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兵庫県 南あわじ市

平成18年第11回定例会(第4日 9月 4日)




平成18年第11回定例会(第4日 9月 4日)





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  │ 第11回南あわじ市議会定例会会議録                  │


  │               (第4日)                │


  │                    平成18年 9月 4日(月曜日)│


  │                       開会   午前10時00分│


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 第1.一般質問


 第2.議案第124号 特定環境保全公共下水道事業阿万浄化センター水処理施設土木


            ・建築工事請負変更契約の締結について


 第3.請願第  4号 兵庫県教育委員会に対し「『高校教育改革第2次実施計画』は


            地元自治体・住民の意見を十分に聞き、合意のもとで策定する


            ことを求める意見書」の提出を求める請願書


 第4.請願第  5号 兵庫県に対し「小中高30人学級実現を求める意見書」の提出


            を求める請願書


 第5.請願第  6号 「兵庫県産粘土瓦利用住宅特別融資制度」の設立に関する請願


            書


 第6.発議第  8号 郵便局機能の維持とサービス堅持を求める意見書について





会議に付した事件


 第1.一般質問


 第2.議案第124号


 第3.請願第4号


 第4.請願第5号


 第5.請願第6号


 第6.発議第8号


               (散 会 宣 告)





出席議員(28名)


  1番  吉 田 良 子            15番  北 村 利 夫


  2番  市 川 一 馬            16番  原 口 育 大


  3番  阿 部 計 一            17番  印 部 久 信


  4番  長 船 吉 博            18番  島 田 貞 洋


  5番  川 上   命            19番  森 田 宏 昭


  6番  蓮 池 洋 美            20番  乙 井 勝 次


  7番  武 田 昌 起            21番  登 里 伸 一


  8番  眞 野 正 治            22番  福 原 美千代


  9番  砂 田 杲 洋            23番  沖   弘 行


 10番  木 曽 弘 美            24番  森 上 祐 治


 11番  蛭 子 智 彦            25番  楠   直 茂


 12番  廣 内 孝 次            26番  出 田 裕 重


 13番  楠   和 廣            27番  野 口 健一郎


 14番  小 島   一            28番  中 村 三千雄





欠席議員(なし)





欠  員(なし)





事務局出席職員職氏名


 事務局長    稲 山 昜 二


 課長      山 口 恒 利


 書記      松 下 良 卓





説明のために出席した者の職氏名


 市長              中 田 勝 久


 助役              川 野 四 朗


 収入役             長 江 和 幸


 教育長             塚 本 圭 右


 総務部長            藤 本   昇


 財務部長            岡 田 昌 史


 市民生活部長          小 路 益 生


 健康福祉部長          喜 田 憲 康


 産業振興部長          富 田 千 秋


 農業振興部長          中 田 明 樹


 都市整備部長          西 岡 正 行


 上下水道部長          榎 本 二三雄


 教育部長            中 島 義 晴


 総務部次長兼市長公室長     田 村   覚


 総務部次長           渕 本 幸 男


 総務部総務課長         馬 部 総一郎


 財務部財政課長         土井本   環


 次長兼農業委員会事務局長    島 田 憲 治


 選挙管理委員会事務局長兼監査委員事務局長


                 高 見 雅 文


              開会 午前10時00分





○議長(中村三千雄) おはようございます。


 ただいまの出席議員は28名であります。


 定足数に達しております。


 直ちに本日の会議を開きます。


 本日の議事日程はあらかじめお手元に配付のとおりであります。


 直ちに日程に入ります。





                日程第1 一般質問





○議長(中村三千雄) 日程第1、一般質問を行います。


 通告順により、議長より指名します。


 13番、楠和廣議員。


○13番(楠 和廣議員) 皆さん、おはようございます。


 通告に基づきまして、一般質問をさせていただきます。


 通告は4点でございますので、これまでに質問の中でバッティングする部分もあろうかと思いますが、親切なるご答弁をお願いをしておきます。


 まず、質問の1番でございます。


 海岸線の浸食と保全についてお伺いをいたします。


 市民まつり、また、旧町の地域の祭りのあり方等につきまして、いろいろと検証、議論がされているところでありますが、多くの方々のご尽力、また協力によって、2.5キロに及ぶ白砂青松のすばらしい自然を舞台に28年余の歴史と触れ合いの、交流の場として、例年にない多くの人出のもとに慶野松原花火大会が盛大に催され、今後ともの恒久的な継続の催しとして大きな期待をされているところでございます。


 この慶野松原花火大会に例年にない多くの人出だったと聞いておりますが、この人出等を把握されておりますか。


 それと、もう一つ、この海水浴場、いろいろのなぎさとか快い海水浴特選等々でこの海水浴場があるわけでございますが、そうした海水浴場への入り込み客とあわせてお伺いをいたします。


○議長(中村三千雄) 産業振興部長。


○産業振興部長(富田千秋君) まず、1点目の慶野花火大会の入り込み客でございますが、昨今、特に明石でああいう大きな事故があって、警察当局の交通規制であるとか雑踏警備であるとかそういった面で非常に厳しい状況であって、なかなか公表しておるのは1万5,000人程度の公表でございますが、今言いましたように、あまり大きく大々的に公表できないという考え方でそういった数字を公表しておりますが、実際かなりの方が来られておって、もともと海水浴とかキャンプに来られておる方はその中に入っておりませんので、約倍ぐらいの人出があったんじゃないかなというふうに考えています。


 2点目の海水浴客等々でございますが、ちょっと今手元には資料を持ち合わせておりませんので、それもかなりの数の方が来られておると考えております。


○議長(中村三千雄) 楠議員。


○13番(楠 和廣議員) こうしたすばらしい自然ということで、多くの入り込み客があるわけでございますが、こうしたすばらしい観光資源ともいうべき慶野松原の海岸浸食という深刻な問題に対し、防止保全に早急な対応をお願いするわけでございますが、こうした市内の主要産業であります観光産業の大きな資源、また財産保護によって、その産業の発展と地域の活性化、また活力につながるところは申すまでもないところでございます。


 市内の60キロに及ぶ海岸線があるわけでございますが、そうした中で、このすばらしい自然を生かした観光という意味から、最近、沼島にありましては、裏側というか、太平洋側の自然絶景美のすばらしさが海上遊覧という形で静かなブームということを聞いております。


 そうした意味から、やはり、この海岸線の保全というのが早急な取り組みが必要となってくるわけでございます。


 その中で、60キロの中で、西浦海岸線が洲本市の五色を境に大崩、そして中津浦、丸山へと海岸線に沿って生活道路、通学道路が走っているわけですが、いろいろそういった箇所によって海岸線の浸食とか、また浜やせ、冬のシーズンには越波等の問題があるわけですが、そうした箇所の解決解消に県当局へどういった計画性で要望されているか、箇所ごとの、できたら説明をしていただきたいと思います。


○議長(中村三千雄) 都市整備部長。


○都市整備部長(西岡正行君) お尋ねの、慶野松原の方から申し上げますと、慶野松原の海岸につきましては、五色の海岸とあわせて県の方では潜堤を、その海岸線の保全ということで考えております。現在は、五色の海岸の方から施工されています。


 既に、一部、慶野松原荘のところあたりですと施工されている区間もあるんですけれども、ただ、ことしについては五色側で行われる潜堤の事業で当然テトラポットというのが幾分か余裕が出てくる分があります。その分については、その続きのところに入れていただくと。


 ただ、ことしについては約15メートル前後になるんではないかというふうには伺っております。


 それから、湊から津井の方にかけてですけれども、湊の登立のところになると思いますけれども、東谷川という川があります。その河口の部分の延長については約240メートルぐらいですか、それについては護岸工事が今年施工されます。


 それと中津浦の海岸については消波工の実施ということで、施工延長が230メートルぐらい。


 それから、津井を過ぎまして、阿那賀の方にかけては今年のところは、今のところ県の事業というのはなされませんが、引き続き県にそういう要望はいたしております。


○議長(中村三千雄) 楠議員。


○13番(楠 和廣議員) 質問の海岸浸食ということで、現場の写真を持っておりますので、市長さんにお目通しいただきたいと思いますが、議長よろしいでしょうか。


 今、担当部長より、北側の浸食問題に対しては五色からの事業が進み次第事業着手に実施の予定ということだったんですが、これも平成17年12月の議会では22年ごろから事業実施の予定ということでございまして、これは慶野松原も複雑な所管がありまして、今、進めていただいて、今までも設置が済んでおる部分はあくまでも建設省の事業関係と、湊港湾区域の整備で、これが人口リーフという形で4基、58年から平成7年まで設置され、また湊港海岸の区域は平成12年から14年にヘッドランド事業がされまして、このヘッドランド両事業の効果をどう検証されているかお伺いをするとともに、この残された未整備と整備の間に農地海岸が100メートルと500メートルと2カ所あるわけでございますが、そういった計画性に対して関係地区の区長さん、また慶野松原を美しくする会とか、そういった会の方々の署名をいただいて、県の方へ早期的な事業計画なり対応をしていただきたいと思いますが、その点についてお伺いをいたします。


○議長(中村三千雄) 農業振興部長。


○農業振興部長(中田明樹君) 私の方からは農林省の所管であります、その部分の海岸部分の話になりますけれども、まず、先ほど西岡部長が言いました建設海岸とちょうど間に挟まって農林海岸あるわけなんです。


 これ、松原の中で、実は飛んで2カ所、ちょうど建設海岸に挟まってございます。


 1つは釜池の部分、それから、もう1つは先ほど58年から人工リーフが設置されております。ちょうど松原荘の斜め前、湊寄りぐらいだと思います。


 これにつきましては、当然、浸食防止はもちろんですけれども、農林海岸ですので背後地に農地等がいかにへばりついておるかと。


 農地の災害等も含めた中で未然にこの事業を進めていくのが、いわゆる農林省所轄の海岸でございます。


 そういうことから、背後地、現場の方を見させていただきましたが、背後地が農地でないようなところも実はございます。そういうことを提案しますと、非常にちょっと弱いんではないかという気持ちも実は持っておるわけなんですけれども。


 それはともかくといたしまして、建設省、いわゆる国土交通省の海岸と同時にこういうふうな浸食防止等の事業はしていくのが一番ベターなやり方ではないんかということで、先般から慶野松原を美しくする会の方々もお見えになりまして、何とか農林省所轄の海岸も国土交通省と同時期にやっていただけないものだろうかというような話も実は聞いてございます。


 そういうことで、要望なり陳情なりというような活動に今から入りますのでというような話も伺っております。


 県の方には、でき得れば国土交通省と同時施工になり得るような強い要望を市の方から出していきたいと、このようには思ってございます。


○議長(中村三千雄) 都市整備部長。


○都市整備部長(西岡正行君) 私の方からは、ヘッドランドと人工リーフとの効果について。


 議員もご存じだと思いますけれども、人口リーフの方にかけては海岸の浸食というのは今現在とまっていると思います。


 ただ、ヘッドランドの方は、要望した当時から比べますと砂はついているんかなと。ただ、積極的についているというほどではない。浸食がとまっているぐらいな感じかなというふうな県の方の見方でございますので、今、県の方としては、いわゆるヘッドの部分についてもう少し手を加えたいなというふうなことを今県の方では検討されています。


 以上です。


○議長(中村三千雄) 楠議員。


○13番(楠 和廣議員) 海岸線全体の保全の意味から言えば、やはり農地海岸が100メートルと500メートルを残して海岸線の浸食防止という人工リーフになるんかと思いますが、そういった計画性でやはり費用対効果から言えばなかなか事業メニューが難しいかと思いますが、やはり、冒頭言いましたように、観光的な資源から言えば、かなりの費用対効果の部分で説明がつくんでないかと思いますし、また、この浸食は波だけでなしに、自然回帰的な部分が損なわれて浸食の一因かと思いますが、そういった部分で、担当課は浸食の要因というんか一因というんか原因というんか、そういった部分をどんなように認識されておるかお聞かせいただきたいと思います。


○議長(中村三千雄) 都市整備部長。


○都市整備部長(西岡正行君) 浸食そのものは人工リーフであったり、今言われたヘッドランドであったりすることを施工することによって海流の流れも当然変わってきますし、保全された部分と保全されていない部分については、されていない部分については余計浸食を受けやすいというところがあると思います。


 それと、慶野松原の海岸については、現在は、昔ですと三原川、五色の海岸から相当の砂の量というのが供給されたというふうに思います。


 ただ、現在ですと、奥の方にダムができたりすることによって、陸地からの砂の供給がやっぱり少ないんかなと。それも要因の一つではないかなとは思っています。


○議長(中村三千雄) 楠議員。


○13番(楠 和廣議員) まさにそのとおりであって、やはり、砂丘で有名な鳥取でも40メートルも浜が後退したということで、人工リーフ的な手当で、その浸食防止の工事を進められていると聞いておりますし、また、神奈川県の相模川の下流であります茅ヶ崎という海水浴場で有名なところがあるんですが、そこもやはり、今、部長が言われたとおり、上流にやはりダム等ができて自然流下、自然の養浜の作用がとまったということで、定期的に養浜事業として砂を入れて、あの砂もやはり水深10メートル以内の箇所に砂を入れななかなか浜の方に砂が寄ってこんという。


 心配するのは、五色浜のように、慶野松原が先ほども言っておりますように貴重な観光資源でございますので、隣に五色浜がああしていろいろの五色の石を求めてかなりの観光客があったんですが、もう現在は散歩すらできないぐらい狭くなっておると。


 やはり、自然的な供給が損なわれた部分も多いに、地球環境的にもそういった要因もあろうかと思いますが、やはり人口的に防止できるものは速やかに事業取り組みをしていただきたいし、残る鳥飼からの、慶野の方の22年からの事業実施というところですが、やはり問題になるのが農地海岸の600メートル2カ所の部分ですので、この2カ所を速やかに計画なり、またいろいろの事業メニューを研究されまして、当局の方へ要望されますようにお願いをしたいと思いますが、その点いかがですか、再度。


○議長(中村三千雄) 農業振興部長。


○農業振興部長(中田明樹君) そのようにはさせていただきますが、ただ、これは国の事業なんで、なかなか事業採択というのは、先ほど申しました背後地が非常に重要な農地海岸ではなってきますので、その辺を現場等踏査しますと、ちょっと難しいではないかという考えは恐らく出てくるんではないかと、このようには思ってはおります。


 ただ、先ほど議員さんおっしゃられたとおり、どんどん、市の方といたしましては、県、国の方には当然要望等はしていきたいと、このようには思ってございます。


○議長(中村三千雄) 楠議員。


○13番(楠 和廣議員) そういった意味で、なかなか自然の動きというのは待ってくれませんし、やはり貴重な海浜植物のはまぼう、また、浜昼顔など、生息範囲も狭くなり、それぞれの被害、トータル的な被害の海岸線の保全に対しまして、未整備エリアへの早期の取り組みをお願いしてこの質問は終わらせていただきます。


 次に、少子化と人口減少問題についてお伺いをいたします。


 もうご案内のとおり、少子化、人口減少に対しましては、今時代、また将来的な深刻な問題として、国そして県、地方を問わず、打開すべく環境整備、また効果ある支援、制度化への施策がなされているところでありますが、少子化の一因でもある教育費の負担の軽減につきまして、18年の3月議会にもお聞きしたんですが、やはり保護者、子供を育てる中で一番何が経済的に負担が大きいかというアンケート調査の資料によりますと、やはり教育費の負担というのが38.9%だったと思います。


 そういった意味で、教育費の負担への軽減とか支援とかいう施策を、国また県の方もされておるんですが、身近な市としても考えていただきたい。


 それと、これも大きな期待をされています市長さんのマニフェストでもあります保育料完全無料化の取り組みについて、新年度予算編成の中でこういった取り組みをされているかお伺いをいたしますとともに、我々会派の東方クラブの要望といたしましても、保育園の完全無料化を予算に反映されますようお願いするところでございます。


 こうした点につきまして、市長さん、新年度予算編成も含めまして、この保育園の完全無料化に対しての市長さんの考えをお聞きしたいと思います。


○議長(中村三千雄) 市長。


○市長(中田勝久君) 2子以降の無料化ということで、私自身も可能な限り取り組みたいということで、当然、17年度は同時入所の形の2子無料という形を取りました。


 これをもう少し充実したいということで、先般もお話申し上げましたが、国、県のいろいろな施策の中で、これらとあわせた施策が取れないものかということで、大分足を運び、直接トップといいますか、県でいえば清原理事さん、国でいえば猪口大臣等々にもお会いして詰めております。


 無論、西村議員さんにもたびたびとこのお話をし、きのうも実は永田先生、松帆小学校の竣工式に来られておったんで、その中身について少しお話をさせていただきました。


 考え方としては、当然、今、子供の小さいときの育児の状況というのが、ややもすると、小学校、中学校、高校時代に大きく精神的な問題がそこに少しならずとも関係するというような話も聞いております。


 一つの考えの方策としては、0歳児から2歳児は、何とか今の育児休業が男性も同じく、また企業も、そのような方向で取り組んでおられる企業も大分出てきております。


 ですから、0歳児から2歳児はできるだけ家庭で、それ以降の3歳、4歳、5歳、この段階を、まずは同時入所でなくして、完全保育料無料がどういう経費で、どれだけ、どんな形というのを、今、担当部局でも次年度へ向かって、その中身についていろいろ資料集めなり、また予算的にどういう形が可能かどうかも含めて検討を始めております。


○議長(中村三千雄) 楠議員。


○13番(楠 和廣議員) 0歳児から子供さんを預けるというのは職業的にやむを得んケースの家庭の方もあるんですが、やはり理想は3歳児ぐらいまで親のもとで子育てするというのが理想であって、やはりそういった部分になりますと、企業さん、また自治体も合わせた協力、支援体制があって初めてそうした効果が出てくるものかと思います。


 そういった制度を利用できない方々の、保育園に預けなければならない事情の方の完全無料化をお願いをしておきます。


 次に、定住化促進と人口減少への問題でございますが、実はきのうも小学校の始業式に行って、ある来賓の方と話をしたんですが、子供さんが、私も含めてですが、子供さんがなかなか結婚せんと。結婚したいねんけんど出会いの場がないという、そうした部分からいえば、やはり出会いの創出事業というのが、このたび県の方でも手をこまねいているばかりではなしに、そういった前を向いた施策をして、先般ですか、神戸新聞にも載っておったんですが、4組のカップルが誕生したと。


