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兵庫県 篠山市

平成22年第73回定例会(第3号 6月18日)




平成22年第73回定例会(第3号 6月18日)





       第73回篠山市議会定例会会議録(3)





          平成22年6月18日(金曜日)


             午前 9時30分 開会








 
〇出席議員(20名)


     1番  森 本 富 夫         2番  西 田 直 勝


     3番  園 田 依 子         4番  植 野 良 治


     5番  小 林 美 穂         6番  本 莊 賀寿美


     7番  奥土居 帥 心         8番  恒 田 正 美


     9番  前 田 えり子        10番  隅 田 雅 春


    11番  市 野 忠 志        12番  大 上 磯 松


    13番  足 立 義 則        14番  堀 毛 隆 宏


    15番  林     茂        16番  國 里 修 久


    17番  木 戸 貞 一        18番  渡 辺 拓 道


    19番  吉 田 浩 明        20番  河 南 克 典





〇欠席議員(0名)





〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名


  市長        酒 井 隆 明   副市長         金 野 幸 雄


  教育委員長     新 家 英 生   教育長         河 南 秀 和


  代表監査委員    佐 圓   隆   政策部長        平 野   斉


  総務部長      植 村 富 明   市民生活部長      堀 毛 宏 章


  保健福祉部長    前 田 公 幸   農都創造部長      長 澤 義 幸


  企業振興部長    長 澤 光 一   まちづくり部長     若 泰 幸 雄


  上下水道部長    大 藤 和 人   農業委員会事務局長   森 口 壽 昭


  教育部長      小 山 辰 彦   監査委員・公平委員会・選


                      挙管理委員会・固定資産  大 西 正 巳


                      評価審査委員会事務局


  会計管理者     松 尾 俊 和   消防長         植 村 仁 一





〇議会事務局職員出席者


  局長        池 野   徹   次長          時 本 美 重


  係長        樋 口 寿 広





〇議事日程 第3号 平成22年6月18日(金曜日)午前9時30分開議


  第 1  会議録署名議員の指名


  第 2  一般質問


            通告 6番から





              午前 9時30分  開議


○議長(河南克典君)  皆さん、おはようございます。


 これから、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。





◎日程第1  会議録署名議員の指名





○議長(河南克典君)  日程第1.会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって、7番、奥土居帥心君、8番、恒田正美君、9番、前田えり子君を指名します。





◎日程第2  一般質問





○議長(河南克典君)  日程第2.一般質問を行います。


 質問に先立ちまして、議長から一般質問の議事運営について申し上げます。


 本日の一般質問についての各議員の発言は、会議規則第56条第1項の規定により、個人質問は30分以内とします。時間の徹底と発言議員に持ち時間を確認いただくため、議場東側の標示板に残り時間を表示いたしますので、御注意いただくよう、あらかじめお願いいたします。


 なお、2回目以降の質問は自席からお願いいたします。


 質問は、通告順により議長から順次指名します。


 通告6番、大上磯松君。


○12番(大上磯松君)(登壇)  皆さん、おはようございます。議席番号12番、大上磯松です。議長の発言の許可を得ましたので、通告に基づき、一般質問をさせていただきます。


 私は、千葉県にある廣池学園麗沢高校、麗沢大学を卒業いたしました。知る人ぞ知るという学校ですが、この学校の特色として、道徳教育を根幹とした教育を目指しております。また、社会教育においては、公益財団法人モラロジー研究所として、日本の社会、いや世界が安心、平和、幸福の増進に寄与することを目的にし、活動を行っています。倫理・道徳の研究と心の生涯学習を推進しています。そういった環境の中で育ちましたので、この道徳教育には大変関心を持っております。


 さて、国においては、戦後教育として昭和22年に制定された教育基本法のもとで、実施されてきましたが、社会構造の変化や核家族化、少子化によって、教育においてもさまざまな問題が生じてまいりました。そして、やっと平成18年に、教育基本法が改正され、道徳心・自立心・公共の精神等、今求められている教育の理念について想定されたわけです。それによって、教育振興基本計画が平成20年に策定され、県ではそれに伴って、兵庫教育創造プランを平成21年に策定、そして、我が篠山市においては、平成22年から26年度に向けて、篠山きらめき教育プランを平成22年に策定したわけです。


 単年度の教育方針の中で、学校教育分野の項目の中で二つ目として、一人一人を大切にする心の教育の充実と、道徳教育の重要性が掲げてあります。昨今の市内においてもいろいろな事件が発生しておりますが、昨日、市長の言葉にもあったように、いずれもモラルが欠けた人間の行動の結果だと思います。世間一般においても、新聞・マスコミをにぎわせているさまざまな事件も、道徳というものを身につけていないために起きているわけです。この世に人間が存在する限り、道徳教育がいかに大切であるかを証明しているわけです。


 今10歳の子供たちも、10年たてば20歳になり、選挙権もあり、成人し、世間から一人前として認められるわけです。その子供たちにしっかりと道徳教育を教えていけば、篠山の将来、いや日本の将来は希望に満ちているものになると思います。経済・環境・医療も大事ですが、人づくりこそが一番大事だと思います。


 そういった意味で、一つ目の質問として、道徳教育の重要性について、教育長がどのように考えておられるのか、お伺いいたします。


 また、それに関して、道徳の授業としては、総合学習の中で、担任の先生が教えておられると思いますが、授業の内容、そして教えている先生にどのように指導、また育成されているのかをお伺いいたします。


 それに道徳推進教師とは一体どのような位置づけをされているのか、お伺いいたします。


 続きまして、感謝の気持ちを持とうとして、ありがとうの感謝の気持ちを伝えるプロジェクト事業の具体的な内容について、お伺いいたします。


 二つ目の質問といたしまして、幼児教育、小学校教育、また取り巻く環境の現状と課題についてですが、通告後に古市小学校における悲しい事故が発生したわけですが、本来、学校というものは安心安全な場所でなければならないわけです。昨今の学校教育に関しては、適正配置の方策、また、学校耐震診断及び耐震補強工事等の政策が安全安心にて学べる環境づくりとして、頑張ってこられたように感じます。それらのことも大変重要な課題ですが、本来、最も大事なことは、学校内、園内において、どのような環境の中でどんな教育を受けているかということです。


 そういった意味を含めて、家庭教育と学校教育の区別化、明文化、一口に分けるというのは困難かもわかりません。教育というものは、継続性があることですが、しかし、責任の所在の確認等も重要性がありますので、そこの考え方をお伺いいたします。


 続きまして、家庭は子育ての出発点でもあり、生活習慣や生活能力、規範意識など、子供の基本的な資質を育てる重要な役割を担っています。子育て家庭においては、核家族化など家族形態や生活様式の変化に伴い、日常的に親や家族からの子育ての知恵を得ることも困難となっております。保護者の子育ての負担は、ますます大きくなっていると思います。そのような環境の中で、最近新聞紙上をにぎわしている児童虐待について、市の現在の現状と、また防止策をお伺いいたします。


 これに関しては、通告後に議員ポストに児童虐待防止マニュアルが配布されたわけですが、確認のため、再度よろしくお願いいたします。


 最後に、5月25日付の神戸新聞において、県内の公立学校においての精神疾患で療養の教職員のことが載っておりました。学校の現場を預かる先生にとっては、職場環境が大変大事だと思います。そういった意味で、現場環境の把握、及び市内の先生の現状はいかがなものかについて、お伺いいたします。


 以上、大きく二つの項目について、質問させていただきました。2回目以降は自席にて質問させていただきます。


○議長(河南克典君)  河南教育長。


○教育長(河南秀和君)(登壇)  議員の皆様、おはようございます。


 それでは、ただいま大上議員から御質問のございました質問事項の一つ目について、お答えをまずさせていただきたいと思います。


 教育方針の中での道徳教育ということ、その重要性についてといったことで、中身には、3点あったかと思います。私自身が道徳教育をどのように認識しているのか、そして、道徳教育を教える教師に関しての育成であったり、そしてまた体制のこと、三つ目には感謝の気持ちを持とうと、こうしたことでのプロジェクトに関すること、そうしたことで、お答えをさせていただきたいと思います。


 まず、1点目の道徳教育をどのように私が認識しているかということ、このことに関してなんですけれども、今、子供たちは、生命の尊重、そうした精神であったり、自尊感情、この乏しさ、基本的な生活習慣の未確立、規範意識の低下、人間関係を形成する力の低下など、これらがすべて篠山市の子供たちにあるとは言いがたいところはございますが、いわゆる心の活力が弱っているとの指摘がなされています。こうした今日的な時代背景はもちろんありますが、人としての生き方を学ぶのが道徳であり、そして、人間としてよりよく生きるための基本的な心構えや行動の仕方について学ばせる生き方の教育が道徳教育と認識いたしております。


 だからこそ、道徳教育を教育の中核に位置づけなければ、教育は成り立たないと私のほうは考えております。


 議員おっしゃったとおりの改正教育基本法では、旧法以来掲げてまいりました「人格の完成」という基本理念を継承しつつ、第2条の教育の目標としてまずその第一には、「豊かな情操と道徳心を培うこと」を掲げています。篠山市におきましては、「篠山きらめき教育プラン」において、「一人一人が光り輝き、生きがいを目指す」という教育理念をもとにして、「自立」「愛郷」「公共・尊重」「国際社会」をキーワードにした「目指す人間像」を掲げており、これらは、道徳性の確立につながるものでもあります。


 児童生徒を取り巻くさまざまな課題の解決に向け、自分自身の生き方をしっかりとみつめる篠山っ子をはぐくむためには、道徳教育は極めて重要なものと改めてここで認識しているということをお伝え申し上げたいと思います。


 続きまして、道徳教育を教える教師に関して、また、その育成のことについてのお尋ねがございました。


 道徳教育について、まず、議員がおっしゃいました総合的な学習の時間、確かにその中でも取り扱うことはございます。あわせて、学校における道徳教育の要というのは、「道徳の時間」です。いわゆる道徳の授業です。各教科、外国語活動、総合的な学習の時間、特別活動等のすべての教育活動を通じて行うこととなっております道徳ではありますが、「道徳の時間」、いわゆる道徳の授業を行う時間のことです。その指導につきましては、学級担任を中心としてそれぞれ全教職員が協力して行います。


 年間35時間を基本としながら、1年生等につきましては、34時間といった取り扱いがありますけれども、これは小学校の場合ですが進めております。


 また、各学校では、校長が道徳教育を推進するため、教職経験豊かな教師や道徳教育について、実践や研究実績のある教師を、それぞれの学校で平成21年度からですが、道徳教育推進教師として位置づけております。


 道徳教育推進教師は、道徳教育の推進を主に担当するとともに、道徳教育に関する学校組織運営を円滑に行う役割を担っております。また、各学校におけるそれぞれの取り組みですが、道徳の全体計画や年間指導計画の作成、見直しであったり、授業についての研究を行っております。


 市内の小学校では、全小学校が一体となりまして、研究会を組織し、市内全体で学年・学級ごとに分かれまして、授業研究を行い、中学校では、同様に篠山市中学校教育会道徳部会を中心に授業研究を行っております。さらに、参観日やオープンスクール等の機会に、道徳の時間、いわゆる道徳の授業ですが、そうしたことを公開いたし、また、地域の素材をもとに副読本を作成し、地域とのつながりを深めている実践もございます。このように、常に道徳教育にかかわる研修に努めて、教職員としての資質向上に努めております。


 3点目の感謝の気持ちを持とうとして、「ありがとうの感謝の気持ちを伝えるプロジェクト事業」の具体的な内容について、お答えをいたしたいと思います。


 子供たちを取り巻く社会環境の変化、これは、先ほど議員のおっしゃるとおりでございます。これまで以上に意識して基本的な倫理観をはぐくんでいくことが大切になってきます。子供たちが、自分を取り巻くさまざまな人や豊かな自然、地域に対する感謝の思いをはぐくむこと、また、その感謝の思いを表現することが、豊かな心、豊かな人間性をはぐくむことにつながると考えております。


