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兵庫県 丹波市

平成21年総務常任委員会( 2月25日)




平成21年総務常任委員会( 2月25日)





 
                 総務常任委員会会議録


1.日時


  平成21年2月25日(水)午後1時30分〜午後4時10分


2.場所


  議事堂第3委員会室


3.出席委員


  委員長       高 橋 信 二    副委員長      瀬 川   至


  委員        足 立 一 光    委員        奥 村 正 行


  委員        前 川 豊 市    委員        西 本 嘉 宏


  委員        小 寺 昌 樹    委員        坂 谷 高 義


4.欠席委員


  なし


5.議会職員


  事務局長      古 川 正 孝    書記        豊 嶋 忠 夫


6.説明のために出席した者の職氏名


  教育長       上 田 洋 行


   学校教育部


  学校教育部長    東   明 彦


7.傍聴者


  3人


8.審査事項


  別紙委員会資料のとおり


9.会議の経過





                 開会 午後1時30分


○委員長(高橋信二君) 足元が悪いのに、明日から定例会が始まる休会中の最終日ご無理をお願いしまして、お集まり下さいましてありがとうございました。ただいまから総務常任委員会を開催いたします。


 本日の日程は、所管事務調査の柏原中学校改築状況等調査を目的としておりましたけども、ご案内のように中学校教諭による実力テスト改ざん事案が発生しまして、そのことについて、ぜひとも説明を聞いておきたいというふうに急遽申し入れまして、その場をもつことにしましたので、帰ってきましてから、そのことについて教育長、学校教育部長等からお話を聞きたいというふうに思っております。何とぞよろしくお願いします。


 それでは暫時休憩をしまして、北側駐車場から発車するバスに乗っていただくようにお願いいたします。


                 休憩 午後1時29分


                ───────────


           (現地踏査 午後1時29分から午後3時まで)


                 再開 午後3時00分


○委員長(高橋信二君) 再開いたします。


 日程第1のうちの「柏原中学校改築状況等調査について」は、調査を終えてきましたので、日程第1のうちの「中学校教諭による実力テスト改ざん事案の報告について」という項を、取り上げさせていただきます。


 それまでに、常任委員会は初めてですので、教育長のあいさつを受けます。


○教育長(上田洋行君) 2月4日付で教育長を拝命いたしました、上田洋行でございます。


 いろんな問題をいくつか控えておりますが、懸命に努力して解決する方向でもっていきたいと思いますので、よろしくご指導方お願いいたします。


 それでは議題の中学校教諭による云々の事柄について、丹波市立中学校教諭による実力テスト改ざん事案の報告についてを報告いたします。


 お手元の資料ございますか。


○委員長(高橋信二君) 資料配布、まだです。


 暫時休憩します。


                 休憩 午後3時02分


                ───────────


                 再開 午後3時04分


○委員長(高橋信二君) 教育長。


○教育長(上田洋行君) 早々にすいませんでした。


 お手元の資料に基づいて、概要を報告させていただきます。


 丹波市内の中学校社会科教諭(50歳代)が、2年生の社会科のテストの採点について、採点基準を甘くしたり、間違えている答えを書く記号を書きかえるなどして、テストを受けた2年生73名中72名の成績を4から5点程度、かさ上げしたことが分かりました。実力テストは2月10日に実施し、2月16日に生徒に返却しておりますが、返却の際に生徒が改ざんに気づき、当該の教諭に説明を求めたことから事実がわかりました。終わりのショートホームルームの時間に、生徒が返却した実力テストの答案を回収するとともに、当該教諭は生徒に謝罪をしました。このようなことを行った理由を、実力テストの点数が悪く、生徒が社会科嫌いになることを心配したためと教諭は述べています。丹波市教育委員会は、2月16日月曜日の午後5時頃に校長からの事案の報告を受けました。学校の対応として当該教諭に対し事実の確認を行ったのち、全職員に事案の周知を行い、以後、保護者やPTAへの対応を行うということでございました。丹波市教育委員会からは報告を受けて私どもも話し合ったのですが、学校教育部長と学校教育課長が学校に行って、今後の対応と改善策や改ざんされた答案の正確な点数の確認作業、生徒へのケア等について指示をいたしました。2月17日の午後8時から2年生の保護者を対象とした説明会を行い、情報の提供と謝罪、今後の対応について周知しました。説明会に参加した保護者には、概ね事案についての理解を得たものと考えております。丹波市教育委員会の対応としては事案の正確な把握を進め、該当の学校への指示を行うとともに、市内の各中学校校長に対して適切なテスト等及び評価の実施について注意を喚起し、指導を行ったところです。今回の事案につきましては、学習指導上の問題として極めて不適切な指導ととらえ、教育委員会として重く受け止め、今後も指導を行っていく予定です。学力テストの答案の改ざんという事案が非違行為に当たらないこと、また何らか罪になるたぐいのものではないことも確認しましたが、生徒や保護者に与えた影響は大きいものがあり、評価のあり方、生徒や保護者との信頼関係を傷つけたことなど、重く受け止めております。改ざん行為の理由について該当の教諭と繰り返して聞き取りを行ないましたが、実力テストの目的や評価の公平性等に関する意識が低かったこと、良い意味での緊張感をもって生徒や保護者に対応する意識や規範意識が欠けていたことなどがあると考えております。


 今後の対応についてですが、個別の対応と全体への対応を考え進めてまいります。該当中学校の管理職や該当の教諭については今後も継続して指導を行い、授業参観等も行う予定です。また私からも、直接指導を行う予定にしております。全体への対応としましては、昨日も臨時の教育委員会を開催して協議した上で、臨時の中学校長会を午後、行いました。そこで指導の徹底を図ったところでございます。教育委員会としましても、指導技術についての研修会、教職員の資質の向上に関わる研修や面接等の充実を図りつつ、指導助言に努めてまいりたいと考えております。


 その他詳細については、学校教育部長から答えさせていただきますので、よろしくお願いいたします。


○委員長(高橋信二君) 以上、概要から今後の指導までについて、教育長から話がございました。


 この件につきましては、皆さんは2月18日の新聞報道で初めて知られてから以降、今回の会議が初めてだと思いますので、そういったことも含めまして、ただいまの報告に対する質疑を求めます。


