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兵庫県 南あわじ市

平成19年第13回臨時会(第2日 2月 5日)




平成19年第13回臨時会(第2日 2月 5日)





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  │ 第13回南あわじ市議会臨時会会議録                  │


  │               (第2日)                │


  │                    平成19年 2月 5日(月曜日)│


  │                        開会  午前10時00分│


  └────────────────────────────────────┘





 
 第1.議案第 1号 公の施設の指定管理者の指定について


 第2.議案第2号〜議案第4号(3件一括上程)


    議案第 2号 公の施設の指定管理者の指定について


    議案第 3号 公の施設の指定管理者の指定について


    議案第 4号 公の施設の指定管理者の指定について


 第3.議案第5号〜議案第11号(7件一括上程)


    議案第 5号 公の施設の指定管理者の指定について


    議案第 6号 公の施設の指定管理者の指定について


    議案第 7号 公の施設の指定管理者の指定について


    議案第 8号 公の施設の指定管理者の指定について


    議案第 9号 公の施設の指定管理者の指定について


    議案第10号 公の施設の指定管理者の指定について


    議案第11号 公の施設の指定管理者の指定について


 第4.議員派遣の申し出





会議に付した事件


 第1.議案第1号


 第2.議案第2号〜議案第4号(3件一括上程)


 第3.議案第5号〜議案第11号(7件一括上程)


 第4.議員派遣の申し出


                 (閉会宣告)





出席議員(27名)


  1番  沖   弘 行            15番  廣 内 孝 次


  2番  武 田 昌 起            16番  原 口 育 大


  3番  楠   和 廣            17番  福 原 美千代


  4番  長 船 吉 博            18番  市 川 一 馬


  5番  蛭 子 智 彦            19番  森 上 祐 治


  6番  吉 田 良 子            20番  印 部 久 信


  7番  楠   直 茂            22番  阿 部 計 一


  8番  出 田 裕 重            23番  中 村 三千雄


  9番  森 田 宏 昭            24番  川 上   命


 10番  砂 田 杲 洋            25番  眞 野 正 治


 11番  蓮 池 洋 美            26番  野 口 健一郎


 12番  島 田 貞 洋            27番  木 曽 弘 美


 13番  登 里 伸 一            28番  北 村 利 夫


 14番  小 島   一





欠席議員(1名)


 21番  乙 井 勝 次





欠  員(なし)





事務局出席職員職氏名


 事務局長    稲 山 昜 二


 課長      山 口 恒 利


 書記      松 下 良 卓





説明のために出席した者の職氏名


 市長              中 田 勝 久


 助役              川 野 四 朗


 収入役             長 江 和 幸


 教育長             塚 本 圭 右


 総務部長            藤 本   昇


 財務部長            岡 田 昌 史


 市民生活部長          小 路 益 生


 健康福祉部長          喜 田 憲 康


 産業振興部長          富 田 千 秋


 農業振興部長          中 田 明 樹


 都市整備部長          西 岡 正 行


 上下水道部長          榎 本 二三雄


 教育部長            中 島 義 晴





              開会 午前10時02分





○議長(北村利夫) おはようございます。


 ただいまの出席議員は27名であります。


 定足数に達しております。


 直ちに本日の会議を開きます。


 本日の議事日程はあらかじめお手元に配布のとおりであります。


 直ちに日程に入ります。





                日程第1 議案第1号





○議長(北村利夫) 日程第1、議案第1号、公の施設の指定管理者の指定についてを議題とします。


 本案については総務常任委員会に審査を付託しておりましたので、委員長より報告を求めます。


 総務常任委員長、森田宏昭君。


○9番(森田宏昭君) 委員会審査報告を朗読をもって報告いたします。


 ただいま議題となりました議案第1号、本臨時会において当委員会に審査を付託され、1月26日、総務常任委員会を開催し審査を行いました。


 その経過と結果について、会議規則第38条の規定により報告します。


 審査にあたっては、委員会条例第21条の規定により説明員の出席を求め審査を行いました。


 以下、審査の経過において特に論議された事項について報告します。


 議案第1号、公の施設の指定管理者の指定について。


 質疑、今回、16施設を見直し、指定管理者の指定で全体として財政的な効果についての問いに対し、おおむね2,500万円程度が節約できると思うとの答弁でした。


 次に、指定管理料を支払う場合と施設使用料を納めていただく場合と両方があるが、その考え方についての問いに対し、基本的には、維持管理料と利用料収入の差で、利用料収入の方が多ければ市に納めていただき、維持管理料の方が多ければ管理料を支払うようにしている。本議案については、両方がなしで地元で維持管理をしていただくとの答弁でした。


