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兵庫県 加西市

平成15年  9月 定例会(第195回) 09月01日−01号




平成15年  9月 定例会(第195回) − 09月01日−01号









平成15年  9月 定例会(第195回)



         第195回(定例)加西市議会会議録(第1日)

                           平成15年9月1日(月)

                           午前10時開会

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     ▲議事日程

第1 会議録署名議員の指名

第2 会期の決定

第3 諸般の報告

第4 報告第5号 専決処分したものにつき承認を求めることについて

         (平成15年度加西市水道事業会計補正予算(第1号)について)

   報告第6号 専決処分したものにつき承認を求めることについて

         (平成15年度加西市下水道事業会計補正予算(第1号)について)

   議案第45号 加西市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について

   議案第46号 市立加西病院の使用料及び手数料に関する条例の一部を改正する条例の制定について

   議案第47号 農作物共済の無事戻し金の交付について

   議案第48号 畑作物共済の無事戻し金の交付について

   議案第49号 園芸施設共済の無事戻し金の交付について

   議案第50号 農業共済事業会計特別積立金の取崩しについて

   議案第51号 平成15年度加西市一般会計補正予算(第1号)について

   議案第52号 平成15年度加西市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について

   議案第53号 平成15年度加西市介護保険特別会計補正予算(第1号)について

   議案第54号 平成15年度加西市老人保健医療特別会計補正予算(第1号)について

   議案第55号 平成14年度加西市一般会計の決算認定について

   議案第56号 平成14年度加西市有線放送電話特別会計の決算認定について

   議案第57号 平成14年度加西市国民健康保険特別会計の決算認定について

   議案第58号 平成14年度加西市介護保険特別会計の決算認定について

   議案第59号 平成14年度加西市老人保健医療特別会計の決算認定について

   議案第60号 平成14年度加西市公園墓地整備事業特別会計の決算認定について

   議案第61号 平成14年度加西市農業共済事業会計の決算認定について

   議案第62号 平成14年度加西市水道事業会計の決算認定について

   議案第63号 平成14年度加西市下水道事業会計の決算認定について

   議案第64号 平成14年度加西市病院事業会計の決算認定について

   (提案説明)

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     ▲本日の会議に付した事件

会議録署名議員の指名

会期の決定

諸般の報告

議案第5号〜64号

(提案説明)

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     ▲会議に出席した議員(20名)

  1番      森元清蔵          2番      吉田 稔

  3番      土本昌幸          4番      繁田 基

  5番      井上芳弘          6番      高橋佐代子

  7番      後藤千明          8番      織田重美

  9番      円井滋美         10番      岸本正三

 11番      三宅利弘         12番      森田博美

 13番      西浦 徹         14番      山下光昭

 15番      西川正一         16番      桜井光男

 17番      西村 衛         18番      友藤雄彦

 19番      高見 忍         20番      黒田広之

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     ▲会議に出席しなかった議員

なし

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     ▲議事に関係した者の職氏名

事務局長    中安 高      書記      深江克尚

書記      阿部裕彦

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     ▲説明のため出席した者の職氏名

市長      柏原正之      助役      後藤健次郎

収入役     松尾 修      教育長     市橋敬典

検査官     本玉真規      企画総務部長  吉田 甫

財務管理部長  安富智彦      市民福祉部長  能瀬 肇

環境部長    福井 勇      地域振興部長  栗山征三郎

技監兼

        齊藤和夫      上下水道部長  深田敏春

都市整備部長

消防長     山田義幸      病院事務局長  高見登志男

選挙監査公平            農業委員会

        藤川一郎              衣笠昌弘

委員会事務局長           事務局長



△開会あいさつ



○議長(山下光昭君) 皆さん、おはようございます。それでは、開会にあたりまして一言ごあいさつを申し上げます。

 市長より第195回定例加西市議会が招集されましたところ、こぞってご参集を賜り、ここに開会できますこと、議長として厚くお礼を申し上げる次第でございます。

 さて、今期定例会におきましては、議員各位もご承知のとおり報告案件、条例案件、さらには平成14年度各会計決算の認定案件など、重要案件をご審議いただくわけであります。議員各位におかれましては、何卒ご精励を賜りまして円滑な議事進行と適切妥当な決定をいただきますようお願い申し上げまして、簡単ではありますが開会のあいさつといたします。



△開会及び会議



○議長(山下光昭君) それでは、ただいまから第195回定例加西市議会を開会いたします。本日予定いたしております議事は、お手元に配布いたしております日程表のとおりであります。

 それでは、直ちに日程に入ります。



△会議録署名議員の指名



○議長(山下光昭君) 日程第1、会議録署名議員の指名であります。会議録署名議員の指名につきましては、会議規則第80条の規定に従いまして、議長から指名いたします。1番森元清蔵君、2番吉田稔君、この両名にお願いいたします。



△会期の決定



○議長(山下光昭君) 次は、日程第2、会期の決定であります。今期定例会の会期は、本日から9月22日までの22日間といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(山下光昭君) 異議なしと認めます。

 よって、今期定例会の会期は本日から9月22日までの22日間と決定いたしました。



△諸般の報告



○議長(山下光昭君) 次は、日程第3、諸般の報告であります。6月定例会以降、閉会中における議長会並びに議長の会務について、その主なものをご報告申し上げます。

 7月1日全国自治体病院経営都市協議会定期総会が東京都において開催され、平成14年度決算及び平成15年度運営方針、予算案等について審議し、原案どおり承認いたしました。

 次に、7月10日東播淡路市議会議長会総会を洲本市において開催いたしました。会長市として副議長とともに出席し、本会の平成15年度補正予算等について審議していただき、すべて原案どおり決定していただきました。

 7月23日、近畿市議会議長会第1回理事会が奈良県橿原市において開催され、副議長とともに出席し、平成14年度本会決算及び平成15年度本会の運営等について審議し、原案どおり承認いたしました。

 7月28日、基地協議会近畿部会総会が舞鶴市において開催され、平成13年、14年度事業報告及び会計報告、平成15年度事業計画及び予算等について審議し、原案どおり可決・決定いたしました。また、本総会において平成16年度、17年度の2ヵ年にわたり、本市が近畿部会理事に推挙され、受諾いたしましたことをご報告いたします。

 7月29日、兵庫県市議会議長会第1回理事会が小野市において開催され、副議長とともに出席いたしました。後日開催される、本会総会の議案等について協議しました。

 8月5日、工業整備特別地域都市議会協議会定期総会が、東京都において開催され、平成14年度本協議会決算並びに平成15年度予算案等について審議し、すべて原案どおり可決いたしました。なお、本協議会におきましては、平成13年3月31日に工業整備特別地域整備促進法等を廃止する法律が施行され、同年4月1日から5年間の激変緩和措置が講じられ、現在2年余りが経過しておりますが、本年7月8日各市長で組織する工業整備特別地域都市協議会総会において、激変緩和措置の期限を待たずに本協議会を解散することが決定されました。市議会で組織する本協議会においても、協議会のあり方について協議を続けてまいりましたが、諸般の状況から今年度末をもって解散することに決定いたしましたのでご報告いたします。

 最後に、8月7日兵庫県市議会議長会総会が西脇市で開催され、副議長とともに出席しました。会務報告及び平成14年度会計決算、平成15年度補正予算等について審議し、すべて原案どおり可決いたしました。

 このほか、わかあゆ園組合協議会及び播磨内陸医務事業組合協議会等につきましても、それぞれ選出議員に出席をいただいております。また、閉会中に開催された各種会議や行事につきましても、議会を代表して出席した次第であります。

 これをもって会務報告を終わります。



○議長(山下光昭君) 続いて、閉会中における各委員会の活動状況について各委員長に報告を求めます。

 まず、建設経済委員会委員長繁田基君。



◆建設経済委員長(繁田基君) =登壇= おはようございます。ご指名によりまして8月6日に開催いたしました建設経済委員会の委員長報告を申し上げます。

 まず冒頭におきまして、部局より所管事務について報告を受けました。その中から主なものをご報告いたします。

 初めに、下水道事業とのかかわりの中、道路舗装について意見が述べられました。担当としては、舗装等の予算が厳しい中、必要最小限、当面の安全確保を図る上から防塵舗装をしてきており、今後も実施計画に基づいて施工していきたいという方向が示されました。なお、市道の補修状況について全長480キロメートル、路線数873路線の中、現在225件の補修要望が出ております。平成10年以降の年間実施件数は、約40ないし50件、本年度は福祉のまちづくりの事業をあわせ、3,300万円の予算であり、約19件程度が実施可能と見込まれ、206件が残るという状況が報告されました。

 次に、糀屋ダムの多目的利用について、構造改革特区の申請が出ないものか意見が述べられました。ダム用水の有効利用については、既に市長が県に対して要望をされており、早速県庁内で農林水産部、産業労働部、企業庁、土地開発公社で研究会を立ち上げ、検討を加えていただいております。

