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兵庫県 南あわじ市

平成20年第22回定例会(第3日12月 5日)




平成20年第22回定例会(第3日12月 5日)





  ┌────────────────────────────────────┐


  │ 第22回南あわじ市議会定例会会議録                  │


  │                (第3日)               │


  │                   平成20年 12月 5日(金曜日)│


  │                       開会   午前10時00分│


  └────────────────────────────────────┘





 
 第1.請願第3号 健康保険鳴門病院の公的存続・充実を求める請願書


 第2.一般質問





会議に付した事件


 第1.請願第3号


 第2.一般質問


               (延 会 宣 告)





出席議員(26名)


  1番  廣 内 孝 次            14番  野 口 健一郎


  2番  出 田 裕 重            15番  阿 部 計 一


  3番  吉 田 良 子            16番  川 上   命


  4番  蛭 子 智 彦            17番  福 原 美千代


  5番  武 田 昌 起            19番  木 曽 弘 美


  6番  登 里 伸 一            20番  島 田 貞 洋


  7番  眞 野 正 治            22番  中 村 三千雄


  8番  市 川 一 馬            23番  楠   和 廣


  9番  原 口 育 大            24番  蓮 池 洋 美


 10番  小 島   一            25番  長 船 吉 博


 11番  砂 田 杲 洋            26番  北 村 利 夫


 12番  森 上 祐 治            27番  沖   弘 行


 13番  印 部 久 信            28番  森 田 宏 昭





欠席議員(2名)


 18番  楠   直 茂            21番  乙 井 勝 次





欠  員(なし)





事務局出席職員職氏名


 事務局長    渕 本 幸 男


 次長      山 口 恒 利


 課長      阿 閉 裕 美


 書記      蔵 本 幸 之





説明のために出席した者の職氏名


 市長              中 田 勝 久


 副市長             川 野 四 朗


 収入役             長 江 和 幸


 教育長             塚 本 圭 右


 市長公室長           田 村   覚


 総務部長            稲 山 益 男


 財務部長            岡 田 昌 史


 市民生活部長          堀 川 雅 清


 健康福祉部長          喜 田 憲 康


 産業振興部長          太 田 良 一


 農業振興部長          木 場   徹


 都市整備部長          吉 川 満 広


 上下水道部長          津 谷 忠 志


 教育部長            柳 本 佳 博





              開会 午前10時00分





○議長(森田宏昭) ただいまの出席議員は26名であります。


 定足数に達しております。


 直ちに本日の会議を開きます。


 本日の議事日程はあらかじめお手元に配付のとおりであります。


 直ちに日程に入ります。





               日程第1 請願第3号





○議長(森田宏昭) 日程第1、請願第3号、「健康保険鳴門病院の公的存続・充実を求める請願書」を議題といたします。


 紹介議員の趣旨説明を求めます。


 吉田良子君。


○3番(吉田良子君) それでは、請願第3号、「健康保険鳴門病院の公的存続・充実を求める請願書」について、紹介議員を代表いたしまして請願書の朗読をもって趣旨説明をさせていただきます。





      健康保険鳴門病院の公的存続・充実を求める請願書


 (請願趣旨)


 政府は平成20年10月1日、健康保険鳴門病院を含む、社会保険病院、厚生年金病院、介護老人保健施段、看護学校への101施設すべてを整理機構(独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構:RFO)へ出資いたしました。


 これにより、健康保険鳴門病院・健康保険鳴門病院看護専門学校は整理譲渡対象施般となりました。廃止、売却などの雇用不安から、ただでさえ不足している医師・看護師の確保も困難となり、医療機能や地域医療体制に影響が生じかねません。


 〔健康保険鳴門病院の公的役割〕


 健康保険鳴門病院は昭和28年に公的医療機関として開設され、中小企業で働く政府管掌健康保険の被保険者並びに地域住民の医療及び保健予防の拠点として、また病院創設以降、専門的医療機関として今日まで大きな役割を果たしてきました。


 一日の一般外来患者数は600名を超え、入院病床の307床の稼動率は約90%です。訪問看護や健診業務の充実にも奮闘しています。昨年、病院機能評価Ver.5.0を受審し、6月に認証されました。がん治療認定医機構認定研修施設としても指定され順調に病院の機能の向上が図られています。


 県北唯一の公的な総合病院として、鳴門市はもとより板野郡や香川県東部、兵庫県の(ここでは南あわじ市と読ませていただきます)南あわじ市などの医療を担い、第2次救急告示病院、24時間産婦人科救急医療、小児救急医療における輪番制病院、災害拠点病院として最新の医療設備と近代的な医療システムで質の高い医療サービスを行い、地域のセンター病院としての役割を果たしています。


 地域の医療水準の向上を図るため、地域医療機関との相互協力を推進し、開放型病床20床での共同診療や地域のかかりつけ医との病診連携を積極的に行っております。


 〔医師・看護師育成に努力〕


 臨床研修病院として徳島大学医学部などからの研修医を受け入れるとともに、看護師養成機関として本院附属の看護専門学校学生だけでなく、南海病院附属准看護学院・独立行政法人国立病院機構東徳島病院附属看護学校の学生を実習生として受け入れ、看護師育成にも努力しています。


 そのほか、専門職種の資質向上を図るため実施研修を積極的に行っています。


 〔保健予防活動の充実〕


 病気の早期発見、早期治療は地域要求、また全国平均よりも10年早い高齢化地域での疾病構造の変化に対応するため健康管理センターの機能を拡充し、地域住民の保健予防意識の高揚を図り、疾病の早期発見、予防医学及び健康づくり対策を立て、政府管掌健康保険の被保険者及び被扶養者を初めとした住民の特定健診、特定保健指導への取り組みを積極的に進めています。


 〔民間では難しい医療の充実は鳴門病院の責務〕


 地域の医療機関及び住民の方々の要望は、健康保険鳴門病院の一層の機能強化と充実にあります。公的な医療機関として模範的医療の実践やリスクが高く、民間では敬遠されがちな採算性の低い医療を初め、商額医療機器の共同利用を行うなど、患者さんに安全で安心できる医療を提供し、その要望にこたえる使命を担っています。


 民間医療機関と公的医療機関が連携し、地域医療を充実していくことこそがその要望にこたえることであります。


 以上の趣旨から、下記の要望について、地方自治法第99条に基づいて、政府等に対する意見書を提出していただくよう請願するものです。


                   記


 1.地域住民の命と健康を守り、地域医療の重要な役割を果たしている健康保険鳩門病院・看護学校等を、全国ネットワークを生かした公的な病院として存続・充実することを求めます。


 2.社会保険病院・厚生年金病院などの整理統合化の検討に当たっては、患者・地域住民・病院関係者・地元自治体などの意見を反映してください。


 請願が通って意見書送付ということになりますと、意見書送付先として、内閣総理大臣、厚生労働大臣、衆議院議長、参議院議長にお願いしたいと思っております。


                            2008年12月1日


 請願者住所


                    徳島県鳴門市撫養町黒崎字小谷32−1


 請願者氏名


                  健康保険鳴門病院の公的存続を求める会準備会


                          事務局長 岩 永   定


 南あわじ市議会議長 森田宏昭殿


                          紹介議員 吉 田 良 子


                               川 上   命


                               砂 田 杲 洋


                               島 田 貞 洋


                               北 村 利 夫


                               蓮 池 洋 美


                               長 船 吉 博


 以上であります。


 議員各位におかれましては、慎重審議の上、適切妥当なご決定をいただきますようお願い申し上げて趣旨説明といたします。


○議長(森田宏昭) 趣旨説明が終わりました。


 これより質疑を行います。


 野口健一郎君。


○14番(野口健一郎君) 病院機能評価Ver.5というのはどういうことなんでしょうか。


 それで、Ver.5というのはかなり上なことなんでしょうか、それとも低いのでしょうか、高いのでしょうか。


 それで、県立淡路病院はどのぐらいの機能をお持ちなんでしょうか、そこらご存じなら教えていただきたいと思います。


○議長(森田宏昭) 吉田良子君。


○3番(吉田良子君) 病院機能評価というのは、これまで国の方で協議が行われ何回か改定も行われております。


 Ver.2.0、3.1、4.0、5.0の4種類があります。その中で一番高い評価というふうになっております。評価の基準はいろいろあるわけですけれども、鳴門病院については最高のレベルであるというふうに伺っております。


 ただ、今、質問がありました県立淡路病院の方については詳細については詳しく存じておりませんので、また調べてご報告させていただきたいと思っております。


 以上であります。


○議長(森田宏昭) ほかに質疑ありませんか。


 これで質疑を終わります。


 本案については、会議規則第36条の規定により、文教厚生常任委員会に審査を付託します。





               日程第2 一般質問





○議長(森田宏昭) 日程第2、一般質問を行います。


 通告順により、議長より指名します。


 11番、砂田杲洋君。


○11番(砂田杲洋君) 皆さん、おはようございます。


 まずは、森田議長、就任おめでとうございます。また、南あわじ市議会代表者といたしまして立派にその職責を果たしてくださるようお願いしておきます。また、我々議員に対しましてもよろしくご指導願いますようお願いいたします。


 さて、サブプライムローンから始まって世界経済が破綻をしております。東証一部上場企業25社がことしに入って倒産と、また大卒内定者400名ぐらいが内定、採用取り消しというような暗いニュースばっかりでございまして、麻生太郎総理には大分期待をしておったんですが、どうも麻生失言内閣とか、迷走中とかいわれてよいニュースが一つもありませんが、それでは質問に入ります。


 まず、定額給付金についてですが、やるやると言うてかなりになりますが、最近ではほんまにくれるんかいなというような気分でございます。


 もしくれるとなったら、担当部署ですが、何部になりますかね。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) 定額給付金の実施する担当部署というような質問でございます。


 実は、きょう県の方で初めて説明会がございます。と申しますのも、11月28日に総務省の方で政令都市と各都道府県の説明会がございました。それを受けまして、きょう、兵庫県の自治体を対象に説明会があるというようなことで、きょうは市長公室と総務部と市民生活部できょう、その説明会に参加しておるわけなんですけれども、その説明会を受けまして内部でその説明会の内容について勉強会というんですか、そういうのを開きまして、その後、市の組織の中で、大きな事業でございますので、何かプロジェクトとか、そういう形の組織を別途立ち上げて進めていこうかなと、このように思ってございます。


○議長(森田宏昭) 砂田杲洋君。


○11番(砂田杲洋君) それでは、1つ2つお聞きしますが、1人当たり1万2,000円。18歳以下と65歳以上の方は8,000円の加算で2万円。所得制限は設けない。これでよろしいですか。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) 今、質問にありましたように、1人当たり1万2,000円、あるいは65歳以上の方に8,000円、あるいは18歳未満の方にもプラス8,000円というような形で市の方で試算しておるわけなんですけれども、ざっと8億1,000万程度の額になるんかなというふうに思います。


 それから、所得制限の考え方なんですけれども、きょうの説明会を待って判断せざるを得んと思うんですけれども、全国の市長会でアンケートを取った結果、86%程度の自治体が所得制限は設けにくいなというような数字も出ています。


 また一方、税務情報をこの給付金のために情報を仕入れておるというような法的な問題もありますので、具体的な説明を聞かなわからんわけなんですけれど、今の段階では基本的には南あわじ市としては所得制限を設けない方向で考えたいなと、このように思ってございます。


○議長(森田宏昭) 砂田杲洋君。


○11番(砂田杲洋君) この給付、もしくれるとなれば、いつを基準に、何年何月何日を基準に計算せなんだら、今、17歳11カ月何ぼとかいう人がかなりおりますわね。また、間もなく満65歳になるという人もおるでしょう。


 17歳何カ月の人は、これちょっとおくれることによって、わずか1日2日のことで2万円もらえると思ったものが、これもうたら辞書買うたり何やせんなんと思った高校生なりが1万2,000円に下がると。片や、64歳何カ月の人は、あと何日間かおくれたことで2万になったという人もおるんですが、そういうことは起こりませんか。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) この間のマスコミ情報等から我々も情報収集する限られたネットワークしかないわけなんですけれども、そういった中で、11月28日の段階での情報に、これ、あくまで正式情報じゃないわけなんですけれども、1月1日を受益の基準日にするという考え方。1月1日というのはどこから来ておるのかなといいますと、やはりお正月ということで人の出入りが少なくて、転入、転出も少ないん違うかという案と、それは今度の1月の通常国会にあげるので2月1日の方がええん違うかとか、いろんな意見が出ておるようでございますので、いずれにいたしましても、全国統一されるものやと。統一せなければ自治体間で転入、転出で不公平が出るということで、国の基準を決められた基準でもって定められた方法でもって我々は事務を遂行することになるんかなと、このように思ってございます。


○議長(森田宏昭) 砂田杲洋君。


○11番(砂田杲洋君) これは名前が国民給付金ということですけれども、市内に在住しておる外国人で納税しておる人、こういう人たちはどういうことになりますかね。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) これもマスコミからの情報しか我々入手しておらんわけなんですけれども、定住されている方、あるいは短期何とかという形で日本に来られている方いろいろあって、今、国の方で議論がされていることやと思うんですけれども、最終的には全国統一した基準が出るんかなと、このように思ってございます。


○議長(森田宏昭) 砂田杲洋君。


○11番(砂田杲洋君) もし、この給付が開始されて、給付書が送られてくるんかな。給付書が、通知みたいなものが行くんかな。


 その、言うたらこの1月1日から給付しますよということになって、もしも、その当日、高齢者の方とか、若い人かもわからんけど、当日の朝とか、前日に亡くなったというような場合、どないなります。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) これも、全国市長会でいろんな議論が出て国の方に質問しておるようでございます。郵送で送るんか内容証明で送るんか、着いたんか、着いてないのか、着いてもそれに対する申請があるのかないのかというようなことで不公平が出るというようなケースも出るので、そこらの事務的な詰めというんですか、今、議論されているところで、多分、きょうの県下の説明会の中でも、最終的な結論は出ずに、そういうものをまた国へ持ち寄って、国の方で総務省の方で最終的な判断されるんかなと。さまざまないろんな矛盾点、事務の矛盾が出るん違うかなという、各自治体心配してございます。


 そういう意見をきょう県は聞いて、県の方で回答できないと思うんです。それをまた総務省に持ち帰って最終的な方向を出されるんかなと、このように思ってございます。


○議長(森田宏昭) 砂田杲洋君。


○11番(砂田杲洋君) それも心配しておるねんけど、例えば、独居老人の人で入院中とか、また、独居で目の不自由な人もおると思うんよな。普通の給付の申請書とか案内書でもわからんというようなことがあるんで、そんな確認まで市の方でできるんかできらんのか、どないですか、できますか。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) 先ほどの答弁と同じになるんですけれども、そういった問題点、実際事務、国の方は総務省の方はそういう形で考えられておるようですけれども、実際事務を担当する自治体といたしましてもそういった不安がかなりございます。


