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兵庫県 加西市

平成24年 12月 定例会(第244回) 12月11日−02号




平成24年 12月 定例会(第244回) − 12月11日−02号









平成24年 12月 定例会(第244回)



       第244回(定例)加西市議会会議録(第2日)

                     平成24年12月11日(火)

                     午前10時開議

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          ▲議事日程

第1 議案第69号から議案第91号

   (質疑、委員会付託)

第2 一般質問

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          ▲本日の会議に付した事件

議案第69号から議案第91号(質疑、委員会付託)

一般質問

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          ▲会議に出席した議員(15名)

  1番      井上芳弘          2番      土本昌幸

  3番      別府 直          4番      深田真史

  5番      植田通孝          6番      中右憲利

  7番      長田謙一          8番      衣笠利則

  9番      松尾幸宏         10番      黒田秀一

 11番      織部 徹         12番      森元清蔵

 13番      三宅利弘         14番      高橋佐代子

 15番      森田博美

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          ▲会議に出席しなかった議員

  なし

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          ▲議事に関係した者の職氏名

 事務局長      三船敏博     議事係長      後藤光彦

 書記        村岡智之

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          ▲説明のため出席した者の職氏名

 市長        西村和平     副市長       大豊康臣

 教育長       永田岳巳     技監兼検査官    東一正典

 ふるさと創造部長  小川輝夫     財務部長      森井弘一

 総務部長      高橋晴彦     健康福祉部長兼福祉事務所長

                              前田政則

 地域振興部長    森井和喜     都市整備部長    木下義視

 生活環境部長    井上利八     会計管理者兼会計室長兼副検査官

                              大古瀬 隆

 教育次長      大西 司     市参事       立花 聡

 病院事務局長    西脇嘉彦     農業委員会事務局長 長浜秀郎



△開議



○議長(森田博美君) 皆さんおはようございます。定刻がまいりましたので、これより本日の会議を開きます。

 本日予定しております議事は、議員各位のお手元に配付をいたしております日程表のとおりであります。

 日程に入ります前に私からお願いを申し上げておきます。いまから行います質疑と一般質問では、延べで15名という多くの議員からの通告を受けております。効率的な議会運営の観点から、通告をされております議員各位におかれましては、重複する部分については、できるだけ避けたご質問をお願いしますとともに、執行者におかれましても要点に絞った的確な答弁をお願いしておきたいと思います。

 また、閉会中において市外から3件の陳情書の提出がありましたので、その写しを議員各位のお手元に配付をさせていただいております。ご参照いただきたいと思います。

 それでは直ちに日程に入ります。



△議案一括上程



○議長(森田博美君) 日程第1、議案第69号から議案第91号まで、23件を一括議題といたします。



△質疑



○議長(森田博美君) これより上程中の議案に対する質疑を行います。発言は、通告に基づきまして順次、議長から指名してまいります。まず最初に、7番長田謙一君を指名をいたします。



◆7番(長田謙一君) =登壇= 皆さんおはようございます。指名を受けました長田謙一でございます12月本来の寒さになり、体調管理には市民の方々、役職員の方々、体調に十分気をつけ、平成24年度の師走を乗り切っていただきたいと思います。

 それでは、発言通告に基づきまして、21政会会派を代表し、議案第74号加西市立幼稚園の設置及び管理に関する条例の一部改正する条例制定について質問いたします。

 まず、普通財産に所管がえすることについての理由についてであります。どのようなメリットがありますか、お尋ねして、この後の質疑は質問席よりさしていただきます。



○議長(森田博美君) それでは答弁を求めます。ふるさと創造部長小川君。



◎ふるさと創造部長(小川輝夫君) 下里幼稚園跡地の普通財産に所管がえすることについてでありますけども、休園中の下里幼稚園の敷地につきましては、旧教育研修所の跡地を含めて一体的に跡地計画をしているところでございます。

 この計画を進める内容の一つとして、地元の賛同と支援をもって善防保育所の移転ということがありましたので、跡地利用を検討する際、教育委員会を含む関係部局すべてに参集をかけて協議を行い、この協議においては跡地利用計画の方向性を定め、それぞれの部署において必要となる手続を進めているところでございます。

 教育財産であります下里幼稚園敷地を含めて、旧教育研修所跡地すべてを有効活用するため普通財産に所管がえするものでございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 再度、7番長田議員。



◆7番(長田謙一君) 丁寧な答弁ありがとうございます。それと、下里の地域の方々と恐らくご相談されたと思うんですけども、地域の方はどのように反応されておりますか。



○議長(森田博美君) ふるさと創造部長小川君。



◎ふるさと創造部長(小川輝夫君) 地元の方々との協議につきましては、個別に平成22年度ぐらいから行ってきたものでありますけども、正式には関係町であります西笠原町に説明をしに伺いましたのは、ことしの9月に行いました。西笠原町の役員会におきまして、跡地の形状、分譲住宅地、保育所、それから緑地公園等の計画説明、それからその計画の工程、また特別指定区域制度の新規居住者住宅などの説明を行いまして、質疑応答、意見交換を得て、大筋で了解を得ております。

 また、あわせて上野田町と東野田町も関係町でございますので、両町の区長様に同様の説明を行いました。それから、その後10月になりまして、下里地区区長会の場におきまして、概要の説明をして了解を得ているという状況でございます。

 今後、計画の進行とともに随時必要に応じて地元の皆様との協議や説明などを行いながら、実施してまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。長田議員。



◆7番(長田謙一君) ありがとうございます。スムーズな開発計画をできるようにお願いしたいと思います。

 続きまして、議案第78号の訴えの提起についてのご質問なんですが、まず初めになぜこのような高額な家賃滞納になった背景についてお聞きしたいんですけども、よろしくお願いします。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。都市整備部長木下君。



◎都市整備部長(木下義視君) それでは、なぜ高額な家賃滞納となった背景についての質問ですが、公営住宅制度は住宅に困窮する低所得者に対して低廉な家賃で賃貸しております。生活の安定と社会福祉の増進に寄与することを目的とするもので、所得がなくても安定と社会福祉の増進に寄与することを目的としております。

 所得が少なくても、入居基準さえクリアすれば入居が可能となります。どうしても滞納というものが発生してしまいます。しかしながら、家賃を公平に支払いいただくためには、あらゆる手段で回収をしております。来年度中には、少しでもお支払いの方法を容易にするためにコンビニ収納を開始する予定でございます。

 議員お尋ねのなぜ高額になったかとのご質問ですが、早い段階で金額を入金いただければいいのですけれども、やはり分納での入金となることが多くございます。少額を最も古い過年度調定に当て込むこととなりまして、退去されない限り現年家賃分が未納のまま増えていくということで、高額となってしまったものであります。

 いずれにいたしましても、早期の入金はもとより、完納に向けての相談を強化いたしまして、計画的な支払いを履行されることで高額にならないよう指導してまいりたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 長田議員。



◆7番(長田謙一君) 非常に高額な滞納家賃になっとんですけども、この家賃の1カ月の家賃、金額的なもんですけども、それと何年から家賃滞納になったのか、その辺をお尋ねします。



○議長(森田博美君) 都市整備部長木下君。



◎都市整備部長(木下義視君) 1カ月の家賃は1万1,700円でございます。滞納は、平成16年12月から平成24年9月までの約8年間の期間でございます。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 再度、長田議員。



◆7番(長田謙一君) やはり金額が少ない分、非常に高額になってきているということは、恐らくスパンが長いと思うんですけども、しっかりとした回収の体制をとっていただきたいなと思います。

 それと、次に行政側の滞納した家賃の回収体制ですか。この方だけ、当事者じゃなくて、全体的に回収体制をお聞きしたいんですけども。



○議長(森田博美君) 都市整備部長木下君。



◎都市整備部長(木下義視君) 家賃滞納の回収体制でございますけれども、滞納者につきましては毎月督促状を発送してまして、4カ月ごとに催告書を発送しております。職員による電話催告や訪問徴収、納付指導を実施しておるところでございます。しかしながら、生活困窮者が多く、思うように進んでいないのが現状であります。

 このことを踏まえまして、平成18年に加西市における債務管理に携わる関係部署が集まりまして、今後の債権管理のあり方についてともに考えることを目的といたしまして、滞納整理WG、いわゆるワーキンググループでございますけれども、設置いたしまして、平成20年10月より債権回収会社に徴収委託を実施いたしまして、収納率の向上を目指してまいりました。債権回収会社は弁護士法によりまして、徴収業務を制限されることから、期待するほど実績を残すことができなかったために、平成23年9月をもって再契約を打ち切っております。今後は、各収納業務担当課と連携を図りながら、回収体制の強化に努めていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 再度、長田議員。



◆7番(長田謙一君) 高額な滞納家賃なんですが、この高額というのに上限はあるのかないのか。例えば、上限が定めてあるんであればどの辺りで上限を切ってあるんですか、その辺もお聞きいたします。



○議長(森田博美君) 都市整備部長木下君。



◎都市整備部長(木下義視君) このたびの対象といたしました額につきましては、平成12年度の市長決裁によりまして、滞納額が50万以上、もしくは期間5年以上の滞納者を明け渡し対象とすると決めたもので実行してございます。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 長田議員。



◆7番(長田謙一君) 行政側もしっかりした対応をしていただいとると思うんですけども、もう少しこまめな回収の方法をとっていただきたいなと思います。

 続きまして、この当事者、恐らくこういうような滞納になっているという、家賃滞納になっているという観点から、税金とか、税金ですね、市税、それから上下水道の納付状況、答弁できる範囲でお願いいたします。



○議長(森田博美君) 都市整備部長木下君。



◎都市整備部長(木下義視君) その他の税金の納付状況につきましては、申しわけございませんけれども、個人情報等によりまして答弁をさし控えさしていただきたいと思います。ご理解を賜わりますようによろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 長田議員。



◆7番(長田謙一君) 個人情報ね、わかりました。

 続きまして連帯保証人、これ行政側はどのような考え方をしてはるのか、その辺もお聞きしたいなと思います。よろしくお願いします。



○議長(森田博美君) 都市整備部長木下君。



◎都市整備部長(木下義視君) 少し長くなりますけれども、連帯保証は保証人が主たる債務者と連携いたしまして、債務を負担するものをいいます。単純保証も連帯保証も保証人の責任の範囲については同じですけれども、単純保証の場合の保証人は債権者からの請求に対しまして、まず主たる債務者に請求せよという催告の抗弁権と主たる債務者の財産に執行せよという検索の抗弁権がありますが、連帯保証人の保証はいずれの抗弁権もありませんので、債務者が取り立てる場合には、直接に連帯保証人に請求できまして、債務名義を有していれば連帯保証人に強制執行ができます。

 そして、市営住宅の入居時には連帯保証人の提出をさせております。現状は、連帯保証人には入居者へ納付の口添えをお願いいたしまして、入金がなければ連帯保証人にもお支払いを願う旨の通知をしておるところでございます。このたびの訴訟となる判決が下れば、連帯保証人に対しましても顧問弁護士と相談の上、適切に対応してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 長田議員。



◆7番(長田謙一君) その連帯保証人と単純保証人の趣旨はわかるんですけども、そしたら連帯保証人からの回収という形ですね、回収金額、連帯保証人から回収するという検討はなされましたか。答弁よろしくお願いします。



○議長(森田博美君) 都市整備部長木下君。



◎都市整備部長(木下義視君) 連帯保証人につきましては、年2回請求しておりますけども入金はございません。また、連帯保証人への回収につきましては、責務を十分に説明しておりますけれども、今後回収に努めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 長田議員。



◆7番(長田謙一君) 私がこの何遍もくどいように言うんですけども、連帯保証人という形のものは借金をした人が何らかの理由で不履行した場合、あくまでも法律的にお金、つまり家賃を支払う義務を負う、これが連帯保証人なんですよ。だから、賃貸しの家に住む場合、大家さん、つまり行政側ですよね。その家賃を支払う義務を連帯保証人が負うとるわけですよ。だから、連帯保証人という欄に記名捺印した以上は、当事者と同様に、責任を負う認識を説明すべき説明責任の欠如であると私は考えます。十分注意していただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。

 続きまして、通念上1カ月滞納しますよね。そしたら督促という形はとられとると思うんですけども、連帯保証人にも督促されておりますか。よろしくお願いします。



○議長(森田博美君) 先ほど答弁があったと思いますが、確認のために都市整備部長木下君。



◎都市整備部長(木下義視君) 1カ月以上家賃滞納者につきましては、毎月督促、電話、訪問、4カ月ごとに催告をしております。連帯保証人につきましては、6カ月ごとの督促を行っております。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 長田議員。



◆7番(長田謙一君) 通常1カ月というんですか、1日でも遅れたら延滞になるんですよ。滞納ですよね。3カ月で通常内容証明で発送したりするんですけども、6カ月家賃滞納して明け渡すというような考え方は行政側はとるべきやなかったのかなと思うんですけど、その辺はどうですか。



○議長(森田博美君) 都市整備部長木下君。



◎都市整備部長(木下義視君) このたびの対象額は、滞納額50万以上もしくは5年以上の滞納を対象に執行しております。今後は、要綱等の設置を検討いたしまして、滞納額がならないように対応を考えてまいりたいと思っております。



○議長(森田博美君) 長田議員。



◆7番(長田謙一君) 市営住宅は家賃が低いため、低収入の方の推進ですよね、入居者の。そやけど慎重に入居者を選ぶのも一つの方法やと思うんです。

 次に、連帯保証人ですよね。連帯保証人は確実な人、つまり行政側ができるかできないか私もちょっとわからないんですが、個人信用照会にかけるぐらいな方法も検討してはいかがですかね。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。都市整備部長木下君。



◎都市整備部長(木下義視君) 議員ご指摘のとおりでございまして、今後の入居関係書類の中で、連帯保証人についての重み、また責任についての説明に重点を持たせることで、入居者と同じ債務を担うことから、先ほど申されました個人信用照会という方法も検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 長田議員。



◆7番(長田謙一君) 回収にはやはりスピード感を持って推進していただきたいなと思います。

 最後に、指定管理業者の指定について、まず議案第82号なんですが、市民会館、これ初めての指定業者だと思うんですが、最大のアピールポイントは何でしょうか。とにかく指定管理料が3年間で約1億4,800万、金額が非常に大きいので、このあたりをお聞きいたします。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 議案第82号の指定管理の関係の1番の最大のアピールポイントということで、特に市民会館についてのご質問でございました。金額的なこともさることながら、最大のアピールポイントということでございますが、この指定につきましては各選定委員が申請者の提案をいかように判断、あるいは評価されたのかということでの結果でございまして、事務局としての所管部署がそれを詳細に述べるということは難しいことがございますが、提案の中では事業者から文化ホールの指定管理者として全国展開をしていることがある、あるいは安定した組織運営体制を持っておると、また文化施設として必要なソフト、ハードのノウハウをあわせて持っていると。特に、本社の中に文化事業推進のための専門部署を持っているということもございました。また、それを受けての自主事業につきましても、継続事業に加えてバリエーションのあるような事業実施計画を提案をされております。

 特に、運用面では子育て支援に力を入れている加西市の行政の施策展開の方向性を理解されておりまして、地域ニーズを踏まえて把握をして、地域との連携を強化、重視していきたいということでございました。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 長田議員。



◆7番(長田謙一君) 続きまして、指定管理業者の審査方法なんですが、どのような審査方法になっておりますか。その辺をちょっとお聞きいたします。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 指定管理の選定に当たりましては、要綱に基づきまして6名の委員による指定管理者選定委員会を開催し、公の施設に係る指定管理の指定手続に関する条例がございますので、それに候補者の選定方法が記載をされております。一つとして、利用者の平等な利用の確保及びサービスの向上が図られるか、2番として事業計画の内容が施設の効用を最大限に発揮するとともに、管理経費の節減、縮減が図られるか。3番として、事業計画に沿った管理を安定して行う人員、資産、その他経営の規模及び能力を有しているかと、このような8項目の基準によりまして、各科目の配点に基づきまして総合的に審査を行いました。

 具体的には、各施設を公園のグループ、また体育施設とランドマーク、さらに市民会館の三つのグループに分けまして、それぞれ別個に選定委員会を設けまして、メンバーを個別に委嘱をいたしました。そしてグループごとに委員会を開催をいたしました。

 審査当日は、各申請者ごとに順番で個別に申請書類の説明及びプレゼンテーションを選定委員会として聞いていただいて、その後質疑応答を経て6名の各選定委員が申請者を個々に評価、採点をされて、最終的に6名の合計点を算出して、集計後に総合的な審査として、いずれも申請者の中で最高得点の申請者をもって候補者にするということの最終合議で確認をされたものでございます。

 また、玉丘史跡公園につきましては、審議資料にありますように、1社のみの応募となっております。今回の指定管理者の公募につきましては、業務内容や応募資格書類を公告によりまして一般に広く知らしめておりますので、参加意欲のあるものの参加機会は確保されておったというふうに思っておりまして、競争性は十分に確保されたというように考えておりますので、1社でございましたけれども、申請者について選定委員会による審査を行いまして、指定管理者の候補に決定をされたということでございます。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 再度、長田議員。



◆7番(長田謙一君) 最後の質問になるんですけども、指定管理業者を選定する選定委員さん、6名おられるということをお聞きしたんですけども、どのような方が選定委員さん、これ答弁できる範囲でいいんですが、ちょっとその辺をお尋ねいたします。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) この指定管理者の選定委員につきましては、これも要綱・規則がございますので、公の施設の指定管理者の選定を公平かつ適正に行うということで、指定管理者選定委員会を設置するということになっております。その委員につきましては、1.市の職員、2.学識経験を有する者、3.利用者を代表する者、4.市内に住所を有する者という内訳で、市長が委嘱をするということになっております。

 このたびの審査に当たりましては、募集施設を、1.古法華自然公園と玉丘史跡公園の公園グループ、2.体育施設、ランドマーク展望台、3.加西市民会館の三つに分けまして、それぞれの委員会ごとに大学の教授、あるいは公認会計士、税理士といった学識経験から2名、市民、利用者代表として連合PTAの役員、また連合婦人会の役員から2名、市の担当部局の部長級から2名ということで、合計で6名を委嘱をしたということでございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。長田議員。



◆7番(長田謙一君) 丁寧な答弁ありがとうございます。指定管理業者、新しい方もおられます。しっかり市民サービスに努めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 以上をもって質疑を終了さしていただきます。



○議長(森田博美君) 以上で、7番長田謙一君の質疑が終わりました。

 続いて、13番三宅利弘君を指名をいたします。



◆13番(三宅利弘君) それでは質疑をさせていただきますけれども、最初から一問一答という形でいきたいと思いますので、この質問席からさせていただきます。

 まず議案第73号でございます。加西市保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。この議案は、平成25年4月1日より九会幼児園を開設することに伴いまして、田原保育園を統合し、廃園するということでありますが、この問題につきましては随分私も前から議論をしてまいりました。私は3園統合はやむを得ないというところであると思っておりますが、しかしながら田原の保育所はできるだけやっぱり少し残していただきたい、こういった地元の声もあったようでございます。

 そういったところで、その田原の保育園、このたびすぱっと廃園にされるということでございますけれども、まず廃園にされる根本的な理由についてお尋ねをしたいというふうに思います。



○議長(森田博美君) それでは答弁を求めます。市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 ご指摘のありましたように、3園統合につきましては、児童数の減少が進む中、地元におきましては平成16年度から九会地区での幼保施設統合に関する議論が出てまいりました。このたび地域、そしてまた保護者の方、関係者の方々にご理解をいただきまして、施設統合議論が整うことになりました。田原保育所を廃園し、九会保育所、そして九会幼稚園を母体に九会幼児園へと統合するものでございまして、統廃合することで九会地区の幼児、保育、そしてまた幼児教育機能の充実を図ろうとするものとして、ご理解いただければと思っております。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 再度、三宅議員。



◆13番(三宅利弘君) それではわかりました。

 続いて、その廃園するに当たって地元への説明会、これは何回かされたというふうに思うんですけれども、その回数と内容についてお尋ねをしたいと思います。



○議長(森田博美君) 市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 本年度のタウンミーティング以降、田原保育所の保護者に対しては、7月7日田原保育園の七夕会の後に、第1回目の保護者説明会をさしていただいております。そして、その後保護者へのアンケートをとりまして、同じ月の28日にアンケートへの回答とあわせて2回目の説明会を九会幼稚園で開かしていただいております。また、9月議会の九会幼児園整備予算が可決された後に、9月28日には3回目の保護者説明会を田原保育所で開催しています。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 再度、三宅議員。



◆13番(三宅利弘君) 何回かこのアンケートもとりながら、地元説明会をされたというふうにいまお聞きしました。そういうことで、保護者の方々からの最初当初反対が少しあったというふうに聞いとるんですけども、その反対ですね、これをご理解を得られたのかどうか、この辺についてお尋ねしたいというふうに思います。



○議長(森田博美君) 市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 ご指摘のありましたように、当初保護者の方からは反対の意見もありました。しかしながら、説明会を重ねるたびに幼児園の理解、利点とかをいただいておりまして、既に田原保育所の保護者の方からは、次回幼児園の方にへの入園を申し込みをいただくなどしておりますので、十二分に理解していただいたのではないかというふうに思っております。

 また、田原保育所の保護者の方からは、自然豊かで地域ぐるみの保育活動ができる田原保育園の魅力、特色を生かし、新しい幼児園になっても引き継いでほしいという意見が多数ありました。保護者の思いをしっかりと九会幼児園のカリキュラムに反映しましていきたいと考えております。

 また、区長会につきましても九会校区の代表区長や田原区長さんにその都度状況報告を行いながら、ご協力、ご理解をいただいているところでございますので、ご理解いただけましたらと思います。



○議長(森田博美君) 三宅議員。



◆13番(三宅利弘君) よくわかりました。

 それでは、最後にこの跡地利用についてお尋ねしたいというふうに思うんですけども、いま園舎は市の持ち物、当然管理という形になっております。また、土地については個人の土地と町の土地が重複しとるんですけども、これら地元との協議、跡地利用についてはどのようにされるのかお尋ねをしたいと思います。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 現在の田原保育所の建物の底地につきましては、ご指摘のありましたように民地でございまして、現在をお借りしているところであります。廃園後の建物の利用につきましてですけども、地元や地権者の方々と相談しながら利用を考えていく予定でございます。建物を解体して更地に戻すのか、またそのまま園舎を地域で活用していただくかは、地域の方々のご意見を拝聴しながら、そしてこれからの協議の中で決めていきたいというふうに考えております。



○議長(森田博美君) 三宅議員。



◆13番(三宅利弘君) はい、わかりました。

 それでは、次に議案第75号に行きたいと思います。加西市幼児園事業実施に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。まず、この3園を統合すれば、現在園児数は120名程度というふうに聞いております。未満児から5歳児までの子どもたちが共存をするわけでございますけれども、現在の園舎は東に幼稚園、そして道を挟みまして西側に保育園、九会保育園ですね、ということでほぼ同じ場所にありますけれども、これを両方で活用されるという今回そういう設定ですね。そこで、お尋ねしたいんですけども、このまず園児の配置ですね、これはどのようにされるのかお尋ねをしたいと思います。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 まず、園舎の児童配置についてでございますけども、幼稚園側に4歳児、そして5歳児、また保育所側にゼロ歳から3歳児までを配置したいというふうに考えております。そして、職員室と調理室は保育所の現在の位置に設置し、遊戯室は両方の遊戯室をそのまま二つとも利用していきたいというふうに考えております。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 再度、三宅議員。



◆13番(三宅利弘君) それでは、次にその園舎とその駐車場、それから送迎時の通行についてお尋ねしたいというふうに思うんですけども、いま現在それぞれ幼稚園、保育園ですね、分れてそれぞれ送迎をされております。道を挟んでおりますので、今度園舎が一体化になるという形の中で、どのような送迎時の通行をどのようにされていくのか、このことについてお尋ねしたいというふうに思います。



○議長(森田博美君) 市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 園児の送迎につきましては、二つの園を挟む道路の両側に駐車スペースと入り口を設けることで、真ん中の道路から両方の園に出入りできるようにしていきたいというふうに考えておりますし、現在の保育所側の現在使っている入口につきましては、それは閉めまして送迎時に発生する小学校登下校時の混乱を回避していくことで、安全性を高めていきたいというふうに考えております。

 また、送迎に使われる道路については、これまでどおりに一方通行という形でお願いしたいというふうに考えておりますが、その地域の方にもあわせてお願いをしていきたいというふうに考えておりますし、またその車両通行制限の看板の設置による協力、呼びかけとか、また協力依頼のビラの配布などを周知を図っていこうというふうに考えております。

 また、園の先生に相談される場合なんかがありまして、長時間駐車が可能なスペースを幼稚園の園舎の北側に設けさしていただくことで、送迎時の混雑緩和を少しでも図っていきたいというふうに考えております。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 三宅議員。



◆13番(三宅利弘君) わかりました。次に、その幼児園としての小学校とのかかわりについてお尋ねしたいと思うんですけども、いまは幼稚園とそれから小学校とのその連携はとれとるんですけども、幼児園となりますと四、五歳児が幼稚園教育を受けるという、そういう状況になるわけですけども、小学校とのかかわり、これは非常に大事だと思うんですけども、どのようにされるのかお尋ねしたいと思います。



○議長(森田博美君) 市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 幼児園と小学校の交流におきましては、特に5歳児に重点を置いて、運動会などの行事への参加についても、5歳児を中心にカリキュラムを組み立てております。また、地域に応じて構成を検討して進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくご理解いただきますようお願いいたします。



○議長(森田博美君) 三宅議員。



◆13番(三宅利弘君) はい、わかりました。

 次に、その緊急一時保育事業についてということでお尋ねをしたいと思います。まず、この説明では短時間保育部での平日の保育時間ですね、2時から6時まで、これが対象になっているということでございますけれども、この長時間保育部では保育時間を4時までということになっておりますね。それ以降6時までのこの2時間、これについてはどのような対応になるんでしょうか。



○議長(森田博美君) 市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 長時間部の方につきましては、延長という形で18時までお預かりするということも可能でございます。



○議長(森田博美君) 三宅議員。



◆13番(三宅利弘君) わかりました。それでは、この緊急一時保育ですね、これを利用したい人、これはどのような手続をとっていけばいいのかということなんですけど、その辺をお尋ねしたいと思います。



○議長(森田博美君) 市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 保護者の方が急に病気とか入院などの理由で、緊急に一時的に保育ができない場合ですね、その場合におきましては事前に園長に連絡いただくことになるわけでございますが、それは電話等々で速やかに受け入れが可能な体制を整えておりますので、緊急時に安心してお子さまを預けていただくことができる子育てサービスというふうに私どもは考えております。

 来年度より市内のすべての幼児園で実施していきたいというふうに考えております。



○議長(森田博美君) 三宅議員。



◆13番(三宅利弘君) 再度確認いたしますが、当日の朝、お願いしますというふうなことを言っても可能なんでしょうか。



○議長(森田博美君) 市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 それにつきましては、緊急時でございますので、電話等々で当日になろうが対応をしていきたいというふうに考えております。



