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兵庫県 淡路市

平成17年第2回定例会(第3日 6月14日)




平成17年第2回定例会(第3日 6月14日)





            第2回淡路市議会定例会会議録(第3号)





平成17年6月14日(火曜日)





平成17年6月14日


午前10時開会





 
第 1.一般質問





1.会議に付した事件


日程第 1.一般質問





1.会議に出席した議員(52名)


   1番 山 崎 一 馬        3番 北 浦 久 吉


   5番 石 上   学        6番 出 雲 容 子


   7番 坊 下 正 修        8番 打土井   博


  11番 萩 原 敏 男       12番 岡 本 善太郎


  14番 池 本 道 治       15番 正 永 邦 雄


  17番 北   英 夫       18番 野 下 恒 雄


  19番 竹 中 史 雄       20番 谷   裕 子


  21番 東 田 昭 作       22番 黒 地 祥 夫


  23番 相 田 昭 重       24番 籾 谷   宏


  25番 薮 田 まり子       26番 西 濱 益 代


  27番 正 井 正 一       28番 富 田   豊


  29番 植 松 晃 一       32番 谷   昭 次


  33番 畠 田 茂 嗣       34番 柳 谷 喜 隆


  35番 鎌 塚 俊 子       36番 河 合 敦 子


  38番 中 谷 秀 子       39番 藪 渕 功 一


  40番 松 本 英 志       42番 廣 田 克 子


  43番 岡 田 耕太郎       44番 川 東 輝 雄


  45番 田 村 敏 江       46番 高 田 定 明


  47番 松 野 永 治       48番 大 崎 啓 司


  50番 大 山 善 民       51番 大 濱 晴 宥


  52番 田 中 孝 始       53番 上 野   忠


  54番 野 上 英 次       56番 宝 川 雅 嗣


  59番 岡 田 勝 一       60番 蓮 池 久 志


  61番 横 山 昌次郎       63番 植 野 喬 雄


  64番 北 坂 広 勝       65番 森   重 政


  66番 仲 井 睦 夫       67番 川 西 マサコ





1.会議に欠席した議員(6名)


   9番 芦 野 博 正       13番 牛 原 琴 江


  30番 松 林 優 次       49番 大 溝 文 夫


  55番 千 代 英 一       57番 近 藤 俊 一





1.会議に遅刻した議員(3名)


  16番 小 溝 輝 夫       31番 田 中 一 三


  62番 谷     巖





1.会議を早退した議員(6名)


   2番 地 道 元 輔        4番 平 岡 久 和


  10番 岡   久美子       37番 大 谷 ミチ子


  41番 内 田 眞 一       58番 上 条 菊次郎





1.会議に出席した事務局員の職氏名


   局長       山 本 善 春


   課長兼総務係長  新 開 正 章


   副課長兼調査係長 加 地 研 一


   議事係長     竹 澤 秀 美


   主事       松 本 久美子





1.会議に出席した説明員の職氏名


  市長        門   康 彦


  収入役職務代理者  渡 邊 豊 晴


  総務部長      栗 山   守


  企画部長      瀧 谷 勝 三


  市民生活部長    植 野 芳 昭


  健康福祉部長    速 谷 仁 義


  産業振興部長    森   定 男


  都市整備部長    新 居 茂 夫


  下水道部長     清 水 良 司


  水道事業部長    浜 野 展 好


  津名総合事務所長  向野下 正 広


  岩屋総合事務所長  長 浜 泰 之


  北淡総合事務所長  広 岡 卓 樹


  一宮総合事務所長  山 崎 高 志


  東浦総合事務所長  中 本   渉


  教育長       内 海   孝


  教育次長      池 本 正 義








               開 会 午前10時00分


              ……………………………………


○議長(仲井睦夫)  皆さん、おはようございます。


 早速ですが、ただいまから、第2回淡路市議会定例会第3日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりであります。


 欠席届を報告します。


 千代英一議員、牛原琴江議員、大溝文夫議員、松林優次議員の欠席届が出ております。


 また、遅刻でありますが、田中一三議員、小溝輝夫議員、谷 巌議員から遅刻が届けられておりますので、報告します。


 直ちに、日程に入ります。


 日程第1、「一般質問」を続行いたします。


 発言は、通告に基づき、順次、議長より指名いたします。


 45番、田村敏江君。


○45番(田村敏江) (登壇)  45番、田村です。


 淡路市が発足いたしまして2カ月余りがたちました。住民の皆さん方は、希望というよりか不安の方が先に感じておられます。


 特に市役所から遠い西浦地域におきましては、住民の気持ちが強いものがあります。このことを踏まえまして、質問に入りたいと思います。


 まず最初に、西浦地域に総合病院を建設することについてお伺いをいたします。


 西淡から五色、一宮、北淡のいわゆる西浦地域には、病院らしいものがございません。淡路市に限定しても、個人病院を除けば、一宮、高山の香りの丘病院と淡路市立の北淡診療所だけしかないのではないでしょうか。香りの丘病院は西浦地域住民が気軽に利用するという点では、場所的にも、病院の規模にも問題があると思われますが、多くの外来患者が診察に訪れる北淡診療所も、簡単なものならともかく、ちょっと難しくなると県立淡路病院の紹介状を書き、結局、別の日に遠く洲本まで出かけなければならないケースが多いのが現状とお聞きいたしております。


 しかし、洲本の県病に行くとなると、西浦から大変なことで、お年寄りなどにとってはバスの便も少なく、時間と交通費がかかるというのが現状になっております。住民の方からお聞きいたしますと、医療費はともかく、交通費が高くつくのと時間がかかるのが困るとの声が出されております。


 特に、最近では北淡浅野地区の住民の方なんですが、時間がかかるのでタクシーで行きました。そうしたら、往復で1万8,000円かかったというお話もございました。


 市長もご存じのように、一宮と北淡は過疎化が進み、高齢化率も高く、高齢者など市民は通院に、金銭的にも、時間的にも大変な苦労をしております。


 私は最初に、西浦に病院がないことを申し上げましたが、今、淡路島にある病院は12カ所で、ベッド数は2,077床です。内訳的には洲本市に3カ所865床、南あわじ市には5カ所630床、淡路市には4カ所582床であります。もう少し細かく見てみますと、津名・東浦・岩屋地区に各1カ所524床、一宮・北淡の西浦地区には、香りの丘病院の58床しかございません。これは一宮・北淡の西浦地域が、医療過疎の状態にあるともいえ、住民の利便性などを考える場合、西浦地域にも病院が必要であると考えております。


 一般会計と特別会計を合わせまして、起債が1,000億円を超える淡路市が、市民病院を建設するということは簡単ではないとしても、少なくとも民間のしっかりした総合病院を、西浦の交通の要所に誘致することは可能ではないかと思われます。


 また、病院ができるということは、相当な雇用も期待できることから、雇用の拡大、若者の定着にもつながると考えております。市長のお考えをお伺いいたします。


 次に、西浦地域の活性化についてであります。


 淡路市は、中央に山があり、その周辺を集落が取り囲むという地理的条件から、市民全体が一体感を持つという点では、困難も多いと思われます。淡路市の新市計画では、津名区域が都市整備を図ることに比べ、西浦地域は歴史のゾーンであるとか、海と大地の恵みゾーンなどとされ、今、西浦地域の住民は、今後の東西格差を危惧しております。


 予算の総括質疑で、市長は、東西格差などというものはないというようなことを言われたかと思いますが、危機感を持っている西浦地域の住民感情とは、いささかかい離があるように思います。私は、淡路市全体がつり合いのとれた発展を成しとげていくためにも、淡路市の地理的、地形的条件を考えた場合、西浦地域の活性化も図っていかなければいけないと考えております。この上に立って、3点、質問をいたします。


 まず第1点は、バスターミナルの整備についてでございます。西浦の交通の要所となるのは、西浦と志筑を結ぶ郡家及び北淡インターであると思われますが、これを活性化の拠点にするべきであると考え、これまで2カ所のバスターミナルの整備をお願いしてまいりました。北淡インターについては、合併特例債事業として、郡家についても、一宮町の時点で整備するとの考え方をお伺いしておりますが、大いに期待もさせていただいておりますが、今後の整備方針を現時点の考え方をお伺いいたします。


 2つ目に、西浦バス路線についてでございます。


 西浦バス路線については、数年以内に廃止したいとの申し出が、運行会社の方からあるとお聞きしておりますが、確かに乗客が少ないという現状にございますが、これが廃止されるとお年寄りなど、交通弱者には大変な影響が出ることになってまいります。西浦バス路線は、乗客が少ないから便数が減らされ、便数が減るから乗客も少ないというような悪循環を繰り返しているのではないとも考えられますが、確かに現状では乗客が少ない実態にありますが、一方では、高速バスは予想以上の利用者になっております。淡路の人の動きの特徴は、島内の移動は車に頼ることが多く、バスに乗るのは学生や高齢者が中心で、バスの利用は阪神間に行く場合と思われます。そこで、岩屋どまりの今のバス路線の終点を、舞子に変更することによって、利用客も増えると考えられます。


 特に、北淡インターより北部に住む住民は、仁井のバス停を利用することが多いのが現状であります。


 しかし、終点を岩屋から舞子に変更することによって、バス利用の形態も変化すると思われます。今、岩屋から高速舞子までシャトル便が運行されており、この便と西浦バス路線をつなぐことによって不必要な経費を省き、乗客を増やすことができると考えます。


 市長のお考えをお伺いいたします。


 3点目は、北淡インターを中心とした開発の誘導でございます。西浦の活性化を言う場合は、その中心となるべきは北淡インターであり、これを最大限活用して、少々大げさな表現かもしれませんが、副都心的な発想を持って、一定の開発を誘導する考えはないかどうかをお伺いいたします。


 冒頭に総合病院の質問を行いましたが、この視点も開発の誘導ではございます。しかし、現地の大半は農業振興区域であり、せっかくのインターを生かし切れないのではないかというのが現状であります。交通の要所に一定の開発を誘導することによって、西浦地域が活性化の拠点をつくることが必要と考えておりますが、市長のお考えをお伺いしたいと思います。


 通告しておりませんけれども、本日の新聞発表で、三役の人事が発表されておりましたが、私ども議員は知らされておりません。予算のときもそうでありましたけれども、議員が知らない間に報道されたということは、甚だ議会軽視ではないかと思われますが、私も30分の時間以外にこのことを、議長、何らかの形で説明を願いたいと思います。


 以上を申し上げて、質問を終わりたいと思います。


○議長(仲井睦夫)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦) (登壇)  まず、総合病院の建設についてお答えいたします。


 議員の方から不安といういわゆる言葉が出ましたけれども、これは不安は期待の裏返しでありますので、そういった観点で物事を判断してやっていかなければならないのではないかなと思っております。


 また、過疎化という問題が地域という言葉で出ておりましたけれども、過疎化の問題につきましては、これは淡路島全体の問題でありますので、単に特別の地域に限って考えることはないかなと思っております。全体として考えていかなければならないと、そんなふうな観点で、この総合病院の建設についてお答えいたしますと、議員からのご指摘である建設というのは、これは非常に不可能に近いと思われます。それは事務的な要因であるとか、財政問題、そういうものを踏まえまして、特に、総合病院の建設ということになりますと、いわゆる起債許可等、そういった問題も絡んでまいりますので、そういった観点で非常に不可能に近いという考えであります。


 一方、誘致につきましては、これは需要の問題もありますけれども、民間等、いろんな立場での設置誘致がありますので、そういった観点での研究課題としていきたいとそういうふうに思っております。


 それから、西浦地域の活性化についてるるご質問がありましたが、東西格差がないといったのは、私の意味は、淡路というのは全体として評価されるべきものであって、この小さな淡路の中で東西格差を議論するのは、その地域のいわば独自性のマイナス面に向かって進んでいるというふうなことではないかなと思っております。そういった意味で、東西の格差はないと言ったわけでありまして、当然、ご指摘のありましたつり合いのとれた発展という観点に立って物事を考えていかなければならないと思っております。そういう観点に立ちまして、私の方からお伝えいたしますと、まず北淡インターの関係ですけども、郡家につきましては、これはバスの始発点ではないので、これ以上のターミナルの整備は余り必要ではないのではないかなという議論がありますし、一方、北淡インター周辺整備につきましては、これはやはり市としての考え方を今後も整理していかなければならないと思われます。


 ただし、今まで、議員からのご指摘もありましたように、その副都心というふうな問題もありましたが、この淡路市に限って、余りにそういった、例えば津名が中心であり、ほかが副都心というふうな考え方ではなしに、5地域の特色のあるバランスをこれからも出していきたいというわけでありまして、どこが主であるとか、どこか副都心であるとか、そういったことは考えずにやっていきたいと思っております。


 北淡インターにつきましては、これは議員の方からもご指摘がありましたように、農業振興地域という歯止めがあるわけでありまして、農振地域というのは長い歴史があった上での今があるわけでありますので、それらのことを全く無視するというか、横に置いておいて、今の現状の中で農振地域の見直しというのは、ちょっと拙速ではないかなと私なりに思っております。


 それから、人事案件、発表したと言われましたけれども、これは当然のことでありますけれども、時間外ということでありますけども、私の方から一言言わせてもらいましたら、発表したことは一切ございません。


○議長(仲井睦夫)  田村敏江君。


○45番(田村敏江)  市長はね、全体的なことと言われておりますけれど、今、淡路市と言いますのは、5町間の中で、今、出発したんですよね。淡路は一つというようなお考え方に立って、そういうことをいつも言われておりますけれども、今、住民が本当に切実に不安に思っておるのは、どういう方向になるのかなということなんですね。


 特に、北淡路、北淡の方で言いましたら、国保・水道・固定資産税・住民税、ありとあらゆる税金が上がっているわけなんですね。そのような中でせめて目に見えたものが何かしていただけることが、本当に市長の口から言っていただけたら、また希望もできるんではないかなと思われるんですよ。その中で同僚議員も言われておりました。このたびの門市長の課題が余りにも見えないというようなことを言われておりましたし、私もそのように思われます。余りにも合併協で決めたこととか、今年の予算は決まっておった中でしかできないとか、ちょっと無責任な言い方ではないんでしょうか。確かに財政難、厳しいところがあるかと思いますけれども、市長になられた場合、市長は、ある程度の権限を持っておられますし、期待も大きいんですよね。その中で、残念ながら、門市長が本当にこの淡路市5町をどういうふうにするかというのが本当に見えないんですね。昨日の一般質問の答弁から判断させていただいても、本当に福祉に力を入れているのか、何に力を入れているのかわからないんですね。わかっていることは、夢を語られていることなんです。夢は本当に大事なんです。しかし、夢に向かってしていくことも大事でありますし、具体的なことを言っていただくことも大事ではないでしょうか。


 今、市長はどう思われているかもわかりませんけれど、私たち身近に接している議員といたしまして、住民は本当に不安に思っております。その中で、西浦の方は、やっぱり東西格差ということは肌身に感じているわけなんです。その中で格差がないようにしていただきたいことは当然でありますけれども、特に郡家のバスターミナルは、旧町のときにはある程度の整備をするというようなこともお聞きしております。そして今は、トイレもないような状況で、あのままということは今日の答弁ではちょっと納得いかないなというふうに思っております。この郡家のバスターミナル、もう一度答弁を願いたいと思いますし、北淡インターの整備は、本当に西浦の拠点として整備をしていただく必要があるのではないかと思っております。


