議事ロックス -地方議会議事録検索-


兵庫県 淡路市

平成20年第19回定例会(第2日 9月 3日)




平成20年第19回定例会(第2日 9月 3日)





           第19回淡路市議会定例会会議録(第2号)


平成20年9月3日(水曜日)





     平成20年9月3日


午前10時開会


 
第 1.議案第 85号 淡路市認可地縁団体印鑑条例等の一部を改正する条例制定の件


    議案第 86号 淡路市生活排水処理施設の設置及び管理に関する条例及び淡路


            市下水道条例の一部を改正する条例制定の件


    議案第 87号 淡路市手数料条例の一部を改正する条例制定の件


    議案第 88号 淡路市保健センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正


            する条例制定の件


    議案第 89号 北淡都市計画事業富島震災復興土地区画整理事業施行条例の一


            部を改正する条例制定の件


    議案第 90号 淡路市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定


            の件


    議案第 91号 淡路島土地開発公社定款変更の件


    議案第 92号 市道路線の認定の件


    議案第 93号 淡路市の区域内に新たに生じた土地の確認の件(富島漁港内埋


            立及び室津港湾埋立)


    議案第 94号 字の区域の変更の件(富島漁港内埋立及び室津港湾埋立)


    議案第 95号 平成20年度淡路市一般会計補正予算(第4号)


    議案第 96号 平成20年度淡路市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)


    議案第 97号 平成20年度淡路市介護保険特別会計補正予算(第1号)


    議案第 98号 平成20年度淡路市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)


    議案第 99号 平成20年度淡路市東浦サンパーク事業特別会計補正予算(第


            1号)


    議案第100号 平成20年度淡路市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号


            )


    認定第  1号 平成19年度淡路市一般会計歳入歳出決算認定の件


    認定第  2号 平成19年度淡路市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定の


            件


    認定第  3号 平成19年度淡路市老人保健特別会計歳入歳出決算認定の件


    認定第  4号 平成19年度淡路市介護保険特別会計歳入歳出決算認定の件


    認定第  5号 平成19年度淡路市福祉の里特別会計歳入歳出決算認定の件


    認定第  6号 平成19年度淡路市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定の


            件


    認定第  7号 平成19年度淡路市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認


            定の件


    認定第  8号 平成19年度淡路市産地直売所事業特別会計歳入歳出決算認定


            の件


    認定第  9号 平成19年度淡路市温泉事業特別会計歳入歳出決算認定の件


    認定第 10号 平成19年度淡路市東浦サンパーク事業特別会計歳入歳出決算


            認定の件


    認定第 11号 平成19年度淡路市津名港ターミナル事業特別会計歳入歳出決


            算認定の件


    認定第 12号 平成19年度淡路市住宅用地造成事業等特別会計歳入歳出決算


            認定の件


    認定第 13号 平成19年度淡路市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定


            の件


    認定第 14号 平成19年度淡路市臨海土地造成事業特別会計歳入歳出決算認


            定の件


    認定第 15号 平成19年度淡路市水道事業会計決算認定の件





1.会議に付した事件


日程第 1.議案第 85号 淡路市認可地縁団体印鑑条例等の一部を改正する条例制定


              の件


      議案第 86号 淡路市生活排水処理施設の設置及び管理に関する条例及び


              淡路市下水道条例の一部を改正する条例制定の件


      議案第 87号 淡路市手数料条例の一部を改正する条例制定の件


      議案第 88号 淡路市保健センターの設置及び管理に関する条例の一部を


              改正する条例制定の件


      議案第 89号 北淡都市計画事業富島震災復興土地区画整理事業施行条例


              の一部を改正する条例制定の件


      議案第 90号 淡路市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例


              制定の件


      議案第 91号 淡路島土地開発公社定款変更の件


      議案第 92号 市道路線の認定の件


      議案第 93号 淡路市の区域内に新たに生じた土地の確認の件(富島漁港


              内埋立及び室津港湾埋立)


      議案第 94号 字の区域の変更の件(富島漁港内埋立及び室津港湾埋立)


      議案第 95号 平成20年度淡路市一般会計補正予算(第4号)


