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兵庫県 加西市

平成24年  8月 議員報酬検討特別委員会 08月02日−01号




平成24年  8月 議員報酬検討特別委員会 − 08月02日−01号









平成24年  8月 議員報酬検討特別委員会



          議員報酬等検討特別委員会記録

1.日時  平成24年8月2日(木)13:30〜14:15

2.場所  委員会室

3.出席委員

    委員長             土本昌幸

    副委員長            長田謙一

    委員              井上芳弘

    委員              植田通孝

    委員              織部 徹

    委員              衣笠利則

    委員              黒田秀一

    委員              高橋佐代子

    委員              中右憲利

    委員              深田真史

    委員              別府 直

    委員              松尾幸宏

    委員              三宅利弘

    委員              森田博美

    委員              森元清蔵

4.欠席委員

    なし

5.執行者

    なし

6.事務局

    事務局長            三船敏博

    書記              村岡智之

7.審議事項

  1.正副委員長の互選について

  2.議員報酬等の検討について



△開会



○議長(森田博美君) 皆さんこんにちは。猛暑の中、大変ご苦労さまでございます。本日定刻がまいりましたので、ただいまから議員報酬等検討特別委員会の第1回委員会を開催をいたします。



△正副委員長の互選について



○議長(森田博美君) まだ、正副委員長ともに決定をしておりませんので、慣例に従いまして議長のほうで最初進めさせていただきます。

 まず、正副委員長の互選を行っていただきまして、委員長決定後は委員長のほうで審議を進めていただきますのでよろしくお願いいたします。それでは、委員長について皆さん互選をいただきたいと思いますが、ご意見ありませんか。三宅委員。



◆議員報酬等検討特別委員(三宅利弘君) 土本委員にお願いしたいというふうに思いますけど。



○議長(森田博美君) ただいま土本委員にという意見でございます。皆さんどうでしょうか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(森田博美君) 異議なしでございますので、議員報酬等検討特別委員会の委員長に土本副議長にお願いをするということに決定をさしていただきます。それでは、ここからは委員長のほうで進めていただきますので、よろしくお願いいたします。



○議員報酬等検討特別委員長(土本昌幸君) 失礼いたします。ただいま、推薦をいただきまして、委員長になりました土本です。議員報酬に関しましては、過去から陳情等多くありまして、皆さんと十分な審議を行って、この9月議会の定例議会中に結論を出す方向で進めていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 それから、副委員長を互選したいと思うんですけど、どなたかご意見等あればお願いいたします。委員長一任でよろしいですか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議員報酬等検討特別委員長(土本昌幸君) じゃ、副委員長には長田委員にお願いしたいと思います。よろしいでしょうか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議員報酬等検討特別委員長(土本昌幸君) 異議なしと認めます。それでは長田副委員長一言お願いいたします。



◆議員報酬等検討特別副委員長(長田謙一君) ただいま、議員報酬検討特別委員会の副委員長に任命していただきました。何分市民の皆さんの声も非常に多いと思います。完全な形ではございませんが、慎重に審議してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。



△議員報酬等の検討について



○議員報酬等検討特別委員長(土本昌幸君) それでは、ただいまから審議を行いたいと思います。お手元に資料が配付してあると思います。一つは、市議会議員報酬に関する調査結果で、全国市議会議長会の資料です。ほかに2名の委員さんから請求がありました当市の議員報酬改定経過と、それから議会費近隣市比較の資料がついております。

 昨年の議員報酬等特別検討委員会では多くの意見が出されました。近隣市の状況や当市の財政状況、あるいは事業計画に必要な財源の確保、また市長以下三役の報酬カット等についても議論が行われました。その中で、改選後であり15人中7人の半数に近い新人議員が、1年は活動した上で議員報酬について判断してはどうかとの意見もありました。その結果として、期末手当のカットを決定したものです。本日の議論の進め方につきまして、提案等ありましたら言っていただきたいと思います。委員の皆さんお願いいたします。井上委員。



◆議員報酬等検討特別委員(井上芳弘君) いま用意をしていただいている資料なんですけれども、3ページに全国の809市の人口を段階別に見た平均報酬の表がございます。その中で、5万人未満、5万人から10万人未満というふうに、人口で段階的に表示されているんですけれども、平成23年12月末現在で5万人未満の都市の議員報酬の平均の報酬月額というのが、32万6,400円というふうになっております。これは当然5万人未満ということですから、5万人に近い自治体からそれ以下の自治体も含めた平均という数値になるんですけれども、私はこれは一つの基準となりうるんではないかなというふうに思っております。それが一つの視点に、基準にできるんじゃないかなということ。

