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兵庫県 小野市

平成23年第375回定例会(第4日 9月30日)




平成23年第375回定例会(第4日 9月30日)





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 │                                             │


 │        第375回小野市議会(定例会)会議録                   │


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 │               平成23年9月30日(金)(第4日)            │


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 │                  開  議  午 後 1時30分            │


 └─────────────────────────────────────────────┘








 
   第1 議案第46号〜議案第60号     各常任委員会審査報告、


      議案第62号〜議案第63号     同審査報告に対する質疑、


                        討論、表決


   第2 意見書案第1号           上程、提案説明


                       (議事順序省略)、採決


   第3 各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書





2 本日の会議に付した事件


   日程第1 議案第46号〜議案第60号   各常任委員会審査報告、


        議案第62号〜議案第63号   同審査報告に対する質疑、


                        討論、表決


   日程第2 意見書案第1号         上程、提案説明


                       (議事順序省略)、採決


   日程第3 各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書





3 議事順序


   開議(午後1時30分)


   開議宣告


   議案第46号〜議案第60号


   議案第62号〜議案第63号


   各常任委員会委員長審査報告


   質疑


   討論


   意見書案第1号


   各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書


   閉会宣告(午後2時09分)





4 会議に出席した議員(16名)


   1番  山本 悟朗


   2番  前田 光教


   3番  高坂 純子


   4番  小林千津子


   5番  河島 三奈


   6番  藤原  章


   7番  中井 澄夫


   8番  岡嶋 正昭


   9番  加島  淳


  10番  藤本 修造


  11番  山中 修己


  12番  竹内  修


  13番  松本 英昭


  14番  川名 善三


  15番  松井 精史


  16番  井上 日吉





5 会議に欠席した議員・説明員


   な   し





6 議事に関係した事務局職員


   議会事務局長     今村 義明


   議会事務局課長    井岡  伸


   議会事務局課長補佐  冨田 守人


   議会事務局嘱託職員  稲 恵美子





7 会議に出席した説明員(17名)


   市長         蓬莱  務


   副市長        井上 嘉之


   副市長        小林 清豪


   技監         森本  孝


   理事         鹿間 郁生


   会計管理者      貝原  忠


   総務部長       松井  誠


   総合政策部次長    岩崎 一喜


   市民安全部長     松田 哲也


   市民安全部次長    小西 俊寛


   市民福祉部長     松野 和彦


   地域振興部長     小林 昌彦


   地域振興部次長    市橋 茂樹


   市民病院事務部長   藤原 康博


   消防長        友定 芳継


   教育長        陰山  茂


   教育次長       松井 伸行





8 会議に付した事件


 1.市長提出議案


 議案第46号 平成22年度小野市歳入歳出決算の認定について


 議案第47号 平成22年度小野市都市開発事業会計決算の認定について


 議案第48号 平成22年度小野市病院事業会計決算の認定について


 議案第49号 平成22年度小野市水道事業会計決算の認定について


 議案第50号 平成22年度小野市下水道事業会計決算の認定について


 議案第51号 平成23年度小野市一般会計補正予算(第3号)


 議案第52号 平成23年度小野市介護保険特別会計補正予算(第1号)


 議案第53号 平成23年度小野市都市開発事業会計補正予算(第1号)


 議案第54号 小野市やすらぎ広場の設置及び管理に関する条例の制定について


 議案第55号 小野市北条鉄道経営対策事業基金条例の制定について


 議案第56号 小野市税条例等の一部を改正する条例の制定について


 議案第57号 小野市開発事業に係る調整及び地域のまちづくりの推進に関する条例の


        一部を改正する条例の制定について


 議案第58号 小野市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定につ


        いて


 議案第59号 委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例


        の制定について


 議案第60号 土地の取得について


 議案第62号 平成23年度小野市一般会計補正予算(第4号)


