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兵庫県 たつの市

平成21年第1回たつの市議会定例会(第4日 3月19日)




平成21年第1回たつの市議会定例会(第4日 3月19日)





        平成21年第1回たつの市議会定例会議事日程(第4日)


 
                    平成21年3月19日(木)午前10時開議





1 開議宣告


  日程第1 一般質問


       発言順位及び発言者


        ? 23番 松 井 重 樹 議員


        ? 10番 三 木 茂 毅 議員


        ? 11番 今 川   明 議員


2 休会議決(日程通告)


3 散会宣告











           会議に出席した議員





  1番 横 田   勉       2番 前 田 賢 治


  3番 山 本 修 三       4番 武 内 純 一


  5番 角 田   勝       6番 松 下 信一郎


  7番 永 富   靖       8番 小 寺 昭 男


  9番 沖 田 宏 一      10番 三 木 茂 毅


 11番 今 川   明      12番 桑 野 元 澄


 13番 栗 本 一 水      14番 岸 野 文 信


 15番 三 里 茂 一      16番 岸 野   弘


 17番 松 本 義 彦      18番 森 本 重 宣


 19番 龍 田   惇      20番 柳 生 陽 一


 21番 竹 内   豊      22番 井 上   仁


 23番 松 井 重 樹      24番 楠   明 廣


 26番 坂 上 ? 明      27番 ? 島 俊 一


 28番 前 田 守 彦





           会議に欠席した議員





          25番 山 本 直 人





          議事に関係した事務局職員





議会事務局長                満 田   惠


次長                    丸 尾 博 則


次長補佐                  西 川   廣


副主幹                   安 積   徹


主査                    梅 田 祐 子











       地方自治法第121条の規定による出席者





市長                    西 田 正 則


副市長                   松 尾 和 彦


経営戦略審議監               三 浦 謙 三


会計管理者                 坂 本 幸 夫


消防長                   田 渕   守


御津病院長                 木 下   修


行政改革推進室長              小 西 千 之


総務部長                  山 口   昇


企画財政部長                田 口 隆 弘


市民生活部長                谷   和 廣


健康福祉部長兼福祉事務所長         八 木 利 一


産業部長                  北 林 俊 明


都市建設部長                濱   光 治


下水道部長                 山 本   実


公営企業部長                吉 田 末 廣


新宮総合支所長               今 江   伸


揖保川総合支所長              堀 本 敏 行


御津総合支所長               酒 江   肇


消防本部副消防長兼太子消防署長       田 口 三 好


御津病院事務局長              長 尾   孝


揖龍南北幹線道路・御津道の駅担当参事    松 原   強


教育政策担当参事              腰 前   優


市民生活部参事兼市民課長          進 藤 真 作


市民生活部参事兼環境課長          隅 田 隆 明


産業部参事兼商工観光課長          真 殿 基 義


都市建設部参事兼都市計画課長        丸 山 忠 勝


総務課長                  井 上 彰 悟


危機管理課長                森 川 幸 一


税務課長                  小 池 章 良


企画課長                  米 澤 幸 和


広報秘書課長                坂 口 孝 志


財政課長                  石 原 和 良


国保年金課長                山 本 義 孝


児童福祉課長                三 里   勉


高年福祉課長                内 見 博 隆


健康課長                  谷 林 義 和


農林水産課長                永 瀬 正 人


地籍調査課長                内 海 忠 之


建設課長                  永 安   悟


町並み対策課長               出 田 忠 康


赤とんぼ荘支配人              伊 藤 裕 明


志んぐ荘支配人               嶋 津 克 也


新舞子荘支配人               中 谷 泰 裕


たつの消防署長               ? ? 良 三


消防本部総務課長              横 田 京 悟


消防本部予防課長              内 海 博 昭


消防本部警防課長              紙 名   猛


御津病院事務課長              小 川   宏


御津病院医事課長              高 部 修 一


教育委員長                 徳 永 耕 造


教育長                   苅 尾 昌 典


副教育長兼教育管理部長           山 村 茂 人


教育事業部長                田 中   守


教育事業部参事兼文化財課長         家 氏 時 康


教育事業部参事               八 木   隆


教育管理部教育総務課長           松 田 正 義


教育管理部施設課長             松 田 泰 政


教育管理部学校教育課長           岡 本 育 夫


教育事業部社会教育課長           八 木 有 輔


教育事業部人権教育推進課長         福 田 秀 樹


教育事業部体育振興課長           谷 本 義 和











                 開 議 宣 告





○議長(松本義彦議員)


 皆さん、おはようございます。


 ただいまより本日の会議を開きます。


 初めに、本日の出席議員数及び地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めた者の職・氏名について、事務局長より報告いたさせます。


 満田局長。





○議会事務局長(満田 惠君)


 命によりご報告いたします。


 まず、本日の出席議員数についてでありますが、本日ただいまの出席議員は27名でございます。


 なお、25番山本直人議員から欠席の届け出を受けております。


 次に、地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めた者の職・氏名についてでありますが、お手元に配付いたしております名簿のとおりでありますので、ご清覧願います。


 以上でございます。





○議長(松本義彦議員)


 以上で報告を終わります。


 次に、今期定例会の会議録署名議員については、3月3日の定例会第1日に、3番山本修三議員、4番武内純一議員を指名いたしておりますので、両議員、よろしくお願いいたします。





               〜日程第1 一般質問〜





○議長(松本義彦議員)


 これより本日の日程に入ります。


 日程第1、一般質問を行います。


 通告により、順次質問を許します。


 初めに、23番松井重樹議員。





○23番(松井重樹議員)(登壇)


 失礼します。


 通告に基づき、2点、お尋ねをいたします。


 まず1番、播磨科学公園都市に、大学院大学の創設とナショナルトレーニングセンターの誘致を。


 播磨科学公園都市は、理化学研究所と原子力開発機構による大型放射光施設、通称スプリング8の運用により成り立ち、加えて、現在X線自由電子レーダーが平成23年度中の供用開始を目指しています。研究者をサポートする組織として、先端科学支援センターなるものが存在しますが、その研究成果は、私たち市政と定住人口を増やそうとする営みのはるか上空を飛び越え、あまねく世界をネットワークに駆け巡っています。


