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兵庫県 小野市

平成22年第365回定例会(第4日 3月29日)




平成22年第365回定例会(第4日 3月29日)





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 │                                            │


 │       第365回小野市議会(定例会)会議録                   │


 │                                            │


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 │              平成22年3月29日(月)(第4日)            │


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 │                 開  議  午 後 1時30分            │


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   第1 諸報告          (1) 平成21年度定期監査結果報告書・財政


                      援助団体等監査結果報告書・平成21年


                      度行政監査結果報告書


                   (2) 陳情書           (5件)


   第2 議案第2号〜議案第10号      予算特別委員会審査報告、


                        同審査報告に対する質疑、


                        討論、表決


   第3 議案第17号〜議案第30号     各常任委員会審査報告、


      請願第1号             同審査報告に対する質疑、


                        討論、表決


   第4 議会改革特別委員会委員長報告


   第5 議員提出議案第1号         上程、提案説明、質疑、


                        (委員会付託省略)


                        討論、表決


   第6 各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書





2 本日の会議に付した事件


   日程第1 諸報告        (1) 平成21年度定期監査結果報告書・財政


                      援助団体等監査結果報告書・平成21年


                      度行政監査結果報告書


                   (2) 陳情書           (5件)


   日程第2 議案第2号〜議案第10号      予算特別委員会審査報告、


                          同審査報告に対する質疑、


                          討論、表決


   日程第3 議案第17号〜議案第30号     各常任委員会審査報告、


        請願第1号             同審査報告に対する質疑、


                          討論、表決


   日程第4 議会改革特別委員会委員長報告


   日程第5 議員提出議案第1号         上程、提案説明、質疑、


                          (委員会付託省略)


                          討論、表決


   日程第6 各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書





3 議事順序


   開議(午後 1時30分)


   開議宣告


   諸報告


   議案第2号〜議案第10号


   議案第17号〜議案第30号


   請願第1号


   議会改革特別委員会委員長報告


   議員提出議案第1号


   各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書


   閉会宣告(午後 3時05分)





4 会議に出席した議員(18名)


   1番  藤井 玉夫


   2番  河島 信行


   3番  松本 哲昇


   4番  岡嶋 正昭


   5番  竹内  修


   6番  河合 俊彦


   7番  藤本 修造


   8番  山中 修己


   9番  加島  淳


  10番  松本 英昭


  11番  石田喜久男


  12番  川名 善三


  13番  藤原  健


  14番  掘井 算満


  15番  松井 精史


  16番  井上 日吉


  17番  鈴垣  元


  18番  吉田 成宏





5 会議に欠席した議員・説明員


   な   し





6 議事に関係した事務局職員


   議会事務局長    安居 正敏


   議会事務局課長補佐 井岡  伸


   議会事務局嘱託職員 稲 恵美子





7 会議に出席した説明員(15名)


   市長        蓬莱  務


   副市長       井上 嘉之


   副市長       小林 清豪


   会計管理者     冨田  修


   総務部長      近都 正幸


   市民安全部長    三串美智也


   市民安全部次長   松尾 五郎


   市民福祉部長    松野 和彦


   地域振興部長    森本  孝


   市民病院事務部長  藤田 久好


   水道部長      小林 昌彦


   消防長       藤本 明弘


   教育長       陰山  茂


   教育次長      今村 義明





8 会議に付した事件


 1.市長提出議案


 議案第 2号 平成22年度小野市一般会計予算


 議案第 3号 平成22年度小野市国民健康保険特別会計予算


 議案第 4号 平成22年度小野市老人保健特別会計予算


 議案第 5号 平成22年度小野市介護保険特別会計予算


 議案第 6号 平成22年度小野市後期高齢者医療特別会計予算


 議案第 7号 平成22年度小野市都市開発事業会計予算


 議案第 8号 平成22年度小野市病院事業会計予算


 議案第 9号 平成22年度小野市水道事業会計予算


 議案第10号 平成22年度小野市下水道事業会計予算


 議案第11号 平成21年度小野市一般会計補正予算(第6号)


 議案第12号 平成21年度小野市介護保険特別会計補正予算(第2号)


 議案第13号 平成21年度小野市都市開発事業会計補正予算(第1号)


 議案第14号 平成21年度小野市病院事業会計補正予算(第1号)


 議案第15号 平成21年度小野市水道事業会計補正予算(第2号)


 議案第16号 平成21年度小野市下水道事業会計補正予算(第2号)


 議案第17号 一般職の職員の給与に関する条例及び職員の勤務時間、休暇等に関する


        条例の一部を改正する条例の制定について


 議案第18号 委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例


        の制定について


 議案第19号 行政財産の使用許可に関する使用料条例の一部を改正する条例の制定に


        ついて


 議案第20号 小野市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について


 議案第21号 小野市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について


 議案第22号 小野市福祉年金条例の一部を改正する条例の制定について


 議案第23号 小野市保育の実施に関する条例の一部を改正する条例の制定について


 議案第24号 小野市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について


 議案第25号 小野市白雲谷温泉ゆぴかの設置及び管理に関する条例の一部を改正する


        条例の制定について


 議案第26号 小野市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定につ


        いて


 議案第27号 小野市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について


 議案第28号 小野加東環境施設事務組合規約の変更について


 議案第29号 小野市道路線の認定について


 議案第30号 小野市道路線の変更について





 2.議員提出議案


 議員提出議案第1号 小野市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について





                 午後 1時30分





                 〜開 議 宣 告〜





○議長(川名善三君)  皆さん、こんにちは。


 それでは、これより4日目の会議を開きます。


 お手元に配付いたしております議事日程に基づき、会議を進めてまいります。


 これより日程に入ります。





                〜日程第1 諸報告〜





○議長(川名善三君)  日程第1、諸報告であります。


 監査委員から地方自治法第199条第9項の規定により、平成21年度定期監査及び財政援助団体等監査結果報告書並びに行政監査結果報告書が提出されております。


 次に、3月11日の議会運営委員会までに受け付けました陳情書は、お手元に配付のとおり5件であります。


 以上の件について、その写しをお手元に配付いたしております。


 以上で諸報告を終わります。





            〜日程第2 予算特別委員会審査報告〜





○議長(川名善三君)  次に、日程第2、予算特別委員会審査報告であります。


 去る3月12日の本会議において予算特別委員会が設置され、委員長に井上日吉議員、副委員長に岡嶋正昭議員がそれぞれ就任されました。


 それでは、議案第2号から議案第10号まで、以上9件を一括議題といたします。


 予算特別委員会に審査を付託いたしました議案第2号から議案第10号まで、以上9件について審査の報告がありましたので、委員長の報告を求めます。


 予算特別委員長 井上日吉議員。


                (井上日吉君 登壇)


○16番(井上日吉君)  それでは、ただいま議題となっております議案第2号から議案第10号まで、以上9議案について、予算特別委員会における審査の経過並びに結果をご報告申し上げます。


 当委員会は、去る3月12日の本会議において設置され、総額約366億円となる平成22年度一般会計、特別会計及び企業会計の予算案の審査を付託され、その後、3日間にわたり終始熱心に慎重な審査を行ってきたわけであります。


 審査に当たりましては、議会の持つ議決機関としての審査、批判・監視機能の重要性の見地から、厳しい財政状況が続いている中、「21世紀エクセレントシティおの」の実現に向けて、どのようにさらなる創造的変革へチャレンジされるのか。また、限られた財源を有効に活用し、市民満足度向上のため必要な施策への重点配分と経費全般における徹底した合理化により、財政の健全化を維持しながら、住民福祉の向上をどう図られようしているのかなど、慎重に審査を進めた次第であります。