      議案第 96号 平成20年度淡路市国民健康保険特別会計補正予算(第2


              号)


      議案第 97号 平成20年度淡路市介護保険特別会計補正予算(第1号)


      議案第 98号 平成20年度淡路市簡易水道事業特別会計補正予算(第1


              号)


      議案第 99号 平成20年度淡路市東浦サンパーク事業特別会計補正予算


              (第1号)


      議案第100号 平成20年度淡路市公共下水道事業特別会計補正予算(第


              1号)


      認定第  1号 平成19年度淡路市一般会計歳入歳出決算認定の件


      認定第  2号 平成19年度淡路市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認


              定の件


      認定第  3号 平成19年度淡路市老人保健特別会計歳入歳出決算認定の


              件


      認定第  4号 平成19年度淡路市介護保険特別会計歳入歳出決算認定の


              件


      認定第  5号 平成19年度淡路市福祉の里特別会計歳入歳出決算認定の


              件


      認定第  6号 平成19年度淡路市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認


              定の件


      認定第  7号 平成19年度淡路市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決


              算認定の件


      認定第  8号 平成19年度淡路市産地直売所事業特別会計歳入歳出決算


              認定の件


      認定第  9号 平成19年度淡路市温泉事業特別会計歳入歳出決算認定の


              件


      認定第 10号 平成19年度淡路市東浦サンパーク事業特別会計歳入歳出


              決算認定の件


      認定第 11号 平成19年度淡路市津名港ターミナル事業特別会計歳入歳


              出決算認定の件


      認定第 12号 平成19年度淡路市住宅用地造成事業等特別会計歳入歳出


              決算認定の件


      認定第 13号 平成19年度淡路市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算


              認定の件


      認定第 14号 平成19年度淡路市臨海土地造成事業特別会計歳入歳出決


              算認定の件


      認定第 15号 平成19年度淡路市水道事業会計決算認定の件





1.会議に出席した議員(27名)


   1番 戸 田 雄 士        2番 土 井 晴 夫


   3番 奥 野 幸 男        4番 新 阜 長 富


   5番 岬   光 彦        7番 新 谷 福 松


   8番 五 条 正 仁        9番 田 村 伊久男


  10番 松 岡   昇       11番 西 谷 好 民


  12番 田 尾   成       13番 籾 谷   宏


  14番 中 谷 秀 子       15番 鎌 塚 俊 子


  16番 谷   裕 子       17番 蓮 池 久 志


  18番 出 雲 容 子       19番 正 井 正 一


  20番 籔 渕 功 一       21番 植 野 喬 雄


  22番 富 田   豊       23番 黒 地 祥 夫


  24番 池 本 道 治       25番 坊 下 正 修


  26番 竹 中 史 雄       27番 岡 田 勝 一


  28番 松 本 英 志





1.会議に欠席した議員(1名)


   6番 地 主 雅 次





1.会議を早退した議員(なし)





1.会議に出席した事務局員の職氏名


   事務局長      魚 崎 一 郎


   副課長兼調査係長  加 地 研 一


   総務係長      岡 山 正 道





1.会議に出席した説明員の職氏名


   市長        門   康 彦


   副市長       冨 岡 篤太郎


   収入役       廣 岡 卓 樹


   理事        宮 本 眞 介


   総務部長      大 月 典 運


   行政改革推進部長  船 橋 敏 祝


   企画部長      黒 地 禎 三


   市民生活部長    新 居 茂 夫


   健康福祉部長    土 井   清


   産業振興部長    宮 本   肇


   都市整備部長    長 濱 泰 之


   下水道部長     深 山 四 郎


   水道事業部長    梶 原 史 雄


   津名総合事務所長  五 條 正 光


   岩屋総合事務所長  井 出   信


   北淡総合事務所長  岡 原 辰 生


   一宮総合事務所長  竹 澤 好 生


   東浦総合事務所長  竹 中 司 朗


   総務部財政課長   中 山 雅 勝


   教育長       内 海   孝


   教育次長      瀧   宗 生


   教育次長兼学校教育課長


             森   和 重





               開 会 午前10時00分


              ……………………………………


○議長(池本道治)  皆さん、おはようございます。


 本日は、休会明けの会議が再開されましたところ、議員各位並びに市長をはじめ市幹部職員の皆様には、大変ご繁忙のところ、定刻にご参集いただきまして、誠にありがとうございます。