 足立一光委員。


○委員(足立一光君) 教育長さんにお尋ねするんですけど、今、説明された中に、これは罪にはならないという言葉でした、あれ。そやけども、その認識が私は違うと思うんですわ。この社会の点数、仮にですよ、中学校の子やさかい高校行くか、中学校から就職するかもわからない、そういうこの子が社会が評価ええなとか、企業やったら採用するときに、この子はこの点数がええのやなと、ほんならこの子を採用しよかとかいうてするわけですわ。だましとるいうことになるわね、採用するとこに。今の言葉やったら、そういうのなんにも、非はどこにも迷惑かけとらんのやと。中のことだけで、その認識が甘いのと違うかと。その子が自分の点数がええさかいいったら、企業へ行ったときに、こんなもんごっつう自分の評価が実際は少ないのやさかいに、やっぱりそれはよそへだましておらへんというような言い方、何もないという、迷惑かけとらんような、採用するとこになったら、そういうのは評価するさかいに、改ざんしておるいうことはだましたいうことになります。それはちょっと訂正してもらわな、具合い悪いのと違うかな。どこにもしておらへん、内部だけのことやさかい、別にどうこうないというようなことは。そやなかったら、ラジオでもどんどん、どんどん取り上げたり、悪質やとかいうて、そんな言いしません。これ50代やて、53歳か、年齢まで言いよりましたがな、ラジオやったらきちっと、そんなもん全国。53歳とか、53か、54か言いよった。その評論家らも言われよったわ。その教育長さん、どこにも迷惑かけておらんさかい、これはいかんというような、安易なことはいかんの違うかなとやっぱり。そこはきちんと、いかんということを認識しとかないと。私はそう思う。


○委員長(高橋信二君) 学校教育部長。


○学校教育部長(東明彦君) 今ご指摘をいただいた部分でございます。


 先ほども申し上げましたように、非常に学習指導として、極めて不適切であるというふうに受け止めておるということでございます。この事案について、いろいろと調査をしてまいる中で、この実力テストの内容ですけれども、これは学校単独でやっておるもので、習熟度、どれぐらい今まで勉強したことがわかるかというふうなことを見るためのテストということで、内容としてはそのテストの成績を、いわゆる評定、5、4、3、2、1のそういう通知表の評定等に反映するものではないということで、こちら側も理解をしております。そういった意味でそのほかの文書であるとか、そういうものについて反映をされて、また違う意味で改ざんが問題になるというふうなことについては、今回はないというふうに判断をしておるということでございます。そういった意味で、先ほど委員長のほうが申し上げたような表現になっておるということですけれども。ただ、だからといって、これが問題ではないというふうにはとらえておりません。非常に大きな問題として重く受け止めて、指導の問題として、やっぱり今後、十分指導、教育委員会のほうもかかわって、今後のことも見ていく必要があるというふうにとらえておるところでございます。


○委員長(高橋信二君) 奥村委員。


○委員(奥村正行君) 今、足立委員が言われました、私も全く一緒なんですけど、そういう点数に、評価になる試験やないさかいにいうことで言われたですけど。一番最初に新聞見せてもらったときに、市教委のコメントいうか、これが本当やったら、本当なんかなと思ったんですけども、朝日ですか、その載ってたのが、教諭の処分については保護者の反応や教諭の反省の度合いを見て判断するという文面載っておったんです。私びっくりしまして、保護者がほんならなにも、今、説明受けましたら、保護者会でほぼ、もう理解をいただいた、ご理解いただいたというようなコメントも今ありましたし、罪にはならへんのですと、そらならへんのでしょう、いう言葉からしますと、そしたら元々その先生の処分なんか市教委ができませんわね。県教委のほうの管轄やから。本当にこの新聞に載っておるのが、このように言われたのか。一般のものはそら今、足立委員が言われましたように、なんらかの当然処分があって当たり前やと思てますわ。そこら辺はその県教委なんかとどういうような話になっているのか。本当にこのようなことを、コメントを市教委がされたのか。その後のほかの新聞によると、ちょっとまた県教委の指示を仰ぎます、仰ぐんです、いうようなコメントも出されとりますけども、18日の新聞の書いてあることやと具合い悪いのと違うんかなと思うんです。そこら辺どうなんですか。


○委員長(高橋信二君) 学校教育部長。


○学校教育部長(東明彦君) 今ご指摘をいただいたとおりでございます。


 基本的には処分につきましては、県費教職員の場合には県教委で行うということになっておりますので、これ新聞社のほうの取材で、こちら側が基本的に応対をさせていただいた内容としましては、基本的にこちら側で事実を確認をいたします、そして本人への聞き取り等もさせていただいた上で、その内容を報告をするという形になっておるわけです。報告をした上で、最終的には県教委の判断を仰ぎますというふうなことで連絡をさせていただいたつもりであったんですけれども、その解釈がどのように変わったのか、県教委と、あるいはその状況を見ながら対応するというふうなことで出てしまっておるということでございますけれども。基本的に今、申し上げたように、教育委員会のほうは事実確認をきちんとしまして、報告を上げて、最終的な判断というのは県教委のほうにゆだねるということになろうかと思います。ただ県教委のほうからは、先ほど申し上げましたように、非違行為にはこれは当たらないのではないかというふうな見解は、今のところでいただいておるということでございます。


○委員長(高橋信二君) 奥村委員。


○委員(奥村正行君) そしたら、今の答弁ですと、県のほう、今のところは処分はないようなニュアンス。その保護者にはどういうふうな形になりますいうのは、報告はされないいうことやね。処分はないですとか。この間の17日の説明会で理解を、あと、多分その席上で県教委のほうに処分を任せ、なされるんですいうふうな、報告をされとるんや思いますけど、それで、もうないんですわね、今の答弁やと、結局は。それでその該当の中学校の保護者が納得されたら、それだけでええのか。今後の指導のことで、今教育長もるる言われましたんですけども、それしかしょうがないのかなと理解するんですけども。基本的に本事案の原因の分析いうところ、この5点ほど書いてありますけども、上四つなんかは当たり前のことで、要するに一番下ですわ。一般常識内の規範意識が欠如していた、これなんですわ。ほかのは、先生しておってん当たり前のことで、これだけですわ。50歳代になられておるいうことはベテランの先生なんやさかい。若い先生が、今年なられた先生とか、去年なられた先生がそうしてされるのやったら、まだ、まあしゃあないかなと思うけど、こんなベテランの先生が、ほんまに今度初めてしはったんかなと、反対に疑いたなるくらいのことなんで、今後やっぱりきちっとやっていただきたいなと思っております。