 審査の過程におきまして委員各位から指摘、意見、要望等がありました事項につきましては、お手元に配付いたしております一覧表のとおりでありますが、当局で十分検討をいただき、市民第一主義のもと、迅速・的確・フレキシブルに対応され、さらなる市民サービスの向上と効率的な執行に引き続き取り組んでいただきたいと存じます。


 なお、今後の市政運営に当たられては、議会の意見も十分に尊重されるとともに、社会経済情勢の変化を的確に踏まえられ、経費の支出の効率化を図りながら、引き続き健全財政を堅持され、「市民一人ひとりが、生きがいと誇りのもてる、安全・安心のまち 小野市」の実現を目指し、全職員が一丸となって力強く市政を展開されるよう要望した次第であります。


 次に、予算特別委員会の審査の結果についてご報告を申し上げます。


 審査の結果については、お手元の委員会審査結果報告書のとおりでありまして、議案第2号から議案第10号まで9議案については、反対討論はなく、いずれも全会一致をもって可決すべきものと決定した次第であります。


 以上で予算特別委員会の審査の結果報告とさせていただきます。





             予算特別委員会指摘・意見・要望事項





               予算特別委員会審査付託表





1.付託議案(9件)


  議案第 2号 平成22年度小野市一般会計予算


  議案第 3号 平成22年度小野市国民健康保険特別会計予算


  議案第 4号 平成22年度小野市老人保健特別会計予算


  議案第 5号 平成22年度小野市介護保険特別会計予算


  議案第 6号 平成22年度小野市後期高齢者医療特別会計予算


  議案第 7号 平成22年度小野市都市開発事業会計予算


  議案第 8号 平成22年度小野市病院事業会計予算


  議案第 9号 平成22年度小野市水道事業会計予算


  議案第10号 平成22年度小野市下水道事業会計予算





2.委員会の構成


 予算特別委員会の委員は、議員全員をもって構成する。





3.審査日


 3月15日(月)、16日(火)、23 日(火)





                   (秘書課)





                  特記事項なし





                  (総合政策部)





1 小学校までの距離が遠距離であるため、地域の小学生たちは、スクールバスで通学しています。しかし、1,2年生などの低学年が徒歩で通学するのには、距離の遠い地域があるのも現実です。


 今後、コミュニティバスの利用展開を検討される際には、子供たちにも優しい取り組みとなるような検討をされたい。


2 職員提案は、平成21年度の提案件数が、年間600件を超えるなど、年々増えつつあり、「政策提案・アイディア提案・経費削減提案」の各部門に多くの職員が、市役所のため、あるいは市民のために、斬新な発想で提案されています。今後、素晴らしい提案には、賞金を増額して、より充実した制度にするなど、職員のモチベーションが、ますます高まり、更に斬新な提案がなされるような仕組み作りを構築されたい。





                   (総務部)





1 グローバル化が、ますます進む社会において、小野市の子供たちが、国際的な異文化に触れることは、大変意義深いことであります。姉妹都市を締結しているリンゼイ市との交流にあたっては、市内の多くの子供たちが、国際的な異文化に触れることのできる機会であることから、少しでも多くの子供が、参加し体験しやすい仕組みづくりの検討を図られたい。





                  (市民安全部)





1 地球温暖化による自然環境の大切さは、国民の関心が非常に高い問題であります。この度の、省エネ改修工事においては、市民に見える形となるような、工夫を凝らした事業となるように取り組まれたい。





                  (市民福祉部)





1 昨今の社会経済情勢の悪化に伴い、10年前に比べると、生活保護世帯は約3倍程度伸びている。また、失業などにより、若い世代の生活扶助や住宅扶助の件数も増えてきている。


 生活保護認定の要件は、相当の知識が必要なことから、専門的な知識を有する職員が、複数で対応できる組織づくりに努められたい。





                  (地域振興部)





1 小野まつりは、実行委員会の創意工夫のもと、花火大会や「おの恋おどり」などの催しで、賑わいのある盛大なイベントとなっております。しかしながら、市内外から多くの方がお越しになることに伴い、交通面において、会場周辺は大変混雑をしております。


 そこで、警察との連携を強化し、混雑を避ける対策をあらゆる方面から検討され、安全安心に万全を期されるよう努められたい。


2 特定外来生物のヌートリアやアライグマなどが、市内一円に生息していると思われる。被害が拡大しないよう、早急に対策を講じるよう努められたい。


3 農地・水・環境保全向上活動支援事業は、多くの集落が取り組まれております。この事業は、地域を美しくする環境保全だけではなく、各地域の活性化にも繋がっていることから、今後も更なる事業の発展を図られるよう努められたい。





                  (市民病院)





1 健全な病院経営の運営を図るため、経営改革プランの検証を進め、職員が一丸となって、更なる経営戦略に取り組まれたい。





                   (会計課)





                  特記事項なし





                   (水道部)





1 船木浄水場の運転管理業務が民間企業へ委託されるが、引き続き市民が安全で安心して飲める、おいしい水の提供に努力されたい。





                  (消防本部)





1 消防本部と消防団との連携を、これまで以上に密にし、より一層、万全な火災警戒の推進に取り組まれたい。


 また、万一の災害の際には、両者がスピーディな連携を取れるような仕組みづくりの構築に努められたい。





                  (議会事務局)





                  特記事項なし





                  (農業委員会)





                  特記事項なし





                 (選挙管理委員会)





                  特記事項なし





           (監査・公平・固定資産評価審査委員会)





                  特記事項なし





                  (教育委員会)





1 ADHD(注意欠陥、多動性障害)の児童に対応するため、全小学校にスクールアシスタントを配置し、支援を必要としている子供たちのために、引き続き効果的な指導に努められたい。


2 脳科学理論に基づく、小野市独自のハートフルチャレンジ事業は、全国から注目され、高い評価を受けている事業であります。今後も引き続き、小野市の教育を全国に発信する事業として、更なる活動に努められたい。


3 来年度、大部地区地域づくり協議会が受けられる地域コミュニティ助成事業は、まさに地域を活性化するうえで、大変有意義な助成金であります。


 次年度においても、他の地域づくり協議会が申請できるように取り組まれたい。


4 地域元気アップ活動団体の支援事業について、毎年同じ団体が受け続けるのではなく、できるだけ多くの団体が受けられるよう、その裾野を広げられたい。


5 第1回小野詩歌文学賞は、新型インフルエンザの影響で、中止せざるを得なくなったことは、大変残念なことでありました。


 平成22年度は、第2回目となるが、1回目だという新たな固い決意を持って、「文化・教育のまち小野市」を全国に発信されたい。


6 地域づくり協議会が発足して6年が経過し、その目的や意義の理解も深まるとともに、地域づくり協議会事業に対する認識が高まり、協働参画者も年々増えることにより、事業も大きく充実し発展しております。


 今後も、地域づくりの方向性と更なる発展を願い「協働参画から自主自立」へ人材の育成に努められたい。





○議長(川名善三君)  委員長報告は終わりました。


 ただいまの委員長報告に対して質疑の希望はありませんか。


               (「なし」と呼ぶものあり)


○議長(川名善三君)  委員長報告に対する質疑の希望はありませんので、これにて質疑を終結いたします。


 続いて、討論・表決に入りたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(川名善三君)  ご異議なしと認めます。


 したがって、そのように決定しました。


 議案第2号から議案第10号まで、以上9件について、討論の希望はありませんので、これにて討論を終結いたします。


 これより、議案9件を一括して採決いたします。


 本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(川名善三君)  ご異議なしと認めます。


 したがって、議案9件は、原案のとおり可決することに決定しました。





            〜日程第3 各常任委員会審査報告〜





○議長(川名善三君)  次に、日程第3、各常任委員会審査報告であります。


 去る3月12日の本会議において各常任委員会に審査を付託いたしました議案第17号から議案第30号まで及び請願第1号の以上15件を一括議題といたします。


 本件について、審査の報告がありましたので、各常任委員長の報告を求めます。


 まず初めに、総務文教常任委員長 井上日吉議員。


                (井上日吉君 登壇)


