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兵庫県 篠山市

平成19年第55回定例会(第5号 6月 8日)




平成19年第55回定例会(第5号 6月 8日)





       第55回篠山市議会定例会会議録(5)





          平成19年6月8日(金曜日)


             午前 9時30分 開議








 
〇出席議員(19名)


     1番  植 村 義 昌         2番  降 矢 太刀雄


     3番  吉 田 浩 明         4番  波多野 元 治


     5番  森 本 富 夫         6番  河 南 克 典


     7番  谷   貴美子         8番  松 本   孜


    10番  酒 井 斉 祥        11番  天 野 史 朗


    12番  市 嶋 弘 昭        13番  岸 本 厚 美


    14番  九 鬼 正 和        15番  植 野 良 治


    17番  岡 前 昌 善        18番  西 田 直 勝


    19番  藤 本 忠 男        20番  足 立 義 則


    22番  小 林 正 典





〇欠席議員(1名)


    21番  市 野 忠 志





〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名


  市長       酒 井 隆 明   副市長        金 野 幸 雄


  教育委員長    大 前   衛   教育長        河 南 秀 和


  代表監査委員   佐 圓   隆   総務部長       大 対 信 文


  政策部長     山 本 喜代治   会計管理者      三 原 喜十郎


  生活部長     田 中 保 昭   福祉部長       向 井 祥 隆


  保健部長     酒 井 松 男   産業経済部長     関 口 恵 士


  建設部長     円 増 幸 雄   人権推進部長     松 本 和 良


  公営企業部長   小 稲 敏 明   教育部長       今 井   進


  監査委員・公平委員事務局長


           鷲 尾 隆 円   消防長        大 前 良 太


  城東支所長    松 浦 龍 司   多紀支所長      山 本 晴 朗


  西紀支所長    森 口 寿 昭   丹南支所長      藤 本 貴 成


  今田支所長    畠 中 純 一





〇議会事務局職員出席


  局長       村 山 紳 一   副課長        時 本 美 重


  課長補佐     梶 村 徳 全





〇議事日程 第5号 平成19年6月8日(金曜日)午前9時30分開議


  第 1  会議録署名議員の指名


  第 2  諸般の報告


       ・例月出納検査の報告


       ・出資法人に係る経営状況報告書


  第 3  繰越明許費の報告


       報告第 1号 平成18年度篠山市一般会計繰越明許費繰越計算書


       報告第 2号 平成18年度篠山市介護保険特別会計繰越明許費繰越計算


              書


       報告第 3号 平成18年度篠山市水道事業会計予算繰越計算書


       報告第 4号 平成18年度篠山市水道事業会計継続費繰越計算書


  第 4  議案第48号 篠山再生市民会議設置条例制定について


  第 5  議案第50号 平成19年度篠山市一般会計予算


  第 6  議案第53号 平成19年度篠山市一般会計補正予算(第1号)


  第 7  議案第54号 平成19年度篠山市老人保健特別会計補正予算(第1号)


  第 8  陳情第 4号 篠山市の医療体制の充実と兵庫医大篠山病院の存続と充実


              を求めることについて


  第 9  陳情第 5号 次期定数改善計画の実施と、義務教育費国庫負担制度の堅


              持について


  第10  常任委員会等の閉会中の所管事務調査の件





                午前9時30分開議


○議長(小林正典君)  皆さん、おはようございます。


 これから、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。





◎日程第1  会議録署名議員の指名





○議長(小林正典君)  日程第1.会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって、10番、酒井斉祥君、11番、天野史朗君、12番、市嶋弘昭君を指名します。





◎日程第2  諸般の報告





○議長(小林正典君)  日程第2.諸般の報告を行います。


 本日、市長から提出されます案件は、お手元に配付しておきましたから、ご了承願います。


 次に、監査委員から地方自治法第235条の2、第3項の規定に基づき、平成19年3月分の例月出納検査報告書が提出されました。その写しをお手元に配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。


 なお、関係諸表は議会事務局に備えておりますので、ご了承願います。


 次に、市長から、地方自治法第243条の3、第2項の規定に基づき、篠山市土地開発公社、有限会社グリーンファームささやま、有限会社クリエイトささやま、及び株式会社プロビスささやまに関する経営状況報告が提出されました。その写しをお手元に配付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。


 次に、関係議長会の報告をいたします。


 去る5月24日、平成19年度阪神市議会議長会の総会が篠山市において開催され、平成18年度決算認定並びに平成19年度予算を審議し、承認いたしました。また、5月29日、豊岡市において、兵庫県市議会議長会の総会が開催され、会務報告を承認し、部会提出議案1件を採択いたしました。





◎日程第3  繰越明許費の報告





○議長(小林正典君)  日程第3.繰越明許費の報告を行います。


 本件は、地方自治法施行令第146条第2項、及び地方公営企業法施行令第18条の2、第2項の規定によるもので、議決対象の案件ではありませんが、報告第1号から第4号までの4件を一括して説明を受けます。


 報告第1号について、大対総務部長。


○総務部長(大対信文君)(登壇)  ただいまご上程賜りました報告第1号、平成18年度篠山市一般会計繰越明許費繰越計算書につきまして、ご説明を申し上げます。


 この内容は、議案書1ページに記載いたしておりますとおり、去る3月定例議会の議案第42号、平成18年度篠山市一般会計補正予算(第6号)によりご承認いただきました5件の繰越事業でございます。


 まず、款6農林水産業費、項1農業費、農業用河川工作物応急対策事業につきましては、小枕地内で実施しております追分頭首工にかかるものでございまして、工事施工中の騒音、震動に対しての施工方法等の検討に日数を要したことにより、繰越をご承認願ったところでございます。事業の着手は平成18年10月13日で、平成19年5月31日に完成いたしております。繰越額は990万円でございまして、その財源は、県補助金が734万2,000円、一般財源は255万8,000円でございます。


 次に、同じくため池等整備事業につきましては、味間北地内で実施しております山立池整備にかかるものでございまして、工事施工中に予想外の湧水により、施工が困難となり、湧水処理に日数を要したことによる繰越でございます。事業の着手は平成18年10月27日で、完成は平成19年6月30日を予定いたしております。繰越額は1,492万7,000円でございまして、その財源は一般財源でございます。


 次に、款8土木費、項2道路橋梁費、国庫補助道路整備事業につきましては、市道大沢新栗栖野線道路工事改良にかかるものでございまして、工事施工に伴う地元水利組合との協議に日数を要したことにより、年度内の必要工期が確保できないことによる繰越でございます。事業の着手は平成19年2月24日で、完成は平成19年8月31日を予定いたしております。繰越額は4,031万円でございまして、その財源は国庫補助金が1,980万円、地方債が1,530万円、一般財源は521万円でございます。


 次に、同じく地方特定道路等整備事業につきましては、市道油井小野原線道路改良工事にかかるものでございまして、用水路の設置に伴い、地元地権者との調整に日数を要したことによる繰越でございます。事業の着手は平成18年7月29日で、完成は平成19年6月29日を予定いたしております。繰越額は2,966万8,000円でございまして、その財源は、地方債が2,810万円、一般財源は156万8,000円でございます。


 次に、款14災害復旧費、項1農林水産業施設災害復旧事業費、農地農業用施設災害復旧につきましては、中地区にかかるもので、工事施工中の岩盤掘削及び電柱移転に日数を要したことによる繰越でございます。事業の着手は平成18年10月12日で、完成は平成19年6月30日を予定いたしております。繰越額は670万円でございまして、その財源は、県補助金が508万3,000円、地元負担金が16万9,000円、一般財源は144万8,000円でございます。


 以上、平成19年度へ繰越いたしました事業は5件で、事業費総額3億6,475万8,000円のうち、繰越額は1億150万5,000円で27.8%でございます。これら繰越事業におきましては、一日も早い事業の完成に向け努力いたしてまいる所存でございます。


 以上で繰越明許費の報告とさせていただきます。


○議長(小林正典君)  次に、報告第2号について、向井福祉部長。


○福祉部長(向井祥隆君)(登壇)  ただいまご上程賜りました報告第2号、平成18年度篠山市介護保険特別会計明許費繰越計算書につきまして、ご説明を申し上げます。


 議案書2ページをごらんください。この内容は、去る3月定例議会の議案第43号、平成18年度篠山市介護保険特別会計補正予算(第5号)によりご承認いただきました繰越事業でございます。


 款1総務費、項1総務管理費、一般管理費につきましては、介護保険事務処理システム改修に対する費用でありますが、国からの具体的なシステム改修フォーマットの提示が大幅におくれているため、繰越をご承認願ったところでございます。


 繰越額は299万3,000円でございまして、その財源は、国庫支出金が98万1,000円、一般財源が201万2,000円でございます。


 平成19年度へ繰越いたしました事業におきましては、事業の完了を12月20日に予定いたしておりますが、1日でも早い事業の完成に向け努力いたしたいと存じます。ご理解賜りますようにお願い申し上げ、報告とさせていただきます。


○議長(小林正典君)  次に、報告第3号及び第4号について、小稲公営企業部長。


○公営企業部長(小稲敏明君)(登壇)  ただいまご上程を賜りました報告第3号、平成18年度篠山市水道事業会計予算繰越計算書につきまして、説明を申し上げます。


 議案書の3ページをごらんください。1款資本的支出、1項建設改良費、浄水場維持管理事業は、後川浄水場の前処理施設整備工事でございます。ろ過器の材料となる鉄の不足によりまして、機器製作に日数を要したことから繰越を行ったものでございます。繰越額は4,410万円で、財源は企業債が4,400万円、当年度損益勘定留保資金10万円を充当し、平成19年5月30日に完成をいたしました。


 次に、配水管布設替事業ですが、施工場所は説明欄に記載のとおり4地区ございます。まず、吹上地区でございますが、市道吹上線を中心に前田建設社屋前から篠山市環境衛生センターまでの延長580メートル間でございます。2つ目の大沢・牛ヶ瀬地区は、国道176号、篠山口駅西側ホンダプリモ前より三田方面へ350メートル間でございます。3つ目の福住地区は、国道173号、山ユリホームから大阪側へ200メートル地点です。4つ目の大山下地区は、県道篠山山南線・清掃センター入口川代橋から篠山方向へ600メートル区間であります。


 繰越理由ですが、吹上地区におきましては給水管が、福住地区におきましては配水管の埋設箇所が私有地であると主張されました。そのために、権利関係の調整に日数を要し繰り越した次第であります。


 続いて、大沢・牛ヶ瀬地区は、道路管理者から国道176号で2カ所の車道横断部が計画されておりましたが、交通量の多いことから、推進工法で施工しなさいという指示がございました。市といたしましては、経費縮減の観点から、開削工法を希望しておりました。工法協議に時間を要し、繰り越した次第であります。なお、協議の結果、道路管理者の理解を得て開削工法で施工いたしまして、車両横断部につきましては、現在完了しております。


 大山下地区は、昨年に発生した県道篠山山南線のり面崩壊箇所の早期復旧のため、道路管理者から通行どめの交通規制を行う旨の指示があり、工程調整の結果、工事日数が不足したため繰越をいたしました。


