つというのは、もちろんプライベートな時間でもたらす、それが努めでもあるけれど、同時にダイナミックな物の発想をしようと思えば、会社としても、つまりたつの市としてもそういう専門のところへ行ってもらって勉強することが一つの大きな力になると思うんです。


 例えば、数年前のまちづくりのときに申し上げられていたことがあります。例えば「申請用紙をもたらす行政あるいは司法といった書士としての資格を持つ職員がいたら」ということを言われていたことがあります。つまり、入ってから単に経験を積むだけじゃなしに、資格をもっと増やしていくということも一つの大きな仕事になるわけです。そういうことも含めて、単に抱え込んだままでいるのではない、本人によって外の海にも走り出させることがプラスになるということをあえて申し上げたんです。


 質問になかったことなので、再答弁でお願いできたらと思いますが、それについてはいかがですか。





○議長(松本義彦議員)


 総務部長。





○総務部長(坂口孝志君)


 職員の資質の中あるいは資格云々という話をされましたけれども、これにつきましては、現の研修制度の中でそういった資格の取得であるとか、あるいは資格を持ってさらに磨きをかけるような特別研修といいますか、専門研修といったものを実際に実施をいたしております。ただ、議員が申されているのは、恐らくそういう研修じゃなくて外の世界に一歩、踏み出さんかいと、つまり公務員、市役所の限定されたそういう考え方、社会じゃなくて、民間に入って、民間の考え方あるいは民間の合理性、民間がどういうコスト意識を持っているのかというところまで踏み込んだ派遣研修が必要であるというようなことであろうと私は推測しております。


 それにつきましては、今現在も先ほどちょっと申し上げましたけれども、新任職員であるとか、あるいは係長、主査級ですね、こういったものを1週間程度民間に派遣をさせていただいております。しかしながら、その研修の目的と申しますのは、実践的な接遇の体得であるとか、コスト意識、こういったものを醸成させるということで、少し議員のお考えとは違うと思うんです。これらにつきましては、今後十分検討していく必要があろうかと思います。長期の研修ということになりますと、特に民間サイドの受け皿ですね、その辺をきちっと理解しいただくのに相当時間がかかろうかなということで、今後の検討材料ということにさせていただきたいと思っております。





○議長(松本義彦議員)


 17番松井重樹議員。





○17番(松井重樹議員)


 つまり、「外でもほしいんじゃという人材がごろごろおる」という示しにもなると思うんです。そういう意味で申し上げたので、よろしくお願いします。


 最後に、西田市長、私が今回申し上げた質問は、冒頭に申しましたように西田イズムとは何ぞやであって、具体的に何かをなした、何がされなかったということをお聞きしようとしたわけではなく、きのうお二人の方が質問なさったことなので、そのお返しは十分伝わっておりました。あえて申し上げたかったのは、西田イズムと申し上げると、精神的なものですね。市長が背筋を伸ばして歩く、この姿、先ほど私が鏡のようだと、自分を照らす鏡だという思わせていただいたわけですが、そのガンバリズムの一番の発端は何であったんだろうかという、ご自分のことをお聞きしたかったわけです。最後に、西田イズムとは何ぞであったか、ご自分がこれまで駆り立ててきたバックボーン、それをお聞かせいただければと思います。





○議長(松本義彦議員)


 市長。





○市長(西田正則君)


 なかなか自分のことは自分で見にくいもんでございまして、どうやというと、客観的にしかもちゃんとまとめて申し上げられないじれったさを持っているんです。と申しますのは、ともかく生き方として、今仕事や師術や専門性やいろんなもんが出ていますけども、あるいは物かえ、心かえ、気持ちかえ、ただ、誰だってちょっとええ格好もしたいわけですし、3の力を10くらいに見せたい欲望もあります。いろんな点がありますけど、皆さんの生き方から教わったのは、何ぼやったって鉄は鉄、瀬戸物は瀬戸物、しかしながら、瀬戸物でなければ通用しないというものがあります。鉄を負かす。そうなってくると、当たり前のことを当たり前に考えて人生を送っていく。その中で、自分の独自性あるいは個性、特殊性といいますか、そういうものを意図的じゃなくて自然に出していくと。平常心ですね、これがいわゆる松井イズムをつくる、松井先生のイズムいうものが、みんなが、こうやがなわしのイズムはと言わなくても感化させれていくというように思います。先生のことを言えと言われたら、当たらんでも屁理屈を並べて言いますけど、自分のことはちょっと見えませんわ。ということで、また続けてやってください。





