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兵庫県 南あわじ市

平成17年第2回定例会(第4日 3月18日)




平成17年第2回定例会(第4日 3月18日)





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  │  第2回南あわじ市議会定例会会議録                  │


  │               (第4日)                │


  │                    平成17年 3月18日(金曜日)│


  │                       開会   午前10時01分│


  └────────────────────────────────────┘





 
 (開議宣告)


 第 1.一般質問





会議に付した事件


 日程第 1.一般質問


               (延 会 宣 告)





出席議員(57名)


  1番  道 上 義 治            31番  越 岡 邦 雄


  2番  長 船 茂 久            32番  矢 内 利 明


  3番  阿 部 計 一            33番  三 原 賀代子


  4番  森 田 宏 昭            34番  中 村 一 男


  5番  楠   直 茂            35番  武 田 昌 起


  6番  根 津 歡 男            36番  北 村 利 夫


  7番  馬 詰   修            37番  澤 田 とよ子


  8番  廣 内 邦 夫            38番  楠   和 廣


  9番  岡 本   務            39番  沼 田 日出男


 10番  松 井 睦 機            40番  畑 野 良 道


 11番  富 本   猛            41番  川 上   命


 12番  仲 野   享            42番  沖   弘 行


 13番  坂 本 浩 子            43番  長 船 吉 博


 14番  乙 井 勝 次            44番  山 野   均


 15番  畠 田 幹 生            45番  中 村 三千雄


 16番  前 田 秀 二            46番  池 田   進


 17番  野 口 健一郎            47番  赤 松 照 美


 18番  小 林 俊 宜            48番  松 本 静 雄


 19番  寺 馬 栄 一            49番  中 嶋 良 一


 20番  窪 田 良 岱            50番  小 林 重 明


 21番  大 住 逸 朗            51番  山 口 和 彦


 22番  島 田 貞 洋            52番  眞 野 正 治


 24番  米 田 武 雄            53番  萩 山 利 夫


 25番  砂 田 杲 洋            55番  木 曽 弘 美


 26番  榎 本 喜 一            56番  山 口 久 雄


 27番  菅   歳 美            57番  江 本 一 成


 28番  奈 良 昭 一            58番  松 尾   巖


 29番  石 金 政 宏            59番  蓮 池 洋 美


 30番  吉 田 良 子





欠席議員(2名)


 23番  大 本 幸 二            54番  竹 中 和 夫





欠  員(なし)





事務局出席職員職氏名


 事務局長    富 田 千 秋


 課長      山 口 恒 利


 書記      松 下 良 卓


 書記      濟 藤 貴 志





説明のために出席した者の職氏名


 市長              中 田 勝 久


 助役              川 野 四 朗


 収入役職務代理者会計課長    稲 山 益 男


 教育長             森 上 祐 治


 企画部長            藤 本   昇


 総務部長            岡 田 昌 史


 市民生活部長          小 路 益 生


 健康福祉部長          中 島 義 晴


 産業振興部長          西 岡 正 行


 農業振興部長          島 田 悦 夫


 都市整備部長          中 田 明 樹


 上下水道部長          稲 山 昜 二


 教育部長            喜 田 憲 康


 企画部次長           田 村   覚


 総務部次長           奥 村 智 司


 緑総合窓口センター所長     長 田   久


 西淡総合窓口センター所長    前 谷 史 郎


 三原総合窓口センター所長    榎 本 二三雄


 南淡総合窓口センター所長    太 田 良 一


 市民生活部次長         三 好 雅 大


 健康福祉部次長         平 野 文 啓


 産業振興部次長         高 田 耕 次


 農業振興部次長         森   光 男


 都市整備部次長         吉 川 満 広


 上下水道部次長         津 谷 忠 志


 教育部次長           柳 本 佳 博


 企画部財政課長         馬 部 総一郎


 総務部総務課長         渕 本 幸 男


 選挙管理委員会事務局兼監査委員事務局長


                 高 見 雅 文


 農業委員会事務局長       島 田 憲 治





○議長(蓮池洋美) それでは開会いたします。





              開会 午前 10時01分





          日程第1 一般質問





○議長(蓮池洋美) 日程第1、一般質問を行います。


  通告順により、議長より指名します。


 22番、島田貞洋議員。


○22番(島田貞洋議員) 中田市長には、数々のすばらしい公約を掲げられ、激戦を制しての市長ご就任をお祝いし、今後のご活躍を期待いたしたいと思います。


 私は、栄誉ある南あわじ市議会で一般質問者第1号として登壇させていただいておりますが、いささか緊張をしております。よろしくお願いいたします。


 新市に引き継がれた財産に関連して、旧三原町の特別職及び一般職への厚遇措置についてという通告どおりお伺いをいたします。


 私の質問内容は、合併前の旧町のことではありますが、今回の4町合併では、旧町の財産及び債務はすべて新市に引き継がれ、その監査及び決算審査を南あわじ市において行うこととなっておりますので、市長はじめ執行部並びに議員諸兄及び市民の皆さんのご理解を賜りたいと思います。


 まず、総務部長にお伺いいたします。旧三原町の平成16年度一般会計予算で、総務管理費のうち報償費の退職記念品料及び町政功労者表彰記念品料として、それぞれ幾らの計上があったかお教え願いたいと思います。


 また、この予算が計上された根拠と、報償の理由、それに加え、その予算が執行されたかどうか、また執行されたとすれば、いつ、だれに支給されたかをお尋ねいたします。


○議長(蓮池洋美) 総務部長。


○総務部長(岡田昌史君) それではお答えいたします。


 まず、平成16年度におきまして、町政功労者表彰記念品料は、2名の方に支払いされております。また、退職者記念品料につきましては、3名の方に支払いされております。それから、記念品料につきましては、旧三原町におけます町政功労者表彰記念品料につきましては、三原町町政功労者表彰規定によりまして、また退職者記念品料につきましては、三原町職員表彰規定に基づき支出を行ってございます。


○議長(蓮池洋美) 島田議員。


○22番(島田貞洋議員) どなたに支給されたか、金額とあわせて発表できますか。


○議長(蓮池洋美) 総務部長。


○総務部長(岡田昌史君) 町政功労者表彰記念品料につきましては、2名の方に589万6,327円となっております。退職者記念品料につきましては、3名の方に364万1,500円となってございます。名前につきましては、差し控えさせていただきたいと思います。


○議長(蓮池洋美) 島田議員。


○22番(島田貞洋議員) 先日の某新聞の住民監査請求の記事の中では、全員でなく長く町政に貢献した職員や議員に支給したと意味合いになっておりましたが、職員や議員ということで、市長ご自身は支給を受けてないと思いますが、どうですか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 私はいただいておりません。


○議長(蓮池洋美) 島田議員。


○22番(島田貞洋議員) ということは、市長を除く特別職2名ということになりますが、どうしてもこれは公表できませんか。


○議長(蓮池洋美) 総務部長。


○総務部長(岡田昌史君) 今の時点では公表を差し控えさせていただきたいと思います。


○議長(蓮池洋美) 島田議員。


○22番(島田貞洋議員) わかりました。


 では申し上げますが、地方自治法第204条の2では、いかなる給与、その他の給付も法律又は法律に基づく条例に基づかずには支給できないと厳しく規定されております。よって、この二つの内部規定そのものが違法であると思われます。地方自治体の職員や特別職が退職するときに受け取る退職金のうち、退職手当組合から支給されるものは合法で、これはイエスの青信号、互助会からのものが二重取りの退職金として今大変な問題になっておりますが、これをクエスションで黄色とするならば、今私がお尋ねしておりますこの社会通念上絶対に許されない法外な記念品料は、町の税金を100%使って上乗せするまさにやみ退職金であり、地方自治法違反で真っ赤かの赤信号であると思います。これは、全国でも例をみない違法な退職金支給制度であると思います。とすれば、背任、不当利得、便宜供与とも言えると思います。不景気や台風災害にあえぐ住民の血税を違法な形で支出した責任と、またそれによって新市に持ち込む精算金を減らす結果となって、新市に損害を与えたという責任は免れないと思います。


 もし、このお金を災害復旧に充て、国・県の補助金を上乗せすれば、3倍にも4倍にも化けて、どれだけ災害に苦しむ住民のためになったか考えてみてください。


 2年前からの4町合併協議、昨年7月以降の三原郡町村会や淡路市町長会において、この種の給付は違法性が高いと指摘されていたにもかかわらず、旧三原町ではこのやみ退職金を町長みずからが決裁し、何人かで、5人で食い逃げしたという事実を旧三原町の皆さんはほとんど知りません。そして、違法支出した後の残ったお金を精算金として南あわじ市に持ち込んで、市に損害を与えたという事実も新しい南あわじ市民はほとんど知らない。こんな住民不在の、また住民を無視した行政は絶対に許されないと私は思います。


 また、どういうわけか合併間際の昨年10月になってから、三原町政治倫理条例というすばらしい条例が制定されております。その中で、議員、町長等は常に町民全体の利益のみをその指針として行動するものとし、その地位を利用し、いかなる金品をも授受しないこととなっております。これにも、明らかに抵触すると思います。この条例の思いも考えてみていただきたいと思います。これも、住民の理解を求める方が無理であると思います。


 やみ退職金とこの倫理条例、この2点について、市長どうお考えでしょうか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 先ほど来、お話が出ております、この規定につきましては、昭和45年に既に三原町職員表彰規定、またもう一方の三原町町政功労者表彰規定、このもとに基づきまして、今までずっと議会においても、また決算においても報告をし、そしてその中身を明確にしながら出してきたものでございます。ですから、現実にはそういうものをもとに支給してきたというところでございます。


 無論、倫理条例、これはもう幅広く私はこの新市においても、この政治倫理条例はどうであっても、皆さん方のご理解を得て提案し、そしてそれを広く当然のことながら、四役もそうでありますし、また議員の先生方もそうでありますし、一般の住民の方々もそういうものを十分理解する、そういう倫理条例を制定してきた、このように思っております。


○議長(蓮池洋美) 島田議員。


○22番(島田貞洋議員) 新市に政治倫理条例を制定を考えるという話はわかります。それはそれでいいんですが、旧三原町のときはどうやったかというのをお伺いしたかったんでございます。


 それと、昭和45年、46年にこの規定が制定されておりますが、それより先の昭和39年、最高裁判所においてこういう手の支給は社会通念上の範囲を超えるものは許されないという判例がありますが、私の言っているのはその規定そのものが違法であり、先日の某新聞の中では、町長時代から見直さなくてはいけなかった。また、町村会、市町長会でその違法性が、違法性というか、支給に問題があるということを知っておりながら、今回町長が決裁したという事実でございます。その辺の考えをお伺いしたいと思います。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 違法性というお話でございますが、昭和45年時点から、先ほど申し上げたとおり、三原町としてはそういう根拠をもとに現実にその算定によって、そしてそういう規定の中で取り組んできたということでございます。そういう事実は過去三十数年間にわたってあった、これは事実でございます。ですから、そのときのその制定において、どういう意味合いで、どのような過程でということは私は知る由もございませんが、そういう経過があったことは事実でございます。しかし、昨今のようなこういう景気の状況、またいろいろと変わってきた状況の中では、私は見直すべきであったかなというふうに主観的に思っているというところでございます。


○議長(蓮池洋美) 島田議員。


○22番(島田貞洋議員) では、その私が申し上げた政治倫理条例についても同じことですか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 政治倫理条例はまさしく自分を理する、すなわち政治家として自分を理するためのものであって、人のものでないわけで、ですから、私はそういうところを重視して、これも当時4町に声を掛けました。しかし、その採決ができたのが三原町だけじゃありませんか。そのことを、結果見てもうてもわかりますよ。私の姿勢がどんなんであるか。


○議長(蓮池洋美) 島田議員。


○22番(島田貞洋議員) その中で、金品の授受というものがありますが、その際にこの204条の2というのは頭になかったんでしょうか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) ですから、それは今までそういう流れの中で、ちゃんと三原町の歴史の中でそういう規定をもとに取り組んできたものであるから、私はそれを執行したということであります。


○議長(蓮池洋美) 島田議員。


○22番(島田貞洋議員) くどいようですが、この功労者表彰記念品料は、町長は受けとってないというのを再度お伺いしたいと、確認させていただきたいと思います。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 私は受け取っておりません。


○議長(蓮池洋美) 島田議員。


○22番(島田貞洋議員) いろいろ申し上げましたが、いずれにしましても、今までのお話で私は納得できるものでもありませんし、多くの市民の皆様も私と同じ気持ちであると思います。


 きょうはこの辺にしまして、また後日、いろんな機会で詳しくお伺いしたいと思いますが、議長、近日中でいいので、資料提供を請求したいと思うんですが、どうでしょう。


○議長(蓮池洋美) どういう資料ですか。


○22番(島田貞洋議員) 旧三原町総務管理費、報償費、退職記念品料及び町政功労者記念品料の支出に関する資料提出ということで、黒塗りのない支出負担行為書兼支出決定書であります。


○議長(蓮池洋美) 総務部長。


○総務部長(岡田昌史君) ただいまの資料提出の件でございますが、一方では個人情報の保護というようなこともございますので、それにつきまして、最終的に協議のもとで提出が可能であれば提出させていただきたいと思います。


○議長(蓮池洋美) 島田議員。


○22番(島田貞洋議員) これは、表彰規定ということで、栄誉ある表彰のことやないですか。個人情報の保護もくそもないと思うんですが、どうですか、部長。


○議長(蓮池洋美) 総務部長。


○総務部長(岡田昌史君) ですから、個人情報の保護の方で問題がなければ、当然提出させていただきます。


○議長(蓮池洋美) 島田議員。


○22番(島田貞洋議員) 問題があるとか、ないとか考えるより先に表彰ということですから、考える余地はないと思いますが、もし、それが出てくればまた後日それをもとにまたお話をいろいろ聞かせていただきたいと思います。


 それで終わります。


○議長(蓮池洋美) 島田貞洋議員の質問が終わりました。


 次に、42番、沖弘行議員の質問を許可いたします。


 沖弘行議員。


○42番(沖 弘行議員) おはようございます。


 私は、町政功労者表彰記念品料という名目をつけて、多額な税金を投入するとは何事かという質問。もう1点は、中田マニフェストと通常の選挙公約とどこがどう違うのかといった趣旨の質問をさせていただきます。


 このたびの合併は、地方分権の受け皿となる南あわじ市の行財政基盤を強化し、地域社会の変化に柔軟に対応できるよう強く、しなやかな南あわじ市を構築するのが狙いであると思っております。


 また、三原郡の合併基本5項目に、4町の所有する財産、公の施設及び債務はすべて新市に引き継ぐものとすると明記されております。旧4町の財政運営等に注目をしてまいりました。その中で、気になったのが旧三原町の規定に伴う記念品料の支出についてでありました。先ほどの合併基本5項目や、地方自治法に触れないかという素朴な心配や疑問をもとにお尋ねをいたします。


 まず、先ほどの答弁の中で記念品料、いわゆる2点の規定については、そういう根拠に基づいてつくったというふうなことを言っておったかと思うんですけども、そういう根拠というのはどういうことなのか、改めてお伺いしたいと思います。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 先ほども少し触れましたが、昭和46年に制定されました三原町町政功労者表彰規定、それからもう一つの昭和45年12月に第1号として規定されました三原町職員表彰規定、これをもとにこれまでそういう対応、支給をしてきたということでございます。


○議長(蓮池洋美) 沖議員。


○42番(沖 弘行議員) それらの規定はどの法律を元にしてつくったのか、お尋ねいたします。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) それも先ほど申し上げたとおり、当初この規定をつくった動機なり、そういうものは私はかかわっていなかった。しかし、ちゃんとしたこういうものをそれ以降執行されておりますし、特にこの規定の1条の目的の中にもそれぞれ町政功労のとこには三原町の町政の進展に貢献し、その功労、顕著なものを表彰する、これを目的とするということでありますし、一方、職員表彰につきましても、三原町職員で次の各号の一に該当する者を、町長はこれを表彰する。一つとしては、事務及び技術に関し、特殊の研究をなし、一般行政事務の改善又は技術の進歩、発展にするところ、特に大であると認めたもの。二つに、満20年以上勤続して退職しようとする者で、終始一貫誠実にして良好な勤務をした者、このように目的、表彰の者をちゃんとできております。


○議長(蓮池洋美) 沖議員。


○42番(沖 弘行議員) ちゃんとできておりますいうても、そのものの法律の根拠がないわけですよ。よう示さないわけですよ。


 旧三原町の、本最近まで三原町の助役、収入役、教育長のうちで、2期以上勤められた方、何名おられますか。


○議長(蓮池洋美) 総務部長。


○総務部長(岡田昌史君) 調査して報告させていただきます。ちょっと時間いただきます。


○議長(蓮池洋美) 暫時、休憩をいたします。


              休憩 午前10時29分


             ――――――――――――


              再開 午前10時33分


○議長(蓮池洋美) 再開いたします。


 市長。


○市長(中田勝久君) 直近では助役1名、収入役1名、教育長1名、3名です。


○議長(蓮池洋美) 沖議員。


○42番(沖 弘行議員) 先ほどから盛んに三原町町政功労者表彰規定はこうだというふうなことを言っておりますけれども、これを見ておりますと、8年以上在籍した町長、助役、収入役及び教育長が退職したときには、この町政功労者表彰規定に該当いたします。また、議会議員も8年以上在職した議会議員には、この規定に該当するわけであります。議会議員はのけても、町四役のうち、町長はもらっておらないという、後3名が2期以上勤めておるという、それなのに与えたのが2名というのはどういうわけですか。何か、そこから漏れた人は非常に不手際があった、不祥事があったのか、そんな、その方に気の毒でしたけども、思いを、今の答弁を聞きながら思ったんですけども、いかがですか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 今、直近のやめられた人でありまして、教育長、収入役はそういう直近の中に入ってますが、現在、その対象ではありません。


○議長(蓮池洋美) 沖議員。


○42番(沖 弘行議員) ちょっと確認させてほしいんですけども、今も言いましたように、この表彰規定によりますと、町長、助役、収入役及び教育長が退職したときには、この功労者に該当するということでありました。先ほどは3名が該当するというて、今また1名しか該当しないということなんですけども、この規定にのっとった場合に該当するのはどの役職の方ですかという質問を変えさせていただきます。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 議員ご指摘のとおり、今お話ありました町長、助役、収入役、教育長、この者が8年以上ということに変わりはありません。


○議長(蓮池洋美) 沖議員。


○42番(沖 弘行議員) それは、その四役のうちで町長はもらっておらないということでありますよね。後3名残ります。先ほど聞いておったら受賞したのが2名というふうにお聞きしたんですけども、聞き違いであったんですか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 要は、2名の者に支出をしたということでありますが、そのうちの一人が私であったということを言ってるんでしょうか。


○議長(蓮池洋美) 沖議員。


○42番(沖 弘行議員) 3名、この四役の方が該当すんねやけども、町長も含んだ場合3名が該当すると。町長が受賞しなかったので2名といういう意味ですか。


○議長(蓮池洋美) 総務部長。


○総務部長(岡田昌史君) 先ほどの市長が3名、助役1、収入役1、教育長1といいましたのは、直近というような要因の中で平成11年からの関係する方の人数を申し上げたまでで、沖議員がおっしゃってます16年度分については、2名の方になります。先ほどの3名は、直近の平成11年からの関係者の人数を申し上げたので、そこでちょっと。


