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兵庫県 小野市

平成23年第372回定例会(第4日 3月24日)




平成23年第372回定例会(第4日 3月24日)





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 │        第372回小野市議会(定例会)会議録                   │


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 │               平成23年3月24日(木)(第4日)            │


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 │                  開  議  午 後 1時30分            │


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   第1 諸報告          (1) 平成22年度定期監査結果報告書・財政


                      援助団体等監査結果報告書


   第2 議案第3号〜議案第10号      予算特別委員会審査報告、


                        同審査報告に対する質疑、


                        討論、表決


   第3 議案第17号〜議案第33号     各常任委員会審査報告、


      請願第1号             同審査報告に対する質疑、


                        討論、表決


   第4 議案第35号            上程、提案説明


                       (議事順序省略)表決


   第5 議案第36号            上程、提案説明、質疑


                       (委員会付託省略)討論、表決


   第6 各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書





2 本日の会議に付した事件


   日程第1 諸報告        (1) 平成22年度定期監査結果報告書・財政


                      援助団体等監査結果報告書


   日程第2 議案第3号〜議案第10号    予算特別委員会審査報告、


                        同審査報告に対する質疑、


                        討論、表決


   日程第3 議案第17号〜議案第33号   各常任委員会審査報告、


        請願第1号           同審査報告に対する質疑、


                        討論、表決


   日程第4 議案第35号          上程、提案説明


                       (議事順序省略)表決


                        討論、表決


   日程第5 議案第36号          上程、提案説明、質疑


                       (委員会付託省略)討論、表決


   日程第6 各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書





3 議事順序


   開議(午後 1時30分)


   議長あいさつ


   開議宣告


   諸報告


   議案第3号〜議案第10号


   議案第17号〜議案第33号


   請願第1号


   議案第35号


   議案第36号


   各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書


   閉会宣告(午後 2時52分)





4 会議に出席した議員(17名)


   1番  藤井 玉夫


   3番  松本 哲昇


   4番  岡嶋 正昭


   5番  竹内  修


   6番  河合 俊彦


   7番  藤本 修造


   8番  山中 修己


   9番  加島  淳


  10番  松本 英昭


  11番  石田喜久男


  12番  川名 善三


  13番  藤原  健


  14番  掘井 算満


  15番  松井 精史


  16番  井上 日吉


  17番  鈴垣  元


  18番  吉田 成宏





5 会議に欠席した議員・説明員


   な   し





6 議事に関係した事務局職員


   議会事務局長     今村 義明


   議会事務局課長補佐  井岡  伸


   議会事務局嘱託職員  稲 恵美子





7 会議に出席した説明員(14名)


   市長         蓬莱  務


   副市長        井上 嘉之


   副市長        小林 清豪


   会計管理者      冨田  章


   総務部長       近都 正幸


   市民安全部長     松田 哲也


   市民安全部次長    小西 俊寛


   市民福祉部長     松野 和彦


   地域振興部長     森本  孝


   市民病院事務部長   藤田 久好


   水道部長       小林 昌彦


   消防長        友定 芳継


   教育長        陰山  茂


   教育次長       松井 伸行








                 午後 1時30分





                 〜開 議 宣 告〜





○議長(石田喜久男君)  皆さん、こんにちは。


 会議を開きます前に、今月11日、東北地方太平洋沖地震により犠牲となられた方々に黙祷をささげたいと思います。


 皆さん、ご起立をお願いいたします。


 黙祷。


                   (黙 祷)


○議長(石田喜久男君)  お直りください。


 また、災害に遭われ、避難されておられる方々に、心よりお見舞いを申し上げたいと存じます。一日も早い復興をお祈りいたしております。


 それでは、これより4日目の会議を開きます。


 お手元に配付いたしております議事日程に基づき、会議を進めてまいります。


 これより日程に入ります。





                〜日程第1 諸報告〜





○議長(石田喜久男君)  日程第1、諸報告であります。


 監査委員から地方自治法第199条第9項の規定により、平成22年度定期監査及び財政援助団体等監査結果報告書が提出されております。その写しをお手元に配付いたしております。


 以上で、諸報告を終わります。





            〜日程第2 予算特別委員会審査報告〜





○議長(石田喜久男君)  次に、日程第2、予算特別委員会の審査報告であります。


 去る3月10日の本会議において予算特別委員会が設置され、委員長に藤本修造議員、副委員長に松本哲昇議員がそれぞれ就任されました。


 それでは、議案第3号から議案第10号まで、以上8件を一括議題といたします。


 予算特別委員会に審査を付託いたしました議案8件について、審査の報告がありましたので、委員長の報告を求めます。


 予算特別委員長、藤本修造議員。


                (藤本修造君 登壇)


○7番(藤本修造君)  それでは、ただいま議題となっております議案第3号から議案第10号まで、以上8議案について、予算特別委員会における審査の経過並びに結果をご報告申し上げます。


 当委員会は、去る3月10日の本会議において設置され、予算総額約385億円となる平成23年度一般会計、特別会計及び企業会計の予算案の審査を付託され、その後、3日間にわたり終始熱心に慎重な審査を行ってきたところであります。


 審査に当たりましては、議会の持つ議決機関としての審査、批判・監視機能の重要性の見地から、厳しい財政状況が続いている中、「21世紀のエクセレントシティおの」の実現に向けて、どのようにさらなる創造的変革へチャレンジされるのか、また、限られた財源を有効に活用し、市民満足度向上のため、必要な施策への重点配分と経費全般における徹底した合理化により、財政の健全化を維持しながら住民福祉の向上をどう図られようとしているのかなど、慎重に審査を進めた次第であります。


 審査の過程におきまして委員各位から指摘、意見、要望等がありました事項につきましては、お手元に配付いたしております一覧表のとおりでありますが、当局で十分検討をいただき、市民第一主義のもと、迅速、的確、フレキシブルに対応され、さらなる市民サービスの向上と効率的な執行に引き続き取り組んでいただきたいと存じます。


 なお、今後の市政運営に当たられては、議会の意見も十分尊重されるとともに、社会経済情勢の変化を的確に踏まえられ、経費支出の効率化を図りながら、引き続き健全財政を堅持され、市民一人一人が生きがいと誇りの持てる安全・安心のまち小野市の実現を目指し、全職員が一丸となって力強く市政を展開されるよう要望した次第であります。


 次に、予算特別委員会の審査の結果について、ご報告を申し上げます。


 審査の結果については、お手元の委員会審査報告書のとおりでありまして、議案第4号については反対討論があり、採決の結果、賛成多数をもって可決すべきものと決した次第であります。


 また、残り7件については反対討論はなく、いずれも全会一致でもって可決すべきものと決した次第であります。


 以上で、予算特別委員会の審査結果のご報告とさせていただきます。





             予算特別委員会指摘・意見・要望事項





               予算特別委員会審査付託表





1.付託議案(8件)