○17番(松井重樹議員)


 以上で終わります。





○議長(松本義彦議員)


 ここで、暫時休憩いたします。


 再開は、11時5分といたします。





           休   憩   午前10時50分


           再   開   午前11時05分





○議長(松本義彦議員)


 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。


 次に、23番横田勉議員。





○23番(横田 勉議員)(登壇)


 通告に基づき質問をいたします。


 まず、1番、7月21日の日曜日の夕方に、新宮町千本の女性が草刈り中に蝮にかまれました。直ちに119で救急車を要請し、本人はもとより隊員も早期に手当をしてもらえる病院の受け入れを期待しておりましたが、市内の病院や宍粟総合病院なとでは当日の担当医の都合で全て拒否され、結果的には1時間半後に姫路の新日鉄広畑病院で受け入れ可能となり、事なきを得ました。この話は、当事者の友人からお聞きいたしまして、たつの市の結構な病院があるのに何で処置する病院がないの、そんな町やったら安心して暮らせへんわと言われたのがきっかけでございます。


 確かに、一般的に考えてみれば、そのように判断するでしょうし、それやったら最初から間違いなく受け入れてくれる姫路に行ってよということにもなるかと思います。何はともあれ、その女性は点滴を受け、後は傷の治療で1週間ほど通院をされ完治されましたが、今回のように蝮にかまれたことがどの程度のけがに相当するかはわかりませんが、本人にしてみれば経験のない恐怖であったに違いはありません。今回のことはほんの一例ではありますが、もっと重篤な患者の場合でも、助かる命を助けられない状況をつくってしまわないように、そして真の安全・安心は医療現場において必要な合い言葉であると思います。そのためにも市民の命をつなぐネットワークの構築が最も重要な体制づくりであると思いますが、行政としての医療機関に対する指導、対応策をお聞きいたします。


 次に、新宮町のシンボルとなっております総合支所をはじめ新宮小学校、新宮幼児園、図書館、新宮スポーツセンター、そして新宮宮内遺跡公園と多くの施設が隣接をしております。まさに、文教地区にふさわしい環境づくりを構築された歴代の町長、そして西田市長に敬意を表します。ただ、そのゾーンの中に1カ所置き去りにされたかのような場所が存在いたします。それは、民間の所有地ではありますが、以下の点で非常に重要な場所ではないかと判断をしております。


 まず、1番に、今年の6月のまちづくりの集い新宮において、新宮小学校の児童から宮内遺跡公園づくりとこれからもっとかかわっていきたい。そして、もう一つの目的は、災害時に避難場所として利用したいとの提言がありました。そのためにもスポーツセンター南側に通路をつくってほしいという要望が出されております。


 2番目に、新宮幼児園の教諭と保育士の駐車場は施設沿いにあり、道路と隣接する細長い場所に設置されております。現在、約20名余りの教諭、保育士の方が駐車をされております。また、保育園児、それから幼稚園児を合計しますと、約100名が通園をしております。その送迎には全てとは申しませんが車を利用され、安心して駐車できるスペースは3、4台でありまして、混雑時は駐車禁止であるゼブラゾーンに多くの保護者が仕方なく駐車をしております。その光景を毎日交通整理をしていただいておりますボランティアの方からも指摘を受けており、以前には警察からの指導があったようであります。それを解決する方法の一つとして、教諭たちの新たな駐車場の場所を移し余裕のある送迎スペースを確保すべきだと思います。


 3番目に、現在でも手狭なスポーツセンターの駐車場として利用が可能となり、駐車場にすることで環境の整備にも効果があると思います。


 最後に、現在もスポーツセンターから新宮幼児園に通じる道がありますが、非常に狭く通りにくい状態であります。取得することで拡幅も可能であると思いますので、いかがでしょうか。


 以上、4点申し上げましたが、前向きな答弁を期待しております。よろしくお願いいたします。





○議長(松本義彦議員)


 健康福祉部長。





○健康福祉部長兼福祉事務所長(石原和良君)(登壇)


 23番横田勉議員のご質問のうち、1点目のご質問の市民の医療の安全・安心は誰に頼るのかについてお答えいたします。


 本市の救急体制につきましては、救急指定を受けている医療機関が5つの病院と、休日夜間の診療体制として、休日夜間急病センターがございます。ご指摘の蝮にかまれたいうことであれば、4つの病院が抗蝮治療血清を備蓄しております。