 次に鳥獣被害について、前年に比べ倍近く発生し、現状の防御柵は、鹿に対する抜本策につながらないのではないか、むしろ里山管理にもっと力を入れていく方策が必要ではないか等の考えが述べられました。これに対し、当局としても里山管理は重要な要件の一つであり、森林組合等と協議しながら、今後進めていくとの方向が示されました。

 最後に、本委員会行政視察の成果を報告いたしました。なお、当局からこのたびのサイサイまつりの総括として、サイサイまつりによって培った熱い魂と、元気な心は活気と活力に満ちた「あすの加西づくり」につながるものと確信し、忘れかけていた元気というものを市民に少し思い出してもらえたように思え、これからも加西市民に活力と元気をもたらす祭りとして、魅力ある企画づくりに取り組むという報告を受けました。

 委員会としましても、ともに考え一体となって質のある対策を講じられるよう、本市のよりよい改革に最大限努力していくことを表し、閉会といたしました。

 なお、     午後からはJAとの懇談会を開催し、有意義な懇談の中、地域農政については、行政・JA・市民一体となった取り組みこそが大切であることを確認しながら閉会した次第であります。

 以上、委員長報告といたします。



○議長(山下光昭君) 続いて、厚生委員会委員長森田博美君。



◆厚生委員長(森田博美君) =登壇= ご指名によりまして、去る8月8日に開催をいたしました厚生委員会の継続調査についてご報告申し上げます。

 まず、冒頭におきまして委員会より提出を要求しておりました資料説明に加え、市民福祉部、環境部、消防並びに病院行政の所管事務について報告を受けた次第であります。

 続いて、各部局の懸案事項について幅広く指摘を行いましたが、その中から主なものをご報告いたします。まず、介護保険の第三者評価機関と苦情処理についてであります。執行者からは、第三者評価及び苦情については介護相談員研修を終了された17名のうち、8名の方が新規相談員となられ、現在15名の介護相談員が各施設を定期的に巡回し、苦情の聴取を行っている。取りまとめられた苦情は、行政と事業所により協議され解決可能なものについては即座に手立てを講じるよう対処している。さらに、在宅サービスの利用者については最低でも3ヵ月に1度はケアマネジャーが訪問するため、苦情や要望に関し利用者の声を聴取できる体制であるとの説明を受けております。

 これを受け、委員からは在宅サービス利用者の中には、高齢者世帯や家族介護人がいないケースもあり、在宅介護サービス利用者みずからがニーズを訴えにくい状況が多く存在するため、これらの現況調査とそれに基づく対策を早急に取り組むよう要望いたしました。

 執行者からは、介護サービスの向上は苦情件数の減少のみで判断すべきでないことは十分承知している。今後は、サービス向上に効果的な第三者評価機関の設置を検討する中で対応していくとの見解を得ております。

 続いて、環境行政についてであります。とりわけ、温室効果ガスの排出量について、加西市では基準年である平成10年度比10%以内を実行目標に掲げ、地球温暖化防止を推進しているところでありますが、平成11年度及び平成13年度については、10%以内に抑制するという実行目標は達成できておりません。

 委員からは、この結果を受けて今年度以降の具体的な施策について、執行者の見解を質しました。執行者からは、温室効果ガス排出量は電気使用量とゴミの増加が大きな要因であり、電気については市内の下水処理場に起因するため、削減する具体策は困難であるため、ゴミの分別や原料対策をより一層推進し、実行目標達成に向け施策執行するとの回答を得ております。

 また、委員から発言のあったゴミの中のプラスチック類に対する処理の実施要望については、中間処理施設の建設など、費用対効果と財政難を考慮すれば、早期着手は困難であるとの見解を得ております。

 これに対し、委員からは地球規模の課題である環境問題に対し、加西市においても環境基本計画や環境基本条例策定に向け作業を進められているが、策定作業の中でより効果的な策を検討し、環境問題に対して地域の重要課題として取り組むよう要望いたしております。

 このほか、病院経営、老人福祉事業、救急患者の搬送等について幅広い意見が出されましたが、詳細については割愛させていただきます。

 以上、まことに簡単ではありますが、委員長報告とさせていただきます。



○議長(山下光昭君) 続きまして、総務委員会委員長桜井光男君。



◆総務委員長(桜井光男君) =登壇= 失礼をいたします。ご指名によりまして、去る8月19日に開催いたしました総務委員会の継続調査について委員長報告を申し上げます。

 審議の一つ目は、JR加古川線の電化事業に伴う市民の負担についてであります。加古川駅と谷川駅の間48.5キロの電化を行い、行き違い施設等を設置することにより、全線で5分の時間短縮が図れ、また利用者が増えて快速電車を運行すれば15分の時間短縮ということになります。北条鉄道が、JR加古川線の支線的な位置づけをされているため、総事業費58億円のうち加西市が5.79%、1億6,300万円を負担するものであります。この内訳は、補助金として約5,000万円、無利子貸付金として3,500万円、募金委員会寄付金が約7,700万円となり、寄付金についてはその一部を加西市北条鉄道JR加古川線利用促進委員会が区長会を通じて、1世帯につき500円の募金を、平成15年から18年の4年間にわたり計2,000円をお願いすることであります。加西市の負担割合については、平成13年度に決定されたものではありますが、車両費の負担については県に対して当初の規程どおり、2対1での負担を復活していただくよう、関係市町とともに要望を続けていくとのことでありました。

 委員会といたしましては、負担に見合った朝夕の北条鉄道の利用、利便性の向上、利用者の実態に即した神戸電鉄との連絡も考えた運行を強く要望いたしました。

 続いて、借地使用状況、普通財産の遊休地についてであります。現在、市全体で19ヵ所、26万6,000平米の借地に対して、総額で3,650万円の使用料を支払われております。行財政改革の一環として、平成15年度から5%の値下げの方向で交渉に当たっているということでありました。バブル期の契約が高額で結ばれたまま、使用料が据え置かれているものもあり、今後は5%にとどまらず適正な価格に見直すべきと要望いたしました。また、契約に当たっては各担当が行うのではなく、審議会を置いて使用料が契約期間を統一的基準の作成計画も必要ではないかという提案なども行いました。あわせて、普通財産の遊休地についても、旧消防署跡など3ヵ所の早期売却を強く要望いたしました。

 次に、加西市土地開発公社の事業資産についてであります。10年以上所有している土地や、使用開始した行政財産でありながら、いまだに公社が所有する財産があることについての説明を求めました。10年以上公社が所有する財産は、公用施設用地、北条東小学校建設用地、市道北条栗田線用地、丸山総合公園整備用地の4件であります。本来、市は一般会計で買い取るべきであるが、現状の財政状況では難しいとのことでありました。しかし、こういった状況が続けば、将来一般会計での買い取り額が増える一方ということになり、今後注意をしながら財政運営を図っていくとの説明を受けました。

 また、地域交流センターの需要状況と男女共同参画センターの利用状況の説明に対しては、時間利用の柔軟な対応を求めました。

 図書館利用状況につきましては、順調に推移しているが、集客力を他の商業施設にも反映できるよう、図書館カードの発行対象地域に西播地域も含めるよう要望いたしました。

 幼児園構想の進捗状況につきましては、来春賀茂幼児園創設に向け、園児や保護者の不安を軽減し、要望ができるだけ反映できるよう模擬事業や体験入学、施設の改善等を求めました。

 その他、所管に関して平成14年度、15年度の入札状況における低入札に関する意見、学校施設の新築等事業計画についての意見が述べられましたが、詳細については割愛させていただきます。

 以上、総務委員長報告とさせていただきます。



○議長(山下光昭君) 続きまして、行政改革特別委員会委員長織田重美君。



◆行政改革特別委員長(織田重美君) =登壇= 皆さんおはようございます。

 ご指名によりまして、去る8月7日に開催いたしました行政改革特別委員会の審議の状況について、委員長報告を申し上げます。

 執行者に、第2次から第4次までの行政改革実施状況とその効果並びに財政再建団体への転落を防止するための財政再建推進計画(案)の概要について報告を求めました。まず、効果額についてでありますが、第2次行政改革では経費策減と公共料金の見直しを中心に、4億8,179万3,000円の効果額があり、第3次では公共工事コスト縮減を中心に、15億8,000円の効果額が報告されました。第4次行政改革では、事務事業の見直し、組織機構、定員管理、情報化等、それぞれの分野における行政改革を行い、特別職の期末手当の削減、水道事業所宿直業務の委託等を中心に、平成14年度実績は1億2,315万8,000円となっております。

 第4次行政改革と今回の財政再建推進計画の整合性について質問しましたが、第4次行革大綱の趣旨に反するものではないが、それ以上の項目が上がっており、大綱との整合性を図りながら対応していきたい。本来、行革大綱は行財政運営の指針となるものなので、この計画はその一貫となり、平成16年の第5次大綱策定の際にこの計画の位置づけを図るという答弁がありました。