 それと、市長は、格差ということにはこだわりたくないんでありますけれども、住んでいる住民にとっては実際あるんですね。特に、交通体系で言いましたら、西浦の交通の便は本当に不便なんです。その中で、何も行政に金を使ってせいとは言ってないんですね。知恵とあなたの、市長の判断でできることがあるんです。例えば、民間の淡路交通ですね。淡路交通に働きかけまして、西浦の路線、それを舞子と接続できるようなこと、それぐらいはできるんではないかと思うんですね。そこらもう一度答弁お願いいたします。


○議長(仲井睦夫)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦)  郡家のバスのターミナルの関係につきましては、部長の方からお答えいたしますが、先ほど、知恵を使えとこういうことでありましたけども、これは、ご指摘にあるまでもなく、従前から淡路交通等との交渉はしておりましたし、それから、私は市長になりましてからでも、そのことを継続してやっていきたいとそういうふうに思っております。


 以上です。


○議長(仲井睦夫)  企画部長、滝谷勝三君。


○企画部長(滝谷勝三)  郡家のバスターミナルの整備につきまして、お答えさせていただきます。


 郡家は、先ほど市長答弁にもありましたように、基本的には高速バス、路線バスとも始発地ではございません。一部、結節点の役目を担っておりますものの、総じて通過点となっております。それらの機能を前提に、高速バス三宮西浦線が運行を開始する際に、駐車場用地の確保、待合所の設置、バスレーンの改良など、種々、協議検討を加えて現在の姿になってございます。


 高速バスの下り線は、路上での乗降となっているため、交通安全上少し問題は残しておりますものの、今直ちに手を加えなければならない状況は見られません。従いまして、今後、利用者の状況を見ながら、施設整備の要否を探ってまいりたいと思います。


 なお、あの敷地は借地でございます。地権者の意向もございまして、トイレの設置はできなかったのが現状でございます。しかし、ローソンとか、近隣に花トイレがございますので、それを利用するというふうなことで一応の理解をいただいておりますので、答弁とさせていただきます。


 以上でございます。


○議長(仲井睦夫) 田村敏江君。


○45番(田村敏江)  住民の利便性といいますかね、住民の利用の方の声をもう少し聞いていただきたいと思いますね。大きくなったから、本当に不便になったというふうなことは困るんではないかと思います。再度ですけれども、総合病院の建設、市民病院をつくれと言っているわけではないんです。本当に職員の知恵と門市長の指導力を持って、誘致、まず誘致をしていただいて、医療過疎というのはちょっと失礼な言い方ですけれども、この西浦地域の住民の方の利用、そして安心して病院に行ける状況、環境づくりをつくっていただきたいと思っておるわけなんです。今の答弁では、研究ということなんですけれども、考えをしていただくというふうにとっていいんでしょうか。また、答弁も願いたいと思うわけであります。確かに、淡路市1市ということで、大きく物を見なければいけないことは確かにそうであろうかと思いますけれども、今現実に住民が不安なこと、まずその足元から取り除くことが必要なんではないかと思うんですね。


 特に、北淡地域、西浦地域の方、本当に不安に思っております。そのことを一つ一つ解決していただくことが大事ではないかと思っておるんですね。その中で、特に交通、市役所に行くのにも遠い。不便だという中で、高速バス、特に淡路交通との関係もあるわけなんですけれども、行政も働きかけていただいておりますけれども、今、残念ながら、この高速バスの中で、乗ることができない、また降りることができないというある一定のバスがあるんですね。このようなバスは淡路島観光立島としている淡路島にしても、ことに恥ずかしいようなことではないかと思うんですね。これは、本当に行政から交通各社の方に働きかけることはできるんではないかと思うんですけれども、これも今まではしていただいたと思いますけれども、淡路市になりまして、本当に大きくなったということで、市長から大きな声を出していただけたら、何もお金を今すぐない中を使えというようなことを言っているわけではないんですね。そういうことも答弁願いたいと思います。


 それと、北淡センターの開発という言葉にしたんですけれども、整備をすることによりまして、今、サンセットタウンが11区画売れ残っております。1億8,000万円、そして利子が600万円も上がっているわけなんですね。これらの売却にもなるんではないかと思うんですね。どういうふうお考えを持っておられるかもわかりませんけれども、西浦にお住まいの方は、医療も含めて大変なご心配があるわけなんですね。新聞報道などでは、医療のないところにも医療をというふうなことを載っていたかもわかりませんけれども、再度、答弁を願いたいと思います。


○議長(仲井睦夫)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦)  3点、お答えいたします。


 まず、病院の誘致ですけれども、検討と言いましたのは、需要とか、それからアクセス、そういったものを再度見直さないと、単純に誘致できないといったふうなこことですので、当然のことでありますけれども、地域住民の医療に関して、前向きな対応をとっていきたいとそんなふうに思っております。


 それからバスの関係ですけども、これは民家の問題がございまして、どこで降りる、どこで降りないというのは、各バス会社の競争性にもかかっていることでああいうふうになっておりますが、これは従来からそういうことにつきましては申し込んでおりまして、順次、改善をされております。その継続性の中で、私なりに淡路市の方からも申し入れたいと思っております。


 それから、インター周辺の整備でありますが、これは既に一部民間企業等の動きもありますので、そういったことの意向を取り入れまして、特に、やはり、地域の住民の方がそこに定住してもらうというふうな方向での開発を目指していきたいと、そんなふうに思っております。


 以上です。


○45番(田村敏江)  市長、質問の中で、乗りおりのことをちょっと市長が勘違いされているんじゃないかと思うんですが、ちょっと再度、お答え願いたいと思います。


 乗ったり降りたりする便があるんですね。停留所、特に高速バスの中で、乗るだけ、降りるだけというバスがあるんです。ご存じでしょうか。


○議長(仲井睦夫)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦)  この中で、多分、高速バスを一番利用しているのは私でありますので、よく認識しております。


 それで、それは先ほど言いましたように、それぞれのそのバスの認可にあたって、Aというバス会社はこういう運行経路というふうなことは決められておりますので、簡単には変更できないことでありますけれども、今までも利便性を考えて、そこでは乗りおりさせてくれというふうなことを申し入れて、順次、改正なってきておりますので、これからもそういうことをしていきたいとそういうふうに申し上げておきます。


○議長(仲井睦夫) 以上で、田村敏江君の質問に対する答弁が終わりました。


 次に、67番、川西マサ子君。


○67番(川西マサ子) (登壇)  川西マサ子です。私は、2点にわたって質問をいたします。


 市民が期待している地域総合事務所の果たす役割と今後の展望について、お聞きしたいと思います。


 門市長は、合併後、初代の市長になられたわけですから、ここに至る経過についてはよくよくご承知され、それを基本に今後の市政を推進されていくのが当然の責務であると自覚されていると思います。


 門市長もご承知のように、津名郡5町が合併に至る経過の中で、住民の意思を確認することもなく、市の庁舎は津名町に置くことを、当時の5町の町長の話し合いで決めたわけです。これには多くの皆さんから批判の声が上がりました。合併を先行させるために、さまざまな政治的取り引きがあったのではないか。だれもが疑いの目で見ていました。合併による新しい庁舎の位置をどこにするか、これは合併が進むか、それとも破綻するか、極めて重要な問題であることは、全国の例を見ても、また昭和の合併で淡路町が紛糾した例をとっても、はっきりしていることです。町村にとっては役場は町の中心であり、その役場がなくなれば、商店街もさびれ、過疎が進行すること、これまでの経験からだれもが感じていることでした。そこで、こうした住民の不安を解消し、何が何でも合併という立場から、住民に納得してもらうために出された条件が、旧町の役場は現地解決型、地域総合事務所に職員は新しい市役所に集中させない。だから安心してほしい。これが住民説明会で繰り返し出された行政からの発言でした。


 淡路市が発足して2カ月余り、幾つか問題はあるにしても、今のところ住民は安堵しているのが現状だと思います。ところが、市長は、就任後、各地域総合事務所を回り、職員に就任のあいさつをした中で、地域総合事務所の縮小、廃止をにおわす発言をされたと聞いております。事実とするならば、これは重大な発言です。合併からまだ幾日もたってないというのに、しかも、住民に合併の条件として約束をしたものを否定するような発言は、断じて許されるものではありません。その真意をお尋ねしたいと思います。


 次に、子育て支援の問題でお聞きいたします。


 先の市長選挙において、門市長は具体的な公約を述べておられません。したがって、今後の市政の中で示されるものと期待をしています。ご承知のように、若い世帯の定住化を促進するために、どの自治体も知恵を絞って、さまざまな支援策を講じております。その一つが高い保育料の負担を軽減するために、同時入所の2人目からの保育料の無料化です。不況が進行する中で、お母さんたちもパートに行かざるを得ないもの、余りにも負担の大きい保育料に嘆いております。


 南あわじ市では、4月から実施されておると聞いております。子育て支援の一つの施策として、この制度をぜひ実施するべきと思いますが、市長の考えをお聞きしたいと思います。


 時間の関係から、この2点について、的確な答弁をお願いし、あとは自席でお願いいたします。


 以上です。


○議長(仲井睦夫)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦) (登壇)  私の方から、市町合併の件につきましてお答えをいたします。


 まず、庁舎についてご発言がございましたけれども、これは、やはり私は前から言っておりますように、いろんな場で議論をされ、そして検討されて出た結論だと思っておりますので、私はそれを尊重していきたいと思っておりますし、議員のご発言があったようなことは一切なかったと私は理解をしております。信じたいと思っております。


 それから、現在の現地解決型総合事務所方式は、言うまでもなく、住民のニーズにこたえるために、また急激な住民のサービスを低下させない最良の方法として設置されたものであると思っております。


 行政執行上、問題点のような不都合が生じた場合は、組織機構の見直しを柔軟に対応していきたいと考えておりますが、実は、総合事務所、先ほど議員の方から何かその存在を否定するような発言が私の方からあったというふうな発言がございましたけれども、私はそのことを覚えておりません。ということは、それほど明確に、今、議員がご指摘になったようなことで、各職員に言った覚えは全くありません。ですから、私が言ったことで、もし職員が誤解を覚えたということであれば、具体的に私が言ったことに対して言っていただきましたら、私の言葉足らずのところは、再度、説明させていただきたいと思っておりますし、もう1点、これだけは言っておきたいわけでありますけれども、前々から言っていたことでありますが、生活圏域と行政圏域、これをきちんと整理をする時代に来ているということであります。


 例えば、私たちは従前、神戸市西区に住んでおりました。税金は神戸市に払っておりまして、私の生活というのは明石、旧明石郡になりますから、県庁に通うときも明石駅から、それから子どもたちが図書館に行くのも明石市立図書館、神戸市というのは非常に合理的なことでありますので、西区の端にはつくりません。そういうことで、それぞれの生活圏域と行政圏域を使い分けをする時代に今来ておるということではないかなと思っております。


 例えば、淡路町、旧淡路町にとりましたら、生活圏域はやはり明石、神戸かもわかりませんが、行政圏域は今の淡路市を選択したということですので、そういった整理の仕方によって物事を考えていかないと、余りに、例えば庁舎のあるところ、生活圏域と行政圏域を意識し過ぎますと、何のための合併になったかわからないということになりますので、そういった観点もご理解願いたいと思っております。


 以上です。


○議長(仲井睦夫)  健康福祉部長、速谷仁義君。


○健康福祉部長(速谷仁義) (登壇)  子育て支援策としての保育所同時入所2人目の問題でございます。


 現在の状況を少し説明をさせていただきますと、淡路島内におきまして、先ほど、議員のお話の中で、南あわじ市の例が出ております。それ以外の洲本市、我々の淡路市、並びに五色町につきましては、標準的な考え方であります部分では、一番上の児童については全額をいただきます。2人目につきましては半分50%をちょうだいします。そして3人目につきましては、1割のご負担をいただくというのが、今現状でございます。


 それで、少子の時代でございます。次世代を担う子どもたちを我々の社会がみんなでよい環境をつくって、育てやすい環境づくりをこしらえていこうということは大変重要なことでございます。そういう意味で、昨年、次世代の子どもを育てるための行動計画も策定をいたしております。そういう環境づくりを目指して、総合的に判断してなされていくべきものではないかなと私は考えています。


○議長(仲井睦夫)  川西マサ子君。


○67番(川西マサ子)  門市長は、就任のあいさつのときに、徐々に総合事務所は縮小していきたいということを言われたということで、私は聞き及んでいるんです。私はその場所におりませんでしたから、そういうことを聞いたので、今日は取り上げさせていただいたんですが、そもそもこの合併協の中での合意書、これは門市長は直接、淡路市の合併協に参加されたのかどうかというのは、最初の方はよくわかりませんけれども、ほとんど県民局長の中でもほかの方だったような記憶がありますけれども、この中での合併の協定書の中で、総合事務所、機構というか、そこら辺はきちっとやっていこうではないかという合意書があります。このことについては、私、総務部長の栗山部長が、そういった点では参加しておりますので、きちんと合意書の中に総合事務所については機能を果たしていくんだと。先日、それぞれの議員から発言、意見があった中で、門市長の言葉で総合事務所の機能、有効効果、そこら辺ではちょっと自信持って余りお答えなっていない部分があった。やはり、最終的には、合併協の中で長期にわたって話し合われたことですから、それを尊重していきたいという趣旨の答弁があったように思いますけれども、この総合事務所を置くという観点というのは、根本的な内容というのは、やっぱり住民サービスを低下させないということが合意の一つの大きな目的であったと思うんです。だから、この合意書の中でどのようなことが言われたかというのは、総務部長がよくご存じなので、ちょっと話していただきたい。簡単に縮小とか、徐々に縮小していくということではおかしいと思うんです。やはり総合事務所長がそれぞれの旧町の中で選ばれて、そしてこれから総合事務所の役割というのをきちっとしていくわけです。だから、まだ、発足して2カ月余りですから、なかなか軌道に乗れないということもあろうかと思います。私ども、一人一人その町に住んでいる人は、その総合事務所があってこそ、町の賑わいなり、活性化があると思っておりますから、その点はひとつ、総務部長、答弁をお願いしたいと思います。


 それから、速谷部長にお聞きしますが、今、この合併いたしまして、淡路市の中で2人ないし3人行っている幼児の数、何組あるか、お聞かせ願いたいと思います。


 それで、今、法的に保育料の2人目の幼児については、半額ということで先ほど言われたように、だからこれを無料にした場合、どれだけの出資が必要かどうかというのもあわせてお聞きしたいと思います。


 これは、南あわじ市が合併協では無料にするということは、合併の中では話されておりません。ただ、市長選の中で、おのずと市長候補が発言をされて公約にされました。そのことでこの4月から2人目が、上なのか、下なのか、私は承知してませんけれども、無料になっていると聞いております。この淡路市が無料にするということになりますと、幾らぐらいの負担になるのかどうかというのも、あわせてお聞きします。


○議長(仲井睦夫)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦)  総合事務所のことについて私の方からお答えいたしますけれども、廃止の方向でというふうなことは一切言ったことはございませんし、多分、私がもしそのときに発言をしたのであれば、総合事務所が発足をして、これからそれぞれの役割というか、方向性を決めていくわけでありますから、当然、逆の場合もあるわけです。拡充の場合もあるわけです。ですから、そういうのを職員が今までやってきたことをそのままやるというんではなしに、見直しも含めていろいろとみんなで研究をして、一緒にやっていきましょうとそういったふうな趣旨をお話をしたわけでありまして、もし、総合事務所を廃止の方向に向かってやるというふうなことに理解をしている人がいたとすれば、再度、私の方からもう一度きちんと報告をしたいと思っております。


