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兵庫県 加西市

平成29年  3月 定例会(第264回) 02月27日−01号




平成29年  3月 定例会(第264回) − 02月27日−01号









平成29年  3月 定例会(第264回)



       第264回(定例)加西市議会会議録(第1日)

                     平成29年2月27日(月)

                     午前10時開会

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          ▲議事日程

第1 会議録署名議員の指名

第2 会期の決定

第3 諸般の報告

第4 諮問第5号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて

   (提案説明、質疑、討論、採決)

第5 議案第1号 加西市立コミュニティ供用施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

   議案第2号 加西市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について

   議案第3号 職員の育児休業等に関する条例及び職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

   議案第4号 加西市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について

   議案第5号 加西市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について

   議案第6号 加西市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について

   議案第7号 加西市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について

   議案第8号 加西市手数料条例の一部を改正する条例の制定について

   議案第9号 加西市障害者福祉年金条例の制定について

   議案第10号 加西市立児童館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

   議案第11号 加西市産業の振興に関する条例の制定について

   議案第12号 加西市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について

   議案第13号 加西市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について

   議案第14号 加西市学童保育園の設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について

   議案第15号 市立加西病院の使用料及び手数料に関する条例の一部を改正する条例の制定について

   議案第16号 加西市農業共済事業会計事務費の賦課総額及び賦課単価を定めることについて

   議案第17号 財産の取得について

   議案第18号 平成28年度加西市一般会計補正予算(第4号)について

   議案第19号 平成28年度加西市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について

   議案第20号 平成28年度加西市介護保険特別会計補正予算(第3号)について

   議案第21号 平成28年度加西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について

   議案第22号 平成28年度加西市公園墓地整備事業特別会計補正予算(第1号)について

   議案第23号 平成28年度加西市宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)について

   議案第24号 平成28年度加西市病院事業会計補正予算(第1号)について

   議案第25号 平成29年度加西市一般会計予算について

   議案第26号 平成29年度加西市国民健康保険特別会計予算について

   議案第27号 平成29年度加西市介護保険特別会計予算について

   議案第28号 平成29年度加西市後期高齢者医療特別会計予算について

   議案第29号 平成29年度加西市公園墓地整備事業特別会計予算について

   議案第30号 平成29年度加西市農業共済事業会計予算について

   議案第31号 平成29年度加西市水道事業会計予算について

   議案第32号 平成29年度加西市下水道事業会計予算について

   議案第33号 平成29年度加西市病院事業会計予算について

   (提案説明)

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          ▲本日の会議に付した事件

会議録署名議員の指名  14番 森田博美  15番 土本昌幸

会期の決定       2月27日(月)〜3月22日(水) 24日間

諸般の報告

諮問第5号(提案説明、質疑、討論、採決)

議案第1号から議案第33号(提案説明)

(日程追加)決議案第1号(提案説明、質疑、討論、採決)

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          ▲会議に出席した議員(14名)

  1番      深田真史        2番      丸岡弘満

  4番      中右憲利        5番      長田謙一

  6番      衣笠利則        7番      松尾幸宏

  8番      植田通孝        9番      黒田秀一

 10番      井上芳弘       11番      三宅利弘

 12番      森元清蔵       13番      織部 徹

 14番      森田博美       15番      土本昌幸

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          ▲会議に出席しなかった議員(1名)

  3番      原田久夫(病気療養)

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          ▲議事に関係した者の職氏名

 事務局長      森井和喜   局長補佐      後藤光彦

 書記        大西真理子

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          ▲説明のため出席した者の職氏名

 市長        西村和平   副市長       佐伯武彦

 教育長       高橋晴彦   理事        須貝正俊

 ふるさと創造部長  西岡義信   市参事       前田 晃

 総務部長      森井弘一   健康福祉部長    山本和孝

 地域振興部長    河原浩申   都市整備部長    井上利八

 生活環境部長    高井勝正   会計管理者兼検査官 志方信之

 教育次長      達可忠久   市参事       前田政則

 選挙監査公平委員会事務局長    農業委員会事務局長 亀田哲馬

           大西守人

 病院事務局長    藤本隆文



△開会挨拶



○議長(三宅利弘君) 皆さんおはようございます。それでは開会に当たりまして一言ご挨拶を申し上げます。

 菜の花や梅の花など春の便りが届くきょうこの頃ではございますが、日によっては寒暖の差が大きく、また流行のピークは過ぎたとはいえインフルエンザは終息しておりません。私も少々風邪気味ではございますが、皆さんには体調には十分ご留意いただきたいと存じます。

 さて、本日市長より第264回定例加西市議会が招集されましたところ、議員各位にはご健勝にてこぞってご参集を賜り、ここに開会できますこと、議長として厚く御礼を申し上げます。

 今期定例会に付議されます案件は、申すまでもなく市政執行の基調となる平成29年度の新年度予算案を初め各会計の最終補正や条例案、事件決議等、総数34件でありまして、これらはいずれも重要な案件ばかりでございます。議員各位におかれましては、何とぞご精励を賜りまして活発な議論と円滑な議事進行、そして適切妥当な決定をいただきますようお願いを申し上げまして、簡単ではありますがご挨拶といたします。



△開会及び開議



○議長(三宅利弘君) それでは、ただいまから第264回定例加西市議会を開会いたします。本日予定いたしております議事は、議員各位のお手元に配付をいたしております日程表のとおりであります。

 それでは直ちに日程に入ります。



△会議録署名議員の指名



○議長(三宅利弘君) 日程第1、会議録署名議員の指名であります。会議録署名議員の指名につきましては、会議規則第87条の規定に従いまして議長から指名をいたします。14番森田博美君、15番土本昌幸君、この両議員にお願いをいたします。



△会期の決定



○議長(三宅利弘君) 次は、日程第2、会期の決定であります。今期定例会の会期は、本日から3月22日までの24日間といたしたいと思いますがご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(三宅利弘君) 異議なしと認めます。

 よって、今期定例会は本日から3月22日までの24日間と決定いたしました。



△諸般の報告



○議長(三宅利弘君) 次は、日程第3、諸般の報告であります。まず、12月定例会以降の議長会並びに議長の会務について、その主なものをご報告申し上げます。

 まず、1月18日に東播・淡路市議会議長会定例会が明石市において開催をされましたので、土本副議長とともに出席をいたしました。当日の会議では昨年7月の定例会以降の会務報告の後、会長提出議案として平成29年度予算案を審議いたしまして原案のとおり決定いたしております。

 次に、2月1日に東京都において開催されました全国市議会議長会基地協議会の理事会並びに総会に出席をいたしました。当日の会議では、「揺れ動く国際情勢の日本と安全」と題して拓殖大学の総長森本敏氏の講演を拝聴した後、総務省及び防衛省の各担当課長より基地関係予算の説明を受けました。また平成27年度会計決算、平成29度活動方針案、事業計画案、予算案について審議がなされ、いずれも原案のとおり決定いたしております。

 続いて翌日の2月2日に、同じく東京都において開催されました全国広域連携市議会協議会理事会並びに総会に出席をいたしました。当日の会議では、「広域連携のガバナンスのあり方」と題して、専修大学鈴木潔准教授の講演を拝聴した後、平成27年度決算、平成29年度活動方針案、予算案について協議がなされ、いずれも原案のとおり決定いたしております。また、役員改選の結果、加西市は監事に就任をいたしております。

 またその同じ日に、神戸市において兵庫県市議会議長会総会が開催されましたので、土本副議長に出席していただきました。当日の会議では、昨年の7月の総会以降、会務報告の後、会長提出議案として平成29年度予算案を審議いたしまして、原案のとおり決定いたしております。また、新年度の役員改選につきましても、申し合わせにしたがって会長推薦が行われまして、推薦どおり決定をいたしております。

 続いて、2月3日には東京都において開催されました全国高速自動車道市議会協議会の総会に出席をいたしました。当日の会議では、「高速道路を巡る最近の諸情勢について」と題して、国土交通省石川道路局長の講演を拝聴した後、平成27年度決算、平成29年度活動方針案、予算案について審議がなされ、いずれも原案のとおり決定いたしております。

 次に、2月10日に東京都において開催されました市議会議員共済会代議員会に出席をいたしました。当日の会議では、平成28年度上半期経理状況及び監査報告に続き、平成29年度事業計画案及び予算案の審議がなされ、原案のとおり決定をいたしております。

 そのほか、各種会議や行事につきましても加西市議会を代表して出席いたしております。

 また、北はりま消防組合議会、播磨内陸医務事業組合議会、北播磨子ども発達支援センター事務組合議会につきましても、それぞれ議会が開催され、出席議員さんに出席していただいておりますのでご報告申し上げておきます。

 これをもちまして会務報告を終わります。

 なお、自民の風・誠真会、加西の新しい未来を創る政策研究会、21政会から会派視察実施報告書の提出がございましたので、議員各位のお手元に配付をいただいております。ご参照いただきたいと思います。

 これをもって諸般の報告を終わります。



△人事案件上程



○議長(三宅利弘君) 次は、日程第4、諮問第5号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。市長西村君、登壇の上どうぞ。



◎市長(西村和平君) =登壇=第264回加西市議会定例会に提出しております議案のうち、人事案件についてご説明申し上げます。諮問第5号は人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてであります。人権擁護委員の塚本竹士氏は、平成29年9月30日で任期満了となりますので、新たに松尾認氏を人権擁護委員候補者として推薦することについて、人権擁護委員法の規定により議会の意見を求めるものでございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(三宅利弘君) 市長の提案説明が終わりました。



△質疑・討論・採決



○議長(三宅利弘君) これより質疑を行います。ご質疑のある方ございませんか。(なし)

 特に質疑もないようですので、質疑を終結いたします。

 お諮りをいたします。ただいま上程中の諮問第5号につきましては、会議規則第37条第3項の規定に従いまして、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(三宅利弘君) 異議なしと認めます。

 よって、さよう決定いたしました。

 続いて討論に移ります。ご意見のある方ございませんか。(なし)

 特にご意見もないようでございますので、これより採決を行います。

 お諮りをいたします。諮問第5号は原案のとおり適任と答申することにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(三宅利弘君) 異議なしと認めます。

 よって、諮問第10号は原案のとおり適任と答申することに決定いたしました。



△議案一括上程



○議長(三宅利弘君) 次は、日程第5、議案第1号から議案第33号まで33件を一括議題といたします。



△所信表明



○議長(三宅利弘君) ここで提案説明に先立ちまして、西村市長より平成29年度の市政執行に当たりまして所信の一端を述べたいとの申し出がございますので、その発言を許可いたします。市長西村君、登壇の上どうぞ。



◎市長(西村和平君) =登壇=本日、第264回加西市議会定例会の開会に際し、お時間をいただき、平成29年度の予算を初めとする諸案件の審議をお願いするに当たり、新年度の市政運営に臨む所信の一端を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご賛同を賜りたいと存じます。

 昨年は、4月の熊本地震や10月の鳥取県中部地震、さらには8月から9月にかけての北海道や東北へのたび重なる台風の上陸など、大きな自然災害が多く発生した1年でありました。犠牲となられました方々に対しまして謹んで哀悼の意を表し、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げますとともに、被災地の皆様が一日も早くもとの暮らしを取り戻されることをお祈り申し上げます。

 これら自然災害は東日本大震災から5年余りが経過し、災害に対する危機意識が薄れかけていた我々に大きな危機感を与えることとなりました。私の政治家としての出発もまさに東日本大震災とともに始まりました。復興と加西市再生は同時進行であるという気持ちを持ち続けているところでございます。加西市におきましては、これら自然災害の教訓を踏まえ、自然災害から市民の安全を守るためふるさと創造会議など、地域コミュニティーを生かした地域防災力の向上に努め、災害に強いまちづくりに向けた取り組みを一層進めてまいります。

 さて、ご承知のとおり依然東京一極集中に歯どめがかかっておりません。総務省が1月に公表した住民基本台帳に基づく2016年の人口移動報告によりますと、東京圏の転入超過数が11万7,868人で、5年ぶりに減少したものの、21年連続の転入超過となっております。さらに、東京オリンピック開催に向けて、人も物も金も一層東京圏に集中している状況を踏まえますと、東京一極集中は是正されるどころかむしろ今後も加速していくものと思われます。

 このような状況の中、地方創生の名のもと、地方では地域間での人と物と金の奪い合いになってしまう可能性が大きくなっております。しかし、本当の意味での地方創生は自分の地域にしかないさまざまな資源を掘り起こしながら、みずからの地域でしかできないことを考えることであると考えております。

 加西市におきましては、私が市長に就任して以来5万人都市再生という明確な数値目標を国に先んじて掲げ、取り組みを進めてまいりました。依然として人口減少傾向は続いてはいるものの、近隣市町への転出超過の状況が改善し、平成28年度においては、4月から12月までの転入超過数が74人と平成5年以来の転入超過の状況となっております。これは、まず社会増により特に子育て世代の女性の確保を図り、後に出生者数を増加させ、2040年に5万人を目指す加西市地域創生戦略の方向性を踏まえ、定住支援や子育て支援に積極的に取り組んできた成果の表れであると考えております。今後は本当の意味での地方創生を実現するため、人口増に直結するこのようなさまざまな施策を講じながら、同時に播磨国風土記や鶉野飛行場跡地など、地域に育まれた歴史文化遺産の活用などにより、独自の魅力や価値を高め、加西市だからこそできる取組を一層進めていく必要があると考えております。そのためには市政への信頼をさらに高め、市民の気持ちを一つにしなければなりません。そのことによりこの、加西市に誇りや愛着を抱くシビックプライドの醸成を図る地域づくり、人づくりを進め、住みたい、住み続けたいと思われるようなまちづくりを進めてまいります。

