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兵庫県 小野市

平成21年第362回定例会(第4日 9月25日)




平成21年第362回定例会(第4日 9月25日)





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 │                                             │


 │        第362回小野市議会(定例会)会議録                   │


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 │               平成21年9月25日(金)(第4日)            │


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 │                  開  議  午 後 1時30分            │


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   第1 諸報告          (1)陳情書          ( 1件)


   第2 議案第53号〜議案第63号     各常任委員会審査報告、


      議案第65号〜議案第67号     同審査報告に対する質疑、


                        討論、表決


   第3 各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書





2 本日の会議に付した事件


   日程第1 諸報告        (1)陳情書          ( 1件)


   日程第2 議案第53号〜議案第63号   各常任委員会審査報告、


        議案第65号〜議案第67号   同審査報告に対する質疑、


                        討論、表決


   日程第3 各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書





3 議事順序


   開議(午後 1時30分)


   議長あいさつ


   開議宣告


   諸報告


   議案第53号〜議案第63号


   議案第65号〜議案第67号


   各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書


   閉会宣告(午後 2時16分)





4 会議に出席した議員(18名)


   1番  藤井 玉夫


   2番  河島 信行


   3番  松本 哲昇


   4番  岡嶋 正昭


   5番  竹内  修


   6番  河合 俊彦


   7番  藤本 修造


   8番  山中 修己


   9番  加島  淳


  10番  松本 英昭


  11番  石田喜久男


  12番  川名 善三


  13番  藤原  健


  14番  掘井 算満


  15番  松井 精史


  16番  井上 日吉


  17番  鈴垣  元


  18番  吉田 成宏





5 会議に欠席した議員・説明員


   な   し





6 議事に関係した事務局職員


   議会事務局長    安居 正敏


   議会事務局課長補佐 井岡  伸


   議会事務局主査   大橋めぐみ





7 会議に出席した説明員(15名)


   市長        蓬莱  務


   副市長       井上 嘉之


   副市長       小林 清豪


   会計管理者     冨田  修


   総務部長      近都 正幸


   市民安全部長    三串美智也


   市民安全部次長   松尾 五郎


   市民福祉部長    松野 和彦


   地域振興部長    森本  孝


   市民病院事務部長  藤田 久好


   水道部長      小林 昌彦


   消防長       藤本 明弘


   教育長       陰山  茂


   教育次長      今村 義明





                 午後 1時30分





                 〜開 会 宣 告〜





○議長(川名善三君)  それでは、これより4日目の会議を開きます。


 それでは、お手元に配付いたしております議事日程に基づき、会議を進めてまいります。


 これより日程に入ります。





                〜日程第1 諸報告〜





○議長(川名善三君)  日程第1、諸報告であります。


 9月15日の議会運営委員会までに受け付けました陳情書は、お手元に配付のとおり、1件であります。


 以上の件について、その写しをお手元に配付いたしております。





     〜日程第2 議案第53号〜議案第63号


           議案第65号〜議案第67号〜





○議長(川名善三君)  次に、日程第2、各常任委員会審査報告であります。


 去る9月16日の本会議において、各常任委員会に審査を付託いたしました議案第53号から議案第63号及び議案第65号から議案第67号まで、以上14件を一括議題といたします。


 本件について審査の報告がありましたので、各常任委員長の報告を求めます。


 まず初めに、総務文教常任委員長 井上日吉議員。


                (井上日吉君 登壇)


○16番(井上日吉君)  総務文教常任委員会の審査のご報告を申し上げます。


 当委員会に付託されました案件は、議案第53号、議案第59号、議案第62号、議案第63号、議案第65号から議案第67号まで、以上7件でございます。


 委員会を去る9月18日に開催し、当局から詳しく説明を受け、その後慎重に審査を行いました。


 なお、議案を審査する過程において、情報化社会が進展する中、学校においては情報機器を積極的に活用し、ICT教育に取り組まれているが、さらなる授業効果を上げるために電子黒板の導入を検討されたいとの意見があったことを申し添えておきます。


 審査の結果については、お手元の委員会審査報告書のとおりでありまして、反対討論はなく、全会一致をもって、可決すべきものと決定した次第であります。


 何とぞ議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、総務文教常任委員会の審査報告といたします。


○議長(川名善三君)  次に、民生保健常任委員長 岡嶋正昭議員。


                (岡嶋正昭君 登壇)


