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兵庫県 淡路市

平成20年第20回定例会(第4日12月10日)




平成20年第20回定例会(第4日12月10日)





           第20回淡路市議会定例会会議録(第4号)


平成20年12月10日(水曜日)





      平成20年12月10日


午前10時開会


 
第1.一般質問





1.会議に付した事件


日程第1.一般質問





1.会議に出席した議員(28名)


   1番 戸 田 雄 士        2番 土 井 晴 夫


   3番 奥 野 幸 男        4番 新 阜 長 富


   5番 岬   光 彦        6番 地 主 雅 次


   7番 新 谷 福 松        8番 五 条 正 仁


   9番 田 村 伊久男       10番 松 岡   昇


  11番 西 谷 好 民       12番 田 尾   成


  13番 籾 谷   宏       14番 中 谷 秀 子


  15番 鎌 塚 俊 子       16番 谷   裕 子


  17番 蓮 池 久 志       18番 出 雲 容 子


  19番 正 井 正 一       20番 籔 淵 功 一


  21番 植 野 喬 雄       22番 富 田   豊


  23番 黒 地 祥 夫       24番 池 本 道 治


  25番 坊 下 正 修       26番 竹 中 史 雄


  27番 岡 田 勝 一       28番 松 本 英 志





1.会議に欠席した議員(なし)





1.会議を中座した議員(3名)


   3番 奥 野 幸 男       12番 田 尾   成


  26番 竹 中 史 雄





1.会議に出席した事務局員の職氏名


   事務局長      魚 崎 一 郎


   副課長兼調査係長  加 地 研 一


   総務係長      岡 山 正 道





1.会議に出席した説明員の職氏名


   市長        門   康 彦


   副市長       冨 岡 篤太郎


   収入役       廣 岡 卓 樹


   理事        宮 本 眞 介


   総務部長      大 月 典 運


   行政改革推進部長  船 橋 敏 祝


   企画部長      黒 地 禎 三


   市民生活部長    新 居 茂 夫


   健康福祉部長    土 井   清


   産業振興部長    宮 本   肇


   都市整備部長    長 濱 泰 之


   下水道部長     深 山 四 郎


   水道事業部長    梶 原 史 雄


   津名総合事務所長  五 條 正 光


   岩屋総合事務所長  井 出   信


   北淡総合事務所長  岡 原 辰 生


   一宮総合事務所長  竹 澤 好 生


   東浦総合事務所長  竹 中 司 朗


   総務部財政課長   中 山 雅 勝


   教育長       内 海   孝


   教育次長      瀧   宗 生


   教育次長兼学校教育課長


             森   和 重





               開 会 午前10時00分


              ……………………………………


○議長(池本道治)  皆さん、おはようございます。


 本日は、昨日に引き続き会議が再開されましたところ、議員各位には、大変ご多忙のところ、定刻にご参集いただきまして、誠にありがとうございます。


 ただいまから、平成20年第20回淡路市議会定例会第4日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に印刷配付いたしておりますとおりでございます。ご了承願います。


 日程に先立ち、ご報告申し上げます。


 田尾 成議員、竹中史雄議員には、所用のため、本日の会議を中座する旨、届け出がありましたので、ご了承願います。


 以上であります。


 それでは、これより日程に入ります。


               ◎日程第1.一般質問


○議長(池本道治)  日程第1、一般質問を行います。


 昨日に引き続き、発言は、通告に基づき、順次、議長より指名いたします。


 初めに、3番、奥野幸男君であります。


 奥野幸男君。


○3番(奥野幸男) (登壇)  3番、奥野幸男でございます。議長の許可をいただきましたので、通告に従い、大きく4項目について一般質問をいたします。


 皆さん、おはようございます。今日は、久しぶりの1番バッターということで、力入っておりますので、答弁の方、よろしくお願いをしたいと思います。


 また、通告の順番ですが、4番目と3番目を入れ替えて、順番を入れ替えたいと思います。いつも最後で時間切れということになりますので、先に4番目を3番目でお願いをしたいと思います。


 それでは、質問に入りたいと思います。


 まず、1項目目の宝珠川河川整備事業についてでございますが、これも、私も本議会でも何度か質問をしております。同僚議員の7回目の質問ではありませんが、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。


 まず、最初に、志筑川水系整備事業の進捗状況について、お伺いをしたいと思います。


○議長(池本道治)  奥野幸男君の質問に対する答弁をお願いします。


 市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦) (登壇)  皆さん、おはようございます。


 それでは、奥野議員の宝珠川の河川整備、現在の進捗状況について、私の方からお答えをしたいと思います。


 この事業につきましては、志筑川の河川改修から発生したと言いますか、連動したものでありまして、考え方で言いますと、この河川整備につきましては、ある意味では、淡路市の戦略とまでは言わないまでも、戦術によって進行したものであります。


 どういうことかと言いますと、半世紀も動いていなかった志筑川河川改修を動かすことによって、唯一残っていた考え方の一つに、放水路しかなかったわけでありまして、放水路というのはどこかへ流すということで、それであれば宝珠川ということにつながっていくと、こういうようなことでありました。


 そういうことで、今も、現在、草刈りと言いますか、下工事の段階に入っておりますけれども、そのことにつきまして、これは県事業でございますので、洲本土木事務所河川砂防課からお聞きした範囲でご説明をさせていただきます。


 志筑川が、平成18年、19年度に、河川の河床掘削並びに矢板護岸工事の工事施工を行い、中橋から下流へ河床掘削、延長は620メートルでありますけれども、矢板護岸延長380メートルが、一応完成をしています。


 平成20年度の予定の工事でありますけれども、宝珠川の河川掘削につきまして、宝珠橋から田井大橋下流の区間、延長にして約720メートルを工事発注しています。


 また、平成20年度の工事でありますが、用地契約の状況にもよりますが、市道志筑中央線並びに市道大歳中田線に架設する新設橋梁の下部工の年度内発注を予定しています。


 また、用地、補償関係の10月末現在の契約状況ですが、用地につきましては、現在の全体事業費ベースにおいて、工事補償で契約ベース14億4,000万円での進捗率が約5割、52%となっております。


 また、放水路工事に伴う文化財調査ですが、事前発掘調査15ヵ所を予定していると、そういうふうに伺っております。


 いずれにしましても、県工事でありまして、市の方もそれと協調をしていろんな事業を進めているわけでありますけれども、最終的には、やっぱり地元地域の住民の協力がなければ動かないという、全体の安全・安心を守るためには、やっぱりある意味では辛抱してもらわなければならない住民のかたもおられると思います。そういった方々に、県と一緒になりまして、市当局の方も協力をしながら説明をして、ご理解を得たいと、そういうふうに思っております。


 以上であります。


○議長(池本道治)  奥野幸男君。


○3番(奥野幸男)  進捗状況については、私も地元ということである程度は分かっておりますが、聞くところによりますと、2ヵ所で何か問題があったと聞いておりますが、その問題はもう解決したんでしょうか。


○議長(池本道治)  都市整備部長、長濱泰之君。


○都市整備部長(長濱泰之) (登壇)  今、奥野議員から、2ヵ所、問題があったというのは、少し具体的におっしゃっていただけたらありがたいんですが。私の方としましては、建物調査で、1件、どうしてもそういう障害とするものがあった。そのほかには、用地交渉とかいろいろ問題点はたくさんあったという話はありますけども、2ヵ所問題があったと言われると、ちょっと私の方では把握できておりませんので、申し訳ありませんが、ちょっと、これで回答とさせていただきます。


○議長(池本道治)  奥野幸男君。


○3番(奥野幸男)  具体的に言うてええもんかどうか分かりませんが、一つは、近畿スーパーの裏の地権者との交渉、それと大円道の宅地の移転問題、この2点だと思っておりますが、そこのとこら辺、どういうような認識を持っておられるか、お聞きいたします。


○議長(池本道治)  都市整備部長、長濱泰之君。


○都市整備部長(長濱泰之)  まず、1点目のところについては、過去の災害時のときの交渉の行き違いがあったように理解をしております。その話を、今現在、淡路市としても一緒に行って、理解を願っておるというところでございます。条件についても提示をされておりますので、それを今、県と市で調整をしておるところでございます。


 それから、もう一つ移転の話につきましては、河川の方線自体にもちょっと問題があるん違うかということを大円道地区の方では少し指摘を、県の方が受けております。しかしながら、それも説明をして、代替地につきましては、この場では控えさせていただきたい、そういうふうに思います。


 以上でございます。


○議長(池本道治)  奥野幸男君。


○3番(奥野幸男)  できるだけ十分に話し合いをしていただいて、地元の要望もお聞きいただいて進めていただきたいと思います。


 そこで、いろいろと宝珠川に関しましても、私も質問しております。まず基本的に、河川整備というインフラ整備ですね、これはどのように市は捉えておられるのかを、まずお伺いをしたいと思います。


○議長(池本道治)  都市整備部長、長濱泰之君。


○都市整備部長(長濱泰之)  2番のご質問でございますが、志筑川本川の下流部は、人家が連たんする市街地で、流化能力が極めて低く、平成16年の台風23号により、浸水面積40ヘクタール、床上浸水143戸、床下浸水132戸という甚大な被害に見舞われております。


 このため、河川拡幅による流化能力の増加が困難であることから、市街地の上流より宝珠川への放水路を開削をいたします。また、宝珠川につきましては、放水路計画に基づき、基本的に河床掘削を行うことで流化能力の増大を図っていくことでございます。


 それから、志筑川水系では、流域の重要度、過去の災害経過等を踏まえ、概ね50年に1回程度の降雨量を発生する洪水に対応することを目標として計算をされております。洪水から防御し、住民の安全で安心な生活の確保が最優先されると考えております。


 以上でございます。


○議長(池本道治)  奥野幸男君。


○2番(土井晴夫)  河川整備、この宝珠川だけでなしに、河川の整備という基本的な考え方をお聞きしたかったんですが、こちらで説明をしていきたいと思います。


 河川整備におきましては、河川法、これが国によって、法律として定められております。これは、河川の整備基本方針を決めて、河川整備計画を策定し、事業を執行していくということになります。この河川法と言いますのは、明治29年に近代河川制度が誕生いたしました。そのときには、治水が最大の課題であって、治水のみの法律が定められております。


 その後、昭和39年に、この河川法が改正されました。要は、近年、環境問題に対する関心の高まり、また価値観の多様化によって、治水及び利水の体系的な制度として整備されております。そして、平成9年に、治水、利水、そして環境の総合的な河川制度として河川法が改正されております。それは、河川環境の整備と保全、そして地域の意見を反映した河川整備の計画的な制度として策定されております。


 そして、この河川整備計画におきましては、このたびも、河川において順次県の方でしていただきました。要は、原案に対して、学識経験者並びに住民の意見を聞き、河川整備計画の案が決定されました。そこで、地方公共団体の長、いわゆる市長が意見を具申して、河川整備計画の決定、そして公表がされて、工事を着工すると、そういう制度になっております。


 そこで、現在、工事が行われている志筑川水系の河川整備事業ですが、これは、過去、本当に志筑地区におきましては、私も何回も経験しておりますが、度重なる洪水被害に対しまして、地域住民の強い要望によって新しく整備されることになり、本当に地域住民にとっては、大変ありがたい事業だと感謝をいたしております。


 この事業におきましては、平成18年3月に、志筑川水系河川整備基本方針が策定されております。それの基本方針の大前提は、志筑川の川づくりということで基本方針が策定されております。


 志筑川におきましては、治水、利水、生態系、水文化、景観、そして親水を4つの柱とした兵庫人と自然の川づくり基本理念、基本方針に基づいて、河川の現状、水害の発生状況、河川利用、河川環境等を考慮するとともに、淡路市の新市まちづくり計画等を踏まえて、総合的な保全と利用を図ることを基本方針にするとなっております。


 そして、3つの事項が設けられております。1点目は、洪水、高潮等による災害の発生の防止、または軽減に関する事項。2つ目は、河川の適正な利用及び流水の正常な機能の維持に関する事項。3つ目は、河川環境の整備と保全に関する事項の3つでなっております。


 特に、3つ目の事項におきましては、河川環境の整備と保全に関しては、動植物の良好な生息、生育環境の保全に努め、水辺に親しめる場の創出を行う。2点目は、商業地、住宅地が立ち並ぶ市街地においては、河川が沿線住民の目に触れる機会が多く、周辺の環境と調和を図りながら、景観に配慮した河川空間の形成を図るという基本方針が策定されております。


 そこで、3点目の質問に入りますが、景観・親水に配慮した河川並びに周辺整備についてお伺いをしたいと思いますが、これは、特に宝珠川の河川改修事業においてお聞きをしたいと思います。


 先般、10月の21日に、地元住民に対して、宝珠川改修整備事業の工事説明会が行われました。この宝珠川においては、平成7年まで河川愛護ということで、地元町内会が、総出で管理道並びに河川の中の草刈り、川の清掃を行ってまいりました。平成8年度からは、事情がありまして中止になっておりますが、それまでは地域住民が出て、この河川を本当に守りをしてまいりました。


 また、この管理道は、小学校、中学校の通学路となっておりますが、街灯もなく、またガードレールもなく、小学生がときどき川に落ちたということを聞いております。そういうことで、私も、県の方々にもそして志筑地区連合町内会においては、各地区の町内会長の署名を付けて、景観に、また親水に配慮した整備を要望してまいりました。本議会でも、先ほども言いましたが、何回か質問をしております。


 そこで、10月21日、そういうことを期待を持って説明会に臨みましたが、何らそのような配慮のない設計になっておりました。そこで、県の担当者の方々と、今までの経過をお話しいたしました。その結果として、県と市が話し合いをして、今後の対応をしていきたいという返答をいただきました。


 また、私も人を介しまして、国の河川整備局に問い合わせをしていただきました。河川整備局としましては、当然、基本方針に沿った整備が行われるものという回答をいただきました。そこで、10月の21日、工事説明会において、県と市の方が話し合いを持つということになっております。これがどのような話し合いになったのか、また、地元の要望に、今後、どのように対応していくのかをお伺いいたします。


○議長(池本道治)  都市整備部長、長濱泰之君。


○都市整備部長(長濱泰之)  まず、景観・親水に配慮した河川並びに周辺整備ということでございますが、宝珠川におきましては、新たな用地の確保が難しいことから、流化能力の確保を図るため、河床掘削を行い、河川護岸につきましては、ブロック積みで計画をしております。このため、河川内には、線的な広がりを持った公園整備の設置は、スペース上の関係上困難であると考えられます。


 しかしながら、放水路との合流点下流には、残地がある程度発生するため、憩いの場としての公園等の設置、また川への斜路の設置、河川内には転石等がありますので、そういうものを利用し、魚などの生物が生活できるよう計画を行い、親水性を考慮した整備ができないかなどを、県と協議し検討してまいりたいと考えております。また、放水路につきましても、斜路等の設置について県と協議し、調整を図ってまいりたいと考えております。


 それから、最後に、県とどういう調整をしたかということでございますけれども、先ほど、奥野議員が指摘をされましたように、当然、計画案の中には、地元とそういう親水性を協議してやっていくんだということは明確にうたわれております。市の方も、それにもって地元の要望書もいただき、県の方に再度協議をして、階段等そういうものについては設置しよう、斜路等も検討していきましょうと。親水性については、一部残地があるところで、地元と相談して、できるだけいいものを作っていきましょうという返事はもらっております。


 それから、照明灯につきましては、今現在、メニューを探して申請中でございます。ただ、そこには問題がありまして、我々道路管理者としては、河川の中にそういう照明灯というのが設置ができますが、管理という面で少し問題が残っておるのが現実でございます。それについては、地元の方と少し調整が残っているという認識をしております。


 以上でございます。


○議長(池本道治)  奥野幸男君。


○3番(奥野幸男)  いつも質問して、1点いつも抜けるんですよ。側道の整備なんですよね。今、洲本側はアスファルト、簡易舗装ですが、生穂側におきましては、半分舗装して、半分地道になってます。ですから、私が今まで言ってるのは、要はその管理道を、やっぱり地域の方々も、あの川をきれいな川にしたい。気も植えたり、花も植えて、みんなで守りをしていきたいということを切に要望しているわけであって、あの川を本当にきれいな川にすれば、志筑自身が全く変わってくるということで、側道の整備をお願いしてきているわけですが、その点はどうなんですか。


○議長(池本道治)  都市整備部長、長濱泰之君。


○都市整備部長(長濱泰之)  現在のところ、宝珠川の両岸については、市道認定をしております。車とかそういう関係がございますので、県の方には市としましては、道路管理者上車対応の防護柵をお願いをしているところです。


 舗装につきましては、現在のところ、メニューが見つかっておりません。今回、県と何とかそういう一緒にやってもらえないかということを、今現在、要望しておりますけれども、今のところ、県の方としましては、工事に影響ない限りはそれはできないということで、返事は冷たくもらっておる次第でございます。


 以上です。


○議長(池本道治)  奥野幸男君。


○3番(奥野幸男)  また、昨日の富田議員と同じようなもんで、またメニューを探さな銭がないということになるんでしょうが、これは市道に編入したときは、多分舗装したいために、旧津名町が市道に、普通の管理だったら舗装できませんので、多分それで町道に編入したんやと思うんですが、それやった町、もっと管理してもらわなあかんという話になるし、また、向かい側の川が、半分舗装して半分してない。


 これね、やっぱりもうちょっと、銭ない、銭ない言うのはよく分かるんですが、昨日の富田議員でないんやけど、やっぱり地元も何とかあの川をきれいにしたい。桜の木も植えて、花も植えて、みんなで守りをしたいと。というのは、先ほども言いました。平成7年まで、あの大きな川を、皆、町内会が出て、草刈りして、川の掃除をしておりました。ところが、ハチに1人さされて、それからやまったという状況があるわけなんですが、そこら辺で、何としてもあの川を、今せんとできないですよ。


 僕もいつまで議員やっとるか分かりませんので、いつ止まるかも分かりませんが、国の方も、ちょっと僕も何か方法ないんか聞いておりますが、あの川、何とか本当に志筑の名所、特にふるさと納税の主要目的にも、桜の名所づくりということもうたわれております。地元もなんとかしてほしいという、みんなでせんかという今の熱意のある間にやらないと、また草ぼうぼうの川になってしまう。本当に私も、県の河川で、川の中の草、どないぞしてくれということもよく聞きます。


 ただ、志筑は、平成7年まで、本当に河川愛護ということで、志筑川、宝珠川、町内会が皆出て、草刈りし、掃除をしてきておりますので、何としてもこの川をしたいと思ってますので、昨日の富田議員でありませんが、メニューを探してしていただきたいなと思いますが。


 市道言いましても、あれは管理道ですよ。川の堤防ですよ。県にも責任があると思います。そこら辺、理事、どないですか。


○議長(池本道治)  理事、宮本眞介君。


○理事(宮本眞介) (登壇)  この側道の整備についての環境に対する配慮ということでございますが、議員もご存じのとおり、今、この整備につきましては、床上の対策事業として取り組んでおるところでございまして、側道についての整備、これについても、いわゆる河川の構造基準に基づいてできる範疇の中で、県の方で今現在整備していただいているということでございます。


 その中で、いわゆるこの河川については、市街地の人家連たん部を通る中で、空間的にも、議員がおっしゃるとおり、町の中の空間、景観配慮ということも非常に大事なものだというふうには思います。その中で、今、具体的にどのようにすれば、そういうふうな景観に配慮したような整備ができるかという知恵と言いますか、具体の考え方は持っておりませんけれども、今後、引き続き、県ともいろいろと相談して、河川整備費の投入以外でいろんなメニューを検討して、できる範囲の中で景観に配慮したような空間づくりを検討してまいりたいと思います。


 以上です。


○議長(池本道治)  奥野幸男君。


○3番(奥野幸男)  本当に、やっぱり理事に聞いてみるもんやなと思いますので、部長の方もひとつよろしくお願いをしたいと思います。


 時間もなくなってきましたので、次の質問に入りたいと思います。


 続いて、2項目目の薪能についてお伺いをしたいと思います。


 このイベントの開催も、今回で3回目になりました。開催について、当初からいろんなこと、問題点があるように聞いております。そこで、何点かお聞きをしたいと思いますが、まず、1点目に、この薪能が開催に至った経緯についてお伺いをいたします。


○議長(池本道治)  産業振興部長、宮本 肇君。


○産業振興部長(宮本 肇) (登壇)  まず、開催に至った経過について、ご答弁を申し上げます。


 地域の魅力を引き出すために、全国でも数少ない神宮、伊弉諾神宮を中心とした国生み文化ゾーンとして、観光の拠点として位置づけながら、古代伝統のある薪能を、この伊弉諾神宮の境内で演能することによりまして、地域財産ともいえる人の力を結集し、人づくり・ふるさとづくりを養いながら、日本のふるさと・心のふるさと、淡路島づくりを提唱し、地域の活性化・自立化を図ることを目的としまして、実行委員会を立ち上げ、開催しているところでございます。


 以上でございます。


○議長(池本道治)  奥野幸男君。


○3番(奥野幸男)  この開催は、市が主催ということでいいんですか。


○議長(池本道治)  産業振興部長、宮本 肇君。


○産業振興部長(宮本 肇)  実行委員会を組織しまして、実行委員会による状況でございます。


 なお、実行委員会の構成団体につきましては、商工会を中心とした観光協会であり、そのメンバーで実行委員会を構成をしております。


 以上でございます。


○議長(池本道治)  奥野幸男君。


○3番(奥野幸男)  最初、1回目は、何か一宮の法人会が主催というふうに聞いておりますが、最初から商工会でいいんでしょうか。


○議長(池本道治)  産業振興部長、宮本 肇君。


○産業振興部長(宮本 肇)  第1回目の当初からも、そのような構成、組織で実行委員会を立ち上げ、開催をしております。


○議長(池本道治)  奥野幸男君。


○3番(奥野幸男)  それで、3回やって、今後も、4回目も開催するという方向で聞いておりますが、これはやっぱり、4回目も開催する意義というのはどこら辺にあるか、お伺いします。