 ただいまから、平成20年第19回淡路市議会定例会第2日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に印刷配付いたしておりますとおりでございます。これによりご了承を願います。


 日程に先立ちご報告申し上げます。


 地主雅次議員には、所用のため、本日の会議を欠席する旨届け出がありましたので、ご了承願います。


 以上であります。


 それでは、これより、日程に入ります。


      ◎日程第1.議案第85号から議案第100号まで


            認定第1号から認定第15号まで 31件一括議題


○議長(池本道治)  日程第1、議案第85号から議案第100号及び認定第1号から認定15号を一括議題といたします。


 これより、上程議案に対する総括質疑を行います。


 発言は、通告に基づき、議長より指名いたします。


 それでは、9番、田村伊久男君であります。


○9番(田村伊久男) (登壇)  9番、田村伊久男でございます。皆さん、おはようございます。どうぞよろしくお願いします。


 今、議長の許可をいただきましたので、今定例議会に提案されております議案等につきまして、日本共産党淡路市議団を代表して総括質疑を行わせていただきたいと思います。


 質疑の内容は、大きく分けて、19年度決算の内容及び20年以後の財政運営の問題、そして北淡都市計画事業富島震災復興土地区画整理事業施行条例の改正に係るものであります。


 それでは、通告に基づきまして、まず最初に、19年度の決算の内容及び今後の財政運営についてお尋ねをいたします。


 本年、19年の決算審査が今議会で行われていくわけですけれども、これに先立ち、いわゆる財政健全化法に基づく本市の健全化判断比率等が算定されました。先日、全員協議会でご説明をいただいたわけでございますけれども、実質公債費比率が24.0%と、早期健全化基準の25%に接近をしており、将来負担比率については371.0%と、基準の350%を上回る結果になっております。


 この数字は、先日、洲本市の財政状況が新聞報道されておりまして、この際の数字は、実質公債費比率が17.2%、将来負担比率が219.7%ということでありました。洲本市に比べても本市の財政状況は深刻であります。


 この大きな要因として、阪神淡路大震災に係る復興・復旧事業との説明でございました。しかし、内容的にみますと、富島の区画整理事業や震災記念公園など、住民が望んでいなかった事業の執行によるもののいわゆる借金が今日に引き継がれてきているのであります。


 特に、県の強引な後押しによって250億円もの巨額の費用が投入された区画整理及びその関連事業につきましては、我が党は国の補助金や県の財政支出があったとしても、将来の、当時としては北淡町でありますが、財政を大きく圧迫し破綻するということを指摘してまいりました。今日の状況は、残念ですが、その指摘が正しかったことを裏付けているわけであります。


 しかし、現実的な財政状況は、先ほど申し上げましたとおりであるわけであり、今年度決算から早期健全化基準を上回れば、20年度決算からこの基準を上回れば、財政健全化計画策定が義務付けられるわけであります。当面、これらを回避することが本市に課される大きな課題であるというふうに認識をしております。


 そのためには、新たな起債を抑え、事務事業の見直しなどで起債償還の財源をつくることなど、さらに財政確保に努めなければならないわけでありますが、市長は、今後の財政運営においてどのようにやっていこうというふうに考えておられるのか。新たな財源確保についてどのように考えておられるのか、基本的なものをお伺いをいたしたいと思います。


 また、6月議会では市民体育館が、本議会では地域交流センターの建設が繰越明許の手続きが既に行われ、あるいは行われようとしておりますが、このような財政状況の中であくまで計画どおりこれらの建設を進めるのかどうか、計画に変更はないのかということについてお伺いをしたいと思います。


 次に、19年度の決算に関連いたしまして、まちづくり交付金事業、大谷生穂新島地区についてお伺いをいたします。


 私どもは、この事業が、本来、県企業庁が埋立地を売るための道路橋梁整備であり、国のまちづくり交付金を受け取るための淡路市の名義貸しの要素が強いということを指摘し、そのために防災公園の整備を事業化しているということを指摘してまいりました。