 そういったことを総務省の方に全国市長会から投げかけているというようなところなので、そういった中で、逆に総務省の方は末端自治体の手法として、こうすればそういう問題は解決するんかなというような聞きたい位置にいるんかなと、このように思ってございます。


○議長(森田宏昭) 砂田杲洋君。


○11番(砂田杲洋君) 給付書の発送、給付申請書の発送なり、国から現金が来るのか何かわからんのやけども、銀行口座振替ということになっておるようですが、これに携わる職員ですね、かなりの人数がいると思うんですけど、それは考えておりますか。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) 冒頭申し上げましたように、どこかの課でまとめてするというのは、本来の在来の事務をしつつするという中でございますので、これかなりの事務、あるいはトラブル等も想定されますので、きょうの説明会を受けてどういう問題点、どういうふうな方向でいくのかというのを勉強会する中で、どのぐらいの人数をプロジェクトを組まないかんのか。あるいは、都合によったらパート、アルバイトのお助けも願わないかんのか。あるいは、それに対する国の事務費の補助がどの程度つくんかなというようなこともありますので、いずれにいたしましてもそういったこと、今後、きょうの説明会を受けた中で、いずれにしても年度内にどうこう言うてますので、そのときに立ちおくれのないように市としてはしたいなと、このように考えてございます。


○議長(森田宏昭) 砂田杲洋君。


○11番(砂田杲洋君) この給付金、結構なことではあるんですけども、現金でくれるということで、あんまり経済効果はないんでないかと思うております。


 このたび、南あわじ市がしたように地域振興券、これは1億1,000万円ですけれども、この場合は1億1,000万円が必ず南あわじ市内で消費されて経済にかなりの効果があると思うんですが、さっき室長が試算された8億1,000万円ですか。これ、もし券のような形で、振興券なり地域何とかという金の形で発行した場合、8億1,000万言うたらかなりの経済効果があると思うんやな、市内で流通する金。


 これを市町村で、その配布の現金なり振興券なり自由にできるようなことは法律であかんのかな。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) これもマスコミの報道からの情報なんですけれども、口座へ振り込むと一番簡単な事務なのかもわかりませんけれども、その場合、口座でお金が眠ってしまうと。地域の経済にお金が回っていかないということの考え方もございます。


 そういった中で、きょう行く中で、我々、説明会に行く者に対して、そういうことが現金給付以外ではだめなのか、今、砂田議員の言われたような振興券的な形も可能なのかどうか一度聞いてきてほしいというような質問してきてくださいというようなことで、それに対して、多分、先ほど言いましたように県の方では即答はようせんで、国の方に持ち帰ることになるんかもわからんですけれども、そういうことが可能なのかどうかについても、きょう、ちょっと聞いてきてほしいというようなことをお願いさせていただいております。


○議長(森田宏昭) 砂田杲洋君。


○11番(砂田杲洋君) 南あわじ市の地域振興券は非常に好評だったようで、2日とちょっとで、昼までももたんぐらいに完売したということ。


 ある、ちょっとお母さんに会うたら、この間にこにこして、振興券ちょうど買うてきてきたとこ会うてんけど、ありがとうございました言うてえらいにこにこして言うて、何で言うたら、地域振興券買ってきましたと。こんな世の中に小さな幸せやけどいただきました言うて、えらい喜んでました。そういう、この地域振興券は確かにまた市内でかなりの経済効果があったと。


 皆に聞いたら、もう1億ぐらい出す方がよかったなというような声もよく聞いております。また機会があればそんなこともちょいちょいやっていただいたらええかなと思っております。


 最後にちょっと聞きますけど、室長はこの給付金、ほんまにくれると思ってますか。うそにしたって、私は疑問を持っとんねけど。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) 国の方の1月の通常国会にかけるというような情報は入ってますけれども、我々といたしましては、その部分はわかりませんけれども、来るものという準備はする必要が事務屋としてあるんかなと。その国の動きについては我々はどうこう言える立場じゃないんですけれども、来るものという覚悟のもとで準備を整えるという立場でございます。


○議長(森田宏昭) 砂田杲洋君。


○11番(砂田杲洋君) さすが室長で、無難なお答え、ありがとうございました。


 次、2番目のタマネギ残渣の炭化炉についてですが、最初にこの5基ですね、今、炭化炉5基入っておりますが、その補助金、国、県、市の補助金の額と管理を委託しております5基の負担金ですか、それをちょっと5基分、1基分でも構わんけど。


○議長(森田宏昭) 農業振興部長。


○農業振興部長(木場 徹君) 5基あわせまして、国費補助金が2億6,857万円、県費が3,210万でございます。


 ですから、あと商協さんと農協さんの方で1億1,235万円が負担ということになっております。


○議長(森田宏昭) 砂田杲洋君。


○11番(砂田杲洋君) 市の分は。市の補助金。


○議長(森田宏昭) 農業振興部長。


○農業振興部長(木場 徹君) 市の持ち出しとしまして1億2,412万円。ただし、これは補助対象分でございます。


○議長(森田宏昭) 砂田杲洋君。


○11番(砂田杲洋君) このバイオマス事業は旧の三原郡4町のときに、審議会でしたか審査会でしたか、を立ち上げて、その長にタマネギが腐ったらどないなるか、どんなにおいがするかもわからへんような某大学の教授が長に就任して、鶴の一声とはいいませんけども、強い指導力をもって、発言力をもって決定されたということがございまして、私、当時から反対しておりましたが、今の市長もあまり乗り気でなかってんけども、もうしゃあないと、規定路線に乗ってあがってきているもんどうこうできらんような状態になってやっておるというような形ではあると思うんですけれども、当初コストに近い形での運転ができたらと思っておりますが、農業振興部長、現在、当初計画どおりに動き、5基正常運転されておりますか。


○議長(森田宏昭) 農業振興部長。


○農業振興部長(木場 徹君) コストが当初より高くついているということ以外は当初計画どおり設置されているものと考えております。


○議長(森田宏昭) 砂田杲洋君。


○11番(砂田杲洋君) コストの面ですけど、そのコスト高になったという大きな要因は何だと思われますか。


○議長(森田宏昭) 農業振興部長。


○農業振興部長(木場 徹君) やはり、一つは燃料の高騰と、もう一つはタマネギの含水率の、当初思っていた含水率よりも水分が多いかったというためにコスト高になっているという要因もあろうかと思っております。


○議長(森田宏昭) 砂田杲洋君。


○11番(砂田杲洋君) 今の農業振興部長、ちょっとかわいそうなところがありまして、これは今の部長の前々任者ですか、一つ、二つ前の部長やったと思うんですけれど、そのときに決定されて、今の担当部長、また課長、後始末というかしりぬぐいというか、あまりにもかわいそうなところがあると思っておりますが、とにかく何とかコストを下げてやっていただきたいと思うんですが、当時の、これを決定した当時の担当部が私の質問に対して答えたことなんですが、1トン1万5,000円で燃料、輸送費、電気代、人件費、いろいろ全部ひっくるめてできますというお答えがあったんです。


 そして、その1万5,000円を越える経費はこのメーカーに負担させますという答弁があったんですが、それは部長、聞いておりますか。


○議長(森田宏昭) 農業振興部長。


○農業振興部長(木場 徹君) メーカー責任といいますか、1万5,000円をオーバーした分のメーカーへの請求等につきましては、そういう資料が残っておりませんので、我々としては、今の時点でそういうメーカーに出費させるというようなことはちょっと無理があるんじゃないかと考えております。


○議長(森田宏昭) 砂田杲洋君。


○11番(砂田杲洋君) それじゃ、当時の担当部からの私に対するその質問、1トン1万5,000円でできますと言い切ったことは聞いておりますか。


○議長(森田宏昭) 農業振興部長。


○農業振興部長(木場 徹君) 当時のをずっと調べますと、そういう発言もしておるというようなこともありました。


○議長(森田宏昭) 砂田杲洋君。


○11番(砂田杲洋君) それはそれで、もう済んだことでいいんですけれども、執行部なり担当課等は我々に対してその場しのぎのええかげんな返事をせんように、皆さんのこと言うてるのとちがいますよ、これから先、今までのことがないように真剣な答えをお願いします。できらんことはできらんと言うてもうたら結構ですので、そういうことをお願いしておきます。適当な返事をされたら後々問題になりますので。


 このコスト削減をして何とか当初の計画どおり、計画に近い形の運営ができたら一番ええと思うておるんですが、何かその対策は取っておりますか。


○議長(森田宏昭) 農業振興部長。


○農業振興部長(木場 徹君) 9月に補正予算を可決いただきまして、それ以降、10月から試験運転といいますか、それなりのコストの計算とか、それから、今言った水分の前処理、それらにつきましていろいろとプラントを使いまして実数を今つかんでいるところでございます。


 今、中間なんですけれども、この月末までに関係者の中で公表しながら、もう少しいい結果の方向性を見出そうというような考え方でおりますので、そのときはまた中身につきまして皆さま方に聞いていただくことになろうかと思っております。


○議長(森田宏昭) 砂田杲洋君。


○11番(砂田杲洋君) 聞くところによりますと、地元のある企業がこのタマネギ残渣の処理のコスト削減に役立つであろうという破砕機なり脱水機なりを開発しているということを聞いておりますが、それはどのように、何か聞いておりますか。


○議長(森田宏昭) 農業振興部長。


○農業振興部長(木場 徹君) ある市内の業者さんで、今、窯業関係の鉄工所なんですけれども、そこで独自に搾り機を開発中でございまして、一次搾りというか、それは今、試作はできておりまして、二次搾りの方の機械を今、製作中でございます。


○議長(森田宏昭) 砂田杲洋君。


○11番(砂田杲洋君) それもええことで、もしそういうすばらしい機械ができたらまたその地元の企業も全国なり海外に向けてまた発売して元気になると思うんで、結構なことだと思います。頑張っていただきたいと思っております。


 それから、最後に一つ、これ聞かせてもらえたらいいんですけれども、11月18日の神戸新聞に、この炭化の関係で市民の一部から県の方に監査請求というんか、出ておったようですけれど、それに対して県は市の方に調査をさせるとかちょっと載っておりましたが、そんな依頼あって、何か知ってますか。できるだけで結構ですよ。


○議長(森田宏昭) 農業振興部長。


○農業振興部長(木場 徹君) 詳細につきましては、県の方の監査請求なのでわからないんですが、我々の方には県から今までの事務的な数字の確認なんか、資料の、そういう関係の話は来ております。


○議長(森田宏昭) 砂田杲洋君。


○11番(砂田杲洋君) それで結構ですけど、取るに足らん問題やと思っておりますけれども、とにかく頑張って、担当課一堂頑張って、何とか1万5,000円、一丸となって運転できるように願っておきます。


 最後、ちょっと市長にお伺いしますが、先月の議会、冒頭27日ですか、出馬を表明されておりますので、いろいろ聞きませんが、またこの後、同僚議員が同じような質問があると思います。


 この4年間、合併して、合併当初は地域的な問題もあり、いろいろ難しい4年間であったと思うんですが、最近では地域的なこともかなり解消されてきたように思われます。これも市長が隅から隅まで割と手厚い、思いやりのあるような施策を行った結果ではないかと思っております。


 私は市長に合格点でハナマルをあげたいなと思っておりますが、市長、この4年間を振り返って、どのような感慨なり思いなりあったか、簡単で結構です。ちょっとお聞かせください。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) 実は、今お話ありましたとおり、11月27日、行政報告の後に出馬表明というのをさせていただきました。


 これも9月の議会に乙井議員さんの方から次なる出馬はどうかというような質問があったんですが、まだその時点では私自身の気持ちなり、またいろいろと後援会、また友人、知人等々の相談もできていなかった。ただ、その時点では、また近いうちにそういう方向性なりを表明しますというお話をしておった経緯もございましたので、11月27日の冒頭に、先日のような表明をさせていただきました。


 4年間を振り返ってみますと、今も少しお話ありましたとおり、当然4町それぞれの施策の取り組みの違い、また三原郡といえども産業、それからいろいろな地域性の違い等があって、当然のことのようにいろいろな差違があったのは事実でございますし、また、その差違の中で、市という合併という大きなそういう一つの歴史的な中でございましたので、私は何としてもいち早く、合併という、そういう一つの市になったんやということを実感できる取り組みをしたいなと。感情的な問題は別にして、そういうところに力を注いできたわけでございます。


 おかげで、この前の表明のときにもお話しさせていただきましたが、市民の一体化が少しずつ醸成できてきたかなと。事業についても、まずは情報の一体化ということでかなりな事業費をつぎ込んだケーブルテレビもことしの4月から全部整備ができた。また、耐震化の問題も小中学校の問題もできた。また、いろいろな今問題されている少子対策の問題にしても、少しばかりは成果として数字的には出てきたように思っております。ただ、これは息の長い話なので、なかなかそうはいきません。


 一番心配なのは、今申し上げた地域の産業経済、また少子化の問題、そして、そこに当然、今この南あわじ市だけでなくして全国どこともの大きな課題というのがやっぱり財政問題、行財政の問題であろうと思います。


 しかし、これは当然南あわじ市の各旧町のときにも積極的な施策として取り組んできた事業の、その起債の返済等でありますので、何もせずして起債ができたということでないので、市民にとっては早いか遅いか、そういうものの恩恵を得ているわけでございますから、これからはやはり数値的な問題を非常にいま国も細かく夕張のああいうケースから細かくやっぱり提示をせえというような形にいわれております。


 ですから、やはりそういうものも視野に入れながら、これからはただ単に事業をしたらええというだけでなくして、緊急また市民の福祉の向上のための施策を重点的に、選択と集中という言葉を使っておりますが、そういうことに向けて取り組むべきかなと。


 私自身も、自分なりには一応精いっぱいやってきたかなという思いでございます。


○議長(森田宏昭) 砂田杲洋君。


○11番(砂田杲洋君) ありがとうございました。私ども、少子化対策なり学校の耐震化等、南あわじ市が全国に誇れるような事業もたくさんされて、私も喜んでおります。


 また、子供は国の宝、市の宝でございますので、また教育にはより一層の充実をお願いしたいと思います。


 それでは、もし南あわじ市長として2期目を担うことになれば、今の言葉を忘れずに、より一層市民のために尽くしていただきたいとお願いをして、私の質問を終わります。


○議長(森田宏昭) 砂田杲洋君の一般質問が終わりました。


 暫時休憩します。


 再開は午前11時からといたします。


              休憩 午前10時46分


              ――――――――――――


              再開 午前11時00分


○議長(森田宏昭) 再開します。


 休憩前に引き続き、一般質問を行います。


 17番、福原美千代君。


○17番(福原美千代君) おはようございます。


 昨年の12月4日の新聞報道によりますと、市民参画のまちづくり委員会を発足したとありました。私も、以前から強く要望しておりました市民音頭、そして市民憲章、市の花、市の木など1年をかけて制定をするとのことです。新市誕生まる5年を迎える2010年1月の記念式典でお披露目を目指しているとのことです。本当に楽しみにしております。