○4番(岡嶋正昭君)  民生保健常任委員会の審査のご報告を申し上げます。


 当委員会に付託されました案件は、議案第53号から議案第56号まで及び、議案第60号、議案第61号の以上6件でございます。


 委員会を、去る9月18日に開催し、当局から詳しく説明を受け、その後慎重に審査を行いました。


 なお、議案6件を審査する過程において、特に指摘事項はなく、その結果はお手元の委員会審査報告書のとおりでありまして、反対討論はなく、いずれも全会一致でもって、可決すべきものと決定した次第であります。


 何とぞ議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、民生保健常任委員会の審査報告といたします。


○議長(川名善三君)  次に、地域振興常任委員長 吉田成宏議員。


                (吉田成宏君 登壇)


○18番(吉田成宏君)  地域振興常任委員会の審査のご報告を申し上げます。


 当委員会に付託されました案件は、議案第53号、議案第57号、議案第58号の以上3件でございます。


 委員会を去る9月18日に開催し、当局から詳しく説明を受け、その後慎重に審査を行いました。なお、議案3件を審査する過程において、特に指摘事項はなく、その結果はお手元の委員会審査報告書のとおりでありまして、反対討論はなくいずれも全会一致でもって、可決すべきものと決定した次第であります。


 何とぞ議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、地域振興常任委員会の審査報告といたします。


○議長(川名善三君)  以上で、各常任委員長報告は終わりました。


 ただいまの委員長報告に対して、質疑の希望はありませんか。


               (「なし」と呼ぶものあり)


○議長(川名善三君)  各常任委員長に対する質疑の希望はありませんので、これにて質疑を終結いたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております議案第53号から議案第63号及び議案第65号から議案第67号まで、以上14件について、これより討論・表決に入りたいと思います。


 これに、ご異議ありませんか。


  (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(川名善三君)  ご異議なしと認めます。


 したがって、そのように決定しました。


 これより、討論・表決に入ります。


 議案第53号から議案第63号及び議案第65号から議案第67号まで、以上14件について、討論の希望はありませんので、これにて討論を終結いたします。


 これより議案14件を一括して採決いたします。


 本案は、原案のとおり可決することに、ご異議ありませんか。


  (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(川名善三君)  ご異議なしと認めます。


 よって、議案第53号から議案第63号及び議案第65号から議案第67号まで、以上14件は、原案のとおり、可決されました。





    〜日程第3 各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書〜





○議長(川名善三君)  次に、日程第3、各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査に関する件について、それぞれ委員長より、会議規則第98条第1項及び第2項の規定により、お手元に配付いたしております一覧表のとおり、閉会中の継続調査をいたしたい旨の申し出がありました。


 お諮りいたします。


 各常任委員長並びに議会運営委員長より申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続調査に付すことに決定してご異議ありませんか。


  (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(川名善三君)  ご異議なしと認めます。


 よって、各常任委員長並びに議会運営委員長より申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続調査に付すことに決定しました。





                 〜閉 会 宣 告〜





○議長(川名善三君)  これにて、本議会に付議された案件の審議は、全部終了いたしました。


 よって、今期定例会は、これにて閉会いたします。





                 〜議長あいさつ〜





○議長(川名善三君)  閉会に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。


 今期定例会は、24日間にわたり、終始慎重にご審議いただき、ここに全議案を滞りなく議了し、閉会の運びとなりましたことは、市政のために、まことにご同慶にたえません。


 ここに、議員各位のご精励に対し、深く敬意を表する次第であります。


 このたびは平成20年度一般会計、特別会計及び企業会計の決算審査のため、決算特別委員会が設置され、閉会中も引き続きご審査をお願いすることとなりましたが、各委員のご精励をお願い申し上げますとともに、今後とも開かれた議会を目指し、議会の活性化、円滑な議会運営に、皆様方の一層のご指導、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げる次第であります。


 また、市長を初め、市当局各位におかれましては、真摯なる態度で、審議にご協力をいただき、感謝いたしますとともに、その過程で述べられました議員各位の意見等につきましては、今後の市政執行に十分反映されますよう、希望するものであります。