 採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。


 以上で、総務常任委員会審査報告を終わります。


○議長(北村利夫) 委員長の報告が終わりました。


 これより質疑を行います。


 質疑はありませんか。


               (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(北村利夫) 質疑なしと認めます。


 これより討論に入りますが、通告がありませんので、討論なしと認めます。


 よって、直ちに採決を行います。


 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。


 よって、本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


              (起 立 多 数)


○議長(北村利夫) 起立多数です。


 よって、議案第1号は委員長の報告のとおり可決されました。





             日程第2 議案第2号〜議案第4号





○議長(北村利夫) 日程第2、議案第2号ないし議案第4号、以上3件一括議題としますが、これにご異議ございませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(北村利夫) 異議なしと認めます。


 よって、3件一括議題とすることに決しました。


 本案3件については、文教厚生常任委員会に審査を付託しておりましたので、委員長より報告を求めます。


 文教厚生常任委員長、森上祐治君。


○19番(森上祐治君) 委員会審査報告を朗読をもって報告いたします。


 ただいま議題となりました、議案第2号ないし議案第4号は本臨時会において当委員会に審査を付託され、1月23日、文教厚生常任委員会を開催し審査を行いました。


 その経過と結果について、会議規則第38条の規定により報告いたします。


 審査にあたっては、委員会条例第21条の規定により説明員の出席を求め審査を行いました。


 以下、審査の経過において特に論議されました事項について報告いたします。


 議案第2号、公の施設の指定管理者の指定についてでございます。


 19年度の年度協定書(案)も国の基準などが変われば変更されるのかという質疑に対しまして、甲・乙協議する項目があり協議することになると答弁がございました。


 また、平成20年を目途に移行される支援費にかわり利用者負担はどうなっているかという問いに対しましては、国の4分の1が示された段階で対応したいという答弁でございました。


 また、きららのバス代減額については、他市では減免制度があるが南あわじ市ではどうかという質疑に対しまして、国の動きをみながら、可能な限り減額をしていきたいという答弁でございました。


 さらに、自立支援法では1割負担なので、支払額の方が多いのではないか、働いている人の意欲を考えれば、作業工賃をもっと上げるべきではないかという質疑に対しまして、ボーナス規定もあり、販売収入がふえれば考慮もされる場合がある。また、障害者年金の上乗せとして作業をしているが、最大限の努力をしているという答弁でございました。


 採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議案第3号、公の施設の指定管理者の指定についてでございます。


 指定管理料95%の基準について、また、5%の理由はどうなっているかという質疑に対しましては、介護保険施設であり、介護報酬が約3億円市に入り、そのうちの95%、約2億8,500万円で運営を行うと。


 また、5%については、市の施設であり、起債償還が年約1,600万円あり、選定基準でも、市が支払う委託料については100点満点中10点あり、重視をしているという答弁でございました。


 また、修繕費について、安全性からも十分精査し市が負担すべきではないかという質疑に対しましては、大規模は市で、その他については管理委託料の中で行うという答弁でございました。


 また、指定期間が3年の理由についてという質疑に対しましては、すいせんホールの期間、平成22年3月末とあわせているという答弁でございました。


 採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。


 続きまして、議案第4号、公の施設の指定管理者の指定についてでございます。


 ゆーぶるの修繕費について、200万円を超えた場合の対応についてどうするのか。補正予算で対応するのかという質疑に対しましては、修繕費200万円については、軽微な設備などの修繕を見込んでいる。修繕費用が嵩む場合の補正予算は考えていないが、200万円を超える場合は協議するという答弁でございました。


 また、指定期間1年間という考え方について質疑がございましたが、市内の3施設については、設置目的がそれぞれ違う。じょじょに指定管理に移行を考えており、将来的には5年間を考えているという答弁でございました。