 それから、近隣の自治体との比較でよく加西は一番低い、加東市がそれ以下なんですけれども、よく言われます。ただ、近隣の自治体との比較だけではなく、自治体の財政規模ですね、財政状況等も踏まえてということから言いますと、ずっと標準財政規模というのを見てみますと、平成22年で言いますと加西市が118億程度なんです。小野市が112億程度、加東市が117億程度、西脇市が118億程度というふうに、これは偶然というのか、大体この近隣の自治体の標準財政規模というのは、ほぼこの県下の中でも非常に近いんですね。

 そういった中で、地方債の現在高ですね、地方債がいまどれぐらい残っているのか、今後5年、10年後にどういう推移をするのかということですね。さらに、今の財政調整基金の現在高、その他基金を含めた基金の全体の残高ですね、そういったものを比較していきますと、やはり加西市の財政というのはやはり近隣の中では私は非常に厳しい状況にあるというふうに思います。

 とりわけ、この間検討されてきました、この10年間の市の計画からいいますと、これまで平成15年以降、一般会計の起債の残高というのはずっと減ってきましたけれども、学校改築等もあわせて今後10年間ぐらいは逆にふえていくだろうというふうに言われています。そういった中で、やはりこの報酬そのものについては、前回の変更というのは2004年でしたかね、ここにも資料がつけられておりましたけれども、平成16年に変更して8年間ぐらい、この報酬そのものは基準は変えてないんですけれども、この間の財政の状況ですね、今後の動き等も踏まえますと、やはり私は一定の議員報酬引き下げの検討は必要だろうというふうに思います。

 そういった一つの基準として、人口、全国の人口による自治体のそう言った基準、それから財政状況、そういったものを踏まえて一定のやっぱり引き下げを図っていく必要があるというふうに思っています。具体的な提起はまた後にしたいと思いますけど、そういう考えです。



○議員報酬等検討特別委員長(土本昌幸君) ほかにご意見のある方、ありませんか。中右議員さん。



◆議員報酬等検討特別委員(中右憲利君) 進め方ですよね。進め方ですから一応前のその議員報酬特別委員会で、1年生議員が多いから、1年間やってみてから1年生議員の意見を聞いて決めましょうということだったので、まずその1年生議員が1年間やってきて、どういうふうに議員報酬について感じたかということを言ってもらうということから始めたらどうなんでしょうかね。



○議員報酬等検討特別委員長(土本昌幸君) いま中右委員より提案がありましたけれども、そのように進めてよろしいですか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議員報酬等検討特別委員長(土本昌幸君) じゃ、まず新人議員さん、もう1年経ちましたけれども、この間の活動について、またいまの報酬についてご意見をお願いしたいと思います。中右委員。



◆議員報酬等検討特別委員(中右憲利君) 当たり前のことなんですけれども、議員というのは24時間365日議員という立場であって、年4回の会期中だけ議員でそれ以外はお休みということではないということは十分に感じました。本会議、委員会、協議会なんかのその公式な仕事のほかに、半分公式といいますか、いろんな行事、式典に参加をしてしばしばスピーチを依頼されるということがあります。また、いろんな人から相談を受けて、市の担当者などに要望を伝えたり、あるいは折衝したりということも結構多いと感じます。

 それと、非公式ではあるんですけれども、いろんな会合に呼ばれて挨拶するということもあります。まともな発言をするためには、それなりの勉強もしなければなりませんし、いろいろ調べたりすることも必要です。そういう準備の部分も結構あるかと思います。ですので、非常勤とはいうものの、結構仕事量があって、しかも精神的な負担が結構あると感じています。

 4年しか任期がないということ、それと4年ごとに選挙といういろんな面で過酷な戦いをしなければいけないということを考えますと、私はいまの報酬が決して高いとは思いません。いろんな状況を考えあわせますと、現状維持が妥当な線かなと思っております。

 以上です。



○議員報酬等検討特別委員長(土本昌幸君) ほかにございませんか。松尾委員。



◆議員報酬等検討特別委員(松尾幸宏君) 新人順番に発言していきたいと思っています。1年前にそういう1年間仕事をしてみてという議論があったんですけども、私自身は仕事をやってみて、これ報酬が幾らが妥当かいうのは本当に難しい問題だと思っております。基本的に、私はもう決まってたわけですから、議員報酬というのがね。それが安いとも言わない、高いとも言わない、上げる必要もなし、下げる必要もないと。ですけども、いまの加西市の財政を考えたときには、いままでどおりの期末手当のカットは継続すべきではないかというような気持ちでおります。