 議案第 3号 平成23年度小野市一般会計予算


 議案第 4号 平成23年度小野市国民健康保険特別会計予算


 議案第 5号 平成23年度小野市介護保険特別会計予算


 議案第 6号 平成23年度小野市後期高齢者医療特別会計予算


 議案第 7号 平成23年度小野市都市開発事業会計予算


 議案第 8号 平成23年度小野市病院事業会計予算


 議案第 9号 平成23年度小野市水道事業会計予算


 議案第10号 平成23年度小野市下水道事業会計予算





2.委員会の構成


 予算特別委員会の委員は、議員全員でもって構成する。





3.審査日


 3月14日(月)、15日(火)、18日(金)





                   (秘書課)





                  特記事項なし





                  (総合政策部)





1 平成22年度の職員提案は、「政策提案・アイディア提案・観光戦略提案・神戸電鉄粟生線活性化提案」の各部門に、多くの職員が年間800件を超える斬新な発想の提案をされています。


 提案をするには、大変な研究や調査を有するものもあることから、表彰を受けた素晴らしい提案には、賞金の増額等も検討され、職員のモチベーションを更に高めるような充実した制度となるよう取り組まれたい。


2 うるおい交流館エクラは、平成17年にオープンし6年が経過しようとしています。北播磨の市民活動の拠点として、また文化交流の場として、なお一層、多くの市民に親しまれる施設を目指すとともに、貸館による利用料金や自主事業のチケット等の増収を図るため、今後も引き続き研究に務められたい。





                   (総務部)





1 市内の公的施設は勿論、公的行事などで多くの市民が集まる場所に、AED(自動体外式除細動器)が配備され、日頃から安全安心に取り組まれています。


 AEDによる素早い処置により、救命率も数倍となることから、市民のより身近な各町公民館にAEDの設置を検討されたい。





                  (市民安全部)





1 地球温暖化対策による自然環境の大切さは、国民の関心が非常に高い課題であります。太陽光発電設置等助成事業の補助金は、1kwあたり3万5千円であるが、補助金の拡充も含めた、更なる制度の充実を図られたい。


2 平成14年に神戸電鉄小野駅に設置された、防犯カメラ3台をこの度更新されるが、耐用年数が短く思われる。技術革新も進み、機能・性能も良くなっているので、今後、新たに設置される防犯カメラは、性能も併せ長く使用できるものを検討されたい。


3 地球上の限りある資源を、有効かつ大切に使うということは、世界共通の課題であります。小野市においても、市民一人ひとりの意識改革に取り組み、なお一層、リサイクル事業の充実を図り、推進していくよう努められたい。





                  (市民福祉部)





1 社会経済情勢の悪化に伴い、依然として生活保護世帯は増加しています。この様な社会情勢の中で、生活保護の実施に当たっては、相談者の生活実態を十分精査し、被保護者の心の支援や就業支援を含め、様々な自立支援に向けた取り組みをこれからも継続されたい。


2 居宅介護サービスの24時間の訪問介護は、その家族にとって、とても安心を与える心の制度でもあります。引き続き医療機関との連携など、サービス提供体制の充実に務められたい。





                  (地域振興部)





                  特記事項なし





                  (市民病院)





1 診療科別に、患者数や病床利用率など高い努力目標を設定され、事業収益の確保に向け全職員が一丸となって取り組まれています。


 今後も引き続き、健全な病院経営に努められ、医師や看護師の人材確保にも鋭意努力されたい。





                   (会計課)





                  特記事項なし





                   (水道部)





1 公共下水道整備事業の雨水整備については、雨水整備計画に基づき整備を進められています。今後の雨水整備については、近年のゲリラ豪雨のように集中豪雨の発生も考えられることから、市街地の実態をよく把握され、適切な整備に努められたい。





                  (消防本部)





 東北地方の太平洋沖で発生した地震により、多くの国民を救助するため、自衛隊の災害派遣隊とは別に予備自衛官が招集され、被災に遭われた方々の救助をされています。小野市においても、万一に備え、消防OB等で構成する、予備消防隊員制度を検討されたい。





                  (農業委員会)





                  特記事項なし





                 (選挙管理委員会)





                  特記事項なし





            (監査・公平・固定資産評価審査委員会)





                  特記事項なし





                  (教育委員会)





1 市街地にある小野中学校は、これまでから野球のボールが防球ネットを飛び越え、周辺の民家に大変迷惑をかけております。


 この度実施されている、小野中学校運動場等整備事業の設計において、特に防球ネットには十分配慮をされ、周辺民家に迷惑をお掛けすることのないよう取り組まれたい。


2 堀井城跡の今後の利活用については、例えば資料館の建設など、幅広い多様な意見や案を地域住民が出し合い、十分協議がなされるよう努められたい。


3 学校の安全対策として、非常に抑止力効果の高い、防犯カメラを設置されますが、学校によっては防犯カメラの設置台数も違ってくると思われます。子ども達の安全を守るという観点から、設置については、状況に応じた対応に努められるとともに、一方で、保護者等へのプライバシー保護の観点からも、一定のルール作りを検討されたい。


4 遠距離通学児童通学費助成事業については、小学生のバスやJR利用者に対し、通学費の軽減補助を行うものであります。


 義務教育の観点から負担軽減のため、助成については今後も引き続き検討されたい。


5 トライやる・ウィーク推進事業は、将来ある中学生が現場で汗を流し、働くことの喜びや社会での規律を守ることなど、多くの社会体験を学習することができる貴重な機会であります。


 今後も更なる工夫と研究を重ね、なお一層充実したトライやる・ウィーク事業を推進されるよう努められたい。





○議長(石田喜久男君)  委員長の報告は終わりました。


 ただいまの委員長報告に対して、質疑の希望はありませんか。


               (「なし」と呼ぶものあり)


○議長(石田喜久男君)  委員長報告に対する質疑の希望はありませんので、これにて質疑を終結いたします。


 続いて、討論・表決に入りたいと思います。


 これにご異議ございませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(石田喜久男君)  ご異議なしと認めます。


 したがって、そのように決定しました。


 これより討論・表決に入ります。


 議案第4号、平成23年度小野市国民健康保険特別会計予算について、討論の希望がありますので、発言を許可いたします。


 鈴垣 元議員。


                (鈴垣 元君 登壇)


○17番(鈴垣 元君)  日本共産党の鈴垣でございます。私は、議案第4号、平成23年度国民健康保険特別会計予算について反対し、討論を行います。


 23年度予算では、保険税の改定を行い、1世帯当たりの課税額は医療分で10.5%、後期支援金分で14.5%、介護分で26.4%、合計では13.7%の値上げとなっており、モデル世帯の税額を北播5市で比較しますと、加東市に次いで高い35万500円となっております。