 そうしたきのうのお父さんの話の中では、このごろは青年団もそういった組織が弱体化して、なかなか男の人と女の人と出会う、職場以外でであう場所が少ないということで、でき得れば、今までも旧町でも商工会を中心に出会いの場創出事業としてやっておったんですが、なかなか効果が薄かったというんか、なかったというんか、そういう状態でありまして、やはり、今、日本で一番出生率の高いのが福井県で、これの資料をちょっと寄せて聞きますと、もちろんだれでもわかることです。婚姻率のアップです。結婚がやっぱり出生率につながっておるように思います。


 南あわじ市内のコウノトリ会ですか、こういった会でパートナーをお世話するという組織があるように聞いておりますが、会員さんが80人ぐらいですか、こういった活動状況についてちょっと聞かせていただければと思います。


○議長(中村三千雄) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(喜田憲康君) ただいま、コウノトリの会の運営といったことについてお話というか、お尋ねがあったわけでございますが、今おっしゃいますように、県の事業として、特に男女の新たな出会いといった支援の位置づけの中で行われているといったことは私どもも、もう一方のひょうご出会いサポートといった事業とあわせて、県として取り組んでいくというようなことについてのお話を聞いておるわけですが、具体的に市内でそういったことのお話があったということでございましょうか。


○議長(中村三千雄) 楠議員。


○13番(楠 和廣議員) 市内のコウノトリの会の活動状況について。


○議長(中村三千雄) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(喜田憲康君) 私どもの方では詳細を把握しておりませんで、むしろ市として旧町時代から続いておりましたさまざまなそういう結婚相談とか、そういったことについての状況をお聞かせいただいておるわけですけれども、社会福祉協議会等でやっておったものはなかなか相談に来ないといったこと、これも3月のご質問でもそういった、他の議員さんからもそんなご質問もあったところでございますが、今、西淡の方で社会福祉協議会の方で、西淡の社協活動の一環として取り組んでいただいておるようですが、全く今のところ相談がないといったことのようでございます。


 コウノトリの関係につきましては、市内でどういう状況かとか、そういったところの具体的なことについては承知いたしておりません。


○議長(中村三千雄) 楠議員。


○13番(楠 和廣議員) 時代的に少子化、人口減少がどこへ行っても問題になっておるし、大きな行政問題としても取り組みをされるわけですが、やはり、こういった少子化の原点の解決ということになれば、やはり結婚が前提となるかと思います。


 そういった部分から、出会いの創出の事業を行政的に取り組んでいただいて、やはり行政となれば信頼というんか、信用関係によりまして参加する方々も割と不安なしに参加できるのではなかろうかと思いますし、きのうの適齢期を抱えておる親御さんの話を聞けば、やはり、そういった部分で青年の組織はない、また出会いの機会が少ないということになれば、そういった出会いの創出事業といった部分で行政として考えていただければありがたいと思います。


 また、一つの少子化の原因として、やはり生活に負担がかかると。ということは、公の公営住宅が市内に815ですか、あるんですが、この公営住宅で恐らく段階があろうかと思いますが、これ何段階ぐらいあるのか聞かせていただきたいと思います。


 家賃体制の段階を聞かせていただきたいと思います。


○議長(中村三千雄) 都市整備部長。


○都市整備部長(西岡正行君) 公営住宅に入る方というのは、月収が20万円以下と、特公賃それ以外の分に該当するところがあるんですけれども、今ちょっとその資料を持っていませんので、収入が幾らかどうかというのはちょっとつかんでいません。


○議長(中村三千雄) 楠議員。


○13番(楠 和廣議員) これも、いろいろと公営住宅におる方々、特に若い方々ですが、2人目、3人目を出産したいねんけんど、やはり共働きができないと。やはりお父さん1人の所得にかかるとなかなか子供が産みづらいというようなことの中に、やはり家賃負担というのも、先ほど教育負担もあったんですが、実際に生活する中で家賃負担というのも一つの要因としてお聞きしたんですが、公営、市営の場合はいろいろと公営住宅等家賃対策補助金等々があって、民間よりかなり所得制限もあるんですが、かなり安い家賃で利用されておるように聞くんですが、そういった若い方々で、所得的な制限もあろうかと思いますが、そういった共働きできなくてもそうした家賃を払える、また子供さんを出産できるような家賃体制の、出産予定の方の家賃の減免的な措置というのか、そういった考えはございませんでしょうか。


○議長(中村三千雄) 都市整備部長。


○都市整備部長(西岡正行君) 今現在の家賃については、その所得に応じて当然計算されていますし、我々の方で家賃を決定しているのではなくて、公営住宅法の中で、こういう建築費用がかかって、こういう要因があって、それに対して所得が幾らから幾らの方に対してはこれだけの家賃をいただきなさいよというふうなことになっていますので、それに従って、今現在やらさせていただいております。


○議長(中村三千雄) 楠議員。


○13番(楠 和廣議員) そういった利用者サイドからの声も、そういった声がございますので、またできる限り施策として反映していただくようにお願いをしておきます。


 次に、3番目が新年度予算編成ということでございましたが、低地帯排水、内水対策についてお伺いをいたします。


 先般、7月24日、25日と、所管の産建常任委員会で先進地を視察研修してきたわけですが、きょうは産業振興部長さん、また都市計画次長さんが出席されておったと思うんですが、そういった先進地を視察して、どのような関心を持ったか、お聞きさせていただきます、感想について。


○議長(中村三千雄) 農業振興部長。


○農業振興部長(中田明樹君) 規模的には非常に大きすぎて、市の内水排除等にはとても太刀打ちできない、一つは、そういう大きな事業をやるについての背景が、聞くところによりますと、非常に大きな政治力を持ってこういうふうな大きな事業が長年にかかってやったというふうには聞いておりましたし、非常にすばらしいものであるという実感はいたしてございます。


○議長(中村三千雄) 都市整備部長。


○都市整備部長(西岡正行君) 私の方は、その資料なりを見せていただきまして、それからいきますと、この間、視察をされた区域というのが関係の市町村が8市の町村で、人口的には約100万人というふうにいわれています。


 それと河川延長が41キロで、流域の面積が294平方キロメートル、うち自然排水されているのが92平方キロメートルで、ポンプで排水されているところが202平方キロメートルに対して、我々の南あわじ市の方は、三原川の流域面積というのが123平方キロ、河川延長でいきますと11キロといわれています。


 それと、視察の中で放水路というのが非常に斬新であったというふうに伺っています。ただ、その放水路についても、日光川から木曽川に放水されていたと思います。もちろん2級河川から1級河川への放水であったのかなと。


 それを我々の南あわじ市でそれを考えるということになりますと、我々の方ですと、もっと上流からそうしたら海までの話になるんかなと。最終的には我々のところは三原川というのが河口で一つの河川になってそれが流れていますし、木曽川のように1級河川で国の所管するような大きな河川でありませんので、その事業については若干市の方としては考えにくいなと。


 ただ、県の方が当然、三原川水系の整備の中でそういうことを考えるかどうかというのが、これはこの間の廣内議員の話にもあったように、三原川の整備計画の中でそれは県が今まで考えられたかどないかというのが一つはお尋ねしてみたいなということでございます。


○議長(中村三千雄) 楠議員。


○13番(楠 和廣議員) 事業の巨大さ、大きさもあるんですが、やはり、そういった事業着手に当たるまでの時間が短いのにはびっくりしておるんですが、約5年ぐらいで事業着手に入ったように聞いています。


 これは政治力があるとはいえ、やはり現場の担当の人たちが汗をかいて初めて政治的に予算づけがなされたものと思います。


 南あわじ市内にあっては、この7月31日、三原川水系内水対策推進協議会がスタートして、いよいよこれからの河川整備を含めた内水対策の計画に入っていくんですが、いつもこの内水対策、排水問題につきましては、私も10年余りそうした問題に対して対応を求めてきたところでございますが、特に低地帯のエリアであります松帆地区の毎年の地区の要望が市長さんにも届いておりますが、松帆の場合は低地帯の排水の問題に尽きると思うんですが、そういった部分でできるだけ短い時間で計画をされ、また事業取り組みされますようお願いをするんですが、できる箇所からということもお願いしておきたいと思います。


 それから、機場の問題、河川整備が進む中で、機場の問題があるわけですが、機場のこれからの河川整備に伴うて機場の設置場所に対してお伺いをいたします。


 と言いますのは、今の河川整備をする中で、河川の拡幅なりがあるわけです。そういった部分で、機場の設置場所があまり今の場所と変わらないんか、5カ所ですか、5カ所だったと思いますが、倭文川、入貫川、志知川、孫太、湊も含めて5カ所あるんですが、この河川整備の中で整備される機場の位置等の計画性をお聞きしたいと思います。


○議長(中村三千雄) 都市整備部長。


○都市整備部長(西岡正行君) 排水機場というのは止めることができません。


 ですから、基本的には対岸であったり、今の機場の場所以外のところに求めるのが基本です。


 ただ、こういう計画につきましては、先ほど申し上げましたとおり、整備計画が固まると、それとポンプの能力をそれぞれ決定していくと、それによって規模であるとか位置であるとかというのを決定していかなければならないのかなと。


 それと、今の機場を運転可能な状態で次の新しいものをするのであれば、そういう場所を求めるなり、工法の決定であるとか、そういうものをこれから考えていかなければならないのかなと。


 ただ、入貫川のように対岸に少しあったりするところがあります。既に、当時そういうところで、次の機場を変更するときに用地としてある程度の部分確保されたところもあります。


 ただ、それとて、今の規模がその当時、もう一回みたいな感じだったと思います。ただ、今現在ですと、県の方も三原川水系における内水のポンプについては、今の規模がそれですべてがOKということにはなっていませんので、その規模のことを考えてまた場所を、これから地域の人と考えながらやっていきたいというふうに思います。


○議長(中村三千雄) 楠議員。


○13番(楠 和廣議員) そういった部分で、できる部分からということになれば、やはり内水対策は機場が先行した形で整備できるんかなという期待をしておるんですが、この機場のポンプの耐用年数というんか、そういった部分は、能力的な部分を含めてどのように感じておりますか。


○議長(中村三千雄) 都市整備部長。


○都市整備部長(西岡正行君) 耐用年数そのものは正確には承知しておりませんが、以前、そのポンプを製作されたところに聞きますと、大体、その部品を保管しておく期間というのは25年前後であったのかなというふうに思います。


 ですから、それを考えますと、今現在ですと、我々の方の排水機場というのはそれを超えている部分ははるかに多いです。


 当然、いろんな故障であった場合に、そのポンプのメーカーにお願いしてつくったりしているわけですから、もう既に耐用年数といっていいのかどうかわかりませんけれども、それはもう来ているんかなというふうに思います。


○議長(中村三千雄) 楠議員。


○13番(楠 和廣議員) ちょっと調べさせていただいたんですが、倭文川は35年設置されて、入貫川が40年、志知川が31年と27年、孫太が39年ということで設置されて時間がたっております。


 もちろん、設置されたときは100%の能力で発揮しておったと思いますが、やはり老朽、こうした30年、また40年もなれば能力的に落ちておるんではないかという心配があるんですが、設置時と現在の能力的な部分をお聞かせいただきたいと思います。


○議長(中村三千雄) 都市整備部長。


○都市整備部長(西岡正行君) 能力的には多分、多少落ちているんかなと。


 ただ、自然の川に設置しているものですから、前に除塵機があったり、スリットがあったりするわけですけれども、ことしですか、孫太川に除塵機を設置しました。そのとき、あけてみますと、やっぱりその中にもごみみたいなものが入っています。


 そういうことからいいますと、やっぱり能力が落ちているんであろうなというふうに思います。


 それともう一つは、そのポンプが稼動する時間がいつも100%の能力を発揮できるような集水体系になっているかというのが少し心配な面があります。


 ですから、ポンプの、当然三原川水系の整備の中でも言われていますけれども、県の方ではそういうポンプ機場の部分について、我々市の方はそこへ持っていく水路について、それはこれから考えて、せっかくつけたポンプが100%能力を発揮できるようなことになっていかないと、せっかくの事業が生かされていないんかというふうに思います。


○議長(中村三千雄) 楠議員。


○13番(楠 和廣議員) 排水対策から言えば、特に内水の方から言えば、無冠水というか、そういった部分ではなかなか難しいわけですが、できるだけ短い時間に排水、また内水も含めてできるような機場の能力アップということはやはり新しいポンプを設置する、また検討する必要があるんかと思いますが、どうですか。


○議長(中村三千雄) 都市整備部長。


○都市整備部長(西岡正行君) 議員おっしゃられたように、田んぼのところが完全に浸からんようには、それは不可能だと思います、今の感じでいきますと。


 ですから、我々の方としては、最低人の家であったり、その部分を守っていくと。それを中心にまずは考えたい。


 ですから、県の方としても、今現在、いろんな部分で費用対効果を言われています。先ほどの質問にあった海岸線でももちろんそうです。


 もちろん、それは海岸を守ることが当然なんですけれども、それに対する費用対効果というのは当然言われています。


 ですから、このポンプであったり河川整備であっても、それは当然言われることであって、そこらもこれからの検討の、ポンプの能力の決定であったりという部分については、それは大きなウエイトを占める部分であると思います。


○議長(中村三千雄) 楠議員。


○13番(楠 和廣議員) そういった能力を100%生かすには、それに至るまでの取水量の整備が求められるんですが、やはり、南あわじ市の主要産業の一つであります農業の安定した再開を求める上ではできるだけ減災というんか、短時間の冠水ですむような整備をすべきかと思いますが、やはり、農業を従事するものとして、自然を相手ですが、人工的に退避できる排水問題にもう一段の強い取り組みで早期での事業の着手をお願いするわけですから。


 というのは、やはり費用対効果、いつも費用対効果と言われるんですが、先般、視察に行てったところの広大な面積もあるんですが、広大な面積以上に巨額な事業投資をされておると。


 そして、低地帯にありながら、あそこは濃尾平野一帯ですが、海抜0メートル地帯でも年々宅地化が進んでいるというようなことも視察で聞いてきましたし、そういった分から言えば、いかに内水対策の整備が整うておるかということで、そんな低地帯でも宅地化が進んでいると。


 やはり、市内の場合は農業で日本に誇れる産地、またブランドを輩出しているということは、環境整備の内水対策、排水問題を避けて通れないんではないかと思いますし、できるだけこの水系の検討推進委員会が立ち上がったんですから、1カ月余りがたちますが、その後どのような会合を持たれ、また検討されているかお伺いいたします。


○議長(中村三千雄) 都市整備部長。


○都市整備部長(西岡正行君) 議員も7月の会に出席していただいて、その経過もご存じだと思いますけれども、各地域の皆さん方には、8月末までに次の会の日程調整をしたいというとことで今現在終わっています。


 まだそこのところがすんでいませんので、まだ具体的にどこと会合したということにはなっていません。


○議長(中村三千雄) 楠議員。


○13番(楠 和廣議員) 今までかなりおくれた事業でございます。


 先進地を参考にしながら、やはり5年で事業着手に至ったという先進地域で、背景にあるものはいろいろあるんですが、やはり、市内それぞれに従事する方々が格差なく安心して、安全で安心して暮らせる基本の中に、やはり安心して安定して生産できる、事業に取り組めるということも大事でございますので、そういった部分、大きな問題であろうかと思いますが、もう少しピッチを上げてこの内水対策に対して取り組んでいただきますようにお願いをいたしまして質問を1点残しておりますが終わらせていただきます。


 それぞれの箇所で多くの問題を抱えておるわけですが、一段踏み込んだそれぞれの対策なり、対応をお願いいたしまして質問を終わります。


○議長(中村三千雄) 暫時休憩いたします。


 再開を11時5分といたします。


               休憩 午前10時56分


               ――――――――――――


               再開 午前11時05分


○議長(中村三千雄) 再開いたします。


 17番、印部久信議員。


○17番(印部久信議員) 通告に基づきまして質問をさせていただきたいと思います。


 6月議会におきまして、この農業公園の問題を取り上げ質問をさせていただいていたわけでありますが、そのとき、助役の答弁で、17年度の決算報告なり、損益計算書等を議会に提出をさせていただきますのでそのときに議論をいただくのが通例でないかということでありました。


 私は別に質問するのはいつの時期が適当というようには思っておりませんが、そういうことでありました。


 今回の本会議の冒頭、決算報告書が出ておりました。


 私もこのイングランドの丘の問題を2回、3回質問させていただいておるわけでありますが、実際の話、先輩の議会での委員会での議事録、あるいは本会議の議事録等をも読ませていただき、また、同僚議員からもいろいろこの問題についてのお話も伺っておるわけですが、もう一つよく理解もできておりません。


 また、旧の三原町の皆さん方はこの問題、イングランドの丘にはなじみが深いと思うんですが、緑、西淡、南淡の市民の皆様方は、私同様、もう一つ理解ができていないかと思います。


 今回の議会の冒頭、沖議員からもちょっとこの問題に触れておられましたが、まことに申しわけないんですが、この兵庫県淡路ファームパークから今日に至った経緯を重複するかとも思うのですが、もう一度説明をいただきたいと思います。


○議長(中村三千雄) 助役。


○助役(川野四朗君) 以前、淡路ファームパークがあったのはご存じですよね。


 その後、淡路ファームパークも15年ぐらいの運営をしておったわけですが、運営状況が芳しくないというふうなことで、兵庫県の方ではいろいろその対策を考えられたわけであります。


 その考えたことと言いますと、当時の三原町の方に何とかお願いができないかというようなお話があって、いろいろと協議をした結果、兵庫県と当時の三原町と、それから、そういうものに非常にノウハウを持っておられるファームと3者の中でいろいろ協議をされた結果、端的に言いますと今のイングランドの丘ができたわけでありますが、兵庫県といたしましては、何とかファームパークの今までの運営を守っていきたい、また、国際交流的にこちらの方にお越しをいただいておりますコアラ等のものを含めて体面を保っていきたい、また、県民の皆さん方にも利用をお願いをしたいというふうなことの中からその3者が協議をした結果、もう少しエリアを拡大をして、その拡大をする部分については当時の三原町がその整備を行うと。また、今度は、その整備を行うところにつきましても、遊ぶ施設、遊園施設についてはそういうふうにノウハウを持っておられるファームにその整備をしていただくというふうなことで、3者でいろいろ協議をした結果、その3者の上で基本合意がなされて基本協定を結んでその運営をやっていくと。


 また、ファームにつきましては、以前にもお話しいたしましたように、運営のノウハウを持っておられるわけでございますので、その運営についても、開園の指導とか、運営については責任を持って指導やら運営をやっていただくというふうなことで現在の淡路ファームパーク、イングランドの丘というものができて運営をしておるわけでございます。


