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兵庫県 篠山市

平成22年第74回定例会(第3号 9月16日)




平成22年第74回定例会(第3号 9月16日)





       第74回篠山市議会定例会会議録(3)





          平成22年9月16日(木曜日)


             午前 9時30分 開会








 
〇出席議員(20名)


     1番  森 本 富 夫         2番  西 田 直 勝


     3番  園 田 依 子         4番  植 野 良 治


     5番  小 林 美 穂         6番  本 莊 賀寿美


     7番  奥土居 帥 心         8番  恒 田 正 美


     9番  前 田 えり子        10番  隅 田 雅 春


    11番  市 野 忠 志        12番  大 上 磯 松


    13番  足 立 義 則        14番  堀 毛 隆 宏


    15番  林     茂        16番  國 里 修 久


    17番  木 戸 貞 一        18番  渡 辺 拓 道


    19番  吉 田 浩 明        20番  河 南 克 典





〇欠席議員(0名)





〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名


  市長         酒 井 隆 明   副市長         金 野 幸 雄


  教育委員長      新 家 英 生   教育長         河 南 秀 和


  代表監査委員     佐 圓   隆   政策部長        平 野   斉


  総務部長       植 村 富 明   市民生活部長      堀 毛 宏 章


  保健福祉部長     前 田 公 幸   農都創造部長      長 澤 義 幸


  企業振興部長     長 澤 光 一   まちづくり部長     若 泰 幸 雄


  上下水道部長     大 藤 和 人   農業委員会事務局長   森 口 壽 昭


  教育部長       小 山 辰 彦   監査委員・公平委員会・選


                       挙管理委員会・固定資産  大 西 正 巳


                       評価審査委員会事務局


  会計管理者      松 尾 俊 和   消防長         植 村 仁 一





〇議会事務局職員出席者


  局長         池 野   徹   次長          時 本 美 重


  係長         樋 口 寿 広





〇議事日程 第3号 平成22年9月16日(木曜日)午前9時30分開議


  第 1  会議録署名議員の指名


  第 2  一般質問


            通告 8番から


  第 3  議案第108号 たんば田園交響ホール舞台設備改修工事請負契約について








              午前 9時30分  開議


○議長(河南克典君)  皆さん、おはようございます。


 これから、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。





◎日程第1  会議録署名議員の指名





○議長(河南克典君)  日程第1.会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって、19番、吉田浩明君、1番、森本富夫君、2番、西田直勝君を指名します。





◎日程第2  一般質問





○議長(河南克典君)  日程第2.一般質問を行います。


 質問に先立ちまして、議長から一般質問の議事運営について申し上げます。


 本日の一般質問についての各議員の発言は、会議規則第56条第1項の規定により、個人質問は30分以内とします。時間の徹底と発言議員に持ち時間を確認いただくため、議場東側の標示板に残り時間を表示いたしますので、御注意いただくよう、あらかじめお願いいたします。


 なお、2回目以降の質問は自席からお願いいたします。


 質問は、通告順により議長から順次指名します。


 通告8番、堀毛隆宏君。


○14番(堀毛隆宏君)(登壇)  皆さん、おはようございます。14番、堀毛隆宏でございます。


 昨日は、一般質問、第一日目、遅くまで大変お疲れさまでございました。本日は、一人少ない上、メンバー的にも非常に軽目かなと思います。また、私は朝一番にはふさわしくないかもしれませんが、トップバッターとして、張り切って質問させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。


 さて、先ほど議長の許可をいただきましたので、通告に基づきまして民間企業の発想を取り入れた人事評価制度をという題目について、質問と提案をさせていただきます。


 この質問につきましては、近々では先輩の森本議員が、去る平成21年12月の第70回定例会におきまして、「篠山市職員に人事評価システムの導入を」との題目で一般質問されましたので、重複しない範囲で質問のほうをさせていただきます。また、私自身、2年前の選挙の際から、「民間経営の発想を」というのを公約の一つとして掲げてまいりました。


 本市では、平成21年度より全職員に対し人事評価制度を導入していますが、これは直近の上司からの一方通行の評価であります。業績が好調な民間企業では必ずと言ってもいいほど、360度評価、多面評価ともいいますが、こういう制度を取り入れております。


 これは、通常の上司からの評価に加え、部下による評価、または同格者による評価を加えたものであります。近隣自治体におきましては、大阪の寝屋川市が早くは平成12年度からこの制度を取り入れておりますが、本市においても副課長職以上の管理職に対し360度評価(多面評価)制度の導入が必要と考えますが、市長の考えを問います。


 次に、人材育成の一環として県等との人材派遣交流を行っていますが、民間企業への出向も重要かと考えます。現行の法律である官民交流法では、地方公務員を民間企業へ派遣することはできません。この法律は、公務員が効率的な民間の経営手法を学ぶことで公務の能率化に資することと、民間人登用により行政組織を活性化することを目的として、平成11年3月に成立した法律であります。人事交流の期間は原則3年以内とされ、最大5年まで延長が可能とされています。従来は、派遣される国家公務員は、民間企業に派遣された場合においても国家公務員の身分を持つのに対して、企業の社員が中央省庁に派遣される場合においては、一度、企業を退職することが義務づけられていました。


 このため、民間社員が企業に復職する際、在職年数が少なくなるため、退職金の減額されるなどの弊害が指摘されておりました。そのため、平成18年3月、人事院により官民交流法により官庁に派遣される民間企業の社員がもとの企業を退職することなく、社員の籍を保有したまま、国に採用されるようにするため、官民人事交流法改正案が提出され、改正されることとなりました。


 国家公務員が民間企業に行き交流することを、「交流派遣」といい、官庁が民間企業から受け入れ交流するのは「交流採用」と言われています。優秀な人材育成のために法律を改正する働きかけが必要と考えますが、市長の考えを問います。


 また、現在も行っている他の先進自治体へのベンチマーキングや人事交流、民間企業からのスキルと経験豊富な人材の受け入れを現在より積極的に取り組む必要があると考えますが、市長の考えを問います。


 以上、この場から質問とさせていただきます。ありがとうございます。


○議長(河南克典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)(登壇)  おはようございます。早速ですけれども、堀毛議員の御質問に答弁をいたします。


 1点目の人事評価制度についてであります。


 平成19年度から実施いたしております篠山市の人事評価制度は、どのような方法によれば職員が職員を適正に評価できるのかという課題を抱えながら、その評価制度の充実に今、努めている段階であります。


 全職員を対象とした評価制度は2年目でありますけれども、本年度は評価表の見直しを行っており、篠山市人材育成基本方針で目標とする篠山市が目指すべき職員像や、役職により必要とする能力などわかりやすい評価項目に改めました。このことにより、個々の職員がみずからの責務や役割を自覚し、主体的に能力開発に取り組むということを目指すとともに、評価の適正化、制度の定着を今、図っているところです。


 今、堀毛議員から御提案をいただきました360度評価は、つまり上司から、部下から、同僚から評価し合うという、こういう制度でありますけれども、評価精度を高める評価法であるということで、認識をいたしておりますけれども、まだ篠山市はその段階まで至っておらず、現行の評価制度をいかに定着させて、実効あるものとしていくかということに、まず努めていきたいという段階であります。


 特に、現行の評価制度の改善事項として、その評価結果を職員に面談の上、伝える。本人にフィードバックするといったことをしていかなければなりませんが、なかなか人間が人間を評価するというのは難しいところがありまして、よほどの信頼関係がありましたら、あなたはこういうところが改善するところですよと言われたら、素直にそういうふうに考えられるんですけれども、なかなかここが悪いですよということになりますと、まずそれを言うためにも、信頼関係、職員からの信頼関係を築くということが、何より大切でありまして、そのように評価結果を職員同士が面談によってフィードバックしていくという、こういったことがまず非常に大切なことではないかということで、取り組んでいるところであります。


 したがって、360度評価というのは、非常に検討に値する制度であると思いますけれども、篠山市、まだこの人材評価2年目でありますので、まずこの定着に努めていきたいというふうに考えておりますので、今後ともの御指導をよろしくお願いいたしたいと思います。


 次に、2点目の人材派遣交流についてです。


 職員が、民間企業の効率的な業務運営やコスト意識、顧客に対するサービス意識、こういったことを習得して意識の改革を図り、それを行政運営に生かしていくということは、御指摘のように大変意義あるものと考えておりまして、市が給与負担をして、こういった交流をしているという例も見受けられます。公務員の意識改革を目的に初任者を対象としたもの、また、コスト意識や顧客満足度などをテーマに中堅職員を対象として派遣研修、こういったことを実施されている例があります。


 篠山市においても、旧の篠山町では、新規採用職員を中心に、当時直営の国民宿舎に配置して、経営とかサービス感覚を体得するという機会をしておりました。企業研修により、民間のコスト意識、顧客目線を体得するなど、研修成果を得るには、一定の期間が必要と考えられますが、一般的な資質向上のための中長期の企業研修は、現在、篠山市においては職員数が減少し、職員負担が余りに過大となるということも想定されますので、これを直ちに取り入れるということは難しいと考えますが、特定分野の専門事項に関して、民間企業に身を置いて、習得するといったことは、非常に効果的というふうに考えられますので、今後、担当課の提案に応じて、臨機応援にこういった企業研修に取り組んで、対応したいと考えているところです。


 先進自治体への研修につきましては、昨年度から篠山市自主研修補助金交付制度というのを設けまして、昨年度は34名の職員が21の分野の先進自治体とか学会に参加し、いろんな情報交換、ネットワークを深め、研修を積んでおります。本年度も積極的な制度の活用を呼びかけているところであります。


 また、民間人の人材活用という点につきましても、専門分野、また即戦力による組織の活性化などが考えられますから、民間企業経験者の中途採用についても積極的に取り組んでいきたいと考えておりまして、現に一昨年は採用試験において社会人枠を設けましたし、また昨年からは採用試験、年齢制限30才まで引き上げて、このような人材の登用を図っているところでありますので、また今後ともの御指導をよろしくお願いいたしたいと思います。


 以上です。


○議長(河南克典君)  14番、堀毛隆宏君。


○14番(堀毛隆宏君)  14番、堀毛です。


 定着するのに、もちろん時間がかかるということもわかりますし、前回の森本議員の市長の答弁でも、人を評価するのは難しいというふうにおっしゃいまして、またその答弁で、それをするのが民間としては当たり前であるというようなことも、おっしゃっていまして、私もそれは今の民間であれば、当たり前でありますし、私は今回、関西の先進企業ということで、ちょっと名前は出せませんけれども、企業2社ほど視察に行きまして、電力会社ではありませんが、先進企業、今好調な企業に視察に行きまして、どういう給料体系をとっているかというのを、視察に行きました。


 もちろんその人事評価制度につきましても、全部それが給与に反映するわけじゃないんですけれども、そのうちの必ずやっているところは今言いました、その多面評価ですね。管理職については部下から、もう一個言いましたその同格者からの評価をすることによって、その人の資質が上がるといいますか、資質を上げることによって、もう職場全体のいろんな考え方とか、職場のその利益につながるということ、それは非常にいいことであるということで、それもまただれが評価した。大体2人ぐらいの方が下からでも評価するんですけれども、実際そのだれが評価したという名前も出して、生の評価といいますか、もうあかんところはあかん、いいところはいいということで、そういう評価を、またその被評価者にも伝えて、こういうことでしたということをすることによって、また、その人がどんどん偉い部長や、その上になったとしても、どんどんその成長をしていってこそ、それがひいてはその企業の反映につながり、今のその企業の好調な業績につながっているということを、おっしゃっていまして、それはやっぱりそのとおりだなということを思いまして、そのまま、さっきも言いました、もちろん民間ですので、民間はどうしても利益が一番ですので、官庁のように利益を求めないところとは違いますけれども、やはりそれは全部が全部それを採用するのではなく、一部やっぱりそれはいいところがあると思いますし。


 もう一つは、先ほど寝屋川のことを言いましたけれども、寝屋川のほうにも聞きに行きました。視察に行きまして、どういうことを実際されているのか。これはたまたまタイムリーに雑誌にそういう記事が載っておりましたので、それで私、行ったんですけれども、そこで、記事に載っていない以上の話があるのではないかということで行きましたけれども、記事に載せられないことも言っていただいたんですけれども、それはここでは言えませんけれども、やはり多面評価するということで、最初はやっぱり定着するまでに時間がかかりましたけれども、寝屋川の場合はもう9年たっておりますので、最初はいろいろ職員からも、もちろん今よりプラス仕事がふえるので、しんどいとか、厳しくなったという評価もあったということなんですけれども、まず最初に事前に職員にアンケートをとって、その上にその結果が非常に賛成が多かったということで、導入に弾みがついて、今そういう結果にいっているんですけれども、もちろん今定着期であるんですけれども、その定着期に多面評価を一緒にやってしまう。それプラス財政再建というのが待ったなしでありますので、人というのが一番、企業は人なりと言いますけれども、人の育成というのが一番大事なところでありますから、職員のモチベーションを上げるということにつきましても、そこの部分、適正な評価をして、その分もちょっとでも給料にも反映するようになるというような評価の仕方を、やっぱり評価をしにくいというところはわかりますけれども、そこをすぱっと市長の思いでやっていただくというのは、非常に大事な部分かと思うんですが、もう一度そこについて、お聞きをしたいと思います。


○議長(河南克典君)  植村総務部長。


○総務部長(植村富明君)  ただいま多面評価、360度評価についての英断をして、取り入れてはどうかという内容であったかと思うわけでございますけれども、先ほど市長の答弁にもございましたように、360度評価につきましては、私どもも評価をするところでございまして、そういったものがいずれ取り入れるような形も検討していかなければならないと思っております。


 ただ、先ほど市長が申し上げましたように、現時点、人事評価制度、正確には勤務評定ではございますけれども、これをどう定着させていくか、どう職員にとって本来の目的であります人材育成といったものにつなげていくかということでの定着化をまずもって図りたいと。そのための先ほど来申し上げていますような、相互にフィードバックしていくような手法もまず取り入れていきたいと思っているところでございます。


 特に、先ほど例を出していただきました寝屋川市のを見ますと、寝屋川市では実際の人材育成の目標というものが一つ大きな手法として、評価する手法になっているようでございまして、具体的にどういったものを寝屋川では挙げているかといいますと、総合計画やら、議会等の事務事業評価そういったものを評価点としてとらえているようでございまして、こういったものにつきましては、人材育成の評価という本来の、私たちの目指すべき人事評価ともマッチするものでございまして、積極的にそういった中身についてはまずもって取り入れていきたいと思っております。


 以上です。


○議長(河南克典君)  14番、堀毛隆宏君。


○14番(堀毛隆宏君)  副課長職以上の管理職と言いましたけれども、寝屋川のほうでは、部長職だけというふうになっております。意見としまして、部長級での議会での答弁がよくなったと、わかりやすくなったというようなことも言っておられました。それは、結局部長同士が評価することによって、ほかの業務というのもわかりやすくなりますし、それと評価項目の中にそういった議会での答弁という項目も入っているということで、これは非常に市民とかに対しても、その答弁がわかりやすくなったということで、感想をおっしゃっていました。


 それと、これのもう一つのメリットは、ほかの部署ですね、ほかの同格者を評価するということは、そこの業務を知らなあかんということになりますので、やっぱり行政は縦割りということになりますけれども、横の広がりもできますし、そうすることによって、その横は知らないというようなことを防いでいけるんじゃないかと思いますし、全体的にモチベーション意識も向上していくと思います。


 それと、先般、林議員も言われましたけれども、山本五十六元帥の言葉で、「やってみせ 言って聞かせて させてみせ 褒めてやらねば人は動かじ」という言葉がありますが、その続きに、「話し合い 耳を傾け 承認し 任せてやらねば 人は育たず」という言葉がありますが、先ほど結果を職員にフィードバックしていかなあかんということもあったんですけれども、一番大事な点は、徹底的な職員、部下や上司との話し合いというのが一番大事な部分であると思います。これは、篠山市に限らずどこの企業もそうかもしれませんけれども、そこの部署の最低でもその担当員との話し合いをすることによって、適正な評価というのが得られますし、話し合いのないままでは、そのままずっとバツがついたままいってしまいますと、納得いかないことになりまして、結局はなかなか一人前の仕事をしてくれないということになりますが、現在のところ、部長としまして、その担当の部下と徹底的な話し合いはできているのか、ちょっとお聞きいたします。


○議長(河南克典君)  植村総務部長。


○総務部長(植村富明君)  現在、部下、いわゆる部の中で部長、あるいは課長、係長、担当といった中での話し合いができているかということでございますけれども、基本的には各部それぞれ部の中での話し合いを持ちながら、事業の進め方、あるいは事業の進捗状況等については、常々確認をしていると思います。


 また、そういうことにつきましては、政策会議、あるいは部長会等においても、市長のほうからも常々部の中での意思疎通を呼びかけておりまして、不十分な部分については、改めつつあるとは思っております。


 また、もう1点、今回の収賄事件があった際に、いろんな反省として、特に風通しのよさということも、議会のほうから御指摘いただきましたけれども、そういった意味においても、職員上下、横、垂直、水平の話す関係というのを、さらにつくっていきたいとは思っております。


 以上です。


○議長(河南克典君)  14番、堀毛隆宏君。


○14番(堀毛隆宏君)  ぜひ風通しのよい職場になるように、徹底的な話し合いをしていただければと思います。


 それと、こういった評価制度を導入したときに、一番問題になるのが、適正な評価はできるかということで、篠山市本市の人事評価制度にもいろんな評価注意事項がありますけれども、もう一つ大事なことが、評価者の研修、例えばシミュレーション研修とかが大事なところになるんかと思いますが、そういった計画のほうはどのような状況でしょうか。


○議長(河南克典君)  植村総務部長。


○総務部長(植村富明君)  特に言われましたように、人事評価につきましては、被評価者、評価者、特に評価が非常に大切になってまいります。人と人を評価するというのが、非常に難しいことでございますので、それにつきましては、この制度が始まって執行の際も含めて、評価者を対象とした研修を行ってきております。また、特に、昨年からは全職員を対象にした人事評価制度ということになったわけでございますけれども、その際には、評価する者、改めて研修制度を持ちました。


 今後につきましても、この研修につきましては、この人事評価の根幹をなすものと考えておりますので、繰り返し研修につきましては、実施していくつもりです。


 以上です。


○議長(河南克典君)  14番、堀毛隆宏君。


○14番(堀毛隆宏君)  わかりました。再生計画にありますように、平成25年度当初450人体制ということで、非常に厳しい削減があるんですけれども、やっぱり人がですね、今以上の1人が2人分ぐらいの仕事をしてもらわないと、やっぱり削減する意味もありませんので、そこを十分に吟味して、計画を立てていただきたいと思います。


 最後に、市長、地域をつくるのは人材ということで、100億円をもらうこととよい人材を10人もらうのと、どっちをとるかと聞かれたらどうされますでしょうか。


○議長(河南克典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)  ちょっとよく検討させてもらいたい。よい人材をつくっていくために、きちんとした評価をして、それもいろんな面から評価をしてという、こういう御指摘です。ですから、公務員も今まではその評価をされたことを、したことがなかったわけですから、しかし、そういう評価もしていかなければいけないということで、今取り組みを始めているところなんです。しかし、私はまず何より大事なことは、公務員一人一人がもう市民のために仕事をするんだという意欲を持ってやっていくと。それで積極的に仕事をするんだという、こういう気持ちだと思います。


 人事評価をして寝屋川市では答弁もよくなったということなんですけれども、私もこの3年間、3年余りを振り返って、職員は減りましたけれども、一人一人の職員は非常に前向きに取り組んでくれるようになったというふうに思っております。一人一人のその意欲も私は向上しているんではないかと思います。


 私がなったときは、本当に給与削減という問題もあったせいもあると思いますけれども、なかなか非常にうまくいかなかった面もあるし、非情な批判も、公務員に対する批判もあったと思いますけれども、今、限られた中、多くの者が本当に前向きに仕事をし出したと思っております。それだけの成果もいろんな計画とか見ていただいたらわかりますけれども、上げてきております。


 答弁なんかもよいとは言えませんが、文章なんかも最初は、答弁検討の文章をつくっても、最初はこんなんわかるかと、読んでね、ということが多かったんですけれども、最近はそれほど直さなくても、意味が通じるという文章が多くなった。だから、市民の皆さんにわかるように、人がわかるようにという、こういうことを言ってきて、かなり改善してきておりますので、今後こういうことを引き続き取り組みたいと思いますし、ただ、この4月以降いろんな不祥事があったりしました。その中でも、人間ですね、一生懸命やっておっても、その計算間違いとかミスは出ます。これは私はやむを得ないと思うんですけれども、ただ、こういうことはどうですかと指摘されても、それをしなかったとか、監査委員さんからも指摘を受けましたけれども、地域へきちんと説明もしていなかったとか、こういうことは、もう仕事に取り組む姿勢そのものの問題ですので、やはり今後もきちんとやっていかなければいけないと思うところであります。