 保険税改定の必要性については、議員協議会で詳しく説明を聞いたところであります。新年度の予算編成において、一般会計からの繰り入れで初の5,000万円の法定外繰り入れを計上されていることや、滞納を減らすために徴税に努力されているなど、国保加入者の負担を抑えるため努力されてきたことは十分承知しております。また、国保運営協議会への諮問を経て改定に踏み切られたこともよく存じております。しかし、私は多くの国保加入者の状況を見るとき、この値上げ改定には賛成できないのであります。


 国保加入者の職業構成比は制度創設当時と大きく異なり、農林漁業や自営業者は大きく減少し、無職者や会社の保険に加入できない非正規雇用者などの被用者が圧倒的多数となっております。そのため低所得者、高齢者の割合が高くなって、保険税が多くの加入者の生活を圧迫しているからであります。


 景気低迷が続き雇用が不安定な今日、家計収入は減り続けており、1998年当時に比べて平均世帯で年収62万円減少しているという統計もあります。とてもではないが、値上げなどできる状況にはないと考えるのであります。


 このことは、国保会計の新年度予算案を見ても明らかであります。国保税は値上げ改定されるにもかかわらず、国保税の収入は昨年比9.4%、金額にしまして1億1,600万円の減収を予測されております。国保税額引き上げによって払えない人がふえ、結局収支の改善に結びつかないということだと思います。私は、この際は国保税値上げではなく、財政基金を活用した一般会計からの繰り入れをふやすことによって当面は切り抜けるべきだと思います。


 国保会計の行き詰まりの主因は、国の責任として、かつては国保財政全体の50%を占めていた国庫負担が半分以下に切り下げられてきたことにありますが、制度の問題であり、我々地方議会の問題ではありません。地方自治体の主たる役割は、住民の安全と健康を守り、福祉を充実させることにあります。市民が安心して暮らせる基礎になる、血の通った国民健康保険に尽力されんことを強く願うものであります。


 以上、議員各位のご賛同をお願いし、私の討論といたします。


○議長(石田喜久男君)  これにて討論を終結いたします。


 これより、議案第4号について採決いたします。


 本案に対する委員長報告は、可決であります。


 本案は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。


                 (「起立多数」)


○議長(石田喜久男君)  起立多数であります。


 したがって、本案は、原案のとおり可決することに決定いたしました。


 次に、議案第3号及び議案第5号から議案第10号について、討論の希望はありませんので、これにて討論を終結いたします。


 これより、議案7件を一括して採決いたします。


 本案は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(石田喜久男君)  ご異議なしと認めます。


 したがって、議案7件は、原案のとおり可決することに決定いたしました。





             〜日程第3 各常任委員会審査報告〜





○議長(石田喜久男君)  次に、日程第3、各常任委員会の審査報告であります。


 去る3月10日の本会議において各常任委員会に審査を付託いたしました議案第17号から議案第33号まで及び請願第1号の以上18件を一括議題といたします。


 本件について審査の報告がありましたので、各常任委員長の報告を求めます。


 まず初めに、総務文教常任委員会、藤本修造議員。


                (藤本修造君 登壇)


○7番(藤本修造君)  総務文教常任委員会の審査のご報告を申し上げます。


 当委員会に付託されました案件は、議案第17号から議案第20号及び議案第29号並びに議案第31号から議案第33号の以上8件でございます。


 委員会を22日に開催し、当局から詳しく説明を受け、その後、慎重に審査をいたしました。


 審査の結果につきましては、お手元の委員会審査報告書のとおりでありまして、議案8件について反対討論はなく、いずれも全会一致でもって可決すべきものと決定した次第であります。


 何とぞ議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、総務文教常任委員会の審査の報告といたします。


○議長(石田喜久男君)  次に、民生保健常任委員長、松本哲昇議員。


                (松本哲昇君 登壇)


○3番(松本哲昇君)  民生保健常任委員会の審査のご報告を申し上げます。


 当委員会に付託されました案件は、議案第21号から議案第23号及び議案第27号、議案第28号、議案第30号の以上6件でございます。


 委員会を22日に開催し、当局から詳しく説明を受け、その後、慎重に審査を行いました。


 審査の結果につきましては、お手元の委員会審査報告書のとおりでありまして、議案6件について反対討論はなく、いずれも全会一致でもって可決すべきものと決定した次第であります。


 何とぞ議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、民生保健常任委員会の審査報告といたします。


○議長(石田喜久男君)  次に、地域振興常任委員長、藤井玉夫議員。


                (藤井玉夫君 登壇)


○1番(藤井玉夫君)  地域振興常任委員会の審査のご報告を申し上げます。


 当委員会に付託されました案件は、議案第24号から議案第26号及び請願第1号の以上4件でございます。


 委員会を22日に開催し、当局から詳しく説明を受け、その後、慎重に審査いたしました。


 審査の結果については、お手元の委員会審査報告書のとおりでありまして、市長から提出された議案3件は反対討論はなく、全会一致でもって可決すべきものと決定した次第であります。


 なお、請願第1号の審査結果については、反対多数でもって不採択と決定した次第であります。


 何とぞ議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、地域振興常任委員会の審査報告といたします。


○議長(石田喜久男君)  以上で各常任委員長報告は終わりました。


 ただいまの委員長報告に対して、質疑の希望はありませんか。


               (「なし」と呼ぶものあり)


○議長(石田喜久男君)  各常任委員長報告に対する質疑の希望はありませんので、これにて質疑を終結いたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております議案第17号から議案第33号まで及び請願第1号の以上18件について、これより討論・表決に入りたいと思います。


 これにご異議ございませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(石田喜久男君)  ご異議なしと認めます。


 したがって、そのように決定いたしました。


 これより討論・表決に入ります。


 議案第22号、小野市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、討論の希望がありますので、発言を許可いたします。


 鈴垣 元議員。


                (鈴垣 元君 登壇)


○17番(鈴垣 元君)  私は、議案第22号、小野市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、反対をいたします。


 反対の理由につきましては、先ほど議案第4号、国民健康保険特別会計予算への討論で述べた内容と同じであります。


 以上で討論といたします。


○議長(石田喜久男君)  これより、議案第22号を採決いたします。


 本案に対する委員長報告は、可決であります。


 本案は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。


                 (「起立多数」)


○議長(石田喜久男君)  起立多数であります。


 したがって、本案は、原案のとおり可決することに決定いたしました。


 次に、請願第1号、国道175号の管理は国の責任で行うことの意見書の提出を求める請願書について、討論の希望がありますので、発言を許可いたします。


 鈴垣 元議員。


                (鈴垣 元君 登壇)


