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兵庫県 加東市

平成20年 9月 第 16回定例会 09月25日−03号




平成20年 9月 第 16回定例会 − 09月25日−03号







平成20年 9月 第 16回定例会



  ┌───────────────────────────┐

  │会議録第45号                     │

  │      第16回(定例)加東市議会会議録      │

  │              平成20年9月25日(第3日)│

  │                  開議 午前9時30分│

  └───────────────────────────┘



1 議事日程

  第1 第64、65、66号議案 一括上程

     委員会報告 産業建設常任委員会委員長 村 岡   実

     委員長報告に対する質疑、討論、採決

     (1)第64号議案 加東市下水道条例の一部を改正する条例制定の件

     (2)第65号議案 加東市生活排水処理施設条例の一部を改正する条例制定の件

     (3)第66号議案 加東市給水条例の一部を改正する条例制定の件

  第2 認定第1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11号 一括上程

     委員会報告 決算特別委員会委員長 長谷川 勝 己

     委員長報告に対する質疑、各議案ごとに討論、採決

     (1)認定第1号 平成19年度加東市一般会計決算の認定の件

     (2)認定第2号 平成19年度加東市国民健康保険特別会計決算の認定の件

     (3)認定第3号 平成19年度加東市老人保健特別会計決算の認定の件

     (4)認定第4号 平成19年度加東市介護保険保険事業特別会計決算の認定の件

     (5)認定第5号 平成19年度加東市介護保険サービス事業特別会計決算の認定の件

     (6)認定第6号 平成19年度加東市診療所特別会計決算の認定の件

     (7)認定第7号 平成19年度加東市下水道事業特別会計決算の認定の件

     (8)認定第8号 平成19年度加東市農業集落排水事業特別会計決算の認定の件

     (9)認定第9号 平成19年度加東市コミュニティ・プラント事業特別会計決算の認定の件

     (10)認定第10号 平成19年度加東市水道事業会計決算の認定の件

     (11)認定第11号 平成19年度加東市病院事業会計決算の認定の件

  第3 請願第20−1号 自主共済制度の保険業法適用見直しを求める請願書

     委員会報告 厚生常任委員会委員長 藤 田 靖 夫

     委員長報告に対する質疑、討論、採決

     日程追加 意見書案第3号 自主共済制度の保険業法の適用見直しを求める意見書

  第4 意見書案第2号 消費者金融会社等に対する金融庁の適切な指導を求める意見書

  第5 同意第3号 人権擁護委員の推薦の件

  第6 同意第4号 人権擁護委員の推薦の件

  第7 議員派遣の件

  第8 委員会の閉会中の継続調査の件



2 会議に付した事件

  議事日程どおり



3 出席議員(20名)

      1番  小 川 忠 市 君

      2番  小 紫 泰 良 君

      3番  磯 貝 邦 夫 君

      4番  藤 尾   潔 君

      5番  安 田   朗 君

      6番  長谷川 勝 己 君

      7番  藤 原 文 悟 君

      8番  羽 野   奨 君

      9番  桑 村 繁 則 君

      10番  丸 山 武 彦 君

      11番  山 本 通 廣 君

      12番  二 階 一 夫 君

      13番  井 上 茂 和 君

      14番  藤 田 靖 夫 君

      15番  志 方   勉 君

      16番  松 本   学 君

      17番  橋 本 嘉 郎 君

      18番  井 上 寿 弘 君

      19番  上 月   清 君

      20番  村 岡   実 君



4 欠席議員(なし)



5 欠員(なし)



6 説明のため出席した理事者(16名)

     市長          山 本 廣 一 君

     副市長         小 池   敏 君

     副市長         安 田 正 義 君

     技監          沼 田 義 治 君

     総務部長        山 田 義 人 君

     総務部財政課長     中 村   勇 君

     市民生活部長      友 藤 文 明 君

     福祉部長        森 下 幸 子 君

     保健介護部長      岡 井 正 善 君

     経済部長        神 戸 洋 一 君

     上下水道部長      石 井   保 君

     病院事務局長      松 井   敏 君

     消防長         藤 田 久 夫 君

     会計管理者       竹 下 温 雄 君

     教育長         増 田 種 男 君

     教育部長        井 上   守 君



7 出席事務局職員(3名)

     事務局長        吉 田 道 憲

     次長          鈴 木 昌 人

     主幹          壷 井 初 美







        〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜



△開議宣告



○議長(井上茂和君) おはようございます。ただいまの議員の出席数は20名です。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。

 これより本日の会議を開きます。



△日程第1 第64、65、66号議案 一括上程



○議長(井上茂和君) 日程第1、第64号議案、第65号議案及び第66号議案を一括議題といたします。

 上程議案について、産業建設常任委員会委員長 村岡 実君の報告を求めます。

 20番村岡 実君。

              〔20番 村岡 実君登壇〕



◆20番(村岡実君) 議長の指名によりまして、産業建設常任委員会委員長報告をいたします。

 平成20年9月3日、第16回加東市議会定例会の本会議において付託されました第64号議案 加東市下水道条例の一部を改正する条例制定の件、第65号議案 加東市生活排水処理施設条例の一部を改正する条例制定の件及び第66号議案 加東市給水条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、お手元に委員会審査報告書の写しが配付されておりますが、9月9日に委員会を開催し、委員全員出席のもと鋭意審査を行いました経過並びにその結果について御報告申し上げます。

 まず、議案の内容でありますが、既に本会議において提案説明がなされておりますので、省略をさせていただきます。

 次に、審査の過程で委員各位より出されました質疑、意見とその答弁については、特に論議が集中いたしました事項を中心に御報告申し上げます。

 初めに、市長より、合併から10年を経過すると交付税が減額され、加東市の場合、合併11年目から5年間で2億円ずつ削減され、最終的に10億円が減額される。この交付税10億円を補うためには、40億円の増収を図らなければならず、負担の見直しが避けられない状況にあるとの報告を受けました。その後、使用形態別の下水道使用料、水道料金について、現行料金、改正後料金、また近隣市との比較について、資料に基づき説明があり、今回の改正により、加東市の上下水道料金は、北播5市で2、3番目の負担水準となり、加東市の平均的な世帯である4人、水道月使用量28立方メートルの世帯の場合、6.53%、568円の引き上げとなり、三木市、西脇市と同程度となるとの報告を受けました。

 まず、第64号議案、第65号議案について、委員より、下水道使用料は、東条地域が4割程度高かったが、合併時の調整により、社、滝野地域の低い料金体系に統一された。合併後2年余りで下水道使用料を40%引き上げることについて、合併効果に疑問を持つ声があるが、今回の改正の根拠は旧東条町の料金をもとにしているのかとの質疑に対し、加東市の下水道使用料は全国的に見ても低い水準にあり、圧倒的に収入が不足している下水道事業会計の状況から、一定の値上げは避けられない状況で、国へ提出した経営健全化計画では、平成21年度に40%、平成24年度に40%と段階的に引き上げ、最終的に使用料を倍とすることを報告しているが、これが現実的でないことは十分認識しており、当面40%の引き上げを行い、経営状況を見きわめながら、また一般会計の状況等も勘案し、再度の引き上げとその引き上げ幅についても検討したいとの答弁がありました。

 次に、現在原油価格の高騰等により市民の暮らしは厳しい状況にあることから、引き上げ幅を小さくできないのかとの意見に対し、下水道使用料は40%引き上げるが、同時に、高水準にある水道料金を7.5%引き下げることで、上下水道を利用される一般家庭の場合、6ないし7%の値上げでおさまるようにしており、これは市長の命により、下水道使用料の引き上げ分を水道料金の引き下げで圧縮したもので、御理解いただきたいとの説明がありました。

 次に、近隣市の状況について説明を求めたところ、下水道使用料については、加古川上流流域下水道の関連から、当初は三木市、小野市、加西市、加東市はほぼ同一料金となっていた。現在まで料金改定を行っていないのは小野市と加東市のみであり、加西市では、平成14年に料金改定を行い、さらに本年4月に再度料金改定を行っている。加東市は、本改正により三木市、西脇市と同程度の下水道使用料となるとの説明がありました。

 次に、第66号議案 加東市給水条例の一部を改正する条例制定の件について、委員より、昨年度策定された水道事業経営健全化計画には、水道料金の引き下げは盛り込まれておらず、水道料金については「現行の料金水準を維持していく」とあるとの指摘に対し、計画策定時においては引き下げを予定していなかったが、水道事業は2年連続で1億円以上の純利益を上げていることから、下水道使用料の引き上げによる市民負担をできるだけ小さくする方法を検討する中で決定したものであるとの説明がありました。