 議案第63号 土地の取得について





 2.議員提出議案


 意見書案第1号 公契約法の制定など公共工事における建設労働者の適正な労働条件の


         確保を求める意見書








                 午後 1時30分





                 〜開 議 宣 告〜





○議長(井上日吉君)  皆さん、こんにちは。


 これより4日目の会議を開きます。


 それでは、お手元に配付いたしております議事日程に基づき、会議を進めてまいります。


 これより日程に入ります。





             〜日程第1 常任委員会審査報告〜





○議長(井上日吉君)  日程第1、各常任委員会の審査報告であります。


 去る9月26日の本会議において各常任委員会に審査を付託いたしました議案第46号から議案第60号、議案第62号及び議案第63号の以上17件を一括議題といたします。


 本件について、審査の報告がありましたので、各常任委員長の報告を求めます。


 まず、初めに総務文教常任委員長、松本英昭議員。


                (松本英昭君 登壇)


○13番(松本英昭君)  総務文教常任委員会の審査のご報告を申し上げます。


 当委員会に付託されました案件は、議案第46号、議案第47号、議案第51号、議案第53号から議案第56号、議案第59号、議案第62号及び議案第63号までの以上10件でございます。


 委員会を去る9月28日に開催し、当局から詳しく説明を受け、その後、慎重に審査を行いました。


 審査の結果については、お手元の委員会審査報告書のとおりでありまして、反対討論はなく、全会一致でもって認定、可決すべきものと決定した次第であります。


 何とぞ議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、総務文教常任委員会の審査報告といたします。


○議長(井上日吉君)  次に、民生地域常任委員長、山中修己議員。


                (山中修己君 登壇)


○11番(山中修己君)  民生地域常任委員会の審査のご報告を申し上げます。


 当委員会に付託されました案件は、議案第46号、議案第48号から議案第52号、議案第57号、議案第58号及び議案第60号の以上9件でございます。


 委員会を去る9月28日に開催し、当局から詳しく説明を受け、その後、慎重に審査を行いました。


 審査の結果につきましては、お手元の委員会審査報告書のとおりでありまして、反対討論はなく、全会一致でもって認定、可決すべきものと決定した次第であります。


 何とぞ議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、民生地域常任委員会の審査報告といたします。


○議長(井上日吉君)  以上で各常任委員長報告は終わりました。


 ただいまの委員長報告に対して、質疑の希望はありませんか。


               (「なし」と呼ぶものあり)


○議長(井上日吉君)  各常任委員長に対する質疑の希望はありませんので、これにて質疑を終結いたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております議案第46号から議案第60号、議案第62号及び議案第63号、以上17件について、これより討論・表決に入りたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(井上日吉君)  ご異議なしと認めます。


 したがって、そのように決定しました。


 議案第46号から議案第60号、議案第62号及び議案第63号の以上17件について、討論の希望はありませんので、これにて討論を終結いたします。


 これより議案17件を一括して採決いたします。


 本案は、原案のとおり認定、可決することにご異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(井上日吉君)  ご異議なしと認めます。


 よって、議案第46号から議案第60号、議案第62号及び議案第63号は、原案のとおり認定、可決されました。





              〜日程第2 意見書案第1号〜





○議長(井上日吉君)  次に、日程第2、意見書案第1号を議題といたします。


 意見書案の朗読を省略いたしまして、提出者より提案理由の説明を求めます。


 意見書案第1号 公契約法の制定など公共工事における建設労働者の適正な労働条件の確保を求める意見書について、藤本修造議員。


                (藤本修造君 登壇)


○10番(藤本修造君)  ただいま議題となっております意見書案第1号 公契約法の制定など公共工事における建設労働者の適正な労働条件の確保を求める意見書について、提案者を代表して、提案理由のご説明を申し上げます。


 意見書の中にもありますように、建設業は地域の発展、雇用機会の確保、専門技術の継承など、大きな貢献を果たしています。


 しかしながら、建設業における元請・下請という重層的な関係の中で、建設労働者の賃金体系は現在も確立されておらず、生活を不安定なものにしています。


 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律が平成12年11月に公布されましたが、建設労働者の賃金、労働条件の確保に対する適切な措置が必要という国会の附帯決議が行われているところであります。