 先端技術産業群の「産」、学術研究機関あるいは試験研究機関の「学」、潤いのある快適な生活環境の「住」が調和した新しいまちづくりを提議したテクノポリスは、1980年代の通商産業省政策から誕生し、全国26カ所を数える中にあって、当初計画とは大幅に隔たる現状とは言え、当地は大型放射光施設の存在により、ひとり光を放っているかのように見受けられます。


 しかし、兵庫県において、三木市を中心とする情報公園都市、次世代スーパーコンピューターを設置する神戸での医療産業都市、開発面積2,100ha、計画人口14万人の神戸三田国際公園都市と比して見るとき、開発の対象としてはすでに成熟したものとみなされ、民間の産業立地としては、彼の地でなければならないとする熱は冷め、景気動向とリンクして考えるにはいささか異なる理由にして、もはや投資対象の中心には存しない現実を直視しなければならないと考えます。


 目を他の都市構想に転じてみれば、首都機能移転から派生した東京教育大学を前身とする国立大学法人筑波大学を据えた筑波研究学園都市、国立国会図書館関西館を知の拠点にする京阪奈関西学術研究都市と比するには、あまりに遠く及ばないことは論を待ちません。また、その地理的条件からアジアの中核的学術拠点を目指し先端科学技術に関する教育・研究機関の集積を図っている北九州学術研究都市では、国立九州工業大学、北九州市立大学にくわえ早稲田大学情報生産システム研究センター、イギリスのクランフィールド大学北九州キャンパス、さらには図書館・情報処理施設を併せ持つ学術情報センターが核となっています。


 立ち戻ってなるほど、スプリング8を用いての、タンパク質の立体構造の解明など、21世紀COEプログラムに採択される研究水準を評価される兵庫県立大学理学部があるとはいえ、それらは共用ビームライン利用による「先端研究施設共用イノベーション創出事業」の一つであり、知的財産を戦略的マネジメントする大学知的財産本部整備事業や、地域主導による知的クラスター創生事業に唯一無比のものとしてくわえられているわけではないのです。つまり、放射光施設そのものなら、およそ研究施設と名がつくところには必ずあります。50億電子ボルト以上の加速器を有する大型放射光施設だからゆえに、当地は存在感をもち、世界に門戸を開けているのです。しかし、それは人類が共有する道具の使用に供する場としてであって、得られた結果を分析するのに国籍も定住も必要なく、知のネットワークを通じ、それぞれが目的とする成果をそれぞれが指向できるのです。


 まさしく、第3世代の大型放射光を最初に手掛けたヨーロッパ18カ国による設置場所グルノーブルがあるフランスの言葉でいうデラシネ(deracine)、つまりは無国籍、あるいは根なし草、そのデラシネの旗手であればこそ、あらゆる研究者が、それぞれの必要とする時に、いつでも、この地に集まり散じることができるのです。しかも、得られた成果には、あこがれ称賛と同時に、「次は」という展開がすぐさま求められ、また旅立っていくのです。


 ここに、たつの市がまちづくりをするうえで、十分条件にはなりえても、必要条件たる定住を礎とする核にはなりえていない、なりえない理由があります。


 と同時に、昨年6月制定の固定資産税課税免除条例をよるべにして、企業立地促進を図る関係各位の努力には敬意を払いつつ、広大な敷地を未だ来ぬ工場群で埋め尽くさねばならないという呪縛から解きほぐす逆転の発想のヒントがここにこそあると考えるのです。


 科学は自然科学のみならず、人間そのものを問う人文科学にも及びます。


 理化学研究所では、産業界との協働によって技術成果を移転する仕組みのことを陸上のリレー競技を模して「バトンゾーン」と称しています。呼応して、この地が人間そのものとの協働によって技術成果を移転する「あこがれのバトンゾーン」になるよう、「人を創るたつの市」を提唱したい。そう、考えます。


 質問の標題に掲げた「大学院大学の創設」は、所属するあらゆるしがらみから離れ一人の学徒としてバトンゾーンに入る仕掛けであり、「ナショナルトレーニングセンターの誘致」は、社会スポーツの楽しみではなく競技スポーツへのあこがれからバトンゾーンに入る仕掛けです。いずれも比肩するもののない富士の山頂としての存在でなければなりません。突出することをさける価値の平準なるものを望むのではなく、突出するものへのあこがれを望む仕掛けこそが、スプリング8を擁する播磨科学公園都市の再生への道だと信じるからです。所見をうかがいます。


 病院施設の立地について


 通告のうち、御津病院の新規計画については、昨日同僚議員への答弁で、その指針を理解することができました。よって、重複する部分は避け、産婦人科医の誘致についてのみ所見をうかがうこととします。


 従前の総合病院とする見立てから、より現実的なコンパクト化を試み、小児科診療と救急医療を二本柱の目玉にするとした新しい御津病院構想。それには、産婦人科が含まれていません。


 前期、私は、「マーケティングからみる御津病院を、市長自らが市民に語ること」を一般質問で提唱しました。まちがいなく今もまた、交渉の途上にあるにちがいありません。成果をおさめるその過程にあって、秘密保持は信頼関係を生み、交渉が進むのもまた事実かと思います。しかし、それを理解したうえで、議員として、市民に明らかにできる現況と、取り組む姿勢をお尋ねせねばなりません。所見をうかがいます。





○議長(松本義彦議員)


 松尾副市長。





○副市長(松尾和彦君)(登壇)


 23番松井重樹議員のご質問のうち、1点目の播磨科学公園都市への大学院大学の創設とナショナルトレーニングセンターの誘致についてお答えいたします。


 現在、播磨科学公園都市では、学術研究機能として、大型放射光施設や中型放射光施設、兵庫県立大学理学部を基幹的研究施設に位置づけ、これらを軸に国際的な科学公園都市が整備されております。


 特に大学研究機関の兵庫県立大学理学部には、物質理学研究科と生命理学研究科を擁する大学院が設置され、スプリング8の活用を目的に進出した民間研究機関等との連携大学院を組み、産・学連携で積極的に取り組んでおります。