 篠山きらめき教育プランの「共有する道しるべ」におきましても、「「ありがとう」感謝の気持ちを持とう」として、周囲に感謝し、思いやりや寛容の心を持つふるさと篠山の子供たちをはぐくんでいきたいと考えております。


 そこで、「感謝の気持ちを届けようプロジェクト2010」として、篠山の子供たちが感謝の気持ちを素直に表現し、文につづる取り組みを実施します。その内容といたしまして、まず各学校で、子供たちが自分の育ちにかかわって、家族や地域の人々など、自分を取り巻くさまざまな人とのかかわりについて振り返る機会を設けます。素直な思いで、子供たちの感謝の気持ちを醸成させるよう働きかけをいたし、その思いとして、次には感謝の気持ちを手紙等により表現します。感謝の気持ちを表現するに当たっては、手紙等の形式で200字程度で表現することとし、自分の思いを素直に、わかりやすく表現する力を培います。


 なお、各学校の実態や子供たちの発達段階に応じて、創意工夫して取り組むこととはいたしております。こうした手紙等につきましては、各学校、各学級1点程度の作品を集めて、一堂に展示いたしたいと考えています。


 また、市の広報紙への掲載なども考えていきたいと、そして、さらには、こうした作品を子供たち、そしてまた保護者が互いに鑑賞することを通して、子供たちの情操をさらにはぐくんでいきたいと考えております。


 このような取り組みを通して、子供たちが自分を取り巻く多くの人々の支えにより、日々の生活や現在の自分があることに気づき、感謝の気持ちを持って、それを言葉で伝えようとする篠山市の子供たち、篠山市で暮らしていること、篠山市で学べる環境にあること、自分の身の回りのさまざまな人々とのかかわりについて、ありがとうの気持ちを日々胸に、そして、さらには多くの人々の善意や支えにより、日々の生活や今の自分があることに気づかせながら、感謝する気持ちを持って、それにこたえようとする、こたえることのできる子供たちを育てていきたいと考えております。


 以上、この場で質問事項一つ目の答弁とさせていただきます。


○議長(河南克典君)  12番、大上磯松君。


○12番(大上磯松君)  12番、大上です。


 ただいま教育長より道徳の重要性について述べていただき、その気持ち大変うれしく思います。その考え方を大いに市の教育のほうへ政策として、反映していただければ、うれしいと思うんですけれども、先ほどの説明の中で、道徳の授業ということで、担任の先生が道徳ということで、1年生34時間、それ以外は35時間、年間授業を行っておられるということなんですけれども、先ほどちょっとお伺いしたように、その担任の先生がその道徳を教えるということに関しての、そういう研修とかそういう育成について、もう少し何か詳しくあれば、ちょっとお伺いしたいんですけれども。


○議長(河南克典君)  河南教育長。


○教育長(河南秀和君)  学校における道徳の時間を展開するための担任教師がいるわけですけれども、その研修等の中身ということになります。道徳の授業というのは、これは各教科、そうしたさまざまな算数・国語・社会等ありますけれども、それ以上に難しい授業だと、私のほうは考えております。何よりも、なかなかもって子供たちの心を推しはかったり、あるいは考え方を一人一人の生活を背景にしながらとらえるということは、まことに難しいことです。それだけに指導の技量は必要です。今、そうしたことで、教職員の資質向上については、採用されたその年には、初任者研修、こうしたことで教師の研修がございます。その中で、特に道徳につきましても指導の方向性であったり、そしてまた、授業のあり方等について、これは県の教育委員会であれ、市のほうでも指導をいたす。そして、その次には、各学校にはそれぞれ初任者研修に対しまして、指導を行う教員もおります。そうした中で、道徳の授業のあり方、基本的なことを指導してまいるというシステムがございます。


 なお、それだけでは十分とは言えません。だから、各学校ではそれぞれ道徳の授業をそれぞれ担当するわけですから、そのことについて、年間の基本的な計画であったり、全体計画を4月の年度当初には、それぞれの教員が理解できるように提示をいたします。そこで、校長の方針も示し、そしてまた、それぞれ各学年等において、複数学級のない学年にあっては、他の学年と共同しながら、授業のあり方を互いにどういうふうに進めていくかということを研修いたしたりいたします。


 しかしながら、なおさら、先ほど申しましたように、子供たちの道徳の授業というのは最も難しい授業でありますから、そうしたことだけではまだまだ十分とは言えないことは事実です。それと同時に、今、道徳の授業そのものは、担任教師が中心とはなりますけれども、時には子供たちの道徳性をさらに深めるためには、いろいろな方々の協力を得ながら、道徳の時間をさらに膨らませるような工夫もしなければならないと。そうしたことで、担任教師の人生経験だけではなく、それぞれの地域の方々のいろんな経験や、その道一筋にやってこられた方々の考えを子供たちに提示できる場があれば、子供たちの道徳性を育てることとあわせて、人としての生き方を学ばせる機会、そうしたことも道徳の授業の中に盛り込んでいく場合がございます。


 今後ともこの道徳教育については、本当に大きな意味合いを持つ、そしてまた、その中核となる、かなめとなりますのが「道徳の時間」ですから、そのことについては、教育委員会といたしましても、それぞれの学校で研修をして、内容の充実に努めるように、さらに指導に努めたいと考えております。


○議長(河南克典君)  12番、大上磯松君。


○12番(大上磯松君)  12番、大上です。


 今答弁していただきましたように、本当に道徳というのは、人間形成上、先生だからといって、完全なものでもない。本当に人生において、ずっとつくっていくものだと思うんですけれども、そういった意味で、先ほど私が少し前段で触れましたけれども、公益財団法人モラロジー研究所というところが、御存じの方あるかもわかんないですけれども、こうやって「ニューモラル」という小冊子があります。御存じの方があるかもわからないですけれども、こういったテキストというのですか、副読本にしていただければ、また、先生の道徳の授業にも役立つのではないかということで、ひとつ提案させていただいておきます。


 それに含めて、先ほど教育長が言われましたように、私も議会に出させていただきましてから、卒業式、入学式に参加させていただいております。その中で、やはり地域のお巡りさんとか、郵便局さんとか、また農協の職員さんというような方がその学校の取り巻きとして来賓でこうお見えになっているわけです。今、教育長言われたように、まさにその経験というのですか、いろんな意味で、地域で頑張っておられる人らのそうした方々の体験談じゃないですけれども、そういったものをその道徳の授業の中に入れていただければ、また子供たちも大変違った意味で興味が沸いていくんじゃないかなということも考えております。


 そういった意味で、今提案したことを今後少しでも反映していただければ、うれしいと思います。


 続きまして、感謝の気持ちを持とうの、この「「ありがとう」感謝の気持ちを伝えるプロジェクト」のことに触れられて、200字程度の手紙というようなお話もされたのですけれども、やはり一つの事業展開としては、キャンペーン的な、やはり篠山市がこんなことをやっているんだなというぐらい、社会に対してというんですか、何か打ち出していただきたい。ましては、この昨今、この市内においては、余りいい話題がない中で、それをきっしょにして、篠山市は、道徳推進に力を入れているんだなというような、訴えるような考え方のキャンペーンとしての働きかけが必要じゃないかなということも思います。


 確かに、200字程度に、家族であったり、お世話になった方に気持ちを書いて、学校内で選ばれて、発表するのもいいんですけれども、やはり習ったことを実際的に応用することが大変大事だと思うんです。だから、逆に言えば、今JPですか、郵便局というんですか、そういうところとタイアップされて、今50円のはがきに実際、勉強したことをはがきに書いて、それを出していくと。そしたら、そのはがきを受け取った親であったり、またお世話になった方々が、またそれに対して、何らかの反応を起こしていくというような、もっともっとその輪が広がっていくように思うわけなんですよね。


 だから、どうしても道徳の授業というのは、その学校内だけで勉強して、何かこうするんじゃなしに、やはり現実的に社会へ打ち出していくということが、必要じゃないだろうか。あいさつにしても、おはようございます。ありがとう。こんにちはって、声を他者へ働きかけるから、他者からそれに対するまた言葉があることによって、喜びも感じていくわけなので、大いに今言いました、このプロジェクトに関しては、そういった考え方というのはいかがなものか、その辺についてちょっとお伺いいたします。


○議長(河南克典君)  河南教育長。


○教育長(河南秀和君)  改めてお答えを申し上げたいと思います。


 まず、先ほどのほうの一つ目になりますけれども、外部からのいろんな講師、そうしたことでゲストティーチャーとよく言われますけれども、すべての学校でこうしたことがなかなかきちっとできているかと言われれば、まだまだというところもございますから、今御指摘を賜わったようなことをしっかりと考えて、そして、道徳的な価値が深まるということであれば、そうした方、適切な方にお入りいただいて、道徳の授業の道徳の時間における最後の締めくくりとして語っていただいたり、そんなことを工夫してまいりたいと。そうしてまた、そうしたこ とをぜひとも各学校に伝えていくように、努力してまいりたいと考えております。


 その次に、ありがとう、そうしたことでの感謝の気持ちを届けるキャンペーンというようなことでお話をいただきました。200字程度というのは、誤解があってはいけないんですけれども、これは篠山市東中学校のほうで、何年間か研究と実績を積んでくれました一つの子供たちへの言語的な能力、書く力を向上させる言語能力の向上にかかわっての一つの成果から、考えていこうとしているものです。


 教師が担任するすべての子供たちの思いをしっかりと確かめる。あるいは、いろいろなことで自分が研究したこと、学んだことを書かせたときに、効率よく、しかも全容をその日に見ることができる量を考えたときに、200字ならできます。子供たちも負担なく書けますと。いろんな取り組みをしてみたその結果、結論として得られたのが200字程度ということで、こうしたことは我々の今の学校現場の状況として、つかむことができました。


 先般の篠山市の教職員への篠山の教育の説明というようなことにおきましても、その実践を発表をしてくれました。それぞれの各学校がその実践を高く評価して、受けとめたところです。そうしたことも合わせ持って、一度だけのこうした文をつづるということじゃなくて、日常的にそれが続けられるように、それらが基本的にあるということで、御理解をまず賜わればありがたいと思います。


 そうして、こうしたつづった文章そのものについては、場所をまだ特定したわけじゃありませんけれども、例えば、市民センター等に一堂に介してというのは、そういう意味合いで掲示をしていきたいと。広くたくさんの市民の方々や、そしてもちろん保護者もごらんいただいて、いろんな場にその作文をごらんいただければ、ありがたいなと。そうしたことで、共有できるように努力していきたいと。初年度はそうしたことでの取り組みを今考えております。


 なお、中にはそれこそかつて私がかかわった子供の中には、自分が心を込めてつくった俳句が、賞品に掲示されたと、そんなことがあったと。それをわざわざ私もくれました。そうしたことで、ずっとそのことを自分の励みとして、頑張っているという子供がいるのも事実です。広く子供がたくさんの方々に知っていただくことをそういう機会を設けることは、それこそ子供の存在感であったり、子供の自己有用感、社会的な承認といいますか、評価を得られる貴重な方法だと思いますので、そうしたことも今おっしゃったこと含めて、考えていきたいと思っております。


 以上でございます。


○議長(河南克典君)  12番、大上磯松君。


○12番(大上磯松君)  12番、大上です。


 各学校において、いろんな取り組みというその地域、その学校の特色を生かして、学校独自のという、その考え方も大変大事だと思うんですけれども、やはり社会へ打ち出したり、やっぱりキャンペーンとか、物事をこうしていくためには、やっぱり統一行動というのですか、市内全学校挙げて、何か一つのことに向かってやっていくという考え方が非常に大事ではないかと思います。そうした中で、社会も取り巻いて、道徳推進の一つの大きな役割を担っていけるのではないかなと思っています。


 とりあえず一つ目の質問は以上で結構です。


○議長(河南克典君)  河南教育長。


○教育長(河南秀和君)(登壇) それでは、続きまして、大上議員からの二つ目の御指摘、御質問のございました市内の学校の教育状況というようなことで、中身につきましては、3点あったかと思います。