 よって、国におかれては、建設業を健全に発展させ、公共工事における品質や安全の確保とともに、労働・雇用の安定や技能労働者の育成を図るため、公共事業における新たなルールづくりとして、公共工事において、建設労働者の適正な賃金が確保されるよう公契約法の制定を推進すること並びに公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律附帯決議について実効ある施策を実施することについて、国に対し強く要望するものであります。


 何とぞ議員各位のご賛同を賜りますようお願いを申し上げ、意見書案第1号の提案説明といたします。


○議長(井上日吉君)  以上で提案理由の説明は終わりました。


 この際、お諮りいたします。


 意見書案第1号につきましては、議事の順序を省略し、直ちに表決に入りたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(井上日吉君)  ご異議なしと認めます。


 したがって、そのように決定しました。


 これより意見書案第1号を採決いたします。


 本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(井上日吉君)  ご異議なしと認めます。


 よって、本案は、原案のとおり可決されました。


 ただいま可決されました意見書の取り扱いにつきましては、議長にご一任いただきたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(井上日吉君)  ご異議なしと認めます。


 したがって、そのように決定しました。





    〜日程第3 各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書〜





○議長(井上日吉君)  次に、日程第3、各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査に関する件について、それぞれ委員長より、会議規則第98条第1項及び第2項の規定により、お手元に配付いたしております一覧表のとおり、閉会中の継続調査をいたしたい旨の申し出がありました。


 お諮りいたします。


 各常任委員長並びに議会運営委員長より申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続調査に付すことに決定して、ご異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(井上日吉君)  ご異議なしと認めます。


 よって、各常任委員長並びに議会運営委員長より申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続調査に付すことに決定しました。





                 〜閉 会 宣 告〜





○議長(井上日吉君)  これにて本会議に付議されました案件の審議は、全部終了いたしました。


 よって、今期定例会は、これにて閉会いたします。





                 〜議長あいさつ〜





○議長(井上日吉君)  閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。


 今期定例会は、29日間にわたり、終始慎重にご審議をいただき、ここに全議案を滞りなく議了し、閉会の運びとなりましたことは、市政のために、まことにご同慶にたえません。ここに議員各位のご精励に対し、深く敬意をあらわす次第であります。


 このたびは、昨年度に引き続き、一般会計、特別会計及び企業会計の決算議案について、全議員による決算研修会を3日間にわたり開催し、詳細な調査を行いました。このように、今後も絶えず市民の負託にこたえ、また議会機能の改革に取り組み、市民に開かれた議会を目指し、議会の活性化、円滑な議会運営に皆様方の一層のご指導とご協力のほどをよろしくお願い申し上げる次第であります。


 また、市長を初め市当局各位におかれましては、真摯なる態度で審議にご協力いただき感謝いたしますとともに、その過程で述べられました議員各位の意見等につきましては、今後の市政執行に十分反映されますよう希望するものであります。


 日ごとにさわやかな秋の季節を迎え、議員各位並びに市長を初め当局の皆様方におかれましては、何とぞご自愛の上、市政伸展のため、一層のご活躍を賜りますようにお願いを申し上げます。


 終わりになりましたが、報道関係各位のご協力に対し厚くお礼を申し上げ、まことに簡単粗辞でございますが、閉会のあいさつといたします。


 ありがとうございました。


 それでは、市長より閉会に当たり発言の申し出がありますので、お受けしたいと思います。


 市長。





                 〜市長あいさつ〜





○市長(蓬莱 務君)  第375回市議会定例会の閉会に当たりまして、一言お礼かたがた、ごあいさつを申し上げます。


 今月2日の開会以来、議員各位には、上程いたしておりました各案件につきまして慎重にご審議をいただき、それぞれ原案のとおり可決、ご決定を賜りました。心から厚く御礼を申し上げます。