 また、1日から売り出していました市民暮らしの応援券も3日の午前中で完売したとのことです。2日半で完売したことは私たち市民にとって1割のプレミアがいかに大きい金額かということです。芦屋や西宮のお友だちから、テレビを見たよ、南あわじ市はいいわねとうらやましがられました。お年寄りや若いお母さんからは、毎年このようなクリスマスプレゼントがあったらいいのにとの声も聞かれました。


 この応援券ですけど、議会での説明ではお釣りが出るとのことでしたが、買い物に行った人からはお釣りが出なかったよとの声も聞かれました。商工会との話はどのようになっているのか、少しお聞かせ願えますか。


○議長(森田宏昭) 産業振興部長。


○産業振興部長(太田良一君) 市民の暮らし応援振興券につきましては、市民の大勢の方にご購入いただきましてありがとうございます。


 それから、先ほどお釣りということでございますけれども、今回のものにつきましては商工会と市との今回の条件でしたのでお釣りは出してくださいというようなことで商工会の方にお願いをしまして、商工会の方から了解をいただいたわけでございます。


 それで、商工会の方といたしましたら商工会会員の方に徹底を今、そのときももちろんしているんですけれども、十分な徹底ができていないというようなことで、今、順次徹底を図っているところでございますのでご了解をお願いしたいと思います。


○議長(森田宏昭) 福原美千代君。


○17番(福原美千代君) 市長に4年間を振り返っての市政について詳しくお伺いする予定でしたが、先ほどの砂田議員の質問、そして11月27日の行政報告の中で市長は出馬表明の中にも4年間を振り返っておられました。重複する点も大いにあると思いますが、私も通告しておりますので、二、三お尋ねいたします。


 三原郡4町時代の地域性、地域の格差をなくすために市長が自信を持って積極的に取り組んでこられたことはどのようなことか。


 2点目、市長みずから国や県へ足を運び陳情を重ねた結果、新しく採択された事業はどのようなことがありますか。


 そして、新しく企業誘致課、収税課、少子対策課、下水道加入促進課が設けられましたが、それらの成果はどのようになっていますか、お尋ねします。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) まず1点目の、合併の4町のいろいろな取り組みを合併によってどのようなものが特筆すべきものかというお話でございましたが、これは先ほども少しお話申し上げました。


 やはり、私はそれぞれのまちの施策違うし、当然、多少の生活様式、また風土も、三原郡といえども違うというようなことから、何としても早く市という一体化をしたいというのが根本にございました。ですから、施策を打つ前にも、私の一つの大きな考え方としては、多くの人に直接会うと。また、いろいろな意見を聞くと。そして、また現場に足を運んでみてみるということを自分の理念というんですか、一つの施策の基本にするために、そういうのに取り組んできました。


 そのまず1点は、重複するようですが、やはり情報化の一体化ということでケーブルテレビ、これは、今整備できた中で市民の方から聞きますと非常にあのケーブルテレビができたんでいろいろな市の行政、また行事、いろいろと身近に感じるようになったというふうに評価をいただいております。ですから、このケーブルテレビはそういう面では、この合併した中での大きな成果の一つかなというふうには思っております。


 そのほか、地域の産業経済の関係で、ほ場整備が非常に今最終段階ですが進んでおります。地域によってはかなりおくれていた地域もあったわけでございまして、これがもう最終段階。やはり、国、県の施策の中でも大変厳しくなってきておりますが、受益者負担5%という最終段階で、今もう最終の申請等があるものと限定しておりますが、当初は合併時に申請があるものというふうにしてたんです。しかし、それを拡大して現在まできてしまったということですが、これは当然、地域の産業経済の大きな農業の基盤産業でございますので、このことを4年間まで伸ばしたということは、私は大きな合併によっての農家の方のメリットが出てきたかなというふうに思います。


 いろいろもろもろあるんですが、また、次なる新規事業等々で国、県、積極的に頼んでどうやったということでございますが、少子対策では特別交付税の関係で、大分そういうのを見ていただけました。これは、もう淡路は本当に一番の大きな人の問題、高齢人口も確かなんですが、やはり高齢人口を受け入れたりしたりする、そこにもやっぱり地元の人がいるんですから、いかに少子対策が大事かと。


 ようやく国、県が今積極的に子育て支援じゃ何じゃかやと言うてますが、もう現実、私は町のときから積極的に取り組んできたということですから、今、ほかの2市と比べても人口の減少率は大分南あわじ市は低いです。その成果は出てきたかなと。


 そのことによって、国の方の担当大臣も積極的に南あわじ市の施策を聞きたいということで、課長、また部長、私と一緒にも行って勉強会の、逆に言えばこちらが講師になるような形で取り組んできました。そのことによって、特交の上乗せもあったようなこともございます。


 また、主たる事業では、やはり低地対策の問題、これは私は職員も頑張ってくれましたが、また関係する国の代議士の先生にもお力をいただきましたが、この厳しいときに県下の新規事業の3つの中に南あわじ市の事業がそこに入ってきたというのは、これは私は自慢できると思っています。ほかの姫路、それから西宮というのは50万の都市なんですよ。南あわじ市は5万ですよ。それに事業費が一番多いんですから。しかも、おとついの県民局の中でも、まずは入貫からしますと、21年から。22年は孫太、倭文についても新規事業を最優先事業として取り組むというふうに明言してくれました。


 また、福良の津波対策についても、この間も申し上げましたが、最後の方に、長期的視野として湾港の浮上のゲートの検討調査という一言を入れてくれたんです。これは言い続けらんとそんなこと、県の厳しい財政状況、国の財政状況の中で入れてくれません。ですから、これが夢であっても何年かかっても私は言い続けるべきやと。そこに入ってきたというのは、これは私は大きな私の力やと思っています。


 あとの新規の課においてのことは、室長、それから総務課。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) まず合併いたしまして、市の課、新設いたしております。


 一番わかりやすいのが企業誘致課の中で三洋エナジーさんの誘致で成功していると。


 また、少子化につきましては先ほど市長から答弁ありましたように、若干歯どめがかかっているかなという感じでございます。


 それから、下水道の加入推進につきましても、これまで企業経営課の中で動いておったわけなんですけど、別立てして職員が推進に回っているというふうに聞いております。


 さらに収税課なんですけれども、収税につきましても、当然、公平、公正の中で滞納されている方が残っているということは善良に納税されている方との不公平感があるということで、そこにも力を入れて進めているというような状況でございます。


○議長(森田宏昭) 福原美千代君。


○17番(福原美千代君) 11月27日に出馬表明をされてから9日がたちました。私たちにも市長への期待の声が届いておりますが、その後、市長に対しての住民の反応はいかがでしょうか。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) 当然、後援会の方々も非常に、その以前にもご相談も申し上げましたが、いろいろと後援会の報告会をしてくれとか、また、今現在いろいろ取り組んでいる事業、また今後の市民の声、また市長の考え方も聞かせてほしいというようなことが私どもに入ってきておりまして、そういう後援会の皆さん方にもしておりますし、一般の市民の皆さん方には当然立ち話の程度しかできませんが、立ち話程度でいろいろなお話を聞いております。


 冒頭申し上げました「会う、聞く、見る」を今後も大事にしていきたいなと思っております。


○議長(森田宏昭) 福原美千代君。


○17番(福原美千代君) ありがとうございます。


 平成20年もあとわずかとなりましたが、ことしは世界で、そして日本で南あわじ市においても不景気や物価高の影響で公共工事や雇用情勢が悪化し厳しい経済状況にあります。倒産企業もふえております。


 このような時期、2期目に向けてやり残していること、これだけはなし遂げたいということありましたらお願いします。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) 今、本当に南あわじ市の産業、農業をとりましても漁業をとりましても瓦をとりましても非常に厳しい状況下にあります。


 その生の声は当然多くの人たちと親しくお話しする中で、ほんまにしんどいんやと、ほんまに南あわじ市これからどうしたらええんやという生の生々しい声を聞いています。


 ですから、私はここで、これはいろいろな場面でお話ししています。農業の人は無論、自分の農業にかける気持ち、漁業の人は漁業にかける気持ち、またサラリーマンはサラリーマン、商売人には商売人の気持ちはあるんですが、ただ自分だけというのは、これはもう何とか一体して、すなわちサラリーマンの人も農業のことを気遣い、漁業のことを思いやり、また、農家の人も地域の商売人のことを思いやり、そういうふうにしていかないと、自分だけいい子になって残って金もうけする。これは無理です、今の時代。


 ですから、何としてでもそういう連携をうまく取り、この南あわじ市全体で経済なり、また、そういう企業、また少子化対策、福祉というのを一体化していかないと私はその地域、まちの活性化なり、さま変わりはしないというふうに思っています。


 ですから、一つの考え方としては、商工のようなああいうものをうまく連携させて、そして新しい、すなわち観光とかに結びつけていくと。また、さらには企業誘致、外からどんどん引っ張ってくるのも大事ですが、交流人口、これがよく言われる観光の関係やと思います。


 ですから、今後、できるだけそういうふうに、何としても一体化をすると。そして、その中でお互い少し我慢をしながら他の産業、他のそういうものに対しても気配りをして、みんなでそのしんどいところには自分を少し我慢をしてでも助けていくと、こういう気持ちでやれば、私は南あわじ市の中にはすばらしいふるさと資源がいっぱいあるんです。ですから、それを次なる流れとしては大きな宝船としてそこにいろいろな資源を集めて進めていくということに今後、まだ具体策についてはまだまだですが、取り組んでいくと。そういう気持ちでいっぱいでございます。


○議長(森田宏昭) 福原美千代君。


○17番(福原美千代君) 市長の貴重なる意見をお聞かせいただきました。


 南あわじ市の市民として、来年も笑顔でお会いできることを信じて私の質問を終わります。


○議長(森田宏昭) 福原美千代君の一般質問が終わりました。


 昼食のため、暫時休憩します。


 再開は1時からといたします。


              休憩 午前11時18分


              ――――――――――――


              再開 午後 1時00分


○議長(森田宏昭) 再開いたします。


 午前中に引き続き、一般質問を行います。


 25番、長船吉博君。


○25番(長船吉博君) 東方クラブの長船です。


 午前中、市長もこの地域経済、特に一次産業を心配しておりましたけれども、日本経済については内閣府が実質国内総生産GDPが4月から9月マイナス成長だということで、また10月から12月にかけては大幅なマイナス成長が予測されるというふうなことを言っております。国際経済学者が世界的不況の長期化、これに備えるようにという警告も発しております。


 通告により、下水道についての質問をさせていただきます。下水道の現在の加入率をお聞きいたします。


○議長(森田宏昭) 上下水道部長。


○上下水道部長(津谷忠志君) この10月末で54.2%だと思います。


○議長(森田宏昭) 長船吉博君。


○25番(長船吉博君) では、旧町別の加入率がわかればお聞きしたいんですけれども。


○議長(森田宏昭) 上下水道部長。


○上下水道部長(津谷忠志君) これ、統計10月末の資料なんですけれども、旧緑町で50.3%、旧西淡町で43.6%、旧三原町で41.9%、旧南淡町で65.3%、トータルで54.2%でございます。


○議長(森田宏昭) 長船吉博君。


○25番(長船吉博君) 旧南淡が65.3%、少ない旧三原が41.9%というふうに地域によって加入率が非常に差があります。


 この下水道事業なんですけれども、公営企業で行うというふうなことなんで、公営企業の目的とは何なんですか。


○議長(森田宏昭) 上下水道部長。


○上下水道部長(津谷忠志君) まず企業の観点からいいますと、やはり経済性があります。その中で、公営企業という立場では、広く住民の福祉の増進という目的を掲げております。


○議長(森田宏昭) 長船吉博君。


○25番(長船吉博君) そうしたら、その下水道の事業、下水道事業の事業たるものは何なのかお聞きいたします。


○議長(森田宏昭) 上下水道部長。


○上下水道部長(津谷忠志君) やはり、事業として成り立つためには採算性が一つ揚げられます。採算性と同時に、広くやはり公営でやる以上は住民の福祉の向上という面がありますが、最終的にはやはり経済性、いわゆる費用の回収性、その辺が問われると思います。


○議長(森田宏昭) 長船吉博君。


○25番(長船吉博君) やはり、今言う経済性、特にこの事業については特別会計で独立採算性を重んじた中で事業がなされているわけですけれども、この先の日本経済の不透明さ、こういうのをかんがみた中で、この先54.2%、せいぜい60%台まで伸びるのは、これからかなりの努力が必要ではないかというふうに思うんですけれども、12月1日の議案提案のときにも同僚議員が値上げ等について心配されております。私も心配している一人でございますけれども、この下水道使用料収入だけでこの事業が十分になされていかないというふうに思います。


 ですから、今後、この一般会計からの持ち出しが心配なんですけれども、この点はどうでしょうか。


○議長(森田宏昭) 上下水道部長。


○上下水道部長(津谷忠志君) 現在の経営の状況なんですけれども、いわゆる使用料の回収率、いわゆる下水道事業の中の一般管理費あるいは施設管理費、この辺で使用料でどれだけ賄えるかという率なんですが、これ現在60%ぐらいで、先ほども指摘のありましたように、加入率が54.2%、これをいかに上げていくか、この辺によってその使用料の回収率、この辺を上げていく必要があろうかと思います。


 当然、本来の目的であります独立採算でありますので、少なくとも要は管理事業費、この分が賄えるまではかなり頑張って使用料で回収できる体制を取っていく必要があるのではないかと思っております。


○議長(森田宏昭) 長船吉博君。


○25番(長船吉博君) まだ、この南あわじ市全体にこの下水道事業が行き渡っていない部分もたくさんあります。


 そんな中で、やはり事業性というふうな観点から見れば、やはり加入率の高いところを優先的に進めていくというのが本来の事業性ではないのかと思うんですけれども、この点はいかがでしょうか。


○議長(森田宏昭) 上下水道部長。


○上下水道部長(津谷忠志君) 要は事業性、あるいは経済性からだけでありましたら、今、議員指摘のとおり、要は採算性の高い部分から事業着手、事業を継続する、これが重要なポイントになろうかと思います。


 しかしながら、この下水道事業、旧4町の時代から引き継いでおります。旧4町でそれぞれ持っておりました生活排水処理計画、これに基づいてそれぞれの旧町で集合処理区域、あるいは個別処理区域、この辺を決めてきております。


 基本的にはそれに基づいた形でやっておりますが、今後、その経済性、さらに企業会計に移行する中では、そういった、要は採算性の高い部分、この辺もやはり考慮に入れる必要があるのかなという感じはいたしております。


○議長(森田宏昭) 長船吉博君。


○25番(長船吉博君) 当然、やはり一般会計から持ち出しの額が多くなると市民にも影響を及ぼすというふうなことにもなりかねません。


 ですから、公共性から見ればそうなんですけれども、事業性から見ればやはり早く下水道を通してほしいという強い要望のある地域がある程度の優先した形で進められるのが本来ではないかというふうに思います。