 かつて、市長は、これらの整備ができれば、国道28号線のバイパスになるんだ、そのような見解も示されてまいりました。しかし、この道路計画をよく見ると、本来バイパス的な要素の強いこの市役所の山側の道路は、片側歩道でしょうか、幅員も10.5メートルしかなく、市役所の海側の道路は両側歩道、駐車帯も含めた復員18メートルの堂々たる街路事業の規格道路であります。こんなところを、山側をバイパスなどと考えることはとてもできず、これも実際の目的とは違うことの証明ではないかと考えております。


 先だって、8月議会でも、国際リゾート構想の最終章との見解が市長の方からも示されました。本来の道路建設の目的がはっきりしてきたのではないかというふうに考えております。


 これらの問題は、今後も指摘をさせていただいてまいりますが、関連の工事については、県企業庁へ工事委託契約を随意契約によって現在行っております。委託内容は、工事の発注も含めたものであり、委託工事の入札が行われれば当然入札残等が生じてまいります。つまり、委託金額と業者との工事請負契約の金額に差が生じてくるわけでありますが、本件が一定金額以上の契約であることから、議会の同意案件となっているものの、契約変更等の議案がこれまで提出されたこともなく、企業庁との精算が一体どのようになっているのか、この点が非常に大きな疑問でもあり、お伺いをしたいと思います。


 併せて、防災公園関係の事業ができない場合、まちづくり交付金の返還が生じるのかにつきましては、これまでも質問し、返還が必要になってくるというような展開が示されていたというふうに考えておりますが、冒頭申し上げましたように、財政状況がこのような状況に陥っている下で、これらが現実味を帯びて考えなければならない場合も生じるのではないかと考えております。


 その点については、どのような見通しをお持ちなのかをお伺いをいたします。


 大きな2つ目の区画整理の問題であります。今回、富島震災復興土地区画整理事業の施行条例の一部を改正する条例制定の件について、提案をいただいているわけであります。先ほど申し上げましたように、250億円という巨額の費用を投じて施行してきた区画整理も、換地処分の時期を迎えたわけでありますが、完成を間近に控え、淡路市としてこの事業をどのように評価しておられるのか、お伺いをしたいと思います。


 そして、もう1点は、換地処分及び清算の時期が近付いているわけですけれども、この時期が具体的にいつというふうに考えておられるのか、清算金の総額、それと土地所有者1名当たりの最高額は幾らになるのかをお伺いをいたします。


 さらに、仮に滞納があった場合、滞納処分を行う場合はどのような形で進めていかれるのか、以上、質問いたします。


 よろしくお願いいたします。


○議長(池本道治)  田村伊久男君の総括質疑に対する答弁を願います。


 市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦) (登壇)  田村議員の質疑に対しまして、私の方から2点、お答えをいたします。


 まず、1点目は、19年度決算に係る財政健全化比率等の算定に伴うことにより、今後の財政運営をどのように考えているのかというふうな考え方についての答弁であります。


 財政の健全化を図るためには、収支のバランスをとって、実質収支が赤字とならないよう事業の必要性・緊急性を見据え、事業の抑制を図り、地方債の発行を抑えるとともに、公債費の繰上償還を実施しながら後年度以降の財政負担を少なくすることが必要であります。


 また、一般会計から公営企業への繰出金を抑制する必要がありまして、それぞれの公営企業で歳入の確保と事業内容について再度見直しを行い、歳出の抑制に努めて健全な財政運営をするということになります。


 ただ、これは、国の決めた健全化判断比率の中身において、実質公債費比率と負担比率というのはそれぞれの意味合いが違います。どういうことかと言いますと、将来負担比率ということによって、例えば財政破綻というふうなことにはつながりません。これは、事業計画をどうしていくかを、ある一定の水準・基準をもって決めるという、そういう意味合いの将来負担比率であります。