 人間なかなかこういう人事評価で、知識とかなんとかの能力、責任感とか言われて、非常にそこだけで判断しづらいところがありますので、人事評価というのは難しいところがあると思いますけれども、それぞれ評価をされて、今、御指摘のように足らないところを補って頑張っていくということが大切なことでありますので、まだまだ篠山市の人事評価は、地についたものでありませんけれども、一つ一つ積み重ねて、こういった評価も必要だということで、取り組んでいきたいと思います。


○議長(河南克典君)  14番、堀毛隆宏君。


○14番(堀毛隆宏君)  先ほどの質問では、佐賀県の古川知事はためらわず10人を選ぶというふうに、本には載っておりましたけれども、やっぱりそれだけ人を大事にしているなという意識のあらわれではないかと思います。


 それと、この先、地方分権の時代になりますので、それになればなるほど、部下にもっと権限委譲をさせるということが大変重要になってくると思いますし、そのかわり、その際には必ず中間報告をさせてということで、どんどんどんどん仕事を任せていかなあかんということも、大事だと思います。そういった人事評価制度をせっかく導入されているのでありますので、それがすべてではありませんけれども、やっぱり生きたものにしていってほしいなというのが、今後の課題かなと思います。


 それで、最後に、きょうの記事にも載っておりましたけれども、2期目の挑戦をされるような記事が載っておりまして、その上、尼崎の市長がもう断念するということで、非常にまたそれも残念なニュースだったんですけれども、やっぱり2期目の一つの課題として、本気で人材を育てていくということを頭に入れていただいて、やっぱり人を大事にしないと、その先長続きはしないんじゃないかと常に思いますので、頑張れば報われるというような職場環境づくりを目指していってもらいたいと強く思います。


 以上でございます。


○議長(河南克典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)  頑張れば報われるというようにしたいと思うんですが、私が一つ思っているのは、その人間はよいところも悪いところもあります。職員も得てとするところと、ちょっとしにくいところがあります。例えば、文章をきちんと書けと言っても、非常にやっぱりできない人もありますけれども、現場に行って、非常に意欲的な仕事をする者もおります。また、デスクワークは苦手でも、地域に帰ったら、本当にリーダーとして、もう地域の方の信望を集めておるような職員もおります。


 ですから、そのどうしても人事評価となると、どうしても私が心配するのは、本当に形式的な評価だけになってしまうというところがあって、私は、むしろその地域の中で本当に職員として、リーダーとして頑張って、あの職員が頑張っているのだから、篠山市は大丈夫だと、信頼できると言うてくれる職員が、こうたくさんおれば、私は非常にいいと思いますので、その得て不得手があります。ですから、係長試験でもその文章だけで評価をすることは非常にできないと、私はそんなことで評価、それだけで評価すべきでないというふうに言うているんですけれども、そういった意味で、人間よいところ、得意でないところがありますので、そういったところを合わせて、私は評価をしていければと思っております。


○議長(河南克典君)  通告9番、小林美穂君。


○5番(小林美穂君)(登壇)  5番、小林美穂でございます。議長より発言の許可をいただきましたので通告に従い、AED設置活用について、地域防災計画で市民にできることとは、の質問をいたします。


 9月9日は救急の日でした。その取り組みとして、市民救命救急講座を先日開講されました。土曜日13人、日曜日8人が受講されたようです。例年、年間30回程度の受講が今年度は8月現在で既に36回実施され、379人が体験講座を受講されておられます。


 市民や企業がAEDや心臓マッサージによって、そばにいる命を助けられるのは自分であると使命感を持ち、自信を持てる社会にしたと考えております。


 妻が、また夫が居間で倒れました。目の前で、我が子がおぼれました。息も脈もとまっています。そんな時、どうされますか。突然の心停止でとうとい命を落とされる人は、日本では一日約100人いると言われております。心臓がけいれんし、ポンプとしての役割を果たせなくなる、その状態を心室細動と言います。AEDはこの心室細動を正常な状態に戻す除細動、いわゆる電気ショックの機械です。


 心肺蘇生法は(1)気道確保、(2)人工呼吸、(3)心臓マッサージからなります。1960年にアメリカの心臓病学会が開発したものです。心停止後1分、除細動がおくれるごとに、10%救命率が減少されると言われています。脳障害を起こさずに救命するには、心室細動に対して心停止後5分以内にAEDによる早期除細動を行うことが必要であります。


 もしAEDが身近にない場合には、AEDが到着するまで心臓マッサージのみを行っておれば、除細動が8分以内であれば、救命率を50%期待することができます。


 救急車到着までの平均時間は全国では7.7分、兵庫県では7分、この篠山市におきましては9.8分です。この間、そばにいた人がとった行動が、患者の生死を分けます。AEDの大切さを日本に普及した第一人者、河村剛史医師は、兵庫県を中心に心肺蘇生法の講習を800回以上開き、教えた人は延べ108万人以上です。「心肺蘇生法は技術ではありません。隣人への愛なのです」とおっしゃっております。


 大切な命を守る手段としてのAEDが故障で動かず、男性が死亡するという事案が大阪市内、奈良県大和郡山市で発生しました。119番通報から3分後に到着した救急隊員が3回、AEDを使ったそうです。しかし、蘇生せず、病院搬送後に死亡しました。その後、正常に作動していなかったことが判明、AED内部の電子部品が基盤から雑落し、胸部に張りつけるパッドに電流が流れてこなかったそうです。AEDには、故障時には異常を知らせるアラーム音が鳴る仕組みがあります。大阪市のケースでも鳴っていたと思われますが、どんな音も同じ音で、救急隊員は気づかなかったそうです。


 このようなことが、もし篠山市に起こり得るものならと考えると、ゾッとします。メーカー側が深刻に受けとめるのは当然ですが、質問1項目の設置側の点検する必要性についてどのようなお考えでしょうか。また、いざというとき使用するに当たって、市内の設置場所の把握はできているのでしょうか。


 AEDが必要になったとき、設置場所がわからないときがあります。健康福祉センターには玄関にAEDの案内板が設置してありましたが、館内に入ると、どこにあるかわかりませんでした。緊急時なら焦っているのでもっとわからないと思います。表示の仕方を工夫するべきだと思っております。


 保健福祉部所管の健康福祉センターだからと期待して行きましたがとても残念でした。わかりやすい工夫が必要です。可能なら市内統一で表示をすべきであると考えますがいかがですか。


 学校に設置している場所は学校によりさまざまでした。学校施設は、休日夜間に社会教育で使用されておられます。校長室、職員室に置いている場合は緊急時に活用できるのでしょうか。


 次に、9月1日は防災の日でした。改めて有事に対しての市民への啓発について、どのように取り組まれているのでしょうか。


 1、篠山市全域に防災グッズの常備の促しはできていますか。


 2、防災害時の避難場所は市内に73カ所、1万4,560人が収容できるところがあると聞いております。避難場所が最も危険な場所もあります。見直しが必要ではないのでしょうか。


 3、観光の町でもある篠山市にとって、有事の際には観光客にもわかるように避難場所の表示の工夫が必要と考えております。


 4、気象警報等による非常災害時の対応について、小・中学校における児童生徒の集団避難は市長の措置のほか、市教育委員会教育長の指示により学校長が実施しております。ただし、緊急を要する場合は、学校長は本部長、市長のことですが、教育長の指示を待つことなく実施できると。それと、教育長は市内児童・生徒の集団避難計画を作成するとともに、各学校長に対し、各学校の実情に適した具体的な避難計画を策定するように指導する。と防災計画に記載してあります。


 また、授業中に勧告が出た場合や、集中豪雨土砂災害等は直ちに避難場所へ誘導すべきであると考えていますが、実際はどのような対応をされているのでしょうか。


 避難措置は何よりも児童・生徒の生命、身体の安全に重点を置いて実施してほしいと思っております。


 以上です。


○議長(河南克典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)(登壇)  それでは、小林議員の1点目のAEDの設置、活用についての点について答弁をいたします。


 平成20年4月に奈良県でAEDが故障で放電せず、死亡したという事案が発生いたしました。この事故を受けまして、厚生労働省は平成21年4月16日付で関係省庁、都道府県及び各製造販売業者あてに「AEDの適切な管理等の実施について」という通知を行っています。


 その内容は、救急救命においてAEDが使用される際に、その管理不備により性能を発揮できないなどの重大な事象を防止するために、これまで以上にAEDの適切な管理等を徹底することとし、AEDの設置者等が行うべき事項として、点検担当者の配置、日常点検等の実施、日常点検の方法として、AED本体のインジケーターのランプの色や表示により、AEDが正常に使用可能な状態を示していることを確認する。AED本体等に電極パッドやバッテリーの交換時期を明記した表示ラベルを張りつけ、日ごろから交換時期を把握し、交換を適切に実施する、こういったことにしております。


 この通知を受けまして、市内で新たに購入する事業所や既に販売している事業所等に、製造販売業者が管理の徹底を指示しているところでありまして、消防本部は、救急講習会、また市民救命士講習会において、AEDの設置者にその適切な管理について説明をしているところです。


 市内のAEDの設置場所について把握はできておるのかということなんですけれども、正確に把握はできていません。消防本部が把握している市内のAEDの設置場所は100カ所でありますが、ほかにも設置しているところがあると思われます。


 AEDの設置場所については、平成19年3月30日付厚生労働省の通知において、AEDの設置者に対し、設置場所に関する情報を財団法人日本救急医療財団に登録していただくように依頼をしているところです。


 これは、AEDの設置場所を登録し、それをホームページ上で公表することで、地域住民や救急医療にかかわる機関があらかじめその設置場所について把握し、迅速に使用できるというためのものです。篠山市においては、45カ所がこの登録をし、ホームページ上で公表をされています。


 次に、AEDが設置されていても、その表示がなかったり、わからないということなんですけれども、これにつきましては、公共施設など公衆の出入りする場所は設置場所がわかりやすいように、いざというときにすぐ使用できるように、御指摘のように工夫をする必要があります。


 消防本部は、先ほど言いました財団法人日本救急医療財団、ここがAEDの設置場所の統一表示マークというのをつくっていますので、これをもとに市民に目立つマークを作成して、御指摘のように、どこにあるのか、市民にわかりやすいように、これを配布していこうということで、今、検討しておりますので、また御指導よろしくお願いいたします。


 私からは以上です。


○議長(河南克典君)  河南教育長。


○教育長(河南秀和君)(登壇)  それでは、私のほうから小林議員の質問事項1、AED設置、活用についての4点目の学校に設置している場所は緊急時に活用できるのかと、こうした御質問でございます。その分については、御答弁申し上げたいと思います。


 まず、AEDは、市内各小・中学校及び特別支援学校に設置いたしており、設置場所については、議員おっしゃるとおり、すべて同じ場所とはなっておりません。職員室前が6校、職員室内の窓際が6校、職員室内設置3校、玄関ホールに設置しておりますのが4校、保健室及び校長室前が各2校、こうした状況です。


 なお、設置場所、そうしたことにかかわりましては、その付近の窓等に「AED」の表示をいたし、本体のある場所にも表示をあわせて実施いたしております。


 表示については、大半の学校では、「AED」の表示窓から一目でわかる位置にはありますが、各教室のクラス名の表示板のように、AED本体の正面へ行かなくとも、廊下の遠目から見ても設置場所がわかるよう表示方法の工夫をしている学校もございます。


 学校現場に設置しておりますAEDの緊急時の活用については、特に今おっしゃったように、日曜、土曜や、そしてまた夜間といった教職員が学校現場に不在の時間帯のこと、そうしたことについて非常に気にはなっております。そうしたことにかかわりましては、学校現場に設置しているAEDの緊急時の活用について、表示方法の改善とともに、学校施設利用者に対しまして、代表者等にAEDの設置場所を示した図面をお渡しする。そうしたことを今改めて取り組み始め、事前に説明しておくなど、対策を講じていこうと考えております。学校施設内での緊急時にさらに対応できるよう努めてまいりたいと、このように考えております。


 以上でございます。


○議長(河南克典君)  5番、小林美穂君。


○5番(小林美穂君)  5番、小林です。


 まずその100カ所ということで、設置箇所100カ所あるというお話をいただいて、財団法人日本救急医療財団で管理されているのが45カ所ということで、これは、消防本部のほうでも同じような管理はできないのかというところを聞かせていただきたいのです。


 というのは、私たち市民にとっても、どこに何があるとかいうのが、わからないというのと、やはり緊急のときってどこで起きるかわからないんです。そういうときに、例えば、企業でAEDを持っているところの前で交通事故に遭った場合とか、そういう場合に、そこの企業は持っていて、持ってきてもらえたらいいんですけれども、とにかくその救急車を呼ぶことと、AEDがあるかどうかの確認をしないといけないので、そういうところから、やっぱり消防本部でも、そういう制度、AEDを持っていますよという制度的なものを、申告できるようなそういう制度とかは、考えてほしいんですけれども、いかがですか。


○議長(河南克典君)  植村消防長。


○消防長(植村仁一君)  小林議員さんのただいまの質問にお答えさせていただきます。


 このAEDの設置箇所につきましてですけれども、神戸市、あるいは西宮消防等、大きな消防本部ではそういった申告制度といいますか、設置された場所から設置をしている旨の届け出をしていただいて、それをホームページ上で公表していると、公表してよいという了解を得ているところについての公表でありますけれども、そういった制度を設けております。


 これも含めまして、篠山市でもそういったことができないか、検討をしてまいりたいというふうに考えております。


 それと、今おっしゃいますように、救急現場等で心肺停止の患者さんが発生した場合につきましては、そのような状態であるということが通報者からわかれば、その付近にある、どこそこに設置がしてあるので、そちらへ取りに走ってくださいというような指導も、通信室のほうからできるというようなことでありますので、こちらでは、その場所を把握しておりますので、そういったことも考えております。


 以上でございます。


○議長(河南克典君)  5番、小林美穂君。


○5番(小林美穂君)  5番、小林です。


 よろしくお願いいたします。次なんですけれども、さっき案内表示のお話をしていただきまして、案内表示をしようと考えているということで、その日本救命医療財団が示している物と言われていたんですけれども、私、こういうのをちょっとインターネットで拾ってきたんですけれども、こういうのを表裏になっているんです。突き出し表示板といいますか、これでどこにAEDがあるというのがわかりやすい物があります。これちょっと調べてみましたら、1枚が844円なんです。100カ所いうのは多分企業も含めての100カ所なので、公共施設のみというような考え方だったら、50あると考えて、4万2,200円ぐらいの金額でつくのではないかなと思っていますので、こういったものも検討材料に入れてほしいんですけれども。


 それとあと玄関に入ったときに、ここにAED設置していますよというのはわかっているんです。その入って、施設の案内板ってありますよね、ここに何があってという、トイレがあって。そこにAEDのシールを、ここにありますという印をつけていただけるようなことは可能でしょうか。


○議長(河南克典君)  植村消防長。


○消防長(植村仁一君)  ただいまの質問にお答えさせていただきます。


 表示板につきましては、日本救急医療財団、このようなものをつくっておりまして、使用するにも一応登録をしてくださいということで、使用の承諾をとることになるんですけれども、使用していただいたら結構ですというのをお聞きしておりますので、これを市内の各100カ所の施設に配布できたらなという考え方をしております。


 今おっしゃるように、1枚800円の両面の物ができるかどうかというのは、予算的なこともありますので、ちょっと検討が必要といたしますので、今のところ答えようがないんですけれども、そのようなことで申しわけございません。


 それと館内の案内の表示板のところに、そういったシール等を張るということも一つ御提案をいただいておりますので、その件につきましても、あわせまして検討をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。


○議長(河南克典君)  植村総務部長。


○総務部長(植村富明君)  今、消防長のほうが言っていただきましたので、繰り返しになりますが、公共施設につきましてシール等については、できるだけそういうものがいいと思いますので、方向で検討してまいりたいと思います。


○議長(河南克典君)  5番、小林美穂君。


○5番(小林美穂君)  ぜひよろしくお願いいたします。


 それと次なんですけれども、事故はどこで起きるかわかりません。今コミバスが市内、皆さんのその輸送のために使われておりますが、市民の皆さんのためにということで、そのコミバスにもAEDを設置していただくことはできますでしょうか。


 というのは、高齢者の方が多いと思うんです。よく使われるのが、病院へ行ったり、市役所へ行ったり、お買い物に行ったりということで、お使いになると思うんですけれども、コミバス2台と聞いているんです。1台設置するのにどれくらいの予算がかかるかわからないんですけれども、調べたらレンタルで大体5,000円ぐらいだそうです。それを12カ月というような考え方になるんですけれども、もしコミバスが通っているときに、事故が起きたときに、コミバスに乗せていたら使えるという何かそういうこともできるのではないかなと思っておりますので、そのあたりまた検討していただきたいんですけれども、いかがですか。


○議長(河南克典君)  植村総務部長。


○総務部長(植村富明君)  検討させていただきたいと思います。以上です。


○議長(河南克典君)  5番、小林美穂君。


○5番(小林美穂君)  検討よろしくお願いいたします。


 それとあと今、教育長にも質問をさせていただいた件なんですけれども、社会教育施設にこのAEDという物が学校の施設なので、体育館で休日、夜間使う場合、職員室やらその玄関先にあったりして、どういうふうに何か事が起こったときに、取りに行かせてもらったらいいのか、そのあたりどうでしょうか。


○議長(河南克典君)  小山教育部長。


○教育部長(小山辰彦君)  ただいまの小林議員の質問にお答えしたいと思います。


 基本的には、昼間でない部分については、やはり夜間については施錠しますけれども、そういった中で、人がいないという状況になります。そのことにつきましては、緊急のことですから、窓ガラスを張っていただいてというところは周知をして、一つのおかしな方向かもわかりませんけれども、そういったことで対応していきたいと考えています。


○議長(河南克典君)  5番、小林美穂君。


○5番(小林美穂君)  小林です。


 ということは、緊急の場合はその窓ガラスを割ってAEDをとるということですよね。ということは、セコムとかの、多分学校内はどこもセコムが鳴ると思うんですが、その辺のことは大丈夫なんでしょうか。


○議長(河南克典君)  小山教育部長。


○教育部長(小山辰彦君)  なんせセコムの状況というのは、当然あるわけなんですけれども、それは割られると鳴りますけれども、その分については、当然教育委員会のほうで、学校で対応していきたいと、緊急のことですので、今のところはそんなことを考えています。


○議長(河南克典君)  5番、小林美穂君。


○5番(小林美穂君)  それでは、ちょっと視点を変えてなんですけれども、統計的にだれかが倒れたときに、2割の人に心肺蘇生法ができれば、必ずだれか助ける人がそばにいるということで、救命率の向上が見られると言われています。そこで、4万5,000人のこの篠山市民のうちの2割、いわゆる9,000人に対して、心肺蘇生法を教える計画はあるのでしょうか。ないのでしょうか。


○議長(河南克典君)  植村消防長。


○消防長(植村仁一君)  ただいまの質問にお答えさせていただきます。


 2割で9,000人というお話が出ましたけれども、現在までに市民救命士教習を受けていただいております市民の方々につきましては、6,199名ということで、9月10日現在でございますが、これにつきましては、いろいろと広報をしまして、救命率向上のために、市民救命士講習を受講していただく市民の皆様方をふやしていきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。


○議長(河南克典君)  5番、小林美穂君。


○5番(小林美穂君)  ぜひそうしていただきたいと思います。


 それと教育長にちょっとお伺いするんですけれども、この兵庫県内ももちろんそうなんですけれども、平成5年から県下で高等学校で保健体育の授業で、生徒にこのAEDとか心肺蘇生法を教えるということになっております。実際、うち娘、高校生がいるんですけれども、心肺蘇生法の受講をしたということを聞かせてもらっています。中学生にこの心肺蘇生法を体育授業のときに生徒に教えようと思われませんか。


