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兵庫県 小野市

平成21年第363回定例会(第4日12月24日)




平成21年第363回定例会(第4日12月24日)





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 │                                            │


 │       第363回小野市議会(定例会)会議録                   │


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 │              平成21年12月24日(木)(第4日)           │


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 │                 開  議  午 後 1時30分            │


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   第1 議案第68号〜議案第71号     各常任委員会審査報告、


      議案第75号〜議案第81号     同審査報告に対する質疑、


                        討論、表決


   第2 各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書





2 本日の会議に付した事件


   日程第1 議案第68号〜議案第71号   各常任委員会審査報告、


        議案第75号〜議案第81号   同審査報告に対する質疑、


                        討論、表決


   日程第2 各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書





3 議事順序


   開議(午後 1時30分)


   開議宣告


   議案第68号〜議案第71号


   議案第75号〜議案第81号


   各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書


   閉会宣告(午後 2時02分)





4 会議に出席した議員(17名)


   1番  藤井 玉夫


   2番  河島 信行


   3番  松本 哲昇


   4番  岡嶋 正昭


   5番  竹内  修


   6番  河合 俊彦


   7番  藤本 修造


   8番  山中 修己


   9番  加島  淳


  10番  松本 英昭


  11番  石田喜久男


  12番  川名 善三


  13番  藤原  健


  14番  掘井 算満


  15番  松井 精史


  16番  井上 日吉


  18番  吉田 成宏





5 会議に欠席した議員・説明員


  17番  鈴垣  元





6 議事に関係した事務局職員


   議会事務局長    安居 正敏


   議会事務局課長補佐 井岡  伸


   議会事務局嘱託職員 稲 恵美子





7 会議に出席した説明員(14名)


   市長        蓬莱  務


   副市長       井上 嘉之


   副市長       小林 清豪


   会計管理者     冨田  修


   総務部長      近都 正幸


   市民安全部長    三串美智也


   市民安全部次長   松尾 五郎


   市民福祉部長    松野 和彦


   地域振興部長    森本  孝


   市民病院事務部長  藤田 久好


   水道部長      小林 昌彦


   消防長       藤本 明弘


   教育長       陰山  茂


   教育次長      今村 義明








               午後 1時30分





               〜開 議 宣 告〜





○議長(川名善三君)  皆さん、こんにちは。


 それでは、これより4日目の会議を開きます。


 日程に先立ち、ご報告いたします。


 鈴垣 元議員は病気療養のため、本日の会議を欠席する旨の届け出がありましたので、ご報告いたします。


 それでは、お手元に配付いたしております議事日程に基づき、会議を進めてまいります。


 これより日程に入ります。





        〜日程第1 常任委員会審査報告〜





○議長(川名善三君)  日程第1、各常任委員会審査報告であります。


 去る12月16日の本会議において、各常任委員会に審査を付託いたしました議案第68号から議案第71号及び議案第75号から議案第81号まで、以上11件を議題といたします。


 本件について、審査の報告がありましたので、各常任委員長の報告を求めます。


 まず初めに、総務文教常任委員長 井上日吉議員。


              (井上日吉君 登壇)


○16番(井上日吉君)  総務文教常任委員会の審査の報告を申し上げます。


 当委員会に付託されました案件は、議案第68号から議案第69号、議案第75号から議案第76号及び議案第78号から議案第81号の以上8件でございます。


 委員会を去る21日に開催し、当局から詳しく説明を受け、その後慎重に審査を行いました。


 なお、議案第80号を審査する過程において、北播磨総合医療センターの経営管理者及び監査委員については、病院の事業の経営管理にすぐれた識見を有する者を選任し、将来にわたり安定した病院事業の経営が図られるよう努められたいとの意見があったことを申し添えておきます。


 審査の結果につきましては、お手元の委員会審査報告書のとおりでありまして、議案8件について、反対討論はなく、いずれも全会一致をもって可決すべきものと決定した次第であります。


 何とぞ議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、総務文教常任委員会の審査報告といたします。


○議長(川名善三君)  次に、民生保健常任委員長 岡嶋正昭議員。


              (岡嶋正昭君 登壇)