 今回の事例につきましては、救急要請があり兵庫県救急医療システムを確認した上で、医療機関への受け入れ要請を行いましたが、市内医療機関での受け入れができなかったものでございまして、その後、製鉄記念広畑病院姫路救命救急センターにおいて適切に処置を受けられたと聞いております。


 しかしながら、救命救急は、緊急医療や事故が発生した地域から最も近い医療機関での処置が最善であると考えられますので、再度、たつの市・揖保郡医師会との間で、市内救急体制について協議してまいりたいと考えております。処置を受けられた製鉄記念広畑病院姫路救命救急センターは、中播磨・西播磨圏域の3次救急医療の充実のために本年3月に開設されたもので、圏域内の各自治体が運営費補助を行うこととなっております。


 また、本年11月に導入予定のドクターヘリの運行により、救急搬送に時間を要する山間部などにおいて、搬送時間の短縮と救命救急センター医師による早期医療介入により、より一層の救命効果を発揮できるものと考えております。さらに、本年度から発足いたしました西はりま消防組合による広域消防によって、臨機応変な救急出動が可能となったところでございます。


 行政の医療機関に対する指導につきましては、県が実施することとなっておりますので、医療機関への受け入れ体制等について、県に対して要望してまいりたいと考えておりますので、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。





○議長(松本義彦議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)(登壇)


 引き続きまして、2点目のご質問の新宮スポーツセンター、新宮小学校、宮内遺跡、新宮幼児園に囲まれた貴重な民有地の有効活用についてお答えいたします。


 議員ご指摘の民有地につきましては、さかのぼって約25年前の旧新宮町時代からその買収についてたび重なる協議が重ねられた経過がございます。その協議経過における諸問題について解決が困難であったことから、将来においても買収が困難な土地であると判断した結果、現在に至っております。


 このたびのご質問につきましては、行政側におきましても予期せぬ突発的なご提言事項ではございますが、今後その有効活用について、多方面から調査・研究してまいりたいと考えておりますので、何とぞご理解賜りますようお願いいたします。





○議長(松本義彦議員)


 23番横田勉議員。





○23番(横田 勉議員)


 まず、1番目の質問の中で、救急の方にお聞きをしましたが、今回の場合はたつの市民病院のほうにその連絡がなかったというようなことですが、それは対象外ということだったのでしょうか、その点をお聞きしたいと思います。





○議長(松本義彦議員)


 市民病院事務局長。





○たつの市民病院事務局長(吉田末廣君)(登壇)


 市民病院が対象外かどうかでございますが、先ほど部長が答えましたように、市民病院の受け入れ体制につきましては、兵庫県の救急医療システムで登録をしておりますので、21日は日曜日だったと思うんですけども、そのときにつきましては、午後6時までが内科医のドクターでございました。午後6時以降につきましては、内科医についてはよそからのドクターでございます。午後6時からにつきましては、院内の整形外科医のドクターが当番で当直するということで、蝮の治療につきましては、うちの場合は内科医ではしていませんので大体外科系統でございます。そういうことで、その日、例で言いましたら、6時過ぎに直接、蝮にかまれたということで電話がありまして、それは処置をさせてもらっています。そういうことで、時間的なもんとか、それから当初に6時までの分が内科医ということが消防のほうに連絡がいっとったという、ちょっとタイムラグがあるんですけども、その辺でうちのほうへの電話がなかったんではないかと考えております。


 以上でございます。





○議長(松本義彦議員)


 23番横田勉議員。





○23番(横田 勉議員)


 福祉部長、もう一度確認するんですが、要は連絡というのは県のほうのそういった情報システムのところに集まっていくということなんですか、そのあたりをちょっと教えてほしいんですが。





○議長(松本義彦議員)


 健康福祉部長。





○健康福祉部長兼福祉事務所長(石原和良君)


 これにつきましては、県下の病院が受け入れ体制については、逐次登録をするというシステムが県下でできておるようでございます。私は直接担当していないので詳しいことはわからないんですけども、それで消防が救急出動した場合に、病態によって、こういう場合は入力しますと、そこの受け入れの病院がざっと出てくると。そういうことで、そこに電話をしていくというシステムになっているように聞いております。