○議長(池本道治)  産業振興部長、宮本 肇君。


○産業振興部長(宮本 肇)  過去、第1回については、雨でしづかホールで開催というふうな形です。第2回目には、先ほども開催に至った経過の中で、やはり伊弉諾神宮ということで、昨年については、神宮を使ってやることができました。しかしながら、最後に雨がきて、最後まで終結できなかったという点があります。今回、3回目で、やっと本来の目的を達せたかなというふうに思っております。


 そんな中で、この薪能に関することで、継続する意義について申し上げたいというふうに思っております。


 まず、このような薪能のような伝統文化については、短期間では定着していかないだろうという考え方を持っています。そういう考え方をすれば、10年間が一つのスパンであろうというふうに思っております。これを具体的にどのようにやっていくかということにつきましては、まず総合的な観光政策の推進を図るためにということをまず1点目に考えました。2点目には、地域の産業おこしですね、それを図っていく。3点目には、文化の観点から、伝統文化としての捉え方をしていこうというふうな考え方を示してます。


 そんな中で、観光客の誘致を図っていくために情報発信をしていこうというふうな考え方のために、今後とも薪能の開催については、続けてまいりたいというふうに考えているところでございます。


○議長(池本道治)  奥野幸男君。


○3番(奥野幸男)  いろいろとあると思います。


 そこで、さっきから、観光、観光と言いますが、この3回やって、どれだけよそからというか、観光の点で効果があったかと考えておられますか。


○議長(池本道治)  産業振興部長、宮本 肇君。


○産業振興部長(宮本 肇)  そのようなこともございまして、今回、観光拠点として、観光エージェント等と提携をしまして、バスツアーの創設をしてきました。それで、薪能の観賞と淡路における伊弉諾神宮を中心としての香り体験というふうなツアーを、今回、行いました。


 いろいろ募集期間等を設けたわけですが、大体30数名の方の申し込みがあり、当日、島外者を誘客したというふうに、本年の実績としてはあります。


 なお、あと、このチケット販売等につきましては、島外からも約50名ぐらいの参加者があったというふうに確認をしております。


○議長(池本道治)  奥野幸男君。


○3番(奥野幸男)  観光がメインだと思ったんですが、島外から50名の参加ということですが、薪能は、兵庫県でも5ヵ所ほどやってるんですよね。姫路とか、ちょっと場所は知りませんが、たしか5ヵ所ほど兵庫県でも薪能を開催していると聞いております。なかなか伊弉諾さんとこの薪能を合わせた観光、地場産業とかなかなか難しいんやないかと思います。


 一宮商工会では、かぐらをやっております。これは、県の補助だけで、市の補助は入ってないと聞いてます。そこで、かぐらと薪能ががっちゃんするわけですが、そこで、このイベントを開催するに当たっての経費ですね、市が幾ら出して、県が何ぼで予算でやってるんか、ちょっとその経費の内訳をお聞かせいただきたいと思います。


○議長(池本道治)  産業振興部長、宮本 肇君。


○産業振興部長(宮本 肇)  経費につきましては、総額で800万円の所要額でございます。なお、補助金等につきましては、入場券収入が約300万、あと500万については、市の補助金等でございます。


 一方、昨年、第2回開催につきましては、県の方の地域振興事業を申請をしておりまして、その中で昨年は、県の方から300万円の補助があったというふうなことです。本年も、その補助を申請をしておりますが、まだ確定はされておりません。


 以上の経費でございます。


○議長(池本道治)  奥野幸男君。


○3番(奥野幸男)  1年目が、市が500万、2年目が200万、県が300万、そして3年目が、県のまだ補助が決まってないと。決まらなかったら市が500万出すということになるわけですかね。


 そこで、かぐらは一宮の商工会の方々が、大変自分らで本当に知恵しぼって、市の予算使わずに、助成使わずに、本当に頑張っておられます。このかぐらと薪能をどんなふうにするのか、これ、問題あると思います。


 それで、5点目と6点目は、一括して質問なりをしたいと思いますが、先ほど来、伝統文化・伝統芸能を定着さすためには、10年のスパンが要るということを言われました。私は、伝統文化・芸能というのは、その土地で生まれて、営々と地元住民が守って、育ててきてこその伝統文化、そして伝統芸能だと僕は思っております。ここで、伝統文化についての討論をするつもりはありませんが、当淡路市においては、大変多くの伝統文化、それから伝統の芸能があります。地元の住民の方々が、後世に残したいために、本当に少しの資金でも頑張っております。そしてまた、地域の活性化のために、知恵と工夫をこらして、本当に新たな、また過去にあったイベントを再開したり、本当に頑張っております。


 そういった中で、財政がこのように逼迫している中で、本当に大きな予算を使ってなぜ続けていかなければならないか、私は本当に疑問に思っております。このような予算があれば、淡路市の各地区で行われている伝統芸能、イベントに予算を分配して、地域の活性化に、地域の伝統文化、また伝統芸能を育てる方が大変重要やと思いますが、その点についてのお考えをお聞きしたいと思います。


○議長(池本道治)  産業振興部長、宮本 肇君。


○産業振興部長(宮本 肇)  議員、ただいま申されましたとおり、伝統文化の継承につきましては、各地域の皆さん方については、大変ご苦労されております。このことについては、深く敬意を表したいというふうに考えております。


 なお、地域の方でも、伝統文化の継承をやっていただくという意味では、市としても、今後とも地域イベント等については支援をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。


 以上でございます。


○議長(池本道治)  奥野幸男君。


○3番(奥野幸男)  支援するというても、支援、お金が要るわけでえ、新行革プランの中では、本当に厳しいカット、財政状況の中で、いろんな施策がカットされ、予算もカットされております。その中で、やはり伝統文化を育てたいという、これはまた薪能のような高尚な芸能ですし、伊弉諾さんとのタイアップで育てるというのも、確かに一理はあると思いますが、やはり今の財政の中で、これが本当に続けていいのかどうか、もう一度よく協議していただいて、福祉等本当に人件費、経費等、行革プランでは示されております。これもそういう中で再考しなければならないかなと考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。


 続きまして、3項目目ですが、高齢化社会への対策の取り組みについて、お伺いをしたいと思います。前回、これ、途中で終わりました。そして、部長の答弁の途中、私は制止をしました。誠に申し訳なく思っております。今後、そういうことのないように質問をしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。


 そこで、高齢者ですが、日本においても、もちろん地方においても、少子高齢化が進んでおり、大きな社会問題になっております。当淡路市においても、もう高齢化率が30%を超えるというような状況になっております。西暦2035年には、総人口が今よりも13%減少し、高齢者の人口が、今の45%増加するということが発表されております。こういうのを見ても、当淡路市が、本当にこれは極論ではありますが、今のままでは将来、淡路市自身が限界集落になるのではないかと、本当に危惧をしております。


 高齢社会においては、介護、医療、福祉と、本当に多くの問題を抱えておりますし、また、こういう問題につきましては、大変大きな経費もかかっております。行政においては、高齢者に対する対策として、数多くの施策をとっていただいております。本当に感謝をしているところではありますが、やはり今後、高齢者の増える中で、高齢者の目線に立ったきめ細かい血の通った対策が必要だと考えております。


 そこで、最初に、行政において、こういった状況の中で、将来、高齢者の方々がどのような不安を持っているのか、お伺いをしたいと思います。


○議長(池本道治)  健康福祉部長、土井 清君。


○健康福祉部長(土井 清) (登壇)  奥野議員の1点目の質問で、高齢者が、将来、どのような不安を持っているかと、こういったご質問でございますけれども、高齢化率等につきましては、ただいま議員がおっしゃられたとおりでございます。


 淡路市におきましては、本当に今言われましたような高齢化になっておりますけれども、高齢化の中で、淡路市におきましても、独居老人なり、また高齢者の夫婦世帯等も数多く見られてきております。その中で、市内には217の町内会があるわけですけれども、限界集落ということも言われておりましたけれども、現在の淡路市の方では、217の町内会のうち、既に8集落が限界集落となっております。その後、続いて、順次、限界集落になっていく集落も、続々続いておるように思います。


 そういったことで、淡路市におきましても、やはり高齢者の方につきましては、高齢者になったという中でも、やはり自分の地域で暮らしたいというのが人情というのか、本音でございます。それで、これから、高齢化が進む中で生活をしていく上での本人の機能低下が、また健康、金銭管理、孤独等いろいろな問題もあると思われます。


 そういったことで、今後、淡路市におきましての高齢者福祉対策ということでございますけれども、現在、公的の福祉サービスにつきましては、議員おっしゃられました、いろいろと考えながら、努力しながら、事業を展開をしております。しかし、今後、今以上に多様なニーズも出てきます。そういったことで、公的サービスのみで高齢者福祉を乗り切っていくということについては、限界も当然出てこようかと思います。


 そういったことで、これからやはり地域で住み続けていくためには、地域の方々のある程度のご協力なりが必要で、それと、公的サービスを組み合わせたようなサービスの必要があるんではないかなと思います。


 現在、淡路市の方では、本庁の方では地域包括センターということで、介護・福祉・保健・医療の総合窓口ということで、現在対応しております。また、各総合事務所においても、5事務所には、サブセンターもございます。また、ブランチと言いますか、要望に応えての出前での相談を受け付ける在宅介護支援センター等も設置し、高齢者・住民のための窓口として、現在、頑張っておるところでございます。


○議長(池本道治)  奥野幸男君。


○3番(奥野幸男)  本当に高齢者の方は、僕ももう3年ほどしたら高齢者になるわけですが、本当にさまざまな不安を持っています。そこで、そういった中で、やはり一つ大切なことは、生きがいを持って生活することだと思っております。その生きがいの中で、やはり働ける間は働きたいと、ほとんどの方々が思っているのではないかと思います。しかしながら、今年のように、100年に一度というような経済不況状況の中にあっては、本当に高齢者の働く場所はごく限られております。


 それで、シルバー人材センター、これが一応高齢者の働く受け皿として、シルバー人材センターが大変大きな意義を持っておると思います。しかしながら、先日、議会に対しまして、運営の支援の要望が提出されております。我々議会も、何とか応援したいと思っておりますが、高齢者の就労支援として、市はシルバー人材センターを今後どのように支えていくのか。また、新行革プランの中では、予算の削減、また組織の改編を考えているようでありますが、高齢者が増える中で、こういったシルバー人材センターについてどのように考えておられるのかをお聞きしたいと思います。


○議長(池本道治)  産業振興部長、宮本 肇君。


○産業振興部長(宮本 肇)  シルバー人材センターの考え方ですが、高齢者の自主的な意欲を尊重しつつ、豊かな経験、技能を生かした雇用等、その実情を踏まえながら、生きがい支援並びに高齢者の社会参加を図ってまいりたいという位置づけで行っております。


 現在、シルバー人材センターの方に登録されている人数につきましては、約550名の方がそこに登録をされております。その中で、いろいろ事業をやっておりまして、雇用という部分で、昨年実績でございますが、年間請負事業としまして4億5,400万円というふうな事業を請け負っているところでございます。しかしながら、昨今、いろんな形でその事業が減少してきているというのも否めない事実かなというふうに考えております。


 先ほど、議員が申されましたシルバー人材センターの運営状況等でございますが、合併後、市の合併とともに、シルバー人材センターの方もそのような合併手続きが行われまして、現在、支部体制もとっておりますが、職員としては、約10名の職員態勢で行っております。これは、いろんな形で統一したことによって、支部の方も抱えた上で、人員を減してきておりますが、なにとて必要経費がかかるという部分での要望であったかなというふうに思っております。


 そんな中で、他市、淡路島内の考え方を申しますと、洲本市、南あわじ市については、県の方も補助金がありまして、県と同等額を補助しているというのが、他市における状況でございます。


 本市については、他市とちょっとやり方が変わっておりまして、手厚く、県と同等額でなしに、今現在のシルバー人材センターの運営を考えた上で、約県の補助金を800万円上回る形で助成しているところでございます。


 そのようなことを考えながら、今後については、人材センターと、中の事務職員のあり方ですね、それを十分協議しながらやっていきたいというふうに思います。事務職員の考え方の事務費を考えて、本題である高齢者の方々の雇用の拡大をすべき環境を整えるという意味での助成をどうするかということを考えていきたいというふうに思っているところでございます。


 以上です。


○議長(池本道治)  奥野幸男君。


○3番(奥野幸男)  高齢者も働く場所がほしいと、本当に切実に思っております。運営もそうですが、何とか高齢者の働く窓口として、シルバー人材センターを今後も支えていっていただきたいと思っております。


 4点目に入りたいと思います。


 こういった財政が大変緊迫している中で、高齢者社会対策についてお伺いしたいわけですが、前段で申し上げました、今後、本当にますます高齢化社会が進んでいきます。その反面、財政が逼迫し、公共料金の値上げ、行政改革の名の下での組織の集約、そして経費の削減ということがあり、またその結果、行政サービスの低下につながっていくのではないかと心配をしております。


 しかしながら、高齢者にとって、やはり何かあって相談したい、どないしたらいいんかという窓口におきましては、先ほども部長が言われました、介護・医療等においては、地域包括支援センターでありますし、また福祉全般においては、社会福祉協議会が大変重要な役割を果たしておりますし、また、今後も本当に重要な役割を果たすんではないかと思っております。そして、新行革プランでは、経費の削減、また組織の集約がうたわれております。しかしながら、社会福祉協議会という役割を考える中で、なかなか組織を集約するということに関しては、大変難しい問題があるんではないかと思っております。


 と言いますのは、やはりお年寄りは、足もありませんし、地域に住まいする中で、やはり一番近いところへ相談に行かなければならないという中で、地域の社会福祉協議会の経費削減、コーディネーターを削減する等の、こういった試案が出ております。高齢者が、先ほども言いましたように、大変増えてくる中で、こういった施策については考え直す必要があるんではないかと思いますが、部長はどのようにお考えなのかをお伺いしたいと思います。


○議長(池本道治)  健康福祉部長、土井 清君。


○健康福祉部長(土井 清)  福祉につきまして、社会福祉協議会の方でいろんな事業を、委託なり、また独自事業を実施し、福祉についてご協力をいただいておるということには、十分認識をいたしております。


 ボランティアコーディネーターの関係につきましては、以前より県の補助金をもって対応をしてきてます。そういったことで県の、これも県の方の行革の関係での補助金の削減ということで、これは昨年度から、福祉協議会の方にもお伝えをしてきておることでございます。


 それで、社会福祉協議会全体の運営等につきましては、現在も社協の事務局を含めて本庁との担当課との今後のことについても検討・協議を重ねおるところでございます。


 やはり淡路市におきましても、行革の推進をしていく関係上、限られた財源の中でやってえいくということで、お互い話を、今もやっておりますけれども、今後も続けていきたいと思っているところでございます。


 以上でございます。


○議長(池本道治)  奥野幸男君。


○3番(奥野幸男)  本当に、福祉関係は非常に手間のかかる大変な仕事だと思います。時間もかかりますし、またそれに経費もかかるわけでございますが、やはり高齢者が増える中で、この社会福祉協議会のというのは、もっと充実していかなければならないんではないかと、私は考えております。そういうことも含めて、十分に社会福祉協議会と協議をしていっていただきたいと思います。


 るる、いろいろ質問をいたしましたが、また下水の方は時間がなくなりましたので、ひとつまた次回ということでお願いをしたいと思います。


 以上で質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(池本道治)  以上で、奥野幸男君の一般質問は終わりました。


 ここで、暫時休憩いたします。再開は、午前11時10分といたします。


              休憩 午前10時59分


             ─────────────


              再開 御前11時10分


○議長(池本道治)  休憩前に引き続き、会議を開きます。


 次に、4番、新阜長富君であります。


 新阜長富君。


○4番(新阜長富) (登壇)  4番、緑風会の新阜でございます。議長の許可をいただきましたので、通告に基づき、順次、質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。


 最初に、ふるさと納税についてでございますが、何度か同僚議員より質問がございましたが、お許しをいただき、質問させていただきます。


 本市の淡路市夢と未来へのふるさと寄附金条例が制定され、はや6ヵ月が過ぎようとしておりますが、新聞やマスコミ等でも、何度も報道されているのでご承知のことと存じますが、寄附金の取り組みについて、各自治体ともアイデア競争に重きを置いているように感じております。


 先日の新聞報道で、県内41市町のふるさと納税の受付状況が掲載されておりましたが、本市は、件数ペースでベストファイブ、金額ベースでもベスト7位にランクされているのを見て、本市のふるさと納税にかける意気込みが伺え、敬服した次第でございます。


 そこで、現在、本市では、どの程度の受付件数と金額が寄せられているのかを、まずお伺いいたしたいと思います。


○議長(池本道治)  新阜長富君の質問に対する答弁をお願いします。


 市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦) (登壇)  新阜議員のご質問にお答えをしたいと思います。


 まさに議員が言われましたように、夢と未来へのふるさと寄附金ということで始まりまして、予算的には、目標として1,200万円という数字で議会に上程をしまして、それが認められて、今、推移をしているということであります。1,200万円というたんですけれども、ほんまは1億2,000万円ぐらいの気持ちやったんですけども、それは非常に難しいんかなというふうなことで、現実的に1,200万円とお願いをしました。


 今、12月4日現在でありますけれども、285件、1,210万円余のご寄附をいただいたという結論に至っております。この数字で一番のポイントは、淡路市は、285件、淡路島は3市体制をとっておりますので、仄聞でありますけれども、南あわじ市が50件前後程度で、大体2,000万円ぐらいだと聞いております。洲本市は、10数件程度で、約1,000万円程度というふうに伺っております。非常に特徴があるわけでありまして、洲本市の件数でいきますと、1件に950万円という方がおられるそうでありますから、後は数万円という、そういう状況でありますね。南あわじ市も、どうも多額寄付者がいたという、そういうことで、ダントツに285件というのはすばらしい意味を持っているのではないかなと思っております。


 これまで、東京淡路会90周年の総会であるとか、津名高等学校同窓会総会、私も、小さい会でも出かけて、ふるさと納税をお願いをしたこともございます、PR。それから、淡路市出身の著名人の方への直接・間接のお願い。そして、市議会の有志の方々にも、本当に努力をいただきまして、ありがとうございました。


 また、職員からの紹介をいただいた縁(えにし)のある方へのダイレクトメールの発送などの取り組みを行っております。この分で若干職員の取り組みについて、なぜかこの段階に至っても、それを強制的な発言でもって理解をしている職員もいるようであります。私の常識の範囲の中では、信じられない理解のされ方をしておるんですけれども、みんなで一緒になってやってこそ、この淡路市がよくなっていくという、今時分に足の引っ張り合いをしている場があるんかという、怒りすら覚えるわけでありますけれども、そういった実情も全部踏まえまして、今年度の目標として予算計上をさせていただいておる1,200万円に一応到達しておるという現状であります。


 今後ともの皆さん方も含めましての淡路市一丸となったこういう努力によって、歳入が足らないところを補っていくべきではないかなと思っております。


 以上であります。


○議長(池本道治)  新阜長富君。


○4番(新阜長富)  現在、285件ということで、約1,200万というようなことをお伺いしたんですけど、市長は、1億2,000万というような非常に高い目標等を掲げておられますが、今後のもし1億2,000万というようなことをお伺いしたんですけれども、今後の予想金額、また目標ですね、どの程度置かれているんか、もし分かればちょっとお伺いしたいんですけど。


○議長(池本道治)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦)  今後の推進の取り組みでありますけれども、ふるさと宅配便事業として、ご寄附をしていただきました方々に、淡路市が自信を持ってお勧めできる特産品を掲載したチラシを作成して、発送して、ふるさと納税の普及に努める予定。こういうものもしております。そういうものも含めまして、今、1億2,000万と言ったのは、心意気でありまして、実際のところ、1,500万円は固いのかな。3月補正は間に合わないかも分かりませんけれども、1,500万円は固いところと見て、2,000万円程度ですね。


 今現在、南あわじ市が2,000万円程度と伺っております。50数件で2,000万円程度。大口寄附者があるということですけれども、金額的にもそこに到達できたらいいなと、これ、希望的な観測ですけれども、目標としてはそういう目標ではないかなと思っています。


 以上です。


○議長(池本道治)  新阜長富君。


○4番(新阜長富)  はい、分かりました。


 このふるさと納税の制度については、市長自らいろんな場所においてPRを行っており、また、執行部の方々も尽力を尽くしていただいているのは承知をしておりますが、もう少しPRの手法を検討すべきではないかと思う次第でございます。


 と申しますのは、私たち会派内でも、ふるさと納税に少しでも貢献できればという思いで、私自身島外在住の淡路市出身者等にターゲットをしぼり、寄附金の依頼を行った経緯がございます。そのときに、相手の方から、ふるさと納税の話は聞くが、どのような制度なのかと聞かれ、そのときには説明したのですが、そのときに、ふるさと納税の言葉を知っていても、その中身ですね、中身が分かっておられない方が意外に多いのではないかと気付いた次第でございます。このような方々に、どのように説明をして、理解を求めていくのかが、今後の課題ではなかろうかと考えております。


 そこで、本市として、今後、ふるさと納税のPRをどのように取り組んでいかれるのかをお伺いをいたしたいと思います。


○議長(池本道治)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦)  議員が言われましたように、なかなかふるさと納税という制度を、きちんと理解されてない方もいるわけでありまして、それはやはり説明側に責任があるんではないかなと思ってます。


 そういう観点から言いますと、一般的なインターネットを利用したものであるとか、広報であるとか、あるいはその他のものであるとかは考えておりますけれども、それ以外に、やはり淡路市で一番重要な町内会等々の連携を図りまして、町内会の方からの丁寧な、分かりやすいお願いのPRなどをしていってはどうかなというふうにも考えております。その協力態勢によって、どこまでできるかは分かりませんけれども、議会とも相談をさせてもらって、町内会費でそれに対する補償的なものも含めて、みんなでやる一体感づくりを作っていければなと思っております。


 以上です。


○議長(池本道治)  新阜長富君。


○4番(新阜長富)  町内会との連携ということですね、やはり私は、意外と島内等にいらっしゃる方々等も、理解等がまだまだ告知というものができていないんじゃないかなという気がしております。できれば、そういうPRの方法を十分検討していただきたいと、かように思っております。