 一つ目には、家庭教育と学校教育、その役割と申しますか、その明分化といいますか、そうしたこと。二つ目には、児童虐待についての現状であったり、防止策、三つ目には、教師の現場環境と申しますか、精神的な疾患等での休職者等、そうした新聞記事その報道を踏まえて、市内の状況なり、対応はどうなのかということで承りました。


 まず、1点目の家庭教育と学校教育のそのあり方、考え方についてお答え申し上げたいと思います。


 議員冒頭におっしゃいましたように、平成18年12月には、約60年ぶりに改訂されました教育基本法、そうしたもの、御承知のとおりでございます。第10条には、新たに規定された条項が明記されております。御承知のとおり、これは家庭教育という肩見出しで、家庭教育のあり方が盛り込まれました。これまでにはなかったことです。内容は、「父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有するものであって、生活のために必要な習慣を身につけさせるとともに、自立心を育成し、心身の調和のとれた発達を図るよう努めるものとする」と、家庭教育の重要性が示されています。


 家庭教育はすべての教育の出発点であります。子供は基本的な生活習慣、生活能力、豊かな情操、他人に対する思いやりや善悪の判断などの基本的倫理観、自立心や自制心、社会的マナーなどを身につける上で重要な役割を果たすものです。しかしながら、近年の都市化、核家族化、少子化、地域における地縁的なつながりの希薄化など、家庭や社会を取り巻く状況の変化に伴い、家庭の教育力の低下が指摘されております。


 こうした背景を踏まえて、家庭教育のあり方が教育基本法に新たに規定されたものととらえております。


 学校教育は、子供たちの人間としての調和のとれた育成、人格の完成を目指しています。家庭教育ではぐくまれました生活習慣、生活能力、自立心等を基盤として、確かな学力、豊かな人間性、健やかな体等の、いわゆる「生きる力」をはぐくみ、基礎的、基本的な知識及び技能を確実に習得させ、主体的に学習する意欲、態度を養い、これらを活用して、課題を解決するために必要な思考力であり、判断力、表現力等を育成することに学校教育はあります。


 現実には、子供たちは、学校・家庭・地域などさまざまな場での学びを通して成長していきます。それぞれの場における学びが結びつき、相乗的な効果をもたらすとともに、子供たちを媒介として、地域のきずなが深まり、コミュニティの活性化につながることが期待されます。それだけに学校・家庭・地域のそれぞれが子供たちの成長にかかわる当事者として、自覚と責任を持って相互に連携協力し、一体となって、子供たちの教育に取り組み、社会全体で子供をはぐくむことが必要と考えております。


 なお、家庭教育と学校教育の役割をはっきりと区分けするということはなかなか難しいということを現実には今、感じております。今日は、それぞれの家庭での保護者の考え方に、差異が出てまいっております。時に家庭でのしつけだなと思うことであっても、学校への相談がやってまいります。そうした場合には、やはり保護者の家庭での教育、養育のあり方について、学校教育も支援をしなければならないというのが現実であります。


 今そうしたことで、家庭教育と学校教育については、基本的な役割はあるものの、家庭の教育のありようについて、学校が支援をしなければならないということを改めて、そうした現実があるということについて、ここでは申し述べさせていただいておきます。


 2点目の児童虐待についての現状と防止策のことについて、お答えを申し上げます。


 児童虐待の防止等に関する法律が、平成12年5月24日に公布されてから10年を経過いたします。テレビ等で頻回に児童虐待の、そして、乳児・幼児に至るまでのそうした報道がなされると、本当に胸が痛む思いがいたします。兵庫県下の最近の情勢としてですが、児童虐待相談受け付け件数が平成18年度は1,087件、平成19年度は1,011件、平成20年度は1,230件と伺っており、増加傾向にはあります。


 篠山市における虐待の疑いや虐待などの相談、そして通報件数ですが、平成19年度は18件、平成20年度11件、平成21年度8件となっております。市担当として、子ども未来課のほうで受け付けてくれております。件数は減少傾向にはありますが、緊急対応を要するそうしたケースが増加しております。平成20年度は一時保護と入所措置は3件だったと確認しております。うち暴力が1件です。食事を与えない。時には学校にということも保護者がなかなか行かせてくれない。こうしたことを、養育放棄ということで、ネグレクトと呼ばれております。こうした件数は2件。21年度につきましては7件の一時保護・入所措置のケースがあった。いずれも養育放棄と言われるネグレクトということで、報告を確認いたしております。


 議員おっしゃいましたように、先日お配りをさせていただきましたが、平成22年5月に児童虐待防止マニュアルを篠山市におきまして作成をいたしました。人間関係の希薄化という今日的な状況が家庭や地域にも変化をもたらし、子供への虐待は時に社会と隔絶された密室にもなりがちな家庭の中で行われるため、発見されにくい、発見しにくいといった現実があります。それだけに、子供が日常生活をしております身近な地域住民や保健・福祉・教育・医療期間などのそうした関係者が子供たちのサインに気づき、虐待の早期発見を可能とするため、マニュアルには虐待に気づくためにとして、わかりやすく具体的を示して、掲載をいたしております。


 例えばということで、学校での実践も含めてお伝えいたします。


 学校にあっては、健康診断や身体検査、健康観察の折に、不自然なあざや傷、やけどはないか。体や衣服が整容がきちっとされていないのではないか。不潔な状態になっていないか。病気でもないのに、体重・身長等の発育のおくれや、ゆがみが出てきてはいないか。給食などのそうした食事に執着している子供はあらわれはしまいか。家に帰りたがらないといったことはないか。脅えた表情をしていないか。そうしたことは、各学校で留意点として今対応しているところです。また、地域にあっては、たたく音や、子供の叫び声などが頻回に聞こえてこないか、遅くまで外で遊んだり、徘回していることはないか、家に入れてもらえない状況があるのではないかといった意味です。そうしたことをチェックポイントとして、気をつけることが早期発見を可能とします。


 また、虐待が疑われる場合の対応として、虐待があったと疑われる場合、生命が危ぶまれるような緊急時には警察へ、虐待ではないかと感じるような場合も、市役所や子ども家庭センターなどへ連絡相談をするように明示し、早急な対応を促しています。


 さらに、発見から適切な支援・援助を行うに際しましては、子ども未来課、家庭児童相談室、学校教育課、学校健康課、民生委員児童委員それぞれが、事案発生時に早急、かつ適切に対応できる体制づくりを整えています。


 早期発見を促すため、地域住民用として「きこえますか?子どもからのSOS」、こうしたチラシであったり、保育園・幼稚園・学校職員用として「子どもへの虐待が増えています」、こうしたチラシを作成して、疑いを感じましたら、ためらわずに相談・通告していただけるよう、平成21年11月に配布し、啓発を行っております。


 今後も早期発見と適切な保護なり、虐待の予防に努めてまいりたいと考えております。


 次に、学校現場における教職員の現場環境の把握、また、精神的なそうした症状を持った教職員に対する治療であったり、教師の現状課題についてのお尋ねがございました。


 社会の変化や生活の変容が、そしてまた学校を取り巻く環境の急激な変化が、といったこと、さらには、児童生徒の状況の変化や、さまざまな保護者からの要望や地域住民からの要請が多様化、複雑化している今日におきましては、学校における課題や教職員の役割、職務等がこれまで以上に多岐にわたっており、同僚等との対人関係や多様な考え方の保護者への対応等、教職員にとって、ストレスが増大しているのが現実の学校現場の実態と認識しております。


 教師の現場環境の把握の一つとして、県教育委員会では、平成20年度に教職員勤務実態調査を実施し、教職員の時間外勤務が恒常的になっている実態も明らかにされております。


 精神的な治療、そしてまた、復帰研修につきまして、全国の教職員の実態では、平成20年度に病気で休職した全国の公立学校教員は8,578人、そのうち約63%に当たります5,400人は、うつ病、パニック障害などの精神性疾患による休職者数と報告があります。この数字は、10年前の3倍を数えております。兵庫県におきましては、先ほど新聞記事等での内容をお示しいただきましたとおりです。精神性疾患で療養者は372名、篠山市の実態ですが、精神性疾患による休職者はここ数カ年はいませんが、精神性疾患による病気休暇として療養者は数名います。平成20年度では1名、21年度で2名、平成22年度の療養者は現在2名で、全体の0.5%となっています。同僚との対人関係や生徒への指導上の悩み等で、病気療養に至ったケースもあります。


 これらの現状を踏まえまして、教員の職場復帰に向けましては、精神科医等との専門家チームによりグループ指導を行う「職場復帰トレーニング事業」、教職員の職場復帰への不安を解消し、段階的に職場や教職員としての勤務になれるようにする、「プレ出勤制度」を積極的に活用し、復帰後の再発防止への支援を図っております。


 また、各学校では、メンタルヘルスに対する積極的な取り組みを推進するよう、「管理職のための職場のメンタルヘルスハンドブック」を配布し、活用を促しております。さらには、「教職員メンタルヘルス相談センター」が、平成21年4月に開設されましたので、教職員メンタルヘルス通信として、市内の全教職員へ配布をいたしております。教職員メンタルヘルス相談センターというのは、県のほうで設置をいたしてくれております。


 こうしたことを通しまして、早期に、そしてまた適切な対応を図り、心の健康の回復と、そして健康保持増進、現場の教職員の心の安定につながるように、努力してまいりたいと考えております。


 以上で、答弁とさせていただきます。


○議長(河南克典君)  12番、大上磯松君。


○12番(大上磯松君)  12番、大上です。


 御丁寧な答弁ありがとうございます。本当に家庭教育と学校教育というのは、一概に分けることも難しく、大変難しい問題だとは思うんですけれども、ただ、最近思うことが、本来なら家庭教育、俗に言うしつけがされていて、学校へ来られ、学校では本当に学習、団体行動とか、そういう勉学にいそしむ場だとは思うですけれども、一つ一つ何かずれていっているような。先ほど教育長が言われたように、教育ですから、家庭でできなかったら、学校でも当然教育していくということは重要だと思うんですけれども、一つずれ、学習の面はじゃあ塾でやってもらうというような、何かこう本来しなければならないことが段階を追ってずれているような感じにもとれます。


 そういった中で、その家庭教育というんですか、保護者に対して、そういったことを毅然とした態度で言うことができるのか、いやいや、保護者の顔色を見ながら、やや遠慮しておられるような面もあるのか、その辺はこう保護者に対してきちっとこうこうこうしてくださいよというような、そういう場があるのか、その辺をちょっとお伺いしたいんですけれども。


○議長(河南克典君)  河南教育長。


○教育長(河南秀和君)  今の社会情勢、家庭の状況を如実にあらわしたようなことでの、再質問をいただいております。


 家庭教育の役割、そして、学校教育の役割は、なかなか明文化できないけれども、これまでのありようとは変わってきたなということを、先ほど申し上げたとおりです。学校は、家庭教育に対して、時には厳しく指導する必要もあるのではないかといったことでの御意見だったと思っております。一つの例を申し上げます。


 これは、幼稚園児がいよいよ就学を迎えたときのことです。子供たちは、学校へやってまいります。そこで、就学にかかわっての就学時の健康診断がございます。私がそのときに経験したことですけれども、校医先生は、子供たちの健康状態をしっかり把握するため、こうおっしゃったんです。「私は、聴診器で聴診をするのは1日の子供たちに対する聴診だとしたら、100人が限界です。それ以上を超えると、私の耳ではそのことをきっちりと判断し、区別することは難しいです」と。「わかりました」と。で、いよいよ始まりました。しばらくは静かにしておりました。保護者もいらっしゃっています。ざわつき始めました。校医先生は、しきりと顔をしかめながらも聞こうとされています。保護者はそういう状況を見ながらも、子供にも一言も教えません。私はたったそこで一言なんですが、余り大きな声でということは難しいと思ったけれども、極めて大きな声で、「お母さん、こんなときこそ、子供に静かにするということを教えるんです。それが仕事です」と言った。そしたら、保護者は、全員が物を言わずに静かになられました。