 日ごとにさわやかな秋の季節を迎え、議員各位並びに市長を初め、当局の皆様方におかれましては、何とぞご自愛の上市政伸展のため一層のご活躍を賜りますようお願い申し上げます。


 終わりになりましたが、報道関係各位のご協力に対し、厚く御礼申し上げ、まことに簡単粗辞ではございますが、閉会のごあいさつといたします。


 ありがとうございました。





                 〜市長あいさつ〜





○市長(蓬莱 務君)  第362回市議会定例会の閉会に当たりまして、一言お礼かたがた、ごあいさつを申し上げます。


 今月2日の開会以来、議員各位には、上程いたしておりました各案件につきまして、慎重にご審議をいただき、それぞれ原案のとおり可決、ご決定を賜りました。心から厚く御礼を申し上げます。


 なお、平成20年度各会計の決算の認定につきましては、決算特別委員会におきまして、閉会中の継続審査をお願いすることになりましたが、何とぞよろしくお願いを申し上げます。


 また、先般の新聞紙上でも載っておりましたように、国が昨年度から公表を義務づけております4つの指標が公表されておりましたけども、その中でも実質公債費比率、特に将来に禍根を残さないという将来負担比率につきましては、常々申し上げておりますように、県下の市の中では最もよい数字となって、5.9という一けた台は小野市だけであります。


 これだけいろいろ事業をやって、なおかつ、あのような数字であります。決してこれは自慢をしているのではなくて、職員そしてまた議員の皆さん方の本当に多大なるご協力、ご理解、そして市民のご理解のもとに小野市の健全財政を維持することができたと、こう思っておりますし、かといって決して油断することなく、まだまだどうすれば市民にとって予算編成が最も望んでいるものになるのか、これを真摯に受けとめながら、20年度の決算のご審査をいただき、加えて21年度の予算編成に向かって、これから議論を進めてまいりたいとこのように考えているところであります。


 そういう状況でございますが、今期定例会におきまして、一般質問等を通じまして議員各位から本当にさまざまな視点から、貴重なご意見やまたご提言をいただきました。項目はたくさんございましたけども、農業施策やあるいは観光振興策について、本当に猫の目のように変わっていく農業政策、私も一生懸命研究はしてるんですが、食育も含めたこの日本の食糧自給率も含めた農業の姿は、本当にどういう方向性がいいのかと、非常に苦慮しているところであります。


 しかし一方で、地域では集落営農がまた3つほど名乗りを上げまして、この小野市の中では、やはりもう単独でやっていかないで、1つの組合をつくってそして、総合的な農業政策をやっていこうという動きが地域から出てきておりますので、市としては十分なるアドバイス、そしてまた、ともに考えましょうということで、農業政策について少しでもいい方向になればとこう思うところであります。


 この日曜日に、サンパティオおのへ10時半ごろに買い物に行きましたけども、いっぱいでございました。多くの方が野菜を買っておられて、私はおくもじというのが大好きなものですから、100円なんですけど大根の間引き菜ですけどもね、懐かしさの余り3つ4つ買ったんですけども、余り塩分取り過ぎるなとこういうようなことで、家内に言われたんでございますけども、一方、パン屋さんの方では、シルバーウイークという今回の休みの方がやっぱり忙しかったので圧倒的な売り上げでしたと、寺若店長が自慢げに言っておられましたけど、あのひまわりの丘公園、本当に元気ですね。中で管理されている従業員の方もしっかりとピンクのエプロンをかけて、いいものをいかに安く安全に提供するかこういう思いでやっていますって、私に言われたものですから、思わず買わなくてもいいものまで買っちゃいまして、本当にうれしく思いました。


 どうか皆さんも、そういうところへぜひ見にいっていただければ、サンパティオの皆さんの思いというのがまた伝わってくるのではないかなと、こんな思いでございます。


 また、新型インフルエンザ対策につきましては、いち早く、スピードのキーワードで小野市は取り組んでおりますけども、先般も特に病気がちな人というのか、特異な体質を持っている方につきましては全額公費で負担をするということと、加えて教育委員会の方では一つのルールに基づいて、速やかにインフルエンザ対策をとっております。先週も市民病院の方へ子供たちがたくさん診察に来ておりますけども、きちっと診察場所を分けて、院内感染がないように、対応をとっているということでございます。しかし、これからが勝負どころでございますので、気を緩めないで、危機管理に対しても、積極的に取り組んでまいりたいとこう思っています。