○委員長(高橋信二君) 学校教育部長。


○学校教育部長(東明彦君) 今、ご指摘をいただきましたことについて、これも学校のほうとも協議をしておるところでございます。最終的にどういった形の処分になるかということについては、見極めがついた時点で、学校のほうにはお伝えをさせていただきたい。ただ、それがどういう処分になりましょうとも、先ほど申し上げたように教育長からは直接指導、あるいは厳重注意等を行う予定ということにしております。あと指導主事等によって、授業参観等、少し時間をおいてということにしておりますけれども、そういう形で実施をさせていただきたいと。それをもって、校長のほうとも協議をしながら、保護者への対応も考えてまいりたいというふうに考えております。


○委員長(高橋信二君) 足立委員。


○委員(足立一光君) 1点、私らも新聞やマスコミしか、今、初めて聞いたこと。この前のときも、教育長さんの今度は2月4日から就任されとるで関係ないんですが、その教育長就任された後、前のときに小学校教諭のことがあって、やっと2月の10日頃ですかな、処分決まったと。今日、説明あるのか、発表あるのか思ったけどNHKが3回ほどテレビでやりよりましたわな。北小学校の停職処分にしたというて。〇〇教諭、停職処分にしたと。それは去年起こした事件のことになったんやけども、やっぱりそれでもその停職処分、委員会で説明あったで、前のときはそらこういうこと起こしたいう。そやけど、今度は2月10日頃やったかな、NHKのほうで6時、7時、9時とやりよりましたわな、〇〇停職処分にしたと、ストーカーで。それもやけど、それはそれで別なんですけども。この間もラジオらで言いよるのは、正直に言うた生徒の保護が大事やと。みんなにお前がいらんことを言うさかい、あんたとこの子が言うさかい、こんな問題になったんやとか、言われんように、その子の保護が大事ですよと、評論家の方が言われております。先生をかばうのはあかんのやと。その正直に言うた生徒を保護せなあかんのやと。家族やとか、一生懸命訴えた子を。その心を摘まんようになんでも正直に言う、それが大事やと言われたんやけど、その辺の対応が教育委員会もきちっとしてもらわな。やっぱりお前がいらんこと言うさかい、こんな問題になったんやと言われんように、それが先生のことやないのやと。その正直に言うた子のほうが大事なんやと、それを言われとりましたので、その辺はどういうように。


○委員長(高橋信二君) 学校教育部長。


○学校教育部長(東明彦君) そのことについては、最初に部長、それから課長のほうで学校のほうに行かせていただいたときに、いの一番に申し上げたところでございます。やはりこれはきちんと自分の点数が下がるとかいうことやなくて、上がった、おかしいなというふうに言ってくれた子ども、非常に正直に純心に反応をしてくれたということについて、非常に良かったというふうに教育委員会でもとらえております。また学校長のほうも同じ感想をもっております。ただ、今後、あんなこと言うたから大事になったんやとかいうふうなことについては、やはりこれは非常に注意してケアをしていく必要があるというふうに考えております。そのことも学年の教職員全員が、これはきちんと対応していかなあかんというふうなことで、共通の認識をもって子どもの様子であるとか、あるいは先ほど言いましたように複数、そういうふうに申し出た子どもたちがおりますので、これは非常に正直に言ってくれてありがたかったということを基本にしていきたいと。また子どもの様子で変化が見られる場合には、すぐ教育委員会のほうにも連絡をいただいて、今からスクールカウンセラー等、配置ができるかどうかについては、まだ必要な場合の対応を詰めていかなければいけないところがございますけれども、もしも必要な場合には相談員なり、スクールカウンセラー等の対応も考えていきたいというふうに、学校のほうには伝えておるところでございます。


○委員長(高橋信二君) 西本委員。


○委員(西本嘉宏君) 今回の問題、今も出てますけども、単に先生個人の不適切な学習指導というだけでは済まされないというふうに思うんです。もちろん本人の問題もあることはこれは明らかですが、ただ学力テストのこのあり方、評価ですね、今、全国の学力テストもあります。それから丹波市はそれ以外にも、独自で学力テストをやってます。それ以外にも、まだこういう編成のためのテストとか、学期末テストとか、いろいろテストありますよね。基本的に学校いうのは、もちろん生活習慣もそうなんですけど学力をつけると、基礎学力をつけるというのが義務教育ですから、おっしゃるように学力テストはなにするんやいうたら、習熟度をそこではかるという当然のことなんですけど。ただ、そこで教える側の先生が、理由としては社会科が嫌いになると、点数が悪かったら、いうふうに言うてますけれど、今の生徒は、もう立派やないですか、今も話出とりましたけど。本当にこれは大したもんやと思いますよ。自分の点数、書いた答案と違うということを申告したこと自体、これはほんまに立派な生徒やと思いますし、自分の実力をやっぱり本人も知りたいということのあらわれやと思うんで、それに引きかえ先生は、何がそういう改ざんに走らせたんかというところをもっと掘り起こしてほしいんですよ。僕はそのテストというのはね、これはあくまでも自己保身的なことから出た問題やと思うんです。テストが悪ければ、その先生の評価に跳ね返ってくるということで、そのいろんなところの評価が人事その他、あるいは昇格昇給というか、そういうものに跳ね返ってきたり、そういう点数によってこの評価をしていくという、そういうことが突き詰めた話そこへ出てきたのではないかと。テストが良ければその教科、あるいはその教える側の先生も評価は高いと、こうなってくると。そういうことの表れで起こったのではないかというのが1点ですけども。その辺まで、これで報告書見ると、極めて表面的な分析のようで、これではこの問題の本当の中心点がぼやけてしまっているのではないかというふうに思うんですけど。その点の評価は、実際どうなんかと思います。それで先ほどあったように50代の先生ですから、もう超ベテランです、先生にすれば。にもかかわらずこういうことやったというのは、そういう反映いうこともあるということを指摘したいと思います。


 それで、これがこれだけでなのかどうかというのも疑問があるんですけども、テストについて、もしそれが、ほかのテストですよ、でもこういう形で教育委員会の学校教育部の方では習熟度について、一定の評価をされるところがあるのではないかと思うんですけど、そういう先生の評価について、やっぱり習熟度についての、習熟度いうか、教える先生の資質というか、そういうものについての評価は、そういう点数などでも一応出されるのでしょうか。そういうことがあり得るかどうかということ、併せてお聞きしておきたいと思います。