○16番(井上日吉君)  総務文教常任委員会の審査のご報告を申し上げます。


 当委員会に付託されました案件は、議案第17号から議案第19号及び議案第27号、以上4件でございます。


 委員会を25日に開催し、当局から詳しく説明を受け、その後、慎重に審査をいたしました。


 なお、議案第19号を審査する過程において、自動販売機設置業者の選定において、今後入札制度が導入される予定でありますが、障害者団体も既に設置業者となっており、今後も引き続き設置できるよう配慮されたいとの意見があったことを申し添えておきます。


 審査の結果につきましては、お手元の委員会審査報告書のとおりでありまして、議案4件について反対討論はなく、いずれも全会一致で可決すべきものと決定した次第であります。


 何とぞ議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、総務文教常任委員会の審査報告とします。


○議長(川名善三君)  次に、民生保健常任委員長 岡嶋正昭議員。


                (岡嶋正昭君 登壇)


○4番(岡嶋正昭君)  民生保健常任委員会の審査のご報告を申し上げます。


 当委員会に付託されました案件は、議案第20号から議案第24号及び議案第28号、請願第1号の以上7件でございます。


 委員会を25日に開催し、当局から詳しく説明を受け、その後、慎重に審査を行いました。


 審査の結果については、お手元の委員会審査報告書のとおりでありまして、議案第22号については反対討論があり、採決の結果、賛成多数をもって可決すべきものと決した次第であります。また、残り6件については反対討論はなく、いずれも全会一致でもって可決すべきものと決した次第であります。


 何とぞ議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、民生保健常任委員会の審査報告といたします。


○議長(川名善三君)  次に地域振興常任委員長 吉田成宏議員。


                (吉田成宏君 登壇)


○18番(吉田成宏君)  地域振興常任委員会の審査のご報告を申し上げます。


 当委員会に付託されました案件は、議案第25号、議案第26号、議案第29号及び議案第30号の以上4件でございます。


 委員会を25日に開催し、当局から詳しく説明を受け、その後、慎重に審査をいたしました。


 審査の結果につきましては、お手元の委員会審査報告書のとおりでありまして、議案4件について反対討論はなく、いずれも全会一致でもって可決すべきものと決定した次第であります。


 何とぞ議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、地域振興常任委員会の審査報告といたします。


○議長(川名善三君)  以上で各常任委員長報告は終わりました。


 ただいまの委員長報告に対して質疑の希望はありませんか。


               (「なし」と呼ぶものあり)


○議長(川名善三君)  各常任委員長報告に対する質疑の希望はありませんので、これにて質疑を終結いたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております議案第17号から議案第30号まで及び請願第1号の以上15件について、これより討論・表決に入りたいと思います。


 これにご異議はありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(川名善三君)  ご異議なしと認めます。


 したがって、そのように決定しました。


 これより討論・表決に入ります。


 議案第22号 小野市福祉年金条例の一部を改正する条例の制定について、討論の希望がありますので、発言を許可いたします。


 鈴垣 元議員。


○17番(鈴垣 元君)  日本共産党の鈴垣でございます。


 私は、議案第22号 小野市福祉年金条例の一部を改正する条例の制定に反対をし、討論を行います。


 このたびの改正は、新政権が選挙公約に掲げた子ども手当が実現するために、これまで約400世帯の母子家庭に年額2万円を支給してきた福祉年金を廃止しようとするものでありますが、私はこの措置は母子家庭の実態を正確に見ていないのではないかと思うのであります。


 今日、不況が長期化する中で、雇用の悪化、非正規雇用の常態化により、労働条件は一層厳しくなっており、一家の生計を支える母親が健康を害する事例がマスコミでもよく取り上げられているところであります。


 昨年の暮れ、12月28日付、「しんぶん赤旗」に厚生労働省が母子家庭の生活実態について調査を行った記事を載せておりました。母親が就労しているのは、生活保護を受けていない母子家庭では81.4%、生活保護を受けている世帯では42.2%であります。就労していない母親の就労できない理由では、「健康に自信がない」、「腰痛症」が高い比率を占めており、うつ病やその他心の病気が続いております。家庭を支える母親の心身の健康状態がよくない様子が映し出されております。何より驚くのは、生活保護を受けていない一般の母子家庭の約80%は、生活保護レベル以下の年収で生活しているという実態であります。


 この4月から給付される1人月額1万3,000円の子ども手当は、所得制限なしですべての子供に支給されます。母子家庭への特別の計らいがあるわけではありません。市が単独で行っている福祉年金は、年額2万円と額は少ないわけですが、本当に困っているところを助ける温かい制度であります。近隣の加東市、三木市では存続を決めていると聞いております。ハートフルシティ小野市としてこれまでどおり弱者に優しい施策の継続を求めて討論といたします。


 議員各位のご賛同を心よりお願い申し上げます。


○議長(川名善三君)  これにて討論を終結いたします。


 これより、議案第22号を採決いたします。


 本案に対する委員長報告は、可決であります。


 本案は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。


 確認のためしばらくお待ちください。


                 (「起立多数」)


○議長(川名善三君)  起立多数であります。


 よって、議案第22号は、原案のとおり可決されました。


 次に、議案第17号から議案第21号、議案第23号から議案第30号まで及び請願第1号の以上14件については、討論の希望はありませんので、これにて討論を終結いたします。


 これより14件を一括して採決いたします。


 本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(川名善三君)  ご異議なしと認めます。


 よって、議案第17号から議案第21号、議案第23号から議案第30号まで及び請願第1号の以上14件については、原案のとおり可決されました。





          〜日程第4 議会改革特別委員会審査報告〜





○議長(川名善三君)  次に、日程第4、議会改革特別委員会審査報告であります。


 平成21年3月26日の第359回市議会定例会において、議会改革特別委員会を設置し、審査を付託いたしました議会改革及び議員定数について、審査の報告がありましたので、委員長の報告を求めます。


 議会改革特別委員長 井上日吉議員。


                (井上日吉君 登壇)


○16番(井上日吉君)  議会改革特別委員会のご報告を申し上げます。


 昨年3月の第359回市議会定例会におきまして、9名の委員で構成する議会改革特別委員会が設置され、私と吉田成宏委員が当委員会の正副委員長にそれぞれ互選されました。


 当委員会は、約1年をかけ、議会改革及び議員定数について、委員会を11回開催し、また、全議員で構成する議員協議会を2回開催するなど、さまざまな視点・論点から議論に議論を重ねてまいりました。


 検討した結果につきましては、お手元の委員会検討結果報告書のとおりであります。


 ここで主なものをご報告いたします。


 まず、議員定数について。


 歴史的な国の政権交代や、これまでの地方分権の推進により、地方自治体が果たすべき役割、議員の果たすべき役割は、より一層重要とされています。


 また、地方財政は昨今の社会・経済情勢の悪化に伴う市税の減少や地方交付税の削減、また国の経済対策に伴う公債費負担の増加などにより、依然として厳しい状況が続く中、以前にも増して地方自治体の行政経営の手腕が問われてくるものである。


 我々議員としても、こうした社会・経済情勢を認識し、行財政改革の必要性を踏まえた上で、最小の経費で最大の効果を上げるべく、簡潔かつ効率的な議会運営を目指すことが、真に市民の負託にこたえることになると考えたことから、議員定数について議論を重ねたところであります。


 議会改革特別委員会において、1つに議員定数の根拠について、1つ、市民に与える影響について、1つ、議会の果たすべき役割と議員定数について、1つ、行政運営の効率化と議会の効率化についてなど、さまざまな視点・論点から議論を重ねた結果、議員みずからが厳しい状況の中に身を置くという姿勢を市民に示すことは重要であり、定数を2人削減し、16人としても、議員みずからが資質を高めることにより、議会の活性化は可能であるとの意見があった。