 ことしは加西市は市制施行50周年という大きな節目の年を迎えます。昭和42年、県下21番目の市として誕生した加西市は、ふるさとの発展を願う数多くの先人たちのたゆまぬ努力により、この50年間歩みをとどめることなく発展を続けてまいりました。市としては生まれてまだ50年ですが、播磨国風土記の記述にあるようにこの地域は古くから人々の生活や文化が営まれ、人や物の交流の拠点として栄えてまいりました。このようにいにしえの時代から営々と栄えてきたふるさと加西の50年を振り返り、本年を新たなスタート地点として50年後を視野に入れ、市民が希望を持って心豊かに暮らすことができる持続可能なまちとするため、「ともに創り、ともに育む」というスローガンを高く掲げ、市民の皆様と一緒に全力で取り組んでまいりたいと考えております。

 それでは、平成29年度における予算編成に当たっての基本方針をご説明いたします。加西市は、全国に先駆けていち早くふるさと創生に取り組んできましたが、第5次加西市総合計画の後期基本計画及び加西地域創生戦略に基づき、これまで以上に地域に潜在する資源を引き出し活力を生み出すことにより、人口減少に歯どめをかけ子育て世代の人口流入を促進しなければなりません。5万人都市の再生に向け従来の基本方針である5本柱、住民主体のまちづくり・人づくりの推進、産業振興と地域ブランド力の強化、子育て支援の充実と教育環境の整備、健康づくりと福祉の充実、都市基盤づくりと定住促進を継続しつつ、将来にわたり市民が希望を持って心豊かに暮らすことができる持続可能な都市の実現に邁進してまいります。

 その際、制度が大幅に拡充され全国から多額の寄附金を受け入れているふるさと納税を、具体的な施策の実行の財源として活用をしてまいります。あわせて、真に有効な事業を吟味し、厳選し、予算配分の重点化、効率化を図りながら、地域創生の強力な推進に努めます。平成29年度においても公債費の抑制や財政調整基金の確保に努め、財政規律と健全な財政運営を守るという方針により、予算編成を行ってまいりました。これらの5つの基本方針によりまして新年度に取り組む主要な施策を総合計画に掲げる基本政策に沿って申し上げます。

 まず、「子供が元気に育ち、いきいきと活動する加西」を目指す施策であります。子供たちの学び舎である学校施設の整備事業としまして、加西中学校プール改築工事と特別支援学校温水プール改修工事を行います。また学校給食施設整備事業では老朽化の進んだ南部学校給食センターの改築工事設計に着手し、平成31年4月の稼働を目指します。

 次に、学校教育の充実としまして、3月末に告示される予定の次期学習指導要領への対応として各学校が創意工夫を凝らし、魅力ある学校づくりを進める学校づくり応援事業のさらなる充実を図るとともに、外国語指導助手の配置に加えて、オンライン英会話を新たにモデル実施します。そして昨年度に引き続きウェブを利用した学習支援システムの活用や学校図書館の蔵書数の充実を図るとともに、スクールアシスタント、ヤングアドバイザー等の拡充により、個に応じた子供たちの学びを支援するなど学力向上に努めます。また、体力向上プロジェクト事業により、全国体力、運動能力、運動習慣等調査の結果等をもとに加西っ子の現状や課題を分析し、体力運動能力の向上を目指します。

 さらに、家庭・地域との一層の連携のもと義務教育9年間を見通した小中連携を積極的に進めるとともに、保幼小連携交流のさらなる充実を図ります。生涯学習としましては、青少年向けスポーツ教室、子供や家族向け講座、イベントの開催など生涯学習活動を推進するとともに、公民館、オークタウン加西の施設整備を順次進めます。加西市立図書館では、学校との連携による学校図書館コーディネート事業を充実し、子供たちの読書活動を支援します。また、市民のリクエストをできるだけ反映させた蔵書とイベントの充実に努めます。

 次に、「雇用と経済が元気を取り戻す加西」を目指す施策であります。加西市ふるさとハローワークによる就労支援に加え、兵庫労働局と締結した県内初の雇用対策協定に基づき、労働局と連携して雇用対策を推進し、雇用労働環境の改善に取り組みます。平成28年度策定の加西市産業振興計画により市内産業の振興に係る基本的な方向性と具体的な施策を示し、将来にわたって持続可能な地域経済の活性化を図ってまいります。また、平成29年度末に予定されているビジネスホテルの開業を契機として、さらなるまちの賑わいの創出を図ってまいります。加西商工会議所とともに、市内事業所への支援に関する情報発信及び各種相談や創業支援を行う総合窓口を設置することにより、中小企業、小規模事業者対策へのさらなる取り組みを進めます。

 農業振興策では、担い手の確保と育成を中心に施策を推進してまいります。新規就農者や若手農業者への支援をさらに強化するため、JA兵庫みらい、加西農業改良普及センター、農業委員会と連携を図り、新たに新規就農促進協議会を設置し、また人・農地プランの策定と更新を促し、中間管理事業も活用するとともに、認定農業者及び集落営農組織への機械施設整備補助を拡充することにより、担い手への農地の集積を引き続き進めます。農村集落の維持向上のため地域住民と協働し、多面的機能支払制度を最大限活用していきます。また、老朽化したため池の改修や圃場整備事業を推進します。

 特産農産物の生産振興では、ブドウ棚の新設、改修や苗の改植などへの支援、トマトやいちごなど施設園芸の新技術導入や設備増強など支援事業のほか、加西ブランド協議会においてJA、商工会議所と協力しながら加西の酒のPR、カレーなど加西産農産物を使った加工品の普及開発と、農商工の連携を推進します。

 また、生態系や農林業に深刻な被害を及ぼしている有害鳥獣対策として抜本的な捕獲強化に向け、新たに有害鳥獣捕獲専任班を設置し、地域における有害捕獲事業を支える担い手の育成確保のため、狩猟免許新規取得者に対し、取得に係る経費補助制度を創設します。

 次に、加西市に住み、定住できる基盤を整えるため、市街化調整区域では引き続き特別指定区域制度や地区計画制度を活用し、課題解決に即した建築規制の緩和に努めます。新たな産業団地候補地について、まずは市街化調整区域に存する繁昌町の国道372号線沿道の既存工場の集積地を含めた一帯の土地について、市街化区域編入手続を進めます。そして、加西インターチェンジ周辺地域は遠方からのアクセスが良好で、インターが接続する主要地方道多可北条線を使用し、大規模な工場が立地する姫路市や加古川市、高砂市、加東市へアクセス至便な位置にあることから、工場、商業、運送事業所に適した産業施設用地として必要な交通利便性に優れた場所であります。今後はこの地域において工業、商業、農業をバランスよく整備することにより、新たな雇用機会を生み出すまちづくりを進めます。

 ベルデしもさとは大成功でございました。早々に新しい自治会が立ち上がり、市内初の女性区長も誕生しました。今後の加西市発展の基礎となる人口増モデルになることは間違いありません。その発展形として、尾崎町北条高校前地区において、自治会、行政、民間の三者協働による宅地分譲事業を進めます。また、宇仁地区における新規居住者の住宅区域などの特別指定区域の見直しや、宇仁小学校のグランド跡地の土地利用計画策定に向けた住民主体のまちづくりに対し支援を行い、さらなる定住化の促進を図ります。これら小学校を意識した新しいまちづくりを全市的に展開できるよう各ふるさと創造会議との協議を始めます。

 市街化区域については、高い生活利便性に加え、土地の持つ地質や形状、風土などを生かしつつ、北条12区を中心とした旧市街地の住環境整備と土地活用の促進を目指し、引き続き官民境界等先行調査の実施にあわせ、住民と行政の協働のまちづくりを進めてまいります。一方、組合施行である西高室土地区画整理事業については、保留地販売が既に75%売約済みで順調に推移しています。引き続き良好な住宅地の整備と事業の早期完成に向けて、さらなる支援を行います。

 中野地区、九会小学校西側においては、未利用地の活用を図るため、約11ヘクタールの用途区域の変更を図り、良好な住宅地の整備と新たな企業立地を推進します。また、地元からの要望の強い地積調査事業も加速化させてまいります。同時に、若者定住促進住宅補助制度の活用を促進し、若者世帯が市内に一戸建て住宅等を建築、購入しやすい環境を整えます。また、若年世帯の市内への転入を促すために新婚世帯向け家賃補助を継続して実施いたします。

 公共交通に関しましては、加西市公共交通総合連携計画に基づき、北条鉄道、路線バス、コミュニティバスが一体となった交通網を確立し、地域主体型交通の導入を含め活発な交流に基づく地域の活性化につなげます。

 観光につきましては、市民のおもてなしの心の醸成と積極的な観光PRを行い、加西市への交流人口の拡大を図ります。平成25年度から実施しています播磨国風土記事業につきましては、一過性のものとしないために、観光まちづくり協会事業として継承してまいります。新作能や新作狂言は今後も地域の子供たちによる子供狂言塾事業として継続し、4月29日の市制50周年記念式典や、5月4日に開催予定のプロの能楽師を招いた加西能などにおいても披露いたします。また、義士親善友好都市交流会議いわゆる忠臣蔵サミットを11月10日、11日に平成14年以来15年ぶりに加西市において開催いたします。この機会をとらえ、かつて赤穂藩領の飛び地であった加西市を赤穂義士ゆかりの地として積極的にPRしてまいります。

 市内の道路網整備については、国道、県道及び西谷坂元線等の幹線市道整備と集落道路の改良工事を計画的に実施してまいります。特に現在、県、地元役員等と検討を進めている国道372号バイパス整備構想の早期の事業着手、また鶉野飛行場跡地周辺地区の利活用を促進するための市道鶉野飛行場線の整備についても引き続き積極的に事業を推進してまいります。老朽化した市道や市道に付属する道路施設の維持、修繕等について通学路を重点的に地元要望に迅速に対応した整備を行ってまいります。鶉野飛行場跡地及び周囲の戦争遺産を一体として観光整備し、市内外観光客と地域住民の交流の場を創出するため、本年度は都市再生整備計画に基づき、防災拠点広場の整備や遊歩道整備を進めます。

 また、歴史と平和を継承するまちの拠点施設として、地域創生推進交付金を活用し、加西市鶉野ミュージアムの基本設計に取り組むとともに、当時を振り返り未来への平和を学び、願うことができるよう魅力的な展示物を整備してまいります。また、歴史文化基本構想を策定し、郷土の歴史や文化を活用し、加西の知名度を上げるとともに、市民に向けて郷土に対する愛着や誇りを育む取り組みを進めてまいります。

 3つ目に、「誰もが皆元気で安心して暮らせる加西」であります。子育て支援施策として、平成24年度から実施している中学3年生までの子ども医療無料化、平成28年度から実施した4、5歳児の保育料の無料化を継続し、子育て世代の支援をいたします。就学前教育については地域の子育て支援の拠点施設として、質の高い幼児教育と保育の一体的な提供を行う認定こども園を整備し、保育士、教諭の資質や専門性を高めた職員配置のもと、3歳児からの幼児教育を進め、特別支援教育の充実を図ります。平成29年度には、九会幼児園と別府幼児園を統合した加西こども園を開設するほか、その後北条幼稚園と北条西保育所を統合し、平成30年度の開設に向け北条西こども園の整備を進めます。泉中学校区においても、十分議論を重ねながら早い時期に結論を出していきたいと考えています。政治生命のかかった課題でございますが、幼保施設を再編することで幼保一体型認定こども園の施設整備を市内全域に展開し、子育て環境を充実していきます。また、保幼小連携による情動知能の育成を図るSTARTプログラムを引き続き進めていきます。さらに、子育て情報の積極的な発信に努めつつ、子育て相談や各支援の充実を図り、子育て世帯の安心を実現します。

 障がい者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律の施行とともに、障がい者に対する施策の方向性は現金給付から現物給付へと転換し、障がい者の日常生活や社会参加を支える直接のサービスの提供や環境の整備が積極的に図られ、一定の整備が進んでまいりました。そこで、一定の役割を終えた加西市心身障害者養護年金を廃止し、新たに加西市障害者福祉年金を創設して、障がい者の生活の向上を支援するとともに、精神障がい者への医療助成の拡大を行うほか、社会参加を促進するためのサービスの充実を図ってまいります。また、障がいのある人たちがみずからの力を発揮して地域で暮らし、社会参加を果たしていくことができるよう、就労支援を含めた相談支援機能の充実を図るとともに、新たに協議会を立ち上げサービスがや支援施策の充実に向けて議論を深めていきます。

 特に、手話言語条例の制定を受け、手話についての理解と普及を推進するとともに、聴覚障がい者の方々が暮らしやすい環境づくりに向け取り組んでまいります。生活困窮者に対しては、総合的な相談支援事業に加え、就労準備支援事業を行い、就労困難な方への仕事の体験を通じて一般就労への支援を地元民間企業の協力を得ながら行っています。

 また、家庭の経済格差や子供の学力格差などにより貧困の連鎖が起きないように、課題を解決する一つの方法として生活困窮家庭等の子供を対象に学習支援事業を実施するとともに、平成29年度からは引きこもり対策事業を実施し、就労準備支援や学習支援へつなげる支援を行います。子育て家庭への負担軽減を図るため、ファミリーサポートクラブ会員の増加に向けて交流会等の充実を図るとともに、短期支援事業を拡充します。さらに、ひとり親家庭に対する就労促進のための資格取得の支援を拡充します。また、ドメスティックバイオレンス対策については、引き続き相談しやすい窓口づくりと関係機関との連携強化を図りながら、迅速な被害者保護と被害者の安全確保に努めてまいります。

 次に、健康づくりにつきましては、生活習慣病予防と重症化予防に努めてまいります。このためには、健診により自分の健康状態を知り、生活習慣を改善していくという健康行動の実践が大切です。そこで節目年齢に対するがん検診無料クーポン券の配布や、託児つきの土日健診の充実に加え、平成29年度からは加西市国民健康保険加入者の特定基本健診の自己負担額を無料とし、健診を受診しやすい環境を整えることで受診率の向上を図ってまいります。