 それと、先ほども少し言いましたけれども、利用料の値上げ、これが非常に日本各地で今盛んに行われております。ひどいところになれば30%も値上げするというふうなところがございます。


 この下水料金について一番安いところ、日本全国なんですけれども、24立方メートルで埼玉県の戸田市が987円、それから最も高いのは北海道の美唄市6,025円、これだけ日本国内において、同じ下水道事業においてでも差があるんですね。


 ですから、より採算性の事業性のあうようなことをしていかなければ、当然、そういう利用料の価格にも影響してくるというふうに思うんですけれども、この点いかがでしょうか。


○議長(森田宏昭) 上下水道部長。


○上下水道部長(津谷忠志君) 今、議員がご指摘のとおり、要は設備投資の回収率から言いますと、当然、人口密度の高い部分が使用料的には安く設定できます。


 特に、淡路地域全体なんですが、密度的に非常に粗い地域でありますんで、投資効果、回収率が非常に悪くなる、こういう特性を持っております。


 そういうことから言いますと、投資効果の高い部分から先行してやるべきというご意見、当然、企業会計の効率性から考えますとそういうことになるわけなんですが、先ほども言いましたように、そういう部分も今後考慮しながら進める必要があるのではないかというふうに考えております。


○議長(森田宏昭) 長船吉博君。


○25番(長船吉博君) 公共料金の値上げというのは非常に市民の生活に一層の厳しさを持ってくるというふうに思うんですけれども、ここでちょっと調べたんですけれども、日本各地においての水道料金、それから住民票、介護保険料、認可保育所の保育料等の差をちょっと皆さんに公表させていただきます。


 水道料金、安いところで赤穂市、24立方メートルで1,018円、南あわじ市は5,537円、夕張市が一番高くて7,392円。


 下水道は先ほど言いましたけれども、住民票の交付手数料、安いところで日立市が100円、高いところの夕張市は500円、南あわじ市が300円。


 介護保険料、安いところは茨城県の坂東市で2,300円、南あわじ市は3,250円、高いところで福岡県の田川市6,456円。


 認可保育所の保育料等、安いところは東京の渋谷区で2,300円、それから南あわじ市が3万2,000円、これは3歳児なんですけれども。4歳児になれば2万8,000円。高いところの夕張市が5万3,500円。


 これだけ公共料金等々についての日本全国では差があるというふうなことなんで、できる限り職員の皆さん方には頑張ってもらって、こういう価格が非常に住民生活が安全で、また安心して生活できるようなやはりまちづくりにしていってほしいというふうに思います。


 次に、市長選と庁舎建設についてをお聞きいたします。


 11月27日、市長は行政報告の中で出馬表明をなされました。私は、これが行政報告でなく、自身の報告だというふうにとらえておるんですけれども、議長は行政報告だというふうにとらえてしたんだと思うんですけれども、いま一度、市長の見解をお聞きいたします。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) 行政報告に引き続いての表明ということでございます。


○議長(森田宏昭) 長船吉博君。


○25番(長船吉博君) ということは、自己報告だったということでしょうか。行政報告に引き続いての報告ですと、市長は今答弁しました。ですから、そうしたら行政報告を一たん区切って、その後、自己の報告だったんですかと聞いておるんです。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) 行政報告の中の一番最後として私の表明としたわけでございます。


○議長(森田宏昭) 長船吉博君。


○25番(長船吉博君) ともに見解の相違だというふうにとらえてはおります。


 では、庁舎等公共施設検討委員会設置も第2条の規定に基づき、南あわじ市公共施設等整備基本計画の策定まで調査検討を求めるとあります。この基本計画は出ておるんですか。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) これまで、平成18年11月に庁舎等公共施設整備検討委員会を開きましてこれまで13回検討を重ねております。今現在、検討中でございます。


○議長(森田宏昭) 長船吉博君。


○25番(長船吉博君) 13回重ねて検討しておるというふうなことなんですけれども、いつごろ出るか、それはわからないんですか。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) 未定でございます。


○議長(森田宏昭) 長船吉博君。


○25番(長船吉博君) そうしたら、庁舎等公共施設整備検討委員会の進捗状況は、13回の今の進捗状況はどないなっておるんですか。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) これまでにいろいろ検討しておるわけなんですけれども、節目節目につきましては中間報告というような形で、昨年の9月ですか、中間報告させていただいておりますけれども、それ以降の件についてはまだ報告するというような状況にございません。


○議長(森田宏昭) 長船吉博君。


○25番(長船吉博君) 市長はこの進捗状況を逐一把握しておられますか。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) 逐一は把握はいたしておりません。ポイントポイントでは室長なりから聞いております。


○議長(森田宏昭) 長船吉博君。


○25番(長船吉博君) この市長の残りの在任期間中にはこの基本計画は出ないんですか。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) 先ほども答弁させていただいておりますけれども、在任期間中とか、そういう期間とかというのは関係なしに未定でございます。


○議長(森田宏昭) 長船吉博君。


○25番(長船吉博君) なぜ出ないんですか。私たち、その委員の方々の話を聞くと、もう終局に達している部分もあるというふうに聞いておるんですけれども、何か支障があるんですか。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) 支障があるとかないとかじゃなしに、協議中ということで答弁させていただきます。


○議長(森田宏昭) 長船吉博君。


○25番(長船吉博君) うわさですけれどもね、市長選が済むまでこの答申を待ってほしいという執行部からの意見があったというふうに耳にしておるんですけれども、これは事実なんですか。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) どんなうわさが飛び交っているのか私はわかりませんけれども、そういう考え方ではございません。


○議長(森田宏昭) 長船吉博君。


○25番(長船吉博君) この庁舎建設に当たっては、非常に住民の関心下のもとにもあります。ですから、この庁舎建設については次の市長選の重大なテーマであると思いますが、市長いかがでしょう。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) 庁舎については住民の方も非常に高い関心を持っているのは事実やと思います。


○議長(森田宏昭) 長船吉博君。


○25番(長船吉博君) 昨年の9月議会にこの庁舎等公共施設整備検討委員会が庁舎建設の方向性を決めたというふうにあります。もう、それから1年3カ月過ぎようとしております。十分にその庁舎建設について検討がなされているというふうに私はとらえております。これは市長も当然、この1年3カ月の間、庁舎建設について考えておられると思うんですけれども、市長、いかがでしょう。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) 庁舎だけの検討では、これないんですね。庁舎等を含めた公共施設の検討ということですから、いろいろとそれに付随するものを検討されているというふうにも伺っております。


○議長(森田宏昭) 長船吉博君。


○25番(長船吉博君) 私は今聞いたのは、庁舎建設についてを聞いたわけです。ですから、昨年の9月に公室長はその検討委員会の方が庁舎建設の方針を決めたというふうなことなので、やはり、この庁舎建設には先ほど市長も言われたように、非常に住民も関心を持っておるというふうな中での私の質問でありますので、この庁舎建設について、その1年3カ月の間の市長がどういうふうに考えて検討されたのかをお聞きしたんですけれども。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) 私は検討しておりません。あくまでも、今、検討委員会の答申を待っている最中でございますので、中央庁舎、本庁舎をどうするか、それに付随する公民館をどうするか、そのほかの公共の施設をどうするかということでやられているというふうに認識をいたしております。


○議長(森田宏昭) 長船吉博君。


○25番(長船吉博君) 先ほども言いましたけれども、市民はこの庁舎建設には非常に関心を持っておられます。


 ですから、現職の市長として再選を目指すということになれば、当然、この庁舎建設が政治公約の一つとして掲げるべきだと思うんですけれども、この点はいかがでしょうか。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) しつこいようですが、そうすると検討委員会というのは何の検討委員会になるんですか。私が私のそういう私案を申し上げるということは検討委員会の検討をしなくていいというふうに私は委員の人はとられると思いますよ。


 ですからそれを、前にも申し上げたんですが、答申が出た時点で私なりに執行部として判断をし、また議会へ、市民の皆さん方にそういう執行部なり私の考えを知らす。これが当たり前と私は思います。


○議長(森田宏昭) 長船吉博君。


○25番(長船吉博君) 私もしつこいんですけれども、その検討委員会が昨年の9月定例議会に庁舎建設の方針を固めたという公室長の報告がありました。それをもとに今言っておるんです。


 仮にも20億近くかけて行う事業でございます。当然、2期目を目指す市長にとっては、これは政治公約の一つとしてとらえていかねば、何か市長選が終わって、その後に検討委員会が速やかに出てきて、それで庁舎建設いたしますとかいうふうなことになれば、何か住民、市民を手玉に取ったようなことにもなりかねないのではないかというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか、この点。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) 大変私もしつこいようですが、やはりそういう委員会を立ち上げて、そこでずっと今、中身についてかなり十何回も検討委員会のいろいろな部分で検討してくれている。そこで私が次のそういう思いを、私自身の思いを出すというのは、これまだ検討委員会が立ち上げていなかったとしたら私の思いを表現できるかわかりません。答申というもの、大事なものを待っているわけでございますので、それは今ここでとやかく言うというのはちょっと順番としてもおかしい、こういうふうに私は理解をいたします。


○議長(森田宏昭) 長船吉博君。


○25番(長船吉博君) 仮にも私は、うわさですけども、その庁舎等公共施設整備検討委員会の委員長さんが年末までに答申を出したいという意向を執行部の方に打診したところ、それをとめられたということを聞き及んでおるんですけれども、それは、正式に答申が出ていないので、それは市長が言うのももっともかもわかりませんけれども、しかし、私の言っている、この庁舎建設については、やはり20億円というお金を必要とするのでありますし、やはり2選目を目指す市長であれば、これは非常に市長選に関しての公約の一つに掲げ、ある程度の公約にして市民に知らせるべきでは、私はないかなというふうに思うんですけれども、これも見解の相違ですか、市長。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) 今もはっきりと議員さん言われたじゃないですか。そういううわさを、うわさをもとにしてこんな重大な話が本会議で、しかも言えるんですか。ちょっとその辺おかしいと思いますよ。


 うわさを、それをもとにして市長の考えを言えという、これはどうも私は腑に落ちません。ちゃんとした答申が出たと、現在出たと。それで、市長はそれをどういうふうに思うんやというんだったらいろいろ言えますけど、そういううわさをもとにして言えというのは、これはちょっと見解の違いどころか、出発点の違いやと思います。


○議長(森田宏昭) 長船吉博君。


○25番(長船吉博君) そうかもしれません。しかし、やはりこの庁舎建設については住民の関心下の、どれだけ重いかというふうなことも踏まえた中でこういう質問をしておるのです。


 今の財政状況を見た中で、この庁舎建設、特に、前にも言いましたけれども、平成27年4月1日開庁予定と、事業計画ではなっております。


 そんな中で、この7年先、この南あわじ市の将来どういうふうに、南あわじ市じゃなしに、淡路の将来どういうふうになっているかというふうなことも私は予測、危惧しておるんですけれども、市長は7年先のことを思って庁舎建設等々を考えていくのでしょうか。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) なかなか、それは私事の考え方ではいろいろ思っています。しかし、それはあくまでもいろいろ外部的な経済状況なり、淡路、他の2市の問題等々もあるんで、これはあくまでもそういう状況が本当に正しい資料なり、正しい意見なりをできるだけ集約する中でそういう先の、7年も先のことを言えるんであって、今、ただ単に思いつきでそんなことは言える話でないかなと。


 しかし、何よりも一番大事なのは、よく言われている財政の問題、行財政の問題、これをやっぱり踏まえた中できっちりと次なる、私がもしそういう立場になったらちゃんとした形の中で取り組んでいかないかんということは、これは十分認識しております。


○議長(森田宏昭) 長船吉博君。


○25番(長船吉博君) 昼休み、食事のときに同僚議員に7年先どないなっておるかのうといって聞いたんです。そうしたら、ひょっとすると、淡路が1市になっていっているかもわかりませんねというふうなことも言われております。


 そんな中での、やはり財政もかんがみた中で庁舎建設というのは市にとって重大な、大きな事業であります。


 ですから、私は当然、この庁舎建設については反対なんですけれども、この検討委員会から正式答申が出たときには、将来、7年先、また淡路の将来を見据えた中で、十分間違いのないように判断を下していただきたいというふうに思います。


 私の一般質問はこれで終わります。


○議長(森田宏昭) 長船吉博君の一般質問が終わりました。


 暫時休憩します。


 再開は午後1時45分からといたします。


              休憩 午後 1時31分


              ――――――――――――


              再開 午後 1時45分


○議長(森田宏昭) 再開します。


 引き続き、一般質問を行います。


 13番、印部久信君。


○13番(印部久信君) 通告に従いまして、質問を行わせていただきます。


 今回はどうしても執行部の皆さん方にお聞きしたいことが3つありまして、いつも2題なんですが、3題予定しております。答弁の方も、できましたら端的にエキスだけをお願いしたいと思います。


 まず、市長のお伺いします。


 市長も既にご存じかと思うんですが、新型インフルエンザ、連日マスコミで報道されております。これ、私も最近の新聞等ピックアップしておるんですが、読売新聞ですと一面全部が、これは11月28日の新聞なんですが、一面全部で新型インフルエンザの脅威ということを書いてあるんですね。


 このたびの新型インフルエンザとは直接関係ないんですが、12月3日の神戸新聞では、インフルエンザ患者急増、兵庫でも流行の兆しということで、もう既にインフルエンザが、この新型インフルエンザではないんですがね、インフルエンザがはやっているというようなことが書いてあります。


 ご承知のとおり、1918年のスペイン風邪においては4,000万人の人が亡くなったといわれております。その後、A香港型インフルエンザ、また五、六年前にはSARSということでありまして、21世紀は感染の時代であるというふうにいわれております。


 特に、3年、4年前から高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)というものが既に人に感染しておると。その人から人への感染が新型インフルエンザで非常に脅威があるということでありまして、いわゆるパンデミック現象が起こると。いわゆる流行が爆発的にいくということなんですね。


 細々したことは後ほど聞きますが、市長自身、この新型インフルエンザでどういうような認識をお持ちか、また市長のお考えをまずお聞かせを願いたいと思います。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) 私も専門家でないので詳しいことは把握しておりませんが、今、議員おっしゃられたように、一たびこの新型インフルエンザが日本に上陸してくるということになると、それこそ大変な状態になると。


 仮に東京都の一部にそれが入ってくると、もう、あの地域で約8%ぐらいがそういう状況になるんでないかと。その治まるのにも3カ月ぐらいしないと治まってこないというような、本当に言葉は適当でございませんが、戦争以上の大変な事態になるんでないかなというふうには思っております。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) 市長、調べてくれたんかどうか知りませんが、十分理解してくれておると思うんです。


 やはり、市というものは市民の皆さん方の生命、財産を守るということが第一の命題であると思うんですね。そういう気持ちでおってほしいと思うんです。


 私は、全協でも言ったと思うんですが、このたびの新型インフルエンザというのは、災害であると思っておるんですね。本来、議会あるいは執行部においても総合防災対策調査特別委員会並みのプロジェクトをつくって取り組んでいかんといかんぐらいの大事なことであると、私はそう思っておるんです。これは、よその国のことだというような考えではとんでもないことだと思うんですね。