 繰越額は、4地区総額で8,155万3,000円、財源は企業債7,090万円、当年度損益勘定留保資金1,065万3,000円を充当いたします。


 工事完成は、吹上、福住地区が平成19年6月29日、大沢・牛ヶ瀬、大山下地区は平成19年7月31日を予定しております。


 次に、水道管支障移転事業ですが、施工場所は今田町本荘地区で、県道黒石三田線と国道372号が交差する本荘交差点から姫路方向へ130メートル区間でございます。  上宿地区は、県道川西篠山線と国道372号が交差する日置北交差点から250メートル京都側の地点、六本柳交差点内でございます。両地区とも、国道372号道路改良工事に伴う水道管の移転工事でございまして、道路側の工期が延長されたことにより、道路管理者との工程調整の結果、繰り越すものでございます。


 繰越額は、3,105万円で、財源は企業債1,220万円、道路管理者からの補償費1,720万円、当年度損益勘定留保資金165万円を充当いたします。工事の完成は、今田町本荘地区が平成19年12月28日、上宿地区が平成19年6月29日をそれぞれ予定しております。


 次に、管路システム統一事業ですが、水道管路維持管理の効率化を図るため、水道管の埋設箇所情報のシステムを統一する業務でございます。当初、システムの基本地形図については、民間が発行する既存地形図を採用しようとしたところですが、庁内において横断的に資料活用することや、資料の統一化を図る観点から、篠山市基礎図を基本地形図として採用することにした結果、データ入力に日数を要することから繰り越すものでございます。


 繰越額は、1,153万7,000円で、財源は当年度損益勘定留保資金1,153万7,000円を充当し、業務の完成は平成19年12月28日を予定しております。


 次に、報告第4号、平成18年度篠山市水道事業会計継続費繰越計算書につきまして、説明を申し上げます。


 議案書の4ページをごらんください。1款資本的支出、1項建設改良費、多紀簡易水道統合事業は、平成10年度から平成20年度までの期間で、継続費総額34億2,000万円について年度割りを行い取り組んでおります。


 工事箇所は、福井地内で市道坂本線にかかる坂本橋に、草ノ上地内で市道小田中細工所線にかかる神田橋に、貝田地内で国道173号にかかる貝田橋直上流と、合計3橋梁への水管橋架設工事に加え、藤坂地内の県道本郷藤坂線はじめ藤坂川左岸の市道を含む延長500メートル区間の配水管布設工事でございます。


 3カ所の水管橋仮設工事については、河川管理者との協議に日数を要したことに加え、出水期の工事中止制限があるため、工事日数が不足となり繰り越したものです。


 配水管布設工事については、県道本郷藤坂線改良工事に随伴し配水管布設を行うため、道路工事の進捗にあわせた工程調整を行う必要があり、道路側の工期延長があったことから繰り越すものでございます。


 繰越額は、6,328万7,000円で、財源は、国庫補助金1,705万円、企業債4,150万円、当年度損益勘定留保資金473万7,000円を充当しようとするものでございます。


 工事は、福井草ノ上地内が平成19年6月30日、貝田地内は平成19年6月20日、藤坂地内は平成19年6月30日をそれぞれ予定しております。


 次に、生活基盤近代化事業、西紀中地区は、平成12年度から平成21年度までの期間で、継続費総額16億円について年度割りを行い取り組んでおります。


 この工事は、栗柄地内の高区配水管布設工事でして、2班体制で通行どめを行い、両端から延長157メートルを施工する工程を予定しておりましたが、施工場所の市道栗柄横道線、栗柄宮前線、栗柄堂のユリ線は、地域の重要な生活道路であることから、通行どめによる工事と緊急時の対応に対して、地元関係者の理解が得られず、協議の結果通行どめをせず1班体制で施工することに変更いたしました。このため、工事日数を要することとなり、繰り越した次第でございます。


 繰越額は840万3,000円で、財源は、国庫補助金96万6,000円、企業債370万円、当年度損益勘定留保資金373万7,000円を充当し、工事の完成は平成19年6月30日を予定しております。


 以上、平成19年度に繰越いたしました工事費総額は、2億3,993万円でございます。これらの繰越工事については、一日も早い竣工に向け取り組んでまいりたいと考えております。


 以上、地方公営企業法第26条、第1項の規定による建設改良費の繰越額、及び地方公営企業法施行令第18条の2、第1項の規定による継続費・逓時繰越額の報告とさせていただきます。


○議長(小林正典君)  説明が終わりました。質疑があれば発言を許します。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林正典君)  質疑はないようですので、繰越明許費の報告は終わります。





◎日程第4  議案第48号 篠山再生市民会議設置条例制定について





○議長(小林正典君)  日程第4.議案第48号、篠山再生市民会議設置条例制定についてを議題とします。


 本案につきましては、総務文教常任委員会に付託し、審査が行われましたので、委員長から審査の報告を求めます。


 市嶋総務文教常任委員長。


○総務文教常任委員長(市嶋弘昭君)(登壇)  12番、市嶋でございます。ただいま議題となりました議案第48号、篠山再生市民会議設置条例制定について、総務文教常任委員会における審査のご報告を申し上げます。


 本案につきましては、5月15日、本定例会2日目において、当委員会に付託されたものであります。5月22日、委員会を開催し、委員全員出席のもと、金野副市長、山本政策部長等の出席を求め審査いたしました。


 本案は、市長の市政執行方針に示されたとおり、財政再建という緊急テーマと、産業や地域の活性化、魅力づくり等のまちづくりを含めた篠山市再生を諮問し、その答申をもとに篠山再生計画を策定しようとするものであります。


 委員からは「市長がしっかりとしんを持ってこの再生会議の意見を聞きながら、対応を誤ることなく、マイナスの会議にならないようにしてほしい」「篠山市が続く限り、行政改革は永遠の課題である。地方政治は今、変革期を迎えているので、いろいろと新しい課題があるが、広い視野で取り組まれたい」、また「当て職ではなく、公募委員を半数ぐらい入れてはどうか」、また「マスメディア対策をきちんと講じられたい」、また「自治基本条例の趣旨を理解された再生会議の編成であってほしい」「市民の目線で意見を出してもらえる委員を選任してほしい」等の発言がありました。


 続いて本会議の質疑もありましたが、委員報酬の5,000円について審査いたしました。結果、山本部長より「市長の熱い思いもあり、他の審査会より低い報酬ではあるが、予算の中で会議をできるだけ多く開催したいということ、再生会議が予算を圧迫してはいけないこと、今後、他の非常勤の特別職の報酬も、これをベースに見直したいことなど、市長の意向で今回このような提案になった」との説明があり、質疑を終了いたしました。


 討論の後、本案を採決し、結果原案のとおり全員賛成をもって可決いたしました。


 以上が、当委員会における議案第48号、篠山再生市民会議設置条例制定についての報告であります。


 議員におかれましては、当委員会の決定どおり、賛同賜りますようお願いいたします。


○議長(小林正典君)  委員長の報告は終わりました。


 これから、委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。


 15番、植野良治君。


○15番(植野良治君)  15番、植野です。今、市嶋委員長の方から報告を受けて、5月15日の提案説明のときにも議員から質問のありました報酬の関係、5,000円と議長、委員長関係は別なんですが、この際、先ほど報告の中にありましたとおり、回数を重ねてやりたいんで金額を抑えたと、こういうような形の議論がなされた内容を報告受けたところですが、私もどう考えても、やはりいろんな委員会、審議会、こういうものがある中で、これだけ先行して既成事実をつくるということはいかがなものか。総合的に考える中で、金額を引き下げるなら引き下げる、こういうことがなされるべきではないかというふうに思いますので、今議論があったんですが、ここらのとこについては当局としてはほかの委員会も検討するということなんですけれども、具体的にこれにあわすというような確約の議論の中で返事が得られたのかどうか、この点が1点と、もう1点は、識見を有する委員いうんですか、学識経験がある委員と、今回も先ほども報告がありましたとおり、自治基本条例を踏まえて一般公募の委員を委員に選ぼうとされております。ここらの区別を報酬によって差をつけていくことは、一般公募の委員でも学識を有する委員があった場合、どういうふうにここらを判断されるのか。あいまいなところが出てくる。特に金にまつわる問題ですので、ここらのところがどうも納得いかない部分が考えられます。その点についてもう少し詳しい詰めた議論があったのか、お尋ねだけしておきたいと思います。


○議長(小林正典君)  市嶋総務文教常任委員長。


○総務文教常任委員長(市嶋弘昭君)  植野議員のご質問にお答えしたいと思います。


 5,000円にすることについて、一応これからもきちんと5,000円にする確約はとれたのか。それから学識経験者に対するどのような位置づけで学識経験者とするのかというふうなことが議題となったかどうかということでございますが、当委員会でも5,000円の根拠ですね、それについて明確でないというふうな話もありましたし、それから一律8,100円にしておいて、そして一律5,000円に下げるという審議をしたらどうかというふうな議論もありました。


 しかしながら、私たちが最終的に賛成いたしましたのは、市長の改革に対する熱意を評価したというふうな方にご理解いただけたらありがたいです。山本部長の方から説明を受けまして、そういうことであれば、今回そういう熱意を、改革はこういうときでないとできないのではないかという空気の中で、最終的に賛成をいただいたというようなことでございます。


 報酬につきましては、確かに学識のある方が公募されると思いますが、市の方から依頼をされた学識経験者については報酬として9,000幾らの学識経験者としての支払いをしたいと。学識がおありであっても公募された方については5,000円でお願いできないだろうかというふうなことでございまして、議員の皆さんに十分納得できるようなご返事ではございませんが、私たちの中で審議いたしましたことを報告申し上げて、植野議員のご質問の答えにさせていただきたいと思います。


○議長(小林正典君)  ほかに質疑はありませんか。


 14番、九鬼正和君。


○14番(九鬼正和君)  14番、九鬼です。今、委員長の答弁の中で、報酬の差額、学識経験者はその額をという、上の額をということがあったんですけど、本会議のときでも言いましたこの議長は互選ですよね。仮にその学識経験者が議長にならない場合は、議長になられた方はという問題が出てくるんじゃないですかね。その辺のところをもう少し。


○議長(小林正典君)  市嶋総務文教常任委員長。


○総務文教常任委員長(市嶋弘昭君)  九鬼議員のご質問にお答えしたいと思います。


 学識経験者の9,400円の支払いについてでございますが、学識経験者の方が議長になれば、依頼した学識経験者が議長になれば、その方は9,400円、議長にならなくても学識を有する方として市の方がお願いした方には9,400円をお支払いするというふうに聞いております。


○議長(小林正典君)  ほかに質疑はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林正典君)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。


 これから、議案第48号について討論を行います。討論はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林正典君)  討論なしと認めます。


 これから、議案第48号を採決します。


 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。


 委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


                (賛成者起立)


○議長(小林正典君)  起立多数です。


 したがって、議案第48号は委員長の報告のとおり可決されました。





◎日程第5  議案第50号 平成19年度篠山市一般会計予算





○議長(小林正典君)  日程第5.議案第50号、平成19年度篠山市一般会計予算を議題とします。


 本案につきましては、それぞれ所管の常任委員会に付託し、審査が行われましたので、各委員長から審査の報告を求めますが、委員長の報告と委員長に対する質疑は、各常任委員会ごとに区分して行います。