 また一方で、市民の要求は多種多様化しており、今後も絶えず変化し続ける社会ニーズに対応するために、ますます議会の持つ批判・監視機能の充実を図るためにも、現在の定数が望ましいとする意見があった。


 以上のことから、市民に開かれた小野市議会は、議員定数について、議会の意思決定を議場で採決することに決定した次第であります。


 次に、議会基本条例の制定について。


 議会基本条例は、地方分権にふさわしい議会のあり方を明らかにするとともに、さらなる議会の活性化を図り、もって小野市の豊かなまちづくりを実現することを目的として、小野市議会には158項目に及ぶ議員相互の申し合わせ事項、いわゆる紳士協定があります。まずはその158項目を厳守し、実行することが最も肝要である。もう一度言います。その158項目を厳守することが最も肝要である。今後、基本条例の制定に向け、議会運営委員会や各会派で基本条例を制定している市議会の視察等を行い、制定に至った経緯、背景、また必要性などについて、調査研究を引き続き行う。


 3つ目、各種委員会の委員報酬及び各一部事務組合議員の議員報酬の辞退について。


 小野市が設置する、国民健康保険運営協議会・環境審議会・民生委員推薦会・都市計画審議会・商工業振興対策審議会・国民保護協議会・防災会議から支給される委員報酬及び、関係市町の議員で構成される、北播衛生事務組合・播磨内陸医務事業組合・北播肢体不自由児機能回復訓練施設事務組合・小野加東環境施設事務組合・小野加東広域事務組合の一部事務組合から支給されている組合議員報酬については、「議員の職務の範囲内と考えられる」ことから、平成22年4月以降に発生する報酬については、全会一致でもって辞退することに決定をしました。


 なお、一部事務組合からの議員報酬の辞退については、組合議会を構成する関係市町の首長や議会に対して、ご理解とご協力を求めるとともに、各組合議会で協議を進める。


 その他検討結果につきましては、お手元の委員会検討結果報告書のとおりでありまして、委員各位のご精励とご協力に対し、深く感謝を申し上げ、議会改革特別委員会の報告とします。


○議長(川名善三君)  委員長報告は終わりました。





          〜日程第5 議員提出議案第1号〜





○議長(川名善三君)  次に、日程第5、議員提出議案第1号を議題といたします。


 議案の朗読を省略いたしまして、提出者より提案理由の説明を求めます。


 議員提出議案第1号 小野市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について、河合俊彦議員。


                (河合俊彦君 登壇)


○6番(河合俊彦君)  市民クラブの河合でございます。


 ただいま議題となっております議員提出議案第1号につきまして、提案者を代表して提案理由のご説明を申し上げます。


 議員提出議案第1号 小野市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定につきましては、議員有志のご賛同を得まして提案するものであります。


 つきましては、提案者を代表して趣旨のご説明を申し上げ、議員各位のご賛同を賜りたいと存じます。


 その内容につきましては、小野市議会の議員定数を18人から16人に改めるものであり、その附則において、この条例案は、公布日以後初めてその期日を告示される一般選挙から施行しようとするものであります。


 今回の提案に至った経緯を申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。


 地方財政は、昨今の社会・経済情勢の悪化に伴う市税の減少や地方交付税の削減、また国の経済対策に伴う公債費負担の増加などにより、ますます厳しさを増しております。


 こうした中、本市においても機能的かつ効率的な組織構築の推進を図るため、市長を初め当局が一丸となって、行財政改革に積極的に取り組んでいるところであります。


 我々議員としても、こうした厳しい社会・経済情勢を認識し、行財政改革の必要性を踏まえた上で、議員定数を削減することで、単なる予算の削減のみならず、議員みずからが厳しい状況の中に身を置くという模範的な姿勢を市民に示すことは重要であります。


 議員定数を削減しても議員みずからの資質を高めることにより、議会の活性化は十分可能であり、加えて最小の経費で最大の効果を上げるべく、機能的かつ効率的な議会運営を目指すことが、真に市民の負託にこたえることになると考えることから、議員定数を削減しようとするものであります。


 よって、次回の選挙が平成23年4月に予定されていることなどを考慮し、今期定例会に提案することになった次第であります。


 以上、簡単ではありますが、議員各位のご賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。


○議長(川名善三君)  以上で提案理由の説明は終わりました。


 ただいまの説明に対し、質疑の希望はありませんか。


 鈴垣 元議員。


○17番(鈴垣 元君)  提案理由の説明がただいまありましたけれども、抽象的な表現であって、具体的にこの定数を削減することが議会改革の推進にどう関係してくるのかというところの説明が、私は期待しておりましたけれども、聞かれませんでした。そこの点、もう少し具体的に説明をいただきたいと思います。


 それから、財政的なことを言われておりました。定数が2名減ることによってどれくらいの経費削減になるのか、どのような試算をされておるのか、それを聞きたいと思います。


 それから、今の討論の中ではなかったかもわかりませんが、市民の声が定数削減を求めているというようなことが議会改革特別委員会の中でも言われたわけなんですけども、どこでどういう市民の声があったのかということについても……。


○議長(川名善三君)  鈴垣議員、今の提案説明に対しての質疑でお願いします。


○17番(鈴垣 元君)  ほんならそこのところは抜きます。


 以上です。


○議長(川名善三君)  ただいまの質疑に対し答弁を求めます。


 河合俊彦議員。


○6番(河合俊彦君)  定数についてですけども、18人、16人の話の中で、どれが正しい人数であるかということは、これはどちらにしてもはっきりした回答はないわけであります。そういったことを前提にして今の趣旨で申し上げましたとおり、行政の市税の減少、また交付税の削減というふうなことで、大変厳しいということは事実であります。そしてなおかつ市民においては、今の経済不況等を考えますと、生活が大変苦しい状況にあるという情勢の中で、議員としてどうあるべきかと。これは、正しい解答はないと思っております、私自身。ただし今の情勢を考えると、市民に対してこういったことを議員みずからがそういう姿勢を示すということに大変大きな意義があると考えておりまして、そうした意味で提案をさせていただいたつもりでございます。以上です。


○議長(川名善三君)  答弁終わりました。


 再質疑はありませんか。


 鈴垣 元議員。


○17番(鈴垣 元君)  少なくとも提案するに当たっては、自分なりの理由がきちっとなけらねばいかんと思うんです。全くそこのところが感じられないわけです。


 それから、先ほどちょっとお尋ねした、定数2名が減になることによってどういう経費削減になるのか。大体そのことはつかんだ上で提案されとるんだと思いますけれども、ご答弁をお願いします。


○議長(川名善三君)  再質疑に対し答弁を求めます。


 河合俊彦議員。


○6番(河合俊彦君)  金額的なことをおっしゃった、どういうことがあるのかと。これはもう議員本人さんがよく御存じのはずでございます、報酬は決まっておりますし。ということから考えますと、おのずと経費がこれだけ少なくなるということは、当然ご承知のはずでございますので、私から答弁することもないと思います。以上です。


○議長(川名善三君)  答弁終わりました。


 再々質疑はありませんか。


○17番(鈴垣 元君)  やめます。


○議長(川名善三君)  鈴垣 元議員の質疑は終わりました。


 ほかに質疑はございませんか。


               (「なし」と呼ぶものあり)


○議長(川名善三君)  議員提出議案第1号についての質疑の希望はありませんので、これにて質疑を終結いたします。


 ただいま議題となっております議員提出議案第1号についてお諮りいたします。


 本件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論・表決に入りたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(川名善三君)  ご異議なしと認めます。