○議長(仲井睦夫)  総務部長、栗山 守君。


○総務部長(栗山 守)  昨日もちょっと申し上げましたとおり、総合事務所方式を設置した経緯というふうな形で、これにつきましては、急激な住民サービスを低下させないというのが趣旨でございます。その他、地域の実情に即したきめ細かい事業、施策が展開できるという点、それから、住民の意見が即反映できるというここら辺の観点で、地域総合事務所というふうな形で方式を取り入れた経緯でございます。


 ご存じのように総合事務所方式、これ淡路市が設置している方式、これと分庁方式、これは南あわじ市というようなことがございます。


○議長(仲井睦夫)  健康福祉部長、速谷仁義君。


○健康福祉部長(速谷仁義)  現在、保育所に入所にしていらっしゃる方の2人目、3人目の方が何人おられるかということについては、今、手元に資料を持ち合わせておりません。


 それと、予算の中でと申しますか、合併協議を進めてきた中で、保育料の件につきましては、どういう基準でどのくらいのことを目指そうという協議はしてません。ただ、その協議の中で、議員おっしゃる部分、2人目を無料したらどなるかというようなことは、想定はいたしておりません。


○議長(仲井睦夫)  川西マサ子君。


○67番(川西マサ子)  まず、門市長が発言した件は、私も立ち合ってませんから、合併協の合意書の中を認識していただければ、どんな発言があろうと尊重していかないかんなと。合併協を尊重、合意書を尊重していくわけですから、私は、総務部長にお聞きしたかったのは、この組織機構の目的なり、方向性、そういったことをちょっと総合事務所の方向性とか、あるいは目的、そういうのをちょっとお聞きしたかったんです。合意書にあるでしょう。だからそれを再認識していただいて、今後、市政を運営していただきたい。そのように思います。だから、後でまた言ってくださいね。


 それと、速谷部長、私は、一般質問を通告いたしました。子育て支援の分では、2人目の無料化も同時入所2人目というふうにも書いております。こういうふうに書けば、通告すれば、あえてこの市でどれだけの人数がいるかどうかぐらい把握されないとおかしいと思いますね。議員がどこまでどう聞くかというのを細かく書けばよかったんですけど、残念ながら30分しか時間のない中で発言するわけですから、やはり、私はそういう点では、残念だなと。部長さんですから、これぐらいは把握していただきたい。そのように思いました。私が若干、各町、一宮町も含めて北淡、東浦、淡路町ですが、津名町も2人同時通所の人数も聞きました。そしたら192世帯あります。若干、こんな点で、だから保育料はどれくらい、ただにしたらどうなるか、無料にしたらどうなるかぐらいはぜひ計算してほしかったなという思いもあります。


 今、若い人たちが、本当にこの町に住んでいただくためには、いろんな施策がありますよね。働く人のために交通費助成だとか、学生への定期の助成、こういうことからあわせて考えると、当然この町にそれだけ出資するわけですから、おっていただいて、この市に住んでいただくというのが基本です。でも、それぞれが将来の希望を持ってよそに行くわけですから、それもいずれかは帰ってきて、このふるさとの町のためにとか、市のために頑張って住んでいただくということも考えられるじゃないですか。だから、私は、かつて旧の淡路町のときに、高校生の通学費用を助成せいと言うたときに、幾ら投資してもむだやと言われた町長もおわれました。非常に残念でした、あのときはね。だから、今回は、新しい市として発足したわけですから、ぜひ、検討をこれはしていただきたいなというのが、門市長に、ぜひ、政治的なものもあると思いますので、検討をしていただきたい。2人目通所の人たち、本当にこの不景気の中で、残業もなければ、あるいは賃金が下がっているんですよね。毎日行っていたパートの仕事でも、3日に1回になったり、いろいろ多様化してきているんです、最近は。だから、そういった点では、検討してぜひしていただきたいのと、もう1点は、先ほど言いました総合事務所の今後の方向性なり何なりは、合併協の中で話し合われたんですから、そういった点では、これを尊重していただいて、縮小するとか、あるいは徐々に、そりゃ国や県の考えでは、本来、むだな施設かもしれませんね、総合事務所があるということは。しかし、私たち旧の淡路町では、総合事務所を置くことで、住民は合併を承知したんですよ。だからそういう点では、これを総合事務所を行く行く、あと10年か数年たって、縮小したり、あるいは廃止の方向で持っていくなら、やはりそこに住む人たちにきちっと話をして、納得していただいてのことだというふうに考えております。4月1日に合併した途端に、こういう話が持ち上がること自体が、非常に残念なんです。だから、私は、門市長の答弁を聞きまして、そういう発言をしていないということを信じておりますので、時間の関係で余りないかもしれませんが、総務部長よろしくお願いします。


○議長(仲井睦夫)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦)  私からお答えします。


 まず、総合事務所に関しましては、急激な住民のサービスを低下させない最良の方法として設置されたものであるという、いわゆる申し合わせ、よく認識しております。その方向を大事にしながら、これからもやっていきたいと思いますので、ご理解を願いたいと思います。


 また一方、保育料の件につきましては、今現在、こういうことで、今、進んでおりますけれども、他市町等の動向等を見ながら、今後の研究課題とさせていただきます。


 以上です。


○議長(仲井睦夫)  健康福祉部長、速谷仁義君。


○健康福祉部長(速谷仁義)  先ほどのお答えの中で、数字的な部分が欠落をいたしておりましたので申し上げます。


 予測されるのは192世帯、第2子無料化をすればおよそ3,600万円ぐらいの負担がかかってくるというようなことでございます。


 なお、第3子の部分については、計算外でございますので、第2子の部分だけ申し上げます。


 以上です。


○議長(仲井睦夫) 以上で、川西マサ子君の質問に対する答弁は終わりました。


 次に、60番、蓮池久志君。


○60番(蓮池久志) (登壇)  60番、蓮池です。


 時間の制限上、以下の4点に絞って質問いたします。


 第1項、第2項目は、提案並びに関連質問といたします。


 新生淡路市は、4月1日に誕生いたしましたが、将来の人口動向は減少との予測がなされております。これは、市民福祉の向上と市政の発展に大きな影響を与えるものであると考えますが、市長も同意のことと思います。


 合併後における当市の予算については、合併特例債の有効期間である10年後を見据えた積極的かつ特段の政策と実行により、定住人口の増加、企業誘致、観光資源の活用による島外者の来島、誘致等による市税の増加を目指すことが最も重要な課題であります。


 そこで、まず第1は、独立行政法人京都工芸繊維大学の元副学長の原三郎名誉教授が、右大学において発見・発明をされた環境に優しいマルベリンと蚕に特化した地域再生まちづくり構想について提案いたします。


 大学の機構改革に伴い、産学連携による地域再生が可能となり、国内の国立系大学そのものが生き残りをかけて、懸命に発明・発見・特許を企業と連携しながら、独立した歩みを展開していることはご承知のとおりでありますが、本提案は、環境立島淡路島として、何ら抵触するものでなく、農業と企業との組み合わせにより、労働人口の増加と研究施設の誘致並びに企業誘致による増収の増加と地域再生の典型が示せると確信いたしております。


 詳細の資料並びに推進方法については、右事業のための淡路市まちづくり推進委員会を市長の諮問機関として設置してはいかがでしょうか。提案いたします。


 また、合併特例債が地域のバランスのみを重視した利用でなく、淡路市として将来展望の開ける重点施策に対し、配慮された利用を十分に考慮されることを望みます。


 第2項目は、右事業及び関連事業との連携と定住策の喚起には、市長選挙においてマニフェストとして提案されました淡路海峡大橋の通行料の無料化についてであります。


 市長は、県・公団・国の機関と協議し、実現の方向を図ることとされておりますが、この実現の時期及び方法について、可能かどうかも含めてご答弁をいただきたい。


 第3項目は、市政誕生により独自の防災体制の構築が、安心・安全のまちづくりには不可欠の命題であるとの観点から、国の奨励しております地域防災ハザードマップの作成のみでは不十分であり、まずは救急救命装置の搭載した救急車の設置と、防災専門職としての次の役割を担う消防署と消防職員の増員、設置を求めるものであります。


 県の方針においても、南海大地震による大津波の想定により、地域消防団も確保を目指すとしておりますが、市政の方向としても強力な防災体制の構築が絶対的に必要な要素であると考えます。


 第4項目は、防災についてでありますが、県は5カ年計画で総額2,500億円の予算で、昨年度の災害復旧工事をするとのことですが、今回の県の査定から残された災害地はどうなるのでしょうか。私有地であるのでだめだとか、災害メニューの中には入らないとかで、手つかずでそのままの山・谷・田が放置されております。個人では復旧は無理な箇所が多数ある現状で、今後、市としてどのような対策をとるのか、お聞かせください。


 以上、よろしくお願いします。


○議長(仲井睦夫)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦) (登壇)  まず、ご提案の地域再生まちづくり構想についてお答えいたします。


 ご質問の中で、淡路市再生の委員会というふうなご提案ございましたけれども、既にいろんな形で今まで県民局を中心に、あるいは県の方の施策としていろんな事業をやられてきたわけでありますが、今回、5町が合併をして、今の淡路市の存在があるわけでありまして、淡路市なりの今ご提案のありましたような再生まちづくり構想をつくっていかなければならないと認識しております。その方法でありますけれども、地域整備委員会等をどういった形で位置づけるかというのは、合併協議会等の趣旨を踏まえましてやっていかなければならないと思っておりますけれども、そのほかに、例えば、異業種のそれぞれの地域を代表とした、あるいは年齢層のいろんな方々に声をかけて、公開、いわゆる公募にするか、あるいは市長の諮問機関とするか、あるいは例えば議会提案にするかといったその方向性、あるいはその方法等も踏まえまして、積極的にこういった形をつくっていきたいとまずそういうふうに思っております。


 それから、2番目の意識的に明石海峡大橋と議員は言われたと思うんですけども、私もこれには若干の賛同を寄せるものでありますが、時期とそれから可能性ということでありますから、これはこれまでにも各議員の方にお答えをしておりましたように、マニフェストには詳しく言っているわけでありますけれども、いわゆる市民の警鐘として申し上げた一つの言葉でありまして、その中での具体性と言いますのは、一応、私が言いましたように、10年間という期限を区切って、10年間の中でそういった具体性について、地域に警鐘を発して、市民と一緒に、淡路市民だけではなしに、全島の力を結集をして働きかけていきたいと、そういうために申し上げてきたわけであります。


 その答弁の中で言っておりますように、そのことが難しいのであれば、ほかの代替措置等も考えていきたいとそんなふうに思っておりますし、例えば、今、パールラインでありますけれども、関空へのパールラインが洲本直行便になっておりますけれども、それはやはり洲本・津名の連携によって関空につながなければならないというふうな意識を持っております。どういうことかと言いますと、この明石海峡大橋の無料化につきましては、単に淡路市だけの運動では実現が非常に難しいと思っておりますので、広範な地域にも働きかけて、できるだけ自分の言いました10年以内に、その可能性等も含めてやっていきたいとそんなふうに思っております。


 それから、3番目の独自の防災体制でありますけれども、これにつきましては、大規模災害等の発生による被害を防止して、軽減をするために、地域住民が連携をして、協力し合って、自らの町は自らで守るという精神によって、効果的な防災活動を実施することを目的とした自主防災組織等の活動に対して支援をするとともに、平常時から災害に備えての訓練を地域ぐるみで実施したいと考えています。


 今年度からは、兵庫防災ネット携帯電話を活用して、市からの防災情報等をメール送信により伝達するシステムを運用開始しております。


 また、災害発生時や発生が予測されるときに、市民に正確かつ迅速に情報提供を行う防災行政無線の整備について、今年度から淡路市全体の無線整備計画を作成するとともに、昨年の台風23号の対応を踏まえて、未整備地域から整備してまいりたいと思っております。


 30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確立が26%以上と公表されております南海地震に備えての防災対策につきましては、自主防災組織の強化と災害援護者に対しての対応並びに市民の防災意識の向上を図る事業を進め、いざというときに対応できるよう常日ごろからの訓練を重ねてまいりたいと考えております。


 それから、災害の関係でありますけれども、採択の関係でありますが、非常に厳しい採択となっている状況であることは十分承知をしておるところであります。市といたしましては、二次災害防止としては、広報等で周知を図っていきたいと考えておりますし、今後も人家にかかる崩土の撤去は引き続き行っていきたいと思います。


 また、国・県に対し、これらの事業の採択要件の緩和措置が必要と考えているところでありまして、柔軟な対応を求めたく、このことを強く要請してまいりたいと思っております。


 具体的にいろんな方々から、今のところ、直接、私に要望があったりするわけでありますけれども、総合事務所のいろんな議論等もありましたように、やはり今の組織を有機的、機能的にこれから運用していきながら、災害にも早期に対応してまいりたいと思っておりますので、ご理解願いたいと思います。


 以上です。


○議長(仲井睦夫)  蓮池久志君。


○60番(蓮池久志)  まず第1項目の淡路市まちづくり推進委員会の発足については、まず前向きなご答弁をいただいたと思っております。


 私の方から、具体的に京都工芸繊維大学の話をさせていただいたんですが、少し資料も市長にお渡しを、手元に届いているかもわからないんですが、一つのこれは参考例でありますので、そういうのも含んで、今どきは産学地、地域も入る時代でありますので、産学地、3体が一体となってこれからの地域再生のまちづくりを図っていただきたいと思っております。少し、この葉っぱと蚕のこの京都工芸繊維大学の資料を見られての感想がありましたら、少しお聞かせ願いたいと思っております。


 それから、最後に昨年度の災害についての復旧作業なんですが、県の査定が終わりまして、一旦締め切っているわけですね。県は5年間で2,500億円をかけて査定の済んだ部分については、修復をするというこういう流れになっているわけです。一旦締め切られた以上、今後、昨年度被害を受けた地域は、自力で復旧するのかという問題にかかってくるわけですが、どう見てもこれは自力では無理なんですね。ですから、田んぼなんかも放逐している田んぼもたくさん出てきております。山も当然、個人で直すには到底不可能だということで、放置されたままになっています。当然、これは二次災害につながるものと思われますので、これは門市長がおっしゃられたように、県に対して再度、一旦締め切ったけれども、次の二次査定、三次査定とこれは根気よく、粘り強く、国・県に対して交渉をしていっていただきたい。これはぜひともお願いを申し上げたいと思います。これは必ず二次災害は起こります。その辺のところをしっかり踏まえて、再度、この辺はご答弁を願いたいと思います。


○議長(仲井睦夫)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦)  まず、議員ご提案の件でありますけれども、実際、資料を読ませていただきまして、ちょっとほかの議員の方に申しわけないんですけど、できたらああいう資料は要約でもこれから各議員の方にも配っていただきたいと思いますけれども、なるほど、非常に有意義な件ではありましたけれども、あのことがダイレクトにこの淡路地域につながっていくのかどうか、そういうことを地域性を重視しながら、今後ともご提案の趣旨を踏まえて、検討を加えていきたいと思っております。


