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兵庫県 小野市

平成22年第370回定例会(第4日12月22日)




平成22年第370回定例会(第4日12月22日)





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 │                                             │


 │        第370回小野市議会(定例会)会議録                   │


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 │               平成22年12月22日(水)(第4日)           │


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 │                  開  議  午 後 1時30分            │


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   第1 議案第58号〜議案第64号     各常任委員会審査報告、


      議案第68号〜議案第69号     同審査報告に対する質疑、


      請願第3号、請願第5号       討論、表決


   第2 委員会の閉会中の継続審査


      請願第4号


   第3 各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書





2 本日の会議に付した事件


   日程第1 議案第58号〜議案第64号   各常任委員会審査報告、


        議案第68号〜議案第69号   同審査報告に対する質疑、


        請願第3号、請願第5号     討論、表決


   日程第2 請願第4号           閉会中の継続審査


   日程第3 各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書





3 議事順序


   開議(午後1時30分)


   開議宣告


   議案第58号〜議案第64号


   議案第68号〜議案第69号


   請願第3号、請願第5号


   請願第4号


   各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書


   閉会宣告(午後2時15分)





4 会議に出席した議員(18名)


   1番  藤井 玉夫


   2番  河島 信行


   3番  松本 哲昇


   4番  岡嶋 正昭


   5番  竹内  修


   6番  河合 俊彦


   7番  藤本 修造


   8番  山中 修己


   9番  加島  淳


  10番  松本 英昭


  11番  石田喜久男


  12番  川名 善三


  13番  藤原  健


  14番  掘井 算満


  15番  松井 精史


  16番  井上 日吉


  17番  鈴垣  元


  18番  吉田 成宏





5 会議に欠席した議員・説明員


   な   し





6 議事に関係した事務局職員


   議会事務局長     今村 義明


   議会事務局課長補佐  井岡  伸


   議会事務局嘱託職員  稲 恵美子





7 会議に出席した説明員(14名)


   市長         蓬莱  務


   副市長        井上 嘉之


   副市長        小林 清豪


   会計管理者      冨田  章


   総務部長       近都 正幸


   市民安全部長     松田 哲也


   市民安全部次長    小西 俊寛


   市民福祉部長     松野 和彦


   地域振興部長     森本  孝


   市民病院事務部長   藤田 久好


   水道部長       小林 昌彦


   消防長        友定 芳継


   教育長        陰山  茂


   教育次長       松井 伸行





8 会議に付した事件


 1.市長提出議案


 議案第58号 平成22年度小野市一般会計補正予算(第4号)


 議案第59号 平成22年度小野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)


 議案第60号 平成22年度小野市介護保険特別会計補正予算(第2号)


 議案第61号 小野市私債権の管理に関する条例の制定について


 議案第62号 小野市嘱託職員の身分取扱い等に関する条例の制定について


 議案第63号 小野市非常勤職員の身分取扱い等に関する条例の制定について


 議案第64号 小野市臨時職員の身分取扱い等に関する条例の制定について


 議案第68号 土地の取得について


 議案第69号 訴えの提起について





 2.請願


 請願第 3号 取調べの可視化など刑事訴訟法の改正を求める意見書に関する請願書


 請願第 4号 他学区との統合などにより北播磨の通学区をこれ以上広げないことを求


        める意見書の提出を求める請願


 請願第 5号 環太平洋連携協定(TPP)参加に反対する請願書





                 午後 1時30分





                 〜開 議 宣 告〜





○議長(石田喜久男君)  これより4日目の会議を開きます。


 それでは、お手元に配付いたしております議事日程に基づき、会議を進めてまいります。


 これより日程に入ります。





             〜日程第1 常任委員会審査報告〜





○議長(石田喜久男君)  日程第1、各常任委員会審査報告であります。


 去る12月16日の本会議において、各常任委員会に審査を付託いたしました議案第58号から議案第64号まで、議案第68号から議案第69号まで及び請願第3号から請願第5号の以上12件を議題といたします。