 まず、総務文教常任委員長の報告を求めます。


 市嶋総務文教常任委員長。


○総務文教常任委員長(市嶋弘昭君)(登壇)  12番、市嶋でございます。ただいま議題となりました議案第50号、平成19年度篠山市一般会計予算について、総務文教常任委員会における審査の報告を申し上げます。


 本案は、去る5月15日、本定例会2日目に、当委員会の所管にかかる事項について付託されたものであります。当委員会では、5月17日、18日及び21日の3日間にわたり、委員全員出席のもと、金野副市長、河南教育長及び各部長等の出席を求め審査行い、最終日には酒井市長に対する総括質疑を行いました。


 平成19年度予算は、新規の事業として、篠山再生会議、篠山ふるさといちばん会議、農業公園整備事業等9件、拡大事業を行うものとして、官学地域連携事業、学校施設耐震調査事業など3件にとどめ、新たな投資的経費を極力抑制し、平成20年度以降の健全化への転換を見据えた緊縮型予算で、規模的には213億円余で、昨年より1.4%の減少であります。


 それでは、総務部でございます。総務部では、今年より支所の総括を総務部長が行うこととなったため、支所の審査も総務部で行いました。


 まず、財政課では、起債の償還のピークについて議論されました。本年度の公債費は、54億円余で全体の25.5%を占めていますが、今後この状況が平成23年から27年まで続くものと思われます。28年度以降は大きく減少してまいります。一方、交付税は86億9,000万円と全体の40%を占め、平成22年度から26年度にかけて減額され、27年度から一本算定になります。それを見込んでの財政運営であり、予算編成であると思われますが、なお一層の経営努力が求められます。


 続いて税務課では、納税意識をどう向上させていくか。若い層への啓発が必要であります。今年度より税源移譲により県・市民税がふえることから、滞納が増加していくものと思われます。今後の対応が重要になってまいります。なお、この市税の滞納対策については、市長総括質疑に取り上げることとなりました。


 総務課では、ホームページが高度になり過ぎているので、専門家が見ればすごいが市民から見ればまだまだ難しいのではないでしょうか。親しみやすいホームページの作成が求められます。投票所の数が多いと思われるので精査する必要があります。


 防災課では、新たに課に昇格したのを機に、市民が防災意識を高めていくシステムづくりが求められています。現在、後川・西紀は行政無線、今田はオフトーク、多紀管内は有線で情報の提供ができています。旧城東、篠山、丹南はありません。今後、デカンショ防災ネットに力を入れ、防災意識の向上を図っていただきたいと思います。阪神大震災のときも、地域コミュニティがしっかりしているところでは犠牲者が少なかった。要援護者の情報を市が持っているので、災害時における指示を明確にする必要があります。


 秘書課では、ふるさといちばん会議について、その内容や会議の進め方など、具体的に示す必要があります。「いちばん」も大事ですが、オンリーワンの意識も大切であります。


 財産管理課では、市長もかわり、貸付料の見直しにはよい機会であります。財源確保のため、この機会を逃すべきではないと思われます。ちなみに市有地貸付料として831万円余が予算化されています。


 職員課では、職員の持つ能力を最大に発揮させ、組織の力を最大化する職員課は大事な部署であります。人事の問題、適材適所の配置等を考慮すると、職員課は人事課にすべきではないでしょうか。


 支所関係では、支所と公民館の一体化について質疑があり、改めて市長総括を行うこととなりました。


 続きまして、政策部に移らせていただきます。


 企画課では、神戸大学との連携事業に関し本格的な活動が始まっているが、産業高校も巻き込んだ企画も入れてほしい。官学地域連携事業費として155万円余が計上されています。


 コミバスについては、この9月に試験運転が終わり、10月以降に本格運行になる予定ですが、市民からは、もったいない走り方をさせていると聞いています。ほどよい知恵を出さないと、市民は利用されないと思われます。コミュニティバス運行事業に2,770万円余が予算化されています。


 まちづくり課は、新設された課であります。開発一般、国土利用計画法や緑条例に関する事務、まちづくり計画、県民交流広場事業の推進、酒井貞子人材育成基金事業を担当いたします。


 里づくりは、農業振興地域などの法の規制に関する事項もありますので、計画策定においては、広く情報提供に努められたい。


 チルドレンズ・ミュージアムにおいては、プロビスささやまの委託料が5,071万円と増大しています。経費削減に向けて改革等何らかの努力をするべきであります。市内の子供たちの利用が少ないように思われます。子供たちの移動方法を考える必要があるのではないでしょうか。市内の学校が、せめて年に1度は利用するよう、魅力ある施設づくりに努めてほしい。


 企業振興課については、アグリ産業クラスター構想研究について多く意見が出されました。企業が主に農において、産官学の最先端技術で連携することは、大変望ましいことであります。その企業が進出しやすいよう、条件整備を確実に実行していかなければなりません。


 篠山には、酒造りが伝統的にあります。酵母菌とかの菌を蓄積されている人があると思います。そのような人材の発掘を望みます。クラスター構想はすばらしいと思いますが、そのビジョンの中長期にわたる行動のフローチャートをつくり、市民にわかりやすく周知すべきであります。


 監査・公平委員会、並びに会計課の審査を経て、議会事務局関係では、事務局職員の充実について政策研究や議員提案に関し、政策担当主任等の設置を図るべきであります。


 教育委員会に移らせていただきます。


 まず、生涯学習課において、ポルトガル語を話せる人が市内で1人というのは人材不足である。市として新たに対策を考えなければならない。続いて、このような方の災害非常時の在住外国人に対する働きかけも考える必要があります。


 公民館関係では、若い人に篠山のブランドをどのように伝えていくか、公民館事業を通して取り上げるべきであります。四季の森生涯学習センターの味覚まつり、城東味まつり、西紀ふるさとまつりなど、主催者がわかりにくいものがあります。イベントの統合についても考えられたい。


 図書館・視聴覚ライブラリー関係では、現在、蔵書数は中央図書館で9万1,342冊、図書コーナーで3万2,109冊で、合計12万冊余となり、利用カード登録者は、中央で1万8,381人と図書コーナーで2,134人の合計2万人余であります。18年度不明本は500点ほどあります。図書の盗難が多いと聞いていますので、市民の大切な財産なので適切な対策を講じられたい。


 たんば田園交響ホール関係では、さぎそうホールが文化ホールの直轄であります。18年度実績では、交響ホールは246日の開館中205日の利用で、さぎそうホールでは78日であります。利用日数ですべてのことが言えませんが、さぎそうホールの稼働率を上げるよう検討されたい。


 地域文化課では、篠山城、大書院、歴史美術館、青山歴史村、武家屋敷安間家資料館の4館につきましては、18年度から一括して管理者であるプロビスささやまに施設管理を移管されています。来館者をふやす取り組みを続けて検討されたい。


 教育総務課関係では、丹南中学校北側駐車場確保に向けて、旧給食センターの解体工事が予算化されています。旧丹南学校給食センター解体事業は、工事請負費3,258万5,000円と設計監理業務委託料325万8,000円が計上されています。西部学校給食センターの稼働により廃止された学校給食センターを解体し、懸案事項であった駐車場確保とフェンス設置による防犯対策、並びに現施設の一部を残し、カウンセラー室や給食受け入れ施設として活用できるよう整備しようとするものであります。財政難の折でありますので、できるだけ工事費や委託料を抑えるよう努力されたい。


 最後に、学校教育課と学校給食センターを一括審査いたしました。発達障害の啓発についても、以前、一般質問等で取り上げられたことがありますが、今日においても一向に具体化されていません。検討委員会の取り組みを待たずとも、市でできることはすべきであります。また、学校教育の中で、もっと中央図書館やチルドレンズ・ミュージアムと連携すべきであります。


 以上、委員から発言や提言がありましたが、市長総括質疑を経て討論の後、本案を採決いたしました。結果、原案どおり全員賛成をもって可決いたしました。


 以上が当委員会における議案第50号、平成19年度篠山市一般会計予算についての審査報告であります。議員各位におかれましては、当委員会の決定どおりご賛同賜りますようお願いいたしまして、報告とさせていただきます。


○議長(小林正典君)  これから、委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。


 14番、九鬼正和君。


○14番(九鬼正和君)  14番、九鬼です。1点だけ公債費の関係の中で、交付税算入の内容的な審査がされておりましたら、お聞かせをいただきたいと思います。


○議長(小林正典君)  市嶋総務文教常任委員長。


○総務文教常任委員長(市嶋弘昭君)  九鬼議員のご質問にお答えしたいと思います。


 市が受け取っている交付税の中に、公債費に当たる部分が幾らぐらいあるかということでございますが、確かにそういう議論というか説明を受けた記憶がございます。詳しい資料をここに持っておりませんが、40%ぐらいではなかったかのように記憶しておりまして、非常に詳しい資料がなくて申しわけございませんが、説明はお受けしたということをご報告申し上げておきたいと思います。


○議長(小林正典君)  ほかに質疑はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林正典君)  質疑なしと認めます。


 これで、総務文教常任委員長に対する質疑は終わります。


 次に、民生福祉常任委員長の報告を求めます。


 河南民生福祉常任委員長。


○民生福祉常任委員長(河南克典君)(登壇)  6番、河南です。ただいま上程されました議案第50号、平成19年度篠山市一般会計予算のうち、民生福祉常任委員会の所管にかかわりますものについてご報告いたします。


 本案につきましては、去る5月15日の本会議において、当委員会の所管にかかわる事項について付託されたものであります。当委員会におきましては、5月16日、17日、22日と3日間にわたり、委員全員出席のもと、担当部に資料の提出を求めるなど、慎重に審議いたしました。また、最終22日には、市長に総括質問を行い、直ちに採決に入り、賛成多数により本案は原案のとおり可決いたしましたので、まず報告いたします。なお、市長に対する総括質問の内容については、あらかじめお手元に配付しておりますのでお目通しを願いたいと思います。


 それでは、審査の概要について、人件費にかかりますもの以外について報告させていただきます。


 まず、生活部について、田中生活部長より概要説明の後、市民課所管ごとに詳細説明を受けました。歳出についてでありますが、歳出4款、2項、1目清掃費、1億6,209万9,000円のうち、清掃事務費1億23万8,000円については、15カ所のごみステーションの設置補助金、40団体66件の資源ごみ回収にかかります奨励金、80件の生ごみ処理機に対する補助金などがその主なものであります。


 歳出9款、1項、2目非常備消防費9、817万5,000円については、120名の退団者報償金3,600万円、団員報償金、団活動費などがその主なものです。3目消防施設費6,780万1,000円については、消防ポンプ自動車購入、防火水槽2基新設、消防車庫新設、防火水槽の修繕などが主なものです。


