兵庫県 淡路市
平成20年第20回定例会(第6日12月12日)
平成20年第20回定例会(第6日12月12日)
第20回淡路市議会定例会会議録(第6号)
平成20年12月12日(金曜日)
平成20年12月12日
午前10時開会
第 1.議案第134号 墳墓収去土地明渡請求訴訟に関する和解の件
第 2.議案第135号 損害賠償額の決定及び調停の成立に関する件
第 3.議案第136号 平成20年度淡路市一般会計補正予算(第6号)
第 4.発議第 15号 淡路市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改
正する条例について
1.会議に付した事件
日程第 1.議案第134号 墳墓収去土地明渡請求訴訟に関する和解の件
日程第 2.議案第135号 損害賠償額の決定及び調停の成立に関する件
日程第 3.議案第136号 平成20年度淡路市一般会計補正予算(第6号)
日程第 4.発議第 15号 淡路市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部
を改正する条例について
1.会議に出席した議員(28名)
1番 戸 田 雄 士 2番 土 井 晴 夫
3番 奥 野 幸 男 4番 新 阜 長 富
5番 岬 光 彦 6番 地 主 雅 次
7番 新 谷 福 松 8番 五 条 正 仁
9番 田 村 伊久男 10番 松 岡 昇
11番 西 谷 好 民 12番 田 尾 成
13番 籾 谷 宏 14番 中 谷 秀 子
15番 鎌 塚 俊 子 16番 谷 裕 子
17番 蓮 池 久 志 18番 出 雲 容 子
19番 正 井 正 一 20番 籔 淵 功 一
21番 植 野 喬 雄 22番 富 田 豊
23番 黒 地 祥 夫 24番 池 本 道 治
25番 坊 下 正 修 26番 竹 中 史 雄
27番 岡 田 勝 一 28番 松 本 英 志
1.会議に欠席した議員(なし)
1.会議に出席した事務局員の職氏名
事務局長 魚 崎 一 郎
副課長兼調査係長 加 地 研 一
総務係長 岡 山 正 道
1.会議に出席した説明員の職氏名
市長 門 康 彦
収入役 廣 岡 卓 樹
理事 宮 本 眞 介
総務部長 大 月 典 運
行政改革推進部長 船 橋 敏 祝
企画部長 黒 地 禎 三
市民生活部長 新 居 茂 夫
健康福祉部長 土 井 清
産業振興部長 宮 本 肇
都市整備部長 長 濱 泰 之
下水道部長 深 山 四 郎
水道事業部長 梶 原 史 雄
津名総合事務所長 五 條 正 光
岩屋総合事務所長 井 出 信
北淡総合事務所長 岡 原 辰 生
一宮総合事務所長 竹 澤 好 生
東浦総合事務所長 竹 中 司 朗
総務部財政課長 中 山 雅 勝
教育長 内 海 孝
教育次長 瀧 宗 生
教育次長兼学校教育課長
森 和 重
開 会 午前10時00分
……………………………………
○議長(池本道治) 皆さん、おはようございます
本日は、昨日に引き続き会議が再開されましたところ、議員各位には、大変ご多忙のところ、定刻にご参集いただきまして、誠にありがとうございます。
ただいまから、平成20年第20回淡路市議会定例会第6日の会議を開きます。
日程に先立ち、ご報告申し上げます。
本日の議事日程は、お手元に印刷配付いたしておりますとおりでございます。ご了承願います。
また、地方自治法第180条の規定に基づき、委任専決処分をしたものについては、報告第18号及び19号として、それぞれ報告書が提出されました。
お手元に配付しておきましたから、ご了承願います。
なお、冨岡副市長には、所用のため、本日の会議を欠席する旨、届け出がありました。ご了承いただきますようお願いいたします。
以上で、報告を終わります。
それでは、これより日程に入ります。
◎日程第1.議案第134号から日程第3.議案第136号まで 3件一括議題
○議長(池本道治) 次に、日程第1、議案第134号から日程第3、議案第136号まで、3件を一括議題といたします。
それでは、これより、上程議案に対する市長の説明を求めます。
市長、門 康彦君。
○市長(門 康彦) (登壇) 皆さん、おはようございます。
それでは、事件決議議案の第134号及び第135号、予算議案、第136号、これら提出議案の説明を、一括して申し上げます。
議案第134号の墳墓収去土地明渡請求訴訟に関する和解の件につきましては、東京地方裁判所からの職権による和解勧告を受け入れ、早期に問題解決を図るため、和解をするものであります。
次に、議案第135号の損害賠償額の決定及び調停の成立に関する件であります。
