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兵庫県 たつの市

平成20年第1回たつの市議会定例会(第4日 3月19日)




平成20年第1回たつの市議会定例会(第4日 3月19日)





        平成20年第1回たつの市議会定例会議事日程(第4日)


 
                    平成20年3月19日(水)午前10時開議





1 開議宣告


  日程第1 一般質問


        発言順位及び発言者


        ? 6番 松 下 信一郎 議員


        ? 18番 松 井 重 樹 議員


        ? 21番 竹 内   豊 議員


2 休会議決(日程通告)


3 散会宣告











           会議に出席した議員





  1番 横 田   勉      2番 前 田 賢 治


  3番 山 本 修 三      4番 武 内 純 一


  5番 角 田   勝      6番 松 下 信一郎


  7番 永 富   靖      8番 小 寺 昭 男


  9番 沖 田 宏 一     10番 三 木 茂 毅


 11番 今 川   明     12番 桑 野 元 澄


 13番 栗 本 一 水     14番 岸 野 文 信


 15番 松 本 義 彦     17番 森 本 重 宣


 18番 松 井 重 樹     19番 龍 田   惇


 20番 柳 生 陽 一     21番 竹 内   豊


 22番 井 上   仁     23番 三 里 茂 一


 24番 坂 上 ? 明     25番 山 本 直 人


 26番 楠   明 廣     27番 ? 島 俊 一


 28番 前 田 守 彦





           会議に欠席した議員





          16番 岸 野   弘





           会議を早退した議員





       24番 坂 上 ? 明(15時00分)





          議事に関係した事務局職員





議会事務局長                田 渕   守


総務課課長                 丸 尾 博 則


議事課課長                 米 澤 幸 和


副主幹                   木 村 仁 美


課長補佐                  西 川   廣


主査                    梅 田 祐 子











       地方自治法第121条の規定による出席者





市長                    西 田 正 則


副市長                   八 木 捷 之


副市長                   松 尾 和 彦


調整審議監(政策担当)           中 谷 良 一


調整審議監(財政担当)           三 浦 謙 三


会計管理者                 山 村 茂 人


消防長                   森 本 忠 正


御津病院長                 木 下   修


行政改革推進室長              今 江   伸


総務部長                  山 口   昇


企画財政部長                井 村 勝 廣


市民生活部長                作 本   覚


健康福祉部長兼福祉事務所長         濱   光 治


産業部長                  酒 江   肇


都市建設部長                田 口 隆 弘


下水道部長                 山 本   実


公営企業部長                小 西 千 之


新宮総合支所長               北 林 俊 明


揖保川総合支所長              堀 本 敏 行


御津総合支所長               吉 田 末 廣


消防本部消防次長              田 口 三 好


御津病院事務局長              長 尾   孝


総務部参事兼税務課長            満 田   惠


市民生活部参事兼環境課長          谷   和 廣


都市建設部参事兼都市計画課長        丸 山 忠 勝


行政改革推進室次長             上 田 貞 美


総務課長                  井 上 彰 悟


企画課長                  石 原 和 良


広報秘書課長                坂 口 孝 志


財政課長                  永 瀬 正 人


高年福祉課長                田 中   守


健康課長                  谷 林 義 和


農林水産課長                谷 本 義 和


商工観光課長                上 西 義 弘


建設課長                  永 安   悟


赤とんぼ荘支配人              伊 藤 裕 明


志んぐ荘支配人               下 川   満


新舞子荘支配人               塚 本 清 隆


たつの消防署長               ? ? 良 三


消防本部総務課長              小 河 博 信


消防本部予防課長              岩 村 義 孝


消防本部警防課長              長 方 伸 行


教育委員長                 川 上 壽 子


教育長                   苅 尾 昌 典


副教育長兼教育事業部長           坂 本 幸 夫


教育管理部長                八 木 利 一


教育事業部参事兼社会教育課長        武 本 一 秀


新宮教育事務所長兼社会教育課長       家 氏 時 康


揖保川教育事務所長兼社会教育課長      進 藤 真 作


御津教育事務所長兼社会教育課長       松 原   強


教育管理部教育総務課長           松 田 正 義


教育管理部施設課長             竹 本 秀 基


教育管理部学校教育課長           松 尾 壮 典


教育事業部人権教育推進課長         福 田 秀 樹


教育事業部体育振興課長           腰 前   優











                 開 議 宣 告





○議長(山本直人議員)


 皆さん、おはようございます。


 ただいまより本日の会議を開きます。


 初めに、本日の出席議員数及び地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めた者の職・氏名につきまして、事務局長より報告いたします。





○議会事務局長(田渕 守君)


 命によりご報告いたします。


 まず、本日の出席議員数についてでありますが、本日ただいまの出席議員は27名でございます。


 なお、16番岸野弘議員から欠席の届け出を受けております。


 次に、地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めた者の職・氏名についてでありますが、お手元に配付いたしております名簿のとおりでありますので、ご清覧願います。


 以上でございます。





○議長(山本直人議員)


 以上で報告を終わります。


 次に、今期定例会の会議録署名議員については、3月4日の定例会第1日に、20番柳生陽一議員、21番竹内 豊議員を指名いたしておりますので、両議員、よろしくお願いいたします。





               〜日程第1 一般質問〜





○議長(山本直人議員)


 これより本日の日程に入ります。


 日程第1、一般質問を行います。


 通告により、順次質問を許します。


 初めに、6番松下信一郎議員。





○6番(松下信一郎議員)(登壇)


 通告に従って一般質問をします。


 市長は、今年度の施政方針で、市政推進の基本姿勢として、1点目に、市民と職員の自立、それともう一つ、自分を律するほうの自律。2点目に、行政改革の推進。3点目は、大型プロジェクト事業の着実な推進ということを掲げておられます。


 私は、18年度、19年度にも行政改革ということについて質問をしてまいりましたが、改革推進の決め手となる管理のサイクル、いわゆるPDCAですね、これがまだまだ不十分ではないかというふうに感じております。今回は、18、19年度で進められました行政改革の検証という意味合いで質問してみようと思います。


 この質問なんですが、私が市民の方といろいろとお話をする中で、市民の方が感じておられる疑問、思いというものに絞って今回は質問してみたいと思います。


 集中改革プランでは、54項目の取組項目が示されておりますが、一般質問の時間は限られておりますので、項目を絞ってお聞きしたいと思います。


 まず、平成18年度は検討の1年であるというふうに考える時間をとって、平成19年度から実行に移した項目の中から、項目ナンバー1の2の本庁と総合支所のあり方についてお聞きします。これは、目標は、簡素で効率的な行政機構づくりというふうになっております。それから、項目のナンバー3の9、負担金補助及び交付金の見直し。この目標は、市単独事業の10%削減というふうになっています。項目ナンバー3の16、公用車の削減及び軽自動車化。目標は、取組期間中に22台削減というふうになっております。


 次に、平成18年度から実行とそういう項目の中から、前回の一般質問でも少し触れさせていただいたんですが、項目ナンバー6の3、国民宿舎の経営改善についてお聞きしたいと思います。この目標は、一般会計からの繰り入れを縮減するということになっているんですが、皆さんご承知のとおり、平成19年度には8,200万円の繰り入れという補正予算、これが今提出されております。


 以上、4項目について、目標達成に向けてPDCAをどのように行ったのか、そして、どのような成果が得られたのか、簡潔に具体的にご説明をいただきたいというふうに思います。





○議長(山本直人議員)


 行政改革推進室長。





○行政改革推進室長(今江 伸君)(登壇)


 6番松下信一郎議員の行政改革の集中改革プランの取組項目のうち、4項目について、PDCAでどのような成果があったのかというご質問についてお答え申し上げます。


 PDCAは、計画策定から実施、検証、そして見直しのサイクルにより、設定目標を着実に実施していくための手法として掲げております。行政改革の推進に当たりましても、このPDCAサイクルをもとに不断の点検を行いつつ、健全財政の堅持に努め、必要性、妥当性、効率性の視点を基本とした行政事業の評価や事務改善に取り組んでいるところでございます。


 次に、第2点目のご質問の負担金補助及び交付金についてお答えいたします。


 まず、Pにつきましては、行政が採用すべき必要性、妥当性、効率性等を踏まえて見直しを図り、平成19年度から平成21年度までの3カ年で市単独事業の10%削減を目指し、原則として、平成19年度に5%、平成20年度に3%、平成21年度に2%という各年度の削減プランを策定しております。


 Dにつきましては、全部署に対して削減見直し方針を示し、負担金補助及び交付金に係るチェック表の提出とあわせ、部長、課長とのヒアリングを実施いたしました。


 Cにつきましては、公的関与の度合いを約550件の対象事業について、1件ごとに検査・検証しながら見直しを行い、その結果、平成19年度の当初予算については、6,100万円削減し、平成20年度当初予算に当たっては、4,300万円削減いたしております。


 Aにつきましては、今後とも関係団体の理解を得ながら、団体の運営補助金から団体が行う公益性のある事業に対する補助への転換を図るとともに、市単独の事業補助金、奨励補助金についても、その必要性、効果、コスト等を見直してまいります。何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。





○議長(山本直人議員)


 総務部長。





○総務部長(山口 昇君)(登壇)


 引き続きまして、1点目のご質問の本庁と支所のあり方に係るPDCAの実施状況及び成果についてお答えいたします。


 まず、Pは、効率的な事務執行ができ、かつ市民サービスができる限り現状維持できるような組織を目指し、平成22年4月1日までの組織機構のプランを立てております。


 Dとしては、平成19年度に支所の総務課と税務課を統合し地域振興課を、建設課と都市計画課を統合し都市建設課を設置いたしました。この機構改革で、3総合支所から本庁に35人集約し、効率的な事務執行を行いました。市としては、部長、課長等の管理職を対象とした人事ヒアリングを実施するとともに、職員の自己申告書の中で組織上の課題を調査し、本庁と支所との連携の問題点や市民サービスに低下がないかなど、検証いたしたところでございます。特に市民サービスという面では、支所周辺の住民の皆さんから支所が寂しくなったとの声はございますが、サービスが低下したという声は聞いておりません。ただ、市民擁護という点で、支所で判断できない事項が増えつつあり、本庁に問い合わせざるを得ないことから、回答に時間が要するケースがあることは事実でございます。


 Aとしては、現在の市民サービスが維持できる範囲内で、職員定員適正化計画を遵守しつつ、効率的な組織改編を進めてまいりたいと考えております。


 また、市民要望については、支所の専決事項の見直しのほか、本庁及び支所が一体となって早期回答に努めることといたします。


 なお、平成19年度の成果でございますが、職員定員適正化計画に比べ4人の前倒し削減の対18年度比12人減で、人件費は普通会計ベースで平成18年度決算と平成19年度決算見込みを比較しますと、4億4千万円程度減となる見込みでございます。何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。





○議長(山本直人議員)