 また、災害の件でありますけれども、確かに今一番重要なことは、応急災害を完結し、なおかつ、今年度予測されています災害に対して対応しなければならないわけでありますけれども、我々行政としましては、やはり住民のいろんな情報等も掌握しながら、まず、人の安全に関することを優先させて、対応しなければならないと思っておりますし、県・国等には要望といいますか、要請といいますか、そういうことは必ずしていきたいと思っております。


 ただ、例えば、ため池等につきまして、なかなかその地権者といいますか、田主といいますか、そういう方々の全員合意ではなかなかはかれないというふうな諸事情等もございます。私たちも努力してまいりますので、議員各位におかれましても、地域のことをやっぱり熟知されておるのは各議員でございますので、そういった観点で、いろいろ皆さん方、市民の方々の意見等を聞いていただきまして、また我々にもご指導願えれば幸いだと思っております。


 以上でございます。


○議長(仲井睦夫)  以上で、蓮池久志君の質問に対する答弁は終わりました。


 次に、6番、出雲容子君。


○6番(出雲容子) (登壇)  6番、出雲容子です。


 私は、まちづくりは住民、議会、行政とこの三者が一つになってつくり上げていくものだという理念のもと、通告しておきました志筑川の水害問題について質問をします。


 近年、地球温暖化による異常気象で、台風襲来がことのほか多く、今年もまた確実にやってきます。津名地区の中心を流れる志筑川は、昨年9月の台風21号では143棟、10月23号では189棟の浸水が見舞われました。この溢水により、多くの住民の方々が被害を受け、今もなお自宅を改修されている方、畳を上げた状態で生活しておられる方もいます。私も小さいころからこの浸水被害を体験してきた1人です。過去、志筑川と宝珠川の分流計画が進められていましたが、今日、30年を経過するも、何らの進展は見られず、行政は長い年月の水害体験の中で、住民を災害弱者の立場に置き続けてきたことは大きな反省点であり、行政の怠慢であると考えます。


 昨年、12月3日には、志筑地区住民の方々から志筑川の緊急水害対策工事の実施と分流計画の推進についての陳情書と3,137名の署名が前旧津名町に提出されています。このことは住民の皆さんが、自分たちの町は自分で守っていくんだという思いで活動された大きなまちづくりの一歩だと考えます。そこで、門市長は、志筑川の水害問題に対してどのような方針を持っておられるのか、お聞きしたいと思います。


○議長(仲井睦夫)  出雲容子君の質問に対する答弁を願います。


 市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦) (登壇)  志筑川の問題に特化されてのご質問にお答えをいたします。


 まず、お答えをいたします前に、今まで、これは県管理の2級河川でありますので、何回もはんらんしてきたわけでありますけれども、県もそれから地元町も全く何もしなかったわけではございませんで、例えば、橋の改修によって橋脚を除却をして流れをよくするといったふうなこと。それから、川の底ですけども、それをコンクリート化することによって流れをよくしてきたことといったふうなことをやってきております。それはご理解願いたいと思っております。


 また、福田寺の裏側へ分水をするという案も長年にわたってあったわけでありますが、これはやっぱり地元の宝珠川と志筑川のいわゆる流域の方々の意見と、あるいは田主、あるいは権利者というふうな方々の意見がなかなかまとまらないというふうなこともございまして、特に河川の分水というのは非常に難しい問題がありますので、今に至っているわけでございます。


 まず、今回、そしたら、淡路市は一体どういうことで対応しようとしているのかということでありますけれども、まず、なかなか抜本的な解決にはならないんでありますけれども、予算書を見ていただきましたらわかるんですけども、国道改修とあわせまして水路を津名港の方にまとめて流すことにしております。これで志筑全体が助かるわけじゃないんですが、何ぼか南部落の方は若干よくなるかなというふうな理解もしていただきたいと思っております。


 それから、緊急対策として、なかなか抜本的な解決がつかないので、我々できることの範疇としましては、予想を超える水量があっては仕方ないんですけれども、何とかある程度の水量に対応するために、土嚢を予備的にそこへ集めまして、消防団等と連携をして、相当数の予測はできるわけでありますから、近づいてくる水害に対して対応したいというふうなことで、幾らかでもそういう準備はしております。


 それから、河川のそれぞれの対応につきましては、例えば、ボランティアによりまして建設業組合が、草の掃除であるとか、あるいはたまっている大きなごみ、そういうものを除去していただきまして、川の流れをよくするといったふうなことを工夫して、なかなか最近は、地元の方々が私たちは子どもの時代は、自分たちの川は自分たちで守るということで、河川掃除等も出ておりましたけれども、最近はなかなかそういったこともありませんので、ボランティアで対応してもらって、川の流れを図るというふうなことをしております。


 なお、いろいろとやっているわけでありますけれども、結果としましては、今の志筑川に限って言いますと、なかなか抜本的な解決にはなり得ないというふうなことで、前回、前年度の水害につきましても、河川の堤防の決壊ではなしに、溢水でありますので、ある意味では自然災害としては一番対応しにくい部分であります。予測以上に水があったということで。


 それと志筑地区というのは、非常に低地帯でありますので、そういった事情があってああいうことになったわけでありますけれども、るる説明申し上げました対応とそれから今までやってきたことも含めまして、一応、県の方も昨年11月に、淡路地域水害対策検討委員会を設置をしまして、本年の2月の委員会の提言を受けて、災害復興復旧プログラムを策定しております。この中に志筑川の対策が盛り込まれているわけであります。


 市といたしましては、こうしたことを踏まえて、現在、住民代表等の参画を得て、志筑川検討委員会の立ち上げを準備をしております。そういう中で積極的にあの解決に取り組んでまいりたいと思っております、


 以上でございます。


○議長(仲井睦夫)  出雲容子君。


○6番(出雲容子)  行政が地域の住民の方々に少しでも早く、安全で安心、安定した生活を提供できるよう、真剣に取り組んでいただきたいと思います。


 そして、その努力が住民の信頼感を生み、流域住民の方々が今年もやってくる災害に負けないで、安全な町になるまで頑張っていただけることだと考えます。国・県等の関係機関に対し、再度、強く働きかけをお願いいたしまして、私の質問を終わります。


○議長(仲井睦夫)  以上で、出雲容子君の質問に対する答弁は終わりました。


 次に、8番、打土井博君。


○8番(打土井博) (登壇)   それでは、通告により質問いたします。


 私は、新しく誕生した淡路市において、市民の生活基盤としての道路網と交通網は、特に重視していかねばならないと思っております。


 道路に関しては、合併事業による東西道路の充実と徐々に整備されていくことを期待しておりますが、交通網、特に公共輸送機関に関しては、いささか心配をしております。


 今議会の一般質問の中でも、バス関連の質問は昨日の岡田議員を始め、6名にも上ります。住民の関心の高さが伺われます。周知のように、過去において島内の公共輸送機関は、民間の1社のみに委ねられてきた経緯があります。島内人口は最大でも20万人そこそこという状況の中、2社経営というのは無理からぬことではあるとは思うが、競合のない中で、我々島民は高い運賃に甘んじざるを得なかったわけです。時代はますます車社会になり、通勤、買い物等、一家に車が2、3台という世帯が増え、それがますますのバス離れにつながり、挙句、バス会社は経営が立ち行かなくなり、ついに、運賃値上げだけでは対応し切れなくなったと再三、路線の廃止を打ち出してきたわけでございますが、自治体としては住民の足を確保しなければならないという使命上、バス会社へ補助金を出して運行をお願いしたという経緯でございます。


 そこで、私は、この際、一歩踏み込んで、淡路市営バスを運行させてはどうかと考えます。しかしながら、小泉総理の郵政民営化ではないが、今時代は官から民への時代でございます。時代に逆行すると思われるが、地方は地方なりに考えていかねばならないと思っております。去る5月19日の総務文教常任委員会で市内交通システムの説明があり、その中でいわゆるバス赤字路線の補助金の額が平成16年には3,896万6,000円、本年度予算では4,047万7,000円ということでございます。これらの数字は今後、増大する恐れが十分にあると思われます。バス会社はいながら廃止しますよというのは目に見えてきております。ならば、同じお金を出すのであれば、自前で運行するのも方法と思われます。コミュニティバスとして小型の循環バスを走らせるのはどうか。それと、高速バスをぜひ走らせるべきである。これは現在、どのバス会社も黒字路線である。俗に言うドル箱路線でございます。この黒字を市内バスに還元すればよいと思うがどうか。また、現在、懸案となっている早朝・深夜便の増便も容易であると思われます。また、本年度から減額された通勤・通学者への助成金も、市営バス割引制度として運用すればよいと思われます。本年度、交通体系調査委託ということで、淡路交通、淡路タクシーのバス路線及び代替バスについて検討調査ということで、300万円の予算が組まれておりますが、ぜひ、市営バス運行可能なものか、検討していただきたいが、いかがでしょうか。よろしくお願いいたします。


○議長(仲井睦夫)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦) (登壇)  今回の議会でも一番注目を浴びているものの一つであるバス路線に関しての特化されているご質問に私の方からお答えします。


 議員から質問の中でも指摘されましたように、本年度、市内全域の交通体系のあるべき方向性を調査研究するということで、300万円何がしかの予算がついておるところであります。この中で、金額は別にしまして、方向性としては、淡路市のいわゆる今、置かれている交通体系の課題をこの中で洗い出して解決していこうという目的でありまして、鋭意それに向かってやっていくわけでありますけれども、確かに今、議員ご指摘ありましたような高速バス路線というのは、いわゆる黒字であります。ですから黒字の部分を、いわゆる市ですね、その部分で代替できないかというふうなこと、あるいは、通勤・通学者への助成も、打ち切られるというか、見直されているという状況等があるわけでありますけれども、これらすべてにつきまして、市営バスで解決できるかと言いますと、なかなか難しい問題があるんではないかなと思っております。議員の方からもありましたように、官から民へという流れがあるわけでありますけれども、これもやはり象徴される言葉でありまして、行政がやるから官であるというのではなし、行政でもいわゆる民間的なことやられるわけでありますので、そういった観点で私たちも考えておりますし、当然、委員からご指摘のありましたコミュニティバス、高速バス等も踏まえまして、この市営バスにつきましても、先ほどの調査研究の中で、積極的に研究をしてまいりたいとそんなふうに思っておりますのでよろしくお願いします。


○議長(仲井睦夫)  打土井博君。


○8番(打土井博)  300万円の予算が組まれているわけですが、これ一応委託ということになっておりますが、これはコンサル会社がどこかに委託されて調査されるんでしょうか。


 私としては、地方の住民アンケートなりをとって、いろいろ市民の方に問いただしてアンケートをとっていただきたいと、かように思っております。


 例えば、週にどのくらいバスを利用するかとか、どういった目的で利用するのか、通勤とか通学、買い物等、また現在の運賃は妥当なものか、また今の便数ではどうかとか、ほかに走らせてほしい路線はあるかなとか、最低、この住民アンケートぐらいは業者委託ではなしに、市役所の方でとっていただきたいと思われますが、いかがでしょうか。


○議長(仲井睦夫)  企画部長、瀧谷勝三君。


○企画部長(瀧谷勝三)  基本的に調査委託はコンサルに発注したいと思っております。


 ただし、今、議員が言われましたように、アンケートその他につきましては、自前で直営でやりたいと考えております。ご理解よろしくお願いします。


○議長(仲井睦夫)  打土井博君。


○8番(打土井博)  それで、先ほど私、申しましたように、小型の循環バスということでございますけれども、いろいろ経費面で、恐らくこれ市営バスを走らせれば、赤字になることは私も目に見えておりますが、例えば、今、もう団塊の世代がいよいよ定年になって地域に帰ってくるといったようなこういった方々をかなりプロの運転手も、たくさん全国におると思います。こういった運転手を雇って、できるだけ経費を安くあげてということをまたお願いしたいと思います。


 それと、高速バスの件なんですけども、現在、私は津名の人間ですけれども、津名港〜三宮が片道1,500円なんですけども、これもやっぱり少々高い気がいたします。私はやっぱり1,000円ぐらいが妥当かと思います。やはりこれだけの高い運賃であれば、もちろん島内に観光客も来にくいし、いわゆる宿泊代にプラス交通費が加算されるということで、非常にやっぱり島内の活性化にはネックになっていると思いますので、ひとつ、その辺も考えまして、よろしくご検討をいただきたいと思います。


○議長(仲井睦夫)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦)  まず、いわゆる人的な運用といいますか、開発といいますか、いろいろご指摘がございましたけれども、なるほど、もう既に、あと3年ほどで団塊の世代が、いわゆる世の中に出てくるというか、第2の人生を送るようなことをされておりまして、当然のことでありますけれども、我々の後輩につきましても、淡路から出ていった連中がもう既に島内に帰ってくるというふうな状況もございます。そういう中で、シルバー人材のセンターの存在もあるわけですけども、淡路にとりましては、このシルバー人材センターというのは、ある意味では日本一というふうな位置づけもされております。そういう中で、非常に活発な組織でありますので、それだけに頼るわけではなしに、そういうところと連携を図りながら、今後、淡路市としても何だかそういった方々の運用、運営を図るというか、方向で市営バス等も検討できたらなと思っております。


 それから、三宮まで津名から1,500円ということでありますけれども、これは正直言いまして、若干高いなと思うのはみんなの実感ではなかろうかなと思っております。ただ、バスの運行会社には、その運行会社の言い分があると思いますので、私たちの市民の要求等も踏まえまして、そういった民間バスとの話し合いもしたいわけでありますし、そういう中で私たち、もし市営バスを走らすとしたら、どういった問題点があるか、あるいは競合できるんかどうか、あるいはそういう市営バスを走らせるということで、民間のバスがもし脅威を感じるんであれば、幾らかでも地元の方にそのことを還元してもらえる余地があるのかどうかといったふうなことを多角的に研究検討しながら、対応してまいりたいとそういうふうに思っております。


○議長(仲井睦夫)  以上で、打土井博君の質問に対する答弁は終わりました。


 次に、50番、大山善民君。


○50番(大山善民) (登壇)  50番、大山です。


 災害対策について、出雲議員と重なるわけですけれども、お聞きをしたいと思います。


 昨年の台風の襲来で、津名地域、とりわけ中心市街地であります志筑地区の浸水被害が大きく、23号台風では浸水面積40ヘクタール、浸水家屋は床上は217件、床下は161件の計378件が被害に遭っております。常時、浸水地域では、3回も浸水被害に遭ったところもあります。昭和49年七夕豪雨の後、志筑地域の浸水被害対策として、宝珠川の改修と志筑川の分水が、兵庫県の方で計画されましたけれども、宝珠川の改修は一定済みましたが、志筑川の分水が実施されなかったことが、今回の被害を招いたものと考えられます。


 淡路県民局では、昨年11月3日から淡路地域水害対策検討委員会が5回にわたり開催され、再び志筑川の分水が提言されております。これによると、平成17年度、今年度は11委員会を設置して、河川整備基本方針、河川整備計画の策定が予定され、床上浸水対策特別緊急事業を平成18年度から平成22年度にかけて事業実施の予定となっております。


 さて、この間にも豪雨が襲わない保証はございません。志筑地域の洪水に対する抜本的対策、先ほど、市長は抜本的対策はなかなか難しいと、こういうふうに答えられておりましたけれども、難しいでは住民は納得しません。ぜひ、この抜本的対策を進めていただきますように、そしてまた、緊急対策として、土嚢を用意をしているとこういうふうにおっしゃいましたけれども、この土嚢だけで十分なのでしょうか、市長はどのようにお考えをしているのか、お聞きをしたいと思います。