○17番(鈴垣 元君)  私は、請願第1号、国道175号の管理は国の責任で行うことの意見書の提出を求める請願に賛成の立場から討論を行います。


 この請願は、国土交通省全建設労働組合兵庫国道支部支部長、武本頼和氏より提出されたものでございまして、請願事項は、1、市民の安全・安心を守るため、国道175号の管理は国の責任で行うこと。2つ目は、公共事業予算を防災や生活関連、維持管理といった国民生活に視点を当てた事業に重点配分すること。3つ目は、国民の安全と安心を損なう規制緩和をやめ、行政責任を地方に押しつけるのではなく国の責任で行うことの3点でありまして、国に意見書の提出を求めたものであります。


 今日、国、地方ともに大変厳しい、危機的とも言える財政事情のもとで、公共施設の維持管理予算、防災関連予算が大幅に削減されております。その要因は、歴代政府が過大な大型公共事業を進めてきたツケがこうした状況をつくり出してきたと言っても過言ではありません。公共事業は本来、国民、市民の生命と財産を守り、日々の暮らしに役立つ事業を中心に行うべきであります。


 今問題になっているのは、地方自治体が管理をしている橋の多くが健全性の点検さえ行われておらず、非常に危険な状態となっている橋を自動車が通行している実態があるということであります。また、防災事業に関しましては、近年の異常気象による豪雨等で毎年のように災害が発生しておりますが、河川改修は十分対応できているとは言えません。


 今、地方分権が叫ばれる中で、国民の暮らしに関する事業はすべて地方自治体でという意見が強く出ているようであります。もちろん地方に任せたほうが効率的で、地域住民にとってよいと思われるものはそうすべきですが、重要な国道とか河川は国が責任を持って維持管理すべきが当然であります。


 近年、政権が次々とかわり、国の統治能力が問われておりますが、そのことと国の基幹的な部分は国が責任を持つということは別であります。


 このたびの東北関東大震災は、大津波を引き起こし、死亡者、不明者は現時点で2万5,000人を超えております。地震発生から2週間になろうとしているのに、被害の実態像も明らかにならない未曾有の大災害となっております。また、福島原発の事故による放射能汚染の広がりの影響ははかり知れず、国を挙げた救援、支援が行われているところであります。今後は国の責任において復興へ向けた取り組みが行われなければなりません。


 この請願は、国と地方の役割のあり方を現場で働く労働者が上げてきたものとして注目すべきものです。請願事項はいずれも小野市に関係する重要なものであります。議員各位の賛同をお願いして、私の討論といたします。


○議長(石田喜久男君)  これにて討論を終結いたします。


 これより、請願第1号を採決いたします。


 本請願に対する委員長の報告は、不採択であります。


 本請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。


                 (「起立少数」)


○議長(石田喜久男君)  起立少数であります。


 したがって、本請願は、不採択に決定いたしました。


 次に、議案第17号から議案第21号、議案第23号から議案第33号まで、以上の16件については討論の希望はありませんので、これにて討論を終結いたします。


 これより、議案16件を一括して採決いたします。


 本案は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(石田喜久男君)  ご異議なしと認めます。


 よって、議案16件は、原案のとおり可決されました。





               〜日程第4 議案第35号〜





○議長(石田喜久男君)  次に、日程第4、議案第35号、小野市教育委員会委員の任命について議題といたします。


 議案の朗読を省略いたしまして、理事者側より提案理由の説明を求めます。


 市長。


                  (市長 登壇)


○市長(蓬莱 務君)  議案第35号、小野市教育委員会委員の任命について、提案説明をいたします。


 議案書の35ページであります。


 平成23年3月31日で任期満了となる陰山 茂氏を再任したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を得ようとするものであります。


 以上、提案説明といたします。


○議長(石田喜久男君)  提案理由の説明は終わりました。


 お諮りいたします。


 ただいま上程中の議案につきましては、同意人事案件でありますので、議事の順序を省略し、直ちに表決に入りたいと思います。


 これにご異議ございませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(石田喜久男君)  ご異議なしと認めます。


 したがって、そのように決定いたしました。


 議案第35号について、これより採決に入ります。


 この際、陰山 茂君の退席を求めます。


                (陰山 茂君 退席)


○議長(石田喜久男君)  本案は、原案のとおり同意することに決定してご異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(石田喜久男君)  ご異議なしと認めます。


 したがって、本案は、原案のとおり同意することに決定いたしました。


 退席者の着席を求めます。


                (陰山 茂君 着席)





               〜日程第5 議案第36号〜





○議長(石田喜久男君)  次に、日程第5、議案第36号を議題といたします。


 議案の朗読を省略いたしまして、理事者側より提案理由の説明を求めます。


 市長。


                  (市長 登壇)


○市長(蓬莱 務君)  議案第36号、平成22年度小野市一般会計補正予算(第7号)について、提案説明をいたします。


 議案書の36ページであります。


 本議案につきましては、平成23年3月11日に発生いたしました東北地方太平洋沖地震により被災されました地域の方々への支援として、災害見舞金5,000万円を贈るための補正をしようとするものであります。


 本市におきましては、募金箱の設置により、市民の皆様からも広く義援金を募っているところであります。現在、2週間たった今でありますが、義援箱は17カ所ございます。それに学校の13カ所を加えて、30数カ所で義援箱が設置されております。エクラとか、あるいはチャイコム、各地域のコミセン、そして先ほど申しましたように各学校、それから市庁舎内等であります。現時点で約300万円を超える状況にあります。


 加えて、商工会議所からの情報でありますが、積極的に募金を募られておりまして、現在約120万円。したがいまして、市並びに学校関係等並びに商工会議所等を含めました各市民による義援金は、現在約500万円になろうといたしております。


 現時点でありますから、今後、さらにそれが皆さんのご厚意によってふえていくことと思っておりますけれども、いち早く小野市として、その10倍に当たる5,000万円を贈ろうとしています。市民一人一人がいろんな事情で、したいんだけども、やっぱりできないんだと、そんなひとり暮らしの方もいらっしゃいますのでその人たちを代弁をして、1人1,000円、小野市民約5万人ということで5,000万円をいち早くお示しをしたいと、こういうことであります。


 自治体としてしっかりとした市民の被災者への気持ちをあらわす必要があると判断をいたしまして、市の財政調整基金の取り崩しにより、先ほど申し上げましたように、市民1人当たり1,000円相当の支援の手を差し伸べることといたしたところであります。


 この支援の金額につきましては、さまざまな考え方があろうかとは思いますが、災害の規模とか、あるいは被災地での現状にかんがみ、私たちができ得る最大限のお手伝いをしたいという思いから、この金額とさせていただいた次第であります。