○議長(松本義彦議員)


 23番横田勉議員。





○23番(横田 勉議員)


 ちょっと確認ですが、そしたらそういう救急要請があった。その要請があった段階で、もちろん救急隊員がそこにアクセスというか連絡をすると、画面の中で、例えばたつの市内で受け入れるところはどうというようなものが一発でわかるようになっているんでしょうか、ちょっとそのあたりを。





○議長(松本義彦議員)


 健康福祉部長。





○健康福祉部長兼福祉事務所長(石原和良君)


 そういうふうに聞いておりますが、各病院からの情報については、その日の時点で状況が変わったらずっとやっておるんではないので、その辺は画面に出た上で次には個別に当たっていくというふうに聞いています。





○議長(松本義彦議員)


 23番横田勉議員。





○23番(横田 勉議員)


 そういうことであれば、今お聞きしたような形で一覧に出たとすれば、1時間半もかからずに例えば姫路の新日鉄病院のほうに移動するといいますか、行く方向で恐らく救急車が行くんだと思うんです。それにすれば1時間半という時間が結構かかっているんじゃないかなと判断するんですけど、その点はいかがでしょうか。





○議長(松本義彦議員)


 健康福祉部長。





○健康福祉部長兼福祉事務所長(石原和良君)


 詳しいことはわからないんですけども、新宮から新日鉄までの時間も入れた上での1時間半であろうというふうに考えておるんですけども、我々としても、これまででしたら製鉄記念広畑病院救命救急センターが今年の3月にできたということで、これまででしたら、それこそ受け入れについても、また姫路のどこかをまた探さなくてはいけなかったんですけども、そういった受け入れができたということで、まだ早くに受け入れができて適切に処置できたんじゃないかなと私のほうはそういうふうには感じておるんですけども。





○議長(松本義彦議員)


 23番横田勉議員。





○23番(横田 勉議員)


 当日のことはそれぐらいにしまして、最近いただきました平成25年度たつの市統計書の資料では、消防の出場状況が平成21年度には3,664回、平成24年度では4,309回ということで増加をしております。このデータは太子町も含めているということではありますが、1日10人以上の方々が出動要請をされておるわけでございます。このような中で、より今後増えていくであろうこういった出動の要請に対して、やはりスムーズな搬送というのは一番の課題ではあると当然ながら思うわけでございます。


 それから、もう一つ、これば救急隊員さんにもお聞きしたことなんですが、救急を受けた場所、例えば今回であれば新宮ということであれば、たつの市内で受け入れてくれなければもう次にというような形でルートが決まっていると、大体のルートを決めているんだというように聞いたんでけども、一番最初にお聞きした、いわゆる画面上に出てくるというようなことであれば矛盾ではないですけれども、どうなっているのかなということ。ですから、ある意味で言うと、姫路方面ルート、それから赤穂方面ルートというように大体決めているんだということをお聞きしたんですが、何かそういう点について御存じなことはありますでしょうか。





○議長(松本義彦議員)


 健康福祉部長。





○健康福祉部長兼福祉事務所長(石原和良君)


 県のほうで保健医療計画というのをつくっております。その中で、救急医療体制についての記述があるんですけども、救急体制でも一次救急、二次救急、三次救急と3段階の救急体制があります。一次救急というのは地元の分でやるわけですけども、たつの市であれば一般の病院、そして休日であれば休日夜間急病センターということになります。


 二次救急になりますと、西はりまにつきましては、相生の半田、IHI、魚橋、赤穂の赤穂市民、赤穂中央、そして宍粟、そういった病院が輪番制で二次救急を受けておると。そうしますと西のほうに偏っておりますので、たつの市につきましては、姫路の病院への搬送が多いということで、やはり中播磨との連携を重視するという形で姫路に頼らざるを得ないと。


 三次救急になりますと、県立の姫路循環器病センター、これまではそこだけだったんです。循環器病センターについては、心疾患、脳卒中が特化しておりまして、外傷性の処方についてはなかなか対応が難しいということで、今回新たに製鉄記念広畑病院が三次救急に入ったということでございます。





○議長(松本義彦議員)


 23番横田勉議員。





○23番(横田 勉議員)