 また、憩いの場であるスポーツ施設として、平成17年に、天然芝に近い感触が特徴の最新工法を使った人工芝の播磨光都サッカー場が開設され、その後、第2サッカー場も完成しております。この施設は、年中利用可能であることから、平成20年度では、西播磨地域はもとより、県内外から延べ約8万3千人が利用する人気施設となり、都市の活性化の一翼を担っております。


 議員ご提案のより高度な専門的研究を行う大学院大学の創設や日本のトップレベルの競技者用トレーニング施設であるナショナルトレーニングセンターの誘致につきましては、施設利用者が比較的限られた人々が対象でございます。現在、県立大学理学部大学院や播磨光都サッカー場は、既に地域に根差した役割を果たしており、住民に親しまれる研究や運動施設として、議員ご高説の「定住を礎とする核」に十分なり得るものと思われます。


 なお、兵庫県としても、現在のところ、播磨科学公園都市への大学院大学の創設やナショナルトレーニングセンターの誘致等は、整備計画にはないとのことでございます。


 いずれにいたしましても、播磨科学公園都市は、西播磨の自然・風土・歴史や文化を背景に、産・学・住・遊を総合的に備えた新しいまちづくりを目指しており、これらの特色あるまちづくりの一つひとつが都市発展の礎となり、結果として人づくりにもつながっていくと考えますので、ご理解賜りたいと存じます。





○議長(松本義彦議員)


 経営戦略審議監。





○経営戦略審議監(三浦謙三君)(登壇)


 引き続きまして、2点目の質問のうち、病院施設の立地についてのうち、重複する部分は避けさせていただきます。


 産婦人科医の誘致についてのお答えをいたします。


 本市には産科医院がなく、妊娠、出産に対する市民の不安があり、産科開設の要望が強いこと、また、少子化対策上からも産科医の確保が急務であることから、御津病院における産科開設を検討しておりましたが、医師の確保が非常に困難でございました。このため、民間病院の誘致も検討していましたが、医師の誘致が非常に厳しい状況であったところ、昨年12月に産婦人科医院の開設を予定されている方からの問い合わせがあったことから、個人医を誘致すべく、検討、協議を重ねました。現在、医師との交渉中でございますが、投資経費、開設の位置、あるいは医師会等々、重要な詰めも残っており、不確定要素もありますので、誤解を招くおそれがありますので、詳細な答弁はお許し願いたいと思います。どうかご理解を賜りますようにお願いします。





○議長(松本義彦議員)


 23番松井重樹議員。





○23番(松井重樹議員)


 松尾副市長の答弁によれば、昨日やはり別の同僚議員がこの播磨科学技術公園都市に対して、もともとの計画の10分の1に満たない現在の定住人口だということを指摘されました。にもかかわらず、今の答弁であれば、十分に核になり得ると、こうおっしゃられました。となれば、その結果が出てていいはずだと思います。


 それから、現在の県の動向、国の動向を見て、次の手を打たねばならんわけです。現在の状況に、計画にないからといって、たなから大きなお餅が落ちてくるのを待つのではなくて、今私たちが春を待っているように、あのサクラは静かに力を蓄えているわけです。となれば、我々が預かるこのテクノがどのようなものであるかという現状は知らねばならんと思います。礎に、ここで住んでもらうのに十分な核になっているということに対して、いささかの疑問をもう一度投げかけるわけですが、どう思われますか。





○議長(松本義彦議員)


 松尾副市長。





○副市長(松尾和彦君)


 先ほども申しましたんですが、実は昨日、28番議員のご質問に対して、県との連携を保ちながら、協力し合いながら、企業誘致に全力をするという本会議で答弁をさせていただきました。しかしながら、今日ご質問の件につきましては、方向が全然違う切り口でのご質問でございます。そういったことから、昨日答弁したことをまるっきり正反対の答弁で、いやご無理ごもっともですというような答弁がちょっとしにくいなという思い、昨日確かに前田守彦議員さんの質問に対して、市と県とが協力して企業誘致を図るんやというような答弁をさせていただいたことが今頭に十分ありますので、ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。





○議長(松本義彦議員)


 23番松井重樹議員。





○23番(松井重樹議員)


 実は、私の先輩が科学技術庁から今のテクノに所長として参っていた初期のころに、会って旧交を温めると同時に話したら、彼いわく、もう国の援助は終わったということ、それから、筑波と同時に、実はこのまちの将来は、結局は計画倒れだったなという国の誤りを認めないとならんだろうなという話が出ておりました。その上で、何を言おうかとしていると、次の受け皿である県が、先ほど申しましたように、三木においての情報公園、神戸における医療都市、神戸と三田にあのまたがる丘陵地帯における国際都市、もう既に手が向こうに回っているわけです。


 それから、もう一つついでに言わせていただいたら、先ほども最初の質問で指摘したように、あのスプリング8は、国家プロジェクトではあるけれども、それは県立の大学の理学部のものではないんです。先ほど申しましたように、理化学研究所がその歴史からとらえて研究をし、海外に幅を広げているものなんです。となれば、今お話しているように、じっと待っていたのではだめなんです。


 もう一つ言うと、そういう中にあって、今までのように、単に工業団地をつくるんだとしながら現実はそうでない。さらに一生懸命工業団地を呼びつこうという考え方もあると同時に、先ほど申し上げたそれだけの広い用地を人間を創るということでしたらどうだという話なんです。人間を創るということになれば、市長、今申し上げたように、何も科学技術というのは、将来残すテクノクラートだけではないわけです。私たちは、科学というと、ついつい自然科学と思い浮かぶけども、人間科学といって、自分自身、人間自身を開発するものがあるはずなんです。それに対してどう思われますか。





○議長(松本義彦議員)


 西田市長。





○市長(西田正則君)