 さて、今月の3日から4日未明にかけての台風12号、さらには先週の台風15号という2つの台風により、北播磨地域におきましても多数の床上、そしてまた床下浸水や河川の護岸が崩れるなど、甚大な被害が発生をいたしております。


 小野市におきましても、台風12号では、床下浸水29件、がけ崩れ等の土砂災害が7カ所、道路冠水が15路線などの被害が出ており、台風15号では、床下浸水が2件、がけ崩れ等の土砂災害が2カ所、道路冠水が13路線、そして垂井町内を流れる万勝寺川の堤防が7カ所も崩れ、さらには垂井橋の橋脚の一部が洗い流されると、そういうような被害が出ておるところであります。この場をおかりして、被害に遭われました方々に心よりお見舞いを申し上げます。


 また、県が管理するこの万勝寺川の復旧や土砂崩れの対策につきましても、既にいろいろ交渉いたしておりますけれども、いつまでに、どのような対策、そして復旧をするのかという方向性をしっかりと県と調整をしてまいりたいと考えておるところであります。


 このたびの2つの台風では、各地で記録的な豪雨に見舞われました。小野市における9月の月間降雨量も、500ミリにも達しておりまして、あの平成16年10月の台風23号被害が発生した際の月間の降雨量が今回の500ミリに対して350ミリでありましたから、それをも上回り、平成に入ってから最も多い月間降雨量を記録をいたしております。


 その点におきましては、自衛隊出動要請をいたしましたあの平成16年の台風23号のとき以降、河道掘削、あるいはまた樋門の設置等、ある意味ではやはり先手管理をきちっとやっていく防災の成果というのは、完璧ではありませんが、少なくともその教訓が生かされたというふうに私は評価もし、また理解をいたしておるところであります。


 これらの2つの台風に対しまして、平成16年、先ほど申しましたように、台風23号のこの経験をまさに教訓としてとらえて、加古川の河道掘削についても話をいたしました。ダンプカーで並べたら、まさにこの小野市から青森まで、それだけの土砂を取っていると。当初はそんな土砂取って効果あるのかなというような話もありましたけど、やっぱり結果を見れば、非常に大きな成果があったと。


 堤防とかいうのは、10年以上の歳月がかかる。そのような対応もありますけれども、とりあえずすぐやるものはやるというような対応は、まさに今の総理大臣であります野田総理大臣がまだ財務副大臣のときでございましたけれども、お話をさせていただいて、また10月にも国土交通省へ出張もいたしますけれども、やはり国、県を巻き込んで、このような災害に強いまちづくりというのをさらにやっていく必要があろうと、このように思うところであります。


 先ほど言いました加古川の河道掘削、それから樹木の伐採、粟生樋門の設置に加えまして、先手管理により早期に災害対策本部を立ち上げまして、市役所職員、全職員の召集配備体制のもとに、台風12号では西脇町、粟生町を中心に1,419世帯、実に4,000人近い3,896名に避難勧告を発令しまして、420名の方々が迅速に避難をされました。


 また、台風15号では万勝寺川、長年、万勝寺川というのは、はんらんの危機はなかったわけでありますけど、今回、非常に大きな被害を受けたということで、堤防損壊のおそれが生じたために、大島町東、市場町寺脇の37世帯で106名に避難勧告を発令いたしまして、59名の方々が迅速に、市場小学校のほうに避難をしていただくことができました。


 市場小学校のほうで、実は多大な、今回、ある意味では災害に対しての対応が試されたと言っていいような行動がありました。例えば、要請もしなかったわけでありますけれども、保育所のほうから豚汁を、早速温かいものを出そうという、まさにそのような、みずからをもっての各地域の応援がありましたし、あるいは情報伝達を速やかにやろうということで、逐一連絡もありましたし、あるいは警察、消防が連続的に見回りをして情報開示をしたり、皆さんの話を聞くとか、ある面では小野市の防災対策というのは、こういう機会を通じて、一つ一つ実力をつけていくというのか、対応力をつけていくという、そういった意味では、今回の万勝寺川は、単に決壊が出たという、大きな被害がなかったということもありますけれども、それに加えて、まさに本当の意味での災害対策に対する多くの人たちを巻き込んだ、多くの人たちの支援という姿を私は改めて見ました。