 市民病院の事務長にお聞きしたいと思います。西播磨圏域公立病院のネットワーク化の検討についてという資料が、平成21年3月に作成されております。これにつきましては、インターネットで見まして参考にと思いましてお聞きをするわけでございますが、この中にいろいろと書いてありますが、西播磨圏域の現状と課題ということにつきましては人口10万人に対しての医師の数が全県下でも最低だということが載っておりました。そのためにこの圏域だけでは医療資源が担えていないということが明記されております。すなわち、先ほど部長が言われたように、中播磨圏域への搬送についても、当然ながらやっていかないと全ての医療が賄っておらないというようなことが書いてありました。


 それはそれとしまして、その中で留意事項として総務省のガイドラインでは、ネットワークにかかる計画について、平成25年度までに実現を目指すものと記載しているため、今後、各公立病院において実現に向けて取り組む必要があると記載されております。今の段階で、この資料についての感想並びにガイドラインに向けて、たつの市内の進捗がどのようになっているのかお聞かせ願いたいと思います。





○議長(松本義彦議員)


 市民病院事務局長。





○たつの市民病院事務局長(吉田末廣君)


 連携でございますが、市民病院といたしましては、地域連携室というのがございまして、そこの充実を図りまして、各病院との連携に努めております。特に、先ほどから出ています製鉄記念広畑病院につきましては、昨年の12月だったと思うんですけども、あちらの院長に市民病院に来ていただきまして、うちの山下院長と連携についての話し合いをしまして、その中で双方の院長が合意したのは、連携を密にとっていこうということでは話し合いできております。そういうことで、うちで処置できない患者さんについては送り出しますし、あちらで急性期の方が落ち着いてきましたら、うちのほうへ来ていただくと。それで、あちらの急性期の病棟が空いてくるとか、そういう連携のほうは進んでおります。


 以上でございます。





○議長(松本義彦議員)


 23番横田勉議員。





○23番(横田 勉議員)


 たつの市民病院は、当然ながら我々市民が支えていかないといけないというのはよくわかるわけでございますけれども、いわゆる臨海部、私の地元の新宮からいえば南のほうにあるということで、直接的に例えば自分自身が車で移動するにしても約40分近くはかかるということです。先ほどからも言っております姫路方面のほうが、中播磨のほうがある意味直接的に行けば時間がもっと短縮できるかもわからないというような立地ではあります。


 そういった中で、言っても市立病院、公立病院というものが地域の安全と安心を守る一番の拠点になってもらわないと困るわけで、その点十分、先ほど言われましたように、いざというときはやはり三次救急のほうも行かなければいけないとは思いますけども、十分に対応ができるように市内の一般の告示病院ですか、その病院とも検討されながら市民の健康といいますか、命というものを守っていくようにこれからも努力をお願いしたいなと、そのように思います。


 次に、2番目の民地の関係ですが、一応検討していただくということでございます。昨日の西田市長の答弁にもありました新宮町の特色の一つということで歴史と文化ということを言っていただきました。まさに、たつた2,000年の歴史の発祥の場所が新宮宮内遺跡であります。昭和57年の6月に遺跡の指定を受けまして、約31年が経過しております。完成は平成27年と聞いておりますが、この整備に地域の弥生クラブの皆さん、それから新宮小学校の児童たちが熱心にボランティアを行い、また自分たちの生きた教材として熱心に取り組んでくれております。もちろん、完成後も維持をしていかなければなりません。そのためにも多くの市民の皆さんの力をお借りすることが重要でございます。そんな貴重な場所の環境の整備としても、この土地の取得を検討していただきたいとこのように思います。


 最後になりましたけれども、西田市長におかれましては、長い間のまちづくり、大変ご苦労さまでございました。今後ますます健康にご留意されまして、頑張っていただくように祈念いたします。これで質問を終わります。ありがとうございました。





○議長(松本義彦議員)


 次に、24番?島俊一議員。





○24番(?島俊一議員)(登壇)


 今から6年前の平成19年12月の本会議以来、大体1年に1回ぐらいの割合で、市内皮革工場の汚水処理費用の納付率、これはたつの市においては有収率と呼んでおられるわけでございますけれども、この有収率の3地区の間の大きな不公平の是正について本会議で要望を続けてまいりました。その当時、平成19年度の納付率について言うならば、松原地区では80.5%、沢田地区が85.9%であるということでございますけれども、工場内の雨水の流入が十数パーセントぐらいあることから考えるならば、松原と沢田地区につきましては、事実上100%に近い納付率となっておったわけでございます。