明石簡易裁判所調停委員会からの調停成立の要請等を踏まえ、申立人に対する損害賠償額を2,030万円余と定めるとともに、土地の所有権を移転し、長年にわたる小倉墓地を取り巻く諸問題を調停によって解決をしようとするものであります。
議案第136号の一般会計補正予算(第6号)につきましては、さきの事件決議2件分の予算措置であります。
既定予算に2,820万円余を追加、補正後の予算総額は、294億7,090万円余とします。
以上をもちまして、提出議案3件の説明を終わります。
議員の皆様におかれましては、いずれの案件も重要なものであります。
よろしくご審議の上、適切なご議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(池本道治) 以上で、市長の提案説明は終わりました。
続いて、お諮りいたします。
ただいま上程中の案件の総括質疑等の審議は、後日に行いたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池本道治) ご異議なしと認めます。
よって、さように決しました。
◎日程第4.発議第15号 淡路市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例
の一部を改正する条例について
○議長(池本道治) 次に、日程第4、発議第15号 淡路市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
本案については、田尾 成君ほか2名の議員から提出されました。
お手元に配付いたしておきましたので、ご了承願います。
これより、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。
12番、田尾 成君。
○12番(田尾 成) (登壇) 12番、市民クラブ、田尾 成。発議第15号 淡路市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についての提案説明を行います。
まず、12月議会に提案することの理由について、説明いたします。
去る12月1日に開かれました議員全員協議会では、今議会で立ち上げ予定の行財政改革調査特別委員会で、議員報酬についてもその委員会の中で協議を行うこととなっておりました。ところが、翌日、急きょ開かれた議会運営委員会に、市長ほか三役の報酬減額条例案が追加提案されると報告があり、その日程について審議が行われました。
それまで、市長、市職員の動きを見てとの考えでありましたが、市長提案があったことで、議会も同時に提案し、双方とも同時に結論を出すための12月議会とすべきであると考えます。そのことで、市長ほか三役の報酬審議と議員報酬とを同時に審議し、本議会で決するとすることで、市民、市職員の方々にも理解と評価が得られることとなります。
私たちは、9月議会で、さきの特別委員会の設立を行い、12月議会で行財政改革と議員報酬についても審議することも提案した経緯もあります。また、今回の市長ほか三役の提案も、条例の施行が来年の4月1日からの内容となっておりますので、来年の3月議会でも十分間に合ったところでありますが、そこを12月議会に提案したことは、市長の財政再建への一方ならぬ強い思いのあらわれであります。
よって、議員報酬の削減についても、各議員のご理解により、本議会で議決していただき、淡路市議会の財政再建への強い取り組みについて、姿勢を、今、明確に示す必要があることでの提案であります。
次に、減額幅については、多くの議論があるところでありますが、市長の本給30%カットは、やはり大きく影響を受けるところとなり、議会としては、期末手当50%カットを提案いたします。この数字は、市債1,035億円の篠山市が既に9月議会で決めており、同次元の本市としても、踏襲できる数字であると考えます。
この50%カットは、議員1人約40万円とすると、28人で1,150万円近くの市への貢献額となり、これは議員2人分の年俸額に近いものであります。このことは、議員2人減と同じ結果となります。
職員の方の給与は、その職責に対する責任給ですが、議員報酬は、議員活動に充てられたもので、個人差があるところですが、私は今の議員の責任において今期のみの、来年6月の期末手当を50%減額することとし、来期は、また次の議員の判断に委ねることとする提案であります。
本年6月議会での議員定数8人の減、本議会での議員報酬、期末手当50%減とすることで、まず議員自らが財政難へ立ち向かう強い意志を示すことで、この後の行財政改革へも多くの理解が得られ、円滑な推移が図れるものと確信しております。