○42番(沖 弘行議員) その2名というのは、役職で言うたら。


○総務部長(岡田昌史君) 16年度は2名と、こういうことです。


○42番(沖 弘行議員) 役職は。


○議長(蓮池洋美) 暫時、休憩をいたします。


              休憩 午前10時37分


             ――――――――――――


              再開 午前10時39分


○議長(蓮池洋美) 再開いたします。


 市長。


○市長(中田勝久君) 要は助役と私に支出をしているというのが現実でありますが、私は受け取り拒否をして受け取っておりません。


○議長(蓮池洋美) 沖議員。


○42番(沖 弘行議員) 何か、二転三転してようわからんねんやけども、先ほどの島田議員の質問で、この二つの規定、功労者表彰規定には幾ら払った。また、職員表彰にはこれだけ支払ったというふうな答弁があったかと思うんですけども、功労者表彰の分のみで結構ですので、もう一度お答えいただけますか。


○議長(蓮池洋美) 総務部長。


○総務部長(岡田昌史君) 町政功労者表彰記念品料につきましては、2名の方に589万6,327円でございます。


○議長(蓮池洋美) 沖議員。


○42番(沖 弘行議員) その2名というのは、だれとだれですか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 助役と私になってるわけですが、私は受け取っておりません。


○議長(蓮池洋美) 沖議員。


○42番(沖 弘行議員) 先ほど、黒塗りの何とかというておりましたけども、黒塗りの領収書には町政功労者表彰のいう名目で2名の方の領収書がありました。当然、名前も黒塗り、金額も黒塗りでありましたが、そういうものが私調査して手に入れております。


 議長、この功労者名簿は登録して、それを保存するというふうになっておりますが、これはどこに保存されておりますか。


○議長(蓮池洋美) 暫時、休憩します。


              休憩 午前10時43分


             ――――――――――――


              再開 午前10時46分


○議長(蓮池洋美) 再開いたします。


 総務部長。


○総務部長(岡田昌史君) 大変失礼しました。旧三原町におきましては、功労者名簿を備えております。ただ、ここには、手元に現在ございません。そういうことで、改めてまた提出したいと思います。


○議長(蓮池洋美) 沖議員。


○42番(沖 弘行議員) しっかりしておる三原町さんのことですから、しかるべきところにきちっと備えてあると思いますので、また後ほど見させていただきたいと思います。


 どないしても納得できないのが、総務部長さんは五百何十万か支払ったという、一人の金額にしては余りにも多きすぎると思うんです。ほんで、また現実に2名の方に支払ったという。ところが、1名の、該当者が2名しかおらないのに、1名の方は私は受け取っていないという。何ぼ足し算、引き算してもあってきませんし、また現実にここに支払負担行為書兼支出決定書というのを持っております。真っ暗に塗られております。ところが、1点その内訳というところには、町政功労者表彰記念品料と書かれて、領収書1枚目は17年1月7日、これには収入役、出納室長さん、そのほかの決裁者の判、恐らく当時の町長さんの印鑑であろうと思われます。また、助役さんも押されております。


 今1枚にも、町政功労者表彰記念品料領収書ということで、平成17年1月6日に発行されておるというのか、写しがあります。これも同じように決裁者、助役さん、収入役さん、出納室長さんの印鑑が押されております。


 2名しか該当者がおらない。2名の人の領収書がある。ところが1名は受け取っておらないと。どない計算しても1足す1は2、2引く1は1、ところが、証拠書類は2枚であるということで、いかにも妖怪なというか、ふしまでんというのか、形容しがたい現状が見出されました。


 このことは、このまま放っておいていいのか。このまま、質問、次進んでいいのかという、非常に悩むわけでありますけど、いつまでもそんなことを相手にできませんし、また、それはそれなりの場所で決着をつけるときもあろうかと思いますので、次に移らせていただきます。


 市長さんもごらんになったかと思うんですけども、3月10日に各誌の新聞が淡路版で大変な報道をしておりました。その中の毎日新聞に、旧三原町長だった中田勝久市長は、町長時代から見逃さなくてはならないと思っていた。こういうふうな記事が載っておりました。幾分、安心したといいますか、心情を感じさせていただいたわけでありますけれども、しかし、みずからは受け取っておらないといいますけど、それはそれとして、なぜ今回もそれを支払ったのかと、それがまことに残念なんですけども、そのときの心情なりをお聞かせいただければと思います。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 先ほど来、ずっとお話しているとおり、現実の話としては、16年までこの規定に従って支払執行をしてきたという現況でありますが、やはり当時こういう規定がつくられたときと、今現在とはやはり趣が変わってきてるのかなという思いでありましたが、やはり現在までそのような流れの中でしていくということもありまして決裁をいたしました。


○議長(蓮池洋美) 沖議員。


○42番(沖 弘行議員) 三原町政功労者表彰規定は、中田町長が誕生した翌月、すなわち平成6年8月10日に改正されております。改正の内容はわかりませんけれども、改正前の昭和60年から平成5年までの9年間で480万円、年平均にしますと53万円の支給になるかと思います。ところが、中田町長が誕生して改正した後、すなわち平成6年から平成16年の11年間で3,083万円、年平均にしますと280万円の支給になるかと思います。このように、中田町長誕生で実に5倍強に膨れ上がった。この改正の中身を垣間見ることができるかと思います。また、私が調査で入手した資料によりますと、町長在籍中11回にわたって総額6,200万円の税金を数十人の人に渡しておる、こんなふうに思われます。その中には、多くの一般職員も含まれておろうかと思います。


 今現在、長引く不況で住民生活は厳しく、行政も財政難で住民サービスの低下や高負担を住民に強いておる中、長年記念品料と称して多額な税金がやみ退職金に支給されるなど、全国にも例のない違法支出と思われてなりません。


 町執行者として、また責任者として、これまた十分住民に対して説明を果たさずに今日まできたのでないか。詐欺行為と表現する方もおりますけれども、そうした責任をどのように感じておるのかお尋ねいたします。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 私も今のお話を中身の精査をまだいたしておりませんが、当然、当時から、私が就任する前からこういう制度をずっと継承してきた。そして、当然その人たちが町政なり、また職員として一生懸命頑張ってきた人たちに少しでもその功績をということで、こういう制度、すなわち規定が設けられたというふうに解釈をいたしておって、ずっときていた。


 ですから、私としてはその流れ、そういう歩みに添って実施してきた。これは、その気持ちとしてはまったくそういう気持ちの中で出してきわけでございまして、別段、その当時は大きな抵抗も私自身もなかったし、当然、先ほど来申し上げているとおり、その執行に際しては、議員各位にもその都度そういう当てはまる人たち、また議会において報告等もあり、また決算もちゃんと済ませてきた中身でありましたので、当時としては別段そう大きく心情的にはどうこうというようなことがなかったわけですが、最近の状況からして、やはりこれは見直すべき内容かなというふうに感じ、先の新聞社の方にもそういう気持ちの一端を申し上げたのが事実でございます。


○議長(蓮池洋美) 沖議員。


○42番(沖 弘行議員) 今回の合併の趣旨等について、若干、自分の思うとこは先ほど述べましたけれども、その中で、一つはああいうふうに合併協議会の中で各町の条例なんかを持ち寄って中を精査する機会があったりしました。また、制度疲労という言葉は随分前から言われておりました。恐らく、当時の三原町長もこの規定に対しては疑問視する節もあったというふうな発言かなと思うんですけれども、そうは思いながら、結局最後までそれをどうすることもようしなかったいうことが、今日の事態を招いておると思います。


 同じ3月10日の毎日新聞、先ほどの続きなんですけれども、兵庫県市町振興課は社会通念上の礼儀の範囲を超えた金額が条例に基づかずに支給されており、地方自治法204条の2に違反していると考えられる。こういうふうに報道をしております。この報道をごらんになったかと思うんですけれども、これに対してどのように受けとめておるのか、また対処したのか、抗議したのか、お尋ねいたします。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) そういう記事は見ました。しかし、その前後の言葉等々は確認いたしておりません。しかし、今、いろいろとそういう問題が定義されている時代、背景からすれば、いろいろ言われるようなことも立場によってはあろうかと思いますが、今現在監査請求も出ている状況下であります。それらの結果を十分踏まえた中で、私なりにその対応なり、判断をしていきたい、このように思っております。


○議長(蓮池洋美) 沖議員。


○42番(沖 弘行議員) 抗議もようしなかったということのようであります。この報道、今の兵庫県市町振興課の内容というのは、非常に地方自治法第8章を端的に表現しておると思うんです。条例に基づかずに支給されておりという点は、地方自治法第203条、第204条に非常勤、常勤の職員等の報酬、費用弁償、給料、手当及び旅費の額並びに支給方法は条例でこれを定めなければならない、こういうふうになっております。


 また、今1点、社会通念上の儀礼の範囲を超えた金額ということにつきましては、先ほども島田議員が紹介しておりましたけれども、長野士郎氏の逐条地方自治法を見ておりますと、非常にわかりやすく載っておりましたので、引用させていただきますと、「それが通常の社会通念からいって純粋に記念の品にとどまる程度のもの、例えば、手ぬぐい、杯、たばこ、本のようなものであれば、なんら問うところではないが、それが通常の社会通念を超えて高額となり実質的に報酬又は退職手当に相当すると認められる金品であるときは、本条に抵触するといわざるを得ない」というふうに、最高裁判所の昭和39年7月14日の判例を引用しております。


 先ほどから、市長が何回もおっしゃっておりますように、これまでの間、これは果たしていいのか、言いながら、先輩の方々がつくってくれたものだからという思いがあった。その心情はわからんではないんですけれども、やはり気にかかったときに、多くの優秀な職員もおるんですから、これは法令に対してどうなのかと、なぜ一言相談ができなかったのかなという、非常に残念な思いがいたしております。


 もう時間もありませんので、1点だけ。今、紹介したこの判例を聞かれて、公共団体が所有する金品を不法に使ったという思いがありますかどうか、お尋ねをしたいと思います。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 私自身は、不法に使ったというとこまでは思っておりません。


○議長(蓮池洋美) 沖議員。


○42番(沖 弘行議員) 今の法律を引用しても不法でない。ここで法の討論をするつもりはありませんけれども、通常、常識な考えを持っておりましたら、当然、このこととやっておることとを見比べたときに、どういうことなのかということがわかってくるんじゃないかと思います。


 せっかく、新しいまちづくりをみんなでやっていこうという希望に燃えてつくった南あわじ市、その舵取りが法に照らして明らかに不法かと思われることに対して、そういうふうな答弁をされたということに対して、非常に残念でなりません。また、多くの市民の方々も私と同じ思いでないのかというふうに申し上げ、質問を終わりたいと思います。


○議長(蓮池洋美) 沖議員の質問が終わりました。


 暫時、休憩をいたします。


 再開は11時15分といたします。


              休憩 午前11時05分


             ――――――――――――


              再開 午前11時15分


○議長(蓮池洋美) 再開いたします。


 次に、3番、阿部計一議員の質問を許可いたします。


 阿部計一議員。


○3番(阿部計一議員) 私は、通告いたしましたとおり、始めに旧三原町退職記念品料及び町政功労者表彰品記念料についてお尋ねをいたします。なお、先ほど島田、沖両議員の質問と多少重複いたしますが、私は違った角度からお尋ねいたしますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。


 あなたは、財団法人兵庫県町村互助会副理事長の要職をされ、この問題について鋭意検討されて、町職員の退職金についての適正化を長年是正する立場にあられました。にもかかわらず、旧三原町ではあなたを筆頭に町三役をはじめ、20年以上勤続の町職員、2期8年以上の町議会議員の退職時に多額の税金、100%を退職記念品料なり、町政功労者表彰記念品料と称して長年にわたり支給してきました。これは、全国どこの自治体にも類はなく、明らかに地方自治法及び地方公務員法違反であります。また、あなたは今回の選挙で「間違いのない南あわじ市を建設しましょう。」をキャッチフレーズに誠実、真実一路、公平、公正、クリーンな市民による市民のための南あわじ市の実現に生涯をかけますとはっきりと公約をされました。しかしながら、今回の問題は、あなたが出されたキャッチフレーズと余りにもかけ離れた市長の実像であります。また、あなたは町議3期12年、町長3期12年勤められた、いわば地方行政のプロであります。その点においても、今回の責任は重大であると思います。


 そこでお尋ねいたします。あなたの行政責任、また5万5,000市民に対する同義的責任をどのようにとられるのか、お答えをお願いしたいと思います。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 私は、先ほど来申し上げてきましたとおり、旧の三原町の中にありまして、先輩諸氏が一生懸命三原町づくりに取り組んでこられ、また職員自身も職員としていかにすばらしい自治体構築に取り組んでこられた、そういう意味合いを持っての退職の関係なり、また功労者の関係であるという意識のもとにその執行をしてきたところでございます。


 ですから、それを逸脱した形でないことははっきり申し上げられますし、しかし、今の時代背景、そして現在、南あわじ市という新しい枠組みになったからには、新しい枠組みの中でのいろいろな方向性、また住民5万5,000の住民の方々のニーズ、要望、これらを十分把握した中で取り組んでいくべきというふうに思っております。然るに、旧三原町においては、住民の方々もそういう人たちへの思いは当然理解をしていただいてきた経緯があったということは事実であろうというふうにも思っております。


○議長(蓮池洋美) 阿部議員。


○3番(阿部計一議員) 私も当初調査いたしまして、まさかこのようなことが現実に行われているかなと、本当に疑問をいただいたわけでありますが、開示請求をいたしまして、これ見本なんですが、総務部長ご存じやと思いますが、これ全部真っ黒に塗ってあります。この、私はそういう町に功労された方に記念品、功労者として渡すんでしたら、何も、これはあわじ市のプライバシー侵害とかいろいろ条例に載っておるんか知りませんけども、侵害するような問題でない。私はこれを見まして、明らかにこれは不正があったと確信をしたわけであります。


 そこで、改めてもう一度お聞きしますが、この住民、名前載っている、これはもう今開示することはできませんか。


○議長(蓮池洋美) 総務部長。


○総務部長(岡田昌史君) 先ほどの方の質問のときにもお答えさせていただきましたように、やはり個人情報保護の観点もございますので、その辺、改めて再度調査して、オープンにすることが可能であれば、提出させていただけると思います。


○議長(蓮池洋美) 阿部議員。


○3番(阿部計一議員) 総務部長、自治六法に給与等の支給制限、どう書いてありますか。


○議長(蓮池洋美) 総務部長。


○総務部長(岡田昌史君) 基本的には、地方自治法204条の中に、それぞれ第3項では給料、手当及び旅費の額並びにその支給方法は条例でこれを定めなければならない。あるいは地方自治法第204条の2は、いかなる給料、その他の給料も法律又はこれに基づく条例に基づかずに203条第1項の職員及び前条第1項の職員に支給することができないと、こういうふうに定めております。


○議長(蓮池洋美) 阿部議員。


○3番(阿部計一議員) 明らかに、ただいま部長が読まれたとおりであります。ということは、定規として旧三原町はこれまで条例をおかなくして公金を100%出されたわけであります。


 福利厚生費につきましては、公務員につきましては共済組合というのがあります。今、新聞等でやかましい言われているのは互助会、これも職員が約1,000分の18ですか、町当局が1,000分の17、これとて今17か18、その辺ちょっと詳しいことわかりませんけども、その辺の中でもやかましくいわれている中で、それで約三百四、五十万退職金プラスそれだけいただいておるわけですわね。


 それで、あなた方やられたことは、その上に税金を100%使ってこれを出された。私はこれは明らかに地方自治法204条の2に違反していると思いますが、どうですか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 先ほど来、何回も申し上げておりますが、私は当時の三原町長としての執行いたしたのは、あくまでもその規定をもとに取り組んできたところでございますが、最近の状況からして、一度そういうのも見直す必要があるのでないかなというふうな思いはございました。


○議長(蓮池洋美) 阿部議員。


○3番(阿部計一議員) もう、市長のそういう答弁は何回もお聞きをしましたけども、私が言ってるのは、第204条の2普通地方公共団体はいかなる給与、その他の給付も法律又はこれに基づく条例に基づかずに、これを第203条の第1項の職員及び前条第1項の職員に支給することができないと、これはっきりと法律で明記されているんですよ。それを、市長が否定するということは、これおかしな話なんですよ。条例違反したことを認めないんですか、どうですか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 要は、先ほど来何回も申し上げてるとおり、現実の話としてそういう行為がずっとなされてきた経緯があります。しかし、最近の状況からして、私自身は見直す必要があるのかなという思いはいたしておりました。


○議長(蓮池洋美) 阿部議員。


○3番(阿部計一議員) 市長はそんなふうに言われますけども、昭和60年から16年まで8,664万5,027円という公金が出ているわけです。そして、ちなみに市長が町長となられた平成6年、952万4,800円恐らくこれは入谷前町長に贈られた金額も入っていると思います。2回に分けて退職記念品、町政功労者記念料として渡されておられるわけです。


 市長が今反省していますと言いますけれども、もう市長がそれから12年もやられて、同じようなことをやられておるわけですね。それで規定といいますけども、これはあくまでも三原町が勝手に決めた規定でしょ。自治六法にはっきりとこれうたわれてるんですよね。それを私認めないというのは、市長としていかがなものかと思うんです。


 どうなんでしょうか。部長、どうですか。これ、職員、ほかの方でも結構です。私の言ってるのが間違ってたらしてください。私が謝ります。私もそれなりの弁護士等を通じて勉強して、ここにやってきておるんでありますから、私に反論する方は言ってください。規定で出費できる金か、できないものか。204条の2に違反しているかどうか。その点、だれでも結構です。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 今、住民監査請求が出ております。然るに、そういう場面において、私もその結果を十分踏まえて対応してまいりたい、このように考えております。


○議長(蓮池洋美) 阿部議員。


○3番(阿部計一議員) 監査請求といわれますけれども、市長。私どもは、住民から選ばれた議員ですよ。59名の議員、傍聴の皆さんもおられます。そこで、私が堂々と言われておることです。別に、監査請求しなくてもわかりきったことやと思うんですよ。私の言っているものが間違っているか、間違っていないか、204条の2に。それを認めないということは、間違ってないということですか、どうなんですか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 先ほど来、何回も申し上げてるとおり、私は今申し上げたような手順を踏んで、そしてその対応をしてまいりたい。ただ、この規定そのものが違法であるかどうかいうところが一つの焦点でなかろうかなと。ただ、そういうものが完全に違法かどうか、ここらも私自身もまだ十分調査しておりませんし、その辺もあわせて、監査請求の結果もあわせて対応していきたい、このように考えております。