○4番(岡嶋正昭君)  民生保健常任委員会の審査のご報告を申し上げます。


 当委員会に付託されました案件は、議案第68号から議案第69号、議案第70号、議案第77号の以上4件でございます。


 委員会を去る21日に開催し、当局から詳しく説明を受け、その後慎重に審査をいたしました。


 議案4件を審査する過程において、特に指摘事項はなく、その結果はお手元の委員会審査報告書のとおりでありまして、反対討論はなく、いずれも全会一致でもって可決すべきものと決定した次第であります。


 何とぞ議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、民生保健常任委員会の審査報告といたします。


○議長(川名善三君)  次に、地域振興常任委員長 吉田成宏議員。


              (吉田成宏君 登壇)


○18番(吉田成宏君)  地域振興常任委員会の審査のご報告を申し上げます。


 当委員会に付託されました案件は、議案第69号、議案第71号の2件でございます。


 委員会を去る21日に開催し、当局から詳しく説明を受け、その後慎重に審査を行いました。


 審査の結果につきましては、お手元の委員会審査報告書のとおりでありまして、議案2件について、反対討論はなく、いずれも全会一致でもって可決すべきものと決定した次第であります。


 何とぞ議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、地域振興常任委員会の審査報告といたします。


○議長(川名善三君)  以上で、各常任委員長の報告は終わりました。


 ただいまの委員長報告に対して、質疑の希望はありませんか。


             (「なし」と呼ぶものあり)


○議長(川名善三君)  各常任委員長報告に対する質疑の希望はありませんので、これにて質疑を終結いたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております11議案について、これより討論・表決に入りたいと思います。


 これに、ご異議ありませんか。


  (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(川名善三君)  ご異議なしと認めます。


 したがって、そのように決定しました。


 これより、討論・表決に入ります。


 ただいま議題となっております11議案について、討論の希望はありませんので、これにて討論を終結いたします。


 これより、議案11件を一括して採決いたします。


 本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


  (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(川名善三君)  ご異議なしと認めます。


 よって、議案第68号から議案第71号及び議案第75号から議案第81号まで、以上11件は、原案のとおり可決されました。





   〜日程第2 各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書〜





○議長(川名善三君)  次に、日程第2、各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査に関する件について、それぞれ委員長より、会議規則第98条第1項及び第2項の規定により、お手元に配付いたしております一覧表のとおり、閉会中の継続調査をいたしたい旨の申し出がありました。


 お諮りいたします。


 各常任委員長並びに議会運営委員長より申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続調査に付すことに決定して、ご異議ありませんか。


  (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(川名善三君)  ご異議なしと認めます。


 よって、各常任委員長並びに議会運営委員長より申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続調査に付することに決定しました。





               〜閉 会 宣 告〜





○議長(川名善三君)  これにて、本会議に付議された案件の審議は、全部終了いたしました。


 よって、今期定例会は、これにて閉会いたします。





               〜議長あいさつ〜





○議長(川名善三君)  閉会に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。


 今期定例会は、25日間にわたり、終始慎重にご審議いただき、ここに全議案、滞りなく議了し、閉会の運びとなりましたことは、市政のためにまことにご同慶にたえません。ここに議員各位のご精励に対し、深く敬意をあらわす次第であります。


 特に、決算特別委員会の決算審査に当たり、長時間にわたって慎重な審査を賜りましたご精励に対し、深く感謝を申し上げる次第であります。


 今後も絶えず変化し続ける社会ニーズに対応するため、ますます地方みずからの判断と責任において行政運営を求められるようになってきております。今後とも議会機能充実のため、開かれた議会を目指し、議会の活性化、円滑な議会運営に皆様方の一層のご指導、ご協力のほどよろしくお願い申し上げる次第であります。


 また、市長を初め、市当局各位におかれましては、真摯なる態度で審議にご協力いただき感謝いたしますとともに、その過程で述べられました議員各位の意見等につきましては、今後の市政執行に十分反映されますよう希望するものであります。


 さて、いよいよ本年も残すところあとわずかとなり、寒さも一段と厳しさを増してこようとしておりますが、議員各位並びに市長を初め、当局におかれましては、健やかによき新春をお迎えくださるよう心から祈念いたしまして、閉会のごあいさつといたします。