 また、さんゆ〜館には年間パスポートがあるが、将来的に3施設指定管理者制度を導入することによる年間パスポートのあり方についてはどのように考えるかという質疑に対しましては、現在、年間パスポートは471名に発行されており、今後1年間でよく検討を行うという答弁でございました。


 さらに、指定管理者制度の導入により市のメリットはどこにあるのかという質疑に対しましては、大規模な修繕は別として、市に約2,500万円の収入が見込まれておりますという答弁でございました。


 また、施設使用料、年間500万円あるが、施設の建設に伴い償還金は幾らかという質疑に対しましては、毎年5,200万円を返還しているという答弁でございました。


 採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。


 以上で、文教厚生常任委員会の審査報告を終わります。


○議長(北村利夫) 委員長の報告が終わりました。


 これより質疑を行います。


 質疑はありませんか。


               (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(北村利夫) 質疑なしと認めます。


 これより討論に入りますが、通告がありませんので、討論なしと認めます。


 よって、直ちに採決を行います。


 採決は、分割して行います。


 まず、議案第2号、公の施設の指定管理者の指定について採決します。


 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。


 よって、本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


              (起 立 多 数)


○議長(北村利夫) 起立多数です。


 よって、議案第2号は委員長の報告のとおり可決されました。


 次に、議案第3号、公の施設の指定管理者の指定について採決します。


 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。


 よって、本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


              (起 立 多 数)


○議長(北村利夫) 起立多数です。


 よって、議案第3号は委員長の報告のとおり可決されました。


 まず、議案第4号、公の施設の指定管理者の指定について採決します。


 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。


 よって、本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


              (起 立 多 数)


○議長(北村利夫) 起立多数です。


 よって、議案第4号は委員長の報告のとおり可決されました。





            日程第3 議案第5号〜議案第11号





○議長(北村利夫) 日程第3、議案第5号ないし議案第11号、以上7件一括議題としますが、これにご異議ございませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(北村利夫) 異議なしと認めます。


 よって、7件一括議題とすることに決しました。


 本案7件については、産業建設常任委員会に審査を付託しておりましたので、委員長より報告を求めます。


 産業建設常任委員長、登里伸一君。


○13番(登里伸一君) 委員会審査報告を朗読をもって報告いたします。


 ただいま議題となりました、議案第5号ないし議案第11号については、本臨時会において当委員会に審査を付託され、1月24日、産業建設常任委員会を開催し審査を行いました。


 その経過と結果について、会議規則第38条の規定により報告します。


 審査にあたっては、委員会条例第21条の規定により説明員の出席を求め審査を行いました。


 以下、審査の経過において特に論議されました事項について報告します。


 議案第5号、公の施設の指定管理者の指定について。


 質疑、収益が発生してもよいぐらいの大きな施設ではないかという問いに対し、現在、基金を取崩して委託料を支払っています。独立採算制を基本に努力していただきますという答弁でした。


 財団法人の運営形態については、今後見直す必要があると聞いているが、それについては、指定期間が4年は長すぎると思うがという質疑に対し、財団法人の見直しについては、土地の問題もあるが、民営化に向け検討を始めていますとの答弁でした。


 採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。


 議案第6号、公の施設の指定管理者の指定について。


 基本協定書の18条、リスク分担について、管理運営上の経費等の赤字に関しては、乙(農業公園株式会社)が負担すると明記しているが、今まで説明をしていたのは、一切市には迷惑をかけないと答弁していたが、どうなのかという質疑に対し、淡路ファームパークイングランドの丘のオープン以来、旧三原町と株式会社ファームが基本協定書を交わし、その中に、健全な経営を行うため、株式会社ファームが責任をもって管理運営を行うこととなっているとの答弁でありました。


 市が直接、株式会社ファームに指定管理者として協定するのが自然ではないかとの問いに対し、そのように検討はしています。兵庫県との関係もありますが、できるだけ早く行いたいとの答弁でありました。


 指定管理者の基本方針には、第三者に下請けの禁止、再委託の禁止の条項がある。これに抵触することにならないか。一括下請けになるのではとの質疑に対し、甲の承認を得れば再委託できることになっている。また、我々には獣医さんもおりますし、特殊動物、特殊植物などの管理については、別途業務委託の形でやっているので、全部一括再委託ということではないとの答弁でした。