 本件について、審査の報告がありましたので、各常任委員長の報告を求めます。


 まず、初めに総務文教常任委員長 藤本修造議員。


                (藤本修造君 登壇)


○7番(藤本修造君)  総務文教常任委員会の審査のご報告を申し上げます。


 当委員会に付託されました案件は、議案第58号、議案第61号から議案第64号、議案第69号及び請願第3号と請願第4号の以上8件でございます。


 委員会を去る20日に開催し、当局及び紹介議員から詳しく説明を受け、その後、慎重に審査を行いました。


 審査の結果につきましては、お手元の委員会審査報告書のとおりでありまして、議案及び請願について反対討論はありませんでした。


 なお、市長から提出された議案第58号、議案第61号から議案第64号、議案第69号は、いずれも全会一致でもって可決すべきものと決定した次第であります。


 次に、請願第3号は、採決の結果、全会一致でもって採択することに決定しました。


 次に、請願第4号につきましては、審議する過程において委員から継続審査の動議が提案され、採決の結果、引き続き慎重に審査をする必要があるため、閉会中の継続審査に付すべきものと決定した次第であります。


 何とぞ議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、総務文教常任委員会の審査報告といたします。


○議長(石田喜久男君)  次に、民生保健常任委員長 松本哲昇議員。


                (松本哲昇君 登壇)


○3番(松本哲昇君)  民生保健常任委員会の審査のご報告を申し上げます。


 当委員会に付託されました案件は、議案第58号から議案第60号までの以上3件でございます。


 委員会を去る20日に開催し、当局から詳しく説明を受け、その後、慎重に審査を行いました。


 議案3件を審査する過程において、特に指摘事項はなく、その結果は、お手元の委員会審査報告書のとおりでありまして、反対討論はなく、いずれも全会一致でもって可決すべきものと決定した次第であります。


 何とぞ議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、民生保健常任委員会の審査報告といたします。


○議長(石田喜久男君)  次に、地域振興常任委員長 藤井玉夫議員。


                (藤井玉夫君 登壇)


○1番(藤井玉夫君)  地域振興常任委員会の審査のご報告を申し上げます。


 当委員会に付託されました案件は、議案第58号、議案第68号及び請願第5号の以上3件でございます。


 委員会を去る20日に開催し、当局及び請願紹介議員から詳しく説明を受け、その後、慎重に審査を行いました。


 審査の結果については、お手元の委員会審査報告書のとおりでありまして、反対討論はなく、いずれも全会一致をもって可決すべきものと決定した次第であります。


 何とぞ議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、地域振興常任委員会の審査報告といたします。


○議長(石田喜久男君)  以上で、各常任委員長の報告は終わりました。


 ただいまの委員長報告に対して、質疑の希望はありませんか。


               (「なし」と呼ぶものあり)


○議長(石田喜久男君)  各常任委員長報告に対する質疑の希望はありませんので、これにて質疑を終結いたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております12件のうち、議案第58号から議案第64号及び議案第68号から議案第69号までの以上9件について、これより討論・表決に入りたいと思います。


 これにご異議はありませんか。


             (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(石田喜久男君)  ご異議なしと認めます。


 したがって、そのように決定いたしました。


 これより討論・表決に入ります。


 ただいま議題となっております9議案について、討論の希望はありませんので、これにて討論を終結いたします。


 これより、議案9件を一括して採決いたします。


 本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


             (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(石田喜久男君)  ご異議なしと認めます。


 よって、議案第58号から議案第64号及び議案第68号から議案第69号までの以上9件は、原案のとおり可決されました。


 次に、請願第3号について、討論・表決に入ります。


 請願に対する討論の希望はありませんので、これにて討論を終結いたします。


 これより請願第3号を採決いたします。


 本請願に対する委員長報告は、採択であります。


 本請願を採択することにご異議ありませんか。


             (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(石田喜久男君)  ご異議なしと認めます。


 よって、請願第3号は、採択することに決定しました。


 次に、請願第5号について、討論・表決に入ります。


 請願に対する討論の希望はありませんので、これにて討論を終結いたします。


 これより請願第5号を採決いたします。


 本請願に対する委員長報告は、採択であります。


 本請願を採択することにご異議ありませんか。


             (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(石田喜久男君)  ご異議なしと認めます。


 よって、請願第5号は、採択することに決定しました。





               〜日程第2 請願第4号〜





○議長(石田喜久男君)  次に、日程第2、請願第4号について、会議規則第104条の規定により、委員長よりお手元に配付いたしておりますとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。