 次、水道料金問題に入ります。


 淡路市の水道事業会計は、下水道工事の受託工事を除いて、収入のうち、主なものは給水収益15億400万円、一般会計からの補助金6億8,000万円であり、このうち、公共料金格差是正補助金3億1,000万円は、合併後の3年間という非常に暫定的なものであります。


 一方、支出の中で大きく占めるのは、淡路広域水道企業団からの入水費9億548万円、減価償却費4億3,450万円、企業債利息2億3,783万円となっております。


 広域水道企業団からの入水費を下げることが大事であります。淡路広域水道企業団の買い入れ価格は、西垂水の高層配水地で、1トン当たり114円でありますが、淡路市への売却価格はトン当たり314円と200円も高くなっております。入水地点が神出浄水場から西垂水に変更されたことで、7.8円引き下がっております。これをこの他の市町と同じように、淡路島の岩屋に持ってくることによって大幅に安くなると思われます。入水点を淡路調整池に持ってくることに、市長は努力をするお考えがあるでしょうか。


 また、減価償却費、そしてまた企業債利息のうち、津名町分が約3億円ございます。津名町が広域水道企業団から1万トンの入水計画を立てたのは、県企業庁からの申し込みが1万トンのうち9割を占めており、その工事費や淡路広域水道企業団に対する出資金に見合う分は、企業庁から受け入れておりますけれども、この減価償却費並びに企業債利息に見合う分を、県企業庁に応分の負担ということで支払うように、要求をする考えはないかお聞きをしたいと思います。


 最後に、市長等特別職の給与の問題であります。


 淡路市の財政状況は、非常に厳しく、あらゆる部門で前年度の3割減という予算が組まれております。そうした中で、市長を始め、常勤の特別職の給与は市長が月額96万円、助役は77万円、収入役及び教育長は68万円と非常に高額になっております。


 さらに、この月額の上に、調整手当を5%上乗せして支給されます。結果、市長は100万8,000円となっております。さらに期末手当も、調整手当を含めた額の10%を上乗せし、その額を基礎に夏は2.1カ月、冬は2.25カ月分支給するようになっております。市長を応援した人の中からも、これは市長はちょっともらい過ぎやな、出し過ぎやな、こういう声も聞かれます。他の市では、調整手当をなくしたり、10%から20%の給与を減額する、という条例を制定しているところもあります。市長のお考えはいかがでしょうか。


 以上、よろしくお願いします。


○議長(仲井睦夫)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦) (登壇)  私の方から、まず志筑川の関連の災害についてお答えをいたします。


 この考え方といいますと、説明は出雲容子議員にお答えしたとおりでありますので、あえてそれ以上、お答えをすることがなかなかないと思うんですけれども、志筑川の対策につきましては、志筑川の対策のみならず、西浦の方の育波の川でありますとか、郡家川でありますとか、いろんな問題点等をはらんでおります。そのやはりそれぞれの河川管理者で協議を図っていきながら、今後とも積極的に災害の対応に努めてまいりたいと思っております。


 それから、2点目の水道料金の関係でありますけれども、この件につきましては、県にも応分の負担を求めた結果、平成16年3月31日付で、県水の供給点を神出浄水場から神戸市西垂水高層配水地域付近に変更する回答をいただいて、この引き継ぎが終了すると、入水点変更に伴う結果としまして、未施行区間の工事と神出から西垂水までの維持管理が不要となる約200億円の経費削減となって、水道料金で試算をしますと、1トン当たり7.8円の値下げを補正する効果となるというのは、議員からもご指摘のあったところでありますが、また、そのことによりまして、このたび、淡路市本庁舎があります生穂新島への配水管敷設工事費につきましても、全額、県企業庁負担をいただける予定となっております。


 ただ、この県水の値下げと県企業庁からの応分の負担というのは、もともとそれぞれの地域の計画等があって、その当時のいわゆる県企業庁、あるいは県、そして地元の町という協議の中で出てきた結果でありますので、一概に、今の時点だけをとらまえてそれぞれの応分の負担というふうなことは、なかなかすぐにはできないのではないかとそんなふうに思っております。


 それから、最後の特別職の給与でありますけども、この件につきましては、津名郡5町合併協議会において、新市特別職報酬等検討委員会を開催し、慎重に審議した結果の答申であり、それを無視することはできませんので、ご理解を賜りたいということでありますが、これは中身を見てみますと、もう既に減額をしたような結果の金額になっているわけであります。といいますのは、やはり他市町等と比べまして、それぞれの金額設定をしておりますので、やはりその新市特別職報酬等検討委員会というのは、そういうことも勘案した上で、この額を決定しているのではないかなと思っております。


 議員ご指摘のように、私を応援してくれた人があるとするならば、その人の方々が高いんじゃないかなということも言われておるそうでありますけれど、私の方にはまだ言ってきませんので、もしそう言ってきたら、きちんと説明したいと思いますが、確かにそれは別にしまして、やはり淡路市の財政状況が非常に厳しいということは、皆さん方も既にご承知のとおりでありますので、どういった形でそれを財政計画を立てていくかということも踏まえまして、これから努力していきますけれども、単に例えば、特別職報酬を減額することによるパフォーマンスで、住民をごまかすといったことではなしに、根本的な財政計画を図ってまいりたいとそんなふうに思っております。


 以上です。


○議長(仲井睦夫)  大山善民君。


○50番(大山善民)  志筑川の関係ですけども、抜本対策をどのように考えているのか、これがやっぱり住民にとって一番大事な問題です。抜本対策は難しいと言うただけでは、住民本当に納得しませんよ。一応、県の計画では、平成22年までにやるとこういうふうに言われてますけども、市長の姿勢として、本当にこのことでやっていこうとしているのか、していないのか。


 それと、特に最近と言いますか、宅地開発等によって、やはり水の出る時間が早くなっていると。そしてまた、昨年の台風では、本四高速道路、あそこの水が一気に出て、非常に大きな災害を起こしているというところもあります。あの道ができてから、その末端の川等の整備等は全然やられてないわけですね。ですから、宅地開発とか、そしてまた道路計画を進めたときには、そのやはり下流域の問題というのをあわせて検討して、やっていかなければならないと思います。ということで、この抜本対策を市長の姿勢としてどのようにやっていくのか、きっちりと示していただきたいと思います。なかなか難しいだけでは済みません。


 それと緊急対策ね。この土嚢だけでいいんですか。それと、明神地域は、国道28号線の28号が、堤防のような形になって、それで排水がうまくいかないというところもあるんです。そこら辺もあわせてお聞きをしたいと思います。


 それから、水道料金の問題です。それぞれの協議の中で決まってきたと、こういうことですけども、少なくとも津名町の1万トンの入水に関しましては、県の企業庁が行っております埋立地、この埋立地に対する配水、これが1万トンのうちの9割、9,000トン分が埋立への割り当てだとこういうふうにこれまで津名町では聞いているわけですね。特にそこら辺は、企業庁の方に勤められておりました門市長ですから、そこら辺は十分ご承知かと思います。その送るための施設ですね。これにかなりのお金がかかっているということですね。そして、それの減価償却費、そしてまた、その工事を行うための借り入れを行っているわけですけどね。その利息をやはりその企業庁に応分の負担をさせなければならないのではないかと、そのように思います。


 県の企業庁の職員から、今度は淡路市民の代表の市長として、県の企業庁に対して、ぜひこのことは申し入れていただきたいとそのように思います。


 そして、県の企業庁の企業庁ということで、非常に重なるわけですけども、水道会計の部分ですね。ほとんどの市町は、それぞれの自治体の入口まで県水が来ているわけですね。ところが、淡路だけは、いわば、最初は神出までもらいにいく。今度は西垂水ということになりましたけどね。これはぜひとも、明石海峡大橋を渡って、淡路の調整池、そのそこに持ってくると、こういうような要求をぜひすべきだと思います。


 それから、市長の給与の問題であります。


 給与は、96万円とこういうことで、ほかのところと比べて、そんなに高くはないとこういうふうにおっしゃいますけども、それにまだ調整手当を5%上乗せしているわけですね。その調整手当を5%上乗せするというのは、多分、報酬審議会等々の中で論議をされていたのか。そしてまた、夏季・年末手当、この件に関しましても、その給与月額に5%上乗せした、それにまだ10%上乗せした部分に上率を掛けるんですよ。2.1カ月とか、2.25カ月ね。そこについて、そういう底上げまでしてまでする必要があるのか、市長の見解をお聞きしたいと思います。市長の表立った給与は96万円ですよ。しかし、実際は100万8,000円ですね。そういう隠れみのを使っちゃだめですよ。どうですか。


○議長(仲井睦夫)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦)  姿勢を問われておりますので、私の方からるるお答えしたいと思います。


 まず、志筑川の件でありますけれども、私が抜本的な解決は難しいと言いましたのは、30年も40年も今まで検討してきたやつが、簡単にできないというふうなことで、非常に今までの審議を重要視したいというふうな意味でのお答えであったわけであります。何も先輩がやってきたことをけなすわけではありませんけれども、簡単にできない事情はあったということではないかなと思っております。そういうことでありますけれども、先ほど来、お答えいたしておりますように、土嚢を配置して応急対策をするとか、あるいは国道の件につきましては、先ほどもこれお答えいたしましたけれども、できるところから、例えば津名港の分につきましては、南部落地区から津名港に流れる水路について一本化をして、水の流れをよくするというふうにしております。これは国道28号絡んでおりますので、簡単にその国道の下を抜くとか、アンダーで抜くとか、あるいはオーバーで水を通すとかいうふうなことはできませんけれども、いわゆる先ほど来言っておりますように、検討委員会等でそういうときには、例えば、ポンプを設置をして抜く方法等があろうかと思いますので、そういう中で対応してまいりたいと思っております。


 それから、企業庁の件に関しても、やはりこれ姿勢の問題も問われていると思います。これは、私は大山議員とは県民局長時代からもいろいろとお話させてもらったと思いますけれども、私は、その置かれた立場の中で仕事を今までしてきたつもりであります。ですから、県民局長になったときには、県の職員でありましたけれども、県と一番対立したのは私ではなかったかというふうなことも言われておりました。やはりその地にあって、自分自身の立場に認識をして仕事をしていくわけでありますから、議員がご指摘のように、元企業庁の職員であったから、要求が要るんではないかなというふうなニュアンスありましたけれども、一切そういうことはございません。当然、要求すべきことは要求していきますし、それから今後もしていきたいと思っております。


 それから、特別職の給与につきましては、先ほど来、答弁申し上げているとおりでありますけれども、やっぱり検討委員会の中で慎重に審議をした結果でありますので、それを無視することはできないということと、ちょっと誤解を与えたら困るんですけども、高くはないなんて言っていないわけでありまして、今後もこれからたくさんの合併市町が誕生してまいります。それから、そういう中の横並びであるとか、あるいは、市民感情、そういうものも勘案しながら、今後の検討課題としていくことはもちろんでありますけれども、数カ月前に決められたことを、今、市長の姿勢として結論を出せと言われましても、今のところは、先ほど答弁申し上げましたように、慎重に審議をした結果の答申であって、それを無視することはできないということでご理解願いたいということであります。


 以上であります。


○議長(仲井睦夫)  大山善民君。


○50番(大山善民)  志筑川の抜本対策を本当にやる気があるのかどうか、もっと明確に答えてくださいよ。絶対にやっていくと、進めていくんだと。住民の皆さん方の理解を得ながらやるんだということをもっと力強く答えてもらわんと、淡々と語られては困ります。


 それと、水道の方ですね。ぜひ、入水点を淡路に持ってくる。持ってくることが難しければ、明石海峡大橋の添架料ですね。添架料というか、それを補助を県にやはりお願いすると言ったらおかしいですけれども、同じ兵庫県民という立場で、それぐらいの補助というか、それはすべきであるということで、島が島である、いうたら弱点ですよね。それをやはり島でなくなったんですから、その部分の補助をやはり県の方に要求をし、水道料金の値上げを抑えるように、これは淡路市民だけはなしに、淡路島民すべての総意とこういうことで受け取っていただきたいとこのように思います。


 そしてまた、埋立を持っております県の企業庁、この分ですね。これについても、やはり応分の負担を減価償却費や、また支払い利息の企業債利息の分も要求を重ねてするように、お願いをしたいと思います。


 そして、4月の臨時議会のときに、この市長等の特別職の給与に関する条例が制定されました。提案されました。そのときに、私は、この減額をぜひ減額することを新しい市長に伝えてほしいとこういうことを職務執行者に言いました。職務執行者は、ぜひ、その意向を伝えますと、こういうふうに言われたわけですけれども、その意向を受けても、まだそのまま5%の調整費や、そして調整手当、そして10%を上乗せした期末手当を受け取る考えなのか、お聞きをしたいと思います。


○議長(仲井睦夫)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦)  水の問題に関しましては、淡々と答弁されたら困るということでありますけれども、淡々とは答弁していないつもりでありまして、志筑川の改修といいましたら、自分の家を守ることになるわけでありますから、これから鋭意努めてまいりたいと思っております。


 それから、県水の関係でありますけれども、これは一律的に処理できない問題等もございますけれども、本来ならば、明石海峡大橋が架橋をされたときに解決されなかった問題が、今の状況にあるわけでありまして、非常に難しい処理状況があるわけでありますけれども、それを承知の上でこれから企業庁等とも協議を重ねてまいりたいと思っております。


 それから、最後の報酬の問題につきましては、確かに意向は伺っておりますけれども、答弁いたしておりますように、今しばらくの検討の課題とさせていただきたいと思っております。


 以上です。


○議長(仲井睦夫)  以上で、大山善民君の質問に対する答弁は終わりました。


 ここで、暫時休憩をいたします。


 再開は、午後2時といたします。


 2時と言いますのは、昼食後1時から、議会運営委員長の方から、議会運営委員会を開催するということでございますので、昼食会場の一つのテーブルへ、ひとつお願いしたいと思います。


 以上であります。


○議会運営委員長(田中孝始)  全議員の皆さん、大変申しわけございません。2時から再開にさせていただきます。というのは、きょう、新聞報道があった人事のことが先に漏れたということ、議会運営委員会で重視いたしまして、直ちに議会運営委員会開きたいとそのように思いますので、ご理解をお願いいたします。


               休 憩 午前11時50分


              ……………………………………


               再 開 午後 2時00分


○議長(仲井睦夫)  休憩中の本会議を再開いたします。


 内田眞一君、上条菊次郎君、岡久美子君、地道元輔君、平岡久和君が早退の届けが出ておりますので、皆さん方にご報告申し上げます。


 それでは、1時から議会運営委員会を開催しておりますので、議会運営委員長の報告を求めます。


 議会運営委員長、田中孝始君。


○議会運営委員長(田中孝始) (登壇)   52番、田中。


 12時30分から13時20分まで、議会運営委員会を急遽開催させていただきました。本来であれば、きょうの本会議終了後に議会運営委員会という段取りでありましたけれど、まず、冒頭、議会運営委員会の中身についてと概要をご報告いたします。