 今、既に日本でも3,200万人の感染が起こるであろうと。その場合、2%の死亡率で64万人が死亡するであろうといわれておる。


 きのうかおとついであったかと思うんですが、兵庫県でも恐らく感染した場合、7,200名が死ぬであろうというような予測が出ておるわけですね。


 まず、これは事務的なことでありますが、担当部局に質問をしますが、部長、県とか国とかいろいろ指示があると思うんですが、今、担当部局でこのことについてどんな対応を取られておりますか。


○議長(森田宏昭) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(喜田憲康君) この新型インフルエンザの関係でございますが、さまざまな形で報道等もされておりますし、十分認識もしておるところでございますが、新聞等で報道されておりますような形で国、厚労省、そして兵庫県がまず、まだ机上会議の段階ではございますけれども、そういった対応をしていただいておる中で、先般も県民局の中でそういったことが机上会議が行われたようでございます。


 当然のことながら、仮にこの島内で出るとなりますと、管内といった形で、県民局が中心となった形の対応をしていくわけでございますが、先ほど議員おっしゃいましたように、SARSのときに、旧町時代でございましたが、それらの体制についてさまざまな課題も出てまいりました。


 そういったところを検証しつつ、今回の新型インフルエンザにつきましても、それらのことをやっていこうというようなことでの県民局レベルでの話までは来ておるわけです。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) 私はです、部長、市が独自のプロジェクトチームをつくっているような動きがあるかどうか、そんな県とか国とか言うてくるのを受け身の状況で待っておっていいんですかと言うんです。


 市長から指示がなかったら動かんようなことではあかん。部長がプロジェクトチームをつくって市長に積極的に進言するぐらい能動的なことをやらんと、こんなことゆったり構えておったら間にもくそにも合えへんですよ。


 そうしたら部長、南あわじ市の医師会の先生方と一遍ぐらいこのことについて話したことがありますか。したかせえへんか、部長の答弁長いさかい、議長、答弁の長い分は僕の時間引いておいてくれますか。そうでないと、こんなん時間足りへんねん。


○議長(森田宏昭) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(喜田憲康君) 医師会とはお話をいたしておりません。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) あのね部長、この神戸新聞に兵庫県警が、出たときの対応を4月からチームを県警が、4月から発生した場合の対応をどうするかというのを4月からプロジェクトチームをつくって、今どこにあるのかわからんけど、3日か4日前の新聞に県警はこうなった場合はこういうような対応をするということをやっておるんです。


 南あわじ市の担当部長は医師会とも話してない。何しよんの、一体。こんなことで発生したときにろうばいするばかりで、どこの指示を受けてやる。指示がなかっても、市は独自で私はこういうことを考えています、市長、こんなことできますといって進言するぐらいの積極性がなかったらどないするんですか。何もしてないんですか、もう一遍言うてください。短く言ってください。


○議長(森田宏昭) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(喜田憲康君) 冒頭申し上げましたような形で、今、県民局の方から市の職員といいますか、担当課と一緒に近々のそういう机上会議をするといったことについて、今、調整しておるところでございます。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) 近々ではあかんのですよ、部長。


 市長、今これ部長に言うてもあかんので、どないですか。これ、きょう議会の質問すんで、あすからでもあさってからでも、市長、一遍担当部局に指示してどこから言うてくるやいう受け身の型でなしに、市は市の独自でプロジェクトチームをつくって感染した場合はこう、医師会との対応はこう、それからプレパンデミックワクチンがもう既にできておるんです。プレパンデミックワクチンというのは鳥から人への感染したワクチンはできておるんです、市長。鳥から人へ感染したものはできておる。人から人はまだなってないからできてないんですがね。


 このプレパンデミックワクチンというのは、新聞によると、もう既に3,000万人分ぐらいができておるんです。それで国は、厚労省は医療関係者、警察、そういう関係者に優先的に配布してあるはずなんです。


 とにかく市長、担当部局に積極的に、早急にこういうプロジェクトチームを立ち上げるという指示をまずしていただけますか、ちょっとそれお答えいただけます。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) この新型インフルエンザの関係というのは、今、議員おっしゃられたように、鳥からということの問題でございます。


 ですから、健康福祉部、また農林振興部、それと学校の関係なんかも非常に問題があるんで、この3部で一度そういうヒアリング等をやってもらうようには、この後、また話はします。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) それで、できてないものをやかましい言うたってもどないもしゃあないんで、ただ一言、教育長、国か県かはともかくとして、例えば兵庫県の小学校、中学校で1人でも発生した場合はすべて学校閉鎖するというようなことをちょっと報道で見たんですが、教育長はそれをご存じですか。また、南あわじ市はそういう場合はどういう対応をするのか、ちょっとお聞かせいただけますか。


○議長(森田宏昭) 教育長。


○教育長(塚本圭右君) 今の段階でそういう情報について、我々としては正式な形では入ってきてはおりません。


 そういうことで、特に学校管理規則の中で定められた状況で学級閉鎖、学年閉鎖、いろんなことの対応はしていきたいということで認識をしております。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) そこで、こういう例があるんですね。


 東京の荒川区では、小学校、中学生を対象に、マスクを18万枚か買うて、1人当たりに20枚ずつぐらい配布するということ。これは、マスクぐらい自分のうちで買うたらええということなんですが、やっぱり、市はそれだけ市も積極的にいろんなことをやっていますよということをアピールするためもあって、それと新型インフルエンザに対する啓蒙することがあって、そういうことをやるということを言うとんのですが。


 それと、もう一つ、極めて単純なことですけどね、やはり風邪に感染しないためには手洗い、うがい、多くの人前に行かないことというのが基本らしいんですけどね。


 ちょっとこの間も資料を読んでいましたら、こんな単純なことでそこそこ防げるというのがあるんです。実は、静岡県の島田第一小学校では、蛇口に冷たいお茶の出るようにしてあるんです。お茶でうがいをしますと、ある種の成分がありまして、その成分がいわゆるワクチンの増殖を防ぐらしいんです、お茶だけで。


 それで、難しいことを言わいでも、割と身近なことで、単純なことをすることによって防げるというようなことがあるんですね。


 市長にお伺いしたいんですが、市として、そういうようなマスクでも買って子供の意識高揚をやってもらえるようなことができるんかどうか、ちょっとお聞かせ願えますか。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) マスクを与えるというのはどうかと思うんですが、お茶は確かに、私もようお茶飲みます。風邪引きのかなりな予防になるというふうには実感をいたしておりますので、これは小学校、中学校等々義務教育の中でするなり、また、それぞれの個人もそういう取り組みをしたらいいんじゃないかなと。これはPRしてみたいなと思います。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) そのお茶の成分ね、カテキンというらしいんですわ。


 それで、CAテレビの担当しているのはどこかな。あのね部長、せっかくテレビができておるんです。今、市長もお茶の効能というのは何らかの形でわかっておるはずなんです。それだけをテレビで流すんでなしに、今言うた単純なこと。単純なことで結構防げるらしいんです、こういうことは。ワクチンや何やかやと、これもせんなんけど、手洗い、うがい、消毒とかそんなことやったらだれでもできること、家庭の中で。


 ぜひ、CAテレビでどんどんそういうことを流していただきたいと思うんですが、部長、やっていただけますか。


○議長(森田宏昭) 総務部長。


○総務部長(稲山益男君) 担当の課の方とも十分協議をいたしまして、できるだけそういう放送ができればしたいと考えております。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) とにかく部長、教育委員会とか学校の先生とか栄養士さんとか医師会とか、それはもうわかりませんが、お任せしますんで、CAテレビやこと、何ぼ流してもお金いらんねんから、十分それで啓蒙していただきたいというふうに思います。


 いろいろ言いたいんですが、また委員会とか別の機会でもまた言わせていただきたいと思います。


 次の質問に移らせていただきたいと思うんです。ふるさと応援、いわゆるふるさと納税についてお伺いいたします。


 現在の納税者数と金額を、この間一遍聞いたんですが、最新の数字をお聞かせいただきたいと思います。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) これ、日に日に金額が動いているわけなんですけれども、11月30日現在なんですけれども、1,983万2,140円ということで、72件でございます。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) そこで副市長、これは9月の一般質問で私も発言したと思うんですが、ふるさと納税してくれた方には淡路人形座の入場券とか島外の方には1年分の市の広報紙を配布するというようなことを言われておりました。


 まず、既にそういう人形座の入場券、広報の配布は行いましたか。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) 市内、島内、島外といろいろ内容が違うわけなんですけれども、順次、準備して発送しているところでございます。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) 今、市長公室長がお答えしましたが、公室長、これ人形座の入場券は1枚幾らですか。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) 人形浄瑠璃館の入場券につきましては、1,250円でございます。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) 1,250円を何枚購入して何枚送ったのか知りませんが、9月の補正予算の資料で、歳出の欄を見てみましたが、それの購入して寄附してくれた方に送るための予算措置がどこを見てもないように思ったんですが、この1,250円の入場券のチケット代はどこのお金で買っておるんですか。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) これは入場券ということで、期限つきじゃないわけなんですけれども、人形浄瑠璃館に協力をいただいているところでございます。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) どないいうこと、人形浄瑠璃館に協力をいただいておるということは、通常定価よりも安く売ってもらっているんですか、ただでもらっておるんですか、どっちですか。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) 人形浄瑠璃館の方から無料で券をいただいているところでございます。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) ちょっとおかしいな、これ。市がふるさと納税をされて、市がふるさと納税を受けた方に市が感謝の気持ちでその人たちに人形座への入場券を感謝の気持ちをこめて贈るということを、南あわじ市は何で人形座からただでチケットをもらうんですか。そんなことをしていたら、人形座の決算、そんなんで合いますか。人形座の経営はあくまでも淡路人形協会が経営して運営しておるんでしょう。そこの人形座のチケットを南あわじ市が何でただでもらうんですか。そんなばかなことないでしょう。これはおかしいな、公室長。こんなただでもらったチケットをふるさと納税してくれた方に送っておるんですか。人形座はそれでええんですか。


 市がふるさと納税してもうて、そのお礼に人形座のチケットをただでくれといってもろうて、それを送るなんて、そんなばかなことが通りますか。何を言うとんの。そんなことしたら、人形座がマイナスになるじゃないですか。これ、おかしい、公室長。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) 9月議会のときに、寄附の目的の中に人形会館建設という部分もございます。その他、元気なまちづくりに資するというようなことで、建設の部分の中で、人形座の方も協力いただいているということ。


 それから、さらに特典として、ゆうゆうカード、何%引きとかいうようなゆうゆうカードも発行いたしておるわけなんですけれども、これにつきましても、例えばファームパークに入りますと何割引とかというような形なんですけれども、ファームパークの方でご協力をいただいておると。あるいは、うずしお科学館に入りますと、入館料が10%割引あると。これもうずしお科学館に協力をいただいているという部分でございます。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) 公室長、ちょっとおかしいな。とにかく事業をするときに、ふるさと納税してくれた者に感謝の気持ちで贈るということは、予算措置をしておかんとあかん、予算措置を。


 予算措置しておかんと、相手方に感謝の気持ちを贈る場合は、皆、市の関連しておるところから、あんたとこのやつ何割引き、ただの券持ってこい、これ持ってこい、それで送るやいうて、それはおかしない。そんなことで指定管理しておるところが黙ってますか。


 指定管理しておるところに事業が本来1,000円入ってくるところを800円にしよるようなものじゃないですか。それはおかしいぞ。


 市長、こういうことをする場合はきちっと予算措置しておかんといかんの違うんですか、市長のお考えをお聞かせ願いたいと思います。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) 当然、そういう場面も出てこようかと思いますが、当初、今、室長が話したようなことをそれぞれの協会というんですか、それから公園等々にお話をしたら、快くというふうに私は受けとめております。快く協力しようということであったので、そのままスタートしたということでございます。


 ただ、市に関係のない部分が多分これからどういう形か知りませんが出てくる、これはもう、ちゃんとしたものを予算も置かないかんというふうには思います。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) 12月3日の神戸新聞で、淡路市は感謝の便り、特産品18種目を選定して、感謝の気持ちをこの18品目のパンフレットを送って好きな物を選んでくださいということでやっておる。


 あれですか、南あわじ市は関係、関連のところへお願いして、快く何割引無料券を差し上げますというた、これ淡路市は関係のところから無料でもうて送りよるのだろうか。市長公室、一遍聞いてみてください。


 公室長、これ、淡路市は無料で送りよんのか無料でもうて送りよるのか、一遍聞いてみてください。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) 多分、淡路市さんの場合は市の財源でもって対応しているんかなと、このように思います。


 全国いろんな自治体でそういった特産品をつけるとかつけないとか、さまざまなやり方をしていると思います。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) ということは、淡路市はこういう特産品を送るために予算措置をしているんであろうということですね。


 南あわじ市は最初から予算措置をせず、ふるさと納税してくれた方には感謝の気持ちを贈るのは、市の関連しておるところにただこでもらうか、割引券をもうて発行するかと、そういうような考えでスタートしたんですか。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) 南あわじ市は特産品を送るという手法は取ってございません。あくまで、そういった市の広報を島外の方にお送りすることによって、郷愁の念とか、あるいは、ふるさとを思う心とか、そういうことを訴えることによって、市内へ久しぶりに家族連れで帰ってこようかと、帰ってきたときにお土産を買って帰ろうかとか、そういったふるさとを愛する気持ちのところに焦点を置いているところでございます。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) とにかく、これ言よったら時間がなくなるので終わりますけどね、とにかく、やはり物事をする場合には財政措置を、市長、例え1,000円でもあげておかんといかんの違うんですか。ゼロではいかんと思いますよ。人のふんどしで相撲を取るようなことになると思うんです。


 それと、ちょっと聞きますが、職員がふるさと納税をしておるということを聞くわけですが、公室長、どうですか。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) いろんな方から寄附していただいておりますけれども、職員の方もおられます。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) その職員の方の寄附なんですが、いわゆる、このたび市から各家庭に広告で出されておりましたが、所得税控除、住民税控除5,000円は除く、その範囲内の寄附金ですか。それとも、それを上回る寄附金の方もありますか。あるかないかで結構です。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) 個々には掌握してないんですけれども、5,000円、いろんな税控除もあるわけなんですけれども、オーバーしている方もいるんかな。あるいは、十分範囲内の方もいるんかな、いろいろさまざまだと思います。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) 市長、市長にお伺いします。


 このふるさと納税という名のもとに、どうですか市長、市として、市長として、職員が市に寄附するということを市長、甘んじて受けるというのは、私はいかがなものかと思うんですが、市長のお考えをお聞かせください。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) それは、強制でも何でもないわけで、そういう趣旨に賛同してしようというのであれば、これは市にして、市がそれを再度またおかしなところに、わけもわからんところに使うというのだったら、これはクエスチョンがあるかと思うんですが、目的をちゃんとしておれば、それに賛同して出す人は、これは自分の意思ででございますので、別段大きい問題はないんかなというふうに思います。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) そこでですね、市長、こういうことがあると思うんですね。例えば職員、640人おりますね。例えば、640人のうち30人が市に寄附をしたと。それで、先ほど言っておりますように、税額控除してくれる金額をオーバーする人もおると。