 寄附金は、景気に非常に左右されると思いますので、今後はきめ細かく計画を立てていかなければ、目標にはなかなか到達できないのじゃないかと考えております。


 私は、ここにご提案申し上げるんですが、一つの戦略として、島外在住の淡路市出身者を中心に、ふるさと応援団を設立してはどうかと考えております。淡路市を最も理解をし、愛情を持っておられる出身者の方々に組織を作っていただき、情報交換をしながら支援をいただく、こういう組織を作り、淡路市のサポーターとなっていただいてはどうかと思う次第でございます。


 組織を作ることにより、情報が得られ、また寄附金ではなく、企業誘致や市外からの定住発掘にもつながってくるのじゃないかと思います。よろしくご検討いただきますようお願い申し上げます。この件について、市長はいかがお考えでしょうか。ぜひお考えをお聞かせいただいたらありがたいと思いますが。


○議長(池本道治)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦)  本当にそれが大事な提案だと、私の方も認識しております。もう既に、島外の方々でいろんな団体があるんですけれども、それは淡路島全体の会でありまして、やはり島全体で頑張ることも大事ですけれども、3市体制の中で、いい意味での競い合いですね、そういうものにつながればいいということで、そういった団体等との相談・連携を図りながら、今言ったことが、すぐにはできないと思いますけれども、できるだけ早期に動けるような手立てをしたいと思っております。


 以上です。


○議長(池本道治)  新阜長富君。


○4番(新阜長富)  ありがとうございます。どうか、一日も早く寄附金の活用事業ができることをお願いしておきます。


 次に、販売市有地、また遊休市有地の売却についての質問に移りますが、本市では、旧5町時代から分譲地を含め多くの販売市有地、また遊休市有地を有しておりますが、本市の財政も非常に厳しい折、早期の販売売却が必要と認識しております。


 市の分譲地では、販売価格の引き下げ等の努力をしているのは理解をしておりますが、完売までに至っていないのが実情でございます。この現状を踏まえ、市有地売却に当たり、広く門戸を開き、不動産業者、兵庫県宅地建物取引業界等に販売委託をしてはどうかと考えます。島内では、既に南あわじ市が、工業団地や分譲地の販売に業務委託をしているとのことを伺っておりますので、本市においても速やかな対応が必要と思われますので、本市の方針をお聞かせいただきたいと思います。


○議長(池本道治)  企画部長、黒地禎三君。


○企画部長(黒地禎三) (登壇)  ご答弁いたします。


 企業誘致向けの広大な遊休市有地の販売に向けての取り組みについてでございますけれども、地元の不動産業者、遊休市有地の紹介をいたしまして、地元不動産業者からディベロッパーを紹介をいただいております。


 宅地分譲地の販売におきましては、宅建法に定めます不動産業を営む業者から紹介をいただきまして、土地売買が成約した場合、売却代金の3%を仲介手数料といたしましてお支払いする要綱を定めて、販売促進に取り組んでいる状況でございます。


 また、宅地分譲地以外の遊休市有地につきましても、仲介手数料をお支払して販売促進を図るため、現在、要綱を定めるべく検討をいたしているところでございます。


 以上です。


○議長(池本道治)  新阜長富君。


○4番(新阜長富)  これは、部長、締結には至っていないということですか。


○議長(池本道治)  企画部長、黒地禎三君。


○企画部長(黒地禎三)  宅地分譲以外の遊休市有地については、これからの作業となってきます。


 以上です。


○議長(池本道治)  新阜長富君。


○4番(新阜長富)  分かりました。


 やはりそういう遊休市有地ですね、あるいは分譲地等、早く締結をして進めていくということが非常に大事でないかなというような気がして質問をさせていただきました。


 以前にも何度か、市有地の売却の件で質問させていただきましたが、その後、売却に関して、あんまり前に進んでいないように感じております。売却が進まない要因はいろいろとあるんだと推測をいたしますが、本市の財政は予断を許さない状況にあり、一刻も早く財務内容を改善することが求められており、多くの現金収入が見込まれる市有地売却は、財政再建の大きな柱になると確信しております。それゆえに、市有地売却には、本市担当部署ではなく、不動産流通業を行っている企業に委託すれば、より早くの方法に告知ができると思っております。今年3月の市長市政方針の中でも、宅地分譲を推進するため、島外でのPR活動や兵庫県宅地建物取引業界への販売業務の協力依頼をして、積極的に取り組む展開をし、一人でも多くの市外からの定住人口を確保すると言っておりますので、ぜひともご検討をいただきたいと思います。


 続いて、売却可能な物件についてでございますが、私は以前に、一般質問で、本市が保有している主な遊休資産の明細について質問行ったことがございますが、その時点では、市長より、主な未利用地のみ回答をいただきましたが、その後、売却可能な地域ごとの物件について、物件所在地、販売価格、面積等の整理ができているのか、また、市有地の売却に関しての進捗状況についても、合わせてお答えをいただきたいと思います。


○議長(池本道治)  企画部長、黒地禎三君。


○企画部長(黒地禎三)  ご答弁申し上げます。


 候補地につきましては、市のホームページの方に掲載をさせていただいております。


 進捗でございますけれども、現在、1ヘクタール以上の土地を企業向けに紹介しておりますのは、花博跡地、砂連尾用地、東浦分校跡地の1ヘクタール以上の用地がございます。面積にいたしまして、約27ヘクタールございます。そのほかの土地につきましても、早急に登記上の手続きを行いまして、土地確定を行ってまいりたいと思っております。


 今のところ、企業誘致に向けての企業からの、それぞれ用地取得の意向につきましては、企業誘致に向けてそれぞれヒヤリングを行いながら実施したいと考えておりますが、ほとんどサブプライム問題以降、金融機関から不動産業界への融資が凍結している状況でございまして、すぐにはこの用地について、販売をするということにつきましては、今のところ、契約締結に向けての内容は見通しはございません。


 今後、引き続き、その方向性を持ちながら、少しでも早くその用地を売却したいと考えておりまして、力いっぱい取り組む覚悟でございますので、よろしくお願いしたいと思います。


 以上です。


○議長(池本道治)  新阜長富君。


○4番(新阜長富)  それと、私なんかもよく地元と、いろいろ不動産関係の方々から、よく聞くんですけれども、地域ごとの売却可能な物件ですね。大きい部分は先ほど部長からもお聞かせねがったんですけれども、そういう小さな物件等に対して、リストの公表なんかはできないんですか。それをちょっとお伺いしたいんですけど。


○議長(池本道治)  企画部長、黒地禎三君。


○企画部長(黒地禎三)  もちろん、そういう情報提供につきましては可能でございまして、ご協力を得ながら売却をしていきたいと考えております。


 宅地分譲の件につきましては、先ほど、議員の方からも申されましたように、時勢価格に合わせた単価改正を行いました。それによりまして、平成17年4月、合併当初80区画売れ残った分譲地があったわけですけど、今現在、45区画となっておりまして、それはそれなりに進んでいるというふうに理解をいたしております。


 以上です。


○議長(池本道治)  新阜長富君。


○4番(新阜長富)  分かりました。


 土地の売却は、現在の経済情勢から見ても、時間がかかることにより、時価の下落にまたより資産の劣化が著しくなるため、早急な対応を盛ってもらえますので、早く考えていただきたいと思っております。


 続いて、観光振興の質問に移りますが、淡路島の多くの主要産業において、観光産業が果たす役割は非常に大きいものがあると思われます。景気の低迷などにより、観光産業には依然厳しい状況に置かれると思います。


 そのような中で、観光庁の観光圏整備実施計画の対象地域に、淡路島が認定されたことは、観光産業に携わっている方々には、夢と希望を与えたのではないかと思います。また、来年度には、兵庫県の観光施策として、JRグループ6社と共同で、大型観光誘致活動実施キャンペーンが実施されるとのことで、明るい話題ではないかと思っております。


 ここでお伺いしたいのですが、本市として、観光圏整備実施計画に伴い、今後、どのように本市として関わっていかれるのか、また、実施キャンペーンの時期と、淡路島にどの程度の集客が見込まれるのかをお尋ねをいたしたいと思います。


○議長(池本道治)  産業振興部長、宮本 肇君。


○産業振興部長(宮本 肇) (登壇)  観光圏の関わりとDCキャンペーン等の影響でございます。


 まず、DCキャンペーンでございますが、会いたい兵庫ディスティネーションキャンペーンと言います。開催期間につきましては、来年の4月から6月までの3ヵ月間開催をされます。このディスティネーションキャンペーンにつきましては、JRグループ6社と兵庫県が一体となって、兵庫県の大型観光キャンペーンとしての位置づけでございます。


 一体どれぐらいの効果が見込めるんかということですが、その前に、観光圏の関わりを申し上げたいというふうに思います。観光圏の整備計画は、現在の観光からして、2泊3日以上の滞在型観光を実現していこうというのが、観光圏の一番大きな狙いかなというふうに考えております。


 その中で、市としては、やはり体験型の観光であったり、いかに淡路島に滞在していただこうという政策をしていかなければならないということで、今、観光政策課を中心に進めているところでございます。


 そんな中で、今後、影響を今見込んでおりますのは、19年度の入り込みをまず申し上げますと、淡路島内に約1,150万人の入り込みがあります。その中で、淡路市への入り込みが約600万人、パーセントにして半数以上の52%が淡路市への入り込みになっております。一方、宿泊については、島内全体で150万人で、うち淡路市の宿泊者については25万人。宿泊については、大変その比率から言いますと弱いというふうな状況でございます。


 そんな中で、来年のDCキャンペーンを合わせて観光圏の目的である滞在型というところで、市内の25万人を、5万人増やした30万人を目処に頑張っていきたいというふうに考えているところでございます。


 以上でございます。


○議長(池本道治)  新阜長富君。


○4番(新阜長富)  それと、ちょっと私も、観光圏に指定されると、体験学習イベント等の観光客の促進につながるソフト事業に対して、何か40%の補助等が出るというお答えをしておりますが、本市として利用をどのように考えているんでしょうか。


○議長(池本道治)  産業振興部長、宮本 肇君。


○産業振興部長(宮本 肇)  観光圏の認定は、議員もご承知と思うんですが、国の方で、国交省の方で、この10月に観光庁ができました。その立ち上げの中で、観光圏整備事業という事業がございます。議員が先ほどご案内されましたとおり、ソフト事業等に対して40%の国庫補助があるというふうな事業です。ただし、これにつきましては、実施計画等が国に認められ、それに対して地方公共団体への補助金はありません。民間の団体、NPO並びに法人ですね、がやる事業に対して40%の補助があるというふうなことでございます。


 今現在、淡路島全体で、そのような実施計画の作業に取りかかっておりまして、年が変わりまして、2月に国交省の方の一応事業認定を受けようというふうに、今、作業を進めているところでございます。


 なお、実施期間については、向こう5年間というふうになっておりまして、もう今年、20年度で、早くも1年過ぎているというふうなことで、淡路圏域については21年度以降というふうに、今、国の方から言われているところでございます。


 以上でございます。


○議長(池本道治)  新阜長富君。


○4番(新阜長富)  分かりました。


 それと、もう1点、ちょっとお聞きしたいんですけど、このDCキャンペーン期間中に、淡路島でのイベント開催ですね、そういうふうな情報等があればお答えをいただきたいと思うんですけど、何か大きいそういうイベント等の開催されるんか、お伺いしたいと思います。


○議長(池本道治)  産業振興部長、宮本 肇君。


○産業振興部長(宮本 肇)  今現在、取り組みをしていますのは、淡路島全体では、従来行ってます祭りを、その期間中対象にしていこうというふうな考え方をしてます。その大きなものとしましては、4月に、明石海峡公園を中心に行います花のまつりですね。その部分が大きな形になるんかなというふうに考えております。あと、新たにというのもなかなかでございまして、今までやってきた観光事業の中で、これにつきましては、JRが絡んでおりますので、交通体系の整備ということも含んでます。


 淡路市管内では、花バス事業を行ってますので、花バス事業によって、各施設への誘致、観光名所への誘致というふうに取り組んでまいりたいというふうに考えているところでございます。


○議長(池本道治)  新阜長富君。


○4番(新阜長富)  十分分かりました。あまり大きい期待のされるようなイベントが少ないわな。予算のいろいろと都合もございますが、できるだけ集客につながるようなイベントを行っていただきたいと思っております。


 次に、観光ボランティアガイドについてでえございますが、先ほど、部長の方から、島内に1,150万人というような観光客がと伺いましたが、そのうち本市の観光地に訪れる人が約590万とお聞きしておりますが、これらの方々が観光地に行き、どれだけ満足をして帰られているのかなと、よく私自身思う次第でございますが、と申しますのは、本市においても、伊弉諾神宮あるいはまた花さじき、震災公園など、いろいろと観光スポットがございますが、そうした観光地に行っても、説明される方がいなくて、ただ見るだけの観光になっているというように思われます。特に、自然観照などの観光地によく見受けられるんじゃないかなというような感じがしております。


 私は、以前に、美作市を訪問した際に、武蔵の里を見学したのですが、そのときに案内していただいた方が、プロに近いような説明をしていただき、感動した記憶がございます。後で説明をしていただいた方に伺ったら、商工観光課の職員と聞かされ、驚いたような次第でございますが、そのとき、私自身、本市の観光地には、こうしたもてなしの心の、気配りというんですか、そういうものが欠けているんじゃないかなというような感じがした次第でございます。


 ここで、お伺いをしたいのですが、現在、本市において、こうした観光地の案内をしていただける観光ボランティアガイドが何名ぐらいいらっしゃるのか、お尋ねをいたしたいと思います。


○議長(池本道治)  産業振興部長、宮本 肇君。


○産業振興部長(宮本 肇)  観光ボランティアガイドについて、ご答弁を申し上げます。


 議員もただいま申し上げられましたとおり、最近の観光については、ガイドとともに町を歩いて、その地域の魅力と歴史を知るということが大事かなというのがつくづく感じております。


 そんな中で、今年も、先ほども申しましたが、伊弉諾神宮の国生みの由来とか、そういうことでえ薪能の開催時にそういうようなツアーをさせていただいたというふうな試みも、今、やっているところでございます。


 そんな中で、今現在、市内では、震災記念公園の語り部ボランティアというのが本格的に活動しております。これについては、野島断層の保存館が開館以来、そのような語り部があります。この語り部については、昨年の兵庫県観光ボランティアガイド大会におきまして、見事第2位に入賞しております。ガイド力が充実しておりまして、お客様に魅力を与える誘客素材となっていることでございます。


 このように、施設で固定のガイドのみでは、どうもまだまだ淡路市の魅力を発揮できないということで、町を巡る移動型のガイドの育成を、今後、やっていきたいというふうに考えております。特に、先ほども申しましたが、やっぱり歴史と文化のゾーンとして、伊弉諾神宮というのが、淡路市にとって国生み神話物語からして、一番のところですから、ここを中心に今後考えていきたいというふうに思ってます。


 これについても、エージェント等から、その辺の商品を出してくれということが大変期待をされておりまして、案内できるガイドの育成をやっていかなければならないということで、観光政策課を中心にそのようなガイドの育成に努めてまいりたいというふうに考えております。


 なお、先ほど、DCキャンペーンの中で、ちょっと報告漏れをしておりましたが、来年、期間中、そのようなガイドをしようということで、岩屋地区で幕末の岩屋探索ということで、そのようなガイド付きのキャンペーンを行いたいというふうに考えております。


 今後については、ガイド育成を本格的に推進できるように。観光協会の事業を当てて、それを支援しながら、また市内の公民館事業と観光とタイアップを図ってまいりたいというふうに考えております。いろんな意味で、議員もご案内のとおり、癒やし、もてなしの心、そういうのが淡路市の観光にとって一番大事かなというふうに考えておりますので、この観光ボランティアの育成については、傾注して政策として行ってまいりたいというふうに考えているところでございます。


 以上です。


○議長(池本道治)  新阜長富君。


○4番(新阜長富)  現在では、北淡震災記念公園の語り部のみの方しかいらっしゃらないということなんで、今後、ぜひともこういうボランティアガイドの育成に努めていただきたいと思います。


 現在、全国各地で活動している観光ボランティアガイドの組織は、約1,300を超え、年々増え続けていると聞いております。本市の観光客を増やす手段にもなり、またリピーターづくりには欠かせないと思いますので、観光協会などと連携を図って、早急にボランティアガイドの養成を行っていただきたいと思っております。


 次に、観光立島としての市民意識の育成についてでございますが、先ほど、観光振興について、いろいろと申し上げ、また執行部の方よりご答弁をいただきましたが、私は、観光というのは、仕掛けづくりが一番重要でないかと思っております。


 どれだけ観光客に名所、また名物などの資源を組み合わせていくのかがポイントと認識しておりますが、本市としては、まだまだ仕掛けづくりはほかの観光地より遅れているような感じがしております。


 と申しますのは、現在、観光に対しての仕掛けづくりを行っているのは、観光産業に携わっている方々のみ行っているからだと思います。やはり、地域の方々も参画できるようなシステムづくりをし、住民一人一人が本市の魅力を知り、また観光客に対して紹介をしていかなければ、観光立島として生き残れないのではないかと思っております。


 ここで、本市として、観光に対しての市民意識をどのように育成されていかれるのかをお伺いいたしたいと思います。


○議長(池本道治)  産業振興部長、宮本 肇君。


○産業振興部長(宮本 肇)  観光立島の市民意義と言いますのは、島民の意義と同じだけというふうに、議員と同じく思っております。そんな中で、淡路県民局では、淡路島の風土資産を宝に見立てまして、淡路島まるごとミュージアム構想を推進しているところでございます。これについては、冊子も発行をしております。この冊子を利用して、地域の中で誇りとして、島民が受け入れる必要があるだろうというふうに考えております。そんな中で、学校教育や地域教育に取り入れていくことが、今後、必要でないかと考えております。


 今後につきましては、観光という側面ではなく、地域づくりという広い視点でさまざまな組織による横断的な関わりが不可欠でないかというふうに考えてますので、そういうことを受け止めながら、今後、進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。


○議長(池本道治)  新阜長富君。


○4番(新阜長富)  冊子なんかで、学校関係なんかにも教育的な部分を入れるということですね。今後ひとつよろしくお願いしときたいと思います。


 私は、ほかの観光地に劣らぬ観光地にしていくには、観光に対しての理解と情熱を持った地域の強いリーダーが必要と思われますので、どうか今後、リーダーの育成に力をいただくことをお願いし、私の質問を終わります。


○議長(池本道治)  以上で、新阜長富君の一般質問は終わりました。


 ここで、暫時休憩いたします。再開は、午後1時ちょうどといたします。


              休憩 午前11時52分


             ─────────────


              再開 午後 1時00分


○議長(池本道治)  休憩前に引き続き、会議を開きます。


 会議に先立ち、ご報告申し上げます。


 奥野幸男議員には、所用のため、本日の会議を中座する旨、届け出がありましたので、ご了承願います。


 以上であります。


 次いで、11番、西谷好民君であります。


 西谷好民君。


○11番(西谷好民) (登壇)  それでは、通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。


 私の一般質問は、2件です。しかし、質問というより提案型ばかりでございますので、大方が私がしゃべるんでないかなというふうに思うんですけれども、西谷の弁論ということで、ひとつ聞いていただいたらというふうに思います。


 まず、1番の防災監(防災局、治安局)の設置はどうか。


 天災、人災、犯罪危機から常々市民に安心感を与える心の住民サービス。警察業務とは別建ての防犯、治安対策というのが1件でございます。それについて、一般質問を行います。


 まず、防災監、これは阪神淡路大震災が終わって、1〜2年後に、兵庫県が防災監という職責を設置いたしました。当時、私は一県民でございましたが、名前が非常にどっしりとした落ち着いた言葉であるなと、今の斎藤副知事さんが、初代の防災監でございました。震災を受けた県でございます。よそにはなかったケースであろうと思うんですけれども、それを打ち出したということで、県民に安心感、それをもたらした効果というのは非常にあったんじゃないかと思いますし、それからもう4代の方あたりぐらいまでなっとるんですかね。途中では、一宮町出身の東田雅俊大先輩が防災監につかれました。


 そういうようなことで、これは震災が受けたところが、自ら編み出す知恵、兵庫県でなければなかったんじゃないかなということを感じました。


 そして、淡路市、人口5万を切ったような都市でございますが、実は、兵庫県の中でも震災の震源地プラス非常に長い距離の活断層ができたと。そして、天然記念物になって、今、全国の人に震災記念公園、防災記念館ということで、打ち出しておるわけです。


 私、思うのは、市にとりまして、全国に先駆けて防災監を設置する。これはどっかにひょっとしてもうあるかも分かりませんけれども。しかも、私の求めるのは、防災監は特別職。この場で言いますと前列です。1列目です。しかし、現実にこういうのを出した後、行革の試案の中からは非常に厳しいものが出てきておりますし、それからもう収入役も時限的になくなるというようなことでございますし、特別職が無理なら、理事待遇職、各部長を統括し、ここというときの伝令、指揮機関的な形で防災監が必要じゃないかというふうに思うわけでございます。


 日本は、原爆投下されました。世界で日本だけです。それによって、原水爆禁止世界大会、広島大会、長崎大会というようなのを起こしながら、今日まで平和運動を進めております。まともに当たったところでなければ、そういうことができないというようなところもあろうかと思うんです。そういうことで、防災監、あるいは防災局、治安局というような形で、今、市民生活部がこのお仕事をやっております。


 市民生活部長には、本当に申し訳ない。よくやっておられるんですけれども、どうしても強烈さというか、そういうのがないような気がするんです。どんなちっぽけな、虫けらのような市であっても、震災を13年ほど前に被ったその先駆的な立場として防災、防災監、防災局、そうした名前での行政の執行体制、それが必要じゃないかというふうに思うんですけれども、いかがでございましょうか。


○議長(池本道治)  西谷好民君の質問に対する答弁をお願いします。


 市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦) (登壇)  西谷議員のご質問にお答えをいたします。