 また、下水道使用料を引き上げながら水道料金を引き下げることについて、繰上償還に影響が出るのではないかとの質疑については、繰上償還については、市の公債費による財政負担の程度を示す実質公債費比率が18%以上の自治体に与えられた特典であり、水道事業は黒字であるが、加東市に与えられたもので問題ないと考えるとの答弁がありました。

 水道事業では、留保資金を約23億円保有しているため、償還金については借りかえをせず、すべて一括償還する予定で、これにより1億円以上の利息の支払いが免除されるとの説明がありました。

 次に、口径13?と口径20?の料金体系を統合する理由として「近年、一般住宅の給水管は口径20?が主流となっている」としていることから、その割合について質問したところ、契約のシェアは、口径13?が74.8%、口径20?が18.7%との答弁に対し、それでは口径20?が主流とは言えないのではないかとの委員の指摘について、新築住宅の屋内配管工事では口径20?の配管が主流となっているとの説明がありました。

 次に、委員より、本改正により、口径13?と口径20?の水道料金は同額となるが、加入分担金についての対応を確認したところ、今回は水道料金のみ改定するもので、加入分担金についてはこれまでどおり、消費税込みで口径13?は8万4,000円、口径20?は18万9,000円で、現在口径13?の契約者が口径20?に変更する場合は、差額を徴収するとの説明がありました。

 委員会では、本会議初日の提案説明、委員会審査の答弁の中で、下水道使用料については40%の引き上げを2段階で実施し、最終的に下水道使用料を2倍にするという経営健全化計画について説明があったが、第64号議案、第65号議案の下水道使用料の改定については、あくまでも現行使用料の40%の引き上げを提案するもので、将来の引き上げまで担保するものではないことを理事者に対し確認するとともに、現在の加東市の財政状況、将来の交付税削減への対応として、市民負担の見直しは避けられない状況にあることについて認識を一つにいたしました。

 以上が委員会での審査の概要であります。

 次に、表決の結果でありますが、第64号議案 加東市下水道条例の一部を改正する条例制定の件、第65号議案 加東市生活排水処理施設条例の一部を改正する条例制定の件及び第66号議案 加東市給水条例の一部を改正する条例制定の件は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 何とぞ議員各位におかれましては、当委員会の決定のとおりに御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、産業建設常任委員会の審査報告を終わります。ありがとうございました。



○議長(井上茂和君) 産業建設常任委員会委員長報告が終わりました。

 これから委員長報告に対する質疑を行います。

 小川君。



◆1番(小川忠市君) ただいま委員長報告を聞かせていただいたんですけれども、要は、結局負担になるのは市民の方だと思うんですけども、その市民に対する周知徹底、どのようにこの状況を説明して、理解をしていただくかということを産業建設常任委員会のほうで議論されたかどうかを確認したいと思います。



○議長(井上茂和君) 村岡君。

              〔20番 村岡 実君登壇〕



◆20番(村岡実君) 小川議員の御質問にお答えいたしたいと思います。

 市民の立場云々ということでありますけれども、小川議員も委員会を傍聴にお越しでございましたね。それで、大枠のことは御承知かと思うんですけれども、この住民の立場というか、市民の立場云々ということについては、各委員の中からの意見、質問、そういったものはなかったように思います。

              (1番小川忠市君「周知徹底のこと、市民への周知徹底について」と呼ぶ)



○議長(井上茂和君) 市民にどう周知徹底していくかという議論と、そういうことですね。住民に対しての啓蒙の仕方ということについて。



◆20番(村岡実君) 啓蒙の問題については、各委員からはありませんでした。



○議長(井上茂和君) ほかに。

 磯貝君。



◆3番(磯貝邦夫君) この第64号議案、第65号議案に対しまして質問させていただきます。

 これは、たまたまこの9月議会で初めて上程、石井上下水道部長より説明がありました。本来これだけの、40%からの値上げでありますと、さまざまな加東市が抱える今後の財政事情等々、そこらのところはおおむね了承しておりますが、この40%値上げということについての提案につきましては、なぜこの平成20年度当初の予算、例えば4月ごろにそういう説明ができなかったのか、この9月になって初めて出てきたいきさつ、経緯について1点お尋ねしたく思います。

 2点目としましては、同じく9月3日の定例会第1日目、石井上下水道部長が言われたとおり、なぜこの9月議会に提案されて、遅くとも12月議会にはひとつ採決、いい方向での採決、議決をいただけるようにという文言がございました。そういう言葉が執行者側からあったにもかかわらず、この9月議会でこれを決定せざるを得ないのか、また先ほど小川議員が言われましたように、十分な市民に対してこのいきさつ、コンセンサス、合意が得られるだけの執行者側としての努力、そういうものを検証していくのも議員の仕事ではないかと思います。

 この2点についてお答えください。

 以上です。



○議長(井上茂和君) 今の質問は、委員長に対しての、議論があったかどうかという話になりますね。

 村岡君。

              〔20番 村岡 実君登壇〕



◆20番(村岡実君) ただいまの磯貝議員の質問にお答えをしたいと思います。

 一番結論からいいますと、この委員長報告をいたしましたように、第64号議案、第65号議案の下水道料金の改正につきましては、あくまでも現行使用料の40%の引き上げを提案するもので、将来の引き上げまで担保するものではないと、こういうことを理事者に確認をしたところまでは委員会として審査をしたわけでございまして、ただいま御質問をいただきました2点の点については論議は及ばなかったということであります。



○議長(井上茂和君) ほかに。

 桑村君。



◆9番(桑村繁則君) 少し聞いているのは、僕が間違っているかもわかりませんけれども、もう一度確認したいんですけれども、3年後に40%引き上げるとはわからない、またあやふやな回答、その回答をもう一度はっきりと教えていただきたい。



○議長(井上茂和君) 村岡君。

              〔20番 村岡 実君登壇〕



◆20番(村岡実君) 桑村議員の質問にお答えしたいと思います。

 ここに委員会の記録があるんですけれど、それで所管委員会の委員から論議、質疑等が出ていない分を私が委員長の責任でお答えをするということはできませんので、それでその点は、前段、磯貝議員の質問にもお答えいたしましたように、産業建設常任委員会の記録の中で、3年後にはどういうことだとか、ああいうことだとかという中身については……

              (9番桑村繁則君「理事者側の答弁で」と呼ぶ)

 理事者側の答弁ですか。

              (9番桑村繁則君「質問はなかったということですか」と呼ぶ)

 そういった審議、審査の質問は、将来倍々ゲームのような形のものは意見としてはありましたけれども、委員長として、最終段階の質問の中で、それは今回の議題の中に包含されている中身を審査したのでございますから、将来のことを論議するということは議題外に及びますので、その点については、締めくくりの中でそれはしない。委員会としては、現行出されております40%引き上げの案件と水道料金とを併合した、一方は値上げする、水道料金は値下げをする、そういった点について勘案した答弁をいただきましたけれども、委員長報告の最終に申し上げたとおりでございまして、何年後とか、将来の方向性については論議はありませんでした。



○議長(井上茂和君) これで質疑を打ち切ります。

 これから、各議案ごとに討論、採決を行います。

 初めに、第64号議案 加東市下水道条例の一部を改正する条例制定の件の討論を行います。

 まず、原案に反対者の発言を許します。

 磯貝君。

              〔3番 磯貝邦夫君登壇〕



◆3番(磯貝邦夫君) 第64号議案に対しまして反対の立場で討論に参加させていただきます。

 先ほど質疑もさせていただきましたが、当然市の財政事情等々は理解しているつもりでおりますが、まだまだ市民に対してどういう説明を、十分納得のいく説明を執行者側がどうやっていくのか、それを検証していくのは、議会として、議員としての責任であると考えます。

 また、石井上下水道部長が9月3日にも申されたとおり、この9月議会で議決をいただくような気はないような発言をされました。当然12月議会には、できましたら採決していただき、議決をいただき、4月1日から施行していきたいと、そういう旨の発言がございました。十分12月までの、次の議会までに、執行者側が市民に対してどのような方法で周知徹底、市の今のこの40%値上げに対しての理解を求めていく、そういう努力をなさるのか、それを十分見きわめた上で12月議会に新たに判断していってもいいのではないかと、そういう立場で、私は今回の採決につきましては反対の姿勢を示させていただきます。

 議員各位におかれましては、何とぞ御理解のほど賜りまして、支持していただきますようお願い申し上げます。

 以上で終わります。



○議長(井上茂和君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。

 小川君。

              〔1番 小川忠市君登壇〕



◆1番(小川忠市君) 失礼いたします。私は、第64号議案 加東市下水道条例の一部を改正する条例制定の件に対し、賛成の立場で討論いたします。

 現在、加東市においては、一般会計から下水道事業会計への繰出金は、平成19年度決算において、総額で約19億7,000万円を超える繰り出しを行っております。その内訳は、下水道事業特別会計へ土木費から13億9,000万円弱、農業集落排水事業特別会計へは3億3,500万円強、コミュニティ・プラント事業特別会計へは2億5,000万円弱との内訳となっております。