○委員長(高橋信二君) 関連ですか。


 前川委員。


○委員(前川豊市君) 今、西本委員の最初のほう、私も気になります。この理由ということで生徒が社会科が嫌いになると云々。本当にこれが、本当にこの理由だったらまだしも、もし仮に、今も西本さん言われたように、私も例えば自分のことで点数が上がることが自分のことで、どっかでなんか左右されるとして、それが本当の理由だったら、二重にこれ罪を犯すことになります。子どもに転嫁しておるというか、転嫁ではないんやけど、子どものためにしたんやという。これはやっぱり本当に厳しくというんか、調べられないといけないと思うんです。今、国会でもいろんなことやって、本当の理由をほかに転嫁してます。二つの罪なんです。だからこれ一般のもの、我々が見ても、なかなかこれは理解しない。では、それなら全体でして、何点平均みんなで上がって、どういうようにそんな、子どもたちがなっていたいうことあるんで、同じことですけど、この理由でもう間違いないのでしょうか。そこまで調べられておるんでしょうか。


○委員長(高橋信二君) 学校教育部長。


○学校教育部長(東明彦君) 今回のテストのことについて、そのなんでこんなことをしたんだというふうなことについては、何度も本人に確かめて、確認をしてきたところでございます。最終的には本人も、今、なんでこんなことをしたのかということが、自分自身でもよくわからないというふうなところまで聞いていったわけなんですけども。基本的にこの中学校の社会のテストというのは、2年生だけで行っておると。その2年生の2クラスの社会をこの教諭が担当しておると、いうことは例えば1クラスはAという先生で、1クラスはBという先生、その平均点を比べると、どうも自分のほうが低かったので、とかいうことが無い状態なんです。それからまた1人教えてますので、両方とも同じような点数、かさ上げをする前で、大体49点から50点の点数であったと。それからあと、このテストがほかの学校、中学校と同じような問題で、ほかの中学校のそういう習熟度テストと比べることができるかというと、それもできない状態なんです。といいますのは、問題をそれぞれ教師のほうで教えた問題はきちんと対応をやっぱりしていく必要がありますので、それをチョイスして、くみ上げていくという形になっておりますので、あとその点数の処理についても、どこそこの地域とか、全国比較とかいうふうなことは全くできないような、そういう内容になっておると。いわゆる習熟度、その学校単位で行う習熟度のテストというふうなことになっておりますので。また、その点数のかさ上げ分で上がった点数を見ましても、驚くほど例えば上げているということではない状況なんです。記号の部分で2問、4点分です。それからあと、採点を甘くして漢字で書くべきところをひらがなで書いても丸、あるいは漢字が一字余分についていても丸というふうな形でしておるというふうなことで、そこについては何度も確認をしたわけなんですけれども、本人が言うのには、社会の苦手な子が一生懸命書いておる、その答案を見て、一文字漢字が違っておった、それでペケをするのは忍びなかったというふうなことから、それを丸にした。丸にしたところから、やはり全体にきちんと平均して点数を上げる必要があるというふうに考えて、書き直しやすい、そういう記号の部分を書き直したということで。このことについても、私どもも十分その動機では理解ができないというふうなことで、何度も話を聞いてしたわけですけれども、そのほかの状況のテストの状況、あるいはこのテストの性質から考えても、やはり自分のテスト、比べるものがありませんので悪かったというふうなことで、保身というふうなことについても、これも昨日の学校長会のほうでも、いろいろそういうふうなことが背景にあるのではないんかというふうなことも含めて、協議をしていったわけですけれど、そういったことも、今回についてはどうも考えられない、なかなか理解し難い部分が確かにあるというふうなことも含めて、現状の把握をしておるというところでございます。


 以上です。


○委員長(高橋信二君) 西本委員。


○委員(西本嘉宏君) 私が聞いたのはそういうことではなくて、そういうこと自体が理解し難いところなんで、背景が、今も話がちょっと出よったけども、あるのではないかと。教育委員会の中身の問題として、そのことを比較して、こっちの先生とこっちの先生の教え方が良いか、悪いか、要するにテストすれば点数で、その評価をするわけですから、そのことがこういう先生をつくっていっているのではないか。というのは、全国の実力テストの問題でもいろんな賛否両論ありますよ。その中での議論の中であるし、事実点数を、平均点数を上げるために、いつも成績悪い子を休ませたり、場合によっては改ざんもあったんですよ、全国的には。だから珍しい話ではないんですよ。実力テストいうたら、すぐそういう問題になってくるんですよ、これ。だからあの実力テスト、トータル評価とか、なんとかいうきれいな格好で言われますけど、実際上は点数で生徒も、先生も評価してるのではないかと。ずっといけば文科省までいくんやけど、そこまでいかなくても今回は、この地域の中の、市教委の中の実力テストでしたから。だから市教委の中にも、体質的にも、そういうふうな評価をするようなことが中にあるんやないかということを私は指摘したわけで、そのことをちゃんと。そんなことは全くありませんというのか、いやいやそれは確かに、なにで評価するかわからんので、教え方の内容を評価するのにこれしかないので、ということになるのかどうか、その辺ちょっと言うて下さい。だから体質も問題があるというのが、私は教育委員会自身の中にもあるのではないかというのがそこなんです。一遍ちょっとあるかどうか、答えて下さい。


○委員長(高橋信二君) 学校教育部長。


○学校教育部長(東明彦君) 学力学習状況調査、全国の学力学習状況調査もそうですけれども、テストについては、常々教育委員会のほうから指導しておりますのは、それはテストの点数が問題なのではないと。そうではなくて、その点数によって、子どもたちがどう理解をしているかということを正確に把握をしていただきたいと。そして、そこから導き出せる指導方法、指導の内容及び指導方法、あるいは時間の配分、そういったことを十分フィードバックして、そこから読み取れるものとして改善をいただきたい。いわゆる指導方法の改善をいただきたいということで、そのためにこういう全国学習学力状況調査もありますし、それから丹波市の学力向上のための調査というのもしてきましたし、あと日々の小テストであるとか、あるいはこういう実力テスト、あるいは定期テスト、そういったものも、やはり自分の教え方とそれから子どもたちの定着の度合いがどう結びついているかということを、やはりきちんと見るべきことであるというふうに伝えております。また一方で、この点数というのは、子どもたちにとっても、自分の状況を知るためのバロメーターとなることは、これは間違いないと思います。ただ、それをその点数の多い少ないというふうなことだけで判断することというのは、これは適切ではないというふうに常日頃指導しておりますので、ご理解をいただきたいと思います。