 続いて、4次までの行政改革を行いながら、今日の財政状況に陥った原因と反省を質したところ、第4次までの一定の効果額を上げていってはいるが、それ以上に税収や交付税の下落により現状のままでは再建団体に陥ってしまう可能性があるということであります。現在の財政事情を招いたことについては、見通しの甘さかがあったことは否めないが、要因の一つは建設事業であり、市合併以来、他市に追いつけ追い越せと、公共施設等の充実や下水道事業の推進を積極的に図ってきたのであります。また、一般財源に占める市債残高が高水準で推移すると予測され、今回示された263の改善項目について、職員が一丸となり市民の協力を得ながら、従来の大綱以上の厳しい心構えで取り組んでいくという答弁を得ました。

 財政再建計画案の内容について、今後の市税及び交付税等の収入見込みが甘いのではとの指摘に、国や県の地財計画では年々ある程度の伸びを見込んでいるが、加西市としては現状を精査し、横ばいを見込んでいるとの回答を得ました。

 人員削減に関して、今後10年間に174名の退職者が見込まれており、採用を抑制することで57名の削減が計画されているが、民間委託の推進等によりさらなる削減数の増を要望しましたところ、職員構成上これ以上職員の採用を抑制するのは難しいが、民間委託については平成15、16年度中に検討していきたいとの回答を得ております。

 補助金の一律10%カットについては、ゼロベースで査定し、廃止から増額までの幅で精査すべきとの意見を申し述べました。財政再建については、魅力ある加西市にすることを忘れず、議会、執行者、市民が一体となって取り組まなければならないことを再確認いたしました。

 最後に、当日の資料では省略されていた内部経費の削減について資料請求を行い、提出された資料を加えて、8月20日に再度当委員会の研修会を行いました。

 以上、まことに簡単でありますが委員長報告といたします。



○議長(山下光昭君) 続きまして、幼保一元化特別委員会委員長、後藤千明君。



◆幼保一元化特別委員長(後藤千明君) =登壇= 失礼いたします。ご指名によりまして、去る6月24日に開催いたしました幼保一元化特別委員会についてのご報告を申し上げます。

 幼児園の創設園の候補地が、賀茂保育所ということに決まり、第1回目の地元説明会での意見、要望の集計結果を待っての開催といたしました。まず、冒頭におきまして4つの候補地の中から、賀茂保育所が選ばれた理由、また6月21日に賀茂地区説明会の資料及び当日の質問要望一覧、現在までの進捗状況並びに今後の進め方について説明が執行者側から行われました。

 委員からは、幼児園構想の発端、経緯についての説明が求められ、教育要領に基づく幼稚園と保育指針による保育園の違い、また子育てにかかわる環境の変化を受け、加西市における幼保の望ましいあり方の諮問、答申が行われるに至った経過と、その内容が説明されました。また、第1回目の地元賀茂校区での説明会における26項目の質問に関してですが、園庭や教室の広さ、遊具の数とその対象年齢、トイレの数などの環境整備についての関心が高く、また来年に限って賀茂校区では児童数が増えるということや、安全対策への不安からも1年延ばしてはという意見も多かったことについて、保護者の方々の不安を解消し、理解を求めるためにも模擬保育などを行うなどで問題点を洗い出し、次回の説明会でその対応を説明するとのことでありました。

 また、もう一つの保護者の関心事である料金の格差については、基本的には監督官庁の違いから、従来どおり長時間部は応能負担、短時間部は一律という考え方は変わらない。でも、今後も検討していくとの回答がありました。

 次に、現場で働くことになる幼稚園の教諭と、保育士の労働条件の現状と今後の展望、そして共済など身分がどうなるかを質しました。勤務体系に関しては、幼稚園の教諭、保育士といった区別なく、ローテーションで勤務するということから、変化という意味では幼稚園教諭の方に影響が大きいということでありました。

 共済制度や互助会制度については、執行者も問題を認識はしているが一挙に一本化することは難しく、共済間を行ったり来たりすることも考えてはおらず、今後は採用時に市町村共済に一本化を検討しているとの回答を得ました。また、スムーズな移行を目指し、幼稚園の教諭と保育士の合同の研修会や先進地の視察も計画されているとのことです。創設園立ち上げ後の加西市の幼児園施策の全体的な指針についての説明を求めましたが、民営化との兼ね合いや最終的な幼児園の数などの全体構想は、行財政との絡みや国の一元化に向けての動きを見ながら検討していくとのことでありました。ただ、財政的に困難であるとの理由で、子供たちにしわ寄せの及ぶことのないよう要望しておきました。

 最後に、地域住民のニーズに答え、何よりも教育、保育を受ける子供たちにとってよい議論ができるよう、幼稚園や保育所の職員、また保護者など、だれが行っても質問や意見が気軽に言え、知恵が出し合えるオープンな環境づくりを要望して委員会を終了いたしました。

 以上、委員長報告といたします。



○議長(山下光昭君) これで各委員長の報告が全部終わりました。



◆5番(井上芳弘君) 議長、報告の総務委員長報告についてちょっと。

 総務委員長の借地代の15年度以降5%の引き上げというふうに聞こえたんですが、引き下げだと思うんですが、確認させてください。

 それと、行政改革特別委員会の方で入札にかかわる削減効果、15億8,000万の確認をちょっとお願いしたいんですけど。



○議長(山下光昭君) 総務委員長桜井君、自席で。



◆総務委員長(桜井光男君) 5%にとどまらず適正な価格に見直すべきとの要望を行いましたということで、5%値下げの方向で交渉に当たるということで、値下げの方向です。



○議長(山下光昭君) 行政改革特別委員長。



◆行政改革特別委員長(織田重美君) 公共工事コスト縮減を中心に、15億8,000円であります。8,000万と申し上げたら誤りでした。



◆5番(井上芳弘君) わかりました。



○議長(山下光昭君) これで各委員長の報告が全部終わりました。そのほか、各常任委員長より、閉会中に実施されました行政視察報告書が、議長宛に提出がございました。お手元にその写しを配布いたしておりますので、ご参照ください。

 さらには、市長より平成14年度加西市都市施設公社会計決算書及び平成14年度加西市土地開発公社会計決算書の提出がございましたので、お手元に配布いたしております。ご高覧願いたいと思います。

 これをもって諸般の報告を終わります。



△議案一括上程・提案説明



○議長(山下光昭君) 次は、日程第4、報告第5号及び報告第6号、議案第45号から議案第64号まで、以上22件を一括議題といたします。

 それでは、直ちに提案理由の説明を求めます。市長柏原君。



◎市長(柏原正之君) =登壇= 第195回加西市議会定例会に提出をしております議案等についてご説明を申し上げます。

 まず、報告でございますが、報告第5号は平成15年度加西市水道事業会計補正予算第1号の専決処分について、報告第6号は平成15年度加西市下水道事業会計補正予算第1号の専決処分について、それぞれ承認をお願いするものでございます。本件は、いずれも企業債の借りかえ申し込み期限が急迫し、議会を招集する暇がありませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分させていただいたものでございます。報告第5号及び報告第6号の内容につきましては、上下水道部長より説明をさせます。

 次に議案でございますが、議案第45号は加西市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本改正は、消防団員等公務災害保障等責任共済等に関する法律施行例の一部改正に伴い、消防団員の処遇改善を図るものでございます。内容につきましては、消防長より説明をさせます。

 議案第46号は、市立加西病院の使用料及び手数料に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本改正は、病院の増改築によって療養環境の整備、充実が図られたため、室料差額の改正をしようとするものでございます。内容につきましては、市立加西病院事務局長より説明をさせます。

 議案第47号は、農作物共済の無事戻し金の交付についてであります。農作物共済加入者が、平成12年度から平成14年度の過去3年間において、農作物共済にかかわる共済金の支払いを受けていない等の場合、その加入者に対し共済掛け金を無事戻し金として交付することについて、加西市農業共済条例第36条の規程により、議会の議決をお願いするものでございます。

 議案第48号は、畑作物共済の無事戻し金の交付についてであります。畑作物共済加入者が、平成12年度から平成14年度の過去3年間において、畑作物共済にかかわる共済金の支払いを受けていない等の場合、その加入者に対し共済掛け金を無事戻し金として交付することについて、加西市農業共済条例第70条の21の規程により議会の議決をお願いするものでございます。

 議案第49号は、園芸施設共済の無事戻し金の交付についてであります。園芸施設共済加入者が、平成12年度から平成14年度の過去3年間において、園芸施設共済にかかわる共済金の支払いを受けていない等の場合、その加入者に対し共済掛け金を無事戻し金として交付することについて、加西市農業共済条例第70条の44の規程により、議会の議決をお願いするものでございます。

 議案第50号は、農業共済事業会計特別積立金の取崩しについてであります。平成15年度において、農業共済事業会計、農作物共済勘定の特別積立金を取崩し、水稲損害防止事業の費用に充当することについて、加西市農業共済条例第80条第5項の規程により議会の議決をお願いするものでございます。

 議案第47号から議案第50号までの内容につきましては、地域振興部長より説明をさせます。

 議案第51号は、平成15年度加西市一般会計補正予算第1号についてであります。今回の補正は、歳入歳出それぞれ9,604万円を増額いたしまして、予算総額を193億7,604万円にしようとするものでございます。内容につきましては、財務管理部長より説明をさせます。