○議長(森田博美君) 三宅議員。



◆13番(三宅利弘君) わかりました。よろしくお願いをしたいと思います。

 それでは、次に議案第85号指定管理者の指定についてということで、玉丘史跡公園の部分でございます。まず、先ほど長田議員の方からも質問があったわけですけども、この指定管理者ですね、これにつきましては、まず公募型のプロポーザル方式という形の中で公募されて、そして審査をされているという状況ですね。この総合評価方式の中で、この事業者を決めておるんですけども、この玉丘史跡公園のこの公募数ですね、これは審査結果から見ますと公募されたのが1社のみというふうに思うんですけども、その辺のまず確認からお願いしたいと思います。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) お尋ねのとおりでございまして、1社のみの応募となっております。



○議長(森田博美君) 三宅議員。



◆13番(三宅利弘君) そうですね、先ほどの答弁では、1社でも競争性は保っているという、そういう答弁でございましたですけども、これ競争する相手、あるいは比較する相手がないわけですけども、それでもいいわけですか。お尋ねします。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 先ほど答弁申し上げましたように、結果としては1社のみということで申請がございましたけれども、そのまず1社のみの場合に本審査といいますか、審査に移行するのかどうかということもございますし、また次の段階で1社を審査した結果、それが妥当、適切かどうかということの2段階のチェックが本来はすべきだと思っております。

 最初のその第一義的な審査ということで、1社のみの場合にはどう対応するのかということでございますが、今回の指定管理者の公募に当たりまして、複数の応募者の中から候補者を選定していくというのがこの指定管理者のそもそも想定をされているような制度運用のあり方というふうに思っておりますけども、結果としては1社であったということでございます。しかし、この手続の過程におきまして、一般、ほかの施設も含めまして、一般公募のスケジュールとか、それから手続を公正・公平に一般公募したということでございますので、結果としては1社でありましたけれども、それを本審査ということで移行したということでございます。

 また、第2段階のチェックといいますか、申請者について指定管理者としてふさわしいかどうかということの判断でございますけれども、これにつきましても要綱に基づきまして選定委員会の判断に委ねるということでございますので、その選定委員会で公正・公平に判断されて、適切妥当ということの結論を得て、市としてはその結果を尊重して、議会の審議に委ねておるということでございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 三宅議員。



◆13番(三宅利弘君) 1社でも、当然その手続を踏まえて審査をすると。それで、この審査結果を見てみますと、それぞれ項目がありまして、そして配点があります。この採点結果が出とるんですけれども、その基準というんですね、1社のみですからもう当然競争相手がないわけですし、その方を審査するわけですけども、ある程度のやっぱり基準というものが設けられるというふうに思うんですけども、その辺はどうなんでしょうかね。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) この玉丘史跡公園につきましては、資料で出さしていただいておりますけども、600点満点で454.6点であったということでございます。この内訳につきましても、募集要項にあらかじめのその基準を公表しておりまして、1として施設の設置目的の達成、あるいは2番として市民の平等利用の確保と市民サービスの向上、それから3として施設の効用の最大化と管理経費の縮減、それから4として施設の維持管理、5として施設の管理運営する組織体制、6として自主事業、7として提案金額について、8その他というようなことで、その大枠の基準を選定委員会によりまして、選定委員会で審議いただいております。

 玉丘史跡公園のように、1社のみの応募の場合に、この審査基準をどのような観点で審議をして判断するかということにつきましては、特に合否の基準ということでございますので、ということにつきましては、募集要項では選定委員会の審査結果の得点においてのいわゆる最低合格ラインというようなものは示しておりません。いま申しました基準は示しておりますけども、最低合格ラインの得点基準は示しておりません。

 また、1社申請の場合についての絶対評価としての厳格な得点基準というものも明示はいたしておりませんけども、この申請者の実績、あるいは申請者の事業の概要等も合わせまして、選定委員会におかれまして総合的に判断をされたものと判断をしておりまして、市としてはその審議結果を踏まえて、指定管理者候補に決定をしたということでございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 三宅議員。



◆13番(三宅利弘君) はい、わかりました。

 それでは、次の議案にいきたいと思います。まず、86号であります。この指定管理者の指定についてということで、加西市健康福祉会館の部分でございますけれども、今回健康福祉会館の指定管理につきましては、新聞報道でもされておりましたけども、直営に戻すという、そういう観点の中で進められてきたというふうに我々理解しとったんですけども、今回6カ月間の指定管理を行うということになっております。まず、そのなぜ6カ月間だけこの指定管理をさせるのか、その辺についてお尋ねをしたいと思います。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。健康福祉部長前田君。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(前田政則君) 健康福祉会館につきましては、健康課と健康増進センターの機能を移転いたしまして、平成25年10月から業務を開始する予定にしておりますことから、それ以降の会館管理について市の直営とすることとしております。したがいまして、会館の改修と移転が終了するまでの期間、すなわち平成25年4月から9月までの期間につきまして、指定管理を実施しようとするものでございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 三宅議員。



◆13番(三宅利弘君) その点につきましては、また委員会でもまた突っ込んでいきたいと思いますけども、一応わかりました。

 それで、この健康課が今度移動するということでございますけども、市民に対するそういった影響ですね。それから、窓口業務とかそういった部分ですね、そういった部分がスムーズに移行できるのか、その辺についてお尋ねしたいというふうに思うんですけども。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。健康福祉部長前田君。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(前田政則君) スムーズな移行につきましては、10月からということで、その間、社会福祉協議会とも入念に引き継ぎを行いまして、利用者に迷惑がかからないようなスムーズな移行に向けて協議してまいりたいというふうに考えております。



○議長(森田博美君) 三宅議員。



◆13番(三宅利弘君) それと、今回6カ月間の委託料ですね、2,632万3,000円、これだけでということなんですけども、これは当然人件費も含まれているというふうに思います。そこで、社協さんの方では当然その指定管理を受けることによって、人材を確保して雇用していかなければならないというふうにも思います。ですから、この6カ月間が済みますと、その雇用は果たしてどうなるのかなという、そういう心配を危惧するんですけれども、そういった部分で市としては知らないではいかんと思うんですけど、そういった配慮ですね、そういったことは考えておられるのかどうかお尋ねをしたいと思います。



○議長(森田博美君) 健康福祉部長前田君。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(前田政則君) 現在、社会福祉協議会では会館の管理運営に4名の人員体制で当たられておりまして、そのうち館長と係長につきましては、社会福祉協議会の業務と兼務でやられております。あと、嘱託職員1名と臨時職員1名、こういった形で運営されておりまして、当然館長と係長につきましては本来の社会福祉業務に専念をしていただくと。嘱託職員につきましては、地域福祉活動の業務に携わって、そういった社協活動の充実を図るというふうに聞いております。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。



◆13番(三宅利弘君) わかりました。以上で質疑を終わります。



○議長(森田博美君) 以上で、13番三宅利弘君の質疑が終わりました。

 続いて、10番黒田秀一君を指名をいたします。



◆10番(黒田秀一君) この場で一問一答で始めたいと思います。まず、清風会、誠真会を代表いたしまして、ただいまより質疑をさしていただきます。

 議案第79号宇仁小学校地震改築工事請負契約の締結についてでございます。まず1点目ですけども、この工事の総額4億8,000万余りの工事の加西市の持ち出し金額をお尋ねいたします。



○議長(森田博美君) それでは、答弁を求めます。教育長永田君、登壇してどうぞ。



◎教育長(永田岳巳君) =登壇= それでは、お尋ねの加西市の持ち出しについてということでございます。契約金額4億8,772万5,000円のうち、市の単独費は4,372万5,000円となっております。

 以上です。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 再度、黒田議員。



◆10番(黒田秀一君) では、いまの補助の対象の中に、前の説明でこの宇仁小学校も材木の木材ですね、大分取り入れるようなことの説明がありましたけども、どの程度なのか、またその木材を使った場合は補助の対象になるのか、また対象になるのならばいくらほどの金額になるのかお尋ねします。



○議長(森田博美君) 教育長永田君。



◎教育長(永田岳巳君) 木材の利用についてということでございますけども、廊下、教室の腰壁にヒノキ板張り及び合板パネルを利用いたします。それから、廊下、教室の床はフローリング、天井は杉板を使用するということで、その木仕上げの分については全て補助対象ということになります。ただし、そのいわゆるヒノキ板、それから合板パネル、フローリング等、床についてはその面積の64%分、それから天井については面積の76%分が補助というふうになっております。

 以上です。



○議長(森田博美君) 黒田議員。



◆10番(黒田秀一君) もう一度お尋ねします。フローリングと普通の材木との違いですけどね、本当の材木を使われるのか、本当のいま北条中学校も床はフローリングやと思うんですけども、大分違うんですか。



○議長(森田博美君) 教育長永田君。



◎教育長(永田岳巳君) いまその北条中学校に使っているのと同じになると思います。



○議長(森田博美君) 黒田議員。



◆10番(黒田秀一君) そしたら続きまして、この宇仁小学校は共同企業体で入札されておりますけども、共同企業体で入札するという金額ですね。仮に何億以上が共同企業体とかいう、ありましたら、ちょっとお聞きします。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) この宇仁小学校の地震改築工事につきましては、その工事の入札に当たりまして、地元の企業との育成をどのように図るのかということを協議をしてまいりました。結果として、1.市内に本社及び営業所を有する者を一般競争入札の対象者とすると。それから、2番、地元企業と共同体を組むことを一般競争入札の参加資格とすると。あるいは、地元業者として地元企業を使用するように、文書等で確約することを一般競争入札の条件とすると、このような方針ではしておりますけども、今回の入札参加要件におきまして、いわゆる一定の基準によりまして、大きな工事でございましたので、国の経営事項審査結果の総合評定値の一定点以上の参加業者の想定をされましたけども、それにつきましては加西市内の業者及び準市内業者は1社しかおりませんでしたので、単体でその地元市内の業者を育成するということにつきましては、競争性が確保できないということでございました。よって、地元企業の育成策として、地元企業といわゆる共同企業体を結成することを条件として、一般競争入札を行うということに決定したわけでございます。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 再度、黒田議員。



◆10番(黒田秀一君) いまも経営事項審査の総合評価点の答弁がありましたけども、ここも私質疑に入れてますけども、先にそこをお聞きしますけども、告示の126号の中のそのいまの言われました代表者が930点、それと構成員の地元の方が710点以上とありますけども、このちょっともう一度点数の説明をお願いします。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 今回のこの宇仁小学校の工事につきましては、入札参加要件ということで告示をしております。その中では、入札参加要件としましてこの工事の場合の金額的なこともございますので、単体企業として受注するには、通常900、経営事項審査結果の総合評定値の930点というものが、それ以上というものが求められております。

 この基準を満たす市内企業及び準市内企業は、いま申しましたように1社しかそれぞれ市内にはいないということで、それに限定した競争入札では競争性が確保できないということでございました。よって、地元企業の育成策として共同企業体ということになったわけでございます。

 共同企業体の結成に当たりまして、代表者は単体でも工事施工が可能なランクの業者を選定する必要があるということでございますので、宇仁小学校の地震改築工事の工事価格に対応した業者ランキング、またそれにつきましては経営事項審査結果の総合評定値の930点ということになります。この930点以上を確保する資格とする兵庫県内の業者ということで選定をいたしました。

 また、構成員につきましては、国土交通省の共同企業体運用基準の中で、出資比率が最小30%以上という規定がございますので、この発注金額の30%相当の額に対する業者ランキングということで、経営事項審査結果の総合評定値の710点という数字が出てまいりますので、これ以上としたということでございます。ということで、この930点及び710点というのは、こういうことから出てきたということでございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 黒田議員。



◆10番(黒田秀一君) ありがとうございます。ちょっとまたお尋ねしますけども、社会貢献加点制度というのがあるんですけども、これを取り組まれていますか、この入札には、お尋ねいたします。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) いま申しました点数につきましては、原則的な点数でございます。これに加えまして、加西市におきましてはこの4月から、この4月以降の入札改革の中で運用としては7月からでございますけども、入札制度改革の一環として地元企業の育成にプラスして、いわゆる入札加点制度というものを運用しております。これは、加西市におきまして社会貢献をする業者の入札機会を増やすということで、一つのインセンティブとして用いるということでございます。

 このいま申しました企業の評定値710点以上ということではございますけども、この基準の一つ下のランク、すなわち経営事項審査結果の総合評定値の709点から510点のものであっても、入札加点を30点以上持っておるという業者につきましては、今回のこの対象として加えたということでございます。

 この社会貢献につきましては、いわゆる環境関係ですね、ISOとかエコアクションとかいうことの観点、あるいは加西市の行政の施策として努力いただいているということで、例えば加西市と災害防止協定を結んでおるとか、あるいは水道等の緊急指定業者であるとかいう観点、あるいはその消防団等の従業員において加入者がおられるとかいうことも含めて、社会的な貢献度を数値化して業者としてインセンティブを与えているということでございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 黒田議員。



◆10番(黒田秀一君) そのいまの中身ですけども、そのISOなり災害なり消防にあった、それをちょっと点数の内訳なんかわかるんですか。30点の内訳ね、要するにこの。このうちのどれが何をもって30点とか、そういうのは大体わかりますか。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 点数の詳細につきましては、後日お答えさせていただきたいと思います。



○議長(森田博美君) 再度、黒田議員。



◆10番(黒田秀一君) では、続きまして議案81号から87号までの指定管理者についてお尋ねいたしますけども、1点目は指定管理者決定までの経緯ですけども、その公募までの決定までのスケジュールをちょっとご答弁をお願いします。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 81から87号のうちのまず指定管理者決定までの経緯ということでございました。このスケジュールにつきましては、8月1日発行の広報かさいによりまして、公募の告知を行いました。その後、8月20日から加西市のホームページに一般公募ということで、その要項を掲載をしております。

 それと同時に、いま全国自治体の指定管理者募集の総合サイトというものがございますので、そこにも情報がピックアップされたということで、周知に努めてまいりました。その後質問の受け付け及び回答、それから8月下旬には現地説明会ということでそれぞれの施設におきまして説明会を行いました。

 また、9月3日から9月28日までの間をこの指定管理者の指定申請書の受付期間ということで、9月28日に締め切ったということでございます。

 それから、申請書を受理した応募者を対象に、いま先ほど申しましたけども、募集施設を三つの施設ごとに分けまして、10月22日、それから10月31日、それから11月3日にそれぞれのグループごとに選定委員会を開きまして、その候補者が選定をされました。このため、議会にはこういう格好で選定された候補者を議案として審議をお願いしとるということでございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 再度、黒田議員。



◆10番(黒田秀一君) 続いて、その企業の中で辞退された企業があると思うんですけども、それについてお尋ねいたします。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 今回のこの議案につきましては、選定された業者さんということでありますけども、この辞退の業者につきましては今回のこの指定管理の応募、募集を行った中で、加西市の都市公園につきまして、申請者からの辞退があったということで、指定管理者候補としての決定に至らなかったということでございまして、議案提案は見送っております。

 そこで、現在のところ再度一般公募ということで手続中でございます。



○議長(森田博美君) 再度、黒田議員。



◆10番(黒田秀一君) ありがとうございます。では、続いて指定管理者選定委員会についてお尋ねしますけども、重複はできるだけ避けますけども、もし重複があったらまた言っていただけますか。

 その選定委員会を行われました日数と、審議時間、そういうのをちょっとわかりましたらお願いします。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 日数につきましては、いま申しましたように全て今回募集の選定ということでありましたので、施設ごとにそれぞれ三つの、それぞれ別々に1日をかけましたので、三つの委員会で3日を用いております。それぞれの施設ごとに、ジャンルごとに1日ということで選定をしております。

 それで、その1日のうちでの審議時間ということでございますけども、申請者を平等、公平に扱うということで、申請者のプレゼンテーション、説明ですね、それを15分をめどにされて、それに対する質疑応答ということで、また15分をめどにされて、若干やりとりがございましたけども、その1社当たり約30分プラスアルファということで対応しております。

 この委員会につきましては、施設が3社4社ということからの応募ということもございましたし、1社のみということもございましたけども、例えば市民会館ですと午前10時ごろから夕方までということで、ほぼ1日をかけて対応しているということでございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 黒田議員。



◆10番(黒田秀一君) いまこれは1年のあれやったかね、もう一度お尋ねします。1年で3日ですか。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) すみません、質問の趣旨はどういうことでしょうか。



○議長(森田博美君) はい、黒田議員。



◆10番(黒田秀一君) すみません、指定管理いうたら3年で1候補だと思うんですけども、3年間での間にこの選定委員会いうのは3日間行われたということですか。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) この指定管理者といいますのは、今回議案に提出しておりますのは、指定期間3年間が一応終了するということで、向こう3年間の任す業者をこの12月議会で選ぶと。それに先だって、この10月ですね、10月、11月に1日をかけて業者さんを選んだということでございますので、選定に当たり、ちょっと言葉は適切ではございませんけども、そのときの対応をしたということでございまして、その後の例えば選定後のチェックといいますかにつきましては、この選定委員会とはまた別の機会だというふうに思っております。



○議長(森田博美君) 黒田議員。



◆10番(黒田秀一君) すみません、私の解釈がちょっと間違っておりましたけども、これやったら私もいままでそういう説明会なりお尋ねしとるんですけども、こういうやり方が本当にいいのかいうことやね。その指定管理してもらうのに何千万も企業にお金を渡すわけでありまして、そういうこれだけの審査の基準なりでいいのかということをまた一度私は見直した方がいいのではないかというのもあるんですけども、それは最後にまたお聞きしますけども、先にその選定委員会の中の市民の方なんかの公募状況はどないなっとるか、ちょっとお尋ねしときます。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) このいま説明さしていただきました選定委員会につきましては、合計6名ということで委嘱をいたしております。大学の教授、あるいは准教授1名、それから学識経験枠ということでも、税理士、あるいは公認会計士の方1名、それから各種団体からということで、連合PTAから1名、それから婦人会から1名、そして行政の担当部長ということで2名の合計6名でございますけども、その中には今回は公募という形はとっておりません。



○議長(森田博美君) 黒田議員。



◆10番(黒田秀一君) その市民の中の公募はなかったんですか、どうですか。市民の方の公募ですけど、状況をお願いします。なかったんですか。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 市民枠ということで、あるいは利用者枠ということで、市内在住者の団体の方から推薦いただいた方は2人おられましたけども、その方はいわゆる公募ということではなくて、団体から推薦をいただいたということでございます。



○議長(森田博美君) 黒田議員。



◆10番(黒田秀一君) 続きまして、議案82号の中の市民会館についてですけども、株式会社ケイミックスがどのような自主事業内容で提案されたのか、また判断されたのかお尋ねいたします。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 市民会館の自主事業につきましては、その今回変更ということになったわけでございますけども、選定されたケイミックスの提案につきましては、数多くの文化ホールとか、それから市民会館の指定管理を全国で受注されておる、受託をされておるということでございますので、加西市の事業内容を非常によく分析をされておりまして、市民ニーズのある集客力の高いと思われるような、例えば演歌とかポップスとか、あるいはファミリー向けとか、落語とか映画などの鑑賞型事業、あるいは現在継続してやっておられます市民参画型のサマーコンサートも継続してやりたいということでもございました。

 また、講座につきましても趣味、健康、運動、料理と、いろんな生涯学習的な要素に加えまして、親子とか子ども向けとかいうようなことで、幅を広げていきたいということでもございましたし、また地元の加西の方が講師になって講座を行うというような、それはいわゆる名人講座といいますか、そういうふうなことも提案をされておりました。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 黒田議員。



◆10番(黒田秀一君) では、そのケイミックス社の緊急時の対応とか地域との連携についての具体的な提案と、また本社が東京なんですけども緊急時の対応ができるのか、ひとつお尋ねいたします。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 緊急時と申しますか、施設全般を含めた安全管理というか、事故防止という観点からと思いますけども、ケイミックスさんの提案によりましてはスタッフの安全意識を向上して、救急救命講習とか、それから防災・防犯、あるいはリスクの顕在化を防ぐということで、その事前防止に努めるということにも提案をされております。

 また、大型イベント時には本社からの支援も含めて適切に対応すると。また、場合によって緊急事態には当然マニュアルとか訓練により、素早い適切な対応をとるということもされております。また、この近くといいますか、県内ではございませんが、滋賀県の栗東市とか、それから和歌山県の田辺市で同様の施設を受託をされておりますので、その施設の連携も図っていって応援体制をとっていくということの説明でございました。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 黒田議員。



◆10番(黒田秀一君) 続いてその前に見直しの件でちょっと質問しましたけども、いまもうこれで指定管理も6年が過ぎたと思うんですけども、いままでの反省点というんですか、私も考えるに本当に全部が、それだけの全部の範囲のものが掌握、その選定委員さんで掌握できるのか疑問があるわけですよ。ですから、その選定委員さんの本当に公募で来られとるんですけども、資格があってわかる人がおってのかいうことで、ちょっともう一度部長にお尋ねしますけども、反省点か何かあったらお尋ねいたします。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 選定に当たってどこまでのレベルで、その施設の概要とかそれから日常の維持管理とかを、詳細に把握をされて選定をされたのかという意味の質問ととらえさしていただきますけども、そういう意味では各施設日常的にその選定委員さんがくまなく見回ってということではございません。あくまでプレゼンテーション、あるいは説明、あるいは質疑応答というようなことの中で、業者さんの優劣をつけられたということでございます。

 ただ、いま言われております問題といいますか、問題提起といいますか、日常業務をどこまでわかって理解を、選定をしていくのかということにつきましては、選定後の日常的な維持管理ということでございますので、これは選定委員会というよりも、私ども統括部門の財務部でもございますけども、一義的には担当課のチェック体制ということにも絡んでくるのであろうというふうに思っております。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 黒田議員。



◆10番(黒田秀一君) 指定管理さんにずっと任せるん違うて、やっぱり行政の方もちょっと監視体制ですけどね、それを十分にしていただきたいと思うんですけども、最後にそれをお聞きして終わりたいと思います。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 今回、選定は行いましたけども、これにつきましては一たん選定をして、議会に諮られて、審議いただいて、その可決をいただければ、具体的にその事業者が受託をしていくと、3年受託をしていくということになりますので、その間の日常的な維持管理につきましてはその問題点も含めて行政として今度は責任が連帯して負っていくということになりますので、業者指導につきましては当然力を入れてやっていくということでございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。黒田議員、ちょっと確認しますけども、議案第79号の防災に関しての備えは、もう質問はよろしいですか。まだ持ち時間がありますので。



◆10番(黒田秀一君) すみません、抜けておりました。宇仁小学校のあと防災に関しての備えですね。ちょっとお尋ねいたします。



○議長(森田博美君) 教育長永田君。



◎教育長(永田岳巳君) そしたら、防災に関して若干お話をしたいと思いますけども、本来その学校というのは災害時の避難所になるということになっておりますので、その平面計画の中にありますその校舎の玄関ホールを多目的に利用できるように、広く計画をしておりまして、その部分を避難所として有効に活用できるようにと、そういうふうに配慮いたしております。

 また、教室につきましても可動間仕切りを採用することにしまして、より効果的な、あるいは用途に応じた区切り方ができるようにというふうに考えております。

 また、屋外環境につきましては、屋外トイレをバリアフリー化しまして、多目的トイレととらえて災害時にも活用できるようにというふうに計画をしております。

 また、受水槽につきましては、災害時に停電をいたしましてもある程度の使用ができるようにということで、非常時用の水洗を取り付けておると、こういうふうなことを計画の中に入れ込んでおります。

 以上です。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 黒田議員。



◆10番(黒田秀一君) 私非常用の一番大事なものが、まあいったら蓄電池とかいま貯水と言われましたけども、発電機とかそういう施設は考えておられませんか。またその太陽光発電なりね、そういう点はどうですか。



○議長(森田博美君) 教育長永田君。



◎教育長(永田岳巳君) 発電につきましては、別途工事ということになるんですけども、一応25キロワットの太陽光発電設備と10キロワットの蓄電池を備えておるということで、昼夜を問わず停電時の電気供給に利用することができるように、そういうふうに考えております。



○議長(森田博美君) 再度、黒田議員。



◆10番(黒田秀一君) また、将来宇仁小学校がどこかと統合になった場合のことを考えまして、あとの建物をどういう使われ方とか、そういう考えはいまあるんですか、お尋ねします。



○議長(森田博美君) 教育長永田君。



◎教育長(永田岳巳君) 先ほど、避難所の部分で申し上げましたような、その玄関ホールですね、玄関ホールを多目的に利用できるように広く設計しておるということは、あるいはその教室も可動間仕切りを採用しているというようなことは、これはもう用途の変更に応じて対応ができるようにということへの配慮でもございます。

 また、将来に備えまして空調ですね、空調につきましてもすべての部屋で設置ができるようにということで、受電設備と、それから設備配管ですね、これについては今回の工事の中に含めております。また、そういうふうなことで、できるだけ将来的にもし用途変更をしなければいけないという場合にも対応できるようにという配慮はしております。

 以上です。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 黒田議員。



◆10番(黒田秀一君) 最後になりますけども、いま宇仁小学校が改築になりますけども、さらにまだ西在田、富田小学校もまだあるわけでありまして、またその学校もいまのようなやり方と同様な構造でやられるのか、もっと木造の−−私の場合もともと言いよりますけども、木の温もりを重視した校舎、外観もやっぱり木の温もりのような校舎を望んでおるわけですけども、その点についてまた教育長の答弁をお聞きしまして終わりたいと思います。



○議長(森田博美君) 教育長永田君。



◎教育長(永田岳巳君) 富田小学校、西在田小学校につきましても、昨年その地元説明をいたしました。その話の中で、基本的には宇仁小学校の改築と同じ考え方で行うと。当然、その木質をたくさん使うということでありますとか、それから他の用途にも転用も考えての内部の仕様であるとか、そういうふうなことについては若干の説明をしております。

 以上です。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。



◆10番(黒田秀一君) どうもありがとうございました。



○議長(森田博美君) 黒田議員、ちょっと待ってください、答弁の追加がありますので、財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 先ほど失礼しましたけども、工事加点の社会的貢献度の加点ということでございます。追加答弁さしていただきます。この工事加点につきましては、いわゆる工事成績によりまして、例えば優とか良とか可とか、マイナスもございますけども、ということでランクづけをしております。それに工事成績加点ですね、それに加えましていわゆる環境関係、ISO9000シリーズの認証とかいうような場合は16点、それから建設労働災害防止協会に加入しておると6点、あるいは行政との施策的な観点からの加点ということで、加西市と災害防止協定を例えば結んでいる場合は12点とか、それから水道の緊急事業者指定を受けておれば12点、市税の特別徴収、会社からの天引きですね、これを行っていると6点、消防団に加入している者が会社員でおられれば6点、あるいは中学校のトライやる・ウィークを受け入れしておられれば6点というふうなことで、それぞれ項目を設けまして加点制度をとっております。

 以上です。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。以上で、10番黒田秀一君の質疑が終わりました。

 続いて、4番深田真史君を指名をいたします。どうぞ。



◆4番(深田真史君) 会派を代表しまして質問をいたします。一問一答で行いますのでよろしくお願いいたします。

 まず初めにですが、議案第70号の暴排条例の改正についてですが、これは確認の上でことし3月に条例が制定されてからの条例の運用状況についてお聞かせください。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。総務部長高橋君。