 どうもありがとうございました。


 それでは、市長より閉会に当たり、発言の申し出がございますので、お受けいたします。


 市長。





               〜市長あいさつ〜





○市長(蓬莱 務君)  第363回市議会定例会の閉会に当たりまして、一言お礼かたがたごあいさつを申し上げます。


 先月30日の議会開会以来、議員各位には上程いたしておりました補正予算案を初め、条例議案、人事案件など、16件の議案について、また継続審査となっておりました平成20年度各会計の決算認定5件、合わせて21件の議案につきまして、慎重にご審議をいただき、いずれも全会一致でもって原案どおり可決、ご決定を賜りました。心から厚く御礼を申し上げます。


 今期定例会におきましても、一般質問等を通じまして、議員各位からさまざまな視点による貴重なご意見やご提言をいただきました。項目を上げますと、小野市水道ビジョンに基づく今後の上水道に関する整備計画について、市独自の生活支援策について、小野市での事業仕分けの必要性について、神戸電鉄粟生線の今後について、北播磨総合医療センターの開設に伴う看護師の養成について、漏水事故の対応について、新型インフルエンザへの対応について、コミュニティセンターの指定管理に関連した地域の自立について、後期高齢者医療制度についてなどでありますが、これらの趣旨を真摯に受けとめ、今後の市政運営に生かしてまいる所存であります。


 さて、年の瀬も押し迫り、ことしも残すところあと1週間となってまいりました。ことし一年の世相を漢字1字であらわす「今年の漢字」に、皆さん方も既にご承知のとおり、新しいという字の「新」が選ばれました。政権交代による新政権の発足、裁判員制度などの新制度の開始、新型インフルエンザなどの「新」にかかわる事柄が多かったことが主な理由であります。


 その「新」という文字にまつわる小野市の平成21年の主なニュースについて、幾つか紹介させていただきたいと存じます。


 まず、初めに、「新」成人の門出となる小野市の成人式が日本一に選出されたことであります。ことしの1月に開催した成人式が第9回成人式大賞2009において、念願の日本一であります成人式大賞に選ばれました。これは県下初でもあります。


 小野市の成人式は、16名の新成人の代表で構成された成人式実行委員会によって、みずからの手で企画から運営までをされておりますが、昨年及び一昨年とも準大賞ということで、悔しい思いをされてきました。しかし、準大賞でも高く評価されることは言うまでもありません。


 そして、ことしは世界に一つだけの手づくり成人式にしたいとして、新たにペットボトルのキャップの回収活動に取り組まれ、当初の予想をはるかに超える、実に11万個、ポリオワクチンにして138人分に相当するキャップを回収されました。まさに成人式そのものが世界に貢献する一歩を発信したわけであります。


 私が経営戦略の4つの柱として常々申し上げていることでありますが、まさに、そのうちのオンリーワンと成果主義における見える成果であります。実行委員のメンバーの方々は、あらゆる面でさぞかし苦労されたかと思いますが、この貴重な経験を今後の人生に大いに生かしていただき、未来の小野市を変えていく原動力として羽ばたいてもらいたいものであります。


 次に、「新」病院としての北播磨総合医療センターの基本構想及び基本計画の策定であります。この新病院は、小野市と三木市、両自治体の市民病院の単なる統合病院ではなく、神戸大学からの提案を受けて、三者がともに一丸となって病院運営を推進するということが大きな特徴であり、全国でも初の取り組みであります。これからの自治体病院はいかにあるべきかを将来に向けて見える形で示すという、全国的に見てもパイオニアとなり、あるいは今後の病院運営のモデルケースとなる、まさに大いなるチャレンジであります。


 PET検査とCT検査を同時に行えるがん診断装置、いわゆるPET/CTを北播磨で初めて導入するなど、安全で高度な医療を提供し、また、救急科を新設して、あらゆる救急患者を受け入れることができる万全の体制を整える計画となっております。


 先日、12月21日、三木市議会でも企業団規約、いわゆる一部事務組合に相当するものでありますが、この規約が可決されましたので、今後県の設置許可、予定では来年の1月の18日の予定になっております。受けた後に、来年の2月1日には企業団を開設し、患者にとっても医療人にとっても魅力ある理想のマグネットホスピタルを目指す新病院の建設に向けた本格稼働がスタートする運びとなっております。