 議案第52号は、平成15年度加西市国民健康保険特別会計補正予算第1号についてであります。今回の補正は、歳入歳出それぞれ3,460万9,000円を増額いたしまして、予算総額を37億8,060万9,000円にしようとするものでございます。

 議案第53号は、平成15年度加西市介護保険特別会計補正予算第1号についてであります。今回の補正は、歳入歳出それぞれ496万1,000円を増額いたしまして、予算総額を23億1,326万1,000円にしようとするものでございます。

 議案第54号は、平成15年度加西市老人保健医療特別会計補正予算第1号についてであります。今回の補正予は、歳入歳出それぞれ2,591万8,000円を増額いたしまして、予算総額を48億5,821万8,000円にしようとするものでございます。

 議案第52号から議案第54号までの内容につきましては、市民福祉部長より説明をさせます。

 議案第55号から議案第64号までの10議案は、平成14年度加西市一般会計を初め、有線放送電話、国民健康保険、介護保険、老人保健医療、公園墓地整備事業の、各特別会計並びに農業共済事業、水道事業、下水道事業、病院事業の各企業会計、合わせて10の会計決算につきまして、地方自治法第233条第3項並びに地方公益企業法第30条第4項の規定により、監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。一般会計、各特別会計及び各企業会計の決算の内容につきましては、それぞれの担当部長より説明をさせます。

 以上、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(山下光昭君) 市長の提案説明が終わりました。



○議長(山下光昭君) 続いて、担当部長の補足説明を求めます。

 報告第5号及び報告第6号について、上下水道部長深田君。



◎上下水道部長(深田敏春君) =登壇= 報告第5号平成15年度加西市水道事業会計補正予算第1号の専決処分についてご説明申し上げます。

 このたびの専決処分につきましては、上水道高料金対策の一環として、7月に公営企業金融公庫の借換債1,600万円が承認され、利率7.25%から1.4%の高料金対策借換債に借りかえをするため、水道事業会計予算について補正の必要が生じ、急を要しましたので、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をしましたので、議会の承認をお願いするものでございます。

 補正予算書の1ページ、2ページをお願いいたします。まず、補正の内容でございますが、第2条で当初予算3条で定めました収益的支出の営業外費用1億7,121万2,000円を、借換債発行によりまして軽減される本年度分の利息58万9,000円を減額し、1億7,062万3,000円に補正したものでございます。

 次に、第3条で当初第4条で定めました資本的収入の企業債1億4,010万円に借換債の額1,600万円を増額し、1億5,610万円に、また資本的支出の企業債償還金1,601万1,000円を増額し、1億9,220万1,000円に補正したものでございます。

 次に、4条で当初予算第5条で定めました企業債の限度額に高料金対策借換債1,600万円を追加したものでございます。なお、このたびの借りかえによりまして、償還終期までに207万5,000円の利息が軽減されます。

 3ページ以降の所要につきましてきは、ただいまご説明申し上げました内容に基づくものでございますので、説明は省略させていただきます。

 引き続きまして、報告第6号平成15年度加西市下水道事業会計補正予算第1号の専決処分についてご説明申し上げます。このたびの専決処分につきましては、下水道事業の高資本対策の一環として、7月に公営企業金融公庫の借換債2,700万円が承認され、利率7.2%から1.4%の高資本対策借換債に借りかえをするため、下水道事業会計予算について補正の必要が生じ、急を要しましたので、地方自治法第179条第1項の規程により専決処分をしましたので、議会の承認をお願いするものでございます。

 補正予算書の1ページ、2ページをお願いします。まず補正の内容でございますが、第2条で当初予算の4条で定めました資本的収入の企業債27億9,790万円に、借換債の2,700万円を増額し、28億2,490万円に、また資本的支出の企業債償還金7億2,111万8,000円に2,700万円を増額し、7億4,811万8,000円に補正したものでございます。

 次に、第3条で当初予算第5条で定めた企業債の限度額に高資本対策借換債2,700万円を追加したものでございます。なお、このたびの借りかえによりまして償還終期までに855万5,000円が軽減されます。3ページ以降の諸表につきましては、ただいまご説明申し上げました内容に基づくものでございますので、説明を省略させていただきます。

 以上、報告第5号、6号の説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(山下光昭君) 議案第45号について、消防長山田君。



◎消防長(山田義幸君) =登壇= それでは、議案第45号加西市非常勤消防団員にかかります退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明を申し上げます。議案書の6ページ、そしてまた審議資料の1ページ、2ページをごらんいただきたいと思います。

 今回の改正の理由につきましては、国の消防団員等公務災害保障等責任共済等に関する法律施行例の一部を改正する政令の公布、そして施行に伴いこれに準じて消防団員の処遇改善を図るため、本条例の一部を改正するものでございます。

 その内容でございますが、消防団員等公務災害保障等共済基金から市に対して支払われる退職報償金の支払い額が引き上げられたため、市から団員に支払う退職報償金の額もこの表のとおり勤務年数、そして階級に区分して、今回引き上げをお願いするものでございます。今回は、一律2,000円のアップとなっております。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。



○議長(山下光昭君) 議案第46号について、病院事務局長高見君。



◎病院事務局長(高見登志男君) =登壇= 失礼します。議案第46号市立加西病院の使用料及び手数料に関する条例の一部を改正する条例の制定について、説明いたします。

 議案書の8、9ページ及び審議資料の2ページをごらんください。病院の増改築工事は、10月末に完成予定でございます。増改築によりまして、病室の療養環境の整備・充実が図られましたので、室料差額の改正をするため、本条例の一部を改正しようとするものでございます。主な理由としましては、入院療養環境の整備による病室の設備の充実と、病床面積が増大したこと、二つ目は室料差額は平成6年4月の改正から据え置いていたこと、三つ目は健全な病院運営のための基盤を確保するため、4点目は近隣病院との比較をもとに算定しております。

 改正の内容につきましては、特別室をなくし個室A、B、Cとしました。特別室1日につき7,000円を、個室A9,000円に改めます。個室A5,500円を、個室B7,000円に、個室B4,500円を個室C5,500円に、また2人室A2,500円を3,000円に、2人室B2,000円は同額で据え置きます。なお、施行は15年11月1日とします。

 以上で説明を終わります。よろしくご審議のほどお願いいたします。



○議長(山下光昭君) 議案第47号から議案第50条の4件を一括して、地域振興部長栗山君。



◎地域振興部長(栗山征三郎君) =登壇= 議案第47号から議案第50号までの4件を一括してご説明申し上げます。議案書の10ページ、11ページをお開き願います。

 まず、議案第47号農作物共済の無事戻し金の交付についてご説明申し上げます。農作物共済加入者が、共済目的の種類ごとに平成12年度から14年度までの3ヵ年におきまして、共済金の支払いを受けていない場合、または支払いを受けた共済金が加入者共済掛け金の2分の1の額に満たない場合につきまして、その加入者に対し平成15年度に無事戻し金として交付することについて、加西市農業共済条例第36条の規程により、議会の議決をお願いするものでございます。ちなみに、出納共済にかかる交付対象者が2,888名で、交付金額にいたしまして225万9,017円でございます。また、麦共済にかかる交付対象者は16名で、金額にいたしまして45万6,812円でございます。

 次に、議案第48号畑作物共済の無事戻し金の交付についてご説明申し上げます。畑作物共済加入者が、平成12年度から14年度までの3年間におきまして、共済金の支払いを受けていない場合、または支払いを受けた共済金が加入者共済掛け金の2分の1の額に満たない場合につきまして、その加入者に対し平成15年度に無事戻し金として交付することについて、加西市農業共済条例第70条の21の規程により、議会の議決をお願いするものでございます。ちなみに、大豆共済にかかる交付対象者は9名で、交付金額にいたしまして3万8,063円でございます。

 続きまして、議案書の12ページ、13ページをお願いいたします。議案第49号園芸施設共済の無事戻し金の交付についてご説明申し上げます。園芸施設共済加入者が、平成12年度から14年度までの3年間におきまして、共済金の支払いを受けていない場合、または支払いを受けた共済金が加入者共済掛け金の2分の1の額に満たない場合につきまして、その加入者に対し平成15年度に無事戻し金として交付することについて、加西市農業共済条例第70条の44の規程により、議会の議決をお願いするものでございます。交付対象者は11名で、交付金額にいたしまして19万円でございます。

 次に、議案第50号農業共済事業会計特別積立金の取り崩しについてご説明申し上げます。平成15年度におきまして、農業共済事業会計、農作物共済勘定の特別積立金を取り崩し、稲作損害防止事業の費用に充当することについて、加西市農業共済条例第80条第5項の規程により、議会の議決をお願いするものでございます。ちなみに、特別積立金の現在高は1,806万5,644円で、そのうち今年度は578万7,000円を限度に取り崩し、出納損害防止事業の費用に充当しようとするものでございます。