 要するに、淡路市は、負債日本一と間違って報道された記事の裏には、資産日本一という記事があったわけであります。これまで、旧5町が一生懸命やってきた事業の成果というのは、いろんな場で評価をされているわけでありまして、一面だけの負債を見るというだけの判断というのはおかしい。日本の国家の立場から見れば、日本全体のバランスを図る必要があるというふうな意味合いで、これまで事業をやりすぎたというか、推進してきた部分については、ちょっとその進度を遅らせてほしいというふうな指導があるかも分かりませんけれども、私たちは、現行制度上きちんとした調整・運営が図られてきたものを継続し、そしてそのことを全うしていくと、こういうことにつながってくるのではないかなと思っております。


 それから言いますと、本来心配しなければならないのは、実質公債費比率の方でありまして、これも25%が、分かりやすく言いますと黄色の信号、35%が赤というふうな意味合いを持っております。私たちの方は、合併したとき、既に23%を超えていたわけでありますが、今現在、24%となっておりますけれども、これらもこれまでの起債残がカウントされているというふうなことでありまして、このことをきちんとしていかなければならないことは言うまでもありませんが、淡路市は、35%には決してなり得ません。そういうふうな財政運営をこれからしていくのではないかなと、そういうふうに思っております。


 それから、これまでやってきたことは、今の責任につながっているというふうなご意見もございましたが、あまりそのことを言いますと、例えば洲本のことを比較されましたけれども阪神淡路大震災の寄与率を除けばそうは変わらないというのが淡路市の現状でありますし、例えばそのことをあまり言いすぎますと、旧北淡町の債務を今の淡路市が全部背負っているのかと、こういうふうなことにつながってくるわけで、これは本来の合併の意義を無視しているというふうなことになります。


 どういうことかと言いますと、淡路市は、単に寄った行政体ではなくて、5町が寄っていかに新しい市をつくるかという、そういうふうな財政運営を目指していくべきだと、そういうふうに思っております。昨今言われております道州制議論も、そういうところに視点があるわけでありまして、単に寄るだけであれば意味がない、そういうことではないかなと思っております。


 それから、2点目であります。区画整理事業の、この事業の評価という部分に関してであります。申し上げるまでもなく、区画整理事業というのは、都市計画などに関して土地の区画や道路などを定めるというふうなことが目的であります。


 どういうことかと言いますと、あの未曾有の大災害において、あの地域をどういった形で復旧・復興していくかという一番ベターなほうさくが、この富島震災復興土地区画整理事業でありました。どういうことかと言いますと、まず、建物を建てて、そして住民をそこに安全・安心なまま生活を維持できるような方策をとっていくということを第一目的にしたわけであります。そのことによって、人口は、今のところ、減っていますけれども、あれだけの減り方で済んだと言われておりますように、あの事業を実施しておかなければ、正直言って、今でも復旧すらなし得てなかったのではないかな。しかも、人口はもっと減っていたのではないかなというのが、識者の間で言われております。


 そういうことから言いますと、この震災復旧事業は、阪神淡路大震災での未曾有の被害を受けた市街地について、その緊急かつ健全な復興を図り、迅速に良好な市街地の形成を図ることを目的に制定された被災市街地復興特別措置法の施行により、国庫補助枠の拡大措置が講じられ、この法の適用を受けることにより、財政的負担の軽減がされたと思っております。


 また、兵庫県からも追加補助をいただきまして、今日の富島地区の土地区画整理事業が全国の皆さんから心温かいご支援の下、漸く完成間近となっています。


 また、財政面の説明でありますが、約237億円の巨額の事業費、いわゆる税金が投入されたわけでありますけれども、そのうち起債・交付税措置残が26億5,000万円、一般財源が8億1,000万円、計34億6,000万円というふうなことになっております。この震災復興事業が極力財政圧迫とならないよう、最大限の努力をしていきたいと、そういうふうに思っております。


 いずれにしましても、施行者といたしましては、この大事業を行う中で、平成9年12月の第1回仮換地指定から11年で完成を迎えられることは、地元住民の皆さんの事業に対する深いご理解とご協力の賜物と、深く感謝をいたしております。