議員各位のご高配をお願いいたしまして、提案説明を終わります。
○議長(池本道治) 以上で、提案説明は終わりました。
これより、質疑に入ります。
質疑はありませんか。
田村伊久男君。
○9番(田村伊久男) 今の発議に対する質疑でよろしいんですね。
○議長(池本道治) はい、そうです。
○9番(田村伊久男) 9番、田村伊久男でございます。今の議員発議に対する質疑を若干行わせていただきたいと思います。
お聞きしたいのは、主には、3点ぐらいになるんかなと思うんですけれども、まず、議員の報酬については、議会の中でも会派代表者会議等々の中で、一定全体で結論を出していこうという、そういう方向が出されておりました。そして、私ども共産党の議員団としては、今の給与月額について、基本的な部分を2割削減、そして手当の5割削減というのが、ひとつ適切ではないのかなということで、皆さんで協議いただくものとして、私どもも提案をその中ではさせていただいているわけですけれども、しかし、そういった議会全体の中の動きの中で、こういう、いわば全体で協議しようという中で、12月議会でどうしてもこの手当だけを、しかも来年の6月分の手当にしか効力の発しないようなものを出すのは、一つはいかがでしょうかというのが質疑の一つであります。
先ほど、少し触れられたように思うんですけども、できましたらその点、もうすこし触れていただきたいと思います。
それと、もう一つは、財政再建という問題を出されているわけですけれども、財政再建ということになるならば、何も我々の議員の、現在の議員の任期に限定するというのは、これはいささか疑問であると思わざるを得ないわけであります。当面、来年の6月までに財政再建ができるなんていう、そういうことをできるはずもないわけでありますから、一定、将来にわたっての議員報酬のあり方というものを、もう少し議論すべきではないか、その点でのお考えをお聞きしたいと思います。
それと、もう一つは、今、財政再建への市長の思い、これに応えるんだということも提案説明の中にあったやに思っております。しかし、昨日の議論の中にもあるわけですけれども、財政再建への市長の思いがあるんだったら、市長もわずか37日間、金額にして数十万円程度の削減を提案しているだけでありまして、結局今の議員報酬の問題と一緒ですけれども、それだけ財政への思いがあるんだったら、なぜ将来にわたった特別職の給与を市長は提案しないのか。選挙の前だけで終わりじゃないかということを、私はいいたいわけであります。退職金の問題についても、市長はそのままにしているわけでありますから、そういうことと踏まえて、財政再建の問題を質問として出させていただきたいと思います。
以上です。
○議長(池本道治) 田村伊久男君の質疑に対する答弁をお願いします。
田尾 成君。
○12番(田尾 成) まず、財政再建に関することでありますけれども、当然、今も言いましたように、今回の提案によりまして1,150万円ぐらいの効果を期待しているわけでありますけれども、淡路市の抱えている借金に対しまして、それがどれほどのパーセントを生じるものかということについては、当然私も疑問を感ずるところでございまして、やはり議員自らがそういうことを行うということが、まずそういう姿勢、気持ちを示すことが、今後の財政改革につきまして大きく影響するものと確信することでえあります。
当然、議員の数を減らしたり、そのことだけでは到底追いつくものではないですけれども、その我々の気持ちを、今後の市政に反映していただきたいというふうなところからでございます。当然、会派代表者会議で提案がありました、本給2割減、それと期末手当50%カットの提案についても、当然私どもは受けとめておりますけれども、やはり一気に本給2割減につきましては、賛同を得られるのが難しいのではないかと。やはり、まず今期、我々が責任持てる範囲で、なおかつ皆様方からの賛同を得られる範囲で、まず実施すべきであると確信したところでございます。
3点目の、市長の思いにつきましては、先ほども話がありましたように、市長の方でご判断いただきたいというふうに思っておるところでございます。
以上でございます。
○議長(池本道治) 田村伊久男君。
○9番(田村伊久男) どうもありがとうございます。
ただ、私が一番危惧いたしますのは、議会全体の中でこういう議論が一方ではされている中で、あえてその中で、議員の中から発議をするということについて、結局はこれが採決ということまで至りますと、議員の中の一人一人の態度表明というのがいろんなことに影響してくるんじゃないかなと。
