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兵庫県 たつの市

平成21年第3回たつの市議会定例会(第3日 6月19日)




平成21年第3回たつの市議会定例会(第3日 6月19日)





        平成21年第3回たつの市議会定例会議事日程(第3日)


 
                    平成21年6月19日(金)午前10時開議





1 開議宣告


  日程第1 一般質問


       発言順位及び発言者


        ? 19番 桑 野 元 澄 議員


        ? 13番 横 田   勉 議員


        ? 8番 小 寺 昭 男 議員


        ? 15番 三 里 茂 一 議員


        ? 23番 松 井 重 樹 議員


2 休会議決(日程通告)


3 散会宣告











           会議に出席した議員





  2番 森 本 重 宣       3番 山 本 修 三


  4番 武 内 純 一       5番 沖 田 宏 一


  6番 三 木 茂 毅       7番 永 富   靖


  8番 小 寺 昭 男       9番 角 田   勝


 10番 松 下 信一郎      11番 今 川   明


 12番 龍 田   惇      13番 横 田   勉


 14番 前 田 賢 治      15番 三 里 茂 一


 16番 岸 野   弘      17番 竹 内   豊


 18番 井 上   仁      19番 桑 野 元 澄


 20番 柳 生 陽 一      21番 栗 本 一 水


 22番 岸 野 文 信      23番 松 井 重 樹


 24番 楠   明 廣      25番 松 本 義 彦


 26番 坂 上 ? 明      27番 ? 島 俊 一


 28番 前 田 守 彦





           会議に欠席した議員


              な し





           会議に遅刻した議員


          26番 坂 上 ? 明





          議事に関係した事務局職員





議会事務局長                満 田   惠


次長                    丸 尾 博 則


次長補佐                  西 川   廣


副主幹                   安 積   徹


主査                    梅 田 祐 子











       地方自治法第121条の規定による出席者





市長                    西 田 正 則


副市長                   八 木 捷 之


副市長                   松 尾 和 彦


会計管理者                 山 村 茂 人


消防長                   坂 本 幸 夫


御津病院長                 山 下 義 信


行政改革推進室長              小 西 千 之


総務部長                  山 口   昇


企画財政部長                田 口 隆 弘


市民生活部長                谷   和 廣


健康福祉部長兼福祉事務所長         今 江   伸


産業部長                  濱   光 治


都市建設部長                山 本   実


下水道部長                 井 上 伸 史


公営企業部長                吉 田 末 廣


新宮総合支所長               三 里   勉


揖保川総合支所長              堀 本 敏 行


御津総合支所長               酒 江   肇


消防本部消防次長兼たつの消防署長      ? ? 良 三


御津病院事務局長              長 尾   孝


総務部参事兼総務課長            井 上 彰 悟


企画財政部参事兼広報秘書課長        坂 口 孝 志


市民生活部参事兼環境課長          松 原   強


産業部参事兼農地整備課長          丸 山 忠 勝


産業部参事兼商工観光課長          真 殿 基 義


消防本部参事兼総務課長           横 田 京 悟


行政改革推進室次長             家   宏 行


危機管理課長                上 西 義 弘


税務課長                  森 本 浩 司


企画課長                  米 澤 幸 和


財政課長                  石 原 和 良


児童福祉課長                上 田 照 一


高年福祉課長                内 見 博 隆


農林水産課長                永 瀬 正 人


地籍調査課長                内 海 忠 之


建設課長                  永 安   悟


都市計画課長                前 田 一 彦


前処理場対策課長              谷   晴 視


消防本部予防課長              内 海 博 昭


消防本部警防課長              紙 名   猛


御津病院事務局次長             小 川   宏


教育委員長                 徳 永 耕 造


教育長                   苅 尾 昌 典


教育管理部長                腰 前   優


教育事業部長                田 中   守


教育管理部参事兼教育総務課長        松 田 正 義


教育事業部参事兼文化財課長         家 氏 時 康


教育事業部参事               八 木   隆


教育管理部施設課長             松 田 泰 政


教育管理部学校教育課長           岡 本 育 夫


教育事業部社会教育課長           内 海 潤 一


教育事業部人権教育推進課長         徳 富 伸 吾


教育事業部体育振興課長           福 田 一 成


選挙管理委員会事務局長           溝 口   要











                 開 議 宣 告





○議長(角田 勝議員)


 皆さん、おはようございます。


 ただいまより、本日の会議を開きます。


 初めに、本日の出席議員数及び地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めた者の職・氏名につきまして、事務局長より報告いたさせます。





○議会事務局長(満田 惠君)


 命によりご報告いたします。


 まず、本日の出席議員数についてでありますが、本日ただいまの出席議員は26名でございます。


 なお、26番坂上?明議員から遅刻の届け出を受けております。


 次に、地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めた者の職・氏名についてでありますが、お手元に配付いたしております名簿のとおりでありますので、ご清覧願います。


 以上でございます。





○議長(角田 勝議員)


 以上で報告を終わります。


 次に、今期定例会の会議録署名議員については、6月5日の定例会第1日に、7番永富靖議員、8番小寺昭男議員を指名いたしておりますので、両議員、よろしくお願いいたします。





               〜日程第1 一般質問〜





○議長(角田 勝議員)


 これより本日の日程に入ります。


 日程第1、一般質問を行います。


 通告により、順次質問を許します。


 初めに、19番桑野元澄議員。





○19番(桑野元澄議員)(登壇)


 通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。


 3件の質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。


 まず最初に、公民館の利用状況及び旧町のコミュニティセンターの利用状況についてお伺いいたします。


 まず、1番目に、公民館の利用状況について、利用者の方から旧龍野市においては、一昨年まで公民館の利用は無料でしたけれども、昨年から旧3町にあわせて利用料が必要になったということから、利用されるサークルの方、それぞれの小さな団体の方からは、無料であった会費が有料になり、利用を控えるようになったとの意見が出されています。


 そこで、下記の質問をいたします。


 最近の5年間の公民館利用者数がリストを見てみますと減少傾向にあり、その原因はどこにあるのか、そして2番目に、利用回数及び利用者数ともに減少している状況から、増加させる手立てを過去に講じたことがあるのか、お尋ねいたします。


 次に、新規事業及び住民のニーズをどのようにして公民館事業に反映しているのかをお尋ねいたします。


 次に、4番目に、公民館はたつの市のいわば福利厚生施設と考えており、できるだけ多くの住民が容易に利用をし、そして、生活文化の振興、社会福祉の増進を目的とした活動をすべきと考えています。そのことについてお尋ねいたします。


 次に、5番目に、利用状況のリストを見てみますと、年々少なくなっておりますが、有料にしたことが一因になっているように考えられないか、お尋ねいたします。


 次に、公民館の利用制限について、社会福祉法により縛られているが、利用制限を緩和し、利用率を向上させる方向で見直すことができないのかというのをお尋ねいたします。


 次に、コミュニティセンターの利用について。


 コミセンについても公民館同様に利用者数の減少が続いております。何が原因かと考えておられるのか、お尋ねいたします。特に半田コミセンは休館日が多くなったことが減少の原因と考えられないか。そして、合併前は無料でコミセンを利用できたが有料になったということが利用者減少の一因と考えられないか。これは公民館とも同じなんですけれども、それについてお答えをいただきます。


 次に、各地区にあるコミセンの使用料は指定管理者の収入になっているけれども、年間どのぐらいの収入になっているのか、お聞かせください。


 次に、学童保育についてお尋ねをいたします。


 現在、揖西西小学校では、土師・南山地区の児童数増加に伴い、学童保育の需要と供給が見合っていないのではないかという話を聞かせていただきました。現状と将来予測を聞かせていただきたい。そして、学童保育を希望している3年生の定員がオーバーのため、利用できない状況になっているようですけれども、学童保育を希望する方は抽選で決定しているようです。これは、同じ市民でありながら、地区によっては同じサービスを受けられないということについては不公平だと感じますが、いかがでしょうか。


 次に、現実には揖西西小学校にも空き室がないという現状、そして、学級数が増加したときの対応もままならないようです。そんな状況下で学童保育の教室を確保するのは到底無理からぬことでございます。ですけれども、核家族化している現状から、学童保育は必要不可欠なものだと考えております。学童保育は少子化化対策の一環であるというふうに考えておりますけれども、いかがでしょうか。


 次に、市営住宅の運営について質問いたします。


 市営住宅の入居条件、そして家賃滞納者への対応、収入超過者に関する質問を行います。


 1番、入居条件について、平成21年4月より、公営住宅施行法令の一部改正により入居収入基準が改正になった、厳しくしたことにより、入居が一層難しくなったように思うけれども、いかがでしょうか。また、収入基準額を下げた理由を教えていただきたい。


 2番目に、現在家賃を滞納している方はどのぐらいなのか、あれば、その数を教えていただきたい。また、滞納者へはどのような対応をとられているのか、具体的な動きをお知らせいただきたいと思います。


 次に、滞納者に対してですけれども、家賃を支払うことができない方、そして家賃を支払わない方をいかに把握して適切な措置をし、区分けしているのかをあわせてお知らせいただきたい。


 そして、入居収入基準の変更に伴い、3年以上の入居者で20万円を超える方については収入超過者となり、入居できなくなりますが、それは何人ぐらいの方が対象になるのか。また、5年以上の入居者で最近の2年間に引き続き39万7千円以上の収入を超える方についても明け渡し請求ができると聞きます。何人ぐらいの方が対象になるのか。


 そして次に、この改正に伴いまして、経過措置として、5年間は改正前の収入基準により収入超過者、高額所得者を認定することになっていますけれども、5年後、何人ぐらいの方が市営住宅から退室することになるのか、あわせてお聞かせいただきたい。


 以上、大きな3点をよろしくお願いいたします。





○議長(角田 勝議員)


 教育事業部長。





○教育事業部長(田中 守君)(登壇)


 19番桑野元澄議員の第1点目のご質問のうち、1番目の公民館の利用状況、利用者数、利用回数、有料化の因果関係等についてお答えいたします。


 5年間の利用者数の推移は減少傾向にあり、平均4.1%減で、利用回数については平均2.3%の減少が見られます。この減少傾向の原因は、住民ニーズの多様化により、公民館だけではなく他の類似施設を学習の場に選択されるようになったことなどが考えられます。


 また、従来から有料となっている揖保川公民館は、平成20年度は38.5%増加し、平成20年度から有料化した誉田公民館は3.7%増となっており、一概に減少原因が有料化によるものだけとは考えておりません。つまり、魅力ある講座を開設した場合は、おのずと利用も増加いたしておりますので、新規事業として立ち上げたり工夫を加えて魅力ある講座内容にしていかなければならないと考えています。


 その一例としまして、揖保川公民館においては、平成20年2月より、地元の歴史を学ばれる人々により、「いひほ学研究会」が発足し、その会員約90名が年4回の研究会を実施されました。また、「揖保川発見隊」の勉強会や、毎月第3土曜日には「あいあい塾」で地域を知ろうとの気運が高まり、前年より約200人以上の増加を見ています。また、誉田公民館では、地域を探索する「誉田チャレンジ隊」の参加者がふえております。平成20年度の利用者数は約19万4千人で、たつの市民の4人から5人に1人が利用されたことになります。


 次に、4つ目の公民館を多くの住民が利用し、生活文化の振興、社会福祉の増進を目的とした活動することについてですが、議員ご指摘のとおり、生活文化の振興や社会福祉の増進のため、教養講座を開設するだけでなく、住民、地域に密接した講座、経済社会全般の魅力ある講座を開設し、生涯学習の場として受講することにより、生きがいを見出し、自ら活動し、地域の活性化につながるよう公民館事業を展開したいと考えています。


 最後に、6つ目の利用率向上のための公民館の利用制限の見直しについてですが、根幹を成す社会教育法のもと、たつの市立公民館条例で規定されていますが、活動等が地域コミュニティに大きく貢献することが認められるならば、その使用を柔軟に認めていきたいと思います。いつでも、どこでも、だれでも気軽に学べる場所を提供、つまり自発的な活動を支援することが使命ではないかと思っております。


 次に、2番目のコミュニティセンターの利用についてお答えいたします。


 利用者数の推移は、平成19年度3.8%増ですが、平成20年度は16%の減でございます。原因といたしましては、改修工事等の影響もありますが、利用者のニーズの多様化に伴い、少人数の講座がふえ、施設における部屋数の不足を生じ、その結果として実施回数を減らさざるを得なくなり、利用者数の減少を招いていると考えられます。


 また、休館日と利用者数の関係ですが、平成19年度と平成20年度は休館日は同日数でございますので、減少の主な理由とはなりませんが、多少の影響はあったかもわかりません。


 いずれにいたしましても、有料化は、合併時において、たつの市民としての合併の一体感、受益者負担の原則により負担を求めることとし、自主運営の上でも運営委員会にとって貴重な収入源となっております。


 一方、利用者側に立てば、お金を出して利用するのだから時間を有効に使おうとか、少人数よりたくさんの人に来ていただこうといった気運の醸成ができればと考えております。


 4つ目のコミュニティセンターの年間使用料収入額につきましては、平成20年度における指定管理者制度による管理運営をしている7施設で、差はございますが、平均50万円でございます。


 次に、2点目の学童保育についてお答えいたします。


 まず、1番目の揖西西小学校の現状と将来予測については、年齢別人口から推計すると、児童数は平成22年度をピークに減り、過去の入会率からその後は定員40人を下回ると考えております。


 次に、2番目の学童保育の定員オーバーについては、学校教育上、支障のないと認められる限られた余裕教室で定員以上の学童を受け入れることは、安全面の確保の点で問題がありましたので、多少なりとも自立ができる3年生に入会待機をお願いいたしました。また、定員数は厚生労働省のガイドラインにより決定しておりますが、今後弾力的に考えることについて検討いたしたいと考えております。


 最後に、3番目の学童保育の教室の確保についてご説明申し上げます。


 少子化対策の一環として、子育ての環境整備は重要であると認識しており、今後とも努力してまいりますので、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。





○議長(角田 勝議員)


 松尾副市長。





○副市長(松尾和彦君)(登壇)


 引き続きまして、ご質問の3点目の市営住宅の運営についての1番目の入居収入基準額の引き下げ及びその理由についてお答えいたします。


 市営住宅は、住宅に困窮する低所得者に低廉な家賃で住宅を提供することを目的といたしております。このたびの公営住宅法の改正趣旨は、入居困窮者をより入居しやすくするために見直されたものでございます。


 また、収入基準額を下げた理由につきましては、入居基準が平成8年度以降、見直しをされていませんでした。この間の世帯所得の変化や高齢者世帯の増加等に伴い、住宅困窮者が増加したことに対応するため、入居基準の見直しを行ったものでございます。


 次に、2番目の家賃滞納者数及び滞納者への対応についてお答えいたします。


 家賃を滞納している方は、既に退去された方も含めて現在177名でございます。また、滞納者への対応につきましては、督促状や電話、また住宅訪問並びに連帯保証人への納付督促を行っております。


 次に、3番目の家賃を払うことができない方と払わない方への対処の区分分けについてお答えいたします。


 家賃の納付期限までに納付がない方には、督促状等を送付した後、本人への事情聴取を行いまして、払えない人なのか、払わない人なのかを区分しております。また、払えない人には納付相談により分割納付等を行います。そして、払わない人には住宅訪問や連帯保証人等への納付催促を行い、それでも払わない場合は、明渡し請求をすることになります。