 お諮りいたします。


 この請願第4号は、起立によって採決いたします。


 総務文教常任委員長より申し出のとおり、閉会中の継続審査に付すことに賛成の議員の起立を求めます。


                 (「起立多数」)


○議長(石田喜久男君)  起立多数であります。


 よって、委員長から申し出のとおり、継続審査に付すことに決定しました。





   〜日程第3 各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書〜





○議長(石田喜久男君)  次に、日程第3、各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査に関する件について、それぞれの委員長より、会議規則第98条第1項及び第2項の規定により、お手元に配付いたしております一覧表のとおり、閉会中の継続審査をいたしたい旨の申し出がありました。


 お諮りいたします。


 各常任委員長並びに議会運営委員長より申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続審査に付すことに決定して、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(石田喜久男君)  ご異議なしと認めます。


 よって、各常任委員長並びに議会運営委員長より申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続審査に付すことに決定しました。





                 〜閉 会 宣 告〜





○議長(石田喜久男君)  これにて、本会議に付議された案件の審議は、全部終了いたしました。


 よって、今期定例会は、これにて閉会いたします。





                 〜議長あいさつ〜





○議長(石田喜久男君)  閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。


 今期定例会は、23日間にわたり、終始慎重にご審議いただき、ここに全議案を滞りなく議了し、閉会の運びとなりましたことは、市政のためにまことにご同慶にたえません。


 ここに議員各位のご精励に対し、深く敬意を表する次第であります。


 今後とも議会機能充実のため、開かれた議会を目指し、議会の活性化、円滑な議会運営に皆様方の一層のご指導、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げる次第であります。


 また、市長を初め市当局各位におかれましては、真摯なる態度で審議にご協力いただき、感謝いたしますとともに、その過程で述べられました議員各位の意見等につきましては、今後の市政執行に十分反映されますよう希望するものであります。


 さて、いよいよ本年も残すところ、あとわずかとなり、寒さも一段と厳しさを増してこようとしておりますが、議員各位並びに市長初め当局におかれましては、健やかによき新春をお迎えくださるよう心から祈念いたしまして、閉会のごあいさつといたします。


 どうもありがとうございました。


 それでは、市長より閉会に当たり、発言の申し出がございますので、お受けいたします。


 市長。





                 〜市長あいさつ〜





○市長(蓬莱 務君)  第370回市議会定例会の閉会に当たりまして、一言お礼かたがたごあいさつを申し上げます。


 先月30日の開会以来、議員各位には、上程いたしておりました補正予算案を初め、条例議案、人事案件など13件の議案につきまして慎重にご審議をいただき、いずれも原案どおり可決ご決定を賜りました。心から厚く御礼を申し上げます。


 さて、今期定例会におきましても、一般質問を通じまして、議員各位からさまざまな視点で貴重なご意見やご提言をいただきました。ここで再度総括をさせていただきます。


 保育所の施設整備補助金についてでありますが、施設の整備計画等は、それぞれの保育所の主体性あるいは自主性というものを重んじるものであります。ただし、工事の実施に当たっては、適正な価格で契約できるよう市の契約業務に準じて厳しいチェックを行っております。


 市税徴収率の向上についてであります。納税は国民の義務であり、必要であれば訴訟を行うなど、多種多様な手法により公平かつ公正な徴収を行っております。その結果、平成21年度の現年分の市税徴収率は、県下29市中、第1位でありましたことも申し上げました。私の日ごろから申し上げております、まさに見える成果を出すということであります。