 何が必要だということは、やはり真剣に言わなければ、伝われないことがあります。そういうことは学校は譲ってはいけない。それを通してこそ、家庭も、そして学校も成長していける。一つの例ですけれども、今おっしゃっていただいたことで、ふと思い出したのはそういうことです。


 ですから、教員は、教師は、学校は、もちろん学校で子供たちの学力を高めなければなりませんが、時にやはり家庭でやるべきことはこういうことですよといったことが、言える力が必要だと、私のほうは今おっしゃったことで、改めて受けとめ、そうしたことを機会あるごとに、学校現場にも伝えていきたい。そうしたことも今、学校が頑張らなければならないことだということを改めて認識いたしております。


 以上です。


○議長(河南克典君)  12番、大上磯松君。


○12番(大上磯松君)  12番、大上です。


 ただいま教育長より、本当にすばらしい体験をお聞きしたわけなんですけれども、やはりその保護者に対して、なかなか毅然とした態度をとるというのは、難しいかもわかりませんけれども、逆に、またPTAなんかと連携しながら、逆に保護者を教育するというわけじゃないんですけれども、いかに家庭教育というんですか、そこが必要かというような、そういった研修の場なんかも連携をとりながら、していただけたら幸いかと思います。


 どちらにいたしましても、本当に子供というものは、子供にとれば、家庭教育であろうが、地域であろうが、学校教育というのは関係ないです。すべて自分が受ける立場であるから、子供がそういう分けているわけじゃないんですけれども、やっぱりそういった学校としての考え方がやっぱりきちっとしておれば、また、保護者もそれなりに明確なものがあれば、それに対してこうわかっていくんじゃないかと、その辺があやふやになればなるほど、何かこれは学校、これは家庭とかっていうような変な考え方も出てくるんじゃないかなという気がいたします。


 また、学校側として、やっぱりできないことは、逆にできないとPTAに助けてくださいとか、お世話になりたいとかっていう、そういった考え方もしっかり出していただきたいなというようなことも思っております。


 一応、家庭教育に関してはそれぐらいにして、続いての児童虐待についてなんですけれども、これは近隣の市町村で新聞ざたにもなり、本当に昨今テレビ等でも言われる、これほど腹立たしい事件はないわけなんで、私も今、教育長から説明を受けるまで、篠山市には当然そういうことはないと思っていたわけなんですけれども、ただいま説明されたように、案件、相談件数があったということをお聞きしました。もう本当にこういった考え方というのは、卑近な例ですけれども、私の娘も保育士をしていまして、この親というほど子供にとれば、すごい、すばらしいというのか、どれだけいじめられ、虐待を受けても、そこに向かっていくという、その本当に子供の持っている、そういったいじらしさというものを踏みにじっている、こういった本当に案件、事件は根絶すべきだと思っております。


 そういった中で、今、教育長の説明の中で、実際篠山市内において、事象ということを言われたわけなんですけれども、いたる一歩手前のところでとめるということも大事なんですけれども、ただ一つ気になるのが、今そういう案件で、民生委員、児童委員と密接に連携をとるとかというような項目も書いてあるし、今、教育長の言葉もあるんですけれども、そういった事業が起こった場合に、そこらの情報の共有というのですか、プライバシー、個人保護じゃなしに、民生児童委員さんに、例えば、どこどこの家庭さんのAさんがこういう状態ですということは、情報としてはやっぱりちゃんと伝えておられるのか、その辺をちょっとお伺いしたいんですけれども。


○議長(河南克典君)  河南教育長。


○教育長(河南秀和君)  今のお尋ねでございますが、ちょっと先ほどで申しわけないんですけれども、家庭教育に関しましては、今年度初めてですが、公民館の事業でありますけれども、教育委員会といたしましても、家庭教育について考え直さなければならない、保護者に対する、これ失礼なことになりますけれども、考えによれば、保護者が子育てをどうすればいいかというような、そういうことについての講座を設けたいと。これは、教育方針等で申し上げておったとおりです。今年度は、3回やる予定にしておりまして、内容につきましては、「しつけはだれが担ってきたか」とか、あるいは「家庭での子供への働きかけ」そうした内容でもって、3回開催をしようとしております。そうした中で、改めて保護者と、そしてまた学校におけるPTAとの連携を深めていきたいと考えております。


 では、次に虐待の件なんですけれども、今、篠山市には要保護児童対策地域協議会、そうしたものを平成18年から立ち上げております。その中には、医療期間も含めて、そしてまた、警察も含めて、民生児童委員さん含めて、加わっていただいております。そうしたことは、組織の代表される方々の集まりでありますけれども、それ以外にも、それぞれ部会を設けていただいたり、そしてまた、ケースに関しましては、個別の検討会議であったり、処遇会議を行っております。そうしたときには、民生委員さん等お入りいただきまして、それぞれのありようについて、一緒に考えていただいたり、あるいは、情報を共有していただく場合には、情報をそれぞれ連絡申し上げながら、対応いたしているというのが実態でございます。


○議長(河南克典君)  12番、大上磯松君。


○12番(大上磯松君)  12番、大上です。


 いろんな問題も含めてですけれども、やっぱり地域というところがいろんな解決をしていく、一つの土壌があるような気がいたします。もちろんPTAという一つの組織の中にも、そういったものを解決していくような土壌、ましてこの地域の民生委員さんとか、児童委員さんというのは、やっぱりそういった今言う個人情報でなかなか情報が得られなかったら、そういった面も難しいと思うので、やはり信用というのですか、信頼していただいて、やっぱり地域からもみんなでこう守っていくというんですか、そういった考え方が大変大事じゃないかと思いますので、その点またよろしくお願いいたします。


 最後になりましたけれども、この神戸新聞のこの件なんですけれども、先ほどお話を聞いて、実際この現状というものをお聞きしたんですけれども、私はそれも含めて、この学校現場のいろんな環境とかいろんな行動と、教育委員会でどういう形で情報の把握をされているのかなと。多分教育委員会での仕事というのが、デスクワークというのですか、もうほとんど机の上におられることが多いんじゃないかなと。


 先般も古市の小学校の事件で、文教常任委員会、傍聴させていただいたときに、天窓の事件のことのいろんなやりとりがある中で、やっぱりなんか文章を出した。文章が帰ってきたっていう、そういった仕事が大変多くて、実際そこの学校であったり、いろんなところへ出向いていくというのですか、やっぱり人間って妙なもので、百聞は一見にしかず。文章が幾らたくさん書いてあっても、一目そこへ行けば、そこにある空気とかいろんなそういうものが感じ取れるわけなんですけれども、そういった意味で、教育委員会としての把握に関するその状況というものは、どういった方向、校長会があったり、いろんなことがあるとは思うんですけれども、どの程度そういった行き来とかしておられるのか、その辺をちょっとお伺いしたいんですけれども。


○議長(河南克典君)  河南教育長。


○教育長(河南秀和君)  ただいまは教育委員会と学校現場の連携のあり方といったことでのお尋ねだったかと受けとめております。


 方法論におきましては、さまざまありますけれども、定例的なことでそれでどうだというようなことで御意見があるかもしれませんが、まず、前期・後期ということで、すべての学校に対しまして、学校訪問ということ。その場合には、先生方の授業をすべて拝見させていただく。そしてまた、それぞれ校長、教頭と学校経営のあり方について話を聞かせていただく。そうしたことでの取り組みはございます。


 授業の様子、そしてまた、校長からの話の中で、時に指導にかかわって悩みを抱えている職員がいるのか、いないのかであったり、なかなか難しいことで、伝えにくいことでありますが、授業を見ながら、ふと感じたことで話をしていたり、そしてまた、それぞれのこれまでの取り組みの中で、過去こうしたことで教職員として非常に苦労があったという先生がいるんだけれども、今どうですかっていうようなことを尋ねたり、そうしたことをしながら、訪問を行っております。


 また、それぞれ学校におきましては、生徒指導上の、時には学級経営上のそうしたことでの課題が発生する場合があります。その場合には、指導主事等がすぐ学校現場へ参りまして、そして、校長、教頭はもちろんですが、担任教師との話もすぐさま行っているのが実態です。そしてまた、逆に私どものほうへ校長、教頭等が参りまして、こういう事案でどう対応するべきかというようなことでの相談ももちろんある場合もございます。


 デスクワークということではもちろん教育委員会行いますけれども、何よりも現場に一番近しい教育委員会というのが、それぞれの自治体の教育委員会、市の教育委員会ですから、今おっしゃったように、今後とも学校現場との連携については、さらに工夫を考えて、より密接なかかわりを持てるように、それをやっていかなければならないと、私のほうも考えております。


○議長(河南克典君)  12番、大上磯松君。


○12番(大上磯松君)  12番、大上です。


 今、教育長言われたように、本当に学校現場と教育委員会が密接な連携をとるということが重要だと思います。なかなか現場の先生のほうからいろんな改良にしたって、提案にしたって、いいにくいと思う場合があると思うので、できる限り、そういった環境を教育委員会が示していく必要があるんじゃないかなと思います。まして、今回この新聞に出て、アンケートが書いてあるわけですね、その休業されている人の。僕は保護者が、すごい圧力あって、一時のモンスターペアレンツじゃないけれども、その保護者の対応が一番大きいのかなと思えば、一番そのアンケートをとられた結果で、多忙ということが挙げてあるんですよね。その多忙という考え方というのは、これは何かなと思うんですよね。本来その忙しいということが、すごいそのストレスになっているという。もっと卑近な例で、このストレスって、これ僕個人も思うんですけれども、よく今ストレスって言葉使うわけですよね。たまたま友達に医者がいて、「このストレスとかなんとかってあるの、どんな病気やって」って聞いたんですよ。「磯松、ストレスというのはな、自分の嫌なことやねん」って。自分の嫌なことを思ったらストレスになるねんって、もう簡単明瞭な答え聞いて、確かにそうやなって。それぐらい、この今ストレスがたまっている、どうのこうの、だから、やっぱりそれが自分の心の分野のどっかでは嫌とかねというような考え方があるんじゃないかなと。だから、この多忙ということをぜひ何かの形でこれ改良していく必要があるんじゃないかなと。


 それともう1点、管理職以外の同僚との人間関係というところが、校長先生なんか管理職、だから、ほかの先生らとの共有している、その人間関係というものに大変悩んでおられるというところも、アンケートの結果、上がっているわけなんですけれども、その上位二つがそこにあるということ。


 だから、こういったことをしっかりと考慮されて、どのような環境がいいのかというようなことも、考え方を出していただいて、各学校現場へ、こういうことをしたらどうですかとかというような、何かそうやってどんどんどんどん教育委員会が何かそういう潤滑油になるように頑張っていただけたらなと思っております。


 多々いろんな質問もさせていただきましたけれども、当初に述べましたこの道徳というものは、本当にすべて基盤になっていると思います。そういった意味で、この社会教育においても、いろんな意味でも、この道徳教育というものが、本当に行き渡れば、本当に篠山市においても、日本の国もすばらしい国になっていくんじゃないかと思っております。


 今後とも、いろいろと今、提案したことをまた考慮していただきまして、よろしくお願いいたします。


 以上です。


○議長(河南克典君)  河南教育長。


○教育長(河南秀和君)  多くの御指摘を賜わりましたこと、そうしたことを基本に据えて取り組んでまいりたいと思います。多忙感ということがちょっとございましたが、あえて説明といったことになりますけれども、現場の教職員は10年、15年前、昭和の時代とは全く違った状況になっております。皆さん方が子供のころに振り返って思っていただければおわかりだと思いますが、そのころにはパソコンといった物はありませんでした。学校の教師はそれが使いこなせて当たり前、それをきっちりやって教材化しなければならない。そしてまた、不審者対応ということで、そうしたことに対応しなきゃならない。さらには環境教育、そしてまた、それぞれ福祉教育であったり、幼小の連携であったり、そうしたさまざまな新たな教育観点というのが生まれてきました。これまでの授業のあり方と、さらに課題教育に対する対応と、今日的な社会に対する対応と、さらには、さまざまな考えをお持ちの保護者の対応、それらをすべてこなし切らなければならないというのが現場の今の実態です。