 運動の普及については、運動教室のメニューに地域の運動リーダー養成コースを加え、その後の活動支援も行ってまいります。また、運動ポイント事業では現在の参加者とあわせて合計1,000人の参加者を募る一方、北条鉄道の利用へのポイント付与等、その内容の充実に努め歩くまちづくりの推進に努めます。母子保健対策として、産後の心身の負担が大きい時期に家族から十分な援助が受けられず、不調や不安を訴える方を対象に産後ケア事業を実施し、安心して子育てができるよう支援体制の充実を図ります。

 高齢者施策としては、平成30年度から32年度までの3年間の高齢者福祉計画、第7期介護保険事業計画を策定し、団塊の世代の方々が75歳以上に達する平成37年度までに住みなれた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組みをさらに進めます。昨年度スタートした介護予防日常生活支援総合事業では、高齢者全体の介護予防を推進し、生活支援を行うため地域、医療、介護のそれぞれが力を発揮する仕組みづくりを進めます。また、介護予防を推進するため引き続き加西いきいき体操の普及推進に取り組むとともに、地域住民の相互援助活動による生活支援サポーター事業及びボランティアポイント事業を実施し、地域で支え合う仕組みづくりとともに高齢者の生きがいづくりを進めていきます。

 あわせて、認知症の正しい知識を学び、見守り、声かけを実践するあったか声かけ作戦や認知症の疑いのある者を早期に医療介護制度につなげる認知症初期集中支援事業を初めとした認知症対策に引き続き取り組んでまいります。認知症地域支援推進員を増員配置するなど、地域包括支援センターの充実、介護保険制度の適正運営に努めます。

 全ての市民が安心して暮らせるよう、加西病院においては厳しい医療環境ではありますが医師の確保を最優先に現行の医療体制を維持、充実に努め、地域包括ケアシステムにおける中核病院としての機能の充実強化を図ります。また、加西病院施設の老朽化に伴う対応については、今後の進め方を定めるための協議を進めており、病院の建てかえも視野に入れ、できるだけ早期に方向性を明示いたします。

 安全・安心な地域社会は全ての基本です。防犯対策については事件解決の有効手段となる防犯カメラの設置を引き続き行い、さらなる犯罪発生の抑止力の強化を図ります。防災対策では地域防災の両輪となる自主防災組織と消防団への支援充実を図り、さらには自主防災リーダーを中心とした防災知識の普及と消防団の改革を通じて、市民地域による防災まちづくりを進めます。

 消費者行政につきましては、消費者被害の未然防止、拡大防止に向けて、積極的な啓発を行います。消費者問題が複雑かつ多様化する状況下において、迅速かつ的確な相談体制の強化を図ってまいります。また、地域の事業者とも連携して、消費者トラブル防止に取り組んでまいります。

 4つ目に、「地球に優しい環境都市加西」を目指す施策であります。次の10年間を対象とした第2次加西市環境基本計画を策定し、平成29年度は新たな環境施策がスタートする年になります。今後も加西の環境をしっかり守り、人が住みやすい、自然も美しいまちづくりを進めます。この計画を着実に推進していくため、毎年度加西市環境審議会による検証を行い、市民の声をより一層環境施策に反映させてまいります。

 次に、グリーンエナジーシティ構想の推進につきましては、住宅用の太陽光発電施設、電気自動車、プラグインハイブリッド自動車への補助制度を継続します。さらに、災害時の備えとして期待されている蓄電池も補助対象に広げ、クリーンエネルギーの普及を図ります。一方、エネルギーをつくる創エネについては十分に普及したことから、エネルギーを貯める畜エネとエネルギーを上手に使う省エネに支援をシフトしてまいります。

 自然との共生では、生物多様性かさい戦略を軸として、加西市の貴重な生態系の保全を推進します。あびき湿原については、市の天然記念物指定に向けて本格的な動植物調査を行います。また、市内だけではなく市外、県外から来訪者が増加する中、アメニティを充実させるため、環境に配慮したバイオマストイレを設置します。ごみ処理につきましては、不法投棄、野焼きに対する指導を継続するとともに、住民参加型の粗大ごみ拠点回収を多くの自治会において実施し、住民が相互に助け合いながら安心して住みやすい地域づくりを実現してまいります。埋立最終処分場の水処理施設につきましては、平成28年度に引き続き改修工事を実施し、安定した排水処理を行うことで生活環境の保全を図ります。

 次に、加西衛生センターにつきましては、平成28年4月より公共下水道への放流とともに、運転管理及び機械管理の長期包括運転管理委託を開始しており、引き続き環境負荷に配慮した運営を行ってまいります。上水道事業については、配水計画の見直しを行った結果、災害時でも安全で安定的な水道水を供給するため、新しく鴨谷地区に配水池の整備を行い、配水池に関連する送水施設、送配水管については、関係機関との協議を行いながら整備を進めます。また、既存施設の更新については水道ビジョンアセットマネジメントをもととして、費用の平準化を図りながら計画的に事業の実施をいたします。

 下水道事業については、生活排水による公共用水域の水質汚濁を防止し、良好な生活環境を確保するため、水洗化率の向上を目指し、昨年度に続き未接続家屋への水洗化補助金を交付し、下水道への接続の促進に努めます。また、下水道施設においては、生活排水処理計画に基づき、生活排水処理施設から公共下水道施設への施設の統廃合事業として、南網引地区、坂本地区、福住地区及び剣坂地区の基本実施設計を実施するとともに、経年により老朽化している加西ハイツ地区、加西鎮岩工業団地内の下水道管路の更新事業を実施し、施設の長寿命化を図ります。

 5つ目は、「パートナーシップによる地域経営」であります。住民がまちづくりの主体となるふるさと創造会議は開始から5年目を迎えます。既に9校区で組織が活発な活動を展開され、残る2校区についても準備段階に入っています。全市での活動がより活性化するよう積極的な支援を進めていくとともに、新たな交付金制度の構築を進めてまいります。

 また、平成27年度より地域おこし協力隊制度を導入し、現在4名の隊員が活動しており、隊員を通じて人と人がつながり、縁が生まれ、自分たちの地域をよりよくしていこうという動きが出てきています。加西市は、市単独予算で地域おこし協力隊制度に積極的に取り組んでおりますが、隊員の活動が若者を通じてSNS等により東京や大阪などに情報を発信していることから、国や県からも一定の評価を得ております。さらには、加西市モデルとして他の地方公共団体からも注目を浴び、県下でも本市に続いて三田市のように単独予算で取り組む自治体が誕生したことは、加西市の本気度を評価された結果だと思っております。引き続き持続可能なまちづくりのため、地域おこし協力隊制度を継続し、さまざまな他の制度を活用しながら取り組みを進めてまいります。

 次に、若者や女性が活躍できるまちづくりを進めるため、平成25年9月に策定した若者主役計画を積極的に進めます。耕作放棄地を活用した都市部の若者や市内住民との交流事業や、都市部の若者起業家の誘致推進、平成28年度のウォーキングシューズ開発のように、ソーシャルビジネスネットワークの活用による地元事業者と若者との協働によるソーシャルビジネス創出を進めてまいります。また、問題解決型インターシップの実施など、学生の想像力と民間企業のノウハウを生かした産官学連携による地方創生事業を展開します。同時に、女性の活躍や都市部への流出抑制を目的として、若年女性や子育て中の女性を対象とした起業支援や女性講座、交流事業にも取り組みます。

 広域的な取り組みとしましては、播磨圏域連携中枢都市圏及び北播磨広域定住自立圏の推進により、観光やイベント等、自治体同士が互いに連携協力を行いながら活力ある地域の維持に向けて、一層効率的かつ効果的な行政を引き続き推進します。

 以上、平成29年度施政方針に基づき、今定例会に提案させていただいております平成29年度当初予算を初め、各議案につきましてご審議をよろしくお願い申し上げます。冒頭でも申し上げましたとおり、平成29年度は市制50年という大きな節目の年となります。今を生きる私たちは、先人たちが育んできたふるさとへの熱い思いをしっかりと引き継いで、さらに発展させ、次代へとつないでいく責務があります。議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力を重ねてお願い申し上げます。



○議長(三宅利弘君) これで市長の所信表明が終わりました。



△提案説明



○議長(三宅利弘君) 続いて、担当部長よりただいま上程中の各議案に対する提案理由の説明を求めます。まず、条例関係について、議案第1号、ふるさと創造部長西岡君。



◎ふるさと創造部長(西岡義信君) それでは、議案第1号加西市立コミュニティー供用施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明を申し上げます。議案書2ページから3ページ、審議資料の1ページをごらんください。これまで市が事業主体として建設をしてきました地域住民の集会施設として使用されていますコミュニティ供用施設について、一定の条件の上で地元自治会の承諾があれば無償で譲渡する手続を進めてまいりました。今回、新たに地元自治会と無償で譲渡する移管の同意が得られたことから、所要の改正を行うものでございます。

 以上まことに簡単ではございますが、提案説明とさせていただきます。よろしくご審議を賜りますようにお願い申し上げます。



○議長(三宅利弘君) 続いて、議案第2号及び議案第3号について、総務部長森井君。



◎総務部長(森井弘一君) 議案第2号加西市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてご説明を申し上げます。議案書の4ページから5ページ、審議資料1ページをあわせてご参照いただきます。本条例は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部が改正をされ、新たに第26条として情報提供ネットワークシステムによる特定個人情報の提供についての規定が追加をされたことにより、引用する条文に条ずれが生じたために所要の改正を行うものでございます。

 次に、議案第3号職員の育児休業等に関する条例及び職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。議案書の6ページから9ページ、審議資料の1ページをご参照いただきます。本条例は、地方公務員の育児休業等に関する法律及び育児休業、介護休業等、育児または家族介護を行う労働者の福祉に関する法律が改正され、育児休業等の対象となる子の範囲が拡大をされ、特別養子縁組の監護期間中の子及び養子縁組里親に委託されている子等を含めることになったことから、所要の改正を行うものでございます。

 以上、まことに簡単ではございますが説明を終わらせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(三宅利弘君) 続いて、議案第4号から議案第10号までの7件を一括して、健康福祉部長山本君。



◎健康福祉部長(山本和孝君) それでは、引き続きまして議案第4号加西市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の10ページから11ページ、審議資料1ページから2ページをあわせてお願いいたします。今回の改正につきましては、国民健康保険法施行令の改正に伴い、5割軽減及び2割軽減に係る軽減基準の改正を行うものでございます。具体的な改正内容につきましては、審議資料にお示ししているとおり、5割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定において、被保険者の数に乗ずべき金額を現行の26万5,000円から27万円に引き上げ、また2割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定において、被保険者の数に乗ずべき金額を現行の48万円から49万円に引き上げ、軽減の適用範囲の拡大を図るものでございます。なお、本改正後の条例の施行につきましては、平成29年度分の国保税課税から適用するため、本年4月1日としております。

 続きまして、議案5号加西市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の12ページから14ページ、審議資料の2ページ及び10ページの政策等の形成過程説明資料をあわせてお願いいたします。今回の改正につきましては、兵庫県行財政構造改革により、老人医療費助成事業が廃止され、高齢期移行助成事業が創設されることに伴い、県の当該事業を活用して実施している本市の老人医療費助成事業につきましても、県に準拠して実施するため所要の改正を行うものでございます。具体的には、現行の低所得者区分2の適用範囲の要件して、従来の所得要件に加え、新たに日常生活動作が自立していないとされている者、つまり介護保険における要介護2以上の要件を加え、本年7月1日以降に65歳を迎える者から適用することとしております。

 また、現行の障害者福祉医療費助成事業において、新たに精神障害者保険福祉手帳2級を所持されている方へ適用を拡大するための所要の改正をあわせて行うものでございます。

 続きまして、議案第6号加西市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の15から16ページ、審議資料の3ページを合わせてお願いいたします。地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律の規定により、介護保険法等の改正が行われ、市が指定する地域密着型サービスに新たに地域密着型通所介護が創設されたため、指定に必要な基準を定めるものでございます。また、兵庫県が指定する介護保険サービスにおいて、平成27年から規制されている賭博や風俗営業を連想させる介護保険サービスについて、市が指定する地域密着型介護サービスに対しても県に準じて規制をすべく改正を行うものでございます。

 続いて、議案第7号加西市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の17から18ページ、審議資料の3ページをお願いいたします。今回の改正につきましては、兵庫県が指定する介護保険サービスにおいて、平成27年から規制されている賭博や風俗営業を連想させる介護保険サービスについて、議案第6号において地域密着型介護サービスに関して改正するのと同様に、地域密着型介護予防サービスに関しても規制をすべく改正を行うものでございます。

 続きまして、議案第8号加西市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の19から20ページ、審議資料の3ページをお願いいたします。介護保険事業における地域密着型サービスにつきましては、平成18年に創設されて以降、順次サービスの種類の拡大がされてきております。平成28年4月1日からは、新たに地域密着型通所介護が創設され、この地域密着型サービスは市が事業の実施に係る指定や指導監督を行うもので、地域密着型通所介護についても県から市へ権限の委譲が行われております。また、介護予防訪問介護及び介護予防通所介護に相当する事業が、介護予防日常生活支援総合事業の第1号事業として指定、指導、監督権限が県から市へ移譲されてきております。