 以上、まことに簡単ですが説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。



○議長(山下光昭君) 続いて補正予算に移ります。議案第51号について、財務管理部長安富君。



◎財務管理部長(安富智彦君) =登壇= 議案第51号平成15年度加西市一般会計補正予算第1号について、ご説明を申し上げます。補正予算書の1ページをごらん願います。まず、第1条の歳入歳出予算の補正でありますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,604万円を増額いたしまして、予算の総額を193億7,604万円とするものであります。

 第2条の地方債の補正でありますが、4ページをお願いいたします。第2条地方債補正につきましては、北条長線にかかる臨時地方道整備事業債を2,700万円減額し6,300万円に、繁昌谷郷線にかかる道路等整備事業債を1,870万円増額し1億6,330万円に、普通交付税の振りかえ分として措置される臨時財政対策債を1,000万円減額し9億6,600万円に、それぞれ限度額を変更しようとするものであります。

 続きまして、歳入歳出予算補正内容につきまして、主なものについて説明をさせていただきます。まず、歳入の補正でありますが、8ページ、9ページをお願いします。33款地方特例交付金765万4,000円の減額は、交付金の確定によるものであります。35款地方交付税3億1,938万4,000円の増額は、普通交付税において社会福祉費にかかる経常経費、下水道事業にかかる事業費補正等、基準財政需要額が増額となったことによるものであります。

 55款国庫支出金40目土木費国庫補助金2,500万円の増につきましては、繁昌谷郷線の道路改良事業補助金が増額となったことによるものです。

 次に、10ページ、11ページをお願いします。75款繰入金10目財政調整基金繰入金1億173万5,000円の減額につきましては、普通交付税が増額となったことにより、繰入金を減額しようとするものです。また、20目鉄道経営対策事業基金繰入金2,851万9,000円の増額につきましては、北条鉄道の平成14年度経常損失を補てんするため増額するものであります。

 次に、12ページ、13ページをお願いします。25目減債基金繰入金2億円の減額につきましては、財政調整基金と同様、普通交付税の増額により繰入金を2億円減額しようとするものであります。80款繰越金3,373万1,000円の増額につきましては、平成14年度決算により生じた繰越金を増額するものであります。90款市債につきましては、地方債補正の変更で説明をいたしましたとおりであります。

 次に歳出の補正でありますが、14ページをお願いします。10款総務費21目企画費2,876万円の増額につきましては、北条鉄道の平成14年度経常損失を補てんする、北条鉄道運営費補助金が主なものであります。

 次に、22ページをお願いします。30款農林水産業費25目畜産業費400万円の増額につきましては、上若井町の家畜糞尿処理施設建設にかかる補助金を、30目農地費600万円の増額につきましては、上万願寺町の大谷上池並びに大工町ほか3町にまたがる天下溝の調査費を計上するものであります。

 次に、26ページをお願いします。40款土木費10目道路新設改良費2,020万円の増につきましては、地方特定道路整備事業として実施しております北条長線において、2,980万円の減額、道路改築事業として実施しております繁昌谷郷線において5,000万円を増額するものであります。

 次に、28ページをお願いします。55款災害復旧費5目道路橋梁災害復旧費の762万円の増につきましては、7月23日の集中豪雨により被災した、市道玉丘1号線及び市道常吉別府東線の災害復旧事業を実施しようとするものであります。

 次に、30ページをお願いします。65款諸支出金5目財政調整基金2,000万円の増につきましては、地方財政法の規定に基づき、平成14年度決算の剰余金3,373万1,000円の2分の1以上を積み立てようとするものであります。

 以上、まことに簡単ですが説明を終わります。よろしくお願いいたします。



○議長(山下光昭君) 議案第52号から議案第54号の3件について、市民福祉部長能瀬君。



◎市民福祉部長(能瀬肇君) =登壇= 議案第52号平成15年度加西市国民健康保険特別会計補正予算第1号についてご説明申し上げます。このたびの補正は、前年度決算による繰越金の確定及び平成14年度退職者医療療養給付費等交付金の超過受け入れにより、平成15年度に返還を行うため補正をお願いするものです。

 補正予算書の1ページをお願いします。第1条で、歳入歳出それぞれ3,460万9,000円を増額し、予算総額を37億8,060万9,000円とするものでございます。

 次に、2ページ歳入をお願いします。80款繰越金3,460万9,000円は、前年度繰越金として補正をお願いするものです。

 次に、3ページ歳出をお願いいたします。35款諸支出金803万9,000は、平成14年度退職者医療の療養給付費等交付金の確定により、社会保険診療報酬支払い基金交付金への精算を行うもので、歳入超過額償還のため増額補正をお願いするものです。

 次に、99款予備費2,657万円は平成14年度決算に伴う繰越金が確定したことにより、保険給付費等の増加に備えて予備費を増額するものでございます。

 次に、議案第53号平成15年度加西市介護保険特別会計補正予算第1号についてご説明申し上げます。このたびの補正は、前年度決算による繰越金及び平成14年度介護給付費の確定に伴う県負担金の超過受け入れにより、平成15年度に返還を行うため補正をするものでございます。

 補正予算書の1ページをお願いします。第1条で歳入歳出それぞれ496万1,000円を増額し、予算総額を23億1,326万1,000円とするものでございます。

 次に、2ページ歳入をお願いします。80款繰越金496万1,000円は、前年度繰越金として補正をお願いするものでございます。

 次に、3ページ歳出をお願いいたします。先に、50款諸支出金からご説明申し上げます。5項償還金及び償還加算金464万7,000円は、平成14年度の介護給付費の確定による県支出金の精算で、歳入超過額償還のため増額補正をするものでございます。上段の30款基金積立金費31万4,000円は、歳入の増額補正額496万1,000円から歳出の償還金464万7,000円を差し引いたものを介護給付費準備基金に積み立てるものでございます。

 次に、議案第54号平成15年度加西市老人保健医療特別会計補正予算第1号についてご説明申し上げます。このたびの補正は、前年度決算による繰越金の確定及び平成14年度の老人医療費の確定に伴う支払い基金交付金、国庫負担金、県負担金の超過受け入れにより平成15年度に返還を行うため補正をお願いするものです。

 補正予算書の1ページをお願いします。第1条で歳入歳出それぞれ2,591万8,000円を増額し、予算総額を48億5,821万8,000円とするものでございます。

 次に、2ページ歳入をお願いいたします。80款繰越金2,591万8,000円は、前年度繰越金として補正をお願いするものです。

 次に、3ページ歳出をお願いいたします。10款諸支出金5項償還金2,591万8,000円は、平成14年度の老人医療費の確定による支払い基金交付金、国庫負担金、県負担金の精算で、収入超過額の償還のため増額補正をお願いするものです。

 以上、簡単ですが説明を終わります。よろしくご審議のほどお願いいたします。



○議長(山下光昭君) 続いて、決算案件に移ります。まず、議案第55号について、財務管理部長安富君。



◎財務管理部長(安富智彦君) =登壇= 議案第55号平成14年度加西市一般会計の決算認定について、概要をご説明申し上げます。お手元に配布いたしております平成14年度決算資料により説明をいたします。

 まず、決算資料の5ページをお願いします。一般会計の決算額は、歳入で221億5,769万8,958円となり、前年度より4.8%の増、額にして10億1,459万843円の増となっております。一方、歳出につきましては220億9,287万3,552円となり、前年度より6.8%の増、額にして14億1,368万9,992円の増となり、差し引き6,482万5,406円の黒字となっております。繰越明許費の繰越額3,109万4,000円を差し引きますと、実質収支額は3,373万1,406円の黒字となっております。本年度の実質収支額から前年度の実質収支額を差し引いた額であります単年度収支では、1,889万9,149円の赤字となってございます。

 次に、歳入歳出の各区分についてご説明申し上げます。3ページ、4ページをお願いいたします。まず、3ページの歳入でありますが、各区分の中で増減の大きなものについて説明をさせていただきます。5款市税でありますが、決算額は63億4,725万3,000円で、対前年比は2.9%の減、額にして1億9,001万9,000円の減となっております。この主な理由につきましては、固定資産税は2%の増、額にして6,762万1,000円の増となったものの、個人市民税で景気の低迷による個人所得の落ち込みにより、6.6%の減、額にして1億3,398万2,000円の減、法人市民税においては企業の収益力の低下により21.6%の減、額にして1億2,263万1,000円の減となったことによるものであります。

 次に、15款利子割交付金は、対前年比69.7%の減、額にして1億7,774万4,000円の減となっておりますが、これは平成13年度に郵便局の定額貯金が集中満期となっておりましたが、平成14年度には平常に戻ったことによるものであります。

 次に、35款地方交付税のうち普通交付税は対前年比2.6%の減、額にして1億76万3,000円の減となっております。これは、臨時財政対策債への振りかえが増加したことにより、配分金が減額となったものでございます。

 次に、55款国庫支出金は対前年比74.9%の増、額にして8億9,572万7,000円の増は、市街地再開発事業補助金並びに地域交流センター事業補助金等の増加が主なものでございます。