 どうしても優先したいのは、子供たちへの指導なんです。授業をどうするかと、だけれども、そこへたどり着くことがなかなかできない。あれもこれも、そうしてあすの授業なり、子供たちのことに一言こういうメッセージを送りたいんだけれども、そこへ行きたいんだけれども、なかなか行けやしない。そういったことが教師に対して、非常に多忙感、ストレスになっているということはございます。


 ですから、おっしゃいましたように、教育の現場を活性化しようと思えば、教職員は元気になること、そうしたことには、教育委員会もやはりしっかりとそういう多忙感を払拭できるような取り組みをやらなくてはならないと。今、学校訪問をしながら、ことしはそれをテーマに校長とも話をしていっております。


 おっしゃっていただいたことをきっちりと考えて、進んでいきたい。それと、若い先生の中には、人間関係を結ぶのが少し苦手な教師も最近は少しいるのかなといった印象を持ちます。人間関係を結ぶということは、心のありようですから、最も高次な機能です。算数・数学や英語ができるといったことよりもはるかに高次なことです。そうしたことを考えたときに、教師としての人間性、教師としての人のあり方、それらもやはり改めて私どもも、教育委員会も考えていく課題ということで、進んでいきたいと思っております。たくさんの課題がありますけれども、ぜひとも学校現場が元気になれるように、そしてまた、教育委員会も努力いたしたいと思います。


 以上でございます。


○議長(河南克典君)  通告7番、前田えり子君。


○9番(前田えり子君)(登壇)  9番、前田えり子です。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従って質問をいたします。


 まず初めに、口蹄疫防疫措置の徹底と農家支援についてお伺いいたします。


 4月20日に宮崎県で口蹄疫にかかったと疑われる牛が発見されて以降、地域挙げての防疫に力を尽くされているところですが、行政の対応のおくれに、生活は、補償は、と不満と不安が広がっている状況です。


 一たん終息に向かったかに思われましたが、その後、新たな地域で発生、発生自治体は5市6町に拡大し、殺処分対象は19万9,246頭になったと報道されています。宮崎県ばかりでなく、隣県の鹿児島県においても、防疫体制を強め、警戒を強めています。また、全国各地の自治体でも、いち早く対策本部を立ち上げたところもあり、警戒を強めているところです。お隣の丹波市でも、準備を進めていると聞いています。


 前回2000年、平成12年ときには、宮崎県と北海道の4農場だけで終息しましたが、そのときの教訓は、「少しでも疑ったらすぐに検査すべし」、それがなぜ生かされなかったのか検証し、今回の事態に際しでも、国に対して、口蹄疫の拡大防止策と発生原因、感染経路の早期解明を求めることが大事と考えます。口蹄疫のウイルスは感染力が非常に強く、感染動物の息、ふん尿、また風や人、車、小動物など感染経路はさまざまであると言われていますだけに、危機管理体制の早期確立が求められます。市内への病原体進入を防ぐためには、まずは、牛を初め、豚、イノシシ、山羊、羊等の偶てい類を飼育する農家に、消毒薬や消毒槽などの消毒機材が行き渡るように、また、防疫を徹底することが必要です。


 篠山市とJA丹波ささやまでは、6月1日から、畜産農家等を対象に消毒剤の無料配布が実施されているとのことですが、その実施状況はどのようになっているでしょうか。被害が拡大している状況があるだけに、農家の心配ははかり知れないものがあると思います。農家の相談に乗り、家畜の衛生管理や防疫に関する適切な指導や助言が行える体制、それはどうなっていますか。感染予防対策による経費負担で農家経営に支障が出ないように、農家に公費助成することも必要かと思います。


 被害発生を前提にした蔓延防止策や畜産農家への支援策、特に、埋却処分の土地の手当について、被害発生と同時に対応できるようにすること、また、口蹄疫に関する正確な情報普及や、風評被害を未然に防止することについてはどのようになっていますか。


 「口蹄疫対策本部」を設置することも検討し、口蹄疫被害の発生と拡大を防止するために、できる限りの情報公開を進め、市民的な取り組みにすることを求めます。


 以上、市長の考えと市の取り組みをお答えください。


 次に、「人権条例」制定と人権・同和施策についてお伺いいたします。


 平成22年度市政執行方針は、「篠山再生を前進するべく、市民の心を一つにして明るく元気に取り組みます」と決意を述べられ、シンボルプロジェクトを初め、「住み良さいちばん」「子育ていちばん」「魅力いちばん」「元気いちばん」「市役所いちばん」を掲げて、多くの施策が実行されようとしています。


 その一つ、「人権尊重のまちづくり」の施策においては、「人権の大切さは、「篠山市市民憲章」の前文と本文の最初にうたわれるとともに、篠山市自治基本条例の第17条にも明記されており、篠山市は発足以来、さまざまな人権施策を実施してきました。今後とも本市は、人権尊重・擁護のまちづくりを進めていきますが、新年度は市民の皆さんの意見をお聞きしながら、「人権条例」の制定に取り組みます」と述べられ、既に人権条例制定委員の公募が始まっています。


 こうした市長の表明に対して、市民抑圧の人権条例制定に反対する申し入れが、市民団体から出されているところです。兵庫県地域人権運動連合丹有地区協議会篠山支部の「人権条例」制定に反対する申し入れに対して、市長は「ほぼ35年前より県下で最も進んだ自治会の住民学習や地域の人権研究大会などに取り組んでいますが、今改めてもう一度、人権の大切さを認識し、人権尊重の理念に基づいた人権施策、人権学習、人権啓発を進めなければならないと思います。本市の市民憲章では、その1番目に「人権を尊重し、あたたかいまちをつくります」と、うたっていますが、人権を大切にしたまちづくりをさらに一歩進めていくには、人権条例の制定が必要であると考えています。人権を大切にしたまちづくりや人権施策の推進を明記するような内容にできればと考えています」と、回答されています。


 そこで、お尋ねいたします。市政執行方針では、「人権の大切さは、「篠山市市民憲章」の前文と本文の最初にうたわれるとともに、篠山市自治基本条例の第17条にも明記されており、篠山市は発足以来、さまざまな人権施策を実施してきました」と述べられていますが、その結果をどのように評価し、総括されていますか。


 また、その総括の上に立っての「人権条例」制定の表明だと思いますが、なぜ今改めて人権の大切さを認識し、新たに「人権条例」を制定する必要があるのですか。そのような篠山市の状況があるのですか。


 2003年3月末で「同和」にかかわる特別法は失効しました。今日では「社会問題」としての部落問題は解決しています。しかし、当市では「差別がある限り、人権・同和行政・啓発を続ける必要がある」との姿勢で、人権学習や解放学級などの施策が行われています。3月議会予算特別委員会生活経済分科会では、「理念条例という形を考えている」との一方で、「もう少し細かな市の責務や市民の責務、いろいろな団体がどのように取り組んでいくかを決めていきたい」とも答えられています。5月の人権連への回答でも「人権施策の推進を明記するような内容にできればと考えている」と述べられています。


 かなり具体的なものになると思われますが、市長の考えられている「人権条例」は、どのようなものかお答えください。


 次に、人権同和施策に関連してお尋ねします。


 部落解放同盟の主催する研究集会への参加に公費助成している問題です。この件に関しては、昨年12月議会においても質問いたしましたが、その際には「部落差別事例は後を絶たず、差別がまだ根強く存在する。身元調査による結婚差別や就職差別もなくなっていない」との認識で、参加支援についても「必要な施策の一つだ」と答弁されています。そして、本年度も引き続き予算が計上されています。そして、この4月には、部落解放全国女性集会参加の募集が市のホームページ上で行われました。この集会の内容には、参議院選挙勝利のスローガンが挙げられ、予定候補者の名前も挙げられておりました。参加対象も限られていました。直ちに募集をやめるように、公費助成はしないように申し入れを行いましたところ、その日のうちに募集は打ち切られ、公費助成についてはその後、未執行であるとの報告を受けました。


 このたびのような特定の予定候補者を支援する集会への公費負担が許されないのは当然ですが、解放同盟の集会の内容には、「狭山再審闘争」「確認糾弾闘争の課題」などの分科会も設定されており、公費助成は、行政が司法権への干渉や反社会的行動への加担をすることにつながります。助成はやめ、公募はやめるべきだと再度求めて一回目の質問といたします。


 以上です。


○議長(河南克典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)(登壇)  それでは、前田えり子議員の質問に答弁いたします。


 まず、1点目の口蹄疫防疫措置の徹底と農家の支援についてであります。


 まず消毒薬や消毒槽など、消毒機材が行き渡っているのか、また、予防対策に係る公的助成についてであります。


 市内には、該当する農家は51戸、対象1,850頭を確認しています。消毒機材については、発生後速やかに4月23日から篠山市と丹波ささやま農協の共同で、踏み込み消毒液剤、炭酸ナトリウム51体、及び畜舎入り口用の薬剤、消石灰51体、これを関係農家に無償配布いたしました。この経費は約21万円かかっておりますが、市と農協で折半をすることといたしておりまして、この市の負担分は予備費で対応させていただきました。


 今後におきましても、市と農協によりまして、この7月から10月までの間、毎月関係農家へ消毒機材の無償配布をすることといたしています。


 この4カ月間の必要数量の炭酸ナトリウム、また消石灰の経費約89万円に係る市の負担分の44万5,000円、これに職員が現場活動に当たるときの防護服、マスクなどの防護品13万6,000円、この合計58万1,000円を今6月議会に補正予算として、提案をしているところであります。


 また、一方、兵庫県におきましても、畜舎用の消石灰を6月3日から関係農家に268体、無償配布されているところです。配布方法につきましても、ウイルスの媒介の危険を避けるために、原則として農協の営農経済部の倉庫まで各農家に取りに来ていただいておりまして、あわせて薬剤の作成方法、並びの使用方法の資料配布によりまして、周知をしているところであります。


 次に、指導とか助言の体制につきましては、宮崎県の発生時より、和田山家畜保健衛生所、及び農業共済連合会、獣医師などの連携によりまして、市内家畜飼育者への電話聞き取りや診療時の状況などの情報交換をしておりまして、感染の疑いが今のところないということを確認しています。


 また、5月24日は兵庫県、また篠山・丹波両市及び関係機関による、丹波県民局口蹄疫連絡協議会というのを設立していまして、今後万一に備えまして、迅速な対策を行うための情報交換や対応策を検討しているところです。


 今後も和田山家畜保健衛生所並びに農業共済連合会の獣医師などを中心に、家畜農家への防疫措置などの指導をしていきたいと考えているところです。


 また、正確な情報普及につきましても、先ほど言いました丹波県民局口蹄疫連絡協議会などを通じて、関係団体、組織などへの情報普及に努め、誤った情報による風評被害も発生を防ぐといった対応をしていきたいと考えているところです。


 そして、埋却処分用地の選定につきましては、口蹄疫に関する特定家畜伝染病防疫指針には、発生農家を中心に、半径20キロ以内が搬出制限区域と定められておりますので、第一番目には、各家畜飼育者の所有地にて埋却が望ましいと考えていますが、市においても、市有地の候補地を選択中でありますし、県国有地などの調査についても、和田山家畜保健衛生所並びに関係機関により、調査が行われているのが現状であります。


 口蹄疫対策本部の設置につきましては、篠山市において、この6月1日、篠山市口蹄疫対策マニュアルというのをつくっておりまして、市内、あるいは近郊市町において、口蹄疫の発生を確認した場合に、この本部を立ち上げるということにしておりますけれども、今後の状況を見きわめつつ、本部の立ち上げについて、検討をしていきたいと考えます。


 次に、2点目の人権条例の制定と同和施策についてであります。


 まず、篠山市の過去40年以上の部落差別解消への取り組みを見ましたときに、積極的な取り組みが図られ、地域の住宅などの生活環境や高校・大学への進学率向上などの教育環境が大きく改善されておりますとともに、地域と地域外の通婚率においても上昇が見られ、以前に比べて大きく前進していると考えます。また、高齢者、障害者、女性、在住外国人などに対する差別をなくすための教育、市民への啓発についても積極的な取り組みが行われているところであります。