 また、じゃあお金だけでいいのかということでありますが、少し報告をさせていただきますと、地震の発生直後から対策本部をいち早く立ち上げ、そして緊急消防支援隊の派遣、これは現在、第1隊が3月11日に5名、第2隊が3日後の14日に5名、そして第3隊が4日後の18日に4名、そして第4隊が22日の4名ということで、現在、消防職員を派遣していますが、被災地まで約20時間弱かかるわけでありますけれども、そしてしかも寒い中で延べ18名を、南三陸町のほうに人的派遣いたしているところであります。


 加えてまた、支援物資を東北大学のほうへ、教育委員会の職員みずからが3名で夕方に出発して、約16時間かけて現地へお届けして、大変喜んでいただいたということもあります。


 そのような義援金と、市民の義援金と、そして人的派遣と支援物資の調達と、小野市のできる最大限の支援をしてまいったところであります。この緊急消防支援隊、あるいは支援物資の調達等につきましては、予備費、現在、残高約4,000万円ございますけれども、そこから充当をしていきたいと、このように思っております。


 今後も職員一丸となり、被災地へ支援をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただき、ご審議、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。


 なお、5,000万円につきましては、3月31日までに金を実施するということも、つけ加えさせていただきたいと思います。


 以上、提案説明といたします。どうぞよろしくお願いいたします。


○議長(石田喜久男君)  提案理由の説明は終わりました。


 ただいまの説明に対し、質疑の希望はありませんか。


               (「なし」と呼ぶものあり)


○議長(石田喜久男君)  議案第36号について、質疑の希望はありませんので、これにて質疑を終結いたします。


 お諮りいたします。


 議案第36号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。


 これにご異議ございませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(石田喜久男君)  ご異議なしと認めます。


 したがって、そのように決定しました。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております議案第36号について、これより討論・表決に入りたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(石田喜久男君)  ご異議なしと認めます。


 したがって、そのように決定しました。


 これより討論・表決に入ります。


 議案第36号について、討論の希望はありませんので、これにて討論を終結いたします。


 これより議案を採決いたします。


 本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(石田喜久男君)  ご異議なしと認めます。


 したがって、本案は、原案のとおり可決することに決定しました。





     〜日程第6 各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書〜





○議長(石田喜久男君)  次に、日程第6、各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査に関する件について、それぞれの委員長より、会議規則第98条第1項及び第2項の規定により、お手元に配付いたしております一覧表のとおり、閉会中の継続調査をしたい旨の申し出がありました。


 お諮りいたします。


 各常任委員長並びに議会運営委員長より申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続調査に付すことに決定して、ご異議ございませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(石田喜久男君)  ご異議なしと認めます。


 したがって、各常任委員長並びに議会運営委員長より申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続調査に付すことに決定しました。





                 〜閉 会 宣 告〜





○議長(石田喜久男君)  これにて、本会議に付議された案件の審議は、全部終了いたしました。


 よって、今期定例会は、これにて閉会いたします。





                 〜議長あいさつ〜





○議長(石田喜久男君)  閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。


 今期定例会は、28日間にわたり、終始慎重にご審議いただき、ここに全議案を滞りなく議了し、閉会の運びとなりましたことは、市政のためまことにご同慶にたえません。ここに議員各位のご精励に対し、深く敬意を表する次第であります。


 特に、予算特別委員会につきましては、長時間にわたり慎重な審査を賜りましたご精励に対し、深く感謝を申し上げる次第であります。今後とも開かれた議会を目指し、さらなる議会の活性化、円滑な議会運営に、皆様方の一層のご指導、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げる次第であります。


 また、市長を初め市当局各位におかれましては、真摯なる態度で審議にご協力いただき、感謝いたしますとともに、その過程で述べられました議員各位の意見等につきましては、今後の市政執行に十分反映されますよう希望するものであります。


 間もなく我々議員は任期を満了するわけでありますが、これから選挙に臨まれる議員には大いにご健闘を賜りまして、再びこの議場に登場していただきたいと思います。


 また、この際引退される議員には、本当に長い間お世話になりました。どうぞこれから十分お体をご自愛なさって豊かな人生を歩んでいただき、そしてまた地域において一層のご指導を賜りますようお願い申し上げるところであります。


 市長を初め当局の皆様方におかれましては、健康に十分ご留意いただきまして、市政伸展のため、なお一層のご活躍を賜りますようお願い申し上げまして、まことに簡単粗辞ではございますが、閉会のごあいさつといたします。


 どうもありがとうございました。


 それでは、市長より閉会に当たり発言の申し出がございますので、お受けいたします。


 市長。





                 〜市長あいさつ〜





○市長(蓬莱 務君)  本日ここに28日間にわたる第372回市議会定例会が閉会されるに当たりまして、一言、お礼かたがた、ごあいさつを申し上げます。


 初めに、この場をおかりいたしまして、観測史上最大となります東北地方太平洋沖地震の発生によって犠牲になられた方々に対し、改めて謹んで哀悼の意をささげ、また、被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げたいと存じます。一日も早く安全で安心な生活を取り戻せますことをお祈りいたしております。


 なお、先ほどの補正予算の際にも申し上げましたが、義援金等につきまして、市が5,000万円、それ以外の各市民の思いを込めた現時点での約500万相当のこの義援金、それらに加えて小野市へ、いわゆるホストファミリーとしてホームステイさせようという家族、この制度は東日本大震災に伴う被災児童受け入れホストファミリー制度でありますが、3月24日現在、44世帯の申し出があります。まだまだふえていくと思います。


 私は正直なところ、果たして何人の家庭が手を挙げていただけるだろうかと心配はしておりましたし、加えて、ある意味では小野市の市民力あるいは市民意識を問う場でもあると、こんな思いもいたしておりました。そういう中ではありますけれども、本当にいろいろご家族でご議論を持って決断をいただいたと、こう思っております。


 あとは先方の被災者の子供たちがどのような形でこちらへ来ていただけるかということに対して、どう市が動くかということが大事だと思いまして、一昨日、市民福祉部長ほかを、やはり現地へ行かせることだというふうに判断をいたしまして、そして教育行政等も含めながら、現地の実際の声、そして実際の小野市の施策の思いというものをきめ細かく説明をして、一家庭でもいい、この小野市で、たとえ少しの間でもいい、子供たちが精神的にも肉体的にも、あの小野市へ行って本当によかったと、こう思えるような、そんなような体制を組み、来週、現地へ出向させるように指示をいたしたところであります。


 これは、受け入れる側についても大いなる意識改革を求めていることであります。何もいわゆる自主的な意味で助けてあげましょうと、こんな思いだけではないんです。これからの日本を背負う子供たちが、お互いにそれを理解し合うということは、被害を受けた方たちの子供さんたちがこちらへ来て助かったという気持ち以上に、そういう気持ちを持つ小野市民が一人でもふえること、また、こういう制度についていろんな議論を市民がすること、そこに私は本来意義があると、そのように議員の皆さん方も、ぜひとも市民の皆さん方にその本質なるところをご理解いただけるように説明をお願いしたいと、こう思っております。