 また、防火対策についてもお話がございました。


 それから子育て支援策についてありました。


 それから財政見通しについて、今は何とかそれなりに評価できる財政状況であるけども、病院という大きな統合をやるということ。あるいは小野中学校改築がいよいよスタートし、小野東小学校がその後スタートし、そしてKDDIの跡地をどうするかというような問題とか、あるいはまた市道だけではなくて、生活道路まで整備してきましたけども、市内舗装率98%のあと残り2%は狭い道路、里道みたいなところですが、そういうところでも使われているところとか、あるいは市道であるけれども、もともとは農道であるという、しかしどう見ても市道みたいなところが残っておりますけども、これは国との関係とか補助金の関係とかいろいろあるわけで、やっぱり有利な条件を使いながらやっていくということは大事でありますけども、しかし、基本的には来期の予算の中で、これらの整備を進めていくことは、経済対策でもあります。


 これは入札制度改革の話の中でもありましたけども、やはり地域の人も一生懸命頑張っているわけでありますから、雇用創出、あるいは元気な、いわゆる土木業者さんにも頑張ってもらわないと。例えば災害がありますと、その人たちに、協定は結んでいるとはいえ、いち早くやはり復旧に取り組んでいただけるわけでありますから、そういう方のためにもというよりも、市民にとって身近な道路を徹底して、やはり舗装をやっていきたいと。今までは順位をつけて、重要なところから費用対効果を考えて、順次やってまいりました。この基本理念は変わりませんけれども、やはりあと残ったところは、何も要望あるなしにかかわらず、基本的に進めてまいりたいとこのようなことでございます。


 それから、北播磨総合医療センターにつきましては、いよいよ国の再生基金というのが新たに出てきているわけでありますけども、小野と三木に対して再生基金の枠というのは、ほぼ確定をしてきております。先般、県の副知事とお会いをして、話をしてまいりました。きょうも、知事とのアポイントをとっておるところでありますけども、最終的なお礼も兼ねて、方向性を確固たるものにしたいということで、昼休みでございましたけども、そのような連絡をとって、可能な限り、たとえ少しでも、小野市の負担をいかに少なくするか、いい病院をつくるか、尽力するのが我々の使命であるとこう思ってやっていきたいと考えております。


 それから、7年連続日本一を誇っております図書館の管理運営につきましても、ちょうど図書館の北側の土地2筆を、いずれも小野市として取得をいたしております。したがいまして、図書館の前の砂利のところがございますけども、ここも含めまして、いわゆるシビックゾーンとして進めてまいりましたあのあたりを、小野って何ときれいな空間だろうと、こう思っていただけるような状況にしたいと、このようにするために、とりあえず土地の取得は完了いたしておりますので、今後、皆様方のご意見も入れながら、財政の状況も見守りながら、住みよい、そしてまた誇れる小野市の拠点に再整備をしてまいりたいなとこのような状況でございます。


 それから河川の整備状況についてもございました。これは今回、皆さんにはご説明申し上げましたけども、国土交通省が山、ダム等、凍結を含めましていろいろ出しておりますけれども、私たちはやはり兵庫県560万人の住む県のど真ん中を通る第一級河川であります加古川に、無堤地区という、まだ堤防のないところがあるという、これは何としても許しがたいというよりも、これは何としてでも一刻も早くやってほしいということで、この10月に国の方へ行くことが決定いたしておりますけども、今までは前の与党、自公さんにお会いして、他の市長さんといろいろ回って国への要望をしていましたけれど、今度は民主党の議員さんみずから市長のご案内をいたしますと、こういうようにはっきり言われましたものですから、いいか悪いかはともかくとして、やってもらいましょうということを、市役所で話をさせていただいたと。要は、議員の皆さん方に何でも知っていていただきたいいうのが趣旨でありますので、その点はご理解をいただきたい。私たちにとりましたら党派関係なく、市民にとって、私たちの生活がどうなのかいうことが一番大事なことでありますので、まずそれを第一義的に考えることが果たし得る役割であるとこう考えておるところであります。