 企画財政部長。





○企画財政部長(井村勝廣君)(登壇)


 引き続きまして、第3点目のご質問の公用車の削減及び軽自動車化につきましてご説明申し上げます。


 まず、Pは、公用車両の総数削減と更新時の軽自動車化で、集中改革プラン期間中は22台を削減することとしております。


 Dとしては、機構改革に伴う公用車の配置換えや廃車等を実施した結果、平成18年度に8台、平成19年度において28台、合わせて36台、合併時からでは40台を削減しております。


 なお、軽自動車化につきましては、現時点では車両総数を削減することに重点をおいているため、合併後に更新対象となりました車両につきましては、廃車もしくはリース契約を解除しておりますので、軽自動車への切り替えはありません。


 次に、Cとしては、各車両管理者から提出された運転日誌により、稼働日数及び走行距離等を確認し、利用頻度が特に低いと判断できる車両については、他の部への移管、または廃車を検討することとしております。


 Aとしては、組織、職員数、所管事務事業の状況等を確認しながら、関係部との調整協議を行い、事務に支障が生じないように公用車両を配置していく考えでございます。


 なお、平成19年度までの成果でありますが、当初の削減計画と比べ、平成18年度から削減を前倒しし、機構改革等も含め、配置換えや廃車により、約429万円の効果額を見込んでおります。


 今後におきましても行政改革に取り組み、平成20年度の新規事業であるリサイクル公用自転車を各部、総合支所に配置活用するなど、車両台数の削減に努めてまいる所存でございますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。





○議長(山本直人議員)


 公営企業部長。





○公営企業部長(小西千之君)(登壇)


 引き続きまして、第4点目、国民宿舎経営に係るPDCAの実施状況及び行政改革の取り組みの成果についてお答えいたします。


 まず、PDCAでございますが、P(計画)では、年度当初に宿泊、休憩者数、売り上げ等の数値目標を設定します。また、個別プランやイベントの収益についても予測を立てております。具体的には、平成19年度宿泊・休憩の合計利用者数を3荘全体で約30万人、売り上げ総額を約15億円と見込んでいるところでございます。


 次に、D(実行)でありますが、目標到達のために特別プランの設定や積極的な営業活動を展開しております。具体的には、3荘共通の割得プラン、連携お花見プラン、おせち料理の販売、つつじまつり、もみじまつりの開催、匠の技の料理教室等を実施いたしております。また、共通チラシの作成や3荘合同の営業活動を実施しております。


 次に、C(評価)では、全体収支や材料費比率、人件費比率等の検証はもちろんのこと、アンケートの把握、各プランの動向調査等に取り組んでおります。具体的には、毎月の関係者会議や国民宿舎経営企画委員会の開催等において、収支動向、関連指標等のチェックをしております。また、共通プランの販売に当たっては、各調理長による料理コンテストも実施いたしました。


 最後に、A(改善・見直し)でありますが、各プランの練り直し、料理の改善、新企画の構築等であり、現時点で具体的な企画としては、この3月末から国民宿舎におきまして、このたび、たつの市が日本観光協会・優秀観光地づくり会長賞を受賞したことを受け、観光都市たつののPR戦略の一つとして、各荘に観光パネルや地場産品コーナーの設置、それを活用したミニたつの学検定の実施を予定しており、さらなる集客増に努める所存でございます。


 次に、行政改革の取り組みの成果でございますが、行政改革実施計画・集中改革プランに掲げておりますように、仕入れ、調達、営業の共同化を行っており、平成19年度は、約370万円の効果額を算出しております。その内容は、燃料の仕入れの協調化や清掃経費の見直し、パンフレットの共同作成等によるものでございます。


 国民宿舎につきましては、引き続き安定経営を目指し、改善努力を続けていく所存でございますので、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。





○議長(山本直人議員)


 6番松下信一郎議員。





○6番(松下信一郎議員)


 まず、本庁と総合支所のあり方について、これは、要するに組織としては、統合できるところは統合して、人員削減にもつながったと、これはよくわかったんですが、総合支所方式ということで、現地解決型ということを掲げて合併時スタートしたんですね。ところが、総務部長がおっしゃったように、現実にはそうなっていない部分というのが発生してきて、総合支所に対する住民の不信感とまでは言いませんが、ちょっとどうなのかなという寂しい思いを持っておられるということを触れられましたが、そのことについては、今後どのように進めていこうというふうにお考えなんでしょうか。





○議長(山本直人議員)


 総務部長。





○総務部長(山口 昇君)


 まず、職員の定員適正化計画で、5年で90人以上という職員削減計画を上げておりますので、それで今ご質問のように、総合支所方式という当分の間、本庁、支所、総合支所方式で現地解決型ということで始まったということでございますけれども、組織をそういう職員の人数削減ということもあわせまして、総合支所長、また本庁の部長、担当課長によりまして集まっていただいて、進行管理の上でも現地解決型といいましても、大型プロジェクトとか、いろんな事業がございますので、進行管理、やはり管理する上においても、非常に本庁で進行管理するほうがスムーズであるという判断のもとに組織をそのように改編させていただいたということでございますので、ご理解いただきたいと思います。





○議長(山本直人議員)


 6番松下信一郎議員。





○6番(松下信一郎議員)


 そういうふうに判断して、そういう方向づけをして今進んでいるんだというふうにおっしゃったんですが、それは市民はよくわかっていないんですよ。今までと同じいわゆる総合支所方式で現地型でやっているものだというふうに市民は理解していると思うんですよ。そこの市民とのいわゆる考えの開きをやっぱり埋めていただくことを何かしていただきたいんですよ。確かに今現在、非常に行政改革ということで頑張っておられるというのは理解できるんですが、私は御津町に住んでいますので、御津町の人の意見しか聞いていませんけども、やはり支所に対しての思いというのは、本当に寂しい思いを持っておられる方というのはかなりいらっしゃるんですよ。恐らく市長もそういうことは感じておられるとは思うんですが、やっぱりその辺を埋めてあげるというかな、その辺についてどういうふうにこれから進めようと。





○議長(山本直人議員)


 市長。





○市長(西田正則君)


 今おっしゃるとおりでございますけれども、当初合併したときには、お説のように、総合支所方式で、一応従来を余り削減しないで置いておくと、徐々にこれは集約化していくということは、方針で一つ打ち立てているんです。それで、今も総務部長が言いましたように、課を2つを1つに統合したり、また、人数を若干削減し、それからその中でさらに本庁へ持ってくる、人数がこちら側はプラスになる、しかし、こっちでは定年になったら減らしていくと、本庁の場合にもかなり減らしておりますから。そういうことで、現状のままから徐々に総合支所も集約化していくと。つまり、お説の行革でございますが、組織改革、それから人数削減、そうなっていきますと、一般の市民の皆様方が、なんやだんだん人数が減ってしまった、課も少なくなった、サービスが低下しているではないか、こういう恨みがあるのでございますが、今ご指摘は、それについてこれからどうやっていくかと。これはおっしゃるとおりでございまして、十分その組織の変化につきましては、市民に周知徹底するため、例えば、まちづくりの集い懇談会等において、それから自治会長さんの会合、あるいはその他各種団体の会合におきましても、ずっとその点、今おっしゃいましたように、具体的にいろいろ説明をさせていただくと。


 それから、もう一つは、広報活動も活用させていただくと。これで、いわゆる皆さん方に変化の具体的な状況を十分お伝えしていく情報の、またご意見も賜ると、こういう機会をつくりたいと思いますので。どうもありがとうございました。





○議長(山本直人議員)


 6番松下信一郎議員。





○6番(松下信一郎議員)


 次に、補助金交付金、これについてちょっとお聞きします。


 効果が上がっているというふうにおっしゃったんですね。確かに効果が上がっていると思うんですよ。ただ、これは、要するに負担金だとか補助金だとか交付金をずっと見直すと。いつもおっしゃるのは、精査するということをよく言われるでしょう。今回、確かに予算書を見せていただきますと、補助金等はずっと軒並み減っているんです。ところが、内容を見させていただきますと、本当に精査して、今補助を受けている人たちの思いがきちっと調査された上でのカットだったんだろうかというふうに見えるんです。例えば、参考資料に補助金をずっとこういうふうになりましたと書いていますわね。19年度の予算と20年度の予算と見せていただきますと、要は金額をずっと調べますと、単純に本当に何%かずっと減らしているんですね。要は、その事業が本当に効果のあるいい事業なのかどうなのかということを調べて、そして、この事業については今までどおり補助をしていこう、この事業については削減しようというのが見えないんですよ。これ全部、十把一絡げで削減というふうにやったというふうにしか見えない予算になっているんですよ。このあたりどうなんでしょうか。





○議長(山本直人議員)


 行政改革推進室長。





○行政改革推進室長(今江 伸君)


 最初の答弁でも申し上げましたとおり、3年間で10%、この目標を何とか達成しようと。今議員がおっしゃいます中身の精査、どういう形でされたのかということだろうと思うんですけれども、初年度、それぞれ団体補助等のチェック表というものをすべてつくりました。その中で、団体の事業計画、あるいは決算書、事業報告、そういったものを全部聴取して、例えば、団体の繰越金はどれぐらいあるのか、あるいは事業内容の中で個々の会員の給付に当たるようなものがないのかどうか、食糧費等も含めて。そういう精査をしながら、目標を達成すべくチェックをかけていったということです。


 申し上げましたように、初年度は目標5%という形で設定をして、でも、中には1市3町合併しましたので、団体がまだ団体それぞれが旧の市町の単位で合併の準備段階にあるような団体もございました。そういうふうなところにつきましては、昨年度の話なんですけれども、見送りという形で、その年は理由書も出していただきまして、次の年に持っていくと。それで、本年度しましたのは、初年度5%クリアしているところについては、当初の計画どおり、20年度は3%目標でいきますよと。初年度達成できなかったところにつきましては、20年度5%、21年度5%の目標数値を持って中身を検証していきましょうということで、それぞれ1件ずつのチェックはさせていただきました。





○議長(山本直人議員)


 6番松下信一郎議員。





○6番(松下信一郎議員)


 そういうふうにやっておられるんだろうと思うんですけどね、合併したときに、地域性というものを重視して、独自性というものも今までと同じように維持できるようにやっていこうではないかというふうな話もあったんですね。この補助の中に、揖保川町のトマト塾というのがあるんですよ。これは、揖保川のトマトというのは、ブランド化していって、たつの市の誇りの一つにしようというふうにおっしゃっていましたよね。ところが、そのトマト塾の補助金というんですか、この10万円がずっと減ってきているんです。その減ったからどうということはないんですが、やっぱりそういう、市長が地域性、そしてブランド化というふうなことをおっしゃりながら、一方で補助金が削減されていると、このあたりはどうなのかなと。私自身が思うのは、一律で今まで10万出しておったけど9万しか出せんと、だからカットだというふうになっていないんですかといって聞きたいのはそのあたりなんです、そのあたりどうですか。