 ところが、誉田地区の工場分の納付率については、同じ平成19年度において36.6%と松原、沢田両地区の半分にも満たない低い納付率となっておりまして、この誉田地区の大変に低い納付率が、それまで7年続いてきたことがこの事業の、そして市の財政の大きな課題となっていたわけでございます。しかしながら、西田市長及び下水道部におかれましては、その平成19年よりこの汚水処理費用納付率の不平等の是正と納付率の向上のために、このたびはどんなことをしても解決をせねばならないと大変な決意を持って努力され、幾つかの新しい対策をも講じられてきたと承知をしておるわけでございます。


 また、私もそれより6年間ほぼ毎年、本会議において市内の皮革工場の、そして特に長年納付率の低かった誉田地区について、その納付率を松原、沢田地区と変わらぬ85%をどうあっても達成してもらいたいと強く要請を続けてまいったと思います。市ご当局の大変な努力の結果、本年3月31日に終了いたしました平成24年度の誉田地区の納付率は、かつてない高い年度間納付率となり、それによって全市内3地区合計の24年度の納付率もいまだかつてない高い率を達成したと聞き及んでおるわけでございます。


 まず最初に、家下水道部長にお尋ねをいたしたいと思います。


 1つ、本年3月31日終了の平成24年度について、松原、沢田、誉田の3つの地区の前処理場の有収率は、それぞれ何%であったでしょうか。また、その24年度の全市合計の有収率は何%であったでしょうか。


 第2問でございます。大変な努力をしてこられた誉田地区前処理場の過去6年間、すなわち平成19年度、20年度、21年度、22年度、23年度、24年度の6年間の有収率は、それぞれ何%であったでありましょうか。


 以上、2点についてご答弁を願います。以後の質問につきましては、質問席よりお尋ねをさせていただきたいと思います。


 以上です。





○議長(松本義彦議員)


 下水道部長。





○下水道部長(家 宏行君)(登壇)


 24番?島俊一議員の市内前処理場の有収率の現状と見通しについてお答えいたします。


 まず、1番目のご質問の平成24年度の前処理場ごとの有収率についてでございますが、処理水量に対します調定水量の率である、いわゆる有収率につきましては、平成24年度の松原地区は88.1%、誉田地区は85.1%、沢田地区は83.0%でございました。


 3処理場全体の有収率は86.6%の結果となり、揖保川流域下水道に接続した平成6年度以来最高の率でございました。


 次に、2番目のご質問の誉田地区の過去6年間の有収率についてお答えいたします。


 平成19年度は36.6%、平成20年度は58.8%、平成21年度は75.8%、平成22年度は82.3%、平成23年度は79.1%、平成24年度は85.1%でございました。


 前処理場の健全運営につきましては、高率となりました有収率の確保がまずもって必須条件であるとの認識のもと、引き続き最重要事項として取り組んでまいりますので、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。





○議長(松本義彦議員)


 24番?島俊一議員。





○24番(?島俊一議員)


 ただいまの答弁によれば、誉田地区の納付率、すなわち有収率は平成19年度より本年3月31日の終了の平成24年まで、過去6年間において、途中平成23年度は非常に雨が多かったので一時ちょっと下がったときがございますけれども、大体通しまして36.6%から24年度本年の85.1%へと年々向上いたしておりまして、誠に目覚ましいものがあるわけでございます。特に一番直近の24年度の有収率につきましては、過去最高、今、部長が言われましたように85.1%と、これまで私が目標としてお願いをしてまいりました85%、すなわち雨水の流入を含めれば事実上100%という目標に達成いたしまして、そしてまた全市3地区合計の有収率も24年度では、ただいまの答弁にありましたように86.6%という過去最高の理想の有収率を達成いたしていただいたわけでございます。市ご当局担当の部や課におかれましても、これまで長年の間、本当によくやっていただきました。その努力と達成されました成果に対しまして、この場を借りまして、心より厚く御礼を申し上げます。また、井上部長さんも来ておられますけれども、本当にありがとうございました。


 そこで、いま一つお尋ねをいたしたいと思いますけれども、見事に達成されましたこの成果を今後も続けていく方策とその考えについては、部長さんはどういうふうにお考えでしょうか。





○議長(松本義彦議員)


 下水道部長。





○下水道部長(家 宏行君)