○議長(中村三千雄) 印部議員。


○17番(印部久信議員) よくわかりました。


 続いて、予算規模なのですが、これのイングランドの丘を拡幅するときに、規模なんですが、国、県、市、旧三原町の持ち出しはそれぞれ幾らあったのですか。


 それと、起債は幾らされたのですか。


 それから、今、助役が言われましたように、遊園施設はファームが独自にやったということでありますが、施設に対しての資金はファームからは出ておるのですか、出ていないのですか、お答えいただきたいと思います。


○議長(中村三千雄) 助役。


○助役(川野四朗君) 事業費でございますが、約56億円。国庫の補助金及び交付税算入額見込みも含めまして17億円。兵庫県の県費、これはファームパークの再整備、補助事業の随伴も含めてでございますが11億円。それから、三原町が負担をいたしましたものにつきましては、起債等含めて単費も入っておりますが15億円。それから、ファームが投資をする額につきましては、これは予定額を組んでおりますが13億円ということになっておりまして、先ほど、2番目の質問にもあったように、ファームも投資はいたしております。


○議長(中村三千雄) 印部議員。


○17番(印部久信議員) それはよくわかったんですが、私はその点はまだ調査もしていないしわからないんですが、実はそのファームがこの施設に対して13億円投資をするということでありますが、現実にこの13億円のお金が既に入って施設拡充に使われているのか、今現在、何がしかのお金が入っていて、今後将来にわたってトータル13億円になるのか、その辺をまずお聞かせいただけますか。


○議長(中村三千雄) 助役。


○助役(川野四朗君) 現在、半分強ぐらいは施設整備をやっております。


 今後、不足額といいますか、半分弱につきましては今後整備をしていただくということになっておりまして、ことしも造園のところについて一部整備をやっていくということは聞いております。


○議長(中村三千雄) 印部議員。


○17番(印部久信議員) わかりました。


 私は、これは正確な話でなしにうわさですが、ファームが13億円出すと言っているのがいまだに出ていない、おかしいじゃないかというようなことのニュアンスを言う人がおりましたので聞いたわけでありまして、将来的には当初の予定どおりのことをやるということでありますので、それはそれでいいんじゃないかというふうに思っております。


 それと、17年度の決算報告なのですが、助役は南あわじ市農業公園の社長といたしまして、この決算報告を見た感想といいますか、見解ですね、まずお聞かせいただけますか。


○議長(中村三千雄) 助役。


○助役(川野四朗君) 最近の経済情勢、それから、この阪神間での人の動き等々を見ておりましたら、利用客が41万何がしというところだと思いますが、そういうだけの方々がこちらの方にお越しをいただいたというだけでも淡路島のPR効果もありますし、また、本来の目的であります体験型農業のPRになったんじゃないかと思います。


 それに附属した収益等も含めて、十分満足できるものだと思っております。


○議長(中村三千雄) 印部議員。


○17番(印部久信議員) 私はこの決算書を見まして、一番先に目についたのは、雇用者数の減少であります。


 これを見ておりますと、雇用者数で正職員が49名から36名、パートが36名から30人、アルバイトが38人から29人になっております。


 トータルしますと、28名だと思うんですが、1年間で正職員、パート、アルバイトがこれだけ減ったというか、首を切ったというか、どう言っていいのかわかりませんが、減ったということは、何か事業の縮小とか、何かあったのですか、この辺をまずお答えいただけますか。


○議長(中村三千雄) 助役。


○助役(川野四朗君) お考えをいただければわかるんですが、こういう施設につきましては、やはり人件費が一番重くのしかかる分野でございます。


 施設はある、それに人は張りついておっても入園者がなければ何の収益もないということで、そこで運営の妙味を発揮するのはそういうところあたりかと思います。


 したがいまして、だんだんと、当初は70万人の利用客があったわけですが、やはり年々減少ぎみであります。


 そういうものに対応するというところにつきましては、人件費等でもやらざるを得ないという状況であろうかと思いますし、特に運営で私も感心したんですが、土曜日とか日曜日は、あしたの天気を見ながらパート、アルバイトの人数を決めるというふうなこともやっておられるようでございますので、やはりそこまでやらないと運営がうまくいかないんだなというようなことに私も感心したんですが、そういう点で、かなり職員、パート、アルバイト、そういうものは毎年毎年変化をするものだと思っております。


○議長(中村三千雄) 印部議員。


○17番(印部久信議員) 売り上げを見ますと、通常の売り上げが5億7,000万円、その他の収入が8,300万円で、これは県からの支出金ですので、これはいいといたしまして、この5億7,000万円の中に、入場料収入というのがどれぐらいの割合になりますか。


○議長(中村三千雄) 産業振興部長。


○産業振興部長(富田千秋君) 入園料、農業公園の部分と、それからファームが直接運営しております遊びの部分、先ほど13億とか言うておりました、


○議長(中村三千雄) 印部議員。


○17番(印部久信議員) 損益計算書に入ってくる入園料収入を言うてもろうたらええですよ。


 ファームが独自にやっておるのはええですよ。


 ここの決算書に出てくる入園料収入でええですよ。


○議長(中村三千雄) 産業振興部長。


○産業振興部長(富田千秋君) わかりました。


 そのうち、入園料収入は1億5,300万ほどです。


○議長(中村三千雄) 印部議員。


○17番(印部久信議員) 5億7,000万円の売り上げに対して1億5,300万円が入園料収入ということになりますと、4億2,000万円ぐらいが売店収入とかもろもろの収入ということになると思うんですが、今、助役も言いましたように、平成13年に67万6,000人から平成17年度が41万5,000人ということでありまして、二十五、六万人の入園者数が減ってきております。


 前回の質問のときのも助役にお伺いしましたが、ことしの4月から、市民の皆さま方に対しましてはウイークデイは無料、土、日、祭日は半額ですか、そういうようにやって入園していただいた方に、市外、島外の人にPRしていただき、より入園者数の増加を図るというようなことを言っておりました。


 市内の有料入園者が、18年度の場合はほぼゼロという形になってくると思うんですが、現在の、4月からの7月いっぱいでも結構ですが、8月いっぱいぐらいの入園者数をつかんでおりますか。


○議長(中村三千雄) 助役。


○助役(川野四朗君) 定かな数字ではないんですが、昨年よりも少しいいということは認識をいたしております。


○議長(中村三千雄) 印部議員。


○17番(印部久信議員) その人数がふえているのがどの要因であるかは定かでないと思うんですが、せっかくやった市民の皆さん方の無料化が、当初、助役が言っておったように、それが島外のお客さんが入ってくる引き金になってくれればいいと、それは結構なことだというふうに思います。


 私もイングランドの丘の関係者と話をしたら、おおむね底を打ったんじゃないかなというようなことだったんですが、16年度から17年度にかけては3万人ぐらいが減少しておるわけですが、実際、このイングランドの丘、農業公園を経営するがゆえに損益分岐点は、入園者数だけでは言えないと思うんですが、その他の売り上げの方が圧倒的に多いわけですが、一体この損益分岐点の売り上げというのはどれぐらいだというふうに想定されておりますか。


○議長(中村三千雄) 助役。


○助役(川野四朗君) 損益といいますか、やはり運営の最低ラインは40万人ということを目標に置きながら今やっております。


 40万人切ったとしても、先ほど言いましたように、いろいろの運営の方法を考え出して、あくまでも市といたしましては赤字になることはないわけなんですが、運営の目標としましては40万人を切らないということを大目標に今運営をやっておるところでございます。


○議長(中村三千雄) 印部議員。


○17番(印部久信議員) 17年度の決算はそれといたしまして、6月の議会のときに助役にお渡ししたと思うんですが、こういう損益計算書の一覧表も渡したと思うんですが、この点についてちょっと気になるところがあるのでお伺いをしたいと思います。


 実は、給与手当ですね。これは、前回も私が説明を受けましたように、業務委託料はこの給与手当の中から出しているということであったわけですが、平成14年度は売り上げの合計が10億円に対して給与手当が3億8,000万円、10億に対して3億8,000万円、15年度が売り上げが1億3,000万円減って8億7,000万円に対して給与手当が4億3,000万円、売り上げが1億3,000万円減ったにもかからず給与手当が5,000万円ふえております。


 6月の議会のときに、確か助役は、業務手数料は固定額と売り上げがふえた分と、正確には覚えていないんですが、もろもろを加算して給与手当の中から業務委託料を支払っているということであったんですが、売り上げが減って給与手当がふえておるということですね。


 その助役の説から言いますと、給与手当の中から業務手数料を払っているということであれば、売り上げが減って何で給与手当がふえて、恐らくこれは推定なんですが、業務手数料がふえるのかということになってきます。


 6月に説明を受けたときの計算式であれば、平たく考えると、業務手数料が恐らく下がるであろうと思われるものがこういうふうな数字になっておることについて説明いただけますか。


○議長(中村三千雄) 助役。


○助役(川野四朗君) これはお間違いのないようにしていただきたいんですが、給与手当の中に業務指導料が入っておるということでございますので、業務指導料を手当のなかにということじゃないわけで、一つご理解をいただきたいと思います。


 ただ、先ほどご指摘のあったことにつきましては、やはり、そこが運営をする側のうまくいった点だろうと思うんです。


 先ほど言いましたように、こういう施設につきましては雨の日もありますし、人が集まるときにうまく集客ができて、それが収益につながっていくことがひじょうに多いわけでありますから、効率のいい運営をする場合は、先ほどのご指摘のような人件費が売り上げに比較して変化があったとしても収益が上がるということは、これは皆さん方もご商売をなされておったらそういうこともあるんではないかと思います。


 そういう観点の中から、そういう違いが出てきておるんではないかと思います。


○議長(中村三千雄) 印部議員。


○17番(印部久信議員) 今の助役の説明だけですと、どうも理解ができらんのですね、これは。


 運営のやり繰りがうまくいったとか、そういうことはそれでいいんですが、売り上げが落ちて、1億3,000万円落ちて、給与手当が5,000万円ふえて、その給与手当の中に業務委託料が含まれているということだと思うんですが、これのからくりがちょっとわかりにくいんですね。


 それで、助役、よく聞いてくださいよ。


 平成17年9月28日に助役が言っている、助役、聞いてます、17年9月28日の産業建設常任委員会におきまして、委員の方が2人か3人かこのことについて質問をしておるんです。私も産業建設常任委員会の議事録を見たんですが、そのときに、質問者もこの業務委託料の契約書について何回も質問されておるわけですね。


 そのときに助役の答弁が、相手の了解を得たら提出しますというような答弁をしておるんですね、去年の9月28日、産業建設常任委員会でしておるんです。


 私は11月からの議員ですが、その後、助役より、この点について協議したら提出しますというこの業務委託料の契約書について、私の記憶では助役からこのことについての発言聞いたことないんです。


 議員が委員会であれ本会議であれ質問をして、助役が相手方の了解を得たら提出しますと言うとるんですね。


 私は何も南淡路農業公園とファームパークとお互い会社であって契約を交わらせておるのを、まして社長である助役が相手方の了解を得るも、そんなん関係ないと思うんです。


 議会へこういうような契約で業務委託料をやっていますよというの、出してもろうたらええのを、相手方の協力を得たら提出をしますと、去年の9月28日に言っているのがいまだに相手方の了解を得て協議したのかどうか知りませんが、出ていないんですね。


 これは、私は質問された方に対しても、あるいは議会に対しても極めて失礼なことではないかと私は思うんです、言ったことに対して1年も放ってあるということは。


 そこで、助役はこの発言をされた後、ファームパークの関係者とこのことについて話し合いをされましたか、まずお答えいただけますか。


○議長(中村三千雄) 助役。


○助役(川野四朗君) 私はそういう書類を出すときは相手方の了解がないと出せませんというふうな答弁をしたと思います。出すことを約束した上で今後処理を進めるということは私は考えておりません。


 したがいまして、今までもそのことについてファームとは相談はいたしておりません。


○議長(中村三千雄) 印部議員。


○17番(印部久信議員) 助役、よく聞いてくださいよ。


 「相手方と相談をして、了解を得たら提出します」と言うておるんです。今の助役の答弁は、このことについては「協議をしておりません」でしょう。協議をしていないと言ったんでしょう。


 おかしいでしょう。


 相手方と協議をして了解を得られたら提出をしますと言っておるにもかかわらず、相手方とこのことについて協議をしていないというのは、これはどういうことですか。おかしいじゃないですか。


 その質問された方に対して答弁してあることを履行していないん違うんですか。それは、質問された方は1年待っておって、まだ返事来てないかどない思うとんのかわかりませんが、それは議会軽視も甚だしいん違うんですか。


 それで、今、助役はそのことについて一遍も協議していないと言っておるということは、答えたこととしていることが1年たっても履行されていないということはおかしいん違うんですか。答えてください。


○議長(中村三千雄) 助役。


○助役(川野四朗君) 先ほど言いましたように、私は書類の提出は相手方の了解がないと提出ができませんというふうにお答えをしたつもりでございますので、先ほど言いました答弁と同じでございます。


○議長(中村三千雄) 印部議員。


○17番(印部久信議員) 相手方の了解を得ないと提出することができません、そうでしょう、そう言ったんでしょう。


 しかし、9月28日の答弁は、相手方と協議をして了解を得られたら提出します、ということは、一遍は相手方とこのことについて協議をするのが質問した議員あるいは議会に対してのエチケットじゃないんですかと聞いておるんです、そうでしょう。


 助役がこのことについては協議をしてませんと言うんです。そうだろう。


 答弁では、協議をして了解を得たら提出します。


 しかし、答弁は、協議をしておりません。それはおかしいじゃないですか。


○議長(中村三千雄) 助役。


○助役(川野四朗君) 多分それは決算委員会のときであったと思いますが、


○議長(中村三千雄) 印部議員。


○17番(印部久信議員) 産業建設常任委員会、9月28日、17年。


○議長(中村三千雄) 助役。


○助役(川野四朗君) 決算委員会があったときだと思います、9月ですから。


 したがいまして、私は決算委員会でも申し上げましたように、あくまでも地方自治法にのっとって提出させていただいておりますのは、第3セクターから市長に対して報告があったものについて議会の方に提出をさせていただいておるわけでございますので、議会の方ではそこまで審議の範囲は及ばないということの中から、先ほど言いましたように、少なくとも相手の理解が得られない場合はそういう資料の提出はできませんというふうにお答えをしたわけでございますので、その部分だけを取ってとやかく言われると、私も定かに、議事録は持っていませんが、全体の流れの中からご判断をいただかなければいけないんじゃないかと思います。


○議長(中村三千雄) 印部議員。


○17番(印部久信議員) 議事録を持っていないということでありますが、私が言ったことは議事録をほとんど丸写しにしておるんです。


 議事録を持っていなかって、そういうような不安な言い方をするんなら、議事録取り寄せて見てください、まず確認してください。


 そうでないと、質問者においてその発言云々じゃないんですよ。助役はとにかく、そうしたら質問者に対してそういう答弁をすることによってその場はそれでおさまったらええわというような答弁をしたんですか、違うでしょう。


 言ったことに対しては、相手方と協議をして了解を得たら出すということは、協議をしていないというのがおかしい、このことについて議会からこういうような要望が出ていますと、どうしたらよろしいですか、出しましょうか、何かと。ファームの関係者と一遍でも二遍でも相談するのがエチケットでしょう、答弁したんですから。


 それを、今あなたは、そのことについては一切協議をしておりませんということは、あまりにも議会軽視でないですかということを言っておるんです。


 市長、これ市長どういうふうに思いますか。


 そういうような発言は産業建設常任委員会の議事録にもきちっと書いてあるんですが、私はそういうような答弁を委員会でした場合、提出するかしないかはともかく、助役はファームの関係者と、議会からこういう要望が出ておりますと、どうしたらいいんですか。社長が業務提携しておるところにどうしたらいいんですかというような言い方もおかしいと思うんですが、一遍は協議して、議会にああいうことを言っていましたが、出せないなら出せませんとか何とか報告するのが議会のルールであって、質問者に対してのエチケットでもあり、議会に対しての義務であると思うんですが、市長はどういうふうにお考えですか。


○議長(中村三千雄) 市長。


○市長(中田勝久君) これは先ほど来助役が話しているとおり、南あわじ市と南淡路農業公園株式会社とはそういういろいろな取り組みがあって、これは公表すべきであります。


 しかし、ファームという第三者においては、当然、税務関係等が非常にかかわってくる話なので、多分助役はそういうことを念頭に入れてお話をしたかしないか、これは私は定かでありませんが、そういう配慮もあったということでなかろうかと思います。


○議長(中村三千雄) 印部議員。


○17番(印部久信議員) そうしたら、助役が9月28日に産業建設常任委員会で質問者に対して答弁したことは、協議する気もないのに、その場はこうやったらおさまるというようなつもりで発言したんですかということを聞きよるんですわ。


 言うた限りは何らかの形で当事者と協議をするのが人間として当たり前でしょう。協議をしてないんなら、この委員会、これを言うておさまるんやったらええわというような通り一遍等の答弁で、その場限りでおさめたらええわと解釈されても仕方ないでしょう。


 やはり誠意を持ってファームと話をして、答えは出さんのが望ましいなら望ましいでええですよ、答えは。


 けど、協議もせんと、する気もありませんとか、そんな議会を軽視した言い方はないと思うんですよ。それはおかしいよ。


○議長(中村三千雄) 助役。


○助役(川野四朗君) 先ほど来申し上げておりますように、私は相手方の了解がないとそういう資料は出せませんと言うたはずですので、一度、議事録は見てみますが、私の気持ちは今もそのときも変わっておりませんで、そういう気持ちであります。


 したがいまして、ファームと協議をするということは、これはやぶさかでございませんが、私の気持ちは出せないという気持ちでお話をしておるわけでございますので、ご理解をいただけないだろうと思いますけれども、そういうふうにございます。


○議長(中村三千雄) 印部議員。


○17番(印部久信議員) それは助役、9月28日に言ったことと今言ったことと違うじゃないですか。


 私の気持ちは出せない、出せないんでしょう。私の気持ちは出せないという気持ちを持っておって、何で委員会で相手方の了解を得たら提出しますと言うたんですか。


 私の気持ちは出せないんでしょう、何でそのときに出せないと。相手方の了解さえ得たら提出しますと、これ取れるんですよ。


 ということは、そのとき、その質問者に対してそう言ったらこの質問が終わって委員会がすむということでしょう。


 そんなばかな答弁がどこにあるんですか。何を言うておるんですか。その場その場で議員の頭をなでるようなことを言っておいて、1年近くも放っておいて、そのときは私の気持ちは提出する気持ちはありませんでした、何を言うておるんですか、これは。


 答弁の偽証になるん違うんですか、それはおかしい。何を言うとるんですか、助役。議会を冒涜したようなことを言わんといてくださいよ、おかしいよ、これは。


○議長(中村三千雄) 助役。


○助役(川野四朗君) そういうことであれば、その議員もまだおられたわけでございますので、そのときに質問したか聞いたかどうかということも聞いていただいたらいいんではなかったんかなと思います。