○議長(蓮池洋美) 阿部議員。


○3番(阿部計一議員) 三原町の規定は違法じゃありませんよ。それは三原町の規定ですから。ただし、退職記念品とか、そういう功労にする場合は、一般社会通念上、常識、南淡町の場合は1万円から1万5,000円、これが記念品としての判例にも載ってますけども、通常の一般社会、通念上の常識的な金額なんです。三原町の場合は、それを常識を超えた金額が出ているから、これは条例をおかなくてはいけないということを言ってるんです。


 議長、ちょっと休憩してください。


○議長(蓮池洋美) 暫時、休憩いたします。


              休憩 午前11時30分


             ――――――――――――


              再開 午前11時32分


○議長(蓮池洋美) 再開いたします。


 阿部議員。


○3番(阿部計一議員) その点は、また議会にも調査権という、これは私だけの権利ではありませんが、全体に調査権というのもございますし、またそれは改めて議論したいと思います。


 しかし、なかなか本当に納得しがたいですが、議長がそんなふうに言われますので、進行上、この辺でこの点は終わります。


 それでは、これもう全部載ってます。この中で、部長、一時所得税ご存じですか、一時所得税。


○議長(蓮池洋美) 市民生活部長。


○市民生活部長(小路益生君) 所得のことでありますので、私の方からお答えを申し上げます。


 一時所得のことだと理解をいたします。


○議長(蓮池洋美) 阿部議員。


○3番(阿部計一議員) これ、ずっと最近の分でもこれどうですか、一時所得税、税務署の方へ申告しておりますか、部長。


○議長(蓮池洋美) 市民生活部長。


○市民生活部長(小路益生君) お答えをいたします。


 税につきましては、個人の問題でありますから、我々が全部が全部どこから出た金が申告した、せんというのは存じ上げませんけれども、一方で国民としての義務として申告されるのは常識であるというふうに理解をいたしております。


○議長(蓮池洋美) 阿部議員。


○3番(阿部計一議員) いずれにしましても、この問題につきましては、この黒塗りすること自体がおかしいし、監査請求が出ておるから、それを結果を待ってということであろうと思いますが、これは市民部長にお願いをしておきます。


 税金というのは、これは業者の場合は7年かな、5年、時効があります、申告のない場合は。これ以後は全部税務一時所得税としていただいたものをしているのか、それを全部監査請求のときに明示してください。これは、隠したって税務署へ行ったらわかることやから、はっきりしておいてくださいよ、脱税に当たりますので。


 それと、今回もらった方も、これはもう15年度にも、15年と16年だけで1,500万円出てるんですから、387万円2回、退職記念、町政功労276万円、約600万、それと今回の900何万と、1,500万円出てるわけであります。


 今、先ほども私も厳しく、少しは言いましたけれども、204条の2にそれが違法であるか、今返事できないということ自体、本当に納得できないことなんですが、そのような方がそれぞれ部長、次長に座られて高給を取られておられる。これは、ほんまに南あわじ市市民、泣くに泣けない心境であると思います。


 私は、厳しい選挙を勝ち抜かれて当選されたわけであります。公約では、本当に公正、公平な政治をやるという、そういうイメージで当選をされておりますので、この分につきましては、徹底して、それは人間ですから過ちもあります。やはり、悪かったことは悪かったとはっきりとうみを出していただいて、これはやはり5万5,000、市民の皆さんにはっきりとこれまでの経緯を報告してほしいと思います。


 昔のことはしたらいかんやいうております。これも判例で裁判所からいただいております。合併、やはり合併する前は財産の持ち寄り等がありますから、旧町についても調査ができる、これは判例三つほどあります。よかったら、後で見せますので、追求する権利があるわけでございます。


 それと、何回も言いましたが、一時所得の問題につきまして、ひとつ十分に調査をしていただいて、報告をしていただきたいと思います。


 それともう1点、これはひとつ市長にもう1点お聞きしますけども、これは、この前の委員会の中で、助役がこの前問題になっておりました生命保険三百何万、公費全額負担ということを前向きに検討するというようなことを助役さん言われておりましたけれども、この前神戸新聞に載っておったわけですが、これは旧南淡町でもやっておられましたけども、この点は廃止にするというふうに、助役は前向きに検討するといいましたが、その点どうですか。これは南淡町の方でもやってましたけども。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 助役の答弁どおり、前向きにそういうふうに検討していきたい。私もそう思います。


○議長(蓮池洋美) 阿部議員。


○3番(阿部計一議員) まだ時間が少々残りましたけども、ただいま私市長にお願いしました、部長にもお願いしましたことをよろしく、よくお考えをいただきまして、明快なる返事をいただきたいと思います。


 市長が公約の中で、スポーツ、多目的UFOドームの建設をするということを言われておられましたけども、公約も100%実現するというようなことを言われましたが、その財政面とかいろいろなもの、財源についての道筋は言われなかったわけですが、この多目的ドームですか、例えば軟式野球ができるようなドームを建設する予定なんですか、その点、お聞きかせ願いたいと思います。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 私は、常々青少年の健全育成なり、また世代間交流なりそういう部分、また、特に今高齢化が進んでおります。いかに高齢者の人が健康で、そして長生きをしていただくか、ここにも大きな問題、また青少年と中年、高齢者の方がそういういろいろな交流の場、そういうものも今ややもすると途切れがちという希薄になっております。そして、市民としても誇れる、市民としても南あわじ市にやはりそういう言えば人が集い、年代層いわずにその地域住民が交流、親睦を深め、そしてさらに健康維持ができる。そういう一つの大きな拡大的な広い感覚から、何とかそれらを網羅できる、そういう施設づくりをしたいなというふうに常々から考えておりました。


 ちょうど、今回四つの町が一つになって、そこに一つの旧の町ではなかなか取り組めないもの、こういう機会に今阿部議員がおっしゃられたドーム、これに夢を持っております。ぜひ、私自身も住民の、市民の、また議会の皆さん方の理解が求められるならば、その計画を進めていきたい、このように思っております。


○議長(蓮池洋美) 阿部議員。


○3番(阿部計一議員) 今、市長は夢を持っておるといわれましたけど、夢でなくして、100%実行されるといわれたんでありますから、実行されると思います。やるんであれば、中途半端な施設でなくして、立派な施設をやっていただきたい。これは要望としておいておきます。


 まだもう1点あるんですけども、これは後でやられる方が大分おられますので、もうこれで終わらせていただきます。たびたびすいませんでした。ありがとうございました。


○議長(蓮池洋美) 阿部議員の質問が終了いたしました。


 暫時、休憩をいたします。


 再開は1時といたします。


              休憩 午前11時43分


             ――――――――――――


              再開 午後 1時00分


○議長(蓮池洋美) 再開をいたします。


 午前中に引き続き、一般質問を行います。


 1番、道上義治議員。


○1番(道上義治議員) 先ほど、午前中3名の議員さんが質問されたんですけど、私の聞き違いか、また勘違いかわかりませんけれども、ちょっと聞きたいとこがあるのでご説明願えますか。


 先ほどの件ですけれども、私議員また一市民としての見解では、やはり自治法の204条の2に違反していると、先に申しておきます。市長を始め、各部署の職員の皆さんは、明確な、この件に関しては答えがなかったんですけど、私はそう解釈しております。


 それと、先ほどのお答えの中で、三原町の特別職の方の五百何万かのお金の中に、2名の領収書があったというふうなこと、会計の方から申されましたけれども、2名のうち旧町長ですが、表彰対象であったけど受け取らなかったと、そういうようなお答えだったと思うんですけど、間違いないですか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 受け取っておりません。しかし、私、先ほど来、そのお話があったので、間違いのないものを調べました。支出としては出ておりますが、私が受け取り拒否をしたので、町として法務局に供託をしてるということが明らかになっております。


○議長(蓮池洋美) 道上議員。


○1番(道上義治議員) どういう理由でそしたら拒否なさったんですか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 先ほど来、私も申し上げておるとおり、最近になって、やはりこの規定そのもの自身に少し私自身も言えば素直に受け取れない、そういう感じを持ち始めておりました。しかし、これはその対象者が判断することであります。然るに、私は受け取り拒否をした、そういうところでございまして、あくまでも私は公僕として、そしてその仕事を全うしてきたものであるし、自分自身が自分から受け取る、これは私としてはとてもそういう心境でなかったということで、拒否をいたしました。


○議長(蓮池洋美) 道上議員。


○1番(道上義治議員) ということによりますと、もう1名の方は助役さんということですね。同じ公僕であって、同じ夫婦のような関係の中での行政のつながりであったはずで、一人の方は供託になされたと。これは、その人の考え方の違いであろうと思うんですけど、どうも私は供託なさった。これは、あくまでもそういうふうな時代に流れに遭遇してないから供託したということで解釈してよろしいわけですね。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 私はあくまでも拒否をいたしました。助役さんにつけては、それはどういう心境であったか図るべしもございません。ですから、やはり先ほど申し上げたとおり、その人、人の受けとめ方、そして自分のこれまでの功績のそういうものの評価等なり、そういう個人ごとの判断なり、個人ごとの考え方であるというふうに理解をしていただきたいと思います。


○議長(蓮池洋美) 道上議員。


○1番(道上義治議員) 支給されたのは、あれ1月の6日、7日やとお聞きしてますね。供託されたのはいつなんですか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 調べましたら、同じく1月7日でありました。


○議長(蓮池洋美) 道上議員。


○1番(道上義治議員) 私、これ邪推かもわかりませんけど、一応聞いてほしいとそんなふに思います。


 なぜかと申しますと、あくまでもそのときは町長の肩書きというんですか、あったはずなんですね。そして、やはりそういうことがあり、供託して返納したということは、寄附行為もしくはそのような形につながっていくんじゃないんですか、これ。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) おっしゃるとおり、そういうふうに、寄附行為になるから、私はそれを受け取ってどこかにということになりますと、完全に寄附行為の範囲になります。ですから、あくまでも受け取り拒否をしたんです。


○議長(蓮池洋美) 道上議員。


○1番(道上義治議員) 前域によって表彰規定があって、長年続けてこられたと、これお聞きしております。そして、中田市長は町会議員さん、議員の時代も長年あったはずですね。そのときにもやはりそういうような規定に基づいて、やはり少々していただいたんじゃないですか、その当時。これは昔の話ですけど。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) たまたま、私は7年でやめましたので、対象議員でありませんので、そのようなことは一切ありません。はっきり申し上げておきます。


○議長(蓮池洋美) 道上議員。


○1番(道上義治議員) このたび、兵庫県の県民平均所得いうんですか、そういうのを発表されておると思うんですけど、市長は幾らか平均的な金額ご存じですか、県民の平均所得。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 詳しくは存じません。


○議長(蓮池洋美) 道上議員。


○1番(道上義治議員) 今、職員の方でご存じですか、だれか。平均で大体、県民の所得が、平均がどれぐらいかと。兵庫県は全国の何番目ぐらいかと。


○議長(蓮池洋美) 総務部長。


○総務部長(岡田昌史君) ちょっとわかりません。申しわけございません。


○議長(蓮池洋美) 道上議員。


○1番(道上義治議員) 二百七十何万だと思うんですね、平均が。全国の二十何番目だと思うんですね。そういうような県民所得、またこれは市民の所得でもそれに類したような金額であろうと思うんですね。そういう所得の体制にある時代に三百何万、二百何万、このたびのような支出があるというようなことは、非常に今の時代に、先ほど市長が言われましたように即してないと、私はそんなふうに思います。


 私の言いたいのは、やはりこの時間では十分この聞き取りできませんので、議長にお願いしたいのは、この件に関して百条委員会を設置いただきたいと申し述べておきます。


 それと、話題を変えます。私は、瓦屋の親父でございまして、議員をさせていただいておりますけれども、市長が立候補のときに産業の日本一というようなことで、瓦産業だけでなしに、農業・産業すべて含めて、日本一構想ということでマニフェストいうんですか、そういうような構想のもとに出馬なされました。


 いぶし瓦の生産では日本一です、この淡路は。けど、市長の意とする地場産業、瓦産業の日本一構想とはどういうものかということをお聞きしたい。旧来、西淡町は地場の、一番基幹産業というのは瓦産業であるということで、いろんな政治施策の中で瓦自体の振興につきましては、補助金なり、またその時々にやはりいろんな形で援助いただいておりますけれども、このたび、新市長になられて、出馬のときにそういうような日本一構想ということで趣を持って、やはり大きな心を抱いて我々業界のことを考えられて出馬なさったとお聞きしておりますし、私も個々に、そのときある会に同席したときに、市長の考えなりを聞いたたぐいはございますけども、日本一というような中での発想いうんですか、それはどういう観点にあるのか、説明していただけますか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 当然、今、道上議員が言われたように、生産、それからいろいろいぶしであったりとか、釉であったりとかいうような生産額であったり、売上額であったりする、これも目標としては日本一になることには非常にいいことであるし、それが地域産業の振興に結びついていくと思いますが、私はただそれを一つの大きな目標ではないわけです。


 やはり、何といってもこれからの時代、そういう量なり金額も非常に大事ですが、それに打ち込む地域の人たちの思い、これがどこの産地よりかは秀でていると、そこに関係する業者の人たちも、ただお金もうけだけ、自分の企業だけ、これでなくして、地域全体が一体的になって、あわせて先ほど少しお話も出てましたが、行政もあわせて真剣に地場産業に力を入れていく、こういう心構え、次に向かっての夢、希望、これを日本一ということに結びついていく、そこに私は焦点をあらわしてるわけで、ただ単に生産、そして売り上げ、これだけではなかなか日本一を目指しても行きません。


 やはりそこに住む人たちが本気にその産業にすべてが気持ちを一つにして、あの地域へ行ったら、やっぱり市民一人一人が地場産業に一生懸命取り組んでいるなと、やはり違うなと、なんかしらんけど心の温かみのある市であるし、そして、本当に業界の人も、市民も、そして行政も共にそういう思いが一つになっているというところの日本一を目指そうと、ほかの産業でもまったくそのとおりであります。農業においても、無論いろいろな生産物が日本で何番目、3番目、4番目、5番目とありますが、やはりそこに生産されるタマネギひとつにしても、レタスひとつにしても、その生産者の気持ちが、そして取り扱う業者の気持ちが、そして行政が、やはり市民が、今申し上げたように日本一に向かって取り組もう、この姿勢を出さないと一つの企業だけがよくなるとかいうことでの発想では、地域のまとまりなり、何のための南あわじ市かということを思い、私のひとつの大きな望み、夢、それをそこに表現していった、これが日本一構想です。


○議長(蓮池洋美) 道上議員。


○1番(道上義治議員) ありがとうございます。そういうお答えでございますけれども、旧来の三原町長時代にもやはりそういうお考えのもとに粛々と行政に取り組んでこられたというふうに解釈してよろしいわけですね。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) そのとおりです。ですから、見ていただいたらわかると思いますが、地場産業である農業、これのいろいろな施策の出発は三原町です。すべて、どの施策でもほとんどといって言いぐらい私は農業に、たまたま三原町が農業が大きな基幹産業であるということから、農家の皆さん、そしてJAである関係の機関の皆さん、そして行政ともどもに農業を基幹産業というふうに旗揚げをして、その一つ一つの施策が、見ていただいたらわかると思います。しかし、中には農業ばっかりいうとったらあかんぞというふうにも言われておりました。しかし、それもそういう気持ちの人がふえてくることによって、また観光であったり、そういう方向に向いていくと。ですから、私自身も何とかそういう地場産業の振興、活性化、発展のためには、町として今まで以上の取り組みをしてきたつもりでございます。


○議長(蓮池洋美) 道上議員。


○1番(道上義治議員) 角度を変えます。


 そうすれば、この南あわじの文化を総称して、文化的なことでどういうことを市長、考えてます。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) もうご案内のとおり、旧の三原すなわち今の南あわじ市の中には、非常にすばらしい文化があります。そして、その中に脈々と伝承してきたものもいっぱいあります。目に見えなくても小さい文化もいっぱいあります。私たちの日常の生活の中にいろいろ表現される一つ一つの文化というのが、これは数えたら限りありません。


 しかし、その中で何点かといえば、当然淡路人形であったり、だんじりであったりとか、そして私たちが脈々と積んできた、地域、地域に芽生えた、そして地域、地域で培われてきたお祭りであったりとか、また広く言えば、各町で文化芸能祭等々も積極的にやられております。また、地域の集落でもそのような取り組みをされております。しかし、その中でといわれれば、今申し上げた何点かがあるわけで、全体的なものとして、やはり、これも目を向けていかないと、一つ、二つに集約するということも大事ですが、そういう広い目でやはり文化の伝承なり、文化の振興というのも大事であると、こういう考えでおります。


○議長(蓮池洋美) 道上議員。


○1番(道上義治議員) そういう文化芸能、そういうのも一つの文化であれば、やはり日本には世界に代表される建築文化というのもあります。そして、その文化の一役を担うとるのがこの南あわじの瓦産業です。そういう意味合いで私は聞いたんです、一つは。意地悪な質問をしたと思われるか知らんけど、事実そうなんです。その中で、やはりそれだけ高い資質をもってこの南あわじのことを考えておられる市長さんにしては、私以前から疑不するところがあります。


 その一つは、三原中学40年近くの改築、それも屋根見たら金属の屋根、また、下水上の処理場を見ても何カ所かは金属の屋根、それだけ瓦のことを深いに考えてくれて、そういう地域の建築文化を趣をもってみてくれるのであれば、その前の時代にやはりそういうことができなかったかなと、その点についてはどうですか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 建物に関してのお話でございますが、当然、瓦を使った公的な下水の関係の施設もつくっておりますし、当然、三原中学校においては、建築のための委員会を設立して、そしてその中でいろいろと検討して進めていただいた。やはり、その関係する人たちの意見の集約を、意見の源を大事にしながらしてきた中での建築であったと。私が1から10まで指示をしてつくった建物でもございません。やはり、そういう人たち。そして、当然プロである専門家の設計士さんなり、建築業者の方々のそういう意見も取り入れた中で進めてきたところでございます。


 当然、今度は南あわじ市という一つの大きなエリアの中で、旧の西淡なり、南淡に瓦にかかわる業界の形態があるわけですから、これは当然新しい南あわじ市としては全体的にそのような取り組みをすべき。つい先日も少し委員会の方にご連絡をいたしておりますが、防災拠点のふれあい公園での県の施設につきましても、要望として強く耐震瓦が開発されたんやから、ぜひそこに使ってほしいという、私から知事、また防災監宛に要望書をあわせて出しております。


○議長(蓮池洋美) 道上議員。


○1番(道上義治議員) それは、業界として非常にありがたい話であると思われるんですけど、やはりこの地場の瓦産業というのは、年間に190億ぐらいの売り上げがあるわけです。そして、それはほとんど京阪神、また四国、九州と外へ向いてのやはり商いなんですね。そして、そのものを南あわじの中で生きてる、また経済効果の中で回っていくと、従業員を含めて。かなりの結局これに従事しとる人がおるわけです。その中でのひとつの大きな産業さんですね。


 ですから、先ほど中学校の云々の話もあったけど、設計士さんいろいろあったと思うんですけど、本当にこの地域の文化とか、三原町長さん時代には人形に力を入れられたと、私も見ておりますけど、そういうようなこだわりとか、趣のある心のであれば、やはり三原中学をやっても、下水道処理でやっても、すべてに瓦を並べられたはずであろうと私はそんなふうに推測します。これはもうこれ以上申しません。