 議員が質問の中で言われましたように、防災監、2代目か3代目が東田雅俊防災監でありました。旧一宮町の出身でありまして、一言言えば私の親戚でもあります。それは置いておきまして、当時、前の貝原俊民知事は、沖縄県の最後の官選知事を尊敬しておられました。沖縄県民かく戦えり。打電をして戦死したと聞いております。文官でありますから、戦死する必要もなかったんでありますけれども、それぐらいの覚悟でもってやるという、そういうことではなかったかなと思っておりまして、偶然でありますけれども、当時の官選知事は兵庫県出身。ということで、沖縄県と兵庫県は非常に友好関係を結んで、今に至っておるわけであります。


 そういった系列の中で、まさに議員が死という言葉を使われましたけれども、6,000人以上亡くなった兵庫県として、すぐ防災監を設置して、そういうことに当たられたことには、本当に、部下ではありますけれども敬意を表した次第であります。


 私も、当時は土木部の総務課長として直接の任に当たっていたわけでありますけれども、まさにおっしゃるとおり、防災監というのは全体を統括する監でありますので、非常に重要なポストでありますし、まさに有事のときにどういった形でそれが発揮できるかということが重要ではないかなと思っております。


 言われるように、市民の安全・安心、これを守ることは、行政の最大の責務でありまして、基本であることは言うまでもありません。地震、風水害等の災害のみならず、振り込め詐欺、無差別殺傷事件など、老人や子どもたちが事件に巻き込まれる事例も多く、また、最近では、食品偽装事件、新型インフルエンザの発生も心配などされております。今日の社会生活を営む上で、至るところに危険が存在をして、犯罪、事故、だましなどが、いつ、どこで起こっても不思議ではないのが現実であると認識をしております。


 議員がご指摘されておりますように、市におきましても、今日の多様な事態に対処する部署が所管ごとに分かれており、一体的に指揮命令ができる態勢となっていないように見えるわけでありますけれども、実際は、現実的には、市民生活部長を中心にして、そういう態勢がとられておりますし、その他国防に関するものであるとか、そういったものも、形としては一応出来上がっております。


 強烈さというのを言われたんですけれども、今の市民生活部長は、なかなか強烈な個性の持ち主でありまして、そこら辺のことは大丈夫だと思っていただきたいんでありますけれども、そういう状況ではありますけれども、一方では、行政改革という問題がやっぱりありますね。これも、真剣に取り組まなければならないと思っております。


 県内におきましては、防災監、専門理事を設置しているのは、兵庫県と神戸市、明石市、豊岡市であります。姫路市につきましては、消防局長が、危機管理理事を兼ねているという、そういうことでありまして、あとは大体うちと同じような対応になっております。


 本市におきましても、将来的には、広範な危機管理に対応できる組織体制は必要だと認識しておりまして、早くそういう体制をつくらなければならないと思っておりますが、実は、淡路市は神戸市の隣接市になっておりまして、その協力態勢ができています。


 それはどういうことかと言いますと、神戸隣接市・町危機管理部門連絡網というのがありまして、結果的に政令市である神戸市長が中心となってもらって、動いてもらえる。なおかつ、明石市とは災害協定結んでおりまして、そういうふうなことも、準備段階としてはされております。


 もう1点、消防の関係でありますけれども、これはまだ決定はしておりませんけれども、淡路市全体が一つの区域というふうな位置づけの傾向でありますね。そうなってきますと、例えばの話、3市協調という中では、今の広域防災の局長が今言いましたような防災監を兼ねてもいいというふうな、そういうことでもないかなと思っております。


 いずれにしましても、まず淡路市民を第一線で守るのは淡路市行政でありますから、そういったことも踏まえまして、今後の検討課題とさせていただきたいと、そういうふうに思っております。


 以上です。


○議長(池本道治)  西谷好民君。


○11番(西谷好民)  防災局、治安局というのも、書かせていただいておりますが、市民生活部長の下に防災局、治安局というのであってもとは思うんですけれども、私、防災、治安というのを前面に出すというのは、こういう考え方がございます。


 話が全然変わりますけれども、大相撲の11月場所、九州場所です。安馬という関取が非常に活躍をされて、日本相撲協会国技を何とかかろうじて乗り切ったようなことがございました。私、体が小さくて真面目で怪我もよくするんですけれども、よく頑張ったいい力士だなと、これは出てくるなというふうに思っておりました。案の定、活躍をされたようでございますが、大関になると同時に、「はるまふじ」という、日馬富士という名前にしこ名を変えました。ここで、もう一つ衝撃を受けたんですけれども、これでしばらく日本相撲教協会は大丈夫だと、人気をまた取り戻してくれるんじゃないかなというふうに感じたんですけれども、名前をそういうふうにするというだけで、例えばその当人も、そのことを頭の中に置いて物事を考えていくようになっていきます。自然と育ってきます。側もそういう目で見てくれるようになってきますと、そういうような効果というのは非常に出るというふうに、私もいろんな経験の中でいたしております。


 緊急の有事とか、そういうような対応のとき、この名前がついておりますと、一番先にこの本庁舎へ到着するでしょうし、もし岩屋の方の職員がそういう地位についたとき、単身で志筑に住むようになるでしょう。そのぐらいの対応で、市長よりも先にここに到着する、そして情報を集める。次に、指示、そういうような仕事に取り組むというようなことで、やはりがんじがらめにされるということで、非常に大変な責任の重い仕事ではあるわけでございますが、そういう役職名を与えるということによって、人は育っていくんじゃないかなというふうに考えます。


 それから、市民生活というのは、確かに必要です。サービス、非常に幅が広いわけですね。幅が広いわけですので、市民生活部、それから防災というのを完全な独立させた、分離させた形でのポスト、今の現員の職員の中でのポスト、あるいは議会人となって3年回ったところで、最近、各部が手の内にやっと入ってきたわけでございますが、健康福祉部あたりのところのといわゆる市民福祉というようなののところのエリアというようなものも、合併協がさし出してくれた組織体制でございます。ちょっとうまいこと見直してやっていくならば、市民生活福祉というんですか、それといわゆる健康福祉というようなところで、あの1階部分の左右でやり方あるんじゃないかなというふうな、あんまり越権のことは申してはあかんのかも分からんですけれども、そういうふうに思ったりもいたします。


 それから、治安のことでは、市長、先ほど答弁をいたしてくれましたが、確かに「おれおれ詐欺」とか、最近ですと、早速裁判員の通達があったようでございますが、それを狙って、今断ったら10万円で済みますよ。そのまま置いておったら50万要りますよというような連絡が入ったり、あるいは、これから支給されようとしておる給付金、もうやっこさんらは、このことについてをどう使って、どう金儲けしたろかというようなことについての知恵というのは、我々の想像つかないところの知恵というのは働いておろうと思います。


 そういうようなところのことまでも、やはり治安局あたりが、市民にそういう啓蒙活動、警察と別建てという言葉はちょっと荒っぽかったとは思うんですけれども、警察の方も、時代に即応した治安の取り組み、防犯の取り組みというのは非常によくやってくれておりますし、防犯協会も合併をし、一致結束してやってくれるというような状況も見えてきております。しかし、それとは別建ての市民の治安ということで、行政の仕事というのはまだ増えてきつつあるのではないかというふうに考えるわけでございます。


 消防団にいたしましても、やはり広域消防の充実というところで、消防団の団員の定数、これ、非常に私、息子が消防団員の主な部分をやっておりますからですけれども、上の人にバトンを受けてですけれども、上の人は下のバトンを渡す若い衆がいなかったからそのまま残るというような状況下にあって、かろうじて定数を維持いたしておりますが、なかなか現場、第一線の現場監督である消防団の部長、班長さん、そこらあたりにつきましては、非常に今苦労、それから人員をそろえるというところに苦労もされておるように思います。息子ですので、しておるように思います。


 かつてのような地元に火事があったとき、広域消防に先着かれたらあかんぞというような伝令があって、どんなことがあっても消防車は現地に先に着けるというような、そんな言葉が先輩から言われて、それに走った次第でございますが、最近になりますと、どうしても広域消防は先に到着し、だんだん広域消防というのに頼りになっていきがちのように思います。ますます、今後、広域消防、プロの消防、それが必要じゃないかというふうに考えているわけでございますが、そういうことについての広域消防、それから消防団とのそういう定数のうたい回し、そうようなことについてはお考え、あるいは議論にはなって出てきてないでしょうか、質問いたします。


○議長(池本道治)  市民生活部長、新居茂夫君。


○市民生活部長(新居茂夫) (登壇)  私に対するいろいろとご評価をいただきましてありがとうございます。


 今、お尋ねの、一つは防犯、治安等に関しまして、市が主導するような組織体制をとってはどうか、それから2つ目が、消防団、あるいは広域消防のあり方、どういうふうに考えていくのかと、この2点かなということで理解をしまして、ご答弁を申し上げたいと思います。


 まず、防犯、治安対策でございますけれども、現在、市民を犯罪の被害から防ぐために、淡路警察をはじめ関係機関、関係団体と共同しながら対応を行っているということが実情であります。特に、私どもは、淡路警察署と連携を密にいたしまして、いろいろと情報交換あるいはお互いの協力支援態勢等々もとっております。先般来から、いわゆる一人暮らし等を始めた高齢者の方の行方不明捜査等にも、積極的に対応をしてまいっておるところでございます。


 また、防犯協会をはじめ関係団体、関係機関、そうしたところと連携を密にしながら、一つは、防犯組織の強化と総合的な地域安全活動の推進。2つ、青少年の健全育成及び非行防止活動。3つが、薬物乱用防止運動の推進。そして、4つ、暴力排除活動の推進。そうしたことの活動を積極的に推進を図っているところであります。


 加えまして、最近の犯罪の傾向は、既に議員からもご指摘のありますように、振り込め詐欺あるいはインターネットなどを利用したサイバー犯罪、また、一人暮らしの高齢者等を対象にした詐欺事件、そうした悪徳商法が増加をする傾向にあるのも事実であります。


 市としましても、広報あるいは防災行政無線、そうしたのを利用しまして、市民に対しまして啓発活動を行っているところでありますし、また、その悪徳商法等、そうした情報が寄せられましたら、その都度、消費者センターの方へも通報をしておるということでございますし、場合によっては、淡路警察署の方にも通報して、対応をしてまいっておるところでございます。


 したがいまして、今、議員からのご指摘がありますが、やはり私ども淡路市としまして、やはり警察あるいは関係団体、そうしたところとなお一層情報共有し、お互い協力し合いながら、市民の安全・安心確保に努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。


 それから、2番目の消防団の関係でございますけれども、議員からもるるご指摘がございました。現在、淡路消防団と市の方とで、今の現状の消防団、これがこのままでいいのかどうか。いわゆる団員としての確保が現実困難になってきている地域も一部ございます。そうしたことで、やはり再編ということを念頭に置いた中で、やはり消防団とも十分、これらについて議論をしていく必要がありますし、とりわけ、そうすることによって、地域の市民の方、いわゆる町内会、そこら辺ともこれは密接に関係する事項でありますので、消防団、それから市民、町内会、そうしたところとも、今後、十分議論をしながら、これ進めらんと、拙速に一方的にどうこうというのは非常に問題がありますので、時間をかけて丁寧に説明をして、理解を得るべく努力してまいりたいというふうに考えております。


 それと、もう1点、広域消防のあり方でございますけれども、先ほど、市長からご答弁がありました。消防庁では、今現在、人口30万、これを基本にして、いわゆる消防組織の広域化、見直しというのは、今、提唱されております。県の方でも、一応の試案が出ております。今後、どうなっていくかは、これはいろいろと今後議論がされるというふうに招致をしておりまして、先ほど、市長から申し上げましたように、一応の試案では、淡路島は一つの消防というようなことで、県の方は出しておりますが、まだ決定はいたしておりません。


 以上でございます。


○議長(池本道治)  西谷好民君。


○11番(西谷好民)  よく分かりました。


 淡路市は、治安がしっかりしておるというのを、まず広げていく。これによって、老後は淡路で住もうかと、それからでもいいわけです。来てくれたらいいわけです。それから、治安ということに関しては、新しい言葉での治安隊、そういうようなことで、ハードな防火・防災、それは若い方々に委ねるわけでございますが、人探しとか行方不明、あるいは放火者の行為を食い止める、そういうような運動体というんですか、そういう治安というようなものについては、今後、何かいい知恵を出して、市と市民が市民と市を守るというようなことについてを、今後、考え出していかなければならないのじゃないかなというふうに考えます。このことについては、提案をいたしておきたいと思います。


 次が、NHK朝の連続ドラマのストーリー地及びロケ地誘致をと、市長は、どこかで風土資産という言葉を使われました。今日、宮本部長も使ったということで、風土資産という言葉がありゃ、出てきだしたなというふうに思っておりますが、私は、付け加えるならば、暮らしと風土の資産が淡路市にはいっぱいある。話は、またちょっと飛ぶかも分かりませんけれども、実は私、7歳、小学校1年ぐらいのときに、美空ひばりが撮影に、草香明神というところへきたんですわ。17〜8歳の娘さんでございました。お夏清十郎という映画の撮影でございました。明神の港でやりました。江井で泊まりました。


 本当に、そのころのエリアというのは、私は草香、山田、せいぜいお隣の江井と五色町の都志ぐらいのところでございましたが、そういうことがありましたし、例えば40年以上前、水前寺清子さんがデビューした歌、涙を抱いた渡り鳥という歌ですけれども、「一声鳴いては」というこの出だしです。大体皆さん分かってきたと思うんですけれども、その後で、「今日は淡路か明日は佐渡か」という星野哲郎さんが40何年も前に、淡路という島の言葉を歌詞に使っておるんです。そのとき、我々は、ぽかんとして、何も気がついてない。この頃になって、やっと淡路島の良さ、それぞれの5町の良さ、私は一宮の良さだけしか知らんかったんが、合併することによって、旧5町の良さというものが分かってきたわけでございますが、これを心の結束というんですか、市民の心の結束とか、そういうような観点からいきますと、朝の連続テレビやってくれたらなと。


 今、団塊世代もだんだんと、朝、けたたましく7時半ごろに出勤、昼休みは職場で夜もというようなことでございましたが、だんだんと朝の連続テレビ、8時15分あるいは12時45分からのというのには、あれ、一旦見出すと順番、ずっと見よらんとストーリーが分からなくなって、かじりつきというようなことになるわけですけれども、全国中の人が相当見ております。朝の、連続ドラマというのは。


 私は、はまってしもたらずっと見らんなんようになるから、かわしておるんですけれども、例えば「ちゅらさん」というのが、昔、ありました。あのときに、ニガウリという野菜やね。それがゴーヤという言葉に変わって出てきた。ニガウリとゴーヤは同じらしいんですけれども、私、ニガウリのときは食べへんかったんですけれども、ゴーヤになってしたら食べ出した。そういうようなことだけは記憶に残っております。


 そこで、例えばのところに、江井の線香、お母さん、おばあさんらが線香しておるところに生まれた娘が、大きくなって社長になるとか、多賀の伊弉諾神宮の近くで生まれて、生まれたときからあそこは毎日毎日どんどん太鼓が鳴っております。車のさらに買った人、そういうようなので、太鼓とともに朝、目が覚めて、ずっと大きくなって、しまいには伊弉諾さんの巫女さんになったというようなストーリー、それから長沢の東山寺、こないだきれかったですね。それから、長沢にはイモ、それから大根もあります。へき地保育園というのもございます。そういうところで育って偉なった人とか、岩屋では、今でしたら橋の下、橋の麓、それからかつての岩屋の港、それから漁業、おばあさんがカンカンというやつでかついで証へ行って、それで神戸・大阪へ売りに行って、その人が出世して、岩屋に大きな旅館を建てたとか、そういうストーリーでもいいんですけど、それからもう一つ、岩屋の方からの立候補で、絵島も入れてくれと。絵島は本当にすばらしい遺産というか、市長はお月見にはいつも出席されて、俳句一つよんでおられますけれども、育波の漁業、ごっつい活気がある。イカナゴのときなんかすごいです。それから、富島は、まさに震災。それから、後で東浦入れますけれども、例えば、昨日、戸田議員が言いました道の駅周辺あたりの新しい開発とともに、そこで生まれた娘さんとか、それとか、大先輩では伊植さん、おられるんですね。観音さんはちょっとな。それから、千年一さんの酒も思ったんですけれども、ちょっと書くところでは抜かしておりました。失礼をいたしました。


 そういうようなことで、ストーリーを何ぼでも作ろうと思たら作れるわけでございます。それと、姫路市が大河ドラマ「黒田勘兵衛の一生」というのを実現する会というのを立ち上げました。てっぺんは市長です。これ、2〜3年かかって実現しなければ、失敗です。2〜3年かかって運動できなければ、もうNHKも取り上げてくれないという返事だと思います。


 しかし、こういう運動を起こすということで、その市民意識が共通してくるというか、黒田勘兵衛という人をもう一遍勉強しよう、あるいはその人の生家、生まれたところ、いろんなところを散策してまわろうとか、そういうような運動が起きたり、うまいこといきゃあせんべいあたりもできるかも分からんと、そういうようなことで、あくかあかんかは別にして、やっぱり市民を一つにまとめる効果というのは出てくるんじゃないかというふうに思います。


 私は、津名ハイツから淡路勤労センターに転勤したとき、ちょうど淡路では田井がドラマに高田屋嘉平、菜の花の沖、司馬作品ですね。それを実現する会というのが、ちょうど立ち上がったときでございました。民間主導で、洲本市長が会長ですけれども、民間主導型のような形で、副会長には、南淡町長であった森さん。当時、森長組の社長でございましたが、その方らと、淡路勤労センターが、連絡とか集まるところの拠点というようなことになりまして、行くと同時に、事務局次長的な立場になりました。そして、ずっと関わったわけでございますが、NHKに陳情に行ったりいたしますと、そのときは、会長は海老沢勝二さん、今の横綱審議委員会の会長ですね。その方らに陳情に行ったり、あるいは番組の編成局長とお話をしていく中で、高田屋嘉平という人は、小さいときの場面、それから若いときの場面、それから北前船で函館へ行ったときの場面、それから函館で大きくなった当時の場面、それからロシアの方に抑留されて、そこでの場面、それからゴローニンとの外交交渉と言うんですか、日露友好に役立ったぐらいの交渉の立役者である。帰ってこられて、都志でまたいろんなところへ寄附をして、西浦の港という港は、ほとんどあの方が私財を投げ打って、あるいは作り方の工法とか、そういうようなのは指導をされて、そして生涯を暮された方というようなことで、NHKいわく、とてもスケールが大きすぎて、とてもじゃないけれども大河ドラマの1年ものにはドラマにできないと、そういうことで、しかしせっかくの司馬作品、菜の花の沖でもあるし、NHKはやりましょうということで、1時間ものが5週ほどで一つの菜の花の沖というのが実現されました。


 当時の実現する会としては、大河ドラマは実現できなかったけれども、それなりのことをNHKも要望に応えてくれたし、これでよしとしようというようなことで、その運動を閉めた、そういう経験もいたしております。


 ですから、私は、この淡路島は、本当にロケ地というんですか、暮らしの風土資産いっぱいある。ロケ地であったら、京都の太秦や古都に絶対負けないぐらいのものがいっぱい残っておるように思います。特に、高田屋嘉平での撮影のときは、これもまた草香北、田尾議員のところにロケに来ました。四方八方、どこを見渡しても絶対に今の時代のものが邪魔しない場所、それを探しよった。車の音が聞こえてもあかんし、今の船の音もあかんし、ずっと探しよったところ、草香北、それと江井、桃川の江井というところに、私もまだ行ったことがないようなところを探し当てて、そこでロケをされた。そのとき、大勢の人が、地元の人はぽかんとしとったんですけど、大勢の人が見にきました。6〜7年前の出来事ですけどね。そういうようなことで、いっぱいあります。


 9月議会で、谷 議員が淡路音頭をつくったらどうですかという、谷さん、こんな角度からの質問も出すんやと、一致するところが初めてあったなというような経験があるんですけれども、私、いわゆる景気は悪いし、なかなか財政再建、いろんなこと、難しいと思います。難しいと思いますけれども、そういうようなのとは並行しながらになりますけれども、やっぱり淡路市民の結束というんですか、心を一つにして何かに向かう。そして、外部の人が淡路で住みたいな、淡路は親切やし優しいし、防災、治安がしっかりしておるすばらしいところであるというような意味合いで、こういうようなのが実現する。それに取り組むというのが非常に効果があるんじゃないかなというふうに思った次第でございます。


 淡路市は只者ではない。俳優の中には、渡哲也さんとか渡瀬恒彦さん、笹野高史さんとか、それから江井ではヒデオ銀次という星名ひろき、ヒデオ銀次という名前で、今、北島三郎さんの門下生で歌を歌っております。そのいとこにかみじょうたけし(上条剛志)という松竹、若い30代の青年ですけれども、板東英二の物まね一本でですけれども、それだけで大分名前が、今、売れてきつつあります。それから、この前、敬老会のときに、塩田の、もう名前を忘れてしまいましたけれども、すごい巷談をやる人がおった。この人も出てくると思いますよ。そういうようなことで、芸どころでもあるし、そういうロケ地、ストーリー、そういうようなのがいっぱいあるように思うんですけれども、それを生かしたらどうですかというふうに思うんですけれども、どうでしょうか。


○議長(池本道治)  産業振興部長、宮本 肇君。


○産業振興部長(宮本 肇) (登壇)  今、西谷議員のロケ地から申しますと、私も、菜の花の沖のときに、鶴田真由さんが常隆寺でお百度を踏むというふうなロケ現場に遭遇をしました。当時、旧の北淡町で企画課長をしてましたので、この点にずっと関わった経緯がございまして、そのときの話題性と、いかに名前が売れるかということについては痛感したところです。


 今現在、ロケ等をいろいろ誘致する方法については、淡路島については、淡路島フィルムオフィスというところが、全体的なロケの誘致の窓口となっています。これについては、県の方からも問い合わせがあったり、町の姿勢というふうな形です。


 そんな中で、市としましては、ロケ現場ではないんですが、今回、テレビ大阪のお宝鑑定団というのを誘致して、年が変わりまして、2月1日にしづかホールで撮影するというふうなことになっております。放映については、3月の中ごろから4月ぐらいになるんかなというふうに思っております。淡路市の持っているものの、この放映によって話題を提供できるんかなというふうに考えてます。