 支配人というのは、ファームの出向の支配人という意味かとの質疑に対し、ファームから出向してきた社員の中から、株式会社の取締役会で支配人を指名し、選任された支配人が指示系統を使って指示しているとの答弁でありました。


 この場合、偽装請負にならないか。これは業務請負や業務委託の形式で、人材派遣に該当するものを指します。もしそうであれば、大きな問題が発生するのではないかと思うが、法的な解釈云々になったとき通用するのかとの質疑に対し、社員の指揮権限は、あくまでも農業公園株式会社にありますので、偽装請負等には当たらないと考えているとの答弁でした。


 指定管理の書類の中で、当初従業員数は訂正されたが、中の細かな決算等については一切触れられていない。書類は整っているかとの質疑に対し、決算書の内容等に関しては、正式な職員が1名しかいないのにということでありますが、この中には技術指導料等も含まれておりますとの答弁でした。


 さらに、17年度決算の記載の仕方がまずいという議論がされておりますので、3セクから払っている給与費、法定福利費等々の表示、技術指導料なども別な形で記載するよう指摘をしており、18年度決算からは、そういった形で記載をされるものと思っているとの答弁であります。


 審査において、委員より事務処理のたび重なるミスについて、市の最高議決機関である市議会に提出する議案等は、単純なミスに対するチェック機能を強化し、十分慎重の上にも慎重を期すよう、強い要望がありました。


 採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。


 議案第7号、公の施設の指定管理者の指定について。


 質疑、運営状況で18年度決算見込額586万4,000円となっている。委託料520万円で運営ができるのかとの質疑に対し、18年度は竣工に伴うチラシ印刷代などが含んでおり、委託料520万円で運営ができると思っているとの答弁でありました。


 お湯代は幾らか、また足湯ができたことによる温泉のPR効果はとの質疑に対し、トン当たり500円で1カ月36トンを使用している。入湯税が少しではあるが増加しているとの答弁でありました。


 採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。


 議案第8号、公の施設の指定管理者の指定について。


 質疑、入園者の動向についてとの問いに対し、昨年は7万1,000人であったが、ことしは天候に恵まれれば、開園以来初めての10万人を超えると思われるとの答弁でありました。


 借地料及び単価についてとの問いに対し、園地が407万円、駐車場用地が40万7,000円。1万4,000平米の借地で、場所により単価が違うが1平米当たり230円から780円ですとの答弁でありました。


 採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。


 議案第9号、公の施設の指定管理者の指定について、議案第10号、公の施設の指定管理者の指定について、議案第11号、公の施設の指定管理者の指定については、審査を行い、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。


 以上で、産業建設常任委員会審査報告を、終わります。


○議長(北村利夫) 委員長の報告が終わりました。


 これより質疑を行います。


 質疑はありませんか。


 蛭子智彦君。


○5番(蛭子智彦君) 今、報告を聞かせていただきました。


 その中で、職員の身分、従業員の身分について産業建設常任委員会では出向という言葉が使われていたように聞いたわけですけれども、総務常任委員会では出向とは断言していない。


 出向のようなものと、執行部の答弁がありましたけれども、もう一度確認をさせていただきたいんですが、産業建設常任委員会ではどのようなご答弁があったのでしょうか。


○議長(北村利夫) 登里伸一君。


○13番(登里伸一君) 確認させていただきますが、助役の答弁でありますか。


 形から言いますと、出向の形、出向された職員、社員という明確な答弁であったと思います。


○議長(北村利夫) 蛭子智彦君。


○5番(蛭子智彦君) としますと、出向であれば、いわゆる労災保険に加入しなければならないという法律上の規定があるというふうに聞いております。


 すると、これまでの業務報告に対しては、この36名分、少なくとも36名分の法定福利費の金額を変更しなければならない、そういうことになると思いますが、そうした変更は行われましたか。


○議長(北村利夫) 登里伸一君。


○13番(登里伸一君) ありませんでした。


○議長(北村利夫) ほかにございませんか。


               (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(北村利夫) 質疑なしと認めます。


 これより討論に入ります。


 議案第6号、公の施設の指定管理者の指定について、通告がありますので発言を許可します。


 蛭子智彦君。


○5番(蛭子智彦君) 第6号議案、淡路ファームパークイングランドの丘指定管理者の指定に対して討論を行います。


 私たち日本共産党の市会議員団としましては、この民間委託、指定管理に対する態度として、その指定管理が住民福祉にどのように役に立つのかということを最も重視しています。