 以上です。



○議員報酬等検討特別委員長(土本昌幸君) 植田委員、どうですか。



◆議員報酬等検討特別委員(植田通孝君) 去年1年間を4回の定例会、それからそれ以外の閉会中の委員会、それから議会だより、それから議運の副委員長を仰せつかった視察ですね、議会改革の視察、そういったもの、それから土日のイベント等に参加する、そういったものを含めて何日出たかなというのを一応計算してみました。それで、1日出た分、半日出た分といったふうな形で計算してみますと、議会の基本条例のその視察が相当たくさんあったという意味合いもあるんですけども、223.5日出ているわけですね。この220日っていうのは、一般職員の、正規の職員の出社する日数と相等しいかなというふうに思っております。

 それで、私は当初日当制にしたらどうだというふうな形で言わしていただきました。それは変わってないんですが、その日当というものを、議員というのはそれなりに選ばれたものであるというところからやはり市の職員の部長級ぐらいですね、部長級ぐらいの日当に相当するやはり日当でないと、やはりプライドというものがありますから、だからそこらの絡みで、だからそれで私なりに計算した220日なんですが、それを何日とるかといったそういうことをこれから議論していきたいなというふうに思っております。

 以上です。



○議員報酬等検討特別委員長(土本昌幸君) 深田委員、どうですか。



◆議員報酬等検討特別委員(深田真史君) これまでの議会での議論に関わってきた中で、議員として市長、副市長、教育長の給与のカットもそうですし、あるいは管理職の手当のカットですとか、あるいは一般職員のボーナスのカットも賛成してきました。その中で、やはり私は思ったのは、議員はどうなのかということですね。平成24年度、今年度の予算の審議にもかかわりましたし、その中で12億の借金をするということを賛成したわけです。そういったことを含めますと、私は引き下げ、議員みずからも報酬は引き下げるという方向は、当然というふうに思っております。

 以上です。



○議員報酬等検討特別委員長(土本昌幸君) 衣笠委員、どうぞ。



◆議員報酬等検討特別委員(衣笠利則君) 1年間、私なりに一生懸命頑張らしていただいたつもりでおります。そういった中で、財政等も大変厳しい、果たして我々10%カットしてその財政がどうなるのかなというところも、月額報酬のほうで10%カットしたところで、15人でわずかな金額かなと。塵も積もれば山となるというて、たくさんのお金になるかわかりませんけど、それよりも私なりに一時金の特別報酬のほうで、若干のカットをし、10%カットをし、そしてそれは子どもの教育面とか医療面のほうに役立てていってもらうほうが、使い道をはっきりするほうが我々報酬カットしたよというところに意味があるというふうに私は理解し、それ以上のやはり仕事をしなければ大変かと思いますので、私は特別報酬のほうで、数字は言いましたけど、その案と、私の頭の中の案という形で理解していただいて、そういうふうな考え方でおります。

 以上です。



○議員報酬等検討特別委員長(土本昌幸君) 織部議員、どうぞ。



◆議員報酬等検討特別委員(織部徹君) 1年いろいろ議員活動をさしてもらって、ときには台風の中を走り回ったりとか、あと地域のいろんなところへ行って災害の状況を見たり、市とのところへ行って架け橋になって話をしたりとか、いろいろ議会の席上でやる分以外にも、結構をたくさん出かけていったなというふうなことは思っております。

 視察に行っても、加西市と同じぐらいの人口のところではまあまあ妥当な報酬の金額ではないかなという感じは、この1年間ずっと行ったところではさしてもらいました。ただ、加西市の財政状況から言うと、やはり何ぼか減らすという方法も必要かなというふうに思うんですが、幾ら減らす、幾ら下げるというのも非常に難しい問題だというふうに思いますし、どれが妥当やという線もなかなか自分たちにとってもわからないことから、報酬等の審議会等でまた検討していただいたりして、その方針に従うというのも一つの方法かなというふうなことを思いました。