 しばらくうちで楽をして、そして食事してくださいと、こんな思いだけじゃないんです。実は小野市の市民もまた大いなる意識改革の場でもあると。その意味では、現在手を挙げられたこの44家庭の方に、本当に心から感謝を申し上げたいと思いますし、必ずやその意を先方の人たちにご理解いただくために、これを総力を挙げてやっていきたいと。これは福祉行政だけの問題じゃありません。教育行政も含めて連携をとって、特に教育長にも、そして市民福祉部長にもその旨を厳命いたしておりますので、皆さん方も十分ご理解していただき、そして、加えてご支援いただきたいと、このように思います。


 さて、議員各位には、今期定例会に上程しておりました平成23年度各会計当初予算を初め、平成22年度の各会計補正予算、条例の改正、そして先ほどは人事案件などの重要議案につきまして、終始熱心かつ慎重にご審議を賜りまして、いずれも原案どおり可決、ご決定をいただきました。心から厚く御礼を申し上げます。


 特に、今期定例会では、新年度当初予算の審議に際しまして予算特別委員会を設置していただきまして、連日にわたり熱心にご審査を賜りました。そのご精励に対しまして、衷心より敬意を表したいと存じます。


 ご決定をいただきました新年度予算でありますが、市税収入では、法人市民税等、若干の回復傾向が見られますものの、依然として厳しい行財政環境にあります。加えて、今回のこの大きな災害によって、今後、国の動きがどうなるか、これもやはり見抜いていかなければならないということもあります。


 そのような中ではありますが、単なるパフォーマンスではなくて、一貫したぶれない理念に基づき、1つは安全・安心、2つには子育て支援と教育、3つには市民力による地域の新たな活性化計画、4つには都市基盤の整備を重点といたしまして、3年連続で増加となる積極型予算を編成いたしたところであります。


 まさに小野市の20年、30年先を見据えた、北播磨総合医療センターや、あるいは福祉総合支援センターの建設を初めとする数々の大型事業や、新たなコミュニティーの再生のために自治会等が主体となって取り組む高齢者や子供たちの居場所づくりへの助成等、約50件の新規事業に取り組んでまいりますが、預金に当たる基金の残高は、平成23年度末におきましても今年度末の見込みとほぼ同じ78億円を維持できることとなります。


 その一方で、借金に当たる地方債残高は、今年度末より6%増の148億円となる見込みでありますが、一般質問に対してお答えいたしましたとおり、財政健全化指標で申し上げますと、借金の返済額をいわゆる指標化して、資金繰りの危険度というものを示す実質公債費比率は、今年度末見込みの13.1%よりもさらに下げて12.7%となる見込みであります。


 この件につきましては、13.7%から昨年13.1%になり、そして今期予算が12.7%になるというふうに健全化が進んでいると同時に、18%を超えると起債に制限がかかるという、いわゆるイエローカードを発行されることから考えていただければ、この12.7%の位置づけも十分ご了解いただけるものと思っております。


 さらに、借金の総額を指標化して、将来財政を圧迫する可能性が高いかどうかを示す将来負担比率は、これらの指標を公表することになりました平成19年度決算以来、県下29市のうちで唯一、1けた台を維持することとなる7.4%となり、いずれの指標も基準を大きくクリアいたしております。


 その中で、皆様方からご質問のありました平成30年までのシミュレーションを大まかに申し上げたことは、ご記憶にあると思います。これから病院の統合とか、あるいは福祉総合支援センターとか、それから新たなコミュニティーの再生のために各自治会にお金を出していくという、そういうような状況になっていく中で、どのような推移を保っていくのかということでございましたけれども、今後のそのような大型事業を遂行しても、ピーク時において現在の県下の平均を上回ることはないと。よって、危険性を伴うものではないということを申し上げました。


 当然そのようなシミュレーションに沿って今後運営をいたしてまいりますが、平成30年に何が起こるかわかりません。ではありますが、きっちりとした目標を立ててやることに意義があると、こう思っておりますので、安心する必要はないですが、さらにこの目標を明確にして、その線に沿った形で行財政運営を進めてまいりたいと、こう考えております。


 さて、会期中、議案の審議に際しまして、また一般質問を通じまして、10人の議員の皆さん方からご意見並びにご提言を賜りましたので、総括としてお話をさせていただきます。


 1つには、高齢者等の居場所づくりへの助成制度についてでありますが、まさに行政に頼る時代は終わったと常々申し上げてきたところであり、地域力と市民力を醸成するために支援しようとするものであります。同時に、各自治会における地域力、市民力も試されていくこととなります。要は、今後は自治体も、そして各自治会もまた主体性の確立が好むと好まざるとにかかわらず求められているということであります。


 2つには、国民健康保険税の改定、すなわち税額の引き上げについてでありますが、行政も経営であり、国民健康保険事業の経営状況を市民の皆様方にわかりやすく明らかにすることを優先いたしました。要は、将来、子供たちにツケを回すなということであります。それは物事を短期的に見るのか、あるいは長期的に見るのかであります。それこそがリーダーに求められる責務なのであります。この数年間だけ何とかやっていければよいという、そのような状況ではないのであります。


 医療費が少子高齢化とともにますますふえていく中で、特に今回のこの改定は、6年間、基金を食いつぶして、とにかく辛抱してまいりました。そういう中で、医療費が急激に増大したこと、そしてまた、反対意見の中にもありましたように、国の制度そのものが変わったということであります。反対は簡単であります。じゃあどうするのかという前向きの意見があってしかるべき。


 政治に携わる者は、ネガティブシンキングではやっていけないのであります。どうやってポジティブに、前向きに、小野市をどうしていくんだということを、あえて批判を受けてでも、将来を見込んでやるというのが政治に求められる姿勢であります。これからは我々理事者側も、そしてまた議員の皆様方も、新しい感覚と感性を持った意識改革がまさに求められていると、それだけははっきりと申し上げておきたいと思うわけであります。


 従来型の思考回路では、これからの行政はやっていけない。このことについてお互いにベクトル合わせをしていきたいと。これは決して迎合するわけではなく、理事者側と議会側が仲よしクラブになることじゃないんです。互いに本質を見抜く力を研ぐ、これが小野市の行政の遂行であり、加えてそれが市民の負託にこたえる、そういう姿勢であると私は強く信念を持って確信をいたしております。そういう中で、しっかりと今回のことにつきましても説明責任を果たしてまいりたいと考えておるところであります。