 以上の説明の後、質疑に入りました。まず、「本年度から環境政策係が設置されたと聞くが、予算書から具体的な施策が見えない。何をどうしようとしているのか。また、生活情報アドバイザーの活動内容と具体的な事例は」との質疑に対し、「環境政策係は市長の政策方針により設置。市の環境整備指針の策定に向け、本年度は準備を行い、来年20年度から具体的に予算化を図る」との答弁でありました。また、「アドバイザーの活動内容は、布団や下水道掃除などの訪問販売による被害に対する相談業務である。特に高齢者に多いため、高齢者大学、県の出前講座、集落からの依頼などにより啓発などを行っているが、被害が表に出にくいこともあり、平成18年度で183件の相談件数があった」とのことです。また、質問としまして、「環境保全審議会の役割が不透明である。審議会における市の環境保全の議論ができているのか。また、河川の水質調査箇所にかかる調査基準はどうなっているのか」との質疑に対し、「環境審議会のあり方については、環境施策の中で検討する。水質調査箇所は従来からの場所ばかりである。明確な基準はなく、今後、調査箇所を拡大する必要があると考える」との答弁でありました。また、「西紀消防庁舎専用回線などにかかる予算が計上されているが、消防無線などが配備されていることから不要ではないか」との質疑に対し、「廃止に向けて今年度検討する」との答弁をいただいております。


 次に、市営斎場について、詳細説明を受けました。


 市営斎場については、平成18年度火葬炉使用件数については変化は余りないが、式場利用は前年比50%増の120件となっている。歳出4款、1項、6目斎場運営管理費6,174万3,000円の主なものは委託料で、今年度新規委託料としては斎場の予約システムの保守点検、自動制御設備点検、監視カメラ設備の点検などを予定しているとのことです。


 以上のような説明を受け、質疑に入りました。「鳥獣害対策の観点から、大型動物対応の炉の建設は考えているのか」との質疑に対し、「大型動物の処理は猪名川動物霊園で対応しており、市営斎場の動物炉1基はペットなどの小動物を対象としている。大型動物対応の炉の建設は考えていない」という答弁でありました。「炉の耐用年数と、今後それに対する方策は」との質疑に対し、「200体を火葬すると耐火れんがの積みかえが必要と聞いている。炉の使用が偏らないように使用し、保守点検の中で計画的に修繕していく」との説明でありました。


 次に、あさぎり苑について詳細説明を受けました。


 歳入については、前年比、くみ取り手数料は13.3%、投入料は16.7%の減を想定し計上しているが、それ以上の減収が見込まれる。歳出については、前年比23.1%の減額、し尿、汚泥を前処理後、公共下水道施設へ搬入することにより経費の削減が図れるが、バキューム車の購入、下水道特別会計への繰り出しも必要となってくる。


 以上説明を受け、特に質疑なく、あさぎり苑について審査を終了いたしました。


 最後に、清掃センターについて説明を受けました。


 清掃センターにかかります歳入は、3億1,094万5,000円で、その主なものは、12款、1項、1目衛生分担金1億9,155万1,000円については、丹波市の負担分、13款、2項、2目衛生手数料2億4,793万1,000円が主なものです。


 歳出については、4款、2項、2目じんかい処理費5億6,426万8,000円のうち、本年度の修繕費4,185万2,000円については、経年劣化による焼却施設、またリサイクル施設にかかりますもの、重機整備、水処理施設などにかかりますものが含まれております。また、フェニックス工事936万5,000円は、大阪湾に4番目の埋め立て処分場を建設しようとするもので、篠山としては3万6,307平方メートルの用地を確保するための委託料を拠出するものです。


 以上のような詳細説明の後、質疑に入りました。質問としまして、「年間に焼却灰はどの程度発生するのか。溶融炉の稼働率はどの程度か」との質疑に対し、「焼却灰の段階では1,750トンである。溶融すると884トンとなる。フェニックスに出す場合は、焼却灰のまま出すことになる。溶融炉は日量8トンの能力があり、年間250日程度の稼働である」との答弁でありました。また、「溶融炉を使用しない場合の経済効果はどの程度か」との質疑に対し、「3,000万円程度と試算してる。あとは運搬コストなどをどの程度抑えられるかである」との答弁です。また、「フェニックスへの搬入は、既に行っているのか」との質疑に対し、「フェニックスについては、平成18年度から枠を確保した。平成19年度中にコスト削減計画を立てるが、目玉は溶融炉であり、仮に溶融炉をとめることになった場合のために確保した」との答弁でありました。また、丹波市との関係については、市長総括質問のとおりであります。


 以上で、生活部に対する審査は終了いたしました。


 次に、人権推進部松本部長から概要説明を受け、男女共同参画課より詳細説明を受けました。男女共同参画推進政策にかかります予算総額は152万1,000円で、予算にかかる施策の一つには、今年度第5期の女性委員会を立ち上げるべく、委員の公募中であります。2つには、篠山市男女共同参画プラン進行管理を行うため、審議会的な協議機関の設置に向け、今年度準備を進めておるとのことです。3つには、篠山市男女共同参画推進本部会議における事業推進にかかるものです。また、男女参画センターにかかります予算総額は93万9,000円で、情報誌フィフティーの発行、男女共同参画講演会とセミナー、また女性問題相談事業にかかりますものです。


 以上の説明の後、質疑に入りました。質問としまして、「こうのとりへの補助金が出ているが、団体の活動や事業については」との質疑に対し、「年に1回、3月ごろに都市部の女性と市内在住の男性のお見合いパーティーを行っており、出会いの場の創設をしている。参加は約20人程度であるが、キャンセル待ちの状態である」、またほかに、「女性委員会について機能しているのか」「もう少し視点を変えるべきでないか」「協議する時期に来ているのではないか」などの意見を付しておきました。


 次に、指導啓発課にかかります主なものは、3款、1項、11目隣保館運営費9,847万8,000円のうち、工事費2,814万円については、牛ヶ瀬隣保館のトイレ改修バリアフリー化、玄関自動ドア化などによるものです。また、工事請負費526万1,000円については、神田会館空調工事、有居研修会館床改修によるものです。


 以上の説明を受け、質疑に入りました。「研修大会の旅費の見直しについて、今後は指導啓発課が請求に応じて出すようにするのか」、「解放学級への県補助金はあるのか。また、運営主体はどうなっているのか」との質疑に対し、「従来、補助金で交付していたが、補助金の見直しによって直接執行とした。ただし、今後執行方法については検討していく。また、市連協への補助金交付は、各解放学級への交付について事業展開内容に応じて調整してもらっている。県の補助はなく、市単独の事業である。」次に、「隣保館のあり方について、将来どうあるべきか。隣保館ごとの運営委員会と全体的な運営審議会の役割分担について」との質疑に対し、「平成18年度に隣保館の事業や運営方法について審議いただいた。今後、隣保館運営方法、維持管理方法、補助金のあり方について検討していく必要がある」との答弁でありました。


 以上のような質疑をもって、人権推進部に対する審査を終了いたしました。


 次に、保健部について、酒井部長より概要説明の後、国保年金課、健康課より詳細説明を受けました。


 3款、1項、3目老人医療費5億5,374万円の主なものは、老人保健特別会計繰り出し金と平成20年度4月から後期高齢者医療制度がスタートいたしますが、その準備事業といたしまして、8,354万6,000円がその主なものです。また、このうち6,420万8,000円が電算委託料となっております。


 3款、2項、2目母子福祉医療費は1億1,599万8,000円のうち、乳幼児の医療助成では対象者を小学3年生までと拡充したことにより、1,665万円の増額となっております。


 4款、1項、1目保健衛生費3億301万6,000円の主なものは、病院群輪番制負担金、直診勘定繰り出し金、診療所特別会計繰り出し金などで、平成19年度新規事業として、妊婦健康診査費補助事業の603万2,000円が計上されております。


 以上のような説明の後に質疑に入りました。「後期高齢者医療制度について、市民への周知をどのように行っていくのか。制度スタートに向けた準備金の国、県などとの按分はどのようになっているのか」との質疑に対し、「現在、後期高齢者医療の保険料の算定を進めている。明らかになれば、広報などで周知するとともに、必要であれば校区ごとの説明会を行いたい。また、平成19年度の広域連合の全体予算は、12億300万円程度予定しており、41市町村で負担する。均等割10%、人口割り45%、75歳以上の高齢者の人口割り45%の割合で積算する」との答弁でありました。


 以上の説明を受け、質疑に入りました。「国保税と広域連合の保険料を比較した場合、負担はふえるのか。また、後期高齢者医療制度の市内該当者の数はどの程度なのか」との質疑に対し、「保険料については、今後システムを構築する中で積算してみないとわからない。該当者は6,500人程度である」との答弁でありました。また「電算委託業務にかかる業者指定は県下統一か。それとも市単独になるのか」との質疑に対し、「広域連合の電算システムは、プロポーザルによりさくらKCSが受注した。サーバーまでは広域連合が配布。市のシステムは市で構築する必要がある。市の基幹システムと広域連合のシステムを勘案し、さくらKCSで検討する」との答弁でありました。また、この電算業務委託料については、市長総括質問のとおりであります。


 質問といたしまして、「病院群輪番制において、日赤は輪番対応できないのであれば、補助金を出すことはむだではないか」との質疑に対し、「一般救急の輪番は、日赤が抜けたいとのことであるから、丹波圏域会議において、5月、6月は柏原、大塚、岡本、兵庫医大の4つで回すことになった。西紀記念病院が参加の意向を示しており、体制が整えば7月から輪番に加わる。また、4月に締結した契約は、変更契約を結ぶことになる」。


 以上で、保健部に対する審査は終了いたしました。


 次に、福祉部について、向井部長より概要説明を受け、各課所管ごとに詳細説明を受けました。


 本年度新規事業としては、3款、1項、2目老人福祉費において、地域介護・福祉空間整備交付金事業で4,541万9,000円は、平成19年度3事業所の施設整備と、新たに1カ所のグループホームの選定を行うものです。


 3款、2項、3目児童措置費5億3,066万9,000円のうち、放課後児童対策事業5,664万3,000円で、現在、味間、今田、篠山、富山などの児童クラブが4カ所運営されていますが、本年度は篠山東(JA日置支店跡地)、西紀(JA北河内支店跡地)この2カ所に立ち上げようとするものにかかるものです。


 ほかに、各事業・所管ごとに詳細説明を受け、質疑に入りました。


 質問としまして、「地域介護福祉空間整備事業の対象となっている3事業者へは、内容いかんにかかわらず1,500万円を出すのか。また、新たに1カ所グループホーム選定を行うことになっているが、その場合は追加予算となるのか」との質疑に対し、「地域介護福祉空間整備交付金事業は、3つのサービス提供が可能な小規模施設を対象としており、3つの事業所は200平方メートル前後で、事業費が5,000万から6,000万円規模の事業所である。補助金は、定額補助である。グループホームも本年度中に選定を行う予定であり、補正予算で対応したい」との答弁でありました。


 また、「旧JA支店を活用して、新たに2カ所開設される放課後児童クラブについて、JAが運営するのか」との質疑に対し、「指導員を公募してJAが運営する。内容的には決まった基準があり、職員も決まった資格が要る。JA以外に施設を整備して事業の展開をするところがないとの判断から、JAと随意契約を行う。」