 したがって、そのように決定しました。


 これより討論・表決に入ります。


 議員提出議案第1号 小野市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について、討論の希望がありますので、発言を許可いたします。


 鈴垣 元議員。


○17番(鈴垣 元君)  日本共産党の鈴垣でございます。


 私は、ただいま上程されております議員提出議案第1号 小野市議会議員定数条例の一部を改正する条例制定に反対をし、討論を行います。


 提案理由によりますと、議会改革を推進するために小野市議会の議員定数を現在の18人から16人に2名削減するということでありますが、私は議会改革の意味を取り違えていると思います。


 この件につきましては、当議会では昨年5月より議会改革特別委員会を設置し、その中でも種々議論されてきたところですが、定数削減を主張する委員の皆さんの主たる理由は、一つは、小野市は職員数を県下最も少ない人数でやっているので、議会もそれに対してこたえていかなければならないということとか、経費削減のために定数を削減すべきだということとか、インターネットなど情報網が普及したことより、市民の意見や要望が得られやすくなった。だから定数を削減してもいいということとか、市民から削減せよという声があるなどが主な理由でございました。


 私も委員の一人として委員会の中で定数削減に反対する理由を種々述べてまいりましたけれども、改めてここで議員定数削減に反対する理由を述べて、議員各位の再考を促したいというふうに思います。


 ご承知のように、議員定数は地方自治法第91条で定めておりまして、人口5万未満及び2万以上の町村で26人を上限と定めております。小野市の場合、現在既に26人の上限に対し18人と、70%弱に減員しております。しかもこの18人に減員したのはこの前の選挙前、3年前であります。改選からまだ日もたっておりません。今、全国でインフルエンザのように議員定数削減が広がっておりますけれども、この動きに対しまして、専門家・有識者の間からは、議員数を削減するのが善で、法定数どおりの議員数としているのが適切でないかのような印象を与えております。議員が減れば批判・監視機能や広く住民の意思を反映させる代表機能が確実に低下するのに、数値としてこれを表示できないため、議員数の減少によって浮く金額に目がとられたり、減少した議員数でも議会が運営できるからとして、弊害が生じないかのような印象を議員や住民に与えておるが、こうした結果は最終的には住民自身がマイナスを受けるのではないか、危惧している。こういう疑問を呈しております。


 また、熊本県水俣市議会で議員定数削減が議題となり、参考人として呼ばれ意見を述べた鹿児島大学の小栗教授は、法に定められた定数は地方議会が守るべき基準であるとして、地方行政の減量化、効率化という観点からのみ議員定数削減を取り上げることは問題だ。削減が進めば議員の住民離れが進み、議会審議が低調となり、議会と執行部のなれ合いや横からのチェック・監視機能が希薄になると指摘されております。


 こうした指摘は、私のこの15年間にわたる議員活動を振り返って、十分納得できるものであります。しかし、さらに次の点を強調しておきたいと私は思います。


 1つは、議会は、市民の代表によって構成されるという観点からいきますと、年齢層、性別、職業、各地域から満遍なく選出された議員で構成されることが望ましいとされております。特に小野市の場合、女性議員はゼロです。異常な議会と言ってもおかしくありませんが、定数削減によって一層議会に出にくくなるということは間違いありません。


 2つ目は、常任委員会は、所管事項を絞って本音で議論できる重要な場ですけれども、最低構成人数は6人から7人と言われております。小野市議会は現在の18名でもぎりぎり6名であります。審議は不活発と言わざるを得ません。削減となれば構成できない状況も生じてくるというふうに思います。委員会を減らして2つにしたらどうだという意見もありますけれども、所管事項がふえるために、委員会本来の専門的・効率的な審議ができにくくなるのは確かであります。人口5万の市で常任委員会2つは論外でしょう。


 3つ目は、インターネットや広報紙、市長への手紙などによって情報が得られやすくなり、議会の役割が縮小していると意見があります。しかし一方で、地方分権の拡大や市民ニーズの多様化、事業内容の複雑化等によって監視機能や高度な意思決定機能など、議会の議決機関としての役割は一層重要になってきております。


 4つ目は、不況の折、先ほど提案理由でもありました、経費節減のためという意見もあります。平成20年度決算から私は試算してみました。一般会計決算に占める議会費は1.02%であります、平成20年の決算です。議員2人削減した場合、どれだけ節約になるか。議員報酬、手当、政務調査費、常任委員会行政視察費、全部入れて1,667万6,000円であります。一般会計決算に占める割合は0.0009%であります。言い方は適切でないかもしれませんけれども、たったこれだけの経費節減のために、これまで述べてきたような議会の機能を弱めていいのか、これが市民のためになるのかいうことが問われていると私は思います。


 しかし一方で、先ほど提案理由でもありましたように、今、非正規雇用が常態化して、年収が減り、消費が減り、中小事業者・業者の仕事が減る悪循環の中で市民生活も圧迫されてきております。議会議員も痛みを感じよと言われる市民のお気持ちはよくわかります。それなら議員報酬、手当の1割カットを断行すべきだと私は提案いたします。議会の機能を落とすことなく、経費節減の声にこたえる、これが今我々の側から提案すべきことではないでしょうか。小野市の議員報酬、この北播の中でも一番高い、同規模の市の中で一番高い議員報酬であります。私は下げるべきであるというふうに思います。


 最後に、議会改革とは議員定数を減らすことではないということについて、地方自治の二元制に基づく議会の役割、これをきっちり果たすことだと、私は議会改革とはそういうことであるというふうに思っております。執行機関の長である市長と議決機関の議会議員は直接市民から選ばれております。強力な執行権を持つ市長に対して、対等の立場でちゃんとチェック機能を果たさなければなりません。少数になるほどそれはできないんであります。議会みずから定数削減を発議するなど、私は議会の自殺行為だと思います。


 以上、まだまだ述べたいことはありますけれども、時間もとりますのでこの辺で置きます。本日報告のあった議会改革特別委員会やそれを受けての議員総会では、議会の役割を考えると、議員定数の削減はすべきでないという意見が約半数占めました。本日の表決に当たっては、迷うことなく、自分の信ずる態度を表明をされんことを願って、私の討論といたします。


○議長(川名善三君)  次に、松井精史議員。


○15番(松井精史君)  明政クラブの松井でございます。


 ただいま議題となっております議員提出議案第1号 小野市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について、賛成の立場から討論をいたします。


 地方自治における議会が果たす役割の重要性に思いをいたすと、議員定数削減に対する反対の意見も理解できます。しかしながら、地方財政は社会・経済情勢の悪化に伴う市税の減少や地方交付税の削減、また国の経済対策に伴う公債費負担の増加などにより、依然として厳しい状況が続いております。これは言いかえれば行政だけでなく、市民の生活環境も大変厳しい状況にあるということです。


 我々議員は、絶えず市民の目線に立ち、こうした厳しい社会・経済情勢を認識をし、議員みずからが厳しい状況の中に身を置くという模範的な姿勢を市民に示すことは、大変重要なことであります。


 市民のニーズは、総論的に議員数を削減する方がよいという意見であり、削減こそが市民の民意であります。議員定数を削減し、最小の経費で最大の効果を上げるような議会運営を目指すことが、真に市民の負託にこたえることになると私は考えます。


 国政におきましても、歴史に残る政権交代がありました。時代は大きく、しかも目まぐるしく変わろうとしています。そのような時代の流れの中において、小野市議会も議員定数を削減する。この英断の場に議員として立ち会うことは、議員冥利に尽き、何よりも幸せに思うところでございます。