○議長(山本直人議員)


 行政改革推進室長。





○行政改革推進室長(今江 伸君)


 補助金の数値だけでいえばそうかもわかりませんけれども、行政の支援というものは、人の支援から側面的な支援もあると思います。それと、施政方針でもありましたように、やはり地域の市民の皆さんの自立というものも大切ではないかなと思います。ですから、補助金の額だけで市のそういった支援を図るというのは、ちょっと私はどうかなというふうに思います。





○議長(山本直人議員)


 6番松下信一郎議員。





○6番(松下信一郎議員)


 非常にいい答弁をされたと思うんですが、我々もちょっとそういうところに目を向けて見ておりますので、ひとつざっくりということだけはないように、確かに財政のことを考えたときに、いろいろと削減していかないといかんということはわかるんですが、そのあたりよく注意をしてやっていただきたいというふうに思います。


 次に、公用車、これ、私、実はわからなくて質問したんです。22台削減となっておるけれども、合併してから、要するに18年度中にずっと検討して、19年から取り組んで22台しか削減できないのかなと。効果の金額もものすごく小さい金額を書いていますね。こんなことしかできないのかなと思ったので、ちょっと質問させてもらったんです。そうしますと、今部長のお話では、もう既に平成18年度で8台、19年度で28台削減できているんや、もう22台削減ということについては達成しているんだと、今後もまたそれを削減の方向で考えていくと、そういうふうにおっしゃっていただければ、私も非常にわかりやすいんですが。逆に言ったら、この集中プランを考えられたとき、ちょっとやっぱり甘いといったら非常に失礼かと思うんですが、我々にこういうふうなことで行政改革を進めていくんだとご提示になった内容が、最初ちょっと甘過ぎたのかなというふうに思うんですよ。それで、今現在、20年度以降、これからも進めるというふうにおっしゃったんですが、大体どの程度車は削減できるというふうにお考えでしょうか。





○議長(山本直人議員)


 企画財政部長。





○企画財政部長(井村勝廣君)


 最初の計画は順次前倒しをしてやっていったということでございまして、これから今の現時点で申し上げますと、20年度と21年度におきましては、一応今のところは16台予定できると考えております。これにつきましての更新基準というのがございまして、一応購入車両は、走行距離が15万k、そして経過年数が15年以上というような基準を持っております。したがいまして、それに見合った台数を今チェックを受けておる段階で進めておりますので、ご理解賜りたいと思います。





○議長(山本直人議員)


 6番松下信一郎議員。





○6番(松下信一郎議員)


 現状の把握ということで、運転日誌をもとにしておられるということをおっしゃいましたが、私も運転日誌、何冊か見させてもらったんですけど、いわゆる稼働率というのからみれば、かなりの台数が減らすことができるのではないかなというふうに思ったんですよ。いわゆるプラン、つまり、残り20年度と21年度で16台削減するというプランを立てるときに、一番ターゲットになるのが現状の把握なんですね。このあたりを本当にシビアにやっていただきたい。ちょっと私も揖保川の総合支所と御津の総合支所のほうでちょっと聞かせていただいたんですが、確かに車の台数、総合支所も減っていますわね。今後に向けて、その運転日誌を定期的に集計して、おっしゃった稼働率とか、そういうふうなものを定期的にきちっとした数字を残そうというふうにされていますかという質問に対しては、現在のところはまだしていないと。これからは、そういうふうなことを部長のほうから指示が出てされるんだろうとは思うんですが、日誌はきちっとつけられているんですけど、やはり定期的に、指示が出たときにこの1年を集計するというのではなくて、定期的にいつも把握しておくということをやっていただきたいというふうに思うんですが、そのあたりどうでしょうか。





○議長(山本直人議員)


 企画財政部長。





○企画財政部長(井村勝廣君)


 稼働率等々の問題を今お聞きしたわけでございますけれども、今現状は、日誌というのがそれぞれ1カ月ごとに出てまいります。そうしたときに、1カ月間の走行距離がどれだけだったとかというような現状、それから運転の状況、各部、各課それぞれの状況はどうであるかということは、一応今の段階では取りまとめております。したがいまして、先ほど申し上げました、支所のほうで云々の取りまとめていないというようなことが、そういう表現がございましたけれども、我々としては取りまとめておるという状況でございます。





○議長(山本直人議員)


 6番松下信一郎議員。





○6番(松下信一郎議員)


 要するに支所とか、そういう単位でやるのではなくて全体でやるということですね。


 それでは、宿舎のことについてお聞きします。


 先ほどの答弁の中で、370万ほど経費を削減できたんですけれども、一般会計からの繰り入れを縮減するという目標をここに書かれてあるんですね。18年度も19年度も8,200万円繰り入れがあるんですね。そんなことわかっているではないかというふうにおっしゃるかもしれないんですが、ここの行政改革の目標として、繰り入れを縮減するというふうに書かれてあったら、この縮減するために何をされたのか、どんな計画を立ててどんなことをされたのかという説明が欲しいんです。


 先ほどお客さんの数、計画を立ててとかなんとかとおっしゃったんですが、それは予算書に出てきているわけですね。この予算書では、宿泊人員が7万1,213人で休憩人員が22万3,851人と、こういうふうに書かれてありますね。これは我々かていただいているのでわかるんです。19年度に、18年度の終わったときに、決算のときに私が申し上げたと思うんですが、現実には18年度は計画とした数値に遠く及ばない結果が残ったと、であるにもかかわらず、19年度はまた同じような数字を上げてきているではないかと、一体どういうことなんですかと、そういう質問をしたことを覚えておられると思うんですね。19年度の予算に対しても、これはまた、予算見込みというのがここに載っていますよね、19年度の結果見込み。それから見ますと、18年度と同じような結果、むしろ18年度より悪い結果になろうとしています。にもかかわらず、今回も同じように、予算では営業収益は15億3,964万6千円、これを計画しているんです。というふうに上げられているわけですね。それで、結果としてまたうまくいかなかったんだけど、繰り入れは今までと同じようにお願いしますと。これ、ちょっと市民としては非常に理解しにくいんです。このあたりどういうふうにお考えでしょうか。





○議長(山本直人議員)


 公営企業部長。





○公営企業部長(小西千之君)


 先ほどのただいまのご質問ですけれども、予算と比較して、結果がそのような結果になってない、であるにもかかわらず、なおかつ、19、20ともに予算編成で相当な上積みの額を編成されておるということなんですけれども、あくまでも企業会計の場合は、一般会計なんかと違いまして、公営企業法上でも明文化されているんですけれども、目標という数値の意味合いを込めた予算になっておりますので、そういうふうにしておりますので、それに限りなく近づくように努力をしていきたいと考えております。





○議長(山本直人議員)


 6番松下信一郎議員。





○6番(松下信一郎議員)


 行政改革のこういう目標に対して、今公営企業部長がおっしゃったことに対しての評価というのはどなたがされるんでしょうか。彼がこういう結果だったということに対する評価というのはどなたがされるんでしょうか。





○議長(山本直人議員)


 行政改革推進室長。





○行政改革推進室長(今江 伸君)


 評価といいますか、このプランの進行管理につきましては、それぞれの担当課が今お持ちでしょうけども、担当課というのが名記されております。その担当の部長、課長の進行について、昨年度の効果、実績についてどうだったかと、そういったヒアリング、それと、来年度に向けての当年度の取り組み状況等のヒアリングをそれぞれさせていただいております。そういう中で、評価というんですか、昨年度の実績を踏まえて、次年度に向けての本年度の取り組みをどうするかという、そういった取り組みをやっているんですけれども。





○議長(山本直人議員)


 6番松下信一郎議員。





○6番(松下信一郎議員)


 住民、我々市民が言っていることをそのままお伝えしたいと思うんですが、要するに計画を立てました、予算を立てました、それに到達しませんでした。いわばもうからないところもありました。ところが、もうかってももうからなくてもボーナスもちゃんといただける、給料もちゃんといただける。それは松下さん、おかしいのと違うんかと言われるんですね。予算書に昇給に関することがありますね。これを見せていただきますと、民間だったら、こういう具合悪い結果が出たらボーナスカットです。それで管理職手当カットです。そういうふうなことが平気で行われます。ところが、通常の人が4号級上がって、ちょっとあかんなという人が2号給なんですね。それで、ちょっと頑張ったなという人が6号給上がって、非常によく頑張ったなという人が8号給上がるんですね。そういう評価のことを書いてあるでしょう、ここには。前年度、非常に結果として余りよくなかったんですが、2号給と昇給する人が5人、4号給18人、6号給1人、8号給1人なんですね。それで、19年度、それより悪い結果が出ようとしているんです。にもかかわらず、2号給が2人、4号給が12人、6号給が4人、8号給に至っては3人、これは要するに評価の結果だと思うんですよ。市民からすると、結果は前年度よりよくない結果になろうとしているのに、昇給という一つの業務査定というところから見れば、以前よりよくなっている。これはなかなか市民としては理解できないんですよ。なぜこういうふうになってしまうのか。私は、行政改革に職員の意識改革というのはなくてはならない、これは市長もおっしゃっていますね。私もそうだと思うんですよ、ところが、業績のいかんにかかわらず、こういう結果がずっと出ていたら、職員の意識改革というのはできるでしょうか。そのあたりどうでしょうか。





○議長(山本直人議員)


 八木副市長。





○副市長(八木捷之君)


 いろいろご指示をいただいているわけなんですけれども、国民宿舎については、ちょうど自己目標といいますか、そういう目標を立ててもらって、それに対して結果どうだったという、それぞれの上司といいますか、上の者が評価していくということを進めております。それも去年、昨年度から。ですから、国民宿舎の部長級については私がやっておるわけなんですけども、去年についてどうかと、一昨年と今年とどうかということなんですが、ちょうど18年度については、国体がちょうど兵庫県であったということでして、それに関連する宿泊とか食事のそういったものが非常に多かったということです。ですから、17年度に比べて19年度はどうかということになってきますとそうもないんですが、いわばそういった特殊事情もあったということをご考慮いただければと、このように思います。それぞれに非常に頑張ってくれていると、このように判断いたしております。





○議長(山本直人議員)


 6番松下信一郎議員。





○6番(松下信一郎議員)


 それぞれに頑張ってくれとんやけど、それは私もわかるんです。ただ、私が言っているのは、そういう結果がずっと出てきたら、本当に職員の意識改革というのはできるんでしょうかと。この行政改革の集中プランというのは、市民への約束事でしょう。そうですよね。これは、市長がお示しになった、こういう約束事を守るために皆さんは行政改革に取り組んでいくんだとおっしゃっているんですね。それとは別なんだと、個々に目標を掲げたことがよくやっていたらそれなりの評価をして上げてやるんだと、それだったら、こういう項目は要らないんですよ。国民宿舎が一般会計からの繰り入れを縮減するために、みんな目標を持って頑張るんです。その結果、残念ながら出なかったんです、その結果が。では、個々の目標というのを見直さないといけないんですよ。にもかかわらず、その辺は理解せえと言われたって、なかなか理解できないんですよ。副市長がそういう意識を変革してもらわないと、これは変わりませんよ。