 有収率の向上対策につきましては、これまで雨水、地下水の下水道管への流入を防ぐための雨水分離工事の実施、また盆・正月での工場からの排水がとまっているときのマンホールの流量点検等を実施してきました。また、それに加えまして、業界の組合と連携しまして工場ごとの給水管の配管調査、それから量水器の月半ばでの中間検針などさまざまな対策を講じてまいりましたが、なかなか有収率の向上には至りませんでした。その中で、平成18年度から用水の量水器の設置に加えまして、排水の流量計を業界の組合の協力が得られ、これの設置に踏み切れたことが一番有収率の高率に推移できた主な要因と考えております。今後におきましても、現在16台保有しております量水器の効果的な設置を中心に取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解をよろしくお願いします。





○議長(松本義彦議員)


 24番?島俊一議員。





○24番(?島俊一議員)


 ただいま部長からご答弁がありましたように、打ち込み井戸について量水器だけやなしに、排出のほうを測る量水器の設置が非常に大きな決めての一つになったと言われましたが、私もそういうふうに理解しておるんであります。現在の有収率というものは、操業排水の流量と雨水のほうも入ってきまして合算になっておりますので、85%というたら何や低いように勘違いされるんですね。少々難しいかもわかりませんし、費用も多分にかかるだろうとは思いますけれども、それぞれの工場排水の出口全てにその操業排水の流水計をつけるということは不可能なんでしょうか。お尋ねいたします。





○議長(松本義彦議員)


 下水道部長。





○下水道部長(家 宏行君)


 排水の流量計は、主にどういうように活用しているかと申しますと、主にブロックごとの排水量を測るために設置しているのが主でございます。現在、この配置は沢田地区に3台、誉田地区に9台、松原地区に4台設置しております。このうち個別の工場から排水量を測る流量計は6台を活用しておる状況でございます。


 ただいまの議員のご提案のように、各工場に排水の流量計を設置するためには、1台300万円かかるんですね。これを約140台、新たに購入せなあかんと。約4億円強ございます。それから、維持管理もなかなか排水の中に設置するので耐用年数も短くなるので、維持管理のほうも多大な費用を要するものと考えておりますので、現在のところは増設は考えておりませんが、今の16台を活用しまして、この率を保っていけるように努力してまいりますので、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。





○議長(松本義彦議員)


 24番?島俊一議員。





○24番(?島俊一議員)


 現在、松原のほうに104社かありまして、沢田は十数社と少ないんですけれど、誉田も50何社かあるようです。例えば誉田地区について4ブロックに分けて4つの排水流量計を出しておられると。松原は非常にずっと以前から高率で高い正確な有収率をそれぞれの工場が出しておられるから、全体で排水は4つということで非常に少なく済んでいるわけですから、事実上、個々のもんをつくるということはあんまり能率的やないし、手数も費用もとってもたくさんかかるという答弁であったわけですね。





○議長(松本義彦議員)


 下水道部長。





○下水道部長(家 宏行君)


 まず、ブロックごとで有収率が低いブロックを絞り込んで、それを把握した上で個々の工場に設置するという趣旨での活用を主にしておりますので、ご理解をお願いします。





○議長(松本義彦議員)


 24番?島俊一議員。





○24番(?島俊一議員)


 それでは、最後に、市長さんにお尋ねをいたしたいと思うんです。お尋ねをする前に、一言御礼を申し上げたいと思います。このたび市長さんは引退を表明されましたけれども、過去4期、15年間の間、一番大きくは1市4町の合併をはじめ多くのたつの市の課題を解決され、本当に見事にたつの市を運営してくださったと思います。そのご業績とご努力に対しまして、この場を借りまして、本当に心から御礼を申し上げたいと思います。市長さん、本当にありがとうございました。


 実は、前処理場の有収率の問題ですけれども、一番中心になって作戦を立てられたのは市長さんだと私は思っております。そうだと思います。この問題についても、運転開始以来、30数年間にわたる大きな難題を市長さんの在任中に見事に解決されたということについては、本当に喜ばしく感謝にたえないもんだと思います。ですけれども、この問題はまだ続くとは思いますので、最後に後任の方に対して市長さんのほうから、もしこれはこうしたほうがええんじゃというようなアドバイスがございますようでしたら、最後にちょっとお尋ねをしたいと思うんですけど、どうでしょうか。





○議長(松本義彦議員)


 市長。





○市長(西田正則君)(登壇)