 次に、4番目の入居収入基準額の変更に伴い収入超過により入居できなくなる者の数についてお答えいたします。


 入居収入基準額につきましては、平成21年4月1日から、収入超過者は「20万円以上」から「15万8千円以上」に、高額所得者は「39万7千円以上」から「31万3千円以上」に改正となりましたが、制度改正前の既存入居者については、経過措置として5年間は改正前の収入基準により認定されます。したがいまして、平成21年度の収入認定で収入超過者と認定されます世帯は41世帯で、高額所得者は2世帯であります。


 次に、5番目の経過措置が終了する5年後の退所者数についてお答えします。


 現在市営住宅への入居者の方の収入が5年間所得に変動がないものとして算出した場合でありますが、収入超過者は90世帯で高額所得者は12世帯となります。市の対応として、収入超過者につきましては、即時退去というわけではございませんが、明渡しの努力義務が生ずるということを本人に通知しています。また、高額所得者につきましては、速やかに退去していただくよう進めていきますので、何とぞご理解いただきますようお願い申し上げます。





○議長(角田 勝議員)


 19番桑野元澄議員。





○19番(桑野元澄議員)


 どうもありがとうございました。公民館の利用状況について、リストを見てみますと、平成20年度、19年度と20年度を比較してみますと、確かに揖保川公民館については、非常に何かイベントがあったのかわかりませんけれども、利用者数がすごくふえている。それ以外のところは、利用回数、全体的には落ち込んでいるわけですね。特に旧龍野の地区にある公民館については落ち込みが大きいように思うんですけれども、例えば、19年度と18年度を比較した場合と、19年度と20年度を比較した場合は、20年度の落ち込みが非常に大きいと思うんです。その原因というのは、市民の皆さん、利用されている皆さんから聞きますと、この不景気が続いていることもありまして、たとえ千円、500円の会費を取られると非常に厳しいと、今まで無料だったものが有料になるということ自体がどうも抵抗があるというように言われる方が非常に多いんです。無料にせよとは言いませんけども、もう少し緩和ができないかなというような意見を言われる方がおりますので、その辺のところ、ある程度の減免措置なんかもあるんですけれども、もう少し緩和ができないかなというように思うんですけれども、その辺はいかがですか。





○議長(角田 勝議員)


 教育事業部長。





○教育事業部長(田中 守君)


 さっき言いましたように、できるだけ減免措置という形で、それにつきましては、たつの市内同一の考え方で減免措置というのを作っています。それにつきましては、最低の小さな部屋でしたら500円というのを基準にしていますので、その中で、例えば、100%減免のところもありますし、それから50%の減免という、その団体の状況によって減免措置を作っていますので、ご理解願いたいと思います。





○議長(角田 勝議員)


 19番桑野元澄議員。





○19番(桑野元澄議員)


 部長が言われていました、一番最初に答弁いただきましたとおり、今後公民館を利用される方については、いつでも、だれでも容易に利用できる方策を今まで以上に検討していただきたいなという思いをいたします。それにあわせまして、公民館とコミュニティセンターというのは、使い分けというのは、そういう社会福祉法に引っかかるところとそうでないところの区別というのは、どうも私も理解できないんですけれども、例えば、公民館であれば、私は、コミセンと公民館を比較する場合に、香島のコミセンをよく頭に思い浮かべるんですけれども、視察にも行かせていただきましたし、非常にうまく運営されているなあというような思いがしているんです。ああいうようなコミセンをほかにも他地区へも反映できないかなという、そして、コミセンの利用方法、使用方法を公民館にまで拡大できないかなと、それは、公民館、一概にいろいろな法律がありますからできませんけれども、例えば、香島のほうは告別式、お葬式ができるわけですね。それが随分収入源になっているというふうに聞かせていただきましたけれども、それが公民館には法律等でできないというように聞いております。そういうとこら辺も今後将来的に改正できないかなという思いと、そして、いっそのこと公民館というのをやめてしまって、すべてコミセンにしてしまったらどうかというような思いがあるんですけれども、いかがでしょうか。





○議長(角田 勝議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)


 社会教育全体に関する問題ですので、私のほうから。


 先ほども答弁しましたように、柔軟にひとつ公民館のほうも考えていきたいという考えはございます。


 コミセンと公民館の違いは、出発点が違いますから、公民館は社会教育法に、先ほど福祉法と言われましたけれども、社会教育法に位置づけられました社会教育施設として出発しましたので、その辺を一旦決めたものですので、厳しく守っているという感じです。


 コミセンのほうは、住民のコミュニティをもととして、集いましょうという目的がありましたもので、そんなにきつくはございません。そういう関係でちょっと差が出ているように私は思っております。柔軟に、宗教上一つになってはならないということもございますので、そういう面が葬式に利用できない一つの点ではないかなと思っております。


 以上です。





○議長(角田 勝議員)


 19番桑野元澄議員。





○19番(桑野元澄議員)


 どうもありがとうございました。香島のコミセンを引き合いにばかり出すんですけれども、あそこは非常に新しい施設でもあるんですけれども、喫茶室もあるとかというような格好で随分利用しやすくなっているんですね。普通の公民館だと、大きな行事、町単位での、小学校区単位での大きな行事がない限りは行く用事がないし、行く必要がなくなってしまうわけですね。だから、実質的に近くの住民がちょっと行ってみようかというような雰囲気にはならないのが今の旧龍野市の公民館の現状かなというふうに思うんですけどもね。そういうとこら辺をもっと柔軟にできないかなという思いは常々しておりますし、そして、地元の近くの住民についてもそういう思いをしている方が非常に多いと思います。そういうことから、柔軟に将来的にわたって見直していただきたいなというふうに思います。これはこれからお願いをしておきますので、よろしくお願いをいたします。


 次に、学童保育についてなんですけれども、確かに平成22年度にピークを迎えて、後は少なくなってくるということをお聞きしましたけれども、現状を見てみますと、答弁の中にもありましたように、柔軟に対応していくということであれば、今の数人の方が待機しているのであれば、それは近々解消できる方向にあるんですか。





○議長(角田 勝議員)


 教育事業部長。





○教育事業部長(田中 守君)


 揖西西小学校につきましては、実際のところ3年生の方に待機をしていただいているんですけども、申込み時点、それから今の現在でしたら8名の方が待機という形をとらせていただいています。申込み時点のときは、3年生11名の方がおられましたんですけども、ですから、3名の方は今現在学童保育の方へ来られています。ですから、残りの8名の方をどうするのかということなんですけども、その中で退会された方とかということがありましたら、その都度入会していただくという流れをとりたいと思いますので、よろしくお願いします。





○議長(角田 勝議員)


 19番桑野元澄議員。





○19番(桑野元澄議員)


 わかりました。それじゃできるだけ早くそういう解消をする方向でお願いいたします。昨今不景気ですので、やっぱり共働きの方がいたり、そして、少子化対策にもこれはつながるのではないかというふうに思うんですけれども、そういう方向でぜひ早期に解決をお願いしておきます。


 次に、市営住宅についてなんですけれども、例えば、この退去するんですけれども、収入が多くなってしまった、そしてこういう基準が下げられたことによって、今まで20万円以下で入れたものが15万円でしたか、基準の給料が下がった方でないと入れなくなったわけですね。そういう状況が既に20万円以下で入られている方が、現状を照らし合わせてみると、随分オーバーしている方がいるんだろうと思うんです。ところが、それが5年間の経過措置で、そういう方については改善というのか、将来的にわたって、給料の減る方もいましょうけども、これから、今100年に一度の不景気だと言われていますけれども、改善方向に向かっているというような指標もありますのでね、これから5年先を見てみますと、今よりも給料が上がっている傾向になるのではないかと思うんですけれども、そのときにこの措置が果たして一層厳しくなって出ていかなければならない方がたくさんふえるのではないかなというふうに思うんですけども、その辺はいかがですか。





○議長(角田 勝議員)


 松尾副市長。





○副市長(松尾和彦君)


 最初の質問のときに答弁させていただきましたように、大変高齢者等々がふえてきまして、生活困窮者の低階層が大変ふえておると。先生今ご指摘のように、5年後には所得がふえる人があって超過する場合も出てくるであろうというふうな予測もあるわけでございますが、それ以上に低所得者がふえておると、その人たちに入居しやすいような基準に金額が下がったということでございますので、ご理解賜ります。





○議長(角田 勝議員)


 19番桑野元澄議員。





○19番(桑野元澄議員)


 わかりました。要するに市営住宅に本当に入りたい方がたくさんおられるわけですね。それでもなおかつ、高額所得者がそのままい続けるというのは、どうしてもこれ不公平というか、そういう状況に今でも現状何名かおられますので、そういうことをやっぱり解消していく方向に早期にしていただきたいな。そして、これは退室するに当たりまして、あなたはオーバーしてしまっているから退去しなさいと言ったときに、市としては、別の住宅地を斡旋するような方向にできるんですか。それをお聞かせください。





○議長(角田 勝議員)


 松尾副市長。





○副市長(松尾和彦君)


 条例のほうで、そういう退去していただくときに市のほうから斡旋するような手続をとるようにと条例でうたっておりますので、もしそういう方が市に救済を求められたときには、斡旋できるような措置をとりたいと、かように思っております。





○議長(角田 勝議員)


 19番桑野元澄議員。





○19番(桑野元澄議員)


 わかりました。それでは、その5年間の経過措置を見ながら、また、たつの市民が不公平のないように、そして住宅困窮者が一日も早く市営住宅に入居できるような方向で運営していただきたいなという思い、それをお願いしまして私の質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。





○議長(角田 勝議員)


 次に、13番横田勉議員。





○13番(横田 勉議員)(登壇)


 通告のとおり、2点、ご質問いたします。


 姫新線は昭和40年代半ばまで蒸気機関車の時代でした。私、中学、高校と柔道をしておりましたから、西播大会とか県大会に行くときはいつも姫新線を利用しておりました。途中、大市のトンネルに来ますと、煙が車内に入るため一斉に窓を閉める、いつもの光景でございました。今では懐かしい思い出であります。また、母親にとっては、SLの煙は厄介者で、干している洗濯物にすすがついて困っていたことを思い出されます。今の時代とは全く違った、またのんびりとした時間が流れていたような気がしております。そういった時代は大変私も好きでございました。そのSLが姫新線から姿を消したのは昭和46年でございました。それから日本社会は急激なモータリーゼーションと、これを支える道路の拡充を推し進め、車中心の社会を築いてきましたが、今21世紀の成熟社会、環境社会を迎え、多様で快適な交通サービスを提供すること、環境にやさしい交通手段である公共交通の充実を図ることが求められていると思います。


 さて、今年3月14日、播磨新宮駅において、井戸知事出席のもと、新型車両出発式が開催され、いよいよ姫新線輸送改善事業の第一歩のスタートを切りました。そして、来年3月から本格運行の主たる改良点である乗車時間の短縮のために、軌道改良や信号機及び踏切保安設備も順調に進んでいると聞いております。それに加え、既に工事にかかっている本竜野駅舎や播磨新宮駅舎工事、それに伴う周辺整備も進められており、沿線住民の一人としても大変喜んでおります。


 これらの思い切った施策は、市はもとより兵庫県、JR西日本が沿線住民やこの地域のすばらしい観光資源に興味を持たれ足を運んでくださる観光客の利用促進を図るために、80億円という多額の投資をしてもらっていると承知しております。ただ、しかし、新型車両に変身し、スピードアップを図っただけでは問題は解決しておりません。県が策定しておりますアクションプログラムにも、輸送サービスの向上、駅活性化、利用促進などの施策が掲載されておりますが、その中身を質問事項として、可能な限り市民、沿線住民の皆様に公表していただければと思っております。


 中には、姫新線姫路上月間電化促進期成同盟会で調整中の内容もあると思いますが、できる限り丁寧に納得がいくよう説明をお願いいたします。


 1点目、JR姫新線のアクションプログラムに即した輸送サービス、駅活性化について。


 朝、夕のラツシュ時に、車両増結や増便の検討は考えているか。


 2番目、高校生の利用が多く、始業、終業時間への配慮や、行事とのダイヤ調整の検討はしているか。


 3番目、鉄道とバスとの乗り継ぎの利便性の向上は考えているか。


 4番目、新幹線や山陽本線との姫新線下りとの乗り継ぎの調整は図られているか。


 5番目、本プログラムの基幹事業である高速化事業が単にスピードアップを目的としてはいないか。


 6番目、車両が同時に進入できる安全側線の整備はどの駅に設置されるのか。


 7番目、JR姫新線利用促進の向上についてどのような団体が活動されているか。


 8番目、姫新線チャレンジ募金の状況を報告、お願いいたします。


 9番目、現在工事中である本竜野駅舎、播磨新宮駅舎の進捗状況を問います。


 10番目、自動改札機やイコカカードの導入は可能か。


 そして11番目、以前に中地区連合会自治会から要望がありました播磨新宮駅駅前防犯カメラの設置について、行政はどのように考えているのか。


 次に、2点目でございますが、6月7日、大変残念ではありましたけれども、ちょうど10チャンネルで富士山が世界遺産に登録されない理由というような形で放映がなされたそうでございます。それは皆さん、ご承知だとは思いますが、あまりにも不法投棄されているごみか多くて、それが原因だということを聞いております。私たち日本人の心のふるさとであるあの富士山がおろかな人間によってめちゃくちゃにされている、本当に悲しいことでございます。


 一方、自分たちの家の周辺ではどうでしょうか。いつの間にかペットボトルや空き缶、たばこの吸い殻、包装の紙が落ちてはいないでしょうか。また、近くの山や川へ行ったとき、カラフルなシートや袋が枝に引っかかってはいませんでしょうか。本当に嘆かわしい光景に遭遇をいたします。


 ここに写真がありますが、こちらは新宮町の二柏野の自治会長さんが撮っていただいた市道角亀二柏野線に不法投棄されているごみの山の写真でございます。私も現場に出向きましたが、あまりのひどさに大変閉口いたしました。このような投棄は各市各町で大変大きな問題となっているのはご承知だと思います。そこで、たつの市内の現状の把握、そして対応の仕方などを伺いたいと思っております。


 市内の不法投棄の現状はどうなっているのか。不法投棄に対する巡回はどのようにしているのか。市民一人ひとりが監視員、もし不法投棄を見たらどうすればよいのか。ホームページによる投棄現場の掲載をしてはどうか。回収作業を実行する考えはあるのか、具体的にお聞きいたします。不法投棄は犯罪であることを市民に徹底する広報活動はないか。


 以上の点をお聞きいたします。





○議長(角田 勝議員)


 企画財政部長。





○企画財政部長(田口隆弘君)(登壇)