○委員長(高橋信二君) 西本委員。


○委員(西本嘉宏君) もう一つきちっとした答えやないので、不満なんですけど。そういうことはそういう事実経過はそうなのですが、学力テストという背景、そういうことが使われていることがあるので、先生方もそういうことをごっつう点数を気にされるわけですよ。全国的には学力テストなんか発表するか、せんかの、平均点を、学校の点数か、平均点か、そういうのが問題になりますけども、そのことによって世間でも評価されると。ましてや教科で明らかになると、その教科の先生が評価になると、今言われたように。それは自分の問題としてとらえないかんという指導なんでしょうけど、そういう評価に体質的になっているのか。あの先生はちょっと教え方がまずいでという評価になって、次を目指す先生にとっては、この50点、49点いうたら、ごっつうダメージになるというふうに思われたのと違うかというのを、私から言わんでも、そちらから気がつかないかん話なんやけど、私が言うておるのは。そこで評価されるのと違うかと。だから教育委員会の、その先生の評価の仕方も、そういうところに活かされているというところに問題があったのではないかということも、きちんと把握、もしあるとしたらやで、しないかんのと違うかというのが僕の指摘なんですよ。


 もう一つ、ついでに聞きます。もう時間ないですから。この不適切な学習指導として重く受け止めると。基本的な教育委員会の考え方の問題点として出されているんですけど、四つか五つ。これ今問題の不適切教諭で研修をさせるという制度がありますよね。これは国の制度の中に。これは教育長どうなんですか、不適切教諭になるんですか。いや、処分も関係ないし、これは単なるちょっとした本人の思い込みやとか、ちょっとした間違いでやったことなんで、不適切とは思わないというのか知りませんが。ここにははっきり不適切な学習指導して重く受け止めると。これは処分があるとか、ないとかいう話よりも、きちっとその先生を適切な指導、学習指導できるような形に改めるためには、今ある制度。これ私、問題やと思っているんですけど。いろんなことで不適格教諭というレッテルを貼られて行かされる人もあるでしょうし。明確にこういう場合はやっぱり問題やないんですか。こういう処分があるないにかかわらず、不適格な学習指導と指摘された以上、不適格教諭になるんやないですか、どうですか。


○委員長(高橋信二君) 学校教育部長。


○学校教育部長(東明彦君) まず1点目の教師の評価ということと、こういう点数が結びつくのかということでございますけれども、これは直接結びつくということは考えておりません。といいますのは1回のテスト、あるいは単独のことについて、教師の力量を評価をしていくということは、これはできません。したがいまして、1年間あるいは長い期間を見ながら、やはり教師の力量もその時々で十分変化をしていくといいますか、伸びていく方向に私たちのほうは考えておりますので、即そのテストの点数が教師の評価につながっていくというような、そういう評価は、一面的な評価はしていないということでございます。


 それからあと、指導力の不足の件でございますけれども、これもやはり一つの事案をもって判定するということはできないと考えております。もちろん教師の力量の中には学習指導、これは非常に大きな部分としてございますけれども、それ以外に例えば生徒指導の問題、あるいは子どもたちと、なかなか心を開けない子どもたちと非常にうまくつながる先生、あるいは表にあまり出てこないけれども組織の中で非常に大事な働きをしている先生、いろんな方が組織の中にはいらっしゃいますので、そういったことをやはり総合的に、普段の教育活動の中で、また時間をかけながら評価をしていく、あるいは指導をしていくという観点が非常に大切であるというふうに考えております。また、この今回の場合についても、本当に子どもたちの受け止め方が非常に純心であるというふうに言いましたけれども、やはりそういった面で、これまでこの先生が子どもたちとつくってきた信頼関係といいますか、そういったものについても、一定今回の件については、非常にだめなものはだめとはっきり言う必要がございますけれども、やはりその中でも大事にしていかなければいけないことというのはやっぱりあるというふうに考えておりますので、そのように考えて指導していきたいというふうに思っております。


○委員長(高橋信二君) もう1点の成績が悪ければ、その先生にとってのダメージになるのでないかといったような雰囲気があるんでないかという点については、どうですか。


 学校教育部長。


○学校教育部長(東明彦君) やはり保護者のほうも、非常に成績等について敏感になってきておるというところは確かにあろうというふうに考えております。ただ、それがそのテストのことだけで先生方が評価されるということは、これはあってはならないというふうに考えておりますし、また、そういうふうな雰囲気がもしも現場のほうにピリピリとあるということであれば、これについは、やはり教育委員会としても指導していく必要があるということでございます。


 また昨日行ないました校長会、臨時の校長会の中でも、そういうふうな雰囲気というのはどうなんですかと、実際にあるんですかと。状況として、やはり先生方がおかれている状況というのは非常に厳しいものがあるというふうに、理解をしている校長先生方が非常に多かったということは、これは事実でございますけれども。それがそのままイコールそういう行動に結びつくようなことであるとか、あるいは教師の一面的な評価につながるということではないというふうな共通理解をしたところでございます。


○委員長(高橋信二君) 西本委員。


○委員(西本嘉宏君) その点が僕は大事やと思うんで、これね、もうちょっと教育委員会もそういう分析もしてほしいと思います。問題は現場なんですよ、現場。教育委員会の学校教育部では、いろんなデータを集めたものを一応評価するわけですけど、現場の先生、いわゆる校長、教頭の管理職からの評価というのは、やはり教え方、教え方イコール点数と、こういう評価になってくるように私思いますよ。だから言われたとおりですが部長の。その一面的にその成績だけでその先生を評価したり、もちろん生徒を評価したりするのは、僕は大間違いやと思います。総合的にそれこそ評価せないかんと思いますが。しかし、今は現状としてはそういう雰囲気が強いというふうに、これを見た限り、私は直感的に思ったんです、直感的に。何で先生がわざわざ生徒の点数を、例え4点でも、5点でも、1点でも、2点でも上げんなんのかと。それやったら一番実力としては、ああ自分の教え方が悪かったなというのを反省してもうたらええわけやで、それだけでいいでしょ、教え方を改善したり。そういうことにあるのにかかわらず、わざわざするという背景なんですよ。そこが問題なんですよ。生徒がこんなもん、嫌いになったり、好きになったりというようなことを、僕はそれはいちいちこんなことを私は、こんなことでこれもあるかもしれんけど、大きな重大な内容ではないと思いますので。ぜひ最後のほうに言われた、教育部長言われた、校長会の中ではそういう雰囲気もちょっとあったと、今ちょっと聞こえたんですけど。これはやっぱり体質として改善していただきたい。一面的評価は私も絶対だめだと思います。そういう面で、生徒と保護者と先生の信頼関係、これやっぱり培わないと教育自身が崩壊してしまいます、それこそ大げさに言うと。これは決定的ですよ、この問題。保護者と生徒と先生の信頼関係、これで本当にあの先生あんなこと言うておってやけど、途中点数変えられて、ほんまに信用できるのかと、こういう問題ですから。処分される、する、こんな話やないと私思いますよ。本来の教育的な問題なんですよ。ここをしっかり押さえて、ほんまに教育当たらんとえらいことになると思います。