 なお、現小野市民病院は、100床程度をリハビリ専用病院として想定し、かつ特別養護老人ホームとして60床程度を想定し、そして高齢者等に優しい一般診療も一部残して、そのような形にして、民間に有償で譲渡を考えております。既に小野市民病院に対して、その構想に賛同し、アプローチがなされておりますが、これも公平公正に小野市の魅力ある病院として新たな再生を図る予定であります。それは、新しい統合病院の、結果として受け皿となるということでもあります。リハビリプラス特養プラス一般療養、結果として、小野市に2つの病院を抱える、しかし経営は民と官が競い合うと。というよりは連携ネットワークをとって、そして北播磨の冠たる病院としてこの地域医療を守っていくという、そのような構想になります。


 まだまだ乗り越えなければならない課題というのは本当に山積をいたしておりますけども、何としてでもこの大いなるトライアルを成功に導いてまいりたいと、このように考えております。


 そして、3つ目といたしまして、「新」型インフルエンザで医療費が増大する中での、中学3年生までの医療費の完全無料化にことしの4月から、皆様方のご同意を得て、取り組んだことであります。


 これは所得制限を設けない、県下29市12町で最も充実した制度であり、他の市町に誇れる施策、あるいは小野市への愛着心が生まれる施策として高い評価を得ており、結果として、近隣自治体において人口が軒並み減少傾向を示している中、小野市だけは、現段階においては、微増ながらふえ続けている要因の一つになっているものであると考えております。


 制度実施後、3年が経過した時点で、経済情勢や、あるいは特にコンビニ受診の状況を検証し、継続検討とすることとしていましたが、財政厳しい状況ではありますが、だからこそ真に住民、市民が求めているのは何かをしっかりと見定めて、先日のこの本会議の場でも申し上げましたように、制度の継続実施を基本路線としてとらまえておりますことは既にご承知のとおりであります。


 こうした中で、先日、県が大々的にこども医療費助成制度を来年の平成22年度から創設すると発表されました。従来の県の医療費助成制度は小学校3年生までを対象とした一部負担金が必要であり、また所得制限もある、小野市のような完全無料化とは到底言えない不十分な制度でありました。


 今回の新しい県の助成制度が小野市の制度に近づくことになり、結果として、小野市の一般財源の負担は大幅に減少するのではないかと大変期待していたのですが、残念ながら、あっさりと裏切られたいう言葉はよくないと思うんですが、そうはなりませんでした。と申しますのは、県の新しい制度は小学校4年生から中学3年生までの児童または生徒の入院時のみを対象とし、やはり所得制限は設けたままで、現在3割負担となっている自己負担額の3分の1、つまり1割相当分だけを助成しようとするものであります。つまり、来年度から県の新しい制度がスタートしても小野市に住んでおられる方は中学3年生まで医療費は完全無料ということは何ら変わりません。従来と変わるのは、わずか1点、先ほどご承認いただいた補正予算を加えた今年度の市の単独助成に必要な一般財源は約1億6,600万円を計上しておりますが、県から市への補助金が結果的に240万円だけふえ、それにより一般財源が240万円だけ助かるということのみであります。小野市の市の職員の残業代にもならないということで、別に批判をしてるわけじゃないですが。きっと必ずや小野市の負担金が少なくなるように、県の制度も私は変わってくると、こう私は信じております。絶えず先進事例として行財政改革に取り組みながら先手管理でいくことが小野市の行政経営の基本的な理念であるということを考えれば、当然そうなっていくべきだと私は信じておりますし、病院建設につきましても、きょうも新聞を見られたとおり、必ずや医療費は見直されるときが来ると思っておりました。再生医療負担金に対して17億円を国から得たことになりましたけども、加えて、新たに医療単価並びに薬価基準も変わってくると。差し引きすれば全部じゃないんですけども、しかし、追い風になりつつあるということは事実であります。


 病院再編はこの時期を除いてはないということでありまして、建設費も、この不景気はいわゆるL字型でありまして、いわゆるV字型回復はなかなかなりにくい環境の中では、今こそが公共事業だからこそやるべきであると確信を持ったわけです。不景気のときこそ、小野市は絶えず積極的投資をしてきたと。この経営方針は決して間違ってはいないと、こう断言をいたしておりますので、皆さん方の一層のご支援をいただきたいと、このよう思うところであります。