 「おのみ〜ず」の活用についてであります。将来的には、避難拠点での飲料用として「おのみ〜ず」を設置することを検討してまいりますが、まずは、小野市の水道水が安全で、しかも安心であることを「おのみ〜ず」の販売を通じて一人でも多くの方に知っていただくことが先決であると考えております。


 先般もご説明申し上げましたけれども、通常の市販されておりますペットボトルよりも水道水のほうが検査基準が厳しく、かつ安全ということをご理解賜りたい。具体的には、議会の中でも申し上げましたが、新しい施設は検査項目が50項目にわたるのでありますが、ペットボトルは18項目の検査結果であると。また、鉛とか砒素のいわゆる基準、これも水道水の検査のほうが厳しいということであります。


 そのようなことで、今や世界的にもペットボトルを買わないで、これこそが環境破壊の根源であるというようなことを言っているところもありますが、水道水をもっと飲もうと、このような動きが今はグローバルな世界的なうねりとなっているということもひとつご理解賜り、ぜひとも市民に小野市の水道水というのはそのような安全性を満たした水であるということをアピールしていただきたいと同時に、必ずや市民に対して今後も継続して安全で安心な水道水を供給できるような体制あるいは管理強化、これについては十分配慮してまいりたいと、このように考えております。


 次に、子ども・若者育成支援推進法への対応についてでありますが、水平展開をした上で連携もできる小野市独自の組織や体制を活用しながら、見える成果を出すことを目的として、PDCAのいわゆるマネジメントサイクルにより対応してまいりたいと考えております。


 救急出動と市民病院との連携についてでありますが、小野市では、救急車はおおむね適正に利用されていることをご説明させていただきましたが、その一方で、病院到着までの時間が以前よりも長くなっていることも事実であります。その改善のために、市民病院はもちろんのこと、より広域的に医療機関との連携の強化を図る必要があると考えております。


 鴨池キャンプ場についてであります。歴史的にも、また、キャンプ活動が健全な青少年の育成に寄与するということから見ましても、施設の価値につきましては十分認識しているところであります。しかしながら、時代の変遷によりレジャー志向も変わっていることなどから、今後につきましては、あらゆる方面からの検討を進めてまいりたいと考えております。


 具体的には、KDDI用地の活用を考えているわけであります。つまりオートキャンプ場という考え方でありますが、これも全体のKDDI用地の使用目的なり、それらを市民とともに再構築する中でこのことが了承されればということであることを前提としておりますけども、そのような若者がともに連携を組みながら、そして健全な子供たちを育成できる拠点になればと、これをまず第一に考えるべきと考えております。その点、ご理解賜りたいと思います。


 次に、神戸電鉄粟生線の存続についてであります。本会議の翌日の新聞記事にもありましたように、廃線は絶対に阻止する、そのために首長みずからが先頭に立ってアクションを起こすべきという強い決意を申し上げました。もちろんこれは小野市だけではなくて、広域的な問題でありますので、県の果たすべき役割も重要になってまいります。


 先般も西脇市長さん、加東市長さんにもその旨を伝えまして、結果として、ぜひとも協力するとの意思を承っておりますこともつけ加えさせていただきます。これから、具体的にどのような戦略でいくのかということも非常に重要なことであると。今、既に活性化委員会をつくって、小林副市長を中心として各種イベント等も含めまして、何としてでも神戸電鉄を残すんだという活動が行われておりますが、一方では、長たる首長も連携をとりながら、また加えて、県とも連携をとりながら大きな市民力としてそれが発展していくと、その中で何としてでも神戸電鉄は守ると、そういう意思が明快になってくると。


 まだまだ無関心というのか、危機感というのは浸透してないと。その責任は市民にあるのではなくて、私たちが発信すべき努力を怠っていると、こう言っても過言ではないと思っておりますので、行政みずからが真摯に現在の位置づけ、現在の状況というものを十分理解をして、ぜひとも皆さん方とともに、神戸電鉄は残すんだと、その思いを一つにしたいと、こんな思いでございます。