 おっしゃるとおり、科学は自然科学オンリーでなしに人文科学、もちろん社会科学もあるわけでございますが、もちろん今お説の人間科学と、最近は特に重視されている分野ではございますけれども、しかしながら、それと、さてその播磨科学公園都市との関連でございますけれども、科学研究というのと播磨科学公園都市のまちづくりというのと、これ非常に次元が違うわけですね。今お説のように、いろいろ科学があるのだと、その中でその科学の大学院大学、つまり学部のない大学院のあれを誘致をやっていくと、しかも、それは人文科学、社会科学、いろいろ混ぜてやるほうがいいのではないかというご説ですね。それはもし違ったら言ってください。そうなることによって、播磨科学公園都市を、ただ工業誘致、いわゆるリーマンブラザーズで凍結した金融の状態からなかなか張りつかないと、しかも、あそこは山で高くて水が少ないと、企業もある程度ジャンルが違ってくると、そういうことだから、発想を変えて大学院大学を入れんかいと、また高次なオリンピック選手をつくるようなスポーツ施設もつくったらどうやと、こういうご意見ですね。それで、それについてどう思うかと言われたら、もちろんその質問が非常に学問はどうやいと、あそこはサイエンス一本ですからね、今の現時点では、スプリング8。それで、今いろいろやれと、それからまちづくりはどうやと言われたら、ちょっと的が絞りにくいわけですわ。


 以上です。





○議長(松本義彦議員)


 23番松井重樹議員。





○23番(松井重樹議員)


 誤解があったようなので、もう一度再度説明しますね。


 今の播磨科学公園という科学というのは、サイエンスであるけれども、そこに存しているのは、現実問題は、テクノポリスという26カ所ある中の一つとしての出発点だったわけです。今は行き詰まっているという現状を把握せねばいかんということが一つ、その上で、人材育成というものをそこの場に持っていかないかんのと違うかと、こう言ったわけです。その人材育成がつまり人文科学につながると、こういうわけです。何もあそこで社会科学の研究をしよう、人文科学の研究をしようということではなしに、人材育成をすることそのものずばり、それが人間科学につながっている人材育成にテクノポリスが共有しているということを言いたかったわけです。


 ちょうど、ざっくばらんな言い方をすれば、もう既に兵庫県のたつの市を出身地と新聞に書かれていらっしゃる知事が3選目を目指して出馬を表明していらっしゃる。となれば、地元と言われて、あちこち兵庫県内にばらまきの財政を、ばらまきの開発を行いながら、十数年前の震災をまだ理由にして、一方ではその財務が不健全だということも自分から言われている。


 その中にあって、じゃ播磨地区において、今こそあと我々に何が必要かということを提示をして、さらに我々のほうに力を注いでもらうように、こういうちょっとげすな言い方になるわけですが、ちょっと話が飛びますが、そういう意味でお話を県のほうにも持っていくべきではないかと、こう思ったわけです。我々のほうに最初に考えがないのに、ただ、先ほど申し上げたように、誰かが言ってくれるだろうであれば、待っているだけでは何にもならない。こういう計画、こういう考えを最初に打ち出していって、それが何年後か先に初めて引き出されるべきものだと思うわけです。


 先ほど言われたみたいに、ちょうど2008年ですから、昨年6月に研究開発力の強化法というのが定まりました。日本と世界の将来はイノベーションの創出いかんにかかっているから、産業はもちろん大学や研究機関も持てる力を全部出せと、こういうわけですね。だから、その持てる力を全部出せといったときに、あのテクノにあるのは、先ほど申しましたように、あくまでもスプリング8という全世界から集まる研究者のためのものになっていて、このたつののという交流が生まれてないんです。その認識から、いかにしてあのスプリング8、播磨科学公園都市がイコールたつのにあるということを見出すのはどうしたらいいかという考え方の一つから今の話をしているわけです。


 技術革新、それを新たな価値を見出すということについて、先ほど申しましたように、あそこのところへテクノのところに、今あるスブリング8だけではなしに別の価値を見出そうとしているわけです。おわかりいただけますか。





○議長(松本義彦議員)


 西田市長。





○市長(西田正則君)


 おっしゃる趣旨は十分理解させてもらっているんですけどね、ただ、スプリング8自身は、もちろん量子センターが今度できまして、関連はするわけですけれども、全然違いますわな。一方は単なる医療でがんを治すと、スプリング8はもう全く基礎研究ですわね。あれは話を聞いてもちょっとようわからんのですわ。いろいろ関係していくんですけどね。マイナス何の百何乗という、もう全然だから基礎科学で、スブリング8は即産業と連携していますよ、もちろんあの研究は。しかし、産業と余り直結してスプリング8を考えるということは、ちょっと次元が違いますわね。あれは基礎研究のもう原子やそんなものにもっと何億分の1の、そんな次元ですから、基礎研究のものですから、それがどうのこうのという現実の応用科学にはつながりませんわな。だから、それはあくまでもお説のように、世界中の学者が寄ってきて、あそこはコスモポリタンですわ。席がないと。今議員、フランス語で言われましたけれども、いろんな方が寄ってきて、定住しないでさっささっさ帰っていって、研究のデータでそれぞれがまたやっていくと。しかも、それがネットワークでつながっておると、まさに近代システムの超駆使したものですわな。


 だから、それと、今度今おっしゃるように、人づくりというものを直につなぐということは、非常に私はあのスプリング8は別問題だと、別問題というても隔離という意味ではないですよ。ただ、しかし、スプリング8というものは、ネームバリューで世界中から大型放射光施設として言われておるけれども、それが即その住民やそこに住んでいる人と直結するということは、それを応用していろんなその産業も研究のためにきていますわな。そことは若干関係するかもわかりませんけれども、それとてもあの産業の研究機関ばっかりやからね、ほとんどが。だから、そういう点で、直結は難しいなというのが私の結論ですわ。





○議長(松本義彦議員)


 23番松井重樹議員。





○23番(松井重樹議員)


 ちょうど今話が出たように、結局人が集まるのはどういうことかということです。だから、そこに山があれば、だから山に登るではないけれども、みんなが集まる拠点になり得ようと思ったときに、道具としてのスプリング8しかない。そこに理化学研究所という研究施設がある。そばに県立大学の大学院が理学部があるとは言え、私が申し上げたいのは、そういうしがらみを全部離れたところのもっと大きな市の拠点となるものを創設して、そこに行きたい、そこで学びたい、そういう場所をつくるべきだと言っているわけです。スプリング8だけ、スプリング8の高機能のその学問をする、それの関連による理学部が脚光を浴びるというのではなしに、そのもとを逆に言えば、題材にして、より広くてより高い、そういう質のものをつくるようにもっていくべきだと言っているわけです。