 また、一方、誘致をしたわけじゃないんですが、今現在、東映の映画で、安土城の築城に関しての火天の城というふうなロケを、旧の北淡地域の貴船の土取り跡地でロケが行われました。この年内で終了予定というふうな形になります。


 今後、そのようにロケ現場としたことによって、地域の活性化が生まれるということも生じてくると思います。しかしながら、議員も申されましたとおり、話題性からすれば、やはりNHKの連続ドラマ、これが一番かなというふうに思います。そういうことを淡路市の方も考えていくべきであろうというふうに、今日、この議場の中で、私も痛感をしたところでございます。


 そのような意気込みを、例えばNHKの朝ドラ誘致で財政難を吹き飛ばそうと、このようなキャッチフレーズで、一度観光協会関係者と、このようなことを話し合ってみてはどうかというのが、今、この席で思いついたところですが、私としては進めていけたらなと思います。


 やっぱり観光を視点に置いたというふうな形からすれば、いろんな人の意見を聞き、まずはやってみようよ、やってみて失敗、失敗があってまた成功が見えるというふうに思いますから、観光というのは、何が正解で何が悪いということが分かりませんので、やれるべきことはどんどんやっていく姿勢で、今後、進めたいというふうに考えてますので、よろしくお願いしたいと思います。


 以上でございます。


○議長(池本道治)  西谷好民君。


○11番(西谷好民)  宮本部長の前向きの答弁というんですか、多分彼ならこうくるだろうというふうに思っておったわけでございますが、市長、この朝ドラの件で、例えば、まずNHKの神戸支局からいくのが一番あれなんでしょうかね。何かいきなりNHKの会長のところでもいいんですけれども、どないなんやろね、戦法てきに。いかがですか。


○議長(池本道治)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦)  2月1日に、予定されてますお宝鑑定団が動いたのは、一本のメールからでした。私のお礼のメールに対して、向こうの社長から、こちらへ来たときに話したことについて、こういう方法がありますという、それを担当部に伝えて、それから動いていったわけであります。


 職員としては仕事が増えたんでしんどかったんか分かりませんけれども、結果として、100件なければならないんですね、番組成立に。おおよそ300件、まだ確認してないんですけれども、その程度は集まったと聞いております。淡路市内には、イダカさんというすばらしい作品があるんで、私もそれを出したらどうかというて、副市長をくどいたんですけれども、いやもう300件あったらええでしょうということで、それはちょっと止まっておるんですけれども、そういうことも含めて、全体で市を盛り上げていくという一つの方法ではないかなと思っております。


 今、言われましたことについては、やっぱり2つでいかんとあかんと思いますね。一つは、したから地道に積み上げていくことと、もう一つは、飛び越えていく、この2本でやることが肝要だと思いますね。それがどっかで必ずつながるんですよね。どっちかの一方通行であると、たいがいのところでどっか骨折してしまうという、今までの経験で、そういう体験をしたのはそういうことではないかなと思っております。


 いずれにしましても、僕も子どもの時代によく撮影現場に遭遇したりしました。日活のスターたちも、あの志筑の町などを歩いたようなこともあるわけで、そういうことによって相乗効果による人口交流の場ができてくるんではないかなと思っております。


 以上です。


○議長(池本道治)  西谷好民君。


○11番(西谷好民)  最後にですけれども、来年の大河ドラマ、天下人ですか、羽柴秀吉役は一宮町の多賀出身の笹野高史、秀吉がサルと呼ばれておった、その当時を演じると思うんですけれども、これは効果が出てこようと思います。淡路市もわいてこようと思いますし、国民がわくのじゃないかなというふうに思います。


 以上で、私の一般質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。


○議長(池本道治)  以上で、西谷好民君の一般質問は終わりました。


 続いて、17番、蓮池久志君であります。


 蓮池久志君。


○17番(蓮池久志) (登壇)  17番、公明党の蓮池でございます。どうかよろしくお願いを申し上げたいと思います。


 一般質問に入る前に、少し気になったことが、昨日の市長の発表で感じたことがありますので、ちょっと独り言を申させていただきたいと思うんですが、2人の同僚議員が一般質問をして、それに対する明確な答えなしで、その後すぐ、記者会見で、立候補表明をするというこの経過の中で、私、個人的には、議員として、非常にこれは残念であったと思います。なぜならば、議会人として、私たちの自覚は、議員の代表である。ですから、28名の議員は、淡路市民これで全員であるという自覚を持っております。あるいは自負も持っているつもりであります。


 その中で表明ができないというのは、非常に私にとっては残念なことであった、このように思っております。一般質問とは全く関係ありませんので、答弁は結構でございますが、同じような考えを持っている議員もたくさんおりますので、どこかの機会に、市長の口自ら、立候補表明は議会の中でしていただきたい、このように思いますので、よろしくお願いを申し上げたい、このように思います。


 冒頭、嫌な話をさせていただきました。


 それでは、私の方から一般質問、大きく分けて二通りさせていただきます。ひとつ目は、観光行政に対する取り組みでありますが、まず第1点、子ども農山漁村交流プロジェクトであります。これは、総務省、文部科学省、農林水産省の3省の共同事業であります。小学校における農漁村での長期宿泊体験活動を推進するこのプロジェクトがスタートをいたしました。本年、モデル実施として、文部科学省は、子どもの学ぶ意欲や自立心、思いやりの心、批判意識など、豊かな人間性や社会性を育むため、農林水産省が進める受入モデル地域と連携し、小学生の農山漁村での長期宿泊体験活動を実施する。


 また、農林水産省は、各都道府県に、一学年単位、100人規模で受入可能モデル地域、全国で40地域でありますが、の整備などを総合的に支援し、受入地域の全国拡大、500地域に拡大につなげるモデル構築を行うとあります。


 本年度は、モデル実施といたしまして、農山漁村での1週間程度の宿泊体験活動をモデル的に実施し、これらの活動を通じて、課題への対策、ノウハウの蓄積等を行う。2つ目といたしまして、セミナー等による情報提供等行い、体験活動の実施に向け、国民各層を通じた機運熟成を図る。3つ目といたしまして、関係機関での情報の共有化等を図り、地域の自立的な活動につなげるとあります。


 ですから、本年度、既にモデル地域としてスタートをしているわけでございますので、まずこの辺から順番にお尋ねをしていきたいと思います。


 まず、本プロジェクトの趣旨、それから2つ目といたしまして、モデル地域、全国で40地域やってるわけでございますが、そのうち兵庫県でも3地域がモデル地域として実施をいたしておりますので、その辺の1,2と合わせてご答弁を、まずお願いをしたいと思います。


○議長(池本道治)  蓮池久志君の質問に対する答弁をお願いいたします。


 市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦) (登壇)  蓮池議員のご質問にお答えする前に、誤解を与えましたら困りますので、ご説明をしておきますけれども、昨日の私の表明につきましては、多分議事録をきちんと推していただきましたら、まさに表明そのものであります。そういうふうに理解できないという議員もおられるとしましたら、それは私の説明不足であった、これがまず1点であります。


 それから、2点目といたしましては、私の常識の範囲内では、首長がこの本会議で表明するというときは、会派を代表としてのご質問として受け答えできるものと理解をいたしております。


 残念ながら、一般質問の一人一人の議員でありますので、極端に言いますと、それをきちんとするならば、28人の方々にそれぞれ全部お答えをしなければならないと、こういうふうになるのではないかなと思っております。


 3つ目は、28人を代表するというのであればこれは、私のこれまでの経験では、議運というところがありまして、だれそれさんが質問をするというふうな中での整理をしてきたというのが、私のこれまでの経験であります。


 そういったことの範疇の中でそういうご答弁をさせていただいたと、こういうことであります。もともと時系列的には、この議会からのご意見を受けて、私が議会に対する表明をして、そして、もう既に打ち合わせておりました支援者と一緒になってプレス発表するという、そういう計画であったこと、そういうことの意味でありましたので、ご理解を願いたいと、そういうふうに思っております。


 まず、本題のプロジェクトの趣旨につきまして、私の方からご答弁を申し上げます。


 これのキーワードは、私は交流ではないかなと、そんなふうに思っております。多分今はやられてない事業だと思うんですけれども、昔、ふるさと列車というのがありました。そのふるさと列車といいますのは、神戸から但馬へ列車が行きまして、そこで交流をして帰ってくる。逆に、今度は、但馬の方から神戸の方へ、いわゆる都会と田舎の交流と、そういったものが既に相当前から、兵庫県版でやられていたと、そういうことであります。


 このプロジェクトにつきましては、小学校の児童が、学校教育の一環として、農山漁村地域へ出かけ、農林漁家等での宿泊体験を行うことで、児童の物の見方や考え方、感じ方を深め、学ぶ意欲、自立心、思いやりの心、規範意識等を高めるといったかけがえのない教育的効果をもたらすものであります。


 また、受入側にとりましては、受入地域のコミュニティの醸成と経済的効果、受入地域の人材活用、相互理解による交流が図られ、地域の活性化につながることが期待されると、そのような趣旨と認識をしております。


 私の方からは以上です。


○議長(池本道治)  産業振興部長、宮本 肇君。


○産業振興部長(宮本 肇) (登壇)  2点目の、モデル地域のことについて、ご答弁を申し上げます。


 兵庫県内では、モデル地区として、豊岡市、香美町、養父市の3地域でございます。事業については、この3地域、もともと行っていた自然学校での学校単位によりまして、スキー民宿、カニ民宿への児童の受入を行っているところでございます。その点で、プロジェクトモデル指定に結びつけて、民宿の稼働率の向上を図っているという状況でございます。


 また、受入側からは、モデル事業の指定を受けることによって、受入地域づくりに向けたワークショップの運営経費及び安全対策等の実務研修に要する経費が、国から助成されます。これによりまして、受入態勢がよりよく充実をしたということを聞いております。


 以上でございます。


○議長(池本道治)  蓮池久志君。


○17番(蓮池久志)  ありがとうございます。


 実施したところのいろんな反応があるわけでございますが、統一的に発表されているのが、全部読んでしまうと時間がかかりますので、項目だけ読みますけれども、学ぶ意欲や自立心が育まれる。食の大切さを学べる。思いやりの心や豊かな人間性、社会性などが育まれる。社会規範や生活技術が身に付く。大きく分けてこういう教育的な効果が出ていると報告されております。


 個々の実施した市町村単位でも、いろんなそれなりの報告がされているようでありますが、似たようなもんかなと思いますので、それは省かせていただきたいと思います。


 それで、1番と2番、今、答えていただいたんですが、いよいよ来年から本格実施に入るわけでございますが、こういうものに対して、これからの本格実施に向けての当市の取り組みについて、まずアウトライン、あるいは基本的な考え方をまずお尋ねをしたいと思います。


 これは、全国的に500地域、2万3,000校、1学年120万人を目標としておりまして、受入拠点施設整備、これがメニューとして上がってきている。こういうところでありますので、まず3点目のどう対応するのかというところの答弁をお願いしたいと思います。


○議長(池本道治)  産業振興部長、宮本 肇君。


○産業振興部長(宮本 肇)  まず、受入の満たす要件と言いますか、その部分について申し上げたいと思います。


 1点目は、農山漁村において、プロジェクトの地域協議会が設立されていることでございます。これは、実は、淡路市の場合、まだ設立はされておりません。2点目が、学校や受入関係者との調整を果たす受入の窓口があること。これについても、まだありません。3つ目が、子どもが、滞在期間中に、農林漁家での小人数の宿泊体験をていきょうできること。これについては、窓口等でやっていけば、民宿等がありますから、これの受入等については可能かなというふうに思います。4点目が、受入地域として、1週間程度を1学年規模で受けられること。これ、人数の関係、いろいろとあると思いますが、この辺の調整が必要であると思います。5点目が、子どもたちを受け入れるための地域ぐるみの安全・衛生管理態勢がある。安全性と管理態勢があるということですね。治安、防犯と、そういう意味も含まれてくると思います。6点目が、受入関係者が、賠償責任保険に加入していること。


 この6点が、一応受入要件の必須というふうに思います。


 当淡路市は、受入等するならば、まず市内の農林漁家の気運の醸成に努めてまいりたい。農業体験なり漁業体験ができる情勢が必要である。今、第1次産業がいろいろ疲弊している中で、子どもたちにこれだけの受け入れて体験できる余裕があるかどうかが、ここでは考えていかなければならないというふうに思います。その次に、子どもたちを地域ぐるみで受けられると。地域の一体感というのが必要であろうというふうに思います。


 次に滞在期間中の民宿等への宿泊、それから、先ほども申しましたが、農林漁家での体験活動が可能かどうか。どのような農業体験ができるのか。しかしながら、子どもたちが1週間程度の規模で入ってくるには、農林体験についても時期がございます。その時期が、ちょうどそれに合うかどうかというふうなことがあるんかな。


 このようなことを検証して、いろいろと受入態勢については考えていく必要があるというふうに考えております。


 もう1点は、これからそういうふうな形でいろんな施設を作るということについては、まず、当面については間に合いません。ですから、今、淡路市として持っている資産を使って受入ができるかどうかを判断してまいりたいというふうに考えております。


 以上です。


○議長(池本道治)  蓮池久志君。


○17番(蓮池久志)  4つ要件は満たす必要があるということですね。今の部長の答弁を聞いてますと、ちょっと出来そうもないなという気分がしてならないんですが、一つは、淡路市は、よその市に比べて一歩進んでいる部分もあるんですよね。例えば、教育旅行について、兵庫県全体は、小学校5年生、体験学校というの、もう既に歴史がありますね。もう既にやっている。一つあります。それから、淡路市は、ご存じのように、小学校6年生あるいは中学3年生の修学旅行生を、任意でありますが受け入れているという実績があるわけですね。


 ですから、そのために、もう既にある一部分では、もう実施されていると見てもいいかなと思いますね。ですから、12月の4日に、淡路市教育旅行誘致委員会が立ち上がりましたですね、準備委員会ですけれども。


 これが、せっかくあるのに、ただ単に修学旅行生だけでこの準備委員会なのかと。ですから、ネーミングを見たら、教育旅行誘致委員会ですから、中の細部としては修学旅行生、これはいいでしょう。でも、この大きな観点から言えば、教育旅行ですから、今回の国のプロジェクトも該当するのではないかと思いますね。ですから、同じ組織でもって、国の方がネーミングが要るとするならば、協議会という名前に切り替えてでも登録すれば、一石二鳥、一石三鳥ぐらいの効果が発揮できるんではないかと思いますね。特に民宿、宿泊施設の整備が早急にはできませんけれども、最終的には淡路島で考えないかんことですけれども、とりあえず淡路市については、この取り組みが始まろうとしているわけですね。


 淡路島一本に持っていこうと思たら、大分時間がかかります。民宿組合は淡路島にありませんから、単独ではありますけれども、そういう意味では一本化できてない今の現状がありますんで、とりあえず淡路市だけでも、これは立ち上げが可能であるし、既に別の角度からの教育旅行の準備委員会が立ち上がろうとしておりますし、まして、この準備委員会委員長には、これは経験豊かな人が就いているようでございますので、ノウハウもしっかり持っているはずですので、この辺は可能かなと思いますが、この教育旅行誘致委員会とのタイアップはいかがお考えですか。


○議長(池本道治)  産業振興部長、宮本 肇君。


○産業振興部長(宮本 肇)  ただいまの議員のご指摘の教育旅行委員会ですね、これ、過日、観光協会の中で立ち上げをしました。その経過を、ただいま議員が申されたとおりでございます。まずは修学旅行の受入等そういうのを図ろうというふうなことでございます。それの観点の前提は、本市の方で、やはり第1次産業の活性化をする上で、生業(なりわい)ツーリズムを推進しようというのが根底でございます。その中で、ターゲットを修学旅行というのにしていこうというふうな関わりできました。


 今のご質問では、委員会を農産プロジェクトの協議会にできないかということは、もうご指摘のとおり、これは併用できますので、市としては、その方向で進めてまいりたいというふうに考えております。


 以上です。


○議長(池本道治)  蓮池久志君。


○17番(蓮池久志)  ぜひともお願いいたします。


 これは、国のプロジェクトでありますから、いろんな相談メニューもありますね。これはホームページから拾ったんですが、このプロジェクトをしよう、これは市が主体的に動けば相談窓口がまずありますね。この相談窓口でいろんな細かいノウハウを拾うことができる。これがまず第1点あります。


 それから、指導員についても、グリーンツーリズムコーディネーター、この紹介も名簿が入ってますね。これもホームページから拾ったら、一覧表で名前が出てきます。個々の人物紹介から特技まで入ってきます。そういうぐあいにして、当市にとっては格好の委員会が立ち上がっておりますし、あるいはその気になれば、国の相談窓口で、個々の細かいところのノウハウも拾うことができるということですね。


 これは教育的な旅行ですので、修学旅行生と併せてノウハウは、僕が一緒やと思いますね、これ。だから、縦分ける必要性、あんまりないんかなと思いますので、どんどんこれは、国の制度を利用して反対に淡路市のノウハウとして培っていけば、将来的にはこのプロジェクトがなくなっても、修学旅行生の受入態勢は営々と続くという構図になるんではないかと思いますので、最後になりますが、その辺の観点からのお考えをお尋ねしたいと思います。


○議長(池本道治)  産業振興部長、宮本 肇君。


○産業振興部長(宮本 肇)  議員のご指摘のとおり、そのような形で進めてまいりたいというふうに考えます。


 以上です。


○議長(池本道治)  蓮池久志君。


○17番(蓮池久志)  その方向でよろしくお願いをしたいと思います。


 それでは、次の質問でありますが、観光圏整備実施計画、先ほど、午前中も、新阜議員の方から質問がありましたが、部長の方から、この計画についてアウトラインを述べていただきましたので、重複いたしますので、僕の方からアウトラインを述べるのは省略をさせていただきます。


 それでは、まず、いきなり質問に入らせていただいた方がいいかと思いますので、認定されるとどういうメリットがあるのかというところなんですが、この辺のところからまずお尋ねをしたいと思います。


○議長(池本道治)  産業振興部長、宮本 肇君。


○産業振興部長(宮本 肇)  まず、認定されますと、最大のメリットは、民間の事業者の方が、国の方から、滞在促進事業として4割の助成が受けられますというのが最大のメリットです。


 例でございますが、それにつきましては、宿泊施設の従業員の研修に関わる経費、それから体験プログラムの開発、情報提供システムの立ち上げ、地産地消メニューの開発、こういうことが考えられるのかなというふうに思います。


 次に、それを行うことによって、例えば淡路市内における宿泊旅行についての旅行代理店業を営むことができる。代理店業務ですね、そういうのをできる。しかしながら、これについては、観光圏内の限定ですよということ。


 次に、宿泊施設の整備に係る貸付制度が利用できます。これも、中小企業金融公庫による特別の特利での融資が受けられるというふうなことがメリットとしてあるのかなというふうに考えます。


 以上でございます。


○議長(池本道治)  蓮池久志君。


○17番(蓮池久志)  メリット的にはそこそこあるようでございます。これも事細かにはあるんですけれども、これが全国でまず16ヵ所、まず指定されまして、淡路島がその一つに入っているわけですね。ネーミングが、おかえりなさい神話のふるさと淡路島、これがネーミングになってますね。この辺のところは、洲本が中心になってやっていただいている淡路島観光圏協議会、これが8月に発足しているわけでございますが、今現在、どのような進捗、あるいは協議事項がまとまっているのか、お尋ねをしたいと思います。


○議長(池本道治)  産業振興部長、宮本 肇君。


○産業振興部長(宮本 肇)  協議会で議員もご案内のとおり、今現在、指定すべく観光圏の整備計画と実施計画を作っております。これについては、構成団体としては、14団体ありまして、市観光協会等が入った団体でございます。事務局は洲本市が行っておりまして、計画内容を一度国の方に提出をしました。しかしながら、国の方は、その策定している内容が滞在型の促進事業にしては、どうも内容が薄い。薄いと申しますのは、滞在できる形を示してないというふうな言い方をされたところでございます。


 具体的に申しますと、明石海峡大橋を車で渡ってくる。そうした場合において、淡路インターで、また途中の淡路島内でのインターチェンジで降りる目的を感じられるような計画でないと、こういうことは大きく言われました。今現在、そのことを踏まえまして、もう一度関係機関、業者等と、そのことについて真剣に今、努力をしております。


 なぜ失敗したかなというのは、タイトル的にはよかったんですが、今まである既存の行政が行う観光事業を、この観光圏の実施事業に特化したものですから、これでは滞在の観光を進められないというのが結論です。


 そこで、私たちとしては、見る角度を変えて、いかに淡路島が魅力的で、そこに2泊3日の滞在できることが何があるのかということを、今、前提に作成をしております。今後の手続きとしては、2月に、大阪の地方整備局の方に、もう一度提出予定でございます。


 以上でございます。


○議長(池本道治)  蓮池久志君。


○17番(蓮池久志)  分かりました。


 その中で、ちょっと疑問点があるんですけれども、この協議会が作りました観光圏整備計画書なるものの中を見ますと、滞在促進地区の区域とあるんですけれども、区域指定をしないと、国のいろんな融資が受けれないと規定されているんですけれども、その中に淡路市がないんですよね。洲本温泉街、南あわじ市温泉郷は入っているんですが、淡路市が入ってない。ということが、まず第1点、疑問点があるんですけど、この点はどうお聞きになってますか。


○議長(池本道治)  産業振興部長、宮本 肇君。


○産業振興部長(宮本 肇)  まさしくその点が入ってなかったものですから、国交省の方から、淡路インターを下車するのに、淡路市にそういうふうな魅力はないのかということがまさしく指摘がありまして、それを今、やり替えているというところでございます。


○議長(池本道治)  蓮池久志君。


○17番(蓮池久志)  よく分かりました。私もなんでかなと思っておったんですが。


 それと、もう一つは、目標数値が設定されているんですが、今朝ほど、部長が答弁で言っていただいた宿泊が淡路市の場合、25万から30万を目指していくと、こういうことでありますが、少し数字的にこの協議会が立てている目標と数値が違うんですが、淡路市の方が多いんですね、数値目標が。それは大いに結構なんですが、この数値的な根拠は、この協議会が立ち上げている数値目標は、5年後の数値目標、今現在、平成18年度で宿泊が156万人、これが5年後の数値目標が176万人、20万人アップですね。これで13%アップになっているんですが、先ほどの部長の数値は、20%アップの数値目標になっているんですが、この辺のギャップはいかがですか。