◎総務部長(高橋晴彦君) この暴力団排除条例につきましては、市、警察、市民など社会全体で排除し安全・安心な市民生活を確保することを目的としておりますので、排除のシステムづくりと官民挙げて排除姿勢を示すことが必要であります。そのうち排除システムにつきましては、市の関連業務から排除するといった観点から、加西市契約事務等からの暴力団等の排除に関する要綱を5月1日から施行しまして、契約や行政財産の使用、また指定管理者からの排除手続などを定め、疑義のある場合は協定に基づいて警察に照会をかけ、暴力団関係者との契約排除を徹底するというような仕組みをつくっております。

 なお、警察との情報共有から条例違反が発覚して指名停止に至った事案は1件発生しております。また、市行事からの排除の観点につきましても、かさい夏っ彩夢フェスタの出店者にも暴力団排除に関する書類提出を求めまして、警察照会し、暴力団関係者でないことを確認したりして、そういうシステムをつくっておるところでございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。再度、深田議員。



◆4番(深田真史君) それでは、議案第73号の田原保育所の閉園についてお尋ねをします。

 この間、教育委員会内でのこの田原保育所の閉園と、九会幼児園の開設に向けての議論はどうであったのかお聞かせください。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 平成13年度でございますけども、幼稚園、保育園の望ましいあり方答申が公表された後に、賀茂幼児園の設立、さらに平成16年度から始まる田原保育所の幼保一体化議論を、当時の市福祉事務所と連携して教育委員会では議論が始まっております。

 教育委員会の会議録には、これ一連の懸案の節目節目に事務局から報告を行い、質疑を行ったことが記されていますが、詳細な議論内容までは残されていないのが実情でございます。

 なお、今般のこのたびの九会幼児園化に向けての経過等については、教育委員会の施設計画訪問時や折々の教育委員会で報告を行った中で、ご意見、ご指導をいただき、事務局として業務を進めてきたというところでございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 深田議員。



◆4番(深田真史君) 2点目ですけども、重複する部分があるので、ちょっと内容を変えてお聞きしますが、この説明会が行われて保護者の理解も得たということなんですが、例えば日吉幼児園のこの合意形成については、私も見学をさせていただいたんですね。そのときには、保護者の代表の方、お母さん方が前におられて、そして園児たちのお母さんがおられて、横に教育委員会、こども未来課の職員の方がおられて、日吉幼児園に移行したときの疑問点でありますとか、不安な点について教育委員会のこども未来課の職員に話を聞いてという進め方で、最終的にはこの合意形成については保護者の中で、たしか日吉幼児園でいってもいいですねということで、了承されたというふうに記憶しておるんですけども、この九会幼児園の開設、あるいは田原保育所の閉園については、どのように合意形成が図られたのか、この内容について確認をさせてください。



○議長(森田博美君) 市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 いまご指摘のありました日吉幼児園の件に関しましては、保護者の方が主催者になられて、それで説明会を開催したというふうな形で聞いております。一方、田原、そして九会等々の幼保施設園におきましては、教育委員会が主体となりまして、保護者の方に説明会を開かさしていただいたというところでございます。先ほどの三宅議員さんのご質問と重複するところでございますけども、七夕以降各幼保施設の方におきまして、私どもが主体となりまして、質疑応答、そしてまたアンケート等をとらさしていただきまして、そして幼児園の利点について保護者の方からはご理解いただいたというふうにして考えているところでございます。



○議長(森田博美君) 深田議員。



◆4番(深田真史君) わかりました。それでは、議案第76号の方、公民館のことについてお聞きしますが、この2点目については割愛をしますので、1点目だけ。この料金設定の妥当性についてお聞かせください。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。教育長永田君、登壇してどうぞ。



◎教育長(永田岳巳君) =登壇= 料金設定の妥当性ということについてですけども、今回のこの条例改正というものは、公民館のいわゆる体育施設的な使われ方をしている施設につきまして、現在は大体2時間程度の利用の方が多いというふうな実態からしまして、その実態に即して時間貸しに移行をするということでありまして、そうすることによって利用者の増というのが、あるいはその利便性ですね、使用者の利便性が図れるのではないかと、そういうふうな観点から、料金について以前の単価をそのまま1時間単位に割り戻しをして設定をしたと、こういうふうなことになっております。

 以上です。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 再度、深田議員。



◆4番(深田真史君) それでは、議案第78号の訴えの提起なんですが、これを契機として、加西市としてはどのように債権管理のあり方を考えておられるのかということなんですが、これまでの経緯から以前民間サービサー、民間の債権回収会社に委託をしてこの市営住宅の使用料であったり、またほかには住宅改修資金等の貸付償還金、加古川西部土地改良事業負担金、し尿収集手数料、市立加西病院医療費、保育料というふうに六つの項目で、民間サービサーで回収をお願いしていたわけなんですが、その取り組みが実は全国的にも前市長時代にですけども、加西市は民間の債権回収会社に委託をしてやっているというふうに、冊子でも紹介されておりました。

 一方では、例えば千葉県船橋市のように債権管理課を設置して、そこで債権回収を行うという取り組みも一方で紹介されておったわけです。その民間サービサーに債権回収を委託して、その後はもう委託はしていないわけです。その評価としても、総務委員会の資料にも出していただきました。委託当初は民間債権回収会社からの電話、文書により未納者、滞納者の反応は多かったものの、次第に反応も薄くなったものですと。

 回収率は全体として年間10%程度を期待していたが、3年間で7%であって、この民間のサービサーを活用する債権回収については、先ほども言われたと思うんですが、さほど効果があったとは考えにくいというふうに言われておるんですね。

 今後なんですよ。今後、例えばさっきの答弁にもあった収納課を中心として、庁内の関係部署を横断的に集めたプロジェクトチームを結成しているというふうにも言われましたけど、その後市としての債権回収のあり方、ルールづくりであったりとか、組織のあり方であったり、回収に当たる人員体制について、どのようにお考えかということで、2点目のこの滞納情報の共有についてももう一緒にお聞きします。

 一般論として、一つの税、あるいは公共料金を滞納している人というのは、ほかのものも滞納しているということがありますけども、それぞれの担当の課によって債権の回収が行われてると思うんですが、例えばその複数滞納をしている人の情報というのは、現状としてどのように共有されているかもあわせてお答えいただければと思います。



○議長(森田博美君) それでは答弁を求めます。2点について、財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 今回の議案につきましては、市営住宅からの退去の訴えということでございまして、それをきっかけにして今後の加西市全体の債権のあり方をどうするのかということでございました。過去の経緯もいま言われましたように、民間サービサーの活用につきましても、一定説明をさしていただきました。結論から言いますと、いわゆる即効性といいますか、公募すれば即こうなるということで、飛躍的な効果というものは難しいというのがこの債権管理のあり方だと思っております。

 そういう中で、今後のあり方でございますけども、いろんな手続の仕方といいますか、考え方があると思うんですけども、例えば市全体として市の例も出されましたけども、一括した管理をするような課をつくって、そこへ集中してやっていくということもございます。ただ、そういう場合におきましても、原課といいますか、各課で対応しておって、それで問題のある債権だけをその課に集めていくということが実例としてありますので、そういう意味ではそれにつきましても即それを組織的に一括したからといって、飛躍的にというのは難しいであろうと思っております。

 その以前としましては、情報の共有といいますか、連携といいますかいうことも絡んできます。それにつきましては、それはご存じだと思うんですけども、それぞれの税にしろ、使用料、手数料にしろ、いろんな法的な根拠も違いますし、それぞれ例えば公的な債権なのか、自力執行権ですね、強制執行ができるのかできないのか、今回のように民事執行的な対応をとらざるを得ないのかということによりましても、非常に手続き論が違いますので、そういった意味で情報共有といいましても、なかなか難しいことがございます。

 特に、2番目のことにも絡んできますけども、情報の共有ということにつきましては、税金が非常に法的な制約が厳しゅうございますので、その情報を関係するということもございますけども、それをむやみやたらにオープンにできないということもございますので、現状としましては先進事例も研究しておるんですけども、非常に共有が進んでおるということではございません。それぞれの課でそれぞれの情報を持っておるということでございます。

 ただ、例えば自力執行権が可能な債権を持っておる課の例えばノウハウとして、そこで強制執行という方法ができないと、知らないということでありましたら、収納課と連携をとって、例えばこういう法的な対応にはこうするんですよということの連携はとっておるんですけども、個別の情報をオープンにして連携しているということではございません。

 そこで、今後のあり方ですけども、先進事例のことも言われましたので、条例化ということの債権管理条例、そういう市もございますけども、なかなか一足飛びにそこまでは行かないと思いますので、どういうような方法が加西市にとって一番いいのかということを研究をしていきたいというふうに思っております。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 再度、深田議員。



◆4番(深田真史君) わかりました。79号に移ります。

 宇仁小学校の地震改築工事なんですけども、今回念願の新校舎を建設ということで、校舎が建ってじゃそれで終わりかというたら、そういうわけじゃありませんね。ハード面だけでなくて、これまで議会の議論にもありましたけど、宇仁校区独自の取り組みもあります。一番校舎が建って、その後大事なのはソフト面ですね。この新しい宇仁小学校、宇仁小の教育というのはどのようにあるべきというふうにお考えか、教育委員会にお尋ねをいたします。

 2点目については、これは割愛をいたします。



○議長(森田博美君) それでは答弁を求めます。教育長永田君。



◎教育長(永田岳巳君) 非常に大きな問題であろうかと思いますので、全てを答えられるかどうかわかりませんけども中心部分だけということで。宇仁校区におきましては、いまお話がありましたように、従来よりその学校と地域社会とが一体となってさまざまな取り組みをなされておりまして、それにつきましては、教育委員会の学校訪問等の場合でも、非常に高く評価をしております。今回の設計におきましても、この点を重視をいたしました。

 先ほどからも申し上げました玄関ホールの活用についてですけども、通常は、児童のランチルーム及び集会場として利用いたしますけども、ここでは地元の住民の方との交流等も行えるように、そういう多目的ホール的な使い方もできるようにというふうに考えておるところでございます。また、その玄関ホールの一角に図書コーナーを配置しまして、多くの方がいつでもそこで読書ができるような、そういう環境も整えたいというふうに考えております。

 また、その2階の会議室におきましては、地元のいわゆるいろんな会合等にも使っていただける、そういう利用も促進するという意味で、空調設備を整備しております。

 以上です。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 深田議員。



◆4番(深田真史君) それでは、議案第81号から85号の指定管理者の指定についてなんですが、まず1点目ですけども、この選定にかかわった行政職員、部長6名がかかわっておられますけども、満点という基準はどこにあるのかですね。公であったらこのぐらいだろうと。公であれば満点だというのであれば、指定管理にする意味がないわけですけども、そのあたりどのように考えられて、採点をそれぞれされたのかお聞かせいただけますか。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 今回の指定管理の中での採点の基準といいますかの関連でと思います。

 指定管理委員会につきましては、確かに行政側から各担当部長ということで、それぞれ施設ごとに2名を抜擢といいますか、委嘱しています。その中のその委員につきましても、一般の委員とその他の委員と同様でございまして、審査に当たりましては、公募要項で示しておりますような8項目の合計100点満点の基準で対応をしております。すなわち各項目にわたりましてAからEということで、Aの場合は優秀であるということで満点ですね。それから平均的でありますとCということで0.5掛けの半額ということで、半分ということで、そういうような一般的な共通した審議をしております。

 申請書に基づきまして、プレゼンテーションを受けて、平均的と思われればその委員が例えばCをつけるということでありましょうし、満足すると思われればBの評価と思っております。非常に相対的な基準でございますけども、選定対象の各申請者につきましては同一の基準で審査を行うということになっております。

 それで、このように申請基準は統一したものでありまして、行政職員としましても、特に特別なこれ以上の基準をもっておるわけではございませんので、その6人の合計点をもって総合的に委員会として判断をされたということで思っております。

 各項目の例示ポイントはございますけども、委員個々に例示をしております以上の細部といいますか、各項目といいますかにつきましては、私どもの場合事務局でございましたので、満点の基準は例えばもっと詳しく言えばどうなのかと、あるいは言われましたように行政が直営するのと比較してどうなのかというような言い方も、言われる方もございましたけども、それにつきましては、各委員がそれぞれ独立した自主的な採点をされたということでございますので、いま言われましたようなことにつきましては、明確に答弁をすることはちょっと難しいということでございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 深田議員。



◆4番(深田真史君) 2点目ですけども、学識経験者ということで3名の先生に入っていただいております。この先生方のご専門なんですけども、例えばアジア地域の法制度のご専門であったりとか、農業経営のご専門、それから工芸のご専門というふうにあるわけですけど、この学識経験という基準は別に大学の教授であったらいいと、指定管理についての評価はできるということでされたのか、その点お聞きします。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) この根拠となります要綱におきまして、例えばどんな資格があるとか、どういう専門でなければならないというような規定はいたしておりません。学識経験者ということで枠をとっております。その意味は、一般的に学識経験と申しますのは学問上の見識で豊かな社会的な、あるいは生活的な経験ということで解釈がされておりますけども、今回の選定委員会につきましては、そういう学識経験枠として加西市と産官学連携ということで、包括連携をとっております神戸大学と、それから兵庫教育大学に指定管理の選定委員という意味を込めて依頼をしまして、それでもって推薦をいただいたということでございます。

 それぞれ専門的な多分インターネット等で調べられたと思いますけども、アジアの経済関係とかいうようなことを言われましたけども、そのことが直接的な指定管理者の専門研究者ではないということは確かでございますけども、事前の説明なり、あるいは当日の審査の仕方を聞いておりましても、非常に専門分野はもちろん長けておられるんですけども、それ以外にも例えばプレゼンテーションの理解力ですね、あるいは申請書のそしゃく力とかいうものは、私ら以上に非常に立派な方でございましたので、審議に当たっても委員長としてリードをされておったということでございますので、非常に優秀な方に選定いただいたということでございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 深田議員。



◆4番(深田真史君) 3点目ですけども、地域との連携という観点から、過去にも議会での議論もありました指定管理を今後地元の団体が担えるようにということで、育成していこうということも議論にありました。ただ、9月の定例会においてはこの間それができていなかったというふうな答弁もございました。一方で、ふるさと創造会議を待たずとも、現在でも市内にさまざまな団体がございますし、一団体に限らずとも複数の団体で例えば指定管理ということができるわけですね。

 今後、この3年間で地元の団体の育成、あるいは指定管理を担えるようにしていくという点では、どのように進めていくお考えなのかを教えてください。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) いま言われましたような、将来的な指定管理者に新たな−−既存の団体でもいいんですけども、新たな団体も含めて、地元の団体が受託をされていくということは望ましいことだと思っております。

 ただ、このことにつきましては、制度的にはいま現在も可能なんですけども、実態としましては地元の例えば公民館的なコミュニティセンター的なことにつきましては、公募で行わずに地元の自治会等を指定管理者にしておるんですけども、一般公募を行うような少し大きな施設につきましては、市の条例によりまして事業計画の明確化とか、それから管理を安定して行う人員体制、あるいは資産、その他の経営の規模、能力の有無などを総合的に審査するということでもって、選定をするということになっておりますので、一面NPO、地元密着型ということでふさわしいんでございますけども、それにふさわしいような、適合するような施設側もまた面も考えていかないと、場合によって管理がうまくいかないということになりますと困りますので、そこら辺につきましてはいまの現在のこの施設は3年間ということで選定いただきますけども、将来的に例えばこの施設はこういうふうにNPO等に任していけるかどうかにつきましては、十分検討していかなければならないと思っております。

 一方、そのNPOと一般に申しましても、各市見てますと非常に行政側との連携でもって自然発生的に成立したNPOじゃなくて、行政側との連携で非常に関与をされておるというふうな、名前はNPOですけども、そういうこともありますので、そこら辺十分に施設の特性等、それから行政、あるいは市民サービスということを考えながら検討していく必要があると思っております。



○議長(森田博美君) 深田議員。



◆4番(深田真史君) 4点目については割愛をします。

 5点目ですけども、この市の体育施設についてですが、9月の総務委員会での議論にもありました。例えば駐車場の確保であったり、照明がないところもあります。昨年はアクアスかさいの有料化で議論がありましたけども、芝生の養生という問題もあったりするわけですが、これは加西市としてもだし、指定管理者もだし、どのように今後、現在もですけども、対応されていくのか、お聞かせをください。



○議長(森田博美君) 教育長永田君。まず、財務部長から答弁しますか。財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 具体的な話でございますので、場合によってというのはありますけども、一応私の方で答弁させてもらいます。

 議案第85号に絡んで、体育関係の施設の駐車場の確保とか、それから芝生の養生とか、照明等ということでご指摘もいただいております。それにつきましては、今回の指定管理者の具体的な提案には求めておりません。あくまで市の施設の管理の運営での問題ということでございますので、これにつきましては大規模な改修も含めてでありますので、市として指定管理者と協議しながら、市が行うべきものではなかろうかと思っております。

 それから、その中でアクアスかさいの芝生につきましては、来年県の補助事業等も活用しながら、芝生化を図っていきたいというふうに思っておりますし、その芝生が完全に夏場ごろにそろったあとは、指定管理者の方で適切な運営を、維持管理を求めていくということになろうかと思っております。

 それから、体育施設の照明についてなんですけども、必要な照明は順次整備していくべきであるということを思っておりますけども、諸般の事情によりましてなかなか進んでおらないというのが現状でございます。ということで、指定管理者にこれも求めるのは少し問題があるのかなと思っております。

 ということでよろしくお願いしたいと思います。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。教育長の補足説明を求めますか。教育長永田君。

 特にないようですので、深田議員。



◆4番(深田真史君) 6点目ですけども、この3年間で播磨国風土記編さん1300年を迎えるわけですけども、玉丘史跡公園では自主事業もこの間行われております。勾玉づくりであったりとか、そばを植えてそれを収穫してということまでされておりますし、土でプランターをつくって、それを窯で焼くというような事業もされておりますが、今後この間1300年、いつが1300年という年かわかりませんが、当然この自主事業という中でも指定管理者が1300年を記念して行う、あるいは加西市としても行うと思うんですが、そのあたりについてはどのように認識をされておるのかお聞きしたいと思います。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 今回の指定管理者の提案からは、いま言われましたような玉丘史跡公園の管理運営に当たりまして、具体的に播磨国風土記編さん1300年というものを意識したような提案はございませんでした。委員会の中でも、一般的な公園管理ではなくて、せっかくこの立地条件も、あるいは歴史的な背景もあるということですので、そういう観点、いま言われましたようなそういう観点からの自主事業を、ぜひとも考えてくださいということも委員の方から言われておりましたということでございます。

 それから、一方行政としましてもこの来年が播磨風土記編さんの詔が出てから1300年という歴史的な契機になりますので、ここら辺も含めてこの指定管理の施設をそれと連携をしながら、関連事業も検討をする必要があるのではないかと思っておりますので、そういった連携を行政と事業者でとっていきたいというふうに思っております。



○議長(森田博美君) 深田議員。



◆4番(深田真史君) それでは、議案第87号の善防園の件なんですが、この3年間の評価についてお聞きをします。3年前のこの善防園の指定管理者の指定についての議論におきまして、費用の効率化、利用者への還元、職員の育成や研修という点についても言われておりました。ただ、福祉の分野において費用の効率化という表現がこの場でふさわしいかどうかというのはどうかなと思うんですが、このような表現がされとったので、そのように使いますが、この3年間についてどのように評価をされたかお尋ねをして私の質問を終わります。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。健康福祉部長前田君。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(前田政則君) 善防園を指定管理者制度に移行いたしましてから、この間の評価をということでございますが、まず費用の効率化という点でございますが、福祉サービス提供に要する費用といたしましては、人件費とサービス提供に必要な施設の維持管理費が中心となります。

 加西市社会福祉協議会を初めとする社会福祉法人は、公共性が極めて高く、営利を目的としない民間の法人でございますが、一定の剰余金の発生を認める指定管理制度を活用することで、コスト削減に対する意欲が高められております。

 また、人的な効率化につきましても、社会福祉協議会が地域福祉に関して幅広く多様な施設、事業を展開されているため、多数の介護職員等の効果的、効率的な配置を柔軟に行うことが可能であり、利用者に対する支援が継続的かつ安定的に行われるメリットがございます。

 加えて、管理権限が委任され、主体的に施設の運営を行うことで、社協職員の責任感やサービス向上意識が高まり、創意工夫がなされることは日々の利用者支援における最大のメリットであると考えております。

 そして、生み出された削減費用や効果はさまざまな形で利用者に還元されております。例えば、直接的な効果といたしまして、送迎車両の更新でありますとか、散歩コースの整備が行われております。あるいは、これまで蓄積されたノウハウを生かし、利用者、保護者会との定期的な意見聴取の中から、障害者自立支援法に基づく新体系サービスへの円滑な移行や、新たな朝の送迎サービスの開始、夕方の送迎サービスの回数を2便から3便へ増便をしております。これは無料で利用者負担なしに実施されております。

 また、月1回の土曜日の開園でありますとか、就労支援サービス、生活介護サービスの日々のプログラムの見直しなど、サービスの質を高めるとともに、このような新しい取り組みを積極的に実施されております。

 職員の育成・研修という点につきましては、講師を招いて研修会を実施したり、また外へ出向いていって研修を受講したり、類似施設への視察を行うなど、さまざまな機会を通して職員の資質向上に向けた取り組みがなされております。こうした継続的な取り組みの実施によりまして、専門性をより一層高め、複雑な課題を抱えた利用者への個別的なサービスの提供の質を高めることできているものというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。



◆4番(深田真史君) 終わります。ありがとうございました。



○議長(森田博美君) これで、4番深田真史君の質疑が終わりました。

 ここで昼食のため休憩といたします。再開は1時15分にお願いをいたします。

    11時59分 休憩

    13時15分 再開



○議長(森田博美君) それでは、ここで休憩を解きまして本会議に戻します。午前中に引き続きまして、上程中の議案に対する質疑を続行いたします。

 それでは、2番土本昌幸君を指名をいたします。



◆2番(土本昌幸君) 失礼いたします。発言通告に基づき、指定管理者の指定について質疑を行います。同僚議員から多くの質問がありましたけれども、簡単に要点だけ質問させていただきます。

 議案第87号は、加西市立善防園の指定管理者の指定についてでありますが、施設の設置目的と指定管理の関係についてお伺いします。指定管理制度は、小泉改革によって地方自治法の一部が改正され、公営組織の法人化と民営化の一環として施行されました。住民の福祉を増進する目的を持って、その利用に供するための施設である公の施設について、民間事業者等が有するノウハウを活用することにより、住民サービスの質の向上を図っていくということで、施設の設置の目的を効果的に達成するために設けられたというふうに考えております。

 まずお聞きしたいのは、地方自治法244条の2第3項で、公の施設の設置目的を効果的に達成するために必要があるとあります。この第3項をどのように理解されているのかをお伺いいたします。



○議長(森田博美君) それでは答弁を求めます。財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) この指定管理の導入につきましては、いま議員が言われましたように、小泉改革の当時の民でできるものは民と、官から民へという流れの中で導入されたものと思っております。

 その中で、公の施設の改正でございます地方自治法第244条の2の第3項という規定の中でございますけれども、多様化する住民ニーズに効果的、効率的に対応するため、公の施設の管理に民間の能力を活用して、住民サービスの向上を図るとともに、経費の節減等を行うことというのがその趣旨でございます。

 その中で効果的ということが言われましたけども、いわゆるお役所仕事といいますか、そういう格好で硬直した行政サービスということではなくて、民の持つ柔軟な発想でもって、アイデアも含めて柔軟な発想でもってこの公の施設を運営していくと。そのことが、ひいては経費の削減も含めて住民サービスの向上につながっていくということの前提で制度設計なされたものと思っております。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 再度、土本議員。



◆2番(土本昌幸君) これ善防園につきましては3年前に上程されまして、私は反対したんですけれども、この施設によっては指定管理者制度に適さないものがあるのではないかというふうに判断をいたします。例えば教育施設であったり、福祉目的などの施設については、これに該当するのではないかなというふうに考えておりますけれども、そのあたりの判断をお聞かせください。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) この公の施設につきましては、制度設計においては特定の施設を明示して、その可否を法律的に想定されているということではなくて、広く自治体の裁量に委ねられておるということで理解をしています。その中で、施設によっては指定管理に適さないものがあるのではないかというご質問でございます。

 公の施設を直営で対応していくのか、また指定管理制度を導入するかということにつきましては、どちらが住民サービスの向上につながっていくのか、あるいは効率的なサービス展開ができるのかということを、施設の特性から見て指定管理が妥当であるかということを、比較検討した上で判断する必要があると思っております。

 一方、指定管理制度導入後、一定の年数も経過をしておりますので、国におきましては平成22年10月でございましたけども、改めてその制度の適切な運用に努めるということで、総務省の通知が出されております。その中では、いま申しましたように制度導入するかしないかは幅広く自治体の自主性に委ねられておるということでございますけども、ただ、単なる価格競争ではないと。指定管理者の運用が適切か、定期的に見直すことが必要であると、期間を設けることが必要であると、あるいは幅広い民間事業者から提案を求めることが必要であると。一方で、更新に当たっても同一事業者という点もございますので、それにつきましてはその施設の態様に応じて適切に選定をしてくださいという意味の通知が出されております。

 当時の片山総務大臣は、記者会見におきまして指定管理者制度はアウトソースでのコストカットにややもすれば力点が置かれているということもあるかもしれないけれども、本来の趣旨ではない。本来、指定管理者になじまない施設にまで波が押し寄せてきているとして、社会教育的な施設を例に挙げて、行政がスタッフを置いて直営すべきであると。あるいは、外部委託や人件費の削減の結果、官製のワーキングプアを生んでしまったという意味の自覚と反省の問題意識も大臣として示されています。

 こういうように、その直営でするか委託によってはそれぞれ問題が出ておりますので、そこら辺も含めて幅広く検討して、今回の指定管理の制度の選定を行ったということでございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 土本議員。



◆2番(土本昌幸君) いまの答弁はわかりやすい答弁ではあるんですけれども、地方自治法第244条の2ですね、第6項の規定によりまして議会の議決を求めるというふうなことになっております。ただ、その議決を求めるというのは当然ですけれども、施設の設置目的によって、その指定管理者制度の活用についていま部長が言われたような判断ができているのかどうかというのがちょっと気になるところなんですよ。そういう意味において、何か判断をする基準といいますか、そのあたりのことについてはどのように思われているのかをお聞かせください。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) この指定管理制度の導入につきましての市の直営でいくのか、施設を導入するか、場合によって継続するのか、指定管理を継続するのかということの判断基準でございますが、市としましてはその当該の施設に対する市の施策に変更があるのかないのか、あるいは建てかえとか大規模改修とか、市の施設運営方針に大きな変更がないのかどうかとか、あるいはこれまでの指定管理制度の運営において、制度に起因する問題が生じていないかなどを総合的に判断して、今回決定をしたということでございます。