 今回、提起をされましたイングランドの丘の指定管理について、南淡路農業公園株式会社に4年間も今後継続をして指定管理を託すことが住民福祉向上という課題にとって、果たして適切かどうか、もっと慎重に検討されるべきでないでしょうか。


 公の施設は住民の福祉を増進する目的を持って、その利用に供するための施設です。施設設置の目的を果たす上で、今回の提案について問題点を指摘し、反対討論を行います。


 イングランドの丘については、平成13年の事業開始より、事実上、ほぼすべての事業を株式会社ファームに運営を委託しています。


 その間の利用者は、平成13年67万6,000人をピークに、14年59万8,000人、15年51万5,000人、16年44万5,000人、17年41万5,000人と毎年40万人を超える来園者を誇る南あわじ市随一の観光施設です。


 毎年出される業務報告によれば、この間の年々の剰余金の推移は平成13年度、14年度は2年間で1,154万円、15年度は345万円、16年度は346万円、17年度328万円であります。


 一方、その間の売上高収入は、平成13年10億487万円、14年10億1,763万円、15年8億7,733万円、16年7億3,446万円、17年6億5,479万円と大きく変動し、また、その間の入場者数も大きく変わっていながら、剰余金はそれらの事情とは無関係に、毎年ほぼ340万円前後の計上となっています。


 売上金に対して剰余金の額とのアンバランスは全く奇妙です。その間、雇用者は13年から16年にかけては平均125人前後、17年は95人となっています。13年から16年にかけては雇用者数で大きな変動がないのに、給与手当は最大時、平成15年度4億3,273万円、平成16年度3億4,389万円と、ほぼ9,000万円の差があるというのもまことに不自然であります。


 これまでも幾度となく質疑が交わされ、その資料提出をめぐっては、助役の不誠実な姿勢の資料提出を協議すると発言をしたり、そんなことは考えていないと発言したりということが指摘されるなど、まさに物議を醸してきたテーマでした。


 売上金と剰余金のアンバランスについては、成功報酬として利益に応じ、その算定率を上下させて、株式会社ファームに提供されることから発生していると執行部からの説明がされています。


 こうした手法は企業会計、あるいは法人税法上の問題性も懸念されており、その契約内容については議会への資料提供が拒否されたままです。


 この間、執行部が進めてきた企業の立場を守るという理由で資料開示を拒否するという態度は、公の施設の運営の公正、平等が担保できないものとなっています。


 今回提出されている他の指定管理施設では、例えば、利用収入を徴収する施設のゆーぷる、水仙郷、うずしお村、メガフロートの4施設では、施設使用料を市に納めることが明記をされています。


 同じく使用料を集める施設の中でも、赤字が見込まれる施設については施設使用料を徴収しませんが、このイングランドの丘は剰余金の計上に不透明さがある上、剰余金を生み出しながら施設利用料を徴収しないという、他の類似施設とは別格の取り扱いとなっています。


 また、南淡路農業公園株式会社は事実上職員が1人しかいないことがこの間の質疑で明確になり、業務そのものがほとんど株式会社ファームにゆだねられているという、まさにペーパーカンパニーとしての実態が浮かび上がってきています。


 また、職員について、産業建設常任委員会では1人を除いてすべて株式会社ファームからの出向と断定していながら、総務常任委員会では出向とは断定していないと、食い違った答弁がされました。


 これは委員会答弁の真実性、信憑性に大変な疑念を生じさせるものであり、まことに遺憾であると表明せざるを得ません。


 職員の就労状態が出向なのか派遣なのか請負なのか、法規に照らして違反がないのか、執行部の説明責任はまさに重大で、働く人の立場を守る姿勢に欠けています。


 こうしたことから、南淡路農業公園株式会社に指定管理をゆだねることは、住民の利益につながらないばかりか、株式会社ファームの運営や結ばれている業務指導料契約についての疑念が深まり、市民とともにイングランドの丘を支えていくということにはならず、イングランドの丘のイメージダウンが増幅するのではないでしょうか。さらに、リスクの分担については、前回の協定書に明記されていなかったものが今回盛り込まれ、これまでの執行部の答弁とは大きな食い違いが見られます。