 また、これまで、あの事業に対して、非常に全国から寄せられました皆様のご支援とご鞭撻に対しまして、この場をお借りいたしまして御礼を発信したいと思います。


 私の方からは以上です。


○議長(池本道治)  都市整備部長、長濱泰之君。


○都市整備部長(長濱泰之) (登壇)  それでは、私の方から認定第1号 淡路市一般会計歳入歳出決算認定の件で、まちづくり関係についてお答えをしたいと思います。


 まず、地域交流センター計画変更の有無のことについては、先般でも総務部長からも答弁があったかと思いますが、平成19年度から平成21年度までの3年間でこの事業を完成する予定でございます。


 次に、まちづくり交付金事業に係る県企業庁への工事委託契約の清算につきまして、お答えをしたいと思います。平成19年度の決算書にもありますように、まちづくり交付金事業工事委託料として、決算額4億8,820万円余でありまして、そのうち、委託契約金額の平成18年度分契約繰越分3億4,080万円余と、平成19年度契約分の2億3,100万円のうち1億4,670万円を合わせまして4億8,750余が企業庁への委託料の清算額となっております。


 続きまして、防災公園の関係でございますけれども、事業ができない場合に、交付金の返還が生じるのか、また、その場合どうするのかということでありますけれども、執行部の方としましては、来年21年度の完成を目処に事業を進めておりますので、そのようなことは想定をしておりませんので、ご理解のほどよろしくお願いをしたいと思います。


 それから、区画整理の方がございましたので、私の方から換地処分の清算の時期はいつになるのか、また、滞納処分する場合はどうなるのか、それについてお答えをしたいと思います。


 換地処分の手続きには換地計画の策定を平成21年3月ごろに行い、2週間の縦覧を経て知事の認可を受け、換地処分の公告となります。土地区画整理法では、広告の翌日の確定するものでありまして、その後、速やかに清算金の手続きが開始をされます。


 また、清算事務の時期でございますけれども、これらの手続きを踏査しますと、大体来年の夏ぐらいを目処としております。


 次に、議員のご質問の総額につきましては、清算金の総額と徴収の総額は同額のため相殺され、一応0円、そういうふうな考え方をしております。


 現在、その換地処分に向けて作業を鋭意進めておるところでございます。清算金額につきましては、これから土地区画整理審議会の同意を得た評価員の意見を聞いた上で決定となりますので、現時点ではまだ定まっておりません。


 最後に、滞納処分の関係でありますが、土地区画整理法第110条第5項におきまして、施行者は国税滞納処分の例により徴収することができる。これは条例の方にも書いてあると思うんですが、清算金を滞納された場合には、施行例の第28条の規定に基づき督促状を発送し、延滞金を課すことになります。


 なお、悪質滞納者につきましては、土地区画整理法に基づき手続きを進める、そういうふうになっております。


 以上でございます。


○議長(池本道治)  田村伊久男君。


○9番(田村伊久男)  今、財政問題等につきまして、ご答弁いただいたわけでありますけれども、私、申し上げたいのは、別に洲本市はこうで、淡路市はこうだから淡路市がけしからんとかけしかるとか、そういう話じゃなくて、現実問題として、今こういう実質公債費比率とかあるいは将来負担比率というような、こういう数字が出されている下で、やはり財政運営というのはかなり苦労しなければいけないなと、そういう認識を申し上げたわけであります。


 それで、質問の中に入れさせていただいていたわけでありますけれども、市長の方から当然収支のバランス等のお話があったわけですけれども、私、実は新たな財源確保というような考えはないのかということも質問に挙げさせていただいていたわけですが、私、冗談めいた話で、よく明石海峡大橋に償却資産税をかけろと、こういう話をよくさせていただくわけですけれども、先だって、関空へ行くあの橋の通行料を、泉佐野市が法定外普通税で徴収をしようという、そういうことが議会で決まったと新聞報道があったわけですけれども、ということは、逆に言うならば、あの記事を読めば、泉佐野市は関空へ行くあの橋に対して焼却資産税を課税をしていたということがあの記事から読み取れたわけですけれども、そういうような例えば、これは一つの例えばの話なんですけれども、そういった新たな財源確保ということは市としては考えていないのかということを、再度その点お伺いをしたいと思います。