○議長(河南克典君)  河南教育長。


○教育長(河南秀和君)  高校での取り扱えることから、中学生でもどうかという御質問でございました。そうしたことをお答えする前にちょっと2点ばかしお伝えしておきたいと思いますが、先ほどのセコム対応の件ですけれども、セコムがそうしたことで感知する場所と、そしてまた、そうしたことが感知をしない場所、意図的につけている場所もありますので、すべてがセコムに通報が入るということではなく、学校のほうも窓ガラスを割っていただいてとってもいいですよというアナウンスをしますけれども、そうしたことをセコム対応のことを考えて、場所も置いているということもございますので、また御理解賜わればありがたいと思います。


 それともう1点、中学校のAEDの講習ということの前になんですけれども、今年度、篠山市内の学校で、全教職員が市民救命士の講習会、先ほど消防長の説明のありました、そうした講習を受けた学校が2校ございます。それぞれに3時間という講習を受講いたしまして、そしてその上で、市民救命士と、そうしたことでの認定書をちょうだいをしているわけなんですけれども、学校現場におきましても、教職員みずからがやはりそうしたことに取り組もうと、全教職員が参加した例が2校誕生してきたと。


 なお、これまでにも数多くの教職員は市民救命士、そうしたことでのPTAともども受講させていただいていることは事実です。そうしたことを学校現場は取り組んでいるということを、御承知おき願っておきたいと思います。


 そうしたことを踏まえてなんですが、中学生ということになりますと、正直に申し上げまして、小学校卒業したところの12歳、13歳の子供から、15歳までと、こうしたことの年齢的なこと、さらには、子供たちがそうしたAEDを使うことによることの、またそれなりの責務をどのように受けとめるか。そうしたことは多少課題がまだあろうかと思います。大事なこととして、先ほどの教職員の市民救命士の講座と同じように、子供たちも人の命の大切さを、そしてまた、子供たちとしてできることは何かということ、そうしたことを学ぶということはとても大切なことでありまして、危機管理上のことも含めて、子供たちに命の大切さと、そしてまた、子供たちにとってできることは何か、人を呼ぶことができる、あるいは友達が3人いれば、2人はそのそばにいて、1人がすぐに通報に走る。そうしたことができる力を備えさせること。そうしたことを大切に考えていきたいと私どもは今考えております。


 以上が、私の見解です。


○議長(河南克典君)  5番、小林美穂君。


○5番(小林美穂君)  小林です。


 アメリカの国では、もう45年も前から、中学1年生に保健体育の授業で心肺蘇生法を教えているんです。その教え方なんですけれども、ただ救急救命士さんが教えているのではなく、先生がみずから一緒になって、先生が指導して教えるというような、その命の教育というのをされておられます。


 私がその中学生に命の教育を教えたいというのは、やはり家庭でもしお父さんが倒れられたときに、自分には何ができるんやろうということが、多分その教育をしてもらったおかげで、できる場面があると思うんですよ。そういったことから、もう中学生の時期にして、また高校で教えてもらったという、もう何回も何回も繰り返し、そういったことをしておかないと、やはりその中学生でも高校生でも、小学生でも同じことが言えるんですけれども、部活動でボールが胸に当たったとか、そういったときに、周りはもう友達しか、そのクラブ生しかいませんよね。そのときに自分たちが一体何ができるんやろうという教育をしていただきたいなと思っております。


 先ほども教育長が言われたとおり、年齢的なこともあると思うんです。その心臓マッサージのときには、小学生の体重ではちょっとやりにくいかもしれませんけれども、もう中学生、大人になる途中ですけれども、体も少し大きくなっているということで、やはりするべきではないかなと。何かのきっかけでするべきではないかなと思っています。


 それとトライやるで、消防署へ行かれておられます。その子たちは心肺蘇生法を3時間講習できるらしいんです。だから、不可能ではないと思うんですよ。本当に自分たちの手で、その友達を助けるんやとか、大人を助けるんやと、自分たちにおかれたものは何かということを考える場面をつくってあげてほしいんです。いかがですか。


○議長(河南克典君)  河南教育長。


○教育長(河南秀和君)  非常に大切な視点での御指摘だというふうに受けとめております。今回の篠山市内における死亡事故のこともございますし、そしてまた、直近では交通事故に遭った女生徒のこともございます。そうしたことを含めて、やはり子供たちにいま一度命の大切さの教育というのは、これは本市において重要なことであって、そしてまた、私どもも今後危機管理マニュアルといったものを作成して、学校現場にも配布していきたいと考えております。


 そうした中に、子供たちにとってできること、命の教育とあわせて、そしてまた、互いが人の命を大切にするために、子供たちにとってできることは何なのか、先ほどおっしゃったように、AEDを直接すぐ使うということについては、これからまた時間がかかろうかと思いますけれども、子供たちが連絡通報することであったり、あるいは、AEDの機器について学ぶことであったり、そうしたことは十分に考えていきたいと思います。


○議長(河南克典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)(登壇)  それでは、小林議員の2点目の地域防災計画で、市民にできることはということについて、答弁をいたします。


 まず1点目の防災グッズの点であります。


 3日間程度の食糧と懐中電灯など、最低限の防災グッズをそろえた非常持ち出し品の備蓄は、まず自分の命は自分で守るという、この一番大切なことですので、こういった大切さを市としても今後地域の防災訓練、また市の広報誌などで啓発に努めていきたいと考えます。


 次に、避難所の見直しについてでありますが、昨日も隅田議員の御質問がありましたが、市指定避難所は、現在73カ所ありますが、そのうち浸水したり、耐震的に弱かったり、土砂災害のおそれがあったりと、そういう危険が存在する避難所が、調べますと41カ所ありますので、今年度中に、全体的な避難所の見直し作業に着手していきたいと考えています。


 続いて、観光客に対する避難所などの表示、また避難所への誘導でありますけれども、篠山市は観光客もふえておりまして、篠山市にとりまして、御指摘のように大切なことだと考えております。


 今後、発行する観光マップに避難所への掲示をする。既設の地図看板への表示をする。また、観光客が利用する集客施設や宿泊施設、こういったところにパンフレットなどの表示をして、避難所をあらわしていくと。こういったことを今後検討していきたいと考えますし、また、何より地域住民一人一人が、来訪者への心遣いという面でも、いざというときに観光客に対する適切な指示ができるように、取り組んでいきたいと思います。


 私からは以上です。


○議長(河南克典君)  河南教育長。


○教育長(河南秀和君)(登壇)  それでは、私のほうからは小林議員お尋ねの2項目の4点目になりますけれども、気象警報等による非常時の学校・園の対応について、そうしたことで御答弁申し上げたいと思います。


 議員おっしゃいますとおり、各学校・園においては、非常時において、子供たちの安全確保のための適切な措置がとれるように、防災計画、いわゆる防災に関する計画を立てております。各学校・園が定めます「防災計画」の基本的な考え方として、子供たちの生命、身体の安全確保を最優先した計画としており、各学校・園の実情に応じた対策を講じております。


 具体的には、非常時について万全の体制がとれるように全職員の意思疎通と非常時における教職員の個々の役割分担について明確にしておくことと、さらには気象予報や警報等の発表後において、必要な場合には子供たちの引き渡し等について、保護者の理解を得るとともに、協力を求めることなどについてまとめてはおります。


 今は、学校自体が避難所とはなっておりますので、警報発令時等につきましては、子供たちは学校にいる場合、そのほうが安全であるということも十分にございますので、そうしたことも考えて、学校では対応いたしております。


 なお、学校園長は、気象警報等に留意し、状況等によってはテレビやインターネットを活用して情報収集を行いながら、そしてまた、教育委員会からの気象状況や、そしてまた情報提供を行っておりますので、それに基づいて、学校においてそれぞれ警報が発令された場合に、学校・園で待機させる場合と、そしてまた警報解除後、教職員が安全を確認して下校させる場合もございます。台風の接近等によりまして激しい風雨が継続される場合なんかには、長時間にわたる雨や河川の増水が想定され、学校に待機させつつ状況を見ながら、子供たちを保護者に確実に引き渡せることができるよう対応をいたしております。


 なお、保護者への引き渡し方法については、各学校・園で年度当初に保護者に周知するとともに、多くの学校では、引き渡し訓練や電話連絡訓練、連絡網の確実な伝達状況をチェックするなど、そうしたことを実施いたしております。


 中学校におきましては、原則としましては生徒の発達段階や校区が非常に広く、そうしたことを踏まえて、学校に待機させ、警報等の解除後、状況を確認の上、帰宅させる、そうした対応もとっております。


 なお、大切なこととしましては、子供たちの安全を第一に考えて対応していくことであり、最近では、各学校がそれぞれ工夫を行いながら、すべての家庭にメール配信ができるよう、そうした取り組みも開始したところがございます。


 今後とも子供たちの安全確保については、懸命に取り組んでまいりたいと、このように考えております。


 以上でございます。


○議長(河南克典君)  5番、小林美穂君。


○5番(小林美穂君)  小林です。


 先ほど観光客の方のお話をしていただきました。やはり観光客が来られたときに、看板を設置されているところもあるんです。でも、誘導する看板といいますか、矢印、こっちですよという矢印をちょっと工夫していただきたいなと思っています。


 それとあと観光マップにも掲載していただくということで、本当にありがたいことです。やはり観光客が来られるところには、市民も必ずいますので、市民の皆さんが勧告が出た場合とか、警報が出た場合に、どういうふうなことを、来られたその観光客にシミュレーションじゃないですけれども、そういったことを何かのイベントのときにできればななんて考えているんですけれども、そのあたりのお考えはありますか。


○議長(河南克典君)  植村総務部長。


○総務部長(植村富明君)  まず観光客への災害時での誘導経路等についてでございますけれども、先ほど来、市長が申し上げましたように、パンフレット等に追加していく、あるいは今御提案いただきましたように、その誘導を何らかの形で組み入れていくといったことも考えたいと思うわけでございますけれども、先ほど話が出ましたAEDの設置箇所も含めて、防災の避難所、あるいは待機する部分を地図情報によりまして、本市の場合、GISといいまして、地図情報システムを観光客に公開しておりますので、それの中で設置箇所等もイメージすることによって、啓発等図っていきたいと思っておりますのと。


 ただ、とはいいましても、観光客が意識してそういった避難する箇所を把握しているかということになると、事前に掌握することかといいますか、なかなかそうにもなりませんので、やはりこれも先ほど市長が申し上げましたように、基本的には住民の、あるいはそこに居合わせた市民の皆さんのマンパワーによる相互扶助の精神が、やはり大きな力を果たしていくのではないかと思っております。


 あとそのイベント等でのそういった啓発等につきましては、今後ちょっと検討課題とさせていただきたいと思います。


 以上です。


○議長(河南克典君)  5番、小林美穂君。


○5番(小林美穂君)  小林です。


 新聞の記事で、神戸新聞なんですけれども、防災の日にアンケートをとられたそうなんです。1日の防災の日に合わせて、地震への備えを尋ねる街頭アンケートを神戸でされました。110人の回答で、大地震のとき頼りたい存在、上位三つということで、同居する家族、別に住む家族と親類、近所の人という順番なんです。これは、地震に限らず、災害時でも同じことだと言えると思うんです。やはり先ほどもおっしゃられましたけれども、地域力といいますか、隣近所の結束力というのが、本当に緊急の場合には必要になってくると思います。


 それとあと、教育長のほうなんですけれども、警報が出た場合、集団下校ということで、状況によってされておられます。篠山中学校でもメール配信で一斉送信されておりまして、本当にメールはぐあいいいなと思って、有事のときにはもう親に知らせられるという大変すぐれた機能だと、私、思っております。


 過去に大雪警報が出て、学校の配慮で保護者に引き渡しをしてもらいました。そのときに、早く迎えに行かないかんのかなと思って、近所の保護者の方はもう仕事に出ておられるし、途中で迎えに来てくださいということだったので、歩いていくにも、距離があって、歩いてのほうがよかったのかもしれませんけれども、車で迎えに行ったんです。ちょっと滑ったりして、すごく危ないなと思っておりまして、そういう場合は、早く迎えに行かなっていうふうに思ってしまうので、何か一言来れる段階でいいので、来てくださいよというような、何かそういう統一した方法があれば、うれしいなと思っております。その辺どうでしょうか。


○議長(河南克典君)  河南教育長。


○教育長(河南秀和君)  ただいまはこれまでの議員の御経験の中で、大雪警報が出たときの対応のことをおっしゃいました。それぞれ学校の校区の広さであったり、そしてまた、道路状況であったり、さらには家庭の就労状況であったり、三世代同居家族であったり、さまざまなことがございます。


 大事なことは、今おっしゃったように、今どういうような気象警報が出ておって、そしてどういうふうな対応を学校がしているかということが、確実に伝わるということ。そしてそのことが、子供たちの安心に、保護者の方々の安心につながると。今おっしゃったように、的確な情報提供ということが必要なことになりますから、私どもの学校の中でもそれぞれ工夫はしております。確かに引き渡し訓練も行います。そのときにもそれぞれお話を申し上げておりますけれども、すぐに来ていただくということでなければならないということではなくて、学校は避難場所になっておりますが、学校にいることについて安全を確保しますよと。


 そしてまた、保護者の方がお越しになれない場合には、近くで必ず引き渡しを可能としていただける、そうした方がどなたかということも、御紹介しておいてくださいね。さらには、少し離れていたところにいらっしゃるおじいちゃん、おばあちゃんがそうしたことをかわってやりますよという例もございます。そうしたことをきちっと学校と取り決めをしておくことが大事なこと。


 今おっしゃったように、警報が出て、直ちにすぐ全員下校という場合ばかりではございません。そしてまた、引き渡し訓練を行ったときでも、非常にまた課題になりますのは、小学生ですと、子供たちが次々と保護者の方がお越しになられて、そして学校から家庭へ帰っていく。引き渡し訓練のとき、私も経験しましたが、数名になってきたときには、逆に子供たち非常に不安な面持ちになります。そのときにこそ、教師がそれぞれの指導者としての対応をしっかりとやらなければならないと。子供の心のケアをしながら、家庭との連絡はこうなっているよ。もうすぐしたらお越しになるから、あと1時間すれば見えるから、それまではここで待っていようねとか、子供にも的確な情報を伝えること。そうしたことが必要であります。


 いろいろと申しましたが、やはりおっしゃるとおり、的確な情報提供をいかに素早くしていくか、そのためには、今おっしゃったメール配信も一つです。そのときには、さらにこの時間帯で引き渡しを行います。そうしたこともつけ加えることが大事です。さらには、校区によりましては、メール配信をするより、電話連絡のほうが確実なんですよ、電波が届きにくいときがありますからと、そういう学校もあります。そうしたときにも、今おっしゃったように、より的確な情報提供ができるように、学校に対しては、我々も意識しながら、指導をしてまいりたいと思います。


○議長(河南克典君)  5番、小林美穂君。


○5番(小林美穂君)  5番、小林です。


 先ほども出ました通信手段なんですけれども、今おっしゃったことですごく理解いたしました。ただ、災害が起きたときに、電気が寸断された場合はどういうふうな手段で、その緊急時を市民の皆さんに伝達するのか、そういうすべは地域防災計画にも載っておりましたけれども、本当に可能に、電気が寸断されたときには、どういうふうな伝達方法をされるのか、ちょっと気になっております。もしわかる範囲があれば、教えていただけたらうれしいなと思っています。


○議長(河南克典君)  植村総務部長。


○総務部長(植村富明君)  さまざまな形を組み合わせていく必要があるだろうと思っております。一番優先的には、やはり地域の防災情報システムを使った物が優先順位として一番になってこようかと思いますが、そこをするものとしては、最近、通信網を使ってメールやテレビといった物の情報が次になると思いますし、そういったものが切断された場合には、やはり最終的にはコミュニティを使ったものに頼らざるを得ないかなと。最終的にはコミュニティ、そこまでの伝達はもちろんしなければなりませんけれども、そういった順番を考えておりまして、組み合わせすることによって、できるだけ伝達していきたいと思っております。


○議長(河南克典君)  5番、小林美穂君。


○5番(小林美穂君)  小林です。


 私もコミュニティが大事だと思っております。やはりふだんから隣近所の人と声をかけ合ったりということをしていかないかんなとは思っております。ただ、その行政側として、携われる部分と携われない部分があると思うんです。例えばですけれども、避難訓練のモデルとして、どこか1集落でもいいので、今、避難勧告が出ましたということで、放送を流してもらって、電気も寸断されていますと。水道もだめですよというシチュエーション、そういうモデルを与えて、各家から避難の持ち出し用の防災グッズを持ってきていただいて、それで公民館が一時避難場所になっていると思うので、そこに集まっていただいて、そこで避難グッズの確認、こういうものを持ってきたらいい違うかなということで、そういうことをどこかモデルとして、行政側の責任といいますか、としてやっていただけないかなと思っているんですけれども。


 あとできれば炊き出しまで、ある分の材料でするというようなことをちょっと考えてはいただけないでしょうか。


○議長(河南克典君)  植村総務部長。


○総務部長(植村富明君)  今、校区単位で、あるいはまちづくり地区単位で、防災訓練に取り組む中では、各自治会からその拠点施設まで歩いていく、あるいは、そこでの炊き出しを含めたものも行っているわけでございますけれども、今、御提案いただいた、逆にその各集落、自治会の中で一つ例をとってというような、非常に今まで余りやってこなかったわけでございますけれども、正直、個人的にもいい案だと思いますし、できるものかどうか、やるとしたら、どういう形がいいのかということは、防災担当のほうでも検討してもらいたいと思います。


 以上です。


○議長(河南克典君)  5番、小林美穂君。


○5番(小林美穂君)  小林です。ぜひ御検討をよろしくお願いいたします。


 最後にやっぱり地域の意識を上げるためには、地域一人一人が頼りたい存在であることと、あと同居する家族もその防災意識を高めていただきたいという思いも持っています。そういう住民皆さんで、意識を高めることが、一人一人意識を高めることが大切だと思っております。最後になんですけれども、市長、防災グッズはお持ちですよね。


○議長(河南克典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)  はい。


○議長(河南克典君)  5番、小林美穂君。


○5番(小林美穂君)  それを聞いて安心しました。以上、終わります。


○議長(河南克典君)  ここで、暫時休憩をいたします。再開は、11時10分といたします。


              午前10時56分  休憩


              午前11時10分  再開


○議長(河南克典君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 通告10番、木戸貞一君。


○17番(木戸貞一君)(登壇)  議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い、一般質問をさせていただきます。きょう一番に堀毛議員よりきょうは軽いという発言がありましたけれども、軽くないように頑張りたいと思います。


 まず私の質問は、職員資質向上のインフラ整備の一つとしての業務日報の徹底と有効な活用法についてです。


 本年3月議会の私の質問の中で、日報の話をしましたら、市長より「職員がきょう一日どんな仕事をしたのかということを記録するようなものはなく、じゃあ君一体一日何をしておったかと言われたら、なかなか他の職員もわからない。それを課や部で、みんなで協議しながらあなたは何をしている、私は何をするといったことをやらなければいけないが、今まで余りそういうことができていなかったことがわかった」とおっしゃいました。


 その上で、外から見ても、その職員が何の仕事をしたかわかるように日報をつけていきたいということを言われました。さらに、私、思いますに、今後、行政評価においても事務評価から施策体系による評価へと変更を進めていくとおっしゃいましたが、その中でも、外から職員の仕事が見えることは、これは必要条件と考えています。


 そこで、本年4月よりつけるとおっしゃり、導入されたと思いますが、この日報制について、日報をつけることによるメリット、またどういう目的でその日報をつけているのか、各職員がどういうふうに思ってつけているのか、また、本当にしっかり実行されているのか、何日か前に市長と話をさせていただいたときに、「日報はどういう状況ですか」とお尋ねすると、「つけているやろう」ということをおっしゃいましたが、本当に今どういう状況なのか、そして、今後の有効ある日報制の確立について、質問したいと思います。


 質問内容につきましては、通告しましたとおり、まず、日報制の導入時期についてお伺いいたします。


 次に、職員への浸透度と理解度、きちんとつけている人はどのくらいいらっしゃいますでしょうか。


 そして、つけたものを全体として管理・把握はできていますでしょうか。


 また、4月に導入されたとすると、もう半年近く過ぎますけれども、この日報制導入以前と変わった点はございますでしょうか。


 次に、日報をつけることに当たりまして、職員へ市長からどのような指示を出されましたでしょうか。


 次に、その日報の実効性と目的について、現在どのようにとらえておられますでしょうか。


 そして、次、総務部長も御存じのとおり、丹波市さんでは、この日報制を平成18年だったか、職員みずからつけるという、行革の中でみずからつけるということに至ったそうです。その中で、今、日々試行錯誤しながら、今年度また改良を加えるとおっしゃっていましたが、そのようにやっておられますが、この日報制についてはどのように評価されておられますでしょうか。