 13番横田勉議員のご質問のうち、第1点目のJR姫新線のアクションプログラムに即した輸送サービス、駅活性化についてお答え申し上げます。


 なお、11点にわたってご質問いただいておりますが、関連がありますので、総合的に答弁させていただきます。


 ご高承のとおり、姫新線は、モータリーゼーションの進展やそれに続く長距離バスの台頭等、社会情勢の変化のため、乗客数が昭和40年ごろの600万人をピークに利用者が激しく落ち込み始め、平成12年度には271万人まで減少しております。このような状況の中で、平成13年3月には、本竜野駅以西を中心に大幅な列車削減を伴うダイヤ改正が実施され、同時に全線ワンマン運転となり、現在に至っております。結果的に運行速度が遅く、運行本数が少ないなど、姫新線の利便性の低下は一層利用者の減少を招き、平成16年度の乗車人員は245万人まで減少しました。姫新線は、沿線住民の通勤、通学、買い物等の日常生活を支える足であり、また姫路駅で山陽本線に連絡し、京阪神との広域的な連携を支える公共交通機関として重要な役割を果たしておりますことから、平成17年3月に、兵庫県により姫新線の利用促進を図ることを目的に、JR姫新線利便性向上対策アクションプログラムとして、今後実施する利便性向上対策についてまとめられ、このプログラムをベースとして、高速ディーゼル化事業を基幹事業とする姫新線輸送改善事業が平成18年度からJR、兵庫県、沿線2市1町により実施されているものでございます。


 現在の事業の進捗状況としましては、高速運行に対応し、登坂性能や加速・減速制度にすぐれた新型車両19両が本年3月に導入され、地上設備工事が完了する平成22年3月からは高速運転を開始する予定となっております。


 なお、高速ディーゼル化事業の目的は、高速化することによってもたらされる時間短縮による利便性の向上であり、スピードアップはそのための一つの手段と認識しており、JRも高速化に対する安全対策を最重要課題として、地上設備工事に総額45億円をかけて、高速運行に対応した軌道改良工事や本竜野駅、東觜埼駅の2駅に安全側線の設置等をするものでございます。


 また、本年4月に龍野北高校が開校いたしましたが、JR側も開校前に学校側と事前に協議し、始業、終業時間等に配慮したダイヤとし、現在、在校生761人中3割に当たる245人が姫新線を利用して通学しており、今後とも播磨新宮駅での利用者の増加に寄与するものと期待しております。


 一方、朝夕ラッシュ時の車両増結、増便につきましては、姫新線姫路上月駅間電化促進期成同盟や西播磨市町長会から、JR西日本に対して、姫新線の利便性向上策として増便等を含め毎年要望しており、増便につきましては、来年3月のダイヤ改正時から高速運行とあわせて増便試行が2年間実施される予定で、現在JR、兵庫県、沿線市町で増便内容を検討中でございます。


 また、姫新線のダイヤが基本的には山陽本線のダイヤによって決定されることから、結果的に山陽本線の乗り継ぎについては考慮されており、また、コミュニティバスとの接続につきましても、毎年3月のJRのダイヤ改正時には少しでも円滑に鉄道の乗り継ぎができるよう、コミュニティバスの運行ダイヤを可能な限り変更するなど、利便性向上に配慮しております。


 一方、姫新線の利用促進に取り組んでいる団体につきましては、兵庫県、沿線市町である姫路市、たつの市、佐用町、姫新線姫路上月駅間電化促進期成同盟会、姫新線マイレールクラブ、龍野北高等学校、小宅小学校及びまちづくり塾「がんばれ姫新線」などの団体や個人からの応援もいただき、JR姫新線チャレンジ募金についても、平成21年4月末現在でたつの市分の募金総額は1,176万6,793円となっております。


 次に、本竜野駅舎と播磨新宮駅舎の進捗状況並びに工期でございますが、本竜野駅は、仮駅舎が完成し、本年3月28日に旧駅舎から利用の切り替えを行っております。新駅舎については、現在基礎工事に入っており、工期は平成22年2月末の完成を予定しております。


 播磨新宮駅は、仮駅舎については8月中旬に旧駅舎からの利用切り替えを目指して現在工事をしておりまして、新駅舎については平成22年9月末の完成を見込んでおります。


 なお、播磨新宮駅前の防犯カメラの設置につきましては、弁護士や法律家による議論でも、防犯カメラを設置することで得られる利益がある一方で、個人のプライバシーを懸念することなど、賛否両論があることから、現在のところ設置は考えておりませんので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。





○議長(角田 勝議員)


 市民生活部長。





○市民生活部長(谷 和廣君)(登壇)


 引き続きまして、第2点目のご質問のふるさとの自然環境を脅かすごみの不法投棄の現状と対策についてお答えいたします。


 ご高承のとおり、人家から離れた場所、山すそ、河川敷等にさまざまなごみが不法投棄され、環境の悪化が問題となっており、その対策に苦慮しているところでございます。


 さて、ご質問の不法投棄の現状及び巡回につきましては、現在市民の皆様のご協力のもと、クリーン作戦等で年間に約150tの不法投棄ごみを回収しているところでございます。また、警察、兵庫県、揖龍クリーンセンターと連携し、定期的にパトロールを実施し、不法投棄ごみを回収しているところでございます。


 次に、市民が不法投棄を見つけたときの対応のマニュアル化につきましては、日時、場所、捨てたもの、不法投棄をした人の特徴、車種、色、ナンバーなどの情報を市または警察に連絡していただくよう、広報等に掲載し、市民の皆様にお願いしているところでございます。


 次に、ホームページへの投棄現場の掲載につきましては、他市の事例として、議員ご提案の方法で不法投棄対策を試みるNPO法人があることは承知しておりますが、この方法では、不法投棄が抑制されるという反面、不法投棄しやすい場所が特定される危険性もございますことから、今後の検討課題と考えております。


 次に、回収作業を実行する考えはあるかにつきましては、基本的には土地所有者、管理者の責任において処理していただくこととなっておりますが、諸事情により自分で処理することが困難な場合等は、個別に対応しているところでございます。


 次に、不法投棄は犯罪であることを市民に徹底する広報活動につきましては、不法投棄が犯罪であることを広報等に定期的に掲載しているところでございます。


 また、不法投棄が多発しているところは、不法投棄禁止の立て看板の設置を進めておりますので、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。





○議長(角田 勝議員)


 ここで暫時休憩いたします。


 11時5分までといたします。





             休   憩  午前10時54分


             再   開  午前11時05分





○議長(角田 勝議員)


 休憩前に引き続き、会議を開きます。


 13番横田勉議員。





○13番(横田 勉議員)


 報告をいただきまして、その中で少し細かい点になるかと思いますが、お聞きをしたいと思います。


 まず、1、2番目の質問でございます。


 いわゆるアクションプログラムの中でアンケート調査というのがあったと思います。その内容もご存じだと思います。そして、その中で、播磨新宮から姫路、7時46分から8時27分、41分間の間があるわけでございますが、この点についてもう少し増便をしてほしいという要望が出ていると思います。これが一番多い要望だと聞いておりますが、その点。それから、逆に姫路播磨新宮間、7時19分から8時28分のこれが69分間あいております。その間に姫路余部間までの列車が3本あるということでございまして、それもアンケートの中でも、その中でもう一本延長を播磨新宮までしてくれないかと、厳密に本竜野ということだと思うんですけども、その点が1点。それからもう一点は、播磨新宮から姫路、17時28分から18時23分、結局これは55分間でございます。これもアンケートで2番目に多い希望だということでございますが、増便することができないかどうか、それにつきましてお聞きをしたいと思います。





○議長(角田 勝議員)


 企画財政部長。





○企画財政部長(田口隆弘君)


 県の取りまとめておりますJR利便性向上対策アクションプログラム、これにつきまして住民のアンケートをとりまして、そういう増便の関係について要望がある、これをもとにして、兵庫県としてもJRと協議しまして、増便のほうの今調整に入っているわけなんですけども、まだ詳しい内容は、何時台をどういうふうにするのかというのもまだ決まっておりません。今後それについては、JR、兵庫県、また沿線市町ともに協議しながら、この増便については進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。





○議長(角田 勝議員)


 13番横田勉議員。





○13番(横田 勉議員)


 田口部長は、いわゆる富永でしたっけ、ですから、こちらに通勤されるまで自転車か恐らく自動車ということで、その時間帯、姫路に行く、それから姫路から帰ってくることはほとんどないとは思いますが、アンケートの中で1番、2番というような形で希望が多いわけですから、その点、たつの市として、いわゆる代表でJRないし県のほうと今から折衝していただく立場の人でございますので、ぜひともその点をよく乗っておられる方に話を聞きながら、また現状を十分把握しながら、ぜひとも強く増便についてよろしくお願いをしたいなと思います。


 少し外れるわけではないんですが、実は佐用町の公共交通機関対策協議会、これもご存じだと思いますが、佐用町のほうでそういった協議会が組織されております。これにつきましては、佐用高等学校の生徒が約200名近く姫新線を利用していると。智頭線を合わせますともう少し多いらしいんですが、そういったところから、いわゆるこちら、本竜野ないし播磨新宮の方面からの車両、今現在1車両とは聞いているんですが、そのあたり正しいことを教えてもらったらいいとは思うんですが、非常に混雑をして、いわゆる積み残しのようなことも起こっているというようなことも聞いております。


 少しまた細かい点を申し上げますが、本竜野駅が6時26分発、これが佐用7時27分ということで、佐用高校の特進クラスが始業が7時55分ということでございます。この1便のみです。それから、普通クラスは8時55分が始業ということでございまして、これにつきまして間に合うのは、本竜野7時18分、そして佐用が8時19分、この2本だけなんですね。これにつきまして1両なのか2両なのか、その点、またお聞かせ願ったらと思います。


 それと加えて、これは後からちょっとお聞きしたい、時間短縮にもかかわりますが、最初の本竜野6時26分発の列車で播磨新宮が6時43分、ちょうど17分で着きます。そして即出発をして、先ほど申しましたように、7時27分に佐用に着くということでございます。一方、本竜野7時18分の列車は、播磨新宮駅で12分間も止まります。次に、7時42分発で佐用に8時19分ということで、これ、12分も待つのはなぜなのかと。これはもちろん部長はご存じないかと思いますが、十分に時間短縮につながる話ではないかなと思っております。この点、車両は1両なのか2両なのか、その点、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。


 (積み残しのことをよう詳しい聞いといてよ。)





○議長(角田 勝議員)


 企画財政部長。





○企画財政部長(田口隆弘君)


 住民のそういう積み残しとか意見につきましては、こちらのほうも住民のほうから意見をいただきまして、JRのほうに伝えております。JRのほうもそれをもとにして、いろいろと今後の時間的なもの、それから車両が今の1車両でいいのかどうかという問題も検討するわけなんですけども、基本的に19両の車両を、JRのほうはそれをもとに運行するわけなので、19両すべてではなくして、またそこにやはり保守点検等もありますので、全体がずっと常時動いているわけではないので、増結というのは非常にちょっと難しい問題があるんですけども、そういう住民の声については、十分こちらのほうからはJRのほうへ伝えていきたいと思っております。





○議長(角田 勝議員)


 13番横田勉議員。





○13番(横田 勉議員)


 あまり細かい点ばかり聞きますと時間もなんですので、そのあたりは重々把握をされているという判断のもとで、これから県とよろしくお願いをしたいと思います。


 それで、もう一点目のいわゆるスピード化ということでございます。これもその3月14日に資料としていただいた審査の資料でございますが、この中に姫路から播磨新宮間が30分以内ということで聞いております。現実は大体34分から遅くて40分という所要時間と聞いております。それで、基本的には、新型車両になることによって、十分ないわゆる加速性、先ほども申されておりましたけども、減速性、そういったようなこと、今の新型車両を使うことによって、1区間が大体30秒ぐらい短縮できるのではないかなというようなこと、合計しますと、それで大体3分間ぐらい短縮できるのではないかということでございます。ですから、確かに軌道のほうもコンクリート化をして、非常に安心な運行ができるように相当なお金を使っているのは重々承知でございますが、実際のところ、いわゆる本来のスピードを仮に85kから100kまで上げていくというような方法をとらなくても、十分いわゆる30分程度の運行時間で姫路間が走行できるのではないかなということも思います。


 それから、例えば、先ほども聞きました安全側線、これは何カ所、聞きましたか。そうしたら、私、2カ所と聞いておりましたけども、4カ所ということでございます。その安全側線を設置することで、それもいわゆる同時に同駅に進入できるということでございますので、それも計算しますと、2分間ぐらいの短縮ができるであろうということでございます。ですから、先ほど申し上げた2点の合計で言うと、単純に5分程度は短縮できるであろうということになりますと、快適な新型車両の中で大体播磨新宮から姫路までは30分で走行ができるであろうということの計算になると思います。私が言いたいのは、いわゆるスピードアップとか、そういったような高速ディーゼルというような、そういうとらえ方ではなく、安全な走行のもとで30分ぐらいの時間で走行ができないかどうか、そういったような方向づけでJRと話をしてもらったらどうかなと思います。その点につきまして、部長、考え方をちょっとお聞きしたいと思います。





○議長(角田 勝議員)


 企画財政部長。





○企画財政部長(田口隆弘君)


 まず、安全側線の関係なんですけども、こちらのほうの最初の答弁、2カ所と申し上げました。今現在は姫路上月間で余部と大市、本竜野、東觜埼、この4カ所を設置する予定でございます。たつの市内は2カ所と、播磨新宮駅につきましては、既に安全側線が設置されております。


 それと、安全確保の関係なんですけれども、今現在45億円をかけてJRのほうが安全対策を行っているわけなんですけれども、これにつきましては、今の枕木をコンクリート製にする、PCにするという形のもの、それから軌道の改良、それからCTCの設置等、すべて安全性を重視した形で今現在工事をやっております。ある程度の加速も、今後、最初の発車するときの加速性も性能アップしますので、そういう点では若干スピードは早くなることがあって、最終的にはその分が時間短縮につながるのかなというふうに考えております。





○議長(角田 勝議員)


 13番横田勉議員。





○13番(横田 勉議員)


 できれば、播磨新宮駅を、ラッシュ時は別として、例えば、0または30分、例えば、7時だったら7時ちょうど、そして7時半というような形で、ちょうど30分ですれば、非常に時刻表も頭の中にスムーズに入るわけでございますね。ですから、そういったようなことで、基本的に30分というものを一つのめどに運行も考えていただいたら、非常に乗りやすい便利な姫新線利用ということになるかなあと思っております。それも加えて、ひとつ話し合いの中に加えていただいたらなと思っております。


 それから、基本的にはこれ上月までということでございます。上月までは65分以内ということにはなっておりますが、ちょうど西栗栖の相坂トンネルはご存じですか。相坂トンネルの入るところ、ちょうど上りになっておりますが、その点が運転手さんに聞きますと、25k以内で走らないといけない区間というようなことでございます。それにつきましては、ちょうど左側に、今いくらか防護柵ができたかのように思いますが、あのあたりは危険区域ということで、そういった25k走行ということの義務づけがなされているように聞いております。その点も一つの改善策としまして、そこを今の新型車両であれば、それこそ加速がいいわけですから、もっと早く本来は走れるわけなので、そういったようなことも含めて話し合いに加えていただいたらなと思いますが、その点についてお聞きしたいと思います。





○議長(角田 勝議員)


 企画財政部長。





○企画財政部長(田口隆弘君)


 相坂橋の答弁については、JRとのどういう形で対応するのかというのは、ちょっとこちらのほうは承知しておりません。


 それと、先ほどの時刻表の関係なんですけども、答弁でも申し上げましたが、あくまで姫新線の時刻表自体が山陽本線のダイヤに合わせて姫新線のダイヤがそれに調整されて基本的に考えられるという形ですので、ちょっと7時台、7時ちょうど、7時半ちょうどというのは非常に難しいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。