 賛成の立場から趣旨のご説明を申し上げ、議員各位のご賛同を賜りたいと存じます。


 以上、私の賛成討論といたします。


○議長(川名善三君)  次に、竹内 修議員。


○5番(竹内 修君)  公明党の竹内 修でございます。


 私は、市議会議員定数条例の一部改正について、賛成の立場で討論をいたします。


 昨年3月26日に発足した議会改革特別委員会において、小野市議会公明党は、12回にわたる協議の場で、聖域なき改革を主張してまいりました。我が小野市議会も開かれた議会として、地方分権、地方主権の流れの中で、地方政府の構築という観点から、議会本来の仕事である執行機関の監視・承認、政策立案機関としてさらなる市民の負託にこたえていかなければなりません。


 また、議員一人一人の仕事や責任もこれまで以上に大きくなることから、議員個人としても議会機能を高めていくために、一層研さんに励み、能力を高めていくことが強く望まれるところであります。そこで勘違いをしていけないのは、意見を言われないと審議していないような錯覚、またチェックをしていないような錯覚、これは本来の監視機能とは違ったものではないかなというふうに思っております。


 一方で、当市においては徹底した行財政改革に取り組んでいただいております。財政上の改善は、目標額を上回ると伺っております。この厳しい経済情勢のもと、当市の財政を取り巻く環境もさらに厳しさを増しております。さらに国の三位一体改革に伴う地方交付税の削減幅は、予想を上回るもので、これまで以上に市民や市職員に痛みを伴うものとなることが予想されます。


 このような環境の中で、市民の方々の声や議員本来の役割などを考えると、議員定数を18名から16名に、2名削減することは、時代の趨勢と考えます。


 今回の議員定数削減の提案は、単に議員定数を2名削減し、行革に協力したいということだけではなく、当市全体を見据えたこれからの議会や議員のあり方を再構築するものとして、議会及び議員にも痛みを伴った改革の第一歩であり、そのような覚悟で賛成するものであるということを申し添え、私の賛成討論といたします。


○議長(川名善三君)  これにて討論を終結いたします。


 これより、議員提出議案第1号を採決いたします。


 本案は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。


 確認のためしばらくお待ちください。


                 (「起立多数」)


○議長(川名善三君)  起立多数であります。


 よって、議員提出議案第1号は、原案のとおり可決されました。





     〜日程第6 各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書〜





○議長(川名善三君)  次に、日程第6、各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査に関する件について、それぞれの委員長より会議規則第98条第1項及び第2項の規定により、お手元に配付いたしております一覧表のとおり、閉会中の継続調査をしたい旨の申し出がありました。


 お諮りいたします。


 各常任委員長並びに議会運営委員長より申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続調査に付すことに決定してご異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(川名善三君)  ご異議なしと認めます。


 したがって、各常任委員長並びに議会運営委員長より申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続調査に付すことに決定しました。





                 〜閉 会 宣 告〜





○議長(川名善三君)  これにて、本会議に付議された案件の審議は、全部終了いたしました。


 よって、今期定例会は、これにて閉会いたします。





                 〜議長あいさつ〜





○議長(川名善三君)  閉会に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。


 今期定例会は、29日間にわたり終始慎重にご審議いただき、ここに全議案を滞りなく議了し、閉会の運びとなりましたことは、市政のためまことにご同慶にたえません。ここに議員各位のご精励に対し、深く敬意を表する次第であります。


 特に予算特別委員会につきましては、長時間にわたって慎重な審査を賜りましたご精励に対し、深く感謝を申し上げる次第であります。


 また、先ほどは、議員みずからが議員定数を削減する条例提案がなされ、賛成多数で議員定数を16人とする歴史的な英断がなされました。今後とも開かれた議会を目指し、さらなる議会の活性化、円滑な議会運営に皆様方の一層のご指導、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げる次第であります。


 また、市長を初め市当局各位におかれましては、真摯なる態度で審議にご協力いただき、感謝いたしますとともに、その過程で述べられました議員各位の意見等につきましては、今後の市政執行に十分反映されますよう希望するものであります。


 間もなく新年度を迎えるわけでございますが、議員各位並びに市長を初め当局の皆様方におかれましては、健康に十分ご留意いただきまして、市政伸展のため一層のご活躍を賜りますようお願い申し上げます。


 終わりになりましたが、報道関係各位のご協力に対し、厚く御礼を申し上げまして、まことに簡単粗辞ではございますが、閉会のあいさつといたします。ありがとうございました。


 それでは、市長より閉会に当たり発言の申し出がございますので、お受けいたします。


 市長。





                 〜市長あいさつ〜





○市長(蓬莱 務君)  本日ここに29日間にわたる第365回市議会定例会が閉会されるに当たりまして、一言お礼かたがたごあいさつを申し上げます。


 議員各位には、今期定例会に上程しておりました平成22年度各会計当初予算を初め、平成21年度会計補正予算、条例の改正など重要議案につきまして、終始熱心かつ慎重にご審議を賜り、いずれも原案のとおり可決ご決定をいただきました。心から厚く御礼を申し上げます。


 また、今期定例会では、新年度当初予算の審議に際しまして、特別委員会を設置していただき、連日にわたり熱心にご審査を賜りました。そのご精励に対しまして、改めまして衷心より敬意を表したいと存じます。


 ご決定いただきました新年度予算でありますが、厳しい経済不況の中、市税収入におきましては対前年度比で5.3%のマイナス、金額にして約4億円もの減収となり、予算編成に大変苦慮したところであります。しかしながら、このような時期だからこそ、あえて市民の目線に立って、安全・安心、そして子育て支援、教育、環境、地域の活性化の5つのキーワードにより、50件もの新規事業を含む実質7.4%増となる2年連続の積極型予算を編成いたしたところであります。


 こうして積極的に事業を展開してまいりますが、預金に当たる基金の残高は決算ベースで69億円を確保し、地方債いわゆる借金の残高につきましては、6年連続で減少となる139億円を見込んでおります。この金額は、ピーク時の平成16年度、エクラホールの建設時でありました、当時の177億円から見ますと、実に20%以上の大幅ダウンになります。


 さらに、将来負担すべき実質的な負債、借金の割合を示す将来負担比率は、兵庫県下29市中第1位の低さで、それも唯一1けた台の数値であり、借金を将来の子供たちに残さないと、このような意味で財政の健全性にも配慮した予算となっておりますことは、既にご承知のとおりであります。


 一方、参考までに国に目を向けてみますと、平成22年度末のいわゆる国債残高は637兆円にも膨れ上がり、国民1人当たりに直しますと4人家族で約2,000万円の借金を抱えている計算になります。また、国と地方を合わせると借金の残高は862兆円にもなり、アメリカやイギリス、フランス、ドイツなどは、いずれも国内総生産のGDPを下回っているのに対し、日本だけはGDPの約2倍になり、主要先進国の中で最悪の水準でありますことを申し添えておきます。


 さて、会期中議案の審議に際しまして、また一般質問等を通じまして、11人の議員の方々からご意見並びにご提言を賜りましたので、総括として順に簡単にお話をさせていただきます。


 まず、小野クリーンセンターの今後についてでありますが、好むと好まざるとにかかわらず老朽化が進み、建てかえの時期がやってまいります。場所の問題等、クリアすべき課題は多々ありますが、加東市に対して応分の負担を求める考え方であります。このようないわゆるクリーンセンター施設というのは、早くから今後の見通しについて両市の合意を得るよう、そして住民の理解を得るように先手管理でやっていくことが非常に重要なことでありますこともつけ加えておきます。


 また、住民基本台帳の交付手続の簡素化についてでありますけれども、こういった類の交付手段手続というのは、迅速性よりも正確性が求められるというものでありますので、市民の皆様のご理解を求めてまいりたいと考えております。


 そして、活性化計画を踏まえた下東条地区の将来のまちづくりについてでありますが、誇りや愛着という思いをはぐくむために、新たな活動拠点の整備を進めてまいります。まさに下東条地区の悲願であります。