 ただ、先ほど来、9月の決算委員会の以前からもずっとそういう話は出ておりましたが、私は一貫して、少なくとも株式会社南淡路農業公園とファームのことについては議会の論議をすること自身もいかがなものかなという考え方をいたしておりましたので、私の考え方の中にはそういうものについてはお出しはできませんということでございますので、お出しすることができる場合の話をしたんではないかと思いますけれども、その部分だけをとらえて言われると私も心外でございます。


○議長(中村三千雄) 印部議員。


○17番(印部久信議員) 助役、そんな居直った言い方をする必要はないんです。


 今、その議事録手元になかったら取りにいってくださいよ。取りにいてったらええ。そんなばかなことを言わんといてくださいよ。


 一つ違うたら、議会で28人の議員のおる前で居直ったような発言するというのはおかしいじゃないですか。


 もともと出す気がなかったのに、相手方の了解を得たら出しますなんて、そんなら委員会で言わなきゃいいんじゃないんですか。


 そのときに、私はそういうものは議会に出す気持ちは毛頭ありませんって言うたらええ。思わせぶりな発言をしておるんです、思わせぶりな。そうでしょう。


 思わせぶりな発言をしてその場をおさめておる、その場を。そんなばかなことがありますか。


 助役でしょう、中田市長の片腕ですよ、あなたは。それでまだ、南淡路農業公園の社長まで任されている。そんな議会で通り一遍等の答弁して、こない言うといたらこんで質問が終わって次進むだろうと解釈されても仕方ないでしょう。そんなばかなことがあるんですか。議会を冒涜したような答弁は通りませんよ。


 我々は助役ね、皆さんそれぞれ質問しよるのは、みんな政務調査して研究して、この議会は委員会であれ本会議であれ真剣勝負でやっておるんですよ。住民の負託を受けてやっておるんですよ。それが委員会であれ本会議であれ、自分が出す気はなかった、しかし、この発言相手方の了解を得たら提出してもよろしいとか出すとか、そんなばかなことが通りますか。


 市長、こんな助役でええんですか。こんなばかなことありませんよ。


○議長(中村三千雄) 市長。


○市長(中田勝久君) 先ほど来、私も申し上げているとおり、やはり第三者であるファームという会社は、それぞれ自分の独立した経営をしております。


 そこに、当然、税務にかかわる話もあるわけでございますので、それはすぐに出すとか出さんとかいうような形に私はならんと思います。


 これ、三原町時代のことも少し触れておきたいと思います。


 実は、その業務委託料の件について、事実、税務署とのやりとりが何回となしにありました。私も直接税務署長とこの件についていろいろ話をし、それで税務署の考え方、また私どもの考え方、ファームの考え方等々、専門家を入れて公認会計士を入れて話をした中でそういう方向性。


 今後は当然、私もまだ確認はしておりませんが、業務委託料というのは明確な形で表示が出てくるというふうには思っております。


○議長(中村三千雄) 印部議員。


○17番(印部久信議員) 市長の答弁とか、そのことについて僕は云々言よんの違うんです。


 今、市長が答弁されましたように、この業務委託料というものも近い将来、科目で出るのか何で出るのかわかりませんけどね、出してもろうたらええと思うんですよ。


 そやから、市長に私はどうこう言よるの違うの、助役の発言に対して言よる。


 もともと出す気がないと今言うて、もともと私は出す気ない。しかも、第3セクターの南淡路農業公園が議会で議論されるのも不愉快ですと言わんばかりのことを言うとるんですよ。


 これは、議会で審議されるべき問題ではないがごときのことを言うとるんです。南淡路農業公園のことはどこでやったらええんですか。


 市長、決算報告書出てきて、ここへ我々の机の上にぽいと置いてあって、これで決算書見て、はいオーライって言えるんですか、これ。


 そうでしょう、この決算書見て、業務委託料も何もわからん、これは出てきておる。これで、議員の皆さん、南淡路農業公園はこういうことになりました、はいそうですかと、そんなばかなことないでしょう。


 前回の6月の議会でも質問しましたところ、市長も、このファームは南淡路農業公園もしくは市に対して一切損害を与えないというようなたぐいのことを言われました。


 一切損害を与えないというのは、契約書の中にうたってあるんですか、口約束なんですか。そこちょっとお聞かせいただけますか。


○議長(中村三千雄) 助役。


○助役(川野四朗君) 明確な文書はないかと思いますが、これは信頼関係の中でそういうふうにやっております。


○議長(中村三千雄) 印部議員。


○17番(印部久信議員) 確かに、人間、事業を行っていくのには信頼関係というものが必要であると思いますが、事業者が南淡路農業公園株式会社が業務委託しているファームとの間で一切損害を与えない、また一切市に迷惑をかけないということを紳士協定で口約束でやるということが、果たしてそれが公の第3セクターでやっておる会社の正しい契約の仕方なんでしょうか。私は非常に疑問に思います。


 まして、助役の発言は、ちょっとこういうことがあって、信頼できがたいんですね、信頼が。


 きょうも、この後17分終わったらええんかというような答弁をされておるかと思いますと、非常にむなしい気持ちになるわけです。


 そこで、収入役、監査役も兼ねておられますが、収入役にお伺いいたします。


 収入役は、この契約の監査をするがゆえにおいて、契約の中身、あるいは業務委託料の支払方法、計算方法を熟知しておられますか。


 もし、熟知していなかったり契約書等についての理解がなかったら、正しい監査ができないと思うんですが、お答えください。


○議長(中村三千雄) 収入役。


○収入役(長江和幸君) 私は業務監査の立場から、農業公園の監査をする立場にございます。


 その中で、先ほど市長なり助役から話がございました基本的なファームとの関係ですね、それから、また業務指導料の内訳については承知してございます。


 以上です。


○議長(中村三千雄) 印部議員。


○17番(印部久信議員) 助役も十分わかっておる、収入役もわかっておる、市長が以前社長をしていたから十分その契約内容もわかっておる。


 また、株主でありますあわじ島農協、三原酪農、三原町商工会は今、南あわじ市商工会になったかと思うんですが、恐らく5人であったと思うんですが、出資者は。


 その方々は、業務指導料、あるいは契約の内容は承知しておられますか、お伺いいたします。


○議長(中村三千雄) 助役。


○助役(川野四朗君) そういうことはわかりません。


○議長(中村三千雄) 印部議員。


○17番(印部久信議員) 株主、あるいは役員が承知してないんですか、契約内容を。役員が契約内容を承知してないやって、それは信じがたい会社のように思いますけど、役員が契約内容、業務指導料の積算方法を全然わかっていなくて、役員としての会社に対する責任というものは持てるんですか。


○議長(中村三千雄) 助役。


○助役(川野四朗君) 私はそういうものを承知しておるか、相手方のことについてはわかりませんと。


 それを、そういう株主である方々が承知をしておるのかどうかは、私はわかりませんというふうに答弁をさせてもらったので、株主の方は承知しておるかもわかりませんし、知らないかもわからない。


 そういうことを言っただけでございます。


○議長(中村三千雄) 印部議員。


○17番(印部久信議員) 役員会とか取締役会で、うちの会社はこういうことでやっていますよということを年に一遍ぐらい取締役の人に会社のことを話しないんですか。


 役員が知っておるか知ってないか、社長はそんなものはわかりません、おかしな話ですね。社長が、役員にはうちの会社はこうこうこういう契約でやっておるというのが本当でしょう。


 助役、一体何を考えているんですか。おかしいことを言わんといてくださいよ。社長が出資者の役員が、この業務指導料とか契約内容について知っとるか知ってないかわかりませんって、1年に一遍ぐらいそういう契約内容を出して審議しておるん違うんですか。そんなばかなことないでしょう。そんなむちゃなことを言わんといてくださいよ。


 大事な、年間、起債に対して2億円ぐらいの返済をしとるんでしょう、税金で。


 まして、県からも1億円余りの金が投入されて3億円の税金が毎年毎年使われている南淡路農業公園を運営している社長が、役員が契約内容や業務指導料を知っとるや知っとらんやわかりませんて、そんなばかな社長、果たしておるんだろうか。


 市長、私思うんですが、こんな乱暴な社長、更迭した方がいいん違うんですか。むちゃくちゃじゃないですか。


○議長(中村三千雄) 市長。


○市長(中田勝久君) 今の、先、私は異議を申し上げたいと思います。


 更迭したらええやいう、あんた1人だけの考えでそんなこと言えるんですか。何言うてるんですか。


 実は、これについては、当然、私のときの三原町に立ち上げた公園事業でございます。それぞれの株主はその都度、立ち上げるときについてはいろいろと説明をし、みんな賛同して設立した会社ですから、それは当然、毎年取締役会、株主総会やっているし、これは理解はされていると。


 しかし、どの部分までというのは一々、あんたどこまで了解した中で株主総会、取締役会終わったんですかって、そんなことは一度も聞いたことないし、当然、異議なしである部分、集客の問題等々の話は出たことは過去はあります。


○議長(中村三千雄) 印部議員。


○17番(印部久信議員) 今、市長の言うのはそれでええと思うんですわ。


 ただ、助役がそういうことに対して役員会、取締役に対して、知っとるか知っとらんか知らんとかいう、そんな乱暴な答弁はないと思うんですよ。


 やはり、会社は会社で毎年こういう契約書とかそういうことについては十分役員さんとも相談しながらやっておるというんなら、それは理解度はまた人によって違うと思いますけれど、あんまりそんな乱暴な言い方はやめていただきたいと思うんです。


 この総務省通達であろうが、これ、市長が社長をしているときにつくられたことだと思うんですが、南あわじ市淡路ファームパークイングランドの丘指定管理者基本管理者基本協定書という中にあるんですが、ここに第8条に、乙、いわゆる南あわじ市の株式会社ですが、乙は法人の基本方針や財務状況について積極的に情報の開示に努めなければならないということを、この基本協定書にうたわれております。


 今、これはちょうど中田市長が社長をしておりましたので、甲は南あわじ市の市長、中田勝久、乙は南淡路農業公園株式会社、中田勝久ということでこういうふうになっておるんですが、やはり、先ほど助役は、この農業公園がこの議会の中の舞台に乗せるのを何か嫌悪感があるようなことを言っておりましたが、やはり莫大な金をかけて中田町長が、三原町の町長のときに、私は前にも言ったと思うんですが、心血を注いでつくってきたものでありまして、つくった人はその苦労がなかなか皆わからんと言います。


 我が子の成長を楽しみに見ているがごとく心配していると思うんですが、やはり、こういう第3セクターの会社というものは市民の税金も物すごく投入されておりますので、やはり関係機関とも話し合いがついて、何もかも話がついているんでしょう。先ほど市長が、次年度か、来年度かわかりませんが、いつかまたはっきり出すということなんで、それはそれでいいと思うんですが、積極的に議会に出していただきまして、市民の皆さん方の目にさらしていただいて、よりよい南あわじ市農業公園イングランドの丘になることを切に希望しているものであります。


 以上をもって質問を終わらせていただきます。


○議長(中村三千雄) 暫時休憩いたします。


 再開は午後1時からといたします。


               休憩 午前11時58分


               ――――――――――――


               再開 午後 1時00分


○議長(中村三千雄) 再開いたします。


 引き続き、一般質問を行います。


 24番、森上祐治議員。


○24番(森上祐治議員) 午前中の白熱した印部議員の討論の余じんが休憩中の議員控室にも残っておりまして、私もいっとき、昼一番に質問せなあかんということを忘れておりました。


 通告に従いまして、固定資産税、償却資産課税の経緯と今後についてということで質問させていただきます。


 この夏、私は久しぶりに高校野球をよく見ました。泥まみれになって、無心に白球を追いかける好プレーの数々に久しぶりに心を熱くし、心が震えたものであります。やはり、若者の純粋な躍動は私たちに元気を与えてくれました。


 あの球史に残る名勝負と言われた早実と駒大苫小牧の決勝戦を観戦して興奮したところでありますが、ふいに町内会の近所の老人がひょっこりとおみえになりました。


 どうも、税金の申告をせえということらしいんやけれどもようわからんのやと。今どきどういうことなんかのう、隣の若いもんに聞いてもようわからん。一遍、議員さんに聞いてみいやということでおみえになった次第でございます。


 これから質問いたします、固定資産の中の償却資産に関する申告書をこのたび追加送付された住民の小さな声であります。


 償却資産の問題については、去る3月定例会で同僚議員から質問がなされ、また6月議会でも、そして今議会でも同じく木曽議員が質問されております。正直申し上げて、私自身、償却資産税の何たるかを知ったのは3月議会が初めてでありました。


 少しの田んぼや畑を所有しているんですが、この何十年かは実質非農家でしたし、償却資産に関する税金を払ったことはございませんでした。


 この種の税金に対しては、アバウトな間違った認識しか持っていなかったんだなと改めて認識した次第であります。


 すなわち、これまでの私の認識というのは、大会社や大きな事業所では大きな機械類や道具類を買った場合たくさん税金がかけられて大変だなというぐらいの認識しかなかったんですけれども、どうも、実際聞いてますと違うんですよね。


 償却資産税というのは、個人、法人を問わず、仕事に要する物品はことごとく課税の対象になっていることでありまして、毎年きちんと償却資産の内容を申告しなければなりません。


 しかし、3月、6月議会での質問、答弁のやりとりを聞いておりますと、やっぱり問題があったように思います。税の徴収の仕方が不公平だったということでありますが、これについて、私は各旧町時代から各町の税務課の職員がいいかげんな仕事をしてきたり、各町の執行部の姿勢に問題があったとは必ずしも思いません。これについては、後ほどの質問の中で触れたいと思います。


 私が質問に立ったことについては、何より問題なのは、今住民の間から木曽議員が余計な質問をするから払わなくてもいいものを払わなければならなくなったといううわさがちらほら聞こえてくることであります。


 過日も私たちの会派の研究会を持った席上で、木曽議員が、本人はもとよりご主人にも厳しい言葉を投げかけられていると言っておりました。いらん質問せんと、議会では寝よったらええんやとも言われたそうであります。


 こうしたことを踏まえて、質問に入っていきます。


 まず、小路部長にお伺いいたしますが、3月議会での木曽議員の質問は余計な質問だったんでしょうか。


○議長(中村三千雄) 市民生活部長。


○市民生活部長(小路益生君) 本来、固定資産税のうち、土地家屋をのけました事業用に所有している資産につきましては償却資産としての課税の対象となりまして、資産が多い少ない、これにかかわらず、漏れなく地方税法の規定によりまして、毎年1月1日現在に所有している資産を1月末日までに申告をしてもらうことになっております。


 合併前も含めまして、ややもすれば自主申告であるという点から十分な徹底がなされていなかったきらいがございました。


 したがいまして、3月にご指摘を受けましたことにつきましては真摯に受けとめ、現在、その対応を図っておるところでありますので、ご理解を賜りたいと思います。


○議長(中村三千雄) 森上議員。


○24番(森上祐治議員) 木曽議員やご主人は今非常に嫌な思いで過ごされているということでございますけれども、このことに関して、部長は何か感じるものはございますか。


○議長(中村三千雄) 市民生活部長。


○市民生活部長(小路益生君) 議員から若干の具体例が示されましたけれども、私もおよそ想像がつくわけでありますが、あくまでも想像を前提にしてコメントするのは差し控えたい、かように存じます。


○議長(中村三千雄) 森上議員。


○24番(森上祐治議員) 想像を前提にして云々ということを言いましたけれども、木曽議員が今いろいろのことを言われているということに関して、部長は何か感じるものがありませんかと聞いたんですよ。


 ちょっと、質問と答弁の趣旨が違うように思うんですが。


○議長(中村三千雄) 市民生活部長。


○市民生活部長(小路益生君) ですから、木曽議員に対してどういう趣旨のことが言われておるのか私としては把握をしておりませんので、そのことを私の想像を前提にしてコメントするのは差し控えたい、かように申しておるところでございます。


○議長(中村三千雄) 森上議員。


○24番(森上祐治議員) どうも私はわからんのですけど、私が期待していた答弁は、非常に、一言ですよ、お気の毒に思いますということ、これ人間の心情じゃないでしょうか。


 議会で質問したことに関しては、部長は何も問題なかったとおっしゃっておるわけでしょう。ところが、木曽議員は、いらぬうわさで、おまえ余計なことを質問するからやというようなことで、何か窮地に立たされていると。私の会派の同僚議員なんですけどね。


 それに対して、ほんま気の毒やなと、一言やはり言葉がいただきたかったなと。それを、何か明確な根拠に基づかないコメントは差し控えたいというのは、これこそお役所答弁じゃございませんか、と私は思います。


 まず最初に確認しておきたいのは、先ほど、部長が答弁されましたように、質問者に何ら責任はないということであります。


 以降、これから後は、住民サイドの目線で非常に素朴な、基本的な観点から質問をさせていただきたいと思います。


 また部長のお伺いしたいんですが、新年度に入った4月以降、今議会でも答弁されていましたように、税務課を中心に今回の申告書の追加送付に向けて精力的にお仕事をされてきたと思われますが、この一連の動きというのは、3月議会で木曽議員が質問された、その質問が契機となって降って湧いたような動きということなんでしょうか。


○議長(中村三千雄) 市民生活部長。


○市民生活部長(小路益生君) 今、その点につきましては、税務課の職員にも確認をいたしました。


 明確な時期は明示をしておったわけではないんですが、そういうこともあるのかなという話がなされておったようでありまして、決してその質問が契機となったということではございません。


○議長(中村三千雄) 森上議員。


○24番(森上祐治議員) ということは、3月議会で木曽議員の質問が契機となって青天のへきれきのように動き出したということではないということですよね、合併後に、税務課を中心にそういう努力をされてきたというふうに理解させていただきたいと思うんですが、そうであるならば、そういう検討作業が多かれ少なかれ、合併当初からなされているのであるならば、少なくとも、1月に合併したんですからね、そのときの年度末の確定申告時ぐらいまでには、そういう新たな申告書を送付するということはできなかったんでしょうか。


○議長(中村三千雄) 市民生活部長。


○市民生活部長(小路益生君) 当然、そのご指摘があるのは我々も想定をいたしましたけれども、いわゆる合併に伴います電算の統合、あるいはまた、償却資産以外の評価がえの事務、そしてまた加えまして、合併していきなり確定申告というふうなことで事務がおくれたことはまことに申しわけなく存じておる次第であります。