 そして、最後に今後の展開、これからこれをどのように応用活用していくか、以上を問いたいと思います。


 以降は、自席から質問させていただきます。


○議長(河南克典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)(登壇)  それでは、木戸議員の業務日報の徹底と有効な活用法について、答弁をいたします。


 3月定例議会での木戸議員の提案を受けまして、4月6日、職員通知により、自己の業務管理と職員間の情報共有、管理監督職の業務管理ということを目的としまして、業務記録の作成を始めています


 具体には、1人1台パソコンのスケジュール管理に業務記録を作成することとし、退庁時に1日を振り返り、当日行った業務内容を簡潔に記録する。外出の場合は場所や要件を記録するといった内容で職員が取り組んでいます。この業務記録は、グループウェアのスケジュール管理の特性を生かして情報を共有する、すなわち上司や同僚が閲覧できる仕組みになっています。また、予定を記録したスケジュールは行動記録のデータベースとして活用ができます。これに事務事業を業務記録として書き加えることで日報として容易に扱えるようにいたしました。


 業務記録の作成目的や活用方法については、部長会議等で職員通知しているところで、全体的な記録概要の取りまとめや記録状況の管理などについては行っておりません。


 御指摘を受け、8月分を例にとって記録状況を調査しましたところ、3割の職員が業務記録を毎日記録していない状況にあり、業務記録の作成や利活用の徹底が十分に図られていない結果となっています。


 8月分の調査の詳細を申し上げますと、通知どおり業務記録としてほぼ毎日記録しているのが、3割114人、スケジュール記録としてほぼ毎日記録しているのが3割113人で、毎日の業務が把握できる記録は合計6割227人となっています。


 また、半分程度記録されているというのが1割36人おりまして、ほとんど記録していないのが残り3割となっています。


 業務記録を作成するようになってからは、同じ部署の職員同士や管理監督職が業務記録を確認するということで、事務事業の進捗状況、決裁書の内容、時間外勤務の必要性など業務の処理状況がより詳しく把握ができ、部下に的確な指示ができるなど、管理監督職として効果的な活用ができるという評価がある一方で、証明書の交付など窓口専門部門のように、毎日が同じ事務の繰り返しの部署におきましては、業務記録をもとに具体の活用方法が見当たらないというような職場の声もあります。


 業務日報を作成する実効性については、あくまで係や課などの組織単位や職員同士で情報を共有するということが、今目的としております。


 このことから、丹波市の例を挙げられましたが、丹波市のように、業務量算定に使うといったようなところまでの今、利活用は考えておりません。確かに、丹波市の日報制度は、業務に従事した時間を事務単位に日報に記録し、実績の積み上げの総時間を年間の業務量とするという把握方法ではありますが、全職員への記録徹底や集計に費やす事務量、その煩雑さを考えますと、直ちには、丹波市のようにというわけにはいきませんので、まず今のところは、日報制度をきちんとつけていくということの徹底を図っていきたいと考えております。


 したがいまして、今後については、3割の未記入職員について徹底をする。また、その日報を係の間の中で役立てて、職員間の情報共有により役立つようにしていく。こういったことに用いて、この議会でも指摘されておりますように、職員間が風通しのよい、お互いに理解できるような、こういう職場を築いていきたいと、その役に立てたいと考えているところです。


 以上です。


○議長(河南克典君)  17番、木戸貞一君。


○17番(木戸貞一君)  まず、8月分を調査されたということで、全体で3割が記録をしていないと。ということは7割はつけているということをおっしゃったんですけれども、これは1人1台パソコンというのは、多分グループウェアはサイボウズだと思うんですけれども、実は、これ私も、これ見れるので、ちょっとある人から見せてもらって、記録とかじゃなくて、画面をずっと見たこともあるんですけれども、まずこれは、どのように調査されたか、ちょっとお伺いしたいんですけれども。


○議長(河南克典君)  植村総務部長。


○総務部長(植村富明君)  職員課のほうで各職員全員を調査いたしました。1件ずつ閲覧いたしまして、調査いたしました。


○議長(河南克典君)  17番、木戸貞一君。


○17番(木戸貞一君)  これは通告なしで調査されたんでしょうか。8月分というのは、今から調査入るじゃなくて、事前通知なしで一人一人調査されたと考えてよろしいですか。


○議長(河南克典君)  植村総務部長。


○総務部長(植村富明君)  そのとおりです。


○議長(河南克典君)  17番、木戸貞一君。


○17番(木戸貞一君)  わかりました。今、市長のほうから、部長会議を通じて全体に周知を図ったということをおっしゃられたんですけれども、部長は全員つけてらっしゃいましたでしょうか。


○議長(河南克典君)  植村総務部長。


○総務部長(植村富明君)  つけ方が不十分な者もあったと理解しております。


○議長(河南克典君)  17番、木戸貞一君。


○17番(木戸貞一君)  全くつけておられない方もおられたと思うんですけれども、その人数というか、わかれば教えていただきますでしょうか。


○議長(河南克典君)  植村総務部長。


○総務部長(植村富明君)  役職別には、今集計したものがございません。以上です。


○議長(河南克典君)  17番、木戸貞一君。


○17番(木戸貞一君)  わかりました。実は私もちょっとざっと見たりもしたんですけれども、つけておられない方がほとんどでした。実はこれサイボウズは、つけた日付もわかるので、後で本当に調査しようと思えば、何日につけたか、8月分をじゃあ一体何日につけたのか、7月分は何日につけたのか、実はわかるようになっているので、もう一度きっちり調査していただけたらなと思います。


 それと、証明書交付等の業務で、ほぼ毎日同じ業務をしているので、日報をつける意味がよくわからないというのもあったんですけれども、考えますのに、もしルーティンワークで、毎日同じ業務をするのであれば、私自身は、本当にこれ職員のやるべき仕事なのか、どうかという判断にもできるんじゃないかという考えを持っていまして、実際の職員というのは、しっかり仕事をしていただくのに、高い給与も、民間から見ると、篠山市の平均給与から見ると、払っているので、そういう企画とか、ブロデュース作業とか、そっちのほうに能力を生かしていただけたらと私自身は思っています。


 証明書交付とかは、守秘義務とかあるんでしょうけれども、それさえクリアできたら、どんどん外部委託してもいいんじゃないかという、行革にもどんどん使えるんじゃないかという意見は実際今は持っています。


 それと、日々振り返ることが大事ということで、日報管理はきっちりこれからもしていっていただきたいと思うんです。その中でちょっと1点お伺いしたいんですけれども、市長が外から見ても、その職員が何の仕事をしたかわかるようにという、この外からというのは、どういう意味合いでおっしゃったのか、ちょっとお聞きしたいんですけれども。


○議長(河南克典君)  植村総務部長。


○総務部長(植村富明君)  市長の御発言を協議して決めたものでございますが、外からというのは、他の職員、すなわち同僚であったり、あるいは上司であったり、自分の情報を共有するということを目的としております。


 以上です。


○議長(河南克典君)  17番、木戸貞一君。


○17番(木戸貞一君)  外からというのは、他の部署とかも含まれていると思うので、部下に的確な指示ができるという評価もあると、市長、おっしゃったので、その辺も含めて、日報はこれからきっちりつけていただきたいと思います。


 実際つけていくと、日々自分が何をやったかとか、月、何をやったかとか、わかってくるので、ずっとつけていくと、本当に仕事の自分の把握もできるので、その辺はぜひ徹底していただきたいなと思います。


 もう1点というか、思っているのに、これから、先ほど堀毛議員の発言の中でも、地方主権とか地方分権という話が出たんですけれども、実際に私たち予算を審議していましても、今事業ごとに事業評価というのをされていると思うんですけれども、その事業評価ごとに予算を審議していますけれども、各事業において、一番重要というか、肝となる部分は、どこだというふうにお考えなのか、ちょっとお聞きしたいんですけれども。


○議長(河南克典君)  植村総務部長。


○総務部長(植村富明君)  今の事業評価ということで話が出ているわけでございますけれども、先ほども議員の御指摘の中にありましたように、新しい総合計画の中では、事業評価についてまさに事業の進捗として関連づけて、政策評価として位置づけようとしておるわけでございまして、その中では、事業の達成度というのがやはり大きな課題になってくるかと思います。その上で、予算といったものも、人件費含めた予算というものが、どれだけ費やされているかといったことが、その物差しになってくると思っております。


 以上です。


○議長(河南克典君)  17番、木戸貞一君。


○17番(木戸貞一君)  本当に事業評価というのは、今おっしゃられたとおり、私たちの仕事は結局は予算をどういうふうに了承というか、今はしていくかということに最後は尽きるんですけれども、その中で各事業で、本当に一番かかっているのは人件費だと思うんですね。その事業が、うまく遂行できるかどうかも、その人にかかっているので、職員が一体どのように仕事をされて、どういうところに力を入れてというのが見えるような形というのは、評価していく上では絶対的に私は必要だと思うんですけれども、そのあたりは今はちょっと人件費というのは出ていないと思うんですけれども、そのあたりについてはどんなふうにお考えでしょうか。


○議長(河南克典君)  植村総務部長。


○総務部長(植村富明君)  今申し上げましたように、新しい総合計画の中では、政策そのものはこれから議会の中でもお図りしているところでございますけれども、その政策執行に当たりましては、議員もおっしゃっていただきましたように、政策評価としての事業棚卸し、事務事業評価といったものを具体的に担当部局のほうとしても検討しておりまして、どのぐらいの人件を含める予算が可能か、ただ、これまでやってまいりました事務事業評価、棚卸しと、少し内容を深めていくと。これまででしたら、一つの細かい事業ごとに一つ一つの時間がどのくらいかかったといっただけのものでございましたけれども、先ほど来言っていますように、事業の進捗、その上での人件費予算といったものを主体にしたものに、変えようとしておりますので、我々も庁内におって期待しておるところでございます。


 以上です。


○議長(河南克典君)  17番、木戸貞一君。


○17番(木戸貞一君)  そうしましたら、先ほど人件費で進捗状況でどれぐらいかかっているかおっしゃったんですけれども、実際にはどのようにその人件費、進捗状況、これまでかかったかというのを把握されていらっしゃいますでしょうか。


○議長(河南克典君)  植村総務部長。


○総務部長(植村富明君)  今申し上げましたことは、総合計画の上の新しいステップとしてございますので、今まででございますと、時間ということに基本的になっておりますので、人を一般の平均賃金で掛けますと、およそは出てくるわけでございますけれども、そういう出し方は今まではしておりません。


 以上です。


○議長(河南克典君)  17番、木戸貞一君。


○17番(木戸貞一君)  今までおおよそで棚卸しをされていたと思うんですけれども、認識は間違っているんでしょうか。


○議長(河南克典君)  植村総務部長。


○総務部長(植村富明君)  按分した形での、さっきも言ったように時間、そして単価という形でおよそは出しております。


○議長(河南克典君)  17番、木戸貞一君。


○17番(木戸貞一君)  そしたら、按分で今までは把握されていたということでよろしいですね。これからはそのやり方を変えるということですか。


○議長(河南克典君)  植村総務部長。


○総務部長(植村富明君)  そのあたりをまだ具体的にこういう形というシートはできておりませんが、そういったことも残しつつ、時間、事業にかかった時間は当然残しつつ、先ほど言いましたように、目的より事業の進捗を把握し、施策の遂行ができているかということに、わかりやすいようにするという、改良を今後加えていくということになっております。


○議長(河南克典君)  17番、木戸貞一君。


○17番(木戸貞一君)  わかりました。ちょっとここで市長にお伺いしたいんですけれども、予算、私たち審議していまして、実際には本当にどこに事業を力入れて、どういうことをやっていくんやというのを見るのに、丹波市もまだまだ改良は必要だと思うんですけれども、人件費というのは入っているんですね。実際にどれだけかかったか、それはかかったから悪いとかいうのではないんですけれども、そういうのは、予算審議において本当に必要なことだと、私は思うんですけれども、市長はどういうふうにその点はお考えでしょうか。


○議長(河南克典君)  平野政策部長。


○政策部長(平野 斉君)  先ほどの木戸議員の御質問でございますが、ちょっと予算の段階でその人件費を細かく積算をして、積み上げるというのはちょっと今の状況では無理ではないかなと。決算の段階でそれを分析した結果で、人件費がどれぐらい費やしたかという部分を、今後今のところはもう少し精度を高めるというふうな検討はしていきたいというふうに思っております。


 以上でございます。


○議長(河南克典君)  17番、木戸貞一君。


○17番(木戸貞一君)  今のが市長のお言葉なのか、ちょっとわからないんですけれども、僕は今、市長にお伺いしたいんですけれども、その市長は、今のこの予算の中に、人件費等がどれぐらいかかったとか、人件費を乗せていくというのは、僕は結構大事で、そこが市民側から判断するところの基準の一つにもなると思うんですけれども、それについては、そうではないというお考えなのか、そのあたり。今部長のほうは、もう少し精度を高めていくという話だったんですけれども、市長はどういうふうにお考えなんですか。今の市長に聞いているんですけれども。


○議長(河南克典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)  部長が答弁したとおりですけれども、ちょっと質問の通告の趣旨から外れているんじゃないですか。


○議長(河南克典君)  17番、木戸貞一君。


○17番(木戸貞一君)  最後の文章に書いてありますように、今後の有効ある日報の確立、その中の趣旨の一つだと考えて、今、質問しているんですけれども。


 この文章の中で、この行政評価において事務評価から施策体系による評価への変更を進めていく、こうおっしゃって、この中でも私は外から職員の仕事が見えることは必要条件と考えるというのは、この外からというのは、職員間もそうですし、市民からもそうだという意味で、ここに書かせていただいているんですけれども、それは外れているんでしょうか。それについて、市長の考えを今お聞きしているんです。


○議長(河南克典君)  植村総務部長。


○総務部長(植村富明君)  市長ともこの答弁につきましては、3月の議会の答弁につきましては、協議していった中で、市長の答弁につきましては、先ほど来言っていますように、職員相互で確認するということで、あくまでもございまして、そのときの市長の答弁、ここにもあるわけでございますけれども、木戸議員が言われた後に続いて、「またこれが負担となり、また決裁を回してくると余計ややこしくなったりしますので、今、職員課でこの問題をいただきましたので、各自がスケジュール管理として使っているグループウェアを業務日報として活用できるのではないかといった、こういう方向で検討しております」といったように市長、答えております。


 以上です。


○議長(河南克典君)  17番、木戸貞一君。


○17番(木戸貞一君)  現在は、その段階でいいと思うんですけれども、今後、私がここに書いてますように、「外から職員の仕事が見える」という、この「外から」という意味が、意味合いがまた取り方が違うんかもしれないんですけれども、私は将来的には、例えば、丹波市さんからもらってきた資料の中で、ある新聞の中で、「従来の市内部で行ってきた自己評価の甘さ、偏りを是正するために、外部委員をつくった」とか、そういう話も出ているんですけれども、今後地域主権が進んでいく中で、予算審議を本当にしていく中で、私自身は職員の方がどのようにこの施策に力を入れているとか、それも評価につながって、自己研さんにも結果的にはつながっていくと考えているんです。


 その中で、何をしたかというのは、実際に予算の中で見えるように、将来的にはしていくのが、ベターかベスト、そういうことを考えているんですけれども、そのあたりについての見解を今お聞きしたいんです。


○議長(河南克典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)  木戸議員の今回の御質問は、日報制度を始めたけれども、ちゃんと徹底しているのかと、今後どのようにしていくのかという御質問であります。それは、先ほど答弁しましたように、木戸議員の御提案で日報制度を始めたけれども、なかなか十分徹底していないと。これを職員に、例えば、つけなさいと言うても、それは人間、なぜつけにゃいかんのかという自分の気持ちが沸かなければ、上からつけと言うただけではつけません。私が言っても、部長が言ってもつけませんので、もう一度、その趣旨を今回で徹底して、その自分がこういうことをしていますということが、自分の同僚やら、上司にわかって、その課なり係の間で、それぞれの職員が意思疎通を図って仕事ができるような、そういったことで日報制度を役立てたいと、こういった趣旨です。


 それをさらに進めて、それを事務事業の評価にするとかいうところまでは、まだ検討ができていませんし、そこまで直ちにするという意向もありませんし、ですから、今答弁しましたように、丹波市と同じようにしていくというところは今ありませんと。さらに、木戸議員は、それを積み重ねて、今度は予算審議の中で人件費も出してすると、そういったことを議会でしたいという、こういう気持ちを持っておるということですけれども、それについては、そこまでするには、今、政策部長が言いましたように、なかなかそんな検討は今できていませんし、さらにそれをすることが本当に効果的なのか、どうかということもわかりませんので、今後検討させていただきたいと思います。


 以上です。


○議長(河南克典君)  17番、木戸貞一君。


○17番(木戸貞一君)  ぜひ前向きにその先のことは検討をしていただきたいと思います。それは前向きに本当に検討していただきたいんですけれども、では、日報の、質問の趣旨の本質に戻りまして、目的とか、当然自分が何のためにつけていて、これがどう有効なのか、実際本人がわからないと、市長がおっしゃるように、つけないと思うんです。市長は、これつけたほうがいいと思うから、指示を出されたと思うんですけれども、そのつけたほうがいいと思って、出した理由が、職員に伝わってないから、全員がつけてないというふうに、僕はとらえているんですけれども、そうではないんですか。


○議長(河南克典君)  植村総務部長。


○総務部長(植村富明君)  本業務日報の趣旨というものは、先ほど市長が述べましたが、一つ目には、上司、部下、あるいは同僚の業務の情報の共有というのが一つ目でございます。そして、二つ目はやはり自己の業務を把握管理できるということになってこようかと思います。これが、大きな目的でございまして、それは職員に告げられてないじゃないかということは、もう先ほど言いましたように3割の職員については、何もつけてこなかったというのは事実でございますので、この分については、なぜつけなかったということもあるわけでございますけれども、今後徹底して、そのつけるように指導していくというのが、一番基本ではないかと思っております。


 以上です。


○議長(河南克典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)  今回、木戸議員がこうやってなぜつけてないかと言われたから、また、みんなでつけようと言うても、また徹底しません。ですから、日報制を、みんなそうですね、じゃあ木戸議員が日報をつけていますかと言われたら、木戸議員、つけていませんね。同じことですね。だから、やっぱり自分がなぜつけるのかということをせんと、議会から言われたからつけるんだとか、市長が言われたからつけるんだと、またそれによって、私は別に個々の職員のその日々の行動を管理するというような気持ちもありません。


 それはやっぱり一番その係があって、課があって、仕事をするわけですから、その中で今まで自分の隣の係の者も、何の仕事をしておるのかわからないと、仕事が、個人個人になってしまっているというような弊害があったので、課全体で係の中で助け合って仕事をすると、そういう一助とするという意味ですので、それに役立ったらいいわけで、その上から命令があって、必ずそれを毎日つけておかないといけないとか、義務とか、そういった意味で私は指示をしたようなつもり、指示をするつもりもないし、役立てるために、係の中でお互いがきょうは、隣の者が何をしておるかわからないとかいうのではいかんので、役立てるためにつけるわけですので、その100%つけとかなければだめだとかいうことでも、私はないと思っていますので、それをつけることによって、あくまで意思疎通を図るという、そのことの認識でやっております。


 それをさらに積み重ねて、木戸議員がおっしゃるような、それぞれの仕事の事務事業の人件費を出して、それを評価してというところまでは、この日報制度で今のところ考えていませんので、まずそういった段階で、そういった段階でというのは、そういった職員がより仕事をしやすくする、意思疎通を図るという意味での日報制度という意味で、まず徹底をしていきたいと思います。


○議長(河南克典君)  17番、木戸貞一君。


○17番(木戸貞一君)  わかりました。今の話だと、市長は各職員が、どんな仕事をしているのかとかいうのは、別に把握するつもりもございませんという話だったと思うんです。


○議長(河南克典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)  この一般質問というのは、悪いけれども、言葉じりをとらえて、質問したりするのではなしに、市の大きな施策の中で市長の考えを問うといった方向で私はお願いしたいと思います。


 それで、今の質問にお答えすると、私が一人一人の日報を見て、この職員はきょう何をしたかという、そういうチェックをするという意味での日報ではなしに、その担当の職員が何をしたかというのは、まずその係で把握し、課で把握し、市長としては全体の仕事の進みぐあいを把握していくと、こういうことではないかと思っておりまして、一人一人がきょう何をしているか、日報をチェックしてというようなところはありません。そのために職員課があり、係があり、課があり、職員課があると思っております。