 また、食育の推進についてもいろいろございました。特に、自給率の問題、農業の問題、それから食育の問題、小野市の場合は教育行政を通じまして、より子供たちに食育の必要性、あるいはPTA活動の一環として、連合PTAも食育劇をやったりして、積極的に今食育を進めております。さらにそれをどう進展させていくかいうことにつきましても、十分心してやっていきたいと。いろいろございましたけども、これらの趣旨を十分心いたしまして、今後の市政運営に当たってまいる所存であります。


 さて、国政におきましては、私が申し上げるまでもなく、先日、特別国会で首班指名選挙が行われ、民主党の鳩山代表が第93代内閣総理大臣に指名され、いよいよ鳩山新政権が発足をいたしました。今は外交問題、環境問題を始めとして、積極的独自性を出しながら国連でもごあいさつなり、あるいは多方面外交をやっておられるわけでありますけども、これからの政治というものが私たちにどう影響してくるかということについては、注視をしていかなければならないとこう思っております。


 といいますのは、その発言一つで、為替レートが変わるわけです。為替レートが今90円台、非常に円高です。円高ということは輸出業者にとっては非常に苦しい。1つの物を輸出しても、95円分入ってくる場合と90円分しか入ってこないということになってくると、これは輸出産業で支えている日本の構造においては、やっと景気が上向いておりますけど、非常に厳しい、そういう状況ですね。


 しかし一方では、輸入の方はこれは原油等につきましては、ひょっとしたら90円を割って、今の金がだぶついていますから、円高基調は続くと思います。そうすると、やはり輸入材が安くなりますから、そうするとデフレ現象になって、価格がまた下がるということですから、そういうことをどう利点とするかはやっぱり企業活動としては考えていかなければならないだろうし、それは結果として小野市の経済にも影響してくると。


 ということはそれに雇用まで影響してくるということで、ちょっとした発言で、この前115円、120円と言っていたのが今90円ですからね。それだけで1年間の経常利益が飛んでしまうわけですから、メリットを受けるところがあれば、デメリットを受けるところもあるということで、やっぱりこういうような外交戦略というのは、我々の身近な経済活動と決して切っても切れない仲である、そういう点を非常に今注視をしていかないといけません。


 そんな中で、既に国の補正予算の凍結などによりまして、新聞紙上でもいろいろ言われておりますけども、さまざまな混乱が生じているところであります。今後の見通しは、かなり不透明であると言わざるを得ませんけれども、しかしながら政治に求められるのは、私がいつもよく言う、見える成果を出すことにあります。いわゆる55年体制成立後からの前例を踏襲することなくて、長期にわたる停滞を打破して、チェンジし続けていただくという期待感を持って、今後の国政の動向を見守ってまいりたいと考えております。


 ある意味では、11年前に掲げた「変えよう小野、変わろう小野市」のキャッチフレーズが、今や国政の大きな風として吹こうとしているということであります。そういう中で、私たちとしては、新たな創造と変革にチャレンジするという一貫した理念のもとに、国がどう変わろうと、小野市は小野らしさを持った施策を実行してまいりますと。


 これは、企業でいいますと、CIという言葉を私よく使います、コーポレートアイデンティティーというのですが、これは普通は一つの企業の特性というのですか、シンボル的な形で制服とか、あるいは名刺とか、あるいはカラーとか、会社のカラーとかそういったものを全部統一してやるということをCIと言うんですけども、このCIをコミュニティーアイデンティティーと置きかえて地域の特性を生かそうというところもございます。他の市がどう、こちらの市がどうじゃないのです。同じCIでもいわゆるコーポレートアイデンティティーとコミュニティーアイデンティティーとは違うと、こういうことでありまして、企業の特性と地域の特性という違いを持ちながら、小野市は小野らしさを持った施策を実行してまいりたいとこのように思います。