○議長(中村三千雄) 森上議員。


○24番(森上祐治議員) その辺、私も税務課の職員を中心に仕事をサボっていたと、そんなこと重々思っておりませんし、指摘するつもりはもちろんないんですけれども、何かちょっと合併で忙しかったというのはわかるんですけれども、住民サイドから今回の一連の動きを見ていますと、どうもその辺がちょっと不信感を持たれているような、やっぱり遅かったというふうなことがあろうと思いますが、これは後ほど触れたいと思います。


 固定資産税について、私は今回、正直なところ初めて少し勉強いたしました。


 基本的なことはわかっていたつもりなんですけれども、ご承知のように、固定資産税というのは市町村税であります。


 税務課の方で、7月末にこういうパンフレットもらってきました。非常にわかりやすくいい冊子でありますが、これで復習したんですけれども、基本的な部分は国の法律にのっとっていると思うんですけれども、具体的な面では南あわじ市の条例で固定資産税云々については定められております。


 合併前の各旧町でもそれぞれ独自の税条例がありましたし、その条例に従って徴収がなされていたと思います。


 今回、追加の申告書の送付にまで至った問題については、やはり時代的な背景があったんだなと、私も勉強しながら思いました。


 すなわち、戦後我が国が復興して、経済が高度に成長するのと連動して法律も整備されていきました。経済が右肩上がりの時代には、各地方自治体の税収もかなりよかったんではないかと思います。


 このパンフレットにもございますけれども、市の歳入の大体3分の1が市町村税ということですよね。すなわち、住民が自分たちの市に納入する税金なんですけれども、その市町村税の約半分しか、全国平均では46%とこれに書いてありますが、市町村税の46%が固定資産税だと。


 固定資産税の中でも大きく3つあるらしいですね、私今回初めて勉強したんですが。土地と家屋、これが圧倒的に固定産占めておると。償却資産の内訳というのは大体2割、全国平均では18%というふうに言われております。


 要は、景気のよかった時代には、市や町の税収というのはよかったというふうに想定されるんですけれども、その時代は固定資産税というのは大口の法人であるとか、個人事業者からの徴収して事が足っていたんであろう、小口の個人事業者に対してはかなり弾力的に運用してきたんだなと、これが私の勉強した見解であります。


 部長、この認識は基本的に間違っておるんでしょうか。


○議長(中村三千雄) 市民生活部長。


○市民生活部長(小路益生君) 大変難しいご質問でありますけれども、私の認識といたしましては、景気がよかったときに云々ということはないという認識でありまして、税法上あくまでもそんな景気云々にかかわらず、要は、固定資産税というのはその所有している土地家屋、または償却資産の価値をもとにしまして、その担税力に着目をいたしまして課税をするという税でございますので、過去において個人事業者が云々ということは当たらないというふうに考えております。


○議長(中村三千雄) 森上議員。


○24番(森上祐治議員) 部長の答弁としてはそういうふうに答えざるを得ないと思うんですけどね。


 それでは、改めてご質問しますけれども、そうだとすると、3月議会、6月議会で部長が示された17年度に償却資産の申告書を送付した件数が1,706件ということをおっしゃっていました。


 ところが、今回、追加送付された件数というのは何件なんですか。


○議長(中村三千雄) 市民生活部長。


○市民生活部長(小路益生君) その件につきましては、多分、我々が考えております免税点以上につきましては、1,228件、それから免税点未満と思われる方2,864件、合計4,092件であります。


○議長(中村三千雄) 森上議員。


○24番(森上祐治議員) 4,092件に新たに追加の申告書を送付されたと。それまでは、旧町時代から台帳に残っている資料は1,706件であると。


 あまりにも大きな乖離がございませんか。何かの意図がなければ、作業上の目こぼしであるならば、10件や20件の差ならわかりますよ。


 今まで、申告書送付した1,706件が今回いろいろ精査して調べたら、4,092件を追加して送ったと。


 大きな基本的な考え方の違いがなければ、こんな事態にはならないはずじゃないですか。従来もきちっと法にのっとってやっていましたというんであれば、こんな大きな違いがない。


 私は何も今さら言いわけする必要ないと思うんですよ。今回の事態について、私は何もあなた方が職務怠慢云々とは私は思っていない。


 これはある意味、行政の配慮のなせるわざかなというところもあるんですよ。だから、その辺、今住民が市に対してかなり不信感を持っている。こんな年度途中に申告書送ってきてと。


 これに対して、何かのこの不信感をこの議場においても払拭していかないかんと、私はそういう観点である意味では質問させていただいているつもりなんですけれども、答弁する側が、そういう建前で、自分たちの立場だけで云々と言われたら困る。


 4,092件に追加を送られたという内訳なんですけれども、今回、申告書を送られた住民というのは、それまで、償却資産申告書ということに対してなじみがなかった人もいるんじゃないんですか。


○議長(中村三千雄) 市民生活部長。


○市民生活部長(小路益生君) 端的に言えば、そういうことも言えるのかもわかりませんが、過去において、旧町時代にそういったものを送付しておって、結局のところ課税することがないから消えていったというふうな可能性も考えられますので、それは私には今非常に答えづらいご質問かと存じております。


○議長(中村三千雄) 森上議員。


○24番(森上祐治議員) 答えづらいご質問というのはちょっと意味がよくわからないんですけどね、部長のところに今、後ほども聞きますが、やはり不満の声とか聞こえてきているんじゃないかと思うんですよ。


 そういう中には、初めて見たというような、私の近所にはおじいさん一人いるんです、こんなん初めて見たと。ということは、私も調べてみると、税務課の方にも聞いたんですよ、農家の方にも。うちの近所、農家多いんですね。


 聞いたら、やはり、一遍申告書を送ったことがあるんやけれども、次の年送らんかったら、それから一遍も申告書を送って来んかったという人もおりましたわ。


 というのは、その1,706件、追加の4,092件という間にはそういういろんなケースがあるということなんですね。


 その辺をきっちりと、やはり今踏まえておかないと、これからの作業もええかげんになってくるんじゃないかと思いますよね。


 私の認識では初めて手にする人が少なからずいたんじゃないかと思います。そうであるならば、そういう人たちに対して事前に説明会を開催するとか、考えられなかったんでしょうか。農協とか漁協とかいろんな組織にお願いして、組織的なルートでもっと事を分けて説明すべきではなかったんでしょうか。


○議長(中村三千雄) 市民生活部長。


○市民生活部長(小路益生君) この件につきましては、我々とすればわかりやすい申告書という意味合いで、今お送りしておりますのは取得年月日と、そういった機械の具体的な名前というふうなことをお送りをして、それを確認をいただくという作業をお願いしておるわけでありまして、本来、こういった税につきましては、各個人個人の対応なるものと考えまして、今回は個人さんにお送りをした次第であります。


 団体を通じてというふうなことも頭にはありましたけれども、あくまでも個人ベースのお話で、かつ償却資産というのはそれぞれ個性がばらばらなものですから、個人にご判断をいただくのが一番早いのかなという思いでそういう措置を取ったわけであります。


○議長(中村三千雄) 森上議員。


○24番(森上祐治議員) その辺の認識というんか、説明会を持つことは非常に難しいとかいろんな事情があるんかもわからないし、その辺もわからんではないんですけれどもね。


 やはり、あの送付された申告書あまりにも、ちょっと言葉が過ぎるかもわからんけれども、無神経で不親切なように私は感じました。


 例えば、かがみの文章で、わからないことがあれば何でも税務課までお問い合わせくださいと書かれております。場合によっては、新たに課税されるかもしれない人たちに対する対応としては、私は冷たいんだろうなというふうに思います。


 過日の長船議員の質問でも、お役所仕事という言葉がございましたが、この文章に関しても私はちょっぴりこの言葉を想起いたしました。


 昨今、我が国では国民の知る権利ということが前面に出てきまして、これに呼応して説明責任という言葉、よく聞きますよね。かなり定着してきております。学校なんかでもそうです。


 職場に座っておって、わからんことがあったら何でも聞きにきてくださいよというのが説明責任を果たすことではないんですよ。日常的なタイムリーで的確な入念な情報提供していくことが説明責任を果たすということであります。


 例えば、学校では日常的な保護者との細かなコミュニケーションの努力から始まって、学級だよりというのは皆さん保護者だった方大勢いらっしゃるからようご存じやと思います。学級だより、それから学校だより等発行してホットな情報を提供しております。


 参観日を初めイベントのときには校長先生方初め、先生方は保護者を前にして、目の前で、今学校はこうなっているんです、こんなことですということを一々説明して情報を提供している。これが日常的に説明責任を果たしていくという基本的な姿なんですよ。


 一遍の書類で、わからんことがあったら説明してくださいよと、ましてや税務課でしょう。私自身も税務って私の今までの人間としての歴史の中で足を運んだことございませんし、何か取っつきにくい感じしますよ。


 そんなところに、わからんことは聞いてくださいよというだけではあまりにも不親切だという感じがします。


 もう一つは申告書の提出先であります、あの文書に書かれているね。うちの近所のじいさんに質問されたんです。これ、森上さん、どこへ持っていったらええんやと。


 どこに持っていったらいいのか書いてあるやろう、そうしたら一番隅の方に住所が書いてあります、南あわじ市、市の税務課の住所がね。


 おっさんここや、多分ここへ持っていくんやと思いますよというふうに答えざるを得んかったんですが、そのじいさんいわく、青色申告のときには農協に持っていったら若い兄やんがおってまとめて持っていってくれのんやと。わしは車に乗れへんからどないしたものかいなと。


 それは、おっさん、近所のだれか若い兄やんに乗せていってもらわんかいなというような話をしたんでありますけれども。


 部長にお尋ねしますけれども、このような住民の不満や心配の小さな声が部長のところまで果たして届いておるんかどうかと、私はこう思うんですが、いかがでしょうか。


○議長(中村三千雄) 市民生活部長。


○市民生活部長(小路益生君) 端的に言いまして、届いているか届いていないかと言われれば、届いております。


 先般も申し上げましたとおり、窓口にお越しになって厳しいお言葉もいただいております。


 ただ、我々とすれば送付した直後につきましては、各総合窓口に職員を派遣をいたしましてその受付も行っておりますし、先般も申し上げましたように、1,228のうち955件、約8割弱がそういったことで提出をいただいておりますので、細かな部分では議員のご指摘の部分があるのかもわかりませんが、大層においてはご理解をいただいておるものと理解をいたしております。


○議長(中村三千雄) 森上議員。


○24番(森上祐治議員) 今、提出先、総合窓口まで云々とおっしゃっていましたけれども、これは、あの文書では総合窓口というのはどこかに書かれてありましたか。


○議長(中村三千雄) 市民生活部長。


○市民生活部長(小路益生君) 提出先という意味ではなくて、いわゆる申告に対する総合窓口での受付をやったということを申し上げておるわけであります。


 もちろん、おっしゃるように、別段税務課まで持ってきていただかなくても、阿万の場合は連絡所なり、あるいは南淡の総合窓口で我々の方に届きますから、今後につきましてはそういったことについても配慮をさせていただきたい、かように考えます。


○議長(中村三千雄) 森上議員。


○24番(森上祐治議員) 私も今回、図らずも償却資産について少し勉強させていただいたんですけれども、これ一般質問しようと思い立ったときに、私の県下にいる数人の友達に聞いてみました、お宅の市とか町では償却資産どないなっとんやと。


 どうも、やはりこれは何も南あわじ市が例外的に突出して何か問題があるというふうな事態でもなさそうな感じを私、感触を受けました。


 だから、先ほど来部長が答弁されているように、何か紋切り型の答弁ではなしに、これは今までの戦後の日本の歴史の中での何か必要悪みたいな感じで先輩たちがやってきたことの遺産を今受け継いで、引き継いでやろうとしておるんやとはっきり言うたらええと私は思うんですよ。


 これは住民納得すると思いますよ。今まで云々とね。隠そう隠そうとか、そんなんする必要がないと私は思います。


 このインターネットで調べたんですけどね、やはり都市部なんかでも大体償却資産の申告に関する説明書というのが載っておるんですよ。私ずっと見て、例えば東京の国立市なんかの説明書ね、非常にわかりやすい、一般がぱっと読んでもわかりやすい。


 それと比較したらちょっと失礼なんですけれども、南あわじ市のはちょっとかたいような、カットも全然ないしね、何かかたい、冷たいような感じがいたしました。


 私の近所の、しっかりした農家の主人なんですけれども、彼も言うてました。ほんまにこの申告書、みんな出すんやろうか。わしはあんまり出せへんのと違うかなというようなことをおっしゃっておったんですが、今、部長の答弁では8割ぐらいが既にあがってきていると。


 回収率、何%を予想していますか。


○議長(中村三千雄) 市民生活部長。


○市民生活部長(小路益生君) お間違いのないように申し上げておきますけれども、免税点以上であると思われる1,288に対して8割弱と、こう申し上げておるわけであります。


 免税点以下になるであろうと思われる方につきましては、8月の終わりに送付をいたしております。これからだというところであります。


 ですから、その申告を促すという作業をまた行いましてやりたいと考えておりますが、回収率につきましては、免点以上がそういうふうなことでありますからかなり高いものだと、数字、今申し上げますと、それがひとり歩きされても困りますから、私の予測としてはかなり高いものになるんであろうというふうに予測をいたしております。


○議長(中村三千雄) 森上議員。


○24番(森上祐治議員) 8割というのは、先の150万以上の人たちの8割ということなんですか。今回送付した4,902件の8割ということではないというご答弁だったと理解させていただきますが。


 もちろん、私予想していたのは、やっぱり納税の公平性という観点からして、当然市役所としては納税は100%やと、当然100%を目標にしますというふうに私は答弁されると思うとったんですけれども、この100%ということは非常に難しい問題であろうと思うんです。


 旧町の時代、今もそうなんですけれども、なかなか税金を払ってくれないという方もいらっしゃいますしね。まして、償却資産もそうだろうと思うんですけれども。


 ましてや、今回、先ほど言いましたように年度途中に降ってわいたように来たというようなことで、かなり私の近隣の人たちも、不満とか持っております。


 そういう人たちを想定して、そんな実態を踏まえて、今後、何らかの説明会であるとか、何か具体的な計画をされているんでしょうか。


○議長(中村三千雄) 市民生活部長。


○市民生活部長(小路益生君) 先ほども申しましたけれども、提出をいただいていない方につきましては、申告を促すということにいたしております。


 ですから、前回がわかりづらいとすればもう少しわかりやすい説明等の文章をつけまして、そういった申告を促す文章を出す予定をいたしております。


 今後につきましては、広報はもちろん、確定申告等の機会をつかまえまして、もっと啓発と説明に努めていきたい、かように考えるところであります。


○議長(中村三千雄) 森上議員。


○24番(森上祐治議員) 私の聞く範囲ではかなり広範な層で、やはり何か説明会みたいなものを開催してもらう必要があるんでないかというような声も聞きますし、先ほどの説明責任云々じゃないんですが、こんな声も聞きます。


 例えば、従来、ずっと納税されていた方々も、今回、やっぱり事態が変わっておると。実際、払っていた人も何らかの説明があってしかるべきやないかいというような声も聞きます。


 一方では、新たに書類を送られてきた方も何かもうちょっと直に説明が欲しいわというような声もあるんです。


 私が捏造して勝手に言うとるん違いますよ。そういう声が事実あります。


 だから、説明会を開くということが難しいんであれば、それも考えられることなんですけれども、例えば、私も学校のことばっかり言うて失礼なんですが、私も教師やっていましたから、何かお金を徴収するとか、例えば子供が修学旅行に行くとか何か遠足に行くとか、ちょっと大きなお金を集めるときは学年とか学級なんかで、あるいは全校でPTA、親を集めて説明するんですよ。


 というのはかなり入念にしておかないと、子供に書類渡しても渡せへん子供もおるわけで、直接親に来てもうてこうこう、いつまでにこうですよと念を押すわけですが、そういう説明会を持つということは、市役所と市民をつなぐ一つの大きなパイプづくりになっていけへんかなと。


 特に今回、私そんなことを思いますが、もしもそれができにくいんであれば、やはり今までの経緯をわかりやすく説明した文章なりを各家庭に送付するようにお願いしたいと思います。


 ところで、日本国憲法でも国民の三大義務の一つとして納税の義務が明記されております。納税の公平性も大原則であります。


 ところで、そもそも法律ということを考えると、条例と市条例、それから国では固定資産税のような法律がございますが、法律というのはそもそも何であるかと。私、不作為にふっと考えてみました。


 古来、為政者の都合のいいようにつくられ悪法もいっぱいあります。国民を虐げる目的だけでつくられた法律もたくさんございましたけれども、少なくとも近代市民社会における法治国家においては、法とはもともと人間の幸せを願い、調和のとれた社会を実現すべくつくられた国家レベルの約束事であると、きのう私一生懸命考えた、これは私自身の法律の定義なんですが、これは私の独断というよりも、若いころに先生から聞いたこと、こんなこと言よったなと。法律っていうのは、もともと人間の幸せのためにつくられておるんやと、おまえら忘れるなよということを教えていただいた記憶があるんですが。


 例えば、一番身近な道路交通法ですね。あの法律がなかったら、とにかく道という道は渋滞ばかりになりますし事故だらけになります。やはり、あの道路交通法があるおかげで何か交通事情がスムーズになっていると。人間の生活の調和を保っておるということなんです。


 もう一度言いますとね、法とは、本来人間が生活しやすくなるような調和を求めたり、人々が健康にして文化的な生活をしていく権利を保障していくものだということであります。


 国家レベルの法律とは違いますけれども、地方自治体になりますと独自な条例であります。


 土曜日、おとといの晩、夕方にNHKで週間こどもニュースというのがあります。私もできるだけ毎週、6時台にやっているんですが、あれ非常にいいんです。特に学校の先生、よう見ていると思いますね。世界のいろんな事情をわかりやすく、うまいことコンパクトにまとめて放映しています。


 土曜日は条例についてやっていたんですよ。全国の条例、こんなおもしろい条例がありますって子供が調べてきて、例えばどの県では青空を守る条例ってあるんですよね。過疎地の方へ行ったら結婚見合いに関する条例とかいって、どんなことかと言ったら、いろんなイベントをして集団的な見合いをしてというのを条例で決めておるんですよと、子供が一生懸命報告してましたけれども、やはり、その条例というのは子供たちが集めている何か目ぼしい条例、あっと驚くような条例というのは、やはり住んでいる住民が元気が出てくるような、何か夢が持てるような条例を今全国各地でつくっておるんですよ。


 それは、やはり私が申し上げた法の精神の基本的な部分ですよね。人間の幸せであるとか、生活していく権利を保障するための条例づくりをやってる全国の市町村が少なからずあるということであります。