 ほかにもJR粟生駅の一新により、地元の住民の方々による参画と協働の実践の場として、シルキーウェイあわの里がオープンをいたしました。


 また、完成した船木浄水場で、膜ろ過処理という新システムでおいしい水を供給することができるようになりましたが、小野高校生とのコラボレーションにより、そのおいしい水を、安心して「おのみ〜ず」というネーミングのペットボトルにして、来年初頭にもお披露目できる予定となっております。その際には、皆さん方の机の上にも、議会のときにはペットボトル1本置くように、急に思いつきましたが、ぜひとも置いていただけるように、総務部長、手配をしといてください。議会事務局長。議会でも皆さんがこの「おのみ〜ず」を飲んでいるということのPRをぜひしていただきたいと、こういうことです。白雲谷温泉ばっかり言っていたときと、今度から変わりまして、今度はペットボトルということでございます。


 このように、行政も経営であるとして、より高度でより高品質なサービスをいかに低コストで提供するかを追求するため、さまざまな「新」という文字が含まれる見える形として、平成21年におきましても数多くの事業を展開してきたのであります。


 ちなみに、ことしの漢字は新しいという字の「新」と申し上げましたが、昨年はと申しますと、変わるという字の「変」でありました。この2年間の2つの漢字から容易に推察されますように、時代の趨勢は間違いなく新しいものへの変革、私の言う新たな創造と変革、10年前に申し上げました。そのような形の方向へ確実に向かってるということであります。


 来年の3月期には、一部民間企業では国際財務報告基準、IFRSというのが任意適用が始まります。これは簡単に申し上げますと、将来発生する費用というのを財務諸表の中で注記するということです。例えば、これは特に環境問題にこしたことではありませんが、例えばPCBなんかを保管してるとしましょう、それを処理するには約1,000万円ほどの、処理金がかかるとします。今までそういうものは、いずれ処理するとして、計上する必要はなかったんですね。しかし、それを損金として引当金勘定で計上しなければならないと、そういう負債を裏に抱えているんですということを明解に出すというような、つまり民、官問わず、あらゆる面で財政にかかわることはより経営という方向へ進み、加えて透明性ということが強く求められる世の中になっていっているということを申し上げたいわけであります。


 このように、透明性という見える形にすると、これもまた、先に我々のほうが申し上げていたようなことだと思います。そういうように、世の中大きく変わってきているということであります。この国際財務報告基準、IFRSというのはまだ任意適用とはいえ、導入されてきます。


 また、民主党のマニフェストの目玉である子ども手当の半額支給がいよいよ始まる予定であり、7月には連立政権が初めて国民の審判を仰ぐ、参議院議員選挙も行われるというところであります。


 このように、いろいろな転換期となり得る事柄を来年に控え、また、デフレスパイラルなどのファクターにより、短期間での回復は困難かもしれませんが、来年は世界経済のみならず、国内経済も回復に転ずるターニングポイントとなる可能性も残しております。


 来年の漢字は、早過ぎるかもしれません、転換の「転」になると、「変」、「新」、「転」となるかもしれませんが、現時点で断言するのは無謀なことかもしれませんけども、そのような思いを込め、来年も引き続き将来を見据えたあらゆる観点から解析や分析を加えた上で、戦略的な理念によって考えを組み立てる構想力、そして前例踏襲型ではなく、ポジティブかつスピーディーな姿勢を貫く決断力、さらに、相手のペースに巻き込まれることなく、自分の土俵の上で物事を進める、いわゆるしたたかさも備えたリーダーシップを発揮してまいりたいと、このように思います。


 本当に厳しい環境であるということは、皆さん方も十分ご理解を賜りたいと思います。税収は確実に落ちます。来年の3月期決算は大変厳しい姿になろうと思います。ですから、ことしの予算よりも来年の予算はもっと厳しい状況になると。ここで小野市の培ってきた行財政改革のいわゆる底力がどう発揮させられるか、どう企業運営をではなくて、真に市民の求める事業計画とはどうあるべきなのか、そして残された課題に大いにチャレンジをしていこうではありませんか。


 そのような思いを持ちまして、議員各位のより一層のご理解と、そしてご支援を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。


 最後になりましたが、議員各位にはくれぐれも健康にご留意をされまして、きょうは1人、風邪でダウンされてるようでありますが、私も若干しゃべり過ぎてのどが痛いかもしれませんが、健康に留意しながら輝かしい新年をお迎えいただきますようご祈念申し上げますとともに、今期定例会に賜りましたご精励に重ねて御礼を申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。


 ありがとうございました。


              閉会 午後 2時02分