○議長(河南克典君)  17番、木戸貞一君。


○17番(木戸貞一君)  まさに私が言いたいのは、今市長おっしゃったことであって、各部長、各上司が、その部下の仕事を把握して、別に市長が毎日、職員の日報なんて見れない、そんなん見る必要もなくて、そんなことを言っているんじゃなくて、今、上司が、部を超えてでも、せっかくグループウェアがあって、だれがどんな仕事をしてて、この人は今、庁内にいる、いないとかわかるんで、そういうのをきっちりつけていったら、個人が何をしててとか、上司がこの人に仕事をどういうふうに与えているかとか、わかってくると思うんですけれども、それは、例えば、部長クラスが、部内の課長だったら、課内のどういうふうにお互い相互に動いているかというのを把握するために、これは必要だと、市長が考えて、4月から指示を出したんじゃないんですか、そういうふうにとらえているんですけれども。


 それは仕事の向上のためにも必要だということで指示を出されて、この日報制は始まったと思うんですけれども、さっきの答弁の中で、上から言われても、なかなかつけんと。それで今の話を聞いていると、職員の自主性に任せるみたいなことをおっしゃっていたので、そうじゃなくて、しっかりこの組織の体系の中で、どんな仕事をしていくと、効率的に仕事をしていくにはどうだと、評価をしていくにはどうだとするのに、この日報制というのは一助になるから、きっちり徹底して命令系統でばしっとつけさすと、何のためにつけているかというのを周知徹底させて、つけていくのが筋ということで、今、質問させていただいているんです。


 その中で、市長は、私はつけろと言っても、つけないということで、そこまで管理せんと自主性に任せるみたいなことをおっしゃるので、それは違うだろうということを言うているんです。


○議長(河南克典君)  植村総務部長。


○総務部長(植村富明君)  少し議論が違った方向に行っているかとは思うんでございますけれども、基本的には、こういう指摘を受けながら、質問を受けながら、我々、職員を預かる者としては、今あるこの制度、新しい二つの目的を言いましたけれども、そのために、できるだけ徹底をさせるということは考えております。当然市長も我々に任命した業務というのは、そういうものだろうと思っております。その上で、市長としては現状として、そういう自主的にやるような形のより内容を持ったものにするべきだというように、私は聞いておりますし、そういうものだと思っております。たまたま表現のそごがあったかとは思いますけれども、意思疎通が欠けている部分があるかと思いますけれども、そういう内容であると理解しております。


 以上です。


○議長(河南克典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)  私は別に任意で徹底をさせないということを言うたことではなしに、徹底を図っていきますけれども、それの割合が、例えば2割の者がつけてなかったからいけないという、そういう数字ではなしに、それを使って、実際、職場内で、課内で、係内で活用していくと、これが大事ですという、こういう意味で言っております。


○議長(河南克典君)  17番、木戸貞一君。


○17番(木戸貞一君)  余りやり合っても不毛になってしまうので、ぜひこれは、きっちり徹底を本当に図っていただきたく、今後は私は、今ずっと述べたように、この地域主権に向けて、予算審議するのに、必ず重要なもうここは肝になってくると思うので、それに向かうように、私は動いていくだけなんですけれども、よろしくお願いしたいと思います。


 教育長にちょっとお聞きしたいんですけれども、このグループウェア、学校のほうでは、活用現在されているでしょうか。記録つけて。


○議長(河南克典君)  小山教育部長。


○教育部長(小山辰彦君)  ただいまの木戸議員の御質問にお答えします。


 学校のほうでも、グループウェアのほうは活用しております。


○議長(河南克典君)  17番、木戸貞一君。


○17番(木戸貞一君)  それはあのグループウェアは、いろんな機能がついていると思うんですけれども、今ここのグループウェアの一つの機能としての日報という点では、これグループウェアのいいところは、だれがどこにいてっていうのが、他人にわかるところだと思うんですけれども、そのあたりは記録として活用されていますでしょうか。また、活用されているとしたら、どれくらいの割合で活用されているか、調査されていますでしょうか。


○議長(河南克典君)  小山教育部長。


○教育部長(小山辰彦君)  済みません。先ほど私、1回目の質問に対して、お答えさせていただいたんですけれども、各学校の教職員すべてのグループウェアというのは、今そこまで導入されていませんので、そういうことになっています。


○議長(河南克典君)  17番、木戸貞一君。


○17番(木戸貞一君)  わかりました。今後これ以上言ってもあれなので、ぜひ市長にお願いしたいのは、教育部門も市長当局も含めて、グループウェア、せっかく使って、年間これ維持管理も40万円近くかかっていると思いますので、ぜひ有効に徹底して使っていただきたいと思います。


 それの先のことは、ちょっとまだ意見の相違が大きく乖離していますので、その辺はまたしっかり議論をお互いに深めていけたらと思います。


 以上で、質問を終わります。


○議長(河南克典君)  ここで、暫時休憩といたします。再開は、1時30分といたします。


              午前11時48分  休憩


              午後 1時30分  再開


○議長(河南克典君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 通告11番、國里修久君。


○16番(國里修久君)(登壇)  議席番号16番、國里修久でございます。議長のお許しをいただきましたので、通告に従って質問させていただきます。私の思いがうまく伝わるように発言したいと思います。


 歴史的、また、文化的につながりが深い京都丹波と兵庫丹波を大丹波と位置づけ、商工会、観光協会、JA等とともに各地域の魅力や観光名所を一体的に発信し、丹波の全国的な知名度を上げるとともに、農産物など「丹波ブランド」の強化等を通じて、魅力ある地域づくりを進めることを目的として京都府と兵庫県、また、丹波地域内の亀岡市、南丹市、京丹波町、綾部市、福知山市、丹波市、篠山市の2府県7市町で組織される「大丹波連携推進協議会」が7月29日に発足しました。


 協議を進める内容は、大きく三つあり、各種連携事業の実施に係る基本方針、また連携事業の企画及び実施に係る連絡調整、最後に、その他目的を達成するために必要な事項ということになっていますが、実際に何をしていくのかというと、企画戦略、観光戦略、農林ブランド戦略、野生烏獣害対策の4部会で行政と各団体が連携し、丹波地域の魅力を発信し地域の活性化を進めていくのが大きな役割です。


 丹波地域に住む方々にとっては、本当にありがたいと思える内容ですが、今まで頑張ってこられた方々にも変化が生じてきました。農業者に限って話を進めてしまいますけれども、農林水産省が9月7日に発表した農林業センサスによると、日本の農業就業人口は5年前の調査と比べて75万人減少して260万人になったと調査報告がされました。この5年間の減少率は22.4%となっています。


 このようなことから、日本の農業の将来を心配してしまいます。戸別所得補償についても所得が補償されるような内容になっていないのが現状です。農業者だけでなく、日本の国で働く多くの方々の将来が心配されるのも言うまでもありません。そんな厳しい社会情勢の中で構成する各市町はそれぞれの特産品、名産品を、いかに丹波ブランドとして売っていくことができるかを考えていると思います。


 黒豆や栗なども各市町それぞれの地域で自信を持って売り出していますが、まず栗について共同ブランド化を進めることも計画されています。将来的には丹波地域の農産物すべてを統一ブランドにしていきたいという望みもあるのかもしれません。どちらにしても、構成する各市町が満足する方向に導かなければ、この取り組みは成功しません。


 京都府と兵庫県とでお金を出し合っています。お金がないからできないということをよく聞きますが、まさに知恵を出す場ではないでしょうか。篠山市の「まるいの」を初めとする各市町の「ゆるキャラ」が集まり、丹波の魅力をアピールしたことも盛り上げ役として頑張っています。


 「大丹波連携推進協議会」の細かな連携の中身がまだはっきり見えていないと思いますけれども、今の時期に篠山市としての考え方を明確にしておかなければなりません。また、結果が残った取り組みにすることが、現在、設立準備が進む(仮称)関西広域連合の成功のかぎを握ることになるのかもしれません。


 また、全国的に注目されるきっかけになることは間違いないと思いますが、内容によっては篠山市が埋もれてしまいます。一つの丹波にすることは確かにメリットも多いことは予想されます。これからいろいろな協議に入ると思いますが、現実と向き合い、どのように進んでいくべきか、篠山市としてビジョンを持っておくべき、またつくり上げておくべきと考えます。


 連携の内容は農業だけでなく、その地域の観光や産業というふうに、幅広い分野に分かれると考えますが、今回は次の2点について質問をいたします。


 1点目は、手をつないで各市町の全体的な発展と活性化を願いますが、地域性が異なり、各市町の地域で守ってこられた特産物が「丹波」という統一ブランドになることを、農都宣言をした篠山市の生産者は心配もされると思います。こういった中で、篠山ブランドをどう位置づけ、守っていくのか。


 2点目には、昨日も野生鳥獣害対策の質問が出ましたけれども、この件についても連携をしていきたい、そういう思いがあるようです。


 各市町がそれぞれの地域で被害がふえる中、他市町のことまで考えられない状況にならないでしょうか。そのような中で、どのように連携して取り組んでいくのか。


 以上の2点を意味のある、結果を残せる取り組みにしていただけるように、そういう思いで質問をさせていただきました。


 以上で、この場での質問を終わります。


○議長(河南克典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)(登壇)  それでは、國里議員の御質問に答弁をいたします。


 まず、現在の地方制度におきましては、篠山市は兵庫県に位置しておりますけれども、昔、奈良時代以前から、篠山は丹波の国でありまして、春日神社、波々伯部神社のお祭りに見られますように、今の京都丹波と、また京都のほうと大きな影響を受けておりまして、古来より京文化の影響を強く受けてきております。特に、篠山市の東部地域においては、江戸時代には、福住地区の東部が亀岡藩に属していたということもあります。亀岡、園部など京都丹波と共通する文化も多くありますし、府県を超えた姻戚関係、また就業も京都方面に多く行っておられます。この8月に福住で行われた夏祭りでは、佐紀町音頭とともに、西野々の地区で古くから伝わっている山科音頭が踊られるなど、今でも京都とのつながりが強いものがあります。


 このように、古くから深いきずなのあります兵庫丹波2市と、京都丹波4市1町がこの7月、御指摘のように、大丹波連携推進協議会というのを設立いたしました。今後、新たなまちづくりにつながることを、篠山市としても今、期待をしているところであります。


 協議会の組織は、今、御指摘いただきましたように、企画戦略・観光戦略・農林ブランド戦略・野生鳥獣害対策の四つの部会を設置して、取り組みを進めていくというふうにされておりますけれども、現実にはまだまだこれからの取り組みとなっておりまして、決まっているのは、その一環として、来年1月2日から3日、大阪において「大丹波展」というのを開催するということになっておりまして、農産物ブランドを販売していくためのPRとして、大きなメリットがあるものと考えておりますけれども、一方、お話しいただきましたように、丹波というふうに大くくりにされることによって、篠山市のこの丹波篠山ブランドが、どうなるかということも、懸念もするところでありまして、特に今、農協におかれましても、「丹波篠山黒大豆」「丹波篠山牛」という地域団体登録商標の出願中でありますし、また、今後、山の芋、黒枝豆、栗、こういったものも「丹波篠山」という名をつけて、地域団体登録商標をして、このブランド化の確立を図ろうとしております。


 しかし、今のところ丹波が一つとなって、よりそのアピールをしていこうというところでまだとどまっておりまして、まだそれ以上にどうするかは今後の課題となっておりますけれども、その中で、丹波篠山ブランドが埋もれてしまうことがないように、丹波篠山というのは全国的に大変知られております。先日も、この間の土曜、日曜と、高山市の飛騨の味まつりに出展をさせてもらいましたが、高山市、外国人観光客が多いんですけれども、日本人観光客も多く、丹波篠山というと、多くの方がやっぱり御存じでありまして、大変私もうれしく思ったんですけれども、今後とも大きな丹波でPRするとともに、丹波篠山ブランドの振興に努めていきたいと思いますので、話がこの推進協議会の今後の取り組みとなっておりますけれども、その中で留意して取り組んでいきたいと思います。


 2点目の野生鳥獣害対策につきましても、昨日も林議員からの御質問にありました。広域的に取り組むという必要性があるというふうに言われておりますけれども、現実にはまだこれからということになっておりまして、これまでのように行政区ごとの取り組みではなかなか実効性がないということになっておりますが、双方猟友会がありまして、その駆除の方法が違ったり、また猟期も兵庫県で3月15日まででありますのに、京都では2月15日まで。1日の1人当たりのシカの捕獲制限も京都は3頭まで、兵庫県は制限がないという、こういうことで、行政の取り組みも違っておりますし、また、シカを銃器駆除をする場合でも、猟友会のやり方も違うというふうに聞いておりまして、今後、一緒に取り組むための課題を調整して取り組むということになっております。


 いずれにしましても、こちらのほうもこの取り組みが始まったばかりでありますけれども、より効果が出るように進めていきたいと思いますので、今後ともよろしく御指導いただきたいと思います。


 以上です。


○議長(河南克典君)  16番、國里修久君。


○16番(國里修久君)  16番、國里です。


 先ほどまでの質問と違って、私は一括ですので、一遍に話をまとめて伝えなくてはなりませんので、少しまとめて再度の質問ができるかちょっと不安なんですけれども、まとめてちょっと質問させていただきたいと思います。


 当然今の状態で決まっていることは、余りないということでございます。だから、これからの取り組みで今後の課題だというふうに言ってしまうと、これは行き当たりばったりの協議会になるんじゃないかという心配を私は持ちます。先ほど丹波篠山という、すごい特産品というのが篠山にはございますけれども、先ほど言われた内容でしたら、この広域というか、その大丹波という考え方自体が否定されてしまうんじゃないかというふうに、私は思います。これは、本当に自分ところの市、自分のところの町、そういう考え方を超えた全体が今後発展し、反映するという考え方があって、なおかつ自分のところの守り続けたブランドも残すという、大変難しい内容だと、私も思っています。しかし、市長が今このようなお気持ちでは、先ほど私が言いましたけれども、今まで守ってこられた篠山ブランドは埋もれてしまうんじゃないかという心配をいたします。


 ここで、市長は篠山というこのブランドを、何か違い、そういう部分を自分が思ってPRしないと、各地域が今は品種名が違ったりしますけれども、黒豆等もつくっておられます。ですけれども、うちの豆が一番おいしいということを、各地域それぞれ考えられるわけです。やっぱりそういうときに、この推進協議会の会議に行かれたときに、そういう思いがないと、こうしましょう、ああしましょう、こういうふうにしましょうかでは、後手後手になってしまうと、私は思います。


 農都宣言をされて、篠山市のこの農の魅力を発信しようという、そういう思いの中で、実際は何も思いが存在しないのかなというふうなイメージにも思ってしまいます。明確な計画が出る前に、篠山市としてこういうふうにブランドを守る方向を持つという、そういう考え方が必要じゃないかと考えます。


 また、獣害についても昨日も答弁の中でございましたけれども、駆除の方法、また猟期、そういういろんな問題がございますが、どうですかね、自分のところの地域の状態が本当に、昨日も大変な状況の説明が林議員からあったと思うんです。本当に深刻な状態でありながら、よその地域の駆除を手伝いに行くことができるのか。そういう心配も私はしてしまいます。いろいろな今の状況の中で、そういう方向を見出すこともなかなか難しいのかもわかりませんけれども、きっちりとしたものの前には、やはり市長のこういうふうにするんやという思いが必要じゃないかなと考えております。


 私は、この協議会が結局やったけれども、何にもなかったなという形に終わってほしくないので、質問をさせていただいております。その2点について、市長のお考えをお知らせください。


○議長(河南克典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)  この大丹波連携推進協議会というのが、この7月29日に立ち上がったんですけれども、この協議会の立ち上げは、兵庫県の丹波県民局と、京都の南丹広域振興局、中丹広域振興局、この県と府がこういう市町に呼びかけられまして、こういう協議会が設立をされました。


 正直言いまして、私のほうはその呼びかけに応じて、広く丹波をPRする一つの機会であればということで、参加をさせてもらったんですけれども、実際その会は副市長が出席をいたしました。なぜかというと、何かどこも皆、副市長が来るから副市長という、何かこういうお話がありまして、こういうことにどうも県のほうからか、ちょっとわかりませんけれども、そういうことで私が行かずに、副市長が行っておりますので、そのときの会の模様につきましては、副市長から今から答弁をさせていただきます。


 今もおっしゃったように、大きな丹波でPRするけれども、その中の丹波篠山なんだという大きな誇りを持っておりますので、それで今後とも強く今おっしゃったいろんなことは、丹波篠山としてこれからも同じように守っていきたいと考えているところであります。


○議長(河南克典君)  金野副市長。


○副市長(金野幸雄君)  私のほうから当日の様子なんですが、7月29日、会場は福知山市だったと思います。キャンペーンとして、お隣の丹波市のゆめタウンと、福知山の駅前でのPR活動も行われました。お話にあったように、ゆるキャラが集合したというような形で、イベント的な要素もございました。実際この大丹波に関しましては、現在のところ動きとしては、それだけです。次の会はまだ開催されておりません。


 私自身行ったときの印象は、兵庫県、それから京都府、大変熱心にこれに取り組みたいと、広域連合ということ、国の形が変わる中で、広域連合を模索する中での盛り上がりでもあるのかなというふうに、私は推測をいたしました。


 集まっておられる市町は、お見受けするところ多少温度差があるのではないかなという印象も持ちました。私自身は参加させていただいて、丹波という国が大連合するということは、一つの広域連携でいろんな施策をするということは、意義があることだというふうに印象を持ちました。その中で、一色に塗るということではなくて、各地域がそれぞれのカラーを出していけばいいのではないかなというふうに思います。


 基本的な考え方は本物を提供すると、農産品にいたしましても、観光にいたしましても、地域の食、文化の本物を提供するということで、それぞれが取り組めば、必然的にその色も出てくるのではないかなと。全体としては、大丹波という大きな基調トーンのようなものが出てくるのではないかなというふうに思います。


 ということでありますので、例えば、農産品に関していいましたら、丹波篠山産であるということをきっちり表示して、それが品種補助されると。確かに篠山のほうがうまいという物をつくり続けると、こういうことではないかなと。そのときの印象を申し上げました。


 以上です。


○議長(河南克典君)  長澤農都創造部長。


○農都創造部長(長澤義幸君)  有害駆除の広域の関係でございますけれども、先般の林議員にもお答えさせていただきましたように、兵庫県と京都におきましては、一昨年から協議会を設立しながら、広域駆除というようなものを検討をなされてございます。先ほど國里議員がおっしゃいますように、広域も当然大事かもしれませんけれども、市といたしましては、市内の駆除、これを最優先とする中でございますけれども、やはり一部でございますので、県外へ出ていくというようなこともございます。今後におきましても、この大丹波連携推進協議会の獣害対策部門の中で、今後検討されていくのではないかと思ってございます。


 今、現状におきましては、市長も申しましたように、兵庫県と京都府におきましては、若干の今後調整が必要になってくるということでございます。特に、シカにおきましては、許可行為が県なり府でございますので、市といたしましては、猟友会の調整はできますけれども、許可行為の調整につきましては、府なり県での調整が必要になってくるということでございます。


 そして、もう1点におきましては、昨日、近畿農政局のほうから、全国的に広域捕獲の状況調査、必要である地域はどこですかというような調査も来ております。こういうような中で、国のほうにおきましても、広域捕獲の重要性なり必要性というのが若干見出せていきよるのかなという中で、若干こういうような許可行為につきましても、緩和措置ができればというふうな考えもございます。


 以上です。


○議長(河南克典君)  16番、國里修久君。


○16番(國里修久君)  16番、國里です。


 副市長からお答えいただきました。確かに温度差という発言をいただいて、当然だと、私は考えます。この大丹波の私は意味をこう考えるんです。今まで丹波として余り売り出せなかったいろんな市や町が、他市ですね、そちらの地域がその丹波というブランドに乗っかって、生き残ろうとする、そういう動きだと、私は考えるんですよ。確かに、篠山市のブランドは守らないけません。ですけれども、助けるという、引っ張っていって、同じように特産を伸そうやという気持ちが、この大丹波連携推進協議会ということだと、私は考えます。