 私は、前回もこういうふうな、最終的にはこういうふうな結果になりそうな答えになるんですけども、副市長にどういう答弁がいただけるかわからないんですけど、私はやっぱり市長が常日ごろずっとおっしゃっていることというのが、副市長だとか、それから各部長さんだとかという方々に本当にちゃんと理解されて、日々の仕事の中で生かされているんだろうかという思いがちょくちょくするんですよ。そのあたり、市長どうですか。





○議長(山本直人議員)


 松尾副市長。





○副市長(松尾和彦君)


 今の問題でございますが、国民宿舎につきましては、新しく建て替えたと、それに対する起債の元利償還の分として、旧新宮町時代は、当初予算で1億円の繰り入れをしておったと。しかしながら、合併後、そんな当初予算から1億円決まった金を出せないと、努力せえと、努力して、そして、ほぼ数字が見えてきたときに差額分を繰り入れしようじゃないかということで補正に切り替えたということで、内部としてはそれなりの努力をしておるということでご理解をいただきたい。





○議長(山本直人議員)


 八木副市長。





○副市長(八木捷之君)


 ちょうどその今の答弁と同じ答弁なんですが、そういうことから言いますと、元利償還分を除けば若干黒字が出ていると、そのようにとらえていただきたい。





○議長(山本直人議員)


 6番松下信一郎議員。





○6番(松下信一郎議員)


 そのあたりは私も理解しているつもりなんですよ。そう言いながら、要するにここに目標として掲げて、実際に削減されていないんです、8,200万。要するにやり方はどうあろうと、結果として同じ数字を補正したんですよ。にもかかわらず、職員さんの待遇というのは、私らから見れば、非常にいい待遇になっているなというふうに思わざるを得ないんですよ。これ、後ろに私どもの同僚がたくさん控えておられますけど、同じような考えを持つのではないかと思うんですけどね。これは、私は、やっぱり行政改革に対しては、本当に職員さんの意識改革というのは非常に大切だと思いますので、このあたりは、ずっとやっていても水掛け論になると思いますので、私の方からぜひそのあたり考え方を改めていただきたいということを要望しまして、私の質問はこれで終わります。





○議長(山本直人議員)


 次に、18番松井重樹議員。





○18番(松井重樹議員)(登壇)


 失礼します。通告した3つの骨子に基づき質問いたします。


 1番、学校給食センター建設、今日までの取り組み方及び現在の認識をお尋ねします。


 1年前、手元に届いた第1次たつの市総合計画前期基本計画によれば、「既設の給食センターも含めた総合整備計画を策定し、安全で安心な給食が提供できる施設」を整備するとある。同時に配付された平成19年度から21年度第1次実施計画書23ページには、19、20、21年度にまたがり19億4,424万5千円の事業費で、「市内全小・中学校、幼稚園に安全で安心な給食を提供するため、既設の給食センターも含めた総合的な整備計画を策定し、新給食センターを建設する」と記述されている。そして、今期定例会中に配付された平成20年度から22年度第2次実施計画書24ページに、「市内全小・中学校、幼稚園に安全で安心な給食を提供するため、既設の給食センターも含めた総合的な整備計画を策定し、新給食センターを建設する」と、前年度と寸分たがわぬ事業概要が述べ立てられている中、事業費は19億5,659万8千円となり、1,235万3千円の増額がなされている。


 第1次実施計画を見て、うかつにも私は、21年度にでき上がるものと合点していた。ところが、第2次実施計画によれば、最終年度22年度にまで予算枠は及んでいる。さすれば、昨年から1年かけて、先ほど指摘した増額の1,235万3千円が執行されたというのか。


 学校給食センター建設委員会なるものがある。過去の一般質問で、私のほかにも同僚議員がこの件について質問をしたことがある。また、住民の待ち望む声をもって、教育長のもとに幾度が足も運んだ。計画は遅れているわけではないと言われる、至極順調だという認識を持っていると、のたまわれる。しかし、何の成果品も私の目元にはうつらない。何らかの成果品が、私以外の議員諸兄の手元には届けられているとも聞いたことがない。その給食を食べるというサービスを受けるはずの子ども達やその親ごさんたちにも、その経過は届いていない。だからこそ、私のところへの問い合わせが引きも切らない。


 それどころか、その給食をつくるというサービスに従事するある職員からは、少なくとも合併前なら年に1度は給食提供現場の生の声を聞いてもらえる機会があったが、合併後は一度もないと断定された。なるほど、リフトや配膳場所の位置の下見にこられ、断片的なやり取りはあったとは言う。しかし、それが情報収集と言えるのか、情報開示と言えるのか。意思の疎通を図っていると言えるのか。


 組織の職制にふされ、職務に服するは義務である。しかし、組織人といえども、人は駒ではない。まさに、事件は現場で起きている。机上ではないのだ。スタッフがラインを軽んじては、情報は集まらない。


 「観測者によって時間の進み方が異なる」という大胆な発想から、物理学の世界にコペルニクス的展開をもたらしたのは、アインシュタイン。その特殊相対性理論によらなくても、待ち人にとっては、時間の流れがどんなものであるか。誰にだって経験があるはず。


 学校給食を一体誰のために、何のために作ろうとしているのか。合併時の申し合わせによりなどというこれまで幾度か出された答弁でなら、「今」誰が望み、何が望まれているのか。その声を確かなものとして、いつ、誰が、どのように「今」受けとめているというのか。


 仄聞するところによれば、いまだ建設場所すら決まっていないという。思いあぐねていると言われるのなら、以前、例を出し提案したこともあるPFI(プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)と略され、民間資金活用と訳される手法によるコンペテーションの実施を強く迫りたい。何もかも行政自らがしようとするから、しなくてはいけないと思うから、かえって発想が硬直する。


 メソジスト協会牧師のラルフ・ソックマンはこう言った。「知識の島が大きくなるほど、不可思議の海岸線が長くなる」と。考え過ぎて袋小路に入っておられるのではないか。パラドックスに陥っているのではないですか。どうか、原点に返っていただきたい。一体誰のために学校給食をしようとするのか、何のために学校給食をしようとするのか。合併をして、学校給食があるところとないところが同じ土俵にのぼった。何が不足し、何が不満の種になっているのか。その誰かのために、どれだけ耳を寄せ、どれほど論を尽くしたのか。その何かのために、どれだけの情報を集め、どれほどの実践を試みたのか。これまでの取り組みの経緯と、現在の認識を伺いたい。


 2点目、小中一貫教育について、先ごろ発表された姫路市の取り組みについての考察を伺います。


 姫路市教育委員会は、来年度4月に白鷺中学校区で開校する小中一貫校において、中1ギャップ解消を図るために、9年間を4年・3年・2年の前期、中期、後期に分け、さらには校区外からも1クラス約30人を書類と面接で審査し、定員を超えた場合は抽選で募集すると発表しました。この他山の石をもって、我がたつの市ではどのような玉を攻むべしと考えておられるか。先ずは、その考えの有無をお聞かせ願いたい。


 3点目、施政方針からうかがえる「たつの市行政マン像」についてであります。


 来年度施政方針において開陳された市政推進の基本姿勢には、昨年度来、一般質問での論議を彷彿とさせる内容で満ちあふれ、まさに創造(クリエイト)するには、常識を疑い、論議を重ね想像(イメージ)することが必要不可欠なのだと、感じ入りました。


 自分を律し、自分で決める「自律」ができ、そして自分で立つことができる「自立」を確立する自立マン。その自立マンが、自らの存在基盤である行政にどんな息吹を注ぎ込めるでしょうか。「変化への対応」。まさに、これではないかと私は思い当たります。


 私たちは、庭木や街路樹を剪定する際に、新しい枝となるべき芽を残す。この芽が芽吹き、枝を伸ばし、花を咲かせるごとく、住民との対話から新たな発想をし、企画し、発展させる潜在力を持たせる。この芽を育てていく担い手の存在こそが「たつの市」という行政組織を継続、発展させる推進力の第一になるのではないか。予算を使い、判こを押し、情報、ノウハウを外部から得、人を管理する「待ち」の姿勢からなる型枠の決まった「規格型人間」から、変化に対応して政策や仕事の内容、仕組みを変えていく「攻め」へと行政姿勢を変える企画プランのできる「企画型人間」が、いよいよますます望まれると思い至っているわけです。市長はいかが感じておられるか、ぜひそのかざす方向を望ませていただきたい。





○議長(山本直人議員)


 ここで暫時休憩いたします。


 約10分程度の休憩で、再開は11時10分といたします。





             休   憩  午前10時57分


             再   開  午前11時10分





○議長(山本直人議員)


 休憩前に引き続き会議を開きます。


 市長。





○市長(西田正則君)(登壇)


 18番松井重樹議員のご質問のうち、3点目の「企画型行政マン」についてお答え申し上げます。


 平成20年度施政方針「市政推進の基本姿勢」の中で、自分で律する自律と自分で立つ自立について申し上げましたことは、まさしく議員のおっしゃるこれからの行政を担うのは、型にはまった、つまり規格品の規格型人間ではなく、創造するプランナー、企画型人間であることでございます。つまり、これまでのような国や県に依存する自治体から、自ら考え自ら行動を起こす自治体へ変わるために、その自治体に属する職員が自立した個性豊かな企画力のある職員に変わっていかなければなりません。そのためには、常に問題意識を持ち、問題解決には、まず現地へ行って、現地を見て、市民の生の声を聞かなければなりません。そして、その中から施策構築の宝を見つけて、それを精査分析し、施策を立案し、実践していくといった力をつけなければならないと考えております。


 これには、職員が一丸となって各職場の目標に向かって進むことができる生き生きした職場の環境づくり、職員のやる気を引き出す職場研修やカフェテリア型研修の実施、さらには、能力や業績を重視した勤務評定や目標管理制度の人事管理システムの確立が必要であると考えております。


 一方、市民の方々も主体的にまちづくりに参画していただき、住民の住民による住民のためのまちづくりを実現する必要がございます。こうしたことで、行政も市民も自分を律し、自分で決める「自律」ができ、そして自分で立つことができる「自立」を確立できるものと考えておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。


 その他の質問は、教育長、教育管理部長に答弁いたさせます。





○議長(山本直人議員)


 教育管理部長。





○教育管理部長(八木利一君)(登壇)