○議長(角田 勝議員)


 13番横田勉議員。





○13番(横田 勉議員)


 細かい点ばかり言いまして恐縮ですが、その点も山陽本線との連絡の中で、できるだけ利用者が、頭の中に、ああ、姫新線はこの時間だったなというわかりやすい時刻表設定ができるようなことも踏まえて考えてもらったらなと思っております。


 それから、JRにつきましては、あと一点、最終でございますが、中地区の連合自治会のほうからの防犯カメラの設置ということでございます。これは個人のプライバシーを優先というように言われましたが、ご承知のように、新宮では、3年前だったかな、傷害事件、そのまま未解決のままということでございます。あのときも防犯カメラ、ある場所にあったわけでございますが、鮮明さもあまりよくなかって、それがいわゆる逮捕につながるようなことまでつながっておりません。確かに個人のプライバシーというのもそれは尊重すべきだと重々承知はしておりますけども、先ほどもいわゆる北高の人数、生徒数の話もされたと思います。また、これまでにも播磨新宮駅の前は、結構夜中、いろんなことで近くの住民のほうからも苦情がたくさん出ております。そのたびに警察が出たりということで数々あります。それはご承知だと思いますが。そうしたら、防犯カメラを設置すれば、すべてそうしたらそういうややこしい人間が出てこないかということではないとは思いますが、一つの抑止にはなるかなと思います。駅構内では、確かに防犯カメラが設置をされております、駅構内は。ですから、そういったことも踏まえてもう少し、もちろん播磨新宮駅だけではございません、本竜野駅もそうでございますが、基本的には、みんなが駅というのは怖いとこやなというようなイメージを持たない、非常に明るくて本当に行きやすいというか、乗降しやすい、そういった場所でなければ本来いけないわけでございますので、その点も、個人のプライバシーもわかりますが、もう少し全体的ないわゆる防犯というようなことにつきましても考えていただいたらなと思います。再度ご検討できないかどうか、お願いしたいと思います。





○議長(角田 勝議員)


 企画財政部長。





○企画財政部長(田口隆弘君)


 駅前の防犯体制につきまして、これにつきましては19年の12月議会で横田議員の方から質問を受けたわけなんですけれども、そのときもお答えしましたが、駅前のほうに、駅の構内というんですか、駅舎の中に警官の立寄所という形のものの設置で何とか防犯の関係は重視できないかというふうに考えて、一応その話はたつの警察のほうには伝えておりまして、そちらのほうで今後検討していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。





○議長(角田 勝議員)


 13番横田勉議員。





○13番(横田 勉議員)


 時間もあまりなくなったんですが、それが当然抑止になるということであれば、後々大きな犯罪なり、そういったようのことのないように重々これから検討していただきたいなと、そのように思います。


 それでは、駅に関して、姫新線につきましては終わりまして、いわゆる不法投棄の関係でございます。これもあまり時間がないので、細かいことをお聞きはしませんが、毎年5月30日、これは何の日かご存じですか、ごみゼロの日ということですね。それから6月5日まで、これが環境の日ということでございまして、全国ごみ不法投棄監視ウイークということになっているそうです。これにつきまして、いわゆるたつの市として、そういったウイークの中で何かしたというような報告があればちょっと教えていただきたいと思います。





○議長(角田 勝議員)


 市民生活部長。





○市民生活部長(谷 和廣君)


 5月30日はごみゼロの日ということで、それで6月が環境省が定めております環境の月間ということで、6月5日が環境の日ということで、市としましても、昨日もちょっと質問に出ていましたけども、地球温暖化とか、そういうふうなことにも非常に取り組んでおります。今年度は、非常に地道なことなんですが、6月から職員の弁当で割りばしを使うのを控えて、少しでもCO2を控えたりとかということで、今年はそういうふうな形で、非常に地道な活動なんですけれども、そういうふうなことに取り組んでおります。


 それから、市の職員が朝30分なり40分なり早く出て、市の周辺なり市内をボランティア的に清掃も行っております。





○議長(角田 勝議員)


 13番横田勉議員。





○13番(横田 勉議員)


 一番最初にも述べたように、本当にごみというのはいろんなところに散乱をしております。また、先ほど写真を見せただけで詳しくはご存じないかもわかりませんけども、本当にひどい状態でございます。昨日ちょっとお聞きしますと、職員が出られて、その箇所もいくらか撤去もされたということも聞きましたが、まだまだほかにもたつの市内もあるかと思います。


 それはさておき、先ほどの二柏野角亀線、その近辺は、我々もいくらかそういった団体に入っておりますので、できれば協力して撤去にも参加したいなと思いますが、その後の話だと思います。いわゆるそういった投棄をしやすい場所なりにフェンスなりで防護フェンスというんですか、そういったような設置というようなものは考えておりませんか。





○議長(角田 勝議員)


 市民生活部長。





○市民生活部長(谷 和廣君)


 私も現地は何度か行って確認はしとうわけですけれども、距離も非常に長うございます。そういうふうなことで、フェンスの設置というのはなかなか困難かなと思います。ただ、投棄場所も非常に道端からすぐ取れるところと、それから山の斜面、冷蔵庫とか、テレビとか、タイヤとか、非常に谷の深いところに捨ててある部分があります。それについては、一回横田議員もまた一緒に入っていただいて、地元自治会とか、市もそうなんですが、そこら辺も調整をさせていただいて、できたら一緒に回収もしたいというふうに考えております。





○議長(角田 勝議員)


 13番横田勉議員。





○13番(横田 勉議員)


 恐らく先ほど申しましたように、この不法投棄というのは、なかなかいわゆるイタチごっこみたいな形で、いつまでたっても未解決というのがどのまちも苦労しているところだと思います。とはいえ、そのまま放っとけば、確かにあの場所におきましても、角亀川というんですか、川の上流でございます。本来は、上水、飲まれる方は当然ですけれども、本当に上流、そしてその川の汚れにもつながるということで、やはりできるだけ早期に、またこれからささないということ、それからやっぱり犯罪やということをしっかりと認識をさせながら、我々も取り組んでいかないといけないかなと思っております。


 そういったようなことを含めまして、今後また行政が主導で我々も協力をしていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。


 これで質問を終わります。ありがとうございました。





○議長(角田 勝議員)


 24番楠明廣議員。





○24番(楠 明廣議員)


 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇


〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇





○議長(角田 勝議員)


 24番楠明廣議員、一番最初に言われた緊急動議ですか。


 このままの状態で暫時休憩させていただきます。





             休   憩  午前11時32分


             再   開  午前11時35分





○議長(角田 勝議員)


 休憩前に引き続き、会議を開きます。


 先ほどの楠明廣議員の発言は削除させていただきます。


 次に、8番小寺昭男議員。





○8番(小寺昭男議員)(登壇)


 今回は農業の問題を取り上げてみました。


 農業経営者の高齢化、後継者不足等により、農業の将来に明るい展望がないというのが一般的であります。


 そこで、次の2点についてお尋ねをいたします。


 第1点は、農業の現状と今後の対策についてであります。


 本年4月7日に農水省が発表しました調査結果によりますと、耕作に使えない農地は約28万4千haで、そのうち琵琶湖の約2倍に相当する13万5千haが森林原野になり、復元が不可能である、農家に耕作の意思がない農地は38万6千haで、農地の荒廃が進んでいるために、借り受ける農家へ財政支援など、営農再開を図る方針だそうであります。


 一方、兵庫県では、耕作されていない農地は1,662haで、復元が困難なのは701haですが、本市においても耕作を放棄した土地が随所に見られますが、現状と具体的な施策についてお尋ねをいたします。


 人口の高齢化に伴って、農業経営者も高齢化し、後継者がいないので農業は自分の代で終わりだ、あるいは先祖からの土地があるから仕方がない、だれか作ってくれないか等々、農家の方から切実な話をよく聞きます。後継者は個人の問題とは言いながら、優良農地を保全するためにも行政として打つ手はないのか。農業は家族で経営しているのが主体であるだけに、規模の拡大にも障害になっております。ささいなことかもしれませんが、日曜日は休みたくても休めないといったことも農業が好かれない原因にもなっています。


 こうしたことから、法人組織にすれば、勤め人感覚で作業ができますし、規模の拡大も容易になるのではないかと思います。そのためには法人化を積極的に進める必要があります。また、雇用対策にもなり、他の業界等に従事する人が農作業の一部を請け負うというコントラクター事業を導入されるつもりはありませんか。市として、農業の不安を解消するために、農政の方向をどのように考えておられるのか、市長のご所見をお伺いいたします。


 次に、第2点目は、中山間地域総合整備事業についてであります。


 本事業は、平成10年度より過疎対策として、広域連携型の県営事業も含めて、国、県への陳情を重ねて旧新宮町が取り組んでまいりました。現在の計画は、新宮地域が農水省の事業認可を受けて平成17年12月の市議会で議決された計画であります。まちづくりの集いの資料によりますと、縮小を調整中ということですが、なぜこれを縮小しなければならないのか、明確にお答えをいただきたいと思います。


 既に土質調査も終わり、関係者はいつ完成するのか、心待ちにしているところであります。国、県の補助金68%と補助残も起債対象で、市単独で実施するより財政的にも有利であると思いますが、私には理解しがたいものがあります。補助金制度を積極的に活用することは、市の財政運営の基本ではありませんか。もしどうしても事業計画を変更される事情があれば、期間の延長をして、なお追加事業の採択を受けて、年次計画でいろいろな地域の問題解決を図り、補助対象として解決するほうが、地域の特色を生かし、あるいは地域格差を是正することは、市全体としても得策であると考えますが、市長のご所見をお伺いいたします。





○議長(角田 勝議員)


 産業部長。





○産業部長(濱 光治君)(登壇)


 8番小寺昭男議員のご質問のうち、第1点目の農業の現状と今後の対策につきましてお答えいたします。


 ご高承のとおり、農地は、食料供給はもとより、国土保全、水源かん養等の多面的機能を発揮する観点から大きな役割を担っておりますが、近年、農業者の減少や高齢化により耕作放棄地が増加しており、地域においては、病虫害、鳥獣被害の発生拡大や営農活動での悪影響、さらに廃棄物の不法投棄や景観の悪化等、生活環境面でも大きな課題となっております。


 このようなことから、今後においても農地の減少が予測される中で、食料の安定供給を図るためには、優良農地の保全とともに耕作放棄地を解消して地域の農業振興を図ることが重要と考えております。


 そこで、耕作放棄地の現状ですが、平成20年度において耕作放棄地全体調査が全国的に実施をされ、本市におきましても、同調査に基づき、農業振興地域内の農用地区域を対象に調査をいたしたところ、大型機械等で復元作業を行うことにより耕作が可能となる農地が約12ha、基盤整備を実施して農業利用をすべき農地が約2haとなっております。


 次に、今後の対策についてですが、耕作放棄地の発生防止や解消につきましては、本年4月に市内全地区の農会長を対象に耕作放棄地対策についての全体研修会を実施し、集落の農地は集落で守っていくことを依頼したところでございます。


 また、これまでも取り組んでいます農業委員会とも連携した農地パトロールの実施、財産管理者である農地所有者に対する指導、営農組合や大規模農家への農地の流動化及び農作業の受委託の推進に引き続き努力してまいります。


 さらに耕作放棄地の解消を目指し、早期に営農再開等への取組みを行う推進主体として、市、農業委員会、農協等で構成する地域耕作放棄地対策協議会の設置を準備しているところでございます。


 なお、ご提案のありましたコントラクターにつきましては、農作業受託組織の育成の一方策ではありますが、市内及び周辺畜産農家との供給バランス等、地域の実情もございますので、事業の一つとして参考とさせていただきます。


 次に、第2点目のご質問の中山間地域総合整備事業についてお答えをいたします。


 議員ご高承のとおり、中山間地域総合整備事業新宮地区は、「食と農を楽しむまちづくり」をキャッチフレーズに、農村の活性化と農業の振興を図るために、農業生産基盤整備を中心とし、平成18年度から平成22年度の5カ年で施行する予定でございます。現在3年過ぎたところでございまして、未着手の事業につきましては、農業用用排水施設と農道整備並びに篠首ほ場整備事業の換地処分や補完工事でございます。


 本事業は、有利な補助金制度を活用しての事業となっております。また、本事業の縮小については決定はいたしておりませんが、本年度は事業計画の変更として、本事業での整備地区の整理と残事業の精査及び事業期間の変更など、県と協議をいたしているところでございます。その中で残事業の実施方針を検討しながら進めてまいりたいと思いますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。





○議長(角田 勝議員)


 8番小寺昭男議員。





○8番(小寺昭男議員)


 どうもありがとうございました。大体予想をした回答をいただいたわけでございますけれども、確かに集落営農なり機械銀行、認定農業者、市民ふれあい農園とか、いろいろこの実績報告書を見させていただいてもやっておられます。しかし、少額なものでございますし、高齢者の構成が非常に多いこともございますが、身近な例で何町歩という個人の請け負い耕作をされていた人が、自らが高齢になりまして、もう作るのがしんどうなったというようなことで次々にやめられているのが現状でございます。


 また、営農組合も機械が新しい間は非常にいいわけでございますが、補助金をもらってやるわけですから。それで更新時にはまた自らのお金を出資して多額の資金調達をやらないといかんというようなことで非常に苦労されているということの、これの繰り返しなんですね。ですから、こういう対策では、非常に永続性に乏しいのではないかなという問題がございます。今農協と農業委員会の話が出ましたけれども、ここの農協につきましては金融が中心になってしまっているわけですからね、本当に農業のためにはどうかと思いますし、そういった意味でも、やはり法人化、あるいは企業の参入によって、規模の拡大とか農地の保全をやることによって、若い人も希望が持てるのとちがうか、あるいは早期退職者の雇用が図られるのではないかなということも思いますし。


 昨日の新聞ですか、農地法が改正になりましたね。農地を借りる規制を大幅に緩和する改正農地法が17日、国会で成立をいたしました。こういうことの中で、今までの企業が持てる出資の割合が今まで10%が今度50%になるとかというふうな情報もございますし、たつのでもやられております農商工連携の新製品とか、ヒガシマルさんもここにやっておられる、そういったことの開発の中でこれができていくのではないかなという考えもありますので、現に今ささ営農なりグリーンファームでは若い方も勤めておられるわけです。そういったことの対策をやられることがいいのとちがうかなということに提案をしているわけでございます。


 今おっしゃったように、コントラクターというのは、その組織につきましては、非常にこの地域ではなじみが薄いと思います。しかし、今全国で平成9年に122組織だったのが平成15年には317組織にふえておりまして、関東ではこれが5倍に増加しているということでございます。国がそれを重要な推進役としているところもございまして、担い手に位置づけて育成をしていくんだという方針を出しておりますので、本市につきましてもそういったことも考えられる。今おっしゃったように、畜産業者、農家はあまりないということでございますが、もともとは畜産農家の飼料を作るのにこれが発足したわけでございますれけれども、生産作業を機械で持ち込んで請け負うという組織につきましては、構成員も違いますし、シルバー人材とはまた違った方法でこれをされると。そこで、国なり県で、兵庫県ではあんまりそういったなじみがないと言いながら、これから協議をされる意思はありますか、再度確認をいたします。





○議長(角田 勝議員)


 産業部長。





○産業部長(濱 光治君)