 国民健康保険事業における法定外繰り入れについてであります。将来に負担を残さないよう、保険税額を据え置いたままで、できる限りの努力を続けてきたことを申し上げました。つまり基金を何としても使って市民に負担をかけないようにしようと、あるいは財政健全化するためにいわゆる一般会計からの繰入金は極力避けると、こんな努力をしてきたわけでありますが、しかし、それもいよいよ限界に来ているのも事実であります。


 今後、あくまでも特別会計内で収支バランスをとるということがこの制度の本来あるべき状況でありますので、国民健康保険運営協議会というところで今いろいろとご審議をいただいておりますので、その国民健康保険運営協議会の答申に基づき法定外繰り入れについて、場合によっては繰り入れをするということも含めて適正に運営してまいりたいと思います。


 介護保険制度の見直しについてであります。社会保障制度の方向性といたしましては、高福祉、高負担を目指すということであれば、もはや消費税等における税率の変更といった日本の税制改革しか道はなく、このことはまさに国政レベルで取り組むべきものと考えております。


 しかしながら、先ほどもちょうど全国市長会会長の長岡市長、森氏から電話をいただきまして、今回の子ども手当について、その手続等に対する経費を地方に負担を求めていることに対しては、断固地方としてはこれには同意はできないという申し合わせ事項でありました。しかしながら、このたび交付税につきましては、現状維持しながら、ややプラスにするとか、あるいは子ども手当の一部を保育所代金とか、あるいは給食代金と相殺ができるとかというようなこともありました。


 そしてまた一方で、その業務の負担については、我々としては地方が負担をするなということを言い続けてきたわけでありますけれども、以前の児童手当のときには一部地方も負担しておりましたものですから、その件についてはある程度はやむを得ないだろうというようなことで、今回の子ども手当については以前よりは改善がされたと、こう評価し、知事会とも連携をとってやるので、全国市長会の支部長である私のほうにも同意をしてほしいと、こういうようなことがございました。それで大阪府市長会会長であります池田市長さんとも今、緊急連絡をとりまして、今回のことについては一応そういう方向で終息するということで回答いたしました。


 しかし、私は、この種の制度というのは、国家が明快に責任を持ってやることであって、何が地方分権なのかということについて、私たちはやはり地方からまさに国を変えるという思いで発信をしていかなければならないと、こういうことも申し上げたところです。


 同時に、議会の中でも申し上げましたけど、消費税についてはいろいろ議論があります。経済の停滞を招くというような問題があります。弱者に対してどうなのかということもあります。しかし、消費税は、いわゆる福祉、介護あるいは医療というようなものに限定した特別会計ではなく、何か特別の機関をつくって一斉にそこへ消費税が入ってくるということでありますが、いわゆる目的税的な意味合いですけれども、そのような形で消費税の税率アップをして明快にそれを国民に配分すると、このような制度に変えていくということをやるべきだと思っております。


 最近になって少し消費税のことが議論されるようになりましたけど、法人税も5%、わずか5%ですけども、大きな初めての進展であります。今後、いわゆる国際競争力に勝つということで、法人税もそれに準じてどうしていくかということが大きな課題だろうと。ただ、一歩踏み込んだということについては評価できると私は思ってます。


 いずれにしましても、日本の税制改革において、消費税と法人税をどうするか、そして弱者に対してもどうするか、我が国家として本当に大変なこの時期に高福祉の、住みよい日本にするために地方はどうあるべきなのかと、こういうことについても大いに皆さん方とも議論を進めていきたいと思います。


 次に、地域の公民館の活用についてであります。公民館がそれぞれの特性を生かして、市民力や地域力を用いた主体性のある活動の拠点となるように、ソフト、ハードの両面から積極的に支援したいと考えております。まちづくりの理念を熱い思いで語ることができるリーダーが地域にはたくさんいらっしゃいます。各地域での活発な活動を私は楽しみにいたしております。