 まず、冒頭、人事案件について、一部、マスコミから報道があった件につきまして、門市長に説明を求めました。


 市長自身からは、話したことはないとそういうことでありますが、議会運営委員会としては、議員が知る前に先にマスコミに漏れたということを非常に本題を問題にいたしまして、遺憾であるとそういうことで申し上げております。


 プレス発表していないにもかかわらず、新聞報道がなされたことは、これは事実であり、議会との信頼関係構築に向けて、市長並びに幹部職員に厳重注意を申し渡すよう、議長に申し入れをいたしました。


 なお、人事案同意第1号から8号、15号から14号の議案につきましては、本日、本会議終了後、皆様にお渡しをするように指示をいたしました。


 次に、議長から議会選出監査委員の選任についてありまして、委員会としてあらゆる角度から慎重に話し合いました。


 その結果、高田定明議員にお願いしてはとの結論にいたりました。その提出につきましては、議長からの指名推薦の形で議案審議を進めてまいりたいとそのように思います。


 次に、発議第8号、9議員から提出されました発議第8号につきましては、16日に上程することにいたしました。


 議会選出の監査委員の案件と発議第8号については、当日、議案書を配付するということにいたしております。そして念のためですが、16日が最終日となります。そして、写真撮影のため、上着・ネクタイ・議員章を持参をお願いし、委員長報告といたします。ありがとうございます。


○議長(仲井睦夫)  引き続き、一般質問を続行いたします。


 3番、北浦久吉君。


○3番(北浦久吉) (登壇)  3番、北浦。


 私は、2問、市長に一般質問します。


 4月1日に合併し、本庁も新しくなりましたが、市民の方から本庁に行っても、「おはようございます」、「こんにちは」というあいさつがないと聞きます。私は、あいさつは社会常識であり、もっとあいさつをするように徹底すべきではないのか。しいては、淡路市のイメージアップにもつながるのではないかと思います。加えて、私は、東浦町出身の議員であるので、各総合事務所の人にもお聞きしますが、あいさつが徹底できているのかどうかお聞きします。


 2問目、景気低迷により、税収の減少や台風災害の復旧により、財政状況が悪化しているため、国民健康保険料、水道料金の値上げや補助金の3割カットなど、住民ばかりが痛みを受けている。市長、特別職、たくさんの給料をもらっている職員、管理職の給料の幾らかのカットをいうという例ですが、痛みを受けるべきであると思うか、どうか。もちろん、議員も同様に痛みを受けるべきであると思います。


 これは先の議員の答弁で、市長はパフォーマンスとか、給与の検討委員会を尊重すると言ったけれども、私は言いたいのは、市民だけが痛みを得て、行政は何も痛みを受けないということを言いたいので、その例えばの話で給料カットと言ったので、例えば、時間外の人件費を切り詰めるとか、いろいろ方法があると思うんですが、それを市長さんにお聞きします。


○議長(仲井睦夫)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦) (登壇)  私の方からまず、あいさつ、いわゆる接遇の関係についてお答えをいたします。


 事実であれば大変遺憾なことでありますので、今後とも職員の接遇研修等を積極的に行い、そのようなことがないように周知徹底を図りたいと思っておりますが、今、淡路市の本庁舎におきましても、5地域の職員が寄ったという特殊事情もございまして、職員同士も何か若干お見合いをしているというか、眺めているというふうなこともございます。そういうふな事情がありますので、それがすべて言いわけにはならないかもわかりませんけれども、特に接遇の問題といいますのは、トータルとしてその組織が一本の線になりませんと、なかなか徹底できません。今までは、極端に言いますと5本の線があったわけでありますので、その5本の線を一本の線に寄り戻していくという作業がまず必要でありましょうし、あいさつというふうなごく基本的なことができないということは、やっぱり我々の組織にとって一番問題ではなかろうかと思っております。そういうふうなことで、今後とも接遇の研修等に力を入れまして、特に市民の行政サービスというのを重要視するわけでありますので、まずあいさつから始まるというのは当然なことでありますので、今後とも周知徹底を図りたいとそういうふうに思っております。


 それから、次の問題でありますけれども、一つの国民健康保険税並びに水道料金でありますけれども、これは独立採算制が原則の特別会計でありまして、既に合併協議会において承認された事項でありますので、その中で当然のことでありますけれども、値上げをされる段階であるとか、また一方、値下げをされる団体があるといった形で、一律になっているのではないということはご理解願いたいと思っております。


 それから、各種団体に係る補助金の3割カット等でございますけれども、これは前々から私がご説明をしておりますように、予算編成方針通知どおりに今の予算の計上になっておりますけれども、今後以降、中身等、例えば、人件費に占める比率が高いとかいう問題がございますので、そこら辺につきましては精査をいたしまして、また補正等で対応してまいりたいと思っております。


 また一方、一つの例として挙げられたと言われる給料等でございますけれども、例えば、職員給与等の削減を行った事項、主なものを挙げてみましても、例えば管理職手当の支給率、これは部長級でありますけれども、洲本、南あわじにしましても、一番低い15%という低率に抑えておりますし、給料表の適応にいたしましても、淡路市は8級制を導入して、旧町のままというふうなこともしております。


 また、特殊勤務手当廃止したものでありますけれども、運転業務手当、対応センター業務手当、企業手当であります。それから、特殊勤務手当の減額したものでありますけれども、保育士手当、あるいは保健師手当、それから調整手当につきましては、旧淡路町につきましては5.5%から横並びを図って5.0%にしたとそういうふうにいろいろと工夫できるものからしていっております。


 それが一つの例であって、行政の方も痛みを受けなければならないというご指摘でありましたけれども、痛みというふうな観点からではなしに、やはり自分たちのできる範囲の中で、まずそういった削減に努めて、その削減で住民サービスが落ちることのないようにこれから努めていきたいと思っております。


 また、議員報酬につきましては、特別職報酬等審議会におきまして、当然、答申されるものでありますので、この件につきましては答弁は差し控えさせてもらいたいとそんなふうに思っております。


 以上です。


○議長(仲井睦夫)  北浦久吉君。


○3番(北浦久吉)  通告してなかったんですが、後でつけ足した分で、私は東浦町出身の議員であるので、ほかの各総合事務所のそのやつも徹底しているのかどうか、市長さんは徹底するという本庁だけのことを言ったのか、それとも全体のことを言われたのか。それで、今現在、各総合事務所の方はそういうふうにあいさつとか、そういうのは徹底しているのか、それに加えて、私はそのように質問したんですが、こちらの部長さんたちにもうちょっとお聞きしたい。徹底しているのかどうか。それで、一番の問題で、私が町会議員しとったときに、いろいろ視察に行ったんですよね。そしたら向こうの職員さんが「こんにちは」とかそうしてくれたんですごく気持ちがいいんですよね。すぐにそういう徹底しますというんじゃなしに、すぐやってもらいたいし、それから、もう一つ例を挙げたら、一宮の小学校の生徒さんで、ちょうど帰り道のところに牛舎があって、私、そこは遊びに行っておったんですよね。関係ないのに「さようなら」と言うんですよね。その小さな子どもさんでもそういうふうにあいさつといってやっているのに、そういう大きな大人がやっていないというのは、ほんまにおかしいと思うんですよね。だから、もっとそういうことをね、それからもう一つ言いたいのは、やっぱり下の者は上の人を見て見習うというか、勉強しますから、部長さんたちがそのあいさつしなかったらね、その下の職員もあいさつしないと思うんですよね。だから職員全体でなしに、部長さんから改めていけば、そんなんすっと行くと思うんですね。それを聞きます。


 それと2問目で、補助金の3割カット、市長さんはいつも補正予算で皆さん議員さんと協議し、検討するって、それはわかるんですが、全部が全部検討するんではないですよね。やっぱりある程度、3割カットって皆さんなりますよね。だから、そういう住民さんにそういう痛み辛抱してくださいってね、財政が悪いのは皆さんわかっているんですよね。だから、辛抱してください、辛抱してくださいばっかしやったら、何にもならない。言う方も、やっぱりこういうことをやりましたから、こういう節約しましたから辛抱してくださいと言うのはわかるんやけど、何もしないでね、それで管理職の手当は少ないですと言われたけれども、今までどおりと変わらないからね。やっぱり市民の人は全部変わっていきようのに、ほかの職員とか、ほかの特別職とか、そういう給料の面に関しては何も変わってないというか、ほんならやっぱり、自分たちだけ痛みを受けて、職員とか、特別職の人は何も痛みを受けていないって皆さん思いますからね、そのことについてもお聞きします。


 それともう一つ済みません。篠山ってありますよね。新聞かテレビで篠山市が市長さんか、そういうのを給料かボーナスか知らんけれども、カットしたという、ほかの市の例もあるんですが、その点について市長さんはどう思われるのか、それもお聞きします。


○議長(仲井睦夫)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦)  まず、あいさつの関連でありますけれども、早急に、本庁のみならず、各事務所につきましても、そういった接遇の問題について徹底を図るように指示をしますし、実施をしたいと思っておりますが、当然、今まででも、今までしたら町役場ですけれども、町役場へ町民が訪れたときの接遇については、私はきちんとできていたんではないかなと思っておりますし、もし今できていないのであれば、ちょうど合併をしたいい機会でありますので、徹底を図りたいと思っております。


 それから、補助金の関係でありますけれども、もう既に具体的な作業に入っております。すべて横並びで全部局を洗い直しながら、その中身を精査をし直しておりまして、当然、議会に提案するときには、そういうこともさせてもらっているわけでありますけれども、若干、やっぱり5地域が寄った特殊性もございますので、もうしばらくお時間をいただきたいと思っております。


 それから、具体的な節約は、どうしたものがあるのかとこういうことでありますけれども、当然、今の補助金の見直し等につきましても、現在、ほかで行われている実行予算の施策の中でそれらを精査いたしまして、説明責任を果たしていきますので、ご理解を願いたいと思います。


 最後の篠山市の云々給与のカットの件につきましては、私は承知をしておりませんので、まだコメントをできる立場でもないわけでありますけれども、単に先ほどもお答えいたしましたように、パフォーマンスとしてのそういったことだけはしたくはないと。きちんと理屈があって、整理できるならば、やはり自分を正すようでありますので、そういうことにつきましては、できる範囲の中で実行していきたいと思っております。


 以上です。


○議長(仲井睦夫)  北浦議員、各総合事務所長の答弁が要りますか。


○3番(北浦久吉)  できておったらいいんです。


○議長(仲井睦夫)  そうですか。


○3番(北浦久吉)  僕、答弁したように東浦町出身ですからね。ちょっと行ってないさかい。


○議長(仲井睦夫)  そしたら、順番に答弁させます。


 津名総合事務所長、向野下正広君。


○津名総合事務所長(向野下正広)  議員ご指摘のとおり、あいさつというのは、日常生活や業務の中で基本と考えております。特に、総合事務所につきましては、住民の窓口ということでございます。私も徹底しているつもりなんですけど、今日、議員ご指摘の質問が出ましたので、再確認という意味で、職員の方にもちょっとはっぱをかけたいというふうに思います。


○議長(仲井睦夫)  続きまして、岩屋総合事務所長、長浜泰之君。


○岩屋総合事務所長(長浜泰之)  岩屋総合事務所長です。


 徹底をしているつもりでございます。この一般質問の通告を受けたとき、自分がどのぐらいかなということでつけてみますと、やはり私でも1日100回以上は人と会いますので、そういうことを職員に、自分はそれだけ多くできるということは、それだけ公務員としては立派なことであろうということで周知をしておるつもりでございます。


 以上です。


○議長(仲井睦夫)  続きまして、北淡総合事務所長、広岡卓樹君。


○北淡総合事務所長(広岡卓樹)  北淡総合事務所長の広岡でございます。


 数年来から、夏季研修で接遇講師を、接遇研修を徹底しております。岩屋の所長同様、徹底できているというふうに自負をしております。もしそういったところで不徹底なところがありましたら、今後、また課長とも注意をしながら、さわやかな職場づくりに努めていきたいと思います。よろしくご指導のほどお願いします。


○議長(仲井睦夫)  一宮総合事務所長、山崎高志君。


○一宮総合事務所長(山崎高志)  はい、一宮総合事務所長です。


 私のところは、旧町時代から特に、町長、助役の方からもそういったこと口酸っぱく言われておりまして、課長会のごとにお互いにそういう再確認をいたしております。あいさつは社会常識であり、基本であるということはよく存じております。


 先ほど、議員からお話がございました一宮の子どもたち、特に山田小学校というところが10代ぐらい前の校長が特にそういうあいさつ運動というのをしまして、飛び出しぼうやならぬ、あいさつぼうやというふうなベニヤ板でそういったものをつくったり、あいさつの庭というのを公共施設につくって、電柱の古でそんなものをつくったりして、本当に気持ちよく、子どもたちが朝、あいさつしてくれるとそういう小さいときから、そういうことを身につけていっているということで、特に議員のおっしゃるとおり、あいさつ、これができなければだめだということで、事務所では徹底できていると私は確信いたしております。


○議長(仲井睦夫)  続いて、東浦総合事務所長、中本 渉君。


○東浦総合事務所長(中本 渉)  東浦総合事務所長です。


 私どもも旧町時代から、毎月の職員朝礼並びに課長会等を通じまして、あいさつ励行の徹底を周知図っているところでございます。


 なお、議員おっしゃるとおり、できてないというふうなことがございますれば、再度、そういった確認をさせていただき、あいさつ励行に努めたいと思っております。


 以上です。


○議長(仲井睦夫)  以上で、北浦久吉君の質問に対する答弁は終わりました。


 次に、1番、山崎一馬君。


○1番(山崎一馬) (登壇)  議長の許可を得ましたので、私の一般質問を行います。


 まず、おわびと訂正なんですけど、産物の付加価値化となっているんですけども、この化があればちょっと文章にならないので、化を消してもらいたいことおわびいたします。


 私の一般質問は2点なんですけど、2点目のマイクロバスの島外の運用、これは昨日、議員の中からこういうのがあったので、これは確認の意味で簡単に答弁いただきたいと思います。


 まず1点目、この漁業、産業いろいろあるんですけど、私はこのたび漁業に照準を絞って聞きたいと思うんですけど、活性化をどのようにしようと考えているか、これ活性化と言いましても、いろんなものがあるんですけど、市長のお考え、その産業の一つの漁業、これからどのように活性化をしていこうと考えておるのか。そして、その中の産物の高付加価値調査、これはすべてにおいてこの2点は引っかかるんですけど、これに対してもどのように考えておられるのか。


 そして、2点目は、先ほど述べましたように、これ簡単ではございます。効率よく運用することについて、簡単な確認の意味で、市長に答弁もらいます。


 以上です。


○議長(仲井睦夫)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦) (登壇)  私の方から2問、お答えをいたします。


 まず、1点目の漁業をどのように活性化しようと考えているかということでございますけれども、漁業を取り巻く環境というのは、非常に厳しい状況下にあるのは認識をしています。


 それから、水産物の輸入等によりまして、魚価の低迷や、このところ地球温暖化等の自然環境の変化による漁獲量の減少と漁業従事者の高齢化、後継者不足といった現状で、ますます厳しいものとなっております。これら山積した課題を解決するためには、積極的に漁場整備等、稚魚の放流及び中間育成等を継続的に実施し、次に育てる漁業の展開をより一層推進する一方、たくさんの方にもっと漁業を知ってもらうために、底引き網、船引き網、一本釣り、地引網といった体験漁業の実施や親子を対象とした魚のつかみ取りや体験漁業で漁獲した魚の料理教室などを催しまして、漁業や魚に興味を持ってもらえるように取り組んでいきたいと思っております。