 一般的な指定管理の導入の定義につきましては、運営の手引き等において掲げておりますけども、そのいま言われましたような社会教育的な施設、あるいは教育的な施設も含めて、その個別の施設ごとに本当に指定管理が妥当かどうかということにつきましては、担当課も含めて今回の指定管理におきましては、会議を開いて今回こういう格好での提案をさしていただいたということでございます。



○議長(森田博美君) 再度、土本議員。



◆2番(土本昌幸君) 市長にちょっとお伺いいたしますけれども、この指定管理制度の活用については、先ほどから同僚議員の質問もありましたけれども、私は考え方を変えて対応することも必要ではないかと思うんです。

 例えば、市民会館の運営などは、これは当然民間が持つノウハウというのが十分活用されるべきであるというふうに思うんですけれども、それ以外の公園の管理などは、やはり指定管理者を活用することが加西市にとって本当にプラスになってるのかどうかということも判断の基準になると思います。地域で、ヒト・モノ・カネを循環させるということは、これは非常に大切なことでありますので、そのあたりを含めて市長のお考えをお聞きいたします。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。西村市長、登壇してどうぞ。



◎市長(西村和平君) =登壇= 今回、議案として提案さしていただいておりますので、現時点としては提案させていただいておるような直営、指定管理、直営といいましても健康福祉会館、あるいはオークタウン−−オークタウンについては直営という判断をさしていただきました。ただ、健康福祉会館は少しできる限り健康福祉の拠点として、市民の皆さんもすばらしく充実されたなという思いを持っていただくために、さらに準備期間を、当初は4月実施ということで今回の指定管理に委ねたいと思っておりましたが、準備期間を半年、さらにとらしていただいたということであります。

 そして、善防園のことが少し前の議員からもありましたが、部長が答弁さしていただきましたように、社会福祉協議会の方は随分3年前の状況と比べて内部努力をされてきて、保護者会の皆さんとも非常に信頼関係を強めてきていただいております。それ以前の形が必ずしも純粋な直営という形ではなかったように思っておりますので、現在のところは提案させていただいたような、引き続き指定管理でお願いするという提案をさしていただきました。

 議員おっしゃるように、その時点その時点で前例踏襲ではなくて、判断をしながらやっていくべきだというふうに思っておりまして、今回についてはそういう判断をさしていただいた上で提案さしていただいておるということであります。よろしくお願いします。



○議長(森田博美君) 市長の答弁が終わりました。

 再度、土本議員。



◆2番(土本昌幸君) 最後に、先ほど同僚議員の質問に対する部長の答弁ですけれども、現在の条例に照らして実施しているとの答弁がありましたけれども、私は先ほど申しましたように、市内でできることはやっていく努力をね、努力というか、育成というか、指導というか、それをやっぱり行政としても当然それをやっていくべきところが重要じゃないかなというふうに判断しております。その件に関しまして、改めて市長の答弁をいただきまして終わりたいと思います。



○議長(森田博美君) 市長西村君。



◎市長(西村和平君) 先ほど議論をお聞きしておりまして、部長の方も議員さんの思っておられる、市内で自主的にといいますか、団体なり、NPOも含めて地域の力でできるものはそういう力をつけていくということは、大変必要だと思っておりまして、特に体育施設、私、今回東北の方に少し出張しまして、一関に行ったんですが、そこはすばらしいドームの体育施設がありまして、それを体育協会が受けてやっておられました。一つの施設を管理する上で、非常に可能性のある方法ではないかなというふうにして、私、いろんな話を聞いて帰ってまいりました。

 そういう意味で、いま直ちに体育協会に、例えば体育施設なんかの管理をお願いするというふうになるかどうかわかりませんが、いろんなところで当然役員の皆さんともお会いしますので、今後いまのままでお受けいただけるという状況にはなっていかないと思いますが、例えばそういう部分についてお願いできないのかどうか、どういう状況を整えていったらお受けいただける状況になるのか、自分とこで内部でどういういまから組織運営をしていかなければならないのか、そういう3年間という期間の中で、できる限りおっしゃるような加西市のことは加西市で本当にやっていく、ヒト・モノ・カネも内部で動かしていく、そういうことの一つの形ではあると思いますので、そういう方向の努力はしていきたいなと思っております。

 以上です。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。以上で、2番土本昌幸君の質疑が終わりました。

 質疑の最後になります。1番井上芳弘君を指名をいたします。どうぞ。



◆1番(井上芳弘君) それでは、発言通告に基づきまして質疑を行いたいと思います。

 まず、議案第73号の加西市立保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、同僚議員からもご質問があって答弁がありましたので、重ならないようにお尋ねしたいと思うんですが、この保育所の設置、管理に関する条例、あるいは幼稚園の設置及び管理に関する条例がありますけれども、幼児園についてはこの二つの設置を前提に供用するものとしての形で、幼児園の設管条例というのはないんですね。その理由もまたお尋ねしたいと思うんですが、この議案第78号の説明で、九会幼児園の開設に伴い、田原保育園を統合しということになっていますが、九会幼児園に統合するのでなくて、九会保育園に統合をして九会幼児園の開設ということだと思うんですが、それはそれでよろしいでしょうか。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 田原保育園を九会保育園の方に統合するのではなくて、九会保育園と九会幼稚園を統合することで、九会幼児園という形で設立をしていきたいというふうに考えておるところでございます。



○議長(森田博美君) 再度、井上議員。



◆1番(井上芳弘君) そのことはよくわかっているんですが、幼児園に田原保育園を統合するということになると、私は幼児園の設管条例というのがなかったらおかしいと思うんですね。幼児園の設管条例というのは、いまないでしょう。九会幼稚園と保育園の設管条例があって、その設管条例を前提にいま幼児園は成り立っているんです。ですから、設管条例のない九会幼児園に田原保育園を統合するというのは問題がありませんか。



○議長(森田博美君) 市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 市の幼児園の設管条例はございまして、特にその九会幼児園というふうな形のあり方はしておりませんが、市の幼児園の中において統合できるものだというふうに理解しているところでございます。



○議長(森田博美君) 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) 設管条例はないんです。加西市幼児園事業実施に関する条例というのがありまして、その内容は加西市立保育所の設置及び管理に関する条例に定める保育所と、加西市立幼稚園の設置及び管理に関する条例に定める幼稚園との合同保育事業と、これを実施するということで、あくまでも幼稚園と保育園の設管条例を前提に、幼児園はそれを前提に合同保育事業ということになっているんですね。ですから、一つの保育園を統合して廃園するという場合も、正確に言えば別の保育所に統合をして、その保育園が幼稚園と一体化して幼児園になるという順序を踏まなかったら、私は条例上おかしいんじゃないかなというふうに思うんですが、もう一遍だけこのことをお尋ねしておきます。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 大変いまの設管条例の発言につきましては大変失礼いたしました。私どもとしましては、まず田原保育所につきましては廃止をしていく、そしてその九会幼稚園と、それから九会保育園を合体させて、一つ屋根の下に幼児園として設置をしようというふうに考えているところでございまして、その条例に基づいてやっているところだというふうにして認識しているところでございます。



○議長(森田博美君) 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) 繰り返すことになりますけれども、やはり設管条例を前提に幼児園は成り立っているわけですから、設管条例を基準に考えるべきであって、田原の保育所を九会の保育園に統合をして廃園にすると。そして、九会の幼稚園と九会の保育園を幼児園化するという順序が、本来の意味だというふうに思います。これはそういうふうに私は思います。

 それから、いまこういう状況の中で改めてお尋ねしますが、この幼児園のこれに関連して、幼児園にいついては設管条例は定めることができないのか、この経過上こういうふうになっているのか、それはどういうところにあるんでしょうか。



○議長(森田博美君) 市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 いまちょっとその経過といいますか、突然でしたのでちょっとまとまりがない話になりますけども、とりあえずはいまの幼稚園、そして保育所を合体さすことが一つの方法、市がいままで特区等であって、本市が運営してまいりました幼児園構想が、これに基づいて実施できるものであって、一方国におきましても、同じようなこども園の法律が実施されておりますが、加西市としては現在の幼児園としての運営を図っていきたいというふうに考えているところでございます。



○議長(森田博美君) 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) それじゃ、これに関連してもう1点お尋ねしておきます。例えば、施設分離型の幼児園の場合は、幼稚園の設管条例、保育園の設管条例にあるそれぞれの施設を併用して使います。いわゆる宇仁幼児園、あるいは富合の別府の幼児園は、宇仁の幼稚園、あるいは富合の幼稚園、設管条例には残っていますけれども、事実上幼児園は保育園の施設を利用して幼稚園と保育の両方の事業をやっているということになるんですが、そういった場合に宇仁の幼稚園の施設、設管条例は残ってるんですけれども、幼稚園の施設、あるいは富合幼稚園の施設そのものはどういう位置づけになるんでしょうか。

 例えば、先ほどの保育所のように、あるいは下里の幼稚園のように廃止と、普通財産にというふうなことがあり得るのか、考え方としてどういう考え方を持っておられるのかお尋ねをしておきたいんですけれども。



○議長(森田博美君) 市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 例えば、別府幼児園でございますけども、現在富合幼稚園、そして別府保育所を合わして別府幼児園として運用しております。ご指摘のとおり、富合幼稚園につきましては現在施設を利用していない、夏場に利用しているというふうな状況でございますが、それにつきましては先ほど申しましたように幼児園の施設の中に富合幼稚園も、それから別府保育所も同居しているということで、現在休園ではなくて施設を使っていないというだけの存在であるというふうに考えておるところでございます。



○議長(森田博美君) 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) そういった点について、改めて有効活用という意味から、こういった場合に施設そのものはどういう根拠に基づいて存在するのかというのを、もう少しこの幼稚園、保育園、幼児園という、もう少し条例関係を整理しないといけないんじゃないかということを思いますが、いかがでしょうか。



○議長(森田博美君) 市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 現在におきましては、確かにご指摘のあるご意見、非常に検討していかなくちゃいけないというふうには考えておりますが、現在その幼児園の中におきまして、幼稚園とそれから保育所のあり方については、私どもとしては大きな矛盾は含んでいないんではないかというふうに考えているところでございます。



○議長(森田博美君) 追加の答弁があります。総務課長高橋君。



◎総務部長(高橋晴彦君) ちょっと法制の担当ということで、私の方からちょっと答弁さしていただきたいんですが、あくまで設管条例につきましては、まだ幼児園というのは文科省と厚労省の融合体の運営形態でありまして、やはり幼稚園の設管条例によって交付税等々が算定されるという現状がございます。そういうことから、設管条例は残しております。しかしながら、運営形態として幼児園事業の実施条例という形を使って事業を実施するというような法制形態となっております。

 以上です。



○議長(森田博美君) 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) そうであるならば、幼児園という形態が運営上のもので法的な根拠がないというのであれば、先ほどの説明の幼児園に田原保育所を統合して廃園にするというのは、やはりこれはおかしいでしょう。やはり一つの園を廃園にするという措置をするならば、法令上に基づくといえば九会の保育所にまず統合をして、そして九会の保育所と九会幼稚園で幼児園をつくるんだという、やはりいまの総務部長のお話からいえば、それが適切ではありませんか。高橋総務部長はどう思われるでしょうか。



○議長(森田博美君) 総務部長高橋君。



◎総務部長(高橋晴彦君) 説明につきましては、実際に行う事業の概要を説明させていただいただけで、法制面から言いますと議員おっしゃるとおり田原保育所を廃止するという条例を提案さしていただいておりますし、新たに幼児園事業を行うという提案をさしていただいているということで、その説明自体は結果的な形態を説明さしていただいただけでありまして、法制上はそのような形でさしていただいております。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 再度、井上議員。



◆1番(井上芳弘君) はいわかりました。地域の合意については、同僚議員からも重ねて質問がありました。ただ、1点だけ確認さしていただきたいんですが、この園については過去にも請願が出てきて、存続の思いが、請願書が出てきた経緯もあります。また、先般では北条東幼稚園、あるいは南保育所の問題にかかわって、説明が不十分という地域の声が意見書として出てきた経緯もございます。請願として出てきた経緯もあります。そういう意味では、改めてもう間違いがなく納得していただいて進められているのか確認をさせてください。



○議長(森田博美君) 地域の合意について、市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 当初におきましては、ご指摘のとおり反対もございました。しかし、幼児園統合に関しましては、平成16年度以降その都度議論を重ねてまいりましたし、それから地域、保護者の方にとっても意見交換を頻繁にやらさしていただいたというふうな経緯もございます。

 そして、今年度につきましては、一部反対もございましたが、賛否両論の中、我々の方のお示ししました資料等々によりまして、大分そのあたりの理解をいただいたのではないかというふうなことでございまして、現在130名ほどの方の来年度入園希望もあるようでございますので、それについては皆さんの地域合意が得られたものだというふうに考えているところでございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) それでは、議案第75号に移ります。この九会幼児園につきましては、これはやはり施設分離型の幼児園という認識でよろしいんでしょうか。



○議長(森田博美君) 市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 ご指摘のとおり、施設分離型の幼児園でございます。



○議長(森田博美君) 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) これは早い時期から九会の幼児園については施設一体型ということで検討されてきた経緯があると思うんですが、施設分離型ということで方針が決まってきた経緯についてもう一度お尋ねしておきたいと思います。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 かつて九会幼児園につきましては、一体型の幼児園建設ということも当初ございました。しかしながら、その経営の中において、市の考え方の変更によりまして凍結したところでございます。

 それで、今後ということも含めてでございますが、分離型施設というのはあくまでも過渡的な姿であろうというふうに考えているところでございまして、一体的な施設建設というのを考えていきたいというふうに考えているところでございますが、しかしながら周辺道路の整備とか、法線の検討なんかも考えますと、少しは時間が要するものだと。そして、またその多額の費用も発生するというふうに考えておりますので、またそういうことも含めますと、学校のいまの耐震化計画が終わった後あたりに、その一体化というのが実現できればいいなというふうなことを考えておるところでございます。



○議長(森田博美君) 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) 今度開設に当たって、一定の改修等が入札にも付されているようですが、大まかなその改善、改修の内容についてお尋ねしておきます。



○議長(森田博美君) 市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 大ざっぱなところになりますけども、施設の内部の壁とか、それから床の改修がございます。それから、一方屋根の改修、それとまた施設につきまして、施設というか部屋につきましては、調理室の改修等々がございまして、それから外構につきましては門扉の変更なんかがございます。それから、駐車場の整備というふうな形を考えているところでございます。



○議長(森田博美君) 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) わかりました。

 次に、これを機に全園で預かり保育、あるいは先ほどもご質問がありました緊急一時保育の実施ということですが、これは文字どおり全園で実施していくということでよろしいんでしょうか。



○議長(森田博美君) 市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 幼児園全園で、平成25年度以降取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。



○議長(森田博美君) 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) それはいわゆるいままでミニ幼児園という言い方がされてきました。条例上はもう立派な幼児園だと思うんですが、当然そういった面も含めた実施だというふうに理解してよろしいんですね。



○議長(森田博美君) 市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 ご指摘のとおり、いわゆるミニ幼児園という施設も含めての幼児園で実施を計画しております。



○議長(森田博美君) 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) 続いて、議案第82号に移りたいと思います。まず、この関連について、この指定管理についてですが、今回指定管理に委ねていたものを直営に変更されたものもございました。改めて、この指定管理に委ねるもの、直営で実施するもの、どういう基準に基づいて検討されてきたのかお尋ねをしておきたいと思います。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 指定管理の施設の直営化にしたもの、また継続したものということでの基準でございました。これもあくまで例示的なことでございますけども、言葉的には公の施設の設置の目的を効果的に達成するために、必要があると認められたときに活用できる制度という大前提でございますけれども、例えば直営にしましたら施設の設置目的からして市の施策との一体性が求められる場合、あるいは施設の特性から市が直営で管理していくべきであるもの、あるいは職員による安全性、専門性、公平性、中立性、場合によって法令の規定等も含めての直営のもの、あるいは事業内容の特性からコスト面での削減効果に限界があるもの、あるいは直営であっても部分委託とか多様な管理運営形態の採用によりまして、民間と同等のコスト削減が期待できるもの、あるいは近い将来に施設の廃止とか大規模改修、統廃合等を予定しているものということもございますし、また市として施設運営のノウハウを保有する必要があるもの、あるいは民間委託、民間業者の参入がないものと、期待できないものというようなことでの直営のポイントであります。

 一方、指定管理につきましては、より柔軟、専門的な運営によってサービス向上が期待できるもの、より柔軟な管理によってコスト縮減が見込まれるもの、施設の専門性、公平性、中立性が損なわれないもの、利用促進が期待できるもの、民間によっての雇用の拡大とか、地域経済の活性化が期待できるもの、施設の性格として使用料、利用料金等を中心として運営すべき施設であるもの、住民自治意識の向上、地域協働の推進が期待できるものというようなことでの判断ポイントでもって、直営か指定管理かということを判断したわけでございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) たくさん原則的なことを述べていただいて、検討した結果だと言われましたが、何がその一番原因なのか、私は全くわからないんですけれども、例えばたくさんの要因がありました。今回オークタウンとか社会福祉協議会の関係などを直営にしていくということの大きなポイントはその中でも何だったのか、またあるいは加西市民会館は引き続きこういった指定管理であるという、そのポイントは何だったのか、もう一回だけお尋ねします。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 市民会館の継続につきましては、担当課の協議の中で現在の指定管理制度の運用が、民間活力の民間のノウハウも含めた運用が順調にいっておると、利用者も伸びておるということも含めて、自主事業も問題なくされておるというようなことも含めて、個々の業者の意味ではなくて、指定管理制度に適しているという判断をしたわけでございます。

 それから、オークタウンにつきましては、施設本来の持つ特性から市の直営で運営していくべきものという判断をさせていただいて、これは9月議会でも若干説明させていただきましたけども、より幅の広い地域振興ということではなくて、教育委員会のもとの施設管理へ返って、社会教育的な観点から運営していくということの判断でございます。

 また、健康福祉会館につきましては、健康課との施設と増進センターの統合ということもございますので、施設の設置目的からして、市の施策と一体的な健康福祉分野の行政に資するものということで判断をしたわけでございます。



○議長(森田博美君) 議案82号についての質疑でございますので、その部分注意を願います。

 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) わかりました。先ほどのお答えの中で、市民会館は個別の事業者は別にして、順調に運営をされてきて、民間に委ねることがふさわしいという判断をしたということでした。この1番目に、指定管理者の実績と審査の内容ということで挙げておりますのは、この間6年、一定の事業者が委託を受けて指定管理をされてきた、それが問題なく順調に実績も上げてきていたということですね。こういったこの間の実績というのは、新たに指定管理をする場合に全くこれはもう白紙状態で、もう一度選考されると、そういった実績というのは評価の対象には全くならないのかお尋ねします。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 今回のこの指定管理の選定に当たりまして、実績があるかないかということも検討項目の一つには入っております。

 一方で、この指定管理期間を、先ほども別の議員で申しましたけども、長期的な契約ということではなくて、一定の定期的な見直しをもって期間を設けて指定管理期間制度の運用をやっていくべきであるという総務省の通知もございますので、3年ということでスパンできたわけでありますけども、この現在の指定管理者の運営の実績につきましては、当然公表もされておりますので、仮に一般論でございますけども、現在の指定管理者から申請があった場合には、その実績も含めて検討の対象にもなっておるということでございますし、また一方で新しい業者につきましては、経営者につきましては、加西市以外の全国展開ということでございましたけども、その施設の実績等も選定の参考にされて、比較優位の中で選定をされたと思っております。



○議長(森田博美君) 再度、井上議員。



◆1番(井上芳弘君) 先ほどのお話で、同僚議員の質問の答弁の中で、新しく決まった業者さんというのは全国的な展開をして、そういった文化会館等の運営にも長けていると。事業についても、加西市の状況を見て集客ができる文化事業をやっていきたいというようなご説明がありました。

 この指定管理の制度が始まる一番、時期にいろんな議論の中で、結局こういう制度が始まったらどんどん全国展開している大手がそういう事業を受けていって、結局地域とか身近なところの業者さんははじき出されるのじゃないかという指摘も議論の経緯があったと思うんですね。いま同僚議員の質問の中で、市民会館はそういった民間がというお話がありましたが、地域が文化をつくっていく、地域が支えていくというような意味では、こういった選考の仕方をしていれば、どんどんそういった資産的にもしっかりとした土台のある全国展開をしている、そういう業者がこういう事業も請け負っていくということになってしまうんじゃないでしょうか。そういうことは目的ではないと思うんですが、どうでしょうか。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 一般的なことでございますけども、いま言われたような制度に潜在するといいますか、問題は惹起する可能性があるということであると思っております。

 一方で、今回は指定管理を公募するということでございましたが、一般論としましてはそういうことを防ぐといいますか、回避するために、市によっては直営、あるいは指定管理者制度をとる場合でも、地域に根差した団体等、あるいは財団法人等を編成して、その中で地域で運用していくということの公募ではなくて、随意契約的な格好で対応している市もあることはあります。加西市の場合は、今回全国展開という言葉はちょっとよく言ってますけども、そういう業者ではありますけども、その提案の中では東京的な発想だけではなくて、地域に根差した、地域との連携をもって事業展開をしていきたいという提案もございましたので、そういうことも含めて考慮されたものというふうに思っております。



○議長(森田博美君) 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) これまで受けてこられた業者さんよりも、規模も従業員数も非常に大きなところですね。そういった事業者さんでも、集客力のある事業をやりますというふうに、これは採算が合う事業ということだと思うんですね。

 そしたら、本来その文化的なもの、文化は必ずしも大衆が非常に好まれる文化、伝統文化もありますし、余り一般的ではないけれども、子どもたちとか、しっかりと身に着けてもらいたいというようなものもあると思うんですね、集客力は悪いけれども。そういう事業もきちっと組み入れていかなかったら、本来の文化事業として加西市が育て上げていくことができないのじゃないかというふうに思うんですが、その辺はどういうお考えでしょうか。



○議長(森田博美君) 総務部長高橋君。



◎総務部長(高橋晴彦君) 地域文化の醸成と指定管理の関係でございますが、文化の醸成につきましては、長期的な視点、また何よりも専門的な人材確保というのが非常に重要であろうと考えますし、また採算性を重要視しなければならない指定管理者に委ねることも問題点はあろうと思いますが、この文化、教養を高めるという点で、指定管理者だけに委ねることなく、総合的な視点で養成を図っていく、つまり市民会館だけにその文化自主事業を委ねることなく、ほかの市の文化事業として、教育委員会とも協力しながら、魅力ある地域づくりといった観点から、総合的な施策展開を図っていくというようなことが必要と思っているところでございます。



○議長(森田博美君) 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) 最後に、指定管理というのは基本的に3年なら3年という契約ですから、これでどんどん変わっていっても、これはもう当然なことかもしれません。ただ、行政が直営か指定管理かというような方針をころころ変えていくような中で、民間の業者が信頼してそこへ参加、参入できるかというと、それはなかなか難しくなると思うんですね。ですから、やはりそういった点はしっかりとした方針をもって臨むことは必要だと思うんですが、最後にこの点はどうでしょうか。



○議長(森田博美君) 総務部長高橋君。



◎総務部長(高橋晴彦君) 市民会館に限って答弁さしていただきたいんですが、本来文化に重点を置くならば、3年といわず、5年といわず、本来10年ぐらいのスパンが養成のために必要と思うわけなんですが、今回大規模改修的なことも考慮しまして、3年というような、やむを得ず3年という選択を図っているところでございます。



○議長(森田博美君) 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) それでは、最後の議案第88号についてお尋ねをしたいと思います。この農業振興費でお尋ねします。この中で、まず獣害防護柵の補助金が補正されました。これはどういう地域なのかお尋ねをしたいと思います。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。地域振興部長森井君。



◎地域振興部長(森井和喜君) 獣害防護柵の補助金でございますが、鹿などの有害鳥獣による被害は年々増加しておるところでございます。その対策として、狩猟や有害捕獲などによる駆除、それから集落に寄せつけないための防護柵の設置、またバッファゾーンの整備などを行っておるところではございます。

 今回補正をさしていただくのは、そのうちの防護柵の設置に関してでございます。昨年度より国の方で補助事業として鳥獣被害防止総合対策交付金というものが新設されております。市及び地元の負担を抑えて防護柵ができるような補助事業でございます。この交付金につきましては、防護柵の設置に関して資材費としてメーター当たり2,250円の補助を行おうとするものでございます。山への出入口、進入口の設置等によって、門扉を設置するわけでございますが、場所によって、地域によってその設置数により、若干金額が、総合的な金額が変わってくるものでございますが、差額についての負担は市と地元が2分の1ずつ行うものでございます。

 このたび補正でお願いしておりますのは、当初予算では4町分で9.25キロメートルの施工を予定しておりましたが、このたびの補正では、1,098万7,000円増額をいたしまして、6町分で施工延長13.5キロ、4.25キロを増設整備をして、補助を行おうとするものでございます。

 以上です。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) 現在でも作業をされている現場を拝見することがあるんですけれども、非常に寒風の中、一生懸命設置をされておるんですけれども、この補正っていうのは、例えばこれが決まった後、地域はどの時期にこれ設置をするような作業の段取りになるんでしょうか。



○議長(森田博美君) 地域振興部長森井君。



◎地域振興部長(森井和喜君) いま現在、予算がついております分につきましては、秋の刈り入れが終わった後、いまちょうどこの時期にされております。補正が認めていただくということになれば、最終日以降の施工ということになるんですけれども、この冬場、3月までの設置になるということでございます。



○議長(森田博美君) 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) これまで同じというか、補助事業で電気柵等の設置もされてきたと思うんですが、効果として現実にいまこの間されてきたところもあるんですけれども、効果としてどういうものなのか、お尋ねをしておきたいと思います。



○議長(森田博美君) 地域振興部長森井君。



◎地域振興部長(森井和喜君) 電柵につきましては、私どもが聞いておりますのは、効果は最初はあるけれども、やはり鹿、イノシシはなれてしまうと。ですから、実質的な効果はやはりもう一つだと。ですから、いまのところ市としても推奨をしておりますのは防護柵というものを推奨しておるのが現状でございます。



○議長(森田博美君) 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) 2番目に挙げております林業振興費のこの里山整備ということとも関連するんですが、抜本的な対策として、いま防護柵を設置して、一定門扉というんですか、出入りできるところをつくるということなんですが、この里山整備との関連でいえば、鳥獣害を防止するという防護柵が逆にこの里山に入る機会というものをどんどんなくして、里山整備の意欲を減退させるというようなことはありませんか。



○議長(森田博美君) 地域振興部長森井君。



◎地域振興部長(森井和喜君) 同じく補正で上げさしていただいております新ひょうごの森づくり補助金というもので140万補正額を上げさしていただいております。これにつきましては、県の方でいろんな補助メニューがある中の一つのメニューで、いわゆる里山整備をメーンに考えたものでございます。ほかには、バッファゾーン整備、獣害対策に対するバッファゾーン整備というふうな補助メニューもございますが、今回は里山整備というのを主眼に置いた補助金でございます。

 設置に当たっては、先ほど言いましたように出入り口を幾つつけるかというふうなものは、やはりこれは地元の方でよく考えていただきまして、フェンスから向こうについてはもうほったらかしということが起こらないような形では、地元で対応をお願いしたいところでございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。