私ども、当然、議員発議をするということも、一つの選択肢としては考えたわけでありますけれども、やはりお互いの議員報酬という問題を、真摯な形でお互い議員同士が十分に議論し合って、そういった中で、もちろん今、田尾議員おっしゃるように、いろんな意見があるのは事実でありますし、そういったところの最大公約数で、全体がそうだなと思う地点の着地点をお互いが見つけながら、その中で適正な議員報酬を見出していくと、そういうことをするべきではないかなということを、私は常々考えているわけでありまして、そういった点で、例えば今、行革の特別委員会を立ち上げようという、そういう発議が一方で準備をされているわけでありまして、そういった中で併せて議論をするということは可能であるのかないのか。どうしてもこの12月議会で判断をしなければいけないような、そういう性格の議案になっていくのか、その点、再度ご質問いたします。
○議長(池本道治) 田尾 成君。
○12番(田尾 成) 当然、ご質問のとおり、12月議会ということにこだわったところは、私どももそれについて十分に検討したところでございます。それにつきましては、先ほどの提案説明の中で行いましたように、今ここで行うことが、やはり今後の行革に大きな影響を与える、また、市民の方も安心していただけるというふうなことでのことでございます。
また、審議につきましても、私どもは、12月2日の発議をさせていただいたんですけれども、判断することは、削減の幅が大きな判断材料かとなろうかと思いますので、その間に委員会審査もありますし、また最終の判断は12月の19日の最終本会議というふうなこともあり、その間に時間もあることですから、その間に各議員のご理解を得られれば、時間もあるというふうなことを考えております。
何とぞ、議員も財政難に立ち向かう強い意志を本議会で示していただきたいと思うところからの発議でございますので、どうかよろしくお願いいたします。
以上でございます。
○議長(池本道治) 田村伊久男君。
○9番(田村伊久男) 最後に1点だけなんですけれども、これで最後ですけれども、今議会で、仮にそういう一定の結論を出したとしても、実行というのは来年の6月しかない。例えば、市長の給与の問題の条例で言いますと、別に市長はここで決めれば、1月からやろうと思えばやれるんだけれども4月。それとは性格がかなり違ってはくるんですけれども、やはり我々としては、もし19日の議会最終日までに結論を出すということになるならば、一定、議員間の中でそういう結論を出すべきそういう場を早急につくり、そして、その中で議論をするという、そういうことが、一方では必要ではないかなと思うんですけれども、そういった点の努力というのは、田尾議員の方はどのように考えておられますか。
○議長(池本道治) 田尾 成君。
○12番(田尾 成) 誠にそのとおりだと思います。ぜひ、そのような機会をつくり、議員みんなが一致して、この件についてご協力なりご審議いただけたらというふうに思います。当然、私どもだけで、提案はさせていただきましたですけれども、突き進もうというものでもなく、皆さん一緒に、議員一緒にこの件につきましては、やはり議員の報酬をさわるということですので、ご協議いただいて、何とかよい結果を得られたらと思うところでございます。
また、先ほど触れられました市長の4月1日からの件につきましても、これにつきましても、私どもの方では、その委員会の結果を待ってまた何か考えを持っているところでございまして、とりあえず今のところは、委員会の結果を待ってその後の判断というふうなことを考えております。
以上でございます。
○議長(池本道治) ほかに、質疑はありませんか。
中谷秀子君。
○14番(中谷秀子) この発議については、大変疑問があります。実は、私たちは、12月1日に新行財政改革推進方策を全協において説明を受けました。その中に、既に市長の報酬等についての給与の見直しというところ、特別職については21年度から実施の試案としてきちんと説明がされております。そして、その後に、私たちは、全協の中において、議会人として、今の淡路市の財政から、これからの報酬はどうあるべきか、期末手当等々協議しなければならないという、そうした方向にあったと思います。そして、全協のなかでどうすべきかと。
それを、次の12月2日に、議会運営委員会において、新行財政改革推進方策の調査特別委員会を設置し、そこで議論していこうと、そして、それも早急にしなければならないと、そういうふうな結論が出たわけです。そして、この議会運営委員会には、発議の田尾さんはもとより、竹中議員もその議会運営委員会に出席し、その結論を全員一致で得たわけです。その後に、こうした発議が出てくるということ自体が大変疑問であります。それが1点。