 といいますのは、コミュニティーセンターへ行かなくても、今90弱ある地域の公民館にちょっと行っておしゃべりをしようかと、ちょっとカラオケでもやろうかと、そういうように身近にちょっと集まって話をするということ、そういう拠点を全部再構築するということは、次の小野市の新たな地域づくりの拠点整備と、このように考えております。これは次年度予算の中で最も重要な意味合いを持つ一つの取り組みだと思っておりますので、その点、皆さん方も十分ご理解を賜りたいと思います。つまり行政だけがすべて面倒を見るのではなくて、その地域に根差した拠点づくり、これに小野市は公金を投入していくということであります。


 次に、市民への情報発信ツールであります。過去に防災行政無線の導入を検討したのでありますけれども、費用対効果に疑問があるということで、導入を見合わせております。防災力の向上のためには、市民の防災意識の啓蒙など、多方面から総合的に進めてまいりたいと考えております。


 要するに、先ほどの拠点というのも実は防災力を高める、向こう3軒両隣という、本当にそこにいる人たちが防災とか福祉に対して一番身近な公民館をどう再構築するか、これが大きな課題であると。ぜひともこれも市民の方々に訴えていただきたいと、このように思います。


 すべてをITでやるというのは本当の意味での防災力を高めることではないと。あのおばあちゃんはどうしていると言ったときに、きょう見たけど、朝は元気だった、昼からどうだった、昼からも元気だったということがわかるような小野市にぜひなることこそが真に小野市の目指すべきハートフルシティーの理念であると、このように思いますので、その点に対して小野市は積極的に対応したいと。それこそが、福祉だけではなくて、市民の防災意識の意識改革、その最たるものであるということもご理解賜りたい。


 以上でありますが、これらの質問の趣旨を真摯に受けとめ、今後の市政運営に生かしてまいる所存であります。


 さて、年の瀬も押し迫りまして、ことしも残すところ、あと1週間余りとなってまいりました。小野市におきましては、ことし1年間さまざまな事業を展開してまいりましたが、その中から一部を紹介させていただきます。


 まず初めに、北播磨総合医療センター建設事業の本格稼働であります。神戸大学からの提案を受けて2つの自治体の市民病院を統合するという全国に先駆けた大型プロジェクトでありますが、ことしの1月21日に企業団の設立認可を受け、現在、新都市中央線も含めて順調に事業が進捗しているところであります。


 新都市中央線も病院のところだけではなくて、一気に工業団地まで持ち込んでいくというのは、それは結果として吉川あるいは三木の人たちをスムーズに病院に運んでくるという病院経営の観点からも急がなければならないと私は判断いたしておりますが、今は段階的に整備をして、そして地域の人たちに発注をするということで、経済対策としてもやってることはご承知のとおりであります。今、内部で調整いたしておりますが、何としても新都市中央線を一気に解決できるような方向で国、県との調整を進めてまいりたいと、このように考えております。


 この病院については、国道175号の市場東交差点を通られた方は既にお気づきになられたことと思いますが、市民の皆さんはもとより、小野市にお越しになられる方々にもこの大型プロジェクトをPRするために、先日、交差点の東側に幅12メートル、高さ5メートルの大きさのかなり目立つ工事の表示看板を設置したところであります。そこを通られる際には、ぜひごらんいただいたらと存じます。


 その中で、青野原病院のことですが、国、県、病院といろいろ調整をいたしております。この場で説明させていただくことにつきましては、ちょっと控えますが要するに、いい方向に動いてるということです。決してなくなってしまったということではありませんが、かなり厳しい条件を小野市からは打ち出しておりますので、この辺については消えてしまったのではないというようにご理解いただきたいと思います。


 今回の取り組みは、今後の自治体病院というのはいかにあるべきかということを示す全国的に見ましてもモデルケースとなる取り組みであるということは、もう既にご承知のとおりです。小野市、三木市だけではなくて、北播磨における地域医療の拠点を目指してまいる所存であります。


 そして5月29、30日には第19回の全国ハーブサミット小野大会を開催しまして、ガーデニングシティおのとして美しいまちづくりと食育を全国にも発信いたしました。皆さんのご協力に対しましては厚く御礼を申し上げたいと思います。


 このイベントは、市民力、地域力を結集した、まさに市民の手づくりによるものであり、こうした活動が一過性のものにならないよう、引き続いてみんなのM、美しいのU、まちづくりのM、いわゆるMUMプロジェクトを今後も展開してまいりたいと考えております。