 具体的にはどういうことかと申しますと、一般質問の際にも何度か申し上げましたけども、今回原案どおり可決いただいた補正予算におきましては、6月の補正予算も含めまして、国からの財源の凍結云々にかかわらず、当初の予定どおり執行をしてまいります。これはご質問がありましたことで、その辺をお答えをいたしております。うちの幹部から言いますと、「市長はここまで言い切っていいんですかね」とかいう話があるんですけども、しかしこういう考え方もあるんですね。選挙前にはどう言っていたかというと、財務省の振りつけで財源が大変だ、財源がないんだという情報が与党の方に流れていました。マスコミもそれに乗って、果たして予算が組めるのか、財源は持てるのかということでありました。そういうことで、選挙まではそのように自民党に民主党攻撃のえさを与えておられるわけですけども、民主党が今度政権をとったなと思うと、この乏しいはずの財源を今度はやりくりをして、来年度予算を私はつくると思うんです。物すごい苦しい財源の中で、こんな立派な予算を組みましたと、やっぱり財務省の人というのは、頭がいいんですよ。だから苦しい苦しい言っておいて、もし与党が勝てば、やっぱり苦しかったんですと。野党が勝つと、これだけやりくりして捻出して予算を組んであげましたと、両面作戦ですね。


 だから、このごろテレビを見ても、財務省と外務省を全然攻撃していないでしょ。財務省は予算がないというようなこと全然言わないですよ。農水省や国土交通省は余計なものをつくって、八ッ場ダムもやめてしまえとか出ていますよ。財務省は沈黙を保っているんです。ということは、今度はいかにやりくりしてやって、官僚はきっちり与党の言う予算を組んであげたではないかと。


 ですから、よく我々が見分けなければいけないのはやっぱり決して埋蔵金があるというようなこと言ってるのではないのです。しかし、予算というのは組み替えをすれば、今度は逆に恩を売る形になると思う。だから与野党ともその辺はやっぱり官僚に惑わされないように、マスコミもそれに乗らないようにしないとだめなのです。日本の国民の資産は1,400兆円ですよね、前にも言いましたけど。実は、この国民の資産の70%以上が、75歳以上の人たちが持っているということなんです。そしてその1,400兆円の定期預金が、毎年1兆円ずつふえているということですから、これが公共事業に使われないということになってくると、行き場を失った金はどうなるかといったら、じっと、たんす預金か金利が安いままで、そのまま続くということです。でも金は余っているんです。ですから、その金はどこへ行くかといったら海外へ行く可能性はあると思いますね。海外へ工場進出ということは、より空洞化を図るということになってしまうわけでありますから、だからその辺のバランスということも考えますと、財源が44兆円しかないのに、16.8兆円やるということは、現実にできるのかなと思いました。


 しかし財務省は黙っているということは、やっぱりやれる方向に組み替えをして、そして捻出する方法は実はあるんですよと。


 どっちにしても、私が当初の予定どおり執行してまいりますと言ったのは、何も考えなしに、勢いでその通りやりますと言ったのではないという、たったそれだけが言いたいがために、これだけ回りくどい話をしているわけですけども、そういうことだというふうにご理解をいただきたいと思います。


 話は変わりますけども、今期定例会の2日目と3日目に、多くの女性の方が傍聴に来られていたのをお気づきだったかと思いますけれども、既にご承知のことと存じますが、11月10日に第3回目となります女性議会を開催をいたします。これに出席されます19名の女性議員の皆さんが、事前研修会として傍聴に来られていました。傍聴された後は、女性議会での質問内容について熱心に議論を交わされたと聞いております。といいますのは、今まで女性議会2回やっているんですけども、通常の子供議会と同じように、そして皆さんの議会と同じように、質問をされてそれに対して答弁していくということなんですけど、今度は女性議会のメンバーの中で会派を組まれて、それぞれテーマを絞り切って一人の意見ではなくて、会派ごとに会派代表としていろいろ質問されるということで、手ごわいんです、これが実際。そういった意味で、今度の女性議会というのは、今までとはまた違う形になってます。やっぱりマンネリを防ぐことが大事だということで、単なる女性議会ではいけないという発想から事前研修会をやりながら、今回傍聴に来られたということであります。


 それから、さきの衆議院議員総選挙では480人の当選者のうち、実に54人が女性の方でした。その人数は選挙前よりも2割もふえまして、率にして全体の11.3%を女性議員が占めることになりますが、これは過去最高ということでございます。