◆1番(井上芳弘君) 終わります。



○議長(森田博美君) これで、1番井上芳弘君の質疑が終わりました。

 これで通告によるところの発言が全部終わりましたので、これをもって質疑を終結といたします。

 ただいま上程中の各議案につきましては、お手元に配付をしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会にその審査を付託いたします。



△一般質問



○議長(森田博美君) 次は、日程第2、市政全般にわたっての一般質問を行います。発言は通告に基づきまして順次議長から指名いたします。

 それでは、8番衣笠利則君を指名をいたします。登壇してどうぞ。



◆8番(衣笠利則君) =登壇= 発言通告に基づいて質問をします。このたびは市民の声を中心に、学校の施設関係、子ども・高齢者の交通事故防止、市道の整備計画の3点について質問をさせていただきます。

 まず最初に、学校の施設では校庭の木々の剪定の計画についてお尋ねをします。木が大きくなり過ぎて、体育館、校舎の屋根に落ち葉が積もり、雨どいをせきとめ、雨漏りの原因になり、また生徒数が少なくなっている中で、校庭の掃除が大変になっております。ことしは松枯れが多く伐採が必要かと存じます。予算も含めて来年度以降の予定等をお聞かせください。

 次に、学校のトイレの洋式化についてお尋ねをします。すべてのトイレを洋式にというのではなく、一つも洋式トイレがない学校があります。現在の状況をお尋ねをいたします。ある住設メーカーにお尋ねをしましたら、個人の家、マンションでは洋式トイレが多く、公共施設では3個に一つとか4個に一つの割合で設置されているケースが多く、その要因としては他人の使ったものに違和感があるのではないでしょうかとの回答でしたが、障がいのある方のことも考えて1カ所ぐらいは必要かと考えます。どの時期に改修の計画をされるのかお尋ねをします。

 次に、学童、高齢者の交通事故防止についてお尋ねをします。幼い子どもの尊い命を、交通事故により失われてから1年になります。先般の議会報告会でも、市民の方から子どもを大切にする行政をしてくださいとの声がありました。今年度より各校区ごとに通学道の安全対策が予算化され、進められておりますが、県道の場合、県道ということで放置されがちです。

 そこで、県道372号線山下飾東線の東剣坂町のところで、150メートル程度の歩道が切れており、そのため通学の際、東剣坂町の西の端から東まで迂回をして通学をしています。市として県の方に申し出をされているのかお尋ねをします。

 次に、加西市の南西部の地域、山下飾東線沿いの地域の高齢者の足についてお尋ねをします。路線バスが運行されなくなってから随分になります。高齢者みずから運転をされる機会をできるだけ少なくするためにも、公共の交通手段としてこの地域にコミバスの運行を考えておられるかお尋ねをいたします。

 最後に、道路の整備については同僚議員からの質問があると思いますが、加西市として今後どのような計画のもとで整備されるのか、進められるのかお尋ねをして、1回目の質問とします。



○議長(森田博美君) それでは順次答弁を求めます。まず、教育長永田君、登壇してどうぞ。



◎教育長(永田岳巳君) =登壇= それでは、大きく2点について答弁いたします。

 まず、植木の剪定についてですけども、学校敷地内の樹木については、これまでも手入れをしてきましたけども、各校の実態を調査して、今年度は予算を増額して優先度の高い木から剪定及び伐採を行いました。しかしながら、まだ市内各校で剪定で72本、伐採で37本の計109本について、引き続き行ってほしいという要望がございます。そういうようなことから、来年度以降も現地の状況を調査した後、優先順位をつけて、予算の範囲内でですけども順次処分をしていきたいというふうに考えておる次第でございます。

 続きまして、トイレの洋式化についてなんですけども、現在その小・中学校の洋式トイレは平成元年度以降に整備を行った施設については最初から設置をしておりますけども、それ以前の施設にはございません。そのため、児童・生徒の実態に応じてその都度洋式化を図ってまいりました。しかしながら、まだ洋式トイレのない学校が、市内11小学校のうち2校、4中学校のうち1校ございます。これにつきましては、今後、その耐震補強等を行います。それで、大規模改修等、そういう工事のタイミングに合わせまして、改修工事の中で洋式トイレを設置していくと、そういうふうなことを計画しております。

 以上です。



○議長(森田博美君) 続いて、通学道路と市道の整備計画について、都市整備部長木下君。



◎都市整備部長(木下義視君) 議員ご質問の県道山下飾東線の道路改良工事、歩道部分での工事での進捗状況についてですけれども、加東土木事務所に確認しましたところ、昨年度に関係者の方と面談されております。協議を行ったが合意には至っていないと聞いております。

 今後の対応につきまして、時間を要するけれども、粘り強く説得に取り組み、早期解決に努めてまいりたいとのことでありました。市としましても、地元関係者と協議いたしまして、加東土木事務所へ早期実現に向け、再度整備要望をしてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 市道の整備計画もあわせて。



◎都市整備部長(木下義視君) 失礼しました。市道の整備計画との質問ですが、市内におきましては公共交通機関が非常に弱く、日々の生活に自家用自動車の利用は欠かせない移動手段でありまして、道路整備、また地域の生活に密着した生活道の維持補修は重要な市民サービス、また施策の一環であると認識しているところでございます。また、道路を利用する市民の利便性の向上、交通安全の確保の観点から整備が不可欠でありまして、その効果も早期実現のため努力をしてまいりました。

 市内における市道の状況でございますけれども、路線数が885路線、路線延長にしまして約487キロメートルにわたる道路の維持管理をしているところでございます。道路整備につきましては、財政の許す範囲で5カ年の整備計画に基づきまして事業を実施しております。路線数12路線、路線延長にしまして延長5,380メートルの事業を計画いたしまして、市内の道路交通をより効率的に処理できるような基盤づくりと、通行車両、交通弱者ともに安全に通行できるよう、日ごろの暮らしを支える道路の整備を実施してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 最後に、コミバスの計画について、ふるさと創造部長小川君。



◎ふるさと創造部長(小川輝夫君) ご質問の高齢者の安全な交通確保、またコミバスの運行計画についてであります。加西市南西部ということで、賀茂地区ということが対象になろうかと思うんですけれども、賀茂地区における現在の定時定路線の公共交通網は、北条鉄道と路線バス北条姫路線が走っております。両方とも地域の幹線として北条鉄道は1日17往復、北条姫路線は1日15往復が運行されております。

 しかし、議員さんご指摘の県道山下飾東線で大柳、中山を通過する路線バス、コミバスについては現在はございません。現在、KASAIねっぴー号として運行している加西市のコミュニティバスは、平成9年から市街地で運行を開始しまして、平成12年からは郊外3系統の運行を開始しております。そのうち、賀茂地区は古法華公園線ということで、北条市街地と古法華公園を結ぶ系統を運行しておりました。しかし、利用者が伸びず平成17年に廃止となっております。その時点の年間の利用者数は500人、1日当たりにしますと2名程度というふうな状況であったというふうに聞いております。

 しかし、高齢者が、安全・安心に生活するための移動手段としては、市全体として取り組む必要があるというふうに考えております。加西市公共交通活性化協議会で議論を行いまして、市全体の北条鉄道、路線バス、コミバス、また自主運行バス、またタクシー等、それぞれの役割を整理しながら次期公共交通計画に反映をしていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 以上で答弁が終わりました。

 再度、衣笠議員。



◆8番(衣笠利則君) 植木の剪定の方の件ですねんけど、いまある109本余りの剪定、伐採が必要であろうというふうに教育長がお答えされました。しかしながら、これ予算が何ぼほど要るかということの問題やと思うんです。

 ただ、ざっくばらんに200万要ります、300万要りますということの追求じゃなしに、本当に一度に1年2年かけてすべてきれいにするのか、それとも5年間かけてやるのかということで、余り植木については、学校の先生方も認識がないと思いますのやね。生活面ではどうということはないという、学校生活では余り意味がないよという形で放置されがちだと思うんです。しかしながら、教室に光が当たらない、また先ほど言いましたように雨どいに枯れ葉が詰まって、体育館の屋根の雨漏りがするとかいう、こういうふうな悪影響はわからぬところでどんどんどんどん出てきていると思うんです。

 そういったところをやはり本当にこれだけの予算が要るよと。しかしながら、これだけの予算しか出せませんよという、もうある意味でのキャッチボールも必要かなと思うんです。そういったところでの学校の先生方、教員の先生方の考え方というのをワンステップ上げていかなければ、非常にこの問題は解決がしにくいんじゃないかなというふうに思うんですけどいかがでしょうか。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。教育長永田君。



◎教育長(永田岳巳君) ご指摘のとおりだと思うんですけども、まずその先ほど申しました今後計画しておる109という数なんですけども、これは実はことし23年度に要望を聞いて、ことし実施した分を引いた数ですので、もともとあったのが170本余りの木の要望がございまして、予算の関係でことしは、約134万円程度の委託で、63本を処理をしたということですので、あと残りのものについてはいまおっしゃいました、いわゆる最初に言いました優先順位というのがございまして、まず学校との要望をして出させるときに言っておりますは、まず一番はその倒木等によって学校施設にかかわらず建物を損壊する恐れのあるような樹木、これが第一番でございます。

 2番が、その施設のとい等に落葉が落ちたりして、その管理業務に支障を来すというふうなもの、あるいは3としましてはいわゆる民地を含む隣接地にその枝等が出ていて、ちょっと迷惑がかかる恐れがあるような木と、そういうふうなことで順位づけをして、こちらの方でも現地を確認した上で、処理をしているということでございます。

 一挙にできるにこしたことはないんですけども、このいま平成24年から予算として本格的に予算化したんですけども、それまで全然やっていなかったわけじゃなしに、23年以前につきましてはそういう危険度にあわせて、学校から要望が上がってきたものについて、単発的に処理を行うということをやっておりました。その関係で、たくさん未処理のものがたまってきたというふうなこともございますので、その反省に立って来年度はそれなりの予算要求をすることにしておりますので、またご協力よろしくお願いします。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 衣笠議員。



◆8番(衣笠利則君) どうもありがとうございます。続きまして、トイレの洋式化の問題ですけど、学校の先生方に聞きますと、小学校1年生入学してきて、トイレの使用の仕方というようなものを教育の中であるらしいんで、一番最初にトイレに1年生の子が入ったときに、反対向いてしたいうていうことをお聞きしまして、先生、洋式トイレは学校にあるんですかと聞きましたら、いや残念ながら賀茂の小学校には洋式トイレはないんですと。

 あれ、そしたら教育はどのようにされるんですかと言うたら、和式のトイレでこういうふうにするんよというて教えましたということで言われたんですけど、やはり以前同僚議員さんから、トイレに行かなくなってしまう子どもさんが、一緒に学校へ行ったらトイレ行かれへんから学校へ行かないという考え方をされる子どもさんが、二、三をおられるらしいです、やはりね。

 そういった意味では、やはり各階に一つ、また体育施設の運動場に1カ所ぐらいはやはり洋式のトイレが必要じゃないかなというふうに思いますので、いま改修工事のときに、耐震工事のときに進めますということでお答えをもらいましたので、その件についてはぜひ早急にお願いをいたしまして、要望とさしていただきます。

 続きまして、通学路の整備ですねんけど、県道372号線いうてガソリンスタンドの前の付近なんですけど、いま話がいろいろありまして、地元の人はいや話がついてますよと、いや持ち主の人が、持ち主はもう県の方の土地になっとるのに、何か嫌ですとか言うて工事をさせないようなことで、なかなか前に進まないんですというふうなことを聞くわけなんですねんけど、子どもは剣坂の信号から東剣坂の本当に東の端まで、ぐうっと遠回りをして、400メートル、500メートルぐらい遠回りをして学校へ行っているんです。子どもやから、皆さん何も言うてないのかなと。大人の人がこれだけの遠回りをしとったら何か言うてやろうと思うねんけど、子どもが通学しよるからいいかなと。

 この間もマラソン大会がありまして、さすが中山・大柳町の人は1番、2番という優秀な成績でゴールインしてました。さすが先生、よく十分足を鍛えておられるだけありますねというて笑い話でおさまったんですけど、やはり子どもの安全面から、何とか県の方に熱意をもって要望を取り入れてもらうように、もう両方の道路も大きなえくぼができてきておりますので、ぜひ熱意をもって取り組んでいただきたいと、それも要望としておきます。

 あと、いまコミバスの件で部長からお答えいただいたんですけど、そのときはまだ年が若かったんやろね。車も運転できるさかいに何とも思わなかったんですけど、このごろどうやらもうアクセルとブレーキと間違うようになってきたがなというて、高齢者の方があの坂を上ったり降りたりするのがかなんさかいに、何とかバスくらい出してもらうように話をしてもらわれへんかなという声がありまして、このように質問さしてもらったわけなんですけど、やはりあの道にコミバス等の乗客数が少ないかもわかりませんけど、何とかそこを住宅地をつくるなりして、加西市の幹線道として考えていただいて、バス等を運行していただきたいと思うんですけど、ぜひよろしくお願い申し上げます。

 これも要望して終わらしていただきます。以上の点で、要望ばっかりですけど、ぜひ前向きに取り組んでいただきますようにお願いをいたします。

 以上で終わります。



○議長(森田博美君) 答弁よろしいですか。



◆8番(衣笠利則君) よろしいです。



○議長(森田博美君) それでは、以上で、8番衣笠利則君の一般質問が終わりました。

 続いて、6番中右憲利君を指名をいたします。登壇してどうぞ。



◆6番(中右憲利君) =登壇= 失礼いたします。発言通告に基づきまして質問をさせていただきます。

 最初に、基幹道路の整備についての質問をさせていただきます。まず、市道西谷坂元線について伺います。西谷坂元線につきましては、工事が終わっている部分については既に供用されておりますが、そのほかの部分についての今後の計画についてお尋ねをいたします。

 次に、県道三木宍粟線について伺います。西谷坂元線の整備に伴って、三木宍粟線の西谷の信号の東西各60メートルほどは歩道及び右折レーンの設置を予定されていますが、現在の用地関係等の状況及び今後の計画について教えてください。

 それから、県道豊富北条線について伺います。豊富北条線の拡幅工事につきましては、昨年9月の議会で請願を採択していただいてから、なかなか前へ進まなかったんですけれども、市・県の担当者のご尽力によりまして、ことしの夏あたりからようやく計画が立てられつつあると認識しております。いまの具体的な状況について教えていただけますでしょうか。

 続きまして、二つ目の項目ですが、北条南保育所と北条東幼稚園の統合園の今後の予定について伺います。9月議会に陳情がありましたが、園児たちが空白期間の心配をすることなく、スムーズに統合園に入園できるような計画が立てられてるかどうかについて、まずお尋ねをいたします。

 三つ目ですが、イベントについて伺います。まず、いま商工観光課がかかわっている主なイベントとその状況について教えていただけますでしょうか。

 四つ目ですが、フラワーセンターについて伺います。夏祭り以外に市としてフラワーセンターをどのように活用されているか、フラワーセンターの活性化にどのように加西市として寄与されているのかを伺います。

 最後に、玉丘史跡公園の活性化について伺います。玉丘史跡公園の活性化につきましては、本会議でも何回かお聞きしております。これは私がこだわっているのではなくて、実際に公園を使っておられる方々、玉丘史跡公園の近隣にお住まいの方々からご意見をいただいて発言をしているものです。

 遊具を設置してもらいたいという要望がありました。このことを議会で言いますと、何か私が大きな遊園地をつくれ、あるいは小野のひまわり公園のような大型遊具を設置してくれと言ってるというふうに誤解された方もいらっしゃったようです。そうではなくて、要望として聞いているのは、就学前あたりの小さな子どもを安心して遊ばせることができる、そして玉丘史跡公園に風景として溶け込めるような簡単な遊具、ベンチなどを公園の一画につくってほしいということです。ほかにも、だれでも利用できるような常設のグラウンドゴルフ場をつくれないかというような要望も聞いておりますし、市の方にもいろんな要望が寄せられてるようです。

 この前に質問したときには、教育長からこのことについては市全体の方針として、決めるべきであるという回答があったと記憶しております。そこで、今回は玉丘史跡公園の活性化について市長部局の方ではどのようにお考えになられてるかをお聞きしたいと思います。

 以上で1回目の質問を終わります。



○議長(森田博美君) それでは順次答弁を求めます。まず、都市整備部長木下君。



◎都市整備部長(木下義視君) 3点ばかりあったかと思います。

 まず、1点目の市道西谷坂元線の全体計画についてでございますが、当該路線につきましては県道三木宍粟線から県道豊富北条線を結ぶ市街地周辺の環状道路の一部でございます。市街地を迂回する車両が幅員狭小な当路線に流入するために、通学の児童・生徒が非常に危険な状況にあります。当路線の整備によりまして、北条市街地を中心に迂回する車両を円滑に通行させまして、北条市街地中心部の停滞を緩和するともに、沿道の通学児童・生徒の安全の確保を図るものでございます。

 事業につきましては路線延長2,160メートルの区間について、平成18年度から着手いたしまして、平成26年度に全線開通に向け工事を進めているところでございます。

 次に、2点目の県道三木宍粟線の西谷坂元線の整備に伴う三木宍粟線側の整備について、恐らく西谷坂元線の終点、起点側の接続部の西谷の信号の交差点のことだと思いますが、市道西谷坂元線道路改良に伴います県道部の三木宍粟線の交差点改良につきましては、現在加東土木事務所と土木との間におきまして、交差点改良工事の早期実現に向けていま調整を行っているところでございます。今後、加東土木事務所との相互協力のもとに事業を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどお願いいたします。

 3点目の県道豊富北条線の現在の状況についてでありますが、議員ご質問のヤマカイ社員寮付近から井之上池付近の現道拡幅計画の状況としましては、危険箇所の改良については、本年10月に加東土木事務所、市土木課、地元区長さん、また土地地権者との現場立ち合いを行いまして、道路拡幅工事についての何案かの検討を現地でいたしました。今後、市としましては早期実現に向けまして加東土木事務所との調整を図り、努力してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 次に、統合園の今後の予定について、市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 北条南保育所と北条東幼稚園の統合に伴いまして、園児たちがスムーズに統合園に入園できるような計画を立てられているのかというふうなご質問でございましたが、平成27年4月の統合園の開設に向けて、現在準備を進めております。ご指摘のあった工事予定期間の平成26年度には、園児が在籍する園に通園しながら、そしてまた保護者も園児がバラバラにならないようにというようなご意見もございましたので、一緒になって新たな園に移動できるようなスケジュールを調整していっているところでございます。

 なお、このスケジュールについては本年11月に保護者の方々に説明を行いまして、ご理解を得て進めているというところでございます。



○議長(森田博美君) 次に、市のイベントとフラワーセンター、2点について地域振興部長森井君。



◎地域振興部長(森井和喜君) まず、商工観光課がかかわっておる主なイベントでございますが、大きなイベントといたしまして、フラワーセンターで4回目を開催いたしましたかさい夏っ彩夢フェスタでございます。毎年8月の第1週の日曜日に開催しておりまして、本年度は約2万人の集客をしたところでございます。

 次に、第2回目としまして、9月の29、30の両日で開催をさしていただきましたグリーンパークトライアスロンin加西でございます。本年度は200名のエントリーを得ておりました。19歳から76歳までの幅広い年齢層と、愛知県から鹿児島県までの広範囲からの参加者を得たところでございます。

 また、北条の宿はくらんかいにつきましては、ことし第5回目を迎えております。11月の10日と11日、両日の開催をさしていただきました。ことしは2日目の日曜日があいにくの雨でございましたが、2日間で約1万5,000人の集客を得たところでございます。

 以上の3事業につきましては、実行委員会組織での運営でございます。商工観光課といたしましては、フェスタとトライアスロンにつきましては直接的に、北条の宿については側面的支援という形でかかわっております。

 そのほか、婚活イベントの主催、また後援事業、それからボランティアガイド、それから神鉄観光主催のハイキングの開催支援、あるいは姫路食博、北播磨じばさん元気市など、近隣市町の物産展等への参加等、年間約30程度のイベントにかかわっておるところでございます。

 特に、ことしからは北播磨広域観光協議会で、神戸元町に北播磨おいしんぼ館の運営が始まっております。元町商店街との連携事業によりまして、観光PRを進めておるところでございます。また、商工会議所によります新しくつくられました加西のゆるキャラ、ねっぴーの出演、広報活動についても、観光事業の推進を図っているところでございます。

 以上でございます。

 続きまして、フラワーセンターの活用についてでございますけれども、フラワーセンターにつきましては市の特別な観光名所として観光パンフレットの掲載、ホームページへの掲載、加西市観光ブログでのPR等を進めているところでございます。特に、県の施設ということではなく、市の資産としてでもとらえた活用を図っていきたいというふうに考えております。観光案内の問い合わせでも、やはり一番の名所として紹介しております。加西市へ来られる視察団体に対しても、積極的に案内をしておるところでございます。

 イベント事業につきましては、近年では北播磨広域観光協議会主催の北播磨じばさん元気市の開催を実施しております。本年度につきましては、市制45周年事業といたしまして、能舞台を誘致した伝統芸能の屋形を市長が実行委員会となり、事業を開催したところでございます。

 そのほか、レストラン「フルーリ」を貸し切りというような形で婚活イベントを実施したり、夏には商工会議所と連携をいたしました夏休み産業観光ツアー、または加西の企業魅力発見ツアーの昼食会場等々で利用しておるところでございます。

 また、北播磨おいしんぼ館での北播磨じばさん元気市in神戸では、ブーケづくり体験教室をフラワーセンターに依頼し、開催するなどして、年間を通じて協力体制が図れるような環境を整えております。

 市といたしましても、市民団体等に活用いただくよう、フラワーセンターと協力をしております。北播政経懇話会であるとか、北条高校のマラソン大会、お茶会、クリスマスコンサートなど、市内の学校、保育園とのコラボを図るなど、地域に根差した取り組みを進めておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 最後に、玉丘史跡公園の活性化について、ふるさと創造部長小川君。



◎ふるさと創造部長(小川輝夫君) それでは、玉丘史跡公園の活性化について答弁をさしていただきます。この活性化については、各議員さんから、また質問とか提案等をいままでいただいております。また、市民団体等からもグラウンドゴルフ場、それからパークゴルフ場の要望もあります。また、子どもさんが楽しめる場所としての公園の整備等の要望もあるというふうに聞いております。

 現状の利用者アンケートによりますと、公園の利用者の年齢についてですけども、20代から30代の方が46%、60代以上が42%というふうなことで、20代、30代は子育て世代で子どもさんと一緒に利用されたのではないかというふうに判断しております。よって、子どもさんが楽しめる充実したといいますか、ちょっとした公園的なものも検討する必要があるのではないかというふうに、いま考えるところであります。

 しかし、この玉丘史跡公園の整備構想については、いままで答弁の中で教育委員会から説明さしていただいていますように、平成6年度に公園整備構想案である加西市玉丘古墳等整備基本計画を策定して、そのコンセプトを尊重して現在まで整備、維持管理をしている状況であります。

 以前の本会議で、市長から市の施設が有効にいま市民の皆さんの利用に供されているかどうか、市として総合的に常に見つめていかなければならない。市民の皆さんの意見を、そのときどきに的確に市は吸い上げ、望まれる利用の形態を市として提示していきたい。現在のコンセプトも大事であり、それを損なわない範囲で大いに市民の皆さんが利用していただけるようにしていきたいというふうに答弁をしております。現状において、以前の答弁を踏まえて教育委員会と行政部局とともに、今後の構想を検討してまいりたいというふうに考えています。

 また、現在計画を進めております地域活性化事業として、2015年、平成27年には播磨国風土記の編さん1300年を迎えるに当たりまして、記念イベント等をこの玉丘史跡公園の玉丘古墳、根日女をメーンとした行事等も考えておりますので、その計画も含めて検討することが必要であるというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 以上で答弁が終わりました。

 再度、中右議員。



◆6番(中右憲利君) まず、西谷坂元線からお聞きしたいんですけども、この路線につきましては中国道のくり抜き工事から西谷の信号までの工事拡幅が残っていると思うんですが、そこらの計画はどういうふうになっていますか。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。都市整備部長木下君。



◎都市整備部長(木下義視君) 前回のときの9月にご説明申し上げましたけれども、25年度に測量の関係を、測量設計ですね、いたしまして、26年度で工事をやってまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(森田博美君) 中右議員。



◆6番(中右憲利君) それで、この路線につきましては長らく市としても頭の痛い問題となっている部分があります。もう前市長時代から五、六年堂々巡りという形で、土地の買収交渉が前に進んでおりません。その間、部長等のその時間単価の高い人たちが頻繁に交渉に出向いて、それがなければほかのことに使えたであろう時間と労力を浪費しております。加西市としては大変なコストをかけて、なおかつ一歩も前進していないということになります。もうそろそろ決断する時期ではないでしょうか。

 問題となっている土地をかわせるような仮の道路をつくって早期に開通させるか、土地の強制収用という法的措置をとるか、あるいは例えばですが、既に地権者から何らかの申し出を受けてるのであればそれを受け入れるか、早急に年内にはこの問題について一定の方針を決めて臨んでいただきたいと思うのですが、いかがお考えでしょうか。



○議長(森田博美君) 都市整備部長木下君。



◎都市整備部長(木下義視君) 非常に厳しい質問でございますけれども、いま現在心が痛んでおります。質問の趣旨は、市道西谷坂元線の未買収地のそのつながっていない部分をどのように処理するのかとのご質問かと思いますけれども、市道西谷坂元線につきましては、一部の区間ですね、延長にしまして、いま議員ご指摘のとおり約20メートル、面積にいたしまして300平方メートル足らずの用地が未取得となっております。

 当該道路の開通は、地域住民に多大な公共の利益をもたらすものでありまして、1日も早くその利益が享受されるよう努めることが、行政の責務であるということは言うまでもございません。担当といたしましては、そのような思いで地権者との話し合いを継続しているところでございますけれども、先ほど言いましたとおり道路用地の取得は特定の公共事業のために行われるものでありまして、これによって土地所有者が受ける損失は特別の犠牲として発生するものであります。

 そういう意味で、公平負担の見地からも相当な補償がなされるべきであることは言うまでもありませんが、その前提といたしまして、地権者の方には事業に対する十分な理解をもって土地をご提供いただくことが肝要であると思っております。

 先ほど言われましたように、現時点では一定のご理解が得られているものと思っておりますが、今後、多面的な方策を探りながら、より一層対話を重ねまして、用地をご提供いただけるように鋭意努力し、時代のニーズに即応したインフラ整備に努めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 中右議員。



◆6番(中右憲利君) この4月から、ここで決断しますと、ここでだいたい方向性決めますというようなお話があって、そのために何らかのもうちょっとこれ試してみたい、こういうことを提案してみたいというお話があって、うまく行かない、そういうことを繰り返しております。

 もう本当によく交渉されたというふうに思っております。でも、選択ができる、方向性を選択できる、そういうものをもういま出そろってるというふうに私は感じております。ですから、方向性を決めてからでも道路ができるまで1、2年かかることがあると思いますので、もう早めに決断をしてほしいなというふうに私は思っております。