 それから、あとまちづくり交付金事業の話でありますけれども、これは委員会の審査も当然ありますので、その中でもお聞きをしていけばいいというふうに思っているんですけれども、今、部長の方からは19年から21年の3ヵ年の分によって清算をするかのような、ちょっと私、受け取り方が間違っているんか分かりませんが、そういう単年度の清算というのがないのかというのが私の質問の趣旨なわけで、その点再度お伺いしたいんです。


 と言いますのは、例えば平成19年度で企業庁に工事委託契約を昨年の6月議会でありました。その委託の工事内容は、大谷川の橋と水路橋の上部工、これを架設すると、こういう工事が2億1,000万と電線の共同溝、これを1,400万、事務費が700万で、合計2億3,100万円。こういう工事を委託契約したわけですね、企業庁と。


 ところが、実際の工事につきましては、これはネットで開札結果が出るわけですけれども、19年度の9月の12日、このときに大谷川の水路橋、それから大谷川の橋の上部工架設と、そういうことでの入札が行われておりまして、落札額が1億6,464万円。それだけかと思いますと、今度は11月に、雨水管の設置工事がやられる。それから、19年の12月に道路改良工事がやられておる。雨水管の方は落札金額が3,054万4,000余円。道路改良工事は5,237万4,000円。これは具体的な数字は結構です。私、例で申し上げてるだけですので、合わせますと3つの工事がやられておりまして、合計で2億4,755万8,000円というふうに、委託金額よりも上回っている。


 本来、入札、前年度の繰越分ということも考えられるわけですけれども、しかし入札せずに繰り越すというのもあまり普通ではないのかなという気がいたしますので、この金額はいずれにしても合わない。だから、19年度分に限って言いますと、委託金額が2億3,100万円に対して、この具体的な工事内容で実施しているのが1億6,400だから、逆に言えば6,600万円ほどの入札残が企業庁の方に発生しているじゃないか、こういうのはどういう清算をするんですかというのが質問の趣旨です。


 細かい数字は結構です。細かい数字はまた委員会でいろいろお聞きしますので、その点をお願いをしたい。


 それと、もう一つ、前回の8月議会の委員会審査の中でもちょっと申し上げたんですけれども、企業庁との当初の契約の金額の根拠、これが何によって出されているのか、もし今分かれば教えていただきたいと思います。


 それと、あと、区画整理の関係なんですけれども、3回しか質問できませんからいろいろ申し上げたのですが、2回しかできそうにないな。区画整理の関係なんですけど、今、市長のいろいろお話がございました。あれだけの町がつぶれたんだから、これだけの事業をしなければいけない。当然そうですよ。当時の北淡町自身は、85%以上の家が全半壊した。そういう前提でこの事業を進めました。


 しかし、基本的には、住民は家を直し、事業認可が震災の後数年の後に行われるわけですけれども、区画整理事業の事業認可が行えるまでには、建てる家はすべて再築ができていた、再建ができていた。これが富島の状況であります。結局、その家をもう一回、震災後に建て直した家をもう一回つぶして作り直した。これが富島のまちづくり事業でありまして、その結果として237億円、正確に今市長おっしゃいました237億円という巨額の費用になっているわけであります。


 若い人たちが帰ってきた。地元の人たちに言わせれば、あと10年すれば、富島の町は半分の家は空き家になる。これが地元の人の認識であります。こういうことで本当によかったのか。区画整理事業やりながら商業の集積はない。あるいはみんなが思い思いに家を建てる。これでよかったのかという、そういう思いだけは私の方から申し上げておきたいと思います。


 部長、すみません、もし答えられるところがあれば、時間もあんまりありませんのでよろしくお願いします。


○議長(池本道治)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦)  私の方から、新たな財源確保についてお答えいたしますけれども、今現在、財源確保について、この場でお答えできることは、例えば未納金の徴収であるとか、滞納分の徴収率を上げていくというふうな、現行制度法上のことをきちんとやっていくということが1点であります。


 それと、多くの議員の方々にご賛同を得ておりますふるさと納税につきましても、現に今進めておるというふうなことでありまして、3点目のご提案の新たな考え方ですね、これについては、本会議場でありますので、案はありますけれども、今のところは差し控えさせていただきたい、そういうふうに思っております。