 この私のほうへの報告を聞きまして、本当に私は感激もし、また、この場をかりて皆さん方にもご報告をいたしますけれども、お礼を申し上げたいと。やはり自分たちの地域は自分たちで守るという、この、かけ声だけではなくて、実践こそが災害に強いまちをつくると、私は改めて認識をいたしたところであります。


 そのようなことで、その台風15号では、万勝寺川、この堤防損壊のおそれということで、先ほど言いましたように、それぞれのところで避難勧告を発令いたしまして、迅速に避難をしていただいたということであります。


 このような経験というものを生かしまして、今後もいわゆるPDCAのマネジメントサイクル、計画を立てて実行し、今回のこの防災の経験をどう検証して、次の計画に持っていくのかと、このようなプラン・ドゥー・チェック・アクションのマネジメントサイクルを回し続けることが非常に大切であると、そのような認識をいたしたところであります。


 加えて、まさに地域の自主防災組織というのは一体どこにあるかと、みずからの地域はみずからで守るという住民意識が非常に重要であるということの再認識をするということであります。


 そして、その尺度ともなるフェニックス共済には、万が一の場合に備えてぜひとも加入していただきたい。もう再々申し上げております。家庭での法令化された火災報知機の設置につきましても、地域を挙げて取り組んでいただきたい。そのように住民の皆さんにも強くお願いするところであります。


 加入、またはこのような設置のことにつきましては、その実績というものは、防災に対する尺度、バロメーターととらえておるところであります。今、ちょうど予算の査定等、来期に向けての事業のチェックをやっておりますけど、4日も引き続き継続してやっていくんですけど、やはりどうしてもそこでひっかかってくるのは、防災の要望があっても、防災に対する意識のこの尺度が低いところは、残念ながら後回しをさせていただくということだけは明快にしていくということを、市長が余りそこまで言う必要ないと、こう言われるんですけども、私はもう明快に出していきたいと、このように思っております。


 それはなぜか。防災に対しては毅然とした態度で、市民を守る、その責任が私にあると、こう思うからであります。その点では、何かこう、非常に圧力的なことを言っているようでありますけど、そうじゃなくて、市民が十分負担にたえ得る、そのようなことに対する方策というのは、皆さんも先頭に立っていただいて、根気強くぜひやっていただきたい。


 もう既にある方からも、私たちのまちは全員加入するという方向性で進めていきたいと、このような意思表示を明快になされたところもある。私は、この議会の傍聴を通じて、そのような認識を持たれたということは、私は非常に高く評価をし、また、そういう意識が小野市を変えていくのであると、このような確信を持ったところであります。


 改めて報告というのか、防災に対する思いというのを今期市議会においては明快に皆さん方に申し上げておきたいと。安全・安心なまちがやっぱり一番住みよいまちであるということであります。


 次に、今期定例会におきまして、一般質問を通じまして、議員各位からさまざまな視点で貴重な意見や、またご提言をいただきました。ここで再度、総括をさせていただきます。


 まず、就学前教育についてでありますが、当たり前のことを当たり前にする子育て、すなわち生活リズムを確立しながら親子の触れ合いなどが十分にできるように、今後とも各種の教室を開催していきたいと考えております。


 老人クラブ補助金についてでありますが、人口の減少と少子高齢化社会にあって、老人クラブ連合会の弱体化と縮小化を防いで、補助金につきましても、めり張りを持ち、成果を出せる仕組みづくりを行うために、未加入クラブに対するヒアリングを実施させていただこうと考えております。