 でも、それは助けてほしいからということは、やっぱりよそさんも言えないと思うんです。でも、篠山のおいしい物をつくり続けると、そういう思い、確かに大事なことですね。でも、副市長がどこも集まったから、もう副市長でと、そこがちょっと何か、そうじゃないんかなと私は思うんですけれども、ブランドを守る。なおかつ手を差し伸べて一緒にブランドをつくろうと、そういう気持ちでいってもらいたい。うちが本物を提供するということは、結局、そしたらこの協議会に入らんほうがいいという形になってしまいますよね。これ本当に難しいと思うんです。助けなならんし、自分のところのブランドはPRせんならんし。本当にこれからのその協議内容が大変難しいですけれども、私が先ほどから言っていますけれども、その思い、今、私とこうお話をしている中で、ある程度のこの思いというのが膨らんでこられると思うんですけれども、そういう思いを持ちながら、会議に出るということで、これからの篠山市は、ブランドを守る可能性もあると、私は考えます。だから、手をつないで一緒に発展するということは難しいかもわかりませんけれども、その気持ちも持たなあかんということですので、お願いをしたいと思います。


 2点目の獣害については、昨日も答弁いただいていますので、よろしいですけれども、市長の、その副市長がよそは来るからじゃなしに、うちは市長が行く。うちはそれだけ力が入っておるんやと、農都宣言をした篠山市ですもの。それぐらいの意気込みは持っておいていただきたい、そういうふうに思います。


 以上です。


○議長(河南克典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)  よそが副市長だから、うちも副市長が行くと言ったわけではないんです。主催者が副市長でよいということなので、副市長が行っただけのこと。本来私が行ったほうがいいんやないかと思って、そういうことだって、私、別にそういうもったいぶって言ってないわけです。今度は機会があったら、行かせてもらいたいと思いますが、副市長が会に出て、ちょっとその会の状況とか今後のことを知っていますので、ちょっともう一度、副市長から答弁させてもらいます。


○議長(河南克典君)  金野副市長。


○副市長(金野幸雄君)  大変難しいかじ取りをせよということであったというふうに思います。丹波ブランドを引っ張ってきたこの篠山のプライドを持って、それで大きな大丹波の発展に貢献するという姿勢で今後も臨んでいきたいというふうに思います。ありがとうございます。


○議長(河南克典君)  通告12番、園田依子君。


○3番(園田依子君)(登壇)  3番、園田依子です。議長の発言許可を得ましたので、通告に従って質問をいたします。


 小・中学校への暑さ対策についてです。


 今年の夏は、最高気温35度以上の猛暑日が全国各地で最多日数を記録するなど、また、8月の平均気温がほぼ全国で戦後最高を記録する猛暑となりました。9月に入っても次々と記録更新をするという厳しい残暑が続きました。日本は長期的な温暖化傾向にあり、猛暑・熱中症対策の強化が望まれます。


 総務省によると、5月31日から8月29日までに熱中症で救急搬送された人は全国で4万6,700人にのぼると発表されました。また、梅雨明けの7月12日から8月30日までに熱中症がきっかけとみられる死者が全国で469人にのぼり、死亡者が昨年の8倍、搬送者が4倍にのぼるとも報告されました。


 昨今の地球温暖化の問題は、より深刻さをもたらしており、日本においても気温の上昇だけではなく、今までに考えられなかった現象が各地で起こっております。自然環境に恵まれている篠山市においても、夏場における子供たちの健康管理については、より注意をしなければならない状況下にあると懸念されるところです。市内において、学校の条件に多少の違いはありますが、夏場の教室内の生徒の様子、校舎の最上階の教室の条件はどうなのかを、学校の教職員、教育委員会はしっかり把握をしていただき、学校現場での子供たちの健康を守る責任があります。


 小・中学校への暑さ対策として冷却効果のある雨水利用や緑化推進が進んでいますが、ことしのような猛暑では対応できるものではありません。扇風機、または、エアコンを整備する必要があると考えます。学校の多くは、職員室、保健室、コンピュータ室以外にはエアコンが設置されていません。夏の教室内の温度は30度以下が望ましく、最も望ましいのは25度から28度だとされています。少なくともことし記録されている気温は、この基準を大きく上回るものです。


 子供の健康や学習環境の向上を考えて、子供たちが授業に集中できるよう猛暑対策に工夫をする必要があります。テレビでも、小・中学校の懸命の暑さ対策がとられ、子供たちが少しでも授業に集中できる環境にしようとする報道をよく見ました。学校現場での子供たちの健康を守る責任があります。温暖化が懸念される今日、小・中学校への暑さ対策をどのように考えておられるのかお伺いいたします。


 以上です。


○議長(河南克典君)  河南教育長。


○教育長(河南秀和君)(登壇)  それでは、ただいまの園田議員からの、小・中学校の猛暑対策との御質問につきまして、お答えをさせていただきたいと思います。


 猛暑・熱中症対策の強化と、そしてまた子供たちの健康を守るために、小・中学校の猛暑対策を考えるべきではないかと、こうしたことで今日的な課題の御指摘を賜わっております。


 議員御指摘のように、この夏は本当に暑い夏、酷暑と。そしていまなお残暑厳しい状況が続いております。ここしばらくは少し暑さもゆるんだかなとは思いますけれども、ますます厳しい状況は気にはなっております。


 ことしの6月から9月、昨日15日までですが、篠山市における状況ですが、これまた消防署のデータ等も活用させていただきながら、いわゆる気温30度以上の真夏日ですが、今年度は6月から9月15日の間で65日あったと。なお、昨年の21年度につきましては、そうした真夏日は28日だったということも確認をいたしております。あわせまして、議員おっしゃいました猛暑日ですが、いわゆる最高気温が35度以上の日、こうした日につきましては、昨年度は6月から9月15日、本市におきましてはゼロであったと。しかしながら、今年度につきましては、猛暑日は8月に4日間、9月に1日と、合計5日あったと、そうしたことで私どもも確認をさせてもらっております。


 こうした中での子供たち、いかに授業に集中できるのか、そしてまた、あわせまして今、中学校は終わりましたが、小学校は運動会等に向けて練習いたしておりますので、そうした対応はどうなのかと、こうしたことで御懸念をいただいていると思います。


 基本的には、学校にありましては、この夏季の暑さ対策ということ、そうしたことと、それから学業の進みぐあいということを考えて、夏季休業期間、いわゆる夏休みは設定されております。しかしながら、9月1日から2学期がスタートいたし、そして、今日までの状況ですけれども、9月の最高気温の平均は、最高気温の平均なんですが、昨年度は26度5分だったということに対して、今年度は31度6分と、そうしたことで昨年度と比べて、5度以上も高いという、こうした人間の感覚では5度以上というのは大変な暑さを感じると、そうした状況は私ども把握はいたしております。


 2学期当初は、真夏日が続き、体育祭、運動会の練習等にかかわって、子供たちの熱中症の心配をしなければならない状態でございました。熱中症の発生等の要因につきましては、これはもう議員御承知のとおりですが、一つ目には気温・湿度の高さ、直射日光・風の有無、急激な暑さなど環境にかかわる要因、二つ目には運動の強度や運動の活動内容、水分補給、そうした運動に関する要因、さらには、三つ目には体力や健康状態、疲労の状況、暑さへのなれ、衣服の状況、そうした個人の体の状況に関することと言われております。


 こうしたことを教育委員会におきましても、各学校・園に対しまして、熱中症の予防と対策について、通知文を送付いたし、対応について具体的には指示をいたしております。水分をこまめに補給し、健康・安全の確保に十分配慮することや運動会や体育大会、そうした練習時間の設定や練習内容に無理のないように工夫すること、30分程度に1回は休憩をとること、さらには長期休業日後のそうした子供たちは、暑さになれるまでにしばらくの時間を要しますので、運動に当たっては、軽めの運動から段階的運動の強度を考えていくようにすること、そうしたことの指導は行っております。


 なお、保護者との協力を得ながら、水分補給のためのお茶の持参でありましたり、衣服の調整等について、協力を得ているところです。


 なお、体育祭、運動会に関しましては、熱中症対策としてテントを設営すること、そして日陰の休憩場所をつくる、保護者に学校便りにおいて多目の水分の持参を御協力を願って、そして子供たちの健康管理に努めているところです。


 なお、議員仰せのとおり、学校環境の衛生基準等につきましては、確かに教室の気温といいますか、そうしたものにつきましては、30度以下ということ、そして、なおさら25度から28度が最も望ましいという、こうした学校の環境基準等はあることは承知いたしております。今すぐに扇風機やエアコン等の設置というのは、このことについては、なかなか難しい点がありますが、子供たちの健康を守ることについては、重要な課題であり、特別教室や、そしてまた保健室等にはエアコンは設置いたしておりますけれども、扇風機等につきましては、すべての教室に所持している学校と、そうはいかない学校もございます。今後こうした気温の上昇の傾向であったり、そしてまた、今年度の暑さのこと、こうしたことをきちっと私ども検証しながら、来年度以降、どのような対策ができるか、こうしたことにつきましては、研究・検討を開始いたしたいと思っております。


 以上でございます。


○議長(河南克典君)  3番、園田依子君。


○3番(園田依子君)  私も今回の質問で、本当に一番の要望というのが扇風機かエアコンを設置していただきたいという思いで、今の答弁の中にも、なかなかちょっと厳しいというような答弁もありましたけれども、本当に今、地球温暖化が言われている中、また、年々気温が高くなる傾向にあります。1年のうちで最も暑いとされている7月21日から8月31日までを、夏休みとして設置されているわけですけれども、最近では、もう5月の後半から6月の初めにも真夏のような暑さになったりとか、また、ことしのように7月12日の梅雨明けから、もう急激に気温が上がったりというような状況で、気温の変化に対応することが本当に今大変な状況になっております。


 子供たちにとっても、現在の生活環境からいっても、今はほとんどの家ではエアコンが設置されている状況の中で、本当に今の夏の学校は過酷な場所と言っても過言ではないと思います。また、このエアコン設置についても、過去にもこういう質問がされたようにもお聞きしておりますけれども、本当に先ほど言いました財政の問題、子供の温度管理の面からも、なかなか難しいというのが現状ではあるかと思いますし、今、対策としてとられているのが、グリーンカーテンや、緑化事業で校庭の芝生化の推進が主になっております。緑化事業や、私も推進しております校庭の芝生化の環境の面からは、大事な事業だと考えております。また、ことし古市幼稚園におきまして、園庭の芝生化が実施されて、二、三日前に、幼稚園へ行かせてもらったときに、本当に緑が園庭に張っている中、目にも優しい環境で、トンボが飛び交う、目からも涼しさを与えられるような環境で、本当にこれは進めていっていきたいという事業ではありますけれども、本当に最近の暑さは、校舎内の暑さは、これに対応できるものではないと考えます。


 本当に大人の感覚から考えても、この市役所内を考えてもわかるように、今このクーラーのない中で、仕事をしようとすると、本当に職員の方にどのような影響を与えるのかということを考えると、大人は本当に一日じゅう、仕事の状況にもよりますけれども、クーラーの中で生活をしていると、本当に子供たちの環境がなかなか見えてこないというのが現状ではないかと思います。


 ここ9月に入ってから、私も古市小学校の先生にお願いをいたしまして、データをとっていただきました。9月に入って、6日からなんですけれども、本当に古市小学校は3階建てで1階と3階とのその温度がすごく差があって、3階の教室では、6日、7日、もう31度超えているんですよね。それで1階との差がもう三、四度ある環境の中で、本当にそういう点からも何らかの対策が考えられないかというふうに思うところです。


 子供は一日じゅう、暑い中、30度を超える校舎の中で生活をしているわけです。夏は暑いもの、子供は辛抱して当たり前というような思いがあるのではないかと思います。本当に30度を超える教室の中でどれだけ集中して勉強ができるのか、疑問を思えるところです。


 市長にもちょっとお伺いをするんですけれども、学校の状況をこの暑さ、ことし特にこの学校がどういうふうな状況であったかということを把握されているのかを、お聞きしたいと思います。


○議長(河南克典君)  河南教育長。


○教育長(河南秀和君)  今改めて園田議員から学校の各教室の気温の状況等もお調べいただいたデータ、本当にありがとうございました。確かに各学校では、1階と2階で約1度から2度違うという、そうした報告も受けており、そしてまた3階となるとなおさらだということは十分認識いたしております。


 それとおっしゃいました一つのいい方法としての緑のカーテン、グリーンカーテンですが、これにつきましても、私どももグリーンカーテンを実施した状況を把握いたしましたところ、課題が実は、これは後で申し上げるべきことなんですけれども、育ちが悪いと、いわゆるカーテンにならなかった場合には、非常にこれは結果として難しいと。その場合には、やはりそれなりの花壇の土の容量といいますか、そうしたものを準備しなければなかなか緑のカーテンといっても、育たないなというようなことを学校も今、工夫をしながらやってくれております。


 その中でですけれども、西紀小学校が本当に見事なグリーンカーテンを実施してくれております。ゴーヤなり、そしてヤマノイモも使ってやってくれておりますけれども、グリーンカーテンとして、2階まで届いて成立している状況ということで、そちらのほうで調べてくれますと、そうしたグリーンカーテンが効果をもたらさない、そうしたことをやっていない特別教室だとか、そうしたところと比較してなんですけれども、やはり1度から2度は温度は違うということ、そうしたことを実証的に私もデータをくれております。


 そうしたことを考えれば、やはりこうした取り組みも今後大切にしていかなければならないなと。子供たちの教材であり、そして、また子供たちがそうしたことで、暑さ対策ということで、健康が守られるならば、それも一つの方法であると。そしてまた、昨日も御質問がありましたが、雨水の貯留タンク等、そうしたことと連動して、エコとあわせて子供たちの健康が守れるようなことも、今後やはりこうしたことを考えていかなければならないと思っております。グリーンカーテンのほうは、今後また推奨をさらにしていきたいと考えております。


 なお、先ほどのエアコンなり、扇風機の設置等につきましては、やはり今後の日本における、また世界におけると言ったほうが正しいんでしょうか、気温の変動の状況など、そうしたことを十分に私どもも考えながら、必要であれば、そうしたことをやはり今後考えていかなければならないとは思っております。


 以上です。


○議長(河南克典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)  9月に入って、大変暑い日が続いておって、これは全国的にどこも暑かったわけですけれども、みんななかなか暮らしが大変だということは認識しておりますけれども、特に市内の学校の状況がどうであって、何らかの対策が必要であるとかといったことは特に聞いておりません。


○議長(河南克典君)  3番、園田依子君。


○3番(園田依子君)  今、市長の答弁の中でも、本当に今の暑さ、学校の暑さがどういうふうな状況にあるかということも、しっかり把握をしておくべきではないかと考えますので、また本当によろしくお願いいたします。


 教育長の答弁にもいただきましたグリーンカーテンも実施される中で、ことしのような雨が少ないときとか、植物に水をやるのが大変ということで、そっちのほうの管理にも手がかかって、なかなか難しいというような状況にもあったかと思いますので、本当に学校の教育面からも考えて、そういうことも大事かと思いますけれども、今の時代に何が大事かということを考えていただいて、実施を考えていただければと思いますし、きのうの丹波新聞の記事の中でも、ことし市内の小学校で数名の児童が帰宅後に体のつらさを訴えて、病院で熱中症と判断された。幸い重症には至らなかったというような記事もありましたし、また、対策として、熱中症とはという疑問を解決し、児童の注意力を高めるように指導をしましたというような対策もとられているように書いてあったんですけれども、意識啓発をするということは大切なことかと思いますけれども、それで本当に暑さが和らげるということはできないことだと思いますし、その辺もしっかりとよろしくお願いします。


 味間小学校区の学童保育の保護者の方から聞いたときに、この夏に教育長が学童保育を訪問されたときに、余りの暑さにということで、エアコンを設置していただいたというようにお聞きしたんですけれども、本当に現場を見たときに、やっぱり感じることは違うかと思いますし、すぐにこれではいかんというような思いになられるのではないかと思いますし、本当に現場に行って、現状を把握をしていただくということが大事ではないかと思います。


 隣の三田市においては、この夏には、各中学校に扇風機が設置されたとお聞きしました。また、小学校においては、予算が計上されて、つけられるというようにお聞きしています。各地域、全国を見ても、本当にことしの夏、この猛暑に対して扇風機とかエアコンを設置された行政が数多くあることをお見受けしました。篠山市においても、いち早く子供のためにという思いで、取り組んでいただきたいと思いますし、やっぱり教室、学校、校舎においても、階によって暑さが違うわけです。一遍になかなか設置というのは難しい状況かと思いますので、本当に基本計画を立てて、少しでも実施していただけるように要望しておきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


 以上です。


○議長(河南克典君)  河南教育長。


○教育長(河南秀和君)  今、丹波市さんの状況や、そしてまた、お隣の三田市さんの状況につきましても御指摘を賜わりまして、三田市さんのそうした中学における扇風機の設置なり、小学校の動き等につきましても、そのことについても情報は得ております。


 やはり学校現場の子供たちの状況を十分に把握するということは基本でありまして、そうしたことを踏まえて、対応すべきことは十分に考えて、我々のほう、また研究・検討を重ねてまいりたいと思います。


 なお、学童保育の場所につきましては、一夏を通してやって来る場所でもあります。そうしたことを考えると、やはり健康管理上は必要だと、そうしたことは現場の職員とも話をしながら、十分に理解ができるなということで、対応すべきことは対応するというようなことで、そうしたことにつきましては、今後も現場を重視しながら、積極的にできることは進めていきたいと思っております。


 以上でございます。


○議長(河南克典君)  ここで、暫時休憩といたします。再開は、2時40分といたします。


              午後 2時28分  休憩


              午後 2時40分  再開


○議長(河南克典君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 通告13番、森本富夫君。


○1番(森本富夫君)(登壇)  議席番号1番、森本富夫でございます。議長のお許しを得まして、通告に基づき市長、教育長にお伺いするとともに、御提案を申し上げたく思います。


 まず1点目、城南小学校教職員モラル問題に見る学校現場管理の実態について、教育長にお伺いいたします。


 本年6月2日、篠山市立古市小学校において、学級懇談会中に保護者を待っていた児童が、3階図書室北側の窓から地面に転落される事故が起こりました。懸命の救急救命活動が行われましたが、搬送先の病院で大切な子供のとうとい命が失われました。御両親や御親族の心中を察しますと、申し上げる言葉もありません。篠山市の教育にかかわるすべての関係者が、学校における安全管理のあり方について、深く反省するとともに、二度と起こらないように、懸命の努力をすることを誓い合うとともに、お亡くなりになられた児童の御冥福を心からお祈り申し上げます。


 転落事故でお亡くなりになられた児童の告別式が行われた6月4日、篠山市民全員が喪に伏すべき日の夜、篠山市立城南小学校教職員11名が、市内飲食店で飲酒行為を含む教職員組合員歓迎会を開いた。さらに有志6名が市内居酒屋で二次会を開き、大声でカラオケも大いに楽しんでいたことが、古市小保護者からの通報で6月10日に判明しました。


 この事案は、人権の大切さや命のとうとさを生徒に教える教師以前に、人として、親として、社会一般常識から大きく逸脱したものであり、決して許される行為ではなく、しっかりとした責任の所在を明確にし、風化させるべきではないと考えます。


 各社新聞に掲載された後の、7月2日に開催された城南小学校・幼稚園の全校保護者会は、私の感覚では全く理解できるものではありませんでした。宮田校長が、本校教職員を服務監督する自分の責任であると、教職員をかばうように何度も何度もわびる中、宮田校長の説明では、どうしても出席しておわびしたいとして、出席していた教職員代表と見られる4名の教職員の口からは、直接何の説明もなくおわびもありませんでした。保護者からの質疑で、「歓迎会に出席した教職員の中で、だれもとめるか延期すべきという先生はいなかったのか、組合としてなぜ中止しなかったのか」との厳しい質問も出ました。しかしながら、一言の答えもありませんでした。それ以後、きょうまで教職員組合城南分会、また多紀支部からも、何の説明もおわびもないと受けとめていますが、どうでしょうか。


 時間外、それも学校管理者に知らせていない教職員組合主催の責任を、学校管理者校長が全面的に受ける必要があるのか、私には全く理解ができません。全国で約29万人、篠山市でもほとんどの教職員が加入されている広く組織された労働組合であり、当然、各役員もおられるのなら、組織として責任を明確にし、社会からの指導を直接受けるのが当然と考えますが、教育長はどのようにお考えでしょうか。


 次に、今回の事案を受け、市教委、また教育長の教育方針や熱い思いが、学校現場の教職員の皆様に徹底されているのか、再度疑問視せざるを得ません。


 「一人一人が光り輝き、生きがいを目指す」、そして子供が楽しく学び、地域に信頼される学校づくりが徹底されておれば、古市小学校の事故、城南小学校の事案は起こってないと考えます。学校現場の教職員の皆様にどのように周知され、どのように確認されているのでしょうか、お伺いいたします。