 いろいろとご提言ありがとうございます。まず、農地につきましては、私ども基本的には農地を所有されている方が管理をすべきというふうに考えております。もう一つは、集落を中心にした集落営農という組合を作っていただき、また法人に向かっていただきという形が次の段階かなと思っております。


 本市における農業を見ますと、耕作を放棄して、先ほど申し上げました調査につきましても、3カ年間作っていないという耕作地ですか、それの集計でございます。近隣を見ましても、数値的にはそう多くない数字だと思っております。今後においてもやはりいろんな形で、ささ営農さんなんか特に一つの例ですか、こういう形をどんどん広げていきたいという部分もありますけれども、一つはやっぱりそこの地域の実態、環境というのが非常に重要になってこようかと思っております。その辺もよく吟味しながらといいますか、集落の自治会、農会長あたりとよく協議をさせていただいて、どういう方向がいいのかというのも模索をしていきたいと思います。


 もう一つは、農地・水・環境保全対策事業ということで営農組合で実施をしていただいているところでございますが、この事業もフルに活用していただいて、農地を守る、農地を耕すということで取り組んでいただければと思っております。


 以上でございます。





○議長(角田 勝議員)


 8番小寺昭男議員。





○8番(小寺昭男議員)


 農政の問題につきましては非常に難しいと思います。いろんな形でその方向がどうなのか、やっぱり成功したり失敗したりということもございますけれども、ぜひひとつそういった方向では、やはり農家の方が高齢化になって安心して住めるというような形のほうでも、規模の拡大等について、そういった組織的なものを考えてあげることが安心して農地を渡せるのではないかなということでございますので、ぜひそういったことをお願いしたいと思います。


 次に、第2点目のまちづくりの集いで農道の整備についてであります。中山間の整備事業の中で、これについて、使用頻度が高いということで市道へ編入することを検討するということで、先日いただいた資料で答弁をされているわけです、当時の部長さんが。そういったことで、それができるのかできないのか、その辺は建設部長に聞かないといかんと思いますけれども、市道の認定基準につきましては、基準も持っていますけれども、原則として幅員が6mになっております。確かに宅地開発等で新規の場合、将来的にも必要なことでございまして、やはり6mは欲しいでしょうと、防災の面でもそういったことでございますが、その規定の中で、どんな規定でもあるわけでございますが、市長特認で4mという例外規定があるわけです。この適用をされたことがあるのか、例外規定は設けられておりますけれども、現存するものについては適用されるのかどうか、その認定基準、あるいは改正される気持ちがあるかないか、それをちょっと建設部長、すみませんけども、急に申し上げて申し訳ないんですけども、関連がありますので。そういった答弁を当時の産業部長がされていますので、お聞きするわけでございます。





○議長(角田 勝議員)


 都市建設部長。





○都市建設部長(山本 実君)


 先ほどの市道の認定でございますけども、先ほど言われましたように、市長が特に認めた復員4m以上と書いてありますけども、これにつきましてはいろいろとまた条件がありまして、例えば、市道と市道を結ぶとか、そういうところがありまして、いろいろ検討させていただきたいと思います。





○議長(角田 勝議員)


 8番小寺昭男議員。





○8番(小寺昭男議員)


 その点も、片方で補助金の対象にしないということになったら、やはり補助金の対象にならないものをどうして救済していくのかということになれば、そこでこういった部長がお答えになったんだろうと思うんです。市道の編入ができない、どないしたらいいんやと、あくまでも市単の2分の1の補助で地元がそれだけの高額の費用が出せるはずがないし、そういうことで、私が言いたいのは、やはり今度中山間事業を見直しされるのなら、これらもいろんな地域の要望が出ていると思います。そういったことも含めていろいろ整理をされたらどうですかというご提案をしているわけでございます。補助金の一般財源化が非常に進んでおりますし、財政部長から言ったら、そういったことで補助金ばっかり当てにしてられへんということになるのかと思いますけども、補助金というのは、その目的に充てるために補助制度があるわけでございますから、それを活用すべきではないかと思います。どの地域がようなって、先々になるんやということではなしに、私の考えでは、いつでもどこからでもようなったら市全体がようなるようになる、レベルアップしよるんやという考えでやってもらわないと。これは、中山間につきましては新宮地域だけが対象になるわけでございまして、ほかになるところがあればしてでも、そういったことをレベルアップをしてもらいたい。


 補助事業をやるということは、職員に非常に負担をかけるわけです、確かに。補助事業をやったら事務量もふえるし、今職員を減らしているときですから、非常に大変だと思いますけれども、そういった努力をひとつお願いしたいと思います。今の現状の事業計画の上に新しい要望がいっぱい出ていると思うんです。鹿柵にしましても、水路改修にしましても、農道の整備等々、いろいろお聞きになっていると思います。そういったものをひとつ整理をしていただいて、年次計画でこれを整理して、補助対象になるものは補助対象でひらっていくのが一番市政としては、財政運営の上からもいいのとちがうかと。だから、期限は今22年までですけれども、これを5年延ばしてでもそういった方法をとられるほうが市民としては期待が非常に持てる。いつごろになったらこれができるんやという期待を市民が持ちますので、そういうこともひとつ十分考えていただいたらと思いますが、その点をお聞きするのと、計画を変更されるのなら議会の議決が必要になると思うんですよね。ですから、その議会に上程されるのはいつごろの計画で、今コンサルにお願いされておるんですか。ちょっとその点をお伺いします。





○議長(角田 勝議員)


 産業部長。





○産業部長(濱 光治君)


 まず、先ほどご説明させていただきましたように、今現在は残っている事業の精査をさせていただいているところで、特に期間の問題が22年度限りということになっております。当初予定しておりました残事業を施工する上では、当然この期間内ではおさまるというのは非常に難しい状況でございまして、現状としましては、まず事業の変更期間の、要は変更ですね、を中心にしてやっていきたいと。議会上程云々というのは、その後になろうかと思います。





○議長(角田 勝議員)


 8番小寺昭男議員。





○8番(小寺昭男議員)


 当然変更にしましても何にしましても議会の議決が必要なわけですね、この事業につきましては。事業計画の議決を経ないと変更はできないと思いますし、そういった点で、私が言っているのは、そのついでにというたら語弊があるけれども、農水省なり、そういう許可を取るのに、今いろんな課題があるようなところに一緒に補助対象にかけたらどうですかということを言っておるんです。その辺は財政課の問題もあると思いますけれども、今の部長のお考えですと、1、2年延ばして今の残事業を何とか消化しようかという程度のことだと思うんですが、そういった点は、財政部長、いかがですか。どういうようにお考えですか。





○議長(角田 勝議員)


 企画財政部長。





○企画財政部長(田口隆弘君)


 議員さんがおっしゃるのはどういう事業がそれに該当するのか、こちらのほうはまだ承知しておりませんが、事業内容につきましては、担当部とよく協議しまして、こちらのほうも考えていきたいというふうに考えております。





○議長(角田 勝議員)


 8番小寺昭男議員。





○8番(小寺昭男議員)


 そういったことも踏まえながら、ひとつ市の財政運営とあわせてやっていただけたらと思います。今厳しいときではありますから、補助金が非常に年々減っていると、補助事業が減っているような状況もありますし、一般財源化しているせいもあるんでしょうけども、そういうことではなしに、やっぱり補助事業というのは欲だましいに取ってくる、職員がそれを取ってくると、えろうても、そして財政を助けるという気持ちが必要かと思いますので、これ以上は言いませんけども、よろしくお願いしたいと思います。


 それで、この際ですから、市長にちょっとお尋ねをしたいんですが、合併して4年になりますわね。4年になりまして、市長はいつもおっしゃっています、今は背骨の部分をやっているんだということでまちづくりの集いでもおっしゃっています。骨格をやっているんだということでおっしゃっていますけれども、大方4年の間で大型プロジェクトの道筋は立てられたと思うんですよ、完成はしていませんけども。そういう点で少し手足の部分のほうもやってもらえんかなと。つまり生活に密着したきめ細かい施政に転換されるお気持ちはありませんか。恐らく市長が引き続いて市政を担当していただけると思いますので、ここでお聞きしたいと思います。所見をお伺いします。





○議長(角田 勝議員)


 市長。





○市長(西田正則君)


 今おっしゃいました2つ、一つは、骨格の部分、合併して大型プロジェクトをやってきておると、小さいきめ細かい、これはもう当然のことでございましてね、今基本的なものを押さえておるだけで、それに付随いたします、これは当然の話であります。


 それから、2つ目でございますけれども、今農業問題で2つ出ているんですけどね、この農業問題、おっしゃるように後継者不足とか、あるいは財政的に生活給が取れるかどうかという問題がありますね。せんだっても農水産省の法改正でも、きちっとしたやつはよう出してないわけですね。かなりかつての補助金制度もある程度あいまいにし、これから検討していくと、そういう件で今ささ営農もやっていただいております。しかしながら、ああいうので全部がいってしまったら、これは今からちょっと基本的な問題に触れたいんですが、日本の農業が今日こうなったのはどこからといったら、戦後、アメリカの小麦のパン食から一貫してやられとうわけですわ。もう一つは、日本の国土からいえば、これは大規模農業の、これは北海道だけですわな、いけますのは、機械化をやって。あとはそれにまいたがために非常に狭い土地で、しかも同じように機械を買った、機械代が出ないと。あれを鍬と鎌でやっておったら、農業だってきっちりと、これは耕作面積によっても違うんですけれども、そう無茶でないんですね、今日。それによって、もう今それはあまり詳しく申し上げませんけども、そういう大きな基本の流れを無視したがために、農業はがたがたといって、それで途中から補助金制度に変えた。補助金制度で、全くこれ自立できないようなことになってしまって、行革でまたばさっとやられたと。だから、これは根が深いから、今おっしゃる意味は十分理解できますけれども、これは、これからたつのの実情に合わせて、それで実は給食問題もそうですが、もう触れませんけども、昨日申し上げました。いろんな点で何か自活できていくという工夫、配慮、こういうもの、これは今第1点目の大型プロジェクト、ハード面だけではなしにソフト面の点でそれも十分今おっしゃったきめ細かいことを考えていく、それが一つの一番大きな今突き当たっているのが農業問題だと、したがって、営農組合にしても、あるいは株式会社制度にしても、再度考えないと、ただ単に、県が言いました、どこが言いました、さっとやるようなことだけでは、失敗は繰り返してはならんと、こういう気持ちで考えておりますので、ちょっと今具体策がびしっと出んけれども、大きな問題としてとらえておるということ、またこれ、いろいろそういう点で資料なり、またご意見を賜りたいと思っておりますので。明快な答弁は今日はようやっていませんけれども、お許しいただきたい。これは国全体の問題でもあり、また世界全体ですわな、食糧危機や自給率の問題を言い出したら。だから、これをほんまに本腰を入れないとあかんなと。要はプロジェクトで、もちろん細部にわたるハード面も充実しますよと、もう一方、ソフト面で、特に今ご提案いただいた農業問題、これは非常に基本的な問題でございますので、食生活というのは、これはこれから十分考えていかないとあかんなと、これはもちろんソフト面の部分でございます。


 以上です。





○議長(角田 勝議員)


 ここでお断りいたします。


 正午を過ぎておりますが、会議を続行いたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


 8番小寺昭男議員。





○8番(小寺昭男議員)


 どうもありがとうございました。今市長の言葉を聞きまして、多分そうです。私も今までかかわってきて、食糧問題なり、給食の問題にしましても、やっぱりパンを一生懸命推奨しておった、今度米が余ったら米飯を推奨するというようなくちのいろんな方向がございます。ここで、農業の問題にしましても、やはり農地法も改正になって、出資もできる、法人化も進める、いろんな形での問題の中、私が言いたいのは、差し当たり今農家が困っているのは、そういったことで作り手がないということで、預けるところがないわけですね。そういったことを非常によく聞いていますし、個人で今何町歩といって、いろんな大きなのを請け負って、作ってくださいといって頼まれて作っておられる方も高齢化になっているわけです。その現実をどういうようにして克服していくのか、これはやっぱり切実な問題だと思うんです。そういうことで、ひとつ農政のほうでも、市長も十分お考えいただいてこれからやっていただいたらありがたいと思いますが、いかがですか。現実の問題としてね。





○議長(角田 勝議員)


 市長。





○市長(西田正則君)


 おっしゃるとおりでございまして、しかしながら、いろんな問題点は別として、今現実の問題としてどうやということ、これはささ営農をはじめとして、今営農組合を結成していただいておるところは十分それに応じた具体的な施策は展開するつもりでございます。


 それからまた、一方、それについての小さな問題がいろいろ出てまいりますわな。農道の問題もその一つですわ。そういう点についてもできる限り前向きに検討していくと、こういう姿勢で臨みたいと思います。





○8番(小寺昭男議員)


 終わります。





○議長(角田 勝議員)


 昼食のため、休憩いたします。


 午後の再開は、午後1時からといたします。





             休   憩  午後12時06分


             再   開  午後 1時00分





○議長(角田 勝議員)


 休憩前に引き続き、会議を開きます。


 次に、15番三里茂一議員。





○15番(三里茂一議員)(登壇)


 通告に従いまして、私の一般質問をさせていただきます。


 まず1番に、市長選についてでございますけれども、たつの市市長選が10月18日に当開票になっていますが、私は、西田市長にぜひとも継続して頑張ってもらいたいという考えを持っております。西田市長は高齢ではあるが、私が1期4年間の市長の診断をしてみますと、行政改革、判断力、決断力も早く、毎年まち懇を開催をし、市民の声を吸い上げて、安全・安心の市政づくりの姿を見せられていますと、まだ若い者よりも負けない政治力、健康で体力もまだまだあると感じております。継続して、たつの市政に市長としてぜひとも頑張ってもらいたい。私も応援しますので、市長のお考えなり、また意思を公表していただきたいと思います。


 今日も新宮で朝8時20分から県知事選の街頭演説会がありましたが、西田市長が応援のあいさつをされたのを聞いていると、大きな声で迫力があるのを私は感じました。今日も西田市長にたつの市では任されるのではないかと感じました。まだ皆さんも、西田市長は高齢であるがまだまだお若いと、議員仲間も私は耳にしております。見てのとおり、西田市長はまだ顔色も元気でございます。まだ若い者に負けない、演壇にも上がるときにも駆け足で、そして何よりも本当に市政のことを思っていらっしゃる市長の姿を見ますと、高齢ではありますけれども、ぜひとも頑張っていただきたいと、そのような観点から、私は、西田市長に再度市長に立候補し、市政を任せていただけると信じておりますので、また市長、この答弁を、今後の市政に対してのお考え、そして意思を表明していただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。


 次に移ります。2番目の朝夕のメロディについてでございますが、なぜ中断したのか。中断した理由を教えてください。まち懇でも、やっぱり朝の7時にメロディが鳴ると、それを起床やと思って起きる人もたくさんいるそうです。また夕方のメロディは、やはり学校の子ども、児童がもう帰らないとあかんというて、そのように近所の人やお母さん方がもう帰りなさいよ、もう6時ですよ、メロディが鳴りましたよと、そのようにして皆子どもたちに時刻を告げていらっしゃいます。ぜひとも、朝は夜勤帰りの人もおってでしょう、迷惑もかかるでしょう、赤ちゃんもいます。けども、夕方になりますと、やはりそういう防犯、子どもの安全対策に必要かと思いますので、ぜひとも夕方にはメロディを流していただきたいと思いますので、その見解を、市民部長ですか、総務部長ですか、またよろしくお願いします。


