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兵庫県 三田市

平成20年 3月 予算特別委員会 03月19日−03号




平成20年 3月 予算特別委員会 − 03月19日−03号







平成20年 3月 予算特別委員会



             予算特別委員会会議録(第3日)



                              平成20年3月19日

                              午前10時00分開会

                              議会会議室



      委員会に出席した委員(8名)



         三 木  圭 恵  (新風みらい)



         檜 田    充  (民主党)



         松 岡  信 生  (公明党)



         厚 地  弘 行  (盟正会)



         岡 田  秀 雄  (盟正会)



         國 永  紀 子  (共産党)



       〇 大 月    勝  (清風会)



       ◎ 今 井    弘  (民主党)



        ※ ◎委員長 〇副委員長









○委員長  それでは、皆さんおはようございます。

 2日間にわたる予算特別委員会、大変ご苦労さんでございました。活発なご審議をいただき、ご意見も拝聴いたしました。本当に心から感謝申し上げたいと思います。

 それでは、ただいまから本日の予算特別委員会を開催させていただきます。

 本日は、2日間にわたりご審議をいただいた平成20年度予算の11議案について採決を行いますので、よろしくお願いを申し上げておきます。

 それでは、議案第9号ないし議案第19号を一括議題といたします。

 これより討論に入ります。

 討論のある委員の皆さん方は、どなたからでも結構ですからご発言いただきたいと思います。

 國永委員。



◆國永委員 一括して。

 議案第9号 三田市一般会計予算です。

 反対理由は、今回、竹内市長のもとで子育て支援というのが重点施策の筆頭に上がっているというふうな中で、これまでもずっと私のところの会派は言ってきたんですが、公立幼稚園、私立と公立を選べないっていうふうな、市の施策によって公私間の格差が出るっていうような施策展開をずっとやってこられたんですが、改めてこの子育て重点施策の中ではこういう施策を続けていくことはどうなのかなっていうことで、それが含まれてるということ。

 それから、大きくは行革です。市民負担が47億円のうち4億5,000万円、6,000万円という、10%未満だと言われているんですが、その中でも障害者の福祉年金を20年度では一部、21年度には全廃していくということですね。あと、中央公民館の廃止ですとか、学校開放で今使っているスポーツ21からも使用料金をとか、それを学校の電気代に充てるということになっているんですけれども、こういった行革の姿勢。

 それと、病院の問題ですが、この予算で市民病院経営健全化計画策定事業費ということで、コンサルタントへの委託費1,242万6,000円。これは、この概要にも書いてますが、総務省公立病院改革ガイドラインに沿ってその計画を策定するというようなことで、昨日に述べましたけれども、これまでずっと健全経営、市長を先頭にやっていくということで、そこの中で十分頑張ればできるというふうに私たちは思っておりますので、この予算が含まれてるということで反対です。

 あと、解放学級。これはもう人権っていうことでほかのもあるんですが、子どもたちの中に逆に垣根をつくっていっているということで、これはほかの自治体もやめていくところもたくさんありますので、こういった予算が含まれております一般会計予算には、同意はできないということです。

 2点目は、議案第10号 国民健康保険事業特別会計予算。

 これにつきましては、この20年度予算を見ますと、前年度に比べて3億円ぐらいの増になっているんですね。これは何かといいますと、後に出てきます後期高齢者の関係で3億円という負担増がかかってくると。本会議の中でも、国保の値上げも見据えているようなこともおっしゃっております。この予算の中では、やはり後期高齢者の負担増になるということで、これは賛成はできないと。

 あと、議案第17号です。

 これは、後期高齢者が4月1日から予定ということで特別会計をつくるということにはなっているんですが、この問題は本会議等でもずっと言ってきておるんですけれども、非常に中に問題があり過ぎるということで、大きくは昨年の参議院選挙の後、今の政府も少し一部先延ばしをするっていうふうなことにはなっているんですけれども、扶養から外す方だけを半年先延ばすということになっているんですけれども、やはり今全国では400を超える自治体からの意見書が上がってるというふうなことで、中止、廃止を求める意見書も。この3月議会でもっと増える可能性もあります。