 さらに県下初の取り組みであります市内すべての幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校の空調設備の整備に対し、10月の臨時議会でもご承認いただきました。本当に厚く御礼を申し上げます。空調設備を整備する要因の一つとなりました、ことしの夏は気象庁の統計開始以来の113年間で最も暑い夏であり、2010年の世相を漢字1文字であらわす今年の漢字が暑いという漢字の「暑」にも選ばれたことは既にご承知のとおりです。


 世界的にも、地球の温度が一番高かった年と、こういうように言われているわけであります。そういう中で、グローバルな観点での地球温暖化対策や、一般質問でもありましたように新学習指導要領の全面実施というのが23、24になって出てきます。そういうことと経済対策も含めまして、まさに先手管理の実践をやったところであります。


 このほかにも、10カ年にわたって総額約60億円の事業費となる学校整備事業中期計画に基づきまして、小野中学校の校舎及び体育館の全面改築など、今その全貌が見えてきていると思います。計画的かつ着実に取り組んでおりますことは、ご承知のとおりです。


 残るは、小野東小学校ということであります。一応、小野中学校を終えた段階で小野市の耐震化工事はすべて基本的にはそれを満たすものとご理解いただきたいと。見かけは、小野東小学校はまだだろうと言う人がおられるんですけど、そうではないということだけご理解をいただきたいと。耐震化もできてないのに空調整備をやるというのは、これは論外でありますので、その点もご理解を十分いただきたいと思います。


 このほかに、これまでの行政では考えられない取り組みであったと言われておりますけども、私は普通だと思っておりますが、「住むならやっぱり おの」と題した小野市のPRパンフレットを作成しまして、総務部長が営業部長となって人口誘致の営業活動を実施いたしました。まちの活力は、何といってもこれから人口を基軸にした新たな財政あるいはまた行政戦略を打ち立てるということが不可欠であります。


 今後、人口減少社会を迎えまして、好むと好まざるとにかかわらず、人口誘致のための自治体間競争も避けて通れないと。人口減少ということがどれだけいろんな面で影響を及ぼすか。よって、それを基軸にした箱物、あるいはソフト事業もそれをベースにして構築をしなければならないということを申し上げるために、小野市はどのような戦略を持っていくかということを申し上げたいという意味合いでそのようなことを再々申し上げているということも十分ご理解いただきたい。人口増を目指して充実させたサービス、これを売り込んでいくことも今後の、戦略的な自治体行政であると確信をいたしているところであります。


 以上のように、私は平成11年2月の市長就任当初から、行政もまさに経営であり、より高度で、より高品質なサービスをいかに低コストで提供するかを追求することが行政の使命であると、そういう基本理念を掲げて行政経営4つの柱を基軸にいたしましてさまざまな政策を展開してまいりました。


 皆さん、もういいのではないかということでありますけども、これだけはしっかりと皆さんにもご理解いただきたい。1つ目は、市民イコール顧客ととらえた顧客満足度志向、いわゆるCS志向であります。2つ目は、何をやっているのかではなく、何をなし得たかを問う成果主義であります。3つ目は、仲よしクラブから脱却し、小野らしさを生かしたオンリーワンであります。そして4つ目は、言われてからやるのではなくて、まさに言われる前にやる、後手から先手管理への転換であります。


 その結果、市長就任当時と比べまして、今や市民の意識は大きく変わり、市民の力、市民力は大変高まってきたと実感いたしております。さらに小野市の行政も、また変わってきたと、いささか自負をいたしております。


 今回の答弁におきましても、それぞれ幹部、部長は十分に答弁に答えるだけではなく、小野市の持つ理念が語られるようになってきたということは、それがまさに職員のレベルアップの成果であると、私はそのように評価をいたしております。全員がそういう体制になることによって小野市はより少ない人間で、より高度なサービスを提供することができると、そう信じてまいりましたけども、それが今、芽を開こうとしているところであります。これも市民の方々を初め、議員の皆さんのご支援、ご協力のおかげであると深く感謝をいたしているところであります。