 次に、3番目でございますけれども、揖保川堤防敷の左岸の新宮町下野から墓地におりる市道についてでございますけども、急勾配であり、見通しが悪いため、事故が起きたり自損事故、下りでおりますと、左岸から見ますと、左側に墓地の縁石があります。そこに車をぶつけたり、またサクラの木も1本どんと横に右側に立っております。やはりその箇所が狭いようにも思われます。そして、近年、宍粟市の方から、通勤時刻によりますと、たくさんの車両が南下してまいっております、左岸側を。そのようなことで、事故もそこにも起きて、多発ではありませんけども、たびたび起きております。正面衝突か、そういうふうなこともありますので、安全・安心な市道づくりのためには、ぜひともその急勾配を削るなり、また見通しをよくするために、墓地の改修はちょっと難しいかもわかりませんけども、サクラの木を、また地元の皆さんに相談して、サクラの木を移設するなりして、見通しのよい市道にしてもらいたいと思います。


 次に、揖保川の曽我井橋についてでございますが、これも近年交通事情から非常に宍粟のほうから南下してまいっております。曽我井橋は通学路にもなっております。そしてまた、新宮消防分署から堤防沿いに曽我井橋までは、通学路のために、7時半から8時半まで通行禁止、車両止めになっております。そのために、やはりその左岸、曽我井橋を渡ってくる人たちが車両、また大型車もよく通っております。そういう意味で、できましたら歩道をつけていただきたいと。前にも言いましたけども、歩道は橋脚上、また強度の関係でつけにくいという話も説明も聞きましたけども、やはり近年の交通事情を考えますと、やはり一番市長が申されました安全・安心なまちづくりですか、やはり子どもたちが通学の特に安全で渡れるような橋にしていただきたいと。


 それから、もう一つ、街灯が両端にあるんですけども、街灯の設置を橋の中央につけていただきたい。それも地元自治会のほうからも要望があったと思いますけども、早急につけてやってほしいと。これは、県道もしくは橋の上で国交省にかかわることかもわかりませんけども、やはり市民の安全のためには、市が負担をしてでも直接市税でやっていただきたいと私は思っております。前にも市長にも相談しましたが、このことにつきまして相談したときは、また現場も見させていただきますと、そのようなお声も聞いております。だから、安全のために、ぜひとも歩道の設置、そして街灯の中央に一つをつけていただきたいと、そのようにお願いしたいと思います。


 それから、5番でございますけども、揖保川右岸の曽我井橋から觜崎橋までの市道についてでございますけども、それも事故が年に4、5回と、自分で自損して飛び込んだり、正面衝突したり、いろんな接触事故が、現に私が知っている限り、3回なり4回は私は現場を見ております。本当にあそこはスピードをよく出すんです。だから、そのスビード制限なり、そして大型車も1日に1回か2回は通るんですけども、あそこで大型車が通るとなかなか交互で行きにくいと、そういう状況も続いておりますので、地元の自治会のほうからも、できたら大型車の車両通行止め、もしくはスピード制限を、今40kとなっておりますけども、それよりもうちょっと30kぐらいにしてほしいとかというような話も聞いております。そして、私が考えるには、あそこは堤防敷でありますけれども市道であります。今たつのの新大橋から南、右岸でございますけども、ずっと下がる市道、揖保川に行く堤防敷の市道でございますけども、あそこは今法面をかさ上げして歩道なり何らかの今工事を継続してやっておられると思います。そういうことも勘案して、曽我井橋から觜崎橋まで法面を法上げをしていただけるような補助金、また単独でもできないでしょうか。


 以上、そのようなことをご回答お願いしたいと思いますので、第1回目の質問として終わらせていただきます。





○議長(角田 勝議員)


 市長。





○市長(西田正則君)(登壇)


 15番三里茂一議員のご質問のうち、第1点目の立候補表明についてお答え申し上げます。ただいまは身に余るお言葉をいただきまして、誠にありがとうございました。心から感謝とお礼を申し上げる次第でございます。ありがとうございました。


 現在、たつの市では、JR姫新線本竜野駅及び播磨新宮駅周辺整備をはじめ半田神部中央雨水幹線整備、揖龍南北幹線及び道の駅みつの整備など、市民の念願でございました大型プロジェクトがスタートしまして、それに伴いまちづくりも新しい局面を迎えつつある中で、私も全身全霊をもって事業推進に努めているところでございます。加えて、本年は、定額給付金の給付をはじめ、プレミアム商品券の販売、また新型インフルエンザの対応など、この3カ月間余り、土、日、ゴールデンウイークなしで全力を傾けて取り組んでまいったところでございます。さらに100年に一度の経済危機と言われる中、本市におきましても、このたびの6月議会において上程中の補正予算を計上させていただきました地域活性化・経済危機対策として、ブロードバンド等のインフラ整備など、今日的課題に対応した事業を早急に実施すべく、現在市政推進に全力投球しているところでございます。また、明日、明後日の土曜、日曜日には、まちづくりの集いを西栗栖、香島地区で開催することとしておりまして、こうした状況下で、今の時点におきましては、市政担当に向けての考える間もありませんので、誠にご質問にお答えできませんけれども、決意表明するまでには至っておりません。誠に申し訳ございませんが、いましばらくお時間をいただきたいと考えておりますので、あしからずご理解賜りますようお願い申し上げる次第でございます。


 なお、その他のご質問につきましては、松尾副市長及び都市建設部長に答弁いたさせます。





○議長(角田 勝議員)


 松尾副市長。





○副市長(松尾和彦君)(登壇)


 引き続きまして、ご質問の2点目の朝夕のメロディ放送についてお答えいたします。


 防災行政無線につきましては、災害時や緊急時の情報伝達はもちろんのこと、平常時には行政情報を市民の皆さんにお伝えすることを目的として整備し、4月10日に開局式を行い、運用を開始したところでございます。


 ご質問のメロディ放送につきましては、音量確認、音の到達状況、電波の状況を確認するため、機器点検の一環として試験放送をしたものでございます。その結果、電波の伝搬状況の不都合が生じる一部地域において改善をいたしました。


 今後においても無線機器の故障や不具合を速やかに発見し、災害時や緊急時に支障を来さないよう機器点検を行ってまいりたいと考えております。


 そのほか、放送時刻や曲目等について、さまざまなご意見をいただいていたところでございます。


 このようなことから、市といたしましては、頂戴したご意見を踏まえ、市民の皆さんに喜んでいただけるよう、メロディ放送の内容について早急に検討を行ってまいりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。





○議長(角田 勝議員)


 都市建設部長。





○都市建設部長(山本 実君)(登壇)


 引き続きまして、ご質問の3点目の揖保川左岸の新宮町下野から墓地に至る市道の改修についてお答えいたします。


 ご指摘の箇所は、堤防の既改修区間と未改修区間の取合い部であるため、急勾配であり、見通しが悪い点について確認いたしております。しかしながら、市道として占用はしておりますが、改修には構造や墓地移転等の問題があり、これらを解決すべく、堤防管理者である国土交通省等と協議を進めていきたいと考えております。


 また、堤防改修につきましても早急に事業化していただけるよう、揖保川改修促進協力会や西播磨市町長会を通して引き続き強く要望してまいります。


 次に、4点目の曽我井橋への歩道、街灯の設置についてお答えします。


 曽我井橋の歩道設置につきましては、地元自治会より要望が提出されており、曽我井橋の管理者であります兵庫県に対し、要望を行っております。しかしながら、兵庫県からは、歩道設置は事故多発区域である、安心歩行エリアを優先して整備しており、当橋梁については、区域外のため、整備時期は未定であるとの回答を得ております。


 また、橋梁管理者である兵庫県に対し、道路照明灯設置について要望いたしましたところ、河川管理者である国土交通省等との協議、調整中でありますが、前向きに検討していくとの回答を得ております。


 次に、5点目、揖保川右岸の曽我井橋から觜崎橋までの市道の交通規制及び改修についてお答えします。


 速度制限並びに通行止めにつきましては、兵庫県公安委員会の権限であるため、速度制限につきましては、状況調査の上、必要性を整理した上で協議いたします。


 また、大型車の通行止めにつきましては、関係自治会並びに隣接者の同意が必要となるため、地域で調整が整えば、市の意見を含めて要望してまいります。


 また、道路の拡幅につきましては、堤防管理者である国土交通省と協議していきますので、ご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。





○議長(角田 勝議員)


 15番三里茂一議員。





○15番(三里茂一議員)


 私の一般質問の回答は、想定どおりの回答でございました。市長におきましては、もう少し時間をくださいということですけども、この機会を逃すと9月になりますわね。そうなら、今から4カ月しかありませんわね、市長の意思表明を聞くのに。はやりこういう機会で、早く私、今日は言ってくださるのかなと思っておったんですけども、少し時間をくださいということでございますので、今度の最終日の本会議25日、それまでにはお考えなり、意思を表明していただけますか。市長、どうぞ。





○議長(角田 勝議員)


 市長。





○市長(西田正則君)


 はいとこう言いたいところですが、今お説は十分理解させていただいて、前向きに検討させてください。





○議長(角田 勝議員)


 15番三里茂一議員。





○15番(三里茂一議員)


 そない気が弱うならんでもよろしいのとちがうん。何やえらい今日の朝の県知事さんの応援演説か、それでしたら、元気があって、当たり前や、ようしやったるんやというよいうな勢いだったのに、今日の本会議ではえらい遠慮しとってですが、皆さん怖いですか。何とか25日の本会議に再度お聞きしますけども、意思表示してくださいな。





○議長(角田 勝議員)


 市長。





○市長(西田正則君)


 前向きに検討と申しましたが。





○15番(三里茂一議員)


 やっていただけますか。





○市長(西田正則君)


 いろいろ言われましたので、意思表明はきっちりとさせていただきます。ありがとうございました。





○議長(角田 勝議員)


 15番三里茂一議員。





○15番(三里茂一議員)


 私がこれできょう言った本当に一番の目標は、それを早いこと市長が言ってくださるのを、この6月議会に市長のお考え、今後のお考えと意思をきちっと表明していただくということが私の一番のきょうの目的でございましたので、本当にありがとうございます。25日の日にはしてください。よろしくお願いします。


 想定どおりでございましたんですけども、若干ちょっとだけ言わせていただきますわ。山本部長、下野の件なんですけどね、国交省とも相談するのはそれは当然かもわかりませんけども、あれは長年本当に皆さん困っておるんですよ。我々近隣の車に乗っている人とか、そういうふうな人はある程度、危ない危険場所やということはわかっておるんです。だが、今さっきも言いましたように、近年宍粟市から南下してくる通勤の車両が多いんです。そして、正面衝突もあるんです。だから、やはりそこは危険な箇所やから、本当に見えへんのですわ、そこまで来んと。一遍現場へ行かれましたか、山本部長。見てどう思われましたか。危ない危険な箇所ですか、それとも普通ですか、そこのところ、お考えをお願いします。





○議長(角田 勝議員)


 都市建設部長。





○都市建設部長(山本 実君)


 先ほども答弁しましたように、やっぱり危険な場所とは考えております。





○議長(角田 勝議員)


 15番三里茂一議員。





○15番(三里茂一議員)


 危険な箇所であると思われるんでしたら、国交省と早くこういう問題が、安全・安心な市道にしたいので、要望なりしていただきたい。山本部長が国交省に行きにくいんでしたら、私も一緒に行って口添え、私は力がありませんけども、一緒に行ってお願いしますわ、地元の議員として。そういうことで早急に要請をしていただきたい。また、市長の本当の安全・安心、市政づくりの一環の一つに入りますインフラ対策にもなりますので、ひとつ細かいことなんですけども、ひとつそれをよろしくお願いしたいと思います。


 それから、街灯の件なんですけども、曽我井橋の。これもあそこは県道でございますわね。県道で県の管轄だと言われて、街灯は国交省ですか、県の担当でしょう。それを早く聞いておったら、今日県知事と会うとったんやけどね。お願いすることもあったんですけども、それは冗談として、ぜひともこれもやはり安全・安心のために、一日でも早く街灯がつけられるようにお願いしてくださいな。それも私もまた一緒にまた県なり、地元の議員として一緒に足を運ばせていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。


 それでは、私の一般質問、これで終わらせていただきます。ありがとうございました。





○議長(角田 勝議員)


 次に、23番松井重樹議員。





○23番(松井重樹議員)(登壇)


 議長の許可を得ましたので、質問をさせていただきます。


 Town Improved Our Hands、「街は自分の手でつくる」、これはいま大阪の天保山、「サントリーミュージアム」で開かれている安藤忠雄建築展の会場で投射されている映像の結びで示される主張です。Town Improved Our Hands、「街は自分の手でつくる」ここで彼は「対決・水の都大阪VSベニス」と銘打ち、「水がつなぐ建築と街・全プロジェクト」を展示しています。


 訪れた際、たまたまラジオ放送の取材に応じている折にでくわし、私は予定されたギャラリートークとは別の、彼の生の語りを目の当たりにすることができました。


 3,000本とも4,000本ともいう桜の通り抜け拡張案をふくむ中之島プロジェクト?の、延長20mは超えようかという1/300の模型を前に、包みこむかのように数分ごとに繰り返される映像を背景に、彼は、石原東京都知事に請われて2016年のオリンピック誘致にかかわっている理由に重ねて、水の都復活にかけた大阪都市再生プロジェクトを、「目標がある日本は、日本人は強いから」と、いとも端的にいい表したものです。続けて、「そこに政治が働くスイッチがある」と聞こえたのは、私の空耳だったのか、どうか。


 これを今日の質問のモチーフに話を進めていこうと思います。


 さて、第1に、対して、こちらたつの市で、今年もまたその季節を迎えた「まちづくりの集い。」


 例えば、新型インフルエンザに抗するマスクを学校に全児童、全生徒分を用意することを当然とする要望の前に、マスクはかかっていない人のためではなく、ウイルスを巻き散らかさぬようかかっている人のためにこそ必要なのだという専門家の指摘も、親や保護者の責任も、自らの予防策も通じはしまい。


 例えば、ゆっくりしゃべる防災無線の放送に、なぜそうしているか思いめぐらすこともなく、何をどう伝えようとしているのかを思いめぐらすこともなく、助走もウォーミングアップも許さず、自分にとっての100点満点だけを認める8万2千視聴者総専門家の前に、ほめて育てなければとする日頃主張される教育論を胸に手をあて思い返していただくわけにもいくまい。


 なぜそうなったのか、なぜそうなっているのか原因や歴史を調べもせず、目の前の現象や法制だけをとらえて、さも鬼の首を取ったかのように言い立てる生真面目な方に、「自分の言うことをきけ」という言葉は山びこになってかえっていることを悟っていただくに、言霊の力でもって改心願うのは無理からんとすることだろうと察するしかない。


 今年は諸処の事情から皆勤とはいえないながら、かの地にはかの地の話題があり空気を感じようと、私は他の地に出掛ています。そうして、その都度その都度、「上げ膳、据え膳の要望を申し立てるのはだめ」と独演場と化した総括での市長の駄目だしを目の当たりにすることになる。