 要望にとどめておきます。何かあったらどうぞ。



○議長(森田博美君) 都市整備部長木下君。



◎都市整備部長(木下義視君) 先ほどの質問なんですけれども、私の思いは当該路線は社会資本整備総合交付事業で実施しておりまして、その補助事業の期間が平成26年度を予定しております。したがいまして、先ほどお答えいたしましたとおり、私どもといたしましては複数のチャンネルを考えております。いずれの方法をとろうといたしましても、事業期間内には事業を完了できるように取り組んでまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 中右議員。



◆6番(中右憲利君) それから、三木宍粟線の右折レーンとそれから歩道の設置の件なんですけれども、これの土地の買収等についてはどういうふうな状況になっていますか。



○議長(森田博美君) 都市整備部長木下君。



◎都市整備部長(木下義視君) 先ほどのご質問なんですけれども、三木宍粟線の畑町から西谷の信号までの県道拡幅のことかと思いますけれども、県道三木宍粟線の歩道整備が畑町でとまっておりまして、西谷町の信号までの歩道整備の必要性が高いのではないかとの質問かと思いますけれども、現在北播磨地域社会基盤プログラム、いわゆる社基プロでございますけれども、当面事業着手を見合わせるという箇所という、非常に厳しい位置づけとなっております。

 このプログラムの各項目につきましては、固定化するものではございません。社会経済情勢の変化などに合わせまして、適宜見直しながら取り組んでいくこととなっていると、加東土木の方より聞いております。この県の社会基盤プログラムの見合わせ時期でございますけれども、事業期間が前期で平成20年から25年度、後期が平成26年度から平成30年となっております。見直し時期がきましたら、市といたしましても意見を示しまして、早期実現に向け強く要望してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 中右議員。



◆6番(中右憲利君) ちょっと回答がかみ合ってないような感じがするんですけれども、それは私は次の質問でさせていただこうかなと思ってたんですけれども、いま言われたように畑までは三木宍粟線、歩道が両側についております。西谷に入りますと歩道の整備ができておりません。県の担当者に聞いたんですけれども、10年以上前に歩道整備の計画があったと。ところが何らかの障害があってとまってしまって、もうそのままになってしまっているということなんです。

 その部分について、地元の方のご協力をいただいて調べましたところ、いまのところ何の障害もないということがわかりました。ですので、できれば西谷の信号部分の歩道、右折レーンの設置とともに、畑から西谷の信号にかけての歩道整備を並行して県に要望していただきたいと思います。これは要望で結構です。

 この西谷の信号部分の整備をしっかり早急にしてもらうことによって、西谷坂元線続く小谷西谷線の整備もしやすくなって、北条の町を囲む環状線の整備もスムーズに運ぶと思います。その真ん中を通る、恐らく加西市内で一番の幹線道路である三木宍粟線の整備にもつながっていくと思います。私も含めてですが、地域として早期に整備できるように努力を続けたいと思います。また、市の木下部長、柴本次長にもいままでに増してのご尽力をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

 それと、県道豊富北条線なんですけれども、これについては県の方が25年度に予算要求をするという話があったんですけれども、これについてはどういうふうになっておりますか。



○議長(森田博美君) 都市整備部長木下君。



◎都市整備部長(木下義視君) 先ほどは失礼しました。県道豊富北条線の今後のスケジュールというお尋ねですけれども、先ほど答弁いたしましたけれども、危険箇所の道路拡幅工事につきましては、現在平成25年度事業に係る予算要求書を提出済みとお聞きしております。市としましても、今後そういった危険箇所の道路改良計画についても事業計画が十分できるよう、加東土木事務所と相互協力しながら、早期実現に向けて努力してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 中右議員。



◆6番(中右憲利君) 加西市の道路、特に県道、国道については、近隣自治体に比べて整備がおくれているように感じます。やはり、道路整備ということは長い時間がかかるもので、地道な努力を継続していかなければ、なかなか進んでいかないと思います。先ほども申しましたけれども、市の担当者の方には非常にご負担をおかけしますが、これからもご尽力をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

 続きまして、北条南保育所と北条東幼稚園の統合園についてお尋ねをいたします。スムーズに入園できるスケジュールを立てていただいてるということで安心をしました。この統合園に関しましては、当初市は認定こども園を目指していたのですが、めがねにかなう事業所の応募はなくて、公設公営の幼児園でスタートするということだったと思います。

 これは立花参事の個人的な推測ということなんですけれども、市は幼保連携型の認定こども園の設置を目指していたんだけれども、応募された事業者は非常に実績のあるところなんですが、保育所型の認定こども園、これは白竜さんなんかもこの型だということですが、その形を想定されていたのではないか。それで、審査をされた委員さんたちに十分な納得していただくことができなくて、多数決で不適となったのではないかということなんですが、認定こども園が幼保連携型、幼稚園型、保育園型、地方裁量型と4種類ある中で、加西市はこの幼保連携型の認定こども園を目指された理由を教えていただけますでしょうか。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 本市におきまして、幼保連携型の認定こども園を目指した理由と申し上げますと、今回その北条東保育所、幼稚園並びに南保育所につきましては、もともと一つの幼稚園、そしてまた一つの保育所でありました。これにつきまして、両方の機能が一体的に機能する施設であることというのが最大限の私どもの目的でございました。つきましては、いま議員さんがおっしゃってた、ご質問がありました幼保連携型の認定こども園というのが一番それに合った形態であるということから、幼保連携型の認定こども園を目指したところでございます。



○議長(森田博美君) 中右議員。



◆6番(中右憲利君) いま設立されようとしている幼児園は、その幼保連携型の認定こども園に対応するものと考えてよろしいんでしょうか。



○議長(森田博美君) 市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 ご指摘のとおり、幼保連携型の認定こども園である形で、公立でございます幼児園というのを目指して設置していこうという形で、現在計画を進めているところでございます。



○議長(森田博美君) 中右議員。



◆6番(中右憲利君) それから、その幼児園を立ち上げられた後のことをお聞きしたいんですけれども、前の総務委員会でいただいた資料で公立幼児園と民間の認定こども園との市の負担金額の比較がしてあります。どちらも100人規模の園と仮定して、年間の運営費はどちらも8,000万円、保護者負担金が3,000万円、差し引き5,000万円、そこまではどちらも一緒です。

 認定こども園の場合は、その園への明確な補助金として国がその50%の2,500万円、県がその25%の1,250万円を負担して、残りの1,250万円が市の負担となっています。一方、幼児園の場合はもう何もかも一緒こたになって入ってくる交付税のうち、幼児園の分としてはこれぐらいかなというふうな感じで1,500万円を差し引いても、市の負担額は3,500万円となっています。諸条件によって変わってくると思いますが、この単純化されたシミュレーションによりますと、認定こども園と幼児園の年間の市の実質負担額の差は2,250万円ということになります。100万、200万の予算をもらうのにも苦労するこのご時世に、2,250万円というのは相当な金額です。もし、150人規模の園としてシミュレーションすれば、その差は3,000万円を超すはずです。

 私は提案をしたいんですけれども、この統合園については既に民間の認定こども園にするということで、地域の了解を得ているはずです。9月議会に陳情に来ておられた保護者の方からも、民間でも公立でもどちらでもいいという意見が出されてました。また、いまは子どもの数がそんなに多くないかもしれませんが、西高室の区画整理事業によりまして、今後この地域の子どもの数が多くなってくる可能性が高いと予想されます。

 ですので、近い将来、公立園を民間園にするということで募集をかけると、応募される事業者は恐らくあると思います。市の指導を十分受け入れること、そして本人が希望すればですが、職員も継続雇用することを条件にして、民間園に転換すれば、スムーズに幼保連携型の認定こども園に移行できるはずです。そうすれば、労せずして年間2,000万、3,000万のお金が浮いてくることになります。ですので、公立の幼児園での運営がある程度軌道に乗れば、早急に民間園に転換すべきだと思います。ほとんど支障なく移行できて、国・県の手厚い補助を受けられて、市としては大きなコスト削減ができると思うんですが、教育委員会としてはいかがお考えでしょうか。



○議長(森田博美君) それでは答弁を求めます。市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 統廃合につきましては、いまご指摘のありましたように財政面からの検討というのが非常に重要な面だというふうに考えておりますが、単に財政負担の軽減というだけではなく、それ以上に保育と教育の質を一体的に確保していくということも重要かと思います。つまり、幼稚園教育の複数年化、そしてまた幼保の相互連携、それからゼロ歳児から15歳までの子どもたちの発達を見通した保・幼・小・中の連携、そしてまた就労支援というふうな大きな目的を掲げながら進めていくということも重要でございまして、そのことにつきましては保護者や地域、そして関係機関にも説明を行ってまいりました。

 そこで、直営でなく民間移行にというご指摘でございましたが、その方向性や目的は変わらない、いずれがするにしても変わらないわけでございますので、今後において先ほど申しました市の目的、市が目指すべき保育、教育に見合う運営施設が担保されるのであれば、民間園に移行することも十分可能であるというふうに考えますし、またそうなるような働きかけも行っていきたいというふうに考えております。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 再度、中右議員。



◆6番(中右憲利君) この年間の運用の資金が、民間園に比べて2,000万、3,000万高いと。それから、施設の整備につきましても公立園にすることによって、前にいただいた資料では3,500万ほど高くつくというふうなことで、いま職員とか、あるいは市長、副市長、教育長の給料をカットして、また議員もカットして、財政再建ということを一生懸命やっている中、物すごく余裕しゃくしゃくみたいな感じを私は受けるんですけれども、やはりその教育ということも大事であろうと思います。

 ただ、地域の合意が得られて、経営したいという民間の信頼できる事業者があるところについては、できるだけ民間園に移行をさせて、国・県の大変いま手厚い補助が出てますから、それを受けるべきではないかなというふうに思っています。これは要望です。

 それから、次にイベントについて、2回目以降の質問をさせていただきます。まず、夏祭りなんですけれども、フラワーセンターで夏祭りをするようになってから、いまおっしゃられたように4回目だと思います。大変きれいな広々としたところで、警備、安全面からも非常にいい場所だと思います。

 ただ、このイベントの準備実施のために、相当なお金と加西市の人的な資源が使われています。フラワーセンターですることのメリットもいろいろあるとは思いますが、やはり多大な市のお金と人的資源を消費するのであれば、より加西市を活性化する方策を考えるべきだと私は思います。フラワーセンターは、本来、花、植物を楽しんでもらうところで、夏の花も余りない時期に大勢来てもらって、そんなにリピーターが増えるとも思えません。本当に一夜の夢で終わってしまっているのではないかなというふうに思います。

 私は、できればもう一度市役所周辺を中心とする町中に夏祭りを戻して、朝から晩までいろんなところでイベントがあって、町中が活性していくきっかけとなるような、そういうお祭りにすべきではないのかなと思うのですが、市としてはどういうふうにお考えになりますか。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。地域振興部長森井君。



◎地域振興部長(森井和喜君) 本年度につきましては、フラワーセンターのリニューアルということがございました。市民の方、また市外の方へのPRということも踏まえまして、フラワーセンターでの開催ということを実行委員会の方で決定をさしていただいたところでございます。

 いまご提案のありました件でございますが、一般的な市民の方の声として、やはり市街地の開催が望ましいのではないかという意見であるとか、園内、フラワーセンターという施設に囲まれておるので、周りから祭りの雰囲気が伝わってきにくいなどという声も聞こえておるところでございます。

 来年度開催場所については、まだ実行委員会としては決定はしておりませんけれども、今後、いま議員さんのご提案なり、市民の方の声、各種団体の声を参考にさしていただきながら、町中へ戻すことも一つの大きな選択肢といたしまして、実行委員会の方で十分な協議をしていただきまして、決定する方向で決めたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 中右議員。



◆6番(中右憲利君) これ私もそうだというふうに思ったんですけれども、私だけの考えではなくて、北条の町中で商売をされている方からいろんな意見をいただいて、質問させていただいたということです。

 それと、これもいろんな議論がいままでにあったんですけれども、トライアスロン大会なんですけれども、これにも多大な市民の税金と人的資源が投入されているんですが、加西市にとってこの大会を開催することの意味がいま一つわからないところがあります。ことしは、台風で中止になりましたので、実質的に1回しか開催されていませんので、いまから形が見えてくるのかもしれませんが、これを続けるのであれば加西市を挙げて盛り上げていくような形にしてほしいし、前市長が持ってきたもので仕方なく続けているというようなものであれば、お金と人の無駄遣いですので、早めにやめていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。



○議長(森田博美君) 地域振興部長森井君。



◎地域振興部長(森井和喜君) トライアスロンにつきましては、本年度2回目ということでございました。台風により競技自体は中止となって、実際大会をしたのは1回だけの実績ということでございます。

 大会後、11月に実行委員会を開催させていただきました。その実行委員会におきまして、平成25年、いわゆる来年度の開催について協議していただきまして、9月28、29日、土日で両日を第3回目の開催日としてやるという方向を、実行委員会では決定をいただいております。

 今後、どうやっていくのかというご質問でございますけれども、3回という節目の大会を来年迎えるわけでございます。その実績をもって市民の評価であるとか、また観光PRの効果などを検証課題としてとらえまして、実行委員会で一定の方向性が出せるような形で進めてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(森田博美君) 中右議員。



◆6番(中右憲利君) まだ1回しかされてないんで、当然かもしれませんけれども、余り市民の中で認知度が低いと。私もどんな人が出場してて、だれが優勝したとかいうのが全く情報がないものですから、それにその物すごい労力、時間、お金が投入されているということに関しては、ちょっとどうかなと思うところがありますので、質問をさせていただきました。

 トライアスロンをやっている、出場されてる方にとっては結構好評なようなんですけれども、それだけではなくて、やはり加西市にとってそれがどれだけのメリットがあるのかということをよく考えてやってほしいと、決断をしてほしいというふうに思います。要望です。

 いま、商工観光課なんですけれども、これが何かイベント屋さんになってしまって、商業、工業の振興の方に手が回っていないのではないかという懸念を持っておられる方が、市民の中にも結構いらっしゃいます。少人数で多くのイベントと商工振興、あるいは労働者福祉、空き家バンク、空き農園バンク等の多くの業務を抱える観光商工課の今後の運営のあり方について、どのように考えておられるのか教えていただけますでしょうか。



○議長(森田博美君) 地域振興部長森井君。



◎地域振興部長(森井和喜君) 先ほど、イベント関係で申し上げました主な3事業につきましては、観光まちづくり協会より補助金を出して、実行委員会運営組織でやっておるところでございます。

 それから、そのほかの各種イベントについても同じでございますが、実質商工観光課の観光係のごく限られた少人数で対応をしているのが実態でございます。

 今後、どうしていくのかということでございますけれども、商工観光課の業務といたしましては、観光まちづくり協会運営事業を含め、イベント事業のほか観光PR事業が主な業務であり、観光まちづくり協会の自立、独立した体制もまた望ましいのではないかと考えも持っておるところでございます。

 近年におきましては、国において観光庁の設置もされております。観光を地域経済活性化の重要施策としてとらえてきておるところでございます。近隣においても、観光協会の強化が図られてきているところであり、加西市においても乗りおくれないような体制強化を検討してまいりたいというふうに考えております。持続的な市民の参画が得られるようなシステムづくりに対して、取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 中右議員。



◆6番(中右憲利君) 続きまして、フラワーセンターについて2回目以降の質問−−要望をさせていただきたいと思います。この前フラワーセンターの園長さんと少しお話をさせていただく機会があったんですが、市とか各種団体がいろいろなイベントを開くのに、フラワーセンターを活用してほしいという話をされてました。花とか植物は人の心を和ませる効果があると思いますので、婚活等の人と人が交流を深めるイベント、あるいは絵や写真の展示会、コンサート、式典、発表会などにどんどんフラワーセンターを使っていただきたいということでしたので、そして、もうこれからフラワーセンターは県立の施設ですが、加西市の宝だと思いますので、その活性化に力を入れていただきたいと思います。

 それから、玉丘史跡公園についてなんですけれども、市民の要望をよく聞いてあげて、資金的にも場所的にはそんなに支障がないのであれば、前向きに考えて市民が望むような方向に持っていってあげてほしいなというふうに思います。余りアカデミックな部分だけにとらわれないで、みんなが楽しんで遊べて勉強できるというような、みんなが集まりやすいところにしてほしいなというふうに考えております。

 それで、前に質問させていただきましたけれども、玉丘公園のために使ってほしいと市民から寄附をされた1億円についてですが、市長は6月議会で平成28年度をめどに事業化したいと回答をされましたが、いまの時点で何らかの構想はあるんでしょうか。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) このふるさと創造基金に積んでいる市民からの寄附金1億円につきましては、さきの24年6月議会での議員からの質問に対して、答弁をさしていただいております。

 その後、寄附金の活用に向けましては、当初の寄附目的の歴史文化館に限定せずに、市民に喜ばれる事業もということで、活用してはどうかということで、関係者の理解もいただいたところであります。ただ、今年度、また来年度におきましても教育施設の耐震化、あるいは新しい学校給食センターの建設、また喫緊の課題であります人口増の各種施策のというようなことで、これらの事業に優先して取り組むことにしておりますので、将来的に財政状況が見通せるような段階になれば、この1億円の寄附を活用した事業も検討できるものと考えております。

 行財政改革プランに基づきまして、財政運用しておりますけども、その中では平成28年度からは厳しい行革の改善を前提にしておりますけども、財政運営が順調に行えるものというような収支の見通しを持っております。ただ、昨今の景気動向や国の施策にも大きな影響を受ける財政状況でございますので、現段階で具体的にこの寄附金を活用した事業年度の明示、あるいはその概要と、内容というものをお示しすることは困難でありますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 中右議員。



◆6番(中右憲利君) 1億円というのは、なかなか寄附できるような金額ではありません。寄附された方はもう亡くなっておられますが、少なくともその思いは形にしてあげるべきだと思います。

 先ほども話がありましたけれども、播磨国風土記1300年になりますので、それを記念するすばらしい事業を期待をしております。

 以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(森田博美君) 以上で、6番中右憲利君の一般質問が終わりました

 ここで暫時休憩といたします。再開は、3時35分にお願いをします。

    15時21分 休憩

    15時35分 再開



○議長(森田博美君) それでは、休憩を解きまして本会議を再開して、一般質問を続行いたします。

 次に、9番松尾幸宏君を指名をいたします。登壇してどうぞ。



◆9番(松尾幸宏君) =登壇= 清風会、誠真会を代表いたしまして、発言通告にほぼ従いまして質問いたします。一部、通告以外の質問があるかもしれませんが、そのときは小川部長、よろしくお願いいたします。

 平成24年3月に策定された加西市行財政改革プランによると、「このプランは加西市の第6次行政経営改革大綱を基本に、必要な財政再建及び行財政改革を推進しつつ、第5次総合基本計画の具体化を図ろうとするものです。財政支出を厳しく抑制しながら進めてきた財政再建推進計画を継承しつつ、第5次加西市総合基本計画の実施計画として定めます。」

 また、「急速に進展する少子高齢社会に対応しながら、加西市の地域のよさを次世代に伝え、未来に向かった新しいまちづくりを進めていくことが求められています。とりわけ、地方分権、地域主権の流れの中で、自治体の果たす責任や役割はますます大きくなり、行政運営においては創意工夫を凝らした効果的な施策を実施していく必要があります。そのためには、公債費比率の抑制、財政調整基金の一定水準の確保など、何よりもまず持続可能な財政基盤を確立していくことが求められています。また、選択と集中による施策の効果的な実施、機能的な組織、人員体制の構築、徹底的な行政の無駄の排除など、効率的な行政運営を図り、高度化する行政ニーズに的確に応えていく必要があります。この行財政改革プランは、こうした取り組みのもとに第5次加西市総合基本計画の具体化を図り、5万人都市の再生を目指そうとするものです」。

 さらに策定のねらいとして、一つ、「持続可能な財政基盤の確立」、二つ、「行政サービスの向上と効率的な行政運営」、三つ、「5万人都市再生に向けた総合的な施策の展開」とあります。なお、「計画期間は平成23年度から32年度の10年間とするが、毎年度計画を見直し」、「当該年度事業の実績が確定した後、速やかに進捗及び内容について評価・検証を行い、結果を公表します」とあります。

 西村市政に変わってから、水道料金の基本水量の見直しと値下げ、また子育て定住補助施策は充実し、中学3年生までの医療費の無料化、平成26年1月からは長年にわたって保護者から要望があった全中学校での給食実施、若者世帯の持ち家促進補助制度、多子世帯の保育料の軽減制度、さらには25年度には新婚世帯の家賃補助の復活、奨学金の補助等、逆にいままでなぜできなかったのかと市民も疑問を感じるほど、加西市は確実に住みやすいまちへと変わりつつあります。

 また、最近の市長の発言では、学校の耐震化の前倒しと、まだまだ選択というよりも集中して安全・安心で住みよい加西を目指す施策を充実させると言われております。

 しかし、歳出の適正化の項では、「持続可能な財政基盤の確立のためには、歳入に見合った歳出構造への転換が喫緊の課題となっており、市が実施しているすべての事業について、事業の要否、提供主体、手法等について見直しを図っていくことが必要と考えています」ともあります。私自身も、西村市長、そこまでやっていいんかいと、財政は大丈夫なのかと心配になっております。

 そこで、まず10年間の財政収支見通しについて質問させていただきます。23年度の決算実績について、また、24年度につきましては現時点での行財政プランの財政収支見通しの項目に沿っての報告を森井部長にお願いいたしまして、1度目の質問といたします。



○議長(森田博美君) それでは答弁を求めます。財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) この23年度の末に確定をいたしました、24年3月に確定いたしました行財政改革プランに基づきまして、説明を申し上げたいと思います。

 まず、この現時点での状況ということでございます。23年度の決算は、もう既に確定しておりますけども、その中ではこの行財政改革プランの中で今後10年間の財政見通しということで立てておりますけども、決算におきましては市税及び交付税の増加、あるいは不用額の発生ということによりまして、歳入歳出差し引きで約6億1,000万円の黒字ということになりました。これは、これは計画に比べて約1億円の増加ということになっております。

 この剰余金は平成24年度に繰り越しをしておりますけども、そのうち2億7,000万円は、財政調整基金に積み立てると、半額でございますけども、なっております。残りの部分につきましては、今年度の補正財源として使っておりますので、12月補正、今回も提案をさしていただいておりますけども、補正後の財政調整基金と減債基金の合わせた基金残高は約20億7,000万円ということになる見込みでございます。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 以上で、答弁が終わりました。

 松尾議員。



◆9番(松尾幸宏君) 私は、あらかじめ資料をいただきましたので、この場では大まかなことについて質問させていただきます。

 部長からも報告がありましたように、24年度で約5億円、予定よりも財調、減債基金残高が上乗せになっているということなんですけども、これは報告の中にもありましたように、歳入面での増加が寄与している分が多いと思うんですけども、実際この財政収支見通しに関しましては、各項目ごとに行革改善額というのが提示してあります。これは、行革改善額というのは、ここに書いてありますけども「今後、新たな取り組みを行わなければ、10年間で約39.8億の財源不足が発生します」と。「行財政改革プランにより人件費の削減等に取り組むことにより、既に取り組んでいるものを含め10年間で約39.4億円の行革改善額が生まれ、計画期間内の収支はおおむね均衡します」とあります。

 これ、行革改善額のほとんどというのが人件費なんですけども、改善額39.4億円のうち、人件費での改善が35億数千万円となっております。その点の改善が実際できているのかどうかというのは、どのように評価されていますでしょうか。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 今回の10年間のシミュレーションの中で、確かに大きな行革改善項目の中で大きな比重を占めるのは人件費ということになってございます。その中で、特に23年度決算を例えばとりますと、行政改善額ということで、1億4,400万円の効果ということになっております。

 これにつきましては、人件費総体としまして、総額が当初計画では約26億ということでございましたけれども、実際の歳出が25億5,000万ということで当初計画に比べますと5,000万計画よりも達成が少ないといいますか、効果があったということになってございます。ただし、その人件費につきましては本来ならばもう1億5,000万弱、本来ならば削減されていたはずということからいいますと、予定よりも人件費の削減の効果が少ないということになってまいるということでございます。

 ただし、この内訳につきましては、この一般職員、三役の報酬カットとか、一般職の賞与カットとか、管理職手当のカット等によって、カットも効果をしておるわけですけども、一方で予定に反しまして、例えば人件費総額ということでございますから、人件費の項目に入るような、例えば議員の共済年金の廃止に伴う負担金の増、あるいは東日本大震災で、特に消防職員を中心として大勢の方が亡くなられたその弔慰金の関係の負担金ですね、共済掛金、あるいはこちらも襲いましたけども、災害関係の時間外超過勤務手当、あるいは去年はたまたま四年に一遍ということで、市長と市会議員の選挙がございまして、その報酬が特別に出たということもございまして、こういうことの増加要因があった結果、当初計画よりも若干人件費としては削減幅が少なかったということになっておりますけども、こういうことも含めた特殊要因であって、市全体の人件費としては減っていく努力を着実に行っておるということでございますし、この24年度におきましても条例提案、可決等をさしていただいておりますけども、今回の補正予算でも人件費等で計上いたしておりますけども、一時金のカット等によりまして、着実に人件費の抑制ということの努力はしておるということでございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 再度、松尾議員。



◆9番(松尾幸宏君) 人件費につきましては、後ほどもう少し詳しく質問をさせていただきたいと思います。

 続きまして、同僚議員より以前質問があったんですけども、公共インフラの更新費用について質問がございました。今後40年間で公共施設に約717億円、道路で326億円、橋梁で49億円、上下水道で440億円、下水道で170億円と加西市では今後40年間で約1,700億円のインフラの更新費用、施設の更新費用が要るということだったんですけども、この費用自体は財政収支見通しに反映されているんでしょうか。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 以前の別の議員の中の質問の中に、公共施設マネージメント白書の関係で、インフラ整備に係る費用をどうするのかというご質問がございました

 確かにおっしゃるように、40年間のシミュレーションで、ある簡易ソフトを使いますと約1,700億という事業費が、推計値が出てまいります。ただし、そのことにつきましても、前回も答弁さしていただきましたけども、非常に計算の仕方自体が複雑なことでございまして、一定の前提のもとで非常に簡便に前提をして計算をしたというパソコンソフトでございまして、この1,700億という事業の中には、例えば一般財源ベースではなくて、とにかく国からとか県からとか、補助金も含めた総事業費枠という格好の1,700億ということで計算をするようになっております。

 ただし、そういう意味で非常に粗っぽい数値でございますので、こういう一つ一つの積み上げということの精緻な数、精緻な金額ではないということの説明もさしていただきました。

 それはそうでありますけども、今回のこのお示ししております10年間のシミュレーションの中では、具体的な例えばいま行っております教育施設の耐震化とか、あるいは道路等の修繕とかいう、いわゆる投資的事業ですね、それも含めて1年間でこの24年度からは7億、25年度からは2年間大型事業が続くということで9億、また27年度からは通常的に7億レベルの、政策的、投資的経費を計上して、その枠の中で対応していくということで考えております。