 なぜか。実はこれからの老人クラブの人たちが、弱者ではなくて、今こそ先頭に立つ組織として再活性化することが、私は地域の活性化にとって不可欠であると、こう考えておると同時に、市もまた、そういう高齢者の拠点である、高齢者に対する公民館等の整備に対しては、来期も本格的に助成制度、各地区200万円でありますけど、この助成には充実した対応をしてまいって、そしてそれぞれの地域やそれぞれの人たちのリーダーを育てて、そしてそれぞれの地でいわゆる特色のある活動が活発化するということを、私は一つの新しい高齢化社会における地域まちづくりとして位置づけまして、予算を本格化させてまいりたいと、このように考えておるところであります。


 自然エネルギーの普及についてでありますけれども、公共施設に自然エネルギーを利用した発電の普及に取り組む必要があることは承知をいたしておりますので、費用対効果を検証した上で取り組んでまいりたいと考えております。


 先般も、関西電力姫路支店長がお越しになられまして、いろいろ意見交換をさせていただきました。一つは、でんき予報の中で予想だけではなくて結果を出して、そしてきょうの予想はどうだったかというような仕組みにできないのかと言われて、早速担当の方はメモされてましたけど、それがNHKで採用されるかどうかは別としまして、そのデータを見させてもらいましたところ、大体ほぼ予想に対して的確な実績が出ているということは事実であります。しかし、オーバーをしているときもあります。


 しかし、問題は、原発が今、11基ある中で7基が停止をして、4基が点検に入ります。ですから冬場、来年の2月ごろというのは、どのような電力需要になるかによりますけど、この夏場よりも私は厳しい環境になるんではないかと、このような認識をしておりますが、民間はいろんな意味で防衛策をとると思いますので、その辺のところも見きわめながら、小野市の抜本的な自然エネルギー、太陽光発電を含めましたその他の自家発電も視野に入れながら検討を進めてまいりたいと思っております。


 財政は非常に厳しいところでありますし、国の対応がまだできてない段階で、自治体としてそのような対応がいいのかどうかということはあると思いますが、私は研究に値すると思っております。


 積極的に、みずからの電力量は、自家発電という名のもとにおいて、いわゆるコージェネレーションという名において、今、病院とか防災拠点等については持っておりますけど、もっと多面的な、総合的な検討が私は必要であろうと、このように考えておるところであります。


 十分、この費用対効果というのを検証した上でやるんですけども、民間企業ではありませんから、それをもって、費用対効果が出ないから、あるいはペイしないから、太陽光発電以外の自然エネルギーの電力、つまり自家発電も含めたコージェネレーションをやるかやらないかという意思決定は、私は別物だと思っています。いわゆる市のリスクマネジメントの観点から、電力を市がもっと代替的に持っていくという、そのような方向性も、本来なら国家として、そのような対応に対しての助成制度がもっと確立されるべきだと思っておりますけれども、果たして待ち切れるかどうかですね。そういった意味では検討に値するということで、研究を十分していきたいと思っております。


 空き家・廃屋対策についてでありますけど、この点は確かに先手管理という意味では、いずれ好むと好まざるとにかかわらず、こういう状態が非常に厳しくなる観点から、廃屋の問題につきましても、個人等が所有する財産について、市として権限が及ぶ範囲で、限られている中ではございますが、1つには安全面、2つには環境面から、3つ目には地域の活性化の観点から考えていく必要があると、このように思っております。市だけではなく、所有者はもちろんのこと、地域を交え、大局に立ちながら、多様な廃屋に対する戦略を行っていかなければならない課題であると考えております。


 こういうものは、少しおくれますと、あっという間に、環境面、安全面も含めまして、本当にまちへ入ってきたときに、あ、このまち寂れてるなという、本当に住みたいと思わないような状況になると思いますので、その辺に対して、どの程度まで個人所有者の廃屋に対して行政として食い込んでいくか、これはかなりの知恵が要りますし、協力も必要です。そういうような件については重要な課題と考えております。


 それから、小野まつりについてでありますが、小野まつりは、にぎわいづくりが誇りづくりにつながって、それがふるさとに対する愛着づくりになると。さらには、ことおこしがものおこしへつながり、それが人おこしにつながる。すなわちこの愛着づくりと人おこしこそが原点であるということを申し上げました。