 こうしたことから、産業建設常任委員会で早急な指定管理契約の変更を求める意見が数多く出されております。


 執行部は一刻も早く、株式会社ファームとの直接的な指定管理契約に移行することを厳しく求められています。


 しかしながら、今回、提出されている南淡路農業公園株式会社との指定管理契約では、契約期間を4年間としており、早急な意向を表明した答弁とは明らかに矛盾し、到底認められるものではありません。


 議員の皆さまにおかれましては、以上の状況をご賢察いただき、この契約について認めることのないよう表決いただくことを重ねて求めまして討論といたします。


○議長(北村利夫) 阿部計一君。


○22番(阿部計一君) 私は、議案第6号、公の施設の指定管理者の指定について賛成の立場から討論を行います。


 本議案につきましては、平成15年6月の地方自治法の一部改正により、公の施設の管理については、これまでの管理委託制度にかわり指定管理者制度が創設され、自治体が直接運営するものを除き、指定管理者制度導入が義務づけられたのを受け、平成17年1月の合併時に専決処分にて指定管理者を選定していたものが、平成19年3月31日で指定期間満了日となることから改めて指定しようとする議案であります。


 既にご承知のこととは思いますが、淡路ファームパークイングランドの丘につきましては、農業・農村の健全な活力を図るとともに、地域住民や都市生活者に憩いややすらぎの場を提供することを目的とし設置された施設であり、兵庫県と西オーストラリア州の友好を記念し寄贈されたコアラや大温室、ロックガーデンの特殊植物を管理・展示する全国的にも類を見ない形態のテーマパークであります。


 南あわじ市はもちろんのこと、淡路島内の観光の拠点施設として、13年度は67万人の入園者、以後、常に40万人以上の入園者を記録し、その設置目的である地域の活性化並びに都市と農村のふれあい交流、さらには淡路島の観光振興の先導役として大きく貢献されていることを確信しております。


 また、1月24日の産業建設常任委員会での審査において、今後の指定管理者制度のあり方からも審議され、第3セクターへの指定管理ではなく、民間に直接指定管理を行うことを検討しており、さらに、契約期間中でも事情が許せば行いたいと執行部の前向きな答弁もございました。


 さらに、議案の附属資料として提出された指定管理者基本協定(案)の第18条、リスク分担の削除を検討しますとの前向きな答弁もございました。


 本議案は現在の最善の選択肢として何ら問題のない方法であり、ほかの選択肢はないものと私は確信をしております。


 それに、平成13年度から管理運営を委託し、現在もなお適切な管理運営を行っている実績から、引き続き、南淡路農業公園株式会社を指定することに賛成するものでございます。


 議員各位の適切妥当なご判断をいただきますようよろしくお願いを申し上げ、賛成討論といたします。


○議長(北村利夫) 以上で、通告による討論は終わりました。


 これより採決を行います。


 採決は、分割して行います。


 まず、議案第5号、公の施設の指定管理者の指定について採決します。


 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。


 よって、本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


              (起 立 多 数)


○議長(北村利夫) 起立多数です。


 よって、議案第5号は委員長の報告のとおり可決されました。


 次に、議案第6号、公の施設の指定管理者の指定について採決します。


 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。


 よって、本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


              (起 立 多 数)


○議長(北村利夫) 起立多数です。


 よって、議案第6号は委員長の報告のとおり可決されました。


 次に、議案第7号、公の施設の指定管理者の指定について採決します。


 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。


 よって、本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


              (起 立 多 数)


○議長(北村利夫) 起立多数です。


 よって、議案第7号は委員長の報告のとおり可決されました。


 次に、議案第8号、公の施設の指定管理者の指定について採決します。


 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。


 よって、本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


              (起 立 多 数)


○議長(北村利夫) 起立多数です。


 よって、議案第8号は委員長の報告のとおり可決されました。


 次に、議案第9号、公の施設の指定管理者の指定について採決します。


 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。


 よって、本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


              (起 立 多 数)