 また、今回事案の教職員の中には、以前からいろいろな問題を起こし、飲酒の上で暴力事件まで起こしている教師がいると聞き及びます。事実ならば、どのような処罰、また再教育が行われたのでしょうか。


 最後に、教職員に対する勤務評定や人事評価、また、それに対する指導はどのように行われ、教職員のレベルアップに努められているのでしょうか。


 以上、教育長にお伺いいたします。


 2点目、高速道路無料化に伴う騒音対策と、スマートインターチェンジ新設について、市長のお考えをお伺いします。


 民主党がマニフェスト(政権公約)で掲げた目玉施策、高速道路無料化の社会実験が、舞鶴若狭自動車道でも6月末から始まりました。8月の国士交通省の発表では、対象の全高速道路の交通量は、平均で1.87倍、舞鶴自動車道におきましては、多い区間では3.5倍を超し、これまでに見られなかった渋滞も相次ぐようになりました。特に、大型車両は目に見えて増加しており、逆に、国道176号線を通行する大型車両は激減しており、見ることも少なくなってまいりました。


 西紀サービスエリアの駐車場を見てみますと、少なかった大型トラックが今では多く駐車しており、北海道を初め、今まで見ることがなかった地域のナンバーをつけた車が見受けられるようになりました。高速道路の無料化により、物流の流れが少し変わったような気がいたします。


 高速道路無料化は、経済の活性化や物流コストの削減を目指しています。一方では、一般道沿線や公共交通機関への影響、また、温室効果ガスの排出量の増加、道路建設の巨額な債務返済が懸念されておりますが、国交省の来年度予算の概算要求には、本年度より500億円上積みし、1,500億円が計上されており、来年度も継続されると考えられます。


 高速道沿線の皆様からは、以前より騒音に対する相談がありましたが、無料化により交通量、そして大型車の通行量がふえたことにより、さらに騒音が激しくなり、悲鳴に近い相談の声も大きくなりました。無料化の社会実験開始から3カ月、今の状況が今後もさらに、来年度も続くことは、我慢の限界を超え生活環境を破壊され、健康も脅かされる実態であります。


 実際にどの程度の騒音なのかを知りたく、市の環境課で騒音計をお借りし、騒音の評価手法の等価騒音レベルの測定方法ではありませんが、簡易的に騒音を計測してみました。議長のお許しを得まして、皆様のお手元に配付いただいております資料がその結果であります。


 西紀地区の小坂から上板井・下板井・東木之部・西木之部・黒田・下新田・丹南地区の住吉台・杉沿線の9自治会で、高速道に最も近い住宅地にて、各地点3分間における最高値を測っております。正式な測定方法ではありませんが、場所・時間によっては70デシベルを超える耐えがたい地点もありました。ちなみに、道路に面する地域の住宅の用に供される地域の環境基準は、昼間で60デシベル、夜間で55デシベルであります。


 表をお目通しいただきますと、一番上が8月15日、お盆の日でございます。この日は、大型トラックはもう少なかったですが、乗用車の通行が非常に多く、もう全く途切れない状態でありました。この日に一つ気がついたことは、16時40分、4時前からインターの出口で渋滞が始まりました。これはどこへ車が行くのか、デカンショ祭に皆、来てくれてるのかと思いましたが、そうではなく、推定では宝塚で、中国道の宝塚で10数キロ、20数キロの渋滞がありますので、丹南のインターをおりて、天王から大阪へ入る車だそうです。


 次は、8月26日、この日も朝の7時から夜の8時半まで測定をしました。時間を書いておるのは、例えば、7時に小坂を出発して、杉まで行ったと、その次8時30分に小坂を出発して、杉まで行ったということでございます。それで、70デシベルを超える場合というのはどういう状況かといいますと、大型トラックが3台、4台連なって走る。そして、クラクションを鳴らす。そして何回か本当に何か爆発したんじゃないかという驚きを得ましたけれども、高架橋の継ぎ目で、大型のトレーラー等がバウンドする、それは本当に意識しておらなければ、身構えるほどの音でございました。


 それと下に書いておりますが、最後の測定が済んでからこの市役所の本庁の前では、一体どれくらいの音かといいますと、33.5デシベル。そして、まことに勝手でございましたが、市長の自宅前ではかりました。前の小川のせせらぎと虫の音が非常に気持ちよかったですが、42.5デシベルでございました。


 ですので、この70デシベルを超すというのは、どんなにすごい騒音かというのは、皆さん推測いただけたら、うれしいと思います。


 戻ります。各9地点をはからせていただきまして、特にひどいと体感したのが、杉自治会の高速道沿線の住宅地であります。24時間、頭上や真横から、騒音に襲われていると言っても過言ではありません。緑豊かで、静かな篠山暮らしを求め、この地にお住まいいただいた皆様の新築住宅は、高速道路に面した東側の朝日を受けるべき窓が小さな窓、そして、一年じゅう開かずの窓、テレビの音も騒音でかき消され、睡眠中に騒音で目を覚ますことも、常であるとのことです。また、小坂を初め、高架橋のある地点では、大型車が高架橋の継ぎ目を通過するときの激しい音には、本当に驚かされます。


 西日本高速道路株式会社関西支社福知山高速道路事務所にて話を伺いますと、舞鶴若狭自動車道は、自然との調和を目指した高速道であるとのこと、確かに開通時になされた植栽が大きくなり、通行する車両が見えない地点も多くあります。しかし、残念ながら樹木で騒音を遮ってはくれません。そのことを今回身をもって体感いたしました。


 逆に、防音壁を設置しても樹木にて余り目立たず、篠山市が誇る景観を損なうことはないと考えます。無料化により交通量がふえた高速道沿線住民には、何の恩恵もありません。逆に24時間耐えがたい騒音に住環境を侵され、壊され続けているのです。


 篠山市民の住環境を守るべき篠山市行政として、舞鶴若狭自動車道の騒音の実態をしっかりと把握し、防音壁の設置、また、高架橋の継ぎ目の補修等を、西日本高速道路株式会社にしっかりと強く要望すべきと考え、市長のお考えをお伺いいたします。


 10月は、篠山が1年で最も魅力あふれる季節を迎えます。味覚まつりが開催され、多くの観光客をお迎えいたします。例年祭り期間中は、丹南篠山口インターチェンジ出口を先頭に、何キロも高速道路上にて渋滞をしてしまいます。


 また、無料化以後、最近では平日であっても朝夕には丹南篠山口インター及びその周辺交差点では、非常に混雑するようになり、インター周辺の道路改良が大きな行政課題となってきております。この混雑を緩和するとともに、西紀サービスエリアとの連携を図り、篠山市への観光客や交流人口を増加させ、西紀地区・大山地区の地域活性化を目指すとともに、丹波市、篠山市における救急医療の広域的連携、災害発生時等における輸送路の代替ルートの確保のためにも、西紀サービスエリアにスマートインターチェンジの設置計画を検討すべきと考えますが、市長のお考えをお伺いいたします。


○議長(河南克典君)  河南教育長。


○教育長(河南秀和君)(登壇)  それでは、私のほうから、森本議員お尋ねの質問事項1につきまして、答弁をさせていただきます。


 まず、御指摘にありましたように、6月2日の市内古市小学校におきます、小学校1年生の児童転落事故につきましては、安全安心でなくてはならない学校におきまして、あってはならない事案であります。また、亡くなられましたお子様の御冥福を改めて心からお祈りいたし、御両親様初め、御家族様には、心から深く深くおわびを申し上げる次第であります。


 今回こうした極めて重大な事態が発生いたし、お亡くなりになられましたこのお子様の告別式があった6月4日の夜、御指摘のとおり、城南小学校職員が市内飲食店において飲酒を伴う会食をしていたことが、校長からの報告により、6月10日に教育委員会事務局に知らされ、このことは、亡くなられましたお子様のことを、御両親、御遺族の心情を思うとき、より高い倫理観が求められます教職員として、いや人としてモラルに欠ける行動と受けとめております。極めて遺憾であり、そうしたことにつきましては、改めてこの場で、私も謝罪申し上げたいと思います。


 11日には、当該校長より状況を聞き取った上、教職員の服務監督をする管理監督職であり、高い倫理性を持って信頼される学校づくりに取り組まなければならない校長への、厳重注意を行うとともに、定例校長会におきましても、教職員への指導の徹底を図るよう、指示を行ったところです。


 まず、1点目の7月2日に開催されました城南小学校での幼稚園、小学校の全保護者会おいてのことと、こうしたことで承りました。保護者会については、城南小学校幼稚園の保護者に対して実施されたものでありまして、校長、教頭以外に教職員は6名の者が同席をいたしたと。そして、説明及び質疑への応対は、議員仰せのとおり、校長が行ったと確認をいたしております。


 教職員組合の件でありますけれども、役員のほうからは、倫理観に欠ける行いであり、申しわけないとの言辞を、市の教育委員会に対して得ているとともに、また、職員組合の代表者の会の中で、今回の事案については、教職員の倫理観に欠けることとして反省し、モラルの向上について確認し合ったと聞いております。


 なお、当該校の職員にあっては、6月10日以降、校長からの繰り返しの指導で、今回の会合をどうしてとめられなかったのか、また、中止、延期を考えるべきであった。教師として子供の命の重みを真剣に受けとめ、危機管理意識をしっかりと持って、職務に専念していくこと。教職員としての高い倫理観を持つこと、そうしたことを改めて自覚し直し、取り組んでいくことを、反省の弁として、全職員が述べていると報告を受けております。


 次に、2点目の教職員組合とその組織として責任と、社会からの指導の件でありますが、昨年11月及びことしの7月には、県教育委員会からの通知といたしまして、「県費負担教職員に係ります綱紀粛正及び服務規律の確保について」、この文書には、まず校長についてですが、管理監督職にある校長は、みずからが自己の職務に精通し、所属教職員に対し、高い倫理性や道徳性を持って行動をするよう、指導監督を行うことが基本であり、みずから行動し、率先してその範を示し、職場の教職員との対話を積極的に進め、職場全体で取り組むこととされており、また、教職員においては、勤務時間中はもちろんのこと、勤務時間外における私的な行動においても、みずからの行動が職務の信用に大きな影響を与えることを常に自覚し、高い倫理性を持って行動することと示されております。


 こうしたこと、この通知を踏まえて、私どもから各校長に指導を行っておりますが、今回の城南小の職員のとった行為につきましては、教職員として、人として、どうあるべきかということに大きくかかわっており、教職員の倫理観、意識に大きな課題があったものとして、やはりこの通知のとおり、校長の指導監督のもと、教職員一人一人が襟を正す必要があると考えております。


 続いて、教育方針の徹底についてでありますが、以前にもお話を申し上げましたが、まず4月には「篠山の教育」を各学校へ配布いたし、4月定例校長会では、内容についての周知徹底を行い、さらには、本年度は5月21日に、「篠山の教育」の教職員への説明会として、保育所・幼稚園を含みます市内各学校の約3割の教職員を集め、本年度の篠山の教育の方向性について説明・指導を行ったところです。


 さらには、1学期には全学校・園への訪問指導により、篠山の教育の方向性と、それぞれの学校・園の教育目標や学校経営にかかわって校長、教頭との懇談を核としながら、指導助言いたしております。


 特に、今回の事案に関しましては、当該校に対しましては学校訪問指導を実施し、高い倫理性を持って行動すること、学校における安全管理意識の向上について、直接指導をいたしたところです。さらに、定例校長会で学校安全及び教職員の資質向上、倫理観の高揚についての研修を7月及び8月の夏季休業期間中に各学校・園で実施するよう指示をいたし、9月6日にまとめたところ、すべての学校・園で両研修を実施しており、学校安全については各学校平均2.2回、資質向上研修については2.4回実施をいたしております。


 8月25日は新学期を控え、校長または教頭及び学校安全担当者を対象に学校安全について研修会を実施いたし、教職員の資質向上を促したところです。


 続いて、過去において服務上課題のあった職員に関してでありますが、十数年前に傷害事件の事案にかかわって、県教育委員会から相応の処分を受けた職員はいます。その後の該当教職員の資質向上については、人権意識の高揚を図るために、特に人権教育に力を入れて取り組んでいる学校で、自分自身を見詰め直すこと、また、資質向上に向け、当該校の校長が継続的に指導をいたしたところです。


 最後に、教職員に対する人事評価、また、それに対する指導はどのように行われているのかというお尋ねですが、現在、県教育委員会の「教職員人事評価・育成システム」の施行実施として取り扱っております。教職員の育成に主眼が置かれたシステムであり、校長は日ごろから教職員の指導力や指導状況について、授業参観等を行いながら、指導助言を行っております。さらに、年度当初、そして夏季休業期間中等を活用して、校長は教頭とともに、教職員との面談を行い、学校教育目標を達成するため、また学年経営や学級経営をそれぞれの目標を持って達成していくため、さらには教科指導を進めていく上での重点的に取り組む目標について、意見交換をしながら、共通理解を含め、教職員の資質向上、育成、能力開発を図る指導助言を行っております。


 なお、最後に改めですが、今回の事案につきましては、教職員一人一人が教職員としての使命感と高い倫理観を保持するとともに、みずからの教職生活を振り返り、新たな思いで子供たち、保護者、地域に向き合うことが求められています。子供たちの命と安全を守り、学校安全に対する取り組みを、教職員の意識の高揚を、そうしたことを根幹として、さらに地域に信頼される学校・園づくりを目指して、市教育委員会としても全力で取り組んでまいります。


 以上、私からの答弁とさせていただきます。


○議長(河南克典君)  1番、森本富夫君。


○1番(森本富夫君)  1番、森本でございます。


 非常に答えにくい質問にしっかりとお答えいただきましたこと、敬意を表したいと思います。まずお伺いしたいこと、教職員組合と市教委との関係は現在どのような状況にあるのか。過去には政治イデオロギーの問題で、相当管理者と組合と激しくぶつかり合われたこともあるとは聞かせてもらっています。他府県においては、現場の校長さんが自殺をなされるといったような事案も過去に聞かせてもらったこともありますが、篠山市における今現在の市教委、校長先生、そして職員組合との関係はどのような状況なのかをお伺いいたします。


○議長(河南克典君)  河南教育長。


○教育長(河南秀和君)  今改めて森本議員からの御質問ですが、今、市教委、また学校長、管理職と、そしてまた教職員組合ですが、かつてのような状況ではなく、それなりの対話と協議を、学校教育課題、またそれぞれの各学校における課題解決のために協議をそれぞれ行うという、そういう方向で今は対話を中心としながら、子供たちの指導方向であったり、そしてまた、地域からの保護者の信頼にこたえる方向性はどうあるべきか、そうしたことを協議を行うことは今は現状としては取り扱いをとってきております。


 以上でございます。


○議長(河南克典君)  1番、森本富夫君。


○1番(森本富夫君)  今のお答えによりまして、今の教育現場はその政治イデオロギーの場ではなく、教育をいかに高めるという現場であるということを確認させていただけたと思うところでございます。


 それで、文書によりますと、通報いただいた保護者の方というか、連絡いただいた方は、ホームページに氏名を公表して、厳重に処分せよということで通報をいただいたというふうに聞かせていただいておりますが、そこまでのことは僕はこれ特に必要、法的に何も違反行為もなければ、ただ人間のモラルを問われることであり、そこまでは必要ないかと思いますが、ただ、先ほど教育長の答弁の中にもあったように、私の質問にもさせてもらったように、組織として責任をというか、おわびをすべきだと私はずっと今まで考えてきました。大会社も、いろんな組織で過去に経営者並びに責任者がテレビの画面で、「済みませんでした。済みませんでした」、また「済みませんでした」というふうに頭を下げるような光景が何度も何度も、やはり国民はしてはいけない、モラルを侵した、いけないことに対しては、わびるというのが当たり前であるので、何で今回、その組織がわびてないんだろうということが、私は非常に疑問に思っているところでございます。


 教育委員会には、申しわけなかったということを、教育委員会としては受けましたということでございますが、そのような教職員組合との交渉を、私たちにお伝えいただけなかったことは、なぜかということをちょっとお問いしますけれども、よろしくお願いします。


○議長(河南克典君)  河南教育長。


○教育長(河南秀和君)  たしかそうした教育委員会に対する言辞があったということについては、私も次長のほうからお伝えをしておったというようなことで、私のほうは認識をいたしておるんですが、それなりの立場にいる者が、今回の教職員組合でそれぞれ改めて教職員のモラルということを考えたときに、やはり倫理観に欠ける行為であったと、そうしたことを教育委員会のほうにはきちっと申して、そうしたことで私のほうにも報告を受けております。


 そうしたことで、お伝えをしていたと、私は認識をしていたのですけれども、そうしたことが十分に伝わっていなかったとしたら、その点は大変申しわけなかったと思います。


○議長(河南克典君)  1番、森本富夫君。


○1番(森本富夫君)  本日のここでの会話が聞こえることを願うところであります。次に、教育方針の周知徹底でございますが、今、教育長の答弁の中では、先生方を集めて、説明会を行うと。それでたしか3割の先生を集めて行うということでなかったかと思うんですが、それは、全職員を対象とすべきものではないかと思うところでございます。全職員を対象としても、3割しか集まってもらえないのか、各学校選抜で3割の先生に来ていただいておるのか、その辺はどちらでございましょう。


○議長(河南克典君)  河南教育長。


○教育長(河南秀和君)  今の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。


 こうした篠山の教育の説明というのは、これまでなされていなかった状況です。平成20年度に私のほうがそうしたことが必要だと、平成19年度に教育長に就任させてもらってから、つぶさに感じたところです。20年度には、全教職員ということで2日間にわたって篠山の教育の説明を私自身が申し上げた、そうしたところであります。指導を行ったところです。昨年度は、事前にこれ長い説明になって恐縮なんですが、インフルエンザ対応で、教職員のそうしたことについての説明をする機会、5月からでしたので、そうした機会を持つことがなかなか難しい状況となりました。


 今年度は、実は県費負担教職員の旅費、そうしたことの削減等があり、今後は2カ年、もしくは3カ年の計画でもって、全員がそれぞれ交代をして集まって、篠山の教育についての趣旨徹底を図ると。なお、3割ということは、こちらが指定しておりますけれども、それぞれの学校におきましては、その職員が校内研修でもって、篠山の教育の説明を受けたことをきちっと伝えるという、そうしたことを計画するように、校長には指示をいたして進めているところでございます。


 以上でございます。


○議長(河南克典君)  1番、森本富夫君。


○1番(森本富夫君)  それでは、過去に事件のというか、どういう表現でしたか、人権教育にしっかり取り組んでいる小学校に異動させて、校長から個別指導をしておるというようなことの中で、今回この事案が起こっているということは、再教育といいますか、指導がしっかりできてなかったかということではないかと思いますが、その辺のことについてお伺いしたいです。


○議長(河南克典君)  河南教育長。


○教育長(河南秀和君)  やはり教職員の資質向上については、これは本当に大きな大命題の一つであります。ですから、一度やったからそれですべて資質向上がかなったということでは、決してありません。絶えず資質向上については、校長、そしてまたそれぞれの教職員みずからが意識をして、取り組まなければならない課題です。十分でなかったといったこと、あるいは、なおさらその資質向上に向けてはより観点を絞って、そしてまた具体的な内容でもって、やり遂げる必要があると思います。


 なお、それぞれ各学校においては、校長がそれぞれの教職員に対して先ほどの人事育成のそうした評価もありますけれども、そうしたことも絡めて、それぞれの教職員のよさと、そしてさらに改善すべき指導力の向上に向けて何が必要なのか、そうしたことをあわせて取り組んでおります。


 そうした点を踏まえて、さらに当該の教職員等につきましては、より一層の指導を重ねてまいりたい、このように進めてまいります。


○議長(河南克典君)  1番、森本富夫君。


○1番(森本富夫君)  最後に先生の資質向上というのは本当にもう常に努力していただきたい、そのように思います。


 それと、教員免許の更新制に対して、市教委の考え方と、今後もう本当に具体的になってくると思いますので、スケジュールといいますか、取り組みをちょっとおつなぎをいただきたいと思います。


○議長(河南克典君)  河南教育長。


○教育長(河南秀和君)  現在は現行法のままでの取り扱いが進んでおります。ですから、教職員については、免許更新にのっとって今粛々と進めております。それぞれの教職員が研修を受け、そしてまた、新たに免許更新ということがスムーズに行えるように、教育委員会としては、それぞれ免許更新の時期を迎えている職員について漏れのないようにリストアップしながら、校長を通じて、今適切に進めております。