 そこで、部長にお伺いいたします。


 南あわじ市条例第54条以降には、固定資産税の項目がございまして、第71条には固定資産税の減免規定が定められております。4つの項目がありますね。


 第3条、第4条をちょっと読んでいただきたいと思うんですが。


○議長(中村三千雄) 市民生活部長。


○市民生活部長(小路益生君) 要は、1項の3号、4号をという意味やと思いますが、固定資産税の減免の規定でありまして、それのうちの第3号につきましては、市の全部または一部にわたる災害または天候の不順により著しく価値を減じた固定資産、4号には、前各号に掲げるもののほか特別の事情があるもの、それらについては市長は必要があると認める場合、減免をするというふうな規定でございます。


○議長(中村三千雄) 森上議員。


○24番(森上祐治議員) ありがとうございました。


 第3項は、いわゆる自然災害で著しく財産がぽしゃった場合に減免するということだろうと思いますね。


 大きくは台風であるとか地震災害だろうと思うんですが、台風はもちろん、のときは適切な減免措置をされてきたと思うんですが、ご承知のように10年前に阪神・淡路大震災で我々は大きな被害を受けました。


 淡路の誇る瓦産業が大きな痛手を受けました。また、観光客も大きく減りました。観光業者も大きな痛手を受けました。また、漁業者も痛手を受けました。魚の回遊量が大きく変わったそうであります。


 私も20年前ぐらいに沼島に3年間勤務していたんですけれども、そのころの漁師の漁獲高と、現在、震災後というのは格段に違うということを聞いています。


 今、沼島を初め、灘、福良、旧の西淡、それから西浦の方の各漁協、非常に苦しい状況に追い込まれておるんですけれどね。


 今読んでいただいた第3項の自然災害の規定の範囲ですね、どういうふうに部長は見解を持たれておるんでしょうか。


○議長(中村三千雄) 市民生活部長。


○市民生活部長(小路益生君) これも非常に難しいのでありますけれども、端的に申し上げまして、例えば、農地がございまして、それに山崩れがあって、その農地が使用できない、あるいはまた、河川際に土地があって、そういった土地が流失した。もっともっと言えば、例えば地震によって土地が水没したというふうなことがこの条例上想定されておるものというふうに理解をいたしております。


○議長(中村三千雄) 森上議員。


○24番(森上祐治議員) 納税の公平性という観点からすれば、非常に難しい問題であるというのは重々理解できるんですけれどもね、要は、私が個人的に思うのは、市税であります。


 ある程度、市の裁量権というのはあるんではないかと。昨今、地方分権、地方分権と言われる中で、都合のいいのは地方にしわ寄せしてきてというふうなこともけったくそ悪いことでありますが、やはりその辺、住民の側の利益という配慮をされた弾力的な運用ということで、先ほど言った漁業者とか、今、南あわじ市のいろんな業界の事情を十分配慮されて検討される余地というのは、そういう適用範囲を拡大するというようなことは検討に値する問題だと考えられませんか。


○議長(中村三千雄) 市民生活部長。


○市民生活部長(小路益生君) 漁業者、あるいは瓦、観光業者というお話がございましたが、私の立場とすれば、非常に、それを先ほどの条例に適用するのは難しい問題であるという認識を持っております。


○議長(中村三千雄) 森上議員。


○24番(森上祐治議員) 第4項には、先ほど読んでいただいたように、前号に掲げるもののほか、特別の事由のあるものが減免の対象になるというふうに書かれておるんですけれども、この特別の事由というのは具体的にどういうことが想定されているんでしょうか。


○議長(中村三千雄) 市民生活部長。


○市民生活部長(小路益生君) これの解釈といたしましては、減免というものにつきましては、執行猶予、納期限の延長などによって救済されないような場合の措置として設けられるものでありまして、原則として、個々の納税者の担税力に着目して真にその能力が薄弱なものに限り適用されるという理解を持っておるところであります。


○議長(中村三千雄) 森上議員。


○24番(森上祐治議員) 常識的に見れば、そういう例外規定になるんですけどね。


 私自身、先ほど申しましたように、若いころに先生に指導していただいた言葉をずっと思い続けておりました。法というのは、住民のため、国民のために使うべきなんだと。


 法解釈は本人次第だと、本人次第というのはおかしいんですけどね、その辺を、いわゆる法を弾力的に運用すると。それがやはり法を使う側の、トップに立っていったものの役目だというふうなことをその先生に教えていただいたことを私覚えているんですけれども、非常にこれ難しい問題やと思いますよ。


 しかし、やはり人間がつくった法律ですんで、条例もそうですが、やはり住民がプラスになるように、利益になるような観点で極力努力をしていただきたいと。


 要するに、先ほど申しましたように、住民の方々からは今回改めてきっちり申告はしていただいたらええと思うんですよね。


 その上で、従来の、我々の先輩たちが実施してきた、実施するというか、弾力的に運用してきたその方式を、各業界の状況であるとか、個々のケースを十分精査しながら行っていただきたいと。


 すなわち、南あわじ市独自の住民の側に立った徴収方式というのを打ち立てていってほしいなと、この際。


 これが今の住民の市に対する声なき声、不満を払拭していく一つの大きな道筋ではなかろうかと私は考えています。


 最後に、市長のお伺いいたします。


 一連の償却資産の今回の申告の動きに対して、どのような見解を持たれていらっしゃるのか。並びに、今後の方針についてお伺いしたいと思います。


○議長(中村三千雄) 市長。


○市長(中田勝久君) 法にはいろいろあります。確かに弾力の持てる判断でやれる法もありましょう。


 特に税というのは、先ほど森上議員おっしゃられたように、国民の義務、納税の義務というのがあるわけでありまして、たまたま今回のこの償却資産、これも税の一つであることは改めて申すまでもないと思うんですが、私も一部の人には聞かれた経緯もあります。


 しかし、私はその都度、これはやっぱりほかの税も同じですよと。ただ、単に今まで申告されていなかったという人もあると思います、現実の話として。


 3月の定例会のときにもそういう指摘があり、ちょうど確定申告の真っ最中であったということから、その基礎となるものを税務署の申告書の中の部分をお願いして、その資料に基づいて先ほど来の話が進んできたというふうには思っております。


 今、最後の方で減免の話が出ておりました。


 確かに、この1から3は当然そういう対応は減免として実施もしてきただろうし、そういう対応は必要であると。


 ただ、この4につけて、今もるるお話があるところでございますが、やはり、基本的には何と言っても公平、公正を保つのが税でございます。


 ですから、私は今回の4番目のことについても粛々と、この償却資産全体について粛々と取り組んでいきたい、こういう気持ちでございます。


○議長(中村三千雄) 森上議員。


○24番(森上祐治議員) 非常にこの税の問題というのは難しいというのはよくわかるんですけれどね、やはり、今住民は非常にこの景気、好転してきておると中央の方で言われているんですけれども、どうも私の感触、見ていたらこの南あわじ市ですね、どんだけ景気が好転してきておるんかというふうな印象を持てないんですけどね。


 近所の人たち見よってもなかなか厳しい。そういう中での今回の動きであります。


 やはり、お金の問題というのは金額の多少にかかわらず、人間相互の信頼関係を壊しかねない問題であります。


 今回の償却資産追加深刻の問題というのは、住民の間に、市の税行政に対する不信感の小さな芽を植えつけたのではないかと危惧しております。


 信頼回復に市を挙げて全力で取り組まれることをお願いしまして、私の質問を終わります。


 どうも長時間ありがとうございました。


○議長(中村三千雄) 暫時休憩いたします。


 再開は午後2時といたします。


               休憩 午後 1時51分


               ――――――――――――


               再開 午後 2時00分


○議長(中村三千雄) 再開いたします。


 21番、登里伸一議員。


○議長(中村三千雄) 登里議員。


○21番(登里伸一議員) 一般質問を行います。


 湊地区住民の安全と安心に関する施策についてお尋ねいたしますとともに、提言ができましたらしたいと存じます。


 9月1日は防災の日です。


 市長も、市の広報誌の中で、災害は忘れたころにやってくるとことわざを引用され、最近は、いつ、どんなところでも起こり得る自然災害を初め、事故、事件の発生に予断を許さない事態となっていること。


 そんな中、市民の安全、安心に日夜尽力されておられる消防団の皆さまに心よりの感謝を申し上げ、消防機器の整備に積極的に取り組んでいること。


 しかし、災害への対応は消防団や市役所、警察だけでは限界があるので、自主防災組織を設置して、逃げる、守る、助けるの段取りや、大災害に対し、命を守る備えを早急にお願いしたいと述べられております。


 厳しい残暑が続く中、これから秋台風が本番を迎えます。恐ろしいのは、地震、津波だけではありません。地球温暖化傾向とともに、台風の発生件数がふえ、近年、目立って多い局地的な豪雨や洪水にも改めて十分な警戒と備えが必要であります。


 この10年間で1時間に100ミリ以上の集中豪雨が発生した回数は、それまでの10年間に比べほぼ倍増していますと新聞で報じられました。


 2000年9月の東海豪雨は、1日の降水量が400ミリを越えました。一昨年10月の台風23号による豪雨は淡路島を直撃し、我が南あわじ市の西淡地域では旧町全域3,836世帯、1万2,295人に避難勧告が発令されました。


 道路の冠水と土砂崩れのため各地で多数の道路が寸断され、通行どめとなりました。三原川が決壊し、死者1名、家屋の半壊以上59、住居の浸水759に達する大災害であります。


 旧三原郡では、一丸となって水資源対策事業に取り組み、多くの人々のご労苦と努力によって国、県がたくさんのダムをつくってくれましたが想像を超えた豪雨には安全、安心でないことが証明されております。


 大切なことは、こうした災害を直視し、どうすれば被害を少なくできるか。具体的に想像して教訓をくみ取り、議論をして計画を立て、着実に実行して前進することであると考えます。


 湊地区はご承知のとおり、三原川の河口に位置し、よい港に恵まれ、古くから海上輸送と水上輸送の中心地として発展してまいりました。海上交通が中心の華やかなりしころは、毎日が大変なにぎわいであったと聞いております。


 したがって、福良とともに早くから市街が形成され、三原郡のほとんどが村であった時代に町制が敷かれていたところでもあります。


 町であるため人口密度が高く、大きな河川の河口にあるため土地は低地帯で、被害の大きい水害や津波による被害の発生には好条件であるといわざるを得ません。


 私が知る限りでも、昭和30年代後半の台風で大崩海岸の山が山崩れを起こし、三原川が決壊した大水害があります。


 昭和53年10月の集中豪雨では於後池の決壊もあり、湊の町は町中が水浸しになりました。


 一昨年の台風23号は、湊地区で半壊3、住居の浸水、床上、床下浸水合わせて195棟であります。


 南あわじ市管内河川図を見ますと、兵庫県管理河川のみに限って申し述べましても、洲本市へ流れる広田の初尾川、鮎屋川、津井、伊加利を流れる津井川、阿万の塩屋川、本庄川及び、市の管理河川のみの丸山、阿那賀、福良、灘、沼島以外のすべての河川は最後に三原川に合流し、湊、松帆に流れ下ってまいります。


 すなわち、安住寺川と長田川を合わせた倭文川、北富士川、養宜川を合わせた成相川、諭鶴羽川を合わせた三原川、牛内川、山路川、馬乗捨川、新川、入貫川、孫太川を合わせた大日川、於後川を合わせた柿木谷川の各河川であります。


 なぜこのように貴重な時間を使って河川名を羅列をしたのかと申しますと、三原川水系は南あわじ市のほとんどの地域、大部分を流域に持つ大河川であり、これが最後には湊、松帆の低地帯で一つになるということを議場におられる議員諸兄にも改めて再認識をいただきたいという願いからであります。


 まず最初に、市長にお伺いいたします。


 湊地区の災害に関する市長のご認識をお尋ねいたします。


○議長(中村三千雄) 市長。


○市長(中田勝久君) 今、議員の方からお話がありましたとおり、確かに湊地域は一番の三原川の下流であるし、また、かなり低地帯でもある。過去もたびたびと水害被害があった地域であって、新市になってからも何度か湊地域の排水状態の件で、私にも直接、自治会長さん等々からもお話があり、担当課としても、今すぐやらなければならない問題については少しばかりは対応したという地域であるというふうに認識をいたしております。


○議長(中村三千雄) 登里議員。


○21番(登里伸一議員) ただいま申し述べましたように、非常に低地帯にある河口の町であるため、本当に住民も大変な思いで災害には取り組んでおります。


 今後ともの市長のご支援を切に賜りたいと存じます。


 それでは、質問要旨の通告に従いまして、最初は防災センター建設についてお聞きいたします。


 一昨年の台風16号では、松帆で風速47メートルを観測する強風で、満潮時刻と台風の接近が重なる高潮、それも大潮が発生しました。


 御原橋際では水位が石積の上に根継したコンクリート護岸の天端から約60センチ、御原橋の橋げたからは二、三十センチの満水状態に近い状態であります。


 このコンクリート護岸も、左岸で合流する柿木谷川の手前までしかないために、護岸より低い市街へ高い水位の河川の水がごうごうと流れ込みました。23時30分には湊地区552世帯、1,583人に避難勧告が出されました。


 この1週間後に来た台風18号では、台風の通過が早く高潮になりましたが、小潮であったので浸水家屋も少なかったのですが551世帯、1,582人に避難勧告が出されております。


 台風23号では、旧西淡町全域3,836世帯、1万2,295人に避難勧告が出されましたから、湊地区にも全員に避難勧告が出されたのであります。


 しかし、このときの台風は長時間の豪雨であったために、避難場所である湊小学校への道路は水量の多さと水流の速さなどで避難することができませんでした。


 このように、たび重なる避難の教訓と高潮や豪雨による市街の浸水被害の多発を心配し、重く受けとめて、区長さんや識者の方々、防災関係者が中心となって地震、津波、水害などに対応できる湊防災センターの建設に向けて大きな動きとなっております。


 この件につきまして、経緯や現在の状況などをお聞きしたいと存じます。


○議長(中村三千雄) 総務部次長。


○総務部次長(田村 覚君) 先ほど議員さんが言われたように、一昨年の台風被害によりまして、市といたしましては指定避難所、地域防災計画の中で西淡公民館なり湊小学校等指定しておるわけなんですけれども、短時間のうちに水位が上がったというようなことで避難所へ避難できなかったというような経緯がございます。


 そういった中で、湊地区の各種団体の役員さん等含めて、市の方に湊防災センター、すなわち避難高台も兼ねた、そういう防災センターの建築をしてくれないかというような要望がまいってございます。


○議長(中村三千雄) 登里議員。


○21番(登里伸一議員) 先ほど述べました湊の防災センターの建設は、地区を挙げての悲願だそうであります。


 津波にも対応できる新しいセンターをつくって避難が無事にできるように、ぜひこれからのご尽力をお願いしたいと存じます。


 次に、市街地を守る三原川護岸の再構築についてお聞きいたします。これは三原川左岸の御原橋から港湾近くまでの護岸の改修のことであります。


 かつて、昭和53年の台風により、湊、松帆は甚大な被害を受けました。兵庫県は国の激甚災害対策事業の指定を受け、昭和54年から三原川激甚災害対策特別緊急事業に着手いたしました。


 松帆の感応寺を移築し、河川幅を広げて流れをスムーズにするとともに、松帆江尻まで護岸、堤防をすべて新しくする大事業でありました。


 しかし、御原橋から河口までの護岸、特に左岸は当時の事業の恩恵を受けることなく、戦後のジェーン台風の後に復興された石積み護岸の上にコンクリート擁壁護岸を継ぎ足した昭和20年代の護岸のままになっております。


 近年の台風は、豪雨のため河川への水量も多く、場所的にも海の干満の影響を受け高潮が発生し、市街地への河川からの流入や内水処理量の不足からたびたび浸水の被害を受けました。


 湊地区の住民からはこの護岸はいつまでも大丈夫か、石積みの上に継ぎ足された直立のコンクリート擁壁護岸の倒壊はないだろうか。もし、このコンクリート護岸が倒壊した場合は確実に住居が流されるだろうと大雨ごとに心配されております。


 さらに、この擁壁護岸は、柿木谷川との合流点手前で、先ほど述べましたように、突然、洋かんを切ったように終わっております。


 柿木谷川の河口を回り込んで同じ高さで柿木谷川に沿って市街地を守っていないために、近年の河川の水量では、その切れた部分から市街地へ流れ込んでいる状況であります。


 お尋ねいたします。


 この三原川左岸の護岸の強度の調査や、安全で安心な護岸の建設等、どのように考えられておられるのかお答え願いたいと存じます。


○議長(中村三千雄) 都市整備部長。


○都市整備部長(西岡正行君) これは、この一般質問の中でも、廣内議員であるとか、きょうの楠議員さんの質問にもありましたけれども、当然、この三原川水系の整備計画の中でやっていくと。


 以前にも申し上げたかもわかりませんが、7月31日にこの整備計画のために地域の人に集まっていただきました。その中には、当然、湊の地区の方も入っておられます。


 その中で、我々が県とともに三原川整備計画を立てていく中でそういうことは当然の要望であると思いますし、おととしの23号台風の後も、当時の県の課長であったと思いますが、現地を見られています。そのときにいろんな穴があったり、小さいことでやっておけることというのはあったわけですけれども、それについては、その都度、今現在はされています。


 ただ、議員が今おっしゃられた、最終的にその護岸のことについてはまだ手がついていませんが、この計画の中では当然やっていくことになると思いますし、我々もそれを県に対して要望していこうというふうに思っています。


○議長(中村三千雄) 登里議員。


○21番(登里伸一議員) 柿木谷川との合流点の市街地への流入防止護岸の建設につきましては、大変、緊急性があると存じます。


 防災課にあります当時の写真の流入状況を見ましても、その三原川水系の河川改修が始まるまではとても待てないのではないかと存じますが、この点についてはいかがでございましょうか。


○議長(中村三千雄) 都市整備部長。


○都市整備部長(西岡正行君) 柿木谷川と三原川が合流する右岸側であったと思います。


 柿木谷川のあの橋のところから下流にかけて、高さはその当時、県の方と協議して決めたと思いますが、若干の擁壁というか、そういうのをつくっています。


 それは、もちろん、さっき議員がおっしゃったように、柿木谷川であろうと三原川であろうと、当然、県の河川でありますから、我々はそういう、さっき議員がおっしゃられた写真を防災課が持っておったというようなことも含めて、それは当然、県の方に私どももお願いしています。


 ですから、今現在、それをされているかどうかというのが問題ですけれども、当時のものについては、これで何とか防げるん違うかという程度のものはあるんかなと。それは、その当時の県の判断でそういうことはあったと思います。