 しかしながら、近隣自治体などで戸籍の不法取得や差別ビラなど、まだまだ差別事案が後を絶たないというのも現実でありまして、今後とも差別の根絶に向けた継続的な取り組みが必要であると考えています。


 篠山市では、県下の中でも自治会単位での住民学習や地域での人権研究大会などに大変熱心に取り組んでいただいておると思っているところでありますけれども、さらにいま一度、人権の大切さを認識して、温かい篠山市をつくっていく、こういう目的で人権条例の制定に取り組んでいるところです。


 御指摘は市民憲章にあるので、条例の制定は必要でないのではないかということでありますけれども、確かに市民憲章の一番目に「人権を尊重し、あたたかいまちをつくります」とありますけれども、この市民憲章にとどまらず、住民代表である議会の議決による人権条例というのは、おのずとその重さが違いますし、さらに篠山市が人権尊重の温かいまちをつくるんだということを、この条例によって大きく宣言できるものと考えております。


 この条例は、従来より国会で議論されています人権侵害救済法といったものを想定しているものではありません。したがって、人権救済機関の設置とか救済制度の確立、そういったものを規定するものではなしに、人権尊重の温かい篠山市をつくるといった内容にしたいと考えておりまして、今特に、篠山市においても人間関係が希薄化したりしております。その中で篠山市民が持っている温かさ、思いやり、そして、住みよい地域をつくりたいというものであります。


 現在、各種団体や公募による市民の方の意見をお聞きする委員会を近々設置できるようにしておりまして、市民挙げての取り組みにいたしたいと考えているところです。


 また、私としましては、自分の人権、みずからの人権だけではなしに、この人権を相手の人権を思いやるといったところの観点からうたうことが大切ではないかというふうに考えているところです。


 次に、部落差別を初め、差別解消を図るための大会への支援についてでありますが、これも人権課題を解消するための必要な施策の一つであると判断して、市民公募という形をとって、集会への支援をしているところです。ただし、御指摘がありました5月に開催されました、部落解放全国女性集会、それからあす、あさって、篠山市で開催されます部落解放兵庫県女性集会、これにつきましても、女性の支援の予定をしておりましたが、この集会のスローガンに「参院選選挙闘争」というものが盛り込まれているということが判明しましたので、これについての支援は望ましくないと判断し、予算の執行はしないということにいたしております。


 以上です。


○議長(河南克典君)  9番、前田えり子君。


○9番(前田えり子君)  口蹄疫の問題について、まず2回目の要望をしたいと思います。


 口蹄疫が発生した宮崎県では、再開しても軌道に乗るまでにとっても時間がかかる、農業がつぶれたら地域の商工業とか社会は守れないというふうに懸念されていて、畜産農家だけではなく、関連した産業とか地域経済への影響が大きく出ています。雇用や観光や営業、そういった県民の暮らしが本当に制限されて、深刻な事態になっているというふうに報道とかされています。万が一、この篠山市でも口蹄疫、そんなことがあってはならないと思うんですけれども、発生すれば当市においても、その影響というのははかり知れないものがあると思います。


 危機意識を持って、いつまで続くかわからないというような状況になってきているわけですし、どこに飛び火するかわからないというような今、状況もあるわけだと思いますので、本当に危機意識を持って、取り組みを強めていただきたいと思います。


 先ほどもお話がありました、本当に県とか周辺地域の自治体との連携、正確な情報の提供、とりわけ本当に農家への支援を強めていただきたいと思います。防疫のためのその消毒液、7月から10月分まではこの議会で補正予算が組まれておりますけれども、途切れることのないように、また本当にきっちりとその防疫が施されるように、指導も担当のところでしていただきたいというふうに思います。埋却地については、今、県のほうとか市のほうも考えているということですけれども、本当に発生してからではこれはもう間に合わない、本当に200キロも300キロもある、その牛を何頭もというふうになると、発生してからというのでは間に合わないと思います。これは本当に一刻も早く候補地を選定していただきたいと思いますし、宮崎県の農家では、自衛隊の用地もその対象として求めているというふうなこともあります。国・県・市の土地も含めて、ぜひ考えていただきたいと思います。


 市民も心配しています。市民への情報提供ということも、ぜひ徹底していただいて、市民的な協力が確保されますように、お願いをいたします。


 もう一つのほうですけれども、人権条例制定と人権同和施策についてのほうですけれども、もう少し私の考えも述べて、市長のお考えを再度聞きたいと思います。


 まだどのような条例が、今、市長の説明でおよそ文言まではわからないものの、予想されるんですけれども、本当のところはまだこれ市民の間で、委員会で話し合われるということなので、どのような提案がされるかというのは定かでありませんけれども、これまでも述べられていますうに、市長はもう少し細かなこの市の責務や市民の責務、いろいろな団体がどのように取り組んでいくかを決めていきたいというふうに言っておられます。


 条例というのは、既にいろんな条例が制定されていますけれども、見ていますと、やっぱり自治体の責務として積極的な施策推進を規定する、住民にはこの施策への協力義務というのが規定されているというふうになっていくかというふうに思います。しかし、人権尊重の問題ということでいえば、憲法11条には基本的人権の尊重が明記され、第14条では法のもとの平等を規定し、第12条では憲法が保障する自由と権利は国民の不断の努力によって保持すること、そしてこの乱用の禁止も規定しています。


 私たちの周りに存在するさまざまな人権侵害や差別については、この憲法に規定されている人権尊重の立場から考えて学習し、また意見交換し、それぞれの問題に即して、正しい解決のために努力をすることが大切ではないかと思います。条例によって、行政の施策への協力義務を課すということによって解決する、そういう性格のものではないと思います。


 条例ができれば、部落差別を初めとして、まだまだ差別の実態は解消されていませんと、住民学習などへの協力義務が課せられます。差別というのは、人間としての基本的な権利が不当に侵害されている事実、それ自体が差別ということです。近隣のところでは、まだそういう差別があるという先ほどの答弁でしたけれども、こういう差別は本当に具体的な問題に従って、裁判に訴えたり、また、人権救済の機関に訴えて解決するというものだと思います。行政として、条例を制定して、これが解決できるものかということが問題だというふうに思います。


 また、住民学習というのは、啓発活動の一つなわけですけれども、啓発というのは、人の心に働きかけるということですので、啓発とか、教育とか、そういう中身について、本来その行政が果たさなければならない役割というのは、住民がその地域で自由にあらゆる問題を考えて討論して、議論して、意見交換をするという、できるような、そういう条件を整備することではないかと思います。それを飛び越して、啓発を行政として執行するということになれば、協力義務が条例で課せられるというようなこととあわせて考えると、その内心の自由をも侵すということにつながりかねないというふうに思います。


 それと3月に、「21 生き方の創造」というのが発行されて、各戸に配られていますけれども、それによると、篠山市では、自治会の住民学習や各種団体の同和学習が、人権学習として取り組まれ始めてから、40年余りになるそうです。行政、教育の責務として、積極的に取り組んできたということが述べられています。また、障害のある人や女性、高齢者、子供、在住外国人などに対する差別も学習課題になってきたことが上げられています。これらの問題で言えば、憲法には基本的人権の尊重、あるいは法のもとの平等がきちんと明記されています。この憲法のもとで行政が行われている中で、例えば、高齢者の問題では、後期高齢者医療制度のように、年齢で医療を差別する、そういうことが行われています。障害者自立支援法というのは、障害が重くなるほど、サービスを受ける量が多くなるほど負担もふえるというような内容になっていますし、また、今問題になっている派遣切りといったようなことも労働者を物扱いにして使い捨てるというようなことが起こっているわけです。


 これらのことは、本当に国によって人権侵害が行われている内容だと思いますが、そのような内容までも一自治体が条例化して解決できる問題なのか、どうかということですが、私はそれはできないというふうに思います。そういう人権侵害に対しては、地方自治体としては、本当にしっかりと国に対して意見を言うこととか、改善を求めることとか、そういう努力をすることが重要だというふうに私は考えるんですけれども、市長の考えをお聞きしたいと思います。


○議長(河南克典君)  長澤農都創造部長。


○農都創造部長(長澤義幸君)  まず1点目の発生が起きれば、畜産農家だけでなく、地域経済に大きな影響があるというような御質問であったかと思います。


 畜産農家におきましては、去る6月4日、国におきまして口蹄疫対策特別措置法、これによりまして、ある程度の支援策が出ております。しかし、畜産農家以外につきましての対策というのは、今現在国から表示をされておりません。そういう中身におきましても、やはり未然に防止するという意味で、先ほどの説明させていただきましたように、防疫体制を強化していきたいというふうに思ってございます。


 また、埋却処分地の関係でございますけれども、今現在といいますか、原則としましては、移動距離等がございますので、畜産農家周辺でお世話になりたいというような原則でございますけれども乖離がございます。そういうふうな中で、今現在、市なり県、国の中で、市有地、県有地、国有地、こういうようなものを今模索しているという状況でございます。


 また、選定に当たりましても、地域住民の了解が得られること、また、土質、地下水の関係、そして十分な面積が確保されること、そしてまた重機なり運搬車両の出入りができることと、こういうふうな、ある程度条件をクリアした土地でないと、候補地としての適正がないというようなことでございまして、今現在、畜産農家の畜舎のプロットとともに、市有地、県有地、国有地のプロットをしながら、適地の選定をしようという状況でございます。


○議長(河南克典君)  堀毛市民生活部長。


○市民生活部長(堀毛宏章君)  人権条例についてお尋ねがございました。現在、私のほうから人権条例の制定のどの段階にあるのかということだけ御報告をしておきます。


 議員御質問でおっしゃいましたように、現在、人権条例制定のための市民委員会の委員さんを公募中でございます。間もなく公募が締め切りますので、それに基づきまして、女性団体、障害団体、福祉団体、人権団体等、以前からのこの人権条例に関心をお持ちの団体の代表の方等にこの委員会に入っていただく等をお願いいたしまして、7月中には第1回の委員会を開催したいと思っております。その後の予定につきましては、大体月1回の割合で委員会を3回程度、現段階では3回程度予定いたしまして、市のほうで条文をまとめ、例規委員会、パブリックコメントを経まして、議会に上程させていただきたいというような段取りでございます。


 以上です。


○議長(河南克典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)  今、部長が言いましたように、その段階でありまして、条例がどういった内容になるのかということにつきましても、今私が答弁しましたような「あたたかい人権尊重のまち」をつくっていくんだということを宣言したいということでありまして、中身につきましては、今言いました市民挙げて取り組むということで、市民の意見をいろいろ出していただきますけれども、はい、そのとおり決めるというわけじゃありませんでして、もちろん議会の皆さんのいろんな議論の中で、よりよいものをつくっていかなあきませんので、また広く議論をしていただいたらというふうに思います。今のところの私の気持ちといいますか、どういったものにしたいかということを、今述べさせていただきました。


 この条例によって、先ほど何か市民に義務とか何かが出てくるのではないかということなんですけれども、そういったたぐいの条例にはならないというふうに考えています。その条例ができたから、何かしなければいけないということではなしに、その宣言条例的な、理念条例的なものにならざるを得ないというふうに思います。


 それから、いろいろとおっしゃったんですけれども、例えば、住民学習にしても、もっと幅広くというふうにおっしゃいましたけれども、それはそのとおり私も思っておりまして、年2回、多くの自治会挙げて、住民学習に取り組んでいただいておると。この中身も部落差別からいろんな差別を取り上げ、さらには、いろんな地域内での暮らしに広げて、よりよいみんなで暮らしをするためのみんなの生活を考えましょうという、2回のうち1回はそういったことにしてほしいということを、お願いをしておるところでありますし、そういったものにしていきたいと。住民学習があるから行かないかんというのではなしに、よりよい地域づくりをするための学習にしていきたいと考えているところです。