 篠山市内では、そうした該当教員については順次大学等でのそうした更新にかかわる講座をしっかり受講いたし、今のところすべて順調に進んでおります。今後この方法がそれなりに続く限り、適切に対応してまいります。


 以上でございます。


○議長(河南克典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)(登壇)  それでは、森本議員の2点目の高速道路無料化に伴う騒音対策、それからスマートインターチェンジの新設について、答弁をいたします。


 まず、この騒音対策につきましては、森本議員からこの騒音調査資料をいただきましたけれども、本当に森本議員の大変熱心な真摯なお取り組みに、もう本当に心から敬意を表するものでありまして、本当に地域の皆さんの声に耳を傾けられて、現場でこのように調査を尽くされた御提言に、まさにこれは職員の鏡でもありますし、本当にこれ丸三日、朝から晩まで、こういうふうなことをきょうもいろいろ職員のあり方に意見をいただいておりますけれども、本当に私のほうも大いにお手本とさせていただいて、取り組みたいと思っています。


 この騒音対策につきましては、この7月から8月にかけて行いましたふるさと一番会議で、西紀の会場でこういうような御意見をいただきまして、その折には、西紀の中でどのような集落が該当するのか、自治会長さん御出席いただいておりましたので、調査をして、取りまとめて、市に報告をしていただいて、私のほうが、またそれはこの西日本高速道路株式会社におつなぎして、要望をしていくというようなお話をしておりました。


 まだ西紀地区でどこそこというようなまとめたお話をいただいておりませんが、きょうまたこの杉集落で、特に激しいというような調査結果もいただきましたので、市のほうでもう一度市内の状況を調査した上、西日本高速道路株式会社と、それからこのような騒音規制法に基づく調査監視は、県の責任にもなっておりますので、兵庫県のほうにあわせて要望をしていきたいと思っております。


 私も実際に体験をしておりませんで、岩崎は42.5にすぎませんので、一度、現場に行かせていただいて、確認した上きっちりと今言いました要望をつくして、何とか解消に努力をしていきたいと思います。


 次に、丹南篠山口インター周辺の混雑につきましては、インターを出たところにつきましては、なかなか道路の改良ということも難しいことになっておりまして、現在は篠山警察署に依頼をし、信号機の点灯時間の調整によって、幾分渋滞の解消に図っていただいているところであります。


 また次に、西紀サービスエリアにスマートインターチェンジをつけて、そこから出入りができるようにすればどうかという御提案でありますけれども、これについても検討をさせてもらいたいと思います。このスマートインターチェンジというのは、平成18年に導入されました「高速道路利便増進事業」という制度でありまして、平成22年3月末時点で全国に51カ所あります。サービスエリア16カ所、パーキングエリア28カ所、バスストップ7カ所となっております。


 これは、日本の高速道路がインターチェンジの間隔が欧米と比べて、平均的に2倍程度長いこと、高速道路が通過するだけの市町村が存在しているケースがあるということから、地域の活性化とか、地域の利便性の向上とか、こういったことに設けられております。


 このインターチェンジの設置に際しては、道路管理者とか、地方公共団体など関係者が寄りまして、地区協議会を設けて、この設置に向けた調査検討が必要となっておりますので、そういった協議会の設置に向け、努力をしていきたいと思いますし、ただし、このインターチェンジの設置については、ETCゲートから接続する道路については、すべて市の負担となりますので、道路整備に相当な事業費が要るということも多くあります。現在の道路を余りお金をかけないでできるかどうかといったことを、あわせて検討させてもらいたいと思いますので、今後ともの御指導をよろしくお願いいたしたいと思います。


 以上です。


○議長(河南克典君)  1番、森本富夫君。


○1番(森本富夫君)  森本です。


 前向いたしっかりとした御答弁をいただきまして、本当に杉の新しい住宅、あそこは土地改良か何かの碑のある手前のほうの3軒、4軒あるおうちですけれども、篠山市に住みたいとして来ていただいた皆様方は、本当に気の毒だと思います。一度、市長、現地へちょっと体感していただいたら、あそこで子供が育ったら、子供は篠山はやかましいところだと、緑が豊かやけれども、騒音がひどいところだという子供が、それでは篠山の魅力が落ちますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。


 それと、今、市長の答弁にありましたように、騒音規制法では都道府県知事が監視するということになっておりますが、市でも市民の健康、環境を維持するということで、市でもしっかりと現状を把握すべきやと思うところでございます。西紀で確かに自治会長が取りまとめて云々という話もありましたけれども、なかなか個人の感覚の違いもあったりして、それを取りまとめるということは、自治会長では大役なんです。私もちょっと取りまとめよったんですが、市から少し、例えば、マニュアルというか、チェックリストみたいなのをこさえて、沿線の自治会長の皆様方に、「今、市内ではそういう問題が出ておりますが、おたくの自治会ではどうですか」というような問いかけをしてあげていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。


○議長(河南克典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)  森本議員おっしゃるとおりで、この御質問をいただきまして、答弁を検討するときに、今おっしゃったような指示をしたところで、該当の自治会に問い合わせをして、こちらからどういうところが該当するかということを、一度調査をして、その上で要望したいと思いますので、おっしゃるようにこちらから各自治会に働きかけて、該当するところはどういうところか、そのところの状況はどうなっておるかということを把握した上で要望したいというふうに思います。


○議長(河南克典君)  1番、森本富夫君。


○1番(森本富夫君)  それと、質問でも申し上げましたが、福知山支社で話をさせてもらっておりますと、非常に優しく対応をしてくださいます。「どこですか、どこのおうちの方が」って、地区、地区の航空写真があって、「あっ、ここの家ですか。ここの家はそりゃ、これは迷惑をかけておりますね」と言って、本当に何か担当課長は前向きで、迷惑をかけています。迷惑をかけています。何とか対策を考えたいと思います。ただし、地元合意、直接1人や2人が言ってきてもらってもできませんと。だから、一たん市が集約して、市から上げてきてくださいと、もう頑張りますようなニュアンスをいただきました。そのことをおつなぎしておきますので、よろしく対応をお願い申し上げたいと思います。


 それと、スマートインターチェンジでございますが、今、市長、これについても検討するということをお約束いただきました。実は、南条スマートインターチェンジ、これは福井県でございます。現地を見てまいりました。ここは17年から社会実験をやって、本格的にはことしの3月が本格的フル化開通になったところでございます。もう一つ兵庫県の夢前なんかは、20何億という事業費の予定で、地元負担がその1割の2億何千万という地元負担という計画ですが、この南条は、県が一部事業をしてくれておりますし、それこそ地域活性化のお金を使ったり、それと一部幅員が3メートルぐらいしかありません。それでもちゃんと本格的供用になっております。それはなぜかといいますと、おりる車を限定するということもできます。それで、ちょうど西紀サービスエリアの前の長安寺篠山線は、近く改良工事も行われようとしております。県とうまく打ち合わせして、対応をお願いしたいと思います。よろしくお願い申し上げます。


○議長(河南克典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)  騒音対策につきましては、今言いましたような、適切に対応していきます。


 スマートインターチェンジにつきましては、大きな道路整備の費用がかかるというのは、なかなか篠山市にとって難しいですので、今ある道を生かしていけるのであればというふうな考えを持っておりますので、検討をさせてもらいたいと思います。


 確かにこの秋のシーズンを迎えて、渋滞で篠山に来てもおりられないというのは困りますので、常時あけなくても、そういったときだけ、西紀からもおりられると、あるいは、上りというんですか、限定してでのといったことも可能ではないかというふうなことも含めて検討させてもらいたいと思います。


○議長(河南克典君)  これで、一般質問は終わります。





◎日程第3  議案第108号 たんば田園交響ホール舞台設備改修工事請負契約について





○議長(河南克典君)  日程第3.議案第108号 たんば田園交響ホール舞台設備改修工事請負契約についてを議題といたします。


 議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。


 小山教育部長。


○教育部長(小山辰彦君)(登壇)  教育委員会の小山です。よろしくお願いします。


 ただいま上程いただきました議案第108号 たんば田園交響ホール舞台設備改修工事請負契約についての提案理由の説明を申し上げます。


 本件につきましては、本年3月5日付で兵庫県と締結いたしました「たんば田園交響ホール改修整備事業委託契約」に基づく同ホール改修事業の本年度に繰り越しをさせていただきました事業のうち、舞台機構設備を改修しようとするものであります。


 工事の概要につきましては、お手元に配付させていただいております議案第108号説明資料の左側、工事内容のとおりでございますが、主につり物機構、スクリーン、迫機構、電動装置などの改修、更新でございます。


 準備工及び舞台装置などの工場製作を年内に済ませ、交響ホールの運営を平成22年12月24日から平成23年3月31日まで休館とし、その間に舞台設備改修等の工事にかかり、平成23年3月25日までに工事を完了する予定といたしております。


 入札につきましては、本日配付させていただきました「たんば田園交響ホール舞台設備改修工事入札実施結果」により御説明申し上げます。


 工事内容が、舞台設備関係という特殊性にかんがみ、指名競争入札とし、国土交通大臣許可が行う「建設業者の経営に関する客観的事項の審査結果」の総合評定値(P点)が900点以上を有していること、平成12年度以降10年間に官公庁が発注した工事請負金額が1億円以上の舞台機構設置工事、または改修工事の施工実績を有していること、及び工事後の保守体制、保障体制についても責任の持てる業者であることを要件とし、平成22年度篠山市の入札参加資格取得者の中からこれらに該当するすべての業者3社を指名して入札を行ったものであります。


 篠山市入札審査会の審査を経て、平成22年9月6日13時30分から入札を執行いたしました結果、消費税抜き価格1億4,200万円で三精輸送機株式会社が落札いたしました。


 よって、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をいただき、消費税を含む1億4,910万円で三精輸送機株式会社と工事請負契約を締結しようとするものであります。


 以上、提案理由の説明といたします。


 よろしく御審議いただきまして、御決定いただきますよう、よろしくお願いいたします。


○議長(河南克典君)  提出者からの説明は終わりました。


 これから質疑を行います。


 質疑はありませんか。


 4番、植野良治君。


○4番(植野良治君)  4番、植野です。


 議会の議決を経る篠山市の工事、久しぶりに出てきました。早く直さなければならない施設なので、結構な状況で進んでおるなと思うんですが、先ほど御説明いただいたとおり、三つの基準に基づいて、三社を指名して入札にかけたと、こういう説明だったんですが、この条件で3社の中で篠山市の地元業者というのは、該当業者があったのか、なかったのか。なかったとすれば、残念ながらそれだけの能力がないのでいたし方ないんですが、地元業者でないところに仕事が回って、地元の仕事がまた一つ減ったなという残念な気持ちもあるんですけれども、そういう意味で、御質問させていただいたわけです。どんなもんでしたか。


○議長(河南克典君)  小山教育部長。


○教育部長(小山辰彦君)  ただいまの植野議員の御質問にお答えしたいと思います。


 今申しました要件というのがありまして、特に、舞台装置については規模も大きくて、特殊性があるということです。正直に申しまして、3社ということになったんですけれども、日本全国でも最終的に5社ということになります。


 今地元いろいろとそんなお話をいただいたんですけれども、これは田園交響ホール全体を改修していくときに、あと外部であったり、内部であったり、空調であったり、いろんな部分があります。そういったものについては、そういった配慮をしながら、分けて発注すると、そういったことを考えております。


○議長(河南克典君)  4番、植野良治君。


○4番(植野良治君)  4番、植野です。


 今、答弁いただいたら、全国でも余り多くの業者がないと。残念ながら篠山では能力を持った業者がおらなかったと、こういうことで、これはいたし方ないことだと思うんですが、御答弁のあったとおり、篠山の業者でできる仕事は、できるだけ篠山の業者というような配慮を最大限いただきたいなと。不景気で大変弱っております。その点だけひとつ今答弁いただいたので、今後においては、配慮いただけるものということでお願いしたいと思います。


 以上です。


○議長(河南克典君)  ほかに質疑はありませんか。


 19番、吉田浩明君。


○19番(吉田浩明君)  19番、吉田でございます。


 今回、大がかりな工事ということになりまして、今後、今お話がありましたように、特殊な施設であると、工事であるということにかんがみまして、今後のそのメンテナンスですね、これどういうふうに、これはほかの業者でもそういうことができるのか、やっぱりここで工事した業者がおよそやってもらわなければならんと、こういうことになるのか、その辺だけお聞きしたいと思います。


○議長(河南克典君)  小山教育部長。


○教育部長(小山辰彦君)  吉田議員さんの御質問にお答えしたいと思います。


 基本的に、工事そのものは非常に特殊性を持っておるということの中で、そういったメンテナンスについても、いわゆるそういったものができる業者ということを一つ考えないといけないということになります。


 ですから、そういった管理の部分についても、工事と同じく、舞台装置、そういったものについては、そういった特殊性を持った大きな、そういった業者です。ですから、今、施工した業者もそういったものを持っています。そういったところになろうかと思いますし、また、分散した中での細かい部分については、また分離して、そういった分野については、コンパクトというか、小さな部分でもそういった管理をしたいと、管理の業者というか、そういったことに分散してやっていきたいと、そのように思っております。


○議長(河南克典君)  ほかに質疑はありませんか。


 18番、渡辺拓道君。


○18番(渡辺拓道君)  済みません。1点だけ確認をさせていただいておきたいんですけれども、この工事につきましては、県からの移譲を受けるということで、3月の補正で上がっていて、繰り越して、これから実施をしていくというような工事であるというふうに思うんですけれども、工事内容について非常に専門的で細かい部分がありますので、なかなか私自身も一つ一つどういう意味合いなのかという部分がなかなか理解がしにくい部分があるんですけれども、全体といたしまして、当初県からの移譲に当たって、ホールの改修が必要であると、点検をされて、協議をなされた内容がすべて盛り込まれて、当然、盛り込まれているというふうに理解をしているわけなんですけれども、そのとおりでいいのか。その後、やはり改修方法等について、また変更があって、変更内容によって、この工事が発注されたのかということについて、ちょっと確認をしたいんですけれども。


○議長(河南克典君)  小山教育部長。


○教育部長(小山辰彦君)  渡辺議員の御質問にお答えしたいと思います。


 これは当然、県からの移譲の中で、そういった改修については、協議を進めていく中で、最終的には、私たちが思っている要望の分と、それとのすり合わせた中では、いわゆるそういったものを調整した中のものは、そのまま当時と変わらず、最終的に調整したものと変わらず、いただいてやっているというふうに思っております。


○議長(河南克典君)  ほかに質疑はありませんか。


 2番、西田直勝君。


○2番(西田直勝君)  2番、西田です。


 これについては、私はやっぱり多くの問題を抱えていると思っていますので、今回のこの事業を実施するに当たって、一般財源の持ち出しとかいうのは全くないわけね。要するに、今回の県からの補助金というのか、それですべて賄っていくということですね。


 次の工事が当然出てくるわけですよね。外装的な問題が出てくると。こういうような問題についての見通しも含めて、今のその予算の中、いわゆる県から出してきた補助金のうちの中でちゃんとできるのかどうか、その辺の見通しも含めて、間違いなく施行されているというように理解しておってもいいんですか。その辺だけ聞かせてください。


○議長(河南克典君)  小山教育部長。


○教育部長(小山辰彦君)  西田議員の御質問にお答えしたいと思います。


 今の移譲を受ける中で、これまで傷んできた、老朽化してきた部分、そういった部分については、すべて改修させていただくということになります。今おっしゃっている状況の中では、今後のことですよね。今後ですね、今後当然、物ですから、また、例えば、15年とか20年たったときに、そういったときに、やはり物ですから修繕もせんといかん部分も出てくるとか、そういうこともあろうかと思うんですけれども。


○議長(河南克典君)  全体の工事。


○教育部長(小山辰彦君)  済みません。申しわけございません。ちょっと勘違いしておりました。分離して発注していく分もすべて入っています。済みませんでした。


○議長(河南克典君)  2番、西田直勝君。


○2番(西田直勝君)  2番、西田です。


 いわゆるすべて県からの補助というのですか、交付金によって賄い切れるという、そういう理解でいいわけやね。問題は、当然そういうことになると、改装し出したら、いろんなものが見えてくるわけじゃないですか。当然、精密にいろんなことを概算的にやって、それだけの金になっていると思うけれども、しかし、いずれにしても、改修をしていけば、当然のこと、そういうお金が賦課されてくる可能性があるというように、私は思ったので、そういうことが絶対ないというようにちゃんと確信を持ってやるんだったらいいけれども、やはりこういうものについては、前回も言いましたけれども、県の施策としてつくってきて、県民として私たちがやってきたそういうものが、移譲されたことによって、県からちゃんとした財源がおりてくるということが、大前提であることが間違いないわけやから。そのことに対して、また、それは市のほうからそれだけの予算を組んでいかないかんということが起こり得るようなことが起これば、これは一体何をやったということになるので。その辺だけはしっかりとやっぱり予算執行上、考えていただかなならんというふうに思っていますので、間違いのないようにひとつしっかりやってください。


○議長(河南克典君)  ほかに質疑はありませんか。


 11番、市野忠志君。


○11番(市野忠志君)  11番です。


 篠山市には、この特殊な業種ですから、指名願いというのは、この3社だけやったという説明でしたんですけれども、間違いございませんね。そこで、この3社ですけれども、それぞれP点900以上ということの中で、その指名願いというものは、今まで篠山市に何年ごろから既に常時出されておったのか、あるいは、こういう工事が出てきたから、まとまって、予測して出してきたのか、その辺ちょっと説明していただきたいんですけれども。


○議長(河南克典君)  小山教育部長。


○教育部長(小山辰彦君)  市野議員の御質問にお答えしたいと思います。


 これは今年度に指名願いを出されたということであります。


○議長(河南克典君)  11番、市野忠志君。


○11番(市野忠志君)  それでしたら、今までは過去には全然全く出てなかったということですね。


○議長(河南克典君)  小山教育部長。


○教育部長(小山辰彦君)  済みません。1社だけ、今3社のうち1社だけ、これまでから出ておりました。


○議長(河南克典君)  11番、市野忠志君。


○11番(市野忠志君)  市に提出されたその期日ですけれども、3社が同時にほとんど接近した日付ぐらいで、出してきたのか。1社はもう既に毎年出してきたというようなことですけれども、それだけ確認させていただきたい。


○議長(河南克典君)  小山教育部長。


○教育部長(小山辰彦君)  1社につきましては、毎年、その申し上げたとおりであります。あとの2社については、最近出されました。


○議長(河南克典君)  ほかに質疑はありませんか。


 17番、木戸貞一君。


○17番(木戸貞一君)  済みません。1点だけ、今回、県費でやられるんですけれども、これ移譲されて、篠山市の物になったら、次からは県の保証もなくなるので、この特殊な装置の耐用年数っていうのはあるんですか、そういうのは。


○議長(河南克典君)  小山教育部長。


○教育部長(小山辰彦君)  木戸議員の御質問にお答えしたいと思います。


 耐用年数については、それぞれ機種によっていろんな分野についてあろうかと思うんですけれども、中にはその機械では10年とか15年であったりとか、舞台装置では20年ぐらいもつだろうとか、そういうふうにはなっています。ただ、20年と申し上げましても、メンテナンスがうまくいって、ちゃんと維持管理をしておれば、それ以上にもつということになりますので、そういったことは非常に気にかけながら、大事な管理をしていきたいというふうに思います。


○議長(河南克典君)  ほかに質疑はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(河南克典君)  質疑なしと認めます。


 これで質疑を終わります。


 これから討論を行います。


 討論はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(河南克典君)  討論なしと認めます。


 これから、議案第108号を採決いたします。


 本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


                 (起立多数)


○議長(河南克典君)  起立多数です。


 したがって、議案第108号は、原案のとおり可決されました。


 以上で、本日の日程は、全部終了しました。


 お諮りいたします。


 議事に都合によって、明日17日から20日までの4日間、休会としたいと思います。


 御異議ございませんか。


             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(河南克典君)  異議なしと認めます。


 したがって、明日17日から20日までの4日間、休会とすることに決定しました。


 次の本会議は、9月21日午前9時30分から開議します。


 本日は、これで散会します。


 お疲れさまでした。


              午後 3時52分  散会








 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。





                       平成22年9月16日





                       篠山市議会議長  河 南 克 典





                       篠山市議会議員  吉 田 浩 明





                       篠山市議会議員  森 本 富 夫





                       篠山市議会議員  西 田 直 勝