 このように地域密着型サービス事業の拡大に伴って、市の指定に係る事務量が大幅に増大してきております。県では、平成21年4月より介護サービス事業所施設等の新規指定、または指定更新の申請について申請者から手数料を徴収し負担を求めてきております。そこで、同様の事務が県から市へ移譲されることに伴って、それまで県に納入していただいたものを市へ納入していただくための改正でございます。また、地域密着型通所介護以外の地域密着型サービスについても、均衡を図るため新たに手数料を設定することとしております。なお徴収額につきましては、県が行っていたものと同水準で行うこととし、施行は基本的に本年4月1日以降の申請に対して行う予定をしておりますが、総合事業への移行に伴うみなし指定のための申請については、適用しない特例を設けております。

 続きまして、議案第9号加西市障害者福祉年金条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の21から24ページ、審議資料の4ページ及び11ページの政策等の形成過程説明資料をあわせてお願いいたします。現在の障害者福祉に関する施策の方向性は、障害者総合支援法を初めとする法令の整備に伴い、日常生活に必要な具体的なサービスの提供や社会参加の促進に資する支援施策の整備等を中心に実施してきており、従来の現金給付の施策から現物給付の施策へと移行してきております。そのような状況にかんがみ、このたびこれまでの心身障害者養護年金の支給にかえて、新たに一定の要件を満たす障がい者に対して福祉年金を支給すべく条例を制定しようとするものでございます。具体的内容につきましては、障がいの程度が重度または中度の方のうち、市民税世帯非課税者を対象に重度の方に対しては年額2万5,000円、中度の方に対しては年額1万8,000円をそれぞれ支給するものでございます。

 続きまして、第10号加西市立児童館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の25から26ページ、審議資料の4ページをお願いいたします。加西市玉野町552番地に所在する玉野児童館につきましては、昭和42年に新規開設され、既に49年を経過し、相当の老朽化が進んでおります。地域の児童活動等の拠点として利用されてきた施設ですが、その活動は近接する子育て広場や地元の公会堂等に移行しており、一定の役割を終えた当該施設について市が設置する児童館としての機能を廃止するために、規定から除外するものでございます。また、繁昌児童館につきましても既に廃止しているため、あわせて削除するものでございます。

 まことに簡単ではございますが、以上議案第4号から第10号までの7件の議案について説明をさせていただきました。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(三宅利弘君) 次に、議案第11号について、地域振興部長河原君。



◎地域振興部長(河原浩申君) それでは議案第11号加西市産業の振興に関する条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の27ページから28ページ、審議資料の4ページ、また12ページの政策等の形成過程説明資料をあわせてお願いします。現在、日本全体が少子高齢化と人口減少社会を迎え、国内シェアが縮小していることが懸念される中、地域経済を取り巻く社会的環境は大きく変化をしております。今後予定される厳しい状況を打開するためには、業種間の枠組みを超えて新しい価値の創造を促し、産業を活性化させ、雇用を生み、転入、定住促進による人口増を実現し、まちの魅力を高め、持続的に地域の価値が拡大していく地域経済の好循環を創出することが求められております。本条例は、加西市の産業の振興に関する施策を推進するための基本事項を定めようとするもので、産業振興に関する基本方針や市の責務、事業者の役割、経済団体の役割、市民の役割を定め、市、事業者、経済団体、市民が一体となって将来にわたる地域経済の持続可能性を高めることにより、活力のある地域社会の実現と市民生活の向上を図ろうとするものであります。なお、本条例に基づくアクションプランといたしまして、先ほど市長が施政方針で述べましたように、加西市産業振興計画の策定をいたします。

 以上、まことに簡単ではございますが説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(三宅利弘君) 次に、議案第12号及び議案第13号について都市整備部長井上君。



◎都市整備部長(井上利八君) それでは、議案第12号加西市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の30ページから33ページ、審議資料の4ページをお願いいたします。このたび改正する条例につきましては、市街化調整区域における新たな地区計画として、鶉野飛行場跡地地域資源活用地区計画の都市計画決定を本年4月に予定をしております。この都市計画決定に伴い、可能となる開発につきまして、地区計画の内容に即した開発を確実に行うため、建築基準法第68条の2第1項の規定に基づき新たな地区計画の区域内における建築物の用途、外壁の後退距離、建築物の高さに関する制限を追加する必要が生じたことから、本条例の一部を改正するものでございます。

 続きまして、議案第13号加西市特別会計条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。議案書34ページから35ページ、審議資料4ページをお願いいたします。平成26年度より宅地造成事業特別会計を設置し、これまで運営してまいりましたベルデしもさとの宅地分譲の完売に伴い、平成28年度末をもって宅地造成事業を廃止することとしたことから、所要の規定の整備を行うものでございます。具体的な改正内容といたしましては、加西市特別会計条例第1条第4号に定める宅地造成事業特別会計を廃止するものでございます。

 以上ご審議のほどよろしくお願いいたします。



○議長(三宅利弘君) 次に、議案第14号について、教育長高橋君登壇の上どうぞ。



◎教育長(高橋晴彦君) =登壇=議案第14号加西市学童保育園の設置に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。議案書36、37ページ、審議資料の5ページをご参照願います。本条例は、富合学童保育園の整備、移転に伴い、学童保育園の位置を加西市別府町甲2664番地2から別府町2664番地290に変更し、受け入れ規模の増加に対応するため、富合第1学童保育園、富合第2学童保育園の2園体制としようとするもので、施行日は新年度が始まります平成29年4月1日としております。

 以上、まことに簡単ですが説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(三宅利弘君) 次に、議案第15号について、病院事務局長藤本君。



◎病院事務局長(藤本隆文君) それでは、議案第15号市立加西病院の使用料及び手数料に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明申し上げます。議案書38から39ページ及び審議資料の5ページをご参照願います。現在、人間ドックのオプション検査の手数料につきましては、それぞれの検査ごとに料金を設定しておりますが、病院事業管理者が弾力的に検査項目を設定し、その検査を迅速に開始することができるよう別表を改正しようとするものでございます。

 以上、まことに簡単ですが説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。



○議長(三宅利弘君) 続いて、事件決議関係に移ります。議案第16号について、地域振興部長河原君。



◎地域振興部長(河原浩申君) それでは、議案第16号加西市農業共済事業会計事務費の賦課総額及び賦課単価を定めることについてご説明申し上げます。議案書の40ページ、審議資料の5ページをお願いいたします。平成29年度加西市農業共済事業における水稲、麦、家畜、畑作物及び園芸施設共済に係る事務費につきましては、農業災害補償法、加西市農業共済条例の規定により、事務費予定額から収入予定額に相当する金額を差し引いた金額及び連合会に支払う賦課金を共済加入者に賦課することとなっております。平成29年度におきましては、連合会への支払い賦課金169万6,000円を含む事務費予定額が4,014万円、収入予定額は3,525万円ということで、差額の489万円が賦課総額となります。賦課単価につきましては、家畜共済割に馬を追加し、その賦課単価を肉用牛と同率の共済金額1,000分の6とし、その他のものについては前年と同率と定めることについて、加西市農業共済条例第5条第2項の規定により議会の議決をお願いするものでございます。

 以上、説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(三宅利弘君) 次に、議案第17号について、都市整備部長井上君。



◎都市整備部長(井上利八君) それでは、議案第17号財産の取得についてご説明を申し上げます。議案書41ページ、審議資料5ページ、そして13ページ、14ページをごらんください。本議案の(仮称)市道鶉野飛行場線は、県道玉野倉谷線から鶉野飛行場跡地西側を経由して、県道三木宍粟線を結ぶ路線でございます。本路線事業用地面積は約2.8ヘクタール、事業年度は平成27年度から31年度を計画しております。今回取得しようとする土地は、県道玉野倉谷線に隣接した東笠原町字北田山604番44の一部の土地、面積7,222.81平方メートルでございます。平成29年2月8日に加西市と地権者の宮崎秀敏氏、宮崎瑞穂氏との間で、総額2,311万2,992円の土地売買仮契約を締結したところでございます。

 本件財産の取得につきましては、(仮称)市道鶉野飛行場線の道路整備に伴う新設用地として道路改良事業用地を取得したく、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定に該当するため、地方自治法第96条第1項第8号の規定に基づき、議会の議決をお願いするものでございます。

 ご審議のほどよろしくお願いいたします。



○議長(三宅利弘君) 続いて、補正予算案に移ります。議案第18号について、総務部長森井君。



◎総務部長(森井弘一君) それでは、議案第18号平成28年度加西市一般会計補正予算(第4号)の提案説明をさせていただきます。補正予算書とあわせて審議資料の5ページ、6ページをご参照ください。それでは、補正予算書の1ページをお願いをいたします。まず、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ5,052万5,000円を減額し、予算の総額を216億9,058万5,000円とするものでございます。今回の補正につきましては、主には本年度における歳入見込み、事務事業の執行に伴う事業費及び人件費等の歳出の見込みを精査することにより補正の必要が生じたものを処理をするものでございます。

 次に、第2条の繰越明許費につきましては10ページをお願いいたします。今回の補正に計上いたしました繰越明許費は、総額で11億9,240万円でございます。主な繰越事業を申し上げますと、こども園整備事業6億7,400万円は、北条西こども園の工事費と加西こども園の周辺道路整備費用で、都市再生整備事業1億720万円は鶉野飛行場跡地周辺整備における遊歩道や防空壕整備に要する工事費等でございます。また、教育施設環境整備事業1億4,270万円は、加西中学校のプール改築に要する工事費等でございます。

 次に、第3条の債務負担行為の補正につきましては、同じく10ページをお願いをいたします。追加の県営事業は老朽ため池の改修に係る事業について、本年度内に早期に契約できるよう平成29年度において340万円を限度に債務の負担を行うものでございます。

 次に、第4条の地方債の補正につきましては、11ページをお願いをいたします。いずれも事業費の確定に伴うものでありまして、合計14の起債におきまして、それぞれは増減がございますが、合計で2億1,510万円の減額となっております。

 続きまして、補正予算の主なものについて説明をさせていただきます。歳入の補正については予算書の16ページ、17ページをお願いをいたします。まず、第5款市税5項市民税10目法人税4,500万円の減額は、円高及び設備投資の増加に伴う法人税割の減によるものでございます。同じく10項固定資産税5目固定資産税9,550万円の増額は、太陽光発電システム設置の増加等に伴うものでございます。

 次に、18ページ、19ページをお願いをいたします。18款地方消費税交付金5項地方消費税交付金5目地方消費税交付金7,200万円の減額は、円高による原油価格の下落に伴う貨物割の減によるものでございます。

 次に、26ページ、27ページをお願いをいたします。70款寄附金5項寄附金5目基金費寄附金2億4,000万円の増額は、ふるさと納税額が増加したことに伴うものでございます。75款繰入金5項基金繰入金35目ふるさと応援基金繰入金2億8,000万円の増額は、ふるさと寄附金を政策的事業等に充当をするものでございます。

 次に、歳出の補正につきまして主なものを説明いたします。44ページ、45ページをお願いをいたします。15款民生費15項児童福祉費10項児童措置費713万4,000円の増額は、人事院勧告に準じた公定価格の増加に伴う私立保育所等運営費交付金3,609万7,000円の増等によるものでございます。

 次に、46ページ、47ページをお願いをいたします。20款衛生費5項保健衛生費5目保健衛生総務費2億8,551万1,000円の増額は、病院事業会計に対する経営支援のための病院事業会計補助金3億円の増等によるものでございます。

 次に、54ページ、55ページをお願いをいたします。40款土木費20項都市計画費30目宅地造成対策費1,644万1,000円の増額は、ベルデしもさとの分譲地の販売終了に伴いまして、市債を繰り上げ償還するために宅地造成事業特別会計に繰り出しをするものでございます。

 次に、56ページ、57ページをお願いをいたします。45款消防費5項消防費5目常備消防費3,568万7,000円の減額は、平成27年度の国勢調査に基づいて、人口割の減に伴いまして北はりま消防組合負担金の減額によるものでございます。

 次に、62ページ、63ページをお願いをいたします。50款教育費35項保健体育費10目体育施設管理費5,000万円の減額は、地方創生拠点整備事業交付金を活用するアラジンスタジアムの改修事業を実施をしないことに伴うものでございます。

 このほか、このたびの補正におきましては、職員給与等におきまして育児休業の職員に係る給付費8,170万円の減額を行っております。なお、委託料、工事請負費、入札執行に係る事業費の減額等につきましては省略をさせていただきます。

 以上、まことに簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(三宅利弘君) 次に、議案第19号から議案第21号までの3件を一括して、健康福祉部長山本君。



◎健康福祉部長(山本和孝君) それでは、議案第19号平成28年度加西市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。補正予算書とともに審議資料の6ページをあわせてご参照ください。それでは、補正予算書の1ページをお願いをいたします。今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,622万8,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ62億3,764万円とするものでございます。

 次に、歳入歳出それぞれについて主なものをご説明申し上げます。まず、歳入の補正につきまして補正予算書の2ページ、3ページをお願いいたします。75款繰入金2,622万8,000円の増額は、保険基盤安定繰入金等の額の確定に伴い、国及び県からの負担金を含めて一般会計から繰り入れるべき金額の増によるものでございます。

 次に、歳出につきまして補正予算書の4ページ、5ページをお願いいたします。13款で前期高齢者納付金等4,000円の増額につきましては、納付金額の確定により不足する分を増額するものでございます。90款予備費2,622万4,000円の増額は、歳入として受け入れる一般会計からの繰入金のうち、先ほどの前期高齢者納付金に充てる4,000円を除いて、残りの部分を予備費として置くために増額しておるものでございます。

 続きまして、議案第20号平成28年度加西市介護保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。補正予算書とともに審議資料の7ページをあわせてお願いいたします。今回の補正につきましては、介護給付費及び地域支援事業費等の減等に関し所要の補正を行うものでございます。それでは、補正予算書の1ページをお願いいたします。今回の補正につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億9,023万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ44億1,130万4,000円とするものでございます。