 そして私は、さきの9月定例市議会におきまして、今後さらに厳しくなると予想される社会経済情勢ではありますけども、「変えよう小野、変わろう小野市」という私の原点にいま一度立ち返り、新たな思いで小野市のさらなる創造的変革に向けて、引き続き市政を担当させていただきたいと、その決意を表明したところであります。


 具体的な取り組みといたしましては、第1に、小野市と三木市の統合病院、北播磨総合医療センターを完成させ、その運営を軌道に乗せること。


 第2は、市内すべての小・中学校の整備を完了させ、子供たちが安心して学べる教育環境をすべて整えること。


 第3は、福祉の多機能集約とワンストップサービスを実現する福祉総合支援センターを整備するとともに、地域の公民館を活用した高齢者の居場所づくりにも取り組むこと。


 第4は、地域活性化の起爆剤となるホテルと都市機能に不可欠なセレモニーホールを誘致すること。


 第5は、地域コミュニティーの拠点づくりとして、下東条地区の拠点整備を初め、コミュニティー活動を積極的に支援すること。特に下東条地区については、明快な見える形での成果を出すべく拠点をつくるということについてお約束をいたしたところであります。


 第6は、小野警察署を設置すること。市民の本当に長年の思いであります。既にその土地取得等について、先手で水面下で進めていくということで指示をいたしております。


 第7は、KDDI跡地の活用計画を具現化し、展開していくことであります。財政状況、経済状況、そして小野市の持つ市民の力を十分お聞きをして、そして小野市の持つ大きな財産をどう活性化していくか、これは本当に大きなプロジェクトであります。100ヘクタールのKDDIの用地を、何としても小野市の財産としてどう生かしていくか。一にも二にも市民の方々の十分意見を聴取すること、耳を傾けること、そして皆さんの真に望んでいることについて、その施策を遂行していくと。行政が先頭に立って、ただこういうものをという単に箱物をつくるという時代ではないということを皆さんの中でしっかりご理解を賜りたいと思っております。


 以上であります。まさに単に生き残りではなくて、勝ち残るためにも構想力と決断力を備え、時代の変化にフレキシブルに、そしてスピーディーに対応できるリーダーシップが求められているのであります。社会情勢の変化、超少子高齢化などのさまざまな試練でさえ、逆に小野市のさらなる飛躍に必要不可欠なものであるとする、いわゆるブレークスルー思考によりなお一層のチャレンジをしてまいりたいと考えておりますので、議員各位のご理解とご支援を賜りますよう心からお願いを申し上げる次第であります。


 2011年は、世界的なマネーサプライの伸び率の回復によって景気は好転するという予測もあります。現に製造業を中心として中小企業は大変苦慮いたしておりますが、製造業等を中心とした雇用の状況も少し変わりつつあります。世界の経済も今少し変わりつつあります。あとは日本の国家がどういう経済戦略を持続可能な形でやっていくか、これしかないのです。そのために税制をどうするかということが、これからの少子高齢化の中で運命を決めるのではないかと、ちょっと大げさなことを言いますけども、そういうことであります。


 4月には、統一地方選挙が行われ、その結果いかんによっては現在の不安定な国政に影響が生じる一方、地方におきましても、地方分権の動きがさらに活発化することが十分想定されます。私は、小野市だけではなくて、近畿のそれぞれの市長、そしてまた全国の市長が謙虚に学ばなければならないところは謙虚に学び、そして取り入れていくということも一つの戦略であろうと思います。1つの市だけが自分の思いでやっていく時代は、もう終わりました。スクラムを組んで、そしてお互いに協力し合うところは謙虚に連携をとり合ってやっていくということであろうと思います。


 いろいろ言いましたけれども、議員各位には、くれぐれも健康にご留意をされまして、輝かしい新年をお迎えいただきますことをご祈念申し上げますとともに、今期定例会に賜りましたご精励に重ねて御礼を申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。


 ありがとうございました。





                閉会 午後 2時15分