 これについては、随分多くの方々から、傍聴された方々から、小野市のいわゆる祭りを通じたまちづくりの戦略や理念というものに非常に感銘したというような形で、私はうれしいやら悲しいやら苦しいやらという思いを持ったんですけども、いろいろ反応があったことは事実であります。


 ということは、今、小野市の理事者側、そして議会側が、ともに前向きな姿勢で、いわゆるポジティブシンキングで、祭り一つといえども単なる祭りじゃなくて、それが小野市の次の夢のある小野市をつくり上げていくという、そのきちっとした理念なくして、まさに意識改革なくして行動なしということをいつも、何回も言ってますけど、そういった意味では、そういうことをしっかりと持っていくということが大事だろうと。


 まさに「変えよう小野、変わろう小野市」という強い思いというのは、小野まつりの理念であり、我がふるさとを変える原点であると改めて認識もし、そして答弁もさせていただいたところであります。


 がん検診の受診率向上についてでありますが、市が主体となって実施するがん検診に加えまして、職場や個別での検診を加えると、受診率は目標値の50%以上におおむね近づいていると考えておりますけれども、引き続き積極的な受診啓発に取り組んでまいります。


 がんというのは本当に怖いものであって、そして、こればかりは、それぞれの人たちがその思いで主体的に受診をしていただきたいし、また行政もその支援をしていくべきであろうと、こう考えております。


 総合計画の基本構想についてでありますけれども、人口減少と少子高齢化を迎えた時代の転換期にあっては、従来型の行政運営からの脱却を図って、市民力、地域力、すなわち小野市のブランド力の向上を図る施策を展開しながら、住宅政策の充実、持続可能な高齢者施策等に取り組んでまいります。


 私のほうへの報・連・相で、8月、9月ですか、この人口動態というのは必ず毎月連絡があるんですけど、小野市は辛うじて、近隣5市の中で唯一、人口がやはりプラスであります。前年度、あるいは前月比、あるいは前年度同時期と比べましてもプラスということで、これは土地区画整理事業等を含めましたその他の施策で、住むならやっぱり小野というのも、じわっときいているのかなと。


 一方では、その結果、小野小学校区などでは、アフタースクールに対して空き教室が全くないという、こういう状態も一方で出てきている。働く女性がふえてきている中で、アフタースクールの空き教室が全くないと。よその市へ行きますと、空き教室というのはたくさんあって、幾らでも使えるということですけども、ちょっとその辺の問題が今、表面化してると。


 来期予算等でも、アフタースクールの拠点を小野小学校区にやっぱり考えなければならないのかなという思いもしますし、しかし、その峠を越えた後には、今度は少子化がさらに進んでいくと。で、高齢化も進んでいくと。ならば、その拠点が高齢化社会を目指した拠点にもなることを踏まえた形で、少子化対策と高齢化対策とをセットにするようにして、学校教育を侵害しないようにしながら、そういう拠点が整備できたらなと、そう思いながらここへ来たんでありますけど、ありがたい話なんですけれども、一方では新たな問題も発生してきているということも、皆さんにもご理解を賜りたいと、こんな思うところであります。


 道路のグリーンベルトの設置についてでありますが、これは私もほかの地域でよく見たのでありますが、グリーンベルトの意義はともかくとして、やはりああいうものができることによって、明快に運転者のほうからしますと、やはり徐行という意味合いで、せざるを得ない状況になるということは、はっきりしているわけですね。


 そういった意味では、有効な施工場所に、順次、計画的に実施していく予定でありますし、また、もう既に答弁でお答えいたしましたとおり、やるところはこことここというふうに決めておりますから、そういう中でもう一回見直して、本当に必要性が認められるところであれば、どんどんとグリーンベルトをつくっていこうと。


 私はもともと緑が好きなもんでございまして、ネクタイまで緑が多いもんですけど、何となくさわやかさを感じさせてくれるということはあると思いますね。そういう方向性もしっかり考えてまいりたいと思います。