 仮に全く新しい大学院大学というのは、実はお調べのように、国立では5カ所しかないわけですね。その中の奈良の教育先端大学というのは、京阪奈の先ほど申し上げた学術都市の中にあるわけです。北陸というのもちょうど富山のほうにあるわけです。自分の教え子さん、実はそちらのほうに行ったから、そのことで知識が余計に増えているわけですが、仮に現実としてそのほかに総合研究所があります。そこは葉山にあるわけなんですが、全国あたるところに研究所が設けているわけです。全く新しいそういう大学院大学が播磨科学都市に無理と言うのならば、その次の最善策として、総合研究所の大学院大学の一部署をここへ引きずろうという考え方があってもいいはずだと私は思うわけです。それが1点です。


 それから、ちょうど教育委員長の甥御さんになられる方が智也君とおっしゃられるんですが、ちょうど私がその甥御さんと知り合ったもので、この場でお話するんですが、ジュニアのゴルフの相当なチャンピオンになっていらっしゃると聞いたんですが、間違いございませんか。





○議長(松本義彦議員)


 教育委員長。





○教育委員長(徳永耕造君)


 ある大会でトップアマになったことがあります。高校生のとき。





○議長(松本義彦議員)


 23番松井重樹議員。





○23番(松井重樹議員)


 つまり何が言いたいかと、突然の質問で申しわけなかったんですが、隠れた人材というのは、今テレビで、あるいは海外へ行ってというゴルフのハニカミ王子だけではないんです、地元にもそんなにすぐれた才能を持っている選手、競技スポーツを目指している方がいらっしゃるということを申し上げたかったわけです。彼に今あるのと、それからハニカミ王子にあるのとは、マスコミの脚光の大きさだけではなしに環境なんです。つまり、自費でやるか、あるいは大きな谷町を持つか、我々に必要なのは、いつでもどこでも目指せる競技スポーツに見合うものが欲しい。ところが、ちょうど今日本に初めて東京の北区にナショナルトレーニングセンターというのができました。もうこれもご存じだと思いますけれども、全く何もないまちのなかに突然できたわけです。その選手たちは、その中で合宿をして、週に1度か2度しか外には出ないわけですね。だから、まちとの触れ合いがあるかというと、そうあるわけではない。しかしながら、だからこそそのトレーニングセンターの中で集中ができる。あの地をどうにかしようと思ったときに、思ったんです、考えたんです。先ほど申し上げたように、企業に来てくれと言っても後がないんです、なかなか来てくれない。だから苦労している。


 志賀平のように、冬はスキー、夏はラグビー、年中若者の声が絶えないという場所にするには、あそこの地は、雪は多少は降るけれども、スキー場になるほどではない。あるのは、静かな環境、そしてスブリング8。今できている治療センターに入院なさった方が、あちこちで日記やブログを、あるいは本を出していらっしゃるのをかいま見るときに、「すばらしい環境だ」ということをのべつ書いていらっしゃる。ところが、病気で病いでそこに通っているわけなので、行っている最中にここにいますよということはなかなか公表してもらえない。後になって、あそこはよかったよという話になる。我々は、せっかくあそこにありながら、病いにならなければあそこに行かないのではなしに、あの地をもっと知ってもらうための仕掛けをつくるべきだと言っているんです。ただ、工業団地、工場を次々と誘致しよう、それだけでは余りに夢がない、そのように思って今日のような提言をしているわけなんです。市長、おわかりいただけましたですか。





○議長(松本義彦議員)


 西田市長。





○市長(西田正則君)


 十分認識していますよ。スプリング8があって、それだけ余りにもシステム化されて浮いておるやないか、周りはあとぽんぽんと工場誘地、さらにそれ以上やれやれと言ったって、金融状況もあれば、またその他の要因でなかなか弱いやないか、だから、発想を変えて、人づくりのああいうものをやれと言われておるんでしょう。





○23番(松井重樹議員)


 そうです。





○議長(松本義彦議員)


 23番松井重樹議員。





○23番(松井重樹議員)


 最後にもう一度言いますね。つまり、国や県の計画にあるかないかが問題なのではなくて、逆に言えば、その場にいる我々が計画を持つか持たないか、夢を持つか持たないかが問題だと言っておるわけです。だから、単に、再度繰り返しますが、工場としての無機物で見るのではなしに、人間という有機物の発掘と育成を考えようではないかというのが今日の提案なんです。その科学で言いましたから、アインシュタインが、市長、こんなことを言ったそうなんです。生き方で2つある。奇跡なんか起きっこないという生き方と、もう一つは、毎日が一瞬一瞬が奇跡の連続だとする生き方なんですって。市長はどちらの生き方がお好きですか。





○議長(松本義彦議員)


 西田市長。





○市長(西田正則君)


 もうちょっとお許しいただきたいですわ。ちょっと誤解を招きますわ、それ。うっかり簡単に言ったら。アインシュタインの大学者に、2つの生き方があるんや、これどっちだというたら、こっちやというて、ちょっと比べるけたが違いますわ。





○議長(松本義彦議員)


 23番松井重樹議員。





○23番(松井重樹議員)


 私は、やっぱり毎日毎日一瞬一瞬、今この場のやりとりもすべて奇跡だと思う生き方に公言しております。終わります。





○議長(松本義彦議員)


 次に、10番三木茂毅議員。





○10番(三木茂毅議員)(登壇)