○議長(池本道治)  産業振興部長、宮本 肇君。


○産業振興部長(宮本 肇)  計画では13%ですね、1割等の増えですが、私は淡路市の方は強気の支出を出してます。と申しますのは、前提にも申しましたとおり、島内の入り込みが1,150万に対して、淡路市へ600万人、52%来ておるわけでして、これをいかに2泊3日の滞在型にするか。今までの議論の中で、淡路市にもいろんな体験できたり、できる暮らしの風土、先ほどの質問でありましたが、そういうところがありますから、それを大いに活用した形でやりたい。


 特に、農業の体験によります形での滞在、また、市民農園とかそういうのをしながらの滞在の仕方というのでいきたいと思ってますから、強気の姿勢の20%アップの30万人というふうに考えております。


 それともう1点、もともと30万人前後の宿泊客がいましたので、それが今25万人に下がっているという状況がありますから、そういう点も加味しての強気姿勢というふうに考えております。


○議長(池本道治)  蓮池久志君。


○17番(蓮池久志)  大いに期待をしたいと思います。


 それ以外、省きますが、観光ボランティアガイドの拡大、体制強化、いろんなあれがありますし、観光圏整備事業に関するメニューが列記されております。これがいち早く、1日も早く事業展開ができますように、本当に祈るばかりであります。


 昨今、非常に不景気感が強いわけでございますが、本当に観光産業、大切な分野だと認識をいたしておりますので、何とかこれに全力を挙げて、地域活性化も併せまして期待をするところでありますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。


 それでは、3点目に入らせていただきます。


 3点目、無保険の子どもを救済という項目を挙げさせていただいております。この一般質問の通告閉め切りに間に合うように出したんですが、その後、国の方の動きがありまして、少し情勢が違うんですが、それも途中で踏まえもって、答弁あるいは質問をさせていただきたいと思っております。


 厚生労働省の調査では、無保険の中学生以下の子どもは、全国で3万3,000人。病気になっても受診を控える可能性が指摘されております。現行の国保法では、保険料を1年以上滞納すると、保険証を取り上げられ、かわりに資格証明書が交付されております。資格書を交付されますと、無保険扱いとなって、医療保険で一旦医療費全額を支払わなければなりません。経済的に苦しい家庭は、子どもの受診を控える恐れがあります。


 厚生労働省は、10月30日付で、国民健康保険課長名で、各都道府県宛に、「被保険者資格証明書の交付に際しての留意点について」と題した書類を出しております。これ、膨大でありますので、ちょっと読み切れませんでした。


 この中で、各保険者に対して、子どものいる滞納世帯に対する資格証明書の交付に対しての留意点として、予防的対応、福祉的対応、そして緊急的対応を行うよう要請をいたしております。


 そこで、まず第1点目でありますが、淡路市において、18歳未満の子どもがいる滞納世帯数と子どもの数でありますが、短期証発行世帯と資格書発行世帯と分けてご報告をいただければありがたいかなと思いますので、よろしくお願いをいたします。


○議長(池本道治)  健康福祉部長、土井 清君。


○健康福祉部長(土井 清) (登壇)  蓮池議員の一つ目のご質問でございます。平成19年度末でございますけれども、資格証明書の交付世帯数、96世帯でございます。併せて子どもの数もご報告したいと思うわけでございますけれども、世帯では96世帯、その世帯におきます18歳未満の子どもの数でございますけれども、現在のところ、0でございます。


 また、1ヵ月の短期被保険者証の交付世帯につきましては、475世帯で、18歳未満の子どもの数につきましては、108名でございます。


 併せて、3ヵ月の短期証の交付世帯につきましては、52世帯。その世帯におきます18歳未満の子どもにつきましては、11人ということでございます。


 ご質問の18歳未満につきましては、子どもの数については以上でございます。


○議長(池本道治)  蓮池久志君。


○17番(蓮池久志)  短期証を発行している部分が、3ヵ月と1ヵ月ですか。合わせますと527世帯でありまして、そのうち、18歳未満の子どもさんが119名ですね。足しますとそうなりますね。それから、資格書発行が96世帯で、18歳未満が0というところであります。これで、とりあえず一安心なんですね。


 今現在、無保険になっている子どもがいないということになりますので、これはこれで淡路市は一安心かなと思います。


 今度、国の対応と併せまして、今後の対応について、しっかりこれはお聞きしておきたいと思いますので、国の施策に合わした形での答弁がいただけましたらお願いをしたいんですが。


○議長(池本道治)  健康福祉部長、土井 清君。


○健康福祉部長(土井 清)  今後のことでございますけれども、市におきましては、その市の交付要綱に基づきまして、被保険者間の負担の公平を図るということで実施をさせていただいておるわけでございますけれども、やはり親御さんとの十分な話し合いの下、資格書から短期証の方にという考えも持っておるわけでございますけれども、ご覧になられたかも分からないわけですけれども、昨日の神戸新聞に発表というんですか、記事に載っておりました。国の方とすれば、この救済法案ということで、18歳未満の子どもさんにつきましては短期証を発行してはどうかと、こういったことであったわけですけれども、昨日の神戸新聞では、18歳から15歳に年齢を引き下げて、無保険の中学生以下の子どもにつきましては、先ほど議員言われましたように、全国で3万3,000人程度おられると、こういったことで、救済対策で中学生以下と、それで年齢を引き下げまして、有効期間が6ヵ月の短期保険証を交付するというような形で、今国会で成立するんではないかと、こういう記事が載っておりました。


 やはり、国の方でこういった法案が成立すれば、淡路市としても、それに基づきまして対応をしてまいりたいと思っているところでございます。


 以上でございます。


○議長(池本道治)  蓮池久志君。


○17番(蓮池久志)  私が一般質問を出したときは、国の法案の話の前の段階でありましたので、各自治体が独自の判断でそういう制度を作って、無保険をなくそうということが行われてましたので、一般質問上げさせていただいたんですが、国の方で、そういうことで、中学生以下、有効期限6ヵ月の短期証、ただし、税の公平性からして、その辺のところは留意点がついてますけれども、その辺のところは、それでしっかりとこれから対応していただきたいと思います。


 ただ、国の法案、今国会で法改正ということになっておりますので、今国会ということは、12月25日最終日になりますから、それまでに決まるのかなと思っておりますが、万が一ずれ込むことはもうないと思いますね。廃案になるかどっちかぐらいしか、もうありませんので、1月5日から通常国会が始まりますから、これは間違いなく通過するだろうと思いますので、そういう対応をお願いしたいと思います。


 それと、同じ精神で、私は子ども、18歳未満ということでお尋ねをしたところでございますが、同じような理由で、高齢者をほっといてええんかという問題が生じてきますので、子どもは、これで国によって救済されていきます。今度は、対応としては、高齢者に対して今度はどうするんやという、やっぱりそこまで、次の段階として考えていただきたいなと思いまして、項目には挙げておりませんが、現状の数字がありましたら教えていただきたいのと、今後の対応も併せてご答弁願えればと思います。


○議長(池本道治)  健康福祉部長、土井 清君。


○健康福祉部長(土井 清)  議員のご質問で、高齢者の方はどうするんかと、こういうことでございますけれども、現在、前期高齢者と言いますと65から74歳の高齢者の方につきましては、資格書の発行につきましては8名でございます。1ヵ月の短期証の発行が252名。3ヵ月の短期証につきましては27名と、こういった発行件数になっております。


 今後、この方々をどう対応するんかと、こういったことでございますけれども、資格書については8人でございますけれども、滞納のされている方につきましては、まず文書なり電話、あるいは来ていただくなり、足を運ぶなりして、相談も行っております。その相談の中で、幾らかでも滞納の金額で納付をしていただくという、また分納契約等も話ができた方につきましては、資格書の方から短期証の方に切り替えて対応して、今もやっておりますし、これからもそういった形での対応にしていきたいと思っております。


 以上でございます。


○議長(池本道治)  蓮池久志君。


○17番(蓮池久志)  そういう対応が、基本的にはまず必要かなと思いますので、それはそれでそのままの形でお願いをしたいと思います。


 できるだけ高齢者に対する資格証明発行というのは、やっぱり極力控えるというのですね、滞納している方が悪いといえば、それはそれでおしまいですけれども、今現在、8名の方ですね。大変だろうと思いますので、何とか短期証発行までこぎつけるように、根気よく相談に乗ってあげていただきたいと思います。


 非常に経済が逼迫しておりまして、なかなか所得が伸びない時代でありますし、物価だけは上がっておりますので、年金生活者等は大変な状況に今あると思いますので、社会情勢等も考慮していただいて、福祉的見地から対応をお願い申し上げたいと思います。


 最初に話を戻しますが、市長の話がありましたので、市長からも答弁いただきました。市長がおっしゃっていただいた答弁は、私どもも十分そうであろうという推察はいたしたつもりであります。ですから、そういう意味では、最終的に、どっかで議会で表明すべきであろうと私は思います。


 なぜできなかったかというのは、私たちも十分推察はいたしております。ご理解のほど、お願いを申し上げたいと思います。


 以上をもちまして、私からの質問とさせていただきます。


○議長(池本道治)  以上で、蓮池久志君の一般質問は終わりました。


 ここで、暫時休憩いたします。再開は、午後2時55分といたします。


              休憩 午後 2時43分


             ─────────────


              再開 午後 2時55分


○議長(池本道治)  休憩前に引き続き、会議を開きます。


 次に、6番、地主雅次君であります。


 地主雅次君。


○6番(地主雅次) (登壇)  6番、地主でございます。議長の許可をいただきましたので、通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。


 質問の項目は3点であります。いずれも、淡路市にとっての最大の課題であります行財政改革に関連しての質問になろうかと思いますが、よろしくご答弁をお願い申し上げます。


 まず、1点目に、平成21年度の予算編成についての考え方についてお伺いします。


 既に、各会派より21年度の予算要望並びに政策提言等を提出しているところでありますが、現時点でのご答弁をお願いします。また、併せて、国の定めた健全化判断指標のうち、実質公債費比率25%、将来負担比率を基準値以内を確保するための施策、方策等についてもご答弁をお願いします。


○議長(池本道治)  地主雅次君の質問に対する答弁をお願いします。


 市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦) (登壇)  地主議員の予算編成の考え方について、お答えをいたします。


 編成方針通知は、もう既に出ておりまして、それらについてのスケジュール的な作業は、今のところ、順調に進んでいると思っております。予算編成で一番肝要なのは、トータルとしてどうあるべきかというのを、きちんとした認識をしなければいけないということであります。


 どういうことかと言うと、1点1点を説明すればなるほどということなんですけれども、それを全部足したら無茶苦茶になっているという、これは駄目でありまして、まさに歳入と歳出のバランスを見ながらきちんとしたことをしていかなければならない。よく言われておりますように、一行一行を見れば不思議はないんですけど、全体の文章を見たら訳が分からんというふうなことであっては、予算編成は困るということではないかと思っております。


 21年度につきましては、仕方のないことなんですけれども、いわゆるハード事業からソフト事業にシフトをしていかなければならないのではないかなと思っております。これによりまして、やっぱり住民サービスの質を高めると、集約を覚悟した上で質を高めるといったふうな、そういうふうな方向性を模索しているという状況であります。


 そういうものを根幹に置きまして、平成21年度の予算で一番重要なことは、健全化判断比率、これを基準値以内となるような予算編成が、まず第1点であります。


 このことは何かと言いますと、大きく4つの指標があるわけですけれども、赤字比率等のがあるわけですが、これは論外でありますね。赤字出したらあかんわけですから。幸いなことに、淡路市はその面では、今のところ、大丈夫であると。ただ、実質公債費比率につきましては24%でえありますけれども、早期健全化基準の25%は下回っておりますが、実はこれ、18%を超えていますので、黄色の信号なんですね。そういうことですから、本来ならば、その18%、淡路市の場合ですと、震災地域ということで1%の余裕をもらっておりますので、19%が目標なんですけれども、そこに限りなく近づけていくという作業が必要ではないかなと思っております。


 ただ、これは少なくとも10年スパンの中でのことでありまして、それまではこの25%を下回ってやらなければならないというのが1点であります。


 2点目が、マスコミ等で話題になりました将来負担比率であります。全国ワースト5位と言われておりますけれども、前も言いましたように、ワースト6位は兵庫県、どちらも震災の傷跡を背負っているというところでありまして、これを350%以下にしなければならないということはあります。ただ、これは21年度の話ではなくて、まず20年度にそれをしなければならないという大目標があります。


 どういうことかと言いますと、19年度指標というのは、公表するだけでありまして、それによる制裁と言いますか、指導と言いますか、そういうものは入ってこないという数字なんですが、実は20年度は、これを上回るといわゆる起債が起こせないことが想定される。起債が起こせないということは、要するにハード事業等ができないということでありますので、これをまず20年度の決算に向けて、今、精査をしております。


 そういうことで、20年度決算につきましては、一定の条件をクリヤすれば、国・県の助成等が受けられるということで、今のところ、想定の範囲外のことが起こらない限り、20年度におきまして、この将来負担比率を何とか確保できるであろうという見込みはついております。


 ということでありますので、平成21年度の予算編成と言いますのは、一応完全な健全団体とはなり得ないんですけれども、準完全な健全団体というふうなことで、4指標で考えますと、その20年度決算を踏まえて、なおかつ21年度はそれを継続していく中で、いわゆる借金と言われている起債を減らし、そして、先ほど言いましたように、ハード事業がそう簡単にはできませんので、見直すべきものは見直していくといったふうなことになってきて、やはりそうは言っても住民の行政サービスを維持するために集約を覚悟して質を高めるソフト事業にシフトしていくのではないかなと思っております。


 大枠につきましては、そういったことで、平成21年度の予算編成も、ある意味では緊縮ではありますけれども、緊縮の中に工夫をこらしたような予算編成にしたいと思っております。


 以上であります。


○議長(池本道治)  地主雅次君。


○6番(地主雅次)  大枠の考え方につきましては、ただいま、市長の方からのお話で、理解できたように思います。やはり、私たちが思っていた以上に大変厳しいなというのが実感であります。


 市民に対するそれらのことについてのアピール等については、かなり浸透している部分もあり、誤解を招いている部分もございます。例えば、一宮の体育館とか防災センターとかいうふうな話が出ているのに、やはり四役の報酬も下げたりの案が出てきたり、また、これは一番あってはならないと考えておりますけれども、職員の給料までさわらなければならないというふうな状況のお話も聞いてございます。


 そうなると、次の矛先は私たち議員にくるわけでございまして、定数を28から20に、下げただけではとても逃げ切れないというふうな状況が、市民感情的にはあると思います。それらの市民へのアピール、それと、職員への周知徹底の方向、話し合いの方向等の何かいい方策があればお聞きしたいなと、かように思っております。


○議長(池本道治)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦)  議員が懸念されておりますように、今の状況は、私がいつも言っておりますように、過渡期であり非常時であると。そういうことでありますので、乗り切らなければならないということがあります。常識的なことで言いますと、なぜそれだけ頑張っておるかと言うと、いわゆる自助努力でもって、自己責任のとれる自治体でありたいという、そういうことではないかなと思います。


 これもいつも言っておりますように、誰の責任だというのであれば、一番はやはり制度改正であります。制度改正によって、やむを得ず日本全体の効率化を図るために一極集中が助長されているという中で、私たちのような田舎は苦労をしているという現状にあるわけです。


 その現状の中で、そしたら、今議員がご懸念されましたようにどうしたらいいのかというふうなことで、今、市が置かれている現状、なぜそうなったかというふうなことを、できるだけ分かりやすいことでもって皆さんに理解をしてもらおうという。既に前年度からいろんな広報もしましたし、常から淡路の広報によってしておりますし、各事務所、それぞれ自分たちのできる範囲の中で説明もしてきましたし、異例ではありますけれども、私の、市長自ら淡路市を考える会の中で市政の報告もさせてもらったという、それだけしましても、なかなか理解ができていないという部分もありました。


 昨今、どうなるかも分かりませんけれども、組合交渉が、今、進んでおります。その組合交渉の中で、職員というか、組合から出てくる答えというのが、一般民間の持たれておる考え方とは全く相反する考え方が出てくるわけであります。大阪府のように、それを両方ともほり出して、マスコミの前でけんかするというふうな手法は、私はとらないと決めております。


 どういうことかと言いますと、ああいう都会でやれるようなことと、こういった田舎でやれることというのはおのずから限度があって、そのやり方にも作法があると思います。そうは言っても、最近は、相手のことをとやかく言うだけで、自分の考えを言わないというふうなこともあるわけですけれども、行政はそれではもたないので、自分たちはこういうふうに考えて、こういうふうなことをするという、そういう説明を、これからも続けていきたいと思いますし、組合との交渉につきましても、丁寧に説明をしていきながら理解を求めたいというふうに思っておりますが、正直あそこまで丁寧に何回も、数えきれないほど説明しても、意見を聞いてみますと分からないという答えが返ってくるという、これはどういうことかなと思うんですけれども、それでもやはり説明責任を果たしていく義務が、当局、執行部にはあるというふうに思っております。


 議員がご懸念されておりますように、妙薬はないと思うんですが、これは丁寧に何回も繰り返し、し続ける、言い続けることによって理解をしてもらうというふうな方向に持っていかざるを得ないのではないかなと、そんなふうにも思っております。


 以上です。


○議長(池本道治)  地主雅次君。


○6番(地主雅次)  一番難しい問題のところに入り込んだような気もいたします。しかし、その中で、職員組合に加入されている方は、それらの中での交渉権もあり、それぞれ身分的なものの話し合いがあると思うんですけれども、特に組合から外れた幹部職員、特に中間管理者は、合併の渦に巻き込まれて大変な心労だと思います。


 ちょうど私も前身が農協でありまして、平成5年の10月に合併して、11年間、合併の渦の中におりまして、ちょうど中途半端な中間管理職ということで、いろんなこともあって、今、振り返ってみますと、市民に対するサービスという点からしますと類似点もございますし、11年間を振り返って、今現在を見ますと、やはり一番心労がきつくて犠牲になったのが職員であったというふうに考えております。やはり市民サービスは職員なくしてはできませんので、その点、特に考慮もして、予算編成と行政改革についても進めていただきたいなと、かように思っております。


 それでは、21年度の予算、少し外れましたけれども、次の2項目目の質問に移らせていただきます。


 総合事務所制度をひいてここまでやってきたわけでありますが、行革の審議会からの提言にも出て、見直し等というふうな意見も出てございます。私も、先ほど話しました農協での合併、11年間の中で、当初は各地区にありましたその当時の農協の本店を支店本部制ということで、市で言います総合事務所制をひいてスタートをし、その下には出張所、農協で言いますと支店、支所というふうな形を30何店も抱えてやってきてスタートしました。


 その当時は、本店、今の本庁というところは集計業務だけでスタートをし、当初は済んでおったんですけれども、だんだんと支店の統廃合、それが進みますと、やはり人員整理というのが必ずセットで動いてまいります。そして、極端な人員配置換えというふうな、ややもすれば強引的な、本当に強引的な退職勧奨みたいなもんがありました。


 先ほどからも言いますように、職員は、この合併の渦から逃げられないわけであります。市民にしても、農協で言えば組合員にしても、またほかの方策もあるわけですけれども、職員というのは、その中で、その渦の中にずっと退職するまでおらなければならないので、それらについて十分な配慮をお願いしたいと思います。


 総合事務所の統廃合につきましては、私の個人の意見としては、直ちに出張所的にし、今あるやつをすべて同じではなく、例えば、津名の場合は近くに本庁がありますんで、もっと集約も進めたらいいと思うし、遠いところには、ある程度残して、そこを軸にしての市民サービスを展開するというふうな方法がええんでないかなと、かように思っております。


 それでは、総合事務所の今後のあり方について、少し答弁を願ったらなと思っております。


○議長(池本道治)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦)  議員の方から、職員のことについて、ご懸念をいただきまして感謝を申し上げたいと、そういうふうに思っております。


 意外な感じがしたわけでありますけれども、市の職員に対して聞く市民等からの要求というか、評価というのは非常に厳しいものがあります。そこまで言っていいんかというふうな発言をする方もおられまして、今の議員の言葉は、現在の市の職員に非常にエールを送ってくれたのではないかなと思っておりまして、ここで重ねて御礼を申し上げたいと、そういうふうに思います。


 また、そういう流れから言いますと、職員は、今現在、3年間で100人減ってきたわけであります。もともと、合併協議会での計画は、200人の削減という。常識的に今のような淡路市、地形という部分を除きますと、この団体の適正規模というか、横並びのバランスでみる適正規模はまだもう100人。数字上だけの話でありますけれども、要は300人。700人相当おりましたんで、300人引くと400人、これは比較の問題だけです。そうなるかどうかは、また別の話ですので、そういうふうなことが、今、あります。


 これはどういうことかというと、他の議員の人にもお答えしたのですけれども、28年からの20億円という一般財源、交付税の削減を完成するためには、例えば給料相当額で10%で3億、職員が100人で5億、200人で10億、13億。それでもまだ7億足らない、これ、現実であります。その部分を、今回の新行財政改革によりまして、何とか全うしていけることを作っていこうというふうにしているわけであります。


 その中で、今、議員がご質問されましたように、総合事務所の存在というものがあります。合併協議会等で議論されたときには、やはり当時の検討の中では、この地形とかそういうものを考えて、本庁と総合事務所を5つ置いたわけであります。しかし、今申し上げましたように、200人規模の職員の縮減というのは、ある意味では想定を超えた人事の異動につながるわけでありまして、物理的に考えて、今の総合事務所制度を維持するのは非常に困難であると、そういう現実があるわけであります。