それから、市長の30%カット、この評価をされております。これが4月1日からということで、我々も早急にという面で、この12月に何としても出さなければならないかどうかということについては、私たちは、早急ではあっても、4月以降に実施できる範囲であればという、そういう思いが議員にあったと思います。だから、まだこれから審議していこうというわけですね。
それから、篠山市にならって実施しようではないかというふうなことがありましたが、これは一つの事例として参考にしてもよろしいでしょうが、我々の淡路市は、篠山市より厳しいと、そういう状況です。これにならってするんではなくって、淡路市議会議員としてどうあるべきかということを考える、そのためにも、この新行財政改革推進方策の調査特別委員会でももうじゃないかということだったと思いますね。
それから、今期の議員が自分たちの意思を示して、来期は来期の議員に任せればいいじゃないかと、これは、私は大変無責任であろうと思います。私たちは、今の状況はもとより、これからの淡路市の将来像に対しても責任を持っていく、そういう意思で取り組まねばならないと思いますので、この発議は大変安易な発議だと思い、大変疑義を感じるところですが、いかがご答弁なさいますか。
○議長(池本道治) 中谷秀子君の質疑に答弁を願います。
田尾 成君。
○12番(田尾 成) 中谷議員の方から、まず、削減の幅ですね、ついてのことがありましたですけども、当然、私どもも、大きく削減した方が市への貢献度が高いということは、当然考えました。しかし、一気にそこまで持っていくということも、なかなか各議員の賛同を得られるかというふうなことで検討した結果の減額幅となったところでございます。
また、来期へのことにつきましても、当然、来期、当選された議員は、そこでご決断をいただいたらよいということで、そのそこで一つのクッションを置くというふうなことの考えでございまして、とりあえず今期、我々が責任を持てるのは、来年の6月の期末手当までであるというふうに考えるところでございます。
また、議運の結果というふうなことでありましたですけれども、ちょっと今、そのファックスが見当たらないんですけども、議運の結果もファックスでいただいたですけども、私は、議運の結果は、会派代表者会議へ持ちかえってその結果を聞くというふうなことと受け止めた結果でありまして、そのファックスも、字句は前後してるかと思うんですけども、そのように読み取ったことでの今回の発議でございます。
以上でございます。
○議長(池本道治) 中谷秀子君。
○14番(中谷秀子) 最後に、議会運営委員会で議論したことは、また会派に持って帰ってと、そういうふうに思いましたということですが、あの議運の中には、会派代表して、そして市民クラブの方からは、3人の中で2人が代表者と、そしてもう一人とがその議運の中に入って、そしてその方々が賛同しましたよね。
私、記しておりますけれども、提案された方に大変賛同したことを覚えております。そうしながら、なぜあえて発議に至ったのかということが、本当に疑問なんですよ。素直に疑問なんですよ。
今、私たちは、この市の財政の厳しい局面を迎えて、財政改革に向けて議会も協議しなければいけないと、このたび市長の報酬等については、総務文教常任委員会に付託されておりますけれども、総文の委員長はじめ議員の皆様、大変厳しい審議をされるだろうと思います。それは、市長のみならず我々に課せられた問題だからですよね。
○議長(池本道治) 中谷秀子君。
○14番(中谷秀子) すみません、ちょっと横にそれましたね。気を付けます。
ともかく、議会運営委員会の中で、皆がまとまって前に進もうとしたときに、一つの会派から皆さんの賛同、なかなか得にくいのではないかというようなこの発議が出ましたのは、本当は何なんですかね。何を思ってそういうふうに出されたのか。
○議長(池本道治) 中谷秀子君、この発議に出された過程のことを質疑されておると思うんですけども、先ほどもありましたし、その過程については答弁あったとおりだと思います。
この発議の内容についての質疑をお願いします。
○14番(中谷秀子) 重ねたので、答弁を伺います。
○議長(池本道治) 田尾 成君。
○12番(田尾 成) そのような思いをさせてしまったことに対しましては、申し訳なく思っております。
今、議運の結果のファックスが見つかりましたので、読ませていただきますけれども、「また、会派、市民クラブからの議員期末手当の削減につきましても、特別委員会で検討することとなったが、議員間でも議論のあるところである。よって、各会派において、議員報酬も含めて十分論議していただきたい」というふうなファックスの内容になっており、要するに、その議会運営委員会での結論ではなくして、議員間で十分に議論してからの運営とするというふうに、私どもは議会運営委員会の中での結論と受けとめておりました。