 そういった中で、4野党が今そろいまして4月1日からの実施は無理だということで、中止を求める、廃止を求める法案を提案してるという今状況の中で、自治体としても非常に困ってると思うんですね、担当の方は。つい4、5日前にやっと診療報酬の中身が説明があったというふうな中で、本当に担当の方もこれで4月1日から実施できるかというような状況が片やある中で、2年前に決まってる法律に基づいて実施ということになるんでしょうけれども、私たちとしてはもう本当にこの高齢者を医療から本当に遠ざけていっている。

 厚生労働省は、ひどい話なんですが、75歳以上の高齢者の特性ということで厚生労働省の審議会がどういうふうに言ってるかといいますと、3つの特性を上げてるんですけども、75歳以上に何でこう分けるかということですけど、治療が長期化すると、複数疾患が多くなってくると。2つ目には、認知症が多く発生していると。3つ目には、いずれ避けることのできない死を迎えるっていうふうなことで、75歳以上の人を余り治療を前提にしないで、むしろ診療報酬の中で、どういう死を迎えるかっていうことをお医者さんと家族が相談すれば、それが文書になれば、それも診療報酬の中に入ってくるっていうふうな。要するに、治療してもむだですよ、どうしますかっていうふうな相談で、そうですね、じゃあもう延命治療をやめて家へ帰りますよっていうふうなことで、相談に乗ってもらって文書にしてもらったら、それで診療報酬がここで病院に入るっていうふうな。本当に戦前戦後をくぐって苦労をして今日の社会の発展に寄与されてきたお年寄りの人たちに、さあこれからいい暮らしをしてくださいっていうんじゃなくて逆の発想になってるということで、この後期高齢者特別会計はその中身ですので、反対をいたします。

 以上、長くなりましたが、その点が反対理由です。



○委員長  大月委員。



◆大月委員 私の方は、全議案に賛成をするという立場から討論をしたいというふうに思いますが、ただいま國永委員の方から議案第9号 平成20年度一般会計予算のことについて、子育て支援、特に幼児教育の公立、私立の格差の問題というふうな形で、このことについては私もかねてからいろいろと本会議の中でも格差の問題を指摘をし、今回についても予算特別委員会の中でもかなり厳しく追及をしてきたわけですが、その中で当局側としては委員の皆さんも知ってるとおり、非常に問題が多いということについての認識は改めて答弁として返ってきたわけですので、その分については恐らく、もちろんそれは常任委員会も含めてですが、もっとやはり議論を重ねる中で一定の方向を定めていくという形で、基本的には私はこの予算は、例えば国、県の補助を含めてそれを担保に、予算が通ることを担保に補助金なりあるいはまた地方交付税なりが算入されてくるという現状があるわけで、これを例えば予算で否決をした場合、すべてとまってしまって暫定予算を組まにゃいかんという形の中で、市民生活にもう直接に、もうすぐに年度あけたらいろんな部分で問題が生じてくるということは、一つの問題をとらえて一般会計の全体の枠を、問題点を指摘する、1点の問題点においてすべてを否決するということについては、市民サービスの低下にもつながるという懸念もありますけれども。一方では、やはり問題点は問題点として、予算特別委員会の中で上がったことについては当局側も真摯に受けとめていただいて、今後の対策を練ってもらうという形で方向づけをしたらいいんではないだろうかなというふうに私は考えております。

 それともう一方、市民病院の経営健全化の問題ですが、これは今國永委員の方が市独自でも経営健全化の方向づけができるんではないかと、こういうご意見だったというふうに思うんですが、現実に私も一般質問の中で調べれば調べるほど、この市民公立病院の問題っていうのはただ単に三田市民病院だけではなしに、全体的、全国的に物すごい大きな問題を抱えている。当然ながら、今回12月に発表された公立病院経営ガイドラインの中にも載ってるわけですけれども、現実は公立病院は要らないと、廃止をするという方向での打ち出しがもう全面的に上がってきてるわけですね。その中で、例えば今医師不足の問題が一番問題になってきてるわけですが、大学病院でさえ医師確保ができなくて、民間の人材派遣センターに依頼をしながら医師確保に努めていると、こういう状況が現実なんですね。

 そういうふうな形の中で、ただ単に三田市独自で経営健全化委員会を設置をして、果たしてその問題がクリアできるかというたら、これは甚だもう難しい問題だろうと。やはり専門家を入れて、その中でどういうふうにしていくかという方針を立てるという形でなければ無理なんだろうというふうに思うんですね。