 また、質問としまして、「随意契約が問題である。随意契約は後から費用がかさむのでは」との質疑に対し、「施設改修はJAで負担願う。ただし委託料に施設の使用料を含んでいる。送迎バスについては市が購入して貸与することを考えている。職員数は、児童数に応じて必要数そろえてもらう」、また「地域支え合い活動に供するための個人情報の取り扱いはどうなっているのか」との質問に対し、「現在、個々の方の了解を得ながら名簿を作成している。個人情報の活用については、今後、国や他の自治体の動向などを見ながら行政内部で検討していく」と、以上のような質疑をもって福祉部に対する審査は終了いたしました。


 最後に、消防本部について、大前消防長より概要説明を受け、詳細説明を後に受けました。


 歳出の主なものについては、西・南出張所開設に伴います施設整備587万円、配備される高規格救急車2,892万3,000円などがその主なものです。


 以上、説明を受け質疑に入りましたが、出張所開設後の救急体制、人員配備などの質疑がほとんどで、再度消防長より出張所開設後の救急隊配置運用計画、本署出動と出張所出動の現場到着時間などについて説明を受け審査を終了いたしました。


 以上、委員会の概要報告とさせていただきます。


 当委員会においては、議案第50号、平成19年度篠山市一般会計予算について、市長に総括質問を行い、直ちに採決に入りました。その結果、賛成多数により本案は原案のとおり可決いたしました。


 議員各位には、当委員会の決定どおりご賛同賜りますようお願いいたしまして、委員長報告とさせていただきます。


○議長(小林正典君)  民生福祉常任委員長の審査報告は終わりました。


 これから、委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林正典君)  質疑なしと認めます。


 これで、民生福祉常任委員長に対する質疑は終わります。


 続いて、産業建設常任委員長の報告を求めます。


 波多野産業建設常任委員長。


○産業建設常任委員長(波多野元治君)(登壇)  4番波多野でございます。ただいま議案となりました議案第50号、平成19年度篠山市一般会計予算につきましては、去る5月15日の本会議におきまして、当委員会の所管にかかる事項について付託されたものであります。当委員会の審査は、5月17日に農業委員会、産業経済部、18日に建設部と市長総括質問を行いました。委員出席のもと、各部長他に出席を求め、慎重に審査いたしました。5月18日、市長に対する総括質問を行い、討論なく全員賛成にて原案のとおり可決いたしましたので、ご報告を申し上げます。


 審査は事業部ごとに予算説明資料をもとに説明を求め、審査をいたしました。


 それでは、審査結果の概要をご報告いたします。


 農業委員会でありますが、農業委員会関係費1,395万9,000円、農業委員会事務局費141万円、農業者年金事務費57万3,000円、農地パトロール事業23万3,000円、食農教育事業10万円の内訳説明を受け、質疑に入りました。「食育事業においては、農業委員会、農政課、教育委員会がそれぞれ担当しているが、統一できないか」。答弁といたしまして、食育については、農業委員会、農政課、教育委員会が各メニュー目的に沿って実施担当している。食育については、健康課で取りまとめをしている」との答弁を得ました。


 産業経済部でありますが、農政課では、特に生産調整対策費で、現在市内には162の集落営農組織が結成されており、品目横断的経営安定対策(米、麦、大豆)に対応していくために、今後も生産組合の組織強化が必要と思われる。米の生産調整対策にかかる昨年の作付実績は、97.9%である。山村地域振興費3,171万5,000円は、2地区の地域活動強化を図るために、集落活動施設の整備を行う費用で、総事業費6,300万円のうち50%の補助、残額は地元負担であります。畜産振興事業293万1,000円、うち175万円は第89回兵庫県畜産共進会が10月25日に本市で開催される費用補助との答弁を得ました。


 丹波ささやま黒豆課では、創設3年目で、特産物を通した新しいまちづくり、消費者から認められる産地づくりを目指し、平成18年度に特産振興ビジョン2010を策定、その2010の年次計画に基づく事業を推進すべく、特産物振興対策事業では、東京青山でのデカンショ特産市に出品を行う費用補助金150万円、いきいき農作業体験事業120万7,000円は、農作業を通して自然に親しみ、多面的に心豊かな人間形成の促進と食育推進を目的に、市内8小学校で実施予定。特産物振興ビジョン2010推進事業では、180万9,000円で、うち丹波篠山黒豆検定事業と本年度初めて取り組みといたしまして黒豆憲章制定事業に153万4,000円、食料産業クラスター地域ブランド開発事業に12万5,000円。


 農政課での主な質疑といたしましては、山村地域振興費で集落活動施設の具体的な利用と他地区との格差があるのではないか。また、生産調整対策で、篠山市の実績はどうか。担い手経営展開支援リース事業の採択基準について、また土づくりに関して堆肥センターの計画が停滞しているがどうなっているかの質疑がございました。


 集落活動施設の利用につきましては、現有の公民館の建てかえであり、現有の利用者の交流の場、また地域活性化、活動強化を図る拠点施設。格差については、山村振興地域の指定でもあり、国庫補助50%で地元負担50%で、事業主体が地元です。


 生産調整対策では、97.9%の作付であり、国の政策では、米の配分生産数量に限りなく100%に近づける方針です。担い手経営展開支援リースの採択基準につきましては、経営改善計画の認定が必要であり、国及び市で50%補助、残りは自己負担であり、優先順位、また予算枠もあり、すべて採択されるとのことはない、との答弁を得ました。


 土づくりにつきましては、堆肥センター施設関連は、各位のお手元の市長総括質問事項に記してございますので、ごらんいただきたいと思います。


 丹波ささやま黒豆課では、東京青山デカンショ特産市は3年目となるが、効果があらわれているのか。また、東京のデパートでの開催の方が効果があるのではないか。また、継続する必要があるのか。黒豆検定制定が遅いのではないか。できる範囲から早期に着手する方向で検討いただきたい。食料産業クラスター地域ブランド開発事業における新商品開発との連携はいかがか。黒豆憲章の考え方についての質疑で、答弁といたしまして、東京青山デカンショ特産市は特産物、またデカンショのPRと地元出身者との交流を主体とし、JAが主体で販売を行う長くまた太く続ける。黒まめ検定は、7月末には検討委員の意見を集約して、検定のアウトラインを決定し、早い時期に検定開催の広報活動の展開を考えている。産業クラスターにつきましては、県クラスター協会、また地元生活研究グループ、特産販売事業者、農業者等を構成員とする特産物開発研究会を立ち上げの予定。企業誘致については、政策部所管のアグリ産業クラスター事業で検討するとの認識を得ている。黒まめ憲章の制定については、農業者が気軽に口ずさめる身近なものと考えている、との答弁を得ました。


 続きまして、農村整備課でございますが、中山間地域総合整備事業、村づくり交付金事業の実施は、平成19年度から平成23年度の5カ年事業であり、本年度事業は、1億2,130万円、農地・水・環境保全向上対策事業は、農村資源の保全管理を目的に、平成19年度から平成23年度までの5カ年の新規事業で、本年度予算額4,000万7,000円。有害鳥獣駆除対策については、猟友会4支部に依頼しており、ここ数年、特にシカの個体数が増加しているので、今年度はシカ個体数管理事業として、6月と3月に特別駆除を実施予定と説明を受けました。


 質疑は、農地・水・環境保全向上対策事業の実施率と面積はどの程度になるのか。また、交付金の時期はいつか。中山間地域整備事業、村づくり交付金事業で、獣害防護さくの工事の計画はあるが、市における施工状況はどうかの質疑に対しまして、農地・水・環境保全対策事業の実施率は、農振農用地面積では93.2%、農地面積では70.2%で、県内でも上位の実施率であり、また交付金は6月に7割、12月に3割の交付予定である。獣害防護さくについては、市内山ろく延長238キロメートルのうち、平成18年度末で109キロメートル設置しており、整備率45.9%で、平成19年度から平成23年度までの事業期間で約83キロメートルを施工する計画であり、最終整備率は80.7%になります。残る46キロメートルにつきましては、個人及び自治会等での対応をお願いしており、獣害防護さく整備工事は、平成23年度末には完了する予定であるとの答弁を得ました。


 商工観光課でありますが、予算説明を受けて、篠山口観光案内所の案内実績と篠山城築城400年祭イベントの商工観光課としての取り組みについての質疑で、篠山口観光案内所の案内実績は、年間約1万2,000件であります。篠山城築城400年祭では、プロジェクトで検討して、400年の冠をつけてイベントを実施するよう実行委員会に働きかける予定をしており、また、21年度4月から6月に大型観光キャンペーンを県、JR、各市町が連携して実施する予定との答弁を得ました。


 建設部の審査でありますが、土木総務費、地籍調査事業予算額1,000万円は新規事業で、平成18年度丹波県民局との地域政策懇話会において、県では平成21年度地籍調査100%を目指しており、未着手の市町が県下5市町となることから、県より事業実施要請があり、市といたしましても県に整備要請をしている折、県道瀬利八上上線の先行地籍調査事業に取り組む計画である。1,000万円のうち750万円が国庫土地改良補助、50万円は土木補助、200万円が交付税算入され、全額補助金事業である。


 目道路維持費、市内道路維持修繕工事請負費3,600万円、うちオーバーレイ2,000万円、道路災害復旧箇所再整備550万円、西紀トンネル照明灯交換130万円、路肩修繕120万円、養護学校排水施設修繕工事800万円、住宅総務費、市営住宅管理費6,394万8,000円は、主に昭和56年以前の建設で、2階建て以上の建築物の耐震診断委託料2,288万6,000円、外壁修理185万円、空き家解体費用ほか軽微な工事費であります。


 主な質疑でありますが、道路維持管理費3,600万円の予算で、市民からの要望に対してどの程度対応できるのか。財政厳しい中、理解できるが、身近な道路に関する予算は確保していただきたい。維持管理費3,600万円のうち、養護学校の800万円の内容の説明を。養護学校は教育委員会の所管であり、教育委員会で予算計上を行い、そして予算上明確に区分する必要がある。また、維持費の当初予算は、実質2,800万円と少額であり、増額補正に向けて努力いただきたい。また、住宅政策については、多くの質疑がございました。


 道路維持管理費で、18年度実績は、市民からの要望74件に対して23件の対応で、実施率は17%の答弁でございます。通園センターの排水施設修繕工事費800万円は、17年度に擁壁の改修がされ、市では続きの水路のみを改修計画したが、擁壁が傾き、養護学校との接続に無理があるため、水路と一体的な改修が必要になり、平成18年度に教育委員会で学校管理費として503万5,000円の予算計上されたが、設計額との開きが余りにも大きく見送りとなり、本年度は建設課で予算計上したとの答弁を得ました。


 市営住宅政策については、皆様お手元の市長総括質問事項に記してございますのでごらんいただきたいと思います。


 下水道課でありますが、小型合併処理浄化槽整備事業予算額1,742万7,000円は、5人槽8基、7人槽11基、12人槽1基の計20基設置予定であります。また、コミュニティプラント管理費4,552万8,000円は、主に維持管理費で3,488万9,000円でございます。