 「一年目に種をまき、二年目に水をやり、三年目に花を咲かせ、実を採る」。プロ野球ヤクルト球団を一時期常勝軍団にした当時の、現在の楽天イーグルス野村克也監督の言葉です。


 旧龍野市から数えれば、今年は3期4年目、次期は4期目を迎え、意気ますますさかん、いよいよ天下の軍師と名も高い西田市長におうかがいしたい。


 継続して言い続けなければならない実態を前に、また継続して言い続けなければならない必要を承知したうえで、今期「まちづくりの集い」総集編として位置づけられるであろう今年のテーマ、「市民がまちを変え、市民がまちを創る」を伝えるにあたって、「寸鉄、人を刺す言葉」とはどのようなものと考えておられるのか、おうかがいしたい。


 次に、ニンテンドーDSがゲーム機としてではなく、機器が持つ潜在的な可能性の追求から、教育機関での効果をさぐる動きに対する一つの答えを提案したい。


 ニンテンドーDSとは、任天堂が2004年に発表した携帯型ゲーム機で、液晶の2画面を同時に使え、画面に直接タッチペンで触れて入力ができます。2006年3月2日には、ニンテンドーDSLiteが発売され、2008年末には、国内販売台数が2,500万台を突破。2008年11月1日には新型DSiが投入されています。


 私の周辺では、小・中学生を持つ家庭にほぼ1家に1台、購入されています。これにはカメラ機能と撮影した写真を保存するメモリーが内蔵され、またメモリー内に音楽を保存し、聴くこともできます。さらに新しく展開されるDSのコンテンツダウンロードサービス、DSiショップに接続すれば、インターネットを通じて、新しいツールやゲームを無料、DSiショップに所属すればさらにダウンロードすることができるとありますが、ここではそこまで言おうとは思っていません。


 強調したいのは、ニンテンドーDSに関する調査レポートで、資格試験の学習法に活用する人が増加しているという事実です。それほど学習ソフトが開発され、販売され、発展性を持たされている。もはやゲーム機の範疇を超えているという事実です。


 例えば、専用ゲームソフト、「脳を鍛える大人のDSトレーニング」といえば、思い浮かぶ方も多いはずです。こうした「脳トレ」ゲームは、アメリカの高齢者の間でも人気を呼び、「DSトレーニング」の北米版、「BrainAge」は、「米国だけで140万本、世界全体では860万本売り上げた」と言います。


 加えて2006年7月24日、ニンテンドーDSブラウザーが発売され、これにはインターネットのサイトが閲覧できるほか、画面解像度が向上し、Wi−Fi準拠の無線LANを搭載されています。


 過日、毎年この時期に開催されているNew Education Expo2009in大阪に出かけてきました。大変斬新な製品がいつもにもまして多数出品されておりました。現在我が国においては、経済危機対策における「スクール・ニューディール」構想に関わる補正予算が取りざたされています。


 平成23年度までに電子黒板を含む地上デジタルテレビに667億円の補助金、学校のコンピュータ、校内LANの整備に1,420億円の補助金。


 しかし、機器や設備を整えるだけで利活用できるか。学校ICT基盤の整備には、利活用の環境整備と利活用のための仕組み作りが同時に求められていると考えます。


 つまり整備から利活用されるICTが望まれているというわけです。


 教育パソコンは、児童生徒数7.0人から3.6人へ、電子黒板が全学校に配布されるその中にあっても、このニンテンドーDSが持つ要素は大きな期待がかけられると思います。


 財政効率を超える学習能力の基本習熟が可能かどうか、ぜひ教育担当者のみならず財政担当者に評価を得たいところです。


 最後に、冒頭のTown Improved Our Hands、「街は自分の手でつくる」という安藤忠雄氏の主張に戻ります。英語が先に使われ、日本語がそれに当てはめられているところから、Improvedの意味を探ると、「改良、改善のほかに、土地の価値あるいは利用度を農業・建築などに高める」とあります。そこで、庁舎の耐震工事を始めるというこの時点ではあるのですが、あえてコンパクトシティという観点から、たつの市の未来予想図をお尋ねしたいと思います。


 山陽本線と姫新線、それぞれを基軸に持ち、今後どのように行政機能ほか施設の配置が必要と考えておられるか、所見を伺いたいと思います。


 以上3点について、最初の質問を終わります。早口で失礼いたしました。





○議長(角田 勝議員)


 市長。





○市長(西田正則君)(登壇)


 23番松井重樹議員のご質問のうち、第1点目の地方分権の真の狙いについてお答え申し上げます。


 まちづくりの原動力は、その地域に住む住民が主体的にまちづくりに参画し、自分たちの生活の中から工夫し、考え、行動することであると確信しております。一方、行政はと申しますと、私は、常日ごろから、職員に市民の暮らしの中から出てくる生の声には施策の宝が眠っている、現場に出て直接市民と対話し、問題点や市民のニーズを十分に把握するよう、現地・現場主義の徹底を図っているところであり、議員ご指摘のまちづくりの集いにつきましても、まさにこれに符合するものでございます。と同時に、私は、まちづくりの集いを通して市民の皆さんに生活の中に内在する創意や力を引き出し、加えて市民への自立、またもう一つの律するも含めてでございますが、自立の喚起に意を用いているところであり、こうしたことが少しずつではありますが、市民に浸透しつつあるものと受けとめているところであります。


 例えば、昨年、優秀観光地づくり賞を受賞しました。これは岐阜県の下呂温泉や郡上八幡市などとともに全国で5団体が選ばれたもので、この受賞については、龍野の町並みなどの歴史的資源や綾部山梅林などの豊かな自然環境資源もさることながら、その資源や皮革等の地場産業を生かした地域住民のまちづくりの取組みや、高校生がまちづくりに積極的に参加し、地域を越えての浸透が自然発生的に行われていることが高く評価されたものでございます。


 また、先日も御津町室津の「室津を活かす会」が国土交通大臣表彰を受賞いたしました。これは地域住民が力を結集して、「八朔のひな祭り」の復活や「室乃津祭」の開催など、これまでの個性あるまちづくりの取組みに対して高く評価されたものであり、地域住民が主体的にまちづくりに参画した結果でございます。


 また、たつのまちづくり塾では、市民と職員とが互いに知恵を出し合いながら、個性のあるまちづくりに取り組み、地球温暖化温暖化防止対策の一環として、家庭でもできる生ごみの堆肥化運動の推進や、龍野の原風景を復活させるために、赤とんぼをふやす活動など、地域の個性を尊重しながら、自らの考えと責任において地域運営を担っていこうとする取組みが市内各所で展開され始めております。先ほども申し上げたとおり、地域や住民の自立(律)の確立は、少しずつではありますが、浸透しつつあるものと意を強くしております。


 今後につきましても、まちづくりの集いをはじめとしまして、市長とふれあい夢トーク、たつのまちづくり塾、出前講座など、さまざまな機会を通して引き続き市民との対話をしてまいりたいと考えております。ただ、市民の意識改革には時間がかかり、一朝一夕で変わるものではございません。それには継続と反復が必要であります。


 次に、ご質問の出す3点目、コンパクトシティの観点から、たつの市の未来予想図についてお答え申し上げます。


 議員ご高説のコンパクトシティの基本的な考え方につきましては、これまで日本の都市が高度成長期を経て拡大を続けた結果、車中心社会への転換の中で、郊外への住宅開発、商業施設、公共施設が郊外へ移転するなど、都市の郊外化が進んだことに伴い、中心市街地の空洞化が進み、既存の市街地が衰退してまいりました。一方で少子高齢化、人口減少社会が到来する中で、移動手段のない高齢者など、交通弱者にとっても生活しにくく、また行政にとっても、都市の郊外化による道路、上下水道等の公共投資の効率化を悪くし、膨大な維持管理コストの発生など、財政負担を大きくするなどの問題点が出てまいりました。このため、中心市街地に都市インフラを集約するなど、既存の都市機能を効率よく活用することによって、都市の郊外化や中心市街地の空洞化の進行を抑制するとともに、市街地のスケールを小さく保ち、歩いていける範囲を生活圏ととらえ、コミュニティの再生や高齢者等にとっても住みやいすいまちづくりをしようとする考えと認識いたしております。


 たつの市におきましては、平成17年の合併以来、市としての一体性を醸成しながら、画一的ではなく、これまでその地域が有してきた歴史や文化、自然環境、立地条件等の特色を生かしたまちづくりを進めることが本市の発展に最良と考え、各種の事業を展開しているところであります。平成19年9月に策定いたしました第1次たつの市総合計画においても、魅力的な市街地の形成など、適正かつ効率的なまちづくりを進めるため、土地利用の基本構想を定め、これを指針として事業を展開しておるところでございます。


 具体的には、龍野、新宮、揖保川、御津の各地域の市街地を都市交流拠点と位置づけ、公共施設や商業施設の集積する龍野地域を中心に、新宮、揖保川、御津の各地域交流拠点が有機的に連携して、一体的な都市機能ができるよう、各拠点の機能を適正に配置するとし、また、拠点ごとに人・物・情報が多様に交流できるよう、商工業の振興や道路、公園等の社会資本の整備を図りながら、各地域の自然と歴史、文化を守り育て、個性を生かした魅力あるまちづくりを進めるとしております。これは、本市が広い市域を持つことから、コンパクトシティの基本的な考え方である都市機能を1カ所の中心部に集約するのではなく、龍野、新宮、揖保川、御津の各地域のそれぞれ一つひとつをコンパクトシティ的にとらえ、その地域が郊外化するのを抑制しつつ、その中で従来からの市街地を地域の核としながら、生活に必要な都市機能を整備、再生、発展させ、また地域住民が生活に最低必要な行政機能を維持しながら、それらの各地域を道路整備や公共交通網で結ぶことによって、結果的に市全体の発展としていくことが必要と考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げるところでございます。


 なお、2点目のご質問につきましては、教育長に答弁いたさせます。





○議長(角田 勝議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)(登壇)


 引き続きまして、2点目のご質問のDSを学習機器についてお答えします。


 DSは、確かに授業における導入や興味づけには効果的かもしれません。しかし、〇、×をつけたり、ゲーム感覚でクリアしたりすることに力を注ぎ、習熟を図ることにはつながらず、真の学力向上には結びつかないと考えます。子どもたちには、言語活動、特に書くことに力を入れた取組みを充実させることが大切であります。書くという活動はすべての学習の基礎であり、書くことが脳を鍛えます。自分の考えを文章で表現し、内容をわかりやすく周囲に説明したり、人の話を聞きながら必要なことをまとめて書いたりすることが学習能力向上に効果的です。


 現在、本市では、教員の複数指導や少人数授業推進事業においてきめ細やかな指導を行っています。教育は人であるということを鑑み、ゲーム機に頼るのではなく、児童生徒の真の学力向上、すなわち生きる力を身につけることを目標に日々努力しておりますので、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。





○議長(角田 勝議員)


 23番松井重樹議員。





○23番(松井重樹議員)


 2点目のことについて、先にお尋ねをします。


 当然されたことございますね。ただのゲームだと思っていたんですが、実は私も、ということは、これは2人でやり合えるんですね。ご存じだと思うんですが、これだけの距離、もうこの教室の中に少なくとも50人以上おるわけですけれども、1人ずつ持っていたら、その50人の今何を考えてどうしたかというのがここの黒板に、電子黒板が備え付けられたとすると、一斉に全員の答えが出てくるわけですね。いわゆるテレビで「たけしの平成教育委員会」ですか、ああいう番組でやっていることのもうデジタルで教室でできるわけなんです。先ほどおっしゃられた書くということ、もちろんそうなんですが、これには書く能力がついているんですね。ただ、残念なことに、例えば、漢字であったら、書き順をえずるという機能がまだついてないと、それだけがまだ足りんなと思いましたけども、おっしゃっておられる生徒全員、少人数の教室の20人から大人数の1つのプロダクターを持った50人まで、一斉にそれぞれがどの問題をしていて、正解率がどこでというのが瞬時にわかる機能を持っているんですね。びっくりしてしまったんです。


 それで、実際のデモンストレーションのことだったと思うんです。急遽できたということで、シャープが今申し上げたエディケーションのエクスポに参加したということで、おっとりがたなで行ったんですが、そうすると小・中・高以上に、教育委員会よりも大学の関係者が大勢結構来ていて、質問をいろいろやっておりました。つまりこれに対する関心が非常に大きいことが、知っている人間ほど持っているということがよくわかったんです。先ほど申し上げたように、ゲームをやってみないでなあと思っていまして、ゲームをやると目が悪くなるし、逆に集中力がいくらかだよと私自身思っていました。ところがこれを学習の機材として使うと考えた場合、教室の中でも自立自学習もできるんですね。逆におっしゃられた、物を考えるということではない、しかしながら、一番基本的になる部分の基礎的な知識を自分のスピードに合わせてやるには、これはすごい最適だなと思ったんです。いかがでしょうか。





○議長(角田 勝議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)


 実は私も持っておりまして、ちょっとこれ、充電していないものでまだ動きませんけども、確かに持ちまして右と左、あるいはやり合うことができると思います。ここのゲーム機の説明にも書いてありますように、いわゆる音読、声を出してすること、手ですることが脳をいかに刺激するかということは、この使用説明書に書いてある、ちょっと矛盾していると私は思っているんですけども、そのことがやっぱり基本だと私は思いますし、それをゲーム機でするのはいかがなものかと。ただ、ゲーム感覚でそれをしてばっかりしておっては一方通行のものになりますので、全然感情のない人間に育ってしまいます。


 議員おっしゃいますように、うちの生徒数、児童数の中で、この単価に掛けましたら、約1億円からのお金が出てきます。先ほどご質問の中でもありましたように、投資効果と学習効果を期待したときに、やはり無駄な部分もあるのではないかなと。ほかを犠牲にしてまでするということは、私はこれをそこまでまだ子どもたちには使うことはできないと私は考えております。それは、さっき言いました理由で、やっぱり教育的であるかどうか、あるいは子どもたちが喜んでするからそれを与えようという、そればっかりのものではいけないと思います。やっぱり人間というのは、対話し、コミュニケーション能力を高めつつ、もちろんこういう機械、あるいはコンピュータを使ってする教育は必要だと思いますけども、それを手先だけでまずクリアしていって、ゲーム感覚でしていくというのは、達成感も喜びも何も心のそういうものが育たないような気もしまして、私はそれほど重要視はいたしません。





○議長(角田 勝議員)


 23番松井重樹議員。





○23番(松井重樹議員)


 最初、私自身もそういう感覚を持っていました。また、そのデモンストレーションを受けているときにもそう思いました。感情やそれから動作や。しかし、まちづくりの集いのときのことも思い返したときに、今あまりにも自分が舞台に立つこと、あるいは表現をすることを褒めたたえることによって、考えていないにもかかわらずまず前に出る、そのことが評価される、そういう風潮があるように思うんです。案外使い方によっては、これは先ほど申し上げたように、発言や表現をへただ、あるいは得意としない方にとっても、じっくり物を考えるいいチャンスになるという、そういう機器であると思います。別に任天堂の回し者でもシャープの回し者でもないんですが、この時期にわざわざこうやって商品提示をし、そういうエクスポをするというのは、結局来年の予算作成にこんなものがあるぞということで、教育関係者のみならず財政関係者にそれを見せようという、そういうことなんだろうと思うんです。これ1台が1万少しするわけですけれども、それを今度任天堂がシャープと図ってどの程度学校に提供するのかわかりません。あるいはそれを電子黒板とあせてどういう形態で打ち出そうとしているかもわかりません。しかしながら、教室をわざわざパソコン教室に出向かなくても、教師が自分のタクと同じように持って出ることによって運搬が可能なわけですね。そうすると、それを考える、もちろんテスト問題を考えることも余分な仕事がふえてくるかもしれません。しかし、使い方によったら、先ほど申し上げたように、いい力になると思うんです。今日申し上げたのは、ゲームの範疇を超えている、そういう教育機器が出ているということを認識していただきたいのと、私自身があえて申し上げるのは、そこのところには着目をしていただきたいと、こう思ったわけです。