 先日、地域づくり協議会主催の実践発表会が開催され、私も講評させていただきましたが、市民の皆様方の活発な活動にただただ感心するばかりで、感動すら覚えたところであります。まさに小野市の強みはここにありと。市民力がどう醸成されてきたか。これが小野市の持ち味であり、強みであると、このように意を強くしたところであります。


 また、ご承知のとおり粟生駅では、地元産食材によるカレー等によるシルキーウェイ「あわの里」、河合西駅では手打ちうどんの「太閤の渡し」、小野町駅ではそばどころの「ぷらっときすみの」が大繁盛しているところでもあります。まさに駅は、切符を売るところではないと。地域のコミュニティーの場である。この理念の実践とともに、市民みずからが自分たちのまちをどう変えていこうと、このような成果のあらわれであると私は確信をいたしております。


 昨日、お休みでございましたけども、本当に多くの方がシルキーウェイ「あわの里」にご参集いただき、もう食材が売り切れというような状態になっておりました。こうしたにぎわいづくりがまさに地域の誇りづくりとなり、そして郷土を愛する愛着づくりへとつながっていくものと確信しております。


 にぎわいづくりが誇りづくり、誇りづくりが愛着づくり、これこそが小野市の持つ一つの大きな指針であると、このことを常々何回となく申し上げているところであります。その点において、下東条地区が元気なふるさととなるように、地域の皆様が主体となっているこの取り組みを支援してまいりたいと思います。


 次に、まさに市の命運をかけるといいますか、全国でも初となる、大学と2つの市が一緒になってチャレンジをしようとしております北播磨総合医療センターに対する件であります。市からの負担金についてということでそれぞれご質問いただきました。その考え方でありますが、現時点では繰り出し基準どおりに負担し、将来における統合病院の経営状況によって、必要となればその必要な分を負担するというのが基本的な考え方であります。


 ここでは再度の説明を省略させていただきますけれども、監査法人のお墨つきをいただいた、いわゆるFS(フィージビリティスタディ:予備調査)、試算によりますと、今後の市の負担は基本的に現状と同じ金額、すなわち現在の市民病院に対して投入している金額に対してほぼ横ばいを維持するという説明もさせていただきました。これにはいろんな条件が重なってまいります。これからが本番であります。冠たる医療圏をつくり、冠たる将来において市民が満足し得る医療拠点をつくるために、全員が一致してこれにチャレンジをしていくことに対して特に議員の皆様のご支援を賜りたいと、このように思っております。


 変化の厳しい教育環境への対応についてでありますけれども、問題行動の件数が全国平均や県平均よりも小野市の場合は非常に少ないという、この現状を説明させていただきましたが、このことは小野市が取り組んでまいりましたあらゆる教育行政の成果であり、とりわけ脳科学に基づく16か年教育の成果であると、このように考えております。


 警察署の新設による安全安心パトロールへの影響については、警察署ができるかできないかという前に、我々としては設置要望を3度にわたって書面で提出してきました。このことと安全安心パトロールとは全く違う概念であります。私たちは警察署の設置とは別に、小野市独自のまさにニッチな世界、すき間の世界を埋める市民活動というのか、市の行政の安全に対する明快な指針を示すと、これが小野市の安全安心パトロールの基本理念であります。


 そういう中で、都市化の進展に伴う治安強化のために、そのような新設を要望するのであっても、警察とのすみ分けにより安全安心パトロールの機能は何も変わりなく、その使命と役割を淡々と果たしていくということであります。


 特にこの件につきましては、安全安心パトロール、警察官OBによる7台のパトロールカーにおける日誌を見ますと、本当に市民の目線に立って、ありとあらゆることにつきまして、事細やかにその役割を果たしているということが顕著にあらわれているところであります。


 この件につきましては、2年間にわたり県警から来ていただきました三串市民安全部長に、本当に敬意を表するところであります。


 次に、農業の戸別所得補償制度につきましては、政府には安易な方針の転換は避けていただきたいのでありますが、見える成果が出ていない農業の現状を考慮いたしますと、流通ルートや価格体系が抜本的に変わらない限りは、市の公費まで投入するメリットはないと判断をいたしております。しかし、農業を取り巻く環境は待ったなしであります。農業が活性化する前に担い手をどう確保していくか、小野市の集落営農の取り組みをどう活性化していくか、本当に大きな大きな課題であります。今後も非常に不本意な農業を取り巻く環境ではありますけれども、市独自に何ができるか、これをさらに追求していかなければならないと、こんな思いであります。


 私の場合は、特に自分も農家で育ったと、こんな思いでふるさとに帰ってきただけに、その思いというのは本当に切実な思いがあります。一度も農業を経験していない人よりは、少なくとも理解はいたしておるつもりであります。農業の活性化以前の問題で、だれが農業を継ぐのか、もう待ったなしという状況を私は切実に感じているところであります。


 インフルエンザ菌b型ワクチン、いわゆるHibワクチンの接種への助成については、財政が非常に厳しい状況でありますけれども、所得制限を盛り込むのかどうかを検討した上で、助成に対しては前向きに取り組んでまいりたい。基本的には接種への助成を行うということであります。どのような条件下で行うことが一番望ましいか。いわゆる何でもかんでもばらまき行政でいいとは思っておりません。小野市の場合は中学3年生まで医療費は完全無料化であります。それに加えて真に小野市の政策が市民にどう理解されるか、そのために私たちはどうあるべきかということを考える中で、十分に審議をした上で、熟慮した上で、前向きに取り組んでまいりたいと考えております。


 市民病院の経営状況については、先般、北播磨の5病院の病院協議会というものを開催させていただきました。その中でも出ましたが、本当にどこもが赤字でございます。全部で31億円を超える赤字が見込まれます。また市民病院での一つの事例として、スタッフの意識改革をほんの少し実行するということだけでも病床利用率の軒並み上昇といった見える成果が如実にあらわれたというお話もさせていただきました。病院が赤字だからといってあきらめるわけにはいかないのです。新病院ができるまで何としてでも小野市の市民病院を存続させ、そしてその経済効果というものをはっきり出して、どうやって好転させるか。これを今後積極的に進めてまいりたいと思っております。


 兵庫県住宅再建共済制度、いわゆるフェニックス共済についてでありますが、コミュニケーション不足が叫ばれている現代社会におきまして、この制度への加入促進がある意味ではコミュニティー再生の一助となると考えております。このフェニックス保険、井戸知事が本当に積極的に提唱され、何としてでもその加入率を上げようという中で、北播磨の中では小野市が一番加入率が高いです。しかし、小野市の目標はもっと高いところにあります。今、小野市の町の中でも、50%以上を超える加入率を誇っているところもあれば、わずか10%以下のところもあります。この格差をみんながいざというときに本当に助け合うことができるような、そのような加入率にするように皆様方にも特にご支援をお願いしたいと思います。


 あの佐用町の災害時、フェニックス保険が一つの大きな成果を上げたことは、既に皆さん方もご承知のとおりであります。小野市は明快にその加入率を高めるということに努力をしてまいりたいと、このように思うところであります。


 長年の懸案事項でありました黒川西地区の整備についてということに関連いたしまして、大池を渡る木製の橋をつくるといった夢のようなお話もさせていただきましたが、これは絶えずあの大池という財産も含めまして、本当に市民が身近に大池公園へ行けるような、何も鉄筋コンクリートで多大な金を使わなくても、多可町に協力していただければ、あそこの木材を安価に提供していただいて、そして黒川西地区が整備されれば、ウオーキングを兼ねて、ハートフルウォーキングをやっている小野市でございますから、歩いて行けるように、そんな夢もあってもいいんじゃないかと。あんまりぎすぎすして、不景気、不景気とばっかり言うんじゃなくて、小野市は5,000発の花火を上げているわけですけど、その木橋を渡りながら花火を眺めるというのも、これまた風情がある一つの側面ではないかと、こんな余計な脱線をいたしておりますけども。