 後お願いしたいのは、やはりこういうような産業状態の中で業界というのはあるわけでございますけれども、公約の中に瓦課はともかく、今の商工の中に職員、専従の職員さんを置いていただけるというようなお話でございましたけれども、それは事実なんですか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 当然、業界の方々とどういう状況で、どういう部署にしたらいいかということを十分協議をして、ただ一方的に置いて、それだけの効果がない場合も考えられますので、それは十分業界の人たちと協議をしながら取り組んでいきたい、このように思っております。


○議長(蓮池洋美) 道上議員。


○1番(道上義治議員) 旧来の西淡町、また南淡町の時代からの補助金というんですか、そういうようなものをやはり新市で引き継いでいただけるということをお聞きしとんですけど、これもそんなふうに解釈してよろしいわけですか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) まだ、私は思ってるのは、西淡町で甍の町並み等々も話も聞いております。ですから、これはいろいろ町並み条例等の関係があるので、そう簡単にいきませんが、やはり全市的に今まで地元の瓦を使う場合は、支援をしてたというような施策を全市的に可能ならば広げていきたい、これぐらい積極的な考え方を持っております。


○議長(蓮池洋美) 道上議員。


○1番(道上義治議員) 国の方でも景観法ということで、地域、地域でやっぱりある程度その地域に合ったような建築文化いうんですか、そういうものを尊重してくれている時代が来ておりますので、やはりより以上瓦産業に関しては力を入れていただきたいなと、そんなふうに思います。


 震災から10年、瓦が重いというようなNHKの報道によりまして、非常に誤解された部分が多くありまして、やっとこのたび業界の方でも耐震実験を備えたような設備も県の補助金でできました。やはり、これを広くPRしていくには、行政の支援というのはどうしても必要でございますので、旧来以上の予算規模も大きくなりました関係上、ご支援というのをお願いしておきたいと、そんなふうに思います。


 それともう1点ですけど、人形座の支援策について、これ昨年度大鳴門橋記念館が民営化された時点で、人形座の職員さんもやはり民間に変わられたということで、なかなか今の営業の中で、この人形座を維持していくのは不可能であろうと、そういう経緯の中で、市の方でもいろいろ考えておられると思うんですけども、今後、どのように取り組んでいかれるのか、予算額を含めてお聞かせ願えたら。


○議長(蓮池洋美) 教育部長。


○教育部長(喜田憲康君) 教育委員会の所管といいますか、関係でもございますので、予算的なことも含めてご説明を申し上げたいと思います。


 今、道上議員ご指摘のように、昨年淡路鳴門岬公園開発事務組合が解散したことによりまして、8月1日から淡路人形座員が財団法人淡路人形協会に身分が転籍をいたしました。このことにつきましては、同年の4月に淡路鳴門岬公園開発事務組合と財団淡路人形協会とが緑町、西淡町、三原町、南淡町、それぞれの町長が立会人となりまして、交わされた協定書によりまして新市として五百猶予年のこの歴史を持つ淡路人形浄瑠璃、この末永い保存、また伝承を図り、観光を始めとした産業振興に寄与するために、将来にわたって淡路人形座が健全に運営できるようにということで、行政が支援をしていくということで、事務組合の解散に伴って、新市に引き継いで支援をしていくということをお約束をしておるところでございます。


 先般の本会議でもご質問がございました中で答弁もさせていただいたわけでございますが、それぞれ人形座としてご努力いただきながらも、なかなかそういった興行収入等についても厳しい状況があるわけでございますが、明年、つまり平成17年度におきましては、現在の16年度等の収入収支見込等を勘案しながら、17年度の概算予算では、2,500万円程度の収入不足が予測されるといったことでございまして、今回、17年度の暫定予算でもその半額の1,300万を計上させていただいておるところでもございます。


 これにつきましては、当然のことながら、一番人件費といった座員の人件費が非常に厳しいというような状況になってきますので、その分に充当していただくといったことで、この暫定予算の中でとりあえずは2,500万の半分の1,300万ということで予算計上いたしておるところでございます。


 以上でございます。


○議長(蓮池洋美) 道上議員。


○1番(道上義治議員) 国の代表的な芸能といわれていますけれども、地元淡路で親しまれていくというような方策というのを、もっと今以上にやはりこういうすばらしいものがあるということを理解していただくというような方法、方策というんですか、それはお持ちなんですか。


○議長(蓮池洋美) 教育部長。


○教育部長(喜田憲康君) ただいまのご質問でございますが、この確かに淡路人形そのものが世界の淡路人形といわれておるにもかかわらず、兵庫県としても代表的な伝承芸能としての位置づけがあるわけでございますけれども、なかなかそのことが十分に地元として、兵庫県民として、また淡路として、さらにはこの旧三原郡、南あわじ市においてもまだまだ地元としての親しまれる淡路人形になりきってないといった部分は地元としても当然そういう認識があるのかなと思っておるところでございます。


 そういった意味で、一番今学校現場でこの淡路人形についてのいろんな学習もし、また直接クラブ活動等でもやっていただいているところでございますが、とにかくこの地元に親しまれる淡路人形を目指して、学校現場としてこの教育の中でしっかりと取り組んでいくといったことにつきましては、これまで同様、さらにこれまで以上にその取り組みもしていきたい。


 とりわけ、平成16年度から取り組んでおります伝統芸能によるまちづくり支援事業というのがございますが、これをきっかけにした総合的な学習としての取り組みの中で、幼少期から淡路人形に親しみを持ってもらうといったことで、さらに地域に根ざす芸能としてのきっかけづくりをしてまいりたい、このように思っておるところでございます。


○議長(蓮池洋美) 道上議員。


○1番(道上義治議員) 市長にお聞きしたいんですけど、今、上映する館と、やはりこの資料館、記念館というのは別になってますわね。歴史館というんですか、資料館、三原町にある資料館いうんですか、人形浄瑠璃の人形館の。また、上映をするのは大鳴門記念館ということで、将来的にはこれ一つにするとか、いろいろ方法、三原町が本家やというて看板まで上げとるんやけど、人形浄瑠璃上演しよんのは、旧の南淡町やと、そういうふうなこと。


 僕は、旧の西淡町の人間からみたら、一つのとこに上映館もあり、資料館もあればええなというの、だれしもこれは同じやと思うんやけど。観光客自体もそんなふうな感じを持つんじゃないかと。将来的にどんなふうに、こういうことに関してはお考えですか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) ちょっと、道上議員さん、少し勘違いをしてるんじゃないかなと。あの資料館はもともと三原町がああいう人形をちゃんと保存しようということで、当時3,000万円出して、私が議員なったときでしたが、そういう提案があって、それはええこっちゃということでする中で資料館をつくって、その人形を保存していると。人形座の方は、淡路人形協会がその本体になってて、そして座員を持ち、そして伝承の人形をあのように一般大衆に、無論、文化・芸能の伝承という大きな夢はあるんですが、そういうところであるわけでして、今までの系列、配置というのは全然違った形できているわけで、今度、人形座も民間の形になりましたし、その辺はあの場所でいいのかどうか、これらは当然地域の人たち、旧の南淡の人たちの考え方もあろうし、十分そういうことは享受していかないと、一方的に私が一緒にするとかいうことは、ちょっとこれは今ここでは申し上げにくいと思います。


○議長(蓮池洋美) 道上議員。


○1番(道上義治議員) 今お聞きしたら、今一般会計からもやはり支援するという意味で、これから先もやはり支援体制の中で、また営業して利益とあいまいってこの人形座というんですか、また伝統芸能というもんが続けられていくというような形態になっておりますので、そういう今市長の答弁にあったように、できるだけたくさんの人に見ていただいて、やはり来ていただいて、そしてまた営業収入も上げ、その中でこの南あわじを理解していただくという意味では、過去はどうであったかわからんけど、やはりこれから先、そういうような一つの中に人形のすべてが網羅されるというのが理想でないかなと。これは間違うておったら許してください。


 以上で一般質問を終わります。


○議長(蓮池洋美) 道上議員の質問が終わりました。


 次に、34番、中村一男議員の質問を許可いたします。


 中村一男議員。


○34番(中村一男議員) 市長は市に一人、100万の都市でもあっても市長は一人でございますが、市長が運転を誤れば、100万人の人が困るわけでございます。我が南あわじ市も市長が運営方針を間違えば、5万5,000人の人が困る。困るどころかオーバーな言い方で言えば、市民の生死にかかわってくるわけでございます。


 こんな話があります。ある遊漁船の船長が船長室に、今私は人様の命を預かっているということを書いて、貼って戒めの言葉にしているわけでございますが、もちろん船長は国家試験の免許をもらった人で、それでもこの気持ちは忘れないと。その国家試験に匹敵するのが選挙だと思います。市民が試験官で、結果中田市長に期待する人が1万8,854票あったわけでございます。


 ままあるケースでございますが、競争に敗れた陣営が新市長の足を引っ張るというケースが全国的に多いと聞いております。それに立ち向かうには、ひたすら公約を実行に向けて、全身全霊を打ち込む覚悟が必要かと思います。中田市長は5万5,000人の市民のために、大げさな言い方かもわかりませんが、命をかける覚悟はできてるのかどうか。市長の政治信条をお聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いします。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 私自身、率直な気持ち、すべて全身全霊をかけて、この新しくできた南あわじ市のこれからの本当に住民、市民の方々が夢と希望を持てる、そういう市にしたい。これは、はばかった言い方でございますが、自分自身自負をいたしております。


 ですから、これから本当にそういう一つ一つの市民のための政治、市民のための政策、これに打ち込んでいきたいと思います。しかし、今も少し話ありましたが、議員各位のご支援なり、住民の方々の強いご支援をいただく中、また職員ともども一丸となってのそういう進みをしないと、私一人だけが幾ら逆立ちしてみても、これは所詮一人でございます。ですから、そういう気持ちはだれにも負けない、こういう覚悟であることははっきりと申し上げておきます。


○議長(蓮池洋美) 中村一男議員。


○34番(中村一男議員) 中田市長は優柔不断なところがあるということで、これから4年間何もできんのじゃないかという声がかなりあります。私は微力ながら協力させてもろた方ですが、先ほど倫理条例の問題が出ました。さらに、確かめたいんですが、倫理条例は必ず三役、四役の倫理条例は必ずつくるおつもりなのかどうか、もう一度確認をしたいと思います。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) これは、現実に私自身旧三原町のときに、やはり早くからそういうものをちゃんとつくりたいという思いであって、なかなか前へ進まなかったところでございますが、当時の議員の先生方のご理解、また時には積極的なご支援もいただきながら、四役とそれから議会議員に合わせての政治倫理条例の作成をし、そして制定をしたという経緯がございますので、この南あわじ市においても、私は少なくとも四役の、また時には教育長は別になるかわかりませんが、三役の政治倫理条例、これは早急に取り組んでまいりたい、この決意も固いものでございます。


○議長(蓮池洋美) 中村一男議員。


○34番(中村一男議員) 特に、新市は旧4町の寄り合い所帯でございます。意思統一は当然のことながらされてないことを議員の一人で痛切に感じておるわけでございます。


 実は、私ごとになって恐縮なんですが、70歳を超えて議員になろうと決断したのは、平成15年の2月、告示の3カ月前に町おこしの名人、通称はなさかじじいといわれる萩原先生との出会いが洲本でありまして、私も役に立てるんだなということでバッジをつけさせていただいておるわけでございます。


 その先生の追っかけマンで親しい人が東浦町にいますので、意思統一をするために市長、それから議員、職員の研修を度重ねて、市民の期待にこたえるということを思っているんですが、ご検討いただけるでしょうか、どうでしょうか。お願いします。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 中身については、まだ十分、今始めて聞いたわけでございますが、方向性としては、私は当然そういう形ができればいいというふうに思っております。


○議長(蓮池洋美) 中村一男議員。


○34番(中村一男議員) 次に農業問題なんですが、私農家の生まれで、小学校のときから手伝ってきた一人でございます。農業は親任せで24歳のときに農協職員になって、23年間農協運動に取り組んでまいりました。いろいろと経過があるんですが、退職してから既に25年、農業にいろいろの試みを、試しをしてきましたけれども、全部中途半端で終わっております。


 たまたま、平成15年の末に老朽化に、土がもとの老朽化した土がもとの地力に取り戻す役割をする活性培土資材に出会いまして、去年、実はレタス、米、白菜に使ったところ、風水害の中で付近の人が驚くほどの成果があがり、それを使用すると、その上に環境浄化にもつながるという代物で、これは農業だけでなしに、漁業にも畜産にも使えるわけでございます。


 その会社、三重県の津市にあるんですが、社長は昭和58年園芸部門で天皇賞を受賞しています。今回の地球博でも万博のテーマ、自然の英知のシンボルともいえる施設をつくっておるようでございますが、島内にもその資材を使って実践している人が旧緑町、洲本市、一宮町、北淡町にもあって、その施設だけ4月10日にみてもらったらということで大型バスで見学の計画もいたしておるわけですが、時間の制約があるので、一応この辺でやめておきますが、要はせっかく技術センターがこの中心部の近くにあるし、農協も合併して一つになったと、そういうことで、前々から思うんですが、市役所の農業振興部の職員を中心に三者一体となって農業改革をやらんことには、このままではもう後継者もなくなるというようなことの事態になっておりますので、その辺のところ、新市長の手腕でもって、この農業技術センターを自分とこのもののように使いこなすということが大切かと思うんですが、その点どうでしょうか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) たまたま、私は農業にある部分あつかましい言い方ですが精通しているというふうに自負いたしております。県のいろいろな農業の関連する協議会と、この三原の生産高なり、栽培面積なり、また作物の多彩化なりの中でいろいろそういう会議にも世話をさせていただいたりしてますし、この今の技術センターまた普及所等もそういう面ではすごくいろいろと交流もあります。


 そんなことで、今ご心配されている、やはり農業のこれからのあり方というのは、やはり農業者もそうでありますし、関連するJAさんを始めとする関係機関、そして行政、そしてその中においても県なり、国の施策、これらをいかに的確に受けとめて、それを最大限この地域の農業振興に結びつけていくかというところが大事である。これは強く今までも認識しておりますし、今後もやはりそういう意味では私たちのこの地域の農業が何とか今以上に発展し、振興する、そのための努力は惜しまないし、そういうとこにおいては、ただ単に県だけでなくして、国へも強く働きかけて、政策を変えていただくぐらい、この地域の政策をわかっていただくぐらいしたいと思います。


 一つの例をとりましても、ほ場整備してもなかなか地元の人たちはほ場整備の整備の中で用水路、排水路、そしてあの畦畔等々の強い要望があって、私自身も国の方に何回となしに行ったんですが、なかなかその施策の取り入れがしてくれなかった。しかし、内畦畔だけはかろうじて今認めてくれるようになりました、また、県では新たに13億の予算をつけていただいて、そしてあのコンクリート畦畔もしていただけた。これも現実は、私が逆立ちしていった、その熱意なり、その現場の状況を十分把握していたからできた、このように思っております。


○議長(蓮池洋美) 中村一男議員。


○34番(中村一男議員) 力強い言葉ありがとうございました。


 次に、問題はその土づくりなんでございますが、堆肥を入れたり、客土をしたりと、いろいろの方法があるんですが、この土が飛英してしもうてどうにもならんような現状で、条件さえよければ取れるんですが、ちょっと条件が悪くなると、去年のレタスにしましても、ほとんど取れないほ場みられると、それに何の対策も今までうってきてないんですが、いよいよもう最終局面を迎えているような気がしますので、この土づくりについて、今後の予算化の中においても十分に配慮していただきたいなと思うんですが、振興部の部長さんなり、課長さんなり、どういうお考えを持っておるんでしょうか、ちょっとお聞きしたいんですが。


○議長(蓮池洋美) 農業振興部長。


○農業振興部長(島田悦夫君) 質問にお答えいたします。


 農作物は生産するためには、やっぱり肥沃な土が必要であります。そのためには、やはりよい土壌をつくらなければならないということで、やはり物理性とか化学性、生産性ということがあった中で、やはり堆肥、堆肥を投入、完熟堆肥を投入し、今後土づくりをしていきたいと。そのためには、やはり耕種農家とか、畜産農家のかかわりをもって、それのためには、土づくり施策の中で堆肥センターの建築なり、助成なり、それから生産調整の中で地力増進ソルゴー、ある程度補助していきたいと考えております。


○議長(蓮池洋美) 中村一男議員。


○34番(中村一男議員) 市長さんの選挙中の構想の中に、うまいもん市場、道の駅構想の中で、直販を考えてるようでございますが、これとても、タマネギとかレタスなんか有名なんですが、確かにもう品質が落ちてきておって、ただ銘柄のみが残っておるような感じがするんですが、やっぱり一味違うものをつくらないかんということなんですが、給食センターもある中で、この地産地消、それはどうも実行されてなくて、まとまった量をよそから入れるというような例が多いやに聞いておりますが、この面、現状はどないでしょうか。


○議長(蓮池洋美) 農業振興部長。


○農業振興部長(島田悦夫君) 地産地消ということがありますけども、やはり消費するばかりでなく、やはりつくったものは売るというのが基本でありまして、やはり自分とこもし、食べ、それから地域、商売もするというのが農業だと思います。


○議長(蓮池洋美) 中村一男議員。


○34番(中村一男議員) 何かタワーをつくってという市長さんの構想のようですが、要は一味違うものをつくるのが前提で、一遍買うたらまた買いにくると、観光客も来るというようなことにしないと、ただ格好だけつくってもいかんので、そういうふうにして土づくりをして、農業振興に力を入れることによって、また商売にもはやってくるというようなことで、地域全体がようなると思いますので、その点もひとつよろしくお願いをしたいと思います。


 それから、後継者対策なんですが、これも旧町でやってはおりました。やっておりましたが、1回か2回か若いもんよせて、そしてちょっと視察してくるかぐらいの程度にとまって、全然それがなされてないと、いろいろと補助政策とかあるわけなんですが、これも基本的にどない考えてるか、ちょっとお聞かせを願いたいと思います。


○議長(蓮池洋美) 農業振興部長。


○農業振興部長(島田悦夫君) 後継者については、後継者の前に少子化云々もあります。その中で、今、ここにおられる、おります段階の世代、22年から23年、5年も過ぎますと入れ替わってしまうと、それでその人たちにもやはり地域出入りをしていただき、やはり農業もやっていただくというのも、中つなぎではありますけども、そういう方法もあります。


 それと、30年前ですか、三原町で農業の婦人大学といいますか、その中で稲、野菜、畜産、そういう部門において、各農業に携わっている婦人層の勉強会をしておりました。今後、そういう方向づけながら、やはり後継者づくりも考えていきたいと思います。


○議長(蓮池洋美) 中村一男議員。


○34番(中村一男議員) いろいろと申したいことはありますが、刻々と時間が迫ってきております。


 教育長さんに、私は歳がいっておるから、心の教育というか、魂の教育が日本全国的になされていないようで、いろいろと問題が起きておるんですが、その点、教育長さんはどんな考えを持っておるんでしょうか。