 極端なことを言いますと、住民税50万円払いよる人、とにかく5万円まで寄附をするということになりますと、5,000円控除で、後の4万5,000円は所得税控除、住民税控除で戻ってくる。


 これであったら、私はこういうことも好きでないねんけど、百歩譲ってまあ、それを越える方。例えば5万円までやったら戻ってくるのやけど、10万した、20万したという方が仮におるとするならば、市長、それどう思います。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) それはその人の気持ち、意思でございますので、強要して、あなたは、仮に今議員おっしゃられたように5万で5,000円の範囲以上納めよとか何とかせえと、これは言える話でもないし、それはおかしいと思うんですが、自主的にそれが仮に3万円、5万円余分になっても私はそういう趣旨に賛同してしようという気持ちの場合は、これはありがたく受けるべきやというふうには思います。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) 市長、市長は月給取りの経験ありませんわね。僕は五、六年月給取りの経験ある。ここにおる役場の職員というのは、皆30年、長い人やったら40年の人もおるかもわからんのですけどね、役場の職員というのは、これは自由と言えども、あの人は5万円寄附した、ならば全部戻ってくる、5,000円は別と。あの人は30万円寄附した、あの人は何十万円寄附したというのは、これは黙っておれよと言うといてもおのずからわかるものだと思うんです。


 そういうことになりますとね、市長、やっぱり職員の中で猜疑心が芽生えてきて、職員の連帯感というものが私は薄れてくるように思うんです、市長。そういうように思うんです。


 市長は、今、職員からの寄附はありがたく受け取りたいと思いますと言いますけどね、これ市長公室長、職員だけの寄附金はトータル幾らですか。


○議長(森田宏昭) 市長公室長。


○市長公室長(田村 覚君) 116万5,000円でございます。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) 市長、116万円です。どうですか、市長。これ何とかこのお金どこかで捻出しませんか。これ、職員に返したってください。


 そうでないとね、職員間同士の、さっきも言いましたように猜疑心が芽生え、連帯感を失うて、これ、今から先ね、あの人も寄附しておる、私はどないしよう。あの人、あないして寄附しておる、おれどないしてええんだかと、余計なことを私は悩みよる人もおると思うんですよ、市長。


 結局116万円や、職員がやってくれておるの。そんなら、ほかの人が1,983万もよその人がやってくれておるねん。


 どないですか、市長、これを見よったらね、次に掲げる場合においては寄附金の受け入れを拒否、または収受した寄附金を返還することができるてここに書いてある。どないですか、市長。職員からの寄附、戻したってもらえれへんだあか。そんなことしたら、職員同士の連帯感もうばらばらになって、職員やる気なくなると思うんですが、市長のお考えをお聞かせください。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) それは、今の議員さんの話を聞いて、職員が返してほしいということであれば私は別段いいと思いますが、進んで出しておる人に、あんた、あれ、ああいう話もあるさかいどないでって、これはちょっと。やっぱりそういう善意の気持ちを、逆に言えば断つことになるので、強制は、これはいかんと思います、強制は。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) 市長、善意の寄附を返すことは善意やからええと言うけどね、私はこういうことはこれで終わりますけどね、職員の連帯感を保つ、また猜疑心が芽生えるようなことをなくすために、戻すでなしに、今回は、あとの職員のために行為はありがたいけんども引き取ってくれということを、できたら言ってほしいということを要望しまして、次にいかせてもらいます。


 市民の暮らし応援振興券の発売について、市長にお伺いします。


 まず、市長、これについての感想をお聞かせ願いたいと思います。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) これは、今の南あわじ市だけに限らず、非常に不景気感の漂っている中で、南あわじ市だけでこの振興券が使えるという経済効果は、私はかなり今まだ買った人が使い始めている状態ですが、かなりプラス要因の経済効果があるというふうに思います。


 現実に、そういう商店街の人にもちょっと、一部ですが聞きました。また、買った人にもちょっと聞きました。どちらも、あれはやめとけやいう声、1人も聞いてませんので、これは非常に歓迎されているかなというふうに思っています。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) 今、市長が言われた歓迎されているかなというように感じたのは、1万円で1,000円のプレミアがついて、買った人、それを持って買いに来ていただいた商売人の人、それは皆怒る人はおりません。買えた人、そのチケットで買うてもうた商売している方は怒る人はおりません。そんなこと怒る人ない。買うた人に何の罪もない。文句もない。それがやっておる。


 このお金の趣旨ですが、国の第一次緊急経済対策として、十分わかっているように3,000万円交付されて、そのうちの1,000万円を使うということであったわけですが、まず、これの発売ですが、市内4カ所で発売したということですが、担当部長、4カ所のチケットを配布してもうた枚数と販売状況からお願いします。


○議長(森田宏昭) 産業振興部長。


○産業振興部長(太田良一君) まず総額が1億1,000万円分ということでございますので、1万セットを発売をいたしました。


 それで、どこでも各個人がどこか1カ所で、都合のよい場所で買っていただけるようにというような配慮から、販売所を4庁舎の特設販売所、緑は緑市民センター、西淡公民館、三原市民センター、南淡図書館の4カ所で販売いたしました。


 それで、各割当でございますでございますけれども、当初、均等割で500セットずつ、2,000セット。残る8,000セットについては人口割をいたしまして、緑は1,500、西淡2,200、三原が3,000、南淡が3,300ということで割り当ていたしまして、それで状況に応じまして、同時にできるだけ、販売を同時終了したいという意図から、最終的には調整いたしましての販売、1万セットを販売するということになりました。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) この1万セットの売れたのはようわかるんですが、何人で1万セットを買われましたか。


○議長(森田宏昭) 産業振興部長。


○産業振興部長(太田良一君) 結果を見てみますると、購入者数は5,108人となっております。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) これは、暮らしの応援振興券の購入できるのは、私は、当初、全協で説明受けたときには1世帯に最大2枚というふうに理解しておったんですが、話を聞いてみますと、18歳以上、学生を除くだれでもすべてが対象ということであったんですが、この18歳以上、学生を除くの対象者は南あわじ市に何名ありますか。


○議長(森田宏昭) 産業振興部長。


○産業振興部長(太田良一君) 学生を除くということで、南あわじ市の人口5万2,698が今現在の人口でございまして、これを18歳以上というような人口でいきますと、実数はもう少し少ないかとは思いますが、調べたところ、4万4,373人となっております。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) ということは、購入対象者4万4,370の中で5,000ということは、これパーセントは何%ですか。


○議長(森田宏昭) 産業振興部長。


○産業振興部長(太田良一君) 11.5%となります。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) 全体で、とにかく購入者対象で11.5%の人が買ったということですね。ということは、88.5%の人が買えなかったということであります。


 灘、沼島の場合は、対象人口に対して何名買えて、それが何%ですか。


○議長(森田宏昭) 産業振興部長。


○産業振興部長(太田良一君) 灘、沼島の人口につきましては、今現在1,414人となっておりまして、これで灘、沼島の分を取り出しますと、南淡図書館における販売実績でございますけれども、67名となっております。5.5%となっております。


 大変失礼しました。18歳以上ということでいきますと、1,221名。それで、67名というのが販売実績でございますので、5.5%ということになります。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) そこで、市長にお伺いしたいんですが、とにかく市長、これ2日半ぐらいで全部完売したということなんですね。私は、買ってくれた人は皆それでいいと思うんですよ、市が販売しておるんですからね。


 ちょっと聞きますと、家族3人が走って6枚買ったとかいう人もおりました。それはこういうルールでやりよるねんから、それはええと思います。


 私の言いたいのは、買えなかった人、買いに行こうと思っても行けない人。例えば、灘、沼島は5.5%、船に乗って、バスに乗って、福良の公民館まで行かなん。それと、老人ホームにおる人、特養におる人。それから、今、南あわじ市には市長、独居老人が1,470軒ぐらいあるらしいんです。


 やっぱり、国からの交付金でやる場合に、果たしてそういう人ははなから恩恵にあずからないというような格好でよーいどん、早い者勝ちというようなことで、これは市長、ちょっと私は市長の常に言よる公平、公正、弱者救済から見たら市長、ちょっと私はこれ見過ごすことはできらんのですね。


 それで対象者、一番よかったのは1万1,300世帯を対象にして1万8,000枚、2万枚を用意しておいて、買える人は買ってくださいということで5日間の余裕を持って、売れ残ったものはまた再販売するということになりますと平等にいくんです。


 はなから4万4,000人で、2枚買ったとして5,000枚しか行き渡らんのわかっておってやるというのは、どうも納得いかんのですね。


 それと、あしたからの淡路島の農協まつりなんですが、これ持っていったら1,000円券に変わって商品買えるんです。年に一遍の農協まつりが名前を書いて、ナンバー入れて、こうやってすべての人にこれやってくれよるのですね、農協が。


 行政がやる場合に、極端なこと言うとあれでしょう、南あわじ市の市民か洲本市の市民もチェックしてないんでしょう、恐らく。住所と名前を書かせたといえども、最終的な確認は取れてないんでしょう。


 それと、もっと極端に言えば、副市長も市民の皆さん方を信じるしかありませんとは言ってましたが、心配なのは南淡行って、緑行って、西淡行って、三原へ行って買うということも、これもチェックはできてないんでしょう。買おうと思ったらできると。


 例えば3人の家族が4カ所回ったら6枚で4カ所で24枚買えると。こういうことで、そんなことはないと思いますけど、副市長も皆さん方を信じてますと言うてましたんでね。チェックのしようもないということで、市長、これちょっと国からの交付金で税金できたものを、せっかくやっておるんが、これパンフレットの題名が市民の暮らしの応援振興券と書いてあるんです。1億1,000万円売って、商工業の発展のみのために売ったというなら構わんけど、市民の暮らしやからね。やっぱり今の国の定額給付金であっても1万2,000円基本、老人、若い子には8,000円プラスして全員に平等に送るためにはどないしたらええかというて一生懸命腐心しておるのが、ちょっとこのたびのこのやり方は乱暴すぎやしないかと私は思うんですね。


 市長、どないか、何とかこの名前を書いてあるいうねんさかい、自治会、隣保町さん等にお願いして、これ買うことができなかった人、灘、沼島の遠隔地で買いに来ることができなかった人、老人ホームにおる人、独居老人の人、要介護におる人とか、そういう人に何とか市長、500円でも600円の金券を、やっぱり多少でこぼこあっても配ったりすることができらんのかなと私は思うんですけど、市長、これはできませんか。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) 沼島については、今ご心配されたようなこともありますので100セット、ちゃんと別に持っていって販売をいたしました。


 今言っているように、なかなかこれ、公平、公正というのは私自身もそういう旨にしておりますが、なかなかそれをしよると、もう年末の、この年末のやはり活気を少しでも取り戻そうということになりますと、いろいろな時間的な問題、また、そういう一人ひとりのチェックというのが非常にできにくい状況でございます。


 とりあえずは、今、第一弾としてこういうふうに取り組んだと。その結果を見ながら、また私はこれが非常にそういう地域の活性化にあれば、次なる第二弾のときに、今おっしゃられたようなことも考えながら取り組んでいくと。


 初めからいろいろの、それは完全なものはできるとはなかなか思えるものではないわけで、ただ、やはり一番の目的は今の不景気さ、活気のなさを少しでも活気の出るようにという思いでとりあえずは取り組んだということでございます。


○議長(森田宏昭) 印部久信君。


○13番(印部久信君) これ、市長そない言いまして、時間の関係でできるだけと言いましたけどね、これ、議員の前にこれ出てきたのは、この案が。出てきたのは、確か27日ですか、20何日ですか、全協にぽんと出てきて、案ということで。それで、27日には既に上程されて質疑、審議で可決したと思うんですよ。我々、考える間もない、審議する間もないというような慌ただしい状況であったと思うんです。市長も今言うたように、年末までに間に合わせたいというような気持ちもあったのかもしれませんけどね。


 ですから、やはりこれ、国からのお金も出てきて、そういうことになったということで、緊急性があったと思うんですが、そういう場合には、やっぱりもうちょっと議会にもう少し早く事前に相談してやってほしかったと思うんです。


 それで市長、市長も今言うたように、全部に公平にいかんと。それは富士山みたいに満遍なく、5万3,000人の人に同じぬくもりを、光を与えるやいうこと、これはできらんと思いますよ。できらんと思う、そんなことだれにもできへん。


 けどね、市長が常々言っておるように、公正、公平ということをもって、市民の皆さん方の目線に高さを合わせて行政を進めていくというなら、やっぱり、そのような気持ちを具体的にあらわせてもらわんと、私は困ると思うんです。


 この1月に市長選挙があるわけでありまして、次はどないなるか、そんなことはわかりませんが、本会議で市長に一応質問できるのはきょうが最後だと思うておるんです、きょうが、一応ね。次は知りませんけどね。


 私は市長の今までの、私は3年間しか見てないんですが、思うんですがね。やはり、市長は市長なりに、それは私たちは反対もし賛成もしておりますがね、それは市長として小学校の耐震工事、あるいは構造改善の自己負担の5%までの補助を突っ込んでいくということで、それはやっていることも、それは当然やっていると思いますよ。


 けどね、私たち議員は、市長が市民が喜んでくれることをやってもらうのは、僕は当たり前やと思うておるんです。それを、この議会で、市長ええことやってくれて、市民喜んでますよって、そんなことはさらさら言う気はない、私は。


 それよりも、私ども議員は、28人の議員すべてそうだと思うんですが、大勢の皆さん方のご支援を得て、支持を得て、えらい目をしてもうて、幸運にも立候補して当選させてもうてここにおるんです。私らの仕事は何なん。議案提案したものを、いいものはいいで通すと。おかしいなと思うものはここで議論する、そのために僕らは出てきておるんです。そういうことです。


 それで、市長の今までの、私から見れば3年間の集大成を見ておりますと、今回のこの2つを取ってみても、やっぱり難しいのはわかっておるけどね、市長が常に言っておる公平、公正、平等、弱者救済ということから見て、私はこれはかけ離れておると思うんです。


 最後にこれを申し述べまして、私の12月の一般質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。


○議長(森田宏昭) 印部久信君の一般質問が終わりました。


 暫時休憩します。


 再開は午後2時45分からといたします。


              休憩 午後 2時34分


              ――――――――――――


              再開 午後 2時45分


○議長(森田宏昭) 再開いたします。


 引き続き、一般質問を行います。


 9番、原口育大君。


○9番(原口育大君) 至誠クラブの原口です。


 議会中継では視聴率の高い印部議員の後ということで、大変緊張していますが、しっかりやらせていただきたいと思います。


 12月1日に発売されました南あわじ市市民の暮らし応援振興券については、先ほど来より話題に上っておりますが、大好評のように思います。年末から年度末にかけて、市内の商店街で1億1,000万円のお買い物をしていただくということで、少しは商店街も活気づくのかなと期待をしております。しかし、日本全体の景気は全く深刻な状況にあるように思います。