 次に、60款県支出金は対前年比11.5%の減、額にして1億1,276万1,000円の減は、各種選挙にかかる委託金、農村総合整備事業補助金の減が主なものでございます。

 次に、75款繰入金は対前年比258.9%の増、額にして3億8,729万円の増は、財政調整基金繰入金、減債基金繰入金の増が主なものでございます。

 次に、80款繰越金は対前年比31.6%の減、額にして2億1,392万円の減は、平成14年度の剰余金が減となったことによるものであります。

 次に、85款諸収入は対前年比28.3%の減、額にして8億5,496万7,000円の減は、国民年金事務が移管されたことにより、売りさばき収入の減が主なものでございます。

 次に、90款市債は対前年比103.1%の増、額にして15億6,200万円の増は、市街地再開発事業及び図書館にかかる市債並びに臨時財政対策債の増が主なものでございます。

 続きまして、4ページの歳出の目的別内訳をごらん願います。まず、10款総務費は対前年比12.6%の減、額にして2億5,667万5,000円の減は、北条町駅駅舎の改築に対する補助金、地域情報化事業、各種選挙経費等の減が主なものであります。

 次に、15款民生費は対前年比18.1%の減、額にして7億6,452万9,000円の減は国民年金事務の移管が主なものでございます。

 次に、20款衛生費で対前年比9%の増、額にして2億48万4,000円の増は、し尿処理施設整備事業費の増が主なものでございます。

 次に、30款農林水産業費で対前年比13.7%の減、額にして2億4,298万8,000円の減は、農村総合整備事業費の減が主なものでございます。

 次に、40款土木費は対前年比65.3%の増、額にして19億369万7,000円の増は、市街地再開発整備事業及びまちづくり総合支援事業の増が主なものでございます。

 次に、50款教育費は対前年比30.9%の増、額にして5億5,923万2,000円の増は、図書館整備事業の増が主なものでございます。

 次に、60款公債費で対前年比10.6%の増、額にして2億5,883万7,000円の増は、繰上償還の増等が主なものでございます。

 次に、65款諸支出金で対前年比12%の減、額にして1億5,295万5,000円の減は、財政調整基金積立金の減が主なものでございます。

 以上、まことに簡単ですが説明を終わります。よろしくお願いいたします。



○議長(山下光昭君) 議案第56号について、企画総務部長吉田君。



◎企画総務部長(吉田甫君) =登壇= 議案第56号平成14年度加西市有線放送電話特別会計の決算認定についてご説明申し上げます。平成14年度決算資料の5ページをお願いいたします。

 有線放送電話特別会計の決算額は、歳入で4,933万3,241円となり、前年度より2.6%の増、額にして128万1,175円の増となります。一方、歳出につきましては2,573万9,299円となり、前年度より9%の増、額にして214万4,248円の増となり、2,359万3,942円の歳入歳出差引額となります。歳入の主なものは、有線放送使用料2,194万3,077円と、前年度からの繰越金2,445万7,015円となっており、歳出の主なものといたしましては、有線放送の本部設備、線路設備、屋内設備等の有線放送管理費2,573万9,299円となっております。

 以上、まことに簡単ですが説明を終わります。よろしくご審議のほどお願いいたします。



○議長(山下光昭君) 議案第57号から議案第59号の3件を一括して、市民福祉部長能瀬君。



◎市民福祉部長(能瀬肇君) =登壇= 議案第57号平成14年度加西市国民健康保険特別会計の決算認定についてご説明申し上げます。決算資料の5ページをお願いいたします。

 国民健康保険特別会計の決算は、歳入で34億8,419万1,678円となり、前年度対比0.4%の減、額にして1,298万5,046円の減少となっております。一方、歳出は34億4,958万1,861円となり、前年度対比1.6%の増、額にして5,342万600円の増加となっており、実質収支は3,460万9,817円の黒字となっております。

 次に、歳入歳出の各項目につきまして主なものを説明させていただきます。まず、7ページの歳入をお願いいたします。5款国民健康保険税ですが、収入済み額は12億1,145万4,988円となっており、年間平均被保険者は1万7,386人で、1人当たりの国保税は平均9万1,911円を賦課いたしております。

 次に、55款国庫支出金12億9,052万7,771円は、療養給付費等負担金及び調整交付金によるものです。

 次に、57款療養給付費交付金5億9,047万7,000円は、退職者、被保険者の医療費から退職者分保険税の差額を受け入れたものでございます。

 次に、75款繰入金2億2,089万1,420円は公費負担分として一般会計から繰入によるものでございます。

 歳入合計は34億8,419万1,678円となっております。

 続きまして、9ページの歳出をお願いいたします。まず、10款保険給付費ですが、支出済み額は21億5,044万4,256円となっておりまして、療養諸費で医療費の総額となっております。1人当たりの医療費は21万5,933円となっております。

 次に、15款老人保健拠出金10億134万1,141円は、75歳以上の老人保健対象医療分の拠出金であります。

 次に、18款介護納付金1億6,237万1,547円は、40歳から64歳までの第2号被保険者が負担すべき介護保険料を社会保険診療報酬支払い基金へ納付するものでございます。歳出合計は34億4,958万1,861円となっております。

 続きまして、議案第58号平成14年度加西市介護保険特別会計の決算認定についてご説明申し上げます。決算資料の5ページをお願いいたします。介護保険特別会計の決算は、歳入で21億2,115万3,528円となり、前年度対比9.3%の増、額にして1億8,059万5,328円の増加となっております。一方、歳出は21億1,619万2,235円となり、前年度対比10%の増、額にして1億9,214万460円の増加となっており、実質収支は496万1,293円の黒字となっております。

 次に、歳入歳出の同じく主なものを説明いたします。まず、8ページの歳入をお願いいたします。5款保険料収入済み額は、3億4,278万9,190円となっており、被保険者数は1万938人で、1人当たりの保険料は平均3万1,356円を賦課いたしております。

 次に、55款国庫支出金5億1,390万1,050円は、介護保険給付費負担金及び調整交付金等によるものでございます。

 次に、57款支払基金交付金6億5,487万7,000円は、保険給付費の33%を社会保険診療報酬支払基金から受け入れをしたものでございます。

 次に、60款県支出金2億5,364万4,000円は、介護給付費県負担金でございます。

 次に、75款繰入金3億3,831万8,027円は、市負担分を一般会計から繰入によるものでございます。

 歳入の合計は、21億2,115万3,528円となっております。

 続きまして、10ページの歳出をお願いしたいと思います。まず、5款総務費ですが、支出済み額9,699万3,805円は、人件費等の事務費でございます。

 次に、10款保険給付費は19億9,212万7,760円となっておりまして、介護保険サービス等、いわゆる在宅サービス、施設サービス等の総額となっております。歳出合計は21億1,619万2,235円となっております。

 続きまして、議案第59号平成14年度の加西市老人保健医療特別会計の決算認定について説明をさせていただきます。決算資料の同じく5ページをお願いいたします。老人保健医療特別会計の決算は、歳入で47億7,993万2,988円となり、前年度対比0.3%の増、額にして1,264万1,609円の増加となっております。一方、歳出は47億5,401万4,671円となり、前年度対比1.6%の減、額にして1,576万3,696円の減少となっており、実質収支は2,591万8,317円の黒字となっております。

 次に、歳出歳入の同じく主なものだけ説明をさせていただきます。まず8ページの歳入をお願いいたします。5款支払基金交付金でございます。収入済み額は32億8,395万9,000円となっておりまして、国保、社会保険等、各保険者から医療費等負担分を社会保険診療報酬支払基金より受け入れをしたものでございます。

 次に、55款国庫支出金9億9,053万1,789円は医療費の国庫負担分でございます。

 次に、60款県支出金2億5,284万7,313円は、医療費の県負担分でございます。

 次に、75款繰入金2億4,486万8,475円は、公費負担分として一般会計から繰り入れによるものでございます。

 以上、歳入合計は47億7,993万2,988円となっております。

 続きまして、10ページの歳出をお願いいたしたいと思います。まず、5款医療諸費ですが、支出済み額は47億4,849万9,882円となっておりまして、老人の医療費の総額となっております。年間平均受給者は7,839人で、1人当たりの医療費は65万1,227円となっております。

 歳出の合計は47億5,401万4,671円となっております。

 以上、まことに簡単ですが説明を終わります。よろしくご審議のほどお願いいたします。



○議長(山下光昭君) 議案第60号について、環境部長福井君。



◎環境部長(福井勇君) =登壇= 議案第60号公園墓地整備事業特別会計14年度決算についてご説明をいたします。決算資料5ページ、決算書264ページから267ページをお願いいたします。

 14年度の墓地の分譲は比較的好調でありまして、13区画の永代使用の契約をすることができました。歳入につきましては、使用料1,069万4,500円、繰越金324万9,349円などで、合計1,394万8,049円となっております。一方、歳出につきましては公園墓地整備費を切り詰めまして318万3,183円と抑えております。差し引き、1,076万4,866円の黒字を計上することができました。