 それから、また国に対していろんなことがあれば、ちゃんと意見を言いなさいということですけれども、それはそのとおり、またしていきたいと思います。


 それから、今回の部落解放同盟の集会なんかの市の支援についてでありますけれども、前も答弁したと思うんですけれども、その市連協、部落解放同盟篠山市支部連絡協議会と、こういったところの協議を最初したときに、私のほうも当初は、これは特定団体の活動であって、市の支援になじまないのではないかといった話はさせてもらったんですけれども、その長く差別を受けて、苦しんできた者にとっては、こういった大会への参加ということが、その差別に打ち勝つ心を培っていく大きな機会となるんだといったことを、お話を聞かせていただいて、そういうことの必要性を感じて、支援を続けているというところでありますけれども、それが特定の選挙の人の応援とかに結びつくのであれば、これは好ましくありませんので、そういったものは支援できないといったことで、前田議員からも話を受けましたので、団体と協議をして、そのように今しておるところであります。


 ですから、この点については、差別を長らく受けて、闘ってこられた方と、そういったことの認識なしにややもすると傍観して、差別をしてきた者との間に大きな意識の違いがありまして、そこはやはりまだ差別が根絶されていないよう、そういった配慮は続けていって、その努力を引き続きしていく必要があると考えてしております。


○議長(河南克典君)  9番、前田えり子君。


○9番(前田えり子君)  前の12月の議会でもお示しして、高砂市の「あけぼの」という広報紙を市長にもお渡ししたんですけれども、中身は読んでいただけましたでしょうか。その「あけぼの」広報紙によりますと、再度言わせていただきますけれども、「どのような時代になろうとも差別者が一人もいなくなる社会の実現は難しいでしょう。しかし、差別的な言動をする人が出てきても、周りの人々が「それっておかしいのと違う」とか「そんな考え間違っているよ」と指摘し、差別的な言動が受け入れられない社会になったとき、同和問題は解決したといえるのではないでしょうか。そして、そうした社会は目前に迫っているように思います。つまり、現在、ほとんどの人が部落差別はいけないことであると理解しています。ですから、それを行動化すればよいのです」、このように高砂市人権教育協議会が編集して、教育委員会が発行したこの広報紙「あけぼの」では、取り組んできた特別施策を総括した上で、人々の、市民の意識は確実に前進しているというふうに述べています。篠山市も特別に同和施策がおくれているというふうには思います、このたびたび言われているように、長年にわたって、施策が取り組まれてきたというふうに、いろんなところでも言われていますし、書かれてもいます。私はおくれているとすれば、その法執行後も、この人権同和施策をいつまでこう続けるのかというか、何かそういうところじゃないかなというふうに思います。


 市民憲章には、繰り返しますけれども、「私たち篠山市民は一人一人が力を合わせ、かけがえのない人権・平和・環境を守り、幸せに暮らす町をつくるため、未来に向かって、誠意と責任をもってここに市民憲章を定めます。一として、人権を尊重し、あたたかいまちをつくります」というふうにうたわれています。また、自治基本条例の17条では、「市民及び市は次に掲げるまちづくりを推進するとして、一つ目に、人権を尊重し、擁護するまちづくりを推進する」と、こういうふうに規定しています。


 私は、本当に篠山市にとって新たな人権条例は必要でないというふうに思っています。このことを申しまして、私の質問を終わらせていただきます。口蹄疫の問題についても、本当に市民の安全、農家の経営の取り組みの安心、努めて本当に危機感を持って取り組んでいただきたいというふうに思っています。よろしくお願いいたします。


○議長(河南克典君)  ここで、暫時休憩をいたします。再開を、11時30分といたします。


              午前11時18分  休憩


              午前11時30分  再開


○議長(河南克典君)  休憩前に引き続き、一般質問を行います。


 通告8番、本莊賀寿美君。


○6番(本莊賀寿美君)(登壇)  議席番号6番、本莊賀寿美でございます。議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従いまして質問をいたしたいと思います。


 市民サービスへの取り組みの充実と向上することが大切と考えております。市長は、第71回定例会において「平成22年度市政執行方針」を発表されました。


 市政執行方針で述べられた、「平成22年度当初予算を提案するに当たり、市政執行への所信を申し上げ、篠山再生を前進するべく、市民の心を一つに明るく元気に取り組みます」と発言されております。


 心を一つに明るく元気に取り組むためには、市民・行政それぞれにおいての共通理解が大切です。すなわち、取り組みに対する考え方や方向性、目標を知り得ることが大事と考えます。そのためには、情報の共有や学びの場を設け、自己の向上を仰ぐことによって、一人一人の認識が高まる結果となり、活気あるまちづくり、人づくりが構築すると信じております。


 篠山再生計画(行財政改革編)を遂行していく上において、経費削減を実施されてきました。その一つとして、目標人員の設定の中、職員の定数削減は大きく効果をもたらす結果となりました。職員の定数削減イコール、すなわちサービスの低下につながるとは言い切れないが、なお一層の体制づくりが重要になると考えるところです。


 今年度の施策において、五つの「いちばん」が掲げられてあります。「住みよさいちばん」「子育ていちばん」「魅力いちばん」「元気いちばん」「市役所いちばん」とあります。とりわけ、「市役所いちばん」は、市民にサービスを提供する上ではさらなる充実が求められる施策です。


 充実においては、お互いが「相手の立場になって考えられる」ことではないでしょうか。より身近な市役所であり、信頼できる市役所であるためにも、市民サービスへの取り組みの充実のために、3点質問させていただきます。


 一つ目は、職員、嘱託や非常勤の方も含みたいと思います。の名札の着用が義務づけられていると思います。それが相手方にわかりやすくするために、文字を大きくはっきりすることはできないのでしょうか。


 現在、職員の皆様は、顔写真入りの名札を使われておりますが、少し文字の部分が小さく、どなたに対応していただいたのかわからなかった。と言われる方がおられました。名前の部分を大きくしていただくことが大切ではないでしょうか。


 二つ目は、業務によって休憩時間が異なることがあると認識しておりますが、労働意欲の維持のために、休憩時間がはっきりとわかるようにすることが必要だと考えます。


 通常、庁内の休憩時間は、12時から13時となっていますが、対応や外部での事業の実施などにより規定時間に休憩がとりにくいことがある時は、休憩時間を確保するべきと考えます。


 三つ目は、「こんにちは市長室」ですが、平成21年度から、各支所に出向かれ開催をされています。休日の開催も検討されていないのでしょうか。


 市長は、市長室を開放されたのが、平成19年6月より開設されてきておりました。昨年度同様に毎月10日に開催され、本庁と各支所で隔月に実施されているところです。もう一歩進め、休日の開催はいかがでしょうか。平日勤務をされている方や学生の方などの声にも答えることができるのではないでしょうか。


 以上、市民サービスへの取り組みの充実と向上することが大切と考え、以上の質問を終わらせていただきます。2回目以降は自席から質問させていただきます。


○議長(河南克典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)(登壇)  それでは、本莊議員の質問にお答えをいたします。


 1点目の名札の件についてですけれども、現在職員がつけております名札は、平成12年に作製した物が古くなったために、平成19年度につくりかえた物であります。当時、さくらKCSのサービスで、安価につくり直すことができておりまして、当時約37万円かかって、19年度につくりかえた物であります。


 御指摘のように、少し名前の字が小さいかなというような気はいたしますけれども、今日までは、それほど必要性は感じておりませんでして、御質問いただきましたので、今後どうするかということを検討させてもらいたいと思うんですが、新たにこの職員の物をつくり直すとしますと、当時はさくらKCSのサービスで安く済んだんですが、今つくりかえるとなると100万円以上かかるのではないかといった見通しでありまして、ちょっと次回までというと時間がかかりますし、これまた検討させていただきたいと思います。


 当面は、臨時的任用職員と、非常勤嘱託職員の名札につきましては、今現在、正職員よりまだ小さい名札になっております。これにつきましては、自家製ということになるんですけれども、正職員と同じ程度の大きさの名札にするといったことに改めたいと考えておりまして、まずはそちらのほうを大きくして、正職員のほうはちょっと費用もかかりますことから、検討させていただきたいというふうに考えております。


 2点目の休憩中のことでありますけれども、保育とか診療とか、受付とか、こういった業務については、利用者、来庁者が来られましたら、休憩時間であっても応対せざるを得ないということで、時間どおり休憩できていないという実態が、御指摘のとおりあります。休憩時間の市民の利用が多い部署は、早番や遅番といったことで、当番制により対応をいたしておるんですけれども、御指摘のように、そういった休憩中であるということを表示したほうが、より適切であるという場合がありますので、「休憩中の職員」であるということを何らかの表示ができるように、考えていきたいと思います。


 3点目の「こんにちは市長室」につきましては、1年目、2年目は毎月10日に市長室を開放してやっておりました。当初は、20人を超える方が来られたりということで、いろんな方に来ていただいていたんですが、回数が重なるにつれて、来られる方が同じような方がいつも来られたりといったこともあって、より多くの方にその機会をということがありましたので、3年目からは、隔月で支所と本庁ということに今しておるところでありまして、支所に行きましたら、その地域の方が、あると、たくさん来ていただいて、熱心にいろんな話を聞かせていただくということで、一定成果は上がっております。


 御提案は、休日にも開催してはどうかということでありまして、確かにそういったお話も聞かせていただいたことがありまして、そんな平日にはそんなところ行けへんといったことを聞かせていただいておったんですが、休日までするとなると、なかなかという思いもしたりということで、ちょっとよう実行に移してなかったんですけれども、御提案いただきましたので、この秋ごろには、一遍試験的に実施をしてみたいと。ちょうどことしから毎月最終の日曜日の午前中は、本庁の総合窓口をあけておりますので、それにあわせて、秋に一度試験的に実施したいというふうに考えます。


 以上です。


○議長(河南克典君)  6番、本莊賀寿美君。


○6番(本莊賀寿美君)  6番、本莊です。


 名前の名札の件につきましては、お伺いするところによると、証明書の部分もあるというふうにお伺いしておりますので、できればまた、裏返ったりとかしている方もあったりとか、本当に名前が見えないということというか、故意的なのか、どうなのかということには疑問があるかとは思うんですね。でも、決してそれは職員を縛るものではないのではないかというふうには思っております。やっぱりその名前を知るとか、相手の方を理解するということによって、市民も近しい人という形になって、いろんな相談であったりとか、お互いの距離を取り払うものもできるのではないかなというふうには考えます。


 ですので、できれば、表裏に名前が書いてあると、ひっくり返っても故意的なことがない限りは表が見えているとは思うんですけれども、そんな形でお名前がわかるといいなというふうに思います。私自身もすべての職員さんのお名前を覚えているわけでもありませんし、どこの現場においても、学校の先生方においても、自分の名札を下げていらっしゃいまして、校長先生であるとかということも、この間から訪問に行かせていただくことがよくよくわかりましたし、ですので、そのあたりどんなふうにお考えになりますでしょうか。


○議長(河南克典君)  植村総務部長。


○総務部長(植村富明君)  今の質問にお答えいたします。


 名札につきましては、今、御指摘いただきましたように、市民と非常につながる、市民とのつながりを持つために極めて重要な物と考えております。ですから、名前の裏表という話もございましたが、現実には、その表面に名札、裏面には職員の行動指針という形でみずからを、御存じのように律するためのものを入れておりまして、常にそれを持ち歩いております。


 ただ、たまたまだと思うんですけれども、そういった裏返っている部分については、もちろん本来の機能を発揮いたしませんので、できるだけそういったことはないように、職員にも注意してまいりたいと思っております。


 以上です。


○議長(河南克典君)  6番、本莊賀寿美君。


○6番(本莊賀寿美君)  6番、本莊です。


 ぜひ市だけでなく、県においてもかなり名前のほうも大きくされているようですし、今言いました学校の先生方も大きいというお名前をつけていらっしゃいますので、本当にその名前を確認することで、職員の方の意識もやはり高まる機運になるのではないかと思います。やはり名前は自分にとっては大切なものであるがゆえに、責任を持った態度がとれるのではないかと思います。その責任ある行動とか、自己の責務の受けとめ方も変わってくるというふうに思います。ですので、ぜひその自分というものをはっきりわかるようにしていただくことが、サービスの向上にもつながる上に、職員の向上、レベルが上がるというふうなところにつながると思いますので。