 次に、歳入について主なものをご説明いたします。補正予算書の2ページ、3ページをお願いいたします。まず、55款国庫支出金5,904万3,000円の減額は、介護給付費国庫負担金、調整交付金、地域支援事業交付金の減によるものです。57款支払基金交付金5,258万7,000円の減額は、介護給付費、地域支援事業費に係る2号被保険者の負担分である社会保険診療報酬支払基金からの交付金の減によるものです。60款県支出金2,599万4,000円の減額は、介護給付金県負担金及び地域支援事業交付金の減によるものです。75款繰入金5,278万6,000円の減額は、一般会計からの繰入金及び介護給付費準備基金からの繰入金の減によるものです。

 続いて、歳出に主なものをご説明いたします。補正予算書の4ページ、5ページをお願いいたします。10款保険給付費1億4,450万円の減額は、介護サービス等諸費、特定入所者介護サービス費及び高額介護サービス等の減によるものでございます。25款地域支援事業費4,591万円の減額は、介護予防・生活支援サービス事業費等の減によるものです。

 続きまして、議案第21号平成28年度加西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。補正予算書とともに審議資料の7ページをあわせてご参照ください。それでは、補正予算書の1ページをお願いいたします。今回の補正につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ379万2,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5億6,579万2,000円とするものでございます。歳入の主なものについてご説明いたします。予算書の2ページ、3ページをお願いいたします。5款後期高齢者医療保険料1,113万円の増額は、現年度賦課分の調定見込額の増によるものでございます。75款繰入金727万1,000円の減額は、保険料の軽減額の減などに伴う繰入金の減によるものでございます。

 次に、歳出の主なものについてご説明いたします。補正予算書の4ページ、5ページをお願いいたします。5款総務費90万円の減額は、システム改修に係る委託料に不用額が生じたことによる減でございます。10款後期高齢者医療広域連合納付金469万2,000円の増額は、保険料収入の増などに伴う納付金の増によるものでございます。

 以上、議案第19号から議案第21号について、まことに簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(三宅利弘君) 次に、議案第22号について生活環境部長高井君。



◎生活環境部長(高井勝正君) それでは、議案第22号平成28年度加西市公園墓地整備事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。平成28年度加西市公園墓地整備事業特別会計補正予算書の10ページから13ページ並びに審議資料の7ページ、8ページをお願いいたします。まず歳入につきまして、平成28年度加西市公園墓地整備事業特別会計補正予算書の10ページ、11ページをお願いいたします。50款使用料及び手数料5項使用料5目公園墓地使用料5節公園墓地使用料は、公園墓地使用料及び公園墓地維持費につきまして、公園墓地の使用希望者が当初見込みを下回ったことにより、226万8,000円を減額しております。

 次に、80款繰越金5項繰越金5目繰越金5節前年度繰越金は、平成27年度決算の結果を受けて、688万3,000円増額をしております。以上、歳入予算の総額といたしまして、差し引き461万5,000円の増額となってございます。

 続いて、歳出につきまして、12ページ、13ページをお願いいたします。5款公園墓地整備事業費5項公園墓地整備費5目公園墓地整備費13節委託料は、測量設計委託料につきまして、1,000万円減額しております。公園墓地の開発行為変更申請にかかわる調査設計登記等につきまして、当初外部委託業務を予定をしておりましたが、兵庫県との協議により特に時間を要することから加西市直営で行い、委託料の削減に努めたものでございます。

 以上、歳入予算の増額、歳出予算減額により差し引き1,461万5,000円が余剰となることから、このうち1,130万8,000円について、15款諸支出金5項繰出金5目繰出金28節繰出金の一般会計繰出金として増額し、繰出金総額を4,000万円とするものでございます。90款予備費90項予備費90目予備費として330万7,000円を増額し、歳出予算総額として、461万5,000円の増額となっております。

 以上、まことに簡単ではございますが説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(三宅利弘君) 次に、議案第23号について、都市整備部長井上君。



◎都市整備部長(井上利八君) 議案第23号平成28年度加西市宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。このたびの補正につきましては、ベルデしもさとの宅地分譲の完売に伴い、平成28年度をもって特別会計を廃止するにあたり行うものでございます。それでは、補正予算書の1ページをお願いいたします。第1条既定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,725万5,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億625万5,000円とするものでございます。

 次に、補正予算書の2ページ、3ページあわせて審議資料の8ページをお願いいたします。まず、歳入補正につきましては、65款財政収入369万2,000円の減額は、最後の1区画分の分譲が販売収入が予定よりも早く、前年度の出納整理期間中に収入されたものによるものでございます。そして、75款繰入金1,644万1,000円の増額は、宅地造成事業の終了に伴う一般会計繰入金の増によるものでございます。80款繰越金450万6,000円の増額は、前年度繰越金の確定によるものでございます。

 次に、補正予算書の4ページ、5ページをお願いいたします。歳出の補正につきましては、60款公債費7,440万円の増額は、繰上償還に伴う市債償還元金の増によるものでございます。90款予備費5,714万5,000円の減額は、市債繰上償還によるものでございます。

 以上ご審議のほどよろしくお願いいたします。



○議長(三宅利弘君) 次に、議案第24号について、病院事務局長藤本君。



◎病院事務局長(藤本隆文君) それでは議案第24号平成28年度加西市病院事業会計補正予算(第1号)につきましてご説明を申し上げます。加西市病院事業会計補正予算書1ページ、それから審議資料の8ページ、9ページをご参照願います。今回の補正につきましては、医師5名等の減員によりまして、入院患者を制限せざるを得なくなったというようなことから、患者数が減少いたしまして、医業収益が当初の見込みよりも大幅に減収という見込みになっております。そして、今年度末には、不良債務が発生する見込みとなっております。つきましては、収入支出を減額補正をさしていただくとともに、繰入金の増額をお願いすることによりまして不良債務を回避しようということでお願いをするものでございます。

 予算書1ページをごらんいただきたいんですが、まず第2条これにつきましては、業務の予定量のうち年間の患者の延数につきまして、入院患者数を7万3,000人、1日200人に補正をいたします。それから外来患者数を13万2,435人、1日平均545人に補正をしようとするものでございます。

 次に、第3条収益的収入及び支出の予定額につきまして、病院事業収益を1億6,212万5,000円減額をいたしまして、61億9,398万5,000円といたします。内訳は、医業収益について7億5,226万3,000円を減額し、49億7,733万円とし、医業外収益を3億円増額し、9億2,651万6,000円に、特別利益を2億9,013万8,000円増額し、2億9,013万9,000円といたします。

 一方、病院事業費用につきましては、6億3,783万円を減額し、63億2,401万円といたします。内訳は、医業費用を6億1,180万7,000円減額し、60億9,815万6,000円といたします。また、医業外費用を2,602万3,000円減額し、2億2,015万4,000円といたします。

 次に、第4条ですけれども、資本的収入及び支出につきまして、当初予算の第4条の括弧書き中、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額の補填内容につきまして、当年度分の消費税及び地方消費税資本的収支調整額を67万3,000円から77万2,000円に増額をするとともに、過年度分の損益勘定留保資金8,722万4,000円及び当年度分の損益勘定留保資金1億771万2,000円を追加するものでございます。

 第5条は、当初予算の第8条に定めました、議会の議決を得なければ流用することができない職員給与費につきまして、3億2,140万5,000円を減額し、33億9,145万2,000円と補正するものでございます。

 第6条では、一般会計から補助を受ける他会計補助金につきまして、当初予算第9条で定めておりました6億6,669万8,000円に今回の補正によります繰入金3億円を増額いたしまして、9億6,669万8,000円とするものでございます。第7条では、当初予算の第10条に定めておりますたな卸資産購入限度額を9,645万6,000円減額し、3億9,215万2,000円とするものでございます。

 以上、まことに簡単ですが説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。



○議長(三宅利弘君) 続いて当初予算案に移ります。議案第25号について、総務部長森井君。



◎総務部長(森井弘一君) それでは、議案第25号平成29年度一般会計予算加西市一般会計予算当初の案の提案説明をさせていただきます。分厚い冊子の加西市を参照の3ページをごらんいただきます。分厚い予算書の3ページでございます。第1条では、歳入歳出予算の総額を192億円と定めております。これは前年度に比べて7億7,000万円の減額で、率にして3.9%の減となっております。第2条の債務負担行為と第3条の地方債につきましては後ほど説明をさせていただきます。第4条の一時借入金につきましては借り入れの最高限度額を50億円と定めております。

 次に8ページをお願いいたします。第2表の債務負担行為でありますが、農業振興地域整備計画策定業務委託は、農業振興を図るための総合的基本計画を見直すものであり、平成29年度から30年度にかけて行うため300万円を限度に債務負担をするものでございます。

 南部学校給食センター建設事業は、平成29年度に工事設計を行い、平成30年度から31年度に建設工事を行うために、その工事監理費について360万円を限度に債務を負担するものでございます。

 次に9ページをお願いいたします。第3表の地方債でありますが、庁舎等整備事業ほか15件、総額14億8,060万円につきましては、起債の方法、利率及び償還の方法について定めております。個別の事業につきましては、省略をさせていただきます。

 次に、歳入歳出予算の内容でございますが、この分厚い予算書では膨大なページ数になりますので、お手元の別途配付をさせていただいております資料によりまして説明をさせていただきます。表題の平成29年度予算概要という冊子を別途配付いたしておりますので、平成29年度予算概要をごらんいただきたいと思います。この予算概要の4ページをお願いをいたします。概要の4ページ、歳入予算の内訳ではございますが、主なものについて説明をさせていただきます。まず、第5款市税につきましては、66億7,840万円を見込んでおります。円高の影響等によりまして、企業収益の減少などから法人市民税が減るものの、新築家屋の増加等によりまして固定資産税がふえて、市税全体では前年度に比べて150万円の増加とほぼ前年度と同額を見込んでおります。税目別につきましては、5ページに記載をいたしております。

 もう一度4ページをお願いをいたします。15款利子割交付金から25款自動車取得税交付金まではいずれも県税として徴収された税のうち、一定の割合を県内の市町に交付されるものでございますので、県の平成29年度予算見込額をもとに計上いたしております。35款地方交付税につきましては、36億5,700万円、前年度に比べて1億4,500万円の減を見込んでおります。内訳としましては、普通交付税が人口減少等の影響から前年度に比べて1億3,900万円減の30億5,500万円、特別交付税は前年度並みの6億200万円を見込んでおります。

 45款分担金及び負担金2億2,881万1,000円につきましては、防衛施設周辺整備事業地元負担金の6,297万7,000円の増等によりまして、前年度に比べて4,690万9,000万円の増、率にして25.8%の増を見込んでおります。

 55款国庫支出金20億3,411万4,000円につきましては、自立支援給付等負担金6,621万1,000円の増、市民会館の耐震改修工事などによる防衛施設周辺整備事業補助金1億8,868万円の減等によりまして、前年度に比べて5,577万7,000円の減、率にして2.7%の減を見込んでおります。

 60款県支出金15億3,549万1,000円につきましては、団体営事業補助金9,347万5,000円の増、私立児童福祉費負担金2,459万8,000円の増等によりまして、前年度に比べて1億2,399万4,000円の増、率にして8.8%の増を見込んでおります。70款寄附金3億983万4,000円につきましては、ふるさと応援寄附金を3億円と見込んでおりまして、前年度に比べて8,442万6,000円の増、率にして37.5%の増を見込んでおります。

 75款繰入金11億5,566万円につきましては、財政調整基金の繰入を6億5,000万円、ふるさと応援基金の繰入を5億円と見込んでおりまして、前年度に比べて7,934万8,000円の増、率にして7.4%の増を見込んでおります。

 90款市債14億8,060万円につきましては、こども園の整備に係る児童福祉施設整備事業債が4億3,240万円の減、耐震改修工事に係る市民会館整備事業債2億7,210万円の減等によりまして、前年度に比べて7億9,850万円の減、率にして35%の減を見込んでおります。

 続いて、歳出ではございますが、6ページに掲載をいたしております款別内訳によりまして、増減額の主なものについて説明をさせていただきます。

 10款総務費4億7,045万1,000円の減につきましては、市民会館文化ホールの耐震改修工事の完了により、市民会館管理費5億7,832万3,000円の減、平成28年度に整備を進めております北条市街地の消防防災サイレン整備工事費の減等による災害対策費2,306万6,000円の減などが主なものでございます。

 15款民生費1億6,103万2,000円の減につきましては、介護保険特別会計繰出し金5,000万円の増、障害者福祉費1億7,464万7,000円の増、加西こども園の整備に係る工事請負費の減等による児童福祉施設費4億7,067万5,000円の減などが主なものでございます。

 20款衛生費3億5,008万3,000円の減につきましては、衛生センター改修整備工事費の減等によるし尿処理費2億9,008万8,000円の減、コミュニティプラント整備事業企業会計への繰出金1億5,863万5,000円の減などが主なものでございます。

 30款農林水産業費5,351万5,000円の増につきましては、農地集積協力金2,100万円の増、中富地区における補助整備事業の調査設計費6,200万円の増などが主なものでございます。

 35款商工費1億2,963万3,000円の減につきましては、中小企業事業資金融資預託金2,300万円の増、産業振興促進奨励金1億6,030万円の減などが主なものでございます。

 40款土木費1億3,500万4,000円の増につきましては、道路維持費5,526万2,000円の増、鶉野飛行場跡地周辺整備事業及び交流のまちづくり促進事業、また鶉野ミュージアム等整備連携事業を含めた都市再生整備事業8,832万円の増などが主なものでございます。

 45款消防費986万3,000円の減につきましたは、主に北はりま消防組合負担金2,139万7,000円の減によるものでございます。

 50款教育費1億1,724万円の増につきましては、特別支援学校のプール改修事業費7,100万円の増、富合小学校トイレ設置事業費1,100万円の増、南部学校給食センターの工事設計費と給食施設運営費1,121万9,000円の増などが主なものでございます。60款公債費4,088万円の減につきましては、健康福祉会館及び玉丘史跡公園に係る起債の償還が終了したことなどによるものでございます。