 それから、災害時の要援護者等への対応についてでありますけれども、このたびの台風への対応でもありましたように、常に悲観的に準備をし、楽観的に対応するという、このリスクマネジメントの基本というのを私はもう何十回とあちこちで言っておりますけれども、そういうことが重要であり、さらにはその結果を検証し続けていくことが重要であります。加えて、住民の皆さんにも災害時の協力体制など、地域での仕組みづくりにつきましても積極的にお願いするところであります。


 以上が主なものでありますが、いずれにいたしましても、これらのご意見等の趣旨を真摯に受けとめまして、さらに住みよい小野市のまちづくりのために生かしてまいる所存であります。


 さて、私が4期目の就任に当たりまして、20年、30年先を見据えた小野市の礎を築くために、7つの重点政策ということを具体的な目標として掲げていることは、皆さんも既にご承知のとおりであります。


 このたび、その重点政策の一つであります小野警察署誘致に向け、第一歩となります安全安心まちづくり広場整備事業用地の取得議案につきましてご承認をいただきました。このことは、市民が安心して暮らせる小野市の礎を築くために、まさに宿願、念願である小野警察署の誘致に向けての非常に大きな前進であります。


 次週になりますが、県警本部長とも面談をさせていただくように予定をいたしております。詳細については省略させていただきますけれども、あらゆる面で、やはり小野市の意思、小野市の考え方というものをはっきりとやっぱり述べていくことによって理解度が高まっていくと、こう考えております。議員各位のご理解と、そしてご支援に感謝申し上げる次第であります。


 さて、政府では、東日本大震災の復興財源を賄うために、来年度以降の臨時増税についての検討が始まっております。野田政権には、ぶれない方針によりまして見える成果を出していただけるよう期待を持っておりますけれども、きょうのニュースでやってるのは99兆円と、過去最高の予算になるということで、しかし、一方で鬼になって削るといって財務大臣は言っておりますし、ということは交付税も若干下がるということになります。それから人事院勧告で給与も是正が40歳以上に対してされるというようなことになります。


 そういった中で、どうやってモチベーションを保ちながら、職員に、より仕事ができる環境づくりをしていくかという、そういったことも、これからも視野に入れなきゃならないということで、取り巻く環境というのは国、そして我々もまた非常に厳しい状況にある。がゆえに、皆さん方にもご紹介申し上げておりますように、来月21日の金曜日、午後5時45分から、毎年恒例となっております、第8回目を迎えます小野市研究発表会を伝統産業会館で開催をいたします。ことしから職員という枠を取り払いまして、NPO法人北播磨市民活動支援センターとか、あるいは今回は市議会からも発表いただけると伺っております。


 私は、発表して、そして皆さんにええ格好すると、こういうことじゃなくて、発表するまでのプロセスが非常に大事でありまして、その発表するプロセスが、考えるというキーワードと意識改革ということにつながってくるんじゃないか。そして小野市の独自性というのをどう出していくかということであり、同時に、みんなが小野市の行政に、あるいはまた取り巻く環境について認識を深めるという、発表大会というのは、まさにその結果だけでなく、結果とプロセスを評価すると。ここをしっかりと皆さんにご認識いただきたい。結果とプロセスを評価する。そういった意味では、大いに期待をしたいと思っているところであります。


 職員だけでなくて、幅広く将来の小野市について意見を交わすことで、小野市が大きく変わっていくものと期待をしておりますので、さらなるご理解、ご支援を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げるところであります。


 9月に入りましてから、2つの台風に加えまして猛暑がぶり返しておりましたが、ようやく秋の気配を感じてまいりました。あしたから極端に気温が低くなるということであります。私は暑いのは強いんですけども、寒いのはどうも苦手でございまして、体調管理に十分に皆さん方もご留意されまして、ますますご活躍されますことを祈念し、あわせまして、今期定例会に賜りましたご精励に重ねて感謝を申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。


 ありがとうございました。


○議長(井上日吉君)  お疲れさまでした。


 終わります。





                閉会 午後 2時09分