○議長(蓮池洋美) 教育長。


○教育長(森上祐治君) 抽象的なご質問でございますけども、今、中村議員さんの方から魂の教育ということをおっしゃいました。私も魂という言葉好きなんですけども、ことわざにございますが、仏つくって魂入れると、昨今の教育界の教育論争をみてましても、どうもその辺が問題にあるように思います。いわゆる学力論争、外国と比べたら負けたとか、勝ったとか。ゆとり教育はおかしいから、もう一遍元に戻して、もっと補習でもして勉強させろと。どうも私は違うように思うんですよね。生物界による帰巣本能という言葉ご存じですよね。中学校、高校で生物で勉強しました。多くの動物は巣に戻る本能、自分が育った巣というのは、動物にとって一番大事なんです。人間にとっては家庭であります。母親の体内かもわかりませんが、その辺が今ちょっとひっくり返ってきよるんですよね、家庭が。


 したがって、子供たちが従来我々が育ったように、あんな貧しい時代ではなくなったけども、貧しさの中でも家庭というのは子供が育ついい環境だったと、それが今崩れてきているから、子供が曲がってきよると私はみているんですよ。だから、その辺を大事にしている教育を学校でも、家庭でも、地域でもつくっていく必要がある、それが子供たちの魂を育てる土壌であると思っています。


 以上です。


○議長(蓮池洋美) 中村一男議員。


○34番(中村一男議員) 以上で一般質問を終わります。


○議長(蓮池洋美) 中村一男議員の質問が終わりました。


 暫時、休憩をいたします。


 再開は2時5分といたします。


              休憩 午後 1時55分


             ――――――――――――


              再開 午後 2時05分


○議長(蓮池洋美) 再開いたします。


 次に、57番、江本一成議員の質問を許可いたします。


 江本一成議員。


○57番(江本一成議員) 私は通告どおり福祉問題について質問します。


 これは、このたびの市長選挙の告示前に私の家の新聞折込に入っていた「中田勝久講演会ニュース」の一枚です。これには、「南あわじ市の未来は中田勝久にお任せください」として、「保育料、第2子より無料にします」と大きな見出しで書かれてあります。ほかにもいろいろと書かれていますが、あなたはこれをマニフェストという言葉を用いて有権者にお約束しています。マニフェストとは公約に具体的数値目標を入れて、その達成に対して責任をもつことをマニフェストといいます。


 そこで市長に質問します。あなたが、このマニフェストの中の保育料第2子より無料にしますの中ですが、この広告の中で出したときには、あなたが出したときには、保育料第2子より無料は同一世帯で2人以上入所する場合の2人目が無料なのか、たとえ、上の子が小学校へあがっても、その家庭の第2子より無料なのか、どちらのおつもりで公約されたのですか、お答えください。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 実は、合併当時にいろいろ各旧町の保育なり幼稚園の施策の違いが出てきておりました。しかし、その中で、やはり少子高齢化が進む中で、何とか私はできるだけそういう保護者の軽減を図りたいというようなことで、大分軽減をしたわけでございますが、少しやはり各町の違いがあったわけです。


 既に、旧緑町さんでは、同時保育の2人目は全部無料にいたしております。そういう関係もあって、私はそういう言えば、旧緑町さんの施策はぜひ継承していきたいなという思いがあったんですが、少しそれが後退した結果に合併の協議会の方向性ではなってしまったというところがございます。


 ですから、私自身は今申し上げたとおり、旧緑町さんがやられているそういう施策はぜひ復活したいという第1点の思いがあって、そういう表現をいたしております。


○議長(蓮池洋美) 江本議員。


○57番(江本一成議員) どちらのつもりで、この公約のときに。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 今申し上げたとおり、同時通所ということでの旧緑町の施策を継承したいという思いを表現しているわけでございます。


○議長(蓮池洋美) 江本議員。


○57番(江本一成議員) このチラシでは、保育料第2子より無料にします。これだけ見ると、第2子つまり我が家の2人目からは無料、上の子が小学校に通っていても2人目からは無料と解釈する人はほとんどだと思います。財政が苦しいため、まず保育所に2人同時に通わせている家庭の2人目から無料、将来的には第2子以降無料といったそうですが、新聞も同時入所の家庭と書かれている記事もあったようですが、新聞記事というのは新聞社によって内容が異なるので、有権者が確実に見たのはこのチラシだと思います。


 あなたは、このチラシ以降も次々と折り込み広告をしながら保育料、同時入所の2人目無料とは一度も記載していません。個人演説会は聞きに行かなくても、このチラシを見て2人目以降無料と期待して投票したお母さんたちはたくさんいたことでしょう。あなたは、マニフェストとして、公約として、保育料第2子より無料を掲げました。今、あなたのしようとしている保育料同時入所2人目無料は、それからいうと公約違反ではないでしょうか。


 そこで市長に質問します。なぜ、何回も折り込み広告をした中、同時入所2人目無料という訂正をしなかったんですか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 私は、いろいろな会場の中、場面でそういう発言は同時入所の方ですよということははっきりと表現いたしております。しかし、私の目標とするのは、今ご指摘のある完全2子以降を早い機会にそうしたい。というのはなぜかというと、私自身、その基本になったのが、保護者の方々のアンケート調査を強く胸に刻まれたわけでございます。一番やはり子供を何人生みたいかというような問の中で、3人から4人でもいいというアンケート調査の結果をつかんでおります。しかし、実際は1人から2人、なぜですか。やはり、経済的な自身がない、これが飛びぬけた1番でございました。


 そのようなことから、今の少子高齢化をやはり一日も早くこの地域においても、一番心配なのは少子化です。もう、今のスピードでいきますと、本当にこれから合併した南あわじ市でも、果たして子供たちがどれだけこの地域に出生率が維持され、また逆に上がっていくかというようなことは、もう不可能に近い数字というふうに私認識しております。


 ですから、今申し上げたように、できるだけ早い機会に完全2子以降無料化に取り組んでいきたい、こういう考え方は持っております。


○議長(蓮池洋美) 江本議員。


○57番(江本一成議員) 先ほど市長が言っておられたんですが、私も神戸新聞のインタビュー記事を読みました。これには、少子高齢化問題として、旧三原町時代に女性にアンケートしたところ、子供が二、三人ほしいが、半数以上の人が経済問題を挙げたとあります。


 私が思うに、子育てでお金がかかるのは学校に上がってからの教育費、特に塾とかそういうもんであると思いますが、保育料だけで子供がふえるかというのはちょっと疑問なんですが。また、この南あわじ市で言えば、少子といっても結婚していない人が多いから子供の数が少ないのであって、結婚している子供の家庭では一人っ子よりも2人、3人の子供のいる家庭の方が多いように見受けられます。本当に南あわじ市の子供をふやしたいと思うなら、まず独身者対策を考えるべきだと思います。保育料第2子無料で子供がふえると考えているのでしょうか。それが、市長の少子化対策なのですか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 当然、少子化対策にはいろいろな施策、方策があると思います。今、お話のありました後継者の結婚問題、それからこの地域での働く場所の確保、また当然私が考えている経済的な支援、それからやはり一番大きい、大きい問題としては、何といっても結婚問題であるということは承知いたしておりますが、いろいろなそういうものを組み合わせた中でいかないと、そしたら結婚問題といったっても、これは当事者が、現実に当事者がそういう気になり、結婚しないとどうしようもないので、既に結婚した人が一番ターゲットですよ。この人たちは、1人であっても、2人であってももう1人生もうという、その原因の一番の根本は経済的な問題やと、こうはっきり名言半数の方はされているんですから、その人が一番可能性が大じゃありませんか。そこへ施策を打つのが一番効果があるわけですよ。結婚しましょう、しましょうといったっても、これはもうお互いがそういう機会を持ったりとか、そういう相手を見つけたりとかしないことにはどうしようもないので、これは行政がいかに逆立ちしても、強制してへばりつけるわけにもいかないので、やはりそういう機会をつくらないかんけど、後は今可能性が一番高い、そういう子供をもう1人生みたいという人たちがいてるんですから、その人たちの悩みはなんですかと、経済的な自信がありません、こうはっきりアンケートで出てるんですから、私は一番効果があると、こう確信をいたしております。


○議長(蓮池洋美) 江本議員。


○57番(江本一成議員) 市長に聞きたいんですが、南あわじ市で一人っ子と2人、3人いる家庭とどちらが多いと思われますか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 今、その年代層によっても違いますが、約半々ぐらいになっていると思います。


○議長(蓮池洋美) 江本議員。


○57番(江本一成議員) また、たとえ同時に2人が無料にしても、今まで保育料がかかるからと、2人あるいは3人同時に入所させずに家で子守をしていた家庭が無料となると、皆入所を希望するのではないでしょうか。そうなると、現在の保育所で収容仕切れないとこが出たりしないでしょうか。抽選になるとか、地域格差が生じて不平等が生まれると思いますが、その点をどういうふうに考えますか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 人数的な確実なものは持っておりませんが、今まで私が三原町内で特に保育に関して、私も町長就任時点からすごく関心がありました。ですから島内の他町に先んじていろいろな施策を先んじて取り組んできたところでございます。ですから、非常にそれにはお金をかけております。


 しかし、私自身、今も申し上げたとおり、そういう方向性はやはりこれからも続けていきたい、このように考えております。


○議長(蓮池洋美) 江本議員。


○57番(江本一成議員) ここに、4町合併その協定書がありますが、中に保育料に関する記述もあるわけですが、この合併協定書をよく見ると、新市において調整するとか、新市において随時調整すると書かれた項目があります。つまり、新市になってから決めた項目には柔軟性を持たせた定め方にしてあるのです。保育料に関しては、きちんと数字を入れて定めてあります。これが簡単に変更できるのであれば、ほかに決定された項目に関しては、いつ変わるかわからないということの裏返しだということです。


 市長には、合併協定書に書かれた項目を変更できる権利があるのは知っていますが、しかし、財政難の中とりあえず様子を見るということなく変更しようとするのは、住民に余計な不信感や不安感をあおる行為で、そう考えると合併協議会で調整、決定された事項はそんなにたやすく変更できるものでないはずです。市長は、あなたはそれがわかっていて公約にしたのであれば、私には単に選挙選のためのイメージ戦略としか思えません。


 そこで市長に質問します。私が不思議でならないのは、そうまでしてしたい保育料第2子無料、なぜ10年もした三原町長時代にしなかったんですか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 当然、先ほども申し上げたとおり、三原町のしている施策見てください。本当に恥ずかしい限りですが、正職員の倍の臨時パートを雇って、その施策を展開しております。ただ、そういう施策の順番なり、施策の広げ方なり、これはそのときの住民のニーズ、これをいかに的確に受けとめてしていくかがトップリーダーのとる処置でありますから、私は三原町ではまず時間延長の保育なり、一時保育なり、障害児保育なり、0歳児保育なり等々、そういうものを積極的に進めてきました。これは、調べてもうたら十分わかると思います。


 その次は、やはり今いろいろ質問されているような経済的なとこを少しでも和らげるための施策を打っていく。こういうことでなかろうかというふうに私は考えてこれまで取り組んできました。


○議長(蓮池洋美) 江本議員。


○57番(江本一成議員) 質問の答えになってないような。なぜ、10年もした三原町長時代に第2子を無料にしなかったのか。意向を。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) それは、今申し上げた施策の中身を順番にしてきて、そういうものを合併協議の中でも緑の2子同時通所の施策がやはり非常にいいと、私もそれを何とか引き継げたらという思いでしたが、それができなかったわけです。ですから、今回、そういう形に持っていくことが合併によってのサービス低下でないし、そしてその中身もいろいろ金額的に調べましても、可能な金額であります。ですから、私は今回南あわじ市になって、住民、保護者もよかったなと、やはりそういう流れが出れば、言えば先ほど来心配されている少子化対策にも多少なりともプラス要因にもつながっていくというような確信のもとに、そういう考え方を表明したところでございます。


○議長(蓮池洋美) 江本議員。


○57番(江本一成議員) 私個人としては、保育料2人目以降無料、大いにやっていただきたいと思います。ただ、合併は財政難の中スタートしています。市長、それはあなたが一番よくわかっているはずです。結局、どっかにしわ寄せがいって、住民にとってありがたかったのか、迷惑だったのかということにならないようにしていただきたい。


 いずれにしても、あなたの公約を信じて投票した人はたくさんいるはずです。私の子供に「マニフェストという言葉の意味を知ってるか」って聞いたんですが、「できない約束」って学校の先生に教わったといいました。えらいブラックユーモアの利いた先生がいたものだと思いましたが、まさかそんな冗談で市長がマニフェストを出したりはしていないと信じて、私の一般質問を終わりたいと思います。


○議長(蓮池洋美) 江本議員の質問が終わりました。


 次に、48番、松本静雄議員の質問を許可いたします。


 松本静雄議員。


○48番(松本静雄議員) 私は、通告に基づきまして、福祉の件について質問をさせていただきたいと思います。


 特に、きょうのこの福祉という中で、私も市長にお聞きしたいのは、保育料の問題というようなことで、先ほど来、また江本議員よりもいろいろとお話が出てきて、本当にこれ重複する点がたくさん出てこようかと思いますけれども、市長にひとつ明快なるご判断とご理解をいただいてご答弁をお願いいたしたいと思います。お手柔らかくひとつよろしくお願いいたしたいと思います。


 特にこのたびの私が挙げさせていただいております保育料、特に2子より、今市長さんが無料でやるというようなことで、選挙のチラシの中にもいろいろと出ておりますとおり、市長さんは100%実現をするというような、こういうチラシも持っておるところでございます。その点につきまして、若いお母さん方が、特にこの2子の保育料無料というのが特によく聞いて、はっきりとひとつ質問せえよというようなことでやらせていただいておりますので、ひとつその点もあわせてよろしくお願いしたいと思います。


 ここでお聞きしたいと思いますけれども、私はこの問題につきましては、大変結構なことやとは思っております。しかしながら、これをやっぱり選挙の一つの施策としてやった限りには、ここでちょっとお聞きしたいのは、先ほど来、市長の方からもご発言がございましたように、あなたはやはり三原郡旧4町の合併協議会の会長として、そしていろいろと中で決める項目の中にも、特に保育料に関しては一応皆問題で出てきております。


 その中で、私はちょっとお聞きしたいのは、あなたが会長であられまして、そのときに提案し、そしてこの保育料に関しては、本当に厳しい財政の中でいろいろと協議をなされております。合併協定書の中にも項目として挙がっております。この保育料の基準額は国の規約に基づきまして、4町が基準額を一応書き上げております。その中には、同一世帯で2人以上入所する場合の軽減額処置は保育料の最も高い児童、第2階層から第4階層へは最も低い児童、また基準額のとおりとして、次に高い児童、また2階層から低い4階層へと基準額のとおりとし、次に高い、一番高い児童を2階層から低い階層には10分の3、それ以外の児童は10分の1という額をあなたがこの4町で決めて、一応15年9月3日に提出された第17回協議会の資料にはそのようになっております。第66号、各種福祉制度の取り扱い、その2ということになっております。それは、間違いございませんか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 今、お話あったとおりです。


○議長(蓮池洋美) 松本議員。


○48番(松本静雄議員) その中には、あなたが会長という形で出てきております。そして、その中の協議といいますか、いろいろと内容につきましては、旧緑町は同時に入所する2人目が無料と。また、三原町は3人目が無料、その他2町が有料ですと、その協議会で緑町の方から合併後もこの緑が今まで行っておった2子を無料化にしてくれと、そういう話が出てきております、しかしながら、そこであなた、会長、そのときの中田会長は、やはりそれはだめだというような形で最終的に、これは今後のことになりますので、それはあきませんというようなことを決まっております。


 そこで私が申し上げたいのは、この合併協議会でいろいろと一応決定しながらも、この市長選においてそれを今度軽く無視をしたような形の中で、無料というような形で選挙選に突入をしたというように私は解釈をいたしますけれども、合併協のやっぱり決まったこと、長い間かかって、やっぱり20回もの協議会の中で、四十何項目の中の合併協のいろいろ決めた中で、そのように簡単に無視をできるものか、その辺について、ひとつお考えをお聞きいたしたいと思います。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 私は、当然合併協のいろいろ決められたことは尊重していくべきやというふうには思いますが、しかし、現実的にこの決め事がされた後、いろいろと少子化が非常に極端に進んでおります。今、特殊出生率、すなわち2人の男女が結婚してお子さんをお生みになる率が1.29人、すなわち2.1人を生まなければ、人口がどんどん減っていくというような状況の中で、そういう数字がもう身近なとこで出てきております。


 きょうも、実は次世代のそういう対策の協議会が旧緑の庁舎で晩7時半から、私も出るんですが、そういう社会的な変化が刻々ともう本当に何カ月もたたないうちに変わってきている。非常にそういう数字を見ると、この世の中の変化、変貌、いかにそれに迅速に対応するかがこれから必要でなかろうか。そういう中におりまして、特に少子化対策というのは、もうこの南あわじ市にとっては、一番大きな課題であるというふうに認識をいたしておりまして、私は何とかこれを申し上げたような形にしていきたい、この思いが非常に強く、そういう取り組みを現実にしていきたいということで表現をいたしました。


○議長(蓮池洋美) 松本議員。


○48番(松本静雄議員) そこで再度お聞き、しつこいようなんでございますけれども、この2子無料という、いつからこれを行っていただけるのか、それをひとつお聞きいたしたいのと、現在の状況を数字的に調べさせてもらった結果、やはりこの現在であれば、年間保育料が約3億1,900万円、そして、そのうち2人目以降の子供さんが約202名が現在であるというようなことでございます。そういうような計算に成り立つねけれども、やはり、この無料化ということになれば、またそれなりにはふえてくると思いますけど、また保育師の方も不足してくるというようなことで、なかなか大変だと思いますけれども、しかし、あのような形で一応やるということになれば、住民の人は許しておくわけにはいかないと思います。そこで、いつごろからやってくれるのか、その辺もひとつ明快なひとつご判断でお知らせいただきたいと思います。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 数字的には、松本議員、まったく私のつかんでいる資料とまったく一緒でびっくりしました。ですが、当然のことながら、この2人目以降の今現在一般財源から支出しているのが、これはあくまでも16年度の計算に基づきますが1,464万円、それに西淡の方の幼稚園関係がございますので、それを足しますと1,647万6,000円が16年度でございます。


 既に、緑町では381万、この16年度対応しておりますので、それを差し引きますと、今度残りの3町分、旧の3町分での南あわじ市が負担増になるのが1,266万ということでございます。ですから、私はこれは当面この4月から実施をするということ、皆さん方にお願いを申し上げたい。ぜひご理解を賜りたいとこのように思っております。


○議長(蓮池洋美) 松本議員。


○48番(松本静雄議員) 4月から実施していただけるということ、本当に心強いことで、本当にやっぱりこれも条例変えたりということになると、なかなか時間もかかると思いますけれども、市長さんがそのようにおっしゃってくれるということは、大変喜ばしいとこでございます。と申しますのも、やはりこの件につきましては、若い、特に女性の方が本当に関心を持っておりますので、それと、これがもし妙な形でなかなか滞納になるというようなことになりますと、NHKの受信料じゃないけれども、なかなかこれお金を集めにくいと思います。そのときには、やっぱりこれは新市長さんには本当に気の毒だけど、市長さんは実費でも出してやっていただくというようなご覚悟もお願いいたしたいと思っております。