 65款諸支出金8,001万2,000円の増につきましては、主にふるさと応援基金費3億264万1,000円を基金に積み立てることによるものでございます。

 なお、8ページ以降に主な事業予算を、また15ページに普通建設事業の一覧を掲載をいたしておりますので後ほどお目通しいただきたいと思います。

 以上、まことに簡単ではございますが当初予算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(三宅利弘君) 次に、議案第26号から議案第28号までの3件を一括して、健康福祉部長山本君。



◎健康福祉部長(山本和孝君) それでは、私のほうから3つの特別会計の29年度予算についてご説明申し上げます。まず、議案第26号平成29年度加西市国民健康保険特別会計予算についてご説明申し上げます。この分厚い予算書の207ページ、それと先ほどの予算概要の8ページをあわせてお願いいたします。まず、予算書の第1条で予算総額を歳入歳出それぞれ62億1,100万円と定めており、前年度と比較しまして9,200万円の増、率にして1.5%の増となっております。

 次に予算書の208ページの歳入の主なものについてご説明申し上げます。予算概要の8ページをあわせてお願いいたします。まず、5款国民健康保険税は10億3,896万円を見込んでおり、被保険者の減少から前年度と比較して4.0%の減となっております。

 55款国庫支出金11億493万7,000円の主なものとしましては、療養給費等負担金及び調整交付金ですが、平成29年度は新たに30年度からの広域化に対応するシステム開発費補助金が2,499万1,000円含まれております。

 57款療養給付費交付金1億2,001万円は、社会保険診療報酬支払基金から受け入れる退職者医療に係る交付金であり、前年度と比較して39.2%の減を見込んでおります。

 58款前期高齢者交付金16億8,914万5,000円は、社会保険診療報酬支払基金から受け入れる保険者に占める65歳以上の前期高齢者の割合に係る交付金であり、前年度と比較して10.8%の増を見込んでおります。

 65款県支出金2億6,984万7,000円は、福祉医療助成を実施することに対しての国庫負担金等の減額分を補填する県補助金及び県調整交付金でございます。

 64款共同事業交付金14億6,787万1,000円は、高額医療費が発生した時に県内自治体の拠出金を財源に交付されるものでございますが、前年度と比較して1.9%の増を見込んでおります。

 75款繰入金5億1,472万8,000円は、従来より措置されております収入不足補填分の1億円を含めた一般会計繰入金、保険基盤安定繰入金、職員給与等繰入金、出産育児一時金繰入金、財政安定化支援事業繰入金の総額でございます。

 次に、歳出の主なものについてご説明いたします。5款総務費1億185万6,000円は、職員の人件費と総務管理費及び徴税費等でございます。

 10款保険給付費37億3,605万4,000円は、療養給付費、高額療養費、出産育児一時金及び葬祭費等でございまして、前年度と比較して0.1%の減を見込んでおります。12款後期高齢者支援金等5億8,174万1,000円は、後期高齢者の医療費に対する支援金であり、前年度と比較して0.8%の減を見込んでおります。

 18款介護給付費2億1,744万5,000円は、介護保険の2号被保険者の給付金であり、前年度と比較して1.3%の減を見込んでおります。

 20款共同事業拠出金14億6,787万1,000円は、歳入の64款共同事業交付金に係る拠出金で、当該交付金と同額で計上しております。

 25款保険事業費5,385万1,000円は、疾病予防のための保険事業は特定健診、特定保健指導等を実施するものであり、10.6%の増を見込んでおります。35款諸支出金4,388万6,000円は、療養給付費国庫負担金の償還金4,000万円を含む保険料過誤納納付金を計上しております。なお、217ページ以降に予算の詳細を掲載しておりますのでご参照いただきたいと思います。

 続きまして、議案第27号平成29年度加西市介護保険特別会計予算についてご説明申し上げます。予算書の241ページ、予算概要の9ページをお願いいたします。まず予算書第1条で予算総額を歳入歳出それぞれ47億9,400万円と定めており、前年度と比較して2億3,100万円の増、率にして5.1%の増となっております。

 続きまして、歳入の主なものについてご説明いたします。予算概要の9ページのほうをご参照ください。まず5款保険料は、8億8,889万2,000円を見込んでおり、65歳以上の第1号被保険者の増加から、前年度に比べて986万7,000円、1.1%の増を見込んでおります。

 55款国庫支出金10億9,085万9,000円は、介護給付費に対する負担分としての国庫負担金7億8,244万8,000円、同じく介護給付費に対する後期高齢者割合等を加味して交付される調整交付金及び地域支援事業交付金をあわせた国庫補助金3億841万1,000円の合計でございます。

 57款支払基金交付金12億6,927万7,000円は、介護給付費負担分及び地域支援事業に対する40歳から64歳までの第2号被保険者の負担分が交付されるものでございます。

 60款県支出金6億8,215万8,000円は、介護給付費に対する県負担金6億4,388万2,000円、地域支援事業に対する県補助金3,827万6,000円の合計額でございます。75款繰入金8億6,267万3,000円のうち、5項一般会計繰入金7億4,000万円は、介護給付費及び地域支援事業に係る一般会計負担分並びに介護認定事業及び人件費を含むその他事務費として一般会計から繰り入れるものでございます。また10項の基金繰入金1億2,267万3,000円は、保険料収入が介護給付費等の保険料負担分を下回ることによる不足分を介護給付費準備基金より繰り入れるものでございます。

 続きまして、歳出の主なものについてご説明いたします。5款総務費1億4,957万7,000円は、職員の人件費を含む一般管理費、介護認定事業費等であり、前年度と比較して2,725万4,000円、22.3%の増となっております。これは平成30年度の制度改正等に対応してシステムの改修を行う必要があるためその分を見込んでおります。10款保険給付費43億9,377万4,000円は、利用者数の伸び等を加味して対前年度比3.8%の増を見込んでいます。

 続きまして、25款地域支援事業費2億4,534万2,000円は、介護予防日常生活支援総合事業への移行に伴い、認知症施策の推進を初めとする介護予防生活支援に向けた施策の充実を図ることから、対前年度比4,430万6,000円、22.0%の増を見込んでおります。

 50款諸支出金95万1,000円は、保険料還付金でございます。

 90款の予備費435万6,000円については、保険給付費、市町村の特別給費を除く分ではございますが−−のおおむね0.1%を置くこととしております。なお、245ページ以降に予算の詳細を掲載しておりますのでまたご参照いただければと思いますのでよろしくお願いいたします。

 続きまして、議案第28号平成29年度加西市後期高齢者医療特別会計予算についてご説明申し上げます。予算書の273ページ、予算概要の9ページをあわせてお願いいたします。まず予算書第1条で予算総額を歳入歳出それぞれ5億8,700万円と定めており、前年度と比較して2,500万円、率にして4.4%の増となっております。歳入の主なものについてご説明申し上げます。5款後期高齢者医療保険料4億1,283万2,000円は、特別徴収保険料2億5,246万6,000円と普通徴収保険料1億6,036万6,000円の合計であります。加入者数の増等により、前年度と比較して6.4%の増と見込んでおります。

 続きまして、75款繰入金1億7,156万3,000円は、事務費繰入金の2,471万6,000円と保険基盤安定繰入金1億4,684万7,000円の合計を一般会計から繰り入れるものでございます。

 続きまして、歳出の主なものについてご説明申し上げます。5款総務費2,471万6,000円は、職員の人件費、総務管理費及び徴収費でございます。10款後期高齢者医療広域連合納付金5億4,619万円は、保険料として後期高齢者医療広域連合へ納付するもので、前年度と比較して2.0%の増と見込んでおります。

 90款予備費の1,504万4,000円につきましては、対前年度850.3%の増となっておりますが、これは平成29年度の保険料のうち、普通徴収における第9期の納付期限が3月末日ということになっておりまして、これが土曜日に当たる関係上、平成30年4月2日の月曜日が納付期限となります。そのことから、兵庫県後期高齢者医療広域連合へ負担金を収めるのが翌年度になることから事務の都合上として措置しているものでございます。なお、277ページ以降に予算の詳細を掲載しておりますのでよろしくお願いいたします。

 以上、3議案についてまことに簡単ですが説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。



○議長(三宅利弘君) ここで昼食のため暫時休憩をいたします。再開は13時15分といたします。

     12時00分 休憩

     13時15分 再開



○議長(三宅利弘君) それでは、休憩を解きまして議事を再開いたします。

 午前中に引き続き、各議案に対する提案説明を求めます。議案第29号、議案第31号及び議案第32号の3件を一括して、生活環境部長高井君。



◎生活環境部長(高井勝正君) それでは、議案第29号平成29年度加西市公園墓地整備事業特別会計についてご説明を申し上げます。予算書の最後になりますけれども、293ページから305ページ、予算概要書の10ページをお願いいたします。平成29年度の歳入、歳出の予算の総額をそれぞれ1,000万円と定めております。

 まず、予算書の302ページの歳入についてご説明を申し上げます。50款使用料及び手数料5項使用料の419万円につきましては、新規の公園墓地永代使用料といたしまして261万5,000円、また、公園墓地維持費といたしまして157万5,000円を見込んでおります。80款繰越金580万7,000円は、前年度からの繰越金でございます。

 続きまして、予算書の304ページの歳出についてご説明を申し上げます。まず、5款公園墓地整備費5項公園墓地整備費5目公園墓地整備費800万円につきまして、主な内容といたしましては、トイレ清掃やごみ収集、樹木の剪定などの公園墓地の維持管理にかかわる委託料として335万3,000円、工事請負費といたしまして128万6,000円を、予定をいたしております。この工事の内容につきましては、公園墓地内の雨水の解消を目的といたしまして、1区、3区、4区の通路に暗渠排水を設置しようとするものでございます。

 最後に、90款予備費90項予備費90目予備費につきましては、200万円を計上いたしております。

 次に、議案第31号平成29年度加西市水道事業会計予算についてご説明を申し上げます。別冊の加西市水道事業会計予算書の1ページをお願いいたします。まず、第2条業務の予定量でありますが、これまでの業務実績などに基づき、年間総配水量を493万3,200立法メートルと見込んでおります。また、主要な建設改良事業といたしまして、鴨谷配水池整備等に対する事業費として4億457万円を計上しようとするものでございます。

 次に、第3条収益的収入及び支出の予定額でございますけれども、業務予定量などから勘案いたしまして、収入を対前年度比9.7%減の11億5,928円に、支出を対前年度比で8.2%減の12億2,811万5,000円としております。収入、支出とも受託工事の減に伴う受託工事収益並びに工事請負費の減によるものでございます。

 次に、第4条資本的収入及び支出の予定額でありますけれども、収入は対前年度比で39.1%増の4億1,355万2,000円に、一方、2ページの支出は対前年度比18.4%増の4億9,465万8,000円としております。なお、収入増の主な要因は、企業債の増加によるものです。一方、支出額の主な要因は、工事請負費などの増加によるものでございます。また、収入が支出に対して不足する8,110万6,000円につきましては損益勘定留保資金などで補填をするものといたしております。

 次に、2ページ第5条から、債務負担行為から第10条のたな卸資産の購入限度額につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。なお、詳細につきましては3ページ以降の予算実施計画をご高覧いただきますようお願いいたします。

 続きまして、議案第32号平成29年度加西市下水道事業会計予算についてご説明をいたします。別冊の加西市水道事業会計予算書の1ページをお願いいたします。

 まず、第2条業務の予定量でございますけれども、これまでの業務実績などから年間総処理水量を448立法メートルと見込んでおります。また、主な建設改良事業といたしまして公共下水道事業などの整備に対する事業費7億8,848万1,000円を計上いたしております。

 次に、第3条収益的収入及び支出の予定額でありますけれども、業務の予定量などから勘案いたしまして、収入は対前年度比で4.1%減の21億7,129万円に、一方、支出は対前年度比で2%減の24億2,336万4,000円といたしております。収入は一般会計からの繰入金の減などにより減少したものでございます。また、支出は企業債残高の減による償還利息の減少などによるものでございます。

 次に、第4条資本的収入及び支出の予定額でございますけれども、収入は対前年度比0.5%増の15億3,651万6,000円に、一方、支出は対前年度比5.8%減の21億4,971万7,000円としております。なお、収入増の主な要因は、長寿命化対策事業等で企業債が増加することに伴うものであり、支出減の主な要因は、同事業による工事請負費は増額するものの、コミュニティプラント整備事業において一般会計支出金及び企業債償還金が減少となることによるものでございます。また、収入が支出に対して不足する6億1,290万1,000円につきましては、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金などで補填するものといたします。

 次に、2ページ第5条の企業債から第9条の他会計からの補助金につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。

 なお、詳細につきましては、3ページ以降の予算実施計画をご高覧いただきますようお願いいたします。

 以上、まことに簡単ではございますけれども、説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(三宅利弘君) 次に、議案第30号について地域振興部長河原君。



◎地域振興部長(河原浩申君) それでは、議案第30号平成29年度加西市農業共済事業会計予算についてご説明申し上げます。農業共済事業会計予算書の1ページ、予算概要の11ページをお願いいたします。

 第2条の事業の予定量でございますが、農作物共済の水稲では、引受戸数2,450戸、引受面積2,000ヘクタール、麦は37戸、250ヘクタールの引き受けを予定しております。家畜共済におきましては、乳用牛、肥育牛、その他肉用牛を合わせて1,730頭を予定しており、畑作物共済では、大豆1類、2類合計で21ヘクタールの引き受けを予定いたしております。