 この点、教育長、最後、教育長の答弁いただきたいんですけど、私はそこまで踏み込んで、単なる改ざん問題で、これは処分せんでも何とか本人反省で、教師も生徒も何とか謝ったらすむやろうということで、私は決してないと思うんで。そこまで突っ込んで、もう一遍教育委員会の正規の機関でも議論をして、それについての見解を丹波市教育委員会として出すべきやと、私は思っていますけど。


 以上、教育長の答弁を求めたいと思います。


○委員長(高橋信二君) 教育長。


○教育長(上田洋行君) 先ほど来、皆さん方のいろんなご意見を聞かせていただきました。私自身は今日、伺いましたことを真摯に受け止めて、いろいろ考えていきたいと思います。


 以上でございます。


○委員長(高橋信二君) 足立委員。


○委員(足立一光君) もうこれで最後にしときますけど。部長さん、改ざん、そんな悪いように思ておらんねやけど、指導、そんな先生にすることはないと。やはりこれ点数の改ざん、企業でいうたら改ざんです。丹波市でも教育委員会に納品しよったとこが改ざんされて、会社が破綻しましたわ。企業やったら破綻せんなんのや。先生が改ざんするいうことは、それだけ悪いいうことなんですわ。今、何とも思わんと、いやそこまで指導しよう思ておりしません、改ざんやさかい、変えただけや。そらもう、そこが認識が違うんですわ、一般の方と。企業は改ざんしただけで破産ですわ、家も全部財産も。丹波市の教育委員会納入しよったとこ、改ざん、国産と中国産と改ざんしておっただけで、もう破産してしもた、多いでそんなん。それと一緒なんです。


 そして、これ教育長に尋ねます。生徒は、ほんならこれを間違い字をちょっと訂正してやったと。その子は、この自分が書いた字があくまでも正しい思っていくわけですわ。やっぱりペケにしてやらな、間違いを気がつかへんわけや。先生失格ですわ、間違えた。その子どもは、自分が書いた字が正しい思って将来していくわけですわ。間違いは間違いやで、ペケつけてやらな。それが親切な、ほんまの教師なんです。ほんで教育委員会がそんなもん、そしてすぐ、やはり企業どこでも、今、民間もじき、これからもそうです。そういうことした先生は、次の日からはちょっとの間、会社やったら、そのちょっと間、事務所勤務やと。すぐその日から教壇立たせられておるのかと。やはり職員室で反省してくれやと。そやないと信頼関係というもんないです。そういうことは教育委員会の処分や中の、そんなことは県教委の判断受けえでも、ちょっとあんた当分の間、事務所におってえなと、教壇に立たんとけと。それぐらいはできるわけです、早よう言うたら。担任受けえでも、その担当ちょっと臨時の方おられるんやで。そのぐらいのことを何もなしに、その次の日から教壇立って、はいいうておったって、全然、もう信頼ゼロになります。やはりやっぱり改ざんというのは、それだけ重たいということを思っておってもらわな。簡単にちょっといろただけですわと。一番改ざんというのは企業やったら、もう破産です。その辺、教育長どのように考えておられるんかね。すぐその日から同じように、次の日からも先生教壇立たされておるのか、ちょっと職員室におってえなと、そうされたんか、そういう考え。それを教育長さんのほうから最後いただいたら、もう私は言いしません。


○委員長(高橋信二君) 教育長。


○教育長(上田洋行君) 処分のあり方云々につきましては、やっぱり我々の権限の及ぶところではないんですけども、やはり悪いことは悪いんだという認識は、やっぱりもっておりますので。ということで、よろしゅうございますでしょうか。


○委員長(高橋信二君) 足立委員。


○委員(足立一光君) 私が尋ねたんは、処分は教育委員会からくると、県教委から。そやけども、今日悪いけど、ちょっとあんた直に教壇立たんと、職員室でちょっと中のことちょっとしておいてくれという、そのぐらいは処分違いますやん、いうたら。配置転換というものは。今日決めたような異動とか、配置、異動はされるまで、兵庫県から教育委員会が異動されるのと違いますやん、人事異動は。丹波市の教育委員会が発表されるんですよ。いうたら、ちょっと職員室におってえなと。自宅待機やない、そうなんやったら……。


                 (発言するものあり)


○委員長(高橋信二君) 学校教育部長。


○学校教育部長(東明彦君) 先ほどもありましたように、この内容については何度も聞き取りをさせていただいて、その中でも課長のほうからも指導をしておると。あと管理職のほうからも何度も、今回の件については指導をしておると。不適切であるということも十分指導しております。ただ、その先生について、授業をさせないということについては、これはできないというふうに考えております。やはり授業をしていく中で、間違いは間違い、それをどう子どもたちのほうにきちんと謝罪をして、取り戻していくかという形で、その1時間、1時間、子どもたちのほうについても大事な時間でございますので、その授業については、やはりきちんとやっていただくということで進めているということでございます。


○委員長(高橋信二君) 小寺委員。


○委員(小寺昌樹君) もうたくさん質問が出ておりましたので、あれですけど。やはり先生の勤務評定というのか、人事考課というのか、こういったものがあるはずなんですけど、昇進、昇格、また登用試験等々がございます。そういった中でのやはり先生が自分を、生徒以上に自分を、評価を上げるための手段ということもあり得たのやないかというところを感じるところがあるんです。


 それともう1点は、全国のテストが展開されてきております。その中で都道府県別のランクが出たりして、隣の知事なんかは大変な状態だということを40何位で大変だというふうに表現されております。こういった中によって、現場の先生方は、わが生徒、わが児童、わが校、丹波市、こういった中で1点でも多く獲得して、上位を狙いたいというのは、現場を担当されている方、そう思っておられても間違いないと思うんですよ。そういう背景のある中で、たまたま丹波市でこのような1点が発覚したということで。今回は中学校の範囲で押さえておられますけど、小学校校長なんかにも、この辺のところはどのようにされたかということをお聞かせいただきたいのと。


 もう1点は、やっぱり中学2年生の子どもさんのケアの問題です。段々事が大きくなっていって、本人、友達等々はいろんな精神的な状況におられると思うんです。まして保護者の皆さんもその状況で、正しいことを言っておきながら、大変な事態になっておると。この形が将来、高校生、または社会に出ていった中で、あのときの思いというものがおそらく外れてこないと思うんです。その辺のケア、特に中学2年生なんかは精神的にいろんなものをもつ時期でございますので、そこのところをきちっとして、後々に遺恨を残さないような指導は、果たしてこれでできているのかどうか。その辺のところ、再度お尋ねしておきたいんですけど。