 いろいろとお聞きしたいことがございますけど、とりあえず重複したようなきょうは問題でございまして、ごく簡単でございましたけれども、特に市長におかれましては、100%信用してやったるというようなことでございますので、それをご期待して、私の質問を終わります。


○議長(蓮池洋美) 松本議員の質問が終わりました。


 引き続き、6番、根津歡男議員の質問を許可いたします。


 根津歡男議員。


○6番(根津歡男議員) 8番目に一般質問の順番が回ってきました根津でございます。


 私は、通告してございます福祉施策についてということで、1番に福祉タクシーの導入方法等を、この市長選に入る前に、私のところの新聞折込に入っていた文を見まして、立派なことやと私は思いました。南あわじ市の未来は中田勝久にお任せくださいという新聞折込でございました。


 その中に、福祉タクシーを導入しますということで、初乗りで病院までということで、旧三原町で実施されていた福祉タクシーですが、高齢者、身障者が治療のため通院する場合、タクシーの初乗りの料金で病院まで運んでもらえるという行政サービスがありましたと、これは、県下でも非常に優れた取り組みで、島外からも視察に来るほどでした。ところが、これは残念ながら南あわじ市のサービスにはありません。ぜひ導入しいたいと考えています。また、このほかにも健康づくり、寝たきり予防などのために、100世帯に1人保健補助員を設置するなど、積極的に福祉の充実を進めていきますと書いてございます。福祉タクシーをどのような方法で導入されるのか、市長にお尋ねをいたします。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) すなわち、今まで三原町が取り組んできた事業でございますが、多少新市においても内容が違うものが既に外出支援タクシーという制度で今取り組まれております。これは、やはり高齢者の方々の施策でございまして、障害を持ったりとか、また自分自身でいろいろな移動ができない、こういう人たちへの支援制度ございます。


 できるだけ、これまで取り組んできた施策に近い、それらも含めたものの外出の支援タクシーに重点をおいて、これからも進めていきたいと思います。多少、内容は変わってきております。しかし、サービス低下にはなっていない外出支援タクシー事業でございます。


 ですから、これも所得によって非常に異なります。それから距離、この問題があるわけで、非常に所得、距離によってその利用料が違ってきます。ですから、旧の三原の場合よりも内容がよくなる部分もあるわけでございまして、今申し上げた一つの例として申し上げますと、所得状況に応じて3段階の区分を設けております。これは、その行ける範囲というのは南あわじ市内、それから洲本市、この範囲ということで、一応は限定をいたしております。そして5キロ単位、そういう利用料を設定いたしておりまして、特に生活保護者の方ですと、片道1回1キロから5キロ未満ですと150円というような制度になっております。


 内容につきましては、非常にそういう部分ではプラスになってる部分もありますし、ほぼ旧の三原でやってきた福祉タクシーに匹敵するような外出支援タクシーであるわけでして、もうこういう制度が既にスタートしてるということで、私もこれはありがたいなというふうに思っております。


○議長(蓮池洋美) 根津議員。


○6番(根津歡男議員) 勉強不足でちょっとよくこの福祉タクシーの導入の方法についてはわからないんですけど、もうかなりこの福祉タクシーを導入しますと、南あわじ市全市という今のお答えであったように思いますが、これは幾らぐらい年間かかるのか、その辺を市長がわからなければ担当部長さんにお尋ねしたい。


○議長(蓮池洋美) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(中島義晴君) ただいまのご質問にお答えいたします。


 17年度でございますが、予算で想定しております外出支援タクシーでございます。この中に、ただいま市長からも説明がございましたとおり、今までの三原町の福祉タクシーと一緒の利用対象者が含まれております。あわせて2,400万円を現在計上しております。


 以上でございます。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) ちょっと、今部長の方から話があった2,400万の財源ですが、国がこういう制度をつくってくれということで、国2分の1、県4分の1、市4分の1という制度で、非常にありがたい制度をつくっていただけたんで、これを今後導入して展開していくということでございます。


○議長(蓮池洋美) 根津議員。


○6番(根津歡男議員) 先ほどの部長よりお答えいただきました、17年度2,400万あげているというのは、暫定の4、5、6の部分ですよね。全体的な17年度の総計ではないということですね。


○議長(蓮池洋美) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(中島義晴君) これは年間でございます。


○議長(蓮池洋美) 根津議員。


○6番(根津歡男議員) 福祉タクシーの件については、よくわかりました。身障者に、また老人の方に喜ばれる施策やと思いますので、いろいろ広報をまたよろしくお願いしたいと思います。


 続いて、2番目に挙げてあります保育料について、また保育施策についてと、3番目に通告をしてございます。先ほど、市長からも2人の議員に答弁があったわけなんですけど、このもう一つのところには、保育料第2子より無料にします。このほかにも一時保育、0歳児保育、延長保育、休日保育などの保育内容の充実を進めます。また、幼保一元化についても積極的に考えていくと書いてございますが、この一時保育、0歳児保育、延長保育、休日保育はどのように今のところ考えているのか、その辺お聞きしたいと思います。


○議長(蓮池洋美) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(中島義晴君) ただいまのご質問にお答えさせていただきます。


 まず、一時保育でございます。保育所に入所の対象とならない就学前の児童を対象としております。目的は、児童の保護者は傷病その他の特別な理由のために、一時的に自宅での保育ができない児童を緊急また継続的に保護者の委託を受けて保育することにより、その児童の健全育成を図ることを目的といたしておりまして、現在、実施しております保育所は、志知保育所とちどり保育所でございます。1カ月当たり平均で述べ児童数80人が既にご利用いただいております。


 次に、2点目の延長保育でございますが、時間外の延長保育といたしまして、サービスで午後6時までの実施を17年度から予定しておりますが、既に三原町市では延長保育として朝7時から夜7時まで12時間の保育をいたしております。ほかの保育園におきましても、旧南淡町では北阿万、阿万、灘、旧の三原町の各保育所、もう既に実施をいたしております。ですから、ここらは5時15分まででございますので、平成17年度からは緑町の保育ニーズにあわせまして、午後6時まですべてサービスで延長保育をすると。7時までは1カ所で12時間、朝7時から夜7時までさせていただくという予定でございます。


 次に、0歳児保育につきましては、各保育所で受け入れ体制を整備する必要がございますが、おおむね10カ月から受け入れをしておりまして、ニーズに対応して17年度からはちどり保育所、八木保育所、市保育所、神代保育所で10人の受け入れを現在予定しております。


 次の休日保育につきましては、さまざまな就労形態がある昨今でございますので、保護者のニーズを見極めまして、体制を整えた上で特定の保育所で実施の方向で検討してまいりたいと考えております。


 また、新聞等にも非常に言われております幼保一元化につきましては、幼保一元化は就学前教育を担う幼稚園と乳幼児の全般をみる保育所、就学前の教育と保育を行う施設に統合する施策でございますが、南あわじ市では旧の西淡町の6園で幼稚園の機能を備えつつ、4時まで延長の預かりの保育を実施しております。


 以上でございます。よろしくお願いします。


○議長(蓮池洋美) 根津議員。


○6番(根津歡男議員) ぜひ、統一化できるような形を努力していただきたいと思います。その件については終わらせていただきますが、先ほど2人の議員が聞きました保育料についてという問題なんですけど、保育所の入所締め切りはいつでしたでしょうか。


○議長(蓮池洋美) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(中島義晴君) 1月だったと思うんですけど。ちょっと、今覚えていません。すいません、調べて報告させていただきます。


○議長(蓮池洋美) 根津議員。


○6番(根津歡男議員) 今、健康福祉部長より1月に保育所入所締め切りということでありました。この、先ほどに少し戻りますが、この新聞折込に入っていたのは、これは選挙前で1月26日か28日かはっきり覚えてないんですけど、その辺だったと思います。


 今部長に聞きました保育所入所締切日は1月ですわ。だから、私は常々考えていたと合併協より、9月より非常に少子化が4カ月で進むんでしょうか。それで、私もそういうことで考えたと。先ほどの江本議員からもそれは選挙戦略でないかという話がありました。その辺、市長、いつ考えられたのか、お答え願いたい。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 当然、先ほど来お話申し上げているとおり、その保育料の決定の段階でも、私自身もやはりそういうことを考えらないかんというような気持ちでおりました。ですから、それ以降もそういう気持ちは変わっておりません。そうこうするうちに、先ほど来申し上げているとおり、特殊出生率の発表も1.29というような発表もありましたし、なかなか厳しい少子化の時代、これはもう数字を信用するしかないわけでして、近くを見てみても、やはりせいぜい2人というのがほとんどです。


 ちなみに、私の孫も全部2人しかおりません。3人生めよと、助けたるさかいないうても、もう結構ですというふうに言うような状態でありますので、やはりそういうのがもうせいぜい2人というふうに、今の若い人たちの気持ちが大きい原因の一つとして、先ほど申し上げた経済的な問題がやはりそこにのしかかっているのかなという気持ちが絶えずいたしておりました。


○議長(蓮池洋美) 根津議員。


○6番(根津歡男議員) 市長、私がちょっと質問していることに答えてないんじゃないかと。要するに、それはわかりますけど、9月の合併協で決まったことで、それ以降考えたということなんですけど、実際、ただいまの金額的に言いますと、保育料の1,400何万ですか、これで予算化できるといいましたけど、当初の市長が町長時代に考えていた中には、そういう金額は入ってなかったんじゃないですか。その辺、どういうふうに考えますか。市長になって、その辺をぜひやるということを選挙戦術でイメージしたと、再度お答え願いたいと思います。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 的確な何千円まではわかりませんが、大体の感触は先ほど来申し上げているとおり、私は特にそういう保育事業につきましては、就任当初から非常に関心もありましたし、やはりそういう人たちの声も身近に聞く機会も多かったし、毎年新年度には各保育所を巡回して、そして保育所の所長さんなり、また主任保母さんからいろいろな保護者の意見等も集約しておいてほしいということで、毎年そういうような取り組み姿勢で10年やってきた、そういう根底があるものですから、大体のことはわかっておりました。


○議長(蓮池洋美) 根津議員。


○6番(根津歡男議員) だんだんちょっと興奮してきました。


 何を言っていいのか、どうも私の的に当てはまるような返事が来ないように思います。要するに、その最初の公約の中で、2子からただということは、通例からいいますと、先ほども答えたと思うんですけど、私からもう再度聞きます。2子からということは、2子以降ただということに通例的にはとるんじゃないでしょうか、その辺、市長どのように思いますか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) たくさんのごらんになった皆さんがおるわけですから、これは100%否定するわけにはいかないと思いますが、私は先ほど来申し上げておるとおり、そういう合併協議の中での思いもそうであったし、現実にそういうものは可能であるというふうに考えて、同時入所の子供たちは無料にするというような思いでございました。


○議長(蓮池洋美) 根津議員。


○6番(根津歡男議員) 初日の日も市長からは議員から質問あったのに関して、保育料のことに関して、金額的に大したことやないと、これは大した金額ですよ。やはり、市税を使うわけですから、大した金額でないので私はやるという、それは安易な言葉はやっぱり控えていただきたいなと思います。


 そこで、このいつから実施するのか。先ほどは4月からやるといいましたけど、この条例はいつ改正するんでしょうか。


○議長(蓮池洋美) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(中島義晴君) お答えいたします。


 この保育料の徴収は、徴収規則といいまして、規則で決定して徴収するということでございますので、市長決裁で行いたいと思います。


○議長(蓮池洋美) 根津議員。


○6番(根津歡男議員) このいつからの決裁ということになるんですか。もう4月からは実施するといいましたので、条例改正はすぐにでもしなきゃいけないんじゃないでしょうか、4月から実施ということは。その辺、どういうふうに市長考えてますか。


○議長(蓮池洋美) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(中島義晴君) 条例は議会議決ということになっておりますが、保育料の徴収は規則で定めるとなっておりまして、この規則は市長決裁で行うことができますので、早急にこの議会でお願いさせていただいて、伺いを取りたいと思います。


○議長(蓮池洋美) 根津議員。


○6番(根津歡男議員) 先ほどの話に戻ってなんなんですけど、某新聞の2月15日の淡路版の方に載っております新聞を見ました。中田丸として新たなスタートを切った南あわじ市、財政状況が厳しい中、選挙公約をどのように果たしていくのか、市長就任直後の記者会見で、中田氏は保育料無料化に触れ、2人目というのはキャッチフレーズで、幼稚園、保育所に2人通っている子供の2人目ということが基本、質問があったときには説明していると、軌道修正とも受けかねない発言もした。


 例えば、小学生と幼稚園児の2人の子を持つ親には恩恵はなくなることになる。話が違うと市民の反発を招く可能性も出てきた。市長選挙出陣式で広げた風呂敷は命を傾けて包むと有限実行を誓った中田氏、これから市長としての手腕が問われると、このように書いております。


 私も、新市の市長として手腕が問われると思っておりますが、そこで再度都会のように、2子以降全員無料という考えはいかがなものでしょうか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 今、直ちにしていくのは、先ほど来何回も申し上げているとおり、同所通所の子につけては、4月からしていくと。その今根津議員言われた、そういうような対応につきましては、これから可能な限り検討を十分にして、そういう方向にできればというふうに考えております。


○議長(蓮池洋美) 根津議員。


○6番(根津歡男議員) そのような答弁ですが、やっぱり最初から本当にこの計画的なものがあったかどうかいうのは、言うた、言えへんの問題になると思うので問いませんけど、やはりこの南あわじ市の施策については、大変遅れているところがあると思います。なぜかというと、都会では2子から無料です。2子、3子、4子も無料だと聞いております。これは、少子化対策ということで、よその市のことですから、南あわじ市には関係ないわけなんですけど、その辺もやはりいついつからやるんだということをいうておかんと、市民の若い女性にとりましては、なんや言うただけで、同時に2子かいと、それは本当に残念がっているお母さん方の声も私は聞いております。


 やっぱり、この2子から無料という言葉は、この文章に残っているわけで、その辺、市長やはりもう一度マニフェストを言い直すべきではないでしょうか。新聞、見る人も見れへん人もおりますので、マニフェストというのは、この新聞で見れへん人が見たわけです。全員見てると思います。その辺、再度どのようにお考えか、お答えいただきたいと思います。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) そしたら、私の方からちょっとお聞きしたいと思います。


 根津議員は即刻2子以降無料にせよというお考えですか。


○議長(蓮池洋美) 根津議員。


○6番(根津歡男議員) そうではありません。


 これは、後々の2子以降は無料という、こういうところもありますということなんです。ただ、もう一つの言いたいのは、2子から無料という是正の言葉を出さないと、この保育料2子からただやさかいに、兄ちゃんが、上のお兄ちゃんが学校へ通ってると、私とこは払わんでええなんなと、そういう公約をしていると、そのときになったとき、市長はどうするのかと、市長が払うんですかということ。ちょっとお聞きしたいんです。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) ですから、私も根津議員と同じように、一日も早くそういう方向性を取りたい、この気持ちはまったく一緒でございます。


○議長(蓮池洋美) 根津議員。


○6番(根津歡男議員) ちょっと私の質問にははっきり答えてないと思います。私は、全然そんなことは言ってないわけで、後々2子、3子、4子もやるべきやと、よその市町では財政の豊かなとこでは少しやってるかもわかりませんということなんです。実体はわかりませんけど、要するにこの吐いた言葉をやはり是正するかということを市長がやるのかどうか、この場で言うたからいいじゃないかという言葉じゃなしに、その辺をどう再度考えるか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) マニフェストというのは、必ずしもそれじゃああしたからやりますとか、そういうことでなくして、計画性を持って順次取り組むというのもマニフェストでありまして、当然、いつから中身がこうで、細かくこうこうの金額で、これは違うわけでして、やはり約束事の中の主なものは、大体こういう方向で、こういう中身で、そしていつぐらいにはそういう方向に向けていきたいというのがマニフェストでありまして、的確なすべて1から10までやったら、もう現実に予算として出していくのは本当にそういうこちらの施策の提案でございます。


○議長(蓮池洋美) 根津議員。


○6番(根津歡男議員) どうもちょっと答えておることが違うと思います。私言ってるのは、2子からただという言葉を是正する気はないのかということを言うとるわけです。それで、2子の方が保育料を払わなくてもええということになれば、市長の責任じゃないかということをいうとるわけで、いつからやるということじゃないわけです。その言葉を的確に答えていただきたいと、このように思います。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 私はやらないといってないですよ。やりたいといってるんです。ですから、とりあえずは今同時通所の2人については、4月からやりますと。ですから、今度は完全なところの2子以降は、これも近いうちにやりたい、こういう気持ちには全然変わりありません。ひょっとしたら来年からやるかもわかりませんよ。


○議長(蓮池洋美) 根津議員。


○6番(根津歡男議員) 何遍もくどいようですけど、それは全然私の質問した答えになってないと思いますので、私はもう市長が2子から払うべきやと思いを言いまして、答弁は要りません。これで終わっておきます。後ちょっと残ってますけど、ちょっと時間が足りませんので、これにて終わらせていただきます。失礼しました。


○議長(蓮池洋美) 根津議員の質問が終わりました。


 暫時休憩をいたします。


 再開は3時20分といたします。


              休憩 午後 3時 9分


             ――――――――――――


              再開 午後 3時20分


○議長(蓮池洋美) 再開します。


 休憩前に引き続き、一般質問を行います。


 33番、三原賀代子議員。


○33番(三原賀代子議員) 通告に基づき、一般質問をいたします。


 まずは、南あわじ市栄誉ある第1代目の市長になられましたこと、心よりお祝い申し上げます。


 それでは、質問に入らせていただきます。


 選挙後、いろいろ住民の方より市長の公約が変わったので、その真意をお聞きしてくださいとの声がたくさん寄せられてきています。その変わった公約とは、マニフェストの中に書いてあった保育所の保育料第2子から無料と書かれてありましたが、その後の新聞で詳細がわかって載っていた内容は、同時に保育される場合は2人目の子供は保育料が無料、こういうふうになっているが、先ほどから同僚議員からたくさんの質問がございました。同じような質問になって申しわけないんですけれども、再度確認いたします。


 市長は、先ほどから第2子でなく、同時に入った子供の保育料とお聞きしておりますが、同時に入った子供は16年度では経費が1,647万6,000円ぐらいというふうにお聞きいたしました。これ、17年、18年度もお聞きしたい。それと、また2人目の子供さんが全部入られて無料になれば、どのくらいかかるのか、これも16年、17年、18年度ぐらいの分がわかればお知らせいただきたい。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 先ほど数字的な同時通所の場合の申し上げた金額につきましては、17年度もほぼ同じ金額に推移するというふうに試算をいたしております。18年度につきましては、今の時点ではちょっとできておりません。それから、もし全2子をというお話でございますが、これも試算をいたしております。今の現在での状況の中では、南あわじ市全体でいきますと、約1億5,000万近いお金になるようです。