 次に、予算書の2ページをお願いいたします。園芸施設共済では、ガラス室及びプラスチックハウス55棟の引き受けを予定しております。

 次に、損害防止事業でございますが、水稲病害虫に対する防除や家畜検診等の実施により、被害、事故の未然防止に努めてまいります。

 次に、第3条の収益的収入及び支出の予定でございますが、農作物共済勘定以下、5つの勘定科目の総合計で1億883万4,000円を計上しております。第4条は、業務勘定における他会計からの一時借入金限度額を、第5条、第6条については、流用に関する事項を、第7条は、一般会計から業務勘定へ補助を受ける金額を定めるものでございます。

 なお、3ページ以降の諸表につきましては、ただいまご説明申し上げました内容の明細でございますので、またご高覧いただきますようお願い申し上げます。

 以上、まことに簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(三宅利弘君) 最後に、議案第33号について病院事務局長藤本君。



◎病院事務局長(藤本隆文君) それでは、議案第33号平成29年度加西市病院事業会計予算についてご説明を申し上げます。平成28年度につきましては、医師の減少等によりまして、医業収益が大幅に減少してしまいました。医師の確保については困難を極めておりますけれども、さまざまな手段を講じて医師の確保に努めてまいりたいというふうに考えております。加西病院は、真に地域のニーズに合致し、正しく医療を供給できる病院であるために、地域医療にかかわる大きな変化と医療制度の改革の波にうまく対処をして、市民のための病院としての価値を一層高めることができるよう病院の体制と職員の意識を深化させながら、鋭意取り組んでまいりたいと考えておりますので、議員各位並びに市民の皆様方のさらなるご理解とご支援をよろしくお願い申し上げる次第でございます。

 それでは、平成29年度の予算につきましてご説明を申し上げます。加西市病院事業会計予算書1ページ、それから予算概要の14ページをご参照願います。まず、第2条の業務の予定量でございますけれども、年間の患者延数を入院で7万6,650人、1日平均210人と見込みまして、外来では13万6,640人、1日平均560人と見込んでおります。また、医療機器の購入につきましては、前年度に比較をいたしまして、470万円減の1億3,530万円とし、施設整備事業費には前年度比1,500万増の8,500万円を予定しております。

 次に、第3条収益的収入及び支出についてでございますけれども、収入は患者の予定数をもとに、59億4,625万円といたしまして、内訳は医業収益を52億6,866万6,000円、医業外収益を6億7,758万3,000円と見込んでおりまして、前年度と比較をいたしますと、4億986万円の減となっております。支出につきましては、63億6,057万円を計上しておりまして、前年度と比較をいたしますと、6億127万円の減額となっております。内訳は、医業費用で61億3,037万円、医業外費用が2億2,264万円、特別損失で736万円、予備費で20万円となっております。

 次に、第4条の資本的収入及び支出でございますけれども、収入は前年度比4,540万6,000円減の3億9,689万8,000円としておりまして、内訳は、企業債で前年度比1,100万円増の2億2,000万円、出資金が前年度比5,640万6,000円減の1億7,689万6,000円となっております。

 予算書の2ページをごらんいただきたいと思います。支出は、前年度と比較をいたしまして1億314万9,000円減の5億3,486万3,000円としておりまして、内訳は建設改良費で前年度比1,030万円増の2億2,030万円、企業債償還金が前年度比1億1,344万9,000円減の3億1,220万3,000円。また、投資は前年度と同額を計上しております。

 次に、第5条の企業債でございますけれども、医療機器購入事業債の限度額を1億3,500万円、病院施設整備事業債の限度額を8,500万円としております。

 第6条では、一時借入金の限度額を定めております。

 第7条は、予算支払い経費の流用の範囲を定めております。

 第8条では、議会の議決を得なければ流用することのできない経費を定めるもので、職員給与費は前年度に比べまして2億5,652万9,000円減の34億5,632万8,000円としております。

 第9条は、一般会計からの補助金を定めたもので7億2,310万4,000円を計上しております。

 第10条は、薬品費、給食材料費等のたな卸資産の購入限度額を定めております。

 なお、予算書の3ページ以降につきましては、予算実施計画、予算説明書、キャッシュフロー計算書、給与費明細書及び各種財務諸表を記載しておりますので、ただいま説明をいたしました内容をもとに作成したものでございます。説明は省略をさせていただきます。

 以上、まことに簡単ですが、説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。



○議長(三宅利弘君) 以上で提案理由の説明が全部終わりました。



△植田通孝議員に対する議員辞職勧告決議案上程



○議長(三宅利弘君) ここでお諮りをいたします。先ほど、森元清蔵議員ほか5名より決議案第1号植田通孝議員に対する議員辞職勧告決議案が提出されました。

 お諮りをいたします。この際、決議案第1号を本日の日程に追加いたしまして、直ちに議題といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(三宅利弘君) 異議なしと認めます。

 よって、決議案第1号植田通孝議員に対する議員辞職勧告決議案を直ちに議題といたします。この際、地方自治法第117条の規定に従いまして、植田通孝議員の退席を求めます。

     (除斥者 退席)



○議長(三宅利弘君) 退席が終わりましたので、ここで決議案を配付いたします。事務局から配付をお願いします。

     (決議案 配付)



○議長(三宅利弘君) 配付漏れはございませんか。(なし)



△提案説明



○議長(三宅利弘君) それでは、これより提案理由の説明を求めます。12番森元清蔵君。



◆12番(森元清蔵君) =登壇=失礼をいたします。それでは、植田通孝議員に対する議員辞職勧告決議案を、案文を朗読しながら提案に代えさせていただきます。

 植田通孝議員に対する議員辞職勧告決議案。加西市議会は、平成26年10月3日の議員協議会において、議員の区長等への就任についての申し合わせ事項を全議員一致で決定した。この内容は、「市議会議員は全市的な見地から厳正公正な立場で市政を考え、議員活動に専念すべきであるため、区長(自治会長)、農会長に就任しないこと。ただし、この申し合わせを決定したときに区長、農会長である議員は、残任期間はこれを適用しない。」というものである。また、市民には平成26年11月の加西市議会だよりに内容を掲載して周知徹底し、平成27年の加西市議会議員選挙において選出された議員もこの申し合わせ事項を遵守してきた。

 ところが、平成29年になり、植田通孝議員は居住の自治会の初総会に参加せず、議員は区長を兼任できない旨を住民に十分説明し、理解を求める努力を怠り、区長に選任され、みずから決めたこの申し合わせ事項を守らずに区長に就任をした。この事態に対して、2月20日に議長から「申し合わせ事項を遵守され、即刻是正されるよう通告します。」との通告書が植田通孝議員に手渡されました。しかし、植田通孝議員はこの通告にも従わず、兼任状態を続けている。議員として全市的な見地から厳正公正な立場で市政を考えていくために市民に周知徹底を図ってきたこの申し合わせ事項を遵守しない植田通孝議員の行為は、加西市議会に対する市民の信頼を著しく失墜されるものである。さらに植田通孝議員の行為は、全ての加西市議会の申し合わせ事項を個々の議員の判断で無効にしてしまうことになり、断じて許すことはできない。よって、植田通孝議員はこの事態の重大さを真摯に受けとめ、速やかに市議会議員の職を辞するよう勧告する。

 以上の案文であります。この決議を出すに当たっては、加西市議会として議員の区長等への就任についての申し合わせ事項を決定してきました。この決定事項を守っていくために、議会の意思としてこの場で、こういう状態は存続していくべきでないということで、辞職勧告決議案を出すものであります。皆さんのご賛同をよろしくお願いして、提案説明といたします。



○議長(三宅利弘君) 提案理由の説明が終わりました。



△質疑



○議長(三宅利弘君) これより質疑を行います。ご質疑のある方ございませんか。7番松尾幸宏君。



◆7番(松尾幸宏君) 何点かお聞きしたいと思います。まず、今回の提出については提出者は森元議員になっているんですけれども、今メンバーを見ますと21政会の皆さん、賛成者になっておられます。なぜ今回森元議員がこの議案を提出されたのか、議会の運営委員長であられるんですけれども、その立場として出されたのか、一個人として出されたのか確認したいと思います。



○議長(三宅利弘君) 答弁を求めます。



◆12番(森元清蔵君) 出すに当たっては、賛同者を代表して一議員として、会派の中の一議員として提案をするものであります。



◆7番(松尾幸宏君) 議会運営委員長という立場から、議会運営をスムーズに運営されるのが森元議員の務めだと思うんですけども、その点は少し残念なんですけども。

 次に、そもそもこの申し合わせなんですけれども、法的にしてはだめなことをあえて申し合わせにすることはないと思うんですね。これ、法的根拠がないと思うんですけども、法的根拠のないことに対して、市民から選ばれた議員の職を辞する勧告をするというのはちょっと行き過ぎた行為じゃないかと思うんですけども、その辺いかがでしょうか。



○議長(三宅利弘君) 森元君。



◆12番(森元清蔵君) それは、松尾議員の本当に認識不足だと思います。議員全体でもって、この議員の区長等への就任については一致したものであります。議員と区長というのは立場が違ってて、議員は市民全体のために考えるべきであって、区長等はやはり住民の利益を優先にするという立場の中で、これは兼任はできない、すべきでないという立場で意思統一したはずであります。松尾議員もその中で賛同してこの決まりを決めたわけでありますから、そういう質問をされること自体が問題ではないかと思います。法的根拠じゃなくて、そういう状態をすべきでないということで決議をしたものであります。



○議長(三宅利弘君) 松尾議員。



◆7番(松尾幸宏君) この文章の中に、全員一致ということで決定したということ書いてあるんですけども、私自身は今もはっきりと覚えております。自分自身では、各町の事情もございます。そういうのを決めるのはいかがなものかということで発言させていただきました。結果的に多数決のような形で決定したように覚えております。法的にだめなこと、あと条例とかいろいろあるんですけども、森元議員は法律、また市の条例、ほかのもの、また申し合わせ、どれを一番優先するべきだと思われますか。



○議長(三宅利弘君) 森元君。



◆12番(森元清蔵君) 一般的な話ではなくて、これは申し合わせの問題だと思います。倫理条例からいきましても、加西市市議会議員及び市長等の政治倫理に関する条例等がありまして、第2条なんですが、議員及び市長等は、市民全体の代表者として市政にかかわる機能と責務を深く自覚するということとか。それから、第3条に政治倫理の基準のところでも、市民全体の代表者としてその名誉と品位を害するような一切の行為を慎み、その職務に関し不正の疑惑を持たれる恐れのある行為をしないことという形で、倫理条例でもって私たち議員のあるべき姿も決めているわけであります。日本国には法律に基づいて、憲法から法律、条例という形で決まりがあるわけでありますから、それはそれとして守っていかなければなりません。今回のこの議員の兼職の禁止のことについては、兼職禁止規定には今現在は該当してないと思いますが、そういう議員と区長という立場の矛盾というんですか、そういう中から、市民に疑惑を持たれるような行動をしないという倫理条例に基づいて、私たちは申し合わせ事項を決定したはずであります。

 以上です。



○議長(三宅利弘君) 松尾君。



◆7番(松尾幸宏君) 質問の答えにはなってないですけども、申し合わせ、条例、そして法律、どれが一番優先されますかということなんですけども、きょう確か森元議員と朝お話ししたときには、それは法律が一番やとおっしゃったんですけど、それでよろしいんですか。



○議長(三宅利弘君) 森元君。



◆12番(森元清蔵君) 憲法、法律に基づいた順番になっていると思います。



○議長(三宅利弘君) 松尾君。



◆7番(松尾幸宏君) それでは、何年前になるんですかね、森元議長がある学校への寄附金の問題で、不起訴になりましたけどもこれ明らかに公選法に違反している行為なんですよね。そのときに、森元議員は議長である立場をどう考えられたのか、他の議員が1万円のところを2万円寄附されてた。それは、まあ事実なんですけれども、ここで法律に違反された議員を辞職勧告されたことはなかったと思うんですね。議長としてはふさわしくないということで、私どもは議長の辞職勧告を提出させていただきました。そのときに、森元議員は確かに謝罪はされましたけども、みずから責任をとっておられません。なのに、申し合わせに違反した植田議員に対して辞職勧告をすると。一般市民が選挙によって選んだ議員を、自分たちが首を切ると。これ、明らかに自分には甘く、他人には厳しい。そういうふうにとれるんですけれども、いかがでしょうか。



○議長(三宅利弘君) 森元君。



◆12番(森元清蔵君) 私の過去のことについては、これは問題外ですので、ここでは発言しません。なぜ辞職勧告までするかということなんですが、これは私個人の考えではなくて、議会の総意として、区長に就任しないということを決定したわけであります。その決定した中身というのは、議員か区長かどちらかを選びなさいということなんです。辞職勧告が出たからやめるんではなくて、兼任をしないということを決めたということは、どちらかをとるということを決めたわけであります。誰に言われることなく自分でどちらか選びなさいと。それを守ってないのが今現状でして、誰も私たちが首切るとかいう問題ではありません。みずからが兼任をしないということを決めたわけですから、議員みずからがどちらかに決めるべき問題であります。それが、植田議員の場合は、今決断をされておりません。申し合わせを合意したということは、どちらか選ぶということを決意したわけであります。これは、本人が選ぶことなんであります。それを今選んでない中で、この守りを議会として守っていくためには、辞職勧告をせざるを得ない。そういう中で、今辞職勧告決議をしようとしているわけであります。



○議長(三宅利弘君) 松尾君。



◆7番(松尾幸宏君) 申し合わせの中に罰則規定があって、区長を受けた場合は議員を辞職しなければならないという文言があるんでしょうか。



○議長(三宅利弘君) 森元君。



◆12番(森元清蔵君) 本当に議員みずからも決定したことでありますから、その意思を本当に疑いたく思います。どちらかを選ぶということを決めたということは、その決断を本人がすべきことなんであります。辞職勧告せいとか、しないとか人が言うものではなくて、兼任をしないということを決めたということは、その本人がどちらかを選ぶべきであることであります。それがされてないということの問題であります。