 ただいま村岡委員長より報告もございましたが、合併10年を過ぎると、その合併の特例がなくなり、その後5年間で毎年2億円ずつ、合計10億円の交付税がカットされるのも決定を見ているところであります。そのために、将来的には、この一般会計からの下水道事業会計への繰出金が大きな負担となってくることは目に見えております。また、借金返済に当たる公債費が、3会計合わせ約23億4,000万円に上っております。これは、各事業の支出総額の平均約84.0%を占めており、現在の使用料金等では全く賄えない状況であります。今回の値上げでも、この状態は解消しませんが、将来的な財政状況を考えると、大変心苦しいのではありますが、市民の皆様にも協力をいただくのはいたし方ないものと考えます。

 また、後ほど提案されます第66号議案、水道料金の値下げと合わせ、平均的な家庭で約568円、6.5%ぐらいの値上げとなり、将来的な状況を考えると、市民の皆様に負担をお願いする金額としてはいたし方ないものと考えます。

 しかし、結局は負担増になるのは市民の皆さんです。合併しても何にも効果がないとの不満もよく耳にします。我々議員など、これにかかわっている者は、事情説明等を聞き、値上げの意味等は理解できたつもりでございます。世間では値上げラッシュが続く中、市民の皆様にはこの値上げというのはなかなか理解できないでしょう。行政におかれては、各地区において説明会等を開催されるなど、市民の皆様にこの状況を詳しく、丁寧に説明され、そして市民の皆様が、そんなことであれば仕方ないなと理解され、納得されるような周知徹底を強く強く求めまして、第64号議案に対する賛成討論といたします。

 議員各位におかれましては、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げまして、私の賛成討論といたします。ありがとうございました。



○議長(井上茂和君) 次に、原案に反対者の発言を許します。

              (「なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) ほかにありませんか。

 志方君。

              〔15番 志方 勉君登壇〕



◆15番(志方勉君) 失礼します。私は、第64号議案 加東市下水道条例の一部を改正する条例制定の件について、賛成の立場で討論に参加したいと思います。

 下水道使用料など公共料金は、市民の立場からいえば、低いほどよいに決まっております。しかし、下水道事業会計は、これまでの建設のための借入金未償還元金が、平成19年9月末日現在で約263億円で、市全体の60%近くにもなっております。このため、利息と合わせ、毎年度巨額の償還が必要となっております。

 また、合併時に低い町の料金体系に合わせたことから、使用料は管理費程度の費用しか賄っておらず、厳しい経営状況となっており、一般会計からの多額の基準外繰入金に頼っており、早期の下水道事業の経営改革とともに、市の財政健全化を目指すことが必要となっております。この財政健全化の努力次第では、市の主要財源である地方交付税などにも影響があるとも言われております。

 また、先般市長から説明もありました合併後10年間、いわゆるあと7年もすれば、地方交付税が逐次減額されます。

 このたび、後で提案されます水道料金とあわせまして、上水道料金は引き下げになるわけでございますが、上水道の立米当たり単価が高いために、合算の引き上げ率が、一般家庭では6%から7%台程度の引き上げ率となり、下水道事業会計及び一般会計の現状から見て、引き上げはやむを得ないと考えております。

 今後は、市当局の市民への十分な説明をあわせてお願いし、賛成討論といたします。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。



○議長(井上茂和君) 藤尾君。

              〔4番 藤尾 潔君登壇〕



◆4番(藤尾潔君) 賛成が続きますので、2点だけ指摘したいことを述べまして賛成の討論にしたいと思います。

 まず1点ですが、そもそも、まずなぜ今の下水道料金が決められたのか、これは旧社町では平成3年の9月議会に現在の料金が決められております。そのときの議事録を見せていただきましたところ、現在の料金は、当初は稼働率が低いため料金が高くなりますと、そのために本来の料金であるべき分の半分を税金で見ますということで、そういうことで料金設定をしたということの説明がなされておりました。

 我々が議論しているところが、そもそもちょっとずれていたのではないかと。現在赤字だからどう対応するかというところではなくて、そもそも一番初めに、半分は当分の間、つまり市内全域に下水道が整備されるまでの間、半額は税金で当面の間見ますよというところをもとに設定してあったんだということをまず確認をしたいというふうに思います。そういうことからすれば、ある程度はやむを得ない部分があるのではないかなというふうに考えます。

 それからもう一点、今、確かにそういう筋論で言えばそういうことになりますけれども、市民の皆さんに負担をお願いすることは確かです。周知徹底といった観点もありますけれども、今回値上げされた料金につきまして、やはり一般会計のほうは少し助かるわけですけれども、そのお金についても、やっぱり市民の皆さんからいただいたお金ということで、大切に使うというその観点を忘れずに行政運営に当たっていただきたいということを申し述べまして、賛成討論にしたいと思います。

 以上です。



○議長(井上茂和君) ほかにないようですので、これで討論を終わります。

 これから第64号議案 加東市下水道条例の一部を改正する条例制定の件を採決いたします。

 本案に対する産業建設常任委員会委員長報告は原案可決です。

 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

              (起 立 多 数)



○議長(井上茂和君) 起立多数。

 したがって、本案は委員長報告のとおり可決されました。

 次に、第65号議案 加東市生活排水処理施設条例の一部を改正する条例制定の件の討論を行います。

 まず、原案に反対者の発言を許します。

 磯貝君。

              〔3番 磯貝邦夫君登壇〕



◆3番(磯貝邦夫君) 第65号議案に反対の立場で討論に参加いたします。

 先ほども述べましたように、この40%という数値がはっきり示しております。今麻生内閣がスタートしまして、この消費税にいたしましても、わずかなパーセンテージで消費税を3年据え置きと、そういう形で態度をあらわしております。

 この40%という数字がいかに大きなものであるか、市民の目線からすれば、けんげんがくがくたるお話がたくさん私の耳に飛び込んでまいります。そういうところからいきますのがまず1点。

 それと、あと2点目としましては、この財政健全化、例えば集中改革プラン、これまでいろいろ発表されている中で、実際具体的にどういう事柄が実現していっているのか、本当に行政として無駄な点、大いに行財政改革の成果がどれだけあらわれているのか、そこらを市民としては当然見ておられるわけです。そういう点からいきまして、この第65号議案に関しましては、上水道が値下げになるから、差し引き合わせたら6.何%とか、負担率は少ないとか、そういう言葉の、私から言いましたらまやかし的な言葉だと、数字だと思います。この40%という大きな率に対しまして、市民からは本当に怒りを持っての発言をたくさんいただいております。そういう点からいきましたら、当然この9月議会で採決をして決めてしまうというふうなことは横暴ではないか、乱暴ではないか、私はそういう観点から反対の立場で参加させていただきました。

 議員皆様におかれましては、市民の目線に立ってひとつ考えていただけたら幸いだなと思います。

 以上です。



○議長(井上茂和君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。

              (「なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) ほかにありませんか。

              (「なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) それでは、これで討論を終わります。

 これから第65号議案 加東市生活排水処理施設条例の一部を改正する条例制定の件を採決いたします。

 本案に対する産業建設常任委員会委員長報告は原案可決です。

 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

              (起 立 多 数)



○議長(井上茂和君) 起立多数。

 したがって、本案は委員長報告のとおり可決されました。

 次に、第66号議案 加東市給水条例の一部を改正する条例制定の件の討論を行います。

 まず、原案に反対者の発言を許します。

              (「なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。

              (「なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) これで討論を終わります。

 これから第66号議案 加東市給水条例の一部を改正する条例制定の件を採決いたします。

 本案に対する産業建設常任委員会委員長報告は原案可決です。

 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

              (起 立 全 員)



○議長(井上茂和君) 起立全員。

 したがって、本案は委員長報告のとおり可決されました。



△日程第2 認定第1号ないし認定第11号 一括上程



○議長(井上茂和君) 日程第2、認定第1号ないし認定第11号を一括議題といたします。

 上程議案について、決算特別委員会委員長 長谷川勝己君の報告を求めます。

 6番長谷川勝己君。

              〔6番 長谷川勝己君登壇〕



◆6番(長谷川勝己君) それでは、決算特別委員会委員長報告をいたします。

 平成20年9月3日、第16回加東市議会定例会の本会議において付託されました認定第1号ないし認定第11号の一般会計、特別会計、企業会計の平成19年度決算の認定につきましては、9月10日から9月24日までの5日間委員会を開催し、鋭意審査を行ってまいりました経過並びにその結果について御報告申し上げます。