 ですから、ただその中で一番問題なのは、主導権はどちらを入れるんだと。コンサルタントが絵をかいたやつを全面的に賛成するんではなしに、やはり三田市のあるべき姿で健全経営をどうしていくのかという形については、これは議会としても注文をつけていく必要があろうかとは思いますが、今申し上げたような専門的な知識を有する人を入れなければ、なかなか方針、方策は生じてこないだろうというふうに思うので、その点については注文つけて、議会の方からはこういうことがあったんだというふうな形は言うべきだろうというふうに思いますが、基本的には先ほど申し上げたように、直接やはり市民に影響する市民サービスが低下するような形で一定の問題提起をして、それによって全体の一般会計を否決をするという形があってはならないだろうというふうに思うんで、今申し上げたように、議案第9号から議案第19号までは私は賛成の立場で問題点を指摘しながら討論をしたいと、こういうふうに思いますので。

 以上です。



○委員長  ほかに。

 檜田委員。



◆檜田委員 私も議案第9号から議案第19号まで全部賛成の立場で述べさせていただきたいと思います。

 新市長になられて初めての予算案ということで、いろいろと施策も打ち出したい中で、厳しい財政状況の中で考えた予算組みをしていただいたなあというふうな思いで、堅実に第一歩を踏み出そうとする市長の意図が見えるように思います。

 それと、今、中で言われた解放学級を続けるということのご意見ですけども、3月議会の中でも本会議の中でも坂本議員の方から質問なされたように、現実にやはり差別事象というのは出てきている中で言えば、差別に負けない強い子どもをつくっていくと。それだけ部落差別というのは、その地域に生まれたということだけで差別されるという本当の根本的な差別の部分でありますので、やはりそこら辺に対する対応をしっかり組んでいただくと、今私は大事なことではないかなあというふうに思っております。

 それと、行革の部分で市民負担もあるわけですけども、しっかりそこら辺は説明責任を果たしていく中で理解を得ながらやっていただくという部分が大事じゃないかなというふうに思ってます。

 あと、健康保険の部分、確かに不安もあるわけですけれども、これもやはり中央で決まってきた制度で、三田だけが乗れないという話にはならないというふうに思いますので、そこらをしっかり監視をしながらやっていくということで、討論とさせていただきたいと思います。



○委員長  厚地委員。



◆厚地委員 私も議案第9号から議案第19号、賛成の意見を持っております。

 大体、大月委員、また檜田委員の話に出てくるんですけども、この今回の大変やっぱりテーマは行革だと思います。この厳しい財政の中で何をどうやって乗り切っていくかということで、4年間で47億3,000万円、第一歩のプログラムとしてはなかなか頑張ってバランスよく出てきたのかなというふうに思っております。

 一番評価できるのは職員の給与のカットを実現したということで、職員自らやはり給与を削減してでもこの難関を乗り切ろうということで、労使が合意に至ったというところは評価できるんじゃないかなというふうに思っております。

 それと、コミュニティバスとかアドプトプログラム、やはり市民との協働の中で経費削減、あるいは市民の実現に向かっていくところなど評価しております。個々の施策については、私自身それは異論、反論ありますけれども、兵庫県の動き、国の動き、またその辺の補助金の交付が見込まれる中で、一つ一つについては指摘をしながら方向修正、議員としては当然これは必要だと思うんですけれども、一つ一つとらまえて全体をとめることはできないだろうというふうに判断しておりますので、全体的には賛成すべきことだろうというふうに思っております。



○委員長  松岡委員。



◆松岡委員 私も全議案賛成の立場では、うちの会派はまずそういう姿勢で認めたいと思いますけども、先ほどからるる各委員さんが言われてるように、今回の予算の中身というのは行革と、それとあとは病院が中心になるのかなというふうに思ってます。

 病院の今後の計画についても、副委員長が言われたように、専門家を入れることは大事なことだと思います。だから、そのことについては一定当局に何らかの形できっちりとしたものは上げてもいいんじゃないかなというふうには思っておりますし、市民も非常に関心が高い問題です。