 そこで、私の方から農業及び商工業の振興について、まず質問をしたいと思います。市長は、本定例会冒頭の行政報告の中で、農商工連携、安心・安全、都市生活者への売り込みといったようなキーワードを強調されていました。


 まず、市長の市内農業及び商工業に対する現状認識について伺います。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) これは改めて私から申すまでもないんですが、特にここ数年前から非常に地域の経済、農業、そして水産業、商工業、そういうような南あわじ市の大きな産業が非常に低迷しております。


 特にここ、ことしの初めからいろいろな原料の高騰、そして、米国の金融危機等からなお一層深刻さが増してきております。いろいろとその施策を国も考えてくれていますが、なかなかそれを一気に挽回するような施策は打てていないというふうに思います。


 まして、南あわじ市という限られた行政自治体で、その取り組み、気持ち的にはいろいろとできる限りはしたいということで取り組んではおりますが、それもそう一気にやれるものでもないということでございまして、先ほど来、いろいろ話題になっております地域振興券の問題も、完全ではございませんが、やはり少しでも活気を持っていただく。また、それが次なるいろいろ経済波及に広がっていくということの期待を込めて取り組んだところでございまして、農業、商工業は非常に厳しい、この認識は私はここ何年か前、そしてことしに入って特にそういう気持ちでおります。


○議長(森田宏昭) 原口育大君。


○9番(原口育大君) 大変厳しい現状であるという認識を伺いました。


 先日、県民局から7月から9月期の経済指標が発表されましたが、厳しい数字が並んでいました。10月以降の数字はまだ発表されていないわけですが、感覚としては一層悪化しているように思います。


 南あわじ市では、企業団地に進出を決めていただいた企業の新規雇用による効果を期待したいと思うんですけれども、この誘致による効果は、現状どのようになっているのか。景気後退の影響は出ていないのかについて伺います。


○議長(森田宏昭) 産業振興部長。


○産業振興部長(太田良一君) ちょっと詳細には把握しておりませんけれども、100名以上をもう既に雇用確保しているというような情報は伺っております。


○議長(森田宏昭) 原口育大君。


○9番(原口育大君) 今、テレビ等でいろんな首切りとかの話が出ていまして、新規採用を控えるというような話も出ています。ぜひ、そういった影響が最小限に抑制されて南あわじ市にとって経済効果を発揮してほしいなというふうに思っております。


 基幹産業としての農業についてでありますが、市内の農業の状況をJA淡路島の平成19年度の事業報告書で見てみますと、農畜産物の販売高が115億円。一方、購買の利用が69億円。つまり、農協利用での農家の収支を見ますと、売り上げの6割が経費として相殺されてしまう。残った4割の中で農協以外からのいろいろな支払いとかいろんなものをしなければならないということを考えると、結構やっぱり厳しい状況だなというふうに思います。


 従来、南あわじ市では兼業農家が安定した農家所得を維持してきましたので、農業部門は若干の赤字になったとしても農外収入でカバーができるということで、そういった農家もトラクターなどの機械も投資して、農地の維持をしてくれてきました。これには、周囲の目もあるので耕作放棄で周辺に迷惑をかけることをためらうというふうな気持ちもあったと思うんですが、世代がかわってくると、これからは赤字になるのなら作付しない方が楽で得であるという考え方が広がりつつあるように感じます。


 したがって、耕作放棄地対策の最も理想的な解決方法は、もうかる農業が定着して、買い手がふえるということであると思うんですが、現状、従来は高齢化で農業ができなくなったような場合には、条件のよいほ場であれば借り手があって、何とか耕作を続けていただいたわけですけれども、このところの野菜市況の低迷で農地対策の需給バランスが崩れて放棄地が増加しておるような感じを受けています。


 もう現状では、条件のよい、平たん地のほ場整備がされたような農地でも耕作放棄というものが見受けられるというふうな状況になってきています。


 こうした状況を打開するために、農業従事者の高齢化対策、それと後継者育成も大きな課題だと思いますが、その中で、まず市の行っております就農定着対策事業の状況と、その成果について、どういう状況かを伺います。


○議長(森田宏昭) 農業振興部長。


○農業振興部長(木場 徹君) この就農定着対策事業ですが、この事業の目的は、担い手が年々減少する半面、生産基盤を持たない農家以外の就農希望がふえてきたため新規就農のための借り入れや研修に助成を行い、就農意欲の高い就農により農業の活性化を図るということで目的となっております。


 当市では過去2名の就農がございまして、それぞれ地域になじんで就農しており、耕作放棄地田の防止にもなっており、当市としましては今後とも進めていきたい事業であると考えております。


○議長(森田宏昭) 原口育大君。


○9番(原口育大君) 今、この事業で入ってこられた方が2名定着されておるという話ですが、全部うまくいっているというふうには認識してないんですが、それぞれきちっと定着されておるわけですか。


○議長(森田宏昭) 農業振興部長。


○農業振興部長(木場 徹君) 1名の方につきましては、野菜の病気によりまして収入減のため、農家をしながらアルバイト的に勤めに行っておりますけども。


 もう1軒の方は専業農家で頑張っております。


○議長(森田宏昭) 原口育大君。


○9番(原口育大君) この就農定着化につきましては、1年目が月額15万、2年目が10万、3年目が5万という支給があって、新規に就農される方を農業法人でありますとかそういったところが預かって定着のための準備をするという形の事業であります。


 これまで、普及センターの管内、洲本も含むわけですが、洲本で3名、南あわじ市で先ほどの2名という方が入ってこられたと。その内訳では、畜産2名、野菜3名、南あわじ市は両方とも野菜という形になっています。それぞれ、おおむねうまくいっているとは聞いております。


 ただ、大規模にやられた方について、先ほどのハイリスク、ハイリターンを求めたんだと思いますが、あまりうまくいってないというふうにも聞きます。


 私は、今、部長の話にありましたが、例えば野菜の病気が出て収入源が思ったようにいかなくて失敗したというふうなことを見ていますと、やはり単なる田舎暮らしへのあこがれや、大規模農業といった格好よさにあこがれて、それだけで入っていったんでは、なかなか新規就農者は定着できない。やはり、生産物の販売先をしっかりと確保しておかないとできないというふうに思います。


 以前、もう20年近く前に野辺山の開拓農協の方に行ったことがあるんですが、高原野菜のメッカということで100軒ぐらいの開拓農協の中でかなりの人が1億以上の売り上げがあるというところの農家の人ともいろいろ話をさせていただきました。


 確かに昔は入植して厳しかったと、今は華々しい農業を展開しておると。しかし、その分、リスクも大きいと。昔は入ってこんかったけれども、今は下手すると1年で大変な借金をつくってしまうというふうな話を聞きまして、昔と今とどっちがよかったかはっきりわからんなみたいな話をそのときお聞きしました。


 やはり、着実に定着してもらうためには、そういった部分の支援といいますか、見きわめもしっかりとやらないと失敗したときにやはり不幸な結果になってしまうというふうな気がします。


 今、淡路市で大手人材派遣会社が農業ベンチャー支援制度として特定法人貸し付け事業、これは企業が自治体と協定を結ぶんですかね、ということによって農地を借り受けることができるという事業だと思いますが、それで確保した農地で3年間月額20万円を支給する研修生を採用して、大きな会社ですので独自の販売サポート体制で支援しながら、4年目からの独立就農を目指す事業を本年の9月からスタートさせているという新聞記事がありました。大規模に展開をして、地域との摩擦を起こすようでは困るわけでして、地域になじんで受け入れられる新規就農でないといけないというふうに思います。


 市内には高齢になって淡路島を離れる際に、空き家になる家と農地、設備一式を新規就農希望者に預かってもらって、本来なら空き家、耕作放棄田になるところを営農を続けてもらっておるという事例もあります。就農者も地域にうまく溶け込んで、地域と一緒に頑張っているというふうに聞いています。


 そこで、再度、農業振興部長にお聞きしますが、就農定着対策には堅実な経営へのサポートと地域になじむ本人の努力が大事だというふうに思いますが、就農定着対策事業へのこれまでの反省を踏まえて、今後の取り組み方はどのようにあるべきというふうに考えておるか伺います。


○議長(森田宏昭) 農業振興部長。


○農業振興部長(木場 徹君) これ一つの教育だと思うんです。ですから、それの受け入れする、いわゆる受け手ですね。受け手の人の人柄といいますか、かなりそれを重点的にチェックをしなければ、その人によって入ってきた人も伸びる場合もありますし、つぶれる場合もあるということですから、その辺の見きわめが普及センターとともに我々に課せられた大きな課題ではなかろうかと考えております。


○議長(森田宏昭) 原口育大君。


○9番(原口育大君) これからも大事な事業であるものは間違いありません。ぜひ、入ってきた人、受け入れ側、それぞれがきっちりと成功するような、できるだけそういった部分でのサポートを行政の側にも求めておきたいというふうに思います。


 農商工業のこうした厳しい状況に対しまして、私の方から幾つかの点で具体的に提案をしたいというふうに思います。


 農商工連携事業への提案をまずしたいと思うんですが、この申請窓口は南あわじ市商工会です。現在のところでは観光施設と農家の連携でブルーベリーの貸し鉢事業を行うというのが申請中であって、かなり、結構ええ線で進捗しているというふうに聞いています。


 また、前回の一般質問で取り上げました瓦の廃材を活用した基盤材、これについても地域資源という事業項目の中で注目されておるようでして、これも結構ええ線にいっておるというふうに聞いています。この方は、皮肉なことに瓦業界の不況で原料の瓦屑が集まらなくなって、逆に困っているというふうな状況とも聞いていますが、この芝生の基盤材等につきましては、今、東京都なり大阪府なり、いろんな自治体が積極的に取り組みはじめた。また、屋上緑化なり、そういった部分での活用ということ。また、totoの方からですか、校庭の芝生化に補助を出すというふうなこともありまして、そういった機運が高まってくる中でなかなか今から需要が伸びるかなというふうに期待をしております。


 この、今申し上げた2件の事業は大変順調な滑り出しだと思っておりますが、ただこれだけでは南あわじ市地域の経済への効果というのは極めて限定的であり、農商工連携で地域活性化を図ると、市長は常々ずっとおっしゃっておるわけですけれども、市長の思いには極めて不十分であろうというふうに思います。


 私は南あわじ市でもっと多くの農家と商売人が参加できる、すそ野の広い事業を展開して市独自に支援をすべきであるというふうに考えています。具体的には、市内にたくさんある青果業者、特に特産のタマネギを扱っておる業者を中核団体として、肥料農薬商と得意先農家、これらを巻き込んだグループ化事業を提案したいというふうに思います。


 青果業者はタマネギ商を中心に市内にたくさんあって、若手の経営者もかなり育っています。そして、減農薬栽培とかの付加価値をつけた栽培でできたものを有利販売しているというグループが結構あります。そこで、彼らをリーダーにして農商工連携グループをもっとふやしていけばよいというふうに思います。


 例えば、高齢者の農家で収穫作業が大変であれば、青果商の抱えている作業員を派遣する。あるいは、新規就農やUターンの農業者であれば、個々の農家の必要に応じて青果商と肥料農薬商が機械を貸したり、あるいは生産指導を行うといったような取り組み。また、グループとしてJA、GAPやひょうご安心ブランドといったような付加価値の高い、そういった栽培方法によりまして付加価値の高い農産物を生産して、青果商の持つ出荷先に有利に販売していく。


 こういったことをすることによって、高齢化による耕作放棄田の予防とIターン・Uターン者への支援、また青果商や肥料農薬商人の事業が拡大できるんではないかというふうに考えます。


 もちろん、この事業が農商工連携で国に採択されるということが望ましいんですけれども、なかなかこの程度では採択基準になじまないというふうに聞いております。であれば、市として何か独自の支援はできないかということを求めたいと思いますが、こういった採択基準に届かないけれども、ぜひ私は将来性があると思うんですが、こういったことに対して側面から支援をするということはできませんか、伺います。


○議長(森田宏昭) 農業振興部長。


○農業振興部長(木場 徹君) 農商工連携につきましては、本市も市長もいつも言っているとおりでございますが、必要不可欠な事業だと考えております。


 ただ、国の採択基準がございますので、それを正しく理解いただくために今後、農業者を対象に講師を招いていろんな研修会等を考えております。


 ですが、今、具体的に商売人と農家ということですが、これも片方は農業者でございませんので、その辺は市の中で連携を取りまして、今後そういう話し合いの場を持ちたいと考えております。


○議長(森田宏昭) 原口育大君。


○9番(原口育大君) 今、個別具体的な話をしましたんでなかなか答えるのも難しい面があると思うんですが、今回、この質問等を作成するのに、産業振興部ですとか農業振興部の方、回らせてもらいました。やっぱり、なかなか残念ながら縦割り的な部分が残っていまして、それぞれ農家なり商売人さんの窓口が違うという中では、意思の疎通がなかなか図れないなというのを実感しました。


 市長は少子対策課をつくって、そういう垣根を越えたプロジェクトで取り組んだ実績もあります。私は農商工連携については、課長を置けとは言いませんが一つデスクをどっちかの方に、この場合ですと商工観光と思うんですが、デスクを一つ設けて農業のことにも精通した職員を配置して両方の相談、協議会的なものの調整といったプロジェクト的なものが必要でないかと思うんですが、市長、その辺、考えていただけないでしょうか。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) 今、議員いろいろご提案いただいている内容については、私も非常にいいことやと思います。


 ただ、いつもこういう連携の話が出てくると、縦割り、行政も確かに縦割りで非常にそういう面では今の実社会におくれていると言ってもいい部分がございます。しかし、一方でその業者、すなわち青果商一つの例に取ってみましても、私は全部を一つにするというのはこれは難しいと思うんです。


 今、議員おっしゃられた、若手の経営者だけでも別のそういうような組織づくりをして真剣に取り組もうという人たちと、また農家でもそういう人たちと一緒にやろうという人たちのやはりすみ分けをしていかないと、もう青果商一本、全部が一つの窓口やということになると、なかなか総論賛成、核論反対ではないけれど乗ってこない、こういう現状がこれまでも見られております。


 ですから、そういう相手方の方も少し今の時代を認識していただいて、そして本気に、もう積極的にやろうという人たちと行政のそういう部署とうまく結びついていく、これは早急に取り組むべきそういう事業でないかなというふうには思っております。


○議長(森田宏昭) 原口育大君。


○9番(原口育大君) 今おっしゃられましたように、JAもしっかりとした生産基盤を持っていて自分のところで農薬の分析もできますし、販売もきっちりとできるという特性といいますか力量があります。青果商の方はやはりそれに対向して少しでも付加価値の高いものをつくって独自に販売するんだということで頑張っています。