○議長(三宅利弘君) 松尾君。



◆7番(松尾幸宏君) この申し合わせが決められた時期に森元議員の自治会では、ちょうど森元議員が農会長に選任される時期に当たるそうなんですけれども、それは別としまして、もし森元議員が町内で農会長なり、区長なりに選挙で当選された場合は、議員を辞職されるということでよろしいんでしょうか。



○議長(三宅利弘君) 森元君。



◆12番(森元清蔵君) そのことに関しましては、26年にこの決定をしました。それ以降、今ここに座っておられるそれぞれの議員もこの問題を、申し合わせ事項を守ろうとして努力をされてきました。私も努力しました。27年の選挙を迎えるに当たって、区長という立場が回ってくるという状況の中で、私は議員をしたいから区長はできませんとはっきり住民にお願いをして、何の役には立てないけども市の全体のために頑張りますという決意のもとに合意を得て、投票には皆さん本当に好意で、投票されませんでした。そういうそれぞれの議員が、この申し合わせを守ろうとして、村の人たちに一生懸命説得をして、理解をしてもらうために努力をして、27年の選挙をくぐってきたわけであります。そういう努力があってこそ、この決議が守られていくわけであります。今回、植田議員は総会にも参加しない、住民の方にも兼任はできないということを説得されておりません。こんな中で、住民はやっぱり議員の決意がそんなんですから、やってもらおうということで投票されたと思います。本人がやっぱりこの議員として兼任をしないということを決めたことを守る努力をすべき問題であります。これがなされてないことが問題であります。だから、それぞれの議員がこの申し合わせ事項を守ろうと努力していることを本当に感じてほしいと思います。



○議長(三宅利弘君) 今は質疑の時間であります。したがいまして、今討議のような状況になっておりますので、質問に対する答えだけでお願いします。



○議長(三宅利弘君) 松尾君。



◆7番(松尾幸宏君) 提案者に対して討議ができないということですので、今それに近い形をさせていただいているのも承知でお詫び申し上げます。

 最後にこの文言では、植田議員が自分が議員と区長を兼ねることができないという努力を町民の皆様に余りお伝えしなかったという表現がしてあるんですけども、それに対しては誤解を解くために私からも、一時は奥さんが区長を受けてもいいと言われたぐらい家庭内も紛糾し、また初総会には欠席されましたが、その後の臨時総会を当該町で開催されるという、非常に努力をされてることも申し加えまして、質疑を終わります。

 ありがとうございました。



○議長(三宅利弘君) ただいまの部分は、質疑という部分に入ってないと思うんですけども。森元議員、答弁されますか。よろしいですか。

 松尾議員の質疑はこれで終わります。他に質疑されます方はありますか。(なし)

 質疑もないようでございますので、これで質疑を終結いたします。

 ここでお諮りをいたします。ただいま上程中の決議案第1号につきましては、会議規則第37条第3項の規定に従いまして、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(三宅利弘君) 異議なしと認めます。

 よって、さよう決定いたしました。



△一身上の弁明



○議長(三宅利弘君) ここでお諮りをいたします。植田議員より一身上の弁明をいたしたい旨の申し出がございますので、その発言を許可することにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(三宅利弘君) 異議なしと認めます。

 よって、植田議員の弁明発言を許可することに決定いたしました。

     (除斥者 着席)



○議長(三宅利弘君) それでは、ここで植田議員の弁明発言を許可いたしますので、登壇の上、発言をどうぞ。



◆8番(植田通孝君) =登壇=それじゃ、短く弁明をさせていただきます。

 まずもってお詫び申し上げます。議会の申し合わせについて3カ月間にわたって固辞、説明に努めましたが、区民の理解を得られず、結果として申し合わせを破ってしまったことは、全くもって私の不徳のいたすところであり、心より深くお詫び申し上げます。

 私は現在、間近に迫っている節句祭りに屋台と龍王の舞を無事事故なく立派に奉納するため粛々と区長職にいそしんでいるところです。区内で争いを抱えていては区民の心が一つにまとまらず、屋台が差し上がらないからです。区を平穏に治めるには、区内に争いがあってはなりません。市を平穏に治めるのと同じです。市内142の区と町が平穏であれば、その市は平穏であるはずです。私はこれからも区の平穏と市の平穏のために、区長職と議員職を粛々と務めてまいる所存でありますので、大所高所に立ってご理解のほどよろしくお願い申し上げるところであります。

 以上です。



○議長(三宅利弘君) これで植田議員の弁明発言が終わりました。植田議員は、再度退席をしてください。

     (除斥者 退席)



△討論



○議長(三宅利弘君) 退席が終わりましたので、これより討論に移ります。ご意見のある方ございませんか。9番黒田秀一君。



◆9番(黒田秀一君) =登壇=失礼いたします。自民の風・誠真会の黒田秀一でございます。会派を代表しまして、植田議員に対する議員辞職勧告決議の反対の立場から討論いたします。

 本議案は、加西市議会において決めた申し合わせに反して区長に就任したという理由でありますが、このようなことになってしまいましたことは、会派を代表しましてお詫び申し上げます。ただ、議員協議会において植田議員からこれまでの自治会での経緯や、謝罪もされ、我々議員にも十分な説明をしてきております。また、住民自治の総会選挙において植田議員を区長にと望まれた小谷町の意思決定に対し、議会の申し合わせに反するからとして辞職勧告決議は大変行き過ぎた議案であります。選挙によって有権者からその機能と身分を付託された議員に対して、21政会に所属する議員が辞職を強要するということの重大性と、議員辞職勧告は軽々しく提出されるものではありません。申し合わせに反するとして区長職に選ばれた議員は、議員として適当か不適当かは、有権者、市民が選挙で判断すべきことであります。申し合わせに反するとして選挙された議員が、同じく選挙された議員についての適、不適を判断するものではありません。これまでの議員協議会では、たくさんの小谷町の皆さんが熱心に傍聴まで来られ、みずからの町の意思決定した植田議員に区長を任期いっぱい務めてほしいと考えておられます。過去の加西市議会においても、辞職勧告決議に至るまでは、議員の身分や名誉に深くかかわる大変重い議案であるから、専門的委員会を立ち上げ、慎重な議論がされてきました。また、決議案が成立したとしても法的根拠もなく、かえって議会の権威が損なわれることや、議員の人格を貶める名誉棄損にもなりかねない重大な行為であることを議案提出議員に申し上げます。現在、自治会長、農会長以外の市から補助金を受けている団体の長をされている議員もいらっしゃいますが、それについて何も問題がないのでしょうか。団体の長というなどの手紙や印刷物、事業発表の案内などは、選挙の事前運動をしているとの批判の声も市民からいただいております。また、いろいろな団体の長に居座って、補助金獲得や選挙の票取りに有利にしようとしているのではないかとの市民からの意見も頂戴しております。あくまで申し合わせ事項は、議員の中、いわば内輪だけでの決定事項であって、多くの自治会では加入者が減り、高齢等の理由により役員選出が困難で大変苦労しております。市議会議員が自治会長を兼務しても差し支えがないと考えます。兼職禁止のルールを見直していただくようにという強い要望をされたこともあります。今議会としてやるべきことはないか、今回の件や、市民の意見等を踏まえ、今後議員はどこまでの補助金交付団体の長を兼務することがよいのかどうか、まずは今後の申し合わせについて建設的な考え方をもって議会で議論すべきだと思います。

 最後に、植田議員が申し合わせに反したとして辞職勧告決議案として出すこと自体が異常な対応だということを最後に指摘して、反対討論を終わります。



○議長(三宅利弘君) 他にご意見のある方ございませんか。1番深田真史君。



◆1番(深田真史君) =登壇=ただいま議題となっております植田議員に対する議員辞職勧告決議案に対して反対の立場で討論します。

 市議会議員が区長に就任してはならないとする申し合わせ事項は認識しておりますが、一般論として申し上げれば、高齢化の進展や人口減少、人材不足など自治会を取り巻く諸事情によって、たとえ議員であっても区長にならざるを得ない状況は想定し得ることです。つまり、今回の植田議員のように、ご本人の意思にかかわらず申し合わせ事項に反する状況が生じることでもあります。また、植田議員はみずから区長に立候補したわけでもなく、みずから市議会議員が区長に就任できない旨周知に努めていたにもかかわらず、最終的に自治会の会員による選挙という手続により区長に選出されてしまい、さらには自治会の決まりにより区長を辞退することも認められず、ご本人がやむにやまれぬ状況に置かれていることを私は同じ議員として十分にしんしゃくすることも必要ではないかと考えます。決議案のように即議員をやめろというのはまさに疑問であることから、私は反対といたします。



○議長(三宅利弘君) 他にご意見のある方ございませんか。10番井上芳弘君。



◆10番(井上芳弘君) =登壇=失礼をいたします。日本共産党の井上芳弘でございます。私は、植田通孝議員に対する議員辞職勧告決議に対しまして反対の立場で討論を行います。

 ただ、我々議会が申し合わせた事項について、こういった事態に至ったことについては、私は植田通孝氏に対して抗議をいたしたいというふうに思います。その上で、この申し合わせについては、私は地方自治法の92条にある兼職あるいは兼業の禁止の項にかかわるものとして、申し合わせが行われたものだというふうに考えております。兼業の禁止については、請負であったり、一定の継続した期間の契約についてはやはり兼業禁止に当たるという項目がありますし、形式的には行政事務の委託という契約の内容がある以上、区長でありまた農会長の職については、そういった意味で会議をすべきであるということも大きく鑑みて、こういう申し合わせが行われたものだというふうに考えています。ただ全国的にも区長職や農会長職を兼務しているから議会がこれを兼業禁止に当たるとして、議員職を辞させるとそういったような事態はないものというふうに思っております。形式的には該当するけれども、実質的な判断は決してこういったことが行政の公平性にまで至る内容ではないということだというふうに思います。ただ契約の内容によっては、絶えずそういった事態に陥る可能性もあるという意味では、公平性ということを担保する意味でこういった申し合わせを行ったということも、全国的にも例があることですので、全議員が賛同して決まった以上は、私はやはり尊重をしていくべきものだというふうに思います。ただ議会基本条例であったり、政治倫理条例は議員みずからがそういった資質の向上であったり、政治倫理の感覚を高めていくということは当然していかなければならない課題ではありますけれども、同時に市民もあわせてこういった理解を深めていただくということも極めて重要であります。たとえば、議会基本条例の第3条には、議会の議決あるいは運営に当たっては、わかりやすく市民に説明をしていくという責任を議会は負っています。運営ということについては、第3条の5項で運営にかかわる条例や規則、申し合わせ事項、こういったものが継続的に市民も含めた議論をしていくことによって、改善をしていくといった規定もあります。そういう意味では、我々の申し合わせ事項も地域や市民の皆さんのしっかりした理解を前提に改善を図っていかなければならない部分も非常に大きなものがあると思います。私は、今回の申し合わせについても、議会で決めたからそれを守らなければ辞職勧告だということではなくて、このことを踏まえて絶えず地域や市民に対しても議会がこういった申し合わせをせざるを得なかったことをしっかりと説明をしていくことが極めて重要なのではないでしょうか。

 今回、複数の議員がこういった状況にあって申し合わせに応えて対応したということでしたら、それはそれでそれに応えた地域や市民の皆さん、また議員の方に、私はそういう努力をされたことはしっかりと評価すると同時に、まだそこに至らざる部分については、引き続き議会としても市民に説明をし、協力を求めていくという努力がまず何よりも重要なのではないかと思います。こういた事例、今の状況で辞職勧告をしてしまうということは、地域や市民に対しても議会が努力をするという方向を遮断してしまうということにもなりかねません。私は、こういった申し合わせは引き続き尊重していくべきだという立場から、さらに議会報告会であったり、意見交換会で市民に対しても理解を求めていく、そのことをしっかりやっていくことが何よりも重大だと、大切だと思います。そういう立場から、今回の決議には反対をするものであります。



○議長(三宅利弘君) 他にご意見のある方ございませんか。(なし)

 ご意見もないようでございますので、これで討論を終結いたします。



△採決



○議長(三宅利弘君) 先ほど討論がありましたが、討議はございませんか。(なし)

 討議もないようでございますので、これで議員間討議を終わります。



○議長(三宅利弘君) これより、採決を行います。

 お諮りをいたします。



◆15番(土本昌幸君) 議長、退席させてください。



○議長(三宅利弘君) はい、どうぞ。

     (土本議員 退席)



○議長(三宅利弘君) それでは再度。これより、採決を行います。

 お諮りをいたします。決議案第1号植田通孝議員に対する議員辞職勧告決議案については、可決することに賛成の方の挙手を求めます。

     (賛成者 挙手)



○議長(三宅利弘君) ありがとうございます。賛成6、反対5、以上のとおり賛成多数であります。

 よって、決議案第1号は可決することに決定いたしました。植田議員の着席を求めます。

     (除斥者 着席)

     (土本議員 着席)



△休会・散会



○議長(三宅利弘君) 以上で、本日予定いたしておりました日程が全部終わりました。

 お諮りをいたします。明28日から3月7日までは、議案熟読のため本会議を休会いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(三宅利弘君) 異議なしと認めます。

 よって、さよう決定いたしました。

 次の本会議は、3月8日午前10時より開会いたしまして、議案に対する質疑並びに市政全般にわたっての一般質問を行います。

 なお、発言通告につきましては、質疑、一般質問ともに、3月1日水曜日の午後3時までにお願いをいたします。

 本日は、これにて散会といたします。ご苦労さまでした。

     14時12分 散会