 通告に従いまして、2点に絞って一般質問をさせていただきます。


 まず初めに、1点目ですが、公共事業の前倒しの実施をということでございます。


 毎年数多くの事業が翌年度へ繰り越されております。昨年度も土木費だけを見ましても、8項目、9億376万円を繰越明許費として崩したところでございます。


 事業の実施には、いろいろと困難が伴い、やむを得ない部分も承知するところでありますが、現在の100年に一度と言われている世界不況の中では、公共事業の前倒しが国策としても言われておりますように、本市におきましても、昨年度の繰り越し事業、また21年度事業で前倒しを実施できる事業は急いで実施することが大事な不況対策になるのではないかと考えるところでございます。また、業者の方も中小企業の方もそれらを一番待ち望んでおられると思います。その期待に応えるよう、精力的にスピード感を持って事業の実施に努めていただきたいと希望いたしますが、市長のお考えをお聞かせください。


 次に、2点目ですが、乳幼児の医療費の助成制度の拡充をということでございますが、これは、昨日中学校3年生までということで、楠議員が同様の趣旨の質問をされましたんですが、私のほうは、小学校3年生までは何としてもやっていただきたいということで質問をさせていただきます。


 本市におきましては、現在就学前までは医療費が入院、通院とも無料として公費で負担しております。兵庫県下の他市町はどうなっているかと調べてみましたところ、大変驚きましたが、明石市は入院が小学校6年生まで無料、小野市、佐用町も21年度より中学3年生まで入院、通院とも自己負担なしの無料とするそうであります。その他の市町を見てみますと、小学校3年生まで無料としているのが加古川市、西脇市、三田市、加西市、加東市、赤穂市、多賀町、播磨町、新温泉町の8市4町に加えまして、隣の相生市も21年度より実施の運びとなり、県下のほぼ3分の1の自治体が小学校3年生まで無料となります。本市におきましても、隣接の赤穂市、相生市に並列となるように、小学校3年生まで公費負担で本人負担なしとするよう、21年度の7月からの早期の実施を望むものでありますが、市長のご所見をお伺いいたします。





○議長(松本義彦議員)


 企画財政部長。





○企画財政部長(田口隆弘君)(登壇)


 10番三木茂毅議員のご質問のうち、1点目、公共事業の前倒し実施をについてお答えいたします。


 ご高承のとおり、公共事業を施工する建設業は、多くの雇用を維持する地域産業の中核として大きな役割を果たしているところであります。建設業者は、昨今の厳しい経済状況の中で経営が逼迫していることは十分認識しているところであります。


 こうしたことから、議員ご指摘のとおり、平成21年度におきましては、早期発注に努めることとし、その目標といたしましては、上半期に8割の発注を行うことといたしております。


 なお、平成20年度の繰り越し事業のうち、未発注工事の約1億8千万円分につきましても同様に早期発注を行ってまいりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。





○議長(松本義彦議員)


 市民生活部長。





○市民生活部長(谷 和廣君)(登壇)


 引き続きまして、第2点目のご質問の乳幼児医療費の助成制度の拡充についてお答えいたします。


 本市の乳幼児等医療費助成事業につきましては、24番議員のご質問にお答えいたしましたとおりでございまして、兵庫県と本市とで費用の2分の1ずつを負担しており、対象者は平成21年2月末現在で6,797名でございます。


 福祉医療の補助対象基準は、医療機関で受診した場合、医療費の一部負担が必要ですが、少子化対策から、市単独事業として、平成19年7月より小学校就学前乳幼児の自己負担を無料にしているところでございます。


 また、平成22年度より、兵庫県が小学4年生から中学3年生までを対象に入院医療費自己負担の一部を助成するこども医療費助成制度が検討されております。現在、福祉医療全体で市の負担額は約3億2千万円でございまして、議員ご提案の小学3年生まで無料化にした場合は、新たな市の負担額が約2千万円必要となります。


 議員ご指摘のとおり、県下では、制度を拡大されている市町もありますが、本市におきましては、他の制度との均衡や福祉医療全体として、受益と負担のあり方及び財政面を考えますと、現在のところは難しい状況でございますので、何とぞご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。





○議長(松本義彦議員)


 10番三木茂毅議員。





○10番(三木茂毅議員)


 1点目のほうは、前向きに取り組むということで、上半期にかなり8割ぐらい実施していただくようなご答弁がありましたので、これは了としたいと思います。


 2点目の乳幼児の医療費でございますけれども、県のほうでも少子化対策、また子どもは日本の未来を担う大切な宝であるということで、答弁の中でもありましたけれども、22年度より小学校4年生から中学3年生まで入院費の1割負担を県のほうではすると、こういうふうになっております。そういうことで、今すぐにできないということでございますけれども、先ほどの私の質問の中にありますように、県下の3分の1がもうやっておる、小学校3年生までやると。隣の赤穂市、相生市もそれに並んでやっておられると、こういう近隣の市町がやっておるのにたつの市だけ何でやらんのやというようなことでは、非常に市民からの苦情も多いと思うんです。そういう意味で、安心して子育てができるように、7月が無理であれば、来年度からでもやると。また、所得制限なしでやっておるところと、ある程度所得制限を設けているところとあると思うんですけれども、所得制限を設けてでもいいから、私は早く実施してもらいたい、こういうふうに思うんですけれども、答弁をお願いします。





○議長(松本義彦議員)


 市民生活部長。





○市民生活部長(谷 和廣君)


 福祉医療費の助成の拡大ということでございますけれども、相生市さん、赤穂市さんもされているということで、たつの市としてどうかということでございますけれども、各市町、それぞれの財政状況とか、課題、懸案事項、重点施策とか、いろいろございます。たつの市につきましても、今度28日、29日発売しますプレミアム商品券とか、そういうふうなことで独自の施策もやっております。そういうふうなことで、乳幼児医療費の助成が必要だということは十分認識をしております。そういうふうなことで、19年7月より、就学前の児童に対して、市単独で制度を拡充しているところでございますので、それぞれいろんな状況もございますので、ご理解いただきたいと思います。





○議長(松本義彦議員)


 10番三木茂毅議員。





○10番(三木茂毅議員)


 答弁でいただいたように、いろんな施策をやっていると、ほかの方面でいろいろとやっているということでございますけれども、先ほど答弁で言われましたように、2千万円ほどでできるんやと、そういうことでございますので、よく検討していただきまして、一日も早く実施できるように要望いたしまして質問を終わります。





○議長(松本義彦議員)