 また、大阪湾、播磨灘などで取れる魚のブランド化に向けて、近隣府県のイベント等で魚の試食会など、市・漁協・商工会等の団体との調整連携を密にして、活性化を図っていかなければならないと思っておりますが、現在、やっぱり淡路市の中で行われている漁業というのは、どういった形でこれから、今でもそうなんですけども、非常に淡路市の中における漁業生産というのは、非常に重要なポイントにいっているのではないかなとそんなふうに思っています。一番いいのは、やっぱり、それぞれの地域がそれぞれの特色を出して、最終的には一本化するといった方向が重要ではないかと思っておりますけれども、これも今の合併がいろんな意味で複雑な問題を抱えて、今、走っているわけでありますけれども、漁業協同組合等に関しましても、なかなかそういったことがうまくいくかどうかというのは疑問でありまして、そうはいうものの、具体的にはやっぱりそれぞれの枠組みを大きくしていく必要があるんではないかなと思います。幸いなことに、西浦で言いましたら、西浦水工会というのがありまして、そういうかたまりもありますし、一方、東浦は若干、もうちょっと小さいかたまりになっておるんですけども、それを少なくとも東浦は東浦、西浦は西浦といった形での集約化を図られて、その中で東と西のやっぱり漁業のやり方というのは相当違うわけでありますので、そういったことを具体的にどういう形でこれから推進していくかといった、これは行政の立場で指導するわけにはいきませんので、漁業協同組合と非常に本当に密に連携を図りながら、将来性を生み出していきたいと思っております。


 また、一方、その中で、今一番言われておりますのが、流通体系の見直しではないかなと思っております。この流通体系の見直しを余り言いますと、今の現行の既得権である流通体系者について、負の部分が生じてくるわけありまして、なかなか簡単にはいかない長い歴史がありますので、難しいとは思いますけども、例えば、沼島の漁業協同組合の船が、丸ごと船の名前で東京で市場あるといったふうなことを、この淡路市の漁業協同組合の中でもできないかといったことがありまして、ある意味では若干、地域間戦争のようになるんですけども、その地域間戦争に頼れるようになっていきたいなとそんなふうにも思っております。


 それから、マイクロバスの島外への運用の件でありますが、田中議員にも一応答弁をしたわけでありますけれども、淡路市マイクロバスの使用に関する規則ということで、その中で島内と決めてはおりますけれども、ただし書きという事項の中で、必要と認めるときはこの限りではないというふうに規定をしておりまして、現実には支障はないと考えておりますということで、今後の検討課題とさせていただきたいというふうな答弁の延長線上にあるわけでありますが、やはり先ほど来、指摘されましたように、田中議員からも指摘されましたように、ただし書きで置くというふうなことであるよりも、きちんと規定をして運用していくのが筋ではないかというふうなことがございましたので、特にお2人の議員のご意見を取り入れまして、これからの執行上について、また、皆さん方と協議の上、決定していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。


○議長(仲井睦夫)  山崎一馬君。


○1番(山崎一馬)  市長の方からすばらしい答弁をいただいたわけなんですけどね。漁業者のこの活性化というのは、結局、行政が何をしたから活性化できるという問題ではないんですけどね。市長もおっしゃられたように、この合併した淡路市の中で、現在、組合が16ですか。それであって一本化するというのは結構利権の問題も、操業の範囲もいろいろ、さまざまな問題もありまして、この一本化というのは、かなり難しい、到底先の話であろうということなんですけどね。その一本化難しい中で、テーブルづくりと言うんですか、環境づくりと言うんですか、いろいろな組合の事情なり、悩みなり、今こうしている問題やとか、そういう問題を討論、議論できる場所づくりというんですかね、そういうのをもうちょっと提供していただけたらなと。それは何でかと言いますと、一応、県なり国なりいろんな調査があるんです。そこに資料があるんですけど、この多元的な資源管理型漁業の構想とか、これの中でいろんなことが書いてあるんですけど、稚魚放流したらこんな成果が上がってとか、そういう研究も兵庫県なり、国なりがやっているんですけど、我々漁業をやっている人には、余りわからない話で、結局調査やっているけど、何のための調査やねんとなるんでね、こういういろんな情報とか、調査とか、行政の情報網を使えば、かなりいい情報なりが提供できるんではないかと。それをその淡路市の中の組合に集まっていただいて、議論できる場があるとか、その情報を提供していったら、もうちょっといろんな発想なり、行動なりを起こせるようになるんですけどね。やっぱり単体ではどうしても力不足やろうしとなるんでね、そういうには行政の役目じゃないんかなと。結局は漁業者が本人らが動かないと全く意味ないんで、その動きやすい環境づくりを行政がやってくれれば、一番早いんではないんかと。20年かかる活性化が20年かかるとしたら、15年でできる方策を考えればいいんじゃないかなと思うんですけど、市長、どうですか。


○議長(仲井睦夫)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦)  いわゆる情報共有の環境づくりというのは、非常に重要なこれからの淡路市の中でのポイントではないかなと思っています。


 議員ご指摘のとおり、16の組合をなかなか一本化というのは非常に難しいわけでありまして、私もずっとすべての漁協を回らせてもらって、いろいろと話も聞いたわけでありますが、正直言いまして、本音と建前が非常に難しい、すべての世界がそうではあるかもわかりませんが、特に漁業協同組合に関しましては、独特のその長い力環境と言いますか、歴史があって、非常に難しい部分があるかと思いますけれども、今後ともそういったことを打開する環境づくりを、皆さん方と一緒に相談をしながら決めていきたいと思いますし、また一方、旧淡路町では、三青会といったふうな別の意味での動きもあるやに聞いておりますし、私も何度かそういう方々とお話もさせてもらいました。そういう単に漁業協同組合だけとらわれず、いろんな形でのことも模索をしながら、今後とも進めてまいりたいと思っております。


 以上です。


○議長(仲井睦夫)  山崎一馬君。


○1番(山崎一馬)  最後なんですけど、そういうぐあいでね、やっぱり町ぐるみでやってもらえれば、ほんまにさっきも言いましたように、20年かかるやつが15年でうまくいくようになる時期が早まるんですけど、ちょっと言葉出てこないんですけど、付加価値、その高い付加価値をつけるというのは、漁業者は共通のこれ理念でありまして、思いであります。この高い付加価値をつけるというものに対しては、16漁協すべて一致する思いやと思うんですよ。これをベースに、皆一緒に動けたら、物事早く進むと思うんでね、そういう環境づくりを支援していただけたら、すばらしいものになると思うんです。確かにかなり難しい問題はあるんですけどね、市ができる範囲内で支援していただけたらなと、そういう環境づくりをやってくれたらなと思います。


○議長(仲井睦夫)  もう答弁はよろしいか。一言。


 市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦)  町ぐるみというのは非常にいいことだと思っております。過般も、旧淡路町の祭りに参画させてもらったんですけども、非常に淡路市の中では、他の地域とは違った独特の祭りのムードと、それから文化はありました。そういうことに彩られてのまさにその漁業協同組合の活動が岩屋地区にあるわけでありまして、その中でもう既に我々行政の方から提案をして、高付加価値化をするというふうなことは非常に難しいことであるかと思いますけども、漁業につきましては、私たちの市のみならず、県と一緒に、そして皆さん方漁業協同組合の方々の意見等を取り入れながらやってもらいたいと思っておりますし、今後の研究成果を重ねながら、市の単独の事業の中で何かできるようなことがあれば、一緒になってやっていきたいとそういうふうに思っております。


 以上です。


○議長(仲井睦夫)  以上で、山崎一馬君の質問に対する答弁は終わりました。


 次に、26番、西濱益代君。


○26番(西濱益代) (登壇)  議長より発言の許可をいただきましたので、最後になります。皆さんお疲れのことと思いますけれども、よろしくご答弁いただきたいと思います。2点質問いたします。


 まず、1点目の質問に関しては、今定例会初日に示されました市長の施政方針を含め、議案審議等のご答弁においても、情報の共有化と説明責任の徹底ということは幾度も語られておりますので、門市長が進める市政のキーワードの一つであると認識いたしております。


 5つの特色ある地域の独自性を認め、継承しつつも、合併、新市発足を契機に、新たな時代の自治の姿を描き、しがらみを断ち切る英断とともに、信頼関係の構築、相互連携、そしてそれを進めるための市民との対話、市民の目線での市政の展開、市民とともに歩むまちづくりなど、門市長の目指す市政においては、これまで以上に徹底した情報公開と情報の共有化のための環境整備が必要でないかと考えます。


 淡路市の中でどのようなことが要望され、検討されているのか、地域課題としてどのようなことがあるのか、そしてそれがどのように処理されたのか、事業推進の結果と評価はどのようになっているのか。決定事項やお知らせ、PRにとどまらず、相互連携、相互理解のためには、マイナスの情報も含めた情報の共有化と意思疎通があって初めて地域課題の解決への住民への参画と共同の前提条件になると言えます。


 また、市民の声を反映させるためには、従来の審議会や諮問機関の運営方法や構成にこだわることなく、一般公募に応じる市民の参画を広く認め、老若男女集って論議を深め、合意形成の時間を惜しむことのないよう、情報を共有し、課題や夢を共有しながら、淡路市の融合に努めていただきたいと思います。


 そして何より、情報の取得については、より簡単に、簡易にアクセスできるようにすること。閲覧の金額やコピー代の高という調整という論議の前に、個人情報を除く行政情報全般は、行政が管理こそすれ、市民全体の情報であり、役所の稼動日時に合わせて情報を得るために、わざわざ出向く必要もなく、簡易に情報取得ができるようにするのが当然という条件整備をするべきではないでしょうか。


 もちろん、今日、明日にできることはないでしょうが、行政情報の公開度をどのように高めるか、高める必要があるということになれば、おのずとやるべき仕事が方策が見えてくるはずです。例えば、ネット上でのホームページの充実、そこには予算書、決算書を含めた財政状況も当然含みます。


 また、行政指導コーナーの充実なども挙げられます。ここでは無料閲覧が原則となるでしょう。


 情報の読み書きができる条件整備とは、IT講習などの情報理解心の向上のみならず、それ以上に参画と協働の社会、地方自治の実現のためには、住民自身が要望したり、計画案に不服があるときに不可欠な財政状況を租借し、読む解く能力をつけられるようにすること。すなわち、予算書や決算書の情報を読み解く力をつけられるよう、地方財政に関しての市民講座を持つなど、趣味的な分野での市民講座ばかりではなく、いわゆる市民力のアップ、市民のエンパワーメントを支える環境づくり、継続的で地道な人づくりの努力をすることが地方自治への関心を高め、淡路市のそれぞれの地域社会の担い手の養成にもつながると考えます。


 お任せ行政やおねだり行政というものによって、淡路市を構成する社会人としての責任と負担を語らず、要望に終始することで厳しい現実が打開でき、次世代への責任が果たせると考える住民は多くありません。お金のことは気にせず、自分の欲求を満たすためにおねだりを繰り返すのは、自立した成人のする所作ではございません。地方分権によって権限と裁量が認められたということは、すなわち、自己決定における責任と義務が発生することにほかなりません。限られた財源を認識した上で、それでも欠かすことのできない行政サービスを決定していくとき、現世代の利益享受のみならず、後世の無責任な負債の転嫁がないように、自らを律する賢明さもまた、私たちに必要とされるところであります。


 淡路市の実力を高めていくのは、1人行政マンの力量にだけかかっているのではありません。淡路市総体として地域力、市民力を高めていくために、不断の努力を注いでまいりましょう。そのための仕掛けや仕組みづくりは、ひとまず、情報と人脈のある行政主導で始め、名実とともに参画と協働の社会の実現の道を開いていただきたいというふうに考えます。


 次に、2点目の質問に移ります。


 この2日間にわたる一般質問において、多くの議員から災害への措置について指摘や質問がありました。行政の究極の仕事は、住民の生命・財産を守ることにあります。古今東西、為政者にあっては、治山治水事業にその政治生命をかけ、統治能力を問われてきたと言っても過言ではございません。


 今回の予算計上においても、災害の早期復旧、防災減災への取り組みにはでき得る限りの力を注いでいただけているとは思いますが、今後の継続した取り組みによって、一層の保全に努め、住民の安心安全の確保のためにご尽力を願いたいと思います。


 さて、風水害や地震など、自然災害、いわゆる天災は、言ってみれば非日常の事態ですが、私たちにとっては日々の暮らしの中での安心安全の確保もまた重要な問題であります。


 ご承知のとおり、淡路市では既に65歳以上の高齢者が住民の約3割を占める状況にあります。もちろん、健康に恵まれて日常生活を営んでいるいらっしゃる方も多くいますが、介護が必要となり、特別養護老人ホームへの入所を待つ方も大勢いらっしゃいます。かといって、その要望に見合うように収容施設を建設し続けることが妥当であり、推進すべきかどうかについては、さまざまな観点からの論議と検討を要するところであると思います。


 財政的な側面からだけ見れば、施設の用地確保に始まって、建設費、管理運営費、医療費と1人当たりの対象者に係る経費は、在宅介護を受ける場合の数倍に及びます。それでも施設収容しか手立てのない方もいらっしゃるでしょう。けれど、住み慣れた自宅にいながら、施設にいるのと同じ介護や医療、そして食の保証のシステムさえあれば、施設よりは自宅で暮らしたいという願いを持つ高齢者の方も多いのではないかと思います。施設入所と在宅介護の差とは何か、その差異の認識に始まって、その差、かい離を埋めていく手立てを講じることなしに、問題解決の糸口はないのではないでしょうか。


 まず、24時間介護を支える人材を確保すること。そのためには、ヘルパー養成を継続的に支援することで、人的支援の数の拡大を図り、ひとまずは数の確保を担保することができます。ヘルパーとしてすぐに修了するかどうかは別にして、いつでも介護者として稼動でき、万一、自宅に介護が必要とする人ができたとしても、臨機応変に対応できます。その意味でも、決してむだにはならない支援策ではないでしょうか。


 市長、ご指摘のとおり、高齢化社会にあっては、元気な高齢者の方には、みずからが社会の担い手になっていただかなければ成り立たなくなります。在宅介護、地域ケア重視の時代の中で、高齢者の方にも大いに参加していただきながら、地域の助け合いのネットワークをつくり、支えれる総合支援の地域づくりに知恵と努力が要ります。医療機関との連携、配食サービスなどの俯瞰的な公的支援体制も含め、在宅介護支援の体制づくりを着実に進めていただきたいと思います。


 以上、2点、ご答弁をお願いします。


○議長(仲井睦夫)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦) (登壇)  まず最初に、情報の共有と相互連携の観点に立ってのご質問にお答えをいたします。


 今、自分自身で一番感じていることでありますけども、情報を共用する相互連携をする方策にとって一番重要なことは、まずその手段ではないかなと思っております。正直言いまして、その手段に使う道具が非常に劣悪な状況であることは、私自身が一番感じておりまして、具体的に言いますと、携帯電話が話していて途中で電波が飛ぶとか、パソコンを使ってみても受信ができて送信ができない。どうかなと思うような電波状況でありまして、そういう劣悪な状況の中で、我々が一体何を成し得るかなというふうに非常に常々疑問を持っているところでありますが、例えば、私が一番市の役所の中で感じたのは、パソコンのネットワークを利用する方策があるんですけども、実はそれは市庁舎の中では非常に簡単に情報を共有することができるようになっております。