 簡単ですが、以上でございます。



○議長(山下光昭君) 議案第61号について、地域振興部長栗山君。



◎地域振興部長(栗山征三郎君) =登壇= 議案第61号平成14年度加西市農業共済事業会計の決算認定についてご説明申し上げます。決算報告書の8ページをお願いいたします。まず、事業の概要でありますが、農作物共済の(ア)の水稲におきましては、水稲引き受け面積が前年より0.4%増の19万9,791アールを引き受けいたしました。また、被害状況につきましては、一部地域において獣害が発生し、被害個数9戸に対し、共済金26万7,251円を支払いました。

 次に、(イ)の麦におきましては、15年産麦の引き受け面積は前年より0.6%減の2万254アールを引き受けいたしました。また、14年産麦の被害状況につきましては、播種期に降雨による土壌湿潤害が発生し、被害個数4戸に対し共済金7万7,832円を支払いましたが、前年度に比べて低被害におさまりました。(イ)の家畜共済におきましては、乳用牛と肉用牛を合わせ、前年度より8.9%増の2,421頭を引き受けをいたしました。

 また、被害状況につきましては、乳用牛を中心に夏場の猛暑やBSEの影響により滞留牛の事故に歯止めがかからず、大幅に増加いたしました。支払い頭数は167頭で共済金2,668万1,393円を支払いいました。一方、傷病事故につきましては1,910件、共済金2,663万1,260円を支払いたしました。この結果、決算額では131万2,451円の不足を生じ、累積未処理不足金が332万3,016円となりました。

 (ウ)の畑作物共済につきまして、大豆引き受け面積は大規模営農組合が栽培を中止したことにより、1,897アールと大幅に減少いたしました。また、被害につきましては幸い皆無でございましたので、決算剰余金3万3,966円を条例に基づき特別積立金として積み立ていたしました。

 (エ)の園芸施設共済におきましては、新規就農者の加入により65棟を引き受けましたが、共済金額は継続加入施設の自家現有率の低下により、4,943万2,000円と共済金額は減少いたしました。また、被害状況につきましては、年末の強風により2戸の農家で被覆物に被害を受けましたが、小さな被害におさまり、共済金6万1,429円を支払いました。

 (オ)の業務関係におきましては、水稲損害防除事業として特別積立金584万6,047円を取り崩し、1,198万7,448円を126の防除班に支払い、いもち病やカメムシなどの病害虫防除に努めました。

 次に、1ページに戻りまして決算報告書について簡単にご説明申し上げます。まず、(1)の収益的収入及び支出でございますが、収入の決算総額は第1款共済事業収益で、1億5,083万2,783円となっております。

 2ページをお願いいたします。一方、支出の決算総額は第1款共済事業費用で、1億4,337万5,440円となり、収入、支出差し引き745万7,343円の純利益を経常いたしたしております。

 3ページ以降の損益計算書、剰余金計算書等々は、決算報告書の内容に基づいたものでありますので、説明を省略させていただきます。後ほどお目通しを賜りますようお願いいたします。

 以上、まことに簡単でございますが説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。



○議長(山下光昭君) 議案第62号及び第63号について、上下水道部長深田君。



◎上下水道部長(深田敏春君) =登壇= 議案第62号平成14年度加西市水道事業会計決算の認定について、ご説明申し上げます。水道事業につきましては、安全な水を安定的に供給するために、施設の維持管理と各種事業に取り組んでまいりました。事業の概要につきましては、決算報告書の10ページをお願いいたします。

 平成14年度加西市水道事業報告書1の総括事項に、事業の概要について取りまとめておりますが、主な内容についてご説明いたします。本年度の建設改良事業は、総事業費7億8,468万円で、主な工事内容は下水道事業などにより支障となった配水管の布設がえ工事及び尾崎町ほか11町地内で、水質保全と安定供給を図るための管網整備工事を行っております。

 次に、業務の内容について15ページをお願いします。平成14年度末の給水件数は1万6,152件で、給水人口は5万277人となりまして、普及率は97.6%となっております。需水量は497万4,409立米で、前年度より8万3,315立米の増、有収水量は453万6,325立米で、前年度より8万4,118立米の増となりまして、有収率は91.2%となっています。

 用途別の使用水量及び水道料金の内容につきましては、16ページをお願いします。3月末の給水件数は、計1万6,152件で前年度より228件の増、使用料金の調定額は計12億5,690万9,900円で、前年度より2,346万410円の増となりまして、内訳で見ますと公共用では節水等によりまして使用水量が減となりましたが、家庭用と湯屋用は水洗化の推進等によりまして、昨年に引き続き増となりました。そのほかでは、工業用が若干回復し、昨年より増となっております。

 次に、経営の状況につきましては別冊の平成14年度決算資料の13ページをお願いします。まず、水道事業収益の決算額は、17億7,832万2,000円となり、前年度より1億9,861万8,000円の増となっています。内訳から主な増減を見ますと、1項の営業収益では使用水量の増に伴い、給水収益で2,234万3,000円の増、受託工事収益は受託工事の減により、1,653万3,000円の減、負担金では下水道工事に伴う支障給水管の布設替え工事の増によりまして、2億908万6,000円の増となっております。

 2項の営業外費用収益は、2,244万円の減となりまして、主には一般会計からの高料金対策繰入金の減によりまして、他会計繰入金及び負担金で2,371万2,000円の減が主なものでございます。

 次に、水道事業費用の決算額は16億9,900万7,000円となり、前年度より2億175万2,000円の増となっております。内訳で見ますと、1項の営業費用で2億950万3,000円の増となりまして、原水及び上水費では職員2名の減による人件費の減等により、1,610万3,000円の減、排水及び給水費で下水道事業関連の支障給水管布設替え工事費の増によりまして、2億702万1,000円の増、受託工事費では受託工事の減により1,488万の減、また配水管布設替えに伴い、資産減耗費で3,597万4,000円の増が主なものでございます。

 2項の営業外費用は、849万3,000円の減となりまして、企業債利息の減によるものでございます。3項の特別損失75万8,000円は、水道料金の不納欠損処理を行ったものでございます。

 以上により、収益的収支差引額は7,931万5,000円の純利益となっております。この利益処分につきましては、決算報告書の9ページをお願いします。平成14年度加西市水道事業剰余金処分計算書(案)のとおり、減債積立金に396万6,000円、建設改良積立金に7,534万9,107円を繰り入れすることにいたしております。

 もう一度決算資料の13ページをお願いします。資本的収支の状況でありますが、資本的収入の決算額は6億1,684万2,000円となり、前年度より1億1,604万6,000円の減となりまして、主なものは1項の企業債では管網整備工事及び老朽管更新工事の減による起債の減と借り換え債の減等によりまして、7,830万円の減となりました。

 2項の他会計出資金につきましては、老朽管更新事業にかかる一般会計出資金でありますが、更新事業の減によりまして470万円の減となっております。

 4項の、工事負担金につきましては、下水道事業に伴う支障配水管の布設替え工事の負担金で、1,005万9,000円の減となりました。一方、資本的収支の決算額は9億6,282万8,000円で、前年度より4,384万4,000円の増額となりました。内訳では、1項の建設改良事業費で主に下水道事業にかかる支障配水管の布設替え及び管網整備工事費用で、前年度からの繰り越し工事を含め、8,133万4,000円の増となりまして、2項の企業債償還金では3,749万円の減となりました。

 以上により、資本的収支差引額は3億4,598万6,000円の収入不足が生じますが、不足額は過年度損益勘定流用資金2億5,056万円、当年度損益勘定流用資金8,292万8,000円と、当年度消費税資本的収支使用税額1,249万8,000円で補てんしております。

 以上で、加西市水道事業会計決算の説明を終わります。

 引き続きまして、議案第63号平成14年度加西市下水道事業会計決算の認定について、ご説明申し上げます。下水道事業につきましては、生活環境の改善と公共水域の水質改善を目的として、加西市生活廃水処理施設整備計画に基づき、公共下水道、農業集落排水事業、コミュニティ・プラント整備事業、及び合併処理浄化槽設置整備事業の推進と、各処理施設の維持管理業務に取り組んでまいりました。

 業務の概要でありますが、建設改良事業は49億2,944万9,000円で、公共下水道事業では雨水渠約161メートル、汚水事業は三口町、鶉野南町、田原町で汚水管渠布設約11キロメートルを実施しています。農業集落排水事業は、中山・大柳地区、宇仁地区、西谷東地区の処理施設及び汚水管渠布設工事を実施、またコミュニティ・プラント整備事業は、在田南部地区と日吉東地区を完成に向けて実施しました。

 この結果、整備の状況でございますが、決算報告書の20ページをごらんいただきたいと思います。3事業合計で、整備戸数は前年度より1,738戸増の1万1,669戸、整備人口は5,139人増の3万8,753人となりまして、平成14年度末の普及率は75.2%、水洗化率は67.1%となっております。ただ、この水洗化率は前年度に比べ0.4%の減となっておりますが、この水洗化率は各年度末における整備人口に対しての水洗化人口の割合をあらわしておりますので、単純比較で減となっておりますが、個別合併浄化槽を除いた市域全体での3月末現在の水洗化率は50.5%で、前年度より6.7%の伸びとなっております。