 私の方からは以上です。


○議長(池本道治)  都市整備部長、長濱泰之君。


○都市整備部長(長濱泰之)  それでは、私の方から企業庁の関係でお答えをしたいと思います。


 先ほど、私が説明をしましたのは、19年度の決算に上がっている額を説明をいたしました。今、質問されたのは、19年度の委託契約ということで2億3,100万ということで、19年度現年が、先ほど言われました1億4,670万円で、繰越が8,430万円で、現年度で清算をしております。


 先ほど、田村議員が言われた中で、下水道の費用がちょっと雨水管が入っておられたような感じがしますので、ちょっと委員会の方で、またそれは一つ一つ表を配って説明をせざるを得ないのかなと、そういうふうに思いますので、一応単年度清算で繰越を今年の補正第5回ですか、それで委託契約も一緒に繰越をしておると、そういうことでございますのでよろしくお願いをいたします。


○議長(池本道治)  田村伊久男君。


○9番(田村伊久男)  あまり時間もないわけですけれども、富島の震災復興の区画整理について、私も震災後、ずっと住民運動等に関わってまいりました。それだけにいろんな思いを持っておるわけですけれども、昨年、ああいうふうに直接施工ということで、一つの造船所が曳き屋工法によってやられたわけですけれども、残念ですけれどもあの建物のほとんどは所有者によって解体工事がほぼ完了したということで、何とも申し上げにくい、どういうふうに申し上げていいのか複雑な、最近心境になっておりました。これが本当の意味で富島の人たちのまちづくりだったのかなということを、私、常々思いを持っておりました。


 これでよかったのかどうか、済んでしまったことは済んでしまったわけですけれども、そういった点を十分反省しながら、これからもしっかりとそういった面での施策を展開していかなければいけないというふうに考えております。


 以上で質問を終わります。答弁は結構です。


○議長(池本道治)  田村伊久男君の総括質疑は終わりました。


 以上で、通告に基づく発言は終わりましたので、これをもって上程議案に対する総括質疑を終結いたします。


 続いて、ただいま上程中のうち、議案第85号から議案第94号までの10件については、会議規則第38条第1項の規定により、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に審査を付託いたします。


 次に、お諮りいたします。


 ただいま上程中のうち、議案第95号から議案第100号までの6件については、委員会条例第6条の規定により、お手元に配付しております要綱のとおり、議長を除く議員27名の委員をもって構成する補正予算審査特別委員会を設置し、これに審査を付託いたしたいと思います。


 これにご異議ございませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(池本道治)  ご異議なしと認めます。


 よって、さように決しました。


 続いて、お諮りいたします。


 ただいま上程中のうち、認定第1号から認定第15号までの15件については、委員会条例第6条の規定により、お手元に配付しております要綱のとおり、議長を除く議員27名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに審査を付託いたしたいと思います。


 これにご異議ございませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(池本道治)  ご異議なしと認めます。


 よって、さように決しました。


 この際、暫時休憩いたします。再開は午前10時45分といたします。


 議員各位には、直ちに議員控え室にご参集いただきますようお願い申し上げます。


               休憩 午前10時33分


              ─────────────


               再開 午前10時45分


○議長(池本道治)  ただいまから会議を再開いたします。


 休憩中に、補正予算審査及び決算審査の両特別委員会において、正副委員長の互選が行われました。


 つきましては、それぞれ互選の結果を報告いたします。


 初めに、補正予算審査特別委員会の委員長に中谷秀子君が、同じく副委員長に谷 裕子君が就任されました。


 次に、決算審査特別委員会の委員長に竹中史雄君が、同じく副委員長に新谷福松君が就任されました。


 以上で、報告を終わります。


 以上で、本日の日程は終わりました。


 この際、お諮りいたします。


 明4日及び5日は、委員会審査等のため、本会議を休会いたしたいと思います。


 これにご異議ございませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(池本道治)  ご異議なしと認めます。


 よって、さように決します。


 次の本会議は、9月8日月曜日、午前10時から再開いたします。


 本日は、これをもって散会いたします。


 皆さま、ご苦労さまでした。





            散 会 午前10時46分