 引き続きまして、第1点目のご質問の学校給食センター建設計画の今日までの取り組み方及び現在の認識についてお答え申し上げます。


 学校給食につきましては、ご高承のように、合併後、新宮地区及び御津地区においてはセンター方式で、龍野地区及び揖保川地区では自校方式で実施しておりますが、龍野地区及び揖保川地区の3中学校が未実施であり、その早期実現と老朽化しつつある新宮及び御津学校給食センターの対応も含め、全市的な学校給食の実施体制を整備していくことが課題であると認識しております。それらを検討するため、平成18年度松尾副市長を委員長といたしまして、職員及び学校関係者をもって構成するたつの市学校給食センター整備基本計画検討委員会を設置し、検討を行い、同年度末に市長にその中間報告をいたしたところでございます。


 その主な内容は、当面、龍野地区及び揖保川地区を対象とした新しい学校給食センターを建設し、既存の新宮及び御津学校給食センターは存続するが、両センターの改築の時期が来れば、もう1センターを建設し、全市的で合計2センターを実施するものとするものでございます。


 19年度におきましては、この方針に沿って、新しい給食センターの建設用地の選定に鋭意進めてまいりました。しかしながら、用途地域等の規制がある中で、将来の2センター構想を考慮した位置に必要な面積の適切な用地を求めるに苦慮しているのが現状でございます。用地の位置、面積等につきましては、全市の給食センターの整備方針やセンターの規模、設備内容等に大きくかかわってきますので、それらの関係もあわせて勘案しながら検討いたしているところでございます。


 また、国や県の行財政改革などの影響により、本市の財政状況も一層厳しくなっており、財政状況を勘案しながら慎重に進めていく必要があると考えております。


 いずれにしろ、3中学校の給食早期実現という市民の要望、将来にわたって安全・安心な給食を円滑、確実に提供できる態勢を一日でも早く整備していくため、一層の努力を傾注してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。





○議長(山本直人議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)(登壇)


 引き続きまして、2点目のご質問の小中一貫教育に、先ごろ姫路市が取り組むことを表明した4・3・2制をいかように「他山の石をもって玉を攻むべし」と考えているかについてお答えいたします。


 小中一貫教育実施につきましては、以前も議員のご質問にお答えしましたとおり、現行の義務教育6・3制は、今の時代の子どもたちの心身の発達に十分に対応できないという指摘や、小学校高学年への教科担任制導入、小中を通じた継続的な生活指導など、多方面からの分析により、実施への動きが各地であることは承知しております。


 一方、6・3制は維持した上で小中学校の一貫性を図るべきであるとする見方や、義務教育9カ年の小中の区切りを見直すべきとする見解もございます。本市におきましては、これまで各小学校区、中学校区を単位とした地域コミュニティが長年にわたり形成されてきており、地域の特色ある伝統や文化、人々のつながりを重要視し、地域の子どもたちを地域ぐるみで育む学校教育を充実させているので、現在のところ導入については予定しておりません。また、他地域で実施、または実施を検討している背景には、教育的効果に加え、地理的条件や学校統廃合など、さまざまな要件が絡んでいることもあり、本市としましては、今後その動向を見ていく必要があろうかと存じます。しかしながら、現行の6・3制による小学校から中学校の移行によって生じるさまざまな問題の対処は大きな課題であります。


 中学校入学後の生徒の環境変化に起因する精神的不安定さ、とりわけ不登校生徒の増加等、いわゆる中1ギャップをなくし、小中の滑らかな接続を図るため、本市では中学校教師が校区の小学校に出向き、英語、体育、美術など、専門教科の特性を生かした授業を行ったり、小中学校の児童・生徒が合同で学習する幼小中交流確かな学力育成事業を通して交流を深めたり、小中学校の教師が互いに出向き、授業研究を通して適切な指導方法の工夫を図っております。また、小中学校の生徒指導担当教員や登校担当教員が事例研究や教育相談研修などのハートフルスクール事業を通して、児童・生徒理解を深め合うなど、学習、生活両面において、小中学校間のより円滑な連携を図っております。


 今後とも本市の地域性、独自性を考慮し、9カ年の義務教育がより充実し、一層成果が上がるよう取り組みを進めてまいりますので、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。





○議長(山本直人議員)


 18番松井重樹議員。





○18番(松井重樹議員)


 1点目から再質問させていただきますが、問題点を再確認させていただきます。


 給食施設がない学校が龍野の東、西、それから揖保川中学の3校、老朽化が進んでいるのが新宮、御津、またそれぞれあるところ、このように理解します。その上で、学校給食の功罪も再確認させていただきたい。


 まずは、本当に必要だと思われていますか、どんな理由で必要だと思われていますか。





○議長(山本直人議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)


 必要であると私どもは思っております。


 理由にしましては、やはり今日の時代、最初は学校給食というのは、ただ食べさせたらいいというねらいの学校給食でございましたが、今日の時代、学校給食法の改定も視野に入れまして、人間の生き方、大きくいえば、これでいいのだろうか、あるいは長生きするとかいうそういう健康問題も絡めまして、命の大切さ等を学習する中で、食育の重要性も今回給食面、食育のほうからも追及していく時代になってきております。そういう面からしまして、学校給食は教育活動の一環であるという大前提に立ちまして、私は必要であると考えております。





○議長(山本直人議員)


 18番松井重樹議員。





○18番(松井重樹議員)


 学校教育で必要だと思われているにもかかわらず3校にはなされていない。つまり、学校教育がそこでは施されていない、そう考えられませんか。





○議長(山本直人議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)


 今までの学校給食法は奨励法でございまして、自治体がしなければならないという法律ではございませんでした。奨励ですることが望ましいという表現があったかと思います。





○議長(山本直人議員)


 18番松井重樹議員。





○18番(松井重樹議員)


 逆に学校給食をすることで失われる、失われていくもの、そういうものがあるとお考えですか。もしおありだと思うんなら、どんなものが失われると思われますか。





○議長(山本直人議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)


 学校給食、学校においては失われるものは私はないと思います。非常にプラスになるものがあるかと思います。一部全国の中には、学校給食をどんどん進めることによって、家庭の教育力、つまり家庭で弁当をつくったり献立をつくったりする、そういう力がなくなるといったら失礼ですね、低下するとか、そういうことに携わらない人から見たら、いろんな面での力の低下はあるのではないかと言われることは承知しております。





○議長(山本直人議員)


 18番松井重樹議員。





○18番(松井重樹議員)


 給食費の滞納問題がよく報道されますが、この地は例外でしょうか。





○議長(山本直人議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)


 例外ではないと私は思っております。確かに今も何人か、あるいは金額にしてございますけども、目下、センター職員、学校職員、あるいは私どもの教育委員会職員で年度末までに努力し、確かに集金、あるいは納めていただいている例がたくさんございます。例外ではないと思います。





○議長(山本直人議員)


 18番松井重樹議員。





○18番(松井重樹議員)


 担任が徴収するのではなくてPTAに要請しているという例が今朝の新聞に掲載されていましたが、ご存じですか。





○議長(山本直人議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)


 西宮市の例でございましょうか。いろいろ教育長会でも話に出たり、あるいは我々の中でも話に出ています。知り得ております。





○議長(山本直人議員)


 18番松井重樹議員。





○18番(松井重樹議員)


 学校給食は必要だ、学校給食は教育の一環として必要だと思う。失われるものとしては、家庭的教育、つまり弁当というものの愛情、多分そういうことをおっしゃりたいんだろうと思う。もう一つ、私が学校現場のところでお聞きしたところによれば、弁当であればチャイムがなる、即座に教科書をしまって自分の弁当を出し、食べて、じゃ外で遊ぼうとかなれる。ところが学校給食になると、チャイムが終わって当番が配膳室に取りにいく。それまで生徒は動いてはいけない。配膳されたというか、弁当が配膳されているのではなくて、それを一つ一つの器に盛っていかなくてはいけない。そうなると、45分なら45分という昼食の時間としてある時間、子どもたちにとっては弁当を持ってきていたときには、弁当の時間。楽しみだけど、それは5分か10分、残りの時間は外で遊んだり、友達との遊びに交遊できた。それが給食をすることによって、いわゆる昼休みとしての休みの効果が少なくなっていることで、子どもたちがストレスを感じることがあるというふうなことを聞いたことがありますが、それは事実でしょうか。





○議長(山本直人議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)


 事実かどうかは別としまして、別というよりも、やっぱり遊びたい子どもたちは早く遊びたいということは言います。しかし、今議員がおっしゃられましたように、時間がなくなり、昼休みの時間のやっぱり活用の仕方につきましては、その学校の運営のやり方によりまして十分時間も取れると思います。


 それから、もう一つ、その配膳をすることが悪いことではなしに、配膳するときに、やはり子どもたちの、いや私はこれだけでいいんだ、あなたは今日は腹が減っている、この子は昼からも運動するんだからたくさんあげようと、器にあげようというふうに皆一律に配膳するのではなしに、そういう会話もしながら、その子との話、あるいは友達関係をつくっていく上で、これは重要な教育活動であるかもしれません。そういう面で、やはり昼の時間の給食も活用できるのではないかと私は考えております。





○議長(山本直人議員)


 18番松井重樹議員。





○18番(松井重樹議員)


 給食施設がある地域と、ない地域と。こういう先ほど一番最初に申し上げたように、同じ土俵にのぼりました。ない地域から不満が上がっているということはご承知ですか。





○議長(山本直人議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)


 不満というよりも早く何とかならないか、あるいはどこまで計画が進んでいるかということは、学校を通して聞かれたり、私どもお会いしたときに聞いた場合もあります。だから、議員が言われることについては承知しております。





○議長(山本直人議員)


 18番松井重樹議員。





○18番(松井重樹議員)


 そうすると、先ほど一番冒頭に申し上げたように、私のみならず、同僚議員も諸兄も含めて、この給食センター建設計画に対する知識は断片的なもの、しかも、それは、子どもたちにとっても親ごさんにとっても断片的だということをそのまま裏づけられる答弁だったと思うんですが、それでよろしいですね。





○議長(山本直人議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)


 断片的といいますと、我々の情報が断片的でしか出していかなかったということでしょうか。そういうふうに理解するならば、先ほど議員が質問の中でも言われましたように、もう少し今の状態を学校を通してなり、あるいは地域の皆さん方に、市民の民さん方に今の状態を流すべき、あるいは知らすべきであったと私は感じています。





○議長(山本直人議員)


 18番松井重樹議員。





○18番(松井重樹議員)


 その不満やら不安、いつできるんだろうという時期だけだとお思いでしょうか。





○議長(山本直人議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)


 時期だけではない、あるいはどんな状態の給食だろうか、そういう面も市民の皆さん方はご心配な面もあるかもしれません。





○議長(山本直人議員)


 18番松井重樹議員。





○18番(松井重樹議員)


 それに加えて、先ほど申し上げた同じ土俵にのぼって、同じ税金を払って、同じ学校教育を受けるというその中で、一方は給食というサービスが受けられ、一方はサービスが受けられない。つまり税の不公平感もある、そのようにはお聞きになっていらっしゃいませんか。