 ここで暫時休憩いたします。


 再開は11時といたします。





             休   憩  午前10時51分


             再   開  午前11時00分





○議長(松本義彦議員)


 休憩前に引き続き、会議を開きます。


 次に、11番今川明議員。





○11番(今川 明議員)(登壇)


 3月定例会最後の質問者となり、お疲れのことと思いますけれども、いましばらくお付き合い願いたいと思います。


 通告に基づきまして、2点について質問いたします。


 まず、平素は、市政推進にご尽力をいただいていることについて感謝申し上げます。


 質問の第1点目は、学校施設の整備についてお伺いいたします。


 学校の耐震化について、本年1月30日の新聞によりますと、平成20年4月1日現在、本市は、92棟の耐震化率は47.8%で、播但8市中下から2番目であります。文科省は、震度6強で倒壊の危険性の高いとされるIS値、0.3未満は全国で1万棟あると推定しております。この1万棟を平成23年度内に耐震化するため、文科省は、補強は従来2分の1だった補助率を3分の2へ、改築では3分の1から2分の1へと変更いたしました。残りの自治体負担分でも地方交付税が配分され、事業費全体の13%と、従来の31%から大幅に引き下げられました。


 このような条件のもと、平成21年度市政方針で、学校施設の整備では、各学校の耐震補強工事や耐震診断調査が挙がっておりますが、平成23年度までに市内各学校の耐震化は完了するのかどうかをお伺いいたします。


 その2は、市には早期の耐震診断の実施と結果を建物ごとに公表することが義務づけられ、県内では41市町中14市町が既にホームページ等で公表済みでありますが、本市では何年に公表されるのか、お伺いいたします。


 質問の第2点目は、安全・安心なまちづくりについてお伺いいたします。


 現在、日本社会は、急激な勢いで高齢化が進んでおります。空き家問題は、過疎に悩む集落だけの話ではなく、町で郊外で増え続けていただきます。国全体で659万戸、全住宅の12%が住む人がいない状態で、不審火や犯罪現場となる例も少なくありません。そこで、我がまち本市でもどれぐらいの空き家があるのか、調査されておりましたら、お伺いいたします。


 その2は、中でも市道のそばの家が古くなり、朽ちて家主はそこに住んでおられず、家主に自治会長等が連絡しても、資力がなく、生活していくのがやっとで、「私どもでは何もできませんので、どうでもしてください」との返事で、地域で処理しようにも、建物が背が高く、瓦が落ちそうで、道を歩いている人に落ちて死者でもでればと心配しているのが現状であります。


 市に連絡いたしますと、「頭上注意」の立て看板は立てていただきました。基本的には家主に責任があることはよく承知しておりますが、市道を歩いているとき事故が起きた場合、市は道義上の責任は免れないと思いますが、どう対処されるのか、お伺いいたします。


 その3は、本年2月10日の朝日新聞によりますと、税金で解体を始めたところがあると書かれておりました。本市ではどうなのか、お伺いいたします。


 その4は、空き家を解体しなくても市道を歩くのに危険な状態を解消するため、重機等の借り上げぐらいの補助金を出して自治会に依頼してはどうかと考えますが、お伺いいたします。


 その5は、現在国は、山間地や旧山間地に地域住宅交付金などの形で自治体に補助をしているが、国交省も地域を拡大できないか、また、跡地は一定期間、地域に提供してもらうことなどの条件をつけると考えておりますが、個人住宅の解体に税金を使うのに財務省が難色を示しているとのことですが、こんなときこそ市長会等で国に働きかけてはどうかと思いますが、市のお考えをお伺いいたします。


 以上でございます。





○議長(松本義彦議員)


 副教育長。





○副教育長兼教育管理部長(山村茂人君)(登壇)


 11番今川明議員のご質問のうち、1点目の学校の耐震化についてお答えいたします。


 まず1番目の学校の耐震補強工事の完了年度についてでございますが、昨年6月議会において、武内純一議員の一般質問に答弁させていただいたとおり、耐震補強工事は平成25年度完了を目指して進めておりました。ところが、昨年6月18日、地震防災対策特別措置法が改正されましたので、市内小中学校の耐震化を1年早めて、平成24年度の完成を目指しているところであります。


 議員ご質問の平成23年度までに完了するのかについては、倒壊等の危険性の高い施設について、平成20年度から24年度までの5年間で実施での計画を1年前倒しし、平成23年度での完了を目指してほしいという国の要請があり、それを受け、IS値0.3未満の建物について、平成23年度完了予定で進めております。


 次に、2番目の耐震診断の公表方法についてお答えいたします。


 市内の幼稚園、小中学校の診断状況については、本年2月の「広報たつの」に掲載させていただきました。引き続きホームページへの掲載について資料作成中であり、本年4月に公表したいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。





○議長(松本義彦議員)


 都市建設部長。





○都市建設部長(濱 光治君)(登壇)


 引き続きまして、2点目のご質問の安全・安心なまちづくり(空き家対策)についてお答えいたします。


 道路管理者は、お尋ねのような危険な建物があった場合、道路利用者の安全を図るため、道路区域外の危険物に対して、危険個所である旨を認識させるための標識またはバリケードを設置し、道路パトロールの強化や通行規制を実施をいたします。さらには、建物所有者に電話での改善の指示等を行い、事故の回避を図っているところでございます。


 次に、他市町の事例でございますが、長崎市などでは、坂道と独居老人対策として、老朽危険空き家について、土地建物の寄附を条件に除去を行っております。しかし、本市の場合、市で独自に取り壊したり、取り壊しを自治会に依頼することは簡単にできないと考えます。


 なお、空き家調査を龍野地区について、自治会と共同で実施をいたしております。危険度をA、倒壊や屋根がわらの落下等のおそれがあるもの、B、戸締まりが完備していなくて自由に出入りが可能なもの、C、危険性が低いものの3ランクに区分した調査結果を自治会に報告をし、地元で監視いただくようにお願いをいたしております。


 また、国の施策である地域住宅交付金でございますが、老朽住宅除去等事業については、過疎及び産炭地域の条件があり、たつの市は該当いたしません。しかし、これらについては、全国的に共通する問題でもございますので、今後、国や県に要望していきたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。