 ところが、一旦、それが他の団体、県とか、他の市と、例えばそれをメールで結ぶとなると非常に難しいような措置を、あるいは手段を講じなければならないといった状況があります。原因を聞いてみたんですけども、どうもいろんな意見があったんですが、セキュリティ重視のために余りにもいろんないわゆる制御をし過ぎたということ、それから、余り簡単に外と連絡ができると、本当の公的な仕事以外にも使ってしまうというような状況があるというふうなことで、結果として非常に使いにくくなってしまっているのが現状であります。そういうふうないわゆるルーチンのような問題があるわけでありますが、やはり私は常々言っておりますことは、この5地域を今、要するに協調し、融合していかなければならないことにおいて一番重要なことは、やっぱり情報を共有して相互連携をするということが最低限のことでありまして、先ほどのご答弁でも若干答えたわけでありますが、本庁というか、今、生穂の事務所にいる連中ですら、それぞれの課であってお互いがまだきちんと協調融和されていない実情にあるというふうなことが現実であります。そういうことでありますので、まず自分たちの情報を共有し、相互連携をする態勢を整えなければならないという対市民、住民に対する以前の問題としての問題もあります。そういうことで非常に苦しい状況でありますけれども、そういった観点を認識していただいて、その中で私たちが今、何をしていくかということを申し上げたいと思いますが、その中で、成果といわゆるその今の現状というふうなことが質問の中であったわけでありますけれども、申し上げましたように、成果はそういった形でなかなか出しておりません。推進状況も年齢の割には何とかそういった機器をこなせるという私でも、非常にやりあぐねておるという状況でありますので、高齢化の地域といわれておるこの淡路市において、受け手の方にそういうノウハウがあるかどうかという問題もありますので、今後は、やはり今の現在のパソコン利用による情報の共有化、もっとあるいはケーブルテレビ等を導入してはどうかといったふうなことも考えたわけでありますけれども、予算の問題等もあって簡単にはいかないというふうなことであります。そういうことでありますので、今後はとりあえずの措置として、そのソフト、いわゆる方法論において、今言ったようなことを埋めていきたいなとそんなふうに思っております。


 例えば、民間発議によるもの、あるいは行政の発議によるもの含めまして、いろんなそういう情報を共有する場をつくっていきたいと。そういう場をつくるにあたっては、余り行政主導ではなしに、民間のいわゆるそういったいろんなNPO等と連携をとりながら、情報を共有する場づくりをまずしていきたいと思っておりますし、また具体的には、公募というふうな形で、それぞれの地域から淡路市の行政に対して意見を言ってもらうと、そういったことをもう既に用意をし始めております。そういうことを実施していきながら、何ぼかなかなか埋まり切らない情報の共有の輪をつくってまいりたいとそんなふうに思っております。


 それから、災害の関連で、今、若干の提案等も含めてあった意見についてでありますけれども、やはりこの件につきましては、去年の台風被害がまだ完全に解消されていないという状況でありますので、その災害の上にまた現年災をかぶるというふうなことはないように、できるだけ、我々のできる範囲の中で早急に対応をしていきたいとそんなふうに思っております。


 いずれにしましても、我々のやっていく災害復旧というものにつきましては、市民と共同でやっていかなければならないというふうなつらさがあります。もっと予算が鮮明であって、なおかつ、人的な蓄積がある場合には、都会のように対応できるわけでありますけれども、こういった田舎といいますか、5万人がばらばらの核をつくって生活をしている場においては、相互連携をしないとどうしても解決し得ない問題がありますので、今後ともよろしくお願いをしたいと思います。


 また、それらのことを踏まえまして、具体的に提案がありましたいわゆるヘルパー養成の継続的支援であるとか、あるいは医療機関との連携であるとか、これは在宅の観点で多分議員が申されたと思いますけども、この件につきましては、淡路市の場合は、明確な目的意識を持ったこれからの措置が必要ではないかなと思っています。どういうことかと言いますと、既に島内資本ではなしに、島外からの資本導入によるそういった民間の在宅ではない特養的な施設がこれからもどんどん建ってまいりますし、現在、そういった形ででき上がったものにつきましても、例えば、一部、金額の問題もありまして、収容し切れてない部分もあったりしております。また一方、特別養護老人ホームにありますように、待機患者がたくさんいるといったようなこともあるわけでありまして、そういうことも踏まえた中で、在宅介護をどういった形でやっていくかというのは、これからの淡路市の持っている一つの課題ではあろうかと思いますが、私の意見を言わせていただきますと、やはり在宅という自分の家で自分自身の力で生活できるという老人、元気老人をつくっていくことがこれからの淡路市の将来を明るくしていく一つの材料ではないかなと思っております。


 やはり、老人といいますか、高齢者が元気で若者たちに指導したりできるような世界、社会、街、そういうものがこれからの淡路市にとって必要ではないかなと思っておりますし、現に、例えば、ある地区においては、そういった形で元気な老人たちが若者たちを指導していく。若者たちも素直にそれにならって、いろんなことを学んでいくといったふうなことができれば、先ほど北浦議員が言われたように、あいさつをするものが少ないといったようなそういうばかげた地域社会になっていかないのではないかなと思っております。


 いずれにしましても、非常に高度な視点での質問であるかと思っておりまして、若干、言葉足らずの答弁になった等はあるかもわかりませんけれども、私の考えを若干含ませながらお答えいたしましたので、具体的な問題についてもし何か漏れているところがありましたら、担当部長からお答えをいたしますので、よろしくお願いします。


○議長(仲井睦夫)  西濱益代君。


○26番(西濱益代)  それではまず、1点目の情報公開に関してというところなんですけども、今の市長のご答弁、お尋ねしてみますと、ハード面のところにまだまだそれこそハードルが高くあって、要求しているような形がなかなかできないというふうなことでありますけれども、例えば、各市庁舎、総合庁舎ができたことによって、具体的に30人の職員の方が総合庁舎の方に来ますね。空間的にはその分だけ当然空いた空きスペースがどこかにできて、以前よりはすっきりしたような私は淡路町ですけども、岩屋の総合事務所に関して言えば、前の雑然とした雰囲気から、一転して非常にすっきりとした空間になっております。その一部分のところを行政の資料の閲覧ができたり、図書館をお持ちの地域もありますので、そういったところでは大いに無料に閲覧ができるような形で、住民の方が行政の情報に簡単にアクセス、やっぱりできるようにすること。それと、単に、情報が見えても、そのやっぱり読み解きというか、何がどうなっているかということがわからない限りは、情報には意味がないわけでありまして、有名なところでいくと北海道のニセコ町の町長は、非常に精神的にまちづくりに対してのまちづくり条例を定めて、住民の一人一人に予算書をすごくわかりやすい形で配付なさっております。5万人の住民に対して、それをやりなさいというふうには私は思いませんけれども、先だって、先日、別の議員の方からも情報公開に関しては質問が出ましたけれども、やはりそれを必要として、地方自治に関して非常に関心度の高い住民に対しては、コピー代20円みたいなそういうことでハードルを高くするんではなくて、情報をきちんとお渡していくと。そして地方自治、今から言うと、何か今日も2日間にわたる一般質問の中でもたくさんの要望が出てまいりますけれども、市政に関して決定して、そしてそれを推進していくのは行政だけではないんですよね。当然、議会議員ももちろん参画していくわけですけれども、そこにやっぱり住民の手を借りないと、これだけ厳しい財政状況の中、そういう厳しささえ認識できずに要望し続けるということは、非常に無責任な社会づくりでありまして、そういった意味で、きちんと地方自治を受けていくという、5年前に分権法が一括して上程されて通っておりますけれども、5年たった今、一体淡路市のどこがそれ以前の情勢と変わっているのかということを見たときに、やはり一つとしてもそういう市民参加型の自治を受けていく地方主権を担っていく、そういう自治体としての一つ一つの努力がやっぱり足りなかったんじゃないかというふうに考えます。その一つが情報公開であり、そしてその情報自体を見といていく市民力を高めていくということ自体が大前提になってくるだろうと。その責任とそして自分たちの後世に対して、次の時代に受渡していくときに、自分たちの時代だけがいい目をして、次の世代がしんどい目をするとそういうことのないように、ある意味、どこかで我慢をすることもありいのしながら、自分たちの教示だけを追い求めていくという社会ではなくて、きちんと責任を取っていくという意味で、次代に渡していく。そういう地方自治のあり方を求めて、一体何をするべきなのかということを、今、現役世代である私たちが一人一人、やっぱり考えて、その決定権を持っている特に議会であり、行政の指導者としては、条件整備をしていく必要があるんじゃないかというふうに思います。


 そのような意味で、情報公開は、やっぱり市民参加型の地方自治にとって大前提の、絶対ここは譲っては話の論議の出発点がないと思いますので、ハードの整備を待つという以外に、できる一つ一つの手立てを講じていただきたいと、市長の方は、情報の共有化のために、5町間で連携したそういう場づくりを今からやっていきたいということでありますけれども、特に、合併して、例えば津名町であれば、総合庁舎も含めて中心地ができ上がっているわけですよね。だけど、それ以外の4町の町にとっては、やはり役場自体が空洞化して、何かお願いしてへんかったら、自分らの地域が忘れ去られて、自分たちのところに何の施策もないんじゃないかという漠然とした不安感とそれをちょっとあおり立てるようなところもあって、そういうものがじわじわとして浸透しているような危機感を覚えます。それは何かと言ったら、やっぱり、市長のここで語られるような言葉が、住民の一人一人に届かないんですね。届いていないんです、残念ながら。それは紙の広報だけではやはり不十分でありますので、ぜひ、5町間の連携という意味で、各旧町での話し合いの場づくりだけではなくて、5町間を結んでいく一つの淡路市としての総合した形を求めていくような場を、ぜひ、早急につくっていただけたらというふうに思います。


 それと、2点目の在宅介護に関しては、これは非常に微妙な発言がありましたので、市長の施政方針として、在宅の方針であるべきなのか、あるいは施設介護、どっちか二者択一ですが、片方だけを選択するということはあり得ませんけれども、在宅の介護の方針を取るのと、施設収容の方針を取るのと、それはやっぱり人の命とか、あるいは家族とのかかわり合いとか、そういうものを含めて非常に命に対するかかわり合いというのは、随分と違うような視点ではないかと私自身は思っています。


 例えば、子どもができてという、そういう今から未来があるような命のかかわり方ではなくて、やはり終末を迎えていくような老人介護に対して、高齢者の介護に対しては、どこか切実で、寂しいものがあるわけですよね。だけど、命の終末をどういうふうに迎えるかということに関しては、子どもの教育にもうんとかかわってきますし、淡路市として人の尊厳を含めて、どういう立場で見ていくかということにかかわってくると思いますので、その点、市長は、まだこれからいろんな問題がありますが、そのことに対して一つ突き詰めて、お持ちじゃないかもしれませんけれども、在宅介護自体をやはり支えていく、そういうシステムをつくろうと思われるのか、思われないのか、その点に関してお尋ねしたいと思います。


○議長(仲井睦夫)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦)  まず、1点目の情報の関係でありますけれども、確かにご指摘のように、例えばここでやられていることは、直接、例えばテレビ等を通じて、5地域に放映されれば、一番よくわかりやすいことでありまして、本当にあった話なんですけども、13年の4月に、私が淡路県民局長として赴任をしたときに、赴任をした晩にあるところへ行きましたら、向こうから「県民局長」とこういう声がかかったわけであります。全く見知らぬ人から声がかかって驚いたわけでありますけれども、どういったことかと言いましたら、ケーブルテレビの、洲本のケーブルテレビによって、朝から晩までそのときのあいさつが流れていて、市民がそれをいわゆる今度の新人の局長として認識しているといったような、そういったふうな現実がありました。


 特にこの5地域に分かれているこの淡路市におきましては、視覚的な目から入るシステムが一番大事なわけでありまして、ケーブルテレビ等は一番簡単なわけでありますが、なかなかそういったことが難しいという状況もございますので、今後とも、まずどういった形でやれば一番いいのかということを、特に市民参加型によりまして、これから実施していきたいと思っております。


 それから2点目の、在宅介護につきましては、私は、いろいろと言いましたけれども、結論としては支える方向でやっていきたいということでありますが、私は地域というのは、老人だけ、あるいは子どもだけといったふうなことではなしに、バランスの取れた子どもがおり、親がおり、老人がいるといったふうな地域じゃないと、生活をする場ではないと思います。都会の人間がやってきて、週末だけそこで過ごすといった住む場所ではなしに、いわゆる生活をする場所として、これから淡路市があるべきであると思っております。


 以上であります。


○議長(仲井睦夫)  西濱益代君。


○26番(西濱益代)  それと、ちょっと答弁書の中には具体的に携帯の不通地域に関しては書いておりませんけれども、市長、先日来の中でも携帯の不通地域の解消ということをおっしゃっていたように思います。携帯の不通地域の解消に関して、淡路市は合併以前にいろんな意味で情報基盤の整備に関しては多額のお金をかけておりますけれども、その点に関して、今後の見通しなり、あるいはこれは5万人の市でどこまでそれにおいつけるのかどうかわかりませんけれども、例えば、大きい都市であります西宮市であるとか、神戸市であるとかというのは、一番今、パソコンよりは持ち歩ける携帯による情報の取得というものが行政情報の取得ですね。それができるようになっています。情報量が余りに多いと無理ですけれども、簡易なものであればそこから取ることができます。そういう意味で、不通地域を解消しても、取る情報がなければ意味がないわけでして、それとあわせて、その辺の見通しに関してお尋ねしたいと思います。


○議長(仲井睦夫)  市長、門 康彦君。


○市長(門 康彦)  携帯の関連に関しましては、単に市民が情報を共有するということだけではなしに、特に災害時などにおきましても、非常に有効な一つの手段ではないかなと思っております。そういった観点からも、今の難視聴といいますか、携帯が非常に使いにくい部分につきましては、これは当然、業者との連携も必要でありますし、あるいは単に市のみならず、県の行政の方とも連絡を取り合いながら、そういう難聴な部分につきましては直していきたいと思っておりますけれども、本来ならば、これはそのいろんな意味で、例えば、関西国際空港が設置されるときに、こういったことは当然想定されてきたわけですから、テレビの見えるところだけを簡単に直してくれというふうなことではなし、将来的なことを見据えて、随時やってきたらよかったんでありますけれども、なかなかそういったことまで思いが至っておりません。ということで、何らかの機会に一つの住民運動としても取り上げ、単に市行政の主導的な位置づけだけではなしに、議会とも協議し、強調しながら、市民運動として盛り上げて解決を図っていきたいとそんなふうに思っております。


 以上です。


○議長(仲井睦夫)  これで、西濱益代君の質問に対する答弁は終わりました。


 以上で通告に基づく発言は終わりましたので、一般質問を終結いたします。


 これをもって、本日の日程は終わりました。


 この際、おはかりをいたします。


 明15日は、本会議を休会いたしたいと思います。


 これにご異議ございませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(仲井睦夫)  異議なしと認めます。


 よって、さように決しました。


 次の本会議は6月16日水曜日、午前10時から再開いたします。


 本日は、これをもって散会いたします。


 長時間どうもご苦労さんでございました。





               散 会 午後 3時05分