 3つ目には、給食費の無料化についてでありますが、平成23年度から中学生までの給食費を無料にすると発表された相生市は、深刻な人口減少問題を抱えているということであります。一方、小野市におきましては、子育て支援施策に対し、既に一般会計総額の実に4分の1以上に当たる50億円を投入していること、さらに学校給食法等に基づく法的根拠や給食の費用負担のあり方を総合的に考察した結果、給食費につきましては、保護者の皆様に負担をいただくことが妥当であると現時点では考えております。加えて、給食センターの老朽化に伴って、今後はその建てかえと経営について検討を進めてまいりたいと、こんな思いであります。


 4つ目に、ジャパンシンドロームの一つ、農業の崩壊についてでありますが、40%という食糧自給率はあくまでもカロリーベースで算出したものであり、そのほかに生産額ベースによる算出方法もあるということも申し上げました。さらに地域の特性にも触れ、他の地域と同じ施策は通用しないということや、TPP、いわゆる環太平洋戦略的経済連携協定への思いも話をさせていただきました。


 私は今こそ、今回のこの原子力発電のことも踏まえて、過剰に反応することはないけれども、農業の空き地を利用した、いわゆる農業の企業化ということを小野市もチャレンジしていく必要があると。それは、ある意味では雇用を一方で確保することにもなるということであります。


 恐らく食料自給率以前の問題で、価格そのものも高騰してくることも予測されます。そういう中で、小野市の農業政策というのは米だけでなく、それ以外のものについて、積極的に新たなチャレンジが私は求められていると、このように強く今、感じているところであります。


 5番目には、らんらんバスの増車についてでありますが、北播磨総合医療センターへの交通アクセスとして、市民ニーズに沿った形で、国の補助金を活用してバスの増車を行うなど、多方面から運行形態等の検討を進めてまいります。


 6番目には、神戸電鉄粟生線の存続についてでありますが、きょうの新聞にも出ておりましたとおりでありまして、昨日、小林副市長を中心として、3市が協議会をしております。県が今、その補助金に対して、協力は現段階では考えていないということでありますが、あらゆる方策をもって、戦略的に廃線にならないような対応をしてまいりたいと考えております。


 一つ抜けておるのは、神戸電鉄の経営状態をもっと住民、市民に明らかにする必要があるということであります。上下分離方式に基づいて、その資産約200億円を無償でいただくならよろしいが、3市で持てなんていうことはできるものではないわけであります。それを言うなら支払い利息を生んだ有利子負債を銀行に払うことを免除しなさいと経営者として言うのが筋でしょう。そういう方法もあります。いろんな方策はあるわけで、まずはしかし、市民みずからにこの危機的状況を認識してもらうための努力が必要で、行政側にも私は反省すべき点はあると思っております。


 幾ら我々が言っても、なかなか興味を持ってもらえないと。新聞は読んだけれどもと。それは市民の責任ではないんです。行政側ももっともっと、今どういう状況にあるかということを真摯に受けとめて、その危機をあおるだけでなくて、私たちに何ができるか、これを皆さんとともに訴えてまいりたいと。と同時に、冷静な戦略が必要であるということもつけ加えさせていただいたわけであります。


 7番目のセレモニーホールについてでありますが、何回も「本気」というキーワードを申し上げました。セレモニーホールの建設は必ずやります。その実現に当たっては、場所の選定や建設や運営の方法等、あらゆる方策を総合的に検討してまいります。


 上半期までには、はっきりとさせていきたいと。また私は、できなかったらやめるといって、今度は上半期までにやると言った。今、両副市長がぴくぴくっと耳が動いたようでありますけれども、いざというときは、私も含めて副市長もやめてもらうということなんです。それぐらいの覚悟でこういうものはやらないとできないんです。


 お約束したものを守るというのは私たちの責務だと、このようにご理解ください。


 8番目、北播磨総合医療センターの運営についてでありますが、これからの自治体病院のあるべき姿について、医療人が真剣に検討、協議を行って、神戸大学からの提案で2つの市民病院を統合するという、全国的に見ましても例のない先駆的な取り組みであります。


 繰り返しになりますけれども、北播磨総合医療センターは平成25年にオープンいたしますが、450床の病床がフルオープンとなるのは平成28年、さらに医師が105人というフルスタッフ、あと30人ほど必要なんですけれども、になるのは平成30年であると。それに基づいて資金繰り計画、損益計画がシミュレーションされているということを十分ご理解いただきたいと思います。


 大体の状況としては、その統合病院並びに青野原病院の移転、それにもう一つの病院を引っ張ってこようではありませんか。


 こども病院が神戸市で決まったという話でありますけれども、あれは神戸市が勝手に言っているだけの話なんです。青野原病院というのは重症心身障害医療の病院です。それとこども病院というのは非常に密接な関係にあるわけです。そういう医療の集積地としてチャレンジしていくという思いを持っているということです。


 これは思いを持っているということです、勘違いしないでください、これは約束ではありませんから。青野原病院は小野市の施設ではありませんからね。でも、それぐらいダイナミックにやっていくというそういう方向になる可能性もあるんです。


 要するに壮大なる夢を持ってあの統合病院を建設するんです。


 地震によって液状化現象が出たということとなりますと、やっぱり海岸線沿いにそういうような医療の機関をつくるということになってくると、想像を超えるコストプッシュになるわけです。しかも技術的にも技術力が要求されると。ですから、リスクマネジメントの分散化ということを考えると。それから県財政が非常に苦しい中で、県の未利用地を使うと。そして重心医療の病院とこども病院がお互いに環境のよいところで連携がとれたらどうなるかと、こう考えたら、いいことばかりじゃないですか。


 そして、南北道路がつけば、もし緊急の場合であれば、いわゆる県立加古川病院でできると。三次救急をやる県立加古川病院との連携、そして統合病院との連携、そして重心医療を扱う青野原病院との連携、こういう4つの病院の安全・安心を守る拠点ができるわけです。何も都会の、しかも海岸沿いでする必要はないじゃないですか。皆さん、大いに応援してください。私も頑張るつもりでありますので。


 みんなで盛り上げる運動を起こそうじゃないかと、こんな思いでありますけれども、きょうは閉会に当たってですから、施政方針を今からまたやるようなことになってはいけませんので、この辺で置いておきますけれども、やっぱり行政というのは絶えず、ネガティブに考えずに、とにかく夢を持って、子供たちのためにも、それからやはり地域に住む人たちのためにも、大いなる夢にチャレンジをしていくという、この震災で皆さん、心がふさいでいるんです。だから、もっと元気になろうという、そういう思いを伝えたかったために、私の気持ちがちょっと出てしまったというようにご理解をいただきたいけども、それはそれなりにしっかりと考えているつもりでありますので、ご理解いただきたい。