○委員長(高橋信二君) 学校教育部長。


○学校教育部長(東明彦君) まず1点目、勤務評定等のことでございますけれども、これは勤務評定といいますか、その評価、先生方の評価なりについては、そういう評価の制度、評価システムというものが学校のほうにもあります。それについては、きちんと面談をしながらそれぞれ自分の目標であるとか、そういうものを申告して、そして校長、管理職等の面談を経て、評価をしていくということになっておりますので、その中には評価、単なる評価ということだけではなくて、やはり指導も交えて、今後の見通しも交えて伝えながら、評価をしていくというふうなことでございますので。そういったことについても、やはり今後の十分充実をさせていくように指導に、指導というか、普段の改善に結びつくような、そういう形でお願いをしたいということをこちらのほうからも指導していきたいというふうに考えております。


 それから、そういう公表等で上位をねらいたいというふうなことでございますけれども、やはりそういう子どもたちの力が十分伸びて、結果としてそういう点数が十分に出てくるということは、これは望ましい形だと。ただ、逆に点数を求めんがために教えるということは、これは本末転倒であると考えております。したがって、先ほども申し上げましたように、そういう例えば現状、それは比べるものではなくて、その先生の教え方とか、そういうものにやはり活かせるように、あるいは改善ができるような形でそういうデータは使っていただきたいということを考えておりますので、やはりその点数が一人歩きをするような、そういったことはないように今後も指導していきたいというふうに考えております。


 あと小学校長のほうでございますけれども、これは近々校園長会ということを、また予定をしておりますので、その中でも十分今回の件について、共通の認識を持っていただくと同時に、これは中学校だけの学習指導の問題ではございませんので、そういったことも含めて指導していきたいというふうに考えております。


 それから3点目の心のケア、中学生のケアということでございます。これも毎日学校長のほうとそれぞれその後の生徒の様子、あるいは保護者の様子ということで連絡を取り合っておるわけですけれども、子どもたちについては落ち着いて生活をしておるということは聞いております。また保護者についても、その後保護者のほうからのクレーム、あるいは2年生だけではなくて1年生ないし3年生の保護者のほうからの苦情等も、今のところはないということで、非常に冷静に受け止めていただいたんではないかなと。今後、子どもたちの様子も十分注意をしながら見ていきますということで連絡をしておりますので、先ほどありました話も必要な場合がありましたら、相談員等の派遣も考えてまいりたいというふうに考えております。


○委員長(高橋信二君) 小寺委員。


○委員(小寺昌樹君) 勤務評定の中で、その内容が詳しいことはわからないんですけど、いわゆる面談がある。面談の中で、私はこの1年間、子どもたちにこの科目が好きになってもらうように鋭意努力してきた、おかげでこういうことによって2点上がった、平均点が4点上がったというふうな面談もおそらくあるのではないかと思います。そういった中で、現場を預かっている先生方はそれだけに、非常に厳しい自分との葛藤の中、生徒とのレベルのこの問題に関して、面談があるいうことで、あえてそういうことをされた一つの例ではないかと、これは推測ですよ、あくまでもわからないですけど。そういうことになってくると、それは、今回はたまたまわかりましたけど、見えないところがたくさんあるのではないかと、一方懸念するわけです。だからその辺のところは、やはりもっと踏み込んだ、いろんな指導をされないことには、これからますますそういった度合いが広がってくるのではないかと。それによって、子どもたちは、やはり今度は高校の入試を受けます。それも1点の差でもって合否が決まろうかと思います。大学の場合でも、1点の差でもって合否が決まろうかと思います。それだけ非常に、この問題は奥の深い重要な課題であるということは、十分認識していただいとると思うんですけど、今後かかることのないような指導を、教育長としては真摯に受け止めというお言葉をいただきましたけど、さらに踏み込んでそういう環境が変わってまいります。段々兵庫県のレベルを上げなくてはいけない、ましてや丹波市のレベルを上げなくてはいけないという中で、丹波市の中でこちらの小学校、中学校上げなくてはいけないと。現場の先生方は非常な葛藤があろうかと思いますが、そういった中での指導は、再度お聞かせいただきたいんです。


○委員長(高橋信二君) 教育長。


○教育長(上田洋行君) 小寺委員がおっしゃったとおり、私も就任以来こういう件がございましたけども、各校園のうち、やっとこさ、もう3分の2ほど校長先生のとこへ伺って、直々先生方とも話しをする機会もあったり、あるいは子どもたちを前にして話を聞く機会も与えていただいておりますので、じっくりというんでなくて、早急にしなければいけないところもたくさんあるんですけども。とりあえず行って、見て、聞いて、私自身判断の材料にしたく思っておりますので、よろしくご支援のほど、お願いしたいと思います。


○委員長(高橋信二君) ほかございませんか。


 奥村委員。


○委員(奥村正行君) 1点だけお願いします。


 今、ずっと今後の対応とかいわれておるわけですけども、もう教育長さんなり、教育委員会とか、校長会とか、そこで対応されるのも結構ですし、それが一番大事や思いますけども、やはりこれは先生方全部一緒になって、やっぱり考えてもらわないかん問題や思いますので。先ほどから出てますけども、そしたらその教職員組合さんなんかともお話をされる計画があるのか、なかったら、そうしてお互いに話し合いしてもらって良くなるようなことをすべきや思うんですけど。教職員組合さん、加入率が丹波市はほとんど100%やと聞いてますけども、そちらのほうとお話する機会は設けるおつもりがあるのか、それだけ。


○委員長(高橋信二君) 学校教育部長。


○学校教育部長(東明彦君) こういった関係については、それぞれその時々に連絡というのはやはり当然、生まれてくることになっておりますので、連絡はしておりますけれども、また、そういう職員団体についても、一定考え方のご理解をいただくということについては必要かと思いますので、また検討させていただきたいというように考えております。


○委員長(高橋信二君) 前川委員。


○委員(前川豊市君) 生徒のケアというのは、大切だということです。


 もう一つ、説明の中でどういう状態だったのか。例えば回答を返されたクラスで回答用紙を。そうすると、その場で私のおかしい言うて、みんなのおるとこで言ってわかったのか、それともその場ではなくて、職員室に行くなり、先生に個人的に言ってわかったのか、その辺ちょっと。いうのは、例えばみんなが第一に正直に言った子どもたちみんなは、誰々さんやいうてわかっとる状態なのか、いやそんなんは誰が言ったいうことはわからんと、このことがわかったんやと。その辺、ケアの仕方というんか、子どもたちの部分はもう大きく変わると思うんです。正直に言った子が、周りから変な居づらいような状態があっては絶対いかんことだから、その辺はどうだったんですか、その子どもが。