 また、仮名をつけるとか、平仮名を打つということは、やっぱり優しいのではないかと、市民にとっても、なかなか名前といいますと、個人的なことなので、同じでも読み方が違っていたりとかいう認識もあります。ぜひまたわかりやすいかなをつけることも大切と思いますが、そのあたりも考慮があるでしょうか。いかがでしょうか。


○議長(河南克典君)  植村総務部長。


○総務部長(植村富明君)  先ほど市長のほうが申し上げましたように、今後の名札の新たな製作におきましては、御指摘いただきましたような大きい名前を使う。フォントを使う。あるいは、ルビについては、ちょっと検討しないとわかりませんけれども、そういった配慮も今後考えてまいりたいと思います。


 以上です。


○議長(河南克典君)  6番、本莊賀寿美君。


○6番(本莊賀寿美君)  本当にその検討も、検討はとても大事なんですけれども、やっぱり実行がまず大事というふうに思います。ぜひ検討、検討で終わることなく、名前のほうも簡単な物でも構わないと思います。その名札の分、今持たれている物は、証明書という、本人の自己の証明であるということを理解した上で、その今、臨職の方とか嘱託の方につくられる簡易的な物であっても、私は構わないのではないかと思います。来られた方が、だれかに聞いたんやけれども、次聞きたいなと思ったときも聞けないような状態では、やはり市長掲げる「市役所いちばん」が廃るではないかというふうに認識しますので、簡単な物でもいいので、大きなお名前を書いていただき、わかりやすいルビをつけていただくという、わざわざ業者に出すとかではなくてもいいのではないかと思いますが、その辺は職員規則であったりとか、ところにあるとは思うんですけれども、そのあたりはどうでしょうか。


○議長(河南克典君)  植村総務部長。


○総務部長(植村富明君)  先ほど市長申し上げましたように、さくらKCSが実は、この名札の製作者を取りやめまして、当面の間、私どもも手づくりによる、できるだけ現在の形に合わせた物を想定しておりまして、そういった物をつくりたいと思っております。


 そういった中では、今言っていただいたようなものを生かしながら、行ってまいりたいと思っております。ただ、この名札と別枠でもう一つつけるということになりますと、少しいろんなスタイルの問題もございますので、必ずしもそれにはどうかと思うわけでございますけれども、今言いましたように、新しくつくっていく部分からは、変更等がございますので、そういった部分については、今おっしゃっていただきました内容を十分加味して、つくってまいりたいと思います。


 以上です。


○議長(河南克典君)  6番、本莊賀寿美君。


○6番(本莊賀寿美君)  ぜひとも早急に1日でも早いほうがせっかくのささっとフロアという一括的なところもできた中、窓口対応の職員さんもいらっしゃる中、市民サービスの向上を市長は掲げてくださっているところでありますので、早急な対処を願っています。


 その名前によりその自覚も生まれてきて、より一層の市民サービスが提唱されるというふうに認識しておりますので、ぜひとも実現を願うところにあります。


 そして、二つ目の休憩時間についてでございますが、今、業務によってということ、市長のほうも認識をいただいているというふうに伺いました。今現在では、宝塚市のほうでは休息用のこういうものをつけていて、休息もされております。ぜひ市民からすると、休んでいらっしゃるのか、仕事されているのかっていうことに関しては、わかりにくい部分が大いにあると思います。逆に職員からいくと、本来なら休息がとれる時間でありながら、1時過ぎたからちょっとできないなということもあるのではないかと思うんですが、そのあたりの実効性はいかがでしょうか。


○議長(河南克典君)  植村総務部長。


○総務部長(植村富明君)  休息時間による、例えば名札等の表示というのも、確かに一つの方法だと思うわけでございますけれども、逆に、同じ場所におりますと、そういった物をただつけているだけでは、市民の方からどうなんだといったようなこともあろうかと思います。できるだけ、休憩地を分けるというのが本来正しいとは思うわけでございまして、休憩の表示につきまして、何らかの机での休憩中といったような物を置くなりしたいと思いますけれども、今言いましたように、市民の方から見てどうなのかということも、少し考えながら、やっていく必要があろうかなと思います。


 以上です。


○議長(河南克典君)  6番、本莊賀寿美君。


○6番(本莊賀寿美君)  そのあたり市民どうだろうという前に、やはり職員の労働意欲を守るためというのは、トップとしての最善の職員を守るべきことではないかと思います。労働基準法の第4章のほうにも、休憩をとるという項目第4章、御存じだと思います。ですので、使用者はということで、6時間を超える場合は45分、8時間を超える場合は少なくとも1時間の休息を必ずとるようにというふうに書いてあります。


 ここで問われるのが、やはり削減によって職員が減ったから、休息もとれないで職務をするということによって、過度のミスを起こしたりとか、かえって市民サービスが怠われてしまうことのほうが、難しいのではないかと思います。


 ですので、そのつける、つけないという簡単な部分だけではなくて、その職員の本質とか行政のありようというところも考えた上では、やっていくべきではないかと思いますが、市長、いかがでしょうか。


○議長(河南克典君)  植村総務部長。


○総務部長(植村富明君)  休憩時間、おっしゃるとおり、私どもも必ず職員が労働基準法の関係もございますけれども、とるべきものとして考えておりまして、確かに現状で時間が窓口等において、昼休み等も業務が続行される場合があるわけでございますけれども、これについては、市民課等でも行っておりますように、交代による体制をとっていきたい。また、どうしてもとれない場合については、とれるような形での人的な問題も想定していきたいと思っておりまして、基本的に休憩時間については、必ずとれるように、職員のそういった休息を確保していきたいと思っております。


 以上です。、


○議長(河南克典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)  私も職員の労働意欲、労働環境には、十分配慮をしなければいけないと思っておりまして、それもこの篠山再生計画では、職員の人件費を削り、人数を削りとしております。これによって、その再生の道筋がつくられた大きな要因であると考えておりますので、職員組合には、大変協力していただいておるという大きな感謝の気持ちを持っておりまして、そこらは、それを続けていくしか篠山が再生していく道はないですけれども、そのほかのいろんな面におきましては、できるだけ職員組合の要望がありましたら、それに沿って、元気に働きやすい環境をつくっていきたいと考えておりますし、現実にも、今回こういう事件が起こったんですけれども、明るい元気なあいさつをすると。市民の目線で仕事をすると。職員もそのプロジェクトとか、地域サポート職員とか、いろんな面で今までにない取り組みをしてくれておりますし、多くが前向きに働いて頑張ってくれておるというふうに私としては、喜んでおったんですけれども、こういう事件が起こってしまったんですけれども、さらに頑張っていくしかないと思っておりますので、十分そういった職場環境には配慮してやっていきたいと思います。


○議長(河南克典君)  6番、本莊賀寿美君。


○6番(本莊賀寿美君)  やっぱり奥深くは管理していく上でのトップの考え方一つで、職員も変わっていくというふうに認識しております。ぜひその無理のない中でのサービス向上はぜひ望むところでありますし、それによって、知り得る機会を市民も得ると、お互いにお互いを理解し得るということになり、負担の軽減にもつながっていくのではないかと思っております。ぜひその名前の部分であったり、休息の時間であったりというところは、とても見過ごしやすいところではあるが、本来とても大事なところだというふうに私、思いましたので、今回この質問を入れさせていただいております。


 ぜひもう一度トップからの考え方を部下にというふうな思いを持っておりますので、認識を変えていただきたいなというふうに思います。


 もう一つの「こんにちは市長室」の件は、今、市長から回答の中に週末の開庁がありますということで言われておりますので、休日は議会のほうも前期、やらせていただいて、なかなか職員の皆様にも御迷惑をかけた部分はあったとは思うんですけれども、また違った目で議会を見ていただいた機会も結果としてありました。ですので、「こんにちは市長室」に当たりましても、違った目でまた今市長の答弁にもありましたが、新しい方の意見を聞けるというまた見解ができるのではないかと思いますので、そのあたり1回と言わず、できれば毎月、少しの形でもというふうな思いはあるんですけれども、いかがでしょうか。


○議長(河南克典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)  1回と決めているわけではないんですが、かといって、またずっとやっておるとなかなか続きにくくなってもいけませんので、まず1回試験的にやらせてもらいたいと思います。


 この春から、きのう奥土居議員から御質問いただいたこども園を始めているんですが、そのときに、何回かその説明会に行かせてもらったときに、若いお母さん方がいろんな発言をされますので、その市に対する意見、こういう「こんにちは市長室」なんかもしているんですよと言ったことがあるんですが、「そんな、あんた、平日に行けるかいな」というふうなことを強くおっしゃったことを覚えているんですが、私としてはいろんな意見を聞きたいということで、7月のふるさと一番会議もしていくんですが、これも夜だということで、なかなか多くの方の意見を聞くというのは難しいんですけれども、しかし、それをしたからといって、またようけ来てくれてかというと、またこれわからないところがありまして、するんですけれども、一遍試験的やってみて、その状況を見たいと思います。


 もう1点、先ほどの名札の件につきましても、100万円以上かかるのではないかと言いましたけれども、正式に見積もったわけでもありませんので、じゃあ手づくりあればできるのか、できないのか、もう一遍よく検討して、前向きに取り組まさせていただきたいと思います。


○議長(河南克典君)  6番、本莊賀寿美君。


○6番(本莊賀寿美君)  経費のかからない方法が一番ではありますので、また職員の手を患わすことにはなるかと思うんですけれども、ひいては、自分のことを確かめられるというか、自分のことを再認識できるという思いがあります。最初にも言いましたように、名札によって、決して縛られるものではないというふうに思いますが、なかなかまだまだ名前が表に出ると、恥ずかしかったりとか、責任を全部自分が負わなければいけないのではないかというようなイメージを持つ傾向にだれしも、私自身もそうだと思っておりますので、でも、市の職員という誇りを持つということは、とても大事ではないかと思います。それぞれ多分自分の業務に責任を持った行動をとられていると思っております。


 今回はいろんな結果が出たこともありますが、それぞれがその責任を持った上での勤務であったり、業務をこなしていると強く信じております。ですので、ぜひその負のイメージを間違えないように、誇りある職員として名前が表に出ることを、市長が皆様に伝えていただき、部長自身が部下に伝えていただくことが大切だと思います。


 その名札の件からですが、その名前というものは、一生ついていくものです。大切なものにしていただきたいというのがありますので、行っていただきたいと思います。そして、休憩時間につきましても、やはりしっかりと休息して、次へのモチベーションを上げていただくということに変わりはない。かえってそうすることによって、効率化が図れると信じておりますので、検討ではなくて実行をお願いしたいと思います。


 「こんにちは市長室」に関しましても、今回、休日をやるということをお伺いしておりますので、ぜひ今のように、実行に移していただけたらと思います。もし最後にコメントがあれば、いただけると幸いです。


○議長(河南克典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)  実行に移せるように、検討して取り組んでいきたいと思いますし、今回のこういう事件がありましたので、職員、前向きに大きく頑張っておるんですけれども、さらに頑張って、信頼回復を図るために頑張っていくしかありませんので、そういった意味でも、何らかの形であらわせるように、取り組んでいきたいと思います。


○議長(河南克典君)  これで、一般質問は終わります。


 以上で、本日の日程は、全部終了しました。


 本日は、これで散会します。


 お諮りいたします。


 議事に都合によって、明日19日から30日までの12日間、休会としたいと思います。


 御異議ございませんか。


             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(河南克典君)  異議なしと認めます。


 したがって、明日19日から30日までの12日間、休会とすることに決定しました。


 次の本会議は、7月1日午前9時30分から開議します。


 本日は、これで散会します。


 お疲れさまでした。


              午前11時59分  散会








 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。





                       平成22年6月18日





                       篠山市議会議長  河 南 克 典





                       篠山市議会議員  奥土居 帥 心





                       篠山市議会議員  恒 田 正 美





                       篠山市議会議員  前 田 えり子