 9つ目には、広域消防体制への取り組みについてでありますが、1つには、果たし得る機能があって組織があるということと、2つには、コストを削減できること、この2つを検討して、平成28年の消防無線デジタル化までにさまざまな選択肢の中から結論を出してまいりたいということを申し上げました。


 要は、機能が明確にあって、かつコストが最少の条件ということさえ整えば、小野市もこの広域消防に対して、また違った角度で参画もできるということであります。まだ見えてきておりません、それは。


 そして、最後に行財政改革についてでありますけれども、これまで年間市税の2.5倍に当たる約180億円の経費削減を実現してきましたけれども、まだまだ改革すべきところがあります。今後も引き続き行財政改革に取り組んでまいります。


 近々、人事異動の発表がありますけれども、小野市にとって必要なことは、単に職員の数を減らすというだけじゃないんです。いかにして人材を育成するかという、そのノウハウを持ち合わせているために、そういう少数精鋭部隊をもっとつくるということのために、締めつけばっかりではだめであるというふうに私はしっかりと認識をいたしておりますので、皆さん方のその辺の人事改革についてのご理解もよろしくお願いしたいと思います。


 以上、これらのご意見、今までいただきましたご提言、そしてまた私の思いというものにつきましても述べさせていただきましたけれども、皆さん方からいただきましたご提言につきましては真摯に受けとめまして、今後の市政運営に生かしてまいる所存であります。


 きょうの新聞で、何やら大変厳しい記事になっておりましたけれども、リーダーとはどういうことなのかということであります。説得ではなくて納得できるまで皆さんに語り尽くすこと、これが市民を代表した議員さんに対する責務であると。


 対立行動だけが改革だとは決して思っておりません。これは一貫してそう思っております。その点は十分ご理解いただきたいし、もし皆さん方のご意見を十分理解してないと思われるのならば、いつでも、どこでも、何時でも議員協議会を開くことは、私はいとわないということは前々から申し上げておりますので、議員の皆さん方から、何なら土曜、日曜だけに限って議会を開いたらいいじゃないかとか、あるいはどんな質問でも受けて立ちましょうと。


 うちは根回しなんか一切やってませんから。だから大いに、しっかりと真摯に受けとめて、メディアの言われることもそのとおりであります。それも、そうでないと言われる方もありますけれども、私は真摯に受けとめて、まずそこからスタート、このように思いますので、要は市民にとって私たちの果たし得る役割というのはどうなのかということを評価すべきだと、その点をしっかりと認識をしていきたいという私の思いであります。


 なぜか。このたび4期目の市政を任せていただきました。そういう思いがあるからであります。もう12年前にもなります。一介の民間サラリーマンが市長選挙に出馬したのでありますが、私もその時点から現在に至るまで、何としても小野市を変えると、その決意でもって、全力でもって邁進してきたところであります。その結果、小野市始まって以来となる3回連続の無投票となりました。このことは大変なプレッシャーでありますが、初心を忘れずに、市民の皆様の声なき声、いわゆるサイレントマジョリティーに耳を傾けて、それをしっかりと受けとめていきたいと、改めて気を引き締めたところであります。


 大事なことは、見える成果をいかに出すかということであります。幾ら大きな声で大きな話をしたところで、見える成果を示すことがなければ、それは潔く去るときであります。そのためにリーダーに求められますのは、本質を見抜く洞察力、新しい価値観を生み出す構想力、そしてこれらを踏まえた責任のある決断力であります。


 この3つの洞察力、構想力、決断力をしっかりと肝に銘じて、これまで「変えよう小野、変わろう小野市」をスローガンに、市政運営に邁進してまいりましたけれども、さらなる創造と変革へ向けて小野市をもっと変えてみせると、その確固たる思いで、ぶれない信念を持ってチャレンジをし続けてまいりたいと考えております。まさに議員の皆様も全く同じスタンス、これを十分ご認識賜りたいと思うところであります。


 今週末には小野中学校の校舎改築工事の竣工式が行われます。これで小野市の耐震化はとりあえず100%になりました。しかし、災害というのはいつ来るかわかりません。


 きょうも水道部長に、ミネラルウオーター、1万2,000本、1万2,000本と生産指示をして、今現在、在庫が7,000本あるんです。そのうちの5,000本を持っていかせるんですけれども、5万本の生産に入るということへの検討の指示をいたしました。今、フル生産のようであります。


 日本人というのは、本当に右から急に左へばっと振り返る、こういうようなことでありますけれども、小野市も1万2,000本と、1万2,000本、2万4,000本生産したわけですけれども、プラス5万本の備蓄等も検討する。加えて水源地を新たに6カ所ほど調査したんですけど、2カ所ほど有効な水源地がありますので、その水源地をいざというときに再開発しておくということで、このようなことについても今から検討を進めてまいりたいと、こう思っております。やはり二重にも三重にも安全・安心のための体制を整えていくということであります。


 ご承知のように、水は大池公園に約100トンと、上新町に40トン。140トン、地下水槽に今、補給される体制になっていますけれども、じゃあ電気が来なかったらどうするのか、自家発電かと。きょうも言ったんですけれど、自家発電じゃないんです。手動で上げるというんです。上げられないことはないんです。しかし、そういうことについてスピーディーにできるような方法はないのかとか、あるいは箇所は2カ所だけでいいのかとかいうようなことについても、やっぱりさらに検討しておく必要があると。


 つまり、よく申し上げますが、リスクマネジメントの基本は、悲観的に準備をして、いざというときには楽観的に対応すると、このキーワード以外にないと。悲観的に準備をするんだと、これが行政の使命であります。


 小野中学校も、やっとここまで来たかという思いでありますけれども、北播磨総合医療センターの造成工事の安全祈願祭も、また来週にはとり行われます。いよいよ造成工事が本格化いたします。


 こういうことで、非常にきょうは肩に力が入ったごあいさつを申し上げましたが、先ほど議長さんからも話がありましたように、今回勇退される議員の皆さん、私は一介のサラリーマンとしてこの世界に参りました。そして厳しい意見もたくさんいただき、また大いに勉強もさせていただきました。改めて、その厳しい意見を力にしたいと、こう思っておりますのと同時に、改めて本当に心から敬意と感謝を申し上げたい。


 こんな壇上からではございますけれども、本当にど素人が、市政に入ってきた者といたしましては、今回勇退される皆さん方に本当に心から感謝を申し上げたいし、同時に、改めて出馬される議員の皆様には、さらにこの小野市の行政を進化させるためにも、もう一度ここでお会いすることを心から願っております。


 いろいろ言いましたけれども、健康には十分ご留意されまして、今後ともさらなるご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のごあいさつというよりは、改めて第二の施政方針としての思いを込めて、ごあいさつとさせていただきたいと思います。


 ありがとうございました。





                閉会 午後 2時52分