○議長(山本直人議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)


 私は、その面については聞いておりません。ただ、給食はいつできるであろうか、あるいはその地域でいつからそういうことが進んでくるんだろうか、そこは聞いておりますが、税の不公平だとか、サービスの不公平性については、私には聞こえておりません。





○議長(山本直人議員)


 18番松井重樹議員。





○18番(松井重樹議員)


 では、今申しておきます。合併をして、一方ではサービスが受けられる地域と受けられない地域がある。それに対して学校教育で必要だと思われているにもかかわらず、外から見ると、先ほど相対性理論のことを言いましたけど、待っている側からすると、いつできるかもわからない、そういう不安も今まであおってきている。これ全体は、教育だけではなくて合併そのものに対する不信感にもつながっている、このように思うんですが、市長、いかがですか。





○議長(山本直人議員)


 市長。





○市長(西田正則君)


 合併という一つの枠組みができたと、しかしながら枠組みができたならば、それのいろんな生活対応というものも支障を来すことは事実でございます。ちょうど原子の核融合みたいなもので、ここで摩擦ができて当たり前だと思うんです。ただし、今おっしゃった同じように同一で、税金を同じようにかけているのに特定のところはやってないではないかと、これは不平等だと、これはもちろん合併という行為そのものからくる時間的、今議員さんおっしゃった時間的な推移によって、だから、部長が申しましたように、今検討して、スピードが遅い早いは別として、今その途上にあるんですから、決してその目標的行為というものはそのまま突っ走っておるんですから、合併という変化に即できているところ、できないところを一緒にしようとしているんですから、これは、ただ時間の推移、その問題だけであって、考え方の上では決して特定のところがやって特定のものはやっていないというものではないというふうに考えております。





○議長(山本直人議員)


 18番松井重樹議員。





○18番(松井重樹議員)


 学校給食というのは週5日ですよね。それに春、夏、冬休みを引くと、年間に200日足らずの稼働になります。稼働率からいうと55%を切る、そういう施設なんです。稼働率が55%を切る施設を20億をかけてつくる。そのことに対して、何かつくる側にとって無理を感じていらっしゃることはありませんね。





○議長(山本直人議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)


 やはり費用対効果とか、あるいは今日の行政の中で、行革が進められている中で、むだはないかどうかということは常々考えております。やはり民間手法、あるいはいろんな議員がおっしゃいましたPFI方式だとか、そういういろんなものを研究しておりますが、やはり学校給食というのは、先ほど申しましたように、教育の一環として取り組むものでありますので、すべて民間経営するというのはいかがなものかと、そういうことは手法の中で検討しております。だから、稼働率、駆動率、いろいろ言われますけども、やはりそういう面はいろいろ考えて、一番いいやり方で本市の形をつくっていきたいと思っております。





○議長(山本直人議員)


 18番松井重樹議員。





○18番(松井重樹議員)


 そうすれば、今市民というか子どもたち、あるいはそのご父兄にとってほしいのは学校給食施設ではないんですよ、学校給食が欲しいんです。つくると、待っててくれと言ったのなら、その待っててくれということに対してどのような答え方を今までしたでしょうか。今おっしゃられたように、これまで情報開示、あるいは説明が足りなかったということは、十分理解、確認、認識していただいたと思います。今後、父兄に、スケジュールあるいはどんな問題点があるんだ、そのことについて質疑応答を受ける機会を、少なくとも龍野東、西、そして揖保川、この3中学でなされる機会を設ける気はございませんか。





○議長(山本直人議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)


 現時点での説明会とかというものは考えておりません。ただ学校で、あるいは今までのアンケート等の結果もございますので、学校を通しまして、今の段階はこうだということは申していきたいと思います。いろいろイメージしまして、ここの土地ならどうだ、ここの土地ならどうだというふうなことを討議しておりますので、そういう面もできるだけ備えて流していきたいと思います。以上です。





○議長(山本直人議員)


 18番松井重樹議員。





○18番(松井重樹議員)


 もう一遍言いますよ、施設が欲しいのではないんです、学校給食をして欲しいんです。そのための方策をどんなふうに考えたかというんです。先ほど申し上げたでしょう。思いあぐねているなら、何度も申し上げているように、PFIでやれるんです。それをプロデュースする、ディレクトする、自分で何もかもするというディレクターよりもプロデュースのほうが上なんですよ。もっとどんと腹を据えて、わからんのや、こっちもわからん、どうしたらいいかな、コンペテーションすら全国から来ますよ。その例が現にあるわけです。考えています、悩んでいます、そんなことが聞きたいのではないです。給食が欲しい、その声にどれだけ応えていくか、それだけが問題なんです。我々がすべきことは何か。いろんな方策があって考えています。考える前に始めましょうや、隗より始めようといいますから。言い出しっぺの私がそういう方法を申し上げることもできる。ほかの同僚議員だって知恵もある。繰り返します。欲しいのは給食なんです。そのためにはどうするか、何もご自分で悩まないで、うつうつと思い悩まないで、ぜひ相談事はみんなに平等に与えて一緒に考えましょう。ということで、PFIのコンペテーションをやってみる気、検討の材料として加えていただきますか。





○議長(山本直人議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)


 私どもは、とにかくしなくてはならないということは、松井議員とも同じでございます。それをいかにしていい手法で、あるいは満足してもらえる給食にできるかどうか、あるいは待ち望んでいらっしゃる、そういう市民の方々に応えるべく給食の形を考えていきたい、こういうことを考えております。以上です。





○議長(山本直人議員)


 18番松井重樹議員。





○18番(松井重樹議員)


 その給食というのが学校教育にとって必要なのだという認識の上で、次に、2つ目の質問にまたがって聞くんですけども、いわゆる私たちは、学校教育で必要だと、子どもたちにつけさせようとしているのは学歴なのでしょうか、それとも学力なのですか。





○議長(山本直人議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)


 決して学歴ではないと私は思っております。





○議長(山本直人議員)


 18番松井重樹議員。





○18番(松井重樹議員)


 昨日も同僚議員の質問に対して、答弁の中に、さまざまなボランティアも含めて子どもたちに対する教育の接し方があるんだという答弁がありました。子どもたちにとって一番必要なのは、学校という場での出会いなんですね。その出会いというのが、先ほど申し上げたように、給食があるとかないとかという偶然の産物ではなくて、そこに行けば必ず自分の探し当てているものに見つかる、そういう必然の出会いが学校には求められていると、私はそのように思うんですが、どう思われますか。





○議長(山本直人議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)


 それは、あの学校に行けば、あの先生の楽しい授業が受けられるというのも楽しみだと思いますし、あの学校へ行けば、いろんな友達もおるし、広い運動場で運動ができるという、そういう出会いも人的にもあるいは施設的にもそういう楽しみはあると思います。





○議長(山本直人議員)


 18番松井重樹議員。





○18番(松井重樹議員)


 この議場に初めて来させてもらった直後ぐらいに、テクノでいわゆる小中一貫教育校の小学校区が併設されるという話がありました。その折にどれだけの応募があるだろうかということを質問をさせていただいた折に、そこそこというような旨が私の記憶にありますが、私は、恐らく爆発的な応募があるだろうと言った記憶があります。事実、私が言ったように、相当の応募数がありました。今回、姫路で取り組むのも白鷺中学校区でのみ初めて実験的にやるわけですが、学校区外からでも来てもらえるなら、つまり何を求めているかというと、6・3制だけではなくて、もう2クラスになっている、姫路としては比較的小規模になる学校での先生たちのとの接する環境、それに加えて4年、3年、2年と分けるやり方、これがあるからこそ応募が、恐らく学校区外から求めていると言われれば、行かれるのではないかと思うんですが、どう思われますか。





○議長(山本直人議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)


 応募された理由と受けとめましたが、応募の理由につきましては、いろいろ考えましても、やはりその学校に魅力というよりも今回の場合はやはり近くだとか、あるいはこの学校に行ったらそういう教育を受けられるかなという、そういうことが私は多いように思います。何というんでしょう、やはり地域の学校が、あんな遠いところまで行かなくてもいいのではないかというような意見の方もあるように思います。やはり姫路のこの取り組みにつきましては、答弁でも申しましたように、さまざまな要因がある中で募集をするんだというのではないかなと思いますので、今議員がおっしゃられたことのみの学校創設というんですか、一貫校のつくりではないように私は思います。以上です。





○議長(山本直人議員)


 18番松井重樹議員。





○18番(松井重樹議員)


 1、2番をちょっと振り返りますが、情報公開というのは、今の行政では間違いなくやり遂げねばいけないことですね。給食ということについて、今後のスケジュールや今の問題点のあり方、少なくともそれについて、今それがない龍野東、西、揖保川で再度それを説明する、そういう機会を設ける気はあるかないか、確認させてください。





○議長(山本直人議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)


 説明の機会は、今のところ予定はしておりません。





○議長(山本直人議員)


 18番松井重樹議員。





○18番(松井重樹議員)


 する気はありますか、ないですか。





○議長(山本直人議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)


 する気というか、いろいろ心配事、あるいは問い合わせに対しては答えてどんどんいきますけども、今の状態で、うちの今の教育委員会、あるいはたつの市の状態で説明するにしたって、まだそこまでの域には達していないと思っておりますので、やりません。





○議長(山本直人議員)


 18番松井重樹議員。





○18番(松井重樹議員)


 思い悩んでいるのも、それを見せるのも教育なんですよ。市長、いいですか。先ほど型枠にはめるのを規格品だという規格だといいましたが、別の言い方をしますと、それはスタンダードナンバーですね。私は市長に、今回の質問で聞き出したかったのは、型枠ではまったものをスタンダードナンバーだというたつの市ではなくて、その情勢にあわせて幾らでも変化ができる、考え方もいつでも変えてみせる、そういうプランナーの企画を、それを持った人間がうちのたつの市の行政マンのスタンダードなんだと、こうおっしゃられる、そう考えられる、そういうお気持ちを引き出したい、かように思ったんですが、いかがですか。





○議長(山本直人議員)


 市長。





○市長(西田正則君)