○議員報酬等検討特別委員長(土本昌幸君) 長田副委員長。



◆議員報酬等検討特別委員(中右憲利君) 私も活動、いままでの一般企業でおった感じの仕事と、また全く違う仕事をしてるわけなんですが、精神的にやはり議員は非常に以前の仕事と違いまして、精神面が非常に力が要るなというように感じております。だから、報酬はもちろんのこと、報酬というんですか、カットはもちろんのこと必要かなと、財政上必要かなと思うんですが、ただ、やはりこれは下げればまた下げろ、上げろということはまずないと思います。

 皆さん一生懸命やってる、活動やってるというのはもう私もよく見えますし、視察に行ったところでも同じような財政力のある市なんかでも、大体人口同じようなところへ行くんですが、同じような大体財政力で、報酬も余り変わらないというような形もあり、また選挙を戦ってきてまいっております。この間でやはりカットすべきものはやはりカットしていくんですが、それ以上にカットすべき部署、部門というのがあると思うんですね。それをやはり捻出していくべきじゃないかなと思うんです。

 それと、審議会も入れながらそういう検討もすべきでないかなと思います。

 以上です。



○議員報酬等検討特別委員長(土本昌幸君) 7名の新人議員さんの発言は一通り終わりました。あと、それ以外のご意見のある方はございませんか。三宅委員。



◆議員報酬等検討特別委員(三宅利弘君) 議員報酬が幾らか、幾らが妥当かというのは、これは本当になかなか決めにくいというふうに思うんですね。これまで、それぞれいま、36万9,000円ですか、加西市はこれぐらいが妥当であろうということで決まっておるわけですけども、これもやはり先ほど井上委員のほうから出ました前国平均からみれば少し上だと。ところが近隣の市町村から見れば、加西市は加東市に次いで低いわけですね。小野市、西脇、あるいは三木などから比べますと、西脇よりも少し低いですね。それと財政状況も勘案しなくてはいけないということでしたけれども、財政状況は少しやはり加西市のほうが悪いという状況だというふうに思います。

 それから、この財政状況を見るのであれば、やはり全体の議会といいますか、それもやっぱり考慮するべきであろうというふうに思うわけですね。当然、そうなってきますと議員の定数ですね、これがいま加西市が一番15名ということの中で、一番低い状況だというふうに思いますし、そのほか報酬とかあるいは手当ですね、そういった部分も一切、一応全部出してみて、もう一度その辺を試算をしてやるべきであろうというふうに思います。

 やはり、最終的には自分たちもやはりある程度身を切っていかなければいけないという、そういう意識は必要だというふうに思いますし、いま現在手当のほうで、ボーナスのほうでカットしていくという部分で、できるだけそのほうで対応している状況をつくっている状況ですから、現在の状況を検討しつつ、最終的にもう少し試算的な部分を弾き出してみて、決めていきたいなというふうな思いです。



○議員報酬等検討特別委員長(土本昌幸君) ほかにございませんか。別府委員。



◆議員報酬等検討特別委員(別府直君) いまいろいろと意見があったんですけども、まず一つ目は、やっぱりその財政面からの判断というのがあるんです。もう1点は、職員のほうが子育て支援のためのということで、ちょっとカットが入っています。もちろん、私たち議員のほうも認めてるわけですけども。いま加西市のほうでは人口増ということを言われてまして、5万人再生を目指すことを言われてます。だから、私たち議員のほうも個人としましては、人口増のための報酬カットという一つのテーマをもって、私は状況から判断してカットに応じるべき、していくべきじゃないかと思います。

 大体、先ほどの井上委員からもあったんですけども、平均から見ると私も大体月の月額報酬の大体10%カット、この部分からいくと大体年間に五、六十万、持ち家補助になっていくとちょうど家一軒分の持ち家補助の金額になるんじゃないかなというふうに思うんですけども、ですから大体60万年間でカット、15名900万、18軒分、そういった分も取られると思うんですけども、もちろん一つのこれは例であって、いろいろ人口増に対する費用のほうに議員のほうの分を回していただいて、人口増を推進するという部分でどうかというふうに考えがございます。

 以上です。



○議員報酬等検討特別委員長(土本昌幸君) ほかにございませんか。森元委員。



◆議員報酬等検討特別委員(森元清蔵君) 私は、議員報酬というそもそも論から思うんですが、一応生活給ではなくて仕事に対しての対価というか、勤務に対する対価という形で議員報酬というのはあると思うんですね。だから、いろいろ市民批判とかが起こるのは、結局それに応じた仕事ができてないというか、どれだけやっぱり市民の代表として市民の要望に本当に応えた活動ができているのかという、それによって市民の評価もありますし、それに応じて報酬も決まってくると思うんですね。