 ほか、特に質疑はございませんでした。


 以上、当委員会の所管にかかる事項について付託された平成19年度篠山市一般会計当初予算の審査概要でございます。


 当委員会の決定どおりにご賛同いただきますようお願いを申し上げまして、委員長報告といたします。


○議長(小林正典君)  産業建設常任委員長の審査報告は終わりました。


 これから、委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。


 17番、岡前昌喜君。


○17番(岡前昌喜君)  17番、岡前です。農業振興に関係して、ちょっと質問したいと思うんですけれども、今年から品目横断的安定対策とか、あるいは農地・水・環境保全事業という新しい事業もあり、いろいろとメニューはたくさんあるんですね。ただ、かといって農業は今、衰退というか大変な事態にあるというように思うんですね。しかし、篠山にとっては一番大事な産業と。それは一番基本的には、農家に収入が、生産物の価格が安く下げていると。米価も下がっていくという状況の問題が一番大きいんじゃないかと思うんですね。このあたりの農家収入をできるだけふやしていくといったらおかしいけれども、そういう補償とかそういうことについての審議はなかったのかどうかをお尋ねしたいと思うんです。


○議長(小林正典君)  波多野産業建設常任委員長。


○産業建設常任委員長(波多野元治君)  岡前議員のご質問にお答えをいたします。


 そのような農家の収入に対しての質疑はございませんでした。ただただ言えることは、先ほども言いましたように、いろいろな形での補助メニューを積極的に、予算を見る上においては推進されておるということを、私は感じております。


○議長(小林正典君)  ほかに質疑はありませんか。


 3番、吉田浩明君。


○3番(吉田浩明君)  吉田でございます。今集落営農、それから個人の大型営農者に対するいろんな奨励あるんですが、その中で、集落営農組合組織をつくるのに、何ぼかの基準の面積等々がございまして、一つの集落が小さい場合はなかなか組合組織ができないということで、いろいろ私たちの地域の中でもそういうことを聞くんですが、そういう規模を、これは市の中で何ぼか設定できるのではないかと思うんですが、なかなか農地環境のように会計を一つにして3つの集落とかそういうことが農地の場合はできると思うんですが、生産組合でそういうことがなかなかしにくいんですよ。というような問題もあるんではないかと思うんですが、そういうことについての生産組合の規模、それを認証する規模、そういうものについての何かご意見なり答弁があったかどうか、ちょっとお聞きしたいと。


○議長(小林正典君)  波多野産業建設常任委員長。


○産業建設常任委員長(波多野元治君)  吉田議員の質問にお答えいたします。


 生産組合の規模についての質疑は一切出ておりません。ただ言えることは、生産組合の規模は、法的には何ら規制はないと思います。


○議長(小林正典君)  ほかに質疑はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林正典君)  質疑なしと認めます。


 これで、産業建設常任委員長に対する質疑は終わります。


 以上で、平成19年度篠山市一般会計予算の各常任委員長に対する質疑は終わります。


 これから討論を行います。討論はありませんか。


 まず、本案に対する反対者の発言を許します。


 17番、岡前昌喜君。


○17番(岡前昌喜君)(登壇)  17番、岡前です。議案第50号、平成19年度篠山市一般会計予算に対し、反対の討論を行います。


 篠山市が発足して8年が経過し、新執行部体制のもとでの初めての一般会計予算となりました。私は、本予算が法と市条例等に基づき、市民生活や福祉の向上に寄与する各施策の予算には、当然のことながら賛意を表明するものであります。しかし、幾つかの重要な基本的な施政等についての問題点を含んでおり、反対の意見を表明するものであります。


 その第一は、市財政の厳しさを強調されることはいたし方ないとしても、その原因究明と克服の方向が表面的になっており、政府の言いなりに地方自治体の責任、市民の努力、犠牲による克服の方向で、市政推進されていると思うものであります。


 起債増加の中心となった合併特例債は、全国の合併のモデルとするために、篠山市誕生後に後追い事業として実施されました。国の指導によるものであり、大型事業の推進、ハード事業に使うよう限定されたものでありました。政府は、多くの特例債事業をさせておいて、起債償還時には通常の地方交付税を大幅に削減、国庫補助負担金等の交付税化や最近の三位一体の改革は国の財政支出を抑え、交付税を大幅に縮小してきていることは明確であります。地方交付税が篠山だけでも年10億円以上減額になっていること、他方では大企業、財界には献金をもらって多面的な優遇措置を実施しているのが政府の状況であり、その関連で株式譲渡所得に対する優遇税制の1年延長で、篠山市の財政影響額だけでも1,800万円も少なくなっています。


 私は、財政の厳しさの原因を、市当局の責任もさることながら、この政府、国のつくり出した原因を明らかにすることを強く求めるものであります。市民に事実を知らせるのであれば、市財政の厳しさの真の原因を明らかにして知らせるべきであると思うものであります。


 第2に、篠山市の基幹産業である農業の発展を図ると市町は施政方針でも表明されています。大変重要な政治的位置づけであります。願わくば、政府に対しても基幹産業として自給率の向上施策を求めていただきたいと願うものであります。


 ここで申し上げたいことは、この位置づけにふさわしい支援策であります。予算では、多くの事業は実施されています。しかし、農業発展の最も大事な支援策は、大規模農家も兼業農家も必要な担い手農家として、生産費に見合う価格の保障と、若い後継者には所得支援も重要であります。そこが欠けていると思うものであります。基幹産業にふさわしい支援策が農業には必要なのであります。


 EU諸国をはじめ各国で実施されていることでありますが、国内でも一部地方自治体では実施されているところであります。特産物が多く生産できる篠山市だけに、市独自施策は大事でありますが、財政上から厳しい状況にあるだけに、国や県に対して強力に働きかける姿勢を強く望むものであります。


 第3に、教育についてであります。教育長の平成19年度教育方針によると、昨年12月に教育基本法が全面改正されたことは、新たな教育理念が示されたとされ、今後の教育が新しい時代にふさわしい方向へ進められていくように述べられています。私は、新しい時代どころか、憲法や改正前の教育基本法が、戦前の侵略戦争の反省の上に立ってつくられた国際的にも両者とも21世紀にふさわしい国連憲章の精神を表現した誇りある法律であったと確信しています。


 全面改正された教育基本法に基づく関連法令の整備が、国会で現在審議されています。それによりますと、学校に副校長、主幹、指導教諭を新設して、教職員への統制を強めること、さらに教員免許更新制では、10年ごとに免許を失効させ、更新には国が関与する講習の終了が必要とされるなど、二重に教員統制の強化が実行される可能性があります。


 子供たちには、義務教育の目標として、国を愛する態度など、多くの目標、態度を身につけることが盛り込まれようとしています。ときの政府の方針に、従順に従わせる戦前の教育への逆行であります。美しい国どころか、恐ろしい国づくりの方向であります。


 今、教育に求められているのは、上からの圧力でなく、子供や保護者、教職員、住民の意見をくみとる民主的な姿勢であります。参考までに申しますと、国際的な学力調査で連続世界一となっているフィンランドは、改正前の日本の教育基本法を参考にして生かして立派な教育を進めているわけであります。それは、一つには競争主義を教育から一掃し、助け合う教育を進めていること。2つ目に、学校と教師の自由と自立性を尊重していること。3つ目には、教育条件の整備は行政の責任として実行し、少人数学級として1学級20人程度が標準とされていますこと。4番目に、義務教育は9年生でありますが、高校から大学を含めて無償とされ、教育の機会均等が保障されていることであります。


 これらのことは、篠山市の教育を進める上でも教育行政をどうするべきか。国や自治体との関係も含めて参考にすべき内容であると思います。


 次に、第4として、人権推進部に関連する問題であります。最近、各地の自治体では、人権と名を冠しているが、同和問題の特別扱いとなっていることを廃止し、今後の発展方向として一般対策で対応するようになってきています。


 今回、団体補助金として使われていた学習活動費500万円が見直しをされたことは評価されるところであります。しかし、政府の同和対策が終了して5年、本市では今でも住民学習週2回とか幾つかの施策が実施され、少なからぬ財政支出が実施されています。


 人権・同和教育研究協議会への補助や委託は、現状では市民の中からも逆差別として批判も大きくならざるを得ない性格を持っています。この分野では、公民館活動の一環として、社会教育として、人権と民主主義教育として取り扱われるべきであり、あくまで住民の自主的な学習とされるべきであります。


 現在の社会情勢は、高齢者から子供まで格差が各分野で広がり、人権侵害が広がってきています。これらは、国家権力と大企業などの社会的権力による国民への人権侵害、差別行為であります。したがって、国民の圧倒的多数の人たちが苦しめられている現状にあります。


 この多くの人たちとすべての人権侵害をさせない大きな国民的運動によって、民主的な社会づくりが求められていると確信するものであります。


 以上、主な理由を申し上げ、反対討論を終わります。


○議長(小林正典君)  次に、本案に賛成者の発言を許します。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林正典君)  次に、本案に反対者の発言を許します。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林正典君)  ほかに討論はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林正典君)  これで、討論を終わります。


 これから、議案第50号を採決します。


 本案に対する各委員長の報告は、原案可決です。


 委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (賛成者起立)


○議長(小林正典君)  起立多数です。


 したがって、議案第50号は、委員長の報告のとおり可決されました。


 ここで暫時休憩します。再開は11時30分とします。


              午前11時15分  休憩


              午前11時30分  再開


○議長(小林正典君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。





◎日程第6  議案第53号 平成19年度篠山市一般会計補正予算(第1号)





○議長(小林正典君)  日程第6.議案第53号、平成19年度篠山市一般会計補正予算(第1号)を議題とします。


 議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。


 大対総務部長。


○総務部長(大対信文君)(登壇)  ただいまご上程賜りました議案53号、平成19年度篠山市一般会計補正予算(第1号)つきまして、提案理由の説明を申し上げます。


 このたびの補正は、平成19年4月14日に発生いたしました市営京口団地2号棟の火災に伴う住宅修繕工事ついての補正をお願いするものでございます。


 結果、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ2,010万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ213億5,710万1,000円とするものでございます。


 それでは、予算書4ページをお開きいただきたいと思います。


 まず、歳出予算の款8土木費、項6住宅費、目1住宅総務費の市営住宅管理費で2,010万1,000円の追加で、委託料151万2,000円につきましては、火災が発生いたしました505号室のコンクリート及び鉄筋強度調査委託料で、工事請負費の1,858万9,000円につきましては、505号室及び一部損傷いたしました503号室ほか2室及び水損いたしました404号室ほか6室の修繕工事費でございまして、工期は6月下旬から11月下旬の5カ月間を見込んでおります。


 以上で、歳出に関します説明を終わらせていただきます。


 続きまして、歳入についてご説明を申し上げますので、3ページをお開きください。


 款20諸収入、項6、目3の雑入が2,010万1,000円の追加で、市が加入しております全国市有物件災害共済会からの住宅火災に伴う建物総合損害共済災害共済金でございます。


 以上で提案理由の説明とさせていただきます。ご審議をいただきましてご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。