○議長(中村三千雄) 登里議員。


○21番(登里伸一議員) この三原川水系河川整備計画の流れをいただきましたが、これを見ますと、昭和54年に激甚災害対策特別緊急事業に着手し、昭和57年に広域基幹河川改修事業に着手、平成13年に河川法の改正により、河川整備計画の見直しに着手されました。平成16年には、台風23号の被害を受けて、淡路地域水害対策検討委員会が発足しました。平成17年には、三原川水系整備基本方針の策定開始がなされております。平成18年、三原川水系整備計画の策定となっております。


 これによりますと、事業実施は平成19年度以降ということになっておりまして、この河川法の改正による河川整備計画の見直しというのはどんなものであるのかお教え願えませんでしょうか。


○議長(中村三千雄) 都市整備部長。


○都市整備部長(西岡正行君) 私も正しくは理解していないですけれども、いわゆる、その事業の採択の方法であると。


 今までですと、例えばそれぞれの災害であったり、我々が地域が要望していることによってそれぞれ対応されている。それを一つの体系的な計画をつくってからそういう事業を着手しなさいよというふうになったと理解しております。


○議長(中村三千雄) 登里議員。


○21番(登里伸一議員) それから、先ほどでは事業実施19年度以降となっておりますが、これまで19年か20年か存じませんが、それまではやはり何とか柿木谷川合流地点での開口部は大きな籾ふごのような土のうをたくさん置いてでも守っていただくようにお願いしたいと存じます。


 どうか、三原川水系河川の整備に採択され、町が安全に守られますようご尽力を賜りますようお願い申し上げます。


 次に、湊地区の市街地の排水対策についてお伺いいたします。


 先ほどから述べておりますように、昭和53年に於後川の決壊等で湊地区の市街が水浸しとなりました。


 それを受けて多くの人々の努力で、特に、町会議員でありました湊の河野光義議員が大変なご尽力をされ、柿木谷川の奥に県土地改良事務所によるダムの建設が始まりました。


 この柿木谷川ダムの進捗状況と完成などはいつなのか、おわかりでしたらお教え願いたいと存じます。


○議長(中村三千雄) 農業振興部長。


○農業振興部長(中田明樹君) このダムにつきましては、防災と灌漑を兼ねておりまして、事業の採択は平成6年であったかに思います。


 13年度に着手いたしまして、本年、18年度にほぼ全てが完成をする予定でございます。


○議長(中村三千雄) 登里議員。


○21番(登里伸一議員) 大変心強いお話でございまして、これでまた湊の町を守る一つの大きな砦ができていく感じを深くします。


 しかしながら、湊地区の市街に入る水をとめるということは、私のこれは一つの提案でございますが、やはり湊里地区のほ場整備をして、何とかその中で大きな水路を柿木谷川等に引っ張っていくことによって、湊の市街に入る水を遮断できるのではないかと考える次第であります。


 湊の川は、川というよりもほとんど、ちょっと大きい溝の感じでありまして、そこに東地区の排水機場では水中ポンプや、また西淡庁舎の前の食堂の横では水中ポンプを入れながら、大変なときには消防自動車を呼んできて、それでかいだしているという状況でありますが、そのような水はすべてそこに来るまでの放水路的排水路を設置することによって守られるのではないかと考える次第であります。


 また、そのほ場整備によって、湊地区にはなかなか発展性の少ない道路を設置することもできましょうし、そういうことが非常にできやすい状況になると思いますので、大変難しいこととは存じますが、このような動きはあるんでしょうか。


○議長(中村三千雄) 農業振興部長。


○農業振興部長(中田明樹君) 地形的には、この湊の里につきましては、恐らく排水は西路の方へ多分排水されていることであろうと思います。


 これ、ほ場整備等によって、もし地形が変わるということが排水の形状が変えられるんであれば、柿木谷川の方へも可能であろうとは思いますが、私が今聞いている方のほ場整備の話は全く聞いてはございません。以前にはあったかもわかりません。


 ただ、ほ場整備は当然地元の熱意と関係者皆それぞれすべて総意のもとであがってきますので、もしそういうことができるのであれば、そういうふうにほ場整備も一つの排水事業として大きく携わっていけるんではないかと、このようには思ってございます。


○議長(中村三千雄) 登里議員。


○21番(登里伸一議員) 次に移ります。


 排水対策につきましては、排水機場は湊にもありますが、排水機場の貯水池というんですか、水たまりの部分が大変小さくて、もっと池の広さが欲しいということでありました。


 それはどういうことかと申しますと、実は、私この7月か8月ごろの台風が日本に接近するというようなことを聞いたときに、たまたま西路地区の孫太排水機場に行きました。


 そうして、まだ雨が降り始めた段階であるのに、管理者たち四、五人が来まして、エンジンをかけてやっておると。


 まだ雨はこれからではないかということでお話ししておりますと、実は、台風が来たときにはもうこの前の池をほとんど空っぽにしておいて、どんどん入ってくるのを待つという状況にしなくてはいけない。それは、どこの排水機場でもそのように、みんな管理者たちは地元の人たちばかりですが、頑張っているということであります。


 それに関連して、実は、皆さまのご労苦でできましたこの南あわじ市の山のすそにあるダムの放水のことであります。


 せっかくダムができたので、何とかこの水の調整をできないものだろうかと、特に願います。


 台風は2日も3日も居座ることはめったにありません。結局、ダムで一番ありがたいのは、満潮のときに抑えられるかどうか、その一手になるということであります。ダムと下流の情報を見ながら水量を抑えてくださったら、水が引いたときには幾らダムの水が出ても対応できるそうであります。


 どうかそのようなことも、県とダム管理者等との打ち合わせを密にしていただきまして安全、安心のためにもお願いしたいと存じますがいかがでしょうか。


○議長(中村三千雄) 都市整備部長。


○都市整備部長(西岡正行君) 議員がおっしゃるとおりだと思います。


 このダムの管理者も当然県であるわけですし、その権利者というのがあります。田主の方であるとか水道の事業の関係なんかもありますので、その辺はもう少し我々の希望を伝えまして、それが可能かどうかであるかどうかというのは今後の検討であると思います。


○議長(中村三千雄) 登里議員。


○21番(登里伸一議員) よくわかりました。


 しかし、下流のものにとっては、配水池の水を早くから調整して台風に備えると、同じように。ダムの水をうまく調整していただいて、満潮のときには放流しないようにできましたら、下流の住民は非常に安全、安心なのであります。


 近年の豪雨は大変な、私たちが生きてきて初めての雨だというようなことばっかり聞いてまいりました。


 安全、安心のためには日夜の努力とともに、着実な前進が必要と存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。


 最後に、住民の安全と安心に関する質問や提言をいたしましたが、市長のご所見をお伺いしたいと存じます。


○議長(中村三千雄) 市長。


○市長(中田勝久君) 先ほども少し申し上げましたが、実は、私も新市になってから旧松帆の関係の排水機場、それから湊の排水機場も全部一通り回り、そこの関係者とも話を聞かせていただきました。


 特に、湊の関係者の人も非常にこの低地帯、また水害の被害地で過去何回もそういう経験をしたという経緯もありまして、今の自治会長さんも非常に心配されている部分もございまして、直接何回かお話を聞いております。


 緊急性の分と、それから計画的に取り組んでいく部分、こういう両面でないと一気にはなかなかいかない問題でございますので、そういう面で進めていきたいなというふうに思っております。


○議長(中村三千雄) 暫時休憩いたします。


 2時45分から再開いたします。


               休憩 午後 2時34分


               ――――――――――――


               再開 午後 2時45分


○議長(中村三千雄) 再開いたします。


 9番、砂田杲洋議員。


○9番(砂田杲洋議員) 9月定例会、最後の一般質問でございます。砂田でございます。


 同僚議員からバイオマスについて多くの質問もありましたので、簡単にいきたいと思っております。


 きょうは一般質問3日目ということで、執行部の皆さんには大変お疲れの様子が見えますので、それと、午前中はちょっとエキサイティングな場面もありまして、なかなかあれも緊張したことで、たまにはええなと思っていたんです。


 もう少しご辛抱ください。


 それでは、質問に入ります。


 県民局サイドの淡路島バイオマス構想というのができているようでございますが、執行部のどなたか、それはご存じでございますか。


○議長(中村三千雄) 総務部次長。


○総務部次長(田村 覚君) 県の方というんですか、県民局の方で淡路全島を含めて資源の有効利用というんですか、バイオマスの方向でいきたいというような構想を持っているのは承知いたしております。


○議長(中村三千雄) 砂田議員。


○9番(砂田杲洋議員) そうです。要約して申し上げますと、まず1番には、タマネギ残渣から高負荷有価物の抽出を行い、その残渣と家畜ふん尿、生ごみ等によるウエットバイオマスの処理をしてメタンガスの回収。


 2番目は、稲わら、籾殻等、建築木材の廃材、それらをドライバイオマスによって処理をして、それもガスの回収。


 3番目には、淡路島には放置された竹林がひじょうに多いということで、淡路全体で四百四、五十ヘクタール、南あわじ市で55ヘクタールぐらいですか、あるということで、それもまた竹の成分の抽出、これは結構な値段で売れるというようなこと、それと、竹の表皮は建材に加工されると、残ったものを、またドライバイオマスで処理をしてガスを回収と。


 これらによって回収されたガスは、瓦産業が非常なエネルギーを使うとると、淡路の産業の中で一番エネルギーを使うとるだろうといわれておりますが、それの代替燃料に回すというふうなことを聞いています。


 これらに対する諸費用、設備費用、大体18億円ぐらい。そして、この事業によって起こる売り上げが年間15億円というようなことだと思います。


 それと、新規雇用が二十五、六名、それと環境に対するCO2削減がトン数にすると7,800トン余りということで、大変期待の持てる構想ではないかと思っております。


 17年度にいち早く南あわじ市がバイオマスタウン宣言をいたしましたが、当市として、こういうことを関係機関と協議して検討したり、いろいろな構想を立ち上げるというふうなお考えはおありですか。


○議長(中村三千雄) 総務部次長。


○総務部次長(田村 覚君) 先日も福原議員さんからそのような質問もあったわけなんですけれども、要するに、南あわじ市内にある有機質資源の有効利用ということで、一応90%以上目標にするとか、あるいは未利用で、まだバイオとして利用されていないものにつきましては40%以上の活用を見込めるという中でのバイオマスタウン宣言というようなことで、ただいま検討中というようなことで、具体的にどうするかについて今検討中ということでございます。


○議長(中村三千雄) 砂田議員。


○9番(砂田杲洋議員) わかりました。また、前向きな検討をお願いいたします。


 次に、バイオマスフロンティアの炭化炉について少しお尋ねをいたします。


 中田部長には機械設置後の4月着任ということで、質問するのに大変恐縮いたしておりますが、よろしくお願いします。


 まず初めに申し上げておきますが、私が再三再四、この炭化の処理にこだわって質問をするのかといいますと、旧町時代に商協さんとか青果商の方々から陳情を受けて、もう7年ぐらいになりますか、日本中相当走りました。こういう機械も見に相当行きました。数もよう数えらんぐらい見に行きました。


 その結果、タマネギの炭化というのはひじょうに難しいと、特殊であるということと、炭化するのにはコストが非常に高くつくということで、旧町時代にこの案が検討されたときから、私は大反対でやってきました。


 その結果、現在、4月に設置されてから現在に至るにもかかわらず、処理能力の面、またコストの面で当議会やまた管理者に示された数値が出ておりません、達成されておりません。


 この間、同僚議員から質問があって、中田部長は、2カ月の猶予をいただいてメーカーの資料をいただいて、何とか改善をしたいということでございますので、その点は重ねてお願いをしておきます。


 それと、一つ問題がございまして、タマネギ残渣をホッパーからコンベアで炉に送る過程で、今は非常に気温が高くて腐りやすくて腐敗汁が相当落ちております。地面歩けらんぐらい、長靴はいとらな汚いということで落ちております。


 それらを清掃するのに水を流しますが、その腐敗汁をためておくところがございませんので、雨水の排水路に流れて、それが用排水路に流れ出すと。それで悪臭を放っておるということで、この間も南淡のすぐ近くの人が2人ほど私のところへえらいけんまくでやってきました。


 見に行ったら確かに臭いので、それをメーカーに何とか処置をしてもらえるように、部長お願いできますか。


○議長(中村三千雄) 農業振興部長。


○農業振興部長(中田明樹君) その話は、議員さんからお聞きはしておったわけなんですけれども、一度、現場等、どういうふうな状況かというのをこちらの方としても掌握したいなと、このように思っています。


 それから、もともとこの炭化施設についてはにおいはしない、排水、水が出ないというようなことを非常に当初うったてで、この炭化施設をつくったわけでございます。


 そういうことになりますと、それを、水が出るから水路へ放流するというのはちょっと私どもの方では考えにくいと。そういうことになりますと、当然、密閉のコンテナで運ばれてくる、その過程をどういうふうに改善していくかという方向にしかできないんではないかなと。


 ある程度、ホッパーに移したときの水については、6つの改善策の中で当然、いわゆる炉の余熱を利用して蒸発させたり、また、炉の中へ逆に水を戻し入れするというふうな方向はメーカーの方とは今考えてはございますが、排水をどうするかという問題についてはちょっと考えさせていただきたいと、このように思っています。


○議長(中村三千雄) 砂田議員。


○9番(砂田杲洋議員) 水が当初から出ることは想定をしていないということですが、農家の方ならわかっておることで、タマネギが腐敗すると非常に水分が出るということは最初からわかっておることでございまして、あの機械の構造に問題があって、ホッパーから炭化炉へ行く途中のコンベアについていくときにその汁が漏れるということで、それを何とか下に樋をつけるとか、コンベアの流れる過程で水をどこかに回収するような工法ででもよろしくお願いしておきます。


 さっき、同僚議員と約束して、15分間ということで言うとりますんで急ぎます。


 市長にお聞きしたいんですが、市長や執行部の皆さんが日ごろよく言われる民活、民間の活力を利用してとかよく言われますが、バイオマスタウン宣言をしておりますし、これからも、今後バイオマス関連の事業者がかなり参入してくると、ぼちぼちしてきておりますが、その一般生活ごみ等、焼却場等やバイオマス関連事業、それら市の、これはちょっと余談になるんですけど、特別会計事業や直営事業、それからサイクリングターミナル、さんゆ〜館、サンプール、そういうようなものも民間委託や指定管理者制度を活用するような考えはおありですか。


○議長(中村三千雄) 市長。


○市長(中田勝久君) まず1点は、バイオマス関連の民活導入、私はこれは条件的なものはあると思います。


 というのは、なかなか難しい問題ですが、安心、安全な取り組みのバイオマスの民間活力であれば、それと地元同意、こういうものがあれば民活を大いに推奨してもいいというふうな思いは持っております。


 また、指定管理者制度、全般的なものにつきましては、当然今のこういう時代でございます。


 このバイオマスと同じように、やっぱり民間活力、新しいそういうような意欲とそして安心できるところであれば民活を導入して市がすべてをしなければならないものと、ちゃんと縦分けをしていくべきやというふうには思っております。


○議長(中村三千雄) 砂田議員。


○9番(砂田杲洋議員) ありがとうございました。そのような方向で私も大賛成でございます。


 重ねて、市長に一つお聞きしますが、現在、市内にある民間企業が市の補助金を使わずにタマネギ残渣の処理を、年内操業開始予定でしようとしておりますが、ご存じですか。


○議長(中村三千雄) 市長。


○市長(中田勝久君) 細かいことは承知いたしておりませんが、そういう事業展開をしていくという話は伺っております。


 ですから、これも先ほど申し上げたように、地元同意なり、また、そういう公害問題がクリアできるならば、民間の自己責任でやっていただいて結構やというふうには考えております。


○議長(中村三千雄) 砂田議員。


○9番(砂田杲洋議員) 市のすべき事業を財政負担なしでやってくれる、大変ありがたいことだと思うんですが、この業務は県や国に対して許可申請を出さないかんということで、その辺を大分苦労しておるようでございますが、市の窓口なり担当職員なり、少しの助言とか、書類作成に知恵を貸してやるとか、それぐらいの手助けはできるんじゃないかと思いますが、どうでしょうか。


○議長(中村三千雄) 市長。


○市長(中田勝久君) 当然、これは農林振興にかかわる関係かと思うんで、部長の方から答弁させます。


○議長(中村三千雄) 農業振興部長。


○農業振興部長(中田明樹君) 先ほど市長が言っておりますように、民間独自でやる分については私も何ら問題はないと。


 それに基づきます書類等についての指導等については、当然、私どもの方へあがってこようかと思います。また、環境面では市民生活の方にあがってこようかと思います。


 その辺は、それぞれ書類等が出た段階でご指導をしたいと、このようには思っています。


○議長(中村三千雄) 砂田議員。


○9番(砂田杲洋議員) よろしく、またお願いいたします。


 最後の質問になりますが、中田部長に一つ確認というか、いたしまして、質問を終わりにしたいと思います。


 現在、入っている炭化炉でございますが、もしも、もしもですよ、2カ月の猶予をもって改修なり改善なりをして、それにもかかわらず当初議会や管理者に示された能力、コストはガス燃料が高騰しておりますのでその点はいろいろあると思いますが、能力的に当初議会に示されたような数値が出ない場合、メーカーに対して契約解除なり賠償問題が起こることは予想されますか。


○議長(中村三千雄) 農業振興部長。


○農業振興部長(中田明樹君) 今のところはまだ、先ほど議員さんも申しておりました、この2カ月間がどういうふうに展開されてくるか、どういうふうに改善をされてくるかによってわからないわけなんですけれども、それが業者の瑕疵責任によるかどうかというのはちょっと疑問符でありまして、もし、2カ月後にそういうふうなことが、結果的にはメーカーからそういうふうに出てくれば、その時点でやはり管理者組合なり、そういうふうな協議会を持っておりますし、また県の関係部局、また市長、トップ等と相談して、その時点で検討を、今後の対応策を考えていきたいと、このように思います。


○議長(中村三千雄) 砂田議員。


○9番(砂田杲洋議員) それでは、部長にお願いしておきたいんですけれども、この炭化炉の、農協も含め3基入っておりますが、一括5機発注をしてはということでございますが、そのときの契約書のコピーを後日で結構です、いただけますか。


○議長(中村三千雄) 農業振興部長。


○農業振興部長(中田明樹君) 結構でございます。


○議長(中村三千雄) 以上で一般質問を終わります。





                日程第2 議案第124号





○議長(中村三千雄) 日程第2、議案第124号、特定環境保全公共下水道事業阿万浄化センター水処理施設土木・建築工事請負変更契約の締結についてを議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 助役。


○議長(中村三千雄) 助役。


○助役(川野四朗君) ただいま上程をいただきました議案第124号、特定環境保全公共下水道事業阿万浄化センター水処理施設土木・建築工事請負変更契約の締結について、提案理由の説明を申し上げたいと思います。