 まあ実現不可能と思われますけれども、今放送中の、大河ドラマ「龍馬伝」、その主人公である坂本龍馬のように、さまざまな困難な局面に遭遇しても必ず解決策はあると信じて、窮地は知恵で救えると、失敗ではない、試練であると、絶えずポジティブに行動したい、そう思っております。


 今の政権交代があるなしにかかわらず、今本当に国家というものに対してどう考えるのか、そういうような思いを込めて、少なくとも小野市議会と小野市は違うんだと、そんな思いでひとつ頑張ろうではありませんか。


 先ほどお話ししましたけども、まさにゼロベースであらゆることを前向きに、ポジティブにとらえて行動してまいりたいと考えております。


 以上、ご意見等を簡単にまとめさせていただきましたが、これらの趣旨につきましてはこれらを真摯に受けとめ、今後の市政運営に生かしてまいる所存であります。


 さて、議会改革特別委員会の報告にありました各種委員会の委員報酬及び各一部事務組合の議員報酬の辞退について、議員みずからがそういった仕事に対する報酬というのは、議員の職務の一つであると、このように考えられたということは、私は大変高く評価をいたしております。


 加えて、先ほど議員定数を18から16にするという条例改正案が可決されました。議員みずからが議会改革特別委員会を1年前に設置され、10数回もの委員会を重ねられて、そして本日議員提案され、可決に至りました。議員各位のそのご英断に対して、本当に敬意を表するところであります。


 議員定数削減は、少なくとも私に届いている市民の声を反映していると私は考えております。何がポイントなのか、これは経費節減もあるでしょう。それから議員活動の一環として、皆さん方の反対討論、賛成討論の中にもありましたけれども、議員の果たすべき役割ということもあるでしょう。しかし、要は意識改革であります。意識改革なくして行動なしということであると私は信じております。議会もそして理事者側も改めてこの意識改革なくして行動なしというキーワードをかみしめる必要があるのではないかと、そのように思うところであります。


 一方、市の職員も同じでありまして、病院、消防を除く職員数は284名、昨年比6名減となりまして、市民100人当たりの10万人以下の都市では、兵庫県下で最少と。具体的に申し上げますと、職員数は市民100人当たり0.569人、昨年は0.583人でした。このように数値でもってきちっと把握をし、職員の少数精鋭を図っていくということであります。


 そのような中で、この世界的な経済不況下で、絶えず自己変革をしなければ生き残っていくことができない状況であるのは言うまでもありません。給与カットというような小手先のやり方ではなくて、職員数もそしてまた議員数も見直しをしていく中で、いかに総人件費を減らすかということで、モチベーションを下げないで総人件費をどう減らしていくか、これこそが小野市のまさに行政経営であります。これはより高度でより高品質なサービスをいかに低コストで提供していくかという、まさに実践であります。それを追求することが行政の使命であります。


 これらの成果につきましては、先般発表されました財団法人の関西社会経済研究所によります「自治体行政の生産性に関する研究」ということが大変分厚い報告書として出ております。財団法人関西社会経済研究所「自治体行政の生産性に関する研究」、これを見ますと小野市の評価は、全国順位でいいますと780市中、この後2つほど市がふえてますので実際は782ということだと思いますが、そのときのデータは780市中、小野市は16位と上位に位置されております。これは先ほども言いましたように、いろんな行政の手法あるいは行政活動、そしてまた、例えば税金の徴収システムとか、あるいは民間委託等のいわゆる委託業務の実施率とかあらゆる件につきまして、全国標準で評価されております。


 いろんな見方はあるでしょう。しかし、結果としてそのような形で780市中16位に位置する小野市ということで、そういった行政の評価といったことがあらわれていることについても、職員が一生懸命やっているその成果を自分たちで共有しながら、そしてこれからの行政に生かしていくという、これもまたリーダーとしての私の使命であります。給与をカットしてただ減らせばいいという、そういうものではなくて、いかにモチベーションを持ち続けるかという、そして小野市の場合は方針管理制度というインセンティブ給を導入いたしております。やっぱり頑張る人には頑張る人として、その人たちに対する明快な評価というものをしていくということであります。何も成果だけがすべてではありません。しかし、見える成果ということについて、明快に目標を定めるという、そのような方向性は決して間違ってはいないと、このように思っております。


 現在、日本の人口のうち65歳以上の老齢人口は22.9%を占めております。さらに2050年には人口は9,500万人ということであります。今1億2,700万人ですね。これが9,500万人まで減少するというように予測されています。そのときの老齢人口は約40%になるという予測があります。


 また、昨年における年間の完全失業率というのは5.1%で、前年に比べて1.1ポイントの上昇となっておりまして、この上昇幅は過去最大であります。


 このように大変厳しい時代に既に突入していますが、私が何回も申し上げております、今まではこうであったという前例を踏襲することなかれ、かくあらねばならんという固定観念にとらわれることなかれ。そういう思いでもって熱き心と強い気持ちで小野市の持ち味を存分生かしながら、さらなる飛躍と変革に向けて議員の皆さんとともにチャレンジし続けてまいる所存であります。


 それらを具現化するための平成22年度、この4月1日に発表いたします市長方針は、さらなる見えるマネジメントの実践であります。それは、顧客満足よりもう一歩発展した発想で、市民に満足を超えた感動を与えるサービスを提供する、いわゆるカスタマー・ディライト、顧客感動、顧客イコール市民に感動をいかに与えるか、その追求であります。もう一つは、より高度でより高品質なサービスをいかに低コストで提供し続けるかということに対する市民からさらなる信頼を得て、小野市への愛着を深めていくというカスタマー・ロイヤルティー、いわゆる顧客イコール市民の愛着度の向上を目指してチャレンジするという方針であります。


 今までは小野市が行っていることに対して見えるマネジメントをする。MMの実践でございますが、それをさらに深化させる。「しんか」っていうのは2つあります。1つは進む化であります。1つは深く変化の化であります。私たちは深く掘り下げる。見える成果を深く掘り下げるというその小野市の深化に向かって、平成22年度のMMの実践、いわゆる見えるマネジメントを方針と上げさせていただきます。


 方針管理制度は皆さんご承知のとおりであります。各部の方針実行書というのをつくりましてプラン・ドゥー・チェック・アクションのPDCAのマネジメントを回しながら、そしてその実行書を方針体系化した体系表にまとめて、そしてその進捗管理を展開していくという、小野市独特のそのような行政手法であります。幾ら抽象的な方向性を示しても、具体的な手法、具体的なツール、ドゥーというものをどう持っていくかということが今の行政に欠けているんであります。行政も、そしてまた国家もそうでありましょう。


 ゼロベースの発想というのは10数年前に言いましたけれども、今やっとそういうふうな話が出てきておりますし、このプラン・ドゥー・チェック・アクションのチェックという検証という機能なくしては、国家、そしてまた市の行政も成り立たない。市民はそれほどばかではない。きちっとやっぱりその成果を見ているということでありますので、そういった面ではこの議会において新たな予算にチャレンジをし、そして新たな体制で臨んでいくという議会改革と、そして行政の私たちの持つポテンシャルを、この北播磨の中で冠たるものにするという決意をもって、私の今回の議会に対するごあいさつにかえさせていただきたいと思います。


 議員各位には今後も健康に十分ご留意をされまして、市政発展のためにさらなるご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、強い意識と強い信念を持って、まさに目標に向かって前進あるのみという決意を新たにして、ごあいさつにかえさせていただきたいと思います。


 ありがとうございました。


○議長(川名善三君)  ご苦労さまでした。





                閉会 午後 3時05分