以上でございます。
○議長(池本道治) 中谷秀子君。
○14番(中谷秀子) 今の答弁に対してですけれども、答弁の中に、きちんと調査特別委員会を設置し、そこで議論すると。で、それに加えて、各会派でも議論する、検証する。すなわち、調査特別委員会できちんとやっていきますが、当然、その委員会のみならず会派ともどもいろんな場で、いろんなところで研究しなさいよというふうなことですよ。
議員、おったじゃないですか。
○議長(池本道治) 最後の答弁、田尾 成君。
○12番(田尾 成) もちろん、私がその委員会の中におったからのことでありまして、私もその会議の結果、送られてきたファックスが若干その会議の結果と雰囲気が違うということは驚いたんですけれども、要するに、議員間で十分協議した結果を特別委員会で付するということで、まず委員会でそのような話を先にする必要があるというふうな結果であったと思います。
その結果、特別委員会にするかせんかは、そのそこでまた話し合いを持たれるというふうなことの結果のように考えております。
以上でございます。
○議長(池本道治) ほかに、質疑ありませんか。
谷 裕子君。
○16番(谷 裕子) 1点だけ質問させていただきます。
今回の提案というのは、私は、このことが本当に、この提案内容ですね、期限を区切って、6月のボーナス分だけ、そういう提案というのが本当に市民から評価される、支持をされる内容だというふうにお考えなのかどうか、こういうふうにあえて質問させていただきます。
私たち議会人全体として、このことについて、会派代表者会議でも各会派の意見も申し述べ、本当に真剣に論議していこうと。一つは、期限付き、また今度、7月に選挙もあるわけですけれども、その選挙に出る新しい候補者というのは、やはり財政再建のメニューをしっかりと捉えて、議会報酬が改正されるのなら、そのきちんと踏み絵も踏んで立候補するという構えを市民は求めていると思いますし、基本給をはじめ報酬全体について、もう少しきっちりと、市民の立場で考えてほしいということを望んでいると思います。
今回の内容は、執行部に対して、議員の心構えというのを示すお考えかと思いますが、私、やっぱり、市民の立場で捉えるべきだというふうに思えてならないんです。この内容が、市民から評価されるとはどうしても思えないんですね。このことについては、どうお考えでしょうか。
○議長(池本道治) 谷 裕子君の質疑に対する答弁をお願いします。
田尾 成君。
○12番(田尾 成) このことへの捉え方は、先ほども谷 議員の方から、次期選挙の立候補へのことについても言及がありましたですけれども、これは立候補される方が、このことについて、次はどのように考えか、これは当然判断をきちっと示しての立候補になろうかと思いますので、それはそれぞれの立候補される方の議員に委ねることとします。
私は、この今の提案が、発議が、次の淡路市の財政難を救うための一つの起爆剤となればと考えるところでございます。まず、そのそこから始めるべきではなかろうかと、それによって、また次への大きな展開もできる一つの起爆剤となるように考えているところでございます。これを、市民がどう受けとめるかについては、またそれぞれの市民のお考えもあることと思いますので、その判断は市民に委ねたいというふうに考えております。
以上でございます。
○議長(池本道治) 谷 裕子君。
○16番(谷 裕子) 今回、議員報酬について、全体で考え始めているときですよね。私たち会派としても、基本給2割カット、ボーナス5割カットでどうかという、そういう提案もさせていただきましたけれども、これが12月議会で、議員全体で発議できたらというふうに一方では考えておりました。
しかしながら、なかなかこの合意形成というのは時間がかかる。で、ちょっと12月議会というのは大変難しいなというふうには感じました。ここで出して秘訣をされても、どうしても共産党のパフォーマンスに終わっちゃうという、そんなことをしても何も市民のためにもならないということも、私たち感じておりますので、だから、なるべく本当に皆さんで、議会人として、どうして本当に市民の期待にも応えられる、評価も得られる、そして財政再建のためにも、本当にこの数字というのが正しい数字なんだというところを、同意して提出する。これが決まった後で、そのことをきっちり捉えて、新しく選挙に出られる方は出られる。こういうことを市民は求めていると思うんですけども、新しい議会になってから、すぐに議会報酬について、新しい議員が考えるって、とっても大変なことですよね、時間もかかるし。だから、市民というのは、やっぱりきちんと大変な行革案、今から3月審議するわけですけれども、行革案審議する前にでも、議員報酬というのはきっちりと決めて、そして行革案を審議してほしいというふうに望んでいると思うんですね。