○議長(小林正典君)  提出者の説明が終わりました。


 これから質疑を行います。質疑はありませんか。


 18番、西田直勝君。


○18番(西田直勝君)  西田です。財政の問題については、それぞれ建物共済に伴ってやるわけですからいいんですけれども、少し住民側の話し合いの中、少しまあ、いろいろ聞いてますと不十分ではないかと。火災をした加害者と被害者の関係などについては、まだきちっと十分な話し合いもされてないというように聞いてますし、当然、これは個人的な住宅であれば、そうした民事不介入ということがあるわけですから、保障の問題のことも含めてなかなか難しいと思うんですけれども、少なくとも、公営の住宅における状態なので、これの被害者と加害者の関係とか、あるいは被害状態などについての自治会への説明などについても、極めて不十分やったというふうに聞いてるわけですね。


 したがって、あと最終的にはこの新しいのができて、11月からは当然入居される、もとのところへ戻られるということになるだろうと思うんだけれども、そういう下の方、横の方などについて、かなりの被害が出てるということなどもあるんで、その辺を行政側としてはどういうふうにかかわり合うのかということについての考え方を一つ聞いておきたいと思うんです。


 以上です。


○議長(小林正典君)  円増建設部長。


○建設部長(円増幸雄君)  質問にお答えします。住民の説明会につきましては、火災後説明会を持っておりますし、原因の究明につきましては、505号室の入居者につきまして、ちょっと精神的に不安定ということもありまして、今、入院されているということもございまして、その辺は引き続き調査してまいりたいと思っております。


 以上です。


○議長(小林正典君)  18番、西田直勝君。


○18番(西田直勝君)  これたまたま私の友人がその下におったんで、彼からいろんな話を聞いたんですけれども、全く住民説明がされてなかったと。これ所管の方に行ってからそういう話をされたと思うんだけれども、少なくともこれからの課題も含めて、こういうことは起こり得るというふうに思うんで、そのときにどういうふうなきちんとした対応をするのかということについて、非常に今回抜かってるんじゃないかというように思うんですよ。だから、住民が不安を持っている。どういうようにこの集合住宅、まして市営住宅においてこのような状態が起こったときに、これは防災との関係も含めてそうなんだろうけれども、どういうようにきちっと対応するかというノウハウがなかったら、結局住民から言って、それも住民が聞いてくれないからといって、たまたま私らに話があったことを聞いて、そしてこれは市だってすごいおかしいんじゃないかということが起こってやっと住民説明というようなことが起こってるわけですね。こんなばかな話全くないわけで、ぜひともその辺については今後の課題としてどうするんかということ。


 それから、今確かに精神的障害ということなどがあって、その話し合いが十分できてないということなんだけども、これはどういうふうにかかわるんですか。もう一切かかわらないの。その辺のことだけをちょっと聞かせてもらいたいと思うんですね。あくまでも加害者と被害者の対応になって、住民は民事不介入という立場に立って、こういう問題についての介入はしないのかどうか。介入というか仲立ちをしないのかどうか。その辺のことだけちょっと聞かせてください。


○議長(小林正典君)  円増建設部長。


○建設部長(円増幸雄君)  そういった、今精神的にぐあい悪くて入院されておることもございますので、親戚の方等を通じまして、今後話を進めてまいりたいというふうに思ってます。今後の入居者に対します説明につきましては、この予算承認いただきました後に、関係の入居者に対する説明会を持ちまして、十分行き届くようにしたいと思います。


○議長(小林正典君)  ほかに質疑はありませんか。


 14番、九鬼正和君。


○14番(九鬼正和君)  14番、九鬼です。この505号の方と今後話し合いを進めていくと言われたんですけれども、この方とはどういう話し合いを進められるんですか。


○議長(小林正典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)  その加害者の方とどのように話を進めるかということなんですけれども、今、円増部長が答えましたように、その方が精神的な疾患があるということで、話がすぐに進められないということで、親戚の方なんかを通じてするしかないんではないかという答弁でしたけれども、加害者と被害者の間に篠山市としてどのように入れるかということなんですけれども、厳密に言いましたら市がどうこうとは非常に言いにくい立場にありますので、かと言いまして何も入りませんというわけにもいきませんので、今部長が言いましたように、被害に遭った方の被害を調査して、こういう被害が出ておりますよということを加害者側の方にお伝えしていくいうことぐらいしか、今考えられないんではないかというふうに思っております。


○議長(小林正典君)  14番、九鬼正和君。


○14番(九鬼正和君)  14番、九鬼です。こういう住宅に入居されております。入居されるときに、こういう火災や問題が起きたりしたときには、入居者はどういう責任を持たなくてはならないんだとか、そういう入居のときにある程度のそうした規定があるんではないですか。それを承知で入居されるんでしょ。今、そやけど答えられないというのは、そういう一つの入居条件というものは頭に入ってないんですか。対応マニュアルというのがあるでしょう、こういう場合。そういうことが今ここで答弁できないというのが、私は理解できないんですけれども。その辺やっぱりもう少しきちっとした答弁してください。


○議長(小林正典君)  ここで暫時休憩いたします。再開は1時といたします。


              午前11時45分  休憩


              午後 1時00分  再開


○議長(小林正典君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。


 酒井市長。


○市長(酒井隆明君)  午前中の火災につきましての質問につきまして、経緯を調べてきましたのでおつなぎをいたしておきます。


 まず、この加害者の方は、出火元の方ですね。57歳、女性の方でありまして、単身で住まいをされておりました。この方は精神的な疾患があるということで、私もその出火当日そこに行って本人はどこ行ったんだということでいろいろしておったことを覚えておるんですけれども、そういう疾患があるということで現在退居になっておりまして、神戸市内の病院で治療中ということであります。


 入居者への対応はどうしておるかということなんですけれども、その日の夜は、いろいろ安全にまだ住めるかどうかわかりませんので、一時公民館等に住んでいただきましたけれども、翌日からは水の被害2世帯の方は他に移転をしていただいておりますが、他の方はそのままお住まいになっております。


 火災が4月14日ですけれども、5月17日に説明会を開いておりまして、ご指摘のとおりちょっと時間が説明会までに開いておりますけれども、個別な対応はしておったということでありました。説明会では、今後の工事スケジュールとしまして、きょうのこの議会がとおりましたら工事費が出ますので、6月下旬から工事にかかりますといったことを入居者にお伝えしております。


 それから、そのときにご指摘の損害が出ておると。これは水損、水の被害ということで、じゅうたんが水損したとか家具類とか、そういった面が幾らかあるようでありまして、加害者から謝罪の言葉がないので、こういう損害は言いたくないけれどもというふうな話があったようであります。


 そういったことにつきましては、考え方としましては、加害者がこういう今のような状況でありまして、被害者も個人ということで、個人と個人の問題になってしまいますので、市として責任をとるとかとらないとか、仲立ちをするとかいうことはしかねるわけですけれども、そういったお話があると。謝罪がないしというふうなお話があるということはお伝えをいたしますということで入居者の方には伝えておりました。だれに伝えるかと言いますと、この方の本人の姉が三田市内にお住まいをされておるということで、そのお話はお姉さんにはお伝えをしておるということであります。


 火事が出たときに、市内の方から1世帯100円をもらって、見舞金としてお渡しするようなことをしておりますが、これがこの方にも当たる可能性がありますので、当たりましたらそのお金を使ってというふうなことも考えられないことはないんですけれども、まだそこまで話は行っておりませんし、そういったことも考え得るということで、というふうに考えます。


 なお、篠山市の方につきましては、この工事費につきましては、社団法人全国市有物件災害共済会から全額工事費が補てんをされますので、市の損害としては生じておりません。


 したがって、ご質問の被害者の方と加害者の方の間はどうなるかということなんですけれども、部長が答弁しましたように、結論としましてはそういったお話がありますよという、加害者の方の身内の方にお伝えをして、おつなぎするということぐらいが関の山ではないかというふうに考えます。


 以上です。


○議長(小林正典君)  14番、九鬼正和君。


○14番(九鬼正和君)  14番です。そうしたら市はもう加害者、被害者の間には、そうしたお互いの保障であって、市は一切関知しないということなんですね。これ我々3回しか質問できないんです。もうこれで終わりなんです。これもやっぱり市長、きちっと午前中に答弁いただいておったら終わっとるんですよね。やっぱり議会に臨んでいただくときには、いろんな物事は想定いただいて、答弁の準備をいただかないと。これただ単に時間を引っ張るというような状況にあっては、非常に時間のロスもあるし、その審議の中断ということは非常に審議されている状況というものが中断されることにおいて、審議に影響が出てまいります。


 ですから、こういうことは、今後きちっとしたそういう市としての対応すべきこととかいろんなことは将来に検討を加えていただかないと、これ被害者、加害者に任すだけでおけば、市は一切責任ないというような状況のことはできないと思います。その辺のところをもう最後ですから、ご答弁をいただきたいと思います。


○議長(小林正典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)  まず、市は一切知らないという言い方ではなしに、篠山市としては個人対個人の問題になってしまうので、賠償しなさいとかこれだけしなさいとかということを責任を持って入れるようなものではないということなんです。ただし、市営住宅をもとに、この加害者、被害者が出てきておりますので、そうした話はおつなぎをしていくのが精いっぱいのことではないかというふうに考えております。ただ、今回特に特殊なのは、加害者の方が精神的な疾患を帯びて入院をされておるということで、そういった状況にあったり、支払いの能力もなかなか難しいんではないかというふうに一般的に考えられますので、中に入ったお姉さんに見舞金なんかを利用してというようなお話はきちんとさせていただくということで、今しております。


 それと、最初にご指摘をいただきました、きちんと準備をして議会に臨めということにつきましては、以後、ちゃんと心して臨みたいと思いますが、私も細かなところをいまひとつ把握できてなかったところがありますので、ちょっと時間をいただいたということでありますので、ご理解をいただきたいと思います。


 以上です。


○議長(小林正典君)  15番、植野良治君。


○15番(植野良治君)  15番、植野です。答弁でよう理解はできるんです。ただ、これは担当部長の方で答弁いただいた方がいいんじゃないかと思うんですが、市営住宅の場合、各議会でもいろんな議論がある中で、現在は入居者との間に、入居の段階に文書でもって連帯保証人までつけて契約を結んでおる、こういう形になっておるんではないかなというふうに思うんです。


 今回のケースの場合、私もその契約内容、細かく把握してないんですが、こういう場合には、その契約内容ではどのようになっておるのか、説明を求めたいと思います。


○議長(小林正典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)  今回も連帯保証人が2名の方ついております。その場合には、もちろんこの出火元の方は、原因はともあれ自分の責任で火を出されて、まず篠山市に、市の住宅に損害を与えられたわけですから、篠山市への損害賠償責任というのはあります。ありますが、今言いましたように、篠山市としては、災害共済会から全額補てんをされますので、市としての損害は発生しておりませんので、篠山市から保証人に責任追及ということもする必要は今のところありません。全額補てんされるというふうに考えておりますので、もしされない場合にはそういうことも出てきます。それが1点です。


 もう1点、ほかの入居者への損害賠償という点につきましては、保証人の方は関係ないんです。入居者の保証人の方はあくまで篠山市との賃貸借契約での保証人でありますので、ほかの入居者が水損、水の損害をこうむったということについては、普通の不法行為の責任ですので、あくまで加害者本人が責任があるだけですので、保証人はそこまでの責任を負いませんので、それは関係してきません。