 今、有収率の問題で、特に下水道特別委員会の方にも大変ご苦労をかけましたことを心から感謝とまずお礼申し上げます。


 85点何ぼと、今までの最高率やと、ここまできたけど、これからどないなるんやと、こういうご質問でございますが、今、流量計の計器を各工場につけたらどうやということで、これ1台300万円、それであんまり効率がよくないとか、それは別としまして、問題は、一番最初に?島議員さんが、機械で測ったらどうやというご提案をいただいたのを今思い出しているわけです。これが功を奏しましてブロックごとにやって、若干成績の悪いところは数多くやろうというようなことでございますが、これはこれなりに功を奏した段階でございました。


 一番のポイントは、機械で監視するということも必要ですけども、それぞれの理事長がおられて、役員の方がおられます。その方々が、水はきっちりやらないと、やることをやらなんだら、そんな補助金やなんやて勝手なことばっかりできるかいという、前に出ておりました道徳的な価値判断ですね、これをやっぱりきちっと役員の方に持続してもらうと。そのためには、しょっちゅうコミュニケーションをもってこうですよ、ああですよとお互いに情報交換をやりながら、心の問題をきちっとやっていってもらわなんだら、こんなんがたがたですわ。機械だけではいきにくいと。これが1点です。だから、役員の皆さん方にいつもコミュニケーションできっちりおさえておくと。


 それから、もう1点は、これは議員の皆さん方もいろいろ本会議でご質問いただいたり、状況の分析をやっていただいたり、また下水道特別委員会がいろいろ行動を起こしながらやっていただく、こういう組織的活動はずっと続けていただくことが、即それが具体的な解決にはなりませんけど、ムードや雰囲気やそういうものを醸成していく、機運やと思うわけです。だから、横の連携プレーいうものも継続してもらいたいと。


 もう一つは、これは下水道特別委員会でも申し上げたんですが、今は有収率の問題ですけども、水代です。全体のトータルでいけば、これは必ずしも水が100%になっても、それで満足できるかというとこは、金額の問題がございます。これについても5年に1回、改定するんですけども、もちろん姫路も入ります。大変喧々諤々やるんですけども、やっぱり底辺のムードというものは、一層それにも影響してくるということが1つと、3点目は、全体のこれに要する費用です、金です。これをやっぱり県と国から補助をもらわなんだらだめなんですわ。そうなってまいりますと、今度は特別委員会の皆さん方、毎年東京にも行っていただいていろいろご苦労をかけてしているんですが、と同時に、国のほうで、私は当初から申し上げていたのは、水というのはたつのの小さな都市が何で揖保川全体の水で、しかもそれが瀬戸内海の汚水代どうのこうのやるんやと。これはもう岡山も大阪ももっと言うたら四国の徳島もみんな水、影響してるやないか、瀬戸内海が。だから、国の問題やと、環境問題やと、地球温暖化の二酸化炭素、震災の放射線が今は問題になっていますけども。水もそうやというような環境問題としてずっと続けていって、これは本来は特定の市や町のやっとる問題と違いますよと。これはもう国全体の環境問題の水は日本列島の水やないかいというところへ、休むことなくどんどん働きかけていくことも大事やなと。


 この3点を申し上げまして、本当にいろいろ役員の方にもご努力いただきましたし、下水道特別委員会、また議員の先生方にも大変お世話になりましたことを心から感謝申し上げまして、まだ完全に解決されておりませんので、一層のご努力をお願いしますとともに、再度感謝を申し上げまして終わらせていただきます。ありがとうございました。





○24番(?島俊一議員)


 ありがとうございました。終わります。





                休 会 議 決





○議長(松本義彦議員)


 以上で、本日の日程は終了いたしました。


 この際、お諮りいたします。


 議事の都合のため、明日21日から24日までの間、休会いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


            (「異議なし」と呼ぶ者あり)





○議長(松本義彦議員)


 ご異議なしと認めます。


 よって、さよう決しました。


 なお、次の本会議は、9月25日午前10時より開議いたしますので、よろしくお願いいたします。





                散 会 宣 告





○議長(松本義彦議員)


 本日は、これをもって散会いたします。


 皆様、お疲れさまでした。





            散   会  午前11時55分











 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。








 平成25年9月20日








                    たつの市議会議長  松 本 義 彦





                    会議録署名議員   井 上   仁





                    会議録署名議員   岸 野 文 信