 小野市では、審議会等の委員への女性登用率の目標を30%と定めているわけでありますけども、現在29.9%でほぼ目標を達したということであります。


 さらに、小野市の職員のうち女性管理職というのは21%を占めておりまして、これは県下29市中、第3位ということで、それなりに職員の管理職、女性の審議会等の登用率というのは目標を達成していると。このように、女性があらゆる分野にみずから参画をして、住みやすい社会に変えていこうとする強い意志を持って、それを表現できるようになってきたと、ひしひしと感じられるところでもあります。女性議会当日におきましても、女性ならではの感性で、鋭い質問やご提言があるのではないかと期待しておりますが、議員の皆さんにおかれましても、ぜひ傍聴にお越しになられることをお勧めいたしたいと考えております。


 さて、一般質問の答弁の中で、スピードあるいはグローバルスタンダード、あるいはまた現場・現物主義とか、真のねらいはここにありなど、多くのキーワードを申し上げました。きょうの新聞にもありましたが、外国で活躍している選手が訪ねてきてくれました。また、リンゼイ市から来た人にも私が必ず言いますのは、日本に来られたときにはSTA管理、これだけ覚えて帰ってくださいと。「See and Touch and Ask」という、「See」見る、「Touch」触れる、そして「Ask」求めるということ、そういうことをぜひ日本で実践をしてリンゼイ市へ帰っていってほしいと言いました。


 そういったことにつきましては、今後は情報発信をしてまいりたいと思ってます。今回の鳩山総理はORというのを言われてますけども、オペレーションズリサーチといいますけどね、これはインダストリアルエンジニアリング、IEなんかと同じように企業活動の中に、どうすれば一番効果的、効率的にその事業を達成することができるかという、私も会社に入って、その後の大学院へ勉強しに行ったときに、このオペレーションズリサーチということ勉強したんですけどね、問題解決能力に対して最短距離でどう行くかということです。


 話が変わりますけども、もともとは1930年代に、ナチス・ドイツがイギリス王国を攻撃したときに、幾らそれを防御する大砲なり迎撃をやっても、なかなか受けとめられないですね、それを科学的に、統計学的にシステムとしてつくったというのが、オペレーションズリサーチということの発祥です。それを博士論文でとってこられたのが鳩山総理大臣でありますから、ある面では非常にかたいんじゃないかなと思います。どっちにしても、そういう人たちが出てこられたということで、これからの国政運営というのは、私たちも大いに参考になるところがあると思いますので、皆さんとともに勉強してまいりたいとこう思います。


 どちらにしましても、自治体を取り巻く環境は、本当にこれからまだまだ厳しくなってきて、行政の経営感覚というのは本当に以前にも増して重要視されてくると思っております。だからといって、何でも官から民へでいいということではありません。私は一番いいのは、プロフェッショナルであります官の職員が民の意識を持ち、そして官の特性をどうやって市民の目線に立って発揮するかということの方が、非常に効果的に成果が出せるのではないかと思っております。


 こうしていろんなことを申し上げましたけども、今申し上げましたこういうキーワードを念頭に置きながら、引き続き行政も経営という基本理念のもとに、自己実現と自己責任において、市民と企業、行政、この3つが互いの役割分担を持ちながら、小野市の持つあらゆる可能性を最大限に活用しながら、見える成果を出すべく、さらなる飛躍と変革へ向けて、いわゆるネガティブではなくて、ポジティブシンキングでチャレンジし続ける思いでありますので、議員各位のより一層のご理解とご支援を賜りますようよろしくお願いを申し上げたいと思います。


 最後になりましたけども、ことしは冷夏ということで、調べてみますと、夜間の最低気温が25度を下回らない、いわゆる熱帯夜というのは、本市では8月7日と同じく21日のわずか2日しかなかったということですね。ちょっとデータを調べてもらったんですけども、ことしは涼しかったんですね。5連休のシルバーウイークも終わって、さらに涼しくなってきて秋真っ盛りというところであります。


 議員各位におかれましては、新型インフルエンザは自分にも言い聞かせているのですけど、言いながらきのうちょっと風邪を引きそうになりましたんですけども、体調管理に十分ご留意をされまして、ますますご活躍されることを祈念し、あわせまして今期定例会に賜りましたご精励に重ねて感謝を申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。


 どうもありがとうございました。





                閉会 午後 2時16分