 さて、市長、まちづくりの集いも見ていて、今回、1点目と3点目の質問に対して非常に感服いたしました。私自身思って、こう考えたらどうだろうということを言い及んでいらっしゃいました。あえてお聞きしたいんですけども、弱者はいつも正しいとか、ただなことが福祉なんだというふうなこれまた風潮があります。それについてどういうふうにお考えですか。もう一度申し上げると、弱者が言うことはいつも正しいんだ、だからそれに対して味方しなきゃいけない、ただは最高の福祉なんだ、だから補助を出し、助成をし、そのことによって福祉が完成するんだという考え方に対してどのようにお思いですか。





○議長(角田 勝議員)


 市長。





○市長(西田正則君)


 言葉ではなかなか表現しにくいところでございますけどね、弱者は正しいんだと、弱者の言うことすべてオールマイティーで聞くんだと、こういうことがどうかということでございますけども、これだけの人間が生活しておりまして、ここに一人でも非常に皆さんについていけない人がおるとしませんか。これは身体的にも、また頭脳的にも。そのほかの要因も含めてですよ。そうしたら、やっぱり人間が生活していくには、一人ひとりが幸せになっていくということは、これは第一義です。しかし、一人ひとりが幸せになるためには、やっぱりその人間としての集団そのものが一人でも落ちこぼれたりダメになってしまって、もっと言えば、そこで生命がなくなったと、もういいんだと、あれはもう死んだほうがいい、そういうことでは、これはもう感情的にも心理的にも、これはえらいことをやったな、死んだのを放ってきたということになりますからね。これはみんなここに協力、和合、助け合い、言葉は今福祉とおっしゃいましたけども、いろんな心情的な協力体制が出てまいりますわね。そうしたら一人の脱落者も出さないと、これは一番一人の脱落者、誰でも平等ですよ、同じ画一的ですよというのではなしに、それぞれの個性もあるんですけれども、一人ひとりの幸せはやっぱりその集団の中で一人の不幸せな者を作らないと、これが究極の時代だと。そうなってまいりますと、どうしても、例えば身体に障害を持つ方にスポットを当てようではないかと、あるいはまた家族の病気の重いものを持っている人にはスポットを、これは当然の、自分の幸せのためにまた他人も皆幸せになってくる、これは共通項の人類の課題だと、こういうふうに考えております。





○議長(角田 勝議員)


 23番松井重樹議員。





○23番(松井重樹議員)


 今回、4年前に合併する折に、揖保川を基軸にということが最初謳われていました。当時も今もそうなんですけども、揖保川というのは、過去の交通伝達による基軸であって、今の基軸になっているのは山陽本線であり姫新線であり2号線だというふうに、有機的に移動するところがその基軸になっているのだと考えていました。その上で、これまでのやり方というか、表面にあらわれている市政の過ごし方、今年のまちづくりのときに配られている21年版の私の市政を見たときにも、一番最初、当然のことですが、今市政方針として、まちづくりの革新として5つ、大きな事業としてのものを挙げていらっしゃいます。例えば、本竜野駅を核としたまちづくり、龍野北高校と播磨新宮駅を核としたまちづくり、半田神部中央幹線の整備におけるまちづくり、揖龍南北幹線道路を基軸としたまちづくり、道の駅みつを臨海開発拠点としたまちづくりというふうに大型プロジェクトが並べ立てておられます。


 そのことによって、実は今日の答弁を聞くまで心配していたのは、この後ろから何枚目かのところに平野部と山地とが載っている地図がありますね。これを見たときに、先ほど申し上げた旧来の合併する折の軸であった揖保川は、実は中心基軸ではなくて、左右を分ける、つまり明治の何年かまで揖保川の東側を揖東郡と言っていたんですか、揖保川の西側を揖西郡と言っていたんですかね、そういう知識しか僕にはないんですが、つまり揖保川という氾濫をする川によって東西が分かれていたわけです。これまでの進め方を見ておったときに、合併のときに名前を出していながら、現状は旧龍野市のところに中心があるかのように動いているのではないか。それを結ぶ線になり、あるいは幹は何だろうかということが今日の質問3点目だったわけです。


 その上で、あえて言わせていただいたら、先ほど答弁であったように、今後も北の新宮、南の御津、それ以外に中心部になるところで、旧龍野の中でも、神岡、小宅、それから誉田、揖保の川の東になる部分と、揖西や旧の揖保川町のように川の西になる部分、実際これから何か防災のことがあったりした折も、揖保川にかかる鉄橋や道路網がずたずたになった折に、空からの空輸やとかそんなこととは別に、それぞれの拠点を持っていないといけないと思っていたわけです。あえて今は答弁をしていただいていたわけですが、繰り返しになりますが、今後もその4つのポイントというのを押さえていこう、この4つのポイントをつないでいこうというお考えに間違いはございませんか。





○議長(角田 勝議員)


 市長。





○市長(西田正則君)


 イエスかノーかで答えるのはそうですけども、それまでにもう一回ちょっと揖保川と東西軸の意見を申させてくださいな。よろしいか。





○23番(松井重樹議員)


 はい、どうぞ。





○市長(西田正則君)


 元来これ、ほとんど文化は、人類の文化というのは皆川でできておるんですね。これは日本だけではなしに、例えば、黄河とか揚子江とか、インダス川、ガンジス川、皆そうですわな。それで、川ということは、川によって飲む、川によって農作物を栽培する、川によって動物を飼育する、この食生活、また川によっていろんな衣類、綿とかいろんなものが、これは生活の基本ですわな。川そのものではなくって水そのものが。それでそこから文化とか、いろんなものが出てくるんですね。結局、日本はみんな北から南へというように集落もできてきて、今おっしゃる川の東、西ということよりも、川を中心として水系で大体ずっと営みが集落やいろんなものができてきておるんですね。おっしゃるように、もうちょっと厳密に言えば、なるほど川の西、東と分かれてまいりますけども。これはかなりぐっと高度な行政区画でやったわけですわ。だからまあまあ川ですわ。それのその川でずっと長年やってきて、今おっしゃるように川の西と東とこうきて、台風やいろんなもので橋がないと困るとか、いろいろ生活の不便さというものが出てきて、そこでできたのが、それをつないでいこうという科学技術の進歩によって、橋、あるいはこっちとこっち、市川ともっと岡山の川とつなげというて、これがいわゆる初めは南北軸でまちができてきて、今度はあと東西軸に変わっていった。その東西軸になりますと、今おっしゃるように非常に距離が長い。距離が長いために、一方では自動車が発展してきたから、あるいは鉄道が発展した、これは皆鉄道も自動車も東西軸ですわね。今その東西軸が今度高速化し、新幹線化しして、時間は短縮するけれども、結局そこで何が残ったかというと、それぞれの各点でいた集落やそのコミュニケーションが外れてしまったわけですな、人間の集落体制が。そこで、今ご質問の新宮、揖保川、龍野、御津とこうあって、それぞれ地域の個性を尊重して有機的にはつなぐことができますよ、コンパクトシティはそれぞれが持っておるんですよと、こういう表現で個性を伸ばし、あとは調和させていくと、このまちづくりが間違いないかといったら、そのとおりでございます。





○議長(角田 勝議員)


 23番松井重樹議員。





○23番(松井重樹議員)


 今日モチーフに使わせてもらった安藤忠雄さんの今の中の島の構想は、彼はこんな話をしていたんですね。サクラを植えようというて、まちを水の都に持ってこようと。何でやというたら、大阪というところに自分の知り合いの子どもたちが就学なり、進学なり、就職で行くことになったら、親御さんが、大阪というところは怖くて、違法駐車ばっかりで、おいはぎに遭うような人たちばっかりなんだという印象を持って、それ以外にあとは吉本しかないと。そうじゃないということを伝えるのにどれだけ苦労するか。どれだけ苦労するかと言いながら、このサントリーミュージアムというのは、一番天保山の海に面しているわけだけど、その海のはたに行って、海っていいなとやると、大阪の人は海がなんぞいやと、まあまあこういう会話をするんですというふうに安藤さんは言っていました。つまり、文化というのは何かというのをいかに伝えようかと自分は骨を折って、サクラ並木をその中の島に作ることによって、自分の手でまちを作るという気にさせよう。自分が植えた木、自分が植わった木に対して、その中のごみを拾っていこうとすることによって我がまちだと、そんな考えをどうも持っておられたようです。だから、リーガルホテルが高級ホテルが自分ところの今までのやり方に対して、そんなところに木を植えてもらったら困ると言っていたのが、周りがずっとのっていくと、自分のところもやらないといかんということで協力もしてきたということです。


 この揖保川水系のたつの市、先ほど申し上げたように、僕自身にとっては過去の遺物だと思った揖保川は、やっぱり今おっしゃられる文化の渓流だというのであれば、建物のかわりに山やそれに付随した風景がこのたつの市の文化を構築するんだろうと思うんです。しかし、その構築を自分の目でいま一度思い返そうとしたときに、それぞれの点で見える風景というのは、十分いいものは持っているんだけども、たつの市としてどんなまちにしていくか、どんなまちになろうとしていくのかということが伝わっていない、伝わろうとしていない、自分たちで描いていないのではないかと思うんです。市民にとっても必要なのも、市役所に勤めておられる職員の方も、また議員も、今日安藤さんが言っておられるように、目標を持つと日本人は強い。どんな目標を持たすかというところに一番大きな力が働くんだろうと思うんです。その大きな力に一つひとつの部分部分を見ていくのではなしに、先ほど申し上げた揖保川を全体を流れる大きな一つのものとして考えていく、こんなふうにしたらどうかと思ったわけです。それについてどう思われますか。





○議長(角田 勝議員)


 市長。





○市長(西田正則君)


 今安藤忠雄さんのお話が出ましたけども、安藤さんは、例えば、運動場に1本のカシの木があったら、そのカシの木は絶対切るなというわけですな。そのカシの木は、今おっしゃったように、植えた人間、それからそれがだんだん大きくなっていったその下で子どもらが日陰になって遊んだりいろんなことをした、その人類の歴史があるというわけですね。それをちょんと切ってしまったら、あとはコンクリートにして、これはもう全然だめだと。だから、安藤さんが言われるのは、今おっしゃったとおりですわ。その木1本にも歴史があるんだと、いろんな人間のハートが入っておるんだと、しかもそれは時間を乗り越えてずっといったものだと、こんなものは絶対切ったらあかんねん。それをただ学校という形におきかえて、運動場や、もっと切ってしまえ、こんなんは人類のナンセンスです。これは芸術家が言うわけですが。それから、安藤さんは、都市計画の中でも、どんながらがらっと城の跡のヨーロッパでも、崩れたり、下はもう今ごみの山になっておっても、これはこれを残さないとあかんということ。


 結局、私は何が申し上げたいかというと、安藤さんは、今設計図で平面的に書いたまちづくりというのは、個人の瞬間的な刹那主義で、あたかも近代的かのごとくなっているけどもナンセンスだと、長い長い人類の歴史と英知としかもいろんな思い、感情が入ったそんなものを無駄にして、それこそ平面的にやるのはおかしいのではないですかと、これは芸術家的発想ですから、建築工学的発想とは違うんやけどね。そうなってくると、今議員がご指摘のどうやと言われたら、安藤忠雄さんのお話、安藤忠雄さんこそ、過去のろう習ではなしに、ろう習の中に生きたいろんな人間分析をされて、それを貴重なものにして、それらをずっと並べ替えていって新しいものをどう組み合わせていくかという、これが都市づくり、あるいは新しい市街化づくりという、私は安藤さんに何回もお会いしていろんな議論をしたことがあるんです。そういうところでちょっとわからんことがようあるんですが、播磨科学公園都市の小学校や中学校でも、とにかく自然から降ってくる雨には当てなさいよと、だから屋根をつけたらあかんのやと、廊下。それから運動場もないですわな。木1本もあらへん、切らせたらあかんのですわ。それから太陽やという、そういうところで、非常に今議員さんおっしゃることと、きちっとした新しい感覚のまちづくりをやれと言われても矛盾をするように思えてしようがないんですわな。





○議長(角田 勝議員)


 23番松井重樹議員。





○23番(松井重樹議員)


 要は無機的だと思ったものがまた結局有機的になるんだということがあると思うんです。だから、今後のまちづくりにおいて、何をどんなふうに見せるか、それが一番大事なんとちがうかなと思ったんです。一つひとつのポイントでこんなまちづくりというスローガンはもちろん今もあります。自然と歴史と先端科学技術が調和し、一人ひとりが輝くまちを目指して、もちろんそうなんです。それを実際の生の目で見たときに、訴えるものを創るべきではないかなと、こんなふうに思って今あえてお尋ねをしたわけです。


 それと、教育長も、あえてそれに話を引っつけるようなんですけども、ゲーム機をゲーム機だととらえている間は、私、ちょっとこの間までの私と同じ青春を失ってしまっていたと思うんです。ゲーム機を超えている教育機器であるということを認識を持っていただいて、あまりやり過ぎると目が悪くなるのも事実だろうと思いますが、でも、これはこれで持っているとどれだけの価値を持つかということについて着目をしていただきたい。大事なのは、家庭でやることではないんです。学校の指導者がいるもとで競争するかのようなところのゲーム機を使うところです、そこのところを知っていただいたらと思うんです。市長が言われたみたいに、最後、今後のまちづくりを考える上で、財政が厳しいときに、昔々、経済学のケインズがツリーズグッドですか、することはいい、けれども、もっといいのは、ハウツーズグッド、することはいかにいいことをするかよりも、ハウツービーグッド、いかにいいものであるか、それのほうがモアエクスプレント、大事なことだというふうに、マッチモアインポータントですか、そんなふうなことを言っていたように思うんです。今言われたみたいに、ぜひ今後のまちづくりに生かせていただきたいと思います。


 なお、大人のDSトレーニングは漢字力や常識力もありますので、教育長、一緒に競争してみましょう。


 質問を終わります。





                 休 会 議 決





○議長(角田 勝議員)


 以上で本日の日程は終了いたしました。


 この際、お諮りいたします。


 議事の都合のため、明日20日から24日までの間、休会いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)





○議長(角田 勝議員)


 ご異議なしと認めます。


 よって、さよう決しました。


 なお、次の本会議は、6月25日午前10時より開議いたしますので、よろしくお願いいたします。





                 散 会 宣 告





○議長(角田 勝議員)


 本日は、これをもって散会いたします。


 皆様、お疲れさまでした。





             散   会  午後 2時12分











 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。








 平成21年6月19日








                    たつの市議会議長  角 田   勝





                    会議録署名議員   永 富   靖





                    会議録署名議員   小 寺 昭 男