 もう既に津名総合事務所においては、そういったことを想定に入れて、先行していろんな縮合等が行われておりますし、各事務所へ行っていただきましたら分かると思うんですけれども、非常に工夫をして、それなりの集まりを見せております。いろいろ議論があって、たこ足のように配備したらどうかというふうなご意見もあったわけでありますけれども、とてもじゃないですけれども、それではやっていけない。


 ですから、例えばタスクホースのような考え方で、朝、一旦は一定のところに寄って、事務所の所長が人事の管理をして、それから急ぐときというか、住民・市民のサービスを考えたら、一番利便性のあるところに職員が足を運べばいいわけですね。そんなに1時間も2時間もかかるような範囲ではないので、5〜6分で行けるわけでありますから。そういうふうな工夫もしてきたと思っております。しかし、今申し上げましたような人員の体制でいきますと、とてもじゃないですけれども、工夫をしてももう限度に来ているのかなというふうなことが現実であります。


 これから、こういったことを検討していきまして、議会と相談をさせてもらいながら進めていくわけでありますけれども、今、議員が申し上げられましたように、すべて一律にやることはどうかというふうな議論もあります。このことにつきましては、前からも言っておりますように、淡路市のような地形のみで考えると、二眼レフのような体制をとっていかなければならない。北と南、あるいは東と西といった。そういうことも視野に入れながら、総合事務所制度を考えていければいいなと思っております。


 実際、市民はそういう動きをし始めておりますね。例えば、一番分かりやすく言いますと、岩屋と東浦ですけれども、東浦の方に、今度新しい店ができますけれども、例えば岩屋地域の方から買い物に来たついでに東浦の庁舎に寄るとか、その逆もあろうかと思います。そういったふうなことで、市民が一番何が便利だというふうなことを想定に入れて、これからの総合事務所の存在を考え直していくべきであると、そんなふうもに思っております。


 以上です。


○議長(池本道治)  地主雅次君。


○6番(地主雅次)  2点目の総合事務所のあり方については、その程度で終わりたいと思います。


 それでは、次に、3点目の項目に移らせていただきたいと思います。


 職員の退職勧奨制度については、取り入れられて既に実施をされているところでありますが、お答えがいただけるのかいただけないのか、ちょっと不安でありますが、退職制度の割り増しのおおよその金額が、パーセンテージ等、概算で結構です。あればお答えを願いたいと思います。


○議長(池本道治)  総務部長、大月典運君。


○総務部長(大月典運) (登壇)  お答えをいたしたいと思います。


 お尋ねのありました割り増しという意味が、どう受け止めていいかということで、ちょっと今悩んでおるんですけれども、早く辞めますと3割上げますよとか、5割増しになりますよとか、そういうようなものではございません。あくまで勧奨で、まだ3年あるいはもう8年ある。そんな中で、早く辞めるのと、定年まで勤めるのとでは、いわゆる退職のときの支給の月数が変わってくるわけでございます。平たく言えば、こちらの勧奨という意味は、市の方もそれなりの理由を持って勧奨制度をひいておりますので、それに応えていただいた人には、定年時、計算される月数分の退職があるということでございますので、金額がどれくらいとかいうことではございません。


 それと、多分、議員がどれくらいの割り増しかというお話は、ずっとかなり以前ですけれども、地方公務員、定年がなかった時代がございます。そういうときに、今で言う勧奨とはちょっと捉え方が違うんですけれども、そういうときには、今年辞める人は、例えば2割加算してくれますよと、こんなことがございました。大分古い話でございます。


 ですから、金額がどうのになりますと、例を挙げてランク別にというのは、ちょっと今資料がございませんので、お許しをいただきたいと思います。


○議長(池本道治)  地主雅次君。


○6番(地主雅次)  金額での加算ではなく、我々農協の場合も金額ではなく、月数でございました。それぞれの基本給も違うだろうと思いますし、最後は金額になるんですけれども、月数での加算ということで、私の聞いた範囲では、その月数が何か少ないなという気がいたしましたので、ちょっとお伺いしたわけであります。


 退職勧奨の制度を取り入れなければならない時代背景もございますし、そこで、私の前身の農協の場合は、そのときに何をしたかというと、役職定年制、それと選択定年制ということで、55歳を起点にして、少し荒々しく3年間ほどやりました。それによって、喜んでそれに乗った職員も、現実にはあったわけでございまして、これはあくまで私の経験上の話でありますんで、その制度が、そういう制度的なものが市の職員に合うんか合わないんか、できるのかできらんのか分かりませんけれども、それらの点の考え方についての何かあるんであったらお答え願いたいなと、かように思っております。


○議長(池本道治)  総務部長、大月典運君。


○総務部長(大月典運)  勧奨の時期に、その時点で退職を選ぶ。もう一つは、役職定年というような、今、お話がございました。これまで、勧奨退職をしたことによりまして、職員の減数化、これについてはかなりなスピードで進んできたわけでございます。やはり制度がありましても、一番大切な点といたしましては、淡路市の組織としてあるべき職員数、こういうことも考えていかなければならないと思っております。


 役職定年がどうであるかということにつきましては、今、3市の中では南あわじ市、ある年齢で役職が解けるということになっております。一つの方法かとは思いますが、個人的にちょっとお聞きした話でございますが、やはり昨日まで上司であったという職員が、今日からは部下であるということで、少し仕事の面でやりづらいような点があるというようなことも聞いたことがございます。これは、人事管理上のことだと思うんですけれども、今のところ、淡路市は退職手当組合にも加入してるところでございまして、いろんなことも考えなくてはなりませんが、先ほどの独自の退職金の上積みという話もありましたが、このことももとよりできません。現行法上のご質問の制度につきまして、どちらにしましてもちょっと今のところ課題が多いかと思いますので、よろしくお願いいたします。


○議長(池本道治)  地主雅次君。


○6番(地主雅次)  よく分かりました。取り入れている行政もあるというお話でございました。退職勧奨と、言葉を悪くすればリストラということになります。大変暗い話でございます。やはり定年まではスムーズに、その職場で全うしたいというのが普通の考え方でありますが、やはり行政改革の渦の中で、大変な心労が発生するわけでございまして、私の話で申し訳ないんですけども、私も50のときにちょっと胃に穴があきまして、リタイア寸前のとこまでいったわけでありまして、その当時はそうも思わなかったんですけれども、今振り返ってみたら、やはりさっきからの話でありますように、職員が一番大変だったなというふうな気がいたします。


 これから、さらなる行政改革をまた進めなくてはならない時期であります。何とか職員も含めて犠牲者の出ないように進めていただきたいなと思っております。


 現在のところ、3年間、私なりにじっと見ておりますと、犠牲者も最小限で進んでおるように、大変評価はいたしております。そこへ大変時代背景が本当に苦しいときになっております。そこで、皆さん一致団結して、何とかここを乗り切っていただきたいなと、かように願っております。


 以上で、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


○議長(池本道治)  以上で、地主雅次君の一般質問は終わりました。


 次いで、14番、中谷秀子君であります。


 中谷秀子君。


○14番(中谷秀子) (登壇)  14番、中谷秀子です。通告に基づき、質問いたします。


 ポイ捨てをなくす淡路市美しい島づくり条例は、合併前の旧町時代からありました。観光の町として、お客様を淡路島に招き入れるにふさわしい町を目指して作られ、淡路市に継続されています。


 かつては、夏場の海水浴が北淡路の主な観光スポットでしたが、今は、温泉あり、花いっぱいの公園あり、神社・仏閣、おいしい食事や自然体験など、多様なニーズに応えられる観光施設が整備されています。今後、ますます客層の広がりに期待したいところです。


 そのような淡路市ですが、胸を張って、ごみのない清潔な町へようこそと言える、そんな町になっているでしょうか。市内の実態から検証して、このポイ捨てをなくす淡路市美しい島づくり条例、いかに生かしていくか、市の考えを伺います。


 ほか2点、学校給食の問題、そして公共交通の問題がありますが、順次、質問してまいります。


○議長(池本道治)  中谷秀子君の質問に対する答弁をお願いします。


 市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦) (登壇)  中谷議員に、私の方からお答えいたしますが、ポイ捨てをなくす淡路市美しい島づくり条例は、機能しているかというご質問と捉えてよろしいでしょうか。


○14番(中谷秀子)  はい。


○市長(門 康彦)  いわゆるポイ捨て条例につきましては、明石海峡大橋の開通、淡路花博の開催などを契機に、観光立島で美しい淡路島を目指すため、平成11年に、1市10町が一斉に条例制定を行いまして、取り組んできたところであります。合併後も、それを引き続き実行しているところです。


 この条例の中の分析と言っていいかどうか、若干させていただきますと、本条例第3条から5条までは、それぞれの責務を果たすためにはどうなっているかというふうなことでありまして、これは、ごみのポイ捨てや不法投棄等への見方や価値観には、個人個人の思いや考え方、また尺度等によって、これは人それぞれに違いはあると認識をしております。10年前に条例制定をした時点とは違いまして、国においては、廃棄物処理法、リサイクル法なども整備をされ、本市においても、資源ごみなどの分別収集を積極的に取り組んでいるところであり、これらは前進しているのではないかと思っております。


 また、製造や販売業者に対しましても、空き缶等を事業者等が自らが回収等に努めることとされており、自動販売機設置個所には必ず回収ボックスなどが設置をされて、従前に比べて、散乱状態は若干すくなくなっているように思われます。さらには、路上喫煙の自粛や喫煙場所の限定などもだんだんと定着しつつある今日、まだまだ見苦しい光景、場所等はありますが、市民の意識・モラルも若干向上しているのではないかなと考えております。


 ただ、私の知る限り、ボランティアで、例えばトイレの清掃であるとか、道路清掃であるとかをしている団体というのは、数はすくないのではないかなと思ってます。


 具体的に言いますと、私の部落周辺で、道路清掃をボランティアでやっている方々は、私の知り得る限り4人であります。私も含めて。それから、私の家の近くを流れております宝珠川というのがあるんですけれども、それらの空き缶拾いをしておるのは、私を含めて2.5人であります。0.5人は子どもですから0.5人カウント。いろいろと言われておりますけれども、それぐらいの人しか私は見ておりません。昼間はこっちへ出勤しておりますので見てないんですけれども。


 要は、市民の意識というのは、昔とはちょっと違うんではないかなという、いろいろ意見は言うんですけれども、学校でもそうですね。学校でもいろいろと言うんでけれども、子どもたちに掃除をさせない。僕たちの時代には、部落であるとか、何とかであるとか、道路清掃もしました。河川の清掃もしました。学校に行ってもトイレの清掃もしました。それが情操教育にもつながっていったと思っております。いいか悪いかどうかは別の話で、今は分業になっておりますから、そういうところは、学校の維持は専門家にやらしたらいいじゃないかとか、というふうなことになっておりまして、いずれにしましても、例えば朝、道路の清掃をしておりますと、初めあいさつをしなかった子どもたちが、この頃は向こうの方から私にあいさつをしてくれます。そういうことを繰り返していくことによって、本当の意味でのポイ捨てをなくす淡路市美しい島づくり条例が、今の若い世代によって機能していく余地はあると思っております。


 ただ、個人的な意見を言わせていただきますと、この条例の名前が長すぎますね。今の時代には合わないのではないかなと、ワンフレーズ。そういうことできちんとあらわして、みんなが呼びやすく使いやすい条例でありたいと、そういうふうに思っておりますので、今後ともそういった観点で啓発運動に取り組んでまいりたいと思っております。


 以上です。


○議長(池本道治)  中谷秀子君。


○14番(中谷秀子)  ここの方々の思いはあってということですけれども、今日、私、議会で行政に対しての質問ですので、行政の責務を中心に質問していきたいと思います。


 それぞれの責務があって、公共の場所の管理というのがあるんですけれども、条例の中で、公共の場所というのはどういう場所を指しているかというと、公有の場所であるか、私有の場所であるかを問わず、道路・公園・緑地・広場・海岸・海水浴場・港湾・河川・停留所等不特定多数の方が自由に利用したり出入りすることが可能なところを、すべて指しておりますね。


 そういう意味で、例えば今日、産業振興部の部長が、岩屋の方で幕末に係るガイドを、観光協会とともに実施していくというふうな、まさに松帆の海岸というのは国立公園の範囲でもありますし、台場は国指定の文化財でもありますよね。当然、その周辺と言いますか、そうしたところが美しい場所でなければならない。ところが、残念ながら、松帆の海岸を見ていただきますと、多くのポイ捨てが流れ着いたと言いますか、そういうものがたくさんありますよね。それは、ボランティアの域を超えてる量だということを、見ている方はご承知だと思います。


 そうしたところを、じゃあ美しくするにはどうしたらいいですかね。


○議長(池本道治)  市民生活部長、新居茂夫君。


○市民生活部長(新居茂夫) (登壇)  このポイ捨て条例が平成11年に制定をされました。今日までいろいろとそれぞれの責務、特に 業者等が空き缶の回収ボックス等設置をした、こういった状況でありまして、徐々に改善はされているというふうに認識をいたしております。


 この問題につきましては、今日の午前中にも質問があった観光立島、市民意識をいかに高めていったらいいのかと、こういったご質問がございました。まさにポイ捨てをなくして美しい淡路島を実現させていくということは、そのとおりかと思います。


 その中で、人を思いやる心、やはりこうしたことが市民みんなが自覚をして、そういった心を持っていただくということが一番望ましいことではないかなというふうに思っております。そして、この運動につきましては、淡路市のみならず県民局、そして洲本市、南あわじ市、ともに協調しながら取り組んでいく必要があるというふうに、特に私は感じておりまして、今後、提案もしていきたいなというふうに思っております。


 今、中谷議員からご指摘があります、いわゆる海岸漂着ごみですが、これにつきましては、ポイ捨てとは直接的には関係がないわけでございます。漂着ごみにつきましては、私の所管ではないんですが、海岸清掃等、ボランティアあるいは県から市の方が委託を受けて、定期的な回収等々をやっているというふうに承知をいたしております。


 以上で答弁にかえさせていただきたいと思います。


○議長(池本道治)  中谷秀子君。


○14番(中谷秀子)  海岸にあるごみは、ポイ捨てかポイ捨てでないか、ちょっと区別つかないんですよね。ポイ捨ての部分もあるんですよね。流れてきたものもあるんですけれどもね。だから、これはみんな流れてきたものだから、うちの所管じゃないよというふうにはなれないし、また淡路市全体が抱える問題ですから、そこのところは、当然庁内での連携ができていないといけないと思うんですよね。


 今、松帆のところも挙げましたけれども、私がたまたま岩屋の地域に住んでますので、岩屋の地域が目に付くというところで例を挙げているだけで、北淡に限らず、東浦に限らず、各地域でこのようなごみが散乱しているところがあるかと思うんですよね。それをじゃあどうするのかと。


 例えば、この条例の中に、美化モデルの区域指定というのがありますけれども、この区域指定をして努力されているという経緯はありますでしょうか。


○議長(池本道治)  市民生活部長、新居茂夫君。


○市民生活部長(新居茂夫)  先ほどの私の答弁で、言葉足らずがあった点はおわびを申し上げたいと思います。


 海岸等の漂着ごみ等につきましては、いわゆる全島一斉清掃が代表しますけれども、市民総参加の下にそうした清掃活動を行っているところでありますし、加えて、海岸の清掃、そうしたものを業者に委託して、清掃をしておるということも承知をいたしております。


 それと、お尋ねの美化モデル区域の指定の件でございますけれども、制定が平成11年でございます。旧の津名町で、いわゆる玄関、その当時の玄関口ということで、津名港ターミナルそれからしづかホールの周辺の公共施設、ここの周辺を美化モデル指定区域に指定をいたしまして、特に清掃等に取り組んだ経緯がございます。


 その当時の他の旧町におきましては、特に指定区域の指定をしたというのは、実は聞いておりません。新市になっても、指定はいたしておりません。この旧の津名町での指定期間ですが、私の記憶では、2年、2年の合計4年間、指定をしたというふうに記憶、これは記憶の範囲ですが、記憶をしております。


 以上でございます。


○議長(池本道治)  中谷秀子君。


○14番(中谷秀子)  答弁の最初のところで、業者に委託しておりますと、そして、一斉清掃でもやっておりますということで、確かに一斉清掃で海岸の清掃をやっておりますけれども、なかなか住民ができる範囲を超えた量とか、そうしたものがありますので、一度きちんと調査していただいて、観光立島、また観光の町淡路市としてふさわしい海岸、渚、そして町の中、あるいは観光施設の周辺、絵島、大和島から始まって、各地域に観光施設があると思いますけれども、そうしたところを一度調査していただきたいと思いますが、それで、ターミナル、しづかホール、美化モデル4年やった。その実態、また成果と言いますか、そうしたものをお聞かせ願いますか。


 その成果があるとすれば、また、現在、これから、そうした美化モデルを区域指定して、さらに美しく具体的にやっていくという、そういうふうにつなげればと思うのですが。


○議長(池本道治)  市民生活部長、新居茂夫君。


○市民生活部長(新居茂夫)  なにせ平成11年のことですので、かなり以前のことで、私も当時、所管をいたしておりまして、しづかホールそれからターミナル周辺、実はそれまでごみ箱を設置をしておりました。その当時は、いろんな場所でごみ箱をそれぞれ町が設置をしておったというふうに思っておりますが、いわゆる一般家庭ごみもその中に放置をされるといったようなことで、非常に乱雑になっておりまして、見苦しいといったことから、もうごみ箱を撤去をしました。


 それで、空き缶あるいはたばこ等のポイ捨て、やはり非常に多かったわけでございます。というのは、人が集まる場所でございますので、そうした中で、ボランティアまたシルバー等へも若干名お願いをしまして、定期的にパトロールそれから啓発、そうしたことに、その当時は上着をそろえまして、あるいはのぼり等も周辺すべてのぼりを掲載をしまして取り組んでまいった経緯がございます。


 かなりそういったことで効果があったというふうに、私は認識をいたしております。


 それから、もう1点の、今後どうするんかと、こういったお尋ねであるわけですけれども、ただ、このモデル指定につきましては、市が一方的に、例えば岩屋のこの区域ということで一方的にするのは問題である。すなわち、その市民、それからその区域内の関係団体、そうした方々と十分協議をして、まずそこの話し合い、例えばそこが散乱をしておったら、それをどうしたらいいんかと、こういった話し合いを進めながら区域指定をしなければ、市が一方的にということでは、この効果が上がってこないんじゃないかなと。やっぱり市民の方々、関係団体の方々、市、これらが連携をとりもって、そうした対応・対処をやっていかなければ、なかなか効果が上がってこないんじゃないかなというふうな認識をいたしております。


○議長(池本道治)  中谷秀子君。


○14番(中谷秀子)  今、部長が言われたこと、条例に載っておりますよね、市民ときちんと協議した上で、理解を得た上でということがね。そうした美化のモデル指定によって、大変勢いがあったというか、意気込みによって成果があったという、いいモデルをお話していただきました。


 次に、例えばそうしたことも含めて、現在でもそうですけれども、この条例の中には、違反した者へ勧告及びその措置に係る手数料の徴収などまで記されておりますけれども、手数料を徴収した実態と言いますか、実績はありますでしょうか。あるいは、そうしたもうちょっと踏み込んで、罰則をすることで、その効果を上げようという、そういうような検討をされたことはありませんか。


○議長(池本道治)  市民生活部長、新居茂夫君。


○市民生活部長(新居茂夫)  勧告、命令、徴収というお尋ねでございます。これにつきましては、例えば公共施設の管理者が必ずあるわけです。それで、公共施設にいわゆるポイ捨て、これはポイ捨てというよりもむしろ不法投棄と申し上げた方がご理解いただけるかなと思うんです。例えば公園に不法投棄されて非常に見苦しい。そういったことでその管理者に、私どもの方から、ひとつ清掃等をやってくださいよと、こういった要請、この条例に基づいて要請をします。ほとんどがそれで済むわけです。ちゃんと適切に対処していただけるわけですが、この条例の中には、そういう要請を行っても、要請に応えずに放置をすると、そういった状況になった場合に、その管理者にかわって市が清掃をする、撤去する、そうした場合に費用実費分をその管理者に請求をするといったのがこの趣旨でございます。


 したがって、今日まで、そういった事態はございません。私の記憶ではございません。


 それから、もう1点の罰則規定を設けるべきではないかというお尋ねであります。これも、この制定のときに、罰則規定というのも実は議論になりました。しかし、この条例は、いわゆる市民、事業者等のモラルあるいはマナーといったことの条例でありまして、罰則まで設けるのが適当かどうかというのが、その当時議論になりました。やはりそれは余りにも行きすぎではないかなと、この中に公表ということがあります。公表ぐらいの段階で、これはいいんじゃないかといった経緯があります。そのようなことでご理解をいただきたいと思います。


○議長(池本道治)  中谷秀子君。


○14番(中谷秀子)  この質問は、以前、市長に向けて質問し、市長からまだ市民のモラル、マナー、その啓発にまだ今は努力しますと、努めますという答弁を得た記憶があります。きっと言った記憶も市長にあると思いますけれども、現在、あちこちでこうした罰則ができて、効果を上げている町もあります。


 例えば出雲大社がある出雲市、私たちは伊弉諾神宮があります淡路市ですけれども、出雲大社の方では、少し新聞に載りましたので、時間もないんですけれども、読ませていただきます。合併前の出雲圏域2市5町は、平成10年、悪質な場合、罰金2万円付きのポイ捨て禁止条例を施行。地域を挙げて美化活動に打ち込む。市職員全員で、毎年行う市役所ポイ捨て一掃大作戦では、13年度には、ジュースや缶やたばこの吸い殻、フィルム空き箱等々、260キロも出たが、10月の今年、これ、平成19年の12月13日ですから1年前になりますけれども、その年には18.3キロ、すなわち260キロから18.3キロ、こうした成果が出ているわけですねえ。確実に町は美化されています。JR出雲市駅から歩いて市役所に来られた視察の人が、ごみが落ちていませんねと驚かれますと新聞に載っておりましたので、また罰則等の検討をと思いまして質問いたしました。


 続きまして、2点目、質問いたします。


 学校給食の問題です。学校給食は、戦後、すべての児童の健全な成長を願って、栄養を考え実施されたと思います。ところが、今は、物が豊かな時代にありながら、なお必要な栄養や安全な食材を子どもたちに与えねばならない状況があります。