○議長(松本義彦議員)


 11番今川明議員。





○11番(今川 明議員)


 安全・安心なまちづくりの空き家対策について2問をいたします。


 持ち主に連絡したり、連絡を取って対策をということですけれども、現実に私の近くにそういうふうなところが1軒あるんですけれども、一度でも連絡を取られたことがあるのでしょうか。それについてお聞きします。





○議長(松本義彦議員)


 都市建設部長。





○都市建設部長(濱 光治君)


 議員さんの近くの物件のところに電話をしたか否かということでございますけれども、そこの場所に連絡というのは、直接まだしておりません。ただ、今の現状としましては、看板等を立て、パトロールもさせていただいているところでございます。





○議長(松本義彦議員)


 11番今川明議員。





○11番(今川 明議員)


 現実に私自身が子どもたちを、月に1回なんですけれども、小学校の子どもを迎えに行って、旧の公民館の場所で分かれて見ておりましたら、その下をずっと通っているんですよね。その現実を部長自身は現にその建物を見られましたんですか。それについてお伺いします。





○議長(松本義彦議員)


 都市建設部長。





○都市建設部長(濱 光治君)


 今日現在では、私は見ておりません。あとすぐ見させていただきたいと思います。





○議長(松本義彦議員)


 11番今川明議員。





○11番(今川 明議員)


 前から非常に危険だ危険だと言って地域の人たちも言っているところに、たまたま市道が通っているんですけれども、その家から大きな木が出ておりましたのは、3世代のクリーン作戦ですか、そのときに枝木をチェーンソーで切って、それは処分したんですけれども、それについては皆で話し合ったんですけれども、どうしてもできないということで、できれば、その家がどうでもしてくれとおっしゃっているんですから、ユンボでも借りて、内側へ倒せば、そういう危険性が解消できるというような話も出たんですけれども、ユンボを移動するのに結構なお金もかかるので、助成制度とか、そういうようなものを考えていただけないかというようなことが地元から出まして、頭を悩ませておるんですけれども、今危険だということで、「頭上注意」ということで、ずっと監視をついておける状態ではございませんので、その下を子どもが通りよって、頭に瓦が当たって死亡した場合、道義的な責任は免れないと思うんです。前から問題になっておるんですから。そういうふうなことについてどう考えておられるのか、部長にお聞きします。





○議長(松本義彦議員)


 都市建設部長。





○都市建設部長(濱 光治君)


 空き家につきましては、公費で個人の資産を除去するというところが非常に大きなところかと思います。他の、全国で一部の市ですが、実施していることを考えますと、やはり個人財産を公費で充てるというのは非常に難しいというところで、やはり寄附をしていただいた市有地として除去をしていくという形をとられているところがほとんどでございますので、その辺のところも検討はさせていただきたいと思いますが、今すぐ公費を投入して除去していくということは、今のところは考えておりません。





○議長(松本義彦議員)


 11番今川明議員。





○11番(今川 明議員)


 私は、別にその除去して更地にしてくれと言っておるのと違うんですわ。危険を除いてくれと、こう言っているんです。もしも私たちが、本会議でも答弁し、その上、万一不幸にも事故があった場合に市の責任は免れないと思うんです。だから、危険を除去してもらって、建物を除去して更地にしてくれとは言ってないんです。そのことについてお答え願いたいと思います。





○議長(松本義彦議員)


 都市建設部長。





○都市建設部長(濱 光治君)


 危険につきましては、市道の場合、管理上通行止めをしたりという手立てをとられていただくということになろうかと思います。





○議長(松本義彦議員)


 11番今川明議員。





○11番(今川 明議員)


 そうしたら、地域住民の納得の上で通行止め等の措置を取られるんですね。ここで答弁をしていただきたいと思います。





○議長(松本義彦議員)


 都市建設部長。





○都市建設部長(濱 光治君)


 個人財産のことでございますので、非常に難しいんですが、当然のことながら、地元の自治会さんと協議をさせていただいて、どういう形がいいものかということをまず検討する必要があるのかなというふうに思います。地元自治会のほうと協議した結果で、危険であるということで通行止めにしていくということは、今、今川議員が言われているところだけではなくほかにもございますので、その辺も踏まえて当然地元自治会と協議をさせていただきます。





○議長(松本義彦議員)


 11番今川明議員。





○11番(今川 明議員)


 そうしたら、地元にお願いして、新しい補助制度を設けるとか、そういうふうな考え方もないわけですね。新しいことに一歩踏み出してみて、たつのから発信してみようと、そういう考えはないんですね。それについてお伺いします。





○議長(松本義彦議員)


 都市建設部長。





○都市建設部長(濱 光治君)


 現時点では、先ほども申し上げましたように、他市の事例、補助制度をつくっているところも見ますと、やはり寄附という形で、建物と土地を寄附をしていただき、その後の土地については、地元できちっと管理をしていくというようなことで助成制度を持っているということでございまして、本市では、これからいろいろそういう形を研究をさせていただきたい。それから、今現時点では、やはりそれをすぐ事業化に向けてというのは、少し時間的にも時間がかかりますし、検討をさせていただきたいと思います。





○議長(松本義彦議員)


 11番今川明議員。





○11番(今川 明議員)


 危険を取り除いていただくことを要望いたしまして終わります。ありがとうございました。





                 休 会 議 決





○議長(松本義彦議員)


 以上で本日の日程は終了いたしました。


 この際、お諮りいたします。


 議事の都合のため、明日20日から23日までの間、休会いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)





○議長(松本義彦議員)


 ご異議なしと認めます。


 よって、さよう決しました。


 なお、次の本会議は、3月24日、午前10時より開議いたしますので、よろしくお願いいたします。





                 散 会 宣 告





○議長(松本義彦議員)


 本日は、これをもって散会いたします。


 ご苦労さまでした。





             散   会  午前11時20分











 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。








 平成21年3月19日








                    たつの市議会議長  松 本 義 彦





                    会議録署名議員   山 本 修 三





                    会議録署名議員   武 内 純 一