 平成17年12月22日、第7回南あわじ市議会において可決をいただいております本工事請負契約について変更契約を行おうとするものでございます。


 請負契約金額2億4,675万円を1,361万9,550円を減額して、請負契約金額を2億3,313万450円に変更するものでございます。


 契約の相手方が、南あわじ市賀集823番地株式会社森長組、代表取締役、森長義でございます。


 おめくりをいただきまして、図面を添付しておりますのでごらんおきをいただきたいと思います。


 変更内容といたしましては、土工におきましては、岩盤線が現場施工時、当初想定していた位置より下方に確認されたため、岩掘削量を830立方メートルから210立法メートルに減工したものでございます。


 また、基礎工におきまして、オキシデーションディッチ槽築造の際、岩盤線の変更により置きかえコンクリート160立法メートルから276立法メートルに増工しましたが、最終沈殿池築造においては置きかえコンクリート73立法メートルをすべて減工したものでございます。


 次に、場内で発生した土砂について、当初、南あわじ市産業廃棄物処分場へ処分することとしておりましたが、残土量2,200立法メートルのうち、1,110立法メートルを他工事へ流用しましたので、処分費を減額したものでございます。


 そのほか、現場精査により諸数量に変更が生じたため今回変更するものでございます。


 以上で、議案第124号、特定環境保全公共下水道事業阿万浄化センター水処理施設土木・建築工事請負変更契約の締結について提案理由の説明を申し上げました。


 慎重ご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願いを申し上げたいと思います。


○議長(中村三千雄) 提案理由の説明が終わりました。


 これより質疑を行います。


 質疑はありませんか。


 蛭子議員。


○11番(蛭子智彦議員) この変更についてですけれども、それぞれの工事についての金額はどのようになっていますでしょうか。


○議長(中村三千雄) 上下水道部長。


○上下水道部長(榎本二三雄君) 金額でございますけれども、土工でございます。


 岩盤掘削なり残土処分、それから他工事への流用というふうなことで、添付図面の2枚目に当初と変更の比較をしておりますが、この土工におきまして、約900万円の減額でございます。


 それから、次に、オキシデーションディッチ槽と最終沈殿池につきましては、それぞれと置きかえコンクリートがオキシデーションで増えておりますけれども、終沈では73立米減というふうなことで、双方合わせまして、トータルの約100万円の減でございます。


 それから、PAC棟につきましては変更なしということで記述しておりますが、その下の場内整備でございますが、これにつきましては、一部、交通整備員等の見ていた人数等におきまして、作業場が一般道路と違うというふうなことから、ダンプの出入り口等の関係を精査いたしまして減額したもの。


 あるいは、場内の舗装とか土工等の少しの変更がございまして、そうしたものに残りの360万円の減額となっております。


○議長(中村三千雄) 蛭子議員。


○11番(蛭子智彦議員) 合計1,361万ということですけれども、これによる一般財源の減額はどうなりますでしょうか。


○議長(中村三千雄) 上下水道部長。


○上下水道部長(榎本二三雄君) 一般財源につきましては、起債と補助率が約55ありますんで、残りの45%が減額されるというところでございます。


○議長(中村三千雄) 阿部議員。


○3番(阿部計一議員) 参考までにお聞きしたいわけですが、わかっている範囲で結構ですが、旧南淡、これも阿万の浄化センターなんですが、ろ過処理のオキシデーションディッチ工法ということで、ほとんどがこの工法をされているわけですが、これは島外等の機械はほとんど緩速とか急速炉でやっておられるわけですが、特に南淡地区でこの処理方法が行われているというのはどういう理由でこういうろ過方法を用いられておるのか、わかっている範囲内でお答え願いたいと思います。


○議長(中村三千雄) 上下水道部長。


○上下水道部長(榎本二三雄君) 南淡町だけでなしに、南あわじ市、旧4町でもこの方法が、公共下水ではほとんどでございます。


 この規模で下水処理するということで、この方法が一番経済的であり、また水質の管理等も非常にしやすい、あとのメンテ等もしやすいというふうなことで、農業集落排水とかコミプラにつきましてはまた別な浄化槽法の関係から別な処理方法となっておりますけれども、公共下水につきましては、ほとんどこの方式でやっております。


○議長(中村三千雄) 阿部議員。


○3番(阿部計一議員) 一番簡単なのはよくわかります。私も多少知識があるわけですが。


 一番おいしい水は、これはやっぱり緩速、緩やかにろ過をしていくということが一番おいしい水で、次に急速ろ過ということで、今、住民の間でも水質が非常に悪くなったということを言われております。


 旧南淡の方でも、水が本質的にいいということはそういう簡単な水処理の方法を用いているんだろうと思うわけですが、特に大阪府等の琵琶湖水系に頼っておる自治体なんかは非常に水質が悪いということで、そういう面に配慮されておるということで、今後、こういう処理施設を建設することについては、ただ、経費が安く、それは経費はこの工法がかなり高くついているということは言えると思います。緩速は高くつきますけれども、急速ろ過の場合はかなりコスト的に安く処理施設ができる。


 そういう面から考えて、今後一つそういうようなことも、やはり、そういう処理施設にお金をかけて水がまずくなるというのではあまり感心しないことだと思いますので、今後、水処理施設を建築するという場合には、そういう専門的な知識の方によりよい検討をしていただいて、やはり住民に、今の水はいいと言われてますけれども、最終的には段々水質は悪くなっているという評価もあるわけですんで、その点一つご配慮をお願いしたい。


 そういうふうにお願いをしまして、もう答弁は結構です。お願いしまして終わります。


○議長(中村三千雄) ほかにございませんか。


 これで質疑を終わります。


 本案については、会議規則第36条の規定により、産業建設常任委員会に審査を付託します。





                日程第3 請願第4号





○議長(中村三千雄) 日程第3、請願第4号、兵庫県教育委員会に対し「『高校教育改革第2次実施計画』は地元自治体・住民の意見を十分に聞き、合意のもとで策定することを求める意見書」の提出を求める請願書を議題といたします。


 紹介議員の趣旨説明を求めます。


 原口育大議員。


○16番(原口育大議員) 請願第4号について、提案理由の説明を行います。


 南あわじ市には、県立三原高校と志知高校がありますが、兵庫県の第1次高校教育改革では小規模化した学校について2校を1校とする発展的統合の方針により、平成19年度より新設校として統合されます。


 この件に関しては、先の第8回南あわじ市市議会定例会において新設校の学級数を1学年8クラスとすることに関する意見書が採択され、南あわじ市連合PTAもたくさんの署名を集め提出されました。


 この意見書に書かれたように、三原高校並びに志知高校の定員数は平成9年度の11クラス440名から平成18年度には7クラス280名と大幅に削減されましたが、その間の地元議会の対応は十分とはいえなかったと思います。


 少子化によるさらなる生徒数の減少と財源難を背景に、第2次高校教育改革により一層厳しい内容となることも懸念されることから、本請願を署名提出するものであります。


 請願書の朗読をさせていただきます。


                 請願書


                             平成18年8月25日


 南あわじ市議会議長 中村三千雄 様


                 請願団体


                    住 所      洲本市上物部2丁目6−30


                              明和レジデンス203号室


                    団体名   兵庫県高等学校教職員組合淡路支部


                    代表者名      支部長  和 田 通 宏





 1 件  名


  兵庫県教育委員会に対し「『高校教育改革第2次実施計画』は地元自治体・住民の意見を十分に聞き、合意のもとで作成することを求める意見書」の提出を求める請願


 2 請願趣旨


 兵庫県教育委員会は、1999年から開始した「高校教育改革第1次実施計画」を2008年度に終了し、2009年度からは「第2次実施計画」を実施するための検討委員会を本年度立ち上げることとしています。「第1次実施計画」については統廃合や改編、学区再編成の対象となった自治体や地域住民からさまざまな意見が寄せられましたが、県教育委員会は必ずしもこれに十分に耳を傾けることなく、上からの計画の押しつけが進められました。


 地域における高等学校は地域住民の財産であり、地域の子どもたちの教育を保障する場です。地元自治体・住民の合意のないまま、そのあり方が変更されたり、統廃合されたりすることはあってはならないことです。


 ところが、県教育委員会は「第2次実施計画」策定のための検討委員会について、地域住民の意見を十分に聞くことができるものとするようにとの私たちの再三の求めにもかかわらず、一方的に計画の作成を行おうとしています。


 このままでは、地元住民や自治体の意向を無視した一方的な統廃合、改編、学区や入学者選抜方法の変更が行われる危険性があります。


 つきましては貴議会として、下記の内容での意見書を兵庫県教育委員会に提出していただくよう請願します。


 請願項目


  兵庫県教育委員会に対し次の内容での意見書を提出してください。


  1 高等学校教育改革第2次実施計画の策定にあたっては、地元自治体・住民の意見を十分に聞き、その合意のもとで行うこと。


 以上であります。


○議長(中村三千雄) 趣旨説明が終わりました。


 これより質疑を行います。


 質疑はありませんか。


               (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(中村三千雄) 質疑なしと認めます。


 本件については、会議規則第36条の規定により、文教厚生常任委員会に審査を付託します。





                日程第4 請願第5号





○議長(中村三千雄) 日程第4、請願第5号、兵庫県に対し「小中高30人学級実現を求める意見書」の提出を求める請願書を議題とします。


 紹介議員の趣旨説明を求めます。


 蛭子智彦議員。


○11番(蛭子智彦議員) ただいまより、本議案につきまして、請願趣旨に沿って提案理由を説明させていただきます。


 まず、子供たちに、豊かな人格としっかりとした学力を身につけてほしいというのは、子供を持つ親はもとより、私たち県民の心からの願いです。全国の多くの自治体では、この願いにこたえるべく、少人数学級実現に向けての努力を行っています。


 先の通常国会においても小泉首相自身が「少人数学級の方がよいと思う」と答弁しました。


 また、本年の県議会においても、自民党会派の県会議員から共産党の議員まで幅広い方々がこの問題を取り上げ質問を行っています。


 兵庫県においては、今年度、小学校2年生まで35入学級が実現していますが、これを直ちに小中高すべての学校で実現することが求められています。


 さらに、灘、沼島などの過疎地、離島を抱える南あわじ市にとって、複式学級の問題を目下することもできません。


 つきましては、少人数学級が直ちに実現できるように、貴議会として兵庫県に対し意見書を提出する、こういう請願が出ているわけであります。


 請願項目といたしましては、


 1 小・中・高30入学級を国の動向にかかわらず、県の責任で、早期に実施すること。


 2 当面、小学校1・2年生で実施されている35入学級を、小・中・高すべての学年で実施をすること。


 3 複式学級を直ちに解消すること。


 以上でございます。


○議長(中村三千雄) 趣旨説明が終わりました。


 これより質疑を行います。


 質疑はありませんか。


               (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(中村三千雄) 質疑なしと認めます。


 本件については、会議規則第36条の規定により、文教厚生常任委員会に審査を付託します。





                日程第5 請願第6号





○議長(中村三千雄) 日程第5、請願第6号、「兵庫県産粘土瓦利用住宅特別融資制度」の設立に関する請願書を議題といたします。


 紹介議員の趣旨説明を求めます。


 楠和廣議員。


○13番(楠 和廣議員) 紹介議員を代表いたしまして、請願書の趣旨を朗読いたしまして説明とさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。


                 請願書


                             平成18年8月30日


 南あわじ市議会議長 中村三千雄 様


               請願団体


                     住 所    兵庫県南あわじ市湊134


                     団体名   淡 路 瓦 工 業 組 合


                     代表者名    理事長 福 原 幸 蔵





 1 件  名


  兵庫県産粘土瓦利用住宅特別融資制度」の設立に関する請願書


 2 請願の趣旨


 兵庫県産粘土瓦(うち、淡路島内で生産されている粘土瓦、呼称「淡路瓦」は県内の98%を生産している。)は長期化する不況の中、日本古来の木造建築にかわる建築様式の洋風化に伴う需要不振を初め、産地間における価格競争の激化に加え、原油価格の高騰に起因する燃料の大幅な値上げなど、さまざまな要因から収益性の悪化、経営不振を招き、今までにない深刻な局面に立たされております。


 淡路瓦工業組合の統計によると、平成7年度の生産枚数は2億2,300万枚(うち、いぶし瓦が1億7,300万枚)、平成17年度は1億1,200万枚(うち、いぶし瓦が8,300万枚)で、その間の対比は50%の減(うち、いぶし瓦の52%減)となり、事業者数、従業員数においても大幅に激減しております。


 特に、阪神・淡路大震災を境として、淡路瓦は10年が過ぎた今もなお混迷の状態から脱却できず、組合員の将来への不安、若者による後継者不足など、非常に厳しい状況が続いております。


 こうした状況下、淡路瓦工業組合においては国、県ならびに地元自治体のご支援を仰ぎながら、地震に強い軽量瓦を初め、寒冷地をターゲットとした耐寒いぶし瓦、融雪瓦の試験・調査研究に鋭意努力を積み重ねており、特に融雪瓦については豪雪地帯における画期的な雪対策として、一日も早い製品化が望まれているところです。


 また後継者対策として、平成2年より瓦焼成職人や瓦葺き職人の育成など、淡路島の地場産業の育成に業界を挙げて取り組んでいるところです。


 全国三大産地の一角を担っている粘土瓦は、厳しい日本の気候風土に適した機能を発揮し、また経済的にもすぐれた屋根材として高く評価立証されておりますし、近年、安全・安心が大きく取りざたされる中にあって、自然の粘土でつくる瓦は、アスベストを含まない安全で人と環境に優しい屋根材であると確信しております。


 つきましては、兵庫県内産業の振興とあわせて地産地消の考えのもと、次の事項について、兵庫県当局に対し意見書を提出していただきますよう、地方自治法第124条の規定により請願します。


                  記


 1.「兵庫県産木材利用木造住宅特別融資制度」と同様、兵庫県の特産工業である粘土瓦を使用した住宅に特別融資が受けられるよう、新たに「兵庫県産粘土瓦利用住宅特別融資制度」を設立するようお願いをいたします。


 議員諸兄におきましては、慎重審議、ご協力のほどお願いを申し上げます。


○議長(中村三千雄) 趣旨説明が終わりました。


 これより質疑を行います。


 質疑はありませんか。


               (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(中村三千雄) 質疑なしと認めます。


 本件については、会議規則第36条の規定により、産業建設常任委員会に審査を付託します。





                日程第6 発議第8号





○議長(中村三千雄) 日程第5、発議第8号、郵便局機能の維持とサービス堅持を求める意見書についてを議題といたします。


 提出者より提案理由の説明を求めます。


 川上命議員。


○5番(川上 命議員) 提案理由の説明をいたします。


                発議第8号


                             平成18年8月30日


 南あわじ市議会議長 中村三千雄 様


                 提出者 南あわじ市議会議員  川 上   命


                 賛成者 南あわじ市議会議員  砂 田 杲 洋


                         〃      野 口 健一郎


                         〃      森 田 宏 昭


                         〃      眞 野 正 治


                         〃      阿 部 計 一


                         〃      楠   直 茂


      郵便局機能の維持とサービス堅持を求める意見書について


 上記の議案を、別紙のとおり会議規則第13条の規定により提出いたします。


 その意見書は皆さんのお手元にお配りをしております。


 それでは、提出の理由の説明をさせていただきます。


 日本郵政公社は、平成19年10月の完全民営化を前に、来年3月までに集配局を無集配局とする再編合理化を行おうとしています。


 南あわじ市には現在、緑郵便局・湊郵便局・淡路三原郵便局・南淡郵便局・阿那賀郵便局・沼島郵便局の6カ所の集配郵便局がありますが、再編合理化が実施されますと、南あわじ市内には従来の集配郵便局がなくなり、洲本郵便局が南あわじ市の集配郵便局となり、緑郵便局・湊郵便局・淡路三原郵便局・南淡郵便局内に洲本郵便局の出先の配達センターのみが設置されます。


 現在、日本郵政公社の再編合理化計画が計画のとおり実施されれば、特に、離島の沼島を初め、阿那賀・伊加利地区は南淡郵便局に集約され、市民の日常生活に必要不可欠な郵便物の集配や金融サービスなど、生活基盤にかかわる地域郵便局のサービスの大幅なサービスの低下となります。


 このことは、地域住民として、とても認めることができがたく、ここに再編合理化計画の見直しを強く求め、現状のサービスの低下を招くことのないよう、特に沼島・阿那賀・伊加利地区の住民の切実なる署名による要望を受け、さらに南あわじ市民を代表し意見書を提出するものです。


 なお、提出先につきましては、別紙意見書提出先をごらんいただくようお願いをいたします。


 議員諸兄におかれましては、慎重審議の上、適切なご判断をお願いを申し上げまして提案理由の説明といたします。


○議長(中村三千雄) 提案理由の説明が終わりました。


 これより質疑を行います。


 質疑はありませんか。


 蛭子議員。


○11番(蛭子智彦議員) この要望に当たって、それぞれ関連地域の住民の方から署名がたくさん寄せられていると、私の知るところによりますと、阿那賀関連地域で1,484筆の署名、そして、沼島関連では443筆の署名が出てるというふうに聞いておりますけれども、それはどうでしょうか。


○議長(中村三千雄) 川上議員。


○5番(川上 命議員) これは議長あてに来ておりますので、ちょっと私はまだきょう見ておりませんので。


 議長サイドで。


○議長(中村三千雄) 約1,900何名の署名はいただいております。


○11番(蛭子智彦議員) 結構です。


○議長(中村三千雄) ほか質疑ございませんか。


 川上議員。


○5番(川上 命議員) どういう趣旨で聞きたかったんですか。


○議長(中村三千雄) 蛭子議員。


○11番(蛭子智彦議員) そういう、住民の強い要望があるということを知っているんですけれども、その真偽のほどといいますか、確認をいただきたいと思いまして質問させていただきました。


○議長(中村三千雄) これで質疑ございませんか。


               (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(中村三千雄) 質疑なしと認めます。


 これより討論に入りますが、討論なしと認めます。


 よって、直ちに採決を行います。


 本件については、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


              (起 立 多 数)


○議長(中村三千雄) 起立多数です。


 よって、発議第8号は原案のとおり可決されました。


 以上で、本日の議事日程はすべて終了しました。


 お諮りします。


 委員会開催のため9月19日まで休会したいと思いますが、これにご異議ございませんか。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(中村三千雄) 異議なしと認めます。


 よって、さよう決しました。


 次の本会議は、9月20日午前10時に再開します。


 本日は、これにて散会します。





               散会 午後 3時37分