 今おっしゃった意味は、いわゆるスタンダードではないんだと、別注だと、こうでしょう。それはもうごもっともな話で、議員は規格型とおっしゃいましたけどね。ただ、これは難しいところがあるんです。今日は松下議員さんからもご質問があって、ちゃんとつくっておるプラン、目標が甘いやんかい、評価の適用なり活用方法がちょっとおかしいのと違うんかいと、こうおっしゃるのもごもっともなんです。それから、昨日もいろいろ議員さんから行革のご質問でなかなかきつい、いいところを突かれる、いいところといったら失礼だけどね、おっしゃったんですけど。これ、私は2つ申し上げたいんですが、1点は、それぞれこっちにおる職員も職員そのものの素質や資質ではなしに、ずっときた日本の教育というのは画一的で硬直化して平均的でずっとやってきているんです。だから、ともかく同じ服を着て、同じものを食べて、同じ教科書でということで、それ以外のことをやったらあかんのやと、もう型にはまった超規格型の教育を受けてきているのはみんなです。それを今一気に打ち破って、クリエイトや、創造や、もっとイマジネーション、想像を持てをいったって、なかなか一気に打ち破れないという恨みもあるということは、基盤でお持ちいただきたいんです。一気にいかないということね。今まで行革なんて発想もなかったのが、財政が緊迫した、これ何年でこうなるんだ、だからこの計画でやれといったって、補助金、いよいよ切る段になると、これだけはもうちょっともうちょっとと値切って、バナナのたたき売りです、予算の最終の詰めは。そうなると、割り切りというものは非常に、これは日本人のいいところかもわかりません。だから、要は受けてきた教育が画一的で、これだったというのがそれです、小学校や中学校や高校や大学でやってきた、型にはまった人間をつくってきておいて、今やれというのは、ちょっと至難の技ではないかなというのが1点。


 それから、2つ目。これは、行政も今おっしゃっておるわけですが、PFIいかんかい、もっと発想を変えんかい、もっとぼんと投げんかいと、こう言われても、今までは高度経済成長で経済大国2位にまでなった日本です。国のほうも金が余っておったわけです。それで、2分の1補助金やる、3分の1補助金をやる、おまえら皆このメニューだぞといって国の大蔵省が発表して、次、それを受けて県が、うちもそれにちょっと付けようかといって、メニューメニュー、そうしたら市なんか何も考えないでいいんです、それこそ今の逆です。型にはまるところまでいかなくてもじっとしていてもいいわけです。3分の1、5分の4の補助金があるがや。これとこれとこれとつないで今年の重要施策をつくり上げようかと、こういう仕事をずっと長年やってきているわけです。これはもう他律というよりは棚からぼたもちが落ちてくるようなもので、まだあんたとこ、もうちょっとこの事業をやらんか、3分の2補助金があるんやでといって、実態に合うも合わないもなしにずっと押しつけられてきたのも事実です。それが若い人は別ですよ。長いこと20年も30年もやると頭ががちがちになってきて、そして今行革でしょう、新しいものの発想でしょう、それから自分で考えでしょう、実績や主体的や自立、自立どころかぺちゃっと寝たままですわ。それを自立にやれといったら、これは難しい話だから、それを今、今日みたいに言いながら、ちょっとでもちょっとでもとやってきている途上にもあるという、これは言い訳ではないんです、実態です。ほんまのことを言ったら皆笑てですわ。実際そうでっせ。だから、ここのところで、今おっしゃったあなたどない思うかとこう言われたら、先生のお考えはごもっともですと、しかし、実情はなかなか一遍に、これが物だったら、すぐ切ったり張ったり削ったりで直るんですけど、人間には非常に複雑な高度な精神活動があるので、一遍にいかないということも事実ですけど、考え方はおっしゃるとおりだけど、そういう点で価値葛藤して、ひるまずたゆまず努力をやっていこうということで、またご意見があったらおっしゃってください。





○議長(山本直人議員)


 18番松井重樹議員。





○18番(松井重樹議員)


 たまたま調べてきた論語に、ちょうど市長がおっしゃられたことかな、「子夏曰く、博く学んで篤く志し、切に問うて近く思わば、仁其の中に在り。」、何のことだというと、西に理想を追って、切実な疑問を捉えて、自身のこととして施策を凝らす。学問の目的とする仁は、その中から自然に表れてくる、こういうことをちょうどおっしゃられたのを振りかって、教育長、ぜひ待っている人がいるんですよ。心待ちに。ラブレターも書かずに僕の気持ちをわかってというテレパシーだけではいかんのですわ。ぜひラブレターを書いていただいて、気持ちの内をつらつら、その悩みをそのままぶつけてください。それが現状の気持ちです。それが一つ。


 それから、もう一つは、先ほど申し上げたように、PFIというのは、民間の今の財政が逼迫している公をいかに打破するか、ここから生まれているんです。それは何もお金だけではなくて、知識もなんですが、しかし同時に我々の理念があって動くものなんです。丸投げするわけではなくて、それをコンペテーションするということは、競い合わせて、私たちの気持ちにどれだけ通じるかということなんです。何も悪い方法じゃないんです。過去にやったことがない、このたつの市でやったことがないんならやってみればいい。その先頭のトップランナーに、プランナーにひっかけて言っているわけですけど、トップランナーに教育委員会がなって、今目指そうと、市長が目指しているんだというそのスタンダードを築き上げる。その気持ちが大事だと思うんですが、いかがですか。





○議長(山本直人議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)


 そのPFIの実施に伴いますその気持ちは、トップランナーとの気持ちは持っております。余り得意ではございませんけど、ラブレターも書いていきたいと思います。よろしくお願いします。





○議長(山本直人議員)


 18番松井重樹議員。





○18番(松井重樹議員)


 お待ちしております。





○議長(山本直人議員)


 次に、21番竹内豊議員の質問なんですが、正午を回りますが、会議を続行したいと思いますが、ご異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)





○議長(山本直人議員)


 それでは、次に、21番竹内豊議員。





○21番(竹内 豊議員)(登壇)


 本当にこのたびは、大概はもうちょっと真ん中の場で言ったことはありますけれども、一番しんがりを受け持ったのは初めてでございます。皆様方、お疲れのところと思いますけれども、よろしくお願いします。


 さて、ゆとり教育を前面に掲げ、子どもたちの学力を低下なさしめたミスターゆとり教育マンと言われ寺脇研のごぢゃな教育の方針のために、子どもたちの学力が大きく落ち、全国の子どもたちはもちろんのこと、我が県もたつの市も被害は大きくこうむったわけであります。特に広島県は被害は甚大であります。皆さん方もよくご存じのとおり、広島駅を降りますと、正面に大きなビルが2つ3つ建っています。全部河井塾の予備校でございます。要するに、あれを見て、この寺脇研は、広島へ教育長の出向で3年ほどおりまして、その間にそないなことをするんだったら高校入試を全部無試験ですればいいというふうに、いきなり大きな大鉈を振るったわけでありますけれども、その大鉈がよくいけばいいけれども、このたびのあれは、もう全部入れたのはよかったけど、出るときに、出口が広島大学へ入れるのが3人しか入れなかったと、これは大変だということで、またもとの教育方針に戻したそうであります。そういう状態でありますので、やはり教育というものは、簡単に実験してみていいか悪いかをそれから決めんかいというようなことでは、大きな将来を担う子どもたちが大きな被害をこうむるのは当然でございます。


 要するに、この河合塾の問題と正面ぶつかったのは寺脇研でありますけれども、これが自分はラサールへ行っといて、東大へ行っといて、ゆとり教育でどこでも入れると、そういうふうな簡単なのは役人のすることでございます。非常に迷惑がかかっております。そして、要するに、彼の曰くは、学校5日制にして、ゆとり教育の最大の大きな過ちは、時間もかけず努力もせず、そして力がつくという、ほんまかいなというような嘘つきをやっております。しかし、時間もかけず努力もせずに力がつくなどということは絶対にないのであります。例えば、運動能力や職業能力など軽視している最大の問題であります。例えば、国体の選手なんか、オリンピックの選手なんか、本当に死に物狂いで練習をし、運動の限りを尽くすわけでございます。それぞれの世界では、長年の経験によって導き出された適切な訓練方法、スポーツ科学などの成果に基づく適切な訓練方法を採用しておりますが、いずれにしても、反復練習による基礎的な体力づくりを適切な方の習得と技能向上に努めてあるはずであります。つまり、適切な方法、十分な時間をかけ、最大限の努力をすることがその世界で成功する条件であります。決して、学問に王道なしと言われますけれども、運動もしかりであります。要するに努力して練習しなければならない、訓練しなければならないと。そのためには、基礎学力がいずれにしても絶対でございます。この基礎学力を十分に果たしてやってこそ教師の本当の務めだと思っております。これは、現代のような知識や技術、技能の水準が高度化した社会では特に重要だと言われております。高度化した社会は、特に重要なところで、科学技術の発明、発見もさまざまな仕事の世界における技術・技能の改善も、さらに危機の打開に大きな問題を起こします。専門的技能を打ち出し、思いつきだけでできるというものではありません。特に大規模な事業展開や世界をリードするような知識・技術があればあるほどそうだと思います。


 要は、教育長にお尋ねしたいのは、教育長が本当にどこまでこの本市の生徒に基礎学力をつけるか。要するにどれだけの努力で子どもたちに運動させるかということ、本音をお聞きしたいと思います。そして、この間の全国の学力テスト、この結果の報告をよろしくお願いしたいと思います。できたら、6年生と中学3年生が受けたわけでありますけれど、西と東と、あるいはよそと比べてレベルはどの程度のものか、その結果もできればお聞きしたいと思います。


 次に、道徳教育がこのたびの基本法に大きく表に上がっております。どのような形で道徳教育ができてやっていくのかということをお聞きしたいと思います。


 以上、この2点をどうかわかりやすく、なるほどなと、2度目の質問を受けいでも済むようによろしくお願いいたします。





○議長(山本直人議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)(登壇)


 21番竹内豊議員のご質問の1点目、たつの市の児童及び生徒の学力のレベルは全国的に見てどうかについてお答えいたします。


 昨年4月24日に実施された全国学力学習状況調査で、たつの市の児童・生徒の学力は、各教科、各領域において概ね良好であり、特に国語、算数、数学ともに基礎・基本は十分に定着している結果でありました。小学校、中学校ともに基礎・基本の定着率が高いのは、少人数による個に応じた指導や、たつの市の施策である少人数学級の成果であると考えています。また、日々の継続した取り組みや夏休みの学習習慣形成のために作成している本市独自のテキスト「夏の友」による効果でもあると自負するところです。


 たつの市の児童・生徒の各教科、各領域別の平均正答率を見ると、全国的な傾向と同じく、小学校国語の読むことや算数の活用する力が、中学校では、国語、数学ともに応用力が問われる問題が弱いという分析結果が見られました。さらに、たつの市全国学力学習状況調査結果検討委員会において、児童・生徒の生活側面と学力の相関関係を総合的にクロス分析する中で、言語能力、思考力を高めるための読書指導や家庭学習習慣を定着させるために、学校と家庭が連携をより密にして生活環境を改善していくことの必要性が改めて見えてまいりました。これらに重点を置き、今後学校において指導方法の工夫改善について具体策を明確にしていく所存でございます。


 次に、ご質問2点目の老若男女を問わず、毎日のように殺人事件が絶えないのはどう思われるか。道徳教育にもっと力を入れるのが正しいのではないかについてお答えします。


 議員ご指摘にございましたとおり、新聞やニュースなどで殺人事件などが報道されるたびに心の痛む思いでございます。社会全体のモラル低下や家庭、社会の教育力の低下は、心の貧困を生み、それが子どもたちの道徳性の育成に大きく影響を与えており、倫理観や規範意識の育成など、道徳教育の一層の充実を図る必要があります。