 今後、公共施設が非常に老朽化していくということで、今回の規模は違いますけども、大きなトンネル事故もございましたけども、施設の建てかえとか、それから更新が必要になってくるということは承知をしておりますけども、それに要する経費につきましてはこの財政収支見通しの中の投資的経費、政策的経費の通常7億、2カ年では9億という枠の中で、緊急性、あるいは必要性を勘案して優先順位をつけながら計画的に実施してまいりたいと、このようなことで対応していきたいと思っております。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 再度、松尾議員。



◆9番(松尾幸宏君) それでは、一応その公共施設なり公共インフラの償却というんですか、そのための経費が費用として、更新費用として盛り込まれているというふうに解釈したらよろしいんでしょうか。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 行財政改革プランの中では、投資的経費、政策的経費の中で見込んでおるということでございます。



○議長(森田博美君) 松尾議員。



◆9番(松尾幸宏君) それでは、投資的・政策的経費の中、特に投資的経費の中の明細がわかりましたら、どのようなことを計画されているかお願いいたします。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) この見通しの中で投資的・政策的経費につきましては、前に申しましたように総額で7億なり9億ということで、推定をして枠をとっておりますけども、これにつきましては例えば24年度のこの枠の中では学校の耐震化事業などの投資的事業に約5億円、それから子育て支援のための医療費の無料化などの政策的経費に約2億円ということでかけております。今後もこの財政状況を見ながら、収支の状況を見ながら人口増につながるような施策ということで優先的に取り組んでいきたいと思っております。

 非常に、数値につきましては多種多様な事業にわたっておりますので、割愛をさせていただきたいと思います。



○議長(森田博美君) 松尾議員。



◆9番(松尾幸宏君) ありがとうございました。

 続きまして、少しいい話もしたいと思っております。加西市はいま現在ふるさと納税の支払いにつきまして、クレジットカードの決済も行っているわけなんですけども、ここにYahooの公金支払いのホームページのトップページの印刷したものがございます。その面には、東北、東日本大震災で被害を受けた県への支援は、ふるさと納税でということで、トップページには青森県、岩手県、宮城県、福島県というのが載っております。

 続きまして、そのふるさと納税というところをクリックしますと、そこにはふるさと納税ランキングというのが右の真ん中ぐらいに載ってるんですけども、当然トップページで4件のふるさと納税のお願いが出てるので、1位は岩手県、2位は福島県、3位は宮城県、4位が何と兵庫県加西市となっております。

 加西市がなぜ、これ全国でですよ。ふるさと納税ランキングで4位になっているか、ちょっと私自信不思議なんですけども、森井部長はどういうふうに分析されてますか。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) このYahooのホームページ、確かにごらんになりますとことしの下半期の全国ランキングということで、クレジットカード収納の実績が加西市が東北の被災県に次いで、全国的に注目を浴びるような順位にランクをされております。

 これにつきましては、いろんな観点があると思いますけども、私自身が考えますのに、ちょうどふるさと納税という制度自体は以前に始まっておるんですけども、その活用に当たって非常に早くから、県下でもトップクラスの早さでありましたけども、一般的な口座振替とか、それから自分で支払いをされるということではなくて、いわゆるインターネットを通じた、Yahooを通じた、これ楽天等もありますけども、公金のインターネット振りかえというような手法に早くから加西市が取り組んだということが一つでございます。

 その中で、非常に昨今でございますから、インターネットを通じて全国の方がその画面に入っていただくと、例えば市とか県とかのメニューですね、それを比べられるということで、自分で検索してこの市がこうだと、あるいはこの市がこういう特色があるということの見方が瞬時にできるということで、特にそういうことに比較検討の中で、加西市につきましては特に地元の物産のお返しとしての提供ですね、そういうこともやっておりますので、特色があるようなふるさと納税の活用のメニューもございますけども、特色のあるようなポイント制度をとっておるということが、高く評価をされているんではなかろうかと思っております。



○議長(森田博美君) 松尾議員。



◆9番(松尾幸宏君) 特典を目当てにというたらおかしいですけども、それに魅力を感じてふるさと納税をされる方も多いんですけども、このふるさと納税ランキングの兵庫県加西市をクリックしますと、これ全体の全国の市町村の目次みたいなところに行きます。そこに加西市の特典が書いてあるんですけども、残念ながら写真がノーフォトとなっております。ぜひこれ入れてくださいいうてお願いしたことがあると思うんですけど、いまだに入っておりません。ぜひ、ランキングがここまで上がっているんですから、クリックした時点で、こんないいものがもらえるんやったら、私も一度参加しようかというふうな気持ちになっていただけるような、ぜひ努力をお願いしたいと思っております。

 それと、クレジットカードの決済のメリットなんですけども、インターネットで簡単にできる、どこでもいつでもできるというのもありますけども、これは実際使用されてる方、ポイントとかまた航空会社のクレジットカードでしたらマイルがたまって、それを楽しみにしておられる方はたくさんございます。それも大きなメリットであると思います。

 そこで、もう一度この行政改革プランに移りますけども、行政サービスの充実と利便性の向上の欄で、マルチペイメントネットワーク、ペイジー収納サービスのことでしょうかね。これを取り入れた公共料金の口座振替契約受付サービスを勧めますということで、これ収納率のアップにつながると思うんですけども、加西市では、全国でも先進的にコンビニ収納などを取り組んで、収納率は確かに上がってきていると思いますけども、いかがでしょうか、これを機会にふるさと納税以外の部分でも取り入れられる部分に関してはクレジットカードでの決済を行うというのはいかがでしょうか。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 多種多様な収納チャンネルの確保ということで取り組んでおりますけども、現在特に市につきましてはふるさと納税につきましてはインターネット経由のクレジット等も使えるわけでありますけども、一般の公共料金、税も含めてでありますけども、これにつきましてはクレジットカード収納につきましては実施をいたしておりません。

 過去に検討した経緯がございます。それにつきましては、非常に市民の側から見れば、収納チャンネルが増えて利便性があると。手元に現金がなくても納付が可能であるなどのメリットは確かにございますけども、反面、取り扱い手数料が高額であって、仮に市が負担する場合でも、市というのは結局市民の税金で運営されておりますので、そういう意味では若干問題があるのではなかろうかということも思いますし、クレジットカードにつきましては、例えばポイント制でもって利用者がポイントをためてそれを何かに使えるということはございますけども、ある意味考え方にもよりますけども、一部の納税者に対する利益供与ということが、回り回ってはそういうことも考えられないことはないということで、若干問題があるということで、当時は検討しました。

 それから、特に収納率向上という観点からは、口座振替等もやっておるんですけども、あるいはコンビニ収納も取り組んでおりますけども、そういうものに比べてこのクレジットカードというのは審査が発行に当たってはございます。一定の財務力がないと、資力がないとクレジットカード自体が持てないということがございますので、逆にクレジットカードを持つような方は、通常の方法で滞納も余りないような方の可能性も高いということで、クレジットカードの対応、即収納率アップということにつきましては、若干の課題があるのではなかろうかと思っております。

 こういうような結果、とりあえずコンビニ収納を取り組んで、これも県下でも先進的に取り組みまして、その後各市が追従をしておりますけども、クレジットカードにつきましては全国的にはそのコストをかけて便宜を図るということで取り組んでいる市がございますけども、なかなかその市につきましても、アンケート結果によりますとなかなか効果が出ていないというような実態も聞いておるわけでございまして、加西市としましては、ことしも一般の口座振替ですね、金融機関の、そういうキャンペーンも行いましたし、一定の効果もございましたので、クレジット収納につきましては社会情勢とかそれから全国的な傾向を見ながら、慎重に検討していきたいというふうに思っております。



○議長(森田博美君) 松尾議員。



◆9番(松尾幸宏君) クレジットカード決済につきましては、収納率のアップという意味だけではなしに、喜んで税金を払わしていただくという気持ちになっていただける方法論だと思いますので、ぜひ検討していただけたらと要望しておきます。

 続きまして、このプランの中の人件費の抑制の方に移らせていただきたいと思います。この項には、1.職員数の削減による抑制、給与等の抑制、その他として「早期退職制度である退職勧奨の実施、再任用制度の活用、給与制度改革等による平均給与額の引き下げを図るなど、総合的な人件費抑制策を実施します」とございます。いま現在の加西市での人件費の抑制の現状についてお願いいたします。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。総務部長高橋君。



◎総務部長(高橋晴彦君) 人件費の抑制の現状でございますが、先ほど財務部長から一部答弁があったんですが、23年度の決算を迎えた中で報告させていただきたいんですが、計画では1億4,700万の削減という見込みを立てております。実績におきましても、ほぼ計画どおりの実施ができておりまして、職員数につきましては290人から280人ということで、10人削減というような状況で、8,000万円余りの効果が、また人事院勧告の実施による給与の削減約3,000万円、それから特別職の給料、また管理職のボーナスカットや管理職手当のカットなどによりまして3,000万円程度削減額が生じておりまして、合計1億4,400万円の削減額となっております。

 ただ、先ほど財務部長が答弁しましたように、当初計画では26億300万、人件費の削減額が1億4,700万ということから、人件費の決算が本来ならば24億5,000万余りになるところが、23年度決算では25億5,000万と、1億多くなっております。この原因につきましては、これも説明があったんですが、昨年も9月補正さしていただいたと思うんですが、消防団員の公務災害補償、東北大震災による団員の遺族年金等の関係で3,400万余りと、議員年金の廃止に伴う特別負担というような形で5,500万、これで早や1億程度臨時的に当時予定以外のものが生じましたので、決算額的には1億円多くなっているんですが、改善した額としましては、ほぼ予定どおりの改善となっております。

 また、24年度、本年度の削減見通しでございますが、職員数におきましては医療関係職を除きまして全体で3名減となっておりますが、会計間の異動を行っておりまして、改革プランで示しております普通会計ベースでは280人のままですので、効果額は増加しませんが、人事院勧告による給与の削減、また特別職の給料カットや管理職のボーナスカット、手当カットが平年度カットといいまして、効果が1年間に及ぶということ、また新たに管理職以外の職員のボーナスカットが加わるため、23年度より8,000万円多い2億2,000万円程度の削減という見込みとなっております。

 以上です。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 松尾議員。



◆9番(松尾幸宏君) ありがとうございます。人件費の抑制は順調にできていると確認させていただきましたけれども、昨今ちまたで小野市と加西市の人件費を、人数も含めて比べた文書が出回っております。いま現在加西市の状況を他市と比べて、職員数並びに人件費、どうなってますでしょうか。



○議長(森田博美君) 総務部長高橋君。



◎総務部長(高橋晴彦君) 昨年も2011年11月15日付で小野市との比較した会報が配布されておりまして、昨年の本会議でもし尿やごみ処理などの事務組合への参加の有無や、公立保育所・幼稚園の数によって各市条件が異なるため比較することは困難であり、またその部分を除いた一般行政職比較では加西が北播で一番少ない職員数であり、また1人当たりの給与費も最低となっているということも報告させていただきました。

 本年も、この11月7日付で会報が配布されておりますが、その会報によりますと22年3月現在の職員数は加西市が357人、小野市が318人で、人件費の総額が加西市が32億8,500万、小野市が30億8,800万となっており、職員数で39人、人件費で1億9,700万、加西市が上回っているとの記事がございました。職員数につきましては22年4月の誤りと思うんですが、昨年も報告させていただきましたように23年4月現在では、消防職員が北はりま事務組合に移ったこともありまして,小野市が306人、加西市が281人と、逆に25人少なくなっております。

 このようにさまざまな要因で異なりますし、表面的な単純比較というのは危険でありますし、また実態のわからない状況でもありますので、比較については慎重を要すると考えております。

 なお、人事行政の運営状況を公表しまして、その公平性と透明性を高めるため、地方公務員法、法律に基づいた統一様式で各市とも11月には公表しておりますので、最新データで把握いただければと思いますし、この場で他市の状況を報告するのはどうかと考えるんですが、正しい理解をしていただきたいので参考までに23年度決算比較を報告さしていただきたいと思います。

 職員数は先ほど言いましたように25人少なく、また人件費につきましては、加西市27億4,600万、小野市30億100万円と2億5,500万少なくなっております。市民1人当たりの人件費も当然加西市が5万9,111円、小野市が6万287円となっておりますし、給与水準に用いますラスパイレス指数におきましても、23年度は加西市98.9%、小野市100.5%いうような状況で、加西市が低い状況にあるわけなんですが、先ほども言いましたように単純比較も非常に困難と思います。詳細につきましては、ホームページで公表しておりますので、確認いただければと思います。

 以上です。



○議長(森田博美君) 松尾議員。



◆9番(松尾幸宏君) わかりました。ありがとうございました。

 それでは、そろそろ数字のことは抜きにしまして、職員の資質と士気の向上という欄があるんですけども、さまざまな研修をこの欄で予定されてますけども、その現状について報告をお願いいたします。



○議長(森田博美君) 総務部長高橋君。



◎総務部長(高橋晴彦君) 職員の資質と士気の向上についての取り組みということでございますが、人件費削減、また職員数も抑制している中で、市民の多様なニーズに対応するには、資質の向上等は非常に重要なものでございます。その取り組みの主なものも報告さしていただきますと、昨年末に人材育成のための人事管理の実施、研修の充実、職場環境の向上といった3点を基本方針としました今後の人材育成の基本指針であります人材育成基本計画を策定しまして、この計画に従った取り組みを実施しております。

 主な例としまして、まずコンピテンシー評価も取り入れました目標評価制度の実施、またさまざまな提案制度の募集、また財政状況の説明会とか新規採用職員の指導員制度の導入、またグループウェアを活用しました職員研修の実施でございます。具体的には、ふるさと創造会議とか職員研修、職員提案改善等のフォルダをグループウェアに設けまして、情報共有と業務改善を行おうとするものでございまして、ふるさと創造会議のフォルダには地区担当職員の報告書の掲載による情報共有を、また職員研修というフォルダには他市の参考事例や推薦図書を共有する。また職員提案、業務改善では業務の効率化に関する職員の意見交換、また業務改善における各部での取り組みなどを紹介しまして、職員一丸となって業務改善を図っていこうとするものでございます。

 また、さらに管理職が中心ですが、5万人再生をテーマにした5万人都市再生学習会の開催や、また内部講師によります法制研修、公務員倫理、財政状況の研修なども行っておりますし、さらには若手職員による給与、会計、契約、文書、財政等の基本的な事務について、自主的な勉強会が開催されておりまして、資質向上のための新たな動きが出ているところでございます。今後も人材育成計画に基づきまして、さらなる資格取得助成など、士気向上、資質向上に図っていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 松尾議員。



◆9番(松尾幸宏君) やはり人を育てるというのは大変難しいことです。ぜひ余りお金と時間をかけずでなしに、十分使って行動を伴った、頭でっかちにならないような人材をぜひ育てていっていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

 私、この一般質問に際しまして自分ではよく熟読してたつもりなんですけども、加西市行財政改革プラン、改めて読み直ししました。登壇のときにも言いましたけども、「毎年、毎年度計画を見直し、当該年度事業の実績が確定した後、速やかに進捗及び内容について評価検証を行い、結果を公表します」とございます。

 この32ページに、実施計画の策定と運用の欄ですね。平成24年7月、平成23年度実施計画の進捗評価を公表とございます。まだ公表されてないように思うんですけども、これどうなってますでしょうか。



○議長(森田博美君) ふるさと創造部長小川君。



◎ふるさと創造部長(小川輝夫君) 申しわけございません。行財政改革プランですね、32ページに7月に進捗を評価を公表するということで挙げております。本年度、初めて評価・検証をするに当たり、学識経験者、大学の教授にどのように評価・検証を進めたらいいかというふうなことの打ち合わせ等を行って、今年度検証後作業を進めたわけでありますけども、実際この7月という月の分については私もちょっと認識が甘かったことも事実でありますけども、実際9月に決算の書類を議会に認定をするということもありますので、それまでに行財政の収支見通しを出すということについて、少し問題もあるのではないかということで、9月に議会に決算を提案する時点で本来は公表ができればなというふうに考えておったところですけども、その後作業がおくれまして、いま現在出来上がっているという状況で、近日中にホームページまたは人口増政策課の窓口、それから各公民館または地域交流センター等に置かしていただいて、市民の意見を聞くという体制になっておりますので、近日中に実施したいと思います。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 松尾議員。



◆9番(松尾幸宏君) 午前中にも有識者というところで大学の教授等が出てきたんですけども、別に進捗状況を見てもらうのに大学の教授じゃないとだめでしょうかね。この前にたくさんの優秀な部長さん方がたくさんいるんです。自分らで、やっぱり自分らでしたことやから検証したらいいんじゃないですか。



○議長(森田博美君) ふるさと創造部長小川君。



◎ふるさと創造部長(小川輝夫君) 当然検証を、行財政改革プランをつくったときに、先生にもある程度相談をしたという経緯がありまして、それを評価・検証するにおいてアドバイスをいただいたということで、実際作業に当たったのは内部の職員でやっておりますので、当然こういう行財政改革の専門的な知識のあられる方に意見を聞くということについては、当然必要であろうかというふうに考えております。



○議長(森田博美君) 松尾議員。



◆9番(松尾幸宏君) 今回の件を責めるんじゃないんですけども、私は日ごろからやはり行政のプロがいる集団なのに、割合委託の業務が多いと日ごろから感じております。やはり皆さん自分自身でもっと自覚と自信を持っていただいて、物事をスピーディーに進むように取り組んでいただきたいと思っております。

 バブルの時分に、企業でもよくコンサルというのがはやりました。私はもともとコンサルを頼らなあかんような経営者は、もう経営者失格だと思っております。外部機関を使ったり、コンサルを使ったり、大学教授は確かに立派な方かもしれませんけれども、その人の意見を聞かないと物事が前に進まないような加西市であってはだめと思っております。

 最後に、行財政改革の最後にいままでの総括を副市長にお願いしたいと思うんですけど、よろしくお願いします。



○議長(森田博美君) 副市長大豊君。



◎副市長(大豊康臣君) 行財政改革プランについての取り組みというふうなことを述べよということだろうと思うんですけども、議員ご存じのとおりですけども、行財政プランにつきましては、もともとの歳入状況であったり、義務的経費が幾らかかるとか、そういったものをベースに今後10年間を見通して、どうあるべきかというようなことを持続可能な財政運営ができるということを目標に、プランにもあるとおり、具体には実質公債費比率を下げましょうとか、将来負担率を下げましょう、そして市債の発行額も抑えていきましょうという枠組みを決めた中で、どれだけ投資ができるか、積極的にできるかというようなところで、投資的経費の額を7億とか9億とか決めて、その中で優先的にやるべきものについて、緊急性であるとか、もちろん経済性、効果等あるんですけども、そういったものを勘案しながら、積極的にいまやるべきことはやっておこうという姿勢で、それは10年を見通してるからという自信のもとにやっているというふうに自負しているんですけども、そういった中で、見通した中で堅実に財政を見ながらやっていくというふうにやっております。

 実際には、各年度にでこぼこはあると思いますけども、その件についても毎年予算を組み、決算をしというところでのチェック、先ほどの検証も踏まえまして、そういった行為の中で十分現実を把握することと、その現実に合った修正を加えながら、やっぱり目標は定めたものに向かっていくという目標を持っておりますので、そういったところについて我々は自信と確信を持ってやっているつもりということでございます。

 議員各位におかれましても、財政の運営について助言、あるいは指導を側面的にもお願いしたいというふうに思っております。よろしくお願いします。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 松尾議員。



◆9番(松尾幸宏君) どうもありがとうございました。

 続きまして、私がことし毎回一般質問させていただいております土地利用計画についてでございます。来年度は農振農用地の大幅な見直しがございます。今回もお尋ねいたします。現在の農振農用地の見直しの現状についてお願いいたします。



○議長(森田博美君) 地域振興部長森井君。



◎地域振興部長(森井和喜君) まず区長会にお願いしておりました。9月に各区長さんにご意見をお伺いして、意向調査を行ったところでございますが、3町の区長さんの方から地区の公共施設の設置に関して、除外の要望を受けております。そのうち公会堂用地としての要望が2町ございました。もう一つは、駐車場用地としての除外要望がございました。それから、ほか2町からも要望があったんですけれども、これについてはまだ少し具体化がしていないということで、具体的な計画ができた段階で、その時点で申請をお願いしたいということをお願いしておる実態でございます。

 それから、また山際の農地で農業の近代化の対応が困難な農地であるとして、3町の区長さんの方から除外申請を受けておると。各町から除外申請をお受けした農地につきましては、農振法に照らし合わせて除外の方向でできるように手続をいま進めておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 松尾議員。



◆9番(松尾幸宏君) ありがとうございました。

 続きまして、特別指定区域につきまして、指定の現状と24年度の見直しの状況をお願いいたします。



○議長(森田博美君) 都市整備部長木下君。



◎都市整備部長(木下義視君) 特別指定区域の指定の現状と、平成24年度の見直し状況でございますが、市街化調整区域では住宅の建設に厳しい制限があることから、居住者の減少によります集落の活力低下が問題となっております。

 当市では、このような市街化調整区域の課題に対応するために、議員ご承知のとおり平成14年に兵庫県が創設しました特別指定区域制度を活用しまして、平成19年に市内104地区で地縁者の住宅区域の指定と、平成23年に4地区で新規居住者の住宅区域の指定をいたしました。これによりまして、毎年約20件程度の地縁者住宅が建設されております。

 現在、24年から平成25年の2カ年で104地区指定されました地縁者の住宅区域の拡大見直し、それから新たな特別指定区域のメニューを活用しました区域指定を図ることを目標に作業を進めているところであります。既に、地縁者の住宅区域の拡大や見直しといたしまして、10地区既存事業所の拡張区域として2地区、合計12地区の見直し案を本年10月開催の市都市計画審議会に諮問いたしまして、答申を受けております。

 今後、来年2月開催の県開発審査会の審議によりまして、3月中に地区指定となる予定でございます。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 松尾議員。



◆9番(松尾幸宏君) それでは、25年度の方針の見通しはどうなってますでしょうか。



○議長(森田博美君) 都市整備部長木下君。



◎都市整備部長(木下義視君) 平成25年の見直しの方針でございますけれども、平成25年には旧教育研修所跡地における宅地開発等の土地開発を図るために、特別指定区域制度の新たなメニューの活用案を来年8月開催予定の市都市計画審議会に諮問を行いまして、その後県の開発審査会の審議によりまして、平成25年12月の地区指定を目標に作業を進める予定でございます。

 また、市内全域の地縁者の住宅区域の拡大や見直しと、新たな特別指定区域のメニューの活用につきまして、農政担当課とも密に調整を図りまして、自治会の皆様の理解と協力を得ながら、平成26年3月までの全地区指定を目標に全力で作業を進めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 松尾議員。



◆9番(松尾幸宏君) 特別指定区域の前に農振農用地の問題が立ちはだかるわけなんですけども、いま順調に新規事業所の拡張なり、進んでいるようでございます。まず、新規事業所ができたり、また事業所の拡張ができることにより、雇用の拡大はもちろんなんですけども、それに伴って住宅等の建築により、やはり固定資産税が確実に入ってきます。それと、法人、そして個人の市民税も入ってきます。また、必ずトイレがつきますので、上下水の料金の収入もございます。当然、それがどんどん増えていったら水洗化率のアップにも結果的につながってくることになります。ぜひ、こういう財政の安定化、歳入の確保、また5万人都市加西の再生を目指すためにも、有効な土地活用を農政課、そして都市計画課、これ密に連絡を取り合っていただいて、ぜひ有効な土地活用をお願いいたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(森田博美君) 以上で、9番松尾幸宏君の一般質問が終わりました。



△延刻



○議長(森田博美君) ここで皆さんに延刻をお諮りをいたします。定刻の5時が近づいておりますので、本日の会議は議事の都合上、延刻いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(森田博美君) 異議なしと認めます。

 よって、本日の会議は延刻することに決定いたしました。

 続いて、1番井上芳弘君を指名をいたします。どうぞ。



◆1番(井上芳弘君) =登壇= 失礼をいたします。日本共産党の井上芳弘でございます。発言通告に基づきまして一般質問を行います。

 まず1番目に、5万人都市再生に向けた取り組みについてということで、改めて取り上げました。西村市長が当選直後の議会でも、このことを取り上げさしていただきました。この5万人都市の再生というのは、数字にこだわっていけばなかなか短期的にこういったことを達成することは非常に困難です。こういった機能をしっかりと維持できるようなまちづくりを地域も力を合わせてという意味では、私は十分に理解ができるということを申し上げました。ただ、こういったスローガンを掲げて、本当に地域が一体となってまちづくりに取り組んでいくことが、いま本当に求められているということについては、私も心から同感をするものであります。そこで、改めてこの5万人都市再生の意義についてお尋ねします。

 先般、いわゆる共同住宅の居住者について、この住民票登録の存否というんですか、そういった確認をアンケート活動を通じてやっていきたいと。その趣旨は、やはり登録をしていただいて、住民サービス等も含めて、またそれぞれ課題があるならば行政一体となって支援をしていくということも含めての取り組みだというふうにお聞きはいたしております。

 ただ、この5万人という数、あるいは人口を増やそうということにこだわりすぎての施策であってもいけないわけで、改めてこの5万人都市再生というのはどういう意味なのかということは、市民も含めてまた地域も含めてしっかりと行政が考えられていることを理解していただき、共通の認識として進めていかなければならないというふうに思います。そういう意味で改めてこの意義についてお尋ねをいたします。

 以下、一問一答でお尋ねしたいと思います。



○議長(森田博美君) それでは答弁を求めます。ふるさと創造部長小川君。



◎ふるさと創造部長(小川輝夫君) それでは、5万人都市再生の意義ということでご答弁させていただきます。

 ここ数年間の当市の人口減少は加速化しております。このまま看過しておれば、住民による地域コミュニティーの維持が困難になるなど、社会全体に与える影響は非常に大きなものとなりかねません。このような状況において、加西市民が安心して行政サービスを受け、住み続けたいと思えるような持続可能なまちづくりを推進していくために、いま人口増政策を検討し実施する必要があるというふうに考えております。

 もちろん、持続可能なまちづくりは、単に数字の上の人口を増加すれば実現できるものではなく、第5次加西市総合計画に基づき、着実に住みよいまちづくりや地域コミュニティーの充実、さらにはよりよい行政サービスの提供を図ることによって、実現できるものというふうに認識しております。したがいまして、5万人都市再生とは、この5万人都市再生という困難な課題に向けて、全市を挙げて取り組むという姿勢のあらわれであると。決して数値だけにこだわった目標ではないというふうに認識しております。

 以上です。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) 施政方針にもその旨が書かれていると思います。24年度の施政方針にもその旨が書かれているというふうに思います。ただ、5万人都市ということをいいますと、実際にこの議会でも請願が上がってきて、この5万人の計画を具体化した数値目標を示すべきじゃないかという声が上がってきました。これは当然そういった見方をされてもやむを得ない部分もあろうと思うんですね。そういう意味の指摘に対してはどのようにお答えになりますか。



○議長(森田博美君) ふるさと創造部長小川君。



◎ふるさと創造部長(小川輝夫君) 5万人再生ということについては、施政方針の中にも挙げてますけども、私たち加西市民の再生のキーワードだと、目標であるというふうなことで、そのために10年間の加西市の第5次総合計画では5万人再生という目標に目指して、業務、政策に取り組んでいくという心構えでおります。これを市長は市民全員にそういう認識を持ってもらいたいというふうなことで、こういう表現をいまされているのではないかというふうに考えるところです。