 なお、決算計数等につきましては、既に本会議において提案説明がなされておりますので、省略をさせていただきます。

 審査に際しましては、議会が議決した趣旨と目的に従って、予算が適切に、そして効果的に執行されたかどうか、それによってどのような行政効果が発揮できたか、またそれらから見て、今後の予算編成と市政運営にどのような改善工夫がなされるべきかなどの観点において鋭意審査を行いました。

 本来、委員会報告において、これらの経過を御報告すべきところでありますが、今回の決算特別委員会につきましては、議長、議会選出監査委員を除く全議員が委員となり審査を行ったこと、また監査委員におかれましては、委員外議員として全委員会を傍聴いただいたことから、議員各位には十分御承知をいただいておるところでございますので、省略をさせていただき、結果のみ御報告をいたします。

 表決の結果でありますが、認定第1号、認定第2号及び認定第7号につきましては賛成多数で、認定第3号ないし認定第6号並びに認定第8号ないし認定第11号につきましては、いずれも全会一致で認定すべきものと決定いたしました。

 何とぞ議員各位におかれましては、当委員会の決定のとおりに御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、決算特別委員会の審査報告を終わります。



○議長(井上茂和君) 決算特別委員会委員長の報告が終わりました。

 これから委員長報告に対する質疑を行いますが、加東市議会運営基準99に「議員は、自己の所属する委員会の委員長報告については、質疑をしない」と規定しておりますことを念のため申し添えます。

              (「なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) 質疑を打ち切ります。

 これから各議案ごとに討論、採決を行います。

 初めに、認定第1号 平成19年度加東市一般会計決算の認定の件の討論を行います。

 まず、原案に反対者の発言を許します。

 村岡君。

              〔20番 村岡 実君登壇〕



◆20番(村岡実君) 私は、ただいま委員長から報告がありました認定第1号 平成19年度加東市一般会計決算の認定の件につきまして反対をいたします。

 その理由を3点申し述べます。

 決算特別委員会の後にも討論に参加したわけでありますが、要点を申し上げてまいりたいと思います。

 それは、決算特別委員会において、私の設問に対して、理事者のほうから残念ながら答弁がございませんでした。それはどういった理由かといいますと、この兵庫県の出しております「ひょうご住宅マスタープラン」、これとの関連であります。いわゆる結論からいいますと、従来の事業名がホープ計画、これが住宅マスタープランの事業名として、地域の住宅供給に係る事項であります。地域高齢者住宅計画、これは高齢者等に係る住宅供給に係る事項であります。克雪、「雪を克服する」、克雪タウン計画は、多雪地域に係る住宅供給に係る事項であります。

 なお、ホープ計画は住宅マスタープランになって、住宅1部局のみの計画になったと誤解される向きもあるが、ホープ計画の理念は、従来と同様に、地元の発意による個性豊かな計画策定ができるように創意工夫を期待するものである。補助の名称では住宅マスタープランとなっているが、地方公共団体のさまざまな施策に対応が可能であるので、福祉、商工、都市などさまざまな部局との連携を図り、横断的な計画づくりが可能である。この項目が欠落した点をまず1点指摘をいたします。

 次に、平成19年度加東市一般会計決算の認定について反対の事項の2番目には、特に審議の中でも申し上げてまいったわけでありますが、加東市議会だよりの請願に関する記事の誤謬についてであります。「法令を遵守し、住民主体のまちづくりに関する請願は全会一致で不採択とすべきものと決定した」という記事であります。私は、この請願の紹介議員として対応してきた者であります。議会だより印刷代は117万6,000円が支出されておりますが、中身であります。議会だより2号14ページには、「請願として、法令を遵守し住民主体のまちづくりに関する請願書、工場の操業に関して、法令を遵守し、弱者が安心して暮らせるまちづくりを要望する請願書が提出された。初めに、紹介議員より請願の趣旨について説明を求め、質疑を行った。次に、請願提出に至る経緯、事実関係などについて理事者に説明を求め、審査を行った結果、法令に違反する事実は確認できず、また請願趣旨が明確でないこと、行政・事業者が種々の対応をしていることを確認した。審査の結果、法令が遵守されていない事実は確認できず、問題ないとの結論に至り、全会一致で不採択とすべきものと決定した」とあります。これは、加東市民、4万市民にすべてに渡っておるわけであります。

 全会一致ではありません。委員会では決定いたしましたけれども、この本会議において、当然私はそういった報告に対しては反対の意思表示をしてきたわけであります。もしそういう記事どおりのことが本意であり、それが履行されているのであれば、ここに、そちらからは見えにくいとは思いますけれども、これは本年8月8日から9月10日までに撮った写真であります、現地であります。6枚あります。これは、現在操業中の工場から廃液が用水路に流された経過であります。そちらからは見えにくいと思いますが、用水路に流した結果、底辺が、底が白く濁っております。これは、操業中の廃液、つまり自動車板金工場の公害であります。ひどいのがもう2枚あります。これでも問題ないというのでしょうか。

 議会だよりによって、加東市4万の市民は、問題ないとの報道を信じているわけであります。まさに誤謬であります。議会だよりのにせの報道であります。これを看過するわけにはまいらないわけであります。速やかに真実を市民にわかるように知らせる議会の姿勢を要求するものであります。

 3点目、せせらぎ東条の問題がいろいろと平成19年度はにぎわせておりました。この点に一言触れて、反対の3点目といたします。

 これは、第15回加東市議会定例会の会議録であります。そこで、第47号議案が出ておりまして、ここで技監の説明、小池副市長の答弁があります。これは、御承知のように、158.5ヘクタール、この膨大な地域の区画整理事業であります。これの予算は、確かに466億円を超えております。466億4,524万1,000円という膨大な事業費であります。これの計画年度は、終結を予定されておるのは平成25年度であります。

 そこで、問題は、汚水処理場の設置でありますが、ここで私が質問いたしております。それは、なぜ進出企業が多数進出すると計画をしておる南山開発の計画区域の中に処理場を設定しなかったのかという疑問であります。その点をお尋ねいたしましたところ、当時の町長であり、現副市長の小池副市長の答弁は、汚水処理場の設置につきまして、この端の一角で計画がございました。これを進める中で、当時公共下水道事業、旧既成市街地、旧集落地の下水道事業も同時に計画をしておりましたので、並行した協議といいますか、計画の推進となったわけですが、その中で、まずこの処理場、それぞれ2つつくるということで進んだわけですが、やはりこの南山の区域につきましても、東条町がその維持管理を将来受け持つと、これは当然性質上そういうことになりますから、そういったことでは、2つの処理場をこれから長きにわたって維持管理していくというのは効率的でないと、そういうことの中で1カ所にまとめて公共下水道事業としてやってはどうかと、そういう案の中で、この3地区の地域の考え方、そしてその中で、計画を進める中で新定地区の御協力と、こういった中で、今のせせらぎ東条に集約するという形の中で事業認可をとり、事業を推進したという答弁であります。

 今日、事業体は都市再生機構へと変わってまいりましたが、そのことは少し時間がかかりますので省きますが、やはりこのせせらぎ東条の処理場問題については、旧東条町の行政としては、当時の東条町議会においてこれが提案され、そして予算化され、これを推進してきたのが旧東条町長の小池氏であります。そういった中で、私どもはやはり行政をチェックする議員の立場であります。この執行者の職責による、そういった行政を進める立場と、我々が議会人として行政をチェックする立場とは、これはやはり牽制均衡の原則というものがあるわけですから、そういった中で、牽制均衡の原則にもとる、そういうことがあってはならない、議会にあってはならない、そういった議会の姿勢を上げると同時に、つけ加えますと、議会運営の実際については、請願の趣旨が趣旨採択もできるわけでありますから、そういった点、私も議会人の、加東市議会の一員であります、自己批判、相互批判は当然みずからの責任において認識するのが至当であります。

 以上、3点を主張し、反対の討論といたします。ありがとうございました。



○議長(井上茂和君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。

 藤尾君。

              〔4番 藤尾 潔君登壇〕



◆4番(藤尾潔君) 平成19年度加東市一般会計決算の認定について、賛成の立場から討論をしたいと思います。

 まず、その個別の事業に触れる前に、市の昨年、1年間の流れの中において、やはり使った中から4億円の貯金ができたということ、そして何より、昨年度末の残高で451億円あった市の借金の残高が440億円と10億円減らしております。1年間で10億円減らしている、こういうことから考えると、やはり非常に適切な財政運営であったのではないかなというふうに私は思います。