○議長(蓮池洋美) 三原議員。


○33番(三原賀代子議員) 第2子が全部無料であれば、1億5,000万程度、このようにお聞きいたしましたけれども、市長は公約で第2子ということを書いてありましたが、私たち女性の立場から、経済が許すならば、本当に少子化の時代だから、もろ手を挙げて賛成したいと思います。


 収入の少ない、でも税金に負担するならば、収入の少ない老人世帯、またいろいろと家庭の事情のある方まで負担が重くのしかかるのではないかと心配でございます。その点はどのように考えているか、お伺いいたします。これは、第2子同時の場合も含めて。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 今、仮定の話で1億5,000万ぐらいというふうに申し上げました。当然、他の福祉の関係とのそういうかかわりの心配をということでございまして、私自身もその辺の言えば問題がないかどうか、十分精査した中で先ほど来申し上げてるとおり、可能であれば、早い時期に2子の完全無料化、こういうのを考えていきたい、このように思っております。


○議長(蓮池洋美) 三原議員。


○33番(三原賀代子議員) 市長から、早い時期にということをいただいたんですけれども、先ほどこの同僚議員の答えの中で、市長、自分の家庭の子供さんのお話があった中で、子供2人、3人目はお金を助けでもいいから生んでくれというお話があったんですけれども、これで、もう2人でお金助けてもやっぱりこれでいいという話をお聞きいたしました。そうすれば、第2子以下の子供を無料にしても、この少子化に歯止めが係るわけじゃないかと思います。また、もっとほかに問題があるんじゃないかとこう思いますが、市長はどう思いますか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 要は、その私の息子の嫁にしても、それはそんなことをいつまで言うたっても、おじいちゃんはいつまでも生きとるはずではないし、そんな甘い言葉には乗れないというのが本心でないかと思います。


○議長(蓮池洋美) 三原議員。


○33番(三原賀代子議員) ということは、やはり子供の小さい間のお金じゃなく、大きくなったときにどれだけのお金がかかるかという問題だと思うんですけれども、どうですか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 当然、そういう面もあろうかと思いますが、やはり昔、私たちが子供のときのことを考えてみますと、5人、6人というのが結構いたわけです。しかし、その5人、6人いた子供たちが、何か物すごくいろいろと人生の中で、また子供時代すごい差があったかというとそうでないわけで、やはり何とか親は子供がおれば、それなりに頑張ってやる。これは人情でありますし、親の役目である。ですから、何とか私の思いも2人というようなことでなくして、3人でも4人でも生んでいただいて、親は親なりに頑張っていくということになれば、その前段である、一番やはり保育所においても、月約平均的に3万円ぐらいはかかっております。


 ですから、この3万円がもし無料になるということであれば、ちょうどまだ収入も少ない保護者にしてみれば、すごく安らぐし、また、当然今女性の社会進出、これがいいか、悪いかは別にして、やはりそういうような社会背景もある中で、本当に安心して子供を預けれる、そしてお年寄りと同居している家庭がどんどん減っております。ですから、お年寄りが見てくれているような過去の状況であるとそうでありますが、それも今変わってきた家族構成でもあります。


 そういう中にあって、本当に安心して公的なとこ、また私立であっても責任をもって子供たちを見てくれる、そういうものが非常に今は求められていると思いますし、そういう施策が特に大事だと、私自身はそう感じてこれまでも取り組んできたし、現在もそういう方向で取り組んでいきたいという気持ちには変わりございません。


○議長(蓮池洋美) 三原議員。


○33番(三原賀代子議員) 私も、市長の言われるとおり子供は多い方がいい、このように思って、子供を3人育ててきました。しかし、子供というのは、今0歳児から預けるということはありますけれども、私は子供を育てた中で、子供というのは小学校3年生ぐらいまでは、やはり自分の生んだ子供は自分でしっかり抱きたいときは抱いて、いろいろと甘えたいときは甘えさせて育てるのが、これ子供の親としての努めであると思います。


 その中で、私はもちろん2子も無料で、それは本当にいい施策だと思うんですけれども、これを少しでも南あわじ市の市民の負担の軽減のために、生まれたときから小学3年生ぐらいまで1人生まれたら、例えばの話ですけれども、3万円ぐらいの児童手当的なものを要求、国とか県とかに要求して、こういう施策を全部の日本全国に進めていけるような施策を市長にどこかから巻き起こしていただきたいな、このように思うんですけれども、どうでしょうか。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 現実の話として、そうなればいいなと思います。実は、あれ11月だったかと思うんですが、三原のふれあい講座の中に浜幸さん、講演に来ていただいて、その話の中でも、今、三原議員言われたとおり、国が子供、あの人は1人からでもといってましたが、子供をこれだけ非常に少子化がもう社会問題どころか、国の大きな問題として現在課題としてある中で、1人少なくとも4万から5万、子供の育児のために出すべきやと、そうしないと日本国は大変なことになるというふうな笑い話を入れながらお話されていたことを今思い浮かべてますが、確かに、今おっしゃられるようなことが可能であれば、当然、親が子供の本当に乳飲み子のときから、小学校へ入学する時代くらいまではみてやれれば、一番ベターであるし、それが子供の言えば健全な育成にもつながるし、そして親子のふれあい、また当然社会に出てもそういう親も大事にし、目上の人を大事にするというような形も出てこようかと思います。


 先ほど森上教育長も言われておりましたが、家庭のそういうものが本当に大事である。これは私もまさしくそのように感じております。


○議長(蓮池洋美) 三原議員。


○33番(三原賀代子議員) ただいまの市長のお答え、本当にうれしく思います。私も、やっぱり5万都市の市長になられたんですから、これを何とかいい方法で県、国に伝えてほしいと思います。


 それと、いろいろと市長の公約についても申し上げましたが、住民が期待していることなので、ぜひともいろいろと努力して実行していただきたいと思います。


 それと、先に同僚議員の質問の中で、結婚していない人も多いというお話があったんですが、このような出会いの場所というのをつくる施策もお願いして、この質問については終わります。


 次に第2点、第2問目の質問に移らせていただきます。


 第2点目、これも市長の公約の中にあったことですが、高速道路の3分の1値下げ案ですが、これについては、私も婦人会の役をしているときにいろいろな運動に参加し、淡路島だけでなく、島外の方々の署名までいただいて、現在の高速道路の減額が実施されているものだと認識しております。


 私は、何かの会合のときに、今あわじ市は高速道路ができてメリットもあるが、デメリットの方が多いのではと訴えたことがあります。国道28号線の夜中のトラックの通行など、この近くの住民はぐっすり休むこともなかなかとお聞きしております。このようなことを考えたら、本当に淡路島全体が橋桁的存在でないかと、心が痛む思いでございます。


 そこで、私は市長の言われるように、あわじ市住民の四国へ行っても、本土へ渡るにしても、橋か船を利用しなくては何もできないので、今度は淡路島の住民が一丸となって、市長の公約を実行するようにしたいと思うんですけれども、今、この公約について、市長はどのようなことを始めているかをお伺いいたします。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 公約といわれましたが、私はそういう取り組みをしたいということで、必ずしも3分の1にできるとかという、そんな思いはございません。ただ、今まで淡路の市町長会なり、また各商工会、関係する人たち、多くの方がそういう署名を取って、県、国に出した経緯もありますし、当時は淡路だけでなくして、本土、そしてまた四国等々もあったわけです。


 現実の話として、大型車が一般国道に入ってくるために、騒音だけでなくして、人命の交通事故、これも多発いたしております。ですから、何としても継続的なそういう要望を強くやはり出していく必要があるかなというふうに思います。つい2日ほど前だったと思うんですが、淡路の交通安全協議会が南あわじ市の当番で、こちらであって、淡路島内の警察なり、関係する人たちのよった会があったんですが、そこでも私申し上げたんです。皆さんで何とかそういう言えば、せっかくのあれだけのすばらしい橋と道路があるんですから、何としても、やはり料金の問題がそこにあるわけで、そのためには当然その施設、そういう道路、橋、十二分に活用できる方策をもう一度みんなで継続的にやっていきませんかという提案をいたしております。


 これは、現実どこまで進んでいくかはわかりませんが、私自身もできるだけそういう音頭とりをしながら、そして本四公団、また国と、無論県もそうでございますが、そういう働きかけを積極的にしていきたい。また、そういうときには、議員の先生方にも強いバックアップをしていただきたいなというふうにお願いをしておきます。


○議長(蓮池洋美) 三原議員。


○33番(三原賀代子議員) ただいま、市長よりお答えいただいたんですけれども、寄った会合で提案をしていただいたということをお聞きして安心しました。


 私が考えますには、今高速道路の料金の減額を実行していますが、この料金カットするに当たっても、今市長がおっしゃられたように、四国、本土の住民の皆様の署名運動で、全体に安くなければならないという思う心で賛同いただき、1年経過を見てということだと聞いておりました。1年過ぎたときに料金をもとに戻すというお話もありましたように思います。


 このような状態の中で、市長は料金3分の1というような公約でないといわれましたが、マニフェストの中に載っておりました。いつごろから始めて、いつごろをめどに、案でなく実行に移していただこうと考えているかをお伺い、もう一度、再度お願いします。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) もう私はこの3月の議会、これが終わればそういう時間をみて、いろいろ他の島内の市長さんにもお声がけをして進めていきたい、そのように思っております。ぜひ、その節には皆さん方のご賛同をお願いいたしたいと思います。


○議長(蓮池洋美) 三原議員。


○33番(三原賀代子議員) 私たちも力の限り協力したいと思うんですけれども、なかなか難しいと思うんですけれども、マニフェストの中の実行するといっていたことなので、南あわじ市の住民はこの市長なら絶対に実行していただけると思う心で選ばせていただいたとお聞きしています。料金の3分の1になれば、若者も四国・阪神間への通勤も可能になり、若者の定住化も少しはできるのではないかと思います。私は、住民の代表として、この場でもう一度声を大にしてお願いをいたしまして、質問を終わります。どうもありがとうございました。


○議長(蓮池洋美) 三原議員の質問が終了いたしました。


 続いて、19番、寺馬栄一議員の質問を許可いたします。


 寺馬栄一議員。


○19番(寺馬栄一議員) 議長のお許しを得ましたので、19番、寺馬が一般質問を行います。


 私は、質問事項数ある中で、緊急を要し、ますます深刻な状況に陥っている少子化問題を取り上げました。なお、届出順であります。先の質問等と重複する面も多々あると思いますが、お許しをいただきたいと存じます。


 さて、厳しい状況は重々ご承知とは思いますが、少子化時代といわれ始めて、もう何年になりますか。いまだによい傾向に少しも向いていません。それどころか、最近では急な坂道を転げ落ちるような速さで少子化が進んでいるのが現状であります。このまま進めば、やがて日本の人口は消滅してしまいます。一刻も早い効果のある歯どめ的なことも含めた対応、対策をとらなくてはならないと考えます。


 思い起こせば、子供のピーク時といえば、確か昭和二十二、三年生まれだと記憶しておりますが、それ以外、出産が減り続けております。あれから半世紀をはるかに越えている。もう緊急事態であります。それほど深刻な状況にありながら、国もこれといった対策を見い出せないのか進みません。ただ、子供が減り続けているとつぶやくだけ、それほど少子化は超難問題であります。


 昨年、政府発表では子供の出生率は1.29だと言ってます。日本の国が将来に渡り維持していくには2.3人だと聞いていますが、今後の人口増はなかなか期待できない。せめて2.3人を目標に進むべきだと考えます。


 また、自然界でも見てください。日本を含め世界各地で天変地異が起きている。大自然の怖さをまざまざと見せつけられました。これらの自然災害も、温暖化が進み、緑が少なくなり、人間の手によって自然の歯車がかみ合わなくなったのではないでしょうか。日本の人口も自然界のように歯車が合わなくなり、もはや自然任せの原理では成り立たない時代に入っているといえます。


 分権時代の現在では、国に頼らず自治体自身が真剣に取り組む以外にないと私は考えます。執行部は少子化のこの危機にどのような見解を持っているか、この重大さをどう認識しているのかお聞きいたします。


 続けて、質問要旨に添って、何点か流れの中で通しでお尋ねをいたします。


 そこで、子供がなぜ急速に減り続けるのか、思うときに、報道関係などでわかるように、女性は結婚しなくてもいい、1人で生活していけるというような考え方は70%前後もあるんです。反対に、結婚して子供を生み、家庭を持つべきだとの考えは30%前後しかいません。十数年前とは逆になっている。また、経済的にも自信が持てないなど認識が変わりました。それは、子供は減りますよ。その原因や考えを解消しながら、進行を抑え、わかりやすい早い段階で成果が出る経済面での支援が必要です。まず、結婚してもらうこと、各自治体でも祝い金を含めた制度が実施され、効果を得ているが、結婚祝い金制度の創設、早い段階でできるのかお聞きいたします。


 そして、子供が生まれると出産祝い金になります。これは、条例にもうたってあるが、金額が低いように思います。女性にとって子供を1人もうけることは大変です。命をかけて命が生まれてくるんですから、また費用もかなりかかると聞きます。少子化のため、2人、3人以上もうけて頑張ってもらうには、行政も精一杯報い、支えていかねばと考えます。予算もあるが、現状を思えば、特に出産はより力を入れるべきでしょう。お聞きいたします。


 そして、保育所に入れば第2子からの無料化です。確認の意味でお聞きいたします。まず、保育所に2人同時に通わせる家庭の2人目を無料化にする。将来的には2人目以降の子供であれば無料化にすると言っているが、間違いありませんか、お聞きいたします。


 次に、子供が成長するにつれて、義務教育に入ります。昨今は、恋愛も自由で職場結婚もふえている。また経済事情も加味して、働きに出かけるなどいろんな事情があり、共稼ぎが多い。そして、親との同居していない家庭もふえている。そんな状況を考えた上で、まだまだ低学年の手のかかる三、四年間は学童保育が必要になってくる。また、昼間だけでなく、夜間も考える時期ではないのか。安心して任される、安心して働ける、そのことがあって、安心してお子さんをもうけてもらう。そういう心の準備にもなる。そのことで少子化にも大いに役立ってもらえる。学童保育は徹底してやるべきだ。また、現在、市内で2カ所と聞いているが、ほかに何カ所必要であるか、ある程度の人数がそろえば実行すべきだと思うが、その点も含めてお聞きいたします。


 次に、教育関係も頭が痛いです。我々の時代では、学校帰りは道草ばかりで家まで遠かった。早く帰らないと暗くなるよと、だれもが心配して見守っていてくれた。今はどうです。気をつけて帰らないと、知らない人に声をかけられる。帰るまで心配の毎日です。また、大人だけでなく、少年までもが凶悪事件を起こす時代となった。一番安全と思われていた学校が、家庭が安心できなくなった。南あわじ市とて例外ではありません。また、家庭も含めて虐待は後を絶たない。私は、これらも少子化の影響だと思っています。兄弟、姉妹が助け合い、かばい合う原理がなくなったのでしょうか。


 これからは、学校のあり方、教育方針を含め、必要不可欠な教育を教えることが重大な課題になってくる。その中でも、肝心なのはしつけプラス心を教えることだと思います。また、人間や動物は大自然の恵みによって生かされているんだ。人々は助け合って生きているんだ。そういう感謝の気持ちと思いやりの心が一番大事ではないでしょうか。そのためには、教えること、語ることです。この一言に尽きます。そして、義務教育で基礎をしっかり身につけると同時に、君たちは、子供たちには今日本は少子化の危機にさらされている。君たちの将来がかかっているんだ。そのことも十分語りかけていく、そのような観点から、教育も今一度原点から見つめ直すべきではないのか、今後の教育の必要性をどのように進める方針なのかお聞きいたします。


 次に、難問題の少子化に幅広く、すべての市民に周知し、理解してもらうにはなかなか難しいです。目・口・耳あらゆる方法でお知らせし、この危機感にもっと関心を持ってもらい、少子化を共に救う手立てとして、行政もいろんな対策を実施し取り組んでいる。住民の皆さんも力と知恵を貸してほしい、協力してほしい、すべてをきっちり公表して周知することが成果の上がる近道だと考えます。また、現在、失業率は5%前後ですが、働けない方も大勢いらっしゃる。このままでは15年後には雇用人口が200万から300万人足らなくなるというんですね。企業や会社が雇い入れたくても人がいなくなる。経済発展もあったもんではない。ここまで来てる。15年後、あっという間です。行政も同じこと。生活基盤、まちづくり、優先課題で進めていかねばなりませんが、何のたのめにしてるんですか。少子化の一貫でもあるが、後継者のため、すべて子孫のためでしょう、違いますか。


 私は、すべての基本は少子化だと思っています。人様が少なくなれば、行政も必要なくなる。そんなことのないよう自覚を持ってもらい、危機感を表に出して一刻も早く市民に啓蒙し、周知しなければと考えます。その手段として、わかりやすい、最近若者がよく見るというマニフェスト的なものを考え、作成し、行政と住民が一体となって取り組むべきではないのか、以上の点、福祉部長にお聞きいたします。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 少子化の問題、先ほどからいろいろ出ていたわけでございますので、見解と認識という部分について、まず私から申し上げ、後、福祉部長にお願いをいたしたいと思います。


 今もお話ありましたとおり、合計特殊出生率1.29という数字まで今低下をいたしております。こういうこと、将来見据えたとき少子化問題、これはもう当然早急に取り組む問題であるし、また重要な課題である、このように考えております。


 今日の少子化の背景、これには晩婚化、また非婚化というようなところもありまして、どんどん夫婦の出生力の低下というのが現象として出てきておりまして、これが少子化を進めている大きな加速の一つであるというふうにも危惧をされております。


 少子化が社会に与える影響というのは、これはもう非常にいろいろあります。一つには、労働力の減少と経済成長への影響、二つには、年金、医療、福祉等社会補償全般におけるそういうような現役世代の負担の増、また社会面での影響では、家族の形態の変容、子供の数の減少による健やかな成長への影響、また地域社会の当然社会資本といわれております道路であったり、河川であったり、田畑であったり、これらの維持もなかなか大変な状態になる、こういうことも懸念されるわけでございます。


 そこで、こうした少子化の流れを変えるため、国の方でも本当に今急に降って湧いたような話がよく出ております。既に、平成11年に少子化対策推進基本方針、その中におきましても新エンゼルプランいうのを策定しておりますし、平成14年には少子化対策プラスワン、これを発表して、従来の子育てと仕事の両立支援を中心にした施策ということでございまして、男性を含めた働き方の見直し、それから地域における子育て支援など、これらを加えた子育ての社会化いうこと、必要があるということで進めておりますし、平成15年7月には国と地方公共団体に少子化対策実施の責務、企業に対しても協力の責務、こういうことを位置づけまして、次世代育成支援対策推進法、それから少子化社会対策基本法、これが制定されております。これに基づきまして、南あわじ市では平成15年にニーズ調査を実施いたしまして、平成16年度次世代育成支援地域行政行動計画、これを策定いたしておりまして、今、これらの策定に向けて、先ほどもちょっと触れましたが、きょう夜その協議会があります。ですから、本当に自治体としても非常にこの少子化というのは本当に真剣に考えなくてはならない大きな大きな問題というふうに私は位置づけております。