○委員長(高橋信二君) 学校教育部長。


○学校教育部長(東明彦君) 今回の聞き取りの中では、1時間目、その授業が終わりましてから、生徒が先生のところに来て、先生、僕これ書かへんかったんやけどということで申告をしにきたと。それが数名、やっぱり後々出てきて、担任の先生のほうにも連絡がいったというふうなことでございます。


○委員長(高橋信二君) 前川君。


○委員(前川豊市君) 数名いったいうことやね。ということは、例えば私がおかしいいうて言うたんというような状況ではなくて、それぞれ個別に行って、それが複数あったということで。生徒たち同士は、誰が言うたか、わかったかわからんような感じと受け取ってよいんですか。特定の誰々さんが、Aさんが言うたさかいこうなったんやというような状況にはなってないと。安心していいんかどうか分かりませんけど。そうとってよいんですか。


○委員長(高橋信二君) 学校教育部長。


○学校教育部長(東明彦君) 学級の中で、そういうふうな誰やというふうな、そういう雰囲気はないというふうに、今のところ確認をしております。


○委員長(高橋信二君) 坂谷委員。


○委員(坂谷高義君) それぞれ皆さん同僚の委員さんがおっしゃっとりました。私も一番この問題でショックを受けたのは、50歳代、53歳ですか、その先生がこういうことをやられたということは一番実はショックでした。やはり20代、30代の先生であればあれですけども、やはりそういう若手の先生を指導してもらうような立場におる人がこういうことであったということ。上田教育長、教育長さんになられて大変だと思いますが、私もPTAの役員とか等々でおるときから、いろんなタイプの先生がおられますので、そのときに体験したこともありましたが。そしてその時々に例えば一つのことに対してはものすごく素晴らしい先生だけれども、生徒と児童と対するときにものすごく下手だということで、その先生がうつになったりして休まれたり、そして、その代わりにどういうあれでしたな、代用で来られる先生、その人が、私がPTAの会長しとるときに2人ありまして、実は。その来た先生がみんないいんですわ。そしたら子どもが生き生き、あれは小学校でしたけども、生き生きしてついていったというケースがあったんで、そのときに教育委員会の、私とこから選出しておる教育委員さんに、その先生として採用するときに、やっぱりしてしもてからは遅いで、きっちりした見方をして採用してほしいよと。PTAの会長しとったら何遍でも呼び出しをくろうて、ありましたから。そういうことがありましたので。いろんなタイプの先生おられると思います。大変だろうと思いますが、やはり教育長として、いろんな目を光らせて指導をしていってほしいなと思います。こういう問題、出るおそれが違う事案でもあると思います、これから。よろしくお願いをしたいと思います。


○委員長(高橋信二君) 教育長。


○教育長(上田洋行君) 実を申しますと、私自身がまだ、ここへ来てしばらくなもんで。ただ校長をいくつかしておりますと、いま坂谷委員がおっしゃったようなことはございます。教頭しているときには、もう県下で一番最大級の養護学校でございましたので、職員が約40名ほど。その40名の中には、今おっしゃった知的なハンディキャップを持っている子でさえ、教師を見ますから、というあたりで大体判断つくかと思いますが、そういういらっしゃいますし、尼崎のほうの高校に勤めたときには、さらにはこちらの学校へ勤めたときも、まだ尼崎に比べれば、こちらのうちの丹波の生徒というのは、ものすごう真面目です、素直です。そういう意味で、教師のほうも若干かもしれないんですけど、都会の学校に勤務しているときには、今おっしゃったようなことを、やっぱり私、目の当たりにして、その先生方をどうしようかということは経験しておりますので、また、それも活かしていきたいなと。ただ、今おっしゃった意味で、じっくりというよりも、今とりあえず先ほど、行って、見て、聞いて、話してということで掌握しておりますので、対処していきたいなと思っておりますんで、よろしくまたお願いいたします。


○委員長(高橋信二君) 足立委員。


○委員(足立一光君) 委員長、これは委員長さんが言うてん言葉か知らんけども、教育長さん、今年なられたとこやと。教育長さん、教育委員会も20年度はいろんな問題で頭下げてばっかりやったんで。新聞社裏おられるけど、ええことは書かれへんだときや。21年度は、もう教育委員会の方が頭下げて、謝って回らいでもええように、それぞれがみんな知恵出し合うてやっていかな仕方ないと思うんです。最近、20年度はもう教育委員会のこと出たら、新聞ええことやない、あと謝りに教育委員会から来られることばっかりやった思うん、この20年度は。この最後の締めくくりがもうこれ、この問題。もうこれ以上出えへんよ、今度は21年度はええことで教育委員会出るようにして、市も丹波市の名前が出るように、みんなで頑張らなあかんと思うんねやね。そういうつもりで指導していってもらいたい思うんです。お願いしときますさかい。


○委員長(高橋信二君) 大体出尽くしたようですので、今日のところはこれでおきたいと思うんですけども。先ほどから出てる内容を聞いていましたら、この中に総括されたり、あるいは反省されたりされておっても、例えば一般常識内の規範意識が欠如していたというような表現だけではなしに、今、出てきた話の中では、もっとその裏に背景なり、体質なりがあるのではないかというあたりが出されていると思うんです。総務常任委員会としましては、今日はこれでおくことにいたしますけども、所管事務調査として、やはり学校教育に関してはずっと続いてやっていかなければならないことですので、また機会がありましたら、いろんなことで話をさせていただくこと、あるいは意見交換させてもらうことがあると思いますので、一つのこの事象を、ただ表面、社会常識的なことだけではない、その背景、バック、そういった組織的な問題としてとらえていただいて、教育が改善されていくように、ぜひともご努力をお願いしたいというふうに思います。


 一応これこの事象、これでおかせていただきます。


 もうほかありませんので、これでおきましょうか。


               (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○委員長(高橋信二君) それでは教育長、学校教育部長、お忙しいのに今日は柏原中学の問題含めまして、問題というより柏原中学の現地調査を含めまして、いろいろとご協力いただきました。ありがとうございました。


 終わりに副委員長があいさつを申し上げます。


○副委員長(瀬川至君) 2点について、いろいろと協議していただきました。


 委員長がほとんどもう閉会的なことを言われましたんで、これをもちまして総務常任委員会を終わらせていただきます。


 ありがとうございました。


                 閉会 午後4時10分








      丹波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。


              平成21年2月25日





                総務常任委員会 委員長