 その中で、何もやっぱりできなかったのかというと、去年はやはり1つ大きな事業として、東条地域の有線テレビ事業、ここに12億円集中投資をいたしております。よく、先ほどから、合併してもなかなか効果がないというふうな議論もありますけれども、このように12億円も投資する事業をやりながら、貯金ができ、しかも市の借金の残高が減っているという状況において、急速に私のところも私のところもということでいいことが回ってこないというふうな形で議論をしていくと、市は確実におかしな方向に向くと思いますので、私は、昨年度1年間の財政運営は非常に適切だったと思います。

 そして、私は、旧社町の議会議員、そして合併に賛成した者として一言わせていただきますと、合併の前年度、旧社町ではもう道路整備に回す予算もほとんどなく、公立社総合病院の赤字がやはり非常に重荷でありましたので、そこを支え切れるかどうか、そしてあのまま続けていれば、今病院に対して今後どうするかという話し合いをしていましたけれども、このままいくと、必ずもう今ごろになれば、公立社総合病院をもう残すという選択肢はない、もう赤字の補てんができないほど本体が苦しい状況でした。そういうことを考えると、議員として、ほかの2町に関しては私詳しく事情がのみ込めていない部分もありますので、旧社町の住民の方には、心から、合併して間違いなくいい方向に向かっているということだけを決算のところで述べたいと思います。

 それと1点、個別のところで、村岡議員の発言がありましたけれども、議会広報特別委員長として一言だけ申し上げさせていただくならば、我々の委員会としては、委員会の中で、請願において全会一致で不採択という結論が出たということを忠実に起こしております。個々の話について議論するつもりはありませんけれども、議会広報特別委員会としては、その編集を預かる者として、誤謬は一切なかったということを申し述べて討論を終わりたいと思います。

 以上です。



○議長(井上茂和君) 次に、原案に反対者の発言を許します。

              (「なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。

 小川君。

              〔1番 小川忠市君登壇〕



◆1番(小川忠市君) 失礼いたします。賛成討論する前に、先ほどの村岡議員の発言に対して、我々議会広報特別委員会は、それなりに素人ながら一生懸命やっております。それなのに、我々の委員会に対する協力も全く無視されて、そういう協力をされていない議員さんのほうからああいう委員会に対する侮辱等の発言があったことを、非常に憤りを感じていることを申し述べさせていただきます。

 それでは、認定第1号 平成19年度加東市一般会計決算の認定の件について、認定すべきであるという立場で討論いたします。

 旧3町が合併し、2年半が過ぎました。まだまだ課題や難題が山積した時期において、その執行には苦慮されたと思います。また、地方自治体が置かれています現下の厳しい財政環境の中にあって、自主財源を初め依存財源の確保に努力をされ、一方、歳出においては、管理経費の節減や人件費の1億800万円の減に見るように、その抑制等で、歳入歳出差し引き残高は7億7,119万円強の黒字決算でありました。そのうち、基金への繰り入れに4億円、次年度繰り越し、平成20年度繰越額3億7,119万円であります。この金額を平成18年度の金額と比較しますと、差し引き残高は7,000万円の増、基金繰入金は1億4,000万円の増を見ております。繰越額が7,500万円の減額になったとはいえ、このような結果を残されたことは大いに評価ができ、敬意を表したいと思います。山本市長は、常々行財政改革の推進と産業基盤の充実を強く申されております。今回の決算においては、多少の問題が残る部門もありましたが、行財政改革の推進と産業基盤の充実の結果が出た決算ではなかったかと思います。

 また、この財政状況厳しい折、東条地域へのケーブルテレビ事業を敢行されました。合併し、恩恵が全くないとの市民の厳しい声の中、市長の「加東は一つ」を目的とされたこの事業は、今後においては必ずそれなりの成果を生むことでしょう。

 ただし、すべてがもろ手を挙げて賛成できない問題もあります。それは、毎回問題になっております税金の収入未済額や不納欠損額を合わせると約7億600万円であること、また負担金収入につきましても、保育料の滞納額や各種使用料の収入では市営住宅や駐車場の使用料合わせて約1,500万円の滞納額があります。これは、関係職員の熱心な徴収努力による多少の改善は評価できますが、収納率は、兵庫県下29市のうち21位となっている状況であります。市税収入は歳入の根幹であり、財源の確保と負担の公平を期するため、収入未済額の減少に一層の努力を期待するとの監査委員の意見書もありました。このような状況が続くとなれば、市民の納税に対する不公平感はますます増大するのではないでしょうか。やはり理事者としては、今後毅然とした態度で徴収の強化を期すべきだと思います。

 また、借地料の問題にしてもしかりです。公共施設の借地料が、年間約4,500万円を超え、借地整理検討委員会を設置し、鋭意検討はされておりますが、今後この問題にはなお一層真剣に取り組まれ、納得のいく英断を期待するものであります。

 山本市長には、今後とも引き続き、自主財源を確保するとともに、施策の選択と集中を的確に行い、諸経費の削減、行政の簡素化と効率化に努めていただくことにより、財政基盤が充実した「夢がきらめく☆元気なまち 加東」の実現に向け、なお一層の努力を期待するものであります。

 以上のことにより、平成19年度一般会計決算については認定すべきと思いますので、議員各位におかれましては、何とぞ御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(井上茂和君) ほかに討論はありませんか。

              (「なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) これで討論を終わります。

 これから認定第1号 平成19年度加東市一般会計決算の認定の件を採決いたします。

 本案に対する決算特別委員会委員長報告は認定です。

 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

              (起 立 多 数)



○議長(井上茂和君) 起立多数。

 したがって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

 ここで暫時休憩をいたします。

               午前10時36分 休憩

               ─────────

               午前10時54分 開議



○議長(井上茂和君) 休憩を閉じ会議を再開いたします。

 次に、認定第2号 平成19年度加東市国民健康保険特別会計決算の認定の件の討論を行います。

 松本君。

              〔16番 松本 学君登壇〕



◆16番(松本学君) 失礼します。私は、この国民健康保険特別会計について、1点反対の考え方に立って討論いたします。

 市長には、平素何かとこの財政健全化に一生懸命取り組んでいただいておることには非常に感謝いたしているところでございます。しかしながら、この保険事業というものは、私はいつも考えておるんですが、やはりこれは給付対反対給付が原則であります、給付対反対給付。そういう意味から申しますと、この平成19年度決算では、1億2,200万円余りの黒字決算となっております。そういう中で、この金額を、大体滞納された方を除いて納められた方から見れば、約1世帯当たり、私の計算であれば2万400円程度が返還できると、かように考えます。そういう意味で、これを全部翌年度に繰り越すことは、給付対反対給付の、こういう保険の性質上よろしくないと、こういう意味で反対するのであります。

 だから、そういう意味で、なぜか、その理由を申し上げますと、国民健康保険では、平成19年度では約2,200世帯が資格喪失されております。そして、新しく資格取得された人がちょうど約2,000人あります。だから、平成19年度で資格取得された方は、平成20年度でこれをこのまま繰り入れるということになれば、その人にはそれでいいとしましても、資格喪失された方についてはそれだけの財源に貢献されておりますので、これは返してやるべきでないかと、かように思います。そして、資格取得された方、今度新しく、今の見込みであれば、平成20年度で、平成19年度から見れば約2,000人が新規に取得される見込みが推測されます。そういう新しい人にまで、財源繰り越しした分を特別供与といいますか、特別利益を与えるべきではないと思うんです。平成20年度で新規取得された方にまで、平成19年度の黒字分を新しく特別利益として与えるべきでない。そして、昨年度から引き続いて、この平成20年度に引き継がれておる方に対しては、当然平成20年度で天引きしてやる、平成20年度の保険料で差し引きする、これがむしろこの保険事業の性格から申して、給付対反対給付の原則からして当然じゃないかと、このように思うんです。そういう意味で、平成19年度決算1億2,200万円余りをそのまま平成20年度への財源に繰り越ししていくというようなことは、保険のこの性質上芳しいものではないと考える意味で、皆さん方の御理解をいただきまして、私の反対討論とさせていただきます。

 以上です。



○議長(井上茂和君) 次に、賛成討論はありませんか。

 藤尾君。

              〔4番 藤尾 潔君登壇〕



◆4番(藤尾潔君) ちょっと傍聴の市民の方もおられますので、誤解を与えてはいけないので、一応賛成討論をしておきますけれども、1億2,000万円の黒字が出ていますけれども、1億2,000万円、行政の決算書では、普通に1億2,000万円貯金を崩して1億2,000万円黒字が出たので、差し引きゼロでございます。普通に行政の決算書が読めればそういうふうになっております。別に、市のほうで市民の皆さんから保険料いただいてため込んでいるということではございませんので。やっぱり加東市の保険料は確かに高いという声も聞きますけれども、これは保険に入っておられる方の構成とかで医療費が高くなっている。医療費でかかったものをルールによって割り戻しをしているということであって、市のほうで恣意的に高い料金を設定しているとかそういうことではございませんので、御理解いただきたく思います。