 現状を見ますと財政の規模からいきましても大体個に応じてといいますか、小野はちょっと特殊ですが、ほかに比べたらそういう財政規模に応じたいまのような形の加西も低いほうですし、それからもう一つは報酬の基準として、課長級ぐらいが市会議員は適当ではないかという、一定の全国的な考えというのがあるんですが、それにしても加西市においてはその程度ではないかという感じもありまして、だから現状の中で決して高いわけではなくて、これに見合った活動でもって返していくというのが基本ではないかと思うんです。

 減らせば減らすほど、市民にとってはいろんな形でプラスになるかもわからないんですが、議員としては財政のチェックなり、市政の効果的な財政の運用等で貢献すべきものであって、やっぱりそういう形で市民に返していくべきだという観点に立ちます。そういう観点で、現状維持、いま手当でカットしているその程度で、活動でもって応えていくということで努力すべきだと思います。



○議員報酬等検討特別委員長(土本昌幸君) ほかにございませんか。井上委員。



◆議員報酬等検討特別委員(井上芳弘君) 財政の状況なんですけれども、まだいま現在22年度決算の状況で言うしかないんですけども、西脇、小野、加西、加東、標準財政規模がほぼ同じだというふうに申し上げましたが、地方債の現在高ですね、借金の残りも130億台から150億台、加東市が合併しまして168億、22年度末でね、加西市が138億という状況なんですが、ご承知のように財政調整基金は、23年度加西市は若干回復しますが、22年度末でいうと財政調整基金そのものは14億に満たない額に対して、西脇は30億、小野は31億5,000万、加東が39億、それで基金その他もろもろも入れましても加西市の場合は26億台なんです。それに対して西脇市は56億7,000万、小野市は77億7,000万、加東市は79億4,000万というふうに、財政の基調はやはり相当安定度という意味でいうと開きがあるんです。

 そういった中で、今後10年間の計画、財政計画を含め、事業計画が立てられてきましたけれども、ご承知のように特別会計、企業会計は別にして、一般会計については現在の地方債の残高が、今後学校改修を含めて起債はふえていって、平成32年度でもこれまでと違って200億を超える残高に、そのころがピークぐらいになるんじゃないかということが言われています。

 そういった中で、基金をこの数年の間に相当−−これも単年度の収支の状況によりますけれども、いまの見込みで言えば、我々が賛否議論をした中身で言えば、基金もこの数年間で大方20億近く使っていかざるを得ない、数億円という状況になるんじゃないかという予想までされてきた中で、議論がされたわけですね。そういう意味では、この近隣の自治体とさらに格差は開いていって、毎年の収支の状況は市民から見れば非常に悪化していくというふうに映ると思います。

 当然、それが安定していって回復していくという計画にもなっているんですけれども、短期的に見ればこの5年、10年の状況で見れば、やはり県下の中でもいま地方債はどんどん減らしていくという自治体が圧倒的な中で、加西の場合はふやしていかざるを得ないという面があるというようなことから言えば、私はやはりそういった中で市長みずから市民のそういう福祉、暮らしを守る手だてをつくるためには、みずからもと。そして、職員もという訴えかけの中で一定幹部職を含めてされてきたと。

 やはり、私はそういった意味では財政が豊かな場合はそれは別にしても、いまの状況の中で先行的にいろんな施策を打とうとすれば、たとえわずかといえども議会もそういう姿勢を示すことは、これはやはり非常に大事なことなんです。議員の仕事ということで言えば、この間、議会基本条例をつくって1年経って、さらに委員会活動を含めて活性化をしていくというのは、もうこれはもう当然の我々の使命だと思うんです。今後、それが2年目に入ってさらに工夫されてくると思っていますけれども、それとは別にやはりこういった財政面でも、議会の姿勢を示すということは非常に大事で、やはりそういった意味では別府さんが言われたように、一定そういった姿勢をしっかりと示していくということはもういまの時点では私は欠かせないんじゃないかなというふうに思います。



○議員報酬等検討特別委員長(土本昌幸君) 他にご意見のある方ございませんか。中右委員。



◆議員報酬等検討特別委員(中右憲利君) 私は、だれでも選挙に出られるという、そういう環境は維持していくべきだと考えています。報酬を下げるということは、選挙に出るそういうハードルを高くするということだと思っております。どんどん報酬を下げていきますと、本当にそのお金と時間に余裕のある人しか選挙に出られない。30代、40代の家庭を持つ人は、政治活動をするチャンスというのを摘みとってしまうということになりかねないと思います。