 後、健康福祉部長の方から、いろいろと考え方を申し上げます。


○議長(蓮池洋美) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(中島義晴君) 続いて、私の方から答弁をさせていただきます。


 まず、少子化対策としての結婚祝い金、出産祝い金並びに第2子からの保育料の無料化などがあるが、実現はいつかについてお答えいたします。


 結婚祝い金につきましては、これから新市の検討課題として考えてまいりたいと思います。また、出産祝い金は既に条例で定められております。1子、2子は3万円、3子は10万円のように制定されておりますが、制度の充実はこれからの課題でございます。そして、保育料の無料化につきましては、先ほどからも議論がされておりますが、保育所に2人同時に通わせている家庭の2人目を平成17年の4月から無料で実施したいと思っております。また、議論になっております2人目以降の子供であれば、どの家庭でも無料になることにつきましては、市長の答弁のとおり、これからの課題でございます。


 3点目の学童保育の実施についてお答えいたします。現在、広田小学校区で1カ所、広田の老人福祉センターで実施されております。もう1カ所は北阿万の小学校区で、農業環境改善センターで実施をいたしております。全小学校区での実施でございますが、10名以上のニーズがある小学校区から条件整備が整ったところでございますが、場所とか保育師等の整ったところから早急に実施をしたいと考えております。


 次の虐待防止等についてのお答えでございますが、全国の児童相談所が受付いたしました児童の虐待の相談件数は、最近の10年で17倍にふえるなど、児童虐待は全国的な問題となっております。児童虐待を防止するためには、直接児童にかかわる家庭児童相談所、子供センターや児童の擁護施設がその責務を果たすことはもちろんのことでございますが、児童福祉にかかわる関係行政機関、団体、地域、さらには地域住民一人一人が児童虐待に対する共通認識を深め、その防止に向けて協力、連携して一体となって取り組んでいかなければ解決できる問題でもございません。


 まず、児童虐待への対応は、一般的には予防、早期発見、早期対応、そして保護と支援と今後のアフターケアが必要でございます。まず、児童からのSOSを見逃さないように、地域、乳幼児の検診時、保育時における早期発見と、把握の仕組みづくりと共に、乳幼児健診等の未受診者へのフォローの徹底を現在しております。


 2点目は、家族の再編統合でございます。家族の擁護機能の再生を目指して、親を含めた家族を支援してまいりたいと考えております。また、南あわじ市では1月11日から母子自立支援相談員を、3月1日より家庭児童相談員を配置いたしまして、相談、指導、援助をしているところでございます。


 5点目の少子化を市民に周知し、協力を願うためのマニフェスト策定についてでございますが、次代の育成は子育てを単に家庭だけの問題とせずに、地域のだれもが子育てに関心を持ち、ふれあい、支えあうことで子供たちが健やかに成長し、子育てに伴う喜びが実感でき、夢が持てるように支援をしていくことが大切でございます。南あわじ市では、子育てを通じて地域の人々の心と心が響きあい、子供たちの笑顔があふれる町を目指して、周知住民の参画と共同で次世代育成の支援対策に取り組んでまいる所存でございます。


 つきましては、次世代の育成の支援のサービスマップを作成いたしまして、関係者に配布をしたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げまして、以上で答弁とさせていただきます。


○議長(蓮池洋美) 寺馬議員。


○19番(寺馬栄一議員) ただいまの答弁に対して、二、三お聞きいたします。


 1点目の少子化の認識のことでありますが、執行部としてももっと危機感等を持ってもらわないと、重大さがなかなか伝わってこない、こういうふうに思います。また、国もいろんな計画や施策等もしておりますが、進まないしわかりにくい面もある。それをもとに、支援計画などもしているということですが、これはいつごろをめどにしているのか、お聞きいたします。


 2点目にあります結婚祝い金、これから検討したいということでありますが、このことは市長が新聞で住民の問に答えたもので、結婚祝い金制度の創設を考えているとはっきり答えている。結婚を前提にした子供が誕生する大事なことです。検討したいじゃなく、もっと見通しがつく前向きな答弁ができるでしょう、市長に伺います。


 学童保育は整ったとこから実施する。これは、そして夜間はどうか。このことはちょっとお聞きしたいと思います。


 そして、要旨のちょっと内容不足もあったかと思いますが、3点目、私は今少子化関連を聞いております。虐待、凶悪事件などもあるが、なぜこのような状態がふえてきたのかと、この根底を、根っこを聞いております。それらをなくすには、今後の方針や学校のあり方など、これでいいのかと、原点に戻って考えるべきではないのかと。これまでの教育では少子かもあるので、変えていく必要があるよということであります。虐待や事件などは登下校もちろんそうですが、その防止策については、これは行って当然であります。そんなことが起きないように元を絶つにはどうするか、しつけなどの教育も徹底していくべきではないかと聞いております。これは、教育部長にお聞きいたします。


 そして4点目ですが、周知のことですが、ちょっとピンと伝わってきません。私は今少子化の危機をすべての市民に理解してもらい、協力を願うには、隅々まで周知することだ。そのための策を聞いているんです。支援サービスマップ作成、これ関係者に配布といわれましたが、それだけで全市民に伝わるのか、こうやって面と向かってしてもなかなか伝わりにくい、その点を再度部長にお聞きいたします。


○議長(蓮池洋美) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(中島義晴君) まず、1点目の次世代育成支援計画の策定の経過でございますが、この計画書は平成15年に就学前と小学校の二つに分けてアンケート調査をさせていただきまして、悉皆調査でございます。それのニーズ調査を踏まえて、16年度に現在これらのそれぞれのニーズに基づいたアクションプランの計画書を策定しておりまして、16年度3月中に完成の予定でございます。


 夜間の学童保育の方は考えておりません。学童保育は、あくまでも鍵っ子対策でございますので、夜間は保護者が家におりますので、それは考えておりません。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 結婚祝い金の創設をということで、ご質問あったわけでございますが、やはりこれは今すぐそういうのがどういう金額で、どういう状況で、いえば子供の以前出生祝い金を三原で出してた場合、生まれたときと小学校入学時ということでしておりました。そういうような形であれば、ある程度ここに定住もしてくれているという市民としての認めもできますが、結婚の場合、結婚してすぐどこへ行かれるかわからないという場合、本当にするとしてもお祝い金ぐらいかなと、今そんな感じでございます。


○議長(蓮池洋美) 教育部長。


○教育部長(喜田憲康君) この後半のご質問でございますが、深刻な少子化対策に対する特に児童・生徒による凶悪事件、あるいは親による幼児虐待等の厳しい社会環境の中での教育上の施策ということでのお尋ねであったと思います。


 非常にこういった凶悪事件が多発しておるわけでございますが、一方では親による幼児虐待といったこともあるわけでございます。これまで各旧町単位で教育方針というのを策定し、出しておったところでございますが、こうして合併とともに新たにこの南あわじ市の教育方針案を今最終的な草稿段階に入っておるところでございまして、間もなく議員各位にもお示しをできると思っておるところでございますが、創設年度、新市としてのこの年度におきましては、これまでの各地域に根づいた伝統と特色ある学校教育、また社会教育を継承しつつ、交流を深め、さらに総合理解による連携統治を図りながら、更なる発展を期した全市民が人生を最高に生きる特色ある南あわじ教育、そういった風土づくりを目指して検討を加えておるところでございます。


 特に学校教育におきましては、次世代の人材を育てる学校教育、また社会教育にあっては、活力と生きがいを育む社会教育といった二つの柱を学社融合、学校教育と社会教育を融合させた形での創案をしておるところでございます、とりわけ、この中で次世代の人材を育てる学校教育、あるいは活力と生きがいを育む社会教育といったものを柱としながら、この学校と家庭と地域、これは既にずっと早くから言われているところでございますが、なかなか具体的な形で見えてこないといったことはございました。これらを具体的に取り組んでいくための方針等も今現在検討しておるところでございます。


 一人一人に人間性豊かな学力、徳力、体力、そういった確かな基礎づくりに努める。あるいはまた命を大切にして、心の成長を図る道徳教育、生徒指導等も充実させていくと。さらには幼児教育といった部分では、幼児、保育所も含めてですが、小中の一貫性を重視した教育の展開、さらには家庭と連携した望ましい食生活の徹底、生活習慣の予防にも努めてまいりたいと、こういった重点目標の中で具体的な取り組みといたしまして、幼児教育、子育て学習センターの更なる充実、また子育て等に関する相談、情報提供の体制の整備、そういったこともやってまいりたい。


 また、地域等の連携を図る、既に旧町単位から大きく展開していただいております地域のおじさん・おばさん運動を更なる強化・充実させていくといったことにつきましても考えてまいりたいと思っておりますし、この青少年育成センター、今回、条例案として提案をさせていただきましておるところでございますが、この青少年育成センター並びに青少年なんでも相談室という、南淡町で行っていただいておりましたものをさらに旧町単位でもこういったものも含めて展開できるような連携、強化を図っていきたい。さらには、家庭教育の現状を見直しながら、子供の将来を見通した堅実な家庭教育と保護者との行政の一体化、こういったことについて、具体的な取り組みを考えていきたいと思っておるところでございます。


 以上でございます。


○議長(蓮池洋美) 寺馬議員。


○19番(寺馬栄一議員) 時間が来ました。新市誕生して間がない時期であります。私は、財政面も苦しいですが、少子化よりもっと支援をしなければ改善できませんよと考えております。


 目になかなか見えてこない、幅の広い今一番の課題であります。南あわじ市の総力を挙げて阻止できることを期待しながら質問を終わります。


 ありがとうございました。


○議長(蓮池洋美) 寺馬議員の質問が終わりました。


 次に、55番木曽弘美議員の質問を許可いたします。


 質問中の私語は謹んでいただきますようお願いをいたします。


 木曽弘美議員。


○55番(木曽弘美議員) 南あわじ市の情報政策について。


 緑地区では無線LANを使ったインターネット接続の緑ネットが整備されている。緑ネットは初期の段階で緑町全域での高速インターネット接続を稼動し、一定の成果を挙げてきた。しかし、時代の流れでADSLや市内の一部で始まっている光ファイバーに押され、維持経費も高く今後の情報基盤整備に影響が出ている。緑ネットをこのまま続けるのか、それとも順次廃止するのかお伺いいたします。


○議長(蓮池洋美) 総務部長。


○総務部長(岡田昌史君) 緑ネットをこのまま続けるのか、廃止するのかのことでございますが、緑ネットはご承知のように13年度スタートしております。ただ、課題としましては、やはり他のサービスと比較してスピードが遅いとか、あるいは無線の関係から不安定な時期もあると、こういう課題もございます。


 当然、南あわじ市全体でのこれからの情報化の整備というのが必要な時期でもございます。そういうようなことから、当然、現在利用されておる方が230数名ございます。そういう方の意向も当然調査をしながら、これからの時代、廃止も視野に入れた判断になろうかと思いますが、そういう中で検討していきたいとこのように思ってございます。


○議長(蓮池洋美) 木曽議員。


○55番(木曽弘美議員) 国の補助金で整備した部分については廃止はできないかもしれませんが、市民向けの緑ネットは緑町単独事業、ふるさと創生基金で整備されたと思うので、廃止しても差支えがないと思います。既に倭文地区でも平成15年どのふるさと創生事業でADSLを誘致しており、広田地区においてもADSL3社、NTT、YAHOO、関西ブロードバンドによって提供されているため、緑ネットが廃止された場合でも代替の手段は確保されていると思うので、よく検討していただきたいと思います。


 関西では約9割、淡路市では全域、洲本でも約6割で利用できる民間光ファイバーが緑地区や市の中心地、企業団地に整備されていない現状で、企業の誘致もままならないのが現実である。このままでは、市長の公約であるIT企業の緑地区への誘致が不可能である。市で率先し、民間の光ファイバーの誘致活動を行うかどうかお伺いいたします。


○議長(蓮池洋美) 総務部長。


○総務部長(岡田昌史君) 光ファイバーの誘致につきましてお答えいたします。


 基本的には、民間主導で整備すべきものと考えてございます。ただ、現在の状況を申し上げますと、民間の方に聞き取りなどを行っておりますが、現在、その民間で南あわじ市全体での整備は考えていないような実体でございます。ただ、当然市としましては、これからも民間事業者にそういう光ファイバーの誘致については働きかけを行っていきたいと、このように思ってございます。


○議長(蓮池洋美) 木曽議員。


○55番(木曽弘美議員) 全国各地で誘致事例を参考に地域情報化を担当する専任職員を配置し、市民の情報提供や需要調査、住民による誘致活動の支援、事業者との交渉などを行うかどうかお聞きいたします。市長にお聞きいたします。


○議長(蓮池洋美) 市長。


○市長(中田勝久君) 実は、そういうお話も先日聞きました。なかなかそう情報担当の職員に聞きましても、非常に利点と、またデメリットがあったり、いろいろするわけでして、今担当係の方でかなり突っ込んだいろいろな調査をいたしておりますので、今しばらくそういう中身については、決定的な、確定的なものがございません。


○議長(蓮池洋美) 木曽議員。


○55番(木曽弘美議員) 一日も早い検討をよろしくお願いいたします。


 ケーブルテレビの整備について。


 淡路島内では、淡路市、津名郡5町では、民間により1年足らずの期間で約6億円で整備が終わっている。南あわじ市ではどのように整備するのか。安く、早く整備が終わっている先進事例のように民間で整備するのか、それとも直営で何年もかけて整備するのかお伺いいたします。


○議長(蓮池洋美) 総務部長。


○総務部長(岡田昌史君) ケーブルテレビの整備を民間でするのかと、こういうことでございますが、現在、南あわじ市全体のいわゆるケーブルテレビのエリアの拡張につきまして、情報課の方でそれぞれその整備方法について検討してございます。


 特に、現在旧の西淡、旧の三原におきまして、さんさんネットのケーブルテレビのサービスを行ってございます。ですから、そのサービスをまず低下させないで、全市域を考えていく必要があるのかなと。あるいは地上でデジタル放送の対応も当然考えていく必要がございます。


 当然、議員ご指摘の民間事業者による手法も当然考えていく必要があるかな。ただ、当然ここには費用対効果の問題もありますし、議員が先ほどおっしゃいました津名5町がやっておりますのは、確かに電力会社系の民間事業者が通信サービス、あるいはケーブルテレビの整備を行っておると、こういうふうに伺っております。


 民間に委託することによって、当然、整備投資というのは非常に安くなるかな。ただ、逆にまた課題も相当ございます。例えばリース料が必要であったり、あるいは行政情報の提供とか、あるいはそういう自主放送のサービスがどのようになっていくのか。当然、利用者が負担する経費がかなり高くなるのでは。それから、一番大きい問題としまして、加入率の問題がございます。


 現在、津名5町では民間が整備しておりながら、まだ10%にも満たないような加入状況でございます。ですから、やはり住民が加入しやすい環境づくりというのが、やはりこれからの南あわじ市においても当然重要なことでございますので、この辺りにつきましては、民間の導入についてはそれぞれの意見もあるとは思いますが、この辺りを今後慎重に対応していきたい、このように思います。


○議長(蓮池洋美) 木曽議員。


○55番(木曽弘美議員) 淡路島内でもCATVの独自政策を東浦が断念しております。制度が変わり、民間の通信事業者による整備が可能になっているので、ぜひもう一度検討していただきたいと思います。兵庫県内でも篠山市や淡路市、津名郡5町、豊岡市などでも民間通信事業者で整備されており、積極的に民間通信事業者を活用すべきではないかと私は思います。行政が直接整備する場合は、また計画立案や補助金申請に時間がかかり、整備が終わるころには陳腐化する可能性が大きいため、民間事業者をどんどん活用していってもらいたいと思います。


 次、整備計画立案について。


 専門家や市民を交えた検討委員会を設けるのか、もうけないのか、市長の公約である行政透明性を確保するため、執行者側に偏らない諮問委員会による検討委員会を行うのかどうかお聞きいたします。


○議長(蓮池洋美) 総務部長。


○総務部長(岡田昌史君) 検討委員会を設けるのかということなんでございますが、当然、参画と共同の時代というふうなことから、当然、住民の方々の意見の反映とか、そういうのも当然考えておりまして、現在、担当課ではそういう専門家であったり、あるいは関係者、市民の方々に参加をいただく組織を設置したいと、こういう意向でございます。


○議長(蓮池洋美) 木曽議員。


○55番(木曽弘美議員) 検討委員会を設けるということですが、具体的に市の直接整備、直接運営から民間整備借り上げという間での初期費用負担や、将来への維持管理費が大きく違うため、整備方針について市民の意見を聞き、情報を公開していただきたいと思います。南あわじ市の市民全体が損害を受けないためにも、よく検討をお願いしまして、次の質問に入りたいと思います。


 倭文地区市営住宅の建設について。


 倭文では平成8年2月に震災復興の県営住宅ができ、平成11年1月に町営住宅ができ、これにより若い世代の人たちが倭文地区に移住し、児童・生徒もふえ喜ばしいことです。緑町では平成15年に用地を整備し、平成16年に建設にかかれる予定でしたが、造成した土地も今は遊んでおり、公費の無駄遣いになっている。


 そこで質問ですが、市の倭文地区での当該建設予定地での市営住宅建設について、どのようにお考えかお聞きいたします。


○議長(蓮池洋美) 都市整備部長。


○都市整備部長(中田明樹君) お答えをいたしたいと思います。


 先ほど、議員先生申しておりますけど、14年度には用地を取得いたしました。15年度に造成工事を実施してございます。ただ、16年度に公営住宅の整備事業において、国の方に予算計上を実はいたしておりました。国の補助金等の削減から、その間打ち切られまして、17年度におきまして、今の公営事業の整備いわゆる市営住宅の整備事業のメニューが実はなくなりまして、次にまちづくりの交付金事業というメニューに乗っかってきました。そういうことで、17年度は今申しましたまちづくり交付金事業に切りかえをいたしてございます。


 そういうことで、今現在、17年度に向けて、建築に向けての国の方への事業採択に向けての書類を提出をいたしております。恐らく、17年度には事業採択になるような予定と聞いてはおります。そういうことになりますと、当然17年で事業実施の運びとなってくるんじゃなかろうかなと、このようには思っております。


○議長(蓮池洋美) 木曽議員。


○55番(木曽弘美議員) 倭文地区住民は、市営住宅ができ、賑わいがふえることを望んでいます。前向きに進んでいるとのことですが、17年度に予算がつき着手できるよう、一日も早い市営住宅建設を望みまして、質問を終わります。


○議長(蓮池洋美) 木曽議員の質問が終わりました。


 お諮りします。


 一般質問の途中ですが、本日の会議はこれで延会したいと思いますが、ご異議ございませんか。


          (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(蓮池洋美) 異議なしと認めます。


 よって、本日はこれで延会することに決しました。


 次の本会議は、3月22日午前10時から再開します。


 本日はこれで延会といたします。





              延会 午後 4時25分