 以上、賛成討論にしたいと思います。



○議長(井上茂和君) ほかに討論はありませんか。

              (「なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) これで討論を終わります。

 これから認定第2号 平成19年度加東市国民健康保険特別会計決算の認定の件を採決いたします。

 本案に対する決算特別委員会委員長報告は認定です。

 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

              (起 立 多 数)



○議長(井上茂和君) 起立多数。

 したがって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

 次に、認定第3号 平成19年度加東市老人保健特別会計決算の認定の件の討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) 討論を打ち切ります。

 これから認定第3号 平成19年度加東市老人保健特別会計決算の認定の件を採決いたします。

 本案に対する決算特別委員会委員長報告は認定です。

 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

              (起 立 多 数)



○議長(井上茂和君) 起立多数。

 したがって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

 次に、認定第4号 平成19年度加東市介護保険保険事業特別会計決算の認定の件の討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) 討論を打ち切ります。

 これから認定第4号 平成19年度加東市介護保険保険事業特別会計決算の認定の件を採決いたします。

 本案に対する決算特別委員会委員長報告は認定です。

 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

              (起 立 全 員)



○議長(井上茂和君) 起立全員。

 したがって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

 次に、認定第5号 平成19年度加東市介護保険サービス事業特別会計決算の認定の件の討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) 討論を打ち切ります。

 これから認定第5号 平成19年度加東市介護保険サービス事業特別会計決算の認定の件を採決いたします。

 本案に対する決算特別委員会委員長報告は認定です。

 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

              (起 立 全 員)



○議長(井上茂和君) 起立全員。

 したがって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

 次に、認定第6号 平成19年度加東市診療所特別会計決算の認定の件の討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) 討論を打ち切ります。

 これから認定第6号 平成19年度加東市診療所特別会計決算の認定の件を採決いたします。

 本案に対する決算特別委員会委員長報告は認定です。

 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

              (起 立 全 員)



○議長(井上茂和君) 起立全員。

 したがって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

 次に、認定第7号 平成19年度加東市下水道事業特別会計決算の認定の件の討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) 討論を打ち切ります。

 これから認定第7号 平成19年度加東市下水道事業特別会計決算の認定の件を採決いたします。

 本案に対する決算特別委員会委員長報告は認定です。

 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

              (起 立 全 員)



○議長(井上茂和君) 起立全員。

 したがって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

 次に、認定第8号 平成19年度加東市農業集落排水事業特別会計決算の認定の件の討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) 討論を打ち切ります。

 これから認定第8号 平成19年度加東市農業集落排水事業特別会計決算の認定の件を採決いたします。

 本案に対する決算特別委員会委員長報告は認定です。

 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

              (起 立 全 員)



○議長(井上茂和君) 起立全員。

 したがって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

 次に、認定第9号 平成19年度加東市コミュニティ・プラント事業特別会計決算の認定の件の討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) 討論を打ち切ります。

 これから認定第9号 平成19年度加東市コミュニティ・プラント事業特別会計決算の認定の件を採決いたします。

 本案に対する決算特別委員会委員長報告は認定です。

 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

              (起 立 全 員)



○議長(井上茂和君) 起立全員。

 したがって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

 次に、認定第10号 平成19年度加東市水道事業会計決算の認定の件の討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) 討論を打ち切ります。

 これから認定第10号 平成19年度加東市水道事業会計決算の認定の件を採決いたします。

 本案に対する決算特別委員会委員長報告は認定です。

 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

              (起 立 全 員)



○議長(井上茂和君) 起立全員。

 したがって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

 次に、認定第11号 平成19年度加東市病院事業会計決算の認定の件の討論を行います。

 藤尾君。

              〔4番 藤尾 潔君登壇〕



◆4番(藤尾潔君) 賛成の立場で、一言申し述べて討論したいと思います。

 昨年度も、やはり例年と同じように1億円の特別利益の繰り出しというのを一般会計のほうから行いました、赤字補てんを行いました。私は、今回決算を認定するに当たって賛成するのは、これが病院の中期経営計画では、昨年度までが1億円の赤字補てんを受ける、こういうことを、本当は赤字補てんを受けることを前提に計画を立てることがどうかということも考えられますけれども、昨年度までは、もう計画どおり1億円ということで、ことしは5,000万円に半減、来年度からはゼロという計画を当初立てておられました。現在、病院の中期経営計画と今の病院の現状を見ていると、例えば亜急性期、回復期リハビリへの改築なんかが進んでいるかというと、必ずしも順調にいっていないところもあると思います。そういうふうに中期経営計画に載っていない部分もあると思うので大変だとは思うんですが、やはり今後もそうしたらそのまま赤字補てんをずっと続けていけるかというと、そういうことは決してないと思いますので、今後のことはまた十分検討していただかなければいけない部分もあると思いますが、昨年度においては、やはり計画どおり、もうこういうことで議会も説明を受けていることですし、1億円の赤字補てんがあってもやむを得ないかなということで賛成いたします。

 以上です。



○議長(井上茂和君) ほかに討論はありませんか。

              (「なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) これで討論を打ち切ります。

 これから認定第11号 平成19年度加東市病院事業会計決算の認定の件を採決いたします。

 本案に対する決算特別委員会委員長報告は認定です。

 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

              (起 立 全 員)



○議長(井上茂和君) 起立全員。

 したがって、本案は委員長報告のとおり認定されました。



△日程第3 請願第20−1号 自主共済制度の保険業法適用見直しを求める請願書



○議長(井上茂和君) 日程第3、請願第20−1号 自主共済制度の保険業法適用見直しを求める請願書を議題といたします。

 本請願について、厚生常任委員会委員長 藤田靖夫君の報告を求めます。

 14番藤田靖夫君。

              〔14番 藤田靖夫君登壇〕



◆14番(藤田靖夫君) 議長の許可を得まして、厚生常任委員会委員長報告をいたします。

 平成20年9月3日、第16回加東市議会定例会の本会議において付託されました請願第20−1号 自主共済制度の保険業法適用見直しを求める請願書につきましては、請願審査報告書の写しがお手元に配付されておりますが、9月8日に委員会を開催し、鋭意審査を行ってまいりました経過並びにその結果について御報告を申し上げます。

 審査に当たりましては、紹介議員及び参考人として、兵庫県保険医協会事務局に出席を求め、審査を行いました。

 委員会においては、まず参考人により、関係資料に基づき説明がありました。平成18年に「保険業法等の一部を改正する法律(改定保険業法)」が施行され、自主共済制度に保険業法が適用されることになった。保険業法が改正された理由については、共済をかたり、不特定多数の消費者に保険商品を販売し、消費者被害をもたらした「保険詐欺」の被害防止が上げられている。しかし、その結果、障害者団体やPTA、開業医を初めとする各団体が、その構成員を対象に自主的かつ健全に運営している自主共済制度までもが規制対象とされ、自主共済制度の存続が極めて困難になっている。また、営利目的ではないため、国が求めているような多額の資本金を用意したり、保険数理人を雇うといった保険会社と同水準の管理体制をとることは困難である。今回の請願については、自主共済制度を改定保険業法の適用から除外して、引き続き存続できるように国に対して意見書を提出することを求めるものであるとの説明がありました。

 まず、委員より、自主共済制度とはどのようなものかとの質疑に対し、共済は、営利を目的とせず、不特定多数ではなく、所属団体や職業などを共通とする特定の者の間で助け合うことを目的とし、運営主体がそれぞれの理念や目的に沿って活動しており、会員の拠出金のみを財源とし、構成員が無償のボランティアあるいは低コストで運営を支えている。さらに、共済は、社会保障や民間保険の手が及ばない分野を担って、それぞれ構成員への保障をし、相互扶助の制度として根づいており、利益を追求する保険業とは全く異なるとの答弁がありました。

 次に、自主共済制度の改定保険業法の適用による不利な点はあるのかとの質疑に対し、自主共済を引き続き運営するとなると、保険会社または少額短期保険業者への転換という方法をとらざるを得ないが、基準が高いため、移行した団体は全国でもほんのわずかであり、ボランティアで運営しているような団体ではできず、廃業に追い込まれるケースがあるという答弁がありました。

 また、自主共済を改定保険業法の適用から除外することにより、共済をかたった保険詐欺の被害が発生しては、保険業法を見直した意味がなくなるのではないかとの質疑に対し、従来の保険業法は、不特定の者を相手方としているものを取り締まるものであり、共済をかたった保険詐欺のオレンジ共済事件についても、従来の保険業法で規制することができた。改定保険業法では、特定の者を対象としている共済についても規制対象としたというところが問題であり、特定の者を対象としている共済については除外してほしいとの答弁がありました。