 次に、経営の状況につきましては別冊の平成14年度決算資料の14ページをお願いいたします。まず、水道事業収益の決算額は11億2,697万6,000円で、前年度より4億5,775万8,000円の減となりまして、営業収益では使用料において水洗化の進捗と昨年10月からの料金改正によりまして7,875万8,000円の増となりましたが、営業外収益において他会計補助金で、一般会計の補助金が財政状況から基準外の繰り入れが減額となったこと、また消費税還付金につきましては、経理上税抜き処理となりますので、計上しなかったこと等によりまして、5億3,651万5,000円の減となりました。

 一方、下水道事業費用は17億3,315万円で、前年度より1億4,916万1,000円の増となりまして、主に営業費用では農業集落排水処理施設が15地区、コミュニティ・プラントが6地区となりまして、それぞれ2地区増加し、また公共下水道の整備拡張によりかかる維持管理費用の増によりまして、処理場費で2,275万6,000円、業務費で1,804万円の増となりました。また、減価償却費においても4,849万1,000円の増となりました。

 営業外費用では、支払利息及び企業債取り扱い諸費で起債未償還元金300億2,160万4,000円に対する企業債利息が、7億7,656万3,000円と、一時借入金16億5,000万円の利息が207万9,000円の、合計7億7,864万2,000円となりまして、4,843万5,000円の増となりましたのが主な内容でございます。これによりまして、収益的収支差引額は6億617万4,000円の純損失となりました。

 次に、資本的収支の状況でありますが、資本的収入の決算額は50億1,238万3,000円となりまして、下水道事業の13年度からの繰り越し事業及び14年度分の事業にかかります収入で、企業債で33億5,960万、補助金は国庫補助金と他会計補助金で、13億6,848万2,000円、負担金は受益者負担金、地元分担金等で2億8,415万7,000円が主なものでございます。一方資本的支出の決算額は、54億9,888万3,000円となりまして、工事請負費等の建設改良費で49億2,944万9,000円、企業債の元金償還金で5億6,943万5,000円でございます。

 以上の結果、資本的収支差引額は4億8,650万円の収入不足が生じ、補てん財源の過年度及び当年度の損益勘定流用資金と、当年度消費税資本的収支調整額で補てんしても、なお3億6,603万8,000円の補てん財源不足が生じました。

 以上が、下水道事業会計決算の状況でありますが、昨年策定いたしました下水道事業の財政健全化計画での試算どおりの厳しい結果となっておりまして、今後の事業の推進と早期の財政健全化を図る必要があるため、現在具体的に進めております一般会計との財政再建計画に取り組んでいきたいと考えます。

 以上、まことに簡単ですが説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。



○議長(山下光昭君) 議案第64号について、病院事務局長高見君。



◎病院事務局長(高見登志男君) =登壇= 失礼いたします。議案第64号平成14年度加西市病院事業の決算認定について説明いたします。まず、病院事業の概要でありますが、決算報告書の12ページをお願いいたします。

 今、日本では長引く不況による財政の急迫、急速な少子高齢化、医療技術の進歩、国民の意識の変化等により、医療制度の大改革が段階的に進められています。こうした環境の中で、自治体病院の経営は全国的に極めて厳しくなっており、生き残っていくためにはより効率的な経営を行うとともに、公営企業法の全面適用、地方独立行政法人化に向けた動きも出てきております。このような中で、加西病院が地域の中核病院として公的な使命を果たしつつ、住民の要請に答え、これからも長く存続していくためには、限られた経営資源を有効に配分していくことが必要と考えています。このため、地元の医師会の病診連携をより一層進め、救急医療と急性期重症患者の診療に重点を置いて運営していきたいと考えています。

 加西病院は、日本医療機能評価機構による認定に続き、厚生労働省による臨床研修病院に認定されました。これは、加西病院のレベルが一定水準を超えていることを示しており、日ごろの努力の結果が評価されたものと考えています。これからも、医療スタッフを充実させ、公的病院として機能を向上させていきたいと考えています。また、13年度に引き続き、病院の増改築工事を実施しました。ことしの3月には、増築棟が完成し利用者の医療環境の改善や診療システムの近代化が図られました。今後も、既存棟の改装工事により、利用者の快適性の向上を図っていきます。

 次に、業務の状況でございますが、加西病院は急性期病院を目指しており、その主要となる新入院患者数は5,257人、前年度に比べ82人、1.6%の増加となりました。本年度の患者の利用状況は、入院患者数は述べ9万9,973人、1日平均254.7人で前年度に比べ1,855人、1日平均5.1人、2%の減少となりました。一般病床利用率は86.4%で、前年度に比べ2.1ポイント減少しました。外来患者数は、延べ19万9,079人、1日平均812.6人で、前年度に比べ2万9,160人、1日平均119人、12.8%の減少となりました。また、時間外診療患者数、救急は1万40人で、1日平均27.5人、前年度に比べ575人、1日平均1.5人の増加となりました。なお、人間ドックの利用状況は日帰りで694人、前年度に比べ109人の増、1泊は休止していたためゼロ人、前年度に比べ227人の減少でございました。

 次に経理の状況でございますが、本年度の経理状況は収益的収入のうち、医療収益では前年度に比べ入院収益は増加しましたが、外来収益は減少しました。1人1日当たり診療単価が入院で3万4,281円、前年度に比べ2,889円、9.2%の増、外来で1万276円、7.2%の増となりました。前年度に比べ、入院収益で2億1,032万3,000円、7.1%の増、外来収益で1億4,254万8,000円、6.5%の減となり、医療収益全体で5,114万5,000円、0.9%の増となりました。医業外収益は1,668万8,000円、5%の減となり、総収益で3,445万7,000円の増収となっております。

 次に、収益的支出でございますが、決算書の32ページをお願いいたします。支出総額で59億236万2,782円で、前年度に比べ1億4,115万8,758円、2.45%の増となっております。医業費用では診療にかかわる材料費が1億2,977万8,556円、7.55%の増で、主なものは高度医療材料費の増加によるものでございます。減価償却費が2,260万3,430円、19.28%の増で主なものは昨年度購入した高度医療機器の減価償却が始まったものでございます。医業外収益で、高額診療材料の消費税の支払い増により、518万2,348円の増、特別損失8万9,246円の減となり、結果1億3,676万7,000円の当年度純損失を計上することになりました。

 次に、決算書の3ページをごらんください。資本的収入で、企業債14億6,610万円、一般会計出資金1億1,047万3,000円、合計15億7,657万3,000円となりました。資本的支出で建設改良費14億9,487万8,622円、起債償還金1億6,597万5,822円、合計16億6,085万4,444円となりまして、資本的支出額に不足する額8,228万1,444円は、当年度消費税及び地方消費税基本的収支調整額196万3,409円、及び過年度分損益勘定留保金8,231万8,035円で補てんさせていただきました。

 なお、4ページから11ページにかけましては、決算報告書、損益計算書、貸借対照表、剰余金計算書、欠損金処理計算書と、12ページ以降は業務内容、収支明細書など諸表につきましてはただいま説明した内容に基づくものでありますから、説明は省略させていただきます。後ほどお目通しをよろしくお願いいたします。

 以上でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。



○議長(山下光昭君) 以上で、提案理由の説明が全部終わりました。

 続いて、ただいま上程中の議案のうち、平成14年度の各会計決算の認定案件につきましては監査が行われ、その意見書が議員各位の手元に提出されているところでありますが、その監査の状況について報告を求めたいと思います。監査委員、西浦徹君。



◎監査委員(西浦徹君) =登壇= ご指名によりまして、平成14年度各会計決算の審査についてご報告申し上げます。

 ただいま、議案第55号から第64号において提案されております平成14年度一般質問及び特別会計並びに公営企業会計の決算につきましては、地方自治法第233条第2項及び地方公営企業法第30条第2項の規程により、各会計決算及び付属書類の提出を求めるとともに、各担当職員から説明を聴取して、去る6月9日から8月8日にわたり綿密、周到に審査いたしました。審査の結果は、別紙意見書にまとめまして、議員各位のお手元に配布しておりますので、ご高覧を賜りますようお願い申し上げ、平成14年度各会計決算の審査の報告を終わります。



△休会・散会



○議長(山下光昭君) これで、本日予定いたしておりました日程が全部終わりました。

 お諮りをいたします。明2日から8日までは、議案熟読のため本会議を休会いたしたいと思いますがご異議ございませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(山下光昭君) 異議なしと認めます。

 よって、さよう決定いたしました。

 次の本会議は9月9日午前10時より開会いたしまして、議案に対する質疑並びに市政全般にわたっての一般質問を行います。なお、発言通告は9月4日木曜日の     午後5時までにお願いをいたします。

 本日は、これにて散会といたします。

   12時05分 散会