 文部科学省では、今年度2月に新学習指導要領の改訂案を出しました。その中で、小学校では、自立心や自律性、自他の生命を尊重する心を育てるとともに、発達段階に応じて指導の重点化を図る。中学校では、自他の生命の尊重、法や決まりの意義の理解、社会の形成への主体的な参画などを学習し、道徳的な価値に基づいた人間としての生き方について考えを深めると謳っております。


 具体的には、学校において心のノートや地域教材の開発、指導資料などの教材資料を活用した週1時間の道徳教育の充実、さらに自然学校、トライやるウィークなど、子どもたちの発達段階に応じた体験活動の実施、総合的な学習の中で福祉教育の充実など、全教育活動を通して、命の大切さ、感謝、思いやり、責任感など、基本的な道徳的価値や規範意識、社会性、協調性の基本的モラルなどを身につけさせております。


 今後、学校で学んだことが子どもたちの真の生きる力として、さらに身につき実践できるよう、家庭、地域と連携を深め、心豊かな児童・生徒の育成に努めたいと存じております。


 以上、何とぞご理解賜りますようよろしくお願いいたします。





○議長(山本直人議員)


 21番竹内豊議員。





○21番(竹内 豊議員)


 教育長のお考え、十分わかりました。ただ、道徳のことですけれども、一昨年だったかな、お聞きしたときに、何かわけのわからん本で、誰が主体で誰が子どもかわからないような教育の本があったと思うんですけどね。あれを1冊もらって、それで何ぼ読んでも感謝の心がどこにもないというところ、また教育長室へ行って話をしますけども、そういうことよりも、僕はあなたは年はそんなに変わらないけれども、市長は大分変わりますね。市長のクラスでは、要するに修身というのがあったと思うんです。その修身には、何でも実際の人物を出してきて、その人の生き様のある部分を本に、いわゆる副読本にしてやると、あれを2、3冊図書館で借りたり読んだんですけども、誰にもわかりやすい、ましていわんや小学校3年生ぐらいにも十分わかる。例えば、この間、岡山の備前へ行っておりましたんですけども、そのときに「蕃山先生」という本があるんですけども、これは教育長ご存じだろうと思うんだけれども、熊沢蕃山のことなんですけども、この方が、誰か自分の先生をといってどんどんと諸国を行脚して師を求めたんですけれども、そのときの中江藤樹という滋賀県で有名な先生がおられて、そこへたどり着くまでにも、同じ宿に、その前の日に、要するに馬子がどれだけその子に教育ができているのかなと見たら、これに書いてあるには、馬子を頼み、馬に乗って京都に着いたのですが、夜になって寝ようとすると、馬の鞍につけた200両という大金を取り忘れたことに気がついた。これは主人から預かった大切なお金ですから、困り果てて首をくくって死のうかとまで思い詰めたとき、昼間雇った馬子が忘れ物だと言ってそのお金を届けてくれたそうであります。感激したその人は、お礼にお金を渡そうとしたのですが、その馬子はどうしても受け取らなかった。その理由を聞いたところが、私の村には中江藤樹という人がおられて、誠をもって身を修めよ、そして君に修に親には孝であり、貧乏だからといって生活を乱してはならない。自分が低いからといって自分を曲げてはならないと言われております。だから、あなたの礼金を受け取れば、中江藤樹先生の教えに背き、自分の両親をも欺くことになるのでと答えたそうであります。失礼やけど、この馬子さえそれだけの教育が施されるというか、そういうふうなふだんからのしつけがここでも、黙っていればわからへんのだけども、それをまた持ってくるというのは、立派な、この馬子の教えの先生は、皆さんご存じのとおり、中江藤樹、近江の聖人と言われた方でありますけれども、この話を聞いた熊沢蕃山が中江藤樹こそ自分の本当の師だと、先生だという気持ちで、どうか私を弟子にしてくださいと言って、重ね重ね言っても、どうしてもうんと言わなかった。そんなあなたを先生として私はできないというようなことでしたけれども、どうしても家の前に、門の前に座って帰らないので、その中江藤樹の奥さんが、あれだけ熱心にやっておられるんだから、それではお友達として入ってもらったらどうですかということを言って、それでようよう中へ入って、それからずっと中江藤樹先生の勉強を受けたということであります。


 この熊沢蕃山という人、思いがけないところで名前が出まして、前に九州の大分県にちょっと視察に行ったときに熊沢蕃山の名前が出てきて、何ごとかといったら、要するに今のほ場整備、昔の耕地整備の形であそこら辺、全部の指導に行っておったと、その証しがちゃんとあるんですけど、やはり、岡山の備前というと、兵庫県からものすごく近いですから、何か自分の村の自分の市の偉い先生がここにおられたんだなというふうに思いをしました。


 だから、そういうふうなわかりやすい絵、漫画、この間も、会津若松へ行っていましたときに、白虎隊がなぜあれだけのことができるのかなというような本を見たら、漫画の本があるんです。これに全部子どもの例として、10の教えとか書いてわかりやすい。やはり難しい格調の高い本だけではなしに、わかりやすく皆の目に触れるように、特に今回は道徳ということが本当にやられるのかどうかということはわかりませんけれども、基本法の後ろのほうには載っていましたけども、どうかそういうふうな形で、今の子どもたちが大人になっても青年になっても事故、大きな犯罪を起こさないように、やはりわかりやすいことでやってほしいなというふうに思います。


 それから、学力の面、やはりこのたつの市は非常にカルチャーの町でありますし、文化の兵庫県でございます。その意味でも図書館の館長をしておられた田淵俊介さんという方がいらっしゃいます、今は辞めておられますけれども、この方がこの「龍野の学び舎」という本を出しております。結構何回も読むんですけれども、その一番大事なことは、「発刊によせて」と書いてあるその横に、これは西田市長が書いておられるんですけれども、ちょっと読ませていただきますと、皆様方もご存じのとおり、「ふるさとの龍野は、幾多のすぐれた人たちを生んでいることはご存じのとおりですが、その背景には、先人たちの立派な教育があったからであります。」と書いております。「ここで思い出すのは、作家山本有三氏の戯曲「米百俵」のことであります。」これは、小泉総理大臣からも世界の何かしらのところに行ったときに話をしておられましたけれども、「越後の長岡藩は明治維新の時に官軍と戦って、三度、城下が戦場となりまして、困窮していた長岡藩へ親戚の三根山藩から米百俵が届けられました。百俵もあれば当分は飢えをしのげます。だが、時の大参事小林虎三郎は、一粒も藩士に渡さず、米百俵を売り、学校をつくることにしました。そして、非難ごうごうの中、「国漢学校」ができたのです。その学校から山本五十六海軍大将をはじめ東京帝大総長、アメリカ大使などの多くの人材が育ちました。龍野もすぐれた人材を輩出しました。長岡と同じく人づくりの土壌ができ、常々、行政に携わる者として、教育の大切さを痛感し、将来の龍野を担う人材を育成するよう市政にも生かしていきたい。」と書いておられます。


 「このたび、誇るべき龍野の文教の様子をまとめて、龍野市図書館長田淵俊介氏が「龍野の学び舎」を発刊をされました。私も地元たつのの学び舎で青春時代を過ごした一人なので、興味深く読みました。上梓にあたり、祝意を表するとともに、氏の今後のさらに活発な研究活動を期待してやみません。」と書いてあります。


 要するに僕が言いたいのは何ごとかと言ったら、これにいろんな学者が頑張った、そして世の中のために尽くしたという人の名前があります。それを漫画にして、どうか子どもたちのいわゆる歴史が非常に今少ない時間になっています。だから、この歴史の時間をつくり出すといったら、わけのわからん総合教育をやるよりも、この時間にぜひ歴史時間をとって人物から入っていくと、なるほどな、たつのにはこんな立派な人がおったんだなあということで、次から次とやろうと思うんです。だから、そういうふうな形で難しい切り詰めたようなやり方をせずに、どうか教育、歴史時間というものをこれからも、まず一番言いたいのは、ゆとり教育はバツですね、それから、その次に総合教育の中でそういうことを入れて、地元の自分の村の自分の市の輩出したすばらしい人材の勉強から入るということはいかがでしょうか。それだけお聞きしたいんです。





○議長(山本直人議員)


 教育長。





○教育長(苅尾昌典君)


 何点か言われました中で、まず「脱ゆとり」ということについてでございますけれども、竹内議員がおっしゃいますように、やっぱり反復学習が私は必要だと思います。それから、特に低学年では反復反復をさせて、そのための時間はとる必要があると思いますし、それから、先ほども申しました応用力に欠けていることもございますので、応用力を考えさせる時間もやっぱり確保しなければいけないと。そういうことで、やっぱり「脱ゆとり」というよりも、時間数については、やはりそういう反復練習の時間にもどんどん時間をかけていきたい、こういうふうに思っております。


 それから、教材科についてですけども、地元の教材から開発というのは、ちょっとここへ資料を持ってきました。地域教材の開発、道徳教育の中であります。その中に、神岡の例も上がっております。「三切地蔵」の話が地元の先生方によって、これは低学年の教科として、教材として兵庫県各地で使われております。特に本市にとりましても、これは全先生方にうちから出た教材だとして活用を願っているところでございます。


 もう一点、伝記だとかいろんなことでございますけれども、三木清の私たち、「明日の文化賞」という作文コンクールをしておるわけですけども、これをもっと全県に広げて、三木清の生き様とか、あるいは思想とか、そういう勉強する機会をもっと持ってもらおうということで、今年は全県下に募集をかけていきたいと、こういうふうに思っております。


 いずれにしましても、道徳教育は、今年は推進教員、中心になる教員を配置し、感動的な教材、あるいは今言われました伝記の教材科の工夫、例えば、新宮町で活躍しました大上宇市の漫画家もございます。ああいう例をあげながら道徳教育を推進したい、そういう私の気持ちでございます。以上です。





○議長(山本直人議員)


 21番竹内豊議員。





○21番(竹内 豊議員)


 終わります。





                 休 会 議 決





○議長(山本直人議員)


 以上で本日の日程は終了いたしました。


 この際、お諮りいたします。


 議事の都合のため、明日20日より24日まで休会いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)





○議長(山本直人議員)


 ご異議なしと認めます。


 よって、さよう決しました。


 なお、次の本会議は、3月25日午前10時より開議いたしますので、よろしくお願いいたします。





                 散 会 宣 告





○議長(山本直人議員)


 本日は、これをもって散会いたします。


 お疲れさまでした。





             散   会  午後12時14分











 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。








 平成20年3月19日








                    たつの市議会議長  山 本 直 人





                    会議録署名議員   柳 生 陽 一





                    会議録署名議員   竹 内   豊