 採決の結果でありますが、請願第20−1号については、全会一致で採択すべきものとし、その措置として、関係機関に対し意見書を提出すべきであると決定いたしました。

 何とぞ議員各位におかれましては、当委員会の決定のとおりに御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、厚生常任委員会の審査報告といたします。



○議長(井上茂和君) 厚生常任委員会委員長報告が終わりました。

 これから委員長報告に対する質疑を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) これで質疑を打ち切ります。

 これから討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) 討論を打ち切ります。

 これから請願第20−1号 自主共済制度の保険業法適用見直しを求める請願書を採決いたします。

 本案に対する厚生常任委員会委員長報告は採択です。

 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

              (起 立 全 員)



○議長(井上茂和君) 起立全員。

 したがって、本請願は委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。

 ここで、意見書案配付のため、暫時休憩をいたします。

               午前11時17分 休憩

               ─────────

               午前11時18分 開議



○議長(井上茂和君) それでは、休憩を閉じ会議を再開いたします。

 ただいま厚生常任委員会委員長 藤田靖夫君より意見書案第3号 自主共済制度の保険業法の適用見直しを求める意見書が提出されました。これを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

              (「異議なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) 異議なしと認めます。

 したがって、意見書案第3号 自主共済制度の保険業法の適用見直しを求める意見書を直ちに日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。



△日程追加 意見書案第3号 自主共済制度の保険業法の適用見直しを求める意見書



○議長(井上茂和君) 日程追加、意見書案第3号 自主共済制度の保険業法の適用見直しを求める意見書を議題といたします。

 提案者の趣旨説明を求めます。

 厚生常任委員会委員長 藤田靖夫君。

              〔14番 藤田靖夫君登壇〕



◆14番(藤田靖夫君) 議長の許可を得まして、意見書案第3号 自主共済制度の保険業法の適用見直しを求める意見書について、提案理由並びにその内容について御説明を申し上げます。

 提案理由でありますが、2006年に「保険業法等の一部を改正する法律(新保険業法)」が施行され、自主共済制度に保険業法が適用されることになりました。その結果、障害者団体やPTAを初めとする各団体が、その構成員を対象に自主的かつ健全に運営されてきた自主共済制度までが規制対象となり、自主共済制度の存続が極めて困難になっています。

 また、営利目的でないため、国が求めているような多額の資本金を用意する、保険数理人を雇うといった保険会社と同水準の管理体制をとることは困難であります。

 以上により、自主共済制度を新保険業法の適用から除外し、引き続き存続させるため、自主共済制度の保険業法の適用見直しを求める意見書を厚生常任委員会より提案いたすものであります。

 次に、その内容でありますが、意見書の朗読をもって説明にかえさせていただきます。

   自主共済制度の保険業法の適用見直しを求める意見書

 2006年4月に施行された「保険業法等の一部を改正する法律」(以下、「保険業法」という。)によって、知的障害者やPTA、開業医などの各団体が、その目的の一つとして構成員のために自主的かつ健全に運営してきた共済制度(以下、「自主共済制度」という。)が存続の危機に追い込まれている。

 保険業法の改正の趣旨は、「共済」を名乗って不特定多数の消費者に保険商品を販売し、消費者被害をもたらしたいわゆる「ニセ共済」を規制し、消費者を保護することが目的であった。しかし、当初の趣旨が保険業法とその政省令策定の段階で大きく逸脱し、自主共済制度も保険会社に準じた規制を受けることとなった。その結果、制度の存続が困難な団体は廃止、解散を迫られ、制度からの脱退を余儀なくされる国民が続出するなど深刻な事態となった。

 そもそも「共済」は、団体の目的の一つとして構成員の相互扶助のために創設され、日本社会に深く根をおろしてきた。仲間同士の助け合いを目的に自主的かつ健全に運営してきた自主共済制度は、利益を追求する保険業とは全く異なるものであり、その自主共済制度を保険会社と同列に置き、株式会社や相互会社を設立しなければ運営できないようにするなど、一律かつ強制的な規制と負担の押し付けは、多くの自主共済制度を廃止に追い込むことになる。これは、「契約者保護」、「消費者保護」を目的とした法改正の趣旨に反するばかりか、憲法が保障する「結社の自由」、「団体の自治権」を侵すことにもなる。

 以上のことから、下記の事項を速やかに見直し、改善されるよう求めるところである。

                   記

1 自主的な共済を新保険業法の適用から除外すること

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成20年9月25日

 衆議院議長

 参議院議長

 内閣総理大臣

 財務大臣

 厚生労働大臣

 内閣府特命担当大臣(金融担当大臣)

 金融庁長官          様

                     兵庫県加東市議会議長 井 上 茂 和

 以上であります。

 どうかよろしく御審議賜り、議決いただきますようお願い申し上げます。



○議長(井上茂和君) 提案者の説明が終わりました。

 これから質疑を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) 質疑を打ち切ります。

 これから討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) 討論を打ち切ります。

 これから意見書案第3号 自主共済制度の保険業法の適用見直しを求める意見書を採決いたします。

 本意見書案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

              (起 立 全 員)



○議長(井上茂和君) 起立全員。

 したがって、本意見書案は原案のとおり可決されました。

 お諮りいたします。

 ただいま可決されました意見書の取り扱いにつきましては、議長に一任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

              (「異議なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) 異議なしと認めます。

 したがって、意見書の取り扱いについては私に一任願うことに決定いたしました。



△日程第4 意見書案第2号 消費者金融会社等に対する金融庁の適切な指導を求める意見書



○議長(井上茂和君) 日程第4、意見書案第2号 消費者金融会社等に対する金融庁の適切な指導を求める意見書を議題といたします。

 上程議案について、総務文教常任委員会委員長 長谷川勝己君の趣旨説明を求めます。

 6番長谷川勝己君。

              〔6番 長谷川勝己君登壇〕



◆6番(長谷川勝己君) 意見書案第2号 消費者金融会社等に対する金融庁の適切な指導を求める意見書について、提案理由並びにその内容について御説明を申し上げます。

 提案理由でありますが、加東市議会では、平成18年6月、グレーゾーン金利の廃止を求める請願を採択し、「利息制限法」、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める意見書を国及び関係機関に提出いたしております。そして、平成19年12月に改正法が施行され、上限金利については、平成21年12月を目途に引き下げられる見込みとなっております。

 平成18年1月、最高裁判所が、利息制限法の上限金利と出資法の上限金利との間の金利分を借り手の意思で払ったものではないとの判断を示したことから、各地で過払い金の返還請求訴訟が起きておりますが、消費者金融会社等の多くで、証拠書類となる債務者の取引履歴等の照会に対し、必要以上に回答を引き延ばす問題が発生いたしております。

 また、平成19年4月に策定された多重債務問題改善プログラムには、住民に最も身近で接触機会の多い地方自治体の取り組みとして、多重債務者に対し、「主体的に積極的な対応を行うこと、相談窓口における対応の充実」が重要としているところです。

 これらのことから、総務文教常任委員会では、早期の債務者救済のため、監督官庁である金融庁に対し、消費者金融会社等に積極的な指導を求めることといたしました。

 なお、消費者金融会社等は、上限金利20%では経営が困難となるおそれがあるとして、金融庁に対し攻勢をかけていることから、我々議会としては、消費者の立場から、金融庁に対し要請を行うべきと考え、消費者金融会社等に対する金融庁の適切な指導を求める意見書を総務文教常任委員会より提案するものであります。

 次に、その内容でありますが、意見書の朗読をもって説明にかえさせていただきます。

   消費者金融会社等に対する金融庁の適切な指導を求める意見書

 近年、多重債務者が消費者金融会社及び信販会社等の貸金業者に支払った「過払い金」が問題となっている。

 「過払い金」は、貸金業者が利息制限法の上限金利(年15%〜20%)と出資法の上限金利(年29.2%)のはざまのグレーゾーン金利で貸付けしてきたため発生するものである。

 平成18年1月、最高裁判所が利息制限法の上限金利と出資法の上限金利との間の金利分について「借り手の意思で払ったものではない」との判断を示したことにより、その後、各地で「過払い金」の返還請求訴訟が相次いでいる。

 しかしながら、消費者金融会社等の多くに多重債務者の取引履歴等の照会に対し、その回答を必要以上に引き延ばすケースが見受けられる。

 平成19年4月、金融庁が策定した多重債務問題改善プログラムには、住民から最も身近で接触機会の多い地方自治体について「多重債務者への対応は自治体自らの責務」との意識を持って、自ら主体的に相談窓口における積極的な対応を行うことが望まれるとし、多重債務者救済における地方自治体の役割に期待するとともに、「国、自治体及び関係団体が一体となって実行していく」と記していることから、多重債務者救済を推し進める金融庁の消費者金融会社等に対する積極的な指導が、早期の多重債務者救済に資することとなると考える。