○議長(森田博美君) 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) ということなんですが、市長、改めてお尋ねをしておきます。



○議長(森田博美君) 市長西村君、登壇してどうぞ。



◎市長(西村和平君) =登壇= 行政としては、いま答弁させていただいたとおりでありますが、政治家西村としては数字にこだわってやっていきたいと思っております。

 以上です。



○議長(森田博美君) 再度、井上議員。



◆1番(井上芳弘君) 前回、お尋ねしたときも市長はそのようにご答弁になったと思います。ただ、客観的に現在の加西市の人口の状況ですね。市長も施政方針で言われているように、この10年間で4,500人、最近5年間では2,700人という人口減少が続いていると。この状況を一挙に数字を目指して改善しようとすれば、これはもう本当に国策をもってしなければ、全国的なそういう取り組みをしなければ、私はなかなか困難な数字であって、そういったことはきちっと市民にも認識してもらうということは大事であって、そのことにこだわられるのは逆に市長に対する信頼を失うということになりかねませんか。その辺はどうでしょうか。



○議長(森田博美君) 市長西村君。



◎市長(西村和平君) その政治に対する信頼ということについては、いろんな意見があると思いますし、いろんな考えを持つということはまた必要なことであると思いますが、私の政治に対する信頼ということは、やはり言ったことをちゃんとやりあげるということが、政治に対する信頼を取り戻すことだという、これはもう私の強い信念でありますので、言ったことというのは一つはマニフェストですね。自分が具体的な政策を訴えて選挙をしましたので、マニフェストの着実な実現ということが一つでありますし、そして大きく市民全体の目標として5万人を目指そうということ、これはもうスローガンだけでなくて、本当に数字を5万人の都市をつくるということで、私は訴えましたので、そういうことを最後まであきらめずにやっていくということが、政治に対する信頼を取り戻すことだと私は思っております。そこは少し見解が、いろんな見解があると思いますので、私の思いはそういう思いであります。

 以上です。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) よくわかりました。私自身は、市長が加西市の行政のトップとしてそういった気概、思いで全力で職員も含めて市民にも訴えられる、そういった中で全市的な取り組みの中で流出を抑え、増加に転じていくことができるんだという市長の思いとして受けとめておきたいと思います。

 先ほども松尾議員の質問にもありましたけれども、改めてこの間いわゆる総合計画、あるいは行財政改革プラン等に従って、この30の施策というものが展開するということで進められてきました。まだ、この評価等について公表されていない、いま準備中だということでしたけれども、現段階で展開されてきた施策の評価、効果等についてどのように考えられておるのかお尋ねをいたします。



○議長(森田博美君) 答弁を求めます。ふるさと創造部長小川君。



◎ふるさと創造部長(小川輝夫君) 平成24年度におきまして実施した施策、効果、評価についてということで、ちょっと答弁をさしていただきたいんですけども、中学3年生までの医療費の無料化、それから多子世帯の保育料の軽減、助成の拡大、それから水道料金の値下げ、就職情報サイトを活用したふるさと就職支援、親の婚活サポート事業等の人口施策を実施しております。

 また、今後の施策の検討に向けた子育て支援アンケート、市街化区域内農地の利用促進のアンケート、転入出者へのアンケート、住民登録に関するアンケート等を実施してまいりました。その効果、評価でありますが、いずれも実施してまもない施策であり、現時点での検証は困難であるというふうに考えておりますが、各施策の有効性や継続性につきましては、十分検討を行った上で進めていきたいというふうに考えております。



○議長(森田博美君) 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) 短期にこれだけ施策を展開してきたというのは、いわゆる財政再建という状況になってからこれまでになかったことだと思います。そういった意味で、この施策をしっかりと積み上げていこうという姿勢は、私は大きく評価をいたします。

 ただ、これが即人口の流出に歯どめをかけるというところの結果にはなかなかつながっていかないと思うんですが、その点については効果としてどういうふうにお考えになっていますでしょうか。また実際どうなんでしょうか。



○議長(森田博美君) ふるさと創造部長小川君。



◎ふるさと創造部長(小川輝夫君) 施策の実施等につきましては、なかなか即効果が本当に出るということについてはなかなか難しい。そういう施策があれば、本当にその施策だけをというふうに考えるわけですけども、いろんな施策を実施する必要があると。各担当部署でもそれぞれの施策を考えておりますし、この4月からは人口増政策課ということで設置をされまして、そこで市のプロジェクトチーム、また本部会議等を経て、別のところでまた別の施策を考えるということで、市内部でいろんな本当に施策を実施していくと。即効果が上がるものではないかもしれませんけども、長期的にでも加西市の人口増に少しでもつなげればというふうな施策の展開を進めているというふうに考えております。



○議長(森田博美君) 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) 今後検討される施策ということでも挙げていますけれども、これまでにも申し上げましたけれども、いま結局そういった人口をどうするか、少子化にどうするかというのは、あらゆる地方自治体が取り組んで自治体間競争と言われるような状況にあります。私はこういった状況は決して好ましいことでもありませんし、本来国の責任を自治体に押しつけるものとなっているとしか私には思われません。

 結局、どんなに施策を充実させていっても、財政的な力のあるところが先行するという事態は変わらないわけで、施策の積み上げは大事だけれども、これでじゃあ解決できるかといえば、なかなか困難だというふうに思うんですね。そういう意味では、そういう中で加西市をどうするんだということについては、そういう施策の展開とともにさらに加西市にしかないものをつくり上げていくしかないと思うんですけれども、そういった議論はどうですか、担当部署で考えられていますか。



○議長(森田博美君) ふるさと創造部長小川君。



◎ふるさと創造部長(小川輝夫君) 各担当部署でいろいろ検討しております。また、議員さんの方からもいろんな提案をいただいておるということで、本当に加西市の魅力というものをPRするには何をしたらいいのか、いろんな歴史的な遺産、戦争遺産等もあるというようなことで、そういうふうものを活用をすればどうかというふうなこと、いろんなところで各部署、加西の魅力をPRして人を呼び込むというふうなことも考えていっているというふうに、私も判断しております。



○議長(森田博美君) 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) 私は、こういう話がこういった場だけではなくて、各地域でお酒の場でも、村の行事の場でも、いろんな場でこういったことが正面から話し合われたり、議論されることが本当に大事になってくるというふうに思います。

 宇仁地区というのは、もう10年以上前にこの少子化の状況を把握をして、各近隣の自治体に調べに入って、どの程度の多くの若い世代が近隣に出ているのかというようなことも含めて、当時の区長さん方が調査をされてきた経緯があります。そういった中で、まちづくりも必要だということで進んできた経緯がありますが、それでもなかなか成果は上がっていない。いまいる若い人たちは、ほとんど帰ってきた人が多いんですが、それ以上に出ていっている人が多いということもあって、なかなか増えていかないというところがあります。

 ただ、この間の取り組みの中で、最近もお聞きしました例は、宇仁郷だより等を地域で出してるんですけれども、どこの場所で見られたかわからないけれども、それを見て西宮の方から電話があって、ぜひそういう地域を見てみたいということで、実際に家族でいらしてまちづくり協議会の方が宇仁郷のその地域等をご案内して回って、いまそのぜひ住む場所がないかというようなことでお話もされているというふうにお聞きをしております。

 これがうまくいくかどうかはわかりませんけれども、やはり地域がそういった取り組みを粘り強くやっていけば、そういった事例も生まれてきているというのも事実であって、以前にも言いましたけれども、お医者さんであったり、姫路に住まれてきた方が古民家を改修して住まれたという経緯もこの間地域にあります。そういった取り組みが全市、全地域的になされていくというような気風を、ぜひ私は、つくっていくということが本当に大事だと思うんです。

 そういう意味では、この地域のふるさと創造会議ということの取り組みが、本当に重要になってくるというふうに思うんですが、この点について施策の一環としてお尋ねしておきたいんですけども。



○議長(森田博美君) ふるさと創造部長小川君。



◎ふるさと創造部長(小川輝夫君) ふるさと創造会議の件でありますけども、ちょうど昨日第2回のふるさと創造会議の検討委員会が開催をされました。そのときに、宇仁郷のまちづくり協議会のいまの現状の活動方針ですね。状況等を会長の方から説明をしていただきました。それに、委員の方は市内各小学校区から、代表してお願いをしている委員さんがその活動状況を見られて、宇仁はすばらしいことをやっているなと、またその委員長をお願いしている先生についても、本当に立派に活動をされていると、こういう体系が本当に地域の活性化のためには望ましいのではないかというふうな意見もありました。

 ああいう委員会の中でも、本当にいまの実際の課題ですね、いまの現状の協議会の活動の課題等も、本当に会長の方から真剣にこういう課題があって、なかなか難しい。そういうことも提案をしていただきました。そういうので、いまの委員の中からいろんな意見、質問等がありまして、本当に私も出席をしたんですけども、有意義な検討会であったというふうに考えております。

 これが本当に市内の小学校区でふるさと創造会議が立ち上がって、本当に地域の活性化のために地域の市民の皆さんが力を合わせて、当然行政もお手伝いをしながら、加西市の地域活性化のために頑張っていくという組織ができれば、本当に5万人都市再生というのにつながってくるのではないかというふうに考えております。

 以上です。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) ただ、その宇仁のまちづくりということだけではなくて、私は各地域に運動のやり方は別にして、地域の伝統芸能等も含めてですけれども、そういったものを大事にして守り育てていこうという気概は、いろんな地域でいろんな形であると思うんですね。そういった同じような形のものをつくるんじゃなくて、その地域で何が大事なものか、誇りなのか、そういったものをしっかり議論をして、そういったものを核にして地域づくりを進めていくと。そういった形がいろんなところで議論をされていくことが、まず大事であって、子どもたちを含めて、それが郷土愛にもつながり、外でいろいろ学んで郷土で生かしていこうと、そういった子どもたちもつくり上げるということにもつながるというふうに思います。

 いまおっしゃってた施策の積み上げも、これも大事です。と同時に、そういった地域での取り組みをどう進めていくかということについて、いま各地域の担当者も自治体の中で決められたと聞いていますから、本当に腹を割って話ができる場を、各地域につくっていくということにぜひ力を尽くしてほしいし、我々も協力しなければいけないというふうに思うんですが、その点についてお尋ねをします。



○議長(森田博美君) ふるさと創造部長小川君。



◎ふるさと創造部長(小川輝夫君) ふるさと創造会議のこと、宇仁郷の話をさしていただいたんですけども、実際各校区ですね、みんないま議員さんが言われたように課題というのが皆違うと。だから、当然各校区校区によって全く宇仁郷と同じものをするというのではなく、地域の課題をその校区のすべての方がある程度集まって、本当に協議をしてそれを検討すると。そして、その課題に対応する組織をつくっていかれてからというふうな委員長の意見であったというふうに考えております。

 当然、そのいま議員さんが言われたようなことで、当然地域の課題等も市の地域担当職員制度というのも立ち上げておりますので、その辺の中に、その校区の中に本当に職員が入って、職員も勉強し、市民と一緒に勉強していくという姿勢が、本当に重要であろうというふうなことを考えておりますので、そういう施策に向かって行政も対応していきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(森田博美君) 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) ありがとうございました。

 次に、来年度予算について許せる範囲でお尋ねをしたいと思うんですけれども、お答えをいただきたいと思うんですが、今回先ほどこの財政的な面のお話もありました。いろんな施策を展開していくと同時に、財政的な面もあると思うんですが、来年度の予算の編成方針というのはどういうものになってくるのかお尋ねいたします。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 今回、来年度予算、すなわち25年度予算に向けまして、市長名でその編成方針を各庁内に示しております。

 円高不況が、デフレ不況が長期化する中で、この来年度25年度におきましても、市税の収入は余り伸びが期待できないところでございます。また、大きな影響を受けます国の概算要求におきましては、地方交付税を前年度マイナス1.5%ということで減額となっております。また、一般財源の総額につきましても、実質的に今年度地方財政計画の水準を下回らないようにということで、確保するということでされておりますけれども、この国の動向、特に政治の動向も含めて注視していく必要があると思っております。

 一方、歳出でございますけども、公債費とかそれから下水道会計への繰出金が依然として高い水準で推移をしております。また、いま継続して取り組んでおりますけども、教育施設の老朽化に伴う耐震補強工事や、また新しい学校給食センターの建設ということで、費用の増大が見込まれるところでございます。したがって、来年度におきましても限られた予算の中で、財源の中で効率的に効果的にそれを活用するということで、職員一人ひとりが予算編成の主体となって、事務事業の見直しを行っていただきたいということで、改めて訓示をいたしております。

 その中でも、厳しい状況ではございますけども、5万人都市の再生という大きな項目がございます。テーマがございます。特に、第5次総合計画を含んで、その実施事業を3カ年で行っていくということでやっておりますけども、その実施事業の3カ年の最終年度であるというような大きな節目でございますので、縮小均衡だけではなくて前向きな取り組みをやっていきたいということで、重点的に五つの課題を掲げて組織としてあげて対応していきたいというような方針を出しております。

 以上でございます。



○議長(森田博美君) 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) そういう財政の厳しい状況は変わらない中で、学校の改築から給食センター等、いわゆる箱物も含めてたくさんの事業がございます。そういった意味では、これまでも取り上げましたけれども、いわゆるその防災・減災にかかわる事業採択をしっかりと受けていくということは極めて重要だと思うんですけれども、現在こういった事業に採択の方向で進められているというものはどういうものがあるのか、お尋ねをしておきます。



○議長(森田博美君) 再度、井上議員。



◆1番(井上芳弘君) 失礼しました。その点については言っておりませんでしたので申しわけありません。また後で資料をいただけたらありがたいと思います。

 次に、施策の積み上げだけじゃないといいながら、また施策の積み上げを求めるような話になりますけれども、少なくともこれはこの間行政の側がぜひ検討したいと言っていた問題を幾つか挙げています。

 水道料金については、市民からの請願に対して議会は財政がこういう状況だから、もうこれ以上はなかなか無理ですよということで否決をしましたね。私は賛成をしましたが、結果として否決ということになりました。そういった中で、決算委員会ではぜひさらに引き下げ公約に乗ってやりたいという表明を担当部長からはされたというふうに思うんです。そして、それぞれこれまで実施をされたか、また充実を、行政側も必要だというふうにおっしゃられた課題なんですが、少なくともここに挙げている課題について各担当課ではどのようにいま考えられているのか、改めてお尋ねをしておきます。



○議長(森田博美君) 財務部長森井君。



◎財務部長(森井弘一君) 各担当課のご指名でございますけども、私の方で総括して説明させていただきたいと思います。

 現在24年度予算編成に基づきまして、各担当課で編成作業を行っておりますし、またそれを総括して財務部として査定をしていくという段階に入っております。いま先ほど申しましたように、この編成方針の中では五つの重点課題を掲げて、施策を掲げて、5万人都市の再生に向けて頑張っていくということでいっております。

 一つは、学校施設の耐震化と中学校給食の実施に向けた施設整備に取り組むとともに、子育て世代の負担を軽減し、次代を担う子どもを産み育てる環境を整備していくということでございます。

 また、二つ目は加西市の特性を生かした地域産業の活性化に取り組むとともに、若者や子育てファミリー層が住みやすい施策を総合的に展開することで、市内への定住を促進していきたいと考えております。

 三つ目は、市民の健康づくりと福祉の拠点整備を整備するとともに、地域医療の充実に取り組んでいきたいと考えております。

 四つ目は、近年多発する集中豪雨に対する防災・減災を推進するとともに、クリーンエネルギーの普及を促進していきたいと考えております。

 五つ目は、住民自治の実現に向けて、ふるさと創造会議を中心に、地域の協働によるまちづくりを推進していきたいと、このように考えております。

 いまこのように、この大きなテーマに沿って施策、予算編成作業を行っておりますので、個別の事業につきましてはまだ査定等も終わっておりませんし、編成の最終段階でもございませんので、国の予算、また地方財政計画等も非常に大きな影響を受けますので、個別のことにつきましては明確にお示しすることはできないということでご理解をいただきたいと思います。

 それから、少し前に失礼しましたけども、緊急防災・減災対策事業債の関係でございます。加西市におきましては、この国の制度を積極的に利用して、財政負担の軽減に努めていきたいということで対応しておりまして、現在の実績を見ますと、23年度におきまして日吉小学校の体育館の耐震補強、また北条中学校の体育館の耐震補強もこの制度を使って行いました。約2億1,300万の起債をしております。

 それから、今年度、平成24年度につきましては、宇仁小学校の地震改築工事、それから善防中学校の北校舎棟の耐震補強の設計を行っております。また、泉中学校の校舎の耐震補強の設計を行っております。ということで、今年度におきましても事業費として2,700万のこの制度を使っております。この緊急防災対策事業債におきましては、地方交付税の算入も含めて非常に有利な制度でございますので、今後とも条件が合えば積極的に対応していきたいというふうに思っております。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) いま予算編成時に個別の施策を具体的にというのが難しいということでしたが、少なくともこれまで行政部局の方から方向も示されてきたものですので、ぜひ予算要望していただいて財政部局で検討をしていただきますように強くお願いをしておきたいというふうに思います。

 次に、保育園と幼稚園の統廃合、民営化の問題についてお尋ねしたいと思うんです。これも同僚議員から公立園と民間園の自治体の負担の比較の例が出まして、自治体の負担も減るし、国や県のこういう厚い補助をうまく利用すべきだというご指摘でした。ただ、この間のこういう保育制度の流れを見てみますと、いわゆる福祉措置制度から、あらゆる福祉の施策がそうなんですが、措置制度から契約制度にどんどん移行していく過程にあります。そして、いまいわゆる新システムという方向も具体化しかけてきましたけれども、その流れというのはやはり国は支出を削って、やはり地域に、あるいはまたそれを運営する業者というんですか、そういった方向にやはり負担を求めていくという方向はどんどんやはり強化されてきているというふうに思うんですが、そういうことではないでしょうか。



○議長(森田博美君) 市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 いまご指摘のありました懸念というのは、一部私は感じるところがございます。というのは、すべてを民間にというのはこの加西市においていかがなものかというふうな課題を持っております。これについては、今後国の施策が現在いろいろまだ動いている段階でございますので、それを十分に吟味しながら、市としての取り組みを考えていく必要があるのではないかというふうに考えているところでございます。



○議長(森田博美君) 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) 施設の統合・民営化の実施計画等がこの間進められてきましたけれども、その中にあってもいま国の制度の行方がほぼ定まるまでは、やはり慎重な対応を続けていくことが必要であるというのが、先のこういった計画の中でもいまおっしゃったことが明確にされています。本当に民営化することが自治体の負担が減って、利用者にとっても安心のいく保育のシステム、制度になるのかというのは、やはりもう少し慎重に見極める必要があるのではないかというふうに思います。

 それと、やはりこの間比較してみましても、確かに公立は10園で五百数十人、民間は5園で五百数十人というふうに、民間が非常に効率のいい運営をされているということは事実です。

 逆に言えば、100人を超える子どもさんがいなければ、民間としてはなかなか運営が困難だということではないでしょうか。先ほど立花参事がおっしゃっいましたように、加西市全域を統合・民営化していくことが、本当にいいことなのか、できることなのか、やはり地域に各小学校を当面存続していこうという中で、各地域に保育や幼稚園教育の場を残してほしいというのが地域の声でもあると思うんですね。そういう意味では、小規模な園を民営化しようと思えば、大型の統廃合をしていかなければなりません。こういったことがいま簡単に進められるとは思いませんし、やはり地域も合意をして可能なところはそういうご相談をして検討ができるとしても、公設、公立の幼保施設の統合・民営化の計画に当たっては、やはり個別の慎重な計画をつくっていくことが必要だと思うんですが、改めてその点お尋ねをしておきます。



○議長(森田博美君) 市参事立花君。



◎市参事兼こども未来課長(立花聡君) 

 私どもとしましては、現在加西市立幼稚園・保育所統合・民営化基本方針というのを尊重いたしまして、現在幼保統合等を進めているところでございます。これにつきましては、その各中学校区の中に1から2というふうな提案もございます。そのあたりいま議員さんがおっしゃってましたように、一つの課題でもございますので、そのあたり、いま現在進めている基本計画等々の進捗を今年度末に、また改めまして評価・検証しながら慎重に進めていきたいというふうに考えているところでございます。



○議長(森田博美君) 答弁が終わりました。

 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) 統合・民営化ありきではなくて、ぜひ地域の声も聞かれながらしっかりと見直しも含めて検討していただけたらというふうに思っております。

 最後に、この憲法の問題を取り上げました。私は、地方自治体の仕事というのは憲法を暮らしにしっかりと生かしていくと、自治体の業務の進める基本であり根本であるというふうに思っています。議会基本条例でも、この日本国憲法とそれに基づく地方自治法のそういう本旨に基づいて云々という項目も入れてあるんですけれども、改めてこの自治体の業務とこの憲法というのはどういうものなのか、ちょっとお尋ねをしておきたいんですけど。



○議長(森田博美君) 総務部長高橋君。



◎総務部長(高橋晴彦君) 憲法におきまして、第15条に全体の奉仕者ということで、公務員に関することが書いておりますし、地方自治に関するものは第8章で地方自治の本旨と地方公共団体が規定されておりまして、そのもとに、最高規範のもとに地方自治に関する地方自治法、また公務員に関しては公務員法というものが制定されております。

 そのような関係で、公務員におきましては、憲法第99条で憲法尊重擁護義務も規定されておりまして、それがまた職員の服務、宣誓に関する条例においても、職員は憲法を尊重して擁護するとともに、地方自治法の本旨にのっとり公務員として誠実・公平に職務を執行するということを宣誓するというようなこととなっております。ですから、公務執行の良識といいますか、そこは憲法に求めるべきというような認識でおります。

 以上です。



○議長(森田博美君) 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) この憲法が非常に中身として古くなってきたと。これはいまの地方自治の問題外も含めてですけれども、そういった指摘もあります。少なくとも、この自治体の運営に当たって、現在の憲法はどういう課題がありますか。問題がありますか、ありませんか。



○議長(森田博美君) 総務部長高橋君。



◎総務部長(高橋晴彦君) 現在、時代の変遷に伴いまして、おっしゃられたような地方主権や公務員のあり方、時代の要請に即した地方自治と地方公務員制度の議論がなされていることは承知しとるわけですが、現在憲法において特段問題になる事項や、行政執行において障害となっている事項は認められておりませんし、いずれもこのような関係につきましては、関係法令の改正で十分対応できるものと考えているところから、改正の必要までは感じていない状況でございます。



○議長(森田博美君) 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) 少なくとも行政の運営に当たってはということで、そういうご答弁をいただいたものだというふうに理解しておきたいと思います。

 私は、いまよく効率性について民間に学んでと、そしてまただからこそ事業をできるだけ民間にというお話がありますけれども、本来やはりこの地方自治体が地方自治法にいうように、住民の福祉の向上ということを念頭に置いて、しかも公正、中立に全体の奉仕者として対応をしていくというというこの考え方からいえば、できるだけ効率的に、しかもしっかりと福祉を充実させていくという、そういうあり方やり方については、むしろ民間にも負けない、そういうシステムを持っておくべきだし、あるはずだというふうに思っています。

 ですから、いまよく効率論云々と言われるけれども、私はむしろこの憲法と地方自治法のそういう本旨に沿って、どう本当に皆さんの税金をしっかりと生かし切るのかという姿勢に立てば、本当の意味での自治体の役割が発揮できるのではないかというふうに思います。

 私は、民間の効率論に負けない自治体の運営をしっかりと展開できるだけの力を持つべきだというふうに思います。これはもう思いを述べさせていただきました。

 最後に、この憲法の平和主義についてということでお尋ねをしたいと思うんです。この問題がいま世界的な情勢も変わってきて、いまの日本の憲法では対応しきれないのではないかと。いわゆるそういう国際協調主義とかいうのが、いわば善意の国家の集団の中で初めてあり得ることであって、そうでない国がある中で、こういった理論が通用するかというようなことも含めて、あるいはまたこの憲法の制定に当たって、外国からの影響下につくられた憲法だから変えていかなければならないというようなことが議論をされていますけれども、改めてこの日本国憲法の国際協調主義、平和主義、こういう理念について市長はどのようにお考えになっているのかお尋ねしたいと思うんです。

 我が加西市議会も、既にもう四半世紀前、非核平和都市宣言をやり、あるときは財政的な面で増税をするなら、防衛の正面装備費を削減してほしいという意見書を全会一致で提案をするなどしてきた経緯があるんですけれども、改めてこの憲法の平和主義について市長のお考えをお尋ねしておきたいと思います。



○議長(森田博美君) 市長西村君。



◎市長(西村和平君) この問題は、ちょっとその5万人都市再生を私の政治家としての課題かどうかということに真正面から答えさしていただいたことと少し私としては思いが違いまして、私はしっかり自分では考え方を持っておるつもりでありますし、それを自分なりに表明する時期は、必要な時期には表明したいと思いますが、いま5万人都市再生を掲げて、市民一丸となって加西市を住みやすい地域にするために頑張っていくというのが、私の一番の強い思いでありまして、そのことに少しここを正面から論じ合うと、余りよくないのではないかなという、これはもう私の個人的思いでありまして、そういう思いで少しこれはもう真正面から論じ合うということは避けたいなということで、そこの考えということは少しまた別の場で議論させていただきたいなというふうに思っております。



○議長(森田博美君) 井上議員。



◆1番(井上芳弘君) 私は、いまの憲法の平和主義であったり、基本的人権という人間の尊厳というものを基調につくられた内容だというふうに思っています。

 明治時代に、既に「五日市憲法」といって、いわゆる民間の中でつくられてきた素案があります。そういったものも、当時明治時代でありましたけれども、非常に現在の憲法の民主主義の精神を含んだものをくんでいますし、戦後の中でもこのGHQ憲法といわれる中にあっても、民間側でもその内容に匹敵する素案を幾つもいろんな団体がつくっていたということから考えても、私は、現在の憲法の理念というものは非常に大事だし、人権の尊重、人間の尊厳という立場から言えば、戦争であったり、そういったものは真っ向からそれを否定するものになりますから、私は戦争を放棄する、平和を守るというこの憲法の理念は、いまの時代であればこそ極めて重要な理念であって、自治体の運営に当たっても、国の運営に当たっても、これを旨として私は携わるべきだというふうに思います。

 いまおっしゃった市長のお答えも理解できる部分もありますので、これは私の意見として申し上げて、一般質問を終わりたいと思います。

 以上です。



○議長(森田博美君) 以上で、1番井上芳弘君の一般質問が終わりました。



△延会



○議長(森田博美君) ここで、皆様方にお諮りをいたします。本日の会議は議事のの都合上この程度にとどめ、延会いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(森田博美君) 異議なしと認めます。

 よって、さように決定いたしました。

 次の本会議は、あす12日、開会時間を1時間繰り上げまして、午前9時から開会いたしまして、本日に引き続いて一般質問を行います。

 本日はこれにて延会といたします。ご苦労さまでした。

     7時20分 延会