○議長(北村利夫) 起立多数です。


 よって、議案第9号は委員長の報告のとおり可決されました。


 次に、議案第10号、公の施設の指定管理者の指定について採決します。


 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。


 よって、本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


              (起 立 多 数)


○議長(北村利夫) 起立多数です。


 よって、議案第10号は委員長の報告のとおり可決されました。


 次に、議案第11号、公の施設の指定管理者の指定について採決します。


 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。


 よって、本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


              (起 立 多 数)


○議長(北村利夫) 起立多数です。


 よって、議案第11号は委員長の報告のとおり可決されました。





              日程第4 議員派遣の申し出





○議長(北村利夫) 日程第4、議員派遣の申し出の件を議題とします。


 議員派遣については、お手元に配付のとおり、会議規則第154条の規定により派遣いたしたいと思います。


 これにご異議ございませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(北村利夫) 異議なしと認めます。


 よって、議員派遣の申し出については、お手元に配付のとおり議員派遣することに決しました。


 以上で、今期臨時会に付議されました議案はすべて議了しました。


 よって、第13回南あわじ市議会臨時会を閉会します。





               閉会 午前10時47分





                  市長あいさつ





○議長(北村利夫) 中田市長よりごあいさつがあります。


○市長(中田勝久君) 1月9日から本日までの臨時議会とはいえ、非常に長丁場の開催でございました。


 議員各位におかれましてはそれぞれの常任委員会でご提案申し上げました指定管理者の指定についてのご審議を賜り、それぞれ適切妥当なご決定をいただきましたこと、改めて厚く御礼申し上げたいと思います。


 当然、この制度につきましては、いろいろとその相手方等々についてもご意見のあるところは承知いたしております。


 今後は、本当に指定管理者制度がその実情にあった、そして、私たちが望んでいるような、そういう方向性の確率に十二分に今後も研さんしていきたい。


 しかしながら、今の社会情勢なり、また市の抱えているいろいろな諸問題を解決する一つの大きな指定管理者という制度ができまして、これを十二分に採用し、そして運用していくということが今の時代の方向性であるという認識は私自身もそのような確信をいたしております。


 いずれにいたしましても、これからいろいろな施設まだあるわけでございまして、それらにつきましても、一つ一つ精査をしながら議員の先生方のご意見も賜りながら進めてまいりたい、このように考えている次第でございます。


 最後になりますが、まだまだ寒い日もあろうと思います。自分の体の維持管理、これも自己責任でございますので、私もやや自己責任が怠っていたのか、最近風邪を引いております。


 議員の皆さん方のこれからのご健勝、また市に対するいろいろなご指導、ご鞭撻を改めてお願いを申し上げまして閉会に当たってのお礼のあいさつといたしたいと思います。


 本当にありがとうございました。





                  議長あいさつ





○議長(北村利夫) 閉会に当たり一言ごあいさつ申し上げます。


 今期臨時会は、市長のあいさつにありましたように、1月9日に召集され、本日の2月5日が最終日と、臨時議会としては異例の長期にわたる会期になりました。


 執行部にあっては、新年度予算編成の大変忙しい時期でもあり、審査付託された常任委員会開催の日程調整等の関係で会期が28日間となりました。


 この臨時会に提案されました議案11件、公の施設の指定管理者の指定について、議員各位には、終始極めて熱心にご審議賜り、適切妥当な結論を得ましたことに対し、重ねて敬意と感謝を申し上げる次第であります。


 市長はじめ執行部の皆様には、審議の間、常に真摯な態度でご協力いただきましたことに対し、深く敬意を表しますとともに、本会議並びに委員会において、議員各位から出されました意見・要望等については、今後、十分ご配慮の上、執行に当たられますよう強く要望する次第であります。


 寒さ厳しい日がもう少し続くと思います。


 そして、3月に入ればすぐに新年度予算審議の定例会が召集される予定であります。


 議員並びに執行部各位におかれましては、特に健康にはご留意され、ますますご活躍くださいますようご祈念申し上げ、閉会のあいさつといたします。


 ありがとうございました。


               閉会 午前10時47分





地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。





平成19年 2月 5日














                   南あわじ市議会議長   北 村 利 夫





                   会議録署名議員     島 田 貞 洋





                   会議録署名議員     印 部 久 信