 あと、それともう一つ、委員会として当局にぶつけられるかどうかはわかりませんけども、ごみの有料化の問題ですね。このことも今回委員会でかなり各委員の方からも多くの意見が出て、有料化の前にごみの減量をまずすべきやないかと。家庭のごみ減量全くされてないというふうな実態の中で、そういったことについてもしっかり当局に結果が出る取組みを促すといったこともあわせて、委員会として申し出てもいいんではないかなと思っております。

 大体そういったところですね。



○委員長  三木委員。



◆三木委員 私の会派も議案第9号から議案第19号はすべて賛成の立場で討論させていただきます。

 まず、公立、私立幼稚園の格差の問題なんですけれども、子育て支援の中でそれはおかしいんじゃないかというご意見が共産党さんの中から出たわけですけれども、まず公立、私立、確かに格差ございます。確かに線引きがあるから格差があるんであって、格差があるから私立幼稚園に対する奨励金があるわけですね。そこら辺のことをもっと議会の中でもんで、どういうふうに線引きをなくしていくのか、どういうふうに奨励金を確保していくのかというのをまず議会の中でもんでから。まだそれを議会の中で、全然委員会の中でも話し合ってもいませんし、そういうことをやっぱり議会としてちゃんとしてから、どういう方向で結論を出していくのかっていうことをまず議会の中で話し合いをするべきで、それをいきなり反対するというのは、少し議会という立場では違うのかなというふうに感じております。

 それから、行革、47億円のうち10%が市民負担ということでありますけれども、行革の中で私はやはり竹内市政の中で職員さんの給料をカットして、職員も頑張って行革に賛成して協力していくんだという立場の中で頑張っていく。その中で、市民に対する負担が10%のうち微調整、方向修正なんかは必要な部分はこれからあるのかもしれないですし、それもまた話し合って要求していけばいいと思いますので、それを一般会計を反対するという理由には私の会派ではならないというふうに結論づけております。

 また、病院のコンサルタントの関係ですけれども、やはり専門の方に知識を十分入れながら市民病院の問題をみんなで取り組んでいきたいというふうに思っております。

 あと、ごみの有料化についてもまだ有料化ありきで話が進むのではないということをしっかり確認しておりますので、そこら辺をまだ今年度で反対するというのは時期尚早かと思っております。

 以上です。



○委員長  岡田委員。



◆岡田委員 厚地委員と同じです。



○委員長  ただいま全委員さんからご意見なり、國永さんからは反対の討論いただいたわけでございますが、そういった中で、全議案に賛成だけれども一定意見を付したいというふうな今発言でなかったかと思うんですが、その中でもやっぱり病院の問題、ごみの問題なり、そして格差の問題、そういったことが病院の、特にコンサルタントの問題ですね、そういったことが主たる問題であったというふうに受けとめているわけでございますが、そういった中で一定今全委員さんからも聞きましたので、これから表決に入っていきたいと、このように思いますが、ご意見ございませんか。よろしいですか。

              (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○委員長  それでは、まず表決については議事の都合によりまして分離をして採決いたしたく思います。

 まず、議案第9号 平成20年度三田市一般会計予算について採決をいたします。

 本案は原案のとおり決することに賛成の委員は挙手を願います。

              (挙手多数)



○委員長  ありがとうございます。挙手多数であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

 次は、議案第10号 平成20年度三田市国民健康保険事業特別会計予算について採決をいたします。

 本案は原案のとおり決することに賛成の委員は挙手を願います。

              (挙手多数)



○委員長  ありがとうございます。挙手多数であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

 次は、議案第17号を採決したいと思います。

 議案第17号 平成20年度三田市後期高齢者医療事業特別会計予算について採決をいたします。

 本案は原案のとおり決することに賛成の委員は挙手を願います。

              (挙手多数)



○委員長  ありがとうございます。挙手多数であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

 次は、議案第11号、議案第12号、議案第13号、議案第14号、議案第15号、議案第16号、議案第18号、議案第19号につきましては、一括して採決をいたします。

 今申しました議案につきまして原案のとおり賛成の委員さんは挙手を願いたいと思います。

              (挙手多数)



○委員長  全会一致であります。

 よって、ただいまの議案8件については、原案のとおり可決されました。

 以上で予算別委員会に付議されました事件はすべて議了いたしました。

 これをもって予算特別委員会を閉会をいたします。