 以上です。


○議長(小林正典君)  15番、植野良治君。


○15番(植野良治君)  よくわかりました。今回のこのケースで、幸い当事者以外、与えた損害といいますか迷惑、余り甚大なものではなかったんで助かっとるわけなんですが、今後においても、この市営住宅のこういう火災の場合には、いろんなケースも想定されてくるんではないかと思うんです。


 そこで、そういうことも想定した入居の段階でのきちっとした文書的な契約というものも十分検討しておくべきではないかな。通常の民々の、市営住宅やない火災の場合においても、隣へ類焼を及ぼしたというようなケースもたくさんあるわけですんで、そういう場合には通常の場合はどうなるんか。これが市営住宅の場合どうなるんかというようなことも研究された上で、私、契約内容について不備はないと思うんですが、不備があるとすれば検討して、そういうことも想定した内容に変更をしておく必要があるというふうに考えるんですが、その点についてはいかがですか。


○議長(小林正典君)  酒井市長。


○市長(酒井隆明君)  現在、篠山市が使っておる賃貸借契約で、今のところ不備はないと考えておりますが、ご指摘ですので、一遍検討させてもらいたいと思いますけれども、もちろん類焼した場合は、責任はあるわけですけどね、篠山市に対しては。賃貸借での責任、いわゆる契約上の責任と第三者に損害を与えた場合とは考え方が違ってきますので、あくまで賃貸借契約で結べるのは貸し主と借り主の間だけの話になってしまうんですけれども、契約書も普通のもので一般的なものを使っておるので不備はないと考えますけれども、一度検討させていただきます。


 以上です。


○議長(小林正典君)  ほかに質疑はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林正典君)  これで、質疑を終わります。


 これから討論を行います。討論はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林正典君)  討論なしと認めます。


 これから、議案第53号を採決します。


 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (賛成者起立)


○議長(小林正典君)  起立全員です。


 したがって、議案第53号は、原案のとおり可決されました。





◎日程第7  議案第54号 平成19年度篠山市老人保健特別会計補正予算(第1号)





○議長(小林正典君)  日程第7.議案第54号、平成19年度篠山市老人保健特別会計補正予算(第1号)を議題とします。


 議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。


 酒井保健部長。


○保健部長(酒井松男君)(登壇)  ただいまご上程いただきました議案第54号、平成19年度篠山市老人保健特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。


 今回の補正につきましては、平成18年度決算におきまして、歳入歳出差し引き731万6,650円の剰余金を生じ、黒字決算となりましたので、地方自治法第233条の2の規定に基づきまして、平成19年度予算に繰越金として編入し、精算しようとするものでございます。


 黒字決算となりましたのは、例年決算見込みを立てまして、国、県及び社会保険診療報酬支払い基金に所要額の申請をしているところでございますが、国、県負担金等におきましては、過去3カ年の平均実績をもとに交付されますことから、支払い基金及び県負担金におきまして、見込み額より多く交付があったため、剰余金が生じたものでございます。


 結果、第1条歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ2,061万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ46億439万2,000円にしようとするものでございます。


 それでは、事項別明細書4ページをお開きください。歳出でございますが、2款、1項、1目償還金2,061万7,000円は、過年度精算還付金として、支払い基金に715万6,000円、県に1,346万1,000円をそれぞれ償還するものでございます。


 次に、4款1項1目予備費は1,000円の減額補正であります。


 続きまして、歳入でございますが、3ページをお開きください。2款、1項、1目医療費国庫負担金1,330万1,000円の増額は、前年度におきまして受け入れ未済となっておりましたものを、平成19年度に受け入れるもので、次に5款、1項、1目繰越金731万5,000円は、前年度繰越金でございます。


 以上、提案理由の説明とさせていただきます。ご審議いただきましてご決定賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


○議長(小林正典君)  提出者の説明が終わりました。


 これから質疑を行います。質疑はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林正典君)  質疑なしと認めます。


 これで、質疑を終わります。


 これから討論を行います。討論はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林正典君)  討論なしと認めます。


 これから、議案第54号を採決します。


 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (賛成者起立)


○議長(小林正典君)  起立全員です。


 したがって、議案第54号は、原案のとおり可決されました。


 ここで、市嶋総務文教常任委員長から発言を求められておりますので、発言を許可いたします。


 市嶋総務文教常任委員長。


○総務文教常任委員長(市嶋弘昭君)  先ほど九鬼議員のご質問の中で、私の答弁が不適切でございましたので、訂正させていただきます。市債残高484億のうち6割が交付税算入されるということでございます。


 以上でございます。





◎日程第8  陳情第 4号 篠山市の医療体制の充実と兵庫医大篠山病院の存続と充実を求めることについて


 日程第9  陳情第 5号 次期定数改善計画の実施と、義務教育費国庫負担制度の堅持について





○議長(小林正典君)  日程第8.陳情第4号、篠山市の医療体制の充実と兵庫医大篠山病院の存続と充実を求めることについて、日程第9.陳情第5号、次期定数改善計画の実施と義務教育費国庫負担制度の堅持についての2件を一括議題とします。


 お諮りします。


 陳情第4号は、民生福祉常任委員会に、陳情第5号は総務文教常任委員会に付託し、閉会中の継続審査とすることに決定したいと思います。


 ご異議ありませんか。


             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林正典君)  異議なしと認めます。


 したがって、陳情第4号は民生福祉常任委員会に、陳情第5号は総務文教常任委員会に付託し、閉会中の継続審査とすることに決定しました。





◎日程第10  常任委員会等の閉会中の所管事務調査の件





○議長(小林正典君)  日程第10.常任委員会等の閉会中の所管事務調査の件を議題とします。


 各常任委員長及び議会運営委員長から、それぞれの所管の事務について、会議規則第75条の規定によって、お手元にお配りしました一覧表のとおり、閉会中に調査したい旨申し出がありました。


 お諮りします。


 各委員長からの申し出のとおり、閉会中に調査することにご異議ありませんか。


             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林正典君)  異議なしと認めます。


 したがって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の調査とすることに決定しました。


 これで、本日の日程は全部終了いたしました。


 会議を閉じます。


 第55回篠山市議会定例会を閉会します。


 閉会に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。


 今期定例会は、5月11日開会され、本日までの29日間の長きにわたり、終始格別のご精励を賜り、市政振興のための諸議案を審議いただきましたが、いずれも適切妥当なる結論をもって議了できましたことは、市政進展のため、まことにご同慶にたえません。


 ここに、議員の皆様のご精励とご協力に対し、深く敬意を表しますとともに、心から感謝申し上げます。


 また、市長をはじめ当局におかれましては、特に一般会計予算の編成から提案までのご労苦は言うまでに及ばず、各議案の審議に際しましても、終始真摯に対応いただき、審議にご協力いただきましたことに対しまして、深く敬意を表しますとともに、審議の過程、また一般質問等で述べられました議員各位の意見、ならびに要望につきまして、十分尊重され、市政各般に反映されますよう強く望む次第でございます。


 酒井市長が就任され、初めての予算編成となった平成19年度予算編成に当たり、市長は市政執行方針において、本年度を篠山再生元年と位置づけ、各般にわたる施策の推進に積極的な姿勢で取り組んでいただくことの決意を述べられたところでございますが、住みよいまちづくりの実現に一層のご精励を賜りますよう願ってやみません。


 ところで、分権改革が進められる中にありまして、私ども議会の果たすべき役割はますます重要になってまいりました。議員の皆様におかれましては、与えられました任期もあと10カ月となってまいりましただけに、議会、議員活動の集大成とすべく、なお一層のご精励を賜りますよう、切にお願いを申し上げる次第でございます。


 最後に、市民の皆さんのご多幸、ご健勝を心からご祈念申し上げますとともに、報道関係各位の協力に対し厚く御礼申し上げ、閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。


 次に、酒井市長からごあいさつがございます。


○市長(酒井隆明君)(登壇)  第55回篠山市議会定例会が閉会されるに当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。


 ご提案申し上げました案件は、平成19年度一般会計予算、条例制定、また教育委員会委員、監査委員等の人事など、非常に数多く、また重要な案件ばかりでございましたが、いずれも真摯なご審議を賜りまして、適切なるご決定をいただきましたこと、本当に心から感謝申し上げたいと思います。


 私にとりまして初めての施政方針をさせていただき、また議員の皆さんから質問を受けるという、こういう本当に私にとりましても、心に残る議会となりました。議員の皆様方の真摯なお取り組みに心から敬意と感謝を申し上げたいと思います。皆様からいただきました貴重なご提言、またご質問、今後の篠山市政に生かすべく心して取り組んでいきたいと決意をいたしております。


 さて、6月1日は善意の日でありました。本年は、環境美化、高齢者への生活支援、安全な通学路の確保など、さまざまな奉仕活動で活躍をいただきました7名の方と8団体の方に善行者表彰をお送りいたしております。また、6月2日と3日には、大国寺と丹波茶まつりが開催されました。天候にも恵まれまして、例年より多い1万人もの多くの観光客でにぎわいました。大国寺、また茶の里会館の周辺では、茶壷道中や抹茶席など、さまざまなイベントが実施されました。これからも兵庫県下で4割を占めるという丹波茶のますますの発展につながるよう念願をいたしております。


 また、篠山市は、5年前に発生をいたしました水道水フェノール事故を機に、この6月を危機管理月間と位置づけて、危機管理体制の点検、強化をはじめさまざまな防災活動に取り組んでいるところです。本年もその取り組みの一環として、いわゆる抜き打ち訓練に当たります職員非常召集訓練を実施し、災害時の連絡体制や召集後の初動活動の点検、確認を行うよう計画をいたしております。


 また、全職員を対象とした防災研修会を実施し、職員の危機管理意識を高めたいと考えています。


 また、先日、各自治会を通じて全戸に篠山市防災マップを配布いたしましたが、市民の方に活用いただきたいと願っております。


 また、この4日の日には、大沢新在住の中澤清治さん86歳の方から、300万円もの貴重なご寄附をいただきました。これは、昨年6月にご本人の奥さんが消防署へ救急車を要請された際、大変救急隊員の丁寧な対応に感動され、100万円は消防署に、またうち200万円は篠山の再生に役立ててほしいという貴重なお申し入れでありまして、ありがたく受け入れておりまして、本日、篠山再生会議のご決定をいただきましたけれども、早速に来週から再生会議を立ち上げて、再生に向けての取り組みを始めていきたいと考えております。財政再建、そしてさらに篠山の活性化を議会の皆様とともに一緒になって取り組んでいきたいというふうに考えておりますので、どうか今後とものご指導、ご活躍よろしくお願いをいたします。


 議員の皆様、暑くなってまいりますけど、ますますお元気でそれぞれの地域でご活躍をいただきますように心からお祈り申し上げまして、一言の御礼のごあいさつとさせていただきます。ほんとうにありがとうございました。お世話になりました。


              午後 1時25分  閉会





 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。





                       平成19年6月8日





                       篠山市議会議長  小 林 正 典





                       篠山市議会議員  酒 井 斉 祥





                       篠山市議会議員  天 野 史 朗





                       篠山市議会議員  市 嶋 弘 昭