 暮らしの変化の中で何が起こり、淡路市として何に注目して対応しなければならないか考える必要があると思いますが、教育委員会は、今後の給食のあり方についてどのように考ええいるでしょうか。


 現在、淡路市内の小中学校では、すべての児童に食事が与えられるよう、完全給食の実施となっています。また、幼稚園では、副食のみとなっています。ご飯は、各家庭から持ってきています。私は、学校においても、幼稚園のように、副食のみをセンターで用意する方法がいいのではないかと考えますが、市教育委員会では、今後も完全給食の実施を続けていくのでしょうか、お伺いいたします。


○議長(池本道治)  教育長、内海 孝君。


○教育長(内海 孝) (登壇)  ただいまの中谷議員のご質問にお答えをさせていただきたいと思います。


 現在、ご存じのように、淡路市の方では、給食センター、新しく建設しようということでずっと事務を進めているところでございます。ご質問の完全給食を継続してというのは、ご質問のとおり継続してまいりたいと、そういうことでずっと準備を進めているところでございます。


○議長(池本道治)  中谷秀子君。


○14番(中谷秀子)  このたび、新しい給食センターが作られていきますね。来年の10月末でしょうか、完成して22年の春から新しい給食センター、配食センターでこの給食が作られていくというふうに聞いておりますけれども、それに至って、実は幼稚園の方に、教育委員会の方から、今、幼稚園では副食のみですから、完全給食の実施はどうですかと、課長さんが聞きにこられましたね。


 幼稚園としては、保護者の方全員に説明し、もう少し詳しく言いましょうか、志智課長さんの方からお話に行きました。園の方では、全保護者の方にアンケートというよりか、直接お話を伺おうと、ご意見を伺おうということで聞いたわけですけれども、そのときに、お母さんたちは、今のまま、副食のみお願いしますと、ご飯は自分のおうちからもっていきますと。子どもさん、いろんな大きい子、小さい子おりますよね。量も違います。もったいなくなったら大変です。確かにたくさん残しているようでしたね。


 そうしたことから、ご飯を持っていくというのは、ああいいなあと、親御さんもそういうこと望んで、実際にその分、経費が安くなるというか、負担分が少なくなるんですよね。お母さんはそこが一番かなと、安くなると。ご飯もお願いしたら高くなると、そこが注目したところかも知れませんが、ともかく保護者の方は副食のみということを言われたそうです。


 以前、市長は、給食、理想としてはお弁当を持ってくることというふうに言われまして、それが」理想というふうに言えばそうかも知れませんが、残念ながらいろんな家庭の事情の子どもさんがいて、なかなかお弁当、ご飯もおかずも、栄養も考えたものをもってくるというのは難しいわけですけれども、ご飯は保育所のときからずっと持ってきております、親御さんね。小さい子どもさんを育てて、忙しい忙しいときにも、幼稚園になっても、ご飯だけは入れていって、大きくなっていくと、弁当箱にご飯ぐらいは入れていけるんじゃないでしょうか。それも一つの自立、子どもの自立化も知れません。


 それを全部、何もかも用意してあげて、そっくりどうぞというのは、子どもの自立、あるいは保護者の自立そのものもちょっと遅らせてしまうかも知れませんというふうな思いがあって、私は質問したわけです。この副食のみというのは可能でしょうか。それとも、この提案については、困難な課題がありますか。あるとすればどういうものでしょうか。


 これについては、私、広域で出たときにも、そうしたお話をしておりますね。だから、教育委員会の方では、この提案については聞いておられます。それから1ヵ月以上たってますかね。


○議長(池本道治)  教育長、内海 孝君。


○教育長(内海 孝)  ただいまの、私ども、きっちりと中谷議員の方から質問の詳細の中身について、もう少しお伺いをしておけばよかったかなと思っているところなんですけれども、岩屋幼稚園の保護者の思いを踏まえて、副食のみの給食の方法について、どんなふうに教育委員会考えているかというご提案をいただいたところでございます。


 議員ご存じのように、現在、完全給食で進めておりますし、これからも新しく建設しようとしている給食センターでは、完全給食という形ですべて事務を進めさせていただいておりますので、今現在の中で副食のみ、弁当は親たちにということは、ちょっと考えてなかったし、考えられない現状かなと思っております。


○議長(池本道治)  中谷秀子君。


○14番(中谷秀子)  給食の問題というのは、私も市民と一緒に、あるいは教育委員会、あるいは市全体で、ともに学習したり、シンポジウム、フォーラムに残念ながら参加したことがないんですよ。洲本市の方では、たくさんそうした協議があると、あそこは自校方式ですから、中学校になったらお弁当でもありますし、いつも給食の問題、それから食の安全の問題が議論されてきたんですけれども、旧町から、私たちは完全給食というものに甘えというか、やってもらっているからそのままでいいやという形で、議論にも上らない、話もしなかった、勉強もしなかったというようなところが、私自身の反省も含めてあるんですけれども、私は、来年までの給食センターができる、この時期に、副食のみ云々だけでなくって、給食のあり方、あるいは食育と言いますか、いろんなことを話する、協議する、そういう機会があっていいと思うんですよね。


 一度アンケートとってみたら、例えば幼稚園の保護者が副食のみでいいわと、ご飯、家から持ってくるわと、パンの日ないものと、パンの日は子どもや大人に聞いてみましたけれども、ウィンナーとちょっとサラダがあるだけで、それをパンの間に入れるとホットドッグ1個ということになるようですよ。ご存じですか。ご飯の日は、おかずが結構あるらしいんですよね。


 そうしたことも子育てから離れますと、あまり分からないままに自分たちでやらないと、やってもらって、安い金額でいけてるからまあまあいいやと、完全給食が副食だけになりますとか、なくなりますというと、保護者の人は大変議論の渦中にあるかと思いますけれども、それでもこうした給食のあり方というのを、一度検討していただきたいと思います。そうした機会を作っていただきたいと思いますが、教育委員会、どうでしょうか。


○議長(池本道治)  教育長、内海 孝君。


○教育長(内海 孝)  ただいまの中谷議員のご提案でございますが、ごもっともな点もあろうかと思いますけれども、私どもとしましては、完全給食、長い歴史を持っているわけですけれども、今現在でも、運営協議会、それぞれ3センターごとに持ってまして、校長先生であるとか栄養士さんであるとか、保護者の代表であるとか、医師会の代表、薬剤師さんの代表等も入っていただき、我々教育委員会も当然入った中で、いろんな、今給食センターで抱えている課題なり、親たちの思いなり、そういうことも聞かせていただきながら、細々と運営をさせてもらっているという中で、とりたてて今の学校給食に関して、親たちからいわゆるノーを突きつけられるような状態は一切出てないという思いでずっときてましたので、ただ、せっかく新しくなる給食センターですので、今、議員からご提案いただいたようなことで、改めて親たちからいろいろと、機会を見つけて意見を聞いていきたいと思いますし、形としては、こういうのがちょっとあるんです。


 実は、毎年のように、当然小学校1年生が入学してきます。入学してくるときに、親たちと一緒に参観日、最初の参観日の日に、保護者と子どもたちが一緒に、現在の給食を試食をするという、そういう機会があります。そのときに、親たちに感想を聞かせていただいたり、アンケートをとると、そういうような方式でやっている学校がほとんどなんですけれども、そういうことをさらにきめ細かくやるというようなことも、これからやっていけたらなと思います。


○議長(池本道治)  中谷秀子君。


○14番(中谷秀子)  そうした体験を、私も子育てしてきましたので、そうした機会に触れることができました。私が質問してるのは、今までそのままだから、変わらなかったらそれでいいじゃないかというのではなくって、よりよい方向に進めるために話し合ってもいいんじゃないか、アンケートとってもいいんじゃないかと、そういうふうに思います。


 実際、先ほど、幼稚園の保護者の方は、ご飯をうちから持ってくることで、お金の面でも助かってますね。145円でしょうかね。それから、朝もご飯を持ってくるということは、朝ごはんをたいたり、あるいは晩に用意したりしますので、大体ご飯食べてきますね。


 今、朝食抜きですと、そうした子どもさんが大勢いる。それは、朝からご飯用意してなくっても、お昼に行けば給食があるから、ご飯も全部用意してくれるから、そういう安易なところもあるのかと思います。そうした朝食の面からしても、副食のみというのもまんざら捨てられない提案かなというふうに思います。


 それから、幼稚園では一切滞納がないということを伺いました。学校では、給食の滞納がありますよね。幼稚園の先生に、どうしてでしょうかというと、幼稚園では、口座から引き落としではなくって、直接先生がお金を保護者から預かるというふうなことで、顔と顔を合わせますから、お世話になった先生に申し訳ないと、滞納すると先生の顔、まともに見られなくなりますよね。そうしたこともあるんでしょうか。徴収のあり方も、また口座からの引き落としですかね、今、どんなふうになってますか。直接徴収ということがあるんでしょうか、伺います。


○議長(池本道治)  教育長、内海 孝君。


○教育長(内海 孝)  ただいまの中谷議員のご質問にお答えさせていただきたいと思います。


 給食の滞納に関連してご質問があったわけですけれども、いわゆる直接徴収というような形も選択をしてもらっています。できる限り、こういう時代ですので、子どもたちが現金を持つことで失ったり、盗られたりというようなことも起ころうかと思いますので、できるだけ現金を子どもたちには持たせないという方向ではいってますけれども、家庭の事情によっては、そういう申し出があった場合には、親に直接持ってきてもらう、子どもを通じてでなしにね。


 ご存じだと思うんですけれども、過去、子どもたちに持たせたときに、どうしても家庭事情で、子どもたちがその予定の日に持ってこれない状況があって、給食費を納めなければならない日は、子どもが学校を休むという、そういうさみしい話もありましたんで、子どもたちの心の傷というふうな、そういうことにも配慮しながら、直接子どもたちにはお金を持たせないということには、今、なっています。


 ただ、家庭事情に応じて、親が、私が直接届けるからというような形での申し出のある場合は、それに対して対応しているところでございます。


○議長(池本道治)  中谷秀子君。


○14番(中谷秀子)  それぞれ家庭に事情があると思いますので、直接徴収、また先生と顔を合わせてお話しながらお金を集められればと思いますが。


 3点目にまいります。


 公共交通の問題です。時代は、便利さとスピードを追い求め、私たちの生活を大きく変えてきました。それらを求める一方で、失うものがあることに、私たちは気付いてか、気付かずしてか、そのときそのときに取捨選択してきました。その選択を、後に悔やまれることもありますが、その経験が次の選択に反映され、修正され、私たちの今日はあるかと思います。


 フェリーや連絡船は、今も淡路島と本土を結ぶ生活航路です。かつての岩屋港は淡路島の玄関として、まず人々はそこに降り立ち、そこからバスや車が島内を巡り、四国へと続いています。


 今は、大橋と高速道路が走り抜けています。市内にある各地域の高速バス停の設置により、市民を高速バスへと促し、船の利用は激減しました。とはいえ、市内の岩屋地域の住民をはじめ、島を訪れる観光客は、観光線としての感覚もあり、フェリーの乗船客は最近まで増加してきました。ところが、橋や高速道路の割引で、船の存続を危うくしています。


 市長は、このような状況を推測できたはずで、あるいは自ら招いてきたわけで、それに対しどのような措置を講じてきたのでしょうか。あるいは、今後どのような対応をすべきと考えているのでしょうか、伺います。


○議長(池本道治)  企画部長、黒地禎三君。


○企画部長(黒地禎三) (登壇)  ご答弁申し上げます。


 今、議員から質問のございました、今後、どのように考えているかという点につきまして、ご説明を申し上げたいと思います。


 現在の公共交通の問題につきましては、昨日、別の議員のときにも触れさせていただきましたので割愛をさせていただきますけれども、これから行います市の方針につきまして、説明をいたします。


 これまで、路線バスの赤字補てん補助対策を行いながら、高齢者をはじめ市民の生活の交通手段の確保に努めてきたところでございます。現在、起こっておりますフェリーやバスの廃止、存続の問題だけではなく、高速バス、路線バス、そして海上交通のすべての公共交通を対象としました市の総合的な交通体系のあり方を明確にした上で、必要な対策を効果的に実施していく必要がございます。


 このため、本年度は、国から総合連携計画策定調査実施計画の認定を受けまして、そして連携計画を策定するための調査費等の補助を受け、生活の交通手段の確保をはじめ、観光振興などの地域活性化に資する総合的な公共交通体系の構築に向け、年次計画等に、より計画的な整備を進める予定でございます。


 この計画の主な内容につきましては、まず市の玄関口となります公共交通結節拠点のあり方。2点目としまして、観光振興に資する公共交通サービスのあり方。3つ目としまして、市民の生活の足としての利便性向上のあり方。4つ目としまして、新市のまちづくりと公共交通サービスのあり方。5つ目としまして、それぞれに対しましてアンケート調査の5項目を中心に、今後、計画作りを進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。


 以上です。


○議長(池本道治)  中谷秀子君。


○14番(中谷秀子)  市長は、以前、淡路島は島だから、やはり海上交通、その航路は残しておくべきというような内容をお話されたと思います。私は何度か質問しているので、その繰り返しの答弁を聞いたと記憶しているんですけれども、今もそうしたお考えに変わりはないのか。そして、私は、安全性の確保ということからも、海上交通というのは、一本は残しておいていただきたいなというふうに思うんですけれども、例えば、何度か事故がありましたよね。高速道路、橋のところで、そうしたときに、やはり逃げ道と言いますか、そうしたものがなければ、立ち往生して何時間もそこを動けないというようなことになる。そうした安全性の確保。


 それから、環境という視点からも、それから車社会と言われて長くありますけれども、現在、その車のCO2排出でいろいろ問題があって、電車であるとか、あるいは公共交通機関、バスであるとか、あるいは船というのも、環境の視点から尊重されている交通機関ではないかと思います。そうした安全性や環境の視点、そして、以前、市長が言われておりました答弁を確認したいと思いますが、どうでしょうか。


○議長(池本道治)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦)  前々から言っておることにつきましては、変わっておりませんけれども、誤解を受けたら困りますので、あえて申し上げますが、架橋ができた段階で、視点を変えて整理がされたというのは、これは一つの現実であります。ただし、その現実を踏まえて、公共交通機関として船便があったのも、これも現実であります。3つ目としては、バックアップとして、代替のものとして、その存在が非常に重要であると、こういうふうな意味で私は申し上げたということでありまして、一切、それは以前と今も変わっておりません。


 もう一つ、議員が言われました環境の視点から言いますと、人類は、利便性を得たために、環境を壊してきたわけですよ。たとえ船であろうと何であろうと、環境に悪いわけです。そういう視点から言うとですね。歩きゃいい、泳げばいいわけですよ。しかし、これは荒っぽい話でありまして、そういったところで、どこでバランスをとるかと、こういうことでないかなと、私は思っております。公共交通の専門家ではありませんので、何が一番バランスがいいのかということはあれですけれども、一番肝要なことは、例えば人間が動くスピードよりも早いものに多く乗る方の寿命は短いと言われております。世界を駆け巡っている方の寿命は短い、これに何か一種の真理があるのではないかなと思います。


 ですから、年齢に応じ、いる場所に応じ、その環境に応じて、それにそぐわしい公共交通機関のあり方が、これからは求められていくと、私はそのように思っております。


 以上です。


○議長(池本道治)  中谷秀子君。


○14番(中谷秀子)  これから、海上、そして陸路も含めて、公共交通対策の計画が作られるということで、それにどのような内容が盛り込まれるのか、期待したいところです。


 次に、高齢者の暮らしに必要なバスについて伺います。


 車を一般の人たちが運転してきた時代から、今、初めて高齢者の運転時代を迎えつつあります。淡路島は、車がなければ不便だと、誰もが思い、そう言ってきましたが、これからはどうでしょう。


 私は、手を骨折したとき、車を運転できず、移動に大変不便でした。家族に頼むときは、空いて絵の都合に合わさなければならなかったからです。とても不自由でした。高齢化を迎えて公共交通の重要性が少しずつ気づき始めたのではないでしょうか。


 市長、高齢化の時代こそ、公共交通の充実を図らねばならないと考えませんか。公共交通が整備されるところに人は住み続けます。特に、お年寄りや障害を持った人たち、子どもたちにとって、自由な移動は公共交通に負うことがほとんどです。年をとったら田舎には住めない。交通手段がないからと、最近、よく耳にします。以前、私はこう思っていました。山や海に囲まれ、空気はいいし、水も食べ物もおいしいし、団塊の世代が退職されると、淡路島にどっと押し寄せてくるのではないかと、そんな甘いことを思っておりましたが、こんな不便なところには住まない、住めない。


 すなわち、運転できる間はいいけれど、たちまちできなくなったら外へ自由に出かけられなくなります。若者が住まないどころか、お年寄りさえ避ける町にならないかと、今の淡路市を見るとそう思ってしまいます。


 合併前から、長沢地域を訪れ、運行を続けるミニバスに私は学んできました。合併直後から、公共交通の重要性、コミュニティバスの実現を市長に何度も訴えてきました。淡路市は、長沢のミニバスといういいモデルを持っています。これを各地域に生かす工夫を、遅まきながらも、しかし早急に始めなければならないと考えますが、市長はどのようにお考えでしょうか。


○議長(池本道治)  企画部長、黒地禎三君。


○企画部長(黒地禎三)  ただいまのご質問にご答弁申し上げます。


 昨日、若干説明はさせていただいております。今、議員のご指摘の長沢方式のコミュニティバス運行の件でございますが、まさしくこの長沢方式をいいお手本といたしまして、今後、市が目指しますバスの運行につきましては、この方向で進めたいというふうに考えているところでございます。


 以上です。


○議長(池本道治)  中谷秀子君。


○14番(中谷秀子)  企画にまちづくり政策課があって、そこで、最も早くから公共交通の重要対策がとられてきたと思っておりますけれども、今、4年目になって、ようやく長沢のミニバス、いいモデルだなと気が付いたにしては、ちょっと遅いなといらいらしているところがありますけれども、ともかく高齢者、これから高齢者の方々が、運転、危険だなと、家族はちょっと運転させられないなと、どんどんそうした方々が増えてきましょうね。これ、初めて迎える時代ですよね。


 その点について、いわゆる年をとったら田舎には住めない、交通手段がないから、公共交通がなければ住めないねという、こうした考え方について、そのとおりだというふうに思いますか。思えば、これを第一に本当に頑張ってもらわないといけないんですけれども、どうでしょうか。


○議長(池本道治)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦)  年齢を重ねて、田舎に住めないと思う人もおりましょうし、90歳を超えて、田舎に帰ってくるかたもおられます。個々人の視点、価値観は違うわけでありまして、そういったもののバランスをどういった形でとっていくかと、このことにつきましては、これまでも市議会でいろいろと議論をされて、当局側としても答弁をしてまいりました。


 どういうことかと言いますと、例えば東浦では、冒険の森という新しい試みが始まっております。これは、都会と田舎をつなぐ一つの方策でありまして、また一方、旧五色町では、高齢者対応の住宅等そういったものの対応で、これまでも先見の例としてあるわけであります。


 ただ、そういったものすべてがいいかどうかというのは別でありまして、例えば旧五色町に来られた方々が、3ヵ月間は非常に価値観を持ってその辺のことを評価されます。しかし、3ヵ月を過ぎると、そのこと自体が不平不満となって出てくるといったこと、そういうことがありまして、各個々人がすべて、100人が100人ともすばらしいというふうなところはあり得ないわけであります。であるとしたならば、その地に生まれて、その地で亡くなっていく者たちが、そこの共同作業によってよりよい環境をつくっていくという。そういうことをまず目指すべきであって、あまり外観によって判断を求められるようなことがあってはならないのではないかなと、私は思っております。


 どういうことかと言いますと、今、淡路市で一番顕著なのは、土曜、日曜の交流人口と言っていいかどうかですね、滞在人口が増える傾向があります。これはどういうことかと言うと、ある程度の資金を持った方々が、土日滞在型の建物を建てて来られます。非常に喜ばれるわけでありますけれども、その方々は、月曜日になると帰っていかれるというふうなことで、いろんな利用の仕方があるわけですね。


 そういった利用の仕方を、淡路市としては、それでもそういう土日滞在型の方々と連携をするようなことを模索する。あるいは、小さい企業誘致を降り重ねていって、核を作って、そのもの自体が雇用の場になるといったものを工夫していくという。そういうふうなことで、多様な価値観を持った田舎の地域づくりをすること、それが一番重要なことではないかなと思っております。


 明と暗があるわけでありますけれども、明石海峡大橋の料金も、ほぼ3分の1に低減化されてきました。そのことによって、海上交通における需要が減っているという部分もありますけれども、もともとあったフェリーボートが撤退したことによって奪われた雇用、そういったものをどういった形で我々行政が補てんしていって、また違った雇用の創出を創生できるのかというふうなことの方向に視点を向けていくべきであると、私は思っております。


 以上です。


○議長(池本道治)  中谷秀子君。


○14番(中谷秀子)  多様な暮らし方があるというのは、私もそのとおりだと思いますが、実際、土日滞在型の方が増えている。多分車で来られているんでしょうかね。運転できるので。運転できなくなったときに、その方たちは、公共交通のない淡路には来られないというふうになるのかなというふうな、そんな思いがするわけです。


 だけども、もしコミュニティバスでも、いろんなバスがそうした人たちの足を助けてくれるのであれば、体が弱っても、お年を召しても、楽しみをもっていろんなところに出かけられるのかなと、そういうふうに思いますので、そんなあったかい淡路市を、そうしたまちづくりを進めていただければと思います。


 私の一般質問を終わります。


○議長(池本道治)  以上で、中谷秀子君の一般質問は終わりました。


 この際、お諮りいたします。


 本日の議事は、この程度で打ち切りたいと思います。


 これにご異議ございませんか。


             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(池本道治)  ご異議なしと認めます。


 よって、さように決します。


 次の本会議は、明11日、午前10時から再開し、一般質問を続行いたします。


 本日は、これをもって散会いたします。


 皆様には、大変ご苦労さまでございました。





              散 会 午後 4時29分