だから、選挙が終わってから新しい方たちに委ねるんじゃなくて、自分たちで自分たちの身を律して、その後でやはり新しい体制に臨むということが本当に市民の望むところでないかというふうに思いますが、いかがですか。
○議長(池本道治) 田尾 成君。
○12番(田尾 成) 今、谷 議員の方から貴重なご意見をお聞きしました。また、先ほど来より、田村議員、また中谷議員からも貴重なご意見をお聞きし、私どもも聞かせてもらったところでございます。やはり、このここにおる議員すべては、皆さん、同じ市民を思う共通の分母にあります。ですから、その部分については、ご意見いただいたお三方と私も同じ考えには間違いございません。ただ、そこで、どのような形でそれをあらわしてくるかという分子の部分に少し違いがあるだけのことで、私は私の提案させてもうた内容につきまして、皆様方と大きな差はないと感じておりますので、どうかその辺、ご協力・ご理解、よろしくお願いいたします。
以上です。
○議長(池本道治) ほかに、質疑はありませんか。
岡田勝一君。
○27番(岡田勝一) 一志会です。この淡路市議会議員という28名の団体ですね。この中で、議運という会派代表者を含めた議運という組織のこの重み。これを一議会人として、田尾議員はいかが思いますか。答弁を願います。
○議長(池本道治) 岡田勝一君の質疑に対する答弁をお願いします。
田尾 成君。
○12番(田尾 成) もちろん、議運については、議会の進め方を決定する、いろんな日程を決定するということで、非常に大事な機能をなしていることは十分承知しております。私も、過去に2年目ですか、議運に入らせていただきまして、その運営については十分に、十分とは言いませんけども、私なりに理解しているところでございます。
その中で、先ほども中谷議員からも話がありましたように、議運としての結論の持ち方に私は現在の発議については問題ないというふうに考えておりました。当然みんなで決めたことはそのとおりなんですけども、その議運の結果につきまして、やはり少し受けとめ方が違うんではなかろうかというふうに感じております。
このファックスが送られてきたことに、ちょっとあれっと思う部分はあったんですけれども、皆さん方は、そのときに議運の中でおられた議運の皆様方も私と同じようなお考えで議運を閉められたというふうに感じておるところでございます。
以上でございます。
○議長(池本道治) 岡田勝一君。
○27番(岡田勝一) 議運の重みというものが分かっておったら、ここに出して、一つの会派から出すよりも、ほかの会派にもお誘いをして、これが前に進めるという確信を持って出すべきでないか。議運を踏みにじるようなことをして、ここへ提案していいものかどうか、もう一度田尾議員の答弁を求めます。
○議長(池本道治) 田尾 成君。
○12番(田尾 成) 毛頭先ほど言われたような気持もございません。十分にその内容は分かっておるつもりでございまして、その中で議運の最後の会議の閉め方が、先ほどから言っておりますような内容でありましたということでの発議でございますので、どうかご理解をいただきたい。その議運に出席しておりました議員も、そのような考えで閉会されたことと理解しております。
以上でございます。
○議長(池本道治) ほかに、質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池本道治) 質疑もないようでありますので、質疑を終結いたします。
本案につきましては、会議規則第38条第1項の規定により、お手元に配付いたしておりますとおり、議案付託表のとおり、所管の常任委員会に審査を付託いたします。
以上で、本日の日程は終わりました。
この際、お諮りいたします。
明12月13日から16日までは、委員会審査等のため、休会いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(池本道治) 異議なしと認めます。
よって、さよう決にしました。
次の本会議は、12月17日水曜日、午前10時から再開いたします。
本日は、これをもって散会いたします。
議員各位並びに市長はじめ幹部職員の皆様には、大変ご苦労さまでございました。
散 会 午前10時44分