 よって、金融庁には消費者金融会社等に対し、地方自治体及び債務者が取引履歴等の照会を行った際には、貸金業法の主旨に基づき早期に回答を行うよう適切な指導を求めるところである。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成20年9月25日

 内閣府特命担当大臣(金融担当大臣)  様

                     兵庫県加東市議会議長 井 上 茂 和

 どうかよろしく御審議を賜り、議決いただきますようお願いいたします。



○議長(井上茂和君) 提案者の説明が終わりました。

 これから質疑を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) 質疑を打ち切ります。

 これから討論を行います。

              (「なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) 討論を打ち切ります。

 これから意見書案第2号 消費者金融会社等に対する金融庁の適切な指導を求める意見書を採決いたします。

 本意見書案について、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

              (起 立 全 員)



○議長(井上茂和君) 起立全員。

 したがって、本意見書案は原案のとおり可決されました。

 お諮りいたします。

 ただいま可決されました意見書の取り扱いにつきましては、議長に一任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

              (「異議なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) 異議なしと認めます。

 したがって、意見書の取り扱いについては、議長、私に一任願うことに決定いたしました。



△日程第5 同意第3号 人権擁護委員の推薦の件



○議長(井上茂和君) 日程第5、同意第3号 人権擁護委員の推薦の件を議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 市長。

              〔市長 山本廣一君登壇〕



◎市長(山本廣一君) それでは、同意第3号について、提案理由の説明を申し上げます。

 人権擁護委員の皆さんは、国民の基本的人権が侵害されないように適切な措置を講じられるほか、人権思想の普及、高揚にも努めていただいております。したがいまして、人格、識見高く、広く社会の実情に通じた方にお願いをしているところでございます。

 本人事案件は、これまで人権擁護委員として御尽力いただいておりました森 つる子さんが、本年12月末日で任期満了になります。後任として、住所、加東市岡本707番地、氏名、藤本興野さんを法務大臣へ推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の同意を求めるものでございます。

 略歴は別紙に添付をいたしておりますので、お目通しをいただきたいと存じます。

 人事案件でございますので、何とぞ満堂の御賛意を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(井上茂和君) 提出者の説明が終わりました。

 人事の案件ですので、質疑、討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

              (「異議なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) 異議なしと認め、質疑、討論を省略いたします。

 これから同意第3号 人権擁護委員の推薦の件を採決いたします。

 本案について同意することに賛成の方は起立願います。

              (起 立 全 員)



○議長(井上茂和君) 起立全員。

 したがって、本案は同意することに決定いたしました。



△日程第6 同意第4号 人権擁護委員の推薦の件



○議長(井上茂和君) 日程第6、同意第4号 人権擁護委員の推薦の件を議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 市長。

              〔市長 山本廣一君登壇〕



◎市長(山本廣一君) 同意第4号について、提案理由の説明を申し上げます。

 人権擁護委員さんの役割などにつきましては、先ほど説明をいたしましたとおりでございます。

 本人事案件は、これまで人権擁護委員として御尽力いただいておりました上月よし子さんが、来年3月末日で任期満了になります。後任として、住所、加東市吉馬1576番地、氏名、高瀬啓子さんを法務大臣へ推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の同意を求めるものでございます。

 略歴は別紙に添付をいたしておりますので、お目通しをいただきたいと思います。

 人事案件でございますので、何とぞ満堂の御賛意を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。よろしくお願いいたします。



○議長(井上茂和君) 提出者の説明が終わりました。

 人事の案件ですので、質疑、討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。

              (「異議なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) 異議なしと認め、質疑、討論を省略いたします。

 これから同意第4号 人権擁護委員の推薦の件を採決いたします。

 本案について同意することに賛成の方は起立願います。

              (起 立 全 員)



○議長(井上茂和君) 起立全員。

 したがって、本案は同意することに決定いたしました。



△日程第7 議員派遣の件



○議長(井上茂和君) 日程第7、議員派遣の件を議題といたします。

 お諮りいたします。

 会議規則第121条の規定により、お手元に配付しておりますとおり議員派遣をいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

              (「異議なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) 異議なしと認めます。

 したがって、お手元に配付しておりますとおり議員派遣とすることに決定いたしました。



△日程第8 委員会の閉会中の継続調査の件



○議長(井上茂和君) 日程第8、委員会の閉会中の継続調査の件を議題といたします。

 各委員長から会議規則第75条の規定により、お手元に配付しております所管事項の閉会中継続調査事件一覧表のとおり閉会中の継続調査の申し出があります。

 お諮りいたします。

 各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。

              (「異議なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) 異議なしと認めます。

 したがって、各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。



△閉会宣告



○議長(井上茂和君) これで本日の日程は全部終了いたしました。

 お諮りいたします。

 本定例会に付された事件はすべて終了いたしました。

 したがって、会議規則第7条の規定によって閉会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。

              (「異議なし」の声あり)



○議長(井上茂和君) 異議なしと認めます。

 したがって、本定例会は閉会することに決定いたしました。

 これで本日の会議を閉じ、第16回加東市議会定例会を閉会いたします。

               午前11時42分 閉会



△あいさつ



○議長(井上茂和君) それでは、閉会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。

 今期定例会は、去る9月3日に招集され、本日まで23日間の会期で、平成19年度の決算認定を初め平成20年度補正予算など、市政の当面する重要な案件を議員各位の慎重なる審議によりましてすべて滞りなく議了し、ここに第16回加東市議会定例会の閉会宣言ができましたことは、市政のためまことに御同慶にたえないところでございます。

 ここに、謹んで議員各位の御精励と御協力に対しまして衷心より敬意を表するものでございます。

 特に決算認定の審議に当たりましては、決算特別委員各位には、連日にわたり慎重かつ精力的に審査賜りました。重ねてお礼を申し上げます。

 また、市長初め当局の皆さんには、議会審議に寄せられました真摯なる態度に対しまして深く敬意を表しますとともに、その審議の過程で議員各位より述べられました意見、要望につきましては、今後の市政運営に反映されますよう望むものでございます。

 これから秋も深まりまして、議員各位におかれましても何かと御多忙のこととは存じますが、この上とも御自愛くださいまして、市政の積極的推進に御尽力賜らんことをお願い申し上げ、閉会のごあいさつとさせていただきます。まことにありがとうございました。

 市長。

              〔市長  山本廣一君登壇〕



◎市長(山本廣一君) 実りの秋にいろいろな豊かさ、そうしたものを感じます。加東市においても、早く前年度決算を見て豊かになったな、こんなことを思えるようにしたいと思います。ただ、それにはもうしばらく年月がかかるんではないだろうかと、このように思っております。

 ただいま第16回加東市議会定例会が終了いたしました。議員さん方には、去る9月3日から本日まで、長期間にわたりいろいろと審議をいただきました。また、提案いたしました議案につきましてすべてお認めいただきましたこと、心からお礼申し上げます。

 特に市民の皆さん方に負担をお願いする下水道料金の改正、これらにつきましては、10年、20年後しての加東市を考えたところの改正でございます。どうかそういった点もあわせて御理解をいただきたいと思っております。

 また、審議の過程で出されました御質問、御意見等については、今後十分検討を加え、そしてその一つ一つに対応を図っていきたいと、このように思っておるところでございます。

 県、国、そして私たちの自治体ともに、今非常に財政厳しき折でございます。さらなる行財政改革を進めつつ「夢がきらめく☆元気なまち 加東」、こうしたところへ向かいたいと思っております。

 なお、10月、11月になってまいりますと、いろいろなところでの文化の行事、イベントがございます。加東市も「文化よし」、こうしたものを目指したいと思っておりますから、議員さん方もぜひ御参加、御出席、そうしたものがいただけるならばと思っております。

 そうした「文化よし」の中の一つ、きょう名曲リサイタルがコスミックホールでございます。この間は名月、名曲、名酒の夕べがございましたが、今回は名酒はございませんが、ぜひまた皆さん方に聞いていただけたらなと、このように思います。

 「暑さ寒さも彼岸まで」、そうした言葉もございますけれども、これからはまたしのぎやすい季節になってこようと思います。どうか議員さん方もお体を大切にしていただきながら、さらなる活動を祈念申し上げつつ、お礼の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。



  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名をする。



                加東市議会議長  井  上  茂  和



                署 名 議 員  桑  村  繁  則



                署 名 議 員  丸  山  武  彦