 全部をまとめるとかということではなく、やはりすみ分けて、かつ競争原理が働くというようなことが大事だと思いますので、そういう部分で、ぜひ情報を提供して、もちろん行政主導ではありませんけれども、そういう商売人さんの方から、農家の方からそういったことを立ち上げてくるというのをぜひ誘導するような施策を取っていただきたい。


 市長も青果商、肥料商の経験がありますんで、その辺の感覚は十分ご承知だと思いますので、ぜひご検討いただきたいというふうに思います。


 次に、耕作放棄地対策について伺います。ヤギの周年放牧による耕作放棄地の省力的再生というものが、茨城大学の先生だったと思うんですが提案されていまして、これは自治体が畜産農家にヤギを飼ってもらって耕作者にレンタルする事業でして、自治体はヤギの購入資金、1頭3万円程度と聞いていますが、これを助成してレンタルのあっせんもする。


 ヤギですと、淡路市の方では昨日ぐらいの新聞に、和牛の放牧で耕作放棄田対策というのがありましたが、ヤギであれば杭を打ってつないでおくだけで柵はいらない。また、地域の子供にも喜ばれるし、山際ではサルの被害も軽減されているという報告もありました。


 南あわじ市には農業公園があって小動物を飼育しています。ヤギの飼育を委託してレンタル事業を行うといったようなことを検討いただきたいんですが、どうでしょうか。


○議長(森田宏昭) 農業振興部長。


○農業振興部長(木場 徹君) 放棄田の対策でございますが、19年度に実態調査をしております。その結果では、農振地域内に113ヘクタール、それから外に100ヘクタール、合計で213ヘクタールございます。


 耕作しない理由といたしましては、生産性が低い、高齢化による労働不足、また兼業で多忙というのが主な理由でございます。


 それで、その対策でございますが、まず市では農業委員会での各委員さんによる1筆調査を今進めております。これは地図の作成、また一覧表を作成いたしまして、遊休農地の所有者に対して利用の増進を行います。


 これでまだ解決しない場合は、特定遊休農地の通知を行いまして、利用計画の届け出の指導。まだ不十分な場合には市からの文書による措置の勧告を行うようなルールになっております。


 それから、解決の取り組みですが、一番大きいのはほ場整備、また中山間地域の直接支払、また農地利用集積、農地の流動化促進、放棄田保全事業、また農地・水・環境の各取り組みを行いまして、ただいまご指摘にございましたヤギの放牧等も考えて市でいろいろ検討したいと考えております。


○議長(森田宏昭) 原口育大君。


○9番(原口育大君) ちょっとごっつい丁寧に説明してくれましたんですけれども、11月に市地区で耕作放棄地の刈り取りが自治会や周辺農家の協力で行われまして、見事に1へクタール近いほ場がきれいになりました。


 その際、活躍したのがトラクターの後ろにつける大型の草刈り機です。畜産農家から借りてきたそうですが、大変効果的だったようです。林のようになった耕作放棄地を手持ちの草刈り機で刈り取るといったのは大変ですし、大変危険です。そうした大型の草刈り機を1台でいいと思うんですけれども、市の方で導入して民間の農協なり、あるいは農機販売会社に管理を委託して必要なところに貸し出すといったようなこともできないかと思うんですが、いかがでしょう。


○議長(森田宏昭) 農業振興部長。


○農業振興部長(木場 徹君) この件に関しましては、いろいろ予算的なこともございますので、まず市の地域担い手総合育成協議会というのがございまして、その中にはJA、農業委員会長、酪農組合等が参加しておりますので、その場でまず予算的なものを含めまして検討してまいりたいと考えております。


○議長(森田宏昭) 原口育大君。


○9番(原口育大君) 高齢化等で耕作放棄になってしまいますと、セイタカアワダチソウが背丈より伸びるというふうな格好になったら、これはだれかがやってあげないともう本人ではどうしようもないという状況であります。ぜひ、そういったものをお願いしたいと思いますし、ヤギの放牧も考えていただきたい。


 イングランドの丘は農業公園としてそういった機能を持たせてもいいんじゃないかというふうに思うんですけれども、その辺どうですか。副市長なり、市長、お願いできませんか。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) 株式会社農業公園なり、またファームパークでそういうことができるかどうかはちょっと別なんですが、やはり、今現在、農業をやっている人たちで意欲のある人たちにやはりそういう取り組みができるような支援を行政がすべきやと思います。


 でないと、なかなか会社的な企業になりますと、非常にやはり時間から時間の対応しかできないというようなことですから、そういう人たちを、専業にやっている人たち、若い人も何人か私たちは知っております。そういう人たちにそういう便宜を図っていただく、そのための支援を市がしていくというような取り組みにせざるを得んのかなというふうには思う次第でございます。


○議長(森田宏昭) 原口育大君。


○9番(原口育大君) ぜひ、今、農地水なりで一生懸命そういったことに取り組んでくれております。個人の財産に絡んでくるんでナイーブな問題でもありますが、ぜひ支援をお願いしたいというふうに思います。


 次に、地域の環境、景観形成ということで伺います。農地水事業で水路や農道の法面の草刈り、あるいは耕作放棄地解消などは、今言いましたように取り組んでいただいておるわけですが、市道側の法面の維持管理、これは農地水の対象にはなりません。かといって、市が小まめに草刈りをするということまではできないというのが現実であります。


 営農に支障があるような状況であれば当然市が草刈りなどをしないといけないと思いますけれども、実際には農地水でできるようにするのがよいと私は思っています。地元と協定を結ぶと農地水事業でそういったことにも取り組めるというふうに聞いていますが、その辺はどうでしょうか。


○議長(森田宏昭) 農業振興部長。


○農業振興部長(木場 徹君) 農地水の事業でございますが、原則、取り組めるのは農地、農道、用廃水路でございます。


 ただ、隣接するほ場の維持管理料、雑草が影響し、支障があればただいま言われましたことも可能かと考えております。


 ですから、いろいろケースがありますので、事前に担当課の方とご協議をお願いしたいと考えております。


○議長(森田宏昭) 原口育大君。


○9番(原口育大君) ほ場整備をすると法面が結構広くなって管理が大変になります。工事とあわせて雑草が繁茂する前にいろいろ芝を植えたりされておるわけですけれども、実際に市道の法面にも最初の雑草が発生する前に、初期に芝などのグランドカバープランツを植えておくのが後々の管理を考えるとよいと思うんですけれども、市の予算でそういうことはできませんか。


○議長(森田宏昭) 都市整備部長。


○都市整備部長(吉川満広君) 道路法面なんですが、本来、法面の保護というのは当然考えるわけです。


 ほ場整備の中の道路のことをおっしゃられておると思うんですが、道路法面が意外と小さいわけなんです。従来ですと、大きな法ですと芝なんか張ってやるんですが、小さい法の場合はそれも現在認めてくれないというふうな状況で、雑草で法覆いをするというふうな考え方になっています。


 ただ、おっしゃられたように、いやな雑草というのが当然あると思うんですけれども、今後、検討はしたいなというふうには思います。


○議長(森田宏昭) 原口育大君。


○9番(原口育大君) 市道の法面部分は、私有地であっても協定を結ぶことで農地水事業で取り組めるということを先ほど確認をさせていただきました。であれば、何とかそういった芝の植えつけとかも可能かなというふうに思うので、その辺も協議をしてやってほしいと思いますが、市道の路側帯部分、これについても維持管理を考えますと、やはり建設時に何かの手立てを打っておくのが後々楽であろうと思います。


 先ほど雑草でという話がありました。私はその中でも、今、問題になっていますナルトサワギクとか、そういった外来種等も、そういうむき出しのところには繁茂するわけですので、先手を打って、今、県民局が進めています自生植物の栽培、これをそこへ種を振り回しておくということで、先にそういった自生植物での雑草といいますか、そういう道の保全ができるんではないかと。


 具体的に言いますと、先ほどほ場整備の中で、市西で今、国道から三条方面に浦壁三条線がつけかえ整備されてほ場整備の真ん中に2車線の市道が走ることになっております。この道は歩道やガードレールはなくて、路側帯の部分は土のままであります。これも法面の工事と同様に工事の時点で自生植物で保護するようにすれば、季節ごとに例えば自生のタンポポであったりスミレであったりナデシコといったような、昔からの畔道のような景観をそこに再現できるというふうに思っています。


 在来のこうした植物を優先的に定着させることでナルトサワギクなどの外来植物を駆除することができる。そういったものの維持管理については、やはり先ほどの農地水なり、一斉清掃なり、地元の老人クラブ等も、あるいは自治会等も協力をいただくと、そういった環境づくりが大事でないかというふうに思います。


 なかなかこれも上から押しつけてできることではないので、もし地元の方からそういった協議の中で要請がありましたら前向きに取り組んでほしいというふうに思うんですけれども、その辺、いかがでしょうか。


○議長(森田宏昭) 都市整備部長。


○都市整備部長(吉川満広君) 検討してみたいと思います。


○議長(森田宏昭) 原口育大君。


○9番(原口育大君) ぜひ、よろしくお願いします。


 最後に、常々市長は職員に「知恵を出せ」と言っておられますので、島根県の小さなまちの話ですが頑張っているところがあるので紹介をさせていただきたいと思います。


 これは島根県の隠岐島、そこにあります海士町というところの取り組みであります。これもホームページで資料を探したわけなんですけれども、小さな島の挑戦の経営指針「自立・挑戦・交流」〜そして確かな明日へ〜ということでレポートが出ておりました。それを見ていますと隠岐島は海士町は隠岐諸島の中の中ノ島という一島一町の小さな島でありまして、昔、後鳥羽上皇が流されたことで有名であります。最近は、女性の演歌歌手が結婚して嫁いでいて離婚したというような話もあって話題になりましたが、人口は約2,581人、17年の国調ですけれども。昭和25年ごろには7,000人近くいたと。やはり、離島でありますんで、離島振興法の中で公共事業によって生きてきた島、また生かされてきた島ということで、ここのところの地方交付税の大幅な削減で大変島の存続も危ういという状況になったと。


 そういう中で、島として、まちとして、地理的特性から単独町政を貫くということを決意されました。これは、以前、矢祭町を紹介しましたが、といったような条件かと思います。


 で、自立促進プランを策定されたと。思い切ったまず行革に取り組む、みずからの身を削らない改革は支持されないということで、まず、平成17年に人件費の削減で三役の給料を50%から40%カット、議員の報酬を40%カット、もろもろカットいたしまして、それに対して今度は職員の方から給与の一部カットの申し出が出てきて、職員の30%から16%給与カットをされたというふうなことであります。この是非はちょっと別にしまして、ただ、そういった姿勢を示した。


 それに対して、職員の方も自分たちがカットした部分が具体的に目に見える施策にしてほしいということで、すこやか子育て支援条例を制定されまして、第3子誕生祝い金50万、第4子100万というふうなことをやられておる。


 それを受けて、また老人クラブからは、バス料金の値上げや補助金の返上といったような、そういった申し出があって、住民たちからは自分たちにできることはないかということで、町民と危機感を共有できたというふうに、このプランの中では報告がされております。


 それでもろもろ首長のリーダーシップのもとでやりまして、まず目指すのは第3セクター、ふるさと海士というのを立ち上げました。社員はIターンの人たちが取り組んだということで、CASという冷凍技術を用いまして、今、7,000万ほどの売り上げですか、で海産物を東京の方まで空輸して実績を上げておるというふうなことであります。


 すごいなと思うのは、そうしたことに対しまして、Iターン、これが78世帯、145人が海士町に定着をした。それに対して、定住住宅26戸、空き家のリニューアル12戸といったものを緊急に整備し、先ほどの少子対策としては結婚祝い金が1カップル20万円で3,200万円、出産祝い金が1,020万円、妊娠の出産交通費の助成が87万円といったようなことを今まで実施してきておるというふうなことであります。最後の方に、ハンディキャップをアドバンテージにというふうな言葉で結んであります。


 その中にもう一つ、島の農業を担う青年にファンの力を貸してください。名づけて、海士ファン・バンクということで、島の農業と暮らしにあこがれ都会から2人の青年が住みついたと。その人たちが島生まれの島育ちの隠岐牛の繁殖生産を手がけられる。ただ、元手がない。それに対して一口50万円の出資を全国に呼びかけられた。これは7年間無利子で借り受けた後に返すと。それで、もうすぐに800万が集まった。


 これは、その裏には、もし借受者が損を出した場合は町の方で保障するという部分があってできたことだと思いますけれども。かつ、50万円の出資に対して年間1万5,000円相当の四季折々の農産水産物を年4回に分けて利息がわりにお届けするというシステムであります。やはり、こういったところで創意工夫をされておる。


 先ほど、就農の定着の話をしましたが、やはり本当にきっちりとした審査をして、これだったらやってみいということに対して町が積極的に取り組んでおるという部分はすばらしいなというふうに思いました。


 こうした海士町の取り組みは、行財政改革、地域産業の振興、就農定着対策等々で参考になるんでないかなというふうに思って今紹介をさせていただきました。


 南あわじ市の20分の1の人口の小さなまちだからできるというふうに思うかもしれませんが、もちろん大きくなるほどいろんな意見があって調整も難しいというのはよくわかりますが、矢祭町にしても海士町にしても、首長の強いリーダーシップが住民や島外の人の協力を得るということにつながっていって成功しているというふうに思います。


 こうした海士町の取り組みについて、今、突然申し上げたので恐縮ですが、市長の感想をお聞きして質問を終わりたいと思います。


○議長(森田宏昭) 市長。


○市長(中田勝久君) 私もよく機会あるごとに申し上げているんですが、やはり一体化という形がそういうまちにはできていると思います。


 家族を一つの小さい単位に見てみても、家族の仮に3人いても5人いても、みんなが一緒のような方向に向けて取り組むならば、幾ら生活的に苦しくても将来に開けるものがあるし、ある部分集中的にできると。


 しかし、ややもするといろいろな思いが、議員おっしゃられたように5万数千人おるといろいろの思いがあって、その思いを自分の思いのとおりいかなかったら気に入らんということになると、物事は幾らいいことを提案してみても前に進まないわけでございます。


 ですから、やはり実際本当に苦しくなったら、そういうような方向性も出てくると思うんですが、南あわじ市はやはり今まで裕福だったんです、はっきり言って。しかし、今現在、そんなことを言うてたらこれから何年後には果たしてどうなるんかなという危機感をお互い持つことによって一体化に少しでも近づくかなと。


 すばらしい、今、話を聞かせていただきまして、少しでもそういうのを参考にできたらなと思います。


○議長(森田宏昭) 原口育大君の一般質問が終わりました。


 お諮りします。


 一般質問の途中ですが、本日の会議はこれで延会したいと思います。


 これにご異議ございませんか。


             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(森田宏昭) 異議なしと認めます。


 よって、本日はこれで延会することに決しました。


 次の本会議は、12月8日午前10時から再開します。


 本日は、これで延会します。





              延会 午後 3時30分