 どうしても議員に係るコストを下げたい、下げなければいけないということであれば、加西市は議員の定数15名と、近隣に比べて少ないんですけれども、私が1年間やってきてもう2人ほど削減しても、一人ひとりの負担はふえますけれども、それほ支障はないんじゃないか。そうすれば、1,000何ぼかのお金が浮いてくると。議員の報酬を下げるんならば、定員をカットするほうがいいのかなというふうな感じはしています。

 以上です。



○議員報酬等検討特別委員長(土本昌幸君) ちょっとね、その定員に関しては、これは中右委員の意見でしょうけれども、いまはその報酬のことに関して議論してますので、そのあたりに的を当ててお願いいたします。井上委員。



◆議員報酬等検討特別委員(井上芳弘君) 選挙と報酬の関係というのは、これはやはり関係ないことではないと思うんですが、少なくとも公職選挙法がこの間改正されてきて、ポスターであったり、宣伝の自動車等を含めて、公営で行われるようになったというのは、まさにだれでもが選挙に出やすい環境づくりをしようという国の法律でそういったものを費用を見ていこうというふうに改善をされてきた点なんですね。ですから、一概に選挙の費用がその報酬で多くが費やされるというのは、それは当てはまらないというふうに思うんです。最低限必要な費用は、公営で認められているということは、以前と違って大きく改善された点だというふうに思います。

 定数の問題は議論しないということでしたが、定数をなくしていく、減らしていくというのは、むしろ逆にハードルを、いろんな層、いろんな人たちが出ていって議会に声を出すという意味では、私はいたずらに定数を減らしていくというのは、もう全くそれは中右さんの論から行っても矛盾するんじゃないかなというふうに思うんですけど。



○議員報酬等検討特別委員長(土本昌幸君) 他にございませんか。黒田委員どうぞ。



◆議員報酬等検討特別委員(黒田秀一君) 私もいま別府議員と一緒なんやけど、やっぱり前回も、1年前も言うたんですけど、やっぱり市長も皆身を切って報酬を皆下げてるのにね、議員がそのままでいいのかということも去年、1年か前に言うたんですけども、やっぱりこの場合、議員も一緒に下げようということで、1割カットということで、去年、1年前と一緒で、いまも一緒の考えです。



○議員報酬等検討特別委員長(土本昌幸君) 高橋委員さんどうですか。他にございませんか。(なし)

 他にないようですので、この委員会としては別に今回これで決めてしまうとかそういうことではなくて、冒頭申し上げましたように、9月議会中に何とか結論を出していきたいなというふうに考えておりますので、他にご意見が出ないようですので、またこの中に資料もたくさんありますけれども、その資料も当然またじっくり見ていただくなり、あるいは会派の中でいろんな議論をしていただいて、調整をいただきたいなというふうに思うわけですけれども、よろしいですか。

 意見もないようですので、本日の委員会はこれにて閉会としたいと思いますのでよろしくお願いいたします。井上委員。



◆議員報酬等検討特別委員(井上芳弘君) 議会基本条例でも、報酬については議員みずからできるだけ決めていこうと。そしてそれは近隣の自治体の状況も一つの状況ですけれども、やはりその財政ですね、それも現在、あるいは将来的な財政の状況というのもきっちり踏まえて議論していこうということになっております。ですから、やっぱり改めて私は県下の自治体のいまこれ報酬そのものはもう全国の資料が寄せられていますけど、いわゆる財政指標ですね、それから起債の残高であったり基金の状況、そういったものも、私も持っている資料を提供するというても、これももう県の資料ですので、一遍そういうのも出してもらって、やはり財政の状況もしっかりと見極めると。それと市の今後の10年の計画をもう一遍きちっと精査をして、やっぱりそういうところをしっかりと検討して答えを出すべきだと思いますので、できればその辺の資料ももう一遍準備していただければ非常にありがたいと思うんですけれども。



△閉会



○議員報酬等検討特別委員長(土本昌幸君) わかりました。今回はちょっと資料の配付といいますか、直前になりましたので、そのあたり次に開催するときはいま言われた関係の資料につきましては、できるだけ早く準備をしていくように進めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 じゃ、本日の委員会はこれにて閉会といたします。ご苦労さまでした。

     14時15分 閉会

 委員会条例第27条の規定により、記録の大要を記載し、ここに署名と捺印をする。

    平成24年9月3日

                 議員報酬等検討特別委員長  土本昌幸